G市四人目『vsマスターチェイス』

vsマスターチェイス

前回までのG市――三人目『vsマスタークウェル』

【Opening/01】

石蕗条一:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 6[6]+32 → 38

久我瞠:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 6[6]+33 → 39

GM:----
GM:新市街――県立ひのき台高校
GM:----
GM:石蕗条一。……市に帰還した彼を待っていたのは、また新たな仕事だった。
GM:無論、新聞委員会の仕事である。
石蕗条一:そういえばw
GM:活動報告を生徒会室へ提出する仕事は、メンバー間の持ち回りで担当しており
GM:今日は、石蕗条一が生徒会室へ向かうことになる。
石蕗条一:1ミリも気が進まない状態で向かいますね。 ミリすす新聞委員会
海午雅人:「あ、きみ……」
GM:陰気そうな雰囲気の男子生徒が、石蕗を呼び止める。
海午雅人:「生徒会室に用があるのかい?」
石蕗条一:「……あァ?」 普通にしていても態度が悪い
GM:【県立ひのき台高校 2年 石蕗 条一(つわぶき じょういち)】
石蕗条一:「用がなかったらこねェよ。アンタは?」
海午雅人:「ひっ……そ、そそそそうだよね」
海午雅人:「怒らせたよね……。僕みたいな奴、視界に入れるのも不愉快だと思うし……」
石蕗条一:「お、おい……。面倒くせえやつだな。やめてくれ、俺がなにかしてると思われるだろうが」
海午雅人:「……フフ……いいんだ……君の前に存在してるのは、僕の方だから……」
海午雅人:「……そうだ……ごめんね、名乗りもしないでね……僕は海午雅人……」
海午雅人:「不愉快だったらごめん……。生徒会の書記をやってるんだけど……」
GM:【県立ひのき台高校 2年 生徒会書記 海午 雅人(うみこ まさと)】
石蕗条一:「うおッ。なんだこの面倒くささ……半端じゃねえ。生徒会の“スタッフ”かよ?」
石蕗条一:「あァ……ちょうどいいや。新聞委員会の活動記録持ってきたから、会長サンだか副会長サンだかに渡してくれ」
海午雅人:「会長は……多分今、中にいるよ……その場で確認のサインを貰ったほうが、後で取りに来る手間も省けると思うし……ど、どうかな……?」
石蕗条一:「……“サイン”か。そンなもんが必要とか……まあ、わかった。入るぜ」
GM:では、2人連れ立って生徒会室に入ります。
GM:----
GM:新市街――県立ひのき台高校 生徒会室
GM:----
GM:中には生徒会長と副会長がいる。どちらも、この学校の生徒ならば知っている顔だ。
GM:すなわち、田中亜莉沙と、久我瞠。
田中亜莉沙:「……石蕗条一くんね?」ノートに目を落としたまま、入口にほとんど目を向けない。
GM:【県立ひのき台高校 3年 生徒会長 田中 亜莉沙(たなか ありさ)】
石蕗条一:「……オス」 副会長とは、あえてそこまで知らないふりをしていよう。
久我瞠:「……」書類などに目を通しているが
久我瞠:「え?石蕗?」見る!
GM:【県立ひのき台高校 3年 生徒会副会長 久我 瞠(くが みはる)】
石蕗条一:「……ども……」 久我には微妙な表情で頭を下げる。
田中亜莉沙:「知り合い?」鉛筆を指先で回しつつ。隣には赤本が積んである。
田中亜莉沙:「応対してあげて、海午くん」
海午雅人:「は、はい……か会長!」
久我瞠:「ちょっとした知り合い」
石蕗条一:「あーっと、まあ、少し。仕事中、悪い……じゃない。悪かったッスね」
久我瞠:「いや、別に悪くないよ。なんの用?」
石蕗条一:「えー……新聞委員会のカツドウで」 久我には失笑を買うと思われるので、小声だ。
石蕗条一:「“サイン”もらってこいって」
久我瞠:「……っく、ぶは!キミ新聞委員なんてやってんの!?似合わない!!」
久我瞠:しばらく笑ってる
石蕗条一:「……悪いかよ。俺だって……というか、アンタがそれ言うか……」
石蕗条一:「ンなことはどうでもいいから、書類受け取って“サイン”してくれ」
久我瞠:「あはははは!いや、ゴメン。だけどさ、ほら、なんかギャップがね……」笑いながら書類を受け取る
久我瞠:「えーと……」書類に目を通して、はんこを押す
久我瞠:「はいどーぞ」
石蕗条一:「ども。あー……こっちの仕事、忙しいのか?」
久我瞠:「いつも通りかな」
田中亜莉沙:「久我くんは」
田中亜莉沙:「よく働いてくれているわよ」
石蕗条一:「……へえー」 意外!
石蕗条一:「それならいいんだけどよ。このところ、“色々”あるからな……」 書類を確認!まとめる!
海午雅人:「生徒会副会長ですしね……フフ、あ、お茶いります?」
久我瞠:「色々あるねー。あ、お茶もらう」
久我瞠:「僕結構真面目なんだよね」
久我瞠:「石蕗くんもどう?お茶」
石蕗条一:「結構まじめ? そいつは“ユニーク”な回答だ。俺は……いいよ。さっさと帰りたいくらいだ」
石蕗条一:「新聞委員会だってよ? 俺が……。飼育委員会よりマシだったとはいえ……」
久我瞠:「飼育委員!そっちの方がウケるね!」
海午雅人:「ハァ……僕の淹れたお茶なんて飲みたくないですよね、そりゃ……」
海午雅人:「自分で飲もう……」
石蕗条一:「生徒会、面倒くせえ連中が揃ってやがる……いや、えー……あっと、失礼シマス」 ぶつぶつ言いながら退出しよう。
石蕗条一:ガラガラッ
久我瞠:「まあ、キミとは今度ゆっくり話したいところだね。じゃあね~」手を振る
田中亜莉沙:「なかなか」「面白い子と友達みたいね、久我くん」やはり自習を続けている。
久我瞠:「面白いよ。今まであった奴の中で一番面白いかも」
田中亜莉沙:「ものの見方が独特というか」
田中亜莉沙:「……彼は、仕事をしている?……そういう人間の言葉に聞こえたから」
久我瞠:「さあ、よく知らない。バイトはたくさんしてるみたいだけど」
久我瞠:「生活に困ってるのかな?」
海午雅人:「え?それって委員会の……」
海午雅人:「……じゃあ、ないですよね、はぁー……なんでこんな勘が悪いんだろう、僕……」
久我瞠:「海午くんはなんでそんなにめんどくさいの?」
海午雅人:「そ、それは……ご、ごごごめんなさい!」
田中亜莉沙:「……し、5年分終わり」
久我瞠:「いや謝って欲しいわけじゃなくてね………5年?」
田中亜莉沙:鉛筆を置く。「久我くんは、もう大学は決まっているんだっけ」
久我瞠:「まあ一応。多分行かないと思うけど」
田中亜莉沙:「そうなの」少し意外そうな顔をする。
田中亜莉沙:「……驚いたわ。久我くんくらい優秀なら……多分、私より頭いいだろうし」
久我瞠:「やりたいことがあってそれが大学では出来なかったりとかね」
海午雅人:「…………。久我先輩のやりたいことって、なんですか?」
海午雅人:「いやごめんなさい!他意があったわけじゃなくて、その」
久我瞠:「ヒミツ」
海午雅人:「うぁーっ!やっぱり僕なんかには教えてくれないんですね!」顔を覆って吹っ飛ぶ!
久我瞠:「だからキミめんどくさいな」
田中亜莉沙:「……やるべき道が決まってるのって、羨ましいわ。私は……行けるのかな、東大なんか……」
久我瞠:「田中さん僕よりちょう頭いいじゃん……!」
田中亜莉沙:「全然ダメよ。まだ……もっと、努力しなきゃ」
久我瞠:「程々にがんばってね。体壊したりしたらアレだし」
田中亜莉沙:「うん」
田中亜莉沙:「久我くんも、頑張ってね」
GM:----
GM:----
GM:新市街――県立ひのき台高校 2年教室
GM:----
葦原香乃:「石蕗くん、今から帰り?」
葦原香乃:「めずらしいね」
石蕗条一:「あァ……? まだいたのか?」
秋津良:「……いつもはもう少し早く帰ってるからな」席でノートを書き写している。
石蕗条一:「寝てたんなら、そろそろ起きろ。俺は次のバイト探すんだ」
葦原香乃:「もう起きてるよう」
秋津良:「つい20分ほど前にな」
石蕗条一:「……そりゃご苦労さん。秋津はまた“プラクティス”か? じゅうぶん出来るんだから、残ってまでやることねえだろ」
秋津良:「……石蕗こそ。この前の“バイト”、随分長期のやつだったみたいじゃないか」
秋津良:「もう十分働いてるんじゃあないのか?生活に支障をきたすぞ」
石蕗条一:「まァな。しばらく昼飯ヌキは卒業だ……働かない方が支障を来たすぜ」
葦原香乃:「だいじょーぶだよーっ」
葦原香乃:「昼ごはんは、ボクのやつ分けてあげてもいいってー、言ってるじゃん!」
石蕗条一:「ほっといてくれ。等価の交換以外は、受け取らない“ドグマ”があるんだよ」
葦原香乃:「どぐまって何?」
秋津良:「…………バイトか」少し考えこむ。
石蕗条一:「食べ物じゃないから気にするな」
石蕗条一:「それより、割のいいバイトがあったら紹介してほしいね」
秋津良:「……………」
秋津良:「いや、多分そういう系統は向いてない……よな。別にいい」
石蕗条一:「……なんだよ、引っかかるな。思い当たりがあるなら教えてくれよ」
石蕗条一:「免許はねェけど、車の運転も少しはできるからな」
秋津良:「そういう言い方をした俺が悪かったな。そういう与太話を、小耳に挟んだだけだよ」
秋津良:「詳しい内容までは聞いてなかった。……また誰かから聞いたら話すよ」
秋津良:「帰る」席を立ち、葦原にノートを投げつける。
葦原香乃:「ぶえ」
石蕗条一:「与太話?」 それはちょっと真面目になる。 「……新しい“フォークロア”か?」
石蕗条一:「ぜひ聞いといてくれ。その……ああ、いい稼ぎになるかもしれないからな」
秋津良:「……」軽く片手を挙げて応え、教室を去る。
葦原香乃:「ボクだけになっちゃった」
石蕗条一:「……俺も帰る。葦原、お前も帰れ」
石蕗条一:「ここのところ、物騒だ」
葦原香乃:「でもさ、人のいない校舎の空気って、いいよね」
石蕗条一:「静かだからな。騒がしいよりマシだ。……お前は逆だと思ってたんだが」
葦原香乃:「光の当たり方が違って、好きなんだ」机にべったりと上半身を倒して、ぼーっとしている。
石蕗条一:「寝るな。帰れ」 やや強い語調だ
葦原香乃:「……む」
葦原香乃:「分かったよー。でも石蕗くんも気をつけてね」
葦原香乃:「……。嫌な予感がするよ」
石蕗条一:「……へえ。……俺はどうにでもするさ」
葦原香乃:「じゃあね!」とても薄いカバンをとって、教室から駆け出していいく。
石蕗条一:「……誰が相手でもな」
石蕗条一:こっちも、そのまま帰ることにしよう。まだまだ考えるべきことは多い。
???:                              カチャン
GM:オープニング1を終了します。
GM:----
GM:ロイス取得のみが可能です。
石蕗条一:とりあえず久我さんにだけ取ります。
石蕗条一:久我瞠 親近感○/脅威  です。以上。
GM:では、次のオープニングに移りましょう……

【Opening/02】

目黒錫:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 7[7]+35 → 42

GM:----
GM:新市街――G市中央公園
GM:----
GM:では目黒さんには、オープニングでまずやっていただくことがありましたね。
GM:さっそくですが、フォーマルを購入していただきます。
目黒錫:さっそくですかw
目黒錫:2dx10
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[2,6] → 6

目黒錫:買えた!
GM:危ないなあw
森本:「ぎょっ!?なんだぁグロさん、その服……」
GM:【浮浪者 森本(もりもと)】
目黒錫:「いやデスねぇ……前回仕事をしたときに、お子様から随分酷い言われようをしましてねぇ」
目黒錫:「ちょーっとばかり、反省したんですよぉ。見てくれを気にするのも仕事のうち、って」
森本:「はぁー、なんか、わかんねえけど。グロさんの仕事って何やっとるんよ」
目黒錫:「一応、情報屋を名乗ってはいますよぉ。へへ、へ。その実、モリさんと変わらない路上生活者ですケドねぇ」
目黒錫:「見ての通り、なーんも仕事もないわけですし、ネ」
森本:「……。ま、そんなもんかねー」
森本:「だが、昔ッから……ふぁー、いるみたいだけどよ、情報屋っつうのは」
森本:「G市には、いるんだよなぁ……へへ……」
目黒錫:「いるって、何がですかぁ?」スーツのポケットからワンカップを取り出し、森本さんに手渡す
森本:「おう」ワンカップを受け取ることで口が軽くなるのだ。
目黒錫:浮浪者あるあるですね。
森本:「聞いたのは、なんつったかな……JCナントカっつうのと……あー、フェザー……ナントカ……」
森本:「バッシュ……なんたらバッシュって名前と……ふぁー、名前だけなんだ、いっつも……」
目黒錫:「私は新参者ですので。横のつながりは薄いんですよねぇ。そういった情報は助かりますよぉ、モリさん」
森本:「……カオスリンカーってのも、最近聞くもんな……へへ……バラクラバ被ってるやつも、いるらしい……」
目黒錫:「おぉ、流石お詳しいデスねぇ。伊達に長くG市にいるわけじゃあないですネ」
森本:「ずっと昔はこうじゃなかった気もするよなあ、へっへっへ、いつの間にかな……」
目黒錫:「おや、そうなのデスか?てっきりG市は、昔から情報屋が跋扈していたものだとばかり」
???:「……おい、オッサン」横合いから声が割り込む。
目黒錫:「んー?モリさん、呼ばれましたよぉ?」
???:「年齢の中間を取って呼んだんだよ。お前もだ」
???:「聞きたいことがある」フルフェイスヘルメットを被った、黒いライダースーツの男だ。
目黒錫:「全く酷いですねぇ。おっさんなんて言われる年齢じゃあないのですケド」
森本:「あ~ぁ、何の用だァ?」
“フルフェイス”:「……チッ」2人にタバコを2箱ずつ放って渡す。
“フルフェイス”:「この写真の女を見かけたかどうか聞きたい。知ってるか」
目黒錫:「おや、扱いを心得ていらっしゃる」
GM:写真には、スーツ姿の黒髪の女性が写っている。まだ若い。20代ほどか。
目黒錫:見覚えはありますか?
森本:「……??」
森本:「しらねえなあ」
GM:それについては、秘話機能で答えました。
GM:慎重に答えを選んでください。
目黒錫:「いや、しかし頂いておいてなんデスが。知りませんねェ」
目黒錫:「正式な依頼にして頂けるなら、調べても良いですが?」
“フルフェイス”:「……そうか」
“フルフェイス”:「いや、いいンだ……大したことじゃァーねェー。急ぐ用事でもねー」
“フルフェイス”:「邪魔して悪かったな。依頼の話は、また別の用件ができたら……考えてやらァ」
目黒錫:「そうデス」
目黒錫:「そうデスかぁ。それは残念」
目黒錫:「またのご利用をお待ちしておりますよ、へへ」
“フルフェイス”:ポケットに手を突っ込んだチンピラめいた歩みで、公園を去っていく。
森本:「ふぁ~……妙な奴らが多いなあ、最近はまったくヨ」
森本:「でも、まあ……この街はこんなもんかね……」人影を見送ると、毛布に包まる。
目黒錫:森さんの手元に、タバコを投げてよこす。彼はタバコは吸わないのだ。虫が嫌がるから。
GM:なるほど……!
GM:何もなければシーン終了です。ロイス取得のみ可能。
目黒錫:“フルフェイス”に取りましょうか。
目黒錫:○興味/猜疑心
GM:----

【Opening/03】

都築つむぎ:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 8[8]+49 → 57

GM:----
GM:新市街――大通り
GM:----
GM:都築つむぎは、この市内に住居を構え、探偵業を開始した。
GM:とある“ツテ”で、拠点となるワンルームマンションを用意してある。
GM:顔を合わせなければ、外見年齢も問題にならない……むしろ、このように浮気調査を行なう場合には利点にもなる。
都築つむぎ:すごいぞわたし。
GM:というわけで、追跡調査をしています。コソコソと行動してください。ファミレスとかに入って、落ち着いて監視してもよし。
都築つむぎ:手袋をきゅっとして尾行するわたし。
GM:【探偵(?) 都築 つむぎ(つづき つむぎ)】
都築つむぎ:(どこに行こうというのですかね?)
都築つむぎ:携帯電話を見ているふりをしながら、あくまでゆっくりと監視対象を追う。
都築つむぎ:相手に見つからないことは重要ではない。重要なのは、誰にも怪しまれないことだ。
湯坂窓子:「おう、つむぎちゃんかよ」
GM:【国立坂東大学 理工学部1年 湯坂窓子(ゆさか そうこ)】
GM:西澄探偵事務所の助手、湯坂窓子だ!無造作に後ろから近づいてきた。
都築つむぎ:「ふわっ?」
湯坂窓子:「何やってんの?尾行?」マックシェイクを飲みながら
都築つむぎ:「あ、あなたは確か窓子さん!」
都築つむぎ:「師匠の助手第一人者!」
湯坂窓子:「ハーイ」
都築つむぎ:「見ての通り私は絶賛探偵活動中です。誰がどう見ても」
湯坂窓子:「誰がどう見てもだとやばいでしょー」
都築つむぎ:「師匠の真似をしてメモも取るようになりました」
都築つむぎ:かばんから手帳を取り出す。
都築つむぎ:対象は見失う。
湯坂窓子:「すごいすごい」ニコニコと笑う。
湯坂窓子:「尾行ってことはあれだ、浮気調査だ。やるよねぇー。サンちゃんもさあ、よくいっつもやるよなあって」
都築つむぎ:「そうそう、浮気調査で…」
湯坂窓子:「あたしも一回ずっとついてった事あるけど、これがまた退屈で退屈で」
都築つむぎ:「はっ!? 尾行を撒かれました!?」
湯坂窓子:「まずいじゃん!」
都築つむぎ:「かくなる上は仕方ありません」
都築つむぎ:「ルートを読んで先回りします。窓子さん、私に何か御用でも?」
湯坂窓子:「いや別に用はないけど、なんか久しぶりに会ったからさ~」
湯坂窓子:「あ、先回りするところ決めてる?綺羅にでも行かない?ちょっと遠いけど」
都築つむぎ:「ふむ……」
都築つむぎ:予測ルートと照らし合わせる。
都築つむぎ:「いいですね」
湯坂窓子:「よっしゃ。行くぜ行くぜ~。ケーキ奢ってあげるよ」
都築つむぎ:「では行きましょうか。ときに窓子さん、最近師匠はどうですか?」
湯坂窓子:「サンちゃんはねー……」苦笑
湯坂窓子:「まあ、餓死はしてない……んじゃないかな。多分だけど……」
GM:----
GM:旧市街――櫻木ビル1F 喫茶屋「綺羅」
GM:----
GM:チョコレートクリームを挟んだココアスポンジに、ミントの葉が一枚乗っただけのシンプルなケーキ。
GM:「綺羅」のチョコレートケーキだ。
都築つむぎ:「こんにちはー。探偵でーす」
八戸あきら:「お前、それでうちに来たのか」
八戸あきら:「アホか」
湯坂窓子:「はっはっはー、アホでーす」
湯坂窓子:「どんどん食べていいんだぞ、つむぎちゃん」
都築つむぎ:「ありがとうございます。いただきます」
都築つむぎ:「ときに窓子さん、実は師匠とは最近顔を合わせておられない?」
湯坂窓子:「いや会ったよ。この前、金持ちのパーティーに出た時」ケーキを口に頬張りつつ。
都築つむぎ:「パーティ! そのような場所に師匠が」
都築つむぎ:「鬼の霍乱ですね」
湯坂窓子:「いや本当に!あの格好ときたらさあ、もうつむぎちゃん……!」
都築つむぎ:「???」
湯坂窓子:「ひひ、うひひひひひ、うわははははは」お腹を折り曲げて笑いながら、つむぎの背をバンバンと叩く。
八戸あきら:「馬鹿野郎、食ってる最中に馬鹿笑いすんじゃねえ!」
都築つむぎ:「どうも大家さん、お久しぶりです」
八戸あきら:「チビちゃんもあれだぞ、ごっこでやってる内はいいけどなあ」
八戸あきら:「探偵なんかにあんまりかかずらわると、こんなアホになっちまうぞ」
湯坂窓子:「ひーっ、ひーっ、ははははは、わはははははは!!」
都築つむぎ:「それほど師匠のお召し物が面白かったのでしょうか」
湯坂窓子:「やばいなー、ははは、写メ取っとけばよかった……!つむぎちゃんに見せたら絶対面白いのに」
都築つむぎ:「想像もつきません」
湯坂窓子:「あとナタリスも一緒にいたよ。ナタリスのコネでパーティーに出てたんだって」
都築つむぎ:「ナタリスさん。あの大学生の方ですね」
都築つむぎ:「そういえば窓子さん、師匠とはどういった馴れ初めですか?」
湯坂窓子:「……お、それ聞くの?」
都築つむぎ:「師匠にはなんか聞きにくいんで」
湯坂窓子:「あたしからなら聞きやすいって?……そうでもないよ」
湯坂窓子:「つむぎちゃんはさ」コーヒーを飲む。
湯坂窓子:「殺人鬼って、会った事ある?」
都築つむぎ:「殺人鬼ですか」
都築つむぎ:「知り合いに嬉々として殺し合いに興じる人はいますが」
都築つむぎ:「殺人鬼はあんまり会わないですね」
湯坂窓子:「殺し合いじゃあ、多分だめなんだなー……」
湯坂窓子:「殺人鬼ってのは、自分は殺されないわけだよ。……弱いやつを狙うから殺人鬼ってわけでさ」
都築つむぎ:黙って聞く。
都築つむぎ:昼間から喫茶店で殺人鬼の話!
湯坂窓子:「で、あたしはそいつと話した。目を見た」
湯坂窓子:「目を見る距離でね……近く」
湯坂窓子:「トラウマってわけじゃあないけどさ……そういう話は、あんまり人にしたいものじゃないでしょう」
都築つむぎ:「殺人鬼とですか」
湯坂窓子:「そ。そういう事件で出会ったってこと。ははははは」
都築つむぎ:(……殺人鬼に襲われたところを助けられた、みたいな話なのでしょうか?)
湯坂窓子:「まあ、あたしも意地悪じゃないからさ、ヒントはあげるよ」
湯坂窓子:「探偵ならいずれ調べてごらん。“ナイトエンダー”の事件を」
都築つむぎ:「”ナイトエンダー”」
八戸あきら:「……」
都築つむぎ:うなずく。
都築つむぎ:「挑戦してみましょう」
八戸あきら:「ふん、西澄に殴られるかもしんねえぞ」
都築つむぎ:「それは困ります」
八戸あきら:「コーヒーのおかわりはいるかい?」
都築つむぎ:「マンデリンをお願いします」
GM:----
GM:オープニング1を終了します。ロイス取得のみ可能。
都築つむぎ:湯坂窓子/好奇心○/憤懣
都築つむぎ:以上で。

■トレーラー

カイ・ハイドフェルド。G市に最初に潜入を果たしたFHの策は、一度頓挫した。
だが、彼の『第二案』は誰も想像だにせぬ大胆な暗殺計画となって、再び牙を剥く。
標的は、唯一“アーティファクト”を破壊できる錬金術士、石蕗条一――そして。
全てがそのためだけに特化された、完璧なるマスターエージェント。
決して姿を見せることのない追跡者から、逃れることは可能なのか?
追う者と追われる者。勢力は流動し、因縁は複雑に交錯する。

マスターエージェント使い、その恐るべき最後の一手。
四人目。敵の名は追撃のマスターエージェント、“マスターチェイス”!

ダブルクロス3rd
「G市vs.」四人目『vsマスターチェイス』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト

・PC1(石蕗条一)用ハンドアウト
ロイス:追跡者 推奨感情P:警戒/N:脅威
あなたはG市に散った“アーティファクト”の破壊を使命とする錬金術士である。
一時、ビジネスのためにG市を離れていたあなたは、再びこの街に帰ってきた。
変わらぬ日常と非日常の生活。……しかしそれは、『知覚できない』だけの事に過ぎない。
「君は、見えない追跡者に追われている」――“JCN”からの断片的な警告が届く。
仮に情報が本物だとすれば、誰が何のために、あなたを狙っているのか?
あなたは追い詰められつつある。見えない敵を相手に、誰の力を借り、どう戦うべきか。

・PC2(久我瞠)用ハンドアウト
ロイス:スーツの女性 推奨感情P:連帯感/N:不信感
あなたは高校の副生徒会長であると同時に、殺人鬼“ブロークンラズベリー”である。
あなたの姉を殺した殺人鬼は未だ見つかる事なく、無為な殺戮の日々も終わってはいない。
……そしてその行為の因果として、あなたを巻き込んでゆく凶運も。
突如として開始された、レネゲイドによる無差別攻撃。顔の見えない謎の敵。
偶然近くに居合わせたスーツの女性が敵の標的である事を、あなたは認識する。
もう一つ、気付く事実がある。……この敵と似た攻撃を、見たことがある。“錬金術”。

・PC3(目黒錫)用ハンドアウト
ロイス:石蕗条一 推奨感情P:興味/N:不快感
あなたはG市中央公園に根を張る、魔術方面専門の情報屋である。
警察の行動による“ネットワーク”の機能停止で出鼻を挫かれたあなただったが、
それ故に、今は積極的に営業を行わねばならない時期だと理解してもいる。
そして……その材料となる情報もある。それは、巧妙に姿を隠した“追跡者”。
肉体に依らぬ鋭敏な知覚でなければ気付くことのないそれの存在を、あなたは知っている。
さらに、現在『それ』が追跡し続けているであろう標的の名も。石蕗条一。

・PC4(都築つむぎ)用ハンドアウト
ロイス:“T” 推奨感情P:尽力/N:不安
あなたは『探偵』を知るためにこのG市へと訪れた、素性不明の少女である。
西澄燦の行動を『観察』によって、あなたは独自の探偵業を開業した。
依頼人と顔を合わせることなく、ネット上でのみやり取りを行う総合調査。
元より情報屋の力が強かったG市故か、実際にいくつかの仕事も舞い込んでいる。
あなたはその日、“T”と名乗る匿名の依頼人からの調査依頼を請け負う。
G市で姿を消した、とある男の足取りの調査――行方不明者の名は、石蕗宗近といった。

vsマスターチェイス

トレーラーhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1369274566/111(GM:珪素)
GM:では、日常シーンが一巡しましたので、
GM:PC1の石蕗くんから自己紹介・成長報告を始めていただきましょう。
石蕗条一http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1327801386/118(PC1:ロケット商会)
石蕗条一:はい!
石蕗条一:石蕗条一。”壊す”錬金術師です。
石蕗条一:攻撃一辺倒の能力です。《インフィニティウェポン》を6レベルまで伸ばしました。7レベルにしなかったところが遊び心で、
石蕗条一:《成分分析》と、《急速分解》を取得。
石蕗条一:分析して、物体を破壊することが演出上も可能になりました。
GM:なるほど!
石蕗条一:ついでに錬金術も1レベル上げています。
GM:破壊・分解も可能なのがモルフェウスのいいところ
石蕗条一:そしてコネ!強力なハッカーとのコネクションも取得し、情報戦における劣位を覆すべくがんばります。
石蕗条一:以上です!
GM:強いハッカー……だが、本当に生きているのだろうか……?
石蕗条一:まさかw
GM:では次はPC2!殺人的主人公・久我くんのご紹介
久我瞠http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328020597/151(PC2:鳩子)
久我瞠:はーい!久我瞠です。”壊す”殺人鬼です。
久我瞠:《原初の黒:クリスタライズ》を取得しました。
GM:殺したり壊したりもう大変だぜ
久我瞠:これは、石蕗くんのを見て真似しているつもりです。
久我瞠:あとは適当に白兵上げたりとか。
GM:ウロボロスだから、仲間を模倣した戦闘成長を遂げていくのはそれっぽいですね。
GM:《クリスタライズ》なら、確かに死体損壊も激しいやり方ができるでしょう。
久我瞠:知識:G市もとりました。美味しい店とか多分知ってる。
久我瞠:今回も頑張って殺人鬼したいと思います。いじょう!
GM:了解!ではPC3の目黒さんに行ってもらいましょう
目黒錫http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1342959914/45(PC3:マァアレダ)
目黒錫:目黒錫。陰陽師にして住所不定者です。
目黒錫:今回、《ハンドリング》を取得。式神にした虫を使役しての登場が可能になりました。
目黒錫:「いつでも公園にいる」の通り、公園から動かず裏でコソコソ嗅ぎまわる情報屋プレイをしたいと思っています。
GM:フレーバー的に重要なエフェクトですね。
目黒錫:そうなんです!決して無駄成長ではない!
目黒錫:あとは《ブラッドコントロール》のレベルを上げ、RCと情報:噂話をちょっとプラス。
目黒錫:前回攻撃が外れまくったんや……
目黒錫:ちょっとうさんくさ男が過ぎたので、今回はがんばって信頼してもらおうと思います。以上です!
GM:頑張ってね!信頼こそ情報屋の命なのだ
GM:では、同じく信頼稼業のPC4、つむぎちゃんの出番です。
GMhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1329606949/155
都築つむぎ:はい! 都築つむぎ、探偵です!
都築つむぎ:しかしそれは趣味と実益を兼ねた仮の姿! 実はゼノスエージェントなのです。
都築つむぎ:UGNやFHと同じくゼノスも秘密裏に手勢を送り込んでいるのだ。だから内緒なのだ。レネゲイドビーングであることも内緒なのだ。
都築つむぎ:成長は《雲散霧消》を3レベル上げて15点ほど多く止められるようになりました。
都築つむぎ:そして《原初の黒:拡散する世界》を取得。HP20点食うので抱え落ちがこわい。
GM:最近使うキャラいませんからね、《拡散する世界》。また活躍が見たい!
都築つむぎ:レネゲイドそのものに干渉するのがつむぎの能力なのでございます 以上です
GM:ありがとうございます!本日は自己紹介まで済ませたので、以上。
GM:水曜からの都築……もとい続きをお楽しみに。
石蕗条一:おす!
GM:次回の再開は21:00からとしましょう。

【Opening/04】

都築つむぎ:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 8[8]+57 → 65

GM:----
GM:新市街――インターネットカフェ「A・ネット」
GM:----
GM:都築つむぎの探偵としての活動は、場所に制限されない。
GM:依頼人との接触――請負や報告に関しては、全てネット上でやり取りすることが可能だからだ。
GM:とはいえ、その依頼自体が、多いものではない。
GM:先日の浮気調査を終え、新しい依頼は……現在のところ、1つだけだ。新着のメールを知らせるアイコンが点灯している。
都築つむぎ:「ま、依頼が少ないというのはそれだけ集中できるということでもあります」
都築つむぎ:「師匠が貧困にあえいでるのもそれが理由なのかな」
都築つむぎ:メールを開封します。
GM:依頼概要と、報酬に関しての詳細が簡潔に書かれています。行方不明人の調査。割の良い金額です。
GM:詳しい内容に関しては、直接IRC上の会話で打ち合わせたいとの旨も書かれています。
都築つむぎ:チャットで話したいですね
GM:了解です。相手がオンラインであれば、チャット会話が可能でしょう。
GM:ハンドルネームは何にしますか?
都築つむぎ:ハンドルかぁ 当然あるんだろうけど考えてなかったなあ
GM:「つむちゃん」とかでもいいですよ
都築つむぎ:「R.B」にします。
GM:なるほど……!では連絡を取り、チャット会話に移行します。
-:システムメッセージ:「T」さんが入室しました。
-:システムメッセージ:「R.B」さんが入室しました。
“T”:T:お手数をおかけします。このたびの依頼は、よろしくお願いします。(13:01:10)
都築つむぎ:R.B:はじめまして。リサーチブラウズ探偵事務所のR.Bです(13:01:16)
都築つむぎ:R.B:ご依頼ありがとうございます(13:01:21)
“T”:T:直接の打ち合わせはNGとのことですので、(13:02:35)
“T”:T:こちらのチャット上で、せめてこちらの把握している情報だけ、受け渡させていただきたいのですが。(13:02:59)
都築つむぎ:R.B:そうですね(13:03:07)
都築つむぎ:R.B:詳細をお教えいただく前に(13:03:18)
都築つむぎ:R.B:何かご質問などはございますか?(13:03:24)
“T”:T:ええと、(13:03:48)
“T”:T:調査期間についてなのですが。(13:04:20)
“T”:T:R.Bさんの方で、ひとつの依頼に対して、着手する期限というものは決められておりますでしょうか。(13:05:32)
都築つむぎ:R.B:そうですね、基本的にはケースバイケースなのですが、(13:05:41)
都築つむぎ:R.B:まず、調査開始から一週間で、目処がつくかどうかを判断することにしています(13:06:00)
都築つむぎ:R.B:そのうえで、見込みがあればさらに継続していくようですね。(13:06:13)
都築つむぎ:R.B:これまでのケースだと長くて二カ月ほどでしょうか。(13:06:25)
“T”:T:分かりました。それを踏まえた上でのお話なのですが、(13:07:11)
“T”:T:今回、私はリサーチブラウズ社様にのみ、この捜索依頼を一任したいと思っておりまして、(13:07:58)
“T”:T:可能であれば、期限不問の依頼という形にはできませんでしょうか?急ぐ依頼でもありませんので……(13:07:33)
都築つむぎ:(……?)
都築つむぎ:少し手が止まる。
都築つむぎ:R.B:――それは、内容にもよりますが、問題はありません。しかし……(13:10:40)
都築つむぎ:R.B:通常、ある程度の時間が経過しても成果が上がらない場合、(13:10:53)
都築つむぎ:R.B:依頼者の方としては見切りをつけて別の方へ依頼されるのが普通だと考えますが(13:11:01)
都築つむぎ:R.B:差し支えなければ、私どもを選んでいただいた理由をお聞かせいただけませんでしょうか。(13:11:14)
“T”:T:ネット上でやり取りができる方のほうが望ましいのです。立場上、顔を明かせない者とでも考えていただければ。(13:14:43)
都築つむぎ:R.B:そういうことでしたら。(13:14:55)
都築つむぎ:R.B:もちろん後から依頼の取り下げはいつでも可能ですのでご留意ください。(13:15:16)
“T”:T:ありがとうございます。それでは、依頼の本題に入らせていただきます。(13:15:30)
都築つむぎ:R.B:尋ね人というお話でしたね(13:15:52)
“T”:T:探していただきたいのは、G市にお住まいだった、石蕗宗近さんという方です。(13:17:01)
都築つむぎ:(石蕗?)
“T”:T:過去の住所は、最初のメールで添付した通りの居住歴があるはずです。顔写真も、後ほど送信いたします。(13:18:22)
都築つむぎ:(これはまた……石蕗さんの関係者でしょうか)
“T”:T:昔、とてもお世話になった方ですので、できればもう一度お会いしたいと思いまして。(13:19:15)
都築つむぎ:R.B:不躾ですが、その方との関係……というか、最後にお会いになった時のことをお聞かせ願えますか(13:19:30)
“T”:T:申し訳ございませんが、私の立場は先程、説明させていただいた通りです。(13:21:21)
都築つむぎ:R.B:それでしたら、どれくらい前のことかだけでも構いませんが(13:21:46)
“T”:T:最後にお会いしたのは、(13:22:00)
“T”:T:4年前でしょうか。(13:22:09)
都築つむぎ:R.B:ありがとうございます。(13:22:28)
都築つむぎ:R.B:それでは、お引き受けしたいと思いますが、料金体系については見ていただけましたか?(13:22:58)
“T”:T:特殊な形態の依頼となってしまいますので、メールで提示した予算内に収まらない可能性もあると思います。(13:23:31)
“T”:T:その場合、R.Bさんのお見積りに、多少の増額分を上乗せして報酬をお支払いしたいと思います。(13:23:57)
都築つむぎ:R.B:お気遣いありがとうございます(13:24:02)
“T”:T:メールで提示した報酬金額は、最低でもこれだけお支払いする意思がある、という意味合いで受け取っていただければ。(13:24:10)
都築つむぎ:R.B:とりあえず、一週間以内に最初の報告をさせていただきます。(13:24:20)
都築つむぎ:R.B:その時点で調査を打ち切られる場合は必要経費はいただきません。(13:24:31)
都築つむぎ:R.B:それ以降の細かいお話はまたメールにて(13:24:49)
“T”:T:ありがとうございます。本当に、私の恩師と言ってもいい方で……(13:25:11)
都築つむぎ:(ぴくり)
“T”:T:良い報告があることを、期待しています。それではよろしくお願いします。(13:25:43)
都築つむぎ:R.B:ご期待に沿えるよう努力します。13:25:51)
-:システムメッセージ:「T」さんが退室しました。
都築つむぎ:(錬金術師……アーティファクトの『作り手』?)
都築つむぎ:(石蕗さんにあたってみましょうかね。しかし……話の持って行き方を考えないとですね)
都築つむぎ:退室!
-:システムメッセージ:「R.B」さんが退室しました。
GM:----
都築つむぎ:Tさんにロイスを 尽力○/猜疑心でとります
GM:了解です。依頼に赴く事前準備として、このシーンから購入も可能です。
都築つむぎ:おお
都築つむぎ:しかし調達力は低い。とりあえず応急手当を買おう
都築つむぎ:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[4,10]+9[9]+1 → 20

都築つむぎ:もっと欲を出せばよかった
GM:フォッフォッフォ・・・

【Opening/05】

GM:では、次のオープニングに参りましょう。久我さん!
久我瞠:1d10+39 いえす
DoubleCross : (1D10+39) → 4[4]+39 → 43

GM:----
GM:新市街――市営団地前
GM:----
田中亜莉沙:「ずいぶん」
田中亜莉沙:「遅くなっちゃったわね」
GM:日はすっかり落ち、街灯の光だけが覚束ない光を団地前の並木道に投げる。
久我瞠:「うっかりしてたね。生徒会室での自習があんなに捗るものとは思わなかった」
田中亜莉沙:「こんな時間に出歩いていると、出るかもね。……“ブロークンラズベリー”」
久我瞠:「やめてよ、僕そういうの普通に恐いんだからさ」
田中亜莉沙:「ええ。怖いわね」
田中亜莉沙:「人の努力や才能って、そういうのに出くわしたら……」
田中亜莉沙:「……怖がるだけじゃあ、予防になんて全然ならないけどね」
久我瞠:「本当は『大丈夫だよ、僕がいるから』って言ってあげたいんだけどね。あはは」
田中亜莉沙:「……ふっ。勉強に付き合ってもらって、そんなことまで助けてもらおうとは思ってないわよ?」
田中亜莉沙:「でも、もし今、殺人鬼に2人とも襲われたら……」
田中亜莉沙:「どっちかというと……久我くんが生き残ったほうが、将来性があるかもしれないわよね」
久我瞠:「なんでそういう話になるのかな。田中さん、自己評価低くない?」
田中亜莉沙:「だって、勉強以外何もできないから」苦笑する。
久我瞠:「ハードル高いなあ。勉強『以外』って。勉強出来るだけで凄いと思うよ」
田中亜莉沙:「……何か……趣味でも、見つけられたらなって思うんだけどね」
田中亜莉沙:「こういう時、話の引き出しだって少なくなっちゃうし。……殺人鬼の話しかできないって、ねえ」
久我瞠:「ははは、僕は田中さんとの会話、結構楽しいよ」
田中亜莉沙:「そうかな」
田中亜莉沙:「ふふ」
GM:                  パン!
GM:乾いた音が響いた。近くの街路樹が衝撃に弾けた音だと、久我は認識できる。
久我瞠:「……なんだろ」冷静に音の発生源を見る
田中亜莉沙:「……」
GM:同時に、田中亜莉沙も膝を突いた。
GM:ワーディングだ。そしてその発生源は、ごく近い。10m程先か。
久我瞠:「……」警戒する
???:「――例えば」
???:「俺がここで民間人を攻撃したとしたらどうだ」
GM:薄い白衣に身を包んだ、痩身の男……いや。
GM:性別は判別できない。その顔面は、特徴的な『仮面』で覆われているためだ。
GM:中世のペスト医師めいた、嘴状の異形の仮面。
久我瞠:「キミだれ? あからさまに胡散臭いね」
“ペスト”:久我に対して横面を向けながら、話し続ける。
“ペスト”:「お前は民間人を守るだろうか?試してみる価値はある。そして」
“ペスト”:「俺はどちらの結果でも構わない」
“ペスト”:横に付きだした腕だけが、明確に久我を狙っている。骨董品めいた、黒鉄のリボルバー。
久我瞠:「結果は重要じゃないって? じゃあ何が知りたいの?」
???:「ちょ、待っ……!」
GM:“ペスト”の話していた方向から、別の女性の声が響くと同時、
GM:         ダン!
GM:銃声!…………。
GM:……。
GM:銃声『のみ』だ。銃弾は発射と同時、何処かへかき消された。
???:「だから……さ」スーツの女性が、久我と“ペスト”の間に割り込む。
スーツの女性:「待ちなよ」
久我瞠:「え? なに?なんなの? 誰?」
スーツの女性:「えーと……。なんだろうね?」
“ペスト”:「……」カチャリ   「大した能力だ」
久我瞠:「あ、もしかして、キミが知りたい結果ってこれ?」スーツの女性を指さす
スーツの女性:「まあそうなんだよね!今の君、ちょっとかっこ悪かったよね!私に話してたんだよあれ。君、眼中になかったっぽいし……」
スーツの女性:「私が出て行って、民間人をかばうかどうか……みたいな」
スーツの女性:「……。で、今そうしなきゃならなくなったかも。自分で身を守れる?その子運んでいける?」
久我瞠:「なるほどー。僕超かっこ悪いねー」
久我瞠:「自分の身は守れると思うけど、アレ抱えてくのは面倒だな」
スーツの女性:「だよね……どうするかな」
“ペスト”:「――“弾ぜ、」
GM:暗闇の中。リボルバーの弾倉に、緋色の光が灯る様が見える。
“ペスト”:「“弾ぜ破片緋”」
久我瞠:「試されてるのは僕じゃないしさ、僕が何をしたって別に関係ないんじゃない?」ふわっと田中さんの元に飛ぶ
GM:       ダ ン ! !
GM:今度の銃弾は発射された。そして、
GM:スーツの女性にその弾丸が向かう刹那の瞬間に、『増殖』する。
GM:弾幕が空間を埋め尽くす。
GM:〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉で達成値20に到達すれば、攻撃を撃ち落とせます。
GM:〈回避〉でも構いませんが、その場合は田中さんに攻撃が直撃するでしょう。
GM:判定を放棄してカバーしても構いません。攻撃で対処した場合も、自分と田中さんだけは守れます。
GM:失敗またはカバーした場合は、5d10点のダメージ。
久我瞠:白兵で判定します。《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》
久我瞠:7dx7+6
DoubleCross : (7R10+6[7]) → 10[2,2,8,8,8,9,10]+6[1,3,4,5,6]+6 → 22

GM:やる!
久我瞠:43→49
GM:では、久我はとっさの行動でこの大量の弾丸の雨に対処することができた!
久我瞠:「あーあー何するんだよもうー」
久我瞠:伸ばした影が即座に細かく枝分かれし、大体の弾丸を受け止める
久我瞠:ちょっと食らってたりしたほうがかっこういい。
GM:いいですね!ではオーヴァード耐久力でその多少のダメージは食い止める。当然後ろの田中会長も無傷。
スーツの女性:「……。やる」
スーツの女性:一方、スーツ女性に向かった弾丸は、先ほどと同様、原理不明の消去を受けている。
スーツの女性:「……私から離れるように逃げた方がいい。一応、2、3分は引きつけられると思うから、その間に」
久我瞠:「……なんか面白いね、それ」スーツの女の力に興味を示す
“ペスト”:「それは不可能だな」
“ペスト”:「“弾ぜ破片緋”が傷を与えた。些細な能力のアーティファクトだが……それで追跡できる」
“ペスト”:「民間人の人質が有効だと今わかった。すなわち、お前が逃げに徹するようであれば」
“ペスト”:「そちらから必ず殺す事を予告しよう」
久我瞠:「『アーティファクト』……?」この単語にも興味を示す
スーツの女性:「ふ……ふざけんなよ……!」
GM:ここで久我は思い当たってもいいでしょう。
GM:先ほどの『緋色の光』と似た光を、以前にも一度見たことがある。それも戦闘中にだ。
GM:そして、弾丸を『増殖』させたとしか思えない、今の能力。
久我瞠:「石蕗くんの案件かな?」呟く
“ペスト”:「……」初めて、久我の方に顔を向ける。
久我瞠:「あ、やっとこっち向いた」
“ペスト”:「お前の不運を残念に思う。だが、まずは死んでもらうとする」
“ペスト”:「構わないな?」歩みを進める。
スーツの女性:「もーっ、どうしてこうなるんだか……!とにかく、一緒に逃げよう!どこか当てとかある?」
スーツの女性:「そのー……えー、オーヴァードのさ」
久我瞠:「当て? あるような、ないような……」
久我瞠:(石蕗くんの家どこにあるんだろう)
スーツの女性:「……。じゃあ一緒に逃げるってプランについてはどう思う?」
久我瞠:「それいいね。賛成」田中会長を姫だっこする。逃走する体制
スーツの女性:「――敵はさっきの攻撃を食らった君を追跡できる。彼女については、私達から離れれば安全を確保できる」
スーツの女性:「他の民間人を攻撃し始める可能性がある。付かず離れず、こいつを食い止める……または倒す」
スーツの女性:「そして、3秒後にやる。いい?」
久我瞠:「いいよ」
“ペスト”:「……」既に緋色の光の装填を済ませている。3人に銃口を向ける。
スーツの女性:「――0」
GM:閃光じみた真っ白いビジョンが周囲の空間を満たし、
GM:……それが晴れる頃には、彼らの姿は既にない。
“ペスト”:リボルバーを白衣の中へと戻す。
“ペスト”:「……」
“ペスト”:「位置は把握できる。それが能力だ。そして……」
“ペスト”:「……この程度で追い込めるとも、思っていない」
GM:----
GM:ロイス取得のみが可能です。
久我瞠:謎の同行者/スーツの女性/連帯感◯/不信感
久我瞠:以上で

【Opening/06】

石蕗条一:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 2[2]+38 → 40

目黒錫:《ハンドリング》を使用します。
目黒錫:1d10+1+42
DoubleCross : (1D10+1+42) → 8[8]+1+42 → 51

GM:----
GM:新市街――G市センター街 「銀星洞」
GM:----
GM:あ、銀星洞から始まることになったので、目黒さんは既に追跡者の存在については知っているとしてください。
目黒錫:了解です。石蕗さんに助言をする形になるでしょうか?
GM:そうですね。ただ助言するだけでなく、その上でできるだけ依頼をもらえるように動く形になるでしょう。
目黒錫:了解です。
GM:……G市中央公園。そこに根を張る目黒錫の元には、大小様々の市内の情報が常に入ってくる。
GM:そして、その中で蠢く一際異様な存在に関して、目黒は認知している。
GM:恐ろしく巧妙に施された、レネゲイド手段による認識迷彩。そしてそれが現在追跡している標的の名も。
GM:まだ攻撃は開始されていない。……だが動き出せば、それがこの石蕗条一に対して脅威となるであろうことも分かっている……。
GM:----
石蕗条一:ガレージで小型トラックを修理していよう。
目黒錫:では、真っ赤な蝶が銀星洞に降り立ちます。
目黒錫:気付いてもらえるよう、目の前をひらひらしよう。
石蕗条一:小さい音量でラジオを聞きながらガチャガチャやってます。
石蕗条一:「……あァ?」 顔を上げます。
目黒錫:目の前で、蝶が一枚の紙に広がります。式神なのだ。
石蕗条一:「なにやってんだ? ……目黒か、白上か?」
目黒錫:そしてその赤い紙の上に、黒字で文字が浮かび上がる。
目黒錫:『ドーモ、石蕗サン。このような姿で失礼します』
石蕗条一:「……ドーモ。目黒か? 悪いけど、いまはちょっと忙しいんだけどよ」
目黒錫:『忙しい、デスか。それは己の命に関わる事よりも、優先するべき事ですか?』
石蕗条一:「……新しい“スクープ”が入ったみたいだな」 軍手を外して放り投げる。
石蕗条一:「いくらだ?」
目黒錫:『そうデスねー、お代の話は後にしましょう。既に事態は深刻なのですよぉ』
GM:では、その時石蕗くんの携帯電話が鳴ります。メール着信。
目黒錫:『単刀直入に申しましょう。今、石蕗サンは……命を狙われています』
石蕗条一:「……おい、待て、命だァ? ・・・・っと、悪い。電話だ」
石蕗条一:「違った、メール」 中身を見る
GM:メールによる文章は、紙に戻った状態の式神からは、見えることはないでしょう。
GM:……見えませんよね?
石蕗条一:見えないでくれ・・・頼む・・・!
目黒錫:見えないでしょうねw
GM:では、石蕗くんにのみ見えます。
目黒錫:むしろ通話のほうが危ないですね。音声認識できることは会話が出来る事からもあきらか。
JCN:『そいつの言っている事は本当だよ』
JCN:『見えないやつがいる。追われている』
GM:短い文章でした。返信先のアドレスも空欄になっている。
石蕗条一:「……へー」
石蕗条一:「あいつ、俺のガレージに盗聴器とか仕掛けてねえだろうな……まあいい」
石蕗条一:「わかった。目黒の。……誰が狙ってるか、わかるか?」
目黒錫:『いやぁ、残念ですがそこまでは。しかし思った以上に飲み込みが早いデスねぇ、石蕗サン。助かります』
石蕗条一:「は! そろそろ誰か命でも狙ってくるだろうと思ってた時期だ」
目黒錫:『分かっている事は、“認識できない敵が”“石蕗サンの”“命を狙っている”。この三点くらいデスねぇ』
石蕗条一:「“認識できない”。そうか。 敵が多いからな……俺は。あんたはどうだ、目黒の」
石蕗条一:「この件、手を貸すつもりはあるか?」
目黒錫:『私も、たまたま人間の不可視域を見ることが出来る虫がいたから知ることが出来たような次第でして。ステルス能力が相当に高い相手デスねぇ』
目黒錫:『えぇ、勿論。私は石蕗サンの死を望んでいませんカラ、ね』
石蕗条一:「ふん。そいつは結構な話だ。 だがな……意外に危険な状況に首を突っ込んでるかもしれないぜ」
目黒錫:『と、言いマスと?』
石蕗条一:「いや、俺は……やらなきゃいけないことがある。そうしない限りは一歩も”先”へ進めない。だからやる」
石蕗条一:「手を出さない方がいい、危険な“インシデント”かもしれない。オススメはしないぜ」
目黒錫:『へへ、へ。では、石蕗サンはどうやって見えない敵を迎撃するおつもりデスか?』
石蕗条一:「いま、その“プロセス”を考えていたところだ。で……どのくらいふんだくるつもりだ?」
目黒錫:『とりあえず、洋服を新調いたしましたので、その分くらいは頂きたいところデスかねぇ』
目黒錫:『ここだけの話。私は別に、金が欲しくて情報屋なぞやってるわけでもないのデスよ』
石蕗条一:「……なにが希望なんだ、目黒の?」 それは少し警戒!
目黒錫:『私がほしいのは、力のある人達とのコネクション。ですので、あなたの死は望まないのデスよぉ』
石蕗条一:「“力”か。 ……。そう思うなら、“汝の意志するところを為せ”だ。もう警告はしない」
目黒錫:『……へ、へ。私の情報(手の内)を明かすのはこれくらいにしておきましょう。もし相手に気取られては、それこそ意味がないデス』
石蕗条一:「そうだな。そりゃ専門家に任せる。……ひとまず、俺とあんただけじゃ手に余るかもしれない……」
石蕗条一:「人手を集めたい。手伝ってくれ。力あるコネクション――“ウィン・ウィン”だろ?」
目黒錫:『えぇ、良いですねぇ。WIN-WIN、良い言葉です。一先ず私は、先日の探偵サンにでも虫を飛ばすことにしましょうか』
石蕗条一:「こっちは、“とっておき”に声をかけてみる。きっとアンタも驚くと思うぜ」
GM:……そう、西澄さんをはじめとした知り合いのメンバーに救援を頼むことも、今回可能です。
目黒錫:可能なんだ!
GM:結果に関しては保証しませんが!少なくとも合流後であれば、そういった行動を試みる事ができます。
石蕗条一:シュテルンさんには頼めない以上、残りは実質久我しか選択肢がない!
目黒錫:シュロコージくんのカネの力で何とか……!
GM:錬金術師と実際相性の良いお金持ちの御曹司が存在するという噂が……?
石蕗条一:まだ巻き込む段階かどうか迷っている状態なので・・・前回の事件も知らないし……
GM:そうでしたねw では目黒さん、合流の約束だけ取り付けてください。
石蕗条一:「追われているなら、さっさと行動を開始するべきだな。どこで落ち合う?」
目黒錫:了解です
目黒錫:『一先ず公園に来てくださいな。私はいつものように、そこのベンチにいますから。ネ』
目黒錫:『ただ、あんまり気取られないようにして下さいネ。合流前に後ろからバッサリ、なんて話では洒落になりませんよぉ』
石蕗条一:「わかった。できるだけ位置を掴ませたくない、カムフラージュは任せる。……こっちもできるだけ急ぐ」
石蕗条一:作業着を脱ぎ捨てて、準備を始めます。
目黒錫:では、紙の形になっていた蝶は、サラサラと砂のように空中に消えていきます。錫の血からできた式神なのだ。
石蕗条一:「……さて」
石蕗条一:「やることがたくさんあるぞ、と。……追跡者か」 考えながら準備をはじめます。
GM:----
GM:ロイスと購入判定が可能です。
石蕗条一:拳銃を買うぜーっ
石蕗条一:2dx+1=>10
DoubleCross : (2R10+1[10]>=10) → 10[4,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

石蕗条一:ズバッと鉄くずから錬成。
目黒錫:ボデアマでも買おう。
目黒錫:2dx10+0
DoubleCross : (2R10+0[10]) → 10[3,10]+1[1] → 11

石蕗条一:ロイスはいまは取りません!
目黒錫:お
目黒錫:1点払って購入。頑張った。
GM:いいですねー
GM:目黒さんはロイスは取りますか?
目黒錫:あ、取りますー
目黒錫:シナリオロイスでもある石蕗さんに。
目黒錫:石蕗条一/○庇護/脅威
GM:----

【Masterscene/01】

GM:----
GM:2分後 新市街――G市センター街 「銀星洞」
GM:----
GM:その一瞬、ふとセンター街から完全に人通りが失せた。ごく自然な人々の動きのように見える。
GM:そして直後……銀星洞のガレージが、破砕された。
GM:認識不可能な大質量。本来発生した筈の轟音も響かない。
???:「――標的ハ」
???:「逃走シテイル。……増援ヲ呼ンダ可能性ガ高イ」
???:[…………]
GM:無線機の向こうの声は、思案するかの如き沈黙を保っている。
???:「先ニ奇襲ヲカケルベキダッタ。“ソースハウンド”」
???:[……いや。恐らく、違う]
???:[どちらにせよ、こちらの初動を察知されていた可能性が高い……。先回りして動いてきた『やつ』がいたか……?]
???:「例ノ、『魔法使い』連中カ。対処ノ苦手ナ分野……デハ、アルナ」
???:[奴の外部への接触を許してしまった以上、増援は増えると考えていいだろう]
???:「当然、ソウナル」
???:[……この街では、その一点がどのように転ぶか分かっていない。戦闘型にサポートを切り替える]
???:[全力でやる]
???:「了解――シバラク単独デ動クガ、構ワナイカ?」
???:「可能ナ限リ、速ヤカニ抹殺スル必要ガアル」
???:[そうしろ。『合流』は後ほど手配する。せいぜい手腕を見せてくれ]
???:[マスターエージェントとしてのな]
???:「了解。」
GM:                                        カチャン
GM:                     カチャン!  カチャン
GM:   カチャン  カチャ
GM:  カチャカチャ   カチャン!カチャン!
GM:カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
GM:カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
GM:カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
GM:----
GM:本日はここまで!お疲れ様でした。

【Middle/01】

都築つむぎ:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 8[8]+65 → 73

久我瞠:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 1[1]+49 → 50

目黒錫:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 6[6]+51 → 57

石蕗条一:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 4[4]+40 → 44

目黒錫:あ、本人での登場です。
GM:----
GM:G市中央公園
GM:----
GM:血管のように張り巡らされた通りが集中する、名実ともにG市の中心たる公園。
GM:情報屋・目黒錫の根城……G市中央公園。
GM:――敵は今も追ってきているのか?『認識できない』敵という触れ込みが本物であれば、それは石蕗条一には測りようもない。
GM:まずは、目黒錫『本体』と接触する事である……。
石蕗条一:(また面倒なことになってきたな。追われてるのか? いまも)
石蕗条一:公園で目黒サンを探そう。
目黒錫:いつもの通り真ん中のベンチに座っていますよ。
石蕗条一:「……目黒の。できるだけ急いだが、間に合ったかどうかは……わからないな」
目黒錫:「ドーモ、石蕗サン。いえいぇ、命があっただけでも間に合った、といって差し支えないと思いますよぉ」
石蕗条一:「……そうだな。あんたが既に、俺と敵対していなければ。 増援は?」
目黒錫:「石蕗サンの家……えーと、銀星洞、でしたか」
石蕗条一:「あァ?」
目黒錫:「先ほど、ぐちゃぐちゃに潰されました」
石蕗条一:「……! おい!」 それは目の色が変わる! 目黒さんの胸ぐらをつかまんばかりだ。
目黒錫:「思っていた以上に、事態は深刻なようです。いやぁ、間に合ってよかったデス」
石蕗条一:「潰されただって? お前、おい、それは……いや。それだけか!?」
石蕗条一:「洞が潰されたんだな!? 他には!?」
GM:被害はガレージだけであることを、目黒さんは認識していて構いません。
GM:攻撃は単純に石蕗本人の直接暗殺を狙ったものであり、相手が踏み込んだわけではない。
目黒錫:「正確には、ガレージだけですけどねぇ。巨大な質量により圧壊……石蕗サンの命を狙った元とみて間違いないでしょう」
石蕗条一:「……ガレージだけ? そうか。よし。いや、ぜんぜん良くないけど」 ベンチの隣に座り込みます。
目黒錫:「相手が中に踏み込んだ形跡も、ないようデス。ともあれ状況を省みるに、本当に“命があっただけでも間に合った”としか言いようがない状況デス、へへ」
石蕗条一:「……あァ、そうかい。謎ばっかり増えやがる。俺の命を狙ってどうするつもりなんだ?」
石蕗条一:「なにか新しい“スクープ”はなしか、目黒の」
目黒錫:「……今のところは、デスねぇ。一先ず増援を集めて、自衛できる環境をつくるところから始めましょう」
石蕗条一:「のんびりやってる余裕があればいいんだけどよ。そっちは誰を呼んだ?」
目黒錫:「今、手紙が……えーと、都築つむぎさんには届いたようデスねぇ」
都築つむぎ:そのあたりで登場します。
都築つむぎ:「どうも」
石蕗条一:「……あんたか。都築の。久しぶりだな」
都築つむぎ:「なんだか災難ですね石蕗さん」
石蕗条一:「少しな。空振り続きだ」
GM:質問です。目黒さんは、他の増援には連絡を取っていますか?
目黒錫:送ってると思います。
目黒錫:少なくとも西澄さんは確実ですね。
GM:では、目黒の知る限りの『増援』は、他には来ない。
GM:来たのは都築つむぎだけという状況。
目黒錫:でもよく考えたらあとダブルディールの三人しか送れる人いないや。こっちはまだ連絡してなくて、状況見て送る形にしよう。
都築つむぎ:「ちょうど石蕗さんに用事があった矢先にこれです」
石蕗条一:「俺に用事だって? は! そりゃ不吉だな。新しいアーティファクトの情報でも売りに来たか?」
都築つむぎ:「いえ、その逆なんですが……まあ、今はいいです」
石蕗条一:「……すこし、少ないな。何か“アクシデント”か、目黒の?」
GM:詳細に関しては、今〈知識:魔術〉難易度8か、〈情報:G市〉難易度7で理解可能です。
目黒錫:お。判定ですか
GM:そうです。目黒さんにのみ判定可能ですね。自分の術なのでw
目黒錫:知識で素振りしかないなあ
目黒錫:3dx10
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[2,3,10]+1[1] → 11

目黒錫:おー回った。
GM:成功。自分の『手紙』がどうなったかは理解しました。
石蕗条一:ヤッター!
GM:すべて、先手を打って破壊されています。
目黒錫:な、なんだってー!?
GM:先読みの精度・手の広さ、共に尋常ではありません。
目黒錫:というと、西澄サンの事務所とかも破壊されてる?
都築つむぎ:いや、手紙のほうでしょう
GM:あ、破壊というのは、目黒さんの式神のことですよw
目黒錫:あ、ビックリした。
GM:しかし、事務所に行くのは危険だと考えるべきでしょう。
GM:自分達の取りうる増援手段が読み切られている事を意味するためです。
GM:勿論向かっても可能ですが、その場合少々難易度の高い状況が待ち受けています。
目黒錫:「……えぇ、“アクシデント”デスね」
目黒錫:「予想外としか言いようがありません……全て、破壊されているようデス」
石蕗条一:「ふん、式神はホムンクルスと違って、はるかに忠実だ。目的を忘れて遊んでるわけじゃないな」
目黒錫:「式神は全て破壊されてしまったようデスね。これは私の手で増援を要請するのは難しい」
石蕗条一:「いつも手持ちのカードで勝負するしかない」
目黒錫:「ちなみに。石蕗サン、西澄サンに連絡を取る事は可能デスか?」
石蕗条一:電話かけてもいいですけど、たぶん無理ですよね?
GM:そうですね。西澄や、シュテルンといった通話相手に『限り』通じません――という事は、
GM:石蕗側ではなく、『向こう側』に仕掛けを打っている相手がいるという事になります。
都築つむぎ:「師匠……また携帯電話を止められてしまったのでしょうか……」
石蕗条一:「ああ。あいつがどうにかなってる“シーン”ってのも想像できないんだが」
石蕗条一:「……無理そうだな。としたら、俺が呼んだ増援に届いてるかどうか……」
都築つむぎ:「石蕗さん、お仲間がいたのですか?」
石蕗条一:「仲間というより、同盟だな。いまのところは」
目黒錫:「おや、私が言うのもなんですが、珍しいですネ。同盟とは」
都築つむぎ:「同盟ですか。同盟はいいですね」
都築つむぎ:「利害関係のもと助け合う。実に明瞭です」
石蕗条一:「クソむかつく同盟もあるみたいだけどな。クソッ。あいつが来るまで待つべきか?」
目黒錫:「石蕗サンはあまり自らの手の内をさらすことを良しとしないイメージでしたので」
石蕗条一:「まさか。俺ほど手の内を晒してる手合いも、この街じゃ珍しいだろ」
石蕗条一:「西澄を見てみろ。不可解の塊だろ」
都築つむぎ:「そうですねえ。師匠、何考えてるのかよくわかりませんし」
目黒錫:「……成程、それは確かに。一本取られましたねぇ、へ、へ」
石蕗条一:「俺ほどシンプルでロジカルな“サンプル”は珍しいんだ。今日、追跡者とやらに殺されなきゃな」
都築つむぎ:「まあ私も力添えしますよ。石蕗さんに死なれるとちょっと困ることになったので」
石蕗条一:「……なんだよ。……俺が埋蔵金のありかでも知ってると思ってるのか?」
都築つむぎ:「そんなことは考えてませんが、知ってるんですか?」
目黒錫:「先ほどの話でもあった、利害関係の一致、デスか。石蕗サンを守る同盟、という訳デスねぇ」
久我瞠:では、石蕗くんの足に影が絡みつく。攻撃ではない。
石蕗条一:「……そんなモン、情報扱う商売なら、テメーで調べてくれ……おっと」
石蕗条一:「来たぜ」
久我瞠:「いた!石蕗くんいた!やっほー!」スキンシップの一種
都築つむぎ:「おや。こちらの方ですか」
田中亜莉沙:「……石蕗くん?」田中亜莉沙もついてくる。かなり疲労困憊といった様子だ。
目黒錫:「ドーモ、はじめましてー」(手をひらひら)
石蕗条一:「なにが『やっほー』だ。……おい。会長サンまで連れてくるとは聞いてないぜ」
田中亜莉沙:「……追われてるわ、私達。この状況に、彼が関係するの?……久我くん」
久我瞠:「石蕗くんだったら何とか出来ると思ってさあ!ちょうどいいところにメールくれたもんだね本当に!」
石蕗条一:「……わかった。えー……自己紹介頼む。俺がどこまで明かしていいか、わからねえからな」
田中亜莉沙:「県立ひのき台高校3年、田中亜莉沙です。…………」4人を眺め回す。
田中亜莉沙:「……どうも、尋常な集まりじゃあないみたいだけれど」
久我瞠:「えーと、この二人は石蕗くんのお友達?」
都築つむぎ:「都築つむぎ、探偵です。お察しの通り、尋常じゃない探偵です」
石蕗条一:「まーね。バイト先の同僚ってところだ」
都築つむぎ:「はじめまして」
田中亜莉沙:「探偵」
目黒錫:「目黒錫、G市中央公園を根城にする情報屋で、石蕗サンを守る同盟その1といったところデスねぇ」
都築つむぎ:外見年齢11歳探偵。
目黒錫:「まぁ、私のほうは尋常な情報屋ですよぉ、へへ」
都築つむぎ:「え? そうだったんですか?」
久我瞠:「僕は久我瞠。石蕗くんと同盟?を組んでる」
久我瞠:「……田中さんにはちょっと意味分かんないと思うけど『そういうもんがある』ってことでとりあえずスルーしててくれるかな」
久我瞠:「事情は後で話すかもしれない」
田中亜莉沙:「……『そういうもの』の範囲は?同盟の意味、ってことなら理解しているけど」
久我瞠:「『尋常じゃない』ってあたりかな?」
田中亜莉沙:「情報屋の噂だって聞いたことがある。探偵は……」
田中亜莉沙:「……つまり、彼女のことには触れない、という事なの?」つむぎを見る。
久我瞠:「本人が答えてくれるなら聞いてもいいんじゃないかな」
都築つむぎ:なにかおかしいことでもあったのかなあ。
石蕗条一:「都築の。あんた、見た目年齢とかどうにかならないのか?」
都築つむぎ:「仕様です」
都築つむぎ:「まあそんなことより、追われてるのではなかったのですか?」
石蕗条一:「”スペック”なら仕方ない。……話、進めるか」
石蕗条一:「久我、何に追われてる?」
田中亜莉沙:「――あと一人いるわ。あれを引きつけつけている、と思う」
田中亜莉沙:「でも、殺されてしまったかも……しれなくて」不安げに、後ろを振り返る。
久我瞠:「アーティファクトって単語をちらっと聞いたね……どうなってるのやら」こちらも後ろを振り返る
都築つむぎ:「? よく意味がわかりませんが、状況的に石蕗さんの追手と同じ側の相手でしょうか」
石蕗条一:「……!」
目黒錫:「その様子ですと、そちらの敵は見える相手のようデスねぇ。我々の敵とは違う相手の様子」
都築つむぎ:「なるほど、目黒さん、鋭いです」
田中亜莉沙:「……待って?」手で制止する。
石蕗条一:「そいつは俺がやる」
目黒錫:「こちらの状況もかいつまんで説明いたしましょう。現在石蕗サンは、命を狙われていマス」
田中亜莉沙:「私達は、通り魔――少なくとも、その類の相手から逃げて、ここに来た」
田中亜莉沙:「石蕗くんたちも……そう?」
石蕗条一:「俺は別だ。どうも命を狙われてるらしい。で、その通り魔はどこだ? 稼働を止めてやる」
目黒錫:「相手は“見えない敵”……デスね。こちらもこちらで厄介な状況と言えます」
都築つむぎ:「落ち着いてください石蕗さん。一度に二つの敵を相手にするのは危険ですよ」
久我瞠:「こっちは“顔が見えない敵”……仮面被ってた。まただ」
石蕗条一:「……仮面かよ。 いや、俺は落ち着いてる。……落ち着いてる」
田中亜莉沙:「ごめん。……私、こういう時に……頭が回らないのが、自分でもイライラして」こめかみを押さえる。
田中亜莉沙:「……普通の事件じゃあない、のね。2つの集団が同時に追われるなんて、ありえない」
石蕗条一:「……こっちはガレージを潰された。かなり派手にやる相手だ。敵が多方面だな」
久我瞠:「厄介だなあ」
都築つむぎ:(とはいえ、久我さんという方の言を信じるなら、そちらは石蕗さんが対処せざるを得ないのも事実)
田中亜莉沙:「“仮面”の方は銃を持ってる。とにかく離れた方がいいと思う」
石蕗条一:「……銃? どんな見た目か、思い出せるか?」
目黒錫:「現在我々は、情報的にある程度遮断されています。これ以上の増援を望むのは、少々リスクを伴うでしょう……という具合ですか」
田中亜莉沙:「……。分からないけど、リボルバー型の……錆も浮いている様子だったし、あまり新しくはないわね」
都築つむぎ:(……アーティファクト)
石蕗条一:これでなにか思い出せたりしませんかね
GM:いいえ、このアーティファクトの場合、決定的なのは
GM:久我さんの見た、弾丸装填時の緋色の光ですね。
都築つむぎ:「ともかく、田中さんの言う通り、一か所にとどまるのは危険だと思います」
久我瞠:「緋色の光が見えた。そして弾丸が殖えた……そんな感じかな」
GM:『増殖』の現象も久我さんとスーツの女性だけが認識しています。幸い、あの後増殖散弾の攻撃は食っていません。
石蕗条一:「……。このまま逃げながら、”見えない”相手の情報を集める。そして久我の方の追っ手も片付ける」
石蕗条一:久我さんの情報でもなにか思い出せることは!
久我瞠:「あと、食らうと追跡されるらしいよ。僕さっき食らっちゃった」
都築つむぎ:「え?」
GM:『弾丸』がアーティファクトの本体であろう事は理解できます。
GM:“緋色”の暗示にそのような存在があったことは知っていますが――
GM:これに関しては、開発経緯を知る“アーティファクト”でもない。石蕗は関わっていません。
石蕗条一:「それは弾丸に意味がある。だが、調べなきゃわからないな。確実なのは――」
石蕗条一:「俺がそれを壊す。それだけだ」
都築つむぎ:「久我さんが追跡されているとなると、逃げるのは無意味ということでしょうか」
田中亜莉沙:「……」考えこむ。
久我瞠:「こっちから探さなくてもいいっていうメリットはあるね。本当にメリットかどうかは知らないけど」
石蕗条一:「移動しながら迎撃する。一箇所に留まるよりマシかもな。少しは時間を稼げる。10分か20分か――」
GM:……その台詞を遮るように。
スーツの女性:タン!
スーツの女性:「……ダメだ。どうしてだろうな。致命傷はやったはずなんだけど」黒髪を払う。
久我瞠:「やっときた」
スーツの女性:「まだ追ってくる。……それが君……ええと、仲間の当て?」
久我瞠:「うん。心強いと思うけど?」
石蕗条一:「……おい。そっちは?」
久我瞠:「えーと、助けてくれた人……?」
GM:目黒さんは女性の素性を知っています。
GM:以前、“フルフェイスの男”に写真を見せられた女性。
目黒錫:ほほう。
田中亜莉沙:「この人と久我くんがいなければ、死んでたでしょうね。私」自嘲気味に笑う。
目黒錫:「……おや、あなたは」
都築つむぎ:「どなたですか?」
目黒錫:「いえぇ、先日あなたの写真を見せて、この人を探している、と言っていた人を見かけたものですから」
スーツの女性:「……さあ。誰でしょう?当ててみる?」
目黒錫:「そういえば、その人も素顔を隠してましたねぇ」
久我瞠:「へー?」言いつつさりげなく会長のそばに寄り添う。気遣い!
石蕗条一:「……誰だっていい。なんて呼べばいい?」
スーツの女性:「…………まあ、嘘ついても仕方ないから」
スーツの女性:「“メテオル・テラス”でお願い。……協力するよ」
“メテオル・テラス”:「どうやら、私も追われているみたいだから……人手は多い方がいい」
石蕗条一:(アーティファクト使いに追われてる女。……”使う”のか……?) 無言で警戒
都築つむぎ:「何であれ、協力者が増えるのはありがたいです。そちらのお二人とはお知り合いなのですか?」 久我さんと田中さんをさして。
“メテオル・テラス”:「……」
“メテオル・テラス”:「知ってる。久我くんの方は。」
都築つむぎ:「なるほど、それで危ないところを助けたと」
石蕗条一:「は! 有名だな、久我瞠」
“メテオル・テラス”:「そして石蕗条一。……君のことも、知ってる。――でも安心していいよ」
“メテオル・テラス”:「今ここで何かするのは、互いにとって得にならないよね。……“アーティファクト”の破壊を手伝ってもいい」
石蕗条一:では、小声で久我に話しかけよう。 「久我」 「殺れるか、こいつ?」
都築つむぎ:(後々敵に回るのを想定してる?)
久我瞠:「殺るの?」小声
石蕗条一:「自信の有無を聞きたかった。躊躇なくいけるなら、それでいい」 小声
久我瞠:「大丈夫。いけるいける」小声
石蕗条一:「ならいい。助けられた相手に情が移ったなんて、シャレにもならねえ」小声
石蕗条一:「……わかった。今回は、協力して事態に当たると・・・するか」
“メテオル・テラス”:「……どうしたら信用してもらえるかな~~。とにかく、私も自分の身を守りたいんだよ」
石蕗条一:「信用する必要はねェだろ。アーティファクトは壊す。それだけだ。アンタをおってる誰かも……邪魔するなら壊す」
目黒錫:「信用して欲しければ、先ずは素性を明かす事だと思いますけどねぇ。へ、へ」 自分のことは棚上げ。
“メテオル・テラス”:「――そこかな。敵の追っている理由は、多分」
田中亜莉沙:「ねえ。地図を見て、考えたけれど……」ふと声を上げる。
田中亜莉沙:「あまり狭い道を行くのは、良くないかしら。相手は少なくとも2つの方向から来ているわけだから――」
田中亜莉沙:「できるだけ挟まれないように、大通りを通って、安全な建物に避難すべきだと思うけれど」
都築つむぎ:「挟まれる可能性があると」
石蕗条一:「安全な建物……か。なにがある?俺のガレージは潰されちまったぜ」
目黒錫:「大通りを使えば、それだけ一般人を巻き込むリスクも大きいと思いますけどねぇ」
都築つむぎ:「安全ね……」
田中亜莉沙:「……通り魔に追われている時に、そういう事を考えながら逃げるってあまりない気がするわ……」
久我瞠:「仮面のあいつは一般人を巻き込む気満々だったよ」
石蕗条一:「一般人を巻き込む”リスク”を考えてるのか? 優しいやつだ」
都築つむぎ:「……というか久我さん、話を聞く限り田中さんは一般人のように思えるのですが」
久我瞠:「一般人だね……」
都築つむぎ:「“メテオル・テラス”さんの見解次第ですが、その通り魔の目的が田中さんでないのなら、彼女だけは逃がせるのでは」
“メテオル・テラス”:「うーん、でも久我くんが連れて来ちゃったからなあ」
石蕗条一:「一般人だといいな。久我、どうだ? 相手が会長サンを人質か何かに使う公算は?」
“メテオル・テラス”:「そだね。今逃げれば、助かるかもしれないよ。相手の狙いはあくまで私と久我くんと……あと、別口のやつが石蕗くんだ」
都築つむぎ:「相手が久我さんを追跡できる以上、『ずっと安全である場所』はないも同然だと考えます」
都築つむぎ:「当面の安全を確保した時点で田中さんをそこにおいて、全力で通り魔撃退にあたるのがよいのではないでしょうか」
石蕗条一:「久我を追跡してきてくれるなら望むところだ。……壊す……。 そのために、有利な”ロケーション”を確保するんだろう」
久我瞠:「でもまあ、巻き込んじゃった以上、絶対に安全ってわけでもないでしょ?」
田中亜莉沙:「……自分達でどうにかできるの?警察に任せるべきだと思うわ……」
久我瞠:「諸事情があって警察はアテにならないんだよね」
石蕗条一:「警察が? 増殖する弾丸を相手に? は! ポリカーボネイトシールド装備の一個師団でも用意してくれるのか?」
石蕗条一:「あんたはもっと現実的だと思ってたぜ、会長サン。それより、動いて叩くべきだ」
“メテオル・テラス”:「……通報はしておいてあげたからさ。まあ、到着までどうするかって話だよ、一応ね」
都築つむぎ:「警察はいけませんね。別組織に乗っ取られたらしいという噂もありますし」
目黒錫:「……この町では、『信用できる組織』なんて物自体、存在ないといっても過言じゃあありません。警察もその一つと言えますねぇ」
田中亜莉沙:「そういう相手に対して――そこまで自信が持てる人だとも思ってなかったわ、石蕗くん」
田中亜莉沙:「やっぱり……そう、考え方が違う。『敵』って言葉を使っているから」
石蕗条一:「……他人よりはよほど信用できる。それだけだ」
田中亜莉沙:「何か、倒す手段を持っているってことでしょう」
石蕗条一:「誰だってあるさ。後ろから、カナヅチで頭蓋骨を砕いてもいい。とにかく、方針を決めよう」
田中亜莉沙:「……そうね」
石蕗条一:「挟撃を避けたい。大通りを移動する。民間人を派手に巻き込むなら、もっとべつの組織が動くだろう(UGN警察のこと)。それはそれでいい」
石蕗条一:「このところ、他に計画はあるか?」
“メテオル・テラス”:「……生き残るには、上策ではあるかもね」
都築つむぎ:「あとは、行き先ですね」
石蕗条一:「安全な場所か。ガレージを粉々に潰すやつだ。おまけに”見えない”ときてる。開けた場所に誘導するメリットはないかもしれない」
久我瞠:「海の方にでも逃げてみる?遮るものがないから見えないものが見えるかも」
GM:大通りからは、おおまかに3つの区域に移動することが可能でしょう。
GM:高台へと登っていく『旧市街』。西澄探偵事務所や高級住宅街などが存在します。
GM:建物の少ない『小鳩川』の方面。見晴らしが良い代わり、ここを起点としても東西に移動が可能。
GM:そして、海沿いの『港湾部』。地形的には行き止まりですが、工場等が密集し身を隠すところも多い。
GM:現在位置は『新市街』。普段の生活領域であり、最も土地勘は発揮しやすいといえます。
目黒錫:「そうデスねぇ。少々この公園は開けすぎていマス。身を隠すところが欲しい……最も、相手の情報収集能力を見るに、付け焼刃な可能性もありますけどねぇ」
石蕗条一:「海か。いや……いいかもしれない。まずは”見えない敵”の能力を調べる」
都築つむぎ:「『背水の陣』という形になりますね」
石蕗条一:「認識できないだけなのか、迷彩か、それとも別のなにか。身を隠しながら、敵の能力を暴く」
久我瞠:「あ、そっか。敵の情報は大事だよね」
目黒錫:「では、港湾部に向かって移動するとしましょう」
石蕗条一:「水と、倉庫にあると思われる監視カメラを使って、なぜ見えないのかを調べていく」
“メテオル・テラス”:「……そうね。皆に従おうか、ここは」
田中亜莉沙:「私は」声を上げる。
田中亜莉沙:「逃げた方がいい?それとも……ついていった方が安全なの?」
石蕗条一:「久我」 「同盟の協定外だ。決めてくれ」
都築つむぎ:「残念ながら、どちらもそれなりに危険はともなうと思います」
石蕗条一:「生徒会だろ」
久我瞠:「うん、どっちにしても危険だと思う」
都築つむぎ:「危険の質は違いますけどね。通り魔が見逃してくれない危険性と、流れ弾に当たる危険性」
田中亜莉沙:「そうね。ここで決めなきゃあいけないか……港湾部だと、もう私だけ安全なところ、っていうのは無理かもしれない」
目黒錫:「行くも危険、帰るも危険。そうなると最終的な判断は、己の意思でするのが良い、と年長者としてアドバイスさせていただきマスよぉ」
田中亜莉沙:「――どちらも危険と見て、考える。私で」
田中亜莉沙:1:ついていく 2:離れる
田中亜莉沙:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

石蕗条一:「旧市街に移動したとして、状況が好転する”ファクター”は考えられない。小鳩川方面も悪くないが、見晴らしが良すぎる……」
田中亜莉沙:「……私が一緒に行くとして、それでも隠し事はするつもりなの?久我くん」
久我瞠:「何かあった時、僕と一緒なら、どうにか出来るかもしれない」
久我瞠:「つまり、僕は君のこと守る力があるってことだよ」
田中亜莉沙:「――なら。どうして、それを私に知られるのを」
田中亜莉沙:「怖がってるの?」
久我瞠:「ふつうじゃないからかな?」
田中亜莉沙:「ふつうの人なんていないと思うわ。……久我くんは副生徒会長でしょう」
田中亜莉沙:「石蕗くんは家で修理業を営んでいる。一人で」
田中亜莉沙:「私の知るかぎり、他の生徒の誰一人として、同じ経歴の高校生はいないわ……他の生徒だって、きっと」
石蕗条一:「…………」
久我瞠:「守る力っていうのは、殺す力でもあるわけだ」
久我瞠:「僕らは……ここにいるやつらはそういうのを持ってる」
久我瞠:「それでも普通っていうなら、まあ、普通なんじゃないかな」
田中亜莉沙:「殺すのは……意思よ」
田中亜莉沙:「石蕗くんが言ったように、誰だって殺す手段は持っているはずだから」
久我瞠:「意志……ね。そうかも」
久我瞠:「とりあえず、付いて来るなら、僕は頑張るよ」
田中亜莉沙:「隠し事はする?」小さく笑う。
久我瞠:「するよ。誰にだって隠し事くらいある」
田中亜莉沙:「じゃあ、慎重にしていた方がいいわ。私に見られないように」
田中亜莉沙:「ついていくから」
久我瞠:「そうするよ」
目黒錫:「へ、へ。お話は終わりましたかぁ?そろそろ移動する事にしましょう」
GM:では、シーンを終了してよろしいでしょうか。会話がまだある方はどうぞ。
石蕗条一:なしです!
目黒錫:なしです!
久我瞠:ないよ!
都築つむぎ:OKです
GM:では本日の行程はここまで。ここではロイス取得のみ可能です。
都築つむぎ:ロイスはいいや
石蕗条一:追跡者にロイス。
目黒錫:ロイスもなしでいいなぁ
石蕗条一:ロイス:追跡者 警戒○/脅威 以上。
久我瞠:同盟/石蕗条一/信頼◯/不安  以上

【Masterscene/02】

GM:----
GM:1分後 G市中央公園
GM:----
GM:               カチャ
GM:                              カチャン
???:「再ビ目標ハ移動。……逃走経路ト増援ヲ絶チ、体力ノ消耗ヲ待ツ戦略デ行く」
???:「……」カチャ
???:「違ウナ」
???:「標的ハ『合流』シテイル。B標的ガ、既ニ接触ヲ図ッタト思ワレル」
???:[標的の戦力が膨れ上がるのは厄介だ。……だが、状況としてはシンプルになったな]
???:[俺にとっては、まだ都合のいい側の展開だ。……あちらがわと連携を取り、挟み撃つ]
???:「ソレガ良イダロウ」
???:[向こうも好き勝手やっているようだが――追う相手が合流した以上は、俺が指示を出せる]
???:「……連中ガ素直ニ協力スレバ良イガナ」
???:[もちろん、306cm、最終的にはお前の力を当てにしている]
???:[万全を期して、だ。それに――]
???:[連中は協力するさ。きっとな]
???:「コチラモ認識シテイナイ『手札』ヲ、マダ抱エテイルヨウダナ……」
???:「ドチラニセヨ、追跡ハ」
GM:   カチャン
???:「常ニ、イカナル状態ニアッテモ可能ダ。自分ハ“マスターチェイス”」
???:「『認識デキヌ追跡』コソ、最強」
???:「――そうだ。追跡特化のエージェントの中で、お前こそが最終改良型だ」
???:「標的は港湾部」
???:[追え]
GM:  カチャン!
GM:         カチャン! カチャン! カチャン!
GM:----

【Middle/02】

GM:港湾部からシーンを始めます。まずは全員登場してください。
都築つむぎ:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 4[4]+73 → 77

目黒錫:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 5[5]+57 → 62

石蕗条一:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 3[3]+44 → 47

久我瞠:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 7[7]+50 → 57

GM:----
GM:港湾部――廃工場
GM:----
GM:6人は一時新市街を離れ、ここ港湾部に身を隠した。
GM:狭い地形が多く、身動きには不便だが、その分姿は見えにくい。
“メテオル・テラス”:「……私達以外の3人は」
“メテオル・テラス”:「敵についてどれだけ知ってるの?狙われる心当たりは?」石蕗たちに話しかける。
目黒錫:「うーむ、いまのところさっぱり、デスねぇ。そんな悪さはしておりませんが。へへ」
都築つむぎ:「私も呼ばれたばっかで何が何だか」
久我瞠:「みんなふわっとしてるねー。僕もだけど」
石蕗条一:「どうかな。ありすぎてわからねーレベルだ」
都築つむぎ:「そんなに?」
石蕗条一:「そんなに。 だが、”メテオル・テラス”、あんたはどうだ?」
石蕗条一:「追われる理由があるのか? おい・・・」
“メテオル・テラス”:「……ある。というか」
石蕗条一:「敵の”スペック”ぐらい教えてほしいもんだな……!」
“メテオル・テラス”:「素性を明かしたほうが、協力しやすいかしら?……ここで戦う事になるかもだけど」
GM:目黒さんは、いつでもメテオルさんの情報を他に伝える事ができます。
GM:石蕗達が自分で聞き出す場合は、
目黒錫:さっさと伝えてしまいたいですが、タイミングがw
GM:▼“メテオル・テラス”について 〈交渉〉 難易度15
GM:この判定に成功する必要があります。
都築つむぎ:失敗するとどうなるのかしら
GM:どうにもなりません。ですが手番は使うことに注意してください。
GM:まだ手番については気にしなくても構いませんが。
石蕗条一:「ぜひ聞きたいもんだ」 目黒さんがそいつのことなら知ってるぜロールしないなら、振ります。
目黒錫:「……んー、わざわざ聞くほどの事でもないと思いますよぉ、石蕗サン。 ネ、“遠野玲子”サン」
遠野玲子:「……別に、署のホームページに顔写真載せたりしてたわけじゃないから」
遠野玲子:「どうやって分かったかは知らないけれど。――情報屋ならそれくらい簡単だって?目黒錫さん」
GM:【UGNハイエイタス 隊長 “メテオル・テラス”遠野玲子】
目黒錫:「多分、あなたが教えてくれる程度のコトでよろしければ、私は知っておりますよぉ」
石蕗条一:「……ああ。あのクソ迷惑な……。知ってたのかよ」
目黒錫:「えぇ、悲しいかな聞かれませんでしたので。とはいえ、黙っていてもしょうがない情報ですしねぇ」
久我瞠:「どっちもうさんくさいなー」
都築つむぎ:「どちら様ですか?」
遠野玲子:「そういうことで、G署の署長です。だから狙われる心当たりは、ある」
遠野玲子:「……ただ、それがアーティファクト使いというのは……?」
遠野玲子:考えこむ。「……。どちらかといえば、私より石蕗条一くんの方をターゲットにしそうなものだけれど」
石蕗条一:「は! どう考えても、あんたは連中にとって邪魔なように思えるんだがな」
石蕗条一:「あんたが俺を殺そうとしない限り、アーティファクトを持っていない限り、いまここでやるつもりはない」
石蕗条一:「久我は知らんけど」
遠野玲子:「……久我くんか。ふっ」
久我瞠:「やらないよ。多分」
遠野玲子:久我を振り向いて、意外そうな顔を作る。「そうなの?」
遠野玲子:「『殺せる』んでしょう?私を?」
都築つむぎ:(剣呑な雰囲気!)
遠野玲子:「今、やってみれば?」
久我瞠:「なんで挑発するの? 死にたいの?」普通に疑問だ
遠野玲子:「後ろから殺られる可能性がある相手とは組みたくないからだよ」
遠野玲子:「隠れて相談しているつもりでも、私には、すべて記憶は読める――」
遠野玲子:「“ハイエイタス”の隊長だから」
久我瞠:「よくわからないけど、僕はいつでも誰でも殺すわけじゃないし。でも、信用出来ないならしなくていいんじゃない?」
目黒錫:「……(まだ、私の知らない事情があったみたいデスねぇ。迂闊でしたか?)」
目黒錫:「個人的にはイチ情報屋として、思うところは無いではないデス、けどねぇ」
遠野玲子:「……まあ、偉そうなこと言ってても、こうして孤立して狙われているわけだけれどね。署員との連絡も完全に取れない」
石蕗条一:「……”ハイエイタス”。そう、そこだ。他の手駒は動かせないのか?」
遠野玲子:「相手は直接頭を狙ってきた。……多分、FHの“ソースハウンド”だ。情報戦じゃあ、あれには勝てない」
都築つむぎ:「例のアーティファクト使いもFHの手の者だということですね?」
遠野玲子:「……そう考えるべきじゃあないかな~、と、思ってる。個人的にはね」
都築つむぎ:「そしてよくわかりませんが遠野さんを狙っていると」
遠野玲子:「FHが私。アーティファクト使いが、石蕗くん。両方の目標を交換させると、作戦として一つの流れになる」
石蕗条一:「ちょうどいい」
石蕗条一:「両方叩く。できれば分断させて」
石蕗条一:「……とはいえ、分断されてるのはこっちか。さて、どうする……逃げ回るだけじゃあな」
遠野玲子:「勿論そうしたい。そして――石蕗くん、さっき『認識できない』敵の話をしていなかった?」
石蕗条一:「ああ。どうやらそのようだ。いきなりウチのガレージが潰されたらしい。俺はまだ姿もみえてない」
遠野玲子:「“ソースハウンド”っていうのは、別にマスターでもない、後方支援型のエージェントなんだけれど」
遠野玲子:「日本支部で、彼の作戦記録は見たことがある。彼自身は直接戦闘を行わないけれど、配下にはマスターエージェントがいる」
遠野玲子:「……認識できない追跡者は、恐らく“マスターチェイス”。このコードネームのエージェントとは、一番長くコンビを組んでいる……」
目黒錫:「……只者ではないと思っておりましたが、相手はマスターエージェントときましたか。いやはや、大物が出てきたものデスねぇ」
石蕗条一:「……”マスターエージェント”か。できれば関わりたくない相手なんだが……」
都築つむぎ:「マスターエージェントなのに、マスターじゃない人の配下……」
久我瞠:「両方叩くんでしょ?」
遠野玲子:「そうしたい。チェイスとペスト男、両方」
石蕗条一:「俺もだ。これ以上舐めた真似されてたまるか。……久我、どうする? いちおう、同盟だが、強制力はない……」
遠野玲子:「そうね。多分……直接生死に関わっている私と石蕗くん以外は、逃げた方がいい」
石蕗条一:「目黒のと、都築の。あんたらもだ。報酬は期待するなよ」
遠野玲子:「…………」
遠野玲子:「………………都築?」
都築つむぎ:「あれ。名乗りませんでしたか?」
都築つむぎ:「都築つむぎ。探偵です」
遠野玲子:「いや、……。まさかね」
遠野玲子:「人違いだった。ごめんごめん」
都築つむぎ:「石蕗さん、せっかく危ない橋を渡るのですから、探偵的に報酬はほしいのです」
久我瞠:「僕も欲しいかな、報酬」
目黒錫:「へ、へ。石蕗サン、お一つ貸し、といったところでしょうか。頑張らせて頂きますよぉ」
石蕗条一:「なんだよ……ガレージの再建費用でぜんぜん残らねーんだぞ…!」
久我瞠:「金はとらないよ。今後なんかあったら協力してねってことで」
石蕗条一:「言われなくても、等価交換だ。助けられた分は助ける……」
都築つむぎ:「石蕗さん、師匠を知っているあなたらしくもない。いま、探偵が欲しいのは金ではありません」
都築つむぎ:「情報です」
石蕗条一:「あァ? 情報? 俺に提供できるもんかよ」
都築つむぎ:「たぶん」
都築つむぎ:「あとで詳しくお話きかせてください」
石蕗条一:「……いいけど。あんまり期待するなよ」 警戒しつつ承諾
遠野玲子:「他の2人はともかく、久我くん」
久我瞠:「なに?」
遠野玲子:「君には報酬はある。ついてくるかどうかは、君の意志だけれど」
久我瞠:「あるんだ、報酬。へえ、なに?」
遠野玲子:「……そうね。『お姉さん』について、後で話をすると言ったら?」
久我瞠:「………僕を信じていない君の情報は信じられるのかな?」
遠野玲子:「信用出来ないならしなくていいんじゃない?」
遠野玲子:「そして、君はこのまま帰って」
遠野玲子:「今まで通り、不毛な日課を続けるわけだ……」
久我瞠:「それについて他人にどうこう言われる筋合いはないね」
遠野玲子:「………………任務中のエージェントの死亡は本人の責任だし、私達だって当然、そうした報復は受ける前提でやっている」
遠野玲子:「ただ。そういった諸々を差し引いた上のマイナスを埋め合わせても余りある価値が、君にはあると判断している」
遠野玲子:「彼らの前で君の素性を明かさないのは、今後協力できる可能性がある、と見ているからでもある――」
遠野玲子:「私が君に、例の『事件』についての嘘を教えたとして、どうなる?」口調が全く変わっている。
久我瞠:「君らみたいなのに利用されるのはゴメンだ。 餌をぶら下げられたってそう簡単に食いつけるわけがない」
遠野玲子:「私に何の得がある?何もない」
久我瞠:「この街に信じられるものは多くない」
都築つむぎ:「……というか、帰ったとしてもどのみち久我さんはアーティファクト使いには追跡されるのでは」 膠着したので口をはさむ
遠野玲子:「……いや、その場合は、私がペストの方は食い止めるよ」
遠野玲子:「だから安心して帰っていい。久我くん」
久我瞠:「帰りはしないよ? 石蕗くんとは同盟組んでるし」
石蕗条一:「……強制はできない。あんたを信用するかどうかは、これから久我が決めることだ」
石蕗条一:「いずれにせよ、俺は俺の命の”リスク”と戦う。次の手を打つ必要があるからな……」
都築つむぎ:「遠野さん一人でアーティファクト使いを食い止めてもらって、残り全員でマスターチェイスを潰したほうがいいのではないかしら」
遠野玲子:「そうね。そうするかどうか、久我くんに決めてもらうとしよう」
遠野玲子:「協力するなら、チェイスとペストをまとめて相手をする」
遠野玲子:「ここで別れるなら……最初と同じように、私がペストを捕まえよう。チェイスには悪いけど、君達だけを追ってもらうことになる」
石蕗条一:「……まとめて、始末したい。ペストだったか? アーティファクトを片付けるのは、俺の役目だ……」
都築つむぎ:(……それもありましたか)
久我瞠:「石蕗くんがアーティファクトにこだわるなら止める権利は僕にないし、同盟組んでるわけだから、協力する」
目黒錫:「そうなると、やはり呉越同舟という事デスか」
石蕗条一:「……悪いな、久我。借りは……返す」
石蕗条一:「俺の法則に従って」
遠野玲子:「ふふふふ、それはよかった」
遠野玲子:「久我くん、仲良くしようね☆」ウィンクする!
久我瞠:「やだ」
遠野玲子:「えー、いいじゃないよー」
石蕗条一:「うっとおしい」
都築つむぎ:(悪辣だ……)
都築つむぎ:「悪辣ですね」
目黒錫:(この信用されなさ……親近感が沸きマスねぇ)
遠野玲子:「……やれやれ。取りあえず、知っている限り“マスターチェイス”について話すよ」
石蕗条一:「それだ。認識できない能力の”スペック”を解決しなきゃ勝負にならない」
遠野玲子:「この中で誰か、“ソースハウンド”の意味を知っている人っているかな?」
GM:あ、そういえば田中さんは今は離れた場所にいると思ってください。
GM:どうしてもレネゲイド絡みの相談はしなければならないので、その間は。
石蕗条一:「さっぱり心当たりがねェな」
目黒錫:「情けない限りデスが、手持ちの情報はございませんねぇ」
都築つむぎ:「時間がないのですからもったいぶらないでくださいよ」
遠野玲子:「“情報(ソース)”の“猟犬(ハウンド)”。情報追跡の専門家だね。“sauce hound”で『酔っぱらい』という意味もある」
遠野玲子:「そして、情報を調べた後に出てくるのが、物理追跡特化の“チェイス”」
遠野玲子:「酒の後には“水(チェイサー)”が出てくるってわけ」
遠野玲子:「……“マスターチェイス”は何らかの方法で、完璧にこの世から姿を消すことができる。方法は誰も知らない」
遠野玲子:「時間は全く無いけれど――能力の謎を解かなければ、勝ち目はない。比喩じゃない。ゼロって意味よ」
GM:ゲーム的には、マスターチェイスはEロイス"究極存在"を持っています。
GM:ただし、これは単純無敵というわけではなく、
GM:このシナリオに関しては、「常時隠密状態が継続する」というEロイスにアレンジしています。
GM:通常の隠密と同様、〈知覚〉で隠密を解除することができますが、
GM:この時に隠密状態となれば、Eロイスの効果が解除されていない限り、再びシナリオ終了まで継続します。
GM:そして情報調査中にも、チェイスの追撃は常に続いています。特殊な形態のFS判定として、一連のシーンを進行します。
石蕗条一:「あんたでも能力の謎は知らないってわけだ」
遠野玲子:「そうね。マスターの名は伊達じゃあないってことか」
久我瞠:「前の奴ら以上に厄介だね」
GM:あ、石蕗くん以外のキャラはここで〈知覚〉で判定してみてください。難易度4。
久我瞠:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[6,10]+9[9]+1 → 20

都築つむぎ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[8,10,10]+10[8,10]+1[1] → 21

久我瞠:なにこれ
石蕗条一:ゴイスー
都築つむぎ:今日は調子がいいな
GM:こ、こんなに気づかなくていいのに……
目黒錫:4dx10+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[6,7,8,8]+1 → 9

目黒錫:なにこの格差
GM:じゃあ目黒さんも普通に気づけましたが、
GM:特に久我さんとつむぎちゃんは、恐るべき知覚力がインスピレーションとして稲妻のごとく働き、
GM:石蕗くんの後ろポケットの携帯の点滅に気づきました。メール着信のようですね。
久我瞠:「石蕗くん、携帯」
石蕗条一:「……あァ?」
石蕗条一:メールを確認しよう
JCN:『悪いね。あっちに気付かせず伝えるのが難しい』
JCN:『敵は港湾部に到着。潜伏。魔術系統。看破しなければ死』
石蕗条一:「……来たか」
石蕗条一:「こっちの外部サポートセンターから連絡だ。ここに到着している。恐らく……魔術分野の“トリック”だとさ」
都築つむぎ:「ああ、石蕗さんの『お仲間』の方からでしたか。優秀ですね」
石蕗条一:「……かもな。さっさと逃げないと、こっちが潰れる」
久我瞠:「じゃあ逃げよっか」
久我瞠:「どこに行く?」
都築つむぎ:「敵の能力が知れないのが不安ですが」
目黒錫:「魔術迷彩、デスか。こちらでも認識可能な体系なら良いのですが」
石蕗条一:「向こうには、認識できないから手のだしようがない。こっちもその手で行くか。隠れながら逃げ回り、敵の秘密を探る」
遠野玲子:「それがいいね」
GM:----
GM:では、ここでシーンを終了します。次からはFS判定。
石蕗条一:おす
GM:ロイスは可能ですが、購入は不可能!かなりそれどころではないのだ
石蕗条一:ここは”ペスト”にロイス。 執着/破壊○  以上で。
久我瞠:スーツの女性を遠野玲子に変えて、感情をN表に変えます 以上
都築つむぎ:ロイスはなしだ。
目黒錫:ロイスはひまずなしでー。

【Middle/03】

GM:では、今回のFS判定について説明します。
GM:サプライズチャートは例によってありません。作るの面倒くさいし、労力に見合いませんからなハッハッハ
GM:今回のFS判定は、全体の完了値は設定されていません。代わりに、明確なタイムリミットがあります。
GM:7シーンが経過すると、“ペスト”単体または+αの敵がPC達の下へ到達し、ミドル戦闘が開始されます。
GM:ミドル戦闘およびクライマックス戦闘を有利に進められるかどうかは、FS判定を何枚進行したかにかかってきます。
■FS判定
『“マスターチェイス”に対処せよ』
終了条件:合計7シーン経過
判定:〈知識:魔術〉〈知識:錬金術〉〈知識:レネゲイド〉
完了値:5
難易度:12
最大達成値:30
支援判定:〈知覚〉
経験点:2点
GM:最初のFS判定はこれ。“マスターチェイス”の能力を調査します。
GM:さらに今回、キャラクターが可能な行動として
GM:メインの判定/支援判定以外にも、メジャーアクションを使用してさらに2種類の判定を試みることが可能。
■追跡判定 〈知覚〉で合計10+(ラウンド数×3)
■移動判定 【肉体】で各地域に応じて判定
GM:「追跡判定」は、“マスターチェイス”の追跡から逃れるための判定です。複数人の達成値を合計し、
GM:10+(ラウンド数×3)をクリアすれば,そのラウンドはチェイスに発見されません。
GM:発見されてしまった場合、次のラウンドの最初に“マスターチェイス”が出現し、一方的に攻撃・妨害を仕掛けてきます。
GM:この難易度をリセットするためには、移動判定で別の地域に離脱する必要があります。
GM:移動した場合、シーンは終了し、7シーンのタイムリミットも進行します。
GM:マップの位置関係は下の通りです。
つながっているマップ同士を行き来することができます。
 ┌小鳩川┐
旧市街─新市街─港湾部
【新市街】
○:土地勘を発揮しやすい。〈情報:〉に+3修正。
移動難易度:7

【港湾部】
○:身を隠しやすい。〈知覚〉に+2修正。
×:開けた地形がない。すべてのリアクションに-3修正。
移動難易度:14

【小鳩川】
○:戦闘に有利。〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉に+5修正。
×:追跡を受けやすい。追跡判定に-4修正。
移動難易度:3

【旧市街】
○:追跡を受けにくい。追跡判定に+4修正。
×:移動に体力を要する。判定の度にHP-1D10。
移動難易度:7
GM:さらに、シナリオ中に3回だけ、遠野さんの支援を受けることができます。
GM:彼女の支援は《ポイズンフォッグ》があるので、全員にかかります。
GM:高レベル《狂戦士》《癒しの水》《ヨモツヘグリ》で支援できるので、
GM:チェイスに追いつかれてどうしようもなくなった時などに、活用しましょう。
都築つむぎ:これ、小鳩川みたいな地形だとチェイスも強化されたりします?
GM:いいえ、こちらの追跡判定に修正がかかる(=追いつかれやすくなる)だけなので、チェイス側の性能は上下しません。
都築つむぎ:了解です。
都築つむぎ:支援を使用するタイミングはいつでも大丈夫ですか?
GM:あ、遠野さんのコマを今作成しましょう。
GM:行動値8なので、このタイミングで支援がもらえます。
GM:質問などありましたらどうぞ!結構複雑めに作っているルールなので……
GM:ちなみにですが、最低でもチェイスの能力を破るところまで行かなければ
GM:"究極存在"が解けないので、最悪詰む可能性が……めったにないことでしょうが、がんばってください。
石蕗条一:やっちゃるぜ!
石蕗条一:なんか前回も逃げ回っていた気がするが、今回も逃げ回るぜ!
目黒錫:がんばりませうー
久我瞠:がんばろー
GM:形式上は全員が同行していますが、シーンには「行動を起こすキャラ」のみが登場します。
GM:シーンが切り替わるごとに登場は選べる上、途中登場でも未行動から始められます。
GM:では、最初の判定は先ほど提示した通り。現在位置は港湾部(移動難易度:14)です。
GM:登場希望の方は出てもらいましょう!
石蕗条一:いきます!
久我瞠:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 10[10]+57 → 67

目黒錫:出る!《ハンドリング》使用!
石蕗条一:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 1[1]+47 → 48

都築つむぎ:1d10+77 出る
DoubleCross : (1D10+77) → 9[9]+77 → 86

目黒錫:1d10+62+1
DoubleCross : (1D10+62+1) → 6[6]+62+1 → 69

GM:----
GM:港湾部――廃工場
GM:----
GM:“マスターチェイス”の性能の全貌は不明。
GM:だが、相手も既にこの港湾部に踏み入っている。能力を見破るというのならば、火中の栗を拾う事もできるかもしれない。
メイン判定は、〈知識:魔術〉〈知識:錬金術〉〈知識:レネゲイド〉で難易度12。
支援判定は、〈知覚〉で難易度12。
追跡判定は、〈知覚〉で13。次のラウンドのチェイス登場を凌げます。
移動判定は、【肉体】で14。シーンを切り替えた直後の1ラウンド目は、チェイスが登場しません。
GM:あ、移動判定に成功した場合は、ラウンド終了時に移動となりますので
GM:他の遅いキャラもちゃんと判定自体はできます。
GM:では行動値11の久我さんから。
久我瞠:メイン判定しよう。
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》 67→73
久我瞠:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[1,1,2,3,3,6,7,10]+10[6,10]+10[10]+10[7]+4[4] → 44

久我瞠:わあい
石蕗条一:スゲーッ
GM:いきなり最大達成値!
目黒錫:スゲー
GM:進行値0/5→4/5
都築つむぎ:救世主久我さま
石蕗条一:救世主伝説・久我
久我瞠:密かに影を散らせて色々探る
GM:                         ……カチャン カチャン
GM:金属の棒がアスファルトを叩くような音が、ずっと続いている。
GM:距離もここからそう遠くない……だが、足音にしてはなにか妙な気がする。
GM:昨日の雨の後、水たまりがそこかしこにあるはずなのに、『水音』がしない。
GM:足音はするが、こちらの地面を歩いていない……
久我瞠:「音だ……足音? 近い……でもなんか変だ」
久我瞠:「金属音? 人間の歩く音じゃない、と思う」
GM:そうですね。どうも、体重的にも軽すぎる感触もします。
石蕗条一:「金属音か。何をやってやがる……それが、”マスターチェイス”か」
久我瞠:「多分」
石蕗条一:「俺にはなにもわからないな……さっさと逃げるか。まだ撃ち合うのはまずい」
久我瞠:「正体不明過ぎるからね」
GM:では、行動値9多いなー……
GM:君達なかよしだね!好きなキャラからはじめるがよい
石蕗条一:先に私が追跡判定をやりましょう
都築つむぎ:それがよいとおもう
GM:そうですね、いい忘れていましたが、FS判定を1つクリアしても
GM:次のFS判定が現れるだけですので、場所は移動できません。次ラウンドには問題なくチェイスが出現します。
目黒錫:いや、誤差の修正はあとの人たちに任せたいので
目黒錫:先に自分が知覚判定やったほうがいいんじゃないですか?
石蕗条一:感覚が高く、知覚も1レベルあります。累積判定なので、先に突破してしまえばほかの人がほかの判定に回れます
目黒錫:あー、そっか。
石蕗条一:特に目黒さんには知識判定で成功の目もあるゆえに!
目黒錫:成程です。
石蕗条一:ちなみに、追跡判定に《急速分解》はなにか有利にはたらきますか? 倉庫群の壁をところどころ分解しつつ、縦横に逃げ回るのは?
目黒錫:地形効果で知覚+2かな?
GM:そうですね。地形効果で+2をまず忘れないように。それを踏まえて回答しますと、
GM:達成値をさらに+1できるものとしましょう。
石蕗条一:りょうかいです。
GM:追跡者にとっては目立つ動きですが、逃走に役立つことには変わりない!
石蕗条一:知覚スキルで+1、地形効果で+2、イージーエフェクトのボーナスで+1=4。振ります。
石蕗条一:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[2,3,10,10]+6[4,6]+4 → 20

GM:素晴らしい。
久我瞠:ヤッター
目黒錫:おおおー
石蕗条一:作戦は成功ですね!
都築つむぎ:さすが
GM:首尾よく隠れられました。好きな演出を繰り出すが良い
石蕗条一:「逃走ルートを創る。ついてきてくれ」
久我瞠:「さっすがー」
石蕗条一:壁を人間が通れるくらいの大きさで分解! 巻き上がる砂の中を走る。
都築つむぎ:「さすが錬金術」
目黒錫:「錬金術師となると、道すらも創る訳デスか。いやはや、流石です石蕗サン」
都築つむぎ:会長さん驚くだろうなあ
石蕗条一:「……壊すのが専門だからな。いつまでもってわけにはいかないが……追いつかれるよりも、速く動く。あと、頼むぜ」
石蕗条一:能力の看破は完全にお任せした状態で引き継ぐ。
GM:では次の手番。行動値9の誰か!
目黒錫:んー、つむちゃんメイン判定自信あります?
目黒錫:安定しそうな支援するか、不安定そうなメインするか迷いどころ。
都築つむぎ:自信はないが一番むいている判定なのも確かです
都築つむぎ:支援してもらうのがよさそう
目黒錫:では支援しましょう。
目黒錫:知覚判定で支援を、都築つむぎに。
GM:了解です。
目黒錫:《ハンドリング》で3、知覚1、地形効果2で固定値6
目黒錫:4dx10+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 4[1,2,3,4]+6 → 10

目黒錫:おいwww
都築つむぎ:だめだ。
石蕗条一:ばかな・・・
GM:なんてザマだ
久我瞠:はわわ
GM:せっかく久我くんが頑張ったというのに!
目黒錫:(メインやらなくてヨカッター)
GM:つむぎちゃんにお任せするしかないようですねここは
石蕗条一:だが、つむぎさんなら・・・!
都築つむぎ:ぐぐぐぐぐ、技能があれば・・・!
GM:ロイスを切っちゃってもいいのぜ…?
都築つむぎ:素で振ります!!
都築つむぎ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 7[2,3,4,5,7,7,7] → 7

都築つむぎ:一個もクリティカルしねえ
目黒錫:探偵と情報屋がそろって判定失敗する哀しみ。
石蕗条一:くっ、ならばもう1ラウンド!やるしかない!
目黒錫:久我先輩スンマセン……
GM:石蕗くんが時間を稼いでくれましたからな!では、次ラウンドに突入いたします。
GM:“マスターチェイス”の登場はなし。場所は港湾部で同じ。
GM:再び、行動値11の久我くんの手番からとなります。
久我瞠:メイン判定いきます。エフェクトつかわない!
GM:OK!
久我瞠:8dx うなれ俺の知識!
DoubleCross : (8R10[10]) → 8[2,3,4,5,6,7,8,8] → 8

久我瞠:うなりませんでした。
石蕗条一:グワァ
GM:前ラウンドで十分仕事はしたから……!では行動9組の手番に。
石蕗条一:追跡判定を!やります!
GM:カモン!
石蕗条一:難易度は16ですね。さっきと同じイージーエフェクトを使用して、がんばります。
石蕗条一:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 7[1,4,6,7]+4 → 11

石蕗条一:がんばりましたが、残り5です。
久我瞠:がんばった
目黒錫:頑張りました。
石蕗条一:あとは・・・目黒さんお願いします!
目黒錫:ラジャー。
目黒錫:4dx10+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 5[2,2,4,5]+6 → 11

石蕗条一:ヤッター
GM:これは文句なしに2人の力で成功!
久我瞠:ヤッタネ
石蕗条一:情報と・・・破壊力! 無敵のコンビだ!
目黒錫:やったぜ。
都築つむぎ:逃げ切った!
都築つむぎ:じゃあメイン判定いきます。ここで回れば文句なし
石蕗条一:おなしゃす!
都築つむぎ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,6,6,7,8,9,10]+2[2] → 12

GM:素晴らしィーッ
石蕗条一:フッフゥーウ!
目黒錫:おおおお
久我瞠:きゃはー!
都築つむぎ:ぴったり成功だ
GM:チェイスを凌いだ上に、FS判定1枚を突破しましたね!
目黒錫:上々だぜ
GM:まだ詰みの可能性は残ってはいますが、グッと安全性が高まったのも事実です。
GM:では破壊突破ロール及び情報を手に入れるが良い。
GM:つむぎちゃんはどんな手段で調べますでしょうか。
石蕗条一:「目黒の! 偵察……頼むぜ」 壁を分解。無人の荒野を行くがごとく道をつくる。
目黒錫:「勿論です。ア、石蕗サン、踏まないで下さいネ。今、彼らの力を借りていますので」足元には、夥しい数の蟻が!
遠野玲子:「目黒くん、先のルートは読める?かなり近づいている感じがある……!」
都築つむぎ:周囲の自我の弱いレネゲイドビーイングの『声』を聴く。
GM:                        カチャン!カチャン!
GM:都築には影で情報を集める久我とは異なり、直接その『足音』を聞く感受性はないが
石蕗条一:「……あんたの友達って、……踏んだら呪われたりしないだろうな」
GM:それを聞くものの『声』は聞くことができる。
目黒錫:「……鬼門はあちら、デスね。となると、逆の方に逃げたほうが良いでしょう」
都築つむぎ:「…………」
目黒錫:「道をお願いします、石蕗サン」
-:――裏。
-:――影の裏側。
GM:                                  カチャン
都築つむぎ:「影の……裏」
石蕗条一:「わかってる」 分析。分解。その工程は一瞬だ。 これが”壊す錬金術師”の能力なのだ!
田中亜莉沙:「やっぱり、かなり何でもありね……!無事に街まで戻れればいいけれど」
石蕗条一:「あァ?」
石蕗条一:「影?」
GM:都築つむぎはその意味をなんとなくだが、理解することができる。
都築つむぎ:集中して耳を澄ましています。
GM:物質世界と違う『層』の世界。エーテル界を通ってこちらを追ってきている。
GM:無論、UGN的な解釈を取るのならば、バロールによる次元間移動の一種ということになるだろう。
GM:ゲーム的なエフェクトは《時空の裂け目》を所持しています。この応用と考えてください。
GM:エーテル界とこの世界に共通するのは、物質が落とす『影』。だから影を通して、感受性の高い者には『足音』だけが聞こえる。
都築つむぎ:「……『いない』のに『追える』」
都築つむぎ:「この世界と重なる『違う次元』を通って追ってきてる……そういうことですね?」
久我瞠:「なるほど。さっきの奇妙な足音はそういうことか。水たまりだらけなのに水音一つしなかったからね」
遠野玲子:「見えないのも当然ね。向こう側の世界には水たまりの一つすらないのかもしれない」
目黒錫:「……『見えない』とは文字通り『いない』という訳なのですか。厄介極まりない能力デスねぇ」
都築つむぎ:「おそらく、あの音以外に痕跡は残らないのでしょう」
石蕗条一:「違う次元? ……おいおい。本格的に厄介だな。“サード・オーダー”でもなきゃ存在できない場所だ」
遠野玲子:「だけど、正体がわかってくれば、対処だってできるかもしれない。今から考える?」
石蕗条一:「……ああ。考えてみよう。……次元が違う、か」
都築つむぎ:「どうやってこちらを認識しているのか? それがわかれば逆手にとれるかもしれません」
GM:2枚目のFS判定が開示されます。
■FS判定
『“マスターチェイス”を看破せよ』
終了条件:合計7シーン経過
判定:〈知覚〉〈情報:UGN〉〈情報:FH〉
完了値:10
難易度:9
最大達成値:30
支援判定:〈知識:錬金術〉
経験点:3点
GM:これをクリアすれば、"究極存在"は解除され、攻撃が通るようになります。
GM:そして3ラウンド目に突入!追跡判定は〈知覚〉で合計19に。
都築つむぎ:移動は累積じゃないんですよね
GM:移動は累積ではないです。1回でクリアする必要があります。
都築つむぎ:情報の場合、コネと財産は使えます?
GM:財産はこの状況、使えないとしましょう。〈調達〉もそうですが、
GM:これは“ソースハウンド”のDロイス、「工作員」が関わっている効果です。これで封鎖されています。
都築つむぎ:了解です
GM:まずは行動値11の久我さんに行動していただきます。
久我瞠:メイン判定。知覚で行きます。ボーナス付くんですよね?
GM:そうです。+2で判定可能!
GM:港湾部にいる内にどんどん進行するが良い
久我瞠:やったねー!では《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》 73→79
久我瞠:8dx7+3
DoubleCross : (8R10+3[7]) → 10[3,3,4,5,5,6,7,9]+10[2,8]+6[6]+3 → 29

久我瞠:惜しい
GM:うええ
目黒錫:すげえ……
石蕗条一:1足りない!でもぜんぜんグッドジョブネー!
GM:最大達成値とまではいきませんが、恐るべき威力ですね……進行値は3/10。
都築つむぎ:さすが
石蕗条一:我々3人が束になったかのような達成値!
久我瞠:先ほどと同様。影で探る
GM:影を介して敵の情報が得られる事がわかったため、
GM:接触したレネゲイドを取り込むウロボロスシンドロームならば、敵の性質の一端は感覚で分かるでしょう。
GM:……相手は基本的に、『影』の部分だけを踏んで移動しているように見える。あちらの世界の足場がそこにしかないためだろうか?
GM:だが、『基本的に』というように……一方で、影の差していない足場を通過する様子も感じられた。
GM:敵の行動の性質を少しずつ把握して、推理を進めるしかない。
GM:進行値3ではこれくらいの事がわかります。
久我瞠:「影踏みしてる? あっちの次元がどうなってるかよくわからないけど、そんな感じがする」
都築つむぎ:「影を媒介する必要があるのでしょうかね」
遠野玲子:「子供がやるあれか。……だからなかなか私達に追いつけてないのかも」
遠野玲子:「石蕗くんが地形を破壊して、影の様子が随分変わったわけだし」
久我瞠:「でも影じゃないところも歩けてるような気もするね」
遠野玲子:「どういうこと?……そういう能力もあるのかな」
久我瞠:「僕らの影を踏んでたりして……」
目黒錫:「案外、影以外のところを移動するその時こそ隙、だったりするのかも知れないデスねぇ」
石蕗条一:「ただの影踏み野郎じゃないのか。……夜は不利だな」
石蕗条一:「影が多すぎる……」
遠野玲子:「絶対やばいね、夜は」
遠野玲子:「というか、多分相手はそれを待ってる……このまま逃げ回らせて、時間を稼いだと思った時には……」
石蕗条一:「ゾッとしない想像だな。日没までに始末をつける。やつの移動の“セオリー”をあばく」
GM:手番は行動値9組。
石蕗条一:では、先にやります!
石蕗条一:さきほどと同じイージーエフェクトを使用し、難易度19に挑みます。
GM:修正値は同じ!やりたまえ
石蕗条一:追跡判定!
石蕗条一:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[7,8,8,10]+9[9]+4 → 23

GM:ええー……
都築つむぎ:ウオオー!
石蕗条一:余だけで十分・・・
GM:なんてこった、これが主人公パワか
久我瞠:ヒャッハー
GM:信じられない……!もっと苦労してもらいたいのに、まだ1シーンすら終わってないとは!ウオーッ
石蕗条一:「……。空間を……歪ませてみる。足止めできるかもしれない」
都築つむぎ:「そんなことまで」
石蕗条一:「本来の機能が戻っていないのがきついところだが……! こいつはどうだ……!」
目黒錫:やべぇ……
石蕗条一:赤い剣で空間を切削。さらに逃避行を続けます。
GM:どうやら空間の歪みは向こう側の次元でも共有しているらしく、これでかなりの時間が稼げる。
GM:マスターチェイスにとっても予想外の手段であっただろう。
久我瞠:「すごいなー石蕗くん。僕もそういうのやってみたーい」
石蕗条一:「……呑気だよな、あんた。こんなしょうもない使い方は、本来の役割じゃないんだが……」
石蕗条一:「さっさとやつの能力を暴かないと、いつまでも続かないぜ……これ」
目黒錫:「……デスが、追跡の手が弱まった様子ですね。情報収集のチャンスです」
石蕗条一:「頼む」
目黒錫:と、いうわけで知覚で判定していきましょう
GM:どうぞ!
目黒錫:4dx10+6 メインを!
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 10[2,5,8,10]+5[5]+6 → 21

目黒錫:よっしよっし
久我瞠:キャー!
石蕗条一:ワーオー!
GM:連続で20超えとは……もっと難易度高くすべきだったわい!
GM:6/10で次の手番です!
石蕗条一:そりゃ無理ですよw
都築つむぎ:地形ボーナスがある今は知覚で堅実にいこう
都築つむぎ:4dx+2 知覚!
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 7[2,4,5,7]+2 → 9

都築つむぎ:むり
GM:いえ、成功してますよw 堅実に1進行です
GM:7/10
石蕗条一:クリア!
石蕗条一:進んでいるので問題ありませんね
都築つむぎ:ああ9か。10かと思ってた
GM:追跡判定が脅威の成功を果たしたので、なんとまだ逃げ切れています。ギリギリですが!
目黒錫:「えぇ、頼まれました……お願いしますよ、皆サン」そう言いながら、地面にクッキーの破片をまいている。
GM:次の追跡判定は難易度22にチャレンジしてもらいます。
GM:4ラウンド目です。見学室でも大丈夫なので、十分作戦を練りましょう。
久我瞠:ではわたくしは待機で
GM:了解です!では行動値9組
目黒錫:とりあえずメイン判定しちゃいますか?
石蕗条一:そうですね、目黒さんはメイン判定しちゃっていいのでは
目黒錫:よっし、やっちまいます
目黒錫:4dx10+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 9[2,4,6,9]+6 → 15

GM:ううむ、進むなあ
石蕗条一:惜しい!
GM:9/10。順調に調査が進んでいます。
目黒錫:うーむ、ここで20出せれば話が進んだんだが、無念。
石蕗条一:こちらは移動判定をします。
GM:――目黒の読み通り、やはり『影から影の移動時』に相手は何かをしている。
GM:自分自身で影を作成する能力を持っているようだ。
GM:光を消す……エンジェルハィロゥ能力。
GM:その能力は少なくとも「こちらがわの世界」で行使する必要がある。そこを叩けばあるいは。
GM:進行値9なので、大体解決策は分かる!あとはその手段だけだ!
目黒錫:「成程……影のないところを移動する方法は、至って明快……ないならば、影を作り出せばよい」
目黒錫:「それも相手の能力の一つみたいデスねぇ。どうやら“マスターチェイサー”は、光を操る能力も持っているようデス、ネ」
遠野玲子:「それができるなら、実質的に自由自在に動けるはずだけれど」
遠野玲子:「影を選んで移動しているということは……そうするだけの理由がある、か」
石蕗条一:「影使いか? さっさと勝負を決めに来ないのには、事情があるらしいな」
目黒錫:「ともあれ、その対処法となると……あと一手、情報が必要といったところデスねぇ」
GM:次の手番の行動となります。
石蕗条一:移動判定をします。
石蕗条一:難易度は14。肉体ですね。がんばってみます。
GM:どうぞどうぞ。
石蕗条一:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,6,8,9] → 9

石蕗条一:がっ・・・だめっ・・・!まわらない!
GM:アカン!失敗です。
GM:さすがに港湾部は封鎖が容易!時間を稼ぐことはできても、簡単には逃げさせてくれないのだ。
都築つむぎ:私もダイスは4個しか振れないんだよなあ
都築つむぎ:移動を行います
都築つむぎ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[5,6,6,8] → 8

都築つむぎ:だめだ
GM:なんたることよ……そして、次に久我さんが追跡判定か移動判定に成功しなければ、次ラウンド開始と同時にエンカウントです。
GM:待機手番の久我さん、どうぞ。
石蕗条一:先生スンマセン・・・
久我瞠:やるかー
石蕗条一:スンマセン
久我瞠:移動判定 《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》 79→86 つむちゃんに追いついた
久我瞠:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[2,3,4,4,6,7,8,10]+10[4,8,9]+10[4,10]+10[9]+4[4] → 44

久我瞠:無駄な・・・
目黒錫:久我センセー!
石蕗条一:やはり無形の影、無敵
都築つむぎ:強いなー!
GM:成功!チェイスが追いつく前に脱出することに大成功。
GM:それでは、港湾部のシーンを終了します。ロイス取得のみが可能です。
石蕗条一:とくになしです。以上です。
久我瞠:こちらもないです。以上で
目黒錫:久我さんに取ろうかな
都築つむぎ:なしで!
目黒錫:○有意/不信感  ホントスゴイなこの子、何者?って感じで。

【Middle/03】

GM:次のシーンは、新市街にのみ移動可能。登場希望者はダイスを振ってください。判定は変わっていません。
石蕗条一:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 8[8]+48 → 56

目黒錫:でちゃおう
都築つむぎ:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 3[3]+86 → 89

目黒錫:1d10+69+1 《ハンドリング》使用
DoubleCross : (1D10+69+1) → 2[2]+69+1 → 72

都築つむぎ:行動値9組がそろった
都築つむぎ:コネは使えるんですよね。
GM:使えます!
GM:----
GM:新市街――G市中央公園
GM:----
GM:――港湾部からの脱出に成功した。チェイスと直接出会ってこそいないが、ギリギリのところだっただろう。
GM:久我も同行しているものの、先ほどの港湾部の調査で影を使いすぎている。
GM:いずれにせよ戦闘はしなくてはならない……まだ、温存する必要がある。
【新市街】
○:土地勘を発揮しやすい。〈情報:〉に+3修正。
移動難易度:7
GM:シーン数は、2/7。
■FS判定
『“マスターチェイス”を看破せよ』
終了条件:合計7シーン経過
判定:〈知覚〉〈情報:UGN〉〈情報:FH〉
完了値:9/10
難易度:9
最大達成値:30
支援判定:〈知識:錬金術〉
経験点:3点
GM:追跡判定の難易度は、13です。
都築つむぎ:低知覚の私はメインをやりましょう
石蕗条一:追跡判定は、まずは目黒さんにおまかせします
石蕗条一:足りなかったら石蕗が振ります
目黒錫:OKです
目黒錫:んじゃ、先に追跡判定をば。
石蕗条一:おなしゃす!
目黒錫:ボーナスが減って、知覚固定値は4になっております。
目黒錫:4dx10+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 7[1,2,2,7]+4 → 11

GM:あらまあ
石蕗条一:石蕗が手伝います!
目黒錫:くっ……
石蕗条一:新市街では、《急速分解》によるボーナスはなくなりますか?
GM:さすがにそんな修羅戦術は色々な意味でリスキーなので、まずいですねw
石蕗条一:了解w
石蕗条一:ふつうに知覚でふります。
石蕗条一:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[2,6,7,9]+1 → 10

石蕗条一:アイヨッ
都築つむぎ:じゃあいくよー 要人への貸しを使用して情報判定 地形ボーナスで+3
GM:これで合計21なので、成功です。
都築つむぎ:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 7[2,4,4,5,7,7]+3 → 10

石蕗条一:成功!
都築つむぎ:全然回らんな
目黒錫:よっしよっし
石蕗条一:いや、ピタリです。回しすぎる必要などない・・・
石蕗条一:判定が変わるのだから!
GM:しかし成功。つむぎちゃんは、ある程度この相手に対する対策を理解しました。好きな方法で把握して構いません。
都築つむぎ:情報判定ですからねえ
都築つむぎ:ゼノス由来の知識から推測したことにしましょうか
GM:“マスターチェイス”の存在する影のエーテル界は、自らが新たに影の道を作り出す際に、現実とわずかに干渉する。
GM:それは“マスターチェイス”自身が現れるわけではないが、これによって、レネゲイドの作用であれば相互に干渉が可能なはずだ。
GM:そして、先ほどの追撃の際――石蕗の作り出した『空間の歪み』は、向こうの世界でも有効だったように見えた。
GM:影を通じ、巨大な『歪み』を叩き込めば、エーテル界側で存在が維持できなくなり
GM:こちらに認識できるようになる可能性がある。
都築つむぎ:(敵の能力……魔術だろうと何だろうと)
都築つむぎ:(エフェクトで干渉はできる。”ダブルディール”が目黒さんに対抗したように)
石蕗条一:「……何をすればいい?」
都築つむぎ:「影がないところを渡るために、わざわざ自分で影を作り出すということは、それが弱点です」
都築つむぎ:「その瞬間だけはこちらからも干渉できるはず。石蕗さんの持つアーティファクトならば」
遠野玲子:「……さっき、空間を歪ませたやつね」
遠野玲子:「――それは、『何』なの?」
石蕗条一:「あれは……副作用だ。本当は、そんな使い方をするものじゃない。……必要なのか、空間への干渉が?」
遠野玲子:「それが問題ね。どうなの?」
都築つむぎ:「空間に干渉するシンドローム。敵はバロールですね」
石蕗条一:「空間への干渉なら、できる。俺のアーティファクトならな」
目黒錫:「ははぁ、読めてきましたよぉ」
目黒錫:「“マスターチェイス”が、こちらの空間に干渉するタイミング……つまり、影を作り出すタイミングを狙うわけですか」
遠野玲子:「影の道を作り出した瞬間。それで空間の制御を乱す――か。」
都築つむぎ:「ええ。次元を切り裂く攻撃は相手に通ると思います。それが駄目でも、敵の次元を壊せればこちらへ引きずり出すことができるかも」
都築つむぎ:「できます?」
石蕗条一:GM,できそうです?w
GM:可能です。戦闘前演出として、影の道が伸びたタイミングを測って、判定に成功することで
GM:"究極存在"を解除できます。
石蕗条一:「……やってみよう」
石蕗条一:「こいつの機能を、完全に発揮できているわけじゃないが……空間を歪ませるくらいなら。可能だ」
遠野玲子:「頼もしいね……任せるよ。それしかないなら」
遠野玲子:「――ただ、それをやるとすると別の問題があるかな」
石蕗条一:「……ふん?」
遠野玲子:「私達はもう一人の方に追われている。“ペスト”のやつ。恐らく……“ソースハウンド”は、それをさせないために“ペスト”を妨害に回しているんじゃなかろうか」
遠野玲子:「増殖する弾丸。付かず離れずの中距離からの制圧特化……」
遠野玲子:「撃退するだけならこっちはチェイスよりずっと楽だけれど、できれば孤立させて先に仕留めたい」
目黒錫:「それもまた、厄介な相手デスねぇ」
石蕗条一:「……アーティファクト使い。それはたしかだな?」
遠野玲子:「それは、専門じゃないから」
遠野玲子:「……直接見れば分かるでしょう?逃げながらやる事になるけど、もしも本当にそうしたいなら」
石蕗条一:「俺は……それがアーティファクト使いの可能性があるなら。それに、いずれ立ちはだかる存在なら」
石蕗条一:「戦力が揃ってる、いまこのときに殺るべきだ」 彼は真顔で言い終えた
遠野玲子:「勿論、協力はする」
遠野玲子:「すぐやろう」
■FS判定
『“ペスト”を孤立させろ』
終了条件:合計7シーン経過
判定:〈回避〉〈調達〉
完了値:10
難易度:10
最大達成値:30
支援判定:〈知識:錬金術〉
経験点:2点
GM:このFS判定が成功すれば、少なくともミドル戦闘で“ペスト”と“マスターチェイス”の挟撃を受けることはありません。
石蕗条一:大事だ!
GM:また、これをクリアした場合、7シーン経過しなくても、途中でFS判定を切り上げて、“ペスト”に戦闘を挑みに行くことも可能になります。
目黒錫:おおー。
GM:というわけで、本日の行程はここまで。
目黒錫:お疲れ様でしたー!
GM:明日は3人が登場した状態で、新市街2ラウンド目からですね。お疲れ様でした。
都築つむぎ:お疲れ様でしたー!
GM:明日は20:00開始!ちょっと遅れても構いませんので、どんどん進めましょう!
石蕗条一:お疲れ様でした。
GM:それでは、2シーン目の2ラウンド開始時から再開といたします。
メイン判定は〈回避〉〈調達〉難易度10
支援判定は〈知識:錬金術〉難易度10
追跡判定は〈知覚〉難易度16
移動判定は【肉体】難易度7
登場中のキャラは、石蕗、目黒、つむぎです。
GM:行動値は同じなので、まずは誰から動くかを相談しましょう。
都築つむぎ:私向きの判定がないので無駄になりにくい追跡いこうかと思いますが
石蕗条一:ですね。追跡おねがいしゃす!
目黒錫:自分も追跡かなぁ
都築つむぎ:4dx 追跡!!
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,3,6,8] → 8

都築つむぎ:最低限の仕事だ
石蕗条一:こっちは回避でふってみるつもりです。目黒さんが追跡判定をクリアすれば。
目黒錫:では、足りない分は補うとしましょう。
目黒錫:4dx10+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[1,1,7,9]+4 → 13

都築つむぎ:逃げ切った。
目黒錫:あ、追跡判定を知覚で振りました。
石蕗条一:では、こちらでメイン判定《回避》を。スキルもダイスボーナスもなし。
石蕗条一:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,2,3,10]+5[5] → 15

目黒錫:おおー。
GM:クリアですね。2/10。
石蕗条一:久我センセイに回す前に稼げるだけ稼ぐ!
田中亜莉沙:「……逃げ切れるの?闇雲に走ってない?」
石蕗条一:「目黒のと都築のが先導してる。このくらい豪華な”ナビ”はなかなか無い」
都築つむぎ:なぜか虫眼鏡を取り出して遠くのほうを眺めている。
田中亜莉沙:「私にもできることがあればいいんだけど」
田中亜莉沙:「……石蕗くんと久我くんを死なせたくない」
目黒錫:「それでは。“ペスト”を、孤立させる手段など、考えていただけますと」
都築つむぎ:「単純に考えるなら、マスターチェイスを可能な限り引き離してから」
都築つむぎ:「電撃的に奇襲をかけることでしょうね」
石蕗条一:「あんたはじっとしてろ。動き回るな。それが最善だ」
目黒錫:「何分、私と都築サンは“ペスト”の姿を見ておりませんので。この通り、逃走経路の確保で手一杯デスしねぇ」
石蕗条一:「“マスターチェイス”への空間迷彩はできるだけやってる。うまく引っかかってくれることを祈るしかねェな」
目黒錫:「ですが、その手法デスと引き離す距離が稼ぎ切れないと、挟み撃ちになってしまいますので。それはぞっとしない話デスネ」
石蕗条一:「久我をあんまり消耗させるべきじゃない……できるだけ、ここで距離を稼ぐ!」
GM:第3ラウンドに突入。追跡判定の難易度は19に。
目黒錫:では、追跡判定を。
目黒錫:4dx10+4 知覚
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[2,9,10,10]+8[6,8]+4 → 22

目黒錫:おっ。一発成功。
都築つむぎ:やりおる
石蕗条一:これが《ハンドリング》の力なのか
目黒錫:虫さんすごい
都築つむぎ:《ハンドリング》役に立ってる。めちゃくちゃ役に立ってるよ・・・!
石蕗条一:つむぎさん、調達何レベルですか?
都築つむぎ:さて、メインですが…支援判定とかのほうがいいのかな?
都築つむぎ:調達は1レベです
石蕗条一:じゃあ、支援してもらった方がよいだろうか・・・いや、振れるダイス数は変わらない。
石蕗条一:2人ともそれぞれ回避あたりでメインに挑みますか?
都築つむぎ:どうだろう。私は石蕗さんを支援しようかなと思ったんですが
石蕗条一:ひとりでダイス4個+達成値3の可能性 もしくはふたりでダイス4個+達成値0・・・
都築つむぎ:回避だと4dx、調達だと3dx+1、支援だと7dx
都築つむぎ:支援でも成功するとは言いがたい数字ですが。
石蕗条一:確率的にはどっこいだと思いますし、ビッグボーナス狙いでふたりがかりしてもいいかなと思いましたが、
石蕗条一:都築さんにおまかせします!
都築つむぎ:夢は大きく、回避で振ってみるか!
都築つむぎ:4dx 回避でメイン判定!
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,7,9,10]+4[4] → 14

都築つむぎ:おお
目黒錫:おおー
石蕗条一:ビッグボーナス!
石蕗条一:乗るしかない、このビッグウェーブに
石蕗条一:4dx 回避
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,7,8,10]+3[3] → 13

都築つむぎ:やるぅ!
石蕗条一:波が来ている
目黒錫:きてる、波きてる
GM:すごいぞ!進行値が4進みました
GM:なぜこんなに調子が良いのか……私がFS判定を作ると楽勝されてしまう呪いでもかかっているのだろうか?
石蕗条一:実際、久我さんと都築さんの侵蝕率を見て欲しい。危険水準に近づいているのだ。
進行値6/10 イベントが発生します。
新市街で対処用の物資を準備しつつ、遭遇しないよう回避を続けてきましたが、
準備が完了出来た以上、“ペスト”本体に接触、うまく誘導する必要がある。
以降の判定を〈知覚〉、支援判定を〈情報:G市〉に変更。難易度を11に。
GM:ラウンドは3ラウンド目!追跡判定は19になります。
GM:4ラウンド目でした。
目黒錫:あ!GM、確認なんですけど
目黒錫:旧市街のダメージって、田中さんには適応されませんよね?
目黒錫:気付いたら死んでた、はちょっと可哀想なので
GM:大丈夫です。判定相当の労力をかけると厳しいだけで
GM:いるだけで死ぬほど危険な地形じゃあないですw
目黒錫:了解ですw
目黒錫:では、追跡判定で振ります
目黒錫:4dx10+4 知覚
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 6[2,4,5,6]+4 → 10

目黒錫:微妙な線だなあ……
石蕗条一:では、こちらも追跡判定で振りましょう。知覚が1レベルあります。
石蕗条一:4dx+1 知覚
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,6,8,10]+9[9]+1 → 20

GM:うっそでしょー
石蕗条一:回り過ぎ問題
目黒錫:すげえw
GM:何故こんなに回る……恐ろしい手際でチェイスを撒いて行けます。
都築つむぎ:4dx 知覚でメイン判定
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,5,8,9] → 9

石蕗条一:ですよねー
目黒錫:華麗に失敗w
都築つむぎ:5ラウンド目行ってよろしいですかね
GM:残念……!メインが失敗したので、ここはさくさく進めましょう。
都築つむぎ:4dx 移動判定・旧市街へ
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,5,5,9] → 9

GM:5ラウンド目に突入します。追跡判定は難易度25
都築つむぎ:無難。
GM:さっきの難易度間違えてましたね!
目黒錫:www
目黒錫:まぁでも、合計で成功してるのでよし!w
都築つむぎ:気づかないうちに危ない橋を渡っていた。
石蕗条一:あぶなかったw
石蕗条一:じゃ、メイン判定がんばりましょうか。
石蕗条一:「そろそろ逃げ場が少なくなってきた。都築、脱出ルートを頼む……」
都築つむぎ:「任せてくださいよ! 私、ここら辺だけは詳しいです」
都築つむぎ:「迷子の犬猫を探して何回歩き回ったことか」
目黒錫:「そうデスねぇ。そろそろタイムリミット、デスか。“マスターチェイス”の足音が聞こえないうちに逃げましょう」
石蕗条一:「……弟子は師匠をうつす鏡ってことか。胸に刺さるな」
都築つむぎ:(マスターチェイスとはちあわせないように・・・たぶんあっちですかねー)
石蕗条一:目黒さんお先にどうぞ!
目黒錫:OKです!
目黒錫:では、メインの判定を知覚で。
目黒錫:4dx10+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[4,4,7,8]+4 → 12

目黒錫:よし、成功
GM:進行値8/10
都築つむぎ:ここまで《ハンドリング》が輝いたセッションが今までにあっただろうか
目黒錫:ここも《ハンドリング》なかったら失敗ですからね・・・w
遠野玲子:「“マスターチェイス”は……」後ろから追い付いてくる。
遠野玲子:「まだ、捕まえてないみたいね。今は“ペスト”の方を追ってる?」
石蕗条一:「先に潰す。”マスターチェイス”とやらには、余計な手出しをされたくない」
目黒錫:「あ、遠野サン。はい~、今はペストの孤立作戦、と言うところですねぇ」手をひらひらさせて挨拶。
石蕗条一:判定値がかわったりしなければ、こちらも振るところですね
GM:どうぞ!これで成功すれば、ペストと接触できるでしょう。
石蕗条一:4dx+1 知覚でメイン
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 5[2,3,3,5]+1 → 6

石蕗条一:そううまくはいかなかった!
GM:では、シーン終了です。移動先が選択できます。
目黒錫:くっ、ここでこんなとは。
石蕗条一:旧市街でOKですか?
GM:小鳩川、旧市街、港湾部のすべてに移動できますね。
都築つむぎ:OKです
目黒錫:OKです!
GM:では、旧市街に移動します。
GM:----

【Middle/04】

GM:3シーン目。登場希望する方は登場してください。
目黒錫:出ます。
石蕗条一:そして新市街は崩壊し、ふと気づくと新たな地形・・・
石蕗条一:出ます。
石蕗条一:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 9[9]+56 → 65

目黒錫:1d10+72+1 《ハンドリング》使用
DoubleCross : (1D10+72+1) → 8[8]+72+1 → 81

石蕗条一:ダイスボーナス。がんばろう
目黒錫:先に追跡判定を振るとしますか。
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街
GM:----
GM:坂の多い入り組んだ地形。ここも港湾部と同じように、逃げ隠れする分には有利か?
GM:……土地勘はこちらにある。だが、相手とて下調べを済ませている事は明白。いつまでも逃げ切れる保証もない。
GM:追跡判定の難易度は9です。
目黒錫:では、追跡判定を知覚で。
目黒錫:5dx10+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[1,5,7,9,10]+7[7]+4 → 21

目黒錫:マワッター
石蕗条一:当然の結末か・・・
石蕗条一:判定時のダメージは自分で振るんですか?
GM:そうですね、自主的に振ってください。
目黒錫:25-1d10 ではダメージ。
DoubleCross : (25-1D10) → 25-9[9] → 16

目黒錫:痛い。
田中亜莉沙:「目黒……さん、で良かったわよね」
目黒錫:「はい~、私(ワタクシ)、目黒錫と申します。以後お見知りおきを~」
田中亜莉沙:「さっきから、虫が周りに……」
目黒錫:「虫の知らせ、とでも言うんですかね。彼らが、教えてくれるんデスよ……ここは危ない、あちらが安全、とね」
石蕗条一:「よく言うぜ……」
田中亜莉沙:「それで逃げられてるなら、お礼を言っておきたかったから」
遠野玲子:(……。当然のようにやってるけど、凄まじい)
遠野玲子:(“マスターチェイス”の追跡を逃れ続けられるオーヴァードは、そうはいない。それこそ未来を予知でもしない限り)
目黒錫:「……殊勝な心構えデスねぇ。お気持ちは受け取っておきますよ、へ、へ」
遠野玲子:(既に、それに近しい……予測精度ということ)
目黒錫:「陰陽道でいう禁忌……鬼門と方違えの原則、デスよ。お気になったなら調べてみると良いでしょう」
田中亜莉沙:「……受験勉強が終わったら、そうするわ」小さく笑う。
石蕗条一:こっちは早々に知覚で振ってしまっておこう。メイン判定に挑む。
GM:どうぞ!
石蕗条一:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[1,1,7,8,10]+5[5]+1 → 16

石蕗条一:ふっ
GM:ぐあああ苦しい回るよ
目黒錫:スゲー!
石蕗条一:29-1d10 ダメージ
DoubleCross : (29-1D10) → 29-4[4] → 25

GM:では、先行した石蕗君は、ペストと接触します。
GM:----
GM:まるで医師のような白衣が、遠目からも分かる。
GM:そして顔には一際異様な、嘴型の面。まさかこの格好で追跡してきたのか。
“ペスト”:「……その顔、見るのは初めてだ」
石蕗条一:「…………」 声もかけずに、さくさくと近づく。追跡・破壊マシーンだ。
“ペスト”:「“銀星洞”の条一だな」
石蕗条一:「わかってるのか? そりゃよかったな」
石蕗条一:「あんた本物の医者か? 違うのか? もしもそうなら、葬儀屋の連絡先は知ってるよな――」
石蕗条一:「いまやっとけ」
“ペスト”:「……確かに俺は“アーティファクト”を所持している。だが、その狭窄ぶり」
“ペスト”:旧式のリボルバーを向ける。
“ペスト”:「弟子は――」
“ペスト”:「師匠を映す鏡だ」
石蕗条一:「言ってろ。そいつは壊す。いますぐにだ!」 
石蕗条一:瞬時に剣を作って跳躍!破壊にかかりたい!狙うのはリボルバーを握った腕のみよ。
GM:リボルバーの弾倉部分に緋色の光!“アーティファクト”!
“ペスト”:     ダ  ン  !
GM:石蕗の跳躍と同時に、銃声が響く。ここから起こる現象は知っている。分裂する……!
石蕗条一:銃弾は空間歪曲で避けたい。
石蕗条一:当たると・・・ほれ、色々と面倒なことがあろうから・・・
GM:いえ、命中して破壊することはできます。ここで。
石蕗条一:おお!ならば避けるまでもない!!
GM:剣に当たるごとに砕け散る銃弾の雨!
石蕗条一:剣で引き裂いて、物質構成ごと破壊する。
“ペスト”:「……赤。それが、宗近の」
“ペスト”:台詞の途中で、引き裂かれる。だが銃を持たない左腕で庇った。
“ペスト”:「……」
石蕗条一:「壊す」
“ペスト”:左腕の肘先が、地面で砂に変わっていくのを見下ろす。
石蕗条一:「壊、す!」
“ペスト”:「『破壊した』――と、思ったのならば」 ダ ン !
GM:再び銃弾が発射!“アーティファクト”の弾ならば破壊したはずだが――!
GM:ギ ャル ル!
GM:緋色の光と共に、再び増殖!石蕗を吹き飛ばす。
石蕗条一:「! ……ちっ」 咄嗟にウケミだ。
“ペスト”:「――“弾ぜ破片緋”に関して言えば、それは間違いだ。“銀星洞”の条一」
“ペスト”:「だが、ここで逆に距離を詰められるのは……予想外だった……」
石蕗条一:「弾倉が仕掛けか? このコスプレ野郎」
GM:高台から飛び降り、視界から消える。
GM:ここで追うこともできる。能力の謎を解明することもできるだろう。
GM:ここから先は、FS判定を打ち切ってミドル戦闘に持ち込むことができます。
GM:次のFS判定の内容は、挑戦を決めた時にのみ公開です。
石蕗条一:「……師匠をうつす鏡、か。俺は……」
石蕗条一:というわけで、目黒さんがよければFS判定に挑みたいです。
目黒錫:OKですぜー
目黒錫:後ろから追いつこう。
■FS判定
『“ペスト”の遺産を暴け』
終了条件:合計7シーン経過
判定:〈知識:錬金術〉
完了値:7
難易度:10
最大達成値:30
支援判定:〈回避〉
経験点:2点
GM:これをクリアすることで、“弾ぜ破片緋”に関しては完全に破壊する事ができるようになります。
石蕗条一:やるっきゃない
GM:また、ミドル戦闘で“ペスト”が使ってくる攻撃内容についてもある程度分かります。
目黒錫:あ
目黒錫:破壊に必須ならやらない手はないですね。
GM:あ、もう一つ!“弾ぜ破片緋”の持つEロイスも分かります。
目黒錫:「石蕗サン。少々独断専行が過ぎますよぉ。今のは少し危なかったデス」
石蕗条一:「……悪かったな。だが、追いついた……! いまなら、壊せる!」
目黒錫:「目処はついたようデスね。では、後は追い詰めるのみ」
遠野玲子:「錬金術師でしょう?敵の“アーティファクト”の力は分かったの?」
石蕗条一:「そいつはこれから調べる。……悪いが解析に関しては、不肖の弟子だ」
目黒錫:「今度はこちら6人で、狩る側に回るとしましょう……へへ、へ」
遠野玲子:「物騒だねえ~」
石蕗条一:目黒さんは追跡判定をおねがいしゃす!
目黒錫:オッケーです。難易度は12かな
GM:そうですね、2ラウンド目で、-4修正をかけて、12になります。
目黒錫:では、追跡判定を知覚で振ります。
目黒錫:5dx10+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[4,5,8,10,10]+10[4,10]+8[8]+4 → 32

石蕗条一:ひえ~
目黒錫:どういうことだってばよ。
GM:やばすぎるんですけどw
目黒錫:「幸い、“マスターチェイス”の足音はまだ遠い。今がチャンスですよぉ」
GM:おかしい……いくらなんでもダイス運が良すぎるのではないか……?
GM:まさかあなた達、どどんとふに賄賂を
石蕗条一:こっちは知識:錬金術でメイン判定。
石蕗条一:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 7[1,7]+5 → 12

石蕗条一:うーむ、さすがにダイス2個では回らない。ダメージもうけよう。
石蕗条一:25-1d10
DoubleCross : (25-1D10) → 25-6[6] → 19

目黒錫:あ、そうだった。ダメージ。
目黒錫:16-1d10
DoubleCross : (16-1D10) → 16-9[9] → 7

GM:でも成功してるじゃないですか~
GM:進行値は2/10。
目黒錫:痛い。
石蕗条一:移動しますか?新市街に。
GM:先ほどの戦闘から理解していることがある。少なくとも、消滅させた弾丸ではない。
GM:増殖した全てがアーティファクトの『色』を持ち、石蕗の剣で破壊される性質も同様だったが、
GM:“アーティファクト”は全て一点物の存在であるはず。あれが全て実体とは思えない。
石蕗条一:「ひとつの”アーティファクト”はひとつしか存在しない。それがルール・・・群体なのか? いや、それよりも・・・」
石蕗条一:いちおう考え込む。
遠野玲子:「あの弾丸なら、私も何度か消している。でも幻覚でもないようだけれど」
遠野玲子:「食い込んだ破片を起点に、ペストは私達を捕捉することができているわけだ」
石蕗条一:「破片は残る。破片・・・破片?」
都築つむぎ:ところで完了値は7ですよね
GM:そうでした。
GM:修正しました。完了値がさっきのままでしたね。
石蕗条一:がんがん調べていきたい。
GM:3ラウンド目に移行します。難易度は15に上昇。
石蕗条一:もはやここで粘るメリットはない。目黒さん、移動しましょう!
目黒錫:あいあいさー
石蕗条一:もしや、行動を放棄すればダメージは受けない?
GM:受けません。判定していないので。
石蕗条一:ではこちらが移動を先に振りましょう。目黒さんは事故死の可能性があるので、できれば振らない方がいいですね。
石蕗条一:石蕗が移動判定に成功したら行動放棄してもいいですからね!
目黒錫:素振りしかできないですからねぇ。
目黒錫:(でも多分振るマン)
石蕗条一:というわけで、石蕗が肉体で移動判定。難易度は7。
石蕗条一:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[4,7,8,8,8] → 8

石蕗条一:ふー・・・まだ運は尽きてない
石蕗条一:19-1d10
DoubleCross : (19-1D10) → 19-3[3] → 16

目黒錫:うおー!〈知識:錬金術〉で素振りじゃあ!
目黒錫:5dx10
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,4,8,10,10]+9[8,9] → 19

石蕗条一:うおおおお!目黒さああああん!
GM:ちょっともう、あなた達!
目黒錫:石蕗サンより詳しかった件について。
GM:まだ3シーン目ですよ!
目黒錫:7-1d10
DoubleCross : (7-1D10) → 7-9[9] → -2

GM:進行値4/7
石蕗条一:信用のおける情報屋・・・それが目黒という男やったんや!
目黒錫:死にました。《リザレクト》。
目黒錫:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

石蕗条一:胡散臭いとか言ってごめんなさい!
目黒錫:88に。
GM:では目黒さんも、先ほどの石蕗くんの交戦を虫を介して見ていたとしましょう。
目黒錫:YES!
GM:目黒の見立てでも、銃自体に仕掛けがあるとは思いがたい。
GM:あれはただの銃弾を発射するデバイスに過ぎず、“弾ぜ破片緋”を使用する限り、
GM:どのような銃であっても、同じ命中精度、およびアーティファクト性能が発揮可能と思われる。
GM:弾倉部分が光を発していたが、そこに仕掛けがあるわけでもない……
目黒錫:「先ほどの交戦を見るに。銃自体はどうやら、あくまで一般的なもののようデスねぇ」
遠野玲子:「銃でも銃弾でもないってこと?そうなると、どうすればいいのかしら……」
目黒錫:「“アーティファクト”の本体は、銃そのものとは別にあるようです、ネ」
遠野玲子:「ないものは破壊できないじゃない。ねえ石蕗くん?」
石蕗条一:「目黒の見立てなら確実だな。……存在しないものは“存在しない”。ありえないなんてことは“ありえない”」
石蕗条一:「“アーティファクト”なら、壊す手段がある。必ずだ……。悪いな目黒、場所を変える。動けるか?」
目黒錫:「……極端な話、“銃弾を生み出す”ことが能力のアーティファクトなら。アーティファクトが銃弾の形をしている必要すらないのでは?」
遠野玲子:「銃弾。破片……」
目黒錫:「……えぇ~。少々体力を使いすぎたようデス。移動はむしろありがたいデスねぇ」
石蕗条一:「同感だ。発生源が必ずある」
石蕗条一:「推測はできるが、確実な“プルーフ”を掴みたい。・・・行こう。こっちはまだ安全なはずだ」
GM:シーンを終了します。
GM:----

【Middle/05】

GM:シーン4/7
GM:移動は新市街で構いませんね。
石蕗条一:はい!
目黒錫:はい!
GM:----
GM:新市街――G市センター街
GM:----
石蕗条一:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 1[1]+65 → 66

久我瞠:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 4[4]+86 → 90

都築つむぎ:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 2[2]+89 → 91

目黒錫:1d10+88+1 《ハンドリング》使用。
DoubleCross : (1D10+88+1) → 6[6]+88+1 → 95

メイン判定は〈知識:錬金術〉で難易度10
支援判定は〈回避〉で難易度10
追跡判定は〈知覚〉で難易度13
移動判定は【肉体】で難易度7
都築つむぎ:まず久我さんからか。メインかな?
久我瞠:メイン判定!素でふる。
石蕗条一:おなしゃす!
久我瞠:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[4,4,4,6,7,7,9,10,10]+4[2,4] → 14

久我瞠:そこそこ
石蕗条一:世界の久我
GM:進行値6/7
目黒錫:流石だ
都築つむぎ:やるな
GM:ダイス数が多いので順当な結果でしょうか。
GM:久我さんが成功したなら、
GM:最初に受けた傷に対して、自分のウロボロス因子が反応している事を感じ取っていいです。
GM:レネゲイド侵蝕を食い止めるような、抗体じみた反応。
GM:程度としてはダメージを負うほどではありませんが、この弾丸から何らかの攻撃を継続して受けている。
GM:これがアーティファクトの能力によるものかは、まだ不明です。
久我瞠:「さっき受けた傷から感じる、力の流れを阻害するような、せき止めるような感覚……なんだろこれ」
遠野玲子:「ウロボロスか。影を使う」
石蕗条一:「……どうやら当たりか? それが?」
遠野玲子:「……毒……みたいなのを使うのかもね~。ほら、ペストマスクだし」
久我瞠:「アーティファクトのものによるかどうかはまだわからないけどね」
目黒錫:「“ペスト”本人の能力の可能性もある、という事デスか」
遠野玲子:「ペストの奴自身のレネゲイド能力かもしれない。その辺、解析できる?」
都築つむぎ:「ペストって黒死病のことでしたっけ。『コクシ』。ふふふ」
石蕗条一:「可能性はあるな・・・」
石蕗条一:メイン判定やってよかですか!
都築つむぎ:いちおう追跡を先にしたほうがいいのでは
都築つむぎ:まあ13なら大丈夫でしょうが
目黒錫:先に追跡しておきますか。
石蕗条一:いや、そういえば追跡が優先でしたね
石蕗条一:無敵の《ハンドリング》
目黒錫:と、いうわけで知覚で追跡判定を振ります。
目黒錫:5dx10+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 9[1,5,6,9,9]+4 → 13

目黒錫:ちょうど。
GM:ヌゥーッ、成功が続きますね。
目黒錫:《ハンドリング》つよい(確信)
石蕗条一:イエス!
石蕗条一:問題なければこちらも判定します
GM:どうぞ!
都築つむぎ:やっちまってくださいよ旦那!
石蕗条一:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 8[4,8]+5 → 13

石蕗条一:面目を保つ
GM:クリア!これでこのFS判定も完了です。
GM:久我くんの体内には“弾ぜ破片緋”で撃ち込まれた弾丸の現物があるはず。
GM:これを回収しても良いし、ここはセンター街なので
GM:“銀星洞”の設備をこっそり使ってもいい。
石蕗条一:では、移動しながらなので、現物の弾丸を回収します。
石蕗条一:「久我。その傷……見せてくれ。弾丸を抜き取る」
田中亜莉沙:「大丈夫なの。たしかに、傷口に残ったままなのも拙い気がするけれど」
久我瞠:「いいけど……出来るの? 僕痛いのやだよ?」しぶしぶ左腕を差し出す
都築つむぎ:「まさか貫通していなかったとは……恐ろしい人ですね」
久我瞠:「痛かったらぶん殴るから」
石蕗条一:「患部を局所分解して、摘出する。一瞬だ」 《成分分析》&《急速分解》で、最低限の切開で弾丸を摘出したい!
GM:いいでしょう。問題なくそれで摘出が可能です。
GM:取り出された弾丸は通常の実弾と比べてやや脆く、暗い緋色を帯びた外観をしている。
都築つむぎ:「その弾丸もアーティファクトではない……のでしょうか?」
石蕗条一:「……ふん?」 眺める。観察だ!
石蕗条一:そして成分分析!
GM:ここまでの推測を裏付けるように、これは“アーティファクト”では無い。
GM:この弾丸そのものは……極めて単純な、『複製されたデータ』。
GM:コピーとペーストを可能とする、極軽量の『錬成データ』をやり取りするデバイス。
GM:それが“弾ぜ破片緋”の性質であることに、石蕗は気づいて良い。
石蕗条一:「物質情報の複製。やってることは高度だが、それが弾丸とはな。師匠の酔狂の一種か?」
都築つむぎ:「ど、どういう原理で……」
GM:そして軽量のデータで高効率の錬成を行うが故に、この弾丸には別のデータを付加する余裕すらもある。
GM:「毒」、そして「探知」は“ペスト”自身の錬金術師としての能力。
GM:ゲーム的には、《雷の残滓》《サードウォッチ》。
GM:“弾ぜ破片緋”の本体は、十中八九“ペスト”の肉体そのものにある。
GM:アーティファクトの能力を使い、弾丸を込める時に緋色の光を『自分の手から』発していた。
GM:そして、このアーティファクトの本質が『データ』であるのだとすれば、狙うべき場所は……
石蕗条一:「追跡については、あの仮面野郎の能力らしいな。なめやがって」
目黒錫:「ともあれ、これで久我サンが追跡される状況は脱した、という訳デスか」
久我瞠:「これで心置きなく帰れるね」
田中亜莉沙:「ほっ……」
石蕗条一:「やつの手から、か」
石蕗条一:「壊すしかないな。……この辺りで手を引くのか、久我?」
遠野玲子:「私も、協力してほしかったのは確かだけど」
遠野玲子:「さすがにここから先は引き止められないか……」
久我瞠:「石蕗くんに貸しを作っとくのは悪い選択じゃないと思ってるよ」
石蕗条一:「久我、……お前には、これが終わったら、俺に提供できるものはする」
都築つむぎ:(アーティファクトとは一体なんなのだろう)
石蕗条一:「俺はこの手の・・・”アーティファクト”と呼ばれる特殊な道具を追ってる。目的は、破壊」
石蕗条一:「こいつを使う野郎は、十中八九、とっくにジャーム化してるか・・・それとも、もうすぐジャームだ」
都築つむぎ:「……石蕗さんは、なぜアーティファクトの破壊にこだわるのですか?」
石蕗条一:「さァな。……自分のやったことの解決くらい、自分でしたいのかもしれない」
遠野玲子:(……)
都築つむぎ:「アーティファクトを作成したのは石蕗さんではなかったと思いましたが」
都築つむぎ:「そう、たしかそういうお話でした。石蕗さんの師匠が制作したと」
石蕗条一:「そうだな。師匠だ。俺の。……師匠なんだ。俺が殺した……」
都築つむぎ:「……」
田中亜莉沙:「殺した……?」
久我瞠:「そういう突っ込んだ話はさー、今する話じゃないと思うんだよねー」
久我瞠:「もっと余裕あるときにしない?」
石蕗条一:「……そうだな。まずはあのガラクタを始末する」
都築つむぎ:《イージーフェイカー:真偽感知》を使います。
GM:では、つむぎちゃんにはそれが真実だと分かります。
都築つむぎ:91→93
石蕗条一:嘘をつかない男
都築つむぎ:(しかし、それだけではまだ理由にはならない。……と思うのは、私が欠陥品だからなのか)
石蕗条一:「手を貸してくれ。頼む……」
遠野玲子:「石蕗くん、もう一つ、聞きたいことがある……だけど」
遠野玲子:「……いや」
遠野玲子:「今はそういう余裕はないか……」
石蕗条一:「そうしてくれ。少なくとも、あんたと俺は、今回の”ターゲット”だ」
田中亜莉沙:「私は……何か、できる事はないの?」
目黒錫:「そうデスねぇ。まずはかかる火の粉を振り払って下さい、ネ」
田中亜莉沙:「……。久我くん達が、私の生きてきた中で想像もしてなかった力を持ってるのは知ってる」
田中亜莉沙:「相手はそれ以上の怪物だってことも」
田中亜莉沙:「……。私は、何もない……」
都築つむぎ:「何もない?」
目黒錫:「……ほう?」
久我瞠:「あるよね」
石蕗条一:「ある」
久我瞠:「正直ここまで着いて来れてることに僕は結構感心してるよ」
久我瞠:「普通もっと怖がると思う。理解できないものが目の前にあるのだからなおさらだ」
田中亜莉沙:「でも!ここから先は戦うんでしょう?」
久我瞠:「そうだね。怖い?」
田中亜莉沙:「本当は、凄く怖い。さっきからずっと……恥ずかしいから、習慣だから、表に出さないだけで」
都築つむぎ:(そうは見えませんでしたが。修行不足ですね)
久我瞠:「怖い時は怖いって言っていいんだよ。誰も咎めない」
田中亜莉沙:「……怖い。本当は、逃げたいと思ってる……………」
久我瞠:「ごめんね。巻き込んじゃった」頭ポンポンする
田中亜莉沙:「『足手まといになるでしょう?』って聞こうと思ってた。そうすれば、逃げた罪悪感がなくなるから……」
田中亜莉沙:「でも、どうしたらいいの?……久我くん達を見捨てたくない気持ちは嘘じゃない。けれど」
田中亜莉沙:「何もできない。死ぬのが怖い」
久我瞠:「この件を片付けられるのは僕らしかいない。だから田中さんはやっぱり何にもできないかもしれない」
久我瞠:「でも、僕が君を助けられたのなら」
久我瞠:「それが僕の自信になる」
久我瞠:「だからとりあえず助けられてよ。僕に」
田中亜莉沙:「…………そう」
田中亜莉沙:「そう、させて、もらう……かしら」
久我瞠:「うん」
GM:FS判定をクリアーしたので、次のFS判定が出現します。ここはインターバルですが、
GM:それでも、完了値まで終わらせなければ次の判定が現れないことは変わりありません。
都築つむぎ:そういえば私の手番余ってる…
目黒錫:www
■FS判定
『物品を調達せよ』
終了条件:合計7シーン経過
判定:〈調達〉
完了値:9
難易度:13
最大達成値:30
支援判定:なし
経験点:0点
GM:調達判定がまとめてできます。
石蕗条一:待った!さっきの判定を成功すれば、
石蕗条一:例のアーティファクトのEロイスが判明するという情報ウィ・・・?
GM:フフフ……そうでした、私もさっき言い忘れていた情報だけに、
GM:忘れていましたよ。
GM:Eロイスは"屍の玉座"です。
都築つむぎ:難易度13とか無茶を申される
目黒錫:ゲーッ!難易度13……!
GM:あ、ここは調達できますので、
目黒錫:しかも調達……!
GM:13に達せずとも、目標のアイテムの購入判定の達成値に達すれば入手できますし、
GM:13以上の達成値が出れば、更に加えてFS判定が進行という形になります。
GM:しかしメジャーアクションは使用しますので、これまでどおり追跡判定/移動判定にチャレンジした人は
GM:アイテムは買えません。
目黒錫:あ、なるほどー。
都築つむぎ:えんえんとアイテムを買い続けるのも可能ということか
石蕗条一:財産ポイントは使えますか?
GM:使えます!ここでは!
GM:というか、このFS判定に到達する前に終わってたら
GM:このセッション、財産使う機会がミドル開始から1回たりともないまま終わることになってました。
都築つむぎ:くっそうだったとは
都築つむぎ:あ、「FS判定を切り上げる」宣言はどのタイミングで行ったらいいですか?
GM:いつでも宣言可能ですが
GM:チェイスとの遭遇時には、できないとしましょう。
都築つむぎ:特に手番を使用することはないです?
GM:例えば、追跡判定も移動判定も行わずにラウンドを終了したタイミングなどでは、
GM:チェイスの登場は確定していますので、そのタイミングで打ち切る事はできません。
GM:しかしそれ以外のパターンなら、イニシアチブプロセスで宣言できるとしましょう。
都築つむぎ:となると手番を一つ残した状態で打ち切るのが妥当かな……
石蕗条一:このFS判定を完了すると、またなにか別のメリットがありそうですか?
GM:このFS判定は(既に相当進んでますが)、一つの区切りとして作っているポイントですので
GM:これを完了すると更に、先程までと同じような
GM:メリットを獲得できるFS判定が出現していきます。
GM:これをクリアしても少なくとも、残り4枚あります。
都築つむぎ:それか、期せずして完了してしまうことに備えてあらかじめ移動判定を成功させておいてから3人で購入を行うか
都築つむぎ:とりあえず私は購入に挑戦させていただきますね。
目黒錫:どうぞどうぞ。
GM:どうぞ。
都築つむぎ:3dx+1 アルティメイド服,難易度20。
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[4,5,10]+5[5]+1 → 16

目黒錫:惜しい……
GM:メイド服は買えませんが、判定には成功ですねw
都築つむぎ:……財産使っても届かぬ。だめ。
GM:2/9
GM:では、このまま次のラウンドに進みましょう。追跡判定は難易度16。
GM:最初は行動値11、久我さんですが
久我瞠:待機!
GM:了解。続いて行動値9組。
GM:これらのアイテムは、今一斉に手に入れなくても、逃走中に確保していたり、あるいは事前準備していたものでも良いので、
GM:特にこの判定中は行動ロールとかはありません。
目黒錫:では、追跡判定をやっていきます。
都築つむぎ:おねがいしますのぜ
目黒錫:5dx10+4 知覚で判定。
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[5,6,7,7,10]+7[7]+4 → 21

目黒錫:……うん!
久我瞠:さすがだぜー
都築つむぎ:なんという実力者だ
石蕗条一:OK!
目黒錫:虫さんすげぇ……
石蕗条一:BCスーツ買います。
石蕗条一:難易度9。
石蕗条一:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[7,8,8]+1 → 9

石蕗条一:購入に成功。
GM:やりましたね。購入成功ですが、FS判定進行はなし。
都築つむぎ:ぴったりだ。完了値も進まないからまだまだ買い物できる
石蕗条一:目黒さんにあげよう。
目黒錫:やったー!かわりにボデアマいります?
石蕗条一:じゃあ、交換にボデアマもらって装備します
都築つむぎ:私も対BCスーツを買うぞ!
都築つむぎ:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 3[2,2,3]+1 → 4

都築つむぎ:かなしみ。
GM:では待機中の久我さん。
久我瞠:BCスーツ買うしかない!
久我瞠:《無形の影》 90→94
久我瞠:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,4,4,4,5,6,7,7,10]+1[1] → 11

久我瞠:財産使えるのだろうか。
GM:使えます。
久我瞠:では2使って達成値13にします。
GM:それでは、進行値は4/9に。次のラウンドにうつりましょう。
GM:----
GM:3ラウンド目。追跡判定の難易度は19。
GM:行動値9組は2人になりましたね。そちらから行動してもらいましょう。
石蕗条一:とりあえず追跡判定ですかね。
都築つむぎ:ですかね。誰がやるか
石蕗条一:つぶぎさん、先にやってもらっていいですか? 財産ポイントがありあまっているので。
都築つむぎ:あ、ほんとだ。これは大きい。
都築つむぎ:追跡判定を行います。
石蕗条一:○つむぎ ×つわぶき ×つぶき
都築つむぎ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,3,5,10]+1[1] → 11

都築つむぎ:悪くない
石蕗条一:フゥームー。BCスーツ買ってもいいですか?
都築つむぎ:全員待機で目黒さんに任せるコースかも
久我瞠:どうぞ!
GM:11/19ですね
石蕗条一:あ、それなら待機で。目黒さんに期待。
目黒錫:期待されておる
久我瞠:こちらは買うもの買ったので追跡判定やっちゃっても問題無いです。
目黒錫:では、自分の手番という事で。
目黒錫:5dx10+4 知覚で追跡判定。
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 6[3,3,5,5,6]+4 → 10

久我瞠:いや、まだ・・・
久我瞠:待機宣言もしてませんが・・・
石蕗条一:期せずしてぴったり
目黒錫:あ、ごめんなさい。振ってしまった。
目黒錫:すいません……
久我瞠:じゃあ待機扱いで。
都築つむぎ:久我さん、よかったら私にもBCスーツ買ってください…
久我瞠:3dx BCスーツ買う
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[3,5,10]+4[4] → 14

久我瞠:かえた!
目黒錫:おお!
都築つむぎ:ありがとうございます。進行値もたまる。
石蕗条一:すごいっ
久我瞠:つむちゃんに差し上げる。
都築つむぎ:装備させていただきます!
石蕗条一:GMがエクス時なので、ちょっと待ってあげよう(やさしみ)
都築つむぎ:くっ気づかなかったぜ
目黒錫:あ、もうそんな時間か。通りで……
久我瞠:ほんとだ!
GM:というわけで、進行値が6/9になりました。
石蕗条一:これは私が終わらせてしまっても構わない流れ
GM:追跡判定もこれでクリアですね。
石蕗条一:対BCスーツを購入します。
石蕗条一:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[8,9,10]+6[6]+1 → 17

久我瞠:わあー
石蕗条一:財産ポイントをつかって、達成値20にします
GM:バ・・・バカ達成値高すぎ!
GM:……クリアしてしまいましたね……
石蕗条一:BCスーツは装備。
都築つむぎ:あれ? クリアしてしまったの?
GM:進行値が9に達しましたので、購入FS判定は終了です。
石蕗条一:あ、すみません、買うものありました?
都築つむぎ:無いんですけど、まさかクリアできるとは思ってなかったので
都築つむぎ:びっくり
GM:あなた達ダイス運良すぎるんですよ
GM:普通、この数の判定をことごとくクリアできますか?
GM:しかも追跡判定や移動判定で手番も圧迫しているというのに……
石蕗条一:これが!友情パワーだ!
都築つむぎ:《ハンドリング》がなければもっと阿鼻叫喚だったことだろう
GM:そうですねw
GM:というわけで、目黒さんが帰ってきたら、次のFS判定を提示しましょう。
目黒錫:戻りましたぜ!
GM:……では。
GM:“ペスト”に対処することは可能になりましたが、今回起こった出来事を順に考えると、
GM:石蕗達の敵は“ペスト”と“マスターチェイス”、“ソースハウンド”だけではないはずです。
都築つむぎ:まだいるのかよ……
GM:少なくとも、彼らが真っ先に連絡を取るべき複数箇所で待ち伏せ、連絡を断っている存在がある。
GM:その実動隊は、確実にクライマックスに襲撃をかけてきます。その事態を防ぐことができます。
■FS判定
『“仮面同盟”に対処せよ』
終了条件:合計7シーン経過
判定:〈情報:G市〉
完了値:13
難易度:20
最大達成値:30
支援判定:〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉
経験点:3点
GM:この判定をクリアすれば、クライマックス戦闘で遠野玲子が離脱しません。
石蕗条一:エフェクトは使用可能な判定ですか?
GM:これまでの珪素レギュレーションの通り、
GM:《貪欲なる拳》は不可、《オールレンジ》は可能という基準の裁定です。
GM:攻撃ではなく「判定」表記ならOKという解釈ですね。
都築つむぎ:どのみち白兵射撃RCは支援判定ですからねえ
GM:では4ラウンド目に突入しましょう。追跡難易度は22。
石蕗条一:《狂戦士》!
GM:《狂戦士》?……すなわち、遠野さんの支援を使うということですか?
目黒錫:です!
石蕗条一:《癒しの水》と《狂戦士》を組み合わせて使ってもらうことは可能ですか?
GM:大丈夫です。《ヨモツヘグリ》はいりませんか?
GM:2D10を無料プレゼントします
目黒錫:ヤメテーヤメテー
石蕗条一:いりませんので支援お願いします
都築つむぎ:これ、敵に回った時に使ってきたらすごくイヤだな・・・
GM:では、支援回数1回使用。
遠野玲子:「しょうがないなー……結構ペストの相手で、侵蝕が限界だけど」
遠野玲子:「……やるか」
遠野玲子:《狂戦士》《癒しの水》。
都築つむぎ:「おお? これは?」
遠野玲子:次のメジャーアクションの判定ダイス+10個、C値-1
遠野玲子:さらに、《癒しの水》の回復量が……
久我瞠:ヤッター
遠野玲子:あった。6d10+6ですね。
目黒錫:lv5かぁ。偉い。
遠野玲子:いやすいません!5d10でした。
遠野玲子:まだクライマックスまでは100は越えないので。全員回復できます。
都築つむぎ:食らってるのは二人だけだな。
石蕗条一:回復します。
石蕗条一:5d10+6
DoubleCross : (5D10+6) → 22[9,3,2,3,5]+6 → 28

石蕗条一:全快です。
目黒錫:5d10+7
DoubleCross : (5D10+7) → 26[5,5,3,8,5]+7 → 33

目黒錫:やったー!全快です。
GM:では、判定はじめて行きましょう。超エキサイティング状態!
GM:また久我さんが最速に戻ったのか。久我さんから。
久我瞠:メイン判定してしまいます
久我瞠:13dx9+3
DoubleCross : (13R10+3[9]) → 10[2,2,3,3,4,5,6,6,8,8,8,9,10]+5[4,5]+3 → 18

久我瞠:やったー
石蕗条一:イエース
目黒錫:おお
GM:あれ……?
GM:難易度は20ですよ
石蕗条一:あ、難易度20か
久我瞠:あ。
目黒錫:げっ
久我瞠:金も使えないしな!
GM:次は行動値9……改め5組。
石蕗条一:目黒サン、追跡判定おなしゃす!
目黒錫:OKです。
目黒錫:ダイス数は15か。
目黒錫:15dx9+4
DoubleCross : (15R10+4[9]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,4,5,5,5,7,8,9,10]+4[3,4]+4 → 18

目黒錫:ぐぬぬ、絶妙にキツいな……
石蕗条一:22は無理でしたね
GM:なぜ安定してこうも高いのか。だが一発到達は難しかったですね。
GM:しかし、一人が頑張れば追跡クリアできるのはほぼ確実な状態。
石蕗条一:都築さん、追跡とメインどっちいきます
都築つむぎ:ふむ
都築つむぎ:GM、メイン判定は知識:G市で代用することはできませんか?
GM:ふむ。それは構わないでしょう。
GM:情報に相当する判定を知識でやらせるのは、デザイアでもよく見た手法
都築つむぎ:+3は得られなくても代わりに技能固定値が2ある
GM:しかし、新市街の修正はつきませんのでそこは悪しからず。
都築つむぎ:というわけで石蕗さんは追跡をお願いします
石蕗条一:了解。
石蕗条一:追跡やります。
石蕗条一:15dx9+1
DoubleCross : (15R10+1[9]) → 10[1,1,1,1,1,5,5,6,6,7,8,8,9,9,10]+7[2,2,7]+1 → 18

石蕗条一:さすがにクリア。
久我瞠:みんな18
GM:これは余裕でしたね。
遠野玲子:「記憶ヴィジョンを流し込む。……“マスターチェイス”の思考を選択してフィルタリングする……」
遠野玲子:「……どう?読めそう?」
都築つむぎ:「……?」
都築つむぎ:メイン判定いきます。
都築つむぎ:知識:G市で判定。
都築つむぎ:17dx9+2
DoubleCross : (17R10+2[9]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,7,9,9]+5[1,5]+2 → 17

都築つむぎ:だめ。
GM:ならば、包囲する実働隊の動きも読めない。単なる数合わせではないことは明らか。
GM:一人ひとりが明確に強力な能力を備え、一人の統制の下で動いている。“ソースハウンド”。
都築つむぎ:「よくわかりません!」
都築つむぎ:きっぱり。
遠野玲子:「……。包囲する連中に関しては諦めたほうがいいか」
遠野玲子:「私達の勢力に対して、数が多すぎる。木崎くんがいればなぁー」
都築つむぎ:「存在がみじんも感じられないのですが」
遠野玲子:「それは、それだけ手練ってことよ。普通の野良オーヴァードじゃあないかな」
目黒錫:「……とはいえ、そろそろタイムリミットは迫っておりますよぉ。頑張って“マスターチェイス”を避けてはいますが、そろそろ限界が近いデス」
目黒錫:「決断を、石蕗サン。」
石蕗条一:「……アーティファクトを壊す。ここで流れを変える」
石蕗条一:「”ペスト”を狙う。……手伝ってもらえるか?」
目黒錫:「えぇ、勿論」
久我瞠:「さっきっから言ってるじゃない、手伝うって」
遠野玲子:「当然、やる」
都築つむぎ:「はい。それに、私もアーティファクトに興味が出てきたところです」
都築つむぎ:「あ、別に欲しくはありませんけど」
石蕗条一:「……フー……悪いな。借りは返す。……仕掛けよう。やつは、……必ず壊す」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスのみ取得が可能。
石蕗条一:ロイスは目黒さんに。
都築つむぎ:-石蕗条一/好奇心○/不安/ロイス
石蕗条一:目黒/信頼○/脅威/ロイス 以上。
久我瞠:同行者/目黒錫/感服◯/不信感
久我瞠:いじょう
都築つむぎ:以上
目黒錫:ロイス枠なー。流石に空きがないな
目黒錫:なしで!
GM:----

【Middle/06】

GM:ミドル戦闘に突入します。全員侵蝕率を上昇させてください。
久我瞠:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 3[3]+94 → 97

都築つむぎ:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 8[8]+93 → 101

都築つむぎ:おっと
目黒錫:1d10+95
DoubleCross : (1D10+95) → 9[9]+95 → 104

石蕗条一:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 8[8]+66 → 74

目黒錫:ゲーッ……あ、《ハンドリング》はなしで。
GM:判定は調子が良かったですが、侵蝕率はそうでもなかったですね。
GM:では戦闘だ!
GM:----
GM:新市街――雑居ビル屋上
GM:----
GM:石蕗達は、追跡する“ペスト”を再び誘い出すことに成功した。
GM:逃げ場が無い……と、相手が考えるであろう、行き止まりの屋上。
GM:そして、より高い建物の影が差し掛かることもなく、“マスターチェイス”が即座に追いつく状況でない事を確認している。
GM:無論、その猶予は非常に短いだろうが、それまでに追跡者を打ち倒せば良いだけの話である。
“ペスト”:「……これは」
“ペスト”:屋上に姿を表した一瞬、動きが止まる。表情は読めない。
“ペスト”:「誘い込んだか?ここに?」
石蕗条一:「早かったな。アーティファクト使い」
“ペスト”:「お前達の手際には苦労したぞ、錬金術師」
石蕗条一:「こっちの情報屋は一流だ。そして、“とっておき”の札があった」 久我のことだ
???:[とっておき、と言うのは]無線機越しの声。“ペスト”の懐からだ。
???:[――その“都築”のことか?]
石蕗条一:「・・・・・・・・」 都築を見る。レネゲイドビーイングで、名前が都築ならば、まず考えるべき存在だ!
都築つむぎ:「……」
都築つむぎ:ちなみにレネゲイドビーイングであることは秘密にしてるんですよね。わたし
石蕗条一:そうだったとは
???:[自己紹介は必要ないな?お前たちをずっと追っていた男だ]
GM:【FHエージェント “ソースハウンド”カイ・ハイドフェルド】
目黒錫:「……件の酔っ払い……“ソースハウンド”、デスか」
“ペスト”:「サポートは不要だ。俺の仕掛けはデリケートだからな」
カイ・ハイドフェルド:[そもそもできない。サポート射程内の位置取りが不可能だった。……情報屋の連中の手際が上回ったか]
カイ・ハイドフェルド:[これも、想定外だ]
都築つむぎ:「……私のことをご存じなのでしょうか? それとも勘違いでしょうか」
カイ・ハイドフェルド:[177cm、石蕗条一。172cm、目黒錫。お前らなら、ゼノスの“都築”は知っているな?]
石蕗条一:「……有名どころだからな」
目黒錫:「……えぇ、勿論」
カイ・ハイドフェルド:[『ゼノス』は――レネゲイドビーイングは、その捕食者であるウロボロスを最も憎み、嫌う。そのはずだ。本来なら]
カイ・ハイドフェルド:[……完全にあり得ない。何故お前と目黒だけが俺の情報網を抜けた?]
カイ・ハイドフェルド:[何故、ウロボロスシンドロームを使う?]
久我瞠:「有名だったの君」つむぎちゃんを見る
都築つむぎ:「いえ、久我さん。無線の声が言っているのは、違う人のことですね」
カイ・ハイドフェルド:[……何故、よりにもよって、“都築”の性を名乗る……]
都築つむぎ:「…………自分の姓がなぜその姓なのか、はたして答えられる人がいますか? ”ソースハウンド”さん」
目黒錫:「この街では、アナタですら追いきれない何かが蠢いているという事デスよ、“ソースハウンド”……へへ、へ」
久我瞠:「へー? もうなにがなんだか」
都築つむぎ:(さすがにいつまでもしらを切りとおすわけにはいきませんね)
石蕗条一:「都築。こいつ、喋らせておいていいのか? それとも止めさせるか? あんたの”オーダー”に従おう」
“ペスト”:「俺もそちらの命令に従う。“ソースハウンド”。始末するのか?こいつら」
“ペスト”:「逃げるか?それはさせてくれなさそうだ」
カイ・ハイドフェルド:「……残念だが、“ペスト”。その状況を救出することは、俺にも不可能だ」
カイ・ハイドフェルド:「契約どおりの報酬を払った。死んでくれ」
石蕗条一:「賛成だ」 前傾姿勢
“ペスト”:「…………………」
“ペスト”:「死ぬ気はない。そう何度も」
“ペスト”:「俺のアーティファクトは――理解している。」「無敵だ」
都築つむぎ:(もとより、本格的に隠蔽するつもりはお姉さまにもなかった。この状況は彼女にも予測できたはず)
久我瞠:「よくわかんないけど、はっきりしてることが一つだけあるのはわかるよ」
久我瞠:「目の前のやつを殺せばいい」
目黒錫:……無言。しかしビルの隙間から、大量の蟻が絨毯のように染み出してくる。
石蕗条一:「無敵。……無敵? そうかよ。なら、」
石蕗条一:「あんたは何に警戒するべきか知らないってことだ。……壊す」
GM:戦闘を開始します。
GM:----
GM:【第1ラウンド】
GM:----
 ペスト

  5m

石蕗 久我
目黒 都築
GM:セットアップ。“ペスト”から。
“ペスト”:なし。
久我瞠:なし
目黒錫:なし。
都築つむぎ:なし
遠野玲子:遠野さんはここではメジャー支援以外の行動をしません。
石蕗条一:なし。
“ペスト”:では、イニシアチブに何もなければペストの手番。
石蕗条一:「……こい。そのガラクタがどれほど無価値か、教えてやる」
“ペスト”:《ハンドレットガンズ》《電磁誘導》。今までと同様、装弾のアクションを見せる。緋の光。
“ペスト”:「“アーティファクト”を破壊するだと……」
“ペスト”:「くだらん弟子を持ったものだ。……石蕗宗近」
“ペスト”:《ギガンティックモード》《ライトウェイトモード》《形なき剣》《惑いの一撃》《雷の残滓》そして《オーバーロード》。
都築つむぎ:「石蕗――宗近!」
“ペスト”:もちろん、PC4人のエンゲージを狙います。命中で邪毒ランク5
“ペスト”:9dx+5 ドッジ-15個
DoubleCross : (9R10+5[10]) → 10[2,2,7,7,8,9,9,10,10]+5[4,5]+5 → 20

都築つむぎ:「石蕗さんの師匠というのは……やはり!」
石蕗条一:「……くだらん弟子だ。そりゃ確かだ。だがな! だからこそ、なにもかも終わらせてやる!」
“ペスト”:「真の錬金術師の戦いが、どういうものか――」
石蕗条一:ガードッ しかない
都築つむぎ:ドッジできない。ガード値はないがガード。
目黒錫:ドッジできません。ガード。
“ペスト”:軽量データの大量複製!弾丸が一気に増殖する!避けられない!
久我瞠:「……石蕗くんに関して聞きたいことが沢山出てきたね」ガード
“ペスト”:3d10+24
DoubleCross : (3D10+24) → 12[1,5,6]+24 → 36

都築つむぎ:《雲散霧消》。ダメージを35点軽減。
GM:……やるな……!
石蕗条一:さすが雲散霧消!
都築つむぎ:これは範囲(選択)なので全員にかかる。
久我瞠:やった!
目黒錫:すげえ!
都築つむぎ:101→105
都築つむぎ:「アーティファクトとはいえやはり。生み出される結果ならば、レネゲイドの力で食らえる」
“ペスト”:「……“ソースハウンド”の食いつきは、尋常ではなかった。あの“ソースハウンド”が」
石蕗条一:「”都築”がこっちにいるのは想定外か? そりゃ残念だったな」
“ペスト”:「お前が何者なのか。また少し興味がわいたぞ」
都築つむぎ:装甲で軽減してダメージゼロだ
GM:ではダメージ処理が済んだら、手番は遠野さん。
石蕗条一:みんなBCスーツ着てるし、ダメージぜろ!
GM:支援効果を使うなら、タイミングは今です。
目黒錫:ですね。ヤッター!
石蕗条一:狂戦士おなしゃす!
都築つむぎ:「ふ。余計なことを考えていると……死にますよ」
“ペスト”:「死ぬものか、俺が……」
都築つむぎ:「あなたは石蕗さんを知らない」
GM:狂戦士使用!でいいですね?
久我瞠:おねがいします!
石蕗条一:おす!
目黒錫:OK!
遠野玲子:((……このペストの記憶を流す))潜伏している遠野の声が響く。《声なき声》。
遠野玲子:((ただ、その情報を元に対処するのは君達))
遠野玲子:((いいね))
目黒錫:「相変わらず、興味深い術……いや、エフェクトですねぇ……」
石蕗条一:「・・・・・・味方のうちはありがたい」
遠野玲子:《狂戦士》《ポイズンフォッグ》《タブレット》。エンゲージ4人に支援効果。
遠野玲子:次のメジャー判定のダイス数+10個、C値-1。
GM:“ペスト”の極めて短過去の記憶――すなわち、現在の思考に等しい情報が、4人に流れる。
GM:それは戦闘時に頭をよぎる位置の判断や狙いといった曖昧なものでしかないが、十分戦闘を有利に進められる!
GM:手番は久我くん!
石蕗条一:やっちゃってくださいよォーーーッ
久我瞠:マイナーで 《魔眼槍》《斥力跳躍》 103になる
久我瞠:ペストのエンゲージに移動
久我瞠:移動しつつ武器を作るぞ
 ペスト
 久我
  5m

 石蕗
目黒 都築
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の黒:クリスタライズ》
久我瞠:20dx6+2 いっけー
DoubleCross : (20R10+2[6]) → 10[1,1,1,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,7,7,8,10]+10[2,2,2,8,10,10]+10[2,7,7]+10[6,7]+10[2,9]+1[1]+2 → 53

石蕗条一:うひょー
目黒錫:ヒャッハァー!
久我瞠:「死なないって何? 死なない生き物って生きてるって言うの?」
都築つむぎ:「ふむ、それは確かに興味深い疑問です」
“ペスト”:ガード。《磁力結界》。
久我瞠:6d10+25 装甲無視
DoubleCross : (6D10+25) → 39[6,9,5,9,8,2]+25 → 64

石蕗条一:ダメージもでかい!!!
“ペスト”:64-3D10
DoubleCross : (64-3D10) → 64-15[2,7,6] → 49

“ペスト”:期待値は減らしたが、それでも食らう!
久我瞠:ナイフで切り裂くだけ!余計なことはしないぞ。
久我瞠:「……石蕗くんの真似してみたけど、なんかまだイマイチかも……」
石蕗条一:「空間切断を真似したのか? 信じられないな……とてもじゃないが」
久我瞠:クリスタライズをパクったのだ
久我瞠:103→115
“ペスト”:「……錬金術を?」切断された部分が崩れている。
“ペスト”:ちなみに、先の戦闘で切り落とされた左腕は義手めいた機械腕に置換されている。この短期間で既に。
GM:行動値5組の行動です。
石蕗条一:どうします? 侵蝕率がアレなら、先に行動しますが。
都築つむぎ:私はメジャーではさらなる力しかやることはない
目黒錫:先にどうぞ!
目黒錫:実際出る火力は少ないのです。
石蕗条一:だったら、石蕗が先にやりましょう。
石蕗条一:「……少し、距離があるな……しかし」
石蕗条一:ここは移動しないで、攻撃だけしましょう。マイナーでインフィニティウェポン。 侵蝕74→79
石蕗条一:「循環。抽出。凝固――――結合」 赤い剣を練成。
石蕗条一:メジャーでは《コンセントレイト:モルフェウス》&《カスタマイズ》。“ペスト”を拳銃で攻撃します。
石蕗条一:19dx7-1
DoubleCross : (19R10-1[7]) → 10[1,2,2,2,4,4,4,4,5,5,5,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[3,4,5,6,8,8,10]+10[1,8,9]+10[6,7]+1[1]-1 → 40

石蕗条一:79
石蕗条一:侵蝕79→83
“ペスト”:やはりガード。《磁力結界》のみ。
“ペスト”:「そのアーティファクト……!」
石蕗条一:ダメージ。
石蕗条一:5d10+3
DoubleCross : (5D10+3) → 25[9,6,4,1,5]+3 → 28

“ペスト”:「“赤”だと……!ふざけた存在だ」
“ペスト”:鱗状に薄く整形した弾丸を増殖させ、盾の如く相殺するが……
“ペスト”:28-3D10
DoubleCross : (28-3D10) → 28-19[7,2,10] → 9

石蕗条一:「……すぐに効果を見せてやる。プテウス!」 牽制の弾丸。
“ペスト”:銃弾で銃弾を撃ち落とす無謀は、やはり完全ではない!
石蕗条一:燃える弾丸が、迎撃の弾丸を削り飛ばして負傷を与える。
“ペスト”:「お前は……。存在してはならない」
石蕗条一:「いいや。……テメーがだ」
GM:手番は次のPC.
目黒錫:いきましょう。
都築つむぎ:たのみます
目黒錫:「……錬金術師にとっても、色という概念は大切なものだそうです、ネ」
目黒錫:「それは陰陽師にとっても同じ……赤、親近感を覚えますよ」
目黒錫:マイナー。《ブラッドコントロール》。
石蕗条一:「……ふん」
目黒錫:104+2
目黒錫:両腕から、血がぼたぼたと垂れ、地面にしみ込んで行く。蟻の軍隊を赤く染める。
目黒錫:メジャー。 《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》3+《アニマルアタック》3+《蝕む赤》4+《紅の刃》3
目黒錫:えーと、ダイスが狂戦士のって22個かな
目黒錫:22dx6+1
DoubleCross : (22R10+1[6]) → 10[1,2,2,2,3,4,4,4,4,5,6,6,6,6,7,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,3,4,4,5,5,5,6,7,7]+10[3,4,7]+2[2]+1 → 33

目黒錫:微妙……
目黒錫:106+6=112
“ペスト”:やはり《磁力結界》でガード。
目黒錫:4d10+13 ダメージ。
DoubleCross : (4D10+13) → 24[5,8,6,5]+13 → 37

“ペスト”:37-3D10
DoubleCross : (37-3D10) → 37-18[10,3,5] → 19

目黒錫:命中時邪毒4を付与です。
“ペスト”:なるほど……それは痛い。だがまだ倒れない。
都築つむぎ:次は私。
目黒錫:蟻の大群が、足を伝いペストの体に纏わりつく。石蕗・久我の与えた傷口から、体の内に入り込もうと食い荒らす。
“ペスト”:「ぐう……ッ!!」
“ペスト”:「まがい物の魔術め……ガハッ、!!」
都築つむぎ:相変わらず凶悪無比な攻撃だ!
目黒錫:「……ヘ、ヘ。まがい物……否定はしませんよぉ。陰陽術としてすら、こんなものは邪道の類ですからねぇ」
都築つむぎ:「そうでしたか。替えが少ないという意味でもあるのでしょうが」
石蕗条一:「ほうっておいても死ぬ。が……待ってる時間が惜しいな」
都築つむぎ:ここは石蕗さんに再起動してもらおう
石蕗条一:がんばります
都築つむぎ:マイナーは《オリジン:レジェンド》。これは道化の出し物により《ワーディング》に偽装します。
都築つむぎ:105→108
GM:そのためのイージーか……!
都築つむぎ:メジャーは《原初の白:さらなる力》+《コンセントレイト:ウロボロス》
都築つむぎ:対象は石蕗さん
都築つむぎ:18dx6+8
DoubleCross : (18R10+8[6]) → 10[1,3,3,3,4,5,5,5,6,6,8,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,2,5,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,2,8,9,9,10,10]+10[2,2,2,3,9]+5[5]+8 → 53

GM:やりすぎwww
石蕗条一:ウヒョーw
都築つむぎ:さすが狂戦士。
目黒錫:すっげー力沸いてるww
GM:過剰さらなる力だ
都築つむぎ:「活力をもたらす、レネゲイドの滴」
石蕗条一:「……ああ。俺の体も神経も、ぶっ壊れてもいい。だから……」
石蕗条一:「力をくれよ、都築の」
都築つむぎ:「言われずとも。私には、これぐらいしかできません」
都築つむぎ:「……お姉さまのようにはなれない」
石蕗条一:加速するときとかがなければ、手番が回ってくるはずだ・・・!
都築つむぎ:「ましてや、師匠のようにも」
都築つむぎ:108→117
石蕗条一:「……俺も。なれない。永遠に」
都築つむぎ:「弟子は師匠を映す鏡? まさか」
GM:石蕗が未行動状態に。再び行動できます。
石蕗条一:では、行動します!
都築つむぎ:いけー!
石蕗条一:マイナーで“ペスト”にエンゲージ。
石蕗条一:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》&《カスタマイズ》。“ペスト”を礎の赤剣で白兵攻撃します。
 ペスト
久我 石蕗

  5m

目黒 都築
石蕗条一:11dx8
DoubleCross : (11R10[8]) → 10[2,2,2,4,4,5,5,5,5,7,9]+5[5] → 15

GM:狂戦士がなくなった途端これ!
“ペスト”:《磁力結界》!防ぐぞ!
石蕗条一:狂戦士が切れればこんなものか・・・
石蕗条一:ドラッグが足りない・・・ヒットが確定したら、《錬成の掟》。ダメージを+5して、侵蝕率83→87→91。
石蕗条一:2d10+23
DoubleCross : (2D10+23) → 15[5,10]+23 → 38

石蕗条一:ぜんぶ有効。
“ペスト”:38-3d10
DoubleCross : (38-3D10) → 38-18[8,7,3] → 20

GM:これは倒れる……が!
石蕗条一:「――――展開」 およそ剣術の理念とはかけはなれた、ただひたすら剣を叩きつける動作だ。
GM:“アーティファクト”を破壊できます。
石蕗条一:むろん、破壊します
GM:“弾ぜ破片緋”の本質は、データ。
GM:それを収容するに最も適した部位は、容易に想像できます。そこを狙ってください。
石蕗条一:頭部を粉々に砕きます。執拗に剣を叩き込む。
都築つむぎ:「だから言ったのに……」
“ペスト”:「きさ、」
“ペスト”:                   ガチン!
“ペスト”:《自爆装置》。
石蕗条一:「海馬。小脳。脳幹。皮質。側頭葉、前頭葉――」
石蕗条一:爆破を気にもとめず、破壊作業に集中する。それはまさに火災現場で医療行為に没頭する医師。
“ペスト”:7D10 石蕗と久我にダメージ。
DoubleCross : (7D10) → 41[3,7,8,3,10,9,1] → 41

GM:ド    ゴ  ゥ  !   !
GM:爆音と閃光が屋上を揺らし、諸共に吹き飛ばす!“ペスト”自身の体も。
GM:“ペスト”死亡。脳に食い込んでいた、一発の緋色の銃弾が転がり落ち、砕ける。
久我瞠:「うわっ! やめてよそういうの!!」
都築つむぎ:これって起き上がらなければヨモツヘグリで起こしてもらえるのだろうか
目黒錫:「……これが自称無敵の末路、ですか。随分と安い言葉でしたねぇ」
目黒錫:2d10の侵蝕値をよしとするか否か,ですねぇw
石蕗条一:そのダメージは戦闘不能なので、《リザレクト》します。アーティファクトを徹底的に破壊しないと。
石蕗条一:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 1[1]+91 → 92

目黒錫:石蕗くん省エネだ……
石蕗条一:「――残っている脳細胞は? なさそうだな」 焼け焦げた脳の破片を念入りに踏み潰す。
都築つむぎ:「うわ」
石蕗条一:破壊作業に最低限な部位のみ再生。全身黒焦げだ。
久我瞠:のそのそと起き上がる
GM:すいません、PCが重くて対応が遅れましたが、
GM:シーン終了で1まで回復しても大丈夫なので、、無理に復帰しなくても大丈夫です。
久我瞠:いいのですか!
石蕗条一:「……さあね」 最善の結果が出たので、これはアーティファクトを破壊するために強引に《リザレクト》した演出にします
都築つむぎ:「……これは自殺か他殺かで言うと、どちらだと思われます? 皆さん」
久我瞠:「自殺」
目黒錫:「どちらでも構いませんよぉ。死体は残りませんから、ネ」 赤い絨毯のように、蟻が蠢く
石蕗条一:「だが、壊したのは俺だ」
GM:石蕗も知らない、“緋色”のアーティファクト。この脳に食い込んでいた弾丸が、データストレージだった。
都築つむぎ:「ああ、そういう意味ではなくて」
都築つむぎ:「『俺は死なない』と豪語していた人物が自爆などという手段を取るだろうか、ということですよ」
久我瞠:「『俺は殺されない』の間違いだったのかも。ということは他殺になるね」
目黒錫:「……ははぁ。言動と行動の不一致、ですか。それは面白い所に着眼なさる」
目黒錫:「案外。“ソースハウンド”の手で自爆させられた、と言うところかもしれませんネ」
都築つむぎ:「あるいは、”爆ぜ破片緋”の名が示す通り、アーティファクトの機能の一部か」
石蕗条一:「……アーティファクトはそれ自体が悪意そのものだ。使い手を容易く裏切る」
石蕗条一:「少なくとも、俺はそういうアーティファクトしか知らない。“正しく使う”なんてことができるとは思えない」
都築つむぎ:「だから石蕗さんは、アーティファクトの破壊にこだわっている……ということですか」
石蕗条一:「かもしれないな。……まだ壊さなきゃいけないやつが残ってる。マスターチェイスだ」
目黒錫:「そうデスね。一先ず事後処理は“彼ら”に任せて、この場を離れるとしましょう」
遠野玲子:「すぐにも来る」田中を連れて、遠野が上がってくる。
遠野玲子:「ここは身動きが取りづらい。……少なくとも、下で戦った方がいい」
遠野玲子:「あと、相手を影から引きずり出す策もいる。……何か、アイデアがある人は?」
田中亜莉沙:「……」不安げに4人を見る。そして屋上に残る爆発痕と、飛び散った肉片も。
都築つむぎ:「“オーソドックス”なら、敵の位置を限定してから光源を作り出すことでしょうか」
都築つむぎ:「機材も何もありませんが」
石蕗条一:「……影使い。少しだけ広く、影のない空間を作れるか?」
石蕗条一:「跳躍する瞬間に空間の断層を創る。うまくいけば、引きずりだせるかもしれない」 石蕗、思いつきのプラン
目黒錫:「夜になれば、相手の独壇場。明るいうちに勝負を決めなくてはなりません。つまり相手は、待つことも出来る」
田中亜莉沙:「……確かに、『安全地帯』ができたとしても」
田中亜莉沙:「相手はその外で待ってくるかも。何日でも」
目黒錫:「となるとこちらから、攻めなくてはなりません、ネ。 へ、へ。中々燃える展開になって来たではないですか」
目黒錫:「幸い、相手はまだこちらを追跡してきていますから。追いつかれることは簡単デス」
石蕗条一:「……あるいは、追い立てる。“向こう側”から追う。……他者のエフェクトをコピーできる能力者なら、“マスター・チェイス”と同じことができるはずだ」
石蕗条一:「やってみてくれるか?」
都築つむぎ:「影ですか……久我さんの真似をすればいいのでしょうか?」
都築つむぎ:「あまり自信がないんですが……要は”マスターチェイス”の注意を逸らせばいいわけですよね」
遠野玲子:「一瞬で広く私達の周囲に展開すれば、……それこそ一瞬だけど、間に合うかもね」
遠野玲子:「相手が飛び退くタイミングに、石蕗くんが間に合えばの話だけどねー」
石蕗条一:「いや。いまは、目黒のがいる。援護頼む……二人に頼むのは、一瞬でいい」
都築つむぎ:「ふむ。……あ。いけるかも」
久我瞠:「じゃあ僕もやろうかな」
久我瞠:「援護ってなにするの?」
目黒錫:「こちらは“マスターチェイス”を知覚することに全力を注ぎましょう」
遠野玲子:「なるほど。動きが読めれば、先に動ける」
目黒錫:「タイミングは一瞬、そして恐らく一度。その一瞬を、蟲の力を借りて見極める」
目黒錫:「と、言うところでしょうか?石蕗さん」
石蕗条一:「まあ……”予知”は”隠密”に勝つ。これなら、まだ可能性はあるってことだ」
田中亜莉沙:「……一度のチャンス。失敗したら……?」
久我瞠:「失敗したら終わるんじゃない?」
目黒錫:「まぁ、死にますねぇ。成功してようやく対等の土俵に立つ、分の悪い賭けですよぉ」
久我瞠:「そういう覚悟はいつでもしておくべきだよ」
田中亜莉沙:「そうね。そういう覚悟をしておきたかったから。……」
都築つむぎ:「……」
目黒錫:「まぁ、死なせないためにこうして私も頑張っているわけでありますケドねぇ。へ、へ」
遠野玲子:「久我くん。今のうちに話がある。そういう時間はあまりないかもしれないけど」
久我瞠:「? いいけど」
遠野玲子:「今を逃すと、約束した情報が渡せない。また会うこともないかも」
石蕗条一:「……」 聞かないようにする
遠野玲子:「……。みんなは先に行っててね。悪いけど」
久我瞠:「会うことないんだ。それは残念」全然残念そうではない
都築つむぎ:少し興味はあるが、関わらない
石蕗条一:「じゃあな。どんな選択をするにせよ、遠野、俺はあんたに借りができた。また」 歩み去る。
GM:ちなみに、盗み聞きが可能なエフェクトを持っている人がいれば
GM:立ち去ってもここからの情報を獲得できます。
GM:あと、シーンは切りません。
久我瞠:盗み聞きしてそれが久我に発覚した場合、久我は容赦しませんということを言っておきます。
都築つむぎ:残念ながらそんなエフェクトはなかった。
石蕗条一:盗み聞きなどできないし、しない。アーティファクト関係ないし。
目黒錫:じゃあ、《ハンドリング》の虫を置いていっても構いませんかね。結局久我さんの素性知らないままだし。
GM:構いません。侵蝕率は上げてください。
久我瞠:知られたくないんだよ!!
都築つむぎ:久我さんはレネゲイドビーイングの天敵だしなぁ
目黒錫:では1上昇。
GM:----
GM:屋上には2人だけが残る。
遠野玲子:「前置きはせずに、本題から話すよ」
遠野玲子:「『G市最悪の殺人鬼』と呼ばれた犯罪者が存在する。……いや、『最初の』殺人鬼と呼ぶべきかな」
久我瞠:「へー? いるんだ」
遠野玲子:「…………G市の警察署の記録は、私達は全て閲覧できる。その記録に残る限り」
遠野玲子:「君のお姉さんを殺した“そいつ”が、G市で最初に確認できるジャーム犯罪者になる」
遠野玲子:「これだけの数のオーヴァードが、犇めいているにも関わらず、最初のジャームは一人だけだった」
久我瞠:「一人……?なにか理由があるの?」
遠野玲子:「……わからない。でも、これは君の友人――石蕗くんにも関わることだけれど」
遠野玲子:「私達は、その『最初のジャーム』にこそ、“はじまりのアーティファクト”の鍵があると、そう考えて活動している」
遠野玲子:「“アーティファクト”は確実に、所有者をジャームに堕とす」
久我瞠:「はじまりのアーティファクト……」
遠野玲子:「殺人鬼の名前は……“ヴァテック”。」
久我瞠:「今も生きてるの?そいつ」
遠野玲子:「恐らく。いや」
遠野玲子:「確実に」
久我瞠:「……殺すしかないね」
遠野玲子:「私達もヤツを始末したい。“はじまりのアーティファクト”の記録が本当ならば、それを使用させ続けるわけにはいかない」
遠野玲子:「……だから、例の作戦行動を行った。外の人間から見れば、明らかに“ブロークンラズベリー”は“ヴァテック”の犯行に似ている」
遠野玲子:「“ブロークンラズベリー”情報屋説。だから情報屋を虱潰しにして、“ブロークンラズベリー”を誘き寄せた……君だ」
遠野玲子:「けれど“ブロークンラズベリー”はそうではなかった。“ヴァテック”は別にいる…………」
久我瞠:「………」黙りこむ
遠野玲子:「“ヴァテック”と君が別人であるとすれば」
遠野玲子:「“ブロークンラズベリー”の分の殺人がジャームを標的にしてきたことは、記録で知っている」
遠野玲子:「仮に情報屋に君の存在が流れたとしても、弁護できる材料はあるのよ。UGNとしては」
久我瞠:「君は僕のこと、いつから、どこまで知ってたの?」
遠野玲子:「ハイエイタスが君と最初に接触した“作戦”以前なら、街で流れる噂の存在として。」
遠野玲子:「殺害された被害者は、検視と行動記録で洗えば明らかにジャーム化傾向を示していた事がわかった」
遠野玲子:「接触後は、君の過去について調べさせてもらった。まさか協力できる可能性があるなんて思わなかったけれど」
久我瞠:「なるほどね。僕は君らに最初っからハメられてたのかと思ってた」
遠野玲子:「そんな事ができる存在はいない。……このG市では」
遠野玲子:「マスターエージェント。情報屋。たくさんの化物が張り巡らせた網を、誰もが掻い潜らないといけない……」
久我瞠:「誰かには気づかれるってことか。つまり、僕のことも既に誰かが知ってるって訳だ」
遠野玲子:「そうかもしれない。少なくとも君とつながっている情報屋はいるでしょう」
遠野玲子:「事件の隠蔽をしていた奴が。そいつも、把握している」
久我瞠:「あー……」五十嵐を思い出す
遠野玲子:「ま、私の情報が正しいかどうかなんて、君が判断することでしかない」
遠野玲子:「『信用しなければしなくていいんじゃない?』……だね。それを踏まえて、聞きたいことがある――」
久我瞠:「なにかな?」
遠野玲子:「“ソーシャルサタイア”を……飛騨七瀬を殺したことについて」
遠野玲子:「何を考えた?」
遠野玲子:「もちろん、これで善悪を問うつもりはない。単に……興味がある」無感情な目だ。
久我瞠:「頭にきてたんだよね」
久我瞠:「でも、それ以上に、あの時僕は、浮かれてたのかも」
遠野玲子:「…………」
久我瞠:「相手がジャームではないってことくらいすぐに気づくはずなのにね」
久我瞠:「僕は、僕と同じくらいの歳のオーヴァードと一緒に何かをしたことがなかったんだ」
久我瞠:「大体殺しちゃってたから」
遠野玲子:「……ジャームにならないためには、そういう考えも必要だと、UGNでは教えている」
遠野玲子:「その共感がどのような動機に基づくものでも、『人とつながっている』事を確信できる事で、人間でいることができる……」
久我瞠:「話がちゃんと通じるオーヴァードなんてさ、初めてだったからね」
久我瞠:「うん、そう。繋がってるって実感して嬉しかったのかも」
久我瞠:「まあそれで、浮かれて殺すってのは最悪だったってあとから反省したよ」
遠野玲子:「……それを踏まえて、君がどう行動しようが……私達と協力するかしないかなんて、自由だけど」
遠野玲子:「私達は、今後君に――“ブロークンラズベリー”に関して、干渉しない」
遠野玲子:「けれどジャームでない存在に危害を加えた場合、容赦はしない」
遠野玲子:「それだけ、言っておこうってね。……そんな感じ」
久我瞠:「わかった……君らを敵に回すのは得策ではないしね」
遠野玲子:「うふふ、仲良くしようねっ☆」
久我瞠:「いいよ」
遠野玲子:「えー、やだぁ……ってえええええっ!?」
久我瞠:「驚くようなことなの?」
遠野玲子:「……いや、予想してなかったから……」
遠野玲子:「じゃあ、とにかく、協力だよ。協力ね……うん、協力していこう」
久我瞠:「協力していこうー」棒
遠野玲子:「“ヴァテック”は今は潜伏している――決定的な情報が入ったなら」
遠野玲子:「君に始末させる」
遠野玲子:先に立って、屋上から立ち去る。
久我瞠:「……」立ち去ったのを見てから
久我瞠:「何を信じればいいのか見極めないと……僕は死ぬんだよね」呟く
久我瞠:こちらも立ち去ります
GM:----
GM:本日の行程はこれで終了です。明日は20時からでも大丈夫でしょうか?
久我瞠:OKです
石蕗条一:だいじょうぶです
目黒錫:OKです!
都築つむぎ:OKです
GM:では、明日20時、このシーンの続きから再開します。
GM:お疲れ様でした。
都築つむぎ:お疲れ様です
石蕗条一:お疲れ様でした
久我瞠:でしたー
目黒錫:お疲れ様でしたー。
GM:----
GM:『vsマスターチェイス』前回までのあらすじ
GM:・G市の情報屋・目黒錫は、石蕗条一に姿なき追跡者の存在を警告する。
GM:・追跡者の正体は、FHマスターエージェント・“マスターチェイス”であった。
GM:・それと時を同じくして、久我瞠は“ペスト仮面”の男に追われる女性に遭遇、巻き込まれる。
GM:・彼女の名は、遠野玲子。かつて石蕗や久我と対立した“情報屋狩り”の犯人にして、UGNハイエイタス隊長。
GM:・そして、偶然にも同時期に石蕗を調査していた都築つむぎが、彼らと合流。
GM:・完璧な情報封鎖を行う強力な支援エージェント“ソースハウンド”の前に、抵抗手段を封じられ、徐々に追い詰められる。
GM:・錬金術師とUGN隊長。2人を同時に始末する、彼の作戦の目論見とは何か。
GM:・最新最悪の隠密追跡エージェント、“マスターチェイス”を打ち倒すことは、本当に可能なのか?
GM:・逃走の中で事態突破の糸口を掴み、“ペスト”を撃退した石蕗達であったが……。
GM:・街の謎を暴け。
GM:----
石蕗条一:「……」 つむぎに話しかけたそうにしている。
都築つむぎ:「石蕗さん?」
都築つむぎ:「ちょっといいですか?」
都築つむぎ:くいくいと手招き
石蕗条一:「……ああ。ちょうどいい、こっちから聞きたいこともあった」
都築つむぎ:「おや。では……先にお話をお聞きしましょうか」
石蕗条一:「ああ。いや……たいしたことじゃない。さっき“ソースハウンド”とやらが言っていたことだ」
都築つむぎ:「ふむふむ」
石蕗条一:「あんたの存在に反応していた。有名なんだな? 都築つむぎ」
都築つむぎ:「ああ、そこは誤解があるようですね」
石蕗条一:「誤解? 人違いかなにかか?」
都築つむぎ:「そうですねえ……まあ、さっきのやり取りからして、少なくとも目黒さんや遠野さんはたどり着く話でしょうし」
都築つむぎ:「石蕗さんにはお話ししましょうか」
石蕗条一:「俺が聞いても問題ない話ならな。正直、得体の知れない”パーソナリティ”の持ち主が多すぎる」
都築つむぎ:「どう話したものか。……都築京香のことはご存知のようですね?」
石蕗条一:「……元・ファルスハーツ。現在はゼノスの……指導者だな。そうなのか? 都築つむぎ」
石蕗条一:「そういうことなのか?」
都築つむぎ:「“ソースハウンド”が過敏に反応したのは、私が彼女と深い関係がある、と推測したためではないかと思われます」
都築つむぎ:「それは半分当たりというところでしょうか。私の名は彼女からもらったものです」
石蕗条一:「おいおい。娘か何か……いや、そりゃ現実的じゃないな。まさか違うよな?」
都築つむぎ:「『ゼノス』のリーダーである都築京香と関係がある、と言えば、だいたい答えは見えてくるかと思いますが」
石蕗条一:「だったら……目的はなんだ? この街に……」
都築つむぎ:「ゼノスに属するレネゲイドビーイング、“フェイド・ディテクティブ”。それが私です」
都築つむぎ:「私の名の元であるお姉さまから遣わされてこの街にやってきました。目的は」
石蕗条一:「……目的は?」
都築つむぎ:「ゼノスに共通する理念と同じですよ。レネゲイドビーイングの探求と観察を経て、レネゲイドの行き先を探る」
都築つむぎ:「この街は組織的には空白地帯だったので……FHやUGNと同じく秘密裏に潜入しているというわけです」
都築つむぎ:「……もっとも、どこも結構あからさまに入ってきているようですけどね」
石蕗条一:「それであの探偵なのか? 何かを探している……わけではなく。たとえば、“アーティファクト”」
都築つむぎ:「ああ、そうですよね……」
都築つむぎ:「信じてもらえないかもしれませんが、これまでの私の行動は完全に個人的な意思によるものです」
都築つむぎ:「師匠の元に押し掛けたのも、『探偵・西澄』の噂を聞いたからで」
都築つむぎ:「まさか弟子入りをいきなり承諾されるとは思いませんでしたが」
石蕗条一:「……いや」
石蕗条一:「信じる。……あの師匠に弟子入りしたのはいくらなんでも非効率的だからな。密かに探し物をするには……」
石蕗条一:「疑ったところで、“アーティファクト”を持っていない以上、俺があんたに何かすることもない」
石蕗条一:「しかし、レネゲイドビーイングか。その年でボケたところあるから、古代種か、じつはノイマンか、どれかだと思っていた」
都築つむぎ:「……アーティファクトにも興味が出てきたところではありますけれどね。正確には、石蕗さんとその師について、でしょうか」
石蕗条一:「……それか? そっちが聞きたいことってのは」
都築つむぎ:「……まあ、結局はそうです」
都築つむぎ:「……“ペスト”が言った通り、石蕗さんの師匠は石蕗宗近という名前で間違いありませんよね?」
石蕗条一:「この街に、他に同姓同名の人物がいるんじゃなきゃあな」
石蕗条一:「それが俺の“マスター”の名前だよ」
都築つむぎ:「やはり。となると……困りましたねえ」
石蕗条一:「あァ? 師匠が死んでると、何か不都合でもあるのかよ」
都築つむぎ:「まああまり吹聴するのは探偵らしくないんですが……実は彼の捜索依頼を受諾しまして」
都築つむぎ:「その人の死亡を公的に証明できますかね? 医師の死亡証明書か、警察が介入したか、どちらか」
石蕗条一:「……! ……? どういうことだ……?」
石蕗条一:「どっちも存在しない……と思う。だが、“証明”ってことなら。……俺が会うのが一番早いだろう」
都築つむぎ:「……え。本気ですか?」
石蕗条一:「……本気だ。依頼人については、いくつか可能性があるが、結局はそれしかない」
石蕗条一:「どういう相手だろうが。……それに“証明”もクソも、見りゃわかる話だ」
都築つむぎ:「えええ……」
都築つむぎ:「石蕗さんが殺害したという事実を伏せればなんとかなるでしょうか」
石蕗条一:「伏せてもいいが、あまり意味はないかもしれない」
石蕗条一:「そいつが会いたがってるのは、俺の方って可能性もある」
都築つむぎ:「……可能性としては、あり得る話です」
石蕗条一:「それに、俺の修理工房は師匠の代からそのままだ。ちょっと電話帳でもめくれば、すぐに突き当たるだろう」
都築つむぎ:「しかし展開によっては石蕗さん、相手の恨みを買いますよ」
石蕗条一:「……かもしれないな。だが、逃げることはできない。師匠を殺したのは、そういうことも覚悟の上だ……」
石蕗条一:「いずれにせよ、都築つむぎ、あんたが受けた依頼だ。俺にはどうこう言う権利はない。あんたが望む通りにしてくれ」
都築つむぎ:「……わかりました。実は依頼から手を引くことも考慮していましたが」
都築つむぎ:「石蕗さんがよければ、『宗近さんの消息は掴めていないが、彼の弟子を見つけた』ということで」
都築つむぎ:「依頼人に紹介させてください」
石蕗条一:「……わかった。そうしてくれ。もしかしたら……そいつは、俺が知ってる相手かもしれない。だとしたら、会う必要がある」
都築つむぎ:「お礼はします」
石蕗条一:「必要ねえよ。むしろ俺が礼を言うことになるかもしれない。……こんなもんでいいのか?」
石蕗条一:「聞きたいことってのは」
都築つむぎ:「私の要件はそれだけです。今は」
石蕗条一:「今は、な。次があるように、“マスターチェイス”を迎え撃つとするか……」
都築つむぎ:「これで私も石蕗さんと同盟を結んだということになりますかね」
石蕗条一:「……かもな。せいぜい当てにさせてもらうぜ。いまのところはな」
都築つむぎ:あ、そうだ。石蕗さんのロイス、N感情を表にします。不安。
GM:では、こんなところでよろしいでしょうか。
石蕗条一:こっちはロイス枠いっぱいだし、以上ですね!
都築つむぎ:はい。
目黒錫:では、《ハンドリング》を使用します。
目黒錫:侵蝕値+1。
GM:これで、この一連の会話の情報も目黒さんは得ていることになります。
GM:ではその目黒さんの視点。
GM:----
目黒錫:一足先に下に下りて、クッキーを地面にまいています。蟻のえさだ。
田中亜莉沙:「……情報屋って、」
田中亜莉沙:「そういうこと、するの。……?」
目黒錫:「ア、これはこれは、田中サン、どうもです」手をひらひら。
目黒錫:「まぁ、情報収集の手段次第、じゃあないデスかねぇ。私の手段は、彼らを頼る事デスので」
田中亜莉沙:「……超能力者の噂っていうのは、聞いたことがあった。現実に関わりなんてない、くだらない話だって――」
田中亜莉沙:「……でも、私以外の他の人達は違ったのかしら」
田中亜莉沙:「私はずっと、他のことなんてなりふり構わずやっていたから、噂なんて」
目黒錫:「……それを聞きたくて、私の元に来たのデスか。久我サンや、石蕗サンではなく」
目黒錫:「いいデスよぉ、分かる範囲でならお答えしましょう」
田中亜莉沙:「踏み込んだり踏み込まれるのが、怖いと思ったから」
田中亜莉沙:「久我くんや石蕗くんだと……お互いに」
目黒錫:「戻る場所があるということは、幸福な事デス。超能力者となっても、それは変わらない」
目黒錫:「超能力者……こういった力を持つ人々を、G市の外では“オーヴァード”と呼びます」
田中亜莉沙:「オーヴァード……」
目黒錫:「超越した力をもつ人々。しかし、その力に飲まれたら最後。今度は己の倫理観や、社会性を破壊されます」
目黒錫:「そうならないために、“帰る場所”が、私たちには必要なのデスよぉ」
田中亜莉沙:「目黒さんはどうなの?」
田中亜莉沙:「どこに帰るために。何の目的で、こんなことをしているの?」
目黒錫:「……」
目黒錫:「私の戦いは……“戻る場所”を作るための戦い、ですかねぇ」
目黒錫:ぼんやりと。空でも見上げながら。
目黒錫:「このG市が、そうなればいいと。私は、そう思っております。」
田中亜莉沙:「……」
田中亜莉沙:「石蕗くんや……久我くんも、目的があるから戦ってるんだろうか」
田中亜莉沙:「生死の沙汰すら、軽く口に出せてしまうくらい強烈な……」
目黒錫:「そうでしょう。この街には、そういった物語を持つ人が多く集まりますから」
田中亜莉沙:「――成長したいな」
目黒錫:「……あなた方は、まだ若い。ここから前に進むことも、後ろを振り返ることもできマス」
田中亜莉沙:「私は……自分の物語があると考えたことなんて、一度もなかった……」
目黒錫:「……田中サンが、この線を踏み越える必要は、私は無いと思います。彼らにも、戻る場所は必要デスから」
田中亜莉沙:「超能力じゃあなくても、誰かを助けてあげられる強さを持った人間になりたい」
田中亜莉沙:「そうしないと……久我くんにも石蕗くんにも、恩返しができない。2人とも、遠くにいるから」
目黒錫:「ハイ、その意気ですよぉ。彼らが壊れてしまうことを、私も望んでいない。田中サンには期待しております」
田中亜莉沙:「……うん」
目黒錫:「また、知りたいことがあればG市中央公園にお越し下さいませ。私、目黒錫は、いつでもそこにいますので」
目黒錫:そう言って、名刺を渡しましょう。
田中亜莉沙:「ありがとう」
田中亜莉沙:「きっと行かせてもらうから」
目黒錫:「次はお客様としておねがいしますよぉ。へへ。へ」
GM:では、これでシーン終了。
GM:次はクライマックス戦闘です。
GM:----

【Climax/01】

GM:全員登場。侵蝕上昇をお願いします。
都築つむぎ:1d10+117
DoubleCross : (1D10+117) → 3[3]+117 → 120

久我瞠:1d10+115
DoubleCross : (1D10+115) → 7[7]+115 → 122

石蕗条一:1d10+92
DoubleCross : (1D10+92) → 10[10]+92 → 102

目黒錫:1d10+114
DoubleCross : (1D10+114) → 9[9]+114 → 123

GM:----
GM:新市街――裏路地
GM:----
GM:雑居ビルを出てすぐの路地。束の間会話を交わした彼らだったが、それ以上の猶予はなかった。
GM:                            カチャン
遠野玲子:「やばい……」
遠野玲子:「来る。すぐにでも!」
都築つむぎ:「OK,OK」
石蕗条一:「はじめるか……」
目黒錫:「準備は万端です。いつでもいけますよぉ」
???:カチャン!  カチャン! カチャン!
???:カチャン! カチャン!
石蕗条一:「久我、つむぎ、頼んだ」
GM:見える。ビルの影の合間を縫うように動く、実体の存在しない巨大異形の影!
GM:『影』だけが追ってくる――確かにこれは、対処不能の敵だ!
石蕗条一:剣の準備だけしておこう。スタンバイ。
久我瞠:「見えた」
都築つむぎ:「確かに視えますね。影」
目黒錫:「あの影の周囲のビルの影を、一瞬でいいので取り払って下さい」
遠野玲子:「……!」巻き込まれないように飛び退く!
都築つむぎ:「あの辺ですね」
久我瞠:「はーい了解」
目黒錫:「そうデス。相手がエフェクトを使用して影を作り出す……その瞬間を、石蕗サンが叩く。手はず通りにお願いしマス」
都築つむぎ:先行して《ワーディング》! を、《道化の出し物》により“見た目だけ”別エフェクトに偽造!
都築つむぎ:禍々しい光が放たれ、影を照らす。
都築つむぎ:「これは“黒紫の玻璃”が放っていた光」
???:カチャン!
???:一瞬、影が身動ぎする――ように見えたが、
GM:――z__ズ  ギ  ャ  ! !
GM:それも一瞬!長大な幅の『影の帯』が伸び、地形全体を飲み込む!
遠野玲子:「こんな規模の……!」
遠野玲子:「位置は!?」
石蕗条一:「久我、”ポイント”――座標は? どこだ?」
都築つむぎ:「久我さん!光源の出力を上げるので、後はお願いします!」 
都築つむぎ:偽装先のエフェクトは“黒紫の玻璃”が使用した《堕ちる絶望》でした。
久我瞠:「いまやってるからさ~ えっと、あっち」影を操りつつ、ポイントを指さす
目黒錫:「石蕗サン、今です」
石蕗条一:「わかった。あとは」 剣を錬成。空間を切り裂いて、断層を生み出す。
石蕗条一:「俺がやる」 空間を切開する。”向こう側”にとっては壁が出現したように見えたかもしれない。
GM:ガシャン!
GM:何かがひび割れる音が――この次元ではない空気の振動が、その場全員の耳に、はっきりと響く。
GM:影からはじき出されるように、巨体が出現していた。それは。
GM:4人は同時に連携を取る必要があった。故に、巻き込まれないよう離れた遠野との、ちょうど中間地点に。
GM:――怪物的な巨大さを誇る、蜘蛛じみた異形。黒一色の胴体から、10本の細い脚が生える。
カイ・ハイドフェルド:[逃げるだけでなく、対策まで看破していたとはな。だがここで最低限の仕事はした]
遠野玲子:「……分断か……!そして」
???:「ソウ。増援ダ。“ペスト”ガ敗北シタ以上――コレガ最モ勝率ノ高イ手段」
カイ・ハイドフェルド:[306cm。お前は『石蕗条一』だ。確実にやれ]
???:「自分ハ、『306cm』トイウ名デハナイ」
“マスターチェイス”:「“追跡”。ソレノミガ自分ノ名。“マスターチェイス”」
GM:【FHマスターエージェント “マスターチェイス”】
GM:レネゲイドビーイングの存在を知るものであれば、理解できるでしょう。これはもともと、人間でもこの世の生物でもない。
都築つむぎ:(なんと興味深い! しかし……さすがに保身が第一です)
石蕗条一:「あんたらには、殺されてやれないな。やれやれ、“マスターエージェント”かよ……」
石蕗条一:「ずいぶんと変わり種がいるもんだ」
目黒錫:「……遺産、EXレネゲイド……いえ、RB、デスか」
都築つむぎ:「どういう存在でしょうか。興味深いです」
???:「……そういうわけだよ、錬金術師」路地の反対側から声。
???:黒いライダースーツ。フルフェイスヘルメット。
“フルフェイス”:「お前の相手はそっちってワケだ」
都築つむぎ:「新手ですか」
“フルフェイス”:「随分と、“アーティファクト”をブチ壊してくれたなァ……!!」
石蕗条一:「……。フルフェイスの。そこを動くなよ。こいつのあと、すぐに叩き壊してやる」
久我瞠:「また顔が見えない人だ」
目黒錫:「おや、先日はドーモです、フルフェイスのお人」
都築つむぎ:「……難儀な人生ですね。石蕗さんは」
“フルフェイス”:「どーも、情報屋のお兄ちゃん。あんたには恨みはない。そっちもビジネスでやってるなら同じだろ?」革手袋に包まれた手で指さす。
“フルフェイス”:「生き残れたら、互いに遺恨無しで行こうや」
目黒錫:「やれやれ、どうやら依頼者が敵に回るジンクスでも出来てしまったようデスねぇ。困ったものデス」
GM:“フルフェイス”が向かっているのは、遠野玲子の方向。……しかも一人ではない。
GM:背後に、2人いる。般若面の男と、目元を覆うマスカレイド面の女。
“バル・マスケ”:「……そいつが、“ソースハウンド”の言ってた奴ね」
“バル・マスケ”:「ここで倒れればいいですけどね」
“プラジュニャ”:「まあ、まあ。あちらに気を取られては、不覚を取るかもしれないではないですか」
遠野玲子:「うっそでしょ……。こんなに来るの?私一人に!?」
“プラジュニャ”:「そう、相手が一人だとはいえねェ。ふっふふ、貴方様は油断ならない」
都築つむぎ:「何なのですか、あの仮装行列さんたちは」
石蕗条一:「……ちっ。遠野、そいつら逃がすなよ! ひとり残らず破壊してやる!」
遠野玲子:「くっそ、そっちに回るまで生きてればいいけど!」
目黒錫:「石蕗サン、お気持ちは分かりますが、今は“マスターチェイス”に専念を」
目黒錫:「死にますよ」
石蕗条一:「わかってる! クソが!」
カイ・ハイドフェルド:[……お前を、“アーティファクト”に近づけるほど愚かじゃあないぞ。アーティファクト殺しの錬金術師]
石蕗条一:「うるせえ! 黙らせてやる、”ソースハウンド”!」
カイ・ハイドフェルド:[177cm。お前の情報を、知っているぞ。……目的に対して、交渉が一切通用しないことも]
石蕗条一:「だったら話が早いな。そのまま消えてくれ」
カイ・ハイドフェルド:[アーティファクト殺し。ハイエイタス。この2つを潰してから、この市を出る]
カイ・ハイドフェルド:[それで終わりだ]
都築つむぎ:「狙いが読めませんね」
“マスターチェイス”:「読ム必要ハナイ」
都築つむぎ:「潰されると都合の悪いアーティファクトがある?」
“マスターチェイス”:「ココデ、果テロ」
石蕗条一:「ふー・・・まったく同感だ。ひとのガレージを潰しやがって。……怒ってるんだよ、俺はな」
石蕗条一:「壊してやる」
久我瞠:「じゃあ、僕は殺すね」
都築つむぎ:「……人間に使われるだけの走狗が、喧しい」
目黒錫:「へ、へ。相手はマスターエージェント。全く、私程度には荷が重い相手ですよぉ」
カイ・ハイドフェルド:[始めろ]
“バル・マスケ”:「……“鼠輪過り”!」
“フルフェイス”:「喰え。“褐渇手纏”」
“プラジュニャ”:「“桔梗逐い弩”」
“マスターチェイス”:「……サア、来イ」
石蕗条一:(目の前にあるってのに・・・!)
GM:----
GM:戦闘を開始します。
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
“マスターチェイス”

   10m

 石蕗  久我
 目黒  つむぎ
GM:衝動判定です。難易度は11。そして……
“マスターチェイス”:Eロイス、"堕落の誘い"。
“マスターチェイス”:……とはいえ、今の侵蝕だと大した意味はないんですよね。
“マスターチェイス”:まあ、とにかくあるので、衝動判定はしておいてください。
都築つむぎ:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[2,5,5,5,6,7,8,9,10]+5[5]+1 → 16

久我瞠:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[4,5,6,7,8,8,9,9,10,10]+7[4,7] → 17

石蕗条一:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,2,5,8] → 8

石蕗条一:失敗。暴走。
目黒錫:6dx10+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,4,5,5,9,10]+7[7]+1 → 18

目黒錫:お、意志力たけえ。
都築つむぎ:2d10+121
DoubleCross : (2D10+121) → 11[6,5]+121 → 132

久我瞠:2d10+122
DoubleCross : (2D10+122) → 12[3,9]+122 → 134

石蕗条一:2d10+102
DoubleCross : (2D10+102) → 11[6,5]+102 → 113

目黒錫:2d10+123
DoubleCross : (2D10+123) → 5[4,1]+123 → 128

GM:ではセットアップ。
“マスターチェイス”:“ペスト”が登場した場合、“イリュージョンシールド”を使用するところでしたが、
“マスターチェイス”:現在のパターンでは使えるエフェクトは特に無いので、
“マスターチェイス”:Eロイス"孤高の超人"。
都築つむぎ:言ったそばからひどいことしやがる
都築つむぎ:ボーナスがなくなったじゃないか
“マスターチェイス”:チェイスが単独になった時に使います。他全てのキャラのエフェクトレベル上昇、ダイスボーナスをキャンセルします。
カイ・ハイドフェルド:カイもセットアップはなし。
久我瞠:なし
目黒錫:ないぜ
石蕗条一:なし
都築つむぎ:なしだ
カイ・ハイドフェルド:[……始末する前に、ひとつ聞いておきたいことがある。石蕗条一]
石蕗条一:「あァ?」
カイ・ハイドフェルド:[お前は、石蕗宗近を殺したはずだ。……4年前]
都築つむぎ:(……?)
カイ・ハイドフェルド:[どうやって、殺すことができた?石蕗宗近は、ジャーム化していたはずだ。俺の調べでは]
石蕗条一:「……」
カイ・ハイドフェルド:[そして“アーティファクト”が関わっていなかったはずがない。お前は何歳だ?どうやって、4年前のお前が?]
石蕗条一:「……あんたが、聞くのか? ふん。それを知ってて、仕掛けた来たのかと思ったぜ。だが――」
石蕗条一:「言う必要はない」
カイ・ハイドフェルド:[……質問を変えるか?]
カイ・ハイドフェルド:[誰と組んだ]
石蕗条一:「テメーで調べろ」
カイ・ハイドフェルド:[“マスターチェイス”。限界まで戦闘する必要はない。危険域に入ったら離脱しろ。万が一のことだが――]
カイ・ハイドフェルド:[都築と、そこの情報屋の存在は、俺にとって確実に想定外だ]
“マスターチェイス”:「了解。……慎重ニ、喰ワセテモラウ」
“マスターチェイス”:マイナーアクション。《オリジン:アニマル》《オリジン:レジェンド》。
“マスターチェイス”:PC4人のエンゲージを対象。
“マスターチェイス”:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《黒の鉄槌》《幻惑の光》《魔王の覇気》《魔神の心臓》《レーザーファン》《滅びの光》《覇王幻魔眼》。
“マスターチェイス”:19dx7+16
DoubleCross : (19R10+16[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,5,5,6,7,9,10,10,10,10]+10[3,6,6,7,7,8]+10[1,3,7]+10[7]+10[8]+5[5]+16 → 71

石蕗条一:リア不
都築つむぎ:魔王の覇気ってなんだっけ・・・
石蕗条一:ダメージが減るやつですね
久我瞠:ほとんどダメージ通らなくなるなあ
GM:命中した場合、放心を受け、ラウンド中のダイスが-12個され、あと次の攻撃力も-12されます。
都築つむぎ:とりあえずドッジ。
石蕗条一:あと、ダイス減少も無茶ですね
久我瞠:ドッジかな
目黒錫:一応ドッジ。
都築つむぎ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

久我瞠:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[5,10]+1[1]+1 → 12

都築つむぎ:あ、BCスーツで-4
久我瞠:あ!
目黒錫:1dx10-4
DoubleCross : (1R10-4[10]) → 8[8]-4 → 4

“マスターチェイス”:ではダメージ。
“マスターチェイス”:8d10+35
DoubleCross : (8D10+35) → 50[8,6,7,8,3,6,5,7]+35 → 85

“マスターチェイス”:装甲・ガード等は全て有効です。
都築つむぎ:死ぬ! マスターチェイスにロイスとってタイタス昇華!
石蕗条一:死ぬ。”ペスト”のロイスを昇華して復活。
目黒錫:ダメだな、死ぬしかない。マスターチェイスのロイスを取ってタイタス昇華します。
目黒錫:興味/○脅威 かな
久我瞠:“マスターチェイス”にロイスを取って復活 興味/脅威◯
都築つむぎ:-敵/マスターチェイス/好奇心○/恥辱/昇華
“マスターチェイス”:「闇ダ」
“マスターチェイス”:「光子モ運動ヲ停止スル、完全ナ、闇」
石蕗条一:「――テメーごときに!追跡だけが能のネズミ野郎に! やられるか!」 闇の中でかろうじて肉体を錬成。
“マスターチェイス”:漆黒の空間が広がり、地形すべてを飲み込む。指向性すら存在しないように見える。
“マスターチェイス”:「生命ヲ停止シロ。」
都築つむぎ:「全くもって嫌な能力!」
カイ・ハイドフェルド:[……次だ]
カイ・ハイドフェルド:どこからか、《解放の雷》《導きの華》を“マスターチェイス”に。
目黒錫:「……この空間は、頂けないですねぇ……蟲ですら生きる場所を失ってしまう」
カイ・ハイドフェルド:遠野玲子と同じ扱い。こちらは行動値15を持つのみでターゲットとしては存在せず、全滅要件にも含まれません。
GM:では、数値的には遠野玲子の手番となるわけですが……
GM:状況的には『仮面同盟』相手で手一杯ながら、一回だけならまだ支援が残っています。どうしますか?
石蕗条一:《癒しの水》と《狂戦士》をお願いします!
石蕗条一:対象は4人全員!
遠野玲子:了解です。《癒しの水》《狂戦士》《ポイズンフォッグ》《タブレット》。
遠野玲子:既に4人の服のポケットに薬剤を仕込んでいた。
遠野玲子:時間差で揮発し、活動能力を高める。
GM:では、イニシアチブ。久我さんの手番――の前に。
目黒錫:「おぉ、これは有難いデスねぇ」
“マスターチェイス”:《加速する刻》。
“マスターチェイス”:「時間差支援。悪クナイ仕掛ケダ。ダガ」
GM:クライマックスでは、遠野玲子は100%を越えているという設定です。戦闘ユニットとして使える場合そうなる予定でした。
GM:なので、回復量は全員6D10+6。
GM:ダイス増加は、+12個、C値-1です。
目黒錫:6d10+6+11
DoubleCross : (6D10+6+11) → 34[6,1,8,9,9,1]+6+11 → 51

久我瞠:6d10+6+12
DoubleCross : (6D10+6+12) → 25[7,1,4,1,8,4]+6+12 → 43

目黒錫:全回復。
石蕗条一:6d10+6+14
DoubleCross : (6D10+6+14) → 36[8,2,3,10,5,8]+6+14 → 56

石蕗条一:全快。
都築つむぎ:6d10+6+12
DoubleCross : (6D10+6+12) → 30[8,9,6,1,1,5]+6+12 → 48

都築つむぎ:あれ 飲まれたか
都築つむぎ:全快だ
“マスターチェイス”:マイナーアクション。《光の衣》。
“マスターチェイス”:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《黒の鉄槌》《レーザーファン》《滅びの光》。
“マスターチェイス”:ラウンド継続バステが抜けた以外は、先ほどのコンボから《覇王幻魔眼》を抜いたものです。
石蕗条一:リア不
“マスターチェイス”:19dx6+26
DoubleCross : (19R10+26[6]) → 10[2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,5,5,6,6,7,9,9]+10[2,4,5,6,8]+10[10,10]+10[10,10]+10[10,10]+10[1,7]+10[10]+5[5]+26 → 101

GM:あ、リアクションC値は+1です。
都築つむぎ:リアクションしなくても変わらん ガード
目黒錫:命中確定ですね。ガード。
久我瞠:ガード
“マスターチェイス”:11d10+23
DoubleCross : (11D10+23) → 69[2,10,10,5,6,7,6,10,7,3,3]+23 → 92

都築つむぎ:依頼人Tのロイスを昇華。悪いが宗近は見つけられなかったよ。
石蕗条一:追跡者のロイスを切断。復活します。
目黒錫:死ぬ!フルフェイスのロイスをタイタスにして昇華します。
久我瞠:遠野さんのロイスを切って復活する
“マスターチェイス”:質量を持った闇の濁流が全員を飲み込む。
“マスターチェイス”:「ドウ出ル」
カイ・ハイドフェルド:[……177cmと、173cmの出方を見る。アタッカーはこの2人だ]
久我瞠:「何をされたって、抵抗して、ぶっ殺すしかないでしょ?」
石蕗条一:「どう出る? バカが。ぶち壊す」
都築つむぎ:「さすがに素の戦闘力も高いですね」
“マスターチェイス”:「精神力ガ残ッテイルノハ良イ」
“マスターチェイス”:「逆転ノ目ガ生マレル可能性モアルカラナ」
“マスターチェイス”:「……ソレモ含メテ、轢キ潰ストシヨウ」
都築つむぎ:「逆転ねえ……」
目黒錫:「ハ、ハ。かなり危ないですねぇ、これは……」蟻が覆いかぶさるように壁になり、錫を生かそうとするものの死骸が地面を埋めていく。
GM:手番は久我さんに。
久我瞠:目黒さんのロイスを切って不利な効果すべて消します
久我瞠:マイナーで 《魔眼槍》《斥力跳躍》 134→140 
久我瞠:マスターチェイスのエンゲージに移動しつつ武器を作る
“マスターチェイス”
   久我

   10m

   石蕗
 目黒  つむぎ
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《クリスタライズ》
久我瞠:23dx6+2
DoubleCross : (23R10+2[6]) → 10[1,1,1,1,1,1,1,1,2,3,4,4,5,5,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[3,3,4,4,5,6,8,9,10]+10[3,7,8,9]+10[6,7,8]+10[5,5,10]+1[1]+2 → 53

GM:うーん……まだいいかな。
“マスターチェイス”:よし、ドッジしましょう。
“マスターチェイス”:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 10[1,1,1,2,2,4,5,5,6,7,9,10]+10[10]+8[8] → 28

カイ・ハイドフェルド:《妖精の手》。
“マスターチェイス”:1dx+20
DoubleCross : (1R10+20[10]) → 5[5]+20 → 25

“マスターチェイス”:ちがった、35が達成値です。
GM:命中です。ダメージをどうぞ。
久我瞠:6d10+25 装甲無視
DoubleCross : (6D10+25) → 38[1,3,6,8,10,10]+25 → 63

“マスターチェイス”:ダメだ!《黒星招来》。
久我瞠:「……!!」
“マスターチェイス”:「強イ」
久我瞠:「な、何したの今!?」
カイ・ハイドフェルド:[だから言っただろう。そいつは……アタッカーだ]
“マスターチェイス”:「貴様ノ攻撃ハ」
“マスターチェイス”:「エーテルノ間隙ニ消エタ。説明シテ理解デキルコトデハ、ナイ」
“マスターチェイス”:  ……カチャン!
カイ・ハイドフェルド:[一発ももらうな、“マスターチェイス”]
“マスターチェイス”:「理解シテイル」
GM:手番は、行動値5組になります。
久我瞠:140→152
久我瞠:「さすがマスターエージェントってところかな ……ところでマスターエージェントってなに?」
目黒錫:「FHの凄い人、ってコトですよ」
石蕗条一:「食べ物じゃねえのは確かだよ。……当てるぞ。こんなに早くいまの札を切ってくるとはな」
石蕗条一:「……見た目ほど頑丈ってわけじゃねェのか? 調べてみるか――」
目黒錫:では石蕗サン、先どうぞ。
目黒錫:つむぎさんは最後だろうから、間に自分かな
石蕗条一:イニシアチブで何もないなら、先やります。
GM:何もありません!
石蕗条一:では、石蕗。まずタイタス“クラスメート”を切って、不利な効果をすべて解除。暴走も消える。
石蕗条一:マイナーで《インフィニティウェポン》。礎の赤剣を装備。 侵蝕113→118
石蕗条一:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》&《カスタマイズ》&《クリスタライズ》(1回目)。拳銃を使って、マスターチェイスを攻撃します。
石蕗条一:23dx6-1
DoubleCross : (23R10-1[6]) → 10[1,1,2,3,3,5,5,5,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,6,9,10]+10[4,6,7,8,10]+10[1,2,8,9]+10[7,10]+10[5,6]+10[9]+10[8]+3[3]-1 → 82

“マスターチェイス”:《時の棺》。
“マスターチェイス”:リアクションするまでもなく打ち消してやる!
石蕗条一:「水破。兵――。 ……ちっ」 舌打ちとともに銃を引く。
石蕗条一:113→121
カイ・ハイドフェルド:[……。抵抗はよせ。マスターエージェントだぞ]
カイ・ハイドフェルド:[仮にお前が、アーティファクトの破壊手段をこちらに寄越すなら――]
石蕗条一:「マスターエージェント、か。ふん。こいつが?」
カイ・ハイドフェルド:[――それを承諾しない相手であることも知っているがな]
都築つむぎ:「矛盾していますね」
石蕗条一:「そいつはずいぶんと――ええ? 舐めてる話だ。テメーらの交渉に応じるつもりは、一切――ない」
“マスターチェイス”:「知ッテイル」
“マスターチェイス”:「交渉可能ナ手合イデアレバ、ソモソモ“ソースハウンド”ノミデ十分」
石蕗条一:「目黒の!頼むぜ。こいつの“マトリクス”――呪詛の方が効きがよさそうだ」
カイ・ハイドフェルド:[だが、この手数……容赦なく攻め立ててきやがる……]
目黒錫:「はいぃ。では貴方の言う“想定外”の力。お見せいたしましょう」
目黒錫:イニシアチブ。私の手順でよいですか?
GM:何もないですよ!信じて!
石蕗条一:やっちまえ~っ
目黒錫:OK、マイナー《ブラッドコントロール》。
目黒錫:血を地面に垂らす。今回のお供、蟻に加え、何処からともなくムカデや蜂など、毒虫が集まってくる。
目黒錫:赤い虫の壁が、出来上がる。一般的な感性で見れば、それはおぞましいモノであろう。
目黒錫:メジャー。 《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》3+《アニマルアタック》3+《蝕む赤》4+《紅の刃》3+《鮮血の修羅》4
“マスターチェイス”:《フラッシュゲイズ》《闇の指先》。
“マスターチェイス”:ダイス数を-8、C値を+1して判定してください。
目黒錫:あ、その前に、ロイスを切って解除しないと
目黒錫:すいません、ロイスを昇華するタイミングって任意ですよね
目黒錫:これってどっちのタイミングが先になるんですか?
GM:うーん、まあどっちでも同じとは思いますが
GM:《魔神の心臓》とは違って、《フラッシュゲイズ》とかは単発効果なんですよね
目黒錫:あ、なるほど。じゃあどっちでも同じっぽいですねぇ
GM:ではどうぞ!
目黒錫:では、石蕗さんのロイスをタイタスにして、昇華。不利な効果を消す。
目黒錫:えーと、ダイス数は、ブラコン6、精神3、浸食での追加なし、狂戦士12、フラッシュゲイズでー8か
目黒錫:13コだな
目黒錫:13dx7+1
DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[1,3,4,4,5,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,1,1,4,5,6,8]+4[4]+1 → 25

“マスターチェイス”:……この達成値ならどうだ?
カイ・ハイドフェルド:《砂の加護》。ダイス+3個。
都築つむぎ:いや
都築つむぎ:昇華は孤高の超人も消せるはず
GM:あ、そうじゃないか!
GM:そこは振り足しておいてください。危ないところでしたね。
目黒錫:あ、マジですか。4d振り足します。
GM:ブラッドコントロールのレベル上昇もあれば。
都築つむぎ:それはないようだな
目黒錫:あ、エフェクトレベルは足してた。すいません
目黒錫:4d7+1
DoubleCross : (4D7+1) → 15[3,7,4,1]+1 → 16

目黒錫:まちがえた。
目黒錫:4dx7+1
DoubleCross : (4R10+1[7]) → 10[3,5,9,10]+10[3,8]+6[6]+1 → 27

GM:27が出目ですね。
目黒錫:ちょっと増えたw
目黒錫:はい、これでお願いします。
“マスターチェイス”:15dx
DoubleCross : (15R10[10]) → 10[1,1,1,4,5,5,5,5,7,8,8,9,9,10,10]+8[8,8] → 18

目黒錫:侵蝕値は12足して、142に。
カイ・ハイドフェルド:これならいけるでしょう。《妖精の手》。
“マスターチェイス”:1dx+20
DoubleCross : (1R10+20[10]) → 4[4]+20 → 24

“マスターチェイス”:あっ、7以上出ないと駄目だった!まあ損はしないけど、意外と分の悪い賭けでした
GM:……命中です!ダメージをどうぞ。
目黒錫:3d10+13
DoubleCross : (3D10+13) → 10[4,2,4]+13 → 23

目黒錫:邪毒lv4、そしてクリンナップ時40ダメージをプレゼントだ!
“マスターチェイス”:これは受けた!仕方がない……!
“マスターチェイス”:“マスターチェイス”の異常な反応速度が、目黒の呪詛術式すらもエーテルの海に叩き落とそうとするが……!
目黒錫:「元より群体生物、数には自信がありましてね……ほら、捕まえましたよぉ」
“マスターチェイス”:「叩キ落トシキレテイナイカ」
目黒錫:空を埋め尽くす異常な数の蜂が、マスターチェイスに喰らいつき、穴を穿つ。
“マスターチェイス”:「……」痛覚がないのか、無反応だ。だが脚の3本がちぎれて落ちる。
都築つむぎ:これが蟲使いの全力攻撃か!
カイ・ハイドフェルド:[そいつの性質は――俺でも解析しきれない。何かまずい……]
カイ・ハイドフェルド:[即効で落とせ]
目黒錫:「先日のお人は、これで音をあげましたっけ……へ、へ。あの人は賢かったデスねぇ」
石蕗条一:「あれを食ったな――アーティファクト狩りに回りたいところだが。そうもいかねェか……」
“マスターチェイス”:[――自分ノ、戦闘続行可能ナ範囲ハ常ニ計算ニ置イテイル]
目黒錫:「効果は遅効性です、もう暫くお待ちを」
“マスターチェイス”:「マダ余裕ハアル。指示ヲ」
GM:手番はつむぎちゃんに渡されます。イニシアチブはなし。
都築つむぎ:《散滅の腕》をかけると武器作成エフェクトは解除されますか?
GM:表記を確認しましょう。
GM:「対象が受けている」かー。
GM:素手変更は効果を受け、武器作成は効果を受けないとかの裁定だと、ちょっと不公平ですかね?
都築つむぎ:微妙なんですよね
都築つむぎ:《張り子の戦道具》とかだと同じ扱いだし
石蕗条一:「砂は砂に」と「張り子の戦道具」の立場をかんがえてあげると・・・
GM:Q:《インフィニティウェポン》のように、アイテムを作り出すエフェクトを使用したキャラクターに《散滅の腕》を使用した場合、作り出したアイテムは消滅しますか?
A:消滅しません。《散滅の腕》でエフェクトによって作成されたアイテムは消滅しないものとします。

GM:消滅しません。
目黒錫:ぐぬ、ちと席を外します。自分に判定が必要ないところでしたら先にすすめていてください。
都築つむぎ:おお ありがとうございます
GM:探してみたら公式回答がありましたので、心置きなく「消滅しない」として使っていただきたい!
都築つむぎ:まさかQ&Aにあったとは
都築つむぎ:マイナーで魔神の心臓の効果を解除。
都築つむぎ:メジャーは《散滅の腕》+《原初の白:さらなる力》
都築つむぎ:対象は石蕗さん
石蕗条一:力がみなぎってきたブキ~
都築つむぎ:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 10[1,10,10]+3[3,3]+4 → 17

都築つむぎ:「よけないでくださいね」
石蕗条一:ガードを選択。
GM:命中です。効果を適用してください。
都築つむぎ:「古いレネゲイドを代謝して新しいものに入れ替える――『循環』の力」
都築つむぎ:132→144
石蕗条一:「動ける――。世話になるな、つむぎ」
都築つむぎ:「お願いします。”マスターチェイス”は脅威です。誰にとっても」
石蕗条一:「ふん。なにが“マスター”だ……!」 剣を低く構える。動きます。
石蕗条一:イニシアチブで何もなければ。
GM:ありません!
石蕗条一:では、マイナーで戦闘移動。マスターチェイスにエンゲージ。
石蕗条一:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》&《カスタマイズ》&《クリスタライズ》。対象はマスターチェイス。赤剣で攻撃します。
“マスターチェイス”
  石蕗 久我
   

   10m

 目黒  つむぎ
石蕗条一:妨害などはありますか?
GM:もうありません。
GM:このラウンド中は。
石蕗条一:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[2,2,4,4,4,4,5,6,6,7,8,10,10]+5[1,3,4,5] → 15

石蕗条一:事故りました
GM:なんたることだ
都築つむぎ:やばい!
“マスターチェイス”:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 10[1,1,3,3,4,5,6,8,8,9,9,10]+7[7] → 17

都築つむぎ:妖精の手なしでも避けるか
“マスターチェイス”:2上回りました!
都築つむぎ:ん、待てよ? カイさんはトライか
石蕗条一:諦めます。妖精の手もあろうことだし・・・。
都築つむぎ:だとすると、孤高の超人が利いているいまはもう妖精の手はないな
石蕗条一:そうかな・・・
石蕗条一:どうせまだ余裕のあるツワブキのロイス。やってみましょうか。
都築つむぎ:孤高の超人がカイさんにかかってないとするとやばいけど
GM:……あの、すいません、私も実は
GM:今言われて気づいたんですよね……w
都築つむぎ:あれは自分以外全員にかかるEロイスなんで
GM:遠野さんもレベル上昇させてしまい、カイさんの支援も上昇かけてしまっていましたが、
都築つむぎ:味方も巻き込むのだw
石蕗条一:カイさんに効いてないなら諦めます。
GM:確かに言われてみれば、コマがなくてもシーンに登場してないと支援はかけられないので。
GM:いえ、効いているとさせてください。これはちょっと私のミスなのでw
GM:でも忘れないで!カイさんが160を越えている可能性……!
石蕗条一:では、目黒さんのロイスをきり、達成値を+します。ギャンブルの時間だ!
石蕗条一:160超えていようが!孤高の超人の前では無力!
GM:そうだったわい
石蕗条一:1d10+15
DoubleCross : (1D10+15) → 10[10]+15 → 25

石蕗条一:そい!
都築つむぎ:おおおおおお
GM:《妖精の手》は……
GM:ないです!トライブリードなので当然!
石蕗条一:121→129
石蕗条一:ダメージを出しても?
“マスターチェイス”:ならば、“マスターチェイス”が目黒の蟲に攻撃されている間、
“マスターチェイス”:石蕗は誰もが予想し得ない間隙に、滑りこむことに成功する!ダメージをください!
石蕗条一:ヒットが確定したら錬成の掟。ダメージを+5。
石蕗条一:129→133
石蕗条一:3d10+36
DoubleCross : (3D10+36) → 14[4,2,8]+36 → 50

石蕗条一:装甲無視。
石蕗条一:「――――結合。展開!」
“マスターチェイス”:「…………」身じろぎせずに受ける。
“マスターチェイス”:いや、反応すらできていない。
“マスターチェイス”:「……動ケルカ?ソノ位置――」
石蕗条一:空間を切削しながら、剣を叩き込む。圧倒的な重量だ。
石蕗条一:「位置?」
カイ・ハイドフェルド:[……違う306cm!“都築”だ!]
カイ・ハイドフェルド:[都築が、動かした……今!]
“マスターチェイス”:「今ノ一瞬ヲ、狙ッテイタカ……今マデ動カズニ」
石蕗条一:「勉強不足だな、”マスターチェイス”。”都築”に気をつけろって、教わらなかったか?」
都築つむぎ:「規格外ですから。石蕗さんは」
“マスターチェイス”:「……確カニ」  カチャン、カチャン
“マスターチェイス”:よろめいた脚のさらに二本が、ガラス棒のように割れて折れる。
都築つむぎ:「最初からこれしか考えてませんでしたよ」
“マスターチェイス”:罅の入った胴体から、脈動する溶鉱炉のような本質が垣間見えている。魔術を行使するレジェンド――理外の存在。
カイ・ハイドフェルド:[撤退しろ]
石蕗条一:「開いた」 剣を梃子のように使い、残虐に露出させる。
“マスターチェイス”:「――ヤレル。マダ、限界デハナイ」
石蕗条一:「目黒、ここだ。やってくれ」
“マスターチェイス”:ドロドロとオレンジ色の粘液が漏れるが、地面に触れた瞬間影となって散っていく。
カイ・ハイドフェルド:[いいや、やれないはずだ……]
カイ・ハイドフェルド:[限界だ。“マスターチェイス”」
GM:“マスターチェイス”は倒れていません。
GM:クリンナッププロセス。
目黒錫:「――“血壊”」
目黒錫:胴体の隙間から、大量のうじのようなものが蠢いているのが見える。
目黒錫:詳しい人ならば、分かるかもしれない。寄生蜂。体内から宿主を食い荒らす、捕食寄生種。
目黒錫:それは滴り落ちるように体外に這い出て、蛹を形成する。
“マスターチェイス”:「……………。……」
目黒錫:「……痛みがないのが幸いでしたねぇ、“マスターチェイス”」
“マスターチェイス”:――バシャ!
目黒錫:「これでもまだ、動けますかぁ?」
“マスターチェイス”:黒い霧のようなものを弾き飛ばして、『脱皮』する。《光の守護》。
“マスターチェイス”:「ソチラノ助言ガ正シカッタ」
“マスターチェイス”:「限界マデ戦闘スル必要ハナイ――撤退スル」
“マスターチェイス”:《瞬間退場》。
石蕗条一:「ち」
久我瞠:「逃げちゃったね。ぶっ殺したかったんだけど」
目黒錫:「……逃がしました、かぁ。しぶといデスねぇ」
カイ・ハイドフェルド:[……。これだけの無茶をしても、無理か]
カイ・ハイドフェルド:[G市。忌々しい街だ……]
石蕗条一:「……テメーらの事情なんて知ったことか」
GM:……そして、路地の向こうでも。
GM:移動したか決着したか――既に、戦闘の痕跡はない。血に塗れた遠野玲子の髪留めだけが落ちている。
目黒錫:「遠野サンは……無事、だとよいのですが」
GM:戦闘終了。
GM:----

【Backtrack】

GM:バックトラックに入ります。
GM:今回のEロイスは6つ。
【“マスターチェイス”】
"究極存在"
"堕落の誘い"
"孤高の超人"

【“弾ぜ破片緋”】
"屍の玉座"

【???】
"不滅の妄執"
GM:5つだ!でも6つぶん振れます。
石蕗条一:振ります(確信)
目黒錫:振るます!
目黒錫:なおメモリーなんてない。
久我瞠:ふるー
都築つむぎ:振ります
久我瞠:152-6d10
DoubleCross : (152-6D10) → 152-27[6,1,4,1,7,8] → 125

目黒錫:142-6d10
DoubleCross : (142-6D10) → 142-32[9,9,3,3,2,6] → 110

石蕗条一:133-6d10
DoubleCross : (133-6D10) → 133-28[6,1,8,10,2,1] → 105

都築つむぎ:144-6d10
DoubleCross : (144-6D10) → 144-25[4,7,1,5,1,7] → 119

石蕗条一:一倍振り。
石蕗条一:105-2d10
DoubleCross : (105-2D10) → 105-7[4,3] → 98

石蕗条一:1倍帰還。
目黒錫:1倍いけるな
目黒錫:110-3d10
DoubleCross : (110-3D10) → 110-23[10,6,7] → 87

目黒錫:1倍帰還ー。
都築つむぎ:トラウマが刺激される。2倍。
都築つむぎ:119-8d10
DoubleCross : (119-8D10) → 119-49[2,6,9,7,2,8,10,5] → 70

都築つむぎ:3点だ!
久我瞠:125-6d10 一倍
DoubleCross : (125-6D10) → 125-39[5,7,7,6,5,9] → 86

久我瞠:5点!
GM:それはよかった。Dロイスは3つあります。
【カイ・ハイドフェルド】
「工作員」

【“マスターチェイス”】
「闇使い」

【“ペスト”】
「錬金術師」
GM:経験点計算いたしますので少々お待ちを
シナリオ点:6点
いつもの:4点
Eロイス:6点
Dロイス:3点
FS判定I:2点
FS判定II:3点
FS判定III:2点
FS判定IV:2点
FS判定V:0点
合計:28点
GM:28点に、侵蝕経験点を足してください。
石蕗条一:33点デース
目黒錫:33点!
久我瞠:33!
都築つむぎ:31点です
【獲得経験点】
ロケットさん:33点
鳩子さん:33点
マァアレダさん:33点
ふきゅうさん:31点
(珪素):43点

【Ending/01】

GM:----
GM:新市街――G市センター街「銀星洞」
GM:----
GM:――“マスターチェイス”の追撃は、あの事件以降起こることはなかった。
GM:“ソースハウンド”は言葉通り、G市を離れたのか?
GM:もしそれが本当だとすれば、電子上の監視も現在は存在しないという事になる。
GM:打鍵音が響く。メールを打つ相手は……
石蕗条一:「……」 洞の奥で、カチャカチャとキーボードを叩いている。メールを作っているのだ。
GM:誰にメールを送りますか?
石蕗条一:『宛先:T』 で送ります。
GM:了解です。“フェイド・ディティクティヴ”の紹介がある以上、その連絡先は入手できるでしょう。
石蕗条一:『題名:増殖する謎』 です。
GM:本文にはどう書いていますか?
石蕗条一:『本文:あんたがこのタイミングで干渉してきたということは、気づいているかもしれない』
石蕗条一:『例の件だけじゃない。市内には謎が増殖し、溢れ出しそうなのに、そうなっていない』
石蕗条一:『未知の出来事が』
石蕗条一:『この街には、何か秘密がある。気が向いたら――連絡求む』
石蕗条一:以上です。
石蕗条一:「……”ソースハウンド”だけじゃないのか? 迷惑すぎる……これ以上は」
“T”:『宛先:スキャバーズ』
“T”:『題名:ご連絡ありがとうございます』
“T”:『本文:スキャバーズ 様』
“T”:『あなたが石蕗宗近さんの関係者である事は、「R.B」さんから伺いました』
“T”:『「R.B」さんと別口の、個人的な依頼としてで構いませんので』
“T”:『もしよろしければ、石蕗宗近さんの「現状」をお調べいただけないでしょうか。』
“T”:『報酬は、こちらの予算範囲内でお支払いします。』
“T”:『私にとって、未知の出来事というものは恐ろしいものです。また別の疑問もあります。』
“T”:『石蕗宗近さんが姿を消した時、誰かが傍にいなかったか、彼がその時一人で行動していたとは思い難いのです』
“T”:『また日を改めて連絡させていただきます。』
“T”:『“T”』
GM:石蕗の送った文面に対して、あくまで『石蕗宗近を探したい依頼人』として対応しているように見える……。
石蕗条一:「……。……。ちっ。相変わらず、か。だが……」
GM:だが、この文面の後半。そして石蕗に対するこの依頼内容――
石蕗条一:「”現状”を調べろって? そして……姿を消した時の……。いいだろう」
石蕗条一:「やってやる」 『題名:受領(本文なし)』を送信
GM:了解。そのメールに対しては、返信はありません。
石蕗条一:そしてすぐまた別のPCに向かう。ビジネス用ではなく、プライベート用だ!JCNに連絡をとりたい!
GM:----
-:システムメッセージ:「スキャバーズ」さんが入室しました。
-:システムメッセージ:「0009ncj」さんが入室しました。
JCN:0009ncj:おはよう?(6:35:11)
石蕗条一:スキャバーズ:なんだそのハンドルネームは(6:35:27)
JCN:0009ncj:JCN(6:35:29)
石蕗条一:スキャバーズ:そうかい。話をしたい。いまは大丈夫か?(6:36:55)
JCN:0009ncj:G市のネットに食い込んでいたやつがいなくなった。(6:37:03)
JCN:0009ncj:万全のあたしでも少し危なかったかもしれない。今は、大丈夫。(6:37:10)
石蕗条一:スキャバーズ:そりゃよかった。依頼がある。2つほど(6:37:29)
JCN:0009ncj:依頼は受けない。今は情報屋じゃあない。でも、(6:37:32)
JCN:0009ncj:暇つぶしになる話題なら、やるかも。(6:37:45)
石蕗条一:スキャバーズ:無理だと思うなら断ってくれ。たいした話じゃない。一つ目は、(6:37:58)
石蕗条一:スキャバーズ:俺の師匠について。調べてほしい。名前は石蕗宗近。経歴を。晩年の行動を(6:38:22)
石蕗条一:スキャバーズ:外部からの目が欲しい。(6:38:30)
JCN:0009ncj:君の師匠は(6:45:01)
GM:タイピングが遅い。異様に遅れている。
JCN:0009ncj:それは、駄目なんだ(6:45:32)
JCN:0009ncj:すまない。あたしにはむづかしい。できない。sまない(6:46:32)
石蕗条一:スキャバーズ:あんたでも、か(6:45:51)
石蕗条一:スキャバーズ:わかった。やめよう。2つ目の話をする(6:46:39)
JCN:0009ncj:すまない(6:46:40)
石蕗条一:スキャバーズ:俺のクラスメートについて探ってくれ(6:46:50)
JCN:0009ncj:それは、造作もない。でも自分で調べられることじゃあないのか?(6:46:53)
石蕗条一:スキャバーズ:攻撃を受けるのは俺の性に合わない。ここまでの情報から総合して(6:47:02)
石蕗条一:スキャバーズ:俺の関係性の近くに、敵がいるとしか思えない。俺の名前を知っている敵だとかな(6:47:28)
石蕗条一:スキャバーズ:できる範囲で構わない。頼めるか(6:47:33)
JCN:0009ncj:興味を持つことじゃあなかった。知らないことじゃあないからだ。(6:47:36)
JCN:0009ncj:でもいいだろう。君が危険になった時は、情報をやるよ。(6:47:40)
石蕗条一:スキャバーズ:それでいい。期待しないで待つとしよう(6:47:51)
石蕗条一:スキャバーズ:終わりだ、JCN。もしもG市内部にいるなら、離れた方がいい(6:48:20)
JCN:0009ncj:『仮面同盟』に会ったね?(6:47:59)
石蕗条一:スキャバーズ:(6:48:21)
JCN:0009ncj:あれが君の敵だ。これまでは連中のパワーの方が強かった。だけど、(6:48:30)
石蕗条一:スキャバーズ:(6:48:32)
JCN:0009ncj:どうした?(6:48:35)
石蕗条一:スキャバーズ:いや。あんたがその一員じゃなさそうで驚いているところだ(6:48:50)
JCN:0009ncj:コクシの事件の時は、あっちがクライアントだった。そして、今はあたしは情報屋じゃない。(6:48:55)
石蕗条一:スキャバーズ:ならよかった。俺は連中を皆殺しにするかもしれない。(6:49:23)
JCN:0009ncj:派手な動きをするようだね。気をつけろ。(6:49:30)
石蕗条一:スキャバーズ:どういう意味だ?(6:49:39)
JCN:0009ncj:4人いる(6:49:45)
石蕗条一:スキャバーズ:4人。連中の頭数か(6:50:02)
JCN:0009ncj:違う。もっとやばいやつらだ。(6:50:04)
石蕗条一:スキャバーズ:やばいやつら?誰だ?(6:50:13)
JCN:0009ncj:ファルスハーツのマスターエージェントが、(6:50:15)
JCN:0009ncj:今、この街に、4人いる。(6:50:17)
石蕗条一:スキャバーズ:マスターチェイスとやらを含めて、か?それとも・・・?(6:5039)
JCN:0009ncj:これ以上はフェアじゃない。けれど、G市で動きすぎた奴は(6:50:43)
JCN:0009ncj:これまで以上に危険だ。隠れ潜んでいる殺人鬼の連中も死ぬだろう。(6:50:49)
石蕗条一:スキャバーズ:……お前も、もっと遠くへ離れた方がいいかもな。これは何だったら無視してくれて構わないが(6:51:11)
JCN:0009ncj:誰が利害に絡んでいるかは分からないと思っていい。特に連中は、(6:51:20)
JCN:0009ncj:仮面をかぶっているからな。(6:51:23)
石蕗条一:スキャバーズ:誰か、お前が目を離したくない相手でもいるなら別だけどな(6:51:24)
石蕗条一:スキャバーズ:忠告は、ありがたく受け取っておく(6:51:29)
JCN:0009ncj:そう長くログインしていられない。じゃあね。(6:51:34)
-:システムメッセージ:「0009ncj」さんが退室しました。
石蕗条一:スキャバーズ:了解。(6:51:36)
-:システムメッセージ:「スキャバーズ」さんが退室しました。
GM:----
石蕗条一:「フー・・・。4人?マスターエージェントが4人? 思ったより多いな……」
石蕗条一:「さっさと本来の機能を取り戻さないと・・・”クリフハンガー”だな」 PCの電源を切ります。
GM:---
GM:何もなければ、石蕗エンディングを終了します。
石蕗条一:はい!お疲れ様でした!

【Masterscene/03】

GM:----
GM:新市街――雑居ビル屋上
GM:----
GM:夕方から降り始めた雨は、さらに勢いを強め、屋上の血を洗い流し始めている。
GM:……血。
GM:四散した肉塊。人体の破片。
GM:………だが。
“ペスト”:バチッ  バチッ  バヂュッ
GM:肉片の一つから、他の破片へと何かが伸びる。――しかもそれは血管や神経ですらなく
GM:電子部品めいた金属のコード。溶けた鉄が絡みつくように、他の部品を取り込んでいく。
“ペスト”:ビヂッ
“ペスト”:ギヂッ
“ペスト”:……グジャッ。
“ペスト”:「……」
“ペスト”:歪な鉄骨と、絡んだコードで構成された全身を見下ろし、確認するように首を鳴らす。
“ペスト”:「――“弾ぜ破片緋”が壊れたか」
GM:足音がピタピタと響く。足裏の素材がビニール状の何かに置換されているかのように。
“ペスト”:「攻撃用の素材は……また、見繕わなくてはな……」
“ペスト”:「そうだ、理解……している」
“ペスト”:「俺の“アーティファクト”こそが無敵。」
GM:“ペスト”が本来持つ“アーティファクト”。だからこそ、単独で……不死身のタフネスで、遠野玲子すらをも追い続けることができた。
“ペスト”:「やはり、素晴らしい。不死身だ。」
“ペスト”:「“蒼臓”」
【“蒼臓”】
"不滅の妄執"
GM:----
GM:本日の行程は終了。お疲れ様でした。
石蕗条一:お疲れ様でした!

【Ending/02】

GM:----
GM:新市街――G警察署
GM:----
GM:“マスターチェイス”による追跡劇を終え、都築つむぎはG署の前にいた。
GM:当然、目的あってのことだ。彼女の考えは……
都築つむぎ:「遠野さん、無事でしょうかね」
都築つむぎ:血で汚れた探偵服はすでにお着替えを済ませている。
都築つむぎ:真新しい手袋を装着して、警察署に入ってく。
月岡裕次郎:「んん、お嬢ちゃん」警察署に入ってすぐ、呼び止められる。
月岡裕次郎:「警察になにか用かい?」
GM:【G警察署 警部補 月岡 裕次郎(つきおか ゆうじろう)】
都築つむぎ:「これを届けに」
都築つむぎ:透明な袋に入った”それ”を出す。
都築つむぎ:血染めの髪留め。
都築つむぎ:「……遠野さんはまだお帰りではないですか?」
月岡裕次郎:「……」「おい三角」後ろの若い刑事を呼ぶ。
三角洋平:「こいつは……」
GM:【G警察署 巡査長 三角 洋平(みすみ ようへい)】
月岡裕次郎:「よしよし、あんがとな、お嬢ちゃん」
月岡裕次郎:「これはおっちゃん達が、後でちゃんと遠野さんに渡しとくから」
三角洋平:「……どういう状況で」
三角洋平:「拾ったのかな、それ」
都築つむぎ:「どういたしまして」と月岡さんに答えてから
都築つむぎ:「それについてのお話ですが」
都築つむぎ:「”ハイエイタス”と言ってわかる方いらっしゃいますでしょうか」
月岡裕次郎:「……あ?」
三角洋平:突然、つむぎの頭をぶん殴る。
都築つむぎ:「おや。蚊ですか?」
月岡裕次郎:「おい何やってんだみす」
GM:《ワーディング》。月岡が意識を失う。
三角洋平:「おい」屈むように額を近づけ、ささやくように恫喝する。
三角洋平:「お前は、なんだ?」
三角洋平:「あいつの部下か?俺達の知らない……」
都築つむぎ:「あー。こういうことにならないようにと一応気遣ったのに……」
都築つむぎ:しょんぼりする。
三角洋平:もう一発ぶん殴る。顔面を。
三角洋平:「質問に答えろ」
都築つむぎ:「ひどいじゃないですか。私だって痛いんですよ」
都築つむぎ:「探偵の脳細胞が壊れたらどうするんですか」
都築つむぎ:「とりあえず、私に答えられることなら話すんで、場所変えてもらえませんか? あと、『それ』さっさと切ってくださいよ」
三角洋平:「いいか……。俺は警官だ」
三角洋平:「命令するのは、お前じゃない」襟首を掴み、別室へ連行する。
GM:----
GM:新市街――G警察署 会議室2
GM:----
GM:ワーディングは解除された。今、都築つむぎがこの部屋にいることを知る者はいない。
GM:……『オーヴァードでない』警察官は。
三角洋平:「……」タバコに火をつける。
都築つむぎ:「お、ここが噂の取調室ですか?」きょろきょろする。
三角洋平:「そう見えるか?とにかく話せ」
都築つむぎ:「わかりましたわかりました。まず、私が何者かでしたっけ」
都築つむぎ:「端的に言うなら野良オーヴァードです。探偵をしています。有名ではありませんが生活はできています」
都築つむぎ:「で、遠野さんとの関係ですが」
三角洋平:「……」たばこを咥えながら、ドアに寄りかかって聞いている。
都築つむぎ:「遠野さんは……私と会ったとき、ええと、ある特徴的な武器を使う敵に追われててですね」
三角洋平:「追われてた?」片眉が上がる。
三角洋平:「それは、昨日か?署の人間も、遠野と連絡が取れなかった」
都築つむぎ:「ふむ。いつからそれが始まったのかは定かではありませんが」
都築つむぎ:(……この人、ハイエイタスの一員ではないのか)
都築つむぎ:「それで、そのあといろいろあって協力することになって」
三角洋平:「雇われたのか」
都築つむぎ:「そしてそのあといろいろあって離れ離れになりました」
三角洋平:「……」ポケットに手を入れたまま近づく。
都築つむぎ:「いえ。利害の一致というか、その敵のチームの人にこっちも追われてたんで」
三角洋平:「……追われてたから、協力したと」
都築つむぎ:「敵の敵は味方……みたいな。……ちょっと、威圧しないでくださいよ」
三角洋平:「で?狙いは何?わざわざそういう証拠品まで持って来ちゃったりして」
都築つむぎ:「んー……」
都築つむぎ:「刑事さん……でいいですかね? あのですね刑事さん」
三角洋平:「ああ」
都築つむぎ:「刑事さんもオーヴァードだから知っているかもしれませんが」
都築つむぎ:「この街にろくでもない連中がいっぱいいるわけですよ」
三角洋平:「うん。そーだね」
三角洋平:「俺もそうだし、お前だってそうだろ?」
都築つむぎ:「おお。さすがにわかっている」
都築つむぎ:「しかし、それよりももっとろくでもない連中に私も危うくやられかけつつ」
都築つむぎ:「遠野さんははぐれる直前はろくでもない連中に3人がかりで襲い掛かられていたわけでですね」
三角洋平:「は!そりゃ傑作だわ。……で、今消息不明か」
都築つむぎ:「……やはり、戻られてはいないわけですか」
三角洋平:「いいや、分からないね。……木崎の奴なら知ってるのか?……」
三角洋平:タバコをふかしつつ、思案する。
都築つむぎ:「つまり、自衛しないといけないんですよ。わりとろくでもなさ度が低めの人たちとなら」
都築つむぎ:「協力できるかと思ってやってきたわけです」
都築つむぎ:「まあもちろん、結構挑発的な導入だったのはわかってますが」
三角洋平:「俺が相手だったのが運が悪かったよ。お前はな」
三角洋平:「俺達と協力したいのか?どうやって?」
都築つむぎ:「いやいや、不運とは限りませんよ」
都築つむぎ:「協力なんてのは、別にどんな形だっていいわけです。情報を流し合うとかでもね」
都築つむぎ:「刑事さん。刑事さんはどうやらハイエイタスの構成員じゃないっぽいですね」
三角洋平:「あ?」不機嫌になる。
三角洋平:「どうでもいいだろ……そーいう事は」
都築つむぎ:「そうですかね。そうかもしれません。最初はもちろん、遠野さんの『部下』の人に接触できないかと思ってきたのですが」
都築つむぎ:「しかしハイエイタスの一員でないオーヴァードデカに先に会ったのも何かの縁です」
都築つむぎ:「別に警察の情報とかは私は不要なので、何か聞きたいことがあればお答えしますよ」
三角洋平:「……今は」無遠慮に机にタバコを押し付け、消す。
三角洋平:「今は帰れ。信用できるかどうかは俺が決めてやる」
都築つむぎ:(目黒さんの真似は実りませんでしたかね? 『初回は無料提供』)
都築つむぎ:「結構。ハイエイタスの方に伝えるかどうかもお任せします」
都築つむぎ:「……刑事さん、お名前をお伺いしても?」
三角洋平:「三角洋平」ぞんざいに警察手帳を広げて見せる。
都築つむぎ:「都築つむぎです。何かあれば、こちらへ連絡を」リサーチブラウズ事務所の名刺を差し出しつつ。
三角洋平:「――もし、遠野がくたばったのが本当なら」
三角洋平:「次会った時には、署長は『別のやつだった』事になってるかもな」
三角洋平:「“ハイエイタス”は記憶処理チームだ……代わりが来れば、そーいう事になるわけ」
都築つむぎ:「ああ、UGNのやりそうなことですね」
都築つむぎ:「しかし私は遠野さんが死亡したとは確信はありませんよ」
三角洋平:「俺もだよ」
三角洋平:「どう考えても、死ぬわけないでしょ……ああいうタイプのやつ」
都築つむぎ:「そうでしょうか。私には……わかりません」
都築つむぎ:引き上げ時かな。
GM:では、出て構いません。帰りは三角さんが、参考人か何かを装って何事も無く返してくれるでしょう。
都築つむぎ:「ふう。まあ、遠野さんが『無事でない』ことが確認できただけよしとしましょうか」
都築つむぎ:「……私自身、備えないといけませんね」
都築つむぎ:以上で!
GM:----

【Ending/03】

GM:----
GM:新市街――マクドナルド東G駅店
GM:----
GM:事件を終えて数日。久我瞠は学校近くのファーストフード店に立ち寄っていた。
GM:追跡者は姿を消したようだった。詳しい成り行きは今もって不明のままだが。
秋津良:「いらっしゃいませーッ」
秋津良:「ご注文、お決まりでしたらどうぞ」
久我瞠:「ハッピーセット。おまけはこっち」プリキュアの方を指さす
秋津良:「お席でお待ちください」
久我瞠:では言われたとおりに適当に座る
目黒錫:では、少し時間をおいてその向かいにふらっと現れます。
目黒錫:「ドーモ、久我サン。先日はお世話になりましたー」手をひらひら
久我瞠:「……なんの用?」
久我瞠:あからさまに不機嫌だ
目黒錫:「……おや、気に触ることでも?」
久我瞠:「べつにー?」
目黒錫:「久我サンのそういう目は、肝が冷えるのでやめて欲しいですよ……」 小声で。 「“ブロークンラズベリー”、サン」
久我瞠:「なに? ブロークンラズベリーがどうかしたの?」
目黒錫:「思わせぶりな遠野サンの態度。石蕗サンの言う『取っておき』」
目黒錫:「私の知りうるG市の存在で、アナタに当てはまりそうな唯一の役割」
目黒錫:「そう、当たりをつけました、が。どうでしょう?」
久我瞠:「さすがにあの殺人鬼と一緒にされるのは気分悪いよ?」
目黒錫:「……そうデスか。それは失礼しました」
目黒錫:「では、ここからは独り言だと思ってお聞き下さい」
目黒錫:「私は、“ブロークンラズベリー”を探しておりました。私が思うに、“ブロークンラズベリー”はG市を渦巻くうねりの中の、大きなキーとなる存在だからです」
目黒錫:「なので、もしかしたら久我サンがそうなんじゃないか、と早とちりしたのデスよ。申し訳ありません」
久我瞠:「ふーん」
目黒錫:「秘密を暴くつもりも、ましてや敵対するつもりもありませんでした。私はただ、私の目的のためにそういう方々とコネクションが欲しいのです」
目黒錫:「と、そのようなことを伝えたかったのですよ」
久我瞠:「コネが欲しいだけ? 本当に?」
久我瞠:「っていうかこれ独り言なんだっけか。じゃあいいや」
目黒錫:「いいえぇ。独り言は寂しいので、質問は嬉しいですよぉ」
目黒錫:「とはいえ、どこから説明したものでしょうか。久我サンは私の身の上話など興味ないでしょうし、ネ」
久我瞠:「ないねー」
久我瞠:「とりあえずさあ、君、うさんくさいよね」
久我瞠:「情報屋としてそれでやってけるの?」
目黒錫:「これは手厳しい!気にしているのデスけどねぇ。都築サンにも同じコトを言われて、先ずは服装から改めたのデスけど」
目黒錫:「まぁですが、この街の最大の情報屋ネットワークからして、仮面集団デスからねぇ。情報屋なんて大体そんなものデスよぉ」
久我瞠:「君は下手に出る振りがあからさますぎ。上から見下そうとする意志を隠せていない……いや隠すつもりもないのかな?」
久我瞠:「情報屋だからこそ、イニシアチブを掌握したいんでしょう?」
目黒錫:「……否定はしませんよぉ。成程、心に止めさせて頂きます」
久我瞠:「その態度で、対等な関係だとか思ってないよね?」笑顔
目黒錫:「……は、は。本当に久我サンは怖いお方だ」
久我瞠:「君がうさんくさいって言われる原因はそこだと思うなー?」
久我瞠:「服装を改めたって意味ないよ」
目黒錫:「……困りましたね。これでも、少しでも信用していただこうと足を運んだのですが。薮蛇だったかも知れませんねぇ」
久我瞠:「僕と君はまだ対等じゃないってことだ」
久我瞠:「果たして、どっちが上なんだろうね?」
目黒錫:「少なくとも、この場で会話のイニシアチブを掌握したのは久我サンですけど、ネ。実際痛いところを疲れましたよぉ」
久我瞠:「わかってると思うけど、僕、イニシアチブ握られるの大っ嫌いなんだ♪」
目黒錫:「えぇ、痛いほどよく分かりましたとも」
久我瞠:「まあ、これからも僕に興味を持つのなら、対等な関係を築くつもりで来なよ」
久我瞠:「君がその気なら僕も応える」
目黒錫:「……えぇ、難しい注文ですが、了解しましたとも。久我サンにはその価値がある」
目黒錫:「重ねて、先日はありがとうございました、久我サン。それでは本日はここいらで失礼いたしますネ」
目黒錫:そう言って、名刺を机において帰ろう。
久我瞠:「うん、じゃあねー」
久我瞠:見送ってから、名刺を手に取る
久我瞠:「……変な人」
GM:----

【Ending/04】

GM:----
GM:新市街――県立ひのき台高校 生徒会室
GM:----
GM:目黒錫との邂逅から数日後。
GM:生徒会業務を行っているのは、今日は2人だけだ。久我瞠と、田中亜莉沙。
田中亜莉沙:「……」委員会の書類を揃えつつ、口を開く。
田中亜莉沙:「ありがとう、久我くん」
久我瞠:「なにが?」
久我瞠:「この業務の山を片付けたことについて?」
田中亜莉沙:「この前の、影の何かに襲われた時」
田中亜莉沙:「……とっさに、逃がしてくれたんじゃないかと思って。私は意識がなかったけど」
田中亜莉沙:「もしも巻き込まれてたら、絶対に死んでたから」
久我瞠:「言ったじゃない。守ってやるって」
田中亜莉沙:「目黒さんから――」
田中亜莉沙:「超能力者の人達には戻ってくるところが必要だって、聞いたわ」
田中亜莉沙:「だから守ったってだけの事だと思うけれど、それでも、本当に……私が感謝しているのは、本当だから」
久我瞠:「田中さんはそういうふうに思ってたんだ? 僕結構命かけて守ったのになあ」
田中亜莉沙:「だって、そんな……自分の命の方が、普通は大事でしょう」
田中亜莉沙:「たとえ超能力者だって」
久我瞠:「じゃあこういうのはどう?」
久我瞠:「僕は田中さんのことが好きだった」
田中亜莉沙:「それは、やめてよ…………」
田中亜莉沙:「……。別にそういうのとは関係なく、何かを返したいと思ってる」
久我瞠:「あー嫌なの? ならいいけど」
田中亜莉沙:「久我くんは、どうして戦ったりするようになったの?」
久我瞠:「うーん、なんでだろう。それは僕が殺人鬼だからじゃないかな」
田中亜莉沙:「そんな」苦笑する。
田中亜莉沙:「でも……もしかして、あの“ブロークンラズベリー”も…………オーヴァード、なのかしら」
久我瞠:「そうだろうね。だってそれ僕だし」真顔で言い放つ
久我瞠:「嘘じゃないよ。調べてみるといい」
久我瞠:「丁度あの目黒のおっさんとも知り合ったんだ。あいつに聞いてみるといい」
田中亜莉沙:「……冗談で言ってるんじゃないの?」
久我瞠:「冗談だったら、大分質が悪いと思うよ」
田中亜莉沙:「…………」俯く。
久我瞠:「さて。君は僕に何かを返したいと言ったね」
久我瞠:「僕が言ったことを信じるも信じないも君次第だ」
久我瞠:「だがもし、この話を信じるのならば、僕を殺して欲しい」
田中亜莉沙:「……ッ、できるわけないでしょう!そんなことッ!!」
久我瞠:「何も出来ない君が、僕に立ち向かってくるなんてさ、すっごい素敵だと思うんだよね」
田中亜莉沙:「さっきから、本当にそんな事、本気で……言ってるの……!?」
久我瞠:「本気だよ? ま、出来ないなら出来ないでいいよ。今までどおりでいい。君がそれを出来るならば」
田中亜莉沙:「…………私、」
田中亜莉沙:席を立ち、生徒会室の外へ駆け去る。
久我瞠:特に追ったりしない
久我瞠:(この街に蠢く何かに殺されるより、あいつに殺されたほうがよっぽどマシだ)
久我瞠:電話掛けます。
久我瞠:石蕗くんに
石蕗条一:掛けられます。
GM:では、石蕗くんに繋がります。会話するが良い!
久我瞠:「もしもーし元気ー?」
石蕗条一:『??? なんだ? 久我……?』
石蕗条一:『どういう風の吹き回しだ。……おい、何か攻撃を受けたのか?』
久我瞠:「僕は今機嫌が悪いから手短に言うね」
石蕗条一:『そうしてくれ』
久我瞠:「“ヴァテック” “はじまりのアーティファクト” “最初のジャーム”」
久我瞠:「これらの単語について心当たりは?」
GM:他の2つについては心当たりはないでしょうが、
GM:“はじまりのアーティファクト”については、知っているでしょう。そしてこれまで石蕗以外が知らないと思っていた単語でもあります。
石蕗条一:『……あとの二つは知らないが。“はじまりのアーティファクト”。なぜそれを知ってる?』
久我瞠:「遠野サンから聞いた。あの情報、信じられるかどうかもわからなかったけど、」
久我瞠:「ちょっとは信じられるみたいだね」
石蕗条一:『……あいつが吹き込みやがったのか……クソッ』
石蕗条一:『関わらない方がいい。いままでならそう断言してただろうな、あんたには。だが――』
石蕗条一:『探して、壊すなら話は別だ。どうしたい?』
久我瞠:「僕の望みは『殺したい』だ」
久我瞠:「『殺す』ために『壊す』ことが必要なら、君の力が欲しい」
石蕗条一:「……まさか、俺に……目的を共有する相手がいたとは。そうでなくても、あんたには借りがある」
石蕗条一:『そいつはこっちの目的とも一致する。同じモノを追うなら、いくらでも手を貸す』
久我瞠:「同盟は継続ってことでいいかな?」
石蕗条一:『……そっちが良ければな。第一に、借りたものは返す。それが錬金術師の“セオリー”だ』
久我瞠:「じゃあ返されようかな」
石蕗条一:『あんたが断っても返すつもりだ。それでいいか?』
久我瞠:「もちろんだよ」
石蕗条一:「ひとつだけ、こっちからも情報を伝えておく。どこかで聞いたら教えてくれ」
久我瞠:「なにかな?」
石蕗条一:「“透明”のアーティファクト。“思索する透明”。それがはじまりのアーティファクトだ。俺も詳しくは知らないが――」
石蕗条一:「この名前を知っているやつは、そう多くない。頼んだ」
久我瞠:「……わかった。覚えとく」
久我瞠:「君のお陰でちょっと機嫌が治ってきたよ」
久我瞠:「ホントは今日、殺し回るつもりでいたんだけどね」
久我瞠:「ま、君にはどうでもいいことか」
石蕗条一:「……あぶない真似は控えとけ、っつってもどうせ聞かねえんだろ」
石蕗条一:「気をつけろとしか言えねえな」
久我瞠:「確かに、聞かないね。それじゃーこのへんでいいかな?」
石蕗条一:「だな。お互い、次に会うまで生きてれば、また」
久我瞠:「死んでないといいね。んじゃ、またね~」通話終了するぞ
石蕗条一:こちらも通話を切られて顔をしかめました。
久我瞠:以上でー
石蕗条一:おす
GM:では、久我エンディングを終了します。

【Masterscene/04】

GM:----
GM:新市街――県立ひのき台高校 2階廊下
GM:----
海午雅人:「……あれ」
海午雅人:「どうしたんですか、会長。泣いてるんですか」
田中亜莉沙:「…………別に、どうでもいいでしょう」
海午雅人:「そっ、そうですよね……ちょっと僕、厚かましさにも程がありますよね……」
海午雅人:「僕みたいなナメクジが会長の心配をするなんて、気に障って当然……」ブツブツ
田中亜莉沙:「少し」
田中亜莉沙:「……海午くんの、力を借りたいんだけど?」
海午雅人:「はえっ!?僕の力って」
海午雅人:「ひのき台高校のクズ・オブ・クズの称号をほしいままにする僕に」
海午雅人:「会長が、た、頼み事を!?」
海午雅人:「嘘だ!会長……クラスぐるみのドッキリなんでしょう!この様子も映像で記録されていて」
海午雅人:「後で全員で笑いものにするつもりなんですね!」
田中亜莉沙:「いいから、そういうのは……ふふ、でも、そうか」
田中亜莉沙:「海午くんはいつも通りで、安心したかな……」
海午雅人:「た……」
海午雅人:「頼み、って」
田中亜莉沙:「――前、話してた事を紹介してほしいの」
海午雅人:「え、ええ!?いつでしたっけ……!すいません記憶力悪くて……いえ、まさか、」
海午雅人:「会長が……なんて、思いませんでしたが」
海午雅人:震える声で、恐る恐る尋ねる。
海午雅人:「例の、“バイト”の話」
田中亜莉沙:「……うん」
田中亜莉沙:「“カオスリンカー”に紹介して欲しい」
GM:----

【Masterscene/05】

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GM:旧市街――郊外
GM:----
GM:G市の外れを、2人の男がぶらぶらと歩く。
GM:一人は目立つジャケットを纏った、10代後半ほどの若い青年。
GM:一人はスーツにネクタイをきっちりと締めた、30代後半ほどの男。身なりに反し、妙に覇気のない表情で欠伸をする。
赤城仁志:「だ……大丈夫ですかね?急がなくて!」
赤城仁志:「梶原さんのペースに合わせて、歩いて来ちゃいましたけど!」
梶原:「何言ってるの。誰か損でもするのかい?」
梶原:「ええと、名前なんだっけ、おたく」
赤城仁志:「赤城です!赤城仁志!」
梶原:「そうかい。コードネームの方で覚えてたかな……とにかく、車降りた頃で連絡があったんだ」
梶原:「もう終わってるらしいぜ。仕事が早いね~」
梶原:「だから、のーんびりしてていいワケ」
赤城仁志:「マジ……ッスか……!」
赤城仁志:「やっぱ凄え!これが“シュアファイア”……話には聞いてましたけど」
赤城仁志:「パネェっす!!エージェント2人で……!リスペクトですよ!梶原さん!」
赤城仁志:「いやぁ、ここに来れて良かったぁ~~!」
梶原:「そう喜んだもんかどうかッてのは、実際見てからに取っておくもんだぜ、赤城よ」
赤城仁志:「取っておきます!お2人に会ってから存分に尊敬します!」
梶原:「……やれやれ」
梶原:呆れたようにため息を付き、自動車道の端を進む。
GM:……2人の進む先に、黒煙が巻き起こっている。
GM:何か、ひどい自動車事故でも起きたかのような。
GM:そして、その煙の根本で『積み上がっている』のは――
GM:……ジャームだ。それも通常のものではない、規格化されたなんらかの生物兵器。
赤城仁志:「失礼しますッ!」鋭く一礼する。
GM:そして……ジャームの山を踏んで立つ、凶悪な面相の一人の男。
GM:ジャケットの若者が、その男に向けて鋭く一礼する。
赤城仁志:「こッ、このたび!“シュアファイア”に新しく転属になりましたッ!“ダムバスター”!赤木仁志!ッス!」
GM:【FHシュアファイア “ダムバスター”赤城 仁志(あかぎ ひとし)】
赤城仁志:「グ」
赤城仁志:「“グランドスラム”さんッスよね……!!噂の……!光栄です、本当に……!」
赤城仁志:「なんたって“シュアファイア”っていえば、俺らからしたら……」
清水灘:「……テメェーなァー……俺をキレせたくてやってんのか?長ったらしい……つまんねー話をよォー」
清水灘:「よくも、できるもんだなァー……!しかも呼び方もなってねー」
清水灘:「“グランドスラム”じゃねェ。『先輩』だ。灘先輩と呼べ」
GM:【FHシュアファイア “グランドスラム”清水 灘(しみず だん)】
清水灘:「それとテメー、梶原ァ!」
梶原:「何よ。怒鳴らなくたって、おたく以外の連中はもっと耳がいいんだぜ」
清水灘:「こっちが忙しくやってる時に、トロトロ歩いて……終わったけどよォ!もう!」
清水灘:「片付けちまったよ!成瀬と俺が!」
梶原:「そりゃどーも。持つべきものは信頼すべき仲間だ」
梶原:「で、俺のお相手さんがいるわけだ?まさか折り返し電話しますって事はないだろう」
清水灘:「……チッ!殴るぞテメー……!」無線機を放る。
梶原:「どーも。……ってなわけで、お電話代わりましたよ」
梶原:「“ソースハウンド”くんよ」
カイ・ハイドフェルド:[……梶原……!そうか、お前ら……だったか……!]
清水灘:「俺らで悪かったな!ハッ!……成瀬!聞こえてんだろ!」
成瀬真奈子:「うーっす」
成瀬真奈子:「あー、新人くんじゃん。どう?調子」
GM:眠たげな目をした女性エージェント。の両腕から先は、既存の兵器に当て嵌まらない何らかの攻撃武器に置換されていたが、
GM:常識はずれの機構により、一瞬で折りたたまれ通常の女性の腕へと戻る。
赤城仁志:「どうもっす!赤城仁志ッス!!」
成瀬真奈子:「聞いてた聞いてた。あたしは成瀬っていうからね、よろしくよろしく」へにゃりと手を振る。
GM:【FHシュアファイア “ライトニング・A(アヴェンジャー)”成瀬 真奈子(なるせ まなこ)】
赤城仁志:「成瀬さん、それ……?」
成瀬真奈子:「ん」
成瀬真奈子:「“マスターチェイス”」
GM:引きずっていたガラス球のような残骸を放る。アスファルトに割れて砕ける。
清水灘:「――って事だ。調子に乗りやがって。自分だけが……FHで好き勝手できると思うなよ?ガキめ」
清水灘:「テメーのやることなんざ、お見通しなんだよ」
成瀬真奈子:「消耗してなかったら分かんなかったけどね。2人だったし」
赤城仁志:「そんな事ないッスよ!そりゃあもう……お2人がいればマスター級ッスよ!俺のシマじゃあ」
清水灘:「うるせえ!……どうすんだよ?」
カイ・ハイドフェルド:[……。G市に……侵入の痕跡は、残していない。本当だ]
梶原:「ホントに?誰か……」
梶原:「お仲間とか、いたりしないわけ?」
カイ・ハイドフェルド:[梶原……。そうか……動くとしたら、当然“オーダーオヴブラック”だと思っていたが]
カイ・ハイドフェルド:[ヴィカラーラ派、だったか……シュアファイア]
梶原:「どうだかねェ。まあ、コードウェルみたいな連中に好き勝手させるのが、気に喰わない奴が」
梶原:「どういうわけだか、たくさんいるってことだろうねェ~。参ったもんだね」
清水灘:「遺産やら……“アーティファクト”やら……」
清水灘:「そんなもんで世の中が動くとでも本当に思ってんのか?テメーはそういう上の連中みてぇな誇大妄想狂じゃねえだろ」
カイ・ハイドフェルド:[……だから、撤退を決めた俺の手足を潰しにきたか。そのジャームと、“マスターチェイス”]
梶原:「悪いけど、おたくみたいなのと口で勝負するのは、海でサメに勝負を挑むみたいなもんだ」
梶原:「おたくなら、ほとぼりが冷めた頃に……何かの決着がついた頃に、もう一度突入させようとしていたんじゃあないかい?」
梶原:「切り札――“マスターチェイス”を」
清水灘:「だから、交渉の余地なく潰させてもらった」
カイ・ハイドフェルド:[何もかも、予想の通りだ。梶原……185cm。お前の派閥を見抜けなかった時点でこちらの敗北だったな]
カイ・ハイドフェルド:[仲間は、残っていない。そのチェイスとジャームで、全部だ]
梶原:「同情するさ。ま、これ以上、上からの攻撃もなかろうよ」
カイ・ハイドフェルド:[ここまでの敗北を喫したのは…………久しぶりだ。相手が、悪かったな]
カイ・ハイドフェルド:[――“マスターキー”。『全て』を解決する男か]
梶原:「実際見たこともない連中が、好き勝手言ってるのさ」
梶原:「俺だって、失敗くらいはする」
GM:【FHシュアファイア “マスターキー”梶原(かじわら)】
成瀬真奈子:「終わったー?」
梶原:「面倒くさい手続きが必要だよねぇ、こういうのって。女の子が相手なら、何時間でも歓迎なんだが」
赤城仁志:「えっと……どうするんですか、これから!」
赤城仁志:「建造物破壊ッスか!?それとも皆殺しッスか!なんでも任せて下さい!」
赤城仁志:「俺、こんなでも前のセルではゴフッ」
清水灘:「黙れバカ。……テメーら、ここからの作戦を確認する」
清水灘:「1。歯向かう奴は全員ブチ殺す」
赤城仁志:「そうこなくっちゃ!」
清水灘:「2。流出したFHの“技術”を回収する」
成瀬真奈子:「あ。そーか」
梶原:「おいおい、忘れてたのか」
清水灘:「3。脱走者もブチ殺す」
清水灘:「4。」
清水灘:「“アーティファクト”を……ブッ壊す!」
GM:----
GM:【今回の謎】
GM:4-1:スーツの女性は何者なのか?
GM:4-2:依頼人“T”の正体とは?
GM:4-3:錬金術師“ペスト”の正体とは?
GM:4-4:アーティファクト、“弾ぜ破片緋”の能力とは?
GM:4-5:“マスターチェイス”の姿は何故見えないのか?
GM:4-6:ゼノス構成員、都築つむぎがウロボロスである理由とは?
GM:4-7:石蕗宗近を殺害した“協力者”の正体とは?
GM:4-8:“JCN9000”が石蕗宗近に干渉できない理由とは?
GM:4-9:“4人のマスターエージェント”とは?
GM:4-10:アーティファクト、“蒼臓”の能力とは?
GM:4-11:UGNハイエイタス隊長、遠野玲子は生きているのか?
GM:4-12:“カオスリンカー”の正体とは?
GM:【解決した謎】
GM:1-3:探偵の弟子、都築つむぎは何者なのか?
→ゼノスのレネゲイドビーイング、”フェイド・ディティクティブ”。
GM:3-8:“G市最悪の殺人鬼”は存在するのか?
→存在する。名は“ヴァテック”。
GM:3-10:FHマスターエージェント、“マスターチェイス”は何者なのか?
→影の世界に潜む、不可視のレネゲイドビーイング。
GM:4-1:スーツの女性は何者なのか?
→UGNハイエイタス隊長、遠野玲子。
GM:4-4:アーティファクト、“弾ぜ破片緋”の能力とは?
→使用者本人のデータを付加した上で、大量複製する。
GM:4-5:“マスターチェイス”の姿は何故見えないのか?
→影を境として、位相の異なる空間に位置している。魔術側の技術。
GM:----
GM:街の謎を暴け。

四人目『vsマスターチェイス』 終

to be continued