烏の巣には宝石を

烏の巣には宝石を

■トレーラー

“結社”の収容する未解析遺産のひとつ、“名居の目”。
FHの任務としてその確保に動いた遺産調査セル“ダブルディール”はしかし、
同時に出現した想定外の第三戦力に、遺産の強奪を許してしまう。
だが、謎めいた敵から直後に提示された条件は、さらに不可解なものであった。
結社の追撃者が迫りつつある。哲人(フィロソファス)“グリーンリオン”。
魔術師にして……無より財を生み出す、最も俗なる錬金術師。

『烏の巣には宝石を』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

■Preplay

GM:PC3人の自己紹介をお願いします。
GM:望月→彪→四季見 の順のPC番号とさせていただきます。
望月棗キャラシート (PC1:DT)
望月棗:望月棗、女子高生探偵ですっ!
GM:そんなキャラだったかな!
望月棗:しがない美少女探偵として活動していた平凡な私はある時、FHのダブルディールセルに入っちゃってモー大変!
望月棗:あれ、こんなキャラじゃなかったわ
GM:あと大変なのはどっちかというと相方の方ですよね
望月棗:斯様な振舞をするきゃらでは御座いませんので何卒宜しくお願い致します。
GM:わーい!いつものなっちゃん!
望月棗:ふぁるすはーつの構成員で在る事、望月棗探偵事務所を開き、不甲斐ないせるめんばーに代わり資金繰りをして居る事は事実。
望月棗:格好は和服にブーツです!あと大事なので強調すると、美少女です。
GM:美少女最高!
望月棗:あの伝説の時田涼様の衣鉢を継ぐ者ですから当然ではありますが。
望月棗:性能的には、戦闘力はありません。
望月棗:ちょっと《フルディフェンス》からの《束縛の領域》を、回復しながら3回撃つだけかなー。
GM:( 'д')こわいぜ
望月棗:状況によっては回復は人にも使います!あと、EAコンバートにあたって
望月棗:エンブレムをとりました。
望月棗:以上、よろしくおねがいします。
GM:えっ、このエンブレム一体……
GM:あわわ……ケイソー
GM:つ、次はPC2の彪さんです
彪 文也キャラシート (PC2:猫口)
彪 文也:彪文也!29歳傭兵です!
GM:読みはヒョウさんでいいんでしょうか
彪 文也:そうですね
彪 文也:実力的にも中の下のしがない傭兵である上、コピー能力者という事で同業者からはあまり好かれていない模様です。
彪 文也:せいかつがくるしい!
GM:手の内をコピーされるほど困ることはない!
彪 文也:性能的には標準よりちょっと劣る程度の白兵戦闘能力と
彪 文也:《異世界の因子》を利用したコピーが持ち味!《帰還の声》で回数を増やしたり、
彪 文也:《オーバードーズ》で奪ったエフェクトのレベルを上げることも可能!
GM:ソラリスで汎用強化しつつ、エグザイルで何でも奪うというわけですね
彪 文也:そうです!存分に敵や味方からエフェクト乞食していく所存です。
彪 文也:以上、よろしくお願いします!
GM:これは大変面白い能力者!シナリオにもぜひ活かしたいです!
GM:お次はPC3の四季見おじさま!きゃーおじさまー!
端柴四季見キャラシート (PC3:マァアレダ)
端柴四季見:端柴四季見。67歳の暗殺者おじいさんです。
GM:ジジイ結婚してくれ!
端柴四季見:これまで数度のセッションでエスタージ関連の依頼をこなしており、彩生さんなどと交友があったりします。
端柴四季見:とはいえ、あくまで彼はフリーランス。UGN・FH・その他。気に入った人間から依頼を受け、暗殺を含む仕事をこなします。
GM:フリーランス側面にスポットが当たるかもしれないですぜ!
端柴四季見:なんと!依頼主より目立ってもよろしいのですか!(よくない)
GM:いいんです!
GM:何しろスターアニスは伝説の傭兵……
端柴四季見:能力的にはブラックドック/ハヌマーン。右手の義手より飛び出す武器で、白兵/射撃を場合に応じて切り替えながら戦います。
端柴四季見:ちなみに高経験点帯ではヴィプロウィップを使うことが多いですが、今回はアームブレード。
端柴四季見:器用貧乏な性能ですが、なんとか格を損なわないようにうごけるといいなあ……以上です。
GM:世知辛さ!頑張って欲しいです!
GM:それではセッションを開始します。

■Opening/01

GM:シーンプレイヤーは望月さん。登場をお願いします。
望月棗:望月棗の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:0->3)
望月棗:まちがえた
望月棗:33+3で36ですね。

某県 山林内

GM:――山の一角、円形のその区画だけが平らに切り開かれ、草木の一本すら生えない。
GM:だが、望月棗の遺産調査セル“ダブルディール”は、既にこの地の真実を掴んでいる。
GM:この土地の所有者こそ“結社”の魔術師“グリーンリオン”であり……
GM:……円形の荒地の中央、潰れかけたように半分地に沈む祠の内部に、遺産“名居の目”が存在することを。
眉川比恋:「……はぁ、はぁ、ああ、クソ……!」ビシャ!
眉川比恋:血液で構築された鎧から、新たな鮮血が滴る。
西方:[使い魔……というには相当に高度な相手だったね。あちらの表現で言うところの魔獣か]
西方:[相手の守りも本気だったらしい]
GM:眉川の足元には、ズタズタに切り伏せられた巨獣の死骸が倒れる。
望月棗:「ふむ。矢張、我々では不足でしょうか」眉川くんをちらりと見やる。
GM:西方は遠隔で指示を下し、サポートを行う望月棗は未だ無傷だ。
眉川比恋:「……いや、こ、これで終わりっすね」
眉川比恋:「というか、そうであってほしい……!絶対に!」
西方:[どちらにせよ、相手が気付いて、増援が現れないうちに祠に近づく必要があるだろう]
西方:[……近づけそうなら、の話だが。望月くん、手筈はどうかな]
望月棗:「然うですね、小父様」
GM:もちろん、眉川くんが稼いだ時間の中で解析は終わっているとして構いません。
GM:障害物のない、円形の空き地の中央にたどり着くだけ。一般人の目からはそう見える状況だろう。
望月棗:「小父様の見立て通り」
西方:[やはり君を同行させて良かったといったところか……]
西方:[私の場合、解析はできても、解除ができないからね]
西方:[どうにか、辿り着けるようにしてほしい]
望月棗:「無問題でしょう。望月棗めは、未だ手負っては居ませぬし」
眉川比恋:「それはその分俺がやられてるからですよね!?」
望月棗:「未だ」眉川くんの眼を覗き込む。「だぶるでぃーるは万全かと」
望月棗:「小父様の御期待に添えます様。我々は全力を尽くします」
GM:〈知識:鑑定〉もしくは〈情報:魔術〉で難易度9で突破可能としましょう。
望月棗:取っててよかった鑑定
望月棗:と思ったけど社会のほうがいいですねこれ。情報:魔術で。
望月棗:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[3,4,8,10,10]+8[5,8] → 18 → 成功

GM:――侵入した者を一時的に空間の狭間に『飛ばす』、防性結界。
GM:トラップに囚われた場合、本人が気づかぬ時間経過のうちに、多数の増援が現れているという仕掛けだ。
GM:それ自体が攻撃を行う結界ではない。先の魔獣といい、それだけ自身の『手駒』に自信があるのだろうか。
GM:無機的な使い魔が視覚的に捉えて発動する。欺瞞は不可能ではない……
眉川比恋:「……わ、分かりました?」
眉川比恋:バラバラになっても動く地面の触手に、刀を突き立てている。
望月棗:その場を左右に歩きながら、指を唇に当てて目を閉じる。
望月棗:「此処で二刻。一刻を使って……」
望月棗:「其の侭、真直に歩んで下されば」目を開ける。
眉川比恋:「え!?い、いいんっすね!?それで!」
眉川比恋:「いやいや、さすがに騙さないっすよね……」
眉川比恋:「命に関わる仕事で……!」
眉川比恋:信じてまっすぐ向かう!
望月棗:まっすぐに突き進んだ眉川比恋が、空間に飲まれる
望月棗:ように見えた時には、到達している。
眉川比恋:「おおっ、っと、おお……!?」
眉川比恋:「……こ、これで」
望月棗:ふう、と微かに息を漏らす。
眉川比恋:「終わりっすかね。今、何したんですか……?」
望月棗:「何も?」
眉川比恋:「えっ」
望月棗:「急ぎませんと。疾くせねば、次は何が出るのやら」
眉川比恋:「いや、俺は本当もう限界……」
GM:ババババババババババババ!!!
GM:上空からのローター音が山林を揺らす!
GM:空き地に影が落ちる。所属不明の輸送ヘリが真上に存在している!
望月棗:髪を掻き上げ、上を見上げる。「或れは」
???:《ハハハハハハ!いい手筈じゃないか!ファルスハーツ!》
???:《“名居の目”、先を越されてしまったなぁ。さすがは専門家……ってとこかい?》
眉川比恋:「ちょ、これ……」
眉川比恋:「まずいじゃないっすか!!明らかに!展開的に!!」
望月棗:「……はて。何方様でしょう?」
眉川比恋:恐怖しながらも、全身から流血して装甲の再形成を試みている。
西方:[結社……どうも違う雰囲気だ]
望月棗:「ゆーじーえぬとも異なりましょう。動けますか?」
眉川比恋:「……やるしか、ないんでしょう……!」
望月棗:「動く際には合図を。其処から離れる際に、どう為るかを保障致しかねます」
西方:[“グリーンリオン”でないとすれば想定外の事態だ。すぐにも離れた方が――]
GM:――バサ!!
???:《……じゃ、お近づきの印として》
???:《少しゲームをしてみないか?》
???:《その2人に勝てるかどうか?》
望月棗:「げーむ?」小首を傾げる。
GM:彪さんと端柴さん、登場をお願いします。
彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:29->34)
端柴四季見:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 7[7]+36 → 43

彪 文也:輸送ヘリから一人の男が飛び降りてくる。
彪 文也:懐から長い糸を取り出し、空中で織る。即席のパラシュートの出来上がりだ。
GM:上空からならば、結界は発動しない。
GM:それがこの魔術の穴だ。もっとも、ヘリまで運用しての規模の襲撃は想定していなかったのだろう。
眉川比恋:「や……やるか!この野郎!」腰の刀に手を置く!
彪 文也:タ ン ッ ! 着地!
眉川比恋:高速で踏み込み、斬撃を浴びせる!
彪 文也:と同時に糸を分解!再構成!今度は刀だ!
彪 文也:糸で出来た刀で斬撃を受ける!
GM:――ガ ン!
眉川比恋:「クッソ……血が、足りないって!」
眉川比恋:「言ってんのに!」
眉川比恋:自身へのダメージフィードバックで倒れ込みながらの一閃!
眉川比恋:酔拳めいた奇怪な太刀筋だ。
彪 文也:こちらも追撃の一閃!
彪 文也:酔拳めいた奇怪な太刀筋。
GM:パァン!!
眉川比恋:「えっ、クソ……!?なんだ、これ!」
眉川比恋:(俺の技が読まれてる!いや、むしろ……)
眉川比恋:ギュル!
眉川比恋:片足を軸に回転し、背中を向けて叩きつけるような追撃を浴びせる。
彪 文也:「うーん、ちょぉっと辛い相手かな。」ギュル!全く同じように体を捻る!
彪 文也:「これじゃあ千日手だ、な!」
GM:バギ!  ――チン!――
眉川比恋:「……!」納刀。しかし有効打を与えられていない。互いに。
彪 文也:「居合道か、鞘も作っておいてよかった。」糸で出来た鞘に納刀!
???:《あーあ。その程度?興ざめしちゃうな》
???:《ヒントはあげてるのにね》
???:《“2人”って》
端柴四季見:「ふふ……ゲームセットですね」
望月棗:眉川比恋は気づく。
望月棗:普段ならば僅かに相手の挙動を逸らす、幻術支援。それが行われていない。
眉川比恋:「マ、マジ、か……!」狼狽!望月の方に視線を向ける!大きな隙だ。
端柴四季見:長身痩躯の老人が、望月棗の喉元に……右の機械腕より伸びるブレードを押し当てている。
望月棗:手を組んで下ろしたまま、ブレードの先の老人の姿を見やる。
彪 文也:「その隙まで盗むほど食わず嫌いじゃないんだ。」キ ン ッ !
眉川比恋:「……かッ……!」
眉川比恋:真っ二つになる。ブラム=ストーカーの能力で肉体を接合しつつも……限界だ!倒れる。
彪 文也:居合!の後、わずかに吐血。
彪 文也:「血を使うのかよ、コレ!ゲホッ!」
???:《制圧完了。そいつが“名居の目”を持ってるんじゃないかな。“トゥウィステッド・リップ”》
彪 文也:「ん、あ、あーはいはい。」
端柴四季見:サングラス越し、老人の表情を伺うことは出来ない。ただ、ピタリと喉元で停止する刃は少しでも動けば容赦なく首を切り落とすだろう。
望月棗:「げーむは終わりと愚考しますが」
望月棗:「残機は寄越して呉れるのでしょうか」老人に問いかけるように溢す。
西方:[……君達の正体は詮索しない。これは私達の負けだ]
???:《……フ!つまんない事を言うなよ、“スペクトハンター”》
???:《そーいう諦めの良さで、随分損して来たんじゃないのかな?チャンスが残ってるかどうかは君ら次第さ》
???:《つまり……この“名居の目”、ファルスハーツに譲ってもいい》
望月棗:「此方が目的では無いと?」
GM:彪も端柴も、『殺し』の指示は受けていない。依頼人の正体は不明だが、そういう条件だった。
???:《もちろん、こっちはこっちで解析はするよ?でもFHに遺恨を作るなんて、バカのやることさ》
???:《お互い恙無く任務を完了できる。手を組もうじゃないか。“クノッソス”》
端柴四季見:「……ふふ。残機の有無は、ゲームマスターのご機嫌次第、でしょうか」
GM:上空の輸送ヘリに、声の主の本人が搭乗しているわけではないだろう。
GM:遠くだ。どこか見知らぬ場所から、ゲームを観察し、声だけでやり取りを行っている。
彪 文也:「…え、え?…つまり、昨日の敵は今日の味方ってわけか?」
???:《そうさ。珍しい話じゃないだろ?》
端柴四季見:「殺せ、と指示が無い時点で、何か考えがあるとは思っておりましたよ。成程、此度の依頼主は中々面白い方のようだ」
彪 文也:「ま、まぁ…。」(味方になるなら先に言えよ…思いっきり斬っちまったよ。)
望月棗:「……ふむ」顎に手を当てようとして、挙げかけた手を戻す。「失敬」
端柴四季見:「いえ、こちらこそ失礼」刃をしまいます。
???:《イエスか、ノーか》
???:《ノーなら、君達は遺産を持ち帰れず、僕らの立場が多少まずくなるかな。互いに損ではある》
望月棗:「……小父様」自分で決断する局面ではない。
端柴四季見:既に殺気はない。泰然と構えるのみ。
西方:[……君の背後にいる傭兵は]FH製の通信機は、映像受信機能も持つ。
西方:[“スターアニス”という。つまりこの私でも知るほどの、伝説のオーヴァード傭兵だ]
望月棗:「“すたーあにす”。此の方が」
西方:[――つまり、ただの酔狂でこんな取引を持ちかけているわけではないということが、一つ分かる]
西方:[背後に相応の力があり、人脈を持つ組織……]
西方:[FHの戦力で追い落とせる“立場”の相手はないとも考えられる]
端柴四季見:「ふふ、買いかぶり過ぎですよ」
GM:状況次第では、任務失敗に対するFHからの追求を受け入れた上で
GM:FHの部隊に正体不明の“彼ら”を始末させることもできる。西方はそういった選択肢も持っている。
西方:[……受けてみよう。私達の他に“魔術”を狙う相手が何者であるのか]
西方:[少しは興味がある]
望月棗:「小父様が然う仰るのであれば、我々は――」
望月棗:「否。此の望月棗めは、其れに付き従いましょう」
???:《ハハハハハ!いいね黒幕!最高だなッ!》
???:《……ッてわけで、君達の仕事は、その“名居の目”を狙ってくる勢力の撃退だ》
端柴四季見:「落とし所としては上々。ええ、正直斬るのは気が進みませんでしたし、有難い限りです」
???:《もちろん“トゥウィステッド・リップ”と“スターアニス”には追加報酬が出る》
端柴四季見:「ええ、お受けしましょう」
彪 文也:「追加報酬が出るなら文句は言えねえなあ。」
彪 文也:不満そうな顔が一転、上機嫌になる
GM:上空から、紙細工のような薄いドローンが降下してくる。
GM:折り紙めいて変形し、小さなアームが生える。
???:《まずは“トゥウィステッド・リップ”。“名居の目”を渡してくれ》
???:《最初の成功報酬を振り込むよ》
GM:“名居の目”は、経年劣化し汚れた、琥珀の塊のような小さな宝石だ。
彪 文也:眉川くんの懐を漁り、小さな宝石を手に入れた
彪 文也:「おう、はいはいっと。これか…。」
望月棗:首を伸ばして、それを覗き込もうと試みる。
GM:――z__キュン!
GM:望月が覗きこむ間もなく、ドローンは輸送ヘリに飛び戻っていった。
望月棗:「……おや」
???:《……ハハハハハ!まだおあずけさ》
???:《……で、君らの敵の心当たりだけど》
???:《その土地と“名居の目”は“グリーンリオン”って魔術師の所有物さ》
???:《そいつが追ってくる。僕にとってもFHにとっても、叩き潰しておいた方が後腐れがないだろ?》
望月棗:「其れは然り」
端柴四季見:「成程。取り戻しに来る本来の持ち主を返り討ちにしろ、と」
???:《言い方は悪いけど、そうなっちゃうね》
彪 文也:「…ま、金さえ積まれればやるさ。」
端柴四季見:「この結界が“グリーンリオン”の手によるものならば、相手の腹の中で戦うも同じでしょう」
西方:[……魔術師の陣地内で戦うほど愚かなことはないからね]
彪 文也:「じゃあ、外に出なくちゃってことか?」
端柴四季見:「ええ。 ……それも一筋縄ではいかないでしょうが」
西方:[逃げながら戦う。それで構わないかな、依頼人]
???:《……君らに任せるよ》
???:《戦いの判断なら、専門家に任せるほうが余程いい。僕みたいな素人よりもね》
GM:ババババババババ!!
GM:ヘリは再び浮揚を始め、去りつつある。
彪 文也:「あ、行っちまった。どうせ逃げるんなら引き上げてくれりゃよかったのにな。」
西方:[返り討ち、がそちらの任務だとすると]
端柴四季見:「……遺産を回収したヘリで呉越同舟は、依頼主としてはリスキーだったのでしょう」
西方:[“名居の目”と一緒にはしておけないのだろうな]
彪 文也:「そっか。」ぽん、とてのひらに拳を落とす
望月棗:「さて。此れも何かの縁。私はふぁるすはーつ、だぶるでぃーる」
望月棗:「望月探偵事務所、望月棗と申します。御気軽になっちゃん、と御呼び下さい」
望月棗:「以後、御見知り置きを」着物を摘んで一礼する。
眉川比恋:「ハァ……ハァ……ガハッ!」息を吹き返してきている。ダメージは多大だが、復活が早い。
眉川比恋:「……本当、ファルスハーツなんですけどね……!」
眉川比恋:「こんな風にいいように手玉に取られるの、俺らが弱小セルだからっすよ絶対……!」
望月棗:「弱小と思われぬ為には、唯一の戦闘要員の価値が上がることが先決でしょう」
望月棗:「期待して処ります故」
彪 文也:「お気の毒様だな。俺は彪文也。コードネームは”トゥウィステッド・リップ”。」
端柴四季見:「成程、ダブルディールセル。遠隔でのサポート、後方支援、戦闘担当。少数ながらバランスの取れた組み合わせ、でしょうか」
端柴四季見:「……私は端柴四季見。“スターアニス”の名で通っております。以後お見知りおきを」
眉川比恋:「ちくしょう……!俺は、ケホッ、眉川」
眉川比恋:「“スターアニス”、名前だけは聞いてますよ……光栄っすよね、ホント!」
端柴四季見:「ふふ、少々過ぎた名声ですよ……とはいえ若者に持ち上げられるのは悪い気はしないですね」
西方:[“スペクトハンター”。まずはその場を離脱するとしよう]
端柴四季見:「肩を貸しましょう、眉川様。ここは少々開け過ぎている。移動するならば速く行った方がいい」
眉川比恋:「……すいませんね。毎度役立たずの戦闘要員で」
GM:4人は“グリーンリオン”の探知には既に引っかかっています。
GM:次に彼の起こす行動は、兵力を集めること。
GM:交戦は避け得ないでしょうが、少なくともそれよりも早く、この敵地から脱出する必要があります。
彪 文也:「そうだなぁ。なんかヤバそうな雰囲気もするし。」
望月棗:「ええ。参りましょうか」
GM:失敗した場合は、結界内、かなり不利な状況での戦闘開始となるでしょう。
GM:つまりFS判定をやっていただくことになります!次のシーンから!
望月棗:そういうこととは!
端柴四季見:はーい!
彪 文也:なんと!
GM:ということで会話を交わしたらシーン終了になります。
彪 文也:眉川くんの空いている方の肩を持つ
眉川比恋:「ウッ、すいません」
眉川比恋:「彪さん、まさか良い奴なんですか?ハハ」
彪 文也:「ヘ、いいやつだったらこんな仕事してねえよ。」
彪 文也:「早めに復帰してくれよ。人手は多いに越したことはなさそうだし。」
眉川比恋:「……努力しますよ……ゲハッ」
西方:[……ひとつ、いいだろうか]
西方:[今回の依頼、君達は依頼主についてどこまで知っている?]
端柴四季見:「……正直申しまして、何も。」
彪 文也:「ぜーんぜん?すっげー怪しいけど、金払いがよかったからつい受けちまった。」
端柴四季見:「私も古い馴染みのつてで依頼を受けまして。依頼主の顔も素性も知りません」
西方:[“スターアニス”……活動を再開したとはいえ、誰もが簡単に接触できる名でもないでしょう]
西方:[……今、考えるべきことでもないが。いずれ、か]

GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能です。
端柴四季見:どうしようかなー
望月棗:こちらは未だ取らない。
端柴四季見:まだ腹の探りあい段階なので、取らないで置こうかな
彪 文也:こちらは軽率にとっていきます。所詮三流傭兵!
GM:三流ヤロー!
彪 文也:-同行者/眉川比恋/○感服/罪悪感/ロイス
彪 文也:以上です!

■Middle/01

GM:次のシーン。いきなりFS判定からですので、全員登場です。
望月棗:望月棗の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:36->42)
端柴四季見:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 3[3]+43 → 46

彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:34->37)
■FS判定
『結界を脱出せよ』
終了条件:6ラウンド経過
判定:〈知覚〉
完了値:10
難易度:8
最大達成値:30
支援判定:〈情報:〉
経験点:2点
GM:3人にはこのFS判定に挑戦していただくことになりますが
GM:瀕死とはいえ眉川くんとサポートの西方先生がついていますので
GM:この2人のアシストカードを使用することができます。
望月棗:アシストカード!リプレイでよくあるやつ!
GM:【眉川比恋】一度だけ任意のエンゲージに攻撃を行ってもらうことができる
GM:【西方】一度だけ任意の〈情報:〉〈知識:〉に達成値20で判定を行える
望月棗:ヒューマンズリレーションというわけね
GM:アシストカードルールはとあるサプリでもサポートされているという噂ウィ・・・?
端柴四季見:つよい

GM:……まだ、レネゲイドによる異常な干渉は感じられない。
GM:敵地とはいえ、“名居の目”の祠を離れれば、ただの入り組んだ山林にすぎない。
GM:もっとも、こうした天然の要害だからこそ“グリーンリオン”も遺産を隠したのだろう。
GM:まだ、尋常のスキルで突破できる地形だ。

■第1ラウンド

GM:ハプニングチャートはありません。手番は行動値12のシキミおじさまから。
端柴四季見:知覚かぁ
望月棗:支援します。ダイス1個でFS判定したくない。
端柴四季見:了解です。
望月棗:情報:FHで支援判定。
望月棗:5dx+1>=8
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 8[5,6,6,7,8]+1 → 9 → 成功

GM:さすが。
GM:シキミおじさまは、達成値に+3されます。
端柴四季見:やったぜ。
彪 文也:私も支援に回ろうかな…
端柴四季見:おっと
GM:2人で支援とは!こうした形で集中突破するのもまた良しです
端柴四季見:責任重大だ……w
彪 文也:情報:噂話、コネ:噂好きの友人も使用します
彪 文也:6dx+2>=8 噂話
DoubleCross : (6R10+2[10]>=8) → 9[2,3,5,7,7,9]+2 → 11 → 成功

GM:成功です。これでおじさまの達成値は+6。
端柴四季見:改めて、《援護の風》。ダイス+2
端柴四季見:6dx10+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 8[1,2,2,7,7,8]+6 → 14

端柴四季見:微妙だぁ……w
GM:進行値2/10
GM:イベントはありません。3人の力でそこそこの達成値!
眉川比恋:「……望月さん、来る時に見てたじゃないですか」
眉川比恋:「ここら辺の地形、教えてあげたほうがいいんじゃ……」
望月棗:「然うですね」
彪 文也:「なんだぁ?真っ直ぐ抜けちまえばいいんじゃねえか?」
望月棗:「此方です」裾を翻しながら、大岩に登る。
望月棗:「正面は崖。其処の横道が、起伏が少なく抜けやすい筈かと」
端柴四季見:「ふむ。最短距離を踏破するのも一つの方法ではありますが……こちらに怪我人がいる以上得策ではないですね」
眉川比恋:「すいませんね、怪我人で……!」いじけ気味
彪 文也:「あ、なるほど。」眉川くんを一瞥する
端柴四季見:「ふふ、時が来れば手伝って頂きます、期待していますよ……その時のため、今は身を隠しつつ体力消費の少ない道を選びましょう」
彪 文也:「先輩方のご意見におとなしく従っときましょうか、ね!」眉川くんを抱え横道へ急ぐ
GM:望月棗の示すルートを進む。先頭で知覚役を担うのは端柴だ。
端柴四季見:「……罠の気配は感じません。先に進みましょう」
眉川比恋:「良かった……。まあ、こんな広い山の隅々までトラップ張ってられないっすよね……」
端柴四季見:「“名居の目”の周辺の守りは厳重でしたから……油断は出来ないにしても、あそこまでの密度の罠はこの辺りには無いでしょう」
眉川比恋:「ヘリってのは、上手いこと考えましたね……」
眉川比恋:「多分、バロールの“ゲート”とかじゃ通さない仕組みだったんだろうな……物理的な手段だったから通ったんだ」
望月棗:ふわりと岩から降り立ち、3人に続く。

■第2ラウンド

GM:再び行動値12のシキミおじさまから。支援判定がある方もどうぞ。
望月棗:再び支援しましょう。FHで判定。
彪 文也:再び支援に回ります
望月棗:5dx+1>=8
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 9[2,2,3,8,9]+1 → 10 → 成功

彪 文也:先ほどと同じ噂話
彪 文也:6dx+2>=8
DoubleCross : (6R10+2[10]>=8) → 9[1,2,2,3,4,9]+2 → 11 → 成功

端柴四季見:では、二人分の支援を受けて再び知覚で。
端柴四季見:《援護の風》。
端柴四季見:侵食値は+2で50に。いきます。
端柴四季見:6dx10+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 9[1,1,5,5,7,9]+6 → 15

端柴四季見:微妙……w
GM:しかし進行値は+2です!さすが!
GM:4/10 イベントが発生します。

GM:オーヴァードとして荒事を潜ってきた者ならば分かる感覚がある。
GM:ここから先は空気が違う。ワーディングに近い。
GM:……それが、峰の向こうにまで、果てしなく続いている。柵のように、山を囲んでいる。
眉川比恋:「……来た時には」汗を流す。
眉川比恋:「なかったっすよ、こんなの」
望月棗:「……ふむ」
彪 文也:「…うわ、やな感じがする。」
進行値3
判定:〈知識:魔術〉
支援判定:〈知覚〉
難易度:11
眉川比恋:「……つまり、土地全部に警戒網なんて敷けないから」
眉川比恋:「囲んじまおうってことなんでしょ……これ」
端柴四季見:「……ははぁ、一本取られましたねぇ、これは」
彪 文也:「これ、そのまま抜けちゃダメな奴だよな?」
GM:仕組みが分かれば誤魔化すことはできるかもしれない。また、感知網の穴を見つけられる可能性もある。
GM:“グリーンリオン”のオーヴァードとしての力量は不明な点が多い。どの程度致命的な罠かは分からない。
望月棗:「ですが、此の出力で、何も通さぬ細やかさを維持するのは困難でしょう」
端柴四季見:「えぇ。規模が大きくなれば、綻びも大きくなるのが常」
望月棗:「間隙を見つけられれば、或はと云う処でしょうか」
眉川比恋:「……経験則っすね。試してみますか」

■第3ラウンド

GM:タイムリミットは6ラウンド目終了まで。再び行動値12のシキミおじさまからです。
端柴四季見:知識:魔術はない!
端柴四季見:待機かなぁ。最悪援護で4dは振れるけど
GM:では次はなっちゃん。どうしますか?
望月棗:知識:鑑定で代用は聞きますかねこれ?
GM:ううーん、どうしようw
GM:でもさっき似たような判定を鑑定で出しましたからね。
GM:代用できるとしましょう。
彪 文也:どっちもないので支援しときます
彪 文也:知覚で支援判定
彪 文也:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

彪 文也:ウグググ
端柴四季見:難易度11は補正なしD4だと突破厳しそうだ。こちらも支援に回ります。
端柴四季見:6dx10>=8
DoubleCross : (6R10[10]>=8) → 5[1,1,2,3,4,5] → 5 → 失敗

端柴四季見:駄目だw
彪 文也:これは…w
GM:脅威!
端柴四季見:「参考までに。彪様は魔術の心得などは?」
彪 文也:「いんや、全く。」
端柴四季見:「……お恥ずかしながら、私もです」
眉川比恋:「望月さん!」
眉川比恋:「なんとかしてくださいよ~ッ」
彪 文也:「ハリーポッターなら2巻まで読んだんだけどな。」
望月棗:「……中々に興味深い」
望月棗:とりあえず此のラウンドは挑戦してみます。知識:鑑定で代用。
望月棗:2dx+2>=11
DoubleCross : (2R10+2[10]>=11) → 10[3,10]+10[10]+10[10]+4[4]+2 → 36 → 成功

彪 文也:!?
望月棗:……
端柴四季見:!?!?
彪 文也:なんですかこれ
GM:ヒ、ヒエッ……
GM:ま、魔性……
GM:最大達成値は30なので、30として扱います……
GM:進行値 8/10
端柴四季見:一気に楽になったーw
GM:望月棗には理解できる。このワーディングは……恐らく“グリーンリオン”、本体の発するものだ。
GM:もちろん、一個人のワーディングをこれだけ広域に展開することは、通常はできない。
GM:だが、地中に埋め込んだ何らかの触媒に伝導させ、電気を通すように結界を構成しているのだ。
GM:種は地中。望月の解析がなければ盲点だっただろうが、破壊は可能だろう。
望月棗:枝を手に取り、カリカリと地面に紋様やら文字を書き始める。
眉川比恋:「なんすか、それ……?」
望月棗:最後に自分の周りに円を描く。
望月棗:「此処です。御掘り下さい。わん」
眉川比恋:「たまに訳分かんないことやるんですよ、この人」
眉川比恋:「いつもかな……」他2人に言う。
望月棗:「わん、と申して居るのですが」
彪 文也:「お、おう。」とりあえずその箇所を掘って見る
端柴四季見:「……地中になにかある、ということでしょうか?」
GM:カキン!
GM:合金めいたインゴットに突き当たる。
彪 文也:「ん、お?……何かあったぞ。」
GM:地中に等間隔で設置されているようだ。かなり比重が重い。
望月棗:「さぶすてゑしよん、の様な物と御考え頂ければ」
彪 文也:「すげえ!どんどん見つかる。なっちゃん、魔法使えたのかよ。」《アドレナリン》筋力でがっさがっさ掘っていく
彪 文也:「魔法少女だな」
眉川比恋:「ま、魔法少女……望月さん」
望月棗:「否、此方は魔法ではなく」
望月棗:「覚書です。小父様の机の、此の書類の横に在った物を思い出そうとして居りました」
眉川比恋:「えっ、それでどうして分かったんでか」
望月棗:「機械工学の分野に近いですが。最適な回路構造設計を鑑みれば、此の辺りが最尤かと」
GM:望月棗の探偵能力は一瞬にして結界の仕組みを看破した!
GM:彪達が今掘り起こした部分からは、ワーディングの気配が失せている。
彪 文也:「魔法少女じゃなくて理系少女だったわけか。どっちにしろ、これで進めそうだな。」
眉川比恋:「ケホッ……無事に済めばいいんすけどね」
端柴四季見:「成程……理屈は分かりましたが、よく見抜いたものです」
端柴四季見:キョロキョロして。「一帯からワーディングの反応が消えています。これならば察知されることなく抜けることが可能でしょう」
望月棗:「此れで済めば佳い事です」
GM:一行は包囲を脱する。判定が変更になります。
GM:ちなみに、今の〈知識:〉判定は
GM:失敗するごとに、ラウンド終了時に雑魚が2体ずつ出現する予定でした。
望月棗:そうとは
端柴四季見:ひいっ
GM:でも雑魚の役割がなくなったわけではないぞ!次の判定を見よ!
彪 文也:そうだったとは…
進行値7
判定:〈白兵〉
支援判定:〈射撃〉
GM:難易度は同じく11です。

■第4ラウンド

猟騎兵:「ヂャリ!」
猟騎兵:「キシッ、キュリリリリ……」
猟騎兵:「カチン!」
GM:黄金色に輝く、細い骨格めいた金属細工が森の中を巡回している。
GM:細長い四肢は人間めいて二足歩行することもあるが、不規則に四足歩行の姿勢を取る。
GM:先のトラップに引っかかれば、この使い魔が一斉に群がってきたはずだ。
GM:もちろん、今も防御の薄い一点を見つけ出して突破しなければならない。
彪 文也:「あいつら、避けれる道なさそうだよなあ。じゃあ俺の出番か。」
望月棗:「嗚呼。中々に愛らしい使い魔」
望月棗:「一つ持ち帰りたい物です」
彪 文也:ヒュパッ!糸を抜き放ち、刀の形に成型する。
端柴四季見:「愛らしい、ですか」 「……ふむ、そういう意見もあるのですか」
望月棗:「どうでしょう。使い魔は禁止されて居ない建物に御住まいと記憶して居ましたが」眉川くんに問いかける。
眉川比恋:「こういう時大抵嫌がらせなんでこの人……!」嫌そうな顔
猟騎兵:「カキュッ、キシッ」
猟騎兵:金属的な軋みを立て、その他は音もなく4人の方に進路を変える。
猟騎兵 猟騎兵 猟騎兵


    10m

 望月 端柴 彪
望月棗:「ほら、あの啼き声。素晴らしいでは無いですか」
端柴四季見:「あれの世話をするのは少々骨が折れそうですね……心中お察しします、眉川様」
彪 文也:「…なっちゃんのセンスはちょっと分らねえな。」
GM:一応これまでもセットアップはありましたが、エネミーが出てきたので念のため。
GM:セットアップ行動はありますか?
望月棗:ないです!
端柴四季見:ないです!
彪 文也:一応《活性の霧》、攻撃力+15
GM:強い!
GM:あこがれちゃうなー
彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+3した(侵蝕率:37->40)
望月棗:これ、FS判定終わったら、戦闘も終わりますかね
彪 文也:dojjidaisuha
端柴四季見:な、何だって……まさかこれが噂のHRエフェクト……!
彪 文也:ドッジダイスは-2!
GM:いえ、FS判定が終わっても
GM:少なくともこいつらとの戦闘はやってもらいます
GM:その代わり、別にこの白兵判定では
GM:エネミーが増えたりはしないので、いくら時間をかけても(6ラウンド目までは)大丈夫ですね。
GM:では行動値12のシキミおじさまから。
端柴四季見:まず、イニシアチブでインプラントミサイルを装備。
端柴四季見:「とはいえ、どうやら敵対の意志がある様子。望月様、申し訳ありませんが少々手荒にいかせていただきます」
猟騎兵:「キシュッ」
猟騎兵:乾いた金属音とともに、3体の猟騎兵が跳びかかっている。
眉川比恋:「マジ、か!!」キン!
彪 文也:「任せろ!オラァ!」ギン!ブチィッ!
眉川比恋:辛うじて刀で凌いでいる。攻性に出られるほどの元気はない。
望月棗:「仕方在りません。躾を御願い致します」
猟騎兵:「シャーッ……」振り切った五指が長く伸ばされている。爪めいた刃が展開しているのだ。
彪 文也:「やべ、千切れた!タンマ!ちょっとタンマ!」
眉川比恋:「えっ、それ千切れるもんなんですか!?」
彪 文也:「お前の剣が鋭すぎたんだよ!加減しろよ!」千切れた糸をより集めるが…無意味!
端柴四季見:マイナー、移動。5m後方へ。エンゲージ切り。
猟騎兵:「カヒュウ」さらに3体目が襲撃!
眉川比恋:「た、助けて~~!」
彪 文也:「ギャーッ!!」
GM:……その時!
端柴四季見:「彪様、眉川様、伏せて下さい」
端柴四季見:オート!《援護の風》
眉川比恋:「!」ザシュ!ドウッ!
眉川比恋:爪をわざと受ける形で、きりもみめいて地面に倒れる。
眉川比恋:うまい倒れ方だけは誰よりも得意だ。
望月棗:頭を押さえて咄嗟に丸まり伏せる。
彪 文也:「!」とっさに伏せる!
端柴四季見:義手の小指の先を捻って取り外す。そして敵に向かって投擲。
端柴四季見:メジャー、《コンセントレイト:ブラックドック》《アームズリンク》《ミカヅチ》
端柴四季見:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,1,1,1,5,5,5,8,10]+10[5,7]+10[10]+5[5] → 35

猟騎兵:8dx+3 回避1
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 10[2,2,3,6,9,9,10,10]+9[3,9]+3 → 22

猟騎兵:8dx+3 回避2
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 9[1,1,3,6,6,7,8,9]+3 → 12

猟騎兵:8dx+3 回避3
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 10[1,3,4,6,7,9,9,10]+6[6]+3 → 19

猟騎兵:全員よく回ったが、残念だ!
端柴四季見:ダメージ出します
端柴四季見:7d10+12
DoubleCross : (7D10+12) → 40[10,1,2,6,3,10,8]+12 → 52

猟騎兵:うそーん
猟騎兵:全員消し飛びます!一撃!
彪 文也:おじ様…素敵…!
猟騎兵:こんなにかわいい猟騎兵を!
端柴四季見:KABOOOM!! 炸裂!
猟騎兵:「シャッ」「ギチッ……」自動操縦の使い魔は、状況からの反応が一手遅れる!
猟騎兵:バギャ! ゴキン!!
GM:使い魔の金属骨格が周囲の木々に突き立った。バラバラに吹き飛んだのだ。
眉川比恋:「ヤ、ヤベェ~~……!」
端柴四季見:「密集していてくれたお陰で助かりました。ありがとうございます、彪様」
彪 文也:「……すっげ。」おずおずと頭を上げる
望月棗:おずおずと頭を上げる。状況を確認する。「此れが」
望月棗:「すたーあにす様の」
眉川比恋:「伝説の“スターアニス”……やっぱすごいっすね、本物」
端柴四季見:「ただ爆弾を投げただけですよ。……それよりも先に進みましょう、今の音で異変を察知して集まられても困ります」
眉川比恋:「あの狭い爆発半径に3体入ったタイミングですよ……」
眉川比恋:「……すごいわ」
彪 文也:「味方でよかった…。よっし、行くか。」
端柴四季見:スペアの小指を捻り嵌めながら眉川くんを助け起こそう。
GM:敵が一掃されたので、行動値4の望月さんです。
望月棗:「使い魔……」
望月棗:なぜか白兵が2あるんですよね。白兵判定します。
GM:よくわかる!
GM:私のピュアソラもなぜか白兵技能持ってたりします
望月棗:1dx+2>=7
DoubleCross : (1R10+2[10]>=7) → 6[6]+2 → 8 → 成功

望月棗:何故か持っててよかった!ありがとうFHチルドレンA!
GM:難易度は11ですよ!
望月棗:そうだった
望月棗:なっちゃんしょんぼり
端柴四季見:さっき大活躍したからね、仕方ないね
GM:でも支援があれば成功でしたね。残念だぜ
GM:貧弱美少女探偵のきみはしょんぼりしていたまえ!次は彪さん
彪 文也:白兵判定!《アドレナリン》を使います。
GM:ギャー
彪 文也:白兵技能値は4あるからな…!
彪 文也:7dx+4>=11
DoubleCross : (7R10+4[10]>=11) → 10[1,3,3,4,4,5,10]+1[1]+4 → 15 → 成功

彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+3した(侵蝕率:40->43)
彪 文也:成功!
GM:では、最初の一群の撃破を戦端として
GM:残りの遭遇戦は、先行した彪さんがほぼ各個撃破で制圧することができました。
GM:敵陣を突破。山沿いの一般道に出ます。
彪 文也:「ハッ!」素手による居合!眉川くんの剣術を、拳法に応用した!
猟騎兵:「ガキッ……」
猟騎兵:「ガチガチガチ」人間めいた顎が、痙攣するように金属音を鳴らす。
猟騎兵:「……」ガクッ
彪 文也:「痛ってぇ畜生!」手をぶんぶん振る
眉川比恋:「ま、また俺の技を……最悪……」
彪 文也:「オマージュだから!元ネタをリスペクトしてるからセーフだよ!」
端柴四季見:「お見事です。成程、それも眉川様の」
端柴四季見:「……模倣と即座の実践とは、奇異な技をお使いになる」
彪 文也:「うん、半分眉川くんで半分俺の。」
彪 文也:※実際は90%くらい眉川くんの技
望月棗:「味方に回ると、なんと頼もしい御方々」
“グリーンリオン”:《キィン!……グフッ、見事よ!まさかゴーレムの仔まで足止めにしかならないなんて!》
GM:声が響く。山岳放送用のスピーカーからだ。
望月棗:「ごおれむの仔。此れが」
“グリーンリオン”:《グフ。キカイ越しの声で御免なさいねェ。私の仔は、音を通すけれど、声は持たないの》
端柴四季見:「なるほど、ゴーレムですか。となれば、何処かにemethの文字もあるのでしょうか」
眉川比恋:「……この辺の山林の所有者名義は、不動産富豪の伊春真樹……こほっ」
眉川比恋:「たぶん、偽名だと思いますけど」
望月棗:「我々は貴方様の軛を逃れました。此れよりどう為さる御積りでしょう」
“グリーンリオン”:《グフフフフフ!まだ、逃れたとは言えないのではなくて?》
彪 文也:「まだ何かあんのかよ。」
“グリーンリオン”:《一番近い町まで……それとも、駅まで、何kmあるかしら?》
“グリーンリオン”:《私の地を出ても、まだまだ……私の腕は長いわよ》
彪 文也:「お前の腕何kmもあんの?ゴム人間かよ。」
端柴四季見:「ふむ。むしろ、その程度のことでしたか」
端柴四季見:「距離など大した問題ではない。あの程度の使い魔も一山幾らの程度のものでしかありません」
“グリーンリオン”:《勿論!それに、人里に私の仔を晒すのも望むところではないわ》
“グリーンリオン”:《動きに優雅さは欠けるけれど、材料も造りも、精巧な職人が仕立てた芸術作品なの》
望月棗:「好い仕事です」
端柴四季見:「……“名居の目”は未だ我々の手にあり、既に貴方の腹の中より逃れた」
端柴四季見:「隠し玉があるのならば、早く出しなさい。出なければ手遅れになりますよ」
“グリーンリオン”:《フン!今更“名居の目”程度を惜しむような財ではないわ》
“グリーンリオン”:《けれど、グフ!私の技を破ったあなた達を無事で帰すのもつまらない――》
“グリーンリオン”:《魔術ではない手段があなた達に終わりを与えることでしょう》
“グリーンリオン”:《特に……グフ。あなた、本当に美しい娘ねェ》
望月棗:「魔術では無い手段、とは?」
“グリーンリオン”:《グッグッグッ、“名居の目”に留まらず、その答えまで私にせびるつもりかしら》
眉川比恋:「すげぇ嫌な予感しますね」ひそひそ声で彪に話しかける。
彪 文也:「すげえ嫌な予感するよね」ひそひそ
望月棗:「探偵は識る事が使命です故。魔術師も似たような存在では、と愚考しますが」
望月棗:「卑しき蒙昧なる学徒めに、施しを授けてみては如何でしょう」
“グリーンリオン”:《ああ、その美しい顔!最高よ!》
望月棗:「如何しましょう。御話が通じません」振り向いて相談する。
“グリーンリオン”:《黄金の錬成。それは無限の財の力よ……理解できるかしら?》
“グリーンリオン”:《あなた達に何を差し向けたか?》
彪 文也:「絶対なんか超厄介なことやってくると思うからさっさととんずらしない?」
眉川比恋:「これでも全力で逃げてるんですよ……これでも!」
GM:ワーディングを伝導させた地中の仕掛け。そして先ほどの猟騎兵。
GM:“グリーンリオン”の能力は“金属”に深く関わるものだと推測できる。
眉川比恋:「金……金があると、どうなります?」
眉川比恋:足を引きずりながら、独り言のように尋ねる。
望月棗:「物を買えます」
彪 文也:「うまい飯が食える。」
端柴四季見:「……不自由が減るでしょうね」
眉川比恋:「物や飯が出てくるだけなら大歓迎なんですけど……ッ」
彪 文也:「冗談は置いといて、もしかして…その金で誰か雇ったのか?」
“グリーンリオン”:《グフッ、グフフフフ!》
“グリーンリオン”:《その美しい顔が絶望に歪む様、見せて頂戴!》
GM:敵の兵力が来る。少なくとも町にまで脱走しつつ、その手がかりを探らねばならない。
端柴四季見:「ふむ。安い挑発である自覚はありましたが……なるほど、挑発に乗って出てくる類の人物ではなさそうですね」
彪 文也:「無限の財力、畜生、うらやましい。」
眉川比恋:「裏切ったりとかしませんよね、彪さん……」
彪 文也:「しねーよ!………多分。」
望月棗:「すたーあにす様。一つ、御聞かせ願えますか」
端柴四季見:「はい、どうしましたか?」
望月棗:「貴方よりも強い、“購える”戦力というのは、」
望月棗:「此世に如何程在るものでしょう?」
端柴四季見:「それはもう、無数に。私など一介の老骨に過ぎませんよ」
望月棗:「然うですか。其れは」
彪 文也:「そんなのがやってくるのかよ。想像したくねえな。」
端柴四季見:「FHにも、傭兵業を生業にしているセルなど幾つもあるでしょう。その中の上位の腕前ともなれば、私などでは。」
望月棗:「――何と面白い事でしょう。斯様でしたら、尚更識るまでは死にきれません」
眉川比恋:「勘弁してほしいっすね!マジで!」
望月棗:「ふふ」微笑む。
端柴四季見:「――故に、楽しみですね。彼の“グリーンリオン”は、どこまでの者を雇ったのか……すなわち、我々に幾らの値をつけたのか」
端柴四季見:「その見積もりが甘ければ、その相殺は命を以って払うことになるでしょう。 ……ふふ」
彪 文也:「俺は三流だしブサイクだから見逃してくれねえかなぁ……。」ため息一つつく
GM:何もなければシーン終了となります。
GM:購入とロイス取得が可能!
彪 文也:では購入します
彪 文也:ワイヤーウィップ!
彪 文也:4dx+4>=12
DoubleCross : (4R10+4[10]>=12) → 10[2,4,7,10]+3[3]+4 → 17 → 成功

彪 文也:成功!装備!
彪 文也:-伝説/端柴四季見/信頼○/恐怖/ロイス
望月棗:-伝説/端柴四季見/好奇心:○/脅威/ロイス
望月棗:強化ビジネススーツに挑戦します。
望月棗:5dx>=19
DoubleCross : (5R10[10]>=19) → 10[3,7,10,10,10]+8[5,7,8] → 18 → 失敗

望月棗:財産1点消費してゲット!
端柴四季見:では、ロイスを取っていこう
端柴四季見:-傭兵/彪 文也/尊敬:○/隔意/ロイス
端柴四季見:-FH/望月棗/興味:○/不安/ロイス
端柴四季見:購入だけやっちゃっていいですか!
端柴四季見:UGNアーマー!
GM:やりたまえ!
端柴四季見:2dx10
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[1,5] → 5

端柴四季見:だめでした!
GM:人間、愚か!
GM:ではシーン終了。ここで、持ち越したアシストカードの使用タイミングの詳細について説明しますが
GM:西方先生はメジャーアクションで使用できます。そのキャラの手番と同じタイミングになりますが
GM:手番を消費するわけではありません。西方先生の後に、続けてメジャーアクションに挑戦できます。
GM:眉川くんはイニシアチブで使用できます。宣言キャラの行動値が基準となります。

■Middle/02

GM:次のシーンです。情報収集が可能。
GM:登場希望する方はどうぞ。
GM:先ほど入手したアイテムの数々は適当に入手できそうな経路を捏造していいぞ
GM:依頼人がアイテムコンテナを置いてきてくれたことにしても良い
彪 文也:登場!
彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:43->44)
望月棗:望月棗の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:42->47)
端柴四季見:少し侵食値が嵩んでいるので1T休みます。
端柴四季見:必要そうなら途中で出ます!

某県 山林内 一般道

GM:……仮に敵が来るのならば、根回しは不可能ではない。
GM:こちらにはサポートを行う“スペクトハンター”がいる。FHセルを率いる者である以上、
GM:相手がどこであろうと働きかけが無駄になることはないのだ。
GM:“グリーンリオン”が手を伸ばし得る相手の内、
GM:先んじて依頼できるもの、到着を遅らせる事ができるものに対処を行う必要がある。
▼“グリーンリオン”のオーヴァード傭兵について 〈情報:裏社会〉難易度8
GM:前提として、まずはこの判定に誰かが成功する必要があります。
GM:敵の候補リストが明らかになる判定です。
彪 文也:ではまず私がやって見ましょうか
望月棗:おねがいします!
彪 文也:裏社会は0ですが、コネ:情報屋の効果で+2D
彪 文也:6dx 裏社会
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,3,4,4,6,10]+9[9] → 19

彪 文也:やったぜ!
望月棗:ヒューッ
西方:[……分かった。つまり、その情報屋に君の名前で頼めばいいわけだね?]
彪 文也:「ああ、頼む!これくらいしか頼れる情報屋はいない!」
西方:山を出てから西方の通信は復帰している。
西方:機械を厭う“結社”相手には過剰な用心であるかもしれないが、盗聴を警戒してのことだ。
西方:[了解した。望月くんはそちらでうまくやっているかね?]
西方:[依頼とはいえ、一度敵対した相手だ。お互い思うところもあるかもしれないが――]
西方:[――上手く協力して貰いたい。望月くんも眉川くんも、優秀なエージェントと認識している]
彪 文也:望月さんに視線を向ける
彪 文也:「あー、わかった。上手くやるよ。協力しないと死にそうだしな。」
望月棗:両手を伸ばしている。
眉川比恋:「何やってるんすかその格好」
望月棗:「人から物を受け取りたい時は、斯様な姿勢になるでしょう」
眉川比恋:「えっ、何で!?」
彪 文也:「……何だ?替わるか?」電話機をこんこんと指で叩く
望月棗:こくん、と頷く。顔を輝かせる。
彪 文也:「なっちゃんが話したいらしいから替わるぞ」と断ってから望月さんに電話機を手渡す
西方:しかし通話は既に切れていた……
望月棗:「小父様、なっちゃんめは創建に過ごして居ります。現状については先ほどお話があったとは思いますが」
望月棗:「……」
望月棗:再び彪さんに両手を伸ばす。
彪 文也:「……で、今度はなんだ?」
望月棗:「人に物を返す時も、斯様な姿勢になるのです」
彪 文也:「ああ、そう。切れてたのか。」電話機を受け取る
望月棗:「小父様とは繋がり損ねました」
彪 文也:「…ま、でも俺の知り合いの情報屋に話しつけてくれるってさ」
彪 文也:「ちょっとしたら相手のことが分かると思う。」

GM:5分ほどの移動の後。彪の携帯に再び着信がある。
彪 文也:「お、はいはい。」電話を取る
西方:[調査が終わった。“グリーンリオン”は仲介屋の中では有名な顧客候補だったらしい]
西方:[オーヴァード傭兵に限定すれば、案外早く情報は集まってきたね。今からファイルをそちらに送ろうと思う]
彪 文也:「マジかよ。俺達にとってはお得意さまってわけだ。」
GM:傭兵候補のリストを公開します。
▼“卑赫” 〈情報:魔術〉〈情報:裏社会〉難易度13
▼“キリハシ” 〈情報:裏社会〉難易度11
▼“ボタン・ボタン” 〈情報:裏社会〉難易度14
▼“フィランドラー” 〈情報:裏社会〉難易度16
▼“ライトニング・ツー” 〈情報:裏社会〉難易度8
▼“リンフォン” 〈情報:魔術〉〈情報:裏社会〉難易度12
▼“ウルトラハイアラート” 〈情報:FH〉難易度25
▼“トリスケリオン” 〈情報:FH〉難易度20
GM:判定を突破したものはクライマックスには登場しません。
GM:また、残り3人になるまでは挑戦が可能です。
GM:判定に挑戦できるシーン限界は5シーン!カラダニキヲツケテネ!
GM:このシーンでも、なっちゃんの手番が残っているので挑戦可能です。
望月棗:小父様をさっそく使って、宮古さんを排除したいです。
望月棗:なけなしの財産5をつかう!
GM:ハヤイ!
GM:アシストカードをさっそく切らされてしまった……!“ウルトラハイアラート”を雇えなくしました。
望月棗:タクシーとして先手で雇ったのかしら
望月棗:お金も払ったし……
GM:そうですねw
GM:テクタイトの中でも安売りしている傭兵なので
GM:まとまったお金さえあれば難しいことではなかったでしょう。
望月棗:通常手番は市橋君を狙おう。
望月棗:情報収集チームを使用。
望月棗:5dx+4>=11
DoubleCross : (5R10+4[10]>=11) → 10[2,4,9,9,10]+6[6]+4 → 20 → 成功

彪 文也:さすがなっちゃん!
GM:過剰な情報力
GM:どこかの町のホストに先手を打ちました。
端柴四季見:では、登場します。
GM:おじさままで
端柴四季見:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 9[9]+62 → 71

彪 文也:おじさまーッ
端柴四季見:ひぎい
端柴四季見:“卑赫” を。
端柴四季見:《援護の風》、あと情報屋。
端柴四季見:侵食値は73に。
端柴四季見:6dx10+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[2,4,6,6,6,10]+7[7]+1 → 18

端柴四季見:オッスオッスばっちし
望月棗:さすが!
GM:ぐぬぬ……このまま3シーンくらいで全部やられたらどうしよう
彪 文也:さすがおじ様!
GM:クライマックスがクソぬるくても恨まないでくださいw
望月棗:www
GM:仮にそうだとしても、みんなが頑張ったおかげだから……!
端柴四季見:それはそれでw
彪 文也:www
GM:好きな演出で根回ししても良いんですよ。せっかく判定成功してますし!

彪 文也:「う、うわ…どっかで見たことのある名前ばっか…。」リストを見てげっそり
彪 文也:「テクタイトまで混じってんじゃねーか…。」
望月棗:「“てくたいと”ですか」
彪 文也:「これ、全員襲って来たら五秒でお陀仏だぜ。」
望月棗:「中位らんかあ程でしたら、“だぶるでぃーる”の財布でもまだ雇えますが」
彪 文也:「………マジで言ってる、それ?」
望月棗:「ええ。へりこぷたあは脅威と知れましたし、此方を雇えば心強いでしょう」
端柴四季見:「ふむ。以前の仕事にて宮子様と日比野様はご一緒したことがございましたが。かなりの手錬でしたね」
眉川比恋:「レネゲイド拡散からこっち、こういう商売始めるやつ、多くなってるらしいですね」
眉川比恋:「“ウルトラハイアラート”とは組んだことありますけど……ケホッ、やりたくねぇなぁ~~」
端柴四季見:「ええ。彼らは最優先で話をつけるべきでしょうね」
望月棗:「宮子青陽様。翠神の時でしたか」
彪 文也:「…話が別次元すぎる。」三流には到底わからない次元のお話だ
端柴四季見:「では、私は……ふむ、“卑赫”、白上炬様でしたか。……聞いた名ですね」
端柴四季見:「会ったことはございませんが、恐らく話はつけられるでしょう。こちらは私にお任せを」
眉川比恋:「俺は会ったことあります。世界魔法と……あれだ、魔神の死骸の時」
望月棗:「白上?」
端柴四季見:「ええ。陰陽師の一族だとか」
彪 文也:「あ、この”キリハシ”。一回一緒に仕事したやつだ。こいつなら知ってる」
彪 文也:「相場よりも格安の傭兵だな。」
望月棗:「皆様、御顔が広い事で。頼もしい限りです」

GM:シーン終了です。調達とロイス取得が可能。
彪 文也:アームドスーツ!
望月棗:インクリボン。
彪 文也:あ、そっちのほうがよさそうですね
望月棗:5dx+2>=12
DoubleCross : (5R10+2[10]>=12) → 10[4,5,8,10,10]+7[4,7]+2 → 19 → 成功

端柴四季見:なるほどインクリボン。
GM:インクリボン!HR世界の新たな力・・・
望月棗:でもみなさん、対応のコネあります?
彪 文也:あ、
彪 文也:無かった…
端柴四季見:情報屋?
望月棗:こちらは収集チームなので問題ないんですけど
望月棗:裏社会は情報屋のはずですね
彪 文也:私が振る予定なのは情報:FHなので…
彪 文也:うーむ、アームドスーツにします
彪 文也:手配師使用
彪 文也:7dx+4>=15
DoubleCross : (7R10+4[10]>=15) → 10[1,2,4,6,7,9,10]+6[6]+4 → 20 → 成功

彪 文也:成功!装備!
GM:何この社会強者ども・・・難易度2倍にすればよかった・・・
端柴四季見:あ、購入
端柴四季見:いいや、UGNアーマーで
端柴四季見:手配師忘れないうちに使っとく!
端柴四季見:5dx10
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[2,3,3,5,8] → 8

端柴四季見:買えた!そうび!

■Middle/03

GM:次のシーン!
GM:登場希望者はどうぞ!もちろん傭兵潰し判定もできる!
望月棗:望月棗の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:47->56)
彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:44->49)
端柴四季見:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 6[6]+73 → 79

望月棗:シキミさん休んでてよかったのにw
端柴四季見:つい……w
ד卑赫” 〈情報:魔術〉〈情報:裏社会〉難易度13
דキリハシ” 〈情報:裏社会〉難易度11
▼“ボタン・ボタン” 〈情報:裏社会〉難易度14
▼“フィランドラー” 〈情報:裏社会〉難易度16
▼“ライトニング・ツー” 〈情報:裏社会〉難易度8
▼“リンフォン” 〈情報:魔術〉〈情報:裏社会〉難易度12
דウルトラハイアラート” 〈情報:FH〉難易度25
▼“トリスケリオン” 〈情報:FH〉難易度20
彪 文也:ではトリスケリオンいきます
彪 文也:社会4、技能値無し。
彪 文也:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 9[1,1,3,9] → 9 → 失敗

彪 文也:財産11消費!達成値を20にします!
GM:ゆっ許せないわ!
彪 文也:金の力…
GM:テクタイトの2人目も抑えた!“グリーンリオン”の使える傭兵が少なくなっていく……!
GM:なんと、驚くべきことに
GM:あと一人の判定をクリアすればクライマックスシーンですw
端柴四季見:では、えーとボタン・ボタンをば。
端柴四季見:今回は援護なし。情報屋だけ。
端柴四季見:4dx10+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[1,5,7,8]+1 → 9

端柴四季見:駄目でした。
望月棗:ツーちゃんを狙います!
望月棗:情報収集チーム!
GM:なんてことだ
望月棗:7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 8[1,7,7,7,8,8,8]+4 → 12

GM:これで残り3人!判定シーンは終了です。
ד卑赫” 〈情報:魔術〉〈情報:裏社会〉難易度13
דキリハシ” 〈情報:裏社会〉難易度11
▼“ボタン・ボタン” 〈情報:裏社会〉難易度14
▼“フィランドラー” 〈情報:裏社会〉難易度16
דライトニング・ツー” 〈情報:裏社会〉難易度8
▼“リンフォン” 〈情報:魔術〉〈情報:裏社会〉難易度12
דウルトラハイアラート” 〈情報:FH〉難易度25
דトリスケリオン” 〈情報:FH〉難易度20
GM:クライマックスに現れるのはこの3人となります。
端柴四季見:終わって……しまった!
彪 文也:終わった!財産と西方さんの社会暴力…
彪 文也:「………」口座の残高を見る
彪 文也:「全部吐き出せばいけるけど…その後の生活が…」
彪 文也:「………………だぁ~~!!命あっての物種だ!」
眉川比恋:(苦労してる……!)共感
端柴四季見:「……経費で落ちるんでしょうかねぇ、こういう場合は」
彪 文也:「ここでやらなきゃ死ぬもんな!畜生!くたばれ俺の金!」
彪 文也:口座の残高全てを突っ込んで、テクタイトの”トリスケリオン”を買収!
GM:傭兵は金で動く!そして“動かない”任務を買うのならば、彪の残高でもギリギリ可能だった。
彪 文也:「………」残高12円、と書かれた通帳を死んだ目で見つめている
眉川比恋:「ま、まあこれ終わったら成功報酬でしょう……!頑張りましょうよ」
彪 文也:「うん…がんばる…」
彪 文也:「そっち、どうなった?」通帳から視線を外さずに二人に訊く
望月棗:「ライトニング・ツー様。正面からぶつかれば強敵かもしれませんが」
望月棗:「そも、宮子様を雇ったのですから、其の侭充てがえば済む話しで御座いました」
眉川比恋:「じゃあそっちは災難っすね……」
彪 文也:「ヘヘ、順調じゃん……ハハ……」現実逃避!
端柴四季見:「……彪様、お気を確かに。まだ終わってはいませんよ」
彪 文也:「ハッ」
端柴四季見:「貴方の取った選択が正しかったのは間違いございません。故に、胸を張って下さいませ」
彪 文也:「お、おう。そうだな。まだ終わってないよな。」
眉川比恋:「リストだとまだ何人残ってるんですかね」
彪 文也:「……これで、残ったのは三人。」
眉川比恋:「もう一頑張りで全部潰せますかね……!」
彪 文也:「”ボタン・ボタン”、“フィランドラー”それと、”リンフォン”か。」
望月棗:「存じ上げて居る方は?」
端柴四季見:「残念ながら」
眉川比恋:「“リンフォン”は……知ってますよ。好き勝手やるヤバイ奴だ……あいつも魔法使いっす」
彪 文也:「“フィランドラー”、こいつは知ってる。風采のとにかく怪しい奴だ。」
彪 文也:「確か…支援型だ。俺は支援型の技は盗まないから覚えている。」
望月棗:「成程。まだ気は抜けなさそうでは在りますが」

GM:では、何もなければシーン終了。調達が可能です。
端柴四季見:眉川さんにロイスとろう -FH/眉川比恋/誠意/○憐憫/ロイス
彪 文也:ジェネシフトってできますか?
GM:できます!
彪 文也:4d振ります
彪 文也:49+4d10
DoubleCross : (49+4D10) → 49+20[5,5,3,7] → 69

望月棗:なっちゃんもふる!
望月棗:56+4d10
DoubleCross : (56+4D10) → 56+17[4,1,2,10] → 73

端柴四季見:四季見ちゃんは振りません。
望月棗:調達はどうしようかなー
彪 文也:調達は強化素材!
彪 文也:手配師使います
彪 文也:8dx+4>=15
DoubleCross : (8R10+4[10]>=15) → 10[3,4,5,6,6,7,7,10]+8[8]+4 → 22 → 成功

彪 文也:成功、ワイヤーウィップに使います
彪 文也:これで攻撃力7に
端柴四季見:特に買うものも無いかなぁ
望月棗:強化素材を。
望月棗:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[2,5,5,6,8,9] → 9

望月棗:むり!以上!
端柴四季見:じゃあ強化素材買います。
端柴四季見:2dx10
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[3,8] → 8

端柴四季見:駄目でした。
彪 文也:同行者/望月棗/○興味/隔意/ロイス
彪 文也:以上です

■Climax/01

GM:クライマックスシーンです!
GM:全員登場!
端柴四季見:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 1[1]+79 → 80

望月棗:望月棗の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:73->80)
彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:69->72)

某県 山林麓

GM:迫る危機の予感の中、長い道を抜け、4人は山を降りる。
GM:……だが漫然と逃げ続けていたわけではない。“グリーンリオン”が仕掛けてくるというのならば、打てる手を打ったまでだ。
GM:残る傭兵候補は3人。タイムリミットまでに、このオーヴァード達も無力化できるか……?
“グリーンリオン”:《グフッ、グフフフフフフ!》
“グリーンリオン”:《私に追い立てられて、慌てて小賢しく立ちまわったようねェ、野党風情が……!》声には僅かな苛立ちが混じっている。
彪 文也:「どうした?あんまり怒ると小皺が増えるって言うぜ。」
端柴四季見:「おや。先ほどと異なり、随分声色に余裕が無いように見受けられるのですが」
“グリーンリオン”:《ええ、構わないわ。あなた達がこれから無残に!蹂躙される様を見て、溜飲を下げさせてもらおうかしら》
GM:――ザシュ! ガン!
GM:近くで、金属が削れ、ぶつかり合う音が響いている。
彪 文也:「……」糸を取り出して無造作に構える
ジェラド・セジウィック:「おいおいおいおい!なんだァこりゃァァァ!!」
ジェラド・セジウィック:ゴーレムに追い立てられるようにして、肥えた男が茂みから転がり落ちてくる。
ジェラド・セジウィック:「ゲハァ、ハァー、ああ!?これじゃあまるで俺がターゲット……」4人の存在に気づく。
望月棗:「此方が、どの方に為るのでしょう」
眉川比恋:「ジェラド!」
ジェラド・セジウィック:「“グラーシーザ”ァァ……!」
彪 文也:「知り合い…ってことは。」
彪 文也:「“リンフォン”」
望月棗:「“リンフォン”のジェラド・セジウィック様」
“グリーンリオン”:《ブフッ、グフフフフ!そういうことよ、“リンフォン”!生き延びたければ、そいつらを倒すこと!》
“グリーンリオン”:《プロならば簡単でしょう?例え……あなたが裏切った、“結社”の魔術師の依頼だとしても!グフッ、グフッ!》
ジェラド・セジウィック:「カハッ……“グリーンリオン”……信じられねェな、こんな依頼に騙されるなんざ……!」
端柴四季見:「魔法使い、ですか。……ふむ、私の知る魔法使いの方々とは少々趣が異なりますね」
彪 文也:「魔法使いってさ、もっとこう…ファンタジーな奴じゃない?」
眉川比恋:「この人“結社”の裏切り者なんですよ!つまりこの場合ですよ?敵の敵は味方って理屈で……」
ジェラド・セジウィック:「……俺一人なら、こんなクソババアへの義理なんざ果たすつもりもねェがな」
GM:小汚い、胡散臭い中年男性だ。ホームレスと言われても信じるだろう。
GM:だが、両手には黒い不可解な十二面体が携えられている。明らかに異質だ。
???:――チリン、チリン。
???:鈴の音が鳴る。
???:ローブを纏った小柄な少女が、木の上に降り立ち、
ジェラド・セジウィック:「……来やがった」
???:チリン、と再び音が鳴る。
???:ぞる ぞるぞる !
???:虚空から無数の呪札が現れ、徐々に人の形を取る
???:現れたのは、全身を札で覆った異相の男。
???:「用意周到なことよ!まさか戦わずしてあの者どもを退けるとは!」
眉川比恋:「リストが正しけりゃ、こいつらが“ボタン・ボタン”と……」
彪 文也:「“フィランドラー”だな。」
“フィランドラー”:「さらに…」頭を傾ける。札で表情は分らないが、どうやらジェラドの方を向いたらしい。
“フィランドラー”:「よりにもよって彼と組ませるとはな!」
ジェラド・セジウィック:「カハッ、俺の方こそ、願い下げだぜ!」
ジェラド・セジウィック:「本当に”グリーンリオン”は俺を殺すことしか考えてねェのか?依頼達成よりもか?」
クト・マフフーズ:「誰でもいいよ」ショーテルがローブから覗く。
クト・マフフーズ:「依頼は、ちゃんとやるだけ」
端柴四季見:「……ふふ。一筋縄ではいきそうもない様子ですねぇ」
“フィランドラー”:「術が乱れる故、あまり近づかないでもらいたいものだ。」ジャラ、と手に持った数珠が鳴る
ジェラド・セジウィック:「テメェ~も地獄に落としてやろうか……」ガチリ
“フィランドラー”:「小生は地獄とは無縁よ」チャリ…
クト・マフフーズ:「……」二人の争いを交互に首振り見ながら、
クト・マフフーズ:「……サモン。カイム」鳥頭の剣士を喚び出す。
眉川比恋:「ま、まだ増える!ゲホッ!」
“グリーンリオン”:《グフフ!実に愉快な魔術の糸!》
“グリーンリオン”:《あなた達が残した者が、よりによって魔術傭兵の3人だなんてねェ~》
“グリーンリオン”:《美しい娘の顔が歪み……ついでに、そこの裏切り者の“リンフォン”が絶苦のうちに死ねば》
“グリーンリオン”:《“名居の目”と引き換えの見世物にもなろうというもの!グフフフッ、グフ!》
彪 文也:「楽しそうだな。生憎、俺は虫の居所が悪いんだ。」
彪 文也:「お前らのせいで大赤字も大赤字だ。」
望月棗:「色々と、興味深い物が見れそうですが」
望月棗:「一番興味を引くのは、矢張」
望月棗:「すたーあにす様が、此の戦力にどう立ち向かうのか」
端柴四季見:なっちゃんの視線に、サングラス越しの苦笑をみせる。
端柴四季見:「おや。本当に買い被られたものですね……ふふ。この老骨、若者の期待に答えられるよう善処いたしましょう」
“グリーンリオン”:《殺しなさい!》スピーカー越しの女性の声が叫ぶ。
“グリーンリオン”:《そして、私に苦痛の顔を見せて頂戴!》
クト・マフフーズ:「やるよ。カイム」鈴の音が二重に鳴る。
“フィランドラー”:「天に十六、地に八法!」「蓮華蔵世陣!」
端柴四季見:「不肖、“スターアニス”。お相手差し上げましょう――シキミの毒、そう易々と飲み込めると思うな」
GM:クライマックス戦闘。そして同時に、“グリーンリオン”の仕掛けた遠隔ワーディング伝導が発動する。
GM:先ほどの結界型ではなく、過剰レネゲイド活性を狙った収束型!難易度9の衝動判定です。
望月棗:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[5,9,9,9] → 9 → 成功

望月棗:望月棗の侵蝕率を+17(2d10->7,10)した(侵蝕率:80->97)
彪 文也:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 6[4,6] → 6 → 失敗

彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+9(2d10->3,6)した(侵蝕率:72->81)
端柴四季見:4dx10
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,3,5,9] → 9

端柴四季見:成功。
端柴四季見:2d10+80
DoubleCross : (2D10+80) → 15[10,5]+80 → 95

■第1ラウンド

フィランドラー リンフォン
ボタン・ボタン カイム


    10m

 望月 端柴 彪
GM:まずはセットアップ!大変重要な局面です。
GM:行動値12のシキミおじさまからどうぞ。
端柴四季見:まずイニシアチブでインプラントミサイルを装備。
端柴四季見:それから……えーと
端柴四季見:眉川くんってたしかイニシアチブ行動でしたよね?w
彪 文也:セットアップ!セットアップです!
GM:セットアップを行動値順に処理していくところですね……!
端柴四季見:すいません、もうセットアップ終わった気になっていた!
端柴四季見:ないです。
GM:次は行動値9、カイム。
GM:この後の兼ね合いがあり、非常に迷うところではあるのですが
GM:使い捨て上等の従者として、《スタートダッシュ》を使ってもらいます。
フィランドラー リンフォン
ボタン・ボタン

    10m

   カイム
 望月 端柴 彪
GM:フィランドラーは《戦術》!演出があればどうぞ。
GM:全員のダイスが+6だ!
彪 文也:あ、さっきの安国寺の台詞が演出でしたので
GM:じゃあ大丈夫ですねw というか箇所を移動した方が良いか
GM:同じく行動値5、リンフォンとボタン・ボタン。
GM:リンフォンを先に動かします。
ジェラド・セジウィック:「……地獄を」カチリ
ジェラド・セジウィック:「見たことがあるか?」
ジェラド・セジウィック:《甘い芳香》《奈落の法則》《冥界の檻》《タブレット》。
ジェラド・セジウィック:カイムを含めたPCエンゲージのキャラクター全てが、ラウンド中全判定のC値+1、行動値-8、硬直付与です。
GM:次はボタン・ボタン。《スタートダッシュ》でエンゲージしてもらいます。
フィランドラー リンフォン

    10m

ボタン・ボタン カイム
 望月 端柴 彪
GM:演出がなければ次は行動値0、望月さんと彪さんのセットアップ……!
彪 文也:《活性の霧》!攻撃力+15!
彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+3した(侵蝕率:81->84)
彪 文也:糸と自身の末梢神経を半ば融合させ、刀の形を成型する
彪 文也:その際に発生する激痛を脳内麻薬で遮断するのだ。
望月棗:《フルディフェンス》。
望月棗:その場で手を組んで構えるのみ。
望月棗:望月棗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:97->101)
GM:それでは最初のイニシアチブ!
ジェラド・セジウィック:“リンフォン”が行動します。《ポイゾナスフューム》。
ジェラド・セジウィック:PC3人のみを対象に、放心と邪毒ランク5を付与。
ジェラド・セジウィック:「……雇われの立場は辛いなァ、お互いによ!ゲハハハハ!!」
ジェラド・セジウィック:「やらせてもらうぜ!地獄をな!」
ジェラド・セジウィック:現実世界が捻じ曲がっているわけではないが……彼らの周囲が「閉じ」られている事が分かる。
ジェラド・セジウィック:そして断絶した世界の中の様相がかき回され、変容する。
GM:イニシアチブに他の行動がなければ、行動値7のフィランドラーに移ります
端柴四季見:ジェラドさんにロイスを取って、即昇華。不利なステータスを全て解除します。
端柴四季見:同情/○厭気
端柴四季見:イニシアチブが12に戻るため、行動順が自分に変わります。
GM:そ、そしてどうなる!
端柴四季見:そして、ここで眉川くんをお願いします!
端柴四季見:アシストカード。対象はボタン・ボタンとカイムのエンゲージ。
眉川比恋:「こ、ここで……」
眉川比恋:「休んでた分、俺が!」
眉川比恋:――チン!
GM:でも、眉川くんの攻撃力でそんな事されたら死んでしまう!《時の棺》!《時の棺》です!
GM:フィランドラーが持っている切り札なのだ!打ち消します。
端柴四季見:「時が来れば手伝って頂きます」
端柴四季見:「確かにそう伝えました――そして、今」
眉川比恋:(――分かってますって!)動けるとしたら一度。タイミングを見計らっていた。
“フィランドラー”:ジャラッ!
“フィランドラー”:「まずい、な。それは。」
眉川比恋:認識不能な速度で剣閃が走る!
“フィランドラー”:「千歳八千歳 万の時を」
“フィランドラー”:「零に帰するは 億ノ数珠」
“フィランドラー”:剣閃は確かに放たれた、しかし…
“フィランドラー”:剣がボタン・ボタンとカイムを斬った瞬間だけ、時の流れから眉川を隔絶した
眉川比恋:「――ち!」
眉川比恋:「防護!」踏み込んだままのスピードでよろめく。
望月棗:「……此れは……!」
眉川比恋:同じ種の技を使う者同士、術理は理解している。
眉川比恋:「……一枚貼ってたのか、最初から!」
眉川比恋:「“スターアニス”、今……」勢いのまま倒れる。
“フィランドラー”:「左様に種を明かされては、小生も商いがやりにくくてかなわんな。」
GM:防護が剥がれた!手番はバステが解けて行動値12、シキミさん!
端柴四季見:イニシアチブで、インプラントミサイルを装備。
端柴四季見:マイナーでジェネシフト。1dで。
端柴四季見:1d10+95
DoubleCross : (1D10+95) → 4[4]+95 → 99

端柴四季見:イイネ。
端柴四季見:オートで《援護の風》。侵食率は101に。
端柴四季見:そして、攻撃。《コンセントレイト:ブラックドック》《アームズリンク》《ミカヅチ》!
端柴四季見:14dx7
DoubleCross : (14R10[7]) → 10[2,2,3,3,4,5,6,6,7,7,8,8,8,9]+10[5,6,7,8,8,10]+6[3,4,4,6] → 26

GM:対象はどちらですか!
端柴四季見:おっと、ボタン・ボタンとカイムで。
GM:あと、放心が入っているので
GM:いや、入ってなかった
GM:タイタスで解除していましたね。ここはどうするかな……!
GM:バステの入っているカイムが本体をカバー、ボタン・ボタンがリアクション放棄で《復讐の刃》
GM:レイジングブレイドも使用しましょう
GM:5dx7+1
DoubleCross : (5R10+1[7]) → 10[3,3,3,6,10]+10[9]+3[3]+1 → 24

端柴四季見:あっぶねぇ!
GM:いえ、これはカウンターではないので
GM:どちらにしろダメージは入るんですよ。シキミさんからダメージをどうぞ。
端柴四季見:あ、そっか。痛い。
端柴四季見:6d10+12
DoubleCross : (6D10+12) → 34[9,6,6,7,5,1]+12 → 46

GM:5d10+12
DoubleCross : (5D10+12) → 21[4,2,1,10,4]+12 → 33

端柴四季見:おっ
端柴四季見:ボディーアーマー装備ゆえ-8ダメージ。7点残ります
GM:そのダメージではカイムは蒸発するしかありません。カバーした分ダメージも2倍になっている……!
フィランドラー リンフォン

    10m

 ボタン・ボタン
 望月 端柴 彪
端柴四季見:侵食は111に。
端柴四季見:「……流石の一撃でした、眉川様」
端柴四季見:「そして――?既にこちらの種は蒔いてあります」
端柴四季見:コロ……ボタン・ボタンの足元に転がる小指ほどの大きさの金属塊。
“フィランドラー”:「……ぬかったわ!」数珠を展開しようとするも、時既に遅し
端柴四季見:KABOOOOM!迸る閃光!爆音!
クト・マフフーズ:「カイム!」眼を灼かれながら、本能で刃を振っている。
端柴四季見:「……主を守りましたか。成程、良い従僕をお持ちのようだ」
ジェラド・セジウィック:「……断ててねェのか?あのカウンターで……」
ジェラド・セジウィック:「何者だあの野郎……」
クト・マフフーズ:ローブが爆風で消し飛び、下着のような姿が顕になる。
端柴四季見:「……ふ、ふふ。こちらも傷を負い、痛み分けといった所ですか。なるほど、確かに同じ種では何度も通用しないもののようですね」
GM:次は行動値7。フィランドラーの手番です。
GM:範囲攻撃はないのでエンゲージはむしろ詰めたほうがいいですね。PCと同じエンゲージに。
 リンフォン

    10m

 フィランドラー
 ボタン・ボタン
 望月 端柴 彪
GM:choice[望月,端柴,彪]
DoubleCross : (CHOICE[望月,端柴,彪]) → 望月

GM:《死神の瞳》《プレディクション》《悪魔の影》を望月さんに。
GM:でもこれ、オートアクションだから《束縛の領域》は防げないんですよね!残念だ!
望月棗:無駄ガード!
GM:8dx ドッジ不可!
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[3,5,6,6,7,8,9,10]+8[8] → 18

GM:次の攻撃のダメージが+8d10、リアクション不可です。
望月棗:めっちゃきつい!
“フィランドラー”:「一石二鳥の二虎競食!朝三暮四の五虎将軍!」呪文を唱えるたび、
“フィランドラー”:「六道輪廻に七転八倒!十六地獄の悪を裁くは、」手に持つ数珠が長くなっていく!
“フィランドラー”:「我が手に輝く、万数珠!」数珠が光を反射してきらりと光る
“フィランドラー”:「黒縄呪縛陣!」数珠が望月さんの体を拘束し、動きを封じる!
ジェラド・セジウィック:「エセ呪い野郎!」
望月棗:「っ……!これは」少し顔を歪める。
“フィランドラー”:「ははは、確かにお主の地獄に比べればエセではあるな!」
“フィランドラー”:さりげなく”リンフォン”から距離を取りつつ
ジェラド・セジウィック:「腹の底じゃアそう思ってねぇ顔だな。気に食わねェ~……!」
GM:次は行動値5、リンフォンの行動!
GM:こちらもPC達とエンゲージします。
GM:《冥界の檻》が解除。この距離だと《因果歪曲》も使えないので……
ジェラド・セジウィック:まだHPが満タンの彪さんを狙いましょう。《死神の瞳》。
ジェラド・セジウィック:3dx+6
DoubleCross : (3R10+6[10]) → 9[2,9,9]+6 → 15

 リンフォン
 フィランドラー
 ボタン・ボタン
 望月 端柴 彪
彪 文也:うぎゃあ!ドッジ!
GM:C値は+1!放心で-2個です!
彪 文也:出来なかった!放心とドッジダイス-2でちょうど無理だ…。
彪 文也:ガード!
GM:ホホホホホ!
GM:《活性の霧》のデメリットは辛いですな~!
ジェラド・セジウィック:次のダメージが+8D10されるだけです。
彪 文也:はーい
ジェラド・セジウィック:「そこの弱そうな野郎!」
ジェラド・セジウィック:「くたばりやがれェ~~ッ!」
ジェラド・セジウィック:バキン!
彪 文也:「誰が弱そ…うっ…!?」
ジェラド・セジウィック:十二面体が砕け、彪の足場が消失する!……ような感覚にとらわれる。
ジェラド・セジウィック:無限に落ちるような異常感覚に苦しむのだ。
彪 文也:「うおっ!?何だこれ!?」
ジェラド・セジウィック:「ゲハハハハハ!楽しいか!?“地獄”は!!」
GM:そして行動値1、ボタン・ボタンの手番。
彪 文也:ここで、
彪 文也:ロイスをジェラドに取得!感服/○憤懣
彪 文也:そして昇華!
彪 文也:バステ全解除!
GM:やりやがる!
GM:そうなると、彪さんの行動値がもっとも高くなる……!?
GM:行動値3、逆転的彪さんの手番だ!
彪 文也:行動値1ですね
彪 文也:アームドスーツがあるので
GM:なるほど
彪 文也:どっちみちボタンさんと同値なのでこっちから!
GM:それでもボタン・ボタンよりちょっと早い!同じ行動値ですから
彪 文也:「ゲホッ…!てめっ…全ッ然楽しくねえよこの野郎ッ!」
ジェラド・セジウィック:「なんだァ?もう“地獄”から抜けたか?……それとも」
ジェラド・セジウィック:「打ち消したってか?俺の……結界を」
ジェラド・セジウィック:ニヤニヤ笑いが、ふと真剣な表情になる。
ジェラド・セジウィック:「魔術師か、テメェ」
彪 文也:「地獄に居続けてるよ、生憎な。」
彪 文也:「俺の幻覚で上書きしてんだよ、無理やり。」
ジェラド・セジウィック:「ソラリスとか……呼ばれてる奴か。面倒くせェ……」ボリボリと腹を掻く。
彪 文也:マイナーなし!
彪 文也:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》!対象はボタン・ボタン!
彪 文也:9dx7+2 白兵
DoubleCross : (9R10+2[7]) → 10[1,1,3,4,6,6,7,9,10]+5[2,5,5]+2 → 17

彪 文也:よ、妖精いただければ欲しいです…
望月棗:《妖精の手》!
望月棗:望月棗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:101->105)
彪 文也:やった!ありがとうございます!
GM:おろかものめ~っ!
GM:リアクション放棄!《復讐の刃》をぶち込みたいです!
彪 文也:1dx7+22
DoubleCross : (1R10+22[7]) → 6[6]+22 → 28

GM:そしてその攻撃ダメージには……
ジェラド・セジウィック:安国寺!貴様を盾に使ってやるわ!《領域の盾》!
彪 文也:ひ、ひでぇ~~!
端柴四季見:ひでえw
ジェラド・セジウィック:目障りな同業者も始末できて一石二鳥よ!
彪 文也:3d10+25 装甲有効!
DoubleCross : (3D10+25) → 17[6,1,10]+25 → 42

ジェラド・セジウィック:んん~?どうだねフィランドラーくん?嫌ならカバー同意しなくてもいいんだよ?
GM:フィランドラー「ウウン、ボク、全然ジェラドさんの事恨んだりしないヨ!」
“フィランドラー”:しかたないので同意!同意します!
GM:話の分かるフリーランスで良かった!カバーお願いします!
彪 文也:復讐の刃のダメージはどのくらいになるのだろうか
彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+5した(侵蝕率:84->89)
GM:すいません、今振ります。
GM:8dx7-2
DoubleCross : (8R10-2[7]) → 10[3,6,7,8,9,9,10,10]+10[3,7,7,8,10,10]+10[5,7,9,10,10]+10[5,5,6,9]+10[7]+10[8]+10[10]+10[8]+10[10]+4[4]-2 → 92

GM:あ、あれー!?
彪 文也:待って待って待って
GM:間違いじゃないよね……!?
彪 文也:間違いないですね…
望月棗:おぞましいエネミーだ
端柴四季見:なんだこれ……
彪 文也:死んじゃう…!
GM:こんなエネミーを作るプレイヤーは邪悪に違いないですね。ダメージを出します。
GM:10d10+12
DoubleCross : (10D10+12) → 54[4,6,6,7,10,5,1,8,1,6]+12 → 66

GM:致死!
彪 文也:死!
彪 文也:リザレクト!
彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:89->94)
GM:まだリザレクト圏内だったのか!ここまで頑張ってるのに!
GM:限られた戦力で……精一杯……
GM:精一杯輝いてるのに
彪 文也:「魔法の次は武道だこの野郎!我流、一の型!」
ジェラド・セジウィック:「テメェー!」
彪 文也:武術の全ての基本となる一撃、上から下へと刀を振り下ろす!
彪 文也:”ボタン・ボタン”を、糸で出来た刀の一撃が襲う!
クト・マフフーズ:「インタラプト!」鈴の音が鳴り、しゃらんと反撃のショテルが薙がれる。
ジェラド・セジウィック:「テメーが死ね!」
ジェラド・セジウィック:六角形の陣が転移を発動する。……安国寺に!
“フィランドラー”:「な、にっ!?」
ジェラド・セジウィック:「ガハハハハハ!!近くにいると術が乱れるってかァ?」
ジェラド・セジウィック:「今消えるぜ!テメーの方がな!」
“フィランドラー”:「がぁッ!!?」
彪 文也:“フィランドラー”を袈裟がけに斬り裂く!
彪 文也:と同時に、ショーテルをまともに食らって大量に出血!
クト・マフフーズ:「……誰の味方なの」
“フィランドラー”:「…ゲホッ…さぁ、どっちの味方だか…。」
ジェラド・セジウィック:「俺は俺の味方さァ。俺が生き残る方を生かす」立てた掌から、魔術の煙の残滓が立ち上っている。
ジェラド・セジウィック:「……それに、俺が発動してなきゃァ、嬢ちゃんがやられてただろォ~」
端柴四季見:「成程、好き勝手やる御仁と眉川様が仰っておりましたが、是ほどとは」
クト・マフフーズ:「……」
“フィランドラー”:「………」言い返さない。前衛はもはや彼女ひとり。二人は無力。ジェラドの言葉にも一理あると判断したからだ。
GM:手番はボタン・ボタン。
GM:もちろんここは、《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《鮮血の一撃》で単体攻撃。
GM:11dx7-2
DoubleCross : (11R10-2[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,6,8,10,10,10]+10[1,4,5,9]+5[5]-2 → 23

GM:あ、すいません
GM:でもどうせランダム選択だから後から選んでも支障はないな……
GM:choice[望月,端柴,彪]
DoubleCross : (CHOICE[望月,端柴,彪]) → 望月

GM:なっちゃん!
GM:今はバステがかかっていることをお忘れなく
望月棗:《束縛の領域》《コンセントレイト:オルクス》。
望月棗:あ、いや、
望月棗:どうせ死ぬんだからバステ切るか
望月棗:ジェラド・セジウィックに好奇心:○/無関心で取得して即昇華。不利な効果を全解除。
望月棗:20dx@7+6
DoubleCross : (20R10+6[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,4,5,5,6,7,9,9,9,10,10,10,10,10]+10[2,2,3,4,6,7,7,7,9]+10[5,7,8,9]+10[1,1,9]+10[10]+3[3]+6 → 59

GM:す、すげえー
GM:ボタン・ボタンの一撃を華麗に回避だぞ!
クト・マフフーズ:ショーテルを放り投げる。視線を上に誘導した後に、両手で手刀攻撃。
クト・マフフーズ:過たず望月棗の首筋を捉え、倒れこんだところに、ショーテルが落ちる。
クト・マフフーズ:落ちる刃は少女の脳天に突き刺さ
望月棗:らず、何もない地面に突き刺さる。
望月棗:地面に座り込む半裸の少女を、望月棗が見下ろす。
クト・マフフーズ:自分の両手を見つめる。「……回路が」
望月棗:裾を摘んで一礼する。
ジェラド・セジウィック:「ああ!?こいつも幻覚使いってか!?」
GM:クリンナップ。邪毒を受けているキャラクターはいませんね。
GM:第1ラウンド終了。

■第2ラウンド

 リンフォン
 ボタン・ボタン
 望月 端柴 彪
GM:第2ラウンド
GM:セットアップです。
GM:端柴さんからどうぞ。
端柴四季見:ないです!
ジェラド・セジウィック:《甘い芳香》《奈落の法則》《冥界の檻》。
ジェラド・セジウィック:全員のC値+1、行動値を-8。
GM:いや、これはむしろ
GM:《甘い芳香》は使わないほうがいいのか。《奈落の法則》だけにしましょう。
GM:ジェラド以外の範囲内全員のC値が+1されます。
GM:次は彪さんのセットアップ。
彪 文也:《活性の霧》!攻撃力+18!
彪 文也:彪 文也の侵蝕率を+3した(侵蝕率:94->97)
GM:ボタン・ボタンのセットアップはなし。
GM:望月さんのセットアップ。
望月棗:《フルディフェンス》。
望月棗:さっきの分の侵蝕あげてなかった。
望月棗:望月棗の侵蝕率を+7した(侵蝕率:105->112)
望月棗:望月棗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:112->116)
GM:ではイニシアチブ開始!端柴さんからの行動です。
端柴四季見:これは、ジェラドからですね。
端柴四季見:まず、イニシアチブでアームブレードを装備。
端柴四季見:マイナーなし。
端柴四季見:オートで《支援の風》
端柴四季見:間違えた。《援護の風》
端柴四季見:《コンセントレイト:ブラックドック》《アームズリンク》《ミカヅチ》。対象は“リンフォン”で!
端柴四季見:14dx7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[2,2,2,3,4,5,6,6,7,7,7,8,9,9]+10[3,4,5,6,6,10]+6[6]+2 → 28

ジェラド・セジウィック:か……回避!起源種だから1個しか振れない……!
ジェラド・セジウィック:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

ジェラド・セジウィック:グワァ・・・
端柴四季見:ファンブったw
端柴四季見:ダメージ出します。
端柴四季見:6d10+10
DoubleCross : (6D10+10) → 24[7,3,1,5,6,2]+10 → 34

GM:たまらず死にます!
ジェラド・セジウィック:「おいおいおい……」カキリ
ジェラド・セジウィック:ポケットの中で、何かが硬質な音を立てる。
端柴四季見:身体を八等分するかのような軌跡の4剣戟が、“リンフォン”を貫く。
ジェラド・セジウィック:「俺を狙う気か?冗だ」
ジェラド・セジウィック:「ん」
GM:――バヂン!!
ジェラド・セジウィック:「…………ガ、カハァ――ッ」
クト・マフフーズ:「……!」目を見開く。
ジェラド・セジウィック:切断された断面から、異様に粘性の高い、体液とは異なるエーテル物質をダラダラと流す。
ジェラド・セジウィック:(……こ)
ジェラド・セジウィック:(こいつ……)
望月棗:「……凄まじき所業」
GM:巨体が山道に倒れ伏す。
ジェラド・セジウィック:(……強すぎる)
彪 文也:「…すっげ。マジかよ。」
 ボタン・ボタン
 望月 端柴 彪
端柴四季見:「……貴方の身勝手は、貴方の身に還って来る。当然の帰結」
端柴四季見:「それは時に、死神の姿となって――ご無礼。」ジャキン。納刀。
GM:手番は行動値1。彪さんです。
クト・マフフーズ:「私だけ……?」首を傾げる。
彪 文也:「そういうことだな。」手に持った糸が分解、再構成。
彪 文也:二本のショーテルになる
クト・マフフーズ:目を見開く。「私と、カイムの……」
彪 文也:マイナーなし。《異世界の因子》で《鮮血の一撃》をコピー。
彪 文也:97→102
彪 文也:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》《鮮血の一撃》!
GM:なんという当て付け!許せぬ~ッ!
彪 文也:対象はボタン・ボタン!
彪 文也:14dx7+2 白兵!
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,4,4,5,6,9,9]+4[1,4]+2 → 16

彪 文也:ひっでぇwwww
望月棗:《妖精の手》!
GM:哀れな達成値!
望月棗:望月棗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:116->120)
GM:許せぬ!
彪 文也:ありがとうございます…!
彪 文也:1dx7+22
DoubleCross : (1R10+22[7]) → 10[10]+10[8]+2[2]+22 → 44

彪 文也:やった!
端柴四季見:妖精さんありがとう……!
望月棗:さらに彪さんに、信頼:○/脅威でロイスを取る!
GM:さ、最後の《復讐の刃》――ッ!
GM:クトちゃんも、これだけ復讐させてもらえれば本望だろう……
GM:親御さんもそう思ってくれるはず!
彪 文也:5d10+28 ダメージ!
DoubleCross : (5D10+28) → 28[6,9,2,5,6]+28 → 56

GM:8dx8-2
DoubleCross : (8R10-2[8]) → 10[2,3,4,5,5,8,9,10]+10[2,7,8]+1[1]-2 → 19

GM:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 12[5,7]+12 → 24

望月棗:私は全く無関係でここにいますがそう思います
彪 文也:――チリン
彪 文也:ショーテルを構え、突進!
クト・マフフーズ:「無駄だよ」突進をあえて受ける構え。返す刃を大振りに構える。
彪 文也:ショーテルを大上段に振りかぶり…そのまま手を放す!
彪 文也:コピー技はフェイント!
彪 文也:「我流、一の型」
彪 文也:チョップでボタン・ボタンの頭部を急襲!
クト・マフフーズ:「……!」咄嗟にショテルを捻り込み、当てにいく。
クト・マフフーズ:万全ならば捌ききれたのかもしれないが、
望月棗:瞬間、一瞬だけクトの視界が乱れる。僅かのみの幻覚作用。
望月棗:だが、一瞬の攻防では致命的であり。
クト・マフフーズ:刃は過たず彪を捉えるものの、チョップの一撃を緩めることかなわず。
クト・マフフーズ:「かっ……!」
彪 文也:「ガハッ…!」刃が体に突き刺さる
クト・マフフーズ:地面を一度バウンドしてから、叩きつけられて動かなくなる。
彪 文也:「へ、なっちゃん…さんきゅ…助かったぜ。」
端柴四季見:「彪様は三流、などと仰りますが。相手の動きを模倣し、即座にアレンジし、己の技法に組み込む
望月棗:「否、なっちゃんめはか弱き存在。彪様の御力です」
端柴四季見:その技術が、実践において三流なわけなどありません――むしろ、これほどまでに効果的です」
端柴四季見:「ふふ……末恐ろしい方だ」
彪 文也:「ちょっと、照れるな、そこまで褒められると。」”ボタン・ボタン”に数瞬遅れて膝を付き、崩れ落ちる
端柴四季見:では、崩れ落ちるところで手を差し出し、支えます。
端柴四季見:「お見事でした、彪様」
彪 文也:「…。」ふっと微笑んで意識を失う
望月棗:「……時に、ぐりーんりおん様。聞いて居られましょう?」
“グリーンリオン”:《グ、ググググ~~ッ!!》
“グリーンリオン”:《薄汚い野党共!せめて“リンフォン”をグシャグシャに砕き殺せばよいものを!》
望月棗:「棗めの顔を歪ますと仰って居りましたが、其れを果たせぬと在っては無念でしょう」
望月棗:「不肖の棗めが、御力添え致しましょう」自分の眼に指を当てる。
望月棗:舌を出す。
望月棗:「如何でしょう。幾分歪んだかと」
“グリーンリオン”:《ガアア~~ッ!》ガシャーン
“グリーンリオン”:何かを破壊する音が響く。
“グリーンリオン”:《覚えていろ!覚えていろ!この私を、“グリーンリオン”を侮辱したこと!》
“グリーンリオン”:《いずれ、絶対……》ブヅッ!
“グリーンリオン”:放送が途絶える。
眉川比恋:「……ああいう台詞って」うつ伏せに倒れたまま呟く。
眉川比恋:「要はしばらく手が出せないって意味っすからね」
端柴四季見:「万策尽きた、と言ったところでしょうか。やれやれ、困ったものです」
望月棗:ロイスを取ります。 -因縁/“グリーンリオン”/好奇心:○/脅威/ロイス
望月棗:「其れは安心です。か弱い存在は、庇護無しではとても立ち行かぬ故」
端柴四季見:「少々癪な話ではありますが、今回は私も少々疲れました。成程、“グリーンリオン”の見積はそう的外れでもなかった、と」
望月棗:眉川くんに腰掛ける。
望月棗:「暫く手出しが無いのであれば、至上の安息かと」ふう、と息を吐く。
眉川比恋:「やめ、やめてくださいよ……!」
眉川比恋:「死にそうなのに!」
端柴四季見:「ようやくの安息、ですか。では私も、しばし休むとしましょう」

■Backtrack

GM:バックトラックに入ります。
GM:今回も厳しい戦いでしたね!Eロイスは……
GM:0です!喜べ!
端柴四季見:やったー!
望月棗:ヒャフー!
望月棗:0d10
彪 文也:やったー1
GM:では、皆さんバックトラックをお願いします。
GM:同時進行で今回のシナリオ経験点を算出します。
GM:突発なのでシナリオ点6、いつもの4、FS判定で2
GM:Dロイスは安国寺変異種、ジェラド起源種、クト秘密兵器で3点
GM:15点が基礎経験点でキソー
望月棗:1倍振り。
望月棗:120-5d10
DoubleCross : (120-5D10) → 120-28[4,6,4,7,7] → 92

望月棗:帰還!5点!
端柴四季見:残ロイスは5かぁ。どうしようかな
端柴四季見:事故る野も嫌だしニ倍ふりしときます。
端柴四季見:123-10d10
DoubleCross : (123-10D10) → 123-53[4,1,1,6,8,4,8,7,4,10] → 70

彪 文也:はーい。侵蝕上げ忘れがあったので上げときます 102→109
彪 文也:109-5d10 そして一倍
DoubleCross : (109-5D10) → 109-38[7,9,5,7,10] → 71

端柴四季見:帰還、3点なり。
彪 文也:帰還、5点!
【経験点】
DTさん:20点
猫口さん:20点
マァアレダさん:18点
(珪素):19点

■Ending/01

某県 郊外

GM:傭兵同士の戦闘を終え、望月や端柴と別れた後。
GM:彪文也は、町で口座を確認した。
GM:依頼の通りの金額が入金されていた。それだけだった。
彪 文也:「俺の残高が…蘇った…ちょっとだけ…!」
GM:フリーランスに仕事の意図が知らされることは稀だ。事が終わった後に敢えて接触する依頼人も少ない。
彪 文也:うきうきしつつはたと残高の0の数を数える手を止める
彪 文也:気になってしまったのだ。あの遺産のことが、そして依頼主の正体が。
彪 文也:好奇心は裏社会の人間の死因第一位と言えるかもしれない。その点、彪は三流の傭兵だった。
彪 文也:「……。」スマートフォンを取り出し、依頼人へ電話をかける。お礼がてらちょっと話を聞いてみるだけだ。
GM:依頼主から伝えられた連絡方法は、契約が終われば切断されるだろう。それが普通だ。
GM:だが、もしかしたら今なら再び接触することができるかもしれない。
GM:依頼を完遂した僅かな間――相手が試すその『間』に、同じ真似をした傭兵が殺された逸話も聞いたことがある。
???:[……やあ]
???:[“トゥウィステッド・リップ”。何の用かな]
彪 文也:「ああ、どうも。入金確認しましたよ。きっちり依頼通りの額、ありがとうございました。」
???:[はは!そうかい?わざわざお礼を言ってくるような礼儀正しいフリーランスは、珍しいよなぁ……]
???:[……とても]
彪 文也:「…あ、あぁ。ちょっとだけ気になったことがありまして、いや大した事じゃないんですが。」
???:[うん?何?]
彪 文也:「俺達が運んだ”遺産”、あれなんだったんです?」
彪 文也:「あ、いや、俺素手で触っちまったもんだから、健康被害とかさ、気になっちゃって。」
???:[“名居の目”。“名居(なゐ)”というのは地震の古語だよ]
???:[地の鳴動を鎮め、あるいは引き起こす目]
彪 文也:「……地震。」
???:[本物なら希少性は高いけれど、そうビビるほどのもんじゃない]
???:[……例えばFHのように……解析して、兵器に転用できるとしたら別だけれどね]
???:[こんなの、魔術方面のコネでちょっと調べれば分かるよ?サービスで教えてあげたんだ]
彪 文也:「へぇ……。」
彪 文也:「お宅はFHでもないし、安心安全、枕を高くして寝てもいいってことですかね?」
???:[……]
???:[僕らに興味があるみたいだね]
彪 文也:「ああ、その、なんというか……。」興味がないと言ったら嘘になる
???:[フェアじゃないゲームマスターだと思ってるかい?]声が少しの冷気を帯びる。
彪 文也:「………。」
???:[……君の実験だよ。“トゥウィステッド・リップ”]
彪 文也:「俺の、実験?」
???:[短期間に、多数のレネゲイド標的と接触させた場合]
???:[君の能力が、どれだけの数をコピーできるか]
彪 文也:一気に冷や汗が噴き出る
???:[……護衛役にあの“スターアニス”までつけた割には、期待した結果にならなかった]
???:[どの組織も……FHですら、未知の領域を、開拓する必要がある]
彪 文也:「……期待外れのモルモットは、どうなる?そのままお役御免か?」声の震えを抑えきれない
???:[……ゲームをしようじゃないか]
???:[僕はゲームの勝敗だけは誤魔化したことがない]
???:[そして勝てる算段がなければ、挑まない]
???:[……君がこれから]
???:[『後ろを振り向かず』にいられたなら――君を実験にかけた者の名前を教えてやろう]
彪 文也:「………!」
GM:――ガタン!
GM:預金額を確認していたATMの背後……
GM:銀行のソファが乱暴に腰掛けられ、沈む音が聞こえる。
???:「君の後ろにいる」
???:電話越しの声ではない。
彪 文也:「…………。」携帯電話を耳に当てたまま動かない。振り向かない。
???:「『好奇心』はフリーランスを殺す毒だというが」
???:「僕はそう思わないね。好奇心最高だ」
???:「……それに、背後から誰かが狙ってるかもしれないぞ」
彪 文也:「振り向いてないだろ。教えろよ、ゲームマスターさんよ。」
彪 文也:「お前の名前。」
???:「“中央”」
???:背後の存在は立ち上がり、反対側の自動ドアへと去っていく。
彪 文也:3分は立ちすくんだ後、ようやく後ろを振り返る
GM:背後に立っていた存在は既にいない。
GM:陰謀はいつも高速で頭上を通り過ぎていく。傭兵はただ、その風に漂うだけ。
彪 文也:「……。」頭を抱え、髪を掻きむしる
彪 文也:震える体に鞭打ち、銀行から外に出る。
彪 文也:見慣れた通り、商店街、行き交う通行人。5分で全ての景色が一変した。
彪 文也:……それに、背後から誰かが狙ってるかもしれないぞ
彪 文也:その言葉がいつまでも頭から離れなかった。

GM:革靴の音が止まる。
???:「……フォスミドか」
“フォスミド”:「……こほっ、今の……言葉は」
“フォスミド”:「かなりの反則だな……君は誤解を招く言い方をしたね……?」
“フォスミド”:「良くないことだ……そう思うだろう……けほ、けほ」
???:「ルールは守るさ。約束は『実験にかけた者の名前』だ」
???:「その主体は君達だろ?……“中央”。まだまだ、君達のレネゲイド研究が必要だ」
???:「僕達みんなにとって」
“フォスミド”:「……我々の取引相手は君だけではないのを知っているね……?」
“フォスミド”:「無意味に……私の機嫌を損ねる言動は、慎むべきだと分かるはずだ……こほっ」
“フォスミド”:「君は子供ではないのだから……椋本君……」
???:「……ふ。僕は、楽しくやりたいだけさ」
???:「子供だろうが、そうでなかろうが」
GM:2つの影はすれ違い、別々の雑踏へと紛れていく。
GM:UGNでもなく、FHでもなく、人々の中に潜む存在。

■Ending/02

都内 高級住宅地

GM:数日前の山林とはまったく様相を異にする、都市の森。
GM:人にとって心地よく整えられた葉が、清涼な風に揺れる。
GM:都心部からは離れるが、地価は相応に高い。“グリーンリオン”はここにいる。
端柴四季見:その高級住宅街に、違和感無く溶け込む身なりの良いスーツ姿の老人が一人。
“グリーンリオン”:「グフ、フーッ……」ひとつの住宅の窓の内で、巨体が蠢く。
“グリーンリオン”:貴金属取引と、それを元手にした不動産事業で財を成した資産家、伊春真樹。
端柴四季見:自然な歩みで高層マンションへ入っていく。違和感は気取らせない。
“グリーンリオン”:「フーッ……」
“グリーンリオン”:肥満体をソファに沈め、ゆっくり息を吐く。
“グリーンリオン”:上等なワインを注ぎ、まだ時折苛立つ心を落ち着ける。
“グリーンリオン”:「……大した痛手ではないわ」
端柴四季見:入り口のセキュリティ、鍵による認証とコードの組み合わせ。腕より伸びるコードを挿し……突破。《セキュリティカット》。
端柴四季見:自動ドアが開く。するりと中に入り、階段へ。
“グリーンリオン”:「大切なのは、忘れること。過去の感触は過去のもの……」
端柴四季見:とん、とん、とん。小さな足音が、最上階へと向かう。
端柴四季見:監視カメラの位置を確認。死角を抜け、部屋の入り口へ。
端柴四季見:……侵入した者を一時的に空間の狭間に飛ばす防性結界は、このマンションのこの階層にもいくつか埋め込まれている。
端柴四季見:が、既にそれは一度見たトラップだ。ならば、看過は容易い。
端柴四季見:――音も無く、ドアが開く。
GM:窓に向かって座る女。その背もたれが開いたドアからは見える。
GM:仄明るい室内では、4匹ほどの猫が自由に歩きまわっている。
端柴四季見:一直線に“グリーンリオン”の背後へ。
“グリーンリオン”:「!」
端柴四季見:「御機嫌よう“グリーンリオン”」
端柴四季見:「『ゲームセット』ですなあ。伊春真樹様……いえ、これは偽名でしたか。まぁ、どちらでもよいでしょう」
“グリーンリオン”:「お……お前は……」振り向けない。
“グリーンリオン”:「どういう……つもりかしら。“スターアニス”……あなた達の目的は果たしたはず……」
端柴四季見:「いいえ。私の受けた依頼は――“グリーンリオン”を叩き潰せ、故」
“グリーンリオン”:「ならば……ならば、殺す必要はないわ」
“グリーンリオン”:「私の面子は完膚なきまでに叩き潰したでしょう」
端柴四季見:「潰すに値する人物かどうかは、道中で少々調べさせていただきました」
端柴四季見:「有り余る財を持つ貴方の、その財の入手と、運用方法」
端柴四季見:「貴方のありようは、この社会を歪めるものです」
GM:――無から『財』を生み出す錬金術師。
GM:彼女が頭角を表したのはここ数年のことにすぎないが
GM:貴金属の無制限な流通はいずれ市場の暴落を招くだろう。
端柴四季見:「まぁ、それは建前でして。……個人的には、こちらのほうが重要なのですが。どうやら貴方の趣味は私とは相容れないらしい」
“グリーンリオン”:「……“スターアニス”」
端柴四季見:「これまで、何人の少女の……顔を、苦痛で歪ませてきましたか?」
端柴四季見:「貴方個人の、愉悦のために」
“グリーンリオン”:「人を殺め、その血を糧にするあなたのような稼業のものが」
“グリーンリオン”:「正義を語るかしら?」
“グリーンリオン”:「……それとも」
“グリーンリオン”:「相手がそのような悪党であると、自身に言い訳し続けなければならない……実はそれほど脆い存在だったのかしら?」
“グリーンリオン”:「フーッ……フーッ……」恐怖に荒い息をつきながら、難儀そうに立ち上がる。
端柴四季見:「人殺しが正義な訳などありますまい。殺人とは純然たる悪の行いですよ」
端柴四季見:「ただ、私は昔からそれが得意だった。そして」
端柴四季見:窓へ背を向けるグリーンリオンの背をとんっと押す。
端柴四季見:その巨体は、まるで転がるようにベランダから、下へ。
GM:……ガシャア!
GM:遠くで墜落音だけが響き、“グリーンリオン”はこの世から消える。
端柴四季見:「この技を以って誰かを殺すならば、せめて納得のいく相手を」
端柴四季見:「……あえて語るのならば、その程度の思いですよ」
端柴四季見:「さようなら、伊春様。では、私も行くとしましょう」
端柴四季見:マンションの一室から、音も無く姿を消す。

■Ending/03

市営アパート 3階

GM:正体不明の依頼人に奪われた“名居の目”は、依頼達成から程なくして返却された。
GM:僅かな期間で“遺産”を解析することが本当に可能だったのか、そもそもそれが主目的だったのか、確かなことは誰にも言えない。
GM:だが、西方は今は返却された遺産の神秘の調査に没頭しているようだった。
GM:FH上層からの依頼を達成したことで、“ダブルディール”の構成員にも束の間の休息が訪れる。
眉川比恋:「くそ暑い」
GM:ガタガタと揺れる扇風機の風だけしかない。うんざりした顔で横たわっている。
眉川比恋:「なんだよこの展開……」
眉川比恋:「やっぱ長州は悪なんじゃねーか」
GM:テレビではDVDが再生されている。
望月棗:「然うでしょうか」扇風機の前に陣取っている。
望月棗:「……至福」アイスクリームにスプーンを入れる。
眉川比恋:「ちょっと望月さん!邪魔っすよ!ただでさえ風力弱いんですから!」
眉川比恋:「嫌がらせのためにいるんですか!?」
望月棗:「失礼」扇風機の前からどき、TVの前へ。
眉川比恋:「わざとやってますよね!?」
望月棗:「……」ベッドの上に退避する。
眉川比恋:「大体望月さん、俺よりいい部屋持ってるじゃないっすか……」
眉川比恋:「俺のほうが働いてんのに……毎月怪我してるのに、このセルだと労災も出ないし……」
望月棗:「自分の部屋は、他に人が居ない故」
望月棗:「稼ぎに応じた部屋と、認識して居りましたが」
望月棗:「美味……」
眉川比恋:「理不尽すぎる……もう花燃ゆだけ見ていたい……」
望月棗:「自由に観れて居るではないですか」
眉川比恋:「また仕事になったら望月さんだけ安全なところに行くんでしょう!もー!」
望月棗:「なっちゃんめに、危険な処に行って欲しいと?」
眉川比恋:「……?」
眉川比恋:「……なんで俺じゃなくて、望月さんだったんでしょうね?」
望月棗:「はい?」
眉川比恋:「追手を迎撃したいなら、サポート型の望月さんじゃなくて、俺を残したほうが良さそうな感じでしたけど」
望月棗:「……ふむ」顎に手を当てる。
眉川比恋:「……何か、望月さんにブーストさせたい能力者……」珍しく頭を使い始めている!
望月棗:「すたーあにす様では在りますまい」答えを誘導させるトス。
望月棗:「既に完成しておいでです故」
眉川比恋:「……考えてもロクなことにならないっすよ、どうせ!」
望月棗:「……」
眉川比恋:「どっちにしろ俺が酷い目にあう運命だったってことですし……!それに」
眉川比恋:「“グリーンリオン”だって死んだらしいじゃないっすか」
望月棗:「……其の様ですね」
眉川比恋:「本当、訳わかんないっすね、最近の状況」
眉川比恋:「マフィアや結社だって動いてるし、俺達FHの知らないところで……」
眉川比恋:「……いろんなことが起こりすぎてますよ」
望月棗:「げに恐ろしきは毒花……」
望月棗:「あの都市もですか?”黒紫の玻璃”の……」
眉川比恋:「……いつか」
眉川比恋:「無関係じゃいられなくなりそうな気がしますね」
眉川比恋:「俺ら、遺産調査セルっすから」
望月棗:「何時かの時まで、我々が生き延びていればですが」
眉川比恋:「……ははっ」
眉川比恋:「望月さんは死なないでしょうよ」
眉川比恋:「せいぜい、そうしますよ」
望月棗:「……然う、願いたい物です。ずっと」
望月棗:「時に。本日は御願いが在って参ったのです」ベッドから立ち上がる。
眉川比恋:「め、珍しいっすね」
眉川比恋:(嫌な予感しかしない)
望月棗:「是非此のか弱き哀れな存在を、此処に住まわせては頂けますか」
眉川比恋:「こっ……ええええええ!?」
眉川比恋:「え、い、いいですけど」
眉川比恋:「いいですけど、いいんすか!?」
望月棗:「其れは僥倖!では、御呼びします」
望月棗:「此方へ」
猟騎兵:「カキュッ、キシッ」
眉川比恋:「あっ違った!ちくしょー!!」
眉川比恋:「最悪!!!」
望月棗:「見様見真似ですが、上手く似せる事が出来ました」
眉川比恋:「ぎゃああああ!こいつ噛む!!」
眉川比恋:「噛んできますよこいつ!望月さん!」
望月棗:「動力は機械に代用して居りますので、定期的な充電さえ頂ければ」
眉川比恋:「俺の電気代!」
望月棗:「敵性排除プログラム。未だ、調整が必要な様ですね」
望月棗:「おや」食べかけのアイスを置く。「そろそろ、御暇をば」
望月棗:「では。仲良く喧嘩を御願い致します」裾を摘んで一礼。
眉川比恋:「ギャアアアア……」眉川くんの絶叫が遠のく。
望月棗:――ドアのすぐ外。もたれかかり、しゃがみ込む。

“グリーンリオン”:《その美しい顔が絶望に歪む様、見せて頂戴!》

望月棗:望月棗の顔が絶望に歪んだ瞬間が、一度だけ在る。

ジェラド・セジウィック:「……地獄を」カチリ「見たことがあるか?」

望月棗:”リンフォン”の地獄を垣間見た、その一瞬。
望月棗:「……」立ち上がり、埃を払う。
望月棗:「望月棗は死なないでしょう。精々、そう見せねば」
望月棗:悲鳴を背に、安アパートにブーツの靴音が響く。

『烏の巣には宝石を』終