▼棕櫚小路家のパーティー
棕櫚小路邸において、週2度の頻度で行われている社交パーティー。
会場は常に邸内大ホールにおいて行われ、著名人などを招いてのイベント等も定期的に行われる。
その財力を他に見せつけるための、成金気質がありありと現れたパーティーだが、G市名士の出席は多い。
……特徴は、『招待制』であること。棕櫚小路が認める『ランク』の資産家しか出席を許されないということだ。
そしていくら群雲といえど、招待券を発行する権利はない。
群雲自身の『同行者』として西澄らを招き入れる最終手段はあるが、これも他の家族に怪しまれる可能性がある。
基本的には西澄達が考えている作戦が最善手になるだろう。
そして、パーティーが始まるよりも前に、邸内を捜査できるのは……4人の中では群雲のみとなる。
GM:群雲くんのみの単独シーンに限り、▼棕櫚小路邸内の捜査 が可能になりました。
GM:ここまでが難易度6の情報。
棕櫚小路群雲:やるしかねーズラ
――そして、スキャンダルにこそなっていない……即ち、世間に対して『もみ消されている』事実であるが、
実はこのパーティーにおける失踪事件は……初めてではない。
2年前にも一人、参加していた子供が姿を消している事件があったという。
群雲の父や長兄など、当時から家中の権力を握っていた者の中では、“ブロークンラズベリー”の犯行なのではないか、などと
様々な憶測が飛び交っていたようだが、今となっては真相は藪の中だ。
GM:以上です。これが難易度13の情報。
▼FHの動向
そして、西澄さんが足で調査をしたところ、FHについても何か新たな動きがあったことがわかります。
最近ニュースにもなった、航空機の謎の空中爆発。これは整備不良によるものと報道されていたが……
その筋の情報からすると、この空港からG市に至るまでの『ルート』を辿るようにして、
何らかの力で「ねじ壊された」オブジェクトが多数確認されたという目撃情報があった。
この2つを結びつける事ができたのは西澄さんの勘ではありますが、
テロ組織であるFHがG市で作戦行動を起こそうとしている事を鑑みると、オーヴァードが『入国』した可能性が高い……
そして、彼らはセルという単位で動く以上、確実に、その仲間であるオーヴァードも、ここG市に潜伏している。
それが棕櫚小路家に関係あるのか……?
GM:以上です。難易度非公開だったのは、
GM:これはワタナベさんが判定すると一発成功だったからですw
西澄燦:でしょうねw
GM:3人はこの情報を共有してもいいし、各々自由にシーンを演出しても良い
棕櫚小路群雲:共有したって事にします?
棕櫚小路群雲:西澄さんの事務所辺りで。
西澄燦:そうですね、そうしましょうか。
岩鉄友佳:はーい
GM:-----
GM:旧市街――櫻木ビル5F 西澄探偵事務所
GM:----
西澄燦:水を出します、水道水を冷やしただけの奴
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「兄さんや、父さんが、そんな事を隠していたなんて……」
棕櫚小路群雲:「覚悟はしてたつもりでも……キツいな…ちくしょう」
棕櫚小路群雲:ソファでぐったり俯いてます。
岩鉄友佳:「群雲さん…」 ソファに座って、そちらを見ている。
西澄燦:「デリケートな問題って奴だな。しかし、まぁ……どうしたモンか」
西澄燦:「二年前か、関わりがあるなら探る必要があるな」
棕櫚小路群雲:「……調べるならボクがやる」
西澄燦:「了解だ、任せるよ」
棕櫚小路群雲:「屋敷内の事を一番知る必要があるのは、それを欲してるのはボクだ」
棕櫚小路群雲:「……今更逃げ出せない」
岩鉄友佳:「……」 群雲さんの口元を見る。青緑色の"感情"が見える。
西澄燦:「OK。じゃあ次に移ろう」
岩鉄友佳:「……UGNは、っていうか警察の動きは、噂になってる……らしいっすね。」 メールを見ながら
岩鉄友佳:「この事件に関しては動いていないみたいです。」
岩鉄友佳:「ファルスハーツっていう方に関してはさすがに分かりませんでした。」
西澄燦:「そうか、……ならこっちに関しては余裕があるね」
西澄燦:「ファルスハーツの関係者がこの街に入ってきているらしい」
西澄燦:「この間の飛行機事故。それを引き起こした可能性のある奴だ」
GM:これに関しては大々的にニュースで報道された事件なので、
GM:相当世間から隔絶されていない限り、知っている情報です。
岩鉄友佳:「え?あの事故が……!?」
西澄燦:「なにかを“ねじ壊す”そういった力の使い方をするらしい」
西澄燦:「そういうことらしいよ」
棕櫚小路群雲:「うげげっ、おぞましいやつだな…」
西澄燦:「それに、既にファルスハーツはこの街に潜伏している」
西澄燦:「この街にいる、奴らがソイツを手引きしたってワケだ」
岩鉄友佳:「ねじ壊す……ですか。超能力者…オーヴァードってそういうことも出来るんですね。」 顔をしかめる
西澄燦:「みんながみんな平和的ってワケじゃないからね。 テロを起こしたりするような奴らなら必然と“そう”なる」
西澄燦:「“壊す”くらいしか出来ない奴がね」
棕櫚小路群雲:「しかし、呼びつけたりしたって、何のために?」
西澄燦:「さぁ、それは分からないけど……奴らは“何か”を起こそうとしている、そのために呼んだ」
西澄燦:「そのくらいかな、今の所は」
棕櫚小路群雲:「UGNと、FH……。この街で何が起こるんだ……」
GM:----
GM:他に行動またはロールがなければ、これでシーン終了。
GM:ロイスと購入は可能です。
西澄燦:ロイスは埋まった、購入のみ。両手剣相当の(以下略
西澄燦:3dx+2>=13
DoubleCross : (3R10+2[10]>=13) → 8[1,4,8]+2 → 10 → 失敗
西澄燦:足りんなぁ……、次からは応急手当に変えるか
棕櫚小路群雲:購入!またもフルオート!
棕櫚小路群雲:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 9[2,4,5,8,9]+2 → 11
棕櫚小路群雲:財産9消費して購入!
GM:フフ……そんなにカネを使っていいのかな
棕櫚小路群雲:フヒッフィィ~!カネならいくらでも出すぞォ~
岩鉄友佳:両手剣相当の(略)に挑戦してみておきます
岩鉄友佳:1dx>=13
DoubleCross : (1R10[10]>=13) → 6[6] → 6 → 失敗
GM:----
【Middle/03】
GM:次は登場自由。ただし、
GM:先程明かした通り、屋敷内を捜査するのならば群雲くんの単独シーン。
GM:情報収集と同時進行はできません。
GM:その他必要だと感じたシーンがあれば、ご希望次第でどんどん挿入します
棕櫚小路群雲:群雲は屋敷内捜査で行きます。
GM:了解。では他の方も、群雲くんの単独でよろしいですね?
岩鉄友佳:そうですね。
ワタナベ:OKです!
GM:じゃあ、侵蝕率を上げてくだサーイ
棕櫚小路群雲:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 6[6]+66 → 72
棕櫚小路群雲:ヒェー
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街 棕櫚小路家
GM:----
春野あゆみ:「園部さん、あの、大丈夫ですか……?もっと大きいソファの方がよろしいですか?」
園部新一:「フー、プフーッ、いやいや結構!ありがとう、春野くん」
GM:……
GM:応接室の方では、今日も園部が棕櫚小路家を訪れている。
棕櫚小路群雲:「!」
GM:祥雲の姿は……見えない。帰ってくるのにまだ時間はあるか。
GM:彼の自室だけではない。会場となる大ホール。
GM:他にも調べておくべき物事は多い……全ての段取りを、自ら決断しないといけない。
棕櫚小路群雲:「……よし」
棕櫚小路群雲:じゃあまず、例の機械が運ばれた部屋について調べましょう。
GM:おお、一手目で祥雲の部屋に向かいますね?
棕櫚小路群雲:祥雲の部屋だろうか
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街 棕櫚小路家 祥雲の部屋
GM:----
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
GM:本人が不在だとわかっていても伝わる、この威圧感……。
GM:前に近づくことすら許されない……普段ならば、そう感じていた扉だ。
棕櫚小路群雲:「……クッ」
棕櫚小路群雲:(震えるなよ……やらなきゃならないんだろ……)
棕櫚小路群雲:「……」
GM:無論、厳重に施錠されている。群雲だけで解錠する事は可能か?……メイド長か、春野の協力を借りれば開けることができるだろう。
GM:――判定でこじ開ける場合、【感覚】で難易度8の判定が必要です。
棕櫚小路群雲:くっキツイがやるぞ!
棕櫚小路群雲:判定!
棕櫚小路群雲:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 5[2,2,5] → 5
GM:ガチン!
棕櫚小路群雲:オゴーッ!
GM:……一手失敗しました。再チャレンジは可能です。
棕櫚小路群雲:「あっ!……」
棕櫚小路群雲:ワンモアだ!
棕櫚小路群雲:ウォオオーッ!
棕櫚小路群雲:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[8,9,10]+1[1] → 11
棕櫚小路群雲:イエスッ!
棕櫚小路群雲:掌から釘をカギ穴に押し当てるように精製し、
棕櫚小路群雲:即席の鍵を作って開錠する。
GM:事象に関する特性・構造等の『知識』をレネゲイドの深層から無限に引き出し得る『ノイマン』という特性……
GM:目覚めたばかりの棕櫚小路群雲が、その力を十全に使えるだろうか?
GM:だが今は、その力の一端を使うことができたようだ。扉を開け、中に入る。
棕櫚小路群雲:使った釘は、掌のなかで小さく爆破、隠滅しておく。
棕櫚小路群雲:「……やった!」
棕櫚小路群雲:小さくガッツポーズ。
GM:二手目。車のエンジン音が敷地内に入ってきた音が、かすかに聞こえる。
棕櫚小路群雲:「!?」
棕櫚小路群雲:急いで部屋に入る。
▼レネゲイド機材の種類について 〈知識:機械知識〉〈知識:レネゲイド〉 難易度6
GM:ゴォォ……ン
GM:室内は、シートの被った大型機材が、ところ狭しと空間を圧迫している。
GM:これが祥雲の生活空間なのか?……少なくともかつては、そうではなかったはずだ。
棕櫚小路群雲:「……!」
GM:これほどまでの事をする目的が、何かあるはずだ。
棕櫚小路群雲:(……ッ!呆気に取られてる場合じゃない!)
棕櫚小路群雲:判定!
棕櫚小路群雲:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[2,2,3,7,8] → 8
棕櫚小路群雲:イエス!
GM:時間がない!……見る!自らの直感と照らし合わせ、判断する!
棕櫚小路群雲:「これ…は……」
GM:……違う。何か、妙だ。あのシュテルンの屋敷にあったような機材もある……だが。
GM:より機構の洗練された、研究用でもない『異なる機材』がある。兵器めいた。
棕櫚小路群雲:「この形状はなんだ…?」
棕櫚小路群雲:(まさか…いや、そんな……)
棕櫚小路群雲:(兵器…なのか?)
GM:シュテルンの研究を見た限りでは、このような、研究とは関係のないものは作ってはいなかったはず。だが……
GM:細かな表記だが、シリアルナンバーと製造元らしきものがある。『F.H.axion』
棕櫚小路群雲:「アクシ…オン…?」
棕櫚小路群雲:素早くメモしよう。
棕櫚小路群雲:あと大まかな形状もゴージャスメモ帳にスケッチしておく。
GM:ゴージャスメモ帳。
GM:それはそうと、三手消費しました。玄関の扉が重々しく開く音。
GM:ここに残って捜査や行動を続けることもできます。どうしますか?
棕櫚小路群雲:「!!」
棕櫚小路群雲:こそこそと逃げましょう。
棕櫚小路群雲:「ハーッ…ハーッ……」
GM:扉を元通り閉め、ナントカ痕跡を残さず脱出に成功しました。
GM:廊下の角を曲がった辺りで、祥雲の大きな足跡が近づいてくる。
棕櫚小路群雲:(なんだったんだ…アレは……)
春野あゆみ:「あのぉ……祥雲坊ちゃま、園部さんがお待ちで……」
棕櫚小路祥雲:「知ったことか、しばらく待たせておけ!俺は優先してやることがある……!」
棕櫚小路祥雲:「部屋には絶対に近づけるなよ。いいな」
GM:バダム!
春野あゆみ:「……」
GM:ここから先は、先ほどまでと違ってある程度時間に縛られず調査ができますが
GM:それでも時間経過でなくなるイベントフラグはあります。次の調査を決定しましょう。
棕櫚小路群雲:では
棕櫚小路群雲:パーティ会場ホールに!
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街 棕櫚小路家 大ホール
GM:----
GM:ここはパーティー以外では基本的に使われない部屋だ。
GM:家族や使用人は注意を払っていないし、当然、祥雲がここに乗り込んでくる事もないだろう。
GM:ゆっくりと捜査することができる。
棕櫚小路群雲:キョロキョロと見回している。
棕櫚小路群雲:ほとんどパーティに出ていない群雲にはなじみの薄い部屋だ。
棕櫚小路群雲:別に出席を禁じられているわけではない。
棕櫚小路群雲:ただ、名士の人々に自分が「棕櫚小路家の息子」として顔を合わせなければならないのに耐えられないだけだ。
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:内装や壁や床を調べてみよう。
GM:立食パーティーのため、「原紗友里の位置」も決まっていたわけではない……しかし
GM:何らかの手がかりはあるはず――。
▼会場内の異変 【感覚】【社会】 難易度9
GM:これは成功するまで挑戦できる事が保証されていますが、やはり手番を消費するのに注意。
棕櫚小路群雲:社会!
棕櫚小路群雲:いくぞっ
棕櫚小路群雲:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,7,7,8,9] → 9
GM:おお、一発成功!四手目。
棕櫚小路群雲:一撃決殺よぉーっ!
GM:……カーペットの上に、何か光るものが点々と落ちている。
棕櫚小路群雲:「!」
GM:何か……接着剤のような粘性の液が固まったような、そんな雰囲気だ。
GM:定期的に使用人が清掃しているはずだが、それでも落ちない程に凝固した物質なのだろうか。
棕櫚小路群雲:拾い上げよう。
GM:拾い上げる事はできませんねw ただし、
GM:削りとって破片を持ち帰れば、今後は4人でこれについて情報収集できます。
棕櫚小路群雲:「んっ…!なんだこれ…」
棕櫚小路群雲:「剥がれない…ボンドか何かか……?」
棕櫚小路群雲:(……一応削って持ち帰ろう)
GM:ガリガリ…!
GM:粘液物質の獲得に成功。
▼会場内の異変(2) 〈知覚〉 難易度11
棕櫚小路群雲:くっ難しくなってきやがって
棕櫚小路群雲:行くぜ!
棕櫚小路群雲:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[4,7,9]+1 → 10
棕櫚小路群雲:ウグゥ
GM:四手消費しました。次の手番。
GM:いや、これで五手か。
棕櫚小路群雲:そのよう…だぜ
棕櫚小路群雲:まだいけますか!
GM:勿論行けます。どうぞどうぞ。
棕櫚小路群雲:もういっちょ!
棕櫚小路群雲:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[5,6,7]+1 → 8
棕櫚小路群雲:フニャーッ!
棕櫚小路群雲:財産さえ使えれば…こんな奴らに…!
GM:ワハハーッ
GM:どうなさいました………?お客様……
GM:さあ さあ お気を確かに…!がっかりするには及ばない……!
GM:お客様の情報収集は成功するまで手番消費が可能……!
棕櫚小路群雲:うう、やめどきが分からないぜ…!
GM:どうぞ………存分に夢を追い続けてください……!
GM:我々は………その姿を……心から 応援するものです……!
棕櫚小路群雲:ああ…っ…!ああっ…!
棕櫚小路群雲:ボロ…ボロ…
棕櫚小路群雲:ではここで気持ちを切り替え
棕櫚小路群雲:園部氏にアプローチしてみましょう。
GM:引き返して応接間でいいでしょうか?
棕櫚小路群雲:それで!
GM:----
GM:旧市街――棕櫚小路家 応接室前
GM:----
春野あゆみ:「あっ、坊ちゃま!お帰りになられてたんですか?」
GM:応接室前には、メイドの春野さんが。
棕櫚小路群雲:「……」キョロキョロ
棕櫚小路群雲:明らかに挙動不審。
GM:園部新一はまだ待っているようだが、時計を気にしているのがここからでも見える。
GM:祥雲が降りてこなければ、このまま帰るかもしれない。
春野あゆみ:「……坊ちゃまー?」
棕櫚小路群雲:「……わっ!」
棕櫚小路群雲:「お、おどかすんじゃあないッ!このトンチキ!」
春野あゆみ:「ひえっ、脅かすつもりなんかなかったですよう」
春野あゆみ:「あっ、そちらの応接室には園部さんが……なんでも、祥雲坊ちゃまにご用とかで」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「春野さん頼みがある」
春野あゆみ:「はい?」
棕櫚小路群雲:「今からボクがする事を、春野さんは見なかった事にしろ。いいな」
春野あゆみ:「は、はぁ……で、できる限りなら!がんばります!」
棕櫚小路群雲:と、応接室に入って行きます。
園部新一:「ん?君はー」
棕櫚小路群雲:「……園部さん、だよな」
棕櫚小路群雲:「確か弁護士の」
園部新一:「おお、そうだ……!ええと、弟の!名前が出てこないな。どうも、園部です」
棕櫚小路群雲:「ええい!どいつもこいつも!」
棕櫚小路群雲:「棕櫚小路群雲だ!ちゃんと覚えろよ!」
園部新一:大仰に挨拶し、名刺を差し出す。
棕櫚小路群雲:名刺を受取る。
園部新一:「ははは、すまないすまない」
棕櫚小路群雲:「……いいか園部さん、時間が無いんだ。まどろっこしい話は抜きにするぞ」
園部新一:「……」
棕櫚小路群雲:「祥雲兄さんは原沙友里をどうしたんだ?部屋で何を調べてる?パーティで何をした?」
棕櫚小路群雲:「……ボクは知ってる。もう調べたんだ」
園部新一:「祥雲くんが……かね?」眉を動かす。
棕櫚小路群雲:「アンタはこの事について、どこまで知ってるんだ」
園部新一:「……。いや、丁度いいところに来てくれたのかもしれない。私も、原紗友里の失踪事件については調べていてね――」
園部新一:「あの事件には、『ファルスハーツ』という、一種の結社が関わっていると……推測しているのだが」
棕櫚小路群雲:「……ファルスハーツが」
園部新一:「祥雲くんには聞き届けて貰えなかった……。慶雲くんや当主様では、私程度ではそうそう会えないだろうし、参っていたところだ」
棕櫚小路群雲:「……どうして原さんを狙ったんだ?」
棕櫚小路群雲:「……」
園部新一:「その様子。君もファルスハーツについては知っているようだね?」
園部新一:「祥雲くんから聞いたのか――ともかく、私もG市で事件を取り扱う職業にいる以上、彼らについて少しは知っているつもりだ」
棕櫚小路群雲:「ああ、ついこないだ知ったばかりだけど…」
棕櫚小路群雲:「園部さん」
園部新一:「なんだね」
棕櫚小路群雲:「取引をしないか?ボクはアンタを買いたい。」
棕櫚小路群雲:「兄さんや父さんのやろうとしている事を、ボクも知らなきゃならないんだ」
園部新一:「その代わり、私が知っている限りの情報を君に提供する……かね?」
棕櫚小路群雲:「ああ、その為には手段は択ばない」
園部新一:「ふーむ、私はそういうつもりではなかったのだが……ともかく!これは君達棕櫚小路家の進退に関わる事件であるのは確かだ」
園部新一:「スキャンダルがバレたらどうなる?FHは政財界にも食い込んでいる……棕櫚小路家が彼らに寄生され、吸い尽くされる可能性すらもある」
棕櫚小路群雲:「……!」
棕櫚小路群雲:「この家が…!?」
園部新一:身振り手振りを交えながら、立ち上がって語る。
園部新一:「……そうだとも。時折ニュースで見る、資産家とマフィア……裏社会の癒着」
園部新一:「それは決して、別世界の事件ではないのだ!……いや、なお悪い。FHには確かな力があるのだから」
棕櫚小路群雲:「オーヴァードの力か…」
棕櫚小路群雲:「園部さん。アンタは何が目的なんだ?今日も何故祥雲兄さんに会いにきた?」
園部新一:「……私は、自分の身を守りたいだけだよ。恥ずかしい話だがね」
園部新一:「この街の資産家どもも、大部分はそうだろう。私は彼らの意見の代理人といってもいい」
園部新一:「棕櫚小路家の及ぼす『力』は、このG市では絶対……。君達が没落すれば、特に私は、危ういのだよ」
棕櫚小路群雲:「棕櫚小路家が落ちれば…食指は町中に……そういう事…か」
園部新一:「――資産家令嬢失踪の事件が、仮に世間に知られるところまでいけば、どうなる?」
園部新一:「それをネタに君達を強請ってくる組織が……FHかもしれないのだ。私は、彼らの潜入の証拠も掴んでいる」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「園部さん、やっぱり力を貸してくれ。」
棕櫚小路群雲:「利益の問題だけじゃない、誰かがこの家を、この街を守らなくちゃならないはずだ」
園部新一:「……うむ。だが、君の力はどうだ?群雲くん」
棕櫚小路群雲:「……ボクの力は、個人としても、オーヴァードとしても…」
棕櫚小路群雲:「認めたくないが…三流さ」
棕櫚小路群雲:「でも、ボクは何人か、そういう事に立ち向かえる人間を知ってる」
棕櫚小路群雲:「そして、彼らには仲間がいる。お互いに信頼している人間が……彼らの繋がりで、街を守るんだ」
園部新一:「いいだろう。その心意気については、私も信頼しよう!」
棕櫚小路群雲:「!」
園部新一:「……だが、フゥーッ……相手は生半可な力ではないぞ。君は“マスターエージェント”という存在を知っているかね?」
棕櫚小路群雲:「マスター…エージェント?」
園部新一:「そう、『マスター』だ。FHは世界的な組織ではあるが、強力な『個人戦力』に対して特別な称号が与えられることがある」
園部新一:「それが『マスター』。無数のエージェントの中、一つの分野のトップであると認められたものだけが……」
園部新一:「その分野に関わる“マスターエージェント”を名乗る事が許されるのだ。そして、恐らく君の相手は、それだ」
棕櫚小路群雲:「……」
園部新一:「“マスタークウェル”。少し前のことだが……それがG市に潜伏しているという情報は、然るべき筋には出回っている」
棕櫚小路群雲:「マスタークウェル……」
園部新一:「鎮圧(クウェル)。詳細は不明だが……私は勿論、君一人で立ち向かっても相手にすらならない事は確かだ……」
棕櫚小路群雲:「ボクが勝てなくても」
棕櫚小路群雲:「倒せる人間は、オーヴァードだらけのこの街のどこかに居るはずだ」
棕櫚小路群雲:「そいつを見つけ出して、交渉する」
棕櫚小路群雲:「そして、力を合わせて勝つ」
棕櫚小路群雲:「オーヴァードの能力が相性次第なら…できるはずだ」
園部新一:「……それが最も現実的だろう」
園部新一:「祥雲くんでなく、君がやってくれるというのならば、私にとってもありがたい話だ」
園部新一:「いいかね、これは君の家を守るための事でもある……。やらなければならないのだよ」
園部新一:「……また新たな情報が入れば、君に流してもいい。失礼していいかな」
棕櫚小路群雲:「……分かった」
棕櫚小路群雲:「園部さん」
園部新一:「なんだね?」
棕櫚小路群雲:「信じてくれて、ありがとうございます」
棕櫚小路群雲:頭を下げて、部屋を出て行く。
棕櫚小路群雲:眼の色が変わる!やるべき事が見つかった顔だ!
春野あゆみ:「坊ちゃま、えっと、ロイヤルミルクティーとお茶菓子を」ガラガラ
春野あゆみ:「あれっ、園部さん帰られました!?」
棕櫚小路群雲:「……ああ」
棕櫚小路群雲:「もう一度言っておくけど、春野さんは何も見なかった!いいな!」
春野あゆみ:「は、はい!実際何も見てません!」
棕櫚小路群雲:「よし!」
棕櫚小路群雲:コソコソと部屋を後にする。
GM:----
GM:次の行動方針をどうぞ。時間制限はこれでとりあえず無し。
棕櫚小路群雲:じゃあ、例のホールの知覚をたっぷりやらせてもらうぜ~ッ!
GM:じゃあ、もう時間制限はないので、自動成功でいいでしょうw
棕櫚小路群雲:ヒャッハー!
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街 棕櫚小路家 大ホール
GM:----
GM:染み付いて固まった何かは、点々とどこかに繋がっている。
GM:もちろん、マンガやドラマにあるようなわかりやすい繋がりではない。途切れている場所もあるし、方向を見失ったりもする。
GM:例えばあの探偵ならばこの程度の追跡は一瞬で片付くのだろうが、御曹司の群雲にとっては非常に難儀な作業だ……。
棕櫚小路群雲:「んん~?」
棕櫚小路群雲:「ああ~?」
棕櫚小路群雲:「クソッ!また途切れてる!……なぜ金持ちのボクがこんな地味な作業を…ぶつぶつ」
GM:これはどこまで繋がっているのだろう?ホールを出ているのは確かだ。
GM:……清掃済みの床の、かすかな隙間に染み込んでいるものも、どうにか追跡し……
GM:……そして、洗面所前にまで辿り着く。パーティー中は、出席者にも開放されていたはずだ。
棕櫚小路群雲:「ここか…」
GM:窓もない部屋であり、ここから密室は崩れない……筈だが。
GM:本来はここでさらに知覚判定ですが、これも時間をかけて自動成功。夜になりました。
棕櫚小路群雲:ヤッター!
GM:――床の隅。普段の清掃では見過ごされているのか?……『あれ』と同じ性質の粘液が溜まっている。
GM:しかも、異常に量が多い。一部はまだ固まっておらず、液状のままだ。
棕櫚小路群雲:「?」
GM:例えばこれが血……であったとすれば、ここで傷口が開いて、大量の液体が溜まり
GM:そしてホールに向かうまでに点々と落ちた……というような状況であれば、これまでの調査結果と合うだろうか?
GM:とはいえこの粘液は明らかに血液ではない。
GM:点々と落ちる液体は、ここで行き止まり……追跡は終わりだ。
棕櫚小路群雲:「……???」
棕櫚小路群雲:「一応、探偵に知らせておこう」
GM:----
GM:シーン終了です。購入・ロイスがあればどうぞ。
棕櫚小路群雲:購入!
棕櫚小路群雲:フルオート
棕櫚小路群雲:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 7[1,2,3,6,7]+2 → 9
棕櫚小路群雲:くっさすがに温存しようv
GM:オーゥ……
棕櫚小路群雲:以上だ!
GM:ムラクモ・イズ・ベリープアー
棕櫚小路群雲:ノー!アイムリーッチ!!
GM:それでは本日分の行程は終了となります。
GM:失踪事件の真相とは!?FHの恐るべき計画とは……!?
GM:お疲れ様でした!
棕櫚小路群雲:お疲れ様でしたー!
西澄燦:おつかれさまでした!
ワタナベ:お疲れ様でしたー!
【Middle/04】
GM:----
GM:『vsマスタークウェル』前回までのあらすじ
GM:・G市名家、棕櫚小路家主催のパーティー会場内で、資産家令嬢の失踪事件が発生。
GM:・姿を消した原紗友里は、超常の力を持つ中学生、岩鉄友佳の友人であった。
GM:・不良グループの“遊び仲間”でもある都市伝説・ワタナベと共に調査に乗り出す2人。
GM:・同じ頃、探偵・西澄燦も、留学生ナタリス・キャロルより、出口なき消失事件の謎を聞く。
GM:・棕櫚小路家内部にも事件に疑念を抱くものがいた。三男、棕櫚小路群雲。
GM:・園部新一が警告する『ファルスハーツ』、そして“マスタークウェル”は、本当に存在するのか?
GM:・過去にも発生していた会場内からの消失事件。どのようにして一人の人間を、会場の外へと連れ出せたのか。
GM:・不審な動きを見せる棕櫚小路祥雲の目的とは。
GM:・街の謎を暴け。
GM:----
ワタナベ:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 10[10]+60 → 70
ワタナベ:オゴーッ
棕櫚小路群雲:おやすみじゃい
西澄燦:1d10+62 誤差圏内でようか
DoubleCross : (1D10+62) → 5[5]+62 → 67
岩鉄友佳:でる!
岩鉄友佳:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 9[9]+53 → 62
GM:----
GM:新市街――大通り
GM:----
GM:棕櫚小路群雲が、屋敷の捜索を行っている間――
GM:西澄ら3人も、既にG市入りしているとされる“敵”の足取りを追っていた。
GM:いくつかは既に片付けられてしまっているようだが、例えば街灯などに『捻れた』力のベクトルがかかった痕跡が確かにある。
GM:これに関しては、目撃情報通りだが……
西澄燦:「これはなんとも……情報通りだな」
岩鉄友佳:「これを……その、誰かがレネゲイド能力で?」
西澄燦:「そ、この街に入ってきた奴がやったってことだね」
ワタナベ:「………」
GM: ……カチャン カチャン
GM:先程から、ワタナベには『音』が聞こえている……
GM:鋭敏な感覚を持つ者にのみ捉えられる、どこか位相の違う響き。
GM:……だが、こちらに危害を加えてくるような様子でもない。どこか遠くで聞こえている音だ。
ワタナベ:「気にすることでも……ねえかあ……?」
西澄燦:「どうしたの? ワタナベ」
ワタナベ:「何でも……ねえ……。ちょっと『音』が……聞える……だけだあ……」
岩鉄友佳:「音?」
GM: カチャン カチャ…
GM:細い鉄の棒を打ち付けるような音――という感じだろうか。
西澄燦:「ふぅん……その様子だと今は問題ないって感じ?」
ワタナベ:「ああ……」
岩鉄友佳:「……?」 耳を澄ましてみている
GM:そして、こちらも気にするほどの事ではないが、もう一つ……現実の位相の方で、聞こえる音もある。
GM:羽音だ。これは耳を澄ませた岩鉄にも聞こえた。
GM:前方区画の公園の影からだ。小型犬ほどの影が飛び出す。
昆虫ジャーム:「バチチッ」
岩鉄友佳:「なっ……!?」
昆虫ジャーム:それは巨大なトンボめいた昆虫だ。希薄なワーディングの気配がする。
昆虫ジャーム:「ヂチッ」
ワタナベ:「………」
西澄燦:「……デカイな」
GM: ――z__ギ ャ !
GM:恐るべき高速で迫る昆虫!
GM:レネゲイドの存在が、レネゲイドを引き寄せる!知性を持たない非人間のジャームもこの法則に従うのだろうか?
岩鉄友佳:「!?」 足がすくんで動けないでいる!
昆虫ジャーム:「ヂヂヂヂヂュイ!」
西澄燦:岩鉄君の前に出る。
ワタナベ:服の中からシューシューと音を立てて黒い霧が立ち昇り始める。
ワタナベ:「ハァー…………」
GM:└――ギ ュイ ッ!
GM:ジャームは直角に方向を転換し、攻撃衝動のままにワタナベの首へ突進する!
ワタナベ:ワタナベは避けも防ぎもしない。棒立ちのままだ。攻撃は命中する。
GM: ガチン!
昆虫ジャーム:「ギィチッ!ガチッ!」高速突進は首の皮膚を裂いただけで止まる!ガチガチと顎を鳴らすが……
ワタナベ:攻撃を受けると同時。ジャームの体を両手で鷲掴みにしている。そして動けなくなったジャームの体を、濃い黒い霧が覆っていく。
ワタナベ:「……じゃあなあ。」
昆虫ジャーム:「……ブジュ!」
GM:所詮は小型犬程度の質量。消失する。
岩鉄友佳:「い、今のは…?」
西澄燦:「これがワタナベの能力ってこと」
西澄燦:「相変わらず、おっかないね」
ワタナベ:「……行くぞお……。驚いてる……時間が……勿体ねえ……」
GM: …… カチャン カチャン
GM:----
GM:新市街――大通り
GM:----
GM:わずかに残る破壊痕跡からその方向性を推測し、「目撃証言」の中で今は消失している曖昧なものに関しても、脳内で取捨選択して追う。
GM:それを可能とするのは、探偵としての経験則だ――。大通りを向かった先、交差点前のここまで、相手は進んだはずだ。
GM:……そして、ここはワタナベにとって、最近覚えのある場所でもある。……多少はだが。
西澄燦:「あー……」 立ち止まる
西澄燦:「ここで……終わってるな」
岩鉄友佳:「…?」
岩鉄友佳:「終わってる…ですか?」
ワタナベ:「……」
西澄燦:「ここで痕跡が終わってるんだよ、飽きて破壊活動を止めたのかね」 痕跡の終わった辺りで調査し始める。
西澄燦:「あ、ワタナベ。ここら辺とか“ねじ壊す能力”のことでなんかピンとくることない?」
ワタナベ:「……死んでる……」
西澄燦:「あ?」
岩鉄友佳:「?」
ワタナベ:「……多分……。俺が、殺した……」
西澄燦:「……待て、ちょっと待て」 眉間をおさえる
西澄燦:「…………」
西澄燦:「………マジで?」
岩鉄友佳:「え?えっと……」
ワタナベ:「ここで……この間、一人……。多分……そいつだ……」
西澄燦:「……ここでワタナベが情報にあった“ねじ壊す能力”のFHエージェントを殺した」
岩鉄友佳:「……」 ワタナベさんの口元から出る青緑色の"感情"を見ながら茫然としている
西澄燦:「そういう……事で良いんだな。ワタナベ」
ワタナベ:「ああ……」
西澄燦:「勿論、お前が“能力”を使って殺したんだよな……」
ワタナベ:「……」
西澄燦:「……なんつーか、伝説ここにありって感じだな」
西澄燦:「ワタナベと敵対した奴は生きて戻ってくる事は出来ない。FHエージェントも伝説の一部になっちまったな」
GM:都市伝説「ワタナベ」。岩鉄も聞いたことのない――いや、聞いたことが仮にあったとしても、
GM:……冗談として聞き流していたであろうことだ。
GM:彼は超能力者で、それも――桁違いに『強い』。
岩鉄友佳:「伝説…ですか」
西澄燦:「そ、G市都市伝説“ワタナベ”。その伝説の体現者こそ、そこのワタナベ」
岩鉄友佳:「はぁ……」 イマイチピンときてない
西澄燦:「まー……これからどうしようかね、良い方向で考えれば危険人物が一人減った。悪い方向で考えれば手がかりはなくなった」
西澄燦:「とりあえず、群雲のヤツと一回合流するしかないかな」
ワタナベ:「行くかあ……」
GM:3人は追跡を諦め、踵を返して事務所に向かう。
GM:……その時。
GM: カチャン
GM:カチャ
GM:細い鉄の棒でアスファルトを叩くような音が、ワタナベと『すれ違った』。
ワタナベ:「………」振り向く
GM:先ほどまで、確かに遠く彼方にいたはず――。姿は見えない。
???:「ソノ『追跡』ハ」
???:「違ウ」
岩鉄友佳:「……ワタナベさん?」
???:「……原サユリ ヲ、追ウナラ……違ウ、相手ダ」
GM: カチャン、カチャン……。
GM:遠ざかっていく。危害を加えてくる様子はなかった。
GM:だが分かったことがある。この、金属を鳴らすような音。
GM:これは足音だ。
西澄燦:「……何か、聞こえたか?」
ワタナベ:「違う……原を追うなら……違う相手だ……」
ワタナベ:「そう……聞えた……」
西澄燦:「了解、ここは“ハズレ”か」
岩鉄友佳:「へ?」 西澄さんの方を見る
岩鉄友佳:「オレには何も"視え"ませんでしたけど……」
西澄燦:「まぁ、能力者にも色々あるってことだよ。岩鉄君」
西澄燦:「キミしか感じる事が出来ないものがあるように、他の人にしか見えない、聞こえないものもある」
西澄燦:「そういう話」
岩鉄友佳:「あー、それがワタナベさんの能力、ってことですね。」
西澄燦:「純正の野生って方が近いかもね、私はちょいと対極の存在なんでそういう感覚が“鈍い”」
西澄燦:「じゃあ、話もここまでにして戻ろうか」
GM:----
GM:旧市街――櫻木ビル5F 西澄探偵事務所
GM:----
GM:とりあえず、事務所で群雲の報告を待つことにした西澄達だが、すでに先客がいる。
ナタリス・キャロル:「おっと、お帰りかな……なにか分かったかい?」トーストとコーヒーを摂っている。
西澄燦:「あ、ああ……」 この事務所で食事と言うありえない光景を見て動揺する
GM:どんだけ困窮してるんだww
西澄燦:そういうシーンしか描写されてないんだもの!
ナタリス・キャロル:「下の喫茶屋で貰ってきたんだけど、これすごく美味しいね。あんな額で買えるものなんだ」
西澄燦:「お、おう……」 ろくに金を払った記憶が無いので目が泳ぐ
西澄燦:「えっと……あ、岩鉄君とワタナベも入ってきて」
ワタナベ:「………」入る
西澄燦:「この後、群雲のヤツも来るからそこでまとめて報告しよう」
岩鉄友佳:「は、はぁ……」 入口で今のやり取りを見てた
西澄燦:「ささっ、こっちのソファーでね!」 まくし立てて微妙な空気を変えようとする
GM:基本的に西澄一人か、あるいは窓子を含めて二人という程度の事務所にこれだけの人数がいるのは、中々珍しいことだ。
GM:……だが、パーティーへの潜入作戦を前に情報を確認する意義はある。全員で群雲を待つ。
GM:というところで、登場をお願いします。
棕櫚小路群雲:ヘイ!
棕櫚小路群雲:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 9[9]+72 → 81
棕櫚小路群雲:ギャボーッ
岩鉄友佳:ワタナベさんとソファに座ったところで、部屋の外の足音に気付く
棕櫚小路群雲:では入ってきます。
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「戻ってきてやったぞ。」
西澄燦:「お疲れさん。まぁ、こっちに来て座りなよ」
西澄燦:バンバンと別のソファーを叩く
岩鉄友佳:「……大丈夫、ですか?」 群雲さんを見て心配そうに声をかけます。
棕櫚小路群雲:疲労の色は見えるが、出て行った時ほど落ち込んでいる様子は無い。
棕櫚小路群雲:ソファに付き、小さく息をつく。
棕櫚小路群雲:「話すべき事は…かなりある」
ワタナベ:「そうかあ……」
西澄燦:「オーケー、ゆっくりで良い。 話してくれる?」
岩鉄友佳:「……」 真剣な目で群雲さんを見ている
棕櫚小路群雲:では、先のシーンで手に入れた情報を共有します。
棕櫚小路群雲:祥雲の部屋で見た機械のスケッチを見せ、
棕櫚小路群雲:『アクシオン』という名前についても伝えます。
GM:形状は据付型の支援火器めいていますが、ただ人間が運用する兵器ではないようです。
GM:少なくとも、類似の兵器からこれの用途については捜査できます。これを情報収集項目に加えます。
ワタナベ:「……兵器」
棕櫚小路群雲:その他、屋敷内に残された粘液?についてと、
GM:粘液についても、成分などを推測することができます。持ち帰ってきたサンプルがあるので、いくらか方法はある。
GM:これも情報収集できます。
棕櫚小路群雲:FHと祥雲はなんらかの関係があり、さらにFHは棕櫚小路家を内部から支配する事で、街を手中に治めようとしているかもしれないということ、
棕櫚小路群雲:そして、すでにマスタークウェルというエージェントが街に潜んでいるという噂を伝えます。
ワタナベ:「マスター……クウェル……」
西澄燦:「マスター……ね」
岩鉄友佳:「知ってるんですか?」
ワタナベ:「俺は……しらねえ……」
西澄燦:「ああ、マスターって言うのはFHエージェントの中で特定分野におけるスペシャリストの事だよ」 ざっくり説明する
西澄燦:「この場合はクウェル……鎮圧って意味かな、これ。そのスペシャリスト」
棕櫚小路群雲:「ボクの家だけの問題じゃない。原紗友里や岩鉄だけの問題でもない」
棕櫚小路群雲:「これは、多分……街全体の危機だ」
西澄燦:「……だな」
岩鉄友佳:「……」
棕櫚小路群雲:「誰かが守らなきゃならない。気付いた誰かが」
棕櫚小路群雲:「言っておくがボクはやるぞ。お前たちはどうなんだ」
ワタナベ:「……今までと……変わらねえ……」
西澄燦:「ま、あたしもやる事は変わらない。依頼は完遂する」
西澄燦:「探偵として、この街を愛する者としてね」
ワタナベ:「この街を……舐めてる奴は……殺す。それだけだ……」
岩鉄友佳:「……!」 ワタナベさんの口から出た赤色の"感情"に驚いている
岩鉄友佳:「……オレは…」 群雲さんの方を見る
棕櫚小路群雲:「……石蕗や久我の奴といい、なんでアンタらはそうサラっとしてるんだろうな…」
岩鉄友佳:「……オレは、街がどうとか、そういうのは正直分かりません。何て言うか、スケールがでかくって。」
棕櫚小路群雲:「……」
岩鉄友佳:「そんな大きい事件が起こってるっていうのもピンと来てないんです……でも。」
棕櫚小路群雲:「けれど、この街で住む限りは」
棕櫚小路群雲:「きっと、キミだって他人事じゃいられないぞ」
岩鉄友佳:「……」
棕櫚小路群雲:「怖くてもやらなきゃあ、怖いままだ。」
棕櫚小路群雲:「この世界を知って日が浅いけど……ボクには少なくともその事だけは、よく分かった」
岩鉄友佳:「この世界……ですか。」
岩鉄友佳:「……オレ、こんな能力持ってても、ずっとこの街は平和だって思ってました。事件なんてないって。」
棕櫚小路群雲:「裏の顔だ……街の、世界の」
棕櫚小路群雲:「でもあるんだ。その世界は。それを知ってしまってから、ボクは全部が怖くてしょうがない。どんな時も、自分がどちらにいるのか分からない」
岩鉄友佳:「……」
棕櫚小路群雲:「……だから戦うぞ。怖いから戦うんだ」
棕櫚小路群雲:「自分の事も…街の事も、目を逸らし続けたら、ずっと怖いままだ」
棕櫚小路群雲:「……ボクが自分の言葉で自信の持てる真実はこれが全部だ。もう後は何も言えない」
岩鉄友佳:群雲さんの方を恐る恐る見る。緑色の"感情"と、群雲さんの決意に満ちた顔を。
岩鉄友佳:「……オレは…」
岩鉄友佳:「……オレは、センパイを助けます。それがオレの目的です。」
岩鉄友佳:「……でも。」
岩鉄友佳:「それだけじゃなくて、この世界のことを知ってもらいたくないって思いました……サトシさんにも、センパイにも。」
岩鉄友佳:「だから、オレも戦います。この街を本当に平和にすればいいと思うから。」
西澄燦:「オーケー、それがキミの見つけた真実か」
棕櫚小路群雲:「……そうか」
西澄燦:「探偵としてその真実を守ろう」
岩鉄友佳:「……真実?」
西澄燦:「キミが考えて導き出したこっち側に対する答えって事さ」
西澄燦:「キミは自分自身で関わり方を見つけた。それがキミにとってこっち側での一番大切な思い」
西澄燦:「ま、そういう事」
岩鉄友佳:「オレの……答え。」
棕櫚小路群雲:「その感じ方、関わり方はボクら一人一人バラバラな物だと思う。」
棕櫚小路群雲:「けれど同じ方向を向いているなら、協力しあう事は出来るはずだ」
棕櫚小路群雲:「……一緒に戦おう。街の敵と」
ワタナベ:「やるかあ……」
岩鉄友佳:「……はい。」
西澄燦:「よし、戦意は十分だな」
西澄燦:「んじゃ、次はこっちの情報だ」 手帳を開く
西澄燦:「FHエージェントは調査の結果、ワタナベが既に殺してた。ちなみにコイツは普通にハズレくさい」
西澄燦:「後、何か常識外の馬鹿でかいトンボが襲ってきた。こいつもワタナベが殺した」
棕櫚小路群雲:「殺……!?」
西澄燦:「以上!」 手帳を閉じる
棕櫚小路群雲:「ストップストップ!待て待て待て!ウェイッ!」
西澄燦:「はい、質問があるならどうぞ」
岩鉄友佳:「……」
棕櫚小路群雲:「こいつ!」
棕櫚小路群雲:「ホントになんなの!?」
西澄燦:「G市都市伝説“ワタナベ”」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「“ワタナベ”」
西澄燦:「ああ、死体はワタナベが殺すと消滅するから残ってないぜ」
岩鉄友佳:「探偵さん、微妙に答えになってない気がするんですけど…」
西澄燦:「まー、それはしょうがない。あたしもどう説明すれば一番良いか分からん」
棕櫚小路群雲:「いや、もういい」
棕櫚小路群雲:「……なんか、そういうものなんだな。“ワタナベ”」
西澄燦:「理解が早くて助かる。“そういうもの”さ」
ワタナベ:「………」
棕櫚小路群雲:「釈然とはしてないけどな!!」
GM:情報収集ができます。
▼棕櫚小路家の兵器について 〈情報:軍事〉 難易度9
▼祥雲の収集対象について 〈情報:財界〉〈情報:噂話〉 難易度9
▼粘液の成分分析について 〈知識:レネゲイド〉〈情報:学問〉 難易度9
▼G市内から手引きを行ったFHについて 〈情報:FH〉〈情報:噂話〉 難易度13
西澄燦:ダイス3、固定値5 技能噂話!
ワタナベ:精神6だから粘液かなあ
ワタナベ:知識:G市が使えるのはないのですか!
GM:粘液で知識:G市は使えません
岩鉄友佳:ダイス5、固定値4、技能噂話。
棕櫚小路群雲:FHについて行こう!金も使えるし!
ワタナベ:へへへ・・・噂話の代わりとしてとかはどうっすかね
GM:噂話の代わりならいいでしょう。
西澄燦:ふぅむ、コネで最低でも固定値+2されるから兵器行きましょうかね
ワタナベ:まあ普通に岩鉄君が噂話振ったほうがいいな…
ワタナベ:粘液を調べましょう。
岩鉄友佳:財産使える群雲さんは粘液か兵器かな?
ワタナベ:金なら俺も割りと有るぞ
ワタナベ:6pだ!
西澄燦:粘液は知識使えるからワタナベにいってもらいましょう
西澄燦:棕櫚小路くんは当初の予定通りFHについてお願いします
岩鉄友佳:じゃあ自分が祥雲の収集対象か
GM:項目は決まりましたか?
棕櫚小路群雲:いくぜ!
GM:待ってください
GM:調べるのは皆さんそれで構いませんね
棕櫚小路群雲:オットォ?
ワタナベ:OKですぜ
西澄燦:……仕掛けがあるのか
GM:その通りです。
棕櫚小路群雲:なんだと…
GM:棕櫚小路くんの行動に対してトラップが発動します。
GM:難易度が上昇します。【精神】で難易度30。
岩鉄友佳:!?
棕櫚小路群雲:エーッ!?
GM:さらに、相手のとある行動で難易度が+20されます。
GM:難易度50です。
ワタナベ:棕櫚小路ー!
棕櫚小路群雲:wwww
ワタナベ:か、金の力さえあれば…!
棕櫚小路群雲:うおーっ!くっあー!
棕櫚小路群雲:ざけんなーっ!
西澄燦:あー……、これって棕櫚小路が調べる行動に対するカウンターでしょうか
西澄燦:棕櫚小路の情報収集限定か他の人にも調査難易度がそのまま跳ね上がったままになる感じでしょうか
西澄燦:前者と後者どっちですかね
GM:いえ、これは最初に提示された難易度がダミーというトラップなので、
GM:誰が試みても、試みた瞬間に妨害が入るというトリガー情報収集です。
西澄燦:ああ、元々この難易度だったという事ですね。
GM:なので、今後も難易度は50のまま!です!
棕櫚小路群雲:他にはトラップは無いのでしょうか
GM:ありません。
GM:他の方は、ノンビリと情報判定にチャレンジしていただいて構いません
GM:群雲君の不運を嘲笑ったりしつつ
ワタナベ:チャレンジだぜ
ワタナベ:でやーっ
棕櫚小路群雲:カネの力を過信した報いだというのか……?
西澄燦:3dx+2>=9 情報収集チーム2/3 予定通り兵器について
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 10[3,7,10]+7[7]+2 → 19 → 成功
ワタナベ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,5,6,7,8,10]+4[4] → 14
ワタナベ:成功だぜ
棕櫚小路群雲:見さらせ?ッ!
棕櫚小路群雲:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[3,6,6,8,9,9] → 9
岩鉄友佳:5dx+4>=9
DoubleCross : (5R10+4[10]>=9) → 8[1,5,7,7,8]+4 → 12 → 成功
GM:いやー、皆さん成功ですね!よかったよかった
GM:一人を除いて!!
棕櫚小路群雲:バ…バカな……
棕櫚小路群雲:カネの…カネの力が……
棕櫚小路群雲:ウォオオオオオオーッ!
GM:▼棕櫚小路家の兵器について
GM:ネットや事務所内の資料などから軍事兵器についてあたっていた西澄だったが、
GM:ナタリスがふと、写真を見て呟く。
ナタリス・キャロル:「……あれ、“アクシオン”?」
西澄燦:「知ってるのかい?」
ナタリス・キャロル:「……ウチとも取引があるデカい会社だよ。部品を買ってる」
ナタリス・キャロル:「なんで、そんな兵器みたいなものを用意しているのかは分からないけど」
西澄燦:「……アクシオン」 手帳に重要そうに情報を追加する!
ナタリス・キャロル:「やっぱり、興味深いね。どう関わっているんだろう」
GM:アクシオンは、表の世界にもホームページがあります。簡単に検索して辿り着くことはできる。……表には。
GM:しかし、『F.H.axion』の表記は、明らかにその所属を示している。……『F.H.』。
GM:製品の特徴からして、同名他社という線もなさそうだ……
西澄燦:「ファルスハーツセル……“アクシオン”。 ハッ、笑えないジョークだ」
GM:最も構造が近そうなのは、屋内作業用の自律駆動ロボット。
GM:レネゲイド由来の技術と思われる、技術レベルを数段飛ばしにしたような製品ならば、他の企業にもいくつか見られるが――。
GM:……この『アクシオン』の兵器の場合、自分自身で判断して動き、砲撃する事ができる。人を介さない『兵力』だ。
西澄燦:「笑えないが……出来すぎているぜ」
西澄燦:サッと手帳に要点をまとめる
GM:少なくとも、棕櫚小路の見たこれは、FHの製品であることは間違いない。
GM:棕櫚小路家付近では警戒すべきだろう。以上です。
西澄燦:「よしっと……大体こんなもんだな。ありがとな、ナタリス」
西澄燦:手帳を懐にしまって、こんな感じでOKです
▼祥雲の収集対象について
シュテルンから実験機材を、FHからは兵器を取り寄せていた棕櫚小路祥雲――
棕櫚小路家への不審な搬入記録を、パーティーまでの残り少ない日にちを使って4人は洗い出しました。
基本的に、最近運び込まれたのは『FH』と『SoG』の2種類の機材。
しかし、岩鉄はその中に妙な注文が紛れている事に気づく。
もっとも、これは祥雲が一方的に探しているのみで、現在棕櫚小路家にあるわけではないようだ。
……品の名は“杏贄の轡”。
GM:▼“杏贄の轡”について を調査できるようになりました。
岩鉄友佳:「……なんだこれ。」 その品名が書かれたメモを見て眉間に皺を寄せてます
ワタナベ:「読めねえ……」
岩鉄友佳:「でも、あの屋敷にないならこれは関係なさそうかな…」 ぼやく
岩鉄友佳:以上で
GM:あ、【精神】で難易度7に成功したら読みが分かることにしますw
GM:知識人プレイをしたいキャラは挑むが良いぞ
岩鉄友佳:2dx>=7
DoubleCross : (2R10[10]>=7) → 6[3,6] → 6 → 失敗
岩鉄友佳:読めない
ワタナベ:読めないといったからには読めない!
GM:そうですね、ワタナベさんは確定で読めないことになりましたw
西澄燦:振って良いなら振りますが……
西澄燦:3dx>=7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 9[3,4,9] → 9 → 成功
GM:おお……!
西澄燦:読める……読めるぞ! 手帳を開いて
GM:「キョウシのクツワ」と読みます。『杏』は『杏色』の暗示であろうことも推測できるでしょう。
棕櫚小路群雲:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,5,6,6,7,10]+3[3] → 13
棕櫚小路群雲:漢検2級棕櫚小路
GM:漢検2級なんだ……!しかしこっちは『色の暗示』にはたどり着けません。そもそも知りませんしね。
西澄燦:ははぁ、前回のコクシのハリと同じように“あの”師匠産のアーティファクトかぁ、やっぱり
棕櫚小路群雲:「まっ、上層階級としては当然の教養だね…気取った名前だとは思うが」
西澄燦:「“キョウシのクツワ”……ああ、“杏色”って事か。なるほどね」
岩鉄友佳:「心当たりがあるんですか?」
岩鉄友佳:「"杏色"……?」
棕櫚小路群雲:「……?何か知ってるのか?」前髪をくりくりしつつ
西澄燦:【杏贄の轡……ブッキー関連のブツ、黒紫の玻璃と同列】ササッとメモを取る
ワタナベ:「………」
西澄燦:「ああ、前にこれと似たような雰囲気のブツを見た事があってね」
西澄燦:「同列のモンならろくでもないブツさ」
岩鉄友佳:「それを、祥雲さんが探してた…?」
西澄燦:「えーっと、群雲はブッキー……石蕗条一知ってるんだっけ? アイツが捜してるブツの一つだね」
GM:----
GM:石蕗条一:「“アーティファクト”か?」
GM:石蕗条一:「・・・・・。だとしても、だ。どちらにせよ、いまのお前と組むのはリスクがでかい」
GM:石蕗条一:「お前が自分で”トラブル”を解決でもしたら、そのときは考えてもいいけどな」
GM:----
棕櫚小路群雲:「!」
西澄燦:「“アーティファクト”って言うんだったっけ? ソレ関係はブッキー以外には壊せないから注意しな」
棕櫚小路群雲:「……成る程な」
棕櫚小路群雲:「フン。丁度いいさ。いつまでもあんな貧乏人に先輩面させておくのも癪だったしな」
棕櫚小路群雲:「あいつに先んじて尻尾を掴んで、対等だと認めさせてやるぞ!」
GM:----
GM:▼粘液の成分分析について
GM:一方、粘液に関しての分析を試みたワタナベは、ある事実を発見している。
GM:……ワタナベのレネゲイド特性――シンドロームは、『ウロボロス』。
GM:レネゲイドに感染した物体や生命体があれば、ウロボロスはそれを補食し、模倣・解析することができる……
ワタナベ:「………」
GM:どの程度『それ』ができるかは個人差があるが、少なくともワタナベは、自分自身のレネゲイドからこの物質に対する『捕食』の反応を感じ取った。
GM:これは、相応に濃度の高いレネゲイド感染がなされている。ジャームか、それに匹敵する汚染濃度の物質から分泌されたもの。
GM:性質的には『唾液』と見ていいだろう。しかし、普通の生物が分泌した唾液が……トイレで群雲が目撃した程の量になるだろうか。
GM:何か、この大元が異常であることは間違いない。しかもそれは、棕櫚小路家の大ホール付近に『いた』。
ワタナベ:「……でけえ生き物か……?」
GM:トイレ付近で大量に唾液が流れる事があり、それがホールまで垂れていたのか……?
ワタナベ:「唾液……食事か……?でけえのを……隠せるか……?」
GM:以上です。
GM:……残るはFHの情報のみです。
GM:ですが、今“杏贄の轡”についての情報項目も新たに出現したので、
GM:これらの調査を次以降のシーンに回しても構いません。どうしますか?
岩鉄友佳:回さないとどうなるんですか?
西澄燦:……ここ、か? いや、もう一回チャレンジは棕櫚小路の侵蝕値的にきついか
棕櫚小路群雲:もうワンシーンくらいなら出ても構わないよ!
岩鉄友佳:難易度50ですからねぇ
棕櫚小路群雲:しかし勝算がない…
ワタナベ:俺も無理だぞ50なんて!
西澄燦:今の状態だと、謎があんまのこらないんだよな……“杏贄の轡”の情報を見てから決めたい。
岩鉄友佳:切り札を切るかどうかは探偵さんに任せます
岩鉄友佳:じゃあ次のシーンか。
GM:そうですね。情報共有のロールなどあったらしていただいて、そこからシーンを切ります。
GM:ロイス・購入も可能。
岩鉄友佳:また探偵事務所ですかね。
棕櫚小路群雲:「クソッ!ダメだ!どこもかしこも、金を積んでも、棕櫚小路の名前を出しても、ウンともスンとも言わない」
ワタナベ:「調べたぞ……。」
西澄燦:「あたしも終わったぜ」
岩鉄友佳:「そっちも何か分かったんですか?」 西澄さんと一緒に待っている
西澄燦:「ワタナベからどーぞ」 先は譲るスタンス
ワタナベ:「唾液だ……ジャームか、それくらい、ヤベエのの……」
ワタナベ:「量が多いのは……でかいのか……そこまでは……わからねえ……」
西澄燦:「マスタークウェルに謎のジャーム……ね」 手帳に書き込む
棕櫚小路群雲:「ジャームだって?…確か、ぼうそうしたオーヴァードの慣れの果て……怪物の事だよな。」
棕櫚小路群雲:「そんなのがウチの屋敷に……ゾゾーッ」
GM:しかし、ワタナベの懸念している通り――それほど巨大な頭部を持つ生物であれば、
GM:参加者たちの目に留まらないはずがない(仮にパーティー中に存在したとするならばだが……)
GM:他の街であればワーディングの発動によって誤魔化せるかもしれないが、それでもここG市は『数割』という高確率でこのエフェクトが効かないのだ。
棕櫚小路群雲:「しかも唾液って……ボクはガッツリ触りまくってしまったんだぞ…オゲーッ」
西澄燦:「ふぅむ……群雲がその様子だと徹底的に隠されている感じだな」
棕櫚小路群雲:「……まあな」
棕櫚小路群雲:「ボクは屋敷の中で誰が何をしてるかなんて、多分全体の10%も分かってない……特に兄さんたちのやる事は」
岩鉄友佳:「マスタークウェルって人が街に潜んでるのとは別に、謎のジャーム……怪物が棕櫚小路家にいた……?」
西澄燦:「あー……これ、巨大にしろ大量にいるにしろ気づかれないのはありえねーな。何かトリックがある」
岩鉄友佳:「ちょっと待って下さい。」 群雲さんに
棕櫚小路群雲:「なんだよ?」
岩鉄友佳:「確か、2年前にも似た様な事件があったんですよね。」
岩鉄友佳:「そんなに前からいたってこと…ですか?そんなに大きい怪物が」
棕櫚小路群雲:「そうだな……その事もこの間知ったんだ」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「確かに、ボクだけじゃない…家内の誰の目にも触れさせないのは…多分不可能だ」
西澄燦:(まずは自分の姿を消して、音を消す。それかその場にいた全員が知覚出来ないように強制する……のどちらか?)
ワタナベ:「頭を使うのは……探偵……お前に、任せる……」
棕櫚小路群雲:「春野さんあたりが騒ぎ出しそうなものだしな……」
棕櫚小路群雲:「だったらやっぱり、何か屋敷の中に仕掛けがあるのかな……」
棕櫚小路群雲:「どっちにせよ気味が悪すぎる……オエエ…」
岩鉄友佳:「2年前の方は、その…怪物とか、祥雲さんの『機材』とかが関係あるか、分かりませんけど。」
岩鉄友佳:たどたどしく群雲さんに自分の意見を言ってます
棕櫚小路群雲:「『機材』…か」
棕櫚小路群雲:「アクシオンとかいうのについては、誰か何か分かったのか?」
西澄燦:「ああ、アクシオンね。ちゃんと調べたよ」
棕櫚小路群雲:「よくやった!後でハーゲンダッツを買ってやる!」
西澄燦:「ま、これだ」 サクッと携帯を弄ってアクシオンのページへ飛ぶ
西澄燦:「これが大企業アクシオン」
ワタナベ:「企業……」
西澄燦:「で、それにF.H.を付け足すと……ファルスハーツセル、アクシオンってオチだ」
棕櫚小路群雲:「なんだって!?」
岩鉄友佳:「え…!?」
岩鉄友佳:「えっと、それってつまり……その企業が、兵器を作ってる?」
棕櫚小路群雲:「正体を隠してさえない……!?FHのセルっていうのは、単体でここまで影響力を持っている物なのか?」
西澄燦:「棕櫚小路邸にある兵器はFHセルアクシオンの自律稼動型の兵器ってワケだ」
西澄燦:「ただの兵力だな。相手のカードは“マスタークウェル”、“謎のジャーム”、“自律兵器”だ」
西澄燦:「ここまで、デカイ奴はそうそういないが……ま、やるしかない」
棕櫚小路群雲:「そんな危険な物をどうして祥兄さんは屋敷内に……」
棕櫚小路群雲:(そして慶兄さんや父上が、それを知らないなんて事が…あるのか?)
ワタナベ:「自律兵器かあ……」
西澄燦:「まぁ、現段階の情報だと“マスタークウェル”と他の二つは敵対してるって考えて大丈夫そうだ」
ワタナベ:「レネゲイドじゃねえのは……苦手だなあ……」
西澄燦:「……大切なモノを守るために兵器を入れたって考えるのが自然だな」
西澄燦:「多分、“謎のジャーム”ってのはそれほどにデカイ存在なんだろ」
棕櫚小路群雲:「……何が潜んでるんだ…一体」
西澄燦:「二年前からそのジャームがいるとしたら……今回の件でボロが出たので急遽入れたって感じだろう」
GM:棕櫚小路家、恐らく祥雲が“謎のジャーム”を保有している。2年前から。
GM:そして、搬入した兵器群はその護衛……。この時点での西澄の推理は、これだ。
岩鉄友佳:「そっか。兵器とか機材が屋敷に運ばれたのは最近でしたね。」
西澄燦:「そういう事、今はまだ。そうとしか見えない……」 帽子を深く被る
GM:……事実。様々な事実が、この事件に絡み合っている。
GM:例えば、“黒紫の玻璃”の事件で――和中菜鳥の真実を見ぬく角度は、ある一点しかなかった。
GM:この事件においても、西澄は既にそれを洞察(シーク)しているか、それとも……。
GM:----
GM:購入やロイスがありましたら、手早くどうぞ。
ワタナベ:ロイスはないぜ。購入は、皆がほしいものがあれば
西澄燦:3dx+2 応急手当
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 10[3,6,10]+8[8]+2 → 20
西澄燦:ぐあー! 両手剣買えばよかった、ファック!
岩鉄友佳:じゃあこっちで両手剣チャレンジしときましょうか。
岩鉄友佳:2dx>=13
DoubleCross : (2R10[10]>=13) → 8[5,8] → 8 → 失敗
棕櫚小路群雲:購入!ショットガンに妥協しようかな…
ワタナベ:なら俺もだぜ
棕櫚小路群雲:ワタナベさんショットガンお願いしますです!
ワタナベ:オーケー
ワタナベ:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 7[5,7]+2 → 9
ワタナベ:2点使っても問題あるまい。財産を使うぞ!
ワタナベ:あげるぜ
棕櫚小路群雲:ヤッター!
GM:オラッ群雲ヤロウさっさと購入しろオラッ
棕櫚小路群雲:じゃあこっちは懲りずにフルオート!
GM:何ィー!群雲のくせにナマイキだ
棕櫚小路群雲:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 9[1,4,6,7,8,9]+2 → 11
棕櫚小路群雲:ウッまた微妙…
棕櫚小路群雲:財産9使って買います!そして出ない!
【Middle/05】
GM:シーン切り替えます!登場希望キャラは侵蝕上昇どうぞ。
岩鉄友佳:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 3[3]+62 → 65
西澄燦:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 5[5]+67 → 72
GM:----
GM:旧市街――櫻木ビル5F 西澄探偵事務所
GM:----
▼“杏贄の轡”について 〈知識:魔術/錬金術〉〈情報:魔術/錬金術〉 難易度10
▼G市内から手引きを行ったFHについて 【精神】 難易度50
西澄燦:先に岩鉄くん振ってください。結果見てから振ります
岩鉄友佳:…げ。キョウシのクツワの方も結構厳しいな。
岩鉄友佳:2dx>=10
DoubleCross : (2R10[10]>=10) → 4[1,4] → 4 → 失敗
岩鉄友佳:ダメでした…
西澄燦:3dx+2>=10 情報収集チーム3/3
DoubleCross : (3R10+2[10]>=10) → 10[6,7,10]+6[6]+2 → 18 → 成功
西澄燦:成功! シーカーはこのまま使って大丈夫ですかね!
GM:大丈夫です。情報見てからにしますか?
西澄燦:見てからにします!お願いします!
▼“杏贄の轡”について
情報屋ネットワークの停止している今、過去情報のサルベージには非常に苦労したが――
やはり、祥雲がこの存在を知るに至った「“杏贄の轡”の情報が流れていた事実」が、過去に存在している。
およそ2年前。“アーティファクト”の中にはその美しさから、骨董品や美術品としての価値を見出されていたものもいくつかあるが……
“杏贄の轡”もまた、一時資産家達の間で『出品』されていた経歴を持つ品である。
当然、闇オークション母体は現在は消滅。したがって、当時の落札者も不明。
……だが、当時の記録からこのアーティファクトの情報断片めいたものは入手できた。
“轡”の名の通り、これは装着することで肉体に新たな『口』を生み出すものだ。
それが何を目的としているのか、実際の効果として何が起きるか――そこまでは分からない。それこそ、石蕗条一の分析の助けでもなければ。
そして現状では、それも難しいだろう。彼のサポートを受ける時間はない。既にパーティーは当日にまで迫っている。
GM:以上です。
西澄燦:「だー! なんで、こんな時にブッキーいねーんだよ!」
西澄燦:「……チッ、この噂どおりの特性ならある仮説が成り立つ」
岩鉄友佳:「仮説…?」 西澄さんの説明を聞いて
西澄燦:「師匠なら完璧な真相が見えるだろうが、これを信じるしかない」
西澄燦:「ああ、多分このアーティファクトは対象を“喰う”特性がある」
岩鉄友佳:「対象……えっと、装着した人のことですか?」
西澄燦:「違う、狙った人物の事だ」
西澄燦:「装着することで口を生み出し狙った人間を捕食する。これなら身につけるだけでワタナベが言った“謎のジャーム”になる事が出来る」
岩鉄友佳:「えっ、でも祥雲さんが探してるってことは棕櫚小路家の中には無いんじゃ……あっ!」 と、そこまで自分で言って気付きますね
西澄燦:「資産家のパーティーならちょっと変なものでもアクセサリーや骨董品といったステータスになる。持ち込みは当然、身につけていても問題はないだろう」
西澄燦:「そして、パーティーの中で犯行を行なう。“黒紫の玻璃”と同じモノなら効果は即効だ。傍目には消えたようにしか見えない」
西澄燦:シーカーを使用する! 残った情報について調べます!
GM:了解です。
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM -> 西澄燦:(情報公開)
GM:情報公開を終わります。
西澄燦:了解です。
西澄燦:目を閉じて精神を集中し、ある情報を“推理”した。
岩鉄友佳:では、探偵さんが何らかの情報をつかんだことには気付かず、
岩鉄友佳:こちらは事務所のソファで座って考え込んでます。
岩鉄友佳:「センパイ……」
西澄燦:-マドコの友人/ナタリス・キャロル/好意:○/隔意/ロイス→タイタス
西澄燦:そして、ナタリスに向かって殴りかかります。
岩鉄友佳:「!?」
岩鉄友佳:「た、探偵さん!?」
ナタリス・キャロル:殴られたまま紙のように吹き飛び、壁にぶつかる。
西澄燦:「テメー……“誰”だ?」
西澄燦:つかつか歩いて、胸倉を掴みます。
ナタリス・キャロル:「……痛た……暴力は嫌いなんだけど」
岩鉄友佳:「……!」 西澄さんの口から出る"感情"を視て体をこわばらせている
西澄燦:「あたしはな、依頼人は疑わない」
西澄燦:「そして、危険にも晒さない」
西澄燦:「テメーはなんなんだ? 何のためにここへきたんだ」
西澄燦:「いや、分かってる……テメー、流してたのか?」
西澄燦:「あたし達とあたし達の掴んだ情報を……ッ!」
???:[予測以上の]
???:[――推理力だな。172cm。西澄燦]
GM:声はナタリスからではない。PCのスピーカーからだ。
???:[“彼女”について見破った点だけじゃあない。……“杏贄の轡”についてもだ]
西澄燦:「ああ、クソ! やりやがったな!」
ナタリス・キャロル:「……やれやれ」手を払い、その場に立つ。
西澄燦:「あたしの“推理”通りならアンタに情報戦で勝てるわけがねぇ!」
岩鉄友佳:「……!?」 事態が分からず動けないでいる。PCからの声は耳には入るが"視え"ない
西澄燦:「岩鉄くん立て! こいつらは――FHだ!」
ナタリス・キャロル:「……一つ、聞きたいんだけどさ。いつから怪しんでたのかな?」
岩鉄友佳:「…!?」
岩鉄友佳:両手に赤色と水色のクレヨンを錬成して構える!
ナタリス・キャロル:「ボロは出さないようにしてたつもりなんだけど」
西澄燦:「ボロねぇ……完璧だったよアンタ」
西澄燦:「完璧すぎるのがいけなかったのさ」
西澄燦:「あたし達を働かせ上手い事、情報を手にいれ情報収集としては完璧だった」
岩鉄友佳:「……オレも、気付けませんでした。」 眼をナタリスさんから逸らさない
西澄燦:「だけどな“協力者”としてきたのに働かねーのが、おかしいんだよ!」
ナタリス・キャロル:「なかなか難しいことを言うね……やっぱり、得意なこと以外はまるで駄目だな……」
???:[ハハッ……慎重になりすぎたのが、拙かったみたいだな、『ナタリス』]
西澄燦:「ま、それにな」
西澄燦:「ヤトさんは目の前で飯くわねーとすっげーキレんだよ!」
???:[……。やはりお前は、自らの得意とする分野で働くべきだ]
西澄燦:「テメーの正体は分かってるぜ」
ナタリス・キャロル:「……そうだね。無理するべきじゃなかった」
西澄燦:「“マスタークウェル”!!」
ナタリス・キャロル:空気が濁る。ワーディングが展開されるが、
ナタリス・キャロル:それは平常のオーヴァードのそれより遥かに淀み、“重い”。
ナタリス・キャロル:「ご名答。僕はナタリス・キャロル……じゃあ、ない」
岩鉄友佳:「なっ……!?」 手にしたクレヨンがボロボロと崩れ落ちるのを見て驚愕する。
“マスタークウェル”:「――“マスタークウェル”さ」
カイ・ハイドフェルド:[俺は“ソースハウンド”という名で通っている。そして『彼』は俺のチームだ。今はな]
カイ・ハイドフェルド:[172cm。155cm]
カイ・ハイドフェルド:[お前達の情報を、知っているぞ]
GM:【FHエージェント “ソースハウンド”カイ・ハイドフェルド】
“マスタークウェル”:「僕はこれしか出来ないんだけど……それは確実にさせてもらうよ」
“マスタークウェル”:「“マスタークウェル”の名をもって、君たちを“鎮圧”する」
GM:【FHマスターエージェント “マスタークウェル”ノエル・シェリントン】
GM:----
GM:to be continued
シーカー:(反転)
GM -> 西澄燦:市内から手引きしたFHのエージェントについて公開します。
GM -> 西澄燦:エージェントの名前は、カイ・ハイドフェルド。コードネームは“ソースハウンド”。
GM -> 西澄燦:特定のセルは持ちませんが、流動的にエージェントの構成を変えて作戦指揮を執ることで、
GM -> 西澄燦:実質的にセルリーダー的役割を果たしています。“禁(ハラーム)”および“マスタークウェル”は彼の配下。
GM -> 西澄燦:本人の戦闘力は低いものの、凄まじく情報操作に優れた指揮官型。情報探索の妨害の巧みさからもそれを推し量ることができます。
GM -> 西澄燦:もっとも、これらの情報はメタ的なもので、現在キャラクターとしての西澄さんが理解できる事は、
GM -> 西澄燦:“「ねじ壊す能力者」の背後に、既にG市入りしている情報収集型エージェントがいる。非戦闘型と思われる”程度でしかありません。
GM -> 西澄燦:……しかし、この場で分かることは『もう一つ』あります。
GM -> 西澄燦:西澄さん達がこれまで動いて得た調査結果を、自分自身は労せず手に入れている人がこの場に一人居ますね?
GM -> 西澄燦:実は、彼女は『彼女』ではありません。
GM -> 西澄燦:男です。以上。
【Masterscene/01】
GM:----
GM:旧市街――???
GM:----
GM:地下。しかし、この場に置かれて、それを即座に理解できる者は少ないだろう。
GM:……気分が悪い。叫び声を上げようとしたが、ヒュルヒュルと奇妙な息遣いにしかならない。
GM:苦しい。どうやら体が固定されて、全身に痺れのような感覚が不快に残っている。
???:「医者になりたいと思ったことはあるかな?」
GM:……誰の声だろう。混濁する記憶から、直前の出来事を引き摺り出す。
GM:そうだ、自分は……あの会場で。
???:「医者に、なりたくてね……。といっても、まったく興味本位のことでしかないが」
???:「常々、疑問に思っていることがある。それを解消したいのが目的なんだがね」
-:「な、」
-:「ヒュー、ヒュー、な、にを……る、んですか」
-:「誰、ですか」
GM:息が苦しい。異常だ。呼吸が――。
???:「……眠りから覚めて、『眠る前の自分』と今の自分が同じかどうか」
???:「あるいは、生まれる前、細胞の段階での自分の意識がどうだったか。君も考えた事はあるんじゃないか?」
-:「……う、ウウーッ」
GM:苦しい。苦しい。体が……動かない。
???:「人間は……人間の生命活動は」
GM:冷徹に、背後から、声が囁く。
???:「どれだけの『小ささ』で、維持することができるだろう?」
???:「……ギロチン刑にかけられた頭が、数秒の意識を持つという『伝説』がある」
???:「けれど、もう少し長く生かす場合の事を言っているんだ。指先、腕……」
???:「……腎臓。消化器系。まだまだ切り詰めることができる……適切な処置をすれば、それでも数時間程度は持つ」
-:「……!……!」
GM:目を見開く。後ろからの声。そして――今、体が縛り付けられているベッドの、視線の先に。
GM:『誰か』が座っている。マネキンのような綺麗な姿勢で、椅子に。
-:「い……ウ……!ヒュ、ー、嫌だ、いやだ……」
GM:軽い体がガタガタと揺れた。
GM:麻痺していたのではないのだ。ただ、単に……
-:「いやだよぉ……あ、ああ……!!」
???:「――どうかな?初めてにしては上手いこと『切り離せた』と思うんだ」
GM:座っているのは、首から胴体の『中身』までを、そっくりと抜き取られた……
GM:自分自身の……
GM:----
【Middle/05】
GM:----
GM:2年後 旧市街――櫻木ビル5F 西澄探偵事務所
GM:----
ワタナベ:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 3[3]+70 → 73
ワタナベ:ワーディングが張られてすぐ、事務所の扉がゆっくりと開いて一人の男が入ってくる
ワタナベ:「………」
岩鉄友佳:「ワタ……ナベさん…!」
西澄燦:「来たな、ワタナベ!」
ワタナベ:「おめえが……クウェルかあ……」
“マスタークウェル”:「……そうだよ」
ワタナベ:「……そうかあ……」
カイ・ハイドフェルド:[……。少し待て、“マスタークウェル”]
カイ・ハイドフェルド:[お前らもだ。現時点で……互いにとって、明確なことが一つあるだろう?探偵]
西澄燦:「そうだな」
カイ・ハイドフェルド:[俺達は『令嬢失踪事件』との関わりはない。……依頼を持ち込み、捜査していたわけだからな]
西澄燦:「そこで質問だ、“杏贄の轡”の特性をアンタは知っている。何故だ?」
西澄燦:「アンタはさっき、あたしの推理を認めた。それは答えを知っている証拠」
カイ・ハイドフェルド:[いくら俺でも、“アーティファクト”についての情報は100%の確証で調べられるわけじゃあない]
カイ・ハイドフェルド:[仮説だ。俺がクウェルから得た情報を元に組み立てた仮説。……だが、お前は推理でそこに辿り着いた]
カイ・ハイドフェルド:[……それに100%ではないとはいえ、俺はお前たちより少々『深い』ところまで調べる事はできる]
カイ・ハイドフェルド:[説が一致した以上、真相に近い事だけは確かだ]
西澄燦:「ああ、なるほどね」
岩鉄友佳:「探偵さん……こいつらがFHって…」 警戒してます
ワタナベ:「………まだ……待つか……?」
カイ・ハイドフェルド:[――そう願いたいところだ。『ワタナベ』とか言ったな?]
ワタナベ:「………」
カイ・ハイドフェルド:[“マスタークウェル”はやり合うための手駒じゃあない。ここでお前らを『鎮圧』して事務所を出て行くなら簡単だろう]
カイ・ハイドフェルド:[……が、この一件の後もお前らに探られ続けるようでは、こちらの策も破綻する]
カイ・ハイドフェルド:[……『取り決め』を行いたい。どうする探偵]
西澄燦:「『取り決め』……ね」
西澄燦:「ま、聞くだけ話は聞いてやるよ。何を決めるつもりだ?」
カイ・ハイドフェルド:[棕櫚小路家の処遇について][だ]
西澄燦:「……やっぱり、その話か」
カイ・ハイドフェルド:[……知っての通り、俺は棕櫚小路家に根を張りつつある。今後の調査本拠だ]
カイ・ハイドフェルド:[首尾よく屋敷に誘い込んだ上で戦えれば、こんな交渉の余地などなく潰せたところだが、今はそうも行かん]
カイ・ハイドフェルド:[……俺達は『FH』だ。乗っ取ると決めた以上、ここで“マスタークウェル”がやられようが、俺は必ずやる人間だ。必ずやる]
カイ・ハイドフェルド:[だが、クウェルがここで負けた場合、手を引いてもいい。『命を奪わない』という取り決めがあれば――だ]
ワタナベ:「おめえが……約束を守る……保障は……ねえ……」
西澄燦:「保障はないが、面子は立つ」
岩鉄友佳:「……て、手を引くっていうのは」 声を震わせながら、スピーカーの方に声をかける
カイ・ハイドフェルド:[――俺が負けた場合、棕櫚小路祥雲所有の『自律兵器』を一斉爆破する]
西澄燦:「はぁ……」 頭をガリガリと掻く
カイ・ハイドフェルド:[周囲に被害の及ばない、強制停止のための機能自爆だが、連絡すれば確認は容易だろう]
カイ・ハイドフェルド:[祥雲はFHに対する信頼を失う。こちらが潜入させていた兵器も、それで無効だ]
岩鉄友佳:「……棕櫚小路家から手を引いたら、この街からもいなくなるんですか?」
岩鉄友佳:恐怖を押し殺して聞くぞ!
西澄燦:「……その場合は新しいねぐらを捜すんだろ?」
カイ・ハイドフェルド:[……。そこまでは、俺の決めるところだ]
カイ・ハイドフェルド:[だが……加えて、この“杏贄の轡”の事件……お前らに『やる』]
カイ・ハイドフェルド:[俺達も同様にこの事件を捜査していた。……“マスタークウェル”を、戦力として使わせてやる。解決も同然だ]
カイ・ハイドフェルド:[……。……]
GM:スピーカーの声が、数秒間沈黙する。
カイ・ハイドフェルド:[……。構わないな、“マスタークウェル”?まだ報酬の内だ]
“マスタークウェル”:「責任を被せられる立場は、困るな……だから、こんなマスターの名前なんてのは過ぎたものなんだ」
“マスタークウェル”:「まあ、そうするしかないなら、全力でそうするしか無いだろう?」
ワタナベ:「……一つ……」
ワタナベ:「あの……捻る奴を……送ったのは……お前らだな……」
カイ・ハイドフェルド:[…………。フン]ワタナベの質問に返す。
カイ・ハイドフェルド:[答えない。だが仮に俺が仕組んだことならどうする?]
カイ・ハイドフェルド:[それを『許せない』と考えるのなら、この俺本人を追跡して……始末しに来ればいいだけのことだ]
ワタナベ:「今までと……変わらねえ……」
岩鉄友佳:「……探偵さん。」
岩鉄友佳:「探偵さん、センパイは、"キョウシのクツワ"に喰われてるかも知れないけど、まだ無事かも知れないんですよね?」
西澄燦:「ああ、無事な可能性は残ってる」
岩鉄友佳:「だったらオレ、出来る限りのことをやります。こいつと……戦わないといけないんですよね。」 マスタークウェルをにらむ
西澄燦:「そういうことさ、覚悟は決まったようだね」
岩鉄友佳:コクリとうなずく
西澄燦:「“ソースハウンド”、アンタの居場所が分からない以上……こっちは“乗るしかない”」
西澄燦:「OKだ、『“マスタークウェル”の命の保障』乗ってやる」
カイ・ハイドフェルド:[……『互いに殺さない』事が取り決めだ]
“マスタークウェル”:「そっちについては、心配しないでいいよ。僕の力なら、まかり間違っても殺せなんてしないだろうから」
カイ・ハイドフェルド:[だが155cm。レネゲイド戦闘は信念や……ましてや、見せかけの覚悟じゃあ勝てない]
カイ・ハイドフェルド:[勝敗を隔てるのは厳然たる、才能だ。その口に見合う才能が、あるか?――戦闘の才能が]
カイ・ハイドフェルド:[今までに一度も『戦ったことがない』なら、希望を持ってもいい。だが……“マスター”の名は、生半可ではないぞ]
岩鉄友佳:「……」 歯軋りをする。何も言い返せない。
“マスタークウェル”:「自信はまったくないんだけどね。……君たちが僕で相手になることを祈るしかない、かな」
西澄燦:「テメーなぁ……なにを偉そうに言ってんだ」
ワタナベ:「………」
西澄燦:「戦いに一番重要なのは意志を貫く“覚悟”に決まってんだろうが!」
西澄燦:「“覚悟”のねー奴は、絶対に勝つ事はできねー! 断言してやる!」
西澄燦:「つーことで、岩鉄……いや、トモ」
カイ・ハイドフェルド:[違うな。事実として適正の差が……]
カイ・ハイドフェルド:[……]
西澄燦:「こいつらにトモの“覚悟”ってやつをみせてやれ」
カイ・ハイドフェルド:[……。いや、押し問答だな。止めるとしよう]
カイ・ハイドフェルド:[頼んだぞ。“マスタークウェル”]
“マスタークウェル”:「期待しないで待っていてもらえると助かるよ」
岩鉄友佳:「……大丈夫です。"視せ"てもらいました。」 手には黄緑色のクレヨンが復活している。
ワタナベ:「……これから……わかるだろ……その……事実って奴は……」
棕櫚小路群雲:じゃあそのあたりで、ドアを開けて登場したい
棕櫚小路群雲:1d10+81
DoubleCross : (1D10+81) → 5[5]+81 → 86
棕櫚小路群雲:「ちょっと待て。FH」
カイ・ハイドフェルド:[…………。なんだ。取り込み中だ]少し不機嫌な声になる。
西澄燦:「バカヤロー、こいつは主賓だぞ」
棕櫚小路群雲:「……ボクは棕櫚小路群雲。『棕櫚小路家』の群雲だ」
棕櫚小路群雲:「さっきまでの話は聞いてた……お前が立ち去る前にこれだけは聞け」
棕櫚小路群雲:「人の『家』を……この町を…お前の持ち物か何かみたいにほざいてるんじゃあないぞ……!」
棕櫚小路群雲:「お前の部下も、お前も、必ずブチのめす……そして『取引』をするというなら…上に立つのはこっちだ」
カイ・ハイドフェルド:[……口喧嘩は嫌いじゃあ無いが、反論はしないでおいてやる]
カイ・ハイドフェルド:[168cm。お前が今ここで『勝て』ば、まずお前の家の2つの問題の内1つを解決できる]
カイ・ハイドフェルド:[守りたいなら、自分の力で、2つを解決して――証明してみせろよ]
棕櫚小路群雲:「フン……ああ、丁度良かったとも……」
棕櫚小路群雲:「……ボクは一度、自分より偉そうにしている人間を、思いっきり叩きのめしてみたかったんだ」
棕櫚小路群雲:「……相手になってやるぞ…FH!」
GM:戦闘を開始します。
ワタナベ:棕櫚小路君にロイスを取りたいな
ワタナベ:いいやつ/棕櫚小路群雲/P:親近感○/N:猜疑心/ロイス
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
ジャーム
クウェル
5m
棕櫚小路 西澄
岩鉄 ワタナベ
ジャーム:「フシュー……!」事務所の窓から、細身の人型じみたジャームが滑り込んでくる。
ジャーム:“ソースハウンド”の兵と見て間違いないだろう。
カイ・ハイドフェルド:[……探偵。お前の勘が良すぎたせいで]
カイ・ハイドフェルド:[ロクな奴を手配できなかった。まあ、この培養ジャームも使いやすい部類ではあるがな]
西澄燦:「全く……培養ジャームって……」
西澄燦:「テメー……本体見つけたらぜってーボコボコにしてやるからな」
GM:ところで、パーティー潜入まで情報収集に成功できなかった場合、
GM:会場内で、自律兵器2体+クウェルの状況で奇襲されていました。当然、兵器相手の方が高難易度です。
“マスタークウェル”:「ジャームと組むの、苦手なんだけどな……」
カイ・ハイドフェルド:[安心しろ。俺が、得意だ]
カイ・ハイドフェルド:[……下で働いてもらう分には、ジャームのほうが余程わかりやすくていい]
GM:セットアッププロセスです。岩鉄くんから。
岩鉄友佳:セットアップなし。
カイ・ハイドフェルド:こちらもセットアップはなし。
ワタナベ:なし
GM:7d10+31
DoubleCross : (7D10+31) → 47[7,9,10,2,8,6,5]+31 → 78
GM:ではマスタークウェルどうぞ。
棕櫚小路群雲:なし
“マスタークウェル”:《カームダウン》。シーン内全員のあらゆるダイスを-6個。
西澄燦:あー!もう!
西澄燦:なし!
棕櫚小路群雲:ゲェーッ!
“マスタークウェル”:「これで全員止まってくれるなんて上手い話は……まあ、なさそうかな」
棕櫚小路群雲:「……!体が…!重い!」
ワタナベ:「おめえ……」
西澄燦:「……重いな」 手を握ったり、開いたりしている
西澄燦:「……だが、動けないわけじゃない」
カイ・ハイドフェルド:[……“マスタークウェル”が『鎮圧』するのは、レネゲイドだ]
カイ・ハイドフェルド:[自分自身の侵蝕活性を抑えれば、完璧な潜入工作員にもなる……誰にもオーヴァードとは感知されない]
カイ・ハイドフェルド:[絶対の自信があるコマだったんだ……クソッ……]忌々しげに呟く。どこか、関係ないところで苛立っているようにも聞こえる。
GM:最初の手番は、岩鉄くんからです。
岩鉄友佳:マイナーなし
岩鉄友佳:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》+《光の手》+《砂の刃》+《パラライズ》
岩鉄友佳:対象はマスタークウェルとジャーム。
岩鉄友佳:2dx7+4 命中判定
DoubleCross : (2R10+4[7]) → 3[1,3]+4 → 7
西澄燦:ぎゃー!
棕櫚小路群雲:ぎゃおおおん!
ジャーム:ジャームは《イベイジョン》。達成値は1。
“マスタークウェル”:ドッジ不可。そのままリアクションしません。
ジャーム:ならば《崩れずの群れ》。カバーリングします。
岩鉄友佳:「くっ……!」 先ほど探偵さんの"感情"から作った黄緑色のクレヨンをマスタークウェルの近くの床に何とか放る。
岩鉄友佳:本来なら床が黄緑色に染まり、敵の足ごと固めるのだが……
ジャーム:猿めいた機敏さで、ジャームがマスタークウェルを突き飛ばし、割り込む。
ジャーム:「シュア!」
岩鉄友佳:1d10+3 装甲有効
DoubleCross : (1D10+3) → 1[1]+3 → 4
岩鉄友佳:命中で硬直付与です。
ジャーム:当然生きています。しかし硬直状態にはなった。
“マスタークウェル”:「……っ。もう少し繊細にやってくれないかな」
カイ・ハイドフェルド:[良い反応と言ってくれ。どこの街の研究成果だったか……素体性能は悪くないようだな]
カイ・ハイドフェルド:続けてカイの手番。事務所内の電子機器が次々とジャックされ、異質なレネゲイド領域を展開します。
カイ・ハイドフェルド:《解放の雷》《導きの華》《要の陣形》。
西澄燦:「この野郎……人の家のモン勝手に使いやがって……」
カイ・ハイドフェルド:[……悪党に期待し過ぎだぞ!お前らは!]
カイ・ハイドフェルド:この場にいる2人の次のメジャーアクションの攻撃力を+6、C値を-1、達成値を+8。
ワタナベ:俺と西澄さんかな・・・?
GM:行動値は10。ワタナベの手番です。
ワタナベ:西済さんかりょくどんなもん?
ワタナベ:多分俺は当たればジャームは殺せる。
西澄燦:固定値11点
ワタナベ:ふむ
ワタナベ:とりあえず殴るか。ダイスは1個しか触れないからちょっと不安だが
ワタナベ:ファンブルしなければ当りはする筈だぜ
ワタナベ:ということでマイナーでエンゲージ
ジャーム
クウェル
ワタナベ
5m
棕櫚小路 西澄
岩鉄
ワタナベ:《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:災厄の炎》+《原初の赤:ブラッドボム》。ここで
ワタナベ:ラズベリーのロイスを切ってダイスを+10個する。これで11個だ。
GM:な、なんてことを……!
棕櫚小路群雲:ヒューッ!
西澄燦:マジで!?
ワタナベ:油断はしない。何かあるやもしれん
ワタナベ:それに後のことを考えるのは、俺の性に合わん。ここで殺す
ワタナベ:11dx7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,4,4,6,9,10]+5[3,5]+3 → 18
西澄燦:ひどい
ワタナベ:きっといてよかった
ジャーム:《イベイジョン》は1!避けられません
“マスタークウェル”:リアクションなし。
ワタナベ:ダメージを出すぞ。いいのかな
ジャーム:カバーリングします。《崩れずの群れ》。
ワタナベ:クウェルに肉薄し、辺りに黒い霧を撒き散らす。
ワタナベ:「ハァー……面どくせえ……」
“マスタークウェル”:「……疾い――!」
ジャーム:「キシャ!」再び割り込む!クウェルを守り切る構えだ!
ワタナベ:では行くぞよ。
ワタナベ:6d10+12
DoubleCross : (6D10+12) → 34[5,8,1,1,10,9]+12 → 46
ワタナベ:「覚悟しろ……俺は一度、お前は二度。俺は一度、お前は二度だ。」
ジャーム:「ブ……グ」
ジャーム:ダメージ2倍!これでは《ブラッドボム》を待つまでもなく飛散します
ワタナベ:対抗種とオーバーカウンターのダメージを受けるぞ。
ワタナベ:2d10+3
DoubleCross : (2D10+3) → 14[4,10]+3 → 17
ワタナベ:HPは13まで減った。
カイ・ハイドフェルド:[……][『ワタナベ』……!]
“マスタークウェル”:「……もう少し手心を加えてくれないかな」
ワタナベ:霧に触れた瞬間、ジャームはまるで灰が風に運ばれるかのように、体が細切れになり、宙に消えていく
棕櫚小路群雲:「こ、これが…“都市伝説”…か…!」
ワタナベ:「次は……お前だ……」
カイ・ハイドフェルド:[ジャームの命は……『取り決め』に入らない事にしてやる]バキッ
カイ・ハイドフェルド:ボールペンか何かを砕く音が、スピーカー越しに聞こえる。
クウェル
ワタナベ
5m
棕櫚小路 西澄
岩鉄
西澄燦:「殺すなよ。ワタナベ」
西澄燦:「そいつまで殺すと、アイツは引けなくなる」
ワタナベ:「ああ……」
GM:手番は行動値9。“マスタークウェル”。
“マスタークウェル”:マイナーなし、メジャー《アースシェイカー》《サイレンの魔女》《援護の風》。命中でシーン中のあらゆるダイスを-3個。
“マスタークウェル”:PL4人を対象にします。
“マスタークウェル”:4dx@9+10
DoubleCross : (4R10+10[9]) → 10[1,3,9,9]+6[1,6]+10 → 26
岩鉄友佳:リアクション不可
ワタナベ:よけらんねえ
GM:カームダウン怖すぎる
西澄燦:9dx+8 《ゲットダウン》 72→74
DoubleCross : (9R10+8[10]) → 10[1,3,3,5,5,7,8,8,10]+6[6]+8 → 24
西澄燦:ウワァアアアアアアアア!!!!!!
ワタナベ:惜しい
棕櫚小路群雲:惜しい
GM:あ、西澄さんカームダウン食らってます?
西澄燦:a,
GM:振りなおして構いませんよw
西澄燦:e?
西澄燦:honnto!
ワタナベ:なぜアルファベットで
西澄燦:3dx+8
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 10[1,1,10]+5[5]+8 → 23
西澄燦:しね!
GM:wwww
棕櫚小路群雲:ワアオ
棕櫚小路群雲:どーしよっかなー
西澄燦:棕櫚小路センパイ……カバーお願いしやす……
棕櫚小路群雲:いや
棕櫚小路群雲:ロイス切って殴ろうかと思って
ワタナベ:侵食値を見るんだ
棕櫚小路群雲:で、一回殺して西澄さんでトドメが刺せないかなって
ワタナベ:死んでしまうぞ
西澄燦:それは……まぁ、それもアリかな。
GM:あと、今回はちゃんとこちらは取り決めを守るので、
GM:倒れても『とどめを刺される』事は絶対にありません。念のため。
棕櫚小路群雲:いや、復活する仮定の話ですw
西澄燦:復活はしないと思うが……
西澄燦:カバーしない方向ですかね
棕櫚小路群雲:オス!
“マスタークウェル”:3d10+9 装甲無視
DoubleCross : (3D10+9) → 13[7,5,1]+9 → 22
棕櫚小路群雲:「……!」
ワタナベ:「いてえ……」
“マスタークウェル”:空気がさらに重みを増す。催涙効果が蔓延し始めているのだ。
西澄燦:38→16 生存
ワタナベ:リザレクトするぞ。
ワタナベ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8
ワタナベ:90になった。
棕櫚小路群雲:生存
西澄燦:マスタークウェル……私にリザレクトをさせないとは……おかげで侵蝕値が上がらん
棕櫚小路群雲:残り4
岩鉄友佳:HP23→1
カイ・ハイドフェルド:[――鎮圧完了だ。これで、こちらが倒しきれるとも言わないが……]
カイ・ハイドフェルド:[そちらが、こちらを倒すことはできなくなった。]
棕櫚小路群雲:「ゴホッ……ゴホッ……!クソッ!」
棕櫚小路群雲:「……偉そうに…ほざくな……!」
“マスタークウェル”:「いや、完了じゃあない。そう直感できるよ」
ワタナベ:「おめえ……」
“マスタークウェル”:「でも。何度動こうとも、そのたびに抑える。それが鎮圧するということだ」
西澄燦:「舐めやがって……」
岩鉄友佳:「く……う……」
カイ・ハイドフェルド:[……ここまでやって、まだ不安があるのか?“マスタークウェル”]
“マスタークウェル”:「僕は臆病なんでね。警戒に越したことはない」
GM:全員が攻撃を受けたので、全てのダイスを要する判定に、『-9個』のペナルティがかかります。
GM:これはリアクションも同様。次は棕櫚小路くんの手番です。
棕櫚小路群雲:イエス!
棕櫚小路群雲:マイナーで接敵
クウェル
棕櫚小路 ワタナベ
5m
西澄 岩鉄
棕櫚小路群雲:メジャーで《プレディクション》+《マルチウェポン》
棕櫚小路群雲:対象はマスタークウェル!
GM:ほーお、攻撃ダイスはどうやって振るおつもりだい、ぼうや!
GM:ペナルティは-9個よ!
棕櫚小路群雲:「ハァッ……ハァッ……!」
棕櫚小路群雲:催涙効果で眼を真っ赤に腫らしながら、ふらふらと前に出る。
カイ・ハイドフェルド:[……探偵]
西澄燦:「あん?」
カイ・ハイドフェルド:[『覚悟』でどうなる?その状態が]
カイ・ハイドフェルド:[もう、身動きは取れないぞ。……]
西澄燦:「まぁ、見てろよ」
棕櫚小路群雲:「……守るんだ…ボクが、棕櫚小路家を…この町を……!」
西澄燦:「それでも動くさ」
棕櫚小路群雲:「初めてできた…ボクの生きる意味を…!」
棕櫚小路群雲:G市のロイスをタイタス化&昇華!
カイ・ハイドフェルド:[…………]
棕櫚小路群雲:ダイス+10個だ!
西澄燦:「アイツには……『覚悟』があるからな!」
棕櫚小路群雲:震える両腕で、二丁の銃のような機械を構える。
岩鉄友佳:「すごい……」 群雲さんから出てくる"感情"を唖然と見ている
ワタナベ:「………」
棕櫚小路群雲:「…………舐めるな…!」
棕櫚小路群雲:使用武器はフルオート×2
棕櫚小路群雲:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[1,5,5,10,10]+4[2,4]+3 → 17
棕櫚小路群雲:回避不可!
“マスタークウェル”:回避はもともとできません!そのまま受けます!
棕櫚小路群雲:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 9[7,2]+20 → 29
棕櫚小路群雲:ガラララララ!!!
“マスタークウェル”:「……動く、か……!」
棕櫚小路群雲:大量の釘形の銃弾が、クウェルの全身に突き刺さる!
棕櫚小路群雲:「貫き通す『覚悟』……か…」
棕櫚小路群雲:「今のボクにはまだ…こうやって…『突き立てる』ことしかできない」
棕櫚小路群雲:「……でも、『覚悟』だ」
“マスタークウェル”:「またこの手の攻撃か。……本当、ついてないな、僕は」
棕櫚小路群雲:釘が一斉に炸裂!
“マスタークウェル”:そのダメージは耐えられません。HP0。
カイ・ハイドフェルド:[……チッ]
“マスタークウェル”:《リザレクト》します。
GM:マスタークウェルが倒れたので戦闘終了です。
GM:このリザレクトは侵蝕率を上昇させませんが
GM:一度戦闘不能になったので、クウェルはHP1で復活してもらいます。
GM:現在の侵蝕率は78とします。
棕櫚小路群雲:「ハーッ……ハーッ……グスッ」
西澄燦:「これが『覚悟』だ、“ソースハウンド”」
棕櫚小路群雲:ジャキッと、クウェルの額に銃口を向けます。
棕櫚小路群雲:「取引は…僕らの勝ちだ。FH!」
“マスタークウェル”:ひらひらと両手を上げる。空気の淀みが引いていく。
岩鉄友佳:「!?」 体が軽くなる
岩鉄友佳:「勝った……?」
カイ・ハイドフェルド:[負けを認める。……パチ]
カイ・ハイドフェルド:スピーカー越しに、何らかのショート音めいた音が聞こえる。
ワタナベ:「………」
カイ・ハイドフェルド:[兵器は爆破した。使用人にでも確かめさせてみればいい]
棕櫚小路群雲:「!」
棕櫚小路群雲:「……やった…」
西澄燦:「一つ、問題は消えたな」
ワタナベ:「次……会ったら……」
ワタナベ:「その時は……容赦しねえ……」
カイ・ハイドフェルド:[……いいだろう。会ったらの話だがな]
西澄燦:「……捨て台詞のついでに質問するぜ、“ソースハウンド”」
カイ・ハイドフェルド:[なんだ]
西澄燦:「アンタ、今回の事件の犯人に気付いているんじゃないのか」
カイ・ハイドフェルド:[……いいや。こういう事は現場に出なければ分からない事もある……それに、仮にそうだとして]
カイ・ハイドフェルド:[ここで俺が犯人の名を言ってしまったら、それこそお前の面目が立たないだろう……探偵]
西澄燦:「なるほどね……そう言われたら引き下がるしかないな」
カイ・ハイドフェルド:[こちらで得ている情報は送信しておいた。閲覧はできるか?]
西澄燦:「……それが“リターン”か」 情報を閲覧するぞ
GM:……西澄達の立場では踏み込むことのできなかった、2年前の事件についての詳細が記されています。
岩鉄友佳:「その情報を見れば、探偵さんが推理できる……?」
カイ・ハイドフェルド:[共通点といえば、年齢が近いことと……いや、そうではないな]
カイ・ハイドフェルド:[『身長』か。後は、推理しろ……]
西澄燦:「言われなくても……見つけるさ」
▼2年前の失踪事件
棕櫚小路家で失踪した某家子息は、表向きは行方不明として扱われており、氏名も公表されていない。
――だが、同時期、G市にほど近い街で、激しく損壊した遺体が遺棄される事件が起こっている。
こちらも死体の身元は不明。
死体は、胴体の後ろ半分――『背骨』から首にかけての広範囲を抉り取られ、内蔵を抜き去られた状態で、
かつ、残された部位は、半分になった胴体に繋がる両腕、そして腰から下などは『繋がったまま』という奇怪な状態にあった。
公園内に無造作に投棄されていたことから、殺人鬼には“ハウスマン(雑役夫)”と一時名付けられたが、死体が身元不明だったこともあり、
現在は“ブロークンラズベリー”の影に隠れている事件だ。
カイ・ハイドフェルド:[……分かるか?俺が調べた限り、発見された死体と、失踪した少年の体格は同じだ]
西澄燦:「……ああ」
西澄燦:「“中身”を、抜かれたのか……」
カイ・ハイドフェルド:[…………。今になって、動き出した理由があるわけだ]
カイ・ハイドフェルド:[情報屋ネットワークの停止――]
カイ・ハイドフェルド:[……ネットワークは。不可解な事件が発生した時は互いにその情報を共有し、そして探偵。お前のような人間にも流す]
カイ・ハイドフェルド:[大抵は正義とは程遠い連中だが、UGNやFHがいない分、奴らの存在が抑止力となっていたわけだ]
西澄燦:「そうだな、この間まではそうだった」
カイ・ハイドフェルド:[……UGN。今回ばかりは、やり方が過激すぎる。FH以上……だ]
西澄燦:「テメーも街に物騒なもん持ち込もうとしたけどな……」
カイ・ハイドフェルド:[連中も『何か』を狙っている。G市の連中が動き始めることで……情報が現れる『何か』を]
西澄燦:「……『アーティファクト』の事だな」
カイ・ハイドフェルド:[そうかもしれないな。そして今のところは、“杏贄の轡”がそうして現れた一つということだ]
西澄燦:(前の事件は“黒紫の波璃”だった……偶然の可能性は少しずつ、なくなってるな)
西澄燦:「答えは期待してねーが、アンタの目的も……ソレか?」
岩鉄友佳:「……」
棕櫚小路群雲:「アーティファクトを全て破壊すれば」
棕櫚小路群雲:「……この町をFHやUGNの連中が踏み荒らすこともなくなるのか?」
カイ・ハイドフェルド:[俺の狙いについては言う事はできないし、そこのクウェルに質問しても無駄なことだ]
西澄燦:「だろうな」
カイ・ハイドフェルド:[……が、可能性はあるだろう。むしろアーティファクトの力を使って、組織を排除したほうが早いかもしれないがな]
棕櫚小路群雲:「……『アーティファクト』を、使う…」
ワタナベ:「……アーティファクトが……なくても……」
ワタナベ:「……この街で……好きには……させねえ……」
岩鉄友佳:ワタナベさんの言葉に、静かにうなずきます。
ワタナベ:「ここは……俺達の……街だ……」
ワタナベ:「………」
棕櫚小路群雲:「……”ワタナベ”」
棕櫚小路群雲:「アンタは怪物かもしれないが…立派な奴だ」
西澄燦:「変なことを考えるのはやめときな、アレを使おうとすればヤバイ奴が殺しに来るぜ」
棕櫚小路群雲:「知ってるさ。あの貧乏人の事は…少し考えてみただけだ」
棕櫚小路群雲:「……そうだな。自分たちの力でできるはずだ。信じよう」
棕櫚小路群雲:(でももし…この町の人間を守るために、手段を選べない状況になれば……ボクは…)
棕櫚小路群雲:(お前とも戦うぞ。石蕗)
岩鉄友佳:「群雲さん……?」 心配そうに声をかける
カイ・ハイドフェルド:[……忠告しておく]
カイ・ハイドフェルド:[お前たちが今持っている『情報』は、お前たちの想像以上に価値と力がある]
カイ・ハイドフェルド:[155cm、岩鉄友佳。お前のような、ただの学生ですら……だ]
岩鉄友佳:「……!?」
カイ・ハイドフェルド:[……『アーティファクト』に関する情報がその一つだが、それ以上にヤバイのは]
カイ・ハイドフェルド:[『警察がUGNであること』だ]
カイ・ハイドフェルド:[ネットワークも、警察が情報屋狩りをしていた事実は知っていても、それを仕掛けた組織の正体までは知らない]
カイ・ハイドフェルド:[お前らの内……誰かが、この市を混乱状態に陥れたければ。この事実を証拠とともに流すだけでいい]
西澄燦:「ご忠告どーも」
カイ・ハイドフェルド:[軽々しく流すな。仲間にもだ。お前たちのための忠告でもあるが、俺のためでもある]
棕櫚小路群雲:「……分かったよ」
ワタナベ:「………」
カイ・ハイドフェルド:[……通信は切る。後は、クウェルと協働しろ。どの道、『招待券』は捜査に必要だろう]
カイ・ハイドフェルド:[直接会ったなら、勝負は受けて立つぞ。……ワタナベ]
GM:スピーカーから微かに聞こえ続けていた、整然としたノイズが停止したことが分かった。
GM:ブラックドッグ能力による支配。だが、これでマスタークウェルも指揮系統から外れたことになる。
ワタナベ:「………」
岩鉄友佳:「……ふぅ、ビビりました……」
棕櫚小路群雲:ドサーッと、半壊したソファに座り込む。
棕櫚小路群雲:「……うう…まだ全身がだるい…デザート付き岩盤セラピー行きたい……」
西澄燦:「はぁー……めんどくせー奴だったぜ」
“マスタークウェル”:「あれで苦労してるんだよ。あの子も」
西澄燦:「で……あー、“マスタークウェル”テメーの名前は何だ」
“マスタークウェル”:「……まあ、それくらいは明かさないと信は得られないよね」
“マスタークウェル”:「ノエル。ノエル・シェリントン」
ノエル・シェリントン:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1330776747/171(PC5:DT)
ノエル・シェリントン:「よろしく」
西澄燦:「んじゃ、少しの間だけよろしくな。ノエル」 普通に握手する
ワタナベ:「……」
ワタナベ:「もう……悪さ……すんなよ……」
ノエル・シェリントン:「僕らなんて、存在自体が悪だとは思うけどね。まあ、敵対するつもりはないよ」
岩鉄友佳:こちらも群雲さんと同じソファに座りこんでいる。
岩鉄友佳:「……パーティまで、もうあんまり時間ないんですよね…」
西澄燦:「時間はねーが、用意はこれで出来た」
岩鉄友佳:「……はい。」
棕櫚小路群雲:「……よし」
西澄燦:「つまり後は乗り込むだけだ。いっちょ頼むぜ、みんな」
棕櫚小路群雲:「ああ……犯人を突き止めよう。そして原紗友里を助けるんだ」
ノエル・シェリントン:あ、応急手当キットを調達してもいいでしょうか。
GM:購入は可能です!
棕櫚小路群雲:最後のフルオート!
棕櫚小路群雲:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[3,3,6,7,10,10]+7[2,7]+2 → 19
棕櫚小路群雲:財産1消費で購入!
西澄燦:3dx+2 応急手当キット二個目
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 5[1,2,5]+2 → 7
西澄燦:財産、1点使って成功
ノエル・シェリントン:5dx>=8 応急手当
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 8[3,4,8,8,8] → 8 → 成功
岩鉄友佳:2dx>=8 応急手当
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 8[4,8] → 8 → 成功
西澄燦:欲しい人にあげます
ワタナベ:応急手当とっても意味ねえしなあ、俺。
棕櫚小路群雲:欲しいですー
西澄燦:じゃあ、二つ渡す
棕櫚小路群雲:ありがとナス
西澄燦:貧乏人から搾取するカネモチ
棕櫚小路群雲:使用!
棕櫚小路群雲:4+4d10
DoubleCross : (4+4D10) → 4+28[3,10,8,7] → 32
棕櫚小路群雲:出目もいいぜ
ワタナベ:自分でも買っておくぜ
ワタナベ:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 8[5,8]+2 → 10
ワタナベ:OK
ワタナベ:では2つ使う
ノエル・シェリントン:懐から手当キットを出して、ワタナベさんに投げ渡す。
ワタナベ:一応もらっておくぜ。バックファイアでは死ぬけど、相手の攻撃をギリギリ耐えられるかも知れぬ
ノエル・シェリントン:「まあ、これくらいしか持ってないけど。侘びだと思って貰っておいてくれないか」
ワタナベ:「………貰う」
ワタナベ:8+4d10
DoubleCross : (8+4D10) → 8+12[1,5,5,1] → 20
岩鉄友佳:もう一個調達できたんで、それも使ってもらおうかな。
岩鉄友佳:いや、自分で使うか。一応。
岩鉄友佳:1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+10[9,1] → 11
西澄燦:「はいよ……これで出来たぜ」 棕櫚小路を治療
棕櫚小路群雲:「……礼を言っておいてやる」
棕櫚小路群雲:「でも、借りは返すからな」
西澄燦:「楽しみにしてるぜ。“ムラ”」
棕櫚小路群雲:「な……ぼ、ボクの高貴な名前を省略するな!……ちゃんと群雲さんと呼べ!全く……貧乏人はなれなれしいから……」
西澄燦:「はいはい」
棕櫚小路群雲:「……フン」
棕櫚小路群雲:(あだ名で呼ばれたのなんて、初めてだな……)
岩鉄友佳:「……」 あきれた目で群雲さんの口元を見ている
GM:----
GM:20分後 旧市街――櫻木ビル屋上
GM:----
GM:“マスタークウェル”――ノエル・シェリントンは携帯電話を手に、屋上に立っている。
GM:しかしその機器はその実、FHの独自技術が満載された通信機器であり、カイ・ハイドフェルドとの通信回線を繋ぐ連絡手段でもある。
カイ・ハイドフェルド:[……UGNの目論見を破壊し、奴らが『手出しせざるを得ない』案件を作る――それが“禁(ハラーム)”のプランだったが]
カイ・ハイドフェルド:[今となっては不可能だ。“マスタークウェル”。お前の存在を任務終了までUGNから隠し通す事は、恐らく俺でも無理だろう]
ノエル・シェリントン:「だろうね。まあ、僕もこうなることを考えなかったわけじゃない」
カイ・ハイドフェルド:[……何を言ってる……!]歯ぎしりのような音が聞こえる。
カイ・ハイドフェルド:[お前はそう考えていたかもしれん。とんでもない悲観主義者だからな。だが!]
カイ・ハイドフェルド:[絶対の自信が……あったんだ……クソッ!] 何かに拳を打ち付ける音。
ノエル・シェリントン:「計画なんて、最悪の予測を立てて進めるものだろう。君のことだから、次善はもう策を立ててるんだろう?」
カイ・ハイドフェルド:[…………………。どこから漏れた?『マスタークウェルの存在』を……知ってる連中が、既に大量に居る]
ノエル・シェリントン:「UGNがやるとも思えないね。僕を密かに狩るなら、紛れを大きくするはずがない」
カイ・ハイドフェルド:[そうだ。UGNじゃあない。何かがいる。軽々と、俺の策の上を行った『何者か』が]
ノエル・シェリントン:「やれやれ。本当、一筋縄ではいかない街だね」
ノエル・シェリントン:「……君の身内も、この街で倒れたんだっけ?」
カイ・ハイドフェルド:[……それは言うな。思うところはない]
カイ・ハイドフェルド:[……次善の策は、決まった。『現地協力』で行く。ここからは、自分から存在を明かしていくべきだ]
カイ・ハイドフェルド:[西澄、ワタナベ。……奴らだけじゃあない。G市のオーヴァードと、他に先手を打って手を結べ]
ノエル・シェリントン:「ごめんごめん……そうだね。僕だけでやれることなんか、たかが知れてる」
カイ・ハイドフェルド:[探偵にはああ言ったが……俺から情報が漏れている可能性がある。俺自身は、このG市から手を引く。]
カイ・ハイドフェルド:[――やり残した『一つ』を済ませてからな]
カイ・ハイドフェルド:[当初の任務の達成は、お前の能力と判断次第だ……できるな、“マスタークウェル”。信頼しているぞ]
ノエル・シェリントン:「やれるとは断言しない、断言できない。だけど」
ノエル・シェリントン:「全力をつくすよ、“ソースハウンド”」
カイ・ハイドフェルド:[……頼むぞ。まさか俺がいながら、サポートできない事態になるとはな……]
ノエル・シェリントン:「ま、一人は慣れてるよ。そういう性質だからね」
カイ・ハイドフェルド:[一人じゃあダメだ。ここからはな]
カイ・ハイドフェルド:[仲間を作れ]
ノエル・シェリントン:「そうだったね。仲間を集めなきゃならないんだった。苦手なんだけどな……」
カイ・ハイドフェルド:[フン。何にでもそう言う奴だ、お前は……通信を終わる。次回以降は定期連絡のみとしろ]
ノエル・シェリントン:「了解」
GM:通信が切れ、再び屋上に静寂が戻る。風が屋上を撫でる。
GM:----
GM:本日の行程は終了。お疲れ様でした。
西澄燦:お疲れ様でしたー
ノエル・シェリントン:おつかれさまでした。
ワタナベ:お疲れ様でしたー!
棕櫚小路群雲:おつかれさまでしたー!
【Middle/06】
西澄燦:1d10+74 このセッション,確かシーン休んだ事がない
DoubleCross : (1D10+74) → 2[2]+74 → 76
西澄燦:ほらね、低い
岩鉄友佳:すごい
GM:かっこいいぞ!
棕櫚小路群雲:うらやましいでヤンス~
ノエル・シェリントン:出ます
ノエル・シェリントン:1d10+81
DoubleCross : (1D10+81) → 10[10]+81 → 91
岩鉄友佳:自分は控えてた方がいいかな
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街 棕櫚小路家
GM:----
GM:パーティー当日。“マスタークウェル”の同行ができる以上、西澄達の予定は変わらない。
GM:招待客の付き添いとして会場内に潜入し、調査する。
GM:2年前。そして原紗友里の時の犯行。犯人は少なくとも、このパーティーに『顔を出せる』立場の者でしかあり得ないからだ。
執事:「……ナタリス・キャロル様。西澄燦様」 表情に乏しい執事が、名簿に名を書き記す。
執事:「さらに後から付き添いの方として、岩鉄友佳様と……ワタナベ……『渡辺』様か『渡邉』様でしょうか?」
執事:「下のお名前は?」
西澄燦:「……渡辺一郎で」
執事:「……」
執事:無言で西澄達を見る執事。
ノエル・シェリントン:微笑みかけてみせる。
執事:「……お付き添いの方がいらっしゃいましたら、こちらでお呼びいたしますので、ご確認をお願いします。お手数ですが」
ノエル・シェリントン:「ええ、御苦労をかけます」
西澄燦:やりとりをなんともいえない顔で見てる
GM:ところで、2人の今の格好はどのような感じですか?
ノエル・シェリントン:普通にドレス着てますね。露出は少ない、紫と濃紺のドレス。
西澄燦:いつもの服です。空気は読まない
西澄燦:こちとら貧乏人ゆえな! フォーマルなぞもっとらん
ノエル・シェリントン:あ、じゃあ購入判定して着せたいです
ワタナベ:ヒュー!
GM:やさしいw
GM:じゃあ構いません。通常の購入判定の回数には含めませんので。
西澄燦:ま……まぁ、買えたら着ますよ……スーツなら……そう、スーツ
ノエル・シェリントン:7dx>=5
DoubleCross : (7R10[10]>=5) → 9[2,5,6,6,8,8,9] → 9 → 成功
GM:じゃあどんな格好なのか
GM:ノエルさんが決めて構いません。
西澄燦:どんな服を買ったんだい? ハニー
ノエル・シェリントン:おう。緑と黒のドレスだ。
西澄燦:ひぃぃいいい! ドレス!!
GM:色はハードボイルドじゃないですか
ノエル・シェリントン:いつもの格好に近いと顔も割れていようからな。化粧とかもして印象を変えておくと良い。
西澄燦:帽子は被っちゃダメでしょ、これ
ノエル・シェリントン:ドレスハットとかあるじゃないですか
西澄燦:ないな! 帽子外そう
西澄燦:すごい慣れない感じで、すごい微妙な顔してる
GM:というわけで、2人は大ホールに通されます。
GM:棕櫚小路群雲も、既にこの家に戻っているはず。
GM:……パーティーに出席するかどうかは、分からないが。
海老丸ジャック:「ヒュー!マブいぜ!」
海老丸ジェイク:「どこの家の子だい?アメフト部の俺達とファックしないか?」
GM:あからさまにダメそうなジョック共だ!
西澄燦:「……おい、何か言われてるぞ。“ナタリス”」
ノエル・シェリントン:「光栄です。ですが先約がありまして」にこやかに答える。
海老丸ジャック:「おいおい、俺達はこの家の三男、群雲様にも顔が利くんだぜ」
海老丸ジェイク:「仲良くしておいた方がいいだろォ~?」
ノエル・シェリントン:「ええ、その素敵な群雲様にお誘いを受けておりますので、申し訳ありません」
海老丸ジャック:「オーゥ……」
海老丸ジェイク:「マジかよ」
GM:うるさい双子は、肩を同時に竦めて2人を見送る。さすがに、そこまでの度胸はないという事か。
ノエル・シェリントン:「……はあ」
ノエル・シェリントン:「……まったく、柄じゃあない。次は君がやってくれよ」
西澄燦:「勘弁だ、ああいう手合いはどうにも苦手でね」
GM:その時、2人の頭上から影が差し掛かる。
棕櫚小路祥雲:「おい」
GM:2mにも届きそうな巨体。鋭い眼光が2人を見下ろす。
ノエル・シェリントン:「はい?」ゆったりと振り返る。
棕櫚小路祥雲:「……群雲と言ったか?」
棕櫚小路祥雲:「お前らを呼んだのか?あのガキが?」
ノエル・シェリントン:「いえ、申し訳ありません。本当は慶雲様に御招待を頂いているのですが」
ノエル・シェリントン:「咄嗟にあのような偽りを。失礼いたしました」
棕櫚小路祥雲:「……!!」尊大な姿勢は崩さないものの、その一言に明らかに動揺する。
棕櫚小路祥雲:「兄貴の……客か……」冷や汗が流れる。
ノエル・シェリントン:「キャロル社のナタリスと申します。こちらは私の秘書の西澄です」
棕櫚小路祥雲:(……)
西澄燦:「……」 頭を下げる
棕櫚小路祥雲:「兄貴は向こうの席にいる。……案内をするか?」
ノエル・シェリントン:「いえ、まだ同行者が揃っておりませんので。後ほどご挨拶を致します」
園部新一:「どうしたんだね、祥雲君」
園部新一:「……このお嬢さん達は?」
棕櫚小路祥雲:「兄貴の客だ。挨拶が遅れたな、俺は棕櫚小路祥雲。次男だ」
ノエル・シェリントン:恭しく一礼する。
西澄燦:横目で見て、似たような感じで一礼する。
園部新一:「ふーむ。私は弁護士の園部新一だ」
園部新一:「三男の群雲君を探しているのだが、会場で見かける事があったら伝えてくれんかね」
ノエル・シェリントン:「ええ、承りました」
???:「あ、園部さーん!お久しぶりです!」背後から声!
西澄燦:そっちの方を見る
???:「いや、招待券は実は前回の奴だったんですけど、執事さんとは馴染みなんでうわああああああ!!?」
???:「ぎゃああああ――ッ!?サンちゃん!!?」
西澄燦:「……」 知らない振りする
湯坂窓子:「何してんの!!?」
GM:【国立坂東大学 理工学部1年 湯坂窓子(ゆさか そうこ)】
西澄燦:「何って……みりゃあ、分かるだろ。“ナタリス”の付き添いだよ」
西澄燦:(……死にたい)
ノエル・シェリントン:「……湯坂さん。大学で顔見ないと思ったら、こんなところで会うなんてね」
湯坂窓子:「……」恐ろしいものを見たような顔で、ナタリスと西澄を見比べている。
西澄燦:「マドコの方こそ……何やってたんだ、マジで」
湯坂窓子:「あー……えっと、お父さんと喧嘩して、ちょっと放浪の旅を……」
GM:そういえば、湯坂が姿を消したのは、失踪事件の起こった日の少し前からだっただろうか。
棕櫚小路祥雲:「……くだらん!」
棕櫚小路祥雲:「騒ぎ立てるなよ。いくら兄貴の客だろうと……」
棕櫚小路祥雲:「狼藉があれば、この祥雲がつまみ出すぞ」
GM:棕櫚小路祥雲は、苛立った様子でその場を立ち去る。
ノエル・シェリントン:「……言ったろう。人間って、興味のない人の顔は覚えないって」
ノエル・シェリントン:「そうやって化粧して、少し髪型いじってれば分かりゃしないんだよ」
西澄燦:「……そうだな、この状態は屈辱的だが正論だ」
湯坂窓子:「……???」
西澄燦:「まぁ、マドコよ……ウチに来るなら寝床くらいは貸すぜ」
西澄燦:「貸すものがソレしかねーだけだけどな」
湯坂窓子:「まあ、なんだかんだでなんとかなってるしね~」
湯坂窓子:「ちょっと、贅沢な食べ物が懐かしくなって来たんだけどさぁー」
西澄燦:「お前は一体何モンなんだ、羨ましい限りだぜ」
湯坂窓子:「あたしがいつもどこから情報持ってきてると思うのさ」
湯坂窓子:「ツテはいくらでもあるんだよーん」
春野あゆみ:「どうもどうも、皆さんカクテルなどはいかがですか」
春野あゆみ:ガラガラと配膳ワゴンを押してメイドがやってくる。(群雲の知り合いだと気づいていない)
西澄燦:「カ、カクテル……?」 あからさまにどうようしている
湯坂窓子:「いただきまーす♪」ワゴンの上から当然のように一つ取って飲み始める。
春野あゆみ:「いかがですか?……あれ?」
西澄燦:「……水をもらえないだろうか」
春野あゆみ:「もしかして、ロックの時の……探て」 まずい!
西澄燦:「“ナタリス”、頼む」
ノエル・シェリントン:「失礼」グラスの中身を少し、床に零す。
ノエル・シェリントン:「申し訳ないが、拭いておいて貰えると助かります」
春野あゆみ:「あっ!」
春野あゆみ:「お拭きします、えへへ、おまかせください」
ノエル・シェリントン:「では、あちらに挨拶に行きましょう」その場を離れる。
ノエル・シェリントン:「……次こそは君の番だからな」小声で耳打つ。
西澄燦:「……分かったよ」 ついていきながら返す
GM:……容疑者はこの会場内にいる。それが客か、使用人か。……それとも、棕櫚小路の人間かは分からないが。
ノエル・シェリントン:「僕に捜査能力なんて無い。君の推理が頼りだからね」
西澄燦:「その仕事は任せな」
GM:勿論、これまでの経緯は群雲から聞いているとしてもいいです。
GM:そしてそれとは別に、この場は街の有力者が集まる場でもあります。
GM:今回の事件とは関係なくとも、G市における重要人物に接触できる可能性もあります。
西澄燦:重要人物……
GM:つまり、「○○という立場の人に会いたい」と言っておけば、会える可能性があるわけですね。
GM:勿論、今の潜入で出会ったり、名前が出た人物にも再び会うことはできます。
西澄燦:ふむ……
西澄燦:「マドコよ、“これ”関係で何か情報ある?」 手帳から切り離したページを渡す、内容は『令嬢失踪事件』
湯坂窓子:「……失踪だって?」
西澄燦:「覚えがないなら忘れて良い」 裏面にはマドコが把握できる範囲内で事件のあらましが大雑把に書いてある
湯坂窓子:「……。原紗友里か……同じ大学っぽいけど、覚えてないなぁー……」
湯坂窓子:「あんまりこういうのに出席するタイプじゃなかったのかね。だから狙われた」
西澄燦:「覚えてない、か。この時のパーティーにはマドコは居たか?」
西澄燦:「ああ、そういえば招待券は前回の奴っていってたな。ってことは居なかったか」
湯坂窓子:「あー、そういえばそう言ったね。これがその時の招待券になるのかな」
湯坂窓子:「だから、あんまり前回の事は教えてあげらんないよ」
西澄燦:「なら、二年前……はどうだ?」 試しに聞いてみる
西澄燦:「どうやらその時も似たような事件があったらしい。昔の事だから覚えていないかもしんないけど、引っかかってる事があったら頼む」
湯坂窓子:「2年前だと、まだ高校生だ……とりあえず、被害者のデータとかあるかい?」
西澄燦:「あいよ」 “ソースハウンド”から提供された被害者情報を渡す
湯坂窓子:「っつってもなー。名前すら分かんないんじゃなー」
湯坂窓子:「逆に聞くけど、なんか……そっちで、手がかりとかないのかい?今回の被害者との共通点とか」
西澄燦:「どちらも同じ『身長』、とりあえず狙う基準の目星は『サイズ』だ。方法もどうすれば出来るか分かってる」
湯坂窓子:「……。151cm。そうか。ちっちゃいね」
湯坂窓子:「今回のも、149cm。……背が低いのが、関係あるのかい?するとどうなる?」
西澄燦:「……なぁ、マドコ。今回のパーティーにそんぐらいの身長の奴って何人居る?」
湯坂窓子:「ちょっと見た感じでは……まさかその子にぴったりマークして守る気?」
西澄燦:「まぁ、それも人数次第って所だ。カバーできないなら……犯人を見つける」
湯坂窓子:「……背の低い子を狙うのは、なんでだと思うんだい」
西澄燦:「犯行動機に関わるものか……犯行の最低条件かだ」
西澄燦:「まず、この二つが考えられる」
湯坂窓子:「具体的にはわかんねーって?ふふーん」
湯坂窓子:「あたしは分かっちゃったぜ」
西澄燦:「……どうにも、慣れねー格好だから考えがまとまらねー」
湯坂窓子:「少し前の大道芸に、あったでしょ。バッグの中に女の子が入って……みたいなのさぁー」
湯坂窓子:「でっかいスーツケースがあれば、人に見られずに会場を出て行く……っつーこの犯行が!」
湯坂窓子:「できるんじゃねーの!だから小さい体のやつを狙った!」バシッ!
西澄燦:「……ああ」
西澄燦:「……マジで喰うのか」
湯坂窓子:「へ?」
GM:ちなみに、当然会場にそんな巨大なケースやバッグを持ち込んでいる招待客はいません。
GM:人も多い。そのような物を持ち込めば、一瞬で目立つような環境なのだ。
西澄燦:「そりゃあ……小さいほうがいいよな」
西澄燦:「なぁ、マドコよ。“これ”見たことないか?」 キョウシのクツワについてのディテールを書いたメモを渡す
湯坂窓子:「……なんだこりゃ?これ、開くようになってるけど……口とかにつける奴?補助器具とか」
西澄燦:「まぁ、そんな感じのモンだ」
湯坂窓子:「さすがにこーいうのを持ってる奴はないなー。見えてないだけかもしんないけど」
湯坂窓子:「……さっきから話が見えないんだけど。なんかあるわけ?……超能力とか?」
西澄燦:「……見えてない、ね」
西澄燦:「……ブッキー絡みのブツだ」
西澄燦:「覚えがないならいい……、そのぐらいの『身長』が入る体格の奴を片っ端からあたって行く」
西澄燦:購入判定でもしておこう、ここでは購入制限ありますか?
GM:「事前に用意していた」事になります。ただしPAAとかアンチマテリアルライフルとか
GM:あまりにあんまりな奴はさすがに購入できません。
ノエル・シェリントン:何か欲しいものあります?
西澄燦:3dx+2>=13 両手剣
DoubleCross : (3R10+2[10]>=13) → 4[1,1,4]+2 → 6 → 失敗
西澄燦:どうやら今日のは私はダメらしい。
ノエル・シェリントン:では買ってあげようじゃないか
ノエル・シェリントン:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,3,5,7,9,10]+5[5] → 15
西澄燦:駄目だ、パワーが喰われている
GM:クウェルさんだけ成功ですねw
ノエル・シェリントン:着せたドレスグローブが戦闘用調整の特別製なのだ。
西澄燦:酷い! クライマックスになったらバサァ→いつもの服をやろうとしたのにw
ノエル・シェリントン:クライマックスまで着るんだな……!
西澄燦:ドレスのまま闘う事になってしまったようだ、屈辱的だ
西澄燦:ありがたく、頂戴します
GM:素晴らしい
ノエル・シェリントン:「ところで、そいつの調子はどうだい。どっかの工業セルの作品らしいんだけど」手袋を指す。
西澄燦:「ああ、しっくり来る。良い感じだ」
西澄燦:「だがな、この格好は屈辱的だ」
ノエル・シェリントン:「似合ってるよ」
西澄燦:「お前、絶対楽しんでるだろ」
ノエル・シェリントン:「まさか。僕だってやりたくてやってるわけじゃないよ」
西澄燦:「嘘つけ。ノリノリじゃねぇか」 ジト目
ノエル・シェリントン:「言い寄る男をあしらう事にかい。何度も言ってるじゃないか、替わってくれよ」
西澄燦:「アンタ目当てに来るんだから頑張ってくれ。それにあたしはこういう場所での立ち振る舞いは分からん」
西澄燦:「世辞抜きでアンタは美人だからな」
ノエル・シェリントン:「君目当てに来てると思うけどな。一人で居てみなよ、どんどん寄ってくるさ」
西澄燦:「勘弁してくれ、片っ端から殴りたくなってくる」
西澄燦:「まぁ、万が一にもそんな事はねーし一人になるつもりもない」
ノエル・シェリントン:「僕はいきなり殴られたけどね」
西澄燦:「代わりにアンタの攻撃をちゃんと喰らったじゃねーか。一回と一回、チャラだ」
西澄燦:ちゃんと戦闘時、私は攻撃してないですからね! 結果論!
ノエル・シェリントン:「一回の重さが違うとは思うけどね。まあ、それは僕の至らなさだからいいんだけどさ」
西澄燦:「なんつーか……それもわざといってんのか?」
ノエル・シェリントン:「……そう思わせてるんだったら、僕の言葉が薄っぺらいってことだな」
ノエル・シェリントン:「どうしたらいいいんだろう」
西澄燦:「とりあえず、性別をはっきりさせるところからはじめよーぜ」
ノエル・シェリントン:「見ての通り男だよ。分かるだろう」ドレスを翻す。
西澄燦:「ぜんっぜんわかんねー、育ちの良いお嬢様って感じだ」
ノエル・シェリントン:「育ちはれっきとしたFHの研究所なんだけどな」
西澄燦:「研究所……ね。なぁ、一ついいか? 個人的な興味だ」
ノエル・シェリントン:「何かな?」
西澄燦:「……お前の“欲望”だ、言いたくなかったら言わなくて良い」
ノエル・シェリントン:「……恙無く生きること。今の状況に安寧すること」
ノエル・シェリントン:「保持、とでもいえばいいのかな。まあ、大したものじゃあないよ」
西澄燦:「平穏とかじゃあないのか? 意外だな」
ノエル・シェリントン:「平穏に生きられないのは、自覚してるからね。そうしたいのはやまやまなんだけど」
ノエル・シェリントン:「そうさせてくれないってのは、実体験で分かる」
西澄燦:「……もし、お前が本当に抜けたくなったら手を貸してやる」
西澄燦:「どうにも、お前のその“諦め”が気にくわねー」
ノエル・シェリントン:「僕は好きなんだけどな。君のこと」
ノエル・シェリントン:「まあ、お気に召してもらえるように頑張るとするよ」
ノエル・シェリントン:ロイスを取ります。-探偵/西澄燦/好奇心:○/隔意/ロイス
GM:クウェルさん初ロイス!
西澄燦:「好き、ねぇ……ま、素直に受け取っておくぜ」
西澄燦:「後は……マドコにひでぇ事しやがったらゆるさねーからな」
ノエル・シェリントン:「そもそも、出来るとも思えないけどね。ほら、彼女よく分かんない所あるし」
ノエル・シェリントン:「その辺が面白くもあるんだけどね」
西澄燦:「……あの称号のお前から見ても、マドコはアレなのか」
ノエル・シェリントン:「……控えめに言ってそうだね」
ノエル・シェリントン:-友人/湯坂窓子/好奇心:○/不安/ロイスで取っておこう。
西澄燦:「ただの友人として付き合ってくれるならこっちからはいう事はないな。仲良くしてやってくれ」
ノエル・シェリントン:「そうさせてもらうよ。友達少ないんだよね」
西澄燦:「悪いけど納得したわ」
ノエル・シェリントン:「全然分かんないんだよね。女の子の盛り上がる話題」
西澄燦:「ああ、そっち? あたしもそれはわかんねーわ」
GM:何気ない会話をしながらも、彼女達は備えている。
GM:新たな事件の発生に。“ハウスマン”……街のどこかに潜む殺人鬼に。
GM:そして、一方――別の『視点』で探る者達は。
GM:----
【Climax/01】
棕櫚小路群雲:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 8[8]+93 → 101
棕櫚小路群雲:うぎゃん
ワタナベ:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 4[4]+90 → 94
西澄燦:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 6[6]+76 → 82
岩鉄友佳:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 6[6]+73 → 79
ノエル・シェリントン:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 6[6]+91 → 97
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街 棕櫚小路家 大ホール
GM:----
GM:……岩鉄友佳は今、棕櫚小路家の会場前に居る。
GM:漏れ聞こえてくる客達の声。普段の暮らしから想像もつかない豪奢な内装。
GM:まるで非日常に放り込まれたような感覚のこの屋敷の中で、ただの中学生である岩鉄には……隣のワタナベだけが頼りだ。
執事:「岩鉄友佳様、でよろしいですね」
執事:「そちらの方が――」 無感情にワタナベを見る執事。 「渡辺一郎様」
ワタナベ:「ああ……そうだあ……」
執事:「かしこまりました。今、キャロル様をお呼びいたします」
岩鉄友佳:「……」 ワタナベさんの後ろでおとなしくしている。
GM:執事が恭しく一礼すると同時、後ろの方でメイドが慌ててホールに呼びに行くのが見える。
ワタナベ:「……心配……すんな……」
岩鉄友佳:「……うす。」 コクリとうなずく
ワタナベ:「胸張れ……。助けるんだろ……おめえが……」
岩鉄友佳:「……」 しばらく間を置いて、
岩鉄友佳:自分に声をかけてくれるワタナベさんの声を"見上げ"て、またうなずきます。
岩鉄友佳:(そうだ……オレが…助けるんだ!)
ワタナベ:「………」
岩鉄友佳:執事さんは眼の前にいませんよね?
GM:いません。
岩鉄友佳:じゃあちょっと手持無沙汰なので、ワタナベさんに話しかける。
岩鉄友佳:「……ワタナベさんが、その……怒る、のは。」 言葉を選びつつ話しかける
岩鉄友佳:「何に対して……なんですか?」
ワタナベ:「……難しいこと……聞くな……」
岩鉄友佳:「オレ……"視て"たんです。ワタナベさんがこの街のことを話す時に…」
岩鉄友佳:「でもオレの力で分かるのってそこまでで、何に怒ってたのか分からなくて。」
ワタナベ:「………」
ワタナベ:「ここは……いい街だ……原や……おめえみたいなのが……沢山いる……」
岩鉄友佳:「……」 薄い黄緑色の"感情"が出ては消えるのを黙って"視て"います
ワタナベ:「いい街だ……それが……傷つくのは……見たくねえ……」
ワタナベ:「傷付ける奴を……許せねえ……それだけだあ……」
岩鉄友佳:「街が……傷付く…ですか。」
ワタナベ:「おめえも……そうだろ……」
岩鉄友佳:「オレは…」
ワタナベ:「原が……傷付くとこは……見たくねえだろ……」
岩鉄友佳:「オレはただ、センパイには知って欲しくなくて…街の裏の顔ってやつを。」
岩鉄友佳:「街が本当に平和になれば、センパイが知ることもないって思って。それで。」
岩鉄友佳:「許すとか、許さないとか……オレ、分かりません。」
岩鉄友佳:「……」
ワタナベ:「そうかあ……」
ワタナベ:「それでも……戦うって……決めたんなら……」
ワタナベ:「同じだ……俺も……お前も……。一緒に……やってやろうじゃ……ねえか……。」
岩鉄友佳:(ワタナベさん……)
岩鉄友佳:「……はい。センパイを助けましょう。まずは。」
GM:----
GM:……ややあって、西澄とノエルも彼ら2人に合流する。
GM:西澄は既に、先に会場入りして、調査を進めていたはず。
GM:推理の助けになったと思いたいところだが――。
執事:「他にお連れの方はいらっしゃいませんね?」名簿に記入しつつ、執事が静かに問いかける。
岩鉄友佳:とりあえず、ワタナベさんと静かにしてます。
ワタナベ:「………」
ノエル・シェリントン:「ええ。こちらで全員です」
西澄燦:「………」 ノエルの隣に居るが何も言わない
執事:「では、会場へどうぞ。ごゆっくり、お楽しみください」一礼してその場を離れる執事。
GM:――会場内に、『原紗友里失踪事件』の関係者が4人。
GM:そして、棕櫚小路群雲……この手のパーティーに出席したことは少ないとのことだが
GM:今、この会場に『来れる』のだろうか?
岩鉄友佳:「えと…探偵さん、群雲さんは?」
西澄燦:「まだ会ってねーが……間に合うようにするだろ」
岩鉄友佳:「じゃあ……時間までどうします?」
岩鉄友佳:「オレも何か、調べた方が……」 周りに聞こえないように話す
西澄燦:「いや、その必要はない」
西澄燦:「あたしもそろそろこのカッコにうんざりしてきた、さっさとはじめようぜ」
GM:普段のジャケット姿からは想像もつかない、緑と黒の女性らしいドレスなのだ。
西澄燦:「パーティーをな」 というわけで犯人の下に向かいます。
岩鉄友佳:「え……!?」
ノエル・シェリントン:「……もう分かってるのかい」
西澄燦:「ああ」
ワタナベ:「………」黙って付いていく。
GM:西澄は迷いなく歩を進める。
GM:……全ての情報は揃った。
GM:このパーティー会場で『条件』を満たす人間は、見る限り一人しかいなかったはずだ。
棕櫚小路群雲:「……待てよ」
棕櫚小路群雲:と、一行の進む道中に、壁に寄りかかって立ちふさがります。
西澄燦:「お、どうやらこれで全員だな」
西澄燦:「あたしの言ったとおりだろ? トモ」
棕櫚小路群雲:「フン…当たり前だ」
棕櫚小路群雲:「ボクにだって、最後まで見届ける義務がある。これからのためにも……」
棕櫚小路群雲:言いつつもやはり表情は硬い。
岩鉄友佳:「はい……それで、犯人は…?」
棕櫚小路群雲:「……ああ、教えてくれ、探偵。この家で何があったのかを」
西澄燦:ではここで犯人の下へ辿り着き、犯人に向かって指をさす。
棕櫚小路群雲:「!!」
西澄燦:「ああ、教えてやる。こいつが『令嬢失踪事件』の犯人」
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
西澄燦:「――園部新一。犯人はアンタだ」」
棕櫚小路群雲:「なん…だって……!?」
GM:西澄の指差す先……その巨体は、まさしく。
園部新一:「な……」
園部新一:「いきなり何を……君……!しっ、失礼だぞ!!」
西澄燦:「……失礼、か。あたしはこういう場所は苦手でね」
園部新一:「む、群雲くん!なんだね彼女達は……!」
棕櫚小路群雲:「園部さん…黙って話を聞いてくれ」
GM:窓際のテーブル。他の参加者達はいない。……群雲達だけだ。
棕櫚小路群雲:「どういう事だ!探偵!」
ノエル・シェリントン:「推理を聞かせてもらってもいいかな。最初から」
岩鉄友佳:「……」 黙って成り行きを見守っている。園部さんを睨みながら。
ワタナベ:「………」
西澄燦:「OKだ……」
西澄燦:「まず、何故今になって犯行をはじめたか……これはあの男が言った様に“情報屋殺し”が起こったからだ」
西澄燦:「“情報屋殺し”についてはこの街の裏事情を知る人間なら知りえる事件だ、園部さんアンタも知っているだろ?」
西澄燦:「なんていったって“マスターエージェント”が潜伏している情報を知っていたんだからな」
西澄燦:「この程度は当然知りえているはずだ」
GM:----
GM:園部新一:「祥雲くんから聞いたのか――ともかく、私もG市で事件を取り扱う職業にいる以上、彼らについて少しは知っているつもりだ」
GM:----
西澄燦:「そして、“マスターエージェント”が潜伏しているという情報を手に入れたアンタは犯行を行なう際にこう考えた」
西澄燦:「事件の犯人をFHに仕立て上げれば良いと」
園部新一:「し、仕立てあげるだと……?一体何のことだか……!」
ノエル・シェリントン:「少し静かにしてくれないかな。最後まで聞きたいんだから」
西澄燦:「方法は……そうだな、たとえばの話だが……」
西澄燦:「何らかの証拠をある場所に残す……そして、その場所にFHが繋がるようなものがあった場合……」
西澄燦:勿論、棕櫚小路家に残された固形物……ここに運び込まれたアクシオンの自律兵器の事を指す。
西澄燦:「犯人はFHと考えてもおかしくはない」
西澄燦:「ここまでがアンタの書いた筋書きだ。こっちも色々あっちこっちに考えさせられたよ」
園部新一:「群雲くん。どういう事だね……」
園部新一:「なぜ、こんな者を会場内に入れている!?君は私と協力関係にあったはずだ……!」
棕櫚小路群雲:「……」
園部新一:「FHの企みを暴き、棕櫚小路家を守る!そうだろう!」
棕櫚小路群雲:「確かにボクは一度あんたを信じた」
園部新一:「こんな戯言、何の根拠もない!……FHがこの家を狙っているのは、確かなことなんだ!」
棕櫚小路群雲:「だが、今の探偵の言葉、筋は通ってるんじゃないか。園部さん」
棕櫚小路群雲:「最後まで聞こう。そして、もう一度アンタを信じるかどうか…ボクは選ぶことにする」
岩鉄友佳:「確かに……どうしてこの人だと分かったんですか?」 園部さんを無視して探偵さんに話しかける
西澄燦:「なにもなければアンタの筋書き通りに動いていただろうよ」
西澄燦:「だがな、アンタの誤算は二つ」
西澄燦:「一つはこっちが“本当に”マスターエージェントを見つけたこと」
園部新一:「なん……だと……!?」
西澄燦:「もう一つは……」 ノエルを見る
西澄燦:「マスターエージェントが“こっち”についた事だ」
園部新一:「バカな!!そんなことが、あるわけがない……マスターエージェントだぞ!?」
ノエル・シェリントン:「……僕個人なんて、いくら舐めてもらってもいいんだけどさ」
ノエル・シェリントン:「“マスターエージェント”を舐めたのは、やりすぎたんじゃないかな」
園部新一:「ま、まさか……うっ、き、君が……!?」
園部新一:「キャロル社の、ナタリス……」
ノエル・シェリントン:始めに会った時と同じように、恭しく礼をする。
ノエル・シェリントン:ただし眼からは社交の色が消え、冷ややか。
園部新一:「“マスタークウェル”……!」
西澄燦:「――ここまで説明したが……質問がなければ次にいくぜ」
ワタナベ:「………」
西澄燦:「犯人は犯行に“杏贄の轡”を用いた」
西澄燦:「特性は装着者に新たな口を生み出すアーティファクト」
西澄燦:「およそ、二年前から流通していた代物だ」
西澄燦:「そう、二年前……二年前にもこの場所で失踪事件が起きた」
西澄燦:「被害者は今回の『令嬢失踪事件』の被害者同様小柄……」
西澄燦:「なぁ、園部さん……」
西澄燦:「アンタの体、ちょいと大きいような気がするんだよな」
西澄燦:「ちょうど、“被害者の人間”が入ってそうな具合にな……!」
GM:----
GM:湯坂窓子:「でっかいスーツケースがあれば、人に見られずに会場を出て行く……っつーこの犯行が!」
GM:湯坂窓子:「できるんじゃねーの!だから小さい体のやつを狙った!」
GM:----
園部新一:「戯けた……事をォ……!」
園部新一:「証拠は何もない!どうやって、この私が!」
園部新一:「犯人だと証明する!!」
西澄燦:「アンタの無実を証明するのは簡単だ」
西澄燦:「アンタが“杏贄の轡”を身につけていないことをあたし達に証明出来ればな……!」
園部新一:「……」
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
西澄燦:「なぁ、つけているんだろ……」
西澄燦:「“杏贄の轡”」
棕櫚小路群雲:「……ハッキリと、答えてくれ。園部さん」
岩鉄友佳:「……」 じっと視ている
園部新一:「………………」園部新一は、上等なコートの前のボタンを開く。
園部新一:その下、シャツのボタンまでもを。
GM:巨大な腹が顕になる……そこには。
園部新一:「ク、カカカカカカッ……!なぜだ……」
園部新一:「なぜ、分かった……フ、フヒヒッ」
GM:腹そのものに生えた『口』。その周囲を覆っているのは――
GM:“杏贄の轡”。
岩鉄友佳:「やっぱり……アンタなのか…!」
GM:それは通常の『口の装飾具』として想像されるようなサイズではなかった。
GM:それとも、融合に伴って大きさを可変させたのか。園部新一は巨大な腹に装着し、自分の体そのものを『口』としていたのだ……!
西澄燦:「あたしは西澄燦。西澄探偵事務所の二代目――」
西澄燦:「“探偵”だ」
西澄燦:「答えは十分か? 誘拐犯」
棕櫚小路群雲:「……」
西澄燦:「――いや、“ハウスマン”園部新一ッ!」
園部新一:「ハァァ…………。次の分の『加工』は……FHに犯行を擦り付けた後、と……考えていたが」
園部新一:「もはや関係ない……この会場の人間。全員喰らい殺してやる」
GM:【猟奇殺人鬼 “ハウスマン”園部 新一(そのべ しんいち)】
棕櫚小路群雲:「さぞかし、滑稽だったろうな。ボクはアンタ思い通りに」
棕櫚小路群雲:「焚きつけられてたワケだ……」
岩鉄友佳:「次の加工はまだ…ってことは……」 ビビらず睨むぞ
岩鉄友佳:右手を強く握る
西澄燦:「ムラ、用意は出来ているだろうな」 無論、一般人の避難用意だ! お前に任せる!
棕櫚小路群雲:「ああ……」
棕櫚小路群雲:爆薬をパッと空中に振りまき、
棕櫚小路群雲:派手な光と音の連続で目くらましをかけてから……
ワタナベ:「ハァー………」
棕櫚小路群雲:「ワタナベ!頼んだ!」
ワタナベ:黒い霧が周囲を囲む様に這い、床が崩れ落ちる。
GM:ゴ ガ ン ! !
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街 棕櫚小路家 地下
GM:----
園部新一:「……」
GM:ワタナベの能力で塵と化し、崩落した土煙の中。
GM:巨大な肥満体のシルエットが立ち上がる。
ワタナベ:「……これで……食えねえなあ……」
園部新一:「………………。ずっと……医者に……なりたくてね」
園部新一:「いや、哲学の領域かもしれない……人間を人間たらしめる本質……」
園部新一:「最小の単位を知りたい……。それを求めている事に『気付かされた』だけなんだ……プフ、フフフファ」
GM:園部の体から、不気味なゴボゴボという音が響く。
岩鉄友佳:「……!?」
園部新一:「どうやら私の体には、内臓と呼べるものがないようでね――」
園部新一:「病に侵された内蔵を切除した……その数日後だよ。“杏贄の轡”の存在を知ったのは」
園部新一:「この欠落に適合したのだ……。アーティファクトは、その本質に近しい者と……」
GM:泡立つような音と共に、園部の腹から……巨大な肉塊が這い出す。
GM:否。それは『園部の腹』そのものだ。巨怪な大口を持つ、意志持つ肉塊。“杏贄の轡”。
“杏贄”:「……ゴボッ、ゴボッ」
GM:戦闘前に、《血色の蛇》が使用されます。従者相当のユニット“杏贄”が出現。
“杏贄”:「ゴボボッ……ベシャシャ」さらに、“杏贄”は異様な肉を吐き出す。
GM:背骨に内蔵の絡まった、人間の頭部……に見える。
園部新一:「おお、おお……参ったなぁ……腹から……出てしまった、じゃア、ないかぁ~~」
園部新一:「大切に、しまっておいたのにィ~~」
岩鉄友佳:「!」
GM:もはや園部新一は、肥満巨体ではない。頭部と腕。そして腰を細い背骨だけが繋ぐ、
GM:アンバランスな、やじろべえめいた異形だ。アーティファクトの侵蝕を、数年に渡って受け続けた結果!
岩鉄友佳:「あれは……!?」
棕櫚小路群雲:「貴様……!この人たちを…全員…!」
ワタナベ:「ロクでもねえ……力だなあ……」
園部新一:「……フフ、フフフォッ……も、戻さないと……もどさないともどさないと」
“杏贄”:「ゴボッ、ボボッ」
西澄燦:「ホント、ろくでもねぇ」
岩鉄友佳:「……」
岩鉄友佳:「……おい。」 声に怒気がこもる
岩鉄友佳:「……センパイも…そうするつもりだったのか……?」
園部新一:「そう……とも」
園部新一:「意識のあるうちの『頭』をね……フ、フフフ。ベッドに置いて」
園部新一:「『自分の体』を見せてやるのさ……他の誰も体験できない、素晴らしい……フフフ、ハハッ」
岩鉄友佳:「……ワタナベさん。」 隣にいるワタナベさんに
ワタナベ:「………」
岩鉄友佳:「オレ、さっきはああ言ったけど、今はこう思うんです。」 声を振り絞る様に
岩鉄友佳:「…………許せない」
ワタナベ:「……そうかあ……。」
岩鉄友佳:-敵/園部新一/執着/憎悪:○/ロイス
ワタナベ:「安心しろ……。俺も……同じ気持ち……だからよお……!」
ワタナベ:-敵/園部新一/執着/憎悪:○/ロイス
岩鉄友佳:ワタナベさんの感情を"視て"、それを元に赤いクレヨンを作り出す
GM:戦闘を開始します。
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
頭部1 頭部2
頭部3 園部 “杏贄” 頭部4
頭部5 頭部6
5m
西澄 群雲 岩鉄
ワタナベ ノエル
GM:衝動判定です!難易度は9!
棕櫚小路群雲:きやがったぞちくしょー!
西澄燦:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 7[2,3,3,7]+1 → 8 → 失敗
西澄燦:2d10+82
DoubleCross : (2D10+82) → 10[7,3]+82 → 92
岩鉄友佳:2dx+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 4[2,4]+1 → 5 → 失敗
岩鉄友佳:79+2d10
DoubleCross : (79+2D10) → 79+10[7,3] → 89
ワタナベ:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[2,5,6,8,8,10,10,10]+5[5,5,5]+1 → 16
ワタナベ:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+10[4,6] → 104
ノエル・シェリントン:9dx+1>=9
DoubleCross : (9R10+1[10]>=9) → 10[1,1,2,4,4,6,6,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功
ノエル・シェリントン:2d10+97
DoubleCross : (2D10+97) → 13[3,10]+97 → 110
棕櫚小路群雲:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[4,7,8,9,9,10,10]+4[2,4] → 14
棕櫚小路群雲:2d10+101
DoubleCross : (2D10+101) → 7[6,1]+101 → 108
GM:まずはセットアップ……ですが、
GM:今回の戦闘、オートで“杏贄の轡”が園部に《融合》した状態から開始とします。
GM:これは従者の“杏贄”とは別。もちろん、このアーティファクトとしての“杏贄の轡”を攻撃することも可能ですが
GM:このメンバーにはアーティファクトを破壊できるキャラは存在しないので、HPを0にしても戦闘からは脱落しませんし、
GM:《融合》が解除されることもないと思ってください。もちろん、勝利条件に“杏贄の轡”の撃破は入りません。
“杏贄”:最初は行動値24の“杏贄”。ありません。
GM:では、岩鉄くんから順にセットアップ処理をどうぞ。
岩鉄友佳:なし
ワタナベ:ねえ!
ノエル・シェリントン:《カームダウン》。全員のあらゆる判定ダイスを-8個。110→113
GM:ヌゥーッ、容赦がない
棕櫚小路群雲:-8!
岩鉄友佳:はわわ
棕櫚小路群雲:棕櫚小路くんやることなくなっちゃう!
西澄燦:カバーリングマシンとか……
園部新一:園部は、焼け石に水ながら《戦術》。
棕櫚小路群雲:それはそれで侵食的には助かるんですが、攻め手的には大丈夫でしょうか
ワタナベ:僕は無敵です
西澄燦:とりあえず、雑魚がカバーリングしてくるだろうからこのラウンドは攻撃しなくていいんじゃないですかね
西澄燦:わたしはセットアップなし
棕櫚小路群雲:ではそれで!
棕櫚小路群雲:なし
頭部:頭部はすべて行動なし。
棕櫚小路群雲:「くっそ…この技…ボクにもキツいんだよ……!重い!」
GM:手番は“杏贄”からとなりますが、
園部新一:園部が動きます。《加速する刻》。
園部新一:「ゼハッ、ゼハーッ……」
園部新一:マイナーアクション。腕部が異常形状に変化。《滅びのかぎ爪》。
園部新一:そして、メジャーアクション。
園部新一:手近な頭部を掴み、空になった腹部に押し込んでいきます。
園部新一:「フフッ、グフッ……。いただきまぁぁす……」
棕櫚小路群雲:「あいつ…何を…!」
園部新一:Eロイス"餓えの淵"。頭部6を補食しました。
園部新一:メジャーアクションでユニットを取り込み、あらゆる判定ダイスを+2個するEロイスです。
園部新一:さらに園部は"餓鬼の晩餐"を備えています。
園部新一:上記の効果に加え、1体取り込むごとに、最大HPが+50されるEロイス。
頭部1 頭部2
頭部3 園部 “杏贄” 頭部4
頭部5
5m
西澄 群雲 岩鉄
ワタナベ ノエル
西澄燦:耐久力とダイス数を上げてくるタイプか、めんどくさいな
西澄燦:ノエル対策といったところか。この構成
GM:《加速する刻》の行動手番終了。“杏贄”の手番。
“杏贄”:マイナーアクションで移動。群雲達のエンゲージに接敵。
頭部1 頭部2
頭部3 園部 頭部4
頭部5
5m
“杏贄”
西澄 群雲 岩鉄
ワタナベ ノエル
岩鉄友佳:う、動いた!?
“杏贄”:「……ゴボゴボ」
ワタナベ:「………」
GM:胃袋そのものがのたうつような姿だが、想像を遙かに越えて速い。
GM:超自然めいた機動だ。そしてその巨大な『口』が開く。
“杏贄”:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《かりそめの剣士》《亡者の一撃》《爪剣》《忌まわしき砲弾》。
“杏贄”:20dx7+3 ドッジ-1個
DoubleCross : (20R10+3[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,3,4,4,6,6,6,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,4,5,6,7,10]+3[2,3]+3 → 26
ワタナベ:避けらんねえ
GM:低いかな……!一応、先のEロイスは園部本体が使用した扱いなので、
GM:こちらにダイスとHPボーナスは適用されません。
西澄燦:《カームダウン》分は入ってますかね
GM:《カームダウン》分の修正もちゃんと入っています。
GM:こいつにはレネゲイド鎮静の効果はかなり薄い。アーティファクトの力そのものなのだ。
西澄燦:それでこのダイス数か……避けらんないな
棕櫚小路群雲:カバーリング欲しいのはどいつだぁ!
西澄燦:ワタナベでいいんじゃないかな>カバーリング
ワタナベ:ほしいほしい
棕櫚小路群雲:では差し上げよう
ワタナベ:このままではワタナベは死んでしまう
棕櫚小路群雲:回避不能!ワタナベをカバー!
西澄燦:暴走中につきリアクション不能
ノエル・シェリントン:回避不能。
ワタナベ:不能でござる
岩鉄友佳:暴走リア不
“杏贄”:3d10+31
DoubleCross : (3D10+31) → 23[5,9,9]+31 → 54
“杏贄”:装甲は有効です。
岩鉄友佳:わぁ
西澄燦:1d10+92
DoubleCross : (1D10+92) → 2[2]+92 → 94
“杏贄”:「ゴバババッ……!バ!」
棕櫚小路群雲:「この…状況…ッ!」
GM:飢餓衝動のままに暴れまわる“杏贄の轡”!まさにそれ自体が一個の猛獣だ……!
棕櫚小路群雲:「ワタナベ!どけっ!」
棕櫚小路群雲:ワタナベを突き飛ばしカバーリング!
ワタナベ:「あー……」
西澄燦:「はぁ……」 吹っ飛ばされて、立ち上がる
GM:ワタナベを突き飛ばされた棕櫚小路も深く肉を食いちぎられ、西澄もまた巨肉に弾き飛ばされる。
ノエル・シェリントン:「……嫌になるね。鎮圧できる気がしない」
“杏贄”:「バハーッ!」
岩鉄友佳:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 4[4]+89 → 93
ノエル・シェリントン:アーティファクト/“杏贄の轡”/執着/嫌悪:○/ロイスで取得し、タイタス昇華。
棕櫚小路群雲:死亡!で祥雲のロイスを昇華復活
園部新一:「おお、戻ってこい……私の……“杏贄”」
“杏贄”:“杏贄”はバックファイアでHPを3点消費。以上。
GM:手番は行動値15、岩鉄。
岩鉄友佳:「くっ……」 立ち上がる。
棕櫚小路群雲:「ごほっ…ごほっ!」
西澄燦:「ムラ、大丈夫か?」
棕櫚小路群雲:「こ、このボクがこのくらいでやられるか・・・ゲボッ」
岩鉄友佳:待機しないで、ジェネシフト&攻撃かな。
ワタナベ:頼んだ
岩鉄友佳:マイナーでジェネシフト
岩鉄友佳:93+2d10
DoubleCross : (93+2D10) → 93+12[4,8] → 105
棕櫚小路群雲:「この状況…悔しいがおそらくワタナベとマスターエージェントの殲滅力が頼りだ…」
棕櫚小路群雲:「攻撃の準備を…頼む……!」
ノエル・シェリントン:「任される立場は困るけど……そうも言ってられないみたいだね」
岩鉄友佳:メジャーでコンボ「フレッシュサンチマンタルグラッセ」。
岩鉄友佳:《コセントレイト:エンジェルハィロゥ》+《光の手》+《砂の刃》+《クリスタライズ》+《マスヴィジョン》!
GM:対象は誰にしますか?
岩鉄友佳:あっ、違う
岩鉄友佳:《パラライズ》も組み合わせて園部のエンゲージを対象!
GM:了解です。判定どうぞ。
岩鉄友佳:園部新一のロイスをタイタス化、ダイス+10。
岩鉄友佳:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,1,4,5,6,6,7,8,10,10,10]+10[2,3,9,9,10]+10[4,8,10]+6[2,6]+4 → 40
GM:強いなー……!どうしたものか
園部新一:《歪みの体》。ガード。
頭部:頭部は全員《イベイジョン》ですが、当然《カームダウン》状況下では無抵抗状態。
岩鉄友佳:ダメージを出します。
GM:どうぞ!
岩鉄友佳:5d10+36 硬直付与。ガード値-5でダメージ算出。装甲無視。
DoubleCross : (5D10+36) → 33[9,6,6,7,5]+36 → 69
GM:うげえ……なんだそのダメージ!?
岩鉄友佳:「ワタナベさん……その"赤色"、お借りします!」 クレヨンを園部の足元の床に投げつける!
岩鉄友佳:園部の足元の床が赤く染まり、足元ごと固める!
岩鉄友佳:ワタナベの怒りの感情がレネゲイドに直接ダメージを与えるのだ。
園部新一:……とりあえず、園部は13-5=8点軽減。さらに4点消費するので、差し引き4軽減。
頭部:頭部はヤバい!ワタナベさん前提のHPだったのに……!
園部新一:「ゴブッ……ボボッ、ボッ……」
園部新一:「なんだ、この色は……!」
園部新一:「い、『色』が!私の中に……染み、込んで……ウ、ウウウ!」
棕櫚小路群雲:「効いてる…!スゴイぞ!」
岩鉄友佳:「ハァ……ハァッ……効いてる…!?」
西澄燦:「効いてる、効いてる。良い調子だぜ、トモ」
棕櫚小路群雲:「……!でも…気を抜いちゃダメだ…!」
園部新一:「力……。君達は皆、力を持っているのか……」
園部新一:「私と同じようなレネゲイドの力を!」
ワタナベ:「同じに……すんな……」
棕櫚小路群雲:「ダメージを与えられたオーヴァードは、どんな対策を打ってくるか分からない!」
岩鉄友佳:侵蝕105→121
GM:手番はワタナベ。行動値10。
ワタナベ:頭部を打ち殺しに行きたいが、ここは待機としよう。
GM:では行動値9。クウェル。
ワタナベ:西澄どんにこいつを始末してほしい
ノエル・シェリントン:マイナー《ライトスピード》。113→118
ノエル・シェリントン:メジャー1度目。《抗いがたき言葉》《キリングパフューム》+《援護の風》。リアクション不可、命中でシーン中の判定ダイスを-6個。
ノエル・シェリントン:対象は園部新一。
GM:つ、強い……!
ノエル・シェリントン:「どうも……少しは、頑張らなきゃいけないみたいだ」
ノエル・シェリントン:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[4,9]+2 → 11
園部新一:リアクション不可。
ノエル・シェリントン:ダメージはありません。ダイスペナルティのみ。
ノエル・シェリントン:118→127
ノエル・シェリントン:メジャー2度目。《アースシェイカー》《サイレンの魔女》。
ノエル・シェリントン:敵全員を対象にします。
ノエル・シェリントン:あ、すみません。さっきの達成値は技能がないので9でした。
ノエル・シェリントン:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 7[6,7]+2 → 9
ノエル・シェリントン:こちらは命中でシーン中ダイスを-4個です。
ノエル・シェリントン:127→132
GM:このダメージならさすがに死なないかな……!ですが、一応ドッジ可能なやつはドッジします。
GM:園部は今、ダイスが-14個だから……
GM:ダメだ!従者のマイナスも合わせるとどうにもならない!
園部新一:ので、ガードしておきます。《歪みの体》。
頭部:頭部は当然なにもできず。
“杏贄”:技能はないですが回避。 7dx
“杏贄”:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,4,5,7,9,9,10]+1[1] → 11
ノエル・シェリントン:天井に開いた穴から地下室に空気が流れる。
ノエル・シェリントン:流れた終着点で、空気が淀み沈む。
ノエル・シェリントン:1d10+6 装甲無視
DoubleCross : (1D10+6) → 4[4]+6 → 10
GM:全員生存。園部はフィードバック分の4点のみダメージ。
GM:しかし体はボドボドだ!えーと、園部は全部ダイスペナ受けてますが
GM:何個マイナスでしたっけ
ノエル・シェリントン:-18個ですね。
GM:あ……?あ……?
ノエル・シェリントン:「無理を通してはみたけど。これで、全員止まるといいんだけどね」
西澄燦:「殆どの奴は止まったみてーだな」
園部新一:「……」太い足が膝を折り、地に伏す。
園部新一:「……あ……?」
園部新一:「ち、『違う』……!こ、この力は……私達と……ち、違うぞ……」
園部新一:「何を、ゴボッ、起こした……。れ、レネゲイドの……体が……」
GM:綺麗に切り取られていた腹部の『切断面』から、真新しい血が流れ出している。
GM:アーティファクトの力の不条理。レネゲイドによる辻褄合わせが、機能しなくなっている。
ノエル・シェリントン:「逆だよ。何も起こさなくするんだ」
ノエル・シェリントン:「レネゲイドなんてそもそも、人間に要らないんだよ」
園部新一:「ひ、ひ……!」
棕櫚小路群雲:「この能力が…レネゲイドの鎮圧だというなら……そうか…!ウィルスにどっぷり侵蝕している奴ほど…効くはずだ」
“杏贄”:「……グボボッ」
ノエル・シェリントン:「“アーティファクトそのもの”には、どうもあまり効かないようだ。そっちは任せるよ」
西澄燦:「了解だ。ま、おかげでこっちも影響下にあるんだけどな」
GM:“杏贄”にはまだ《カームダウン》分しか有効でない。次は群雲の手番。
西澄燦:行動放棄カバーリング……
岩鉄友佳:さっきカバーリングしてた!
棕櫚小路群雲:行動はきずみよ!
GM:そういうことだったとは……。では園部の手番です。
園部新一:「フーッ、フーッ……ブヂッ、ギジッ……パリ」
園部新一:マイナーの行動はなし。メジャーでは"餓えの淵"。
園部新一:HPを+50。ダイスを+2個。
園部新一:「……人の知り得ぬ裏」
園部新一:「裏の世界で……王のごとく振る舞える力……君達もそれを持っているだろう……」
園部新一:「フーッ、フーッ……この中にも……きっと、きっと、いるぞ……」
園部新一:「私と同じ……欲望のままに、力を奮う殺人鬼が……!」
ワタナベ:「………」
園部新一:「『いる』んだ……。この、G市には……!!グチャ、ベチャ……」
園部新一:頭部5は消滅。
頭部1 頭部2
頭部3 園部 頭部4
5m
“杏贄”
西澄 群雲 岩鉄
ワタナベ ノエル
GM:手番は西澄。
棕櫚小路群雲:「だとしても、今、アンタを止めなくていい理由にはならない」
棕櫚小路群雲:「ボクたちは今この町のためにやるべきことを、必ずやり遂げてみせる……そして前に進む!」
園部新一:「本当にそれが、街の望むことかね……群雲くん」
園部新一:「私はそうは、思わない……」
棕櫚小路群雲:「なんだと…?」
西澄燦:では見学室の会議どおりに待機を選択、力を溜める
頭部:頭部の手番。
頭部:頭部はマイナーで移動せず、メジャーで攻撃エフェクトのみを使うルーチンです。
頭部:《コンセントレイト:エグザイル》《無機なる四肢》。
頭部:しかし、現在振れるダイスは10個が限度なので、
頭部:すべての頭部は攻撃判定ができません。鎮圧されます。
GM:園部の周囲に転がる頭部も、レネゲイドの侵蝕のためか……異様な蠢きを見せているが
GM:全て、動こうとする端から、止められていく。
ワタナベ:「ひでえ……力だ……」
GM:『彼ら』は動いてはいるものの、既に元の人間ではないのだろう。“杏贄の轡”の傀儡……そして“ハウスマン”の餌でしかない。
GM:待機手番は、西澄→ワタナベの順での処理となります。
ノエル・シェリントン:「さて。自信はないけど、試してみようか――いつもは一人だったから、初めてなんだけど」
ノエル・シェリントン:《カームダウン》の効果を解除。
西澄燦:「お、軽くなった」
岩鉄友佳:「……体が。」
ノエル・シェリントン:風が渦巻き、空気の淀みに濃淡の差が起きる。
ノエル・シェリントン:自分とその周囲にのみに、淀みのない領域、“目”が生じる。
西澄燦:「……ノエル、お前ホントに酷いな」
ノエル・シェリントン:「よかった。上手く行ってるようだね」
ワタナベ:「………」
西澄燦:3d10+94 ジェネシフト
DoubleCross : (3D10+94) → 16[4,2,10]+94 → 110
西澄燦:なんつーか……こわい。2d10だったらちょうどだったぞ……
西澄燦:メジャー:《コンセントレイト:エグザイル》《爪剣》《命の剣》《バリアクラッカー》 対象は杏贄
ノエル・シェリントン:暴走解除しなくていいのかい
西澄燦:11dx7+5 ドッジダイス-1
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,6,7,10,10,10]+10[1,7,7,10]+5[5,5,5]+5 → 30
ノエル・シェリントン:あ、ジェネシフトか失礼
西澄燦:100超えないと命の剣が使えん
西澄燦:「ブッキー……技、借りるぜ」
“杏贄”:回避する他なし!がんばります
“杏贄”:15dx
DoubleCross : (15R10[10]) → 10[2,2,3,3,4,5,6,7,7,8,9,9,9,10,10]+9[9,9] → 19
西澄燦:集中し、機能を“目”に集約させる。
西澄燦:過去に見た技を解析し、模倣する……空間の揺らぎを感知し、空間ごと殴りつける!
“杏贄”:「グ……」
西澄燦:4d10+26 ガー不能,装甲値無視
DoubleCross : (4D10+26) → 25[8,1,9,7]+26 → 51
“杏贄”:通常は死角となる角度!飛び掛かってくる質量が……見える!
西澄燦: ド ン ッ !
西澄燦:110→122
“杏贄”:「ゴバァ――ッ!!」
“杏贄”:肉塊は攻撃をカウンターで叩き落とされ、地に落ちる。
西澄燦:「ぶっつけにしては……上手くいったかな」
“杏贄”:「シューッ……!」
GM:……確かな手応え。だが、こいつの耐久力が尋常でないことも、今の一撃で分かる。
GM:アーティファクトによって動く、生命のない存在。もっと徹底的に破壊しなければ、倒すことは困難だ。
岩鉄友佳:「まだ動いてます……!」
西澄燦:「威力自体はブッキーには及ばないな、ちょいと足りなかったか」
“杏贄”:「ゴボッ、ボッ」血泡を裂け目から噴き出しながら、のたうつ。
ワタナベ:「面倒くせえ……」
西澄燦:「悪ぃな」
GM:待機手番はワタナベ。
ワタナベ:マイナー無し。
ワタナベ:メジャー:《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:災厄の炎》+《原初の赤:ブラッドボム》。対象はアーティファクト!お前だー!
GM:くっ許せないぜ
GM:《カームダウン》も切れ……どうなるというのだ
ワタナベ:9dx7+3
DoubleCross : (9R10+3[7]) → 10[1,1,3,3,5,5,6,6,9]+2[2]+3 → 15
西澄燦:ひどい
ワタナベ:しょべえ
GM:へへへ……
GM:こっちの回避ダイスもカームダウン解除されてるので、実際回避しちまうぜ~?
ワタナベ:やってみろ!
“杏贄”:15dx
DoubleCross : (15R10[10]) → 10[2,2,2,3,4,4,5,5,6,6,7,9,9,9,10]+10[10]+1[1] → 21
ワタナベ:あかん
ワタナベ:んー
ワタナベ:7ださなだしなあ
GM:同値では無理なのだ。どうする!
ワタナベ:これは止めておいたほうがいいと思うな。かわされるでござる。
GM:いいでしょう。では回避成功。
“杏贄”:「……ゴボッ」
“杏贄”:ワタナベの攻撃発動は『受け身』だ。そして予想よりもアーティファクトが速い。動き出す……!
ワタナベ:黒い霧が立ち昇るが、杏贄には当たらない。
棕櫚小路群雲:「ま…ずい…!」
西澄燦:「んー……ちょいと面倒だな、こいつは」
ワタナベ:「あたらねえ……」
GM:第一ラウンド終了です。
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
頭部1 頭部2
頭部3 園部 頭部4
5m
“杏贄”
西澄 群雲 岩鉄
ワタナベ ノエル
GM:まずはセットアップ。行動する方はどうぞ。
棕櫚小路群雲:なし
西澄燦:なし
ワタナベ:なし
岩鉄友佳:なし
園部新一:《戦術》。
“杏贄”:なし
頭部:なし
ノエル・シェリントン:うーん、撃つべきか
西澄燦:カームダウンなしで-10個……撃たなくていいんじゃないですかね
ノエル・シェリントン:いや、ここは使おう。使うためのエフェクトだ。
棕櫚小路群雲:お任せします
西澄燦:頭部の動き封じるだけなら今の状態で十分ではある。
ノエル・シェリントン:頭部は-4個ですよ今
岩鉄友佳:あ、そっか
西澄燦:あー、それはだめっすなぁ
GM:そうですね。今のところ《アースシェイカー》分しか受けてはいません。
ノエル・シェリントン:《カームダウン》。ダイスを-8個。
ノエル・シェリントン:先ほどまでの侵蝕はミスでしたので、134→137です。
GM:では、最初の手番。行動値24“杏贄”。
“杏贄”:マイナー。エネミーエフェクト《堕落の爪》。ダメージを受けた場合、侵蝕率が+3されます。
“杏贄”:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《かりそめの剣士》《亡者の一撃》《爪剣》《忌まわしき砲弾》。
“杏贄”:20dx7+3 ドッジ-1個
DoubleCross : (20R10+3[7]) → 10[1,1,1,1,1,4,4,5,6,6,7,7,7,8,8,8,8,9,10,10]+10[1,2,3,3,3,5,6,7,9,10]+10[2,2,7]+10[10]+10[8]+10[9]+10[8]+10[7]+3[3]+3 → 86
GM:ナイスクッキング!
GM:さすがだぞ杏贄、さすが高性能従者
西澄燦:暴走中のためリアクション付加
岩鉄友佳:わー
棕櫚小路群雲:一応回避
岩鉄友佳:リア不
ワタナベ:ドッヂ不可だぜ
棕櫚小路群雲:あ、できねえ!
棕櫚小路群雲:不可!
“杏贄”:9d10+31
DoubleCross : (9D10+31) → 70[8,6,9,7,8,7,10,9,6]+31 → 101
ノエル・シェリントン:回避不能。ワタナベを行動放棄カバー。
西澄燦:ナタリスのタイタスを昇華。復活
岩鉄友佳:ワタナベさんのロイスをタイタス化して昇華復活……の前に!
岩鉄友佳:《鏡の盾》!アーティファクトにダメージを60点返す!
“杏贄”:そ、そのダメージは……ちょっと……!
“杏贄”:いや、意外とダメージ食ってなかった。まだ生きてはいます
ノエル・シェリントン:園部新一にロイスを取って昇華復活。犯人/園部新一/感服/脅威:○/タイタス
棕櫚小路群雲:棕櫚小路家のロイスを昇華!
棕櫚小路群雲:&岩鉄、西澄にロイス取得!
岩鉄友佳:侵蝕121→129
ノエル・シェリントン:137→140
西澄燦:122→125
岩鉄友佳:「……てやる」
岩鉄友佳:「ぶっこわしてやる!こんなもの!」 まだら模様にアーティファクトが染まる!
“杏贄”:「ゴボ、ボボバババッ!!」バシャシャァッ!
西澄燦:「良い“覚悟”だぜ……トモッ!」
GM:肉塊が裂け、胃液らしきものが流れ出す!
GM:先の西澄の一撃に勝るとも劣らぬ破壊力!無敵のアーティファクトが……揺るぎ始めている!
ノエル・シェリントン:「余計な小細工を効かせたのが悪かったのかな。どうにも止まってくれない」
園部新一:「フ、フフ……その力だ……」
園部新一:「できるだろう?それで!殺すことも……願いを実現することも!」
園部新一:「なぜしない!金で実現できることなど、所詮クズだ!」
園部新一:「何か……満たすべきものを、満たさなければならない!」
GM:岩鉄くんの手番の前!
GM:園部が《加速する刻》!
園部新一:「ゼハーッ、ハーッ……バリッ、ベシャ」
園部新一:もはや自分自身の口で、頭部を食らっている。肉を嚥下し、骨を吐き捨てる。
園部新一:"餓えの淵"。HP+50。ダイス+2個。
棕櫚小路群雲:「……!これが…人間なのか?人間を…こんな風にしてしまえるのか…?『アーティファクト』は…!」
頭部1 頭部2
頭部3 園部
5m
“杏贄”
西澄 群雲 岩鉄
ワタナベ ノエル
岩鉄友佳:自分の手番かな
GM:そうです。
岩鉄友佳:「そんなに……言うなら……」 園部の口から出る黄色の"感情"を掴み、手の中でクレヨンに変える
岩鉄友佳:「オレ…は!願いをかなえてみせる!この力で!」 手の中のクレヨンが増える。黄色のクレヨンが。
岩鉄友佳:マイナーで暴走解除
岩鉄友佳:メジャーで《光の手》+《砂の刃》+《パラライズ》+《クリスタライズ》+《マスヴィジョン》
岩鉄友佳:対象は園部と頭×3
岩鉄友佳:「自分の"黄色"で……壊れろ!」
岩鉄友佳:2dx+4 命中判定
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 6[2,6]+4 → 10
園部新一:《歪みの体》、ガード!
岩鉄友佳:大量のクレヨンを一度に投げつける。
頭部:なにも!できない!!
岩鉄友佳:2d10+36 硬直付与。ガード値-5でダメージ算出。装甲無視。
DoubleCross : (2D10+36) → 14[7,7]+36 → 50
岩鉄友佳:相手を黄色に染め上げていく。
岩鉄友佳:侵蝕129→143
頭部:頭部は耐えられない!全て破壊されます。
園部新一:園部は先ほどと同様の計算で、4点軽減してダメージ。
園部新一:こちらもまだ生き残っている……!
園部新一:「フーッ、フーッ……ウブッ、ゲブッ!」
岩鉄友佳:「センパイ…を…助…け……」 片膝をつくぞ
棕櫚小路群雲:「岩鉄!」
園部新一:園部もまた、白目を剥いて痙攣している。ボトボトと吐瀉物らしきものを吐き出している。
園部新一:「ゲボッ、ボッ……」
GM:甚大なダメージ。そして、手番は行動値10。ワタナベ!
園部
5m
“杏贄”
西澄 群雲 岩鉄
ワタナベ ノエル
ワタナベ:待機かな
GM:では、群雲の手番。
棕櫚小路群雲:待機!
GM:皆して待機しおって
園部新一:では園部が動きます。
園部新一:あれ、ちょっと待った……
園部新一:動けません。待機します。
岩鉄友佳:…!?
GM:まずい、これだけ食ったのに……!?
GM:ダイスがまだ差し引き……いえ、GM情報なので開かせませんが
GM:とにかく西澄さんの手番のようです。
西澄燦:ふむ、園部の後に《カームダウン》は切ったほうが良いですね。行動放棄に出来る
ワタナベ:うんむ。
ノエル・シェリントン:カームダウン下で頑張ってくれ!
棕櫚小路群雲:またやることねえ!
西澄燦:じゃあ、ワタナベのロイスを切って不利な状態を解除。ダイスペナと暴走解除
GM:なるほど。暴走も同時に解除する方針で来ましたか。
GM:さあおいでなさい!
西澄燦:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《爪剣》《命の剣》《バリアクラッカー》
西澄燦:11dx7+5 ドッジダイス-1
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[3,3,4,4,4,5,6,8,8,10,10]+10[3,3,3,9]+3[3]+5 → 28
“杏贄”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,2,5,6,7,9] → 9
“杏贄”:回避失敗。
西澄燦:「もう……一発行くぜ!」
西澄燦:3d10+26 ガー不,装甲値無視
DoubleCross : (3D10+26) → 12[1,10,1]+26 → 38
“杏贄”:残りHPは15。沈みます……!
“杏贄”:……が、《不死不滅》!
西澄燦:西澄の拳が振るわれる、空間ごと爆砕!
西澄燦:125→137
“杏贄”:「 」 バ シャ アッ!!
GM:西澄の一撃は過たず“杏贄”に直撃し、その質量を砕く!
西澄燦:「……ち、まだ起き上がるかよ」
GM:……が、西澄の感覚はまだそれを理解している!死んでいない!
岩鉄友佳:「再生した…!?」
“杏贄”:「ギャッ……ギャギャギャッ!」
“杏贄”:液状の血が、泡のように“杏贄の轡”を取り込んだのみの存在。
“杏贄”:既に園部の肉とも呼べないが、アーティファクトそれ自身で存在を続けている。まだ……機能停止しない!
西澄燦:「ったく……仕方ねぇ。消えるまで殴り続けるしかねぇな」
GM:手番は園部……だが、クウェルに押さえつけられ、こちらも何もできない。
園部新一:「こ、こんなことが……。私の、私の……“杏贄”……」
園部新一:「ぐう、うううう……!!」
GM:行動放棄。エンゲージしても範囲に巻き込まれるだけだ。
GM:群雲の待機手番となります。
ノエル・シェリントン:「っ……ここか」頭を抱えながら、指揮を揮うように腕を振る。
ノエル・シェリントン:《カームダウン》を解除!
棕櫚小路群雲:「体が動く…!…よし!」
棕櫚小路群雲:マイナーなし。メジャーで《プレディクション》+《マルチウェポン》+《ヴァリアブルウェポン》
棕櫚小路群雲:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 6[2,2,3,4,5,6]+5 → 11
GM:対象はどちらですか
GM:……って聞く前に!どうなんですか
棕櫚小路群雲:あ、違う。
棕櫚小路群雲:えーっと、フルオートショットガン×4を使用!なので修正は+1!
GM:達成値は7になります。
棕櫚小路群雲:で対象は杏だ!
“杏贄”:《歪みの体》。ガード。
棕櫚小路群雲:回避不可!侵食は121
棕櫚小路群雲:に!
棕櫚小路群雲:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 8[8]+40 → 48
棕櫚小路群雲:装甲は有効
“杏贄”:《不死不滅》のレベルは3。
“杏贄”:そして《歪みの体》と武器を合わせたガード値は12。
“杏贄”:……死亡します。復活エフェクトはなし。
“杏贄”:「……」
“杏贄”:「グバ!」
“杏贄”:群雲の叩き込んだ連撃に、泡が弾けて散った。
棕櫚小路群雲:「止まった…!これで後は…!」
棕櫚小路群雲:「アイツだけだ!」
GM:――カチャン!
GM:金属製の、美しい曲線を描く“轡”が落ちる。杏色の……アーティファクト。
園部新一:「街を……フ、フフ。愛しているのだね。君も」
棕櫚小路群雲:「……君も?」
棕櫚小路群雲:「ふざけるなよ。お前のどこが……!」
園部新一:「……この街は、素晴らしい」
園部新一:「私だけではない。……誰もが、そうなのだろう」
岩鉄友佳:「素晴らしいって……どっちが?」 歯軋りをしながら、聞く。
岩鉄友佳:「表の顔ですか?それとも……裏の」
園部新一:「――考えたことはないかね」
園部新一:「この街ではあの恐ろしい“ブロークンラズベリー”が跳梁し……そして、君達超能力者が……」
園部新一:「……私が、“ハウスマン”の名を付けられた時でさえ、そうだった……」
園部新一:「いくら人が死んでも、街の『闇』が表れ出る様を目の前にしても」
園部新一:「……G市の住人は『なぜか』、この街を離れようとは……しない」
棕櫚小路群雲:「……!」
ワタナベ:「………」
園部新一:「……なぜだろうなぁ。理由は、私にも……」
園部新一:「ここで生まれ育った私にも、分からない……」
園部新一:両手を見て、呟く。空洞になったその腹が戻ることはもはやない。“杏贄の轡”と共に。
棕櫚小路群雲:「ボクには…分かる。」
棕櫚小路群雲:「それはきっと、この町に住む人々が、この町の事を、ここで暮らすことを、誇りに思っているからだ」
棕櫚小路群雲:「それはきっと、支えあっている人間の強さだ。支えられている強さなんだ」
園部新一:「……」
棕櫚小路群雲:「……奪う人間には、分からない。お前にはきっと、分からない」
園部
5m
西澄 群雲 岩鉄
ワタナベ ノエル
GM:待機手番。ワタナベさんです。
ワタナベ:マイナーでエンゲージ。
園部
ワタナベ
5m
西澄 群雲 岩鉄
ノエル
ワタナベ:メジャー:《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:災厄の炎》+《原初の赤:ブラッドボム》。
ノエル・シェリントン:ここで《援護の風》。ダイスを+3個!だ!140→142
ワタナベ:グッド
棕櫚小路群雲:テリーマン…!
ワタナベ:「ハァー……」
ノエル・シェリントン:「万が一にも、こっちまで流れては困るからね」追い風が吹き荒ぶ。
ワタナベ:12dx7+3
DoubleCross : (12R10+3[7]) → 10[1,3,3,3,3,6,6,6,7,7,8,8]+10[1,5,9,10]+10[2,9]+10[10]+5[5]+3 → 48
園部新一:回避はやはり不能。《歪みの体》
ワタナベ:「欲望のままに……殺すか……」
ワタナベ:ダメージを出すぞ。
ワタナベ:9d10+15
DoubleCross : (9D10+15) → 60[7,6,7,6,8,10,1,9,6]+15 → 75
ワタナベ:「同じだなあ……俺とよ……」
園部新一:差し引き9点軽減!66点ダメージ……!
棕櫚小路群雲:ヒエーッ
園部新一:多大なダメージだが、大量の捕食が効いてる。まだ、生きている!
ワタナベ:そしてここから追加ダメージだ。
GM:ウワーッ
GM:(楳図かずお絵)
ワタナベ:5d10
DoubleCross : (5D10) → 23[5,3,4,5,6] → 23
岩鉄友佳:すげぇ
GM:や、ヤバいダメージ……。一気に死が見えるところまで持ってかれたぞ
ワタナベ:ワタナベの体から立ち昇った黒い霧が園部に纏わり付き、肉体を崩壊させていく。
園部新一:「……君は……君は、なんなんだ……ァガッ」
園部新一:「ガッ!……こ、こんな……レネゲイド……」
岩鉄友佳:(ワタナベさん……マジ怒ってる……)
園部新一:ボロボロと崩壊していく。四肢が。表皮が。苦痛に悶えつつも、崩壊は止むことがない!
ワタナベ:「お前の言った……殺人鬼と……同じだ……。俺は……やりたいようにやる……」
園部新一:「なぜッ……なぜだ!知りたい!ゲブッ!」
園部新一:「し、知りたいだけだったのに……飢えを……満たすことの、」
園部新一:「何が……」
ワタナベ:自分のダメージも出すぞ。
ワタナベ:2d10+3+23
DoubleCross : (2D10+3+23) → 15[5,10]+3+23 → 41
GM:すごいダメージwww
GM:これだけで並のボス一回殺せそう
ワタナベ:もちろんHPは0になる。これがどういう意味かわかるかな!
GM:わからぬ……
岩鉄友佳:えっ?
棕櫚小路群雲:まさか
ワタナベ:「おめえのことなんか……知るかよ……」
ワタナベ:《原初の黒:ラストアクション》!お前は死ぬってことだよ!
ノエル・シェリントン:ひいいい
西澄燦:ろくでもないな
ワタナベ:マイナー無し。
GM:わああああああ!!
ワタナベ:メジャー:《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:災厄の炎》+《原初の赤:ブラッドボム》。
棕櫚小路群雲:悪魔…!
ワタナベ:9dx7+3
DoubleCross : (9R10+3[7]) → 10[1,4,5,5,6,6,7,9,9]+10[5,5,9]+6[6]+3 → 29
ワタナベ:そこそこだ。
園部新一:《歪みの体》……!
ワタナベ:7d10+15 ダメージ!
DoubleCross : (7D10+15) → 48[6,9,2,10,9,4,8]+15 → 63
園部新一:9点軽減、54ダメージでギリギリ生きているが……!
ワタナベ:追加ダメージを食らうがいい
ワタナベ:「おめえが殺してきた奴らと……同じように……俺はてめえを……殺す。それだけだ」
ワタナベ:5d10
DoubleCross : (5D10) → 28[2,8,9,5,4] → 28
GM:なんで……こうなるんだ……
GM:メインプロセス開始時に155点のHPがあったんだ……
園部新一:残りHPは12。-16点のオーバーキル。死亡です。復活エフェクトはありません。
ワタナベ:自分のダメージを出すぞ。
ワタナベ:2d10+3+28
DoubleCross : (2D10+3+28) → 17[8,9]+3+28 → 48
岩鉄友佳:な、なんかワタナベさんも100近いダメージ受けてるような・・・
西澄燦:「飢えを満たしたい……ね」
西澄燦:「それで自分が喰われちゃ世話ねぇゼ」
ノエル・シェリントン:「やれやれ、本当に……なんなんだろうね、この街」
ノエル・シェリントン:「なんでこんなものが、その辺にのさばっているんだい」
西澄燦:「さぁ? この街だからだろ」
ワタナベ:「………」
棕櫚小路群雲:「『そういう事』、なんだろうな」
園部新一:「わ……私が……アアアアアア!!ガッ、アガ、ガァッ……」
園部新一:「……ッ、ヒューッ……ヒューッ……」
棕櫚小路群雲:「園部さん」
棕櫚小路群雲:「……もういい。アンタも休むんだ」
園部新一:「ゴポッ……。私、だけでは、ないぞ……」
園部新一:「…………」
棕櫚小路群雲:「……?」
園部新一:「いた、んだ……この街には……。こんな……ものじゃあない…………………」
園部新一:「……。最悪の、殺人…鬼…………」
棕櫚小路群雲:「殺人鬼……」
園部新一:「……気付かされたん、だ………………その、殺しを……見て……」
棕櫚小路群雲:久我くんの事を思い出します。
園部新一:「……“ブロークンラズベリー”も、きっ、と………」
園部新一:「………」
棕櫚小路群雲:「……ブロークンラズベリー…じゃないのか!?」
西澄燦:「……そいつの礼にお前の質問に答えてやるよ、“ハウスマン”」
園部新一:白濁した目が、胡乱に西澄を見上げる。
西澄燦:「人間の最小単位は魂に決まってんだろ」
西澄燦:「人間としての魂がなければどんな姿でも人間じゃあない、逆に持っているならどんな姿だろうと人間だ」
園部新一:「……」
GM:園部新一は、均一な塵となって崩れる。
GM:地下に広がる血液も、ワタナベの攻撃の余波で分解された。
GM:“ハウスマン”が存在した証拠は――“杏贄の轡”のみだ。
ノエル・シェリントン:「しまった、聞きそびれたな……一つのことしか出来やしない」
岩鉄友佳:「探偵さん!」 何とか立ち上がって声をかける
岩鉄友佳:「センパイは、どこに!?」
岩鉄友佳:「センパイを……探さないと…!」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:轡を拾い上げ、
棕櫚小路群雲:西澄に渡します。
西澄燦:「……それが、答えか?」 受け取る
棕櫚小路群雲:「これは、アンタがあの貧乏人に渡してくれ」
岩鉄友佳:「……」 ピタッと止まって群雲さんを見る
棕櫚小路群雲:「この町にこんな物はいらない。いや、あっちゃいけない」
ワタナベ:「………」
棕櫚小路群雲:「欠落を埋めようとする人の欲望を過剰な力で暴走させる……」
棕櫚小路群雲:「こんな物で守る平和や、真実なんて偽物だ。少なくとも、ボクはそう感じた」
西澄燦:「……なるほど、ね。コイツは確かに頼まれた」
棕櫚小路群雲:「言っておくが」
棕櫚小路群雲:「ちゃんと、ボクの活躍の様も伝えるんだぞ!多少尾ひれをつけてもいい!」
棕櫚小路群雲:「あいつが歯噛みして悔しがるようにな!」
岩鉄友佳:「……」
西澄燦:「ハハッ…了解だ。そいつも伝えておく」
西澄燦:「随分と男前になったぜ、ムラ」
棕櫚小路群雲:「……フン。ボクは元々ハンサムだ」
棕櫚小路群雲:「……いい仕事だったぞ。探偵」
岩鉄友佳:「群雲さん。」 横から群雲さんの手を取り、手に持っているものを渡す。
棕櫚小路群雲:「……ん?」
岩鉄友佳:「さっきの言葉…その……オレも、そうだと思います。」
棕櫚小路群雲:渡されたものを見よう
岩鉄友佳:「凄いと思いました……群雲さんの言葉も、心も。」
岩鉄友佳:そう言って見せたのは、強固な意志を象徴するかのような……"金色"のクレヨン
棕櫚小路群雲:「フ、フン……どうせならもっと高級品を用意しろよな」
棕櫚小路群雲:「もらっといてやるが……」
棕櫚小路群雲:「何かあったら、この家に来いよ。岩鉄」
棕櫚小路群雲:「……少なくとも、ボクは味方だ」
岩鉄友佳:「……ウス!」 群雲さんの方は見ずに大声で答えておく
GM:----
【Backtrack】
GM:バックトラックに入ります。
GM:今回登場したEロイスは5つ。
【“杏贄の轡”】
"餓えの淵"
"餓えの淵"
"餓えの淵"
"餓えの淵"
"餓鬼の晩餐"
GM:5つまで振る事ができます。どうぞ。
ワタナベ:ふるー
ノエル・シェリントン:振ります
ワタナベ:136-5d10
DoubleCross : (136-5D10) → 136-32[4,9,4,5,10] → 104
西澄燦:137-5d10 振ります
DoubleCross : (137-5D10) → 137-35[7,5,8,10,5] → 102
ノエル・シェリントン:142-5d10
DoubleCross : (142-5D10) → 142-37[10,7,8,4,8] → 105
GM:ええー……何この出目の良さ……
岩鉄友佳:146-5d10
DoubleCross : (146-5D10) → 146-22[4,3,10,3,2] → 124
棕櫚小路群雲:振る!
棕櫚小路群雲:121-5d10
DoubleCross : (121-5D10) → 121-19[2,1,6,1,9] → 102
ワタナベ:一倍で行きまーす
ワタナベ:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-22[3,8,4,4,3] → 82
ワタナベ:5点だどーん
西澄燦:102-4d10 一倍
DoubleCross : (102-4D10) → 102-21[5,7,2,7] → 81
西澄燦:5点だ
棕櫚小路群雲:一倍!
棕櫚小路群雲:102-3d10
DoubleCross : (102-3D10) → 102-11[2,2,7] → 91
棕櫚小路群雲:5!だぜ!
ノエル・シェリントン:105-4d10 一倍
DoubleCross : (105-4D10) → 105-31[10,7,6,8] → 74
ノエル・シェリントン:5点!
岩鉄友佳:1倍
岩鉄友佳:124-5d10
DoubleCross : (124-5D10) → 124-31[3,8,8,3,9] → 93
岩鉄友佳:5点だドン
GM:シナリオ達成点は今回も8点。いつもの4点に、Eロイスの5点を足します。
西澄燦:つまり17点
GM:Dロイスは2つあります。カイの"工作員"。クウェルの"実験体"。
GM:の基本点19点に、侵蝕経験点を足していただきます。
棕櫚小路群雲:24(twenty four)!
西澄燦:24点
ワタナベ:24点!
ノエル・シェリントン:24点
岩鉄友佳:(あれ…クウェルさん…?)
岩鉄友佳:24点!
【獲得経験点】
モヤイさん:24点
オツカレーさん:24点
米ットさん:24点
ぺんさん:24点
DTさん:24点
(珪素):40点
GM:以上です。エンディングは明日21:00から。
GM:本日の行程は終了となります。お疲れ様でした。
岩鉄友佳:おつかれさまでしたー!
西澄燦:お疲れ様でした!
ノエル・シェリントン:おつかれさまでした!
ワタナベ:お疲れ様でしたー!
棕櫚小路群雲:おつかれさまでしたー!
【Ending/01】
GM:----
GM:旧市街――高級住宅街 棕櫚小路家
GM:----
GM:――パーティー中の、突然の崩落は、事故としてすら扱われなかった。
GM:使用人たちの噂によれば、長男の慶雲が何らかの手を回したのだという。
GM:確かに誰もが『目撃した』事故を、まるで無かったことのように隠匿するその手腕。
GM:2年前の事件も、同じように……。
GM:群雲が立つのは、いつもと同じ玄関の風景。
GM:しかしこの家には……。群雲すらも想像だにできない、何か恐ろしい『力』が渦巻いているのではないか。
棕櫚小路群雲:(何も変わらない…か、でもそんなはずは無いよな)
棕櫚小路群雲:(こうやってこの家で隠されていく事実を、必ず探り当ててやる。それが例え……)
棕櫚小路群雲:「……」
春野あゆみ:「坊ちゃま、どうしました?お昼のご用意、できてますけど……」
棕櫚小路群雲:「……ああ、そうか。分かった。春野さん」
棕櫚小路群雲:「メニューはなんだ?今日は魚料理の気分なんだ」
GM:……エンジン音が近づき、扉の外で停車した。
棕櫚小路群雲:「!」
GM:この足音は、次兄――祥雲。
GM:けたたましい音とともに、玄関が開け放たれる。
棕櫚小路群雲:ピタリと足を止め、振り返ります。
棕櫚小路祥雲:「……」
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
GM:レネゲイドの研究成果を買い、そして今回……FHと通じていた男。
棕櫚小路群雲:「……おかえりなさい。祥兄さん」
棕櫚小路祥雲:「……どうした。群雲」だが、いつもと同じだ。高さから見下す目。何の負い目もない。
棕櫚小路祥雲:「挨拶する暇があるなら」
棕櫚小路祥雲:「道を開けてろ。俺は忙しい」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「失礼しました」
春野あゆみ:「わ、私は……!お昼の準備をしてきますので!」
棕櫚小路祥雲:「……フン」
棕櫚小路群雲:いつも通りに、道を開ける。
棕櫚小路祥雲:そのまま歩き出す。ポケットに手を突っ込み、群雲など気にかけず。
棕櫚小路群雲:では、祥雲とすれ違う瞬間。
棕櫚小路群雲:「兄さん!」
棕櫚小路祥雲:「…………」
棕櫚小路群雲:「ボクは…」
棕櫚小路祥雲:「……。何だ?」プレッシャー。押しつぶすような気迫!
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「ボクは、この家の、棕櫚小路家の人間としてこの町に生まれた事を、誇りに思っています」
棕櫚小路祥雲:「どういう意味だ。貴様」
棕櫚小路群雲:「だから……棕櫚小路家の人間として、その誇りを守るために、精進して参ります」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:振り向き、祥雲に向き合います。
棕櫚小路祥雲:「どういう意味だと、聞いたはずだぞ。群雲」
棕櫚小路群雲:「……兄さんにも、そうであって欲しい」
棕櫚小路群雲:「ただ、それだけです。」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:ジッと、祥雲を見据えている。
棕櫚小路祥雲:拳を突き出し、握る。
棕櫚小路祥雲:「この力が、何のためにあると思う?……何故あると思う?」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路祥雲:「……『支配者として、選ばれた者だから』か?」
棕櫚小路祥雲:拳に、ギチギチと力が込められていくのが分かる。
棕櫚小路祥雲:「俺はそうは思わん」
棕櫚小路祥雲:「――なぜ、俺が。棕櫚小路の者が……そうであるのか」 カチャン
GM:握られていた手が開く。米粒のように丸められた、車のキー。
棕櫚小路群雲:「……!」
棕櫚小路祥雲:「この力の真実。兄貴が、親父が、何を隠しているのか」
棕櫚小路祥雲:踵を返す。
棕櫚小路祥雲:「何を犠牲にしても、それを探ってみせる。そのためには……」
棕櫚小路祥雲:「この家を敵に回しても……構わん!」
棕櫚小路群雲:「ボクにも…覚悟はあります」
棕櫚小路群雲:「……ボクは町を守ります。それが、支えられている者の果たすべき責任のはずです」
棕櫚小路群雲:「兄さんとボクの見ている先は、近いようで違う……でも」
棕櫚小路群雲:「もし、轡を並べることが出来たなら……」
棕櫚小路群雲:「必ず、この全力で、兄さんのお力添えとなります」
GM:祥雲は既に、扉の奥へと姿を消している。
GM:それでもその後姿へと、決然と言葉を投げかける。
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:(そうだ、例え……)
棕櫚小路群雲:(家族を、この家を、敵に回す事になっても……)
GM:----
GM:エンディングを終了します。
【Ending/02】
GM:----
GM:小鳩川――大橋下
GM:----
GM:原紗友里は、西澄探偵事務所の働きで、園部宅から無事救出された。
GM:丸五日近くの監禁と恐怖で、相応に衰弱しきっていたが、
GM:外傷はなく、入院で身体は回復するだろうとの話だ。
GM:……心の傷までは、まだわからないが。
GM:この街には『闇』が潜んでいる。理由なく、街の人々を毒牙にかける、理不尽な存在が。
GM:夕陽に照らされた、美しい町並みの中に――まだ。
岩鉄友佳:「……」 川の土手に体育座りしながら、携帯音楽プレイヤーを耳にかけて遠くを見ている。
ワタナベ:「………」ぼけっと遠くを見てる
竜崎サトシ:「ヒャハハー」2人から離れたところで草むらをゴロゴロ転がりまわっている。
ワタナベ:「原……」
ワタナベ:「生きてて……よかったな……」
岩鉄友佳:「へ?」 耳からイヤホンを外してワタナベさんに眼をやる
岩鉄友佳:「あ、はい……」
ワタナベ:「傍に居てやれよ……あいつの……」
岩鉄友佳:「……」 今度は離れたところにいるサトシさんを眺めはじめる
ワタナベ:「一人は……寂しいからなあ……」
岩鉄友佳:「……オレ、この力のこと、センパイにどうしても言えなくって」 ワタナベさんの方は見ずに
岩鉄友佳:「それどころか、隠してるってことも、言えなくって。言うのが怖くって。」
ワタナベ:「そうかあ……」
岩鉄友佳:「……センパイには、隠し事があるのは気付かれてましたけど。」
岩鉄友佳:「ずっと……言う勇気が出なかったんです。センパイに……嫌われたくなくって。」
岩鉄友佳:「……」
岩鉄友佳:「……」
ワタナベ:「言うのも……言わないのも……お前の……自由だ……」
ワタナベ:「ただ……」
岩鉄友佳:「ただ?」
ワタナベ:「おめえが原を……守るってんなら……」
ワタナベ:「大切に思ってんなら……」
岩鉄友佳:「……」 ワタナベさんの方に向き直ります。眼は真剣だ。
ワタナベ:「その事は……伝えとけ……。」
岩鉄友佳:「……はい。」 うなずく。
岩鉄友佳:と、同時にワタナベさんの言葉を"視る"。
岩鉄友佳:「"信じられるにはまずは信じること"……探偵さんが言ってました。」
ワタナベ:「………」
岩鉄友佳:「オレ、自分の感情だけは"視え"ないけど……分かります。」 右手の中から黄緑色のクレヨンを取り出す。
岩鉄友佳:「今のオレの言葉、これと同じ色をしてんだなって。ワタナベさんと同じ、この色。」 それをかかげ、眼を細めて見つめる。
岩鉄友佳:「……センパイのことも、信じないと。今ではそう思ってるんです。」
ワタナベ:「そうかあ……」
竜崎サトシ:「どーしたよワタナベ!トモと話してんのかァー!」
岩鉄友佳:「だからオレ、ちゃんと伝えてきます。どうしても言えない理由があること、それでも信じて欲しいって思ってること。それに……」
ワタナベ:「………」
岩鉄友佳:立ち上がって、笑顔を作って
岩鉄友佳:「オレが傍にいる……いたい、ってこと。」
ワタナベ:「ああ……言ってこい。」
岩鉄友佳:「ワタナベさん。ありがとうございました!」 お辞儀
竜崎サトシ:「ワタナベー」サトシが駆け寄ってくる。
竜崎サトシ:「センパイが入院しちまってよ、これからメシとか大変だと思うけどよォォ~~」
竜崎サトシ:「元気だせよな!また遊びに連れてきてやるからよォー!」
ワタナベ:「ああ……。ありがとよ……」
竜崎サトシ:「ヘッヘ……おっ、トモ」岩鉄を見る。
岩鉄友佳:「はい。なんすか?」 顔は明るい
竜崎サトシ:「元気出てる感じじゃね?もしかしてポケモンでも買ったべ!?」
岩鉄友佳:「い、いや……ポケモンは買ってませんけど…」 苦笑する
岩鉄友佳:「そうだサトシさん、今から一緒にセンパイのお見舞いに行きませんか?」
竜崎サトシ:「おう、これからその予定だったもんよ!行くべ行くべ!」
岩鉄友佳:サトシさんについて、病院に向かったところで退場します。
GM:夕暮れの河川敷には、ワタナベが一人残される。
GM:川向こうには、星のように灯る光。また夜が来る。静かで美しい、G市の夜が。
ワタナベ:岩鉄の去った方向を見て、園部の言葉を思い出す
GM:----
GM:園部新一:「ゴポッ……。私、だけでは、ないぞ……」
GM:園部新一:「いた、んだ……この街には……。こんな……ものじゃあない…………………」
GM:園部新一:「……。最悪の、殺人…鬼…………」
GM:----
ワタナベ:「そいつが……居たとしても……」
ワタナベ:西澄、棕櫚小路、そして岩鉄の顔が脳裏に浮かぶ。
ワタナベ:「この街には……あいつ等が居る……。」
ワタナベ:「それに……俺も……」
ワタナベ:言葉が止まり、ゴホゴホと咳き込む。
ワタナベ:手を開く。口に添えた手が、赤く染まっている。
ワタナベ:「……もうしばらくは……な……」
GM:----
GM:エンディングを終了します。
【Ending/03】
GM:----
GM:旧市街――櫻木ビル1F 喫茶屋「綺羅」
GM:----
GM:令嬢失踪事件の解決。今回は報酬も受け取ることができた。ひとまず今月は、西澄はまだ大丈夫だ。
GM:……だが、不安材料はまだある。“杏贄の轡”。そして、“G市最悪の殺人鬼”。
GM:未だ複雑な謎を抱えたまま、彼女はいつもの様に1階の「綺羅」のドアを開ける。
八戸あきら:「おう、来たな西澄!」
八戸あきら:「Aセットでいいか。それともコーヒーだけかよ」
西澄燦:「あー……Aセット」
八戸あきら:「オーケー、詩衣!さっさと配膳しろよー」
八戸詩衣:「あっはっはい!」西澄の前にセットを置く。
GM:新鮮なレタスとベーコンの挟まれた、トーストサンド。
GM:チーズ入りのスクランブルエッグと、たっぷりのサラダ。
GM:日替わりのスープ。ポテトに、分厚い肉……
八戸あきら:「おいそれあっちの客のだろ!」
八戸詩衣:「そ、そうでしたぁー、こっちCセットでした……!」
西澄燦:「……ん?」 そちらの方を向く
ノエル・シェリントン:「ん……ああ、戻ってたのかい」本を読んでいた顔を上げる。
西澄燦:「お前……」 嫌そうな顔をする
GM:ちなみにCセットは、「綺羅」最高級のセットであり、
GM:この事務所に暮らして長い西澄でも、未だ一度もありつけたことがない。
ノエル・シェリントン:「おっと、ありがとう。美味しそうだ」微笑んでCセットを受け取る。
ノエル・シェリントン:「いやさ、完全に胃袋掴まれちゃって。絶品だよこれ」
西澄燦:「まぁ、いいけど……」
西澄燦:ムラからいくらか押し付けられた金銭、過程はどうあれ高校生から貰ったという点についてプライドがズタズタであるが……
西澄燦:……こうして金が払える、タダ飯を食うよりもはるかに罪の味が少ない。
西澄燦:施しは……タダではない……プライドを売っているのだ……
GM:なんということだ。
西澄燦:「ヤトさんの飯は美味いからな……で、“ナタリス”」
西澄燦:「そのためだけに来たのか?」
ノエル・シェリントン:「そうだよ、って言っても信じてもらえないだろうから言わないけど、半分はこれだよ」
ノエル・シェリントン:「あと半分、依頼したいことがあるんだよね。このスープも素晴らしいな……」
八戸詩衣:「えへへぇ、ありがとうございます」
西澄燦:「依頼……ね、内容次第だな」
ノエル・シェリントン:「見つけてほしい人がいるんだよね」
西澄燦:「……名前は?」
ノエル・シェリントン:「それを調べて欲しいんだよ」
ノエル・シェリントン:「飽くまで知り合いの話なんだけどさ、秘密にしてたはずの個人情報が晒し者にされてるらしくて」
西澄燦:「そいつは穏やかじゃないな」
ノエル・シェリントン:「その最初に流した人を探って欲しいんだよね。急ぎじゃなくていいんだけど」
西澄燦:「なるほどね……晒し者にされた被害者は誰だい? 話したくないなら黙っててもいいが……」
西澄燦:「流した奴を調べる限り、分かっちまうことだぞ。これ」
ノエル・シェリントン:「――ノエル・シェリントン。もう、流れること自体は気にしてないってさ」
ノエル・シェリントン:「ただ、お礼がしたいみたいだからね」
西澄燦:「了解だ、大変だなアンタも」
西澄燦:「いや、ノエルって奴だな。大変なのは」
ノエル・シェリントン:「依頼料はまあ、相場分かんないけど出せると思うよ」
ノエル・シェリントン:「あと前金として、これあげるよ、似合うと思うから」紙袋を渡す。
西澄燦:「何だ?」 受け取って中身を見る
ノエル・シェリントン:パーティで西澄さんの着てたドレスですね。
西澄燦:「……」 顔を離して見なかったことにする
西澄燦:「お前……楽しんでただろ」
ノエル・シェリントン:「え?女の子がドレスを着て何が悪いのかな?」
ノエル・シェリントン:「似合うと思うんだけど。合わせる“アクセサリー”とか、持ってるんじゃないの?」
西澄燦:「まだ持ってるが使う気は“ない”。機会があればゴミ箱行きさ」
ノエル・シェリントン:「……そう」
西澄燦:「ナタリスは興味あるんだっけか“アクセサリー”に」
西澄燦:「……“奪う”か?」
ノエル・シェリントン:「僕はそんな物騒なことしないよ」
ノエル・シェリントン:「興味は……どうだろう。少なくとも、自分で身に付ける気は全くないよ」
ノエル・シェリントン:「まあ、何か進展があれば教えてくれるかな。僕もちょくちょく顔を出すからさ」
西澄燦:「“自分で”は、ね……」
西澄燦:「分かった。……ああ、“あの”事は今回の面子以外には黙っておく」
西澄燦:「自分の事は自分で話すんだな。……ブッキー辺りにはマジで気をつけろよ」
ノエル・シェリントン:「ありがとう。探偵さんは、守秘義務が大事だもんね」
ノエル・シェリントン:「……本当この街、怖いなあ。無事でいれる自信なくすよ」
西澄燦:「それをお前が言うかね……」 手帳に依頼の事をメモする
ノエル・シェリントン:「……御馳走様。ランチ美味しかった、また来るよ」
八戸あきら:「はいはーい、ありがとねー♪」
ノエル・シェリントン:「じゃ、また」さりげなく2人分の代金を置いて、店を後にする。
西澄燦:「……」 嫌そうな顔をする
八戸あきら:「あら、西澄の分まで払ってもらっちまって、こりゃCランチ頼んだ方が良かったなぁ西澄ィ!」
西澄燦:「冗談……今度、アイツが来たら返しておいてくれ」 自分の分は自分で払っておくぞ
八戸あきら:「……ま、あんたならそーだよな。今日もAランチで我慢しときな!」
GM:程よく焼かれたトーストと、皿の上に載った3枚のベーコンと目玉焼き。
GM:セットサラダと、コーヒー。いつものセットだ。
西澄燦:「我慢もなにも……」 トーストを齧る
西澄燦:「腹が減ってる時に食う飯は最高だぜ」
八戸あきら:「ハッ、いい事言うじゃねえか」
西澄燦:「こいつが“満たされる”ってことだぜ。“ハウスマン”」
西澄燦:――これにてひとまずの事件は解決。
西澄燦:依頼人の探し人であるセンパイも見つかり、トモも“覚悟”したようだ。
西澄燦:いずれは揃って信頼という名の“報酬”をあたしの前に出してくれるだろう。
西澄燦:この街の闇は深く、底知れないが。いずれ全てはあたしは“真実”を見つける。
西澄燦:――これはあたしの“覚悟”そして“記録”
西澄燦:『令嬢失踪事件』 完
西澄燦:手帳に記し……閉じる。
GM:----
【Masterscene/02】
GM:----
GM:旧市街――県境
GM:----
GM:小高い丘からG市を見下ろす、真新しい民家。
GM:だが……家主として登録されている男は、現実の戸籍には存在しない。
GM:これはFH――正確には“ソースハウンド”が潜入にあたって手配した、無数の拠点の一つ。
カイ・ハイドフェルド:「……まさかここまで不本意な結末になるとはな」
GM:モニタに向かうのは、中高生程の、小柄な少年。
GM:この若年にして、FHでも上位と目される、情報収集専門エージェント。
GM:――彼こそが、“ソースハウンド”カイ・ハイドフェルド本体。
カイ・ハイドフェルド:「引き際……か」
GM: カチャン カチャン
GM:この拠点も、すぐに引き払わなければならない。
GM:収集データの整理。各方面への伝達。G市は『中立地帯』――あらゆる痕跡を消去すべし。
GM:室内には無機質なタイピング音が続く。
GM: カチャン、カチャン
GM:……しかし、この『音』はタイピングのそれではない。軽い鉄の棒が突き立つような音。
GM:情報収集に特化した、FHエージェント……“ソースハウンド”ですら。
GM: カチャン
GM:この世界とは別の領域から近づく音を、感知することは不可能だ。
カイ・ハイドフェルド:「――だが“マスタークウェル”。奴が残っていれば……」
GM: カチャ
GM:カチャン
カイ・ハイドフェルド:「……」
GM:指を止める。
GM:『音』は彼のすぐ背後で、停止していた。
???:「終ワッタカ?」
カイ・ハイドフェルド:「……」
カイ・ハイドフェルド:「…………来たな。306cm」
GM:少年は椅子を回し、不敵な笑みとともに振り向く。
???:「潜入策ハ中断シタヨウダガ」
???:「ソノ記録ヲドウスル?」
GM:背後の存在が訝しげにモニタを眺める。そこに映る映像を。
カイ・ハイドフェルド:「それなりの対価で、“アクシオン社”への補填を行う必要がある」
カイ・ハイドフェルド:「“ライト――いや今は“ライトジョーカー”だったかな。奴の『経過観察』だ」
カイ・ハイドフェルド:「俺も、無作為にあの探偵を選んだわけじゃあない。これであちらへの言い訳は立つだろう」
???:「ナルホド」
カイ・ハイドフェルド:「次善策では、あるがな……まさか、ここまで読み切れない要素ばかりが重なるとは」
???:「“ワタナベ”、“ハウスマン”――確カニ、情報追跡ノ困難ナ類デハアッタ」
???:「勢力ニ属サヌオーヴァードガ相手デハ、サスガノ“ソースハウンド”モ、分ガ悪カッタカ」
カイ・ハイドフェルド:「……そういう問題とも違う。手数は有限だ。情報は狙いを絞って集める必要がある」
カイ・ハイドフェルド:「その意味では……奴らに焦点を当てられなかった、俺の力不足だ」
カイ・ハイドフェルド:(――それだけに、狙いを絞った一点を抜かれたのは、痛い。何者だ?)
GM:拳を握りしめる。投入した人材は“マスタークウェル”。
GM:本来ならば……彼らのような脅威対象を調査するまでもない潜入計画だった。
カイ・ハイドフェルド:「……それよりも、だ。本格撤退の前にこちらの仕事を済ませておく必要がある。準備は?」
???:「予定通リダ」
???:「G市全テノ地理ヲ、把握シタ。コチラハ、イツデモ行動可能ト考エテイイ」
カイ・ハイドフェルド:「頼むぞ、306cm」
???:「……“ソースハウンド”」
???:「自分ハ、『306cm』トイウ名デハナイ」
カイ・ハイドフェルド:「フン……これが俺の癖でな」
カイ・ハイドフェルド:「ならば、すぐにも行動してもらうぞ」
カイ・ハイドフェルド:「“マスターチェイス”」
GM:----
GM:【今回の謎】
GM:3-1:原紗友里の消失トリックとは?
GM:3-2:西澄探偵事務所の助手、湯坂窓子はどこへ消えたのか?
GM:3-3:棕櫚小路家乗っ取りを画策する、ファルスハーツとは?
GM:3-4:棕櫚小路家次兄、祥雲の目的とは?
GM:3-5:“マスタークウェル”に与えられた任務とは?
GM:3-6:誰が“マスタークウェル”の情報を暴いたのか?
GM:3-7:猟奇殺人鬼“ハウスマン”の正体とは?
GM:3-8:“G市最悪の殺人鬼”は存在するのか?
GM:3-9:アーティファクト、“杏贄の轡”の能力とは?
GM:3-10:FHマスターエージェント、“マスターチェイス”は何者なのか?
GM:3-11:なぜ、人々はG市を離れないのか?
GM:【解決した謎】
GM:1-7:FHマスターエージェント、“マスタークウェル”は何者なのか?
→国立坂東大学2年、ナタリス・キャロルとして潜伏。本名はノエル・シェリントン。
GM:3-1:原紗友里の消失トリックとは?
→アーティファクト“杏贄の轡”を用いた、犯人自身の体内への捕獲。
GM:3-2:西澄探偵事務所の助手、湯坂窓子はどこへ消えたのか?
→単なる家出。事件性はなかった。
GM:3-3:棕櫚小路家乗っ取りを画策する、ファルスハーツとは?
→世界の裏に根を張るレネゲイド犯罪組織。乗っ取りの実行犯は“ソースハウンド”。
GM:3-4:棕櫚小路家次兄、祥雲の目的とは?
→棕櫚小路家の謎と、力の秘密の解明。
GM:3-7:猟奇殺人鬼“ハウスマン”の正体とは?
→弁護士、園部新一。この街に殺人鬼はまだいる。
GM:----
GM:街の謎を暴け。
三人目『vsマスタークウェル』 終
to be continued