……ファルスハーツ。
その名は、西澄燦にとってみれば、馴染みのない名前ではない。
ここG市においても、何度かその組織と関わりがあると見られる輩が事件を起こしてもいる。
他にも……少々の理由はあるが。
“黒紫の玻璃”を盗難したセルは、“ダブルディール”と呼ばれるセル。
FHにおけるポジションとしては、戦闘を行う前線部隊では全くない。むしろその後方、『調査研究』を担うセル。
この変貌した世界には――それそのものがレネゲイドとしての強力な力を発揮する、原理不明の『遺産』と呼ばれるアイテムが存在する。
……例えば、石蕗条一が偏執的に追い、破壊を求める『アーティファクト』と呼ばれる一連の構築物が、それに近い。
“ダブルディール”は、これら遺産や、伝承に基づくレネゲイドビーイングの存在、成り立ちを調査し、
可能であればその存在を回収、独自の観点の研究レポートとともにツータイムなどの中央研究機関へ送る。
構成員は3名。
セル内唯一の前線戦闘要員、“グラーシーザ”の眉川比恋。
彼の動きに先立って遺産の存在調査を行う『探偵』――“クノッソス”の望月棗。
そして、得られた結果から遺産そのものの性質の考察を行うセルリーダー、“スペクトハンター”西方。
……FHのセルの例に漏れず、他のセルとの連携行動が見られる事は少ないため、
戦闘セルに比べれば、まだ危険度は低い。
そして彼らは、情報によればまだ街を出てはいない。回収要員が本隊への合流に手間取っているのが理由のようだ。
本来ならば、“黒紫の玻璃”を手に入れた時点で彼らがこの市に留まる理由はなかったはず。
これに関しては、こちらの運が良かったといえる……が、当然、彼らがいつまでも足止めされているはずもない。
GM:以上です。
GM:----
西澄燦:「以上が“ダブルディール”について」 手帳を広げて調査内容を話す
西澄燦:「まだこの街にいる、急げば間に合う」
西澄燦:手帳を閉じる
石蕗条一:「そいつらを捕捉して締め上げればいいわけだな」
西澄燦:「そういうこと。あたしの方は終わった。そっちは?」
石蕗条一:「ああ。推測するに……」 黒紫の玻璃について、推測できたことにしたいです!
GM:では、時系列は少し戻って、
GM:銀星洞でアーティファクトについて調査していた、という場面を挿入しましょう。
GM:何故なら、アーティファクトの真の本質に繋がる手がかりは、師匠が遺したもの以外は皆無に等しい。
石蕗条一:了解です!
GM:----
GM:新市街――G市センター街 「銀星洞」
GM:----
石蕗条一:師匠がいた頃に揃っていた設備はほとんど売り飛ばしてしまい、旧式しか残っていない工房。
GM:修理屋「銀星洞」の内部。錬金術の『工房』としての「銀星洞」。
GM:ここには、石蕗条一以外が立ち入ることはない――。アーティファクトを破壊するにあたって、最も重要な存在がそこにあるからだ。
GM:石蕗宗近の死後、唯一つ残された、完全自作の情報集積サーバー。
GM:軍用コンピューターめいた恐るべき多重のプロテクトの底には、師匠の遺した膨大な『アーティファクト』の情報が今も眠っている。
GM:無論、手がかりが何一つなければその“サルベージ”すら不可能なほど暗号化された情報だが、
GM:例えば西澄燦……。彼女のように、「足で探る」事で得られた、対象のアーティファクトへの情報さえ揃えば。
GM:----
石蕗条一:「“イラーダ”、“アマル”、“アクラネヤ”……これで当たりか? サルベージできそうだな」
石蕗条一:「師匠らしいパスワードだ」
石蕗条一は果てしない苦労とともに、“黒紫の玻璃”の詳細を“サルベージ”した。まだ推測の段階とはいえ、
恐らく間違ってはいない。結論から言えば、“黒紫の玻璃”の本来の効果は……『絶対致死』などではない。
それは『鏡』の形状が暗示するとおり、『それを見たものにとっての“真実”を垣間見せる』アーティファクト。
だが、これは錬金術の秘奥の産物。ましてや石蕗宗近のアーティファクト……。
例えば、それを所有する和中邦彦らが常人の精神であったと仮定して、
この鏡が写す“真実”をそのまま直視してしまったとしたら、どのような事が起こるか。
――どのような“真実”を突きつけられたかはもはや推測するしかないことだが、
彼らが『自殺』したという近隣住民の話は、恐らく正しい。これは対象を吸い込むアーティファクトなどではない。
『絶対致死』の秘宝。対象が自らの意志で“真実”を欲し、この鏡を覗きこむ限り。
そして結果として、自身が自らの死を望む限り。
その攻撃は防御も回避も不可能。自分自身が結界を解くならば、無限の結界を張り巡らせても意味は無いからだ。
故に絶対致死。
GM:以上です。
GM:----
石蕗条一:では、以上の情報を明らかにぎこちない説明で語ります。
西澄燦:顔をしかめています。
石蕗条一:「……クソッタレなアーティファクトだ。必ず壊す必要がある」
西澄燦:「当人にとっての“真実”を見せるアーティファクトね……」
西澄燦:「そいつはよくないね、破壊する事は確定」
石蕗条一:「協力の意志を見せてくれて感謝するぜ。……それはあんたの“モラリティ”か?」
西澄燦:「ま、“探偵”としてって奴だよ」
石蕗条一:「酔狂なやつだ。まるで骨董品……俺には理解できないな」
西澄燦:「それはお互い様って奴かな」 軽く笑う
GM:▼和中菜鳥の家族について(2) 〈交渉〉 難易度13 最後の情報収集が可能になりました。
石蕗条一:「俺とあんたは真逆だよ。……次の調査にかかるか」
西澄燦:「もう一度、あの子の周りについて調べる必要がありそうだね」
石蕗条一:「……任せる。苦手だ」 情報収集は次のシーンですかね
GM:そうですね。シーンを一旦区切ります。
GM:ロイスと購入判定をどうぞ。
石蕗条一:ロイスは西澄さんにとっておきます。 連帯感:隔意○
西澄燦:すごい服を買おう
西澄燦:3dx+2>=10
DoubleCross : (3R10+2[10]>=10) → 7[1,4,7]+2 → 9 → 失敗
西澄燦:だめ!ロイスはなしです
石蕗条一:こちらは応急手当キット。
石蕗条一:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[2,6]+1 → 7
石蕗条一:無理。ここは大人しく終了しておきます。
GM:貧乏野郎どもめ!次だ!
GM:一応、最後の情報収集が控えてはおりますが
GM:シーンを作りたい方がいればここで新しく作ってもOKです。
GM:独自に調べたいことがあれば調べてもOK。
GM:ご希望がなければ西澄さんのシーンとなります。
都築つむぎ:うーん、和中さんがしゃべれない理由を調べたいのですが
目黒錫:独自に……
GM:なるほど、それは良いですね……!
GM:▼和中菜鳥の家族について(2) 〈交渉〉 難易度13 を調べれば、
GM:同時に分かるとしましょう。
都築つむぎ:なるほど じゃあ次は私も出ましょう
石蕗条一:石蕗はとくに思いつかないですね。特になしです。
【Middle/05】
GM:では、西澄さんとつむぎちゃんのシーン。
GM:場所は探偵事務所か、和中家のどちらかとします。
目黒錫:うーむ、こちらも特になし。
都築つむぎ:家に乗り込みます?
西澄燦:では家に行きましょうか
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街
GM:----
西澄燦:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 10[10]+61 → 71
都築つむぎ:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 1[1]+70 → 71
GM:整然と立ち並ぶ家々の中で、その家だけが異形めいている。
GM:元々の構造が脆かった、というわけではないだろう。
GM:住む者のいなくなった家や、使われなくなった道具は、すぐに劣化していくという。
GM:この家に住むのは……一人残された娘、和中菜鳥と。
GM:絶対致死のアーティファクト、“黒紫の玻璃”だけだったのだ。
和中菜鳥:〈おもてなしもできませんけれど〉スケッチブックの古いページだ。少しかすれている。
和中菜鳥:〈お茶を入れてきます〉
和中菜鳥:和中菜鳥は一礼して、台所に向かおうとする。
西澄燦:「どうも、お構いなく」
西澄燦:止める
都築つむぎ:「お茶なら用意してあります! こんなこともあろうかと」
都築つむぎ:水筒を取り出して言う
和中菜鳥:「 」驚いたように都築つむぎを見る。
西澄燦:「ムギは気が利くな」 頭を撫でる
都築つむぎ:「もっと褒めてもいいのですよ」
和中菜鳥:「……」〈それで〉
和中菜鳥:〈調さの方は進てんしましたでしょうか〉
都築つむぎ:(……さてどうしましょうか)
都築つむぎ:(あなたのご家族は自殺していたことがわかりました、と)
都築つむぎ:(言っていいものでしょうか?)
西澄燦:(言わない方が良い)
都築つむぎ:「そういえば犯人らしき人の目撃談がありましたね師匠」
西澄燦:「あったな、三人組っていう話だったか」 手帳を開く
都築つむぎ:「もう少しすれば素性とかもつかめるのではないでしょうか?」
西澄燦:「という感じで調査は進んでいます」
西澄燦:「ただ、もう一度お聞きしたい事があるのですがよろしいでしょうか?」
和中菜鳥:〈はい〉少し緊張したように顔がこわばる。
都築つむぎ:「さきほどのスケッチブックのページ!《おもてなしもできませんけれど》と書かれてましたが!」
都築つむぎ:「ページが古びていましたね? 前にお客様が見えたときにも使いまわしましたね? そうでしょう」
和中菜鳥:〈はい〉返答は同じだ。このページも使いまわしている。
都築つむぎ:「やはり!」
西澄燦:という感じで判定を初めて良いですかね。
GM:いいでしょう。
西澄燦:私は後だしします。いざとなったらシーカーかロイス切る構え
都築つむぎ:「…………」
都築つむぎ:2dx 交渉
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[3,9] → 9
都築つむぎ:駄目だ
西澄燦:シーカーを使用して判定を成功させる事は可能でしょうか?
GM:シーカーは確かに使えます!が!
GM:使ってしまっていいのかな……!
GM:確かに『判定』はこれで最後です。
西澄燦:……じゃあ、ダメだったらロイス切る方向で行こう
西澄燦:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[2,4,7] → 7
西澄燦:だめだ……分が悪い
都築つむぎ:ダメですねえ
GM:もちろん次以降に回してもOKですし、
GM:他のキャラクターが登場して事情を聞いても可。途中登場はいつでもできます。
都築つむぎ:ここは固定値が1点ある目黒さんの出番……!
目黒錫:出ていいんですか!?
目黒錫:接点なさすぎて迷ってましたけどw
GM:こういう時のために蟲さんがいるんじゃないですか
目黒錫:よし、では出ましょう
目黒錫:54+1d10
DoubleCross : (54+1D10) → 54+2[2] → 56
目黒錫:えーと、ジェネシフトしてもよかですか
GM:構いません。
目黒錫:56+2d10
DoubleCross : (56+2D10) → 56+9[5,4] → 65
目黒錫:では、裏でこそこそと嗅ぎまわることにしましょう。
目黒錫:台所のコバエとか、そういった蟲より情報が収集できないかチャレンジ。
目黒錫:3dx10+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[2,8,9]+1 → 10
GM:惜しい……!
目黒錫:だめだったかー
目黒錫:では、二人の了解の下、こっそりと周辺で情報収集を行うものの目ぼしい情報は無かった、というところで。
石蕗条一:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 10[10]+57 → 67
石蕗条一:やってやらぁー!先に振って、ダメだったら、片隅でちょこんと話をきいていたということでいいですか?
GM:いいですよ!
石蕗条一:交渉はなし。DBは1。
石蕗条一:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[2,5,10]+10[10]+10[10]+8[8] → 38
石蕗条一:おっと
石蕗条一:また使ってしまったか
GM:アイエエエエ……
GM:(失禁)
西澄燦:キター!リアル特異点!
西澄燦:ブッキーよ、ボディアーマー以上の働きをしてくれたな……
石蕗条一:じゃあ、説明はぎこちないが、すさまじい真剣さで事情を聞こう。
GM:アーティファクトの関わる、“クリティカル”な事情。
GM:彼女が何らかの虚偽を言っているのだとしたら、それを看過することはできない――アーティファクトに関わる以上。
石蕗条一:「なあ……頼む。必要なんだ。いま、ここで、誰かがやらなきゃいけない。……それは俺だ」 中学生に頭を下げる石蕗
和中菜鳥:「……」
和中菜鳥:〈私の父と兄は、あの中に〉以前見せたものと同じページだ。
和中菜鳥:〈人間を吸い込む鏡です〉しかし、スケッチブックをめくる指先が、少し震えている。
石蕗条一:「それは違う。違うんだ。頼む……このままいったら、取り返しのつかないことになる。お前も」
和中菜鳥:「……」目を強く瞑る。
和中菜鳥:「 、 」口を開こうとするが、声が出ない。
和中菜鳥:「……」
石蕗条一:「何もかもだ。そういうやつになりたいのか? そういう自分への”変化”を求めてるのか?」
和中菜鳥:〈この声は、ショックで出なくなったと〉
和中菜鳥:〈お医者さんが〉
和中菜鳥:〈父と兄が〉
和中菜鳥:「…………」
石蕗条一:「……ちゃんとしてくれ。俺もちゃんとする」 聞くしかない。
和中菜鳥:〈鏡の中に〉書きかけて、線をグシャグシャと引いて消す。
和中菜鳥:〈 首をつりました。私の目の前で〉
都築つむぎ:(『しゃべれない』のは、精神的な要因でしたか)
和中菜鳥:〈でもどうしたらいいかわかりませんだって、そうなったのは〉
和中菜鳥:〈あの日〉
和中菜鳥:〈しまってあったかがみを出してしまったのは〉
和中菜鳥:「………」
都築つむぎ:「鏡、取り返したいんですか?」
石蕗条一:「……そうか。よく向き合ったな。って、俺の師匠なら褒めたかもしれない」
和中菜鳥:〈本当はわかってい〉途中で書く手が止まる。
和中菜鳥:「……」
和中菜鳥:つむぎの質問に、首を縦に振る。
都築つむぎ:「なぜ?」
和中菜鳥:「……」
和中菜鳥:〈さいごの思いでだからです〉
石蕗条一:「最後の?」
都築つむぎ:「その、他の思い出でもよいのでは? 危険な物なのでしょう?」
和中菜鳥:「……」和中菜鳥は口をつぐむ。
GM:「シーカー」を使うことができます。
西澄燦:では使いましょう
GM:G市キャンペーンにおいては、「主人公」の役割を持つ人物には
GM:それぞれ、シナリオ中に可能な固有行動を設定しています。
GM:西澄さんの場合、「シーカーで獲得した情報を、非公開にしておくことができる」というのがそれです。
GM:つまり、シーカーで得た情報は一旦秘話機能で西澄さんに公開されることとなります。
都築つむぎ:それは新しい!!
目黒錫:おお
石蕗条一:なんと!
GM:これは西澄さんの探偵としての能力、特にこの場合、和中菜鳥の心理を「察する」能力の再現ですね。
GM:もちろん石蕗くんについても、固有行動は設定してあります。
西澄燦:『“黒紫の玻璃”が何故、最後の思い出なのか』
GM:では、これを西澄さんに伝えます。
西澄燦:ありがたいですね
目黒錫:質問です。「シーカー」の発動タイミングはこちらで察する事ができますか?
目黒錫:それとも、今回はデモンストレーション的に「つかえます」という宣言があっただけですか?
GM:はい、今回はデモンストレーションですね。
GM:ですが大体の場合、材料が揃ったにもかかわらず、埋められていないピースがある場合に、
GM:「シーカー」のみで獲得できる情報がある、というシナリオにする予定ではあります。
GM:もちろん、普通の情報収集においても、「シーカー」で得た情報は秘匿しておく事が可能です。
目黒錫:了解です。
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM:情報公開はこれで終わりです。
西澄燦:了解です。
石蕗条一:じゃあ、黙って腕を組んでる。
都築つむぎ:「正直、壊してしまったほうが――」
西澄燦:手帳を開く。
西澄燦:とあるページを開いて文字に横で引く。
西澄燦:「やめだ」
都築つむぎ:「……」
石蕗条一:「何をだ?」
和中菜鳥:「……!」西澄を見る。
西澄燦:「依頼は破棄する」
都築つむぎ:「……え?」
都築つむぎ:「『黒紫の玻璃を取り戻す』のは止めですか?」
和中菜鳥:「 」
和中菜鳥:〈たんていさん〉
和中菜鳥:文字が震えている。
和中菜鳥:〈わたしは〉
西澄燦:「わたしは……何だ?」
西澄燦:スケッチブックを取り上げる
和中菜鳥:無言で涙を流す。もはや言葉を話す機能はその喉にないのだ。
和中菜鳥:必死で、スケッチブックを取り返そうと手を伸ばす。
都築つむぎ:「師匠?」
西澄燦:「あたしは“探偵”だ。“探偵”西澄燦だ」
西澄燦:「アンタは誰だ?」
西澄燦:「本当に、喋れないのか? 誰とも関わらなかっただけじゃないのか?」
和中菜鳥:「……」
和中菜鳥:言葉を返すことはない相手。だが、スケッチブックに伸ばす手が止まる。
西澄燦:「一人でいるアンタに誰も手を差し伸べてくれなかったのか?」
和中菜鳥:首を横に振る。
西澄燦:「じゃあ、アンタは何で手を取らなかったんだ」
西澄燦:「怖かったのか? 失う事が」
西澄燦:「手を取った相手がいなくなる事が」
和中菜鳥:首を縦に振る。
西澄燦:「……悲しい事だけど、世の中に絶対ははない。あるものはいずれなくなる」
西澄燦:「そして人は一人じゃ生きられない」
西澄燦:「これはアンタが辿り着いた〝真実”だ」
和中菜鳥:「………………………………」
西澄燦:「……だけどアンタはまだ知らない事がある」
西澄燦:「それに気付くまでアンタの依頼を叶える訳にはいかない」
GM:西澄さんの携帯電話が鳴ります。
西澄燦:そして携帯を取る
湯坂窓子:[見つけたよ]
湯坂窓子:[黒スーツの男と、和服の女の子。2人]
湯坂窓子:[言われた通りの特徴だね。あたしも確認した。新市街四丁目。かささぎビルの前]
西澄燦:「流石、マドコだ。愛してるぜ」
湯坂窓子:[頼むよ。あたしじゃあ危なっかしいことはできないから]
西澄燦:「了解、すぐに向かう」
石蕗条一:「……きたか?」 無感動に立ち上がる
西澄燦:何もなければ携帯を切る。
石蕗条一:「次の犠牲者が出る前に終わらせる」 もとより石蕗には依頼云々は関係ない。壊すと決めたら、壊す!
都築つむぎ:「依頼は破棄したのでは? どこへ行くのですか?」 ゆらりと立ち上がる。
西澄燦:「それはそれ、だ」
西澄燦:スケッチブックになにやら書いて渡す。
都築つむぎ:「?」
西澄燦:「これが埋められたら依頼は達成する」
西澄燦:「――あたしの報酬はそれで良い」
和中菜鳥:「……」西澄を見上げる。
和中菜鳥:スケッチブックを開き、その中を見る。
西澄燦:中には一言。『人が生きる目的とは?』
GM:----
GM:シーンを終了します。ロイスと購入判定をどうぞ。
都築つむぎ:石蕗さんに取ろう 誠意○/疎外感で
西澄燦:3dx+2 ボディアーマー
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 9[1,6,9]+2 → 11
石蕗条一:2dx+1 応急手当キット
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[5,8]+1 → 9
石蕗条一:入手! 以上です。
都築つむぎ:ボディーアーマー行くか
都築つむぎ:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[4,10]+6[6]+1 → 17
都築つむぎ:買えた 師匠どうぞ
西澄燦:ありがとう、非常に嬉しい
西澄燦:そしてSロイスは依頼人、和中菜鳥に指定
GM:おお……!
西澄燦:よろしいでしょうか!
GM:いいでしょう!どうぞ!
【Climax/01】
GM:では次のシーン。クライマックスです!
GM:----
西澄燦:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 9[9]+71 → 80
石蕗条一:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 8[8]+67 → 75
目黒錫:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 7[7]+65 → 72
都築つむぎ:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 9[9]+71 → 80
GM:----
GM:新市街――かささぎビル前
GM:----
GM:駅近くの通りは、若者が多く闊歩し、多少個性的なファッションも、人混みに紛れて消えてしまう。
GM:そんな中で彼らの姿を捉えたのは、湯坂窓子の観察眼と、人脈があってこそだろう。
湯坂窓子:「……!」ビルの物陰。4人の姿に気づき、声を出さずに手招きで呼ぶ。
西澄燦:ひっそりとマドコのところにいく
都築つむぎ:双眼鏡を取り出します。
石蕗条一:不機嫌そうな顔で近づく。
都築つむぎ:きょろきょろする。
湯坂窓子:「あっちにいる」指さした先には、確かに黒スーツの男が手元の手帳に目を通している。
目黒錫:「……えぇ、間違いないですねぇ。私に依頼を持ちかけた、西方サンその人です」
湯坂窓子:「……サンちゃん、と条ちゃんはまだいいけど」
湯坂窓子:「他の2人は?さすがに危なくないかい」
都築つむぎ:(ふむ……)
都築つむぎ:「窓子さんはあの人たちが危ないと知ってるようですね?」
都築つむぎ:「なぜ?」
湯坂窓子:「この街で、サンちゃん絡みの事件が起こるなら」
湯坂窓子:「それは超能力者だからだよ」指先からさらさらと砂を出す。
湯坂窓子:「あたしも、そうだけど」
都築つむぎ:「……なんと」
石蕗条一:「……」 砂を一瞥。
石蕗条一:(警戒に値する相手だ)
目黒錫:(……やれやれ。この街には驚かされますねぇ。当然のようにオーヴァードが闊歩している)
都築つむぎ:「では、服装だけの伝聞情報で『犯人確定』と断じたのも、その能力ゆえに?」
湯坂窓子:「……さーねー?」
都築つむぎ:(怪しい……)
西澄燦:「ま、いくならさっさと決めてね。ここでしくじったらただのアホだ」
都築つむぎ:「ふむ。まあ、いざとなったら逃げましょう。あの方たちに聞きたいこともありますし」
湯坂窓子:「荒事になるって決まったわけじゃないけどね。気をつけて」
湯坂窓子:湯坂窓子は去っていく。薄情なようだが、それが『足手まといにならない』一番の方法だと知っているのだ。
石蕗条一:「……やるか」 ここはさっさと近づいていきたい。やると決めたら、やる!
西澄燦:「そうだね」 戦闘態勢をとる
西方:「……やはり興味深い街だ。だがこれ以上の調査は……確かに」
西方:「FHが調査を放棄したのも理解できる――」手帳に書き込みながら、小さく独り言を呟いている。
石蕗条一:「止まれ。動くな」
石蕗条一:要求のみ簡潔に伝えるスタイル。
西方:「……」独り言をすぐに打ち切り、静かに手帳を閉じる。
西方:「言われなくても、動いてはいない。要求は何かな?」
石蕗条一:「“黒紫の玻璃”。あれはどこだ? 差し出すならお前に興味はない」
都築つむぎ:ところで和服の女の子はこの場にいないのですか!
GM:いえ、います。登場してください。
望月棗:直ぐ後ろに控え、遠慮がちに佇んでいる。
目黒錫:「ドーモ、西方サン。お久しぶりですー」
石蕗条一:「……緊張感ってのがねえな、アンタは」
目黒錫:「いやいや、めっちゃしてますヨ緊張。なんたって、元依頼主を売ってこの場にいるんですから、ネ」
都築つむぎ:「なぜ?」
都築つむぎ:「依頼料を貰えなかったから?」
目黒錫:「私(ワタクシ)としては、ね。出て行くモノよりも、留まるモノに興味があるからですよ、都築サン」
都築つむぎ:「さっぱりわかりません」
西方:「いいや、私は依頼人でもない……。前金を準備できなかったわけだからね」
西方:「あれは個人として質問しただけという事にしよう。そして“黒紫の玻璃”の件についてだが」石蕗の方へ向き直る。
西方:「こちらにはない。だがいずれ来る。君達も待つかね?」
石蕗条一:「あれは身内の恥でね。返却してもらいたい」
西方:「………。それは難しい相談だな。君は“黒紫の玻璃”の危険性についてどれほど理解している?」
石蕗条一:「危険性なんてモンで、俺は俺がやることを判断しないが……最悪だ。一刻も早く破壊する必要がある」
都築つむぎ:「はい! 人を吸い込むらしいです」
西澄燦:「ムギ、それは違う」
都築つむぎ:「でも、覗いた人を死なせるっていうなら魂を吸い込まれるようなものだと思いませんか?」
西澄燦:「そりゃ、そうか」
石蕗条一:「……ああ。ばらまかれたアーティファクトはほとんどクソッタレだ。誰かがやるしかない。誰かが」
西方:「……ならばそれを我々がやっても同じ事だ。危険性を把握しているなら話は早いね?」
西方:「然るべき機関で管理する必要がある。このような街に放置しておくのではなく」
石蕗条一:「俺がやる。その必要がある。他の誰かの手に渡る”リスク”は、すべて破壊する」
都築つむぎ:「あなたたち、それを破壊するつもりなのですか?」
目黒錫:「管理、っていう言葉からは……使用する前提っていうニュアンスを感じますねぇ」
西方:「……。するかもしれない。だが、それは調査と研究が終わった後の事になるだろう」
西方:「『怪異』を見届ける。それが私、“スペクトハンター”の欲望であり、唯一の行動原理だ」
都築つむぎ:(”見届ける”。共感を覚えます)
西澄燦:「OK、“見届ける”ね。そんなもんは暴走と変わらない」
西澄燦:「欲しければ、力ずくってやつか」
石蕗条一:「俺がアンタらを信用する理由がどこにある? その根拠があるとしたら、現物だけだ。いますぐに――」
石蕗条一:「壊させろ! ダブルディール!」 すでに臨戦態勢だ。話なんて聞いちゃいない!
GM:では、その2人の間に鋭く割り込む影がある!石蕗を狙った一閃!
石蕗条一:「……クソッ!」 凌げるなら、適当な業物の日本刀を召喚して防ごう。
望月棗:「小父様、危険です。御下がり下さい……無用な警告でしたか」
眉川比恋:「……遅れて!」チン、と鍔が鳴る。既に納刀までを済ませている!
眉川比恋:突進の余韻でザラザラとアスファルトの上を滑り、止まる。「すいませんね!ホント!」
目黒錫:「おっと、石蕗サン。大丈夫でしたか?」
西澄燦:「ブッキーはその程度じゃなんともないよ」
石蕗条一:「……どうにかな。薄緑は砕けちまったが」 錬成した日本刀を捨てる
目黒錫:「ええ、それはよかった。石蕗サンに死なれては、つまらないですからねぇ」
都築つむぎ:「む、あなたが窃盗の実行犯ですね? そうでしょう?」
眉川比恋:「そうだと言ったら?俺はあんた達に関わりたくない。楽しみにしてる大河ドラマがあるからな」
眉川比恋:「物騒な超能力者なら尚更だよ……!そこ、どいてくれるか?」
都築つむぎ:「ちょっと聞きたいんですけど、なんであの家に目的のものがあるってわかったんですか?」
望月棗:「探偵ですので、其の程度は」
都築つむぎ:使われたのがかなり過去だというのに、そこを辿ったというのか……
西澄燦:「アンタも探偵、ムギも探偵。探偵も安売りが過ぎるな」
望月棗:「申し遅れました。望月探偵事務所の、望月棗と申します。なっちゃんとお呼びください」
西方:「“黒紫の玻璃”。現物はここに来た。……君達がどうしてもそれをしたいというなら、FHらしいやり方で決めるとしよう」
西澄燦:「止めさせてもらうぜ、“スペクトハンター”」 帽子を深く被る
石蕗条一:「……ふん。どっちでもいい。壊す……アーティファクトはすべて壊す」
西方:「……私の好むやり方ではないがね。私は、“スペクトハンター”の西方」
眉川比恋:「……そういう流れっすか?」異様に低い前傾の構えで、刀の柄に手を添える。
眉川比恋:「眉川。“グラーシーザ”」
望月棗:「やれやれ、私も向いては居ないのですが」懐から取り出した猫じゃらしを、正眼に構える。
望月棗:「仕方在りません。“クノッソス”も罷ります」
GM:【FHダブルディール “グラーシーザ”眉川 比恋(まゆかわ ひれん)】
GM:【FHダブルディール “クノッソス”望月 棗(もちづき なつめ)】
GM:【FHダブルディール セルリーダー “スペクトハンター”西方(にしかた)】
石蕗条一:「“スキャバーズ”石蕗条一! 銀星洞の後継者だ!」
都築つむぎ:「都築つむぎ。探偵です。あと、今日は依頼は受け付けてません」
目黒錫:「今はただ、目黒錫と名乗りましょう。流しの陰陽師です……以後、お見知りおきを。」周辺に血を垂らすと、どこからとも無く、ムカデや蜂、蜘蛛や蛾が集まってくる。
都築つむぎ:「うわ。すごい数ですね」
西澄燦:「――二代目探偵-ジョーカー-“ライトジョーカー”西澄燦、ブツは返して貰うぜ」
都築つむぎ:「………………二代目?」
西澄燦:「やめる?」
GM:戦闘開始です。
GM:そして、ここで石蕗くんの固有行動について説明します。
GM:石蕗くんの固有行動は、『アーティファクトを破壊する権利』です。
石蕗条一:やはり・・・!
GM:アーティファクトを所有する敵、あるいは今回マップにあるように
GM:『アーティファクトそのもの』がターゲットに存在する場合、石蕗くんが攻撃しない限り
GM:それを破壊することはできません。今回はアーティファクトの破壊そのものは勝利条件ではありませんが、
GM:今後この特性が役に立つシナリオもあるかもしれません。この行動に特に侵蝕上昇やメジャー消費などは必要ありません。
GM:石蕗くんは通常攻撃でアーティファクトに止めを刺せば、常にそれを破壊することができます。
GM:もちろん、「敢えて破壊しないでおく」事も自由です……!
石蕗条一:エンゲージに移動して、宣言すればいいということですか?
GM:そうですね、大体のケースでは宣言と一緒に、攻撃もしてもらうことになります。
GM:その攻撃でHPを0にすれば破壊成功ということですね。復活エフェクト等も無効化します。
石蕗条一:了解です。今回はとりあえず接近するのが先決か・・・!このアーティファクト、攻撃してきそうだし。
GM:----
“黒紫の玻璃”
望月 眉川
10m
西澄 石蕗
目黒 つむぎ
都築つむぎ:西方さんは戦闘しないのか……
西澄燦:今回は衝動判定が無いのか……
GM:いえ、ありますよw
西方:「『コクシ』。『告死の玻璃』。“玻璃”といえば通常、硝子細工全般の事を指すが……」
西方:「“死”に関わる玻璃となると、地獄への罪を決める浄玻璃鏡、との繋がりがあるか」
都築つむぎ:(『黒紫の玻璃』――覗いてみれば私の覚醒以前の記憶も読み取れるかもしれないけど、リスクが大きいし)
西方:「伝承上でもそれは、真実を指し示す鏡でもある……」
目黒錫:「成程、真実を見通す閻魔の鏡と関連付けましたか。中々ポエットですねぇ」
西方:「……私が“黒紫の玻璃”をここで破壊しないと決めた理由が一つある。自身を害する存在をアーティファクトが感知した時」
西方:「そこに防御機構が働かないと、確証を持つことができないからだ」
眉川比恋:「……!」横目で背後の、布に包まれた鏡を見る。自ら振動し、動いている。
石蕗条一:「だから、なんだ? 防衛機能が100や200あろうが……課題に回答するぜ、師匠。ぶっ壊す!」
“黒紫の玻璃”:衝動判定です。難易度は9。
“黒紫の玻璃”:さらにEロイスを使用します。"自虐の刃"!
“黒紫の玻璃”:衝動判定に失敗した場合、自身への「憎悪」を受けるEロイスです!
石蕗条一:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[7,9]+1 → 10
西澄燦:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[3,5,7,8]+1 → 9
西澄燦:あぶないあぶない
都築つむぎ:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,1,2,4,5,8,8,10]+1[1]+1 → 12
目黒錫:4dx10+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 6[1,2,4,6]+1 → 7
目黒錫:おいィ!
都築つむぎ:タイタス昇華したまえ
石蕗条一:アブナイ!
目黒錫:侵蝕値も低いので自ターンでタイタス使いますか……
西澄燦:2d10+80
DoubleCross : (2D10+80) → 12[5,7]+80 → 92
石蕗条一:2d10+75
DoubleCross : (2D10+75) → 13[7,6]+75 → 88
都築つむぎ:2d10+80
DoubleCross : (2D10+80) → 10[2,8]+80 → 90
目黒錫:65+2d10
DoubleCross : (65+2D10) → 65+12[7,5] → 77
目黒錫:しかし120%まで上がらないとこいつ全く火力ない
石蕗条一:まった!
石蕗条一:目黒さんは一個まえのシーンで72まで侵蝕率があがっていたような気がします
石蕗条一:つまりこれで84侵蝕率で、グッと120%が近づく計算
目黒錫:確かに変な気がします。ちょっと確認
GM:あ、では確認の時間を取りますね
目黒錫:あ、そうか。ジェネシフト分足し忘れてた
都築つむぎ:あ、クライマックス登場の侵蝕値あげてないっぽいですね
目黒錫:あ、クライマックス分か
石蕗条一:そうでした、クライマックス分でしたね。これでいける!
目黒錫:申し訳ないです
GM:さっきの衝動判定にダイスボーナスはありましたか?
GM:あったならその分を振り足しても構いません。
目黒錫:1d10+1
DoubleCross : (1D10+1) → 9[9]+1 → 10
都築つむぎ:ないはず
目黒錫:あ、ないない
GM:ないのかよww
目黒錫:ダイスボーナスも無かったw
石蕗条一:「……壊す」 意志で押さえ込んだ。
西澄燦:「このくらい……問題はない」
都築つむぎ:「うーん……“自傷”の衝動?」
GM:じゃあこのまま始めましょう。
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
“黒紫の玻璃”
望月 眉川
10m
西澄 石蕗
目黒 つむぎ
GM:セットアップ行動がありましたらどうぞ。
都築つむぎ:ないぞー!
西澄燦:ないです
石蕗条一:もちろんなし
目黒錫:ないです
望月棗:《フルディフェンス》します。
都築つむぎ:あらあら
眉川比恋:セットアップで《クイックダッシュ》を使用。4人にエンゲージします。
石蕗条一:この野郎ーッ!邪魔だーッ
都築つむぎ:2人は白兵か。これはこの子をなんとかしないとねえ
“黒紫の玻璃”
望月
10m
眉川
西澄 石蕗
目黒 つむぎ
眉川比恋:「いい加減……に!」全身から溢れた血液の空中に膜を作り、
眉川比恋:そこに飛び込むように高速移動、一瞬で肉薄している!
眉川比恋:「して欲しいんだって!こういうのは……!」
石蕗条一:「剣術家ってやつは、これだから」 おおよそ剣術の定石とはかけ離れた、異様な構えをとる。
眉川比恋:マイナーアクション!《赫き剣》《赫き鎧》《破壊の血》!!
眉川比恋:全身に浴びた血液で既に武装している。目にも留まらぬ速さで、柄に構えた手が霞む!
眉川比恋:攻撃力防御力と引き換えに多大なHPを消費!そして――
眉川比恋:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《ブラッドバーン》《鮮血の一撃》《血の宴》《瞬速の刃》!範囲攻撃!!
眉川比恋:21dx7+8
DoubleCross : (21R10+8[7]) → 10[1,2,3,4,4,4,6,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,5,7,7,7,7,8,9,9,9]+10[1,4,4,5,6,7,7,8]+10[4,8,10]+10[5,9]+10[8]+1[1]+8 → 69
都築つむぎ:つよっ・・・
西澄燦:ガードを選択する
石蕗条一:お、おじゃ~~~っ
都築つむぎ:盾はない。ドッジ。
都築つむぎ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[7,8,8,10]+3[3] → 13
石蕗条一:6dx 一応ドッジ
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,2,4,7,9,10]+5[5] → 15
目黒錫:ドッジ。
目黒錫:できない。
目黒錫:リア不である。
眉川比恋:――チン!
眉川比恋:「…………がはっ!」金属音が鳴る。鍔鳴りだ。
眉川比恋:7d10+38
DoubleCross : (7D10+38) → 42[5,6,9,2,9,4,7]+38 → 80
石蕗条一:「……ちっ」 微動だにせず受ける。構えは崩さない・・・そして《リザレクト》。
石蕗条一:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 7[7]+88 → 95
都築つむぎ:どう考えても無理だ 《リザレクト》。
都築つむぎ:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 7[7]+90 → 97
西澄燦:1d10+92 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+92) → 9[9]+92 → 101
西澄燦:どうにもこの日の出目は走る
目黒錫:「アーハー、ハー……あなたも同じ、血を使うオーヴァード……」だらだらと血を流しながら、笑う
目黒錫:《リザレクト》。
目黒錫:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 5[5]+84 → 89
目黒錫:ぽたぽたと染み出した血が地面にしみこみ、そこからまた蟲が湧き出てくるのだ。
眉川比恋:「き、気持ち悪ィー……!」
眉川比恋:手にべっとりとついた自分の血を、ズボンで拭う。まだやる気だ。
都築つむぎ:「酷い!」
都築つむぎ:「オーヴァードじゃなかったら死んでいます!」
西澄燦:「伊達じゃない、か」
西澄燦:口元に垂れた血を親指で拭う
GM:では、最初の行動値9の手番……の直前!イニシアチブ!
眉川比恋:「……悪いが、急ぎの用がある!」
眉川比恋:「出し惜しみはなし!だッ!」
眉川比恋:《時間凍結》!HP-20!
石蕗条一:「勝手にしろ。何度でも、何度でも……その攻撃。俺には関係ない!」
眉川比恋:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《ブラッドバーン》《鮮血の一撃》《血の宴》《瞬速の刃》!
眉川比恋:21dx7+8
DoubleCross : (21R10+8[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,4,4,5,6,6,6,7,7,7,9,9,9,10,10]+10[2,2,3,3,3,5,7,10]+3[2,3]+8 → 31
眉川比恋:高速の斬撃が、行き帰りで二撃!
都築つむぎ:4dx ドッジ。
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[2,3,5,6] → 6
目黒錫:リア不だ。
西澄燦:11dx+8 《ゲットダウン》
DoubleCross : (11R10+8[10]) → 10[1,1,2,4,5,6,8,9,10,10,10]+7[3,5,7]+8 → 25
西澄燦:本来は2低い、命中だ
西澄燦:101→103
石蕗条一:6dx 回避
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,3,3,3,9,10]+10[10]+5[5] → 25
石蕗条一:「何度でも」 無理!直撃
石蕗条一:「何度でも……だ」
眉川比恋:4d10+38
DoubleCross : (4D10+38) → 27[5,3,10,9]+38 → 65
眉川比恋:「ゲボァッ!ちくしょう!!」――チン!
都築つむぎ:1d10+97 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+97) → 4[4]+97 → 101
石蕗条一:1d10+95 血を噴いて《リザレクト》。
DoubleCross : (1D10+95) → 9[9]+95 → 104
目黒錫:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 7[7]+89 → 96
西澄燦:眉川非恋にロイス取得、親近感/脅威:○昇華
眉川比恋:「な、何度でもやってやるよ……!まだ倒れねーんっすか、あんたら!?」
眉川比恋:恐るべき切り返しの速度だが、負担も並大抵ではない!常人であれば致死量を超える出血である。
石蕗条一:「お前に興味はねえよ」
都築つむぎ:「大丈夫ですか?」
西澄燦:「ままならないね……よっと」 構えを再び取る
GM:行動値9!誰が行動するか、慎重にどうぞ!
都築つむぎ:私からいきます
都築つむぎ:《フルディフェンス》と対決する。
眉川比恋:眉川比恋がよろめく……その、一瞬!
眉川比恋:「望月さん!」
石蕗条一:望月さん!
望月棗:オートで《帰還の声》。眉川比恋の《時間凍結》を復活。
都築つむぎ:おお
石蕗条一:まだ動かすとは恐ろしいぜ
望月棗:「まだ、惜しまぬ努力の余地が在ると愚考します」
眉川比恋:「う、嘘だろ……リアルに死にかけてますよ俺!?」
眉川比恋:「本当ですって!!」よろめきながら刀を構える……
西澄燦:酷い子だ
目黒錫:酷い!外道!
GM:イニシアチブの行動は一人につき一回!……次のイニシアチブに再び動きます!
都築つむぎ:む。
都築つむぎ:どうしようか 《フルディフェンス》《運命の切り替え》をくぐって眉川さんを殺せます?
西澄燦:GM側のDTさんのダイス目は良い
石蕗条一:石蕗の達成値には期待できない
目黒錫:自分はもう一発食らって侵蝕値100にしたいので、石蕗さん先にどうぞ。
石蕗条一:じゃあ、眉川くんをがんばって斬ろう。全力でやる!
石蕗条一:マイナーで《インフィニティウェポン》! 礎の赤剣を錬成。 104→109
石蕗条一:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》+《クリスタライズ》。 109→117
石蕗条一:対象は眉川くん。
GM:こいッ!
石蕗条一:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,1,3,4,5,5,6,6,6,7,8,8,10]+10[3,4,8,10]+10[4,10]+6[6] → 36
眉川比恋:ガード!新世界の《破壊の血》の威力だ……!
石蕗条一:では、命中が確定した時点で「錬成の掟」。攻撃力を5増加。117→121。
眉川比恋:ヌゥッ
石蕗条一:「――構築!」 ダメージを出します。
眉川比恋:「くそっ!こっちに来るな……よ!」応戦!
石蕗条一:4d10+31
DoubleCross : (4D10+31) → 32[8,10,4,10]+31 → 63
石蕗条一:「……展開」
石蕗条一:およそ剣術の理念とはかけ離れている、とにかく全力で一撃をぶつけるためだけの動作。
眉川比恋:「――ッ!!」
石蕗条一:思い切り体をひねり、紅い剣を叩き込む。それのみ!防御は考えない!
眉川比恋:こちらも全身の血液を刃のようにぶつけ、反応装甲のごとく衝撃を相殺する。
眉川比恋:血液の余波がかすめ、石蕗条一の頬に切り傷を刻む!
石蕗条一:装甲は無視。空間の歪みが陽炎のように立ち上った。
眉川比恋:あつ装甲無視!ヤバイ!
眉川比恋:や、ヤバイ……このHPはヤバイ!
石蕗条一:《クリスタライズ》で装甲無視だ!耐えられるかなーッ
眉川比恋:生存している、が!
眉川比恋:硬質化した血液の装甲が、その一瞬ただの液体と化して飛散するのだ!
眉川比恋:「がはァッ……!! ……ッ!!」
眉川比恋:「信ッッじ、らんねぇ……! なんて威力……」
石蕗条一:「人間を壊すのは……ああ。上手じゃないんだ。斬り残したら勘弁しろよ? クソッタレ!」
石蕗条一:空間ごと破壊! 断層のみが残った。
石蕗条一:「こいつを圧縮して、この形にしておくには苦労してるんだ。気をつけてくれよな」
西方:「……いいや、威力で抜かれたわけではない。物質形成の解除。『魔術』側のアプローチが得意とするレネゲイド応用だな」
西方:後方で冷静に分析する西方!無慈悲!
望月棗:「成程、流石は小父様です」メモを取る。
眉川比恋:「俺が死にそうなのはいいんですかね!?」
西澄燦:「相変わらずブッキーは訳わかんない技使うな……」
GM:次のイニシアチブ!……では、都合により《時間凍結》をパスするので
GM:同じく行動値9!さあ誰だ!
目黒錫:「……いやはや、お見事。石蕗サン」
目黒錫:んでは、先に行きましょうか。《時間凍結》パスされちゃったので。
石蕗条一:ドーゾッ
目黒錫:まず、“黒紫の玻璃”にロイスを取って昇華。憎悪を打ち消します。
都築つむぎ:ではおねがいします ツワブキさんをこき使うのはしのびない
目黒錫:-依頼の品/“黒紫の玻璃”/執着/無関心○/ロイス
目黒錫:「……オット。冷静さを欠いては……蟲のコントロールは出来ませんからね、は、は、は」
眉川比恋:「…………。お前……」
目黒錫:マイナー 《ブラッドコントロール》
眉川比恋:「……いや、魔法使いと戦うのは」
眉川比恋:「初めてじゃあない、しな。一応」納刀状態のまま、居合の姿勢。
目黒錫:メジャー。《アニマルアタック》《要の陣形》《蝕む赤》《紅の刃》《コンセントレイト:ブラムストーカー》
目黒錫:「まだです。まだ、この土地は……“馴染んでいない”。私はよそ者で、まだ、これが限界というところですか」
石蕗条一:「……俺の一撃で沈まなかったのは不幸だったな。目黒の呪を喰らう羽目になる」
西方:「……目黒?」怪訝な表情を浮かべる。
目黒錫:この場合ってエンゲージは慣れてる3人に対象取れるのかな
GM:取れます。射程にも問題はないですしね。
目黒錫:了解です
目黒錫:では、敵勢力3人を対象に。
目黒錫:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[1,1,2,5,5,6,10,10]+5[1,5] → 15
目黒錫:ひでえw
望月棗:容赦はしない……《リフレックス:オルクス》《束縛の領域》。
西方:「こちらは科学としてのアプローチだが――」
望月棗:20dx@7+2
DoubleCross : (20R10+2[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,5,5,5,5,6,7,7,7,7,7,9,9,10]+10[2,3,3,4,5,6,7,8]+10[6,9]+5[5]+2 → 37
西方:「そういった干渉を妨げる術は、ゼロではない。……私には不可能でも、もう一人いるのだからね」
西方:西方はまったく戦闘に参加する素振りはない。余裕の傍観だ!
望月棗:「思考を殆ど持たぬ蟲であれば、或る程度は」
望月棗:「……逸らさせて頂きました。然様な悍ましきもの、か弱い乙女には似合いませぬ故」
眉川比恋:「ケホッ、さっすが望月さん……もうダメかと思いましたよ……って、いうか」
眉川比恋:「俺にさっき使ってくれませんでしたよね……?」
望月棗:「……れねげいどの操作が不得手でして。そう、何時も都合良くと言う訳には」
眉川比恋:「嘘だ!絶対嘘だ!ちくしょう!」
目黒錫:赤く染まった雀蜂の大群が襲う……ものの、その大群は逸れ、宙を漂うばかり。
目黒錫:「……これが、限界ですか。いやはや、情けない限りですねぇ」ニット帽を目深に被りなおす。口元には笑み。
西方:「……『馴染んでいれば』話は違ったかもしれないな。この精度……」
西方:「……やはり興味深い。『魔術』に関わる情報屋として、あなたの名前は知っていた――」
目黒錫:「知っているのは、私じゃなくて『目黒』ですよ――私はただの、目黒のゴミ処理係、デスから」
石蕗条一:「やりやがる……」
都築つむぎ:私は待機しようかな。さらなる力は師匠に撃ったほうがいいだろう
GM:待機されるとこっちも辛いんですよね。《時間凍結》が撃てないのは変わらない。
GM:というわけで、手番は西澄さんに回ります。
西澄燦:正直、抜ける気がしない
西澄燦:とりあえず本気で殴るか
西澄燦:拳をグッと握り、独特の構えを取る
西澄燦:《コンセントレイト:エグザイル》《双剣》《命の剣》 ドッジダイス-1
眉川比恋:「拳で……俺の装甲を抜くか?」液状に戻され、足元に広がった血溜まりが、再び体を這い登っていく。
眉川比恋:「やめたほうがいい」
西澄燦:11dx7+5 対象は眉川
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[2,3,5,6,6,9,9,9,10,10,10]+10[4,5,6,6,10,10]+10[6,8]+5[5]+5 → 40
石蕗条一:ワーオ
眉川比恋:装甲は有効なので、ドッジしてみましょうか!
西澄燦:「やるしかないから、殴るだけさ」
眉川比恋:14dx+4
DoubleCross : (14R10+4[10]) → 10[1,2,4,5,5,5,5,6,7,8,9,10,10,10]+9[5,6,9]+4 → 23
望月棗:《妖精の手》。
眉川比恋:「格好を……つけるなよ!探偵!」
眉川比恋:1dx+24
DoubleCross : (1R10+24[10]) → 9[9]+24 → 33
眉川比恋:おお、これは……
望月棗:《妖精の手》《妖精の輪》。
西澄燦:ク、クソが……
眉川比恋:「うおおおおおおおっっッゴボァッ!!!」
眉川比恋:1dx+34
DoubleCross : (1R10+34[10]) → 9[9]+34 → 43
眉川比恋:回避!血を吐きながら、一瞬の超高速移動!!
眉川比恋:「……ごほっ、ゴホッ……もう、動けねえ、って……!!」
望月棗:「否、探偵は格好をつけるものです」
西澄燦:「話が分かるね」
眉川比恋:一方眉川は地面に這いつくばる無様!全身に裂傷!
石蕗条一:ロイスが・・・・ロイスがあれば・・・
西澄燦:うーむ、切ってもいいんだけど……50%
石蕗条一:この賭けに勝てば、一手を減らせる可能性はありますが、リスクもでかいですからね
西澄燦:いや、ブッキーのロイスを昇華して達成値を上げよう
西澄燦:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+5[5] → 45
石蕗条一:ブッキーのロイスが燃え上がった
眉川比恋:「……ゴホッ!!」さらに吐血!様子がおかしい!
望月棗:「……此れは」
西澄燦:「格好ってのはこうつけるもんだ……!」
眉川比恋:「当てて、やがったのか……!!」
眉川比恋:「――あのスピードの機動を!」
望月棗:「上回られましたか。御見事です」
西澄燦:5d10+17
DoubleCross : (5D10+17) → 20[10,4,1,1,4]+17 → 37
西澄燦:眉川の心臓目掛けてぶん殴っていた!
眉川比恋:残りHPは9!文句なしに戦闘不能!
西澄燦:相変わらず低い!
都築つむぎ:一応ブラッドバーン分は残ってたわけね
都築つむぎ:「ふむふむ……たしかに恰好良いです」
石蕗条一:「……ふん。やるな、”ハードボイルド”」
目黒錫:「……素晴らしい。素晴らしい腕前ですねぇ、西澄サン」
西澄燦:「これで、ダウンだ……“グラーシーザ”」
眉川比恋:「……ッくそ!!もう一度だ!!」だが、立ち上がる!服の内側には大量の輸血パック!
眉川比恋:「こういう経験は初めてじゃあないからな……!俺だって俺なりに考えてる!」
眉川比恋:「やるぜ。まだアーティファクトは渡せねえな……!大河も……清盛も見てねえ!」
眉川比恋:《不死不滅》で復活!
眉川比恋:刀を抜き、4人に差し向ける!戦意十分!
石蕗条一:「ああ。それは壊す。お前が心配する必要はねえ」
西澄燦:103→111
西澄燦:「おっと、もう1ラウンドか? 付き合うぜ」
眉川比恋:「そうだな。まだ撃てるぜ……これなら!」
都築つむぎ:復活エフェクトは不死不滅です?
眉川比恋:あ、そうですね。送信エラーでした。《不死不滅》で復活!
眉川比恋:イニシアチブ!《時間凍結》!!
眉川比恋:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《ブラッドバーン》《鮮血の一撃》《血の宴》《瞬速の刃》!
眉川比恋:最後の範囲攻撃!もちろん4人全員が対象です。
眉川比恋:21dx7+8
DoubleCross : (21R10+8[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,8,9,9,9]+10[1,1,4,4,6,6,6,6,8,10]+4[1,4]+8 → 32
都築つむぎ:5dx ドッジ。
DoubleCross : (5R10[10]) → 7[2,5,5,6,7] → 7
西澄燦:11dx+6 《ゲットダウン》
DoubleCross : (11R10+6[10]) → 10[2,2,2,2,3,6,7,8,9,10,10]+10[9,10]+4[4]+6 → 30
西澄燦:ぐあー……惜しい
西澄燦:111→113
GM:残念……!
石蕗条一:ドッジ
石蕗条一:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[1,1,2,2,2,7,8] → 8
石蕗条一:だめ!
目黒錫:4dx10 ドッジ。
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[7,8,8,9] → 9
目黒錫:ダメダネ。
眉川比恋:4d10+38
DoubleCross : (4D10+38) → 22[3,5,8,6]+38 → 60
眉川比恋:認識不能な超速度の居合!それはまるで時間を止められたかのように、反応不可能だ!
眉川比恋:――チン!
石蕗条一:眉川くんにロイス! 憐憫:殺意○ を取得して即昇華!蘇生!
目黒錫:西方さんへのロイスをタイタスにして昇華。復活。
都築つむぎ:眉川さんに 好奇心/憐憫でロイスとってタイタス昇華 立ち上がる
西澄燦:つむぎのロイスを昇華して復活
眉川比恋:「ジャーム化が近いぜ、こーいう技を使うとよ~~~ッ!」
眉川比恋:「ゴホッ!!ケホッ!!」
GM:次!手番はなっちゃんです!
都築つむぎ:《フルディフェンス》したのでは
GM:……が、《フルディフェンス》でしたね!次!
石蕗条一:「速いな。さすが剣術屋ってところか? まあいい」
眉川比恋:「やりたくて剣術屋じゃねえよ!くそ!死ね!」
眉川比恋:「倒れろ!俺だって半分倒れてんだろ!」
“黒紫の玻璃”:“黒紫の玻璃”が行動します。行動内容は……
“黒紫の玻璃”:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2
都築つむぎ:なんだ?
“黒紫の玻璃”:《コンセントレイト:ソラリス》《堕ちる絶望》。対象は石蕗くん。
石蕗条一:こい!
“黒紫の玻璃”:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[4,4,5,7,7,8,8,8,10]+10[1,2,3,4,8,9]+10[7,8]+10[5,8]+10[9]+10[8]+3[3] → 63
“黒紫の玻璃”:〈意志〉でリアクションしてください。
“黒紫の玻璃”:命中した場合には、難易度12の衝動判定。
石蕗条一:ひどいw
“黒紫の玻璃”:しかもこの判定には当然、
“黒紫の玻璃”:"自虐の刃"が乗ります!さあリアクションだ!
石蕗条一:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[2,4,5,7]+1 → 8
石蕗条一:だめ! 侵蝕率上げます。
GM:あ、意志のリアクションと
GM:衝動判定の判定は別ですよ。もう一度意志でどうぞ。
石蕗条一:あ、なるほど。衝動判定します。
石蕗条一:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,4,5,10]+10[10]+10[10]+2[2]+1 → 33
石蕗条一:凄まじい意志で衝動は押さえ込んだ。
石蕗条一:2d10+121
DoubleCross : (2D10+121) → 6[1,5]+121 → 127
GM:なんて意志だww
石蕗条一:ダメージを寄越せーっ
GM:ダメージ……?
GM:そんなもの、ウチにはないよ……
石蕗条一:なかったw じゃあ憎悪だけ受け取って、終了。
GM:あ、憎悪も衝動判定に成功したので受けはしません。
石蕗条一:了解。
“黒紫の玻璃”:あくまで「自身が攻撃する」アーティファクトではない。相手に相手自身を殺させるアーティファクトなのだ。
“黒紫の玻璃”:分厚い布で覆われた鏡が布越しに怪しい光を放つが、石蕗条一の精神を侵蝕するには至らない。
石蕗条一:「この・・・・野郎! クソッ! 俺の真実の姿が? なんだって? この野郎……ふざけるなよ」
西方:「……。この街については、それを知る価値があるはずだ。個人的にはそう思う」
石蕗条一:「壊す。壊す、壊す、壊す、壊す……すべて壊す」
西方:「だが、実力で止めるしかないな。ここに至っては」
眉川比恋:「俺が……やるんでしょう!ちくしょう!」ふらつく足で刀を取る!
都築つむぎ:「では師匠、実力であの人を止めてください」
GM:手番はつむぎちゃん!
都築つむぎ:じゃあ《さらなる力》撃つか。師匠に。
西澄燦:いや、目黒さんに撃ってくれ
目黒錫:ロイス・侵蝕値共に余裕あります
都築つむぎ:お
都築つむぎ:ふむ まあ当たれば毒で倒せるか。
目黒錫:(当たれば)
都築つむぎ:マイナーなし メジャーは《散滅の腕》+《原初の白:さらなる力》
都築つむぎ:対象は目黒さんだ
西澄燦:こっちは固定値で相手の装甲値winwinだから倒し切れない可能性が高いんですよ
都築つむぎ:「私の能力はですね……こんなんです」
都築つむぎ:足元に広がる影。
都築つむぎ:影が広がっていき、触れた紅い蟲が再び活動を始める。
目黒錫:「ほほう、これは……興味深い術ですねぇ……」
目黒錫:「助かります。都築サン……では、汚名返上と参りましょうか」
都築つむぎ:「術ではありません。エフェクトです」
都築つむぎ:「疲弊したレネゲイドを代謝して、新しいものに入れ替える」
目黒錫:「フム、確かにそう呼ばれていますものねぇ、現代では。失礼しました」
目黒錫:では、改めて。
目黒錫:マイナーで《ブラッドコントロール》。 ダイス数は一つ増えて+4
西澄燦:ファンブルの可能性があるし振ったほうがいいんじゃないですかね
目黒錫:あ、そうだった。
目黒錫:お願いします。
都築つむぎ:それもそうだ
都築つむぎ:8dx+4
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 6[3,4,5,5,6,6,6,6]+4 → 10
目黒錫:難易度対決なので、ガードを宣言すればいいのかな
GM:そうですね。使用技能が回避でない場合は明記されていませんが
GM:ガードで問題ないでしょう。
目黒錫:では、改めて自分の手番で!
GM:さあどうする!
眉川比恋:「そ、そっちも奥の手かよ……」
目黒錫:マイナーで《ブラッドコントロール》
目黒錫:メジャーは前回と同じコンボ。《アニマルアタック》《要の陣形》《蝕む赤》《紅の刃》《コンセントレイト:ブラムストーカー》
目黒錫:さらにクライエント:石蕗さんのロイスをタイタスに。ダイスを+10します。
目黒錫:20dx7
DoubleCross : (20R10[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,5,6,6,6,7,8,8,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,1,1,3,4,5,6,6,8,10]+10[4,7]+5[5] → 35
目黒錫:対象は前回と同じ。
望月棗:オートで《闘争の渦》。《束縛の領域》を復活。
望月棗:そして間髪容れずに使用、迎撃する。《リフレックス:オルクス》《束縛の領域》。
望月棗:20dx@7+2
DoubleCross : (20R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,5,5,5,6,6,7,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[2,4,4,5,5,6,9,10,10]+10[3,4,10]+10[9]+5[5]+2 → 47
目黒錫:かてねえw
西澄燦:もう!もう!
眉川比恋:「望……!」
西方:「……二度目、だな」
西方:「これでこちらの切り札を2つ切らされた、という事になる――。だがこの調子で持つかな?」
望月棗:「……正直に申し上げて、限界が。此の望月棗めに、斯様な無茶をさせないで下さると助かるのですが」
望月棗:「未だ、動けますか?」
眉川比恋:「はぁ、はぁ……!そろそろ、撤退してくれると助かるんですけどね!」
目黒錫:「……これでもまだ、届きませんか。少々自信喪失、といったところですねぇ」
石蕗条一:「……どっちにしろ、この”ディール”はおしまいだ。壊し尽くしてやる」
GM:ではクリンナッププロセス!
眉川比恋:《不死者の恩寵》!ようやくHP回復できる……!
都築つむぎ:恩寵?
眉川比恋:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 23[6,3,7,7]+10 → 33
眉川比恋:想定以上の回復量だ!まだ頑張る眉川くん
石蕗条一:なーし
都築つむぎ:ないぞ
目黒錫:ないですね
西澄燦:なし!
GM:では1ラウンド目終了です!
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
“黒紫の玻璃”
望月
10m
眉川
西澄 石蕗
目黒 つむぎ
GM:まずは、セットアッププロセス。
都築つむぎ:ありません。
石蕗条一:何もなーし!
目黒錫:なしです!
望月棗:なし。《フルディフェンス》は使用しない。
西方:「……“黒紫の玻璃”……やはり、防衛機能が目覚めつつある。」
西方:「これが『真実』を見せるのはそれを望んで覗きこんだ時のみ、だが……」
西方:「……何か、別の細工があったか?」
“黒紫の玻璃”:"楔の呪い"。
“黒紫の玻璃”:戦闘不能からの復活以外にタイタスを使用できなくなります。
目黒錫:ぎゃあ
“黒紫の玻璃”:憎悪も回復できないぞ!
眉川比恋:手番は行動値25。眉川比恋。
眉川比恋:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2
石蕗条一:「解放されていく。放っておけないな」
眉川比恋:「……。そうかい」
眉川比恋:「こいつを一番壊したがっているのはあんたみたいだな。悪いが狙う……」
眉川比恋:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《ブラッドバーン》《鮮血の一撃》《血の宴》《瞬速の刃》。
眉川比恋:21dx7+8
DoubleCross : (21R10+8[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,5,7,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,3,6,7,7,9,9,9]+10[1,1,5,7,8]+10[9,10]+3[2,3]+8 → 51
石蕗条一:「やってみろ」 ドッジ!
石蕗条一:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,7,9,9,10,10,10]+6[3,5,6] → 16
石蕗条一:だめ!
GM:カバーなどはありますか!
西澄燦:……
都築つむぎ:カバーしようか・・・
都築つむぎ:どう思われます?
西澄燦:ブッチーは正直、どう?ヤバイ?
石蕗条一:まだなんとかなります!
GM:ではこのままダメージを出してしまいましょう。
石蕗条一:大丈夫!
眉川比恋:6d10+38
DoubleCross : (6D10+38) → 38[5,8,1,8,8,8]+38 → 76
眉川比恋:「どう!!だ!!」
眉川比恋:「ゴハッ!!」――チン!
石蕗条一:死亡。 黒紫の玻璃を昇華して復活!
石蕗条一:「甘い。壊すといったら――俺は、壊す」
眉川比恋:「強情な、奴だ……!ジャーム化してないか?」
石蕗条一:「てめーに心配される筋合いはねえよ。消えろ」
西澄燦:「ブッキーはこれで平常運転さ」
西方:「引き際を間違えないでくれ、眉川くん。次の動き次第では望月くん共々撤退する」
眉川比恋:「分かってます……!あっちが退いてくれればいいんだけどな……!」
GM:手番は行動値9!誰から動きますか!
石蕗条一:ここで目黒さんが眉川を仕留め、石蕗は黒紫を破壊しにいければ上々ですね。
目黒錫:それでいきましょうか
目黒錫:しかし問題は、邪毒ダメージメインの人なので、火力が全くないことだ……
目黒錫:ええい、ままよ。
目黒錫:フルコンボするか迷う……
目黒錫:とりあえずマイナーは《ブラッドコントロール》。120になる。アージ解禁だ。
GM:おお……!
目黒錫:そしてやれるんだからやりたくなってしまう性。
目黒錫:《アニマルアタック》《蝕む赤》《紅の刃》《コンセントレイト:ブラムストーカー》+《鮮血の修羅》
目黒錫:ですね
GM:判定するがいい!
目黒錫:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,1,1,3,6,7,8,8,10,10]+10[1,2,7,8,10]+10[7,8,8]+10[1,2,10]+10[9]+4[4] → 54
目黒錫:!?
石蕗条一:コロセー!
目黒錫:侵蝕値は132になります!
目黒錫:あ、対象は眉川比恋
目黒錫:です!
眉川比恋:くっ……ここは……
眉川比恋:ガードにしよう。出目が低いのを期待すべし
目黒錫:6d10+12 諸々有効
DoubleCross : (6D10+12) → 21[1,4,6,5,3,2]+12 → 33
目黒錫:低いよぉ……
眉川比恋:23点軽減して、10点通る!まだ生きてる!
眉川比恋:だが瀕死だ!ヤベェ!
目黒錫:邪毒lv4、クリンナップ時40ダメージ。
GM:うわあ……!
目黒錫:ぞぶり、と。ようやく届く、毒虫の針。激痛。
目黒錫:それも、一つや二つではない。無数に突き立てられていく。
目黒錫:肌は赤く腫れ上がり、体の節々からは力が抜け。ただ、痛みだけが残る。
眉川比恋:「く……っ!!」
眉川比恋:「時間……稼ぎに、すぎなかったか……くそっ……」
眉川比恋:刀を取り落とし、膝を突く。
目黒錫:「は――ふぅ。ようやく……当たりましたねぇ……」
目黒錫:「猶。早めの降参をお勧めしますよ――“孵化しますので”」
目黒錫:そう。毒虫に限らず……害をなす蟲、様々の要素が植えつけられているのだ。
西方:「確かに。そういう性質の術だったかな……動けるか、眉川くん」
眉川比恋:「なっ……だ、だから無理に決まってるじゃないっすか!?」
眉川比恋:「とっくに無理っすよ!さっきから言ってますよ!!」
西方:「……君の自己申告はあまり当てにならないからな」
西方:「望月くんはどうだ。何かできる事は残っているかな」
望月棗:「いえ。殆ど御座いません」
望月棗:「潮時が近い、とは愚考しますが」
目黒錫:(えぇ、やはり馴染んできた……大きくレネゲイドの動く戦闘行為でこそ、やはりレネゲイドは土地と交わる)
GM:では同じく行動値9。さあどうする……!
石蕗条一:石蕗はどうしようかな。省エネコンボで眉川を斬るくらいしかないかな。
GM:一応、今回の勝利条件ですが、“黒紫の玻璃”単体には攻撃能力は実際存在しないため
GM:眉川くんを撃破すれば望月さんも撤退し、戦闘終了します。
石蕗条一:いや、やっぱりフルコンボでいこう。つむぎさんに名案がなければ、石蕗が斬りかかります。
GM:つむぎさんはいます?
都築つむぎ:はいはい
都築つむぎ:あれ、じゃあ持ち逃げされると?
GM:いいえ、撃退した扱いになるので持ち逃げにはなりませんよ。
石蕗条一:殺ってもいいですか?
目黒錫:じゃあ放っておけば毒で死ぬかも……
都築つむぎ:あ
都築つむぎ:まあ私は何もできませんからね
西澄燦:ヤバイなら、二回動いて殴りますよ
石蕗条一:じゃあ、やろう。《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》+《クリスタライズ》。Eロイスで3個振れるし、いける!
石蕗条一:127→135
石蕗条一:対象は眉川くん。
石蕗条一:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,4,4,4,5,5,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,2,4,9,9,10]+10[2,8,9]+10[2,8]+6[6] → 46
眉川比恋:「…………!」
眉川比恋:14dx+4
DoubleCross : (14R10+4[10]) → 10[2,2,2,4,4,4,5,5,6,6,7,7,9,10]+5[5]+4 → 19
望月棗:《妖精の手》!
石蕗条一:「……展開」 赤い剣が陽炎を放つ。
眉川比恋:「う、おおお!」
眉川比恋:1dx+24
DoubleCross : (1R10+24[10]) → 9[9]+24 → 33
望月棗:まだ!《妖精の輪》《妖精の手》!!
眉川比恋:1dx+34
DoubleCross : (1R10+34[10]) → 7[7]+34 → 41
眉川比恋:「――ガハッ!!」が、さすがに体力限界!時間停止機動も途中で途切れ、転倒する!
望月棗:「殆ど手は御座いません……此の程度までしか」
望月棗:「後は……耐久力を頼みにして居ります」
石蕗条一:5d10+31 装甲は無視。
DoubleCross : (5D10+31) → 23[4,1,9,3,6]+31 → 54
眉川比恋:「耐久力って!ちょっと望月さん!」
眉川比恋:当然、耐えられるはずもない。そのまま行けば絶命必至の攻撃だが……!
石蕗条一:空間の断層が、まっすぐ眉川の位相を引き裂いた。
西方:「降参だ」
石蕗条一:「あン?」 剣は止まるかもしれない。
西方:「要求通り、こちらはアーティファクトを諦めよう。完全にリソースが尽きた」
望月棗:「“だぶるでぃーる”の戦力は、此れで全て。最早打つ手は御座いません」
西方:「専門ではない……のでそちらも自慢にはならないかもしれないが、まさかFHが、街の人間相手にここまで削られるとは」
目黒錫:「ふむ、それで。こちらがそちらを、殺さぬ理由は?」
西方:「殺す理由があるのならば、そちらが既にそうしているのではないかね」
西澄燦:「あたしはソレを渡してくれるんならやりあう理由はない」
石蕗条一:「目黒の。……やりたいなら、アンタがやれ。人間を殺すのは専門外だ。アーティファクトは壊す。それだけだ」
石蕗条一:赤い剣が独特の軌跡を描き、石蕗の手に収まる。
目黒錫:「別に、どちらでも良いのですけれど。今、そこの……“グラーシーザ”くんには、蟲の卵がうえつけられておりますので」
目黒錫:「……放っておけば、まあ、死にますねぇ」
眉川比恋:「……………」
眉川比恋:「……ま、マジっすか……」
望月棗:手を合わせる。
都築つむぎ:十字を切る。
目黒錫:「ちなみに、内臓を食い破って穴と言う穴からムカデが這い出してきます」
西方:「嘘ではないだろうな。まず、これを渡そう」滑らせるようにして、“黒紫の玻璃”を渡す。
石蕗条一:渡された”黒紫の玻璃”を見送る。西澄さんが手を出さないなら、石蕗が受け取りたいが、どうでしょう?
目黒錫:「……ふむ。他の方々は、特に理由がないそうですねぇ」
目黒錫:「では、私の方から、一つお願いが」
西方:「……。可能な限りは聞こう」目黒さんに答える。
目黒錫:「名刺か、連絡先の分かるものが一つ。頂きたいところです」
西方:「『名前と場所』……フフフフ、なるほど」
西方:「構わない。私のようなもので良ければね。連絡はこちらでいい……」連絡先のみの名刺を投げ渡す。
目黒錫:「えぇ、ありがとうございます――今回はこのような形になってしまいましたが。今後とも、ご贔屓に」 手をひらひらと振る
望月棗:「此方こそ、何時でも御依頼を御待ちして居ります」
西澄燦:「ブッキー、あの件覚えてる?」
石蕗条一:「なんだよ」
西澄燦:「ブッキーが中身を壊して、あたしが外を貰うって話」
西澄燦:「機能だけ壊せるんなら、そうして欲しい。出来なかったらまぁ、残骸だけでも頂戴」
石蕗条一:「覚えてる。どうしたいんだ? お前はどんな”変化”を望む? 骨董品のスタイルを貫く”ハードボイルド”」
石蕗条一:機能だけ破壊することってできますか?>GM
GM:可能です。それも含めて、「壊すことと壊さないこと」を選択できる固有行動であると考えてください。
西澄燦:「どんな“変化”って決まってるさ……あたしは“ライト”ジョーカー」
西澄燦:「あの子の未来を明るく変えたいのさ」
石蕗条一:了解。では、アーティファクトとしての機能だけを破壊します。 赤い剣を一閃させます。
石蕗条一:「……勝手にしろ。俺は”スキャバーズ”。錬金術師。お前の選択による変化を祝福する」
GM:石蕗宗近のアーティファクトを壊す技術を持つのは、ただ一人。唯一にして最後の弟子の石蕗条一のみ。
GM:“黒紫”を冠したアーティファクトは、職人じみた精巧さで魔術的機能を破壊され、それで完全に停止する。
石蕗条一:「“タグイェル”。変化。それこそが・・・俺たちの求めた全て」
西澄燦:「ありがとさん、ブッキー。愛してるぜ」 空っぽになった“黒紫の玻璃”を受け取ります
目黒錫:「あぁ、卵の孵化を防ぐ方法ですが。今から1時間ほど、業務用冷凍庫にて安静にしていて下さいな。気温が低ければ卵は孵化しません」
眉川比恋:「業務……用……」
目黒錫:「なお、凍死した際は責任をもてませんので、あしからず。耐久力に期待、ですねぇ」
望月棗:「冷凍庫を用意ですか。中々難儀な……時間は掛かるでしょうね」
西方:「一日以内に用意出来ればいいな。……そう、そして、もう一つ」4人に向き直る。
石蕗条一:「・・・・チッ。勝手にしろ。課題は終わりだ・・・俺は帰る。適当にコメディでもやってろ!」
西方:「言い忘れていたことがあった。錬金術師の石蕗くん。――君にも関係の深い話だ」
石蕗条一:「……あァ?」
西方:「……私が個人として研究を進めようと考えた材料」
西方:「“黒紫の玻璃”が映す『真実』。……和中菜鳥の家族が何を見て、死に至ったのかについて」
GM:----
【Backtrack】
GM:バックトラックに入ります。
石蕗条一:ウオオッ
GM:今回のボスが所有していたEロイスは4つ。
GM:いや、3つですね。ですが4つ分です
【“黒紫の玻璃”】
"楔の呪い"
"自虐の刃"
"自虐の刃"
GM:以上。振ってください!
都築つむぎ:振らない。
西澄燦:ふる
西澄燦:113-4d10
DoubleCross : (113-4D10) → 113-25[4,9,8,4] → 88
石蕗条一:ふります!
石蕗条一:135-4d10
DoubleCross : (135-4D10) → 135-21[10,2,5,4] → 114
目黒錫:振るぜ!
目黒錫:132-4d10
DoubleCross : (132-4D10) → 132-15[4,2,2,7] → 117
西澄燦:88-3d10 一倍
DoubleCross : (88-3D10) → 88-17[3,4,10] → 71
都築つむぎ:5d10-112 1倍
DoubleCross : (5D10-112) → 27[8,8,5,5,1]-112 → -85
目黒錫:117-6d10 2倍。
DoubleCross : (117-6D10) → 117-19[9,1,4,2,2,1] → 98
目黒錫:あっぶねえ
石蕗条一:一倍振り! ロイスは4個。
石蕗条一:114-4d10
DoubleCross : (114-4D10) → 114-24[2,7,7,8] → 90
西澄燦:よし、ギリギリ5点
都築つむぎ:5点
石蕗条一:グッド! 5点!
目黒錫:3点です
GM:シナリオ達成点は7点。いつもの4点に、Eロイスの4点
GM:さらに望月棗のDロイス"亜純血"でさらに1点。
GM:基本点は16点です。ここに、今獲得した経験点を足してください。
石蕗条一:21点でフィニッシュです
都築つむぎ:21点です
目黒錫:19点、Sロイスもなし
西澄燦:16+侵蝕5点+Sロイス5点=26点
【獲得経験点】
オツカレーさん:26点
ロケットさん:21点
ふきゅうさん:21点
マァアレダさん:19点
(珪素):29点
GM:以上です。エンディングはまた後日。本日の行程は終了となります。
GM:お疲れ様でした。
目黒錫:おつかれさまでしたー!
西澄燦:おつかれさまでした!
石蕗条一:お疲れ様でした!
都築つむぎ:おつかれさまでした!
【Ending/01】
GM:エンディングを開始します。
GM:----
GM:アーティファクト――“黒紫の玻璃”をめぐる戦闘は終わった。
GM:秘宝の機能は完全に破壊され、それを両者が奪い合う理由は、もはやどこにもない。
GM:だが……。
西方:「……『真実』」
西方:「君が求めたものが『変化』だというのならば、私の人生が求めるものは、それだ」
石蕗条一:「……あんたがそれを知ってるって言いたいのか」
石蕗条一:「それともただの時間稼ぎか? がっかりさせてくれるなよ」
西澄燦:「……」 黙ってみている
西方:「……私が知るのはそれに繋がる一端でしかない。望月くん、『冷凍庫』の手配を」
望月棗:「承知致しました」和服の少女は姿を消す。
都築つむぎ:「そういえば『黒紫の玻璃』は本来は真実を見せるアーティファクトなのでしたね」
西方:「……そう。そして実は、和中菜鳥の父――和中邦彦が見たものについても、どういうわけか話が伝わっているようだ」
目黒錫:(へらへらとしながら傍観している。問答に興味があるようだ)
石蕗条一:「……ネットの情報屋か? 何を掴んでやがる」
眉川比恋:「あの情報屋っすか……あまり、信用しないほうがいいんじゃないっすかね。出処不明の話は」
西方:「そうかね?何か『隠したい物事』があっての虚言だとすれば、それは既に真実の一端だよ」
西方:「……まず君達に言っておこう。眉川くんは“黒紫の玻璃”の奪取時に、既にその鏡面を『見ている』」
石蕗条一:「しかし、無事だった」
西方:「その通り。何が見えた?」
眉川比恋:「………………」
眉川比恋:「普通に」
眉川比恋:「普通に、俺の姿でしたよ。あれはレネゲイドに反応する防衛機構を持った、ただの鏡だった。……俺にとっては」
都築つむぎ:《イージーフェイカー:真偽感知》を使っていいですか?
GM:問題ありません。
都築つむぎ:じゃあ使用して、本当かどうか確かめます
GM:彼は嘘をついていません。本当です。
都築つむぎ:「ふむ。となるとオーヴァードには真実を見せない……とか?」
眉川比恋:「……あの子に気付かれずやらなきゃあいけなかったから、注意が不足してた。一瞬、映っちまった……けれど」
眉川比恋:「なんてことはなかった。その鏡がただものじゃあないってことは知ってるが」
石蕗条一:「だったら、鏡はあの……あれの家族に何を見せたって言いたいんだ」
目黒錫:「おかしいですねえ?人間を自殺に追い込むほど、残酷な真実を見せる、という触れ込みのはずなんですけどねぇ」
眉川比恋:「……『真実』っていうのは、なんだ?俺が聞きたい」
西方:「私の知る答えを言おう」
西澄燦:「……」
西方:「『何も映さなかった』。それが――」
西方:「あれが彼女の家族に見せた、答えだったという」
都築つむぎ:「『何も』……まさか?」
石蕗条一:「師匠のアーティファクトだ。機能だけは偽物のはずがない」
西方:「そこから先は分からない。しかし……あの鏡が、先程『自傷の衝動』で暴走を促した時」
西方:「その対象は……君一人だったな。“スキャバーズ”君」
石蕗条一:「……ああ。俺だけだった。防衛機能としては、まさに正しい反応だと思ったが……」
西方:「今回の私の動きはFHの作戦行動ではない。私個人の動きだ」
西方:「勿論UGNへの対抗行動でもない。君達は知らないかもしれないが、この街。G市には――」
西方:「そのどちらの組織からも、公式な干渉が禁じられている」
都築つむぎ:「ふんふん」
目黒錫:「……ははぁ、なるほど。この土地の地脈が何らかの組織に“染まっていない”のは、その辺りが原因ですか」
西方:「あの鏡は何を映すものだったのか?例えば、我々と……君のような、『街の人間』の間で何が違うのか?」
西方:「……それを突き止めようと思ったのだがな」
西方:機能を失った鏡を、複雑な表情で見る。
石蕗条一:「それはつまり、この街が――あんたは」
石蕗条一:「いや。材料が足りない。何を組み立てるにも……そう」
西方:「だが良い。これもまたひとつの結末だ」
西方:「“スペクトハンター”は……確かに、この怪奇(スペクト)の結末を見届けた」
西澄燦:「満足したか?“スペクトハンター”」
西方:「いいや。不満足だよ。まったくもって」肩をすくめ、苦笑する。
西方:「だがそれが結末ならば、仕方のない事だ。再現不能……取り戻しようのないものだからこそ、遺産なのだ」
石蕗条一:「勝手に見届けろ。そして消えろ。二度とこの街に来るな。アーティファクトに手を出すな」
目黒錫:「そう邪険に扱うものじゃないですよ、石蕗サン。昨日の敵は今日の友、ってこともあるじゃないデスか~」
石蕗条一:「あんたは黙ってろ。くそ」
眉川比恋:「……アーティファクトに手を出すな、か」刀を肩に担ぐ。
眉川比恋:「じゃあ、ついでだ。あんたにとって悪いニュースをひとつやるよ、“スキャバーズ”」
石蕗条一:「……これ以上、まだ悪いニュースがあるのか?」
眉川比恋:「……俺は作戦通り“黒紫の玻璃”を手に入れた。後は合流するだけだった。10分とかからない仕事だったが」
眉川比恋:「それがこれだけかかった。理由は……まぁ、ここまで言えば分かるんじゃねぇかな~~」
石蕗条一:「……おい。誰に追われてた?」
眉川比恋:「何者かに『襲撃を受けた』。そいつ……いや、そいつ『ら』か。アーティファクトを狙っていた」
目黒錫:「! 不明の別勢力、ですかァ……ふうむ」
都築つむぎ:「UGNの人たちじゃないですか?」
眉川比恋:「誰だったんだろうな?正体は俺も分からない。けれど、そいつ」
眉川比恋:「槍を使う。腕を一回落とされた。逃げるしかなかった……」
眉川比恋:「白い、槍だ」
石蕗条一:「・・・・“ランケア”。白い槍。ふん」
石蕗条一:「あんたらじゃなく、先にそいつと仲良くなったほうが良さそうだ」
都築つむぎ:「え?」
西方:「君の望み通り、私達はこの街に手出しをしない。今後は」
西方:「だが、何が潜んでいるのか……」
GM:町並みを振り返る。ビルの立ち並ぶ、美しい観光地。
西方:「私達にそこまでは、分からない」
眉川比恋:「……俺は帰る。帰って大河の録画……溜まってるやつ、見るさ。じゃあな」
都築つむぎ:「体の心配をしたほうがいいと思いますが」
都築つむぎ:「まあいっか」
石蕗条一:「さっさと消えろ」
目黒錫:「“ブロークンラズベリー”やその“別勢力”、”謎の情報屋”……まだまだ底を見せませんねぇ、この街は」
GM:ダブルディールは立ち去る。残された“黒紫の玻璃”は……もはやただの鏡だ。
GM:それはもはや人の命を奪うことも、『真実』を映し出すことはないのだ。
西澄燦:抱えた鏡を見る。
GM:そこには、覗きこんだ西澄燦の姿だけが映る。
GM:他のものを映すこともなく、映すべきものを映さぬこともなく……。
GM:それが真実。
西澄燦:「一難去ってまた一難、ね」
石蕗条一:石蕗は不機嫌に立ち去る
西澄燦:「さて、あたしの『真実』は見つけられるかね」
都築つむぎ:「え? 師匠何か探してたんですか?」
西澄燦:この答えには笑って返す。そのまま立ち去る
目黒錫:あ、では西澄さんが去る前に名刺を渡したい。
西澄燦:ではすれ違い様に受け取ります
目黒錫:では、去る背中に声をかけよう。
目黒錫:「私はG市中央公園に当面滞在する予定です。情報がご入用でしたら……是非、お越しください」
目黒錫:名刺『 情報屋 兼 陰陽師 目黒錫 住所:G市中央公園の中央ベンチ 』
都築つむぎ:(うさんくさい……)
目黒錫:「よろしくお願いしますネ……名探偵、サン」
GM:----
【Ending/02】
GM:西澄さんとつむぎちゃんのエンディングを行います。
GM:----
GM:旧市街――櫻木ビル5F 西澄探偵事務所
GM:----
GM:依頼は完了した。西澄燦と都築つむぎは、この時代がかった事務所に戻る……。
GM:そして、依頼人も。彼女らの報告を聞くために。
和中菜鳥:「……」
西澄燦:「答えは見つかった?」
和中菜鳥:「…………」首を振る。
和中菜鳥:〈まだわかりません。けれど〉
和中菜鳥:〈必ず、いつか払います。だから、そうするためには〉
和中菜鳥:「…………」
和中菜鳥:〈“人が生きる目的”を見つけるためには〉
和中菜鳥:〈生きなければいけない。〉
和中菜鳥:〈そういうことなんですね。〉
西澄燦:「そういうこと」 笑って、箱を取り出し、机に置く。
西澄燦:「今のアンタなら大丈夫だ、改めて依頼を受け……今、完了した」
和中菜鳥:「 」
和中菜鳥:〈ありがとうございます。〉
和中菜鳥:〈やっぱり、兄の言っていたことに、まちがいはありませんでした〉
西澄燦:箱を差し出す、中には“黒紫の玻璃”
和中菜鳥:〈西澄さんは本当に〉
和中菜鳥:〈優しい探ていさんです。〉
西澄燦:「はは、どうもありがとね」 表情は柔らかい。
都築つむぎ:(…………)
和中菜鳥:〈本当はわかっていました。お父さんもお兄ちゃんも戻らないことを〉
和中菜鳥:鏡を抱きしめるように抱える。
和中菜鳥:〈けれど、この鏡が、私の家族の心を吸い取って〉
和中菜鳥:〈それがまだ、この中にあるのだと〉
和中菜鳥:〈信じたかった。〉
西澄燦:「そう信じたから、追いかけようとしたんだね」
西澄燦:ということでここら辺でシーカーの情報を明かします。
西澄燦:言葉の端々から伝わる感じという演出。
シーカー:(反転)
GM -> 西澄燦:『最後の思い出』……という、引っかかる単語。それが西澄さんの推理の裏付けとなります。
GM -> 西澄燦:元々、中学生一人で暮らしていた彼女の生活ぶりは不明瞭でした。
GM -> 西澄燦:手入れのされていない家。高級住宅地に住み、私立中学に通っていながら――
GM -> 西澄燦:自分で言うように、『客人をもてなすことすらできない』。
GM -> 西澄燦:幼い少女一人。名義上の後見人はどこかにいるのでしょうが、彼女自身が父の遺した財産を運用できていない事は明らかです。
GM -> 西澄燦:恐らく……彼女の家にはもはや、生活していくだけの財産がない。
GM -> 西澄燦:残った資産は『この家そのもの』だけなのでしょう。だから依頼報酬として提示できるものは、それしかなかった。
GM -> 西澄燦:和中菜鳥は、父と兄のを死に至らしめた“黒紫の玻璃”に、罪悪感とともに執着を感じていたのでしょう。
GM -> 西澄燦:もはや自活することすらままならなくなった彼女は、このアーティファクトを使って、
GM -> 西澄燦:自殺するつもりでした。盗難時に彼女が“黒紫の玻璃”を出していたのは、そのためです。
GM -> 西澄燦:故にこれが『最後の思い出』となります。以上です。
都築つむぎ:師匠とは対照的に、完全に無表情でやり取りを見ている。
和中菜鳥:〈もう私は、この足では進んでいけないと思っていました〉
和中菜鳥:〈私が持っているものは、今では本当に、あの家だけです。だから探ていさんに、お金でお礼を払うことはできません〉
和中菜鳥:〈思い出にしがみつかないで、親戚をたよろうと思います〉
和中菜鳥:鞄の中から書類を取り出します。家の権利書。
和中菜鳥:〈約束通り、これを依らいの代金にしてください〉
西澄燦:「違うよ」
和中菜鳥:「?」
西澄燦:「今回の依頼の報酬は答えを埋めてきて欲しい」 スケッチブックを指す。
西澄燦:「報酬はどんなに遅れても構わない。ただ、絶対に見つけて欲しい」
和中菜鳥:「……」
西澄燦:「そしてその時、あたしに答えを教えてくれ。アンタ自身の言葉で」
和中菜鳥:「……」涙を浮かべて、スケッチブックのページを見る。
西澄燦:「アンタの人生の“真実”を」
和中菜鳥:〈人が生きる目的とは?〉
和中菜鳥:静かに立ち上がって、深く一礼する。
和中菜鳥:言葉で伝えられない分、長く、静かに頭を下げて。
和中菜鳥:和中菜鳥は事務所から去る。
西澄燦:手帳を開き、何かを書き込む。
都築つむぎ:「……まあ、生活に困窮するようなことはなさそうで何よりです」
西澄燦:「満足した?」
都築つむぎ:「何のことですか?」
西澄燦:「あたしを見て探偵としての何かを見つけたのかって事」
都築つむぎ:「…………そうですね。疑問が山ほどあります」
西澄燦:「へぇ」
都築つむぎ:「今回の場合『報酬』は手に入ったといえるのでしょうかね……」
都築つむぎ:背を向ける。
西澄燦:「手に入るよ、絶対」
都築つむぎ:「そうですか。気になるといえば、和中さんの家に『アーティファクト』が来た経緯も気になりますね? もっとも、それは石蕗さんの領分でしょうか」
西澄燦:「別に。その時が来たらまた調べる事になるよ」
都築つむぎ:「彼女の動機については納得できますね。大切なものを喪失したときの精神の防御方法ですね。本当……あの年齢では受け止めるのには重すぎます」
都築つむぎ:「しかし、私が一番気になった点は」
都築つむぎ:振り向く。
都築つむぎ:「あなたのことです」
西澄燦:「そう?」
都築つむぎ:「“スペクトハンター”西方さんの言で決定的になりましたが――」
都築つむぎ:「師匠はこの町の人間ではありませんね」
都築つむぎ:「彼は言っていましたね。『黒紫の玻璃』が反応したのは石蕗さん一人だったと」
都築つむぎ:「外から来た彼らには反応しなかった。それは私や目黒さんも同様……その差異を知りたいと、そう言っていましたね」
西澄燦:「……普通に、流れてここに居着いただけだよ」
都築つむぎ:「彼ら“ダブルディール”と師匠に面識があった様子はない……にも関わらず、なぜ師匠のことを他所者だと知っていたのか?」
都築つむぎ:「それは……いえ、ここではどうでもいいことですね」
都築つむぎ:「私が気になっているのは……“私が噂に聞いた探偵・西澄とはあなたのことなのか?”」
都築つむぎ:「和中さんの兄が生前言っていたという“優しい探偵”とはあなたのことなのか?」
都築つむぎ:「興味が湧きます」
都築つむぎ:無表情で、まっすぐに視線を向けながら。
西澄燦:「あたしは噂なんて知らない、誰がどんな風に言っているかなんて知らない」
西澄燦:「ただ、言える事は――」
西澄燦:「あたしは西澄燦。そして」
西澄燦:「――探偵だ」
都築つむぎ:「…………そろそろ帰る時間のようです」
都築つむぎ:「携帯電話は差し上げます。それではまた……師匠」
西澄燦:「じゃあ、またな。ムギ」 携帯を見せる
GM:高台の旧市街。その窓からは、夕日に沈むG市の町並みが見える。
GM:一つの依頼が、終わった。
都築つむぎ:(『二代目』か……)
GM:----
【Ending/03】
GM:では、石蕗くんのエンディング。
石蕗条一:押忍
GM:----
GM:新市街――G市センター街 「銀星洞」
GM:----
GM:……石蕗条一に言わせれば『旧式』の設備とはいえ、
GM:無論そこには、まだ彼が使用出来るPC類は辛うじて存在している。ネット接続も可能だ。
GM:そして接続が可能ならば、それに辿り着く事ができるはずだ。
GM:情報屋。『JCN』。
石蕗条一:ガレージみたいな店舗奥のスペースで、接続を試みています。
石蕗条一:「こっちが探してることがわかれば、あるいは、向こうから・・・・」
GM:『JCN』に到達するいくつかの手順を経て、
GM:石蕗条一はひとつのチャットルームに到達する。
GM:可能性は低いが……相手が本物なら、これを嗅ぎつける。
GM:ハンドルネームはどうしますか?
石蕗条一:「スキャバーズ」。そのまんまです。
石蕗条一:余計な小細工は無意味と割り切っている。
-:システムメッセージ:「スキャバーズ」さんが入室しました。
-:システムメッセージ:「0009ncj」さんが入室しました。
JCN:0009ncj:おはよう?(23:21:16)
石蕗条一:スキャバーズ:挨拶はいい(23:21:25)
石蕗条一:カスタマイズを利用したタイピング速度は実際ハヤイ
JCN:0009ncj:そうだったね。じゃあ依頼の話から入るかな。(23:22:03)
石蕗条一:スキャバーズ:聞きたいことが2つ3つある。下手すると増える(23:22:19)
JCN:0009ncj:何が知りたい?(23:22:20)
石蕗条一:スキャバーズ:G市の事件。一家自殺。”ダブルディール”。黒紫の玻璃(23:22:47)
石蕗条一:スキャバーズ:あんたはどこから知った?(23:22:50)
JCN:0009ncj:お金がかかるよ。(23:22:59)
JCN:0009ncj:すごくかかる。その情報なら、1000万よりは上かな。(23:23:08)
石蕗条一:スキャバーズ:覚悟してる。……なんだってやる。それで壊せるものがあるなら。(23:23:10)
JCN:0009ncj:良い答えだ(23:23:11)
JCN:0009ncj:でもダメ。ところで君のIPは知ってるぜ。石蕗条一くんだろ?つまり、分かるよね?(23:23:13)
JCN:0009ncj:アーティファクトを破壊されたら、困る連中がいる。そういう連中がいなくなると、あたし達も困る。(23:23:30)
石蕗条一:スキャバーズ:その連中は間もなくいなくなる(23:23:40)
JCN:0009ncj:そうさ、戦わなければね。(23:23:52)
JCN:0009ncj:これだけは教えてあげる。この街には君の『敵』がいる。(23:23:57)
JCN:0009ncj:“白”のアーティファクト。君もいずれ出会う。(23:24:01)
石蕗条一:スキャバーズ:何か勘違いしてるな。(23:24:07)
石蕗条一:スキャバーズ:俺に『敵』はいない。アーティファクトは壊す。道具は壊す。それだけだ。(23:24:10)
石蕗条一:スキャバーズ:アーティファクトに使われる人間も同じ道具だ。壊す。それだけだ。(23:24:15)
JCN:0009ncj:だからいいのさ。あたし達にとっては……都合がいい。(23:24:16)
JCN:0009ncj:アーティファクトに使われる人間は、(23:24:22)
JCN:0009ncj:道具と同じ。誰かが、使ってやらないとね。(23:24:26)
石蕗条一:スキャバーズ:わかった。あんたのお友達に伝えてやってくれ。(23:24:36)
石蕗条一:スキャバーズ:壊す、と(23:24:37)
JCN:0009ncj:了解。その依頼は、受けよう。(23:24:40)
-:システムメッセージ:「0009ncj」さんが退室しました。
石蕗条一:「ふー・・・・・・・・最悪だな。クソッタレ。人間か……」 独白しよう。
石蕗条一:「苦手分野だな。 ――――殺人鬼、か。こいつ、使えるか?」 手段を選ばぬ錬金術師、石蕗条一だ。
GM:何かが動き出している。石蕗条一は、深く思索を巡らせる――。
GM:工房。かつてはアーティファクトに満ちていた実験室。だが今はそこに、アーティファクトはない。
GM:代わりにそれは、この街の中にある。この街がより広い、アーティファクトの実験室となって、
GM:それを狙っている連中がいる……。
GM:----
GM:エンディングを終了します。
石蕗条一:お疲れ様でした!
【Ending/04】
GM:----
GM:新市街――G市中央公園
GM:----
GM:『仕事』を終えた目黒錫は、再びこのねぐらへと帰る。
GM:今回の収入は、労力に比べれば少ないものだ。だがいずれ……長期的にはこの繋がりが『プラス』になる。
GM:名と脈の繋がりを知る陰陽師――目黒錫には、その発想ができるのだ。
森本:「う~~、あァ、呑んだ呑んだァ」
目黒錫:「ハハハ、真っ赤じゃないですか。飲みすぎですヨ、モリさん~」ワンカップの山。一緒に飲んでいる
森本:「っへっへっへ。いつ死ぬか人間分からねえんだから。楽しまなきゃあ~~ヨ~~ッ」
森本:「特にこの街じゃあなあ!」
目黒錫:「……ハハハ、全くですネ。笑えない冗談ですよ」
目黒錫:「“ブロークンラズベリー”……実に、興味深いですねぇ」
森本:「どうやって殺すか知ってるかァ、グロさん」
森本:「……『すりつぶす』んだとよォ。人間をォ。ひっへっへっへ」
森本:「スーパーで見る挽肉!あれよ!あれ!」
目黒錫:「人をミンチにしちまうから“ブロークンラズベリー”ですか。可愛らしい名前して恐ろしいですねぇ」
森本:「しかもよォ、ケーサツはまだ公表してねぇけど!なんやら現場に血で書いてるってなぁ……」
目黒錫:「……へぇ?そいつは、初耳ですねぇ」
森本:「……あ?」
森本:「そーいや、今日ツキさん来たっけかぁ」
森本:「へっへっへ、酔っ払ってっからワケわかんねぇなあ俺も」
目黒錫:「……言われてみれば。見てない……ですか」
GM:……その時。
GM:巡回の自転車の音が聞こえてくる。
森本:「おっ、来たかね」
目黒錫:「おぉ。今日は遅かったですねぇ」
GM:ライトが2人を照らす。だが……それを持っている警官は
GM:月岡ではない。
???:「こんばんは~。大丈夫ですか?」ウェーブのかった髪の、柔らかい雰囲気の婦警だ。
???:「風邪とかひいちゃいませんかー?」
目黒錫:「……ふぅむ?始めてみる顔……ですね。 こんばんはァ」
森本:「へっへっへ、なんだ。新入りさんかね。可愛いねぇ!」
???:「あら、ありがとうございまーす」
目黒錫:「ハハハ。春はまだ命の危険性がないですからねぇ。心配するなら冬ですよ~?」
???:「あははは、そうですねー。いや、ただの巡回にと思ったら」
???:「ふむ」顎に手を当てる。
???:「これはなかなか……」目黒錫をジロジロと見る。
目黒錫:「おっと、これはこれは」
目黒錫:「……もしかして、お客サマでしたかぁ?」
???:「…………。かっこいい人ですね~~。うふふふふ」
???:「今度お茶でもいかがです?」屈みこんで微笑む。
目黒錫:「あっはっは、お世辞がお上手ですねぇ。勿論、是非一杯お願いしますよ」
目黒錫:「お名前をお伺いしても?」
???:「うふふふふ。飛騨七瀬、と申します」
GM:【G警察署 巡査 飛騨 七瀬(ひだ ななせ)】
飛騨七瀬:「では、ご挨拶もすみましたのでー。お体に気をつけてくださいね?」
目黒錫:「飛騨サン、ですねェ。 ……私(ワタクシ)、目黒錫と申します。以後お見知りおきを。婦警、サン」
飛騨七瀬:「……それと」
飛騨七瀬:「――非合法の個人情報のやり取りは、刑事罰の対象になりますので」笑顔のまま。
飛騨七瀬:「そういった方をもしお見かけしたら、通報をよろしくお願いしますね?」
目黒錫:「おっと。これはこれは」
飛騨七瀬:飛騨は鼻歌交じりに自転車で去っていく。
森本:「ひひひひ、いいねぇ。婦警にも今時、ああいう垢抜けた子がいるもんだねェ」
目黒錫:「……本当に。G市には色々な人々が集まるものですねぇ……」
目黒錫:「いや。実に、興味深い土地だ」
GM:一つの事件が終わっても、街は変わらず動き続ける。
GM:G市。それが彼らの街。
GM:対決は、続く。
GM:----
【Masterscene/03】
GM:----
GM:新市街――G警察署
GM:----
GM:深夜の警察署。部屋に残っている署員は2人だけだ。
GM:月岡裕次郎と三角洋平。
GM:“ブロークンラズベリー”事件の報告書作成は、もはや彼らの毎週の恒例行事と化している。
月岡裕次郎:「中華丼だな。三角」背もたれに頭を預けるようにして瞳を閉じていた月岡が、唐突につぶやく。
三角洋平:「……何がですか」
月岡裕次郎:「今くらいの時間は、中華丼だろ」
三角洋平:「……ハァ」
三角洋平:「深夜2時っすよ。だから太るんじゃないですかね」煙草に火を点け、呆れたように煙を吹く。
月岡裕次郎:「いいからコンビニだコンビニ。行ってこい」
三角洋平:「冗談じゃねぇよ。一人で行ってくださいよ。……ったく」
月岡裕次郎:「……」
月岡裕次郎:「……誰か今。自動ドアの音しなかったか」
三角洋平:「知りませんね」
月岡裕次郎:「いや。足音だ。忘れ物じゃねぇよな。この時間によ」
三角洋平:「……知りませんよ」
GM:今やその足音ははっきりと聞こえてくる。
GM:それも一人ではない。複数の足音が、廊下を。
GM:――バタン!
???:「はいこんばんは」
GM:長い黒髪の女性だ。まるで我が家に踏み込むかのように堂々とした足取りでデスクへと向かう。
月岡裕次郎:「……っ、なんだてめえ」
月岡裕次郎:「おい三角!」
三角洋平:「だからもう、知りませんって……」
???:「――市内調査の方はどうなってるの。今」彼らに視線すら向けず、背後の男に向けて声をかける。
???:「今のところ、“JCN”から得られた情報との齟齬はありません」
???:「今後も信用を続けるべきソースではありませんが……」
GM:エリート然とした眉目秀麗な青年。手元の携帯端末を凄まじい速さで操作しつつ答えている。
???:「少なくとも、市内への浸透には用立ちました」
月岡裕次郎:「……っの野郎、無視しやがって!」椅子を蹴り、弾かれたように跳びかかる!
GM:――が、次の瞬間、月岡の巨体は。
GM:ダ ン !!
月岡裕次郎:「がぁっ!?あっ!?」
GM:おそるべき速さで割り込んだ小柄な影になぎ倒され、地面に叩き伏せられている。
???:「おい」
GM:酷薄な眼光の老人は、恐ろしい力で月岡を締め上げ、指一本すら身動きを許さない。
???:「こいつは殺していいのか」
???:「駄目でしょ。普通に駄目……だって殺人じゃん?」署長のデスクの上に腰掛けつつ、答える。
???:「私達が殺していい連中は、この世で2種類だけ。この街でもそのルールは守ってもらうから」
???:「……マスターエージェント。本当にいるンだろうな」
???:「はい。確実です」
???:「“マスタークウェル”。まずはその動向の追跡を行いましょう」
GM:そして、扉を開けてさらに一人……この部屋へ侵入する。
???:「あらあら」
???:「いきなり何やってんの、おじいちゃん……物騒でしょ? 私達は穏便に進めなきゃー」
GM:ウェーブの髪の……婦警。
???:「穏便にー。まずは、そう」
???:「記憶処理からかしらね?」
月岡裕次郎:「……ッ、な、んだ……てめえら……!!」
月岡裕次郎:「こんな……こんなことして、いいと思ってンのか……!!」
???:「え?いやいやいや」
???:「不干渉協定を破って?警察署を乗っ取って?」
???:「で、一般人に記憶処理でしょ?」
???:「どう考えても良いわけないじゃん?ねえ?」
三角洋平:「……」
三角洋平:煙草をもみ消し、灰皿に叩きこむ。
三角洋平:「大した悪党っぷりっすね」
三角洋平:「『相変わらず』」
???:「ありがとう三角くん。君のお陰で、スムーズに事が運ぶ」
???:「まあ、明日の朝には……明日?」
???:「2時間後には完了します。データ上も、記憶上も」
???:「……そうね。明日の朝には」
???:「私達全員、正式なG署の署員になってる」
???:「くだらん小細工だがな。必要ならば、そうする」
???:「まずは……“マスタークウェル”か」
???:「喰う」
???:「ふふふふ……」
???:「かっこいい男の子、たくさんいるといいなぁ~~」
月岡裕次郎:「……何……ケホッ、」
月岡裕次郎:「何、なんだ……てめえ……ら……!!」
???:「そうねえ、自己紹介しないと」
GM:署長のデスクの上に座り、彼女は微笑む。
???:「――『労働厚生省の者』です」
GM:----
GM:【今回の謎】
GM:1-1:アーティファクト、“黒紫の玻璃”の能力とは?
GM:1-2:依頼人、和中菜鳥の本当の目的とは?
GM:1-3:探偵の弟子、都築つむぎは何者なのか?
GM:1-4:連続殺人鬼、“ブロークンラズベリー”の正体とは?
GM:1-5:FHセル、“ダブルディール”とは?
GM:1-6:G市内にアーティファクトを狙う者が存在するのか?
GM:1-7:FHマスターエージェント、“マスタークウェル”は何者なのか?
GM:1-8:謎の情報屋、“JCN9000”の正体とは?
GM:1-9:“黒紫の玻璃”が映す、街の真実とは?
GM:1-10:この街で何が動き出しているのか?
GM:【解決した謎】
GM:1-1:アーティファクト、“黒紫の玻璃”の能力とは?
→“真実”を垣間見せる。自らが自らを殺すが故に『絶対致死』。
GM:1-2:依頼人、和中菜鳥の本当の目的とは?
→“黒紫の玻璃”による『自殺』。それは防がれた。
GM:1-5:FHセル、“ダブルディール”とは?
→西方率いる、遺産調査セル。目黒錫はコネクションを得た。
GM:----
GM:街の謎を暴け。
一人目『vsダブルディール』 終
to be continued