十月光

十月光

関連セッション:『魔法の夜』アルティメット編集版

【Opening/01】

GM:----
GM:I県 女頭村
GM:----
GM:――『村』と呼称されるものの、数件の民家が山間に取り残されているだけの風景。
GM:他の町や市に統合されることもなく、今に至ってもなお、文明の手の届かぬ未開の地……の、ように見える。
GM:山の麓。景色を遮るかのように聳え立つ、近代的な高層ビルを除けば。
GM:……この無価値な土地を二週間前に買い上げたのは、リキシレ・エンタープライズ社。
GM:表向きは、コンピューター部品の製造開発――その工場に隣接する支社だとされている。
GM:そこは、魔術師ダスティン・C・マクブレイドにとって重要な事実ではない。
GM:彼らがネットを通じて発表した、「“魔神の死骸”の入手」……という、奇なる噂も。
GM:問題は、それを狙ってくる『存在』……。それをダスティンは、知っていた。
ダスティン:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+4[4] → 37

GM:では、ダスティン・C・マクブレイドは女頭村に立っている。
GM:肥沃な土壌に生い茂る森の木々と、勾配の緩い尾根。
GM:ろくに開拓もされていない盆地にしがみつくように、家々が存在している……電気や水道は、一応通っているようだが。
ダスティン:「オーゥ……事前情報に違わぬ、ソー・バッドな土地だな。……パブはどこだよ?」
ダスティン:たぶんバスを降りて、大量の荷物を抱えてキョロキョロしてます
GM:バスはガタゴトと去っていく。
ダスティン:「バーでもいいや。情報収集の基本は酒だろ……こっちは、バドワイザー4本しか持ってきてないんだぜ」
???:ふと、バス停に腰掛けていた少年が顔を上げる。中学から高校ほどの年頃。
???:「あんた、外人か」
ダスティン:「ワァッツ? ハハハ! やあ、ハロー! コンニチワ!」 朗らかな挨拶!
???:「……“会社”の奴らかよ?」横目で麓のビルに視線を向けたのが分かる。
ダスティン:「”会社”? オー、ノー! それ間違いデース。 ホワァッツ? ナンデ会社ァ?」
???:「そりゃ……こんな村、観光に来る奴はいないからだろ」
ダスティン:「ワァッツ!? そんなことアリマセン!」
ダスティン:「ワタシ、ダスティン言いマース。この村ニー、フィールドワークに来ました。こう見えても大学の・・・ええーと、オーケー!」
???:「……あんたも学者?旅館だってここにはないぞ……多分」
ダスティン:「プロフェッサー、教授デース! ハハハハ! 宜しくお願いしマース! 民俗学、スッゴイ詳しい! ホント!」
新目剣馬:「俺は新目剣馬。別にお前が外人だからって」
新目剣馬:「英語とか話せねーし!ちやほやしてやらねー」
ダスティン:「そんな! ミスター・新目ボーイ! 地球のひとはミンナ友達デース。フレンド!ブラザー!」
ダスティン:「この土地のヒトもきっと話せばアンダースタンド! わかりあえマース! だから・・・」
新目剣馬:「新目ボーイじゃわかんねーって……この村、3分の1は新目だし」
新目剣馬:「ケンマでいいよ。……取りあえず、うちに来な」
ダスティン:「オー! ケンマボーイ! ソー・ベリー・カインドネス! クールガイ!」 口笛を吹く
新目剣馬:「う、うっぜえ」
新目剣馬:「全然もてなしとかしねーからな!ちやほやしねーから!」
ダスティン:「ダスティン、感激! まほ……ノー、大学のプロフェッサーは恩を忘れマセーン! 一生ついていきマース!」
新目剣馬:「大体今日は客がな……」
ダスティン:「お客サン? いらっしゃいますカ? ダスティン、なんでも手伝いマース!」
新目剣馬:「……いや。“会社”について知らないの?学者なのにか?」
ダスティン:「ワァッツ? あの会社、なんの会社デース? ベリー景色の邪魔!」
新目剣馬:「な!そう思うよな!」
ダスティン:「ダスティン、いつでもハンマー持って解体工事手伝いマス! 恩返し!」
新目剣馬:「あれは、なんだったっけ……。リキュールとかリチャードみたいな名前の会社でさ」
新目剣馬:「こんな山にビルまでおっ建てて、正気じゃねーよ。村の土地ごと、わざわざ……」
ダスティン:「リキュール……? お酒の会社ですカ? 前言撤回デース・・・お酒つくるひとに悪いヒトいないよ」
新目剣馬:「オッサンくさいなぁ……。ダスティンはなんでここに来たんだよ」
新目剣馬:「何の調査なわけ?」
ダスティン:「アー・・・土地、土地の・・・そう! この土地の伝説やー、風習ー、そういったものを調べること!」
ダスティン:「とても大事なフィールドワークデース!」
ダスティン:「ニホンゴ難しいデス!」
新目剣馬:「……………」
新目剣馬:「女頭村に大したもんなんかないぞ」
ダスティン:「オー、ノー、ケンマ! その土地のヒト、みんなそう言いマース!」
ダスティン:「でもそういうのがインポータント! ダイジ!」
新目剣馬:「本当にねーんだって!」
新目剣馬:「ねーから!」
ダスティン:「アー・・・でもたぶん、今日は帰る手段もねーデース」 バスのことだ
新目剣馬:「だっ、大体、ダスティンは一人で来てんのかよ?教授が一人で来るのかよ」
ダスティン:「ワタシ、学生嫌いデース! ハハハハ! 手柄はワタシのもの! 誰にも渡しマセーン!」
ダスティン:(そうだ。これは俺の仕事だ……できればほかの魔法使いに出くわさないように終わらせたいとこだが)
新目剣馬:「ふーん……まあいいけど……!」
ダスティン:「理解にサンキューです、ケンマ! ダスティン、一生ケンマについていきマース!」
GM:では、新目家へと向かいます。他にやっておく仕込みなどはありますか?
ダスティン:いえ、こいつはこんなところですね。以上です!
ダスティン:ただ、テウルギアにロイスはとっておきます
GM:そうですね、恐るべき魔術師……!
ダスティン:”テウルギア” 憧憬/恐怖○    被免達人の恐ろしさ
ダスティン:以上です。
GM:こいつはおそろしいやつ
GM:ではダスティンのオープニングを終了。

【Opening/02】

GM:次はアメリーちゃんに出てもらいましょうか。
吉川アメリー:はいはーい
吉川アメリー:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 2[2]+30 → 32

GM:----
GM:マクブレイド心霊研究相談所
GM:----
GM:コロコロ名前が変わる事務所。『魔法使いあります』の看板だけが変わっていない。
GM:……アメリーはその事務所の中にいる。やはり、無人だ。外出だとしても、戻ってくる様子がない……
吉川アメリー:「あいつ……アメリカ行くための貯金持って行きやがった……」
GM:ひどいw
吉川アメリー:「これはしばらく帰ってこねぇな」
GM:でも実際そこまでの緊急事態であった。なんらかの差し迫った事態を感じさせる動きだ。
吉川アメリー:「なにやってんだよ」 ダスティンのデスクを蹴る!
吉川アメリー:「もう金貸してやらねー!」
吉川アメリー:不機嫌になります。
GM:その時、扉が蹴り開けられます!
ジェラド・セジウィック:「ゲハハハハハァ――ッ!」
ジェラド・セジウィック:「ダァ――スティィ~~~~ン!!」
吉川アメリー:「よく蹴破られる扉だよな」
GM:肥満した中年男!いつものやつだ!
吉川アメリー:「いねぇよクソッタレが」
ジェラド・セジウィック:「なんだァ? いねえのか」
GM:ダスティンと同様の“結社”の脱走者、ジェラド・セジウィック。
GM:ダスティンを抹殺すべく付け狙っている危険で頭の悪い男だ。
吉川アメリー:「多分当分戻ってこないと思うぜ」
ジェラド・セジウィック:「“アンブロシア”のガキ、テメェ一人か……嘘はついてねえだろうなァ~~」
吉川アメリー:「嘘ついてかくまっても、なんももらえねーし」
吉川アメリー:「あ、たまにピザおごってくれるかな」
ジェラド・セジウィック:「ま、そりゃそうだよな」
ジェラド・セジウィック:無造作にソファに腰を下ろします。
ジェラド・セジウィック:「……ッたく、せっかく面白そうなとこに招待してやるつもりだったのによォ~~」
ジェラド・セジウィック:「いねェーんじゃあ、ぶっ殺せもしねーじゃあねェかァ~~」
吉川アメリー:「そういうわけで残念でした、だ」
ジェラド・セジウィック:「……ど~にかして引きずり出せりゃアいいんだがな~」
吉川アメリー:「その点に関しては同感だな。今すぐ引きずり出したい」
ジェラド・セジウィック:「じゃあ、あれだ。おまえ、ちょっとばかり俺に誘拐されろ」
ジェラド・セジウィック:「テメーの名前でも出せば、アメリカかどっかから戻ってくるかもしれねー」
吉川アメリー:「…………」
ジェラド・セジウィック:「地獄からかもしれんがなァ!ゲハハハハハ!」
吉川アメリー:「…………なんだそれ」
吉川アメリー:「やべえ、すげー面白そうじゃん……」
ジェラド・セジウィック:「ダスティンを引きずり出すのに持ってこいの『ステージ』がある」
ジェラド・セジウィック:「今、リキシレ社が募集をかけてる仕事がそれだ」
吉川アメリー:「あんの?」
ジェラド・セジウィック:「魔法傭兵の募集だとよ!ゲヘハハハハァ!」
ジェラド・セジウィック:「こういう思い切った……バカなことをやらかす企業はそうはいねェー」
吉川アメリー:「魔法傭兵? よくわからんが、私はなにすりゃいーの?」
吉川アメリー:「お前におとなしく誘拐されときゃいーわけ?」
ジェラド・セジウィック:「敵対勢力――まあどーせ“結社”か何かの排除だろうよ」
吉川アメリー:「ああ、なるほどな。”結社”なら別にいいや」 別に殺してもいいの意味
ジェラド・セジウィック:「テメーは研究所にでも篭ってダラダラしてりゃあいいだろ。戦闘の役目は俺で、それにオマケが付くだけの話だァ」
吉川アメリー:「まぁなんでもいいよ。全て何かの罠だろうと、お前がダスティンを殺そうとする情熱だけは本物だ」
ジェラド・セジウィック:「ゲハハッ……そりゃありがてェ事だ。じゃ、ちゃっちゃと行くとするか」
吉川アメリー:「行く行くー!」
吉川アメリー:「なんかダスティン見つけられそうな気がする」
ジェラド・セジウィック:「案外もうあっちに来てたりしてな!!ガハハハハハハ!!」
吉川アメリー:「キャハハハハ!」
GM:というわけで、アメリーが行くのであれば
GM:《ディメンジョンゲート》にてリキシレ・エンタープライズ本社まで直通で退場できます。
GM:終了でよろしいですか?
吉川アメリー:では荷物まとめて《ディメンジョンゲート》に飛び込みます。
吉川アメリー:以上で!
吉川アメリー:ロイスだけとっとく。
GM:はーい
吉川アメリー:おっさん/ジェラド/興味/食傷○
吉川アメリー:以上。
GM:実際おっさんだw

【Opening/03】

GM:次はレムナントさんのオープニング。
GM:登場侵蝕率だけどうぞ。
レムナント:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 3[3]+36 → 39

GM:----
GM:ロンドン――かつて《存在した》村
GM:----
???:「ははは……困ったなぁ、もう少し早く帰れると思ったんだけど」
GM:その男――???は、奇妙な胸騒ぎを覚えていた。
GM:本当ならば、あと1日早く出張を切り上げて、村に帰ってくる予定だった。
GM:それに機嫌を損ねたのかもしれないが、帰宅を知らせる妻への電話は取られなかった。
GM:見慣れた村の景色が、フロントガラス越しに見えてくる――が。
???:「……どうしたんだろうマリアン、電話に出ないなんておかしいな」
???:「お、ようやく見えて――」
GM:村の入口前に、カカシのような奇怪な物体が突き立っている。
GM:赤く、何かが煮凝ったような質感の十字架であるようだった。……カカシと見間違えたのは、
GM:衣服がそれに引っ掛かっていたからだ。
???:「あれはなんだ……?」 車のライトがソレを照らす
GM:……ライトがそれを照らした一瞬、カカシの『顔』にあたる部位が見える。
GM:眼球を失った、人間の顔のようであった。……車はすぐに入口を通り過ぎる。一瞬だった。
???:「!?」 思わず車を停める。見間違いではないかと確かめようとします
GM:十字架は車の背後……いや。
GM:停めてみてわかる。村のそこかしこに、今のような『赤い十字架』が突き立っている。
GM:それだけではない。足に絡む芝生の形も……木々の形も、どこかがおかしい。
???:「な、なんだ……なにが起こっているんだ……!?」 明らかな異常!車を再発進させ家へと向かいます
GM:車が進むごとに、村の異様が明らかになっていく……!
???:「キャロル、マリアン……! 何なんだこれは!?」
GM:この時間とはいえ、何故一人の村人も見えないのか?
GM:何故突き立つ十字架の尽くが、人間の衣服を纏っているのか?
GM:そして……
GM:???の指先から滲む、異様に赤く鮮やかな血液は?いつの間に傷が?
???:ハンドルを握る手が滑るのを感じる。
???:「……血?」
GM:車は???の家の前へ。……庭に乾いた十字のオブジェクトが存在している。変形した樹木だ。
???:車を家の前で停車させ、降りる。家へと走って行く。
???:「なんだこれは……なんなんだ、何が起こっているんだ!?」
GM:足がもつれて倒れる。今気づいたことすら奇妙だが――
GM:腕や足の先が、まるで骨の芯から捻られていくような、異常な痛みがあったことを『今』知った。
GM:そして実際そうなっているのだろう。
???:「ぐっ!? ……あ、あがぁ……っ!!」
GM:家の扉は開いている。もし、妻と子が無事ならば……!
???:「ハァ――ッ!! ハァ……ッ!」
???:「キャロル……マリアン……ッ」
???:痛みをこらえて這いずってでも家の中へ向かう。
GM:手足は既に見た目にも変形をはじめている。自身の体から融けだした血液が癒着し、手足の形を……
???:変形した手足を見て震えるが、家族の安否を優先して恐怖心を抑える。
GM:???は息遣いを聞く。リビングだ。
GM:グジャッ  ……ギヂッ
???:「キャロル! マリアン!?」
???:「無事なら返事をしてくれ! 頼む!!」
GM:……そこには、横倒しになった十字架が
GM:『一つ』あった。
野犬:「ギジッ……グルッ……ブヂッ、ギチッ」
GM:もう一つ、小さい方は、野犬に食い荒らされ、
???:「……………………………………………………あ」
GM:『首』の部分しか残っていなかった。娘の顔であった。
???:「……………………………………………………あぁ」
???:「ああああああああああぁぁぁぁあああああああああ!!!」
野犬:「グルッ……ゥゥ」影のように波打つ毛色の犬が、???に狙いを定める。
GM:まともな生物ではないのだろう……変化した妻や娘、そして変化しゆく自分と同じく。
???:「貴様ァ!! 離れろォォォオオ!!!」 野犬に飛びかかる!
野犬:前足で無造作に払う。袈裟懸けに切断する。
“バインディング”:「……生きている者がいたか」野犬の影から、泡とともに何者かが出現する。
“ファミリアー”:「哀れなこと」
???:「……グブッ」 切断面から血が吹き出し、倒れる
“ファミリアー”:「儀礼は失敗し、人の生は無意味に消える」
“ファミリアー”:「悲しいことです」
“バインディング”:「……灰は灰に。全てを無き事にすれば、全ては等価」
“バインディング”:「残さず喰えよ、“霧”」
???:(……遠くに声が聴こえる……無意味?)
野犬:「グルッ……ルッ」
???:(………キャロル……マリアン……村のみんなの全てが………無意味?)
“ファミリアー”:「だとしても、近頃の彼の方の『実験』は大規模に過ぎます」
“ファミリアー”:「“結社”の意義も規律あってのこと。イグゼンプタスの身とあらば、尚更謹んでいただかねば……」
???:霞んだ視界で話をしている人間の顔を確認しようとするがそれは敵わない。
“バインディング”:「そう言うな。互いに、彼の方の魔術を学び見ることも“結社”としては意義あること」
“バインディング”:「……さて、そろそろこの男も尽きた頃か?一匹ずつ……夜明けまでに、喰わせなければな……」
???:(…………結社)
GM:その名を認識した瞬間。
???:(……を望む讐は私は結社をその力の)
GM:脳裏に、声にならない声が反響する。
???:(…………誰だ)
???:(を与える名を私の名を私の)
???:(赤き本の本の魔が儀式の呼ぶ私の名を)
???:(名を私の名を)
“バインディング”:「――彼の方が喚ぼうとした魔神の名は」
???:(…………名前)
“ファミリアー”:「ソロモンの一柱かと。名を……」
GM:現実世界の声が掠れて消えていく。彼の命が。
???:(名を名)
???:(力の、名)
???:「……バ、ア……ル」 呟く
???:(B)
???:(A、)
???:(A、L)
GM:閃光が視界を満たす。彼にしか知覚できない光の渦……そして。
“ファミリアー”:「“バインディング”……?彼は何故……?」
“ファミリアー”:「まだ……生きている……!?」
“バインディング”:「……!そんな、はずは!」
???:ゆらりと立ち上がる、胸元から取り出すは一冊の手帳。
???:本来は娘への土産として買ってきたソレが赤く濡れて、禍々しい力を帯びている。
“バインディング”:「再生魔術(リアニメイト)……!」
“ファミリアー”:「失敗ではなかったのですか!儀式は!」
“バインディング”:「案ずるな。この場で殺す!!」
???:「………………」
野犬:“霧”の名を冠する野犬が動く!
???:「…………す」
野犬:「グ、ルッ!」床に溶け、次の瞬間は男の真上、天井から――
???:「殺す、“結社”は全て殺す」
???:パラパラとページが捲れる。
???:「…………」 なにかを呟いたかと思うと影が蠢き
???:“霧”と呼ばれるソレを霧散させる。
野犬:「ッ」叫びすら上げる間もなく、無数の影に蹂躙される。肉片すら残さず、地上に落ちるまでに消える。
“バインディング”:「そんな……事が……」
“バインディング”:「魔術の入口にすら立たぬ、無価値な生贄ごときが……!」
“ファミリアー”:「――帰りなさい」背後の窓が開いている。
“ファミリアー”:「帰るべき死の世界へ」
“ファミリアー”:カラスの大群が、男を飲みつくさんばかりの勢いで襲う!
???:襲われてズタズタになっていくが、その傍から再生されていく。
???:「望み通り等価にしてやる」
???:「この村の全員の苦痛、悲哀。そして死」
???:「貴様ら全てに与えてやるッ!!」
“バインディング”:「ほざけ!!」宝石短刀を突き刺すべく飛びかかる!
???:影が蠢き、形容しきれぬ何かが生まれ、“ファミリアー”を飲み込む。
“ファミリアー”:「こっ、こんな――おぐっ」
“ファミリアー”:「……!」バラバラに千切れ、死亡!
???:影に“ファミリアー”の全存在をマナへと還元し、力にする。
???:そして“バインディング”の攻撃を受ける、間違いなく致命傷だ。
“バインディング”:「食った……食……」
“バインディング”:「ま、魔術師を……!?馬鹿な、こんな!!」
“バインディング”:「貴様のような者は、“結社”の整然の理を乱す!居てはいけない!」宝石短刀を通じ、分解の魔法!
???:“バインディング”の腕を掴む。
“バインディング”:「ヒッ……!!」
???:分解の魔法は作用しているが、効果が見られない。大きな何かに魔力を吸い取られている。
???:無論、この男の生命力も吸われている。しかし、倒れない。
“バインディング”:「な、何者だ……」
“バインディング”:「何者だ貴様はァァァ――――ッ!!?」
???:「――レムナント」
???:レムナント-残滓-
???:この場にある全ての力を喰らった影が蠢き、破壊を“バインディング”へともたらす。
GM:影。そして絶叫。
GM:……再び、闇が訪れる。
GM:----
GM:現在 日本・東北地方――タクシー内
GM:----
運転手:「しかし珍しいですねェ、お客さん」
運転手:「日本語ができるってのもそうだし……『誰か』に習ったんですかい?」
レムナント:「……いえ、『仕事柄』世界を飛び回ることが多いだけですよ」
GM:車は地方のとある村へと向かっている。正確には、そこにある会社へと。
運転手:「リキシレ社ですかぁ。あそこも近頃ずいぶん景気がいいみたいですが」
運転手:「ははは、何やってんでしょうかねェ」
レムナント:「物騒なモノではないといいですね」 と笑う。傍目には分からないが目は笑っていない。
GM:----
GM:シーンを終了します。ロイスのみ可能。
レムナント:雇用主/リキシレ・エンタープライズ/有為:○/猜疑心/ロイス
レムナント:使えるものは何でも使う、復讐のためならば
GM:さすがだ
GM:精密な復讐者…

【Opening/04】

GM:白上家のお二人の出番となります。
白上光:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 3[3]+34 → 37

白上束:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 8[8]+40 → 48

GM:----
GM:新目家 畳の間
GM:----
GM:白上家ゆかりの旧家――新目家。
GM:彼らが今、この家に訪れた理由は……女頭村で起こったとある出来事の故である。
GM:すなわち、リキシレ・エンタープライズ社による周辺土地の強制買収。
GM:彼らがそれによって入手したと発表した“魔神の死骸”……それは白上において、決して看過できぬ標的だとされるが。
GM:彼らは茶をもてなされ、畳の間にいます。家主の老婆は台所へ立っており、今はこの2人だけ。
白上光:「ふう。中々の長旅でしたね。束さん。」
白上束:「……はい」正座してそばに控えている。
白上光:「最近、仕事続きだったそうですが、疲れはたまっていませんか?」
白上束:「……いえ。大丈夫です」
白上束:「光様の、気に患うようなものでは」
白上光:「もしも不調があったら、直ぐに言ってくださいね。私たちはチームですから。不安があれば、僕がカバーします。安心してください。」
白上束:「……はい」正座したまま礼をする。
白上光:(自分から何か喋れよ……会話が持たねえだろ……)
白上束:「……」
白上光:「そんなに畏まらないで下さい、束さん。僕と貴女は、まだ候補者同士。仲良くしようじゃありませんか。」
白上光:(まだな)
白上束:「……そのようには参りません、光様」
白上光:「何故ですか?もしかして、周りからの評価を気にしているのですか。」
白上光:「そんなもの、気にする必要はありませんよ。貴方の実力は確かです。自信を持ってください。」
白上光:(俺ほどじゃないがな)
白上束:「……身に余ります」
白上光:「はぁ……。まあ、そういう謙虚なところも、貴女の実力なのでしょうね。」
白上光:(正しい判断だ)
新目比世:襖が開き、一人の老婆がゆっくりと入ってくる。
新目比世:「どうぞ、光ちゃんに束ちゃん。今はお汁粉しかないけどねえ、もっと作ったげるからね」
GM:2人の前に一つずつ盆が渡される。
白上束:「……」ぺこりと会釈する。
白上光:「ありがとうございます。十分すぎる持て成しですよ。」
新目比世:「束ちゃん、ほんとにおっきくなって」
新目比世:「光ちゃんも。ずーっと前にこのお家に来たこと、覚えてる?ねえ」嬉しそうに2人を眺める。
白上光:「ええ、勿論覚えていますよ。おばさんは昔と全然変わっていませんね。」
白上光:(誰だったかな。)
新目比世:「覚えててくれたのねえ、光ちゃんは賢い子だったからねえ……」
白上光:「ふふ。少し照れますね。」
新目比世:「束ちゃん、ちょっと前まで釜に入っちゃうくらい小さかったのに、今はこんなだもの。剣馬も懐かしがってねえ」
白上束:「……ん」俯きがちに身をよじる。
新目比世:「よしよし」束の頭を撫でる。
新目剣馬:「ばあちゃん」襖が開き、背の低い少年が覗く。中学校高学年ほどの子供だ。
新目剣馬:「一応はなれにしとくけど、今日も人来るから。一応、あー……」白上の2人に目線をやる。
白上光:ニコッ
新目剣馬:「来て……や、来てたんですか、すんません」
新目剣馬:「えーと、だから、白上の人達には迷惑かけないからさ、はなれだから」
新目比世:「はい、はい」ニコニコと頷く。
新目比世:「2人ともごめんなさいねえ、ふっふ、いくつになっても腕白な子でね」
白上束:顔だけ向けてじっと見つめている。
白上光:「いえいえ。元気なのはいいことです。剣馬くん、かな?」
新目剣馬:「……!」咄嗟に顔をそむける。
新目剣馬:「あ、は、はい!剣馬っす!」
白上光:「突然お邪魔してしまって、すみませんね。どうか、僕達のことはあまり気にかけないで、普段通り過ごして下さい。」
新目剣馬:「いや、すいません、元はうちが……」
新目剣馬:「……ばあちゃん、“魔神”のこと話したのかよ」
白上光:(そこは判っているんだな。)
白上束:一瞬、ぴくりと反応する。
新目比世:「ごめんなさいねえ、ずっとあれは、お堂を立てたところの中にあったんだけどね」
新目比世:「十……年前だか、あれが崩れてしまって、大騒ぎになったでしょう。それでその時は白上の皆さんもみんなこっちに来て」
新目比世:「束ちゃんはだいぶ長いこと、こっちにいたよねえ」束を撫でる。
白上束:「はい」されるがまま
新目比世:「それで」
新目剣馬:「……それで、あのナントカって会社の奴らが!」
新目剣馬:「元通りに掘り返す工事だとかなんとか言って、死んだ父さんに話つけて…………二年前……」
白上光:「……」
新目剣馬:「騙されたんだよ俺達!……土地は全部あいつらのものになってた!」
白上光:「それで……今回の騒ぎですか。」
新目比世:「……ほんとに、このたびは」両手を畳につく。
新目比世:「白上の皆さんに、申し訳ございませんでした」
白上光:「頭を上げてください。」
白上光:「大丈夫です。安心してください。その為に僕たちが来たのですから。」
白上光:(評価を上げる場を作ってくれて、感謝してるくらいだ。)
新目剣馬:「す、すいません……」凄まじくタイミングを遅らせて、剣馬も頭を畳につける。
新目比世:「……“まじんさま”は、白上の皆さんが封じてくださった、だいじなものですから」
白上束:土下座する様子を、茫洋と見つめている。
GM:白上の2人が既に知っていることがある――
GM:“魔神の死骸”は、既にリキシレ・エンタープライズの支社……
GM:麓にそびえるビルの内部に移動されていること。
GM:その起源に関しては、2人も……本家の誰も知らない。新目の他に知れれば危うい『もの』であることは想像に難くない。
GM:彼らが“魔神の死骸”について知るひとつの事実は……白上の“敵”である事だけだからだ。
GM:----
GM:オープニングを終了します。ロイスのみ取得可能。
白上光:敵/“魔神の死骸”/P:執着○/N:侮蔑/ロイス
白上光:どうせ俺なら破壊できると思っているので、侮蔑です。
GM:かっこいいぜ!
白上束:当主候補/白上光/忠誠:○/無関心/ロイス
白上束:旧知/新目比世/懐旧:○/不安/ロイス
白上光:束ちゃんにもとっておこうか。
白上光:僕/白上束/P:有為/N:嫌悪○/ロイス
GM:----
GM:新目家との顔合わせを終え、畳の間を出た2人。
GM:束もこの旧びた廊下を行く。白上のための客間が、既に整えられているはずである。
白上光:「それでは束さん、また後で。しっかりと体を休めてください。すぐ忙しくなりますからね。」
白上光:(途中でつぶれるなよ。俺の評価まで下がりかねねえ。)
白上束:「……はい」深く礼をする。
GM:では、光の去った廊下で。
新目比世:「束ちゃん。ほら、こっち」囁くように小声で呼ぶ。
白上束:「……」怪訝な顔をしながらも、一瞬で距離を詰めている。
新目比世:「ほら、食べざかりだから、まだお腹すかせてるでしょう」白い大福のようなお菓子を渡す。
新目比世:「こっちの村の、絹衣りのお菓子だからね。束ちゃんに、ひとつ取っておいたから、剣馬が」
白上束:「……あ、その、」
新目比世:「うん?どうしたの、束ちゃん」
白上束:「……い、です」
白上束:「……私には、勿体ないです」
新目比世:「もったいなくなんかないよう。ねえ、束ちゃん、うちの孫みたいに思ってるからねえ」
新目比世:「だいじょうぶ、だいじょうぶ」頭を撫でる。
白上束:「……」
白上束:「……ありがとう」受け取って、懐に大事にしまう。
新目比世:「気にしないで、たくさん笑っていいんだからね」
新目比世:「束ちゃんは束ちゃんだものねえ」
白上束:「……ん」
GM:----

『十月光』

GM:では、満を持してキャラクター紹介
GM:PC1の束ちゃんから張り切っていきましょう
白上束http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1330776747/183(PC1:DT)
白上束:白上の薄汚れた方、束(つかね)です!
GM:そんな悲しいこと言わないで
白上束:無口っ娘だ。すでにロールにちょっと苦労し始めているぞ。
白上束:高貴なる当主筆頭の威光を汚さぬよう頑張るぞ。
GM:たのもしいなあ
白上束:性能はピュアオルバックスタバー。白兵で絞め殺し、RCでかわし、交渉で打ち消すぞ。
白上束:これが白上、変異種の業!《万色の檻》の力!
GM:スゲェーッ
白上束:継戦能力の貧弱さは妖精でナントカすることにしました。
GM:無理やり当てる恐ろしさ
白上束:光様の露払いを頑張ります。よろしくおねがいします!
GM:はーい!
GM:じゃあ重力を自在に操る高貴なる当主筆頭のPC2の光さん!
白上光http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1327831713/308(PC2:ぺんさん)
白上光:どうも、偉大なる白上家当主候補筆頭、白上光です。
白上光:見ていただければ判るように、呪われた血が相手だとしても心優しく振舞う聖人のようなお人です。
白上光:有象無象を蹴散らし、魔神を完膚なきまでに破壊し、自らの力を示したいと思います。
GM:心優しく振る舞う聖人はそんなこと言わないんだよなあ・・・
白上光:性能はジョックブリザード、ジョックビーム、ジョックシールドを使いこなす普通のピュアサラです。
GM:クソジョック!!!
白上光:継戦能力は、ブリザードを3回打つうちに100%になってビームが打てるようになるので、多分問題ありません。
GM:お、恐ろしい……
白上光:皆とは(上っ面だけ)仲良くしたいです。よろしくお願いします。
GM:上っ面以外でも なかよくしてほしいんだなあ けいそ
GM:次は毎度巻き込まれる魔術師のダスティンPC3
ダスティンhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1327801386/121(PC3:ロケット商会)
ダスティン:はい!ダスティンデース!トモダチ!
ダスティン:シーン攻撃を操り、マスターズコネクションでここぞの判定を乗り切る魔法使い。
ダスティン:なんて正統派なんだ。《妖精の手》や《力の法則》も完備しており、主に援護に長けます。
ダスティン:今回はドッジを覚えました。がんばって避けるぜ!
GM:皆避けるなあ
ダスティン:結社からは追われており、アンチ結社メンバーとはなかよくしたいですね。以上です!
GM:我が悪夢の魔法使い軍団は大丈夫だろうか……心配だ
GM:そんなダスティンさんに対するピノコポジション、PC4のアメリーちゃん
吉川アメリーhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328020597/153(PC4:鳩子)
吉川アメリー:アメリーデース。
GM:(こんな口調だっけ……?)
吉川アメリー:ゴスロリで人形っぽい見た目で汚い言葉を使う魔法使いです。
GM:そしてイケメンだ
吉川アメリー:反抗期で結社を脱走しました。お母さんには会いたくないです。
GM:今回はお母さん出てこないと思うから大丈夫……たぶん……きっと……
吉川アメリー:性能は力マシマシ。あと達成値上げたりダイス減らしたりします。
吉川アメリー:そして今回、アージエフェクトガン積みしました。
吉川アメリー:衝動にちゅうじつです。
吉川アメリー:以上、なんか仲良くしたいです。よろしくお願いします。
GM:なかよくするのはいいことだ
GM:最後は……おお、この男……!
GM:PC5のレムナントさん!
レムナントhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328018677/246-247(PC5:オツカレー)
レムナント:死んだ男なので名前はない、ただレムナント-残滓-とだけ名乗っている。
レムナント:結社の魔法使いは一人残らず根絶やしにする、全てを等価に。奴らの魔法原則に則って駆逐する。
GM:怖いぜ・・・
GM:仲良くした方がいいとおもうなあ。世界平和……
レムナント:一人称は私、見た目は二十代後半だけど実年齢は五十近いので腐れ結社以外は普通に対応します
レムナント:これは《麗しの容貌》の効果ってことで、ホントは《竹馬の友》も欲しかった。
GM:なるほど。
レムナント:性能は複数の切り札を切り続けていくことで平均的に高火力を出す。100以下だと46点装甲値無視だが、ダイスが少ないのとコンセのレベルが2なのでちょいと微妙。
レムナント:切り札を切らなくても21点装甲値無視程度は行く。
GM:装甲無視……交渉攻撃の強さ……
レムナント:濃縮体エグザイルを超えるため甘草理論にソラリスの凶悪エフェクト《オーバードーズ》を加える事にしました。これでHPが+60されます。
GM:オゲー!!
レムナント:条件が整えば固定値155点装甲値無視でボスを殺します、甘草理論なのでHPで耐える。Sロイスを切って全回復も考慮する。
レムナント:ちなみに《狂乱の一声》を《原初の赤》でとっているので強制的に私を狙う。
GM:果たして耐えられるかな……!
レムナント:まともに作った初ソラリスと初ウロボロスです。以上

■トレーラー

――魔術師達が一つの街に集った『世界魔法』の事件より数ヶ月。
東北地方の某山地を買い上げた新企業、リキシレ・エンタープライズ社は、
その地において『魔神の死骸』なる存在を入手したと、非公式に発表した。
本来ならば誰もが荒唐無稽な話として一笑に付す情報。しかし。
それは秘奥を持たぬ白上家にあって、固く秘されてきた敵の名であった。

白上家。“結社”。様々な目的を胸に日本へと集結する魔術師達。
そして、まるでその事態こそを期待していたかのごとく、
企業側もオーヴァード戦力を投入し、彼らを迎え撃つ。
数百年の時を隔て、再びこの地で魔法戦が始まりつつある。

ダブルクロス3rd『十月光』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト

・PC1(白上束)用ハンドアウト
ロイス:新目比世 推奨感情P:庇護/N:不快感
あなたは、江戸時代から続く陰陽師の一族に属する、後継者候補の護衛である。
リキシレ・エンタープライズ社の不可解な発表を受け、白上本家が動いた。
彼らが買い上げた土地は、白上のルーツの一つとされる僻地――女頭村。
その地に赴いたあなたは、白上ゆかりの新目家の老婆、新目比世に歓待を受ける。
何故、彼らは白上本家に背いてまで、守ってきた土地を売り渡す行為に及んだのか?
あなたは自らが担う任務の全てについて、まだ知らされてはいない。
“魔神の死骸”の正体。白上家が長く背負ってきた使命について。

・PC2(白上光)用ハンドアウト
ロイス:“魔神の死骸” 推奨感情P:執着/N:脅威
あなたは、江戸時代から続く陰陽師の一族の後継者候補筆頭である。
ここまで些事に関わらず、後継者候補筆頭として盤石の地位を固めていたあなたであったが、
今回の“魔神の死骸”の件では、ついにあなた自らが動かなければならなくなった。
秘奥を持たないが故に、その意味するところすらも失伝した、正体不明の、絶対の敵。
自らが支配する世代を目前にして、このようなアクシデントがあってはならない。
だがこれは好機でもある。自らの力が、祖先すらも上回る事を示す機会。
護衛の一人程度を犠牲にしても、“魔神の死骸”を、完全に滅ぼす必要がある。

・PC3(ダスティン・C・マクブレイド)用ハンドアウト
ロイス:“テウルギア” 推奨感情P:憧憬/N:恐怖
あなたは、喚起魔術を操るオーヴァードであり、フリーランスの魔術師である。
“結社”の動きを察知したあなたは一人、この女頭村へと訪れていた。
普段ならばあなたの助手を務めるアメリーも、今回ばかりは連れていけない理由がある。
何故ならば……これは、あなた自身が決着を付けなければならない事柄だからだ。
あなたの用いる“擬似ソロモンの指輪”の構築に携わり、魔神について最も知る存在の一人。
“結社”内で最強の位置を占める無限召喚師が、“魔神の死骸”を捉えに来る。
被免達人(アデプタス・イグゼンプタス)――“テウルギア”と接触する、これは最後の機会だ。

・PC4(吉川アメリー)用ハンドアウト
ロイス:ジェラド・セジウィック 推奨感情P:興味/N:食傷
あなたは、死霊術を巡らせるオーヴァードであり、フリーランスの魔術師である。
アメリカに発つ計画を進めていた矢先、再びダスティンが一人で姿を消した。
不満を募らせるあなたの前に、腐れ縁となった敵がまたしても姿を現す。
ダスティンのライバルを自称する異端魔術師、地獄使いのジェラド・セジウィック。
ダスティンの命を狙って現れた彼は、あなたから事情を聞き、提案する。
「お前、ちょっとばかり俺に誘拐されろ」……ダスティンを確実に探し、押しかける方法。
彼に連れられた先で、あなたは魔術の糸に導かれるかのような、奇妙な縁と再会する。

・PC5(“レムナント”)用ハンドアウト
ロイス:リキシレ・エンタープライズ 推奨感情P:有為/N:猜疑心
あなたは、“結社”に所属する全ての魔術師に対して強い憎悪を抱く、復讐者である。
“魔神の死骸”の入手を発表したリキシレ・エンタープライズ社は、
魔術師達に対抗すべく、オーヴァード達を集結させていた……すなわち、あなたのような。
予測される敵は“結社”の被免達人(アデプタス・イグゼンプタス)、“テウルギア”。
そしてこの地をかつて支配していた、土着の陰陽師、白上家。
あるいは――“魔神の死骸”そのものが動き、あなたの敵になるか。
あなたの為すべき事はひとつ。誰が来ようとその全てを待ち構え、滅ぼすことだけだ。

【Middle/01】

GM:----
GM:今回は、いきなり全員合流シーンはストーリー上できませんので、
GM:2つの勢力に分割して合流を行います。まずはアメリーちゃんとレムナントさん。
GM:登場してください。最初はアメリーちゃん視点となります。
レムナント:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 8[8]+39 → 47

吉川アメリー:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 1[1]+32 → 33

GM:----
GM:――ジェラドに連れられた先は、東北地方山中の田舎……と呼ぶのもおこがましい、未開の地にも等しい村だった。
GM:もっとも、このリキシレ支社ビル内にいる限りは、そうした不便さも感じない。
GM:空調も効き、ネットも使い放題。飲み物や食事も申請するだけで支給され、むしろ都市部より快適なほどだ。
ジェラド・セジウィック:「フ~ッ、面倒臭えなあこの手の手続きはよ~」頭を掻きながら、1階ロビーに降りてくる。
ジェラド・セジウィック:「一応、テメーの分もやっておいたぜェ、クソガキ!構うこたねえ、前金くらいかすめ取っちまえ」
吉川アメリー:「……えーめんどくさーい」 アイス食ってる
ジェラド・セジウィック:「どうせダスティンの奴が来たらあっちにつくんだろうが」
ジェラド・セジウィック:「あの野郎が来るまでなら、大して働くこともねえだろうよ……来るならな」
吉川アメリー:「来るんじゃねぇの? だって餌が私なんだぜ? キャハハ!!」
ジェラド・セジウィック:「クハーッ」熱いコーヒーを一息で飲み干す。「……じゃあ、行くとするか」
吉川アメリー:「どこに?」
ジェラド・セジウィック:「形式上でも、顔合わせが必要だろ。誰が味方かくらいは知っておいたほうがいいからな~」
ジェラド・セジウィック:「お互いの安全のためにも、だ」
吉川アメリー:「へーそういうもんなのか」 結社生活が長いので社会性がない
GM:----
GM:リキシレ支社 二階ロビー
GM:----
ジェラド・セジウィック:「……今来てる連中は大体いるみてェだなァ。ま、大抵は山師みてーなザコだが……」
ジェラド・セジウィック:「そういう奴らをかき集めてでもやりたい事があるってのかね」またも熱いコーヒーを口に放り込む。
吉川アメリー:「………あるんだろうな」
吉川アメリー:「……なんかいやな感じがする。お前といるからだろうけど」
ジェラド・セジウィック:「あそこにいるやつが……あれだ。なんだったか。テクタイトの」
ジェラド・セジウィック:「麻生ってやつだ、そうだ麻生。あれはこの中でも割りとやる方だろ」
吉川アメリー:「ほう」
麻生晴市:「……あァ?」ギロリと上階踊り場の2人を睨む。
ジェラド・セジウィック:「勘のいいヤツだな」
吉川アメリー:麻生に向かって手を振る
ジェラド・セジウィック:「……確か、結界魔術をいじくった妙な技を使う。俺が言えたことじゃねえけどな!クハハッ!」
ジェラド・セジウィック:「――で、FHならまだいるな」
ジェラド・セジウィック:「魔術じゃあねェが、吸血種の合いの子みてぇーな奴だ。“グラーシーザ”。あいつはよく一緒に仕事してる」
GM:見下ろすと、見知った顔が下で食事をしているのが見えるでしょう。
吉川アメリー:「あれは知ってる」
吉川アメリー:「あいつも不憫だよな」
GM:そばで黒スーツの男も紅茶を嗜んでいる。
眉川比恋:「……!おっ」立ち上がり、近づいてくる。
眉川比恋:「吉川、えっと、なんだっけ……吉川さんじゃないっすか」
西方:「久し振りだね」黒スーツの男も片手を挙げる。
吉川アメリー:「えーと、眉川だっけ? あと西方だっけ?」
吉川アメリー:「ひさしぶりー」
西方:「君のその後はだいぶ聞いているよ、吉川くん。ダスティン氏の助手になったって?」
吉川アメリー:「まーダスティンのところに世話になってるよ。毎日楽しくやってるから心配するな。してねーと思うけど」
眉川比恋:「眉川比恋っす。今回味方か……。良かった~」ため息。
吉川アメリー:「眉川は大河見れた?」
眉川比恋:「もう清盛は諦めて八重の桜見てます」
眉川比恋:「録画してたDVDがひでえ事になってて」
吉川アメリー:「諦めんなよ」
西方:「ははは。しかしジェラド氏に加えて君がいるならちょうど良かった。後ほど、仕事の件について話そう」
西方:「じゃあ、一旦失礼するよ」
眉川比恋:「お疲れ~っす」
吉川アメリー:「じゃあな~」手を振る
ジェラド・セジウィック:「……ふん。あいつは見ない顔だな。魔術っぽくもねェ……」ジェラドはまだ見下ろして思案している。
???:「……」
吉川アメリー:「……」視線を追う
ジェラド・セジウィック:「ヤバめの奴もいる。“レムナント”……結社殺しの狂犬か」
吉川アメリー:「あ、その名前聞いたことあるような気がする」
ジェラド・セジウィック:「話しかけてみるか?結社嫌い同士、馬が合うかもだぜ」
レムナント:壁に背を預けて静かに佇んでいる。
ジェラド・セジウィック:「おい、“レムナント”」気安く声をかける。
ジェラド・セジウィック:「久しぶりじゃねえか、ゲハ、ハッ……また裏切り者が増えたぞ。こいつだ、“アンブロシア”」
吉川アメリー:「どーも、アメリーデース」
レムナント:「そうか、女子供を手に掛けるのは趣味ではないからな。ありがたい話だ」
吉川アメリー:「こえーなお前! キャハハ!」
ジェラド・セジウィック:「だが結社の連中はそんな事もお構いなしだからなァ。気が向いたらまあ守ってやってくれや」
ジェラド・セジウィック:「ダスティンと組んでねェ間はな!ゲハハハハハ!」
レムナント:「“ミュンヘン・ハンドブック”の娘、吉川アメリーだな。私はレムナント、そう呼んでくれ」
レムナント:「私の敵は結社の魔術師だからな、向かってくるのならば一人残らず殺すさ」
ジェラド・セジウィック:「こいつは喚起を使う。詳しくは知らねえし、知らねえ方がいい事だ」
吉川アメリー:「狂犬に守ってもらえるとは光栄だぜ。よろしく頼むよ」
レムナント:「それに私の性分でな、ダスティンが居ない間は守るさ。吉川くんよろしく頼む」 
ジェラド・セジウィック:「……で、見込みのある奴ときたら――あと一人いたがな」
ジェラド・セジウィック:「フン、どうせダスティンが来るまでは暇だからな――西方とかいう先生の講釈でも聞くか?」
レムナント:「彼の話は興味がある、同席をしてもよいかな?」
吉川アメリー:「聞くー!」
吉川アメリー:「途中で寝ない自信はないがな」
GM:では、再び西方に会いに行きます。
GM:----
GM:リキシレ支社 一階ロビー
GM:----
西方:「ふむ。吉川くんと……そちらは」レムナントを見る。
西方:「“レムナント”氏か。噂はかねがね聞いている」
眉川比恋:「ほっ……(思ったより怖くなさそうだ……)」
レムナント:「私の方も貴方の噂を耳にしていますよ」
西方:「ははは、あまりいい噂は聞かないでしょう」
吉川アメリー:「そーなの?」
西方:「それはともかく」ごまかす!
西方:「吉川くんがいるなら話しておきたい。……もしダスティン氏に会った時、彼にも調べてもらいたいことがある」
西方:「このリキシレ社の保有する“魔神の死骸”。当面の私達の任務は、それを狙い襲撃する“結社”の魔術師の排除――そういうことだったね」
吉川アメリー:「会えるなら伝えておくぜ?」
吉川アメリー:「ああ」
レムナント:頷く
西方:「……実は“魔神の死骸”を狙う勢力はそれだけではない。表向きの仮想敵は“結社”だが」
西方:「この“魔神”の元々の所有者は、あの白上家だ」
西方:「吉川くんは覚えているかな、『世界魔法』の事件を」
吉川アメリー:「白上……」
レムナント:「白上……この国の魔術家系の一つでしたね」
吉川アメリー:「忘れるワケがないね!」
西方:「そう、陰陽の技を使う……それも再現不能の」
眉川比恋:「それ、魔術って言っちゃっていいんスかね」
西方:「オーヴァードの体系に当てはめるよりは、余程魔術らしいよ」
西方:「こちらでは“変異種”として一纏めにされているが、そもそも……いや、その話は措こう」
西方:「白上が“魔神の死骸”を奪還に来る可能性がある。……それは願望魔術を成就する“遺産“だからだ」
吉川アメリー:「なるほど。だからお前らがここにいるのか」
西方:「私は“魔神”の正体を知りたい。願いを叶えるとして、その内容は何なのか?」
西方:「……どこにルーツがあるのか?何故白上が関わっているのか?」
西方:「レムナント氏も、“魔神”というカテゴリに心当たりはあるだろう。だから話している」
レムナント:「そうだな、私も“魔神”とは浅からぬ因縁がある」
レムナント:「……成る程、噂通りの人物だ」
西方:「ははは。噂では何と?」
レムナント:「熱心な怪奇収集家といったところだろうか」 笑う
眉川比恋:「スゲェ合ってます」げんなりする。
西方:「――“魔神”に関わりの深い研究者といえば、ダスティン氏も同様だ。彼は独自に調査を?」
西方:アメリーに向かって尋ねる。
吉川アメリー:「知らん!!」
吉川アメリー:ごきげんななめだ。
西方:「そ、そうか……」
眉川比恋:(機嫌悪いみたいっすね)
西方:「だが、白上くんには出会うかもしれない……おっと、違うな」アメリーとレムナントの後方、上空を見上げる。
西方:「白上『束』くんには、と言うべきだったか」
吉川アメリー:「あー……」見上げる
レムナント:「……ふむ」 見上げる
白上炬:「――久しいな」浮遊する怪人。三角帽に隠れた顔面は見えない。
白上炬:「“ミュンヘン・ハンドブック”の娘。そちらは結社殺しの“レムナント”か」
吉川アメリー:「久しぶりだなー」
レムナント:「そうだ」
西方:「……白上家は本当に、“魔神”について知るところはないと?」
白上炬:「答えたとおりだ。知らぬ」タロットをパタパタと舞わせる。
白上炬:「もっとも――私のような者から漏れる事を防ぐためだろうが」自嘲的な笑いを漏らす。
白上炬:「だが来るぞ、“ミュンヘン”の娘。“魔神の死骸”となれば白上は必ず来るだろう」
吉川アメリー:「……そっか。また会えるのか」
吉川アメリー:「元気にしてるかね、あいつ」束ちゃんのことだ。
白上炬:「望むように会えるとは限らん。さて。泰が来るか、光が来るか――」
吉川アメリー:「あー白上はいっぱいいるんだっけ?」
白上炬:「無論。束もそうだ」
眉川比恋:「っつーか……金さえ受け取りゃ、昔の家の敵にも回るんっすね……ある意味スゲーっていうか」
白上炬:「既に、家の者では無いのでな」
白上炬:「束に行き逢うたならば、情けはかけぬと伝えておけ」
レムナント:「…………」
吉川アメリー:「言っとくよ。そんときゃ私もお前に情けかけないぜ?」
白上炬:「分かっている。貴様がこのような仕事の柄ではないとな」
吉川アメリー:「この先どうなるか知らんがな」
白上炬:「そう、誰も知らぬ……誰も」ふわりと浮かんで去っていく。
レムナント:「……もう少し若ければ語ることもあったかもしれんな」
西方:「……依頼主から聞いたかもしれない。号令がかかるまでは、積極的な交戦は避けるようにと指示されているね」
西方:「これを逆手に取れると考えている。つまり、白上束と話す時間はあるという事だ。今のうちはね」
吉川アメリー:「……今のうち、か」
吉川アメリー:「ダスティンが見つからねーならそっちに行くしかないよな」
西方:「さあ、どうだろう……魔術の縁というのは、中々興味深い」
西方:「オーヴァード同士が引き合う理屈というのも、まだ解明されていない。……“魔神”の話の続きは次にしよう」
レムナント:「吉川くん、“あちら”に向かうとするのなら私は敵ではないと伝えてくれるかな」
レムナント:「私の敵は結社の魔術師のみだ」
吉川アメリー:「わかったよ。っていうか私の敵も結社だよ」
レムナント:「そうだったな、私はこちらで“敵”を待つことにするよ」
GM:ではアメリーが席を立ち、西方とレムナントが残ります。
レムナント:「西方氏、貴方にいくつか質問……いや、協力を頼みたい」
西方:「内容次第だが、いいだろう」
西方:「さっき言ったとおり、私の目的は“怪奇(スペクト)”の正体を探ることだけだからね」
レムナント:「そうだったな、そういう人物だった。では話させて貰う」
レムナント:「西方氏は――という村を知っているだろうか」
西方:「……あるいは、どこかの資料でそういった村を見たかもしれない」
西方:「例えば、巨大なレネゲイド干渉・ジャーム出現事例の結果として、記録抹消が成されたケース。その一つとして」
レムナント:「そうだ、二十年ほど前に滅び、世界の記録からも抹消された存在。それが――という村だ」
西方:「ははは、記憶が合っていたようで嬉しい限りだね。……その村が何か?」
レムナント:「私の起源の場所とだけ言っておこう。……滅んだきっかけはとある儀式魔術によるものだ」
西方:「魔術師に滅ぼされた村か……。レネゲイド組織の活動が十全でなかった昔は、そういった事例もいくつか起きていたはずだ」
レムナント:「私はソレを追い続けているが未だに全容が分からない、分かったことは少ない」
レムナント:「"結社”がソレを行った」
西方:「ふむ」手帳に書き込む。
レムナント:「そして私が"魔神”と契約した事。"魔神"にまつわる儀式だった事だけだ」
レムナント:「西方氏、貴方にこの二十年前、――村に起きた怪奇を見届けて貰いたい」
西方:「私が興味を抱き、その機会があるなら、そうするだろう」
西方:「……ただし。仮にその村の事を調べるその時は、見届けるまでは諦めない」
西方:「リスクを恐れることができないのが、私の数少ない長所でね。フフフ」
レムナント:「それで構わない。貴方がその気になってくれれば私が助かる、だから話した」
レムナント:「貴方が"その気"になってくれるのを気を長くして待っている、私はそういうことに慣れているのでな」
西方:「UGN結成以前における“結社”の動きか……」
西方:「……この調査がうまく行けば、それに取り掛かれる日も早くなるだろう」
西方:「どうだろう、レムナント氏。君も白上の伝承と“魔神の死骸”について、興味はないかな」
レムナント:「生憎、私は学術目的で"こちら側”に来たわけではないので遠慮させてもらう」
レムナント:「ただ、西方氏の目的に協力することは出来ると思っているよ」
レムナント:「これは、話に付き合ってくれた礼と思ってくれ」 20年間の間に殺し続けた魔術師のデータと関わる事件が入ったUSBメモリをテーブルに置く
西方:「……ひとつ……君にとって有益な情報があるかもしれない」
西方:メモリは話しつつ受け取る。こういったところでは全く遠慮がないのだ。
レムナント:「聞こう」
西方:「“結社”の、特に強大な魔術師が動くとするなら、それは基本的に単独行動を取ることを知っているだろう」
西方:「――今回もそうなる可能性は高い。動くのが被免達人位階だからだ」
レムナント:「…………そうか、感謝する」 顔は全く笑っていないが目が歓喜の色に染まる
西方:「『魔』の領域に踏み入っていない者の内、最高位」
西方:「必要のない言葉かもしれないが……気をつけたまえ」
レムナント:「心遣い感謝しよう。しかし、何があろうとも殺すさ。結社の魔術師は――」
レムナント:「一人残らず」
GM:----
GM:シーンを終了します。
GM:購入・ロイスが可能。
レムナント:ロイスは仇敵/結社の魔術師/執着/殺意:○/ロイス
GM:す、既に結社に憎悪で取ってるのに!
GM:殺したすぎ!!
レムナント:後でヤツの名前がわかった時に名前を埋めるのだ!
吉川アメリー:クリスタルシールドを買う。
吉川アメリー:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 10[6,8,9,9,10]+2[2]+5 → 17

GM:ノー
吉川アメリー:財産ぶち込んで買う。
GM:オーゥ
GM:財産20もあるじゃねーか!!!
GM:なんでこんな金持ってるのアメリー怖い
吉川アメリー:おばあちゃんのお小遣いです
レムナント:一応、ジュラルミンシールド買っておこうか。
レムナント:7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 9[4,4,6,8,9,9,9]+4 → 13

レムナント:成功、魔術で影を強化した。ジュラルミンシールド相当
GM:すごい
吉川アメリー:生贄を捧げ防御魔法解禁
GM:やる気充分だ……!では本日の行程はここで終了。
GM:お疲れ様でした!
白上束:おつかれさまでした。
吉川アメリー:おつかれさまでした
レムナント:お疲れ様でした!
ダスティン:お疲れ様でしたー
白上光:でしたー!

【Middle/02】

GM:では、お三方に登場していただきましょう。
ダスティン:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 4[4]+37 → 41

白上束:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 5[5]+48 → 53

白上光:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 5[5]+37 → 42

白上光:フン……
GM:----
GM:新目家 廊下
GM:----
GM:日はまだ出ているが、そういう習慣なのだろう。白上とダスティン――3人の客人の夕餉の支度が進んでいる。
GM:そんな中ふらふらと廊下に出てみたダスティンだが……?
ダスティン:「なんかおかしな展開になってきちゃったぞ」 そろりと廊下に進み出る。
ダスティン:「この家も相当に妙な雰囲気だし、こっそり秘密裏に片付けるのは無理があったのか? 俺のプランに?」 きょろきょろする。
ダスティン:こっそり屋敷の中を調べてみるつもりでいるのだ。
ダスティン:どう見ても不審人物だ。
ダスティン:誰も見とがめられなければ、手当たり次第に部屋を開けていきますからね!止めるならいまのうちですよ!
白上束:では、調べようとしている最中、首許に紐のようなものが伸びている。
白上束:「何してるの?」明かりの入らない屋内。顔は仄暗く見えないが声だけが響く。
ダスティン:「……ジーザス! ソ、ソーリー! ワタシ、ニホンゴ、ワカリマセーン!」
ダスティン:「でも怪しい人物じゃないデース! 信じて! プリーズ!」 ハンズアップします。
白上束:「……!」
白上束:懐から蝋燭を取り出し点ける。
GM:白上束は、彼の顔に見覚えがあるはずだ。
ダスティン:「だから鉈と鎌は勘弁してほしいデース! 悪気はほぼゼロ! ――と、あ、アー……?」
白上束:「……ひ」
白上束:「……久しぶり」蝋燭を持っていない方の手で糸を回収し、手を振る。
ダスティン:「ええー……なにこれ……マジで? そういう展開なの?」
白上光:「おやおや、何の騒ぎですか。」 ゆったりと登場しよう。
白上束:「……光様」
ダスティン:「白上じゃん! ジーザス!」
ダスティン:胡散臭い外人がハンズアップしている。
白上光:「こちらの方は……束さんのご友人ですか?」
白上束:頷く。「“世界魔法”の時に」
ダスティン:「あー……お、おう! もちろん。フレンズ。ブラザーだよ、な、束! 信じてたぜ!」
ダスティン:馴れ馴れしい。
白上束:「……何してるの?」
白上束:小首を傾げる。
ダスティン:「そちらの兄さんは? 同じ業界? そうに決まってるよね? あ、俺ダスティン。魔法使い。えーっと」
ダスティン:「探し物を探しに来たんだよ。ひとは誰もが皆そうなんだけど。したらなんか、こう、泊まる場所ないし。親切なボーイに頼んで」
ダスティン:「……ここに。ダスティン・イズ・ヒア。わかった?」
白上光:「これはこれは、束がお世話になったようで。始めまして。白上家当主候補筆頭、白上光です。以後、お見知りおきを。」
ダスティン:「さすがニホンジン! 丁寧だよね、見習わせたいやつがいるよ。ドーモ! あ、握手したくないよね? ハハハハヘヘ!」
白上光:(なんだこいつ……)
白上束:「探し物……」
ダスティン:「ああ、そう、知らない? 俺の探し物。いやー、知らないはずねえか。偶然なんて俺は信じないぜ、科学的なのさ」
ダスティン:「――”魔神の死骸”をちょっと、見学に」
白上光:「この時期に魔術師となれば、そうでしょうね。」
白上束:「……探して、どうするの?」
ダスティン:「そこんとこだが、俺にもよくわかんねえ。俺にとって重要なのは、それを探しにくるやつと会いたいだけでね」
白上束:「……」
GM:----
GM:4日前
GM:----
GM:昼ごろからの雨は勢いを弱めている。だが、目の前に座り込む男が濡れる様子はない。
GM:魔術でそうしているのだ。――“結社”の熱心者(ジーレイター)。
魔術師:「ハーッ、ハーッ……そろそろやめにしないか?こっちも、もう種がねえ……」
ダスティン:「ん? ああ――おう! そうだな……」 
ダスティン:「俺ももう限界ってところだったよ。まったく……戦闘なんて、魔法使いの本分じゃない。そう思わないか?」
魔術師:「……俺も含めて、今の“結社”はそういう連中ばかりだよ……“魔神の死骸”の話は……ゲホッ、聞いたか」
ダスティン:「それだ。 ――どこにある? ぜひとも拝みたいところなんだよ、俺」
ダスティン:「っていうか、何があった? 魔神の死骸だろ? なにがどうなればそうなるんだよ」
魔術師:「そいつは、ゲホッ、やめといた方がいい……ずっと上の先生が」
魔術師:「取りに行く、と言ってる。その時のゴタゴタで、学徒も何人か倒れた。戦闘でな」
ダスティン:「――ずっと上だァ? どこの誰だ、おい。まさか大達人の旦那方じゃねえだろうな」
魔術師:「詳しくは知らねえが、被免達人で喚起を教えてる先生っていえば」
魔術師:「脱走者のあんたの方が知ってるんじゃねえのか、“ジャイヴ・ウェイヴ”」
ダスティン:実際、知ってましたか?
GM:そうですね、ダスティンの設定にも絡めるつもりなので、ここで言っておくと、
GM:UGNと協力した魔術-レネゲイドの特殊研究において、
GM:ダスティンとともに携わった多くの魔術師の『前任』として、その名前を知っています。
GM:“テウルギア”。直接顔を合わせた事はありません。
GM:しかし、確実にダスティンの持つ『擬似ソロモンの指輪』の構成理論のいくらかを担っていた人物です。
ダスティン:「おい……”テウルギア”。それかよ。マジで? わざわざ閣下がご自分で?」
魔術師:「信じられないが、そうみたいだ……あの人の召喚術の作り方を聞いたことがある」
魔術師:「……“魔神”を『覚える』らしい」
ダスティン:「『覚える』? 記憶塾もびっくりだろ。なんだそりゃ」
魔術師:「日本に来るとなれば、ヒヒ、ズタズタにされるだろう……“ジャイヴ・ウェイヴ”」
魔術師:「話が本当なら、俺みたいな熱心者ごときが出る幕もねぇわな、ケホッ、……」
ダスティン:「ま、その可能性はメチャクチャ高ェーな。もしも、まともに戦えば。……とはいえ」
ダスティン:「……仕方ねえだろうな。いまは少しでも力がいるところだ。今回ばかりは、俺の、プライベートな問題だ」
ダスティン:「というわけで、俺の魔力も限界だし。……用意していたタネは残り2つ。サブマシンガンと硫酸のイッキ飲み、どっちがいい?」
魔術師:「ハーッ……クソッタレ……」
魔術師:「どっちもゴメンだぜ、腰抜け野郎……!」拳銃を取り出す!
ダスティン:「グッド! そうこなくちゃ。殺すのも躊躇するってもんだ……じゃあな!」 スイッチを入れる。
ダスティン:と同時に、遠隔起動された設置式サブマシンガンが魔術師の肉体をずたずたに破壊する!
GM:まるでマジック!刺客魔術師は粉微塵になりました。
ダスティン:「……悪いな、発射角度の微調整にこんな時間がかかるもんだと思わなかった。ナムアミダブツ・・・ハハハ。またな」
ダスティン:以上です。
GM:では、再び時間軸は現在。
GM:----
GM:以上の目的をダスティンは話してもいいし、剣馬に対するのと同様誤魔化してもいい。
ダスティン:話せるだけ話します!
ダスティン:「――というわけで、結社の大先生に会いにはるばるこんな素敵な場所までやってきたってわけ。アンダスタン?」
白上束:無言で頷く。
白上光:「なるほど。安心しました。」
ダスティン:「安心ってひどいな、魔術強盗か殺し屋だと思われたわけ? ハハハ、まさに慧眼!」
白上光:(殺す手間がかからなくてな。)
ダスティン:「俺だったらそう思うもん。いやー、フレンドリーな魔法使いとあえて嬉しいぜ、ブラザー!」
ダスティン:「つまりここは協力して事態にあたることにしない? ってか、そっちは何しに来たの? 魔神の死骸回収?」
白上光:「ええ、そんなところです。」
ダスティン:「他に何か理由は、えーと、観光……バカンス……悪い、思いつかねえ。そうなの?」
ダスティン:束を見る。少なくとも、こっちの方が多少なりとも知っている分だけ信頼できるという考えだ
白上束:「……ん」
白上束:「……手が開いてたら、手伝えるよ」
ダスティン:「ソー・グッド! じゃあ協力しようぜ、な、ウィンウィン関係! 結社の大先生に死骸を横取りされたら大変だろォ?」
白上束:「白上の邪魔、しないでね」
ダスティン:「邪魔なんてしねェって。俺は控えめでおとなしい魔法使いとして有名なんだよ。聞いたことない? あ、そう?」
白上束:「……ん」首を傾げる。
白上光:「私(わたくし)としても協力が得れるなら助かります。その申し出、あり難く受け入れさせていただきましょう。」
ダスティン:「さっすが旦那、話がわかる!誰が人身御供になっても恨みっこなし……は難しいか。ハハハ!」
白上光:(束が信頼しているようだしな。最悪、肉壁にはなるだろう。)
白上束:「……一人なの?」
ダスティン:「ん、ああ。ひとり。ひとりだよ。……これ、俺のプライベートな問題だしな。こんなやばいことに巻き込めねェよ、さすがに」
白上束:「……そう」露骨に寂しそうな顔をする。
白上光:「おや?いつもはお一人ではないのですか。」
ダスティン:「うん。服を着た中年のおっさんとかが一緒にいたりする。ま、気にしないでくれよ」
白上光:(束はその中年のおっさんに懐いてるのか。変な奴じゃなければいいが……)
GM:では、会話が終わったなら、ちょっとだけ行動選択の自由があります。
GM:・家に残る ・外に出る
GM:どちらでもイベントは起こりますし、夕食には間に合うので気にしなくて平気です。
ダスティン:「それで、2人の白上先生はどこから手をつけようとしてるんだ? とりあえず死骸あさり?」
白上光:「まずはもう少し、調べ物をしようかと思いましてね。」
ダスティン:「調べ物ね。俺も気になることがたくさんあるんだ。色々やってみようぜ、レッツトライ&エンジョーイ。ハハ!」
白上束:「……ん」
ダスティン:行動選択!
GM:ここは光くんに選んでもらいましょうか。
GM:リーダーといえば光くん
白上光:残ります。
GM:了解。ではそのパターンの場合、
GM:ここでダスティンの携帯にメールが着信する。
ダスティン:はわわ、着信者を確認します。
ジェラド・セジウィック:"件名:死ね 着信者:ジェラド(好きな名前で登録していて良い)"
ジェラド・セジウィック:"あのガキは預かった。I県女頭村へ来い。死ね"
ジェラド・セジウィック:添付画像には満面の笑顔でアイスを食べるアメリーの写真が!
ダスティン:「着信者:知らないひと」ですね。
GM:ひどいww
GM:アメリーがなんと人質に……!たいへんだ
ダスティン:「……Oh……バカ……ブルシット……」
白上光:「何かトラブルですか、ダスティンさん。」
ダスティン:「来いっていうか、いるよ! ファッキンシット!」
白上束:「?」
ダスティン:「いや……知り合いが知り合いと誘拐ごっこやってて。この村に来いって」
白上光:「はあ。仲がよろしいんですね。」
ダスティン:「いやさ、これがビッグプロブレムでさ。どうもさらに2人、魔法使いがここにいるみたいなんだ」
ダスティン:「偶然って信じる、白上の旦那? 俺は信じねえ。何か理由があるはずだ。調べる必要がある」
白上束:「……村に居るの?」表情は相変わらずだが、目は輝かせている。
白上光:「……ふむ。」
ダスティン:「いるはずだ。悪いンだが、俺は俺で、そいつの身柄回収に行かなきゃならねえ。状況が面倒になりかねねぇーし」
白上光:「私も同感です。二人なら怪しく、三人なら確実です。調べましょう。」
GM:じゃあここで軽く情報収集入れましょうか。
GM:アメリーの写っている背景から場所を推測できます。まあ普通にキャラ推理でたどり着いていいんですが。
GM:▼アメリーの勾留(?)地点 〈情報:ウェブ〉〈知識:PC〉〈情報:ビジネス〉 難易度6
ダスティン:やってみよう。
ダスティン:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[5,10,10]+5[2,5] → 15

ダスティン:「っていうかこんな施設、この村に一箇所しかなくね?」
白上束:「……うん」
GM:その通りです。こんな近代施設が存在し得るのは
GM:リキシレ社のビル内でしかあり得ないでしょう。
ダスティン:「アァー……ちょっとあの会社に行ってこようかな。旦那方も、どうせ調べるつもりだったんだろ」
白上光:「勿論。」
ダスティン:「だったら、俺は直接ヴィジットしてみる。ここで寝て待っててもいいぜ、ブラザー諸君? どうする?」
白上束:振り返り顔色を窺う。
白上光:「そうさせていただきましょう。私たちは別の筋から情報を集めます。」
白上光:(お前が何処まで使えるか、見せてもらおうか。)
白上束:「またね」手を振り見送る。
ダスティン:「ハハハ! ま、リラックスしとけよ」
GM:----
GM:では、ロイスと購入判定が可能。
GM:ただしアメリー一行と違って、ちょっとフレーバー的なグレードは落ちます。
GM:例:日本刀→バス停
GM:UGNボディアーマー→マタギとかが着てそうなアレ
ダスティン:そういうこととは
ダスティン:アルティメイド服を目指します。
ダスティン:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[1,5,7]+1 → 8

ダスティン:だめ!
白上光:ボディアーマー
白上光:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[1,10]+9[9]+1 → 20

白上光:買えた。
白上束:ここは強化ビジネススーツを狙ってみよう。
白上束:4dx>=19
DoubleCross : (4R10[10]>=19) → 8[2,5,6,8] → 8 → 失敗

ダスティン:以上。
白上束:こちらも以上。
GM:----
GM:では今後のシーンについて。
GM:一応、立場上は白上組と企業組は敵対状態であるため
GM:PC同士でも、出会ったら戦ってもいいです。ただしフレーバー戦闘になります。
GM:会話等でトリガーされる情報は大体どちらの組も調査可能ですが
GM:中には白上組のみ・企業組のみが可能な情報項目もあります。
白上光:オス!
GM:また、新目家やリキシレ支社内などは、登場PCに制約がつく場合もあり。
GM:他の地点であれば、基本的にどこでも自由に行動できます。これを踏まえて次の登場希望をどうぞ。
ダスティン:こちらはリキシレ社に行きたいデース
GM:じゃあ再びダスティン視点で行ってみましょうか。
GM:白上の2人もついてきてOKですよ。
ダスティン:がんばります

【Middle/03】

GM:まずはダスティンさん登場どうぞ。
ダスティン:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 5[5]+41 → 46

GM:----
GM:リキシレ・エンタープライズ・ジャパン 東北支社
GM:----
GM:見上げるほど巨大なビルだ。何十階建てだろうか……
GM:真新しいその表面は、牧歌的な原野の太陽を場違いに反射している。
ダスティン:「ひでぇーーーー名前だな、おい! 誰だよ考えたの!」 見上げてます。
GM:一見した所、警備員の一人もいないようだが……。そのまま正面入口から入れてしまいそうだ。
ダスティン:「うーむ。で? 正面入口から入ると大歓迎でお待ちしてますって? 受付はどこだ?」
ダスティン:正面から入って受付を探します。
GM:あ、じゃあ自動ドアが開いたところで
GM:視界と空間の何もかもが真っ暗に閉鎖されますね。
GM:―――バ チ ン !!
ダスティン:「……ビンゴ。こういうの、苦手なんだよな」
ジェラド・セジウィック:「ゲェ――ハァハハハハァ―――ッ!!」
ジェラド・セジウィック:「来ると思ってたぜェェ!!ダァァー!ス!ティ~~~ン!!」
ジェラド・セジウィック:ジェラドの『地獄』だ!入口で待ち構えていた!
ダスティン:「消えてほしい~~~~~~!」
ダスティン:「言いたいことがクソみたいにあるんだよ! なんだよあの杜撰なメールは! 誘拐の手口も、ターゲットも!」
ジェラド・セジウィック:「知るか!来りゃあそれでいいんだよ!」
ダスティン:「もっと凝れただろ!? クオリティ高める努力しろよ! いちいち雑なんだよ!」
ジェラド・セジウィック:「今日こそ死にやがれ~~ッ!!」
ダスティン:「アメリー! どこだ? 助けてくれ!」 誘拐された本人に助けを求めるムーブ。
GM:あぶない!ジェラドの結界魔術でダスティンが大変だ
ダスティン:「地獄」対策の、とある神父からもらった聖人の遺体を構える。
吉川アメリー:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 1[1]+33 → 34

吉川アメリー:「何おごってくれる?」
ジェラド・セジウィック:「ヘヘヘ……地獄の中からじゃあ見えねェだろうがよ~」ポケットディメンジョンから取り出したRPGを構える!
ダスティン:「……ニューヨークから来日してる、世界一美味いパンケーキだ!」
ダスティン:「力の増幅! 頼む!」
吉川アメリー:「乗った」
吉川アメリー:ダスティンの元へ
ダスティン:「アメリー、お前にはスゲー言いたいことあるんだけど」
吉川アメリー:「私もスゲーあるぜ?」
ダスティン:「……そんな気がしてる。とりあえず、いまはコレな」
ダスティン: 聖人の遺体を媒介に、地獄の門を召喚する。この地獄へウェルカム門によって、局所的な地獄は吸い取られるという算段だ。
ジェラド・セジウィック:その時!HEAT弾頭が発射!
ダスティン:「げ、迎撃! 力くれ!」
吉川アメリー:「はいはい行くぜー!」力の法則的なあれ
ダスティン:というわけで、HEAT弾頭も地獄へウェルカムされる寸法です。この門を通る者は一切の希望を捨ててあの世行きよーッ
GM:ジェラドの完璧なる攻撃が無効化!
ジェラド・セジウィック:「クソガキィ~~」忌々しげに吐き捨てる。
ジェラド・セジウィック:「誘拐してやったのに恩知らずな奴だぜ!」
ダスティン:「……あいつの言ってることがスゲーよくわかんねー」
吉川アメリー:「キャハハ! 予想通りの展開だろ?」
ジェラド・セジウィック:「ケッ!」
ジェラド・セジウィック:「だが、ここからは簡単に通らねえぜ~?ダスティンよォ」
ダスティン:「え? なんで? ってか受付どこだよ、このアホな名前の会社、正面エントランスねえの?」
ジェラド・セジウィック:「ンな事俺が出迎えの時点で分かってるだろうがよ~。このビルの中にはウジャウジャ傭兵がいるんだぜ」
吉川アメリー:「受付通ったって死ぬだけだ」
ジェラド・セジウィック:「そこから一歩踏み入れてみろ……クソ魔術師相手となりゃ、そいつらが全員集まってくるぞ」
ダスティン:「よ、傭兵? 魔法使いの!? マジかよ……何をそんなに警戒してるんだよ。やっぱりあれか?」
ダスティン:「結社か? お前らも何か掴んでる?」
ジェラド・セジウィック:「テメーには何も教えてやんねー」
ジェラド・セジウィック:「ゲァハハハハハハハハ!!」
ダスティン:「ブルシット野郎には期待してねえよ……アメリー、なにか調べ始めたか?」
吉川アメリー:「アイス食ってた」
ダスティン:「だったら、ひとつ教えとく。魔神を狙って結社の大物が動いてる。被免達人、”テウルギア”。できればそっちで牽制しといてほしいね」
ジェラド・セジウィック:「……ハ!そんな大物のセンセイかよ~~」
ジェラド・セジウィック:「そりゃあ数も集めるってもんだなァ?エエッ?」
▼リキシレ・エンタープライズ社について 〈情報:噂話〉〈知識:魔術〉〈情報:ビジネス〉 難易度9 が追加
ダスティン:こいつは即座に調べられる項目ですか? それとも情報収集フェイズで?
GM:即座に調べられますが、さすがに支社入口にいるままでは何もできません。
GM:戻って調べるか、このまま進んで沢山の魔術師とご挨拶するかのどっちかですね。
ダスティン:了解!
GM:アメリーはここでダスティンに出会ったので同行できます。
吉川アメリー:はーい。
ダスティン:「お前らで死なない程度に削ってくれれば、俺は最高にハッピーなんだけどな」
ジェラド・セジウィック:「その前にテメーが半殺しにされるだろうさ。その時トドメを刺してやらあ」
ダスティン:「まあ尋常な相手じゃねえ。個人的には戦いたくねえ。相性がよくねえ。三重苦だな」
ダスティン:「そんなわけで、俺は帰るよ。アメリー、お前はどうする? ……こんなところまで来やがって、アホすぎるぜ……」
吉川アメリー:「甲斐甲斐しいだろ?」
ダスティン:「そういうアレはいいんだよ! なんのために俺がこっそり出かけたと思ってやがるんだ!」
吉川アメリー:「なんか事情があったのはわかってたけど、好奇心には勝てない。そういう年頃だ。我慢しろ」
ダスティン:「ええー……あ、いや。いまのは俺が悪いな。お前はひとりの魔法使いだ。自分で痕跡を掴んで、自分で追ってきた以上……」
ダスティン:「なにもかもお前の手柄だし、お前の負債だし、お前の運命だ。だから自由にしてくれ、もう。俺が間抜けだっただけだ」
吉川アメリー:「概ねジェラドのおかげだけどな」
ダスティン:「一筋縄じゃいかねー事件だ。会社の内部で探るって手もあるが、どうするよ。そういや、お前に会いたがってるやつもいたな」
吉川アメリー:「………白上?」
吉川アメリー:「いるんだろ、どうせ」
ダスティン:「ワーオ、そう、それ! いい勘だな!」
吉川アメリー:「ダブルディールの連中に会ったんだよ。中でな」
ダスティン:「クール! なら話がはやいな。この土地、白上が絡んでる。調べるならそっち側からもいく必要があるぜ」
ジェラド・セジウィック:「ハン、じゃあせいぜい楽しんでくことだな、観光をよォ」
ジェラド・セジウィック:「“アンブロシア”も、もうお前は用済みだから好きにしていいぞ」
吉川アメリー:「おう、ありがとよジェラド! 楽しかったぜ! キャハハハ!」
白上束:「……流石」
白上束:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 2[2]+53 → 55

吉川アメリー:「あ」
ダスティン:「ワーオ」
白上束:「……いい勘だと思う」ビル近くの樹上。縮地で追いついている。
吉川アメリー:「そして白上! ちょうひさしぶりーーー!!!」
GM:では、ここからは3人行動。ビル前で長く会話するのは危険なのでちょっと離れてもらいましょう。
ダスティン:「お前ら仲いいなァー。魔法使い同士なのに」 ちょっと離れます。
吉川アメリー:「なんで仲良く出来ねぇんだよ。人間として」
白上束:「……久しぶり」ぎこちなく微笑みながら、手を握り、
ダスティン:「たまに人間やめてるやつもいるしな。ハハハ! まあ、フレンドリーな友情に乾杯だ」
白上束:「離」「離」その場から縮地でアメリーちゃんごと離れるぞ。
ダスティン:安心したのかバドワイザーの瓶に手をつける。
ダスティン:離れるのを見送る
GM:では女頭村の農道辺りですね。会話はそのまま続けてOK。
吉川アメリー:「ワーオ!」
白上束:「……元気?」何を喋ればいいかあまりわかってない
吉川アメリー:「元気元気!」握られた手をブンブン振る
吉川アメリー:「っていうかお前のほうが元気なのかよ」
白上束:「……うん」頷く。
吉川アメリー:「なら問題ないな! キャハハ!!」
吉川アメリー:面倒くさい事情にはあえて触れないぞ。
白上束:「……そうだ」懐を探る。
吉川アメリー:「あん?」
白上束:もらったお菓子を取り出すぞ。
白上束:半分に割って、片方を渡す。
吉川アメリー:「なにこれ!」もらうぞ。
白上束:「……食べよう。一緒に」
GM:大福のようですが、皮が絹を重ねたような独特の質感です。
GM:餡は普通のつぶあん。特別な効果などはありませんが、美味しいお菓子だ。
吉川アメリー:「ありがと!」
吉川アメリー:「っていうか美味い……なにこれ……めっちゃ美味いんだけど……」
白上束:「……ん」
白上束:「……おいしい」
吉川アメリー:「パンケーキいらねえなこれ」
吉川アメリー:「最近どう? 楽しくやってた?」
白上束:「うん」
吉川アメリー:「なんかお前いじめられそうだからさー。返り討ちにもしそうだけど」
白上束:「いじめ……?」首を傾げる。
吉川アメリー:「あんまり喋らないし、自己主張するようなタイプでもないし」
吉川アメリー:「見た感じそんな感じがするだけ。でもお前強いしな」
白上束:「……ん」
白上束:ここらで情報収集でもしてみよう。
吉川アメリー:しよう
白上束:噂話で振ります。
▼リキシレ・エンタープライズ社について 〈情報:噂話〉〈知識:魔術〉〈情報:ビジネス〉 難易度9
吉川アメリー:5dx+1 噂話で
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[5,7,9,9,10]+6[6]+1 → 17

吉川アメリー:たけえな!
白上束:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[4,4,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

白上束:めっちゃ知ってた
ダスティン:私がふるまでもない
GM:知りすぎたようだな・・・
▼リキシレ・エンタープライズ社について
近年のレネゲイド拡散に伴って設立された新企業の一つ。
公にはされていないが輸送鉄道などを私有し、大小様々な分野で
レネゲイドや、その副産物を活用した研究などを行っているとされる。
また、今回招集した傭兵の性質や、"結社”の存在を把握している事からして、
現場主任、あるいは上層部に元魔術師が存在する可能性は高い。
GM:以上です
白上束:持ちだして来ていたであろう資料をちらりとみて内容を記憶するぞ。
GM:表向きの資料では推し量る事のできない情報。
GM:リキシレ社は――恐らく、レネゲイド関連企業だ。
吉川アメリー:「あーそうだ」
吉川アメリー:「白上に会ったぜ。なんだっけ、あいつの名前……」
吉川アメリー:「えっと、そうだ、炬だ」
白上束:「……ん」
吉川アメリー:「情けはかけないってさ。あいつは白上として動くつもりはないらしい」
白上束:「……こっちもそのつもりだから」
白上束:「……白上じゃないもの。光様は決して赦さない」
吉川アメリー:「そういうもんなのか……」
吉川アメリー:「なんで仲良く出来ねぇんだろうな、みんな」
白上束:「……うん」
白上束:「おかーさんとは……」言いかけて途中でやめる
白上束:「……なんでもない。忘れて」
吉川アメリー:「あー最近会ってないぜ。お陰様で毎日平和だ」笑顔で
吉川アメリー:「……まあ、そのうち、帰ることもあるのかもしれんな」
吉川アメリー:つぶやく。
白上束:「……うん」
ダスティン:一方、ダスティンはバドワイザーを2本空けた。
白上束:ロイス取ります。
白上束:-友達/吉川アメリー/友情:○/嫉妬/ロイス
吉川アメリー:こちらもとるー
吉川アメリー:友人/白上束/友情○/不安
GM:購入も可能。
ダスティン:ロイスはなし。アルティメイド服を狙います。
ダスティン:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[6,7,8]+1 → 9

ダスティン:だめ!以上。
白上束:ビジネススーツ。
白上束:4dx>=19
DoubleCross : (4R10[10]>=19) → 7[2,5,6,7] → 7 → 失敗

吉川アメリー:買ってあげよう。アルティメイド服
吉川アメリー:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 8[3,3,5,6,8]+5 → 13

吉川アメリー:財産突っ込んで買いましょう。
吉川アメリー:そしてダスティンにやる
ダスティン:あ・・・アメリー・・・!
GM:金持ちすぎる
ダスティン:かんぜんなヒモ野郎。
ダスティン:酔っ払っているので土下座しながらいただく。
吉川アメリー:情報収集に金は使わん。なぜなら導きがあるからだ。
ダスティン:「ありがてえっ・・・! ありがてえっ・・・!」
吉川アメリー:「ひれ伏せ! キャハハハ!」
ダスティン:こちらは以上。
吉川アメリー:以上
GM:----

【Middle/04】

GM:レムナントさん登場をどうぞ。
レムナント:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 7[7]+47 → 54

GM:また、会社の外に出ていれば、他のPCとも接触できます。
GM:社内ならアメリーも登場可能。
GM:----
GM:リキシレ・エンタープライズ支社 第六資料課
GM:----
吉川アメリー:あ、出ます。侵蝕率調整のために。
吉川アメリー:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 3[3]+34 → 37

GM:では、最初の登場はレムナントさんのみ。
レムナント:了解
GM:資料室には、女頭村関連の資料が一箇所に集められている。
GM:魔術方面、郷土史、日記その他。
西方:「レムナント氏は」机でそれらを広げつつ、尋ねる。
西方:「白上家については、どの程度の知識を?白上炬氏の他に会ったことはないかな」
レムナント:「何人かは……しかし、会ったのは随分昔になる」
レムナント:「炬氏より下の世代とは面識はないな」
西方:「……以前、ある事件で同行した魔術師が、興味深い事を言っていた」
西方:「彼らの一族のルーツの一つに……ここ日本の『絹』の神である」
西方:「"オシラサマ”なるものが関わっていると。その縁で、装具を取り寄せることすらしてみせた」
レムナント:「"オシラサマ”……この辺りで信仰されている神か」
西方:「それに関する資料をまとめてみた。……中々興味深い。時間がある時に読んでみるといい」
▼女頭村の由来について 〈知識:民俗学〉〈情報:学問〉 難易度7 が追加
レムナント:「ありがたい、白上を辿れば"魔神の死骸”の事も分かろう。当然、それを狙っているものの狙いもな」
西方:「“魔神の死骸”、白上家……どちらも、江戸後期の成り立ちだということが分かっている」
西方:「私はこれからそれを調べようと思う。レムナント氏も興味をもつなら、彼らの家の近くで出会うかもしれない」
西方:「家の名は『新目家』。“魔神の死骸”の守護を代々担う、白上の傍系だという話だ……。場所を、ここに」地図を置く。
レムナント:「分かった。こちら側で手詰まりした時に向かおう」 地図を受け取る
▼白上の起源について 〈交渉〉〈情報:噂話〉〈知識:歴史学〉 難易度14 が追加
GM:西方は資料室を去る。この後は自由行動です。
GM:傭兵の誰かに接触してもいいですし、アメリーちゃんはここからはいつでも合流可能。
レムナント:交渉は新目家に向かった時に行うってかんじですかね。
GM:そうですね、この技能を使う場合は
GM:新目家の誰かに接触して、魔神パワーの質問などで回答を引き出す形になるでしょう。
GM:レムナントさんの場合はですけど。で、今開示された2つの情報に関しては、新目家パートでももちろん捜査可能。
レムナント:了解です。
レムナント:では情報収集してから傭兵に会うことは出来ますか、可能ならその流れで行きたいです。
GM:できます。アメリーちゃんは侵蝕も上がってるしいつでも出れるぞ!レムナントさんから会いに行ってもいい。
吉川アメリー:情報収集は一緒にやりましょう。私は導きを使いたい。
レムナント:侵蝕上げる目的ならいいですね、お願いしたいところです。
吉川アメリー:起源について調べる感じでしょうか。
レムナント:西方さんにここにいることを教えてもらったことにして登場して欲しいです
GM:じゃあ眉川くん辺りに仲介させましょうかw
吉川アメリー:眉川くんだー!
レムナント:そうですね、吉川くんが支援くれるなら白上の起源を調べます
GM:資料室の外にでると、眉川くんと並んでアメリーちゃんが廊下歩いてます。
眉川比恋:「あ、レムナントさんだ。どうも」こっちもアイス食べてる。
吉川アメリー:「やっほー」ポッピングシャワーを食うぞ。パチパチしてるぞ。
眉川比恋:「でもこれあんま美味くないじゃないっすか……アメリーさんが言うからこっち選んだのに」
吉川アメリー:「見た目が美味いんだよ。わかんねーかなー?味は二の次だぜ?」
レムナント:「どうも、眉川くんに吉川くん。……吉川くんのその様子だとダスティンに会えたようだな」
吉川アメリー:「ああ、会えた会えた。おかげさまでな。」
眉川比恋:「あんま他の傭兵の前で言わないほうがいいっすよ」苦笑する。
吉川アメリー:「戦闘行為をしたのはジェラドだけだ。そういうことにしとけ」
眉川比恋:「俺は、西方さんがあの調子だから全然気にしないけど、真面目な奴もいるかもしれませんし」
吉川アメリー:「まあ何がいるかわからんしな………」
レムナント:「それは良かったな。私は気にはしない方だ」
レムナント:「さて、ここで二人に会ったのも良い機会だ。協力して欲しい事がある」
眉川比恋:「でしょうね。……レムナントさんも調査ですか」
レムナント:「ああ、白上の起源を探ろうと思ってな」
吉川アメリー:「白上か」
レムナント:「"魔神の死骸”と白上は浅からぬ因縁を持つと聞いている。各々の目的に関して調べることは必要だと思っている」
眉川比恋:「あ、分かった」アイスを持たない方の手で指さす
眉川比恋:「マズそうなアレだったら破壊する気じゃないっすか、レムナントさん」
吉川アメリー:「マジで?」
レムナント:「私、個人として深く関わるつもりなど無いが……必要があればそうするまで」
吉川アメリー:「壊したらたくさん敵作りそうだなァ」
眉川比恋:「……まあ、俺は成り行きに任せるだけですし。調査のうちは協力しますよ」
レムナント:「吉川くんの方はどうなんだ?“魔神の死骸”に対しては」
吉川アメリー:「どっちにしたってそれに行き当たる。早いか遅いかの差だよな。なら早い方がいい」
吉川アメリー:「協力するよ」
眉川比恋:「どうせやることもないしなぁ」
吉川アメリー:「まあ、それが一番の理由だな。暇だ。」
眉川比恋:「八重の桜持ってくりゃよかった」
レムナント:「助かる。調査した結果は“私の敵”以外には話しても構わないと言っておく、自由にしてくれ」
吉川アメリー:「わかった。ありがと」
レムナント:では資料室に戻って調査をしたい、調べるのは白上の起源について
GM:戦闘以外では、眉川くんの侵蝕率は50%として扱います。
▼白上の起源について 〈交渉〉〈情報:噂話〉〈知識:歴史学〉 難易度14
レムナント:ホントに協力するのか……
GM:まゆゆ嘘付かない
吉川アメリー:わー
レムナント:では調べるので支援を貰いたい。
吉川アメリー:レムナントさんに《導きの華》使います
吉川アメリー:達成値+10
レムナント:感謝する、ファンブル以外は成功
吉川アメリー:37→41
レムナント:7dx+3+10 技能は噂話
DoubleCross : (7R10+3+10[10]) → 10[1,2,2,4,9,9,10]+1[1]+13 → 24

GM:すごい。
GM:では眉川くんは女頭村の由来について。
▼女頭村の由来について 〈知識:民俗学〉〈情報:学問〉 難易度7
眉川比恋:5dx 知識でも情報でも同じ
DoubleCross : (5R10[10]) → 7[1,1,1,5,7] → 7

眉川比恋:クリアー。
吉川アメリー:やった!
レムナント:役に立つ男だ!
GM:では情報開示だ
▼白上の起源について
陰陽師の時代としては、権力と結びつき政治の表舞台にあらわれていた平安時代が一般に有名だが
『役職』としての実効的な権力が失われ、誰もが陰陽師を名乗れる時代となった江戸後期もまた、陰陽師の時代であると言える。
各地で発生した、ペテン師まがいの自称陰陽師を統合すべく土御門家などが動くも、在野の陰陽師の数は際限なく増え続け
『白上』も、この当時に頭角を表した陰陽師である――と、される。
起源については定かではない。複数存在する可能性は高いと、資料の片隅に西方の走り書きがある。
だが、そのルーツの一つが、その時代に引き起こされた“魔神の死骸”の起動の際、
民間から突如として現れ、それを調伏した“オシラサマ”――“白神”なる神の名を関する者であったという。
よって白神の家においても、この災厄の存在は非常に大きい。
“魔神の死骸”が動き出すことがあれば、それを再び封印できる者は、十分に正統の名を継ぐ事ができる。
リキシレ社とジェラドは“魔神の死骸”を何らかの願望器と解釈していたが、
多くの願望魔術がそうであるように、この“魔神の死骸”も災厄と成就の二面を持つ遺産である可能性は高い。
GM:以上です。
▼女頭村の由来について
“オシラサマ”は、養蚕の神であると同時に、馬を司る神であるともされる。
愛する馬を失った娘が桑の木の下で泣くと、馬の首、あるいは剥ぎ取られた馬の皮が天に登り、
それを神として祀ったものが起源である。
馬頭観音と関連付けられることもある。これも養蚕や馬に関連付けて民間で信仰された菩薩である。
この「馬頭」を取って「めず」。すなわち“女頭”となる。
地名からも、“オシラサマ”と『白上』の影響力が特に強かった地域であることが伺える。
GM:以上です。
レムナント:ということでここらへんで吉川くんが手に入れた情報とかと共有したい。
眉川比恋:「……まとめるとこんな感じっすね。西方さんの言ってた、馬頭観音が云々ってこの事だったんスね」
吉川アメリー:「へー……白上ってなんかすごかったんだな……」
レムナント:「吉川くん感謝する。キミの魔術がなければ短時間でこれだけの情報をまとめることは難しかった」
吉川アメリー:「まあこのくらいならアイス食いながらできるし」
レムナント:「流石は“ミュンヘン・ハンドブック”の娘といったところか」
レムナント:「災厄と願望か……魔術の原則で考えるならば普通だが」
眉川比恋:「……正体、なんなんスかね」
眉川比恋:「“結社”から来てるって人、分かってて追ってんのかな」
吉川アメリー:「”テウルギア”なら知ってんじゃねーのかなァ」
レムナント:「“テウルギア”……西方氏が言っていた被免達人か」
眉川比恋:「相ッ当ヤバいらしいッスね、イグゼンプタス位階って」
吉川アメリー:「うちの母さんよりも全然上だ。どーすんだろね、ホント」
レムナント:ここでロイス"結社の魔術師”の名前を"テウルギア”に変更します。
レムナント:「相手が誰であろうと私のするべきことは変わらんよ、殺すだけだ」
眉川比恋:「シリアスになりすぎると」体に悪そうな色のアイスを齧る。
眉川比恋:「いいことないっすよ」
吉川アメリー:「シリアスにならねーとやってらんねェんだろうさ。よく知らんけど」
吉川アメリー:「まあ私も頑張るとしますかね。“結社”の連中は私も嫌いだ」
レムナント:「忠告は聞いておこう」
GM:では、そうですね。その辺りまで話が進んだなら
GM:一人の男がエレベーターから出てくる。グレーのスーツに眼鏡の、いかにもビジネスマンじみた風貌。
???:「どうも、臨時社員の皆さん。精が出ますね!」
レムナント:「これも仕事ですから」
???:「まだ休憩していただいて結構ですのに、夜も調査ですか。その気概は結構。お初にお目にかかります」
吉川アメリー:「あぁん?」
???:「ヒース・アスミと申します。特殊開発室室長。あなた方のクライアントですね。……そちら、吉川アメリーさん?」
吉川アメリー:「そうだけど」
眉川比恋:「あ、俺はもう挨拶済ませてるんで」
ヒース・アスミ:「……“バラム”についてご関心が?」
吉川アメリー:「なにそれ?」
ヒース・アスミ:「“マジンサマ”ですね。皆様にお守りいただくアーティファクト。もっとも、まだ交戦が必要な警戒レベルでもありませんが」
眉川比恋:「“魔神様”……死骸の呼び方か」
吉川アメリー:「なるほど」
▼バラムについて 〈知識:悪魔学〉〈知識:魔術〉 難易度7 が追加
吉川アメリー:「というか、関心がないやつなんて居ないんじゃねぇの?」
ヒース・アスミ:「そうでもありませんね。実際のところ、あなた方のように積極的に調査を行ってくださる方は珍しい」
ヒース・アスミ:「特に……ミスター・西方の協力には助かっていますよ。非常に」
吉川アメリー:「あいつは関心ありまくりだからなァ」
レムナント:「成る程、だから西方氏もこちらへ来たのか」
眉川比恋:「今回の件に限っちゃ俺より全然働いてますね、西方さん」
眉川比恋:「すげぇ生き生きしてます」げんなりする。
レムナント:「ここほど近くに“魔神の死骸”を見られる位置もないからな」
ヒース・アスミ:「……まあ、大した用事があるわけでもございませんので。しかし、仮に何か新たな情報を社に提供していただけたら」
ヒース・アスミ:「追加報酬の配当裁量が、私に与えられています」
レムナント:「考えておこう」 とは言いつつも全く興味はない
ヒース・アスミ:「……なので、ぜひ、起源の特定――起動の詳細条件などに関して、分かった事があれば」
ヒース・アスミ:「事務を通して、伝えてくださればと。では、これで」
GM:ヒースはそのまま去っていきます。もともとエレベーターの通路上にいた彼らに
GM:社交辞令的に話しかけただけかもしれない。
眉川比恋:「はぁ、働いたなあ……。俺もう部屋で寝ます。遅いですし」
レムナント:「調査協力に感謝するよ。では、また」
眉川比恋:眉川くんは自分の肩をマッサージしつつ去っていく。実のところそんなに働いてない。
レムナント:これから死ぬほど働くと思います。なんとなくですが
GM:なんでだろうな~
GM:アメリーちゃんも自由行動して構わないし、レムナントについていっても構いません。
GM:この後はレムナントさん視点でシーンが動く予定なので。
吉川アメリー:ビルから出れますか?調査するためとかそんな理由で。
吉川アメリー:出れるのなら、去りますね。
GM:了解。ビルからは自由に出られます。
吉川アメリー:ではご飯を食べてから去ろう。ごはん重要。
吉川アメリー:というわけでシーンから退場だ。
GM:では、レムナントさんがこの場に残る。何かやることはありますでしょうか。
レムナント:傭兵と会います、相手は麻生さん。
レムナント:西方、ジェラドは目的分かってますからね。会って話をしておきましょう。
GM:なら、ビル内のバーで酒を嗜んでいるところに出会う。
GM:----
GM:リキシレ・エンタープライズ支社 20階バー
GM:----
レムナント:「失礼する」 普通に隣に座る
麻生晴市:「……あ!?」目付きが悪い。
麻生晴市:「……ああ、お仲間かよ」
レムナント:「ああ、キミと同じここに雇われた者だ」
麻生晴市:「知ってるよ。こちとら情報収集が死活問題なんだ」ブランデーを口に運ぶ。
麻生晴市:「魔術師殺しの“レムナント”……影のマジックを使うらしいな?アァ?」
レムナント:「そういうキミも中々使うそうだが……FHセルテクタイト21位“クォンタムジャンパー”」
麻生晴市:「バカ、お世辞言うんじゃねえよ」明らかに嬉しそうだ。
レムナント:「……“バラム”の情報次第では追加報酬があるらしいがキミはしているのか?」
麻生晴市:「俺らが守るのが“バラム”らしいな。調査は……あー、事前調査が専門でな」
麻生晴市:テクタイトの調査エージェント頼りなのだ。
レムナント:「成る程、ここまでくると組織の援助も難しい。と」
麻生晴市:「守りゃあ関係ない。逆に攻めきられたら追加ボーナスも何もあったもんじゃねェー」
レムナント:「そうだな、キミをはじめとした歴戦の傭兵がいるここを攻め落とすのは困難だろう」
レムナント:「頼りにしている、マスター。この男に振る舞ってくれ」 とおだてつつ奢る
麻生晴市:「……ヘ、ヘヘ!中々気が利くなアンタ!」
レムナント:「なに、後ろを任せるかもしれない相手と親睦を深めるのはおかしくあるまい。もう少し話をしようか、いいか?」
麻生晴市:「おうおう、何でも話してくれや」
レムナント:「キミは……今回の仮想敵である結社の事はどこまで知っている?」
麻生晴市:「時代遅れの連中だな」
麻生晴市:「中には使える奴もいるだろうが、さすがにウチの一線エージェントクラスはそうはいねえだろうよ」
レムナント:「ふむ、尤もな意見だ。キミ達から見ればそう見えるが……」
レムナント:「被免達人レベルについてはどう考える? 参考までに聞いておきたい」
麻生晴市:「……向こうの基準は『強さ』じゃないんだろ?」
麻生晴市:「マスターエージェントよりは下……だ。恐らく」
麻生晴市:「いや、高く見積もりすぎかもしれねーな。セルの他の連中ならどう言うか……」
レムナント:「いや、貴重な意見だ。キミほどの男なら十分に信用をおける」
麻生晴市:「そうかよ。あんたはどう思ってるんだ?向こうの高位の連中のことは」
レムナント:「すまない、私の意見は参考になりはしないだろう」
麻生晴市:「おいおい水くせえな」
レムナント:「何故なら、奴らと相対する時は引くことなどありえない」
レムナント:「出会ったならば一人残らず殺すからだ」
麻生晴市:「……はーん、噂に違わねえ奴だな」
麻生晴市:「FHでならいい人材になれるぜ」
レムナント:「すまないな、どうにもこういう話題は冗談の一つでも言うものだが。もう歳が歳でな。気が利かないのだよ」
レムナント:「生き延びていれば考えておこうか、いい夜を」
麻生晴市:「おう、生きてりゃあな」
レムナント:「……そうだ、最後に一つ」
レムナント:「キミの目の前になんでも願いの叶う物があるとしたら、キミはどうする?」
麻生晴市:「そうだな……ランカー1位でも狙うか?この位置じゃあ給料も安くていけねえよ、ハハッ!」
麻生晴市:「……冗談だぜ。まあ順当に、金でも願うさ。それと寿命だな」
麻生晴市:「あんたはどうするんだ。“バラム”がそうだって噂だぜ」
レムナント:「願いなどないさ。私はただの“レムナント”、残り滓に望みなどあるはずないだろう?」
麻生晴市:「……ジャームになるタイプだな。気をつけろや」
レムナント:「忠告は聞いておこう。キミも気をつけろよ、戦場では何が起こるか分からんからな」
GM:では、シーンを終了します。
GM:アメリーとレムナントさんはロイスと購入が可能。
吉川アメリー:ボティーアーマーでも買おう。
吉川アメリー:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 9[3,4,7,8,9]+5 → 14

吉川アメリー:装備して以上。ロイスはなしです。
レムナント:7dx+4>=12
DoubleCross : (7R10+4[10]>=12) → 10[1,3,6,8,9,10,10]+10[8,10]+5[5]+4 → 29 → 成功

レムナント:クリスタルシールド買えたな、これ
白上光:ひゅー!
レムナント:リキシレ社にあるシールドを拝借、ジュラルミンシールドゲット
GM:では今日はここで終了。お疲れ様でした。
レムナント:お疲れ様でしたー!
GM:再開は明日21時を予定します。回線が治るといいけど……
白上光:でしたー!
吉川アメリー:でしたー

【Middle/05】

GM:では、次は光さんのシーン。同時登場したい方がいれば登場できます。
白上光:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 2[2]+42 → 44

GM:----
GM:新目家
GM:----
GM:――ダスティンがリキシレ社へと向かった後。
GM:白上光は、新目家の蔵にて資料を探っています。束も傍にいないため、気兼ねなく踏み込んだ捜査ができる。
白上光:「――束はあの男に付いて行ったか。余程、残りの一人に懐いているようだな。」
GM:基本的には前回のシーンで得られた白上家の起源、女頭村の由来といった情報は手に入りますが、
GM:他に調査したいことがあれば、項目を設けて、あるいは判定なしに獲得できるとしましょう。
白上光:「まあいい……これで俺も、気兼ねなく動ける……」 ゴキゴキ首を鳴らす
白上光:ご先祖様は具体的にどうやって魔神を封印したのか調査したいと思います。
白上光:「魔神自体に興味はない。それをどう始末するか。それさえ判れば、中身など関係ないからな。」
GM:“魔神の死骸”の封印方法については……判定なしで分かります。
白上光:ほう
GM:具体的な方法については、資料が残っていない。新目家が知らないなら、どこの誰が知っているのか?――
GM:ただし、どの資料においても、『滅ぼした』と言及されているわけではない。
GM:『封じた』『繋いだ』などの表現が見受けられるのみである。白上家は、魔神を殺したわけではないのは確か。
GM:“死骸”ではあるが、それは文字通りの死骸などではなく
GM:いずれ蘇る可能性があるからこそ、今もなお警戒しているのだろう……ということが分かります。
▼初代『白神』の術 〈知識:陰陽術〉 難易度:15 が追加。
白上光:「封じた、と言うのは判るが……繋いだ、か。」
白上光:「俺に劣るとはいえ、敬意は必要だ。調べておくか、その、初代の術とやらを。」
白上光:もう調べちゃって大丈夫ですかね、これ。
GM:大丈夫です!
白上光:とはいえクリティカル前提か……
白上光:まあ、一応やってみましょう。
白上光:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[2,2,7,8]+4 → 12

GM:もしかしたら他の項目も出るかもしれませんよ?
GM:あ、振っちゃったw しかし失敗だ
GM:さらに調査を続けて何かの項目を探してもいいですし、蔵から新目家に戻ってもOK。
GM:どちらでも何らかの収穫があります。
白上光:封印、破壊の方法、その手がかりが得られれば十分。戻りましょう。
GM:了解。では他のPCが途中登場するならここのタイミングです。
ダスティン:決断的に登場しよう。
ダスティン:光くんサイドがよければ。
白上光:どうぞ!
GM:ではダスティンさん、どうぞ!
ダスティン:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 7[7]+46 → 53

GM:蔵を出る。道路舗装もろくに成されていないこの村では、当然電灯すらもない。
白上光:(古き良き、と言うには古ぼけすぎだな。)
GM:暗闇の夜……坂の上に立つ、黒いスーツの男が見える。
西方:「……。ダスティン氏か。そちらは」
西方:「新目……いや、白上の家の方かな」
白上光:「ええ。その通り。白上家当主候補筆頭、白上光と申します。」
ダスティン:「やあ、グッドナイト! もしかしてベストタイミング? な? ドクターもいるし」
白上光:「……おや。」
西方:「そうかもしれないね。私は西方という。リキシレ社に雇われている、まあ……学者と言ってもいいかもしれない」
西方:「敵対意志はない」両手を軽く挙げてアピール。
白上光:「貴方が西方さんですか。お噂は聞いていますよ。」
西方:「それは有難い。こちらも、まさか候補筆頭にここで出会えるとは」
ダスティン:「いやあドクターが調べてるんなら話は速い。もう真相にたどり着いてんじゃねェの?」
西方:「……個人的に“魔神の死骸”の調査を進めようと思ってね。少々話をさせていただいても?」
白上光:「ええ。ちょうど私も、それについて調べていたところです。」
ダスティン:「どーぞどーぞ! 俺たち暴力よりも話し合いの方が大好きだし。なァ、白上の旦那!」
白上光:「確かに、すべてが話し合いですむなら、それに越したことはありません。そうも行かないのが現実ですが。」肩をすくめる。
西方:「ちょうど、“魔神の死骸”が安置されていた祠跡に行く予定でね。もはや全て攫われた後だろうが……ちょうどよかった」
GM:では、3人で連れ立って少し歩く事になります。
GM:----
GM:道すがら、西方は“オシラサマ”信仰を始めとした白上家や女頭村の起源についての推測を語る。
GM:これで、ダスティンにも先のシーンまでの情報が共有されたとして構いません。
西方:「――馬の首が娘に力を与え、それが絹という富を生む蚕と成った」
西方:「“オシラサマ”の伝承は典型的な異類婚姻譚であると言える。……そして」歩きながら淀みなく語る。
白上光:(蚕……やはり束の……)
西方:「私の研究にとって重要なのは、ここで言う『馬』が何を示しているか、という事でね……。人というコミュニティに対する『異類』」
ダスティン:「馬、馬、馬……ハハハ、まさかな!」
西方:「『力を与えるもの』、あるいは『力を持つもの』との混血が、白上の起源だったのかもしれない」
西方:「白上が“オシラサマ”そのものでないにしても、彼らがそれを名乗るに足る何らかのルーツ」
西方:「――無粋に当てはめるならば、レネゲイドウィルスの感染が、この白上の始祖の時点で起こったという説も立てられる」
ダスティン:「レネゲイドの感染源? ありえるね。来訪神ってのは外の病気を持ってくるもンだ」
白上光:「……ふむ。」
西方:「さらに乱暴な説になるが、かつて『えみし』とされた地域……東北から北方にかけては、鬼や妖怪の伝承が数多い」
西方:「それだけ、当時の人間にとっても『異種』たる存在が実際に有った……と見ることもできるが」足を止める。
白上光:(魔神。起源。いや、まさかな……考えすぎだろう……)
GM:周囲は祠を掘り返した工事跡だ。
西方:「……」「あちらも白上の?」
???:工事跡の中心に、長身の影が立っている。
ダスティン:「おっと、新しいオブジェクト発見ー。白上の旦那、知らねえ?」
白上光:「……いえ、知りませんね。」
白上光:「私達なら、もう少しマシな物を用意しますよ。」
???:傾いだ頭はすっぽりと布袋に覆われており、両目の点と笑みを浮かべる線だけの簡素な『顔』が雑に描かれている。
ダスティン:「あっちも知り合い? だといいんだけどな。ベリー・ファニー・フェイス!」
???:「【この土地の魔術師ですか】」異常な声だ。
???:「【“魔神の死骸”の痕跡は、殆どありませんでした。ここには】」
ダスティン:「さあねえ。俺は違うけど」 距離をとって立つ。結界線を警戒している。
白上光:臆せず答えよう。「それに近しいものです。情報ありがとうございます。貴方は?」
???:「【“テウルギア”の名を戴いています。被面達人(アデプタス・イグゼンプタス)】」
ダスティン:「! ……、フー。まさか? こんなに早く? お出ましになられるとは思ってなかったぜ」
“テウルギア”:「【そちらは】」光を指す。指先の皺は、かなりの高齢であることを伺わせる。
“テウルギア”:「【白上の陰陽術師】」
白上光:「ご丁寧にどうも。その通り。私は白上光。当主候補筆頭……白上、光と申します。」
白上光:(汚ねえ手で俺を指すなよ。)
“テウルギア”:「【そちらは】」「【魔術師ではない】」西方を指さす。
西方:「……リキシレ社にも、あなたの姿形の情報はありませんでしたよ、“テウルギア”氏」
“テウルギア”:「【そちらは】」ダスティンを見る。「【……】」
ダスティン:「ああ。あんたに会いに来たんだ。ええと……どうしても、聞きたいことがある。そうだ!」
“テウルギア”:「【………………好いでしょう。しかし魔術師としての掟がある】」
“テウルギア”:「【私はあなたがたの名を知る代わり、自らの名を差し出した】」
“テウルギア”:「【質問に見合うものを、この私に差し出せますか?】」
ダスティン:(き、来たァ~~~ッ。これだ。なんて答える? どうする?)
ダスティン:「……等価の交換……。そいつはセオリーだ。しかし、俺はあんたの望みを何一つ知らない」
“テウルギア”:「【ならば、あなたの望みを知りましょう。私の望みを与えるために】」
ダスティン:「――取引成立だ。俺の望みは、魔神の力の制御。とっくにご存知だろうが、あんたも構築に関わった! 指輪のだ!」
ダスティン:(実際危険な取引だ。何をされるかわからねェーぞ。わかってるのか俺は)
“テウルギア”:「【……】」
“テウルギア”:「【本来の私が持つ記憶の容量は少ない。……だから、あなたの名を知っていたとしても、そうではなかったかもしれない】」
“テウルギア”:「【今、それを呼び戻した。学徒“ジャイヴ・ウェイヴ”。それが、あなた】」
ダスティン:「簡単に忘れやがって、これだから……! 結社の偉い奴らってのは。そうだよ。だからあんたに聞きたい」
“テウルギア”:「【――あなたの目的を知った。私の目的は】」祠の跡を見下ろす。彼の顔は完全に布に塞がれ、視界もないように思えるが。
“テウルギア”:「【“バラム”をその目で知り、私の召喚術として加えること。“バラム”は未だ私の見ぬ魔法であるから】」
西方:「リキシレ社の見解と同様だ」声を潜め、隣に立つ光に語る。
西方:「彼らも、“魔神の死骸”をそう呼んでいた。……“バラム”と」
白上光:「諦めるつもりはないのですか?それを。」
“テウルギア”:「【魔術師は諦めない。魔術師であるが故に】」
白上光:(死体が一つ増えるな。)
ダスティン:「ってことは、その目で知ればあんたは魔神を……っと、あぶねえ! 2度聞きするところだった。聞くまでもねえ」
ダスティン:「それがあんたの能力ってわけだ。いったいどんなトリックがあるのか、興味あるねェー」
“テウルギア”:「【白上光。あなたの問いに答えました。あなたの望みを知りたい】」
白上光:(お前を消す方法。)
白上光:「フム……」
ダスティン:「出任せでもいいから、なんか答えた方がいいぜ! 旦那! いや、悪いことは言わねえ」 小声だ!
白上光:「平和、でしょうか。」
ダスティン:「……あ、そ」 げんなりした顔になる
白上光:「なので、貴方が手を引いてくれると、とても助かるのですが。」
ダスティン:(本気で言ってるとしたら頭がやばいやつだし、そうじゃなきゃ二枚舌だ)
“テウルギア”:「【平和。それは嬉しいことです。私の望みも、そうであるから】」
ダスティン:(……あっちは頭がやばいやつだ)
白上光:(本気で言っているのか?もしそうなら、狂人としか思えん。)
“テウルギア”:「【――“ジャイヴ・ウェイヴ”。あなたの問いには、まだ答えることはできません……それに見合うだけのあなたの答えを、私は受け取っていない】」
“テウルギア”:「【しかし、些細な問いを与えることはできます】」
ダスティン:「へっ! そうだろうよ、大先生。なンだって?」
“テウルギア”:「【――願いは魔神の『制御』と言いましたか?『封印』『放逐』ではなく?『自らの解放』でもなく?】」
ダスティン:「そうだ。力がいる。それもできるだけ早くな」 イライラしている
西方:「……どうやら」横目で見る。
西方:「以前とは違う事情ができたのかな、ダスティン氏」
ダスティン:「色々あったんだよ。魔法使いの人生はイベント満載! 嫌になるね」
“テウルギア”:「【彼らは、理由あってあなたがたを呼び寄せている】」遠くの高層ビルに顔を向ける。
“テウルギア”:「【彼らはあなたがたを始末する心積りではないだろう……】」
“テウルギア”:「【今の問いの分、些細な答えを与え返しました。……それでは】」
GM:ゆらゆらと揺れるような奇妙な歩き方で、無造作に3人の間を突っ切って去っていこうとする。
ダスティン:「……!」 手は出さない。飛び退く。
白上光:(お前が避けろ) 退かない
“テウルギア”:では、光の一歩前で静かに立ち止まり、
“テウルギア”:「【……】」ザッ ザッ
“テウルギア”:自分から横に逸れ、そのまま去っていく。魔術めいた動きは一切見せなかった。
白上光:(フン。)
▼“テウルギア”について 〈知識:魔術〉〈情報:オカルト〉 難易度13 が追加
▼バラムについて 〈知識:悪魔学〉〈知識:魔術〉 難易度7 が調査可能
▼リキシレ・エンタープライズの目的について 〈情報:ビジネス〉〈情報:噂話〉 難易度10 が追加
ダスティン:「フゥーッ、怖! なんだよアレ、卑怯だろあのビジュアル……」
西方:「人間なのだろうかね」“テウルギア”の後ろ姿を見ながら、頭を掻く。
白上光:(気色悪い奴だったな。)「独特な方ですね。魔術師には、ああいった方が多いのですか?」
ダスティン:「人間かどうかは怪しいもんだ。……力ある魔術師ってのは、ああいうタイプか、それとも超普通かどっちかだと思うね」
西方:「ははは。ならば普通の魔術師にこそ気をつけなければね」
白上光:(お前はそうでもないってことか。)
白上光:(……まさか自分を普通だとは思ってないだろうな。)
ダスティン:情報収集はいまから可能なんですか?
GM:可能です!ただし光さんは行動済み。
ダスティン:ならば、ダスティンはテウルギアについて調べます。
ダスティン:知識:魔術だ。
ダスティン:6dx+4>=13
DoubleCross : (6R10+4[10]>=13) → 6[1,1,2,3,6,6]+4 → 10 → 失敗

ダスティン:ぜんぜんだめ!
白上光:やはりアメリーの助けが……
GM:大変だ
西方:「……」手帳に短く書き込む。「彼は、恐らく」
西方:「“魔神の死骸”を目覚めさせるつもりだろうね」
ダスティン:「やっぱり? やめた方がいいと思うんだよな~」
西方:「“魔神の死骸”は死んでいる。故に力もない。活動もしない。安全な存在であるはずだからね。……本来は」
白上光:「制御できるつもりで居るのか、それとも、力さえ手に入れば後はどうでもいいのか……」
ダスティン:「どうでもいいと思ってる方に、ビール一本」
西方:「……ふむ。“結社”のオーヴァードの思考は異質だからね」
西方:「平和、というのが本心なのかどうか。――リキシレ社では、“魔神の死骸”を願望魔術の触媒と認識しているようだ」
西方:「無制限に願いを叶える魔術を『覚える』事ができたなら、それこそ世界を平和にだってできるかもしれない」
白上光:「ふ。」
ダスティン:「ワオ……さらにクレイジー」
白上光:「おっと、失礼。」
西方:「ははは。勿論、そんな事があり得ないとは分かっている。魔術でも、オーヴァードでも」
白上光:(愚かさも、そこまで行くと滑稽だな。)
ダスティン:「いや、案外やるつもりかもしれないぜ~……人類を皆殺しにして、そこには平和な地球が! とか。ハハハ!」
西方:「……それは」苦笑いを浮かべる。「ジャームのやり方だね。あれは確かに無制限の力だ」
西方:「『世界魔法』の事を覚えているかな、ダスティン氏。あれでは怪奇とは呼べない」
ダスティン:「あれな。今回もそれオチかもしれないぜ。ってかそうであってほしいね」
西方:「私としては、そうでないことを願いたいものだが」
ダスティン:「そのへん、微妙なとこだな。どっちにしろ俺は魔神の力の秘密さえわかれば……まァいいや」
ダスティン:「調べることがたくさんできたぜ! 手遅れになる前に動きはじめねェーとな」
ダスティン:「とりあえずビールだ!」
白上光:「動き出すのは賛成です。ビールのほうは、まだ未成年ですので。」
西方:「……その通りだ。私も今日はここまでにして、社に戻るとしよう」
西方:「その前に、白上光くん」
白上光:「何でしょう、西方さん。」
西方:「魔神の覚醒が起こるとしたら、あるいは……悪いことばかりではないかもしれない」
西方:「白上は数百年もの期間に渡って、“魔神の死骸”を監視し、守り続けてきた」
白上光:「……」
西方:「それは“魔神の死骸”は――死骸の状態では滅ぼすことができないためではないかね。」
西方:「死んでいるものは、滅ぼすことができない」
白上光:「確かに、一理ある仮説ですね。」
白上光:(目覚めるところを見たいだけじゃないだろうな。)
西方:「……それでは、これで失礼する。また何か分かったら、話をさせてもらいたいものだ」
西方:「……」足を止める。
白上光:(そうだとしても、黙って見過ごす訳には行かん。目覚めさせるにしても、確実に壊す算段をつけてからだ。)
西方:「おっと……ついでだが、リキシレ社の方には私がこうして動いていることは秘密にしてもらいたいね」
ダスティン:「俺は別に喋らないぜ。メリットねぇーし。へへ!」
白上光:「私も同じですよ。それでは、また。」
西方:「ははは、それなら有難いがね。では」麓へと去っていく。
GM:----
GM:購入、ロイス取得が可能。
ダスティン:購入だけします。クリスタルシールド。
ダスティン:目標は25。
ダスティン:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[2,6,8]+1 → 9

ダスティン:だめ!以上です。
白上光:自動巡回キットでも狙おうか。
白上光:難易度は5。
白上光:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[4,10]+10[10]+4[4]+1 → 25

白上光:おいなんでクリスタルシールド買えてるんだよ
ダスティン:すごい!クリスタルシールドが買えた!
GM:すごいww
GM:さすがは当主候補筆頭
白上光:情報収集で出ようよ……この出目……
ダスティン:情報収集、ぜんぜん進んでませんしね。
白上光:とにかく、自動巡回ソフトとりました。噂話とウェブに+1だ。
GM:ではシーン終了。次は純然たる情報収集パートだ。
▼バラムについて 〈知識:悪魔学〉〈知識:魔術〉 難易度7
▼初代『白神』の術 〈知識:陰陽術〉 難易度:15
▼“テウルギア”について 〈知識:魔術〉〈情報:オカルト〉 難易度13
▼リキシレ・エンタープライズの目的について 〈情報:ビジネス〉〈情報:噂話〉 難易度10
GM:こんなにあります。

【Middle/06】

GM:では、調査希望の方々は登場どーぞ
レムナント:1d10+54 出ます,調査
DoubleCross : (1D10+54) → 5[5]+54 → 59

白上束:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 10[10]+55 → 65

白上束:うげえ
吉川アメリー:でるかー
吉川アメリー:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 10[10]+41 → 51

GM:じゃあ、ロケーション的には村のどこかですね。次の日の朝。
GM:ご希望がなければ束ちゃんとアメリーちゃんにまず会ってもらいましょう。で、レムナントさんが後から登場。
白上束:はーい
レムナント:あ、先に私が判定して吉川くんに情報を渡してもらおう。
GM:なるほど。
GM:じゃあ開始はリキシレ社資料室がいいかな。
GM:もちろんシーンに登場してるのは同じなので、アメリーちゃんの支援とかは束ちゃんに同時に飛ばせます。
レムナント:極力会社から出ない方針で行きたいのですが問題ないでしょうか?
GM:大丈夫です!でも今後スムーズに共闘できるよう考えるなら
GM:アメリーちゃんにレムナントさんについて言及してもらったほうがGM的には楽ですね
GM:----
GM:リキシレ・エンタープライズ支社 第六資料課
GM:----
GM:今出ている情報に関しては、
GM:初代『白神』の術の他は全てリキシレ社でも調査できます。
レムナント:了解、テウルギアについて調べましょう。
レムナント:情報収集チーム使用、一回目。
レムナント:7dx+3+2>=13 情報:魔術
DoubleCross : (7R10+3+2[10]>=13) → 8[1,2,4,5,5,7,8]+5 → 13 → 成功

GM:ちょうどだ
レムナント:よし、問題なく成功。
GM:では、“結社”に対する恐るべき復讐心を持つレムナントさんは当然知っている。
▼“テウルギア”について
人の域に肉体を残した“結社”の魔術師の内では最高位に当たる、被面達人の喚起魔術師。
被面達人の位階では、各々が細分化された一つの専門分野を極めており、
よって、実際に接触し交渉できる可能性のある魔術師の中では、“テウルギア”は最も召喚術に関して知る者といえる。
他のアデプタスと一線を画して彼を最強たらしめている魔術は、『無限召喚術』と呼ばれる術式。
魔神の実体たる『心』を覚え、自らが編んだ力に反映することで、無限に近い方向性の召喚魔術を行使する……とされる。
彼の召喚は、“魔神の死骸”のような伝承の存在のみならず、
世界を隔てて戻らない存在ですらも喚び寄せ、あるいはいずれ手に入るものをも現在に生み出す事もできると言われている。
ただし、それがまだ存在しているのならば。
GM:以上です。
レムナント:では、上記の内容を手紙にしたためます。
レムナント:そして偶然社内で会った吉川くんに渡そう。
吉川アメリー:渡されよう
レムナント:「“テウルギア”の情報だ、結社と相対するなら知っていた方がいい」
吉川アメリー:「もうそこまで調べたのかよ。熱心だなァ」
吉川アメリー:「ありがと!」受け取るぞ
吉川アメリー:(あとでダスティンにも見せようか)
レムナント:「ああ、その情報も好きにして構わない。その代わりと言っては何だが、ダスティンへの言伝を頼む」
吉川アメリー:「なに?」
レムナント:と言って、吉川くんにダスティンを呼び出す時間と場所を伝えます。
吉川アメリー:「オーケー了解だ」
レムナント:「ああ、よろしく頼む」 と言って私は会社に残る、これでやりたいことは以上
GM:ではアメリーちゃんはこのまま会社を出て、女頭村で束ちゃんと会うことになります。
吉川アメリー:はーい
GM:----
GM:女頭村 河原
GM:----
GM:アメリーも西方も、堂々と社で得た情報を外に流している。リキシレ社は気づいていないのか、それとも。
GM:合流前に、情報収集があるならやってもらいましょうか。
GM:合流後の方が都合がいいなら、ここで会ってロールしてから。
白上束:導きをかけてもらいたいからなあ
白上束:会ってからのほうがいい気がする
吉川アメリー:ですねー
GM:では会ってもらおう!
GM:手紙を渡すのも忘れないように
吉川アメリー:「そりゃーーー」河原といえば水切り!石投げるぞ。
吉川アメリー:「あ、全然ダメだ」
GM:かわいいぜ
白上束:その真横、水面を綺麗に石が跳ねていく。
白上束:向こう岸まで到達し、コトンと小さな音を立てる。
吉川アメリー:「すげぇ!!」
白上束:「……慣れれば簡単だよ」
吉川アメリー:「よっしゃーあとで練習しよう!」
吉川アメリー:「今はこんなことしてる場合じゃねえ……」
白上束:「……ん」
白上束:「……調べないと。いろいろ」
吉川アメリー:「だな。なにから手ェ付けようかね」
白上束:「……私は、白上を知らないと」
▼バラムについて 〈知識:悪魔学〉〈知識:魔術〉 難易度7
▼初代『白神』の術 〈知識:陰陽術〉 難易度:15
▼リキシレ・エンタープライズの目的について 〈情報:ビジネス〉〈情報:噂話〉 難易度10
白上束:「……全然知らないから」
吉川アメリー:「じゃあ手伝うよ。手伝うのが私の特技だ」
白上束:「……ん。ありがと」
吉川アメリー:《導きの華》使いましょう。
吉川アメリー:51→55
吉川アメリー:達成値+10だ
白上束:わあい!
白上束:ミーミルを専門家:陰陽術に変えて、白神の術に挑戦。
吉川アメリー:河原の石のいくつかをそれっぽい位置に並べる。
白上束:5dx+10>=15
DoubleCross : (5R10+10[10]>=15) → 10[1,1,1,5,10]+2[2]+10 → 22 → 成功

吉川アメリー:やったー
白上束:導きさまさまだぜ
GM:はい、成功。好きな演出で以下の知識を知って構わない。
▼初代『白神』の術
白上の始祖は“オシラサマ”の名を名乗った。よって、その力は伝承を想起させる物であった。
桑の木行、絹糸を用いた陰陽術――これによって魔神を縛り、封じ、常夜の側面に『繋ぎ止めて』いる。
同じ属性の力があるのならば、魔神が目覚めたとしても、再び封じることは可能かもしれない。あるいは滅ぼすことも。
だが、その行程は、他の五行の力で成し得ないということも分かる。
現在の白上の後継者で、初代『白神』と相似の術を行使できるのは、白上束の一人だけだ。
GM:以上のことが分かります。
白上束:石の並びを茫洋と眺め、頭のなかで糸を張る。
白上束:集中して記憶を辿る。幼いころに、母に叩きこまれたはずの膨大な記憶から求めるものを手繰り寄せる。
白上束:「……」目を瞑り、見開く。
吉川アメリー:「………なんかわかった?」
白上束:アメリーちゃんを一瞥し、
白上束:頷く。
白上束:「……ありがと」石の方に目を逸らしながら応える。
吉川アメリー:「どーいたしまして!」
白上束:「……大事なのは、石選びだから」並べられた石の一つを手に取る。
白上束:「……その人に合う石を選ぶ。それが一番だいじ」
吉川アメリー:「なるほどな。合う石か」
白上束:「あとは、風と波を読むだけだよ」簡単に言い放つ
白上束:石をまた放る。先程と同様に連続して綺麗に跳ねていく。
吉川アメリー:「いや、だからなんでそんな簡単にできんの!?」
白上束:「訓練したから」
白上束:「……訓練すれば、すぐにできるよ?」首を傾げる。
吉川アメリー:「うーん、地道な努力は苦手だな……」
吉川アメリー:「これだけの石の中から自分に合うもの探すのだって、結構大変なのにな」
吉川アメリー:「お前やっぱすごい強いと思う」
白上束:「……そんなことないよ」
白上束:「……すごかったら、誰も助けられてたから」
吉川アメリー:「全部助けられるのは滅茶苦茶すごい強いやつだ。そんな奴なんていねえよ」
白上束:「……そうじゃないから、頑張らないと。これからも」
白上束:「……すごく強くなるために」
吉川アメリー:「多分お前ならすぐ出来るよ。なんかそう思う」
吉川アメリー:「あ、そうだ」
白上束:「……ん」
吉川アメリー:「名前で呼んでいい? 白上ってたくさんいるし」
吉川アメリー:「それに、友だちだし」
白上束:「……うん。友達」コクコクと頷く。
吉川アメリー:「じゃあ束、これからもよろしく!」手を握るぞ
白上束:「……ん」握り返す。
白上束:「……あ、アメリーちゃん」
吉川アメリー:「ん?」
白上束:「……ふふ」にやけるぞ。
白上束:「呼べた」
吉川アメリー:「キャハハハ! やばいな! ちょう友だちっぽい!」
白上束:「……ん」またコクコクと頷く。
吉川アメリー:「あー……そういや、束のとこにダスティンもいるんだっけ?」
白上束:「……うん」
吉川アメリー:「じゃあこれ渡しておいてくれないかな」 手紙を出すよ
白上束:「……ん」受け取るぞ。
吉川アメリー:「あ、多分束達も読んでいい内容だと思う」
吉川アメリー:「まあ、とにかくよろしく頼んだ」
白上束:「……うん」また頷く。
GM:中には先ほど開示された、“テウルギア”の情報が書いてあります。
GM:それを記したのが、アメリー同様のリキシレ社傭兵である“レムナント”ということも。
白上束:ぱらりと開いてすぐに閉じる。
白上束:「……“レムナント”」すでに覚えた!
吉川アメリー:「あとダスティンにクソッタレって言っといて。本当は私、置いてかれた事に怒ってるんだよね!」
白上束:「うん」
吉川アメリー:「あいつは乙女心理解しねぇからな! キャハハハ!」
白上束:「…ん。ちゃんと伝える」
吉川アメリー:「頼んだぜ……あっと、そろそろ時間かな」
GM:アメリーと束は、この河原に近づく人の気配を感じていてもいいだろう。
GM:来る前にその場を離れることができます。
白上束:顔だけを気配の方に向ける。
GM:遠目に新目剣馬の姿が知覚できます。束を呼びに来たのかもしれない。
吉川アメリー:「お迎えじゃねえの? あれ」
白上束:「……みたい。またね」手を振り別れる。
吉川アメリー:「おう、じゃーな!」手を振る。ここで退場しよう。
GM:では、やや遅れて剣馬が到着。
新目剣馬:「あ、その……」
白上束:「?」首を傾げる。
新目剣馬:「昼、炊けたって……婆ちゃんが。今、誰かいた?」
白上束:「……うん。友達」
白上束:「……一緒に遊んでた」もう一度石を手に取り、投げる。
新目剣馬:「そ、そっか……ごめん、邪魔しちゃって……束姉ちゃん」
白上束:石は今までと同じように、美しく軌道を描きながら跳ねていく
新目剣馬:「すげえ」
白上束:「ううん」
白上束:「訓練すれば、簡単だから」そのまま家の方に歩き始める。
新目剣馬:「えっと、束姉ちゃん!」
白上束:「……ん」振り返り見つめる。
新目剣馬:「……大丈夫だからな、その……色々あるかもだけど」
新目剣馬:「友達だっているんだろ?それに、婆ちゃんだってずっと、束姉ちゃんのこと、俺だって」
白上束:「……うん」
新目剣馬:「……だから、その……いつか、いい事があるからさ、多分」
新目剣馬:「そういうこと、最初来た日に言えなかったから……」
白上束:「……うん」体ごと振り向く。
新目剣馬:「!」目を逸らす。
白上束:すぐ近くまで近寄る。
白上束:じっと見つめる。
新目剣馬:「ど、どうしたの、束姉ちゃん……」
白上束:「……ありがとう。私は大丈夫」頭を撫でる。
新目剣馬:「うおっ」
新目剣馬:「う、うん……そ、それなら良かった……」
新目剣馬:「いやその、婆ちゃんがな!すげーいつも心配してるからな!」
白上束:「……うん。うん」
新目剣馬:「本当にそれで、釣られて心配になっちまったっていうか、そういうのだから!」
白上束:「……行こう」再び身を翻し、歩き始めるぞ。
GM:----
GM:シーン終了。調達・ロイスが可能。
レムナント:クリスタルシールドを狙おう
レムナント:7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 9[1,2,2,5,7,7,9]+4 → 13

レムナント:失敗だ、ロイス取得はなし。
白上束:やはりビジネススーツかな。
白上束:5dx>=19
DoubleCross : (5R10[10]>=19) → 10[1,8,8,10,10]+10[10,10]+2[2,2] → 22 → 成功

白上束:買えてしまった
吉川アメリー:クリスタルシールドチャンレンジ
吉川アメリー:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 8[2,3,3,6,8]+5 → 13

吉川アメリー:買えなかった!
吉川アメリー:ロイスはなし。以上です
白上束:こちらも以上。
白上束:よそ行き用の装束に身を包むのだ。
GM:----
▼バラムについて 〈知識:悪魔学〉〈知識:魔術〉 難易度7
▼リキシレ・エンタープライズの目的について 〈情報:ビジネス〉〈情報:噂話〉 難易度10
GM:現在チャレンジ可能な情報は以上。
GM:そして、さっきのシーン開始で言い忘れていましたが
GM:ダスティンも、“テウルギア”と接触したので
GM:また別の情報収集に挑むことができます。
▼擬似ソロモンの指輪について 〈知識:魔術〉〈情報:UGN〉 難易度17

【Middle/07】

GM:これを元に“テウルギア”と交渉する事も可能。
GM:では、登場希望の方侵蝕率をどうぞ。
レムナント:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 1[1]+59 → 60

ダスティン:1df10+53
ダスティン:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 3[3]+53 → 56

GM:----
GM:リキシレ・エンタープライズ社より1km……路上
GM:----
GM:まずは判定にチャレンジしていただきます。
ダスティン:知識:魔術で振った場合、財産ポイントは使えますか?
GM:そこは使えないとしましょう。しかし情報なら財産が使えます。
ダスティン:では、情報:UGNで振ります。「擬似ソロモンの指輪について」。
ダスティン:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[3,9,10]+1[1] → 11

ダスティン:財産ポイントを6使って成功させます。
ダスティン:8→2
レムナント:では私は確実に抜ける方からやっていきます。調査項目はリキシレ社の目的について
レムナント:8dx+3>=10
DoubleCross : (8R10+3[10]>=10) → 10[2,3,4,7,8,8,9,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

レムナント:情報収集チームを節約
レムナント:技能は噂話でした
GM:放置されるバラム
▼擬似ソロモンの指輪について
この擬似ソロモンの指輪の作用は――原型である“ソロモンの指輪”がそうであるように、
本来ならば制御不能な現象・力を縛り、制御すること。
それがいかに巨大な事象であっても、名前を与え、定義し、指輪を触媒とすることで従える事ができるし、逆に休眠させたままでいることもできる。
……この構築を行ったのが“テウルギア”であることは間違いないが、指輪そのものは力の本質ではない。
指輪の構築理論を完成させた後、UGNと魔術師達が研究を引き継いだため、
ダスティンの持つ『擬似ソロモンの指輪』とリンクする72柱の魔神(ジャーム)の正体は、“テウルギア”も知ることはないだろう。
そしてダスティンの指輪の場合、魔神を休眠させることもできない。ダスティンが一度目覚めさせてしまっているためである。
UGNの記録をたどる限り――“テウルギア”も、擬似ソロモンの指輪を保有している。
目覚めてしまったものを眠らせることは不可能だが、彼は制御方法を知っている。より強める方向と弱める方向を。
そして、無限召喚術のからくりも、同じ擬似ソロモンの指輪を持つダスティンならば分かる。
“テウルギア”は、起源も現象も知らないままの力を、名付けないまま指輪で従えている。
“テウルギア”本人以外に真似のできない事だろうが、行使の時に応じて『名付ける』事で、力の方向性を決める……故に無限の可能性の召喚が可能となる。
GM:以上です。この秘密を知った事と引き換えであれば、
GM:ある程度、“テウルギア”と交渉が可能。
ダスティン:やってみるか・・・!
GM:そして、レムナントさんの情報。
▼リキシレ・エンタープライズの目的について
リキシレ・エンタープライズが見境なく魔法傭兵を集めている理由は、
明らかに、“結社”や白上家を滅ぼすためではない。……そうだとしたなら、動きが杜撰すぎる。
彼らの目的は、魔術師同士に戦闘させ、多くのマナ――あるいはそれに類するエネルギーを、この地で放出させる事。
多くの遺産がそうであるように、“魔神の死骸”もまた、高濃度のレネゲイド、あるいは衝動侵蝕によって目覚める可能性が高い。
それを、多くのオーヴァードを一箇所に集めることで行おうとしている。
交戦の事実があればよいため、敵味方で情報が流れる事も、あるいは造反の可能性なども、考慮していない。
GM:以上です。
ダスティン:では、バドワイザーの瓶を抱えて、ふらふらと待ち合わせ地点へ向かいます。
GM:リキシレ社の工事に伴って整備された、村では珍しい舗装道路である。
GM:国道方面と無理やり繋げられている。レムナントがタクシーで来た道なのだ。
レムナント:ダスティンの向かい側から歩いてくる、遠く後ろにリキシレ社のビルが見える
ダスティン:ちなみに、レムナントの名前と概略くらいは知っていてもいいですか?
GM:もちろん、結社に関わっている以上は知っていてよいでしょう
レムナント:私は知っていて良いと思いますよ、別に会ったことにしてもいい。
GM:そうですね、その辺は自由にどうぞ。
ダスティン:了解!
ダスティン:「やあ、ブラザー! 奇遇だな、こんなところで。いや、あんたが呼んだんだっけ? ハハハ!」
レムナント:「相変わらずだな、ダスティン」
ダスティン:「召喚術師が呼び出される! 傑作だなこれは。なあ、“レムナント”!」
レムナント:「全くだ」
ダスティン:「あ、ビール飲む? バドしかねぇーけど」
レムナント:「すまないな、今はそういう気分ではないよ」
レムナント:「さて、私という男を知っているのならこれから切り出す話も察しがつくだろう」
ダスティン:「賢明だな、レムナント。対魔法使いの戦いをよく把握してる。……ついてるよ、察し」
ダスティン:「テウルギアだろ?」
レムナント:「そうだ、ヤツについて何か知っていることがあればこちらに渡して欲しい」
レムナント:「無理強いはしないが、そうなるとこっちはこっちで動くことになる」
ダスティン:「もちろんだ。あんたがやつを屠ってくれるなら、願ったり叶ったり……と、言いたいところだが!」 緊張している。
ダスティン:「条件がある。いきなり殺されると、こっちが困る話になっててね。……おい、これは俺の弱みだぜ」
レムナント:「順番を譲れという話だな?」
レムナント:「キミにも目的がある、そのためには奴が必要と」
ダスティン:「まあ、そうかな。やつから絞り出したい情報がある。殺すなら、取引か・・・尋問が失敗に終わってからだ」
ダスティン:「取引材料もこっちにはある。もちろん、最終的には殺るんだろ。それしかねえ。こんなチャンス二度とないしな」
ダスティン:「そこで、俺たちの間に協定の余地があるってわけだ。どうだ?」
レムナント:「……そうだな。では、こうしようか」
ダスティン:緊張のあまりバドワイザーを一本飲み干す
レムナント:「今後、ヤツを発見した時は相互に連絡をとる事にしよう」
ダスティン:「……妥当なところだ。あんなやつ、単独で相手にするのは無茶だぜ」
レムナント:「……交渉したいのなら任せる。私が連絡して規定の待ち時間より遅れた場合は勝手に始めさせてもらう」
ダスティン:「ああ……そうしてくれ。死人からの方が効果的に情報を引き出せる可能性もある。そういう術者もいるからな」
レムナント:「連絡してから……ほど、待つ」 ということで時間を指定させてもらう。
ダスティン:「それだけでいいのかい? 召喚術師にはありがたい温情措置だな! ハハハ!」
レムナント:「無駄に敵を増やすつもりは無いのでな、キミが敵となるなら吉川くんも敵になるだろう」
ダスティン:「俺もあんたみたいなやつを敵にしたくねぇーよ。ほら、これ。こっち側の取引材料だ」
レムナント:「私は女子供を殺すのは好きではないのでな、それは避けたいところだよ」
ダスティン:というわけで、情報項目を共有しよう
レムナント:「受け取ろう、こちらも対価を支払おう」 ということで情報共有します。
GM:そうですね、このタイミングで互いにどうするか決めてもらいましょう。
GM:というか主にダスティンですね。戦闘することで魔神が覚醒する可能性がある。
ダスティン:戦闘は避けたいです。
GM:ならば、
▼魔神の起動停止 〈情報:オカルト〉 難易度12 が追加
ダスティン:「魔神の起動をとめる。テウルギアは取り押さえる。それが一番、穏健な提案ってやつじゃないか?」
レムナント:「……私の目的は結社の魔術師を殺すことだ」
レムナント:「かと言って、そのために無関係な人を巻き込むのは私の主義に反する」
レムナント:「その提案に乗ろう、ますは魔神を止める手段を探そうか」
ダスティン:「ハハ! 噂に聞いたよりも……レムナント。ずいぶん話がわかる」
レムナント:「流石に五十近くもなればその程度の分別はつくさ」
ダスティン:「キュクロプスやら、”エスタージ”の一党やら、錬金術師の……なんとかよりも、かなりマシだぜ。宜しくな、ブラザー!」
ダスティン:ゆだんない宣伝行為
レムナント:「ああ、ではまた」
ダスティン:こちらは、こんなところです
GM:それではシーン終了。
GM:ロイス、購入をどうぞ。
レムナント:8dx+4 クリスタルシールド
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 9[2,2,3,3,4,6,6,9]+4 → 13

レムナント:無理
ダスティン:クリスタルシールド
ダスティン:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[2,8,10]+6[6]+1 → 17

ダスティン:無理
レムナント:ロイスはなし、以上です。
GM:----
GM:本日の行程は異常です。
GM:以上
GM:とりあえず3日の21時に日程を取っておきましょう。早め終了の可能性はありますが、進めます
GM:5人もいるので大変なのだ。お疲れ様でした。
ダスティン:お疲れ様でしたー
レムナント:おつかれさまでしたー
白上束:おつかれさまでした。

【Middle/08】

GM:では、希望を反映してひとまずレムナントさんのシーン。
レムナント:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 4[4]+60 → 64

GM:ダスティンとの交渉を踏まえ、リキシレ社本社での行動となります。
GM:本社じゃない支社だ
GM:----
GM:リキシレ・エンタープライズ支社 一階ロビー
GM:----
GM:情報は把握した。リキシレ社――特殊開発室長ヒース・アスミの狙いは、
GM:オーヴァード同士の交戦によりレネゲイド濃度を上昇、“魔神”覚醒を誘発すること。
GM:そして“テウルギア”の魔神召喚の原理。仮に覚醒した“魔神の死骸”を見れば、その形質を完璧にコピーできるというのだろうか?……
GM:余程のことでない限り、既に姿が登場している傭兵や室長には接触可能です。
レムナント:では、まずは炬氏と接触したいですね。
GM:ほほう。では20階バルコニーにいます。
白上炬:バルコニーに出ると炬の後ろ姿が見える。村の光景を眺めている。
レムナント:「少し良いだろうか、白上炬氏」
白上炬:「内容に拠る。魔術師殺しがどのような風の吹き回しだ」陰鬱に振り向く。やはり顔は見えない。
レムナント:「仕事の話だ、いくらか聞きたいことがある」
白上炬:「それも、質問に拠る。……が、まずは良いだろう」
レムナント:「内容はこうだ、炬氏が知るかぎりで構わない。下の世代……後継者候補と言われる者達の業が知りたい」
白上炬:「私が家を出たのは、もう随分と昔のことだ」タロットをパラパラと飛ばす。
白上炬:「候補の術も、まだ若かった。形質のみを知っている。泰は水。光は火」
白上炬:「他はまず、来ぬだろう。烏が如何に成長したものか……あれはまだ、生まれて間もなかった」
白上炬:「長じて才を身につけたならば、来るやもしれぬ。良い血統だった」
レムナント:「形式のみ、その中で“オシラサマ”……に縁深き者は知っているか?」
白上炬:「…………一人。しかしあれは、後継ではない」やや言葉尻を濁す。
レムナント:「白上の起源を調べさせてもらった。“魔神の死骸”を調伏したのは“オシラサマ”と名乗るものだったらしいからな」
白上炬:「……そうだったか」
白上炬:「先日名を出した、束という者がそうだ。……殺す気か?」
レムナント:「そうだ、と言ったら炬氏はどうする?」
白上炬:「…………」大アルカナを一枚取り出す。
白上炬:「……何も。そちらの通名からすれば、珍しいことではあるまいよ」
レムナント:「そうか、炬氏。……すまなかったな、試した」
レムナント:「私の敵は“結社"だ、その束という者は標的になりえんよ」
白上炬:「私には関わりのない事だ。しかし、」
白上炬:「……貴様、“結社”であれば見境なく滅するつもりか?」
レムナント:「身も心も魔道に捧げた者であれば殺す。己の行いを知り、改めれば見逃すやもしれん」
白上炬:「ククク、身も心も魔道に捧げるか」
白上炬:「ククククク」
レムナント:「今の答えがそれほど面白いか、炬氏」
白上炬:「なに。“結社”に限ったことではあるまい。内の魔道に徹するが故に組織を抜ける者も居る」
レムナント:「そうだな、そういう者もいるだろう」
白上炬:「――が、個人の主義信条に口出せる身でも無いのでな。話は終わりか?“レムナント”」
レムナント:「いや、少し話が逸れてしまった。本題に入ろう」
レムナント:「炬氏も薄々気づいているだろうが、リキシレ社は“魔神の死骸”の起動を目的としている」
白上炬:「無論、そのような事になろう。どういった手段を使う心積りか知らぬが」
レムナント:「そして、“魔神の死骸”を辿れば白上の起源。“オシラサマ”に辿り着くだろう」
白上炬:「……」
レムナント:「封印に絡むのは“オシラサマ”に縁深き者……先ほど口にされた束だったか。ここに来ていれば狙われることだろう」
レムナント:「いや、恐らく来ているのだろうな。こういった“因縁”には往々にして振り回されるものだ」
白上炬:「そうかもしれぬ。魔術師である以上は」
レムナント:「また、それとは別に“魔神の死骸”の起動を目的としている存在もいる。“結社”の魔術師、被免達人のテウルギアという男だ」
レムナント:「コイツも束という存在を知れば狙ってきてもおかしくはあるまい」
レムナント:「私の話はこうだ。私の“目的”に協力してはくれないだろうか?」
白上炬:「“テウルギア”を殺す、という目的か?元よりそれが依頼だ。それとも……」
白上炬:「結社殺しの貴様に、何か他の目論見でも?」
レムナント:「無論、“テウルギア”を殺すという話だ。ソレ以外に目的は存在しない」
白上炬:「“魔神”を動かし、白上と“テウルギア”を退ける。当然、この建物の中に居る誰もがそうするだろう」
白上炬:「……“ミュンヘン・ハンドブック”の娘の他はな。奴の協力は望みが薄いと言っておく」
レムナント:「順序の話……といった所か。先に“テウルギア”を殺す、白上は後回しにする」
白上炬:「そうする必要があるというのだな、貴様に」
レムナント:「これは炬氏にも意味のある話だと思うのだがな……炬氏の先ほど“束”に関する行動を見る限り」
レムナント:「貴方が“束”にどう思っているのかは私は知らないが、何かするつもりなら協力しようと思う。それが説得であれ……殺し合いであれ」
白上炬:「貴様の考えは探らぬ。碌な結末にならぬだろう」ふわりと浮く。
白上炬:「だが、どのみち貴様とは敵対するまい。依頼を行うその限りは。……失礼する」
GM:無数のカードが散り、炬の姿は消失する。
レムナント:「……この状況は仕組まれているぞ、リキシレ社にな」 散ったカードに向かって言う
GM:他に交渉を行いたい相手がいるのならばどうぞ。話していけば何らかの効果があるかもしれないし、ないかもしれない。
レムナント:やっぱ炬くんは難しい男よ、次はジェラド行きます
GM:ジェラドか……w
GM:じゃあジェラドは一階ロビーで寝てます。人目も憚らずソファで眠りこける様はまさに着衣中年男性
ジェラド・セジウィック:「グオーッ、グオーッ」
レムナント:じゃあ、ソファを蹴っ飛ばします。
ジェラド・セジウィック:「ゴフッ」転がり落ちて起きます。
レムナント:そして素知らぬ顔で居ます。
ジェラド・セジウィック:「あ~……?」
レムナント:「大丈夫か、ジェラド」 助け起こす
ジェラド・セジウィック:「誰だ……?てめえがやったのか、“レムナント”」ちょっと寝ぼけている。
レムナント:「いや、先ほど歩いて行った青年だ。顔は見ていないが大河がどうのと呟いていた」
ジェラド・セジウィック:「あのガキふざけやがって!」
ジェラド・セジウィック:「なぁ~~にが大河だ!DVDプレイヤーがブチ壊れる呪詛をかけてやるぜ!」
レムナント:「まぁ、そんなことはどうでも良い。ジェラドに話がある」
ジェラド・セジウィック:「……あ?何なんだまったく」
ジェラド・セジウィック:さっそく綺麗な床をチョークで汚しながらDVDプレイヤー破壊魔術を構築している。
レムナント:「取引をしよう、ある情報……いや、機会を用意する代わりに協力して欲しい」
ジェラド・セジウィック:「どういう機会を用意するってンだ?エエッ?」
レムナント:「ダスティンを殺すチャンスだ」
ジェラド・セジウィック:「ゲハハハハ!そうかよ!俺の興味の惹き方を分かってんじゃねェか!」
レムナント:「彼と話す機会があってな、キミとダスティンを引き合わせることは不可能ではない。今の私にはそのような状況を作り出すことが出来る」
ジェラド・セジウィック:「……1対1でか?」
レムナント:「キミがそれを望むのなら、な」
レムナント:「私の求める事は一つだ、私と共に“テウルギア”を殺す事に協力して欲しい」
ジェラド・セジウィック:「今のこの状況……ダスティンの野郎をブチ殺すにはうってつけだし、俺にとっても美味しい仕事だ」
ジェラド・セジウィック:「一石二鳥ってやつだな……だが不都合なことも結構ある」
ジェラド・セジウィック:「テメーら傭兵魔術師が大量にいること。他の連中にダスティンが殺されるのを眺めてるだけってのは、面白くねェー」
ジェラド・セジウィック:「あの“テウルギア”のセンセイがいるらしいってこと。奴に行き当たれば、ダスティンだろうがカエルが踏み潰されるみてェ~に死ぬ」
ジェラド・セジウィック:「――もし、乱戦に乗じてヤツをおびき出せるなら、協力してもいいだろう。テメーにそれができるならな」
GM:ちなみに、この交渉が成立すると、
GM:ミドル戦闘はダスティンとジェラドの1対1の状況が別に存在することになります。
GM:ダスティン抜きのPC陣営vsジェラド抜きの傭兵陣営ですね。
レムナント:そうですね、多人数戦でダスティン抜けるのはちょっとキツイ。
レムナント:ジェラドはジェラドでうざいんですけどね……
GM:引き受けないのなら、無難な言葉で切り抜けるが吉
GM:ただ、今思いつきましたが、引き受けた場合、ちょっとした情報がもらえます
レムナント:「……その時が来たら連絡しよう」 と答えつつも連絡はするつもりはない
ジェラド・セジウィック:「ハン、その時までに上手いこと首尾がつけばいいがなァ」コーヒー自販機へと向かう。
レムナント:次は麻生さんに行こうか
GM:麻生さんは、あんまり期待できないですよw
レムナント:仕事マンの眉川くんほどではないはず
GM:では会いなさい。
GM:そういえば、ここは情報収集もできるのですよ出ている分なら
GM:麻生さんは2階ロビーで弁当を食べている。健啖家だ。
麻生晴市:「うめーうめー」ガツガツ
レムナント:「調子はいいか?“クォンタムジャンパー”」 隣に座る
麻生晴市:「あァ!?……ああ、俺は大体絶好調よ!」
レムナント:「ソレなら問題はないな、少しキミにとって良い話がある」
麻生晴市:「おいおい、依頼の二重取りは禁止って事になってんだよ。……セル規定でな」
麻生晴市:「それともアレか?今回の件が終わった後の予約なら、テクタイトを通してもらえると俺が助かる。ランクに影響するからな……」
レムナント:「……これは今回の仕事内での協定、あるいは同盟の誘いなのだがキミが気にするのなら控えようと思う」
レムナント:「他の傭兵は自分の得た情報を使いやっているのだが……このままでは出し抜かれるかもしれないが構わないのか?」
レムナント:自分の持っている情報で交渉するつもりなので、ここでいらんと言われるとさよならする次第です。
麻生晴市:「それなら構わねェーが、アレか?情報くれるってなら大歓迎だぜ」
レムナント:「襲撃者の位置情報をそちらに流す、その代わり私に協力してもらいたい」
麻生晴市:「や、ダメだ」指を突き出す。「そーいうのは駄目だな。言ったろ?自分で」
麻生晴市:「……『私に』じゃあダメだ。あくまでリキシレ社の依頼の範囲じゃねぇとな。分かるか?こういう所の微妙な違い」
レムナント:「そうか……ならば、リキシレ社の敵の一人“テウルギア”を協力して潰す。というのは?」
麻生晴市:「遭遇したなら、当然そうする。だが引き際は弁えねえとな」
麻生晴市:「アンタは死ぬまで戦うだろうって思うが、俺はそうしねえ。成功より生存。これもセル規定でな。実は依頼規約にもある」
麻生晴市:「だが、こんだけ数がいりゃあ負けはしないだろう……問題ないこった」
レムナント:「なるほど、そういうスタンスか……」
レムナント:ふむ、想像以上に慎重な男だぞコイツ。釣りだして協力させようと持ったけど乗らないな
麻生晴市:「テクタイトの強化兵は金がかかってるんだぜ~……死んだら大損害よ」
レムナント:「純粋な興味なのだが……死んだ後の事をキミは気にするのか?」
麻生晴市:「こういう仕事で矛盾してるが、死にたくはねえ。ジャームじゃあないからな」
麻生晴市:「アンタはどうなんだ?自分の保身については?」
レムナント:「死は怖くはない。だが……“結社”が残っているのなら死にきれんな」
麻生晴市:「だろうよ。じゃあ尚更アンタも死ねないわけだ」
レムナント:「そうだな、こういうのも生き汚いと言うのだろうな」
GM:では、このへんで交渉パートは終わり。
GM:何か他の行動があるなら、手早くどうぞ。
レムナント:魔神の起動停止について探ります
レムナント:情報:オカルトを情報:魔術で代用、情報収集チーム2回目使用します
GM:了解。代用も許可しましょう。
▼魔神の起動停止 〈情報:オカルト〉 難易度12
レムナント:8dx+3+2>=12
DoubleCross : (8R10+3+2[10]>=12) → 9[1,2,2,7,8,8,9,9]+5 → 14 → 成功

▼魔神の起動停止
“魔神の死骸”の起動方法に、魔術師達の戦闘によるレネゲイド濃度上昇を仮定する場合、
例えばダスティンの持つ“擬似ソロモンの指輪”のように、それを反映する媒介が必要となる。
それが機械的な仕組みなのか魔術的な仕組みなのかは分からないが、
それも“魔神の死骸”と同様、リキシレ支社のどこかに隠されているのだろう。
とはいえ、交戦と同時に起動準備に入るとすれば、戦闘後にそれを止めに向かうのはかなり非現実的な方策だが……
GM:以上です。
レムナント:戦闘前に止めるってことですかね……了解です。
レムナント:あるいは戦闘中……
GM:では、シーンは終了でいいでしょうか?
GM:ちなみに、レムナントは今回かなり社内を回りましたが、さすがに傭兵が移動できる範囲内には、
レムナント:購入って出来ますか?
GM:“魔神の死骸”が存在する様子はない。
GM:可能です。ロイス取得も可能。
レムナント:8dx+4 クリスタルシールド!
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 9[1,3,4,4,8,9,9,9]+4 → 13

レムナント:乙! ロイスはなし!
GM:----

【Middle/09】

GM:次は何奴が出る
白上光:僕と束ちゃんかな
ダスティン:ダスティンは控える
吉川アメリー:同じく控える
GM:では登場どうぞ。
白上光:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 10[10]+44 → 54

白上束:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 9[9]+65 → 74

白上束:アバッ……
GM:----
GM:新目家 蔵
GM:----
GM:では、光くんはここで情報収集を試みている感じでしょうか。
白上光:ですな。
白上光:この知識魔法は陰陽術では無理ですよね、流石に。
GM:いえ、できますよ。魔術は細かく分けると面倒極まるので、
白上光:おす。じゃあこのバラムさんを調べよう。
GM:情報:警察が特に部署ごとに別れてないのと同じく、大雑把に魔術でできます。
白上光:うす。じゃあ判定しようかな。
白上光:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[4,7,8,10]+5[5]+4 → 19

GM:SUGOI
GM:では情報公開。
▼バラムについて
ソロモン72柱の序列51位、強力な地獄の王。
牛、人、羊の3つの頭を持ち、過去から未来に渡る全てを見通し、召喚者に教えるという。
即ち、無限の知識を象徴する悪魔。起動したものにこれが従うとすれば、
確かに、『願望を叶える』魔神と呼べるだろう。願望を叶える方法を教わればいいのだ。
無論その起源からして、日本の、それも東北の地とはまったく無関連の魔神でもある。
GM:以上です。
白上光:(……なるほど。叶える方法を教える、ね。)
白上光:(俺には必要の無い力だな。叶え方など、最初から知っている。)
白上光:と、そこで、視線を本から上げ、何もない空間を見る。
白上光:「お帰りなさい。有意義な情報はありましたか?束さん。」
白上束:「……はい」天井に少女が吊り下がっている。
白上束:「地」一瞬消滅し、片膝をついた姿勢で控える。
白上光:「それはよかった。私も情報を集めていました。得られたのは、些細なものでしたがね。」 と言うことで情報共有したいぞ。
GM:果たして束ちゃんは情報を教えてくれるかな……!?
GM:白神の術を教えるかどうかは束ちゃんの自由なのだ
白上束:「……こちらは、分かりました。必要な業が」
白上束:「相は木。……の、桑」
白上光:「……なるほど。大方、予想通りといったところですか。いや、運がいい。貴女が共に来ていて。」
白上束:「……はい」
白上光:「こちらの情報はここに。目を通せば、バラムが何者か判るでしょう。」本を手渡す
白上束:「……はい」ぱらぱら開いてすぐに返す
白上光:「さて……これで気になることが一つ増えましたね。なぜこんな異邦の神が、私たちの敵となっているのか。」
白上光:「調べてもらえますね?束さん。」
白上束:「……はい」指を唇に近づけて思案の姿勢。
白上束:「私がやります」
▼バラムと白上の関係について 〈知覚〉〈交渉〉 難易度7 が追加
白上光:(鍵が束だった以上、俺にできるのはこいつを活かすこと。)
白上光:(せいぜい俺のために働いてもらうとしよう。)
白上束:判定してしまおう。交渉で振ります。
白上束:5dx+2>=7
DoubleCross : (5R10+2[10]>=7) → 8[2,2,4,8,8]+2 → 10 → 成功

GM:はい、成功。ところでなぜこの判定の技能が知覚と交渉だったかというと
GM:すぐ近くに西方先生がいるからです。それに気づいてOK。
白上光:ww
白上束:急に顔を上げる。
白上束:「……反応が」袖に糸が光っている。
白上光:「おや。こんな場所まで、一体誰でしょうね。」
GM:蔵の近く。しかしギリギリ新目家の敷地の外という程度ですね。
白上束:「見てきます。乾」声だけを残して姿は消えている。
白上光:(たやすく気づかれすぎだ。魔術師ではないな……となると……)
GM:----
西方:「……。やあ、来たね。出てくるまで待っていようと思ったが」地面に座り込んで、弁当などを広げている。
白上束:「……何してるの?」
西方:「魔神の目星はついた。君達に情報を聞いて、推論を固めておきたい」サンドイッチを食べる。
西方:「まあ、仕事の最後の仕上げといったところかな。君はどの程度まで分かったのかな?」
白上束:「……バラムについて?『白神』について?」
西方:「――ソロモン72柱51位。地獄の大王バラム。“テウルギア”の言葉はそうだったが、果たして」麦茶を飲む。
西方:「彼は本気でそう考えていたのかな?そうとは思えない。……“テウルギア”にとって名前というものは、便宜的なものに過ぎないのだろう」
白上光:「やはり貴方でしたか。西方さん。」遅れて登場。
西方:「君も来たのか、光くん。ならばますます都合がいい。“バラム”についての調査結果を話そう」
白上光:「ええ、お願いします。僕も気になっていたところです。」
西方:「もっとも、正しいとは限らない。情報のピースをそれらしい形に寄せ集めただけの話と思って聞いて欲しい」
西方:「……その上でだが、君達は白上の興った時期について知っているね?詳しい年代は不明ながら江戸後期、これは“魔神”も同様だ」
西方:「女頭村は“オシラサマ”の信奉者により作られた村だという。……だが、ここで一つ疑問が残る」
西方:「――何故、『めず』なのだろう?『女頭』では、元より『めず』と読んだとしか思えない」
西方:「“オシラサマ”と関連を持つのは『馬頭観音』であり、こちらは『めず』とは読まない。……ばとう、と読むのだ。」
白上束:「……ばとう」
白上光:「めずとばとう。ふむ。」
西方:「そこで光くん、君に話した推測が一つある。……白上家の力の起源についての話だ」
白上光:「異なるものに触れた、異なるものから力を得たのが我々の始まりだと言う話でしたね。」
西方:「……やはり、私はそれを鬼だと考える。少なくとも、当時の人々の認識にとっては」
西方:「『めず』は『めずおに』。“オシラサマ”の馬の皮は……恐らく、それなのだと」
白上光:「鬼、ね……。」
白上束:「……鬼に力を与えられたとすると」
白上束:「何が推察できるの?」
西方:「馬頭鬼には、常に対となる鬼がいるとされる。牛の頭の鬼。牛頭鬼」
西方:「“魔神”とされるのであれば、それは現れた当時、災厄をもたらす神だったのだろう」
西方:「――そして同時に、願いを叶えることもした」
白上光:(………)
西方:「天保4年。1833年。まさに、この時起こった災厄がある。……日本の殆どを覆い、無数の犠牲を出した災厄が」
西方:「――『天保の大飢饉』。“バラム”の正体は、牛と人の側面を持つ妖……『くだん』だ」
白上束:「……件」
白上光:「なるほど、なるほど……」
西方:「『くだん』が現れる時、それは災厄の予兆とされる。……にも関わらず、それは絵画として厄除けに用いられ、各地で信仰されてもいる」
西方:「……何故か?くだんを祀る家では餓死者が出ないとされたのだ。もし、そうだとしたら」
西方:「くだんは“予知”をするのではない。実際に、口にした災厄を成就させるという事だ。……祀ったものだけを、祟らないとするのなら」
白上光:(………………)
西方:「何故そんなものが生み出されたのかは分からない。あるいは鬼、えみし……」
西方:「そういった何かが、何もかもを呪うために作り出した存在かもしれない。だが」
西方:「それは紛れも無く力でもある。“牛であり、人である、予知する悪魔”。リキシレ社も“テウルギア”も、それを“バラム”と見做し、復活を試みている」
西方:「もしも“魔神の死骸”が復活を遂げたならば……それは再び飢餓をもたらすだろう」
西方:「くだんの呪いに名を連ねた者の末裔が生きていれば、呪詛が返され、恐らくすぐさま餓死する事になる」
西方:「その後は少しずつ、日本に飢餓が広がっていく。そうなる前に止めなければならない。」
白上光:「その推測は、リキシレ社には話したのですか?」
白上束:「……」頷く。
西方:「これから話すつもりだ。……だが私はこうも思っている」
西方:「“魔神の死骸”の復活を見届けたい。封じるのはその後で構わない。……恐らく“テウルギア”か君達が、それをするだろう」
西方:「だから話したのだ」
白上光:「すぐに封じれば、飢餓は広がらないと?」
西方:「天保の大飢饉は、ここ東北が震源だ。だが一夜にして日本全域に広がったわけではない」
西方:「幸いにもここは人里離れた山間の村だ。恐らく、3、4日の猶予はある」
西方:「……元より、それを見越してこの土地に村を造ったのかもしれない」
白上光:「……この、」
白上束:「……」
白上束:「……この村には、猶予はない」遮って発言するぞ。
西方:「ならば、まず逃せばいい。くだんの射程の及ばない、この村の外に」
西方:「私とて、そこを考えていないわけではない。……白上の影響力であれば、あるいはそれが可能かもしれない」
西方:「君はどうするかな?」静かに弁当を畳む。
白上束:「私は、もう、誰も失わない」
白上束:「……ただ、それだけ」
白上光:「復活を見せて、我々にメリットがあるのでしょうか?」
西方:「――“魔神”を、滅ぼすことができる。復活したその時であれば」
西方:「“テウルギア”と戦わずに済む。光くんも気づいているだろうが、あれは相当な敵だ。まともに戦うのは得策ではない」
西方:「見れば、“テウルギア”は覚えることができるという。彼と協力すれば、魔神を倒すことができる」
西方:「……そして、魔神を倒す手段としての白神の業。これは」束を見る。「……私が語るまでもない」
白上光:「ええ、確かに。彼は私の敵となるのに相応しい者かもしれませんね。」
西方:「“テウルギア”と戦うつもりかね?……白上の務めとは、さほど関係のない相手だ」
白上光:「……悩んでいる。どうするべきか。」
西方:「……実際の所、私の介入する余地はあまりない。目的も調査結果も、君達にしてもらいたい仕事も、これで伝えたからね」
西方:「では、これで。……伝言などはあるかな?」
白上光:「私には、伝えるべき相手が居ない。束さん。」
白上束:首を振る。「私達が、やらなきゃならないことだから」
西方:「依頼主に結果は話す。制御に失敗すれば多くの被害が出るであろうことも」
西方:「……仮にそうだとしても、リキシレ社は強行するだろう。また会おう」
GM:西方は去っていく。
白上光:「さて、どうしましょうか、束さん。」
白上光:「正直に言いましょう。私は、一度蘇らせるのも悪くないと考えています。」
白上束:「……」
白上光:「敵の強さもあります。それに、封印したとして。また今回のように掘り起こそうとするものが、居ないとも限らない。」
白上光:「憂いを断つ為に、ここで完全に終わらせる。私はその方がいいと思っている。」
白上束:「……私は、ただの手足に過ぎません」
白上束:「光様の仰せのままに」
白上光:(嘘をつくなよ、嘘を。)
白上光:「本気で言っているのですか?」
白上束:首を傾げる。
白上光:家のほうに視線を向ける。「彼らを犠牲にすると言う選択肢に、貴方は従うと?」
白上束:「犠牲にはしません」
白上光:「ほう」
白上束:「私達だけ、残ればいい。新目を巻き込まない」
白上光:「確かに。では、彼らの仕事はここで終わりですね。」
白上光:(仕事の終わった奴らが生きる術があるかは、また別だがな。)
GM:では、新目家にそれを伝えるのならば、場所を移動しましょう。
GM:----
GM:新目家
GM:----
新目比世:「ああ、束ちゃんに光ちゃん。早い帰りだねえ。お菓子用意しないとね」
新目剣馬:「……えっと」居間の隅で固く身をこわばらせている。
新目剣馬:「な、何か分かりました?光……さま」
白上光:「様はいいですよ。大して歳も離れていませんし。」
白上光:「ええ。敵を倒す算段が付きました。」
新目剣馬:「魔神を倒す!」身を乗り出す。
新目比世:「……」目を細めて、お茶に口をつける。
新目剣馬:「ど、どうやって?」声が上ずっている。
白上光:「詳しくはまだ。しかしやるとするなら、恐らくこの土地は、人の住める所ではなくなる。」
新目剣馬:「そ、そうか……!でも、それで魔神を倒せるなら、なあ!ばあちゃん!」
新目比世:「ええ、ええ」
新目比世:「そうだねえ」
白上光:「戦いまで時間がある。貴方方二人には、その余波の届かぬところまで避難して貰いたい。」
新目剣馬:大きく頷く。「も……勿論です!分かってますよ……!」
新目比世:「……光ちゃん。」
白上光:「……はい。」
新目比世:「“まじんさま”を封じてくれるんだねえ。ありがとうねえ」包み込むように、光の手を取る。
新目比世:「本当に、危なっかしい目にあわせてごめんねえ。……ごめんだけど」
白上光:手を払いたい……
白上光:「まじんさま、ね。」
新目比世:では、言葉の途中で手が払われる。
新目剣馬:「…………」
白上光:「いえ、すみません。私は少し用心深いもので。」
白上光:「魔神は敵。それをさま付けで呼んでいるのが、気になってしまいまして。」
新目剣馬:「……や、ち、違うんだよ、それは」
新目剣馬:「この地方の呼び方で、ばあちゃん、古い人間だし。そういう事を言いたいんじゃないんだ」
白上束:「……」
新目剣馬:「……だから、その……もし、魔神を封じてくれるんなら」畳に指を食い込ませる。
新目剣馬:「もし、それが、束姉ちゃんの助けでできることなら」
新目比世:「……おねがい申し上げます」
新目比世:「どうぞ、光様のお力で、束様を……今一度、白上の候補に」
白上光:(何を言っているんだ、こいつは)
白上光:(螺子が吹っ飛んだか)
白上光:「どういうことでしょう。」
新目剣馬:「……候補に、戻してくれれば、それで」
新目剣馬:「それだけで……だって、束姉ちゃんが……おかしいって、そんな……穢れ血なんかじゃあねえって、」
新目剣馬:「光……さまが、言ってくれれば、いいんじゃあねえかなあって!頼みます!本当……!」
白上光:「……何を言っているんですか?束はまだ、候補の一人ですよ。」
白上光:(上がどう思っているかは知らんがな。)
白上束:「……私は」
白上束:「そんなことを望んでない。そんなことを叶えさせようとするとするなら、私の望みを叶えて」
新目剣馬:「……そんな……」
白上束:「離れて。この村から。人を喪うのはもう嫌」
新目剣馬:「わかってる!でも、束姉ちゃん、本当の……本当のことを言ってくれよ」
新目剣馬:「辛くなかったのか……皆、束姉ちゃんの事悪く言って、危ないところに遣られて……」
新目剣馬:「もしそれで辛い思いをしてるなら、助けてやりたいと……」
白上光:(………)
新目比世:「『やりたい』なんてねえ、剣馬。言うものじゃあないよ」
白上束:「……くない」
白上束:「……辛くない!悪く言われても、危ない仕事をさせられても!」
白上束:「でも、誰かが居なくなるのだけは嫌。それだけは辛い」
新目比世:「……ええ、ええ。そうねえ」
新目比世:「本当に。わたしは……その言葉を聞けただけで、良かったんだよ。束ちゃんが辛い思いをしていなくて」天井を見る。
新目比世:「……本当に、良かった」
白上束:「だから、大丈夫だから。あなた達が無事なら、私はそれでいいから」微笑む。
新目比世:「もう行こうね、剣馬」
新目剣馬:「……」比世と対照的に、絶望的な顔をしている。
白上光:「そういうことです。もう、話は終わりでいいですね?剣馬君。」
新目剣馬:「……束姉ちゃん、ごめんな」
白上束:首を振る。
GM:2人は去っていく。村を離れる事になるだろう。
GM:何もなければシーン終了。ロイスと購入が可能です。
白上光:クリスタルシールド!
白上光:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[3,10,10]+10[3,10]+6[6]+1 → 27

白上光:3じゃねえよ!
白上光:2な。振りなおすマン。
白上光:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 2[1,2]+1 → 3

白上光:クソッ!
白上束:強化素材。
白上束:5dx>=15
DoubleCross : (5R10[10]>=15) → 10[1,1,2,8,10]+7[7] → 17 → 成功

白上束:ワイヤーウィップの攻撃力を増強。以上です。
GM:----
GM:次なるシーン。登場は光くんとアメリー。
白上光:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 2[2]+54 → 56

白上光:低いなぁーw
吉川アメリー:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 5[5]+55 → 60

【Middle/10】

GM:----
GM:新目家前 農道
GM:----
GM:アメリーは女頭村の道を行く。傭兵だが号令はかかるまで仕事はない。気楽なものだ。
吉川アメリー:「すっげー田舎だよな、ここ」目立つゴスロリ!
GM:束のいる家(と西方から聞いたところ)はこの近くだが……。
吉川アメリー:「……どこだよ。似たような景色ばっかでぜんっぜんわかんねえ」
GM:ではこの辺りで出くわしてもらいましょう。時刻は夕方頃。
白上光:目の前の道から、自信溢れる笑みを湛えた男性が歩いてきます。
白上光:(こんな田舎でなんちゅうかっこうしてるんだ。まともな人間じゃないな。)
GM:では光くんの位置からは気づきますね。
GM:アメリーの後ろに、長身の人間が気配もなく立っている。
GM:首から上を、子供の落書きのような笑顔の布袋で縛った魔術師。影が長く伸びている。
白上光:(えーっと……)「テウルギアと、もう一人は始めましてでしょうかね。」
吉川アメリー:「え!?」
吉川アメリー:後ろを振り返る!
“テウルギア”:「【……】」アメリーは気配に気付かなかった。どこからか忽然と現れたのかもしれない。
白上光:「どうやら、知り合い同士ではないようですね。自己紹介をしておきましょう。」
“テウルギア”:「【“ミュンヘン・ハンドブック”の娘。アメリー・吉川】」
“テウルギア”:「【そちらは】【知っています。既に】」
白上光:「どうも。私の名は白上光。白上家当主候補筆頭、白上光です。以後お見知りおきを。」
吉川アメリー:「えーなにこれ……」
吉川アメリー:「テウルギア、に……白上、かよ」
GM:そうですね、アメリーちゃんの立場的には、どっちもヤバイ敵なのだ
白上光:「吉川さんに、テウルギア。ここに来たと言うことは、私か束さんに用でしょうか。」
“テウルギア”:「【危害を加える意図はありませんでした。アメリー・吉川。ただ、単に】」
“テウルギア”:「【調査を行っていた。土地の記憶を】」一見して、そのような準備は何もないように見える。
吉川アメリー:「あー……別に特に用はなかったんだが……もしかしたら、用が出来たかもしれん」
白上光:(俺たちに会ったのは偶然か?大した偶然があったものだ。)
“テウルギア”:「【…………】」幽鬼のようにアメリーの横を通り過ぎ、そのまま道を進んでいこうとする。
白上光:「少しお待ちを。テウルギア、貴方に用があります。」
“テウルギア”:足を止め、見下ろすように首を傾ける。「【好いでしょう】」
白上光:「吉川さんがよろしければ、3人で少しお話でも……どうでしょう。」
“テウルギア”:「【それに見合うものを、あなたが差し出せるのであれば。】」
白上光:(面倒なやつだな)
白上光:「話如何によっては、私達白上は貴方に協力するかもしれません。それでは駄目ですか?」
“テウルギア”:「【協力?】」首を傾ける。「【それは、同じことのはず】」
“テウルギア”:「【あなたと私の目的は、同じなのだから】」
“テウルギア”:「【――平和。そうではありませんか?】」
白上光:「何を持って平和とするか、それを確かめるために、話そうということです。」
“テウルギア”:「【ならば、確かめましょう】」
“テウルギア”:「【白上光が差し出すのならば、あなたにも与えましょう。アメリー・吉川】」
吉川アメリー:「……私に交渉材料なんてないぜ?」
白上光:「いえ。有るではないですか。リキシレ社の情報という材料が。」
“テウルギア”:「【魔術の糸は……偶然ではない】」
白上光:「ま、彼もそう言っていますし。よろしいではないですか。」
白上光:「テウルギア。貴方は魔神を復活させて、その力を覚えたいと思っている。」
“テウルギア”:「【私はそう言った。そう、その通りです】」
白上光:「私が聞きたいのはその後です。魔神を復活させ、力を得た後……貴方は復活した魔神を、倒す気はお有りですか?」
“テウルギア”:「【無論のことです】」即答する。
“テウルギア”:「【蘇生した魔神はその力を以って、多くの人々を殺すでしょう。それは、平和ではない物事だから】」
白上光:(嘘を言っているようには見えない……)
“テウルギア”:「【私も問いを与えましょう。白上光。アメリー・吉川。あなた方は蘇った魔神を滅ぼしますか?その勇気が、あなたがたにありますか】」
吉川アメリー:(テウルギアが魔神の力を得たら…………おいおいレムナントは大丈夫なのかよ?)
白上光:「あれを打ち倒すことが私達の務め。無論です。」
吉川アメリー:「……時と場合と必要性による。今回の私の立場はかなりフリーだ。どうとでもなるし、どうとでもなれだ」
“テウルギア”:「【その答えを、覚えました。――言葉は真実と成った】」両掌を水平に合わせる。
“テウルギア”:「【あなたと私の目的は、同じ】」
“テウルギア”:「【そしてアメリー・吉川。あなたの答えも、興味深い。それは目的ではないから】」
吉川アメリー:「……」
吉川アメリー:「私に、他の目的があると?」
“テウルギア”:「【…………私たちは話し合った。】」ゆらゆらと去っていこうとする。
白上光:「テウルギア。もうひとつ質問が。」
“テウルギア”:「【……その答えを与えましょう】」
白上光:「魔神の示す平和が、すべてを滅ぼすことだったとして。貴方はそれに従うのですか。」
“テウルギア”:「【魔神そのものが動くのであれば、その答えに到達することがあるかもしれません。それは、人ではなく――魔のものであるから】」
“テウルギア”:「【それをさせぬために、我が魔術がある。“バラム”は飢えを撒き、飢えを救う。……】」
“テウルギア”:「【ささやかな一粒の糧を、世界の何者かに与えることのできる力であると】」
“テウルギア”:「【人を救う意思を持つものは人であり、人の意志によって魔を制するもの。それが魔術師】」
白上光:(こいつ……見た目より遥かにまともだ……)
“テウルギア”:「【答えを与えた分の問いを、あなたに与えましょう。白上光】」
“テウルギア”:「【“バラム”を打ち倒すことで、あなたが得る糧が何であるのか】」
白上光:(狂人であることを危惧してたが……これは……)
白上光:「人を救うための、導くための力。白上当主の座。」
“テウルギア”:「【…………それは】」
“テウルギア”:身を大きくかがめるようにして、光の顔を覗き込む。
“テウルギア”:「【――真実の答え。好いでしょう。感謝します】」
白上光:(一々動きが気持ち悪いのは、何とかならんのか。)
“テウルギア”:「【アメリー・吉川。あなたに、対話すべきことはありますか?】」
吉川アメリー:「また会えたりする?」
“テウルギア”:「【無論。きっと出会う】」
吉川アメリー:「こっちが望めば、会える?」
“テウルギア”:「【出会えぬ因果はない。……すべての魔術師と、きっと出会うでしょう】」
吉川アメリー:「そうか。じゃあ、今はないかな、対話すべきこと」
“テウルギア”:「【互いの問いに、答えを返した】」
“テウルギア”:「【私達は話し合った。……さようなら】」
白上光:「ええ。また、然るべき時に。」
吉川アメリー:「………」
“テウルギア”:村の方角へと消えていく。やはり歩みは常人の速度で、魔術めいた動きはない。
白上光:「それで、吉川さん。貴方の用はいいのですか?束に何か伝言が有れば、伝えますよ。」
吉川アメリー:「いや、暇だっただけだし特に用はない。それより、お前も白上なんだよな?」
白上光:「ええ。私が白上です。」
白上光:(俺もじゃない。俺がだ。)
吉川アメリー:「……白上だらけだな」
白上光:「炬さんも、来ているのですか。」
白上光:(まだ生きているとは驚きだ。少しだけ褒めてやろう。)
吉川アメリー:「来てた。でも白上として動く気はないようだぜ」
白上光:「そうでしょうね……。困りましたね。私はまだ彼を、仲間だと思っているのですが。」
白上光:「もしも彼に会ったら伝えてください。もしも戻ってくる気が有るなら、私ができる限り、力になるとね。彼のことです。きっと応じはしないでしょうが。」
白上光:(駒は多いほうがいい。たとえ歩以下でもな。)
吉川アメリー:「私もそう思うが、一応言っとくよ」
吉川アメリー:「ま、今回は敵になるんじゃねえのかな?」
白上光:「手加減ができるといいのですが……。」
白上光:(ま、死んだら死んだだな。)
白上光:「そうそう、それと。」
吉川アメリー:「あ?」
白上光:「貴方方が抱えている魔神。あれは、思っているよりも厄介かもしれませんよ。気をつけたほうがいい。」 そういってバラムが云々の話をしよう。
吉川アメリー:「……なるほどな。そりゃ封じといたほうがいいわ」
白上光:「リキシレ社は日本がどうなろうが、きっと知りはしないでしょう。我々は蘇った魔神を、滅ぼす用意が有る。何処まであちらにつくかも、考えておいてください。」
白上光:(この情報をもらっても、まだ尽くすような奴は居ないだろう。西方を信用するならだがな。)
吉川アメリー:「私はどっちでもいいんだけどな。あー私の方からも調べたこと、話しておくか」
吉川アメリー:「リキシレが雇った傭兵の情報だ」 ダブルディールや麻生さんのことを話すよ。あとジェラドの事も。
吉川アメリー:「そしてもう一人」
吉川アメリー:「レムナントって言う奴がいる」
白上光:「……ほう。聞いたことのある名だ。」
吉川アメリー:「あいつは、テウルギアを倒したいようだな」
白上光:「ふむ、それは……少々厄介かもしれませんね。」
吉川アメリー:「魔神の力を得たテウルギアを相手にするのは相当ヤバイと思うんだけど……お前らあいつに協力しちゃうの?」
白上光:(レムナントか。また、面倒な相手だな。)
吉川アメリー:「できれば結社のクソッタレは死んで欲しいし、レムナントには生きてて欲しいところなんだがな」
白上光:「テウルギアは聞いている限り、善良な人間に思えます。利害も一致している。敵対する理由が有りません。」
吉川アメリー:「だよなァ。お前らの立場ならそうだよな」
吉川アメリー:「どーしたもんかね」
白上光:「私としては、魔神を滅ぼせれば、組む相手は誰でもよいのですが。」
白上光:「まあ、少し考えておきましょう。束とも話し合いたいですしね。」
吉川アメリー:「……白上がテウルギアと手を組むかもしれないこと、レムナントに伝えてもいい?」
白上光:「構いませんよ。」
吉川アメリー:「ありがとう。まーこっちも、いい感じの着地点を見つけたいところだね」
白上光:(お前を殺して止めてもいいが、無益な殺しはしたくないからな。)
吉川アメリー:「……白上とは敵対したくないし」
吉川アメリー:「……私はそろそろ戻る。アイスが食いたい」
白上光:「ええ。私も、身内の友を殺したくはありません。」 微笑みながら。
吉川アメリー:「お前怖いな……」
白上光:「……お喋りが過ぎましたかね。それでは、また。」
吉川アメリー:「じゃーなー」
GM:では、互いに去り、シーン終了。
GM:ロイスと購入は問題なく可能。
白上光:アメリーにとろうかな。
白上光:身内の友/吉川アメリー/P:好奇心/N:猜疑心○/ロイス これかな。
吉川アメリー:応急手当とか買っとこう。
吉川アメリー:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 9[1,3,5,5,7,9]+5 → 14

吉川アメリー:ロイスはなし、以上です。
GM:では本日はこれで終了。
GM:次回は月曜21:00から1:00まで。お疲れ様でした。
吉川アメリー:おつかれさまでしたー
白上光:でしたー
レムナント:おつかれさまでしたー

【Middle/11】

GM:----
GM:このシーンは全員登場です。
レムナント:1d10+64 出ろと言われては仕方がない
DoubleCross : (1D10+64) → 2[2]+64 → 66

吉川アメリー:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 3[3]+60 → 63

ダスティン:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 3[3]+56 → 59

白上束:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 2[2]+74 → 76

白上光:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 5[5]+56 → 61

GM:----
GM:女頭村 河原
GM:----
GM:夕闇も深い。“レムナント”から情報を得たダスティンは、新目家にも戻らず、ここにいる。
ダスティン:ビール飲みながら石積みをしている
“テウルギア”:影が差し掛かる。いつの間にか、その様子を横から見下ろしている。
ダスティン:「ああ。俺が最初に習ったのが鉱物の扱いでね。石だった」
ダスティン:「会いたかったぜ、テウルギア先生」
“テウルギア”:「【ここに来ました。あなたがそうであろうと思ったから】」
ダスティン:「察しのいいことで。……要件もわかってんだろ、あんたと取引をしたい。情報の等価交換を。乗るかい?」
“テウルギア”:「【――無論。それが真に等価であるのならば、応じぬ理由はない】」
ダスティン:「差し出すものは、”お互いの力の仕組み”だ。俺は指輪の力を。あんたは無限召喚の力を」
ダスティン:「ここで交換といかないか?」 ゲロ吐きそうなほど緊張している!
“テウルギア”:「【……。私は、あなたの力を知っている。魔から遠ざかる道と、近づく道】」
“テウルギア”:「【私の力を知ったというのならば……応じましょう】」
ダスティン:「ああ……制御の力を。俺はより深く知る必要がある」
ダスティン:というわけで、指輪の仕組みと交換で、テウルギアが魔神をどうやって従え、どのくらい制御できるのか知りたいです。
ダスティン:魔神を目覚めさせた場合、テウルギアはどうやって対抗するのか?っていうことです。同じ魔神を呼び出して対抗する?
GM:なるほど。じゃあ会話の中でそれも教えてもらえるでしょう。
ダスティン:やったー
“テウルギア”:「【私の力とあなたの力に、本質の違いはない――】」袖に隠れていた、節くれだった指先を見せる。
GM:“擬似ソロモンの指輪”。5つある。
ダスティン:「……マジかよ」 引きつる
“テウルギア”:「【あなたは、自らの力を72の魔神と解釈した。それは正しい。……あなたが、そう名付けた限りは】」
“テウルギア”:「【なぜならその力は最初から、あなたのものであったのだから】」
ダスティン:「初歩的なのか専門的なのかわかんねえーな! 最初から……?」
“テウルギア”:「【かつてのソロモン王は、指輪の力で、始原の炎すらも従えた。意思持つ魔神として】」
ダスティン:「らしいな。噂は聞いてる。最初の破壊の炎」
“テウルギア”:「【……それは、与えたから。無から意思は生まれない。あなたの力は、あなたの意思を与えられた力】」
“テウルギア”:「【与えたものは、与え返される。故に従う】」
ダスティン:「……わかってきたぞ。やってることは、あんたも基本的には同じってわけだ」
“テウルギア”:「【――仮に魔神から、より『与えられる』事を望むのならば。より与えれば良い】」
“テウルギア”:「【それは意思を持ち、いずれあなたを喰らい尽くすかもしれない。そうだとしても、望むものを与えてくれる】」
“テウルギア”:「【私もまた、無意味な混沌に名を与えているだけのこと――その力の方向となる、こころを。】」
ダスティン:「心を?」
“テウルギア”:「【……永きの果てに、こころを見る事のできる業を、私は学んだ】」
“テウルギア”:「【魔神のこころを。人のこころを。そして……魔術の力は、混沌をそのこころに従って引き出すこと】」
“テウルギア”:「【……完全な魔の者であろうと、“バラム”を見れば私は再現できる。常人ならば虚無に呑まれるこころだとしても、私はそれをしてきた】」
ダスティン:「同じ存在を再現できるってー話かい?」
“テウルギア”:「【そう。こころの形が反映される力ならば、誰も唯一無二の力など持たない】」
“テウルギア”:「【すべての人が“魔神”の力を持たぬのは、それが人に想像できないものであるから……】」
ダスティン:「ふ! ”バラム”を再現して、戦わせるつもりなんだな? その場合、この地域ってスゲーとんでもねえことにならないかい?」
“テウルギア”:「【“バラム”が目覚めれば、その呪いを行った者の眷属は全て飢えて絶える。呪いの飢餓は少しずつこの国を覆い始める】」
“テウルギア”:「【それでも、元凶の“バラム”は倒れ、私の“バラム”は再び私の内に。世は今の平穏に戻ります】」
ダスティン:「なるほど。怪獣大決戦を想像してたぜ。見たことあるかい、ジャパニーズ・カイジュー映画?」
ダスティン:「環境破壊じゃねえんだな?」
“テウルギア”:「【そう願います。……あなたは?】」
“テウルギア”:「【今、答えを与えた分の問いを与えましょう。あなたは】」
“テウルギア”:「【私の知識によって、“魔神”をどう扱う意志でいますか?それを、何のために?】」
ダスティン:「助けたいやつがいる。そのために使うさ。そのあとは……俺の師匠の言葉を借りるなら」
ダスティン:「使わない魔法がもっとも強い魔法らしいぜ」
“テウルギア”:「【……私は、そう考えることはなかったのでしょう】」
ダスティン:「……どうかな。用件はこれだけ。あんたとはあんまり戦いたくねえな」
“テウルギア”:「【……】」ゆらゆらと川を横切るように立ち去っていく。ローブの裾が水に浸かるが、気にする様子すらない。
GM:……バシャ バシャッ
ダスティン:「……ありゃー強いぞ。そういう感じしてた」 石積みを再開する
吉川アメリー:「………あ」
吉川アメリー:「なんかいたし」
ダスティン:「よお! いいとこにきたな! ちょっと手を貸してくれ」
ダスティン:「腰が抜けて立てねえ」
吉川アメリー:「は?」
吉川アメリー:手を差し出すよ
ダスティン:「たぶん俺を即殺できる相手と話すのは、このくらい疲労があるんだ! 悪いな!」 どうにか立ち上がる
吉川アメリー:「何したのお前」
ダスティン:「”テウルギア”だ。やつの戦い方を聞いてた。いやーーーー、いつぶち殺されるかと思ってたよ」
吉川アメリー:「……私もさっき会ったな」
ダスティン:「魔神を使って魔神を倒すつもりらしいぜ。で、アメリー、どうするよ? ここまで首つっこんじまったところで?」
吉川アメリー:「ノープランだぜ? なぜなら私は今回どこについても美味しいからだ」
ダスティン:「俺もノープランだ!いや、ジェラド大勝利で俺が殺されるのだけは困る!」
吉川アメリー:「じゃあジェラドだけはどうにかしよう」
ダスティン:「というわけで、傭兵チームが大挙して押し寄せた場合、俺は白上チームについて戦うことになる! なぜなら!」
ダスティン:「ジェラドは俺を殺そうとしてくるから!」
ダスティン:「そのあとはなるようになれ、だ。修行の場としてはうってつけだし、アメリーも死なない程度に経験値稼ぐといいんじゃねーかな」
吉川アメリー:「ダスティンは私の助けは必要? 今の私は簡単にジェラド側につける立場だぜ」ニヤニヤ
ダスティン:「あのー…………いや、悪かったよ。謝る。ごめんなさい」
吉川アメリー:「なぜ謝る」
ダスティン:「アメリカ行きもそうだが、今回の件も、教えないのはフェアじゃなかった!」 安いダスティンの土下座
ダスティン:三日に一度は土下座をする男として、消費者金融では有名だ
吉川アメリー:「……まーそうだよな。教えてくれてもいいよな。そのあと私がどう行動しようと私の勝手だしなー」
ダスティン:「お、怒ってらっしゃると風の噂で伺ったので。 だから助けてください! 命が! 惜しいんです!」
吉川アメリー:「なにくれる?」 手を出す
ダスティン:「……ラスベガスとか興味ない? 知り合いを頼ってそこに行こうと思うんだけど」
吉川アメリー:「仮に行けたとして、金ねえだろお前」
ダスティン:「金は現地で稼ぐんだよ!」
吉川アメリー:「まー、それでいいや。それでチャラってことで」
ダスティン:「ラスベガスはアメリカンドリームの聖地だぜ! 決まりだ!」
吉川アメリー:「貸さねぇからな」
ダスティン:「俺には幸運の1セントがある。こいつをわらしべ長者さ! さあ、行こう!」
ダスティン:「ラスベガス決戦の前哨戦だ!」
吉川アメリー:「……おう」
GM:では、お2人にはここで新目家に向かってもらう。敵勢と遭遇するのだ。
ダスティン:はい!
GM:----
GM:新目家前
GM:----
GM:無人となった家屋に残る白上の2人。
GM:農道の遠くから、一人の男と少女が近づいてくるのが見える。……男は、村に不釣り合いなグレーのスーツ姿だ。
白上光:「……来ましたか。」
白上束:「……はい」目を閉じて集中している
ヒース・アスミ:「これはどうも、シンメ――いえ、シラカミのお二方?」
ヒース・アスミ:「リキシレ・エンタープライズ特殊開発室室長、ヒース・アスミと申します」
???:「……」連れの少女は静かに俯いている。
白上光:「いかにも。私は白上家当主候補筆頭、白上光です。以後お見知りおきを。」
白上束:「……白上束」
西方:「アスミ氏。先ほど伝えた通りだが……」こちらは何故か山の方から下ってくる。
西方:「“バラム”……いや“くだん”が、どのような形でそちらの社に利益をもたらすかは分からない」
西方:「魔神の力の本質は所詮、混沌だからだ。……かつて結社にいたあなたならば、分かっていると思うが」
ヒース・アスミ:「十分な出力さえ得られれば、利益回収の見込みはあります。……私の任された計画ですからね」
白上光:(多いほうの心配はしてないのか)
ヒース・アスミ:「しかし、ふふ!いや、失礼」
ヒース・アスミ:「この国の魔術師も大変ですね。分家の不手際程度を処理するために、わざわざ候補筆頭がいらっしゃるとは」
白上束:「……簡単だよ。処理するだけだから」
白上光:「大変、ですか。はて。」
白上光:(小蝿を潰すのを大変に感じるのか。お前の無力さのほうが大変そうに見えるな。)
白上光:「まあ、何の責任も取ろうとしない者よりは、遥かにマシでしょう。」
ヒース・アスミ:「……分家の方の顔が見えないようですが?確かヒヨとかいった」
白上光:「さあ、何処でしょうね。気になるのなら、探しに行ったらどうですか。」
ヒース・アスミ:「いえ、私を責めるのは結構ですが」
ヒース・アスミ:「彼女らの責任はどのようになるのか……?と。そこが気になりましてね」
白上光:(あんなカス共の行く末など知るか)
西方:「……そう言えば」
西方:「アスミ氏。あなたはどのように“魔神の死骸”を入手した……?この家の主の事を知っているのなら」
西方:「何らかの交渉を行ったと?」
ヒース・アスミ:「? ええ」
ヒース・アスミ:「譲り受けました」
白上光:「話が見えませんね。一体何のことです?」
白上光:(死体が一つ増えるかな。)
西方:「……」口元に手を当てて考えこむ。「アスミ氏。少し確認させて欲しい。彼らに」
ヒース・アスミ:「まあ、良いでしょう」腕時計を見る。
ヒース・アスミ:(すぐにも、兵は集まりますしね)
西方:「……新目家は、リキシレ社に“魔神の死骸”を引き渡した?……その理解でいいのかな」2人を見る。
白上光:「それが事実なら、我々の知識は間違っていることになりますね。」
白上束:怪訝な顔をする。
ヒース・アスミ:「確かなことです」やや苛立ったように。「それも、無償で。……ふふ!意味が分かりませんね」
ヒース・アスミ:「何か裏の目的でもあるのでは、と思い、こうして聞いてみたのですが」
ヒース・アスミ:「何もご存じないようだ」
白上光:(……馬鹿共め。束を……家に背いてまで、束を守りたかったか。)
白上光:「ふ。」
白上光:「失礼。」
白上光:「いえ、何の問題も有りませんよ。何もね。」
西方:「……ひとつ。確認しておきたいが、束くん」
白上束:「……ん」
西方:「新目家は――もしや」
西方:「かつて、“魔神の呪いをかけた”一族の者なのか?……」
白上束:「……」
白上束:「……知らない。だけど」
白上束:「そうだと……飢えて」
白上束:「飢えて、死ぬ……?」
白上光:(やることに変わりは無い……俺の地位は強固になる。加えて愚か者が……二人、消えるだけだ。)
西方:「……今、思い至った。私がかつての白上なら、あるいはそうしたかもしれない」
西方:「魔神が目覚めれば真っ先に死ぬ者達。最も信頼の置ける管理者であり、そして――」
西方:「……子孫代々に伝えゆく懲役でもある。だが、その理由がない」
西方:「敢えて自分達が死ぬと知って、“魔神”を引き渡すものか……?」
白上束:「…………」
GM:白上光は思い当たっていいかもしれない。
GM:新目家の蔵には、“魔神”についての詳細な記録はほとんど残っていなかった。この家だけが、“魔神の死骸”の管理者であったのに、
GM:まるでその箇所だけが、人為的に抹消されたかのように。……そして、
GM:この女頭村に伝えられてきたという、“まじんさま”という名。
白上光:「ふ。」
ヒース・アスミ:「――さて」両手を打ち合わせる。
ヒース・アスミ:「2分程度ですが、待ちましたよ。まったく傭兵はルーズで困ります」
麻生晴市:「ルーズじゃねェ――よ」虚空から右手首が現れる。
麻生晴市:次いで腹。頭。残る四肢が、円形のゲートから。
麻生晴市:「戦闘組なら俺が一番乗りか?あ?」
ダスティン:「まさにルーズだよな、傭兵って。その点、俺はすごいぜ!」
ダスティン:登場!
吉川アメリー:「どうすごいんだ」登場
ダスティン:「よくもまあこんな一文の得にもならねえ義理のために、時間通りに到着するところだよ!」
GM:じゃあダスティンの歩く一歩先が消失!
ジェラド・セジウィック:「ダァァ――!スー!ティ――ン!!」当然ジェラド!フライング襲撃だ!
ダスティン:「ケンマ少年には借りがひとつ……ウオッ! バカか!」
吉川アメリー:「あーやっぱ来た」
ジェラド・セジウィック:「ゲハハハアァ――ッ!クソッタレレムナントの野郎ッ!全然ッ、手配出来てねェぜ!」
ダスティン:「やってらんねェー」 護符をばらまきながら尻餅をつく。
白上光:「お疲れ様です、ダスティンさん。しかしこれからですよ。これから。」
白上光:(来ても役に立たなきゃ、意味はねえんだぞ。)
ダスティン:「力の使役は苦手なんだけどなあ。ま、白上の旦那にかかりゃアズ・スーン・アズ! キルだ! オーケー!」
吉川アメリー:「お前らやっぱ仲いいよな。羨ましいぜ」
ダスティン:「なかよくねェーよ! お前と束と比べてみろよ!」
眉川比恋:「話は聞いてましたけど」どこかの樹上から着陸。
白上束:「……ん」
眉川比恋:「正直、やりにくいなぁ~~。死ぬかもしれないんでしょ、その新目の人達」
眉川比恋:「ってか、かもしれないじゃなくて死ぬか……」
ダスティン:「じゃあ、やめようぜ! ほら西方先生も、ほかにいい怪異紹介してあげるから! 今日はそっち行こうぜ!」
西方:「……私が諦めれば済む話なら考えたかもしれないが」ヒース・アスミを見る。
吉川アメリー:「またお前とやるのか……つくづくなんか縁があるな」
西方:「どちらにせよ目覚めるならば、私は見届けないわけにはいかない。一度戦えば、起動するのだからね」
ダスティン:「いやいやいや、そんなことないと思うよ! ここは仲良くBBQとかして親睦を……」
ヒース・アスミ:「……」腕を組んだまま呟く。「ふむ」
ヒース・アスミ:「“レムナント”が来ない。……少々不穏です。こゆびさん、支社へと戻るように」
こゆび109:「了解しました」傍らの少女が答える。離脱。
ダスティン:「遅かった」
ヒース・アスミ:「――それでは皆さん、良いビジネスを期待しています」指を鳴らすと、肉体が一瞬で溶解する。
ヒース・アスミ:《赤色の従者》。当然、前線に現れたのは最初からボディ・ダブルだった。
ダスティン:「なんか俺の説得って成功しねェーんだよな。ニホンゴ教室通おうかな」
白上光:「十分堪能ですよダスティンさん。」
ダスティン:「ハハハ! 問題は暴力的解決する側にあるってわけだ、いつも!」
白上炬:「……その通りだな」上空から、布の塊のような魔術師が出現する。
白上束:「……」
白上光:「お久しぶりです炬さん。元気な様で何よりです。」
白上炬:「ふん。妬ましいものだ、光」タロットをパラパラと飛ばす。浮遊し、陣形を描く。
白上炬:「一目で理解できる。白上として長じた、圧倒的な才……」
白上炬:「……。到底、及ばぬ。憎むぞ」
白上光:「何を。私の方こそ、貴方を尊敬しているのですよ。」
白上光:「血に恵まれずともあきらめず、力を追い求め、そこまで大成したのです。貴方は自分を誇るべきだ。」
白上光:「貴方が望むなら、私から家の者に口添えしてもいいとさえ、思っています。」
白上光:(俺に到底及ばないのは正しい認識だがな)
白上炬:「……無駄だ。白上も私も、そうは望まぬ」
GM:そして、炬にさらに遅れて
GM:無数の魔術師傭兵が到着・あるいは転移してくる。
GM:ゲーム的にはエキストラです。トループですらない。
白上光:「残念だ。ええ、非常に……残念でなりませんね。」
白上束:「……光様」
白上光:(誇りのために命を捨てるか。愚かだな。)
白上光:「……」 僅かに目を向ける
ダスティン:「ワーオ。ぞろぞろ来たな。えっと、強そうなやつは……」
白上束:「……ごめんなさい。私は、行きます」《ワーディング》。
白上束:「……魔神を、止める」空間全体の時間が一瞬、静止する。
白上光:「……」 目線を戻す
白上炬:「…………束」
眉川比恋:「そういえばぁー、聞いた気がするよなぁー」
眉川比恋:「魔神の起動装置は、まず間違いなく……」白々しく、後方の支社ビルを振り返る。
眉川比恋:「支社の“魔神の死骸”と同じ位置にあるって」
白上束:コクリと頷く。
白上束:一瞬、白上炬の方に目を遣り、《縮地》。
白上束:侵蝕率76→78
白上束:「坤」「兌」「震」白上束の姿が消失。
白上束:同時に、糸で絡められていた新目の屋敷が崩れる。
ダスティン:「お、さっすが。時空を歪める糸」
GM:白上束は消失。一応同一シーン内ですが、『視界にあるだけ』レベルの距離なので、まず攻撃は届かない。
白上束:無数の木片石片が、傭兵たちを狙いすまし次々と襲いかかる。
魔術師:「グワーッ!」「ギャーッ!」次々倒れゆく魔術師!
ダスティン:「うーむ、雑魚だなあれは」
白上光:「やれやれ。勝手に動く手足とは。」
白上光:(全く、とんだ欠陥品だ。)
白上光:「残される頭の身にも、なって欲しいものですね。」
眉川比恋:「…………吉川さん」刀の鞘を肩にもたげて、座り込んでいる。
吉川アメリー:「なに?」
眉川比恋:「やっぱ来ないみたいっすね、レムナントさん」「始めましょっか」
吉川アメリー:「あー……うん。仕方ないよね」
吉川アメリー:「やるかー」
麻生晴市:「事情がどうだろうが」次元の狭間から新たな腕が伸びる。
麻生晴市:「準備万端だ。いつでも撃てる」
ジェラド・セジウィック:「ゲハハハハハァァ――ッ!!ダァァァス、ティィ――ン!!!」
ダスティン:「うるせェーーーッ! 地獄に落ちろ!」
眉川比恋:「……さて」
白上炬:「……」パラパラ
GM:----
GM:戦闘を開始します。
  炬 ジェラド
  麻生 眉川


    5m


光 ダスティン アメリー

GM:----
GM:【第1ラウンド】
GM:----
GM:まずはセットアップから。
眉川比恋:《クイックダッシュ》。
眉川比恋:「よっ」わずかに身を起こした。それが最初のステップであり、
眉川比恋:「すいませんね」既にゼロ距離にいる。
  炬 ジェラド
    麻生


    5m


    眉川
光 ダスティン アメリー
白上光:無し。手のひらを上に向ける。熱により、空気が球状に歪む。
ダスティン:《得意領域》。 59→62。
ダスティン:「来たれ…………名を与える」 精緻な魔法陣が展開される。
吉川アメリー:なし
白上炬:なし。
麻生晴市:《小さき魔眼》《ヒュドラの怒り》。
麻生晴市:「待たねえぜ」
麻生晴市:「俺が最初に来たんだしなァーッ」背後のゲートから、本体の片手と同じ拳銃を握った平行世界の腕が無数に生まれる。
ジェラド・セジウィック:「――そして、俺だ!ハハハァ――ッ!」能力媒介の十二面体を同時に3つ握りこんで破砕!
ジェラド・セジウィック:「さあ、てめえら……」
ジェラド・セジウィック:「『地獄』を見たことがあるか?」
ジェラド・セジウィック:《冥界の檻》《奈落の法則》《甘い芳香》《タブレット》!対象はダスティンのエンゲージだ!無差別!
ジェラド・セジウィック:硬直を付与。そのラウンドの間、対象が行うあらゆる判定のクリティカル値を+1し、さらに行動値を-8!受けてもらいます!
GM:空間そのものがまぶたのように『閉じ』、隔絶される感覚。
白上光:「おっと。これはこれは。」
白上光:行動値は0になったマン
眉川比恋:「ま、マジかよ~……!」巻き込まれる!
ダスティン:「アメリー、次に誘拐されるときは、一度でいい。あいつを後ろから思い切りぶん殴ってくれ」
吉川アメリー:「殴る殴る! 地獄キライ!」
GM:では最初のイニシアチブ。
白上光:なし。
ダスティン:きやがれっ
眉川比恋:真っ先に動けるのは眉川。《時間凍結》。
眉川比恋:HP20消費します。さらに《赫き剣》《赫き鎧》《破壊の血》。
白上光:鎧……
眉川比恋:「ゲホッ、ゴホッ……っあ~~、気持ち悪ッ……」夥しく吐血。だが“地獄”ゆえの不調ではない……!
眉川比恋:アメリーは知っている!これが既に予備動作である。
白上光:(難儀だな。才の無い奴は。)
吉川アメリー:「あ、来るわコレ」知ってる
ダスティン:「来るね、これ」 じつは知ってる
眉川比恋:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《ブラッドバーン》《鮮血の一撃》《血の宴》《瞬速の刃》。PC3人を同時攻撃。
眉川比恋:「吉川さん。前の仕事のこと根に持ってるわけじゃ」
眉川比恋:21dx8+8
DoubleCross : (21R10+8[8]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,4,4,4,4,4,6,7,7,7,8,8,8,10,10]+10[2,2,6,7,10]+1[1]+8 → 29

眉川比恋:――チン!「ないッスからね!すいませんね!」
ダスティン:オツカレーさんGMのときに、こいつとは交戦済だ!
GM:しかし眉川くんにはその記憶が無いのだ……悲劇
吉川アメリー:「別に気にしてないぜ!!!」 ガード!
ダスティン:これはドッジ。 《幸運の守護》&《リフレックス:オルクス》。62→65
GM:C値+1なのを忘れずに。
ダスティン:12dx8+10
DoubleCross : (12R10+10[8]) → 10[3,3,4,5,7,7,8,8,8,8,10,10]+7[1,1,2,2,5,7]+10 → 27

GM:おっしい
ダスティン:おとなしく受けよう。
白上光:一発は耐えられるだろう。ガードで《氷盾》使います。
白上光:侵蝕値は58に。
白上光:こいっ
眉川比恋:3d10+38 装甲有効
DoubleCross : (3D10+38) → 26[10,9,7]+38 → 64

ダスティン:《リザレクト》!
ダスティン:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 6[6]+65 → 71

吉川アメリー:1d10+63 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+63) → 2[2]+63 → 65

白上光:普通に死んだ
白上光:盾……
白上光:《リザレクト》
白上光:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

眉川比恋:「……ゴブッ!痛たたたた……!」さらに7点消費!
吉川アメリー:「痛てぇのはこっちだっての!!」
ダスティン:「防御、防御、防御……て、間に合うかバカ!」
白上光:「チッ」
眉川比恋:「そうっすかね!この程度じゃあやられないでしょ……!」
白上光:「雑兵では……無いようですね。」
GM:まだ眉川くんのイニシアチブ。
麻生晴市:「順番を!」《時間凍結》!
麻生晴市:「抜かすんじゃァ――ねェよッ!このガキ!!」
麻生晴市:マイナーでグレイボックスを使い戦闘移動!ラピッドファイアを装備!
    麻生

    13m


  炬 ジェラド


    5m


    眉川
光 ダスティン アメリー
ダスティン:「くそっ、クラシック・メイガスにはきついぜ! こんな派手な肉弾戦!」
麻生晴市:「いいか教えといてやる!俺はテクタイト21st!」
麻生晴市:「“クオンタムジャンパー”!行くぜ!」
麻生晴市:ラピッドファイア効果使用。《コンセントレイト:バロール》《瞬速の刃》。PC3人を範囲攻撃!
麻生晴市:14dx7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,5,5,6,7,8,8,9,10]+10[5,6,7,8,9]+10[4,6,10]+3[3]+5 → 38

ダスティン:微妙ー。でもドッジ。 《幸運の守護》&《リフレックス:オルクス》。
ダスティン:71→74
吉川アメリー:ガードするしかない
白上光:ガードは意味ないかな。回避。
白上光:つっても自動失敗か。
白上光:ガードだな。
ダスティン:12dx8+10
DoubleCross : (12R10+10[8]) → 10[1,1,2,3,3,4,6,6,6,7,9,10]+3[1,3]+10 → 23

ダスティン:ダメ!命中!
GM:回避キャラにはジェラドがつらい!
麻生晴市:36+2D10 こいつは完全に火力キャラ!
DoubleCross : (36+2D10) → 36+12[3,9] → 48

麻生晴市:あ、しまった。ダメージロールを入れ忘れてましたね。
白上光:4つ抜けてるぜ!
麻生晴市:48+4d10 正しくはこの数値です。
DoubleCross : (48+4D10) → 48+27[2,9,8,8] → 75

吉川アメリー:65+1d10 リザレクト
DoubleCross : (65+1D10) → 65+3[3] → 68

白上光:リザレクトだ!
白上光:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

ダスティン:リザレク!
ダスティン:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 7[7]+74 → 81

白上光:71になった。
ダスティン:まだまだ!ジャーム久宝寺の攻撃はこんなものじゃないぞ!
麻生晴市:増える過程は魔術だが、攻撃は紛れも無く実弾!実弾の嵐だ!
麻生晴市:「オラァァァッ!?くたばったかよ!?」
ダスティン:「ゲロ・・・・。つらいぜこれ」 生命力を削って結界。無事!
吉川アメリー:「まだ大丈夫かなー……めちゃくちゃ痛いけど!!」
白上光:「……」 体勢を崩さず、攻撃を受ける。
麻生晴市:「生きてやがるじゃねえかオイ……!」
GM:さあ、イニシアチブはいないと思うかな……?いるんだな!
ジェラド・セジウィック:250点ジェラドが!《ポイゾナスフューム》!!
ジェラド・セジウィック:「ゲハハハハハハハ!!存分に!楽しみやがれよ!」
ジェラド・セジウィック:「地獄を!ダァァァァスティィィ――ン!!」
GM:放心+邪毒ランク5!当然眉川くんも含めたエンゲージ全員!
ダスティン:「うるせーーーー黙れイディオット!」
白上光:眉川ww
吉川アメリー:眉川くん・・・
眉川比恋:「死ぬ!本気で死ぬ!!」
眉川比恋:もだえ苦しむ眉川!悲惨……!
白上光:「……ふ。」 僅かに顔は歪むが、その姿勢は崩さない。
ダスティン:ここはロイスの切り時かな。
眉川比恋:「はぁーっ、はぁーっ、すいません駄目っす!もうこれ一発で倒れさせてください……!」ようやく眉川くんの手番。
眉川比恋:「いや、そっちが倒れてくれてもいいんッスけどね!?」
眉川比恋:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《ブラッドバーン》《鮮血の一撃》《血の宴》《瞬速の刃》。3人対象。
ダスティン:達成値を見てから決めよう。
眉川比恋:19dx7+8
DoubleCross : (19R10+8[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,5,5,5,6,6,6,8,8,9,9,10,10]+10[3,4,5,9,10,10]+6[3,4,6]+8 → 34

白上光:C値は侵蝕率が上がったと言うことなのだろうか
GM:あ、すいません!
GM:修正します。
眉川比恋:19dx8+8
DoubleCross : (19R10+8[8]) → 10[1,1,1,3,3,4,4,5,5,6,7,8,8,8,8,8,8,10,10]+10[1,1,1,1,3,8,8,9]+6[2,3,6]+8 → 34

ダスティン:おなじw
吉川アメリー:かわらねえ
GM:気づいてくれてよかった。でも同じです
白上光:ガードかな。
吉川アメリー:ダスティンどーする? 行動放棄でかばう?
ダスティン:この出目は無理か。そろそろガードします。
ダスティン:100%になるまでは大丈夫ですよ!
吉川アメリー:はいよー。ではガード。
ダスティン:それまではダイス目次第なので!
ダスティン:こちらもガード。
眉川比恋:4d10+38
DoubleCross : (4D10+38) → 28[9,3,6,10]+38 → 66

ダスティン:1d10+81
DoubleCross : (1D10+81) → 5[5]+81 → 86

眉川比恋:チン!  「……!」ドザッ
眉川比恋:納刀音と同時に、きりもみで倒れる。
眉川比恋:「死ぬ」HP-7。
吉川アメリー:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 5[5]+68 → 73

白上光:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

白上光:《リザレクト》。侵蝕値は73に。
ダスティン:「力の方向を、ずらす。因果を拒否する。色々やり方はあるが……」 攻撃は受けてないが、生命力を削っているので吐血。
ダスティン:「ぜんぜん効率よくねえな」
白上炬:「……協力するならば、か」炬の手番。
白上炬:『戦車』のカードを一枚燃やす。だが炎の勢いは明らかに弱い。
白上炬:《斥力跳躍》。左に16m移動。
      麻生

      13m


炬 16m ジェラド


      5m


      眉川
光 ダスティン アメリー
白上光:「……どうします?」
白上炬:「相は、火」
白上炬:「『不知火』」
白上炬:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《黒星の門》。光のみを狙う。
白上炬:13dx8+8
DoubleCross : (13R10+8[8]) → 10[1,2,2,2,2,4,6,6,7,8,8,9,10]+6[1,5,6,6]+8 → 24

白上光:貴様……裏切ったか!
ダスティン:だが、こんなヘボオーヴァード!楽勝でガードだぜ~っ
白上光:ガードしよう。耐えられるといいなあ。《氷盾》
白上炬:光の周囲から青い発火。
白上炬:3d10+12
DoubleCross : (3D10+12) → 15[5,2,8]+12 → 27

白上光:おっ弾いた。
白上光:やったぜ。
白上炬:「ククク、ククククク」
白上炬:「やはり及ばぬか。私の力では」
白上光:空気の歪みが大きくなり、その火を消し去る。僅かに火が通り抜けるが、服を焦がすだけに終わる。
白上光:「まだ十全に、力を使っては居ないでしょうに。」
白上光:「大変ですね、あのような仲間を持つと。」
GM:ちなみに、もう結果は変わらないので言ってしまいますが
GM:レムナントさんパートでの説得の効果です。
白上光:ほえー
GM:攻撃が単体攻撃になる。
GM:ジェラドの場合分割ミドルが可能になり、
GM:眉川くんの場合、一回だけ味方無差別の攻撃をしてくれました。
ダスティン:くっ
白上光:しかしもう眉川は居ない……
白上光:居ないのだ。
GM:いますよ!w
白上光:次じゃな!
麻生晴市:麻生さんです。こいつだけは完全に傭兵なので寝返らない。
麻生晴市:《コンセントレイト:バロール》《瞬速の刃》!対象は……
麻生晴市:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

麻生晴市:2番めに若い番号でダスティンですね
ダスティン:こいっ
麻生晴市:《コンセントレイト:バロール》《瞬速の刃》!
麻生晴市:13dx7+5
DoubleCross : (13R10+5[7]) → 10[2,2,2,5,5,6,8,8,8,8,10,10,10]+10[2,3,3,5,7,7,7]+10[6,8,10]+10[1,10]+10[8]+10[8]+10[8]+6[6]+5 → 81

麻生晴市:す、すごい
白上光:ダスティイイン!
ダスティン:無理だwおとなしく当たります
ダスティン:ガード。
麻生晴市:11d10+36
DoubleCross : (11D10+36) → 65[2,7,8,9,1,10,7,3,4,8,6]+36 → 101

ダスティン:リザ!
ダスティン:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 1[1]+86 → 87

ダスティン:紙一重!数々の魔法陣を展開して、猛攻を最低限の消耗でしのぎきる。
GM:これだけの火力を出して1しか侵蝕上がらない不条理
白上光:これが絆の力だ!
麻生晴市:「てッ、めェェェァァァァ!!!」ダダダダダダダ!!
麻生晴市:ライフルの一発一発が、平行世界の物量でまるでガトリング砲だ!
ダスティン:「やっ、やめっ。やめろ! バカ! 苦手なんだよ、力の使役は! ……フォカロル!」
ダスティン:魔神の外套が銃弾を受け止めた。消耗。
麻生晴市:「これで削りきれねえなら!」ガシャガシャガシャ!
麻生晴市:無数のライフル弾倉が地面に落ちる!
麻生晴市:「もう『一発』だぜクソッタレ!!」《歪んだ腕》!さらに腕の数は倍!
麻生晴市:行動値0、未行動になります!
ダスティン:「やっべっ」
ジェラド・セジウィック:「その程度じゃあ、殺しきれねえつってんだろォ~~」
麻生晴市:「あァ!?」
ジェラド・セジウィック:「これくらい!徹底的にするんだよ!このクソ野郎に対してはなァァァ!!」ジェラドの手番!
ジェラド・セジウィック:《死神の瞳》《因果歪曲》!対象は……
ジェラド・セジウィック:PC3人と、当然眉川くん!
ジェラド・セジウィック:3dx+6
DoubleCross : (3R10+6[10]) → 9[2,3,9]+6 → 15

ダスティン:いける!ドッジ!
眉川比恋:「なんか俺……」
眉川比恋:「恨まれるような事したかな!?」ドッジ!
眉川比恋:14dx11+4
DoubleCross : (14R10+4[11]) → 10[2,2,2,3,4,4,4,4,6,6,9,9,10,10]+4 → 14

白上光:避けられぬ……ガード
吉川アメリー:ガードするしかない
吉川アメリー:眉川くん・・・
ダスティン:いや、あたろう。
ダスティン:どうせロイスきって状態異常解除するし。
ダスティン:ガード。
ジェラド・セジウィック:さらに4人を苛む“地獄”!ソラリスの感覚破壊とバロールの空間異常で構築される完璧なる苦痛空間なのだ。
ジェラド・セジウィック:「ゲハハハハハハ!!じっくりだぜ~~、じっくり楽しんで、死にな!」
ダスティン:「地獄対策……いつもいつも考えてるよ。ブルシット」
吉川アメリー:「いやだあああ死んだら何されるかわかんねぇ!」 おかんに。
白上光:「はぁー……」
GM:……こんなに連続攻撃が来て、ようやく!
GM:PCの手番です!ダスティンがいるとこんなに辛い
GM:といったところで本日お開きですが、よろしいでしょうか。
白上光:うっす!
吉川アメリー:おす
ダスティン:おす!
吉川アメリー:みんな行動値0だから先に動く!
ダスティン:待望の支援
白上光:オッス!
吉川アメリー:《要の陣形》《導きの花》
吉川アメリー:あ、マイナーどうしようかな。
白上光:硬直を切るとか?
吉川アメリー:マイナーで硬直解除してから《要の陣形》《導きの花》で!
吉川アメリー:達成値+10
吉川アメリー:73→80
吉川アメリー:「いつものね」
ジェラド・セジウィック:「いつものじゃねェかァ~~!」
吉川アメリー:よく見ると河原の石がそれっぽい場所に置かれているぞ。
ダスティン:「セットプレー、作戦Aだな! わかった!」
吉川アメリー:「そうそう、それそれ。明日筋肉痛とかになるやつ」
ダスティン:「……明日まで生きてたいモンだよな」
白上光:(補助か。之だけなら期待外れだが……どうかな。)
白上光:「ありがとうございます、吉川さん。」
GM:当然、こちらのイニシアチブはこれ以上なし。次の手番を選んでください。
ダスティン:では、ダスティンがいきましょう!
白上光:GO!
ダスティン:ジェラドに「懐旧/食傷〇」でロイスをとって、即昇華。不利な効果を解除します。
GM:やっぱりジェラドのことを大切に思ってくれてるんだね!
ダスティン:じゃかましゃぁ~~っ!
ダスティン:マイナーなし!
ダスティン:メジャーで《サイレンの魔女》& 《マインドエンハンス》! 対象はシーンの敵全員!
ダスティン:13dx9+20
DoubleCross : (13R10+20[9]) → 10[1,1,2,3,5,7,7,8,8,8,8,9,9]+8[5,8]+20 → 38

ダスティン:妖精の手! 1回目使用。
ダスティン:1dx9+40
DoubleCross : (1R10+40[9]) → 1[1]+40 → 41 → ファンブル

ジェラド・セジウィック:回避!
ジェラド・セジウィック:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 2[2]+1 → 3

ダスティン:侵蝕は87→99。
眉川比恋:《グラビティガード》。
麻生晴市:暴走でリアクション不可。
白上炬:《氷盾》《魔神の盾》!
ダスティン:ではダメージ。装甲だけ無視。
吉川アメリー:じゃあ、あれやります。
ダスティン:5d10+15
DoubleCross : (5D10+15) → 33[5,8,9,3,8]+15 → 48

吉川アメリー:《力の霊水》
ダスティン:あっ!あれがあった!
吉川アメリー:あー遅かった!?
ダスティン:間に合いますかGM!
GM:大丈夫です!どうぞどうぞ
吉川アメリー:わー。+3dでどうぞ。
ダスティン:了解!
ダスティン:3d10+48
DoubleCross : (3D10+48) → 23[9,9,5]+48 → 71

白上光:振り足せー!
吉川アメリー:80→84
吉川アメリー:「いつものね」
ダスティン:「おうよ。無限召喚。だいたいの構造は……掴んだところだ。いけるか? 俺が定義してやる!」
白上炬:「……六星!弾け!」カード型の結界を多重に展開し防ぐ!21点ダメージ!
眉川比恋:「これは、ちょっと……!」
眉川比恋:66-2d10
DoubleCross : (66-2D10) → 66-13[3,10] → 53

ダスティン:「空の魔神は、名をカイム」 魔法陣から嵐が吹き荒れる。
眉川比恋:53点!無理なので《不死不滅》!
ジェラド・セジウィック:「ハハ、ハハハハ!なんだその……」
ジェラド・セジウィック:「ふざけやがって……全然、いつものじゃあねェ~ぜッ!ダスティン!」HPは25!一撃粉砕!
ダスティン:「アメリーのこれとあわせて、明日は筋肉痛&頭痛間違いなしだ……てめーは消えろ、ジェラド!」
麻生晴市:「ギャアアアア――ッ!」麻生もひとたまりもない!
麻生晴市:《時間凍結》まで使ってるので残りHPは6だった!
ダスティン:「ノ、ノルマ……半分はこなしたぜ、クソッ。きつっ」 力の制御で手一杯だ。指向性のないパワー。もっと制御せねば…。
白上光:「素晴らしい。言葉通りの腕前だ。」
白上光:(嵐の魔術……効果半径は私と同程度。出力は若干低いが……)
白上光:(そこをこの娘がカバーしている。強化、いや。操作の魔術が近いか。だとすれば、まだ見せていない手が有るか?)
ジェラド・セジウィック:「クソッ……いつか、テメ~……」ジェラドは吹っ飛ばされ、向こうの家屋に砲弾のように突っ込みフェードアウト。
ダスティン:「白上の旦那、あと宜しく! つれぇ~~~~っ」
麻生晴市:「クソッ……タレェェ――ッ!!また査定が!低く!なるじゃあねェかよッ!!」
麻生晴市:《神出鬼没》!セル規定に則り撤退だ。
白上炬:「……」パタパタパタ
白上炬:「一度見た術だが、格段に……何かが違うな」
白上炬:「強さではなく、何かが」
白上光:(面白い。ただの役立たずではなかったか。)
炬 16m (基準)


       5m

    
       眉川
   光 ダスティン アメリー
白上炬:「残るは私だけだ。……だが、どの道魔神は起動するぞ」
白上光:「さて。炬さん。人数は少なくなりましたが、まだ続けますか?」
眉川比恋:「い、一応、俺もいますよ~」倒れたまま呻く。
ダスティン:「いや~……倒れてた方がいいだろ、あんたは……」
GM:残念ながら撤退はしてくれない!きっちり戦闘不能にする必要があります。
白上光:「……やれやれ。死に損ない一人を抱えた状態で。結果は見えていると言うのに。」
白上光:「もう少し賢い人かと思っていましたが……買い被りだったようだ。」 炬さんのロイスをタイタスにして、不利な効果を打ち消します。
白上光:では、僕の手番。マイナーで《炎の加護》
白上光:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《結合粉砕》《灼熱の砦》《コキュートス》 で攻撃。
白上光:対象は炬さんと眉川君。
GM:なんたるオーバーキル!どうぞ!
白上光:「……征するは」
白上光:10dx7+18
DoubleCross : (10R10+18[7]) → 10[1,2,2,2,4,5,5,6,7,8]+5[2,5]+18 → 33

白上炬:《氷盾》
眉川比恋:《グラビティガード》
白上光:殺しきれるといいなあ。
白上光:ダメージ行きます。
白上光:4d10+36
DoubleCross : (4D10+36) → 27[5,9,8,5]+36 → 63

GM:いや、それは全然無理ですねw
GM:仮に眉川くんが20出ても無理。どっちも倒れます。
白上光:「我が」 手をゆっくりと合わせる。空気の歪みが縮んで行き、その手の中に納まる。
白上光:「炎」 次の瞬間、轟音と光、熱が辺りを包み込む。
眉川比恋:「うっそだろ……」轟音で驚愕もかき消される!
白上炬:「ハハハハハ……!これが、白上……」吹っ飛ぶ!
吉川アメリー:「うわ……すっげえ………」
ダスティン:「あぶね」 余熱からの自衛のため、咄嗟に護符の影に隠れる
GM:周囲は焦熱地獄!戦闘終了です。
ダスティン:「いや~~~~、どうにかなったな、ブラザー! あとはあっちの方がうまくやっといてくれると、ベストなんだけど」
白上光:侵蝕値は15上がって88になったぞ。
白上光:「ふう。結構頑張ったのですが、それでもお二人には及びませんね。」
ダスティン:(なに言ってんだこいつ……)
西方:「……眉川くん」家の影から普通に出てくる。
西方:あの二連続の広域破壊から『奇跡的』に無傷。そういう能力なのだ。
眉川比恋:「や~、もうダメっす。限界です」
眉川比恋:うつ伏せに倒れたまま。
西方:「まあ、あの出力の前ならそうだろうが……君にしては諦めがいいな」
眉川比恋:「本当です。もう死にそうです」
白上光:(……まだまだ修行が足りんな。次は骨も残さん。)
ダスティン:「拾って帰ってくれよな、ドクター……持ち歩く元気ないぜ」
白上光:(しかし……束の奴。勝手に行きやがって。)
西方:「……光くん」眉川を助け起こしつつ、振り返る。
西方:「先程の私の推論についてはどう思う?新目家は“くだん”の末裔だったのだろうか?」
白上光:「可能性は十分有るでしょう。確かめる方法は……」 家の有ったほうに目を遣る。
白上光:「もう、無くなったかも知れませんが。」 肩をすくめる。
吉川アメリー:「あいつ結構大胆なことやるよな」
白上光:「ま、本人たちに聞きに行きますよ。全てが終わった後でね。」
西方:「……新目の務めも、君達白上がこうして身を削っているのも」
西方:「今の君達自身に責任が有ることではない。それは祖先から受け継いだ負債だからだ」
西方:「……魔神を守リ続けるのではなく、滅ぼす。どこかで断ち切る事は必要だと思わないかね?」
白上光:「ええ……正にこれは、呪いの様なものなのでしょう。」
白上光:「いつか断ち切らなければならない。しかし断ち切るときにも、犠牲を出さなければならない……そういう呪いです。」
西方:「……」支社の方角を見る。
白上光:(性質が悪い。結局祖先も、愚か者の集まりだった。)
白上光:「私も今断ち切りたい。多少の犠牲が出ようと……ここで切るほうが、賢い選択だと思います。」
西方:「どちらにしろ、今回も私にできることは全てを行った。後は見守るだけだ」
西方:「……支社に向かうとしよう。“くだん”は目覚めているのか――あるいは」
白上光:「目覚めていないと思いますよ。」
白上光:「あそこには、白上の者が居る。」
ダスティン:「束があの勢いだったからなァー」
白上光:(束。お前は愚かで、穢れている。だが……それでも白上だ。)
白上光:(しくじるなよ……絶対にな。)
GM:----
GM:リキシレ・エンタープライズ支社
GM:----
GM:今の支社ビル内には、兵力は殆ど存在していない。
GM:残っている傭兵も、束とは実力差がありすぎる。軽くあしらえる……あるいは感知すらされずに通り抜ける事が出来る程度だ。
GM:……未だこの支社内に残っている、ある『一人』を除いては。
白上束:死角から首を絞め落としていく。生死は頓着せず先を急ぐ。
白上束:「坎」「……!」ふいに立ち止まる。
レムナント:その先にいるのは一人の男。
レムナント:「……その様子。キミが白上か」
白上束:「……白上束」
レムナント:「“束”……キミがそうか」
白上束:「……私がそうだと、何かあるの?」小首を傾げる。
レムナント:「“魔神の死骸”を封じた白上と同じ業を使うと聞いた」
レムナント:「私はレムナント、キミが私の想像している白上ならば目的は同じだろう。……“魔神の死骸”はこの先にある」
レムナント:「私もアレが蘇る事は望んでいない」
白上束:「……“レムナント”」
白上束:「ありがとう。……邪魔しないなら、私はそれでいいよ」
レムナント:「礼など必要ない、私は私の目的のために動いているのだから」
白上束:頷きながら、「震」「巽」そのまますれ違い先を急ぐ。
レムナント:そのまま“魔神の死骸”へと向かう
レムナント:同行者/白上束/連帯感:○/無関心/ロイス
レムナント:ロイスを取得します、ようやくPC間ロイスが結べた
GM:----
GM:新目家襲撃に加わらず、当初の予定通り“魔神の死骸”停止のために動いていたことで、
GM:レムナントは既に“魔神の死骸”の位置を掴んでいます。
GM:エレベーター・非常階段・その他の経路から完全にスタンドアローンであり、かつ不自然と思わせないスペース。
GM:B棟23階……恐らく、この建物自体がそこのカモフラージュのためにある。
GM:大金庫めいた強固な防弾扉が立ちふさがります。好きな演出で撃破してOK。
レムナント:影から不定形で巨大な“なにか”が生まれます。
白上束:「乾」消失。
レムナント:「………壊せ」
レムナント:そのまま影が扉に張り付き噛み砕くように圧潰させていく。
GM:紙細工のように千切れる。所詮物理的な硬度でしかない。
レムナント:影に飲まれた扉はそのまま消失する。
白上束:「……すごい」感嘆の声が、扉の向こう側から漏れる。
白上束:遅れて、残存した扉の一部が崩れる。人ちょうど一人通るだけの隙間が、既に切り取られている。
レムナント:「所詮、力技にすぎんよ」
ヒース・アスミ:「えー……白上家の。現れたようですね」
ヒース・アスミ:「そして、レムナント氏。彼女の排除も任務のうちですが?」
こゆび109:「……」
GM:柱めいた動力パイプと接続された、数階をぶちぬく巨大装置。
GM:“擬似ソロモンの指輪”のさらに“擬似”ですら、このような大掛かりな仕掛けが必要となるのだ。それを隠し切るための高層建築物。
レムナント:「雇われた身で進言させてもらうが、今のタイミングでの“魔神の死骸”起動は非常に危険だ」
レムナント:「“テウルギア”なる魔術師がその力を狙っているのでな、起動は後回しにした方がいい」
ヒース・アスミ:「その通り。ミスター・西方も危険性は警告しておりましたねえ」
ヒース・アスミ:「曰く、地域一帯が飢餓の地と化すのだと。しかし、その材料を元に判断するのは我が社です」
ヒース・アスミ:「レムナント氏。あなたの任務は、コンサルタントではなく、戦闘。違いますか?」
レムナント:「違わないな、だから私は私の“戦い”を優先させてもらう」
ヒース・アスミ:「……結社の魔術師を殺すことが、あなたの戦いでしょう?」
ヒース・アスミ:「私は」肩をすくめる。 「もう、結社の人間ではありませんよ」
レムナント:「なるほど、お前が……そういうことか」
レムナント:「結果的に“私の敵”の利になることは出来ん。そういう事だ」
ヒース・アスミ:「まったく、大人しく起動の捨て駒になっていればよかったものを」
ヒース・アスミ:「始末するとしましょう!こゆびさん」
こゆび109:「ごきげんよう」
こゆび109:「“オヴィノマンサー”です」機械的に一礼。
GM:戦闘開始です。
GM:----
ヒース こゆび109

   5m
    
束 レムナント
GM:----
GM:位置関係はいたってシンプル。
GM:しかし、この2人には攻撃能力はほとんどないので、
GM:支社内戦闘のペナルティとして、お2人には毎クリンナッププロセスに6D10ダメージを受けてもらいます。
GM:頑張って削りきってね
白上束:ひいい
レムナント:装甲値やガードは無意味と思っていいですか!
GM:装甲は有効です。ガード回避は不可。
GM:----
GM:【第1ラウンド】
GM:----
GM:セットアッププロセス。行動ある方はどうぞ。
レムナント:《螺旋の悪魔》
白上束:《万色の檻》。
ヒース・アスミ:なし。
こゆび109:なし。
レムナント:暴走してしまった!これはつらい!
レムナント:66→69
白上束:《ワーディング》を展開し、周囲の時間を静止させる。
白上束:78→83
GM:では、最初はヒースさんの行動です。イニシアチブに何もなければ。
レムナント:ありません!
白上束:ないです!
ヒース・アスミ:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

ヒース・アスミ:束ちゃんをターゲットに。
ヒース・アスミ:《封印の呪》《鮮血の鎖》《惑いの一撃》。
ヒース・アスミ:5dx+1 リアクション-4個
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[2,3,5,6,10]+6[6]+1 → 17

ヒース・アスミ:「ふふふ……止まってもらいましょうか!」
ヒース・アスミ:ちなみに命中すれば次のC値が+2される恐るべき攻撃だぞ
白上束:《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》。
白上束:9dx@8+2
DoubleCross : (9R10+2[8]) → 10[1,1,4,5,6,7,7,8,8]+5[2,5]+2 → 17

白上束:危ない危ない。同値回避。
白上束:83→86
ヒース・アスミ:「あなた達を落とすのに、破壊力など必要ありません」指を鳴らす。結社仕込みの呪縛!
ヒース・アスミ:「活動を止めた上で、じっくりと当社の防衛システムで……」
白上束:鳴らそうとした指が鳴らない。
白上束:糸が絡みついている。
ヒース・アスミ:「……!な、何……」
白上束:「……止めた上で、じっくりと」
ヒース・アスミ:(バカな!こんなに早く!)
GM:手番は6!束ちゃん!
レムナント:前方に3mくらいの位置に縮地してくれるとありがたいかな
白上束:ではそのように。マイナー《縮地》。前方3mへ。
白上束:86→88
ヒース こゆび109

   2m

   束

   3m
    
 レムナント
白上束:一歩、歩を進める。
白上束:メジャー《コンセントレイト:オルクス》《形無き剣》《要の陣形》。
ヒース・アスミ:「ま、待て……!戦う理由はないはずだ、私達には!」
白上束:ヒース、こゆびを攻撃する。
GM:おじゃ~っ!?
白上束:12dx@7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,5,7,9,9,9]+10[3,4,5,8]+3[3] → 23

レムナント:「“魔神の死骸”起動を止めれば戦いはしないが……そういう訳にはいかないのだろう?」
こゆび109:クリスタルシールドでガード。
白上束:あ、ドッジダイスを-1個です。
GM:いや、まずその前にだ
ヒース・アスミ:《リフレックス:オルクス》《束縛の領域》!リアクションじゃないから減らないぜ!
ヒース・アスミ:6dx7+6
DoubleCross : (6R10+6[7]) → 10[4,5,6,8,9,9]+10[2,5,10]+6[6]+6 → 32

ヒース・アスミ:「ハァーッ!ハァーッ!させるかッ!」運悪く施設のガトリング弾幕が割り込む!
白上束:「……離!」攻撃態勢を大きく崩し飛び退く。
ヒース・アスミ:「まだまだ……!どうやらツキがないようですねェ……!」
白上束:88→95
GM:手番はレムナントさん!
レムナント:よし、ここは本気で撃つか。
レムナント:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《原初の赤:狂乱の一声》 対象はこゆび
GM:ヌゥーッ、憎悪を付与してくるとは
レムナント:命中すれば憎悪、憎悪すれば私に攻撃してくるしかなくなり他の行動はとれない!
レムナント:8dx8+7
DoubleCross : (8R10+7[8]) → 10[3,3,4,4,6,7,8,9]+10[1,9]+7[7]+7 → 34

レムナント:C値7だったらもう少し回ってたな
こゆび109:やはり、クリスタルシールドでガード。
レムナント:ではダメージ行きます
レムナント:4d10+31+15 装甲値無視
DoubleCross : (4D10+31+15) → 24[4,7,7,6]+31+15 → 70

レムナント:懐から赤黒く染められた手帳を取り出し、ページが自動的に捲れる。
レムナント:ソレに合わせて影が蠢き、こゆびを飲み込まんと押し迫る。
こゆび109:12点軽減して58点。
こゆび109:「未だ」
レムナント:「“結社”以外とは敵対するつもりはなかったのだが、これもしかたあるまい」
こゆび109:「耐久限界内です」全身をギシギシと軋ませながら、影に抵抗する。
ヒース・アスミ:「ユーベルビュント社の最新の量産複製体でしてね」
ヒース・アスミ:「生半可な攻撃では、通りはしません。……今からでも考えなおした方が良いのでは?ミスター・レムナント」
レムナント:「生半可に見えるのならもう一度、力を奮おう。ソレが動かなくなるまで、な」
レムナント:「そして、いくら機械じみた……いや、機械であろうと私の“魔神”の恐怖には抗えん。その恐怖から“魔神”へと向かわざるをえない」
GM:しかし、次の手番。行動値5、こゆび109!
こゆび109:「……?」ギシ
こゆび109:ギシギシギシ
レムナント:69→81
こゆび109:体がぎこちなく動き出す!無表情のまま、レムナントへと突っ込んでいく!
ヒース・アスミ:「待て!何をしている!?」
こゆび109:マイナー戦闘移動。間に束ちゃんはいますが
こゆび109:まあこの距離、10m動ければ回り込めるでしょう。レムナントに接敵します。
  ヒース

   2m

   束

   3m
    
レムナント こゆび109
こゆび109:メジャーに攻撃エフェクトなんてない!誰だこんな構成作った奴は!
こゆび109:クリスタルシールドで殴ります。
こゆび109:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,2,2,4,4,6,8,10]+3[3] → 13

レムナント:ガードします。
こゆび109:攻撃力は0。
こゆび109:2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[8,5] → 13

こゆび109:でも結構通ったぞ
レムナント:ガード、装甲で9点弾く、4ダメです
レムナント:「防御は苦手なのでな、少しは通ったか」 影で防ぎつつも衝撃を殺しきれない。
こゆび109:バキン!「……行動ルーチンにエラー」
ヒース・アスミ:「チッ……!だが、これで死ねッ!」
GM:ラウンド終了!指向性地雷の嵐が降り注ぐ!
GM:6d10
DoubleCross : (6D10) → 45[5,7,10,6,10,7] → 45

GM:2人に45点ダメージ!
白上束:《リザレクト》。
白上束:95+1d10
DoubleCross : (95+1D10) → 95+8[8] → 103

レムナント:1d10+81 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+81) → 4[4]+81 → 85

GM:----
GM:【第2ラウンド】
GM:----
  ヒース

   2m

   束

   3m
    
レムナント こゆび109
GM:----
GM:セットアップ。どうしますか?
レムナント:《螺旋の悪魔》 85→88
白上束:なし。
ヒース・アスミ:ではアスミさんの手番。
ヒース・アスミ:(……この位置は拙い……)
ヒース・アスミ:状況判断!レムナントのエンゲージに移動します。
   束

   3m
    
レムナント こゆび109
   ヒース
ヒース・アスミ:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2

ヒース・アスミ:《封印の呪》《鮮血の鎖》《惑いの一撃》。今度はレムナントへ。
ヒース・アスミ:5dx+1 リアクション-4個
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[1,5,6,7,7]+1 → 8

ヒース・アスミ:ひどいw
レムナント:しかし、回避は選択出来ないんですよね。ガード
GM:あ、暴走中でしたね
レムナント:いえ、ダイスが振れない
ヒース・アスミ:では、呪縛を受けラウンド中次の判定にC値+2。
レムナント:暴走は変異暴走なので……へへ
GM:回避ダイスがないだけか
GM:じゃあ次は束ちゃん!
白上束:マイナー《縮地》。距離を1m詰める。
白上束:103→105
白上束:ヒースをエフェクト無しで攻撃。
   束

   2m
    
レムナント こゆび109
   ヒース
白上束:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,5,6,6] → 6

白上束:これはダメだろ……《妖精の手》。
白上束:1dx+10
DoubleCross : (1R10+10[10]) → 8[8]+10 → 18

ヒース・アスミ:4dx 回避!
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,7,9,9] → 9

こゆび109:ダメだ……!こゆびが《軍神の守り》です
白上束:105→109
白上束:2d10+42 装甲有効
DoubleCross : (2D10+42) → 10[1,9]+42 → 52

こゆび109:「ご安心を」
こゆび109:「完全に防ぎ切ります。完全に、」
白上束:「乾」「兌」「離」「震」「巽」「坎」「艮」「坤」
白上束:円を描くように糸で取り囲み、
白上束:小さく締め上げる。
こゆび109:一撃でやられる!
こゆび109:当然復活エフェクトはなし。最強の防御性能を追求した量産型複製体が!
白上束:「……取り零した」
ヒース・アスミ:「そ、そんな……、ば、バカな~~!!」
GM:もはやこゆび109は圧縮された液状の残骸でしかない!恐怖するアスミ!
GM:手番はレムナントさんだ!
 束

 2m
    
レムナント
 ヒース
レムナント:「自慢の量産複製体は居なくなったが……どうする?」
ヒース・アスミ:「ど」
ヒース・アスミ:「どうしても、こちらにつく気はないのか……!?何故そこまでして歯向かう!?」
ヒース・アスミ:「貴様も……白上も!」
レムナント:「“これ”しか残っていないからさ」
レムナント:「こちらからの質問だ、お前はこの仕事に自分の生命を賭ける価値があると思ってやっているのか?」
レムナント:マイナー:なし、メジャー:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《原初の赤:狂乱の一声》
ヒース・アスミ:「何を今さら、バカなことを……“バラム”!全知の知識だぞ!」
ヒース・アスミ:「魔術師でそれを望まぬものなど……いるものか!」
白上束:「……少なくとも、ここにいる」
レムナント:「覚悟は出来ているようだな、ならば問題はない」
レムナント:9dx+7
DoubleCross : (9R10+7[10]) → 10[1,2,3,6,6,6,8,9,10]+10[10]+4[4]+7 → 31

レムナント:普通に回ったw
白上束:すごいw
ヒース・アスミ:か、回避じゃ~っ!
ヒース・アスミ:卑劣な裏切り者なんかに、絶対負けない!
ヒース・アスミ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,3,9,10]+6[6] → 16

レムナント:ダメージいきます。
レムナント:4d10+6+15 装甲値無視
DoubleCross : (4D10+6+15) → 18[5,3,5,5]+6+15 → 39

ヒース・アスミ:当然こんな奴が強靭な肉体を持っているわけもなく、HP24装甲値3。爆発四散です。
レムナント:88→96
レムナント:影がヒースを飲み込み、喰らい尽くす。
ヒース・アスミ:「ゴボッ、グギャアアアア!!」
レムナント:「私の前に立つということは、こういうことだ」 手帳、契約の書を閉じる。
レムナント:影が元に戻り、ヒースの叫び声は掻き消える。
GM:こゆびとは違って、ヒースに関しては存在した痕跡すら残っていない。戦闘終了。
白上束:「……」
レムナント:「邪魔は消えた」
白上束:「……ん」
白上束:「……あとは、あれだけ」
レムナント:「そうだ、“魔神の死骸”を目覚めさせるも眠らせたままにするのも選ぶことが出来る」
GM:装置は巨大で堅牢だが、束の業に対して意味のある強度ではないだろう。
GM:中央には、リキシレ社の特殊樹脂に固められた、手のひら程度のミイラが見える。
GM:牛の頭を持った胎児のようにも。死んでいるが故に、これだけは滅ぼすことができない……“魔神の死骸”。
白上束:「乾」「兌」「離」「震」「巽」「坎」「艮」「坤」「天」「地」「乾」「兌」「離」「震」「巽」「坎」「艮」「坤」「天」「地」「乾」「兌」「離」「震」「巽」「坎」「艮」「坤」「天」「地」「乾」「兌」「離」「震」「巽」「坎」「艮」「坤」「天」「地」
白上束:「……離!」回転しながら、蚕糸を高速で引く。
白上束:強烈な摩擦熱が、制御装置全体を焼く。
GM:全ての結合部が焼き切られ、“擬似ソロモンの指輪”の技術から模倣された構築物は、単なる部品の集積体と化す。
GM:一拍遅れてガラガラと崩れ去る巨大装置。“魔神の死骸”のみが転がり落ちる。
レムナント:「……これで、“テウルギア”も出てくるだろう」
白上束:「……“テウルギア”」
白上束:「それがあなたの目的?」
レムナント:「ああ、それが私がここにいる目的だ」
白上束:「……そう」
白上束:「……手伝ったら、怒る?」
レムナント:「そういうことはない、手伝ってくれるのなら感謝する」
レムナント:「しかし、復活を阻止したとはいえ奴がこれを狙ってくる可能性は十分にある」 “魔神の死骸”を拾い上げる。
レムナント:「これはキミが持っているといい」 束に渡します。
白上束:「……ん」

【Climax/01】

GM:----
GM:それでは、クライマックス。敵は一体誰なのか。全員登場してもらいましょう。
白上光:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 6[6]+88 → 94

レムナント:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 8[8]+96 → 104

白上束:1d10+109
DoubleCross : (1D10+109) → 7[7]+109 → 116

吉川アメリー:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 3[3]+84 → 87

ダスティン:1d10+99
DoubleCross : (1D10+99) → 3[3]+99 → 102

GM:----
GM:リキシレ・エンタープライズ支社
GM:----
GM:依頼主は死亡。予定していた手順での起動も失敗し、既に傭兵も散り散りになってしまっている。
GM:過疎地に建造された不釣り合いな存在。受付すらもいない無人のビルのみが残るのだ。
GM:新目家より向かった3人は、1階ロビーに立つ2人を見る。白上束と、レムナントを。
ダスティン:「やあやあ! ブラザー! 首尾よくいったらしいな?」
白上光:「束さん。用は済みましたか?」
白上束:「……はい」
吉川アメリー:「これからどーすんの?」
レムナント:「“魔神の死骸”の起動は阻止した、これで憂いはなくなった」
レムナント:「私は“テウルギア”を殺す、起動は阻止したとはいえ実物を狙ってくる可能性は高い。現れるのを待つ」 束を見る。
レムナント:「彼女が今“魔神の死骸”を持っている」
白上束:「起動はさせない。死なせない。今はただそれだけ」
ダスティン:「ま……そうだな。アメリーの貴重なトモダチだ。あんたの意見を尊重しよう」
白上光:「独断で動いたことは不問にしましょう。今回はね。」
白上束:「……はい」
白上光:「……当然阻止する。そうですね、束さん。」
白上束:「……それが、守るために必要なら」
白上束:「……」
白上光:(無駄に力を持ちやがって。)
ダスティン:「起動させようとするファッキンガイが出てきたら、どうする?」
レムナント:「ダスティン、キミはどうするつもりだ。その様子だと用事は済んだのだろう?」
吉川アメリー:「……」ダスティンを見る
ダスティン:「ちょっと俺にも事情があってね。レベルアップしなきゃならねえ」
ダスティン:「あと、アメリーのトモダチだからな。貴重な。せわになってる日頃の恩を返してもいいんじゃねえかな!」
吉川アメリー:「貴重な、は余計だ。」
白上束:「……友達」
白上束:「……」
ダスティン:「なんかオレ、善良な親戚の叔父さんみたいじゃねえ? ハハハハ!」
白上光:(友達、ね。)
レムナント:「“魔神の死骸”を狙ってくる敵……そんな奴は残った敵である“テウルギア”のみだ、目的は近い。共有していると思って問題ないだろう」
レムナント:「受け取れ、この中でこれと相性が良いのはお前のようだ」 リキシレ社から拝借したジュラルミンシールドを白上光に渡します
白上光:「おっと。ありがとうございます。」
白上光:(余計な……いや、止そう。)
吉川アメリー:「なんかね、今回みーんなと仲良くなっちゃったからさ、やりにくいんだよね」
吉川アメリー:「でも優先順位はあるわけだ」
吉川アメリー:「やっぱ友達優先だよねー」束ちゃんを見る
吉川アメリー:「束が頑張るのなら私が頑張らないわけにはいかないのだ」
ダスティン:「汝の意志するところを、汝の法とせよ」
ダスティン:「自分で考えて、自分で決めてくれ。他に方法はないよな」
白上束:「……私、は」
白上束:「……私は悪い。今、本当は……自分ができもしないことを望んでる」
白上束:「私は悪いんだ。私は勝手なんだ」
白上束:「……新目の皆が居なくなるのは、絶対に嫌」
白上光:(………)
白上束:「だから、魔神を復活させない。魔神を狙う、“テウルギア”を倒さなきゃいけない」
白上束:「……」
白上束:「……でも」
白上束:「“テウルギア”は、出来るかもしれない」
白上束:「紗奈ちゃんを……こっちに戻せるかもしれない」
白上束:「だから、私は……」
白上束:「どうすればいいのか分からない。このまま悩んで、何もできないんだ」
白上束:「……やっぱり、私は何もできない……」
GM:束ちゃんが気づいたので、ここで開示します。
GM:“テウルギア”の無限召喚は、世界を隔てて戻らない存在ですらも喚び寄せることができる。
GM:『魔法の夜』で次元の彼方に消えた上田紗奈を、現世に戻せる可能性があるということです。
ダスティン:「アー……あのさ、それはさ。魔法使いとして、基本的なレクチャーをするときなのか? いまは?」
ダスティン:「何もかも助けたい。己の意のままにしたいなら、そうするだけの力が必要だ」
ダスティン:「で? あんたは? 召喚術を勉強するつもりはあるか? いずれテウルギアと同じ力を手に入れるだけの、道のりをいく覚悟は?」
ダスティン:「魔神は復活させない。友達も取り戻す。それならできる。あんたが望んで、努力さえすれば」
白上束:「……力。覚悟」
ダスティン:「少なくとも、俺は、近いうちにテウルギアに追いつくつもりだ。常に最新を。それが魔法使いだ」
白上光:(覚悟が有ろうとなかろうと。勉強してできるなら、苦労はしない……無理だね。)
白上束:「……そう」
白上光:(努力じゃどうにもならない壁が、世界には存在する。)
白上束:「……じゃあ……負けない」
白上束:「私が、先に行くから」
白上光:(それでも……挑まずには居られないんだろうな。こいつらは。)
ダスティン:「才能ってやつがな。テウルギアみたいな、何十年もかけてノウハウを確立したやつに、負ける気がしねえんだよ」
ダスティン:「確立された手順があれば、追いつくことはできる。誰だって。もっと近道をして」
ダスティン:「師匠なら、鼻で笑って、『じゃあ”テウルギア”を洗脳して、自分でやらせようぜ』くらいのことは言ったんだろうけどな! ハハハ!」
白上束:「……ん」
白上光:「いい考えですね、それ。ためしにやってみましょうか。」
ダスティン:「ま、なんにしろ、試してみねえやつは無能以下だよ」
レムナント:「……“擬似ソロモンの指輪”」
レムナント:「それが今回の事件の鍵だ、リキシレ社にも“それ”があった」
白上光:「戦って倒して、言うことを聞いて貰いましょう。殺すのは、願いを叶えてもらった後。之ならすべて丸く収まりますよ。」
白上束:「……はい」
“テウルギア”:「【それが】」5人の背後に立っている。
“テウルギア”:「【魔術の掟。】」
“テウルギア”:「【……対価を持たぬ者が意思を押し通すこと。世界の誰もが、はじめは持たざるものであるから】」
ダスティン:「持てる者として生まれるのは、神の子ばかり。……ぷっ。ハハハハハ!」
白上光:(俺には最初から有ったけどな。力が。)
レムナント:「……ようやく私の前に現れたな“テウルギア”」
“テウルギア”:「【“バラム”を巡り、結社の幾人かが私に挑み倒れた。……彼らがそうせざるを得なかったのは、持たざる者であったから】」
“テウルギア”:「【しかし、もはや不毛に争う必要はありません】」節くれだった右手で指差す。白上束を。
白上束:指を見つめる。視線を外さない。
“テウルギア”:「【私一人のみの魔力で、“バラム”は動く――】」
“テウルギア”:「【私は、それをする】」
白上束:「……私は、それをさせない」
白上束:「その魔力、私のために使って!」
白上束:超えるべきもの/“テウルギア”/尽力:○/敵愾心/ロイス
GM:----
GM:女頭村 農道
GM:----
眉川比恋:「……ダメだ。もうこれ絶対後遺症出ます。戦闘要員とかはもうできないんで……マジで……」
西方:「一応考慮はするが、それは回復の様子を見てからでも遅くはないだろうね」
GM:完全に戦闘不能となった眉川比恋は、西方の背に負われて農道を行く。
西方:「というより、良くあの一撃で体が持ったものだ。白上の当主候補筆頭を相手に」
眉川比恋:「……。“結社”といい、なんなんですかねあいつら。魔術師って」
眉川比恋:「いくら大多数がインチキって言っても、あんなのが何人も混じってるようじゃ……」
眉川比恋:「ウチんとこもUGNも、絶対軽く見過ぎですって、あいつら」
西方:「私の仕事柄よく鉢合わせるだけで、基本的には、世の表に出ないオーヴァード達だよ。とはいえ――」
西方:「……彼らが不可侵の存在である理由は恐らく、力の弱さや研究価値のなさ……だけではない」
西方:「眉川くん。我々はレネゲイドウィルスの仮定とシンドロームの分類分けによって、この現象を全て解析したつもりでいる」
西方:「だが、UGNもFHも当たり前のように存在を知っていながら、誰もその原理を知らない……そんな力もある。分かるかね」
眉川比恋:「はぁ……?エフェクトじゃない力って事っすかね」
西方:「今のところはね。……答えは」
西方:「『ジャームを従える力』だ」
西方:「ごく一部のジャームや、指揮官適正を持つオーヴァードの中に、それが可能な者がいると、私達は知っている筈だ」
西方:「だが――自らの欲望に囚われて暴走した者を、他者が、どのような手段で『従える』事ができるというのだろう」
眉川比恋:「……」
西方:「旧くからFH中枢に携わるリエゾンエージェントは、それを知っているのかもしれない」
西方:「あるいは“ソースハウンド”のように、自らが非ジャームでありながら、天賦の才能でそれを成し遂げる者もいる」
眉川比恋:「は~……秘密だったり、自分でも分かってなかったりだから、他人にも教えられないって事っすか」
眉川比恋:「思えば、レネゲイドだってどうやってコントロールするのかは、まだしっかりした理論なんてないみたいですし」
西方:「UGNで採用されている瞑想や集中は、魔術の分野の技術の応用だと考えている。UGNよりは、彼らの歴史の方が古い」
西方:「……そういった“確立された技術”のない戦いが、どのようなものになるか」遠くに霞む支社ビルを見る。
西方:「そこも、見届けてみたかった点ではあるが」
眉川比恋:「間に合いませんよね、ここからだと」
西方:「君を背負ったままだとな」
GM:----
GM:前回の続きのシーンとなります。登場侵蝕は不要。
“テウルギア”:「【……人の望みは容易く変転する】」
“テウルギア”:「【だから、あなたがたの望みを私が知っていたとしても、そうではなかったのかもしれない】」
“テウルギア”:「【あなたは】」首を傾け、束に向ける。「【名を問いましょう】」
白上束:「白上。白上の束」
“テウルギア”:「【等価の答えを返します。私は“テウルギア”。あなたの願いは?】」
白上束:「これ以上、私の周りの人を失わないこと。失いかけた人を、取り戻すこと」
“テウルギア”:「【その喪失こそが、彼ら自身の望むこと――】」
“テウルギア”:「【“バラム”の血族は、自らの命を犠牲にして、全てを終わらせる道を選んだ。私は、それを知っています】」
“テウルギア”:「【それが自らの死を意味すると知っていても、白上束。彼らの思うあなたの価値を取り戻し】」
“テウルギア”:「【呪われた一族の宿命に終止符を打つべきであると】」
GM:これまで彼らが接触した中で、“テウルギア”がまともな捜査活動を行っていた様子は一切なかった。
GM:だが、知っているはずだ。問いではなく断定の呼びかけ。被免達人の力とは、そういうものである。
白上束:「……それが?」
白上束:「それが何だ。これは“私の”望み」
“テウルギア”:「【……好いでしょう。自らの意志でなくては、自ら望むことでなくては】」
“テウルギア”:「【他のどの力が上回っていようと、この私を打ち倒すことはできない】」
レムナント:「……私から一つ質問させてもらおう、“テウルギア”」
“テウルギア”:「【あなたは】【――“レムナント”】」顔を向けない。
“テウルギア”:「【あなたが、私の望む答えを持ち合わせているとは、何一つ思えない】」
“テウルギア”:「【しかし、好いでしょう。些細な問いのやり取りであれば】」
レムナント:「だろうな、こちらも期待はしていない。これはただの儀礼的なものだ」
レムナント:「お前は――という村に対して行った魔術……それに関わったメンバーを知っているか?」
“テウルギア”:「【それと等価の答えを】」
“テウルギア”:「【あなたは持ってはいない。既に……何一つ】」
“テウルギア”:「【意思を押し通す手段はひとつしかありません。私は“バラム”を手に入れ、滅ぼす】」
“テウルギア”:「【それと引き換えても好いと、あなた自身が思うことができるのであれば。】」
レムナント:「やはりこうなる、か。ならば私の“目的”を果たすまで」
レムナント:「私の前に現れた“結社”の魔術師は一人残らず――殺す」
“テウルギア”:「【全ては、あなた達の我(エゴ)】」袖の中から右手が現れる。
“テウルギア”:5本の指すべてに、“指輪”がある。“擬似ソロモンの指輪”――
ダスティン:(ありゃやばいな・・・)
“テウルギア”:「【それで好い。あなたがたは魔術師であるから】」
GM:----
GM:戦闘を開始します。
GM:最初に、“擬似ソロモンの指輪”はEロイス“さらなる絶望”を持っており、しかも“テウルギア”はそれを5つ装着しています。
GM:とはいえ、召喚される魔神は一体一体が超パワーをもつ召喚物なので、一度にコントロールできるのは2種が限界。
GM:つまり、1ラウンド中に使用される“さらなる絶望”は2枚までという事になります。
GM:ラウンドをまたいで魔神が2種を下回っている場合は、再び2種を補充するまで“さらなる絶望”を使用する行動ルーチンになります。
GM:また、呼び出される魔神もそれぞれEロイスを1枚ずつ持っているので、倒して次の魔神を呼び出させれば、
GM:その分だけバックトラックに使えるEロイスは増えます。倒さなくても、出現させただけで条件は満たします。
GM:戦闘自体は、“テウルギア”本体のみを倒せば終了となります。
GM:また、“テウルギア”の目的は“魔神の死骸”に到達する邪魔を排除することなので、この戦闘でトドメは刺されません。
GM:こんなところです。質問はありますか?
GM:あ、でもひとつ言っておきますが
GM:全滅状態で“テウルギア”が魔神を目覚めさせれば、戦闘不能の状況のしかも至近距離でくだんの呪いを受けることになるので、
GM:全員ロストするのは同じです。
GM:----
   テウルギア

     10m

    束 光
ダスティン アメリー
   レムナント
GM:----
レムナント:ダスティンがマスターズコネクション使えるタイミングっって戦闘後ですか?
GM:仮に使うタイミングがあるとしたら、そうです。
ダスティン:使えるといいが・・・
レムナント:了解です、上田ちゃんを呼び戻すのとテウルギアのさらなる絶望って関係ありますか?答えられないなら答えられないで大丈夫です
GM:それは答えません。
“テウルギア”:「【この目で見たものと、見なかったものが世界に存在する】」
“テウルギア”:「【理解の及ぶものと、及ばぬもの――】」
“テウルギア”:「【永き生の中で、私はそれを知っている】」
“テウルギア”:――バチン! バチッ!
“テウルギア”:「【タロス。ベヌウ。カトブレパス。ジン。】」
“テウルギア”:「【スピンクス。ワキヤン。ラーフ。ケートゥ。カリュブディス。……】」
“テウルギア”:「【名を与えましょう。世界を】」
GM:“擬似ソロモンの指輪”が2つ開放される。衝動判定。
GM:難易度は12。かなりヤバイ相手だ。
レムナント:6dx+1<=12
DoubleCross : (6R10+1[10]<=12) → 10[3,4,8,8,9,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗

レムナント:表記間違えてた、でも成功
白上束:5dx>=12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 10[2,4,7,7,10]+7[7] → 17 → 成功

ダスティン:9dx+1<=12
DoubleCross : (9R10+1[10]<=12) → 10[2,2,4,4,7,9,9,9,10]+10[10]+9[9]+1 → 30 → 失敗

ダスティン:こっちも表記を間違えましたw
ダスティン:だが圧倒的成功
GM:君たち……w
白上光:4dx+4 >=12
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 3[2,2,2,3]+4 → 7

白上光:ひでえ
吉川アメリー:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,8,9,10]+5[5] → 15

レムナント:2d10+104
DoubleCross : (2D10+104) → 9[7,2]+104 → 113

白上光:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+8[7,1] → 102

ダスティン:2d10+102
DoubleCross : (2D10+102) → 16[8,8]+102 → 118

吉川アメリー:2d10+87
DoubleCross : (2D10+87) → 12[4,8]+87 → 99

白上束:2d10+116
DoubleCross : (2D10+116) → 5[1,4]+116 → 121

GM:----
GM:【第1ラウンド】
GM:----
GM:セットアップ。
“テウルギア”:なし。
吉川アメリー:なし
白上光:なし
レムナント:《螺旋の悪魔》 113→116
ダスティン:《得意領域》。 118→121
白上束:《万色の檻》。121→126
GM:では、最初のイニシアチブ。
“テウルギア”:さっそく使用します。"さらなる絶望"。
“テウルギア”:choice[タロス,ベヌウ,カトブレパス,ジン,スピンクス,ワキヤン,ラーフとケートゥ,カリュブディス]
DoubleCross : (CHOICE[タロス,ベヌウ,カトブレパス,ジン,スピンクス,ワキヤン,ラーフとケートゥ,カリュブディス]) → ベヌウ

GM:ベヌウか……!まあいい。
ダスティン:「Aglon, Tetagram Vaycheon……って、オイオイオイ! やっぱりありゃまずいんじゃないか」 魔法陣展開。
白上光:(クズが束になったところで、俺には勝てん。貴様らはどうかな。)
白上束:手を広げる。無数の糸が散らばる。
レムナント:「来い、思う存分喰らわせてやる……“バアル”」 影が蠢き脈動し始める
“テウルギア”:「【死であり、生であるもの。一つの死は眠り。……ならば、生まれなさい】」
“テウルギア”:「【ベヌウ】」
ベヌウ:虚空から緑色の炎が生まれ、かろうじて鳥類めいた形状を象る。
ベヌウ:不死鳥ベヌウ。ダスティンの喚起とはまったく異なる。実体すら発生する“無限召喚”。
“テウルギア”:“テウルギア”は最初の手番では動きません。待機。
GM:手番はダスティンとなります。
白上光:(汚い炎だ)
ダスティン:待機した方がいいと思う方!
吉川アメリー:導きが欲しければ待機なさい
ダスティン:そしてできるだけ多い敵にも当てたい!
レムナント:ここは待機でも問題ないかな?
ダスティン:当てても、ただダメージ入れるだけですからね。決断的に待機を宣言します。
GM:了解。ならば、再びイニシアチブ。
“テウルギア”:当然"さらなる絶望"が来ます。2枚目を使用。
“テウルギア”:choice[タロス,カトブレパス,ジン,スピンクス,ワキヤン,ラーフとケートゥ,カリュブディス]
DoubleCross : (CHOICE[タロス,カトブレパス,ジン,スピンクス,ワキヤン,ラーフとケートゥ,カリュブディス]) → カトブレパス

GM:カトブレパス……はははは!
“テウルギア”:「【重き死を与えるもの。決して自らを泉へと映さぬ守護者。再びあなたのための地を】」
“テウルギア”:「【さあ、カトブレパス】」
   テウルギア
 ベヌウ  カトブレパス

     10m

    束 光
ダスティン アメリー
   レムナント
カトブレパス:平面に描かれた、単眼の山羊めいた異形が出現する。
カトブレパス:死の邪眼のカトブレパス。
カトブレパス:そして行動値12なので、即座に行動します。
カトブレパス:「……」バキバキと音を立てながら長い首が折れ曲がり、5人を見据える。
白上光:(さっきから悪趣味な奴ばかりだな。飼い主の品性が知れる)
カトブレパス:《コンセントレイト:バロール》《停滞空間》《魔神の心臓》《悪魔の影》《因果歪曲》《黒星の門》。
カトブレパス:12dx7+5
DoubleCross : (12R10+5[7]) → 10[1,3,3,5,6,6,6,6,7,8,9,9]+10[1,7,8,8]+10[3,4,8]+4[4]+5 → 39

カトブレパス:命中すれば、ラウンド中ダイス-12個、シーン中【行動値】、次の攻撃にリアクション不可です。
GM:ん?-12個?
GM:間違えました。-18個ですね。
ダスティン:回避するしかないな!ドッジ!
ダスティン:《幸運の守護》&《リフレックス:オルクス》!
ダスティン:15dx7+10
DoubleCross : (15R10+10[7]) → 10[1,3,4,5,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,2,2,2,4,6,6,7,7,7,10]+10[5,6,9,9]+10[6,10]+10[9]+2[2]+10 → 62

GM:スゲェーッ
ダスティン:121→124
レムナント:すげえww
ダスティン:これが私の回避型だ
GM:「すごいぜ」リアル特異点・・・
吉川アメリー:ヒャハー!
白上束:「生を縢るは懐古の緯糸」。《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》。
白上束:16dx@7+2
DoubleCross : (16R10+2[7]) → 10[1,1,3,4,5,5,5,6,6,7,7,9,10,10,10,10]+10[1,2,5,8,8,8,9]+10[2,3,10,10]+10[10,10]+6[1,6]+2 → 48

白上束:126→129
GM:こっちも避けよる
レムナント:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,2,5,9] → 9

吉川アメリー:3dx ドッジ
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[6,9,10]+1[1] → 11

白上光:暴走中です
GM:カバーリングはありますか?
吉川アメリー:ないでーす
レムナント:ありません
ダスティン:「俺を……災いより隠せ、バルバトス!」
ダスティン:魔眼から『隠れる』防御の仕方。
白上束:「乾」「巽」「乾」「巽」「乾」「巽」「乾」「巽」
白上束:蚕糸を自身に巻きつけ視線を躱す。
“テウルギア”:「【邪視を逃れた。1人。2人……】」淡々と、ダスティンと束を数える。
GM:だが、残る3人には空間そのものが圧し掛かるが如く重圧!
GM:行動値0を始めとした重篤バステ群を受けてもらいます。
GM:ラウンド中ダイス-18個(マイナー解除可)、シーン中行動値0(マイナー解除可)、次の攻撃にリアクション不可
白上光:「……!これは、中々……!」
吉川アメリー:「えーダスティンなに避けてんの!?」
レムナント:「なるほど……カトブレパスとはよく言ったものだ」
カトブレパス:「バキ、バキバキ」首の骨が明らかに折れているが、その端から絵画めいた肉体が描き替わり、修復される。
GM:次の手番は束ちゃんです。
白上束:マイナー《縮地》。中間5m地点に移動。
白上束:129→131
   テウルギア
 ベヌウ  カトブレパス

     5m

     束

     5m

    光
ダスティン アメリー
   レムナント
白上束:メジャー「死を絎けるは回顧の経糸」。《コンセントレイト:オルクス》《形無き剣》。
白上束:テウルギアを単体攻撃する。
GM:ほう……それは!どうぞ。
白上束:15dx@7-2
DoubleCross : (15R10-2[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,3,4,5,6,7,8,9,9]+10[1,1,7,10]+10[1,9]+10[7]+10[10]+4[4]-2 → 52

“テウルギア”:動かず受ける。ガード。
“テウルギア”:しかし、《領域の盾》を使用。ベヌウに庇わせます。
白上束:6d10+42 装甲有効
DoubleCross : (6D10+42) → 26[6,3,5,6,1,5]+42 → 68

“テウルギア”:「【ベヌウ】」一言呟くだけで、魔神がロボットの如く従い、盾となる。
白上束:「兌」一閃。
ベヌウ:こいつは超弱いです。HP28。一撃死亡。
白上束:131→135
ベヌウ:しかし同時に、《バーニングハート》《レネゲイドアブソーブ》《喰らわれし贄》。
ベヌウ:暴走し、攻撃力が+24します。暴走したので《レックレスフォース》《絶対冷度》で精神ダイスが計+7個されます。
ベヌウ:「キィィイィィィィィィィィィ――ッギイイキィィィイ!!」
ベヌウ:一閃でかき消された炎が、耳障りな金切り声とともに無から復活!
ベヌウ:炎で構成された緑青色の翼を広げる!《原初の灰:メカニカルハート》!さらに攻撃力+5!
白上光:パワー
ベヌウ:他のキャラが行動値0なので、すぐにベヌウが行動します。
ベヌウ:「キイィィィィィイイ――ッ!!」
白上光:あ、ちょっと待った
GM:はい
白上光:敵/テウルギア/P:執着/N:嫌悪○/ロイス こいつを取って、即座にタイタスにし、昇華。不利な効果をすべて解除します
白上光:これで行動値4で行動できるのでは?
GM:なるほど。これで光くんの行動値が復帰します。
GM:同値で先に行動可能。ではどうぞ!
ベヌウ:では、ベヌウが大きく羽ばたき、動きを見せた瞬間……
白上光:「少し……煩いですね。」
レムナント:光くん、エンゲージ切れる?
白上光:キレルヨー
白上光:ダイスわりと減るけど、切ったほうがいいかね
レムナント:切った方がいい、でも攻撃に大きく支障が出るなら微妙かな
白上光:まあ実際、ロイス二つ切ってるしなー。このまま固まってるとまたロイス吹き飛びそうだし
白上光:ここでエンゲージ切って、ロイス消費してダイス+10したほうが後のことを考えるとお得かな。
白上光:では。マイナーで右に9m移動。エンゲージを切ります。
   テウルギア
 ベヌウ  カトブレパス

     5m

     束

     5m

ダスティン アメリー 9m 光
   レムナント
白上光:メジャー。《コンセントレイト:サラマンダー》《コキュートス》《結合粉砕》。対象はテウルギア、ベヌウ、カトブレパスの3体で行きます。
GM:了解。
白上光:移動しながら式を組む。いつもより出力は下がるが、今は位置取りが大切なのだ。
白上光:8dx7+5 てやっ!
DoubleCross : (8R10+5[7]) → 10[1,2,3,5,6,6,8,10]+10[4,10]+4[4]+5 → 29

GM:あ、しまった
レムナント:妖精事案かな
GM:まあいいか……これはテウルギアではなくて私がうっかりしてたので、いいです
白上光:「束さん!援護を!」
白上束:ほしい?
白上束:《妖精の手》。135→139
白上光:1dx7+35
DoubleCross : (1R10+35[7]) → 4[4]+35 → 39

白上束:頷き、糸を巡らす。
白上束:発火性の油の塗られた蚕糸により、火の通り道が生まれる。
“テウルギア”:「【……】」軽く左指を挙げるだけ。ガード。
ダスティン:《力の法則》がいるかね!?
ダスティン:ヒット確定してなかった
ベヌウ:こちらは暴れ狂う炎なので、回避の意思はない。暴走。
カトブレパス:《グラビティガード》。強力な邪眼で向かう力すらも『重く』なる。
“テウルギア”:《領域の盾》。カトブレパスに庇わせます。
GM:全員にヒット確定!何か行動はあるかな!
ダスティン:では、ここに《力の法則》を乗せます。ダメージを+5dしてください!
白上光:やってみましょう。
ダスティン:124→128
白上光:9d10+18 装甲値無視
DoubleCross : (9D10+18) → 50[8,9,7,8,4,5,1,2,6]+18 → 68

ダスティン:「怒りとともに来たれ……名をベレト!」
カトブレパス:えー、《グラビティガード》!
カトブレパス:68-6D10
DoubleCross : (68-6D10) → 68-31[4,4,6,4,4,9] → 37

カトブレパス:クソッタレ……!範囲攻撃さえ来てくれれば《特異点定理》で……!
カトブレパス:37点×2の74点で当然死にます!ガード偏重型なので復活エフェクトはなし。
ダスティン:魔神の巨大な腕が、ガードの上からぶん殴って引き剥がす
ダスティン:あとはクッキングするだけだ!
カトブレパス:魔神の掌が、瞳に影を落とす!この一瞬は、光の“力”を見ることができない!
白上光:腕を振るう。糸を通り道として、白上の炎が敵を焼き尽くす。
カトブレパス:“テウルギア”の分の炎も受け、蒸発!そして
ベヌウ:「グギュィッ!」炎で構成された魔神であるはずのベヌウも蒸発。炎を超えた炎そのもの!
白上光:侵蝕値は10上がって112に。
“テウルギア”:「【……。カトブレパスは再び混沌へ帰る。タロス。スピンクス。……】」
ベヌウ:「キィィィギリリリリキリリッギュイッ」
ベヌウ:だが、完全に蒸発しても、さらになお、復活する。《燃える魂》。
白上光:「……静かになると思ったのですが、やれやれ。そう簡単には行きませんか。」
   テウルギア
    ベヌウ

     5m

     束

     5m

ダスティン アメリー 9m 光
   レムナント
GM:ベヌウが行動します。
ベヌウ:《コンセントレイト:サラマンダー》《焦熱の弾丸》。素のレベルは2しかないぞ。
ベヌウ:choice[束,光,ダスティン,アメリー,レムナント]
DoubleCross : (CHOICE[束,光,ダスティン,アメリー,レムナント]) → 光

ベヌウ:「キュイィィイィ――ッ!!」光を狙ってくる!
ベヌウ:12dx7+5
DoubleCross : (12R10+5[7]) → 10[1,2,5,5,5,8,8,9,9,9,9,9]+10[5,5,6,6,7,7,9]+10[1,2,7]+4[4]+5 → 39

ダスティン:「その昔は、不死不滅の神だった……ってのは伊達じゃねえな」
白上光:やってみる価値は有る。《氷盾》
白上光:「チッ」
白上光:ガードです
ベヌウ:了解。ダメージ。
ベヌウ:4d10+33
DoubleCross : (4D10+33) → 25[4,9,9,3]+33 → 58

ベヌウ:自然のものでない色彩の炎弾が、報復として撃ち込まれる。ガトリングの如き速度。
白上光:ダイス目が高い……。残念ながら耐えられません。
“テウルギア”:「【それを滅ぼすものが、滅ぼされる事になる】」
“テウルギア”:「【触れるものを尽く焦がす……火であるから】」
ベヌウ:「ギャキリリリリリリリリリリリ!!」
白上光:目黒さんのロイスを切って復活しましょう。
白上光:侵蝕値は2上がって114です
ベヌウ:では、ダメージを与えたので《破壊の渦動》《背徳の理》《原種暴走》を使用します。
ベヌウ:攻撃ダイスが+8個され範囲化され、装甲値も無視!
ダスティン:「忘れてた。あいつ。炎を食うんだ、大好物だった」
ベヌウ:そして自分の攻撃で復活させたので、Eロイス"敗者死すべし"。判定ダイスがさらに+1個。
白上光:ベヌウの炎を自らの炎で自らの炎で包み、復活します。
“テウルギア”:「【……蘇る。強い意志力】」
“テウルギア”:「【それも好いでしょう。さあ、次を】」
白上光:「ふ。醜いが、いい出力です。褒めて差し上げましょう。」
GM:手番は行動値0組!アメリーかレムナントさん。
吉川アメリー:先に動く
吉川アメリー:マイナーでジェネシフトします。
吉川アメリー:1d10+99
DoubleCross : (1D10+99) → 5[5]+99 → 104

吉川アメリー:《要の陣形》《導きの華》 対象は光 ダスティン レムナントの三人
吉川アメリー:達成値+12
吉川アメリー:104→111
吉川アメリー:「いつものアレでいいんだよね? キャハハ!」
ダスティン:「そうそう! シメの場面じゃあ、これがなくちゃなァ!」
レムナント:「……ありがたい」
白上光:「感謝します、吉川さん。」
レムナント:では私の手番
レムナント:ベヌウに対して/執着/憤懣:○/でロイスを取り、昇華。不利な効果を消します
レムナント:マイナーでジェネシフト
レムナント:116+2d10
DoubleCross : (116+2D10) → 116+6[3,3] → 122

レムナント:こえー、1つだったら失敗してたぞ
レムナント:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《オーバードーズ》《原初の赤:狂乱の一声》《原初の灰:ソウルスティール》 対象はテウルギア
GM:テルルギアか……いいのかな!
レムナント:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[1,1,1,4,6,6,8,9,9,10]+10[2,2,3,10]+10[8]+10[10]+10[9]+4[4]+7 → 61

レムナント:よし!死ね!
“テウルギア”:フフ……残念ながら、ガードだ!
吉川アメリー:あれのせますよ
吉川アメリー:《力の法則》《力の霊水》
レムナント:いや、ここは使わなくてもいいです。
白上光:ダスティンに取っておいたほうがいいんじゃないかなあ
レムナント:ここで無効化エフェクト切ってくる可能性があります
吉川アメリー:あ、じゃあやめとく?
ダスティン:ですねー
白上光:それか片方だけ使うか。ダスティンもテウルギアさんに攻撃できると思うので、取っておいたほうが。
吉川アメリー:結局いつものあれになるのか
吉川アメリー:ダスティンのほうにとっておこう。
レムナント:では普通にダメージ出します
レムナント:7d10+70 装甲値無視
DoubleCross : (7D10+70) → 45[6,7,9,6,7,2,8]+70 → 115

レムナント:くたばれ!魔術師!
レムナント:影が蠢き、“テウルギア”を喰らおうと殺到する!
“テウルギア”:だが残念!《ソウルスティール》を使う以上……
“テウルギア”:本体狙いは外れなのだ!《刹那の勝機》!
レムナント:まぁ、よい。ノイマンオルクス、化けの皮が剥がれたな
“テウルギア”:「【“バアル”の力。その力は……】」内に一歩踏み込む。全ての影が偶然当たらない位置取り。
レムナント:122→145
レムナント:「これを、避けるか」
“テウルギア”:「【……問うまでもないこと。あなたに関しては……“レムナント”。これ以上知ることはない】」
GM:しかし無効化は切ったぞ!次の手番は待機組。
GM:テウルギアとダスティンがいますが、行動値の低いダスティンが先です。
ダスティン:いきます!ウオオッ!
ダスティン:まずはマイナーで10m後退。↓に動きます。
レムナント:「だが、これで次はない」
   テウルギア
    ベヌウ

     5m

     束

     5m

レムナント アメリー 9m 光
   
     10m

    ダスティン
ダスティン:そして、メジャーでサイレン&マインドエンハンス。対象はテウルギアとベヌウ。両方です。
レムナント:あ、でも命中したので憎悪あげますねテウルギアに^^
GM:まった!
ダスティン:はっ
“テウルギア”:《排撃の一手》《原初の灰:忌まわしき波》を同時に撃ちます。
“テウルギア”:ダイス-6個、クリティカル値+1。
“テウルギア”:本当なら光くんに打ちたかった《排撃の一手》
白上光:なるほどー
ダスティン:ここはロイスを切るべきときだと判断する。
ダスティン:まずはレムナントに尊敬○/嫌悪でロイスを取得。続いて白上束に憧憬○/隔意でロイスを取得。これで7つ。
ダスティン:で、レムナントさんのロイスをタイタス化して昇華。不利な影響を解除します。
ダスティン:というわけで振ります!他に妨害などありますか!
GM:ヌウウーッ小癪な
GM:ない!振るがよい
ダスティン:いくぞーっ
ダスティン:15dx9+22
DoubleCross : (15R10+22[9]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,5,7,7,8,8,10,10]+10[2,10]+3[3]+22 → 45

ダスティン:妖精の手を使います。
GM:くっ
ダスティン:128→132
吉川アメリー:《力の法則》《力の霊水》 ですね?
ダスティン:1dx9+52
DoubleCross : (1R10+52[9]) → 10[10]+10[9]+8[8]+52 → 80

“テウルギア”:強すぎる。リアクションはなし。ガード。
ダスティン:そうですね!お願いします。
レムナント:そうですね、ここで使いましょう
ベヌウ:こいつは暴走。そのまま食らう!
吉川アメリー:ダメージダイス+9dしてください
ダスティン:了解!
ダスティン:18d10+18
DoubleCross : (18D10+18) → 106[7,5,2,3,7,6,9,7,9,2,3,9,7,9,2,4,5,10]+18 → 124

ベヌウ:こんなパワーではどうしようもない!今度こそベヌウ、死亡!復活エフェクトはありません!
吉川アメリー:111→119
レムナント:よし!
ダスティン:「無限召喚……コツは抑えた。名前と、心を与える……つまり、」
ダスティン:「フォカロル!ヴィネ!シトリー! あんたたちに任せるよ……だから、”吹きとばせ”!」 
吉川アメリー:「はーい行くよー」
ダスティン:指輪の力を特に制御せずに解放。稲妻を伴った嵐が呼び出され、吹き荒れました。
“テウルギア”:割りと全力妨害したのに2枚目……!《虚無への回帰》!無効化!
レムナント:「まだ、届かないか」
“テウルギア”:「【そう、それが奥義……その本質を成すことができたものは】」ベヌウを喚び出した指輪が光る。
“テウルギア”:その指輪が破砕する。ダスティンの魔術を限定的に打ち消した。
ダスティン:「ち……! アメリーの支援があっても、これか。やべえーな、あいつは」
“テウルギア”:「【……理解の届いたものは、私の知る限り一人。“ゴエティア”ただ一人だけ】」
ダスティン:「……! へへ。あのクソ師匠を買いかぶりすぎだぜ」
白上光:(名前と、心。まるで人のようだ。)
ベヌウ:「キリリィ、イイ……キキッ…………」
ベヌウ:「ジ、ジジ……」ベヌウそのものは不死。ダスティンの嵐が相手であっても……しかし、
ベヌウ:依代となる指輪が破壊されれば、この世に留まってはいられない。消失する。
“テウルギア”:“テウルギア”は本来行動放棄するところですが、
“テウルギア”:レムナントの憎悪があるため、形だけでも攻撃しましょうか。《コンセントレイト:ウロボロス》《餓えし影》。対象はレムナントさん。
“テウルギア”:17dx7+16
DoubleCross : (17R10+16[7]) → 10[1,3,4,5,5,5,5,6,6,6,6,8,9,9,9,9,10]+10[1,5,5,8,8,9]+5[3,3,5]+16 → 41

レムナント:よし、一気に決めるか
レムナント:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,2,4,4,9] → 9

“テウルギア”:破壊された指輪の小指を差し向ける。レムナントの「こころ」を模倣した影を撃ちだす。
“テウルギア”:「【あなたの憎悪を返す。それが、望みであるなら】」
“テウルギア”:5d10+4
DoubleCross : (5D10+4) → 18[2,2,6,7,1]+4 → 22

レムナント:耐えられないので《ラストアクション》
GM:なるほど……!そういうギミックとは
レムナント:タイマン重視型ですからね!
GM:ううむ、《排撃の一手》も今はないからな……上手くやるな
レムナント:145→152
レムナント:「“結社”の魔術師は一人残らず……殺す」
レムナント:“結社”をSロイスに指定、タイタス状態だが
レムナント:ここはマイナーで移動下に5m
レムナント:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《オーバードーズ》《原初の赤:狂乱の一声》 対象はテウルギア
   テウルギア

     5m

     束

     5m

    アメリー 9m 光
   
     5m

    レムナント

     5m

    ダスティン
レムナント:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[2,2,4,4,5,5,7,7,8,8]+10[2,3,7,9]+6[1,6]+7 → 33

レムナント:妖精が欲しいですね
白上束:《妖精の手》。139→143。
レムナント:ありがとうございます
“テウルギア”:うーむ、中々使いどころがない。喰らいましょう。
レムナント:1dx7+37
DoubleCross : (1R10+37[7]) → 4[4]+37 → 41

“テウルギア”:ガードのみ。
レムナント:5d10+70 装甲値無視 復讐者はない
DoubleCross : (5D10+70) → 25[1,6,9,4,5]+70 → 95

“テウルギア”:命中するなら一発で死にます。魔術師らしくHPブーストは全くないのだ。
レムナント:重症を負い、命が絶たれた。そう思った瞬間、影がその生命を喰らい、反撃する!
“テウルギア”:「【……すべてを召喚できる。理解できるものであるなら】」
レムナント:影から異形のナニカが生まれ、“テウルギア”を飲み込む。
“テウルギア”:飲み込まれ、虚空に消える。肉体は消滅する。
レムナント:「……言っただろう、“結社”の魔術師は殺す」 勿論憎悪付与です
“テウルギア”:「【――そして、私は私自身を理解している】」虚空から声。
“テウルギア”:《原初の虚:魂の錬成》。さらに復活を遂げる。
ダスティン:「このファッキン野郎ッ! こいつ、マジかよ……でも覚えとこう」
白上光:「これが“レムナント”。いやはや、噂に違わぬ腕前だ。」
“テウルギア”:「【なぜなら、私自身であるから】」
白上束:「……まだ」赤く染まった糸が虚空に伸びている。
レムナント:152→168
“テウルギア”:『自分自身』の召喚。一度だけだがそれができる……唯一の魔術師!
GM:全員行動済み!これで1ラウンド目は終了。
GM:----
GM:【第2ラウンド】
GM:----
   テウルギア

     5m

     束

     5m

    アメリー 9m 光
   
     5m

    レムナント

     5m

    ダスティン
レムナント:リキシレ社のロイスを昇華して復活
GM:そうでした。レムナントさんは戦闘不能だったのだ
GM:もう一度念を押しますが、戦闘不能でもトドメを刺されることはないですよ。
GM:何故年を押しているかというと、それ前提のバランスだからです
レムナント:「還って来たか……ならば、何度でも殺すまでだ」
“テウルギア”:「【殺すことで生まれる可能性はない。】」
白上光:(粗悪で粗暴。ひたすら力に任せた魔術……)
白上光:(醜い。しかしその醜いまま、この領域まで来ている。……こいつもまた、埒外の化け物か。)
ダスティン:「覚えとこう。悪いな、俺の魔術もあと2回が限度ってところだ。ここでケリをつけたいんだが……!」
GM:では、セットアップ。
“テウルギア”:当然、何もなし。
レムナント:《螺旋の悪魔》168→171
ダスティン:《得意領域》。136→139
ダスティン:「Stimulamathon Erohares Retragsammathon……」 精密な魔法陣がふたたび展開。
吉川アメリー:諸事情により《攻撃誘導》
白上光:なし。式を組み始める。
吉川アメリー:119→122
GM:ううむ、ここで攻撃誘導は辛いな……!
白上束:最後の《万色の檻》。143→148
白上束:時空が静止する。空中の糸にふわりと乗る。
吉川アメリー:は!
GM:あ、でもテウルギアの方が対象なのか
GM:じゃああまり意味なかった
吉川アメリー:やっと120%こえたぞー
“テウルギア”:「【……私は】」
“テウルギア”:「【“バラム”を起動する力を残さなければならない】」
“テウルギア”:「【故に、その力を失うことが、私の敗北となる……。あなたがたの願いを通すことができるのは】」
“テウルギア”:「【その時、のみ】」
GM:最初のイニシアチブ!
“テウルギア”:"さらなる絶望"。
“テウルギア”:choice[タロス,ジン,スピンクス,ワキヤン,ラーフとケートゥ,カリュブディス]
DoubleCross : (CHOICE[タロス,ジン,スピンクス,ワキヤン,ラーフとケートゥ,カリュブディス]) → タロス

GM:タロス……!いやーあっはっは
GM:残念でしたな!
“テウルギア”:「【歩き、燃える、神代の青銅。……あなたの主は決定した】」
“テウルギア”:「【タロス。出よ】」
ダスティン:「げっ!青銅巨人……!?踵の釘を抜いてる暇はねーーーぞ! バカ!」
タロス:瞬間、リキシレ社の上階数層に渡ってがその構造を変化させる。
タロス:複雑に組み上がり、巨大人型を構成し、落ちてくる。内には超自然の炎が灯る。
タロス:「たいきょせよ」
タロス:「わがあるじのりょうどよりたいきょせよ」
ダスティン:「ワーオ……やる気なくすわ……帰りてぇ~~~~」
白上光:(お前のでもないだろ)
“テウルギア”:テウルギアは待機。
“テウルギア”:で、次のイニシアチブでも召喚。
レムナント:いえ、憎悪で攻撃ですよ
GM:あー、そうでした。これは絶対やらないといけないですね。
“テウルギア”:じゃあ、やっちゃおうかな☆
白上光:大丈夫なのかレムナントさん
レムナント:ギリギリ、
白上光:君がジャームになったら困るぞ。
“テウルギア”:《コンセントレイト:ウロボロス》《餓えし影》。対象はレムナント。
吉川アメリー:ダイス-8でー
レムナント:《攻撃誘導》でダイスマイナスですよ
“テウルギア”:了解了解。でも9個振れます
“テウルギア”:9dx7+16
DoubleCross : (9R10+16[7]) → 10[1,2,3,4,6,7,9,9,10]+10[2,4,5,8]+10[9]+5[5]+16 → 51

ダスティン:ひえ~
吉川アメリー:形だけ・・・
レムナント:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[3,3,5,6,8] → 8

GM:今のは《プラズマカノン》ではない……《餓えし影》だ
GM:何もないならダメージ出します
レムナント:ダメージ出して大丈夫です
“テウルギア”:6d10+4
DoubleCross : (6D10+4) → 17[2,1,1,4,1,8]+4 → 21

GM:出目低いなあ
レムナント:……Sロイスで《ラストアクション》を使います
白上光:レ、レムナントォオオオ!
GM:なんてことを……
レムナント:復活させて《ラストアクション》を使用、171→178
レムナント:ここで憎悪つけて生き残った場合、トドメを刺されて殺されてしまうので《狂乱の一声》は抜く。《螺旋の悪魔》分無駄したな
レムナント:メジャー:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》 対象はテウルギア
レムナント:11dx7+7
DoubleCross : (11R10+7[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,6,6,8,9]+10[1,8]+10[9]+10[10]+4[4]+7 → 51

レムナント:ここは少しでもダメージを稼ぎたい……
レムナント:いや、ちょうど桁上りしているからいらないな。
“テウルギア”:ガード。
タロス:《砂の結界》《氷盾》。ちょっと不安だなあ
レムナント:どうせ《領域の盾》で防いでくるから、《力の法則》が欲しいです
“テウルギア”:じゃあここで使いましょう。《スモールワールド》。達成値を-15します。
ダスティン:では、《力の法則》を使います。
吉川アメリー:《世界の敵》も使っちゃう
ダスティン:ダメージを+5dしてください! 139→143
レムナント:ここで復讐者の効果を使用しますダメージ+25
レムナント:達成値が36だから4d10、力の法則で+5
レムナント:9d10+7+25 装甲値無視
DoubleCross : (9D10+7+25) → 56[8,4,6,5,7,9,10,5,2]+7+25 → 88

GM:復讐者……!
白上光:やったか!?
タロス:HPは71あり、しかも"拒絶の結界"も1枚持っていたのですが、
ダスティン:「焼き払え……!フラウロス!」 炎の魔神の息吹を召喚する。ファイヤ!
レムナント:「まだだ……死ね!……殺す!殺してやる!」
タロス:いきなり殺られました!これは想定外!
吉川アメリー:「させない」
タロス:「こうげきこうどうをきょひする」
レムナント:レムナントの命を喰らい続け動き続ける“ナニカ”がタロスを飲み込み、無に返す!
タロス:「わがあるじへの……」
タロス:リキシレ社の構成材質全てを凝縮、ガードに回すが
タロス:一切役に立たず!真の“バアル”の力の前には無に還るのみ!
ダスティン:「豪華な援護だ。脆いモンだな、青銅巨人!」
レムナント:178→183
“テウルギア”:「【……】」
レムナント:「……ゴフッ」
レムナント:「……これ、で……届かなかった……か」
レムナント:倒れる!戦闘不能!
ダスティン:「信じられねーほどクレイジーな野郎だ。一対一じゃ戦いたくねぇーな」
レムナント:蠢く影はシュルシュルと普通のレムナントの影になる、召喚者が気絶したことによりバアルは維持できない
“テウルギア”:「【バアルの力は、私の学んだタロスを上回った】」
“テウルギア”:「【それが事実。……“レムナント”】」
“テウルギア”:改めて、ダスティンのイニシアチブに召喚を試みます。
“テウルギア”:choice[ジン,スピンクス,ワキヤン,ラーフとケートゥ,カリュブディス]
DoubleCross : (CHOICE[ジン,スピンクス,ワキヤン,ラーフとケートゥ,カリュブディス]) → ジン

GM:ジンか~。他の奴が良かったかもだが
GM:スピンクスよりはマシかな!
“テウルギア”:「【土ではなく、風と炎より生まれるもの。……指輪の魔神に、命を下す】」
“テウルギア”:「【汝の敵は前にある。ジン】」
ジン:風が渦巻き、不明瞭な人型を取る。燃える炎が両目にあたる部位に灯る。
ジン:下級の願望使い魔。しかし、確実にソロモンの系列にある精霊。
ダスティン:「まだ出るのかよ! てめーはランプの中で黙ってろ……!」
GM:ダスティンの行動だ!さあ動け!
ダスティン:ここでジンを滅殺し、束・光コンビでテウルギアを殺せるようにしたい。よって全力でやってやるーっ
白上光:任せろ!破壊!
白上束:かい!
ダスティン:マインドエンハンス&サイレン!対象はテウルギアとジン!
ダスティン:妨害はありますか!
“テウルギア”:《排撃の一手》《原初の灰:忌まわしき波》しかないです
“テウルギア”:ダイスは-6個、C値は+1。
ダスティン:ならばそれをタイタス昇華で消します。白上束を昇華して解除。
ダスティン:16dx9+10
DoubleCross : (16R10+10[9]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,8,8,10]+10[10]+1[1]+10 → 31

ダスティン:《妖精の手》。
白上光:9が出てねえ……
ダスティン:143→147
ダスティン:1dx9+40
DoubleCross : (1R10+40[9]) → 6[6]+40 → 46

ダスティン:以上です。
GM:すいません、ちょっとレスポンス遅れてましたね。
GM:ううむ、どうしたものか……!
“テウルギア”:とにかくガード。そして《領域の盾》しかないか。
ジン:ジンもガード。しかしこいつは防御力はそんなにないのだよなあ
ダスティン:では、支援をお願いします!アメリー先生!
ダスティン:ここでジンを殺しきりたいのです!
吉川アメリー:やりますか
吉川アメリー:全部乗せでいい?
ダスティン:お願いしたいです。
吉川アメリー:《力の法則》《力の霊水》 128→136
吉川アメリー:+9dでどうぞ
ダスティン:いきまっす
ダスティン:14d10+18
DoubleCross : (14D10+18) → 80[6,5,9,5,6,4,9,3,3,7,4,8,10,1]+18 → 98

GM:なんだその攻撃力は……!
吉川アメリー:「いつものアレ……いつもいつもこんなのでいいの?」
ダスティン:「Clyoran Icion Esition Existien」 複数の魔神を呼び出し、”自由に”暴れさせる。
ダスティン:「もちろん、アメリーのこれがないと、あんまり楽しくねぇーからな!ハハハハハ!」
ダスティン:「エンジョイ! ……なあ、先生方!」
“テウルギア”:テウルギアには、実は《ひらめきの盾》が3回残ってるのですが、
ジン:勿論それを全部使ったとしても二倍ダメージで死亡だ!復活エフェクトもないので消滅!
ダスティン:「フォカロル!ヴォパル!ヴィネー!そして……バアル。吹きとばせ!」
“テウルギア”:「【4体の魔神が斃れた。……】」指輪の4つから輝きが失せている。
ダスティン:影と嵐が吹き飛ばした。あとは2人の出番だ。
ダスティン:「白上一族の大魔法、見せてもらおうか!」
“テウルギア”:「【……その通り。私を守る結界は今はない】」
“テウルギア”:「【何を成すかを、見せてもらいましょう】」
GM:ジンが一発で消し飛び、手番は束ちゃんだ。
白上束:メジャーで情報収集とかできませんかね……。
白上束:もしくは交渉判定とか……
GM:なるほど。もしもその余裕があるのならば、
GM:メジャーを消費して情報収集してもいいでしょう。これまでの戦闘から得られる情報もあるはずです。
GM:どのような項目を知りたいですか?
レムナント:それなら吉川さんに情報収集させたほうがいいんじゃないかな
GM:ともかく、テウルギア自身はこのラウンドは行動できることはないです。攻撃も使いきり、"さらなる絶望"2回も消費。
白上束:上田紗奈を呼び戻す方法について、は難易度いくつでしょう。
GM:難易度は9です。
GM:〈知識:魔術〉または〈交渉〉で行けるとしましょう。
白上束:うむ。アメリーちゃんに行ってもらうのが良いか。
GM:待機しますか?
白上束:待機します。
GM:じゃあ、今日はここで中断し、明日に手番を持ち越しましょう。明日21時再開とします。
ダスティン:はい!
吉川アメリー:はーい
レムナント:はい
白上束:了解です。
白上光:うす
白上光:お疲れ様でした!
GM:ここで、ちょっと処理の訂正があります。
GM:戦闘不能時のジンのEロイスの処理忘れでしたが、直後の束ちゃんが待機したので、
GM:今からでも余裕で巻き戻せるため、改めてそれから束ちゃんの手番になります。大丈夫でしょうか。
白上束:りょうかいです。
GM:では、誰が気づいてもいい。ジンが嵐に消し飛ばされた跡、
GM:不可視のわだかまる熱気のようなものだけが、その存在した空間に残っている……!
ジン:"悪意の爆発"。テウルギア含むシーン全員に、3D10ダメージ!
レムナント:あ、これ死にます?
GM:ええとですね、書かれてることだけ見る限り
GM:「エキストラは死ぬ」としか書いてはいないため、冒頭で言った通り、PCはトドメを刺されないという事にします。
レムナント:了解です、助かったぜ
GM:安心して死ね!
白上光:死んでしまう
ダスティン:くっ、まずはダメージを!
ジン:当然そうしなければ
ジン:3d10
DoubleCross : (3D10) → 5[2,1,2] → 5

ジン:低っ!!
白上光:生きた
白上束:死んでしまわない
吉川アメリー:ちょうどしんだー
白上光:残りHP7点です
白上束:残り3点。
GM:最後まで残念なやつめジン……
ダスティン:ダスティンはHP1なので死ぬマン。だがここは復活する。
GM:でもさすがに2つは積めない。戦闘不能者の処理を済ませた後、改めて束ちゃんの出番です。
吉川アメリー:テウルギア/尊敬/クソッタレ○ ロイスをとって昇華してふっかつ
ダスティン:テウルギアをタイタス昇華して復活ッ!
白上束:行動は変わらない。待機だ。
GM:光くんの手番となります。
白上光:待機しよう
GM:期待はアメリーちゃんに託された……!行動値0。どうぞ。
吉川アメリー:やるかー
吉川アメリー:「レムナントがあんなんなるくらい頑張ってたわけだから、お前をさっさと倒さないとだけど」
吉川アメリー:「でもさっさとやっちまうと束の望みが叶わないかもしれないわけで」
吉川アメリー:「あー……うん。でも友達だしな。うん」
“テウルギア”:「【ならば】」
“テウルギア”:「【……あなたの願いは?】」
吉川アメリー:というわけで上記の情報判定します。
GM:OKです。
吉川アメリー:「私の願いは、みんなと仲良くなることだよ」
吉川アメリー:交渉でふります
吉川アメリー:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[1,4,4,5,5,6,8] → 8

吉川アメリー:たりねえ!
白上束:《妖精の手》。
吉川アメリー:1dx+10 あざす
DoubleCross : (1R10+10[10]) → 10[10]+3[3]+10 → 23

白上束:143→147
白上束:「……坎」隣に縮地し、手を握る。
吉川アメリー:「でも私の願いは今はどうでもいい。束の願いだ」
“テウルギア”:「【いいえ。あなたの思う、白上束の願いを叶えることが、取引の条件。】」
吉川アメリー:「この世界からいなくなった……上田紗奈に、もう一度会いたい」
“テウルギア”:「【――失われたもの。この世界から既に繋がりをなくしたもの。】」
“テウルギア”:「【それがまだ何処かに有ると、あなたがたが信じることができるのなら。】」
“テウルギア”:残る指輪に灯った光を、自ら消す。
“テウルギア”:「【その答えを与えましょう】」
“テウルギア”:「【今、持たざる者がその手に掴んだ。あなたがたは私を打ち倒した。】
GM:戦闘終了。
GM:“テウルギア”はこれ以上攻撃を行いません。
レムナント:とりあえず、戦闘が終わったので起き上がってもいいですかね?
GM:いいですよ。アメリーちゃんあたりに回復してもらいましょう。
GM:あ、その前にバックトラックしましょうか。

【Backtrack】

GM:----
GM:Eロイスはちょっと多いので集計を待ってください。
【擬似ソロモンの指輪】
"さらなる絶望"
"さらなる絶望"
"さらなる絶望"
"さらなる絶望"
"さらなる絶望"

【ベヌウ】
"敗者死すべし"

【カトブレパス】
"システムダウン"

【タロス】
"拒絶の結界"

【ジン】
"悪意の爆発"
GM:以上9個。
レムナント:メモリーを使います、183→173
吉川アメリー:ふらない。
吉川アメリー:メモリーを使います。
吉川アメリー:136→116
白上束:振ります
白上束:147-9d10
DoubleCross : (147-9D10) → 147-44[6,8,1,3,1,3,9,6,7] → 103

白上光:振ろうか
レムナント:173-9d10
DoubleCross : (173-9D10) → 173-65[6,10,9,9,5,2,10,6,8] → 108

ダスティン:ふります!
ダスティン:155-9d10
DoubleCross : (155-9D10) → 155-66[10,10,8,10,5,6,6,5,6] → 89

白上光:いや、待て!
白上光:振らなくてもいいな。1倍だ。
白上光:114-3d10
DoubleCross : (114-3D10) → 114-14[3,6,5] → 100

白上光:うぎゃああああ!追加だああああ!
白上光:100-3d10
DoubleCross : (100-3D10) → 100-19[4,10,5] → 81

白上束:1倍ぶり。
白上束:103-6d10
DoubleCross : (103-6D10) → 103-37[8,3,6,9,1,10] → 66

白上束:下がりすぎた。4点。
レムナント:108-3d10 一倍ぶり
DoubleCross : (108-3D10) → 108-17[10,6,1] → 91

レムナント:一倍で帰ってこれたよ、5点
ダスティン:1倍振り。
ダスティン:89-2d10
DoubleCross : (89-2D10) → 89-7[2,5] → 82

ダスティン:この安定感。5点。
吉川アメリー:116-4d10 一倍
DoubleCross : (116-4D10) → 116-29[4,9,9,7] → 87

吉川アメリー:5点です
白上光:0
レムナント:筆頭候補wwwwうけるwwww
ダスティン:筆頭…………
GM:かわいそうな筆頭候補。
GM:Dロイスも、ネームドNPCをやたらと出してしまったおかげで、無駄にあります。
【テウルギア】
「秘密兵器」

【白上炬】
「亜純血」

【ジェラド】
「起源種」

【麻生晴市】
「強化兵」

【こゆび109】
「複製体」
GM:で、ちょっと多すぎるので、基本経験点の方で調整します。勝利3点、新目家救助で1点、上田さん救助で1点で5点くらいかな。
GM:いつもの4点を足して、
GM:5+4+9+5=23点が基本点。侵蝕点を足してください。
白上光:23点
GM:あわれ
吉川アメリー:28点
白上束:27点。
ダスティン:28点
レムナント:28点 一倍ぶり、これが仕事をしたものの報酬……
【経験点】
DTさん:27点
ぺんさん:23点
ロケットさん:28点
鳩子さん:28点
オツカレーさん:28点
(珪素):45点
GM:ではエンディングに移りましょう。まずは全員合同でクライマックス続きからで大丈夫でしょうか?
白上光:うす!
レムナント:はい
吉川アメリー:はいー
白上束:はーい
ダスティン:はい!

【Ending/01】

GM:-----
GM:戦闘状態は解除された。
GM:複数の魔神を使役する“テウルギア”によるレネゲイド濃度は、女頭村で戦闘したどのオーヴァードよりも強力であったはずだが、
GM:束の持つ“魔神の死骸”は、目覚めてはいない。そのままでは無害な存在。“擬似ソロモンの指輪”に接続されなければ目覚めないのだ。
吉川アメリー:とりあえずレムナントさんを起こそう。
GM:そうですね。死霊術で叩き起こしてもいいし、ビンタで起こしてもいい。
吉川アメリー:「おーい生きてるー大丈夫ー?」 ゆさゆさする
レムナント:「……終わったのか」 生き返ります
ダスティン:「お、生きてた」
吉川アメリー:「……よかった。生きてた」
白上光:(死んでいてもよかったんだぞ。)
ダスティン:「始末は任せるよ。俺が口出すことじゃねェーしな?」
吉川アメリー:「うん。そうだよな……うん」
“テウルギア”:「【確かに、あなたは今死の果てを見たはず。しかも今がはじめてではなく】」シンプルな落書きめいた顔でレムナントを覗きこむ。
レムナント:「……まだ、何かあるのだろう。それを見届けてからにさせて貰う」
白上束:「……ん」
“テウルギア”:「【その執念が到達した。それへの答えを待つことができると?】」
白上光:(待たなきゃ束が止めるからだろ)
レムナント:「執念……と呼べるほどたいそうなものではない、ソレしか残っていないからやっているだけのこと」
吉川アメリー:「………」
レムナント:「少しばかりは順位を譲ることも考えよう。それが若い子供のものならば、なおさらな」
“テウルギア”:「【ならば】」束に首を向ける。
“テウルギア”:「【白上束。望む理由を言うといい。あなたがこの中で、最も強く望みを持つものだというのなら】」
白上束:「……上田紗奈をこっちに呼び戻す。それが私の望み……違う」
白上束:「……私だけじゃない。私達の望み」
白上光:(俺は望んでねえ)
白上束:「約束したから」
白上束:「……また一緒にお弁当食べようって。約束したから」
ダスティン:「まァ、アメリーのトモダチの頼みだからな。反対できねー」
“テウルギア”:「【……混沌のちからに名を与える私の“無限召喚”は、すべてを喚び出すことができる。】
“テウルギア”:「【しかしその本質はなお混沌であり、『その人そのもの』ではない】」
“テウルギア”:「【ここに最後の一つの指輪がある。――この力では、あなたの望みは果たせない事を分かっていますね】」
“テウルギア”:親指の指輪を外す。
GM:"さらなる絶望"の残り回数は、上田紗奈を呼び戻す条件には関係ありません。別の条件があります。
白上束:「……それでも、あなたはその力を渡してくれる」
レムナント:なら、もう一つの擬似ソロモンの指輪ですね。
白上束:「その力では果たせないなら、他の力も使えばいい」
白上束:「……私は強く望む。それが力になるなら」
白上束:上田紗奈のロイスをポジティブ反転。Sロイスにしてもよろしいでしょうか。
GM:そうですね、ミッション達成には関わりはないですし、バックトラックも終わったので経験点には反映されませんが
GM:いい決意です!
ダスティン:「名前と、こころを与える。無限召喚ってのはそういうものだと聞くが……」
ダスティン:「こころの方は、束がちゃんと引き寄せるんだろ?」
“テウルギア”:「【その通り。しかし、遠く――世界を隔てて離れてしまったものは】」
“テウルギア”:「【近くの時、近くの地へと戻るとは限らない。あるいは10年、100年の時がかかるのかもしれない……】」
“テウルギア”:「【それでも望むのであれば、白上束。あなたが心を喚び、“ジャイヴ・ウェイヴ”が存在を喚び】」
“テウルギア”:「【……私が編む。その術式を果たします。今のこの世に、無限召喚が成せる者は私一人であるから】」
白上束:「……望む!」頷く。
ダスティン:「ワーオ……ちょっと難易度の高い実験だが。アメリーの貴重なダチだ……手伝おう」
ダスティン:指輪のはまった指を差し出す。
“テウルギア”:「【……魔術の糸を辿り、再び帰りなさい。あなたの名を呼ぶ世界へ。】」
“テウルギア”:「【上田紗奈】」
GM:ダスティンは、指輪の効力が使用された事を感じる。
GM:派手な光や音などは起こらない。その一言で終了し、上田紗奈が即座に現れるような事もない。
ダスティン:こちらもマスターズコネクションを使用します!上田紗奈の召喚に協力します。
“テウルギア”:「【術式を終えました。いずれ来る。あなたの元へ】」
白上束:「……ん」
ダスティン:「力の召喚よりも、こっちのが得意なんだ。安心しといてくれ」
GM:目に見える変化は何もない。だが、何も起こらなかったわけではないだろう。
“テウルギア”:「【……白上束。あなたの望みは果たされた。】」
白上束:「……うん」
レムナント:「――ならば、」
レムナント:「次は私の望みを果たすことにしよう」
レムナント:手には契約の書。影は既に蠢き、テウルギアの影と一体化しようとする。
“テウルギア”:「【はじめのあなたの問い。その答えを与えましょう、“レムナント”】」
レムナント:「……聞こう」
“テウルギア”:「【あなたに問うことはありません。あなたの生命が破壊されるに至った経緯は、全て知っている】」
“テウルギア”:「【しかし、被免達人(アデプタス・イグゼンプタス)位階の者は――】」
“テウルギア”:「【他の位階の魔術師を連れ、儀式の場に現れる事は、まずあり得ない。】」
“テウルギア”:「【……それが、今の私が知る、被免達人の位階に立つ者であるのなら】」
レムナント:「そうか」 感情のない声、機械的な返事だ
“テウルギア”:「【しかし、あなたが知る敵の位階がかつて、過去にあったものであるなら、そうではないのかもしれない】」
“テウルギア”:「【……今は神殿の主(マギストリ・テンプリ)の座に立つ者。彼であればあるいは、自らの派閥を広く掲げ】」
“テウルギア”:「【――その儀式を成したのかもしれない。“バアル”を喚ぶ術式を。】」
レムナント:「……詰まる所、私のするべきことは変わらんようだ」
レムナント:「感謝する、“テウルギア”。私の出来る最大の対価を与えよう」
レムナント:「お前に“イプシシマス-死-”の位階へと昇らせてやる」
“テウルギア”:「【それがあなたの望みならば、そうするといい】」
レムナント:一体化した影が“テウルギア”を飲み込む。命が尽きるその瞬間まで苦痛を知覚させ続ける殺害方法だ。
GM:“テウルギア”の姿は呑まれて消える。最後まで袋の中の表情が見えることはなかった。
レムナント:「――お前に言われずともそうさせてもらう」
レムナント:「“結社”の魔術師は一人残らず、殺す」
白上光:「……さて。終わりましたね。これで。」
ダスティン:「そうだな。二度とこんな魔神だかなんだかには関わりたくねえな」
白上束:「……大丈夫」
白上束:「白上が、封じるから。ずっと」
白上光:「新目の者に任せられなくなった以上、そうなるでしょうね。」
白上光:「勿論死骸は回収しましたね、束さん。」
白上束:「……はい」
白上光:「よろしい。では、我々はこれで。ダスティンさん、吉川さん、レムナントさん。協力、ありがとうございました。」
レムナント:「こちらこそ協力に感謝する」
ダスティン:「あいよ。俺は先に戻ってるぜ。ビールも切れたし。……またな!」
白上束:「……また会おうね」ぎこちなく笑み、手を振る。
吉川アメリー:「じゃあな! また絶対会おう!」
ダスティン:ダスティンはクールに去ります。
白上束:「うん。約束……天。巽」姿が掻き消える。
白上光:「次もまた、味方になれるといいですね。……それでは。」 束を追って歩き始めよう
吉川アメリー:「そうだ、レムナント」
吉川アメリー:「”結社”の魔術師は全部殺すの?」
レムナント:「……キミが気にしているのは“ミュンヘン・ハンドブック”の事か?」
吉川アメリー:「そうそう。それそれ」
吉川アメリー:「出来れば私に残しておいてくれない?」
レムナント:「キミが彼女を殺すつもりであれば、約束しよう」
吉川アメリー:「私は嘘はつきたくない」
吉川アメリー:「あんなクソッタレでも母親は母親なんだ」
レムナント:「…………」
吉川アメリー:「あと……私はお前とも戦いたくない」
吉川アメリー:「私わがまま?」
レムナント:「若い内はそれくらいでいい、私は嫌いではないよ」
レムナント:「“結社”から抜ければ、私の対象ではない……“ミュンヘン・ハンドブック”を殺すまでに説得してみせろ」
吉川アメリー:「………悪いな」
レムナント:「白上束は自分の望みを叶えるために賭けた、吉川くんの番なのだろう」
吉川アメリー:「……それまでに、なんとかしてみせるさ」
吉川アメリー:「ありがとうレムナント。お前に会えてよかった」
レムナント:「こんな私でもそんな事を言われる時が来るとはな」
レムナント:「ではな、吉川くん。健闘を祈っている」 何もなければ退場します
吉川アメリー:「おう。じゃあなー!」
吉川アメリー:「……」
吉川アメリー:「あー……ダスティン帰りの交通費持ってたかな……」
吉川アメリー:こちらも去ります。
GM:----

【Ending/02】

GM:----
GM:I県のどこか 国道上
GM:----
GM:結局ダスティンは帰りの交通費はなかった上、リキシレ社内で発生した破壊事件によってバスも来ないので、
GM:ダスティンとアメリーは2人とも歩きで帰ることになったのだった。
ダスティン:「あー……だめだ。もう足が悲鳴をあげてやがる。アメリー、車とか召喚する魔法使えねぇ?」
吉川アメリー:「ねぇよ」
ダスティン:「なんでよ!? アメリーのママは、鳥とか猫とか操ってたじゃん!俺たちもほら、馬とかに乗ってさあ?」
吉川アメリー:「死んでないとダメだと思うなそれ!」
ダスティン:「ファック! ラスベガス行きが遠のいてきたぞ……いや、向こうの知り合いに頼めばなんとかしてくれるはずなんだ」
ダスティン:「この俺があの件の協力を申し出れば、絶対に二つ返事で招待してくれるはずなんだ……」
吉川アメリー:「本当なのかよその話」
ダスティン:「ん? ああ。ああ……いまでも、ウソだったらいいなって思うときはあるよ。ハハハ!」
ダスティン:「こんなことに巻き込むのは、ほんと、マジで頭痛いんだけどな。主義じゃねえぜ……」 ぶつぶつ言ってます。
吉川アメリー:「まあ最初から期待なんてしてないぜ」
ダスティン:「ひでえな!」
吉川アメリー:「どーせまたどっかに一人でいくんだろう? 知ってる知ってる」
吉川アメリー:「わかってるさ」
ダスティン:「そんなことねェーって! 今回の件で勉強したよ。同盟相手に、重要案件を黙ってるのはフェアじゃねえ」
ダスティン:「そっちも、こっそりイケてる儲け話に首つっこむなよ」
吉川アメリー:「違うもん!私は誘拐されただけだし!……いや、うん。ごめん。八つ当たりした」
吉川アメリー:「結局私は一人前ではないんだ」
ダスティン:「なんだよ。一人前? なにを気にしてンだよ、お前」
吉川アメリー:「みんな私をなんて呼んでいた?」
吉川アメリー:「 『ミュンヘンハンドブックの娘』だ」
吉川アメリー:「……私はあいつの娘で、それ以上ではないわけだ」
ダスティン:「……そいつは、その……母親ってやつか」 経験不足ゆえに困惑するダスティン
ダスティン:「せっかく俺が閃いた素晴らしい『アンブロシア』じゃなしに。……えっと、お前自身は? どうなりたい?」
吉川アメリー:「成長しないといけないんだろうな、これから」
吉川アメリー:「でも、成長すると――反抗期は終わるんだ」
ダスティン:「戦う必要がなくなる。相手が守るべき対象だと知る」
ダスティン:「お前が望む力を手に入れたとき、なにを守って、何と戦うのか……」
ダスティン:「……イメージが大事だって、俺の先生が言ってた。どうなりたいか、ちゃんと考えてないと……”テウルギア”みたいになっちまうぞ、だとよ」
吉川アメリー:「私はいつか“結社”に帰るだろう。多分そうなる……なんとなく、そうなると思ってる」
吉川アメリー:「お前と一緒にいる理由もそのうちなくなる」
ダスティン:「……マジで?」
吉川アメリー:「反抗する理由がないなら、家に帰るしかあるまい」
ダスティン:「かもな。けど、俺は……正直に言っていいか? お前のことを相棒だと思い始めてる」
ダスティン:「信じる?」
吉川アメリー:「うん、信じてみるけど?」
ダスティン:「お前にはいなくなってほしくねえ。たとえ一緒にいる理由がなくなったとして、それがコンビの終わりじゃねえだろう?」
ダスティン:「笑う? この感じ」
吉川アメリー:「わ、笑えねえよバーーーーカ!!」
ダスティン:「ハハハハハ! 楽しいときは笑えって、先生に教わったんだよ! だからさ、アメリー」
ダスティン:「もっと強くなろうぜ。もっといろいろなものが見えるようにな! そうじゃなきゃ、なにを選べばいいかわかんねーーーし」
吉川アメリー:「私ここにいていいの? 理由がなくても?」
ダスティン:「理由なんてクソだぜ。燃えないし、水曜日に捨てろ!」
吉川アメリー:「ずっと子供のままでいたいと思ってたけど! 強くなっていいの!?」
ダスティン:「強くなれば、それだけ選択肢が増える。なにもかもうまくいく方法があるかもしれねえ」
吉川アメリー:「……………うん」
ダスティン:「悪いな。俺がもっとマトモな大人か、先生だったらよかったんだが」
吉川アメリー:「マトモな大人だったらとっくに私を親元に返してんだろ」
ダスティン:「ハハハハ! まあいいや。とりあえず足が棒だから、あそこに見えてる居酒屋でビール飲んで景気つけようぜ」
吉川アメリー:「お前でよかった」
ダスティン:「……先にいくからな」
ダスティン:急に元気になって動き出すダスティン
吉川アメリー:「……未成年なんだけど」
吉川アメリー:後からついていく。
ダスティン:こんなところですね!
吉川アメリー:ですね!
GM:では、エンディング終了!

【Ending/03】

GM:----
GM:二日後 東京
GM:----
GM:“テウルギア”撃破を果たしたレムナントの深刻な負傷は既に癒えていた。
GM:彼に宿る魔神は、常に肉体の状態を一度目の死の直前と同じ状態に保ち続けている。そうすることで何をさせたいのか、それは分からないが。
GM:そして西方は今日も、図書館でなんらかの調査を行っている……
レムナント:調べ物をしている西方へと近づく。
レムナント:「二日振りだな、西方氏」
西方:「よくここがわかったものだね。レムナント氏」本を閉じ、顔を向ける。
レムナント:「一仕事を終えここへと立ち寄ってみたら、貴方がいた。それだけの話だよ」
西方:「フフフ……そういう事にしておこうか。しかし」眉をひそめる。
西方:「――回復が速い。しぶとさが取り柄の眉川くんですら、今はセルで静養状態だが……」
レムナント:「事故の後遺症のようなものだ。全てを失った日から私は“変わっていない”」
西方:「あの後の顛末に興味がある。今回私は見届けることができなかったからね」
西方:「まったく物足りないのだ。眉川くんに至っては家のDVDプレイヤーまで壊れていたとか……」
西方:「成功報酬もない。まあ、ふんだり蹴ったりというところだよ、ははは」
レムナント:「ああ、私も西方氏にその話をしようと思っていたところだよ。結局のところ貴方の目的には協力することは出来なかったのでな」
西方:「大した報酬は渡せないがね。話してくれると私が助かる」
レムナント:ということで顛末を話します。自分が見た事件の顛末を客観的に語る、西方なら全部分かるでしょう。
レムナント:「――これがあの女頭村であった“魔神の死骸”事件の顛末だ」
西方:「……なるほど。束くんがそれをやったのか。あの中では一際控えめな子だと思っていたが」
西方:「最後に意思を通したのは、彼女だったのだね」
レムナント:「私は彼女を控えめとは思えなかったがな、単身リキシレ社に乗り込んで来たことを見る限りでは」
西方:「ふむ。そして事実そうだった、ということだ……。君の要件はあるかな?」
レムナント:「事件の顛末の他にもう一つの話がある。貴方に話した“私”の話についての補足だ」
レムナント:「“テウルギア”は言っていた、あの事件には神殿の主(マギストリ・テンプリ)が関わっている可能性があると」
西方:「神殿の主。肉体を捨て、魔の領域に踏み入れたものだけで構成される位階だね」
西方:「――我々の言葉で言うならば、ジャーム、という事になる」
西方:「もっとも、ただジャームになった者など、“結社”にはいくらでもいる。魔術師の奥義は自らが自らを律すること」
西方:「……ただのジャームではない。推測だがね」
レムナント:「……やはり、そういうことになるのだろうな」
西方:「心当たりは?」
レムナント:「“テウルギア”」
レムナント:「ダスティンの師匠の名は“ゴエティア”と言うそうだ」
レムナント:「私の村で呼び出されたモノは“バアル”」
レムナント:「……これらを結びつけるモノが偶然でないとしたら」
レムナント:「本人はもう居ない、だとするならば“ソロモン”の遺物が関わっているのだろう」
西方:「結社の魔術分野は多様だ。そして神殿の主の数は――不明だが――明らかに多くはない」
西方:「その位階の者の中で、特に“ソロモン”に触れる魔術を扱う者」
西方:「……そう言いたいのだね?」
レムナント:「ああ、考え過ぎかも知れんがな」
西方:「片手間だが」手元の本を再び開く。「……調べてみよう。顛末を聞いた礼の分だがね」
レムナント:「感謝する、西方氏」
レムナント:「私の用事はこれで全てだ、邪魔をしたな」
西方:「こちらこそ、いい話を聞けたよ。また会おう。レムナント氏」
西方:「……復讐が終わっていなければの話だがね」
レムナント:それには言葉を返さずに去ります。
GM:では、レムナントさんのエンディングも終了。

【Ending/04】

GM:----
GM:I県 海岸沿い
GM:----
GM:“テウルギア”を倒した後、白上光は2人の場所を突き止めていた。
GM:方角・位置を知る陰陽術。捉えられぬはずはない。新目比世と新目剣馬も、それを理解していないはずがなかっただろう。
GM:海岸沿いを歩く2人の後ろ姿に、白上家は追いつく。
白上光:では、タイミングよくおばあちゃんがハンカチとか落としたのを拾ってあげます
新目剣馬:「ばあちゃん、今なんか落ちた……」
新目比世:「……そうねえ」振り向く。
白上光:拾ったハンカチを差し出して。「おっと。落としましたよ、ハンカチ。今日は風が強いですからね、気をつけないと。」
新目比世:「……これは、光様」
新目比世:「もうしわけございませんでした」
白上光:「お久しぶりです。お二人とも。」
新目剣馬:「魔神は……」肩を落とす。
新目剣馬:「……滅ぼせなかったのか……」
白上束:「乾」白上光の横に現れる。
白上束:「……違う」首を振る。
白上束:「滅ぼさなかった。それを選んだ」
新目剣馬:「……同じことだよ。結局俺らは、束姉ちゃんの助けにもなれなかったんだ」
白上光:「ええ。そうですね。ただ、要らぬ手間をかけただけ。」 比世に近づいていく。
白上光:「面倒を増やしただけだ。」 目の前で立ち止まる。
白上光:「一つ聞きたいのですが、よろしいですか。」
新目比世:「ええ、どんな事でも」頷く。
白上束:「……」
白上光:「今回の騒動を起こしたのは、自分の為か。白上の為か。それとも……束の為か。どれですか。」
白上光:右腕が僅かに光を発し始める。
白上光:「嘘はつかない様に、お願いしますよ。私も手が滑ってしまうかもしれない。」
新目比世:「……お堂が崩れて……新目の家に、白上の皆さんがいらっしゃった時」
新目比世:「あの時の束様は、快活、利発で……この老体の目にも、才の溢れる子でございました」
新目比世:「そのような子が、母が堕ちたという事で不遇を受けることが……」
新目比世:「不遜な愛着を抱いてしまったのです。私も、剣馬も」
新目剣馬:「……」
新目比世:「束様が、元のように笑える日がくること。それが見たいがための……」
新目比世:「……卑しい我欲のためでございました」
白上光:右手を比世の首に添える
新目剣馬:「や、やめてくれ……ば、ばあちゃん」
白上光:「親子揃って、愚かな者達だ。」
新目剣馬:「わ……わる、悪いのかよ!ちくしょうお前!」
新目剣馬:「す、好きな人間を……助けて、何が……」座り込む。
白上光:「貴様ら二人を犠牲にして得た地位で、束が笑えると思ったか?思いを隠さぬ貴様らを、束が見捨てることができると思ったか?」
新目剣馬:「……くそっ、他に方法があるのかよ……!この家で……!呪われた血で!くっそおおおっ!!」
白上光:「貴様らは愚かだ。本気で束を助けたいと思ったなら」
白上光:「貴様らは、束を虐げ、束に呪われなければならなかった。」
新目比世:「……。そうでございましたねえ」
白上光:「束が助ける気が起きぬよう、絆を、断ち切らねばならなかった。」
白上光:「貴様らは、愚かだ。」
新目比世:「何度そう思ったことか。もう関わらないようにしようと……でも」
新目比世:目を閉じる。「できずに、こうなってしまいました」
白上光:「ああ。そうだな。」右手の光が強くなる
白上光:「……だが。」
白上光:「それでも、貴様らはまだマシだ。何もせず指をくわえている奴らより、遥かに。遥かにな。」 腕を下ろすとともに、光が消えてゆく。
新目剣馬:「……!」
白上束:「……」掲げていた手を引く。
白上束:白上光の右手首に撒かれていた糸がほどけて落ちる。
新目剣馬:「い、生かしてくれるのか……ばあちゃんを……」
新目剣馬:「でも、どうして……」
白上光:「家の為ですよ。優れた者たちが残ったほうが、家の為になるでしょう。」
白上光:「……本家の者達には、私から話しておきましょう。今回の件についても」
白上光:「束の扱いについてもね。」
新目比世:「…………。……」
新目比世:「う、ううううう、うぐっ、おおおおお」はじめて涙を零す。
新目剣馬:「こんな……お、俺達のために……。俺は……」
白上光:「私はこれで。束さん。貴女は二人を送り届けて下さい。」
白上束:「……はい」深々と礼。
新目剣馬:「束姉ちゃん、ごめんよ……ごめんよ……」
白上束:「……」頬に手を添える。
白上束:「……ありがとう」
白上光:そのままシーンを去ります。
GM:----
白上光:(忘れるな。新目の二人。あの二人は、俺の、成り得るかも知れない姿だ。)
白上光:(何かを変えるには、強い意思がいる。強い力がいる。足りなければ、敗北し、何も残らない。)
白上光:(より強い力を。より強い覚悟を持て。)
白上光:(勝利しろ。俺にはあのように、命を捨てて尽くす者も、救いの手を差し出す者も、居ないのだからな。)
GM:----
GM:光くんのエンディングを終了。

【Ending/05】

GM:----
白上束:「……ありがとう。こんな、」
白上束:「こんな私を、好きと言ってくれて」
新目剣馬:「『こんな私』じゃあないだろ……」
新目剣馬:「だって、うちに来た外人だって、束姉ちゃん……助けてくれたじゃないか、友達だっているじゃあないか」
新目剣馬:「『こんな』じゃないんだ……俺達にとっては、特に」
白上束:「ごめんなさい」
白上束:「そうやって、私のことを思ってくれる人たちがいる。その人たちが確かに、いなくならずに居てくれる」
白上束:「それだけで私は、幸せだから」
新目比世:「……また」涙声で言う。
新目比世:「私達のところに、来てくれるかねえ……束ちゃん……」
白上束:「うん」大きく頷く。
白上束:一瞬、呪印が浮かぶ。弾かれるように虚空を見る。
白上束:「ごめんなさい。また今度」一礼する。
白上束:「友達を、迎えに行かなきゃ」満面の笑みを浮かべ、
白上束:「天」姿を消す。
新目剣馬:「……束姉ちゃん。また……」
新目剣馬:「……」消えた空間をしばらく見つめていたが、歩き出す。
新目剣馬:「行こう、ばあちゃん」
新目比世:「ええ、ええ」
GM:----
GM:M市 デパート屋上
GM:----
GM:蒼天に流れる雲。日常の世界の光景だけが広がり、あの時の『夜』はもう訪れない。
GM:……2つの世界は、もう決して、繋がることはない。
GM:それでも、白上束はここに来た。
白上束:「天」「地」「天」「地」「天」「地」「天」「地」「天」「地」「天」「地」「天」「地」「天」「地」「天」
白上束:縮地を繰り返す。空中を滑るような連続小跳躍。
白上束:水切りの石のような軌道を描きながら、こつ、と小さな音を立てて屋上に着地する。
GM:人の気配はない。誰かが降りてくる気配すらも。
白上束:目を閉じて、一人佇む。
GM:まだ、待つ者は現れない。あるいはその時、何も起こらなかったのかもしれない――
白上束:「……」
GM:   カツ
GM:背後で足音が鳴る。硬い靴音。
:「ただいま」
:「……白上さん」
白上束:「……」首を振る。
白上束:「名前で。名前で呼んでよ」
上田紗奈:「うん……」
上田紗奈:「……束ちゃん!」

『十月光』 おわり