G市二人目『vsJCN9000』

vsJCN9000

前回までのG市――一人目『vsダブルディール』

【Masterscene/01】

GM:----
GM:旧市街――裏路地
GM:----
GM:携帯電話の小さなディスプレイの明かりだけが、男の顔を照らしている。
GM:俯いていた男はふと顔を上げて、近寄ってきたその人物へ声をかける。
大学生風の男:「待ってたよ」
大学生風の男:「……あんたが、あれかい?……噂の」
大学生風の男:「“JCN”?」
???:「……」
大学生風の男:「フッ」
GM:沈黙を続ける相手を軽く鼻で笑い、彼は再びディスプレイに目を落とす。
大学生風の男:「取引は手早く済ませよう。本来は直接会うのもタブーなんだが――情報屋としちゃあな」
大学生風の男:「だが、あんた……」
大学生風の男:「……。おい。ポケットから手を出」
GM:グジャッ
GM:----
月岡裕次郎:「……」
GM:シートの端をめくって、顔をしかめて元に戻す。
GM:決して大げさな反応ではない。“ブロークンラズベリー”の犯行現場は凄惨を極める――
GM:その殺害方法が唯一、無差別猟奇殺人鬼にとっての『共通点』なのだ。
月岡裕次郎:「ひでえな。ガイシャの身元は調査中だったか?」
GM:【G警察署 警部補 月岡 裕次郎(つきおか ゆうじろう)】
飛騨七瀬:「いいえ、先程判明しましたよー」答えるのは、穏やかそうなウェーブ髪の婦警だ。
GM:【G警察署 巡査 飛騨 七瀬(ひだ ななせ)】
飛騨七瀬:「なんでも彼……」手元の資料を見せる。
月岡裕次郎:「なるほど情報屋ねぇ……。まさか、そういう連中に手ぇ出すとは思ってなかったが」
月岡裕次郎:「……“ブロークンラズベリー”め……」
GM:----

【Opening/01】

GM:石蕗くん+棕櫚小路くんのオープニングを行います。侵蝕率上昇をどうぞ。
棕櫚小路群雲:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 4[4]+34 → 38

棕櫚小路群雲:ひゃふー
石蕗条一:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 7[7]+32 → 39

GM:----
GM:新市街――県立ひのき台高校
GM:----
リチャード・ボルドウィン:「ハイ、じゃあチャイムも鳴っちまいましたし、今日の授業はここまでデースねー」
GM:【県立ひのき台高校 英語教師 リチャード・ボルドウィン】
リチャード・ボルドウィン:「今回のテキスト、皆さんにはとても簡単だったでしょうが」
リチャード・ボルドウィン:「これを読めるというのは、皆さんすごい事なんですヨー」
リチャード・ボルドウィン:「何しろ皆さん、英語を習い始めたのは中学から4年?3年?それくらいで、ここまでできてしまうわけです」
リチャード・ボルドウィン:「もしもボクの国で、3歳児がこれを読めたりしたら……?ハッハァー!天才ですね~~!」
リチャード・ボルドウィン:「というわけで、自信持ってくださいネー!皆さんには可能性がある!素晴らしいことです」
GM:英語教師が去り、休み時間のにぎわいが教室に満ちてくる。
石蕗条一:(終わった・・・さっさと帰ろう) 多数のバイトを掛け持ちしている石蕗は、今日もバイトなのだ。
GM:【県立ひのき台高校 2年 石蕗 条一(つわぶき じょういち)】
GM:ここは錬金術師・石蕗条一の通う高校……だが、この教室においての主人公は彼ではない。
GM:様々な意味で彼より『目立つ』人物が、少なくとも一人いるためだ……
棕櫚小路群雲:「フッフッフッフッフ……」
棕櫚小路群雲:やたらファサッとした前髪を、櫛で整えている。
GM:【県立ひのき台高校 2年 棕櫚小路 群雲(しゅろこうじ むらくも)】
棕櫚小路群雲:「まあ君達聞いてくれよ、いつもの事で悪いんだがね、ウチの父さんがまた一つ商談をまとめたそうなんだ。」
棕櫚小路群雲:「今度の取引先は、アラブ首長国のロゥィヤァールなご身分の方だそうでね」
棕櫚小路群雲:「ま、キミたちレベルの言い方で現せば石油王とかいう事になるのかな?」
棕櫚小路群雲:とか、あるのかないのか分からないような荒唐無稽な自慢話を周りの取り巻きにしています。
秋津良:「……。そりゃ結構なことで」
GM:【県立ひのき台高校 2年 秋津 良(あきつ りょう)】
棕櫚小路群雲:「ほら、これが父上のくれたお土産だ」
棕櫚小路群雲:びかびかと宝石と貴金属で輝く趣味の悪い装飾ナイフを取り出す。
棕櫚小路群雲:「見ろこの輝きを!これは向こうの宝石商にオーダーメイドで誂えてもらったものなんだ!」
葦原香乃:「へぇー!すごいね!」
GM:素直に聞いている子もいる。
棕櫚小路群雲:「フッフッフ……さあどんどん見るんだ。君達には一生かかっても拝めるかどうか分からない、くぉうくぁ~~~~~~っっ…な品物だ!」
葦原香乃:「いいなぁー。カワイイな~~!」
GM:【県立ひのき台高校 2年 葦原 香乃(あしはら かの)】
石蕗条一:(その話、どう膨らませるんだよ・・・) じゃあ、帰りたいし邪魔だから、棕櫚小路にどいて欲しそうに眺めているぞ
秋津良:「石蕗」面倒くさそうに手招きします。
石蕗条一:「・・・あ?」 ちょっと反応する。棕櫚小路に気づかれたくないのだ。
秋津良:「この前の委員決めが、お前だけ決まってない」
秋津良:「早退したから」
石蕗条一:「あァ・・・そうだっけ?」
棕櫚小路群雲:「もちろん切れ味だってお墨付きさ!はっはっ!」
棕櫚小路群雲:ヒュンヒュンッとナイフを空に鞘ばしらせます。
秋津良:「ナイフ……は、やめとけよ」
秋津良:「怪我したら訴えるぞ」
棕櫚小路群雲:「ううん?」
棕櫚小路群雲:「はっはっはっは!ボクがそんなへまを起こすもんか!」
棕櫚小路群雲:「むぅ・し・ろだ」
棕櫚小路群雲:「あの街で騒がれてる殺人鬼だかなんだかいうのも、ボクがこのナイフで返り討ちにしてやりたいくらいだね」
石蕗条一:「何委員が残ってんの? 言っとくけど、俺、ちっともやる気ない・・・、おい」
石蕗条一:「・・・。アラブだかカブだかヘチマだか知らないが、そのナマクラが視界に入らないようにしろ、棕櫚小路」
棕櫚小路群雲:「……なんだと?」
棕櫚小路群雲:「ふぅーん…石蕗、またキミか」
石蕗条一:「殺意すら覚える。ひどい“ジャンク”だ」
棕櫚小路群雲:「何ィ……!」
秋津良:「……」やや苛ついたように、ボールペンの尻でトントンと机を叩く。
棕櫚小路群雲:「貴様!またボクと、ひいては偉大なるボクの家柄をバカにしたな!」
棕櫚小路群雲:「貧乏人のひがみとはいえ…いい加減に温厚なボクも堪忍袋の緒が切れそうだよ」
石蕗条一:「別に家柄については何一つ言及してねーよ! バカか? 俺が馬鹿にしたのはその・・・まァいいや」
棕櫚小路群雲:「バカって言ったな!この偉大なボクを!」
秋津良:「そこまでだ。俺はさっさと委員会を決めて帰りたい」
秋津良:「学級委員だからな。葦原も」
葦原香乃:「?」
秋津良:「……そうだろ?」
石蕗条一:「わかった。棕櫚小路の相手をしても腹が減るだけだ。・・・・で、何委員が残ってんの?」
棕櫚小路群雲:「くそう…いつか絶対に思い知らせてやるからな…貧乏人のカスめ……」ブツブツ
石蕗条一:(こいつが金持ちで、俺のバイト先と完全に無関係と断定できるなら、もっと容赦なくできるものを・・・)
葦原香乃:「ねぇ棕櫚小路くん、ナイフ触らせてもらっていい?いいなー」
棕櫚小路群雲:「!ふっふっふ…葦原さんは見る目があるようだね」
棕櫚小路群雲:「あの、石蕗のスカタンとは違って!」
葦原香乃:「いやあ、石蕗くんはいい人だよ」
葦原香乃:「ね?」
石蕗条一:「・・・・・・・。別に。そうとは限らないだろ」
葦原香乃:「でも、ナイフを馬鹿にするのは良くないことだよ。こんなにカワイイのにね?」
棕櫚小路群雲:「洗練された威厳と優美さの融合と言ってくれたまえ」
棕櫚小路群雲:「やれやれ…物を見る目はあっても、人を見る目はまだまだみたいだね……フンッ!」
秋津良:「……。飼育委員と新聞委員が残っているぞ」
石蕗条一:「・・・・おい。面倒な“タスク”しか残ってないじゃねぇーか! わざとか!?」
秋津良:「委員決めを早退するのはお前の自由だ」
棕櫚小路群雲:「うさぎ小屋の掃除なんて」
棕櫚小路群雲:「この貧乏人にピッタリじゃないか!プススーッ!!」
石蕗条一:「・・・・あのさァ。せめてこのアホと別の委員がいいんだけど」
石蕗条一:「どっちも違うよな?」
秋津良:「棕櫚小路は委員会活動を『強く』拒否したからな」『強く』を強調して言います。
棕櫚小路群雲:「当たり前だ!そんな雑事なんて君達貧乏人の仕事だろォ?」
石蕗条一:「俺も強く拒否してェんだけどよ・・・」
棕櫚小路群雲:「分かったらさっさとキミに相応しい仕事を選びたまえ!」
石蕗条一:「・・・・・。ナマモノは専門外だ。相性最悪。新聞委員にしてくれ」
秋津良:「……」仏頂面のまま、さらさらと用紙に記入します。
秋津良:「帰る」
石蕗条一:「俺も」
棕櫚小路群雲:「やれやれ、じゃあボクらも帰るとしよう」
葦原香乃:「あ――――っ!!」
棕櫚小路群雲:「…って、なんだ葦原くん?」
石蕗条一:(うるさい・・・・)
葦原香乃:「石蕗くんの机の中、なに……」
棕櫚小路群雲:「オオハクチョウがティーゲル砲を食らったような声を出して一体どうしたんだい?」
葦原香乃:トコトコと石蕗に近づいていく。耳元で声をひそめて囁く。
葦原香乃:「机の中に、なにか入ってる」
葦原香乃:「ラブレターかも」
石蕗条一:「・・・・・・・・なんだと?」 警戒
石蕗条一:(授業中・・・俺はまったく上の空だったとはいえ、少しも気づかなかった)
石蕗条一:(どうやって? いつだ? いったい誰が?) 素早くバックステップして、目標の手紙を回収!確認する!
GM:封筒は真っ白だ。宛名も差出人名もない。
GM:ラブレター……とは到底思えない。状況的にも。
石蕗条一:(・・・・・・! 警告? 連絡? 誰が? 誰だ・・・!) 迅速に開封したい
棕櫚小路群雲:「なんだ?相変わらず不審な挙動の多い奴だ」
棕櫚小路群雲:「さて、皆帰るとしよう」
棕櫚小路群雲:後の取り巻き達2人に声を掛ける。
棕櫚小路群雲:「今日は校門に送迎の車が来ているからね。送ってあげようじゃないか」
葦原香乃:「あ!ボクも乗りたーい!」
棕櫚小路群雲:「いいともいいとも!ふっふっふ……」
棕櫚小路群雲:「ただし!キミたちは徒歩で帰れ石蕗に秋津!」
棕櫚小路群雲:「なぜならば!!」
棕櫚小路群雲:「……この車は三人乗りなんだ!」
石蕗条一:「・・・・・・・」 ハイライトのない瞳
秋津良:「なんなんだ……」げんなり
石蕗条一:「・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、そう」
棕櫚小路群雲:「さらばだ!はっはっはっはっは!」
棕櫚小路群雲:ガラガラガラ!!
棕櫚小路群雲:教室を高笑いと共に出て行きます。
GM:では、それはともかくとしてw
GM:石蕗くんへの手紙の内容です。
石蕗条一:確認する!
GM
0009ncj:おはよう?(23:21:16)
スキャバーズ:挨拶はいい(23:21:25)

15分後、またこの教室に来ること。来なければ話はない。
――JCN9000

石蕗条一:「・・・・・・JCN9000。また極端な“オーダー”しやがる」
石蕗条一:(アルバイトは中止だな)
GM:----
GM:15分後。人気は先程より薄れたとはいえ
GM:まだ教室にはちらほらと生徒の姿が見える。
GM:だが、手紙にはJCN本人しか知り得ない会話のログが併記されていた。何らかの接触があるはず。
石蕗条一:(・・・・。十中八九、罠。残りの一割はマジに緊急事態ってところか)
石蕗条一:(罠だったとしたら、俺に回避する手段はない。次の罠が待っている。結論として、叩き壊す。それだけだ・・・)
石蕗条一:イライラしながら待つ
???:「待つ、必要はない。“コール”を受けてくれた以上……」
???:「時間は正確に守るよ。あたしはね」
GM:窓際で、背を向けて立つ女生徒がいる。
石蕗条一:「・・・・」 そっちを見る!
GM:石蕗のクラスではない――が、明らかに同年代程度の少女。
石蕗条一:「おはよう。で、いいのか?」
???:「おはよう」
???:「予想通り、あたしの委員会に入ってきてくれたみたいだね――」
???:「“スキャバーズ”」
GM:【県立ひのき台高校 3年 新聞委員長 鬼灯 沙更(ほおずき ささら)】
石蕗条一:「・・・“トリック”はやめてくれ。どっちを選んだにしろ、そうなるように仕込むくらいはするだろ・・・」
石蕗条一:「アンタが、そうなのか。初めましてっつーのも変だな」
鬼灯沙更:「そうね。場所を変えよう」
GM:----
GM:新市街――県立ひのき台高校 5階踊り場
GM:----
GM:教室棟の南階段を登った突き当たり。屋上にも繋がっておらず、当然使用者はいない――
GM:部活の声すらも遠い。この時間、人気が最も薄くなる場所と言っていいだろう。
鬼灯沙更:「“ブロークンラズベリー”についての知識を聞きたいな」
鬼灯沙更:階段の中ほどに座って、石蕗を見下ろす。
石蕗条一:「・・・たいしたことは知らない。俺は“そういうの”が苦手でね」
石蕗条一:「殺人鬼。無差別。その手口が特徴的。そんなところだ」
石蕗条一:「あと、いい迷惑」
鬼灯沙更:「無差別殺人としたら、動機はなんだろう?……目的が別にあって、副次的に『殺人』を起こしているのだとすれば」
鬼灯沙更:「その殺人に後から指向性が生まれる事も考えられなくはないよね」
石蕗条一:「有り得ない仮説じゃない。何か知ってるのか?アンタが?」
鬼灯沙更:「情報屋が殺された。……表沙汰になっているものが一件」
鬼灯沙更:「けれど、それ以前にもう一人死んでいる。こっちは多分、事件にもされない筈」
石蕗条一:(・・・・・あの陰陽師じゃねぇだろうな)
鬼灯沙更:「……2連続で、短い期間で、『情報屋』がターゲットに……なっている」
石蕗条一:「どっちも、手口が“ブロークンラズベリー”だって?」
鬼灯沙更:「手口はね。……だから、あたしもそろそろ身の安全を考えはじめた」
石蕗条一:「は! だろうな。その辺でいいだろ。アンタ、俺に何かさせたい」
石蕗条一:「つまり“ディール”だ。取引。違うのか?」
鬼灯沙更:「あたしは“アーティファクト”の情報を、いくつか、持っている」
鬼灯沙更:「それは“スキャバーズ”。君の求める情報であると……この前の会話でも、確認したね」
鬼灯沙更:「まず一つについて、所在情報を教えてあげる。この学校において、あたしの安全を護衛してほしい」
石蕗条一:「わかってもらえて嬉しいぜ。それだけだ。俺が求めるものは・・・って、おい。護衛だと?」
鬼灯沙更:「あたしが死ねば情報は消えてなくなる。……分かりやすいでしょう?」
石蕗条一:「俺が? アンタを?」
鬼灯沙更:「そう」にこりともせずに組んだ膝の上に顎を乗せる。
鬼灯沙更:「ケチりはしない。まず明日にひとつ。決まった期間が経過するごとに、追加の情報を君に流す」
石蕗条一:「アーティファクトに関する情報・・・だな?」 それは顔色が変わりますね。
鬼灯沙更:「もちろん。契約書が必要かな?」
石蕗条一:「いらないし、無意味だ。・・・だが、頼みたいことがひとつだけある」
石蕗条一:「新聞委員の仕事は、少なくとも、この件に着手してる間は免除にしてくれ」
鬼灯沙更:「ふふふっ……まあ、いいよ。それも守ろう」
石蕗条一:「なら、取引は成立だな。・・・護衛の件。引き受けた。面倒にならないことを祈ってる」
鬼灯沙更:「そのアーティファクトへの執着。やっぱり、確かめて良かった。……護衛の人選が、一番難しいところでね」
鬼灯沙更:「情報屋は弱い。暴力で制圧されれば、容易く潰れてしまう」
鬼灯沙更:「これで……立ち並ぶことができる」
石蕗条一:「・・・・・誰にだ?」
鬼灯沙更:「さあ」
石蕗条一:「アンタの所属・・・・明かしちゃくれないわけだ」
鬼灯沙更:「ふふ。じゃあ、またね。“スキャバーズ”」
鬼灯沙更:特にエフェクトで消えるでもなく、悠然と階段を降りて去っていく。
石蕗条一:「・・・・ふン。おやすみ、JCN・・・・情報屋」
石蕗条一:石蕗は今日のバイト先に連絡を入れはじめますね。
GM:----
GM:石蕗くんと棕櫚小路くんのオープニングを終了します。
石蕗条一:ハーイ!で、シナリオロイスをとります。
GM:そうですね、シナリオロイス取れる方はどうぞ。
石蕗条一:“JCN9000” 有為○/脅威
石蕗条一:以上です。
棕櫚小路群雲:ハイサイ!
棕櫚小路群雲:殺人鬼/ブロークンラズベリー/大した事ない〇/恐怖/ロイス
棕櫚小路群雲:で!
GM:フラグすぎるロイス感情www
棕櫚小路群雲:俺のナイフを食らえ?ッ!ヒャァーッ!
棕櫚小路群雲:以上です!

【Opening/02】

GM:では、次は久我くんのオープニング。
GM:侵蝕率上昇をどうぞ。
久我瞠:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 8[8]+30 → 38

GM:----
GM:新市街――G市センター街 裏路地
GM:----
久我瞠:「えーっと……どうしようかな」裏路地にしゃがみこむ男が1人
久我瞠:影が右手に集まり大ぶりのナイフの形を作る
久我瞠:腕を思い切り振り上げ、降ろす
久我瞠:「………」
久我瞠:「……『全て無常のものはただ映像にすぎない』」
久我瞠:「これだな。うん。これ」
五十嵐修:「久我さぁーん」
五十嵐修:「もうちょっと、10分くらいでパパッとやっちまってくれませんかねぇー」
久我瞠:「……」
五十嵐修:「毎回毎回、見張りだけでも肝が潰れますわ」
GM:【ジャーナリスト 五十嵐 修(いがらし おさむ)】
久我瞠:「えーなんで? もうちょっといいじゃない」 ナイフを振り下ろしながら
五十嵐修:「『全て無常のものはただ映像にすぎない』……ハァ~~こりゃまた」
五十嵐修:「イケてますね」皮肉げに呟く。
久我瞠:「知ってる? 『及び得なかったものがここでは実現せられ名状しがたいものがここでは成就した』」
五十嵐修:「いや?なんかの引用ならじゃあちょっと教えといてくださいよ」
五十嵐修:「記事にそれ書いといた方が、こう、アピールするんで」
久我瞠:振り向きもせず 一心にナイフを振り下ろし続ける
久我瞠:「マーラーの千人交響曲」
久我瞠:「あ!そうだ!」
久我瞠:立ち上がり
久我瞠:壁に血で 1000 と描きます
久我瞠:「今日はこれでいいや」
五十嵐修:「1000ってのは?俺はどんな感じで精神分析すればいいです?」手帳に書き込みながら、見もせずに尋ねる。
久我瞠:「これからもう1000人殺すって言う犯行声明じゃない?あはは」
五十嵐修:「……じゃ、久我さんはとりあえず先に帰っといてください。まあ必要ないとは思いますけど、アリバイはいつもの通りで」
五十嵐修:「また『ジャーム』の情報が入ったら、流しますんで」
久我瞠:「いつも悪いねー」
五十嵐修:「殺す場所は次はちゃんと言ってくださいよ。後処理のアレがあるんで」
久我瞠:「はいはい わかったわかった」 立ち去りましょう
GM:……“ブロークンラズベリー”は市民に気付かれることなく、犯行現場から立ち去る。
GM:翌日には、この五十嵐による過激な記事がゴシップ誌に掲載されることだろう。
GM:マスコミと殺人鬼の共犯関係。“ブロークンラズベリー”の正体を知る者はいない――
GM:【連続殺人鬼 “ブロークンラズベリー”久我 瞠(くが みはる)】
GM:今は、まだ。
GM:----
GM:オープニングを終了します。

【Opening/03】

GM:次はシュテルン博士のオープニングです。
GM:あ、侵蝕率上昇をお願いしますw
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:書斎兼実験室には大小様々なガラス瓶があり
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:カラフルな液体や 臓器が中に収められている
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:瓶からはチューブが伸びていて怪しげな機械に繋がれていたりする
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ンンン…、新しい素体はイマイチ鮮度が足りませんね」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:薬品を見比べて 何かを投入
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:肉塊の一つが黒ずんで潰れる
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ああ…、残念。もったいないことをしました。んふふ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「しかし、一人では掃除もままなりませんねえ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「組織から新しい助手を早急に派遣してもらわないと…ねえ。」
GM:【研究者(マッドサイエンティスト) シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン】
リチャード・ボルドウィン:「ヘ――イ、どうしたんだいシュッツ!」
リチャード・ボルドウィン:「ひどい臭いだ。没頭するのはいいが換気に気をつけた方がいい」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ああ、リチャード。良いところに来ました。新しい不死兵士の実験を行おうと思っていたのですが。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「どうにも素体が良くなかった、臭い?そうか臭いか、なるほど、それも気を付けないと。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ノートに新しい数式などを書き記している。
リチャード・ボルドウィン:「素体には何を?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「暴走した超人だ、最近ではオーヴァードというのかな?ジャーム?」
リチャード・ボルドウィン:「ハッハァー!不死兵士!確かにテーマとしては面白い、が!」
リチャード・ボルドウィン:「劣等人類根絶の役には立ちそうにないネー!コストパフォーマンスが悪すぎる!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「効率か、だが効率だけではどうにもならないぞリチャード!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「それに不死の研究はクライアントのリクエストだ。」
リチャード・ボルドウィン:「フ……クライアントか。金!金!金が必要デース。確かに。世知辛いことだよ」椅子に座り、手のひらをヒラヒラと振る。
リチャード・ボルドウィン:「僕もこうして、毎日劣等の付き合いをしなくちゃあいけない。金のためだ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「私も昔は効率的なことを目指したりもしたが、この国の諺にもあるだろう?急がば回転だ。」
リチャード・ボルドウィン:「理想世界への到達はいつになる事だろうネー。ここまで蔓延した種の根絶は、困難を極める……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んふー。君の研究で私を殺してくれればそれで構わんのだがねぇー。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「それで?今日はなんの要件かね?素体が潰れてしまって暇が出来たのでね。特別に話を聞こうじゃないか。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:指をパチンと鳴らすと 影に飲み込まれて 失敗した素材が消えていく
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「コーヒーくらいは淹れてあげよう。コーヒーは…どこだったかな」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:机の上をかき分けてコーヒーメーカーを探し出してスイッチを入れる
リチャード・ボルドウィン:「まずはこのG市の経済規模について、私なりにデータをまとめてみた」
リチャード・ボルドウィン:「見ておいてくれ。人口、産業共にかなりのものだ。少し手を加えれば、単独で都市機能を担えるようになるだろうネー」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君にしては地道な作業だねえ。どれ、見てみよう」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ふむ…。」
リチャード・ボルドウィン:「ハッハァー!前々から言っていたプランを実行するには最適な街だ!」
リチャード・ボルドウィン:「オーヴァードによる自治!地球で最初の国家を作れば――」
リチャード・ボルドウィン:「全国の孤独な超越者達も、その旗印に依って立つ!」
リチャード・ボルドウィン:「君の勧めに従って良かったな!やはりいい街だ……ここは」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「だろう?」
リチャード・ボルドウィン:「君の研究の方は……やはり、素体が目的かい?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まあね、新鮮で優秀な素体があれば研究がはかどるからねえ。特に生きている素体には中々」
リチャード・ボルドウィン:「フ、我らと違い理性を失ったとはいえ……元は僕ら超越者の同胞だ。君のそういうスタンスには賛同しかねるが」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「理性を失うということは考える事を止めるということだよ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「それに、どうもこの街には理性のある者達もそれなりに居るようだ。君にとっては新たな同胞となるかもしれない。」
リチャード・ボルドウィン:「もちろん、もちろん!そのつもりさ。そしてそのための準備も進める必要がある」
リチャード・ボルドウィン:「差し当たり、例の頭の悪そうなパトロン……シュロ……なんだったか?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「コージだ。」
リチャード・ボルドウィン:「オーウ、シュロコージ。そんな生徒もいたな。そこに資金提供をしてもらうとしよう。強固な組織を構築する必要がある」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「珍しい薬品なども欲しがっている。カンポーだとかいってね。ジャームの臓器なども珍しがっていたよ」
リチャード・ボルドウィン:「ハッハァー!超越者の肉体を使ったところで、猿が人間になれるわけもないだろうに」
リチャード・ボルドウィン:「まあ、面白い話が聞けただけでも結構さ。僕は一足先に寝るとしよう。おやすみシュッツ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ああ、オヤスミ、リチャード。」
GM:スーツ姿のまま、2階の自室に向かっていきます。巨大な屋敷なのだ。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「良い夜を」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「優越種による支配か…。かの総統閣下も同じような事を目指しておられたなぁ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ふあああ…私も寝るとしよう…」
GM:----
GM:シュテルンさんのオープニングを終了します。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:リチャード・ボルドウィン  優秀○/愚か
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:OKです

【Opening/04】

GM:それでは、オープニング二周目、石蕗くんと棕櫚小路くん。
GM:侵蝕率上昇をどうぞ
棕櫚小路群雲:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 4[4]+38 → 42

石蕗条一:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 1[1]+39 → 40

石蕗条一:フフ・・・怖いか?
GM:ヒィーッ怖いィーッ
GM:----
GM:新市街――県立ひのき台高校
GM:----
GM:昼休み。当然、この日の石蕗には呑気に昼食を摂取している暇などない。
GM:場所と時間については、前日中にJCNのアカウントから既に指定を受けている。
GM:だが……。
葦原香乃:「ねえ、石蕗くん」
葦原香乃:「席が近いって、べんりだね!」
石蕗条一:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 (信玄餅しか持ってない)
石蕗条一:「そうか?」
葦原香乃:「えへへ」
葦原香乃:「現代文の教科書も見せ合えるよね。5時間目」
石蕗条一:「また忘れたのかよ・・・おい」
葦原香乃:「えー、ボクが貸してあげたことの方が多いよー。たぶん」
石蕗条一:「・・・だといいな。そういうことにしておこう。で、ちょっと俺、昼は用事があるんだけど・・・・」
葦原香乃:「どこ?部活の練習!?」
葦原香乃:「石蕗くんが、昼に用事!」
石蕗条一:「委員会活動が・・・・・そう。あるんだよ」
石蕗条一:「ほら、棕櫚小路がいるだろ? あれに構ってもらえ。な?」
棕櫚小路群雲:「その通りッ!」
棕櫚小路群雲:「そんな貧乏人にかかずらわっていると、幸福係数が下がるぞ葦原さん」
棕櫚小路群雲:「貧乏人は貧乏人らしくせせこましく働きたまえっ!」
秋津良:「幸福係数」
秋津良:「ふっ」窓の方を向いたまま笑う。
石蕗条一:「秋津、棕櫚小路のお守りは任せた」
棕櫚小路群雲:「その言い回し、またボクをバカにしてるなッ!?スゴいボクをバカにしてるなッ!キーッ!!」
GM:では、石蕗くんはそのまま教室を去ります……でいいですか?
石蕗条一:OKです。不良っぽい歩き方でさります。
棕櫚小路群雲:「……フン、あのトンチキワーキングプアー被支配階級野郎は放っておこう」
石蕗条一:(理不尽な批判を受けている気がする・・・)
葦原香乃:「ナイフー♪」
秋津良:「……馬鹿葦原。あんな補導されかねない代物、2日連続で持ってくる馬鹿が居るか」
棕櫚小路群雲:「また見たいのかい?ふっふっふ……全く仕方ないな。ほぉらほら」
秋津良:「いたわー」
棕櫚小路群雲:「補導とかそういうのは関係ないのだよボクには!」
棕櫚小路群雲:「ビコーズ!金持ちだからねッ!!」
秋津良:「お前、これまで言われたことないか……?」
秋津良:「社会に出てからとか……常識とマナーとか……」
棕櫚小路群雲:「社会ィ?」
棕櫚小路群雲:「金と権力と家柄でどうにでもなると思う。」
棕櫚小路群雲:「何せボクはこの街一の名家、棕櫚小路家の御曹司だからねーッ!」
葦原香乃:「すごいなー」
秋津良:「……」
棕櫚小路群雲:「なんだその眼はーッ!貧乏人はそんな目で金持ちを見るな!」
秋津良:「そーいう性格で、いつか困るように」
秋津良:「俺が呪いをかけてやる。」
棕櫚小路群雲:「の、呪いだと!?」
秋津良:「『いつか苦労するぞ』で終わるより積極的だからな」
棕櫚小路群雲:「ぐ、ぐぬぬ…だ、大丈夫なはずだッ!金持ちには呪い無効パッシヴ能力があるはずだ!」
棕櫚小路群雲:「き、きーかない!貧乏人の呪いなんて効かないんだからなーッ!」
葦原香乃:「すごいな。金持ちになりたいなー」
棕櫚小路群雲:「そうか、そうか、葦原さんは金持ちの凄さが分かるか。偉いぞ!」
棕櫚小路群雲:「キミも将来金持ちにしてやってもいい」
秋津良:「葦原は……」
秋津良:「……アホなだけじゃないのか」
GM:では、場面転換します。
GM:----
鬼灯沙更:――今提示できる情報は3つ。“褐”。“白”。“蒼”。
鬼灯沙更:――どれから着手するか、一晩で決めてもらう。
鬼灯沙更:――話はそれからにしよう。
GM:場所は空き教室のひとつ。場所を日ごとに変えるのは当然だ。
石蕗条一:(錬金術師の俺が、最初に選ぶとしたら、その色は一つしかない・・・・) 腕組み待機。
GM:……鬼灯沙更が姿を現す様子はない。
GM:昨日と違い、時刻も指定してある。間違いなく石蕗が先に到着している……はずだが。
GM:そして妙な臭いがする。この部屋ではない……
石蕗条一:(・・・・・・早速、脱落か? それとも罠か・・・遅かったといえるか?)
石蕗条一:匂いに集中!
GM:隣の教室です。やはり空き教室。
GM:規模が大きい分、年度によって使われない教室がいくつかできる。この一角もそうなっている……
石蕗条一:「・・・・・循環。結合」 武器の錬成を準備しながら、となりの教室を覗きに行く。
石蕗条一:結局のところ、罠があればそれを破壊するしかないのだ!
GM:扉を開けた途端に分かる。血の臭いだ。
石蕗条一:「“フレイバー”・・・・・“ブラッド”・・・・。赤色」
GM:扉の前に上履きが転がっている。……それを履いている爪先ごと。
GM:引きちぎられた肉片が点々と落ち……教室の中央に。
石蕗条一:深呼吸し、対象を確認する。
GM:鬼灯沙更――JCNが、バラバラの死体となって散乱している。
GM:そしてその傍らに立つのは……
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
GM:----
GM:棕櫚小路は意識を取り戻します。いつから意識を失っていたのか、それは判別できません。
棕櫚小路群雲:「んん…ん?」
GM:しかし自分が薄暗い教室に立っていて、何か異様に湿った空気に包まれていることは分かる。
棕櫚小路群雲:「なんだここ…は……?ボクはなんでこんな所に…」
GM:光は……前方から差し込む、細く開いたドアの隙間が見える。
棕櫚小路群雲:「教室…か?」
GM:石蕗条一が見える。何故棕櫚小路の前にいるのか――
棕櫚小路群雲:「???」
石蕗条一:「――循環。抽出。凝固」
棕櫚小路群雲:「へっ?」
GM:上履きから、グチャリと湿った音がする。
GM:路上の吐瀉物を踏みつけたような気持ちの悪い感覚だ。
石蕗条一:「棕櫚小路。そこを動くな。舐めた真似をしてくれるな」
石蕗条一:「お前か? それは?」
棕櫚小路群雲:「なんだ?き、貴様!金持ちのボクにまたそんな口を……!」
棕櫚小路群雲:足元を見ます。
GM:生肉が散らばっています。
棕櫚小路群雲:「口…を……」
石蕗条一:「お前がやったのか、って聞いてるんだ・・・・! いまさらしらばっくれるなよ、棕櫚小路!」
GM:ですが、服の切れ端のようなものも同じく散乱しており、
GM:半分以上破壊された人間の頭が、前方30cmほどに転がっています。
棕櫚小路群雲:「わっ」
棕櫚小路群雲:「わっ、えっ?あっ?えっ?」
GM:血溜まりの中には、装飾ナイフが落ちている!棕櫚小路のものだ!
棕櫚小路群雲:「う」
棕櫚小路群雲:「うわあああああああああああああああああああ!?!?!?!?」
石蕗条一:可能なら、ワーディング的なものを展開したい。この街では作用しないんでしたっけ?
GM:作用します。相手がオーヴァードでないなら。
棕櫚小路群雲:「ひ、ひとがひとがひとがひとが!?」
石蕗条一:じゃあ、世界の中心がずれたような、異様な感覚が棕櫚小路くんを取り巻く。
棕櫚小路群雲:「ウヴッ……!」
棕櫚小路群雲:異様な感覚と目の前の光景に、膝を付いてゲロゲロ吐くぞ
GM:棕櫚小路には本能的に分かる。足元には死体がある!
GM:そして……この石蕗条一は!
GM:なにか、“自分と似たような力”を持っている!
石蕗条一:「このナイフ・・・・で、殺ったのか?棕櫚小路?」
棕櫚小路群雲:「あ、ああっ!?あっ!?」
棕櫚小路群雲:「違う違う違う違う!!」
棕櫚小路群雲:「お、お前は!?石蕗!?なんでお前が!?」
石蕗条一:「・・・・俺が聞きてェよ。棕櫚小路」
棕櫚小路群雲:「誰か説明してくれ!ここから出してくれーッ!ヒィイイイイ!?」
棕櫚小路群雲:血だまりに頭を抱えてうずくまりながら泣きわめいています。
石蕗条一:「・・・・・・・。演技か? それとも、別の・・・?」 装飾ナイフを観察したい
石蕗条一:まずはアーティファクトかどうか、武器としてどうかを見極めたい錬金術師心!
GM:刃がところどころ欠け、血液が付着している。警察の証拠品としては成立するだろう。
棕櫚小路群雲:「なんで…なんでボクのナイフが……」
GM:〈知識:錬金術〉で判定してください。難易度は5。
石蕗条一:やってやる!
石蕗条一:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 1[1]+4 → 5 → ファンブル

GM:www
石蕗条一:ファンブルw
棕櫚小路群雲:アバーッ!
GM:じゃあ失敗です。それ以上の事はわからなかった。
GM:しかし、少なくともアーティファクトではありません。それだけは確か。
石蕗条一:いや、それなら結論は一緒ですね。
棕櫚小路群雲:「そ、そうか……!」
棕櫚小路群雲:「石蕗!貴様!み、見損なったぞ!」
棕櫚小路群雲:「金持ちのボクをねたんで…おぞましい罪をなすりつけようとしているんだな!?」
棕櫚小路群雲:「そ、それともこれは、何かのドッキリなのか?」
棕櫚小路群雲:「はは、そうだよな、そうに決まってる。まったく、金持ちだからって許せることと許せない事が……」
石蕗条一:「・・・・ちっ。おい。面白いやつだよ。だが、テメーが“ブロークンラズベリー”だっていうなら・・・・」
石蕗条一:「“インタビュー”したいことがある。やるか?いま、ここで・・・・おい」
棕櫚小路群雲:「ヒッ!?」
棕櫚小路群雲:石蕗くんの目付きにビクッとすくみます。
石蕗条一:「命の危機に迫っても!まだその台詞・・・・」 剣を精製!“童子切安綱”! 「言えるかッ!」 斬りかかる直前!
石蕗条一:久我さんが出てくるはず!
棕櫚小路群雲:「う、うわああああ!?」
久我瞠:1d10+38 このへんで出ます
DoubleCross : (1D10+38) → 2[2]+38 → 40

久我瞠:「なにかと思って来てみれば、これはこれは……」登場!
GM:【県立ひのき台高校 3年 生徒会副会長 久我 瞠(くが みはる)】
石蕗条一:「・・・・・・・・・・・・・・・・おい」 剣は消す!
棕櫚小路群雲:「へっ?」
棕櫚小路群雲:「だ、だれ……?」
石蕗条一:「次から次へと・・・ワーディング下で。多いもんだな、この学校は」
久我瞠:「ああごめん。ケンカの最中だった? 悪いね邪魔して。でもこんな不穏な空気ガンガン出しておいて気づかないほうがおかしいよ?」
棕櫚小路群雲:「き、キミ!助けてくれ!」
棕櫚小路群雲:「金ならいくらでも出す!」
石蕗条一:「生徒会。久我。ようこそ。・・・実際のところ、期待してたさ」
石蕗条一:「オーヴァードの介入をな。・・・・で、この間抜けは放っておいて、あんた、心当たりあるかい?」
石蕗条一:「ここの、この惨状。・・・・・それとも、気にもならなかったクチか?」
久我瞠:「いや、気になるよ。『似てる』。 ……どっち?」
久我瞠:「どっちがやったの?」
棕櫚小路群雲:ビシツと石蕗を指差す。
久我瞠:石蕗くんを見る
石蕗条一:「・・・・この間抜けが殺ったとは、俺は思ってない。言っておくが、俺は“クリーチャー”・・・生物は専門外だ」
棕櫚小路群雲:「た、たすけてくれ…!こ、殺される……!!」
久我瞠:棕櫚小路を見て 「ふーん。……ま、信じるよ」
棕櫚小路群雲:「金持ちなのに殺されるゥ~!!ううううう……!」
石蕗条一:「アンタはどうだ、久我センパイ? ・・・こんな装飾ナイフで。こんなクズみたいな武器で、殺れるはずがない」
石蕗条一:「殺れるか? ここまで? あんたの・・・・能力なら」
久我瞠:「僕がやるわけないじゃない」
石蕗条一:「・・・やるわけがない? 何か条件がありそうな台詞だな」
???:「ヘーイ!そこまでデース……ボーイ共」
GM:その時、背後から声。廊下の逆光に映し出される巨体は……
リチャード・ボルドウィン:「無駄話をしている時間はない。そうでしょう?貴様ら全員、こちらに来ていただきましょう」
リチャード・ボルドウィン:「“殺人容疑者”にされたくなければね。この高校にも超越者はまだまだ多い。OK?」
石蕗条一:「・・・・・・・・・・・は!」
棕櫚小路群雲:「リチャード先生がナンデ……?ナンデナンデ……?」
棕櫚小路群雲:「ア…ア……?」
久我瞠:「はーいわかりました」 大人しく従うぞ
石蕗条一:「次から次へと面倒な話ばかり。・・・・JCN。マジにこの件は高くつくぞ・・・」
石蕗条一:従う
リチャード・ボルドウィン:「ハッハァー!」
リチャード・ボルドウィン:「とにかく従え!こちらにもかなり『危険』が迫っている問題だ」
リチャード・ボルドウィン:「時間はない――君等が犯人だろうと、そうでなかろうとな!」
リチャード・ボルドウィン:「まずは……ここから脱出することです!」
棕櫚小路群雲:「あ、アアア!?」
棕櫚小路群雲:どたばた弾かれるように部屋を飛び出して行く。
GM:----
GM:オープニング2を終了します。ロイスがありましたらどうぞ。
棕櫚小路群雲:PCロイスはもうちょっとしてから取ろう
棕櫚小路群雲:今は混乱〇/混乱とかでしか取れない
石蕗条一:PCロイスは次ですね。以上です。
久我瞠:おなじく
棕櫚小路群雲:以上!

【Opening/05】

GM:では、続いてシュテルンさんのシーン。
GM:登場をどうぞ。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 10[10]+41 → 51

GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
GM:ミュンヒハウゼン邸。明治から続く大邸宅を改装した“研究施設”。
GM:普段は人の行き来も極端に少ない屋敷周辺だが、今は物々しい緊張感が玄関前に漂っている――。
三角洋平:「それで」
三角洋平:「ミュンヒハウゼンさん。その日午後7時から10時頃の間、何をされてたか覚えてませんかねぇ」
GM:【G警察署 巡査長 三角 洋平(みすみ ようへい)】
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「覚えて?もちろん覚えているとも」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「この私がこの屋敷の外に出ることなど、まあ無いからねえ」
三角洋平:「あー、そうっすか。それはどなたかとご一緒に?」
月岡裕次郎:「やめろ三角ィ。失礼だろうが」
月岡裕次郎:「すいませんね。こういうのはまあ、形式的なものですんで」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「コーヒーを飲みながら思索に耽っていたねえ」
三角洋平:「つまり証明できる人はいないっつー事ですね」気怠そうに手帳へと書き込む。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「今もまた、そうしていたいというのに、君達に邪魔されてしまっているがねえ」
月岡裕次郎:「いやいやいや、申し訳ない」頭を深く下げる。
月岡裕次郎:「……では、最後にこの一つだけ。こちら、この男性ですが」
月岡裕次郎:「面識などは?」
GM:冒頭で殺害された大学生です。“ブロークンラズベリー”の被害者とされている。
GM:もちろん、知り合いではありません。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:見覚えはありますか?
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ふむ?ふむふむふむ?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「健康そうだ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「年齢は20代くらいかな?」
月岡裕次郎:「……」
月岡裕次郎:「貴重なご意見、ありがとうございました」
三角洋平:「……じゃ、俺らはこれで」
月岡裕次郎:「いい夜を」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ああ、君達もねえ」
GM:----
リチャード・ボルドウィン:「ファッキンシット!!!」ダン!
GM:コーヒーカップが叩きつけられ、中の液体が少なからず飛び散る。
リチャード・ボルドウィン:「ふざけやがって劣等種共……!僕の友人を、言うに事欠いて“ブロークンラズベリー”だと……!」
リチャード・ボルドウィン:「劣等抹殺計画がなければ、今すぐにでもみじん切りにしてやりたいところだ!」
リチャード・ボルドウィン:「スライス!アンド!ダイス!」
GM:ちなみにコーヒーの飛沫は少しシュテルンにもかかっている。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「…チッ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まあ、落ち着きたまえリチャァード」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「日本の警察は優秀だと言うじゃないか、誤解はすぐとけるさ」
リチャード・ボルドウィン:「友人の名誉を傷つけられて黙っていられるかね!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:コーヒーをハンカチで拭きとる
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:染みができているので少しイラっとした表情をみせるがすぐ温和な感じに戻る
リチャード・ボルドウィン:「……だが、僕にとって最も重要な点はひとつ!」
リチャード・ボルドウィン:「その“ブロークンラズベリー”――」
リチャード・ボルドウィン:「僕らと同じ超越者であるかどうか、だ!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「世間一般では殺人鬼として有名なんだったかな、君は今のデータでどう判断するんだ?」
リチャード・ボルドウィン:「……フー。まあ、可能性は高いと考えるネー」
リチャード・ボルドウィン:「超越者であれば、それがどんな悪党だろうと――『同胞』として平等に扱うことが我々のルール」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「下等種をいくら殺そうがそれは彼らの自由ということだ、問題はないねえ」
リチャード・ボルドウィン:「倫理や法律など所詮、旧人類たる劣等種が作り出したものさ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「むしろ、ブロークンラズベリーが超越者だったとして。どのような能力を持つのか非常に興味がある。んふふ。」
リチャード・ボルドウィン:「僕は僕なりに“ブロークンラズベリー”を探させてもらう。同胞には引き入れるが……」
リチャード・ボルドウィン:「僕個人として、奴を謝罪させるよ。“ブロークンラズベリー”にね」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「いやあ構わんよ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「血液サンプルでも提供してもらえれば、ねえ」
GM:――ガタン!
リチャード・ボルドウィン:「今度は何だ?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「来客の多い夜だ、まったく。」
???:「アヒーッ、アヒーッ」
???:「お、お助け~~ッ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「おやおや、この声は」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:扉を開ける
???:「おお、ミスター・ミュンヒハウゼン!」
???:「と、突然申し訳ないアル!匿ってほしいアル~ッ」
GM:【情報屋 孟 偉(モン・ウェイ)】
リチャード・ボルドウィン:「オーウ、この顔は覚えている。G市入りの時に世話になった」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「孟偉、久しぶりだねえ。」
孟偉:「お久しぶりアル」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「入り給え、そんなに慌ててどうしたのかねえ」
孟偉:「め、面目ない……手短に事情を話すアル」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:コーヒーを差し出す
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まあこれでも飲んで」
孟偉:「“ブロークンラズベリー”の事件……ご存知アルか」
孟偉:震える手でコーヒーを飲もうとする。
GM:また飛沫が数滴シュテルンにかかります。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:イラッ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:怒りポイントが3/10くらいだ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ほう、今まさにその話をしていたところだよ、ねえリチャード。」
リチャード・ボルドウィン:「……僕らにとって因縁深い名前だな。つい30分前から」
孟偉:「ミスター・ミュンヒハウゼンがご存知かどうか知らないアルが……ここ数日の奴の犠牲者」
孟偉:「G、G市の情報屋アル」
孟偉:「彼らは表の顔を持っている者もアル……気付けるのは、情報屋のネットワークを持っている、同じ情報屋だけ……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「なるほど、学生風の男も裏の顔を持っていたということか」
孟偉:「このままではワタシの身も危ないアル!」
孟偉:「いやむしろ、ワタシのよーな、護衛のオーヴァードも持たない弱小の勢力は……ブルブルッ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「それで、身の危険を感じたわけだ。ふむ…。孟偉」
孟偉:「ヒッ!何アルか!?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君の知っている限りで残りは…情報屋の生き残りは何人くらいだ」
孟偉:「直接繋がりがアルのは4……いや5……。ネットワークは広い方ではないアル……しかし、それだけに」
孟偉:「この短い期間で2人消されたとなると……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:孟偉はオーヴァードですか?
GM:オーヴァードですね。もちろん力は弱い方です。
孟偉:「し、しかしそんな中、ワタシは思い出したアル!」
孟偉:「ミスター・ミュンヒハウゼンは……いや、ステイト・オブ・グレイスの組織の方針なばら」
孟偉:「力を持った新人類は、相互互助!保護してくれると……!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「勿論だとも、ねえリチャード。彼は元より有益だ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「そして我々を頼ろうとする態度も組織の方針に合致する」
リチャード・ボルドウィン:「……うむ。断る理由はないだろうネー」腕組みしたまま神妙に頷く。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「だ、そうだ。まずは安心したまえ。」
孟偉:「あ、ありがとうアル~~!」ペコペコ
リチャード・ボルドウィン:「やれやれ……客間を掃除する必要ができてしまったな」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「追加の人員を呼べるほどの余裕は無いかもしれんなあ。」
リチャード・ボルドウィン:「ハッハァー!G市といっても広い!ここにいればまず“ブロークンラズベリー”に会う可能性はないでしょう」
リチャード・ボルドウィン:「残念ながら、僕は明日も劣等種の教育でね……調査は滞りそうだ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まあとりあえず部屋は多いからね、適当なところを自分で掃除して使うといい。それなりのセキュリティもあるからねえ」
リチャード・ボルドウィン:「奴が学校の人間までターゲットにしなければの話だがね!HAHAHAHA」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まあ、そちらは君に任せるよリチャード。」
GM:----
GM:ロイスや購入をどうぞ。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ではリチャードと孟偉がいなくなったところで
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ゴミ箱を思いっきり蹴ります
GM:ああっイライラゲージがw
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ゴドガッ!!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ふう」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:イライラによる暴走。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:暴走剣を手にしている。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ゴミ箱を一刀両断して
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:購入をしよう
GM:シュテルンさんは学校のようなシチュエーション制限がないので、購入ができます
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:暴走中はダイス+5個
GM:ゲーッ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:衝動は破壊だ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ここは奮発してエフェクトも乗せよう
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:いやエフェクトは無しで
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:グレネードランチャーを買ってみようか
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:目標は13
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,1,2,3,5,10]+10[10]+6[6] → 26

GM:購入成功ですね。ロイスはありますか?
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ブッ壊れた収納ケースからグレネードランチャーをゲット
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:孟偉にとります
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:孟偉  有用○/イライラ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:落ち着いたので剣を収めてコーヒーを飲んで終了します
GM:はい、ではこの翌日に新たな殺人が起こり
GM:全員集合シーンです。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:了解でーす
GM:本日の行程はこれで終了。お疲れ様でした。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:お疲れ様でしたー
久我瞠:お疲れ様でした

【Middle/01】

GM:全員集合シーンです。侵蝕率上昇をどうぞ。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+3[3] → 54

久我瞠:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 6[6]+40 → 46

石蕗条一:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 4[4]+40 → 44

棕櫚小路群雲:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43

棕櫚小路群雲:絶好調!
GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
リチャード・ボルドウィン:「……」
リチャード・ボルドウィン:「……そこのツワブキは、呼び出された相手が、その近くで既に殺されていた」
リチャード・ボルドウィン:「そしてミハルは、ワーディングを感知して……現場に居る2人を偶然発見した」
リチャード・ボルドウィン:「で、シュロコージは……」
リチャード・ボルドウィン:「……『気づいたら』、自分が死体の前に立っていた」
リチャード・ボルドウィン:「僕のエフェクトで見た限りでも、嘘は言っていない。どうするシュッツ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「気づいたら?めでたい話だねえ」
棕櫚小路群雲:コクコクコクコク
石蕗条一:「・・・・・・お前がふざけてるんじゃなければな」
棕櫚小路群雲:「ふっ!ふざけているだと!?貧乏人のくせに金持ちの言葉が信用できないのか!?」
GM:リチャードを含めた5人は、現在新市街の古い大邸宅の中へと匿われている。
GM:鬼灯沙更が惨殺されたあの事件が……あの後、高校でどう処理されたかもわからない。
棕櫚小路群雲:「うううう…なんでこんな事に……」
久我瞠:「………まったく、棕櫚小路くんって面白いね」顔は笑ってない
棕櫚小路群雲:「何かの間違いだと言ってくれ……」
GM:確実なのはひとつ。あの場に留まっていたとしたら、『3人全員が』、それぞれ犯人として扱われる心当たりがあるという事だ――。
GM:(もっとも、逃げたからといって状況が好転したというわけではまったくない)。
石蕗条一:「いいから前後の記憶を思い出せ。思い出せる限りだ!」
棕櫚小路群雲:「ヒッ……!え、えとえとえと…!」
GM:棕櫚小路くんは、あの現場前後の記憶は『全く』ありません。
GM:あれほど強烈な殺人現場に居合わせたのにも関わらず、思い出すことができない。
石蕗条一:「最後の記憶は、どこだよ」
棕櫚小路群雲:「ぼぼぼ…ボクは、萱原さん達と教室を出て……」
棕櫚小路群雲:「そ、それから……」
棕櫚小路群雲:「思い出せない!ううう!?ど、どういう事なんだ!?」
リチャード・ボルドウィン:「フゥーッ……こんな有様さシュッツ」
リチャード・ボルドウィン:アメリカ人らしく、大袈裟に肩をすくめる。
棕櫚小路群雲:「1492年…コロンブス新大陸発見…記憶はしっかりしてるはずなんだッ!!」
リチャード・ボルドウィン:「だが、言った通り『嘘はついていない』……。少なくとも彼の認識上はね」
GM:《真偽感知》。リチャードはどちらかといえば直接戦闘型のオーヴァードだが、
GM:自身の質問に対する答えのみ、『YES』か『NO』かを瞬時に見分ける事ができる。それはシュテルンもよく知っている……
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「記憶の断絶か?薬物をやってたりは?」
棕櫚小路群雲:「貴様も礼儀を知らない奴だなッ!」
棕櫚小路群雲:「……ていうかなんだこの爺さんは!?」
石蕗条一:「・・・・・で? あんたたちは? 素性を・・・明かしてもらってないぜ。先生。それと館の“オーナー”」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んー…。なんだ。事情も知らずにここへ来たのかね?」
リチャード・ボルドウィン:「……。『僕達』の素性を明かすかどうかは」机の上の本に、静かに手を置く
リチャード・ボルドウィン:「君に任せようと考えたんでね……シュッツ」
石蕗条一:「仲間がいるなら、まとめてインタビューした方がいいだろ。どういう展開になるにせよ」
久我瞠:「僕はなんだっていいよ。好きにして」
棕櫚小路群雲:「まともに面識のある人間が石蕗くらいしかいない……」
棕櫚小路群雲:「な、なあ石蕗!キミは金持ちのボクを見捨てたりはしないよなッ!?」
石蕗条一:「・・・・・・・・うるせえな・・・」 迷惑そうな石蕗
石蕗条一:かといって見捨てるとも言えない石蕗
久我瞠:「金持ちって部分は重要なの?」
棕櫚小路群雲:「な、なっ!ボクらは友達だ!」
棕櫚小路群雲:「そしてボクは金持ちだしなっ!」
久我瞠:「素敵な友情だねー」
石蕗条一:「久我。面倒くさいから、アホは騒がせておいて、話を進めるようにしよう」
久我瞠:「そうだね。でも棕櫚小路くん、すっごい面白くって」
棕櫚小路群雲:「面白いとはなんだ!ボクは棕櫚小路家の御曹司だぞ!もう少し敬え貴様ッ!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んふー…リチャード。彼らはなんでこんなに騒がしいんだろうねえ。」(怒りポイントが4/10)
石蕗条一:「シュッツ・・・とか呼ばれてるな。魔術の”トレイル”がある。使うのか?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「魔術…魔術か。君は魔術を使うのかな?」
石蕗条一:「使うかもな」 慎重!
リチャード・ボルドウィン:「魔術……そう呼ぶものもいる」
リチャード・ボルドウィン:「それは事実、人類の歴史上突然変異的に生まれた新人類(オーヴァード)の解釈のひとつであり……」
リチャード・ボルドウィン:「……彼ら少数の超人は迫害を受け続けてきた。進化を認められぬ旧人類による、愚かな歴史デース……」
リチャード・ボルドウィン:「故に我々の中では『魔術』や『魔女』といった単語に多少デリケートな派閥もいる……君もそういった単語を使うのならば……」
GM:リチャードの話は長くなりそうだ。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ふぅー…。」
久我瞠:「まー話の流れ的にさ、ここにいる全員が新人類ってやつなんでしょ?」
リチャード・ボルドウィン:「……そしてそういった差別に対抗する術を持たない限り、愚かな――」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「とりあえず、我々は至高なる目的のために存在する新人類の組織に属している。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「そういう事が言いたいのだ」
リチャード・ボルドウィン:「――……。そう、まさにその通り。我々はそういう結社なのデース!HAHAHA!」
棕櫚小路群雲:「しんじ…?」
石蕗条一:「手短な説明ありがとう」 (この口ぶりはFHかSOGか何かだな。どれでもいいけど)
リチャード・ボルドウィン:「“新人類”や“超人”といった言葉は相応しくない、というのが僕の主張だがね。“人類”と呼ばなければならない」
リチャード・ボルドウィン:「むしろこれまでの人類が“古い”のだ。つまり!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「我々は強き能力を持つ者たちが協力してお互い助け合っている。という事だ。」
リチャード・ボルドウィン:「……。そう、そう、シュッツの言っている通りの事だな」
石蕗条一:(・・・・これは9割方SOGだ)
棕櫚小路群雲:「フ…フフ…」
棕櫚小路群雲:「やはりボクは選ばれし特別な人間だったという事か……」
石蕗条一:「はいはい、そうだな。お前は選ばれたやつだよ。わざわざクソくだらねえ殺人劇の容疑者にな」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「さてね。まずは君たちも自己紹介をしてくれると助かるね。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ここは私の家で君たちはリチャードが招いた客人だ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「だからといって、素性のしれぬ者たちと長々と会話していられるほど私は暇ではないのだねえ」
久我瞠:「よくわかんないけど、僕は君たちに何をすればいいわけ?」
リチャード・ボルドウィン:「……流石だネー、ミハル。授業と同じで飲み込みが早い……」
リチャード・ボルドウィン:「こうして君達を警察の目から隠した以上、何らかの『見返り』を求めていると、そう判断したわけだね?」
棕櫚小路群雲:「ふ、フフ…凄い…凄いぞ…これで兄さんたちにもバカにされたりしないぞ……ボクは選ばれし人間だったんだ……」ブツブツ
棕櫚小路群雲:石蕗の言葉も聞かずにブツブツ呟いてます。上の空だ。
石蕗条一:「もったいぶる必要もねえ。“スキャバーズ”石蕗条一。錬金術師。フリーだ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「錬金術…なるほど。それは興味深いな。錬金術は70年ほど前に少し手を出してみたが…ふむ。その後はどう進化したのか…」
石蕗条一:「は! 最新版をお見せするには、“ロケーション”が・・・な。で、“ブロークンラズベリー”だって?」
リチャード・ボルドウィン:「その通り。実は我々も、多少……まあ、旧人類のくだらない妨害だが……苛つかせられる程度の問題を抱えている」
リチャード・ボルドウィン:「そこのシュッツが、“ブロークンラズベリー”の殺人容疑をかけられているのだ」
石蕗条一:「やつの仕業だっていうのか?」
久我瞠:「へえ!面白い話だねそれ!」
リチャード・ボルドウィン:「面白くはないさ。当然、僕の友人……シュッツは無実なのだからネー……」
リチャード・ボルドウィン:「速やかに無実を証明する必要がある。何しろ僕らは秘密結社!嗅ぎ回られると少々厄介なものもいくつか取り扱っていマース。HAHAHA!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「全く面倒な話だねえ」
久我瞠:「僕にとってはとても面白い話だよ。笑っちゃうね!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「面白いか、ふむ。なぜ面白いんだ?」
久我瞠:「シュッツ氏が“ブロークンラズベリー”ではないことは僕が証明できる」
石蕗条一:「・・・・・・・なぜなら?」
久我瞠:「僕が“ブロークンラズベリー”久我瞠だから。自己紹介が遅れて申し訳ないね」満面の笑み
リチャード・ボルドウィン:「ワーオ……」
棕櫚小路群雲:「ブツブツ……えっ!?」
棕櫚小路群雲:「えええええええ!?ヒッ!ヒィイイイッ!?おま、おまおま」
棕櫚小路群雲:「お前が!?」
久我瞠:「あの教室の殺人も“ブロークンラズベリー”じゃないよ。だって僕がそこにいなかったから」
石蕗条一:「・・・・・・意外と身近にいたもんだな」 反応は薄い!
棕櫚小路群雲:素早く石蕗くんの背後に隠れる!
棕櫚小路群雲:「つ、石蕗!やっつけるんだ!ボクを守れ!!」
石蕗条一:「おい止めろ、殺人鬼の相手なんざ専門外だ。やるならテメーの力でやれ!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「なるほど、錬金術師に殺人鬼。これは実に興味深い」
久我瞠:「あれ、みんな信じるんだ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「私は自分が殺人鬼だと話す人間は嘘だろうが本当だろうが、どちらでも構わない。力が本物であるならねえ」
リチャード・ボルドウィン:「僕は疑っているが……これで確認できマース」
棕櫚小路群雲:「あわわわわわわ……」
リチャード・ボルドウィン:「本当かね?」《真偽感知》。
久我瞠:「嘘だよ」
リチャード・ボルドウィン:「……。嘘をついている。つ、つまり……」シュテルンの方を見る。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「さて、さて。騒がしいだけかと思っていたら。中々面白そうな人たちじゃないか、リチャード。」
リチャード・ボルドウィン:「ま、まさか……僕自身、想像してなかった。ハハ……なんてこった」
リチャード・ボルドウィン:「……いざ実物を目にすると何も言えないネー……この子が? あんな殺しを? ワーオ……」
棕櫚小路群雲:「ど、どうするんだ!?こいつが犯人ってことじゃあないのか!?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んふふ。中々楽しくなってきた。で?殺人事件の真相は、後でいい」
石蕗条一:「重要なのは、”ブロークンラズベリー”もどきがいて、そいつが舐めた真似をしてくれたってことだ」
久我瞠:「そういうことだね」
棕櫚小路群雲:「なんだそりゃ…あんなおぞましい真似をする人間が何人もいるのか…?うう…」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「私はシュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン。この館の主で。そう…研究者だな。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:棕櫚小路の方をみる
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君は?」
棕櫚小路群雲:「!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「錬金術師に殺人鬼。そして君だ。君は何者なのかな。」
棕櫚小路群雲:「ボクを知らないだって!?」
棕櫚小路群雲:「この街一番の金持ち!棕櫚小路家の御曹司を!」
棕櫚小路群雲:「ボクの名は棕櫚小路群雲!この街一番の金持ちの息子だ!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「シュロコージ…。ああ…。」
石蕗条一:「・・・・・聞く必要あったか、これ?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「スポンサーの一人か」
棕櫚小路群雲:「スポンサー……?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:特に棕櫚小路君からは興味を失った感じだ。
棕櫚小路群雲:「アンタ、ボクの家と何かつながりがあるのか?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君の家には不思議な機械とか薬があるだろう?」
棕櫚小路群雲:「???」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「世間では売っていないような、あれは大体ここで作られている。」
棕櫚小路群雲:「あ!」
リチャード・ボルドウィン:「大抵シュッツの研究の“お古”だがネー!ハハ!」楽しそうだ。
棕櫚小路群雲:「い、以前、兄さんが部屋に運び込むのを見た事がある……」
石蕗条一:「ヘェー・・・・」 機械という単語には興味を示す
石蕗条一:「そうか」
棕櫚小路群雲:「ふ、フン、何にせよ、ボクの家の金持ちさは知ってるんだろう!」
久我瞠:「あー!思い出した!そうか、君あの金持ちのボンボンかー!」今頃やっと思い出した
棕櫚小路群雲:「そ、そ、そ、そうだぞ!危険人物め!」
棕櫚小路群雲:「ボクに手を出したら…た、大変なことになるんだからなっ!」
棕櫚小路群雲:「ボクの父を敬うように、ボクの事も丁重に扱ってくれよ!」
久我瞠:「僕も無差別に手を出すわけじゃないから。君が条件に当てはまらないなら殺さないよ。多分」
棕櫚小路群雲:「多分!?多分ってなんだ!100%絶対っていえ!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君の家が金持ちだからといって、君が何か興味深い存在でないなら」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「別に尊重する理由はないねえ」
棕櫚小路群雲:「……何!?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「金を受け取って物を売る。それは平等の関係だよ。最近は学校でそういうことは教えないのかな?」
棕櫚小路群雲:「家=ボク!金持ち=ボクだ!それを敬わないだって!?」
棕櫚小路群雲:「なんて奴だ…クソッ…パパに言いつけてやる……ぐすっ」
石蕗条一:「うるせぇーな・・・・」
石蕗条一:「話を進めようぜ。コミックリリーフは十分だ」
棕櫚小路群雲:ずっと石蕗くんの背後に隠れつつガミガミ言ってます
石蕗条一:(面倒すぎる)
リチャード・ボルドウィン:「……いいだろう。シュッツ、進めてもいいかな?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「どうぞ」
棕櫚小路群雲:「……フンッ」
リチャード・ボルドウィン:「僕らは選ばれた人類であるが、それ以上に今『するべき事』は共通しているはずデース」
リチャード・ボルドウィン:「君達をここに連れてきたのは、その目的に協力できると確信したからだ」
リチャード・ボルドウィン:「僕らと同じ力を持つ者が、ゲスな警察に捕まるのも不愉快だからね」
久我瞠:「……僕を騙る何かがいる。気に食わないね」
リチャード・ボルドウィン:「……“ブロークンラズベリー”――の、あー……偽物を捕まえる。君達の潔白を証明するにも、それが一番手っ取り早いだろ?」
リチャード・ボルドウィン:「僕らは今、多少恩義のある情報屋を匿ってもいる。彼も情報屋殺しのヤツに狙われていマース」
石蕗条一:「情報屋殺し? 面白ェ・・・そういうことか」
久我瞠:「あー……情報屋ね」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「つまり、君は情報屋を殺す趣味はないということかな?」
久我瞠:「ないよ」
リチャード・ボルドウィン:「孟の奴は、『最近になって“ブロークンラズベリー”のターゲットが情報屋に切り替わった』と言っていた」
リチャード・ボルドウィン:「その頃から僕らの見る“ブロークンラズベリー”が入れ替わった……」
リチャード・ボルドウィン:「……そう考えればつじつまも合う。そう思わないかいシュッツ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「模倣か、なるほどねえ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「しかしブロークンラズベリーの実態は誰も知らないのだから。放っておけばこちらが本物になりかねないねえ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「名前の上ではだけれどもねえ」
棕櫚小路群雲:「……なぁるほど」
久我瞠:「めーわくな話だね。その犯人を見つけたら殺すだけじゃ済まないよ、ホントに」
石蕗条一:「俺もそいつを捕捉したい。タダじゃ済まさねえ」
棕櫚小路群雲:「とにかく、その模倣犯だかなんだかを捕まえればいいんだろ!」
棕櫚小路群雲:「フフフ……やってやろうじゃないか、このスペシャルなボクが!」
リチャード・ボルドウィン:「正直、そのリスクはここにいる5人全員が持っているといいでショーウ。特に僕らは、事件前後に学校から姿を消している」
リチャード・ボルドウィン:「良くて被害者扱い。悪ければ……既に捜査が始まっているかもしれない。HAHAHAHA!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君達も重要な容疑者というわけだ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「これは家に来る警察の数が減るかもしれないねえ」
久我瞠:「偽物のせいで本物が捕まるなんて喜劇だね!」
石蕗条一:「どうでもいいさ。偽物を締め上げて、警察にでもノシつけて叩き込む」
棕櫚小路群雲:「ふん、そんな濡れ衣なんてボクのスペシャルな力と家のコネで模倣犯を引っつかまえて消し飛ばしてやる!」
棕櫚小路群雲:「なにせボクにはスペシャルな力が眠っている事が、今日分かったのだからね!」
棕櫚小路群雲:(いざとなれば石蕗もなんとかするだろうし、本物の殺人鬼もこっちの味方だ……)
棕櫚小路群雲:(フフフ…どうとでもなる)
棕櫚小路群雲:(兄さんたちも持っていないコネクションを作り上げ……棕櫚小路家の御曹司として名声を高めるにはもってこいだ!)
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「さて、というところでだ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「事件が収束するまで、この家を拠点にしてもらう分には構わない。その代わりと言ってはなんだがね」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「少しばかり血液サンプルを提供してもらおうかな」
棕櫚小路群雲:「血液?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「1リットルくらい抜いても本物なら死にはしないだろう」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「なんなら、指とかでも構わないが?」
棕櫚小路群雲:「ひ…ひぇ……!?」
棕櫚小路群雲:「い、異常者……!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:薄暗い室内を見渡すと棕櫚小路君は気づいてもいい
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ガラスケースに内臓とか 目玉とかの入ったガラス瓶がたくさんあることに!!
石蕗条一:「リットル単位かよ。 で、ほかに条件は?」
久我瞠:「それ、自分のじゃなくてもいい?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まあ、能力のある者の血なら構わない」
久我瞠:「僕の血や指は絶対くれてやらないけどさ、他人のだったら調達できないこともないよ」
石蕗条一:「だったら、俺も代わりに力ある者の血を。工房に戻れば、保管してある」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「あとは君達の能力を見聞させてもらおうかな。んふふ。」
久我瞠:「君に利用されるのは御免だよ」
棕櫚小路群雲:「ボ、ボクの分は石蕗、キミが替わりに頼む」
棕櫚小路群雲:「今度購買でパンを買ってやるから」
石蕗条一:「・・・・・・・・棕櫚小路。いいか?」
棕櫚小路群雲:「なんだ?」
石蕗条一:「こっちの業界じゃ、等価交換の原則は絶対だ。お前はお前の力で“リターン”を贖え」
石蕗条一:「適当なジャームを狩って血を支払うことだ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「Es ist gut.とてもいい。」
棕櫚小路群雲:「え、ええええええ!」
棕櫚小路群雲:「なんでボクがそんなグロい事を……」
棕櫚小路群雲:ちょっと周囲の標本を見回して
棕櫚小路群雲:「う、うう…いいさ!やってやる!」
久我瞠:「あ、じゃあ教えてあげよっか?」
久我瞠:「まー僕も大したこと出来ないけどね」
棕櫚小路群雲:「い、いいです……自分でなんとかします……ハイ」
久我瞠:「そう。がんばってね」
石蕗条一:「“ディール”成立でいいか? 俺は情報収集はさっぱりお手上げだ」
石蕗条一:「少なくとも人手がいる。時間もないことだしな。さっさと着手したい」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「宜しい。では動くとしよう。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「正直、くだらぬ案件だったが、楽しいことになりそうだ」
リチャード・ボルドウィン:「こちらも連絡が取れた」携帯電話を切りつつ。
リチャード・ボルドウィン:「孟が何か作戦を仕掛けようとしているらしいデース……。グッドタイミング。この船に乗るとしよう」
GM:シーンを終了します。
石蕗条一:ハイ!
棕櫚小路群雲:ハイサイ!
GM:購入がある方はどうぞ。PC間ロイスは自己紹介の時に取ってもらいます。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:なんか欲しい物ありますか?
石蕗条一:そうですね、できれば前衛チームはボディアーマー着てたいですよね
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:では暴走剣を装備して ボディーアーマー
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,5,8,9,10,10]+9[5,9] → 19

棕櫚小路群雲:そういえば
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「確かぁ、この間持ってきた死体の…どこだったか」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ヒュッ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:その片の金属箱を一刀両断
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ああ、これだ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:箱の中からボディーアーマー
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「往生際の悪い素材だった」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:金属箱をグリグリと踏み潰す
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:破壊衝動を少し満たして剣を収める
石蕗条一:まるで宝箱状態
石蕗条一:購入します!何はなくとも拳銃!
石蕗条一:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[5,9]+1 → 10

石蕗条一:購入できてしまった。リボルバー式拳銃をあっという間に錬成。
石蕗条一:「悪い、其の辺の鉄くず借りるぜ」 ガチャガチャやりはじめる
棕櫚小路群雲:この子も武器を買わねばならんのだよな
棕櫚小路群雲:うーん、白兵にしておこうか
棕櫚小路群雲:武器の命中修正値で、攻撃達成値が0を下回ってしまった場合って
棕櫚小路群雲:敵が回避不可能でも、判定失敗になるんでしょうか。
GM:0以下は自動失敗です。
GM:リアクションは達成値が出て初めて可能になるアクションなので
GM:その場合はガードもドッジも発生しませんね
棕櫚小路群雲:ではショットガン!
棕櫚小路群雲:あ、フルオートショットガンにしよう
棕櫚小路群雲:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[3,4,7,9]+4 → 13

棕櫚小路群雲:財産7使って購入!
久我瞠:ボディアーマーかう
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》
久我瞠:7dx7 46→52
DoubleCross : (7R10[7]) → 10[3,4,5,7,7,10,10]+10[7,8,8,8]+10[1,4,4,8]+3[3] → 33

久我瞠:ふつうにかえた
久我瞠:以上!
GM:スゲーッ
石蕗条一:なんてことだ
GM:了解です。それではシーンは以上。
GM:----

vsJCN9000

GM:それでは、合流シーンを済ませたので自己紹介に入りましょう。
GM:PC間ロイスも取ってもらいます。PC1→PC2→PC3→PC4→PC1の順。
GM:棕櫚小路くんはブロークンラズベリーに既にロイスを取っていますが
GM:久我くんをちゃんとその同一存在だと実感したならば改めて取らなくても結構です。
棕櫚小路群雲:イエッサー
GM:合流シーンでカミングアウトが来るとはGMにとっても想定外の事態……!
GM:では、PC1石蕗くんからどうぞ。
石蕗条一http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1327801386/103(PC1:ロケット商会)
石蕗条一:はい!
石蕗条一:PC1、石蕗条一。錬金術師です。じゃあくなアーティファクトを壊す、正義の錬金術師だ!
石蕗条一:それ以外に能はなく、強い剣を作って、近づいて殴る!それだけしかできない!
GM:本当に正義なのだろうか……?
GM:誰が見張りを見張るのか?
石蕗条一:情報収集はまったく向いていないが、今回もがんばるぞ。慈悲はない!
石蕗条一:棕櫚小路くんへのロイスは、 友情/舐めてんのかこいつ○
GM:wwww
棕櫚小路群雲:wwww
石蕗条一:以上です。
GM:今回もアーティファクトについては妥協しない!
GM:実に頼もしいです。続いてPC2は、棕櫚小路くん。
棕櫚小路群雲http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328182109/165(PC2:モヤイ)
棕櫚小路群雲:ハイサイ!
棕櫚小路群雲:棕櫚小路くんです!
棕櫚小路群雲:察しの良いPLの方の中にはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが
棕櫚小路群雲:ゲス金持ちです。
GM:まさかゲス金持ちだとは……
棕櫚小路群雲:知られざる真実…
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:気づかなかったぜ
棕櫚小路群雲:ゲスヘタレロールをがんがんしていこうと思います。
棕櫚小路群雲:ロクでも無い目にあいつつ、能力的にも精神的にも少しづつ成長させていきたいです。
棕櫚小路群雲:能力は、オーバードーズマルポン!これがやりたかっただけ!白兵射撃一応どっちもできます。
GM:いいですね~
棕櫚小路群雲:ノイ/ソラの例に漏れず金も持ってるぞ!
棕櫚小路群雲:以上!
GM:PC間ロイスに関してはどうしましょうか?棕櫚小路くんの場合選択権がありますが。
棕櫚小路群雲:あ、そうか
棕櫚小路群雲:殺人鬼/久我瞠(ブロークンラズベリー)/大した事ない/恐怖〇/ロイス
棕櫚小路群雲:に変更します!
GM:2つ合わせた形にするわけですね。いいでしょう。
棕櫚小路群雲:それと
棕櫚小路群雲:石蕗くんにも取っておきたいデス!
GM:わかりました。今取るのも許可しましょう
棕櫚小路群雲:クラスメイト/石蕗/友情/貧乏人のくせになまいきだ〇/ロイス
棕櫚小路群雲:以上!
GM:では、ブロークンラズベリーご本人のご登場です。PC3久我くん。
久我瞠http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328020597/138(PC3:鳩子)
久我瞠:はーい
久我瞠:久我瞠です!
久我瞠:殺人鬼の正体です!よろしく!
久我瞠:心に深い闇を抱えていますが、基本的にファッション狂人です
久我瞠:意識的に狂人の真似事をしてるだけです。根は普通だと思います。
GM:なかなかにロールプレイは難しそう……!
久我瞠:狂気部分はこう、わざとらしくやりたいです。
久我瞠:性能は武器を作って殴るだけ。敵が遠くにいたら飛んで殴る。
久我瞠:すっごいシンプルです。初心に戻りました。
久我瞠:あと生還者だからよゆーよゆーです。
久我瞠:以上!
GM:生還者をネガティブ方向で捉えているのが新鮮でいい感じですね
GM:ではPC間ロイスもどーぞ。
久我瞠:協力者/シュッツ/いい趣味してる/利用されたくない◯
久我瞠:こんなかんじで
GM:了解です。
GM:ではPC4のシュテルンさんの紹介に入りましょう。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼンhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328112170/146(PC4:ぽぽ)
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:了解
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:マッドだ
GM:あなたの町のマッドサイエンティスト
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:元々は殺し屋でしたが
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:魔術師を殺そうとしたら呪いをかけられました
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ファック!!
GM:その魔術師も、当時で言うオーヴァードだったんでしょうね。古代種の。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:多分そうでしょう
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:呪いを解くために様々な研究に手を出しました
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:最初は魔術とか錬金術とかもやってましたが
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:本格的な魔術組織との関わりもなかった為
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:世界的に科学が台頭してきてからは科学に移りました
GM:なるほど。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:性格は表向き温和ですが
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:切れると怖いです
GM:常に暴走剣を振り回してて正直怖いです
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:他人を実験台にすることにはあまり躊躇はありません
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:他人の能力を解析して
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:即席で再現することができます
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:薬品とか機械とか魔術で 即席能力を使うみたいな
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:怒りポイントが貯まっていけば キレてる場面が多くなるでしょう
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:なぜかまともな組織に関わることがなかったので
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:現在はSOG所属です
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:以前はナチスにいました 多分ナチスの残党繋がりでSOGに来たんだと思います
GM:奴ら明らかにナチスですからね。間違いない(偏見)
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:他のプレイヤーには興味を持っているので 能力を見せると喜びます
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:以上かな
GM:了解です。ではPC間ロイスどうぞ。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:錬金術師/石蕗条一 興味○/魔術
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:魔術は呪いなのです ファック魔術
GM:ネガティブが魔術なんだw
GM:トレーラー:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/10121/1369274566/48(GM:珪素)
GM:----

■トレーラー

人の目から覆い隠された物事ほど、知る欲求もまた強さを増す。
G市。超常の事件と、その真実を売買する情報屋が日常と化した街。
彼らは表と裏の2つの社会に重なりあって、この街のバランスを保っていた。
……“ブロークンラズベリー”の新たな殺人が、状況を変えてしまうまでは。
容疑者達は否応なく事件へと巻き込まれ、求める情報の先々で殺人が起こる。
決して姿を現すことのない何者かが、彼らを嵌めようとしている。
情報屋狩りが、このG市で始まったのか?

絡み合う陰謀が足元の罠へと誘う。
二人目。敵の名は正体不明、G市最強の情報屋“JCN9000”!

ダブルクロス3rd
「G市vs.」二人目『vsJCN9000』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト

・PC1(石蕗条一)用ハンドアウト
ロイス:“JCN9000” 推奨感情P:有為/N:脅威
あなたは高校生を装う傍ら人目を忍んで魔術の工房を営む、錬金術師だ。
前回の“黒紫の玻璃”の事件は、あなたに新たな脅威の存在を指し示した。
即ち、このG市であなたの他にアーティファクトを狙う何者かと、
どこからかアーティファクトの情報を得、それを流す情報屋の存在である。
破壊に優れる力を持つあなただが、情報戦において切れるカードは乏しい。
行き詰まった状況の中で、あなたは教室の机の中に一通のメッセージを発見する。
差出人の欄には、あなたと因縁浅からぬ情報屋……“JCN9000”の名が記されていた。

・PC2(棕櫚小路群雲)用ハンドアウト
ロイス:“ブロークンラズベリー” 推奨感情P:任意/N:恐怖
あなたはG市随一の名家の生まれとなる、資産家の御曹司である。
何不自由なく生活し、周囲のクラスメイトに好き放題威張り散らす日々。
今日も変わらずそんな日となるはずだったが――安寧は一瞬にして崩れ去る。
唐突に途切れた意識から目覚めて見たものは、バラバラにされた人間の惨殺体。
それは新聞で読んだ通りの、連続殺人鬼“ブロークンラズベリー”の殺害現場。
しかもあろうことか……死体の傍らに落ちる凶器は、あなたのものに他ならない。

・PC3(久我瞠)用ハンドアウト
ロイス:五十嵐修 推奨感情P:有為/N:不快感
あなたは高校の副生徒会長であると同時に、殺人鬼“ブロークンラズベリー”である。
あなたは人目に隠れてジャームを私刑に処し、狂気じみた犯行を演出しているが、
ある夜、共犯関係にあるジャーナリスト、五十嵐修が異様な情報を持ち込んできた。
彼も与り知らない“ブロークンラズベリー”の犯行が、ここG市で起こっているのだという。
手口も同様。一見無差別に見える被害者も同様――何者かがあなたの犯行を騙っている。
五十嵐はこの情報を元に、別人の犯行である証拠を見せなければ同盟を破棄すると語る。
彼の始末ならばいつでもできる……だが、やはり偽物の目的が気にかかる。

・PC4(シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン)用ハンドアウト
ロイス:孟偉 推奨感情P:有為/N:不信感
あなたは、オーヴァードの研究のためにG市に居を構えるマッドサイエンティストである。
人と交わる事も殆どなく、気ままに研究を続けてきたあなたであったが、
ここ数日でその状況も大きく変わった。警官が連日家に押しかけ、事情を聴取する。
原因は不明だが、あなたに“ブロークンラズベリー”の容疑がかかっているのだ。
そんな中、あなたのG市入りを手引きした情報屋、孟偉が屋敷へと転がりこんできた。
彼は息も絶え絶えに語る。この街で、何者かによる情報屋狩りが始まっていると――
そしてその言葉通り、市内の高校で、新たな『情報屋殺し』の事件が起こってしまう。
GM:----

【Masterscene/02】

GM:----
GM:新市街――G警察署 喫煙室
GM:----
GM:長身に無精髭の警官が、姿勢の悪い猫背で扉を潜り抜けてくる。
GM:二歩進み、足を止める。
三角洋平:「……タバコ、吸わないんじゃなかったんですかね」
三角洋平:「遠野『署長』」
遠野玲子:「だから、いっつもこっちに来るでしょ?三角くん」
GM:【G警察署 警視正(署長) 遠野 玲子(とおの れいこ)】
GM:答える人物は、『署長』というには若い――不相応に若い。
GM:どう年上に見ても、二十代中頃の女性。
GM:長い黒髪を払って、余裕の笑顔で言う。
遠野玲子:「……“ブロークンラズベリー”の件。どうなってるわけ?」
三角洋平:「逃がしました。踏み込んだのはワーディング感知してすぐってとこでしたが」
三角洋平:「……こういう対応に慣れた『ヤツ』って事なんじゃないんッスか?よく分かりませんけど」
木崎浅彦:「私の機動力なら追跡は可能でしたが」
GM:【G警察署 警部 木崎 浅彦(きさき あさひこ)】
GM:いつの間にか、喫煙室には新たな人影が存在している。
GM:眼鏡をかけた、俳優じみて怜悧に整った顔立ちの青年。
木崎浅彦:「街中で『発動』するには目を引き過ぎると判断しました。今は学校から姿を消した人間の照会を行なっています」
遠野玲子:「……さすが。その程度なら指示するまでもないね、木崎くん」
遠野玲子:「三角くんも見習わなきゃあ。ねー?」
三角洋平:「……チッ」
遠野玲子:「木崎くんは引っ込めるかな。まあ、G市は何があるか分からないし、基本事務仕事の方が好きでしょ?」
木崎浅彦:「はい」
遠野玲子:「この件は飛騨くん、屋久島さん……。“ソーシャルサタイア”と“十三歩”で当たらせる」
遠野玲子:「G市の警察機構として――“ブロークンラズベリー”は、絶対に逃さない」
GM:----

【Middle/02】

GM:全員登場です。侵蝕率上昇をどうぞ。
久我瞠:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 9[9]+52 → 61

石蕗条一:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 7[7]+44 → 51

棕櫚小路群雲:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 1[1]+43 → 44

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 9[9]+54 → 63

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:あがりすぎー
GM:まずは久我くん単独の場面からやっていきます。よろしいでしょうか。
久我瞠:はい
GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
GM:今日新たに訪れた『客人』達にはそれぞれ、専用の客室が与えられている。
GM:少なくとも犯人を挙げるまで、彼らも家に戻るわけにはいかない……
GM:強引にここに連れてきたリチャードのせいもあるが、事態はそのような状況に仕立て上げられてしまっている。
GM:そして久我は一人、携帯電話で通話をしている。個室ならばこの会話が漏れる事はない。
五十嵐修:[ニュース見ましたよ、久我さん]
五十嵐修:[……なんで学校なんかでやらかしたんですか?俺が調べた相手でもないでしょうに]
久我瞠:「あれは僕じゃないよ」
久我瞠:「信じて欲しいなー」
五十嵐修:[まあそう言うでしょうね。で、俺はどうやってそれを信じればいいんですか?]
久我瞠:「さあ? こっちは『信じて』ってしか言えないよ」
五十嵐修:[久我さん。俺らは上手くやってきた。死んでも構わないジャームのクズを俺が調べて、久我さんが殺す]
五十嵐修:[人との関わりを絶ったような連中なら足もつかない。証拠消すのも楽だ]
五十嵐修:[……けれど、ここ数件の事件は……俺にはどうにもできない。俺の記事にもならねぇ]
久我瞠:「僕だって困ってる。でも君は証拠がないと信じない訳だ」
五十嵐修:[俺の仕事にも関わる問題ですんでね。最初からそういう協力関係でしょう、俺達は]
久我瞠:「この街には情報屋はいくらでもいるんだ。君にこだわり続ける理由はない」
久我瞠:「けどまあ、君にはお世話になったしね」
五十嵐修:[……まあ、そう言うなら、まだこっちの手の内は見せませんよ]
久我瞠:「僕が無実だって証明するよ。ったく」
五十嵐修:[本当の犯人がいるっていうなら、証拠もあるでしょうよ。それを示してくれたなら……同盟は継続です]
久我瞠:「わかったわかった。証拠を見つけてやるよ」
久我瞠:「それまで疑ってるといいよ」
五十嵐修:[お願いしますよ。俺だってこういう事はあんまり言いたくないんだ]
五十嵐修:[いい協力関係でいたいからな……勝手な殺しをしない限りは]
五十嵐修:[じゃ、せいぜい連絡を待っています]
久我瞠:「うん待っててよ」
久我瞠:「じゃーね」
GM:では、それからしばらくしてドアがノックされます。
久我瞠:「はーい」
久我瞠:「開いてるから勝手に入ってよ」
GM:ではドアが開いて、少し太めの小柄な中国人がひょこひょこと入ってきます。
孟偉:「ドーモドーモ、初めましてアル」
孟偉:「お話聞いているかもしれないアルが、ワタシ情報屋の孟偉(モン・ウェイ)アル」
久我瞠:「あーリチャードが言ってたひと?」
孟偉:「あ、そうアルそうアル」
孟偉:「そこで、ミスター・ミュンヒハウゼンとミスター・ボルドウィンとも話し合ったアルが」
孟偉:「……明日決行する作戦について、皆さんにもお話した方がいいとのコト」
久我瞠:「はあ、作戦ねえ」
孟偉:「アナタ方3人、全員超越者の力を持っていると聞いたアル……本当アルか?」
久我瞠:「ほんとだよ」
孟偉:「では問題ないアル。ついてくるアル」ヒョコヒョコと階下へ引っ込んでいきます。
久我瞠:「……うさんくさいなあ」素直についていきます
GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸 ロビー
GM:----
GM:シュテルンは既に待っています。リチャードは準備のため席を外している。
GM:他の方は遅れて来ても、既に来ていても構いません。
石蕗条一:じゃあ、隅っこで蔵書を何十冊か借りて読んでいよう
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:コーヒーを飲んでいる
棕櫚小路群雲:鏡の前で前髪を整えている。
石蕗条一:「・・・・物理書籍って、なにげに侘び寂びだよな」
久我瞠:「みんな揃ってたの」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ふむ、リチャードがまだのようだねえ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「コーヒーでも飲むかね」
石蕗条一:「遅かったな、久我。あとはセンセーか」
孟偉:「ミスター・ボルドウィンにはもう話してあるアルよ。明日の根回しに時間がかかるアル」
孟偉:「けれどこの作戦、客人のお三方の協力も必要アルよ」
久我瞠:では適当な席につこう
棕櫚小路群雲:「ヒッ!危険人物!」
棕櫚小路群雲:ビクッと変なポーズで固まってます。
久我瞠:「危険人物だよー」手をひらひらする
石蕗条一:「いちいちビビるな。ンな茶番やってる暇はねぇんだよ!」
棕櫚小路群雲:「う、うるさい!貴様のように能天気に構えてられるのが異常なんだ!」
棕櫚小路群雲:「金持ちの繊細な心をもっと慮れ!」
久我瞠:「うるさいのは君の方だ。大人しく話を聞きなよ」
棕櫚小路群雲:「……ぅぐぅ…」
石蕗条一:「で? どういう“プラン”か、打ち合わせやるならはじめてくれ」
孟偉:「エート、お話いいアルか」
久我瞠:「どうぞー」
孟偉:「“情報屋狩り”の噂は、当然ワタシ達情報屋のネットワークでも共有されているアル」
孟偉:「……ワタシ達全員が狙われている可能性がアル、となると、当然身を守らなければならない……そういう動きも出てくるアルよ」
石蕗条一:「さすがに耳が早ェんだな。・・・あの陰陽師が姿を見せねーのもそのあたりが理由か・・・?」
孟偉:「通常の利害の垣根をこえて協力しあわなければならないほど、緊急事態という事アル」
孟偉:「何しろ、あの“JCN”まで、こ、殺されてしまったアル……ブルブルッ」
久我瞠:「教室のあの子か」
孟偉:「アル」頷く。
石蕗条一:(JCN・・・あまりにも呆気なさすぎる)
孟偉:「…………情報屋ネットワークでの結論は、『囮作戦』アル」
棕櫚小路群雲:「囮?」
久我瞠:「なーるほど」
孟偉:「“イヤーバッシュ”という情報屋がいるアル。ソイツは情報屋でありながらオーヴァード……殺人鬼にも十分対抗可能アル」
孟偉:「“イヤーバッシュ”の現れる位置と日時を意図的に流出させ、そこを叩く算段アルネ」
石蕗条一:「・・・・そいつ。1分くらいは持たせられるんだろうな?」
孟偉:「分からないアル。何しろ“ブロークンラズベリー”の実力は未知数。……情報屋は未知を何より恐れるアル」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「腕は確かなのかねえ」
久我瞠:「問題は腕じゃなくて信用できるかどうかだよ」
石蕗条一:「それ言ったら、ここにいる・・・は! ”絆で結ばれたチーム”はお互い信用しあってるけどな」
石蕗条一:「そいつも信用するしかねえよ」
石蕗条一:捨て鉢!
孟偉:「だから情報屋ネットワークは、“イヤーバッシュ”を援護する刺客の手配を要請してきているアルヨ。当然……オーヴァードの」
久我瞠:「それを僕らがやれって?」
棕櫚小路群雲:「準備は万端ってことか…そうかそうか…ホッ」
石蕗条一:「何を安心してんだ。やる気あるんだろうな、棕櫚小路」
孟偉:「何をホッとしているアルか!」
棕櫚小路群雲:「え!?」
孟偉:「ワタシ達が捕まえないとマズいアルヨ」
棕櫚小路群雲:「ま、待ってくれ…その人員って…ボクも入ってるのか!?」
孟偉:「何言ってるアルか!オーヴァードなら当たり前アル!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「スペシャルな力を期待しているよ」
棕櫚小路群雲:「ボ、ボクは…その、指揮官向きのタイプだと思うんだよ!そう!」
久我瞠:「君ホント屑だね。イライラしてきたよ」本音を隠さない
棕櫚小路群雲:「バババ…バカな!?」
石蕗条一:「だいいち、他人をそこまで信用してどうする。この状況なら、どんな場面でも自分が出張ってやるしかねえだろ」
棕櫚小路群雲:(ううっ…くっ…話が変わってきたぞ……)
棕櫚小路群雲:「何を言ってるんだ。臆してるわけじゃあないぞ!」
棕櫚小路群雲:「石蕗…頼むぞ…ボクらは友達だ……な!?」
石蕗条一:「・・・・能力の使い方、少しは練習しとけよ。俺は守るのは苦手、というかそれ以下だ。自分でやれ」
久我瞠:「自分のことは自分でやるんだよクズ」明らかに声色が違う
棕櫚小路群雲:「ヒッ……!」
棕櫚小路群雲:しょぼしょぼと俯く。
石蕗条一:「孟。作戦に参加するメンバーは?」
石蕗条一:「アンタや、リチャード先生も出るのか?」
孟偉:「ミスター・ミュンヒハウゼンは、この作戦に名乗りでてくれたアル。ミスター・ボルドウィンはその間ワタシの護衛に」
孟偉:「何人を作戦に連れて行くかは、ミスター・ミュンヒハウゼンの判断次第アルヨ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「私としては孟偉に死なれては困るのでねえ」
孟偉:「エヘヘ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君たちにもつながりの深い情報屋がいるだろう?」
石蕗条一:「・・・・・・まーね」 嫌な顔!
久我瞠:「……」黙秘
孟偉:「ミスター石蕗の言った通り、敵の戦力は未知数アルヨ」
孟偉:「ミスター・ミュンヒハウゼンの身の安全のためにも、できるだけ多くで戦いを挑んだほうがいいアル。戦いは数!日本の格言ネ!」
石蕗条一:「正直、不安要素だらけだが、打つ手が他にない以上、それでも試してみるしかないか・・・」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「受けに回るのは得策ではないというのは、現状を見ても明らかだからねえ」
石蕗条一:「・・・・・ぶっ壊してやる」
久我瞠:「それで?シュッツは何人連れて行くのがいいと思ってんの?メンバーは?」
孟偉:「アノー、個人的意見を言わせてもらうと、中途半端なのを残してもらうと……アー、逆に困るアルよ……」
孟偉:棕櫚小路の方を見ながら。
棕櫚小路群雲:しおしお……
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「最初は外に出る経験を積むのも良いだろうねえ。護衛に一人。外へは3人というところか。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君達は何が向いていると思うんだね?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「こういう場合は自分が向いていると思うことをやるのが一番だ」
石蕗条一:「俺は攻撃。それだけだ。マジにね」
久我瞠:「護衛はやりたくない。殺したいから」
久我瞠:「まーあと、本物のブロークンラズベリーがついてちゃ色々ダメでしょ」
孟偉:「?」
棕櫚小路群雲:「ボクは…調達や情報収集なら出来ると思う……」
棕櫚小路群雲:「棕櫚小路家の名前を出せばなんでも任せろさ……」
石蕗条一:「ま、メンバーの割り振りなんてのはシュッツに任せた」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「では君たち三人で“イヤーバッシュ”の援護に。私が出歩くよりも目立たないだろうからねえ」
石蕗条一:「妥当なところだな。OK・・・壊してくる」
棕櫚小路群雲:「ボクは金持ちだなんとかなる…ボクは金持ちだなんとかなる…ボクは金持ちだなんとかなる…ボクは金持ちだなんとかなる…」ぶつぶつ
久我瞠:「ってか勝手にやっていい?」
久我瞠:「縛られるの嫌いなんだよね」
石蕗条一:「アンタが俺を殺しにこない限りは、好きにしろよ。どうせ止めても行くだろ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「結果的に援護になればなんでも構わない、そうだろう孟偉」
孟偉:「ワタシはミスター・ミュンヒハウゼンが護衛についてくれるだけで十分アル!安心できるアル!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「どのみち超人を縛るなどというのは合理的ではないからねえ」
孟偉:「……でもアナタ達3人で行くなら、ひとつ忠告アル」
孟偉:「この件に絡んでいる情報屋はワタシ達だけじゃないアル。別の情報屋が“ブロークンラズベリー”を捕えるかもしれないアルネ」
孟偉:「素直にその情報屋が警察に引き渡せば、それが一番アルヨ。けれど……」
久我瞠:「競争?」
孟偉:「この件を新しく『カネに換えよう』としている連中もいるかもしれないアル。ワタシだって自分の安全さえ万全ならそうしてたアルヨ」
孟偉:「……競争ではないアルけど、他の情報屋が捕えたら、その時は……またヤツが姿を消すだけのコトかもしれないアル」
石蕗条一:「つまり、やることは変わらねえってわけだ」
久我瞠:「だねー」
孟偉:「す、素早くやるアルヨ!」
石蕗条一:「最速で駆けつけて、最速で壊す。だ」
久我瞠:「僕の場合は殺す。ね」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「さっさと終わらせて日常に戻りたいということもあるだろうしねえ。早くやるに越したことはないねえ」
棕櫚小路群雲:「頼むぞ石蕗…がんばれ石蕗……」
石蕗条一:「テメーはさっさと能力の練習しろ。いまからだ」
久我瞠:「自分のことは自分でやれって言ったじゃない。足手まといになったら即殺すからね」
棕櫚小路群雲:「能力…ボクの能力……?」
GM:あ、一応ジャーム云々とか侵蝕率については
GM:シュテルンとリチャードから説明があったという事になります。
GM:UGNなら常識ですが、SOGのレベルではかなりの先端研究です。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:しかも 意外と ふわっとした説明だろう
GM:そうですねw
棕櫚小路群雲:「……何ができるんだ?ボク」
石蕗条一:「さあ。俺は人に教えるのに極端に向いてない。久我かシュッツにでも、基礎くらい聞いとけばいいんじゃねえの・・・」
棕櫚小路群雲:「あ!そうだ!」
棕櫚小路群雲:「ほら!これが出せるぞ!」
棕櫚小路群雲:「はっ!」
棕櫚小路群雲:ぽろっと、手のひらから筒状の金属片のような物が出る。
久我瞠:「ふーん」
棕櫚小路群雲:「……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んんー?」
石蕗条一:「・・・・」 「凝固、結合、構成、どれをとっても4流以下だな。お前、少なくとも錬金術師には向いてない」
棕櫚小路群雲:「これだけなのか…?ひょっとして……これだけ?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「能力を強化する薬品の試薬があるんだが…」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「試してみるかね?」
棕櫚小路群雲:「い、いや、きっと、このボクが生成したんだ!ただのガラクタじゃないはず!」
石蕗条一:「知らんけど。オーヴァードの能力は訓練次第・・・って、お人好しすぎるな・・・」
久我瞠:「シュッツに教えてもらいなよ」
棕櫚小路群雲:「そうだ!おい!アンタ!これ何か調べられないか!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「なるほど、いいだろう。」
石蕗条一:「出発まで休憩する。準備ができたら呼んでくれ」
久我瞠:「じゃー僕も部屋に帰ろっと」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ひょいと筒をつまむ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「仮にも能力者から出てきた物だ。血液よりは良いかもしれないねえ」
棕櫚小路群雲:「そうだ…きっとスペシャルな何かが…」
棕櫚小路群雲:「貴金属かもしれないな。ボクは金持ちだし……」とシュッツについて行きます。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「貴金属か。んふふ、それでは君は錬金術師としては一流と言えるだろうねえ」
棕櫚小路群雲:「一流!ボクにふさわしい響き!」
GM:では、各々部屋へと戻り、このシーンは終了です。
GM:購入判定が可能です。
石蕗条一:はーい!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:よし何を買おうかな
久我瞠:なんか欲しいものある?
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:本気出せばだいたいなんでも買えちゃうメンバー
棕櫚小路群雲:フルオートショットガン!
棕櫚小路群雲:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[3,3,9,9]+4 → 13

棕櫚小路群雲:ええい!財産7使ってフルオート購入!
石蕗条一:ボディアーマー!
石蕗条一:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[6,10]+2[2]+1 → 13

石蕗条一:あっさり購入!
久我瞠:わー買いやがった
石蕗条一:やっぱりシュテルン家のガラクタから、白い外套を錬成するぞ。
久我瞠:2dx 応急手当で
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[6,10]+9[9] → 19

久我瞠:わあー
久我瞠:家の中から勝手に持ち出す
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ヘヴィマシンガン
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:暴走剣装備で
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[4,4,5,8,9,9,10]+9[9] → 19

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ちょっと届かなかったか
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:そのへんのロッカーをぶった切って終わり
GM:なんなんだこいつらの達成値は……。
GM:ということで、一応日程を無理しなくて済みそうなので、本日はここまでです。
GM:お疲れ様でした。
久我瞠:おつかれさまでした
石蕗条一:お疲れ様でした!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:お疲れ様でした
棕櫚小路群雲:おつかれさまでした!

【Middle/03】

GM:----
GM:旧市街――旧G駅前通り
GM:----
GM:――情報屋“イヤーバッシュ”。情報屋ネットワークが『囮役』として選出した戦闘向きの情報屋。
GM:それが本人の申告なのか、あるいは同業者間のパワーバランスから落伍したが故の、本当の『囮』なのかは3人には関係ない。
GM:ひとつ確実なのは、ここに“ブロークンラズベリー”を装う『情報屋殺し』が現れるのならば……
GM:彼らはその時、即座に、横合いからそれを確保する必要がある。
GM:他の情報屋が差し向けた刺客に、先を越されるわけにはいかない。
GM:偽の『取引先』として流された、とうに潰れたコンビニ跡に3人は到達している。
GM:指定時刻までは僅か一分。しかし……現在のところ、目立つ動きは一切ない。
石蕗条一:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 3[3]+51 → 54

久我瞠:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 4[4]+61 → 65

棕櫚小路群雲:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 10[10]+44 → 54

棕櫚小路群雲:バクアゲ
石蕗条一:じゃあ、黙って集中していよう。メディテーションだ!
久我瞠:「おっそいね」若干イライラしている。五分前行動派
GM:一分はあっという間に過ぎる。やはり動きはない。“イヤーバッシュ”らしき存在の姿さえも。
GM:あるいは既に建物の中にいるのかもしれないが――
石蕗条一:「・・・一杯食わされたか、何かあったか。・・・予定時刻を過ぎたら、さっさと引き上げだな」
棕櫚小路群雲:がたがたと震えつつ、周囲を見渡している。
GM:そしてもう一つ奇妙な点として……
GM:他の情報屋の差し向けた刺客らしきものの姿も見えない。
GM:もっとも、こちらは巧妙に姿を隠しているだけかもしれない。
久我瞠:「食わされた可能性も大いにあるけど、ちょっと様子見てみない?」
久我瞠:警戒します
石蕗条一:「・・・そうだな」 「様子を」
棕櫚小路群雲:ガチガチガチガチ……
GM:いいでしょう。〈知覚〉で判定してみてください。
GM:難易度は6です。
石蕗条一:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,1,6,10]+6[6]+1 → 17

棕櫚小路群雲:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 4[4]+1 → 5

久我瞠:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[1,4,6]+1 → 7

石蕗条一:ホムンクルスを使った周囲警戒網だ!
GM:見事棕櫚小路くん以外は気づきます。血の臭いがする。
GM:そして建物内から、かすかだが音らしきものが聞こえる。何者かがいる。……既に。
GM:10分前か?15分前か?石蕗達が来るよりも先にそいつがいたのは確かだ。
石蕗条一:「――様子を。見るか!」 躊躇はない!建物の入口を、即席の剣で破壊したいです。
久我瞠:「わーお、行動はやーい!」
GM:〈白兵〉で判定してください。失敗ペナルティはありません。
石蕗条一:攻撃エフェクトは使ってもいいですか?
GM:構いませんが、無駄になる可能性はあります……が、
GM:やはり考えなおしました。成功した場合、
GM:やや有利を与えた状態から開始していいでしょう。難易度はまだ伏せます。どうぞ。
棕櫚小路群雲:「な!?なんだ!?なんなん…なにやってるんだ!?」
棕櫚小路群雲:「どういうことだ!説明しろ石蕗!」
久我瞠:「中に誰かがいるっぽい。棕櫚小路くんは気付かなかったの?」
棕櫚小路群雲:「えっ!?建物の中に!?」
棕櫚小路群雲:「……と、当然、気付いていたさ。ただ、石蕗の野蛮なやり方に物言いたかっただけでね」
久我瞠:「覚悟決めてね」
石蕗条一:では、《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》。 54→58
石蕗条一:9dx8
DoubleCross : (9R10[8]) → 10[1,1,3,4,5,8,9,9,10]+5[2,3,5,5] → 15

石蕗条一:振るわなかった! およそ普通の剣術とかけ離れた手口だ。
棕櫚小路群雲:「ゴクリ……」
GM:では、即席の剣による斬撃を扉に浴びせかけますが――その瞬間、
???:26dx7+9
DoubleCross : (26R10+9[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,4,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,3,5,6,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,1,5,5,6,9,10]+10[2,9]+5[5]+9 → 54

GM:『向こう側』から扉を突き破ってきた武器が、石蕗の剣を一撃で破壊する。
石蕗条一:「・・・・くっそ!」
久我瞠:「げ!」
棕櫚小路群雲:「ニャワーッ!!??」
棕櫚小路群雲:ゴキブリのようにかさこそ飛びのきます。
GM:一瞬の交錯だが石蕗には分かる。槍だ。白い光の線のような、実体の伴わない白い槍!
石蕗条一:「マジかよ・・・こいつ!」 聞いたことがある!
???:「中には……3人だけしかいなかったよ」
GM:幽鬼のように佇む。顔は――見えない。
GM:まるで冗談のような『カボチャのマスク』が、その顔面を覆っている。
GM:体すらもゆったりとしたマントに覆われ、全く特徴がわからない。まるで意図的に隠しているかのように。
棕櫚小路群雲:「ヒィッ!?なんだ……こ、こいつ!?」
久我瞠:「知ってるの??」
石蕗条一:「いいや。ほとんど噂だけ。知ってるのはその白い武器だけ・・・・その武器。おい。そこを動くなよ」
???:「……だから邪魔は入らないと思うな」
GM:石蕗と久我には見ずとも分かる。“イヤーバッシュ”を含め……他の刺客も、全員殺されている!既に!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:げえー ヤバイ
石蕗条一:「そいつは好都合・・・誰だ? って聞いた方がいいのか? あァ?」
棕櫚小路群雲:「そ、そうだ名を名乗れ!危険人物二号!」
???:「“ハロウィーン”」槍を構え直す。
GM:石蕗は思い返してもいい。以前眉川比恋から聞いた『槍使い』の特徴――
GM:それがそいつの武器だけに限られていた事に。外見の特徴には一切触れていなかったことに。
GM:つまり……この、姿を隠したこいつこそが。
石蕗条一:「まんまだろ。は! ざけんなよカボチャ野郎」
“ハロウィーン”:「ねえ」
“ハロウィーン”:「アーティファクト、ちょーだい」
久我瞠:「アーティファクト? なんか事情がありそうだね」 臨戦態勢
石蕗条一:「テメーからは何もかも奪い取って壊す。そのガラクタ抱えたままぶち壊れろ」
石蕗条一:「・・・ちなみに”ブロークンラズベリー”。本物なんだし、かなり使えるんだろうな?」
久我瞠:「他の人と比べたことがないからわからないよ」
GM:では、ここで携帯電話に連絡が入ります。
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

GM:棕櫚小路くん。電話を取ってください。
棕櫚小路群雲:「……(だ、だいじょうぶなんだろうなあいつら)」
棕櫚小路群雲:「ヒッ!?」
棕櫚小路群雲:「で、でんわだ…」
棕櫚小路群雲:物陰に隠れつつ電話を取ります。
リチャード・ボルドウィン:[ヘイ!悪いが……緊急事態デース!]
リチャード・ボルドウィン:[アー……君はツワブキ?それともミハル?]
棕櫚小路群雲:「リチャード先生……?」
棕櫚小路群雲:「いえ…棕櫚小路ですが…」
リチャード・ボルドウィン:[オーウ、シュロコージ……!仕方がない。すぐに他の2人に!こちらに戻るように……グバッ!い、言ってくだサーイ……!]
棕櫚小路群雲:「…!?」
リチャード・ボルドウィン:[ダミット!――攻撃を受けているッ!奴ら、囮に引っかからなかったようだ!]
棕櫚小路群雲:「なな…何かあったんですか!?トラブルが!?」
リチャード・ボルドウィン:[『偽物』は孟偉を狙ってきたッ!]
棕櫚小路群雲:「イィっ……!?」
棕櫚小路群雲:「も、戻ればいいんですね!?は、はい分かりました!」
GM:一方、物陰に隠れた棕櫚小路の視点からは、
GM:激しく戦闘する3人の姿が見えます。敵は1人。だが先ほどの交錯で明らかになった通り――
GM:凄まじく強い。白兵戦能力では誰も勝てないだろう。
棕櫚小路群雲:「う、うう……」
棕櫚小路群雲:(どうやって声をかける…今気を逸らしたら…あの2人……)
石蕗条一:「・・・やっぱり駄目だな。せめて”剣”がないと・・・いや、機能を使えるレベルにならねーと・・・!」
“ハロウィーン”:雨のような槍の穂先が、空中から石蕗に降り注ぐ。
“ハロウィーン”:間合いの有利以上に、純粋に速度が凄まじい。確実にオーヴァードだ!
石蕗条一:「強すぎるんじゃねえのか、こいつ?」
棕櫚小路群雲:「あっ!そ、そうだ!」
棕櫚小路群雲:掌から筒を生成します。
棕櫚小路群雲:「……」
久我瞠:「最悪だね! 僕が今まで相手にしてたのはただの人形だったのかもしれないよ!」
“ハロウィーン”:「そっちは」突き切った槍の石突を返し、機を伺う久我を牽制する。
“ハロウィーン”:「動かなくていい」
棕櫚小路群雲:こそこそと、戦闘する三人に忍び寄り、
棕櫚小路群雲:「ヒィッ……!」
棕櫚小路群雲:「……うっく…」
石蕗条一:「・・・錬金術か? クソッ! クソ! せっかく目の前に!」
久我瞠:「……ッ!!」
棕櫚小路群雲:「うう…なせばなるっ……はず」
棕櫚小路群雲:「えいっ!」
棕櫚小路群雲:爆薬を三人の真上に投げつける!
棕櫚小路群雲:花火のような派手な音と光だけが連続し、一瞬だけ、気を逸らすのだ。
“ハロウィーン”:「……!」動物的直感でそれを察知して、10m近くも飛び退いて離れる。
棕櫚小路群雲:「石蕗っ!」
GM:一瞬の戦闘空白!その瞬間……!
棕櫚小路群雲:「久我っ!!撤退だ!!!」
棕櫚小路群雲:「先生と情報屋が襲われたんだ!!!」
久我瞠:「!」
棕櫚小路群雲:「は、はやく逃げるんだ!はやはやはやはや…!」
石蕗条一:「・・・・ちっ」
“ハロウィーン”:「……。あはっ」
“ハロウィーン”:「アーティファクトが欲しいだけなのに。困っちゃったね」
石蕗条一:「棕櫚小路に助けられるのも、逃げるのも冗談じゃねえが・・・!」
石蕗条一:剣を投げつけ、逃走にかかります。
久我瞠:棕櫚小路くんの腕を掴んで撤退するぜ
久我瞠:「ほら行くよ」
棕櫚小路群雲:「ほぎっ!?」
棕櫚小路群雲:腰が抜けているので引っ掴まれたまま退場する。
GM:----
GM:FS判定に入ります。
GM:謎の敵“ハロウィーン”から撤退しつつ、ミュンヒハウゼン邸を目指します。
GM:本来ならば、指定ラウンドまでに到達できなかった場合に孟偉が殺されてしまい
GM:経験点にマイナスを入れる事を予定していましたが、
GM:実はこちらの想定に反してシュテルンが孟偉のもとに残ってしまったため、
GM:制限ラウンドは大幅に伸びます。もっとも、3人で攻略する分難易度は高くなっているでしょう。
石蕗条一:ひいーっ
久我瞠:がんばるぞー
棕櫚小路群雲:オゴーッ!
GM:とにかく、今回はミュンヒハウゼン邸に到達できず孟が殺される事はありません。
GM:また、“ハロウィーン”が追跡を仕掛けてきますが、倒したところでFS判定は終了しません。あまり得にもなりません。
GM:人手も少ないため、撤退に専念するのが賢い手段でしょう。
■FS判定
『“白い槍”の追撃から逃れろ』
終了条件:7ラウンド経過
判定:【肉体】
完了値:25
難易度:7
最大達成値:30
支援判定:〈知覚〉
経験点:5点
石蕗条一:久我さんの無形影パワーがあれば・・・!
久我瞠:がんばるー!
棕櫚小路群雲:おなしゃす!!
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
“ハロウィーン”

   5m

石蕗 久我 棕櫚小路
GM:どちらも移動しつつチェイスを行うので、これは相対距離と考えてください。
GM:当然、イベントによって前後します。
棕櫚小路群雲:イエス!
GM:では、最初の判定は【肉体】。この場から物理的に逃走しなければ、
GM:恐らく“ハロウィーン”のペースに乗せられて釘付けにされる。そうなれば本末転倒だ。
GM:こちらの目的――偽“ブロークンラズベリー”は今、ミュンヒハウゼン邸にいる!
“ハロウィーン”:最初の手番は“ハロウィーン”。
“ハロウィーン”:「……白」
“ハロウィーン”:「――“雪ぎ白穂”。」
“ハロウィーン”:マイナーアクションで《骨の剣》。虚無めいて白い槍を、掌から引きずり出すように伸ばす。
GM:以上。先程不意をついた分、こちらに逃げる余裕があると考えてください。
GM:次は行動値11。久我くんの手番です。
棕櫚小路群雲:「追って来るぞ!?あいつ!」
石蕗条一:「当たり前だろ。追いつかれたくないよな? 走れ!」
棕櫚小路群雲:「ひえええええ!!」
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》 でいきます
久我瞠:8dx7 65→71
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[1,1,3,3,3,4,5,7]+10[9]+5[5] → 25

石蕗条一:さすがだ
GM:ツヨイ!
GM:殺人鬼としての経験ならば“ブロークンラズベリー”には一日の長がある!
久我瞠:やたら禍々しい影が地面を這いハロウィーンの足に絡みつく。多少時間稼ぎが出来るだろう!
“ハロウィーン”:「……」
久我瞠:「………」無言で仕事をする
“ハロウィーン”:「あれ?あー……ああ」
“ハロウィーン”:完全に動きが止まっていたが、足元の影を観察して
“ハロウィーン”:「これは、普通の物質じゃない……レネゲイド能力」
“ハロウィーン”:「あはっ、オーヴァードだー……」
棕櫚小路群雲:「ひっひっ…はぁはぁ……」
棕櫚小路群雲:「なんだ…笑ってるぞ…こ、コワイ!!」
久我瞠:「今のうちに距離稼ぐよ!」
石蕗条一:「・・・了解。訓練ナシに、天然でアレやってるとなると、ひでえ才能だな」
“ハロウィーン”:槍で足元を一閃!影を切断する。だが3人は相当の距離を稼いだ。
GM:進行値0→3 イベントはなし。
GM:行動値9。石蕗くんの手番。
石蕗条一:肉体ならまだマシ。素で振ります。
石蕗条一:いや、マイナーで剣をつくって、ダイスを増やしておこう。
石蕗条一:侵蝕58→63で、《インフィニティウェポン》。赤い剣を生成だ。
石蕗条一:で、DBを1増やして、肉体。ダイス4+1=5。
石蕗条一:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 6[1,3,3,5,6] → 6

石蕗条一:ぜんぜんだめ!
棕櫚小路群雲:アバッ
久我瞠:どんまーい
石蕗条一:剣を作るので精一杯のターンでした。
GM:なんてことだ……!
GM:ハロウィーンに対抗して剣を作成!
石蕗条一:「循環、抽出・・・くそっ。集中・・・・できねーぞ・・・!こっちは生身は・・・かなり普通なんだよ・・・!」
“ハロウィーン”:「――それだよ。綺麗」
棕櫚小路群雲:「く、くるな変質者ぁああ!」
石蕗条一:「テメーがこれに触るときは、一度だけだ。覚えとけよ・・・!」
石蕗条一:以上です。
GM:手番は棕櫚小路くん!
棕櫚小路群雲:素振りは基本!
棕櫚小路群雲:肉体!
棕櫚小路群雲:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル

棕櫚小路群雲:wwww
GM:ひwwwどwwwいwww
棕櫚小路群雲:「ひっ…ぜひっ……」
棕櫚小路群雲:「も、もうダメ…ポカリのみたい……」
“ハロウィーン”:背後から光線のような穂先が掠める!
石蕗条一:「止まるな阿呆」
棕櫚小路群雲:「ひぎゃああ!?」
GM:耳の端が切断されます。
久我瞠:「あーあ」
棕櫚小路群雲:「耳がアアア!」
棕櫚小路群雲:「痛い痛い痛い…!血が出てるうう!」
久我瞠:「そのくらいでギャーギャー騒がないの! ほら急いでよ!」
棕櫚小路群雲:鼻水と涙でずるずるになりつつ生まれたての小鹿のようにフラフラ走ります。
GM:第一ラウンド終了!初手は奮ったが未だイベント起こらず……!二ラウンド目です!
GM:ここからは容赦なく攻撃を仕掛けてくるぞ!
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
“ハロウィーン”

   5m

石蕗 久我 棕櫚小路
石蕗条一:畜生ーっ
GM:最初の手番は“ハロウィーン”から。
“ハロウィーン”:固まっている集団を狙うので、基本的に無差別です。 1d3
“ハロウィーン”:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

“ハロウィーン”:マイナーで移動、エンゲージ。
石蕗条一:まずい、いちばん侵蝕率で働く人に
“ハロウィーン”:久我くんを狙います。《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《オールレンジ》《コンバットシステム》。
“ハロウィーン”:26dx7+9
DoubleCross : (26R10+9[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,5,6,6,7,7,7,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,4,5,5,5,5,6,6,6,8,8]+10[6,8]+5[5]+9 → 44

久我瞠:ドッジ!!
久我瞠:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[1,7,10]+3[3]+1 → 14

棕櫚小路群雲:行動破棄カバーします?
久我瞠:あ、おねがいしゃす
棕櫚小路群雲:侵蝕低いし現段階ではなんの役にも立たない
棕櫚小路群雲:イエス!では請け負うぜ!
久我瞠:まかせた!
棕櫚小路群雲:「もうダメだ…今度こそダメだ…」
“ハロウィーン”:では偶然攻撃軌道上にいた棕櫚小路くんをブチ抜きます。
“ハロウィーン”:5d10+11
DoubleCross : (5D10+11) → 26[5,3,6,3,9]+11 → 37

棕櫚小路群雲:「ソルティライチ飲みた……グワーッ!!??」
“ハロウィーン”:「なんか、邪魔……」不愉快そうに呟く。
久我瞠:「あれ!?」
“ハロウィーン”:装甲有効。
棕櫚小路群雲:当然、死亡!
棕櫚小路群雲:《リザレクト》!
棕櫚小路群雲:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 10[10]+54 → 64

棕櫚小路群雲:高いwww
GM:路上に、赤い肉が散乱している……棕櫚小路自身の内蔵だ!
GM:あの槍で背後から、腹をブチ抜かれたのだ!
棕櫚小路群雲:「痛い!ううわあああ!!痛いよぉおおお……」
石蕗条一:「馬鹿か・・・!てめえっ、死んだらぶっ壊すぞ!」
久我瞠:「あーあーちょっと大丈夫!?」
棕櫚小路群雲:「熱い!ていうか熱ッ!アガガガギギ……ゴボッゴボッ」
石蕗条一:「さっさと起きろ。久我の邪魔だ!」
棕櫚小路群雲:「死にたくない…死にたくない……ごほっ…ごふっ…ハァ」
GM:久我くんの手番!
“ハロウィーン”
石蕗 久我 棕櫚小路
久我瞠:ひい!
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》!
棕櫚小路群雲:ヤレーッ!
久我瞠:8dx7 71→77
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[1,4,6,6,6,9,10,10]+10[1,5,8]+4[4] → 24

石蕗条一:さすがだ!
GM:なんという安定感。
棕櫚小路群雲:フゥワフゥワ
GM:進行値3→6 さらに追撃者を足止めする!
久我瞠:先ほどと同様。今度は腕あたりに影が絡みつくぞ 槍恐い!
“ハロウィーン”:「……!」棕櫚小路が攻撃を防いだ隙に、槍を持つ腕を止める!
GM:今度は効果が高い!逃げに徹すればこちらは手数が3倍だ。なんとか、“ハロウィーン”を撒いて横の路地へ逃げ込む……
久我瞠:「上手く行った!ほら、隙作ったんだからもっとスピード上げてよね!」
石蕗条一:「よーし。止まったか? かなり器用な技だ・・・」
石蕗条一:(敵にすると厄介だ)
GM:……だが、安心してもいられない。再び鉢合わせすれば先の二の舞だ。
GM:遭遇を避けるべく、最短で帰還できるよう探りつつ動かなければならない。
GM:イベントが発生します。
GM:判定を〈知覚〉に変更。難易度は8に。
GM:支援判定は任意の〈運転:〉。手番は石蕗くんです。
棕櫚小路群雲:「……げほっ…げほっ…」路地の壁にもたれつつ、はいずるように進む。
棕櫚小路群雲:「つ、石蕗、ボク死んじまうのかな……」
石蕗条一:「死にたいのか? だったらその辺で寝ててもいいんだぜ・・・!」
棕櫚小路群雲:「うう…嫌だ……死にたくない…死ぬのは…死ぬのは嫌だ……」
石蕗条一:知覚は1レベル。やっぱり素振り。DB1+感覚4=5。
石蕗条一:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 6[1,2,3,4,6]+1 → 7

石蕗条一:うーん、ぜんぜんダメですね。
GM:なんてこった
石蕗条一:かんぜんに手探り!
GM:しかし、現在“ハロウィーン”は一旦振り切っているため
GM:このイベント中は少なくとも攻撃はありません。次のラウンドへ移行します。
石蕗条一:「わっかんねーーー!くそ!」
GM:----
GM:第三ラウンド
GM:----
GM:第3ラウンド。ハプニングチャートがないので楽だ!
GM:久我くんから進めていきます。
棕櫚小路群雲:「………」憔悴しきってもう喚く気力もない。
久我瞠:「……いいね。今僕すっごい楽しいよ。レネゲイドに飲まれて行くってのはいつでも気持ちがいい」
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》ーーー!
棕櫚小路群雲:ヒャァーッ!!
石蕗条一:やっちまってくださいよーーっ
久我瞠:8dx7 77→83
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[2,6,6,6,7,7,9,9]+10[3,8,8,9]+10[1,2,7]+3[3] → 33

石蕗条一:ヒャッハー!
GM:すごい、最大達成値……
GM:オーウ!一瞬にしてイベント到達!
棕櫚小路群雲:YESYESYES!!
久我瞠:ひゃはー
GM:久我にはわかる!恐らく、襲撃者はこちらを見失った――
GM:だが別の問題が発生している。ある意味久我にとって、白い槍以上に重大な問題だ。
GM:………警察だ。“ハロウィーン”が起こしたコンビニ跡の殺人が既に警察にも知れているのか。
GM:相当数の警官やパトカーが付近に配置されている事を久我は察知する。
久我瞠:影を細かく散らせて気配を伺う
GM:気配を探った限り、こちらを追ってくる相手ではない。しかし接触は禁物だ。
GM:針に糸を通すように、この配置を推測し、間隙を抜ける必要がある……!
GM:判定を【精神】に変更。難易度6。支援判定は〈知覚〉。
石蕗条一:支援に回ったほうがよさそうですね。
棕櫚小路群雲:精神ならやれる!
石蕗条一:では、次は棕櫚小路くんを支援しよう。
久我瞠:「……撒けたっぽい、けど……これもっとヤバイんじゃ……」
久我瞠:「警察が来やがった」
石蕗条一:「警察かよ・・・!おい。邪魔すぎる・・・!」
久我瞠:「ホントだよ!邪魔!邪魔邪魔!!」
棕櫚小路群雲:「ううっ……クソッ!」
久我瞠:「奴らとエンカウントしたら即アウトだ。慎重に抜けよう」
石蕗条一:「わかった。こっちも殺人鬼になるのは御免だからな」
棕櫚小路群雲:「濡れ衣で刑務所に入れられたりするのも…のたれ死ぬのも嫌だ……」
棕櫚小路群雲:「生き延びてやる…生き延びるんだ……」
GM:----
月岡裕次郎:「はい、こっちは配置完了。検問どうだ。どうぞ」
三角洋平:「……。しっかし」
三角洋平:「よくもまあ、飽きないもんっすね。毎度毎度」
GM:廃コンビニの内部は、撒き散らされた肉片で赤く彩られている。
GM:3人分の――死体だ。
月岡裕次郎:「……ふざけやがって。警察様を舐めやがって」
月岡裕次郎:「“ブロークンラズベリー”――絶対に捕えて、ブタ箱にぶち込んでやる」
三角洋平:(……常人の配置なら抜けてくるかもだが)死体を見下ろしながら、タバコに火をつける。
三角洋平:(遠野さんならまあ――)
三角洋平:(上手くやるだろ。)
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
GM:----
GM:手番は石蕗くんです。
石蕗条一:行動は待機。棕櫚小路くんを支援します。
棕櫚小路群雲:やってやるーっ!
GM:難易度は今回はやや低めですが、支援で大丈夫ですか?
GM:修正忘れてた。6ですね。
石蕗条一:うーん、ダイス2個で6か。
GM:確かになかなか厳しい……!
石蕗条一:分の悪い賭けだ!支援します!
GM:了解です。では棕櫚小路くんの支援判定ということで、まず振ってもらいましょう。〈知覚〉です。
石蕗条一:知覚はレベル1。
石蕗条一:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[5,5,6,6,7]+1 → 8

GM:成功!なんだこの出目の悪さ!!
石蕗条一:成功だ。オヌシの達成値に+3するがよい!
棕櫚小路群雲:グッグッグッグ
石蕗条一:今日はすこし力を使いすぎたゆえ・・
久我瞠:いっけー!
石蕗条一:殺せー!
GM:棕櫚小路くんの手番です!
棕櫚小路群雲:ヤッテヤルデス!
棕櫚小路群雲:精神判定!
棕櫚小路群雲:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 9[1,3,5,7,9]+3 → 12

棕櫚小路群雲:無難に成功!
石蕗条一:「無いよりマシ、ってとこだけどな・・・」 ホムンクルスをばらまいて、ルートナビを支援!
棕櫚小路群雲:「……はぁ…はぁ…」黙って足音を避けつつズルズルと進んでいきます。
GM:進行値10→12 イベント発生はなし。
GM:----
GM:第四ラウンド
GM:----
GM:ラウンドが無慈悲に進みます。早くも4ラウンド目!
GM:“ハロウィーン”の攻撃はないものの、7ラウンド目が終了すればFS判定も失敗、ペナルティが発生します。
棕櫚小路群雲:アイエエエエ……
GM:石蕗くんの不振もあり中々厳しい事態といえますな!では久我くんからどうぞ。
石蕗条一:このラウンドから、ノルマは達成値3ずつか・・・!やるしかない!
久我瞠:素振りするよ!
久我瞠:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 7[1,2,2,3,4,4,4,5,7] → 7

久我瞠:うわ
GM:それでも成功ですね。進行値13→14
石蕗条一:な、なんの!成功に違いはなし!
久我瞠:よかった・・・
棕櫚小路群雲:我々も後に続くのじゃ!
久我瞠:「……」慎重に進む。こういう事態は慣れている方だ。
GM:石蕗くんの手番。
石蕗条一:引き続き、棕櫚小路くんを支援します。
棕櫚小路群雲:友情パワだ
石蕗条一:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[2,5,5,7,8]+1 → 9

石蕗条一:友情パワに成功。
GM:成功!ユウジョウ!
棕櫚小路群雲:パワを感じる…これまでにないパワを…
棕櫚小路群雲:そして素ぶりだ!
棕櫚小路群雲:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 9[3,6,7,7,9]+3 → 12

石蕗条一:「警戒はさせてるが・・・オーヴァード相手だと自信ねえな」
GM:支援のお陰で進行値が増えましたね。進行値14→16
石蕗条一:ノルマは達成だ!残り3Rで達成値9!いける!
棕櫚小路群雲:「……ハァーッ…ハァーッ」
GM:ようやく新市街へと抜けた。恐らく警察の包囲は旧市街まで!ここならば人通りも多い。
棕櫚小路群雲:なんの考えも無く進んでいるように見えたが、
棕櫚小路群雲:土壇場の生存本能がノイマン観察力に結びつき、警察の目をかいくぐるルートを選択していたのだ。
GM:白昼の中央通り!この道沿いに進めば、ミュンヒハウゼン邸まで安全に距離を詰められるはず。
棕櫚小路群雲:「あと…少し……」
GM:――バギャァッ!!
GM:眼前のアスファルトが砕ける。降り注いだ武器に一瞬遅れて、マントの影が降り立つ。
“ハロウィーン”:「見つけた。」
GM:白昼の大通り――こいつには、見境が全くない!!
棕櫚小路群雲:「ううっ…ぐぅ…!!」
石蕗条一:「・・・・また出やがった」
久我瞠:「目立ちすぎ!!」
GM:----
GM:第五ラウンド
GM:----
“ハロウィーン”

   1m

石蕗 久我 棕櫚小路
GM:5ラウンド目!
GM:イベントが発生します。再び“ハロウィーン”と遭遇!ミュンヒハウゼン邸まで後少し……だが、攻撃を正面から受けて
GM:どうにか突破の隙を探らなければならない!技能を〈白兵〉に変更!
GM:さらにハプニングチャートとして、セットアップに〈白兵〉で対決が発生します。
棕櫚小路群雲:ギャーッ
GM:両者が〈白兵〉で『攻撃判定』を行い、“ハロウィーン”が3人の達成値の合計に勝った場合
GM:ラウンド中全ての進行値に-1の修正がかかります。
久我瞠:キツイ!
石蕗条一:進行判定にも攻撃判定にもエフェクトは使用可能ですか?
GM:可能です。進行判定の場合にも、攻撃限定のエフェクトでなければ可能です。
GM:例えば《貪欲なる拳》は不可ながら、《オールレンジ》は問題なく可能。
GM:珪素GMとしての判断基準でいきます。
石蕗条一:いっちょやってみっか
GM:もちろん最初の『攻撃判定』はどちらのタイプのエフェクトも問題なく使用可能です。
石蕗条一:我が《カスタマイズ》でがんばるぞ
GM:ではセットアップ。攻撃達成値を競っていただきます。
“ハロウィーン”:無駄口を叩くことすらなく、3人目掛けて高速で槍を繰り出す。
“ハロウィーン”:《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《オールレンジ》《コンバットシステム》。
“ハロウィーン”:26dx7+9
DoubleCross : (26R10+9[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,6,6,6,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[2,3,4,4,4,5,6,9]+10[10]+4[4]+9 → 43

GM:目標値は43!どうぞ!
石蕗条一:石蕗は《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》。 ダイスは4+5+1=10。スキルなし。
石蕗条一:10dx8
DoubleCross : (10R10[8]) → 10[1,5,5,6,7,8,8,8,9,10]+10[4,8,9,9,10]+10[2,3,9,10]+6[1,6] → 36

棕櫚小路群雲:ウォオオーッ!さすがだ!
GM:おお、すごい!
久我瞠:やった
GM:アーティファクト破壊の執念深さ
棕櫚小路群雲:素振り!
棕櫚小路群雲:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[1,7] → 7

棕櫚小路群雲:よし!同値だ!
GM:43!これで同値!
久我瞠:4dx+4 素振り
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 4[1,2,2,4]+4 → 8

石蕗条一:「その槍・・・・・・・、おい。壊す!」
石蕗条一:およそ剣術の概念とはかけ離れた、とにかく全力で当てるための一撃だ。さっきのお返しとばかりに弾き飛ばす。
棕櫚小路群雲:「うああああああーッ!!」大量の筒状爆薬をばらまく!
“ハロウィーン”:「負……!」
“ハロウィーン”:激突の直前、槍をかばうように引き、自分の体で受ける!
“ハロウィーン”:「ぅあっ……!かっ!」
“ハロウィーン”:「はは!………ははははは!!」
“ハロウィーン”:コンクリート壁に衝突し亀裂を入れつつも、笑う!
石蕗条一:「ちっ。テメーはいらねえんだよ!」
久我瞠:「タフだねあんた……!」
棕櫚小路群雲:「何してる!逃げなくちゃ…!今のうちに!」
GM:以前の事件――レネゲイド戦闘のプロであるはずのFHエージェント“グラーシーザ”が一度『腕を落とされた』使い手。
GM:それがこの“白い槍”の“ハロウィーン”。
GM:切り抜けなければならない。ミュンヒハウゼン邸への帰還以前に、こちらの命も、リスクを負っている。
GM:久我くんの手番となります。
GM:すいません、判定を変えていませんでしたね。
GM:技能は〈白兵〉。難易度は7です。
GM:支援判定は〈RC〉。それではどうぞ。
棕櫚小路群雲:7
棕櫚小路群雲:支援に回るべきか
久我瞠:ここはエフェクト使っていこう。ここで頑張らないとあぶない。
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》!!頑張る!!
棕櫚小路群雲:やっちまってください!!
石蕗条一:お願い致します!
久我瞠:9dx7+4 83→89
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,4,4,5,7,9]+1[1,1]+4 → 15

久我瞠:びっみょ
GM:進行値16→18
GM:順調ではあります。ダメージの隙を突いて有効な追撃を入れました。
石蕗条一:いやっ、充分です・・・!これなら、少なくともノルマをこなせる。たぶん!
久我瞠:やはり影を這わせる。今度は首!殺意が高まっているのだ
“ハロウィーン”:「ガフッ!!」まともに受け、血を吐く!
“ハロウィーン”:アンバランスなカボチャマスクの下から、ダラダラと血が流れ落ちる。
“ハロウィーン”:「…………………。アーティファクト」
“ハロウィーン”:「ちょーだい」
棕櫚小路群雲:「効いてるのか…?た、倒せるのか…?」
石蕗条一:「・・・・奇遇だな。俺も同じ意見だ。テメーからはすべて奪う。そして壊す」
久我瞠:「………石蕗くん。後で聞かせてよね。アーティファクトの事」目が笑っていない。明らかにイライラしている!
石蕗条一:「構わないぜ・・・それに関わる覚悟があるなら。でもって、ここを生き延びたらな・・・!」
久我瞠:「はは!楽しみにしてるよ!」
GM:有効打を与えていることは間違いない。この場ですべきことは2つ。最低限行動不能のダメージをこのハロウィーンに与え、
GM:そして、すみやかにこの場を離れる!ただでさえこの凶行で、G市民の注目が集まっている――
GM:レネゲイド感染率100%のこの市では、ワーディングが有効とならない市民の比率が明らかに多い!
GM:手番は石蕗くん!
棕櫚小路群雲:支援!
棕櫚小路群雲:RCで振ります!
石蕗条一:ありがたく支援!
GM:あ、ではまず棕櫚小路くんの支援判定をやってしまいましょう。
GM:どうぞ。難易度は7!
石蕗条一:ならば待機して、棕櫚小路くんの支援を受けます。
棕櫚小路群雲:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[1,4,5,5,10]+10[10]+6[6]+2 → 28

棕櫚小路群雲:wwww
石蕗条一:ヒエーッ
棕櫚小路群雲:なんでや!!
GM:すごいwww
久我瞠:無駄クリティカル
GM:続けて石蕗くん!このサポートを活かせるかどうかは石蕗くん次第だ
石蕗条一:では、《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》!67→71です。
石蕗条一:10dx8+3
DoubleCross : (10R10+3[8]) → 10[1,2,3,5,5,5,7,8,8,9]+10[1,2,8]+1[1]+3 → 24

GM:やる!
久我瞠:やった
棕櫚小路群雲:「こいつを…やるしかないなら……クソッ…クソッ!畜生!」
棕櫚小路群雲:ズギュン!ズギュン!
棕櫚小路群雲:両手に大量の爆薬を生成する。
棕櫚小路群雲:石蕗くんの攻撃に会わせて炸薬を投擲!
棕櫚小路群雲:目晦ましだ!
GM:進行値16→19 ユウジョウ攻撃!
GM:無数の爆発光が粉塵とともに“ハロウィーン”の眼前を遮る……!
GM:先ほどの機動力ならば回避もできただろうが、今は久我によるダメージが大きい!
GM:そして……
石蕗条一:まともな斬り合いは不利と判断。空間を歪ませて衝撃波を産み出し、棕櫚小路の爆薬との相乗効果に巻き込む。
“ハロウィーン”:「!」
石蕗条一:「グシャグシャにしてやるッ!」
GM:――z___パ  キャ  !
GM:空間の歪みが、背後の建物ごと粉塵の中の敵を切断する!
GM:粉塵が晴れる。“ハロウィーン”の姿はない。離脱したか。
GM:だが……退けた。ダメージの大きさは、残された血痕が物語っている。今ならば動ける!
石蕗条一:「・・・・手応え・・・あんまりナシだ。畜生! ”槍”を逃がしたか」
棕櫚小路群雲:「ヤツは…行ったのか……い、今の内に!」
GM:さらに久我は気づく。パトカーのサイレンが遠くで鳴っている。
GM:この場に留まるのはまずい。
久我瞠:「!! 気づかれた?」
久我瞠:「白昼堂々派手にやらかしたらどうする? 逃げるしか無いよね!!」
石蕗条一:「次から次へ、だ。ずらかるか」
久我瞠:当然逃げるぜ
GM:----
GM:第六ラウンド
GM:----
GM:6ラウンド目。
GM:――ビルの立ち並ぶ表通りから逸れ、木々の深い旧道へと逃げこむ。
GM:少々回り道になるが、警察と“ハロウィーン”を撒くには都合がいいルートだ。
GM:だが……
GM:                                ザギャ!  パキパキ…パキ
GM:この音は遠く……いや、近くだろうか。
GM:――バギャン!
GM:やはり近い!進行ルート上、横手の大木が切り倒される!
GM:再び〈白兵〉対決!
“ハロウィーン”:《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《オールレンジ》《コンバットシステム》
“ハロウィーン”:26dx7+9
DoubleCross : (26R10+9[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,5,6,6,6,7,9,9,10,10,10,10,10]+10[4,4,4,4,5,9,9,10]+10[1,3,9]+10[8]+10[7]+4[4]+9 → 63

GM:おおっ、これは高いぞ!どうだ……!
石蕗条一:むうーん・・・これはまずい。
久我瞠:まずいね
石蕗条一:でも一応《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》。71→75
石蕗条一:10dx8
DoubleCross : (10R10[8]) → 10[2,4,5,7,9,9,10,10,10,10]+10[1,4,5,7,8,10]+10[3,9]+4[4] → 34

棕櫚小路群雲:ぐぐぐぐ…
棕櫚小路群雲:むむむ…
石蕗条一:回ったが・・・!ほかのメンバーの出目次第となる・・・!
GM:石蕗くんの出目は良い!
棕櫚小路群雲:素振りだ!
棕櫚小路群雲:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[1,3] → 3

棕櫚小路群雲:貧弱!貧弱ゥ!
GM:達成値37!
久我瞠:やるしかねえ!!
GM:26以上を出さなければならないぞ
石蕗条一:26が目標値・・・!
棕櫚小路群雲:残り26…!
久我瞠:26・・・
久我瞠:ここで失敗して判定で無形使えないってのが一番ヤバイパターン
GM:無形はラウンド一回ですからね。
石蕗条一:とっときますか
久我瞠:とっといていいですかね
石蕗条一:いいと思います!
久我瞠:では素振り
久我瞠:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[3,5,6,8]+4 → 12

GM:では、このラウンドでは対決に敗北。。
GM:倒れる大木が3人の視界を塞いだ――と認識した瞬間。
棕櫚小路群雲:「うわぁッ!?……!?」
“ハロウィーン”:その向こうから正確に3度、貫通して槍が3人の肉体に叩き込まれる!
“ハロウィーン”:物体抵抗を全く無視した、透過じみた切れ味。紛れも無く現代の武器ではない。アーティファクト!
石蕗条一:「駄目だ! 受けきれね・・・・っ」
久我瞠:「……ッ!!」
久我瞠:「な……ッ、なにこの威力……!!」
“ハロウィーン”:「逃げるのは」 一拍遅れ、トン、と軽い音を立てて、“ハロウィーン”が落着する。
“ハロウィーン”:「嫌だなぁ……」
石蕗条一:「・・・・・・・・・・・・やっぱりその槍・・・が。そうか・・・!」
“ハロウィーン”:「――そう」
“ハロウィーン”:くるくると右手の槍を、誇るように回転させる。
“ハロウィーン”:「これは白のアーティファクト、“雪ぎ白穂”」
“ハロウィーン”:「素敵だよね?」
石蕗条一:「粉々にへし折られれば、もっといいデザインになるぜ。ちゃんと抱えてろ。そいつごとテメーをバラしてやる・・・!」
棕櫚小路群雲:「……痛い…痛い…うう……」
棕櫚小路群雲:「ふざけやがって…うぁああああああっ…!!」
GM:ラウンド中の進行値はすべて-1されます。手番は久我くんから。
石蕗条一:残り6。このラウンドで3は稼ぎたい・・・!
GM:……じゃなかった。
GM:ハロウィーンはちゃんと攻撃します!さっきは忘れましたがね!
GM:危ない危ない。
棕櫚小路群雲:ヒッ
久我瞠:はわわ
“ハロウィーン”:マイナーでエンゲージ。
“ハロウィーン”
石蕗 久我 棕櫚小路
“ハロウィーン”:1d3
DoubleCross : (1D3) → 1

“ハロウィーン”:ターゲットは、石蕗くん!
“ハロウィーン”:《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《オールレンジ》《コンバットシステム》
“ハロウィーン”:26dx7+9
DoubleCross : (26R10+9[7]) → 10[1,2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,2,5,5,6,8,9,9,9,9,9]+10[1,3,5,6,7,9]+10[7,9]+10[3,7]+4[4]+9 → 63

棕櫚小路群雲:行動破棄カバーします?
石蕗条一:できればお願いしたいですね・・・!
棕櫚小路群雲:ひゃっはー!
棕櫚小路群雲:ではカバー!
GM:では再び棕櫚小路くんに直撃!不運!
“ハロウィーン”:7d10+11
DoubleCross : (7D10+11) → 35[4,5,1,4,9,6,6]+11 → 46

棕櫚小路群雲:《リザレクト》!
棕櫚小路群雲:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 3[3]+64 → 67

棕櫚小路群雲:「ゴボッ……」
“ハロウィーン”:「……。まただ」
棕櫚小路群雲:「どいつも…こいつも…ボクの事をバカにしやがって……」
“ハロウィーン”:「アーティファクト以外に用はないのに、ウロウロするからケガするんだよ」
“ハロウィーン”:棕櫚小路を貫いた槍を一瞬で手元に引き戻す。血糊すらついていない。
石蕗条一:「棕櫚小路・・・・お前、阿呆のくせに」
棕櫚小路群雲:「……バカにされたまま死にたくない……それだけは…嫌だ」
“ハロウィーン”:「……」
棕櫚小路群雲:「石蕗…なんとかしろ…してくれ…こいつ…を……」
石蕗条一:「信じられないレベルの阿呆だ。こいつは・・・気合い入るな。・・・・・ですよね、師匠」
久我瞠:「ふーん……」ちょっと見直す
GM:久我くんの手番。
久我瞠:生還者とはいえキツくなってきたぜえー
GM:働きまくってますからねー久我くん
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》
棕櫚小路群雲:うおおおおーっ!ファイトーッ!
久我瞠:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[2,2,4,4,5,8,10,10,10]+10[3,4,9,10]+10[5,9]+1[1]+4 → 35

棕櫚小路群雲:ヒャハーッ!!
久我瞠:89→95
石蕗条一:さすがだーっ!
久我瞠:頑張れた……!!
GM:やるな……!進行値は19→21。
石蕗条一:進行値を・・・!このラウンドのノルマをすでに達成とは・・・!
石蕗条一:GM!進行値は4?1=3では!?
GM:おお、そうじゃったワイ・・・ワシの浅はかさ・・・・
GM:22に到達しました!
棕櫚小路群雲:いける!
GM:これは実際かなりの有効打!ハロウィーンに相当のダメージを与える事が可能だ!
棕櫚小路群雲:なんだろう…吹いている…風…僕たちの方に…
石蕗条一:中途半端はやめよう。とにかく最後までやってみようじゃん
久我瞠:影で足を拘束。同時に体全体に影を這わせる。離れたい!恐い!
“ハロウィーン”:「……あはっ、まだまだ」
“ハロウィーン”:「君の足止めは、見切っ……………」
“ハロウィーン”:「……」動きを止める。
GM:             ――ダ  ン !
GM:血痕が飛び散る!3人のものではない……!
GM:横合いからの銃弾が“ハロウィーン”を撃ち抜いている!
三角洋平:「はい、ターゲット発見。確保だ」
久我瞠:「!!」
棕櫚小路群雲:「……な…に…!?」
三角洋平:硝煙を吐く拳銃をブラブラと下げて、無造作な歩みで警官が歩み寄ってくる。
三角洋平:「そう、増援。こっちに回して」片手で無線に呼びかけつつ、警戒を外さない。
“ハロウィーン”:「……あはっ」
“ハロウィーン”:「参ったね……!」
石蕗条一:「ニューカマーかよ。ここで・・・」
GM:そして……
GM:ゴ     オ  ッ  ! !
GM:謎の衝撃波が地面をなぎ払う!
GM:直前に何かが頭上を掠めた!何らかのレネゲイド攻撃か!?
木崎浅彦:(……)
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
“ハロウィーン”:「あははっ、ははははははははははは」
“ハロウィーン”:「邪魔――しないでよ!」
GM:“ハロウィーン”は新手の警官達に向けて飛び出していく!好機だ!
石蕗条一:「付き合いきれねえ。だが、“タイド・チェンジ”ってところか・・・」
GM:イベント発生。判定が切り替わります。
GM:2つの妨害勢力の激突により、確実にミュンヒハウゼン邸に向かうことが可能になる。
GM:判定技能は〈情報:G市〉。難易度は9に変更。
GM:支援判定は任意の〈知識:〉。
石蕗条一:もしや、財産点を・・・・?
久我瞠:来た!?流れ来た!?
GM:そうですね!使用可能です!
GM:ただ、“ハロウィーン”は一応イベント上撒いてはいますが
GM:ラウンド中のペナルティは変わらずかかっている事に注意してください。
久我瞠:ああでも行動済?
石蕗条一:ウワーッ!行動済みにさせなければよかったーっ
棕櫚小路群雲:うぎゃあああ!
棕櫚小路群雲:金ならあるのに!金ならあるのに!
GM:お客様‥‥‥‥ さあさあお気を確かに‥! がっかりするには及ばない‥! お客様のラウンドの残りはまだ1ラウンドもある‥‥!
GM:まだまだ‥‥ FS判定完遂の可能性は残されている‥! どうぞ‥‥‥‥ 存分に夢を追い続けてください‥‥‥!
棕櫚小路群雲:侵蝕値は金よりも重いっ……!
GM:石蕗くんの手番です!さあどうぞ。
石蕗条一:じゃあ、残った石蕗が判定します・・・。
石蕗条一:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[1,2,6] → 6

GM:ダメ!難易度は9に上昇しています。地味なきつさ
石蕗条一:財産を4使って、達成値10にします。
GM:おお!さすが錬金術師
GM:財産備えも万全……進行値は23に到達しましたね
石蕗条一:「必要経費・・・これ、後でどこに請求しろっつーんだよ・・・」
GM:ラウンド終了。最終ラウンドの7ラウンド目です……!
GM:----
GM:第七ラウンド
GM:----
GM:今回はセットアップ勝負もありません。“ハロウィーン”も撒きました。
石蕗条一:これは棕櫚小路くんにまかせた方がいいかな・・・
GM:完全に技能で戦うのみ!では頑張っていただきましょう。
久我瞠:だねー!
GM:ならばお2人は待機でよろしいですか?
久我瞠:待機します
石蕗条一:します
GM:棕櫚小路くん、決めていただきましょう……!残り進行値は2です!
棕櫚小路群雲:やってやるーっ!
棕櫚小路群雲:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,5,9,10,10]+9[4,9] → 19

GM:素でwww
棕櫚小路群雲:金を使うまでもなかったぜ…!
久我瞠:やったーー
石蕗条一:さすがだ
GM:好きな演出でミュンヒハウゼン邸に到達していただいて構いません。
棕櫚小路群雲:「『道』が…見える…!こっちだ……!」
久我瞠:「ホント!?」付いて行く!
石蕗条一:「・・・・この“ナビゲーション”に乗るか、久我」
棕櫚小路群雲:ノイマン洞察力で素早く戦闘の隙を縫ってミュンハウゼン邸に到着!
棕櫚小路群雲:生き抜くための必死さがナビに説得力を与えている。
石蕗条一:「ま、信じる価値はある野郎だ」
棕櫚小路群雲:「ほら……着いたろう……」
棕櫚小路群雲:フラッとそのまま門の前で倒れる。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:窓から戻ってくる3人が見える
GM:FS判定終了!
GM:襲撃からの帰還を完遂しました。
久我瞠:やった!
棕櫚小路群雲:ヤッター!
GM:そして彼らが戦闘していた一方、シュテルンの側は……!
GM:----
GM:シーンを終了します。
GM:購入判定をしても大丈夫です。ロイスも可。
石蕗条一:久我さんにロイス。 友情/脅威○ だ!
GM:殺人鬼との間に芽生える友情
GM:そういえば一話の最後でも使えそうだとは値踏みしていましたね。
石蕗条一:石蕗はちょろいやつだからだ
久我瞠:情報屋/五十嵐修/有為◯/不快感
後輩/石蕗条一/好奇心◯/不安
後輩/棕櫚小路/ほんの少しだけ見なおした◯/クズ

久我瞠:シナリオロイス取り忘れてた・・・!
GM:なんてこったw
棕櫚小路群雲:ヒャッハー!購入の時間だァーッ!
棕櫚小路群雲:フルオートショットガン!
棕櫚小路群雲:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[4,4,7,10,10]+4[1,4]+4 → 18

棕櫚小路群雲:フフ…財産2点で購入
棕櫚小路群雲:あ、調達は2だった。
棕櫚小路群雲:財産使用は4です!残り24!
GM:すげえ財産力をもっていやがる
石蕗条一:購入はアサルトライフルを狙おう。
石蕗条一:目標15。
石蕗条一:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[1,3,7]+1 → 8

石蕗条一:だめー!以上です。
久我瞠:うーん 応急手当でも買っとく
久我瞠:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[2,7,8] → 8

久我瞠:棕櫚小路くんつかう?
棕櫚小路群雲:ありがたくいただきます!
久我瞠:では応急手当を。
棕櫚小路群雲:応急手当受け取って即使用!
棕櫚小路群雲:2d10+3
DoubleCross : (2D10+3) → 9[7,2]+3 → 12

久我瞠:2つあるけどどうする?
久我瞠:あと1個。
棕櫚小路群雲:よかったらお願いします…
久我瞠:では手当を手伝ってやろう
GM:やさしい殺人鬼
棕櫚小路群雲:ヒャハー!
石蕗条一:ああっそうか棕櫚小路くんがダメージを受けていたんだった
棕櫚小路群雲:やさしい殺人鬼さんっ…
棕櫚小路群雲:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 7[2,5]+12 → 19

棕櫚小路群雲:いい感じに回復してきた。
石蕗条一:応急手当を狙うべきだった・・・すまない、棕櫚小路くん・・・やさしくないアーティファクト壊すマンで・・・
棕櫚小路群雲:いいんですよ…僕達は仲良しじゃあないですか……
GM:ではこのシーンは以上。
GM:----
GM:時系列は遡り、シュテルンさんのシーンとなります。
GM:登場をお願いします。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:イニシアチブ表にシュテルンさんがいなくなってるんですが
GM:あ、今復帰させます。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:9あがった 73くらいになったと思う
GM:72ですね。すいません気が利かず
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:72

【Middle/04】

GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
GM:窓を突き破り、無数のダートめいた武器が木製の床を叩き割る。
GM:さらに襲撃者の拳が振るわれるたび、風圧が調度を巻き上げ、その破壊力を物語る。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「なッ!?」
リチャード・ボルドウィン:「シィーット……!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「こちらに来たようだねえッ!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「奥へ隠れろ!!」
GM:孟を抱えて物陰に隠れつつ、リチャードが大声でシュテルンの方へ呼びかける。
リチャード・ボルドウィン:「シューッツ!!生きてますかァ―ッ!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まだ大丈夫だねえ!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:暴走剣を抜き放つ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「チィ!!私の家をよくも!!」
リチャード・ボルドウィン:「オーケイ……!クソッタレのダート野郎の方は私がどうにかする」
リチャード・ボルドウィン:「遠距離からの攻撃なら、守り切るのも不可能ではありまセーン。しかし……!」
襲撃者:「……」
襲撃者:掴み毟った戸棚の一部を、バキバキと握りつぶす。
リチャード・ボルドウィン:「『そいつ』に近寄られると、いくら僕でも守りきれる自信はない!頼まれてくれるか!」
GM:襲撃者の顔面は、フェイスガードめいた金属光沢のあるヘルメットに覆われ、やはり判然としない。
GM:“ハロウィーン”と同様、正体を隠しているが――こちらは趣がさらに異なる。
GM:まるで特殊部隊めいた、防刃加工の黒いボディスーツ。
GM:現代兵器こそ携行していないが、明らかに……この家屋への突入を前提としている。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「おいおいおいおいおいおいおい!!人の家に入っておいて挨拶はどおしたんだ!!挨拶は!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「その戸棚は1950年代のドイツ製だぞ!!それを壊していいのは私だけだ!!」
襲撃者:「黙れ」ボイスチェンジャー越しの声。
襲撃者:「まずは黙って死ね」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「黙れ!?黙れだと!!馬鹿め!!死ぬのは君だ!!その血肉は全部使い潰してやる!!」
襲撃者:「面白いぞ」
襲撃者:「……やってみろ!」
GM:もはや両者交渉の余地なし!即座に戦闘に突入します!
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
GM
襲撃者

 5m

シュテルン
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ふん!!名乗れ!!」
襲撃者:「クッ、クカカカカカ……!」
襲撃者:「そうしたいのは山々だが。できんな」
襲撃者:「こちらにも事情がある。死んでもらう。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ハッハ!!不死の私を殺してくれるんなら願ったりだ!!殺せるならな!!」
GM:第1ラウンド、セットアップ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:なし
襲撃者:《先陣の火》。
襲撃者:全身に熱量を纏い、火の粉が弾けるが如き速度で飛び出す!
襲撃者:行動値は21!そのまま動きます!
襲撃者:マイナーで《白熱》《氷の回廊》。エンゲージ!
襲撃者
シュテルン
襲撃者:「不死」
襲撃者:「そいつが本当かどうか、今知れる!」
襲撃者:《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》《アドレナリン》《紅蓮の衣》《クロスバースト》!
襲撃者:14dx8+5
DoubleCross : (14R10+5[8]) → 10[1,1,1,1,2,4,6,7,8,8,9,9,9,10]+10[1,3,3,7,7,10]+7[7]+5 → 32

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:暴走中につきリア不
GM:そうでした。そのままダメージを出します。
襲撃者:4d10+19
DoubleCross : (4D10+19) → 22[10,3,1,8]+19 → 41

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:回避もしてくるタイプか
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:死亡
襲撃者:尋常ならざる速度で踏み込み、拳をねじり込む。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:燃えて吹っ飛ぶ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:だが立ち上がるぞ
襲撃者:オーヴァード……それも単なる力任せの相手ではない。確かな技術がある。
襲撃者:「クハ!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:首をコキコキ言わせながら
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:《リザレクト》
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

襲撃者:「そうでなくてはな!さあ来い……」クイ
襲撃者:「そちらの番だぞ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ああーまだ死ねないようだねえ!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:マイナーで侵蝕する悪意
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:憎悪を襲撃者自身に
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:命中すればだけれどね
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「己の無知を呪うがいい」
GM:くっ強すぎるぜ怖いぜ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》 暴走剣で斬りつける
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:11dx7-3
DoubleCross : (11R10-3[7]) → 10[2,3,3,5,5,6,6,6,8,10,10]+10[1,6,10]+10[8]+2[2]-3 → 29

襲撃者:《リフレックス:ソラリス》《アドレナリン》!
襲撃者:12dx9+5
DoubleCross : (12R10+5[9]) → 10[1,2,2,4,4,5,5,6,7,8,8,10]+8[8]+5 → 23

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:影が無数のナチスSSになって襲いかかる
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「進め!!蹂躙せよ!!」
襲撃者:「カァッ!!」
襲撃者:タイミングを外す、格闘技めいた異様な歩法で躱す――と、見えたが……!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 23[10,8,5]+15 → 38

襲撃者:装甲で8軽減!30点ダメージ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:SSの銃剣で差し貫いた襲撃者を斬りつける
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「逃げられると思うな!!」
襲撃者:全方位からの銃剣が、襲撃者の防刃繊維でガリガリと火花を立てる!
襲撃者:「ハァッ……ハハハハッハ!やるなァ……しかも、この、毒!」
襲撃者:「だが、面白いぞ!いい具合だ!」
GM:まだHP的には余裕!次のラウンドに移行します!
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
襲撃者
シュテルン
GM:2ラウンド目。セットアップ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「人の感情や精神を随分研究してきた」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:なし
襲撃者:《扇動の香り》!シュテルンへの攻撃ダイスを+4個!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ではこちらからかな?
GM:そうですね。シュテルンさんが先です。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:暴走剣で斬りかかる
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:元暗殺者ならではの身のこなしだ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:11dx-3
DoubleCross : (11R10-3[10]) → 10[1,1,4,5,6,6,7,7,8,8,10]+10[10]+8[8]-3 → 25

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:む 低めだ
襲撃者:《リフレックス:ソラリス》《アドレナリン》!
襲撃者:すいません、先ほどの回避ダイスは侵蝕修正入ってなかったので2個少なく振ってました
襲撃者:今回から正しくやります。
襲撃者:14dx9+5
DoubleCross : (14R10+5[9]) → 10[1,2,2,3,5,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[6,8,10,10]+10[1,9]+1[1]+5 → 36

襲撃者:おお!回避成功!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「チィッ!!ここまで体を動かすのは久しぶりだねえ!!」
襲撃者:「……」「喰らえ……」
GM:零距離で、軽くシュテルンの腹へと拳を当てる。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:憎悪なので自分を殴ってね
GM:先ほどシュテルンが食らわせた『精神攻撃』。その効果は襲撃者自身、よく分かっているはずだ。
GM:にも関わらず、この間合いは……!
襲撃者:《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》《アドレナリン》《紅蓮の衣》《クロスバースト》《ポイズンフォッグ》。
襲撃者:対象は自分自身とシュテルン!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:おっとう巻き込まれるか!!
襲撃者:12dx8+5
DoubleCross : (12R10+5[8]) → 10[1,1,2,3,5,5,6,6,7,8,9,10]+10[1,6,8]+10[9]+5[5]+5 → 40

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:リア不だ
GM:え、こっちはさっきクロスバーストの修正入れてなかったので、-2個させてもらいます
GM:というか多分これは攻撃と回避のダイス数取り違えてただけですね。すいません。
襲撃者:この達成値はきついが、一応自分で回避。《リフレックス:ソラリス》《アドレナリン》。
襲撃者:14dx9+5
DoubleCross : (14R10+5[9]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,6,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,6,10]+3[3]+5 → 28

襲撃者:無理!ダメージを出します!
襲撃者:5d10+19
DoubleCross : (5D10+19) → 35[9,10,10,4,2]+19 → 54

襲撃者:シュテルンに当てた拳から、筋組織が爆薬めいて爆ぜ、両者を巻き込む!
襲撃者:「死ね!!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:《リザレクト》
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んふふ!!私も昔自分を壊そうと頑張ったものだよ!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君も味わうといい!!中々クセになるかもしれないよう!!」
襲撃者:こちらも使います。《リザレクト》。
襲撃者:「ゴボッ……ハッ、ハハハ!!」
GM:その瞬間、窓から飛来するダートじみた武器!インタラプト!
???:「撤退よ」
???:「3人戻ってくる。これじゃあ分が良くないわー」
GM:聞こえるのは声だけだ。『もう一人』の方は狡猾に、姿を見せずに動いている……。
襲撃者:「……」
襲撃者:「フン」
襲撃者:襲撃者は特に指示に抗うこともなく、素直に去る。襲撃同様、異様に手際が良い。
襲撃者:《瞬間退場》。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「私も若い頃はあんなかんじだったねえ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「いやいや、若いというのは素晴らしいねえ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:剣を収めよう
リチャード・ボルドウィン:「ハァーッ、ハァーッ、マザーファッカー共は……巣に逃げ帰ったか」
孟偉:「ブルブル……お、終わったアルか……?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「そのようだねえ、だが。まだ終わりじゃあないようだ」
GM:奥の一室からリチャードと孟が現れる。リチャードは全身に無数のダートを喰らい、ハリネズミのような有様だ。
GM:もっともこの程度であれば、彼の耐久を鑑みれば心配はない……が、
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「そちらも、頑張ったねえ。リチャード。」
リチャード・ボルドウィン:「シィーット……。その事だが、シュッツ……!」
リチャード・ボルドウィン:破壊された家具を背にして、ズルズルとへたり込む。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んん?なんだ。毒か?」
リチャード・ボルドウィン:「マズいことになったようデース。察しの通りあのダート使い……『毒』を仕込んでいる」
リチャード・ボルドウィン:「これはさすがに僕の肉体をもってしても……回復に時間がかかる……!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「毒か、余裕があれば分析したいところだが。その余裕はなさそうだねえ。」
孟偉:「アヒッ!ど、ど、どうしたらいいアルネ……!?ミスター・ボルドウィンまで……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「しかし外に出ていた3人が戻れば。まだどうにかなるだろう。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「安心したまえ孟偉。少しは余裕ができるだろう。」
孟偉:「そっ、そういえばリチャードさんが電話で呼び戻していたアルネ」
リチャード・ボルドウィン:「あちらもあちらで面倒事を抱えているようだったがネー……しかし」
リチャード・ボルドウィン:「不本意ながら、彼らに頼るしかないか……!こうなった以上、情報屋殺しと我々は相容れない」
リチャード・ボルドウィン:「たとえ同じ“力を持つ”人類だろうと……オーウ、悲しいことです」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まあいい、素材としては申し分ないだろう」
孟偉:「ヒッ、そ、素材……!?」
孟偉:「まさかミスター・ミュンヒハウゼン、そのー……あんな強い連中を……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「やるしかないだろうねえ。どうせ殺すか殺されるかだ」
GM:シーンを終了します。ロイスと購入ができます。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:襲撃者 素材/脅威○
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:購入はなににしようか
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:暴走剣装備 医療トランクでも目指してみよう
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 8[1,2,2,5,6,6,7,8] → 8

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:無理だった
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:シーン終了で
GM:----

【Middle/05】

GM:石蕗達が帰還し、それぞれを襲った襲撃者についての情報を共有。
GM:それを済ませた後のシーンということになります。登場は自由。情報収集が可能です。
棕櫚小路群雲:やる!
棕櫚小路群雲:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 7[7]+67 → 74

石蕗条一:出てもあんまり役に立ちそうにないけど、侵蝕率的にはOKだ。出ます!
石蕗条一:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 5[5]+75 → 80

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:休もう
久我瞠:やすんどく
久我瞠:あ、いや出よう。
久我瞠:1d10+95 われは生還者
DoubleCross : (1D10+95) → 3[3]+95 → 98

棕櫚小路群雲:大丈夫なんですか…!?
GM:では自由ロールパートをやや設けて、調べたいことについて3人で少しばかり話し合ってもらいましょうか。
GM:G市はロール重点でいきたい!今回は調査目標も割りと分かりやすいですし
GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
GM:石蕗達『迎撃組』を襲った、カボチャマスクの“白い槍”の使い手。
GM:そして一方、シュテルン達『護衛組』を襲った、覆面の襲撃者集団。
GM:情報屋殺し――その正体は一体誰なのか。何を目論んでいるのか。
GM:3人はこの後、どう動くべきか……それを決めなければならない。
GM:やはり3人集まっても問題ない状況ということで、リビングで話し合ってもらいます。
GM:話を聞きたければ孟とかも出ます。
棕櫚小路群雲:所々に包帯とか巻いてるが、傷はかなり治りました。
石蕗条一:「まずは――警告しとくぜ。巻き込んだ形になって悪かった。これはきっと俺の問題だ」
久我瞠:「アーティファクトだったっけ?」
石蕗条一:「そうだな。俺はそいつを・・・特に師匠が製作したものを追っている。そして壊す。邪悪なアーティファクトはすべて壊す」
石蕗条一:「あの舐めたカボチャ野郎の持ってた“槍”も、それだ」
久我瞠:「なるほどね」
棕櫚小路群雲:「……あんな連中が、な、何人もいるのか?」
棕櫚小路群雲:「あんな恐ろしいのが……」
石蕗条一:「山ほどな。この街には。・・・・降りるなら、止めはしない。もともと、飛ばっちりだ」
久我瞠:「あのカボチャと偽ブロークンラズベリーは関係あるのかな?」
石蕗条一:「推理だ、久我。あいつは今回の計画のことを、間違いなく知ってた」
久我瞠:「うん、そんな素振りだった。……そして警察が来た」
石蕗条一:「ブロークンラズベリー狩りの“プラン”を邪魔して、得があるやつは・・・どっちのサイドにいるやつか」
石蕗条一:「警察も何か噛んでるのかも知れない。ありゃオーヴァードだろ」
棕櫚小路群雲:「そうか……警察まで……」
棕櫚小路群雲:「う、うう……」
石蕗条一:「・・・・“ブロークンラズベリー”。久我、俺はお前が気になる。まだやるか? それとも、この街を離れて、どっか遠くに逃げるか?」
久我瞠:「逃げるのは性に合わないよ。脅威に立ち向かって滅びるのが僕の夢だからね」
久我瞠:「僕も君が気になる。アーティファクトの事を含めて」
石蕗条一:「は! そりゃ高尚な趣味で・・・。棕櫚小路、お前はどうだ?お前の家なら、戸籍でもでっちあげて海外にでも逃げられるだろ?」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「ぼ、ボクは……死ぬのが怖い、さっきまで味わってた痛み、追い立てられる恐怖……あんなものにさらされ続けるなんて…考えるのも嫌だ……」
棕櫚小路群雲:「でも…でも……」
棕櫚小路群雲:「ボクの母上や、葦原さん、なんの取り柄も無いボクに、お世辞でも仲良くしてくれるクラスメイトの誰か」
棕櫚小路群雲:「……そういう人があんな目にあうなんて、そ、それは、間違った事だと思う…」
棕櫚小路群雲:「ボクは何かをするべきなんじゃあないか……?」
棕櫚小路群雲:「どう思う、石蕗……?」
石蕗条一:「俺は何も回答しない。お前のやり方はお前のやり方だ。けど、まあ・・・」
石蕗条一:「本当にやる気なら、こういう台詞をかけるだろう。『たいした根性だ』」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「決めたよ。ボクにも付き合わせてくれ」
棕櫚小路群雲:「……ボクは、いつか誰かに、そういう言葉をかけてもらいたかったんだ」
石蕗条一:「ちなみに久我、どう思う?」
久我瞠:「自分以外の他人に目を向けられるようになったのはいい事だと思うよ」
久我瞠:「でも覚悟は誰にだって出来るからね」
棕櫚小路群雲:「棕櫚小路家の名前は、事件がこの街で起きてる以上、きっと役に立つ。何か出来る事がある…はず…だ」
久我瞠:「今後が楽しみだよ」
久我瞠:「最初は殺そうと思ってたけど、やめとくね」
棕櫚小路群雲:「ヒッ…き、危険人物……!」
石蕗条一:「は! 決まりだ。”ビズ”に取り掛かろうぜ。俺はまず、あの“白い槍”のやつを調べるべきだと思う」
石蕗条一:「ほかに何か調べることあるか?」 アーティファクト最優先主義!あとのことはあんまり良く理解してない!
久我瞠:「警察の動きも調べておきたいね。模倣犯の正体も明らかにしたいところ」
棕櫚小路群雲:「この屋敷を襲った犯人の足取りだって、調査しなきゃいけないはずだろ」
石蕗条一:「手をつけられそうなのは、その三つか・・・。ま、3人いるし、手分けしてやるか・・・」
棕櫚小路群雲:「ま、このボクに任せておきたまえ!」
石蕗条一:「だな。俺は情報収集とかスゲー苦手だから。こいつの財布が空っぽになるまで働いてもらおう」
棕櫚小路群雲:「金持ちの力でパパッと解決だ!ははははは!」
久我瞠:「期待してるよ~」
棕櫚小路群雲:「……す、すんなり期待されたらそれはそれでプレッシャーなんだよ!」
GM:そうですね、模倣犯を直接調べるというのはまだ情報が足りないので、
▼“白い槍”の使い手について
▼警察の動きについて
▼屋敷を襲った犯人について
GM:の3つが大まかな調査可能対象でしょう。色々なアプローチで捜査できます。
石蕗条一:情報収集チャンスだ
棕櫚小路群雲:とりあえず、金持ちパワーでワイロを握らせつつ、警察の動きを探ってみましょうか
棕櫚小路群雲:こういうのは得意そう。
GM:了解です。〈情報:警察〉〈情報:裏社会〉で難易度10。
棕櫚小路群雲:どっちも無いので社会素振り!
棕櫚小路群雲:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[6,7,7,9,10]+10[10]+8[8] → 28

石蕗条一:すごい!
棕櫚小路群雲:また無駄クリ!!
GM:成功!
棕櫚小路群雲:「ボクの家は警察とも繋がりがある。信用できる屋敷内の人間と連絡をとってみるよ」
石蕗条一:こっちは知識:錬金術で、“槍”の側から追跡したい。
GM:石蕗くんはその場合、やはり銀星洞のデータベースからという感じになるでしょうか。
石蕗条一:そうですね。あとは錬金術師間のネットワークか何かがあれば。
GM:さすがに銀星洞を張られているという事はないので、それならば
GM:〈知識:錬金術〉〈情報:魔術〉で難易度8です。
石蕗条一:チャンスだ!知識:錬金術で振ります。
石蕗条一:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 10[4,5,10]+2[2]+4 → 16

石蕗条一:やはり無駄クリ
久我瞠:うーんアプローチ・・・
久我瞠:情報屋のコネは使えなさそう
GM:確かにそうですね。でも使えそうな情報屋は、いつもの情報屋でなくてもいいんですよ。
棕櫚小路群雲:久我さんは殺人鬼なので
棕櫚小路群雲:襲撃者のような戦闘を生業にしてそうな人物の足取りは同類の勘で分かるとか。
GM:そういう方向性での判定も可能です
久我瞠:なるほどー
久我瞠:えーと、知識:殺人鬼?
久我瞠:同類の勘は技能なんだろう・・・
GM:同類の勘の場合【感覚】の判定になりますね。やや難易度は高くなります
石蕗条一:やはり噂を集めるのが一番なのでは!?
石蕗条一:噂話が得意なので、生徒会の立場を使うとか・・?
棕櫚小路群雲:伝説の『生徒会権限』…!
久我瞠:生徒会はなんか日常を巻き込んでいるようでちょっと躊躇するw
久我瞠:では情報屋を頼ろう。いつものアイツではなく、他にも交流のある情報屋がいる。
GM:交流があるというか、私が想定していたのは
GM:孟偉なんですよねw
久我瞠:ああ!!
久我瞠:いた!
GM:この事件を通して新たに知り合いになってはいるので。
久我瞠:じゃあ孟偉に頼ろう。
棕櫚小路群雲:モーイ!
GM:〈情報:裏社会〉で普通に判定できます。難易度は8。
久我瞠:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,3,3,9] → 9

久我瞠:成功した
久我瞠:ああ違う!!
久我瞠:3dx でした
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[1,6,8] → 8

GM:危ないところでしたね
石蕗条一:よかった!
棕櫚小路群雲:ヤッター!
久我瞠:よかった!!
GM:ではそれぞれ処理していきましょう。石蕗くんから。
GM:----
GM:新市街――G市センター街 「銀星洞」
GM:----
GM:形態。能力。そして『色』。
GM:――“サルベージ”に必要な条件は十分すぎるほど揃った。
石蕗条一:「“イラーダ”、“アマル”、“アクラネヤ”・・・情報はある。これでイケるか?」
GM:石蕗条一は、ここ銀星洞のサーバー内から、アーティファクト……“雪ぎ白穂”の情報を復元する。
GM:だが、暗号化を解除しつつも、石蕗はある種の確信じみた予感を覚えるだろう。
GM:『白』のアーティファクトは……石蕗宗近が彼に仄めかすことすらなかった、数少ない属性のひとつだ。
GM:秘匿開発のアーティファクト。恐らく……この結果よりもさらに『奥』がある。
GM:迷宮じみたこの複雑奇怪なデータの海の底に。
石蕗条一:「・・・・・・・“アブヤド”・・・・白か・・・!」
GM:“雪ぎ白穂”。槍の形態を持つアーティファクト。『抹消』、『否定』、『虚無』の秘宝。
GM:単純でありながら最も脅威となる……魔術――エフェクトの発動自体を否定し、無へと回帰させる力。
GM:それは使用者の魂を削る“ブースト”でさえも例外ではない。
GM:ゲーム的には、Eロイス"否定の壁"。前回の“黒紫の玻璃”と同様、アーティファクト自体がこのEロイスを持っています。
GM:仮にFS判定でロイスブーストを使っていたならば、これで打ち消されていました。
石蕗条一:「・・・・なるほどな。俺の”赤”と・・・どっちが克つ・・・?」
GM:使用者・所有者は不明。しかし形態の絞り込みに際し、“イヤーバッシュ”の殺害状況をハッキングしたところ……
GM:中の3人の死因はいずれも単純な刺殺、切断。
GM:“ブロークンラズベリー”およびその模倣事件のような、偏執的な解体やメッセージなどはそこになかった。
GM:あの時石蕗達が踏み込むまで、“ハロウィーン”にはそれを行なうに十分な時間があった……だが、そうしていない。
GM:ならば“ハロウィーン”はどのような経緯であそこにいたのか。
GM:それは“白い槍”から調べる方法ではわからない。別アプローチの成果を待つしかない。
GM:以上です。
GM:----
石蕗条一:「偽物は別にいる。だが・・・あいつは別口ってワケか」 脳もないのに考え込む。
GM:場面を移しましょう。棕櫚小路くんと久我くん、どちらが先がいいでしょうか
久我瞠:お先にどうぞ!
棕櫚小路群雲:イエス!
棕櫚小路群雲:では家の女中たちと連絡を取ったりしつつ情報を集めましょう。
GM:----
GM:一方棕櫚小路は、屋敷の人間と電話で接触、情報を引き出すべく苦闘していた……!
棕櫚小路群雲:「ボクだ…群雲だ……」
メイドの春野さん:[わっ、ぼ、坊ちゃま……!今いったいどちらに!?]
メイドの春野さん:[屋敷にも戻らず……あれから警察とかもいっぱい来て!]
メイドの春野さん:[お父上もお兄さまがたも心配しておりましたよ……!]
棕櫚小路群雲:「いいか、落ち着いて聞いてくれよ、ボクは殺人なんか犯して無い。それは信じてくれ」
メイドの春野さん:[そ、そ、そんなさささ殺人なんて]
メイドの春野さん:[わ、私疑ってなんか……ほ、本当ですとも!]
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「そうか、そうだよな」
メイドの春野さん:[……ど、どうされました坊ちゃま……?]
棕櫚小路群雲:「でも、これだけは頼む、屋敷に来たっていう警察について」
棕櫚小路群雲:「ボクの事を聞く以外に、何か妙な動きや話をしてたって噂はないか?なんでもいい、ささいな事でもいい。」
棕櫚小路群雲:「頼む、今は本当に、助けがいるんだ……!頼む……!」
メイドの春野さん:[……坊ちゃま]
メイドの春野さん:[……]
メイドの春野さん:[……うう、でも……もしも坊ちゃまが……いや、で、でも……あ~~っ!]
メイドの春野さん:[ぼ、坊ちゃまがそこまで真剣になられるなんて……こ、この春野初めて……お声だけでも、聞きました!]
棕櫚小路群雲:「なんだ!何か知ってるのか!?」
棕櫚小路群雲:いつも顎で女中を使っている群雲からは想像もつかない必死で真剣な声色だ。
メイドの春野さん:[えっと、頑張ります!頑張って調べます!少々お待ちください!]
棕櫚小路群雲:「……分かった。ありがとう。春野さん」
GM:----
GM:数十分後。
メイドの春野さん:[はぁ、はぁ……。いくつか、新しい情報が]
メイドの春野さん:[まだニュースでは報道されてもいませんけれど……お坊ちゃまが容疑をかけられている“ブロークンラズベリー”の事件について]
棕櫚小路群雲:「教えてくれ!どんなことでもいい!」
メイドの春野さん:[『同じ手口で』、新たに3件の殺人が起きたと聞いた者が屋敷内にいました……]
メイドの春野さん:[それで警察は、さらに警戒態勢を強めてこの殺人犯の捜査に当たっていくと――]
棕櫚小路群雲:「更に3件……」
メイドの春野さん:[はい……どこかのコンビニ跡の事件らしいですが……]
メイドの春野さん:[だ、だだ大丈夫ですよね!?心当たりなんかないですよね!?]
棕櫚小路群雲:「……分かった。ありがとう」
棕櫚小路群雲:「こっちでも調べてみる」
メイドの春野さん:[もう一つ……えっと、これは買い物に出ていたメイドが言っていたのですけど]
メイドの春野さん:[……今日の昼頃、やけに街に警察がいたって……]
棕櫚小路群雲:「何かあったのか?」
メイドの春野さん:[すぐにパトカーが動き出したから事件だと分かったらしいんですけれど、どうもその前から……何かがあるって予期してたみたいに]
GM:時系列的には、棕櫚小路達が追われていた時と一致します。
GM:コンビニ跡の事件もそうです。“イヤーバッシュ”ら3人が、白い槍の使い手に殺された事件。
棕櫚小路群雲:「……!」
棕櫚小路群雲:「まさか…囮にかけられたのは、こっちだったっていうのか……?」
メイドの春野さん:[変な動きっていえばそれくらい?です?……かね]
棕櫚小路群雲:(……誰がボクたちを嵌めたんだ…そいつには警察とのつながりもある…)
棕櫚小路群雲:「……わかった。」
棕櫚小路群雲:「春野さん……いつも偉そうにしてすまなかった」
メイドの春野さん:[えっ!?い、いえそんな!?私はこういうお仕事ですし……?……??]
メイドの春野さん:[あの、本当に坊ちゃま……ですよね?]
メイドの春野さん:[幻覚じゃないですか?]
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「ボクはアンタの料理が、母上の料理の次に好きだ」
棕櫚小路群雲:「帰ったら、何か用意してくれ」
棕櫚小路群雲:電話を切ります。
GM:----
GM:久我くんのシーンへと移ります。
久我瞠:はい
GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸 リビング
GM:----
孟偉:「う~~!これもダメ、これもコネクション潰れてるからダメ……」
孟偉:「ウワーッ!もうダメアル~~!情報屋絡みが握られてるとなると、G市からの脱出手段なんて全然ないアルーッ!」
GM:孟偉はPCや資料の山に突っ伏して泣いている。
久我瞠:「……どうして泣くのかな?」
孟偉:「そりゃ泣くアルよ……久我サン達は自分達が狙われてるわけじゃないアルけど、ワタシはどうしようもないアル」
孟偉:「戦闘力もダメダメで、こんなワタシがよく今まで情報屋やってこれたと自分でも思うアルよ……」
久我瞠:「自分の身は自分で守らないとこの街で生きていくのは厳しいからね~」
久我瞠:「それでさあ。君を襲った奴はどこに行ったか、わかんないの??」
孟偉:「……どうするつもりアルか?探ればまたこっちから頭を出すみたいなものアル」
孟偉:「また襲われちゃうアルよ。この屋敷も早いところ引き払った方がいいと思うアル」
久我瞠:「そうしてもいいけど、君はどこに逃げるの?」
孟偉:「それが問題アル……」しょぼーん
久我瞠:「逃げられないなら排除するしかないでしょ」
久我瞠:「協力してよ」
孟偉:「排除できる保証、あるアルか?」
孟偉:「ミスター・ミュンヒハウゼン、ミスター・ボルドウィン……お2人はとんでもなく強いオーヴァードだったアル」
孟偉:「そのお2人でもボロボロになって、しかも相手にはまだ仲間までいるっぽいアルよ……」
久我瞠:「保証なんかないよ。失敗したら死ぬんじゃない? 僕も君も」
久我瞠:「でもやるしかない」
久我瞠:「……君にやる気が無いなら僕が勝手にやるよ」
久我瞠:「せいぜい怯えて死ねばいい」
孟偉:「……ム」
孟偉:「そういう言い方はないアルよ!いくらワタシが弱虫で臆病だからって!」
孟偉:「ワタシだってプライドアルよ!そこまで言うなら……!」
久我瞠:「やる気になった?」
孟偉:「レネゲイド解析、専門の情報屋居るよ。ソイツにワタシの持ってる情報……いくつか引き換えに」携帯電話を取り出す。
孟偉:「……働かせてみせるヨ。久我サン、そこまで言ったからには護衛についてくれるアルネ?」
久我瞠:「元凶を殺すことが護衛になるならやるよ」
孟偉:「久我サンの立会いが元凶を突き止める役に立つって意味なら、違いないアル――今晩、接触するアルヨ」
GM:----
GM:港湾部――廃工場
GM:----
GM:接触する情報屋の名は“バラクラバ”。彼も“イヤーバッシュ”同様、オーヴァードの力を借りる情報屋だという。
GM:もっとも――この事件、彼への接触に対してもこれまでのパターンが当てはまるなら……
孟偉:「……」暗い工場をキョロキョロと見回す。
孟偉:「…………………まさか、もう殺されてるって事はないアルよネ……?」
久我瞠:「……どうだろうね」
孟偉:「ごっ、護衛っ!しっかり護衛して欲しいアル!」
孟偉:「そうでなくても結構凶暴なヤツアルヨ!こっちも何か戦力持ってないと、何されるか……」
久我瞠:「ふーん」一応警戒はする
GM:ガン、と何かを蹴る音が響く。
“バラクラバ”:「随分な言い草だな」
GM:異名通り、バラクラバで目元以外を覆い隠した、屈強な体格の男。
GM:まるで廃工場の主のように高くの足場の上に立ち、こちらを見下ろしている。
“バラクラバ”:「窓口のザコはいい。お前が今回の取引相手か?」久我を指差す。
孟偉:(ザ、ザコ……)
久我瞠:「どうもはじめまして。久我っていう者です。よろしく~」
“バラクラバ”:――ダン!
“バラクラバ”:全く躊躇なく、足場から地上へと飛び降りる。
“バラクラバ”:「“バラクラバ”。まあ仲良くやろうや……」
久我瞠:「わあ身軽!」
“バラクラバ”:「オーヴァードだからな。要件は『襲撃者についての詳細調査』。付け加える事はねえか?」
久我瞠:「詳細の中に居場所も含まれるなら、ないね」
“バラクラバ”:「居場所ね。居場所……そーいうのになると中々難しいぜ……クッフフ」
久我瞠:「期待してるよ」
“バラクラバ”:「取り敢えず、あんたらの拠点の周囲はもう探っといた。写真だ。間違いねえな」
GM:デジカメの画面を見せる。ミュンヒハウゼン邸の周囲の光景が写っています。
孟偉:「ヒッ!いつの間に」
久我瞠:デジカメを覗く 「間違いないよ」
“バラクラバ”:「聞いた状況と現場の足跡からでも、推測できることはある」
“バラクラバ”:「……こいつら、訓練を積んでいる。しかも居たのは一人二人じゃあねえな」
久我瞠:「……」黙って聞く構え
“バラクラバ”:「直接戦闘は屋敷に踏み込んだ2人の担当だったんだろう。だが、バックアップがやたらといる」
“バラクラバ”:「こいつらの行動ルートがこれだ。色分けが多いが、それだけ人数がいたって事だ」印刷した地図を見せる。
“バラクラバ”:「……明らかに、正式の訓練を積んだヤツの動きだよな」
“バラクラバ”:「何を敵に回した?お前ら」
久我瞠:「ふむ……」地図を見る
久我瞠:「なんだろうね。偽物のブロークンラズベリー? それとも警察?」
久我瞠:「今回は巻き込まれただけなんだよね」
“バラクラバ”:「偽物の“ブロークンラズベリー”……フン、そうなのかもしれないな。って事は、こいつは今まで」
“バラクラバ”:「アマチュアを装っていた『プロ』だった、ってわけだ。手口だけ殺人鬼に見せかけてな」
孟偉:「じょ、情報屋殺しが……そ、そんなバカな……アワワ」
久我瞠:「情報屋殺しに『プロ』が動く……どういうことだろう」
“バラクラバ”:「知らないね。俺は神じゃないからな」
“バラクラバ”:「情報は渡す。それは単なる事実だ。意味を考えるのは依頼人の仕事だろうよ」
久我瞠:「うん、そうだったね」
“バラクラバ”:「……まッ、このデータ共はただの前調べよ。本格的な調査はこれから取り掛かる」
“バラクラバ”:「そっちから方針を示してもらえるならな……できるか?あんたの年で」
久我瞠:「僕の個人的な要求を言うのならば……現在の居場所、もしくは拠点を突き止めたい……かな」
久我瞠:「全員ぶっ殺したいから」
久我瞠:「でも相手はプロなんだよね。うーん」
“バラクラバ”:「穏やかじゃねえ冗談だな。だが、そいつが第一の条件って事は理解した」
“バラクラバ”:「いずれ成果が出る。その時まであんたらが生き残ってりゃいいけどな」
“バラクラバ”:「資料は持ち帰っていい。やり方が決まった以上、俺は調査に入る」
久我瞠:「……よろしく頼むよ。どうもありがとう」
久我瞠:報酬はなんなんだろう・・・
GM:報酬は先ほど言った通り、
GM:孟偉の持つ何らかの情報ですw
GM:つまり窓口と支払いは孟偉持ちというわけですね。命がかかっていることでもあるので。
久我瞠:ああ!そうか!いい人だなこの人達は!!
孟偉:「フヒーッ……なんてヤツアル」
孟偉:「でもあれだけ払った割には……そのぅ……何かわかるアルか?たったこれだけの情報で」
久我瞠:「君より有能だからわかるんじゃない?」
孟偉:「…………」
孟偉:「……JCNが生きていれば……」小さくつぶやきます。
久我瞠:「………JCN、か」教室のバラバラ死体を思い出す
孟偉:「ヤツこそG市で最高の情報屋だったアル。女……しかも学生だったなんて、ワタシは知らなかったアルが」
孟偉:「それこそ、あの“バラクラバ”以上の精度で、この犯人も突き止めていたはずアル」
久我瞠:「そんなにすごい人だったんだ」
久我瞠:(石蕗くんはすごいコネ持ってた訳か)
孟偉:「G市は情報屋の競争が激しい街アル。優れた才能の持ち主が現れるためには、その競争が必要だったアルよ」
孟偉:「この稼業の場合、そうして現れたのがJCNだったという事アル」
孟偉:「ヤツがいつからこの街にいて、どこから情報を得ていたのか、誰も知らない……」
久我瞠:「ふーん……マジで惜しい人を亡くしたみたいだね」
久我瞠:「でも、誰も知らないJCNの正体を探り当てて殺した犯人も相当だね」
孟偉:「……」
孟偉:「その通りアル。どうしてあのJCNが、あんなに簡単に……」
久我瞠:「………ホントに死んだのかなあ?」
孟偉:「死んでなかったら、それはそのうち分かる事アルよ」
久我瞠:「そうだね」
孟偉:「重要な事は、あの事件以来JCNは全くネット上で活動してない……それは死んだと同じ事アル」
久我瞠:「………なるほど」
孟偉:「……帰るアル。日本は夜が寒い」
久我瞠:「そうだね。護衛してあげるからさっさと帰ろう」
GM:----
GM:シーン終了です。合流して話し合うか、あるいは購入などをするかは
GM:明日の再開であらためて決めましょう。可能なら20:00から、基本21:00からの予定です。
久我瞠:りょうかいでーす

【Middle/06】

GM:----
GM:『vsJCN9000』前回までのあらすじ
GM:・殺人鬼“ブロークンラズベリー”の手口を模倣し、凶行を重ねる情報屋狩り。
GM:・G市最高峰の情報屋“JCN9000”までもが惨殺され、情報屋の間には緊張が走る。
GM:・居合わせたのはオーヴァード学生3人、石蕗条一、棕櫚小路群雲、久我瞠。
GM:・3人を保護したのは狂気の研究者、シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン。
GM:・情報屋狩りを捉えるべく3人が乗り込んだのは、情報屋が仕掛けた『囮作戦』。
GM:・だが“白い槍”の使い手が突如その場に出現、情報屋らを惨殺。
GM:・同時刻、シュテルンの邸宅には謎の襲撃者が。
GM:・敵は単なる殺人鬼ではない……何か大きな動きが裏にある。
GM:・街の謎を暴け。
GM:----
GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
GM:時刻は深夜。それぞれのアプローチで情報を得た3人――
GM:リチャードは昼の交戦で毒に侵され、シュテルンもまたかなりの深手を負った。
GM:シュテルン自身は不死身を自称していたが(本当だろうか?)……
GM:少なくとも今、この家で動けるのは彼ら3人しかいないというのは事実だ……
棕櫚小路群雲:「ふっふっふ……まずはボクの情報から聞きたまえ」
石蕗条一:「ちゃんと働いてきたんだろうな」 (ドヤ顔がうざい・・・)
棕櫚小路群雲:「ボクの仕入れた情報によると、ボク達が例のカボチャに追いかけられた日」
棕櫚小路群雲:「街に出ていた警察たちは、情報屋たちが殺される前に、すでに現れていたらしい。」
棕櫚小路群雲:「そして、ボク達が奴らから逃げている途中、市内のコンビニでブロークンラズベリーの模倣犯が現れた」
石蕗条一:「・・・・そこだな。その部分は嘘だ」
棕櫚小路群雲:「なんだって?」
石蕗条一:「俺が確認したところ、『模倣』はしてない。あのコンビニで死んでいた3人は、そこの・・・本物の手口とは全く違う」
石蕗条一:「単純なやり方で殺されていた。あの“槍”でな」
GM:そう、少なくとも警察が『前提』としていた情報と、石蕗が確認している情報は矛盾している。それは事実です。
石蕗条一:「“敵”は警察と繋がってるのか? それとも警察を動かせる立場にいるのか? それだけの力があるのか?」
棕櫚小路群雲:「ってことは…やっぱりそうか……」
棕櫚小路群雲:「ボクらは嵌められたんだ!」
棕櫚小路群雲:「警察もグルになって!なんて奴らだ!」
石蕗条一:「かもな。あるいは本物を炙り出すためか・・・久我、そっちは? まさか昼寝してたわけじゃねえよな」
棕櫚小路群雲:「ボクの家が税金いくら払ってると思ってる!アホどもがァ~~~ッ!」
久我瞠:「まさか。がんばって働いたよ」“バラクラバ”にもらった地図を見せる
久我瞠:「敵の行動ルートだって。予想以上に数が多い」
久我瞠:「そしてこいつらは訓練を受けているプロだ」
石蕗条一:「要するに、職業的な人殺しかよ。いままでのも“仕事”ってわけか」
久我瞠:「しかも組織的な犯行だし」
棕櫚小路群雲:「……つ、つまり」
久我瞠:「警察と繋がってるっていうのはいい線いってるんじゃない?」
石蕗条一:「この一連のクソくだらねえ騒動自体、警察が仕掛けた可能性がある」
石蕗条一:「今回の計画が漏れていたところもおかしい。情報屋ネットワーク内に裏切り者がいるか、それとも・・・」
石蕗条一:「情報屋ネットワークを出し抜けるくらいの、情報に関する上手がいるのか」
久我瞠:「あと気になったのはJCN」
久我瞠:「あの子は誰も正体を知らない情報屋だったんでしょ。しかもG市最強の」
石蕗条一:「ああ・・・あいつかァ? そいうや、あいつ自身については何も調べてなかったな」
久我瞠:「随分あっさり死んだよね。誰も知らないはずなのに」
久我瞠:「どういうことかはわかんないけど、なんか引っかかる」
棕櫚小路群雲:「鬼灯さん…おしとやかで見目麗しい人だったのに……」
石蕗条一:「なんだそりゃ・・・・」
棕櫚小路群雲:「?」
棕櫚小路群雲:「死んだ鬼灯さんがなんで関係してくるんだい?」
石蕗条一:「殺したこと覚えてねえだろ。それにオーヴァードなら・・・そう簡単には・・・そう」
石蕗条一:「一応、調べてみるか。“警察”と、“JCN”と、あと・・・なんだろ。ハロウィーン野郎の足取りはさっぱり謎だった」
久我瞠:「ああそうだ。僕が接触した情報屋に襲撃犯の行方を探ってもらってるんだ」
石蕗条一:「! ・・・・そうか。そっちは追い詰められばいいんだがな。今回の件、やつも巻き込まれた側だと思うぜ」
久我瞠:「なんていうかもう色々と腹立たたしいからさ、全部ぶっ殺したいんだよね」
棕櫚小路群雲:「……こ、コワイ!」
石蕗条一:「お前なあ・・・。ちょっと整理させてくれ。なんか違いそうな部分があったらツッこんでくれよ」
石蕗条一:「まず警察は敵と見て間違いない。だが、警察連中自体がこの“プラン”を企画したとは思えない」
石蕗条一:「普通に現場を抑えて連行すりゃいいだけで、こんなバカ騒ぎにする必要はねーから」
石蕗条一:「誰かが警察と繋がってるのか、動かしてるのか知らねえが、そういうやつがいる・・・と考えてる」
久我瞠:「なるほど」
石蕗条一:「そいつが誰かは、何も証拠がねーけどな! 事態は依然としてヤバい」
棕櫚小路群雲:「あ、あの……ど、動機で考えるのは?」
久我瞠:「動機?」
棕櫚小路群雲:「何のために、そいつが情報屋を排除して、ボクらやカボチャを嵌めたがってるのかっていう……」
棕櫚小路群雲:「そういう事をしたがる人間に、誰か心当たりはないのかな……」
久我瞠:「石蕗くんの推理だと、警察とカボチャが繋がらないけれど」
久我瞠:「それがアーティファクト絡みなら、繋がるかな」
石蕗条一:「実のところ、スゲーある。JCNが言ってたけど」
石蕗条一:「アーティファクトを壊されると困る連中がいるらしい。で、JCNはそいつらに情報を流していた節がある」
石蕗条一:「少なくとも、あいつと、あいつが情報を流していた相手について調べる必要がありそうだ」
久我瞠:「そうか。やっと繋がってきた気がする」
久我瞠:「まあとにかく調査するしか無いねー」
石蕗条一:「そうだな。・・・・・なんでこんな時に限って、探偵も陰陽師もいねえんだよ・・・!」
久我瞠:「君は色んなコネがあるんだね。羨ましい」
棕櫚小路群雲:「必ずボクを貶めた貧乏人どもに仕返ししてやる!ヤッテヤルゾー!!」
GM:調査項目に、▼警察の正体 ▼JCNの足取り を加えます。
GM:購入やロイスを済ませたなら、次のシーン以降で情報収集が可能です。
棕櫚小路群雲:ひゃはー!
棕櫚小路群雲:残り2丁だ!
石蕗条一:購入は応急手当キット。
石蕗条一:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[1,2,4,8]+1 → 9

石蕗条一:成功。棕櫚小路くんに渡しておこう。
棕櫚小路群雲:購入!フルオートショットガン!
棕櫚小路群雲:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[3,4,4,5,10]+2[2]+2 → 14

棕櫚小路群雲:財産6使って成功!
棕櫚小路群雲:そして手当ヤッター!
棕櫚小路群雲:使用!
棕櫚小路群雲:2d10+19
DoubleCross : (2D10+19) → 6[3,3]+19 → 25

久我瞠:特に買いたいもんはない。欲しいのがあったら挑戦するよ!
棕櫚小路群雲:あ、よかったら普通のショットガンお願いします。
久我瞠:了解
久我瞠:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[1,6,10]+3[3] → 13

久我瞠:かえた
棕櫚小路群雲:ありがとうございます!
久我瞠:ショットガンを渡す。
久我瞠:以上
石蕗条一:ロイスは特になし。こちらは以上。
棕櫚小路群雲:こっちも以上!
GM:----

【Middle/07】

GM:情報収集項目は2つ。
▼警察の正体 〈情報:警察〉〈情報:裏社会〉〈知識:レネゲイド〉 難易度29
▼JCNの足取り 〈情報:裏社会〉〈情報:ウェブ〉 難易度9
GM:以上です。登場を希望する方はどうぞ。
棕櫚小路群雲:デル!
棕櫚小路群雲:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 6[6]+74 → 80

石蕗条一:ここは自分がやるしかない
石蕗条一:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 5[5]+80 → 85

GM:まずは判定してからシチュエーションを決めていきましょう。
石蕗条一:こっちはもちろんJCNの足取り。
石蕗条一:これも実は結構きびしいけど、やるしかない!
石蕗条一:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,4,4,10]+10[10]+4[4] → 24

棕櫚小路群雲:www
石蕗条一:ぬうん
GM:なんだこりゃwww
GM:当然成功です。棕櫚小路くんもどーぞ。
棕櫚小路群雲:警察だ!チャレンジ!
棕櫚小路群雲:素振り!
棕櫚小路群雲:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,2,3,4,9,10]+6[6] → 16

棕櫚小路群雲:ふあっははははははは!
棕櫚小路群雲:金の力をミローッ!財産13使用!
GM:なんなんだこいつらはーッ!
石蕗条一:金のパワーーー!
棕櫚小路群雲:マネーの虎!
GM:信じられない事態が起こってしまいましたが、まずは石蕗くんから。
GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
GM:古風な趣味を伺わせるこの邸宅にも、ネット環境は存在している。リチャードの仕事に必要だからだ。
GM:デスクでモニタの光を睨むのは情報屋・孟偉。そしてその後ろに立つ石蕗条一。
孟偉:「ヨシ、この程度のログならワタシ、難なく追えるヨ。……石蕗サン、知りたいことなんだったっカ?」
石蕗条一:「JCN・・・というか、鬼灯って学生についてだ」
石蕗条一:「あいつの殺される前後の行動。“トレイル”。何を知ってたか・・・何と取引してたのか、まで調べたいとこなんだがな」
孟偉:「何と取引していたか――それは情報屋の情報の中でもトップシークレット、アル」
孟偉:「けれどJCNはネットで顧客を募集していた情報屋アル……仮に客がいたとしたら、ネット上で接触を試みていたはず」
孟偉:「そして」キーボードを何度か操作する。
孟偉:「見つかったアル。ハンドルネームは“フライデイ”。コイツが少なくとも、窓口アルヨ」
石蕗条一:「・・・なんだ、実はアンタ、結構優秀とか?」
孟偉:「し、心外アルネ!」ボールのような体が椅子の上で跳ねる!
孟偉:「昨日久我サンにも似たようなコト言われたような気がするヨ!」
石蕗条一:「わかったわかった。で、そいつは何者なんだ?」
孟偉:「さすがに身元のわかるような杜撰なやり方じゃあないアル。けれど、一つ確かなことは……」
孟偉:「コイツとJCNの契約は『切れてる』……死ぬ数日前に、契約を完了させていたみたいアル」
石蕗条一:「契約の内容まではわからないか?」
孟偉:「石蕗サン、アーティファクトのコトを気にしてるアルカ?」
石蕗条一:「当たり前だ」
石蕗条一:「ほかに何を気にすることがあるんだよ。この・・・“スキャバーズ”の俺に?」
孟偉:「仮にJCNがアーティファクトの破壊を妨害すると言ったとして……情報屋的にはそれは、JCN個人の意思じゃないアル。分かるカ?」
孟偉:「あくまで依頼人から得られる利益が最も大きくなる動きをするのが情報屋。個人の考えを持ち込んだりしないアルヨ。つまり……」
孟偉:「『その時』、JCNが石蕗サンを妨害したのだとしたら、それは……」画面を指す。
石蕗条一:「こいつが? 俺の”敵”だってわけだ」
孟偉:「依頼人。“フライデイ”の考えってことアル」
石蕗条一:「こいつを追い詰めてインタビューしたい」
孟偉:「……時間がかかるアルネ。少なくとも今回の事件を切り抜けない限り、そう簡単には追えないアルヨ」
石蕗条一:「・・・・ああ。そうみたいだな。クソッ! わかることはそのくらいか?」
孟偉:「鬼灯って学生についての情報アル。大体……石蕗サンも想像ついてるんじゃないアルカ?」
孟偉:「『JCNを名乗る替え玉だったんじゃないか』……実際、ネットワークの間でもそういう意見はあるアル」
石蕗条一:「“ダミー”か?」
孟偉:「――けれど、石蕗サンが受け取った会話のログはJCN以外知り得ない情報だったアルネ」
孟偉:「そして警察の捜査でも、JCNを名乗った送信の履歴と、バックアップデータが自宅から出てきた……」
石蕗条一:「じゃ、本物か、本物のうちの一人かってわけか?」
孟偉:「鬼灯がJCNって証拠はアル。『替え玉』の説は……あくまで状況から見ただけの想像アルネ」
石蕗条一:「死体が“ダミー”とか、そういうことか? 入れ替えトリックなんて、流行りじゃねえよ・・・」
孟偉:「ウーン……でもワタシ、JCNがそういうコトをするメリットも考えられないアル」
孟偉:「“フライデイ”との契約もそうアルけど、死んだ時点で顧客との繋がりは消えちゃうアルヨ」
孟偉:「まっ、ワタシなら、すっごい大口の客のアテでもない限りやらないアルネ」
石蕗条一:「本人だった確率の方が高い、か。・・・わざわざ護衛の仕事まで発注しやがって」
石蕗条一:「クソッ」
GM:では必要な情報は出たので、場面を移します。
石蕗条一:はーい
GM:棕櫚小路くんの情報収集パート。
GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸 客室
GM:----
GM:明け方近い時刻にかかってきた電話。
GM:いつもの棕櫚小路ならば、非常識だとして怒るだけだろう――
GM:だが、今の彼にとってはこの一本の電話が、何よりも重い命綱なのだ。
メイドの春野さん:[あの、坊ちゃま……ご無事でしたか?大丈夫ですか?]
棕櫚小路群雲:いそいで電話を取る!
メイドの春野さん:[今いる場所を教えていただければ、着替えだけでも……]
棕櫚小路群雲:「大丈夫だ。そういうのは大丈夫だから……」
棕櫚小路群雲:「で、何か情報は入ったのか?」
メイドの春野さん:[えーと、その、警察の情報についてなんですけどー……]
棕櫚小路群雲:「!」
メイドの春野さん:[ちょっとまあ、色々あって、お話してくださるって方が……]
棕櫚小路群雲:「か、かわってくれ!」
メイドの春野さん:[そ、そそそれが、直接会わないと話さないって……]
メイドの春野さん:[一人で来るようにって言ってるんです!どうしましょう!]
棕櫚小路群雲:「何…?くっ……」
メイドの春野さん:[た、逮捕されちゃったりとか!射殺とか!ありませんよね!?ね!?]
メイドの春野さん:[坊ちゃま一人なんて、な、何かあったら……!やっぱりこの話なかったことに]
棕櫚小路群雲:「いいさ!行ってやる……」
メイドの春野さん:[へ?]
棕櫚小路群雲:「大丈夫のはずだ……多分、多分……」
棕櫚小路群雲:「とにかく教えてくれ!金持ちのボクがそう簡単に撃ち殺されたりするもんか!」
メイドの春野さん:[え――っ……!]
メイドの春野さん:[お金持ちなことと撃ち殺されないことってあんまり因果関係なさそうですけど!]
棕櫚小路群雲:「うるさいうるさい!もう、時間が無いんだ、どんな糸口でも逃せない……」
メイドの春野さん:[そ、そうですか、うう……]
棕櫚小路群雲:「危ない橋ならもう渡った、次だって上手くやってみせる……できるはずだ……」
メイドの春野さん:[時間は今からもう待ってるって……朝6時くらいまでに、東G駅の高架下だって……言ってました]
棕櫚小路群雲:「……よ、よぉし…」
棕櫚小路群雲:「行ってくる」
メイドの春野さん:[坊ちゃま……あ、あわわ]
メイドの春野さん:[お気をつけて!ほんとに!!]
棕櫚小路群雲:「言われなくても気を付けるよ!じゃあな!」
棕櫚小路群雲:ぴっと電話を切る。
棕櫚小路群雲:で、待ち合わせ場所に向かうぞ!
GM:----
GM:東G駅 高架下
GM:----
GM:薄暗く、湿ったトンネル。入り口から入ってすぐの右側の壁にはスプレーの落書きがある。
GM:電車はもう動いている。高架の上でガタガタと鳴る線路の音が、トンネルの中にまで反響してくる……
棕櫚小路群雲:ニット帽とマスクを被りグラサンをかけて、きょろきょろと周囲を見回しながら登場。
???:「いい格好だな、お坊ちゃん」
棕櫚小路群雲:「ヒッ!?」
棕櫚小路群雲:「だだだ、誰だ!?」
棕櫚小路群雲:声の方に振り返る!
???:「ビクつくなよ。俺は刑事だ。……本物のな」
GM:安物のトレンチコート。長身に無精髭。……昨日見た刑事だ。
三角洋平:「知りたいんだろ?警察の情報をさぁ」
棕櫚小路群雲:「あーッ!?」
棕櫚小路群雲:「お前は昨日の!」
棕櫚小路群雲:「そ、そうだ!何をたくらんでるんだ!お前達は!」
棕櫚小路群雲:「この金持ちのボクに、説明する義務があるぞッ!」
三角洋平:「まあまあ、いいじゃん、そういう事は」皮肉げに笑い、横倒しに放置されていた冷蔵庫の上に座る。
三角洋平:「座んなよ」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:恐る恐る座る。
三角洋平:「春野さん、いい子だよねぇ美人さんだし」バッグをドサリと置く。
三角洋平:「これ、着替えとお金だってさ。もらっときなよ」
棕櫚小路群雲:「……い、いいって言ったのに!くっ……!」
棕櫚小路群雲:素早く受け取る
棕櫚小路群雲:「いいからはやく本題に入れよ!」
三角洋平:「本題に入るかどうかは君次第なんじゃないかなぁ~、群雲くん?だっけ?」
三角洋平:「いいよねぇー君の家。お金持ちなんでしょ?」
棕櫚小路群雲:「……フン、なるほど」
棕櫚小路群雲:「クソッ…貧乏人め…」ブツブツ
棕櫚小路群雲:財布から黒いクレジットカードを取り出します。
棕櫚小路群雲:「分かったよ!もってけばいいだろ!ホラ!」
三角洋平:「すいませんね、生まれが卑しいもんで」一瞬で取る。
三角洋平:「群雲くん。世間話なんだけどさ」
三角洋平:「UGN。って知ってる?」
棕櫚小路群雲:「今度はなんだよ!」
棕櫚小路群雲:「UGN……?」
GM:シュテルンからの説明で聞いたことにしていてもいいですし、知らなくても構いません。
棕櫚小路群雲:「この、ボクみたいなオーヴァードとかいうのを集めてる組織の一つだろ。ふふ…知ってるんだぞ」
棕櫚小路群雲:「で、それがどうしたんだよ」
三角洋平:「そうそう、で、オーヴァードを集める以外にも、そこには重要なお仕事があってさ」
三角洋平:「オーヴァードの事を知ってる連中の――」
三角洋平:「記憶を消すって仕事があるんだよね。」
棕櫚小路群雲:「……それで社会にはオーヴァードの情報は出ないのか」
三角洋平:「ストライクハウンドやら査察4課……その下のインナーウェイクだか、あとナイトフォールとか?まあ部隊名の色々は俺も知んないけどさ」
三角洋平:「記憶を消す『専門』の部隊ってのもいるわけ。そいつらは日本支部の……あるいはもっと上のレベルの要請で、どこにでも行く」
三角洋平:「どう群雲くん?怖くなってこない?」
棕櫚小路群雲:「そ、そりゃあ…確かにゾッとする話だけど、何の関係があるんだよお前たち警察と!」
棕櫚小路群雲:「まどろっこしい言い方するな!こっちは金を払ってるんだぞ!」
三角洋平:「いや、怖いでしょー……怖いはずだろ。だって」
三角洋平:肩に手を置く。
三角洋平:「あの時の記憶さぁ。ないじゃん、群雲くん」
棕櫚小路群雲:「……!!」
三角洋平:「ハハッ……!ハッハハハハハハ!!いーい顔だよ!そう、そーいう事……」立ち上がり、笑う。
棕櫚小路群雲:「な、なな…なんでお前がそれを…!?」
三角洋平:「記憶処理部隊“ハイエイタス”」
三角洋平:「それが今の……G署ってわけ」
棕櫚小路群雲:「つまり…警察がボクを……!?」
三角洋平:「あいつら全員専門だからさぁ。乗っ取る事も簡単なんだよ。署員の記憶消して、丸ごと」
棕櫚小路群雲:「!!」
棕櫚小路群雲:「なんて事を…考えるんだ……!」
三角洋平:「別にさぁ、あの場にいた奴なら……JCNの殺害容疑かけられるなら、誰でも良かったって話なんだよねぇ」
三角洋平:「情報屋の目を一時的に『殺人犯』に向ける必要があったからさ。オーヴァードなら誰でも」
棕櫚小路群雲:「ううっ……」
三角洋平:「ま、一応一時的に勾留するだけのつもりだったらしいよ?あっちの話だと」
棕櫚小路群雲:「おまえらーっ!!」
三角洋平:「ハハッ!……ハハハハハハハ!!」
棕櫚小路群雲:殴りかかる!貧弱パンチだ!
三角洋平:ひらりと躱して、肩を叩きながらすれ違う。
三角洋平:「そう思うなら」
棕櫚小路群雲:「あわっ!?」
棕櫚小路群雲:ずしゃーっと転ぶ。
三角洋平:「どうにかしろよ……。どうにかできるのか?」
棕櫚小路群雲:「くっ……ううっ……」
棕櫚小路群雲:「今に見てろよ…ボクをコケにしたこと、絶対後悔させてやるからな……」
三角洋平:「……そうかい」
三角洋平:「せいぜい頑張れば?ハハッハハハハハ!!」トンネルを悠々と歩き去っていきます。
棕櫚小路群雲:「……ううっ…ぐすっ」
棕櫚小路群雲:着替えのバッグを抱えつつ、泥だらけで去って行きます。
GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
GM:時刻は朝。普通の人間ならば朝食をとっている頃の時間だが……
GM:泥だらけの無様な姿で玄関を開ける人影。棕櫚小路群雲だ。
棕櫚小路群雲:「……」
石蕗条一:「・・・・なんだこりゃ」 普通に片手間に朝食とっていよう。ただのオニギリだ。
棕櫚小路群雲:「うううう……」
リチャード・ボルドウィン:「ひどい格好デース」こちらも包帯だらけ。流動食を食っている。
棕櫚小路群雲:「聞け石蕗!聞いてくれよぉおおおおおお!」
棕櫚小路群雲:「警察は真っ黒だ…ていうか…あいつら警察じゃない」
石蕗条一:「・・・あン?」
リチャード・ボルドウィン:「ワッツ?」
石蕗条一:「警察じゃねェって・・・? じゃあなんだ? ”バンディット”か何かか?」
棕櫚小路群雲:「あいつらは、UGNの記憶処理部隊なんだ……」
棕櫚小路群雲:「警察内部の人間の記憶を操作して、G署の人間とすりかわったんだ!」
石蕗条一:「UGN・・・は!そっちかよ。クソくだらねえ・・・舐めやがって」
棕櫚小路群雲:「そいつらがボクを嵌めたんだ…情報屋の眼を盗むために……」
石蕗条一:「じゃァ話は早ェーな。推理なんて柄じゃねェんだし、するモンじゃねえ・・・UGNの阿呆ども」
リチャード・ボルドウィン:「シュロコージ、それは本当のことかね?」
石蕗条一:「ぶち壊してやる・・・・・・・・」
リチャード・ボルドウィン:「ツワブキも信用するんデースか?この街にUGN……あり得ない」
石蕗条一:「有り得ない? じゃ、ほかの何かだな」
棕櫚小路群雲:「……?」
石蕗条一:「わざわざ棕櫚小路にその情報をリークして、何が狙いかしらねえが・・・その三角ってやつ」
リチャード・ボルドウィン:「そうじゃあなく、記憶を消すっていう陰謀論めいた……記憶を操る……あー、ソラリス?」
リチャード・ボルドウィン:「…………。いや。僕のこの毒……そして、シュッツが戦った相手……フーム」
リチャード・ボルドウィン:「続けてくれシュロコージ。敵の情報は他には?」
棕櫚小路群雲:「え、えと…後は」
棕櫚小路群雲:「ボクを選んだことには理由は無かった…らしい」
棕櫚小路群雲:「『殺人犯』に情報屋の目を向けれればそれでいいって……」
石蕗条一:「情報屋だァ? ンな理由でお前かよ」
リチャード・ボルドウィン:「すると、警察……いや『そいつら』がJCNを始末した事実への一時的カムフラージュ……というわけか」
リチャード・ボルドウィン:「自分達の正体が露見する前に、一人でも多く情報屋を始末しておきたかった……」
リチャード・ボルドウィン:「そして、そいつが本当なら記憶消去部隊?オーウ……何かマズイ感じがするな」
石蕗条一:「入れ替わりネタで一儲けできるな、少なくとも」
棕櫚小路群雲:「くそう…あいつらボクをなめやがって……」
棕櫚小路群雲:「金持ちなのに!ボクは!」
石蕗条一:「とにかく警察じゃねェんなら、叩き壊しても文句言われねえだろ。先に手を出したのはあっちだぜ」
リチャード・ボルドウィン:「大規模なレネゲイド事件の記録で、似たような事例を見た事がある」
リチャード・ボルドウィン:「巨大な事件が起こった証拠を消す際、先んじて『拡散源』となる情報屋を消去する……その後、徐々に浸透し記憶処理を行なっていくと」
石蕗条一:「で、このバカ騒ぎってわけか?」
リチャード・ボルドウィン:「……G市の情報屋の数は異常だからネー……一人二人始末した時点でこうなる」
棕櫚小路群雲:「『ある事件』って…なんなんだ?」
リチャード・ボルドウィン:「例えばFHの作戦による大規模レネゲイド拡散――都市破壊規模のジャーム事件隠蔽……そういった事例」
リチャード・ボルドウィン:「話が本当なら、この街でも、何か……UGNがわざわざ協定を破って入り込むほどの『何か』が起こっている……」
石蕗条一:「この街の感染率はおかしいって話は聞いてたが、・・・それに・・・師匠の・・・」
リチャード・ボルドウィン:「アーティファクト……か」
石蕗条一:「まあな。そいつらが探してるとしたら、それが一つある。というか、俺がもっとも危険視しなくちゃいけないのが、それだ」
棕櫚小路群雲:「……思った以上にヤバい雰囲気……」
石蕗条一:「そうそう・・・思った以上にヤバイんだ。まだやる気あるか? 棕櫚小路」
棕櫚小路群雲:「ふ、フン!やると決めたからにはやるさ!」
棕櫚小路群雲:「……で、でも、ヤバそうだったらちゃんとボクを助けろよ石蕗!?な!?」
石蕗条一:「・・・・・・・・死ぬほど暇で、死ぬほど手が空いてたらな」
リチャード・ボルドウィン:「それ以前に――連中を叩き潰すと言っていたが、ツワブキ」
リチャード・ボルドウィン:「アテはあるのかね?居場所を掴めるような……何か、布石でも?」
石蕗条一:「・・・・・・・・・。いや。何も」
石蕗条一:(警察と入れ替わってるなら、まずその三角から順番に当たるつもりだった男の顔)
GM:その沈黙を破るように、扉が開く。現れたのはバラクラバで顔を隠した男!
“バラクラバ”:「そいつは――」「心外だな」
“バラクラバ”:「孟や久我から俺のことを聞いていなかったか?俺はこうして仕事を果たしてきたってのにな」
リチャード・ボルドウィン:「ム……?」
石蕗条一:「あン? 新手か? ・・・情報屋?」
“バラクラバ”:「そう、情報屋だ。覆面のな」
棕櫚小路群雲:「……な、なんの仕事だ!」
棕櫚小路群雲:ささっと石蕗の後ろに隠れつつ
“バラクラバ”:「久我から依頼を預かっている。屋敷の襲撃者を確実に捉えられる場所とシチュエーション。その調査だ」
石蕗条一:「棕櫚小路、お前な・・・・。 ま、いい。たいした腕じゃねェか」
リチャード・ボルドウィン:「なるほど、ミハルも手は打っていたか……」
石蕗条一:「これは“ステイブル”・・・確実な情報だと考えていいんだな、情報屋」
“バラクラバ”:「違えば商売にならねえよ」
“バラクラバ”:「だが、こっちからも質問だ。これを手に入れてどうする?」
“バラクラバ”:「屋敷の襲撃犯2人をぶちのめしたところで、大元を潰せるわけでもないんだろ」
石蕗条一:「まあね。どいつもこいつも、ツケを払ってもらわねえと」
“バラクラバ”:「フン。あんたらがやってくれるなら都合はいいんだ。俺としてはな」
石蕗条一:「は! 勝ち馬に乗りたいのか?」
“バラクラバ”:「俺達だってこの事件には迷惑している。勝つにせよ負けるにせよ……」
“バラクラバ”:「『G市の情報屋』として、そろそろ連中の鼻っ柱を折っておかねえとな」
石蕗条一:「こっちも同じ気分だ。“アルケミスト”に対して、舐めた真似をしてくれた分・・・あと、“JCN”の依頼の分」
石蕗条一:「支払ってもらう。等価交換・・・これは正当な“ディール”だ」
“バラクラバ”:「……いいぜ」
“バラクラバ”:「そこの坊主はどうだ?本当なら、依頼主に直接同意が取れればいいんだがな」棕櫚小路を見る。
棕櫚小路群雲:「ボクも…まあ…やるぞ!」
“バラクラバ”:「『まあ』?」
棕櫚小路群雲:「……やる!」
棕櫚小路群雲:「か、金持ちを舐めた恐ろしさを思い知らせてやるんだ!」
石蕗条一:「上等だ」
石蕗条一:「やるか・・・俺はいつでもいいが、棕櫚小路は顔洗って来た方がいい」
“バラクラバ”:「ハン、別にどうでもいいがな。……仮に決行するなら、確実な同意が欲しいってだけだ」
“バラクラバ”:「結論から言う。奴らは警察だ。そして、この2人はチームとして動いている。前線部隊だ」
“バラクラバ”:「俺の仲間にもオーヴァードはいる。こっちの決めたタイミングで奇襲を仕掛ける」
“バラクラバ”:「ワーディングの中で先制攻撃に耐えて立っているのが2人いれば、そいつがお望みのターゲットだ」
石蕗条一:「チーム。2人か・・・・OK」
“バラクラバ”:「どうする?やるなら本当に後戻りは効かねえ」
石蕗条一:「構わない。“変化”だ・・・次への“変化”。俺にはそうするしかない」
“バラクラバ”:「成立だ。久我と孟にはちゃんと伝えろ。予定変更があれば連絡だ」
“バラクラバ”:「場所と時間は……ギリギリまで、伝えない。久我を含めての同意が取れて、当日全員がその場に現れるまでな」
石蕗条一:「了解だ・・・そっちこそ頼むぜ、情報屋」
“バラクラバ”:「上手くやるつもりさ。……じゃあな」
GM:“バラクラバ”は現れたとき同様、ふらりと去っていく。
棕櫚小路群雲:「直接対決か……」
石蕗条一:「ようやく出番、ってとこだな。テンション上げろよ」
棕櫚小路群雲:「はぁーっ…すぅーっ……」
棕櫚小路群雲:「胃薬飲んどこう……」
石蕗条一:「オーヴァード戦闘のコツを教えておこう。……自分が何回死んだか覚えとくことだ。じゃあ、後でな」 石蕗、去る!
棕櫚小路群雲:「何回も死ぬのは前提なの!?」
GM:シーン終了!ロイスと購入が可能です。次はクライマックス戦闘です。
棕櫚小路群雲:最後の購入!
棕櫚小路群雲:シューターズジャケット!
石蕗条一:購入は・・・一応、応急手当。
石蕗条一:いや、対BCスーツにしよう。
棕櫚小路群雲:あ、そうか
石蕗条一:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 5[2,3,3,5]+1 → 6

石蕗条一:だめだー!
石蕗条一:財産使っても無理なので、以上。
棕櫚小路群雲:BCスゥーツ!
棕櫚小路群雲:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 9[2,3,4,5,8,9]+2 → 11

棕櫚小路群雲:成功!装備!
棕櫚小路群雲:以上!

【Masterscene/03】

GM:----
GM:新市街――G警察署
GM:----
木崎浅彦:「……?」スクロールするデータに目を通していた青年が、一瞬目を止める。
飛騨七瀬:「どうしたのー?木崎くん」
木崎浅彦:「鬼灯沙更宅から押収したデータに……この一箇所だけですが」
木崎浅彦:「微妙な、日付の矛盾点が」
飛騨七瀬:「……。分からないわねぇ。木崎くんが言うならそうなのかもだけど。どういう事になるの?」
木崎浅彦:「……失礼ですが、我々が始末したJCN」
木崎浅彦:「――本物だったのでしょうか」
三角洋平:「本物でしょー、本物本物」
GM:缶コーヒーを手に、デスク背後を通りすぎようとしていた男が、皮肉めいて言う。
三角洋平:「まさか、天下のUGN様がぁ……初動捜査のミスなんて?あるわけないですもんね?」
飛騨七瀬:「あらあらー……私達に何か言いたいのー?」
飛騨七瀬:「三角『くん』」
三角洋平:「別に……?ただ、情報屋狩りとか、そういう……他の街と同じノリで、好き勝手やってると」
GM:若い巡査から視線を外さず、背中越しに缶をゴミ箱へ投げ捨てる。
三角洋平:「足元すくわれるかもよ、このG市だとさ」
GM:----

【Climax/01】

GM:クライマックス戦闘です。全員登場。
石蕗条一:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 1[1]+85 → 86

久我瞠:1d10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 10[10]+98 → 108

久我瞠:わああ
棕櫚小路群雲:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 2[2]+80 → 82

棕櫚小路群雲:まだいける!まだいけるぞッ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:1d10+99
DoubleCross : (1D10+99) → 1[1]+99 → 100

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ここで調子が出てきたぞ
GM:----
GM:新市街――G市センター街 路地裏
GM:----
GM:人気は少ないものの、G市内でも比較的治安の良い一角――だが、この日は違った。
GM:喧騒と怒号が飛び交う、殴り合いの喧嘩。
GM:その様子は激しく、既に流血沙汰すら起こっている。
飛騨七瀬:「はーい、警察ですよー。どうしましたー?」
GM:そう――不自然なほどに。
チンピラ:「ナニモ」「イジョウナシ、サ」
チンピラ:「テメーラヲ除イテナ!ギャハハハハハ!!」
飛騨七瀬:「……。野良め」
GM:   ド    ン  ! !
GM:赤色の爆風が、路地を丸ごと覆い尽くす。周囲の警官が催涙性の煙にまかれ、バタバタと意識を失う。
GM:そして――
GM:----
GM:新市街――G市センター街 雑居ビル屋上
GM:----
“バラクラバ”:[……こっちの仕掛けは、以上]
“バラクラバ”:[健闘を祈る]
GM:通話が切れる。タイミングは……今!
棕櫚小路群雲:「……ゴクリ」
石蕗条一:「よし」 軽く屈伸!
久我瞠:「行こうかー」自然体
棕櫚小路群雲:「深呼吸深呼吸……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んんー、年寄りに無理はさせないで欲しいもんだねえ」剣を軽く振る
石蕗条一:「ああ。――いく」 ここは空間を斬って、真っ先にエントリーだ! むろん、狙うは奇襲の一撃。
石蕗条一:飛騨!オヌシの首をいただくーッ!
GM:真っ先に降り立つ石蕗!だが同時に着地音!
GM:背後に降り立った人間がいる!
屋久島一郎:「おい」
屋久島一郎:「こいつは殺していいのか」
GM:小柄な老人だ。だが鍛えあげられた肉体と、その眼の凶光は明らかに常人ではない。
石蕗条一:「あン?」 急旋回してレネゲイド警戒
飛騨七瀬:「んー……あまり物騒なことはしたくないんだけどなぁー」
GM:若い女巡査の方も、笑顔のまま武装を取り出す。
GM:何の変哲もないダートだ。だが、その武器は下手な銃弾よりも危険だ……
久我瞠:斥力跳躍でふわりと降下。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:白衣をたなびかせて着地
棕櫚小路群雲:こそこそこそーっとパイプをつたいつつ降りてくる。
久我瞠:「石蕗くん行動早過ぎだって。囲まれちゃってるじゃん」
石蕗条一:「2人か。テメーらだな。俺の・・・依頼人と。ああ・・・その・・・・・・、・・・に、舐めた真似してくれたのは」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「物騒なことは勘弁してもらいたいのはこちらも同じなんだがねえ」
石蕗条一:「悪かったな。どうせぜんぶ壊すんだから・・・ちょうどいいだろ? ほかの“ロケーション”がよかったか」
飛騨七瀬:「……で、どーする気?」
久我瞠:「いいや、ぶっ殺せるならなんだっていいよ」
石蕗条一:「気が合うな。俺もどっちでもいい。・・・どーする気かって? 永遠にその質問投げてろ、阿呆」
石蕗条一:「叩き壊す」
棕櫚小路群雲:「い、色々話してもらうんだからな!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「あー、なるべく。原型をとどめてくれよ。壊しすぎると素材にならん」
石蕗条一:「そーするよ。ってか、アンタが気をつけた方がいいんじゃねえのか」
飛騨七瀬:「そう言ってくれてよかったよ。正当防衛だねぇー、おじいちゃん」
屋久島一郎:「楽しめそうだ。特に……そこの」シュテルンを拳で指す。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:剣を装備。
屋久島一郎:「今度こそ、最後までやらせてもらおう」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ハッ!!若造が抜かすもんだ!!」
屋久島一郎:「若造だと?……クハッ、SOGのような若造組織が……ぬかしていろ」
屋久島一郎:「ブチ壊す」
GM:【UGNハイエイタス “十三歩”屋久島 一郎(やくしま いちろう)】
飛騨七瀬:「うふふふ、ごめんねぇー」
飛騨七瀬:「かわいそうだけど、私の能力って……加減が効かないから」
GM:【UGNハイエイタス “ソーシャルサタイア”飛騨 七瀬(ひだ ななせ)】
GM:戦闘を開始します。
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
  飛騨

  10m

石蕗 棕櫚小路
久我 シュテルン

  10m

  屋久島
GM:まずはセットアップです。久我くんから。
久我瞠:なし!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:なし
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:衝動判定を
GM:そうでしたね衝動判定だ……
GM:難易度は8。衝動判定お願いします。
石蕗条一:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[3,6,7] → 7

石蕗条一:失敗。暴走。
久我瞠:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[2,3,4,8,8,8,9] → 9

棕櫚小路群雲:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,2,4,6,10,10]+9[6,9] → 19

棕櫚小路群雲:成功
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 9[1,1,2,4,4,5,5,6,6,7,9,9] → 9

石蕗条一:2d10+86
DoubleCross : (2D10+86) → 3[1,2]+86 → 89

久我瞠:2d10+108
DoubleCross : (2D10+108) → 10[8,2]+108 → 118

久我瞠:高い・・・
棕櫚小路群雲:2d10+82
DoubleCross : (2D10+82) → 9[4,5]+82 → 91

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:2d10
DoubleCross : (2D10) → 19[9,10] → 19

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:おげえ
棕櫚小路群雲:アバーッ!?
石蕗条一:「・・・・・・・・テメーら程度に用はねえ。アーティファクトは壊す。すべて・・・壊す・・・」
棕櫚小路群雲:「やるぞ…やってやる…ボクの『新兵器』で…!」
飛騨七瀬:《虚無の城壁》。ガード値を上昇。
石蕗条一:セットアップはなし。
棕櫚小路群雲:なし!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ないねー
飛騨七瀬:「無線増援は……さすがにジャミングかしら?」
飛騨七瀬:「情報屋の鉄砲玉ってところねー?まあ、それならそれで構わない……」
飛騨七瀬:飛騨を囲む機雷のようにダートが浮遊。
屋久島一郎:「最初にすべきことは……」
屋久島一郎:《先陣の火》。行動値+20。
屋久島一郎:「シンプルがいい。行くぞ!」
石蕗条一:「は!・・・やってみるといい」 解放衝動ゆえの余裕感!
GM:手番は屋久島から。マイナーで《白熱》《氷の回廊》!エンゲージ!
  飛騨

  10m

石蕗 棕櫚小路
久我 シュテルン
  屋久島
棕櫚小路群雲:「ひっ!?こいつ…速い……!?」
屋久島一郎:「屋敷の時に、手の内は見た」
屋久島一郎:「『そこ』……だ!」
屋久島一郎:対象はシュテルン。
屋久島一郎:《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》《アドレナリン》《紅蓮の衣》《クロスバースト》《オーバードーズ》《インフェルノ》、で攻撃します。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:わおー
屋久島一郎:16dx7+5
DoubleCross : (16R10+5[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7,9,10]+10[3,5,9,9]+5[3,5]+5 → 30

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:リア不
棕櫚小路群雲:うっ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:行動済みはやだー
棕櫚小路群雲:まだ全力も出せないし
棕櫚小路群雲:ここは庇った方がいいですか?
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:かばってもらいたい所存
石蕗条一:これは棕櫚小路くんの出番・・・!火力ならシュテルンさんを期待したい!
棕櫚小路群雲:ふふ、しょうがねぇなぁ~
棕櫚小路群雲:ヤッテヤンヨ!
棕櫚小路群雲:行動破棄カバー!
屋久島一郎:「そう、お前は避けんだろう――」
屋久島一郎:「そいつが隙だ」
棕櫚小路群雲:「わ、わあああ!」
屋久島一郎:4d10+57
DoubleCross : (4D10+57) → 23[5,10,4,4]+57 → 80

棕櫚小路群雲:錯乱してタックルをしかける!
棕櫚小路群雲:「ヘブゥーッ!?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「むっ!!シュロコージ!!」
棕櫚小路群雲:返り討ちにあい死亡!《リザレクト》!
棕櫚小路群雲:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 7[7]+91 → 98

屋久島一郎:《紅蓮の衣》が噛んでいるため、ガード扱いのカバーにはダメージが増加します。さらにシーン中、装甲値が-10(この攻撃には-20)。
屋久島一郎:「……」炎熱に焦げ付いた拳を振る。
屋久島一郎:「なんだ?このゴミは」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「無茶しおって!!」
石蕗条一:「カウントしとけよ、棕櫚小路。・・・だが、まあ・・・たいした根性だ」
久我瞠:「わーお頑張ってるじゃん」
棕櫚小路群雲:「……い、イハイ…ふぁが折れてる……」
屋久島一郎:「ガキに助けられたな……ええ?『ジジイ』」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ハッ!!こいつをただのガキ呼ばわりしているようじゃボケ始めてる証拠だな!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「その内痛い目を見るぞ!!」
GM:手番は久我くんです。
久我瞠:「僕も頑張らないとね、あは」 マイナーで《魔眼槍》
棕櫚小路群雲:殴られて気絶してます。行動済み中。
久我瞠:やたら禍々しい黒いナイフを作るよ
久我瞠:118→123
久我瞠:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》
久我瞠:「君は僕を狂気の底に落とすことが出来る人?」屋久島を狙う
久我瞠:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[2,2,4,5,5,6,7,9,9,10]+10[5,6,7,10]+5[2,5] → 25

屋久島一郎:《リフレックス:ソラリス》《アドレナリン》。
屋久島一郎:16dx8+5
DoubleCross : (16R10+5[8]) → 10[1,2,2,3,3,3,5,5,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[2,2,4,6,6,10]+5[5]+5 → 30

久我瞠:ああ駄目だ
屋久島一郎:回避。拳法じみた変幻自在の足さばきで避ける。
屋久島一郎:「素人め……」
屋久島一郎:「おい、俺を狙うなら、ちょっとは面白みのある相手をよこせ」
久我瞠:「……あ」空振る 「いい感じだね。今日こそは行けるかも」
久我瞠:123→129
GM:行動値10。シュテルンの手番。
石蕗条一:シュテルンさん!殺ってくれ!この悪魔をーっ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「面白みのある相手か!!いいだろう!!用意してやる!!」
棕櫚小路群雲:コロセーッ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:マイナーで侵蝕する悪意
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:憎悪:屋久島
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》 グレネードランチャーで
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:飛騨を攻撃だ!!
GM:そういう手か!いいでしょう
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:12dx7-1
DoubleCross : (12R10-1[7]) → 10[3,3,4,5,5,7,7,7,7,8,8,10]+10[1,1,3,6,7,8,8]+10[8,9,10]+6[3,5,6]-1 → 35

飛騨七瀬:割と厳しいが……普通のガードで防ぐ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:4d10+9
DoubleCross : (4D10+9) → 32[9,3,10,10]+9 → 41

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:出目もいい
飛騨七瀬:ゲーッそんなにダメージだとは……ヤバイ
飛騨七瀬:ガード値で12、装甲値で8軽減して21点。かなり食らった……!
飛騨七瀬:そして命中しているので憎悪も付与されます!これは辛い!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「精神を弄ることが大好きな男と昔仕事をしたことがあってねえ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「さあ、悪夢を見るがいい」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「素敵な相手を用意したぞ若造」
飛騨七瀬:「何を……!」
飛騨七瀬:グレネードランチャーの爆風に空中ダートが数本叩き落とされるが、それでも健在。しかし……!
飛騨七瀬:「……」
飛騨七瀬:「何を、したのー……?」
GM:飛騨の手番。
飛騨七瀬:屋久島一郎を攻撃。マイナーで《斥力の矢》《ダークマター》《猛毒の雫》。
飛騨七瀬:《コンセントレイト:ソラリス》《罪人の枷》《瞬速の刃》!
飛騨七瀬:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[2,2,3,4,5,6,7,7,8,8,9,9,9]+10[2,3,7,8,8,8,9]+10[1,1,5,9,10]+10[8,9]+10[2,9]+3[3]+4 → 57

屋久島一郎:「カッ!!」
屋久島一郎:《リフレックス:ソラリス》《アドレナリン》。
屋久島一郎:16dx8+5
DoubleCross : (16R10+5[8]) → 10[2,2,4,5,5,5,5,5,6,8,8,9,9,9,9,9]+10[1,2,6,6,7,8,9]+10[5,10]+2[2]+5 → 37

屋久島一郎:「貴様ッ!!」
屋久島一郎:咄嗟に跳躍するが、完全に想定外の奇襲!右脛に一列にダートが突き刺さる……
屋久島一郎:……飛騨七瀬のダートだ!
飛騨七瀬:6d10+8
DoubleCross : (6D10+8) → 26[3,2,1,8,3,9]+8 → 34

屋久島一郎:装甲で8軽減!26点のダメージ!
屋久島一郎:「この期に及んで小細工か!クハハハハハハッ!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「リクエストに応じたまでだねえ!!」
屋久島一郎:「貴様は……どうだ、小僧!」構える石蕗を横目で捉える!
屋久島一郎:「手負いだぞ。当てられるか!」
GM:ラウンド中のあらゆる達成値は-6されています。さらに邪毒LV4!石蕗の手番!
石蕗条一:「人間は専門外だが、まあ・・・そうだな。あがいてみりゃァいい。この剣の前で」
石蕗条一:正直辛いけど、こいつを殴る以外にない!
石蕗条一:マイナーで《インフィニティウェポン》。赤い剣を創造。 89→94
石蕗条一:《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》。いまはこれが限界。 94→98
石蕗条一:11dx8
DoubleCross : (11R10[8]) → 10[1,2,2,3,3,3,4,4,7,9,10]+7[2,7] → 17

石蕗条一:「少し試運転する。相手になってくれよな。・・・途中で死ぬなよ」
屋久島一郎:《リフレックス:ソラリス》《アドレナリン》!
屋久島一郎:16dx8-1
DoubleCross : (16R10-1[8]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,4,5,6,7,9,10,10,10]+6[1,3,5,6]-1 → 15

屋久島一郎:ば、バカな……
久我瞠:やったー
石蕗条一:まさか・・・!だが、ヒットが確定したら《錬成の掟》を使用。ダメージを+5します。 98→103
石蕗条一:違った、98→102
GM:ヌゥーッ……ダメージを!ください!
石蕗条一:2d10+18
DoubleCross : (2D10+18) → 9[7,2]+18 → 27

石蕗条一:「循環・抽出・凝固・・・結合。構成・・・・!」
石蕗条一:すごい質量の剣を叩きつける。
屋久島一郎:19点のダメージ。厳しい……!
屋久島一郎:「ゴッ……ブッ!!」
屋久島一郎:「いいぞ……動きは素人だが」
屋久島一郎:「“重さ”は及第だ……貴様も……喰らってやるとするか……!」
石蕗条一:「どこまでこいつの”ファンクション”を引き出せるか・・・俺もまだ、試してる最中なんだ。相手になってもらおうか」
屋久島一郎:「試し撃ちのまま、死ね!」
GM:クリンナップ!屋久島に邪毒12ダメージ……苦しい!
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
  飛騨

  10m

石蕗 棕櫚小路
久我 シュテルン
  屋久島
GM:セットアップ。
GM:屋久島は《先陣の火》が終了。行動値6に戻ります。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:なし
飛騨七瀬:《虚無の城壁》。ガード値+12。
石蕗条一:なーし
屋久島一郎:《扇動の香り》。対象は……
屋久島一郎:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2

屋久島一郎:棕櫚小路を狙います。ラウンド中、棕櫚小路を含む攻撃にダイス+5個。
棕櫚小路群雲:なし!
久我瞠:なーし
GM:最初の手番は行動値11、久我!
久我瞠:待機
GM:では行動値10のシュテルン
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:最後の侵蝕する悪意を使用
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:憎悪:飛騨
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:グレネードランチャー 《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:飛騨を攻撃
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:おっと
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ついでだ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:《フラットシフト》を組み合わせよう
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:侵蝕値0
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:12dx7-1
DoubleCross : (12R10-1[7]) → 10[2,3,4,5,5,6,6,6,7,7,9,9]+10[2,3,7,9]+10[3,10]+6[6]-1 → 35

飛騨七瀬:《魔人の盾》。多分ここで使って問題無いだろう……!
GM:ダメージをどうぞ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:4d10+9
DoubleCross : (4D10+9) → 25[5,2,9,9]+9 → 34

飛騨七瀬:ガード装甲20点+《魔人の盾》で20点軽減。
飛騨七瀬:ダメージ0。憎悪は喰らいます。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「防いだか…まあいい。君に自殺する自由をあげよう」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「人は皆、自分のことを許すことはできない…」
飛騨七瀬:「……意味のわかんない技術ねー……」
飛騨七瀬:「加減が効かないのは……困るわねぇ……!」
GM:行動値10、飛騨!
飛騨七瀬:《ダークマター》《猛毒の雫》!
飛騨七瀬:《コンセントレイト:ソラリス》《罪人の枷》《瞬速の刃》。自分を攻撃!
飛騨七瀬:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,5,5,5,7,7,9,10]+10[1,6,9,10]+10[2,10]+10[7]+2[2]+4 → 46

飛騨七瀬:ゲーッ、なんでこんな出目が……
飛騨七瀬:頑張って防ぎたいところ
飛騨七瀬:5d10+8
DoubleCross : (5D10+8) → 30[6,10,1,3,10]+8 → 38

飛騨七瀬:18点ダメージ。こっちに温存しとけばよかった……!
石蕗条一:いい出目だ!
久我瞠:憎悪恐い
GM:邪毒LV4、達成値-6が付与された!しかもダメージも受けており危険!
飛騨七瀬:「くっ……。っ……!」
飛騨七瀬:「確かに……なるほど?」
飛騨七瀬:「ステイト・オブ・グレイス……オーヴァードのテロリスト……」
飛騨七瀬:「案件、先に回すべきだったかしらねー……。“孟偉殺し”で『逮捕』しておくべきだった」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「テロリスト?失礼な、私はまっとうな研究者だよ」
屋久島一郎:「馬鹿げた組織に身を置いて、今更言い訳か?聞き苦しいぞ」
屋久島一郎:「上の思惑など知らぬが、所詮SOGも、情報屋も……」
屋久島一郎:「コソコソと小賢しく立ちまわるだけの、くだらぬクズだ。滅んで構わん」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ハハハッ!!そちらの事情は私も知ったことではないからねえ!!降りかかった火の粉は払うだけだねえ!!」
GM:手番は行動値9。石蕗です。
棕櫚小路群雲:このイニシアチブで
棕櫚小路群雲:一応BCスーツを脱いでおこう。
棕櫚小路群雲:これで屋久島より先に行動できる!
石蕗条一:「・・・・気に入らねえな。テメーらは・・・等価交換を無視した。無関係な奴を、無関係な理屈で」
石蕗条一:攻撃対象は飛騨ですね。
石蕗条一:屋久島には当たらない恐れがある。拳銃で撃ちます。
石蕗条一:《コンセントレイト:モルフェウス》&《カスタマイズ》&《クリスタライズ》。で、狙います。
GM:どうぞ!
石蕗条一:102→110
石蕗条一:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,5,6,7,8,8,8,10]+10[1,3,4,4,10]+10[9]+1[1] → 31

飛騨七瀬:ガード!ダメージをどうぞ!
石蕗条一:あ、拳銃なので命中-1。達成値30です。ダメージは変わらないけれど。
石蕗条一:4d10+15
DoubleCross : (4D10+15) → 26[10,5,10,1]+15 → 41

石蕗条一:装甲無視です。
GM:グワーッ!それは……ダメだ!
石蕗条一:「・・・・こういうのは・・・どうだ。水破。兵破」
石蕗条一:弾丸が途中で矢に変わる!装甲を貫いて突き刺さります。
飛騨七瀬:「う……ッ……」
飛騨七瀬:飛騨七瀬が膝を……突く!
屋久島一郎:「倒れるな」
屋久島一郎:瞬間、屋久島が拳を振り、飛沫を飛ばす。《奇跡の雫》
屋久島一郎:「見苦しいぞ」
飛騨七瀬:「はーっ……くそっ、現場から離れすぎたかしらー……?」
石蕗条一:「・・・テメーらは俺の主義に反する。よって俺が”ペナルティ”を与える」 解放暴走中ゆえの、悠々としたリロードだ。
飛騨七瀬:「仕方ない……脳ごと、消させてもらうわー……あなた達の記憶」
飛騨七瀬:ふらふらと構え直す!ピンチなのは変わらず!
GM:そして手番は行動値6!棕櫚小路!
石蕗条一:やっちまえーっ
久我瞠:殺せー
棕櫚小路群雲:ウオオオオ
棕櫚小路群雲:「……う」
棕櫚小路群雲:ようやくフラフラと目をさます。
棕櫚小路群雲:「よ、よくも…やってくれたな…くそっ公務員のくせに!」
棕櫚小路群雲:マイナーでジェネシフト!
棕櫚小路群雲:1d10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 9[9]+98 → 107

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:やれー
屋久島一郎:「横から喚き散らすな……ゴミめ!」
屋久島一郎:「俺が『ゴミ』と認識している間が幸運だぞ――蹴り散らされない事だけ祈りながら、うずくまっていろ」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「もういっぺん言ってみろ」
棕櫚小路群雲:「今、ボクの事を何て言った!お前!!」
屋久島一郎:「ゴミだ」
屋久島一郎:「技を奮うに値しない」
棕櫚小路群雲:メジャーで《プレディクション》+《マルチウェポン》+《ヴァリアブルウェポン》+《腐食の指先》+《オーバードーズ》
棕櫚小路群雲:ガシャン!!
棕櫚小路群雲:両腕に、大型の釘撃ち銃のような武器を抜き、構える!
棕櫚小路群雲:使用武器はフルオートショットガン×4+ショットガン1!
棕櫚小路群雲:4dx-5
DoubleCross : (4R10-5[10]) → 6[1,4,5,6]-5 → 1

棕櫚小路群雲:あぶねえ!回避は不可!
GM:達成値は1ですが、ファンブルではないですねェー
棕櫚小路群雲:対象は屋久島!
屋久島一郎:ガード……とはいってもガード値は全くありません。
屋久島一郎:ダメージをどうぞ。
棕櫚小路群雲:「――ッうううあああああああ!!!」
棕櫚小路群雲:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 8[8]+47 → 55

棕櫚小路群雲:大量の釘状に生成された爆薬が屋久島に突き刺さる!
GM:ゴ ッ バ オ ン ! !
屋久島一郎:「!!!!」
棕櫚小路群雲:「一発一発は…カスみたいな威力でも」
棕櫚小路群雲:「まとめてならどうだッ!!」
屋久島一郎:裏路地を横薙ぎにぶっ飛び、配管を砕きめり込む!首が異様な方向に捩れる!
屋久島一郎:「な……ん……だ、と……!!」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「わ、わあ…!」
飛騨七瀬:「自分が……言ったそばから……」
飛騨七瀬:「けれど」
棕櫚小路群雲:「き、効いたぞ!?石蕗!や、やった!?効いたぞ!?」
石蕗条一:「当たり前だ。テメーもオーヴァードならな。で、レッスン2だ・・・気を抜くなよ!」
棕櫚小路群雲:「へ?」
飛騨七瀬:《奇跡の雫》。屋久島を再生させます。
石蕗条一:「相手を粉々にして、二度と動かなくするまでな!」
飛騨七瀬:「――所属エージェント全員がソラリス能力者。それが……」
飛騨七瀬:「それが……ハイエイタス……!簡単に殺せるとは、思わないことねぇー……!」
屋久島一郎:「……ただの……」ガラガラと瓦礫を除けながら立ち上がる。
屋久島一郎:「“JCN殺し”の目眩まし……オーヴァードというだけで選んだ……」
屋久島一郎:「ボーッと突っ立っていた、取るに足らんガキ……」
屋久島一郎:ゴキリ、と首を直す。
棕櫚小路群雲:「あわわあわわわわわわ……」
屋久島一郎:「馬鹿が……大人しく一週間やそこらブチ込まれていた方が」
屋久島一郎:「死なずに済んだぞ……小僧」
棕櫚小路群雲:「ぞ、ゾゾゾ……ゾンビ!」
石蕗条一:「フツーのオーヴァードは2、3回死んだくらいじゃ死なないもんだ」
久我瞠:「ふつーはね」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「棕櫚小路君。君もさっき生き返っていたからねえ」
棕櫚小路群雲:「ヒッ!?ヒィイーッ!?ぞ、ゾンビだッアンデッドだッ!アウアウアウアウ……」
棕櫚小路群雲:まるで周囲の声が聞こえていない。
GM:手番は屋久島!
屋久島一郎:《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》《アドレナリン》《紅蓮の衣》《クロスバースト》《オーバードーズ》!
屋久島一郎:「くたばれ」
屋久島一郎:あ、そうだ《ポイズンフォッグ》も残ってました。これも入れて範囲攻撃だ!
屋久島一郎:16dx7+5
DoubleCross : (16R10+5[7]) → 10[3,3,4,4,4,5,5,6,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,2,6,7,9,9,10]+6[2,3,3,6]+5 → 31

石蕗条一:暴走中でした。リア不
棕櫚小路群雲:一応回避!
屋久島一郎:対象はPC全員ですね。リアクションをどうぞ。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:リア不
棕櫚小路群雲:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[3,4,7,7]+1 → 8

久我瞠:ガード
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ガードは危険だ
GM:そう、ガードすると逆にダメージが跳ね上がるぞ
久我瞠:《紅蓮の衣》か!
久我瞠:じゃあ頑張る ドッジ
GM:受けると危険なソラリス拳法
久我瞠:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[3,4,7,9,9]+1 → 10

屋久島一郎:4d10+32
DoubleCross : (4D10+32) → 24[9,8,6,1]+32 → 56

屋久島一郎:装甲値は-20で算出、シーン中-10で持続!
石蕗条一:屋久島に 執着/憤懣○でとって、即昇華!蘇生!
棕櫚小路群雲:屋久島にロイス取得&復活!
久我瞠:棕櫚小路くんのロイスを切って復活しよう。こいつはクズじゃなくなった
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ハイエイタスのロイスをてタイタス昇華して復活
屋久島一郎:二歩踏み込み、破裂するかのような熱反応の速さで拳を横薙ぎに振るう!
屋久島一郎:「まとめて、死ね!!」
屋久島一郎:ダ   ン !
棕櫚小路群雲:「ギャボォーッ!」
石蕗条一:「・・・・は! こんなネズミ花火で・・・吹き飛ぶかよ。阿呆が・・・!」 解放衝動ゆえの余裕直立。灼かれた端から錬成治療。
久我瞠:「ッ……!! あは! いい感じじゃんあんた!ああ痛い!!」血まみれ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「くふふふ、いいねえ。久しぶりに死ぬかもしれないと思ったよ」
棕櫚小路群雲:「く、くそぅ…ゾンビ人間め…もう一回爆破してやる……」
GM:2ラウンド目終了の前に、久我の手番!
屋久島一郎:「さあ、誰が立つ!小童ども!!」
屋久島一郎:「貴様らを、染みにしてやるぞ!!」
棕櫚小路群雲:「う…うう……怖い……けど……」
棕櫚小路群雲:「今更怖気づいてられない……!チクショウ!」
久我瞠:マイナーで《斥力跳躍》
久我瞠:ふわっと飛んで飛騨のエンゲージに移動
久我瞠:メジャーで接敵
  飛騨
  久我

  10m

 棕櫚小路
石蕗 シュテルン
  屋久島
久我瞠:「……すっごい悔しいところだけどあのおっさんに攻撃当てられそうにないし」
久我瞠:「君の方にするね」
久我瞠:以上で
飛騨七瀬:「この守りを」
飛騨七瀬:「抜けると思って―?……」
久我瞠:「やってみないとわかんないね」
GM:終了。敵2人は邪毒で12ダメージを受けます。
GM:《奇跡の雫》は回復量が心もとないので……
GM:----
GM:第三ラウンド
GM:----
  飛騨
  久我

  10m

 棕櫚小路
石蕗 シュテルン
  屋久島
飛騨七瀬:《虚無の城壁》。
石蕗条一:なし!
屋久島一郎:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3

屋久島一郎:久我は射程外なので振り直し。
屋久島一郎:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2

屋久島一郎:棕櫚小路に《扇動の香り》。
棕櫚小路群雲:なし!
久我瞠:なし
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:なし
GM:攻撃は久我さんから。どうぞ。
久我瞠:がんばろう
棕櫚小路群雲:やっちめえ!!
久我瞠:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》
久我瞠:シュッツのロイスを切ります
久我瞠:あのおっさんはヤバイ
久我瞠:ダイス+10
石蕗条一:KiLL!
久我瞠:20dx7 対象飛騨
DoubleCross : (20R10[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,4,5,6,6,6,6,6,6,6,7,7,9,9,9]+10[3,4,4,10,10]+10[2,9]+4[4] → 34

久我瞠:微妙だなあ
飛騨七瀬:ガード力には自信がある!《虚無の城壁》の力でガード!
久我瞠:4d10+13 装甲有効
DoubleCross : (4D10+13) → 27[9,1,8,9]+13 → 40

GM:あっ全然ダメだ!
GM:ガード装甲値は20!残りHPは3なので……
GM:極限貫通!倒れます!
石蕗条一:邪毒とのダメージに耐えきれるかーっ
久我瞠:「………」ナイフで貫く。躊躇なく心臓を狙う
飛騨七瀬:「……っ!!」
飛騨七瀬:「……し、信じられないわねー……」
飛騨七瀬:「ただの学生じゃ、なかったの……?」
久我瞠:「……あはは」心臓に突き刺したままグリグリする
飛騨七瀬:よろめく。外見からはほとんど分からない、小さな傷だが、
飛騨七瀬:ドクドクと血が流れ出している。壁を伝って、血の帯が流れる。
棕櫚小路群雲:「わ、わあーっ!」
飛騨七瀬:「……し、信じられない……」
久我瞠:「ブロークンラズベリーの真似してみたんだ。どうだった? あは」
飛騨七瀬:「ちょっとかっこいい子かなー……って、…………思ったのに……」
久我瞠:「面白いことしてくれたね」ナイフを引き抜く
棕櫚小路群雲:「久我!こ、殺すのはやめといてくれよ!?」
石蕗条一:「いや。棕櫚小路。あれはあいつの権利だ。あいつが“リターン”を受け取る権利がある」
棕櫚小路群雲:「え…で、でも……」
久我瞠:ミンチにする作業に入っていいですか!
久我瞠:ダメならおとなしくします。
GM:そうですね。
GM:ここで久我瞠の固有能力を皆さんにも公開します。
GM:久我くんは、既に倒した敵、またはデータを持たないエキストラであれば
GM:自由に殺害シーンを設けて、いつでも、殺害することができます。
GM:今回は戦闘中なのでシーンは分かれませんが、
GM:このようなシチュエーションでも当然プレイヤーが望めば殺害自由です。
棕櫚小路群雲:「話も聞かなきゃいけないし…それにこいつらは、じ、実行犯ってだけで……」
石蕗条一:「気に入らなきゃ、次はお前があいつより先に相手を殺せるレベルまで強くなることだ」
棕櫚小路群雲:「……そんな」
石蕗条一:「別に、久我を倒してお前があいつを殺す権利を得てもいいんだぜ。もっとも・・・」
石蕗条一:「いまは自分の身の安全を確保した方がいいだろ? なあ、シュッツ・・・!」
屋久島一郎:「……」ゴキッ
棕櫚小路群雲:「ううっ……!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まあ、そうだねえ。こういう世界もあるということだよ。棕櫚小路君。」
  久我

  10m

 棕櫚小路
石蕗 シュテルン
  屋久島
GM:手番は行動値10。シュテルン。
久我瞠:ではこちらはミンチにする作業に入ります
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ああ、素材としてキレイに残しておいてくれれば彼女の死も無駄にならないからねえ。頼むよ。」
久我瞠:「……」話など耳に入らぬ
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「あー、望み薄かな」
棕櫚小路群雲:「あ…あう……ッ」
石蕗条一:「あいつはそれに相応しい“リスク”を犯した。罪のない人間に罪を着せる。他人を殺す」
石蕗条一:「いま、それをかなり安い支払いで購っている。俺の師匠だったら・・・ま、殺すなんて優しさは見せなかっただろうな」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「残りは君だけだよ若いの」
屋久島一郎:「残り?残りは貴様らの方だ」
棕櫚小路群雲:「あ、アンタも!助けにいってやらないのかよ!?」
屋久島一郎:「所詮、死んだ人間は戻らん。感傷を吐くつもりもないが……」
屋久島一郎:「食い散らかしてくれる!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》 暴走剣で攻撃
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:12dx7-3
DoubleCross : (12R10-3[7]) → 10[1,2,3,3,3,5,6,7,8,8,9,10]+10[1,3,4,7,10]+10[3,10]+6[6]-3 → 33

屋久島一郎:空気が破裂するかのような急速移動。
屋久島一郎:《リフレックス:ソラリス》《アドレナリン》。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:微妙か
屋久島一郎:16dx8+5
DoubleCross : (16R10+5[8]) → 10[1,2,3,4,4,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,10]+10[2,2,4,8,8,8,9]+10[3,5,10,10]+10[2,9]+7[7]+5 → 52

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:おう ヨケラレタ
棕櫚小路群雲:ウゲエーッ!
石蕗条一:強いぜ!
屋久島一郎:「クハッ!!」
屋久島一郎:「――鈍い!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「中々やりおる!!」
屋久島一郎:「……」避けたその動きのまま、シュテルンの頭部へと拳を振りかぶる!その瞬間……
GM:行動値9、石蕗の手番!
石蕗条一:ここはタイタスアタックも噛ませよう。残りロイス4で縮こまるのは130点キャラのやることじゃない!
石蕗条一:クラスメートをタイタス昇華。ダイスを+10して攻撃します。
石蕗条一:マイナーでようやく暴走解除。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》&《カスタマイズ》&《クリスタライズ》。
石蕗条一:110→118
石蕗条一:23dx7
DoubleCross : (23R10[7]) → 10[1,3,4,4,4,5,5,6,6,6,6,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,3,3,5,5,6,9]+1[1] → 21

石蕗条一:タイタスの意味なしw
GM:こりゃあ無残
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:うげえ
屋久島一郎:16dx8+5
DoubleCross : (16R10+5[8]) → 10[1,2,3,4,4,4,5,5,6,6,6,7,7,10,10,10]+6[3,3,6]+5 → 21

屋久島一郎:《リフレックス:ソラリス》《アドレナリン》で同値回避……!
石蕗条一:ここはもう一個タイタス!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:同値
棕櫚小路群雲:ワウ!!
石蕗条一:JCNのロイスをタイタス化し、達成値を増やします。
石蕗条一:1d10+21
DoubleCross : (1D10+21) → 10[10]+21 → 31

屋久島一郎:そのダメージは……
屋久島一郎:耐えられません!落ちる!!
石蕗条一:まだダメージは出してませんよ・・・
石蕗条一:もっとも、確実にこれより高くなるんですけどねェーッ!
GM:あ、本当だww
石蕗条一:4d10+31
DoubleCross : (4D10+31) → 27[7,4,7,9]+31 → 58

棕櫚小路群雲:ヒィーッ!
GM:ますます無理!
屋久島一郎:残りHPは8。装甲無視なのでそのまま喰らいます。
石蕗条一:「・・・・展開。リリース」 空間を歪曲させ、座標それ自体を足場に跳躍!
石蕗条一:回転しながら、大質量の剣を歪曲とともに叩き込みました。
屋久島一郎:「チィッ!」飛びかかった攻撃の瞬間、予想外のインタラプトを受ける!
屋久島一郎:「……ッ!ガ………ッッッ!!」
屋久島一郎:           ――ズシャ!!
屋久島一郎:「……キッ、ごときが……ッ!」
GM:上半身と下半身が分断されている。だが、それでも生命活動ができる……
GM:それが彼らの生命力。オーヴァードなのだ。
石蕗条一:「世界を・・・・敵に回す覚悟はあったか? 本当に? テメーが?」
屋久島一郎:「……」しかし、もはや復活エフェクトはなし。戦闘終了です。
棕櫚小路群雲:「そ…そいつも殺すのか…石蕗……」
棕櫚小路群雲:「な、なあ……」
石蕗条一:「まさか。俺はそこまで優しくない。・・・・・・・インタビューだ」
棕櫚小路群雲:「……!そうか……」
石蕗条一:「・・・・・・・・・お前、甘すぎだ。いつかヤバイことになるぜ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まあ、殺さないってのも悪いことではないからねえ」
GM:----

【Backtrack】

GM:バックトラックに入ります。
GM:今回登場したEロイスは1つ。
【“雪ぎ白穂”】
"否定の壁"
GM:2つ分振ることができます。
棕櫚小路群雲:振る!!
石蕗条一:振ります!
久我瞠:ひゃはー振るぜー
棕櫚小路群雲:121-2d10
DoubleCross : (121-2D10) → 121-15[9,6] → 106

石蕗条一:118-2d10
DoubleCross : (118-2D10) → 118-4[3,1] → 114

久我瞠:130-2d10
DoubleCross : (130-2D10) → 130-14[7,7] → 116

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:131-2d10
DoubleCross : (131-2D10) → 131-17[7,10] → 114

石蕗条一:低いw でも一倍ぶりを試すとき。
GM:大丈夫なのでしょうか……?
石蕗条一:いや、2倍ぶりにしよう・・・
石蕗条一:114-6d10
DoubleCross : (114-6D10) → 114-45[9,6,10,10,3,7] → 69

石蕗条一:戻りすぎィ!
GM:無用なアドバイスをしてしまったw
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:114-5d10
DoubleCross : (114-5D10) → 114-24[2,3,5,10,4] → 90

シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:一倍で帰還
棕櫚小路群雲:安定の1倍!
棕櫚小路群雲:106-4d10
DoubleCross : (106-4D10) → 106-26[5,9,8,4] → 80

久我瞠:7d10-116 一倍振り生還者でダイス+3
DoubleCross : (7D10-116) → 38[3,7,8,5,7,2,6]-116 → -78

石蕗条一:経験値3点! ガッチャ!
棕櫚小路群雲:一倍で帰還!
棕櫚小路群雲:経験値5点!カッツェ!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:5点だぞ ド新人
久我瞠:5てん
GM:経験点にも理由があるかもしれないじゃないッスか
GM:シナリオ達成点は8点とします。で、いつもの4点とEロイスの2点
GM:Dロイスは飛騨七瀬と屋久島一郎の"記憶探索者"。計2点。
GM:基本点は16点となりますので、ここに侵蝕経験点を足します。
石蕗条一:19点デース!
棕櫚小路群雲:イエーイ!
棕櫚小路群雲:21!
久我瞠:21点!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:21点
ロケットさん:19点
モヤイさん:21点
鳩子さん:21点
ぽぽさん:21点
(珪素):27点
GM:以上です。エンディングを後日に回し、本日の行程は終了!
GM:お疲れ様でした!
棕櫚小路群雲:イエース!お疲れ様でした!
久我瞠:お疲れ様でしたー!!
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:お疲れ様でした お休みなさい
石蕗条一:お疲れ様でしたー!

【Masterscene/04】

GM:----
GM:新市街――G警察署
GM:----
GM:時刻は夜。それでも何人かの職員が残っているべきこの時間帯に――人影は2つしかない。
GM:署長デスクの上に、足を組んで座る女性の影。手元の通信端末は、警察のものではない。
遠野玲子:「……」
遠野玲子:「……。通信途絶。2人ともやられちゃったかな。ね?」
木崎浅彦:「あの2人を上回る――オーヴァード能力者が存在したと?」
遠野玲子:「ふふふ、そういう事かな。いやー参った参った!」
GM:『署長』――遠野玲子はデスクから降り立って数歩進み、モニタに向かい続ける青年へと振り向く。
遠野玲子:「失敗しちゃった!」
遠野玲子:「ごめんね」
木崎浅彦:(…………………)
木崎浅彦:「……。至急対応を行いましょう。対象候補を絞り込み、“指名手配”を行えるようにします」
木崎浅彦:「各署への手配を直接操作すれば、15時間程で完了します」
遠野玲子:「いーや……いい。それはいい」背を向けたまま、気怠げに手を振る。
遠野玲子:「そういう事したらさ……。そいつら、私達相手に戦うしかなくなっちゃう」
遠野玲子:「勝てるとは限らないじゃない」
木崎浅彦:作業に取り掛かろうとしていた手を瞬時に止める。まるで機械じみた切り替えだ。
木崎浅彦:「今回の『攻撃』を行なったことで、無秩序に存在していた情報屋の数は、ある程度絞り込めたといえます」
木崎浅彦:「……戦果としては……やはり、失敗ですが」
遠野玲子:「苦しいよねぇ。けれど、まあ……いいよいいよ」
遠野玲子:「本来のやり方で行く。ここからは……じっくりと」
遠野玲子:「部隊を使い潰したとしても――“始まりのアーティファクト”の情報は絶対に、破棄しないといけない」

【Ending/01】

GM:----
GM:石蕗くんのエンディングを行います。
GM:----
GM:旧市街――鬼灯家
GM:----
GM:死亡した鬼灯更沙の家。新築の高層マンションの一室だが……錬金術師に解除できないセキュリティではない。
GM:高台に埋もれるように聳えるマンションからは、新市街を一望できる。あの探偵の事務所と似た景色だ。
石蕗条一:「プログラムの偽造は専門外だが・・・時間さえあれば、民間セキュリティくらいはな・・・」
石蕗条一:偽造カードキーで侵入!
GM:  ピン!
GM:部屋のセキュリティも通過できた。ある種の経験が役立つ日というのも来る。
GM:この時間に家族の在宅はないというのも確認済みだ。702――鬼灯更沙の部屋へと入る。
石蕗条一:「さて、いくらなんでも情報をそのまま残しておくはずはないと思うが、何か見つかるか・・・」素早く侵入だ。
GM:例えば、電子的な形で情報が残っている事はあり得ないだろう。
GM:警察が――正確には“警察を装った”連中が、既に捜索を完了しているはずだ。
GM:だが、鬼灯更沙の自室に踏み入った石蕗の目を引くものがあった。……石蕗だけに。
石蕗条一:「・・・・あン?」
GM:――壁に掛けられた、四角い3色のコースター。白と青、褐色。
石蕗条一:「・・・・・! 変化の三色か? だが、黒じゃなくて・・・青」
石蕗条一:こいつを調べてみよう!
GM:そう、その一色だけが違う……が、心当たりはあるかもしれない。
GM:――今提示できる情報は3つ。“褐”。“白”。“蒼”。
石蕗条一:「無意味とは思えない・・・・アーティファクト。“色”か・・・・」
GM:どの色を最初に調べたいと思ったか……仮に、その情報の力が本物だったというなら
GM:既にあの時『読みきって』いた筈だ。もしも何かメッセージを隠しているとしたら……
石蕗条一:一番気になる“白”から見てみます。
GM:では手に取った瞬間分かるでしょう。ただのコースターの材質構成ではない。
GM:中に何かを仕込んでいる。錬金術師――もしくはモルフェウス、と呼ばれる者でしかわからない。
石蕗条一:「・・・・手が込んでやがる」
GM:記録媒体とすれば、サイズから考えても電子的な媒体でしょう。
GM:すぐそこのPCで再生する事も可能なはずです。
石蕗条一:「罠の可能性もあるが」 躊躇なし!
石蕗条一:どうせ情報では劣った身だ。容赦なく再生する!
GM:モニタがメッセージを映す。
GM:           ――ガリッ!
JCN:――あたしは生きている。
JCN:――また会おう。おやすみ。
GM: ガリッ……ギギン!バヂッ!
GM:PCのシステムごと巻き込んで、データは消去される。
石蕗条一:「・・・・・・だろーな」
GM:メッセージの日付は……つい、今朝だった。鬼灯更紗が死亡した『後』に残されたメッセージ。
石蕗条一:「少し安心したぜ。情報収集に関しちゃ、当てにはなるってことがわかった・・・」
石蕗条一:念のため、ほかの色のコースターも窃盗していきたい。
GM:勿論それらには何も仕込まれてはいませんが、いいでしょう。
GM:何か役に立つ時が来るかもしれません。
石蕗条一:コースターがひとつだけ失われているより、ぜんぶ無い方が自然だ!
GM:“JCN”は、情報消去のために外部から現れたUGN――ハイエイタスの追求を逃れるべく、『死んだ』。
GM:それが見た目通りの意味でないことを知っている人間は少ない……今は。
石蕗条一:ちなみに、次回でこのコネをコネ:ハッカーとして常備化したいのですが、可能ですか?
GM:いいでしょう。コンタクトが取れるシチュエーションであれば、活用できます。
石蕗条一:了解です。では、迅速に引き上げましょう。
GM:――そして石蕗はそれを利用することすらをも躊躇しない。
GM:“アーティファクト”の破壊。目的はJCNの『前回のクライアント』……“フライデイ”。
GM:----
GM:エンディングを終了します。
石蕗条一:押忍!お疲れでした!

【Ending/02】

GM:----
GM:新市街――ミュンヒハウゼン邸
GM:----
GM:ハイエイタスのエージェントの内、女性警官……飛騨七瀬は本物の殺人鬼の凶刃に倒れた。
GM:だが、もう一人――屋久島一郎と名乗る男はどうなったか?
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:手術台を用意して鼻歌を歌いながら解剖準備を始めよう
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「な、なあ、爺さん。こいつを……殺すのか?」
屋久島一郎:「……」不機嫌そうに目を閉じている。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「そうだねえ、科学の発展には犠牲がつきものだということは君にもわかるだろう。棕櫚小路君」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「安心したまえ。無駄に苦痛を与えたりするのは趣味ではないからねえ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「彼の命で新たなる発見があればそれは未来にとって良いことだからねえ」
屋久島一郎:「テロリストの科学発展にか?バカめ。文明を破壊するしか能のない連中が」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「それは見解の相違というものだねえ。君たちだって見方を変えればテロリストと何ら変わりないだろう。人の記憶をいいように操って。都合が悪ければ殺す。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「何が違うのかな?」
屋久島一郎:「ほざいていろ……それを正しいと盲信するなら、言葉に意味はあるまい」
屋久島一郎:「互いにな!」
棕櫚小路群雲:「……っ……警察のじいさん!アンタはそれでいいのかよぉ!」
棕櫚小路群雲:「殺されそうなんだぞあんた!もっと、こう…なんか無いのかよ!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ビシッっと人差し指を立てて振る。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「棕櫚小路君。君も選ばれた側の人間ならそのへんは理解できるのではないかな」
棕櫚小路群雲:「理解できる…わけないだろ……な、なんでそんな、理屈で人をバラバラに、したり、出来るんだ……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「そうか…ふむ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「では聞こう棕櫚小路君。彼は君を殺そうとした。その彼を君はどうしたいのだね?」
棕櫚小路群雲:「……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「私はSOGの主流派ではないが、SOG的に言えば君は選ばれた人間だ。選ばれた人間には義務と責任が生じる。」
棕櫚小路群雲:「警察のじいさん。アンタ、この街で警察が何をしようとしてるか、知ってるのか?」
棕櫚小路群雲:「ボクはまずそれが聞きたい。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「なるほど…まず聞くか。いい姿勢だ。」
屋久島一郎:「……聞いてどうする?そっちのジジイはどの道興味もなかろう。『科学』とやらが優先だ」
屋久島一郎:「お前にしたところで……所詮、何もできまい」
棕櫚小路群雲:「いいから答えろよッ!出来るかどうかなんて、やってみないで分かるもんか!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んふふ、確かに君には興味はない。が、棕櫚小路君の考えには俄然興味がわいてきたね」
屋久島一郎:「答えると……思うのか?」
屋久島一郎:「いや、違うな……『答えられると』思うのか、お前は」
屋久島一郎:「俺達の部隊は『記憶処理』こそが本領だ」
棕櫚小路群雲:「なんだって…?」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んふふ、なるほどねえ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「随分としっかりした組織だ」
屋久島一郎:「短期間での度重なる戦闘不能、あるいはジャーム化に伴う『ある一定の侵蝕率上昇』――」
屋久島一郎:「そいつがトリガーの一つだ。もっとも、次以降『生け捕り』を試みたところで無駄なところだがな」
屋久島一郎:「そして……今、俺が覚えている情報は……」
屋久島一郎:「……」
屋久島一郎:「……?」初めて表情を崩します。困惑の表情。
屋久島一郎:「――どういう事だ? UGN……処理部隊……こんな事まで……記憶できているはずが……」
棕櫚小路群雲:「……!おい!どこまで覚えてるんだ!答えろ!」
屋久島一郎:「待て、小僧!……ッ、どういうことだ、これは……!」
棕櫚小路群雲:「1人で困惑するなーッ!!」
屋久島一郎:「……。そもそも……UGNの作戦行動で――裏社会のオーヴァードといえど、先制攻撃による殺害任務……こんな例が、あったか……?」
棕櫚小路群雲:「……?」
屋久島一郎:「……小僧。答えろ。何かこの街には……あるのか」
屋久島一郎:「絶対的に消去しなければならない……レネゲイドに関わる再優先目標、が」
棕櫚小路群雲:「何か……?別に……先生によるとこの街はレネゲイドウィルスの感染率が高いとか……言ってたけど……」
棕櫚小路群雲:「あっ」
棕櫚小路群雲:「もしかして、あの…アレか?石蕗の言っていた……」
屋久島一郎:「所属組織すらもロックされていないというのに……その先は覚えていない。何故、俺達はこの街に来た?」
棕櫚小路群雲:「アーティ…ファクト……?」
棕櫚小路群雲:「……ていうか…おい、もしかして」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ほう、噂程度に捉えていましたが、信憑性が跳ね上がりましたねえ」
棕櫚小路群雲:「アンタも……記憶をいじられてたんじゃないのか?」
棕櫚小路群雲:「さっきからおかしいぞ……話も、態度も」
屋久島一郎:「……。どうだろうな。知っていたとしても、もはや答えてやることはできんがな……!」
屋久島一郎:「自動記憶消去の発動と、元々の記憶操作……その区別など不可能だ」
棕櫚小路群雲:「……」
屋久島一郎:「だが確実な事は、俺の記憶は『目的』のレベルから先を消去された。先の敗北の時点でな」
棕櫚小路群雲:「つまり、もう、お前に答えられることは、何もない……のか?」
屋久島一郎:「そういう事になる。確かめてみるか?拷問でもするか?」
棕櫚小路群雲:「……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「意味のない苦痛に興味はないね」
棕櫚小路群雲:「ちょっと待ってろ、アンタも、シュテルンの爺さんも」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んふふ、待つとも」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:すごく嬉しそうだ
棕櫚小路群雲:と、手術室を出て、小型のトランクを持って、すぐに戻ってきます。
棕櫚小路群雲:ガタン、手術台にトランクを置く。
棕櫚小路群雲:「これは……この機械と」肩にかけた釘打ち機を指し示す。
棕櫚小路群雲:「この……警察の爺さんの代金だ。足りないって事は無いはずだぞ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:金額を確認する
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「確かに…、だが私は金にはさほど興味はない。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「しかしながら、棕櫚小路君。君は決断した。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「その決断には責任が伴うということを理解しているのかね?」
棕櫚小路群雲:「……責任なんてまだ分からない」
屋久島一郎:「おい、小僧!」
屋久島一郎:「何を考えている?俺を利用するつもりなら……そいつは、バカな考えだ」
棕櫚小路群雲:「黙ってろ!!」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「少し黙っていたまえ若造」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「選ばれた者には義務と責任が生じる」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「ノブレス・オブリージュというやつだねえ」
棕櫚小路群雲:「……ボクはここでこいつを見殺しにしたら、帰ってからも、この手術室の事を何度も思い出す事になる。きっとそうだ」
棕櫚小路群雲:「そんなのは嫌だ。後悔したくない。だから今の感情に従ってみる」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君はそこの素材の命を金で買うという。責任はわからないでは済まされない。私は彼にまた狙われるかもしれないのだ」
棕櫚小路群雲:「……その時はその時で、きっとなんとかするさ」
棕櫚小路群雲:「ボクは金持ちだ…いや、ボクは棕櫚小路群雲なのだから」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「…んふふ、いい。」
屋久島一郎:「……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君は中々素晴らしい」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「まだまだ未熟ではあるが、それこそが選ばれた人間の採るべき道だ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「弱者の命などは君が選択し選んでやればいい」
棕櫚小路群雲:「……」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「いいだろう、確かにその金額で彼を売り渡そう」
棕櫚小路群雲:「アンタとも、また会うかもしれないな」
棕櫚小路群雲:と、屋久島を連れて、手術室を出て行きます。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「棕櫚小路君。君さえよければウチの組織に入らないか?私は歓迎するぞ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:と後ろから声をかけます
棕櫚小路群雲:ピタッと止まって
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「君には個人的に興味がある。」
棕櫚小路群雲:「……先生やアンタにはすまないけど、断るよ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「そうか、残念だねえ。だがまあ困ったことがあればいつでも来てくれたまえ。」
棕櫚小路群雲:「選ばれた存在になんて、ボクはまだなってない」
棕櫚小路群雲:「これから、なってみせる」
棕櫚小路群雲:バタム、と部屋を出て行きます。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「んふふ、私には家族はいないが…。孫というものがいればああいう子が望ましいねえ」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:とコーヒーを淹れてルッキングチェアでくつろぎます。
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:「アーティファクトか、SOG的にどう動くのかは判らないが。これに手を出さないという事は有り得ないねえ。」
シュテルン・カッツェ・ミュンヒハウゼン:ということで孟偉に連絡をとって情報収集を依頼しておきます
GM:なるほど。孟偉も今回生き残ったので、アーティファクトの情報を次回までに集めてくれるでしょう。
GM:――選民組織、ステイト・オブ・グレイス。
GM:既存の倫理では『悪』とされる彼らもまた、このG市には息づいている。
GM:UGNからもFHからも、盤外に存在する男の一手が、勢力図を動かす一手となるか……
GM:それはまだ、誰にもわからない。
GM:----
GM:----
GM:新市街
GM:----
屋久島一郎:「……俺を始末しておくなら、今のうちだぞ」
屋久島一郎:「小僧。お前はこの拘束を解く権利も買った。だが、外した瞬間……」
屋久島一郎:「お前の頚骨がどうなるのかも、俺は保証できん」
棕櫚小路群雲:外しましょう。
棕櫚小路群雲:「……行けよ。」
屋久島一郎:「……」
棕櫚小路群雲:「どこへなり、行ってくれ」
屋久島一郎:「チッ」
棕櫚小路群雲:「ただし」
棕櫚小路群雲:「もう一度ボクや、ボクのクラスメイトや、学校に余計な事をするようなら」
棕櫚小路群雲:「その時は……容赦しないからな……!」
屋久島一郎:答えず、そのまま歩き出す。
屋久島一郎:背を向けたまま言う。
屋久島一郎:「ゴミと言ったことだけは」
屋久島一郎:「――訂正してやる。小僧」
棕櫚小路群雲:「……」
棕櫚小路群雲:「ハァーッ……」
棕櫚小路群雲:言ったのを見届けて、ずるずると門の柱によりかかってへたり込む。
棕櫚小路群雲:「なんで金持ちのボクが…こんな疲れなきゃいけないんだ……」
GM:ではパタパタと駆け寄る足音が。
メイドの春野さん:「坊ちゃま!」
メイドの春野さん:「坊ちゃま!坊ちゃま!大丈夫ですか!?」
棕櫚小路群雲:「!?」
棕櫚小路群雲:「は、春野さん!?」
メイドの春野さん:「そうですよ春野ですよ!もう、こんな格好になるまで……!」
棕櫚小路群雲:「や、やめろ!服をパタパタするなッ!」
メイドの春野さん:「心配だったんですよぉ」
棕櫚小路群雲:「……しなくていいって言ったのに…!」
棕櫚小路群雲:「でも…まあ、着替えは、役に立ったかも…かな……」
メイドの春野さん:「わ、私だって正直……こ、これで怒鳴りつけられなくて済むなとか、お掃除しなくていいかもとか」
メイドの春野さん:「最初……最初思ってたんですけど!でも、やっぱり!心配じゃないですか……!」
棕櫚小路群雲:「……」
メイドの春野さん:「お屋敷に坊ちゃまの姿だけなくて……電話も、普段じゃ考えられないくらい……必死で……」
棕櫚小路群雲:「分かった分かったよ。春野さん」
棕櫚小路群雲:「心配かけて悪かった……帰ろう。」
メイドの春野さん:「ええ、坊ちゃま」
メイドの春野さん:「あったかいお紅茶が入っていますよ」
棕櫚小路群雲:「フン、当然だ。それが女中の務めだからな」
棕櫚小路群雲:「……ぐすっ…」歩きながらちょっと涙ぐんでいる。
GM:――これまでの世界と日常を破壊するかのような、圧倒的な事件。
GM:その中で見せた棕櫚小路群雲の変化は、彼に、そして周囲に、何かをもたらすだろうか。
GM:『成長』と呼ぶには不確かすぎる一歩。だが、彼の物語もまた……この街の中で、動き始めていた。
GM:----
GM:エンディングを終了します。
棕櫚小路群雲:イエス!おつかれさまでしたー!

【Ending/03】

GM:----
GM:新市街――G市センター街 裏路地
GM:----
GM:夜の踏切の前に立つのは、この時間帯は久我程度しかいない。
GM:ほとんどの住民は表通りの踏切を使う。交通量の少ない……格好の路地だ。
GM:踏切の向こうには男が立っている。ハンチング帽に髭面の、痩せ型の男だ。
五十嵐修:「どうでしたか久我さん、犯人について、分かったことでも?」
久我瞠:「僕が犯人じゃないってことは証明したつもりだったんだけど、君のとこにはどう伝わってるのかな」
五十嵐修:「警察が“ブロークンラズベリー”の犯行を模倣した。そして情報屋を殺していた」
五十嵐修:「……俺だって、まあ情報屋の端くれですよ。この件に関しちゃ真偽の区別はつけられるつもりだ」
久我瞠:「そう。じゃあ僕は無罪だったってことでいい?」
五十嵐修:「俺は儲かりませんがね。このままじゃあ何の記事にはできねえ。相手がデカすぎる」
五十嵐修:「ってわけで、これからもせいぜい協力しましょうや。“ブロークンラズベリー”を追わせておけば、相手も尻尾を出すかもしれませんしねぇ」
久我瞠:「僕は結構感情で動くからさ、物事をちゃんと考えたりするの苦手なんだけどね、」
久我瞠:「君は僕を使って何かしたいの?」
久我瞠:「記事を書く以上のことがあったりする?」
五十嵐修:「は、まさか俺ごときが久我さんを利用して何かするとでも?」
五十嵐修:「残念ながら、俺はそういう大それた野望なんて持っちゃいない、つまらない男でね。……こうやって稼げれば、それでいいんですよ」
久我瞠:「ふーん。じゃあ今のところ信じておくよ」
五十嵐修:「――それに、久我さん」
五十嵐修:「“例のジャーム”。まだ……見つかってないんでしょう」
久我瞠:「………」ほとんど肯定の意味の沈黙
五十嵐修:「久我さんのお姉さんを殺した『そいつ』の正体は俺にもまだ分かりませんが、こうして総当りすれば、いずれ当たる」
五十嵐修:「俺が情報を集めて……久我さんが殺し、俺が隠蔽する。いいじゃないですか。よくできてる」
久我瞠:「……ははは。姉さんの話はやめてよ」
五十嵐修:「……そうっすね」
五十嵐修:「ま、しばらくは“ブロークンラズベリー”でいましょうよ、お互いに」
GM:ガタガタとうるさい音を立てて、電車が2人の間の線路を横切る。
久我瞠:「………」
久我瞠:では踏切が開かない内に立ち去ります。
GM:既に久我は背を向けている。そしてそのポケットに、着信を知らせる振動が響く。
久我瞠:「………はい」出る
GM:相手の名は――石蕗。知っている名だ。少なくとも、数日前から。
石蕗条一:「……俺だ。石蕗。ああ、その……久我……先輩、って呼んだ方がいいか?」
久我瞠:「なんでもいいよ。別に君の好きなように呼びなよ」
久我瞠:「で? なんの用? わざわざ電話掛けてくるほどの用事なのかな」
石蕗条一:「じゃあ、久我。 用事ってか、提案がある」
久我瞠:「提案?」
石蕗条一:「・・・・俺たちはこの街で、ほとんど孤立しているといってもいい。そう思わないか?」
久我瞠:「そうだね……後ろ盾がほとんど無い」
石蕗条一:「だが、他の連中に遅れをとりたくもない。・・・違うか? 俺はそう思ってる」
久我瞠:「遅れを取りたくないのは君だけかも。僕に追い求めるモノはないから」
久我瞠:「でも、舐められるのは嫌かな」
石蕗条一:「そうかもな。……だけど、どっちでもいい。提案するのは“同盟”だ。久我。俺たちの利害は、確実に衝突しない。・・・いまのところ」
石蕗条一:「俺は壊したいアーティファクトを壊す。アンタは殺したいやつを殺す。そのために手を組めると考えた」
久我瞠:「なるほどねー」
久我瞠:「……石蕗くんは信用できそうな人だし。いいよ。乗ってあげる」
石蕗条一:「……俺が信用できるって、それ、俺がこの手の駆け引き苦手だって意味か」
石蕗条一:「その通りだけどよ」
久我瞠:「あはは。僕も面倒な駆け引きは嫌いなんだよね」
石蕗条一:「なら、それでいい。この“同盟”には、もう一つ重要なポイントがある」
久我瞠:「なにかな?」
石蕗条一:「お互いの学校生活を守るってことだ。プライベートだろ?……棕櫚小路がもう少し慣れたら、あいつにも飲ませよう」
久我瞠:「学校生活ねえ。僕にとってはタダの暇つぶしなんだけど、いいよ。面白そうだし」
石蕗条一:「そうしてくれ。俺にはやるべきことがある。アンタが俺を殺しにこない限り、俺は“同盟”を破らないと誓おう」
石蕗条一:「話したいことってのは、以上だ」
久我瞠:「もしかして僕が君の事殺すと思ってたの?心外だね!あははは」
久我瞠:「世間で言われてるような無差別殺人鬼じゃないんだよね、僕」
久我瞠:「ま、とにかく。君の言いたいことはわかったよ」
石蕗条一:「・・・殺す相手に条件でもあるのか?」
石蕗条一:「いや、無意味な詮索だ。忘れてくれ」
久我瞠:「殺す相手はジャームだけって決めている」
石蕗条一:「……ジャームだけを?」
久我瞠:「うん。ジャームだけ。理由はそのうち教えてあげる」
石蕗条一:「……そのうち、な。そのときには、俺の事情もはなす必要があるかもしれない」
石蕗条一:「とにかく、対等だ。俺たちの“同盟”は。宜しく頼むぜ・・・」
石蕗条一:特に問題なければ通話終了の構え。
久我瞠:「了解。こちらこそよろしくねー」
久我瞠:では通話終了で
石蕗条一:了解!終了!
GM:錬金術師。殺人鬼。彼らは一人だけで戦えるだけの力はない――今はまだ。
GM:情報を集めるためには、絆が。絆を保つためには同盟が必要だ。
GM:そして……
久我瞠:「……あーあ。また、『戻って』きちゃった」
久我瞠:「いつになったら全部忘れられるんだろうね」
GM:----
GM:エンディングを終了します。

【Masterscene/05】

GM:----
GM:新市街――???
GM:----
GM:そして……この街の同盟は、彼らだけではない。
GM:ビルとビルの隙間。路地ですらない都市の間隙に、申し訳程度の資材が積まれている。
GM:所在を推し量る事すら不可能なこの場所には、5分ほど前から定期的なリズムが響く。
???:「……」カチッ
???:カチッ、カチッ、カチッ、カチッ
GM:フルフェイスヘルメットでその顔を隠した男は、手に拳銃を弄んでいる。
GM:撃鉄を起こし、鳴らす。苛立つ心を表すかのように、その行為をただ繰り返しているだけだ。
???:「……機嫌が悪そうだ、“フルフェイス”」
GM:廃材の隣に座ったのは、さらに奇妙な男。
GM:ビジネスマンのようなスーツ姿だが、その顔面は……まるで映画の殺人鬼めいた、ホッケーマスクで覆われている。
???:「どういう理由なのかを教えてもらえれば、アドバイスができるのだがな」
???:「……長期的なストレスは体に良くない。上手い解消法が必要だ」
“フルフェイス”:「うるせェぞ……“フライデイ”」
“フルフェイス”:「今日集めたのは、その話だ。結果次第で……俺のストレスとやらも解決するだろうよ」
GM:スーツの男のほうが、ふと顔を上げる。
“フライデイ”:「2人来たな。“バル・マスケ”は今日は来ないか?」
“フルフェイス”:「必要がないだけだ。……用があるのはお前だ、“ハロウィーン”」俯いたまま、押し殺した声で名を呼ぶ。
GM:ふわりとマントが翻り、降り立つ姿がある。
“ハロウィーン”:「うん」
“ハロウィーン”:「――なにか用?」
“フルフェイス”:「先日の“ブロークンラズベリー”の一件……お前、“イヤーバッシュ”を殺す必要はあったか?」
“フルフェイス”:「居合わせた『返り討ち組』2人もだ。分かるよな?俺が一番嫌いな、不必要な殺しだ……」
“ハロウィーン”:「……」
GM:カボチャマスクにマントの人物は、しばらくクルクルとその場を回っていたが、やがて答える。
“ハロウィーン”:「……うん。謝るよ。やりすぎちゃったな、えへへ……」
“ハロウィーン”:「ボク頭悪いからさっ、全部“ブロークンラズベリー”だと思っちゃったんだよね。ごめんごめん」
“フルフェイス”:「“バラクラバ”!お前がこいつをよこすからこうなるんだ!」
“フルフェイス”:「責任の一端はテメェにもある。分かってるな?」
“バラクラバ”:「――責任?責任だと?俺にはそいつが分からねぇな、ボス」
“バラクラバ”:「今回の件……“ハロウィーン”が3人殺したとしてだ。それで『仮面同盟』に不利益があったか?」
“バラクラバ”:「俺の世界じゃ、損失を被せる事が『責任』だ。そして今回の件の損失は……ゼロだ」
“バラクラバ”:「どのみち、あの場に“ブロークンラズベリー”は現れなかったわけだしな」
“ハロウィーン”:「えへへ、そうなんだよね」
“バラクラバ”:「それと、情報屋ネットワークには義理もある。俺が戦力を送らないわけにはいかねぇさ」
“フライデイ”:「“バラクラバ”の言う通りだ。情報屋ネットワークの連中の重要度はさらに上がった」
“フライデイ”:「……JCNが死んだ以上、彼らに繋がりを持つアドバンテージを逃すわけにはいかない」
“フルフェイス”:「……」
“フルフェイス”:「いいか、勝手な真似はするなよ、“ハロウィーン”。俺は無駄な殺しが嫌いだが……」
GM:    ――バキン!!
GM:鋭い音が、ビルの合間を突き抜ける。
GM:既に“ハロウィーン”は槍を薙ぎ終わっている。虚空じみた無色の白い槍。
GM:“フルフェイス”は背を向けたまま、『手』でその一撃を掴んで止めている。肘先を突き破るようにして生える、褐色の干からびた腕。
“ハロウィーン”:「ねぇ、なめないでよ。ボクを」
“フルフェイス”:「……」ギリ
“ハロウィーン”:「謝ったんだから、命令するな」
“ハロウィーン”:「……今、言おうとしたことを知ってるぞ。ボクの家族と……アーティファクトに手を出したら」
“ハロウィーン”:「殺す。誰でも全員殺す」
“バラクラバ”:「……『喧嘩』はやめろ。巻き込まれるとこっちが危ない」
GM:ホッケーマスクの男は顔を上げることすらなく、手帳をパラパラとめくり続けている。
“フライデイ”:「その通りだ。情報屋、蒐集家、脱走者――立場は色々とあるだろう」
“フライデイ”:「だが、私達が共有する『ひとつ』だけは忘れてはいけないな」
“フライデイ”:「『アーティファクトを集める』。その大目標を達成するまでは、私達は同盟のままだ」
“フライデイ”:「だから互いの顔も、立場も知らぬままでいい……。解散だ、“フルフェイス”」
“フルフェイス”:「……。チッ」
“フルフェイス”:「終わりだ。散れ」
GM:……そうして再び、どことも知れぬ場所から、素性も知らぬ怪人達が、街へと姿を溶けこませる。
GM:…………
GM:----
GM:そして……他の3人が去った後、残る1人が独りごちる。
“ハロウィーン”:「……あのアーティファクトは、後回しがいいかな」
“ハロウィーン”:「また近づける仕事が来るまでは、変な動きをしない方がいいもんね」
“ハロウィーン”:「それに石蕗くんなら、いつでも会える――」
GM:幼さすら残る口調。そしてマントの下から、硬く撒かれた一片の羊皮紙を取り出す。
“ハロウィーン”:「――“瑠璃色世界図”」
GM:それは他の『仮面同盟』すら知ることのないアーティファクト。
GM:その抽象じみた地図に示される、色とりどりの光点の意味を知るのは……
GM:“白”の槍の使い手。“ハロウィーン”だけだ。
“ハロウィーン”:「さーて」
“ハロウィーン”:「次はどのアーティファクトにしようかなっ」
GM:----
GM:【今回の謎】
GM:2-1:“JCN9000”を名乗る鬼灯更沙とは?
GM:2-2:情報屋狩り事件の真犯人とは?
GM:2-3:棕櫚小路群雲のレネゲイド能力とは?
GM:2-4:白い槍の“ハロウィーン”の正体とは?
GM:2-5:“ハロウィーン”は何故、囮作戦の場に現れたのか?
GM:2-6:情報屋狩りの目的とは?
GM:2-7:三角洋平の不穏な動きの真意とは?
GM:2-8:久我瞠の姉を殺したジャームはどこにいるのか?
GM:【解決した謎】
GM:1-4:連続殺人鬼、“ブロークンラズベリー”の正体とは?
→県立ひのき台高校副生徒会長、久我瞠。

GM:2-2:情報屋狩り事件の真犯人とは?
→G警察署を内部から乗っ取ったUGN記憶処理部隊、“ハイエイタス”。

GM:2-3:棕櫚小路群雲のレネゲイド能力とは?
→ささやかな雷管を具現化するだけの能力……今のところは。

GM:2-5:“ハロウィーン”は何故、囮作戦の場に現れたのか?
→“ハロウィーン”もまた、情報屋“バラクラバ”が差し向けた刺客だった。

GM:2-6:情報屋狩りの目的とは?
→何らかの『巨大な事件』の消去。それが目的。

GM:1-6:G市内にアーティファクトを狙う者が存在するのか?
→存在する。その名も『仮面同盟』。

GM:----
GM:街の謎を暴け。

二人目『vsJCN9000』 終

to be continued