エンジェルカレイドハイスピードビジョナー

エンジェルカレイドハイスピードビジョナー

関連セッション1:『Bless these little's birth』
関連セッション2:『蠍の鼓動は赤い星』
関連セッション3:『闇に潜み喰らうもの』
関連セッション4:『汝の兄弟、罪を犯さば』

■勢力図

シチリアを本拠とする国際的マフィア組織エスタージは、絶対的首領「ビッグ・ボス」の名のもと、
他の裏社会勢力に先んじたオーヴァード人材の導入と、高度に専門化された派閥部門により、勢力図を拡大していた。

しかし、世界的脅威《マスター・グレイル》の事件混乱に紛れ、何者かの手によりビッグ・ボスは殺害される。
彼は後継を指名することができなかった。各地で力を持った派閥が、エスタージの力を手中に収めるべく動きはじめる。
その危険は、日本において重大交渉を担っていたボスの娘、後継者候補クラリーチェ・サネッティの身にも及ぶ。
アジアのレネゲイド管理部門“海蛇”の助けを借り、多数の敵対勢力の追撃を凌ぐクラリーチェ。
そして彼女はついに、同じくヨーロッパを追われた兄の“巨竜”派閥との合流に成功した。

また、時を同じくして、正体不明のヨーロッパの後継者候補の姿も明らかになる。
それはビッグ・ボスの主治医にしてボス殺害の最大容疑者、『白い手の男』。
ヨーロッパのレネゲイド管理部門“大蜘蛛”、純粋威力部門“雪狼”を率いる候補。
エスタージのレネゲイド研究を一手に担っていたこの男の目論見とは、果たして。

日本のクラリーチェ。ヨーロッパの『白い手の男』。
そしてまだその正体を見せぬ、アメリカの後継者候補……
混沌を増す状況の中、日本においても、中立派閥達のパワーゲームが始まりつつあった。
……彼らの狙いは、確実な安全の保証された、正体不明の巨大薬物利権、“孤独の路地”。

ヨーロッパ閥
・白い手の男(後継者候補)
・研究部門“一角獣”
・レネゲイド管理部門“大蜘蛛”
・威力部門“雪狼”
アジア閥
・クラリーチェ・サネッティ(後継者候補)
・アンダーボス“巨竜”(後継者候補)
・レネゲイド管理部門“海蛇”
・エツィオ・クァジモド(“枝角”所属)
中立
・日本統括部門“雉鳴り”
・麻薬部門“灯蛾”
・輸送輜重部門“枝角”
・日本威力部門“豹頭”(壊滅)
・財務部門“狐の尾”
・情報部門“蟻ノ目”
・暗殺チーム“蠍”
・紅森羽(“蝙蝠”)

【Masterscene/01】

GM:----
-:おくすり大好き!
-:羽みたいに体が軽くなって、世界が輝いて見えるの!
-:この空気の中に、見えない光があるって信じられる?
-:世の中ぜんぶの音色が、100倍も綺麗に聞こえるの。
-:誰だって、いやな気持ちを持ちたくない。
-:本当は人を憎んだり、ねたんだりしたくないに決まってる。
-:自分を嫌いになりたい人だって、いないはずなんだよ。
-:おくすりがあれば、そんな心も消えて、なりたい自分になれる。
-:それに、わたしはまだだいじょうぶ。
-:我慢しようと思えば、全然使わないでいられるもの……
-:依存症なんて出てない。こんなの、ちょっと試した内よ。全然。
-:このお金だって、この一度だけ……だからだいじょうぶ。
-:次のくすりを打って、苦しいのを忘れれば、それでやめられるから。
-:これはただ、不安な気持ちを忘れたいだけだから。
-:お父さんやお母さんに嫌われる、だって、こんなこと知ったら。
-:こんなことになってしまっているのが怖い。
-:……だって、打ちたいなんて思ってなかった。
-:断ったら、友達に嫌われると思って……それだけで……
-:なんで今、こんなところにいるんだろう。皮膚が寒い。
-:嫌だ、嫌だ、嫌だ……こんな現実はいやだ……
-:ごめん……お母さん……
GM:----

【Opening/01】

GM:最初のシーンは、曽根崎さんとエツィオさんの合同となります。
GM:侵蝕率を上げて、まず曽根崎さん視点から登場をどうぞ。
“フェイスダウン”:はーい!
“フェイスダウン”:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 8[8]+31 → 39

エツィオ・クァジモド:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 4[4]+33 → 37

GM:----
GM:某県 埠頭
GM:----
GM:夜。港を照らす光は、遠く灯台の僅かな光と、割れて点滅する街頭の一本のみ。
GM:正体不明の傭兵“フェイスダウン”――彼女の今の雇い主は、エスタージなる名のマフィア組織。
GM:彼女が雇われたのは正面戦闘への備えが主であったが、その憂いも2日前、唐突に断たれた。
GM:敵性組織、楡組の抱えるオーヴァード戦力のうちで最強を誇る、“十菊”久保田の死亡。雇い主は労せずして目的を果たしたという。
GM:そして彼女は、楡組の下部構成員……多量の覚せい剤の『在庫』を抱えるこの埠頭倉庫を
“フェイスダウン”:『…………』
ヤクザ:「ウ、ウゥ」
ヤクザ:「こふっ、てめえ、何だ……そ、その出鱈目な強さァ……」
GM:――単騎で『制圧』したところだ。
“フェイスダウン”:黒いヘルメットに、メタルグレーのライダースーツ
“フェイスダウン”:ヘルメットの側面には、白いファイアー・パターンの塗装がある。
“フェイスダウン”:片手には、2m程のカーボンの八角棒。
“フェイスダウン”:無言で、倒れているヤクザに歩み寄り、
ヤクザ:ヤクザは血混じりの唾を吐き、転がった拳銃を引き寄せようとする。
ヤクザ:「はーっ、はーっ」
“フェイスダウン”:ではその腕を棍で打って折る!
ヤクザ:べギュッ
ヤクザ:「~~~~ッ!!」悶え転がるヤクザ!
“フェイスダウン”:『……』
ヤクザ:「な、何なんだ……イ、イタリア野郎どもの差し金かッ!てめえ!ハァ、ハァ」
ヤクザ:「な、なめやがって、俺の右手が……ああああ畜生!」
“フェイスダウン”:無言で、こめかみを一撃。気絶させます。
ヤクザ:「く、久保田が生きてりゃあてめえら如き」ドムッ
ヤクザ:「……」
“フェイスダウン”:『………』
“フェイスダウン”:『何なん、やろうな』
“フェイスダウン”:判然としないくぐもった声色で呟き
“フェイスダウン”:コンテナにもたれかかって、座り込む
GM:懐の携帯電話が振動する。
“フェイスダウン”:即座に取りましょう
彩生友互:[ご苦労様でした。手筈通り、既に存在する在庫に関しては]
彩生友互:[その場で燃やしてください]
“フェイスダウン”:『……了解』
“フェイスダウン”:コンテナの周りにガソリンを撒き、火を点けます
GM:雇い主――エスタージの日本統括首領“雉鳴り”。フェイスダウンは孤独な調査の果てに、彩生友互という名だけを知っている。
彩生友互:[ワーディングで眠らせていれば、手間もかからなかったでしょうに]
彩生友互:[わざわざ外に誘い出して『眠らせる』とは]
彩生友互:[噂に聞いたより、『人が好い』やり口ですね。フェイスダウンさん]
“フェイスダウン”:『こっちのやり方に、口は挟まない。そういう契約でしょう』
“フェイスダウン”:『現場の事は好きに任せてもらいます』
彩生友互:[もちろんです。ただ、あなたは運が良かった]
“フェイスダウン”:『……』
彩生友互:[楡組の“四光”の強さは本物です。ここまでの仕事で遭遇していれば、あなたも命はなかった]
彩生友互:[自らのやり方を通すことのできる『運』は、この社会で最も重要な力でもあります]
“フェイスダウン”:『誉めてもらってるんやと、思わせてもらいます』
彩生友互:[約束通り、報酬はお支払いいたしましょう。このまま、無事……]
彩生友互:[……契約を終えられればですが。私、嫌な予感がします]
“フェイスダウン”:『予感?』
彩生友互:[“四光”のひとつ……“十菊”は、我々の総力をもってしても崩すことの困難な駒でした]
彩生友互:[彼を殺したのは誰なのでしょう?私ですか?それともあなたでしたか?]
彩生友互:[これは傭兵契約に対して、過ぎた……善意の警告ですが]
GM:――バサ
“フェイスダウン”:『……!』
“フェイスダウン”:物音に素早く振り向きます
GM:フェイスダウンの頭上を何かが通り過ぎた。鮮やかな色の着物。
GM:倉庫の炎からわずかに離れたコンテナの角に引っかかり、バサバサと揺れている。
“フェイスダウン”:辺りに他の気配はありますか!
GM:まったく感じ取れません。
GM:遊女めいた派手な造りの着物。どう考えても、自然に飛んでくるものではない。
“フェイスダウン”:『……友互さん、また後にしてください』
彩生友互:[…………]
“フェイスダウン”:電話を切り、着物に近づこう
GM:引っかかっていた着物が、バサリと地面に落ちる。
“フェイスダウン”:何も無ければ拾い上げましょう
???:『フルフェイスの女』
“フェイスダウン”:『……!』
???:近づいた瞬間、日本刀が突き出す。
“フェイスダウン”:のけ反り回避!
???:どう見ても、地面と着物の間に空間はほとんどない。
“フェイスダウン”:そして三回バック宙で距離を取ります。
???:『――久保田を殺ったのは、貴様かよ』
???:嗄れた男の声だ。着物の奥の闇から、長い日本刀の刀身のみが顔を出している。
“フェイスダウン”:『……生憎やけど、ちゃうわ』
???:『俺は“四光”の岸』
“フェイスダウン”:『……』
:『“常彼岸”。貴様ではないとすれば』
:『喰うだけだ。それでこの場は終わり』
“フェイスダウン”:棍をくるくると回し、腰を落として戦闘態勢を取ります
:『――去らば』
GM:――z__ガギン!!
GM:おそるべき速さで、すれ違いざまに斬撃!
“フェイスダウン”:『……ッ!!』
GM:受けることが辛うじて可能だが、重い!少なくとも白兵能力において、フェイスダウンが不利だ。
“フェイスダウン”:(こいつ……強いわ……)
:『……』バサ バサ
:風に舞うように、一枚の着物だけが宙に留まっている。
:刀身が再び布の重なる闇から現れ、下段に刃を置く。
“フェイスダウン”:『楡組の“四光”……』
GM:“常彼岸”の岸。本当に組が壊滅しているのならば、こいつが動く理由ももはやないはず。
“フェイスダウン”:『……誰か、代わりの飼い主でも見つけたんか?』
“フェイスダウン”:『それか……』
“フェイスダウン”:『1人で仲間の仇討ち?』
:『よく喋る』
GM:――ザギン!
“フェイスダウン”:『ッ!』
GM:――ザシュ!  ギン! バシュ!!
GM:一旦視点を切り替えます。
GM:エツィオさんのターン。
エツィオ・クァジモド:はい!
GM:----
GM:某県 埠頭
GM:----
GM:――時は少し遡り、港に乗り込んだ一台の乗用車がある。
GM:マフィア組織エスタージ……その輸送輜重部門“枝角”の男、エツィオ・クァジモドの駆る車。
GM:楡組が壊滅して得られたという薬物密輸ルート、“孤独の路地”。その正体は不明だが……
GM:問題はそれを手に入れたのが、日本統括の弱小派閥“雉鳴り”である点。
GM:それは他の裏社会勢力のみならず、現在内部分裂中であるエスタージ内部の奪い合いという結果にも繋がるだろう。
GM:その中で“枝角”のエツィオは、いち早く楡組壊滅の報を掴んだ。今最も介入が容易な前線は、この埠頭であるはず。
GM:車を走らせつつ、身の振り方などについて思考を巡らせていてください。
GM:今、港は静寂を保っています。『在庫』をめぐる争いの前に首尾よく辿りつけたか、悪くても戦闘途中といったタイミングでしょう。
エツィオ・クァジモド:(“雉鳴り”――日本統括。首領は彩生友互)
エツィオ・クァジモド:(弱小という触れ込み。尤も、こちらで実態を把握しているわけではない)
GM:無論、エツィオの知る彩生百合子の派閥とは別です。彼女はアジアのレネゲイド管理部門“海蛇”所属。
GM:よって“雉鳴り”自体はオーヴァード戦力を保有しておらず、エスタージのこれまでの国内抗争にも
GM:どの派閥につくか、その姿勢を明言していません。彩生友互の政治力の低さ故と見る者もいます。
エツィオ・クァジモド:(“枝角”は、私に指示を与えてしまった)
エツィオ・クァジモド:(“我ら強大たるべし”と。命令はこなさねばならない)
エツィオ・クァジモド:(弱小と嘯く派閥に、遅れを取られるべきではない。しかし現状取られている。辛いものだ)
GM:“孤独の路地”。裏社会の『政情』が安定した日本では、現状の薬物流通ルートの権利は、当分動かないでしょう。
GM:警察の捜査能力も優秀な日本において、その正体すらつかませない“孤独の路地”は強大な力となり得る。
GM:そして……
GM:  バ    ン ! !
GM:車体がわずかに揺れる!爆風。倉庫が爆発したのか?
エツィオ・クァジモド:ゆっくりと窓を開いて確認する。車の歩みは早める。
GM:戦闘が起こっている様子ではない。既に終わった後。
GM:フルフェイスの女が火をつけた結果……のようだ。“雉鳴り”の傭兵の情報はエツィオも知っている。
???:「うっ、く」
GM:そして、今の爆炎に撒かれて、路上に転がり出てきた少女がいる。服の端に燃え移っている。
エツィオ・クァジモド:姿を認めると、素早く近寄って服の端を掴む。
???:「ひ、ごめんなさい!」縮こまる。火を消すのは容易だった。
エツィオ・クァジモド:指で手遊ぶように布を触ると、燃えた部分が切り離されて落ちる。
???:明らかにヤクザではない。家出少女だろうか?
エツィオ・クァジモド:「失礼。服を台無しにしてしまった」
???:「や、ヤクザの人?」
エツィオ・クァジモド:「まさか。貴女を守る騎士とでもお思い下さいませ」仰々しく礼。
エツィオ・クァジモド:「エツィオ・クァジモドと申します。宜しければ、お名前をお聞かせ願えますか?」
???:「く、薬が、燃えちゃう」
島津梨加:「り……梨加」
エツィオ・クァジモド:「梨加様。美しい顔を歪められて、ご持病が御有りですか?常備薬程度であれば用立てできますが」
島津梨加:「い、いや、いい……全然、体なんて、悪くないから……本当」
島津梨加:「でも、すごく眠くて……暑いし、車、後ろでいいから……」
エツィオ・クァジモド:「畏まりました、姫君。馬車までご案内いたしましょう」再び一礼。ドアを開け手をとって導く。
GM:なんて紳士だ……素性の知れない少女に対して。
GM:とはいえもちろん、見たまま非オーヴァードの一般人であることは確か。さすがにエツィオに危険が及ぶことはないであろう。
島津梨加:そのままフラフラと後部座席に倒れこみ、意識を失います。
島津梨加:かなりの疲労が見て取れる。随分な距離を歩いたのかもしれない。
エツィオ・クァジモド:「……ヤクザ。薬。」小さく呟く。
GM:……では、その時。
GM:2つの影が、エツィオの車の前に落着する。一つはライダースーツの少女、一つは女物の着物が重なった異形。
エツィオ・クァジモド:「……ふむ。これは」
“フェイスダウン”:『くっ…うっ!』
“フェイスダウン”:なんとか耐えているが、凌ぐのが精いっぱいという風情
:『生き汚いな。女』ずるり、と刀身が闇の中から伸びる。
“フェイスダウン”:『……そりゃどうも!』
GM:ダメージを負っているのはフェイスダウンのみ。しかしここまで凌いだだけでも、フェイスダウン側も相当な腕だ。
GM:攻撃が当たらない。恐るべき身のこなし故か、着物の向こうに実体がある気配がない。
GM:刀だけがカウンターのように急所を狙ってくる。
:『……』一瞬、エツィオに注意を振り向けた素振りをする。
“フェイスダウン”:(……どういう能力なん…?オルクス?エグザイル?…考えるヒマもくれへん…!)
“フェイスダウン”:『…!アンタら!ここから逃げて!』
“フェイスダウン”:『行って!速く!』
エツィオ・クァジモド:「あなた方が男性であれば、幾許の逡巡もなくそうしていたところですが」
“フェイスダウン”:車の前から岸を追い払うよう攻撃を仕掛けます
“フェイスダウン”:『…こっちが相手やろ!!』
GM:ギン!!
:攻撃は瞬時に切り払われる。やはり通らない。
エツィオ・クァジモド:「羽衣の君。一つ、お聞きしたいことがあるのだが」
:『伊太利亜連中の仲間か』
“フェイスダウン”:『何してるん!?速くエンジンかけて!』
エツィオ・クァジモド:「種族という意味では君たちの仲間でもある。君は」
エツィオ・クァジモド:「能力の分からぬ男を一人加えてでも、無傷で勝ち残る用意が御有りかな?」
“フェイスダウン”:『……!?』
:『搦手の型か?』
:『二対一でも、俺は構わぬぞ』バサ バサ
:『俺はな』
エツィオ・クァジモド:「二対一と言った記憶はないが。君の敵となると言ったか?」
エツィオ・クァジモド:「君は頭か?出自の知れぬ私を随意に狩る権利を持ち合わせているかな?」
:『……。……』
GM:バサ
:一度滞空した着物が、風に流されるようにその場を見下ろす街灯の先へと引っ掛かる。
:『どの道、俺が頭に義理立てする筋もなし――が』
:『これだけを聞こう。久保田を殺ったのは貴様か?そうではあるまい……』
:『その気迫はない』
エツィオ・クァジモド:「ご名答。私ではありません」
:『……』
:そのまま宙を流されるようにして、埠頭を離れる。
GM:炎上する倉庫のみが残った。最初から最後まで、この場に風はほぼ吹いていなかった。
エツィオ・クァジモド:「互いに良い取引が出来たかと。今後のご贔屓を」誰もいない空へ告げる。
“フェイスダウン”:『……引き下がった…?』
“フェイスダウン”:息を切らして、片膝をつきます
エツィオ・クァジモド:「さて。ご無事ですか?」
“フェイスダウン”:『……ありがとう、死んでるとこやった』
エツィオ・クァジモド:「礼を言うのはこちらの方です。貴方の実力がなければ、この結果を引き出すことはできなかった」
“フェイスダウン”:『自分は?どこの人?』
エツィオ・クァジモド:「エツィオ・クァジモドと申します。何処というのは、ふむ」
“フェイスダウン”:『……ごめん、順番違うな』
“フェイスダウン”:『ウチは、“雉鳴り”の傭兵』
エツィオ・クァジモド:「ええ。存じております。美しく勇ましき騎士様のご勇名は」
エツィオ・クァジモド:「エスタージの、雉鳴りとは別の派閥です。お詳しいようでしたらこれ以上の説明もいたしますが」
“フェイスダウン”:『聞いときたいけど…』
“フェイスダウン”:『そっちが言われへんねやったら、詮索もせえへん』
エツィオ・クァジモド:「いえ。触れたければご自由にどうぞ」
“フェイスダウン”:『やったら……聞かせてもらいます。派閥で言うたら、どこ?』
エツィオ・クァジモド:「先程こう申し上げたのは、内部事情を訊かない傭兵というのが一定数居るためでして」
エツィオ・クァジモド:「“枝角”。主に輜重・輸送を仰せつかっております」
“フェイスダウン”:『“枝角”……』
“フェイスダウン”:曽根崎さんは“派閥”とかの事についても知ってて大丈夫でしょうか
GM:ある程度は知ってて構いませんね。例えば、何らかの動物を象徴する名で各派閥が呼ばれていること。
GM:ただ、どの名前がどの部門かといった詳細については知らないでしょう。
GM:部外者にそれを悟らせないためのコードとしての側面もあるはずなので。
エツィオ・クァジモド:「立ち話もなんでしょう。どうぞ、お車へお乗り下さい」
エツィオ・クァジモド:先ほどの車とは別の方向を指し示す。
“フェイスダウン”:『……?』
“フェイスダウン”:指し示された方に顔を剥ける
エツィオ・クァジモド:別の車がそこにある。部下の車。少女もそこへ保護済。
エツィオ・クァジモド:蠍の時とは違い、自分一人で来る理由はないので。
GM:さすがだぜ~!
GM:というわけで当然、頭がいれば部下もいるのだ。
“フェイスダウン”:では車に乗り込みます!
GM:あるいは用意したこの手勢で倉庫にあった『在庫』を抑えることもできたかもしれないが、
GM:“雉鳴り”からの焼却指令が下されたということは、足のつく、不要な在庫であったのだろう。
GM:では、2人は車に乗ってその場を離れる。よろしいでしょうか?
エツィオ・クァジモド:はーい
GM:ロイス取得のみをお願いします。
“フェイスダウン”:イエーイ!
“フェイスダウン”:ロイスは様子見!
エツィオ・クァジモド:少女/島津梨加/庇護:○/猜疑心/ロイス
エツィオ・クァジモド:傭兵/フェイスダウン/好奇心:○/不安/ロイス
エツィオ・クァジモド:以上で。
“フェイスダウン”:以上!
GM:----

【Opening/02】

GM:次はPC2、リーザさんのオープニングとなります。
リーザ:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 1[1]+32 → 33

GM:----
GM:“灯蛾” 日本拠点
GM:----
GM:拠点というのは、もちろん“灯蛾”のリーザさんが今いるところのことです。どんな部屋にいますか?
リーザ:ホテルのスイートルームですね、大企業の重役レベルなら借りれるけどそれ以下の人間では浮くような高級なやつです。
リーザ:こういう部屋をシーズン毎に借りて、拠点代わりにする。
GM:なるほど。日本には“孤独の路地”や派閥抗争以外に留まる理由はないので、即座に引き払える部屋が合理的でしょう。
GM:では、扉がノックされる。
リーザ:「…………」 読んでいる本を閉じ、置く。
“灯蛾”構成員:「リーザ様。ジーナでございます」
“灯蛾”構成員:「“灯蛾”様からの言伝です」
GM:もちろん、彼女らが信じている“灯蛾”などという人物は存在しない。
GM:既に自分が十分に知っている情報を、こうして伝言という形で「伝えてもらう」。それがリーザのポジションだ。
リーザ:「……ええ、ではお入りになって。あの方からのお話、お聞きしたいです」 
GM:エスタージ麻薬部門“灯蛾”――エスタージの手が伸びる全世界の麻薬を支配する長。
GM:その愛人を装う彼女こそが、真に“灯蛾”を統べる『首領』なのだ。
“灯蛾”構成員:「では」中年の女性が、上品な仕草で入室する。
“灯蛾”構成員:「……まず、お伝えすることが一つ。楡組が確保していた“孤独の路地”の件……」
“灯蛾”構成員:「……昨日の時点ですでに、楡組幹部の手で、日本統括の“雉鳴り”へと売却されていたとのこと」
リーザ:「……それは……あのお方も残念に思ったでしょう」
“灯蛾”構成員:「下の者も手を尽くしてはおりましたが、何分日本(ジャッポーネ)の地は日本人(ジャポネーゼ)のもの」
“灯蛾”構成員:「“雉鳴り”がこんな時期に動くとは、予想もつかなかったことでしょう。もし、お慈悲がございましたら」
“灯蛾”構成員:「処分について酌量のあるよう、“灯蛾”様にも執り成していただければと」深く一礼をする。
リーザ:「……そう、ですね。あの方も無用な血を流すことを良しとしないでしょう」
“灯蛾”構成員:「また、良くない知らせが二つ。楡組の“四光”――今は“三光”、と呼ぶべきでしょうか」
“灯蛾”構成員:「今も動いております。未明に“雉鳴り”傭兵との交戦が確認されました」
リーザ:「彼らがまだ……まだまだ、争いは続くのですね」 沈痛な面持ちで言う
リーザ:「ようやく、一段落ついたの思いましたのに……あのお方の気苦労は絶えませんね」
“灯蛾”構成員:「もう一つ。“枝角”の動きが確認されました。“大蜘蛛”も動いております。同時に、“蠍”からも契約の打診があったとのこと」
“灯蛾”構成員:「“蝙蝠”一匹に対処させるには、些か苦い状況にある――と、伝えるようにと」
リーザ:「ええ、分かりました。……私の方で出来る限り、あの方の助けとなるよう努力致しましょう」
“灯蛾”構成員:「ありがたいお言葉。しかし、リーザ様はあの方にとって大切な身」
“灯蛾”構成員:「くれぐれもご自愛なさいますよう。……それでは」
“灯蛾”構成員:もう一度上品に礼をし、その場を下がる。
リーザ:では、一人だけこの部屋に残る感じになります。
GM:そうですね。プライベートの保証された自室だ。
リーザ:「……ふふ」 笑い声が少し漏れる。
リーザ:「さて……まずは“雉鳴り”にしましょうか」
リーザ:アヤキユウゴへの連絡は普通にできると思っていいでしょうか?
GM:いいです。友互さんに対しては、正体は隠していますか?
リーザ:そうですね。こちらは正体を隠していますが、かなり調べれば分かる感じですね
GM:ならば知りません。連絡を取るが良いぞ
リーザ:では、“灯蛾”用の携帯電話を使って連絡します。ボイスチェンジャーで声は男のものにします。
GM:ほう……!なるほど
彩生友互:[“雉鳴り”にございます。“灯蛾”様]
“灯蛾”:『アポなしでコール入れて悪いと思ってるが……どうしても聞きたいことがあってなぁ』
“灯蛾”:『なぁ、ミスターアヤキ。一つ確認したいんだが……』
彩生友互:[勿論、お答えするつもりでおります]予期していたかのような落ち着いた声色だ。
“灯蛾”:『アンタが手に入れたモンは俺が欲しいと思っていた、ブツだ。こっちに回して貰えないか?』
“灯蛾”:『アレは“こっち”の仕事だ、アンタらがしゃしゃり出てくるようなことじゃあない』
彩生友互:[元より、麻薬の手綱は私のような男には過ぎたもの。分は弁えております]
彩生友互:[“路地”を買い請けたのは、楡組の瓦解するあの機を狙い]
彩生友互:[我々エスタージと『別口の相手』が手を伸ばす気配がいたしましたもので]
彩生友互:[情報の入手も寸前のことで、連絡を取る暇がございませんでした。申し訳ございません]
“灯蛾”:『OK、理由は分かった。エスタージの利益のためにやむなく“路地”を手に入れた』
“灯蛾”:『ただ……一つ確認しておきたい』
彩生友互:[……]
“灯蛾”:『アヤキユウゴ、アンタは何時“路地”をこちらに譲ってくれるんだ?』
“灯蛾”:『なに、今すぐというわけじゃあない。何時、という話さ』
彩生友互:[手続きという意味であれば、3日と少々。そしてできるなら、“安全”な状況で引き渡したいと願います]
彩生友互:[例えば……ハイエナのように利権を狙うヤクザ連中が群がる最中のルートを“灯蛾”様に引き渡せば]
彩生友互:[却って、ご迷惑をお掛けすることになりかねません。しかし、こちらも然程、時を要さず済むかと]
彩生友互:[十分な戦力さえ揃うのであれば]
“灯蛾”:『“安全”か……OK、分かった』
“灯蛾”:『ただ、当たり前の事だが今のエスタージの状況は分かってるな。ミスターアヤキ』
彩生友互:[……。無論]
“灯蛾”:『今は派閥間で争っているような状況だ。勿論、やむなしとは言え独断で行動したアンタを信用するのは難しいことだ』
“灯蛾”:『だから、こっちはミスターのところへお目付け役を送らせてもらう。いいな?』
彩生友互:[拒否する理由はございません。それに、今は]
彩生友互:[手に入れた“路地”を守る。目的は同じです。エスタージに属する者全てにとって]
“灯蛾”:『OKだ。……ああ、そうだ、別にこれはアンタにも悪い話じゃあない』
“灯蛾”:『戦力としてそいつを使って貰っても構わねぇ、そいつはオーヴァードだ』
彩生友互:[……それは、勿体ないお話]
“灯蛾”:『まぁ、当たり前の事だが……そいつにとって“灯蛾”の命令が最も優先される事を忘れないで貰いたい』
彩生友互:[承知致しました]
“灯蛾”:『こちらからはこれで話は終わりだ、俺にとってミスターが良き友人であらんことを願う』
彩生友互:[ええ。すべてはビッグ・ボスの名の下に]
“灯蛾”:では、パパから何もなければ通話を切ります。
GM:通話はこれで終わる。何もなければシーン終了です!
“灯蛾”リーザ:あ、最後に少しモノローグ入れます。
“灯蛾”リーザ:“灯蛾”用の携帯電話を懐にしまい、中断していた本を再び読み始める。
“灯蛾”リーザ:(……ふふ、後継者争いの下準備のために“孤独の路地”を手に入れようとしたのですが)
“灯蛾”リーザ:(これが、中々どうして……面白くなってきましたね)
“灯蛾”リーザ:(さて、“孤独の路地”を手に入れるのは一体誰になるのでしょうか……それが私だとしても……)
“灯蛾”リーザ:(……手に入れるまで私を楽しませて貰いたいモノですね)
“灯蛾”リーザ:本の頁を捲る、文章を楽しみつつも本の内容以外の事にも想いを巡らせる。
GM:シーン終了。ロイスを取得したければどうぞ。
リーザ:-プレイヤー/アヤキユウゴ/好奇心:○/無関心/ロイス
GM:では休憩タイムです。21:00再開
“フェイスダウン”:はあい

【Opening/03】

GM:----
GM:某市 歓楽街
GM:----
GM:通常ならば喧騒に賑わう都市の一角。しかし今のここに、人通りはまったく絶えている。
GM:正確に言うなら、人そのものは存在するが、誰もがその一角を避けるように、入り込もうとしない。
GM:オーヴァードの特性、ワーディング。そして一般人の認識を撹乱するこの感覚に紛れるように
GM:銃声と怒声が響く!
GM:装甲車。アサルトライフル。そして人智を超えた異常な動きを見せるヤクザの戦闘員達。
GM:明らかに通常の抗争の規模ではない。……そして、この数十名単位の戦闘部隊が相対する“敵”は、
GM:2人。少年という形容が相応しい若者と、黒コートにシルエットを隠す細身長身の男。
サスィ:「………道を開ける」
ヤン・クラッセン:「うん。お願いするよ」
サスィ:ゆっくりと、少年に先んじて装甲車に向かって銃弾の雨の中を歩きだす
ヤクザ:「おぐっ」「あぶー」ジャカジャカジャカジャカ
ヤクザ:不明瞭な呻きとともに、あらぬ方向へ銃口を向けるヤクザ構成員。
ヤクザ:群衆の強制操作能力。しかも相当な『悪影響』を伴う類。……当然、使い手がいる。
ヤクザ:ガガガガガガガガガガガン!!!
サスィ:ぎん  ぎん ぎんぎん
サスィ:腕の先から細い影がたなびきながら
サスィ:銃弾を弾き、進路の戦闘員を排除していく
GM:てんでバラバラの方向に向けられた銃口は、跳弾を繰り返し正確にコートの男に収束するが、
GM:全方位から向けられたライフル弾は、防御への意識すら感じさせずすべて叩き落とされるのだ。
ヤン・クラッセン:「随分と不躾な人たちだね」
ヤン・クラッセン:「主人の人柄がしのばれるよ」
松浦:「……おいおいおいおいおい!反則だぜ!そーいうのは!」
松浦:軍勢の中を素早く逃げ回りながら叫ぶ、若い男が一人。金髪に唇ピアス。いかにもチンピラじみた、威圧感のない外見だが。
松浦:――この敵こそが“四光”三人の一人!“紅灯緑酒”の松浦!
サスィ:「あれが頭か」
ヤン・クラッセン:「みたいだね」
松浦:「どーして……クソッ!一人でこんなめちゃくちゃな事やりやがるんだ!」
ヤクザ:「ぶふー」「ひくっ」ガシャガシャ!ジャキ!
ヤクザ:半死半生のヤクザすらも、ゾンビのように起き上がって背後から狙いをつける。さらにビル上からもスコープの反射。
ヤン・クラッセン:「他の人たちは君にお願いしちゃっていいかな。サスィ」
サスィ:「……支障は無い。」
サスィ:「埒を開けるぞ。リーダー」
ヤクザ:答えるサスィの背後から
ヤクザ:「ううー!」長ドスを振りかぶるヤクザ!
サスィ:シュッ!
サスィ:鎖をヤクザの首に巻きつけ、
サスィ:そのまま、ヤクザの肉体を無造作に振り回し、周囲の他の敵に質量武器としてぶつけまくる!
ヤクザ:「ぶ」メシャ!バギャ!
ヤクザ:グギッ!ベヂュッ!ブシャ!
松浦:「うっそだろ~~」
松浦:「……や、やってられねえ!忌門!援護してくれ!岸でもいい畜生!」
松浦:「長間会から『借りた』連中が、ほぼ全部オシャカだ!」
松浦:包囲から脱兎のごとく転がり抜け、街路の奥へと逃げる!
ヤン・クラッセン:ではそんな風にあわててる松浦さんに近づきます
ヤン・クラッセン:「あいつならあれぐらいは当たり前だよ」
松浦:「く、来るなよ!おい!」
松浦:「どうせお前だって、相当アレだろ!同レベルだろ!?」
ヤン・クラッセン:「どうだろうね」
ヤン・クラッセン:「仕掛けるならそれぐらい調べてからのほうがよかったんじゃない?」
ヤン・クラッセン:松浦さんの足に氷を突き刺す
松浦:「うおッツ……~~!!やめだ!やめやめ!こんな事して楽しいか!?」
ヤン・クラッセン:「楽しいわけないじゃないか」
松浦:「休戦!だめか!?」
ヤン・クラッセン:「……」
ヤン・クラッセン:ゆっくりと近づいて行こう
松浦:「金なら雇い主の5倍……10倍出す!ホント!」
ヤン・クラッセン:あれ、これお仕事だったんですか!
GM:逆に聞きますけど
GM:ヤンくん、お仕事以外の殺ししますか?
ヤン・クラッセン:襲われたら火の粉は払います
ヤン・クラッセン:なんか襲われてるんだと思ってた…
GM:なら、やはり“灯蛾”に雇われての作戦と思ってください……!
ヤン・クラッセン:はい!
GM:“四光”に対する奇襲排除!今は軍勢操作の「松浦」と、「もう一人」がいます。
ヤン・クラッセン:「楽しくはないけどね」
ヤン・クラッセン:「信用を裏切ったら、僕たちの稼業はお仕舞いなんですよ」
ヤン・クラッセン:「だから」
松浦:「……だ、だから?」
ヤン・クラッセン:「丁重にお断りさせていただきます」
ヤン・クラッセン:距離を一気につめます
松浦:「……だとしたら」
松浦:「どうしてさっさと攻撃しないんだ?」
松浦:「……さっきから。まさか」ほぼ目の前の距離。松浦は動けていない。
松浦:「何か、へへ、警戒してるとか?当たり?」
ヤン・クラッセン:「そう、ですね」
GM:近づいて分かる。匂いや熱。それらを総合した気配とも言えるが。
GM:火薬の『気配』。
松浦?:「近づかないと」
GM:そして次の瞬間、視界の端に影が横切るのが見える。
GM:松浦。地下に降りる階段に逃げ込んでいる。
ヤン・クラッセン:「そういう小細工は嫌いじゃないですよ」
松浦?:「最大の出力には、ならないタイプだよな……アンタの能力は」
GM:……ジッ
GM:ダミーの服内側のC4爆弾が一気に点火する――その瞬間。
ヤン・クラッセン:松浦?を頭を掴み
ヤン・クラッセン:氷と炎で一気に壊しつくす
ヤン・クラッセン:火薬による爆発は重力で無理やりおさえつけるぞ!
GM:その化合エネルギーを遥かに超える氷と熱、重力が吹き荒れる!
松浦?:「……!!!!」ゴギャギャギャッ、ベギャ!!
GM:周囲の建造物と路上が原型を留めなくなるまで、10秒とかかっていない。
GM:無論、ヤンは無傷だ。爆薬自体が完全に変性し、消滅している。爆発の化学反応より、遙かに高速の熱量変化だった。
ヤン・クラッセン:松浦さんと思わしき人影はみえますか?
GM:人影は見えませんが、逃げ込んだ建造物はダンスクラブか何かのようです。
GM:既に通り抜けている可能性もありますが、今の攻防も一瞬。追いつける可能性は十分あるでしょう。
ヤン・クラッセン:サスィさんは?
サスィ:敵がまだ残っている様なら、足止めします
GM:今も軍勢をめちゃくちゃにしている最中でしょう。装甲車なんかはひっくり返っているかも。
GM:合流を待ってから追っても構わないですが、どうしますか?
サスィ:じゃあメタルスラッグめいて大暴れだ
GM:じゃあ装甲車はボコボコになってひっくり返ってますねw
ヤン・クラッセン:お願いするって言いましたからね
ヤン・クラッセン:そちらはサスィさんに任せてこちらは躊躇せずダンスクラブに向かいます
GM:OK。店内はヤンの攻撃範囲外ではあったものの、それでも今の氷熱嵐の余波で、かなり荒れている。
GM:人影はないが、照明はついている。バーカウンターに一人の男が座り込んで、グラスを傾けている。
ヤン・クラッセン:どんな人でしょう?
GM:茶色の中折れ帽とトレンチコートに身を包んだ、年齢不詳の男ですね。
GM:何故ならその顔面は一様に白塗りで、眼窩の周りだけが黒い。特徴的過ぎるパンダメイクです。
ヤン・クラッセン:そんな容貌の人に心当たりはありますかね
GM:ありませんねwもちろん松浦の変装でもない。初めて見る相手です。
???:「松浦は逃げたよ。臆病な男ではないが――」
???:「相手が君なら仕方のないことだ。誰でも怖れる」
???:「エスタージの“蠍”は。……名前を聞いてもいいだろうか」
ヤン・クラッセン:「つまり。僕もまだまだということですね」
???:「……僕は“ヤロカ水”という。忌門(きもん)と呼ぶ者も多い」
ヤン・クラッセン:「ヤン・クラッセン。まあ、“蠍”の若輩者ですよ」
ヤン・クラッセン:警戒を緩めず一歩一歩近づいていきます
忌門:「……すると“オーズィラ”が君かな?“カティーナ”は外の者だと見たが」
ヤン・クラッセン:「さあ、どうでしょう?」
ヤン・クラッセン:「生憎そういった情報には疎いもの」
ヤン・クラッセン:「で」
忌門:「……」カウンターに掛けてある傘に触れる。
ヤン・クラッセン:一歩近づき炎を忌門さんに叩き込む
GM:――バシャン!!
忌門:「そう警戒したものでもない」傘を開いている。水浸しだ。
ヤン・クラッセン:「……」
GM:そして炎が届いていない……つまり、最低限、炎のみの出力のヤンと同程度の威力を扱えるオーヴァードということだ。
ヤン・クラッセン:「僕が言えた口ではありませんが」
ヤン・クラッセン:「その容貌で警戒をするな、という方が無茶じゃあありませんか?」
忌門:「それは、そうだ。うふふ、ふふふ。ウフフフフフ」
ヤン・クラッセン:「はは、はははは」
忌門:「金の話をしようか。哲学の話といってもいい」
忌門:「……時間稼ぎではない。鎖の男が来る以上……ここで時間を稼いで不利なのは僕だ」
忌門:「ただ、個人的に“蠍”に興味があるだけだよ。趣味といってもいい。仕事で殺し合う状況では、話し合う時間も持てない」
ヤン・クラッセン:「はは」
ヤン・クラッセン:「いいよ。僕も君に興味がわいた」
忌門:「世界には異形の存在がいる」
忌門:「……裏社会や、オーヴァードといった枠組みすら、まだ大きいと僕は感じている」
忌門:「個人の身には大き過ぎる力を生まれ持って備えている者がいる。僕や君だ」
ヤン・クラッセン:「枠組みに入れるだけマシじゃないか」
ヤン・クラッセン:「そんな枠組みが小さければそこから弾かれる。そうなった人は…哀れだよ」
忌門:「勿論そうだ。僕も君も幸運な類だ。……だが、孤独を感じたことはないか」
ヤン・クラッセン:「…さあ」
ヤン・クラッセン:「どうだったかな」
忌門:「……強大な財力は権力を呼ぶ。権力は暴力を。“四光”は薬物ルートの金がかき集めた、僅かばかりの、選りすぐりの異形だ」
忌門:「ヤン・クラッセン。君は金で動いているか?」
ヤン・クラッセン:「意地悪な質問をするんだね」
ヤン・クラッセン:「僕のことをちょっとでも調べたならそれくらい知ってるはずだろ?」
忌門:「松浦は知っているだろう。君が“マイナス”なら今の質問に肯うと考えていた」
ヤン・クラッセン:「ははは。それでさっきの茶番が出来たわけか」
ヤン・クラッセン:「まったく、ピントがずれてるね」
忌門:「あれを茶番と言いきれる時点で、やはり一線を画した存在だ。君は」抑揚のない声だ。
忌門:「だが、金であれ組織であれ、それほどの異形が組織に囚われていることは矛盾とも思う」
忌門:「今属しているものを破壊したいと思ったことはないか?」
ヤン・クラッセン:「……」
ヤン・クラッセン:…ある
ヤン・クラッセン:自分を縛るものを壊し、自由を手に入れたいと夢想したことは何度もある
忌門:「そろそろ戦闘すべきか。鎖の男が降りてくる頃だ」
忌門:ゆっくりと椅子から降り、水浸しの傘をたたむ。
ヤン・クラッセン:「そうだね」
ヤン・クラッセン:「なかなか楽しかったよ」
忌門:「こちらこそ、世間話に付き合ってもらったことを」
忌門:「感謝しよう。だが、敵意がなくとも殺せるのが僕達だ」
ヤン・クラッセン:「では」
ヤン・クラッセン:「はじめましょうか」
忌門:静かに傘を向ける。
ヤン・クラッセン:床と天井に氷を精製
ヤン・クラッセン:上下の氷を忌門さん向けて発射させる
忌門:「氷と炎のどちらにも」氷が弾ける。直撃寸前で液化した。
忌門:「矛盾なく強い『属性』というものがあるとしたら」
GM:ゴボリ。
ヤン・クラッセン:「……」
GM:いつの間にか、両者の膝から下が水に浸かっている。
忌門:「それは圧倒的な量を伴う熱媒体」
忌門:「水」
ヤン・クラッセン:(これは…)
GM:ゴボボボボボボボボボボ……!!
ヤン・クラッセン:(なにか…まずい…!)
GM:水位が上がっていく!地下というロケーション自体が、忌門のフィールドだ!
GM:この位置のままでは、圧倒的な水量にクラブごと沈没する!
GM:……バシャ
ヤン・クラッセン:跳躍して天井に手をつけます
忌門:「また会うだろう」
忌門:「今は退く時。“蠍”の2人が相手では、勝てない」
ヤン・クラッセン:一気に天井を凍らせて自分の腕を天井に貼り付ける
ヤン・クラッセン:「貴方とはもう会いたくないですね」
GM:ヤンは能力応用によって辛うじて難を逃れる。
GM:一方で忌門は、水中を空気中のように『歩いて』移動し、暗闇の奥へと消える。
ヤン・クラッセン:ハデにやりたいので
ヤン・クラッセン:凍らせた天井の熱を一気に高めてぶち壊すとかやってもいいでしょうか
GM:かっこいい!問題ありません。
ヤン・クラッセン:ではそのまま急激に熱を高めさせて天井をぶち壊します
ヤン・クラッセン:逃げ道ができる!瓦礫が水に沈む!生き埋めになれ!
GM:攻撃と逃走を兼ねたクレバーな手段!
GM:では炎熱の竜巻が頭上のビルをぶち抜いて、完全崩落させます。
GM:息を塞ぐ天井はまるごと崩壊した。
ヤン・クラッセン:「……」
ヤン・クラッセン:壊れ行くビルから脱出して
ヤン・クラッセン:その場に残った瓦礫の山を見ています
GM:――今回、松浦を含む敵は終始逃げの一手だった。だからこそ取り逃したと言える。
GM:だが、仮にそうであったとしても、“蠍”の手を逃れられる強者は、この世に多くはない。
サスィ:「始末は付いたか。リーダー」
サスィ:全身に血と肉片を纏って、歩いてきます。
ヤン・クラッセン:「いや」
ヤン・クラッセン:「逃げられたよ。まんまと、してやられた」
サスィ:「……”四光”だったか」
サスィ:「奴らか?」
GM:“常彼岸”、“ヤロカ水”、“紅灯緑酒”。忌門曰く、“蠍”と同類の異形集団。
ヤン・クラッセン:「ああ」
ヤン・クラッセン:「“ヤロカ水”。忌門と名乗っていたよ」
GM:ヤンが抜け出た後の地下からは、まだゴボゴボと水が湧き出し続けている。
ヤン・クラッセン:「地下ごと瓦礫で押しつぶしたぐらいで、なんとかなるようなヤツだとは思えない」
サスィ:「……存外に、やる連中だ」
サスィ:ゴキッと折れた腕の骨を直している。
サスィ:あの物量で無傷でいることは流石に出来ない。
GM:地上の敵は全て原型を留めていない。ものによっては3階ほどの高さまで跳ね上げられた肉片と血の染みが。
ヤン・クラッセン:「そっちも、ハデにやったみたいだね」
ヤン・クラッセン:「腕が鈍ってないようで安心したよ」
サスィ:「ヤン、お前は無駄口を叩く癖を直せ」
サスィ:「……リーダーから死なれたら、蠍を生き永らえさせた意味も無い」
ヤン・クラッセン:「あはは」
GM:そしてヤンくんの端末にメール着信があります。先の機転のお陰で水没していない。
“灯蛾”構成員:[成果を確認した。指名の一人は“マイナス”とする]
“灯蛾”構成員:[“灯蛾”の一人と共に、“雉鳴り”に面会。護衛を行うよう。以上]
ヤン・クラッセン:「まさかサスィが僕の心配をしてくれるとは思わなかったよ」
ヤン・クラッセン:「ひょっとして日本に慣れちゃったりした?」
ヤン・クラッセン:メールを確認しながら戯言をいいます
サスィ:「チームの心配だ。俺も野良犬暮らしをするつもりはない」
サスィ:「……スシはやはりいい」
サスィ:「……灯蛾か」
ヤン・クラッセン:「うん」
ヤン・クラッセン:「あちらは僕をご指名だそうだよ。光栄なことだね」
サスィ:「……支障ない。俺は送金の確認、待機に移る」
サスィ:「ヤン。お前が蠍の頭である事は忘れるな」
ヤン・クラッセン:「ああ、わかってるよ」
サスィ:瓦礫の中を歩いて去って行きます
ヤン・クラッセン:「僕だって」
ヤン・クラッセン:(まだ君たちと離れるつもりはないよ)
ヤン・クラッセン:ロイス:“ヤロカ水”敬意/敵愾心○
ヤン・クラッセン:ロイス:サスィ/親近感○/不安
GM:では、シーンを終了します。
ヤン・クラッセン:はーい
GM:----

【Opening/04】

GM:では、紅森さんのオープニング。侵蝕率上昇をどうぞ。
紅森羽:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+7[7] → 43

GM:----
GM:雑居ビル 非常用階段
GM:----
GM:今、紅森羽はこの錆びついた階段を上がっている。
GM:電話の相手の指示に従って。そうでなければ、より危険なことが起こるだろう。
GM:昼からの雨はやや小雨になっている。しかし、それでも泥のこびりついた靴底がぬかるむ。
紅森羽:「ッ、ハァハァ…勘弁してくださいよ」
紅森羽:「走るとか、ハァ。苦手、なんですがッ、ねえ」
石垣竜尾:[……いいか蝙蝠野郎。ゴタゴタ言わずに走れ。そうじゃねえと背中から撃たれるぞ]
石垣竜尾:エスタージ……元“豹頭”派閥構成員、石垣竜尾。
石垣竜尾:[かつ、その上で質問に答えやがれ]
GM:階下から敵が上がってくる様が見える。元・楡組の構成員。紅森の敵は多い。
紅森羽:「どこか、洒落たところで酒でも飲みながらってわけには、」
紅森羽:「行かなさそうですね」
石垣竜尾:[今更ンなってテメェ……どの面下げて日本入りしやがった]
石垣竜尾:[安吾さんの葬式出たかテメェ。堂島さんが死んだ時、どこうろついてやがった]
石垣竜尾:[……もっとも、“豹頭”はもうねぇ。テメェの判断が正しかったかもしれねえけどなァ]
紅森羽:「仕方ないじゃないですか、私も色々と忙しかったんですよ」
紅森羽:「ぜぇぜぇ」
GM:この日本において、紅森の庇護派閥であった“豹頭”。
GM:派閥首領、堂島の造反と粛清によって、かつての日本最大の暴力部門は今は存在しない。
GM:つまり紅森の後ろ盾はない。このような時に、逃走ルートを確保してくれるような者も。
紅森羽:「石垣さんには感謝してますよ」
石垣竜尾:[テメェみたいなのに恩を売って返してもらえるとは思ってねェよ]
紅森羽:「いやあ、いつか必ず返しますから、ハハ」
石垣竜尾:[猫屋敷なら]
石垣竜尾:[新しい“豹頭”にテメェは入れねえ。せいぜい別の親を探すんだな]
GM:そして階段は終わり……屋上だ。通常ならば行き止まりのルート。
ヤクザ:「ザッケンナコラー!!」「スッゾコラー!!」
紅森羽:「まあ、あの人、私のこと嫌いでしょうから」
紅森羽:「っとと。これ危ないんじゃないですかね」
石垣竜尾:[なら、せいぜい飛べよ。隣のビルまでな]
石垣竜尾:[蝙蝠野郎なら簡単だろ?]
GM:だが、隣のビルまで10mはある!不可能だ!
紅森羽:「ハハ、きついことを言いますね」
紅森羽:振り返ろう。
ヤクザ:全員対ワーディングマスク装備!しかも、本命はこの手勢ではなく……
GM:――タ タ タ タ タ ンッ!!
GM:別の方角から狙撃!
紅森羽:「うっ、うわっ」
紅森羽:「ちょ、ちょっと待ってください、話せば分かる」
石垣竜尾:[……もう一度言うか?]
石垣竜尾:[『飛ぶ』のはテメェのお得意だろうがよ]
紅森羽:「しかた、ありませんね。あれ痛いんですよ」
紅森羽:と言いながらポケットから小型の注射器を取り出し気づかれないように素早く自分に打つ
GM:おお
紅森羽:「不幸な行き違いだと思うんですよ、私は」
紅森羽:注射器を捨て両手を上げる
GM:では交渉の余地はまったくなく、全員から一斉掃射を受けますね
GM:ダカカカカカカカカ!!
紅森羽:それはギリギリで避ける
紅森羽:「うおっ」
紅森羽:ポケットからコインを取り出し指で弾く
紅森羽:ヤクザの一人の眉間を貫き殺す
ヤクザ:「ぐうぶ!」
ヤクザ:「「「テメッコラー!!!」」」
GM:――ダン! ――ダン!
GM:再び遠方からの狙撃!
紅森羽:「ハハ、一人だけ?」
紅森羽:それはまともにくらって吹っ飛ぶ
紅森羽:ビルから落ちます
GM:ライフルの運動量。軽い紅森の体はたやすく吹っ飛ぶでしょう。
GM:墜落。そして激突。
紅森羽:しかし
紅森羽:「痛ったたた……」
紅森羽:紅森は独自に調合した薬物で痛みを感じないことが可能だ
紅森羽:通常では死ぬ痛みすら感じない、認識しない事が可能である
紅森羽:「感じないはずなんだけど、痛いと思っちゃうんですよね」
紅森羽:と路地に転がり込む
紅森羽:少しは追跡から距離を稼げたはずだ
GM:しかし、そう思った矢先に眼前に立つ男の姿がある。
???:「随分と嫌われたものだな」
???:「“蝙蝠”」2mを優に越える、筋肉の塊のような巨漢だ。
紅森羽:見覚えは?
紅森羽:顔を見上げる
GM:あります。ヨーロッパ方面レネゲイド関連部門“大蜘蛛”の一人。
GM:第三の脚――“カッチャ”ジッロ・マイ。
紅森羽:「まあ、色々と知っちゃいますからね。仕事柄」
ジッロ・マイ:「マイだ。オーストリアでの仕事を覚えているか」
紅森羽:「もちろん、覚えてますよ」
紅森羽:「お久しぶりです、本当ならちょっとしたレストランとかで食事をしながら話したいところですが」
ジッロ・マイ:「俺も同感だ。だが事態はかなり急を要する」
紅森羽:服についた汚れを払って立ち上がる
紅森羽:「こういう派閥間が微妙なときに扱いやすいのが“蝙蝠”って次第ですから」
ジッロ・マイ:「どの道“灯蛾”の仕事で動いていたのだろう。手っ取り早く、こちらから来た」
紅森羽:「お迎え感謝いたします」
ジッロ・マイ:「車の入れない路地だからな。少し歩きながら話すとしよう」
紅森羽:「走らないで良いというのは素晴らしいですね」
紅森羽:と言ってついていこう
ジッロ・マイ:「実際の所、今の景気はどうだ。“蝙蝠”」
紅森羽:上着の内ポケットからタバコのようなものを取り出し咥える
紅森羽:「まあまあ、と言いたいところですが。今は読めませんね。色々な事が起こりすぎている」
紅森羽:火をつけて一服
紅森羽:「どうです?」
紅森羽:と勧める
ジッロ・マイ:無言でタバコを受け取る。
紅森羽:タバコじゃないですがね
GM:なるほどw
GM:でもまったく問題なく吸っています。体格も良いので凄まじく貫禄がある。
紅森羽:「軽めですが割と良い物ですよ」
紅森羽:と火をつけてあげる
ジッロ・マイ:「“路地”の葉か?違うだろうな」
紅森羽:「それは一般でも出回ってるやつです。国によっては合法ですよ」
ジッロ・マイ:煙を吐く。「俺の体には効かん。そういう造りになっている」
ジッロ・マイ:「お前は始末屋も請け負っていたと思ったが……」
ジッロ・マイ:「中立の人材は、今……同じ日本に競合相手がいるだろう。“蠍”が」
紅森羽:「私で対処できる相手ならやらせてもらってますがね、そう“蠍”」
紅森羽:「荒事関係となると“蠍”にはとてもとても」
ジッロ・マイ:「“蠍”は天才だ。お前の仕事も今後は追いやられていくかもしれん」
紅森羽:「逃げ回って隠れている相手を見つけ出してやるのは私の得意分野ですから」
紅森羽:「ま、其の辺は競合しないように上手くやっていきますよ」
紅森羽:「喧嘩したい相手でもないですからね」
ジッロ・マイ:「……」厚い瞼に埋もれた目で紅森を見る。
ジッロ・マイ:「そろそろ派閥を落ち着かせる気はないのか、“蝙蝠”」
ジッロ・マイ:「個人的にはお前を買っている。能力がある者が軽んじられる状況は、釈然としない質だ」
紅森羽:「どうでしょう。この生き方にも慣れましたからね」
紅森羽:「堂島さんなら、と思ったこともありましたが」
紅森羽:「なるようになるんじゃないでしょうか」
紅森羽:「なにせ、嫌われ者ですからね」
ジッロ・マイ:「……次にまとめるとしたら猫屋敷だろうからな」
ジッロ・マイ:「折角の見つけ出す技術も、奴の前ではお笑いだ」
紅森羽:「それはそうです。いや、困りましたね」
ジッロ・マイ:「まあ、いい。お前の身の振り方については、考える時間はいくらかある」
ジッロ・マイ:「お前を追ってきた奴。どう思う」振り返ることなく、紅森の前を歩み続ける。
ジッロ・マイ:「対ワーディング装備で固めるとは、まるで軍隊だな」
紅森羽:「薬のルート関連で揉めた相手ですかね」
ジッロ・マイ:「知っている。楡組というらしいな。あの手の戦術を使ってくる手合いだったか、と訊いている」
紅森羽:「ワーディングが効かないってのは」
紅森羽:「本当に勘弁して欲しいですね」
GM:敵の持つ手段の中で、ワーディングを無効化する軍勢は存在します。
GM:“四光”の一人、“紅灯緑酒”。しかしこちらは大規模に攻勢をかけてきたことが一度二度くらいしかなく、
GM:仮にそうであれば、紅森だろうと命の危うい「レベル」の敵であったはず。
GM:単純に、確立された戦術と豊富な装備で攻めてくるやり方は、本来の楡組の攻撃ではありませんでした。
GM:そのタイプの敵と想定していなかったからこそ、先程は非オーヴァードにあそこまで追い詰められたともいえるでしょう。
紅森羽:「ただ、違和感はありますね」
ジッロ・マイ:「そうか」
紅森羽:「あんな手段をとってくる相手では無かったはずなんですが」
ジッロ・マイ:「対ワーディング装備、決して安いものではない」
ジッロ・マイ:「兵を訓練し、戦術を仕込むにも、相応に体力のあるバックが必要なはずだ」
紅森羽:「どこかの派閥が力を貸しているのか」
紅森羽:「あるいはもっと違う勢力と組んだ可能性もありますかね」
ジッロ・マイ:「俺は鴻央会と見た」
ジッロ・マイ:「ヤクザに馴染むのは、やはりヤクザだろう。レネゲイド知識があり、金がある」
紅森羽:「鴻央会ですか。確かに考えられなくはないですね」
ジッロ・マイ:「憶測だがな」角を曲がると、ジッロの車が駐車している。
紅森羽:「となると、襲われる理由も明らかだったかな」
紅森羽:「扱う商品が同じ商売敵ってわけだ」
紅森羽:「ここから車ですか?」
ジッロ・マイ:「お前がそれで構わないならな」
紅森羽:「構いませんよ」
紅森羽:とタバコ?の火を消し
ジッロ・マイ:「“雉鳴り”のところへ向かう。仕事は小蝿の排除だ」
紅森羽:ポケットから白い錠剤を一粒取り出し口に入れる
紅森羽:「楽な仕事だと良いんですがね」
紅森羽:ガリッを噛み砕く
紅森羽:「ン…いいですね。酔い止めの代わりです」
ジッロ・マイ:「売る側が薬に溺れるなよ」
ジッロ・マイ:「早く死ぬぞ。こう言って聞き入れた奴の試しはないがな」
紅森羽:「大丈夫ですよ、私。意思が固いですから」
紅森羽:「どちらかというと、私の兄が必要としているのです」
ジッロ・マイ:「冗談か?」一切笑わない。車のエンジンがかかる。
紅森羽:と指先で頭をトントンと叩く
紅森羽:「わりと煩くってね」
ジッロ・マイ:「それは重度だ」
GM:では、車が発進します。ロイス取得のみが可能。
紅森羽:-馴染み:/ジッロ・マイ/悪くない○/隔意/ロイス
紅森羽:以上で
GM:----

■トレーラー

決して誰にも捕捉されないとされる、伝説の薬物流通ルート“孤独の路地”。
このルートの権利と、オーヴァードの護衛戦力すらも保有する組織、楡組と対し、
エスタージ麻薬部門“灯蛾”は、長く日本における水面下抗争を続けてきた。
しかし楡組が瓦解し、すべてが終わったその時にルートを掌握していたのは、
無力に見えていたエスタージ日本統括、“雉鳴り”の彩生友互であった――
弱者が手にした“路地”の権利に、必然として群がる闇の勢力。
ついに日本統括が動く。“灯蛾”。“大蜘蛛”。楡組残党。そして……鴻央会。
誰と組み、誰を裏切るのか。幸福の薬物が辿る道は、血と、死骸に満たされている。

ダブルクロス3rd『エンジェルカレイドハイスピードビジョナー』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト

・PC1(曽根崎ヒロヱ)用ハンドアウト
ロイス:“常彼岸” 推奨感情P:感服/N:恐怖
あなたは“雉鳴り”派閥の戦闘要員として雇われた、裏社会の傭兵である。
今回のあなたの役割は、とある流通ルートを確保するための牽制力であった。
敵対勢力の楡組が不測の状況に崩れたこともあり、派閥の目的は達成されたものの、
その矢先、あなたの目前に、絶対に交戦を避けるべきだった相手が出現する。
楡組がその強大な財によって集めた、“蠍”に匹敵するという精鋭……“四光”。
その一人“常彼岸”がまだ動いている。ならば、敵の生命線は未だ潰えていない。

・PC2(リーザ・ジェノヴェーゼ)用ハンドアウト
ロイス:彩生友互 推奨感情P:友情/N:侮蔑
あなたは、国際的マフィア組織エスタージの麻薬部門、“灯蛾”の派閥首領である。
これまで直接戦闘を避け、楡組との政治的抗争を続けてきたあなただったが、
しかし強固な力を誇っていた筈の楡組は予想以上の速度で総崩れとなり、
最も重要な狙いであった“孤独の路地”の権利は彩生友互に確保された。
“雉鳴り”は一時的にルートを預かるのみと主張しているものの、現在の派閥情勢は複雑だ。
部下に一任できる案件ではない。この日本に今身を隠す、あなた自身が動く他ないだろう。

・PC3(エツィオ・クァジモド)用ハンドアウト
ロイス:島津梨加 推奨感情P:有為/N:猜疑心
あなたは、エスタージの“枝角”から、日本国内の流通任務を任された構成員である。
“孤独の路地”の管轄は麻薬部門の“灯蛾”が最優先とされるが、
麻薬密輸のルート管理は、輸送輜重部門“枝角”と交わる部分でもある。
采配次第では、中立を保つ“灯蛾”とより“友好的”な関係を作る事もできるだろう。
しかし案件に取り掛かった矢先、あなたは偶然から麻薬中毒者の少女と行き会う事になる。
“孤独の路地”の実態を知ると主張する彼女をどう扱うべきか、采配せねばならない。

・PC4(ヤン・クラッセン)用ハンドアウト
ロイス:“ヤロカ水” 推奨感情P:好奇心/N:敵愾心
あなたは、エスタージ最強を誇る暗殺部隊“蠍”のリーダーである。
楡組が倒れ、“孤独の路地”の権利が一時宙に浮いた現状は、無論あなたも把握している。
強力な敵勢力と、莫大な利益を生むルート。このタイミングで自らを売り込むことは、
単に割の良い仕事という以上に、“孤独の路地”確保の功績を各派閥に売る機会でもある。
あなたにとって障害となり得る実力を持つのは、楡組のオーヴァード、“四光”のみ。
あなたは偶然、その中でただ一人能力不明の男“ヤロカ水”との接触の機会を得たが……

・PC5(紅森羽)用ハンドアウト
ロイス:ジッロ・マイ 推奨感情P:尊敬/N:脅威
あなたは、エスタージにおいて派閥に属することのない、“蝙蝠”を揶揄される男である。
麻薬流通ルートを抱えているあなたは、“灯蛾”にそれを奪われる口実を作らないためにも、
日本における最優先目標である“孤独の路地”の案件に協力せざるを得ない状況にある。
しかし事態はあなたの思わぬ方向へと転がり、多くの派閥勢力がこの利権に介入を始めた。
そんな中、あなたに接触した“大蜘蛛”第三の脚、ジッロ・マイはある推測を告げる。
この敵の正体は、楡組ではない。日本裏社会に最も深く根を張る組織――鴻央会であると。

エンジェルカレイドハイスピードビジョナー

GM:それでは、自己紹介していただきましょう。まずはPC1、ヒロヱちゃん。
“フェイスダウン”http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328182109/190(PC1:モヤイ)
“フェイスダウン”:あいさい!
“フェイスダウン”:ヒロヱちゃんちがう!謎の黒ヘルメットです!
“フェイスダウン”孤剣トツカで色々と行き詰まり、W市を出奔後、各地を彷徨い場当たり的に悪い奴らをとっちめていました
GM:そういうことだったとは……しかし孤剣トツカに登場していたのは
GM:フェイスダウンチャンではなかったような……?
“フェイスダウン”:“雉鳴り”に雇われているのも、敵の敵は味方理論で組んでいるだけで
“フェイスダウン”:止まり木の一つとして所属している感じです。
“フェイスダウン”:それとやっぱり彩生さんの事が気になるので、今どういう状況に置かれているのかナントカ知りたくて彩パパとの接触を取ったという理由もあります。
GM:確かに、しばらく姿をくらましていたので
GM:それくらいしか糸口がなかったというのは実際あるでしょう。
“フェイスダウン”:まだエスタージ内の状況を知らないので、モチベーションはさっきも言った通り出たとこ勝負ですが
“フェイスダウン”:状況が明かされたら、抗争解消派として動きたいなーという希望もあります!
“フェイスダウン”:あと全体的に荒んできているぞ!
GM:大変だ
“フェイスダウン”:性能的には、至近白兵、エンゲージ切った白兵、常勝、女神と
“フェイスダウン”:まあ、大体の高経験点ノイマンのイメージ通りの事が出来ます。マルポン以外。カネもあるぞ!
“フェイスダウン”:情報、取引の色々は任せてくれ!以上!
GM:ありがとう!次!
GM:PC2の新規キャラ、リーザ・ジェノヴェーゼさまです。
リーザhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328018677/258(PC2:オツカレー)
リーザ:はい、麻薬派閥の頭“灯蛾”リーザです。
リーザ:正体を隠しつつ黒幕ムーブするといういかにもダブルクロスのボス的な行動をします。
リーザ:実際、レネゲイド拡散以前から遺産パワーで古代種になっているのでそういう事情を隠すための設定ですね。
リーザ:別に今はバレても割りかしどうでもいいと思っていますが、面白いので続けているという感じです。
GM:強者感バリバリ漂う設定ですね!派閥首領ですし
リーザ:性格は破滅的邪悪、エスタージは某ハンター漫画のネズミの人のように愛しています。
GM:いやだなあw
リーザ:麻薬派閥という特異性を生かして他の派閥に援助したり嫌がらせしたりします、基準は面白いかどうか。
リーザ:性能は強いソラハヌの象徴的構成であり、特筆すべきことは余りありません。
リーザ:《止まらずの舌》で自白させたり、《人形遣い》でお願い聞いてもらったりとかそのくらいです。
GM:コワイ
リーザ:後、《真偽感知》で嘘を見破るというムーブ重視のエフェクトを所持。設定的に無駄に使用人とか持ってます。
リーザ:戦いは得意ではないので3~4回くらいしかまともな攻撃は行えません。本気を出せば固定値108装甲値無視出来ますが。
リーザ:攻撃回数が無くなったり、状況に応じて《さらなる力》で他人を動かします。そのために《援護の風》《ウィンドブレス》とか持ってます。
リーザ:大体こんな感じですね、基本的に微笑んだりお願いすると相手が勝手にいう事聞いたり死んだりする!
リーザ:とても悪く行きたいと思います、日和らない!以上!
GM:怖すぎる!次!
GM:PC3のおなじみおしゃクソ野郎、エツィオさんのご紹介です。
エツィオ・クァジモドhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1330776747/195(PC3:DT)
エツィオ・クァジモド:エツィオ・クァジモドです。
エツィオ・クァジモド:イタリア人と日本人のハーフだ。
エツィオ・クァジモド:所属する派閥は、輜重・輸送部門を担う枝角。日本担当を仰せつかっております。
エツィオ・クァジモド:派閥抗争へのスタンスとしてはクラリーチェ派だが、派閥は中立を保っているびみょうなたちば。
エツィオ・クァジモド:性能としては奇跡の血を4種タイミングでかますだけマンですが、
エツィオ・クァジモド:今回の成長に際し《神の御言葉》を取ったので、ようやくまともな火力が出ます。
GM:やったね
エツィオ・クァジモド:存分にオシャレクソ野郎ムーブをしていきたいです。女性のPC・NPCの方々はよろしくお願い致します。
エツィオ・クァジモド:いじょう!
GM:男性への挨拶はないのか(困惑)
GM:次はPC4、女性ではないヤン・クラッセンくんだ。
ヤン・クラッセンhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328019685/204(PC4:中村)
ヤン・クラッセン:女性ではないヤン・クラッセンです
ヤン・クラッセン:エスタージの暗殺部隊“蠍”の頭を張らせていただいております。世露死苦
ヤン・クラッセン:今回は頑張ってお仕事してお薬の上がりを少しおすそ分けしてもらえるような立場になれたらいいなって思ってます
ヤン・クラッセン:でも、僕たちみたいなチームが資金力を持つのは危ないんじゃないか、でもお金もほしいなって思ってます。生きるって難しい
ヤン・クラッセン:性能としてはミドルで57点の範囲攻撃ができるだけのキャラクターです
GM:極悪過ぎる
ヤン・クラッセン:あと成長で《時の棺》と《デボラスフレア》を1レベルずつとりました!
ヤン・クラッセン:ちょっとだけ強くなったよ!
ヤン・クラッセン:以上です。よろしくお願いします
GM:時の棺までついてしまった。勝ち目はあるのか……
GM:最後はPC5の紅森羽さん。
紅森羽http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328112170/181-182(PC5:ぽぽ)
紅森羽:紅森羽です
紅森羽:派閥が対立して動き辛い案件で雇われる中立
紅森羽:色々な派閥の間を行き来するので
紅森羽:“蝙蝠”と揶揄されています
紅森羽:コードネームもそのまま“蝙蝠”の意
紅森羽:ヤク中ではありますが高い意思力でまともな会話も可能
紅森羽:様々な薬品を血液に取り込み戦うぞ
紅森羽:個人で麻薬ルートをもってたりするだけあって 情報収集力も高く
紅森羽:またダメージを感じない薬品で攻撃を耐えたりもします(判定はドッジですが)
紅森羽:攻撃力はほどほどで薬物を使って最低限を確保出来る感じ
GM:全部薬物だぜ~~!
紅森羽:《チェンジ》で擬似カバーしたりもできます
GM:YOU灯蛾に入っちゃいなYO
紅森羽:HAHAHA脳内兄貴が出てくると強くなるそ
紅森羽:情報収集はまかせろ
紅森羽:財産は麻薬に使っちまってなくなってるがね
紅森羽:以上です

【Masterscene/02】

GM:----
GM:市街 診療所
GM:----
???:「次の方、どうぞ」
GM:狭い診療所。医師はこの若い男一人しかいない。
GM:そして待合室から入ってきた男は、そんな町外れの医院に似つかわしくない出で立ちであった。
GM:薄汚い色の金髪。唇にリング状のピアスが二つ。そして何より、裏社会の人間特有の暴力的な眼光。
松浦:「イイ身分だな。茨木センセイ」
茨木:「……君は」眼鏡を外す。
松浦:「最近どうも『あちこち』の調子が悪くてね。久々にセンセイに診てもらいたいと思ったわけだ、が」
松浦:大げさなアクションで、診療所を見渡す。
松浦:「……近頃は平和にやってるようで何よりだな。エエッ?」
松浦:「ここの開業資金をどこが出したか、忘れたわけでもねェだろう」
茨木:「……楡組のことか。松浦」
松浦:「とぼけんじゃねェよ?なぁ?分かってただろ?まさか自分だけ安全にカタギに抜けられるなんざ、甘い――」
GM:ゴトリ
松浦:「……っ、おい。何出してんだ、それ」
茨木:「ん?そうか。この形だと見て分からないか」
茨木:「ニードルガンだ。シリンジガンと呼んだほうが適切かもしれない」
茨木:「標的に刺さると、ガス圧で自動的に薬剤が注射される。量も調節できる……私が作った」
GM:カチャ カチャン
松浦:「おいおいおいおい……」
茨木:「スキサメトニウム系の筋弛緩剤。配合は随分いじったが、即効性に特化してある」
茨木:「指先にかすっただけでも、まず助からない。オーヴァードでもない限り」
茨木:「カリウム系。よく言われるように、証拠が残らないわけではない。しかし、死に至る点では正しい」
茨木:「――甚大な苦痛を伴う。戦闘は勿論、拷問に使うこともできる」
茨木:「……そして、証拠を残さないのがこちらの薬だ。色々と試したが、これが一番いい」
茨木:「私が『作った』中では一番だ」
松浦:「……何やってたんだ今までアンタ」
茨木:「医者さ」薄く微笑む。
茨木:「真面目な医者だ。しかし前から君らには言っていた通り、動物の摂理に反する職業でもある」
茨木:「生かした分は、殺さなければならない。……私はそういう考えで動いている」
松浦:「裏の状況は、かなり変わった」
松浦:「もしアンタが見返りを求めないなら、“五光”としてこっちに戻れ」
松浦:「……いや、もう“四光”か」
茨木:「…………。なるほど?」
茨木:「まずは、出よう。――状況を教えてくれ」
GM:----

【Middle/01】

GM:次は合流シーン。全員集合です。
“フェイスダウン”:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 1[1]+39 → 40

リーザ:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 3[3]+33 → 36

エツィオ・クァジモド:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 5[5]+37 → 42

紅森羽:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+7[7] → 50

ヤン・クラッセン:えっとうっかりしてましてOPで侵蝕率振ってなかったので2d10振ります
ヤン・クラッセン:2d10+31
DoubleCross : (2D10+31) → 11[4,7]+31 → 42

GM:そうだったとは……今気づいてよかったですね
GM:----
GM:郊外 多目的ホール跡
GM:----
GM:不採算により打ち捨てられたとされる、高台の多目的ホール。
GM:しかしここが“雉鳴り”の拠点の一つでもある――
GM:フェイスダウンとヤン・クラッセンは、依頼主の元に戻り指示を仰ぐために。
GM:リーザとエツィオは、彼女らの派閥の目的をそれぞれ達する第一歩として、
GM:そして紅森は、変化した状況を確認するために、この場所に集う。
GM:各々好きな移動手段で到着して構いません。
GM:それと、主にエツィオさんの判断ですが
GM:島津梨加の処遇についても自由に決定することができます。
GM:連れてきてもいいですし、どこかに押し込んでおいてもいい。
紅森羽:ジッロさんは一緒にきてるのかな?
GM:当然来てます。紅森さんが“雉鳴り”の方に行ってるのは
GM:ジッロさんから、状況を聞くにはこっちに向かったほうがいいと伝えられているからですね。
GM:あとジッロさんの車なので、基本的には紅森さんは車で来ているでしょう。
エツィオ・クァジモド:連れて行きましょう。NPCはなるべく抱え込まず、多くにのPCに会わせるつもりだ。
GM:さすがだぜ。
エツィオ・クァジモド:めかし込ませ、豪奢な服を用意しておくぞ。
GM:ワーオ、オシャクソ……
ヤン・クラッセン:金持ってやがる…
リーザ:高級外車に乗ってやって来ます。
紅森羽:ちょっとだけ遅れて最後に入ってこよう
“フェイスダウン”:さっき乗せてもらった車で
島津梨加:「はーっ、はーっ……わ、わたし」傍のエツィオさんを見上げる。
島津梨加:「どうなるの?これから……。家は、嫌だ……」
島津梨加:フェイスダウンには恐怖心を抱いているのか、近づこうとはしない。
“フェイスダウン”:「……」テキパキ自分の手当てをしてます
エツィオ・クァジモド:「何も心配なさることはありませんよ。このエツィオめに御任せください」背中をさする。
エツィオ・クァジモド:効果の薄い麻薬の類似成分を処方して、症状を緩和している。《リカバリー》的な演出。
GM:ソラリスの力だ!確かにそれなら、多少落ち着かせることができるでしょう。
“フェイスダウン”:(アレやな…この人、多分スケコマシや……)
島津梨加:「……何者なの、あなた達……ヤクザの人じゃないの」
エツィオ・クァジモド:「ええ。我々はそうではございません。御安心をば」
GM:3人はホールに到達します。リーザさんも同時でしょう。
GM:リーザさんも、待ち合わせ場所に到着した辺りで、エツィオの車がホール前に着いたのを見ていた。
GM:エツィオの顔は知っていてもそうでなくても構いません。目的に関しては、容易に推察できるでしょう。
ヤン・クラッセン:じゃあ既にそこに入っててもいいですかね
GM:おお、一番乗りだった!
GM:当然一番乗りになりたい人が一番乗りです。既にヤンくんはホール。
GM:“雉鳴り”がこの場にいないことは確認しています。代わりに構成員の男が座っている。
GM:肥満体の、片足を義足化した日本人だ。
本城和裕:「これはどうも。皆様方」
本城和裕:帽子を取り、恭しく頭を下げる。
ヤン・クラッセン:同じく頭を下げよう
リーザ:「…………ふふふ」 顔ぶれを見て愉快げに笑う
本城和裕:「“雉鳴り”の一人、本城と申します。今、一足早く“マイナス”様と雑談に興じていたところです」
“フェイスダウン”:『……』2人を見て、会釈します
リーザ:「これはどうも。“灯蛾”からの使い、リーザ・ジェノヴェーゼでございます」 優雅に礼をする
エツィオ・クァジモド:「お初にお目にかかります。エツィオ・クァジモドと申します」恭しく、まずはリーザさんへ一礼。
エツィオ・クァジモド:その後に本城さんへも一礼を返す。
ヤン・クラッセン:相変わらずだなあって目でエツィオさんをみています
“フェイスダウン”:(……この人も、別の“派閥”)
本城和裕:「――“灯蛾”の。これは大変な無礼を、申し訳ありません」悲しそうに眉を下げる。
本城和裕:「まず、皆さんに申し上げておきたい事が」
“フェイスダウン”:『……本城さん、この人たちは?』
“フェイスダウン”:『どういう状況が動いてるんですか?』
本城和裕:「“雉鳴り”はいらっしゃいません。御存知の通り、あの方の身には危険が迫り、身を隠しております」
紅森羽:そのあたりで遅れて入ってこよう
紅森羽:「いやあ、遅れて申し訳ない」
ジッロ・マイ:「……」その後に続き、堂々と入室。
本城和裕:「……」片眉を上げる。
本城和裕:「これは、ミスター・マイ。そして紅森様」
紅森羽:「あ、もう始まっていましたか。これは失礼しました」
本城和裕:「いえいえ。まだ本題の前でしたもので。どうぞ、ご親睦を」
紅森羽:「少しトラブルに見舞われていたもので、いやお話を続けてください」
紅森羽:「挨拶はその後で」
ジッロ・マイ:「俺は後で改まるのは苦手なのでな。ジッロ・マイだ。“大蜘蛛”第三の脚」
本城和裕:「……オホン、ならば、続きを」
本城和裕:「現在、“雉鳴り”が楡組残党と思われる勢力に狙われていることは……皆さんご存知のことと思います」
本城和裕:「“灯蛾”様の交渉がまとまる寸前――」リーザを見る。「横合いから“孤独の路地”を奪おうと画策していた組織と、恐らく同じ」
本城和裕:「利権のみはすんでのところで我々が得ることができましたが、未だ“路地”は安全なルートではございません」
本城和裕:「蝿のように付き纏う彼らを、何らかの方法で『諦めさせ』なければ……。具体的な手段は、憚られますが」
ジッロ・マイ:「恐らく」
ジッロ・マイ:「それがお前を狙った連中とも同じだろうな、紅森」
紅森羽:「でしょうねえ」
紅森羽:「まったく、とばっちりも良いところです」
“フェイスダウン”:『……監査と、戦力の補強。それでこうして人が集まってる。っていう事ですか』
本城和裕:「左様です」片眉を上げ、答える。
本城和裕:「フェイスダウン様のこれまでの働きに関しましては、“雉鳴り”――彩生様も高く評価しておられます」
本城和裕:「1.8倍額の報酬を追加した上で、引き続き傭兵の件、依頼されるとのお話が。お受けになられますか?」
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:『元々、楡組とやり続ける間は、こちらに付く。そういう話でしたから』
“フェイスダウン”:『報酬はそのままで大丈夫です。続けます』
“フェイスダウン”:五人の方に向き直り
リーザ:「…………」 じっとフェイスダウンを観察している。
“フェイスダウン”:『ウチは傭兵です。必要があれば、協力します』
ジッロ・マイ:「……立場はお前と同じか」ヤンを見る。
ジッロ・マイ:「“蠍”」
ヤン・クラッセン:「そうみたいだね」
ヤン・クラッセン:「まあ、僕だったら報酬が増えるのを拒んだりしないけどね」
“フェイスダウン”:『……』
ジッロ・マイ:「だろうな。第四と第八の脚を千切ったこと」
ジッロ・マイ:「俺は、評価しているぞ。“マイナス”」
ヤン・クラッセン:「あはは。嬉しいね」
ヤン・クラッセン:フェイスダウンさんのほうを向くよ
ヤン・クラッセン:「ヤン・クラッセン。今回はよろしく頼むよ」
ヤン・クラッセン:「えっと、フェイスダウン…でいいのかな?」
“フェイスダウン”:『……呼び方は、なんでもいいです』
“フェイスダウン”:『……自分いくつ?年は』
ヤン・クラッセン:「この仕事に年齢なんて関係ないだろ?」
“フェイスダウン”:『子供を使うのは、また話が違う』
“フェイスダウン”:『……傭兵って事は、自分も戦うし死ぬかもしれへんねんで』
ヤン・クラッセン:「へえ。キミってモラリストなんだ」
紅森羽:笑みを浮かべながら二人を観察している
ヤン・クラッセン:「こんな稼業してるんだから。それぐらい承知の上だよ」
“フェイスダウン”:『そう………どうとでも思ってもらってええけど』
“フェイスダウン”:『それやったら。もう何も言わへん』
ヤン・クラッセン:「まあ、今は一緒にお仕事をする仲間なんだから。細かいことは気にしないで仲良くしようよ」
ヤン・クラッセン:「ね?」
ヤン・クラッセン:フェイスダウンに手を差し出すよ
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:手を握り返す
ヤン・クラッセン:「よろしく」
“フェイスダウン”:『…ん』
ジッロ・マイ:「……“灯蛾”がオーヴァードを寄越すのは勿論だが……」厚い瞼に埋もれた目でエツィオを見る。
ジッロ・マイ:「“枝角”もここにいるのか。“雉鳴り”の傭兵と連れ立ってきたのはどういう経緯だ」
エツィオ・クァジモド:「聖女の高潔な魂に感じ入っていた手前、私どもの言葉で場を乱さねばならないのも少々憚られますが」
ジッロ・マイ:「何を言ってるんだこいつは」
エツィオ・クァジモド:「大蜘蛛こそ、この場に似つかわしくないものでは?」
ジッロ・マイ:「バランスだ」
ジッロ・マイ:「“巨竜”の身内のみで貪れる餌と思っていたか?」
ジッロ・マイ:「いや。お前の場合むしろ“海蛇”の尾か。あの娘」
エツィオ・クァジモド:「さて?女性の深い御心は、私には見透かせませんので」
紅森羽:「まあまあ、ここで派閥がどうとか言っても始まりませんよ」
紅森羽:「ほら、若者は手を取り合ったワケですし」
エツィオ・クァジモド:「貴方もバランス、とでも仰りたいわけですか?貴方らしいと」
エツィオ・クァジモド:「そう仰っておけば宜しいでしょうか?」
紅森羽:「いやいや、ほら。私みたいにフラフラしていると。こういうところで頑張るしかないわけで」
紅森羽:「ねえ?」
リーザ:「ふふふ、仲良くとは言いませんがここにいるのは貴方達だけではありませんよ。余り、外の方によろしくない姿を見せるのはいかがなものかと」
エツィオ・クァジモド:「これは。お恥ずかしい所をお見せいたしました、マダム。ご容赦をば」
“フェイスダウン”:(“枝角”“大蜘蛛”“灯蛾”……あとは…)
“フェイスダウン”:『あなたは、どこの人なんですか』
“フェイスダウン”:紅森さんに
紅森羽:「あ、私ですか?」
紅森羽:「どこの人と言われると、ま。私などは末席を汚しているに過ぎませんので」
紅森羽:「所属、というものはありません。ただ」
紅森羽:「“蝙蝠”などと呼ばれたりはしますがね、ハハ」
ジッロ・マイ:「……」
“フェイスダウン”:『“蝙蝠”……』
紅森羽:「そう、ご挨拶が遅れていましたね」
紅森羽:「皆様のお噂はかねがね御聞き及んでおります」
紅森羽:「姓は紅森、名は羽。以後お見知りおきください」
ヤン・クラッセン:「よろしく。ご高名はかねがねうかがってますよ」
紅森羽:「いやいや、かの“蠍”に比べれば私なんて」
リーザ:「ええ、よろしくお願いします」 にっこり笑う
紅森羽:「これは“灯蛾”の、ハハ。こちらこそ、よろしくお願いいたします」
紅森羽:「“フェイスダウン”様、でしたね。そういうわけでして。このメンツの中では私はイマイチな立場ですが」
紅森羽:「よろしくお願いいたします」
本城和裕:「いえいえ、とんでもない。いつもの通り、頼りにしております」しかしやや苦笑いだ。
ジッロ・マイ:「しかし“雉鳴り”本人がここに来られないということは」
ジッロ・マイ:「行動は俺達が決めても構わんということだろう」
ジッロ・マイ:「真っ先に眼前の憂い――楡組の背後を叩くもよし。別の線から探るもよし。そう解釈して構わんな」
リーザ:「流石は“大蜘蛛”の足の一人……手馴れていますのね」
ジッロ・マイ:「褒め言葉と解釈しよう、ミス・ジェノヴェーゼ。だが、自由に動けたほうが互いに都合はいいだろう」
GM:----
GM:このセッションですが、実際の任務そのものは
GM:今後襲ってくるであろう敵を調査して撃退するだけでも終われます。
GM:しかし、それだけでは“孤独の路地”の利権に辿りつけませんし、別方向で難易度も上昇します。
紅森羽:しかしそれでは クク 美味しくない
GM:また、それぞれのキャラの思惑で動きたいこともあるでしょう。
GM:特定の項目は一度に行ける人数が制限されるので、他のセッションより、抜け駆けや単独行動が重要になるかも。
“フェイスダウン”:ガンバルゾー!
ヤン・クラッセン:だけどジッロさん一人で動かれるのはなんか怖いなあ
GM:ジッロさんは、このセッション中はそれほど警戒しなくても大丈夫ですよw
エツィオ・クァジモド:がんばって抜け駆けて好感度上げないと……
GM:エツィオさんはそうしてくださいw
GM:らしくするんだぞ……
“フェイスダウン”:後遺症…
GM:あと、別に直線でボスに行くのも、回り道で行くのも、総合的な難易度はあまり変わらないように作ってはいますので
GM:キャラの思惑次第、お好みでルート選択すればいいと思います。
リーザ:さて、どうしようかな
“フェイスダウン”:とりあえずヒロヱちゃんは、まず状況整理がしたい感じですね
“フェイスダウン”:楡組の次はエスタージが敵かもしれないと思う部分もあるので
“フェイスダウン”:話に出た各組織間の構図を知っておきたい。というか、PC情報とPL情報を同期させたいw
▼エスタージの現状 〈情報:裏社会〉難易度8
 をあげましょう。

GM:判定にクリアすれば現在の日本におけるエスタージ動向を把握できます。
GM:前々から探っていた分の情報を踏まえて、難易度8という感じですね。
“フェイスダウン”:イエッサー
GM:次シーン以降で捜査できます。キャラロールで聞きたい分は
GM:ここでエツィオさんに質問しても大丈夫です。
“フェイスダウン”:うーむ、エツィオさんとも仲良ししたいけどそれはそれで不審がられそうなので
“フェイスダウン”:あくまでこっそり進めましょう。お互いのプロ感を優先。
リーザ:とりあえずアヤキパパと会いたいですが……
GM:そうですね。その要望は絶対に出ると思いまして、
▼“雉鳴り”について 〈情報:裏社会〉 難易度9
 も用意しています。

GM:しかし彩生パパに直接会って真意を問いただせるのは、PCの中では一人までです。
リーザ:なにか条件とかあるんですか?
GM:他に会いたい人がいる場合、判定による競合が必要です。
GM:PLで話し合っても大丈夫ですけどね。
エツィオ・クァジモド:ぼくもお義父さまにご挨拶したいです
GM:何が義父様じゃボケェ
ヤン・クラッセン:将を射んとすればまず馬からってことで。今回はフェイスダウンちゃんと落とすのがいいんじゃないですか?
リーザ:後は路地の実体かな、これは島津ちゃんに聞けば大丈夫な感じだけど
GM:そうですね。エツィオさんはここまでの挨拶を踏まえて島津ちゃんをどうするか決める必要性がありましょう。
エツィオ・クァジモド:自分から積極的に紹介していく気はないかなあ
エツィオ・クァジモド:そのまま連れ歩き世話を焼いていきたい所存。
リーザ:なるほどね
リーザ:後は敵戦力の四光、四光バックの存在、楡組崩壊の理由とかになるけど。これは本筋進めるための感じだな
GM:その辺はいずれ必ず調査する必要があるでしょう。
▼楡組残党について 〈情報:裏社会〉難易度9
▼“常彼岸”について 〈情報:裏社会〉難易度7
▼“ヤロカ水”について 〈知識:レネゲイド〉 難易度11
▼“紅灯緑酒”について 〈情報:裏社会〉 難易度10
GM:今開けるのはこの4つだけです。
“フェイスダウン”:ふむふむ
紅森羽:楽な仕事だ
ヤン・クラッセン:ヤロカ水やりたいですね
“フェイスダウン”:因縁的に常彼岸かなあ
GM:行動方針が決まったら、ロールの続きをやってもらって、次の登場キャラの希望情報収集シーンを作った辺りで終わりましょう。
リーザ:大体決まったな。
“フェイスダウン”:オッケーです
紅森羽:ほい
エツィオ・クァジモド:大丈夫です。
GM:----
本城和裕:「……。私としては、皆様に指揮を下す権限はございません。ただの連絡係ですので」
本城和裕:「お力添えしたい意思はございますが、お役に立てるものかどうか。何分、“雉鳴り”の人間は、皆様と違い……」
本城和裕:「……オーヴァードではございませんので」
リーザ:《真偽感知》していいですか?
GM:もちろんOKです。
GM:「連絡係」というのは本当。「力添えしたい」というのはやや嘘。「オーヴァードではない」というのは本当です。
リーザ:では使用します36→38
GM:あ、そうだ侵蝕上がるんでしたw
GM:先に開示しちゃった。
リーザ:ただでこんな強いエフェクトがあってたまりますかw
GM:まあ、ともあれ日本に拠点を置く以上、“灯蛾”としても“雉鳴り”の保有戦力は把握済みです。
GM:日本に存在するオーヴァード戦力は、“蝙蝠”の他は、エツィオも含めほぼ“海蛇”の息がかかった人材のみであり、
GM:“雉鳴り”の保有レネゲイド戦力はゼロ。派閥首領の娘も、“雉鳴り”の指令で動いたことはありません。
リーザ:了解しました。
“フェイスダウン”:『……ウチは一旦、宿に戻ります』
“フェイスダウン”:『流石にガタが来てますから』
“フェイスダウン”:といいつつ、組織内の情報収集に動き出そう
紅森羽:「痛みの引くお薬、ありますよ?」
エツィオ・クァジモド:「お送り致しましょうか?」
“フェイスダウン”:『……結構です』
“フェイスダウン”:『お気遣いは、受け取ります』
ヤン・クラッセン:「気をつけてね」
ヤン・クラッセン:と手を振ろう
ジッロ・マイ:「奴ら、中々目聡い。宿で討たれるなよ」
紅森羽:「ま、それはそれとして。何かあれば声をおかけください。」
リーザ:「ご養生なさってくださいね」
“フェイスダウン”:ちょっとリーザさんの方を最後に振り向きます
“フェイスダウン”:(……まだ、誰が信用できるのかも分からへん。それぞれが探り合ってる)
リーザ:にっこりと笑っていますよ
“フェイスダウン”:ちょっとビクッとします
“フェイスダウン”:(あの人…最後まで笑ってるだけやった…けど……なんか……)
“フェイスダウン”:再び歩き出します。
“フェイスダウン”:『今……やるべき事は』
“フェイスダウン”:呟いてその場を立ち去ります。
紅森羽:それぞれの派閥と関係を持ちたいので話はしたいのう
リーザ:エツィオさんとお話したいかなー。
エツィオ・クァジモド:歓迎だぜ!
GM:女と見たらこの野郎!
GM:----
リーザ:「では、私はエツィオ様のお言葉に甘えさせていただきたいと思っておりますが……よろしいでしょうか?」
エツィオ・クァジモド:「それは。望外の喜びでございますが、そちらの車は宜しいのですか?」乗り付けてきた外車のこと。
リーザ:「ええ……私も万全の用意を以ってこちらに参りましたが何分、専門外のことですので。もし敵の襲撃があった場合に耐えきれるか分かりませんから」
GM:なんとかよわい……儚く美しい女性だ
リーザ:「それに……私自身、エツィオ様の事に興味がございまして」 いたずらっぽく笑う
エツィオ・クァジモド:「私にも然程の力はございませぬが。そこまで言わせては、断るわけには参りますまい」
エツィオ・クァジモド:「では、行きましょうか。マダム」手を差し出しエスコートする。
リーザ:「ああ、良かった……断られてしまったら、怖くて怖くて」 そのエスコートを受ける
GM:さて、ここで問題となるのが、島津梨加ちゃんです。
GM:ホール外で待たせているとすれば今の会合の内容も聞いてませんが
GM:車でこの場を離れるなら、置いていくか連れて行くかしかありません。どうしますか?
エツィオ・クァジモド:置いていくわけがないので、そのまま車に乗せていますね。
リーザ:じゃあ、私は島津ちゃんの事分かっちゃうのかな?
GM:そうなっちゃいますね……!しかしオシャクソの矜持に準ずる姿勢、見事
島津梨加:「ア……」車に座り、大人しく待っていた。
リーザ:「エツィオ様、この方は……?」 先客がいたことに僅かに驚いたように見せる
島津梨加:「エツィオさん。その女の人は?ヘルメットの人はどうしたの?」
エツィオ・クァジモド:「彼女はそのままお帰りのようです。こちらのリーザ様をお送りいたします故、少しの間ばかりご容赦を」
島津梨加:「リーザ」眠たげに、二、三度まばたきをする。
エツィオ・クァジモド:「失礼。こちらは梨加さま。現在私が保護をしている、“無辜の”少女でございます」こちらの人間でないことを暗に言い含める。
リーザ:「“無辜の”少女……私達とは無関係と思ってよろしいのでしょうか?」
島津梨加:「た、たぶんそう」事情は分かっていないが、首を縦にふる。
島津梨加:「事情が……事情があって、家に帰れなくて」
島津梨加:「でも、知ってるの?……あいつらのこと」楡組を指しているようである、とわかる。
リーザ:「ええ、少しならば……ですが」
エツィオ・クァジモド:そのまま座席に案内して、自分は運転を始めるぞ。
島津梨加:「必要なの……すごく必要なものがあるから」呼吸が荒い。
島津梨加:「……つ、連れて……いや。行かなきゃ」
島津梨加:「孤独の路地……」
リーザ:「…………」
島津梨加:震えながら目を閉じる。眠ろうと試みているようだ。
エツィオ・クァジモド:「……孤独の路地。」
リーザ:「それが何か……貴女は知っていらっしゃるのですか?」
島津梨加:「し、信じないと思うから。でも……ハァ、私だって」
島津梨加:「どうやって辿り着いたのかなんて……」
GM:この少女は、エツィオ達が発見した時、薬物の備蓄倉庫に紛れ込んでいた。
GM:薬物探索行動。重度の薬物中毒者は、驚異的な執念で薬物のルートを「逆に辿り」始める。
GM:“孤独の路地”を知っているということは、どこかでニアミスしている可能性はある。少なくとも倉庫に辿り着くまで「追って」きた中毒者です。
エツィオ・クァジモド:「……」運転しながら、顎に手を当て黙考する。
リーザ:「……“無辜の”少女ですか」
リーザ:「難しいですわね、エツィオ様」
エツィオ・クァジモド:「ええ。とても。非常に」
エツィオ・クァジモド:「これからが苦難の道でしょう。美女を二人も侍らす、現在が幸福の絶頂やも知れませぬ」
リーザ:「ふふふ……面白い方ですね」
リーザ:ロイスを取ります
リーザ:-エツィオ・クァジモド/好奇心:○/無関心/ロイス
リーザ:中々面白い事をいう男だ、嫌いではない
GM:よかったね、エツィオさん!
エツィオ・クァジモド:灯蛾/リーザ・ジェノベーゼ/好意/隔意:○/ロイス
エツィオ・クァジモド:もう後1枠しかないぞ……
▼“孤独の路地”について(1) 〈情報:裏社会〉〈交渉〉 難易度11
GM:そして、彼女をトリガーとする情報収集も出現しました。次回以降探索可能。
GM:これは梨加ちゃんと一緒に行動している者でないと調べられません。
紅森羽:残された人のロールでもするか
GM:そうですね。紅森さんぜひどうぞ。
GM:----
紅森羽:「ああー、皆行っちゃったけど、君はどうします?」
ヤン・クラッセン:「そうだね」
ヤン・クラッセン:「気になる人がいるから、まずはその人のことを調べるとしようかな」
紅森羽:ゴソゴソとポケットを探り紙巻のハッパを取り出す
紅森羽:「どうです?」
紅森羽:と自分で吸いつつ勧める
ヤン・クラッセン:「遠慮しておこうかな」
ヤン・クラッセン:「あんまりお金を使えるような立場じゃないからね」
紅森羽:「ハハ、最初はサービスしときますよ」
ヤン・クラッセン:「そんな常套手段にはかからないよ」
ヤン・クラッセン:「あのヘルメットの子にでも勧めたら?いろいろとキテるみたいだからもしかしたらかかってくるかもしれないよ」
紅森羽:「そうですねえ。まあ、考えておきましょう」
ヤン・クラッセン:「だけど。売人が薬を使うのってあんまりよくないんじゃないの?」
紅森羽:「ん?まあ大丈夫ですよ。加減がわかっていればね。ほらしっかり自分の意思で考えれば何事も上手くいくでしょう?」
ヤン・クラッセン:「あはは。それ、タバコなんていつでもやめれるって言ってるおじさんみたいだよ。紅森さん」
紅森羽:「ああ、いつまでもやめられない人いますよね」
紅森羽:「そういうおじさんにはなりたくないね、ハハ」
ヤン・クラッセン:「あはは。まったくその通りだよ」
紅森羽:「さて、お仕事とあれば動かないといけませんが。どうも私は体が弱くてね」
ヤン・クラッセン:「さて」
ヤン・クラッセン:立ち上がろう
紅森羽:「そのへん頼らせてもらってもいいかな」
紅森羽:「いつもはお仕事的に被ることもあるけれど、今回は協力するって事で」
ヤン・クラッセン:「そうだね」
ヤン・クラッセン:「僕はこの国にして日が浅いし、紅森さんみたいな事情通の人がいてくれるとありがたいかな」
ヤン・クラッセン:「持ちつ持たれつってことで。お願いしてもいいかな?」
紅森羽:「そりゃあもう。こちらこそ」
ヤン・クラッセン:「ふふ、改めてよろしくね。紅森さん」
ヤン・クラッセン:とりあえず俺はこんなもので!
紅森羽:こちらもそれで
紅森羽:OKです
GM:すいません、レスポンスがとある理由で遅れました。
GM:これでロール全員済みましたねッ
“フェイスダウン”:イエス!
GM:購入判定ができます。皆さん調達するが良い
ヤン・クラッセン:UGNボデーアマーを
ヤン・クラッセン:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[6,9] → 9

リーザ:ローラーブーツ買っておきます
リーザ:6dx+7>=11
DoubleCross : (6R10+7[10]>=11) → 9[2,2,2,4,5,9]+7 → 16 → 成功

リーザ:ほらよ!
リーザ:装備しておこう。
エツィオ・クァジモド:強化ビジネススーツを。
エツィオ・クァジモド:5dx+1>=19
DoubleCross : (5R10+1[10]>=19) → 10[2,5,6,8,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

エツィオ・クァジモド:財産5点使って購入。
紅森羽:世界征服が欲しいが
紅森羽:無理であろうな
紅森羽:とりあえず勝負服でも買っておくか
紅森羽:1dx+5=>20
DoubleCross : (1R10+5[10]>=20) → 10[10]+2[2]+5 → 17 → 失敗

紅森羽:惜しいな ヤクに財産を使っていなければ
紅森羽:買えたのにな
“フェイスダウン”:何買おうか
“フェイスダウン”:狙撃を警戒してボルトアクションライフルにしよう
“フェイスダウン”:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 5[5,5]+5 → 10

“フェイスダウン”:んんー財産5使って購入!
GM:かーっ、金持ちは違うのう!
“フェイスダウン”:これがピュアノイよーッ!
GM:では、ここでシーン終了。ちょっと今レスポンス遅い状態ですが、
GM:次ヒロヱちゃんのシーンをやって、今日はそれで終了としましょう。
ヤン・クラッセン:はーい
GM:----

【Middle/02】

GM:エスタージの動向調べる感じですね。
“フェイスダウン”:イエス
GM:登場したい方は自由に出ていいのだ。宿の位置は本城さん経由で教えてもらっていいです。
GM:では、まずヒロヱちゃんの侵蝕ダイスどうぞ。
“フェイスダウン”:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 3[3]+40 → 43

“フェイスダウン”:sosite
“フェイスダウン”:そしてコネ:情報屋だッ!
GM:何ィーッ!
GM:何者ですか、その情報屋はッ!
“フェイスダウン”:フフフ…その辺で捕まえたのだ…
“フェイスダウン”:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[2,4,6,8]+1 → 9

“フェイスダウン”:成功!
GM:では、情報屋にこれまで集めさせた情報を確認する感じにしましょう。
GM:電話にしますか?
“フェイスダウン”:薄型PCによる、何か特定されない改造回線で
“フェイスダウン”:通話しましょう
GM:その程度の用心は傭兵として当然!金もあるし。
GM:さて、フェイスダウンが世話になっている相手は仁堂愛菜という弱小オーヴァード。
GM:所属不明な点が怪しいですが、仕事はそれなりにやる奴でした。
仁堂愛菜:[げっ]
仁堂愛菜:[ど、どーも、黒ヘルさん……お元気?ですか?]
“フェイスダウン”:『ゲッてなんやねん』
“フェイスダウン”:『そっちこそ、元気やった?アイナちゃん』
“フェイスダウン”:『まーた悪い事してへんやろな』
仁堂愛菜:[そんな~、ウチは清廉潔白、常に誠心誠意やってますよ!]
仁堂愛菜:[えーと、どンな要件でしたっけ?ヘヘ]
“フェイスダウン”:部屋の中でもフルフェイスとライダースーツは脱いでいない。部屋の中の盗聴盗撮はチェックしたが、外からの監視も警戒しているのだ。
“フェイスダウン”:『……』カタカタカタ
“フェイスダウン”:[エスタージによる抗争の勢力図、あとその実働状況]
仁堂愛菜:[……やっぱ、まだあそこにご執心ですかね]
仁堂愛菜:[やめといた方がいいですよ~]
“フェイスダウン”:[ありがとう心配してくれて]
仁堂愛菜:[エート、そっちの情報と合わせます。今どんな状況です?“雉鳴り”にいたンですよね前ん時は]
“フェイスダウン”:[でも、今はこれをやるしかない。深くは聞かんといて]
“フェイスダウン”:[雉鳴りとの契約は継続。楡組の残党がいる]
“フェイスダウン”:[残党狩りと分け前分配の名目で、何人かの別派閥構成員と同行中]
“フェイスダウン”:[状況整理のためにも、見取り図が欲しい]
仁堂愛菜:[ハイハイハイハイハイ]
仁堂愛菜:[じゃあ、まあ、整理します。なるほどね~]
仁堂愛菜:[今、エスタージは日本国内で抗争状態です。理由は、いっちばん上のヤツが死んだ……いや殺されたンで]
仁堂愛菜:[ビッグ・ボスとか呼ばれてた男ですね。で、その子供が2人]
仁堂愛菜:[クラリーチェ・サネッティ。こいつが日本に立ち寄ってる間、ボスが殺されて、後継者争いになったってトコです]
仁堂愛菜:[本国――ヨーロッパと、クラリーチェのいる日本]
“フェイスダウン”:[それで、日本国内の“派閥”がその子を狙う側と匿う側に分かれて]
“フェイスダウン”:[更に国外からの介入や、新しい候補者の推薦、擁立もあって、状況はこじれだしてる]
仁堂愛菜:[ッというか、狙う側はほとんど外からやってきたやつらですねェ~~]
仁堂愛菜:[ヨーロッパのレネゲイド管理部門“大蜘蛛”。純粋威力部門の“雪狼”]
仁堂愛菜:[この辺が今日本に入って、元々日本にいたエスタージ連中とドンパチやってます]
仁堂愛菜:[日本人のオーヴァードはまあ、アジアの管理部門……“海蛇”の下の連中でしょうなあ]
“フェイスダウン”:[……つまり日本に元々いて、今クラリーチェを狙っている連中は、傭兵か、海外組に煽られた無所属の下っ端。物の数には入らへんって事ね]
“フェイスダウン”:[海蛇……]
“フェイスダウン”:[“海蛇”の動向は、その後何かあった?]
仁堂愛菜:[さっき言った、子供2人のうちのもう1人。“巨竜”のディーノ・バローネと合流して、一気に大船に乗りました]
仁堂愛菜:[今まではクラリーチェを守って追い回される側だったのが、それで拮抗……っていうか]
仁堂愛菜:[こっちにとっちゃ、迷惑な話ですけど。抗争が長期化するって事ですからなァ]
“フェイスダウン”:[そう。了解]
“フェイスダウン”:『……よかった』
仁堂愛菜:[ヨーロッパの後継者は、正体は分かりませんが。“白い手の男”だって噂だけです]
仁堂愛菜:[この前も派手にやらかして、特調に目つけられてましたよ。ウチにもそれ関係で情報入ったワケですけど]
“フェイスダウン”:[つまり]
“フェイスダウン”:[この状況を打開するには海外の主導である『白い手』の一派を退けるか]
仁堂愛菜:[“巨竜”にいるボスの血筋が潰れるかですな]
“フェイスダウン”:[……ありがとう]
“フェイスダウン”:[これでかなり動きやすくなった。報酬はいつもの口座]
仁堂愛菜:[ヘヘヘ、ありがとうございやす]
仁堂愛菜:[じゃ、またご贔屓に]
“フェイスダウン”:では一旦回線を閉じます
“フェイスダウン”:『……百合ちゃん』
“フェイスダウン”:少しだけ暗い天井を見つめて
“フェイスダウン”:立ち上がり、部屋から出て行きます
GM:“大蜘蛛”、“雪狼”、“巨竜”、“海蛇”。
GM:今回の薬物ルート争いの中で名前が出た派閥は、この中では“大蜘蛛”のみ。
GM:“雉鳴り”も含めて、他の派閥は中立という事になる……少なくとも、表面上は。
GM:他のロールがありましたらどうぞ。他のキャラと会ってもいいんですからね。
“フェイスダウン”:どうしようかしら
“フェイスダウン”:この状況だとエツィオさんに会って話したいな
GM:エツィオさん、ヒロヱちゃんのシーンに出て話しますか?
エツィオ・クァジモド:では登場しましょう。
“フェイスダウン”:やったぜ!
エツィオ・クァジモド:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43

GM:女性で良かったねヒロちゃん
GM:すごい、女性と見れば侵蝕率ダイスもこんなだぜ
“フェイスダウン”:エツィオさんは普段どこ住み?てかLINEやってる?
エツィオ・クァジモド:様々な施設を転々としてる感じですね。
エツィオ・クァジモド:ただ普通に連絡先は渡してるんじゃないかな……!
GM:まあ、ホールに来るまでは一緒の車で移動してましたしね
“フェイスダウン”:じゃあなんかどっかの廃ビルみたいな所で待ち合わせましょう
GM:廃ビル!もっとムードのあるところが良いのでは?
“フェイスダウン”:そこはやはり
“フェイスダウン”:こちらのニチアサアトモスフィアに付き合ってもらう
“フェイスダウン”:待ち合わせは断固廃ビルだ!!
GM:----
GM:都市部 廃ビル
GM:----
GM:先のホールと同様、所有者が権利を手放し、なお打ち捨てられたままの建物が街には存在する。
GM:その所有権を真に持っているのが誰なのかを知るものは少ないのだ。
GM:エツィオさんはフェイスダウンの希望通りの場所を手配し、落ち合うことになりました。
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:暗い打ち捨てられたビルの一室に立っている
エツィオ・クァジモド:いつもの高級車でやってくるぞ。
エツィオ・クァジモド:降りてくる。他に人の姿はない。
エツィオ・クァジモド:「しかし、このような場所でよろしかったのですか?」
エツィオ・クァジモド:「夜景の美しい場所も手配はできたのですが」
“フェイスダウン”:『………。』
“フェイスダウン”:黙って、周囲の気配を確認し
“フェイスダウン”:ヘルメットを外す。
“フェイスダウン”:長い黒髪がヘルメットの下から滑るように肩に降りる。
エツィオ・クァジモド:「……ほう」感嘆の声を上げる。
曽根崎ヒロヱ:「エツィオ・クァジモドさん」
エツィオ・クァジモド:「何でしょう?」
曽根崎ヒロヱ:「エスタージ内の抗争において、“枝角”は中庸の立場とされているけど」
曽根崎ヒロヱ:「あなた個人は何度か、国内の“海蛇”、そして“海蛇”の擁するクラリーチェ・サネッティと接触、協力している」
曽根崎ヒロヱ:「……そこまで、間違いないですか?」
エツィオ・クァジモド:「ええ、相違ありません。よくご存知で」
曽根崎ヒロヱ:「要点だけ言います」
曽根崎ヒロヱ:「ウチは“海蛇”の構成員の1人に借りがある」
曽根崎ヒロヱ:「この抗争が長期的な物になって、その1人に危害が出る前に」
曽根崎ヒロヱ:「状況を解決する為に出来る限り介入したい」
エツィオ・クァジモド:「介入とは?政治的解決ではないものでしょうか?」
曽根崎ヒロヱ:「それも含めて、こちらの能力で出来る限りのことをです」
エツィオ・クァジモド:「海蛇に協力すること、以外を含むと解釈しても?」
曽根崎ヒロヱ:「……それが、“海蛇”の安全と、早期の解決のためなら」
曽根崎ヒロヱ:「迂遠なやりかたになっても、協力します」
曽根崎ヒロヱ:「抗争の手打ちは、クラリーチェ・サネッティや“巨竜”の思惑とも、それにエツィオさんとの思惑とも反する物では無いとウチは思ってます。違いますか」
曽根崎ヒロヱ:「より直截的な事を言えば、『白い手の男』の打倒、です」
エツィオ・クァジモド:「成程。しかし、まだ解しかねます」
曽根崎ヒロヱ:「なんですか」
エツィオ・クァジモド:「私を呼んだ理由は何でしょう。逢瀬の誘いという訳でもございますまい。こちらとしてはそれでも歓迎いたしますが」
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:「エツィオさんには、ウチが動きやすくなるように“海蛇”と“雉鳴り”の橋渡しをお願いしたいです」
エツィオ・クァジモド:「“雉鳴り”に拘る理由は何でしょう。傭兵契約であるならば、然程の義理があるわけでもないでしょう」
エツィオ・クァジモド:「中立の立場への参与がお望みなら、それこそ“枝角”とすればその手間さえありませんが」
曽根崎ヒロヱ:「……それはウチの個人的な事情にも関わってきます。だから言えません。ごめんなさい」
曽根崎ヒロヱ:「……でも」
曽根崎ヒロヱ:「こちらが差し出せるものもあります」
曽根崎ヒロヱ:「手駒です」
エツィオ・クァジモド:「手駒?」
曽根崎ヒロヱ:「……警察との情報網があり、組織間の警戒の薄い状態で動けるノイマン能力者」
曽根崎ヒロヱ:「……ここまでエスタージ内の状況を外部から収集したんも、評価に入れて欲しいです」
エツィオ・クァジモド:「そして美しい……冗談です。いえ、偽りというわけではございませんが」
曽根崎ヒロヱ:「“雉鳴り”の『孤独の路地』が“巨竜”一派の管轄に入る事も」
曽根崎ヒロヱ:「遠目で考えれば、エツィオさんの利得になるはずです」
エツィオ・クァジモド:「こちらにも腹の裡がございます。それ故、私の考える、私にとっての最大の利得を選ぶ」
曽根崎ヒロヱ:「……」
エツィオ・クァジモド:「お話を引き受けましょう。元々、女性の頼みを無碍にするつもりはございませんでした」
曽根崎ヒロヱ:「!」
曽根崎ヒロヱ:「ありがとうございます!」
エツィオ・クァジモド:「そうするに相応しき女性のために動く。それこそが、私の最大の利得ですので」
曽根崎ヒロヱ:「よっ色男!あはは!」
曽根崎ヒロヱ:「……じゃなかった」
曽根崎ヒロヱ:「じゃあよろしくお願いします。エツィオさん。“巨竜”一派に“雉鳴り”の推薦を」
曽根崎ヒロヱ:「“雉鳴り”のトップは“海蛇”内に血縁関係者もいるらしいし、そこまで無碍な扱いはしないはず」
エツィオ・クァジモド:「時に。お名前をお聞きしても?」
曽根崎ヒロヱ:「……名前は」
曽根崎ヒロヱ:「……『一葉』、とりあえずはそれで」
エツィオ・クァジモド:「佳い名です。では一葉様」
エツィオ・クァジモド:「この後お時間はございますか?お食事でもどうでしょう」
曽根崎ヒロヱ:すでに姿は無い。ニンジャ!
エツィオ・クァジモド:独り残され、肩を竦める。
GM:では、シーン終了で良いでしょうか。
“フェイスダウン”:イエース!
エツィオ・クァジモド:はーい
GM:ロイスと購入がありましたらどうぞ。
“フェイスダウン”:あ、じゃあロイスを
エツィオ・クァジモド:医療トランクでも狙ってみるか。
エツィオ・クァジモド:5dx+4>=20
DoubleCross : (5R10+4[10]>=20) → 9[2,7,8,9,9]+4 → 13 → 失敗

エツィオ・クァジモド:失敗。以上で。
“フェイスダウン”:協力者?/エツィオ・クァジモド/信頼〇/スケコマシ/ロイス
“フェイスダウン”:購入は何にしよう
“フェイスダウン”:着ぐるみでも狙うか
“フェイスダウン”:コネ:手配師で着ぐるみ
“フェイスダウン”:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 7[1,2,3,3,7]+5 → 12

“フェイスダウン”:財産2使って購入!
GM:もはや完全に汚い金持ち
“フェイスダウン”:金ならいくらでも出す!
GM:それでは本日はこれにて終了。週末は埋まっていますので
GM:続きは来週以降です。日程表を埋めてください。
ヤン・クラッセン:おつかれさまでしたー
“フェイスダウン”:おつかれさまでしたー
リーザ:お疲れ様でしたー
紅森羽:お疲れ様でしたー
エツィオ・クァジモド:おつかれさまでした!

【Middle/03】

GM:では、リーザさんの侵蝕ダイスをどうぞ。
GM:紅森さんは、リーザさんと合流したいタイミングで登場してもいいですし
GM:最初から同行していても良いです。
リーザ:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 1[1]+38 → 39

紅森羽:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+1[1] → 51

紅森羽:たいへんよろしい
GM:時間的には、エツィオさんに送り返してもらった後になるでしょう。
GM:エツィオさんには、セーフハウスの位置を教えていますか?
リーザ:教えますよ
GM:つまり、正しく送り返してもらったということになりますねw
リーザ:下手に動いて勘ぐられるのもアレですしねw
GM:で、その後どこかに出かけても良いですし、紅森さんの方をこのセーフハウスに呼びつけてもいいかもしれません。
GM:何しろ立場は圧倒的に派閥首領の方が上ですからね……!思うがままです。
紅森羽:コワイヨー
リーザ:じゃあ、ホテルの食堂にでも呼び出すことにします。先に情報調べてからにしていいでしょうか?
GM:そうですね。下調べしておいてよいでしょう。
▼“雉鳴り”について 〈情報:裏社会〉 難易度9
リーザ:6dx+5>=9 情報収集チーム1/3
DoubleCross : (6R10+5[10]>=9) → 10[2,3,3,5,5,10]+7[7]+5 → 22 → 成功

GM:す、すげえw
リーザ:圧倒的ソラリス……
GM:では、“雉鳴り”について。
▼“雉鳴り”について
エスタージの日本統括派閥首領。
イタリア人と日本人のハーフであり、戦後もまだ併合前の暴力団としての体質が残っていたエスタージを、マフィアとして統制した立役者でもある。
しかし、配下にあった威力部門“豹頭”は、レネゲイド部門“海蛇”への造反により解体。
今回“灯蛾”が日本国内で自由に動けていたことから分かる通り、気に留めるほどの力を持つ相手ではありませんでした。
彩生友互の中立姿勢はある意味“枝角”以上に徹底しており、今回の動きにおいて
例えば他の派閥などが背後にいることは、考えにくいことではあります。
また、彼は娘の彩生百合子が属するクラリーチェ派にも一切の支援を行っておらず、
身内に対しても容赦しない姿勢であることは広く知られています。
事実、彼は造反の疑惑を受けた自身の妻を粛清した過去もあり、その事でも本国の信頼を得ていました。
現在彩生友吾は姿を隠していますが、追跡そのものは不可能ではないでしょう。
しかし追うとなれば、他に同様の目的で追跡を行う裏社会勢力があった場合、鉢合わせする可能性もあります。
一人で追うのはやや危険でもあります。大人数で向かうとなれば抜け駆けされる危険がありますが
最終的に自分の目的を達成できるような構成で、追跡に向かうことが必要です。
GM:要は、彩生パパを追う場合は、FS判定ですね。
GM:一人で頑張ると侵蝕などはちょっと大変ですが、全員でかかるほどの難易度のものでもないため、
GM:上手いこと、リーザさんの選んだパーティー編成になるよう協力を取り付ける必要があります。
リーザ:とは言うものの偏りが激しいメンバーではありますねw
リーザ:了解しました、気楽にやって来ましょうか
GM:そうですね。実際のところ、こういうところはロール的な部分が多いでしょうしw
リーザ:では、情報が以上で終わりなら紅森さんを迎えたいですね。
GM:----
GM:グランドホテル 最上階レストラン
GM:----
GM:それでは、リーザさんはこの好きな席で紅森さんを迎えてくださいい。
GM:リーザとしてホールの時に約束を取り付けたのかもしれませんし、“灯蛾”の声で連絡して呼びつけたのかもしれませんね。
リーザ:ではリーザとして約束を取り付けたことにしましょう。場所はそうですね、物理的に狙撃が不可能な位置にします。
紅森羽:最上階なのに夜景が見れない感じだ
GM:さすがだなあ
GM:では、柱に隠れるような一席。当然夜景が見えないのでこの席は人気がない、が。
GM:ほとんどの状況でこの席が開いているのは、リーザのような立場の者が交渉に使うための席でもあるからなのだ。
GM:他の席とは十分な距離があり、話を聞かれる危険性もない。
紅森羽:席に案内されてくる感じかな?
GM:そうですね。ウェイターに連れられてきましょう。リーザさんはすでに席に座っている。
紅森羽:ウェイターに
紅森羽:「ここ禁煙ですかね?」
紅森羽:などと聞きながらやってくる
紅森羽:禁煙でも全く問題ない TPOにあわせた薬を用意しているからだ
リーザ:「不躾にもお呼び立てして申し訳ありません、紅森様……ようこそいらっしゃいました」 と出迎えますよ
紅森羽:「いえいえ、お招き頂いて恐縮の限りです、ハハ」
紅森羽:「むしろ、二人で会うなんて怒られやしないかと内心ビクビクしているくらいで」
リーザ:「ふふふ、そのような事を言われますと話に聞く殿方とは思えませんね」
GM:派閥首領の愛人ですからねw
リーザ:「……ああ、失礼致しました。私も少々緊張しているのかもしれません」
紅森羽:「そうですか、ではお互い様という感じなのかもしれませんね」
リーザ:「ふふふ、そうですわね……さぁ、まずはお好きなものを頼んで下さって構いません。こちらがお呼び立てした立場、御持て成しをさせていただきます」
紅森羽:「そう、こういう時にはいい物がありますよ。貴女に勧めるのもどうかと思いますが」
紅森羽:ウェイターにグラスを持ってこさせる
リーザ:「あら……なんでしょうか」
紅森羽:小さなワインボトルのようなものを取り出します
紅森羽:ピンク色の液体が入っている
紅森羽:「1876年のドイツワインに若干の“フレーバー”を付けた物です。緊張もほぐれますよ」
紅森羽:「人体にも“殆ど”影響はありませんから、まあお好みでしたらどうぞ」
紅森羽:と自分のグラスに注ぐ
リーザ:「…………くすくす」
リーザ:「全く、紅森様という方は……」
紅森羽:香りを楽しんでから口に含む
紅森羽:「ハハ、少し緊張がほぐれましたか?」
リーザ:「ええ、紅森様の“冗談”のお陰で私も緊張が解ましたわ」 中々面白いやつだ
リーザ:「本来ならば、食事をもって語らい、親睦を深めたい所なのですが……私達にはそこまでの猶予はございません」
リーザ:「……早速で申し訳ないのですが、お話に入らせていただいてもよろしいでしょうか?」
紅森羽:「ええ、もちろん構いませんよ。私の立場でどうこう言えませんから」
リーザ:「お心遣い感謝します……」
紅森羽:「どうぞ、なんなりと仰ってください」
リーザ:「では……そうですね、はじめに言っておきましょうか」
リーザ:「私の主“灯蛾”は“路地”についてはそこまで執着はないご様子です……無論、手に入ればよしとは思っているでしょうか」
リーザ:「そこで紅森様は……“路地”について如何なる考えをお持ちでしょうか?」
紅森羽:「おや、それは意外でしたね」
紅森羽:「私、ですか」
紅森羽:「興味がない」
紅森羽:「とは言えませんね、やはり」
紅森羽:「大きすぎる利権などというものは身に余りますから、その辺りに興味ないですが」
紅森羽:「未だ正体の明らかに成らざる薬というものには非常に興味があります」
紅森羽:「ですので、利権を手にしそうな方につくという、いつものアレですよ。ハハ」
リーザ:「成る程……ええ、参考になりました」
紅森羽:「ま、それはそれとして他から目をつけられたくもありませんから」
紅森羽:「おこぼれに預かれる程度に皆様のお手伝いはいたしますし」
紅森羽:「仕事として受けたことは間違いのないようにいたしますよ」
紅森羽:「特に私、今自分の手元にあるものは失いたくありませんから」
紅森羽:と更にグラスの液体を口に含む
紅森羽:「ドイツワインの甘味と鼻から抜ける仄かな香りがたまりません」
紅森羽:「逆にお伺いしてもよろしいですか?」
リーザ:「なんでしょうか……?」
紅森羽:「それほど執着がないのであれば、なぜこの案件に?」
紅森羽:「片腕とも言われる貴女を送り込んでくる程度に本気は感じられるのですが」
リーザ:「そうですね……全てはあのお方の立場によるものなのでしょう」
リーザ:「“灯蛾”はエスタージの麻薬を司る派閥……極東とはいえ、いえ極東だからでしょうか」
リーザ:「本国の目の届かない場所で独自に勢力を拡大し、いずれは“灯蛾”……いえ、エスタージに牙を剥く輩が出る可能性が生まれてくるでしょう」
紅森羽:「隅々まで目を光らせておきたい、というより見ているというアピールですか」
紅森羽:「薬の利権について勝手を許しておけば、“エスタージ”そのもののメンツに関わると」
紅森羽:「ハハ、怖い話です。人ごとじゃあありませんからね」
リーザ:「そうですね、そのようにお考え頂いて大丈夫です。……それに」
リーザ:「今、この国では“あの争い”の渦中……見過ごすことは出来ないでしょう」 勿論、後継者争いのこと
紅森羽:「今のところ、その争いについては。様子を見るという感じでしたか?」
リーザ:「そうですね……とりあえずこの案件が事もなく進めば深く関わるつもりはないと思われます」
リーザ:「私にはあのお方のお心の全てを知ることは難しいですが……こう考えていらっしゃると思います」
リーザ:「……ふぅ、少し話題を変えてもよろしいでしょうか?」
紅森羽:「かまいませんよ」
リーザ:「……予てよりあの方、“灯蛾”様は紅森様の事を気にかけておりました」
紅森羽:「ハハ、恐れ多い事で」
リーザ:「紅森様さえ宜しければ“灯蛾”の名でその身を守る……と、あの方は仰っておられました」
リーザ:「これは“灯蛾”の派閥に入れという訳ではございませんので……」
紅森羽:「ハハ、そうですね。いやぁ」
紅森羽:「即返事が必要でしょうかね、コレは」
リーザ:「いえ、お時間も必要でしょう……答えは今すぐとは申しません」
紅森羽:「けして他意があるわけじゃあないんですが」
紅森羽:頭を薬指でトントンと叩きながら
紅森羽:「私の“姉”がよく言うんですよ。優柔不断と取られても物事はよく考えてから返事をしなさいってね」
紅森羽:「それが相手に対する礼儀だと」
紅森羽:「ハハ、口煩くって」
紅森羽:「あと、まあこれは個人的な心情ってやつなんですが」
紅森羽:「個人的な信頼というものがありまして、まだ“灯蛾”様とはこれから親交を深めていきたいかと」
紅森羽:「以後よろしくご贔屓にいただきたい限りです」
リーザ:「ええ、それも紅森様のお考えならばこちらも合わせましょう……」
リーザ:「今後も……紅森様とは仲良くしたい。そう、あのお方も思っておられるでしょう」
紅森羽:「では、そうですね。お近づきの印にひとつ」
紅森羽:情報収集をします
GM:さすが。確かに紅森さんは手番が残っています。
GM:今まで出てきた項目も調べられますが、さらに何か新たな要素を調べたいなら、それも提示可能。
GM:まあ何でもかんでもとは言えませんが、大体のことならチャレンジはできます。
紅森羽:個人的に調べたいことは個人で調べたいなw
GM:今は否応なくリーザさんと情報共有する局面ですからね。
紅森羽:“紅灯緑酒”を調べます
▼“紅灯緑酒”について 〈情報:裏社会〉 難易度10
GM:どうぞ。
紅森羽
・トロピコネーヴェ使用

紅森羽:意志で判定 侵蝕1
紅森羽:4dx+21
DoubleCross : (4R10+21[10]) → 7[2,3,4,7]+21 → 28

GM:すごいww
GM:では、“紅灯緑酒”について。
▼“紅灯緑酒”について
楡組のオーヴァード戦力、“四光”の一人。松浦という名で通っていますが、他の者と同じく、まず間違いなく偽名。
支援型でこそありますが、“四光”の中で最も厄介な能力者であり、他者を強制的に操作する程の出力を誇ります。
彼のような軍勢操作能力者は、大蜘蛛第四の脚“カテキスタ”や、あるいは“雉鳴り”の娘の彩生百合子など、
裏社会では珍しくありません。現代において彼らが最も本領を発揮できる場が用意されているのは、
レネゲイド適性のない兵が多数存在し、それを強化する必要のあるマフィアや暴力団となるからでしょう。
しかし、“紅灯緑酒”の操作出力はそれらと比べても凄まじく破壊的であり、軍勢はほぼ『使い捨て』になります。
“紅灯緑酒”の基本戦術は、敵対組織から兵を強制的に『借り』、それを用いて別の敵対組織を殲滅するのが主。
仮に対決するのならば、正面からでは分が悪いでしょう。彼が『借りる』兵力を予測し、事前にある程度断つ必要があります。
具体的には、クライマックス直前の演出戦闘で、操作前に敵の数を減らすなどですね。
紅森羽:ふむ
紅森羽:では懐から黒い装丁の本を取り出し適当なページを開く
紅森羽:そして自分の指先を噛んで血を数滴垂らすとそれが万年筆のような形を取る
紅森羽:「少し、面識がありましてね」
紅森羽:凄い勢いで白紙のページにペンを走らせると上記のような情報が書き記されていく
紅森羽:「ん、ん~」
紅森羽:「なるほど」
紅森羽:書き記したページを丁寧に切り取ってリーザさんに渡す
リーザ:では、受け取ります。
紅森羽:「今夜お誘い頂いたお礼です」
GM:以上の情報は、すでにリーザさんが持っている情報の断片とも符合するでしょう。
紅森羽:「“灯蛾”様にもよろしくお伝えください」
リーザ:「…………ふふふ。はい、あのお方にしっかりとお伝え致します」
リーザ:「しかし、これは些か大きいと思いますので……」 すっと事前に用意していたメモを渡す
紅森羽:「これは?」
リーザ:「これはチップとお考えください、ご自由にどうぞ」 微笑みつつ、雉鳴りの情報をパスします
紅森羽:遠慮なくいただきましょう
GM:紅森さんも、雉鳴りを追跡する権利を得ました。
紅森羽:「では、また」
リーザ:「そうですね……もし、よろしければ“その時”にはご一緒させていただけると」
リーザ:「とても嬉しいです」 微笑みながら見送る。
GM:では、この辺りでシーン終了でよろしいでしょうか。
紅森羽:OKです
リーザ:OKです!
GM:あとは、ロイス取得と調達判定のみ。
リーザ:ロイス取ります、紅森羽/好奇心:○/無関心/ロイス
リーザ:面白い男だ
GM:リーザさん前からそれしか言ってないじゃないですかww
リーザ:この世に男は二人しかいない、面白い男かつまらない男か
紅森羽:-“灯蛾”の片腕:リーザ・ジェノヴェーゼ/好奇心○/恐怖
紅森羽:まあこちらからはちょっと怖いですけどね
GM:首領だと知らなくても実際怖い立場だ
紅森羽:調達は世界制服は厳しいのでワンチャンある勝負服で
紅森羽:1dx+5
DoubleCross : (1R10+5[10]) → 1[1]+5 → 6 → ファンブル

紅森羽:全然ダメ
リーザ:6dx+7>=10 拳銃
DoubleCross : (6R10+7[10]>=10) → 10[1,1,3,6,6,10]+3[3]+7 → 20 → 成功

紅森羽:その出目が欲しいぜ
GM:拳銃!
リーザ:フレーバーとして欲しかったんですよね、マフィアの女!
GM:デリンジャーとかにしましょうかw
リーザ:そうしますw
リーザ:いわゆる止め用!
GM:いいですねー!
GM:では、これで本当にシーン終了。次はフェイスダウンちゃんとヤンくん。
“フェイスダウン”:はーい

【Middle/04】

GM:登場プレイヤーはヤンくんですけどね。つまりシチュエーションはヤンくんが指定可能。
“フェイスダウン”:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 3[3]+43 → 46

ヤン・クラッセン:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 10[10]+42 → 52

ヤン・クラッセン:あばー
GM:リーザさんやエツィオさんみたいに平和な裏社会会合の場を設けてもいいですし
GM:この2人なら情報収集中にばったり会うかもしれませんね。自分で動くタイプでしょうから
GM:なんなら敵の雑魚兵とドンパチしててもいい。
“フェイスダウン”:ヤンくんの情報収集に同行する感じかなーと思ってました
GM:ではそうしましょうか。ヤンくんは調べたい項目などありますか?
ヤン・クラッセン:フェイスダウン先輩チンピラを締め上げたりしません?
ヤン・クラッセン:フェイスダウン先輩が雑魚兵とドンパチしてるところを見学したい
GM:なるほどw
“フェイスダウン”:ww
“フェイスダウン”:いいですよw
ヤン・クラッセン:やった!カッコいい!
GM:あ、ヒロヱちゃん的には今どういう方向の情報を探りたいですか?
GM:楡組か、雉鳴りか、麻薬ルートか。
“フェイスダウン”:フーム
“フェイスダウン”:ヤンくんもいるし、ここでは楡組かなあ
GM:ではそうしましょう。
GM:----
GM:住宅地郊外
GM:----
GM:坂の両脇に並ぶ家々。傍目からは平和な住宅街に見える。
GM:しかしこの一角に、実質の居住者は少ない。何故ならば……
債務者:「た、助けて!嫌だ!アバーッ!」ズシャア
債務者:ある家から飛び出してきた若い男性が坂で転倒し、派手に出血!
債務者:「はぁ、はぁ!殺される!誰か!誰か!!!」
ヤクザ:「困るんだよなァ?エエッ?」
ヤクザ:「そう騒がれると……周りのミナサンも安眠できねー状況になっちまうだろ?なッ!」ドブッ
債務者:「ゲボーッ!」
GM:外見こそ住宅だが、実質は元楡組参加の違法労働事務所である!助けは来ない!
“フェイスダウン”:ではそんな所に通りがかりたいです!
GM:勿論こういうところに真っ先に目をつけるのは、楡組の情報を欲する者なのだ。偶然ではなく必然!
ヤクザ:「おい、バカ!ハハッ!骨折っちまっただろー」
ヤクザ:「こっちにも罪悪感がよー、あるんだよなァー?何もう折れちまってんだあ~?」
“フェイスダウン”:ヤクザの背後に忍び寄る何者かの影。
債務者:「あ……あああ~~」
ヤクザ:「なんだそりゃ。意味わかんねえ……日本語だろ?あ?日本ならよ」
債務者:「う、うし、」
ヤクザ:「……あ?」
“フェイスダウン”:振り向こうとした、瞬間!
“フェイスダウン”:カコッ
ヤクザ:「あぐッ」
“フェイスダウン”:と顎に六角棍の一撃。
“フェイスダウン”:気絶させます。
ヤクザ:一撃で脳震盪。ぶっ倒れてゴロゴロと転がります。
債務者:「ひ、ひィ~~~!?ひいいいい!?」
“フェイスダウン”:倒れ込むヤクザを地面に寝かせ、身分証明やメモ帳などをチェックしてから、立ち上がります。
債務者:「い、命っ、殺し屋っ、助けて!」
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:『どこへなり行って。別に殺しに来たわけでも、助けに来たわけでもないから』
“フェイスダウン”:『……行って。早く』
債務者:「ひいいいいいい!!」脱兎のごとく逃げ去る!
GM:後には気絶したヤクザが残ります。彼の持っていた情報が有用かどうかは
GM:フェイスダウンの事前調査(情報判定)の出来次第でしょう。
“フェイスダウン”:やってやるぜ!
“フェイスダウン”:もう振っても大丈夫ですか?
GM:あ、いいですよ!
GM:ヤンくんは絡みたかったらちょっと待ってくださいね。どの項目を開けますか?
ヤン・クラッセン:はーい
“フェイスダウン”:じゃあ常彼岸について!裏社会を情報屋込みで!
GM:了解です。
▼“常彼岸”について 〈情報:裏社会〉難易度7
“フェイスダウン”:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,2,7,9]+1 → 10

“フェイスダウン”:バッチリ成功
GM:大丈夫でしたね。
▼“常彼岸”について
“常彼岸”の岸。白兵戦においては、かつての最強戦力“十菊”を上回るとされる手練です。
“雉鳴り”や“灯蛾”の勢力とも何度か交戦経験があり、エスタージに対して最も被害を出している敵。
そして特性としては、フェイスダウンがその身で思い知った通り、
攻撃が全く当たりません。そして、同時に針の穴を通す精度で反撃の刃を合わせてくる。
素顔を決して見せることはなく、完全近距離型の刀使いである点も、フェイスダウンが見た通り。
無駄な攻撃を仕掛けるのは危険でしょう。また、前回の埠頭のように不意の遭遇状況もあるかもしれません。
GM:以上。
“フェイスダウン”:(やっぱり、正体まではそうそう掴まれへん……か)
“フェイスダウン”:さっきの男からくすねた鍵で事務所の一つに入り、資料やPCを漁っています。
GM:あ、じゃあ巨体ヤクザがいますねw
ヤクザ:「なんだコラァーッ!!」
“フェイスダウン”:『……!!』
ヤクザ:「死ぬか?お前ァ!?」
“フェイスダウン”:素早く立ち上がり、即座跳躍!
“フェイスダウン”:デスクを一気に飛び越えて、ドアから入ってきた巨体ヤクザにローリングソバット!
ヤクザ:「ごッパァ!?」木刀を手に取る暇すらなかった。
“フェイスダウン”:『……そろそろ、引き上げ時かな』
ヤン・クラッセン:じゃあ、ここで入ってきていいでしょうかね
“フェイスダウン”:USBにデータをまとめて、事務所を後にしようとします。
GM:じゃあ、フェイスダウンちゃんが振り返った所で
GM:ヤンくんが入ってくる形ですね。
“フェイスダウン”:『……誰?』
“フェイスダウン”:明らかに、さっきまでのヤクザとは気配が違う。
“フェイスダウン”:この気配は、プロだ。
ヤン・クラッセン:「ひどいなあ。この前会ったばかりなのに」
GM:現れた顔には見覚えがある。ヤン・クラッセン。
“フェイスダウン”:『……自分は』
“フェイスダウン”:『蠍の、ヤン・クラッセン……』
ヤン・クラッセン:ダウンしてる大男に視線を移します
“フェイスダウン”:『ウチに、何か用?一応仕事中やねん』
ヤン・クラッセン:「そんな警戒することないだろ?僕だってキミと同じ仕事を請け負ってるんだから」
ヤン・クラッセン:「現場被っちゃうこともあるさ」
“フェイスダウン”:『……そうやね』
“フェイスダウン”:『ウチはこれから引き上げるとこやけど……そっちは?何か見つかった?』
GM:今適当な項目を判定しても構いませんし、ひと通り話をしてから決めても結構です。
ヤン・クラッセン:じゃあ判定していいですかね
GM:どうぞ!
ヤン・クラッセン:ヤロカさんのことを調べたいです!
▼“ヤロカ水”について 〈知識:レネゲイド〉 難易度11
GM:知識な点に注意。
ヤン・クラッセン:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,3,4,6,7,8,9,10,10]+9[4,9] → 19

ヤン・クラッセン:えいや!
“フェイスダウン”:リーダー!!
GM:さすがは蠍
▼“ヤロカ水”について
“ヤロカ水”の忌門。“四光”の中で最も行動に積極性がない、控え戦力めいたポジションであったが、
実際の出力は他の3人と遜色ないという事は、ヤンが身をもって経験した通りです。
彼に関してはほとんど情報はなく、よってヤンの交戦経験から分析する必要がありましたが、
既におおよそ、推測は立てることができています。
どこからともなく膨大な水量を出現させる能力。上手く使えば、超広範囲の標的を同時に溺死させられるでしょう。
また、強大な防御力を誇るのも、最初の交錯で確認した通り。見た目以上にしぶといユニットであるはずです。
彼に関しては、なぜ楡組に与しているかの理由もあまり知られていません。
仲間内からも不気味がられている人材である様子。
GM:以上です。
GM:もちろん、ヒロヱちゃんに話しても話さなくてもOK。必須情報を開いているので、進行上は問題ないです。
ヤン・クラッセン:「こっちは外れかな」
ヤン・クラッセン:「厄介そうな人が本当に厄介だったってことがわかっただけだからね」
“フェイスダウン”:『……そう』
“フェイスダウン”:じゃあこっちは常彼岸さんについての情報を提供しましょう
“フェイスダウン”:『これが敵の戦力の一部、最も、これだけやと「接近戦は避ける」程度の対策しか取られへんけど』
ヤン・クラッセン:提供されてやろう
GM:言うまでもなく、フェイスダウン単独での戦闘は厳しい相手ですね。
GM:仮に倒すとしたなら、他のタイプのアタッカーでなければ落とせない駒でしょう。
ヤン・クラッセン:「へえ」
“フェイスダウン”:『……』
ヤン・クラッセン:「キミでも攻撃を当てられないとなると、かなり厄介だね。その人は」
“フェイスダウン”:『遠距離から面で制圧するか、カウンター、そういう戦力がないと戦うのは難しいと思う』
“フェイスダウン”:『ともかく、相対しても懐には入られへんように、気いつけや』
ヤン・クラッセン:「ありがとう。肝に銘じておくよ」
“フェイスダウン”:じゃあ、とりあえず事務所から脱出して
“フェイスダウン”:地下水道とか歩きながらヤンくんとちょっと喋り場したい!
ヤン・クラッセン:よし!かかってこい!
GM:---
GM:地下水道
GM:----
GM:事務所が襲われた以上、ヤクザの増援かバックの連中が駆けつける可能性はゼロではない。
GM:逃走経路も事前に選定した上で情報を奪う、手慣れた仕事の手口なのだ。
ヤン・クラッセン:「しかし、随分派手なマネをするんだね」
ヤン・クラッセン:「キミはもう少し優しい人かと思ってたよ」
“フェイスダウン”:『…回りくどいやり方は好きじゃない』
“フェイスダウン”:『それに、こんな仕事やってる人間の事、優しいなんて思うもんとちゃうで』
“フェイスダウン”:暗闇の中、懐中電灯片手に地下水道を進んでいく。
ヤン・クラッセン:「あはは。それもそうだね」
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:チーム・“蠍”の首魁、ヤン・クラッセン。
“フェイスダウン”:自分よりも遥かに場数を潜ってきた猛者であることは分かっている。しかしだからこそ、問いが口をついてしまう。
“フェイスダウン”:『……キミは、なんでこの仕事やってるん?』
ヤン・クラッセン:「……?」
ヤン・クラッセン:なんでそんなことを聞くのがわからない
“フェイスダウン”:『……ただの世間話。少なくともこの国やったら、こんな世界に自分みたいな年頃の子がおるのは、珍しいってだけ』
“フェイスダウン”:『答えたくないんやったら、別にええ…ただの、世間話やから』
ヤン・クラッセン:「それはいいね。平和な国で」
ヤン・クラッセン:「それなら僕も日本に生まれたかったなあ」
ヤン・クラッセン:ちょっと歩みを止めよう
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:立ち止まり、振り返ります。
ヤン・クラッセン:「仕事なんてのはさ」
ヤン・クラッセン:「突き詰めれば、どれもこの世界で生きるためにするものだろう?」
ヤン・クラッセン:「僕もそれだけだよ。ただ生きるためにこの仕事をしている。それだけだよ」
“フェイスダウン”:『…嫌にならへん?戦う事が』
“フェイスダウン”:『生きるためだって言うなら……もしも、別の手段が取れていたかもなんて。思わへん?』
ヤン・クラッセン:「……」
ヤン・クラッセン:(別の手段…あの時、僕に、そんな選択肢なんてなかった…)
ヤン・クラッセン:「…ふふ」
ヤン・クラッセン:「やっぱり、キミは僕たちとは違うね」
“フェイスダウン”:『……どう違うん?』
ヤン・クラッセン:「さあ。」
ヤン・クラッセン:「それがわからないから、『違う』んじゃないかな?」
ヤン・クラッセン:ちょっと微笑みながら言うよ
“フェイスダウン”:『……そうやね』
“フェイスダウン”:『ごめん、凄く失礼な事を考えてたかもしれへん。それだけ、謝らせて』
ヤン・クラッセン:「僕はむしろキミがこっちに足を踏み入れた理由のほうが気になるけどね」
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:無言でまた歩き出すよ。
ヤン・クラッセン:「あはは。気にしないでいいよ。今は仲間なんだから」
“フェイスダウン”:(戦う理由なんか…みんな『違う』……)
“フェイスダウン”:(結局ウチは、押しつける事しか考えれてないのかな……)
“フェイスダウン”:(でも、それでも……)
“フェイスダウン”:暗闇の中をかつかつと歩いて行きましょう。
ヤン・クラッセン:その横を一緒に歩いていきます
ヤン・クラッセン:なんか考え込んでることはわかるけど、あえて無視だ!
GM:では、シーン終了。
GM:ロイスと購入が可能。
“フェイスダウン”:どうしようかな
ヤン・クラッセン:とりあえずボデマにチャレンジ
ヤン・クラッセン:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[4,10]+6[6] → 16

ヤン・クラッセン:ヤクザの部屋にあったのを頂戴しよう。俺のものは俺のもの。ヤクザのものは俺のもの。
“フェイスダウン”:とりあえず応急手当
“フェイスダウン”:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 5[4,5]+5 → 10

“フェイスダウン”:購入?
“フェイスダウン”:ヤンくんにロイス!
“フェイスダウン”:少年/ヤン・クラッセン/感服/隔意〇/ロイス
ヤン・クラッセン:“フェイスダウン”/親近感/不安○
ヤン・クラッセン:サスィさんとは逆にとろう
GM:では、一旦中断して、再開は20:30です。
“フェイスダウン”:ハイサーイ

【Masterscene/03】

GM:----
GM:繁華街 オフィスビル
GM:----
GM:ならず者やチンピラの集うような雑居ビルではない。摩天楼を臨む、白い会議室の一角。
GM:即ち、このような場に現れる『表の立場』を公然と保有し、財力と機密力があること。
GM:その一点だけでも、クライアントの規模が計り知れる。……楡組の比ではない。
???:「……君たち、ね」
???:「音に聞く、楡組の“四光”――」
松浦:「よっ、よろしくお願い……しゃす!」
茨木:「……こんにちは」
忌門:「……」
:『……』
???:「別に、いいけど。まあ、ね。イタリア連中と戦争するなら」
???:「君らくらいは、集めとかなきゃ話にならんでしょ」
???:「……それと」ライターの光だけが走る。
???:「まあ、ウチのオーヴァード戦力も見ていってよ」
茨木:「増援、ということですかな」
忌門:「確かに危険だ」
忌門:「他はともかく……“蠍”は、僕らのみでは、やや」
:『俺は構わんがな』
???:「5人寄越す」
松浦:「……!」
松浦:「ま、マジかよ……いきなりそんな、用意できるのか……ここは」
???:「……まあ、ね。そういう組織だから」
GM:----

【Middle/05】

エツィオ・クァジモド:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 3[3]+43 → 46

GM:エツィオさんの場合は、他の人よりもさらに拠点は沢山持っているはずですね。
GM:グレードなども自由自在です。当然、そのうちの一つに梨加を匿っていることになるでしょう。
“フェイスダウン”:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 4[4]+46 → 50

リーザ:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 4[4]+39 → 43

GM:で、女の子2人が来たということは……
GM:……これはもしや、エツィオさん側から呼んでるのでは……
エツィオ・クァジモド:たぶんそうなりますよね……
GM:男だったら味方の拠点を探り当てて辿り着いたとかになったはずなのにw
GM:では、エツィオさんは好きな拠点を設定して良い。洋館だろうと新築マンションだろうと自由自在
エツィオ・クァジモド:ではお洒落な洋館にしましょう。
“フェイスダウン”:腹はどうあれ皆“雉鳴り”の協力者なのでとりあえず情報交換に集まった感じかな
GM:そうですね。一応この3人は名目上そうなってますので、そこが共通点といえるでしょう。
GM:まあ残り2人はそこのリーザさんの指示で動いてるんですけどね……実質
GM:----
GM:“枝角”拠点 洋館
GM:----
GM:資産家の道楽めいて保存された、森に佇む洋館。
GM:“枝角”の数ある資本の一つである。……実際に、そのうちの幾つかが時に資産家の別荘に提供される事もある。
GM:では、エツィオさんはロビーでしょうか。梨加ちゃんはテーブルについて大人しくしてます。
島津梨加:「うう……ふぅ……お願い、探させて……お願い」誰にともなく、ブツブツと呟く。徘徊の傾向も酷くなってきた。
“フェイスダウン”:『……この子』
“フェイスダウン”:様子がおかしい事に気付き、近づきます。
島津梨加:「ぐうっ、な、なんなの、やめてよ」
“フェイスダウン”:腕をまくってみましょう。
リーザ:その様子を遠巻きに見ています。
GM:想像通り、注射跡が見られるでしょう。覚醒剤常用者だ。
“フェイスダウン”:『……!』
“フェイスダウン”:『……エツィオさん、なんでこの子がここに?』
“フェイスダウン”:『この場に、どういう理由でいるんですか、この子は』
エツィオ・クァジモド:「落ち着き下さい」
エツィオ・クァジモド:「怯えさせてはいけません。大丈夫、大丈夫。エツィオめがおります」背中をさする。
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:様子を見守っている。
島津梨加:「黙ってて……耳が、苦しい……」
島津梨加:「ないの?ここ、薬……ないの?どこなの?」
島津梨加:「路地……ろ、路地を見つければ……もうちょっとだったのに!」
島津梨加:「どこなの、ここ!あの港の町は!?」
“フェイスダウン”:『路…地……』
リーザ:「…………」
エツィオ・クァジモド:「必要ならば、手配いたしましょう。枝角はそういうものです」
島津梨加:「はーっ、はーっ……すぐないと、お願い……」
島津梨加:「お金……きっと払うから。絶対……」
島津梨加:「違う……普段、こんなじゃないのに……私……」
エツィオ・クァジモド:「さて、梨加様。あなたの目指す場所はどういったものでしょう?」
島津梨加:「嫌だ……おかしくなってるだけだから……す、少しだから……」
エツィオ・クァジモド:路地について情報収集したいです。
▼“孤独の路地”について(1) 〈情報:裏社会〉〈交渉〉 難易度11
エツィオ・クァジモド:交渉で振ります。
エツィオ・クァジモド:5dx+9>=11
DoubleCross : (5R10+9[10]>=11) → 10[3,6,7,8,10]+5[5]+9 → 24 → 成功

紅森羽:強い
“フェイスダウン”:流石だ
GM:すごすぎるw
GM:では、梨加ちゃんを完全に落ち着かせることができます。IKEMEN!
リーザ:エツィオさんの口説きテクニックが発動する!
島津梨加:「私……く、苦しい……病院……違う、病院は違うの……迷惑は……」
エツィオ・クァジモド:「ええ、承知しております。路地を探しておられるのでしょう?」
島津梨加:「そう。そこ……そこに行かなきゃ……つ、連れてって」
エツィオ・クァジモド:「私もそこに用があります。どうかこのエツィオめに、案内を仰せ付け下さい」膝を折る。
島津梨加:「た、助けてくれるんでしょう、エツィオさん」
島津梨加:「……はーっ、はーっ」
エツィオ・クァジモド:「ええ。御安心下さいませ」
島津梨加:「薬……薬が、あるから……聞いたの」
島津梨加:「……男……一人の男が持ってくる。探せれば手に、入る……」
島津梨加:「……車とか。船じゃない……」
島津梨加:「……!」はたと何かに気づいた表情をする。
島津梨加:「倉庫は!?わ、私、倉庫に……あと少しだったのに!」
島津梨加:「時間は!?なんで薬がないの!め、目の前だったのに」
エツィオ・クァジモド:「倉庫は最早ありません。全て燃えて消えました」
エツィオ・クァジモド:「そのため、必要であれば新しく調達する他ないでしょう。他に何かご存知でしょうか?」
島津梨加:「……そ、倉庫にあるのが、全部、路地の」
島津梨加:「その男の持ってきた……」
GM:この場にいるフェイスダウンは分かりますが、
GM:倉庫にあった薬の量はかなりのものだったはず。一人で調達できる量ではおよそない。
GM:ただ、これが薬物中毒者の妄想でないことは、交渉しているエツィオさんが分かるでしょう。
紅森羽:会話の区切り、この辺で登場できそうかな
GM:おお、頼もしいですお願いします
紅森羽:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+10[10] → 62

“フェイスダウン”:『………『1人の男』、『港町』、『路地』…』
リーザ:「ああ、紅森様……ようこそおいでくださいました」
“フェイスダウン”:『!』
紅森羽:「ハハ、ちょっと遅れてしまいました」
紅森羽:「どーも、ん?」
リーザ:「彼女が薬をご所望とのことでしたので……お呼びいたしました」
エツィオ・クァジモド:「……」
紅森羽:「そこのお嬢さんですか」
リーザ:「エツィオ様には勝手な事をしたと理解しております……申し訳ありません」
紅森羽:「私、医者ではありませんが近づいても?」>エツィオさんに
エツィオ・クァジモド:「どうぞ」渋面のまま手を差し出す。
島津梨加:「な、何。お医者、さん?」
紅森羽:「ちょっと失礼」
紅森羽:島津さんの顎を持つ
紅森羽:目を覗き込み
紅森羽:口を開かせて息の匂いを嗅ぐ
“フェイスダウン”:島津さんは
“フェイスダウン”:医者やエツィオさんの能力での回復は不可能なレベルなんでしょうか
GM:それを調べることは出来ます。〈知識:医学〉で難易度7程度あれば十分でしょう。
“フェイスダウン”:あ、じゃあ紅森さん!判定するのでちょっとだけシャブ処方は待ってあげてください!
“フェイスダウン”:判定いいですか?
GM:どうぞ。
紅森羽:ゆっくり品定めするのでその間にどうぞ
“フェイスダウン”:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,6,8,8,9,10]+6[6] → 16

“フェイスダウン”:よくわかる家庭の医学
GM:では、フェイスダウンも気づいていいでしょう。
GM:甘酸っぱい体臭。重度の覚醒剤中毒者特有の症状です。
GM:例えば、オーヴァード化と引き換えに死者を蘇らせるエフェクトすらもこの世には存在するといいますが、
GM:その際の精神も、生前の脳が基準とされるとしたら
GM:回復はほぼ不可能なレベル。肉体的にはともかく、精神面における依存は
GM:単純な治療では忘れ去ることは到底できないでしょう。
紅森羽:「そうですねえ、どの程度ラクになりたいですか?」
紅森羽:「気持ちを落ち着かせるくらい?それとも嫌なことは忘れてしまいたい?」
紅森羽:「貴女が求めている物自体を処方するのは今の手持ちではありませんが」
島津梨加:「お、落ち着きたい……落ち着きたい」
島津梨加:「普段の私がいいのに……全然、こんなになるのっておかしい。使ってない、私」
紅森羽:「ふむ、良いでしょう。貴女が自分で選んだ事ですからね」
GM:あ、フェイスダウンちゃんはこれは情報判定の回数には含めません。
“フェイスダウン”:いえさー
紅森羽:鎮静効果のある薬を差し出します
紅森羽:フレーバーでも構いませんか?
GM:問題無いです。アイテム消費とかはないですよw
紅森羽:何か判定がいるなら行いますが
GM:判定したいなら応急手当キット相当のやつを買ってもいいですよ。購入判定には含めません。
紅森羽:「こちらは少し眠たくなりますが興奮は落ち着くでしょう、ややぼうっとするかもしれません。こちらは少し頭痛がするかもしれません、ただその代わり意識は比較的はっきりしますよ」
“フェイスダウン”:『……ッ!』
島津梨加:迷いなく薬物を取り、打ちます。
島津梨加:「はーっ、はーっ……」
紅森羽:「けして体にいい薬ではありませんよ」
島津梨加:「は、はは」
紅森羽:「どちらかを選びなさい」
“フェイスダウン”:薬を差し出す紅森さんの手を止めようとして、思いとどまります。
“フェイスダウン”:今、自分がしてやれる有効な手段が何も無い事が分かっているのだ。
GM:島津さんが選んだのは『はっきりする薬』の方ですね。
島津梨加:「よ、よかった。あーーーー」「これで、ずっと大丈夫……あ、ありがとう」
紅森羽:「ハハ、それで暫くは大丈夫」
島津梨加:「私は、」手のひらを見る。
島津梨加:「島津梨加。あ、あなたは?また会える?」
紅森羽:「私は紅森羽、ええもちろん貴女が望むなら」
紅森羽:「さて、そんなに怖い顔をしないでいただきたいですね」
紅森羽:と振り向いて言う
紅森羽:「どんな薬だって同じことです。選ぶのは本人なのですから」
“フェイスダウン”:『……』
リーザ:「……ふふふ、流石紅森様。処置が迅速で助かりました」 微笑んで空気を緩和させます
GM:さて、紅森さんは今、梨加ちゃんの本名を知りましたね。
紅森羽:知りました
▼島津梨加について 〈情報:噂話〉難易度9
GM:これが新たに調べられます。
▼“孤独の路地”について(2) 〈情報:裏社会〉 難易度23
GM:また、“孤独の路地”についても手がかりが増えたため、項目が加わります。
“フェイスダウン”:高ェ!
GM:たった一人の男がこのルートの鍵として関わっていることと、
GM:それとフェイスダウンは、例の倉庫で薬物の実物も見ていますね。
GM:フェイスダウンが見た限り、倉庫の薬物は、覚醒剤、アヘン系、MDMA……など、
GM:それ自体にはなんら特殊性のない、通常の暴力団が流通させているものと、同様の薬物ではありましたが、
GM:ルートが一つだとすれば、多種の薬物が一箇所に集まるというのは不自然な感覚もします。
GM:一段階目で分かるのはこんなところです。
“フェイスダウン”:じゃあ情報収集で二段階目チャレンジしてみます
“フェイスダウン”:裏社会!情報屋も使う!
GM:ほほう……!
“フェイスダウン”:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,3,6,10]+6[6]+1 → 17

GM:惜しい!
“フェイスダウン”:財産6使用!
GM:何ィーッ!
GM:そういえば汚い金持ちだったじゃないかこの子
“フェイスダウン”:グブブブブ…金ならいくらでも出す!
GM:まあすぐに分かることではないのでロール後になりますが、路地の手がかりについては気づくことができます。
“フェイスダウン”:『!』
“フェイスダウン”:では気付きます
紅森羽:これ二段階目は1ゾロじゃない限り成功する紅森の出番だと思ったが やはり金か
“フェイスダウン”:あっしまった
“フェイスダウン”:高い意志力に任せる所だったか…
紅森羽:いや まだ他に余裕が出るなら
紅森羽:これもいい感じです 出目も良かったから
紅森羽:財産もそれほど無駄じゃない
リーザ:まぁ、フェイスダウンさんがみんなに黙ってるつもりなら調べる必要性もあるでしょうね
GM:それはそうかもしれませんね。路地の男に最初に接触する者がどうするかはその人の勝手なので。
“フェイスダウン”:あ、そうか
“フェイスダウン”:とりあえずその権利がアンロックされるって事ですね
GM:そうなりますね。複数人が成功すれば、路地の男に会うシーンを作る時
GM:成功した人達が同時登場できるようになるでしょう。
“フェイスダウン”:成る程なあ
紅森羽:最初に接触する権利か
紅森羽:そう考えると
紅森羽:私も判定しておこうかな
紅森羽:意志の力 トロピコネーヴェ
紅森羽:5dx+21
DoubleCross : (5R10+21[10]) → 10[5,6,9,10,10]+7[1,7]+21 → 38

紅森羽:私も気づいた
GM:やべぇw
“フェイスダウン”:強い意志だ
GM:紅森さんもこの後独自調査すればたどり着けます。
リーザ:ふむ、私もやろうかな
リーザ:《援護の風》《ウィンドブレス》 43→47
リーザ:対象は自分、ダイス+5、達成値+9
リーザ:更に情報収集チームかな
リーザ:11dx+5+9>=23
DoubleCross : (11R10+5+9[10]>=23) → 9[1,1,3,3,5,5,6,7,7,9,9]+14 → 23 → 成功

GM:ええーっ
GM:すごいなこのチーム
リーザ:流石、ジョックエフェクトだぜ
GM:ではリーザさんも貫禄の成功……ヤバイ
“フェイスダウン”:なんという情報強者たち
GM:他にチャレンジャーはいませんか?
GM:といってもこの場にいるのはもうエツィオさんだけか。
GM:では続けましょう。
GM:----
島津梨加:「……あなた達、やっぱり」
島津梨加:「ヤクザの人。……あの人達とは違うけど……ははは!」
島津梨加:「ごめんなさい。し、失礼だった?本当はよく喋るの……私」
紅森羽:「まあ、殆ど事実ですからね、私は構わないですよ」
リーザ:「いいえ、お気になさることはありませんよ」
島津梨加:「ヤクザにも、いい人はいるって知ってるから。大丈夫。ね?」
紅森羽:「ハハ、そうかもしれません。ねえ皆さん?」
リーザ:「ふふふ……そう、ですわね」 優しく微笑む
“フェイスダウン”:『………』腕を組み、ただ黙って少女の話を聞いている。
島津梨加:「熱……」既に頭痛の症状が出ているのか、額を押さえつつ呟く。
島津梨加:「“熱の葉”って……言ってた……聞いたの……」
島津梨加:「……私が、探している男。今、もう大丈夫だけど」
エツィオ・クァジモド:「ご無理はなさいませんよう」さりげなく肩を支える。
島津梨加:「もしかしたら、また苦しくなったら、怖いから。だから……」
島津梨加:「……あの街に戻って、探さないと。お金は、後で払いますから。本当に」
“フェイスダウン”:『……ありがとう、話してくれて』
島津梨加:少し怯える。
島津梨加:「さっきは余裕、なくて、ごめん」
島津梨加:「そういうのじゃないから……本当に私、そういうのじゃないから……」後ずさり、引き止められなければ自室へと駆け戻っていく。
“フェイスダウン”:その後ろ姿を見送り、拳を握る。
“フェイスダウン”:『エツィオさん、あの子の事は…お願いします』
エツィオ・クァジモド:「ええ。承知しております」
“フェイスダウン”:屋敷を後にして”熱の葉”を探りに動き出そう
GM:動き出しが早い!
エツィオ・クァジモド:「おや。お茶にでも致しましょうと思っていましたが」
リーザ:「お忙しい方……ですね。ふふふ」
紅森羽:「ハハ、情熱的なお嬢さんだ」
エツィオ・クァジモド:「これは万事落ち着いてからのほうが良さそうですね」
紅森羽:「となると、私もうかうかしていられませんね」
紅森羽:「私のような立場であればここで働いておかないとどうにも格好がつきません」
紅森羽:「それに……、少し先ほどのお嬢さんに優しくしたのが気に入らなかったようでね」
紅森羽:「“妹”が煩くて、ハハ」
リーザ:「ふふふ……それは、大変ですね」
紅森羽:「では失礼させていただきます、それと」
紅森羽:いくつか錠剤を置いていく
紅森羽:「これは、禁断症状を和らげる程度のものです」
紅森羽:エツィオさんに
紅森羽:「本来なら彼女に渡しておくべきでしたが、必要と感じたら貴方がお渡しください」
エツィオ・クァジモド:「……貴方に感謝する日が来るとは思いませんでしたが」
紅森羽:「いやいや、お気にせずにハハ」
紅森羽:と言って退出します
GM:何もなければ、ここでシーンが終わりますが
リーザ:あ、待ってください。
GM:いいですよ!
リーザ:では二人が出て行った頃を見計らって、エツィオさんに路地2に関する情報を渡します。
エツィオ・クァジモド:くれるの!
GM:今はまだ、どこに行けば会えるのか分かっているわけではないので、
GM:エツィオさんが会いたい場合、“灯蛾”の調査網で他の人達に間に合うようにできるというニュアンスになります。
GM:大丈夫でしょうか
エツィオ・クァジモド:なるほど
リーザ:私はそれで構いませんよ。
GM:実質的には同じことなので、リーザさんに付き添わなくても接触シーンではエツィオさんが出れますね。
リーザ:私、とても、いい人
エツィオ・クァジモド:いい人、エツィオ、信じる
GM:絆と信頼のRPG、ダブルクロス
リーザ:ではエツィオさんの了解も得たので、去り際にメモをエツィオさんに握らせます。
リーザ:「もし、エツィオ様が宜しければ……来てくださっても構いませんよ」
リーザ:「……お待ちしております」 と妖艶に微笑む
エツィオ・クァジモド:「なるほど、これは……」
エツィオ・クァジモド:「過分なお言葉にございます」一礼。
リーザ:「……ふふふ、お招きしていただいたせめてものお礼です」
リーザ:「とても有意義でございました……」 ということで退場しますよ
GM:何もなければ、ここでシーン終了となります。
リーザ:私はこれでOKです。
紅森羽:はーい
エツィオ・クァジモド:はいなー
“フェイスダウン”:いえあー!
GM:ではロイス&購入です。バリバリ準備するがよい
リーザ:6dx+7>=20 医療トランク
DoubleCross : (6R10+7[10]>=20) → 9[3,4,5,6,7,9]+7 → 16 → 失敗

エツィオ・クァジモド:医療トランクをば。
エツィオ・クァジモド:5dx+4>=20
DoubleCross : (5R10+4[10]>=20) → 9[3,4,5,8,9]+4 → 13 → 失敗

紅森羽:そろそろ買い物に成功したいが やはり世界制服か勝負服が欲しい
GM:ヒロちゃんに買ってもらいます?
“フェイスダウン”:あ、いいですぜ
“フェイスダウン”:何買おうか迷ってた所だし、なんなりとどうぞ
紅森羽:勝負服に自前チャレンジしてからですね
紅森羽:2dx+5=>5
DoubleCross : (2R10+5[10]>=5) → 10[6,10]+2[2]+5 → 17 → 成功

紅森羽:ちゃう
紅森羽:目標値は20なのでしっぱい
GM:ヒロちゃんどうしますか?
“フェイスダウン”:なんかみなさん欲しい物あります?
“フェイスダウン”:なければセーフハウス狙います
紅森羽:勝負服目標値20 意志ダイス+1 世界制服目標値35 意志達成値+3なのです
紅森羽:どちらも 個人の生存率が若干上がる感じなので
紅森羽:優先度は低くて構いません
“フェイスダウン”:あ、じゃあ勝負服チャレンジしてみましょう
“フェイスダウン”:場合によっちゃカネも出す!
紅森羽:ありがたい
“フェイスダウン”:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 4[1,4]+5 → 9

“フェイスダウン”:……諦めよう
“フェイスダウン”:すいません!
GM:ひどいw
紅森羽:こんかいはやめておいたほうがいいですね
紅森羽:無駄が多い
GM:ではシーン終了です。

【Middle/06】

GM:では次のシーンプレイヤーはリーザさん。
リーザ:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 9[9]+47 → 56

GM:“雉鳴り”を抜け駆けして追うシーンとなります。よって前までのシーンで情報を開いた者か、
GM:あるいはリーザさんが許可した人しか登場できません。
紅森羽:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 7[7]+62 → 69

ヤン・クラッセン:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+6[6] → 58

GM:紅森さんが危(ヤバ)い
GM:ヤンくんは見学室で許可を得ています。
GM:まあ、つまりこれは“灯蛾”チームですね!完全に利害に絡まない傭兵集団2人が配下だ
紅森羽:お薬があるから大丈夫
ヤン・クラッセン:お金がもらえれば大丈夫
GM:金!ドラッグ!
ヤン・クラッセン:そして女!
リーザ:事前にヤンくんに雉鳴りについての情報を渡しておきます、プロなので事情がわからなければ付いて来ることは難しいでしょう。
GM:勿論そうですね。情報は共有しているということで進めてもらいます。
GM:では、3人は、リアルタイムで入る情報を元に、彩生友互を追います。
GM:……しかし、その前に立ちはだかる者が一人。
本城和裕:「……ミス・ジェノヴェーゼ」
本城和裕:ギシッ ギシッ
本城和裕:杖を突きつつ現れる、丸々と肥えた男。
リーザ:「……ああ、“雉鳴り”のお方」
本城和裕:「“雉鳴り”の元に向かわれるおつもりですか」
リーザ:「本城様……でしたね」
本城和裕:「勿論……お引止めはいたしませんが」
GM:しかし当然、リーザはこの男の役割についても勘付いているだろう。
GM:彩生友互は敵のみでなく、エスタージの人間にも追われたくない。
GM:口先で足止めをするつもりだ。そしてやり方次第では、かなりの時間を稼がれてしまうだろう。
■FS判定
『“雉鳴り”を捜索せよ』
終了条件:9ラウンド経過
判定:〈交渉〉
完了値:11
難易度:15
最大達成値:30
支援判定:任意の〈運転:〉
経験点:3点
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
GM:では、イニシアチブの最初はヤンくん。
リーザ:とりあえず、待機して私に手番を渡してください。
ヤン・クラッセン:とりあえず待機で
GM:続く紅森さんも待機でいいですね
紅森羽:じゃあ待機ですね
GM:リーザさんの手番。
リーザ:普通に判定します、攻撃エフェクトは無理ですよね?
GM:もし、役立ちそうなエフェクトがあれば
GM:使ってもいいんですよ
リーザ:……《人形遣い》なぁ、ここで切るには微妙だな。
GM:よくぞ気づきましたが、じゃあ普通に判定しても問題無いですw
リーザ:普通に判定します。
リーザ:6dx+9>=15
DoubleCross : (6R10+9[10]>=15) → 9[1,5,7,7,8,9]+9 → 18 → 成功

GM:小細工などせずとも圧倒的成功だった。
GM:では、リーザさんに時間を稼ごうと、本城さんが話そうとする……
本城和裕:「ミス・ジェノヴェーゼ……」
本城和裕:「……」……が。
本城和裕:「……?」冷や汗が流れる。
リーザ:「ふふふ……」 時間稼ぎをさせない、逆に気を抜けば情報を抜かれかねない話術
本城和裕:一歩下がる。話を切り出すまでもなく、謎の威圧に気圧されている。
リーザ:「どうかなされましたか?……本城様」 妖艶に微笑む。
本城和裕:「……。いいえ。私からは、何も」
本城和裕:「お、お気をつけ、て……」ダラダラと汗を流しつつ、一礼する。
リーザ:「お心遣い……感謝致します」
GM:最初の関門を完全に突破。進行値2/11。判定が変化します。
ヤン・クラッセン:ひゃっほい
GM:勿論、必要なのは情報を取捨選択する経験と頭脳。
GM:敵対勢力が同時に追っているのなら、そちらに気取られないような根回しも必要となる。
判定:〈情報:裏社会〉
難易度:10
支援判定:任意の〈知識:〉
GM:判定が以上に変更されます。
GM:あ、メイン判定が〈情報:裏社会〉ですね。
紅森羽:ああ順番的にもちょうどいいですね
GM:先に動くのは紅森さんでしょうか。この場合
紅森羽:後に待機しましたからね
GM:そうですね。では行動どうぞ。
紅森羽:より安定して30を目指そう
紅森羽:・トロピコネーヴェ 意思の力だ
紅森羽:5dx+21
DoubleCross : (5R10+21[10]) → 9[6,6,6,7,9]+21 → 30

紅森羽:ちょうど出た
GM:一発だなーw
GM:侵蝕上げてくださいねー
紅森羽:はーい
ヤン・クラッセン:強し!
紅森羽:自動書記が敵の動きを正確に察知する
紅森羽:既に侵蝕は70だがな
リーザ:ハハハ、頼りになるなー
紅森羽:「無駄な争いは避けられそうですね」
GM:……しかし、紅森さんは勘付くことがあります。
GM:大多数の勢力――恐らくこれが、楡組残党のバックに間違いない――を出し抜く事は出来ましたが、
GM:どうやら、その撹乱を抜けて、こちらを辿ってくる者がある。数は一人。
紅森羽:「ハハ、でもこれは。撒ききれませんでしたね」
リーザ:「ふふふ……流石は“路地”。一筋縄ではまいりませんね」
GM:車は高速道路に入る。このまま進めば、まず間違いなく“雉鳴り”。だが――
???:……ガギャ!!
GM:音は車両のはるか後方。
ヤン・クラッセン:「来たみたいだね」
GM:遠ざかるトレーラーが見える。そしてその中から落着した巨大な甲冑姿の男も。
???:「イタリア野郎か?」
???:ワーディングの気配!
???:――キュイイイイイイイ!!
???:ローラーめいた機構で加速し、一瞬にして車両に追いすがる!
GM:……ゴン! ガギャアア!  バゴン!!
GM:当然、非オーヴァードの運転する周囲の車は事故多発状況だ!阿鼻叫喚!
ヤン・クラッセン:「あー。ひどいことするねえ」
リーザ:「なんという……ことを……」 沈痛な面持ち
ヤン・クラッセン:「フェイスダウンさんがいなくてよかったかな」
???:「俺は“セヴァストポリ”。お前らをブチ殺しに来た」
“セヴァストポリ”:「車はそのままで十分か?降りてくるか?構わねえぞ」
GM:FS判定の途中ですが、ミドル戦闘です。
GM:FS判定とミドル戦闘は、両方終わらせなければ安全に雉鳴りのところにはたどり着けません。
ヤン・クラッセン:マフィアの辛いところだ
 セヴァストポリ

   30m

リーザ ヤン 紅森
ヤン・クラッセン:遠いにゃー
GM:どちらも高速道路上で移動していますが、擬似的にこういう感じになりますね。
リーザ:災厄抜けば一応、届きますね。
GM:そして、FS判定の内容も変更になります。
判定:【肉体】
難易度:7
支援判定:〈回避〉
GM:敵の猛攻を凌ぐ必要がある!
GM:では、待機していたヤンくんの手番……の前に、イニシアチブ。
ヤン・クラッセン:ひゅー!
“セヴァストポリ”:「3人?」
“セヴァストポリ”:「……ねぇな」
“セヴァストポリ”:「手応えが」 《死神の疾風》。
“セヴァストポリ”:行動値+10、ダメージダイス+3D10。
GM:というか、ヤンくんの手番のイニシアチブではなかったですね。
紅森羽:抜かれた
GM:待機してないセヴァストポリの方が早い!行動値17で動きます。
リーザ:「手応えがあるかどうかは……その身で理解してください」
“セヴァストポリ”:《アーマークリエイト》《インフィニティウェポン》《斥力跳躍》!一気に30m移動し、大鉈めいた鈍い鉄塊を振り上げる。
“セヴァストポリ”:「身元不明だな?」
“セヴァストポリ”:「この速度で死んだらよ」
“セヴァストポリ”:《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《スプリットアタック》。対象は全員。
“セヴァストポリ”:11dx7+5
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,5,7,9]+6[3,6]+5 → 21

紅森羽:かなり低めでしたね
GM:そうですねw リアクションをまずどうぞ。
ヤン・クラッセン:クリティカルしてる限り低いなんて言葉は使わない主義なのだ
ヤン・クラッセン:回避ー
ヤン・クラッセン:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[4,5] → 5

リーザ:1dx>=21 ドッジ
DoubleCross : (1R10[10]>=21) → 4[4] → 4 → 失敗

紅森羽:《死者の肉体》のみを使用
紅森羽:5dx+21
DoubleCross : (5R10+21[10]) → 7[2,3,3,6,7]+21 → 28

紅森羽:侵蝕1だけ上昇
GM:さすが……!
紅森羽:素早く自分に注射器で薬物を注入
“セヴァストポリ”:6d10+22
DoubleCross : (6D10+22) → 34[5,9,4,5,2,9]+22 → 56

“セヴァストポリ”:「――がっ!」
“セヴァストポリ”:咆哮と共に大重量が振り下ろされる!ルーフごと叩き潰される車!
紅森羽:まともに喰らうが痛みは感じない
ヤン・クラッセン:「ッッ!!」
紅森羽:「おっとと、大丈夫ですか?」
ヤン・クラッセン:死ぬ!《リザレクト》!
ヤン・クラッセン:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+10[10] → 68

ヤン・クラッセン:わあお
リーザ:1d10+56 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+56) → 7[7]+56 → 63

リーザ:「…………ふふっ」
“セヴァストポリ”:「……そこの。効いてんのか?」面に覆われた目が、紅森を目敏く捉える。
“セヴァストポリ”:「脚が千切れかけだぞ」
紅森羽:グリグリ繋ぎ直して
紅森羽:「いやいや、落としたら大変だ」
“セヴァストポリ”:「あくびが出るぜ。雑魚ども」
“セヴァストポリ”:さらに一撃を構えつつある。
紅森羽:まだ車で移動はできているんですかね
GM:辛うじてですねw 次受けるとフレーバーですが、爆発しますねw
GM:しかし、次の攻撃より前に……ヤンくんの手番が回ってきます。
リーザ:「では……よろしくお願いします。ヤンさん」
リーザ:「エスタージの毒……“蠍”の力をどうぞ」
ヤン・クラッセン:リーザさんが声をかえると同時に後ろに回りこむよ
ヤン・クラッセン:「ここで落下して身元不明っていうのもいいですが」
ヤン・クラッセン:「顔の判別ができないほどに焼け焦げるというのはどうですかね」
“セヴァストポリ”:「……」
“セヴァストポリ”:「ガキめ」
ヤン・クラッセン:《コンセントレイト:バロール》+《災厄の炎》+《氷の塔》+《氷炎の乱舞》+《黒星の門》+《黒の鉄槌》
ヤン・クラッセン:10dx7+11
DoubleCross : (10R10+11[7]) → 10[1,1,2,2,3,6,6,6,7,8]+10[1,9]+6[6]+11 → 37

“セヴァストポリ”:ガード。装甲とインフィニティウェポンだ。
ヤン・クラッセン:セヴァさん狙いで
GM:他に狙う人がいるみたいな口ぶりですねw
ヤン・クラッセン:リーザさんにコウモリさんもまとめてやっちゃってくださいと言われたらやってしまうかもしれない
リーザ:流石にいいませんよw
ヤン・クラッセン:4d10+57
DoubleCross : (4D10+57) → 22[7,7,3,5]+57 → 79

GM:61点……!マジか!
GM:辛うじて死んでませんが、それはグシャグシャになる。
GM:あっ装甲値ばらしちゃった!
GM:しまったw
ヤン・クラッセン:わはは!
リーザ:ああ、18点w
“セヴァストポリ”:では、無造作にヤンくんを鉄塊が薙ぎ払う寸前。
ヤン・クラッセン:セヴァさんの首根っこを掴んで上半身を中心に氷と炎を同時に叩き込みます
GM:ギリギャガガガガガガッ!!
“セヴァストポリ”:「!!!!」
ヤン・クラッセン:「おっと」
“セヴァストポリ”:「なっ……」倒れこみつつ、車のタイヤを刈る。だが自身も走行機能を失い、転倒!
“セヴァストポリ”:「~~~~~ッ、はっ、ガハッ!?」
ヤン・クラッセン:「しまった。うっかり確認をとるのを怠ってしまった」
“セヴァストポリ”:装甲のほとんどが吹き飛び、黒い中身が露出している。これが地肌。今の一撃で炭化したのだ。
ヤン・クラッセン:「リーザさん。この人もターゲットってことでいいんだよね?」
“セヴァストポリ”:「ハァ、ハァ、ハァ」
GM:両者停止。もちろん彼らが轢かれる危険性はない……ワーディングですべて沈黙しているためだ。
リーザ:「ええ……私達に害を為す者全てが対象だと思って下さって構いません」 口の端から血が流れるがそれでも微笑む。
紅森羽:「いやあ、お見事。凄まじい威力です」
“セヴァストポリ”:「マフィ、ア」
“セヴァストポリ”:「嘘だろ……FHの、傭兵か、この、この威力」
“セヴァストポリ”:バラバラと装甲が落ちるが、辛うじて再構成する。だが半死半生!
ヤン・クラッセン:「了解。では依頼主の了承も得たことですし。続きをやりましょうか」
“セヴァストポリ”:「……ガキィィィィ……!」
ヤン・クラッセン:「あはは。語彙の少ない人ですね」
GM:ラウンド終了。
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
GM:2/9ラウンド目です。もちろんFS判定は今の状況でも可能。
GM:セットアップです。
リーザ:セットアップはありません
紅森羽:なし
ヤン・クラッセン:なっしん
“セヴァストポリ”:「……どういうことだ」
“セヴァストポリ”:「どういうクソッタレで……」
“セヴァストポリ”:「こんな仕事で、『こいつ』を使うことになってんだ」
“セヴァストポリ”:《高速分身》《限界突破》。
“セヴァストポリ”:甲冑内の機構を作動すると、不可解な空間の歪みによってセヴァストポリの姿が二重にぶれる。
“セヴァストポリ”:1体増えます。《限界突破》で指定するのは《暗黒螺旋》!
 セヴァストポリ1
 セヴァストポリ2
リーザ ヤン 紅森
GM:全員同エンゲージ!そして最初のイニシアチブ。
“セヴァストポリ”:「「こ殺すす」」
ヤン・クラッセン:「わざわざ的を増やしてくださるとは。ありがたいことですね」
“セヴァストポリ”:両者《死神の疾風》を使います。行動値がどちらも17に。
“セヴァストポリ”:「「ハァーッ……!」」
“セヴァストポリ”:一人目のターゲットを決定。
“セヴァストポリ”:choice[リーザ,ヤン,紅森]
DoubleCross : (CHOICE[リーザ,ヤン,紅森]) → リーザ

“セヴァストポリ”:二人目のターゲットを決定。
“セヴァストポリ”:choice[リーザ,ヤン,紅森]
DoubleCross : (CHOICE[リーザ,ヤン,紅森]) → リーザ

“セヴァストポリ”:同時にリーザに殴りかかりますね
紅森羽:しゅうちゅうこうげき
リーザ:全く、女性相手に……酷いものですね
“セヴァストポリ”:一人目。《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》。
“セヴァストポリ”:11dx7+5
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,8,8,9,10,10]+10[3,5,8,9,9]+10[6,6,9]+3[3]+5 → 38

“セヴァストポリ”:なかなか回った!どうだ
紅森羽:まだ《チェンジ》が使えない
リーザ:2dx-1>=38 ドッジ
DoubleCross : (2R10-1[10]>=38) → 9[7,9]-1 → 8 → 失敗

“セヴァストポリ”:7d10+22
DoubleCross : (7D10+22) → 33[6,9,7,2,5,1,3]+22 → 55

リーザ:1d10+63 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+63) → 6[6]+63 → 69

“セヴァストポリ”:続いてもう一人も。《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》。
“セヴァストポリ”:11dx7+5
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[1,1,1,3,3,3,5,6,9,9,10]+10[3,6,9]+10[7]+10[10]+10[10]+10[9]+10[9]+10[7]+5[5]+5 → 90

“セヴァストポリ”:凄ェ!
紅森羽:こえー
ヤン・クラッセン:二人同時に狙うことで威力をあげておられる!
リーザ:2dx-1>=90 ドッジ
DoubleCross : (2R10-1[10]>=90) → 8[1,8]-1 → 7 → 失敗

“セヴァストポリ”:13d10+22
DoubleCross : (13D10+22) → 67[3,6,1,5,3,3,5,8,2,4,9,8,10]+22 → 89

リーザ:1d10+69 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+69) → 5[5]+69 → 74

“セヴァストポリ”:「く」「た」「ば」「れ」「「!!!!」」
“セヴァストポリ”:挟み潰すような軌道の巨大剣!
リーザ:そのまま潰されて、鮮血で車内を紅く染める。
“セヴァストポリ”:「「死んだな」」
リーザ:「…………」
“セヴァストポリ”:「「……カハッ!お俺も無事じゃねぇがが……」」
“セヴァストポリ”:「「おお前だけだ、ガキ」」
“セヴァストポリ”:ヤンに向き直る。震動で空気が歪む。
GM:では、ヤンくんの手番。
リーザ:あ、二人共待機でいいですよ
紅森羽:いちおうこちらも範囲攻撃できますが
紅森羽:お怒りの様子だw
ヤン・クラッセン:じゃあお言葉に甘えます
リーザ:余裕があるのなら紅森さんがしてもいいですよ、ただこいつガード含めて18点は止めるので
紅森羽:18はまだキツイかな
GM:では二人待機ですね。しかしさっきの攻撃は本当にヤバイ痛手であったとは言っておこう!
ヤン・クラッセン:「せっかくお二人になったのに」
ヤン・クラッセン:「注意力が散漫になってるのでは意味がないのではありませんか?」
ヤン・クラッセン:リーザさんの攻撃の気配を察知しよう
紅森羽:「ああ、可哀想に、二人もいたら苦痛も二倍じゃないですかハハ」
紅森羽:「では、私も巻き添えになっちゃあ適わないですからね」
紅森羽:こちらも待機
リーザ:ではメジャーで《コンセントレイト:ソラリス》《風の渡し手》《絶対の恐怖》でセヴァストポリ二体を同時に攻撃します
GM:ひぇー
リーザ:「………………ふふ」
リーザ:7dx7+9
DoubleCross : (7R10+9[7]) → 10[1,3,6,7,9,9,10]+10[1,2,5,8]+1[1]+9 → 30

“セヴァストポリ”:「「あん?」」
“セヴァストポリ”:2体ともガード!ガードなら、できる!
ヤン・クラッセン:ヤッチマイナー!!
リーザ:「……この痛み、随分と久しいです」 肉体が徐々に再生しつつ蘇る
リーザ:4d10+5 装甲値無視
DoubleCross : (4D10+5) → 22[2,10,5,5]+5 → 27

“セヴァストポリ”:文句なく消し飛びます。ヤンくんのお陰でわずかHP6。
ヤン・クラッセン:も、もう少しダイスが頑張っていれば…!
リーザ:「………ああ、これが生きているということなのですね」
“セヴァストポリ”:「「てめえ、なんだ」」ガシャリ
“セヴァストポリ”:血の海の車内からの声に、一歩近づく。
リーザ:「……では、貴方に満足の行く終わりを」
リーザ:二人の“セヴァストポリ”を同時に操作して互いに斬りつけ合わせて自害させます。
“セヴァストポリ”:「「殺、」」」ドババシャア!!!
“セヴァストポリ”:「……」空間震動が停止し、一体のセヴァストポリだけが残る。
“セヴァストポリ”:「……今、おま、」
“セヴァストポリ”:自分自身の鉄塊で、自分の頭部を叩き潰している。致命傷だ。
“セヴァストポリ”:ベシャ!
GM:死亡。復活エフェクトはなし。
リーザ:74→82
リーザ:「ふふふ……満足する“手応え”はありましたか?」
ヤン・クラッセン:「怖い人だなあ」
紅森羽:「いや、お見事ですね」
リーザ:「私はただあの方の願いを叶えただけです……ふふふ」 どうしようもない有り様だができるだけ身だしなみを整える。
GM:改めてFS判定に戻ります。
判定:【肉体】
難易度:7
支援判定:〈回避〉
リーザ:とりあえず、紅森さんは支援投げてみればいいと思います。
GM:敵が襲ってくることはなくなりましたが、次の車を手に入れるなり、それなりに忙しく動かなければならないでしょう。
ヤン・クラッセン:「これ以上追っ手が来る前に僕たちも急がないとね」
紅森羽:ですね
紅森羽:《死者の肉体》で支援判定
紅森羽:5dx+21
DoubleCross : (5R10+21[10]) → 9[3,3,5,5,9]+21 → 30

GM:こっちが最大達成値出ちゃったw
ヤン・クラッセン:頼りになるなあ。この無精ひげ
GM:支援成功です。ヤンくんに+3
紅森羽:「さて、雑魚の足止めは私がやっておきましょう」
リーザ:どうするかな、私もエフェクトを投げておこう
紅森羽:侵蝕+1
リーザ:《援護の風》《ウィンドブレス》 対象はヤン。ダイス+5、達成値+9
リーザ:82→86
ヤン・クラッセン:「うん、お任せするよ。」
リーザ:「…………では、よろしくお願いします。ヤンさん」 囁く
ヤン・クラッセン:肉体を頑張る!
ヤン・クラッセン:DB込みで9dx+9だ
ヤン・クラッセン:9dx+9
DoubleCross : (9R10+9[10]) → 10[2,3,4,4,6,6,7,9,10]+7[7]+9 → 26

GM:( 'д')すごいぜ
GM:進行値9/11
ヤン・クラッセン:貧弱な男の見本のような体をしていた僕が、リーザさんの支援を受けてからこんなにムキムキに
GM:すごいなあ。ぼくにはとてもできない
紅森羽:支援の分が更に+3あるが
紅森羽:あまり関係なかったな
リーザ:29で変わりませんねw
ヤン・クラッセン:ロ、ロイスはきらないぞ!
GM:もはや目標は目の前と言っても過言ではありませんが
GM:判定がまた変わります。
完了値:7
判定:〈知覚〉
難易度:9
支援判定:〈情報:裏社会〉
GM:潜伏箇所を絞り込むことはできたので、後は知覚に頼るのみ。
GM:また、万が一の追跡もこれで撒けるでしょう。
紅森羽:知覚はこちらの出番かな
リーザ:そうですね、私とヤンくんは支援を投げるのがいいでしょう。
紅森羽:まあダイス一個しか違わんのでこちらが支援にまわっても構わない
GM:……ということで、紅森やリーザの助けもあり、襲撃から即座に復帰した3人は、
GM:辺境の海沿いの村に到達します。
GM:これで成功したなら、希望するものの中から一人が“雉鳴り”に会えるという算段
GM:全員手番は終了しているので、ラウンドを切り替えましょう。
GM:----
GM:第三ラウンド
GM:----
GM:ラウンド3/9
GM:しかし明らかに9ラウンドも要りませんでしたねw 一人でチャレンジすることを想定した最大ラウンド数でした。
紅森羽:一人だと 戦闘有りなら相当厳しいですね
GM:そうですね。ただし抜け駆けされることはないので、確実を期すならそれもアリというレベルです
GM:セットアップがなければ、ヤンくんからなのだ。
リーザ:あ、ヤンくんは知覚1あるのか。じゃあ、ヤンくんに支援投げるほうが確実ですね
リーザ:ダイスボーナスでダイス数も紅森さんと変わらないので
紅森羽:ですね
ヤン・クラッセン:では美味しいところをいただいてしまってよろしいでしょうか?
GM:まあ妨害はないので、
GM:気長にチャレンジしてもいいんですよw
紅森羽:それもそうですね
紅森羽:侵蝕値を無駄に払うこともない
ヤン・クラッセン:じゃあ、このまま素で判定を
ヤン・クラッセン:しませうか
リーザ:いえ、私が支援します
ヤン・クラッセン:ではお願いします!
リーザ:8dx+3>=9
DoubleCross : (8R10+3[10]>=9) → 9[1,2,2,2,6,8,8,9]+3 → 12 → 成功

GM:では達成値+3。10以上が出ればここで一発終了だ
ヤン・クラッセン:いきます
ヤン・クラッセン:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[1,5,10,10]+10[3,10]+6[6]+4 → 30

ヤン・クラッセン:わははははは!
リーザ:終わったwwww
紅森羽:つええw
GM:ゲーッ!?
GM:すごすぎる。
GM:では、ヤンくんは蠍仕込みの追跡術で、雉鳴りの隠れ家を見出す。
ヤン・クラッセン:(のどかな村だ)
ヤン・クラッセン:(けれど、この地形)
ヤン・クラッセン:(巧妙に隠されてはいるが警戒の色が見て取れる)
ヤン・クラッセン:(中でも最も守りやすく、逃げやすい場所は)
ヤン・クラッセン:「……」
ヤン・クラッセン:「あそこだよね。リーザさん」
ヤン・クラッセン:隠れ家を指差します
リーザ:「…………ええ、ありがとうございました。新しい“蠍”の頭、ヤン・クラッセン様」
ヤン・クラッセン:「報酬分の仕事はこなせたかな?」
GM:ここからはリーザさんの手番ですが……
紅森羽:(さて、と)
紅森羽:(動くのは、ここですかね)
GM:や、やはり出たか……!
リーザ:だろうねw
紅森羽:まあねえ
GM:最初に言った通り、雉鳴りに会えるのは1人。
GM:判定で競り勝った方が雉鳴りに到達できます。
紅森羽:演出があるのですが
GM:いいですよ
紅森羽:攻撃してもリザレクトすれば妨害足りえないと思うのです
GM:勿論その通りです。
紅森羽:それに攻撃したりして後腐れを残したくない
紅森羽:鮮血の網という拘束するだけのエフェクトがあるんですがどうですかね
紅森羽:硬直で動きを封じて先手をとりたい
ヤン・クラッセン:wwww
紅森羽:ダメージはありませんが
GM:仲間内なので、この時に使えるのは、攻撃技能ではありません。
GM:即ち、〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉〈運転:〉ではないいずれかの技能で上回れば
GM:上回れば、というか、どれか自分の得意な技能で達成値を出していただいて
GM:平和的に勝負していただく、というのがここでの判定の内容になります。
紅森羽:なるほど
GM:それに勝利した上で拘束したりするのは、自由です。
紅森羽:では意思の力に頼らざるを得ませんね
GM:勿論、判定も珪素レギュレーションに基づき
GM:《オールレンジ》みたいな判定を行うだけのエフェクトなら使用可能ですので
GM:ガンガン使いなさい
紅森羽:《生き字引》は可能ですよね?
紅森羽:もしくは判定はメジャー限定ですか?リアクションの達成値では?
GM:メジャーのみです。
ヤン・クラッセン:RCが使えないのは厳しいなあ
ヤン・クラッセン:リーザさんに協力、もしくはコウモリさんを妨害して達成値を変化させることはできますか?
GM:そうですね、ヤンくんにその意志があるのなら
GM:可能です。リーザさんが選んだものと同じ技能の達成値を、単純に合計できます。
紅森羽:ひえー
リーザ:まぁ、交渉しか私にはないんですけどね
GM:数の優位を活かせ!
ヤン・クラッセン:交渉なんてあたいには…!あたい!口下手なのに!
GM:まあまあものは試しですよ
GM:リーザさん→紅森さん→ヤンくんの順で出しましょうか。
GM:ヤンくんは協力するなら、どっちにつくかは選んでいいんですよ
紅森羽:こっちにつこうぜ~
ヤン・クラッセン:了解です
ヤン・クラッセン:あ、あれ?このタイミングではまるで俺が裏切ったかのように!
リーザ:まずは判定しますか、技能は交渉で
リーザ:《援護の風》《ウィンドブレス》を自分にかける
紅森羽:これがあるから強いんだよなあ
GM:結構いい勝負ですよこれは
ヤン・クラッセン:やっちまいなー!
GM:あっそうだカネ!
GM:カネも使えます!重要なところでした。
GM:これはヒロちゃんが狙ってた場合のチャンスポイント
紅森羽:宵越しの金なんてもってねえんだよぉー
リーザ:13dx+18
DoubleCross : (13R10+18[10]) → 9[1,1,1,2,3,4,4,7,7,8,8,8,9]+18 → 27

GM:すごいぜ……
リーザ:まわらないなー
リーザ:86→90
GM:では紅森さん、好きな技能で対決どうぞ
紅森羽:情報を意志で代用する
紅森羽:「仕方ありませんね」
GM:情報技能は好きに選べますが、どうします?
紅森羽:情報 雉鳴り とでもしましょうか
GM:ピンポイント!
紅森羽:マイナーでバイオレットエフェクトを使用
紅森羽:注射器を自分に突き刺す
紅森羽:精神のダイスを+2個だ
紅森羽:トロピコネーヴェ 意志で判定する
紅森羽:コンセが乗らねえんだよぉー
紅森羽:7dx+21
DoubleCross : (7R10+21[10]) → 5[2,2,4,4,4,5,5]+21 → 26

紅森羽:まだだ
GM:うおお
紅森羽:脳内サポートスタッフ
ヤン・クラッセン:や、やめろー!
紅森羽:まずは+3しろー
GM:29に!!なんと2の差!
紅森羽:29
紅森羽:ぐぐぐ
リーザ:+2じゃないのか?
ヤン・クラッセン:ひえーー
GM:+2でしたね。あまり使わないので忘れてた
紅森羽:+2だっけ
GM:+2の、シナリオ3回。つまり……
GM:1の差だ。もうこれは完璧にヤンくんがどちらにつくかの勝負でしかない
リーザ:じゃあ、ここで財産使って同値にします。
GM:同値!!
GM:どっちも凄ェ!
紅森羽:これがなーリアクションならなー
ヤン・クラッセン:ひえー!
リーザ:ヤンくんに事前報酬を渡すという演出で。
ヤン・クラッセン:こ、この俺をそんなはした金に釣られる男だとうわー
GM:紅森さんはコンセはブラムスですからね
紅森羽:初期案はあれノイマンだったけれどやめたんですよね
紅森羽:ロイスを切っても厳しいかなあ
GM:ロイスはよした方がよい!クライマックス大変だよ
ヤン・クラッセン:RCは使えないんですよね
GM:RC使えませんけど、この場合はどちらでも同じことですね
GM:つまり、ヤンくんが2以上達成値を出せるなら、どっちについても勝てる
ヤン・クラッセン:ロイスを切るなら待ちますよ
紅森羽:利権というより
紅森羽:ぜひ その断固中立をとる意思を確認したかったが
紅森羽:しかたない
紅森羽:そこまでするわけにもいかない
紅森羽:あとは 任せるぜ
ヤン・クラッセン:まあ、迷う必要はない。今の雇い主はリーザさんだ
ヤン・クラッセン:交渉で判定します
ヤン・クラッセン:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,2,6,10]+6[6] → 16

紅森羽:でめがいい
リーザ:やはりヤンが鍵であったな。
紅森羽:その出目が欲しかったなあ
紅森羽:「いやあ、残念です」
紅森羽:「お二人を相手にできるほどでは無かったみたいですね、ハハ」
ヤン・クラッセン:「ごめんね。君の事は嫌いじゃないけど」
ヤン・クラッセン:「雇い主の不利益なるようなマネを見過ごすわけにはいかないからね」
GM:紅森さんの絶対の意志よりも、リーザの恐怖の交渉が勝った……!先に踏み込むのはリーザだ。
紅森羽:「それは正しい姿勢です、依頼人を裏切ってしまってはおしまいですからね」
紅森羽:「ここは大人しく控えていますよ」
リーザ:「……流石は紅森様で御座います、私如きでは張り合う事が精一杯でした」
紅森羽:「勿体無いお言葉で、できれば今回のことは水に流していただけると嬉しいですけれどねハハ」
ヤン・クラッセン:「いってらっしゃい」
ヤン・クラッセン:子供らしく手を振ろう
リーザ:「ありがとうございました、ヤン様……報酬の増額分は私の方から掛けあいましょう」
リーザ:ふぅ……ということで向かいますよ
GM:----
ヤン・クラッセン:「まったく、抜け目ない人だね」
紅森羽:「結果がだせなけりゃあ、関係ないけどね。“皆”に怒られてしまったよ」
ヤン・クラッセン:「今までもそうやって人を出し抜いてきたの?」
紅森羽:「今まで、ねえ」
紅森羽:「そういう時もあるし、そうじゃない時もあるさ」
紅森羽:「何しろ仕事が競合したときはそりゃもう、仕方がない」
ヤン・クラッセン:「あはは。それはたくましいことだね」
紅森羽:「後々の利益を考えれば引くときもある」
紅森羽:「要するにケースバイケースってやつさ」
紅森羽:「私みたいな人間はそういう風に流れで生きるしかないからね」
ヤン・クラッセン:「ふふ」
紅森羽:「だから、ちょっと興味があったのさ」
ヤン・クラッセン:「何にだい?」
紅森羽:「派閥としては間違いなく弱小なのに、徹底的に中立を保っている」
紅森羽:「実の娘に関することにすらね」
紅森羽:「そういう人間が何を考えているのか、聞いてみたかったのさ」
ヤン・クラッセン:「そんな好奇心を満たすためだけに“灯蛾”に喧嘩を売ったんだ」
紅森羽:「ハハ、まあ薬に興味がなかったわけじゃあないけれど」
ヤン・クラッセン:「やっぱり面白い人だね。紅森さんは」
紅森羽:「君だって随分と面白いよ」
ヤン・クラッセン:「ねえ、紅森さん」
紅森羽:「なんだい?」
ヤン・クラッセン:「僕たち結構仲良くなれそうだと思わない?」
紅森羽:「そうだねえ、私は君のことはわりと気に入ったよ」
紅森羽:懐からタバコを取り出す
紅森羽:火をつけて一服
紅森羽:「ま、これからも仲良くやっていきたいね」
ヤン・クラッセン:「よかったら一本いただけないかな?」
紅森羽:「ハハ、じゃあ一本どうぞ」
ヤン・クラッセン:では指先で火を起こし、タバコに火をつけ
ヤン・クラッセン:一服をしようとしますが
ヤン・クラッセン:タバコなんて吸ったことないので普通に咳き込みます
ヤン・クラッセン:「ゴホッゴホッ」
ヤン・クラッセン:「うーん。やっぱりこういうのは慣れないな」
紅森羽:「ハハ、こっちのキャンディーの方が良かったかい?」
紅森羽:と棒付きのキャンディーを差し出す
ヤン・クラッセン:「あはは。子供扱いはやめてほしいな」
ヤン・クラッセン:タバコの煙に少し目をやる
ヤン・クラッセン:「うん、改めてよろしくね。紅森さん」
ヤン・クラッセン:しかしアメはちゃんと受け取る
ヤン・クラッセン:もらえるものはもらう貧乏性だ
紅森羽:「ああ、よろしく。それと吸い過ぎには注意しなよ、体に良くない」
ヤン・クラッセン:僕は紅森さんみたいに意思が強くないしね、と笑いながらいったところで
ヤン・クラッセン:僕はこんなもんで満足かな!
ヤン・クラッセン:紅森羽/敬意○/隔意
紅森羽:“蠍”:ヤン・クラッセン/好意○/不安/ でロイスをとります
紅森羽:こちらもOKdesu
GM:グッド……それでは改めてリーザさん視点に参りましょう。
GM:----
GM:“雉鳴り”セーフハウス
GM:----
GM:立ち並ぶ家屋の一つ。痴呆めいた老人に出迎えられ、リーザは奥の座敷へと進む。
彩生友互:「……“灯蛾”の、リーザ・ジェノヴェーゼ様」
彩生友互:「お待ちしておりました」一礼する。
リーザ:「このような姿で申し訳ありません……“雉鳴り”の長」
彩生友互:スーツ姿の、骨ばったシルエットの男。整った顔立ちだが、右半分に大きな古傷が走っている。
リーザ:「彩生友互様……」 恭しく礼をします。
彩生友互:「こちらこそ。このような場でしかお迎えできぬこと、残念に思います」
彩生友互:「いずれ、正しき時に会合の場を。……こちらへ」
彩生友互:そして、片手にはスーツ姿に似つかわしくない日本刀を提げている。
彩生友互:“雉鳴り”の派閥の証と、リーザは聞いたことがあるかもしれない。
リーザ:「……はい」 素直に従います。
GM:では、2人は対面して話を始めることになります。
彩生友互:「――まずは、“路地”の一件、あらためてお詫び申しあげます」
彩生友互:「やむを得ぬ事態とはいえ、私の行動が各派閥に混乱を招いたことも事実」
彩生友互:「“灯蛾”様も、さぞ苦く思っておられることでしょう」
リーザ:「……あのお方のお心は分かりません、ですが」
リーザ:「彩生様のお言葉で変わるものがあるかもしれません。私はそれを聞くべくここへと参りました」
彩生友互:「……なんなりと、お答えいたします」
リーザ:「……では、あのお方に言われたことをもう一度私に聞かせて下さい」
リーザ:「全てはそこからになります……」
彩生友互:「最初に、ひとつ。既に勘付いておられる事かもしれませんが」
彩生友互:「敵は鴻央会です」
彩生友互:「楡組が崩れる寸前、私が最初に着手したものが楡組の持つ“路地”の利権であるとするなら……」
彩生友互:「……彼らが手にしたのは、“人材”の利権」
彩生友互:「“灯蛾”の手腕の前では無用な心配りではあったかもしれません。しかし、私が座して動かずいれば」
彩生友互:「“孤独の路地”も、あるいは共に彼らの手に渡っていた可能性がございました」
リーザ:「…………」 黙ってきいている
彩生友互:「そして彼らは、まだ諦めてはおりません。この“雉鳴り”を追い落とし、得られる筈だった利権を手中に収めようと、試みています」
彩生友互:「……故に、“雉鳴り”の名のもとに、責任をもってこれらを排除する必要があります」
彩生友互:「“孤独の路地”を持つものには、彼らはいつまでも纏い付くでしょう。今は、私が彼らの手から逃げ……」
彩生友互:「……そしてフェイスダウンをはじめ、“雉鳴り”が集めた兵が――背から彼らを叩く。大局的には、その手筈です」
彩生友互:「“孤独の路地”の所有を預かる理由として至らぬところがございましたら、なんなりと」
リーザ:「……他に“孤独の路地”のことで“灯蛾”へ報告していないことはありますか?彩生様」
彩生友互:「ございません」
リーザ:《真偽感知》します 90→92
GM:これはちょっと微妙なところではあるんですよね
GM:しかし、一連の話の中の真偽を見分けられるくらいしてもいいか。
GM:「敵は鴻央会」は本当です。そして、彼らの行動と思惑についても、恐らく彼の意識では真実を語っているはず。
GM:しかし、「責任をもってこれらを排除する必要があります」は、嘘です。
GM:敵の動きに対して合理的な行動を取ってはいるものの、
GM:動機となる部分が異なるということが分かるでしょう。彩生友互個人の、別の思惑がある。
リーザ:……孤独の路地について話していないことは彩生パパが嘘をついている部分以外にはないと考えてよろしいでしょうか?
GM:今回は彩生友互さんは、オープニングの電話で報告すべき事、という文脈で捉えていますので
GM:それ以上の機密と認識していれば、今回の感知には引っかからないでしょう。
GM:例えば“孤独の路地”の本体である“熱の葉”なる男に関しては、引き渡すその時までは
GM:ルートを持つものの最高機密になります。
GM:まあ、これは路地を探るルートに対して上位互換の情報にならないためにするための措置でもあるんですが
リーザ:了解です、ここが使いどころかな。
リーザ:全てを知るにはこれしかあるまい。《止まらずの舌》
GM:〈意志〉で……対決ですね。自信はありますか?
GM:こちらも派閥首領だけあって、結構な意志はもちろん予め持たせています
リーザ:やっぱり対決か……ここは本気をだす。
リーザ:《援護の風》《ウィンドブレス》で自己支援
リーザ:92→96
リーザ:《コンセントレイト:ソラリス》《止まらずの舌》 対象は彩生友互
GM:そ、そこまで本気を出さなくても……非オーヴァードですし……
リーザ:精神が2しかないんですもの……
リーザ:9dx7+9
DoubleCross : (9R10+9[7]) → 10[1,2,3,3,4,5,6,6,8]+10[10]+4[4]+9 → 33

リーザ:96→101
彩生友互:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 10[9,10]+4[4]+5 → 19

彩生友互:あっしかしかなり回ったぞ
彩生友互:ダメだったが……常人にしては結構な意志を持つパパであることが証明されましたな
リーザ:RC技能足して達成値36
GM:つよい
GM:では、リーザさんはより深く踏み込んだ質問をするとよいでしょう
GM:正直に答えてくれます。
リーザ:これ答えてくれるのひとつだけなんだよな……
リーザ:「彩生様……“灯蛾”を欺くことは出来ません」
リーザ:「どうか……真実をお話下さい」
リーザ:「……彩生様のお心を」
彩生友互:「…………」
彩生友互:立ち上がる。
彩生友互:「……ミス・ジェノヴェーゼにお話ししたことも、一つの事実ではあります」
リーザ:「…………」 首を横に振る
彩生友互:「しかし……。もしも、今のみ、派閥の事を忘れ、聞いてくださるのであれば」
彩生友互:「私にはもう一つ、考えることがあります」
リーザ:「…………それが、彩生様を知る事に必要ならば」
リーザ:「そう、致しましょう」
彩生友互:「シンプルな……とてもシンプルなことです」
彩生友互:「日本統括の任を負った者として、果たさねばならぬ責務は一つしかございません」
彩生友互:「日本という国内における、エスタージの安定。のみ」
彩生友互:鞘を正面に携えるように、庭を振り向く。
リーザ:……そちらの方を向きます。
彩生友互:「……今の国内の状況は。ビッグ・ボスから下賜された“雉鳴り”の名に悖る……」
彩生友互:「同じ組織が、同じ国家の中で割れる状況を収めるために、何が必要と思われますか」
リーザ:「私には難しい話でございますが………どのような形にしろ力ではないかと」
彩生友互:「私の考えは違います」
彩生友互:「滅ぼすことも、内に組み込むことも、遺恨を残す解決にしかなり得ません」
リーザ:「……では、彩生様のお答えはなんなのでしょうか?」
彩生友互:「――共通の敵」
彩生友互:「例えその心が利害の一致でしかなくとも、より大きな外敵に対しては」
彩生友互:「我らエスタージは団結する。……その力があると信じております」
彩生友互:「そして、鴻央会は我らに牙を向き、“大蜘蛛”や“枝角”までもが、“路地”という巨大な利権の前に集った」
彩生友互:「……ここまで。ここまでが、私の考えです。この後どのように事が転がるかは、確かなことは誰にも言えないのでしょう」
リーザ:要は鴻央会を共通の敵として路地の利権のためにとりあえず休戦させるのがパパの考えってところですかね
GM:そうですね。もちろんこの方法でもかなりの犠牲が出る点は変わりないでしょうが、
GM:“雉鳴り”の使命としての、「国内における勢力分裂」は阻止できるかもしれません。
彩生友互:「……そのために、“孤独の路地”を用いさせていただきました」
彩生友互:「何卒、“灯蛾”様にはご内密に」
リーザ:「……ええ、理解致しました」
リーザ:「………これは、派閥とは関係のない個人的な質問なのですが」
リーザ:「もし……彩生様のそのお考えを邪魔するもの……」
彩生友互:「……」
リーザ:「進んで勢力を分かつ存在……そう、例えば」
リーザ:「目下の争いの中心……クラリーチェ様に組みしている彩生様のご息女様相手であっても」
リーザ:「“雉鳴り”としての使命を果たすことは……出来ますか?」
彩生友互:「娘が」
彩生友互:「どうかしましたか?」昆虫めいた、無機質な眼。
GM:今は、リーザのエフェクトによって嘘をつくことはできない。
彩生友互:「最後に組織の上に立つ者が、どちらであろうと無関係なこと」
彩生友互:「……派閥部門。我々は求められた機能を果たす器官に過ぎません」
彩生友互:「それが使命」
リーザ:国内での争いを一致団結させるのだけが目的で他はどうでもいいという事か
リーザ:また争い始めるなら同じようなことしてそういう事態を防ぐだけ
リーザ:という解釈で問題ないでしょうか?
GM:非情な中立の男、そしてそれ故に、ボスの忠誠を得ている……という噂は、正しい評価であるのでしょう。
GM:立場として弱小でありながら、『平和』のためにこのような無謀な策を仕掛ける事がその証明でもあります。
GM:明言こそしませんでしたが、抗争集結に必要であれば、『白い手』と同じ程度には、娘の抹殺を厭わないでしょう。
リーザ:ふむ、火種でも撒こうと思ったけどこれは無理だな。ここは使い所ではなかった。
GM:しかし、真相は知れた!これはリーザさんだけのアドバンテージです。
リーザ:いや……そうでもないかもしれん……
リーザ:「……彩生様のお覚悟、しかと聞かせていただきました」
彩生友互:「……」
リーザ:「……もし、彩生様ご自身が命を捧げることでこの争いが終わるとしたら」
リーザ:「いかがなさいますか……?」
彩生友互:「それが確実な手段であるのならば」
彩生友互:「試みるかもしれません。もっとも、容易く任を放棄する心積りでもございません」
リーザ:「…………そうでございますね」
リーザ:そうですね、雉鳴りの証である日本刀ついては後で調べることは可能ですか?
GM:これはリーザさんが見る限り、ごく普通の日本刀です。EXレネゲイドなどの影響は感じられません。
リーザ:なるほど、了解しました。
リーザ:「……不躾な問いの数々に応じて下さり……ありがとうございます、彩生様」 この辺りで《止まらずの舌》を解除します。
彩生友互:「……“雉鳴り”は力を持たぬ派閥です」
彩生友互:「故にこれも、何者かが力で捻じ伏せれば、容易く潰えてしまう、脆い絵図に過ぎません」
リーザ:「貴方のお言葉は必ずや主であるあのお方のお心に届きましょう」
彩生友互:「……“灯蛾”様にご報告なされるのですね」
リーザ:「彩生様がここでのみとされたお話は……外へ持ち出すつもりは私にはございません」
彩生友互:「その言葉、信頼いたしましょう」
リーザ:「……ええ、そのように言ってくださるのなら嬉しい事です」
彩生友互:「――私は、“灯蛾”に真意を包み隠しておりました。しかし、その事に負い目もございません」
彩生友互:「我らの成すべき機能を、成すべく行ったのみ。……“灯蛾”様も、恐らくそうである筈です」
リーザ:「……ええ、わかっております。それは彩生様の使命感を思えばこそあのお方も納得しましょう」
彩生友互:「ありがとう存じます」
リーザ:「いいえ……こちらもまた成すべき事を行なったのみであることをご理解いただき、感謝致します」
GM:ならば、このまま何もなければ、“雉鳴り”との別れを告げ、ヤン達の下に戻ることになるでしょう。
リーザ:ここで、彩生友互のロイス感情をネガティブの無関心に変えます。
GM:利用できないからね……!残念だ
リーザ:どちらかというとあまりおもしろい男ではなかったな……とw
リーザ:では、外のへと戻ります。
GM:ここでヤン達と話したいなら、シーンを切らずに明日にちょっと続けますが
GM:どうしますか?
リーザ:いいえ、流石にもう随分長くなってしまったので……後で話を聞きたい人が出る形にしましょう
ヤン・クラッセン:今からでもいけるぞ!
リーザ:聞きたい人が居たら私が登場する形ですね
GM:そうですね。そして彩生友互はリーザさんが出てすぐ、また別の拠点に移動しているはずです。
GM:人数が一人でなければ会わない男なのだ。チャンスはこの一回のみだった。
GM:それでは、シーン終了としましょう。再開は明日15:00。
ヤン・クラッセン:おつかれさまでしたー!
GM:お疲れ様でした!
リーザ:お疲れ様でした!
紅森羽:応急手当を買います
紅森羽:2dx+5=>8
DoubleCross : (2R10+5[10]>=8) → 9[5,9]+5 → 14 → 成功

紅森羽:買った応急手当を使用して レインボウアビリティ分をのHPを回復
紅森羽:20+2d10
DoubleCross : (20+2D10) → 20+10[5,5] → 30

紅森羽:全快
リーザ:購入の前にヤン様に路地2の情報をパス、そして購入。応急手当キット
リーザ:9dx+7
DoubleCross : (9R10+7[10]) → 10[1,2,4,4,4,7,8,9,10]+9[9]+7 → 26

リーザ:で使用します、雀の涙だが使っておこう
リーザ:2d10+7
DoubleCross : (2D10+7) → 6[2,4]+7 → 13

ヤン・クラッセン:ありがたくちょうだいして応急手当キットでも
ヤン・クラッセン:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,5,8,9] → 9

ヤン・クラッセン:ゲット

【Middle/07】

エツィオ・クァジモド:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 1[1]+46 → 47

“フェイスダウン”:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 5[5]+50 → 55

GM:では、場所は先程と同じ隠れ家でしょうか。
GM:それとも、路地の確保に向かう道中でもいいですが。
エツィオ・クァジモド:別の拠点にしますかね。路地により近い場所。
“フェイスダウン”:港のオサレハウス
エツィオ・クァジモド:そういうことになった!
GM:港のオサレハウスにしましょう。
GM:----
GM:“枝角”拠点ログハウス
GM:----
GM:波の音が聞こえる、瀟洒な造りのログハウス。
GM:しかし無論、観光に来たわけではない。エツィオもフェイスダウンも、調査すべきことはある。
GM:島津梨加は、随分反応が悪くなった。少しすれば、再び禁断症状が現れるかもしれない。
エツィオ・クァジモド:先に判定を行っても大丈夫でしょうか。
GM:もちろんOKです。
▼楡組残党について 〈情報:裏社会〉難易度9
▼島津梨加について 〈情報:噂話〉難易度9
“フェイスダウン”:えーと
“フェイスダウン”:残党行きます!裏社会があるので!
“フェイスダウン”:コネ情報屋を使用していきます
“フェイスダウン”:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[4,6,6,9]+1 → 10

“フェイスダウン”:いい感じ
GM:ギリギリ!
エツィオ・クァジモド:では島津梨加について、コネを使って振ります。
エツィオ・クァジモド:7dx+3>=9
DoubleCross : (7R10+3[10]>=9) → 10[1,2,5,7,8,9,10]+1[1]+3 → 14 → 成功

GM:では、エツィオさんの側から分かったことを伝えましょう。
▼島津梨加について
最初の頃から、梨加には素性を知られることを恐れているような素振りがありました。
苗字を名乗っていなかったりといったところですね。しかし紅森さんの差し出した薬物に反応し、
つい本名を出してしまった。フルネームさえ分かれば、身辺調査は容易いことです。
そして、エツィオさんは、彼女の素性についてこの時点で既に調べをつけています。
島津梨加は、警察官僚の娘です。すなわち……
“孤独の路地”と比べれば小さなものですが、大きな「功績」に繋がる可能性があります。
政治家や警察との“コネクション”を一括して管理する派閥は存在せず、
エスタージという組織においては、例えば“枝角”のベルナルドが特調に圧力をかけたように、
要人への影響力はそれぞれの裁量で貸し借りを行っています。
島津梨加は、思いがけずその力を広げる足掛かりになり得る……という事実を、
今、エツィオさんだけが知りました。以上です。
GM:それと、ヒロちゃんの情報も開示してしまいましょう。
▼楡組残党について
――やはり、楡組残党の背後に存在するのは、鴻央会で間違いありません。
というより、現在楡組という組織は存在せず、“四光”も名義上は鴻央会傘下となっています。
当然、日本裏社会においてレネゲイド導入をいち早く進めていたこの組織ならば、
“孤独の路地”強奪のために、“四光”のみならず自前の戦力を送ってくることは容易に予測できます。
あるいは、既に送ってきているのかも……?
“フェイスダウン”:うげえーっ
また、楡組残党の動きから、“四光”の人数にも不審な点を発見しました。
残るは“常彼岸”、“ヤロカ水”、“紅灯緑酒”……の3人である、と以前の派閥会合では言われていましたが
もう一人いるような直感を覚えます。そのような情報の気配がある。
そもそも、チームの名を関するにあたって、“四光”というのは中途半端でもあります。“五人目”がいたかもしれない。
▼“四光”のもう一人について 〈情報:噂話〉 難易度15
▼“四光”の指揮官について 〈情報:裏社会〉 難易度13
“フェイスダウン”:路地も守る…敵の正体も探る…両方しなきゃいけないのが
GM:また、これとは別に、エツィオさんは島津さんの家族に会いに行くことも、希望次第ではできるでしょう。
GM:少なくとも、個人単位では“路地”より確実な手柄となります。
GM:----
島津梨加:「……」島津さんは、窓際の椅子に座ってぼんやりとしている。
“フェイスダウン”:『…気分は?大丈夫?』
島津梨加:「……。う」
島津梨加:「うん、平気……平気」
エツィオ・クァジモド:「くれぐれも、ご無理はなさいませんよう。美しいお顔が歪んでしまいます」
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:(『鴻央会』……向こうの探りも、もうここまで近づいてるかもしれへん)
“フェイスダウン”:(時間は、あんまりない…)
GM:エツィオもフェイスダウンも、前回判定に成功したので
GM:“熱の葉”に辿り着こうと思えば、シーンを設ければすぐ辿りつけます。
GM:情報的には目と鼻の先ですが、しかし逆に言えばもたもたしていられない状況かもしれない……
“フェイスダウン”:やったぜ。
リーザ:じゃあ、このあたりかな。登場します
リーザ:1d10+101
DoubleCross : (1D10+101) → 9[9]+101 → 110

GM:で、出たあ
リーザ:キツイな
“フェイスダウン”:『ウチは路地の確保のために、“熱の葉”を探しに向かいます。エツィオさんは……』
エツィオ・クァジモド:「彼女の処遇を優先したほうがいいやも知れません。おや」
“フェイスダウン”:『!』
“フェイスダウン”:セーフハウス前に何者かの気配!
リーザ:では個人的に調べたい内容『島津梨加の麻薬依存は精神支配で治療できるか』を調べたいです
リーザ:これ出来るの自分だけだから自分で調べるしかないという……
▼精神支配による島津梨加の治療について 〈知識:レネゲイド〉〈交渉〉 難易度9
リーザ:交渉で判定します、ファンブル以外は成功。
リーザ:9dx+9
DoubleCross : (9R10+9[10]) → 10[2,2,3,3,3,5,7,9,10]+9[9]+9 → 28

リーザ:まったく、こういう時はクリティカルしやがる
GM:まあ侵蝕も高いですからねえ
GM:では、麻薬のエキスパートであるリーザさんは最初から理解していたことですが、
GM:重度の麻薬中毒者を「クリーン」にする方法は存在します。
GM:それはより強力な精神支配。……即ちソラリス能力者の薬物。
GM:もちろん、ノーリスクではありません。人格の大部分と引き換えの方法ではありますが、
GM:依存症を解消し、もしかしたら本人の過去と引き換えに、未来の破滅だけは回避できるでしょう。
リーザ:了解しました。
GM:勿論適切なエフェクトを用いるのには相応のコストが必要なため、
GM:余程の人材に対してでない限り、マフィアとしては合理的ではない手段ではあるでしょう。
リーザ:適切なエフェクトについてはもう目星はついています……《人形遣い》以外にあるまい
GM:その通りです。そしてリーザさんは今方法を知る判定に成功したため、
GM:エフェクトを使うだけで、治療は可能なのです。
リーザ:フェイスダウンさんとエツィオさんがどうするか決めたら乗り込みますね
“フェイスダウン”:ここで情報共有だーっエツィオさん!
エツィオ・クァジモド:どうなんだろうなあ
エツィオ・クァジモド:まあ共有するか。
“フェイスダウン”:うーむ
“フェイスダウン”:ここはエツィオさんに任せます!
GM:では、エツィオさんの獲得情報が共有されるという流れになりますね。
GM:もっとも、最終的にどうするかはリーザさんの胸先三寸ですが……!
GM:ということで、リーザさんは現れてください。
リーザ:じゃあ、乗り込みますね。襲撃でボロボロになったドレスは真新しいものに変わっていますよ。
リーザ:「少し、遅れてしまいました……申し訳ありません。エツィオ様」
“フェイスダウン”:『…“灯蛾”の…』
エツィオ・クァジモド:「……ごきげんよう。今日はお一人ですか?」警戒気味。
リーザ:「ええ……今は私一人にございます」
エツィオ・クァジモド:「それは何よりです。どうぞ」手を出しエスコートする。
リーザ:「どうも……ありがとうございます」
リーザ:エスコートされているところで、島津さんの姿が目に入る。
島津梨加:「……」
リーザ:「…………ああ、あの子。やっぱり、そうなっているのですね」
島津梨加:「……えっと、名前」頭痛を気にするような素振りを見せる。
リーザ:「ああ、無理に思いださなくていいのですよ……」
エツィオ・クァジモド:「リーザ様は、私めなどよりは遥かにお詳しいでしょう。どうお見立てなさいます?」
“フェイスダウン”:『……』
リーザ:「そうですね……このままであるのならこの少女は……」
リーザ:「そう遠からぬ未来には……」
リーザ:と、先がないことを宣告します。
“フェイスダウン”:黙って椅子に座りこむ。分かっていた事だが、やりきれない。
エツィオ・クァジモド:「……そうですか」顎に手を当て黙考。
リーザ:「…………ですが、“灯蛾”にはこういった事態に備えてある能力者が存在致します」
リーザ:「重要な情報をもった者が薬を服用し、証拠隠滅を図る場合……優秀な人材が薬によって破壊された場合……」
リーザ:「そういった薬による精神を蝕まれた状態を……洗い流す方法が」
エツィオ・クァジモド:「ほう」
“フェイスダウン”:『そんな事…出来るんですか…!?』
リーザ:「ええ……可能です。そういった事態を対処してきた経験が私には……ございます」
“フェイスダウン”:『……』
エツィオ・クァジモド:「不躾ながら。これでも薬効能力者の端くれでして。そう容易いものではないと愚考しますが」
“フェイスダウン”:『……どうかお願いします、この子は“雉鳴り”にとっても今、重要な情報源です』
リーザ:「ええ……エツィオ様のお考えの通り。……リスクが御座います」
“フェイスダウン”:『リスク……』
リーザ:「現在の彼女の死……今の彼女が薬物依存を断つ事が出来ぬのならそれを……」
リーザ:「……破壊することになるでしょう」
エツィオ・クァジモド:「それは……」
島津梨加:「ど、どういうことなの」
島津梨加:「私を殺すの。今更……」
島津梨加:「……エツィオさん」
エツィオ・クァジモド:「梨加様。落ち着きめされなさい」
リーザ:「……新しい彼女に変わらなければならないのです。否応なく」
“フェイスダウン”:『……ッ…!』
島津梨加:「い、いや……だ……。……だけど」
島津梨加:「こ、こんな私は嫌だ……」
エツィオ・クァジモド:「私は、貴女を不幸せにすることを望みません」
リーザ:「……現在のように薬に溺れ……永遠の闇を歩み続けて果てるか」
リーザ:「……今までの自分を殺し……新しい可能性に賭けるか……」
リーザ:「……それは自由で御座います」
島津梨加:「……うう、いやな気持ちを……汚い心を、持ちたくないだけなのに」
島津梨加:「私は……私でいたいだけなのに。ううう、どうして……どうして」
エツィオ・クァジモド:「しかし幸不幸を選ぶのは貴女だ。私は手配するのみ」
島津梨加:「そんなの選べない。薬。薬をちょうだい」
島津梨加:「今なんて、選びたくない……ずっと……」
“フェイスダウン”:『……』
島津梨加:「私はもっと、本当は、違う…………普通の……」
“フェイスダウン”:梨加ちゃんの手を握ります。
“フェイスダウン”:『梨加……ちゃん』
リーザ:「ええ……それでも構いません。そのままずっと苦しい思いをするのも自由ですよ」 微笑んでバッグから薬を取り出す仕草をする
島津梨加:「薬」
島津梨加:「薬をちょうだい。……おくすり」
エツィオ・クァジモド:「ここに」睡眠薬を渡す。
島津梨加:では、迷わずそれを注射します。
島津梨加:「……すぐに良くなる。これで最後になる」
島津梨加:「そんな……」涙が流れる。
島津梨加:「そんなはずなんてないのは、自分がいちばんよく……分かってる……」
エツィオ・クァジモド:涙を指で拭う。
島津梨加:「……でも……もう選べない…………本当は、わ、わたし、薬なんて……」
島津梨加:倒れこみます。
エツィオ・クァジモド:身体を支える。
“フェイスダウン”:『……』
島津梨加:島津梨加は意識を失いました。
島津梨加:薬物中毒者にとっては、選ぶことができないのが現実。
リーザ:「…………可哀想な子ですね」
“フェイスダウン”:『…リーザさん、お願いします。この子に、措置を取ってください』
リーザ:「…………」
リーザ:「最後に……一つ」
リーザ:「私が能力を使うのにも……リスクが御座います」
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:『この子は』
“フェイスダウン”:『今回の件で“雉鳴り”にとって、エスタージにとって』
“フェイスダウン”:『大きな協力をしてくれました。それをないがしろにする事は……筋が通らない』
エツィオ・クァジモド:フェイスダウンさんを手で制す。
“フェイスダウン”:『……!』
“フェイスダウン”:一歩出ようとして、制される。
エツィオ・クァジモド:「そのリスクに見合うリターンをお望みですか?」
リーザ:「……ええ、その通りで御座います。エツィオ様」
エツィオ・クァジモド:「私が手配できるものは、そう多くはありません」
エツィオ・クァジモド:「孤独の路地に対する、“枝角”の、もとい、エツィオ・クァジモドのスタンス」
エツィオ・クァジモド:「この程度ではリターン足りえませんか?」
リーザ:「………私は“孤独の路地”の正当な引き継ぎなために使わされました」
リーザ:「エツィオ様の仰るスタンスが……私の……“灯蛾”のお心に沿うものであるのならば」
リーザ:「何も問題は……御座いません」
エツィオ・クァジモド:「エツィオ・クァジモドは“孤独の路地”をクラリーチェ陣営に引きこむなどという考えは毛頭ありません」
エツィオ・クァジモド:「エスタージの動脈の一つ。政争の駒とするのは愚」
エツィオ・クァジモド:「中立を保つべきものでしょう。そして、麻薬については“灯蛾”に一日以上の長がございます」
エツィオ・クァジモド:「その役割を奪うなぞは滅相もないこと」
エツィオ・クァジモド:「私は、確認したかったのです。“孤独の路地”がどういうものか」
エツィオ・クァジモド:「それは果たして、『麻薬の流通ルート』にのみしか用いることの出来ないものなのか?」
“フェイスダウン”:『……!』
エツィオ・クァジモド:「他の、我々“枝角”の領分である輜重ルートとしても使用が可能なものであれば」
エツィオ・クァジモド:「それを借り受けることは可能であるのだろうか?これが目的でございます」
リーザ:「…………エツィオ様のお言葉、確かに聞かせて頂きました」
リーザ:「それは派閥“灯蛾”の目的と沿う事が出来る……そう、判断致しました」
リーザ:「…………分かりました、彼女の措置を行う事を約束しましょう」
エツィオ・クァジモド:「ありがたき幸せ」ひざまづく。
リーザ:……結構、長くなったのでここで使おうか。《人形遣い》を島津梨加に使用します
GM:了解しました。侵蝕率を上昇させてください。
GM:意識は失っているので、判定なしで成功です。
GM:もっとも、意識があっても抵抗できるレベルの〈意志〉はないんですが。
リーザ:これ5も上がるんだよなw 110→115
島津梨加:島津梨加は眠りについたままだ。
島津梨加:そして、起きれば何もかもを忘れているだろう。あるいは幼少からの思い出も。
リーザ:「……目が覚めれば……全ては夢となりましょう」
リーザ:「いい夢も……悪い夢も……」
“フェイスダウン”:『……ごめん…何も、してあげられなくて……』
“フェイスダウン”:『ごめん……』
“フェイスダウン”:自分の腕を強く握りながら、微かに呟きます
リーザ:私は特にもうありません
エツィオ・クァジモド:最後に一人になってから、少しだけ演出したいです。
GM:了解です。
GM:----
エツィオ・クァジモド:眠りについた島津梨加を前に、独り壁際に立っている。
エツィオ・クァジモド:温和の仮面を貼り付けたいつもの表情を崩し、
エツィオ・クァジモド:壁を一度、殴りつける。
エツィオ・クァジモド:島津梨加のロイスを変更。
エツィオ・クァジモド:少女/島津梨加/好意/悔悟:○/ロイス
GM:----
GM:購入とロイスのみが可能です。
“フェイスダウン”:島津さんにロイス取ります
“フェイスダウン”:少女/島津梨加/庇護/無力感〇/ロイス
リーザ:9dx+7 応急手当
DoubleCross : (9R10+7[10]) → 9[1,2,2,3,6,7,8,8,9]+7 → 16

リーザ:2d10+13 使用
DoubleCross : (2D10+13) → 17[10,7]+13 → 30

リーザ:全快。
エツィオ・クァジモド:欲しいものある人います?
エツィオ・クァジモド:フェイスダウンさんにアームドスーツでも買うかな
“フェイスダウン”:あー
“フェイスダウン”:ちょっと考えたんですけど
“フェイスダウン”:あ、でも行動値補正-2か、そんなにキツくない
“フェイスダウン”:じゃあお願いしてよろしいでしょうか
エツィオ・クァジモド:まあそんなに調達能力高いわけではないですが……!挑戦。
エツィオ・クァジモド:5dx+3>=15
DoubleCross : (5R10+3[10]>=15) → 8[3,4,5,6,8]+3 → 11 → 失敗

エツィオ・クァジモド:まだ財産は使いきれんなあ。使わない。
GM:オーウ
GM:女の子の頼みだというのに
GM:では、シーンを切り替えます。
“フェイスダウン”:あ、
“フェイスダウン”:ちょっと待って下さい!まだこっちの調達が!
“フェイスダウン”:アームドスーツやりまーす
GM:あ、はいはい
“フェイスダウン”:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 5[5,5]+5 → 10

“フェイスダウン”:財産使って購入!
“フェイスダウン”:装備!
“フェイスダウン”:着ぐるみが余ったので欲しい人は言ってね
GM:----

【Middle/08】

▼“四光”のもう一人について 〈情報:噂話〉 難易度15
▼“四光”の指揮官について 〈情報:裏社会〉 難易度13
GM:今もこの情報が残っていますが、難易度高いだけあって、どちらかを開けば
GM:結構有利な事を知れるでしょう。そして、それとは別に
GM:“孤独の路地”の存在を知っている者は、確保に向かうことができます。
GM:以前、“孤独の路地”について(2)の判定に成功した人ですね
“フェイスダウン”:じゃあ確保に向かいます
“フェイスダウン”:事態は急を要する
GM:あと、もはや無用な選択肢かもですが、エツィオさんもやろうと思えば島津さんの家にコネクションをつけることはできます。
GM:ではシーンプレイヤーはフェイスダウンちゃん。登場してください。
“フェイスダウン”:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 10[10]+55 → 65

“フェイスダウン”:重いぜ
紅森羽:出てもいいならでましょう
紅森羽:73+1d10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+6[6] → 79

エツィオ・クァジモド:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 4[4]+47 → 51

ヤン・クラッセン:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 5[5]+85 → 90

“フェイスダウン”:着ぐるみ(装甲服)いります?紅森さん
紅森羽:特に必要ないですね
紅森羽:回避重点なので
“フェイスダウン”:アーイエー
紅森羽:ドッジ下がっちゃうのがいたい
紅森羽:気持ちだけありがたく
ヤン・クラッセン:フェイスダウン変身セット(不良在庫)
GM:ではフェイスダウンちゃんは、先ほどのログハウスから近い市街で熱の葉を探しまわってもらおうかしら
“フェイスダウン”:探し回りましょう
GM:もちろん、今登場した人は好きなタイミングでいて構いません。最初から同行したいならそれでもOK。
GM:----
GM:港町市街
GM:----
GM:フェイスダウンは“熱の葉”の所在については早くから手を回していた。
GM:例えば島津梨加の素性調査にリソースを割いていたエツィオなどよりは、今が一手早い。はず。
GM:曲がりくねるように家々が配置され、潮の臭いもあって酔いそうな地形だ。
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:追手にいつでも対応できるように周囲を警戒。
GM:ガゴン!
“フェイスダウン”:『!』
GM:頭上で派手な音が鳴る。
“フェイスダウン”:見上げよう。
ジッロ・マイ:「お前か。黒ヘル」
ジッロ・マイ:マンションの屋根の上を、一定のペースで歩く巨体が見える。
“フェイスダウン”:『……”大蜘蛛”』
ジッロ・マイ:ガゴン! ガゴン!
ジッロ・マイ:「お前がこの件にかかずらわる理由に興味があった」
“フェイスダウン”:ガシャッと背中から六角棍を抜いて構える。
ジッロ・マイ:「……」足を止める。
ジッロ・マイ:「俺と戦う理由があるか?」
“フェイスダウン”:『……そっちにあれば』
ジッロ・マイ:「俺も同じ意見だ。路地を追う理由は何だ?」
“フェイスダウン”:『…ウチは雇われ、雇い主の不利益を防ぐためにここにいるだけや』
ジッロ・マイ:「……。“雉鳴り”や、ましてやあの“灯蛾”がルートを手に入れたのならば」
ジッロ・マイ:ガゴン!
ジッロ・マイ:ポケットに手を突っ込んだまま、悠然と高い位置を歩き続ける。
ジッロ・マイ:「悲惨な中毒者は、いくらでも増えるぞ。これからもな」
“フェイスダウン”:『!』
“フェイスダウン”:『……何が言いたいん?』
“フェイスダウン”:『それが……傭兵になんか関係あるん?』
ジッロ・マイ:「お前を観察したのは短い対面の間だけだったが」
ジッロ・マイ:「ウィークポイントは理解した」
ジッロ・マイ:「耐えられるのか?自分のその行いに」
“フェイスダウン”:『………』
“フェイスダウン”:『…出来るよ』
“フェイスダウン”:『結局、目の前の事は今、解決するしかない』
“フェイスダウン”:『もしそれが後で…回り回って、自分の首を絞めても。その時はその時、戦うわ』
ジッロ・マイ:「……面白いものの考え方をする」
ジッロ・マイ:「エツィオ・クァジモドも、結局は同類だ。いくら優しく取り繕い、同情の言葉を投げかけようと」
ジッロ・マイ:「それは偽善だ。お前のやったことは、解決のようでいて、解決ではない事だ」
“フェイスダウン”:『……そうやと思う。アンタの言う通りやわ』
“フェイスダウン”:『それでも。それでもやる。今、やるべきと思ってる自分からはどこまで行っても逃げられへんから』
“フェイスダウン”:『……これで、理由になる?』
ジッロ・マイ:「お前は」
ジッロ・マイ:「“大蜘蛛”の派閥に来る気はないか?」
“フェイスダウン”:『…そっちの理由は?』
ジッロ・マイ:「お前が属さぬ兵であり、レネゲイド能力者であり」
ジッロ・マイ:「強いモチベーションを持つ者だからだ。そういった者を、俺は探す役割がある」
“フェイスダウン”:『……』
ジッロ・マイ:「第三の脚、“カッチャ”。俺はこの名を戴いている。“狩り(カッチャ)”……スカウトを行う者、だ」
“フェイスダウン”:『ごめんやけど、断らせてもらうわ』
“フェイスダウン”:『自分がどこにいるべきかは、自分で決める。そうじゃないと、属さない意味が無い』
“フェイスダウン”:『1人でいる意味が無い……そう思うから。ごめんなさい』
ジッロ・マイ:「そうかもしれん」
ジッロ・マイ:「……」ガコン
ジッロ・マイ:足が止まる。
ジッロ・マイ:「……。お前以外にも、勘付いていた奴はいたようだな。せいぜい紅森、と思ったが」
ジッロ・マイ:「さすがに、鼻が利く」
“フェイスダウン”:『……』
ヤン・クラッセン:「一応隠れてるつもりだったんだけどなあ」
紅森羽:「話の邪魔をしちゃ悪いと思いましてね、ハハ」
ヤン・クラッセン:「やっぱりタバコってにおいがついちゃうからダメだね」
ジッロ・マイ:「ヤン・クラッセン。お前が辿り着く“タイプ”だとは思わなかった」
ヤン・クラッセン:「うん、正解」
ジッロ・マイ:「誰かと組んだか?」
ヤン・クラッセン:「察しはつくだろ?」
ジッロ・マイ:「……リーザ・ジェノヴェーゼ」
“フェイスダウン”:『“灯蛾”……』
ジッロ・マイ:「忠告するが、奴はただの愛人ではない。嫌な予感がする」
ジッロ・マイ:「その程度のレベルの兵ではないぞ、あれは」
紅森羽:「たしかに、ありゃあたいしたモンですよね」
ヤン・クラッセン:「だからこそ」
ヤン・クラッセン:「恩を売っておく価値があるんじゃないかな」
紅森羽:「ハハ、この子もただ利用されるような感じでもないから大丈夫ですよ」
エツィオ・クァジモド:「油を売っていて宜しいので?ご面々」
エツィオ・クァジモド:「時間は残されていないと愚考しますが」いつの間にか登場する。
“フェイスダウン”:『…エツィオさん』
“フェイスダウン”:『梨加ちゃんは…大丈夫ですか』
エツィオ・クァジモド:「今は。としか」
“フェイスダウン”:『……ありがとうございました。さっきは』
エツィオ・クァジモド:「礼を言われるほどのことではありません。私は女性の味方ですので」
“フェイスダウン”:『…そうですね。ホンマに』
“フェイスダウン”:『でも、“孤独の路地”は“雉鳴り”が抑えます』
ジッロ・マイ:「……」
ジッロ・マイ:「そこは、早い者勝ちだな。だが――」
紅森羽:「さて、そろそろよろしいですか?当然我々が揃っている以上敵にも気づかれている頃でしょう」
ジッロ・マイ:「……。紅森。やはり勘がいいな」
ジッロ・マイ:「不愉快だが、俺を追ってきているか」
ジッロ・マイ:「既にいる」
“フェイスダウン”:『!』
ジッロ・マイ:「……とりあえず、この一人は撒く」
ジッロ・マイ:「路地の方も、思った以上に不味い状況かもしれん。……鴻央会だったか?」
“フェイスダウン”:『…恐らく間違いないはず』
ジッロ・マイ:「……」
ジッロ・マイ:「…………。雑魚め……」
GM:――ダンッ!
GM:獣のような低い唸りとともに、ジッロ・マイは姿を消す。
紅森羽:「さて、私たちも急いだほうが良いかもしれませんね」
紅森羽:「気分が優れないようなら、気持ちを落ち着けるモノもありますが?」
エツィオ・クァジモド:「必要ありますまい。より落ち着くものがこちらにあります」
エツィオ・クァジモド:「幼蠍が居れば、戦を前に優れぬ気分など起きますまい」
“フェイスダウン”:『……”早い者勝ち”にしても』
“フェイスダウン”:『今は生き延びましょう。敵は、近いですから』
紅森羽:「そうですか」
紅森羽:ポケットから小さな包みをとりだし手の上に粉末を少々
紅森羽:それを吸う
紅森羽:「んん」
“フェイスダウン”:背中を見せて先頭を歩いて行きます。今後敵対する可能性はあっても、後ろから撃つような人々ではないと思っている。
GM:では、彼らが曲がりくねる路地を抜けると、
GM: ゴ ォ ン !
GM:大砲の直撃のような暴風が吹く。
“フェイスダウン”:『!!』
紅森羽:「ハハ、また派手な事を」
???:「……。エスタージ」コートをはためかせた男だ。その中から強風を吹き出し、飛んでいる。
???:「確認」
紅森羽:「もう少し余韻を楽しませて欲しいですね」
紅森羽:「ちょっと飛んでいってしまいましたよ、もったいない」
???:「うっそ!こいつらが!」そして、男に抱えられるように、小さな少女も存在している。
???:「全然弱そうじゃん!」
???:「何これ!」
エツィオ・クァジモド:「ほう」
ヤン・クラッセン:「流石、仕事が速いね」
???:「どうも、こんにちは!ははは!」さらに一人。優男風の、巻き髪の男。
???:「セヴァストポリをやったのは?どちらかな」
???:「是非」
ヤン・クラッセン:「仇討ちでもされるつもりですか?」
???:「噂の“蠍”を見たくてね」
???:「……その噂が、虚仮威しだという事もね。僕は“ドレイクカッター”」
“ドレイクカッター”:「セヴァストポリはかなり上の使い手だったが、一人で向かったのがまずかったな」
ヤン・クラッセン:「じゃあ。貴方がお探しになってるのは僕ですね」
ヤン・クラッセン:「彼を処理した人はこの場にはいませんが」
???:「何やってんの?もう殺せば?」
???:「誰が“蠍”とか、どうでもいいでしょ」
“ドレイクカッター”:「ははは!まあ、楡組の残りカスに取られるのも不愉快だしね」
“ドレイクカッター”:「悪いけど、ここで始末させてもらう」
“ドレイクカッター”:「“PBX”、“ナルガエ”。余った奴らをやれ」
“PBX”:「……そういう態度」
“PBX”:「すげえムカつくんですけど?全員殺すよ」
“ナルガエ”:「……」
紅森羽:「あー、これは戦うしかないでしょうね」
エツィオ・クァジモド:「仕方ありません。お任せいたします」
ヤン・クラッセン:「そうだね。このままじゃあ仕事に差支えが出るし」
ヤン・クラッセン:「それに“蠍”の名をナメられたままじゃあ。サスィたちにも怒られちゃいそうだしね」
“フェイスダウン”:『――上等!』
GM:戦闘を開始します。
ヤン・クラッセン:こい!ちくしょう!
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
ドレイク PBX ナルガエ

     10m

フェイス ヤン エツィオ 紅森
GM:まずはセットアップですね。
“ドレイクカッター”:ドレイクカッターから。
“ドレイクカッター”:「予告しよう。はははは!……君は」
“ドレイクカッター”:「俺に触れられない」
“ドレイクカッター”:《光の剣》《イリュージョンシールド》。
“ドレイクカッター”:“ドレイクカッター”を含む攻撃に、ダイスペナルティが20個かかります。
“フェイスダウン”:ひえええ
GM:次はヤンくん!
ヤン・クラッセン:なっしん!
GM:紅森さん!
紅森羽:セットアップはない
“PBX”:「生かして拷問するとか」
“PBX”:「器用なことできねーし!死ねば?」
“PBX”:《苛烈なる熱気》!
“PBX”:達成値21以下の行動はすべて失敗となります。
“ナルガエ”:「起動」
“ナルガエ”:《波紋の城塞》。装甲値上昇。
GM:フェイスダウンちゃんもないですね
“フェイスダウン”:ないよ!
GM:で、最後がエツィオさん。
エツィオ・クァジモド:ヤン君に《力場の形成》《アクセル》。行動値+2、攻撃+8。
エツィオ・クァジモド:51→55
ヤン・クラッセン:ありがとうクァジモドさん!
“フェイスダウン”:あ!!
GM:どうしました
“フェイスダウン”:すいません!《常勝の天才》取ったの忘れてた!
“フェイスダウン”:使ってもいいですか!
GM:じゃあ使いなさいw
“フェイスダウン”:すいませェん
“フェイスダウン”:使うぜ!全員に+24の攻撃力修正!
GM:凄ェ!(彼並感)
GM:まずは行動値19。ドレイクカッターから。
“ドレイクカッター”:choice[ヒロヱ,エツィオ,ヤン,紅森]
DoubleCross : (CHOICE[ヒロヱ,エツィオ,ヤン,紅森]) → ヒロヱ

ヤン・クラッセン:こい!この野郎!
“フェイスダウン”:上等だッコラーッ!!
“ドレイクカッター”:《完全獣化》《知性ある獣》《光芒の疾走》《エフェクトレンズ》。
“ドレイクカッター”:「……」――リン!
“ドレイクカッター”:全身が蛍の群れと化して四散!
“ドレイクカッター”:《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《深き傷跡》《吹き飛ばし》!対象はフェイスダウン!
“ドレイクカッター”:18dx7+6
DoubleCross : (18R10+6[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,3,4,5,6,6,7,7,9,9,9,10]+10[2,4,5,5,5,7]+6[6]+6 → 32

“フェイスダウン”:一応回避
“フェイスダウン”:2dx-3
DoubleCross : (2R10-3[10]) → 7[1,7]-3 → 4

“ドレイクカッター”:             「ここだ」
“ドレイクカッター”:4d10+20 装甲有効
DoubleCross : (4D10+20) → 27[2,6,9,10]+20 → 47

GM:いい出目だなー
“フェイスダウン”:オノレーッ
“フェイスダウン”:『ッぐ……!』
“フェイスダウン”:《リザレクト》!
“フェイスダウン”:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 8[8]+71 → 79

GM:喰らえばエンゲージから6m下がってもらいます。次の攻撃の攻撃力が12低下します。
“ドレイクカッター”:フェイスダウンの死角に収束、一瞬で斬撃!
“ドレイクカッター”:見かけによらぬ強力なパワーだ。吹き飛ばされる!
“フェイスダウン”:『…まーた…ゲホッ…!こういう系かいな……』
  PBX ナルガエ

     10m
   ドレイク 
ヤン エツィオ 紅森

     6m

   フェイス
“PBX”:「フン。ここはあたしだろ……」
GM:ヤンくんの手番です。
ヤン・クラッセン:はーい
ヤン・クラッセン:災厄の炎を抜いて遠距離攻撃しかないよな
ヤン・クラッセン:マイナーなし
ヤン・クラッセン:メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《氷の塔》+《氷炎の乱舞》+《黒星の門》+《黒の鉄槌》
ヤン・クラッセン:「確かに僕は貴方に触れられそうにないですね」
ヤン・クラッセン:11dx7+11
DoubleCross : (11R10+11[7]) → 10[1,3,3,4,5,6,6,7,8,9,9]+10[1,3,8,9]+10[1,7]+1[1]+11 → 42

ヤン・クラッセン:頑張った
GM:強いなあ
“PBX”:5dx+1 回避
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[3,3,9,10,10]+7[6,7]+1 → 18

“ナルガエ”:5dx+1 回避
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[1,1,4,6,9]+1 → 10

GM:どちらも命中だ
ヤン・クラッセン:「だから目線を変えさせていただきますよ」
ヤン・クラッセン:フェイスダウンさんを吹っ飛ばしたドレイクさんを無視してPBXさんとナルガエさんにアタックだ!
GM:これがプロの割り切り!
ヤン・クラッセン:5D10+64
DoubleCross : (5D10+64) → 31[9,7,1,6,8]+64 → 95

GM:えっ強い!?
ヤン・クラッセン:まあまあ!
“フェイスダウン”:実はさっき攻撃を受けたのも
エツィオ・クァジモド:常勝と力場載ってるからね‥…!
“フェイスダウン”:ヤンくんの遠距離攻撃の準備を邪魔させないために、さりげなく位置取りでドレイクカッターの注意を引いていたのだ!
“フェイスダウン”:※常勝の天才
GM:それが常勝演出か!
“ナルガエ”:「反応」
“ナルガエ”:「……。せねば」
“ナルガエ”:《波紋の方陣》!PBXのダメージを軽減する!
“ナルガエ”:95-9d10
DoubleCross : (95-9D10) → 95-65[6,10,9,10,8,4,3,7,8] → 30

“ナルガエ”:9個振ってもこれか!
“フェイスダウン”:ひえええ
“フェイスダウン”:めっちゃ出目いいし…
紅森羽:出目はかなりいいなー
ヤン・クラッセン:いや、出目むっちゃいいじゃないですか!何いってるnO!
GM:しかし、どうしようかな。
GM:30だけど、使ったほうが勿体なくないはず
“ナルガエ”:なぜなら、“ナルガエ”がこの一撃で死ぬから。《子羊の歌》。
“ナルガエ”:ダメージを移します。
“ナルガエ”:「……十分に作動」
GM:大気の流れをねじ曲げ、ヤンの圧倒的熱量破壊に強制的に指向性を与えるのだ。
ヤン・クラッセン:「そうでしたね」
“ナルガエ”:「  」ボ   ゴ !!
ヤン・クラッセン:「あなた方もプロでしたね」
GM:輪郭も残さず消し飛ぶ。
“PBX”:「よーし、よしよしよし」
“PBX”:「悪くない盾だったぞ」
ヤン・クラッセン:敵の戦術にまんまとかかってしまった!
“PBX”:ニヤリと笑い、動く。
“フェイスダウン”:『……ええ根性…してるわ』
ヤン・クラッセン:「ごめん。まんまとしてやられた」
“PBX”:「イタリアのヘタレ野郎には使えない戦術ってヤツ?」
“PBX”:「オーヴァードが」
“PBX”:「こっちには!」
“PBX”:「捨てるほどいるんだよね!」
“PBX”:マイナーで《ブレインコントロール》!
紅森羽:イニシアチブ同値
紅森羽:は相手が先か
GM:あ、本当だ!w
GM:失礼しました。紅森さんが先立った
“フェイスダウン”:やったぜ。
ヤン・クラッセン:ぶちころせー
紅森羽:マイナーでバイオレットエフェクトを使用
紅森羽:素早く注射器を自分の首に突き刺し
紅森羽:ナイフで自分の手のひらを切りつける
紅森羽:血のついた手のひらで地面に触れる
紅森羽:範囲攻撃しても仕方ないだろうけれど硬直が有効な可能性にかけて
紅森羽:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《鮮血の網》
紅森羽:血のついた部分のアスファルトが剥がれ相手に向かって飛んでいく
紅森羽:バイオレットの効果で先に侵蝕が3上がりボーナスが増える
GM:ほほう
紅森羽:80%超えたからね
紅森羽:といっても厳しいぜ
紅森羽:6dx7
DoubleCross : (6R10[7]) → 10[1,3,5,7,8,9]+10[2,7,7]+10[3,10]+1[1] → 31

“PBX”:5dx+1 回避
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[1,5,8,9,10]+2[2]+1 → 13

紅森羽:よし成功はしたな
“PBX”:こいつはリアクションはとっても貧弱
紅森羽:失敗しなければOKだ
紅森羽:26+6d10
DoubleCross : (26+6D10) → 26+37[8,2,8,2,9,8] → 63

GM:つ、強い
ヤン・クラッセン:ひええ
“フェイスダウン”:ひゃっはー!
紅森羽:+24は大きい
“PBX”:ただ、生きてはいる!まだ問題ない!
紅森羽:硬直も受けてもらおう
“フェイスダウン”:くっ
“PBX”:そうですね。硬直も喰らわざるを得ない!
紅森羽:アスファルトの瓦礫の直撃を受けても無事とは
紅森羽:「やれやれ、たしかに手ごわいですね」
“PBX”:アスファルトは直撃寸前で熱と光に分解されて消える。
“PBX”:「“蠍”でもないのに」
“PBX”:「偉そうな攻撃」
“PBX”:PBXの手番。
“PBX”:《ブレインコントロール》。次のリアクションダイスを-5個。
“PBX”:「いいから、こういうのはさ。……あーあ」
“PBX”:「あたしに回した時点で、終わりなんだから」
“PBX”:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《プラズマカノン》《マスヴィジョン》《光の手》《スターダストレイン》《破滅の天使》。
紅森羽:ひぃー
“フェイスダウン”:ジョック野郎~!
ヤン・クラッセン:ホントだ
“PBX”:7dx7+9
DoubleCross : (7R10+9[7]) → 10[3,5,6,6,6,7,7]+10[3,7]+5[5]+9 → 34

“PBX”:リアクションは-5個。カバーリングや達成値低下無効。
紅森羽:きびしいなー
紅森羽:でもやっちゃう
エツィオ・クァジモド:素直に喰らったほうが軽そうだ。ガード。
ヤン・クラッセン:ガードや
“フェイスダウン”:回避は出来ぬのでガード
紅森羽:《死者の肉体》&《血霧の盾》&《リフレックス:ブラム=ストーカー》
紅森羽:1dx6+21
DoubleCross : (1R10+21[6]) → 5[5]+21 → 26

GM:残念
紅森羽:あと1高い目が出ればなんとかなったのになあ
GM:あと1高ければ……
紅森羽:残念
“PBX”:指で石畳に軽く触れる。
“PBX”:コココココココココ
“PBX”:ボ  ン !
“PBX”:4d10+40
DoubleCross : (4D10+40) → 18[4,1,5,8]+40 → 58

“PBX”:市街住宅ごと周囲が大爆発する。
“フェイスダウン”:ピギャーッ
紅森羽:《リザレクト》
紅森羽:91+1d10
DoubleCross : (91+1D10) → 91+7[7] → 98

“フェイスダウン”:《リザレクト》
“フェイスダウン”:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 9[9]+79 → 88

“フェイスダウン”:あわわわわ
エツィオ・クァジモド:《リザレクト》。
エツィオ・クァジモド:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 10[10]+55 → 65

紅森羽:「あ、痛たた。これは確かに言うだけのことはありますね」
“PBX”:「……」
ヤン・クラッセン:サスィのロイスを切って復活
“PBX”:「……生きてんじゃねえかよ……」
“PBX”:子供とは思えない目付きで睨めつける。
ヤン・クラッセン:「こちらもプロですので」
紅森羽:「ハハ、でもま。そろそろヤバイ感じですよ」
“フェイスダウン”:『ハァーッ…ハァッ……!ホンマ…きっついわ!』
GM:手番はフェイスダウン。
    PBX

     10m

   ドレイク 
ヤン エツィオ 紅森

     6m

   フェイス
“フェイスダウン”:マイナーで戦闘移動。再びドレイクらのエンゲージに復帰
    PBX

     10m

   ドレイク 
ヤン エツィオ 紅森
   フェイス
GM:あ!しまった!すいません
GM:Eロイス使うところでした。
GM:タイミング遅いですが、まだ行動決めてないので、いいですかね
“フェイスダウン”:アイエエエ…
“フェイスダウン”:上等だッコラーッ!
GM:あ、いや、意味なかったw
GM:条件的に使えませんでした。やっぱりヒロヱちゃんどうぞ。
“フェイスダウン”:ではメジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート》+《コンバットシステム》+新技!《急所狙い》!
“フェイスダウン”:アンプリは温存しておく
“フェイスダウン”:対象はPBX!
“フェイスダウン”:あ、使用はワイヤーウィップの白兵攻撃です
“フェイスダウン”:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,4,6,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,1,5,5,7,7,9]+10[8,8,8]+6[3,5,6]+4 → 40

“フェイスダウン”:回った!
“PBX”:ヌゥーッ、やられる予感
“PBX”:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[1,6,7,8,9]+1 → 10

“PBX”:回避失敗!
“フェイスダウン”:5d10+10+3+6-12
DoubleCross : (5D10+10+3+6-12) → 30[4,4,10,2,10]+10+3+6-12 → 37

“フェイスダウン”:凡ダメージ!
“PBX”:それならまだ生きてますね。
“PBX”:《深き傷跡》が効いた
“フェイスダウン”:チィッ
“フェイスダウン”:では焼け落ちる瓦礫の中から飛出し
“フェイスダウン”:ガシャシャシャッ!!
“フェイスダウン”:跳躍&仕込み棍の鎖を展開!こめかみに向けて遠間の薙ぎ払い!
“PBX”:「このッ……お前!」
“フェイスダウン”:一撃で意識のブラックアウトを狙う!
“PBX”:「なんなの!?」
“PBX”:極めて荒い回避を試みるが、ジリー・プアー!
“ドレイクカッター”:「……“ナルガエ“がいなければ所詮こんなもんか」
“ドレイクカッター”:「さっきの範囲も多少出力に劣る」
“ドレイクカッター”:「さて……」
“フェイスダウン”:『……ッ!アカン!浅い!』
“PBX”:「……ッ殺す!!」
GM:手番はエツィオさん!
エツィオ・クァジモド:マイナー《猛毒の雫》《絶対の空間》《オウガバトル》。
エツィオ・クァジモド:メジャー《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《スキルフォーカス》《領域調整》。対象はPBX。
エツィオ・クァジモド:8dx@7+8
DoubleCross : (8R10+8[7]) → 10[1,2,3,4,6,8,9,9]+10[2,9,10]+10[3,7]+6[6]+8 → 44

“PBX”:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 6[1,2,4,5,6]+1 → 7

“PBX”:やはり回避は全然無理。
“PBX”:ナルガエに回復してもらいたい……
ヤン・クラッセン:お前らがあいつを殺したんだ…!許さない…!絶対に許さないぞ…!
“フェイスダウン”:いいやつだったのに…!
エツィオ・クァジモド:ダメージを出しても?
GM:いいですよ
エツィオ・クァジモド:5d10+31 装甲無視,邪毒ランク4
DoubleCross : (5D10+31) → 27[6,8,7,3,3]+31 → 58

“PBX”:そんなダメージはまったく耐えられない!死亡!
エツィオ・クァジモド:「申し訳ありません。その棍、少々興味がありまして」
エツィオ・クァジモド:「すこし触らせていただきました。非礼をお許し下さい」その場で一礼。
“PBX”:PBXは既にうつ伏せに倒れている。掠ったその傷が致命的であったことに気付かなかった。
“フェイスダウン”:『…うおっ…!ナイス!さすが女性の味方!』
“フェイスダウン”:もちろん殺しちゃいないぞ。
“ドレイクカッター”:「……ここまでの攻撃力が」
ヤン・クラッセン:ではこれでイリュージョンシールドの効果も?
GM:切れますね。しかしそうはいかない。
ヤン・クラッセン:にゃにをう!
“フェイスダウン”:なっ
エツィオ・クァジモド:65→74
“ドレイクカッター”:「駄目だな。ははは」
“ドレイクカッター”:"地獄の季節"。シーン全員に2D10点ダメージ。
“ドレイクカッター”:PBXちゃんのトドメも刺しちゃうぞ。情報隠滅!
“ドレイクカッター”:呼び寄せた蛍の群れが周囲を食い荒らす!
“フェイスダウン”:ぐえー!
ヤン・クラッセン:シャレになりませんて!
“ドレイクカッター”:そして、同時に退場効果も使わせてもらう。
GM:ということでダメージは受けなさい。路地に接触したいなら復活する必要があるかもしれない。
“フェイスダウン”:8-2d10
DoubleCross : (8-2D10) → 8-11[2,9] → -3

“フェイスダウン”:死ぬわ!
“フェイスダウン”:《リザレクト》!
“フェイスダウン”:97+1d10
DoubleCross : (97+1D10) → 97+7[7] → 104

“フェイスダウン”:おおうぐえ
ヤン・クラッセン:2d10-12
DoubleCross : (2D10-12) → 8[4,4]-12 → -4

ヤン・クラッセン:あっぶね!
エツィオ・クァジモド:10-2d10
DoubleCross : (10-2D10) → 10-12[10,2] → -2

エツィオ・クァジモド:《リザレクト》。
エツィオ・クァジモド:74+1d10
DoubleCross : (74+1D10) → 74+5[5] → 79

紅森羽:ぴゃー
紅森羽:7-2d10
DoubleCross : (7-2D10) → 7-9[2,7] → -2

紅森羽:死んだ
紅森羽:《リザレクト》
紅森羽:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+10[10] → 108

紅森羽:うげー
紅森羽:やだなあ
GM:無理にリザレクトしなくてもいいんですよ!
紅森羽:もう振ってしまったのでね
紅森羽:「ん?」
紅森羽:立ち上がる
紅森羽:「ああ、寝ちまったのか。やれやれ」
ヤン・クラッセン:蛍の死骸を体から払おう
ヤン・クラッセン:「大口を叩くだけはあるね。まったく大したもんだよ」
“フェイスダウン”:立ち上がり、PBXの死体に駆け寄ろう。
“PBX”:顔面を食いつくされ、完全に死亡している。
GM:敵は消失した。戦闘終了。
“フェイスダウン”:『味方やろ……クソ野郎!!』
紅森羽:「おい、死んだ人間にすがってもしょうがないぜ」
エツィオ・クァジモド:PBXに寄り、上着で覆い隠す。
紅森羽:ポケットからタバコのようなものを取り出し吸う
ヤン・クラッセン:「味方をわざわざ自分で殺してくれたんだ。手間が省けていいじゃないか」
“フェイスダウン”:『……』
紅森羽:「そういう奴もいるんだ、あきらめな」
“フェイスダウン”:『分かってますよ…そんな事』
ジッロ・マイ:「訓練が行き届いているということだろうな」路地の影から現れる。
ジッロ・マイ:血まみれの、刺青顔の男の死体を引きずっている。
“フェイスダウン”:『…そっちもお疲れ様』
ヤン・クラッセン:「こっちは何の情報も得られなかったけど、そっちはどうだった?」
ジッロ・マイ:「生かして吐かせるつもりだったが、自分で死んだ」
ヤン・クラッセン:「なるほど。徹底してるね」
ジッロ・マイ:「……」 死体を投げ捨てる。
ジッロ・マイ:「“蠍”ほどではないな」
紅森羽:「死んでどうなるもんでもねえだろうに」
ジッロ・マイ:「? お前」紅森を見る。
紅森羽:「なんだ?」
ジッロ・マイ:「……まさか翼か。お前が出るとなると、いよいよ不吉が近いな」
紅森羽:「ハッ、お前に俺の何がわかるってんだ」
“フェイスダウン”:『…?』
紅森羽:「なるほど、説明が必要か?」
紅森羽:「お嬢ちゃん」
紅森羽:「可哀想な俺の弟であり兄貴であり息子であるところの紅森羽という男はだ」
紅森羽:「子供の頃にクソみてえなマフィアに家族を皆殺しにされたのさ、それで生まれたのが俺たちだ」
紅森羽:「俺たちは一人一人が羽であり羽の家族って訳だ、わかるかい?」
紅森羽:「だから羽が集まって名を翼という」
“フェイスダウン”:『……解離性同一性障害…』
“フェイスダウン”:『……1人の中に、何人もいる…って事ですか?』
紅森羽:「あんたの中にだって、何人もいるだろお嬢ちゃん。それと同じさ」
ジッロ・マイ:「重度の薬物中毒者は、人格も記憶も破壊される」
ジッロ・マイ:「その結果として、破綻した精神が新たな人格を構成する例もある」
ジッロ・マイ:「真に受けるな。翼は危険だぞ……黒ヘル」
“フェイスダウン”:『……』
ヤン・クラッセン:「やっぱりお薬は使っちゃダメだね」
紅森羽:「あいつがヤバイ時は俺たちが守る、それだけの事なのさ」
ヤン・クラッセン:「で、翼さんはここまでの経緯を理解してくれてるってことでいいんだよね?」
エツィオ・クァジモド:「然程重要な事ではありますまい。路地へは向かわれませんので?」
ジッロ・マイ:「お前よりは先に、そうするとしよう」
“フェイスダウン”:既に姿を消している
エツィオ・クァジモド:部下に指示を出しておく。遺体を丁重に葬る旨の指示。
紅森羽:「流石だね、兄さん。そう、重要なのは目的に向かうことだよ」
紅森羽:「大体の事情は知ってる、誰かがいつも羽の側にいるからな」
紅森羽:「さあ、行っちまったお嬢ちゃんの跡を追うとしよう」
GM:では、本日はここまで。
ヤン・クラッセン:おつかれさまでしたー
GM:続きはシーンを切らず、明日21時から進行します。お疲れ様でした。
“フェイスダウン”:おつかれさまでしたー!
“フェイスダウン”:イエッサー
紅森羽:お疲れ様でしたー
エツィオ・クァジモド:おつかれさまでした。
リーザ:お疲れ様でした!
ヤン・クラッセン:ここから殺し合いがはじまるのか…
GM:今回は登場キャラ数も多いですからね~
紅森羽:侵蝕が厳しいよう
“フェイスダウン”:怖いよう
リーザ:頑張れ……ヤンくん……手柄を立てればその分キミの借金の幾ばく化がなくなることだろう……
GM:昨日のシーンの続きになります。
GM:そして早速となりますが、孤独の路地をゲットできるかどうかの瀬戸際ですね。
GM:判定方法は、“雉鳴り”に会う時と同じです。〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉は使用不可能。
GM:もちろん権利を放棄してもいいですし、誰かの味方をしてもよい。財産も使えます。
ヤン・クラッセン:金持ちが強すぎる
GM:まあでも、ヒロちゃんだってここまでで結構カネ使ってますからねー。
“フェイスダウン”:コノシュンカンヲマッテタンダ!
“フェイスダウン”:でも意志力も怖い…
紅森羽:100%こえたしなー
紅森羽:ダイスが6個増えたよ
ジッロ・マイ:じゃあまず、ジッロさんが振ります。
“フェイスダウン”:よし
ジッロ・マイ:《コンセントレイト:ノイマン》《知識の泉》。
ジッロ・マイ:9dx8
DoubleCross : (9R10[8]) → 10[1,1,3,3,4,4,6,7,9]+6[6] → 16

ジッロ・マイ:あっ振るわない……これは良くないですね
ヤン・クラッセン:ひゃっほう!
“フェイスダウン”:よしよし
紅森羽:ほむほむ
GM:さあ次にチャレンジするものはないか?
GM:希望がなければ行動値順に処理していきますよ。
“フェイスダウン”:お願いします
GM:ではヤンくんどうぞ。待機して他のサポートに回る選択もありですよ
ヤン・クラッセン:では様子見をさせていただきます。待機!
GM:紅森さん。どうする!
紅森羽:「へーへー、なるほどねぇ」
紅森羽:「まあ、やらねえ理由はねえよなぁ」
“フェイスダウン”:くそう!
紅森羽:情報:麻薬 を 意志で代用
紅森羽:・トロピコネーヴェ
紅森羽:ダイスの数は13個だぁ
紅森羽:13dx+21
DoubleCross : (13R10+21[10]) → 10[2,3,3,3,3,4,4,6,6,7,9,9,10]+7[7]+21 → 38

GM:すごい
GM:しかしこれでも1回しか回っていないという事実……
ヤン・クラッセン:ほぎゃあ
“フェイスダウン”:ほげーっ
GM:こんな男に勝つことができるのか。次はエツィオさん。
GM:あ、一応行動値順に処理はしてますが
GM:サポートスタッフなどの使用は他の人の判定見てからでもできますからね。あくまで同時にやってるという処理です
“フェイスダウン”:エッ!
紅森羽:お なら様子をみよう
紅森羽:あとでいいなら 後にするぜ
GM:じゃあフェイスダウンちゃんに。
“フェイスダウン”:いきます!頼むぞ!
“フェイスダウン”:意志で判定!
“フェイスダウン”:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[2,2,3,3,4,6,7,8,9,10]+7[7]+1 → 18

紅森羽:おお
“フェイスダウン”:ッシャラーッ!!!
GM:うおお……
GM:さすがにみんな達成値がすごい!エツィオさんはどうだ
エツィオ・クァジモド:マイナー《絶対の空間》、〈交渉〉で判定します。《スキルフォーカス》《領域調整》。
GM:そうそう、エツィオさんにもこれがあるんだよな……
エツィオ・クァジモド:79→81→85
エツィオ・クァジモド:9dx+10
DoubleCross : (9R10+10[10]) → 9[1,1,1,5,6,8,8,9,9]+10 → 19

エツィオ・クァジモド:まあふるわんな
“フェイスダウン”:よし、ここで《勝利の女神》使います!
GM:ま、マジか!
“フェイスダウン”:自分の達成値を+24!
ヤン・クラッセン:や、やりやがった!
“フェイスダウン”:42で…どうだーっ!
GM:ヤンくん!どうしますか!
ヤン・クラッセン:さっき邪魔しちゃったお詫びに紅森さんに協力します
ヤン・クラッセン:意志で判定でいいんですよね
GM:あれ、さっきはどうでしたっけ
GM:いや、意志でいいですね
ヤン・クラッセン:いくぞー
ヤン・クラッセン:12dx+1
DoubleCross : (12R10+1[10]) → 10[1,1,3,4,5,5,6,6,7,7,9,10]+1[1]+1 → 12

“フェイスダウン”:うぎゃああああ!!
紅森羽:回った
紅森38+12=50
フェイスダウン42
“フェイスダウン”:上等だぜ…!
“フェイスダウン”:財産を9使用!51に!
ヤン・クラッセン:いやな大人になったなあ…!フェイスダウン先輩!
紅森羽:財産は回数分けて使用可能ですか?
“フェイスダウン”:地獄の底まで付き合ってやるぜーっ!
GM:そうだった……!最後にまだ金の力が残されていました。しかし財産は
“フェイスダウン”:むっ
GM:回数分けて使うことはできません。bet数は
GM:よく考えて決定してください
“フェイスダウン”:ゲーっ!
GM:9でよろしいのですか?フェイスダウン様
“フェイスダウン”:うーん…どうしよう
“フェイスダウン”:ちょっと前回の判定を見直そう
“フェイスダウン”:サポートスタッフか…
“フェイスダウン”:財産使用は22点!
“フェイスダウン”:全部使いきります!
ヤン・クラッセン:いったー!
紅森羽:全額かー
“フェイスダウン”:どうせロイスを切られる可能性もないでもないですし
“フェイスダウン”:ここは確実にいきたい!
紅森38+12=50
フェイスダウン42+22=64
紅森羽:「ハ、ハ。やるじゃねえか」
紅森羽:「こりゃあ、無理くせえなあ」
紅森羽:「ハハ」
紅森羽:紅森の顔が歪む
紅森羽:(まあ、殺せば良いだけだな)
紅森羽:「威勢の良いお嬢ちゃんじゃねえか、ハハ」
紅森羽:「まったくやってくれる」
“フェイスダウン”:では、紅森さんを路地の外れに誘導しつつ
“フェイスダウン”:“熱の葉”の元に向かいます。
GM:紅森さん、これ以上の判定行動はありませんね?
紅森羽:判定はありません
GM:それでは、密売ルート勝負、勝者……フェイスダウン様
GM:あとはロールの時間です。どうぞ。
GM:----
紅森羽:抜け目なく跡をつけようとする その目には無造作な殺意が満ちている
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:(この人は…振り切られへん…)
“フェイスダウン”:立ち止まり、振り返る。
GM:ワーディングによって、周囲に人影はない。
GM:PBXによって焼け焦げた臭いと、波の音だけが聞こえている。
紅森羽:「クク、まあそう簡単には譲れねえんだわ」
“フェイスダウン”:そして多節棍を抜いて静かに構えよう。
紅森羽:「薬ってのは俺には必要不可欠なんでなあ」
紅森羽:その手は赤い血で濡れている
“フェイスダウン”:『……』
紅森羽:「別に嫌いってわけじゃあねえんだが、邪魔なんでね…死」
紅森羽:と言って手を“フェイスダウン”に向けたところで動きが止まる
紅森羽:「あ、ああ?」
紅森羽:「何言ってんだ、こりゃあチャンスだろうが」
紅森羽:ブツブツと独り言を言い始める
“フェイスダウン”:『……?』
紅森羽:「殺せばいいだろ、こいつは他の連中と違って後腐れもねえんだ、ああ、チッ」
紅森羽:「わかったよ、行け」
“フェイスダウン”:『ひょっとしてやけど…『内輪もめ』…?』
紅森羽:「内輪?」
紅森羽:「ハハ、内輪もめなんてものはありませんよ」
紅森羽:「わかってる、主導権はお前だ。寝てる間にちょっと代わりに動いてやっただけだろう」
紅森羽:「荒事は俺達がやる」
紅森羽:「でも、物事を決めるのは私ですから」
“フェイスダウン”:『…なるほど』
“フェイスダウン”:『意志が強い…っちゅう事ですか』
紅森羽:「ハハ、ま。負けちゃったのに往生際悪いのもカッコ悪いですし」
紅森羽:「結局、私が一番意思が強いって事でね、ハハハ」
紅森羽:「ああ、せっかくなんで、いい薬があったらぜひ横流ししてくださいね」
紅森羽:ポケットから薬を取り出しで口へ
“フェイスダウン”:『……』
紅森羽:振り返って手をヒラヒラ振りながら戻っていきます
紅森羽:「ま、貴女はホントは薬になんか関わらないほうが良いと思いますがね、ハハ」
紅森羽:「幸運を祈ってますよ」
“フェイスダウン”:『……どうも』
“フェイスダウン”:『こんなん言うてもしょうがないですけど…………お大事に』
紅森羽:こちらは以上です
GM:では、フェイスダウンちゃん以外は退場となります。
GM:----
GM:海岸線を辿り、フェイスダウンは木の桟橋の先にその男を見る。
GM:麦わら帽を被った、赤黒い肌の外国人。魚に餌を撒いている。
GM:この男が……“熱の葉”。
熱の葉:〈客か?〉英語だ。
“フェイスダウン”:傍に歩いて行こう
“フェイスダウン”:〈……自分が“熱の葉”?〉
“フェイスダウン”:こちらも英語。
熱の葉:〈そう呼ばせている。……長くなるか?イタリア語か日本語の方がいいか?〉
“フェイスダウン”:〈このままで結構。短く済ませるわ〉
熱の葉:〈……。殺すなら、そうしてもらった方が助かるな〉
熱の葉:〈どの道、俺に抵抗するだけの力はない〉
GM:フェイスダウンはここまでの調査で気づいているでしょう。
GM:この男一人が要となる、多種多様な薬物輸送ルート……それは即ち、
GM:大陸間を接続するほどに高出力のバロール能力者。
GM:熱の葉はこの能力のみに特化した、《ディメンジョンゲート》しか使えないオーヴァードです。
“フェイスダウン”:〈……ウチは“雉鳴り”の雇われもん。“鴻央会”が“路地”を狙ってる。だからアンタの確保に来た〉
“フェイスダウン”:〈殺すつもりなんてない。付いてきて〉
熱の葉:〈従おう〉
熱の葉:無駄口を叩くこともなく、釣り道具を置いてフェイスダウンの後に続く。
GM:“孤独の路地”の確保そのものは、これで終了です。他に会話したいことなどがあれば続けても良い。
“フェイスダウン”:〈……一つだけ、聞いても?〉
熱の葉:〈拒否する理由はない……なんだ?〉
“フェイスダウン”:〈…なんでこの仕事を?〉
熱の葉:〈俺はメキシコの生まれだ。それ以前は更に別の部族の〉
熱の葉:〈俺の仕事は、世間の目からは卑しい仕事と映るのだろうな〉
熱の葉:〈……だが、そういった事を……何が卑しく、何が正しいことか〉
熱の葉:〈そういった事を考え続けることに疲れてしまった。それが理由だ〉
“フェイスダウン”:〈……もしも〉
“フェイスダウン”:〈もしも機会があれば、もう一度、自分の人生について、自分について考える事を始めたいとは思ったりは?〉
熱の葉:〈どこの殺し屋か知らないが、この俺に説教できる立場でもないだろう〉
“フェイスダウン”:〈説教してるつもりは無い〉
“フェイスダウン”:〈あんたがそれを望む人間かどうかを、聞きたいだけ〉
熱の葉:〈俺は、望まないだろう〉
熱の葉:〈世間の価値観から離れて、ようやく満たされることもある〉
“フェイスダウン”:〈……そう〉
“フェイスダウン”:ではそんな会話をしつつ、独自に確保したセーフハウスに“熱の葉”を連れて行きます。
“フェイスダウン”:以上で!
GM:ならば、“孤独の路地”は“雉鳴り”に引き渡されます。
“フェイスダウン”:あ、“雉鳴り”ではなく
GM:ほほう
“フェイスダウン”:一先ず個人で確保しておきたいのです。
GM:分かりました。この後どうするかの決定権もフェイスダウンが持ちます。
GM:----
GM:それでは、購入とロイスでこのシーンは終了。
GM:このままクライマックスに行くこともできますが、まだ情報項目が2つは残っていることをお忘れなく。
ヤン・クラッセン:そんな余裕はない!
紅森羽:えー しらべようよー
紅森羽:調べないとやばいぜー きっと
ヤン・クラッセン:僕ロイス1個切れてるんだもん。お任せするよう
リーザ:ヤンくん以外の人が調べればいいんじゃないですかねw
“フェイスダウン”:紅森さんにロイス!
“フェイスダウン”:同行者/紅森羽(翼)/悪人じゃない?/悪人?〇/ロイス
“フェイスダウン”:で、購入は応急手当!
ヤン・クラッセン:応急手当ー
ヤン・クラッセン:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,5,6,8,10]+7[7] → 17

ヤン・クラッセン:2d10+12
ヤン・クラッセン:つかうー
DoubleCross : (2D10+12) → 5[1,4]+12 → 17

ヤン・クラッセン:お前
紅森羽:応急手当を買うしかない
“フェイスダウン”:あ、なんか欲しい物ある人いたら
“フェイスダウン”:買いますよ
紅森羽:欲しいのは勝負服
“フェイスダウン”:なにせ女神があるので大概の物は買える
紅森羽:侵蝕大丈夫?
“フェイスダウン”:有用な物ならまあ無しな選択肢じゃないかなーと
ヤン・クラッセン:もういっこー
ヤン・クラッセン:2d10+17
DoubleCross : (2D10+17) → 3[1,2]+17 → 20

ヤン・クラッセン:やばいやばいやばいやばい次の侵蝕ダイスがやばい
エツィオ・クァジモド:応急手当を。
エツィオ・クァジモド:7dx+3>=8
DoubleCross : (7R10+3[10]>=8) → 9[1,2,6,7,8,9,9]+3 → 12 → 成功

エツィオ・クァジモド:入手。耐える見込みなんざないので誰かに差し上げます
紅森羽:ま 応急手当をこちらは買う
紅森羽:10dx+5
DoubleCross : (10R10+5[10]) → 9[2,2,2,4,5,6,6,6,6,9]+5 → 14

紅森羽:買えた 使用する
紅森羽:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 9[1,8]+10 → 19

紅森羽:血霧用のHPは確保できたので良い
“フェイスダウン”:普通に応急手当でいいか
“フェイスダウン”:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 6[1,2,2,6,6]+5 → 11

“フェイスダウン”:一点突破の方がいいか
“フェイスダウン”:じゃあヤンくんにあげちゃおう
ヤン・クラッセン:あ、違う。最後のダメージがあったから現時点で残りHP12か
ヤン・クラッセン:え?もらっていいんですか?
“フェイスダウン”:まとめた方が効率いいはず
“フェイスダウン”:こっちはロイス切ってないし
ヤン・クラッセン:ごっつぁんです
ヤン・クラッセン:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 12[3,9]+12 → 24

ヤン・クラッセン:やっとまともな出目が…
“フェイスダウン”:以上で!
GM:エツィオさんの応急手当は誰かもらいますか?
エツィオ・クァジモド:ではこちらもヤンくんにあげよう。
ヤン・クラッセン:僕は稚児じゃないぞ!ありがとうございます!
ヤン・クラッセン:2d10+24
DoubleCross : (2D10+24) → 13[5,8]+24 → 37

ヤン・クラッセン:全快だー!
“フェイスダウン”:なんてなかよしメンバーなんだ
GM:派閥は違えど心はひとつ……(ホロリ)
GM:ではシーン終了です。
GM:----

【Middle/09】

▼“四光”のもう一人について 〈情報:噂話〉 難易度15
▼“四光”の指揮官について 〈情報:裏社会〉 難易度13
GM:残ってるのはこの情報だけ。
GM:しかしこれらを抜くのは必須ではないので
GM:このままクライマックスに向かえます。
GM:では登場希望の方はどうぞ。
エツィオ・クァジモド:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 8[8]+85 → 93

GM:93!なかなか危(ヤバ)い
GM:基本的には、路地も確保し雉鳴りにも会ってしまったため、
GM:用意されてるシーンは特にはないです。なにかやりたい行動があれば一人で暗躍するもよし
GM:まずは判定を試していただきましょう。
エツィオ・クァジモド:噂話のほうが抜けそうかなあ
エツィオ・クァジモド:もう一人について振ります。
エツィオ・クァジモド:コネを使用。
エツィオ・クァジモド:9dx+3>=15
DoubleCross : (9R10+3[10]>=15) → 10[1,2,3,3,4,4,5,6,10]+8[8]+3 → 21 → 成功

GM:凄ェ!
紅森羽:やったぜ
GM:では、“四光”のもう一人について開示!
“フェイスダウン”:イエア!
▼“四光”のもう一人について
“フェイスダウン”の違和感を元に、さらに楡組の周辺情報を探らせたところ、
倉庫の事件に前後して、楡組との関係が噂されていたある人物が姿を消しているということが分かりました。
個人医院を経営していた若い医者ですが、開業資金に不自然なところがある。
それでいて、楡組から脅迫を受けていた様子もない……
その他様々な調査結果が、彼が内部に深く食い込んでいた人間であったと示しています。
“四光”が“五光”であった時代の最後の一人。“蝋燭洞”の茨木。
解剖学と薬効に関して精通しており、構成員時代は、証拠を残さぬ致命的な『毒物』を、
暗殺のみならず、直接戦闘にすら用いたとされています。オーヴァード以外ではあり得ません。
彼の持つ『毒』は、オーヴァードを基準に考えたとしても、極めて異常なレベル。
受ければ、並の体力では確実に耐え切ることはできないでしょう。
GM:以上です。
GM:が、2つの追加項目のうち一つを開けたので
GM:ボーナス情報があります。
GM:“四光”は楡組から鴻央会に編入される形で加わったものの、
GM:鴻央会側に強い忠誠を誓った故の行動でもないはず。
GM:……つまり、戦局が不利になったのなら、強者としての選択権の強さ故に
GM:彼らは撤退することもできる、ということです。
GM:具体的には、クライマックスで現れる敵のうち3人を倒せば、それで勝利できます。
GM:以上です。
GM:特にロールがないなら、これでシーン終了だ!
エツィオ・クァジモド:購入はできますかね。
GM:もちろんできます。
GM:あ、待った!
GM:すいません、先ほどの情報に重大な補足を入れ忘れました。
GM:クライマックスで現れる敵の内、
GM:「初期配置されている」3人を倒せば、勝利です。
エツィオ・クァジモド:いっぱい出てくる……つらい……
GM:では購入試みてくださいませ
エツィオ・クァジモド:BCスーツを。
エツィオ・クァジモド:7dx+3>=9
DoubleCross : (7R10+3[10]>=9) → 10[1,6,6,7,8,9,10]+10[10]+6[6]+3 → 29 → 成功

エツィオ・クァジモド:まわりすぎちった
ヤン・クラッセン:オーバーキル!
GM:さすがエツィオ兄様!
エツィオ・クァジモド:すっごい高級感にあふれたのを手配しました。
GM:ヤバイぜ
GM:中世貴族みたいな襟ついてる
GM:----

【Middle/10】

GM:では、再びシーンのはざま。
GM:現状選択肢があるのはほとんどエツィオさんだけですが、残りの情報に関してはどうしますか?
エツィオ・クァジモド:出ましょう。抜きに行く。
GM:凄ェ!
“フェイスダウン”:ま、まじか
ヤン・クラッセン:BCスーツ買いに行こうかな
GM:そうですね。購入機会はこれで最後なので
GM:もしすごい勇気ある方は、BCスーツを買いに現れることもできます
GM:しかしもちろん侵蝕と引き換えだぞ……
エツィオ・クァジモド:買ってあげるから休んでなさい
エツィオ・クァジモド:自分で装備する気はないので。
“フェイスダウン”:イケメェン
GM:ワオ・・・
ヤン・クラッセン:わーいありがとうパパー!
GM:では登場してください。
エツィオ・クァジモド:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 9[9]+93 → 102

エツィオ・クァジモド:ひゅう!
“フェイスダウン”:オゴーッ
GM:ワシの侵蝕袋が温まってきたぞ
▼“四光”の指揮官について 〈情報:裏社会〉 難易度13
エツィオ・クァジモド:8dx+2>=13
DoubleCross : (8R10+2[10]>=13) → 9[3,3,4,5,5,5,7,9]+2 → 11 → 失敗

エツィオ・クァジモド:財産を2点使用。
GM:ワオ・・・
GM:ならば、情報を開示します。
▼“四光”の指揮官について
“四光”を指揮している男は一人。
そして、恐らく道中でエツィオ達を襲撃した所属不明オーヴァード5人の指揮官も同様。
“フェイスタイムIX”土方浩史。そしてこの男は……表向きの所属は、鴻央会ではありません。
襲撃オーヴァード5人も同様。FHオシレイトセルの、セルリーダー。
そしてこの男は、鴻央会の“クロックワーク”なる者から送り込まれた、子飼いのスパイでもあります。
……つまり、この抗争の中で、鴻央会が自身の兵を使うつもりはないということ。
“孤独の路地”強奪の件に関して、後からいくらでも言い訳の効く状況が準備されていると考えてよいでしょう。
恐らく土方は自ら戦うことはないでしょうが、彼も安全が保証されている訳ではなく、鴻央会にとって身内と駒の中間程の立ち位置。
切り捨てられる事を防ぐために、全力で抵抗してくるでしょう。
しかし、これらの情報はエスタージにとってある意味有利でもあります。
この土方の攻勢を凌ぎきれば、鴻央会は“孤独の路地”から手を引く可能性が非常に高いためです。
GM:以上です。
GM:エツィオさんの圧倒的な情報力により、不明だったパズルのピースも嵌りました。
GM:ロールがなければ、購入を行い、クライマックスに突入しましょう。
エツィオ・クァジモド:BCスーツをば。
エツィオ・クァジモド:7dx+3>=9
DoubleCross : (7R10+3[10]>=9) → 10[1,1,5,6,9,9,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

エツィオ・クァジモド:余裕余裕
GM:もはや無敵のエツィオさん
GM:誰も僕を止めることはできない。
GM:では、シーン終了!

【Masterscene/04】

GM:----
GM:繁華街オフィスビル
GM:----
松浦:「……おい」
松浦:「合流って話じゃあなかったのか?何考えてやがる?」
松浦:「俺らなともかく、“路地”にたった4人で行かせたのか……?」
土方浩史:「……」椅子に座り込み、冷や汗を流している。
松浦:「報告に目を通してなかったのか!?相手は“蠍”なんだぞ!!」
土方浩史:「こ、こんな……。ドレイクカッターしかいないのか。PBXまで……!」
忌門:「外様の戦力に頼らず、自前の兵のみで解決することで」
忌門:異様に整然とした姿勢で机に向かい、黙々と水の入ったグラスを傾けている。
忌門:「……『上』に自らの有用さを示そうとしたのかもな」
:『ぬるい手だ』
:扉の奥から、スルスルと『着物』が這って出る。
:虚空から不自然に突き出した刀身の先端には、人体が串刺しになっている。
“ドレイクカッター”:「ガ、ガハッ……ゴホッ」
:『所詮、この程度の連中で――』
:『“十菊”を殺った輩には勝てぬがな』 ドシャッ
:『松浦。使え』
松浦:「……へへ」
茨木:「土方さん」微笑んで、手を差し出す。
茨木:「あなたの戦力は、負けた」
土方浩史:「……く……」
茨木:「手を取る勇気はありませんか?」
茨木:「ならば、おとなしく見ていることです。……余計な手出しはせず」
忌門:「……」
忌門:「ここからが、“四光”の時間だ。」
GM:日が沈み、4つの影がそれぞれの標的へと向かう。
GM:----

【Climax/01】

GM:クライマックスシーンです。
リーザ:あー、ちょっと独自行動したいんですが……
GM:登場の扱いはどう希望しますか?w
GM:クライマックスの最初に、一人で行動したいか
GM:あるいは本当に、リーザさん一人だけのシーンを作るか。
リーザ:うーん、クライマックス後にフェイスダウンさんに交渉するためにちょっとした仕掛けを作りたいだけなんですよねw
GM:はいはい。
GM:ではクライマックス前に一人のシーンを作りましょう。
GM:ただし、情報を抜く判定とかはここではできないとします。
リーザ:OKです
リーザ:1d10+115
DoubleCross : (1D10+115) → 3[3]+115 → 118

GM:----
GM:リーザさん一人です。ロケーションはどのような状況ですか?
“フェイスダウン”:あ、一応
“フェイスダウン”:ら“熱の葉”を確保した事はこちらは隠しているという事でお願いします
GM:もちろんそうなりますね。
GM:そうでないと勝負ギミックの意味がないですし
“フェイスダウン”:シェイシェイ!
リーザ:あ、演出としては島津さんに治療した際にある別の命令をブチ込んだという感じで
リーザ:《人形遣い》を使用します。
GM:なるほど……いや、これは
GM:侵蝕上げなくても、既にやっていたということで構わないですよ
GM:実際、あの時点で、同時に別の命令も一緒にブチ込むという行動を言ってもらえば通ってたので。
リーザ:了解です。じゃあ、内容はこうします。
GM:隠したいなら隠していいですよ。
リーザ -> GM:(秘話機能)
GM -> リーザ:(秘話機能)
リーザ:では、この内容でお願いしますね!
GM:OKです。では、改めてクライマックスに行きましょう。
GM:戦闘場所はどうしようかな。
GM:これは最後の情報で大活躍したエツィオさんの手配で決められるでしょう。
GM:実際、先ほどの海岸近くでの決戦になるかもしれません。
GM:あるいはいつもの廃ビルや廃工場でも良いのだ……
エツィオ・クァジモド:最初の場所にしましょう。壊滅した港跡。
GM:そうですね。襲撃の気配を察したエツィオさんは、最初の港倉庫に戻り、待ち構えるのだ。
GM:そして集まるのはエツィオ一人ではない……!リーザさん以外の皆さん登場侵蝕どうぞ。
エツィオ・クァジモド:1d10+102
DoubleCross : (1D10+102) → 6[6]+102 → 108

“フェイスダウン”:オーライ!
ヤン・クラッセン:1d10+103
DoubleCross : (1D10+103) → 4[4]+103 → 107

“フェイスダウン”:1d10+105
DoubleCross : (1D10+105) → 2[2]+105 → 107

“フェイスダウン”:あ、さっき女神使ったから110だ
ヤン・クラッセン:よっし!
紅森羽:1d10+109
DoubleCross : (1D10+109) → 7[7]+109 → 116

GM:意外にも紅森さんが危ない!
紅森羽:やばくなってきた
“フェイスダウン”:あ、BC貰って装備しときます
“フェイスダウン”:ヤンくんも着るんだ!
ヤン・クラッセン:同じく
エツィオ・クァジモド:くれてやる!
GM:了解です。2人とも行動修正お願いしますね
ヤン・クラッセン:-2ですよね。
ヤン・クラッセン:ちがう。-4だ
GM:-4ですね。
GM:----
GM:某県 埠頭
GM:----
GM:爆破されたコンテナ群は、今は何事もなかったかのように隠蔽されている。
GM:UGNやFHが強力な支配力を持つ日本という土地故か……
GM:マフィアの抗争すら、表の世界に漏れることはない。
GM:……そして、夜闇に立つ男の名はエツィオ・クァジモド。
忌門:「エスタージという組織は」
忌門:海に向かって腰掛けた、白塗りの男がいる。傍らには傘。
忌門:「早くから、君たちのような『異形』を内に抱えていた組織だったと聞く」
忌門:「……恐らく、各地の統括レベルの末端の判断などではないのだろう」海の方を眺めたまま続ける。
忌門:「どう思う?君ら自身の感染も、予定されていたシステムの内だと考えるなら、の話だが」
エツィオ・クァジモド:「……仰る意味が分かりかねます。自分たちはシステムの外であると?」振り向かずに応える。
エツィオ・クァジモド:「より俗悪なシステムに捕えられていると愚考いたしますが」
忌門:「それは正確な表現ではない」
忌門:「どういうわけか、誰かの作った枠組みの内から……出ることができない」
忌門:「それが僕や“マイナス”だ。その理由を聞きたい……今」
忌門:立ち上がり、エツィオとは別の方向の闇の奥に目を向ける。
ヤン・クラッセン:じゃあそこから出て行きましょう
GM:闇の中からは少年が現れる。エスタージ最強の戦力、“蠍”。
ヤン・クラッセン:「わからないな」
忌門:「……」
ヤン・クラッセン:「なんでキミはそんなことを知りたがるんだ?」
忌門:「自分を知るため。誰だってそうだろう」
忌門:「僕の同類は少ないからだ」
忌門:「だから、“蠍”の長。君に興味があった……」
ヤン・クラッセン:「だとしたら、僕はキミの期待にはそぐえないな」
ヤン・クラッセン:「僕は枠組みの外になんか興味がない」
ヤン・クラッセン:「むしろのその中に入るために必死に努力しているところだよ」
忌門:「だが、その彼の言う通り、僕らの場所は俗悪なシステムであるはずだ」
忌門:「なぜそう思える?」
ヤン・クラッセン:「決まってるだろ」
ヤン・クラッセン:「僕が“マイナス”だからさ」
忌門:「ふふ」
忌門:「フ、ウフフフフフ」肩を震わせ、笑う。
忌門:「――そうか。そうなのかもしれない」
忌門:「“マイナス”は、マイナスの中にしか馴染まない……」
GM:――バサリ!
GM:風もない港を何かが横切り、コンテナに引っかかった。
:『……』
GM:それを戦端として、他のオーヴァード達も集い始める。
“フェイスダウン”:倉庫の屋根から飛び降り、エツィオさんとヤンくんの前に着地。
“フェイスダウン”:『……これでオオトリ。最後まで、キッチリけじめ付けさせてもらうで。“四光”』
紅森羽:ぬるりと現れる
紅森羽:「ハハ、さあて。任せますよ“翼さん”」
紅森羽:「ああ、殺せばいいんだろう」
紅森羽:「というわけで、大人しく死んでください、ハハ」
茨木:「そう簡単に、人は死なない」
茨木:「それが摂理」白衣姿の医者。
リーザ:一番遅れて、現れる。
リーザ:「……どうやら、パーティーには間に合ったようですね。ふふふ」
松浦:「あーあ、マジかよ……」頭を掻きながら現れる。
松浦:「……死んだ奴の筋肉を動かすのって、大変なんだよな」
GM:そう、埠頭には何人ものヤクザ者の死骸が、既に!
松浦:「情報を先にとってきたとして……。“蠍”じゃあないな。殺ったのは、そっちか?」気怠げにエツィオを見る。
エツィオ・クァジモド:「さて、どうでしょう」両手をひらひらとさせる。
:『知った事か』
:『手練は多かろう』
茨木:「……やりましょうか」
:『今。ここで』
:『伊太利亜連中、纏めて死ね』
:強力なワーディング!
:Eロイス"堕落の誘い"!
:まあそれはどうやら意味ないので、難易度9でチャレンジしてもらいましょうか。
紅森羽:難易度9~
GM:あっなんてことだ
ヤン・クラッセン:12dx+9
DoubleCross : (12R10+9[10]) → 10[1,3,5,5,7,9,10,10,10,10,10,10]+7[1,2,2,5,6,7]+9 → 26

ヤン・クラッセン:+9はミスだけど成功だ!
リーザ:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 7[1,4,4,5,7]+1 → 8 → 失敗

“フェイスダウン”:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,2,4,5,6,6,8,8,10,10]+5[2,5]+1 → 16

“フェイスダウン”:おっしゃあ!
エツィオ・クァジモド:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 9[3,3,4,8,9]+1 → 10 → 成功

紅森羽:13dx+21
DoubleCross : (13R10+21[10]) → 9[1,2,3,4,4,5,5,5,5,7,7,8,9]+21 → 30

GM:圧勝すぎるwwww
“フェイスダウン”:2d10+110
DoubleCross : (2D10+110) → 11[6,5]+110 → 121

“フェイスダウン”:くええきついぜ
リーザ:2d10+118
DoubleCross : (2D10+118) → 11[1,10]+118 → 129

リーザ:期待値だ、しかして暴走。
ヤン・クラッセン:2d10+107
DoubleCross : (2D10+107) → 11[3,8]+107 → 118

ヤン・クラッセン:よっし!
紅森羽:2d10+116
DoubleCross : (2D10+116) → 14[7,7]+116 → 130

紅森羽:おげー
エツィオ・クァジモド:108+2d10
DoubleCross : (108+2D10) → 108+10[4,6] → 118

  岸 忌門 松浦
  茨木 ドレイク

     10m

ヒロヱ リーザ エツィオ
  ヤン 紅森
GM:では、第1ラウンドのセットアップから。
“ドレイクカッター”:《光の剣》《イリュージョンシールド》。
“ドレイクカッター”:自分を含む攻撃にダイス-20個。
“ドレイクカッター”:「う」
“ドレイクカッター”:「ううう~、ぐ」ズル……
GM:“四光”に続いて現れたのは、見覚えのある男だ。だが様子がおかしい。
GM:虚ろな視線からは、知性を感じられない。まるでゾンビめいている。
松浦:「こりゃあ……へへ」
松浦:「役立つだろ」
忌門:次は忌門。《氷の城塞》《ディクタトル》。
忌門:何気ない動作で傘を開くのみ。
GM:次は紅森さんの行動。
紅森羽:セットアップはない
茨木:茨木もセットアップはありません。
GM:ヤンくんどうぞ。
ヤン・クラッセン:なっしんでごわす
:岸もなし。
GM:フェイスダウンちゃん。
“フェイスダウン”:常勝行きます?
ヤン・クラッセン:俺は頭悪いから
ヤン・クラッセン:こういう時はガンガンいこうぜ!としか言いませんよ!
エツィオ・クァジモド:やっちゃいましょうか
“フェイスダウン”:その為のシーン一回?あとそのための係数4?
ヤン・クラッセン:まあ、Sロイスもあるしね
“フェイスダウン”:じゃあやります!《常勝の天才》!
“フェイスダウン”:全員攻撃+28しな!
GM:えっ僕らもいいんですかい?
“フェイスダウン”:てめーらにはやんねー!
“フェイスダウン”:曽根崎以外の味方全員に+28で
松浦:では松浦!
松浦:「こうなると、どれくらいやれるか……」
松浦:「……。ま、得意なやり方って事で」
松浦:《戦力増員》《万色の檻》。倒れているヤクザを2人、無理やり立ち上がらせます。
松浦:さらに"唯我独尊"!セットアップをもう一回行う!
松浦:《バトルフィールド》《支配者の瞳》!トループヤクザをさらに限界を超えて強化!
ヤクザ:「……!」ギチビチビチ
ヤクザ:「ごぶっ、ごぼっ」
松浦:「やってやるよ」
ヤン・クラッセン:「相変わらず悪趣味な方だ」
松浦:「そうでもしないと戦えねえ能力なもんで、へへ、悪いね」
GM:エツィオさんのセットアップ!
エツィオ・クァジモド:ヤン君に《力場の形成》《アクセル》《リカバリー》。
エツィオ・クァジモド:攻撃力を+10、行動値を+4。
エツィオ・クァジモド:118→121
エツィオ・クァジモド:「その装備、有効にお使い頂ければと」内部から薬効で生体強化を加えている。
GM:対BC用スーツはエツィオが『手配』した装備なのだ。
ヤン・クラッセン:「ああ。流石。よくなじむよ」
GM:最後はリーザさん
リーザ:ローラーブーツを起動します、戦闘移動+5m
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
  岸 忌門 松浦
  茨木 ドレイク

     10m

ヒロヱ リーザ エツィオ
  ヤン 紅森
GM:ドレイクカッターの手番。
“ドレイクカッター”:「フー、フー……」
“ドレイクカッター”:……いや、ここは待機ですね。
“ドレイクカッター”:どの道《イリュージョンシールド》があるので、対象に含まれることはない。
“フェイスダウン”:厄介な野郎だ
GM:ヤンくんからです。
ヤン・クラッセン:はーい
エツィオ・クァジモド:ヤンくんロイス切る余裕あります?
ヤン・クラッセン:質問です
GM:どうぞ。
エツィオ・クァジモド:ドレイクカッターごと消し飛ばしません?
ヤン・クラッセン:同じこと聞こうとしてたよ
リーザ:やっぱりそう考えますよね。
“フェイスダウン”:なーるほどー
“フェイスダウン”:い、いけますかリーダー!
ヤン・クラッセン:命中ダイスの時にロイス切って《イリュージョンシールド》の効果を無視することはできますか?
GM:確かに、それは行けるのではと思います。
GM:処理的には、《グラビティエリア》あたりと同じと考えれば。
ヤン・クラッセン:ではそれで行こう
ヤン・クラッセン:マイナーで10M前進
  岸 忌門 松浦
  茨木 ドレイク
 ヤクザA ヤクザB
    ヤン

     10m

ヒロヱ リーザ エツィオ
    紅森
ヤン・クラッセン:メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《災厄の炎》+《氷の塔》+《氷炎の乱舞》+《黒星の門》+《黒の鉄槌》
ヤン・クラッセン:あ、あともういっこ質問いいですか
GM:ど、どうぞどうぞ
ヤン・クラッセン:ロイスを切って不利な効果を無視することで、《氷炎の乱舞》のダイスマイナスも無視していいですかね
GM:いいです!
ヤン・クラッセン:やったー!
ヤン・クラッセン:ではヤロカ水のロイスを切ります
ヤン・クラッセン:不利な効果を無視する!
GM:ヌゥーッ
GM:なんて強力なパワーなんだ。PCのみに許される力だというのか
ヤン・クラッセン:16dx7+11
DoubleCross : (16R10+11[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[5,5,6,7,7,8,10,10]+10[1,2,4,6,7]+10[9]+4[4]+11 → 55

ヤン・クラッセン:ひゃっほい!!
ヤクザ:ヤクザ2人はひとたまりもなく受ける。《イベイジョン》です。
:《リフレックス:エグザイル》《うごめく沼》。
:24dx7+10
DoubleCross : (24R10+10[7]) → 10[1,1,2,3,3,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[2,2,3,4,4,4,5,6,7,9]+10[4,7]+3[3]+10 → 43

:チッ!駄目か!《勝利の女神》!
:達成値+15!回避!
ヤン・クラッセン:チィッ!!
忌門:ガード。《氷盾》《灼熱の結界》。
松浦:《領域の盾》。当然、“ドレイクカッター”にすべてのダメージを引き受けさせる。
茨木:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[2,3,6,7,8] → 8

茨木:茨木さんは防御面は全然ダメ
ヤン・クラッセン:ではダメージを出しても?
GM:どうぞ!
GM:あ、そうだw
“ドレイクカッター”:回避しときます。どうせカバーさせられますが。
ヤン・クラッセン:はいさ!
“ドレイクカッター”:《御使いの声》。
“ドレイクカッター”:22dx
DoubleCross : (22R10[10]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,8,8,9,10]+1[1] → 11

“ドレイクカッター”:無理。
ヤン・クラッセン:ではダメージを
ヤン・クラッセン:6D10+106
DoubleCross : (6D10+106) → 30[1,1,7,3,8,10]+106 → 136

GM:な、なんだこの値は……
“フェイスダウン”:ヒャハハハハハーッ!!
忌門:《氷雪の守護》《隆起する大地》《マクスウェルの悪魔》!仲間守ってる暇ないよ!
忌門:136-11D10
DoubleCross : (136-11D10) → 136-69[5,5,8,1,6,8,6,7,6,9,8] → 67

忌門:で、ガードと《隆起する大地》の固定値分を引いて、さすがにHPは残る!
ヤン・クラッセン:ドレイクカッターさんの頭を掴む!
ヤン・クラッセン:「その手品は一度拝見させていただきました」
ヤン・クラッセン:「ましてその状態では」
ヤン・クラッセン:氷と炎を一気に解放するよ!
“ドレイクカッター”:だが“ドレイクカッター”はどうしようもない!
“ドレイクカッター”:一発で消し飛びます。
GM:――バ シ !
“ドレイクカッター”:全身の物質が気化し、蒸発する!
ヤクザ:周囲のヤクザも氷に貫かれ炎上!
松浦:「うっはー……!すげえ」
ヤン・クラッセン:足元に残った燃えカスに一礼をしよう
ヤン・クラッセン:「お褒めに預かり光栄です」
紅森羽:「ッハハ、こりゃ凄い」
松浦:「……。ッけど、いくらヤバくても、倒れてもらっちゃ困るんだな」
松浦:《奇跡の雫》。ドレイクカッターを蘇生。
松浦:「特に、俺がヤバイ時はな」
茨木:そして茨木も、この攻撃には耐えられない……が、
茨木:「……、はぁ、はぁ……」
茨木:「オーヴァードの基礎再生機能。これをどの『程度』にまで持っていくか……」
茨木:首筋に刺さっていたアンプルの燃えカスを投げ捨てる。
茨木:「そこに研究の余地がある」
茨木:「君は随分殺していそうだ。殺しがいがある」《アクアウィターエ》。
エツィオ・クァジモド:「“蠍頭“。本当に、まったく彼は――」爆炎に手を日除けにする。
エツィオ・クァジモド:ロイスを取ります。 蠍頭/ヤン・クラッセン/感服:○/脅威/ロイス
“フェイスダウン”:『……これが…戦いの、ほんまもんの…プロ…!』
リーザ:「ふふふ……ヤン様の力、確かに拝見致しました」
:『……。やはり最低限、奴か』破壊痕跡を後ろに見る、ような仕草にも見える。
:岸自身は、既に懐に飛び込んでいる。
  忌門 松浦
  茨木 ドレイク
    ヤン

     10m

ヒロヱ リーザ エツィオ
    紅森 岸
GM:手番は忌門。
忌門:「……僕の水の防御を抜いたか」
忌門:「ビルの時の一撃も相当な技だったが」
ヤン・クラッセン:「そのようなお世辞はいりませんよ」
ヤン・クラッセン:「貴方はまだ二本の足で立っているじゃあないですか」
忌門:「……うふふ。FHの4人ならば仕留められる?笑い話だ」
忌門:「“蠍”。FHの、人工のオーヴァードなどとは、そもそも……格が違う」
忌門:「世界から集まった一握りの精鋭。数の論理で自然淘汰された……」
忌門:「本物の……、生まれながらの……怪物」
忌門:マイナーは移動しません。《雨粒の矢》《完全なる世界》《氷の戒め》《灼熱の砦》《クロスバースト》。
ヤン・クラッセン:そんなんお前
ヤン・クラッセン:ひつぐしかねえだろうが!
GM:う、うわあ
ヤン・クラッセン:で、いいよね!?
リーザ:いいと思います。
エツィオ・クァジモド:頼もしいですお願いします
ヤン・クラッセン:では《時の棺》
紅森羽:たすかるわー
GM:ヤロカさんの攻撃力62のシーン攻撃が!
忌門:ところどころ焼け焦げた傘を広げる。
忌門:「溺死」の攻撃が来る――しかし、初動は最初の交錯で見ている!
ヤン・クラッセン:「貴方は僕と“蠍”を高く評価してくださっているようですが」
ヤン・クラッセン:「それでも、なお」
ヤン・クラッセン:「その認識は甘いと言わざるを得ない」
ヤン・クラッセン:忌門さんの水
ヤン・クラッセン:それが動き出す前に一瞬で全て凍らせる!
GM:――z__パシン!!
GM:一瞬にして、埠頭の全域……地面全て、その厚さ3cmほどが『凍りついた』。
忌門:「ヤン・クラッセン」傘の端から、わずかに水滴が滴る。
GM:どこからともなく湧く『水』の攻撃は、強力な固定で、一瞬にして封じ込められた。
忌門:「ここまで……!」
GM:手番は紅森さん!
ヤン・クラッセン:やっちまえー!いや、ホント、マジでやっちまえー!
紅森羽:「ハハ、これは手抜きできませんね」
紅森羽:素早く自分の首に七色の薬品を打ち込む
紅森羽:マイナーでレインボーアビリティ
紅森羽:精神のダイス+2個
紅森羽:「んん、んー」
紅森羽:手首を切って周囲に自分の血をバラまく
紅森羽:血がついた石や瓦礫が宙に浮く
紅森羽:「ハ、殺せばいいんだろ」「これで潰れてくれると嬉しいんですがね」「潰れろ」
紅森羽:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《鮮血の網》
紅森羽:コンボ名はファンゴロッソ
紅森羽:16dx7
DoubleCross : (16R10[7]) → 10[1,1,1,3,3,4,6,6,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[2,3,5,6,6,7,8,10]+10[4,7,8]+6[6,6] → 36

紅森羽:対象はドレイクさん以外ですね
紅森羽:岸さんも入らないな
忌門:やはりガード。《氷盾》《灼熱の結界》。
茨木:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[5,6,8,9,9] → 9

松浦:《領域の盾》。対象はどうしようかな
ヤン・クラッセン:僕は絶対同意しないぞ
松浦:わかってますよw
松浦:せっかくだ。茨木さんにしよう
“フェイスダウン”:ウチも同意せえへんで!
松浦:きみはエンゲージ別でしょう
松浦:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[2,7,9,9,9]+1 → 10

松浦:自分の回避ダイス忘れてましたね
松浦:あ、《万色の檻》があった
松浦:11dx+1
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 9[1,1,1,4,6,6,8,8,9,9,9]+1 → 10

GM:リアクションは以上!
紅森羽:ダメージ
紅森羽:5d10+31
DoubleCross : (5D10+31) → 22[2,2,3,6,9]+31 → 53

GM:そうかヒロヱちゃんの支援のお陰で
GM:クソ強いのか……!茨木さんで良かった。
紅森羽:そこそこの火力
紅森羽:支援は偉大
“フェイスダウン”:紅森さんの攻撃に合わせて
“フェイスダウン”:敵を特定のエリアに追い込むように、ライフルで狙撃していく!
忌門:ヤンのレネゲイドの出力を前に動きが停止していたように見えたが、
忌門:……バシュ!
忌門:やはり、迫る瓦礫や銃弾に対しては大量の水が迎撃する。
忌門:「君も、なかなかだな」抑揚のない声。生半可な攻撃では通らない。
茨木:一方、茨木は瓦礫をまともに受ける!
茨木:「グフッ、かっ!」
茨木:しかし、こちらも再び薬物で立ち上がる!
茨木:《帰還の声》!《アクアウィターエ》!
茨木:分解された肉体が、物理的に結合し、癒着する!
茨木:「……ブランクのある身にはきつい」
ヤン・クラッセン:「でしたらゆっくり寝ててくれてもかまわないんですよ?」
茨木:「だが」右手をゆっくりと開閉する。
茨木:「これで神経損傷なし。やらせてもらおう」
茨木:《冥府の棺》。あまり意味はないですが、硬直を解除。
忌門:忌門は硬直自体は受けています。
松浦:「いやあ、こりゃあ不味いだろ……おっかない連中ばかりだな、ホント」
茨木:「ふ、ふふ。試させてもらおうか」
茨木:ガシャン!
茨木:手元のニードルガンに薬物を装填。マイナーで《猛毒の雫》。
茨木:《コンセントレイト:ソラリス》《痛みの水》《腐食の指先》《滅びの一矢》《封印の呪》《血の宴》《オーバードーズ》《ソウルスティール》。
茨木:狙うのは4人のエンゲージ。くらえ!
紅森羽:やめようよ ねえ
紅森羽:くるなー
茨木:16dx7+1
DoubleCross : (16R10+1[7]) → 10[3,3,3,4,4,5,6,6,6,6,7,8,8,9,9,10]+10[1,2,2,3,10,10]+10[2,7]+10[9]+10[9]+4[4]+1 → 55

リーザ:リア不なので直撃します。
“フェイスダウン”:うぎゃー!
“フェイスダウン”:一応回避!
“フェイスダウン”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,2,4,6] → 6

エツィオ・クァジモド:《リフレックス:ノイマン》《言葉の盾》《完全抗体》《領域調整》。
エツィオ・クァジモド:13dx@7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[2,3,3,3,3,4,5,7,8,9,9,10,10]+10[3,6,6,6,8,8]+5[4,5]+8 → 33

エツィオ・クァジモド:ぜんぜんだめ!
エツィオ・クァジモド:121→124
紅森羽:・グエッラドルチェ
紅森羽:《死者の肉体》&《血霧の盾》&《リフレックス:ブラム=ストーカー》
紅森羽:16dx6+21
DoubleCross : (16R10+21[6]) → 10[1,2,3,4,5,5,5,5,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[2,2,4,6,9,9,9,10]+10[3,4,9,9,9]+10[5,10,10]+10[5,10]+10[9]+10[7]+3[3]+21 → 94

GM:なんだその出目はwww
GM:では、ダメージロールの直前。
ヤン・クラッセン:つええええええ!!
ヤン・クラッセン:《勝利の女神》でエツィオさんが回避できる?
エツィオ・クァジモド:女神ください!
GM:あっなんてことに気づきやがる
“フェイスダウン”:oo
ヤン・クラッセン:おんなじことをやってやる!
“フェイスダウン”:いきましょう!!
“フェイスダウン”:勝利の女神!エツィオさんに達成値+24!
忌門:ではダメージロール前に、《力の法則》!
松浦:こちらは《力の霊水》!ダメージ大幅増強!
“フェイスダウン”:ひええ
エツィオ・クァジモド:なんてやつらだ……
エツィオ・クァジモド:ガード力のあるPCなぞいないのに……
茨木:15d10+6
DoubleCross : (15D10+6) → 89[1,6,1,9,6,8,7,7,10,7,7,7,10,2,1]+6 → 95

リーザ:まったく、PCを殺すのに火力はいらんのにのう……
茨木:逆に強化してもらわないと
紅森羽:ひえー 
茨木:こいつろくに火力がないんですよね。
茨木:なぜなら、バステで攻めるタイプだから。
茨木:命中したものは、放心、邪毒ランク15、装甲値-35(継続-25)、次のC値+1。受けていただきましょう。
“フェイスダウン”:じゃあHP0になった瞬間に《ラストアクション》!
リーザ:ふむ、ではイルウァをSロイスに指定します。この程度でくたばっては彼女を相手になど出来まい。
リーザ:そして、Sロイス昇華で完全復活します。
紅森羽:怪しげな薬を自分に注射
紅森羽:まともに喰らうが 痛みを感じないので平然と立っている
GM:――カカカカカッ!!
GM:それ自体は皮膚をかすめる程度の針の乱射だが、
GM:致命的な内容物が注入される!防毒装備でなければ、オーヴァードも即死!
茨木:「……浅いな」
松浦:「自分を実験台にしてるようなヤツなら」
松浦:「多少強引な技をかけたとして、保つもんだ」
紅森羽:「いや、ハハ。まったく」
紅森羽:「死ぬかと思いましたよ」
茨木:「……?何を言ってる?死んでるだろう。君は」
エツィオ・クァジモド:何もせず立っている。
リーザ:先程となにも変わらぬ出で立ち、ドレスだけがダメージを受けている。
リーザ:「……ふふふ、まだ……まだ、ですね」
茨木:「……そこの2人は外したか。銃の精度が甘かったかな」
“フェイスダウン”:『……ッ!!』
“フェイスダウン”:エツィオさんの方に攻撃が向かう直前に
“フェイスダウン”:射線を突っ切って飛びかかる!
GM:その瞬間、フェイスダウンが!
GM:HP0のメインプロセスが開始!
リーザ:攻撃するなら、茨木か松浦がお勧めかな。
  忌門 松浦
  茨木 ドレイク
    ヤン

     10m

ヒロヱ リーザ エツィオ
    紅森 岸
“フェイスダウン”:《ラストアクション》+《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート》+《コンバットシステム》+《急所狙い》+《アンプリフィケイション》
“フェイスダウン”:対象は松浦で大丈夫ですか?
エツィオ・クァジモド:よいのではないでしょうか
リーザ:いいと思いますよ
ヤン・クラッセン:やっちまいなー!
“フェイスダウン”:シャラァー!じゃあ松浦!
“フェイスダウン”:遠距離白兵!
松浦:「ひええー!」
“フェイスダウン”:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[2,2,4,4,5,5,5,7,7,7,9,10,10]+10[5,6,7,7,8,8]+10[4,4,6,9]+3[3]+4 → 37

松浦:11dx+1 回避!
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 9[1,2,2,2,4,5,6,6,8,8,9]+1 → 10

松浦:当然、無理!
松浦:《領域の盾》!ドレイクカッター、君に決めた!
“フェイスダウン”:やはりか!
“ドレイクカッター”:「ぐふ、フゥー!」
松浦:「おいおいおいおい、俺を守ってそこまでしてくれんのか!」
松浦:「はは、感動的だなァー!」
ヤン・クラッセン:暴食いれます?
“フェイスダウン”:どんな効果ですか
GM:《力の法則》より強いやつですね
“フェイスダウン”:あー
エツィオ・クァジモド:いや、カバー入れられてるなら大丈夫じゃないっすかね
ヤン・クラッセン:今ならダメージが+4D10かな
エツィオ・クァジモド:入れずとも落ちません?
“フェイスダウン”:4d10+38なんですけど
リーザ:あー、いらないかな。《奇跡の雫》で蘇ってるので
“フェイスダウン”:まあ流石に一点も通らないという事はなかろう…
“フェイスダウン”:いきます!
“フェイスダウン”:4d10+38
DoubleCross : (4D10+38) → 18[6,3,7,2]+38 → 56

“ドレイクカッター”:バキ ゴキ
“ドレイクカッター”:関節をぐしゃぐしゃに歪ませつつ、攻撃に素早く割り込む!
“ドレイクカッター”:もはや獣化能力もまともに使えない状態だが、すさまじい反応速度!
“フェイスダウン”:『やぁああああああっ!!』
“ドレイクカッター”:「ごぶっ!ばっ」
“フェイスダウン”:棍で打ちおろし、更に低い姿勢から飛び上がるように顎を蹴り上げ!粉砕!
“ドレイクカッター”:ひとたまりもなくミンチと化す。二度目の死!
松浦:「……って簡単にはな、いかせねえよ」
松浦:《アクアウィターエ》。
松浦:「俺が前に出てりゃあ、これくらいはなァ」
“ドレイクカッター”:「……」「……………」ヒュー ヒュー
“フェイスダウン”:『…ええで…付き合ったる…!』
“フェイスダウン”:『あんたらの悪趣味にも…徹底的に!』
“フェイスダウン”:ひゅんひゅんと棍を回し、再び構える。
松浦:「……大体分かった。こそこそ逃げまわるのも、まあ、いいモンだよ……」
松浦:「敵の手の内がわかる」
松浦:松浦の手番。《コンセントレイト:オルクス》《ナーブジャック》《狂戦士》。
松浦:「誰を」
松浦:「動かせばいいか」
松浦:ヤンくんを狙います。
“フェイスダウン”:ぎえーっ!
“フェイスダウン”:あ、そうだ
ヤン・クラッセン:や、やめれー!
ヤン・クラッセン:どうしたフェイスダウン!
“フェイスダウン”:すいません、四光にロイス取って即昇華復活しときます
“フェイスダウン”:ラスアクしたまんまだった!
GM:あ、そうですねw そこは忘れないように
“フェイスダウン”:敵対者/四光/感服/脅威〇/昇華 で!
GM:他になければ判定します!
松浦:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[2,2,2,3,4,5,5,6,6,7,7,10]+10[6,9,10]+3[3,3] → 23

ヤン・クラッセン:では意志で判定でよろしかったでしょうか
GM:そうですね。リアクションは意志!
ヤン・クラッセン:いくでー!
リーザ:うーん、どうしようかな
リーザ:まった
リーザ:意志いくつ?
ヤン・クラッセン:+1です
リーザ:ここで《ウィンドブレス》すると固定値が13になるんだよな……
“フェイスダウン”:あ、そうか
ヤン・クラッセン:あ、それほしい…!むっちゃくちゃほすい!
“フェイスダウン”:いいアイデアじゃないでしょうか
リーザ:そうだな、ここは賭けに出よう。《援護の風》《ウィンドブレス》 ダイス+6、達成値+12
リーザ:対象はヤン
ヤン・クラッセン:ごっつぁんです!
リーザ:129→133
ヤン・クラッセン:19dx+13
DoubleCross : (19R10+13[10]) → 10[1,1,2,4,5,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,9,10,10,10]+10[4,5,10]+8[8]+13 → 41

ヤン・クラッセン:わははのは!
GM:なんてやつらだ
松浦:では、茨木の致命的攻撃とフェイスダウンの白兵機動を目眩ましに、
松浦:松浦が不可視のガスめいた攻撃を仕掛けている!ヤン・クラッセンが標的だ!
リーザ:「…………ヤン様、お気をつけて」
“フェイスダウン”:『…!何か…仕掛けてる!』
松浦:「遅いだろ、今更」
松浦:「常識で考えなよ」
“フェイスダウン”:『ッ…!』
リーザ:そう、囁くだけでヤンくんの神経が強制的に加速される。
紅森羽:「ヤン君」
リーザ:「……私」
リーザ:「信頼しておりますから……」 そして微笑む
リーザ:「蠍の頭としてのそのお力……お見せ下さい」
ヤン・クラッセン:「……」
ヤン・クラッセン:「…うん」
ヤン・クラッセン:「そうだね」
ヤン・クラッセン:「常識で考えて」
ヤン・クラッセン:「木偶を操る程度の能力で、僕たちをどうこうできるわけがないでしょう?」
松浦:「……」
松浦:「……そーいうのは」
ヤン・クラッセン:強く、松浦さんを睨みつけます
松浦:「反則だぜ、“蠍”……………」
紅森羽:「ハハ、意思を強く持つことが大事だってことさ」
ヤン・クラッセン:「ふふ、まさにそのとおりだね。紅森さん」
リーザ:「………流石はヤン様、私の望む結果をもたらしてくださいました」
ヤン・クラッセン:「報酬分の働きはさせてもらうさ」
ヤン・クラッセン:「“灯蛾”の仕事で下手を打つわけにはいかないしね」
GM:少々行動値が前後しましたが、次はヒロヱちゃんの行動になります。
GM:どちらにしろ、岸はまだ動かない!
“フェイスダウン”:こわいぜ
  忌門 松浦
  茨木 ドレイク
    ヤン

     10m

ヒロヱ リーザ エツィオ
    紅森 岸
“フェイスダウン”:では行きます!
“フェイスダウン”:マイナーはなし
“フェイスダウン”:メジャーで…《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート》+《アンプリフィケイション》
GM:さすがに節約技か!
“フェイスダウン”:極力省エネで松浦を殴る!
“フェイスダウン”:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[3,3,4,4,4,7,7,8,9,9,10]+10[3,6,6,7,9,10]+10[1,6,8]+2[2]+4 → 36

松浦:11dx+1
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 10[1,1,4,4,5,6,6,8,8,9,10]+3[3]+1 → 14

松浦:「そろそろ、こりゃ」
松浦:《領域の盾》。これで最後!
松浦:「種切れか?おい」
“フェイスダウン”:くっそう!
“ドレイクカッター”:「かあ、ああー」
“ドレイクカッター”:ドレイクカッターがかばう!
GM:ダメージをどうぞ。
“フェイスダウン”:うーむ
“フェイスダウン”:《アクアウィターエ》が5だったらちょい厳しいか?
リーザ:厳しいね
“フェイスダウン”:あ、でももう《領域の盾》ないのか
“フェイスダウン”:だったら普通にエツィオさんとリーザーさんで殲滅路線のがいいな
ヤン・クラッセン:おで…こいつ…食っていいか…?
ヤン・クラッセン:(《暴食の魔王》使いますか?)
GM:なんでこいつらこんなオートアクション豊富なの……
リーザ:いや、
“フェイスダウン”:いや、大丈夫です!このままいく!
エツィオ・クァジモド:レベルは4でしょうきっと
“フェイスダウン”:むっ
エツィオ・クァジモド:《領域の盾》も4発だし
“フェイスダウン”:あ、そうか
“フェイスダウン”:20以下は無効か
リーザ:そうですね
“フェイスダウン”:うーん、じゃあ魔王もらいます!むしろここがチャンスだ!
ヤン・クラッセン:《暴食の魔王》!!
“フェイスダウン”:何個ダイスプラスですか!
ヤン・クラッセン:しょぼくてごめん!4D10だ!
“フェイスダウン”:十分よーッ!
“フェイスダウン”:8d10+26
DoubleCross : (8D10+26) → 47[9,8,7,2,7,8,5,1]+26 → 73

“フェイスダウン”:いったぜ!
“ドレイクカッター”:フフフ……
“フェイスダウン”:くっ
“ドレイクカッター”:ドレイクカッターさんがそんなダメージを耐えられると思うかい?死亡!!
“フェイスダウン”:イエスッ
“ドレイクカッター”:崩れかけた光の剣で立ち向かうドレイクカッターゾンビ!
“フェイスダウン”:「っつあああああああーっ!」
“ドレイクカッター”:もはや反射行動のみ!フェイスダウンの攻撃に真っ向から……
“フェイスダウン”:光の剣を弾きとばし、そのまま棍の高速連撃!
“ドレイクカッター”:「!」「!」
“ドレイクカッター”:バギャ! ベキ!
“フェイスダウン”:死体といえど物理的に反撃不可能なパターンで
“フェイスダウン”:体勢を崩しながら、全身に攻撃を打ちこむ!
“フェイスダウン”:(煉獄)
“ドレイクカッター”:「……!」 まだ動く。しかし!
ヤン・クラッセン:では意識の外から
ヤン・クラッセン:魔眼を首筋に打ち込み隙を作ろう
“ドレイクカッター”:グラッ 「~……」ヤンの精密支援により大きく体勢が崩れた。
ヤン・クラッセン:「この人が万全だったなら、この程度不意打ちを処理するなどわけもなかったでしょうに」
“フェイスダウン”:『…とど…めっ!!』
“フェイスダウン”:その隙を見逃さない!懐に潜り込み、八極拳めいた寸勁で吹き飛ばす!
“ドレイクカッター”:――ビジャ!!
“ドレイクカッター”:肉片と化して四散!既に細胞結合すらギリギリだった。
松浦:「いやあ……やりすぎだぜ」
松浦:「こんなになっちまったら、さすがの俺でも動かせねえ」
“フェイスダウン”:『…ハッ…ハッ…言うたやろ、徹底的に付き合うって…!』
松浦:「どうしろってんだ、ったく……はは」
ヤン・クラッセン:「あの人の言うとおり徹底的に付き合うしかないんじゃあないですか?」
松浦:「……ごめんだな」
松浦:「俺は、俺なりのやり方で」
松浦:イニシアチブ。Eロイス"闇の呼び声"。
紅森羽:きゃー
松浦:「逃げ切らせてもらうぜ。クソ野郎ども」
GM:シーン内の登場キャラクターが全員同エンゲージに集められます!
  忌門 松浦
  茨木 岸
ヒロヱ リーザ エツィオ
  紅森 ヤン
ヤン・クラッセン:僕はもう一人じゃないんだ…!
“フェイスダウン”:何ィ!?
紅森羽:「ハハ、こりゃまた強引なお誘いで」「面倒くせえ」
GM:敵は一騎撃破!最低勝利条件まであと2人!
GM:手番はエツィオさんだ。
エツィオ・クァジモド:マイナー《猛毒の雫》《絶対の空間》《オウガバトル》。124→127
エツィオ・クァジモド:メジャー《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《スキルフォーカス》《領域調整》。松浦を攻撃。
“フェイスダウン”:あ、そうそう
“フェイスダウン”:160になったので攻撃が+32だぜ!
エツィオ・クァジモド:ひゅう!
“フェイスダウン”:……死にたくない…
GM:おじゃ~っ!?
ヤン・クラッセン:やったぜベイビー!
エツィオ・クァジモド:13dx@7+12
DoubleCross : (13R10+12[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,6,7,7,9,10,10]+10[2,2,3,8,9]+10[1,8]+1[1]+12 → 43

松浦:「……。おい、おいおいおい……」
松浦:「もう種切れだって言ったろ?」
松浦:「嘘なんだよな。」
松浦:《ヘイトコントロール》。対象を岸に変更。
紅森羽:かわいそうw
“フェイスダウン”:この野郎ーッ!!
:『漸くか?』
:『倉庫の借り、今返すぞ』
:《カウンター》《コンセントレイト:エグザイル》《踊る髪》《崩壊の一点》。
:26dx7+10
DoubleCross : (26R10+10[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,7,7,8,9,9,9,10]+10[1,3,3,4,5,7,10]+10[5,7]+10[10]+10[7]+10[10]+10[9]+6[6]+10 → 86

“フェイスダウン”:この
“フェイスダウン”:野郎ーッ!!
エツィオ・クァジモド:3枚位は切れるなーとか思ってたのに、何やらかしてくれるんですかね君は
GM:なぜわざわざ同じエンゲージに集めたのか?こうするためなのだ!
:9d10+10
DoubleCross : (9D10+10) → 53[4,6,5,3,7,9,2,9,8]+10 → 63

:ダメージを受ければ硬直付与です。
エツィオ・クァジモド:戦闘不能。ヤンくんへのロイスを昇華復活。
エツィオ・クァジモド:127→137
:エツィオの動き出しより二手は速く白刃が閃いている!
:『……』血の軌跡とともに、刃が着物の内へと戻る。
ヤン・クラッセン:やっぱり俺が一番先か!
エツィオ・クァジモド:全く反応もせず、ただ身体から血が滲む。
“フェイスダウン”:『エツィオさん!!』
エツィオ・クァジモド:「……まったく。一張羅だったのですが」涼しい顔を軽く歪める。
松浦:「へ……その顔だよ」
松浦:「俺の兵を潰してくれた落とし前は、つけさせてもらわないとな?エエッ?」
茨木:(残るは、あの女か)
茨木:(どういう能力を隠しているか――)
GM:手番はリーザさんに。
リーザ:マイナー:なし
リーザ:メジャー:《コンセントレイト:ソラリス》《風の渡し手》《マシラのごとく》《絶対の恐怖》《オーバードーズ》《神の御言葉》《フラットシフト》
GM:めちゃくちゃやりやがる!
リーザ:判定直前にロイスを取得、対象は四光/感服/敵愾心:○/ロイス。面白い奴らだ
リーザ:そして昇華、ダイス+10
リーザ:攻撃対象は勿論、四光全員。
リーザ:14dx7+9
DoubleCross : (14R10+9[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,5,5,6,6,7,8,8,9]+10[1,5,5,9]+1[1]+9 → 30

リーザ:ま、こんなもんだよ
GM:あ、《風の渡し手》のレベルって
GM:今2ですかね?
エツィオ・クァジモド:オーバードーズでは
GM:あ、そうかそうか!
GM:失礼しました。では4人リアクション取らねば。
リーザ:《オーバードーズ》で4ですね。五体まで狙えます。
:《リフレックス:エグザイル》《蛇の動き》。
:29dx7+10
DoubleCross : (29R10+10[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,4,6,6,7,8,8,8,8,9,10,10]+10[1,2,3,3,4,7,9,10]+10[8,8,9]+10[3,6,9]+1[1]+10 → 61

:当然回避。
紅森羽:ダイスが多いなー
忌門:《氷盾》《灼熱の結界》。
松浦:11dx+1
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 8[1,1,1,1,3,4,5,6,7,8,8]+1 → 9

茨木:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,5,6,9,9] → 9

リーザ:マシラ+60、絶対の恐怖+8、神の御言葉+40=108+32=140
リーザ:ではDRしますね。
GM:強すぎるw
リーザ:4d10+140 装甲値無視
DoubleCross : (4D10+140) → 16[4,4,4,4]+140 → 156

松浦:それは無理!松浦さすがに死亡!
忌門:《燃える魂》で復活。
茨木:《不死不滅》で復活。《ソウルスティール》のHPが……
リーザ:「……では素敵なパーティーを始めましょうか」
リーザ:その言葉と同時にこのエフェクトを食らったオーヴァードのレネゲイドが暴走し、自分と周囲を傷つける。
茨木:「!」ダン!
松浦:「てめっ、茨……」全身に針が突き刺さっている!
忌門:「操作か」表情を変えることはないが、こちらもニードルガンを受けている。
忌門:同時、湧き出した水が松浦と茨木をなぎ払う!
松浦:「くそっ、なに……ゴボッ!」
松浦:「がはっ」溺死!
茨木:「……こういった不測の状況にも役立つ」
茨木:「けほっ」バシャ!
茨木:血の混じった大量の水を吐き出す。ほぼ体内から破裂するような量を受けていたはず。
茨木:「いくつか、命を持っておくという事はね」
リーザ:「……ふふふ、流石で御座います」
茨木:「これで3度死んだ。3人殺して、十分バランスが取れる」
リーザ:「私……荒事は得意として御座いませんので」
リーザ:「少々……『お願い』をさせて頂きました」
リーザ:「私の見立ては間違っていなかったようで……ふふふ、その甲斐が御座いました」
エツィオ・クァジモド:「いやはや。無碍に出来るものがおりましょうか」
“フェイスダウン”:『……!』
“フェイスダウン”:お互いの凄絶さに、微かに息を呑む。
:『“紅灯緑酒”が落ちたか――』ギャリ
:『これで“三光”』
忌門:「松浦と似たタイプの能力者だったのか」
忌門:「互いに操作をぶつけ合えば、どうなっていただろうね」
忌門:「もっとも、手札をこの期まで隠していたそちらの年季が上回ったのだろう」
ヤン・クラッセン:「やっぱり。リーザさんの前で下手は打てないね」
紅森羽:「怖いことだ」
リーザ:体内のレネゲイドは全く活性化していない……相手の力を操作するだけなのだ。
GM:1ラウンド目終了となります。松浦さんがいなくなったからだいぶ楽ができる……
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
 忌門 茨木 岸
ヒロヱ リーザ エツィオ
  紅森 ヤン
GM:あっ、待った
GM:邪毒受けてる人はいませんよね?
ヤン・クラッセン:うけてないです
“フェイスダウン”:うけてなーい!
紅森羽:受けてないです
リーザ:Sロイス完全復活でバステ解除しました
エツィオ・クァジモド:ないです!
GM:そうそう、エツィオさんも回避できたんだった
GM:でも装甲低下や硬直などは管理してくださいませ。
GM:で、セットアップ。
GM:ヤンくんから。
ヤン・クラッセン:なっしんです!
忌門:《氷の城塞》《ディクタトル》。
GM:紅森さん。
紅森羽:なし
茨木:なし。
:なし。
GM:ヒロちゃん。
“フェイスダウン”:なし。
GM:エツィオさん
エツィオ・クァジモド:ヤン君に《力場の形成》《アクセル》。
“フェイスダウン”:紅森さんに《アクセル》?
“フェイスダウン”:あ、ヤンくんか
リーザ:いや、ここは紅森さんに使ったほうがいいと思います
エツィオ・クァジモド:いまの管理値、1ラウンド目の修正入ったままですけどそれでもです?
リーザ:ああ、BCスーツかならヤンくんですね。
エツィオ・クァジモド:あ、いや、
ヤン・クラッセン:失礼。BCスーツの修正を直すの忘れてました
エツィオ・クァジモド:紅森さんにしましょう。もはやBCスーツを使用する機会はあるまい
“フェイスダウン”:そうですね
茨木:「何を~ッ!」
“フェイスダウン”:このラウンドで殺す!!
“フェイスダウン”:クリンナップは来ない!!
リーザ:つまりイニシアチブで脱いでもらうということですね。
ヤン・クラッセン:脱ぐのか
エツィオ・クァジモド:紅森さんの攻撃力を+10、行動値を+4。
エツィオ・クァジモド:137→141
GM:では最後リーザさん。
リーザ:ありません。
GM:では、最初の手番は……紅森さん!
GM:の、イニシアチブ!
茨木:茨木さんが行動します。
茨木:choice[ヒロヱ,リーザ,エツィオ,ヤン,紅森]
DoubleCross : (CHOICE[ヒロヱ,リーザ,エツィオ,ヤン,紅森]) → ヤン

茨木:ヤンくんを狙う。《精髄吸収》!
ヤン・クラッセン:おま…!
紅森羽:やめたげてよー
茨木:6D10
DoubleCross : (6D10) → 30[8,9,3,7,1,2] → 30

リーザ:ふむ
エツィオ・クァジモド:これってカバーできましたっけ
リーザ:あ、カバーリングしようと思ったんですが
茨木:まあまあ程度か……!
GM:いや、いいですよ別に
GM:カバーしたいならどうぞ!
ヤン・クラッセン:あっあぶっ!!
ヤン・クラッセン:残りHP3
ヤン・クラッセン:みんなの応急手当キットのおかげだ!友情!
紅森羽:耐えたー
“フェイスダウン”:おおっ!!
“フェイスダウン”:ユウジョウ!!
GM:カバーいらなかったとはw
リーザ:なんという強運だw
GM:あれ?というかヤンくんはこの恐るべきクライマックス戦闘において
GM:意外にもタイタス復活してないんですね、まだ
リーザ:ミドルで復活したのと、攻撃で切ったくらいですね
ヤン・クラッセン:ラッキーボーイだぜい
茨木:「宣言通り」
茨木:「命をもらうとしようか。……今」
茨木:茨木の不可解な遠隔吸血がヤンの生命を略奪するが、こらえる!
ヤン・クラッセン:「……ッ!」
茨木:「しぶといね、君」
ヤン・クラッセン:「所詮は鉄砲玉のごとく軽い命ですが」
ヤン・クラッセン:「そう簡単にあげられるほど安くはないんですよ。“蠍”の名は」
紅森羽:「ハハ、流石ですね。ヤン君」「悪運だな」
茨木:「……“蠍”……攻撃の性能は見せてもらったが、耐久力までこのレベルとは、恐れ入る」
茨木:だが、どちらかというと主目的はHP確保。最大HPも大幅上昇中なのだ
GM:というわけで、手番はようやく紅森さんです。
紅森羽:傭兵:“フェイスダウン”/興味/猪突○
紅森羽:忘れないうちにロイスをとっておこう
ヤン・クラッセン:あ、その前にチブで
ヤン・クラッセン:BCスーツを脱いでよろしいでしょうか
GM:そうですね。どうぞどうぞ
ヤン・クラッセン:さっきの攻撃を受けて破れたことにしよう
紅森羽:「殺す」「ハハ、結構無茶苦茶ですね。貴方たち。少し落ち着いたほうがいいですよ?」
紅森羽:「ほら、こんな風にね」
紅森羽:2本目のお薬は紫っぽい注射だ
紅森羽:左腕に打つ
茨木:(……こいつは)
茨木:(何だ……?さっき受けた毒が、確実に致命傷のはず)
紅森羽:マイナーでバイオレットエフェクト
紅森羽:「不思議そうな目で見ないでください」
紅森羽:「私、体弱いですけれど。長生きするつもりなんで」
紅森羽:「これでも健康に気を使っているんですよ?」
紅森羽:コンボは・ファンゴロッソ
紅森羽:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》&《紅の刃》&《鮮血の網》
紅森羽:対象は敵全員かな
紅森羽:16dx7
DoubleCross : (16R10[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,5,5,5,6,6,7,7,9,10,10]+10[1,2,8,9,10]+10[4,5,8]+3[3] → 33

紅森羽:先ほどの攻撃に使ったがれきが再び相手に襲い掛かる
:《リフレックス:エグザイル》《蛇の動き》。
:いや、
:いや、やっぱり《蛇の動き》にしよう。移動する意味はない。
:29dx7+10
DoubleCross : (29R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,9,9,9,9]+10[1,2,3,3,6,7,7,7,8,8,9,9,9,10]+10[2,3,5,5,6,7,9,9,9]+10[1,1,6,10]+10[8]+10[10]+3[3]+10 → 73

紅森羽:バイオレットエフェクト分もあわせて侵蝕は147
紅森羽:強いよ岸さん
ヤン・クラッセン:この人に攻撃が当たる気しないよう
忌門:「ライダースーツの支援が、今はないね」
忌門:《氷盾》《灼熱の結界》
忌門:「この程度で行けるか」
紅森羽:これは無駄に終わる感じか
茨木:いえ、茨木さんは受けるしかありません。回避できなければ。
茨木:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,4,4,8,8] → 8

紅森羽:ダメージ
紅森羽:6d10+13
DoubleCross : (6D10+13) → 32[2,7,2,7,7,7]+13 → 45

茨木:「く……」茨木は膨大な生命力で耐える。まだ健在。
忌門:忌門は当然ほとんどを弾いた。水塊が瓦礫を分子還元する。
紅森羽:「どうです?痛み止めにもなるお薬なら安くしておきますよ、ハハ」
茨木:「後でいただくとしよう」
茨木:「その時君は、生きていないだろうが」
:『……』バサリと飛んで、上空の街灯に引っかかる。
紅森羽:「いやあ、さっきも言いましたけど。死ぬ気はないんでね」
GM:手番はヤンくん……!勘弁してくれ!
“フェイスダウン”:とどめじゃーっ!!
ヤン・クラッセン:全力攻撃で侵蝕率が165に
ヤン・クラッセン:いける!
ヤン・クラッセン:マイナーなし
リーザ:ここで援護を飛ばす、事故が怖い
リーザ:《援護の風》《ウィンドブレス》 対象はヤン ダイス+6、達成値+12
リーザ:133→137
リーザ:「…………ヤン様」
リーザ:「宜しくお願い致します……」 微笑む
ヤン・クラッセン:その微笑に
ヤン・クラッセン:やはり微笑みで返そう
ヤン・クラッセン:そして忌門さんのところに詰め寄る
ヤン・クラッセン:メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《災厄の炎》+《氷の塔》+《氷炎の乱舞》+《黒星の門》+《黒の鉄槌》+《デボラスフレア》
ヤン・クラッセン:HP軽減エフェ使うのはなしやで!
GM:これはまずい……!
紅森羽:やれー
“フェイスダウン”:ころせー!!
ヤン・クラッセン:20dx7+23
DoubleCross : (20R10+23[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,6,9,9,10]+10[2,4,7]+10[7]+10[9]+10[7]+10[10]+10[9]+1[1]+23 → 94

ヤン・クラッセン:やったーーーー!!!
“フェイスダウン”:ヒャハハハハハーッ!
リーザ:流石は私が見込んだ男よ……
GM:この達成値、他に行動はありませんか!
紅森羽:これはおわったー
ヤン・クラッセン:女神をもらえればさすがの岸さんも当たる気がするぜ!
“フェイスダウン”:おお!
“フェイスダウン”:やっちまいますか!
ヤン・クラッセン:でも取っといたほうがいいような気もするので判断はお任せします!
“フェイスダウン”:うーむ
“フェイスダウン”:冷静になったらエグザイルだから無効もあるし、今の時点でも火力は十分なので、抑えましょう
“フェイスダウン”:保険だ
:《リフレックス:エグザイル》《蛇の動き》。
:29dx7+10
DoubleCross : (29R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,2,3,3,4,9,10,10,10]+10[1,5,9,10]+10[7,8]+6[2,6]+10 → 56

:ぜ、全然ダメ……!ここに来て!
紅森羽:ヤッター しねー
ヤン・クラッセン:よっし!よっし!
“フェイスダウン”:げははははは!!
忌門:これガードエフェクトも無理なのかな……!
忌門:まあ、エフェクト分はダメと解釈しましょう。なので初めての回避。
忌門:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,7,8,10]+10[10]+1[1] → 21

茨木:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,2,4,9,9] → 9

茨木:この男も当然ダメだった
GM:これはもう大惨事だ!ダメージお願いします!
ヤン・クラッセン:「攻撃の起点は最初の会合で拝見させていただきました」
茨木:「――!」ガシャ!
茨木:尋常ならぬ攻撃の気配に、ニードルガンを反射的に構える!
:『“蠍”……!』 ジャキン
忌門:「来る」
ヤン・クラッセン:「そして守りの切り札は今ここで何度も」
忌門:「否……これは」傘を盾のように構え、防御の姿勢!
ヤン・クラッセン:10d10+68
DoubleCross : (10D10+68) → 68[10,8,7,6,3,6,10,7,5,6]+68 → 136

“フェイスダウン”:ひえええ
ヤン・クラッセン:ダメージダイスもいい!
忌門:……それは、たとえガードエフェクトを使っていても死ぬダメージでした。忌門死亡。
茨木:茨木も死亡。もう復活エフェクトはありません。
:岸も死亡。当たれば倒れる相手でした。
“フェイスダウン”:全滅させたーっ
ヤン・クラッセン:忌門さんの頭を掴み、氷と炎を叩き込む
ヤン・クラッセン:さっきまでの攻撃とは違う。レネゲイドごと喰らい尽くすような炎だ!
忌門:「これが、君の、全、力」
忌門:至近から、こちらもヤンを分解するほどの勢いの水を流しこむが……!
ヤン・クラッセン:全てを飲み込み!そのまま炎が忌門さんたちの体を包み込むよ!
忌門:「……!う、ふふ」
ヤン・クラッセン:「切り札は」
ヤン・クラッセン:「最後まで取っておくべきだったね。“ヤロカ水”」
ヤン・クラッセン:「キミは自分の手札をみせすぎた」
忌門:「ど、同類と……考えることすら、」
忌門:「烏滸がましかった、か」
茨木:「……せ、摂理に……」強引に再生しつつ攻撃の構えをとっているが、
茨木:「君は、反しすぎる………」
茨木:その姿勢のまま、歪な肉塊と化して停止する。
茨木:再生能力を上回る継続的破壊に、人の形を保っていられなかった。
ヤン・クラッセン:忌門さんの頭から手を離します
忌門:忌門は、もはや服の一切れすら残っていない。
忌門:完全に消失した。
“フェイスダウン”:『これが……”蠍”…』
:『……』今まで誰一人として攻撃を当てさせなかった岸も、熱風でコンテナに叩きつけられ、
:ズタズタに焦げた着物が地面に落ちる。
:『怪、物』
:――ガシャ!
:動物の骨らしきものが中から散らばるのみ。
ヤン・クラッセン:「……」
ヤン・クラッセン:「よく、言われるよ」
GM:“四光”全滅。戦闘終了です。
GM:----

【Backtrack】

GM:バックトラックです。
“フェイスダウン”:いえー!
ヤン・クラッセン:ひゃっふー!
エツィオ・クァジモド:ひゃっはー
紅森羽:クスリー
GM:Eロイスは6つ。7つ分振れます。
【岸】
"堕落の誘い"

【松浦】
"唯我独尊"
"唯我独尊"
"闇の呼び声"

【“ドレイクカッター”】
"地獄の季節"

【“PBX”】
"サディスティック10"
ヤン・クラッセン:いくっでーマメたん!
ヤン・クラッセン:165-7d10
DoubleCross : (165-7D10) → 165-41[5,10,6,4,8,2,6] → 124

ヤン・クラッセン:かえれる!かえれるー!
エツィオ・クァジモド:ふります。
エツィオ・クァジモド:141-7d10
DoubleCross : (141-7D10) → 141-32[6,5,4,6,2,5,4] → 109

“フェイスダウン”:いただきます!!
“フェイスダウン”:160-7d10
DoubleCross : (160-7D10) → 160-32[2,9,1,4,10,2,4] → 128

“フェイスダウン”:よしよしよし
リーザ:137-7d10 Eロイス分
DoubleCross : (137-7D10) → 137-30[6,5,3,9,1,3,3] → 107

紅森羽:147-7d10
DoubleCross : (147-7D10) → 147-45[10,10,2,7,10,1,5] → 102

エツィオ・クァジモド:1倍ぶり。
エツィオ・クァジモド:109-5d10
DoubleCross : (109-5D10) → 109-26[8,2,9,3,4] → 83

ヤン・クラッセン:2ばいぶりー
ヤン・クラッセン:124-8d10
DoubleCross : (124-8D10) → 124-45[10,1,8,2,6,4,7,7] → 79

ヤン・クラッセン:いえっす!
“フェイスダウン”:2倍!
“フェイスダウン”:128-10d10
DoubleCross : (128-10D10) → 128-67[6,9,8,3,8,10,3,10,4,6] → 61

“フェイスダウン”:生還だー!!
リーザ:107-4d10 一倍
DoubleCross : (107-4D10) → 107-23[5,4,7,7] → 84

紅森羽:一倍で帰れるな
紅森羽:102-5d10
DoubleCross : (102-5D10) → 102-29[7,1,9,4,8] → 73

GM:ヌゥーッみんなして帰りやがる
リーザ:5点です
“フェイスダウン”:3!
ヤン・クラッセン:3点でしてよ
紅森羽:5点です
エツィオ・クァジモド:5点。
GM:経験点を計算しますね~
GM:Dロイスは今回4つです。
【岸】
「器物使い」

【忌門】
「黄金領域」

【松浦】
「変異種:オルクス」

【茨木】
「亜純血」
GM:で、シナリオ経験点はさすがに10点つけましょう。まさか4人死ぬとは思わなかった。
GM:いつもの4点と、FS判定が3点。Dロイスが4点。Eロイスが7点。
GM:28点が基本経験点ですかね。侵蝕経験点を足します。
紅森羽:33点
ヤン・クラッセン:31点です!
“フェイスダウン”:31!
リーザ:33点です。
エツィオ・クァジモド:33です
【経験点】
モヤイさん:31点
オツカレーさん:33点
DTさん:33点
中村さん:31点
ぽぽさん:33点
(珪素):54点
“フェイスダウン”:ごっつあんです!
GM:イエス!残るはエンディングだ
GM:----

【Ending/01】

GM:----
GM:繁華街 オフィスビル
GM:----
GM:FHオシレイトセルの拠点……で、あった1フロア。
土方浩史:「くそっ……!ここまで……ここまで化物か……!」
土方浩史:痕跡情報をかき集め、拠点を引き払うべく慌ただしく動く男が一人。
土方浩史:「御剣サンはケツを持ってくれるか……?こんな状況!」
GM:全ての戦力を失った以上、もはやFHに居場所はない。彼の行動は明確な裏切り行為だ。
GM:そして、恐らく鴻央会にも。
土方浩史:「“蠍”……め……!」
ヤン・クラッセン:ではそうだな
ヤン・クラッセン:土方さんが今いらっしゃる部屋の気温が少しずつ下がってきます
土方浩史:「はぁ、はぁ」息で掌を温める。
土方浩史:「?」自分のその行為に疑問を覚え、辺りを見回す。
ヤン・クラッセン:気がつくと壁が凍り付いている
土方浩史:「はっ、なんだ……」
土方浩史:レネゲイド攻撃を感知!ワーディングを展開する……!
土方浩史:(誰だ!?エスタージか!?鴻央会か!?)
ヤン・クラッセン:氷はつららになり
ヤン・クラッセン:そして土方さんに襲い掛かるよ!
土方浩史:「き、来てみりゃいいでしょう、ねぇ」
土方浩史:「アタシの後ろに誰がいるか……!」バギャ! ギャシャ!
土方浩史:「ゲハッ!!」
GM:電流で迎撃を試みるも、単純な物量差!
GM:体の所々に氷柱が突き刺さる。
ヤン・クラッセン:氷は土方さんの腹部を貫き、その表面には血がしたたります
土方浩史:「……。この、このパワー……くそっ!」
土方浩史:「てめえ……顔を見せろ!」
土方浩史:「“蠍”……!てめえ、ヤン・クラッセン!!」
ヤン・クラッセン:ドアを開けよう
ヤン・クラッセン:「お初にお目にかかります」
ヤン・クラッセン:「“フェイスタイムIX”土方浩史さん。ですね」
土方浩史:「……ッ」血と冷や汗にまみれた顔を、恐怖に歪める。
ヤン・クラッセン:部屋の様子を見渡そう
ヤン・クラッセン:「おや」
ヤン・クラッセン:「ひょっとして、これから外出でもされる予定でしたか?」
土方浩史:「ふざけ、るなよ……」
土方浩史:「アタシぁ失敗したが、お前みたいに、ゲボッ」
ヤン・クラッセン:「ふふ」
土方浩史:「た、ただ強いだけの奴を殺る方法なんざ……」
土方浩史:「この世に、いくらでもゴホッ!」
ヤン・クラッセン:氷を飛ばして壁まで吹き飛ばします
GM:  バ  チ  ン ! !
ヤン・クラッセン:「お言葉ですが」
ヤン・クラッセン:「ふざけてるのはどちらでしょう?」
土方浩史:「……ぶっ、うぶっ」体の半分が潰れている。オーヴァードだから死んでいないが、
土方浩史:その程度しか生きている理由がない状況だ。
ヤン・クラッセン:「貴方は僕の、僕らの、エスタージの、“蠍”の敵に回った」
ヤン・クラッセン:「それがどういうことを意味するか。どうぞ身をもってお確かめください」
土方浩史:「ち、くしょおおオオオオオオオオ!!」
ヤン・クラッセン:ゆっくりと土方さんの顔に手を伸ばします
ヤン・クラッセン:そして
ヤン・クラッセン:土方さんには灰になっていただこう
GM:炎の閃光が一瞬走り、土方は蒸発する。
GM:“四光”はもちろん、所詮、5人のFH刺客にすら及ぶ強度ではなかった。
GM:……もちろん、ヤン・クラッセンにとっては、この世の大抵の存在はそうなのだが。
ヤン・クラッセン:「……」
ヤン・クラッセン:残った灰に一礼をして
ヤン・クラッセン:静かに部屋から出て行きます
GM:----
GM:“孤独の路地”に関するすべての遺恨は絶った。
GM:標的の死体は塵も残らず、よってヤンが堂々と出たところで、誰も咎める者はいない。
GM:ヤンがビルの正面玄関から出て行くと、車が停まっています。
サスィ:「……ケリはついたか」
サスィ:バンに寄りかかって腕を拱いて立っています
ライサ:「……遅かった」
ライサ:助手席でスマホをいじっている
GM:サスィ。そしてライサ・ヴァロフ。“蠍”の同類2人だ。
ヤン・クラッセン:「ああ。とりあえずは一区切りってところかな」
ライサ:「お金は? ちゃんと貰えた?」 ヤンの集金能力を心配している
ヤン・クラッセン:「そこは流石“灯蛾”だね」
サスィ:「…ならいい。引き上げるぞ、リーダー」
サスィ:運転席に乗り込みます
ヤン・クラッセン:助手席に座らせてもらおう
ライサ:「……」 「私、後部座席に行く」
サスィ:「そうしろ」
ライサ:「ヤン、次は私も出たい。・・・・・・・・・・・・・・退屈」
ヤン・クラッセン:「ライサは仕事よりもゲームをやってる方が楽しいんじゃないの?」
ライサ:「かもね。でも・・・・・・・・・あんまり暇だと、ハナン・ハドゥが怒ると思うから。サスィだって、そうでしょ」
ライサ:「戦いたい」
サスィ:「……俺は判断に従うだけだ。リーダーのな」
ヤン・クラッセン:「はは」
ライサ:「……そう? なら、いいけど」 黙ってスマホを弄りはじめる。
ヤン・クラッセン:「そうだね。僕らはその為にここにいるんだもんね」
ヤン・クラッセン:「ちゃんと仕事は回すよ。だから安心してくれ」
サスィ:「ああ…それが俺たちの本分だからな」
ライサ:「……うん。クラリーチェ、おもしろいけど。殺し合いほどじゃない……うん。ふふ」 あとは黙ってスマホをいじっている。
サスィ:夜闇の高速道路を、走り抜けて行こう。
GM:----
ヤン・クラッセン:ではしばらく無言で車を走らせたところで口を開きます
ヤン・クラッセン:「サスィ、ライサ」
サスィ:「……」
ライサ:「……なに?」
ヤン・クラッセン:「僕たちは“蠍”だ」
ヤン・クラッセン:「エスタージの持つ“毒”だ」
ヤン・クラッセン:「何かに害をもたらすしかできない毒が生き残るには」
ヤン・クラッセン:「ただ意思のない“毒”であり続けるべきだと、僕は思うんだ」
ヤン・クラッセン:「けど…」
サスィ:「……一理だ」
ライサ:「そう?」 (肩をすくめる)
ヤン・クラッセン:「今回の仕事には面白い人たちが集まっててね」
ヤン・クラッセン:「その分を超えて仕事をするのも楽しそうだと思ったんだよ」
ライサ:「……そう。……楽しい? ……かもね」 あまり反応しないが、リボルバーの弾倉を確かめる
ヤン・クラッセン:「そうなると敵が増えるかもしれない。敵が増えれば死の危険も大きくなる」
ヤン・クラッセン:「そうなっても。君たちは僕についてきれくれるかな」
サスィ:「……ふ」
サスィ:ほんの少し、唇の端を上げたように見えます。
ライサ:「あなたより、強い相手がいるのなら」
ライサ:「あなたが最強になるまではね。スコア・・・そっちの方が高いでしょ」
ライサ:あとは無表情で、拳銃をいじくっている。
サスィ:「俺たちには行き場は無い。頭がそう決めたのなら」
サスィ:「脚と鋏と毒針は、毒虫が息絶えるまで動くだろう」
ヤン・クラッセン:「ふふ」
サスィ:「……それだけだ。ヤン」
ヤン・クラッセン:「ホント、君たちが味方でいてくれよかったよ」
ヤン・クラッセン:助手席を倒して眼を瞑ります
ライサ:「……」 あとは、ヤンとサスィを横目に、じっと黙っている。
ヤン・クラッセン:「僕はちょっと眠るから」
ヤン・クラッセン:「後は任せるよ。サスィ」
サスィ:「理解した」
サスィ:「リーダー。」
ヤン・クラッセン:じゃあ、僕はこんなところで!
GM:エンディングを終了します。

【Ending/02】

GM:----
GM:W市
GM:----
GM:“路地”に関わる抗争とは、遠く離れたこの地。
GM:……しかしフェイスダウンには、この街を今訪れる理由があった。
GM:なぜなら……
“フェイスダウン”:『……これで、後の事はお願いします。益川さん』
益川咲:「ええ。全て心得ました。わたしたちにお任せください」
GM:……彼女が訪れたのは、UGN。
GM:親交のある『W市支部』に“熱の葉”を保護させる。それがフェイスダウンの目論見。
熱の葉:〈……どういう事だ。これは〉
“フェイスダウン”:『違法労働を受けていたオーヴァード、UGNの保護の理由としては、十二分でしょう』
“フェイスダウン”:『…そもそも、東さんがこういう人、放っておかれへんかな…はは』
熱の葉:〈UGN……噂の、あれか〉仏頂面で益川を見る。
益川咲:「しばらくは、ご不便をお掛けするかもしれませんが」
益川咲:「すぐに、手配いたします。それまでおくつろぎ下さい」ぺこりと礼をする。
益川咲:「少しばかり、やかましいところかもしれませんが……」
“フェイスダウン”:〈……“熱の葉”さん。ごめんなさい〉
熱の葉:〈……〉
“フェイスダウン”:〈考える事が苦しくても……もう一度だけ、お願いします〉
“フェイスダウン”:〈そこから逃げ続けても…いつかもっと大きな苦しみが来るって…ウチは思います、だから自分のためにも、この世界のためにも……〉
熱の葉:〈こんな事をしてどうなる〉
熱の葉:〈これはイタリアの連中を裏切る行為だ〉
“フェイスダウン”:〈……〉
熱の葉:〈殺されるぞ。お前一人では……〉
“フェイスダウン”:〈かもしれないですね〉
“フェイスダウン”:〈…でも〉
“フェイスダウン”:〈少なくとも、ウチは今後悔してません……この気持ちのためになら、命も擲っていい〉
“フェイスダウン”:〈…“人生は待ったなし”……〉
“フェイスダウン”:〈そんなとこです〉
熱の葉:〈……〉
熱の葉:〈俺の考えは変わらないかもしれない〉
熱の葉:〈そして、奴らは代わりのルートを見つけ出すだろう。俺がいなくとも、いずれ〉
熱の葉:〈……。だが〉
熱の葉:〈世間の価値観から離れて、ようやく満たされることもある〉
熱の葉:〈それがお前にとっての納得なら、それでもいいのだろう〉
“フェイスダウン”:〈そういう事。〉
“フェイスダウン”:〈ウチら、ちょっと似てるんちゃうかと思いますよ〉
熱の葉:〈……〉
熱の葉:〈簡単に死ぬな〉
“フェイスダウン”:〈…どうも〉
熱の葉:〈俺はどんな手段を使っても生き延びてきたが、今は、そうしてよかったと思っている〉
益川咲:「烏滸がましいかもしれませんが、そこはわたしからも言わせてもらいます」
益川咲:「『命も擲っていい』なんて、もう言わないで下さい」
“フェイスダウン”:『……ごめんなさい』
益川咲:「あなたの無事を待つ人が、きっと居るでしょう。その人の思いを、大事にしてあげて下さい」
益川咲:「――W支部のモットーは、『いのちをだいじに』、ですから」
“フェイスダウン”:『……はい。』
“フェイスダウン”:『最後まで…やりきって』
“フェイスダウン”:『生きてまた、みんなの所に帰ってきます。絶対に。死んでも帰ってきます!』
“フェイスダウン”:『じゃあ、ウチ行きます。益川さん』
益川咲:「ええ、お気をつけて。いつでも遊びにいらして下さい。賑やかなのはみんな大歓迎ですから」
“フェイスダウン”:『……はい!』
“フェイスダウン”:では表路地からバイクに飛び乗って、去って行きます。
GM:マフラーが風に靡く!
GM:エンディング終了です。
GM:----

【Ending/03】

GM:では続いて、紅森さんのエンディング。
GM:----
GM:工場区
GM:----
ヤクザ:「ザッケンナコラー!」「紅森どこだッコラー!!」
GM:金網を駆ける足音がけたたましく響く。
GM:今度はどこの勢力の者か。どのような恨みなのか。
GM:“蝙蝠”に敵は多い。誰の味方でもないということは、誰もが敵であるということだ。
紅森羽:物陰に隠れてる
紅森羽:「いやはや、勘弁して欲しいですね。まったく」
紅森羽:(いい感じじゃねえか)
紅森羽:頭の中で誰かが言う
紅森羽:「ハハ、もっと気楽にしてたいんですがね」
紅森羽:煙が出ると気付かれるので キャンディータイプのものを口に入れて転がす
紅森羽:ヤン君にもあげたやつだ
ジッロ・マイ:「誰と話している」入り組んだパイプをくぐり抜けるようにして、巨体が現れる。
紅森羽:「さあ、誰でしょうね。“弟”かな」
ジッロ・マイ:「……してやられたな。今回は」
紅森羽:「ハハ、あんな感じの子供でも女は怖いですね」
紅森羽:ズボンのホコリを払って立ち上がる
ジッロ・マイ:「黒ヘルの傭兵に“路地”は奪われ……結局、お前もタダ働きだ」
ジッロ・マイ:「俺も同じことだがな」
紅森羽:「もうちょっと割の良いお仕事を回して欲しいところですが。ま、贅沢は言えません」
ジッロ・マイ:「……“大蜘蛛”に来るつもりはないか?」
ジッロ・マイ:「鴻央会から“四光”を散らして、千切れた脚を補充する目論見が潰れた」
紅森羽:「確かにあれは代わりにするには良い人材でしたね。状況次第では仲良くしたい感じの」
ジッロ・マイ:「“蠍”は……強すぎた。まさか俺が誘うまでもなく、全員殺られたとはな」
ジッロ・マイ:「お前が代わりになればありがたいが」
紅森羽:「で、私を?」
紅森羽:「本気で言ってるんですか?」
ジッロ・マイ:「……俺は“カッチャ”だからな。はなから“路地”はいらん。人材が目的だ」
紅森羽:「ハハ、ありがたいお話です。でも、しばらく考えさせてもらっても宜しいですか」
ジッロ・マイ:「……」
ジッロ・マイ:「二年前にも同じ答えを聞いた気がするな」
紅森羽:「そうでしたっけ?ハハ、いや二年前の私も中々面白い」
紅森羽:「でも、何かあれば力は貸しますよ。それくらいの借りと好意はありますから」
ジッロ・マイ:「“灯蛾”にもか?」
紅森羽:「いやー、どうでしょう。あれは怖いですからね。逆らうのも怖いですけれど」
ジッロ・マイ:「さすがに、気付いてるんだろう」
紅森羽:「“彼女”のことですか、まあ。あとは裏を取るくらいですかね」
ジッロ・マイ:「“灯蛾”のボス……本人の顔を見た奴はいない」
ジッロ・マイ:「不自然なくらいにな」
紅森羽:「いや、ホント。あんなにアグレッシブに動くタイプだとは思いませんでした。噂はアテになりません」
紅森羽:キャンディーが口の中で溶けて無くなった
ジッロ・マイ:「裏を取るなら慎重にしろ。事故死や自殺は、“灯蛾”の周りにはつきものだ」
紅森羽:「ハハ、フラフラ飛んで中々堕ちないのが“蝙蝠”ですから」
紅森羽:「ん、そうそう」
紅森羽:「これ、どうです?最期の“路地”モノですが」
ジッロ・マイ:「俺に薬は効かん」
紅森羽:「そうでしたね、残念」
ジッロ・マイ:「だが」
ジッロ・マイ:「中々粋な計らいだ。いただこう」
紅森羽:「おっと、じゃあどうぞ」
ヤクザ:                    「どこだコラー!」「紅森ィー!」
ジッロ・マイ:「……さて」
ジッロ・マイ:「そろそろ、片付けるか。紅森」
紅森羽:「やれやれ、諦めないって素晴らしいですね」
ジッロ・マイ:「意思の力、だろう?」
紅森羽:「私、あんまり肉体労働は好みじゃあないんですけれど」
紅森羽:「他人が頑張ってるのってのを見るのは大好きですよ」
紅森羽:「その意思が報われるのも素敵ですし、報われないのもまた美しい」
ジッロ・マイ:「そういう意味では、あの場で最も有望だったのは――」
ジッロ・マイ:「まあ、いい。行くとするか」
紅森羽:「ハハ、まあ。この程度は片付けて美味しい料理と暖かいベッドを望むだけですよ」
GM:2人の悪党は、喧騒と銃火の中へと歩み出す。
GM:そうして今日も不吉と血が、“蝙蝠”の通る後には残る。
GM:----
GM:エンディングを終了します。
紅森羽:ありがとうございました

【Masterscene/05】

GM:----
GM:高層ビル屋上
GM:----
GM:夜。夜景を眼下に見下ろすこの場に、息を潜めて隠れる者がある。
GM:中学生ほどの背丈の女……に見えるが、その正体は、見た目通りでない。
仁堂愛菜:「ち、ちくしょう……!まさかフェイスダウンの野郎~~!」
仁堂愛菜:「土壇場で……裏切るなんて……スゲェー心臓に悪いぜッ!」携帯端末を操作する。
仁堂愛菜:「どうなンですか、御剣サン!」
仁堂愛菜:「ウチは本当に……あんな奴の動きなんざ知らなかったですよ……!今回だって、チョイと情報渡した程度で……!」
御剣祥耶:[まずは]
御剣祥耶:[落ち着いてもらいましょうか]
GM:端末越しの声は若い。しかし、“クロックワーク”御剣祥耶は……
GM:僅か20代にして鴻央会の中枢を一手に握る、魔物だ。
御剣祥耶:[“孤独の路地”の一件に関しては、結果を認めざるを得ないでしょう]
御剣祥耶:[しかし、部外者のあなたが慌てる程のことでもない]
仁堂愛菜:「で、でもオシレイトの連中まで使ってこれじゃあ……い、いいンですか!?」
仁堂愛菜:「消されたりしない?」
御剣祥耶:[オシレイトだろうと、なんだろうと]
御剣祥耶:[『使い時』は必ず来ます。今回は、私がそう判断しただけのこと]
御剣祥耶:[……重要なのは]
御剣祥耶:[時間(クロック)が早まったということです。賭けたカードの表を見るのは、早いうちが良い]
仁堂愛菜:「……?」
仁堂愛菜:「つ、つまり?」冷や汗が流れる。追手の存在を警戒し、地上と周囲を見渡す。
御剣祥耶:[FHとの渡りをスムーズにつけていただいたこと、感謝します]
御剣祥耶:[それでは]
GM:通話が切れ、仁堂一人が残る。
仁堂愛菜:「はぁ、はぁ……荷が重いんだよ、チクショー……」
仁堂愛菜:「……。“十菊”の久保田。多分奴を殺して……均衡を崩したのは……」
仁堂愛菜:「いや……いい。今更。考えたくねェぜ……」
GM:----
GM:指定暴力団 高川組
GM:----
御剣祥耶:組長らしからぬオフィスめいた机を前に、思案を進める。
御剣祥耶:(……“孤独の路地”は、外部の勢力“フェイスダウン”が取った)
御剣祥耶:(しかし、“フェイスダウン”程度の力では、エスタージ全体が団結するには至らない――そこは幸運でもある)
GM:机の上の写真を選り分ける。
御剣祥耶:「……派閥同士が奪い合う餌を派手に知らしめた。そして私はエスタージの『自壊』に賭ける」
御剣祥耶:「……その後。取り込むべき人材を今から選定するとしたら」
御剣祥耶:ヤン・クラッセンの写真を横に除ける。
GM:“四光”や“蠍”のような、力を持ちすぎた個人は、必要ではない。
GM:少なくとも……“クロックワーク”の考える秩序の領域には。
GM:残る写真は、エツィオ・クァジモド。ジッロ・マイ。リーザ・ジェノヴェーゼ。紅森羽。フェイスダウン。
御剣祥耶:「……」
GM:フェイスダウンを除ける。彼女には取り込む策は通用しない。
GM:“路地”に関して“灯蛾”に取った行動からも、それは明らかだ。
御剣祥耶:「そして」
GM:リーザ・ジェノヴェーゼ。秩序を乱さぬラインとして十分な威力。
GM:そして行動動機からも、引き込む余地はゼロではない。しかし。
御剣祥耶:「……。この女は……」
GM:リーザ・ジェノヴェーゼを除ける。
御剣祥耶:(どちらにせよ、賭博でしかない。しかし、土方が元手ならば)
御剣祥耶:(エスタージの人材……十分、その価値はある。今は、座して待つ)
GM:エスタージのオーヴァード。資源を奪い合う彼らそのものが、別の視点からは資源。
GM:派閥抗争の未来は不定。しかし、未だ多くの闇の住人が、虎視眈々と彼らを狙う。
GM:----

【Ending/04】

GM:次のエンディングはリーザさん、ですが
GM:フェイスダウンちゃんも登場してもらいます。
“フェイスダウン”:はいさーい!
GM:----
GM:裏通り ホテル
GM:----
GM:さびれたホテルの一室が、今はフェイスダウンの本拠となっている。
GM:長く使える拠点ではないだろう。エスタージが、彼女の命を狙っている以上は。
GM:あるいは、“四光”の戦いで共闘した、あのオーヴァード達とすら。
曽根崎ヒロヱ:ヘルメットを外し、ベッドに一人寝転んで天井を見上げている。
曽根崎ヒロヱ:「…はぁーあ」
曽根崎ヒロヱ:「結局…これでエスタージとは手切れ。どころか、敵に回してしもた……」
曽根崎ヒロヱ:「エツィオさんとの取引もパーやし、百合ちゃんの事も分からずじまいやし……」
曽根崎ヒロヱ:「グダグダすぎやわ…」
曽根崎ヒロヱ:(……)
曽根崎ヒロヱ:(それでも、無意味じゃなかったとは……思いたい)
曽根崎ヒロヱ:記憶を失う直前の梨加ちゃんの姿が
曽根崎ヒロヱ:脳裏をよぎります。
曽根崎ヒロヱ:「………」
リーザ:ではそのあたりで着信が来ることにしようかな。
曽根崎ヒロヱ:「!!」
曽根崎ヒロヱ:「……」
“フェイスダウン”:ヘルメットを付け直す。
“フェイスダウン”:受話器を取る。
リーザ:[……フェイスダウンさんのお電話でよろしいでしょうか?]
“フェイスダウン”:『……思ったより、早かったですね』
“フェイスダウン”:『リーザさん』
リーザ:[ふふふ……私が調べた訳ではございませんので]
“フェイスダウン”:『……ご用件は?』
リーザ:[そうですね………この間、私言い忘れていたことが御座いまして]
リーザ:[……あの少女に関する事です]
“フェイスダウン”:『!』
リーザ:[あの少女に対する処置ですが……ごく稀に……]
リーザ:[非常に稀な事なのですが……]
リーザ:[処置に耐え切れず……そう、“死んでしまう”事が御座います]
人形遣い:(反転)
リーザ -> GM:じゃあ、内容は『指定した時間までにエフェクトを解除しない場合自殺を試行し続ける』でお願いします。
リーザ -> GM:つまり、一定の時間が過ぎた場合は自殺するという爆弾ですね。
GM -> リーザ:もちろん通ります!
“フェイスダウン”:『……ッ!』
リーザ:[……ええ、そう“誰か”の気紛れの様に]
“フェイスダウン”:『アンタは…!アンタって人は…!』
“フェイスダウン”:受話器を持つ手が震えます。
リーザ:[…………ふふふ、元々消え行く命]
リーザ:[誰かがそれを“気紛れ”で拾ったとしても……また“気紛れ”で失うのも仕方のないこと]
リーザ:[そう、だとは思いませんか?……フェイスダウンさん]
“フェイスダウン”:『………』
“フェイスダウン”:『そうですね、そうなんでしょうね』
“フェイスダウン”:『あの子は、リーザさんが助けなければ、生きてなかった。だから今もう一度、奪う事だってアンタの自由にできる』
“フェイスダウン”:『…やってみればええでしょう。ウチに断る必要なんてない』
リーザ:[……ふふふ]
リーザ:[別に……私はフェイスダウンさんにその事を伝える為だけにわざわざこうしてお話している訳では御座いません]
リーザ:[ええ……ただ……欲しいモノが御座います]
リーザ:[それと……引き換えになら、また気が変わるやもしれません]
“フェイスダウン”:『取引でも、しろと?』
リーザ:[……そういうことに御座います、ご理解が早くて助かります]
“フェイスダウン”:『……断る。』
リーザ:[……ふふふ]
リーザ:[理由を……お尋ねになっても?]
“フェイスダウン”:『……ウチには、もうそれが出来る。あの子を1人…見殺しにして……その決断ができる。その覚悟は…もう、ある』
“フェイスダウン”:『……でもな…』
“フェイスダウン”:『アンタは、いつか絶対に…ぶちのめす!!!』
リーザ:[ふ、ふふふ……』
リーザ:[あはははははははははははは!!!!!!!]
リーザ:[ああ、成る程……]
リーザ:[大勢の方のために……哀れな少女を切り捨てる……]
リーザ:[貴方はそういう方だと……そう、思ってもよろしいのですね]
“フェイスダウン”:『……そう』
“フェイスダウン”:『ウチが島津梨加を、殺した。今、その判断をした。それだけや』
リーザ:[では……確かにその決断を聞き届けました]
リーザ:[私からのお話は以上で御座います]
リーザ:何も答えがなかったら、ここで通話が切れます。
“フェイスダウン”:『……』
“フェイスダウン”:がちゃん!
“フェイスダウン”:叩きつけるように受話器を置きます。
“フェイスダウン”:「………」
“フェイスダウン”:「うっ…うっ…あ……」
“フェイスダウン”:「うううう…うっ……あああ!」
“フェイスダウン”:その場に膝から崩れ落ちる。
“フェイスダウン”:「うああああああああああああああああああああっ!!!!」
“フェイスダウン”:部屋に絶叫が響くが、
“フェイスダウン”:ヘルメットで、その貌は見えない。
GM:----
GM:“灯蛾”日本拠点
GM:----
リーザ:通話の切れた電話をバッグに入れる。
リーザ:「……ふ、ふふふ」
リーザ:「欲しいモノが手に入ったやもしれませんね」
リーザ:「気が――変わりました」
リーザ:島津梨加の命令を解除する、これで自殺することは無くなった。
GM:な、なんだって!
リーザ:自殺していれば彼女の死は報道され、フェイスダウンが島津梨加の安否を自然と知ることが出来た。
リーザ:報道はされない、安否を知るためにはフェイスダウン自身が確かめねばならなくなったということでもある。
リーザ:「事を確かめずに……人は己の罪と折り合いをつけることは……簡単なことでは御座いません」
リーザ:「折り合いのつけることの出来ぬ己の罪は……あの方自身を苛み続けましょう」
リーザ:「……もし、あの方があの少女の安否を確認したとしても……その覚悟は揺らぎましょう」
リーザ:「ふふふ……そのお姿を見ることが叶わぬことは残念ではありますね」
リーザ:「……全てが、私の思惑通りに進むのなら然程興味も御座いませんでしたが」
リーザ:「これは……ふふふ」
リーザ:この女が今まで本当に欲しかったもの。それはこの日本に留まる口実……そして、モチベーションだ。
リーザ:「…………催しのために準備をする必要が御座いますね」
リーザ:「この国のエスタージ……そして、“灯蛾”からもそのための人間を集いましょう」
リーザ:「さて……暫くは表に出るのはやめましょう……」
リーザ:「これからは――“灯蛾”リーザ・ジェノヴェーゼとして」
リーザ:「我らエスタージの敵……そして」
リーザ:「この“灯蛾”リーザ・ジェノヴェーゼの敵……」
リーザ:「フェイスダウンを屈服させましょう……ふふふ」
リーザ:「ふふ、ふふふ……あはははははははははははははは!!!!」
GM:----
GM:エンディングを終了します。

【Ending/05】

GM:では、エツィオさんのエンディングに入ります。
GM:----
GM:エスタージ 系列レストラン
GM:----
GM:薄暗い照明。静かな環境の中、密談に適した場が整えられている。
GM:勿論、味も良い。本場イタリアのシェフがどのように入国したかの経緯は、雑誌などには決して載らないことだが。
GM:その片隅で、2人の人物が席に付いている。彼らの出で立ちも、言われなければそうとは気づかないだろう。
GM:それが、マフィアなのだ。
エツィオ・クァジモド:「いやしかし、私めのためなぞにわざわざご足労を。お嬢様の慈悲には感服する思いです」柔和に微笑む。
彩生百合子:「……。いいえ。私の方こそ、エツィオさんの献身、……けほけほっ」ハンカチに喀血。
彩生百合子:「いつも、感謝しております。この度は“路地”の件、ご苦労様にございました」
GM:16歳ほどの、弱々しい印象すら与える少女。
GM:日本統括“雉鳴り”の娘、彩生百合子。……そして中立と最も遠い、クラリーチェ・サネッティの護衛オーヴァードでもある。
エツィオ・クァジモド:「尤も、“枝角”としては成果を得られてはおりませんが。不安定な輸送手段なぞに頼るべきではありませんでしたね」
古堂京也:恭しく真新しいハンカチを差し出している。
エツィオ・クァジモド:「“雉鳴り”への訪問もし損ねてしまいましたよ。是非一度御挨拶に伺いたかったのですが」
彩生百合子:受け取りつつ。「――お父様のことは」
彩生百合子:「どうか、お気になさらぬよう。できるなら……巻き込まれぬよういていただきたかったのですが」
エツィオ・クァジモド:「いえ。そのように麗しきお顔を歪められては、気にせぬというのは無理な話でございます」
彩生百合子:「……“灯蛾”の長には、私からお話ししようと考えております」
彩生百合子:「私などの力では……お父様のお役には立てないかもしれませんが」
彩生百合子:「預かったルートを奪われた件……あるいは、免じていただけないかと……」声が震えている。
エツィオ・クァジモド:「落ち着きめされなさい」頬に手を添える。
彩生百合子:「も、申し訳ございません、けほっ、こほっ」
エツィオ・クァジモド:「このエツィオめが証人足りえると申し上げているのです。あの場の責を“雉鳴り”のみに負わせることは厳しいでしょう」
彩生百合子:「……!それは」
彩生百合子:「……い、いえ。ありがとう存じます。そう……ですね。何分、お父様のことで。私も少しばかり、気が動転して」
エツィオ・クァジモド:「“灯蛾”のリーザ女史に留まらず、あの場には“枝角”のエツィオ、“大蜘蛛”のジッロ、果ては“蠍頭”のヤンまで居りました」
彩生百合子:「故に、ただ一人の傭兵が……勢力の拮抗を出し抜いた、と」
古堂京也:「…………そろそろ、手を」
エツィオ・クァジモド:「おっと失礼。吸い付くように引きこまれていてしまいました」名残惜しそうに手を離す。
古堂京也:「…………」
彩生百合子:「……お話の、続きを。エツィオさん」
エツィオ・クァジモド:「“海蛇”の動きをお尋ね致したいのです」
エツィオ・クァジモド:「“フェイスダウン”への、今後の対応です」
彩生百合子:「いずれ、討ち果たす必要はあるでしょう」
彩生百合子:「もっとも、“白い手”への対処が優先されるべき、という考えは前提にございます。しかし……」
彩生百合子:「エスタージに牙を剥いたこと。その事実の報いは、いずれ」
彩生百合子:「……必ず」
エツィオ・クァジモド:「……成程」
エツィオ・クァジモド:「こちらとしては、過ぎたものに手を割くのは控えたいのですが」
エツィオ・クァジモド:「見立てでは、“熱の葉”は永劫戻らぬ。あの失われた路地を見つけられる力があるのならば、」
エツィオ・クァジモド:「その力を以って新たな路地を創りだしたほうが建設的ではあります」
彩生百合子:「……“枝角”の持ち得る輸送手段で」
彩生百合子:「取引のルートを繋ぎ直す、と?」
エツィオ・クァジモド:「例えばの話ですが。“灯蛾”の領分を犯してまでそれを行うかと問われれば、今の私にはそのつもりはないですが」
彩生百合子:「しかし、“孤独の路地”そのものよりは、よほど“枝角”の踏み入られる領分ではありましょう」
エツィオ・クァジモド:「要点はまあ、そこではありません。あれは報いを呼ぶ行為であるのかもしれませんが」
エツィオ・クァジモド:「“過ぎ去った”禍ではあります。“向かい来る”禍に目を向け続けますよう」
彩生百合子:「……。ええ」
彩生百合子:「無論、本来の使命を差し置いてまで、追い立てるべき相手ではございません」
エツィオ・クァジモド:「……おや」時計にチラリと目をやる。
エツィオ・クァジモド:「申し訳ありません、逢瀬の最中ではありますが、失礼をさせていただこうかと」
エツィオ・クァジモド:この男がこう言うことはまずない。
彩生百合子:たしかに不自然だ!
古堂京也:誰が引き止めるのか!
彩生百合子:「……?」すこし、首を傾げるような仕草をする。
古堂京也:「…………」
エツィオ・クァジモド:普段ならば送り届けるまでを完遂する。女性より先に自らが戻ることはまずないのだ。
彩生百合子:「……え、ええ。エツィオさんのお考えを知れたこと、嬉しく思います」
彩生百合子:「しかし……」
彩生百合子:「……何か、お気に掛かることでも」
エツィオ・クァジモド:「……少し、後処理を残しておりまして。失礼致します。帰り道にお気をつけは……」
エツィオ・クァジモド:「まあ、そこの暴れ牛が居れば問題ないでしょうかな」
古堂京也:「…………お嬢様が」
古堂京也:「話を聞きたがっている……それを聞かせてもらうまではお前を返すつもりはない」
彩生百合子:「……。いえ、良いのです」手で制する。
彩生百合子:「エツィオさんが会話をおして急ぐ事情、余程のことなのでしょう」
彩生百合子:「どうぞ、お気をつけて」微笑みを向ける。
エツィオ・クァジモド:「……は」立ち上がり、深々と一礼。
古堂京也:「……出すぎた真似を。申し訳ありません、お嬢様」
古堂京也:「…………」 そしてエツィオの方を見る
エツィオ・クァジモド:少し昏く微笑みかけてみせ、そのまま退座する。
GM:----
GM:----
GM:住宅街 民家
GM:----
GM:薬物中毒の少女――島津梨加の自宅は、住宅街に紛れる、ごく普通の民家だ。
GM:一軒家ではあるが、築年数も古い。荒んだ家庭環境でもなく、過剰に放蕩な暮らしでもない。
GM:……そのような人間すら、容赦なくその毒牙で捉え、離さないものが……薬物。
GM:門の前に、一台の車が停車する。住宅街に似つかわしくない高級車。
エツィオ・クァジモド:「どうぞ、お降り下さいませ」外から車のドアを開ける。
島津梨加:「……?」不思議そうに、車から降り立つ。
島津梨加:「……へんな、かたち……?」何の変哲もない車の外観を眺めつつ。
エツィオ・クァジモド:「いかがなさいました?」顔を覗き込む。
島津梨加:「うん?」
島津梨加:言語記憶にも、多少の影響が出ている。やはり相当に強い『操作』が必要だったのだろう。
島津梨加:「家」
エツィオ・クァジモド:「ええ。お家ですね」頭を撫でる。
島津梨加:ふらふらと歩き、玄関を開けます。
島津梨加:何もなければそのまま家に戻り、多少の悲劇を伴いつつも、日常に帰るでしょう。
エツィオ・クァジモド:その手を引き止める。
島津梨加:「あれっ」
エツィオ・クァジモド:「これからこのエツィオめが申すことは、恐らく殆ど御理解頂け無いでしょうが」
島津梨加:「うん」
エツィオ・クァジモド:「貴女はそのままお家に帰り、やり直す以外に、もう一つの道がございます」
エツィオ・クァジモド:「失われた記憶を取り戻し、多大な苦難と苦痛と引き換えに、負債を清算する可能性を探る道が」
島津梨加:「よく、わからないけど」
エツィオ・クァジモド:「ええ。意味は分からないでしょう。ただし、今の貴女は選択できる」
エツィオ・クァジモド:「いえ、今は厳しいかもしれませんが、未来の貴女が選択できる」
島津梨加:「…………」三回ほど、まばたきをする。
島津梨加:「わかった」
島津梨加:「家。かえっていい?」
エツィオ・クァジモド:「ええ。あとはこれを」紙片を渡す。
島津梨加:「うん」
島津梨加:では、梨加は振り向くことなく、玄関をくぐっていきます。
GM:紙片には何が書かれているのか!
エツィオ・クァジモド:困ったときはご連絡下さいと、連絡先が書かれていますね。
GM:脅迫しないとは……優しいぜ
エツィオ・クァジモド:あと、枝角の蝋で封を。
GM:どちらにしろ、記憶を失った娘の持つ連絡先、いずれ島津梨加の両親から連絡があるでしょう。
GM:----
GM:「手配」を終えたエツィオ・クァジモドは、車内へと戻る。
GM:……しかしそれは、マフィアのやり口としては手温すぎると見える「手配」だ。
GM:助手席には、もう一人の影がある。彼女は疑問を発する。
セレーネ・グラッソ:「……アレで良かったのか?エツィオ・クァジモド」
エツィオ・クァジモド:「……折角の2人きりの車内で、開口一番がそれですか」
セレーネ・グラッソ:「私は今は貴方の部下だ、貴方のすることに口を挟むことは出来ないしするつもりもない」
セレーネ・グラッソ:「だが……良かったのか、とだけ確認したい」
エツィオ・クァジモド:「……女性は気まぐれな猫のようなものです。首輪をつけて手許に置き続けるなど、元より出来はしますまい」
エツィオ・クァジモド:窓の外に伸ばした腕。手のひらを開く。
エツィオ・クァジモド:「……そう。元より、私に出来たことではない」
エツィオ・クァジモド:紅色に染まった錠剤とその中身が、さらさらと零れ落ちる。
セレーネ・グラッソ:「…………それは?」 なんなのか知っているがあえて問いかける
エツィオ・クァジモド:「……気にせずとも。“過ぎ去った”ものです」
セレーネ・グラッソ:「……そうか」

『エンジェルカレイドハイスピードビジョナー』 終