『ロイズ・ウォー』 (GM:珪素) 本編 / 雑談


本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
掲載の一部画像はAI生成イラストを加工したものです。

登場PC

PC1:四之宮サヨリ(PL:明寝マン) キャラクターシート
PC1
PC2:天沼チギリ(PL:猫口) キャラクターシート
PC2
PC3:有崎五派(PL:もやし炒め) キャラクターシート
PC3

INDEX


OP:1/『四之宮サヨリ』
OP:2/『天沼チギリ』
OP:3/『有崎五派』

MD:1/『自由への扇動者』
MD:2/『強襲チョコタンク』
MD:3/『恐るべき[プレシャス]』
MD:4/『ロイズ・ウォー開戦』

CMX:『エキシビジョン・ゲーム』

ED:1/『天沼チギリ』
ED:2/『有崎五派』
ED:3/『四之宮サヨリ』
 

プリプレイ

GM:時間になったので始めてしまいましょう。
GM:まずは自己紹介から!PC1の四之宮サヨリさんお願いします。
四之宮サヨリ:はい
GMキャラクターシート
四之宮サヨリ:「合コン委員会、副委員長の四之宮サヨリです。委員長共々……よろしくお願いしますね、先生?」
GM:こいつも先生を狙っとるのか
四之宮サヨリ:四之宮サヨリ17歳、メサイアの合コン委員会の副委員長をやっています
四之宮サヨリ:主に諸々の鎮魂式典を取り仕切っており、表に出がちな委員長に対し裏方やサポートに回る事が多いです
GM:心なしかカラーリングも委員長と共通するところがあっていいですね
四之宮サヨリ:おっとりと優しく完璧超人のように振舞いますが、私生活はボロボロぎみ
四之宮サヨリ:寝起きはシャツ一枚でエナドリを呑んで気合を入れたりしてます
GM:このオッパイでシャツ一枚なんですか
四之宮サヨリ:根っこの性格はかなり素雑なところがあるため、自分の処理能力を越えるとバグりがち
四之宮サヨリ:(部屋も汚い
四之宮サヨリ:弟を8年前のノドス学区消失により失っており、その為二話のクライマックス付近では大変なことになったのですが……どうなっちゃうかな……
GM:合コン委員会そんなのばっかり!って思ったけど、
GM:普通に考えてそういう経歴があるから合コン委員会に入るわけだね
GMメインストーリー第2話はマジでとんでもないことになりました。まだお読みでない方は要チェック!
四之宮サヨリ:委員長への視線は若干熱っぽい(アコ弱)ところがあり、狙うものに多少の威嚇を掛けたりしています
GM:ほほう……ミチカ委員長が大好きですか ということは今度のバレンタインは……?
四之宮サヨリ:勿論委員長へお渡しするためです。友チョコ文化は素晴らしいと思いませんか、先生?
四之宮サヨリ:性能は……この……バベルとかいうエラッタで何故か弱体化した……
四之宮サヨリ:デカい武器を使用し戦います
四之宮サヨリ:160では範囲ぶっぱすることしか考えていません。初心者先生でも扱いやすい分かりやすい構成です
GM:性能面でも先生へのアピールは欠かさない
四之宮サヨリ:という感じです。よろしくお願いします!
四之宮サヨリ:十字冠もバベル型!
GM:よろしくお願いしまーす。ハンドアウトはこちら!
■PC1:四之宮サヨリ 
シナリオロイス:チョコレートを渡したい誰か

八月革命に勝利してから、初めてのバレンタインデーが到来した。
嗜好品であるチョコレートを、大切な友人や恋人に受け渡すことで絆を確かめ合う……というのは、理事会に支配されていたノヴァリスでは望むべくもなかった青春の形だ。
言うまでもなくあなたにも、どうしてもチョコレートを渡したい相手がいる。
長年の親友かもしれないし、恋慕の情を抱く相手かもしれない。もっと別の関係性かもしれない。
チョコレートの価値が絆の価値ではないだろうが、それでも気持ちに釣り合う物を手渡したいと思うのが人の心だ。
そして今、運命的なタイミングでキングダムに『本物のチョコレート』が入荷したのだという――
多少の無理をしてでも手に入れる価値はある。あなたはそう判断した。
GM:このシナリオの結果次第では、想い人にチョコレートを渡すことができます。
GM:渡したい人はいらっしゃいますか?
四之宮サヨリ:結果次第……
四之宮サヨリ:無論ミチカ委員長へ。他意はありませんよ?
GM:ほんとかな?
四之宮サヨリ:ええ、ええ。何としてでも手に入れましょう
GM:続いてPC2、天沼チギリ委員長です。お願いします。
天沼チギリ:はい!
天沼チギリキャラクターシート
GMキャラクターシート
GM:負けた!
天沼チギリ:被っちゃった
天沼チギリ:天沼チギリ、遺産管理委員会の委員長、”元老”です。
天沼チギリ:キングダムでも異質な日本人形のような容姿と恰好をしています。
GM:円卓議会に次ぐ独立特権階級だ
天沼チギリ:遺産を管理するという名目でゆるゆると蠢動したり、
天沼チギリ:それでも円卓議会では中立を保ってたりとなかなか腹の読めない女の子です。
天沼チギリ:戦闘時は身の丈ほどもある黒剣”大介錯”を振るって戦います。
天沼チギリ:斬りつけられると自ら命を絶ってしまうという曰く付きの魔剣です。
天沼チギリ:つまり《ブレインハック》使い!
GM:なるほどなあ
天沼チギリ:シザーリッパーの装甲無視でダメージを与え、ブレインハックで憎悪付与、
天沼チギリ:相手に相手自身を攻撃してもらうという寸法です。
天沼チギリ:さらにDロイス:裁定者で追加の憎悪付与も出来たりします。
GM:遺産管理委員会の長として相応しいDロイスでいいですよね
天沼チギリ:というわけで仲良くだけど底知れない感じを出していきたいです!よろしくお願いします!
GM:キングダムの裏のトップと言っても過言ではない……!カッコいい活躍を期待するぞ
■PC2:天沼チギリ
シナリオロイス:膏粱船長カリーナ・ピガフェッタ

キングダム連合学院全体を左右する動乱や政変は、その巨大さ故に未然に鎮圧されるものだ。
一般生徒の目から見れば、今起こっている『本物のチョコレート』に端を発する暴動や争奪戦のほうが、それらよりもむしろ大きいイベントに見えることだろう。
円卓議会があえて介入することもなく、生徒達があり余るエネルギーを発散しているためだ。
『本物のチョコレート』の入荷者は、海賊部船団の船長の一人、膏粱船長カリーナ・ピガフェッタ。
彼女は『本物のチョコレート』の希少価値を煽り、生徒達を、よく言えば盛り上げている。
キングダムが活気づくこと自体は問題ないが、過熱しすぎれば甘いチョコレートも溶けてしまう。
重傷者や勢力間の不和が発生してしまえば、お祭り騒ぎも台無しになるかもしれない。
あなたは自分自身の判断で、協力者を募りこれ以上の争奪戦の過熱を阻止することを決意した。
GM:今回のハンドアウトは以上の通りですが、立場的に遺産管理委員会委員長ということで
GM:オープニングでは依頼人と会話してもらうことになると思います。
天沼チギリ:これはどうあっても抑えに行くことになるでしょう。
GM:おお
天沼チギリ:外交関係を確立しつつある外界の存在を把握した以上、
天沼チギリ:隙を見せられないからです。
GM:キングダムのことめっちゃ考えてくれてる……!これはもうキングダムの平和も安泰かな
GM:それでは最後にPC3、有崎五派さんのご紹介。
有崎五派:はいはーい!
GMキャラクターシート
有崎五派:有崎 五派(ありさき いつは)
有崎五派:元レディース暴走族の現メイクアップアーティスト。ノヴァリスにやってきたので肩書は教師かな?
有崎五派:メイクアップアーティストとして、全ての人の"カワイイ"を自分で再現する事が夢です。
GM:これは顔も良さそうだ
有崎五派:ノヴァリスには教えに来たというよりはカワイイを学びに来たと言った方がいいかもしれません。
有崎五派:自分の理想であるクールビューティーを演じていますが追いつめられると口が悪くなったり熱血が表に出ます。
GM:もっと適切な学びの場があったのでは……
有崎五派:女学生しか居ない街とか、独自のカワイイが溢れてるに決まってるもの!
GM:暴力が溢れてるのだなあ
有崎五派:それはそれとして、教職というものへの敬意は族時代から更生する際にきちんと学んでおり
有崎五派:一応自分も名乗る以上は見合う行動を心がけよう、という精神は持ち合わせています。
GM:めちゃめちゃヤンキー漫画みたいな熱い更生の経緯があったんでしょうね
GM:お前ら笑うなっ!
有崎五派:過酷な……
有崎五派:性能的にはソラリスピュアの暴力を雑に載せている感じです。
有崎五派:帰還の声に加えて奇跡の滴と覚醒の秘薬を積んでいますが、霧バフを多重生成でばら撒くのがメインになりそう。
GM:ほう……ピュアソラですか 大したものですね
有崎五派:あっDロイスは帰還者です。あんぜん!
有崎五派:ノヴァリスで先生をやるのは初めてで緊張しますが、新たなカワイイを学んで持ち帰ります。よろしくお願いします~
GM:ぜひとも新たな風を送り込んでいただきたい……!よろしくおねがいします。
GM:有崎先生のハンドアウトはこちら。
■PC3:有崎五派
シナリオロイス:ロイズ

株式会社ロイズコンフェクトは、極東の島国、日本の製菓メーカーである。
北海道(本当の北海道のこと)の当別町ふと美に生産拠点である工場を構え、
世界各地から理想的なチョコレート原料を調達し、厳密な品質管理のもと製造。
「北海道の地で本場ヨーロッパに負けないチョコレートを作りたい」という創業理念のもと、
製菓企業の激戦区である北海道(本当の北海道のこと)において圧倒的首位を守る企業である。
『本物のチョコレート』の正体とは、まさしくロイズの期間限定生チョコレート[プレシャス]だ。
ただでさえ有象無象の地方のお土産など、全部北海道土産に負けるものなのである。
その中でも最強のロイズが持ち込まれたとなれば……あなたは胸騒ぎを覚え、現場へと急行した。
GM:ロイズです。
GM:ロイズのロイスという一発ネタなので、必ずしもロイズに対してめちゃくちゃ特別な執着を持ってる必要はないです
GM:職員室への依頼人はちゃんと来ます
有崎五派:あ、あのプレシャス……!?
有崎五派:イタリア・ウンブリア州の赤ワインをカカオの風味豊かなチョコレートと合わせたガナッシュと、「恋人達のキュヴェ※」という名を持つシャンパンにブランデーを加えて、ホワイトチョコレートと合わせたガナッシュを2層に重ね、チョコレートの器に入れたという、アレ……!?
GM:めちゃくちゃ詳しいやん
有崎五派:あ、良かった
有崎五派:ギャルなので、甘いものは好きです(偏見)
GM:よかった~
GM:それではトレーラー!
■トレーラー
バレンタインデー。それはカップルの愛を祝う、一年に一度の祝日。
そして、場合によっては愛の他にも取引されるものがある――チョコレートだ。
現在ノヴァリスは、そのチョコレートに端を発した激動の兆しを見せつつある。
キングダム海賊部が、外の世界から流れてきた『本物のチョコレート』を入手したのだ。
食料品の質に劣るノヴァリスにおいても無論普通にチョコレートは流通しているが、
『本物のチョコレート』は、それらが偽物にしか思えないような美味を誇るのだという。
バレンタインデーの日を控えた今、状況は争奪戦の様相を呈しつつある。
この戦いを止めるのか、勝ち残るのか――熾烈な戦争へと身を投じる者達の物語が始まる。

Double Cross The 3rd edition
オーヴァード・ノヴァ『ロイズ・ウォー』

ダブルクロス───それは裏切りを意味する言葉。
 

 OP:1/『四之宮サヨリ』

GM:では、オープニングはPC番号順に四之宮さんからはじめていきます。侵蝕ダイスをどうぞ。
四之宮サヨリ:37+1d10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+5[5] → 42


メサイア地区 合同カタコンベ
合同カタコンベ
GM:メサイア地区を流れるアムレス川のほとり。
GM:その地下には、極めて入り組んだ石造りの迷宮――そしてその中にいくつも立ち並ぶ石碑が存在している。
GM:合同カタコンベ。ノヴァリスにおける"死者"を弔う、合同カタコンベ保全委員会の活動拠点であった。
GM:彼女らの活動は何も変わることはない。死者の安寧を守り、そして死に近いどこかへと旅立ってしまったノドスを忘れずにいること。
GM:だが、1月末。合コン委員会のその存在意義を揺るがすような出来事が起こってしまった。
GM
ノドスは帰ってきた。それも、ノヴァリスの敵として――
四之宮サヨリ:タブレットを操作して、一息
四之宮サヨリ:「……予定していた式典は中止。状況が状況なので致し方ない事ではありますが」
三城郷ミチカ:「お疲れ様。サヨリ」そんな君の前に、淹れたてのコーヒーが置かれる。
三城郷ミチカ
四之宮サヨリ:その声に、ゆっくりと振り向いて
四之宮サヨリ:「……ミチカ委員長。お疲れ様です」
四之宮サヨリ:ありがとうございます、と小さく呟いて。コーヒーを一口啜る
三城郷ミチカ:「ホントだよ~。この前から色んなとこに連絡したり調整したりで休む暇全然ないもん」
三城郷ミチカ:大したことでもなさそうに朗らかに笑う。
四之宮サヨリ:「…………」
四之宮サヨリ:「外回りの方、お任せし切ってしまい申し訳ないです」
四之宮サヨリ:「……今の所、例の一件からカタコンベを汚したりする無法者は現れていませんが……」
三城郷ミチカ:「も~、いいよそんなこと気にしないで。その分中のことはサヨリに任せっきりなんだからさ。お互い様」
三城郷ミチカ:「そうだねえ。そこは有り難いけど、代わりに身内の動揺がねえ」溜息
四之宮サヨリ:「……当然と言えば当然です。私たちは似た境遇が多いですから」
四之宮サヨリ:ミチカ委員長も、私だってそのうちの一人だ
四之宮サヨリ:ノドスの一件以降、顔を合わせていない委員も多い
三城郷ミチカ:「もう辞めるって言ったり、何が何でもノドスに行くって聞かなかったり、自棄になって暴れちゃったり……気持ちはわかるけどみんな極端なんだもんなあ」
三城郷ミチカ:「いちいち宥めるのも一苦労でさあ」苦笑しながら
四之宮サヨリ:自分も、その一切を考えなかったわけではない
四之宮サヨリ:「ミチカ委員長」
三城郷ミチカ:「サヨリも、最近あんまり寝てないんじゃない?たまには部屋に帰って……」
四之宮サヨリ:ゆっくりと向き合って。視線を合わせて
四之宮サヨリ:「……無理だけはしないで」
四之宮サヨリ:口調を少し砕いて、話す
三城郷ミチカ:「サヨリ……?」少し驚いた顔で
四之宮サヨリ:「……私は此処に居る間は基本、一人だから」
四之宮サヨリ:「幾らでも泣いたり、吐いたり。そう言ったことができたけど」
四之宮サヨリ:「貴女、ずっと外に居るから。常に誰かが近くに居るから」
四之宮サヨリ:「……全部、内に抱え込んでいないかって」
三城郷ミチカ:「……あはは、サヨリに心配されちゃうようじゃ私もまだまだだなあ」
三城郷ミチカ:「でもほら、私はこの通り大丈夫!」ぐっと両の拳を胸の前で握る。
三城郷ミチカ:「動いてた方が気も紛れるしね。じっとしてると考えなくていいことまで考えちゃうし」
三城郷ミチカ:「今はこうして忙しくしてる方が、むしろ好都合ってこと」
三城郷ミチカ:「ありがとね。サヨリ」そう笑った彼女の目元には、君のものよりも深い隈が刻まれている。
四之宮サヨリ:「……っ」焦って、立ち上がって
四之宮サヨリ:「そんな状態で……それ以上、平気な振りをするのは……止めて」
四之宮サヨリ:ぐ、と肩に手をやって。椅子に座らせる
三城郷ミチカ:「わっ……」ほとんど抵抗もなく、倒れ込む様に椅子に腰を落とす。
三城郷ミチカ:「あ、あれ?……怒ってる?」不安げに君を見上げて。
四之宮サヨリ:「当たり前でしょ?!無理をし切ってるのが分かってる状況で……!」
四之宮サヨリ:「……家族が囚われていたのはみんな同じ、だけど」
四之宮サヨリ:「その中でも、貴女は一番責任感を持って。だからこそ委員長の立場に座っているんでしょう!」
三城郷ミチカ:「あうぅ……ま、まぁまぁ抑えて……」縮こまりながらも宥めるように
四之宮サヨリ:「だからそれ以上……」
四之宮サヨリ:「そんな顔、見せないで……」
四之宮サヨリ:俯いて、少しずつ声を小さくして、深呼吸をして
三城郷ミチカ:「サヨリ……」
四之宮サヨリ:「……しばらく、お休みしましょう」
三城郷ミチカ:「…………」
三城郷ミチカ:「………サヨリ、気持ちは嬉しいけど」同じ様に呼吸を落ち着けて、静かに君を見上げる。
三城郷ミチカ:「やっぱり、そういうわけにはいかないよ」
四之宮サヨリ:「連絡に調整。今日中に私が何とかします」タブレットに触れ、連絡先一覧を開いて
四之宮サヨリ:「……二、三日でいいの。私達にはそう言った時間が、きっと必要だから」
三城郷ミチカ:「……一度言い出したら聞かないんだもんなあ、私以上にさぁ」
三城郷ミチカ:「んー……じゃあ」
三城郷ミチカ:「一個条件。休むならみんなでお休みにしよう」
三城郷ミチカ:「私だけ休んじゃったら逆に気になっちゃうし……落ち着かないといけないのは、きっとみんな同じでしょ?」
四之宮サヨリ:「……勿論」
四之宮サヨリ:「一度ゆっくりと休んで……沢山、考えてもらって」
四之宮サヨリ:「その上で、またここに集まりましょう」
四之宮サヨリ:「……その時は、お休みした分のお掃除から始めましょうか」
三城郷ミチカ:「うん、それともう一つ、定例のお菓子会もね」
三城郷ミチカ:「今回は材料揃えてる時間ないから、取り寄せにしちゃおっか」
三城郷ミチカ:「じっくり休んで甘いもの食べたら。少しは前向きな意見も出るかもでしょ」
三城郷ミチカ:「そちらもお任せしちゃってよろしいですか?副委員長」すこしおどけて言う。
四之宮サヨリ:「……では、とびっきりのものを用意しなくてはいけませんね」ふふ、と。目を閉じて、胸を張って
四之宮サヨリ:「全て私にお任せを。出来得る限りの、最高のものを用意しましょう」
四之宮サヨリ:書類を畳んで、片づけて
三城郷ミチカ:「お、言ったな~?本気で期待するからね」
四之宮サヨリ:「知ってるでしょう?一度言ったことは私、反故にはしません」
四之宮サヨリ:「自室のお片づけ以外なら私、大得意ですから」
三城郷ミチカ:「自分のことになると途端にズボラになるの良くないぞ~。周りが心配するんだから」
四之宮サヨリ:「う……定期的に整理を手伝ってもらっているのは悪いと思っていますけど……」
四之宮サヨリ:「と、兎に角!」
四之宮サヨリ:身辺整理を(自分の中では)終え、巨大な鞄を手に立ち上がる
四之宮サヨリ:「心当たりが一つ、在りますから。存分に期待して待っていてください」
四之宮サヨリ:「ええ、ええ。……少しでもこの先に、良い事が待っていないとね」
四之宮サヨリ:そう言って、心当たりの下へと歩き出す
四之宮サヨリ:目指すはキングダム。ノヴァリスでは滅多にに手に入らないとされる、"本物のチョコレート"が入荷されたという噂に従って
四之宮サヨリ:(……ミチカのため、それに合コン委員会のみんなの為)
四之宮サヨリ:「いってきます、ミチカ」今できる、精一杯の笑顔を友人へと向けた
三城郷ミチカ:「うん、いってらっしゃい。気をつけて、サヨリ」ここ数日で初めて浮かべた、自然な笑顔で見送る。
三城郷ミチカ:「本当に……気をつけてね……」小さく、弱々しく呟く。無意識に強く握った指先が手首を引っ掻き、微かに血を滲ませた。

GM:ロイス取得のみ可能です。
四之宮サヨリ:ミチカ委員長へのロイスを 敬愛/●心配に変更しつつ
四之宮サヨリ:"本物のチョコレート"に対して ●執着/脅威 で取得します
GM:本物のチョコレート!果たしてその正体とは……!?
 

 OP:2/『天沼チギリ』

GM:天沼チギリ委員長のOPを行っていきます。侵蝕ダイスをどうぞ。
天沼チギリ:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 6[6]+30 → 36


キングダム学区 遺産管理委員会応接室
GM:遺産管理委員会が独自に保有する応接室は、"茶室"と通称される。
GM:まさに日本でいう茶室に近い形態で接待が行われるためだ――客人をもてなす役割は、元老の天沼チギリが務める。
GM:とはいえ、客人の全てが東洋の緑茶を嗜むわけではない。とりわけこの日の訪問者は、社会人である。
プロンプト015C
プロンプト015C:「会談をお許しいただき、ありがとうございます。"元老"殿」
プロンプト015C:キングダム有数の百貨店『プロンプト』の支配人、プロンプト015C。
プロンプト015C:このグレードの社会人には無論接客作法もプログラムされており、完璧な姿勢で正座している。
天沼チギリ:「どうぞくつろいでください、支配人。」
天沼チギリ:彼と対面するのは年若く見える少女。
天沼チギリ:純和風の黒い着物に整えられた黒髪。
天沼チギリ:この部屋の主、天沼チギリ。
プロンプト015C:「まずはこちらを……ささやかな茶菓子ではございますが」
プロンプト015C:ケースに入った手土産をうやうやしく差し出す。
天沼チギリ:「これはどうも……」
プロンプト015C:「チョコレートです」
プロンプト015C:「アップルシード製の、かなりの高級ブランドなのですが」
プロンプト015C:「ここ数週間は、残念ながら品質に比して売上は芳しくありません」
天沼チギリ:「……この品質ならば生徒の満足に足る…と思いますが?」
天沼チギリ:「原因は奈辺にありましょうや。」
プロンプト015C:「"外"のチョコレートが入荷されております」
プロンプト015C:「"外"の品物の供給量は極めて不安定ですが……今回は、これ以上ないタイミングで大量の入荷ルートを掴んだのでしょう」
プロンプト015C:「海賊部の膏粱船長が、大量のブランド品を売りさばいているようで……」
天沼チギリ:「”外”…………。」
プロンプト015C:「"元老"殿にも分かりやすくご提示しましょう」
プロンプト015C:「こちらが、アップルシード製のチョコレートです」何の変哲もないチョコレートだ。
プロンプト015C:「そしてこちらが”外"から流入している――」
プロンプト015C:「ロイズ板チョコレート[焼きりんご]」
プロンプト015C:「私の身では成分分析が精々ですが、"元老"殿ならばより鮮明に違いがお分かりになるかと」
天沼チギリ:「これは……。」
天沼チギリ:「失礼。」
天沼チギリ:二つを食べ比べる。
天沼チギリ:白い手がチョコを摘まんで、形の良い唇がそれを咥える。
GM:その品質の差は歴然だ。チョコレートとしての旨味や香り、食感のクオリティは勿論のこと
GM:中に入っている焼きりんごもやる気のないドライフルーツの欠片などという次元ではない
GM:洋酒で風味漬けされた本物のりんごがたっぷりと含まれており、しかもチョコレートと絶妙のハーモニーを醸し出しているのだ。
天沼チギリ:「まず。」
天沼チギリ:「カカオ豆から違いがあります。」
プロンプト015C:「お分かりになりますか」
天沼チギリ:「アップルシードの気候ではカカオ豆は生育しにくいでしょう。」
天沼チギリ:「それゆえビニールハウスなどの代替手段を取らざるを得ない。」
天沼チギリ:「一応は生育するとは思いますが…未だ上手く育てるノウハウが育ってないように思えます。」
天沼チギリ:「転じてこちらのカカオは恐らく温暖な、カカオ豆の生育に適した地方で栽培されたもの。」
天沼チギリ:「おそらく自社で農園を所有しているのでしょう。」
プロンプト015C:「素晴らしい慧眼です。ロイズは2014年には
南米コロンビアに自社農園を設立していると言われており」
プロンプト015C:「カカオ原料の品質管理においては他の追随を許さないといえるでしょう」
天沼チギリ:「品質のよいカカオと焼きリンゴの合従…”外”は凄まじいですね。」
天沼チギリ:「外からもたらされた良貨がそれ以外を飲み込みつつあるのも分かります。」
プロンプト015C:「例えば"先生"。それに続く"進路指導室"も然り、といったところでしょうか」
天沼チギリ:「──」
天沼チギリ:「非常にいい発想です。」
天沼チギリ:「呑まれては困る、ということですね?」
プロンプト015C:「勿論、新たな製品を求めてキングダム全体が盛り上がるということは非常に喜ばしいことです」
プロンプト015C:「経済の活性化。円卓への支持率の向上。観光生徒の増加」
プロンプト015C:「良い影響はいくつもあります。とはいえ、これほどの製品が出回るとなれば」
プロンプト015C:「強盗や違法取引……悪しき影響が全くないとは言い切れないでしょう」
プロンプト015C:「『ロイズ』の流通を止めたいとまでは申しません。しかし"元老"殿にはキングダムの影を見張る目をぜひとも……」
プロンプト015C:「お貸しいただければと願っております」
プロンプト015C:プロンプト015Cが言っているのは、"鴉飼"アメリア・シュミットのことだ。
天沼チギリ:「今回は…”手”をお貸しいたします。支配人。」
プロンプト015C:「……ほう」
天沼チギリ:「”目”は働かせすぎました。少し休息が必要です。」
天沼チギリ:「特にこれからのことを思えば。」
プロンプト015C:「まさか、"元老"殿……御自らが?」人間のような動揺の声色はないが、カメラレンズの動きで僅かにそれが分かる。
天沼チギリ:「ええ。それと──」
天沼チギリ:「手は”目こぼし”を起こしません。」
プロンプト015C:「……」
プロンプト015C:「確かに」
GM"血統政変"に伴う、王鍵候補遺産の違法取引。
GM:プロンプト社はそれに関与している、という疑いがあった――
GM:証拠はない。それに近い何かを知っているとしたら、アメリア・シュミットだけだった。
プロンプト015C:「アメリア・シュミット嬢とは積もる話もあったのですが」
プロンプト015C:「"元老"殿自らが動いてくださるとなれば、これ以上のことはございません」
天沼チギリ:「アメリアの方も会いたがるでしょう。」
天沼チギリ:「休日をそちらの百貨店で過ごさせてもいいかもしれません。」
天沼チギリ:「以前のように、ね。」
天沼チギリ:にこりと妖しく微笑む。
プロンプト015C:「それはそれは、楽しみです」言葉とは裏腹に、やや気圧されているようでもある。
プロンプト015C:文字通り機械の如き合理性でキングダムの物流の頂上付近に位置するプロンプト015Cですら、
プロンプト015C:対面してしまえば、電子頭脳の中身までをも見透かされたかのようになる。
プロンプト015C:それが遺産管理委員会の"元老"。円卓議会に並ぶ、キングダムの影の特権階級だ。
プロンプト015C:「――『ロイズ』流通の元締めは、膏粱船長カリーナ・ピガフェッタ」
プロンプト015C:「この騒動を制御するならば、まず彼女との接触を図ることが良策かと」
天沼チギリ:「ありがとうございます。」
天沼チギリ:「では吉報をお待ちくださいませ。」
プロンプト015C:「感謝いたします」丁寧な一礼。
GM:その後いくつかのやり取りを交わした後で、プロンプト015Cは茶室から退席する。
GM:残されたのは一人、茶室に落ちる黒い影のような天沼チギリと、
GM:二つの板チョコレートだけである。
天沼チギリ:「…………。」
天沼チギリ:袖から出した端末を操作する。
天沼チギリ:茶室の床の間にホログラム映像が現れ、
天沼チギリ:ノドス侵攻以来、外界から現れた人間たちの映像を映す。
天沼チギリ:会談で”先生”と対談した"パノプティコン"、”リヴァイアサン”。
天沼チギリ:続いてノドスと戦闘中の部隊を映した荒い映像。
天沼チギリ:黒眼鏡の上官らしき人物。
天沼チギリ:彼の指示で無駄なくノドスの巨人を無力化していく部隊。
天沼チギリ:その日の映像を見返しながら、思考する。
天沼チギリ:(”外”が強大だからこそ──)
天沼チギリ:(我々は隙を見せるわけにはいかない。)
天沼チギリ:(大人に──主導権を握らせてはいけない。)
天沼チギリ:(それはあの日々の繰り返しだから。)

GM:ロイス取得が可能です。
天沼チギリ:カリーナ・ピガフェッタ/感服/〇厄介/ロイス
天沼チギリ:以上!
 

 OP:3/『有崎五派』

GM:では、PC3有崎さんのオープニングです。登場侵蝕どうぞ。
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (32 → 35)

中央市街地 職員室オフィス
GM:汎学区合同文化祭の余韻冷めやらぬうちに発覚したノドス・チルドレンの襲来。そしてノヴァリス外部の軍事力の到来。
GM:立て続けに起こった重大事件の数々は、有崎五派がこのノヴァリスについて理解するよりも早く、
GM:ノヴァリスの根底の常識をでたらめに覆してしまっていた。
GM:職員室オフィスに有崎しか残っていないのも、それが理由だ。
GM:多少なりとも事情を理解している先生は各地のトラブル対応や今後の準備に自主的に奔走しており、
GM:新任の有崎は、周りが忙しすぎて仕事がないという所在のない状況にある……。
有崎五派:与えられたデスクの居心地も落ち着かぬまま、何をするでもなくネイルに反射する光をぼーっと眺めている。
有崎五派:「忙しいのは分かるんだけど……何が、どこが忙しいのかも分かんないし……」
有崎五派:「忙しそうだから、"何が忙しいんですか?"とも聞けないし」
有崎五派:ブツブツと言いながらポーチの中から商売道具であるメイク用品を取り出しては残量を確認する。
GM:コンコン、と控えめなノックの音があった。
キャレド・クレー:「あ、あのー……」
有崎五派:「なーんか新社会人に戻った気分だぞ~っと……ん?」
キャレド・クレー:オレンジ色の髪をした、気弱そうな表情の生徒だ。
キャレド・クレー
キャレド・クレー:「どなたかいらっしゃいますかー……」
有崎五派:ガタン、と少しばかり勢いの良い音を立てて椅子が滑る。
有崎五派:「居る!ここに居る~っ!」
キャレド・クレー:「あ、あ!」少し嬉しそうな声色になる。
キャレド・クレー:パタパタと駆け寄っていく。
キャレド・クレー:「あのっ、私、キャレド・クレーという名前でっ、学校はショコラショコランで」
キャレド・クレー:「すごく大変で、今バレンタインの時期だからで」
キャレド・クレー:「それで先生に相談したくて、出回っているチョコレートのことでっ」
有崎五派:「はいはい、落ち着いて話しなさいな。私でよかったら逃げやしないから」
有崎五派:生徒がやってきた喜びで若干舞い上がっていたところを咳払いで誤魔化し、穏やかに椅子引いて勧める。
キャレド・クレー:「は、はい……すみません、落ち着きます」小動物のようにそわそわした生徒だ。
有崎五派:(……肌白ッッッ)
有崎五派:「んんッ。で、チョコレートが何だって?」
キャレド・クレー:「あ、あの……先生って"外"から来た人なんですよね?」上目遣いで見る。
有崎五派:「目おっき……」
キャレド・クレー:「
『ロイズ』ってご存知ですか」
有崎五派:「あ、はい。そうで……ロイズ?」
有崎五派:顎に手を当てる。
有崎五派:「ヨーロッパの強国に負けずとも劣らない、日本……いや、北海道の誇るチョコレートブランド……」
有崎五派:その名前をここで聞くことになるとは、と深々頷く。
キャレド・クレー:「そっ、そうなんですね!ヨーロッパにも負けてないんだ……ひええ」
キャレド・クレー:ぶるぶると尻尾を震わせる。
キャレド・クレー:「し、失礼しましたっ……今、ノヴァリスに『ロイズ』のチョコレートが出回りつつあるんです」
キャレド・クレー:「『ロイズ』のおいしさはあまりにも暴力的で、価格もリーズナブルで」
キャレド・クレー:「製菓を専門にやってきた私達ショコラショコランはもはや青色吐息のありさま」
キャレド・クレー:「チョコの祭典、バレンタインデーがすぐ近くに迫っているというのに……」
キャレド・クレー:「みんなの話題はキングダムの輸入チョコレート一色なんです!」
有崎五派:(ショコラショコラン……そっか、お菓子作りを専門にしてる子達……)
有崎五派:パラ、とメモ帳を取り出して確認しつつ。
有崎五派:「商売あがったりってワケか」
キャレド・クレー:「はいぃ……」両耳がぺたんと下がる。
有崎五派:「それで?」
有崎五派:記述のあるメモ帳をぺら、と捲り。白紙のページを開く。
キャレド・クレー:「あうっ、すみませんすみません」
有崎五派:「あっ、怒ってる訳じゃないからね!?」
有崎五派:「キャレドちゃん?だっけ」
キャレド・クレー:「あっ、そうです!キャレド・クレーって名前で、年齢は15で、ショコラショコランに通っていて」
有崎五派:「おーけーおーけー、リピートストップ」片手で制する
キャレド・クレー:はっ、と両手で口を押さえる。
有崎五派:「私ねぇ、ココに来たばっかで……全然なーんも分かってない、窓際のサボテンみたいな存在なのよねぇ」
有崎五派:「先生としても、大人としてもひよっこなワケ」
キャレド・クレー:「そ、そうなんですか……窓際のサボテン……」
有崎五派:「だから、きちんと聞かないと分かんないの。ごめんね?」
有崎五派:「キャレドちゃんは、どうしたいの?」
キャレド・クレー:「え、えーとえーと……わ、私が相談したいことっていうのは、その、チョコレートの中でも、『本物のチョコレート』があるらしくて」
キャレド・クレー:「海賊部の人がそういうのがあるって言ってて、『本物のチョコレート』っていうのは、『ロイズ』のチョコレートの一種で」
有崎五派:うんうん、と逐一頷く。
キャレド・クレー:「すごく貴重な限定チョコで、それはバレンタイン限定の商品だからで」
有崎五派:ふんふん、と首を縦に振る
キャレド・クレー:「値段も高くて……もうとんでもなくおいしいものらしくて……!」
有崎五派:ほうほう、と感心する
キャレド・クレー:「……『本物のチョコレート』を手に入れたいんです!その、私、一度食べたものなら」
キャレド・クレー:「レシピを再現できる能力があるらしくて、あっ不完全なんですけど」
キャレド・クレー:「だから一番おいしいチョコレートを食べれば……!」
キャレド・クレー:「ショコラショコランのチョコレートも、『ロイズ』に負けないくらいおいしくできるんじゃないかって……!」
有崎五派:「…………マジ?」
キャレド・クレー:「ま、マジかどうかは…………やってみないと……分からなくて……」
キャレド・クレー:「モニョモニョ……」
有崎五派:一瞬口を半開きにしたまま放心しかけるが、ガッとキャレドの手を握る。
キャレド・クレー:「ひゃ!?」毛が逆立つ。
有崎五派:「キャレドちゃん!連絡先、交換しよ!!あたし、ノヴァリスのスイーツもすっごい好きで全然手に入らないやつとかもあって……」目を見開いて捲くしたて──
有崎五派:「じゃなかった!すごいじゃん、キャレドちゃん!それなら私でも力になれるかも!」嬉しそうに笑う
キャレド・クレー:「ほ、ほ、ほんとですかぁ……」半泣き
有崎五派:うんうん、と頷く。
有崎五派:「流通してるチョコレートを手に入れるだけなら権利とか、そんな難しい事にもならないっしょ!」にかっと笑って適当に言い放つ。
キャレド・クレー:「は、はい!」
キャレド・クレー:「あっ、でも、すでにすごく競争率が高くて……ほんとに大変だと思って」
キャレド・クレー:「それで先生に相談したんですけど……」
キャレド・クレー:嬉しそうに頷いたがすぐに現実を思い出し表情が曇っていく。
有崎五派:「競争率って言ってもチョコレートだし……あたし、購買の焼きそばパン争奪戦とかも負けたことないよ?」
有崎五派:ノヴァリスの物騒さをまだ正しく認識していない故の、甘い見通し。
キャレド・クレー:「す、すごい……!先生って頼もしいんだなあ……」尊敬の眼差し
キャレド・クレー:「い、一緒にキングダム学区まで来ていただけませんか?バレンタインはまだ先ですけど、も、もしかしたら今日売れてしまうかも……!」
キャレド・クレー:「『本物のチョコレート』が誰かの手に渡っちゃうと思うともうこの一週間気が気じゃなくて……」
有崎五派:「え~?そう?見えちゃう?あたし先生向いてるのかな~」嬉しそうにくねくねやっている。
有崎五派:「先生にまっかせなさい!キングダムだかなんだか知らないけど、私がバシッとゲットしてやるわよ!ロイズ!」
キャレド・クレー:「やった~~!ありがとうございます~……」
キャレド・クレー:涙目でバンザイをしている。
有崎五派:(……)バンザイするキャレドを横目に見つつ。
有崎五派:(ファンデ、何使ってる?とか)
有崎五派:(スキンケアとか……ノヴァリスのお勧めのブランド……聞きたいんだけど……)
有崎五派:メモ帳に『キングダムでロイズを手に入れる!』と記し、丸で囲み。
有崎五派:(ま、今はいっか)
有崎五派:ぱたりとメモ帳を閉じた。

GM:ロイズ取得のみ可能です
GM:あっ間違えた ロイス取得が可能です
有崎五派:ロイズ 好奇心○/無くなってないと良いな~
有崎五派:これでゲームクリアです
GM:ロイズのロイスだ
 

 MD:1/『自由への扇動者』

GM:それでは合流シーン。皆さん登場侵蝕をよろしくお願いします。
四之宮サヨリ:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43

有崎五派:有崎五派の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (35 → 44)
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (36 → 44)

キングダム学区 真珠広場
真珠広場
GM:キングダムの大都市の只中にあって、隔離されたような自然を残す大公園。
GM:先日開催された汎学区合同文化祭をはじめとして、様々な催し物が開かれる広場でもある――
GM:そしてここ数日、公園の上空には無数の飛行船が飛び交い
GM:そして海賊部の”膏粱船団"が出店したチョコレートの出店が恐ろしいまでの盛況を見せていた。
GM:空に鳴り響く船団の号砲の音。まるでステージのような船上に立つ小柄な少女こそが
GM:膏粱船長カリーナ・ピガフェッタ。"外"の食料品輸入を専業とする海賊部船長だった。
カリーナ・ピガフェッタ
カリーナ・ピガフェッタ:「うおおお~!みんな見てくれこれ!『ロイズ』のチョコレート!こんな量見たことあるか!?」
カリーナ・ピガフェッタ:「う、うますぎる~~ッ!!こいつに苦いエスプレッソを合わせるともう……!」
カリーナ・ピガフェッタ:甲板に身を投げ出し、ゴロゴロと転がりまわる!「キマっちまうよ~~~ッ!!」
カリーナ・ピガフェッタ:「みんな……食ってくれ!味わってくれ!次入荷するのいつになるか分かんねーから!」
有崎五派:「あらあらあら……またカワイイコが船長なのね~」指で額縁を作るようにして飛行船を眺めている。
キャレド・クレー:「す、すごい行列……普通の板チョコですらこの大人気……」
キャレド・クレー:しおしおと自信を失いつつある。
有崎五派:「な~に言ってんの!」キャレドの肩を軽く叩く
有崎五派:「ただの板チョコでこーんなに人気なんだから、再現のしがいがあるってもんでしょ!」
キャレド・クレー:「そうですけど……でもキングダムの人たちって」
キャレド・クレー:「みんなオシャレでキラキラしてて……ショコラショコランみたいな田舎者のこと見下してそうっていうか……」
キャレド・クレー:「うう……心細いです~っ……!」
有崎五派:「都会ものって、みんなお洒落でキラキラしてるからさ」何だか遠い目
有崎五派:「案外、田舎者に構ってる暇なんかなくて……見下してるどころか視界に入ってない事の方が多いんだよ……」
キャレド・クレー:「ヒ~ッ」
キャレド・クレー:キャレド・クレーは"リアル"な知識に恐怖した。
有崎五派:「……ま、いいでしょ。あたしらは別に都会のキラキラをマネしに来てる訳じゃないし~?」
有崎五派:そう言いながら、周囲を指で作った額縁を動かしつつ観察する。
GM:行列の只中では騒動が起こっていた。もっともこの様子だと、公演全てが騒動といった有様だが……
一般生徒:「ちょっと何よ!?薄汚いメサイアの生徒が並んでるんじゃないわよ!」
不良生徒:「メサイアの生徒はどいてたほうがいいぜ!これからこの公園は戦場と化すんだからよ!」
GM:列から弾き出された生徒がいる。どうやらメサイア学区の少女のようだった。
キャレド・クレー:「あ、あの人……」
有崎五派:「お~いおいおい?先生の前でやってくれるじゃん……?」
四之宮サヨリ:「っく……あまり暴力的なことは避けたいのですけど……」
キャレド・クレー:「だっ、大丈夫ですか!?」
キャレド・クレー:耳を揺らしながら駆け寄る。
四之宮サヨリ:「……いえ、大丈夫。大丈夫です。私は清廉潔白がモットー、これくらいの力に屈したりは……」
四之宮サヨリ:「はっ……いけない、ひどい顔でした。申し訳ありません」両頬をパンと叩いて
キャレド・クレー:「あの、キングダムの生徒ってメサイアの生徒とすごく仲が悪いんです」先生に説明する。
有崎五派:「ははぁ……学校間で仲が悪いのは結構耳馴染みある感じだけど……」
有崎五派:キャレドの言葉に頷きながら、四之宮さんに歩み寄ります。
四之宮サヨリ:「……ところで、貴女達は……友好的な以上、キングダム以外から此方に?」
有崎五派:「……キングダムってそんなヤバいトコなの?」目を細める
有崎五派:「あ、じゃなくて。いちおー先生だからね、ほんとにどこも打ったりしてない?跡残ったら最悪だかんね」
キャレド・クレー:「わ、私はショコラショコランから来ていて、でもキングダムの人たちに命令されたわけじゃなくて」
キャレド・クレー:「名前はキャレド・クレーで、『本物のチョコレート』が欲しくて、あのその」
四之宮サヨリ:「成程、ショコラショコラン……いつも大変だと云う……そして」
有崎五派:「で、あたしはこの子に頼まれて"本物のチョコレート"探しの手伝いをしに来た有崎先生で~す」キャレドの両肩を軽く掴んで自己紹介。
四之宮サヨリ:「……先生、ですか。成程」
四之宮サヨリ:交互に顔を覗いて、先生の方はよりしっかりと見て
四之宮サヨリ:「……ミチカ委員長がよく仰る方とは別人の様ですね。少し安心しました」
有崎五派:「ミチカ委員長?」首を傾げる
四之宮サヨリ:「自己紹介が遅れて申し訳ありません。私はメサイア合コン委員会副委員長、四之宮サヨリです」
キャレド・クレー:「ごっ合コン委員会……!」
四之宮サヨリ:朗らかに笑い、丁寧にお辞儀
有崎五派:「合コン!?……って喰いつくフェーズは既に済ませてますから、ええはい」ペラペラとメモ帳を捲りながら頷く
キャレド・クレー:「あわ、あわわ」おろおろと、土下座のような姿勢になる。
四之宮サヨリ:「……そ、そこまでされる程でしょうか」
キャレド・クレー:「こ、このたびは大変な……ご愁傷様なことになり……」
四之宮サヨリ:「……ああ」
四之宮サヨリ:「優しい人なのですね、キャレドさんは」
四之宮サヨリ:ふふ、と笑って。先生の方へ向き直る
四之宮サヨリ:「合同カタコンベ保全委員会、です。該当欄は見つかりましたか?」
有崎五派:「……バッチリ」ぱたりとメモ帳を閉じて頷く。
有崎五派:"この度"の意味に関してはわざわざページを捲るまでもない。
四之宮サヨリ:「此方に訪れた目的は言わずもがな、"本物のチョコレート"の噂を聞いて……なのですが」
有崎五派:「ほほう」顎に手を当てる
四之宮サヨリ:「予想以上に人が多く、それに列からやたら退かされるし。どうしたものかと……」
カリーナ・ピガフェッタ:「おーっ!仲良しちゃんみーっけ」
カリーナ・ピガフェッタ:声は頭上から聞こえた。両手足で街路灯の先端に取り付くようにして
カリーナ・ピガフェッタ:先程まで停泊した船上にいたカリーナが出現してきている。
カリーナ・ピガフェッタ:「先生に合コン委員会!いやーありがたいねっ!こんなに繁盛しちゃっていいのかな~」
有崎五派:「ぬわっ!実演販売っ子!」額縁をカリーナへ向ける。
四之宮サヨリ:「……げ」少し困った顔をして、その声に振り向く
四之宮サヨリ:(注目を浴びるとまた列を並ぶのに苦労し……ああもう……)
カリーナ・ピガフェッタ:「えへへ~」――ズ タッ!
カリーナ・ピガフェッタ:近くの別の街路灯に身軽に飛び移り、反射するように地上に降りる。
カリーナ・ピガフェッタ:「カリーナこまっちゃうな~こんな大物に注目されてっと」
カリーナ・ピガフェッタ:小さな体に不釣り合いな巨大なマントを翻す。
カリーナ・ピガフェッタ:「……"元老"ちゃんはどう思う~?」
カリーナ・ピガフェッタ:3人に目線を向けているが、その焦点は3人のさらに向こうにある。
天沼チギリ:「ええ。」
天沼チギリ:「困るでしょうね。」
天沼チギリ:周りの喧騒とは裏腹に、足音も立てず静かに現れたのは、
天沼チギリ:天沼チギリ。遺産管理委員会”元老”である。
有崎五派:(顔ちっっっっちゃ!肌白ッ!髪のツヤもパーフェクト……ッ!)
キャレド・クレー:「ヒィィィ―――ッ!」
キャレド・クレー:ザバーン!!
キャレド・クレー:恐怖のあまり橋から身を投げ、公園の湖に飛び込む。
四之宮サヨリ:「……ちょっと?!」
有崎五派:「中々やるじゃない……ってキャレド!?何やってんの!?」
四之宮サヨリ:「い、いや。私も驚いたのは間違いないのですが、それ以上にキャレドさん?!」
カリーナ・ピガフェッタ:「そーそー、困っちゃうって話!」
カリーナ・ピガフェッタ:釣り竿でキャレドを引き上げながら言う。
カリーナ・ピガフェッタ:「あんまり大物に動かれるとぉ、お客さんのほうも困っちゃうよ?」
カリーナ・ピガフェッタ:「"元老"ちゃんはどう思いまーすかっ!」
天沼チギリ:「今は、」
天沼チギリ:「潮目が動きやすい時期かと。」
天沼チギリ:「”外”から投げ込まれた小石が、やがて大きな波になる、と。」
天沼チギリ:「危惧しているのでございます。」
天沼チギリ:「風や波を読むのは得意でしょう?膏粱船長。」
天沼チギリ:「あなたがそれに気づかぬはずはありますまい。」
カリーナ・ピガフェッタ:「もちろん!今はね~、めーっちゃいい風が吹いてるよー!」
四之宮サヨリ:「何やら意味深な会話を繰り広げていますが……」とりあえず釣り竿からキャレドさんを引き離し、ハンカチで頭を拭きながら
キャレド・クレー:「うう……」泣きべそ。
有崎五派:「……あの子もキングダムなの?なんか雰囲気違うな~」手伝いながらチギリさんをじろじろ見ている
カリーナ・ピガフェッタ:「遺産管理委員会のすっごく偉い人だよ~先生!」
四之宮サヨリ:「遺産管理委員会。所謂円卓議会とは別軸で権力を持った組織です、先生」
カリーナ・ピガフェッタ:「キングダムのトップは"至上王"だけどぉ、裏のトップって感じかな~」
有崎五派:「ふぅん……裏番ってワケね」
天沼チギリ:「遺産管理委員会、”元老”を務めます。天沼チギリと申します。」
天沼チギリ:先生と他の生徒たちにぺこりと頭を下げる。
天沼チギリ:「話に割り込んでしまい申し訳ありません。」
有崎五派:「あ、そうだ。話だ、話」
天沼チギリ:「お続けください。先生。」
有崎五派:「ええと、私は有崎五派って言うんだけど……ねぇ、"本物のチョコレート"って知らない?」
天沼チギリ:有崎を一瞥する。
カリーナ・ピガフェッタ:「『本物のチョコレート』!」
カリーナ・ピガフェッタ:「それ!そいつが今日ついに!取引開始されるってわけなんだなーこれが!」
四之宮サヨリ:「……!」
カリーナ・ピガフェッタ:「6時ちょうど!入札形式のオークションでおっぱじめようってワケ!」
有崎五派:「話が早い!良かったじゃない!」キャレドちゃんの髪をタオルで拭きながら声を上げる
有崎五派:「待った、オークション……?」
カリーナ・ピガフェッタ:「もちろんメサイアでも崑崙山でも関係なしよ!」
カリーナ・ピガフェッタ:「誰でも参加できるし……誰にでもチャンスがある!」
四之宮サヨリ:「入札形式……オークション……」
四之宮サヨリ:むむ、と考えこむように
有崎五派:「キャレドちゃん……予算、ある……?」小声で
キャレド・クレー:「ないです……ショコラショコランは……貧乏なので……」
キャレド・クレー:しょんぼり
四之宮サヨリ:(……オークション。"誰にでもチャンスはある"とはいえ、掴めるのは大量の予算を持つ者だけ)
有崎五派:「私も1週間に一度のちょっとお高いスイーツが人生の楽しみ、ってくらいの経済状況で……」
有崎五派:同じくしょんぼり
四之宮サヨリ:「……私たちもそこまで予算がある訳ではありません。正直勝ち筋はゼロに等しいですね」
四之宮サヨリ:(……しかし、どうしましょう。なんとしても手に入れたいところですが……)
天沼チギリ:(……最悪の事態、大量輸入に多売、流通する菓子の価値破壊という状況はないですか。)
天沼チギリ:(オークションならある程度客層は絞られる。)
カリーナ・ピガフェッタ:「……え、おいおいおーい」
カリーナ・ピガフェッタ:「もっとこう、ウオオって盛り上がらん?」
カリーナ・ピガフェッタ:「みんな入手のチャンスがあるって話なんよ」
天沼チギリ:「オークションなら予算の多いものが有利では?」
カリーナ・ピガフェッタ:「む」
カリーナ・ピガフェッタ:「…………」腕を組み、目を閉じて考え込んでいる。
天沼チギリ:「ですがそれが自然です。価値の高いものはそれなりの人の手にというのが摂理ですから。」
有崎五派:「一般市民になじみのあるオークションって言えばヤ○オクくらいなもんよ……」およよ、と涙を浮かべる
四之宮サヨリ:「ヤ、ヤ○オク……?」
カリーナ・ピガフェッタ:「……たし」
カリーナ・ピガフェッタ:「かに!!!!!!」
カリーナ・ピガフェッタ:「金持ちだけが『本物のチョコレート』を食えるなんて……よく考えたら納得行かねー!」
カリーナ・ピガフェッタ:「こんだけ価値のある商品ならみーんなで盛り上がらないとねぇ!!」
有崎五派:「わーお、流石海賊」ぱちぱちと拍手
四之宮サヨリ:「つまり……入手のための手段を変更してくださる、と?」
カリーナ・ピガフェッタ:「イエス!」
天沼チギリ:「………。」
四之宮サヨリ:(一時はどうなる事かと思ったけど、これで少しでもチャンスが増えるのなら……!)
四之宮サヨリ:「それで、どのような形式になさるのでしょうか」
カリーナ・ピガフェッタ:「バトルだよ!!」
カリーナ・ピガフェッタ:腕組みしたまま叫ぶ。
四之宮サヨリ:「バ、バトル……?」
カリーナ・ピガフェッタ:「『本物のチョコレート』の購入希望者同士で!勝負して!」
カリーナ・ピガフェッタ:「どんな形でも……負けを認めさせる!」
カリーナ・ピガフェッタ:「そうすりゃ最後に一組残るって寸法!しかもメチャクチャ盛り上がる!」
天沼チギリ:「──”海賊王”は面白い部下をお持ちのようで。」
天沼チギリ:「素晴らしい放任主義でございますね。」
天沼チギリ:微笑みながら呟く
カリーナ・ピガフェッタ:「そう!?カリーナおもしれー女なんだよな!こりゃ凄いことになるぞ!」
四之宮サヨリ:「……成程。欲しいのなら奪い合え、と」
有崎五派:「……え?サヨリちゃんまで成程とか言っちゃう?」
四之宮サヨリ:(これが海賊の思考回路……)
キャレド・クレー:「ど、どっちも怖すぎる……」
四之宮サヨリ:「まあ、その。なんです。分かりやすくはあるというか……」
有崎五派:「なるほどね……これがノヴァリスってワケか」
有崎五派:「良いでしょう!郷に入ってはなんとやら!」
有崎五派:ぱし、と掌で己の拳を受け止める。
有崎五派:「私とキャレドちゃんも負けないからね!」
四之宮サヨリ:「え、二人で組むんですか?!それはちょっと……ズルくないですか……?」
四之宮サヨリ:そもそも何人で挑むかのルールも分かっていない状況ではあるが
有崎五派:「私はか弱い先生なんですぅ~」口笛
キャレド・クレー:「わ、私もか弱い生徒ですぅ~」
天沼チギリ:「………。」有崎とキャレドを見る。
有崎五派:「ん?どした、チギリちゃん」首を傾げ
天沼チギリ:「組みますか?」
天沼チギリ:「先生の中には直接戦闘を得手としない方もいるようですので。」
有崎五派:「……………………あ、そうじゃん」ぽん、と手を打つ。
キャレド・クレー:「え!?ど、どどどうして"元老"様が手助けをしてくださって……あわわ」
有崎五派:「4人居るんだし、4人で組めば良いよね?チギリちゃんあったまい~」
キャレド・クレー:「そんな恐れ多い……」
天沼チギリ:「か弱いと仰っていたので、手助けしたくなっただけですよ。」
四之宮サヨリ:「どうしましょう……委員会の人を呼ぶわけにも……四人?」
有崎五派:「え、サヨリちゃん入んないの?」残念そうに
天沼チギリ:「あなたも入りますか?」
天沼チギリ:四之宮に振り返る。
四之宮サヨリ:「……い、いえ、とても有難いです!もしよろしければ、私もメンバーに入れてくださればと!」
有崎五派:「やった、チギリちゃんもサヨリちゃんもありがと~!優しい生徒ばっかりで先生嬉しいな~!」
四之宮サヨリ:「そういう訳なのですが……その、4人一組と言うのは認められますか?」
カリーナ・ピガフェッタ:「あはっ!いいねーっ!」手を叩く。
カリーナ・ピガフェッタ:「もちろんチームを組むのだってみんなの力だもんね!」
カリーナ・ピガフェッタ:「"元老”ちゃんも乗り気になってくれるなら、そりゃ~大歓迎よ!」
有崎五派:「よっしゃ、これであたしらチームってことで!チョコは仲良く4等分だね」3人の顔を見回してうんうん、と頷く
四之宮サヨリ:(そうか、四等分……皆の分まで足りればいいけれど)
カリーナ・ピガフェッタ:「どっかの国のすげ~金持ちが、どっかの名画を何億ドルだかで買った……」
カリーナ・ピガフェッタ:「そんなニュースに興味を持てるやつなんてだーれもいない」
カリーナ・ピガフェッタ:「だって自分にはノーチャンスなんだから……関係ない世界のことで盛り上がれるわけがない」
カリーナ・ピガフェッタ:「やっぱオークションより、こっちのほうが正しいよなぁ?"元老"ちゃんもそう思わん?」
天沼チギリ:「………そう、ですか。」
天沼チギリ:「自分にも世界に関わるチャンスが欲しいと?」
天沼チギリ:「それはいいですね。とても──」
天沼チギリ:「”民主的”で。」
カリーナ・ピガフェッタ:「カリーナはそう思うな!じゃあこれからクソデカ告知してくるから!」
カリーナ・ピガフェッタ:「6時に向けて準備しときなね!じゃねーっ!」
天沼チギリ:そう言ってカリーナを見送る
四之宮サヨリ:「……なんというか」
四之宮サヨリ:「嵐のようなお方でしたね」
四之宮サヨリ:既に見えなくなった背を目で追いながら
有崎五派:「慌ただしかったな~……ま、でも」
有崎五派:「皆で楽しい事がしたい!ってのは、学生らしくて良いじゃんね」ケラケラと笑う
四之宮サヨリ:「……」
キャレド・クレー:「うう、暴力的なことにならなきゃいいんですけど……」
四之宮サヨリ:「……はい。今は少しでも、あの姿勢を見習いたいところです」
四之宮サヨリ:「キャレドさん」
キャレド・クレー:「あっはい!」
四之宮サヨリ:「既に暴力的なことになるのは間違いないので……どう切り抜けるか、切り替えて行きましょう」
キャレド・クレー:「ヒィ~~~ッ、や、やだーっ!!!」
天沼チギリ:「………有崎先生、でしたか?」
有崎五派:「うん?そうだよ~五派でもOK!」
天沼チギリ:「これから少し物騒になります、が」
天沼チギリ:「ノヴァリスでは当たり前のことと認識くださいませ。」
天沼チギリ:「新任の先生への進言にございます。」
有崎五派:「……ふぅん?しっかり者なんだ、チギリちゃん」
有崎五派:でも、と付け足す。
有崎五派:「騒がしいのは結構だけど、物騒を当たり前~で流しちゃうと先生の立場が無いんだな~これが」
有崎五派:「アドバイスはありがとね!チギリちゃんの優しさは受け取ったぜ」茶化したようにピースして笑う
四之宮サヨリ:「……では、お話も纏まったようですので」
四之宮サヨリ:「キングダム、ショコラショコラン、メサイア……そして、先生」
四之宮サヨリ:「異色の連合軍といったところですが」
四之宮サヨリ:「……目的はただ一つ。"本物のチョコレート"なるものを手に入れる事」
四之宮サヨリ:「───勝ちましょう。必ず」
四之宮サヨリ:4人の中心へと手を差し出して
天沼チギリ:「学生らしい。」くすりと笑い、手を前へ。
キャレド・クレー:おずおずと手を重ねる。
有崎五派:「なんか思い出すな~レデ……学生時代!」嬉しそうに同じく手を重ねる。
四之宮サヨリ:「では、私が代表して……えい、えい、おー!」朗らかに、意を決した声が、キングダムの中に小さく響いた

GM:ロイス取得と購入が可能です。
GM:購入は夕方のバトルに備えてキングダム市街で買い揃えたということになります。
天沼チギリ:高性能治療キットを
天沼チギリ:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 9[8,9]+1 → 10

天沼チギリ:成功!
天沼チギリ:所持しておきます
四之宮サヨリ:とりあえず購入!ワンチャンで照準器を狙います
四之宮サヨリ:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 4[4] → 4

四之宮サヨリ:社会性ダメダメでした。お掃除も出来ない女
有崎五派:欲しいものもないし照準器挑戦しまーす!大人の社会力ってのを見てなさい!
有崎五派:6dx+1>=15
DoubleCross : (6DX10+1>=15) → 10[1,3,4,7,10,10]+8[6,8]+1 → 19 → 成功

有崎五派:うわ
四之宮サヨリ:すご
有崎五派:四之宮さんへパス!
四之宮サヨリ:先生、ありがとうございます。お返しは……ふふ、委員会の部屋でお茶でもどうですか?
四之宮サヨリ:(カフェボイス
有崎五派:スイーツが出そう……!絆上げなくちゃ
四之宮サヨリ:バベルの-3を-2に打ち消します
天沼チギリ:ロイスは一旦保留しましょう。以上!
四之宮サヨリ:先生/有崎五派 〇興味/隔意
有崎五派:ロイスは迷いますがもう少しだけお話してから取ろうかな?一旦保留!
GM:それでは本日はここまで!お疲れ様でした~
有崎五派:お疲れ様です!楽しかったです~!
四之宮サヨリ:お疲れ様です!明日もよろしくお願いします~!
天沼チギリ:お疲れ様でした!明日もよろしくお願いします!
 

 MD:2/『強襲チョコタンク』

GM:ミドル第2シーン!全員登場を推奨します。
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (44 → 52)
四之宮サヨリ:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 1[1]+43 → 44

天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (44 → 51)

キングダム学区 真珠広場 GM:それぞれの思惑でチョコレート騒動に介入すべく集まった3人。
GM:しかし、遺産管理委員会、合コン委員会、職員室の先生という大物の集まりを、派手好きのカリーナ・ピガフェッタが見逃すはずがなかった。
GM:成行きで開催されることになった、実力行使によるチョコレート争奪戦。ロイズ・ウォーの開幕だ。
一般生徒:「『本物のチョコレート』の購入権は私達で決めるらしいですわ」
一般生徒:「まあ……とんでもないことにならないかしら?」
メサイア生徒:「ヒヒヒ……殺す……どいつもこいつも殺してやるぞォ……!」
崑崙山生徒:「20点……62点……9点……12点……」
GM:真珠広場には明らかにキングダム生徒ではない、危険な連中が集まりつつあった。
キャレド・クレー:「うう……いくら先生がいるといっても、私達だけでなんとかなるんでしょうか……」
キャレド・クレー:「あっも、もちろん"元老"様はほんとに頼もしくて、絶対負けないって思いますけど、それでも私が弱すぎて不安ってことで」
天沼チギリ:「いいえ、あなたにはあなたにしか出来ない役割がございます。」
天沼チギリ:キャレドの顔を覗きこみながら言葉を紡ぐ
キャレド・クレー:「ヒィィ美人すぎる……!」
天沼チギリ:「手に入れたロイズのチョコレートを模倣してノヴァリスに流通させること。」
四之宮サヨリ:「天沼さんが主戦力メインアタッカーであることに間違いはありません」
四之宮サヨリ:「ならば、その性能が十全に生かされるよう私たちがサポートしなければ……と、模倣?」
天沼チギリ:「ロイズの本物とまでは行きませんが、」
天沼チギリ:「同等の味のチョコレートが安価で手に入るならば、」
天沼チギリ:「このような過剰な争奪戦などはこれから先起こらないでしょう。」
四之宮サヨリ:「模倣……成程……それが出来るなら委員会全員の分のチョコレートを……」
有崎五派:「ノヴァリスって学園都市なんだよね?好戦的な部族が住んでる未開の地ではなく……」生徒の会話を耳に挟みつつ、小さく呟いている
四之宮サヨリ:「先生」
四之宮サヨリ:「人それぞれ、です♡」
四之宮サヨリ:(目を瞑ってくださいの意)
有崎五派:「……………………多様性かぁ」
有崎五派:「そ、それはともかく!キャレドちゃんが居ればチギリちゃんのクエストもクリアできるってワケね?」話を軌道修正。
天沼チギリ:「ええ。そうです。」
キャレド・クレー:「で、でも私の能力も、そこまで万能じゃなくてっ」
キャレド・クレー:「普通のチョコレートだって味を再現するにはたくさん食べなきゃいけなくて」
キャレド・クレー:「『本物のチョコレート』なんてもの、一回食べただけで再現できるかどうか……」

GM:ここで今回のゲームシステムを説明します。
GM:今回はエネミーへのダメージを算出するたび、その点数分のCP(チョコレートポイント)が入手できます。
GM:チョコレートを荒稼ぎしてる敵をぶちのめしてチョコレートをドロップさせるわけですね。
GM:このダメージは装甲やガードで軽減される前の、判定時点のダメージ値を換算します。
GM:範囲攻撃であっても対象分を加算したりはしません。
GM:このCPを稼いでいくと、キャレド・クレーのNPCカードが解放されます。
■ミッション報酬
累計CP 0/70 NPCカード『キャレド・クレー★1』 加入
【スキル1:つ、つまらないものですが……!】
ダメージ算出直後に使用。対象のキャラクターへのダメージを5軽減する。1ラウンド1回のみ使用できる
【スキル2:落ち着いてください~!】
未開放
【スキル3:お、おひとつどうぞ!】
未開放
【スキル4:自信作ですっ!】
未開放
GM:CPの取得合計が70に達するごとに★が1つ上がっていきます。また、稼いだCPはショップで使うことができます。
■ショップ一覧
・ロイズ板チョコレート    20CP
使用者のHPを10回復し、侵蝕率を-2する。使い捨て。
・ロイズピュアチョコレート  30CP
シーン終了時、回数制限エフェクトを一つ指定してもよい。
そのエフェクトの使用回数を最大値まで回復する。使い捨て。
・ロイズ生チョコレート    50CP
シーン終了時、アイテムを一つ指定してもよい。
そのアイテムの全ての使用回数を最大値まで回復する。使い捨て。
・ロイズギフトセット     120CP
セットアップに使用する。シーン中、全てのPCの行動値を+5、HPを+2D10、全ての達成値を+1する。
UGNチョコレートアーマー(装甲値8、行動0)を全員分取得し即座に装備してよい。使い捨て。
GM:ショップでCPを消費してもミッションの累計取得CPが減るわけではないので、どんどん使いましょう。
GM:以上です。ご質問はありますでしょうか?
有崎五派:ライバルをボコしてチョコを集めればキャレドちゃんのレアリティが上がる!バッチリ理解しました
四之宮サヨリ:兎に角ぶっ倒してCPを集めればいい、了解しました

キャレド・クレー:「……という具合の能力なんです」
キャレド・クレー:上の欄を示すキャレド。
四之宮サヨリ:「……ふむ」
四之宮サヨリ:「本物のチョコレートに辿り着く前に、可能な限り貴女の能力を引き上げる必要があるのですね」
天沼チギリ:「よく存じています。」
キャレド・クレー:「えっ!?"元老"様が私の能力を、あわわ」
天沼チギリ:「以前キングダムに饗された菓子を手掛けたこともありましたね?」
キャレド・クレー:「ヒィ~ッ恐れ多いです~~~っ」土下座する猫のように丸まる。
キャレド・クレー:「ひ、ひと思いに打ち首にしていただければと……!」
天沼チギリ:「とんでもない。あの時のような素晴らしい腕前、」
天沼チギリ:キャレドの肩に手を置く
天沼チギリ:「今一度見せていただければ…幸いです。」
キャレド・クレー:「あ、あ、ありがたき幸せ……うううっ……」
キャレド・クレー:「”元老"様~~~」感激と恐怖で泣き出す。
有崎五派:「キャレドちゃんはいっぱい動くから見てて面白いわ~」笑いながらキャレドの説明をメモに纏めていく
四之宮サヨリ:「……話には聞いていましたが、ここまで力関係があるものだとは」
有崎五派:「チギリちゃんいい子じゃん?そんな怖がんなくてもいいと思うけどな~」
有崎五派:あたしはさっきの殺意マシマシの子の方が怖いわ、と付け足す
四之宮サヨリ:「……その、先生。彼女がいい人なのは間違いないと思います」
天沼チギリ:「……誉め言葉と受け取っておきます。」くすり、と先生に微笑みかける
四之宮サヨリ:「ですが、この恐怖の主な原因は他のもの……と。此処で口に出すのも、誰かに聞かれてはいけません」
四之宮サヨリ:至上王の恐ろしさは、キングダム生以外であっても耳に挟まないことは無い
四之宮サヨリ:「後で二人きりになった時にでも、ええ。知りたい事を聞いてくだされば」
有崎五派:「ふぅん……?ノヴァリス歴で言うとサヨリちゃん大先輩だかんな~」
有崎五派:分かりました~と小学生のように手を挙げて宣言する。
GM:真珠広場には、海賊部物産展のチョコレートの列とは別に、バトルロイヤルに挑む生徒達の集団が形成されていたが
GM:列の方から生徒の悲鳴が上がる。
天沼チギリ:「おや…」
一般生徒:「キャーッ!何よこの子!?割り込むんじゃないわよ!」
一般生徒:「この子メサイアなんじゃないの!?さっさとつまみ出しましょう!」
有崎五派:「ここに来てから大人しく列に並んでる子、見てないんだけど……」騒ぎに視線を向ける
走見ラライ:「何をするです!やめるです!」
走見ラライ
GM:小等部と思われる小柄な少女が
GM:手足をじたばたさせながら列から弾き出される。先程のサヨリと同じ状況だ。
四之宮サヨリ:「……うちの生徒でしょうか」
走見ラライ:「もう!キングダムってひどいところです!」
一般生徒:「割り込むのがいけないんでしょう!?」
一般生徒:「石投げちゃいましょ!」
有崎五派:「やめーい!どっちが正しくても石投げた時点で悪人でしょうが!」騒ぎの方へ駆けていく
四之宮サヨリ:「何方に原因があるにしろ、見過ごせません」
天沼チギリ:放り投げられた石が、空中で両断される。
天沼チギリ:いつの間にか背負っていた鞘に大刀を納刀。
一般生徒:「ヒッ、あの黒い剣、もしかしてあれって……!」
一般生徒:「それにあの人って職員室の"先生"なんじゃ……!?」
一般生徒:「なんでこんなところにいるのよ!」
四之宮サヨリ:「失礼します。そちらの方、大丈夫ですか?」生徒が慄くうちに、少女の間に割り込む
一般生徒:「逃げちゃいましょ!」
天沼チギリ:逃げる生徒の背に呟く。
天沼チギリ:「顔は」
天沼チギリ:「覚えましたからね。」
一般生徒:「い、遺産管理委員長……!」
一般生徒:「ヒィ~ッ」
天沼チギリ:実際覚えているかは定かではない。だがそう感じさせるだけの情報収集能力があることもまた確かだ。
走見ラライ:「そこまでにしてほしいのです。確かにさっきのことはラライにも責任がありました」
走見ラライ:物わかりのよい目で、サヨリとチギリに向かって言う。
走見ラライ:「列に割り込もうとするだなんて……そんな手段が間違ってたのです」
天沼チギリ:膝を曲げて目線を合わせる。
天沼チギリ:「確かに、割り込みはいけませんね。」
四之宮サヨリ:「ええ。マナー違反はいけない事です……貴女もメサイア生なら、余所様からの見られ方も意識してくださいね?」あくまで優しく、諭すように話しかける
走見ラライ:「はい」
天沼チギリ:「どうしてそこまでしてチョコを?」
走見ラライ:「部活動なのです!」
四之宮サヨリ:「部活動?」
走見ラライ:「はい!賄賂部の活動の一環として、キングダムで扱われている高品質チョコレートを根こそぎ入手し」
走見ラライ:「ぜーんぶグレートバビロンに贈賄する予定なのです!」
四之宮サヨリ:「…………」
有崎五派:「あっはっは」
四之宮サヨリ:「先生、人それぞれです。人それぞれ」少し声が固まっている
走見ラライ:「列に並ぶなんて不確実性に頼らず、もっと確実な手段を取るべきでした!」
走見ラライ:ポケットの中から、小さな模型を取り出すと
走見ラライ:それがグングンと大きくなり、巨大戦車へと変貌する……!!
有崎五派:「賄賂部ってなに?何の為にあんのよ…………うぇッ!?」
天沼チギリ:「あら。」
走見ラライ:小柄な生徒はそれに搭乗!行列の只中へと榴弾砲を叩き込む!
走見ラライ:ズドゴォ――ッ!!!
一般生徒:「ギャアアアア――ッ!?」
一般生徒:「いやあああ――っ!!」
天沼チギリ:「これはこれは…メサイアの生徒は闊達な方が多いですね。」
有崎五派:「闊達が過ぎて爆発してますけど!?」
走見ラライ:「あーっはっはっは!」
走見ラライ:「石を投げられる者のきもち、今度はキングダムの皆さんが味わうがいいです!」
四之宮サヨリ:「……」
四之宮サヨリ:「見ないフリをしたい……」
天沼チギリ:「あれは、」
天沼チギリ:「斬ってもよろしいですか?」
天沼チギリ:四之宮へと了解を取る
天沼チギリ:「外交問題にはしたくありませんので、一応了解を。」
四之宮サヨリ:「……すみません、身内の恥ですが……落ち着かせてあげてください……お願いします……」
有崎五派:「反省して偉い、って言いたかったんだけどなぁ……ダメな方向の反省もあるんだぁ」現実から目を逸らしてメモ。
キャレド・クレー:「か、帰りたい……」
GM:ミドル戦闘を開始します。
 走見ラライ[0]

   10m

四之宮サヨリ[11/44]
 天沼チギリ[6/51]
 有崎五派[4/52]

■ラウンド1

GM:セットアップはありますか?
走見ラライ:走見ラライはありませんが、「戦車」に搭乗済みです。行動値も修正後のものです。
有崎五派:ありまぁす!
天沼チギリ:ありません。
四之宮サヨリ:ありません
有崎五派:<活性の霧lv5>攻撃力+15、ドッジダイス-2個、侵蝕3
有崎五派:<タブレット+多重生成>射程視界、対象を3体に変更、シーン5回。侵蝕5
有崎五派:対象はサヨリちゃんとチギリちゃん!
四之宮サヨリ:ありがとうございます♡
GM:では戦闘開始!行動値11のサヨリさんからどうぞ
四之宮サヨリ:はい!
四之宮サヨリ:マイナーなし
四之宮サヨリ:あっいや
四之宮サヨリ:回復アイテムが貰えるから使っていこう
四之宮サヨリ:マイナーでバベルの効果を使用、攻撃ダメージに3d10追加します
四之宮サヨリ:メジャーでコントロールソート射撃、コンセントレイト
四之宮サヨリ:対象はラライさんへ!
四之宮サヨリ:判定します
四之宮サヨリ:9dx7+3
DoubleCross : (9DX7+3) → 10[1,2,3,4,5,5,5,6,9]+4[4]+3 → 17

四之宮サヨリ:うう~~~~ん
走見ラライ:うおーっ!《リフレックス:モルフェウス》《エースドライバー》だ
四之宮サヨリ:ええーっ?!
走見ラライ:4dx9
DoubleCross : (4DX9) → 8[1,3,5,8] → 8

走見ラライ:だめだーっ!
四之宮サヨリ:よかった……ダメージが出ます
四之宮サヨリ:2d10+3d10+1d10+22+15
DoubleCross : (2D10+3D10+1D10+22+15) → 12[2,10]+11[6,3,2]+9[9]+22+15 → 69

走見ラライ:HPは26、戦車の装甲は30なので
四之宮サヨリ:諸々有効です
走見ラライ:装甲を一発で貫通して破壊されてしまいました。
走見ラライ:もちろんこんな子供が復活エフェクトとか持ってるわけもなし
走見ラライ:戦闘終了です
走見ラライ:VICTORY
有崎五派:きゃ~!サヨリちゃんカッコイイ~!(うちわを振る)
四之宮サヨリ:ふふ♡
天沼チギリ:カッコいい!!

走見ラライ:「わたしの名前はメサイア学園小等部5年、走見ラライ!」ギャリギャリギャリ!
走見ラライ:「命が惜しくばチョコレートを渡すのです!」
メサイア戦車
走見ラライ:無慈悲な砲塔がキングダムの一般生徒達に照準を定める……!
有崎五派:「ったく……学生が命がどうこう物騒な事言ってんじゃねーっての!」
有崎五派:パンパンになった小さなポーチから香水瓶を一本、目も向けずに取り出し
有崎五派:「二人共、加減しながらぶっ飛ばすって出来る!?」
キャレド・クレー:「せ、戦車ですよ!?」
キャレド・クレー:「無茶に決まってます~!」
一般生徒:「キャ~ッ!戦車よー!」
不良生徒:「もう終わりだぁ!」
四之宮サヨリ:「……ギリギリを狙ってみます!先生、戦術支援を!」
天沼チギリ:「………。」柄に手を掛けたところで、隣の四之宮を見て一歩下がる。
有崎五派:「たの……んだ!」
有崎五派:香水瓶の蓋を開けると、スイと伸ばした指先から煌めく液体がぽたりと瓶の中に落ちる。
有崎五派:特別な香りは特別な気分にしてくれる。そして、特別な気分なら特別な事だって出来る筈!
有崎五派:「あんまり怪我しませんよーにッ!」香水瓶から霧状に液体が噴出すると辺りを甘い香りが満たす。
四之宮サヨリ:「これは……」鼻孔を擽るような香りに、何処か集中力の高まりを感じて
四之宮サヨリ:「───よし」
走見ラライ:「そこのお姉さんたちもさっさとどくのです!」
走見ラライ:「焼きチョコにされてーですか!!」
走見ラライ:無限軌道が唸りを上げる!砲撃せずともこのまま轢殺もやむなしという勢いだ!
天沼チギリ:(香)  (身体活性) (戦意高揚)
天沼チギリ:「──ソラリスですか。」
四之宮サヨリ:「少し、お灸を据えます」
四之宮サヨリ:手持ちの端末を操作、連動するように手持ちの巨大鞄が変形───
四之宮サヨリ:その姿は瞬く間に。戦車に負けず劣らず、巨大な塔の如き砲台へと変貌する
キャレド・クレー:「わーっ!?」
走見ラライ:「うわーっ!?」
四之宮サヨリ:「カタコンベ不法侵入者撃退用兵装、碑霊砲バベル」
四之宮サヨリ:「……雷撃、開始します!」
走見ラライ:威圧的砲台に驚愕するが、戦車は急に止まれない!正面から突っ込んでいく……!
四之宮サヨリ:発射音/轟音。放たれるのは弾丸ではなく、大規模な電撃
四之宮サヨリ:"真上に放たれた"それは、遠間の戦車の回路を破壊するようにピンポイントに上空から落雷、破壊!
走見ラライ:ドジュアッ!!
走見ラライ:装甲が蒸発し、電子回路まで貫通する!
走見ラライ:ギャリギャリギャリギャリ!!
走見ラライ:走行システムに致命的異常が生じ、転倒!
走見ラライ:ガシャーン!!!!
走見ラライ:「むぎゅう……」命からがら這い出してくる。
四之宮サヨリ:「驚きました、まさか一撃で戦車を動作停止まで追い込めるとは……」
有崎五派:「わーお。ナイスパワフル!」サヨリさんへ駆け寄りハイタッチの構え
四之宮サヨリ:「ありがとうございます、先生」釣られるように手を振り上げて、ハイタッチ
キャレド・クレー:「す、すごいです~~……」
天沼チギリ:「素晴らしい。」
天沼チギリ:ぱちぱちと拍手。
天沼チギリ:「先生も四之宮様も御見事でした。」
四之宮サヨリ:(成程、これが……先生に拠る支援能力。悪いものではありません、ね)
有崎五派:「チギリちゃんは分かってた感じあるな~。強者の見識ってやつ?」
天沼チギリ:「さて、どうでしょう。」走見の元へ歩み寄る。
天沼チギリ:「強弱は相対的な評価ですから。」
四之宮サヨリ:「と、そうだ。無事みたいだったけれど……」同じく、走見ラライの下へ近づいて
走見ラライ:「うう……ラライの野望が……賄賂部のすうこうな使命が……もう終わりです……」
天沼チギリ:「贈賄は、バレないように行ってはじめて成立するものですよ。」
天沼チギリ:「また一つ賢くなりましたね。」
四之宮サヨリ:「……身体の方は大丈夫そう、ですね。よかった」
走見ラライ:「うえーん……アトラ議長にチョコレートを贈賄して……なでなでしてもらいたかったです……」
四之宮サヨリ:「……ううーん、欲望がかわいらしすぎて怒るに怒り辛い……」
天沼チギリ:「それは贈賄とは言わず心付けというものです。」
キャレド・クレー:「い、医療部に運んでもらいましょう……戦車の方は……誰が片付けるのかな……」
GM:お掃除部が片付けるのである。
有崎五派:「これがダメだったならまた別の事試してみればいーじゃん?」ラライの身体を抱えて安全な所で寝かせる
四之宮サヨリ:「そんな大量に送らなくても、撫でてはもらえると思いますが……なら、こうしましょうか」
四之宮サヨリ:「仕方ありません、私たちが勝利した暁には少しだけ……少しだけですよ!貴女にもおすそ分けしましょうか」
走見ラライ:「ほんとうですか!」
走見ラライ:表情が明るくなる。
四之宮サヨリ:「ええ、気持ちは素直に伝えるものです。きっと、アトラ議長も喜んで撫でてくださると思いますよ」
走見ラライ:「やったー!ありがとうです!」
天沼チギリ:「落着ですか。……初等部でこれとは末恐ろしいですね。」
有崎五派:(基本物騒だけど、子供らしい所もある。これがノヴァリスかぁ……)

GM:幸か不幸か……おおよそ不幸だが、走見ラライの砲撃事件によって、バトルロイヤル開催前に参加者候補はかなり減った。
GM:ラライは無事メサイアに送還され、残された戦車の残骸も撤去されている。
バータラちゃん:「オイッ、オマエラ!何見てやがんだッ」重機めいて巨大なカニが残骸を持ち上げている。
バータラちゃん:「見せ物じゃねーんだっての!」
バータラちゃん:ガシャン、ガシャン、ガシャン!
GM:お掃除部による片付けがすっかり終わった後で
GM:地面を眺めていたキャレドがあることに気づく。
キャレド・クレー:「あ……」
キャレド・クレー:「チョ、チョコの欠片が散らばってます!多分さっきの戦闘の余波で……」
四之宮サヨリ:「汚れはそこまでついてなさそうですが……」ちらり、とキャレドの方を見て
キャレド・クレー:「売り物にもプレゼントにも使えませんけど、これだけ量があれば……」
キャレド・クレー:「むぐむぐ」躊躇なく、地面に落ちているチョコを食べ始める。
天沼チギリ:「味を見ることは出来ると。」
有崎五派:「キャレドーッ……!け、けど……目的を達成する為なら仕方ない、仕方ない……の!?」良識ある大人として葛藤
四之宮サヨリ:(むむむ、私も自室でやりがちなのであまり人の事言えないですね……)
キャレド・クレー:「おおお!新しい力が……力が……!」
キャレド・クレー:「力が……出ないです」
キャレド・クレー:「ほんとにもうちょっとなんですが……」
GM:【獲得CP 69】

■ミッション報酬
累計CP 69/70 NPCカード『キャレド・クレー★1』 加入
【スキル1:つ、つまらないものですが……!】
ダメージ算出直後に使用。対象のキャラクターへのダメージを5軽減する。1ラウンド1回のみ使用できる
【スキル2:落ち着いてください~!】
未開放
【スキル3:お、おひとつどうぞ!】
未開放
【スキル4:自信作ですっ!】
未開放
GM:ショップ購入はこのシーンからでも可能です。
■ショップ一覧
・ロイズ板チョコレート    20CP
使用者のHPを10回復し、侵蝕率を-2する。使い捨て。
・ロイズピュアチョコレート  30CP
シーン終了時、回数制限エフェクトを一つ指定してもよい。
そのエフェクトの使用回数を最大値まで回復する。使い捨て。
・ロイズ生チョコレート    50CP
シーン終了時、アイテムを一つ指定してもよい。
そのアイテムの全ての使用回数を最大値まで回復する。使い捨て。
・ロイズギフトセット     120CP
セットアップに使用する。シーン中、全てのPCの行動値を+5、HPを+2D10、全ての達成値を+1する。
UGNチョコレートアーマー(装甲値8、行動0)を全員分取得し即座に装備してよい。使い捨て。
天沼チギリ:怪我もしてないし一旦保留にしておきますか?
有崎五派:ですかね?急を要するものはなさそう
四之宮サヨリ:ですね
天沼チギリ:じゃあ一旦保留!侵蝕がかさんで来たら板チョコを買いましょうかね
GM:ではこのシーンは一旦ここまで。購入やロイスなどありましたらどうぞ。
天沼チギリ:購入は…強化素材!
天沼チギリ:2dx+1>=15
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 9[6,9]+1 → 10 → 失敗

天沼チギリ:失敗!以上!
四之宮サヨリ:同じく狙いましょう、強化素材
天沼チギリ:あ、ロイス取ろう
四之宮サヨリ:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 10[10]+6[6] → 16

四之宮サヨリ:買えた
四之宮サヨリ:マジで?!
四之宮サヨリ:お渡しします
有崎五派:すごッ!?
天沼チギリ:四之宮サヨリ/〇有為/警戒/ロイス
天沼チギリ:ありがたや…
有崎五派:四之宮サヨリ 頼りになる!○/メサイアって…… で取得
天沼チギリ:では改めて以上!
四之宮サヨリ:人 そ れ ぞ れ で す ♡
四之宮サヨリ:以上!
有崎五派:購入は……ブルーゲイルでも狙おうかな
有崎五派:7dx+1>=20
DoubleCross : (7DX10+1>=20) → 10[1,1,4,5,6,9,10]+10[10]+8[8]+1 → 29 → 成功

有崎五派:まじぃ?ゲット~
GM:すごい!
天沼チギリ:ソラリスの購入力!
GM:さすが社会派先生だなあ
四之宮サヨリ:すご!これが大人……
GM:ではこのシーンはここで終了。次のミドルに移ります
 

 MD:3/『恐るべき[プレシャス]』

GM:ミドル3。戦闘前にPC同士でゆっくり会話するパートを設けましょう。

キングダム学区 真珠広場
GM:夕方が近づき、強者が集まりつつある公園。
キャレド・クレー:「ううーん、苦味のバランスはこうじゃなくて……フレーバーをもっとナッツ類っぽく……ブツブツ」
キャレド・クレー:キャレドは、拾い集めたチョコで必死に味の分析を試みている。
GM:とはいえ、ここに集う者の目的はあくまで一つ――『本物のチョコレート』だ。
GM:このシーン中は、PCは誰でも任意で〈情報:噂話〉難易度8にチャレンジして構いません。
GM:『本物のチョコレート』の正体がわかります。
天沼チギリ:じゃあやってみるぜ。登場します。
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (51 → 58)
天沼チギリ:2dx>=8 噂話
DoubleCross : (2DX10>=8) → 4[3,4] → 4 → 失敗

四之宮サヨリ:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 4[4]+48 → 52

四之宮サヨリ:そして噂話!
天沼チギリ:ひぃ~ん!
四之宮サヨリ:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 3[3] → 3

四之宮サヨリ:だめだめ
GM:ノヴァリスの生徒どもの情報収集能力なんてこんなもん
天沼チギリ:アメリアがいないとだめなのじゃ
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (60 → 66)
有崎五派:噂話!
有崎五派:6dx>=8
DoubleCross : (6DX10>=8) → 10[1,2,4,4,10,10]+10[3,10]+6[6] → 26 → 成功

GM:完璧だ
有崎五派:ま、こんなもんよ(ふぁさ~)
四之宮サヨリ:全てを理解している
GM:では日本在住の過去がある有崎先生は完全に理解しています。
GM:カリーナ・ピガフェッタが取り扱っている目玉商品『本物のチョコレート』とは
GM:ロイズの主力商品たる生チョコレートです。それも、ただの生チョコレートではありません。
GM:ワインとシャンパンが香り立つ"プレシャス"な生チョコレート
GM:イタリア・ウンブリア州の赤ワインをカカオの風味豊かなチョコレートと合わせたガナッシュと、「恋人達のキュヴェ※」という名を持つシャンパンにブランデーを加えて、ホワイトチョコレートと合わせたガナッシュを2層に重ね、チョコレートの器に入れた
GM
生チョコレート[プレシャス]
GM:リアルの世界でもこれを食べたことのある者は少ないでしょう。
GM:※「キュヴェ」とはブドウをアルコール発酵させる容器(キューヴ)からきた言葉といわれ、「生産者のこだわりや特別な想いがこめられたワイン」という意味で使われることが多い用語。
有崎五派:な、なんだって……!?
GM:有崎先生はこの知識を他のPCに披露しても構いません。
有崎五派:スプーンで掬って食べる、特別感溢れたあのプレシャス……!?
天沼チギリ:なんだと…生チョコレートとは…チョコの刺身では…ない!?
四之宮サヨリ:生のチョコなんか食べて……大丈夫なんですか?!健康被害など在ったりは……?!
有崎五派:未開人共め……(過剰な暴言)

天沼チギリ:「キャレド様。これは”本物のチョコレート”の欠片でしたか?」
キャレド・クレー:「た、多分違います……バレンタイン前でみんなチョコレートを買い込んでますから」
キャレド・クレー:「『ロイズ』のチョコレートだけじゃなくて、他の学区のチョコレートも少しずつ混じってるみたいです」
キャレド・クレー:「それに『本物のチョコレート』は海賊部が厳重に管理してるでしょうし……」
天沼チギリ:「なるほど…では”本物”とはいったい…」
四之宮サヨリ:「本物……いえ、このどれもチョコレートであることは間違いないのでしょうけど」
四之宮サヨリ:「本物と語る以上、その他全てが偽物に思えてしまう程のもの」
四之宮サヨリ:「……だとは思うのですが、いまいち想像がつかないというか……」
有崎五派:「──それは当然よ」
有崎五派:「ノヴァリスのスイーツも良くできている。それは確か」突然芝居めいた口調で厳かに語る
有崎五派:「けれど、キャレドが食べた事の無いものを再現できないように」
有崎五派:「見た事のないものを正しく想像する事もできない」
有崎五派:けれど、私は──ある。
有崎五派:「海賊部の触れ込みと、ノヴァリスで流れてる噂から私が想像できるものが一つだけ、ある」
四之宮サヨリ:「……それは、一体どのような?」
キャレド・クレー:「そ、それは一体……なんなんですかっ、先生!」
四之宮サヨリ:少し期待の混じった声で、呟く
天沼チギリ:「ご説明、願えますか?」
有崎五派:「それは──外の世界でのトップオブトップ、ロイズの誇る生チョコレート……"プレシャス"の名を冠するモノよ」
有崎五派:さっ、と。スマートフォンへ画像を表示させる。
天沼チギリ:背伸びしてスマートフォンを覗き込む
キャレド・クレー:「ひっ、な、なんなんですか……これは!?」
キャレド・クレー:「これがチョコレート……!?」
四之宮サヨリ:「プレシャス……貴重を意味する……」
四之宮サヨリ:「これが……チョコレート?」
有崎五派:映し出されるのは美しい造形の、"チョコレートの器"にスプーンが差し込まれ、更に2層のチョコレートを掬う様。
天沼チギリ:「美しい造形ですね。」
四之宮サヨリ:「見たことが無い形というか……これ、スプーンで食べるんですか?」
有崎五派:「そう!私も食べた事は無いんだけど──買ったことはあるから知ってるのよね」
有崎五派:「容器までチョコレートで出来ている特別──いや、プレシャスを体現する期間限定品」
有崎五派:「プレゼント用に買っただけなんだよね……結局渡す勇気出なくてお母さんにあげちゃったし……」ぼそぼそと口の中で呟く
キャレド・クレー:「だ、だめだぁ……」へなへな
キャレド・クレー:「こんなにもおいしそうな見た目のチョコレートに……」
キャレド・クレー:「勝てるわけが……ない」
四之宮サヨリ:「キャ、キャレドさん!」
四之宮サヨリ:「戦う前から諦めては……でも、確かに味の想像が……」
有崎五派:「うっ……でもこのチョコレートを作った人だってあたしらとおんなじ人間なんだから!無理なんて事無いはず!」
四之宮サヨリ:「はい、私たちは可能な限りキャレドさんのサポートを行いますので」
天沼チギリ:「ええ。菓子作りの経験はございませんが…それ以外でしたらどうぞお頼りくださいませ。」
キャレド・クレー:「でも……でも、四之宮さんもこの[プレシャス]が欲しくてここに来たのに」
キャレド・クレー:「"元老"様だってそうですよね……?」
四之宮サヨリ:「……それはそう、なのですが……」
天沼チギリ:「私はこの騒動を抑えるためにここにいます。」
天沼チギリ:「ですから私のことはどうかお構いなく。」
四之宮サヨリ:「……恐らく、この勝負を勝ち取って手に入れられても、少量のみでしょう」
四之宮サヨリ:「それを四人で分ける。そうなると、私の求める量には少し足りないというか……なので」
四之宮サヨリ:「今更にはなってしまいますが、キャレドさんに"プレシャス"に届き得るものを作る事に協力することで」
四之宮サヨリ:「優先的に一部回してもらえれば……と、思っております……虫のいい話かも、しれませんけれど」
キャレド・クレー:「で、でもわたしが[プレシャス]を食べることができても……ただ台無しにしちゃうかもしれなくて……」
キャレド・クレー:「本物の[プレシャス]が手に入ったら、四之宮さんの大事な人に渡してあげたほうがいいのかもしれません……」
キャレド・クレー:「たぶん、それだけ……頑張って手に入れようって思うくらい、大事な人なんですよね」
四之宮サヨリ:「……はい。他に代え難い程に大事な人です」
四之宮サヨリ:「でも、此処に居るのが私ではなくミ……こほん。あの人だったとしても、同じ事をしたでしょうから」
四之宮サヨリ:「それに、大事な人。一人だけじゃないですよ?」
キャレド・クレー:「そうなんですか……?」
四之宮サヨリ:「……今まで頑張ってくれた子たちに、少しでも前を向いてもらえるように」
四之宮サヨリ:(……どれだけ先に、辛いことが待っているとしても、今だけは休めるように)
四之宮サヨリ:「とびっきりに美味しくて甘いものを、届けなければいけませんから」
有崎五派:「私もいーっぱい協力するからさ、キャレドちゃん。ちょっとだけ頑張ってみよ?」サヨリの話に頷きながら混ざる。
有崎五派:「そもそも先生はキャレドちゃんのお手伝いを頼まれてきたんだし~?無理とか言わないで欲しいな~」冗談めかして付け足す
キャレド・クレー:「うう……分かりました……」
キャレド・クレー:「でも、四之宮さんのお友達の皆さんだけじゃなく、あの"元老"様もご満足させるチョコレートなんて……」
キャレド・クレー:「緊張する~~~っ」胃痛で目をぎゅっとする。
天沼チギリ:「ですから、私はどうかお構いなく。」
天沼チギリ:「少なくとも、至上王や美食王よりは甘いですよ。」くすりと笑う。
天沼チギリ:「手を抜けとは言いませんが、肩の力を抜いてお作りくださいませ。」
天沼チギリ:キャレドの両肩に手を置き、優しく揉む。
キャレド・クレー:「きゅん」小動物のような声を上げて失神する。
四之宮サヨリ:「あっ……」
四之宮サヨリ:「どうどう、落ち着いて」身体を支えて、とりあえず膝の上に置いてあげて
四之宮サヨリ:「ところで先生……先程、プレゼント用にと仰っていましたが……」
有崎五派:「う”っ」どこから出たのか分からないうめき声を上げる
四之宮サヨリ:「あ、ああいえ。ノヴァリスの外ではこういったことは身近だったのかなと……」
天沼チギリ:「私も興味がありますね。」
有崎五派:「むむ、なるほど……そういう事ね」
四之宮サヨリ:「私はセルの実験体崩れなので、ノヴァリス以外には疎くて」
有崎五派:「…………」
天沼チギリ:「同じく、私も外の社会には疎いもので。」
有崎五派:「よーし!それじゃあ先生が外のスイーツ事情を教えてあげましょう!」
有崎五派:「まず、"こういうモノ"が身近かどうかって話だけど……どっちとも取れる、かな」
有崎五派:「買うのは簡単。通販ですぐだしね」
有崎五派:「でも、チョコをプレゼントするってのは勇気がいるからね……経験ない人もいるんじゃないかなぁ」
有崎五派:やけに実感がこもった声色で続ける。
四之宮サヨリ:「バレンタインデー……大事な人に感謝を込める日。例えその日以外だったとしても、常日頃からその精神自体は忘れていないつもりですが……」
天沼チギリ:「心付けを渡すのにそこまでの勇気が?」
天沼チギリ:「奥手なのですね、外の方々は。」
有崎五派:「ふふふ、そりゃあ"心"付けだからだよ」
有崎五派:「……ふっふっふ。ウブなガール達にお姉さんから外の文化を一つプレゼントしてあげましょう」
有崎五派:「外のバレンタイン、すなわちチョコを贈る行為には、その人に向けた好意を表す──告白的な意味合いがあるパターンが存在するのだ」指を立てて何故か得意げに
有崎五派:「ま、勿論"友チョコ"とか"義理チョコ"って概念もあるし、サヨリちゃんが言ってる意味で渡す子もいるけどね」
四之宮サヨリ:「こっ……」
四之宮サヨリ:「告白……?!」
有崎五派:「そう!告白!なんの?なんて野暮な事は言わないでよね、愛のに決まってるんだから!」わざとらしく胸に手を当てる
天沼チギリ:「ほう。」
四之宮サヨリ:「そ、そういう形、なのですか……そう……いえ、先生は恐らく日本の出身でしょうし……私もセルの出身自体は同じだから……私が渡すとなると……そういう意味合いが発生してしまい……」ぶつぶつと、小声で呟き続けている
天沼チギリ:「よろしいではありませんか。」
天沼チギリ:「どんな形であれ好意を抱いているのなら、贈り物は何も恥ずかしい事ではありますまい。」
四之宮サヨリ:「それはそう!ですが!心の準備が!あるじゃないですか!」
有崎五派:「サヨリちゃんは誰に渡したいの?」ニヤニヤしながらズイ、と傍へ寄る
四之宮サヨリ:「……ぐ、ぐぐ……いえ、その友、友チョコです、多分それに該当します。委員会の皆さんへお渡しするための……」
有崎五派:「さっきの様子見ると特定個人の顔が浮かんでる気がしたんだけどな~?先生の勘的に!」
天沼チギリ:「人の心は移ろいやすいもの。」
天沼チギリ:「独占したい相手なら早めに唾をつけておくことが肝要ですよ。」
四之宮サヨリ:「がっ……」
四之宮サヨリ:「確かに最近……アリト先生という方と距離が近いように……いやでも、今傷心に付け込んでしまう形になってしまうというのは良くないですし、そもそもの目的として今回は皆のため……」
四之宮サヨリ:頭から煙が出ている、思考がまとまっていない
有崎五派:「どっちも欲張ればいいじゃんね!バレンタインなんだし、それくらい良いっしょ!」
天沼チギリ:「………。」
天沼チギリ:「古来のチョコレートは薬…媚薬として扱われていたとか。」
有崎五派:「チギリさん?」
天沼チギリ:「先生に混ぜてもらいますか?」
有崎五派:「せ、先生はそういうえっちな奴はやってませんので!門外漢門外漢!」両手でバツマーク
四之宮サヨリ:「……コ、コホン」
天沼チギリ:「それは残念。」
天沼チギリ:妖しく笑う
四之宮サヨリ:「天沼さんももし自分が渡す時になったら頭に浮かんで顔真っ赤になっても知りませんから……」
有崎五派:「そうじゃん!チギリちゃんは誰か渡したい人居ないの?」
天沼チギリ:「今はいませんが、そこまで執着する人がいるのなら…」
天沼チギリ:口元を隠す
天沼チギリ:「手段は選びませんよ?」
四之宮サヨリ:(声がマジトーンですね……)
有崎五派:「あっはは……将来の誰かにエール……」ガッツポーズを天に捧げる
天沼チギリ:「ここでつまびらかに開帳しませんが…。」
天沼チギリ:くすくすと笑い声を着物の袖から漏らしている
四之宮サヨリ:「……さておき、理由はどうあれ。大切な人に渡す、という目的に違いはありません」
四之宮サヨリ:「まあ、その。いつかそのような、告白の様な意味を持たせるとして」
四之宮サヨリ:「……今回だけは、それ以外の意味を多めで。皆さんも、それぞれの思いを果たせるように」
四之宮サヨリ:「───勝利しましょう。必ず」迫る時間を前に、改めて心を決める
GM:だが!その決心の矢先――
GM:ズドン!!!
メサイア生徒:「グッギャアアアア!!?」
メサイア生徒:血まみれで吹っ飛んできた殺人鬼風メサイア生徒!ショットガンが全弾直撃したのだ!
四之宮サヨリ:「なっ……またうちの制服……?!」
有崎五派:「ゲーッ!?バイオレンスじゃん!」慌ててメサイア生徒を抱き留める
鈎尾野シルチ:「なんですか……この有様は……!」ジャコッ
鈎尾野シルチ:「騒ぎを聞きつけて駆けつけてみれば……」
鈎尾野シルチ:「キングダム学外の武装勢力がこんなにも……集結して……!」
天沼チギリ:「あなたは…」
一般生徒:「あれは……鈎尾野シルチ!?」
一般生徒:「いやーっ!?勧善懲悪委員会よ!!」
四之宮サヨリ:「勧善懲悪……委員会……?」
鈎尾野シルチ
鈎尾野シルチ:「円卓も遺産管理委員会も何をやっているのですか!!」
鈎尾野シルチ:ジャコン!!
鈎尾野シルチ:近未来的なフォルムのショットガンをポンプアクションしながら
鈎尾野シルチ:ズドン!!
鈎尾野シルチ:凶暴そうな生徒へと次々と発砲していく!
鈎尾野シルチ:「この大変な時期に、高価な品物で人々を扇動して……騒乱の種をまくなど、言語道断!」
鈎尾野シルチ:「不健全です!!!」
GM:勧善懲悪委員会。このキングダムにあって、救伐騎士団でも聖詠部でもない……『自主的な』治安維持組織だ。
有崎五派:「言ってる事は……間違ってないかも!めちゃくちゃ攻撃的だけどッ!」流れ弾から身を守る為に隠れつつ叫ぶ
四之宮サヨリ:「い、いやまあそうなんですが、些か暴力過ぎではないですか?!」
鈎尾野シルチ:「そういうあなたは何を持っているのですか!その巨大なカバンは絶対兵器でしょう!!」
鈎尾野シルチ:「戦闘準備万端じゃないですかッ!」
四之宮サヨリ:「……いや、これは……その、護身用で……っ!」あからさまに焦りながら、鞄の裏に身体を隠す
天沼チギリ:「あなた方に治安維持活動を許した覚えはありませんよ。」
天沼チギリ:前に一歩歩み出る。
天沼チギリ:「私も、至上王も。」
鈎尾野シルチ:「……!!遺産管理委員会の"元老"様!!」
鈎尾野シルチ:「貴女がいながらこの状況を放置するなんて……まさか貴女ほどのお方がチョコレートに釣られたわけではないでしょう……!」
天沼チギリ:「いいえ。私は騒動を出来るだけ平和裏に収束させるためにここにいます。」
鈎尾野シルチ:「ならば!見るからに殺人鬼的生徒や暴力的武装生徒は先んじて鎮圧するべきなのでは!?」
天沼チギリ:「疑わしきは罰せず。」
天沼チギリ:「武装することはノヴァリスにおいて何ら不思議なことではありません。」
鈎尾野シルチ:「治安維持に最も求められるのは機動力!貴女方がそうして重い腰を上げずにいるから私達が前線で事件に対処しているのです!」
天沼チギリ:「風貌の怪しい生徒もいるでしょう。母体が母体ですから。」
天沼チギリ:「あなたの行動こそが生徒を徒に傷つける治安紊乱行為に他なりません。」
鈎尾野シルチ:「なんですってぇ……!」
四之宮サヨリ:「な、なんだか雲行き、怪しくないですか先生……?」
四之宮サヨリ:「いや最初からか……」半分諦めたような声
鈎尾野シルチ:「いかに"元老"様といえど勧善懲悪精神に反する行い、このシルチ見過ごせません!」
鈎尾野シルチ:「決闘を申し込みます!!こちらはもう一名生徒の応援を呼びますがよろしいですねッ!」
有崎五派:「あ~あ」ため息
天沼チギリ:「申し訳ありません、先生、四之宮様。それにキャレド様。」
天沼チギリ:「勧善懲悪委員会はこういう組織なのです。」
四之宮サヨリ:「……キングダムも大変なんですね……」
天沼チギリ:「これはキングダムの案件。私一人で対処いたします。」
有崎五派:「いやいやいや!危ないっしょ!?先生として行ってらっしゃいは言えないな~!?」
四之宮サヨリ:「……そ、そういう訳には行きません!これから先どんな強敵が現れるかもしれない状態で……!」
天沼チギリ:「……お言葉に甘えます。」
天沼チギリ:「優しい方ですね。お二人とも。」
天沼チギリ:「優しくて…面白い方。」
鈎尾野シルチ:「どうするのですか!一人ですか!二人ですか!三人ですか!」
鈎尾野シルチ:「玉虫色の回答は勧善懲悪ではありませんよ!」
有崎五派:「勿論──4人よ!」当たり前のようにキャレドを数に入れている
鈎尾野シルチ:「四人ですって~~~!?」
鈎尾野シルチ:「もしかしてそこに気絶している生徒まで頭数に含めようという魂胆ではないでしょうね!」
キャレド・クレー:「きゅう……」
四之宮サヨリ:「ええ、私たち四人で……!えっ四人?」
四之宮サヨリ:「気絶してるキャレドちゃんも今頭数入れるんですか先生?!」
四之宮サヨリ:「少なく見積もったほうがお得な気がしますけど?!」
有崎五派:「仲間はどんな時も一緒!みんなで乗り越えるのよ!キャレドの事は私に任せなさい!」気絶しているキャレドを背負いながらサムズアップ
鈎尾野シルチ:「我々が無力な一般生徒を巻き込むことはできないと高を括った上での人質戦略……というわけですか!!!」
鈎尾野シルチ:「不健全不健全!!!不健全警察出動だ!」
四之宮サヨリ:「ああ、あああ……なんかいっぱい集まりそうな気がする……!」
鈎尾野シルチ:「みんな集まれ――っ!」
鈎尾野シルチ:ピピーッ!
一般生徒:「勧善懲悪委員会が集まってくるの!?」
一般生徒:「この行列はどうなっちゃうのよ!?」
GM:ザワザワ……ザワザワ……
GM:――5分が経過した。
鈎尾野シルチ:「……ふう」
鈎尾野シルチ:「私一人で……十分というわけですか……!!」
天沼チギリ:シートを敷いてお茶を飲んでいた。野点である。
四之宮サヨリ:「……ええーと……」
四之宮サヨリ:「どうしましょう、あと数分待ちましょうか……?」
有崎五派:「……………私、大体毎日職員室に居るからさ」
有崎五派:「相談がある時はいつでもおいでね」
天沼チギリ:「先生。もう一杯いかがです?」
有崎五派:「あ、これ美味しい」お茶請けを口に運びながらシルチを観察している
鈎尾野シルチ:「いいえ!私には……たとえ"元老"相手でも心強い味方あり!」
鈎尾野シルチ:「言ったでしょう!一人応援の生徒を呼ぶと……!」
鈎尾野シルチ:「おいでください!先輩――ッ!!」
天沼チギリ:「おや、見世物が始まるようですよ。」
天沼チギリ:ずず、と器を唇に付けて傾ける。
四之宮サヨリ:「ほ、ほんとに来るんですか……?」
"暗礁王"サルガッサム:「仕事の途中なんだが……」ごく普通に、歩いて現れる。
"暗礁王"サルガッサム:「なんの騒ぎだ」
暗礁王
天沼チギリ:ぴたり、と茶を飲むのを止める。
四之宮サヨリ:「あ、来てくれてる……ちょっと安心しました……」
鈎尾野シルチ:「先輩!手を貸してください!勧善懲悪に反する不穏分子発見です!」
"暗礁王"サルガッサム:「……」目を細めて、天沼チギリを見る。
"暗礁王"サルガッサム:「……どうも」
天沼チギリ:「"暗礁王"。」
天沼チギリ:「まさかとは思いますが」
天沼チギリ:「そちらに手を貸すおつもりですか?」
"暗礁王"サルガッサム:「別にそういうつもりはなかったが……」
"暗礁王"サルガッサム:両手に防水容器を下げている。中身は『ロイズ』のチョコレートだ。
"暗礁王"サルガッサム:「見たところ、人数的にはシルチが不利だろう」
天沼チギリ:「ええ。」
天沼チギリ:「弱きに味方する…と?」
四之宮サヨリ:「ちょ、ちょっと待ってください。あ、暗礁王ってあの、血統政変の……?!」
有崎五派:「(暗礁王……めっちゃ顔良ッ!王子様系女子と見たッ)」
"暗礁王"サルガッサム:「双方、どちらも理はある。決闘で決めるというなら戦力の不均衡は望ましくない……」
"暗礁王"サルガッサム:「……まさかこんな小競り合いを政治の場に持ち込むつもりもないだろう……"元老"」
天沼チギリ:「………。」
天沼チギリ:「ええ。ただの小競り合い。ただの喧嘩です。」
天沼チギリ:鞘から大刀を抜く。
"暗礁王"サルガッサム:「最近、考えを改めようと努力している……学生ならば、そういう喧嘩をするのが健全だ」
"暗礁王"サルガッサム:「……仕事の片手間にでも、やってみよう」
天沼チギリ:「アメリアの報告通りです。」
天沼チギリ:「姿勢が変わりましたね。」
四之宮サヨリ:「此方に元老の天沼さんがいるとはいえ、相手取るの、かなりヤバいです!なんとか切り抜けないと……!」
有崎五派:「なーんか……隙あらばどこかで喧嘩が起きるの……懐かしいなぁ……」
天沼チギリ:「よろしい。」
天沼チギリ:「健全、不健全の是非を力にて問うならば、」
天沼チギリ:「私の”剣禅”をお見せいたします。」
 鈎尾野シルチ[14]
  "暗礁王"[10]

   10m

四之宮サヨリ[11/52]
 天沼チギリ[6/58]
 有崎五派[4/66]
GM:ミドル戦闘を開始します。

■ラウンド1

鈎尾野シルチ:セットアップはシルチから。《光の銃》を使用します。
"暗礁王"サルガッサム:"暗礁王"は《加速装置》を持ってますが、ここでは使いません。
有崎五派:様子見ってワケね……!
有崎五派:<活性の霧lv5>攻撃力+15、ドッジダイス-2個、侵蝕3
有崎五派:<タブレット+多重生成>射程視界、対象を3体に変更、シーン5回。侵蝕5
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を8(→ 8)増加 (66 → 74)
GM:つよい
有崎五派:こっちは出し惜しみ無し!対象はチギリちゃんとサヨリちゃん!
四之宮サヨリ:うけます!ありがたい!
天沼チギリ:こちらは無し!活性の霧も受けます!
四之宮サヨリ:そしてこちらもなしです
鈎尾野シルチ:ではさっそくシルチから行動するぞ!
鈎尾野シルチ:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》《レーザーファン》!
鈎尾野シルチ:対象はPC全員。攻撃だ!
鈎尾野シルチ:9dx7+5
DoubleCross : (9DX7+5) → 10[1,4,6,6,6,7,8,8,8]+10[1,3,7,7]+6[2,6]+5 → 31

鈎尾野シルチ:相当のやる気!ドッジ-2個も忘れずにね
四之宮サヨリ:うわーっ!ドッジ……ダイスが無い!ガード!
天沼チギリ:ドッジ一応ふるか…
天沼チギリ:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 8[8] → 8

天沼チギリ:無理!
有崎五派:ドッジ!
有崎五派:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 10[7,10]+3[3] → 13

有崎五派:まあ無理よね~
鈎尾野シルチ:4d10+15 装甲有効
DoubleCross : (4D10+15) → 31[8,9,10,4]+15 → 46

鈎尾野シルチ:ダメージダイスもめちゃ回った!これは防具着てても厳しいでしょ
天沼チギリ:しぬ…リザレクト!
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (58 → 66)
四之宮サヨリ:リザレクト!
四之宮サヨリ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

四之宮サヨリ:59!
有崎五派:ダメダメ!リザ~
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (74 → 79)
GM:そのまま次の手番も処理してしまいます。サヨリさんの行動!
四之宮サヨリ:はーい!マイナーでバベル起動。射撃攻撃のダメージを増加します
四之宮サヨリ:メジャーで……どっち狙おう。暗礁王を狙うのは……ちょっと怖いな!首謀者のシルチちゃんにちょっとビリビリしてもらいましょうか
四之宮サヨリ:メジャーでコンソ射撃+コンセ、対象はシルチちゃん!
四之宮サヨリ:9dx7+3
DoubleCross : (9DX7+3) → 10[1,1,2,2,3,5,5,6,10]+4[4]+3 → 17

四之宮サヨリ:また?!
GM:なんでこうなるのか
鈎尾野シルチ:でもシルチちゃんは回避よわよわだからあたっちゃうんじゃないかな
鈎尾野シルチ:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 9[2,4,4,6,9]+1 → 10

鈎尾野シルチ:だめだ~っ
四之宮サヨリ:よ、よし!なんとかなりましたね!
"暗礁王"サルガッサム:なのでカバーリングします。《マグネットフォース》《電磁障壁》《磁力結界》。
四之宮サヨリ:ウワーッ!
"暗礁王"サルガッサム:ガード値は+7D10!ダメージをどうぞ。
四之宮サヨリ:2d10+3d10+1d10+15+22
DoubleCross : (2D10+3D10+1D10+15+22) → 15[7,8]+18[5,8,5]+5[5]+15+22 → 75

四之宮サヨリ:だがこっちもバフを貰っているのだーッ!
四之宮サヨリ:全部有効です!侵蝕は4上がって63!
"暗礁王"サルガッサム:75-7D10
DoubleCross : (75-7D10) → 75-31[2,3,4,7,5,4,6] → 44

"暗礁王"サルガッサム:あっ!こっちは意外と減らない……!
"暗礁王"サルガッサム:ガード値と再生能力で耐えるタイプなので一撃の破壊力には弱いのだよな。
"暗礁王"サルガッサム:《リザレクト》も使えますが、使用せずそのまま退場。
四之宮サヨリ:な、なんとかなった……?!
有崎五派:サヨリちゃんつよ~い!
四之宮サヨリ:ふふ、悪い気はしません……ね
GM:続いてチギリ委員長の手番だ
天沼チギリ:どうしようかな~
天沼チギリ:レーザーファンは至近不可の範囲攻撃なら…
天沼チギリ:マイナーで戦闘移動、シルチさんに接敵します。
GM:何~~ッ
 鈎尾野シルチ[14]
 天沼チギリ[6/66]

   10m

四之宮サヨリ[11/59]
 有崎五派[4/79]
天沼チギリ:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《死神の精度》
天沼チギリ:《ブレインハック》くんは重いのでお留守番だ
天沼チギリ:判定!
天沼チギリ:あ、対象はもちろんシルチさん
鈎尾野シルチ:キャアー(もぐコロ)
天沼チギリ:9dx7
DoubleCross : (9DX7) → 10[1,2,4,6,6,8,8,10,10]+6[1,4,4,6] → 16

天沼チギリ:よわよわ…
鈎尾野シルチ:なんでこのセッションはみんなこうなんだ
鈎尾野シルチ:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 8[1,1,6,6,8]+1 → 9

鈎尾野シルチ:よわよわ返し
天沼チギリ:あっぶねえ…
天沼チギリ:ではダメージ出します!
天沼チギリ:2d10+15+15+15
DoubleCross : (2D10+15+15+15) → 9[8,1]+15+15+15 → 54

天沼チギリ:装甲無視!
鈎尾野シルチ:もちろん耐えられるわけもなし……一発で戦闘不能。
有崎五派:ウォ~!!!チギリ様最強!チギリ様最強!
四之宮サヨリ:やった~!
天沼チギリ:ふふ…助かった…
GM:PCの勝利です。
GM:先生の指揮がよかったからだと思います!
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を8(→ 8)増加 (66 → 74)

鈎尾野シルチ:「"元老"様という絶対的権力……!」
鈎尾野シルチ:「それに屈さず勧善懲悪を追い求めるのが、この私!」
鈎尾野シルチ:ジャコン!!
鈎尾野シルチ:鈎尾野シルチの近未来ショットガンは外観だけのハリボテだが
鈎尾野シルチ:ポンプアクションによって光弾エネルギーが内部にチャージされる!
有崎五派:「な、なんか光ってない!?やばい!?やばいよね!?」あたふたと遮蔽物を探している
四之宮サヨリ:「……まずいです!ここは開いてる地ですから……防ぎようが……!」
天沼チギリ:「どうぞ、お試しあれ。」
有崎五派:(カウンセリングもやってない、完璧なスタイリングとはいかないけど──!)
有崎五派:ポーチから取り出した香水瓶を素早くシェイクし、風向きを確認して噴出する。
有崎五派:嗅覚は人体の感覚器官の中でも伝達の早いモノであり──脳に限らず人体のあらゆる部位で影響を及ぼす事の出来るものだ。
鈎尾野シルチ:「"元老"様とてここで倒れればただの狼藉者!お手向かいさせていただきますッ!!」
鈎尾野シルチ:「どりゃあああ!!」
鈎尾野シルチ:ズドン!ズドン!ズドン!!
鈎尾野シルチ:光弾の連射!その迷いのなさと反射神経は、機動力のある正義を掲げるだけあって相当なものだ。
有崎五派:「ひぃ~ッ!!無理!無理過ぎ!」動きづらいブーツで躓き爆発に巻き込まれる!
天沼チギリ:「───」黒剣が光に飲み込まれる。
四之宮サヨリ:「くっ……まっとうに強いです!こんなの何回も受けたら、私たちは兎も角十字冠の無い先生は……まずい!」
鈎尾野シルチ:「あっそうです!先生!このような非勧善懲悪行為に手を貸さず今すぐ避難すべきなのでは!?」
四之宮サヨリ:「撃ってから言うんですか?!」
鈎尾野シルチ:「撃ってから言います!」
有崎五派:「一回イエスと言ったら最後まで付き合うのがあたしの正義じゃい!てか、撃つにしてもちょっとくらい迷いなさいよ!!」
有崎五派:ギャグ漫画じみた焼け焦げ方をした髪を振り乱しながら立ち上がる。
天沼チギリ:「四之宮様。」
四之宮サヨリ:「……め、めちゃくちゃな……と、なんでしょう天沼さん!」
天沼チギリ:「あの光弾には目潰しの役割もありますが、」
天沼チギリ:「こちらからの反撃も見えにくいということ。」
天沼チギリ:「光の起点に向かって遮二無二撃てば当たりやすいかと。」
天沼チギリ:「それに──」ちらりと、情勢を見極めている暗礁王を見る。
天沼チギリ:「いえ。奮闘をお祈りいたします。」
四之宮サヨリ:「成程……あんまり余裕、無いかもしれませんが……っ」身体の再生を行いながら、武装の展開を並行起動する
鈎尾野シルチ:ズドン!ズドン!
鈎尾野シルチ:散弾の乱射は止まらない。光の嵐が公園を飛び交う!
四之宮サヨリ:(確かに、猛烈な光で上空からの精密射撃は無理そうですね……!)
四之宮サヨリ:砲塔を向けるのは光の来たる正面へ。瞳を閉じて襲い掛かる衝撃に身を委ねる
有崎五派:「なんも見えない!どっち!?どっちが前!?助けてーッ!」素人同然に逃げ回る
天沼チギリ:先生の袖を握り、自分の傍へ。
有崎五派:「わ……ッ」
四之宮サヨリ:「熱っ……右方向に5°修正、そのまま向こうの射撃の隙まで、2、1……」
四之宮サヨリ:「───此処っ!」
四之宮サヨリ:光弾を受けながら、そのダメージの部位で相手の凡その位置を特定
四之宮サヨリ:雷撃を、光を裂くように真正面から打ち込む!
"暗礁王"サルガッサム:「……すごいな」射線に割り込んでいた。
"暗礁王"サルガッサム:バ ヅ ン!!
"暗礁王"サルガッサム:雷撃を蹴り潰すような姿勢で、片足で受ける。
"暗礁王"サルガッサム:「この状態で混乱せず、正確にシルチの位置を狙えるとは……」
"暗礁王"サルガッサム:「……」片足立ちになって、雷撃で焦げた右足を見る。
四之宮サヨリ:「っ……当たってない?!いえ、防がれた……?!」
四之宮サヨリ:光で眩んだ目を擦りながら、戦況を少しずつ確認する
鈎尾野シルチ:「せ、せ、先輩!?大丈夫ですか!?!?」
天沼チギリ:「”暗礁王”。」
天沼チギリ:「小競り合いは楽しめましたか?」
"暗礁王"サルガッサム:「楽しむ気持ちまではまだ理解できないかな……」
天沼チギリ:「そうですか。やはりもう少し穏便な方がよろしいですか?」
天沼チギリ:「アメリアにちょうど暇を出しているので、会いに行っていただければ幸いです。」
"暗礁王"サルガッサム:「シルチに対しては、そうだな……穏便にしてやってくれ」
"暗礁王"サルガッサム:「全日制で、私を慕ってくれる生徒ができるとは思ってもいなかった」
"暗礁王"サルガッサム:「……"鴉飼"に会う暇があればいいがな」
"暗礁王"サルガッサム:両手に下げたままのチョコレートを見る。こちらは無傷だ。
"暗礁王"サルガッサム:「フードデリバリーサービスも始めた。機会があればよろしく頼む」
天沼チギリ:「おや。」
天沼チギリ:「てっきりあなたへの心付けかと。」
"暗礁王"サルガッサム:「仕事中だと言っただろう」
"暗礁王"サルガッサム:「シルチ。あまり"元老"達に迷惑をかけるな」
"暗礁王"サルガッサム:そう言い残して、公園の川に飛び込む。
鈎尾野シルチ:「せ、先輩~……」
天沼チギリ:手を振って見送る。
鈎尾野シルチ:「お、お怪我は大丈夫なんでしょうか……私が攻撃を避けられなかったばかりに……ッ」
四之宮サヨリ:「ひ、退いてもらえた……?」
四之宮サヨリ:その場にへたり込むようにして、大きくため息をつく
四之宮サヨリ:(いや……私も少しは自信がありましたけど……ダメージが通ったとはいえ、あまりにも効いてる気がしなかった……これが暗礁王……)
有崎五派:(世間話して帰っちゃった……ココじゃこんなのほんとに何でもない事なんだ)
天沼チギリ:「助かりました。あれほど守りが固い方は私の得手ではありませんので。」
四之宮サヨリ:「い、いえ!こちらこそ!それより……残ったあの子、なんとか落ち着けないと……」
有崎五派:「お~い!勧善懲悪ガール~!空気的に投降のタイミングだぞ~!」両手でメガホンのような形を作って呼びかける
鈎尾野シルチ:「な、なんですって~~!?」
鈎尾野シルチ:「勧善懲悪に降伏はあり得ない!先輩……先輩の勧善懲悪の志、私が受け継ぎますッ!」
四之宮サヨリ:「あ、煽っ……?!」
鈎尾野シルチ:「ウワアーッ勧善懲悪アタックだーッ!」乱射しながらの突撃を敢行!
天沼チギリ:と、宣言した瞬間。
天沼チギリ:既にシルチの懐に潜り込んでいる。
鈎尾野シルチ:「アアーッ!?」
天沼チギリ:「介錯」
天沼チギリ:「いたします。」
天沼チギリ:大刀による袈裟斬りが綺麗に入る。
鈎尾野シルチ:「うぐう~っ!!」
天沼チギリ:何の変哲もない斬撃。しかし、
天沼チギリ:真価はここからである。
天沼チギリ:シルチの両手が銃から離れ、自らの首を絞め始める。
鈎尾野シルチ:「ぐぎぎ……もはやこれまで……!」
四之宮サヨリ:(こ、こわっ……)
天沼チギリ:「…………。」転送直前で納刀。それに合わせてシルチの手から力が抜ける。
有崎五派:「うぇ!?あ、と、止まった……?」慌てて駆け寄ろうとした姿勢で急停止
四之宮サヨリ:(……心の底から味方で良かった)
鈎尾野シルチ:「"元老"様……そ、それほどの力……」
鈎尾野シルチ:「なぜ勧善懲悪に使わないのですか……」うつ伏せに倒れたまま、動けない。
天沼チギリ:「社会の仕組みはそれほど単純ではありませんよ。」
天沼チギリ:「善を勧めることが悪に繋がることもあり、」
天沼チギリ:「悪を懲らしめることが善を苦しめることもある。」
天沼チギリ:「武器を握る時は選ばなければなりません。」
天沼チギリ:「………いずれ、分かる時が来るかもしれませんね。」
鈎尾野シルチ:「なんと深い……勧善懲悪の哲学……!」
鈎尾野シルチ:「このシルチにはまだ分かりません……目の前の悪を懲悪し、目の前の善を勧善するしかないのです……」
有崎五派:「なんか……私より先生じゃない?チギリちゃん」小さく
四之宮サヨリ:「あれだけの格が無ければ遺産管理委員会の長を務めあげられないと言う事でしょうか……」小さく
天沼チギリ:シルチをベンチに寝かせ、先生たちの元へ戻って来る。
有崎五派:「ノヴァリスで先生やるには一筋縄じゃいかないってワケね……」
四之宮サヨリ:「……先生はそのままでも大丈夫だと思いますよ。むしろそのままでいてくれた方が助かります」
有崎五派:「そうかなぁ?むむむ……ま、今は──」戻ってきたチギリに視線を向けて
有崎五派:「大勝利ー!チームさいこー!」バンザイポーズ
天沼チギリ:先生の歓声を受けて微笑む。
四之宮サヨリ:「ふふ、そういう所が好印象です」
天沼チギリ:「あれほどの目に遭ってながら…楽天家でいらっしゃいますね。」
有崎五派:「そりゃあもう!楽しくなきゃ人生なんてやってらんないもんね!」歯を覗かせて笑う
四之宮サヨリ:「天沼さんもお疲れ様でした。ええと、そういえば……何か忘れてるような……あっ」
有崎五派:「お?」
四之宮サヨリ:「き、気絶していたキャレドさんの様子は?!」
有崎五派:「あ」
天沼チギリ:「………。」
キャレド・クレー:「うーんムニャムニャ……」
四之宮サヨリ:「う、嘘……あの光と音の中で……」
有崎五派:「あっはは……」バンザイした拍子に地面へ落っことしたキャレドを見て苦笑いする
四之宮サヨリ:「フツーに寝ている……」

GM:【獲得CP 198】
有崎五派:大チョコレート持ちだ!
四之宮サヨリ:おチョコ持ち!
■ミッション報酬
累計CP 198/210 NPCカード『キャレド・クレー★3』 解放
【スキル1:つ、つまらないものですが……!】
ダメージ算出直後に使用。対象のキャラクターへのダメージを5軽減する。1ラウンド1回のみ使用できる。
【スキル2:落ち着いてください~!】
いつでも使用できる。対象のキャラクターの暴走を解除する。1シナリオ1回のみ使用できる。
【スキル3:お、おひとつどうぞ!】
未開放
【スキル4:自信作ですっ!】
未開放
キャレド・クレー:「わ、私なんかでよろしければ……お願いします!」
GM:キャレド・クレーがいきなり★2で加入しました。
GM:210に達したらスキル3まで解放されるぞ。
四之宮サヨリ:暴走解除!なかなかレアスキルだ
天沼チギリ:スゲーぜ!
GM:あ、もうちょっと使用タイミング書いたほうがよかった
GM:使えるのはシナリオ1回、一人だけです。まあ暴走なんてそんな何度もなるもんじゃないしね
GM:そしてチョコレートも溜まってきたのでいよいよショップも選択肢が広がるぞ
■ショップ一覧
・ロイズ板チョコレート    20CP
使用者のHPを10回復し、侵蝕率を-2する。使い捨て。
・ロイズピュアチョコレート  30CP
シーン終了時、回数制限エフェクトを一つ指定してもよい。
そのエフェクトの使用回数を最大値まで回復する。使い捨て。
・ロイズ生チョコレート    50CP
シーン終了時、アイテムを一つ指定してもよい。
そのアイテムの全ての使用回数を最大値まで回復する。使い捨て。
・ロイズギフトセット     120CP
セットアップに使用する。シーン中、全てのPCの行動値を+5、HPを+2D10、全ての達成値を+1する。
UGNチョコレートアーマー(装甲値8、行動0)を全員分取得し即座に装備してよい。使い捨て。
GM:これらのアイテムは何度でも購入できるので在庫を気にする必要はありません。
四之宮サヨリ:おお~……!
有崎五派:太っ腹だ……!生チョコレートが一番欲しい所ですかね?
GM:ただしロイズギフトセットに関しては、ひとつの戦闘で2回以上使っても効果は累積しないので注意してね
四之宮サヨリ:生チョコ、ここか次のシーンでおひとつ戴いておきたいです
有崎五派:ウス
天沼チギリ:了解です
四之宮サヨリ:バベルの効果回数があと1回なので
天沼チギリ:生チョコ買っておきますか
天沼チギリ:あと先生の侵蝕がヤバいから
天沼チギリ:板チョコ二個を先生に渡したほうがいいかな
有崎五派:スイーツタイム~~ありがとうございます~~!
四之宮サヨリ:そうですね、板チョコをお二人に……私は低燃費なのでまだまだいけます♡
天沼チギリ:こっちは次のシーンでも問題ないかな
有崎五派:仕事の出来る女……!
GM:生チョコ1個購入でよろしいですね?
天沼チギリ:それと板チョコを先生に2こ!
GM:【獲得CP 108】
GM:【ロイズ生チョコレート×1 ロイズ板チョコレート×2】
天沼チギリ:買った買った
GM:先生は侵蝕を-4、HPを20回復してください
GM:またシーン終了時、バベルの巨塔の使用回数が最大値まで回復します。
有崎五派:HP満タン!侵蝕は75に!
四之宮サヨリ:あ、使用自体は次のシーン終了時でも問題ないですか?
GM:問題ありませんが、回数回復のタイミングはシーン終了時のみなので
GM:次のシーンで回数使い切った時点で回復ということはできませんよ
四之宮サヨリ:確かに2回殴る可能性もあるか……
GM:まあそうそう二回殴るなんてことはないでしょうが
GM:一応仕様としてそういうアイテムだということです
天沼チギリ:あ、じゃあブルーゲイルこっちにクダサイ
天沼チギリ:ミドルで時間凍結しないし
四之宮サヨリ:理解しました!ではここで一度使わせていただきます!
天沼チギリ:1ターンで狩り逃したらブルゲ使ってこっちで倒しに行きます
有崎五派:あ、そうだった!ブルゲ自分で使えないの忘れてたのでそれじゃチギリさんにパスかな?
四之宮サヨリ:お願いします~
有崎五派:パスパス
天沼チギリ:じゃあもらいます
四之宮サヨリ:これが……"生"のチョコ……
四之宮サヨリ:他のチョコは死ということ……?
天沼チギリ:刺身がうまいんだよ、生のチョコは
GM:適当なことを言うな!
GM:生チョコ食ったことないだろ
天沼チギリ:という感じで購入とロイスかな?
GM:そうですね!ここから改めて購入とロイスをしていただきましょう
四之宮サヨリ:ではロイス、天沼チギリさんへ 〇連帯感/恐怖
四之宮サヨリ:購入は高性能医療キット
四之宮サヨリ:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 6[3,6] → 6

四之宮サヨリ:・……ふふふ♡
四之宮サヨリ:買えませんでした……
GM:悲しい
天沼チギリ:わらわが買ってやるのじゃ!
天沼チギリ:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 9[6,8,9]+1 → 10

天沼チギリ:フフ…成功!
GM:本物チギリ委員長……!
天沼チギリ:そして使用
天沼チギリ:8+3d10
DoubleCross : (8+3D10) → 8+17[1,10,6] → 25

四之宮サヨリ:流石本物は違うなぁ
天沼チギリ:kore
天沼チギリ:使い捨てじゃないんだっけ?メジャー使うけど…
四之宮サヨリ:そうなんですよね
天沼チギリ:ヤバすぎ
天沼チギリ:これで高性能治療キットは二個あるので
天沼チギリ:四之宮さんが使ったらどうでしょう
四之宮サヨリ:ありがとうございます……!
四之宮サヨリ:3d10+7
DoubleCross : (3D10+7) → 22[7,8,7]+7 → 29

有崎五派:ロイスはチギリchangへ しっかりした子○/大人っぽすぎない?
四之宮サヨリ:モリモリ!
有崎五派:購入どうしようかな、何か欲しいものある人この指とまれ~!
四之宮サヨリ:照準器いただいていて、強化素材も渡っていて……
天沼チギリ:先生が重圧喰らうとヤバいから
天沼チギリ:覚悟のさらしとか?
天沼チギリ:あれ高いか
有崎五派:めっちゃ高い!他に無ければ無理ゲーに挑みます
四之宮サヨリ:ふむふむ
四之宮サヨリ:ブルゲがもう一つあると何かあった時に……といったところでしょうか
有崎五派:さらしは流石に無理過ぎるのでブルゲもう一個いきましょうか
有崎五派:7dx+1>=20
DoubleCross : (7DX10+1>=20) → 8[2,3,4,4,6,8,8]+1 → 9 → 失敗

天沼チギリ:回らなかったね…
有崎五派:流石に何度も上手くはいかない……!
GM:ソラリスダイスは意外と調達うまくいかないがち

 

 MD:4/『ロイズ・ウォー開戦』

GM:それでは次のミドルシーン。登場希望者はどうぞ。
四之宮サヨリ:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 1[1]+63 → 64

四之宮サヨリ:私登場上手いですね……
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (75 → 83)
有崎五派:げー
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (74 → 80)
天沼チギリ:登場がうますぎるサヨリちゃん
GM:低侵蝕型に限って登場侵蝕低くなりがちなんだよな

キングダム学区 真珠広場
GM:どうでもいいことだが、4人は昼間からずっと真珠広場にいる。
GM:この広場が会場になってしまっている以上、いつ何時暴動が起こるか分からない上に
GM:カリーナが突発的なイベントを起こす可能性もあり得るからだ。
GM:幸い、このお祭り騒ぎに便乗した露店や屋台が大量に集まってきており
GM:不自由はほとんどない……何も気にすることがなければ楽しくすらある。
GM:だが、バトルロイヤル開催時刻の6時は目前にまで迫っていた。日も落ちている。
社会人:「キングダム名物の王冠焼きいかがですか~」
社会人:「卵たっぷり!ふわふわだよ~」
四之宮サヨリ:「……う、美味しそうなチーズの香り……」
有崎五派:「間食は……敵……間食は……いや今チョコ集めてるんだった……」
キャレド・クレー:「でも、皆さんはそろそろお腹すいてるのでは……」
キャレド・クレー:「私はチョコをたくさん食べてますけど、ずっと戦いをおまかせしてばっかりだったので……」
有崎五派:「た、確かに……二人共朝から何も食べてないんじゃない?」
天沼チギリ:「そうですね。そろそろ栄養補給をしてもいい頃かもしれません。」
四之宮サヨリ:「少量チョコレートはいただきましたが、食事は……それどころではなかったですからね……」遠い目をしている。今までの戦いは本番ですら無かった事を思い出した
キャレド・クレー:「一緒に……っ、食べましょう!せっかく知り合った、な、な、仲間ですから……!」
キャレド・クレー:引っ込み思案のキャレド・クレーも少しずつ心を開いてきたように見える。
四之宮サヨリ:「……はい。是非ご一緒に。本番が始まる前に皆で士気を高めましょう」
有崎五派:「んふふ、そうね~。私達仲間、チームだもんね~?」嬉しそうにキャレドの頭を撫でながら同意する
キャレド・クレー:「えへへ……」
有崎五派:「じゃ~ここは先生の奢りと行きますかぁ!」意気揚々と財布を取り出して屋台の方へ
社会人:「へいらっしゃい!おっ、先生のお客さんですか!」
有崎五派:「はいは~いそうです!美味しそうな香り……4人分頂けますか?」
社会人:「まいどあり~!空いてるお席へどうぞ~!」
有崎五派:「お~いみんな~!座って食べよ~!」3人へ手を振って呼びかける
GM:一行は、裸電球が吊るされたテント内の簡素な席へと案内される。
GM:椅子は飲料のケースの上にベニヤ板を乗せたようなものだ。
天沼チギリ:「ご馳走になります。先生。」
天沼チギリ:しずしずと先生の後に続いて入店する。
四之宮サヨリ:「ありがとうございます。お世話になってしまい……」
キャレド・クレー:「先生、ありがとうございます……!」
有崎五派:「いいのいいの!みんな頑張ったからお腹いっぱい食べなさいな!」
GM:紙皿の上に乗った王冠焼きは見た目こそ質素だが、焼きたての卵とチーズの香りが食欲をそそるぞ。
キャレド・クレー:「むぐむぐ……おいふぃです!」
有崎五派:「あ、おいし……なんか地元を思い出すなぁ……」しみじみ。
四之宮サヨリ:「む、これは……なかなか……屋台でこのクオリティ……流石キングダムといったところでしょうか……」
天沼チギリ:「美味しいです。こうした屋台も…風情がありますね。」
????:「少ないなァ~~~」
????:一行のテーブルの隣。背を向けてテーブルに向かっている生徒が、おもむろに言う。
????:「本当に満腹になれるのかァ~~?その程度で……」
????:「満足できるのか?なあ~~、先生……!」
????:バサッ!!
????:その生徒の傍らには、既にうず高く積まれた紙皿がある!枚数にして30枚以上!
有崎五派:「わーお。いっぱい食べるのね……の割に痩せ型じゃない!?なに!?どうやってんの、それ!?」
有崎五派:もしゃもしゃと王冠焼きを口へ運びながら観察していたががたりと立ち上がって詰め寄る
????:「大活躍は聞いてますよ。メサイアの生徒に勧善懲悪委員会まで、しかも試合前にぶちのめしたときた……」
????:「ご挨拶しとこうと思いましてね」
????:「このキングダム連合学院で……ウマいものが現れたとなりゃ」
????:「主役は。あたしら美食クラブしかあり得ない」
有崎五派:「ふっ……なるほど。美も努力の賜物……そう簡単に教えてはくれないってワケね」
有崎五派:「それと、貴方が挨拶するべきはこっちの子たちだから」背後の3人を手で示す。
ロトカ・G・クイジナート:「美食クラブ……"製菓"の部門料理人シェフ・ド・パルティ、ロトカ・G・クイジナート」
ロトカ・G・クイジナート
有崎五派:(製菓部門……!)
四之宮サヨリ:「美食クラブ……あの美食王配下の?!」
天沼チギリ:「これはこれは…美食王には世話になってます。」
ロトカ・G・クイジナート:「"元老"様。ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありませんね」
ロトカ・G・クイジナート:おかわりが運ばれてきた王冠焼きを、目にも留まらぬ早業で一口で平らげる。
天沼チギリ:「健啖家でいらっしゃる。」
ロトカ・G・クイジナート:「ですがロイズ生チョコレート[プレシャス]は、本気を出して穫りにいきます」
四之宮サヨリ:「……!」
ロトカ・G・クイジナート:「公正に勝負したいところです。よろしいでしょう?」
天沼チギリ:「ええ。」
天沼チギリ:「折角の機会です。公正な勝負をいたしましょう。」
ロトカ・G・クイジナート:「そちらは?」サヨリを見る。
四之宮サヨリ:「……メサイア合コン委員会、副委員長。四之宮サヨリ」
ロトカ・G・クイジナート:「っぱメサイアか……遺産管理委員会は中立っつっても」
ロトカ・G・クイジナート:「まさか学外の生徒と組むなんて前代未聞の話だ……何か特別な事情でもあんのか?」
四之宮サヨリ:「……特別なことなんてありませんよ」
四之宮サヨリ:「ただ、私はそのチョコがどうしても欲しい。それだけです」
ロトカ・G・クイジナート:「それならよかった。病気で死にかけの妹にどうしても食わせたい……って事情だったら」
ロトカ・G・クイジナート:「さすがのあたしでも負けてやらなきゃならなかった」
ロトカ・G・クイジナート:さらに一枚の王冠焼きを平らげている。
有崎五派:「ぜ、善良……キングダム……大事にしなさいよこの子……」
四之宮サヨリ:「どこまでも優しい方なのですね、でも、その上で」
四之宮サヨリ:「正面から挑むつもりです。美食を極めた貴女方が相手であっても、この一戦だけは負ける訳にはいきません」
天沼チギリ:「こちらからも推すパティシエがおりますので。」
天沼チギリ:キャレドの背中を撫でる。
キャレド・クレー:両陣営の威圧感で小動物のように震えている。
キャレド・クレー:「あわわわ……」
ロトカ・G・クイジナート:「……そこの"元老"様はご自由な立場なんでしょうが、うちの"美食王"様は繊細なお方でね」
ロトカ・G・クイジナート:「円卓が半ば公認しているチョコ争奪戦に諸王が踏み込んで場を荒らすのは、円卓に良い印象を与えないだろうってお考えで」
ロトカ・G・クイジナート:「……ご自身じゃ出てこられない。"外"の最高級チョコレートなんて、文字通り喉から手が出るほど欲しいだろうに」
ロトカ・G・クイジナート:「だからあたしが手に入れて、献上して差し上げるのさ!」
天沼チギリ:「円卓は…そうですか。それは何より。」
天沼チギリ:円卓が動いていない。つまり至上王も興味を示していないと言うことだ。
天沼チギリ:…今のところは、だが。
有崎五派:「………………キングダムにも、こんな……うう……」ぽろぽろ涙を流して口を手で抑えている
ロトカ・G・クイジナート:「おい大丈夫かそこの先生」
ロトカ・G・クイジナート:「情緒がおかしいぜ」
天沼チギリ:「キングダムの優秀な生徒が見れて感激しているのですよ。」
天沼チギリ:「今まで遭遇した生徒は一癖も二癖もありましたので。」
四之宮サヨリ:(それはそれとして、このままだとメサイアの印象だけ大変なことになるのでは……?)
四之宮サヨリ:(私が……私が防衛ラインにならないと。メサイア生徒として……!)
有崎五派:「大丈夫よ、ありがとう。貴方の戦い、応援してるわ」目の端に溜まった涙を指で拭う
ロトカ・G・クイジナート:「あんたと戦うんだよ!」
有崎五派:「そういやそうだった」
四之宮サヨリ:「そ、そうですよ先生!こちらも負けられませんからね!」
天沼チギリ:「ロトカ様、他の勢力は動いていませんか?」
ロトカ・G・クイジナート:「自覚してんのか先生?そこのメサイアは置いといても、遺産管理委員会の"元老"に先生の支援能力が入ったとなりゃ――」
ロトカ・G・クイジナート:「このバトルロイヤルじゃ、間違いなくあんたらが優勝候補だ。実力もたっぷりアピールしちまったしな」
ロトカ・G・クイジナート:「開始直後に全員がまずあんたらを潰しにかかるだろうなァ」
四之宮サヨリ:「……確かに、開催前に少し騒ぎになり過ぎたかも……」
有崎五派:「そりゃチギリちゃんもサヨリちゃんも凄い子たちだけど……なーんか先生ってだけで過大評価じゃない?」首を捻る
天沼チギリ:「先生というのはそういうものです。」
キャレド・クレー:「で、でもこれまでの戦いを勝てたのだって、先生の指揮がよかったからだと思います!」
有崎五派:「アロ……キャレドちゃん……!」
天沼チギリ:「子どもしかいないこのノヴァリスで唯一の大人。」
天沼チギリ:「子どもと違い、ある種の力もあり、頭も回る。」
天沼チギリ:(だけど、容赦はない。)
天沼チギリ:「それが概ねの生徒が抱く大人へのイメージでしょう。」
有崎五派:(んー……。そうあるだけで特別、ってのはあたしの思う先生とは違うイメージなんだよなぁ)
有崎五派:少なくとも、忙しそうに職員室で働く先輩たちが尊敬に値するのは"大人"だからではない。
四之宮サヨリ:「……私たちは、"優しく善良な大人"への憧れが少なからずあります」
四之宮サヨリ:「原因については、語るまでも無いとは思いますが……その」
四之宮サヨリ:「有崎先生は、その中でもそれに近いものではないか、と。過大に夢見てしまう所が在るのは私も否定しません」
四之宮サヨリ:「……私としては、過大ではない評価だとは思いますが」その人となりは、出会ってから僅かな時間でも明らかだ
有崎五派:「夢見てって……貴方達ももう少しすれば、大人になるんだよ?」あはは、と笑いながら
有崎五派:髪をかき上げ、少しだけ照れ臭そうに。
有崎五派:「まーでも、憧れられるってのは悪い気分じゃーないし」
有崎五派:「貴方達が成長した先にある"大人"が悪いモンじゃないってのを見せるのも私の仕事かな?」
有崎五派:「あんま期待され過ぎても困るけど、まあ頑張ってそれに答えてみますよ」冗談めかして締めくくる。
ロトカ・G・クイジナート:「感動的だねェー……期待させてもらうよ」
天沼チギリ:「……。」
ロトカ・G・クイジナート:席を立つ。
ロトカ・G・クイジナート:「あー、食った食った」
ロトカ・G・クイジナート:「腹二分目……ってとこか」サメのような歯で笑う。
ロトカ・G・クイジナート:「あたしと当たる前に倒れてくれるなよ。"先生"」
有崎五派:「ら、ライバル認定……!?私の柔らかいトコ刺激してくるじゃん……!」
有崎五派:(それはそれとしてダイエット法は本当に知りたい……勝ったら教えてくれるかな?)
キャレド・クレー:「ま、負けません……よね……!?先生……!」
キャレド・クレー:しがみついて震えている。
有崎五派:「そりゃ当然!先生ですから!」
有崎五派:「でも、あんたも頑張んのよ?私はあくまでチョコを手に入れる協力をするだけなんだから」
有崎五派:「おいし~の期待してるからね」震えるキャレドの頭を撫でながら笑う
キャレド・クレー:「ひぃ~~っ、頑張りますぅ……」
有崎五派:「ふふ、えらいぞ~」
四之宮サヨリ:「しかし、間違いなく強敵ですね。ロトカ・G・クイジナート……」
四之宮サヨリ:「美食クラブが本気で獲りに来たとなれば、一筋縄でいくものではありません」
天沼チギリ:「戦略を考える必要がありそうですね。」
有崎五派:「ふーむ……あたしはその辺りはからっきしだなぁ」
GM:予定にはありませんでしたが、事前戦略を立てても構いません。
GM:〈情報:ノヴァリス〉難易度10で一度ずつ判定してもらい、
GM:成功回数だけ、この後に予定されているバトルロイヤル突破判定で使える戦略ポイントを1獲得できます。
四之宮サヨリ:おお……!?
有崎五派:す、すげぇ
天沼チギリ:お、やったあ!
天沼チギリ:では戦略を立てよう!
四之宮サヨリ:やってみましょう
四之宮サヨリ:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 3[2,3]+1 → 4

四之宮サヨリ:……
天沼チギリ:コネを使って判定。
天沼チギリ:5dx+2 情報:ノヴァリス
DoubleCross : (5DX10+2) → 10[1,6,7,9,10]+7[7]+2 → 19

天沼チギリ:成功!
GM:キングダムの頭脳!
四之宮サヨリ:あっコネの存在を失念していた……!
四之宮サヨリ:しかし振ってしまったので見守ります、キングダムの頭脳があれば安心だ!
有崎五派:情報:ノヴァリス!
有崎五派:コネ使用!
有崎五派:9dx+1>=10
DoubleCross : (9DX10+1>=10) → 9[1,3,4,4,6,7,7,8,9]+1 → 10 → 成功

有崎五派:あっぶな!
四之宮サヨリ:頼れる~~~
GM:無駄のない成功!
GM:では戦略ポイントを2獲得しました。この使い方については後ほど説明しましょう。

GM:屋台の席で、4人は勝ち抜きのための戦略会議をしていたが……
GM:5時50分。公園に園内放送が響く。
カリーナ・ピガフェッタ:〈ピンポンパンポーン!〉
カリーナ・ピガフェッタ:〈こんちはー!カリーナだよ〉
カリーナ・ピガフェッタ:〈みんなお祭りは楽しんでるかな!?いよいよメインイベント!『本物のチョコレート』争奪戦――〉
カリーナ・ピガフェッタ:〈ロイズ・ウォーの開催だぞ!〉
GM:ゴゴゴゴゴゴゴ……
GM:"海賊部"の巨大飛空船が高度を下ろし
GM:公園の出入り口を全て封鎖してしまう。
カリーナ・ピガフェッタ:〈参加しない人は事前にお知らせした安全エリアに避難してね~っ〉
カリーナ・ピガフェッタ:〈参加者が安全エリアに入ったらリタイア扱いになっからね!〉
天沼チギリ:「では各々方、ぬかりなく。」
天沼チギリ:屋台の席を立ち、大刀を構える。
カリーナ・ピガフェッタ:〈あとは自由!戦いでも話し合いでも……〉
四之宮サヨリ:「はい、全力で戦い抜きましょう」
有崎五派:「ひぃ~……緊張する……」キャレドと共に震える
キャレド・クレー:「が、頑張り……ます……!」
カリーナ・ピガフェッタ:〈最後に残ったやつが勝者だっ!!〉
四之宮サヨリ:「───ここからが、本番です」
カリーナ・ピガフェッタ:〈『本物のチョコレート』!!欲しけりゃくれてやる!!〉
GM:爆音。夜空に、立て続けに花火が打ち上げられる。
GM:公園の生徒たちは、本物のチョコレートを目指し、夢を追い続ける。
GM:世はまさに、大バレンタイン時代……!!

GM:ロイズ・ウォー本戦が開催されました。
GM:この判定は、シナリオクラフト形式でプライズポイントを蓄積していきます。クリアまでの必要ポイントは8。
GM:ただし、必要な判定は常にランダムで決定されます。
GM:必要な判定は〈白兵〉〈運転〉〈射撃〉〈芸術〉〈RC〉〈知識〉〈交渉〉〈調達〉のいずれか。難易度は常に9です。
GM:またラウンド終了時には、参加者生徒からの攻撃を受け、敵味方全員が2D10のHPダメージを受けていきます。
GM:ここで活用できるのが戦略ポイント。
GM:戦略ポイントを消費すれば、その手番における必要判定を任意のどれかに変更することができます。
GM:ロイズ・ウォーを戦いながら戦略ポイントを稼ぐという判断も可能です。〈情報〉で難易度10。
GM:以上のルールで進行していきます。質問などございますでしょうか。
有崎五派:苦手なモノは戦略ポイントでカバー可能……!完全に理解しました
天沼チギリ:こちらはOKです!
四之宮サヨリ:理解しました!社会と違い無敵の精神をお見せしましょう
GM:ではプライズポイント判定だ 最初の判定はこれ!
GM:choice(白兵,運転,射撃,芸術,RC,知識,交渉,調達)
DoubleCross : (choice(白兵,運転,射撃,芸術,RC,知識,交渉,調達)) → 白兵

GM:白兵。どなたかが判定するか戦略ポイントを消費するまではこの技能は変わりません。
GM:あと書き忘れていましたが、最大達成値は20とします。設定しないと瞬殺されちゃうパターンがあるからね
天沼チギリ:白兵は私にお任せを…
有崎五派:た、頼りになる生徒!
四之宮サヨリ:お願いします!私は白兵ダメダメ女!
GM:サヨリさんが待機を選択するなら、行動値6チギリさんの判定です。
四之宮サヨリ:ああそっか、行動値順!待機宣言します!
天沼チギリ:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》
天沼チギリ:白兵判定します。
天沼チギリ:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[1,2,2,3,4,4,5,5,7,8]+10[3,7]+10[9]+1[1] → 31

天沼チギリ:やった!
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を4(→ 4)増加 (80 → 84)
四之宮サヨリ:MAX!
有崎五派:す、すげーッ!
GM:コンセントレイトを使える判定が出ちゃったからな~
GM:この結果からも分かる通り実は戦略ポイントはかなりでかい!今回はバトルロイヤル形式なので
GM:判定ごとに敵を出していきましょう

GM:公園内のスピーカーがけたたましいベルの音を鳴らす。ロイズ・ウォー開戦の合図だ。
GM:全員が開始までこの広場に残り続けた猛者だ。開始直後に仕掛けるような者はそうはいないが……
ハリエッド・ルスハレー:「よう……先生チーム」
ハリエッド・ルスハレー:ゆらりと現れた、ヘルメット姿の女がいる。
ハリエッド・ルスハレー:「ずいぶんとチョコを荒稼ぎしたって話じゃねえか……」
天沼チギリ:「その風貌。」
天沼チギリ:「すがる末日姉妹会の生徒ですか。」
ハリエッド・ルスハレー:「……」ゴゴゴゴゴ
有崎五派:「穏やかな組織名と目の前の子の物騒さが結びつかないんだけど……!?」
実況生徒:「皆さんこんにちは。実況生徒よ」
解説生徒:「解説生徒だぜ」
解説生徒:「今日はロイズ・ウォーの有力候補について解説していくぜ」
四之宮サヨリ:「あの人は……それに何処かで聴いたことのありそうな実況解説まで……」
解説生徒:「ところで実況生徒、ロイズ・ウォーについて知ってるか?」
実況生徒:「いいえ、知らないわ」
解説生徒:「ロイズ・ウォーっていうのは『本物のチョコレート』の争奪のために」
解説生徒:「様々な手段で勝敗を競い合う自由形式のバトルロイヤルだぜ」
解説生徒:「そのためこの真珠広場には多種多様な分野のエキスパートが集結していると言われてるんだぜ」
実況生徒:「へえ、そうなんだ。じゃああのヘルメット姿の生徒は誰なのかしら?」
解説生徒:「あれはハリエッド・ルスハレー。今はメサイア学園すがる末日姉妹会の信者なんだぜ」
実況生徒:「『今は』?気になる言い方するのね解説生徒」
解説生徒:「ハリエッドは元はキングダム転売部の生徒だったんだ。あれはその成れの果てなんだぜ……」
ハリエッド・ルスハレー:「皆が善き人でありますように……」
ハリエッド・ルスハレー:ぶつぶつと唱えながら、『救済棒』を振りかぶる。
ハリエッド・ルスハレー:「『本物のチョコレート』を転売して神の名のもとに全額寄付!救済ポイント大幅アップだぞッ!」
有崎五派:「本質が変わってねえ!」思わず口調が乱れる
四之宮サヨリ:「……そ、その、先生……あの人もメサイアなんですが……いや元はキングダムだったはずで……その……」
四之宮サヨリ:言い訳がどんどん苦しくなっていく
四之宮サヨリ:「ってそれどころじゃない!天沼さん!」
ハリエッド・ルスハレー:ブオン!
天沼チギリ:(棒術。)
ハリエッド・ルスハレー:手近にいたチギリの側頭部を打ち据えるような軌道!
天沼チギリ:(リーチは短いですが間合いに入った時の連打は侮れない。)
天沼チギリ:   フッ
有崎五派:「大丈夫。あたしの中のメサイアはサヨリちゃんがいる限りギリ耐えてるから……」
天沼チギリ:既に三歩半後退している。
解説生徒:「うまい!」
ハリエッド・ルスハレー:僅かに間合いを離されただけが、回避され片足分たたらを踏む!
天沼チギリ:そして大刀を腰に差し、柄に右手を添える。抜刀術の構え。
天沼チギリ:  ヂャ ッ
天沼チギリ:腰の捻りで刀を抜く。
天沼チギリ:そしてその勢いのまま、柄頭で相手の頭を強く突く。
ハリエッド・ルスハレー:「あがががっ!?」
ハリエッド・ルスハレー:ヘルメットに網目状にひびが入るような衝撃!
天沼チギリ:「いちいち斬っていては」
天沼チギリ:「大介錯の刃が鈍りますので」
ハリエッド・ルスハレー:「ぐっ……転売の企業努力も……」
ハリエッド・ルスハレー:「楽じゃない……ぜ……」バタッ
実況生徒:「決着――っ!」
解説生徒:「さすがは遺産管理委員長、巨大な武器に全く振り回されない無駄のない体捌きだったんだぜ」
キャレド・クレー:「やっぱり"元老"様はほんとに強いです……!」
四之宮サヨリ:「……お見事です。こちらも見習わなくては」
天沼チギリ:「──作戦通り」
天沼チギリ:「浮いた駒を狩り、周囲に牽制出来ましたね。」
四之宮サヨリ:「ええ。これで、多少は次の襲撃迄の時間を稼げるはず!」
有崎五派:「かっくぃ~!シュッとやってバシッと!さっすがチギリちゃん!」大げさな動きで真似している
実況生徒:「優勝候補の先生チーム、危なげなく快勝!」
実況生徒:「今後の活躍にも期待が高まるわね、解説生徒」
解説生徒:「これからも楽しみなんだぜ」

GM:一度成功したため判定が変更されます。
GM:同じやつが出るとちょっと困っちゃうけどどうなるかな
GM:choice(白兵,運転,射撃,芸術,RC,知識,交渉,調達)
DoubleCross : (choice(白兵,運転,射撃,芸術,RC,知識,交渉,調達)) → 知識

GM:知識だ!
天沼チギリ:知識が得意な人は…
四之宮サヨリ:フ……
四之宮サヨリ:私の精神は……9
GM:めちゃくちゃ賢いやん
有崎五派:な、なんだって……!?
天沼チギリ:先生待機でサヨリちゃん判定かな
有崎五派:ですね、頼れる生徒に任せちゃお~
GM:待機ルールだと行動値遅いほうが実は待機処理では先に動くんですけど
有崎五派:あっそうなんだ……!
GM:まあ今回は厳密に行動順管理する判定ではないですし
GM:普通にサヨリちゃん動いた後で先生動けるとしても大丈夫でしょう。
GM:先生待機でサヨリちゃんの手番だ。難易度は同じく9!
四之宮サヨリ:助かります、ありがとうございます……!
天沼チギリ:ありがたや…
四之宮サヨリ:素振りの力をお見せしましょう!これこそ……知識の暴力!
四之宮サヨリ:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 10[3,3,3,7,8,9,9,10,10,10]+10[4,5,10]+4[4] → 24

有崎五派:回してるぅ!
天沼チギリ:強すぎ~
GM:なんてことだ
GM:またも圧倒的成功。6/8が既に進行されてしまった……!

GM:先陣を切ったハリエッド・ルスハレーの後にも、無謀なチャレンジャー生徒が何人か挑みかかってきたが
GM:考えなしの連中に負けるような先生チームではない。次々と勝利を収めていた。
GM:しかし今、川にかかった大橋の向こうから
八坂ヤルチ:「……」
八坂ヤルチ:ザッ、ザッ、ザッ……
八坂ヤルチ:スーツ姿にメガネを掛けた不穏な雰囲気の生徒が接近しつつある。
八坂ヤルチ:「噂の先生チームですな」
四之宮サヨリ:「……貴女は?」
八坂ヤルチ:「八坂ヤルチ……」
実況生徒:「八坂ヤルチって何者なのかしら?」
解説生徒:「キングダムの一般生徒だぜ。しかし彼女は知識の暴力においては相当な実力者だと言われているんだぜ」
有崎五派:「知識と暴力、絶対結びついてほしくないんだけど……」
八坂ヤルチ:「他の参加者には運命力で環境に刺さって勝てていたのでしょうが」
八坂ヤルチ:「貴殿達の役割では、この八坂ヤルチの論理に勝つことは」
八坂ヤルチ:「あり得ない」
解説生徒:「役割論理部!恐るべきロジカルさで敵を責め立てる……恐怖の部活なんだぜ!」
四之宮サヨリ:「……なんて自信、既に勝利の論理を組み立てて……?!」
八坂ヤルチ:「貴殿達のパーティーには必然力が足りてませんな」
八坂ヤルチ:「いわばボーナス」
四之宮サヨリ:「ボ、ボーナス……?」
天沼チギリ:「気を付けてください。」
天沼チギリ:「役割論理部の恐ろしさは知識に裏打ちされた圧倒的攻撃力。」
天沼チギリ:「”フルアタック”と呼ばれるそれは数多のクイズ大会を荒らしました。」
有崎五派:「受け止めきれない攻撃を飛ばしてくるってワケね……。サイクル戦は不利よ、サヨリちゃん!」
八坂ヤルチ:「四之宮サヨリの役割は」
八坂ヤルチ:ただ歩いてきたのではない。既にインファイトの姿勢に入っているッ!
八坂ヤルチ:「遠距離からの支援砲撃」
八坂ヤルチ:「つまり、こうして懐に入ってしまえばまず一体――」
八坂ヤルチ:中国武術めいたワンインチパンチをサヨリの腹部へと繰り出している!
四之宮サヨリ:「えっ……雷撃!」
四之宮サヨリ:超至近距離のヤルチを狙い撃つように、頭上から雷が落ちる!
八坂ヤルチ:「ギャッ」
四之宮サヨリ:「……先制攻撃くらい出来るに決まってるじゃないですか!」
四之宮サヨリ:「というか得意技です!」
四之宮サヨリ:「それに至近距離も撃てなかったらこんな使いづらい武器使ってませんよ!」
天沼チギリ:「四之宮様、役割論理部は高耐久です。」注意を促す。
八坂ヤルチ:「なるほど。この距離でも受けに回れるとは……」
八坂ヤルチ:「異教徒ながらなかなかの戦いぶりですな」
八坂ヤルチ:「しかし総合的にロジックすれば私の勝ち以外はあり得ない」
四之宮サヨリ:「ま、未だ隠し玉が……!」
八坂ヤルチ:「この距離では控えのチームメイトと交代できないでしょう――」
八坂ヤルチ:再びインファイト!さっきとまったく同じ戦術だ!
八坂ヤルチ:「つまり高威力で攻め続ければ」
八坂ヤルチ:「必ずサイクルが崩れるというロジカルな帰結ですな!」
四之宮サヨリ:「でもさっき麻痺して動けなかったから、先制でもう一発撃って怯ませ続ければ何とかなるんじゃ……」
四之宮サヨリ:「雷撃」
八坂ヤルチ:「ウギャーッ!!」
四之宮サヨリ:「あっひるみましたね」
有崎五派:「必然力……足りなかったようね」
解説生徒:「これは完全に勝利が決まったようなものなんだぜ」
四之宮サヨリ:「……どうします!控えと交代しますか!私はこのまま居座りでも結構ですよ!」
四之宮サヨリ:「今日は何か……天の恵みがあるような気がします!」
八坂ヤルチ:「くっ……!」膝を突く。
八坂ヤルチ:「ここまでの激戦で役割論理部の他の部員は全滅……」
八坂ヤルチ:「戦えるのは私一人だけだったというわけですな」
四之宮サヨリ:「あ、貴女……そんな状況なのに一人で戦いを挑んで……」
四之宮サヨリ:「勝利こそが自らの役割と……そう信じて……」
八坂ヤルチ:「四之宮サヨリ……貴殿にはこの八坂ヤルチを倒したヤバいオーヴァード……」
八坂ヤルチ:「ヤーヴァードの称号を与えますな」
天沼チギリ:「ヤーヴァードは役割論理部が気に入ったオーヴァードに与える最高峰の称号ですよ。」
四之宮サヨリ:「いやそれはいらないです。なんか……いろんな人に勘違いされそうで……!」
八坂ヤルチ:「私は……ここまでですな……」バタッ
八坂ヤルチ:八坂ヤルチは たおれた!
有崎五派:「立派だったよ、あんた……」戦士に敬礼
四之宮サヨリ:「とりあえず、横に設立されている医療部センターに届けておきましょう……」
実況生徒:「バトルロイヤルで出た負傷者は海賊部が回収し手当てしているようね」
解説生徒:「リタイアの申請も医療部センターでできるから無理はしないほうがいいんだぜ」
有崎五派:「システム自体は理性的なんだ……」異常空間から解き放たれて正気にもどった
四之宮サヨリ:「成程、じゃあとりあえず放置で……大丈夫です、所持金を毟ったりはしませんから」
天沼チギリ:「いじっぱりな性格でしたね。最後まで戦いをあきらめないとは。」

GM:最後は有崎先生!立て続けに最大達成値が出てしまって残りの進行値はわずか2だ
有崎五派:判定項目は一体……!
GM:choice(白兵,運転,射撃,芸術,RC,知識,交渉,調達)
DoubleCross : (choice(白兵,運転,射撃,芸術,RC,知識,交渉,調達)) → 芸術

GM:芸術だ!
有崎五派:ふ……ふふ!まずいわ!
有崎五派:固定値はそれなりにあるけどダイスが3つしかない……!
天沼チギリ:ここは…ポイントを使って得意分野に変えてはいかがでしょう!
四之宮サヨリ:使いどころ!
天沼チギリ:交渉がよさそうですね変えるとしたら
有崎五派:芸術に背を向けるのは若干悔しいが……ここは成功を取る!戦術ポイントを使って交渉へ変更してもいいですか!
GM:大丈夫です!
有崎五派:ではいきます!技能は交渉!
有崎五派:8dx+1
DoubleCross : (8DX10+1) → 10[1,1,1,2,4,7,8,10]+1[1]+1 → 12

有崎五派:い、一回回った……!
GM:うおお、成功だ そしてロイズ・ウォーも見事勝ち抜いてしまった
有崎五派:やった~!
GM:ランダムとは言え簡単に設定しすぎたかな~。でもサクサクいくぶんにはいいか

解説生徒:「実況生徒、いよいよ強豪同士がぶつかるんだぜ」
実況生徒:「え?どの生徒とどの生徒かしら。ハイレベルな戦いが見れそうで楽しみね」
解説生徒:「ああ。片方は注目の先生チーム。そしてもう片方は……」
解説生徒:「DDD所属、ショコラティエ糖坂。この戦いの優勝候補の一角だぜ……!」
ショコラティエ糖坂:「……来たな」
ショコラティエ糖坂:腕組みをして、丘の上に佇んでいる。
ショコラティエ糖坂:長いコートが風にはためく。そして片腕には
ショコラティエ糖坂:奇妙なデバイスが装着されている――そこに『ロイズ』の板チョコレートをセットする!
ショコラティエ糖坂:「待っていたぞ、先生チーム!!」
天沼チギリ:「む……あれは」
ショコラティエ糖坂:「いでよ俺のモンスター!!」
ショコラティエ糖坂:「ロイズ・ピスタチオ・ドラゴン!!」
四之宮サヨリ:「ま、まさか……あれは!」
ショコラティエ糖坂:Dessert Dragon Duelists(デザート・ドラゴン・デュエリスツ)所属、ショコラティエ糖坂!
ショコラティエ糖坂:ショコラショコランを経由して普及してしまった
『ヘイラッシャイザー』スイーツ版を操り
ショコラティエ糖坂:日夜強大なスイーツドラゴンを研鑽する恐るべき部活である
ロイズ・ピスタチオ・ドラゴン:「ギシャアアアアアアアアアッ」
有崎五派:「……………………………………………」
四之宮サヨリ:「噂には聞いていましたが……実在するなんて、スイーツドラゴン……!」
天沼チギリ:「ぬかりました。カードはアメリアに渡して、手元にありません。」
天沼チギリ:「クロスモンスターズやヘイラッシャイザーなら対抗できるやもしれませんが…。」
有崎五派:「な、な、な、なに……それ……!」
四之宮サヨリ:「食べ物をリソースとして召喚されるドラゴンです!」
有崎五派:「カワイイじゃない!!!!」
ロイズ・ピスタチオ・ドラゴン:「カリウム……鉄……銅……」
ロイズ・ピスタチオ・ドラゴン:「必須脂肪酸……!」
四之宮サヨリ:「本来は寿司のみと聞きましたが、スイーツでの召喚もここまで普及していたとは……!」
四之宮サヨリ:「その破壊力は上級レネモンレベル!さらにロイズのチョコを使用したとなれば……」
ショコラティエ糖坂:「ハハハハハハハ!!どうだァ!!」
ショコラティエ糖坂:「考えたことはなかったか!?これほどまでの美味を誇る『ロイズ』のチョコレート!!」
ショコラティエ糖坂:「これを軍事力に転化すれば……」
ショコラティエ糖坂:掌を空に差し出し、握り込む。
ショコラティエ糖坂:「世界すら手中に収めることも夢ではないと!」
ショコラティエ糖坂:「ましてこの戦いの優勝商品、生チョコレート[プレシャス]ともなれば!」
ショコラティエ糖坂:「ハハハハハ……『神』のごときドラゴンが生成されるに違いあるまい!!」
キャレド・クレー:「ひ、ひどい……チョコレートをそんな目的のために……」
有崎五派:「軍事力って、あんたねぇ!」
有崎五派:「せっかく美味しいチョコレートとして生まれてきたのに……!戦いの道具にするなんてあり得ないッ!」
天沼チギリ:「キャレド様。ショコラショコラン生ならギアを持っていませんか?」
天沼チギリ:「あれに対抗するには同じ力が必要です。」
キャレド・クレー:「持ってませんよ!?」
キャレド・クレー:「いくらショコラショコラン生だってみんながあんなの持ってるわけないじゃないですか!」
キャレド・クレー:「だってお菓子作るのに必要ありますか!?あれが!?」
ロイズ・ピスタチオ・ドラゴン:「ギシャアアアッ……!!!」
四之宮サヨリ:「しかし……ならどうやって対抗すれば……!」
ロイズ・ピスタチオ・ドラゴン:「ピスタチオはアルコールとの相性もイイゾ……」
実況生徒:「さすがは優勝候補、あの先生チームも追い詰められています!」
解説生徒:「この状況を打開するには敵の能力に合わせた戦略が必要だぜ」
天沼チギリ:「………。」あたりを見回す。探すのは腕に同じようなデバイスを着けた生徒。
天沼チギリ:そして、見つける。奇襲を仕掛けて気絶させ、奪い取ったデバイスを先生に投擲!
不幸な一般生徒:「ギャフン!」
不幸な一般生徒:寿司職人部 本鰹ツリコ……再起不能
天沼チギリ:「しばしお借りします。」
有崎五派:「うわッ!?」慌ててキャッチ
天沼チギリ:「それで、召喚を。」
四之宮サヨリ:「……目には目を、歯には歯を!」
天沼チギリ:「大丈夫。あなたの傍にはパティシエがいます。」
キャレド・クレー:「それ使うんですか!?」
キャレド・クレー:「しかもそれどっちかというと寿司用のデバイスじゃないですか!?」
解説生徒:「寿司ドラゴン用の『ヘイラッシャイザー』でスイーツドラゴンの召喚を試みるのは危険な賭けなんだぜ」
四之宮サヨリ:「いえ……問題ありません!私がシステムをリアルタイムでハッキングします!」
四之宮サヨリ:【電子使い】タブレットを操作すると共にヘイラッシャイザーのシステムに侵入。スイーツに適合するように調整する!
GM:四之宮サヨリがシステムに侵入する!
四之宮サヨリ:「これで……一戦闘分は……なんとかなるはず……!」息を切らす。本来は得手ではない故に、消費も凄まじいのだ
有崎五派:「キャレドちゃん!味見用のロイズ板チョコ、2枚くらいまだあったよね?」デバイスを機敏な動きでセットする
キャレド・クレー:「は、はい……!これでよろしければ!」
天沼チギリ:「邪な想いで造られたスイーツが世に蔓延るのが嫌ならば、」
天沼チギリ:「今この場で作ってお見せください。本物のスイーツドラゴンを。」
有崎五派:「借りるよ、これ……!ここまで来たんだもん、手ぶらで帰れないよね!」デバイスへ板チョコをセット!
『ヘイラッシャイザー』:〈ヘイラッシャイ!〉
有崎五派:「今のあんたは寿司職人じゃない!パティシエよ!」
『ヘイラッシャイザー』:〈ヘイ、チョコレートオマチ!〉
GM:ギュオオオオオオオオオ
GM:電子的ノイズが空間に走り
GM:板チョコをもとにしたドラゴンが生成される!
ロイズ・ミルク・ドラゴン:「キャル―――ン!!!」
ショコラティエ糖坂:「フン……何を召喚したかと思えば」
ショコラティエ糖坂:「ただの通常販売の板チョコレート[ミルク]とはな」
ショコラティエ糖坂:「俺のロイズ・ピスタチオ・ドラゴンは」
ショコラティエ糖坂:「シチリア産ピスタチオを使用したピスタッキオ チョッコラートを元に召喚している……!」
ショコラティエ糖坂:「攻撃力!防御力!そしてカリウムや必須脂肪酸が違うわ!!」
ロイズ・ピスタチオ・ドラゴン:「ギャシャアアア―――ッ!!」
ロイズ・ミルク・ドラゴン:「キュイーッ!?」
有崎五派:「忘れてるんじゃないかしら。通常販売は企業を支える大黒柱」召喚したドラゴンに優しいまなざしを向ける。
有崎五派:「大丈夫!あんたならやれる!今や北海道という最強の地に君臨するロイズも、"ただの"ミルクチョコレートから始まったんだから!」
キャレド・クレー:「あ……あ!先生、見てください!」
有崎五派:「!」
GM:土煙の向こうには……もう一つの影!
ロイズ・ミルク・ドラゴン:「シャアアァ――ッ!!」
有崎五派:「あ、あんた……?」
キャレド・クレー:「ロイズ・ミルク・ドラゴンが……2体同時に!!」
天沼チギリ:「今です、スイーツ融合を!」
有崎五派:「どうやんの!?あ、えっと……こ、これか!?」デバイスのボタンを勘でプッシュ!
『ヘイラッシャイザー』:〈ヘイラッシャイ!炙りサーモンオマチ!〉異常挙動により音声がバグっている!
四之宮サヨリ:「く……ヘオラッシャイザー融合システム、強制解放!」
有崎五派:「融合召喚──!ロイズの大黒柱の力……見せて頂戴!」
四之宮サヨリ:「デバイスの底力、見せてみなさい……!」
GM:ドドドドドドドドド
ショコラティエ糖坂:「ヌゥーッ、この圧力は……!?」
GM:ド   ン
有崎五派:「ロイズ・ミルク・ドラゴン……!」
????:「グルルルルルッ……」
????:出現したのは、双頭を持つ神々しいチョコレート色ドラゴン……!
????:カカオの産地にこだわったロイズの『起源』をその名に関するドラゴン!
ロイズ・オリジン・ダブルヘッド・ドラゴン[カカオ80%]:「グオオオオオオォォォォォン!!」
ロイズ・ピスタチオ・ドラゴン:「ギャーッス!?」
ショコラティエ糖坂:「チョコレート同士の、融合だとォ……!こんなことがあり得るというのか……!」
有崎五派:「このビターな香り……いける!」ぐ、と拳を握る
四之宮サヨリ:「……凄まじい圧の濃厚さ……これが……!」
キャレド・クレー:「私達の心に……こたえてください!チョコレートドラゴンさん!」
有崎五派:「先達を、前身を侮った者は必ず衰退を辿るのよ!歴史の起点、その重みを味わいなさい!」
有崎五派:「ロイズ・オリジン・ダブルヘッド・ドラゴン!貴方の力を見せて!」
ロイズ・オリジン・ダブルヘッド・ドラゴン[カカオ80%]:「ロイズ・エクアドル・ストリーム!!!」
ロイズ・オリジン・ダブルヘッド・ドラゴン[カカオ80%]:ズビャアア――ッ!!!
ロイズ・オリジン・ダブルヘッド・ドラゴン[カカオ80%]:南米エクアドルの風をも思わせる灼熱のブレスが
ロイズ・オリジン・ダブルヘッド・ドラゴン[カカオ80%]:ロイズ・ピスタチオ・ドラゴンを消し飛ばす!
ショコラティエ糖坂:「お……俺の、ロイズ・ピスタチオ・ドラゴンが……」
ショコラティエ糖坂:LP4000→0
ショコラティエ糖坂:「完敗だ……」
有崎五派:「負けても、死んだわけじゃない。貴方の実力は本物よ」手を差し伸べる
ショコラティエ糖坂:「チョコレートを軍事力に転用しようとした俺の野望は……どうやら間違っていたようだな」
ショコラティエ糖坂:「また1から再出発だ……」手を取る。
有崎五派:「力だけじゃない、貴方の相棒の美味しさの方も大事にしてあげて」熱い握手を交わして背を向ける
ショコラティエ糖坂:「……」
ショコラティエ糖坂:その背中を見送って
ショコラティエ糖坂:自分の『ヘイラッシャイザー』に装填されているチョコレートを見る。
ショコラティエ糖坂:それは今、ドラゴンの姿からピスタッキオ チョッコラートに戻っていた。
ショコラティエ糖坂:「フ……」立ち去っていく。
キャレド・クレー:「や、やりましたね、先生……!」
有崎五派:「うん……!なんかめちゃくちゃ頭痛いけど、勝ったのよね、私たち!」
四之宮サヨリ:「……ええ、正真正銘、私たちの勝利です……!」
天沼チギリ:「ギアは外してくださいませ。元の持ち主にお返しに上がりますので。」
四之宮サヨリ:「ハッキングもここまで。残ったわずかな時間ですが、ドラゴンさんにお別れを……」
ロイズ・オリジン・ダブルヘッド・ドラゴン[カカオ80%]:「……」有崎に向かい、重々しく頷いてみせる。
有崎五派:「立派よ、貴方。ごめんね、あたし達の目的の為に……」そっと顎を撫でてほほ笑む
有崎五派:「私、貴方の香りはきっと忘れない」すぅ、と息を吸い込む。
有崎五派:「歴史を支えてきた、カッコいい香りがするもの」
ロイズ・オリジン・ダブルヘッド・ドラゴン[カカオ80%]:ドラゴンに表情はないが、その時は言葉に応えて笑ったのかもしれない……
ロイズ・オリジン・ダブルヘッド・ドラゴン[カカオ80%]:チョコレートドラゴンは電子的ノイズによってドラゴン空間に送還され、板チョコレート2枚が現実世界に戻ったのだった。
有崎五派:静かにデバイスを腕から取り外し、チギリさんへ返す。
有崎五派:「代わりにお礼言っておいてくれる?親切に貸してくれてありがとうって」
天沼チギリ:「……はい。お伝えしておきます。」
解説生徒:「ちなみに本鰹ツリコは頑固一徹の寿司職人でスイーツの蔓延を許せぬあまりこのロイズ・ウォーに参戦してたんだぜ」
実況生徒:「そうだったのね解説生徒」

GM:すべての障害を突破した先生チーム。
GM:だが、最後に立ちはだかるのはやはりあの生徒だった。
ロトカ・G・クイジナート:「さっきの退場アナウンスを聞いたか?」
ロトカ・G・クイジナート:シートを広げて、大量の弁当をムシャムシャと食べ続けている。
ロトカ・G・クイジナート:その周囲にはおびただしい数の生徒が倒れている。異様な光景だ……!
ロトカ・G・クイジナート:「残ってるのはあたしと……あんた達だけだ」
四之宮サヨリ:「……やはり相対することになりますか、美食クラブ……!」
有崎五派:「宣言通り勝ち残るなんて……やるじゃない」
天沼チギリ:「流石でございますね。」
ロトカ・G・クイジナート:「戦うだけなら救伐騎士団に勝てねえ、人望でお掃除部に勝てるわけでもねえ」
ロトカ・G・クイジナート:「だが食い意地のかかった勝負なら」立ち上がる。
ロトカ・G・クイジナート:「美食クラブが最強なんでな」
有崎五派:「ふふっ。美食クラブ、楽しそうなトコじゃない」ほほ笑む
有崎五派:「けど──私らの友情パワーも負けてないもんね!私らだって本気でチョコが欲しいのよ!」シャドーボクシング
ロトカ・G・クイジナート:「フン、そこの四之宮のやつの言う『どうしても欲しい』って話か?」
ロトカ・G・クイジナート:「どうしてチョコが欲しいのか」
ロトカ・G・クイジナート:「胸張って言えることなら言えばいいじゃねえか。コソコソ隠してる時点で、あたしに言わせりゃ『弱い』んだよ」
有崎五派:「む……!」不満げ
四之宮サヨリ:「……」
四之宮サヨリ:先生を手で制し、一歩前へ
四之宮サヨリ:「───私が"本物のチョコレート"を得たいのは、委員会の皆の為」
四之宮サヨリ:「どうしようもない真実に傷ついてしまった皆に……少しでも、前を向いてもらうため」
四之宮サヨリ:(……それは、私も含めてだ)
ロトカ・G・クイジナート:「……なんだと?どこの委員会だテメー」
四之宮サヨリ:「言ったでしょう。それとも、他のビッグネームに押されて忘れていたというなら……もう一度教えしましょう」
四之宮サヨリ:「メサイア合同カタコンベ保全委員会副委員長、四之宮サヨリ!」
ロトカ・G・クイジナート:「……ハハ!確かに忘れちまってた。最初に会った時に聞いてたかな?」
ロトカ・G・クイジナート:「まあいいや。合コン委員会の連中を慰めるためにチョコが欲しいのか?」
四之宮サヨリ:「いいえ。たとえ本物のチョコレートだとして、それだけで済むとは思っていません」
四之宮サヨリ:「……それだけ、大きいものです。真実は、何処までも残酷なものですから」
四之宮サヨリ:「───でも、前を向く活力になる」
四之宮サヨリ:「落ち込んだ時には、とびっきりの甘くて、美味しいものを」
四之宮サヨリ:「だから……これは私の意地で、エゴです。本物じゃなくてもいいかもしれない。けれど。私は"本物"を届けたい」
ロトカ・G・クイジナート:「イイ心がけだ。理由を聞けて良かったよ」
ロトカ・G・クイジナート:「あたしが『本物のチョコレート』を手に入れたところで」
ロトカ・G・クイジナート:「誰かが傷つくわけでもねーし、病気の妹が死ぬわけでもねー」
ロトカ・G・クイジナート:「だったら"美食王"に喜んでもらいたい気持ちはそっちと互角ってことだよなァ!?」
ロトカ・G・クイジナート:「勝負だ四之宮サヨリ!恨みっこなしだぜ!たとえ食い物の恨みだろうとな!!!」
四之宮サヨリ:「望むところです!勝った方が……"本物"のチョコレートを手にする!」
天沼チギリ:「いい啖呵でした、四之宮様。」
天沼チギリ:「こちらも心置きなく剣を振るえるというもの。」
天沼チギリ:隣に立って大刀を構える。
有崎五派:「そうそう!こういうの!これが正しい青春って感じじゃない!?」嬉しそうに手をパタパタさせながら頷く
有崎五派:「ほんとならどっちかに肩入れってのも大人としては正しくないかもだけど……新人だから、大目に見てよね!」
四之宮サヨリ:「……本当は、意図が無くても同情を買うみたいになってしまうから。あんまり声高に言うものじゃないと思っていましたけれど」
四之宮サヨリ:「ロトカさんがまっすぐで気持ちいい方で、本当に良かった」
四之宮サヨリ:「さぁ、始めましょう。ロイズウォー。決戦……です!」
GM:ミドル戦闘を開始します。
  ロトカ[8]
 美食クラブA[3]
 美食クラブB[3]

    10m

四之宮サヨリ[11/64]
 天沼チギリ[6/84]
 有崎五派[4/83]

■第1ラウンド

GM:セットアッププロセスがある方はどうぞ。
GM:NPC側はセットアップ行動はありません。
四之宮サヨリ:こちらもありません
有崎五派:侵蝕は重めだが、Dロイスに甘えて行動!
有崎五派:<活性の霧lv5>攻撃力+15、ドッジダイス-2個、侵蝕3
有崎五派:<タブレット+多重生成>射程視界、対象を3体に変更、シーン5回。侵蝕5
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を8(→ 8)増加 (83 → 91)
有崎五派:対象はチギリちゃんとサヨリちゃん!
四之宮サヨリ:受けます!パワーアップ!
天沼チギリ:うーん、なし!
天沼チギリ:あ、いや
天沼チギリ:ブルーゲイル使おう。
天沼チギリ:そして活性の霧受けます!
天沼チギリ:侵蝕は84→89
天沼チギリ:行動値は6→11に
GM:サヨリちゃんから行動をどうぞ。
四之宮サヨリ:はい。流石にロトカちゃんを此処で落とせると思って無いから……まずは取り巻きを落とす!
四之宮サヨリ:マイナーでバベル起動!ダメージ増加!
四之宮サヨリ:メジャーでコンソ+コンセ、対象は美食クラブ生徒!
四之宮サヨリ:10dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,1,3,3,3,3,6,8,9,10]+6[2,5,6]+3 → 19

四之宮サヨリ:コンセ抜かした判定に勝てない
四之宮サヨリ:当たれーっ!
GM:なんでこんななんでしょうね
ロトカ・G・クイジナート:とはいえ心配しなくていいですよ。ロトカはガード型だから。ガード。
ロトカ・G・クイジナート:《自動触手》も叩き込んでやるぞ
四之宮サヨリ:あっ取り巻きに使っちゃってます!
GM:あ、ほんとだ
GM:手の内を無駄にバラしちゃった
美食クラブ:美食クラブは《イベイジョン》なので全然当たります。固定値は9。
四之宮サヨリ:よーし
四之宮サヨリ:ダメージ!
四之宮サヨリ:2d10+3d10+1d10+15+22
DoubleCross : (2D10+3D10+1D10+15+22) → 10[9,1]+9[1,7,1]+2[2]+15+22 → 58

四之宮サヨリ:だいぶ下振れしたがどうだ……?!
美食クラブ:耐えられるわけがない!消し飛びます。
四之宮サヨリ:まずは一人!侵蝕は4上がって68
ロトカ・G・クイジナート:次は行動値8のロトカの番!と言いたいところだが
ロトカ・G・クイジナート:待機します。
四之宮サヨリ:むむっ
GM:続いて天沼チギリ委員長。
天沼チギリ:あ、まって
天沼チギリ:行動値11になってるよ
天沼チギリ:ブルゲで
GM:ほんとだ
GM:見落としてました。じゃあ待機するまでもなくチギリ委員長が先でしたね
天沼チギリ:ではどうしましょうね…
天沼チギリ:ブレインハックを組み合わせるか迷う…
天沼チギリ:決めました。いろいろ温存します。
天沼チギリ:マイナーで戦闘移動、接敵。
天沼チギリ:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》
天沼チギリ:取り巻きを攻撃しましょう。
GM:むむ
天沼チギリ:これなら安いぜ
GM:やりよる……!まあ《自動触手》も見えてるもんな
GM:判定をどうぞ
天沼チギリ:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[1,1,4,5,7,9,9,10,10,10]+10[1,2,5,5,6,9]+5[5] → 25

天沼チギリ:まあ…並み!
美食クラブ:もちろん命中だ。
天沼チギリ:ダメージ!
天沼チギリ:3d10+15+15 装甲無視だぞ~
DoubleCross : (3D10+15+15) → 26[8,8,10]+15+15 → 56

天沼チギリ:出目すごっ
美食クラブ:これは耐えられるわけがない!もちろん戦闘不能です。
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を4(→ 4)増加 (89 → 93)
ロトカ・G・クイジナート:ロトカの手番。そうなるとこのラウンドはこっちも抑えめでいいな……
ロトカ・G・クイジナート:マイナーで《骨の剣》《螺旋撃》。
ロトカ・G・クイジナート:サヨリさんを《伸縮腕》で攻撃します。
ロトカ・G・クイジナート:7dx+6
DoubleCross : (7DX10+6) → 9[3,4,5,5,8,8,9]+6 → 15

ロトカ・G・クイジナート:リアクションはC値+1です。
四之宮サヨリ:くっ……螺旋撃のせいで可能性すら潰される……!
四之宮サヨリ:ガード!ライフで受けます!
ロトカ・G・クイジナート:グッド!ダメージを出すぞ
ロトカ・G・クイジナート:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 13[4,9]+15 → 28

ロトカ・G・クイジナート:装甲は有効!
四之宮サヨリ:1残った!立ってる!
ロトカ・G・クイジナート:やるね~
天沼チギリ:すげえ!
有崎五派:副委員長最強!
GM:最後は先生の手番!ここで行動すると侵蝕100超えちゃいそうですが
GM:どうする!
有崎五派:ぐぐ……次のセットアップでもガッツリあがるしここはステイ!生徒の力を信じます
GM:了解!じゃあ演出に入りましょう。

ロトカ・G・クイジナート:「料理対決じゃあないなら、楽なもんだ……」
ロトカ・G・クイジナート:「お客様を気にする必要がないからなァ!かかれ見習いコミッ!」
美食クラブ:「イエス、マム!!」
美食クラブ:包丁を構え果敢に突撃する美食クラブ部員!
美食クラブ:迷いのない動き!返り討ちにされる危険をまったく考慮していないように見える。
四之宮サヨリ:「まずは取り巻きから削ります……天沼さん!」
天沼チギリ:「ええ。」
実況生徒:「おお、来るわね先生チーム、2大アタッカーのコンビネーション!」
四之宮サヨリ:「バベル、機動展開……雷撃、開始!」
四之宮サヨリ:展開された砲塔が天へと向け光を放ち、正面───
四之宮サヨリ:美食クラブ部員の眼前を遮るように落雷。その動きを著しく制限する!
天沼チギリ:「この一撃で倒れた方がよろしいですよ。皆々様。」
美食クラブ:「ハッ!」「シィーッ!」
美食クラブ:機敏な反応だ。落雷に突っ込む寸前で停止!
四之宮サヨリ:「……今です!」
美食クラブ:だが、裏を返せば足を止めざるを得なかったということでもある――
天沼チギリ:落雷による土煙が晴れた頃には、
天沼チギリ:既に眼前に天沼の姿がある。
美食クラブ:「美食剣"薄造り"!」
美食クラブ:反射的に繰り出した美食剣技も
天沼チギリ:群衆を薙ぎ払う胴斬り。
美食クラブ:一閃で包丁の刃ごと砕かれる!
美食クラブ:「ヌゥーッ……!」
天沼チギリ:「では、」
天沼チギリ:「介錯いたします。」
ロトカ・G・クイジナート:「バカなやつめ!包丁を折られるなら手首の方を斬られりゃいいもんを……!」
天沼チギリ:立っている美食クラブの部員も、
天沼チギリ:折れた包丁を自らの肚に当てようとする手を止めるのに必死になるだろう。
美食クラブ:「うぐぐぐぐ~~~ッ」
美食クラブ:「こ、これが"元老"様……!」悶えながら呻く。
天沼チギリ:「あとはロトカ様に任せて降参なさいませ。」
天沼チギリ:「活け造りになりたくなければ。」
美食クラブ:「こ……」反射的にそう発するが、それ以上は口にできない。
美食クラブ:厨房では料理人クラスの権威は神に等しいからだ!
ロトカ・G・クイジナート:「降参」
天沼チギリ:納刀する。
ロトカ・G・クイジナート:「まったくえげつないことを……」
天沼チギリ:と同時に部員たちも自由になる。
ロトカ・G・クイジナート:「そいつが遺産管理委員会のやり方なんですかね?"元老"様」
天沼チギリ:「私の、やり方です。」
ロトカ・G・クイジナート:「じゃああたしもあたしのやり方で」
ロトカ・G・クイジナート:先程『降参』と発したはずだが
ロトカ・G・クイジナート:戦闘態勢に入っている。
ロトカ・G・クイジナート:「やってやろうか――」
天沼チギリ:「降参、というのは彼女らへの指示だったわけですか。」
天沼チギリ:「お優しい人。」
四之宮サヨリ:「……来ます、注意を!」
有崎五派:「……!」
ロトカ・G・クイジナート:「代わりに言ってやったんだよ」
ロトカ・G・クイジナート:左手を開いて見せる。そこには人間の口が開閉している。
美食クラブ:「……!!!」「……!!」
美食クラブ:一方で、先程戦闘不能になった美食クラブ部員の顔面からは
美食クラブ:『口』が消失していた。
ロトカ・G・クイジナート:「こいつらの口でな!さーて……」
ロトカ・G・クイジナート:ガバアアア
ロトカ・G・クイジナート:胴。腕。背中。脚。
ロトカ・G・クイジナート:ロトカの肉体のあらゆる部位が、
ロトカ・G・クイジナート:獰猛な獣――あるいは幻獣の『口』と化して裂ける。
有崎五派:「な、な……!?」あまりの異形っぷりに思わずのけぞる
ロトカ・G・クイジナート:「四之宮サヨリ!注意すべきはあんた自身だったな!」
ロトカ・G・クイジナート:バ   ヅ   ン  ! ! !
四之宮サヨリ:「……?!」
ロトカ・G・クイジナート:恐竜めいた大顎がサヨリを捉える!
ロトカ・G・クイジナート:ロトカ自身の長い蹴り足が『噛みついた』のだ。
四之宮サヨリ:「がッ……」
四之宮サヨリ:重い衝撃と共に食い込む刃の如き歯。口から血が零れる
ロトカ・G・クイジナート:「こっちの方は覚えてるぜ……!先生、あたしの体型維持の秘訣を知りたいらしいな?」
ロトカ・G・クイジナート:ギチッギチッギチッ
ロトカ・G・クイジナート:「このままこいつの手足を食いちぎったら、どこにカロリーが行くと思う!?」
有崎五派:「ま、まさか……!?」口を失った生徒達へ視線をやる
ロトカ・G・クイジナート:「美食クラブにはヤバい幻獣食材が何匹もいる」
ロトカ・G・クイジナート:「そいつらを『食わせてやる』のもあたしの仕事ってわけだ!!」
有崎五派:「乙女的にはずるいと言いたいけど……ペットのお世話をちゃんとするのはえらい!!」悔しそうな顔で
実況生徒:「逃げないと骨ごと噛みちぎられるわ!」
四之宮サヨリ:「っ……これ、くらいでっ……!」
有崎五派:「じゃない!サヨリちゃん、それ大丈夫なの!?」
解説生徒:「この状態から逃れられる生徒はそう多くないんだぜ」
四之宮サヨリ:「……バベル!」
四之宮サヨリ:脳波を以て自らの武装に命令を送る。雷撃の先は───
四之宮サヨリ:"自らの頭上へ"
四之宮サヨリ:衝撃、轟音。自らに嚙みついたロトカを、無理やりにでも引き剝がすため……!
ロトカ・G・クイジナート:「ッがはッ!?」
ロトカ・G・クイジナート:サヨリの頭を飲み込みつつあった脚に直撃を受け、硬直する。
ロトカ・G・クイジナート:ほとんど一瞬のことだ。機会を逃してしまえば――
四之宮サヨリ:「~~~~っ……!」
四之宮サヨリ:衝撃は自らへも同じ。吹き飛ばされるように距離を取る
ロトカ・G・クイジナート:ガチン!!
ロトカ・G・クイジナート:逃れたサヨリの眼前で大顎が閉じる。
ロトカ・G・クイジナート:そのまま元の脚の形状へと戻った。「……兵装のパワー任せって負け惜しみの一つも言いたいとこだが」
ロトカ・G・クイジナート:「パワーを取り回す発想力がありやがる。いまので仕留められねーとはな……」
四之宮サヨリ:「事実です。私の力の殆どは……っはぁ……武器に、依存している」
四之宮サヨリ:息を切らしながら、立ち上がる
四之宮サヨリ:その姿は、まだ。リザレクトが開始していない
実況生徒:「両者凄まじい応酬ね、解説生徒」
解説生徒:「ああ。自爆覚悟で自分自身を撃った四之宮の判断は結果的に正解だったんだぜ」
四之宮サヨリ:「能力も……耐久力も、人並みですけど。でも……精神力だけは……他の誰にも、負けるものですか」
有崎五派:「……ッ(これに、慣れなきゃいけないの?)」
キャレド・クレー:「サ、サヨリさん……」
天沼チギリ:「前に出ないように。キャレド様。」
天沼チギリ:「間合いに入れば──守り切れません。」
キャレド・クレー:「は、はい……!引っ込んでますっ!」
天沼チギリ:「……先生も。」
有崎五派:「う……でも……」
四之宮サヨリ:「ご心配なく……とは、言えませんね」
四之宮サヨリ:はは、と軽く笑って
ロトカ・G・クイジナート:「どうした先生!さっきまではいいテンションに見えたけどな!」
ロトカ・G・クイジナート:「オーヴァード同士の喧嘩はこうなる!こんなのどっちもかすり傷みたいなもんだ」
四之宮サヨリ:「存分に心配してくださって結構、です」
四之宮サヨリ:「でも、同じくらい信じてください」
有崎五派:「あ~~~~~~~~もう!」パシッと頬を叩く。
有崎五派:「かすり傷、なるほどね!そんなの知らないもんね!あたしは先生なんだから、心配はしてなんぼ!」
有崎五派:サヨリへ駆け寄り、ポーチを開く。
有崎五派:「言われなくても信じてるっての!あたしが心配してんのは──乙女の肌に跡でも残ったらどうすんのよ!」
ロトカ・G・クイジナート:「なんだァそりゃ……?」
四之宮サヨリ:「…………」唖然とした表情で、その姿を見て
有崎五派:「さっさと勝って!勝手にハラハラしてるあたしの心臓をいたわるつもりがあんならね!」
天沼チギリ:「……オーヴァードにそのような心配をする人は初めて見ました。」
四之宮サヨリ:「……っ、ふふ」
四之宮サヨリ:「───はい、その信頼に応えましょう」
有崎五派:「あんたも!あんま無茶したら治せない傷が残るかもしんないんだからね!」これはロトカへ向けて
ロトカ・G・クイジナート:「先生ってのは変なやつだな」
天沼チギリ:先生を見上げる。何処か当惑したような、あるいは呆れているかのような表情。
四之宮サヨリ:「ええ、本当に」
四之宮サヨリ:「私たちが思っていた以上に我儘で……」
四之宮サヨリ:「……それ以上に、生徒想いです」

■第2ラウンド

  ロトカ[8]
 天沼チギリ[6/93]

    10m

四之宮サヨリ[11/68]
 有崎五派[4/91]
ロトカ・G・クイジナート:ロトカは何もなし。
四之宮サヨリ:なし!
天沼チギリ:なし!
有崎五派:出し惜しみは無し!やるぞ!
GM:先生……!
有崎五派:<活性の霧lv5>攻撃力+15、ドッジダイス-2個、侵蝕3
有崎五派:<タブレット+多重生成>射程視界、対象を3体に変更、シーン5回。侵蝕5
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を8(→ 8)増加 (91 → 99)
有崎五派:対象は頼れる生徒の二人!
四之宮サヨリ:受けます!パワーアップ!
GM:チギリ委員長の行動値も6に戻ります。
天沼チギリ:受けます!
天沼チギリ:行動値6だぜ。かなしみ
GM:それではサヨリさんの攻撃から!
四之宮サヨリ:はい!
四之宮サヨリ:マイナーでバベル起動、ダメージ増加!回復しておいて良かった!
四之宮サヨリ:メジャーでコントロールソート射撃+コンセ!勝負です!ロトカさん……!
四之宮サヨリ:10dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,3,3,4,5,8,9,10,10,10]+10[2,5,5,8,9]+10[2,10]+10[9]+3[3]+3 → 46

四之宮サヨリ:ここにきて……回る!!
ロトカ・G・クイジナート:ガード!《自動触手》で今度こそお陀仏だ!
四之宮サヨリ:ダメージ!
四之宮サヨリ:5d10+3d10+1d10+15+22
DoubleCross : (5D10+3D10+1D10+15+22) → 33[10,7,4,6,6]+24[7,10,7]+2[2]+15+22 → 96

四之宮サヨリ:上振れ!
ロトカ・G・クイジナート:ええ~っこんなに!?
四之宮サヨリ:全部有効!どうだ……?!
ロトカ・G・クイジナート:これは生き残れるか怪しいぞ……まず《がらんどうの肉体》!
ロトカ・G・クイジナート:96-8d10
DoubleCross : (96-8D10) → 96-42[3,5,5,10,10,1,4,4] → 54

ロトカ・G・クイジナート:これにガード値14を引くから、まだそこそこ残る!
四之宮サヨリ:く、強い……!
ロトカ・G・クイジナート:でもこれで《がらんどうの肉体》は品切れだ
ロトカ・G・クイジナート:そしてサヨリさんには18点のHPダメージを返す。リザレクトしてもらおう!
四之宮サヨリ:そして……自動触手のダメージを貰います!
四之宮サヨリ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

四之宮サヨリ:重い!攻撃侵蝕と合わせて12上昇!
四之宮サヨリ:80!
ロトカ・G・クイジナート:ロトカの手番!でもこの状況で何かしようとしてもな~
ロトカ・G・クイジナート:マイナー《螺旋撃》は同じ。
ロトカ・G・クイジナート:狙うのはやはりサヨリちゃんを優先だ。《伸縮腕》!
ロトカ・G・クイジナート:7dx+6
DoubleCross : (7DX10+6) → 8[1,1,3,6,6,7,8]+6 → 14

ロトカ・G・クイジナート:C値+1!
四之宮サヨリ:避けられない!強いぞ螺旋撃……!ガード!
ロトカ・G・クイジナート:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 8[3,5]+15 → 23

四之宮サヨリ:リザレクト……!
ロトカ・G・クイジナート:装甲があれば耐えられなくもないダメージだが
四之宮サヨリ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

ロトカ・G・クイジナート:フフフ……リザレクト直後は辛かろう
四之宮サヨリ:登場上手いのにリザは下手!89!
四之宮サヨリ:く……強い!
GM:次はチギリ委員長の手番。行動をどうぞ。
天沼チギリ:了解!たぶんブレインハックはいらない…な
天沼チギリ:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《死神の精度》
天沼チギリ:いや、うーん、どっちみち100越えるのか
天沼チギリ:いや、温存しよう
天沼チギリ:ブレインハック乗せると最悪次のシーン出れなくなる
天沼チギリ:このままでいきます!
GM:その意気やよし!判定をどうぞ
天沼チギリ:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[1,2,2,3,3,4,4,4,6,8]+5[5] → 15

天沼チギリ:ウワーッ!
GM:なんなの今回は
GM:戦闘になるとなぜみんなこうなるのか
ロトカ・G・クイジナート:まあ回避はしないよ……ガードしたほうがよっぽど軽減できるし
ロトカ・G・クイジナート:《自動触手》も品切れだ。
天沼チギリ:ダメージ出します。
天沼チギリ:2d10+15+15+15
DoubleCross : (2D10+15+15+15) → 15[9,6]+15+15+15 → 60

天沼チギリ:装甲無視です
ロトカ・G・クイジナート:ガード値は14、残りHPは10なので、完全撃破。
天沼チギリ:あぶねえ…!
ロトカ・G・クイジナート:復活エフェクトもありません。《異世界の因子》を構えていたんですが
四之宮サヨリ:ああ因子……!
ロトカ・G・クイジナート:コピーして意味のあるエフェクトを誰も使ってくれなかった!!
四之宮サヨリ:初手でブレインハックしてたら使われてたかもしれないということ……!
有崎五派:こわ~……
ロトカ・G・クイジナート:《死神の精度》は前提エフェクトあるし……ダイス増やしてもコンセ型じゃないし……
ロトカ・G・クイジナート:そうです 初手でブレインハックしてたらこっちで使う予定でした
四之宮サヨリ:恐ろしい……!
GM:とにかく、見事撃破だ
GM:VICTORY

ロトカ・G・クイジナート:全身が蠢き、多様な生物の顎が開く。
ロトカ・G・クイジナート:「やっぱり食い物が絡む戦いはいい……こいつらもやる気が出るッ!」
四之宮サヨリ:(私の手数は最初から一つしかない。なら……)
ロトカ・G・クイジナート:「四之宮サヨリ!もう一回立ってみせろ!まだまだ行くぞォァッ!!」
ロトカ・G・クイジナート:全身異形の怪物と化したロトカが迫る。今の彼女は全身が幻獣の攻撃器官に等しい。
四之宮サヨリ:「はい!全力で……ぶつかってあげます!」
四之宮サヨリ:ロトカに向かい落雷が幾つも落ちる。しかし、その全てが捉えられない
ロトカ・G・クイジナート:「ギャハハハ!遅い遅い!」
四之宮サヨリ:(……速い!肉体能力も上がってる……!)
四之宮サヨリ:「でも……甘く見ましたね!」
四之宮サヨリ:当たらないのは最初から織り込み済み。先の全ての雷撃は……
四之宮サヨリ:ロトカの進む先を誘導するための罠、全ては最大の一撃を打ち込むため……!
四之宮サヨリ:「落ち……ろぉ!!!」
解説生徒:「なるほど、連続した雷で空中に電位差の道を作ったんだぜ……!」
四之宮サヨリ:待っていたかの如く、進むロトカの頭上に今までと比にならない規模の落雷
四之宮サヨリ:文字通りの、今出せる全力
四之宮サヨリ:(これを耐えられたら私には後は無い、けど……!)
ロトカ・G・クイジナート:「そいつが最大出力……ってか!?」
ロトカ・G・クイジナート:避けられない。雷が直撃する。
ロトカ・G・クイジナート:だが同時に、長い尾のような器官が高速で伸びて
ロトカ・G・クイジナート:サヨリ本体を打ち据えている!なにかの巨大生物の『舌』だ。
四之宮サヨリ:「くぁ……っ?!」
ロトカ・G・クイジナート:「グギィィィッ!!」真昼のような雷撃が直撃!
四之宮サヨリ:全力を出した反動。一切の回避行動を取れず壁まで打ち付けられる
四之宮サヨリ:「……が、頑丈……です、ね」
ロトカ・G・クイジナート:「そっちこそ……!」立ち上がろうとするが、
ロトカ・G・クイジナート:強靭な肉体を持ってしても上手く立ち上がれない。筋肉が麻痺している。
四之宮サヨリ:瞳だけは闘志を燃やすも、身体は全くついて来ていない。膝を突いたままだ
実況生徒:「これはダブルノックダウンかしら?解説生徒」
解説生徒:「いいや、ロイズ・ウォーに引き分けはないんだぜ」
四之宮サヨリ:(そう、後はない)
四之宮サヨリ:(……あくまで"私"には!)
天沼チギリ:  ず しっ
天沼チギリ:威圧感が場を埋める。
天沼チギリ:天沼が刀を振り上げ、上段に構えたのだ。
ロトカ・G・クイジナート:「……!」
ロトカ・G・クイジナート:這いつくばった姿勢のまま、上を見上げることはできないが
ロトカ・G・クイジナート:その圧力だけで、何が行われているかは察知できたことだろう。
四之宮サヨリ:「ロトカさん。私とあなたは引き分け……ううん、私の負け、でしょう」
四之宮サヨリ:「……でも、"私たち"の勝ちです」
ロトカ・G・クイジナート:「なるほど……」
天沼チギリ:ギロチン台にいると錯覚するような濃厚な死の気配。
天沼チギリ:「介錯」
天沼チギリ:「いたします。」
ロトカ・G・クイジナート:「キングダムで起こってる出来事なら……最後に裁定するのはあんたってわけですか……"元老"様」
ロトカ・G・クイジナート:「あたしの負けだ……」
天沼チギリ:「それはどの”口”が言いました?」
ロトカ・G・クイジナート:「……言ってくれますね……邪悪なお方だ」
ロトカ・G・クイジナート:「美食クラブはロイズ・ウォーから棄権します」
天沼チギリ:「………」納刀する。
天沼チギリ:周囲の草木が再び呼吸を始める。
ロトカ・G・クイジナート:どっと冷や汗を流し、大地にうつ伏せに体を預ける。
四之宮サヨリ:ロトカと全く同じタイミングで、仰向けに倒れて
四之宮サヨリ:「~~~~~~~勝ったっ……」全力を出した後の、力の抜けきった笑顔で
有崎五派:「えら~~~~い!!」倒れた二人の生徒の間に飛び込むようにして自分も横たわる
ロトカ・G・クイジナート:「うえっ、なんだよ」
有崎五派:「大怪我する前に降参出来てえらいぞ~~このこの~!」動けないのをいいことにつんつんやっている
ロトカ・G・クイジナート:「や、やめてくれよォ……こんなザマじゃ"美食王"様に申し訳が立たない」
有崎五派:「なんでよ?一生懸命やったじゃない。結果が出ないとダメなんて、王様がそんな度量の狭いこと言わないっしょ?」ロトカの言葉に
有崎五派:「チギリちゃんもありがとね!ちゃんと待ってあげて、えらい!」笑顔を向ける
天沼チギリ:「………はぁ。」
天沼チギリ:「先生は、変わった大人です。」
有崎五派:「サヨリちゃんも頑張ったぞ~~!先生がいっぱい褒めてあげよう」こちらも動けないのをいいことに頭をわしわしやっている
四之宮サヨリ:「ふ、へへ……ありがとう、ございます……」年齢、背格好より少し幼い笑顔を見せながら、為すがままにされる
天沼チギリ:「いずれ品質の良いチョコをショコラショコランから流通させます。」
天沼チギリ:「それで今回はご勘弁を。」
キャレド・クレー:「わ、わ、私が……つ、作る予定です、あの、チョコレートを食べて」
キャレド・クレー:「再現できるかもしれなくて、頑張ってるので、あの」
天沼チギリ:「彼女も一流のパティシエです。遺産管理委員会として保証します。」
ロトカ・G・クイジナート:「フン……”美食王"様は本物の美食じゃないと満足しねーんですよ」
ロトカ・G・クイジナート:「ただ、戦って負けた以上は……そういうことに期待しときましょう」
有崎五派:「キャレドちゃんはすっごいんだから!アタシが保証する!きっと、良いバレンタインになるから!」
キャレド・クレー:「……ついに」ごくりと生唾を飲む。
キャレド・クレー:「つ、ついに……手に入っちゃう、んですね。『本物のチョコレート』……!」
有崎五派:「そ、そうか……あたしら勝ったもんね……!?」同じくごくり
四之宮サヨリ:「……そっか。戦うことに夢中で、ちょっと忘れちゃってました」
天沼チギリ:「そうですね。ようやく…」
実況生徒:「解説生徒、現在ロイズ・ウォーに残っているチームはいくつかしら?」
解説生徒:「それはだな実況生徒、今残ってるのは1チームだけなんだぜ」
実況生徒:「え!?1チーム!?じゃあそのチームが優勝ってこと?」
解説生徒:「ああ、ロイズ・ウォーを勝ち抜いた栄えある優勝チームは……先生チーム!」
解説生徒:「堂々の戦いぶりだったんだぜ!」
GM:ワー ワー
有崎五派:「いえ~い!大勝利~!!」寝ころんだまま三人に向けて両手を上げる

GM:【獲得CP 468】
■ミッション報酬
累計CP 468/280 NPCカード『キャレド・クレー★4』 解放
【スキル1:つ、つまらないものですが……!】
ダメージ算出直後に使用。対象のキャラクターへのダメージを5軽減する。1ラウンド1回のみ使用できる。
【スキル2:落ち着いてください~!】
いつでも使用できる。対象のキャラクターの暴走を解除する。1シナリオ1回のみ使用できる。
【スキル3:お、おひとつどうぞ!】
判定の直前に使用する。その判定のダイスを+3個する。1ラウンド1回のみ使用できる。
【スキル4:自信作ですっ!】
ダメージ算出の直前に使用する。そのダメージのダイスを+3D10する。1ラウンド1回のみ使用できる。
キャレド・クレー:「ええっ!?いいんですか!?私なんかにこんな……恐れ多いです……!」
GM:キャレド・クレーの全スキルが解放されました。
GM:想定より相当CP稼がれちゃったな……美食クラブは範囲攻撃で倒されてくれると思ってたから
■ショップ一覧【所持CP 378】
・ロイズ板チョコレート    20CP
使用者のHPを10回復し、侵蝕率を-2する。使い捨て。
・ロイズピュアチョコレート  30CP
シーン終了時、回数制限エフェクトを一つ指定してもよい。
そのエフェクトの使用回数を最大値まで回復する。使い捨て。
・ロイズ生チョコレート    50CP
シーン終了時、アイテムを一つ指定してもよい。
そのアイテムの全ての使用回数を最大値まで回復する。使い捨て。
・ロイズギフトセット     120CP
セットアップに使用する。シーン中、全てのPCの行動値を+5、HPを+2D10、全ての達成値を+1する。
UGNチョコレートアーマー(装甲値8、行動0)を全員分取得し即座に装備してよい。使い捨て。
GM:現在のリソースを考慮して、購入アイテムを選択してください。
天沼チギリ:まず板チョコを5つ買って先生に全部つぎ込みましょう
天沼チギリ:侵食89になって大分余裕ができるので
有崎五派:ええっ!そんなに良いんですか!
四之宮サヨリ:チョコアーマーも欲しいですね
四之宮サヨリ:というかギフトセット!
天沼チギリ:板チョコ5つとロイズギフトセットで220
四之宮サヨリ:あと158
四之宮サヨリ:あっ、生チョコもうひとついただいてよろしいでしょうか
四之宮サヨリ:二回殴ったのでまた回数が……その……
天沼チギリ:生チョコを四之宮さんにね
天沼チギリ:これで270
四之宮サヨリ:残り108!
天沼チギリ:あ、板チョコ欲しいかも
四之宮サヨリ:回数制限使った方いますか?
天沼チギリ:今侵蝕はいいんですけど
天沼チギリ:HPは満タン欲しい
天沼チギリ:板チョコ追加して290かな
天沼チギリ:残り88
天沼チギリ:あとは万一クライマックス2に備えて
天沼チギリ:生チョコとピュアチョコ買うのはどうでしょう
天沼チギリ:これで残り8になると思う
有崎五派:ほくほくだ~~!
四之宮サヨリ:成程。もしもの時の為の杖!
GM:購入は終わったかな?皆さん今持ってるチョコの申告と効果の適用をしてくださいね~
天沼チギリ:すいません、チョコ食べる前に
天沼チギリ:侵蝕101になってるので今十字冠の処理してもいいですか?
GM:卑劣な委員長だぜ いいでしょう
天沼チギリ:やったぜ!
天沼チギリ:では減少させます
天沼チギリ:101-10-1d10
DoubleCross : (101-10-1D10) → 101-10-8[8] → 83

天沼チギリ:ここからチョコ食べて81
四之宮サヨリ:めっちゃ下がってる!
【十字冠(クロス・クラウン)】

このアイテムを所持している間、あなたは以下の効果を得る。
・侵蝕率が100%を超えた状態でHPが0になった場合、即座にそのシーンから退場する。
・侵蝕率が100%を超えた状態では、新たにシーンに登場することはできない。
・侵蝕率が100%を超えている間、シーンの終了時に侵蝕率を-[10+1D10]する。
・例外処理
ex1.あなたがDロイス【遺産継承者:深海都市の夢】を取得している場合、上記の効果はあなたの侵蝕率が110%以上の時に適用される。
ex2.あなたがDロイス【不死者】を取得している場合、上記の効果はあなたの侵蝕率が120%以上の時に適用される。
・このアイテムは破棄できず、エフェクトやアイテムの効果によって破壊されない。
有崎五派:板チョコ5枚貰って侵蝕-10、HPは満タンに!体重計が怖いわ~
天沼チギリ:HPそういえば25から動いてないんだった
天沼チギリ:HP25→28です
四之宮サヨリ:ふんふん
四之宮サヨリ:生チョコを使用します!バベルの回数回復
GM:これでみんな調整は終わったかな?今回は購入チャンスはないのでロイス取得だけだ
四之宮サヨリ:回復アイテムの使用は可能ですか?
GM:今持ってる分の回復アイテムならもちろんOKです
四之宮サヨリ:わーい!
四之宮サヨリ:高性能医療キット!
四之宮サヨリ:3d10+9
DoubleCross : (3D10+9) → 8[6,1,1]+9 → 17

四之宮サヨリ:しょぼっ
四之宮サヨリ:チンチロなら強い目
天沼チギリ:チギリの分もおつかいよ
四之宮サヨリ:やったあ
四之宮サヨリ:3d10+17
DoubleCross : (3D10+17) → 19[6,3,10]+17 → 36

四之宮サヨリ:MAXの33!
四之宮サヨリ:ラストロイスはキャレドちゃんに 〇期待/不安
有崎五派:ロイスの数え間違いで1枠空いてたので取りたかったキャレドちゃんへのロイスを取得しておきます
有崎五派:キャレド・クレー 勇気出して偉い!○/もっと自信持ちなさいな

 

 CMX:『エキシビジョン・ゲーム』

GM:クライマックス!全員登場だ
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (81 → 85)
四之宮サヨリ:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 2[2]+89 → 91

四之宮サヨリ:最後まで登場上手かった
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (89 → 94)

キングダム学区 真珠広場 仮設大ステージ
GM:先生チームはロイズ・ウォーに勝利した。広場の中心部、海賊部の手による仮設ステージの壇上で
GM:生チョコレート[プレシャス]の授与式が行われる予定である。
GM:特に控室などがあるわけではない。ステージ下から準備を見守っているだけの段階だった。
キャレド・クレー:「あ……あの、皆さん!」
キャレド・クレー:「すみません、ちょっとお時間よろしいでしょうか……!」
天沼チギリ:キャレドに振り返る。
四之宮サヨリ:「あら、どうかしましたか?」
有崎五派:「ん?」ワクワクした様子で準備を見守っていたが、体を捻って振り返る
キャレド・クレー:「あの、チョコレートを作っていて」
キャレド・クレー:「皆さんが戦ってくださっている間、まだ試作なんですけど」
キャレド・クレー:「わたしは全然役に立たないので、せめてこれだけはと思って、やったんですけど」
キャレド・クレー:布に包まれたチョコレートを他の3人に見せる。本当に何も装飾のない、ただの『板』のチョコレートだ。
天沼チギリ:「では……」
天沼チギリ:チョコを一かけら手に取り、口に運ぶ。
有崎五派:「うそ、良いの!?役得じゃない!」
四之宮サヨリ:「お一ついただきましょうか。ふふ、とても美味しそう」
GM:チョコレートを試食する。
GM:今回集めたチョコレートの欠片に、『ロイズ』以外のチョコレート製品も混じっていたためか?風味は『ロイズ』とはかなり異なるが
GM:それでも十分に美味しいチョコレートが完成しているように思える。
キャレド・クレー:「ど、どうでしょうか……!カカオはアップルシード産の最高級品を使って」
キャレド・クレー:「砂糖もクリムゾンの本物を使ってるんですけど、あの」
キャレド・クレー:「さすがに『ロイズ』の原材料とは、かなり違うので……」
四之宮サヨリ:「……!」
天沼チギリ:「ロイズのものとは風味が違います。…が、」
天沼チギリ:「独自の味わいがあります。」
有崎五派:「ん~!美味しい!」口に入れた途端に表情筋が緩む
四之宮サヨリ:「これは……とても美味しいです!ショコラショコラン製のお菓子はいくつか食べた事ありますが」
四之宮サヨリ:「その中でも……間違いなくトップクラスの出来かと思います」
天沼チギリ:「ええ、円卓に饗しても遜色のない出来だと思います。」
有崎五派:「きちんとした厨房も無しにこれ……天才じゃない!?うちのキャレドちゃん天才ですよ~~!」おどけて声を張る
キャレド・クレー:「ありがとう……ございます……!」目をぎゅっとつぶる。
キャレド・クレー:「この一ヶ月、ずっと研究してたんです……!この試作品を作る時間があったのも、皆さんが戦ってくれたおかげで……」
有崎五派:「その"皆さん"も、キャレドちゃんが勇気出して職員室に来てくれたおかげで集まったんだから!偉い!」
キャレド・クレー:「えへへ……た、頼ってよかったです。先生のこと……」
有崎五派:「チギリちゃんも、サヨリちゃんもありがとね。私ノヴァリス来てから、今日が一番楽しかったかも!」
四之宮サヨリ:「……ふふ。きっとこれからも、もっと楽しい事が待ってますから。期待していてくださいね」
キャレド・クレー:「あ、あの!それでっ!」
天沼チギリ:「……なんでしょう?」
キャレド・クレー:「み、皆さんが私のチョコレートを信じて……じ、自信を持たせてくれました……から!」
キャレド・クレー:「だから、その……!」
キャレド・クレー:「これからやることも、ま、任せてもらえるでしょうか……!」
キャレド・クレー:「授与式の場に、立たせてほしいんです!」
有崎五派:「…………!」驚きのあまり2、3歩下がる
四之宮サヨリ:「はい、私は構いませんが……皆さんはどうでしょう?」既に答えが分かっているかのように、笑顔で皆に問うて
天沼チギリ:「ええ、勿論。」
有崎五派:「勿論!いいに決まってるじゃない!みーんな頑張ったんだから、誰にだって立つ資格はある!」
キャレド・クレー:「っ、ありがとうございます!!」素早く頭を下げる。
カリーナ・ピガフェッタ:「おーい!!」壇上から声がかかる。
カリーナ・ピガフェッタ:「授与式の準備終わったよ!みんな来て~」
有崎五派:「はいは~い!この子が立ちま~す!」キャレドの手を引いて寄っていく
天沼チギリ:「行きましょうか。」
キャレド・クレー:「あわ、わわわ……」
四之宮サヨリ:「さ、せっかく壇上に立つのですから、背筋を伸ばして」

GM:ステージ壇上。場を盛り上げるカリーナのいくつかの口上の後で
GM:キャレドの目の前に『本物のチョコレート』が差し出される。『ロイズ』の生チョコレート[プレシャス]だ。
カリーナ・ピガフェッタ:「いやー、ありがとね~。キャレドちゃん達のおかげで興行は大成功!」
カリーナ・ピガフェッタ:「キングダムのお店も儲かったし!今の情勢で暴れたい生徒を一箇所にまとめられたしね」
キャレド・クレー:「あ、あ、ありがとうございます」
天沼チギリ:「なるほど…”ガス抜き”ですか。」
天沼チギリ:「確かにノドスの事変を受けて生徒に混乱が広がっているようでした。」
GM:海賊部の略奪行為は、その実他校との合意の上で行われる『軍事演習』だ。
GM:彼女らのやり方は、直接的に暴動を鎮圧する救伐騎士団とは異なる。戦意や闘争心を発散させる手段であれば、キングダム随一のノウハウがあった。
天沼チギリ:「手段は野蛮ですが…結果としては上々ですね。」
有崎五派:「私から見たらかなり物騒だったけど……それでも、あっちこっちで暴れるよりはよっぽど良いもんね……」感心した様子で頷く
四之宮サヨリ:「……成程。確かに理に適っています」
四之宮サヨリ:「あの一連の事変後……何もない、なんてことはあり得ませんから」
キャレド・クレー:「あの、カリーナ船長!ロイズ・ウォーを勝ち抜いたので、お、お願い……ひとつだけ、お願いしたいことがあるのですがっ!」
カリーナ・ピガフェッタ:「ほ?」
カリーナ・ピガフェッタ:「チョコレートの他にほしいのがあるの?」
キャレド・クレー:「……そうです!だって、『ロイズ』がどれだけ美味しいチョコレートだって」
キャレド・クレー:「それをみんなに知らせるカリーナ船長みたいな人がいたからこそ……こ、こんなに人が集まったんだと思います!」
キャレド・クレー:「ですが!特別なチョコレートを欲しい人は、この会場にもまだたくさんいるはずなんです!」
キャレド・クレー:「わ、私達がもらってしまう分……『本物のチョコレート』を受け取れないたくさんの生徒が!」
カリーナ・ピガフェッタ:「でも、『本物のチョコレート』は物理的に1個しかないんだよ。カリーナももっと売りたいのはやまやまなんだけど~」
キャレド・クレー:「それを、わ、私が……!ショコラショコランが作ります!」
キャレド・クレー:「海賊部の皆さんに、それを宣伝していただきたいんですっ!!」
カリーナ・ピガフェッタ:「……」ふと笑顔を消す。
カリーナ・ピガフェッタ:「なるほどね……そういう目的でロイズ・ウォーに参加してたんだー?」
カリーナ・ピガフェッタ:「でも、だめ!」
カリーナ・ピガフェッタ:「優勝商品は『本物のチョコレート』だけ。それ以上はカリーナの仕事じゃないもんね」
キャレド・クレー:「あうう……そんなぁ……!」
キャレド・クレー:耳が下がり、尻尾も下がり、へなへなと小さくなっていく。
有崎五派:「むむ……宣伝かぁ……先生の立場で生徒の活動に顔を突っ込み過ぎるのも……」ブツブツと呟きながら考えこむ
四之宮サヨリ:「でもこれだけ美味しいものを既に作れるのですから、自然に口コミで広がりそうなものですが……」
天沼チギリ:「………。」
有崎五派:「二人とも、力になってあげられないかなぁ……?せっかく、あんなに美味しいチョコなんだし……」
キャレド・クレー:「こ、今回のことで……わかったんです……」
キャレド・クレー:「ロイズ・ウォーで会ったみんな……"元老"様や、先生のことは気にしても……」
キャレド・クレー:「ショコラショコランの私のことなんて、見向きもしてない……」
有崎五派:「…………」
キャレド・クレー:ステージに手を突いて、打ちひしがれている。
キャレド・クレー:「私達がおいしいチョコレートを作っても」
キャレド・クレー:「『ロイズ』みたいなブランド力があるわけでも、みんなに知られてるわけでもなくて……」
キャレド・クレー:「バレンタインデーが来るまでに、みんなに知ってもらう方法は、他に思いつかなくて……」
天沼チギリ:「膏粱船長。」
カリーナ・ピガフェッタ:「んー?なーに?」
天沼チギリ:「不可能とおっしゃいますか?」
カリーナ・ピガフェッタ:「あのね?カリーナは海賊だよ?」
カリーナ・ピガフェッタ:「なんの理由もなしにサービスなんてしてあげられないな~」
カリーナ・ピガフェッタ:「それに、円卓配下の部活が特定の学校に肩入れするのってよくないんじゃない?」くすくすと笑う。
天沼チギリ:「ではあなた方の好むやり方で」
天沼チギリ:「決めませんか?」
天沼チギリ:「エキシビジョンマッチ。」
天沼チギリ:「膏粱船長 VS 優勝チーム。」
四之宮サヨリ:(な、何か不穏な流れに……)
天沼チギリ:「我々が勝った暁には、」
天沼チギリ:「ショコラショコランの製造する”本物の”チョコレートの流通に手を貸してもらいます。」
カリーナ・ピガフェッタ:「へえ~~~」
カリーナ・ピガフェッタ:「面白い!」小柄な体に似合わない、獰猛な笑みを浮かべる。
天沼チギリ:くるりと振り返る。
天沼チギリ:「皆様も、」
天沼チギリ:「”本物の”チョコレートが味わいたいでしょう?」
天沼チギリ:その言葉は、観客に向けて。
一般生徒:「そ、そうだそうだー!」
一般生徒:「あたし達にもチョコレートをくれッ!」
不良生徒:「そのチョコレート私達も食ってみたいぜー!」
GM:ワー ワー
天沼チギリ:タイミングの良すぎる客の盛り上がり。
天沼チギリ:恐らく、”サクラ”が混じっている。
カリーナ・ピガフェッタ:「インドア派かと思ったら……やるじゃんね!"元老"ちゃん!」
カリーナ・ピガフェッタ:マイクを取る。
カリーナ・ピガフェッタ:「ロイズ・ウォーはまだ終わってない!!」
カリーナ・ピガフェッタ:「わたしは海賊部の船団船長だけど……このロイズ・ウォーの場じゃ」
カリーナ・ピガフェッタ:「勝負して勝ったやつが要求を通せるんだよなぁ!!」
四之宮サヨリ:「く……まあ何かひと悶着在るだろうなと思っていましたが……!」
有崎五派:「授与式はまだ始まってない、って事ならルールは健在ってわけね!」腕をまくる
キャレド・クレー:「あ、あわわ、わわ、あわぁ……」
キャレド・クレー:ボロボロ泣きながらファイティングポーズを取ろうとしている。
キャレド・クレー:自分で戦うつもりなのだ!
> 有崎五派:「な~に泣いてんの!あたしら今まで無敗のチームなんだから、もっと堂々としてなさい!」がし、とキャレドの肩を掴んで脇へ寄せる
天沼チギリ:「構えてくださいませ、膏粱船長。」
天沼チギリ:「彼女は今、不可能を可能にしようとしています。」
天沼チギリ:「その気概、海賊部として負けるわけにはいかないのでは?」
カリーナ・ピガフェッタ:「え~~?手加減しないけど、それでもいーの?」
四之宮サヨリ:「もうここまできたら……どうにでもなれ、です!」少しの溜息の後、堂々とキャレドの方へ向いて
四之宮サヨリ:「キャレドさん!全力で支えます!荒波に乗る覚悟は良いですか?!」
四之宮サヨリ:「これが本当の最後……文字通りのラストマッチ!貴女の欲望思いを通すために……勝ちましょう!」
カリーナ・ピガフェッタ:「ここまで頑張ってきた気概はすごいな~ってカリーナ思うけど」
カリーナ・ピガフェッタ:「やるからには一番『派手』にやらないと」
カリーナ・ピガフェッタ:「観客が盛り上がらないよね!」
GM:ド  ズ  ン !!
GM:ズ   ア  ア
GM:           ゴ ォ ォ
GM:カリーナが言い放つと同時に
GM:ステージの背後に三隻の飛空艦隊が降下する!
膏粱船団護衛艦
膏粱船団駆逐艦
膏粱船団補給艦
カリーナ・ピガフェッタ
カリーナ・ピガフェッタ:「海賊部の『膏粱船団』」
カリーナ・ピガフェッタ:「船長相手に要求を通したいなら……まとめて戦ってもらおうか!」
カリーナ・ピガフェッタ[13]
  膏粱船団補給艦[3]
  膏粱船団駆逐艦[10]
  膏粱船団護衛艦[8]

     10m

 四之宮サヨリ[11/91]
  天沼チギリ[6/85]
  有崎五派[4/94]
GM:両陣営の戦意、そして会場の熱気が共鳴し、さらなるレネゲイドの励起をもたらす!
GM:衝動判定です!難易度は9!
四之宮サヨリ:11dx
DoubleCross : (11DX10) → 10[1,1,3,3,5,7,9,9,10,10,10]+10[2,3,10]+7[7] → 27

四之宮サヨリ:完璧ですね
有崎五派:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 8[2,4,7,8] → 8 → 失敗

有崎五派:げー
天沼チギリ:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[2,7,9,10]+4[4] → 14

天沼チギリ:成功!
天沼チギリ:85+2d10
DoubleCross : (85+2D10) → 85+14[4,10] → 99

天沼チギリ:ウゲエ!
四之宮サヨリ:2d10+91
DoubleCross : (2D10+91) → 15[5,10]+91 → 106

有崎五派:有崎五派の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (94 → 105)
四之宮サヨリ:うわーっ
有崎五派:ひぃッ
GM:カリーナの操る『船団』は特殊な扱いのトループです。
GM:行動値とHPとは独立して、全ての能力値は「1」として扱います。侵蝕率ボーナスも持ちません。
GM:また、エフェクトを使用しない行動放棄カバーができません。
GM:ただし通常のトループと違い、それぞれが相当なHPを持っています。艦船だからね
天沼チギリ:ウゲー!厄介だぜ!
GM:質問がなければ戦闘開始だ!
有崎五派:ぶっ飛ばしてやる!(完全支援型)

GM:広場に集った生徒達の誰もが、その光を目にしただろう。
GM:夕日が落ちきった夜空を覆い、十字に走る大閃光!
GM:セイクリッド・ピラーがもたらす神聖二重冠ダブルクロスの光である!
【神聖二重冠(ダブルクロス)】
クライマックスフェイズ中に限り、あなたが持つ【十字冠】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。
あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。

・このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、あなたのHPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
・この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
・この戦闘のバックトラックでは、最終侵蝕値によって得られる経験点を3倍にする。

■第1ラウンド

GM:NPCはセットアップありません。行動をどうぞ。
天沼チギリ:セットアップありません。
有崎五派:当然当然当然!やるぜ!
有崎五派:<活性の霧lv5>攻撃力+18、ドッジダイス-2個、侵蝕3
有崎五派:<タブレット+多重生成>射程視界、対象を3体に変更、シーン5回。侵蝕5
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を8(→ 8)増加 (105 → 113)
天沼チギリ:受けとります!
四之宮サヨリ:受け取ります!
有崎五派:対象はチギリちゃんサヨリちゃん!行け~ッ!
四之宮サヨリ:ロイズギフトセット使用!全員チョコアーマーを装備します!
GM:チョコアーマーってなんなんだろうね(疑問)
四之宮サヨリ:なんなのでしょう……
有崎五派:身体がベトベト~
GM:行動値も全員+5されるぞ。
天沼チギリ:行動値6→11、達成値+1、HPは…これ最大値だっけ?
GM:最大値が上がるようにも見える書き方だな
GM:一応回復のみとさせてください。
天沼チギリ:了解です。
GM:では最初の手番!行動値16のサヨリさんだ。
四之宮サヨリ:はい、マイナーでバベル起動。ダメージを増加させます
四之宮サヨリ:メジャーでコントロールソート射撃、コンセントレイト、神機妙算!二重冠はセーブします
四之宮サヨリ:対象は敵エンゲージ範囲!
四之宮サヨリ:12dx7+3
DoubleCross : (12DX7+3) → 10[1,1,2,3,3,5,6,6,6,7,8,9]+10[3,6,7]+10[8]+3[3]+3 → 36

カリーナ・ピガフェッタ:回避ーっ!
カリーナ・ピガフェッタ:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 3[1,2,2,3]+1 → 4

膏粱船団補給艦:回避。艦隊は《イベイジョン》でしか避けられません。つまり達成値2。
膏粱船団駆逐艦:命中
膏粱船団護衛艦:命中。《マグネットフォース》。
膏粱船団護衛艦:カリーナ・ピガフェッタをカバーリングします。
四之宮サヨリ:ダメージ算出!
四之宮サヨリ:4d10+3d10+1d10+22+18
DoubleCross : (4D10+3D10+1D10+22+18) → 24[7,9,2,6]+16[4,6,6]+2[2]+22+18 → 82

四之宮サヨリ:ダメージ倍率が先生のお陰でちょっと伸びてる!
四之宮サヨリ:全部有効です!侵蝕は113
GM:ウギャッ、強すぎでは!?
GM:脱落者こそいませんが、特に護衛艦はめちゃくちゃ削れてしまった!
GM:最初の手番でこんな範囲火力をカバーリングさせられることになるなんて
GM:続いて行動値13、カリーナの手番。
天沼チギリ:待った!
天沼チギリ:《時間凍結》!
GM:なんだってェェ――ッ
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を5(→ 5)増加 (99 → 104)
天沼チギリ:HP28→8
GM:行動を認めるしかない……!
天沼チギリ:襲い掛かるぜ!
天沼チギリ:マイナーで戦闘移動、カリーナと船団のエンゲージへ
カリーナ・ピガフェッタ[13]
  膏粱船団補給艦[3]
  膏粱船団駆逐艦[10]
  膏粱船団護衛艦[8]
  天沼チギリ[11/104]

     10m

 四之宮サヨリ[16/106]
  有崎五派[9/113]
天沼チギリ:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《死神の精度》
天沼チギリ:100%だから威力とダイスが伸びるぜ!対象は護衛艦!
カリーナ・ピガフェッタ:待った!その判定前に
カリーナ・ピガフェッタ:《目つぶしの砂》をかけちゃうぜ!ダイス-6個!
天沼チギリ:ウワッ目が
カリーナ・ピガフェッタ:ニャハハ!
天沼チギリ:ウーン仕方ない。相手はドッジが貧弱!
天沼チギリ:このまま殴る!
天沼チギリ:6dx7
DoubleCross : (6DX7) → 10[1,4,5,10,10,10]+10[6,7,9]+10[7,9]+10[10,10]+6[4,6] → 46

天沼チギリ:伸びたわ
GM:なんで~~~
GM:6個減らしたのに~~
膏粱船団護衛艦:ひーん 《イベイジョン》で受けます
天沼チギリ:ダメージ!装甲貫通!
GM:すごい変換したね今
天沼チギリ:気にしない!
GM:修正するなら今のうちですよ
天沼チギリ:5d10+15+18+20
DoubleCross : (5D10+15+18+20) → 35[5,6,7,9,8]+15+18+20 → 88

天沼チギリ:修正はしたぜ!
膏粱船団護衛艦:だ、だめだあ
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を8(→ 8)増加 (104 → 112)
膏粱船団護衛艦:HP200点あったけどこれは耐えきれない。破壊されます。復活エフェクトもなし……
天沼チギリ:ただ…補給艦やらがフリーになってしまったようだな…
GM:行動値は13!げんきよく行動します。
カリーナ・ピガフェッタ:メジャーアクション!《アドヴァイス》を駆逐艦に。
カリーナ・ピガフェッタ:次のダイスを+6個、C値を-1します。
GM:次の行動はチギリ委員長!
天沼チギリ:フーム
天沼チギリ:補給艦を殴ります。
膏粱船団補給艦:ば、ばかな
膏粱船団補給艦:私はまだ何もしてないのに!
膏粱船団補給艦:鎌倉殿になりたいと思ったこともない
天沼チギリ:補給艦という名前が悪いのじゃ!
膏粱船団補給艦:そんな……
天沼チギリ:絶対に潰さなきゃならんという予感がある
天沼チギリ:マイナーなし。
天沼チギリ:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》
天沼チギリ:対象は補給艦!死ヒャァ~!
膏粱船団補給艦:ウギャー!お母さ~ん
天沼チギリ:12dx7
DoubleCross : (12DX7) → 10[1,2,2,2,6,6,7,8,9,10,10,10]+10[2,2,2,8,8,9]+10[1,7,10]+10[3,8]+5[5] → 45

天沼チギリ:回った!さっきとほぼ同じじゃないか
カリーナ・ピガフェッタ:お母さんだよっ!
カリーナ・ピガフェッタ:《イベイジョン》で自動命中する補給艦をかばいます!
カリーナ・ピガフェッタ:《砂の結界》。
天沼チギリ:ゲッ…そんなエフェクト持ってたのか…!
天沼チギリ:これは予想外
カリーナ・ピガフェッタ:船長が船団をかばわないとは言ってないぜ!
天沼チギリ:ダメージ出します
カリーナ・ピガフェッタ:どうぞどうぞ
天沼チギリ:5d10+15+18 装甲無効
DoubleCross : (5D10+15+18) → 24[8,1,9,3,3]+15+18 → 57

カリーナ・ピガフェッタ:うーん、HPは27しかないので倒れちゃうんだなこれが
カリーナ・ピガフェッタ:復活エフェクトもなし。
天沼チギリ:おっ戦闘終了か?
カリーナ・ピガフェッタ:フフフ…
四之宮サヨリ:むむっ!
膏粱船団駆逐艦:まだ俺がいることを忘れるなよ!
有崎五派:な、なにやってんだよ船長!
膏粱船団駆逐艦:補給艦なんかを倒しにかかったことを後悔させてやるぜ
天沼チギリ:戦闘は終わらないと言うことね
天沼チギリ:では次のイニシアチブにDロイス使います。
膏粱船団駆逐艦:え!?そんなことまで!?
天沼チギリ:駆逐艦に憎悪付与。対象は…補給艦。
膏粱船団駆逐艦:や、やめろ~!お前を倒したくないんだ
天沼チギリ:この反乱、下手人は駆逐艦にございます
膏粱船団駆逐艦:なぜこんなことをさせるんだー
天沼チギリ:カリーナ様におかれましてはどうぞ厳正な裁きを
膏粱船団駆逐艦:《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》!
膏粱船団駆逐艦:ただエンゲージが同じなので、選択する武器はひとつだけです。
天沼チギリ:あ、その前に
膏粱船団駆逐艦:装甲無視のレーザーランチャーで同エンゲージの補給艦を狙う。
天沼チギリ:有崎さんの手番があるかな
GM:先生は駆逐艦より遅いはず
有崎五派:いや、私の行動値は上がって9です!
天沼チギリ:あ、ごめんなさい!見間違え!
膏粱船団駆逐艦:では判定します。
天沼チギリ:どうぞどうぞ
膏粱船団駆逐艦:7dx6
DoubleCross : (7DX6) → 10[2,3,3,6,7,9,10]+10[1,5,7,9]+10[1,6]+5[5] → 35

膏粱船団駆逐艦:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 20[8,4,3,5]+8 → 28

膏粱船団駆逐艦:あれ?全然火力出てない
膏粱船団駆逐艦:マルチウェポンが機能してないとこんなもんなのか
天沼チギリ:仕留めそこなったか…駆逐艦
膏粱船団補給艦:すみません、生き残っちゃいました……エヘヘ
膏粱船団駆逐艦:仲間を殺すなんて……できねーぜ!!
天沼チギリ:身内だからと言って容赦するな!
GM:ここまででまずアタッカー組まとめて演出しちゃいましょう。

カリーナ・ピガフェッタ:「みんなー!!『興行』の時間だぞーっ!」
カリーナ・ピガフェッタ:カリーナの一声で、統制の取れた船団がサヨリ達へと砲口を向ける……!
膏粱船団駆逐艦:ドカン! ドカン! ドカン!
膏粱船団駆逐艦:威圧的な破裂音!ただの威嚇射撃だが、尋常の生徒はこれだけで恐怖するだろう。
四之宮サヨリ:「成程、確かに威圧的です」
四之宮サヨリ:「武器の巨大な音というものは、それだけで勝負を決めてしまう場合もありますから」
有崎五派:「(身をもって実感中……!)」僅かに足が震える
天沼チギリ:「四之宮様、頼みます。」
四之宮サヨリ:チギリの言葉に静かに頷き、先生の方を向く
四之宮サヨリ:「戦術支援をお願いします。大丈夫……私を、信じて」
有崎五派:「…………大怪我、しないでね」
有崎五派:「貴方の最高を引き出して見せる。サヨリちゃんのカッコいいとこ、先生はこっから見てるから!」
キャレド・クレー:「はぅ!はぅぅ!」砲撃音が鳴り響くたびに痙攣している。
キャレド・クレー:「ご、ご、ごめんなさい皆さん……!わ、私が出すぎたことを……言ってしまったせいで……」
キャレド・クレー:「ま、ま、またご迷惑ばかりをっ……!」
四之宮サヨリ:「それならキャレドさん。全部終わった後にもう一つ、約束を取り付けても?それでチャラということにしましょう」
キャレド・クレー:「わ、私にできることでしたら……なんでも……!」
キャレド・クレー:そこらにあった座布団のようなものを頭の上に押し付けて震えている。
四之宮サヨリ:「はい、言質は取りました♡では……」
四之宮サヨリ:「……相手が船なら、此方は嵐を起こします」
四之宮サヨリ:「船団の皆さま、巻き込まれぬようご注意を……!」
四之宮サヨリ:タブレットを操作。巨大な鞄が展開され、天を衝く一つの砲塔と化す
四之宮サヨリ:「こと音の大きさでしたら、私が負ける訳にはいきません。何故なら……!」
四之宮サヨリ:ド ォン!
四之宮サヨリ:砲塔から、それだけであるならば船団を上回る程の───爆音が響く
四之宮サヨリ:撃ち出されたのは実弾では無い。共に戦った者達ならば理解できる、閃光
四之宮サヨリ:「放つのは雷!吹き荒れる嵐の前触れ!人が畏れる轟音の化身、です!」
四之宮サヨリ:幾つもの雷鳴が響く、轟く。船団を囲うように襲い掛かる
カリーナ・ピガフェッタ:「なるほどねーっ!船の天敵!」
四之宮サヨリ:「脳波にレネゲイド!リソースの大量消費!一船だけでもここで……っ!」
GM:カッ
GM:閃光。それに遅れて響く爆轟。
GM:カリーナを護るように陣形を組む大艦船の装備が
GM:その絶大な出力に爆ぜ、砕け、削り取られていく……!
海賊部生徒:「1番動力炉で火災発生ですわ!」
海賊部生徒:「出鱈目な口径の雷撃砲……!」
カリーナ・ピガフェッタ:「あ、あぶねーっ!!」
カリーナ・ピガフェッタ:猫のように頭を抱えて脅威を避けていた。
有崎五派:「でっかいの入った……!」
四之宮サヨリ:「……っ、墜とせない……!」
天沼チギリ:「心配いりませんよ。」
カリーナ・ピガフェッタ:「一人で飛空艦を落とせるようなやつがいたら」
カリーナ・ピガフェッタ:「海賊部の商売上がったりだっつーの!」
カリーナ・ピガフェッタ:「反撃だーっみんな!」
四之宮サヨリ:(でも、機械を使ってくれている以上、狂わせられる箇所が必ずある……!)
GM:ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
GM:地響きのような駆動音が鳴動する!だが
GM:バチン! ドカッ!
GM:四之宮サヨリに刻まれたダメージは大きい……!迅速な攻撃行動はできない。
天沼チギリ:護衛艦に載っている部員たちは気づくだろう。
天沼チギリ:計器が一斉に作動を止めた。
海賊部生徒:「あら?計器の表示がおかしくなくて?」
海賊部生徒:「高度がさっきと同じですわよ――」
天沼チギリ:そう思った次の瞬間、
天沼チギリ:ぱかり、と
天沼チギリ:船が両断された。
海賊部生徒:「ぎゃあああああ――ッ!?ですわ――ッ!!」
天沼チギリ:計器が作動しなかったのは、
天沼チギリ:既に船としての体裁を保ってなかったから、である。
天沼チギリ:「介錯」
天沼チギリ:「いたします。」
カリーナ・ピガフェッタ:「う、うっちょ~~~ッ!?」両目を剥いて驚く。
カリーナ・ピガフェッタ:「そんなことある~!?」
四之宮サヨリ:「……せ、切断できるものなんですか?!刃渡り何倍以上も……!?」
天沼チギリ:「雷撃で脆くなっていたのですねえ。」
天沼チギリ:「お膳立てがよかったからでございます。四之宮様。」
有崎五派:「あっはっはっは!!ノヴァリス、サイコ~!」やけになって大はしゃぎ!
カリーナ・ピガフェッタ:「"元老"ってやっぱつえー……!」
カリーナ・ピガフェッタ:「でも二度同じ手はできないでしょ!」
カリーナ・ピガフェッタ:崩された陣形を立て直し、再度攻勢に出ようとしている。
天沼チギリ:崩れ落ちた護衛艦の甲板を蹴り、
天沼チギリ:駆逐艦を経由して
カリーナ・ピガフェッタ:「撃」
カリーナ・ピガフェッタ:「て!」
天沼チギリ:補給艦の上空へ。
カリーナ・ピガフェッタ:弾丸の嵐が、下から上に向かう嵐のように
カリーナ・ピガフェッタ:天沼チギリを襲うが――
カリーナ・ピガフェッタ:「! 補給艦はだめ!」
GM:――ズギャ ッ!!
カリーナ・ピガフェッタ:最初の接触で見せたような、暴風めいた跳躍!
天沼チギリ:「───」
天沼チギリ:不意のインターセプト。空中で身を捩り、
カリーナ・ピガフェッタ:チギリとの間に割り込み、マントの内側から二丁拳銃を向ける!
天沼チギリ:狙いを補給艦からカリーナに変える。
天沼チギリ:袈裟斬り一閃。
カリーナ・ピガフェッタ:「ぐえええーっ!!」
天沼チギリ:「念のため」
天沼チギリ:「駆逐艦を”斬っておいて”正解でした。」
カリーナ・ピガフェッタ:今度は彼女自身が稲妻のように、空中から真下へと叩き落される。
天沼チギリ:  ギ ギギ
天沼チギリ:砲塔がひとりでに狙いを付ける。
天沼チギリ:補給艦へと。
海賊部生徒:「動作異常!照準システム動作異常ですわーっ!!」
海賊部生徒:「こ、これが遺産管理委員会の"元老"……」
天沼チギリ:船を渡り歩く瞬間。”大介錯”の呪いめいた斬撃を加えておいたのだ。
GM:ド ゴ シャ!!!
GM:駆逐艦のレーザー兵器が補給艦の艦橋を貫通する。
天沼チギリ:「……主砲は距離が近すぎて撃てませんか。」
天沼チギリ:「仕留め損ねました。」
キャレド・クレー:「あ、あひぃぃ……!先生~~っ!!」
キャレド・クレー:有崎に抱きついて震えている。
有崎五派:「大丈夫……!怪我なんて絶対させない……!」必死にチギリを視線で追いながらも、自らも震える身体でキャレドを抱える
四之宮サヨリ:「に、人間技じゃない……」
四之宮サヨリ:「いや、そもそも私たちオーヴァードですけど……!」
天沼チギリ:3人の元に着地。
GM:サヨリの落雷が戦端を開いてから、ほんの一瞬の出来事だった。
GM:切断され、あるいは炎上する大艦隊。瞬時にして勝負がついたかのように見える。
有崎五派:「チギリちゃん怪我は……してないか、良かった……」へな、と足から力が抜ける
天沼チギリ:「……私に心配は不要ですよ。」
天沼チギリ:「……。」心配されたのはいつぶりだろうか。
キャレド・クレー:「か、勝ったんでしょうか?私達」
四之宮サヨリ:「……いえ、まだです!」
天沼チギリ:「まだ船は二隻残ってます。」
有崎五派:「……"船団丸ごと"だものね」
四之宮サヨリ:「船団が相手だったので雷撃が有利に働いたのは僥倖でした。でもまだ油断はできません……!」
天沼チギリ:ロイス取得
天沼チギリ:有崎五派/〇庇護/隔意/ロイス

GM:手番は有崎先生。どうしますか?
GM:先に言っとくけどEロイスはない!
GM:そういう不穏な要素はないお話だから
有崎五派:純粋な学生同士のドンパチって訳ですね
有崎五派:でも、このまま後ろで見てて終わりは先生として非常に良くない!やりますよ、私は!
天沼チギリ:あ、侵蝕上げておこう
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を4(→ 4)増加 (112 → 116)
GM:過酷な戦闘してないやつは笑うなってわけね
有崎五派:<狂戦士lv1>対象が次に行うメジャーアクションのダイスを+4個、C値-1。侵蝕5
有崎五派:<タブレット+多重生成>射程視界、対象を3体に変更、シーン5回。侵蝕5
有崎五派:有崎五派の侵蝕率を10(→ 10)増加 (113 → 123)
GM:過酷な侵蝕率……!
有崎五派:覚醒の秘薬は……やばそう!
有崎五派:対象は生徒二人!後は頼んだ!
GM:了解。では手番は補給艦に。
膏粱船団補給艦:こいつの役割は一つしかない!
膏粱船団補給艦:《ラストファクトリー》。
膏粱船団補給艦:戦闘不能と引き換えに、護衛艦、およびカリーナ・ピガフェッタを蘇生させます。
天沼チギリ:ゲゲーッ!
膏粱船団補給艦:18d10
DoubleCross : (18D10) → 95[8,4,8,7,8,2,3,3,9,5,9,9,8,1,1,7,2,1] → 95

有崎五派:なんじゃそりゃ!?
四之宮サヨリ:?!
天沼チギリ:ヤバすぎ
膏粱船団補給艦:どちらもHPは95回復!
四之宮サヨリ:95?!
GM:これが船団のダメージコントロールよ!

膏粱船団補給艦:ギ……ゴ、ゴ
GM:辛うじて残った補給艦が動き出す。だが、見るからに搭載火器には劣り
GM:その上先程の攻撃で艦橋を損壊している。まともな戦闘行動ができるとは思えない、が……
海賊部生徒:「補給艦放棄ーッ!」
海賊部生徒:「物資を放出いたしますわ!!」
膏粱船団補給艦:ガ コ ン !
膏粱船団補給艦:タンカーめいたコンテナが大きく口を開く!
膏粱船団補給艦:そこから雨のように射出されるものがある!……食料品だ!
海賊部生徒:「来ましたわ!恵みの雨……!」
カリーナ・ピガフェッタ:「もぐもぐ!うめーっ!」
カリーナ・ピガフェッタ:「生き返っちまうよ~~~っ!!」
膏粱船団補給艦:ガシャン! バキバキバキ……!
膏粱船団補給艦:補給艦の船体そのものも、モルフェウス能力により解体され
膏粱船団補給艦:真っ二つになった護衛艦を自身の構造材で繋ぎ止める!
四之宮サヨリ:「嘘、船が……合体、いえ、補強……?!」
天沼チギリ:「綺麗に斬りすぎました。」
カリーナ・ピガフェッタ:「よく食べて……よく育つ!」口を拭いながら立ち上がる。
カリーナ・ピガフェッタ:「艦隊も、そして船長も!」
カリーナ・ピガフェッタ:「それが膏粱船団!!」
有崎五派:「なな……そんなおもちゃみたいな……ッ!?」
キャレド・クレー:「ふ、不死身なんですか!?船団なのに~~ッ……」
天沼チギリ:「もう一発、お願いできますか?四之宮様。」
天沼チギリ:「今度は”助っ人”もご用意いたします。」
四之宮サヨリ:「……ええ!底の底まで、全部出してやりますよ!」
四之宮サヨリ:「勝つまでとことんやってやります!気合だけが得意分野なので……!」
有崎五派:「……(私は、何が出来る?)」再び空を覆った艦船を見上げ、唇を噛む。
有崎五派:先生は、そうあるだけで特別。それが、大人の姿なら──私はまだ大人じゃない。
有崎五派:(けど、今は!子供が踏ん張ってるんだから、せめて!大人の振りくらいしなくちゃ積み重ねた年が泣くってもんでしょうが!)
有崎五派:「サヨリちゃん、チギリちゃん!あともう少し、やれる?」髪を束ねていたゴムを外し、振り乱す。
天沼チギリ:「やれます。」
四之宮サヨリ:「勿論!最後まで!」
有崎五派:私にはクレバーな解決法も、特別な指揮能力も、鍛え上げた剣もない。
有崎五派:「よし。じゃあ先生の秘蔵っ子をあげる!正式なカウンセリングはしてないけど──」
有崎五派:「そんなの無くたって、今日一日で貴方達がどんなに良い子かは私──充分!分かったもの!」
有崎五派:ポーチから取り出した複数の香水瓶を器用に開け、調合していく。
有崎五派:本来は相手を深く知り、その性質に合わせなければ調合出来ない"オーダーメイド"。
有崎五派:「サヨリちゃんには清廉かつ力強いホワイトフローラル。チギリちゃんには控えめだけど長く、静かに香るオレンジ×チョコレート!」
有崎五派:調合を終えた香水を二人へ軽く振りかける。有崎のレネゲイド因子が付与されたそれは、通常よりも高く脳に、精神に作用し
有崎五派:その子の最高を引き出す──!
有崎五派:「いっておいで!きっと、上手くいく!最高の気分をプレゼントしてあげたんだから!」
キャレド・クレー:「サヨリさん……"元老"様……!」
天沼チギリ:「………。」
四之宮サヨリ:「……ああ、この香り」
天沼チギリ:「ありがとうございます。先生。」
天沼チギリ:「正しいか、間違っているか、」
天沼チギリ:「強いか弱いか、私には分かりかねますが、」
天沼チギリ:「その在り方は、とても好ましい。」
天沼チギリ:「そう思います。」
有崎五派:「────!私も!私も、チギリちゃんはとーっても!好ましい!」嬉しそうに
天沼チギリ:その言葉を受けて、
天沼チギリ:口元を着物の袖で隠した。
四之宮サヨリ:「とても勇気が湧いてきます」
四之宮サヨリ:「きっと、私に一番合うものを作ってくれたんだって……詳しくない私でも、理解できるほどに」
四之宮サヨリ:「それだけ、私を見てくれた。信じてくれた……大人として。先生として」
四之宮サヨリ:「……ええ、ならば。今なら不可能でも可能に出来てしまいそう……それだけの自身が、湧いてきます……!」
有崎五派:「きっと、それはサヨリちゃんの持ってるほんとの力だから。貴方なら、できる!」ぐ、と拳を握って見送った
GM:敵は大船団!だが対する少女達の心はまだ折れてはいない!
GM:ラウンド終了。

■第2ラウンド

GM:セットアップがある方はどうぞ。
天沼チギリ:なし!
四之宮サヨリ:なし!もうアイテムも使い切った……!
カリーナ・ピガフェッタ:《ファンアウト》。
カリーナ・ピガフェッタ:護衛艦と駆逐艦を5m後退させます。
四之宮サヨリ:うぐっ!
有崎五派:まずーい!!
有崎五派:こちらは流石に温存かな……!生徒に託しました
  膏粱船団駆逐艦[10]
  膏粱船団護衛艦[8]

     5m

カリーナ・ピガフェッタ[13]
  天沼チギリ[11/116]

     10m

 四之宮サヨリ[16/113]
  有崎五派[9/123]
GM:最初の手番は行動値16のサヨリさんです。
四之宮サヨリ:あっ、行動値シーン永続上昇……!
四之宮サヨリ:ぶちかまします
四之宮サヨリ:神聖二重冠の効果使用。侵蝕を10上昇させ、達成値を30上昇
GM:うおお
四之宮サヨリ:マイナーでバベル起動。ダメージを3d10上昇!
四之宮サヨリ:背後の船団に向けて……雷撃を開始します!
四之宮サヨリ:メジャーでコンソ、コンセ、神機妙算!
四之宮サヨリ:さらにお一つ貰ってよろしいですか、キャレドさん!
キャレド・クレー:もちろんですっ!
四之宮サヨリ:ダイス上昇!妨害なければぶっぱなします!
カリーナ・ピガフェッタ:そうだ妨害!
カリーナ・ピガフェッタ:《砂の目潰し》をくらえーっ!
カリーナ・ピガフェッタ:ダイス-6個です。
四之宮サヨリ:ウギャー
天沼チギリ:ダイスは差し引き-3か…!
四之宮サヨリ:先生の支援でさらに+4!
四之宮サヨリ:13dx6+33
DoubleCross : (13DX6+33) → 10[1,1,2,3,3,4,5,6,7,8,8,10,10]+10[1,1,4,8,8,9]+10[1,6,8]+5[3,5]+33 → 68

膏粱船団駆逐艦:そのダメージを食らうと駆逐艦は沈んでしまうので……
膏粱船団護衛艦:カバーリングやむなし!《マグネットフォース》でカバーリングだ!
GM:攻撃はどちらも命中。
四之宮サヨリ:でもこれで……落ちてもらいます!
四之宮サヨリ:あ、ダメージロール追加はどうしましょうか
四之宮サヨリ:チギリさんに回す?
天沼チギリ:いえ、ここで使いましょう
四之宮サヨリ:では……自信作、お願いします!
天沼チギリ:どうぞ、回しちゃってください!
四之宮サヨリ:7d10+3d10+1d10+3d10+22
DoubleCross : (7D10+3D10+1D10+3D10+22) → 38[7,7,10,5,3,5,1]+9[2,6,1]+9[9]+18[8,8,2]+22 → 96

膏粱船団護衛艦:さっき見せた通りHPは95!
膏粱船団護衛艦:死んじゃうよ~~っ
膏粱船団護衛艦:ムギュウ
膏粱船団護衛艦:スクラップになりました。
四之宮サヨリ:これで……片方!侵蝕130!
四之宮サヨリ:すみません、後は頼みます……!
GM:続いて行動値13のカリーナの番!
カリーナ・ピガフェッタ:《アドヴァイス》を駆逐艦に!これだけだ
カリーナ・ピガフェッタ:このターンはもう目潰しもない……真っ向勝負!
GM:行動値11、チギリ委員長どうぞ!
天沼チギリ:残念ながら駆逐艦に攻撃は出来ない…
天沼チギリ:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》で
天沼チギリ:カリーナさんを攻撃!
天沼チギリ:十字冠は温存かな
天沼チギリ:行きます!
天沼チギリ:12dx7
DoubleCross : (12DX7) → 10[2,2,2,3,4,6,6,6,7,7,8,10]+10[2,5,5,8]+10[8]+1[1] → 31

カリーナ・ピガフェッタ:船長の気合見せたる!うおーっ!
カリーナ・ピガフェッタ:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 10[3,5,8,10]+6[6]+1 → 17

カリーナ・ピガフェッタ:だめだあ
天沼チギリ:あぶねえ!
天沼チギリ:ではダメージ!
天沼チギリ:4d10+15
DoubleCross : (4D10+15) → 19[6,7,1,5]+15 → 34

天沼チギリ:倒れなされ!
カリーナ・ピガフェッタ:34……!装甲込みでも倒れちゃうんだよな
カリーナ・ピガフェッタ:今度こそ戦闘不能だ。

カリーナ・ピガフェッタ:「あむあむ……うまいっ!」巨大なマシュマロを食いちぎりながら立ち上がる。
カリーナ・ピガフェッタ:「そっちも気合入れ終わったかな!?」
カリーナ・ピガフェッタ:「膏粱船団は食料が命!次からは補給艦から狙うなんて野暮はやめなよ、"元老"ちゃん!」
天沼チギリ:「キャレド様。」
キャレド・クレー:「ひゃ、ひゃい!なんでしょう!」
キャレド・クレー:毛と尻尾が一斉に逆立つ。
天沼チギリ:「戦う気概はまだありますか?」
天沼チギリ:「私は…船団に手を出せません。あなた様の力が必要です。」
キャレド・クレー:「そんな……"元老"様がおっしゃるならどんなことだって!」
キャレド・クレー:「わ、私が自分で戦えなくて……ごめんなさい!」
天沼チギリ:「いえ」
天沼チギリ:「不可能を可能にすると仰ったのです。」
天沼チギリ:「自ら戦うと、そう」
天沼チギリ:「”解釈”」
天沼チギリ:「いたします。」
天沼チギリ:  ズ パンッ
天沼チギリ:キャレドを袈裟掛けに斬る。
天沼チギリ:不思議と痛みはない。
キャレド・クレー:「はえ!?」
天沼チギリ:しかし、力を奮う欲求に駆られるだろう。
天沼チギリ:たとえ相手が、
天沼チギリ:あのように恐ろしげな船団であっても。
キャレド・クレー:「か、体が……体が求める!」
キャレド・クレー:「暴力という快楽を!」
キャレド・クレー:「ウワアアアーッ!!」
キャレド・クレー:とてとてと船団に突撃していく……!
有崎五派:「わ、私のキャレドちゃんがバイオレンスにーッ!!」
カリーナ・ピガフェッタ:「おいー!危ないよーっ!?」
天沼チギリ:「さあ、四之宮様。合わせてくださいませ。」
四之宮サヨリ:「いやあれ危なくないですか?!」
天沼チギリ:「心配ご無用。”大介錯”の与えるのろ…力で身体能力も上がっています。」
海賊部生徒:「なんですのあれは!?」
海賊部生徒:「なんでもいい!とにかく迎撃ですわ!!」
GM:護衛艦と駆逐艦が、突出したキャレドに砲撃しようとしている!
四之宮サヨリ:「いや、それでも巻き込まないようにするのが精一ぱ……ああもう!」
四之宮サヨリ:「不可能を可能にするって言った手前、引き下がれません……!」
四之宮サヨリ:神聖二重冠が発動し、十字の冠が強く煌めく
四之宮サヨリ:その形はシンプルだ。天を貫かんとする塔の先に、輝く十字
四之宮サヨリ:しかしてその輝きは、聖塔セイクリッドピラーにも似て───
四之宮サヨリ
四之宮サヨリ:とあるセルの実験体だった彼女は、巨大兵器を脳波で操る操縦者としての調整を受けたチルドレンである
四之宮サヨリ:しかしその成果は芳しくなく、所謂失敗作の烙印を押されていた
四之宮サヨリ:慣例であればそのまま使い潰され、廃棄される。そんな決まり切った運命だった
四之宮サヨリ:その最中で彼女を救ったのが、珍しくも彼女に適合した武器の存在
四之宮サヨリ:分類名:バベルの巨塔
四之宮サヨリ:一種の古代兵装であり、轟音と共に発される雷は巨塔すらも粉砕すると云われるもの
四之宮サヨリ:扱える者も数少ない巨砲である、が……現代において、同等の威力を誇る兵装は多数開発されている
四之宮サヨリ:それらと比べれば、この武器は火力の割には非常に扱いづらい部類に入るだろう
四之宮サヨリ:そもそも現代人が一人で扱えるよう出来ていないのだ
四之宮サヨリ:……今でも、彼女はその武器を振るい続ける
四之宮サヨリ:それは、自身の存在価値に対する執着なのかもしれない。いや、確かにそうでもあった
四之宮サヨリ:でも、今は……それだけじゃない、意味も込めて
四之宮サヨリ
四之宮サヨリ:「聖塔セイクリッドピラー同期リンケージ
四之宮サヨリ:手を合わせる。天に祈るように、目を閉じて
四之宮サヨリ:「届け、届け。何処までも、何処までも───」
四之宮サヨリ:バベル。それは天へ届かんとした人間への罰の証
四之宮サヨリ:しかし、それでも。不可能を可能にすべく、人は祈り、その手を伸ばし続ける
四之宮サヨリ:「……Audire precor tonitrua longinqua」
四之宮サヨリ:爆発的な光が、戦場を覆った
四之宮サヨリ
四之宮サヨリ:続く轟音が護衛艦へと落ちて。その計器の一切が動きを停止する
四之宮サヨリ:「キャレドさん……トップへの一撃は、お任せ、します」息を切らして、前を向いて
四之宮サヨリ:Audire precor tonitrua longinqua。彼女がカタコンベで侵入者を撃退した時、いつも祈りを込めてこの言葉を発する、その意味は
四之宮サヨリ:この雷鳴おとおとが、彼方ノドスまで響きますように
GM:広場に響き渡っていた駆動音や砲撃音が、その瞬間消え失せていた。
GM:そして閃光が晴れた時には、護衛艦はその体積の半分近くを消し飛ばされている。
カリーナ・ピガフェッタ:「……!」
四之宮サヨリ:「船団の竜骨に向けて、ぶっこんでやってください……!」
カリーナ・ピガフェッタ:「カリーナの護衛艦が……つぶれちまったよ!なんつー威力……!」
キャレド・クレー:「ガルルーッ!」
キャレド・クレー:その隙を突いて飛びかかるキャレドの小柄な体!
カリーナ・ピガフェッタ:「うわああ!油断した~ッ!」
キャレド・クレー:「ガルル~~ッ!くたばれ~~ッ!!」
キャレド・クレー:カリーナに馬乗りになり、引っ掻いたり髪の毛を引っ張ったりする……!
カリーナ・ピガフェッタ:「痛い!痛い!痛い!」
カリーナ・ピガフェッタ:「痛いよ~~!」
カリーナ・ピガフェッタ:「ひーん」
カリーナ・ピガフェッタ:「悪かった。カリーナのまけだ!ゆるせ」
天沼チギリ:カリーナが戦意を失った頃に、
天沼チギリ:納刀。
天沼チギリ:「キャレド様。敵の大将を討ち取るとはお見事にございます。」
天沼チギリ:ロイス取得、キャレド・クレー/〇愉快/不安/ロイス
キャレド・クレー:「ハーッ、ハーッ、ハーッ……」
キャレド・クレー:「勝ちましたよ。"元老"様」
キャレド・クレー:「わたしひとりで」
天沼チギリ:「見ておりました。会場の皆様も見ていたでしょう。」
キャレド・クレー:「も、もう安心して帰れますよね。"元老"様……」意識が朦朧としている
天沼チギリ:「ええ。」
天沼チギリ:(これで──)
天沼チギリ:(キャレド・クレーが一切戦っていなかったとは言わせない。)
天沼チギリ:(代表者が力を以て相手を打ち破るさまを、観客の全員が見ていた。)
天沼チギリ:(裁定は下りました。)
四之宮サヨリ:「……ああ、もう。そういうこと。乗せられてしまいました、ね」
四之宮サヨリ:自分の指先を雷で焦がしながら、ふふと笑む
有崎五派:「ナイスファイト、ナイスファイトよキャレドちゃん……!あとは……!」
海賊部生徒:「船長撃沈!船長撃沈!」
海賊部生徒:「されど我ら意気軒昂ですわ!」
天沼チギリ:「まだ来ますよ。油断なさらぬよう…。」
海賊部生徒:「海賊部膏粱船団駆逐艦!『食い倒れ』号!」
海賊部生徒:「その底意地の見せ所ですわッ!」
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
GM:船団も残るは一隻……!
GM:これを打ち破れば、ロイズ・ウォーは終結する!
天沼チギリ:天沼チギリの侵蝕率を4(→ 4)増加 (116 → 120)

GM:駆逐艦の行動に移ります。
膏粱船団駆逐艦:choice(サヨリ,チギリ,五派)
DoubleCross : (choice(サヨリ,チギリ,五派)) → チギリ

膏粱船団駆逐艦:エンゲージ離してよかった!《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》でチギリ委員長を攻撃。
膏粱船団駆逐艦:7dx6
DoubleCross : (7DX6) → 10[1,2,4,4,4,8,10]+2[2,2] → 12

膏粱船団駆逐艦:ゲ~~ッ
天沼チギリ:koreha
膏粱船団駆逐艦:C値低下が何の役にも立ってない
天沼チギリ:ワンチャンあるのでは…!
膏粱船団駆逐艦:いちおうガード不可装甲無視です。
膏粱船団駆逐艦:マルチウェポンに「大口径機関砲」が入っているのだ
天沼チギリ:4dx+1 ドッジ
DoubleCross : (4DX10+1) → 10[2,6,10,10]+7[4,7]+1 → 18

天沼チギリ:避けれてしまった
GM:www
GM:まいったね。演出は次のラウンドとまとめてやるか
天沼チギリ:あ、活性の霧ないんだった。でもいいか…避けれたし…
GM:行動値9の有崎先生はございますでしょうか?
有崎五派:侵蝕がいい加減ヤバいのでステイします!
GM:留まることも勇気!
GM:では次のラウンドに移行します。

■第3ラウンド

GM:セットアップある方はどうぞ。
四之宮サヨリ:ありません!
膏粱船団駆逐艦:とはいっても船団は能力値1のトループだから
膏粱船団駆逐艦:船長の支援がないと起動すらしないんだけどね
天沼チギリ:なしです!
有崎五派:アドバイスのダイス増加も大事だったのか……
有崎五派:<活性の霧lv5>攻撃力+18、ドッジダイス-2個、侵蝕3
  膏粱船団駆逐艦[10]

     5m

  天沼チギリ[11/120]

     10m

 四之宮サヨリ[16/130]
  有崎五派[9/123]
有崎五派:これを一人分だけ!対象は足の速いサヨリちゃんにしようかな
四之宮サヨリ:シュピーン
四之宮サヨリ:受けます!
GM:ではさっそくそのサヨリちゃんの手番どうぞ!
四之宮サヨリ:マイナーで最後のバベル起動。ダメージ増加します
四之宮サヨリ:メジャーでコンソ、コンセ!駆逐艦!お覚悟!
膏粱船団駆逐艦:ヒ~ッ
四之宮サヨリ:13dx7+3
DoubleCross : (13DX7+3) → 10[1,2,3,3,4,4,5,5,9,9,10,10,10]+10[3,6,9,9,10]+10[3,3,9]+5[5]+3 → 38

膏粱船団駆逐艦:《イベイジョン》で自動命中。
GM:ダメージダイスをどうぞ。
四之宮サヨリ:キャレドさんのバフもいただいて……いきます!
四之宮サヨリ:4d10+3d10+1d10+3d10+22+18
DoubleCross : (4D10+3D10+1D10+3D10+22+18) → 34[7,10,10,7]+7[2,4,1]+5[5]+14[6,7,1]+22+18 → 100

GM:ウソ……ダメージでかすぎ!?
膏粱船団駆逐艦:こんなの耐えられるわけない。HPはまだ68あったのだが……撃沈です。
GM:船団全滅!プレイヤーの勝利です。
有崎五派:うぉ~~!やった~~!チーム最強!
四之宮サヨリ:やった~~~~~!侵蝕はこれで134!

海賊部生徒:「射角よし!コンデンサ電圧よし!」
海賊部生徒:「砲撃!砲撃――ッ!」
海賊部生徒:「"元老"様……胸をお借りしますわ!!」
膏粱船団駆逐艦:ガガガガガガガガガガガ!!!
膏粱船団駆逐艦:嵐のような大口径機関砲!そして絶え間なく照射されるレーザー兵器!
膏粱船団駆逐艦:突出した天沼チギリに対して、それらの兵器が飽和的に襲いかかる!
天沼チギリ:ふと、
天沼チギリ:機関砲の音が止んだ。
海賊部生徒:「SHIT!ジャムか何かですわ!?」
天沼チギリ:大刀の鞘が機関砲の撃鉄を的確に射抜き、
天沼チギリ:破壊せしめたのである。
海賊部生徒:「刀の鞘!?一体どこから……どうやって!?」
天沼チギリ:「四之宮様。」
天沼チギリ:「作戦があればお早めに。長くは持ちません。」
四之宮サヨリ:「……はい!今なら撃ち抜け……っ、く」
四之宮サヨリ:だらり、と鼻血が垂れ落ちる
四之宮サヨリ:「……はーっ、ぁ、っ……!」回復を多少挟んだとはいえ、丸一日戦い通して身体への負荷が相当なものとなっているのだ
キャレド・クレー:「サヨリさん!」正気を取り戻したキャレドが
キャレド・クレー:サヨリにチョコレートを投げる!
キャレド・クレー:「自信作です!レネゲイドの力は元気の力!海賊部の人たちがおいしいごはんで復活できたなら……!」
キャレド・クレー:「私のチョコレートだって、力になります!!」
四之宮サヨリ:「……ええ。こんなに美味しいもので、力が出ないなんて嘘……!」ばきり、とチョコを思いっきり噛んで、飲み込む
有崎五派:そっとサヨリの顔を伝う血をハンカチで拭う。
有崎五派:鉄の香りをかき消すように、穏やかな甘い香りが漂った。
有崎五派:「サヨリちゃん。私もここから見てるから」
有崎五派:「貴方の──カワイイを、響かせて。飛んでくる埃も、汚れも、私が全部払って綺麗に飾ってあげるから」
有崎五派:雷鳴が轟いて、振り返る貴方の可愛い笑顔だけを楽しみに──ここで、待ってるから
四之宮サヨリ:柔らかな香りに。す、と呼吸を落ち着けて
有崎五派:「やっちゃえ、四之宮サヨリ!」に、と白い歯を見せて笑う。
四之宮サヨリ:「ああ、もう……本当に」その表情に、自然とこちらも笑みが零れる
四之宮サヨリ:「待っている人が、居てくれるなら」
四之宮サヨリ:「帰らないわけには、いきません、ね……!」
四之宮サヨリ:今度ははっきりと、視線は正面を捉えて
四之宮サヨリ:「───チギリさん!!」
四之宮サヨリ:自分の腕を天へと掲げる。これだけでいい
四之宮サヨリ:彼女は、絶対に意図に気付いてくれる
四之宮サヨリ:(そう思えるだけ、今日は一緒に戦いましたから……!)
天沼チギリ:「──はい。」
天沼チギリ:さ、と大刀を振り上げる。
海賊部生徒:「コラーッ!あなたがたがいい雰囲気の会話してる間にメンテナンス完了ですわ!!」
海賊部生徒:「今度こそお死にあそばせ!!」
海賊部生徒:機関砲を再び連射開始!!
四之宮サヨリ:───銃弾の音を掻き消す様に、光が、雷鳴が落ちる
四之宮サヨリ:先程よりは小さく、とても船体を貫けるほどではなく
四之宮サヨリ:しかして、その雷は破壊の為でもない。それは───
四之宮サヨリ:「私の全部……預けます、最後……決めてください!」
天沼チギリ:───二度、雷神を斬った刀があった。
天沼チギリ:元は越後老津の百姓が所有し、雷雨の際頭に掲げて逃げたところ、
天沼チギリ:すっかり雨と雷は晴れ、刀に血糊があったという。
天沼チギリ:後にこの刀は上杉謙信の手に渡り、
天沼チギリ:鉄砲兵を鉄砲ごと両断したのだという。
天沼チギリ:刀の名は竹俣兼光。異名は”一両筒”。またの名を──
天沼チギリ:  ゴ  ォ ン
天沼チギリ:”雷切”
天沼チギリ:天沼の剣が雷を”千切り”、雷神と”契る”。
天沼チギリ: 大 介 錯 ・ 雷 切
天沼チギリ:剣を振り下ろす。
天沼チギリ:機関砲とレーザー砲が両断され、電熱によって焼け焦げる。
海賊部生徒:「ですわーッ!?」
海賊部生徒:「なんてこと……!この艦の戦闘機能が、全部……」
海賊部生徒:「たった一閃で沈黙させるとは……!」
GM:物理的に切断された兵器群だけではない。四之宮サヨリの付加した高電圧が、制御システムをダウンさせていた。
海賊部生徒:「クルーを総動員しても、復旧には10分……いや、20分」
海賊部生徒:「……どうやら、敗北を認めるしかないようですわね……」
カリーナ・ピガフェッタ:「膏粱船団の負けーっ!」倒れたまま叫ぶ。
カリーナ・ピガフェッタ:「ロイズ・ウォーを勝ち抜いた先生チームが、船団まで倒した!!」
カリーナ・ピガフェッタ:「……円卓にだって文句はつけられない!完全勝利だ!!」
天沼チギリ:投げ放った鞘を回収して、納刀する。
有崎五派:「こ、今度こそ……勝った?勝利?完全勝利……ビクトリー!?」
四之宮サヨリ:「……はい。完全で、完璧な……勝利、です!」
キャレド・クレー:「勝った……勝った……!!」
有崎五派:脱力し、地面へ膝を付く。
キャレド・クレー:「勝ったーっ!!」
有崎五派:「みんな……みんな……頑張った!えら~~~い!!」地面へ膝を付いたまま、諸手を上げて大喜び!

バックトラック

GM:バックトラックに入ります!
GM:今回はEロイスはなし。Dロイスも一つだけです。
GM:"暗礁王" 遺産継承者
四之宮サヨリ:2倍で振ります!ありがたいことにロイスはマックス!
四之宮サヨリ:134-12d10
DoubleCross : (134-12D10) → 134-69[4,1,9,2,4,9,9,10,5,2,6,8] → 65

天沼チギリ:等倍!
天沼チギリ:120-6d10
DoubleCross : (120-6D10) → 120-35[7,6,9,3,6,4] → 85

天沼チギリ:帰還!5点!
四之宮サヨリ:3点帰還!
有崎五派:ロイスはマックス!Dロイス:生還者の効果で+3個!
有崎五派:倍振りしますわ~ッ!
有崎五派:126-15d10
DoubleCross : (126-15D10) → 126-87[10,2,7,3,4,1,4,10,9,6,5,5,3,9,9] → 39

有崎五派:元に戻った
有崎五派:倍振りで3点!
GM:いつもの5点と、シナリオ点はほのぼの単発だから8点くらいかな。
GM:+Dロイスの14点と侵蝕経験点だ。
四之宮サヨリ:17ロイズ!美味しくいただきます
天沼チギリ:19点!
有崎五派:満腹ですじゃ~~
GM:違った
【経験点】
寝さん:17点
猫口さん:19点
もやし炒めさん:17点
珪素(GM):18点
 

 ED:1/『天沼チギリ』


キングダム学区 遺産管理委員会応接室
GM:ロイズ・ウォーは盛況のうちに終了した。
GM:2月13日。バレンタインデーを翌日に控えたこの日、キングダムの情勢は(普段と同じく小競り合いや犯罪こそあるが)ごく穏やかなものだ。
GM:特に遺産管理委員会の"茶室"は、そんな外の喧騒からは遮断された世界を思わせる静寂である。
プロンプト015C:「この度の活躍、お疲れ様でした」
プロンプト015C:依頼者であるプロンプト015Cは、再びチョコレートの手土産を持ち込んできていた。
プロンプト015C:ショコラショコランがバレンタインに向けて新たに作った商品である。
天沼チギリ:「いえ。キングダムの平穏の為には……」
天沼チギリ:チョコレートを一口。
天沼チギリ:「骨を折ることも厭いません。現に、」
天沼チギリ:「こうして完成品も出来たでしょう?」
プロンプト015C:「ええ、しかし……」機械なので、苦々しい表情というものは浮かべることができない。
プロンプト015C:「たしかに『ロイズ』の独占状態こそ防ぐことはできましたが」
プロンプト015C:「ショコラショコランの新製品も、広報を担当する海賊部にかなりのインセンティブを持っていかれてしまいますので」
プロンプト015C:「商売人としてはなかなか……痛し痒しの結末といったところでしょうか」
天沼チギリ:「ロイズが独占していればノヴァリスの産業自体の衰退さえあり得ました。」
天沼チギリ:「それよりはマシ…ということにしていただけないでしょうか?」
プロンプト015C:「"元老"殿直々に動いていただけたということだけで」
プロンプト015C:「身に余る光栄です。利益としてもまあ、黒字ではありますのでね」
プロンプト015C:「――しかしなぜ、わざわざ"元老"殿御自らが?」
プロンプト015C:「僭越ながら……終わってみれば今回の事件、遺産管理委員会が干渉するほどのものではなかったように見受けられますが」
天沼チギリ:「ふふ。」言葉に耳を傾けながら茶を点てる。
天沼チギリ:それをプロンプトの横にいる人物の前に置き、
天沼チギリ:「茶室や鴉の塔の外にも出向きませんと、息が詰まってしまいますからね。」
天沼チギリ:「……こうした場所は、落ち着きませんか?」
天沼チギリ:「”海賊王”。」
エリザベス・タイラー:「いえ、とんでもありませんわ」差し出された茶を両手で持ち上げ、軽く回してから口をつける。
エリザベス・タイラー:長い金髪を結わえ、黒と金の和服に身を包んだ女が、見た目からは想像しにくい完璧な所作で茶を飲み干し、そっと椀を置く。
エリザベス・タイラー:円卓議会第四席、海賊部の長、"海賊王"エリザベス。
エリザベス・タイラー:「結構なお点前で御座いました」
天沼チギリ:「お気に召していただき光栄です。」
天沼チギリ:「終わってみれば、」
天沼チギリ:「キングダムのガス抜きも出来、ロイズの市場独占も阻止され、」
天沼チギリ:「海賊部も潤いました。」
天沼チギリ:「三方よし、ではありませんか?」プロンプトを見る。
プロンプト015C:「……それは、何よりのことだと思っております」
プロンプト015C:「ただ……折角、外に話の漏れぬ会合です」
プロンプト015C:「AI特有の見当違いな予測――と一笑に付していただいても構わないのですが」
プロンプト015C:「"元老"殿の異例の介入……途中からは、海賊部も了解済みの事柄だったのではないでしょうか?」
エリザベス・タイラー:「あら、ふふふ……」思わせぶりに笑って、茶菓子を口に運ぶ。
天沼チギリ:「──面白い予測です。支配人。」
天沼チギリ:「だとしたら、どうなさいますか?」
プロンプト015C:「いいえ。"元老"殿の仰った通り、三方よしの結果に収まったことは事実」
プロンプト015C:「今更いち商売人が口出しをするべき話ではありませんし、証拠もございません」
プロンプト015C:「ただ、最後のエキシビジョンマッチの時――」
プロンプト015C:眼前の茶碗を撫でる。
プロンプト015C:「"元老"殿と膏粱船長だけが、二重冠を使用しておりませんでした」
エリザベス・タイラー:「───確かに」口元を拭いて。
天沼チギリ:「…………。」茶を口に運ぶ
エリザベス・タイラー:「私共海賊部の行う略奪、強奪、或いは突飛な催しの多くは」
エリザベス・タイラー:「実のところ、事前に勧告を行った上で遂行される"軍事演習"」
エリザベス・タイラー:「船が征くには海図と航行計画が必須ですので」
エリザベス・タイラー:「何の狙いもなく、膏粱船団が動くということはありません。カリーナはああ見えて賢い子ですもの」
プロンプト015C:「汗顔の至りです」肩をすくめる。
エリザベス・タイラー:「ですがそれは、八百長を演じるということではありませんわ」
エリザベス・タイラー:「仮に、海賊部と遺産管理委員会の間で取引があったとして」
エリザベス・タイラー:「いざとなったら、何が起こっても文句は言えないのが略奪の作法というもの」
エリザベス・タイラー:「つまり、密約があったからと言って手加減できるほどお行儀のよろしい子達ではないということです。お互い様とは思いますけれど」
天沼チギリ:「二重冠を使用すれば、」
天沼チギリ:「おそらく”会場”などという概念が無くなるほどの破壊が起きたでしょう。」
天沼チギリ:「カリーナ様の指揮能力はそれほどのものです。」
天沼チギリ:「あれを”演習”や”催し”のまま終わらせるために、」
天沼チギリ:「計算して抑えていたのでしょうね。」
プロンプト015C:「そのように"解釈"させていただきましょう」
プロンプト015C:「人間同士の暗黙のルールは、実に複雑な概念です。まだまだ学習しなければ……」
天沼チギリ:「支配人は十分な学習を為されていると思いますよ。」
天沼チギリ:「あの予測があなたの口から出るのは予想の外でした。」
プロンプト015C:「ありがとうございます」
プロンプト015C:「ですが、なお向上は必要です。……成長期の人間の精神の発達速度は、AIを遥かに越えている」
プロンプト015C:「我々社会人が"生徒"や"大人"に圧倒されない知性を持つためには」
プロンプト015C:「どれだけ学んでも、過ぎることはないでしょう」
プロンプト015C:「……"元老"殿。"海賊王"殿。貴重な機会を賜り、大変ありがとうございました。本日は、これで失礼いたします」
天沼チギリ:「こちらこそ、ありがとうございました。気を付けてお帰りくださいませ。」
天沼チギリ:深々と頭を下げる。
エリザベス・タイラー:「また今度、ゆっくりお話させて下さいませ」
エリザベス・タイラー:「商談でしたら、私共の方が相談に乗れることは多いでしょう」愉快そうに目を細めて見送る。
プロンプト015C:「私共としても、その日を楽しみにしております」
プロンプト015C:丁寧に一礼し、にじり口から退室する。
天沼チギリ:「………社会人の学習能力は目覚ましいものがありますね。」
天沼チギリ:海賊王にこぼす。
エリザベス・タイラー:「どちらかというと向上心でしょうか。あのお方特有のものかもしれませんわね」
エリザベス・タイラー:「他の社会人の皆様は、もう少し折り合いをつけてらっしゃるように思いますわ」
天沼チギリ:「外では、」
天沼チギリ:「”社会人”というのは労働に就いた大人を意味しますが、」
天沼チギリ:「あなたは見たことがありますか?」
エリザベス・タイラー:「いいえ。私がノヴァリスへ来る前の記憶は朧気なものですし」
エリザベス・タイラー:「この街をかつて支配していた大人は、確かに職能によって賃金を得ては居たのでしょうけど」
エリザベス・タイラー:「"社会人"としての責務を全うしていたとは思えませんわね。だからこそ、自分たちではなく彼らにその名を与えたのでしょう」
エリザベス・タイラー:「チギリ様は如何です?」プロンプトが手を付けずにいた茶菓子を手元に寄せる。
天沼チギリ:「私もありません。ですが、話だけは聞いています。」
天沼チギリ:「”社会人”は自らを由とする、と。」
エリザベス・タイラー:「自らを、由とする……」
天沼チギリ:「外に従うべき法や制度はあれど、”王”はいない。」
天沼チギリ:「あったとしても、それは象徴として残っているのが大半だと。」
天沼チギリ:「だから自らの意志で生活し、意志を社会に表明し、その意志の集合で社会を運営すると。」
天沼チギリ:「市民一人一人が、”自らに君臨する”。」
天沼チギリ:「それが外の社会です。」
エリザベス・タイラー:「つまり」茶菓子を一口齧る。
エリザベス・タイラー:「一人ひとりが、自分自身の"王"であると」
エリザベス・タイラー:「それは随分物騒な世の中になりそうですわね」
天沼チギリ:「そうでもありません。合議制などノヴァリスでも珍しくはないでしょう。」
天沼チギリ:「……”海賊王”。」
天沼チギリ:「どう思いますか?」
エリザベス・タイラー:「どう、と言われましても。そうですわねぇ……」唇に指を当てて。
エリザベス・タイラー:「外で海賊稼業を営むのは、些か面倒そうですわね」
エリザベス・タイラー:「事前に話を通す相手が多すぎますわ」
天沼チギリ:「面倒……確かに。」くすくすと笑う。
天沼チギリ:「失礼。詮無い話をいたしました。忘れていただければ幸いです。」
エリザベス・タイラー:「そのように仰っしゃられると、余計に気になってしまうのですが……」
エリザベス・タイラー:「まぁ、構いませんわ。渋い緑茶によく合う、興味深いお話でした」
エリザベス・タイラー:一度、口元を拭いて、静かに席を立つ。
天沼チギリ:「海賊王、ありがとうございました。」
天沼チギリ:「おかげで今回も丸く収まりました。」
エリザベス・タイラー:「ふふ、こちらこそ。それでは失礼致します、次は私共の船で紅茶をご馳走致しますわ」
天沼チギリ:「期待させていただきます。」
エリザベス・タイラー:「……ああ、それと最後に一つだけ」障子に手をかけて、軽く振り返る。
天沼チギリ:「なんでしょう。」
エリザベス・タイラー:「貴方は先程、自分自身に君臨する事を指して"自らを由とする"と仰りましたが」
エリザベス・タイラー:「王冠を戴くものが、真に自由であった試しなどないのではなくて?」
エリザベス・タイラー:「私も、貴方も……」遠く、本校舎の白い壁を見て
天沼チギリ:「………。」
エリザベス・タイラー:「他者の王冠を踏みにじる絶対者ですら、それは変わらない」
エリザベス・タイラー:「私は、そう思いますわね」
エリザベス・タイラー:嘲るように笑って、茶室を後にした。
天沼チギリ:海賊王を見送り、茶を口に運ぶ。
天沼チギリ:(だからと言って、このままでいいはずがない。)
天沼チギリ:(”外”との交渉において、至上王の強硬姿勢は確実に仇となる。)
天沼チギリ:(そのしわ寄せを被る不夜王が倒れれば、キングダムは早晩崩壊するだろう。)
天沼チギリ:(解決するには──)
天沼チギリ:至上王の抱く純白の長剣を思い返す。
天沼チギリ:(至上王の権力を制限する他ない。)
天沼チギリ:(至上王は君臨すれども統治せず。司法権・行政権・立法権・統帥権を分割し、)
天沼チギリ:(生徒から選出された”王”による円卓議会の合議制でキングダムを運営する。)
天沼チギリ:(不夜王の度を越した労働もこれで収まるだろう。)
天沼チギリ:(だが──出来るだろうか。)
天沼チギリ:至上王の姿を思い起こす。
天沼チギリ:想像上の至上王が、こちらを向いて微笑んだ。
天沼チギリ:「!」
天沼チギリ: パ キンッ
天沼チギリ:茶碗が真っ二つに割れる。
天沼チギリ:割れた茶碗で切れた手を、唇に当てる。
天沼チギリ:至上王の事を夢想するだけでも、全てを見透かされたかのように、
天沼チギリ:あるいは、心の臓をあの白い美しい手で握られたかのように、
天沼チギリ:血の気が引くのが自覚できる。
天沼チギリ:「先が思いやられますね。」
天沼チギリ:キングダムの行く末を嘆いたのか、
天沼チギリ:あるいは自身の野望に反した小心さに呆れたのか、
天沼チギリ:小さく呟いた。
天沼チギリ:茶室の外では、梅の花が春の訪れを待っている。
 

 ED:2/『有崎五派』


中央市街地 職員室オフィス
GM:チョコレート争奪戦が終結しても、それとは無関係に職員室の多忙は続いている。
GM:有崎五派がノヴァリスに係わる大きな問題に関わることは未だないが
GM:こうして職員室に残っていることで、日々の小さな相談に訪れる生徒の応対をするという役割がどうやら定着してきたようである。
GM:バレンタインデー当日。2月14日。
キャレド・クレー:「先生……こんにちは」キャレド・クレーだ。恐る恐る入ってくる。
有崎五派:「…………あ!」
有崎五派:SNSで、"ショコラショコランの新作チョコレート"についての盛り上がりを検索しながら鼻唄を歌っていたが。
有崎五派:聞き覚えのある声でパッと顔を上げる。
キャレド・クレー:「よかった、いた……!」
キャレド・クレー:小走りで駆け寄ってくる。
キャレド・クレー:「あの、ずっと顔を見せられなくてごめんなさい」
キャレド・クレー:「昨日の出荷直前までほとんど寝ずに作業してて……!」
有崎五派:「うぇ!?ちょっとあんた……無理しちゃだめよほんとに……あたしへの挨拶なんか来年でも良かったんだから」
有崎五派:椅子を引っ張り、キャレドへ勧める。
有崎五派:「まあ、キャレドちゃんの顔を見れるのは嬉しいけどね」笑いながら自分も対面へ座る。
キャレド・クレー:「そんな……!先生はバレンタインデーの恩人です!本当ならすぐにお礼に行かなきゃいけなかったんですけど……!」
キャレド・クレー:「あ、あう、で、でも……お礼」
キャレド・クレー:「私のお礼……なら、言葉とかじゃなくて」
キャレド・クレー:「やっぱり……チョコレートなので……!!」
有崎五派:「……持ってきてくれたの?」目を細めて、言葉の続きを待つ
キャレド・クレー:「はい!あの日いただいた[プレシャス]のおいしさを……」
キャレド・クレー:「量産して、み、皆さんに味わってもらえるように……もしかしたら」
キャレド・クレー:「『ロイズ』には及ばないかもしれないですけど、でも……!」
キャレド・クレー:有崎に、綺麗な包装をされたチョコレートを差し出す。
キャレド・クレー:ショコラショコランの新商品、[メイクアップ]である。
有崎五派:「"でも"が言えるようになったね、キャレドちゃん。えらい」微笑み、差し出された商品の名前を見て目を見開く。
有崎五派:「……素敵な名前。特別な気分にしてくれそう」
有崎五派:ゆっくりと、丁寧に。恐る恐るとも言える手つきで開封していく。
GM:構成は『ロイズ』の[プレシャス]に似せたものだ。カップ大のチョコレートの器に、三層の生チョコレートを封入している。
GM:女子ウケを意識した、ファンデーション容器のような可愛らしいデザインである。
有崎五派:「…………………キャレドちゃん」デザインを一通り眺めた後、キャレドへ視線を向ける。
キャレド・クレー:「ひゃい」
有崎五派:「デザインは、貴方?」
キャレド・クレー:「っ、そ、そうです……」
キャレド・クレー:「色々……試作品を作って……そ、それが、製品版の第1号で……」
キャレド・クレー:「先生に……一番の恩人なので、お、お渡しできたらって……」
有崎五派:「…………………」
有崎五派:そういえば。ノヴァリスの成り立ちを初めて耳にしたときの感想は「酷い、可哀想」だった。
有崎五派:今では生徒達は自立し、自分たちの思うように社会を形成している。それでも、やっぱりそういう感想が頭に浮かんだ。
有崎五派:でも。ロイズのチョコレートを求めてキングダムへ向かったあの楽しい一日に可哀想な子供なんて居なかった。
有崎五派:みんな、思い思いに自分の信じるものや好きなモノの為に戦っていた。まあ、ちょっと物騒すぎたけど。
有崎五派:「……そっか」
有崎五派:(ショコラショコランを救いたいって一心で貴方は戦ってたけど)
有崎五派:(思えば、まだ貴方の好きなモノは知らなかったな)
有崎五派:「これが、キャレドちゃんの思うカワイイ、好きなモノなんだよね」
キャレド・クレー:「そ、そうです……!みんなに喜んでほしいって思ったら……」
キャレド・クレー:「[プレシャス]から離れて、ぜんぜん違うものを作ったほうがいいんじゃないかとか……」
キャレド・クレー:「逆に、本当に[プレシャス]そのものを再現できないかとか……」
キャレド・クレー:「本当に、な、悩んで……たくさん考えて……」
キャレド・クレー:「さ、最後に……こうなった、ん、ですけど……」
キャレド・クレー:「ど、どうでしょうか、先生……」
有崎五派:「とーーーーーーーーっても!カワイイ!!」ぐっと親指を立てて頷く。
キャレド・クレー:「わ、わ、ワァ……」
有崎五派:「ノヴァリスって女学生の街なわけじゃない?その子たちへ向けたデザインがファンデーション容器というのもちょっぴり背伸びした大人らしさを感じるし……」捲し立てるように言葉を紡ぐ
有崎五派:「何より。正しいかどうかは私には分からないけど」
有崎五派:「勝ち取ったプレシャスのデザインを大事にしてくれたのも嬉しいな」
有崎五派:「これを見る度、めーーーっちゃ忙しかったあの日が思い出せるから!個人的な感想だけど、ね」ふふ、と笑って付け足す
キャレド・クレー:「う」
キャレド・クレー:「うわーーん!!」抱きついて泣く。
キャレド・クレー:「よ、よかった~……!!」
キャレド・クレー:「先生に助けてもらって……褒めてもらって……」
キャレド・クレー:「本当に、ぐすっ、本当に……嬉しいです~~~!!!」
有崎五派:「すぐ泣いちゃうんだからキャレドちゃんは……もう」
有崎五派:抱き留めたキャレドを優しく包んで笑う。
有崎五派:「キャレドちゃん。勇気を出して職員室に来てくれて──私を見つけてくれてありがとう」そっと、キャレドの頭を撫でながら囁くように零す
キャレド・クレー:「わ、わたじの方こそ……!」
キャレド・クレー:「私だけだったら、メサイアのサヨリさんや……"元老"様になんて、ぜ、絶対……」
キャレド・クレー:「怖くて……話しかけられなくて……自分のチョコレートへの自信だってないままで……!」
キャレド・クレー:「先生のおかげです~~ッ!!」
有崎五派:それは違う、と言いかけて呑み込んだ。
有崎五派:職員室の先生たちはそれぞれ違いはあれど生徒達を思う優しく、そして強い大人だ。
有崎五派:きっと、私以外の先生にキャレドちゃんが声をかけていても事態は解決しただろう。
有崎五派:でも。私は、声をかけられたのが私で良かったと思う。
有崎五派:キャレドちゃんやサヨリちゃん、チギリちゃんと共に過ごし。先生とは何であるかを考え。ノヴァリスを少しだけ知る事が出来たあの日を
有崎五派:私が過ごせて良かった。私は、この子たちの先生でありたい──そう思えたから。
有崎五派:だから、感謝を否定するのではなく。
有崎五派:「私こそ、ありがとう。キャレドちゃん」
有崎五派:私からも、感謝を。
キャレド・クレー:「はい!」涙を拭いて、微笑み返す。
キャレド・クレー:「先生も、たくさん楽しんでくださいね……!バレンタインデーを!」
 

 ED:3/『四之宮サヨリ』


キングダム学区 真珠広場 仮設大ステージ
GM:ロイズ・ウォーの授与式を前に行われた、最後の戦い。
GM:その最中で交わされた些細な約束があった。
GM:ライトアップされたステージの背後では、巨大戦艦が三隻、その残骸を沈めている。
キャレド・クレー:「……あの、サヨリさん」
四之宮サヨリ:「……あら、どうしました?」かなり披露した様子でゆっくりと振り返る
キャレド・クレー:「そういえば……聞き忘れちゃったんですけど、その、約束って」
キャレド・クレー:「全部終わった後にって、サヨリさんが言ってたので、い、今がそうだと思うので」
キャレド・クレー:「な、なんでも……!ここまでしてくださったんですから」
キャレド・クレー:土下座のように体を丸める。「ぜひなんでも!仰ってください……!!」
四之宮サヨリ:「ああ……そうでしたそうでした!こういうこと、すぐに忘れちゃっていけませんね」
四之宮サヨリ:「目の前の事に集中してしまうというか……と、さておき」
四之宮サヨリ:「な ん で も」
四之宮サヨリ:「で、いいんでしたね♡」
キャレド・クレー:「は、はいぃ……!」恐怖に震えている。
四之宮サヨリ:「……その、耳を貸してください」
キャレド・クレー:「ど、どうぞ……?」
四之宮サヨリ:(そういえば……これ、どっちの耳に話しかければいいんだろう)
四之宮サヨリ:(……とりあえず、ヒトミミの位置に……)
四之宮サヨリ:「その、大変お恥ずかしいのですが……」
四之宮サヨリ:「私にチョコレートの作り方を一つ、伝授していただけると……」
キャレド・クレー:「え、ええ……!そんなことでいいんですか?」
四之宮サヨリ:「そ、その……委員会のお菓子会でも、私の作るものはだいたい上手く行かず……はは……」
四之宮サヨリ:「何故同じ材料を使用してああなってしまうのでしょう……」
キャレド・クレー:サヨリの手を取る。「大歓迎します!その、ショコラショコランには製菓教室もたくさんあって……!」
キャレド・クレー:「ぜんぜんお客さんがいなくて困ってるくらいで……!」
キャレド・クレー:「私は……バレンタイン商品の仕事しなきゃいけないですけど」
キャレド・クレー:「いくらでもご紹介できます!」
四之宮サヨリ:「……助かります。どうしても、手作りでしっかりしたものを作っておきたいですから」
四之宮サヨリ:……というのが、キャレド・クレーと交わした約束の内容である
四之宮サヨリ:バレンタインの当日までにショコラショコラン製菓教室では様々な受難(※レンジの爆発等)が巻き起こったが、それはまた別のお話

メサイア地区 合同カタコンベ
GM:――そして、バレンタイン当日。
GM:キャレド・クレーをはじめとするショコラショコラン製菓学校の尽力により
GM:『ロイズ』の生チョコレート[プレシャス]そのものではないが、新たな商品[メイクアップ]が多く供給され
GM:特別なチョコレートを求める生徒達に多く行き渡っているようだった。
GM:その品質は『ロイズ』のそれには及ばないかもしれないが、
GM:あのロイズ・ウォーを戦った生徒達にとっては、それ以上に特別なチョコレートかもしれない。
GM:この合同カタコンベでも、サヨリが約束した通り、定例のお菓子会が開かれようとしている。
三城郷ミチカ:「ウンマ~~~~~~いッ!?え~なにこれ!?ほっぺた落ちちゃいそう~~~!!」
三城郷ミチカ:お菓子会の本番前にほんの少しつまみ食いしたチョコレートが、舌の上で蕩ける。
四之宮サヨリ:「……はい試供品はここまで!後はお菓子会本番まで取っておきましょう」
三城郷ミチカ:「え~!ズ~ル~い~!自分はさんざん味見したくせに~!」
四之宮サヨリ:「私は味見なんて……いやちょっとは……数欠片……」
四之宮サヨリ:「コホン!納入の為に汗水垂らした正当報酬と言う事で」
三城郷ミチカ:「むむ、そう言われると認めざるをえないか……」
三城郷ミチカ:「うん、確かにこんなに美味しいチョコなら、みんなの沈んだ気分もぱーっと晴れちゃうかも」
三城郷ミチカ:「よく頑張りました。ありがとうね、四之宮副委員長!」
四之宮サヨリ:「出来得る限りの最高のものを。任された通り、しっかりとやり遂げて来ました」にっこりと笑って。そうして
四之宮サヨリ:「……ゆっくり、できましたか?」
四之宮サヨリ:そう言って、彼女の姿を見る。目の下の隈や、必要以上に自らを傷付けてしまっていないか
三城郷ミチカ:「……うん。じっくり考えたよ。これから先どうするべきか、私も、この合コン委員会も」小さく笑う。疲れの色は消えてはいないが、先日より幾分か表情は晴れている。
三城郷ミチカ:「久々に一人で…………あ、ちょっとだけ先生に相談乗ってもらったりもして……」小声
四之宮サヨリ:「な"っ……」
四之宮サヨリ:「……い、いえ。それで心が安らいだのならば、私から言う事はありません」
四之宮サヨリ:「聴かせていただけますか?委員長」
三城郷ミチカ:「うん、そうだね……私の気持ちは、なんとなくまとまってきたかも。けどその前に……」
四之宮サヨリ:「その前に?」
三城郷ミチカ:「みんなの気持ちを聞かせて欲しいんだ。合コンは、みんなそれぞれが想いを託した場所だから」
三城郷ミチカ:「私が全部決めちゃうのはおかしいでしょ」
三城郷ミチカ:「というわけで、はい、今回の功労者のサヨリさん」
三城郷ミチカ:マイクを渡すジェスチャー
三城郷ミチカ:「サヨリはどうしたい?これから」
四之宮サヨリ:「……はい。私もつまみ食いが過ぎてしまいましたね……と、おおっと」
四之宮サヨリ:「そう来るのでしたら、私も答えねばいけません。これからの考えを」
三城郷ミチカ:「うんうん。サヨリは今回他所の学校や、先生とも一緒になって頑張ってくれたらしいじゃない」
三城郷ミチカ:「その点で言ったら、今私達の中で一番広い視野を持ってる子はあなたかもしれない」
三城郷ミチカ:「合コンの活動って結構籠もりがちだからさ~。メチャクチャ参考にさせてもらいますからねっ。はいどうぞ」
四之宮サヨリ:「コホン。私は……」
四之宮サヨリ:「……無理に変わりすぎる事も、無いんじゃないかって」
三城郷ミチカ:「ほほう」
四之宮サヨリ:「変化自体はとても大事なので、それは否定しません。ですが、急に全てを変える必要はないのかもしれない、と」
四之宮サヨリ:す、と息を大きく吸って、吐いて
四之宮サヨリ:「……ノドスは、私達ノヴァリスへと宣戦を布告しました。それはどうやっても変えられない事実です」少しだけ、声を震わせて
四之宮サヨリ:「……それでも、まだ彼等を信じたい。彼らが、何をもってその考えに至ったのか。私たちは何も分かっていない」
四之宮サヨリ:「何も保証がなくたって。希望のある未来を選びたい……私たちは、そうして集まったのですから」
三城郷ミチカ:「希望のある未来……信じる未来か。……うん、そうだね」
三城郷ミチカ:「ありがと、サヨリ。ちょっと自信付いた」柔らかく微笑む。
三城郷ミチカ:大きく伸びをして「サヨリがそう思ってくれるなら、私ももうちょい頑張ろうかなっと」
三城郷ミチカ:「行こっか。みんな待ちくたびれてるかも」広間の方向を指差す。
四之宮サヨリ:「……あ、と。その前に、もう少しだけお時間いただけますか?」
三城郷ミチカ:「うん?」
四之宮サヨリ:「……これを。先程のものよりは、どうしても味は劣ってしまいますが」
四之宮サヨリ:手渡したのは、小さい箱に入った不揃いのチョコレート
三城郷ミチカ:「これって……」受け取って、まじまじと眺め
三城郷ミチカ:「もしかして手作り!?」
四之宮サヨリ:「あ~~~~……その……修行の成果、といいますか……」
四之宮サヨリ:「その、バレンタインデーですから…………し、親愛。親愛の証として。どうぞ」
四之宮サヨリ:「あ、味は大丈夫です!10回以上確認しましたから!」
四之宮サヨリ:先生から教えてもらった外の知識が頭に引っかかってどうしても離れないが、そのままにしておく
三城郷ミチカ:「え~すごい!嬉しい~!サヨリ大好き!」箱を頭上に掲げて喜ぶ
三城郷ミチカ:「ひとくち食べていい?」もう開けている。
三城郷ミチカ:「いただきまーす!」答えが来る前にチョコを一摘みし、口に放り込む。
四之宮サヨリ:「ど、どう……どうぞ。自信作です、から」指先を背中で絡ませながら、今か今かと感想を待っている
三城郷ミチカ:「んッ!!!!」目を見開いて
三城郷ミチカ:「…………………………」
三城郷ミチカ:ゆっくりと目を合わせる。
四之宮サヨリ:「……」大丈夫だったのだろうか、とおろおろしている
三城郷ミチカ:「……………」
三城郷ミチカ:「………ん」
三城郷ミチカ:「んまぁ~~~~~~~~~~~い!」にっこり表情を綻ばせる。
四之宮サヨリ:ぱああ、と表情を明るくして
四之宮サヨリ:「やっ……………たっ……………!」
四之宮サヨリ:隠しきれない大きなガッツポーズと共に、感嘆の声
三城郷ミチカ:「えー本当に美味しい!去年はそもそもチョコが固まらなかったりしたのに……」
三城郷ミチカ:「すっごい上達!何があったの?」
四之宮サヨリ:「努力。努力の成果です。超がんばりました。すごく」
四之宮サヨリ:(超スパルタ製菓教室……甘くなると思ってミルクをリットル入れるな……強火にしても時短にはならない……ふふ、色々ありました……)
三城郷ミチカ:「えらいぞ~!今日から合コンパティシエ副料理長も兼任してもらおう!」
四之宮サヨリ:「そ、そこまでっ……嬉しいの確かですが……そこまで、とは。ふふ。任せてください。やり遂げて見せましょう、合コンパティシエ副料理長……!」
三城郷ミチカ:「ほらほら、みんなにも自慢しちゃお!絶対びっくりするって!」
三城郷ミチカ:広間に歩みを向けて、君の手を引く
四之宮サヨリ:「あ……」
四之宮サヨリ:「……はい、行きましょう。皆さんお待ちかねです」指先の感触。元気そうな彼女の様子に、柔らかく微笑んで

GM:定例のお菓子会が始まった。この会の開催にサヨリが尽力したと聞き、合コン委員会に戻ってきた者も、姿を消してしまったままの者もいた。
GM:ティーテーブルの上には、ショコラショコラン製の、あるいはロイズ製のチョコレートが所狭しと並べられている。
GM:2月14日だけの祝宴が始まっていた。
四之宮サヨリ:(……やはり、皆戻ってきた、とは言えませんか)
三城郷ミチカ:(むむっ、あの子も……あっ、あっちの子も……!)鋭い視線が生徒たちの様子を射抜く。
三城郷ミチカ:(自分の分を取るように見せかけて、チョコを懐に隠した。恐ろしい早業……私じゃなきゃ見逃しちゃうな)
四之宮サヨリ:(でも……いつ戻ってきてもいいように、保存の利くものも準備してあります)
四之宮サヨリ:(……しかし減りが早いですね。キャレドさんから沢山貰っていたのが功を奏しましたが……)
三城郷ミチカ:(きっと後で仲のいい先生に持ってくんだよアレ……私にはわかる)
七星ミルキ:お菓子会の主催をする桃色髪の少女がトコトコと皆の間を回っている。
七星ミルキ:「───と、先日作ってる途中でドジしちゃいまして。材料のチョコに牛乳をこぼしたんです」
七星ミルキ:「もったいないので生クリームで味を整えたらコレが存外美味しく……」
七星ミルキ:「"生"クリームを含むチョコ、名付けて『生チョコ』なんて良いんじゃないでしょうか!」
七星ミルキ:「───と思っていたら、商品化されていたのがこちらです」
七星ミルキ:「ミチカ委員長とサヨリ副委員長、お食べになりました?」
四之宮サヨリ:「はい、というか板より生を多めに食べた気がしますが……」
三城郷ミチカ:「ミルキちゃんの発想の上を行くとは……侮りがたしロイズ……」
七星ミルキ:「なんと……外の発想って、やっぱりすごいんですね」
四之宮サヨリ:「……最初はまさか、生チョコの真実がそのようなものだったのか、と」
四之宮サヨリ:「精製前の未完成チョコレートの事かと思い、一瞬大丈夫なのかと思ったこともありましたが……」
三城郷ミチカ:「うーん、ミルクのまろやかな味わいとカカオの苦味が完璧に調和した至高のハーモニー」
三城郷ミチカ:「何個でもいけちゃう」ミルキの皿から生チョコをつまむ。
七星ミルキ:どうぞどうぞ、とカラフルなピックを準備している
七星ミルキ:「不思議ですよね」
七星ミルキ:「なんでこんなに美味しいんでしょう。自分で作ったときは、しばらくは良いかな~と思うのに……」
四之宮サヨリ:「この点は、次回のお菓子会にショコラショコランの知り合いを招きましょうか。コツを聞きましょう」
四之宮サヨリ:「このメイクアップを造った方ですから、腕は超一流です」
七星ミルキ:「興味深いですね。是非お話を聞きたいところです」
三城郷ミチカ:「うんうんそれいい!一度と言わず毎回でもお招きしたいな~」
七星ミルキ:「お料理とかは何とかなりますけど、お菓子は正確な分量が必要ですからね!」
四之宮サヨリ:「……はい、身をもって痛感しました……しっかりと計量せねば……」少し遠い目をしている。壮絶な戦いがあったと思われる
七星ミルキ:「目に見えて憔悴していますね。一体何が…………?」
三城郷ミチカ:「著しい成長の代償だね……」
七星ミルキ:「成長ですか……」蘇りかけた
おいしい食卓研究会視察時の記憶に蓋をしておく。
七星ミルキ:パタパタ、と顔の横に浮かび上がった記憶を手で仰いで散らす。
七星ミルキ:「それに、珍しいお菓子の会なら今日来てない子達も………」
七星ミルキ:「……あー、いえ、なんでもないです」
三城郷ミチカ:「ふふ、これだけ集まってくれただけでも嬉しいよ」周りを見渡して
三城郷ミチカ:「ミルキちゃんも、ありがと、また来てくれて」
四之宮サヨリ:「……はい。私もとても嬉しいです。また、合コン委員会に来てくれて」
七星ミルキ:「……来ますよ、もちろん」
七星ミルキ:ニコニコ、と常通りに浮かべていた表情を落ち着ける。
七星ミルキ:「そりゃ、色々混乱してますけど……はい」
七星ミルキ:「結局、直接会うまでは、今まで通りのことも続けることにしたのです」
七星ミルキ:「……それにおふたりとも、私が居ないとすぐ食べるもの偏っちゃいそうじゃないですか~」
七星ミルキ:へら、と笑う。
三城郷ミチカ:「お、言ったな~!私はちゃんと栄養バランス考えてお弁当作ってるもーん」
四之宮サヨリ:「うぐ……否定できませんね……前に部屋を片付けてもらった時の言いつけ通り、エナドリは最近控えていますが……」
七星ミルキ:「むぅ。そうなんですよね。委員長は最近お弁当の日増えましたし……」
七星ミルキ:「サヨリ副委員長はちゃんと分別してくださいね!委員会の活動だとちゃんとしてるのに…!」
七星ミルキ:「ふふ。なので、私はこれからもちゃーんと、お二人と一緒に合コン委員会の一員です」
七星ミルキ:「安心しました?」チラチラ?とアピール。
三城郷ミチカ:「……うん」
三城郷ミチカ:「すっごく安心した。ありがとね、ミルキちゃん」涙を滲ませ、優しく肩を抱く。
四之宮サヨリ:「……はい、心から。ミルキさんが居てくれて、私も本当にうれしいです」
四之宮サヨリ:目を閉じ、ゆっくりと笑って。頭を撫でて
七星ミルキ:「わ……」身長差で肩の辺りに顔を埋める。
七星ミルキ:両サイドから甘やかされ、口をモニモニとする。
七星ミルキ:「きょ、今日はとても素直ですねふたりとも……えへへ……良いことだと思います」
七星ミルキ:「はい、ここに居ますので。お二人も、疲れたら頼ってくださいね」と、サンドされつつ少し背伸びして胸を張っておく。
三城郷ミチカ:「頼もしいなあ。それじゃ……」ミルキから離れて、広場の中央へ
三城郷ミチカ:「わたしも勇気出さないとね」
七星ミルキ:「委員長……?」首を傾げて見送る。
四之宮サヨリ:「……いってらっしゃい。ミチカ委員長」
三城郷ミチカ:すっと手を上げて
三城郷ミチカ:「みなさん、食べながらでいいので聞いてください」大きく通る声で話す。
三城郷ミチカ:「今日は、こんなに沢山の子たちが集まってくれて嬉しく思います。最高のチョコレートを用意して、この場を整えてくれた副委員長にも、改めて感謝を」
三城郷ミチカ:「けどきっと、チョコだけが目当てで来たわけじゃない子も多いよね」
三城郷ミチカ:「みんな気になっているだろうから、ここで私の口からちゃんと提案させて下さい」
三城郷ミチカ:「これからの合同カタコンベ保全委員会は、何をしていくのか」
三城郷ミチカ:「本当は、もう少しみんなの気持ちを聞いてからにしようとも思ったんだけど」
三城郷ミチカ:「それはそれで、みんな困るよね。私には、この委員会を作った責任があります」
三城郷ミチカ:「だから、私の気持ちを先に言います。それに納得出来ないことがあったら何でも聞くし、愛想が尽きたら出ていってくれていい」
三城郷ミチカ:「みんなで追い出してくれても構いません。メサイアの委員会ではクーデターも合法だしね」
三城郷ミチカ:「それでは」一度、深呼吸して。
三城郷ミチカ:「私達、合コン委員会の活動は……」
三城郷ミチカ:「特に今後も変わりません」
三城郷ミチカ:「ノドスの生徒たちが生きていて……その実、大半はすでに亡くなっていて」
三城郷ミチカ:「ノヴァリスに宣戦布告してきた。これは事実でしょう。最高生徒会の発表を鵜呑みにするわけではありませんが」
三城郷ミチカ:「最初に彼らに接触したのはムセイオンの生徒達です。皆さんなら、これがどういう意味かわかるはず」
三城郷ミチカ:「彼女たちが認めたなら、疑う余地はないと思います。ノドスは敵になった」
三城郷ミチカ:「それでも、共同墓地に眠る300人の生徒の死が無くなるわけではありません」
三城郷ミチカ:「合コン委員会の活動目的は二つ、ノドスの生徒たちが帰る場所を守り、待ち続けることと、紛争で亡くなった生徒たちの魂を悼み、寄り添い続けること」
三城郷ミチカ:「これからも、ここは共同墓地であり続けます。彼女たちを悼む者が訪れる限り、私たちはその守り人です」
三城郷ミチカ:「そして、もう一つの目的……ノドスの生徒たちを待ち続けるという最初の理念も」
三城郷ミチカ:「変わりません。変えません、これからも」
三城郷ミチカ:「彼らについて、一つ確かなことがあります」
三城郷ミチカ:「彼らが今どこにいるのか、どうやって5000人の生徒が100人まで減ってしまったのか、それはわからないけれど」
三城郷ミチカ:「4900人が死んだということは、彼らの十字冠は壊れている」
三城郷ミチカ:「このまま戦争になれば、残った彼らも死んでしまうかもしれないということです」
三城郷ミチカ:「ここに集まった皆さんは、その多くがノドスに兄弟や友人を残しています」
三城郷ミチカ:「きっとその殆どは死んでしまって、一握りだけは、幸運にも生き残ってくれているはず」
三城郷ミチカ:「すごく、不公平ですよね……私もそう思います」
三城郷ミチカ:「けど、私は、彼らが生き残ったと言う事実を」
三城郷ミチカ:「私達が待ちわびた人達が、彼らに未来を託して死んでいったという事実を、無駄にしたくない」
三城郷ミチカ:「私達の待ち人はもういないかもしれないけど、それでも、帰ってこれる人は確かにいるんです」
三城郷ミチカ:「私は、その場所を守りたい」
三城郷ミチカ:「知らないといけません。彼らがどうやって生きてきて、どうして今、私達と戦うのか」
三城郷ミチカ:「そして、どうすれば戦わずに済むのかを」
三城郷ミチカ:「私達合コン委員会の活動は、これからも変わりません」
三城郷ミチカ:「彼らが帰ってくる場所を守るために」
三城郷ミチカ:「来年のこの日、この手で直接、彼らにチョコレートを渡すために」
三城郷ミチカ:「合コン委員会は、"ノドスとの和平条約の締結"を目指します!」
三城郷ミチカ:「………」一息に言い切り、ようやく息をつく。荒い呼吸が静まり返った部屋に響く。
三城郷ミチカ:「………と、いうわけなんだけど……」
三城郷ミチカ:「……どう、かな……?」
四之宮サヨリ:……自然と、手が拍手を打っていた
四之宮サヨリ:そして、瞳から頬を伝う熱さもまた
三城郷ミチカ:「えっ、えっ!なんで泣いてるの!?」
七星ミルキ:ぱちぱちぱち、と拍手の音に時折、くぐもった嗚咽が混ざる。
七星ミルキ:「だ、だって、私、お兄さんたちと戦うことになるのかと、思っててぇ……」
三城郷ミチカ:「ミルキちゃんまで……!ああもう鼻水拭きなってば~」
七星ミルキ:「うぅ~~~……」ポロポロと涙をこぼす
四之宮サヨリ:「そんな悲しい決断、ミチカ委員長がするはず、無いと思ったけど。でも……うん」
四之宮サヨリ:「そう先を見てくれたことが、私には……とても、嬉しくて」
七星ミルキ:「はぃ……」うあー、とハンカチで拭う。
七星ミルキ:「わたしたち……"ノドス"の人達と」
七星ミルキ:「仲良くして良いんですねぇ…………!」
三城郷ミチカ:「良いに決まってるじゃん!」
三城郷ミチカ:「二人がそう思ってくれたから、私も覚悟が決まったっていうかぁ…」つられて涙ぐむ
四之宮サヨリ:「……ふ、ふふっ」
四之宮サヨリ:涙を袖で拭って、再び。私たちの委員長の方を見やって
四之宮サヨリ:「ここに居る皆さんも……どうやら、同じ気持ち、みたいですね」
GM:多くの合コン委員会が居合わせていたが、反対の声を上げた者は誰一人いなかった。
GM:涙ぐむ者や、決意を込めて頷く者。
四之宮サヨリ:溢れる拍手と、涙と。ちょっとした嗚咽。それらが暖かく、ミチカ委員長を見守って
四之宮サヨリ:「……さて!ミチカ委員長の活動表明、皆さんもしっかり聞きましたね!それでは……」
四之宮サヨリ:「お菓子会の、続きをしましょうか」
四之宮サヨリ:そう言って、柔らかく広場の彼女の手を引いて。再び皆の輪の中へと誘う
四之宮サヨリ:「また、明日からも……ここに、みんなで集まれるように」
四之宮サヨリ:「今日はめいいっぱい───甘いもの、食べましょう!」
四之宮サヨリ:これから、何が待ち受けているとしても、きっと
四之宮サヨリ:希望のある未来に辿り着けるように祈りながら、顔をほころばせた

『ロイズ・ウォー』 完