DX3rd 大N市・第七地区『アンデッド・リバース・ライト』(GM:珪素)
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キャラシート
PC1 《キラマルス》バーシェス・D・ジェラルディエ
(キャラシート)(PL:白金)
PC2 《衣蛸》愛里アサヒ
(キャラシート)(PL:しろい)
PC3 《業炎烈火》不動一空
(キャラシート)(PL:MAO)
目次
プリプレイ
GM:それでは第七支部セッションがめちゃめちゃ大事件になったのでスピンオフやっちゃおうぜセッション、開始していきます。
GM:今回PCは全員同じ立場で事件に立ち向かってもらうため、PC番号などは厳密にはありませんけど
GM:一応応募順に自己紹介していただきましょうか。まずはバーシェスさんから。
バーシェスDジェラルディエ:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYw-rC-AIM
バーシェス・D・ジェラルディエ:はい! 第七支部一美しいエージェント バーシェス・D・ジェラルディエです。
GM:以前のお話で妙に見学室でキャラ設定が固まってしまって本当にそういうエージェントがいることになった
バーシェス・D・ジェラルディエ:見学室で生まれたイマージナリー同僚に生命を吹き込まれました!
バーシェス・D・ジェラルディエ:荒事ばかりの第七支部の中にあって、美しさを売りにする変わり種です。
GM:ガネシュさんのほうがモテそう
バーシェス・D・ジェラルディエ:ピュアエンハィなので、凄くキラキラしてるし、物理的に光る。一人称は美しいボクです。
バーシェス・D・ジェラルディエ:ガネシュさん?彼は美しいボクに言わせれば性格と気遣いだけが極まった男。純粋顔面暴力では美しいボクの方が美しいですよ、きっと。
GM:とにかくとんでもないナルシスト美形男ということだ
バーシェス・D・ジェラルディエ:ふふ、さしあたっては同僚たちの目を美しさで眩ませてあげましょう。
GM:たくさん同僚と仲良くしてね……
GM:第七支部拡張ブースター
バーシェス・D・ジェラルディエ:そして暴力支部に相応しい性能はピュアフラッシュゲイズと黒き明かりを主軸にした判定殺し!
バーシェス・D・ジェラルディエ:一気にダイス10個減らしたり、判定値を5下げたりできます。そこに感覚白兵をのせて、そこそこのアタッカーもできる!
GM:これは正直強い……!フラッシュゲイズならともかく黒き明かりは珍しい
バーシェス・D・ジェラルディエ:マスヴィもあるし無視できない火力。そして社会1のゴミカスですが、これをDロイス組織の助力でカバーしてます。
バーシェス・D・ジェラルディエ:1シナリオ3回までなら、第七支部でも屈指のミドル力を得るという事ですね!
GM:クセの強い奴に見えてなかなか隙のないビルドよ
バーシェス・D・ジェラルディエ:フフフ。取りあえずは以上ですかね。機械化兵たちを沈黙させるために頑張りますよ
GM:ありがとうございました!ハンドアウトは全員の紹介が揃ってから出しましょう。
GM:次は愛里さんですね。
愛里アサヒ:はい!
愛里アサヒ:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY2bna_gIM
愛里アサヒ:「あ、……えっと、愛里アサヒです。ごく普通の……面白味のないエージェントの女です」
愛里アサヒ:(み、見られてます……!私が……気持ち悪いから……みんなで見世物にして……笑ってるんですよぉ……!ムカつく……)
GM:卑屈さがすさまじい
愛里アサヒ:弱気で大人しい22歳のエージェントです。
愛里アサヒ:内心は異様に自己評価が低く、世の中の何もかもを憎み妬み恨んでいます。
愛里アサヒ:ピュアエグザイルなので、凄くジメジメしてるし、物理的に触手が出る。
GM:本当に正義の組織にいていいんだろうか
愛里アサヒ:悪い事をする勇気もないし怒られる事が嫌なので、任務には真面目です。UGNの言う事を聞いていれば、そこまで責任を取らなくていいので。
愛里アサヒ:暴力を振るわれるのは嫌だけど、自分が振るうのは好きなので結構好戦的です。
GM:逆に軍隊型の第七支部に向いている説
愛里アサヒ:大義名分があって暴力がふるえるので、正義の組織向きです。
愛里アサヒ:口から吐き出した触手を操り戦います。その事を本人は気持ち悪いと思っており、嫌っています。
愛里アサヒ:Dロイスは器物使い。触手が触れたものを触手に取り込み、一体化して操ることが出来ます。
愛里アサヒ:触手を出してる時、口が塞がってしまうので、脳に直接語りかけることで意思疎通を成立させます。
GM:いやねえ……エグザイルってそうやって体内に潜り込んで操ったりするんだわ
愛里アサヒ:性能は、カバーリングからの<自動触手>のカウンターパンチ。
愛里アサヒ:後は自分の手番でも殴って憎悪を付与出来るので、同士討ちを狙ったり、自分を狙わせて触手の餌食にしたり…という感じです。
愛里アサヒ:基本はガード屋なので、火力は………という感じですが、ムカつくヤロー共をぶっ飛ばします!
GM:とにかく触手プレイしたい(能動)ことが伝わってくる!生存性に貢献してくださいねッ!
愛里アサヒ:よろしくお願いします!
GM:それでは最後、不動さんのご紹介。
不動一空:はい
不動一空:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY3NX5-wIM
不動一空:
不動一空:「“業炎烈火”不動一空。第七のエージェント」
不動一空:「強襲役だ、よろしく頼む」
不動一空:
不動一空:崩落戦で覚醒したエージェント。純粋なパイロキネシストで、生み出した炎を攻撃や移動に用います。
不動一空:実験体持ちですがこれは覚醒の事故由来にて、崩落戦はそれだけひどい事故だったんだぞ、と。
不動一空:心身共に頑丈で、大抵の物事を黙々淡々と受け入れますが、感情が無い訳ではなく単にリアクションが薄いだけです。
不動一空:しっかり感じていて、一線を越えると静かに着火するタイプです。
GM:クソ真面目戦闘男子も一人はほしい!そういう気持ちで採用したキャラです。
不動一空:なるほど、求められた役割を理解!
不動一空:シンドロームはピュアサラマンダー
不動一空:ロイス関係は——
不動一空:Dロイス №5【実験体】
不動一空:【恩人:医者@○感謝/嫌気】
不動一空:【支部長:成田晴史@○受容/随意】
不動一空:——を所持しています。
不動一空:
不動一空:データ的には先陣の火で行動値を稼いで、突っ込んでからの災厄の炎&結合粉砕で範囲に装甲無視火力をバラまきます。
不動一空:100超えだとさらにこれにプラズマカノンが乗って火力どん。あと地味に氷の回廊持ちなので空を飛べます。
GM:サラマンダーの優秀エフェクトがてんこ盛りですね
不動一空:戦闘特化したので、ミドルはかなり弱いです。財産点とコネでなんとか切り抜けられればな、と。
不動一空:
不動一空:以上です、GMの珪素さん、しろいさんとは完全に初同卓。白金さんとも通しで同卓は初めてとなりますね。
不動一空:すごい方々に囲まれちょこっと息を呑んでおりますが、全力で当たらせて頂きますのでよろしくお願い申し上げます。
GM:バーシェスさんにも真顔ツッコミとかしてくれると……嬉しい!
GM:そんなわけで、この3人のハンドアウトは共通となります。
・PC1~PC3用ハンドアウト
ロイス:“デッドパロット” 推奨感情P:任意/N:脅威
あなたは、N市第七支部に所属するエージェントである。
先日のアーカイブ施設強襲事件以来、同支部には全ての戦闘エージェントが招集され、
支部長指揮の下、区画各地の防衛及び哨戒任務へと容赦なく駆り出されていた。
あなた達が振り分けられたのは、三名のオーヴァードで構成される防衛二班。
その防衛任務にあたる中、支部が大規模なEMP攻撃を受け、機能の大半が沈黙。
敵はついにこの第七支部そのものを標的に定めてきた――反撃に転じなければならない。
GM:敵はこちらのセッションに登場した再生機械化兵部隊、デッドパロット。
GM:皆さんにはこのセッションでは語られなかった、デッドパロットの第七支部強襲本隊を迎え撃ってもらいます。
GM:なので別に謎を解き明かすとかはこっちのセッションではやらない!ヤバい敵が襲ってくるから倒す!シンプルな役目です。
不明部隊“デッドパロット”のアーカイブ施設強襲に端を発する第七区画襲撃事件。
第七支部長成田晴史はこれを大規模な支部攻撃作戦と捉え、全職員に緊急出動命令を発令した。
支部主力メンバーがデッドパロット対策本部として動き始める中、無論、影で戦い続ける者もいる。
N市第七地区の要である第七支部の陥落を食い止めることができる者は、
招集を受け、同支部の戦闘エージェントによって構成された防衛班のみであった。
全ての光が失われゆく中、影に蠢く機械化兵。闇に迫りくる巨影。
もはや一刻の猶予もなく、総力戦の火蓋は切られつつある。
N市第七支部、その防衛戦力の力を見せる時が来た。
ダブルクロス3rd『アンデッド・リバース・ライト』
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。
オープニング00
GM:では始めましょう。まずは事件導入オープニング……といく前に、
GM:事件発生前の時間軸で、第七支部の面々の日常シーンをロールしてもらおうと思います。
N市第七支部 ラウンジ
GM:群体型サラマンダージャーム、“マスターアビス・γ”による、工場区大火災。
GM:群れをなすジャームへの対処のため一斉に駆り出された第七支部の戦闘エージェント達であったが、
GM:早期に“マスターアビス・γ”本体が破壊されたこともあり、オーヴァード人員に致命的な損害が出ることはなかった。
GM:……とはいえ、市街に及んだ被害を思えば、それがUGNエージェントとして名誉なことかどうかは別の話だが。
GM:火災後の状況はこれまでの第七区画とは一変してしまっている。今後の対応を支部長ら幹部クラスが決定するまで、
GM:戦闘エージェントの仕事の割り当てはまだ決まっていない。こうして昼間からラウンジで休みを取ることも自由だった。
GM:病院の待合室のように並んだソファと、壁一面にかけられた大画面テレビ。そして脇には観葉植物と自動販売機。
GM:それが第七支部のラウンジである。
バーシェス・D・ジェラルディエ:白いスーツの美しい容姿の人間が、優雅に足を組んでソファに座っている。
バーシェス・D・ジェラルディエ:TVリモコンを動かす。画面が慌ただしく次々と変わっていく。
渋野:「あー」
渋野:「また勝手にチャンネル変えてる!なんでいつも俺が見てる時に限って……」
渋野:渋野くんは、特に特徴のないバックアップエージェントだ。非オーヴァード。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「誰か。美しいボクの退屈を紛らわせておくれ」
甲嶋丙次:「お前な………。」
甲嶋丙次:「支部員はお前の家来でも部下でもねーよ。」
甲嶋丙次:コーヒーを飲む機械化兵の男がうんざりした顔でバーシェスに応える。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「日本の昼の番組はどうしてこうも退屈なんだい?チャンバラを再放送してほしい。朝4時とか正気じゃないね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:美しい耳で非難を受け流す。
愛里アサヒ:「………」コンビニで買った鮭おにぎりを食べている。バーシェスさんの斜め後ろに座り、時々ちらちらとその姿を見ている。
不動一空:「………………」適当な椅子に座って、雑誌のクロスワードを解いている。
愛里アサヒ:(美しい…とか…自分で言って……恥ずかしくないんですかね……)
愛里アサヒ:(日本の……テレビにケチつけて……日本の番組は……低レベルだとか……思ってるんですよ)
甲嶋丙次:「美容のために早起きすればいいじゃねーかよ。」
不動一空:「22文字。最初がリ、最後がムシ。沖縄に生息」
不動一空:背中越しに、バーシェスさんに。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「無論しているよ。特に何もなければ22時には睡眠さ。美しいボクは美容には気を遣うからね」
ノーヴェ:「22時て。小学生かよお前は」
愛里アサヒ:「そんな……早く寝て、趣味とか……ないんですか」
甲嶋丙次:「鏡を見ることじゃねーの?」
愛里アサヒ:「いや……私も別にないですけどすみません………」
渋野:「22時じゃなくて」
渋野:「22文字ですよ。不動さん、クロスワードですかそれ」
ノーヴェ:冷凍うどん3人前を一人で食べてます。
不動一空:「ああ、誰かが置いていったらしい。暇つぶしにはちょうどいいかとな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふふ。やることがないと皆、美しいボクに話しかけまくるね」
甲嶋丙次:「お前が暇って言いだしたんだろーか。」
愛里アサヒ:「いやだってバーシェスさんが……いえなんでもないです……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「この煩わしさ、美しいボクに課せられた試練というものか」
愛里アサヒ:(じ、自分で退屈を紛らわせって言ったのに……!身勝手です……)
渋野:「俺結構好きなんですよ。22文字でリから始まる虫ですか?」
渋野:「リ……リから始めて20文字?難しくないですか?」
不動一空:「四文字目はキ、六文字目と九文字目がウだな」
渋野:「あー!じゃあリュウキュウナントカですよ、琉球!沖縄生息って言ってるじゃないですか」
甲嶋丙次:「本格的にチャンバラするかオメー……?」刀に手を置く
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふふふ、せっかく1つ白が先行してるのに、また白と黒を拮抗させたいのかい?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:腰の十字架を模した柄の剣をちゃらつかせる。
ノーヴェ:「キザ野郎の……平常時のこのウザさはマジで気に入らないんだが」
ノーヴェ:「それでも第七支部エージェントなんだよな。これで立派な武闘派だから始末に困る」
愛里アサヒ:「く……クロスワードパズル、懸賞、ついてるから……ちょっといいですよね」
渋野:「うわ!」
不動一空:「なるほど。三文字目もウだとこちらの横が先に解けそうだな、助かった」
渋野:「……じゃない、アサヒちゃん……へへ、た、楽しいよね……パズル」
不動一空:「血の気の多いのはいいが、今は一応待機中だぞ」目は雑誌に向けたまま、声だけを後ろの三人に。
愛里アサヒ:「そ、そうですね渋野さん……。パズル、好きな人は……好きですよね」
愛里アサヒ:(私が……話しかけたから……!気持ち悪い私がパズルに興味もったから!バカにしてる……!)
愛里アサヒ:(ムカつく……)
甲嶋丙次:「待ってろノーヴェ、こいつの顔の骨格変えてウザさを軽減させてやるよ。」
ノーヴェ:「あっ俺も! じゃあ俺もやる! 1vs1vs1やろうぜ!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「甲嶋くんに造形美術を作るセンスはないとおもうよ。この完璧な美しさを理解できないのだから」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクがその装甲の歪みをカッティングしてあげよう」
愛里アサヒ:「ま、また暴れるんですかぁ?静かに暴れてくださいよぉ……」
甲嶋丙次:「………あー、ラウンジじゃ控えるよ。」
甲嶋丙次:パズルを解く三人を見て怒気を収める。
不動一空:「ああ、もしやるならトレーニングルームで。加えて言うなら動ける程度に程々にしておけ」
ノーヴェ:「そりゃそうだ。敵が来た時に動けません、じゃ笑い話にもならねえからな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「不動卿は早くパズルを解きたまえ。答えが気になるのでね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「大体22字を要求する高難度に挑戦するなんて、一番暇だと言ってるようなものだ」
不動一空:「そうさせてもらおう──愛里にもなにか心当たりはあるか?」
渋野:「だからリュウキュウナントカなのは間違いないって言ってるんだけど」
渋野:「バーシェスがさっきからうるさいから集中できないの!顔面も口もうるさい!」
甲嶋丙次:「愛里さんもパズル好きかい?見入っているようだけど。」
愛里アサヒ:「わ、私ですか?リュウキュウノ……虫ですよね?」
不動一空:「ああ。あと十八文字目はキだな」
甲嶋丙次:「おっと、一辺に話しかけて悪かったな。」
愛里アサヒ:「好きというか……他人が考えた答えを他人の匙加減で出したヒントで辿ろうとするの、モノ好きだなって……」
愛里アサヒ:「……あっ」
愛里アサヒ:「す、すみません!なんでもないです」
不動一空:「いや、暇つぶしだからな。そこまで真面目にやってる訳じゃない」
ノーヴェ:「そのクロスワード、懸賞金出るやつだろ。最近はわざわざ雑誌買って応募するやつも少ないから、意外と当たるらしいぜ」
ノーヴェ:雑誌を覗き込んでいる。
甲嶋丙次:「モノ好きねえ。そんな見方はしたことなかったな。」
不動一空:「どちらかと言えば、クイズを楽しむと言うよりは『すっきり』させるためにやっているようなものだ。確かにモノ好きの類だな」
不動一空:テーブルの上に雑誌を置いて、皆が読みやすいように。
愛里アサヒ:「す、すっきりするのはいいですね……しないよりはすっきりしたらいいですね……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「…………………」
バーシェス・D・ジェラルディエ:取りあえずうるさいと言われたので黙っているが、髪をかき上げたりそれなりにうざったい。
甲嶋丙次:ちらちらとバーシェスのそれが視界に入る
甲嶋丙次:「…………お前。」
甲嶋丙次:「宇宙服でも着たらどうだ?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:キラッ☆エフェクトの燐光がモニタにコンマ焼き付く。
甲嶋丙次:「あ゛ッ!」
ノーヴェ:「あっ」
ノーヴェ:「お前! それ甲嶋のセンサーイカれるからやめろって言われてんだろ!」
甲嶋丙次:「も、モニタが………!」
愛里アサヒ:「ぎゃっ眩しい」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「宇宙服?地球で宇宙服を着る意味が分からない。何かの哲学的な思考実験かな?」
甲嶋丙次:「こうなるから言ってんの!!」
愛里アサヒ:「し、静かに光れないんですか!」
不動一空:「──────」眩しさに、一瞬だけ顔をしかめて
バーシェス・D・ジェラルディエ:「斬新な物言いだ。美しいボクが君たちを同僚だと思えばこそ、少しは静かにしてやろう。と、この顔程ではないが美しい声を封じたというのに」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「静かに!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「光れないのか?」
愛里アサヒ:「ひっ」
愛里アサヒ:「すすすすすみません生意気なことを言ってすみませんすみませんすみません」
甲嶋丙次:手をわたわたと動かして椅子の位置を探る。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「うるさく出来るわけがないだろう」
甲嶋丙次:「あーー………。」椅子に座って視界センサーを再起動する。
甲嶋丙次:「お前な……あんまり威圧すんなって…。」
渋野:「た、大変だなぁー……」甲嶋の一連の動きを見ている。
甲嶋丙次:「大丈夫か?」愛里さんに
不動一空:「バーシェス」ふぅ、と息を静かに吐いて。
ノーヴェ:「そうだよ。そのうち愛里に呪われるぞお前」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「フゥむ。確かに、アサヒくんは甲嶋くんと違って暴力に訴えてこないからね」
愛里アサヒ:「だ、大丈夫です……すみません……私なんかに優しい言葉をかけさせてしまって……人生の汚点ですよね」
愛里アサヒ:「呪……」
渋野:「呪!?」ギョッ
甲嶋丙次:「い、いや、そこまでは思ってないけど…。」
甲嶋丙次:「呪うわけないだろ。」
愛里アサヒ:「の、ノーヴェさん!呪いませんよ!やるなら物理的にやります!」
愛里アサヒ:「呪いとか……返ってきそうで怖いじゃないですか……」
不動一空:「騒ごうが光ろうが爆ぜようが構わん。だがここは全員が使う部屋だ。勝手がしたいなら、自室でやるんだな」目は向けず、雑誌に落としたまま。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「やりづらいといえばやりづらい。美しいボクとしては対応を考えたい。取りあえずムカついたら直接打撃をするのはどうだい?」
愛里アサヒ:「えっば、バーシェスさんを……殴る!?」
ノーヴェ:「おっいいね! 物理的に?」
ノーヴェ:「やっぱ第七といえば物理だよな! オーケーオーケー!」
甲嶋丙次:「任務以外でそういうことを強要しねーの。」
甲嶋丙次:「俺はやるけどな。」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「シンプルと言うものは無駄がなく美しいだろう?禍根も残らない」
ノーヴェ:「今度俺が立会人して、お前とバーシェスの一騎打ち気絶するまでバトルやらせてやるからな!」
愛里アサヒ:「そ、そんなことしたら……美しいボクの顔面に一生消えない傷がついたとか……言われるじゃないですか……」
愛里アサヒ:「顔面を……崩壊させてしまったら……申し訳ないですよ……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「そのラインは支部の空気としてとても気に入ってるよ。美しい」
甲嶋丙次:「愛里さんも戦いを好む性質じゃないんだ。」
渋野:(そうかなあ……)
バーシェス・D・ジェラルディエ:「何を言ってるんだい?美しいボクの顔は傷がついても崩壊しても、この世の誰よりも美しいんだ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「なんで、そんな世迷言をほざく必要があると言うんだ」
愛里アサヒ:「え、あ……」じろり、とそれまで逸らし続けていた視線を一瞬バーシェスさんに向ける。
甲嶋丙次:「お前も挑発すんなって。そういうのは相手を選びな。」
愛里アサヒ:「そ、そうですか……そうですね……そうかも……はい……」
愛里アサヒ:「そうやって……思えたら……人生楽しそうですね……」
甲嶋丙次:「ほら。」
甲嶋丙次:「人のいいところに目が行くいい子じゃねーか。」
愛里アサヒ:「甲嶋さんは……優しいですよね……私なんかにそうやって……気を遣ってくださって……」
渋野:(そうかなあ)
甲嶋丙次:「そういう子と俺たちを一緒にしちゃダメなの。」
愛里アサヒ:「その優しさが……命取りにならないといいですよね……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「甲嶋くん。君の目は正しい意味でガラス玉なのでは?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「流石の美しいボクも少しばかり引くね」
ノーヴェ:「愛里愛里愛里よおー。お前なあー」
ノーヴェ:「私”なんかに”ってなんだよ! お前の自信は実家に置いてきたのか?」
愛里アサヒ:「ひぃっ!」
愛里アサヒ:(い、威圧されてる…!恐怖で言う事を聞かせる気なんです……!)
ノーヴェ:「第七支部の一員がそんな卑屈だと、俺らまでヘニャく思われるだろ! もっと堂々としてろ」
愛里アサヒ:「あ、す、すみません!第七支部ですみません!捨てないでください!!」
不動一空:「スタンスは人それぞれだろう。オマエのそれも威圧になってるぞ、ノーヴェ?」
甲嶋丙次:「ノーヴェ!……はぁ。」
甲嶋丙次:「怯えてるのが見えねーのかお前らなあ……。」
甲嶋丙次:「機械化した俺より節穴でどうすんだ。」
バーシェス・D・ジェラルディエ:TVのリモコンをがちゃがちゃといじる。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「せめてドラマの再放送でもやっていないものか」
不動一空:「実績で見れば、愛里は優秀なエージェントだ」
愛里アサヒ:「不動さん、あの……クロスワード、懸賞応募しますか……?」
愛里アサヒ:「え、ふぇひひ……す、すみません褒めていただいて……」
愛里アサヒ:「懸賞、応募して……イイの当たったら……ください」
愛里アサヒ:「タダでものもらうの……好きなので……」
ノーヴェ:「いい実績があるから言ってんだろーが。デキるやつは堂々としてりゃあいいんだよ」
愛里アサヒ:「あ、す、すみません……ノーヴェさんをはじめ……みなさんのおかげですから……」(褒められてる……フフフ……)
甲嶋丙次:(立ち直り早っ)
不動一空:「ああ、そっちに興味はないからな。オマエの名前で出せばいい。──リュウキュウジュウサンホシチビオオキノコムシだったぞ、渋野」
不動一空:キュッと最後の文字を埋めて。
愛里アサヒ:「さんひちぼち?」
渋野:「うおお、凄ッ!?本当にそんなムシいるんですか!?」
甲嶋丙次:「寿限無かよ…。」
愛里アサヒ:「そんな問題出す人、相当性格悪いですよ……」
愛里アサヒ:「不動さんもなんでそんなの知ってるんですか……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「賞金出すんだったら、難易度どれだけ上げても良いと思ってるんだろうね」
不動一空:「いや、他の文字を埋めたら自然とそうなった。在るところには在るものだな」
愛里アサヒ:「む、ムカつきますね……金をちらつかせて……人を弄んで……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ネットで幾らでも調べられる世の中だ。問題を作る側にも同情するがね」
愛里アサヒ:「他の文字を埋めたら……。あ、じゃあなんかわりと……棚から牡丹餅的な感じだったんですね」
不動一空:「パズルは不自由を楽しむゲームだからな。それなりの暇つぶしにはなった」ぽんっと、懸賞ハガキ付きの雑誌を愛里さんの方へ。
愛里アサヒ:「え、私が出すんですか?」
愛里アサヒ:「住所抜かれちゃうじゃないですか」
不動一空:「む、そうか」
不動一空:「ならオレがだそう。ほしい懸賞にチェックをつけておいてくれ」
愛里アサヒ:「あ、ありがとうございます……大型テレビと……ゲーム機と……海外旅行と……」
渋野:「不動さん、アサヒちゃんのお母さんみたいだなあ……」
甲嶋丙次:「仲がいいな。」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「甘やかしすぎて、教育には向かないね」
愛里アサヒ:「そ、そんな、可哀相じゃないですか!」
愛里アサヒ:「私が男から生まれたみたいな言い方やめてください!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「凄い調子に乗っている。卑屈な上に図太いと言うのはある種の美しさがあるよ」
甲嶋丙次:「最初、怯えてるように見えたから心配だったけど」
甲嶋丙次:「ここまで馴染めてよかったぜ。」
甲嶋丙次:隣の渋野にしみじみとこぼす
渋野:(そうかなあ)
愛里アサヒ:「う、美し……」
愛里アサヒ:「や、やめてください……思ってもないこと言うの……お世辞は時に人を傷つけるので……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「言葉も美しく飾り立てた方が味が出るというものだ」
愛里アサヒ:「そ、そういう……味があって……美しい言葉は……バーシェスさんみたいな人に向けられるのがいいですよ……」
ノーヴェ:「え、海外旅行? ンなもんまで当たんのかよ」
ノーヴェ:「あれいこうぜ、南アフリカの……メチャ治安の悪いとこ。武者修行になるから」
愛里アサヒ:「ち、治安の悪いところになんでわざわざ…?荒事に巻き込まれたいんですか……?」
甲嶋丙次:「………よしとけ。戦場以外のことで嫌気がさすぜ。」>ノーヴェに
バーシェス・D・ジェラルディエ:「南アフリカは呪術が強いよ。ノーヴェ。君が最も苦手な戦場と見たね。やはりシンプルに闘いたいならアメリカだろう」
甲嶋丙次:「あと、砂と熱。雨季なら泥水もだ。」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「料理と車と同じでとにかく大味で脂っこい戦いになるだろうね!」
渋野:「機械化兵には致命的だなぁー……」
甲嶋丙次:「人間にも機械化兵にもこいつはとにかく効く。」
愛里アサヒ:「う、うわあ……信じられないです、なんでわざわざ……エアコンの効いた部屋でくつろいでる方がいいですよぉ……」
不動一空:.「同感だな。旅行で赴くなら、骨を休められるところがいい」
ノーヴェ:「呪術に……天候か。真っ向勝負じゃねえのは嫌だな」
愛里アサヒ:「それに……武者修行なら……そんな、ワケわからないところにいくより……」
愛里アサヒ:「こ、ここの……人たちと戦った方が……強くないですか?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ルール的に美しいボクは不利なんだよね。模擬戦」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「高侵蝕対応型ルールを美しいボクの為に組むべきでは?」
ノーヴェ:「まーな。実際、毎日のようにやってるし」
ノーヴェ:「成田は模擬戦じゃなくても殴ってくるが……」
C・エイス:「やってみますか?模擬戦」
愛里アサヒ:「ひっ」
不動一空:「ん?」
C・エイス:テレビの影に忽然と出現している。長身の執事服の女だ。
甲嶋丙次:「おっ。」
C・エイス:C・エイス。支部長補佐を務めているが、支部員がサボっているところを見ても怒ったためしがない。
C・エイス:支部長にろくに報告もしていない。
C・エイス:「――いえ。ラウンジがまた騒がしい、殴り合いが起きそうだ、と報告してくれた支部員がいたものですから」
愛里アサヒ:「す、すみませんうるさくして……制裁の為殴るならノーヴェさんとかをお願いします……」
C・エイス:「それならいっそ模擬戦でもしてみては?と考えたのですが」
愛里アサヒ:「も、模擬戦ですかぁ……」
ノーヴェ:「さらっと俺になすりつけてんじゃねーぞハゲ!」
愛里アサヒ:「ひっ!ハゲじゃないですよぉ!」
愛里アサヒ:「いつも殴られてるから好きなのかなぁって……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「いや、此処は正しく表現するべきだ。吐瀉物お嬢さんとかどうだろう?」
愛里アサヒ:「吐瀉物……」
甲嶋丙次:「人の能力を悪しざまに言うもんじゃねーの、顔ツルテカお兄さん。」
愛里アサヒ:「た、確かに私は……吐瀉物と比較していただくこともおこがましいような……この世の醜悪を集めたような女ですけどぉ……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「二文字と言うならばゲ……」
甲嶋丙次:「顔に見合った語彙を使えよお前!!」
甲嶋丙次:スパァンとバーシェスの後頭部を叩く
バーシェス・D・ジェラルディエ:後頭部を殴られてごろごろ転がって壁に激突。
ノーヴェ:「こいつ、語彙が時折美しくないんだよな」
ノーヴェ:「つーか良いのかよ? さっき不動も言ってたが……どうせエイスはどこかで聞いてやがっただろうが」
ノーヴェ:「一応待機中だろ。模擬戦なんかやってていいのか?」
C・エイス:「命令がかかれば緊急出動になるのは訓練時も待機時も同じことです」
愛里アサヒ:「でも申し訳ないですよ……同僚を……触手で……めちゃくちゃに殴りつけるの……」
愛里アサヒ:「可哀相じゃないですか……」
C・エイス:「……それに監査エージェント様がいらっしゃれば、訓練の時間もあまり取れなくなるかもしれませんよ?」
不動一空:「なるほど。それも道理だな」
甲嶋丙次:「監査?……ああー、いつものとは違うんだっけ?」
愛里アサヒ:「か、監査……エージェント……」
不動一空:「訓練であれば、遺恨も禍根も残らんだろう」
甲嶋丙次:メールが届いた記憶があるがうろ覚えだ。
ノーヴェ:「資料付きのメールが来てたぜ。日本支部のスーパーエリートさんだとよ」
C・エイス:「いつもは主に第三支部が監査を受けていますからね。しかし今回は大火災の一件がありますので」
C・エイス:「第七支部が直接監査を受けることになっています。日本支部からのお達しですよ」
ノーヴェ:「きっと眼鏡かけてキレーに七三にした、融通のゆの字もないようなヤツだろうぜ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「額から血を流す姿も美しいボクの心配も誰かしてほしかったね。で、監査?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:華麗に立ち上がる。
愛里アサヒ:「ち、血が……!大丈夫ですか……?」
愛里アサヒ:「人の血、触ると汚いので……片づけてくださいね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「君の言葉に比べたら美しい宝石の如しじゃないか」
不動一空:「査察が来る前に『ガス抜き』を済ませておくと言うのも有効だな、確かに」
愛里アサヒ:「ふ、不動さんやる気ですかぁ……?」
愛里アサヒ:「二度と私の母親面できなくなりますけど……大丈夫ですかぁ……?」
不動一空:「母親面をした覚えはないんだがな──」
不動一空:「そも訓練だろう。ならそうした感情は抜きに行うのが道理だ」
C・エイス:「では不動様と愛里様ですね」手帳を開く。
C・エイス:「訓練室の予約は入れてあります」完全に趣味
愛里アサヒ:「て、手際いいですね……」
愛里アサヒ:「そんなに私の母親面をしたかったんですか……?」
甲嶋丙次:「さてはけしかけるつもりだったな?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「単純に何時もの事だからでは?」
甲嶋丙次:「なるほど。」
甲嶋丙次:日頃の行いを思い返して納得する
愛里アサヒ:「そんな手際よく準備していただいてたら……やらないわけにいかないじゃないですか……」
愛里アサヒ:「期待を裏切ったら……グチグチ言われるかもしれないし……」
渋野:「マジでやる気だぞアサヒちゃん」
ノーヴェ:「おれ見学しようっと」 食後のアイスモナカを食べてます。
ノーヴェ:「甲嶋、さっきのバーシェスフラッシュでモニタ調整必要だろ? 調整終わったらでいいから、動作確認で一戦やろうぜ」
不動一空:「ならとりあえず、オレと愛里と──バーシェスあたりか?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクもかい?」
不動一空:「最初に『ヒマ』を言い出してたのはオマエだろう?」
C・エイス:「そうでございますね。バーシェス様もこの際邪魔――いえ」
C・エイス:「実力の程を披露する機会が必要かと」
甲嶋丙次:「あー、ついでに全身の検査する。」
甲嶋丙次:「そろそろ時期だからな。」
甲嶋丙次:「その後ならいいぜ。何日か後になるが。」
ノーヴェ:「オーケーオーケー。んじゃ今日は見学だな。戦闘エージェントが全員模擬戦するわけにもいかねーし」
ノーヴェ:「どっちに賭けンかなー」
愛里アサヒ:「そ、そうですね……チャンバラ……見るよりやるほうが、楽しいですよ……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「いやぁ、君達は戦って楽しくはないんだよね。美しいボクの美しさを讃えないから」
愛里アサヒ:「人が楽しくても……私に関係ないですけど……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「でも、まあ、確かに、暇つぶしにはなるだろう」
愛里アサヒ:「じゃあやりましょう……3人で……」
愛里アサヒ:「先に二人で潰しあって消耗したところを私にやられてください……」
不動一空:「──そう思うのなら、口には出さないほうがいいぞ、愛里」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふふふ。戦術を自分から言うとは、その美しい自信は好きだよ」
N市第七支部本部棟 訓練室
GM:何人かのエージェントは、連れ立ってこの訓練室に訪れている。
GM:市街を模した疑似オブジェクトは全てモルフェウス能力者が錬成したハリボテであり、
GM:質量はスカスカだが内部構造で実物同様の強度をもたせているものだ。
GM:モニタリング用の観戦席もあり、血の気の多い戦闘エージェント同士の激突は
GM:支部員の娯楽の一環である以上に、対オーヴァード戦の戦術研究データとしての活用が期待されている。
整備員:「いつも言ってるが」
整備員:「怪我させちゃあいかんぞ。生身の体はリザレクトがあるといっても、怪我治してる間に敵が来ちゃ笑い話にもならんからなあ」
愛里アサヒ:「は、はい……怪我は、ダメですよね……」
愛里アサヒ:「証拠が残るし……精神をいためつけて……二度と歯向かう気がおきないようにしないと……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しく戦えという事だね。傷を残すのは罪」
バーシェス・D・ジェラルディエ:シャラーンと音を立てて燐光が舞う。
不動一空:「トラウマも問題はあるとは思うがな──」
不動一空:上着を脱いで、カーゴパンツにタンクトップスタイル。耐熱布で造られた特注品。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「でも、大丈夫だろう。この支部で二度と歯向かう気がおきない事例が起こってないからね」
愛里アサヒ:「……うう、ううう」口からぢゅるぢゅると触手が這い出てくる。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふふふ。やる気十分だ」
愛里アサヒ:『第七支部の人たちは——』脳に直接言葉が流れる。『私に殴られたからって、心が折れたり、死んだりしないと思っているので……』
不動一空:『なるほどな』脳内に響いた言葉に、思考で返して。
GM:訓練室のモニタが無味乾燥なカウントを刻んでいる。00:03.22。
GM:00:01.15
GM:00:00.00
愛里アサヒ:(……狙うのは)物理的な攻撃なら対処は容易だ。人数が多い状況で狙うべきは——(……不動さん!)
愛里アサヒ:大きく跳び、造られたビルの隙間に身を隠すと、西洋剣を握った触手を不動さんへ伸ばす!
不動一空:「さて──」
不動一空:ぼふっ──と足底から炎が吹き出す。
不動一空:そのまま飛翔。擬似的に造られた空へと移動する。
バーシェス・D・ジェラルディエ:(さてと)能力相性的に、アサヒには有効打撃は与えられない。この状況で狙うべきは(……不動卿)
不動一空:ある程度の距離を取り。空を飛べるという利を活かして、二人の位置を改めて確認する。
不動一空:(互いに近接型。距離を取っていれば致命は喰らわんが、訓練にはならんな──)
バーシェス・D・ジェラルディエ:初期位置から軽くステップを踏みリラックスしている。その所作が美しい。
C・エイス:「……不動様の飛行能力。サラマンダーの破壊力がありながら自在に立体機動できるのは、やはり脅威でございますね」観戦席で試合を眺めている。
不動一空:(性格的に先に焦れるのは──愛里か?)
愛里アサヒ:(やっぱり、空に逃げましたね……でも、それくらいなら)飛翔した不動さんへ、なおも触手は伸びる!(届くんですよぉ——ッ!)
愛里アサヒ:フェイントも何もない、ただただ真っすぐな一撃。その刃が不動さんを狙う。
バーシェス・D・ジェラルディエ:触手の西洋剣が不動一空に当たる瞬間。彼の眼前で黄金の閃光が炸裂する。
バーシェス・D・ジェラルディエ:スタングレネードなど比にならない光量。直撃へのフォロー。
バーシェス・D・ジェラルディエ:バーシェスは直接に光を操ることが出来る能力者だ。その光撃射程は白兵距離ではない。
不動一空:「くっ──」眼をくらまされ、触手の攻撃を避け損なう。そのまま落下、しかし──
不動一空:「その手は──頻繁には使えなかったな?」
不動一空:墜落直前、水平方向へと機動を変え、バーシェスさんの方へと高速機動!
バーシェス・D・ジェラルディエ:「頻繁にはそう今は使えないね。でも、ね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:十字架を模した柄の剣を華麗に引き抜く。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「得意の距離をお忘れかな?」
不動一空:「忘れてはいない。オレの得手もその距離と言うだけだ」
不動一空:全身が炎に包まれ、高速機動する火球と化す。
バーシェス・D・ジェラルディエ:レーザー光線めいた刺突が軌道線上に走る。
不動一空:炎を前面に集中させ、攻撃に合わせるようにしてそのまま突進する!
バーシェス・D・ジェラルディエ:(これは潰し合いになって得をするのはアサヒになってしまうのは癪ではある)
愛里アサヒ:(ふふ……バーシェスさんと不動さん、あの火力でやりやってたら無事じゃすまないですよ……)
愛里アサヒ:(棚から牡丹餅ですねぇ……)
バーシェス・D・ジェラルディエ:視線を一瞬だけアサヒに向ける。戦闘中でもそのような余裕や視野の広さを見せる。
バーシェス・D・ジェラルディエ:実戦では目の前に集中するのと同程度には必要なスキルだ。
愛里アサヒ:触手を戻し、物陰から動向を見つめて居る。
GM:攻撃の達成値でどちらが競り勝つかを決めてもらいます。任意のエフェクトも使用可能。
GM:アクション側やリアクション側もないので同値の場合は相打ちです。
GM:バーシェスさんと不動さんどうぞ。
不動一空:了解しました。
バーシェス・D・ジェラルディエ:その前に登場侵蝕を振ります。
バーシェス・D・ジェラルディエ:1D10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 6[6]+30 → 36
GM:今指摘されて気づきましたが、このシーン登場侵蝕振ってないので
GM:この模擬戦のエフェクト使用を登場侵蝕の代わりにしてもらって構いません。
バーシェス・D・ジェラルディエ:では《コンセントレイト》《光の舞踏》《主の右腕》で丁度6にして合わせます。
GM:これでバーシェスさんは侵蝕36ですね
バーシェス・D・ジェラルディエ:YES 美しい数値を出すぜ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:6dx7+6
DoubleCross : (6R10+6[7]) → 10[3,4,4,8,9,9]+10[4,5,7]+2[2]+6 → 28
GM:では引き続き不動さん。エフェクトは一つ以上使ってね。
不動一空:じゃあ此方は結合粉砕を抜いて、《災厄の炎/コンセ》にて。6点ですね。
:不動一空の侵蝕率を+6した(侵蝕率:38->44)
不動一空:8dx7+4 あらよっと
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[1,5,5,5,6,9,10,10]+5[2,5,5]+4 → 19
不動一空:ひくいー
GM:では不動さんはやられてしまうぜ
不動一空:了解です。
バーシェス・D・ジェラルディエ:高速で飛来する火球だが、一つ分かっていることがある。それは、この火球は不動卿の本体であり、飛び道具ではないという事。
バーシェス・D・ジェラルディエ:そして直接に迫る単純暴力という事だ。実に第七支部らしい。
バーシェス・D・ジェラルディエ:しゃん と鈴を鳴らす様な静かな音。風が裂かれ銀光が線を引いて空を走った。
バーシェス・D・ジェラルディエ:刺突剣の刃は吸い込まれるように顔面に。刃を直前で返して炎を消しながらその横顔をひっぱたく。
不動一空:「くっ──」炎を切り払われ、刃の一撃を受ける。バランスが崩れ、バーシェスの脇を火球が交差するように飛び去り、地面へと墜落する。
バーシェス・D・ジェラルディエ:結果を見届けることなく、駆け出す。今ほくそ笑んでるこの機を逃しては勝機がない。
不動一空:「……面では点に勝てんか。道理だな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「計算通り!などと思っているな!」
不動一空:炎を収め、駆けるバーシェスを見送って。
バーシェス・D・ジェラルディエ:エンジェルハイロゥ能力者の本気の機動はオーヴァードでも屈指である。
バーシェス・D・ジェラルディエ:相手が全力で対応する前に間合いを詰めて。
愛里アサヒ:(勝ったのは……バーシェスさんですかね)光の交戦を物陰から眺めている。
愛里アサヒ:(物理ならなんとかなります……本当にうまくいきましたね。このまま、息を整える隙を狙ってこちらから——)
バーシェス・D・ジェラルディエ:美しい金翔鳥のような飛び蹴りが、物陰から顔を出した眼前に迫っていた。
愛里アサヒ:(そう、計算通り——)『……えっ?』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクの美しい飛び蹴り!」
愛里アサヒ:「ひ、ぎゃっ!?」
不動一空:(そして──)
不動一空:「──『希望通り』で油断しすぎたな、愛里」
不動一空:ぼそり、と誰にでもなくつぶやく。
愛里アサヒ:とっさに触手で肉体をカバーしようとする。意識をゼロに、痛覚を殺して——
愛里アサヒ:——だが、間に合わない!思い切り蹴りをくらって吹き飛ぶ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「息を整えるのは、戦闘が終わってからに決まっているのさ。美しいボクは息切れなどしないが」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ぜーはー、くっ、わき腹が痛い」
C・エイス:「そこまで」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「謎のエフェクト攻撃を食らったようだが、このわき腹の謎の痛み!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「だが、やはり勝ったのは美しいボクだ」
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+3増加した。(侵蝕率:30->33)
愛里アサヒ:「う、ううう」にゅるにゅると触手を戻す。たしかにおごりはあったが、それでも戦い慣れしている愛里が油断しきっていたということはない。
愛里アサヒ:バーシェスの判断力、瞬発力——そういったものに完全に出し抜かれた。
C・エイス:「バーシェス様の勝利です」
バーシェス・D・ジェラルディエ:美しいボクは手を差し伸べるのであった。何かボロクソに言われようとも。
バーシェス・D・ジェラルディエ:それが美しい勝者と信じるからだ。
不動一空:状況が終了したことを確認し、のそりと立ち上がる。
C・エイス:「不動様の飛行突進をカウンターで叩き落とし、隠密していた愛里様の位置に当たりをつけて反転」
C・エイス:「一対複数の戦闘としては理想的な機動でございましたね。ノーヴェ様の意見はいかがでしょう?」
愛里アサヒ:「……つ、次は二人ともボコボコにします。あの、やっぱり、強いですね」おずおずと手を取り立ち上がる。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「違うだろう!美しいですね さ」キラン☆
C・エイス:「あまり褒めたくなくなりましたね」
ノーヴェ:「褒めたくなくなったな……だが実際大したものだった」
甲嶋丙次:検査が終わりノーヴェの横で途中から観戦していた。
愛里アサヒ:「う、美……」じろりとバーシェスを一瞬見つめる。「あ、はい、まあ……そういう見方も……あるかもしれませんね、世の中広いので……」ボソボソと喋る。
愛里アサヒ:「うう……」
不動一空:「オレが言うのもなんだが、最初のコンビネーションも大したものだった。あれも加点評価してやってくれ」
不動一空:『客席』の観客たちへと
ノーヴェ:「愛里が最初から真っ向勝負していれば、また展開は違ったのかもしれんがな」
甲嶋丙次:「だが、あの奇襲のタイミングは完璧だった。」
甲嶋丙次:「バーシェスが剣での迎撃を選んでいたなら触手の方が先に入っていただろう。」
甲嶋丙次:「むしろ、よくあそこから剣でなく蹴りにスイッチできたな。」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「剣を繰り出したら、本気の防御行動を無意識に取るかもだろうからね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「本気を出させない。って言うのはウチの支部にしてみれば一番効くだろう?」
愛里アサヒ:「ぐう……」確かに、バーシェスの『いつもの』本気——剣での決闘に持ち込む気配を察知したら、考えるより早く対応していただろう。
愛里アサヒ:ナメられていたからでなく、勝利の為に『本気を出さない』——やはりだしぬかれた。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「本気を出させたら、美しいボクは100%までいかないと有効打撃がないさ」
C・エイス:「不動様のレネゲイドコントロールは元々突出しておりましたが……」
C・エイス:「バーシェス様の目くらましを受けてなお、すぐさま体勢を立て直したのはお見事でした」
C・エイス:「ハヌマーンやバロールではなくサラマンダーでこの姿勢制御をしているのだから見事なものです。普通ならばあの目くらましを受けた時点で墜落していたかと」
不動一空:「それぐらいしか芸がないからな。それで押し負けていては話にならんが──」
不動一空:念の為損傷が無いかセルフチェックしてから、脱いでいた上着を肩に引っ掛ける。
甲嶋丙次:「ノーヴェはああいうレネゲイドコントロールはやらねえの?」
ノーヴェ:「やらねえ。いや、出来る事は出来るが」
ノーヴェ:「ムカつくやつは直接ブン殴った方が楽しいだろ?」
甲嶋丙次:「お前が根っこからレネゲイドコントロールに向いてないことだけは分かった。」
ノーヴェ:「……ともかくバーシェスも不動も、愛里が身を隠している状態で眼前の敵に集中できたところが見事だった」
ノーヴェ:「伏兵がいるってわかってりゃあフツー気が散るもんだからな。コンセントレイトがちゃんとしてるのは良い事だぜ」
不動一空:「多数を相手にする状況は今後増えるだろうからな」
不動一空:「いい経験となった」ノーヴェにそう応じて。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「その思考は好きだよ。差異というものは美しいボクを引き立てるからね。ずっと今のままの君でいてくれノーヴェ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「彼女が出来たとしても!」
ノーヴェ:「できてねーよハゲ!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「あまりに美しいボクが眩しいからとて、事実誤認は止めてくれ!」
C・エイス:「雨堂聖理とはまだ進展されてないのですか?」
ノーヴェ:「えっ雨堂? なんで?」
愛里アサヒ:「えっ。雨堂さんと、ノーヴェさん……そういう関係だったんですか?」
ノーヴェ:「あれとくっつくのはよっぽどの物好きだろ……」
C・エイス:「失礼いたしました。もっと動揺されるものかと」わざと言っている
甲嶋丙次:「あーやだやだ。なんで1歳半のこいつがコイバナ出来て31歳の俺が縁なしなんだよ。」
愛里アサヒ:「そ、そんな、雨堂さんだってそんなに悪い子じゃないですか。すさまじいモノ好きじゃないと無理ですよ」
不動一空:「……………………」ノーコメント
甲嶋丙次:「ノロケは置いといて治療に行きな。三人とも。」
不動一空:「縁は自分で引き寄せるものらしいぞ、甲嶋」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ボス成田がいないから好き勝手言ってるな。いや、訓練によく連れてきたり、出向するチルドレンの方だ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「イーグルテイルといったっけ?」
甲嶋丙次:「二股かよ!ロクな死に方しねーぞ!」
愛里アサヒ:「恋愛とか……絶対私には縁のない話ですけど……」
愛里アサヒ:「バーシェスさんにいただいた蹴りが元でお嫁にいけない身体になったら、バーシェスさんが責任とって結婚したくなってしまうかもしれないので……」
愛里アサヒ:「治療を、受けに行きましょう……」
甲嶋丙次:「それは一大事だ。バーシェスを選んでもロクなことにならなそうだし。」
ノーヴェ:「おいバーシェス、聞いただろ。早く医務室行け。呪われるぞ」
不動一空:「ああ、セルフチェックだけでは見落としの可能性もあるからな」
整備員:「そうそう、支部長にブン殴られるよりも前に、訓練の後始末は済ませちまいな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクに責任を取ってもらいたくなるのは人の心を持つ物なら当然と言えるよ。その考えを否定はできない」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクに引け目を感じたとしても、それは全人類の背負う業と言うモノ。気にする事はないよ」
整備員:「詰められたらちゃんと『今日は何もしてません』って口裏合わせるんだぞ」
整備員:「はっはっは」
不動一空:「そうさせてもらおう。あとの始末は頼む」整備員さんに。
甲嶋丙次:「そんじゃな。三人ともお疲れ様。」
愛里アサヒ:「う、うつく……自信があって、余裕があって…さらに強いの、ずるいですよぉ……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「良いエステを紹介してあげよう。自信がつくかもしれない」
バーシェス・D・ジェラルディエ:などと、ほざきながら一応医務室に。
愛里アサヒ:「エステって大体詐欺じゃないですかあ?」ボソボソ言いながら医務室へ
甲嶋丙次:「ゲンさん。手伝うぜ。」整備員に
整備員:「おう、頼むよ甲嶋」
GM:――第七支部の戦闘エージェントは、戦い続ける適性こそが求められる。
GM:故に日常にすら、このようにして戦闘訓練が組み込まれる。それを苦にしない者が配属されるのだ。
GM:そして、その日常から……一週間後。
GM:シーンを終了します。甲嶋さんやノーヴェくんはこれで一旦出番は終わり。
GM:ロイスのみ可能です。
バーシェス・D・ジェラルディエ:アサヒちゃん 支部の仲間 友情(一方的)〇/不快感 で 不動卿 支部の仲間 友情〇/嫌気
愛里アサヒ:同僚/バーシェス/P:美しい/〇N:傲慢 同僚/不動一空/P:母親/〇N:鬱陶しい で取得します。
GM:母親w
GM:本当にその気になってる……
不動一空:【支部仲間:バーシェス@信頼/◯辟易】、【仲間:愛里アサヒ@◯信頼/不安】 にて。
オープニング01
GM:それでは、再び全員登場の合同オープニング。侵蝕率上昇をどうぞ。
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+2(1d10->2)増やした(侵蝕率:33->35)
バーシェス・D・ジェラルディエ:1D10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 3[3]+36 → 39
:不動一空の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:44->52)
N市第七支部 会議室
GM:……そして、現在。この第七地区が、同時多発的な襲撃を受けている。
GM:敵の正体やその背後関係は、ガネシュ・カルキをはじめとした対策本部班が現在調査を進めているが
GM:それでもはっきり分かっていることがあった。
GM:今回第七支部に攻撃を仕掛けている敵――“デッドパロット”と呼ばれる部隊は、全員が機械化兵。
GM:しかも、かつて第七支部に撃破された工業系セルの生き残りから構成された、残党兵であるということだ。
C・エイス:「――以上の通り、デッドパロットと呼称される敵勢力は」ホワイトボードの前に立ち、支部員に作戦を伝達している。
C・エイス:「不明な資金フローによって義体を更新し、以前とは異なる出力や兵装を備えていることが分かっています」
C・エイス:「交戦経験のある相手であると認識できても、決して油断せず、連携して対処に当たるように」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「数が多いね。美しい攻め方だ、少しだけ気に入ったよ。美しいボクの獲物に相応しい」
不動一空:「機械化兵の利点だな。成長ではなく、本質すら変わっている可能性も在るわけか」
C・エイス:「では、支部長からは何か」
成田晴史:「……敵は」眼鏡にスーツ姿の男性が、重々しく口を開く。
成田晴史:「どの施設を襲撃したいのか、誰を狙いたいのか、狙いが定まっているような動きをしていない」
成田晴史:「目的については対策本部が調査中だ。だが……相手の狙いがブレているからといって、こちらがブレてやる必要はない」
愛里アサヒ:「……パーツ、変えまくって……思考もめちゃくちゃだったりして……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「滅茶苦茶であれランダムであれRTAであれ、牽制とかではなく、本気で潰そうという気概があるのは、いい事だ。燃え尽きる前のろうそくかもしれないけどね」
成田晴史:「最重要防衛拠点は、通常時と同様。この本部棟だ。オペレーターをはじめとした非戦闘員及び、重要施設を防衛」
成田晴史:「既にオーヴァードエージェントの中から防衛班の人員を振り分けた。資料で確認しろ」
GM:全員の手元の資料で、班分けが確認できる。
不動一空:ぱらりと資料に眼を通す。自分らが配置されたのは──
愛里アサヒ:「は、はいぃ……」のろのろと資料をチェックしている。
【防衛二班】
不動一空
バーシェス・D・ジェラルディエ
愛里アサヒ
愛里アサヒ:「……不動さんと、バーシェスさんと……一緒ですかぁ」
不動一空:「なるほど」奇しくも先の模擬戦で戦った組み合わせ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクは防衛組だね。美が温まるまで時間がかかるので美しい判断だと思うよ。ボス成田」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「気兼ねしなくて最高だろう。美しいボクと不動卿は君の扱いに慣れてるからね」
成田晴史:メシャーッ!!
成田晴史:バーシェスの顔面を前触れなく殴る!
愛里アサヒ:「ひーっ!」驚いている
バーシェス・D・ジェラルディエ:「僕の傷ついても美しい顔がっ!」
成田晴史:「非常事態だ……グダグダとくだらん無駄口を叩くな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:横転、転がる姿もキラキラした輝きを発する。
不動一空:慣れているため、特にリアクションもない<バーシェスが支部長に殴られる
成田晴史:「お前以外は……静かに通達を聞いているぞ、バーシェス」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクの声を皆が持っていると思ったのさ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「勘違いだったら申し訳なかったよ」
成田晴史:「……」ビキビキ
支部員:「相変わらずすげえなバーシェス……」
支部員:「顔面の骨大丈夫なのかな?」
愛里アサヒ:「バーシェスさんが殴られるのは、ちょっと面白いですけどぉ!成田さんが怒ってこっちに飛び火したら困るじゃないですかぁ!」
C・エイス:「……よろしいですか?」
C・エイス:「防衛班は基本的に今後、支部に24時間体制で常駐していただくことになります」
不動一空:「──了解だ。当面は防衛に専念だな」
愛里アサヒ:「常駐……は、はい」気を引き締めて猫背をただす。
C・エイス:「仮眠室やシャワー室などの位置は把握しておりますよね。非常寝袋などはただいま総務課が用意しておりますので」
愛里アサヒ:(ずっと……常駐……私がいるから士気が下がるとか……気持ち悪いとか……くさいとか思われるんでしょうね……)
愛里アサヒ:(ムカつく…………)
バーシェス・D・ジェラルディエ:(ずっと……常駐……美しいボクがいるから士気が上がるな……この美しさと高貴さ……最高と思われるんだろう……)
バーシェス・D・ジェラルディエ:(なかなかに妥当だ)
不動一空:「穴熊になるな。──実務レベルの休息交代などは現場の判断で調整の形で構わないか?」
C・エイス:「そうしてくださいませ」
C・エイス:「こちら、非常用アルファ米の調理の仕方はご存知ですか?」机の下からパックを取り出す。
C・エイス:「封を切って、お湯を注いで、所定の時間待てば完成です」
C・エイス:「保存期限が近づいておりますので、この機会に消費してしまってください」
愛里アサヒ:「ああ……だいたいのもの、火通せば食べられますもんね……わかりました」
不動一空:「判った。古いものから処理していく」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「使い切らないと予算も回らないということだね。美しい経済観だ」
不動一空:資料に目を通しながら、支部長補佐との確認作業を。
愛里アサヒ:「わ、わかりましたぁ……なんなら余った分持って帰って食べますし……」
愛里アサヒ:「いやスーパーで買った方が美味しいからやっぱりいいですかね……」
C・エイス:「その他、貴重品や着替えなどは、あくまで最低限ですが、自宅から支部に持ち込んでおくように。備品衣類も限りがございますので」
愛里アサヒ:「そ、そうですね……デスクトップパソコン……は重いし……有線……はすぐに工事終わらないし……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「暢気に買い出しと言うわけにもいかないだろうしね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクが出歩いたら囮になってしまうが、それは作戦を乱すことになる」
愛里アサヒ:「バーシェスさんが囮になったら面白いですけどぉ……ちょっと採算がとれないですよね……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:(万が一美しいボクが失われたら世界から美の至高が一つ消えてしまうから、採算は取れない。わかっているじゃないか)
成田晴史:「伝達事項は終わったな?調査進展に応じてまた召集する。全員配置につくように」
C・エイス:「皆様、ご活躍に期待しております」
不動一空:「──支部長、確認が」
成田晴史:「……なんだ」ギロリ
不動一空:「実際のところ、どれくらいと想定を?」期間によっては、それにそった対応をしなければならない。
成田晴史:「一週間未満だ」
愛里アサヒ:「えー一週間もですかぁ…」
成田晴史:「それ以上オーヴァードが戦い続けることは……」
成田晴史:「現実的な想定ではないからな」ジャーム化のことを言っている。
不動一空:「了解しました。全力を以て任務にあたります」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「戦闘が継続されるようなら横の繋がりはUGNの方が圧倒的に上だしね」
愛里アサヒ:「一週間もパソコンチェックできなかったら配信見逃しちゃいますよ、ラッコの赤ちゃん……」ブツブツ
バーシェス・D・ジェラルディエ:「そこまで長期的にはならないだろう」
不動一空:一週間程度であれば、ぎりぎり全力を出し続けることも可能だろう。
不動一空:肉体的にも、精神的にも。
GM:逆に言えば成田のこの返答は、「考え得る最長の戦闘継続」ということでもある。
GM:敵は機械化兵――しかもジャーム兵すらも組み込んでいる。現在確認されている数だけでも、
GM:相手方は一週間以上は戦闘し続けられるだろう……その気になればだが。
成田晴史:「本拠地調査は私とエイスで行う。そこさえ潰せば終わりだ」
成田晴史:「その間は任務に徹しろ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふふ。了解。この顔に懸けて」
不動一空:「了解です」改めて任務を受けて。
愛里アサヒ:「は、はいい。あの、無理しないでくださいね。成田支部長とエイスさんで片づけてくれたら楽ですけどぉ……」
愛里アサヒ:「戦力欠けた状態で撃退するの嫌なんで……」
成田晴史:ゴッ
成田晴史:愛里の側頭部を殴る。
愛里アサヒ:「ぎゃーっ!女殴りたいなら時計坂さん殴ってくださいよぉ!」殴られ吹き飛ぶ。
成田晴史:「元気があって結構なことだな」とても冷たい目で吹き飛んだ愛里を見る。
成田晴史:「……」そのまま立ち去っていく。
不動一空:吹き飛ばされた愛里さんに手を差し出して──
不動一空:「余計なことかもしれんが──」
不動一空:「もう少し考えてから口に出したほうが、怪我は少なくなるぞ?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「レディ時計坂はご高齢だ。殴るのはジョークにならない」
愛里アサヒ:「私はジョークの範囲なんですかぁ!?」不動さんの手をとり立ち上がる。
愛里アサヒ:「あ、ありがとうございます。そ、そうですね……。というか成田さん、結構……切羽詰まってました?」
不動一空:「ああ。状況が状況と言うことだろう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふっ、口にしたいことを口にしないという事は誇りと矜持と美しさとのトレードオフだよ。不動卿」
不動一空:「そうだな、オマエのようにそこまで思案してのことなら、オレが口を出すことじゃない」
不動一空:「ただ普段よりストレスを感じている上役の癪に、わざわざ障ることもなかろう?」
GM:成田が苛ついておりすぐに人を殴るのはいつものことだが
GM:それでも、戦闘エージェントが総動員される状況というのはそうあることではない。
GM:ガネシュやノーヴェといった一線級エージェントは対策本部として動いており、さらに川島が何らかの重要調査を並行して行っている様子もある。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「戦闘要員の緊急招集。ほぼ全員が何らかの役割を振り当てられている」
愛里アサヒ:「そ、そうですよねぇ……みんな忙しそうだし……結構状況ってシリアスですかぁ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「正しく非常時というやつだ。……イリーガルを敢えて招集していないのも、信頼できる戦力でやらなければならないと言う事だろう」
愛里アサヒ:「雨堂さんとか信用できませんもんねぇ……」
不動一空:「防衛となるからな」
不動一空:「ウチはもともと攻勢よりだ、その点だけでも相当なストレスだろう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「戦力的にはミス雨堂は大きいと思うが、色々な意味で信用できないからな」
愛里アサヒ:「ふ、不動さん優しいですけど、あんまり誰にでも優しくしないほうがいいですよ」
愛里アサヒ:「つけこまれますよ……詐欺とか……」
不動一空:「ん?」
不動一空:「──そうか、留意しよう」
愛里アサヒ:「私やバーシェスさんが成田さんに殴られても……か、関係ないじゃないですか」
不動一空:「関係はあるだろう」
愛里アサヒ:「と、飛び火を心配してますか?不動さんあんまり殴られないじゃないですか……」
不動一空:表情ひとつ変えず。
不動一空:「上司に苛つかれるのも、同僚が五体不満足となるのも、望ましいことではないからな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「不動卿は口数が少ないからね。ただ、ボス成田は、殴ることで多少の解消行為をしてると美しいボクは見ている」
愛里アサヒ:「……は、はあ。すみません、私と……主にバーシェスさんが空気悪くして……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「少しは怒らせた方が良いよ。ふふ」
不動一空:「いや、納得の上でならいい。コイツのようにな。ただ殴られたくないのなら、と言うやつだ」
不動一空:くいっと、バーシェスさんを親指で指して──
GM:それではシーン終了。ロイスも取得可能ですし、もちろんここからは購入もできます。
バーシェス・D・ジェラルディエ:購入 アームドスーツ 無理だろうけどね。ここでは助力しません。
バーシェス・D・ジェラルディエ:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 2[2]+2 → 4
バーシェス・D・ジェラルディエ:無理。以上。
不動一空:ロイスはとりあえず保留で。
不動一空:普通のUGNボディーアーマーを購入判定。
不動一空:2dx+3>=12
DoubleCross : (2R10+3[10]>=12) → 10[7,10]+1[1]+3 → 14 → 成功
GM:やるじゃん!
不動一空:お、回った。購入して装備しておきます。
不動一空:以上で。
愛里アサヒ:ロイスは保留。情報収集にむけて自動巡回ソフトを買おうかな?
愛里アサヒ:2dx+2>=5
DoubleCross : (2R10+2[10]>=5) → 9[1,9]+2 → 11 → 成功
愛里アサヒ:ボディマうらやましい!自動巡回ソフト買って以上です!
不動一空:あ、そうか。
不動一空:アサヒちゃんにわたしときます。
不動一空:<ボデマ
愛里アサヒ:え、いいんですか!
愛里アサヒ:ナチュラルに愛里みたいなたかりをしてしまった
不動一空:カバーキャラに装甲を重ねるのはパーティーとして正しいかとかと。もらってくださいませ。
愛里アサヒ:ありがとうございます!ありがたくいただきます。
愛里アサヒ:ママ……
GM:では昼の部はここまで!21:00まで休憩するよ
不動一空:了解しました、おつかれさまです!
バーシェス・D・ジェラルディエ:了解です!
愛里アサヒ:お疲れ様でした!了解です!
バーシェス・D・ジェラルディエ:待機です
愛里アサヒ:います!
バーシェス・D・ジェラルディエ:珪素さん、ちょっと遅れるそうでーす
愛里アサヒ:かしこまりました!
不動一空:こちらも戻りました。
■ミドルフェイズ01
GM:ミドル1のシーンを開始していきましょう。
GM:今回もやはり全員登場。本部棟が襲撃されることになります。
バーシェス・D・ジェラルディエ:1D10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 8[8]+39 → 47
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+2(1d10->2)増やした(侵蝕率:35->37)
:不動一空の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:52->60)
N市第七支部 ラウンジ
GM:支部待機命令から二日弱。
GM:待機中は、防衛班のオーヴァードは第七支部を好きに移動することが許されている。
GM:ラウンジの自販機も待機人員に無料開放されており、映像資料の閲覧なども自由だ。
GM:……とはいえ、普段とは異なる暮らしに負担を感じる者も少なからずいるかもしれない。
不動一空:「………………」業務用のノートPCをラウンジに持ち込んで、事務仕事を片付け中。
GM:夜も遅い。普段から人の行き交うラウンジも、不動以外に通り掛かる者も少ない。
支部員:「あ、不動さん。おつかれーっす」
不動一空:「ああ、そちらもな」
支部員:支部員が渡り廊下方向へと向かっていく。寝間着姿だ。
不動一空:「特に変わりはないか?」一旦手を止めて、確認の声をかける。
支部員:「あー、いや。デッドパロットの所属が分かったらしいですよ」
支部員:「サルヴァトーレセルっていう市外の連中が出資者だったらしくて、それで残党を強化してかき集めてるとか」
支部員:頭を掻く。「対策本部の人はやっぱ凄いですね」
不動一空:「ああ、ありがたい話だな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ほほう。蝋燭の最後の輝きというのは当たっていたのかもしれないな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:リラックスして美しい長い脚を組んでソファに座っている。普段通り、いつもと変わらない。
バーシェス・D・ジェラルディエ:つまり常在戦場の構えだ。
支部員:「きゃっ、バーシェス」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクの事は気にせずに、話を続けると良い」
不動一空:「待機メンバーの中で、きつそうなヤツは?」
支部員:「えっと、なんでしたっけ。モルフェウスの宮藤が後方に下がりました」
愛里アサヒ:「うう……ゴロゴロしたいです……やっぱり家じゃないと落ち着かないですよぉ……」ずるずると足を引きずるようにラウンジへ。ジャージ姿だ。
愛里アサヒ:「げぇっ!みなさんお揃いじゃないですか」
愛里アサヒ:「あ、あの……こんばんは……」
支部員:「っていっても戦闘のあれじゃなくて、被害区域の修復でエフェクト使いすぎたとかみたいで……」
支部員:「わっ、愛里」
愛里アサヒ:「ひっすみません!」
不動一空:「なるほど──」
愛里アサヒ:(よ、呼び捨て……!完全に馬鹿にされてますよ……!ムカつく……)
愛里アサヒ:「し、心配しなくても飲みもの飲んだらひっこみますから……」
不動一空:「他に厳しそうな奴がいたら、教えてくれ。支部長補佐に配置換えも申請する」
支部員:「さすが不動さんは頼りになりますね……!」
不動一空:「やれることが少ないからな。せめて待機メンバーの把握ぐらいはしておきたい」
支部員:「まあこの辺はバックアップエージェントが本当頑張ってくれてますんで……僕なんかは楽なもんですよ。あはは」
愛里アサヒ:「って、仕事の話ですか……?」
愛里アサヒ:「役に立たない愛里アサヒにも聞かせていただけますかぁ?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:突剣を磨いている。
支部員:「ふ、不動さん……愛里さんが怖いんですけど……」自販機でカフェオレを買う。
不動一空:「半々といったところだな。休みつつ、情報の確認と言うやつだ」からむ愛里さんに普通に応じて。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「やれることが少ない?それは違うね不動卿。美しいボクたちがいますることは体力の温存だ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「卿は無駄なことにリソースを使ってると美しいボクは思うけどね」
不動一空:「性分と言うやつだろう? オマエがそうやって剣を磨いているのと、大して変わらん」
不動一空:「……茶でも入れるか? 確かどこかにあったはずだが」ごそりと立ち上がり、カウンタースペースへと移動する。
愛里アサヒ:「すみません不動さん、おいしい高級なお茶を淹れさせてしまって……」
支部員:「お茶なら自販機のやつもあるのに――」
GM:バ チ ンッ!!
GM:その時、ラウンジが一瞬にして闇に落ちる。
愛里アサヒ:「ひいっ!!停電!?」
不動一空:「!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「賞味期限が切れた茶葉に、高級も何も…………ふむ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「来たね」
不動一空:《炎の理》灯りを生み出します。
不動一空:「そのようだ──」
GM:電源が遮断された!UGN支部である以上、生半可な停電ではこのようなことにはならないはずだが……!
GM:ヴィ――――ッ
GM: ヴィ――――ッ
GM: ヴィ――――ッ
GM:かすかな振動音が響いている。
GM:携帯電話の着信だ。全員の電話が鳴っている。
バーシェス・D・ジェラルディエ:通話ボタンをタップ。
愛里アサヒ:「ひ、電話、はい」慌てて出る。
電話:『ザァァァァァ――――』
GM:電話の向こうから聞こえるのは不規則なノイズだ。着信番号もデタラメなものでしかない。
GM:電源の遮断。電子機器の誤作動。
GM:機械化兵との戦闘に長けた第七支部員であれば、これを極めて強力なEMP攻撃と結論づけることができる。
愛里アサヒ:「ひ、あ、」慌てて電話を切り、周囲を見渡す。
不動一空:「EMP攻撃か──戦争さながらだな」
支部員:「嘘でしょ!こんな時間に!?」携帯用対ワーディングマスクを装備。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「戦争だろう。皆、マニュアル通りに対応を」
不動一空:「起きていたのは正解だったな」
GM:――ド
GM: ガ シャ !
GM:廊下に繋がる窓ガラスを割り、何かがラウンジ内に転がり込んでくる!
バーシェス・D・ジェラルディエ:ラウンジに備え付けてある懐中電灯を手にし、音の方に向ける。
“ジオムーバー”:「……ね」
“ジオムーバー”:ギョロリ
“ジオムーバー”:緑色の、点のような発光体が動く。球状の機体に搭載されたカメラアイだ。
“ジオムーバー”:「ここは、四人だネ」
不動一空:支部員をかばうようにして、回り込む。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ドアはそちらだが、ドアの意味を知っていたか?お客人」
不動一空:「ケースCだ。通信機器ではなく、足で各自に伝達」そのまま下がるように指示を。
支部員:「……りょ、了解」
“ジオムーバー”:「無理無理」
“ジオムーバー”:「もう逃げられないヨ」
“ジオムーバー”:ゴロ ゴロ
“ジオムーバー”:球状の体が、転がるように左右へと揺れる。
愛里アサヒ:「も、もう逃げられないのは…そちらですよ」三人をかばうように前に出る。
不動一空:「──オマエを入れて四人になるな」
不動一空:ぼっ──と身体から炎が生じる。闇を煌々と照らす、超常の炎。
“ジオムーバー”:「ここの……第七支部の全員」ガシュ!
“ジオムーバー”:球体が割れるように、無数の刃が展開する。「皆殺しにしちゃうからネ」
“ジオムーバー”:「キョッ、キョッ、キョッ、キョッ、キョッ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふぅむ。なかなか興味深い構造体だ。100円ショップで似たような物を見たことがある」
愛里アサヒ:「た、たたきに出かける手間がはぶけて助かりました。100円ショップで買えるなら、壊しても怒られないですよね?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「弁償するにしても100円だろう」
“ジオムーバー”:「いい作戦じゃ、ないヨ。僕を怒らせるのはネ」
“ジオムーバー”:「そっちのは、“ゴウエンレッカ”――」
愛里アサヒ:「100円なら、消費税入れてもバーシェスさんに払えそうですね」鋭い目つきで刃の塊をにらみつける。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「レディには少々厳しい金額だが美しいボクには余裕だとも」
“ジオムーバー”:「あとは知らないナ。ま、関係ないカ」
“ジオムーバー”:「全部混ぜ混ぜしちゃうからネ」
“ジオムーバー”:キュン!
“ジオムーバー”:不快な高音とともに、機体がコマの如く回転。
“ジオムーバー”:その場から消える。壁。天井。
不動一空:「すまんな、ここ数日の任務で多少こちらも気が立っていてな──」
“ジオムーバー”:「脊髄」……不動の頭上から襲いかかる!
愛里アサヒ:ぬめり——不動を切り裂くはずだった刃は粘液に阻まれる。
“ジオムーバー”:急所を狙った、分厚い、鉈のような重量刃であったが。
“ジオムーバー”:「キョッ」
愛里アサヒ:『物理には、あの、強いので……や、やめてください!』口から吐き出した触手がその刃を受け止めていた。
愛里アサヒ:『可哀相になっちゃうじゃないですか……無残にやられるの……!』そのまま機体を取り込まんと触手がまとわりつく。
“ジオムーバー”:「キョッ!?気持ち悪い!」
愛里アサヒ:『き、気持ち悪くて悪かったですね!ムカつきます!』
不動一空:愛里アサヒの触手に気を取られたスキに──
不動一空:「勉強不足だったな──」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふふふっ、内部から凶器を展開する言う意味においては同じタイプだね」
不動一空:宙を飛び背後へと回り込んだ男が、その機体にがしっと両の手を押し当てる。そして──
不動一空:「オマエが知らないと断じた二人は、オレより遥かに優秀だぞ?」
不動一空:そのまま全身から火炎を放射し、その機体を極高温の炎で包み込む!
“ジオムーバー”:接近した不動に反応し、新たに展開した鞭めいた刃が喉を切り裂こうとする……が!
“ジオムーバー”:「キョキョーッ!?熱い!」
“ジオムーバー”:ドカン!
“ジオムーバー”:バッテリー部が小規模に破裂し、床をゴロゴロと転がる。
“ジオムーバー”:「熱い、熱い」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「痛覚を、残しているのかい?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:つかつかと美しい脚が音を立てて近寄り、ジオムーバーのカメラアイに左手を当てる。
バーシェス・D・ジェラルディエ:《FLUSH!!》秒間17.5回の閃光。ラウンジがストロボ光めいて明滅した。
“ジオムーバー”:「!!!??」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「これで、まともに機能は出来まい。では絶望だ」
GM:電源が落ちた夜のラウンジが、一瞬昼間のように照らされるほどの閃光!
“ジオムーバー”:「クソーッ!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクの姿を識ることなく」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「終われ!」
“ジオムーバー”:「一人も倒せないなんてーッ!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:銀の剣が機関部を貫通した。
“ジオムーバー”:ド カ ッ!
“ジオムーバー”:今度こそ機関部が爆発し、完全に四散。敵機体を撃破。
GM:……だが。
GM:電源は未だ復旧していない。つまりEMP攻撃が継続していることを意味する。
GM:この敵にしたところで、奇妙だ。この程度の性能では、
GM:そもそもこのラウンジ付近にまで辿り着けたはずがない。
不動一空:「一人では無さそうだな──」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「そのようだね。歯ごたえがなさすぎる。美しいボクの本当の技を使うまでもなかった」
通信機:チカッ チカッ
通信機:壁面に据え付けられた内部通信機がLED光を放っている。
通信機:EMP攻撃がこの緊急通信機にまで影響を及ぼしているとしたら誤作動であるかもしれないが。
愛里アサヒ:『……通信ですね』触手を出したまま。
バーシェス・D・ジェラルディエ:取りましょう。
支部員:『カメラが生きてないから確認できないけど』
支部員:『支部のエージェントよね?』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクだ」
支部員:『ウッソ、バーシェスかよ……他には?』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「そちらはどうなっている?こっちは1機片付けたところだ」
愛里アサヒ:『……愛里です』
不動一空:「不動だ。そちらの状況を教えてくれ」
崔:『……いや、この際バーシェスでもいいや。崔よ。緑原は今の時間担当から外れてたから』
崔:『一応、臨時でオペレートしてみるけど。防衛二班はそこに全員揃ってるのね?』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「その通り。美しいボクたちは此処に健在だよ」
崔:『状況は見ての通り、大規模EMPで支部機能がかなり落ちてる』
崔:『……で、オペレーター室から直通のレーザー通信は生きてるわけだけど』
不動一空:「判る限りでいい。侵入者の数、突入ルートを」
崔:『それでも他とは通話を共有できない状況なのね。だから基本、そっちとあたしの一対一』
愛里アサヒ:『今敵襲がありましたが……この程度の敵に起こせる攻撃とは思えませんでした』
崔:『どんな機械化兵だった?』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。ふむふむふむ。ふむふむふむふむ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「つまり、一斉に喋ると捌ききれないという事だね」
不動一空:「……スピーカーモードにできるだろう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「まずは君の質問から答えようじゃないか。球体が展開すると仕込み刃が出てくるヤツだ」
愛里アサヒ:『球体から刃物が展開して襲い掛かってきて——私には似てませんでした』
崔:『……球体ね……大きさは人間の頭くらい?』
崔:『そりゃ、あれだ~……“ジオムーバー”だな~~。だいぶ前に時計坂のバアさんがやったやつだ』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「トカゲのしっぽかい?」
崔:『なんか今日のバーシェス、勘がいいんじゃない?そうそう、そいつはね。多分子機』
崔:『とりあえず“ジオムーバー”の子機が一体いたってことは……今頃、同時に施設に侵入されてるかも。小回りが効くはずだしね』
愛里アサヒ:『げぇぇ…本当ですかぁ』
愛里アサヒ:『た、大変じゃないですか』
崔:『いや推測だけどね。ホント、あたしも電源がダウンしてから通信を回復させるので手一杯だから、全然今の状況とか把握できてないわけ』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「子機、それで皆殺しにすると言われるとか舐められたものだよ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「EMP攻撃は続いているのかい?」
崔:『続いてるよ~~。機械化兵じゃなくてよかったね。電波遮断が不十分だったら死ぬほど最悪な気分になってたと思うよ』
不動一空:「非戦闘員、準戦闘員の避難は?」
崔:『だからそれも全然分からん。通信がダウンしているんだから』
崔:『逆に不動クンは調べられる?そっちの状況』
崔:『職員棟にはそっちの方が距離的に近いよね』
愛里アサヒ:「私たちが、足で確認したほうがいいですよねぇ……」触手を飲み込む。「襲撃……されてたらマズいですよ」
不動一空:「了解。直に確認するしかないな。オペレーター室は今の所大丈夫なんだな?」
崔:『今のところはね……』
崔:『いやー、どうだろ。もしかしたらマジでヤバいのかもしれないし、そうでもないのかも』
崔:『機械化兵が入ってきてる状況じゃない。でも“ジオムーバー”の子機だって非オーヴァードをブッ殺すには十分だからね』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「さしあたって、脅威を駆逐しながら、一般職員や重要施設の防衛ということでいいのかい?」
不動一空:「職員棟はこちらで確認する。悪いがそちらは後回しだ、できるだけ早くは駆けつけるが、いざとなったら耐えるか逃げるかしてくれ」
愛里アサヒ:「な、なら早く行きましょう。支部が襲撃されてるなんてヤバいですよ……」
不動一空:「ああ、時間が惜しいな。確認を急ごう」
愛里アサヒ:「監査……本部……怒られる……あと人も……危ないし」
崔:『頼むね』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「何を言う」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「同僚じゃないか。そのような言葉は不要だよ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「当然のことをするだけだ」
GM:さて、支部襲撃イベントが発生しました。
GM:この襲撃中は、1シーンごとに1回、職員救出判定が発生します。
GM:ランダム能力値で難易度7の判定。情報収集とは別扱いで、手番は消費しません。
不動一空:おお!<職員救出判定
GM:これに誰か一人でも成功すれば職員は助かりますが、失敗すると死にます。
愛里アサヒ:せ、責任重大
不動一空:おおう、責任重大ですね。
GM:今回は最初から侵蝕振り直し特例もつけましょう。
GM:つまり、判定が失敗した時は1D10で「登場し直す」ことによって、判定権利を回復できるということ。
GM:どうしても職員を死なせたくない時は活用してください。
愛里アサヒ:おお!ありがとうございます!
不動一空:ランダムでどれか一つの能力値が指定、三人全員が手番を消費せずチャレンジ可能。な解釈で大丈夫でしょうか?
GM:そう、いい勘してますね
不動一空:<誰か一人でも成功すればオッケー
バーシェス・D・ジェラルディエ:一応成功するまで振れるって事だ!侵蝕が許せば。
不動一空:了解しました、ありがとうございます。
GM:難易度7という数字だけが分かっていて、技能指定がないということは
GM:シーン切り替わりごとに、回避、知覚、意思、情報: のいずれかが救出判定になるということです。ランダムで決まります。
GM:ということでさっそく職員救出判定を決めましょう。
不動一空:はい
GM:choice[回避,知覚,意志,情報:]
DoubleCross : (CHOICE[回避,知覚,意志,情報:]) → 回避
GM:回避で難易度7。
愛里アサヒ:一応私が一番高いですね。ふっていいですか?
不動一空:肉体なら4が基礎
不動一空:お願いします!<アサヒちゃん
愛里アサヒ:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 10[2,4,7,8,10]+10[10]+9[9]+1 → 30 → 成功
愛里アサヒ:すごく助けた
GM:助け過ぎじゃない?
不動一空:きっと30人くらい
GM:じゃあ30人くらい一気に助けました……
愛里アサヒ:人死ぬと怒られるから…
愛里アサヒ:30人に恩売っとこう
N市第七支部 職員棟
GM:待機人員の居住スペースが設けられた職員棟。この深夜、もっとも多くの職員がこの職員棟にいるはずだ。
GM:そしてその職員棟において、地獄絵図が展開されつつあった……!
支部員:「きゃああああ――ッ!!」
支部員:「ウワ~~~~ッ!」
“ジオムーバー”:「キョッ、キョッ、キョッ」
“ジオムーバー”:ゴロゴロ ゴロ
“ジオムーバー”:「たくさん、人間が、いるネ」
“ジオムーバー”:「UGNなんて、脆いもんだヨ」
“ジオムーバー”:「オーヴァードじゃない奴らから、殺しちゃえばいいんだからネ」
“ジオムーバー”:ギュイイイイイイ……
“ジオムーバー”:丸鋸めいた武器を展開し、ワーディングで動けない職員をまさに切り刻もうとする!
支部員:「お、お助け~~~ッ!」
愛里アサヒ:バシィ!武器ごと"ジオムーバー"の機体が壁に叩きつけられる!
“ジオムーバー”:「キョッ!?」
“ジオムーバー”:「痛い!」
愛里アサヒ:触手による一撃。相手が怯んだ隙に、床に壁に触手を這わせ、それをバネのように利用し、跳ねて職員の元へ向かう。
支部員:「うわあ!新手のモンスター……じゃない!」
支部員:「愛里だ!」
愛里アサヒ:『み、みなさん、あの、もう大丈夫なので……』かばうように立ち塞がる。
“ジオムーバー”:「キョッ!なんだお前ーッ!」ガカカガガガガガガガ!
“ジオムーバー”:刃物を炸薬で打ち出し、愛里を蜂の巣にしようとする!
愛里アサヒ:『機械なんて、脆いもんですね……』刃物をすべて受け止めた触手が、"ジオムーバー"の中心へとその手を這わせる。
“ジオムーバー”:「ゴブブッ、なんだ……」
愛里アサヒ:『コア壊しちゃえば、一発じゃないですか』内側へ、内側へ潜り込み……内側から破壊しようとする。
“ジオムーバー”:「ギャッ、キョ、キョキョキョッ」
“ジオムーバー”:「キョブッ」バキャッ
“ジオムーバー”:爆発四散もしない。粘液を溢れさせ、完全に機能停止する。
支部員:「す、すごいぞアサヒちゃん!」
支部員:「なんてレネゲイド能力だ!」
愛里アサヒ:『えっと、もう、安全です。あの、私は私にできることをしただけですけど——』振り返り、30人ほどの職員たちにぎこちない笑顔を向ける。
支部員:「ありがとね!カフェオレ飲む?」
愛里アサヒ:『私がみなさんの命の恩人であることには変わりないので……、支部に届くお菓子とか、一番にください。高い奴。カフェオレ飲みます』
支部員:「すごいすごい!」
支部員:「この図々しさ!やっぱりアサヒちゃんだー!」
愛里アサヒ:『ほ、褒めてますかぁ?気になるんなら海外旅行とかおごってくれてもいいんですけど……』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクもいるぞ。無事な人間はラウンジに避難だ。好きなだけカフェオレを飲むが良い」
支部員:「バーシェスはどっか行け!」
支部員:「後から出てきただけだろ!」
不動一空:「他のヤツラもそこに回す。バリケードなりなんなりを設置しておいてくれ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「元気そうだな。美しいボクの存在が皆に活力を与えてしまったな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:ふっとか髪の毛をかき上げて笑う。
愛里アサヒ:『ぽ、ポジティブすぎてムカつきますね、相変わらず……』
愛里アサヒ:『……でも、一理あるのかもしれませんね』
支部員:「じゃあ、オーヴァードの私が全員の誘導を担当します。さっきみたいな子機の侵入を防ぐように、ラウンジで安全確保」
支部員:「他の施設と連絡取れるように頑張ってみるか」
不動一空:「オペレーター室に崔がいる。ラウンジの内部通信機で連絡が取り合えるはずだ」
支部員:「あとは物資の確保だな」
GM:それでは、30名弱の支部員はぞろぞろとラウンジに向かいました。
愛里アサヒ:人命救助!
不動一空:アサヒちゃん大手柄
GM:これで現在残っている支部員の大半の安全は確保。しかしまだ取り残されている人員がゼロとは思えません。
GM:今後、シーンに登場してないキャラは、このラウンジの警戒に当たっていたということにしていいでしょう。
不動一空:了解しました。
N市第七支部 ラウンジ
GM:唯一生きている通信機でオペレーター室との連絡を取る。
GM:オペレーター側も、現場の状況をこの通信機越しでしか把握できない。逐次報告をしなければいけないのだ。
崔:『え!?愛里が30人も助けたの!?』
崔:『すげーな!お手柄じゃない!』
愛里アサヒ:「ふ、ひひ……褒められてますね……そ、そうなんです……私が助けました」
崔:『いやあ、前々からあんたはやればできるやつだって思ってたよ』
愛里アサヒ:「へ、へへへ……そうですかぁ?まあそれってようはやらないからできてないやつへの評価ですよね……」
崔:『…………』
崔:『……で!次の仕事なんだけど!』
愛里アサヒ:(やっぱり馬鹿にされてる……)
崔:『職員棟の職員の安全は確保できたってことで、できればエンジニアをこっちに連れてきてほしいのね』
崔:『EMPでオペレーター室の機能も大半吹っ飛んじゃってるから、少なくとも通信機能を設定しなおせる人が欲しい』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「機関室あたりかい?」
愛里アサヒ:「ああ、なるほど……復旧して機能回復したら、こちらも建て直せますからねぇ」
崔:『救出した職員の中にいない?それでこっちに連れてきてくれれば、第一班とか支部長にも連絡取れると思うから』
不動一空:「そうしたスタッフと、そちらへの安全なルートの確保か?」
崔:『そういうこと。状況的に難しそうなら言って』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「あぁ、もうすでにいるなら、連れていくだけで良いわけか」
不動一空:「了解した。通信回復は中を調べるにも役立つからな。最優先させよう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「エンジニア。いるなら手を上げたまえ!」
GM:今回の判定内容は、■通信エンジニアの確保 〈交渉〉難易度8 です。
GM:もちろんエンジニアがここにいれば挙手してくれるでしょうが
GM:いないので、どうにか近いスキルを持ってる人を説き伏せて連れて行く形になります。
不動一空:じゃあ私から
愛里アサヒ:お願いします!
不動一空:社会2の侵蝕ボーナス1で3Dですね。
不動一空:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[1,4,9] → 9
愛里アサヒ:おお!
GM:やった!
不動一空:成功!
バーシェス・D・ジェラルディエ:成功だ!
不動一空:これが侵蝕率60の力!
GM:では不動さんが呼びかけると答えてくれる人がいるでしょう。
不動一空:「──そうした訳だ、オペレーター室の通信を回復させたい」
GM:職員たちはざわめくが、なかなか名乗り出る者はいない。
不動一空:「正直なところ、ここに居るよりは危険度は高い。が、通信を復旧できればこの事態を打破できる可能性が高くなる」
GM:確かにこの面々を見ると、エンジニアとして知った顔はいないようにも思える。
支部員:「あ、あの」小柄な女性職員が手を挙げる。
不動一空:見たことがある顔だ。確か最近支部に派遣されて来たばかりの──
支部員:「あの、あの、情報通信……は、だ、大学で専攻してて……」
支部員:「だ、大丈夫でしょうか。もっとできる人がいると思う、んですけど」
不動一空:ではそちらへと近寄って──
不動一空:「正直今、この支部はベストの状態じゃない。できる可能性があるならで十分だ。だが──」
不動一空:「最初に告げたように、危険に晒される可能性は、高い」敵が気づけば、当然対応してくるだろう。
支部員:「あう」
支部員:「あの、あの、でも、私」しどろもどろ
不動一空:ぽんっ──と頭に軽く大きな手を乗せる。
不動一空:「落ち着いてでいい」震えを止めるように、声をかける。表情こそ変わらぬままだが──
支部員:「不動さん、あの、やります」
支部員:「お役に立ちたいです」小さな手を握りしめる。
不動一空:「──そうか」
不動一空:すっと頭に乗せていた手を離して。
不動一空:「なら、せめてオレたちでエスコートは努めよう」
支部員:「エ、エ、エスコート……!」
不動一空:感謝を込めて、それだけを告げます。
愛里アサヒ:(ふ、不動さんあれわざとやってんですか?素なんですか?こわ…………)
GM:それでは、通信エンジニアをゲットしました。続いて、オペレーター室へと向かいます。
GM:シーン終了。ロイスと購入判定が可能です。
GM:購入はEMPでダウンした支部の中から調達できそうなものを獲得するという扱いになります。
愛里アサヒ:ロイスは保留。ダメ元でシルバーハンマーを購入狙います。
バーシェス・D・ジェラルディエ:アームドスーツ
バーシェス・D・ジェラルディエ:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 1[1]+2 → 3 → ファンブル
バーシェス・D・ジェラルディエ:無理。
バーシェス・D・ジェラルディエ:以上です。
愛里アサヒ:2dx+2>=20
DoubleCross : (2R10+2[10]>=20) → 10[6,10]+3[3]+2 → 15 → 失敗
愛里アサヒ:案外おしい!ダメ!
愛里アサヒ:以上です!
不動一空:ロイス保留。ジェラルミンシールドを購入
不動一空:3dx+3>=12
DoubleCross : (3R10+3[10]>=12) → 8[4,6,8]+3 → 11 → 失敗
不動一空:財産点を1使って購入します。
GM:ではシーン終了。
■ミドルフェイズ02
GM:次も救出判定と進行用の判定があります。登場希望者はどうぞ。
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+1(1d10->1)増やした(侵蝕率:37->38)
バーシェス・D・ジェラルディエ:1D10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 10[10]+47 → 57
不動一空:不動一空の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:60->65)
愛里アサヒ:ずっとめちゃくちゃ落ち着いてるこの女…
不動一空:アサヒちゃん1か2しか出てないような(汗)
バーシェス・D・ジェラルディエ:カバーリンガーが低いのは良い事ですよ。
GM:choice[回避,知覚,意志,情報:]
DoubleCross : (CHOICE[回避,知覚,意志,情報:]) → 情報:
GM:救出判定は任意の〈情報:〉で難易度7です。
バーシェス・D・ジェラルディエ:じゃあ振ります。組織の助力を使用して
バーシェス・D・ジェラルディエ:10dx+5
DoubleCross : (10R10+5[10]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,6,10,10]+10[5,10]+7[7]+5 → 32
愛里アサヒ:すごい助けてる
不動一空:また30人!
GM:そんなに職員いる?
GM:じゃあ今回は敵が多かったことにしよう。“ジオムーバー”を5体くらいやっつけます。
愛里アサヒ:おお!美しい撃破
不動一空:おおー
N市第七支部 東側連絡通路
GM:防衛二班は連絡通路を通り、オペレーター室へと向かっている。
GM:しかし連絡通路は外と窓ガラスで通じている。つまり、敵が侵入してくる経路があるとすれば……。
“ジオムーバー”:「キョッ」
“ジオムーバー”:「なんだ、たくさん来たネ」「キョッ」「知らない奴だナ」
“ジオムーバー”:「“ゴウエンレッカ”は知ってる」「“ウォッチウィッチ”はどこだ」「キョッ」
“ジオムーバー”:ワラ ワラ
“ジオムーバー”:緑色の光点が、闇の中で多数輝いている。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「デッドパロットと言う連中は、扉の使い方を知らないのかい?これだけ数がいて、どれも頭は似たような物か」
バーシェス・D・ジェラルディエ:皆を手で制する。
“ジオムーバー”:「キョ、キョ、キョ」
“ジオムーバー”:「死にナ」
“ジオムーバー”:“ジオムーバー”の群れを見るバーシェスの背後。
“ジオムーバー”:天井からワイヤー降下した個体が、首の後ろに、無音で迫っている。
バーシェス・D・ジェラルディエ:正直、暇を持て余している。丁度良い。そのように思っている。美しいボクの美しい犬歯がむき出しになる。
バーシェス・D・ジェラルディエ:周囲の闇が不自然に揺らぐ。《ショウタイム》場の細かな光源全てが一点に、即ちバーシェス・D・ジェラルディエにのみ集中する。
“ジオムーバー”:「キョッ」サクッ
“ジオムーバー”:「――延髄!」
“ジオムーバー”:全く躊躇なく、光に照らされたバーシェスの首を切断した。
バーシェス・D・ジェラルディエ:刃がすり抜ける。
バーシェス・D・ジェラルディエ:それは光の虚像。
“ジオムーバー”:「キョッ!?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:本体は2歩程隣に身を潜めていた。
“ジオムーバー”:「キョッ、キョッ、バカなやつ」前にいる群れは、まだその異常には気付いていない。
“ジオムーバー”:「わざわざ自分を見えやすくしたのカ?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「そら、こっちだよ。美しい的はここだ」
“ジオムーバー”:「死ね!」ギュルルル!
“ジオムーバー”:コマの如く回転!足元を切り刻みにかかる!
バーシェス・D・ジェラルディエ:ホログラムのような映像の足元が揺らぐ。
“ジオムーバー”:「こ、こいつも残像!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:横合いから刺突剣が球体を貫いた。まずは1体。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「こっちだ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:奥の方からバーシェスが姿を見せる。
“ジオムーバー”:「死ぬまで殺す!!」ドドドドドドッ!
“ジオムーバー”:今度は三体が殺到。壁や窓ガラスごとバーシェスの姿を破砕する!
バーシェス・D・ジェラルディエ:幻影が揺らぐ。エフェクトで作られた光体はセンサーにも影響を与える。
バーシェス・D・ジェラルディエ:音源はオペ—レーターに操作させ、隠密に徹して1体1体を確実に処理していく。
バーシェス・D・ジェラルディエ:的確に丁寧に執拗に逃す暇を与えず
バーシェス・D・ジェラルディエ:虚像に惑わされてる敵を刺し貫いていく。
“ジオムーバー”:「キョッ」「キョッ」「ギョボッ」「キョッ」
“ジオムーバー”:「キョキョッ!」「死ね!」「ギャッ」「キョッ」
GM:……二分程が経過した。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「さぁ」「ここだぞ」「美しいボクは」「どこに」
バーシェス・D・ジェラルディエ:サク、サク、サク、サク
“ジオムーバー”:「キョッ、な、なんでだ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「「「「「「どこにいるんだろうね」」」」」」
“ジオムーバー”:「ぼ、僕しかいない~~ッ!?」
“ジオムーバー”:“ジオムーバー”の群体はもはや残すところ一体のみ。
“ジオムーバー”:爆発すら伴わず、他の全ての機体は壁や床に縫い留められている。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「「「「「「美しいボクに囲まれて」」」」」」
バーシェス・D・ジェラルディエ:幻影が消える。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「逝きたまえ」
“ジオムーバー”:「ギャアアアアアアアア―――ッ!!?」
“ジオムーバー”:ズ ド ! !
バーシェス・D・ジェラルディエ:最後の一体を刺し貫いた。
“ジオムーバー”:最後の一機が爆発四散!
支部員:「す、すごい……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「オペレーター、フォローご苦労。敵が多いとこの手に限る」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「破壊規模は最小限に。実に美しい、美しいボクの仕事だ」
支部員:「バ、バーシェスさんって、面白い人だって思ってましたけど」
支部員:「すごく強かったんですね……カッコよかったです」
愛里アサヒ:(こ、この女、気が多い……!)
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。君は見所があるね。真実を真実のままに素直に口にする。この支部にもっとも足りない心だ」
愛里アサヒ:(ちょっと可愛いからって……媚をうったら可愛がってもらえるって思ってるんですよ……ムカつく……)
バーシェス・D・ジェラルディエ:キラーン、髪の毛を淡く輝かせ満足気に言う、
不動一空:「状況クリアか。ここまでくればもう大丈夫だろうが」
GM:もちろん、まだまだこのシーン用の判定はあります。■オペレーター室への到達 〈回避〉難易度10
愛里アサヒ:回避なら、やはり私がいったほうがいいかな。
不動一空:ですね、お願いできれば。
愛里アサヒ:5dx+1>=10
DoubleCross : (5R10+1[10]>=10) → 10[4,5,6,7,10]+2[2]+1 → 13 → 成功
愛里アサヒ:成功!
GM:すごいな~
GM:というわけで、バーシェスさんが道中の敵を排除したこともあり
GM:安全を確保したままオペレーター室へと到着することができました。
N市第七支部 オペレーター室
GM:オペレーター室には数名の職員が残っており、各地への通信を試みている。
GM:崔の姿もあった。30台後半の女性オペレーターです。
崔:「やー、来たね防衛二班。良かった~。これで安心できたよ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふっ、美しいボクが光臨だ」
不動一空:「エンジニア候補を連れてきた、頼む」
崔:「はいはい美しい美しい……エンジニアは?」
支部員:「あ、わ、私です」
崔:「大丈夫かなあ」
愛里アサヒ:「だ、大丈夫ですよ、たぶん……結構したたかですから……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「このような場でも至福の光に包まれたことだろう。我ながら自分の仕事に満足しているよ」
不動一空:「万全とはいかんだろうが、なんとかしてくれ」
崔:「分かったよ。何しろ職員の命に関わることだからね――通信が回復するまで、どうする?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「敵を駆逐するのが本業だと思うのだが」
不動一空:「ああ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「手直にいるか分からないのかい?」
愛里アサヒ:「避難所……ラウンジも放っておけませんけど……」
崔:「頼もしいね。それは本当にお願いしたいよ」
愛里アサヒ:「敵がどこにいればわかれば、いいんですけど……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「戦えるモノが戦わないと言うのは美しくないからね。資源の無駄ともいえる」
不動一空:「バーシェスの言うとおりだな。オレたちが敵を潰せば、それだけ安全が近づく」
崔:「とにかく、今この時でも敵の攻撃が続いている……闇夜に紛れての攻撃だし、第一班や第三班もいるわけだから、それぞれで上手くやってるんだろうけど」
崔:「もう死んでるやつもいるかもしれない。モタモタしてらんないからね」
支部員:「が、がんばります」
愛里アサヒ:「……はあ」間一髪のところを何度も助けてきた。全員生存というのは甘い見通しだろう。ため息をつく。
不動一空:「とりあえずここは任せた。何かあったら、内部通信機あたりでなんとか連絡をつけてくれ」
愛里アサヒ:「おねがいしますよぉ……第七支部のイケメンエージェントたちが頼りにしてるので……復旧、お願いしますねぇ」エンジニア候補の支部員をじろりと見つめる。
支部員:「はい、ぜ、全力を尽くします」
支部員:「不動さんも……頑張ってください!」
不動一空:「ああ、そちらもな」
愛里アサヒ:(い、卑しい女……!)
バーシェス・D・ジェラルディエ:(アサヒは卑しい牝。と思ってそうではあるな)
不動一空:空気は気にもとめず、率直にエールを返して。
愛里アサヒ:「……いきますよ!私たちは私たちの仕事があります」
愛里アサヒ:若干ぷりぷりしながら出口へ向かう
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。適材適所。体を張って敵を打倒すのは美しいボクたちの仕事だ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ありがとうエンジニア嬢。紅一点の殺る気を引き出してくれて」
支部員:「ど、どういたしまして……?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「では、アデュー♪」
GM:シーン終了です。ロイスと購入をどうぞ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:美しい指を軽く弾いて星を出し出口へ向かいます。
バーシェス・D・ジェラルディエ:アームドスーツ
バーシェス・D・ジェラルディエ:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 7[7]+2 → 9
バーシェス・D・ジェラルディエ:無理。
愛里アサヒ:シルバーハンマー!目標20!
愛里アサヒ:2dx+2>=20
DoubleCross : (2R10+2[10]>=20) → 5[2,5]+2 → 7 → 失敗
愛里アサヒ:全然おしくない!以上!
不動一空:3dx+3>=12 自分の分、UGNボデマ
DoubleCross : (3R10+3[10]>=12) → 6[1,5,6]+3 → 9 → 失敗
不動一空:失敗。以上!
■ミドルフェイズ03
GM:では次のシーン。やはり救出判定と判定が一つあります。希望者のみ登場。
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+2(1d10->2)増やした(侵蝕率:38->40)
バーシェス・D・ジェラルディエ:1D10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 4[4]+57 → 61
不動一空:不動一空の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:65->73)
GM:不動さんがピンチ!無理して出なくてもいいのよ
GM:まず救出判定を決めてしまいましょう。
GM:choice[回避,知覚,意志,情報:]
DoubleCross : (CHOICE[回避,知覚,意志,情報:]) → 情報:
GM:また情報だ!
GM:任意の〈情報:〉で難易度7です。
愛里アサヒ:振ります!自動巡回ソフトを器物化で一体化。情報:ウェブでふります。
愛里アサヒ:6dx>=7
DoubleCross : (6R10[10]>=7) → 7[1,2,3,6,7,7] → 7 → 成功
愛里アサヒ:ギリギリ!成功!
不動一空:ぐっじょぶ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:成功は成功だ
GM:やった!ではやはり“ジオムーバー”から職員を救出できます。
N市第七支部 西棟倉庫
GM:暗闇の支部を防衛二班が哨戒し、非戦闘員を避難させていく。
GM:――“ジオムーバー”は危険な機械化兵ではある。セキュリティの大半がダウンしているとはいえ、子機のそれぞれが基地内に侵入できるほどの機動力を持ち
GM:さらに、おそらくその数も十機や二十機ではないだろう。ジャーム化していると見るのが妥当だ。
GM:だが、これを拠点襲撃作戦として見た時はどうだろうか?非戦闘員を狙った“ジオムーバー”の攻撃は確かに厄介だが、それで全ての支部機能を陥落できるかというと
GM:そうは思えない。
“ジオムーバー”:「ジ、ジジッ、キョッ」
“ジオムーバー”:半壊した“ジオムーバー”が、職員を人質にとっている。
“ジオムーバー”:「ち、近づくなヨッ!」
“ジオムーバー”:「それ以上、こっちに寄れば――」
“ジオムーバー”:「こいつの首、掻っ切っちゃうヨッ!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:(一匹いればなんとやら、美しいボクが、オンリーワンたる美しいボクが一番嫌うものだ。全部繋げればまるで芋虫だな)
支部員:「わ、私に構わず……敵を、た、倒……」
支部員:「うわーっ!やだーっ!!やっぱり助けてえええ!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「怖がらずに、美しいボクだけを見るんだ」
支部員:「わーん!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:言葉と同時 パパパパ 断続的な光の明滅がジオムーバーの視覚センサーを灼く。
“ジオムーバー”:「キョキョーッ!?」
“ジオムーバー”:これまでの戦闘でおおよそ把握できてきたが――
“ジオムーバー”:“ジオムーバー”は複数子機の間で記憶や認識を共有していない。常に“業炎烈火”のみを知っており、他の二人の能力を知らない。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「不動卿。イケてるメンズのムーブをしてきたまえ!」
不動一空:ゴウっ!
不動一空:足底から炎を噴出! 廊下を焼き焦がしながら爆発的な加速力でジオムーバーの懐へと飛び込み。そして──
不動一空:「じっとしてろ──」
不動一空:支部員を掴むジオムーバーの手を掴み──炎で溶断!
“ジオムーバー”:「ギギッ!?クソーッ!」
不動一空:そのまま抱きかかえるようにして、横っ飛びで距離を取る。
“ジオムーバー”:「なんなんだ、お前らはーッ!」
不動一空:「愛里!」
愛里アサヒ:『"ジオムーバー"にまでモテモテですね不動さん!ちゃんと私の母親の自覚あるんですかぁ?』不動が引いたところに、触手が迫り——
愛里アサヒ:『私たちは!第七支部エージェントです!覚えて死んでくださいッ!』剣が機械を貫く!
“ジオムーバー”:「ギャアッアアア――ッ!?」ドーン!!
“ジオムーバー”:爆発四散。この個体も撃破。
不動一空:支部員を庇うように、爆発へと背中を向ける。
“ジオムーバー”:だが、彼らが倉庫に到着した時には既にこの個体は大破状態だった。つまり……
バーシェス・D・ジェラルディエ:「依存性が強い成人女性と言うのは、美しいボクとしてはどうかと思うが……余りモノだな、これは」
成田晴史:「……不動と、バーシェス。防衛二班か」
成田晴史:威圧的なスーツの男が現れる。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ボス。首は繋がってるようで何よりだよ」
成田晴史:「討ち漏らしをやってくれたみたいだな」倉庫奥の残骸を一瞥する。
愛里アサヒ:「成田支部長!支部長が…戦った後だったんですねぇ…」
不動一空:「何体かはすでに仕留めました。が、総数は目下不明」
不動一空:支部員さんを離して
不動一空:「現在各ブロックの確認及び救助作業中となります」
成田晴史:「私もだいぶ潰したつもりだったが、キリがないな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「しかし、数はいる。一般職員を殺すだけの脅威ではある。だが、戦闘オーヴァードを倒せる端末ではないよ」
愛里アサヒ:「ホント、なんでこんなことすんですかねぇ……いやがらせですかね……」
支部員:「機械化兵から解放されたと思ったら支部長まで……!」
支部員:「助けて~ッ!」泣く。
愛里アサヒ:「ぎゃーっ泣かないでください!ひっつかないでください!鼻水つけないでください!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:支部員に美しいティッシュを放る。
成田晴史:「今戦えるオーヴァードの確認範囲がどれだけ重なっていて、どこまでクリアできているかも分からん」
不動一空:「かといってここまで喰い込まれては、対応しない訳にも、か」
不動一空:「愛里の言う通り、存外嫌がらせかもしれんな」
成田晴史:「……それよりは根本的にこの事態を解決する必要がありそうだ」
成田晴史:「不動。お前はどう考える」
成田晴史:「“ジオムーバー”とやらがこの大規模EMPを発生させていると思うか」
不動一空:「………………」数瞬思案。これまでの端末の言葉などからして──
不動一空:「いえ、良くて手駒。悪ければ使い捨ての類かと判断します」
不動一空:ジオムーバーに対する率直な評を述べる。
成田晴史:「奴の子機が支部員を攻撃している以上、そいつに注意を向けざるを得ない」
不動一空:「オレなら、そのスキに致命の一撃を叩き込む仕込みをします」
成田晴史:「……EMPを発生させている妨害機を探せ。オペレーター能力が復帰したなら、各地への通信よりもそいつの特定を優先させろ」
成田晴史:「防衛二班、そいつを探し出して叩け」
不動一空:「了解しました」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「この顔に懸けて」
愛里アサヒ:「はい!舐めた真似したやつは、ゆ、許さないので」
不動一空:「第七支部(ウチ)にケンカをふっかけてきた、相応の土産は持ち帰ってもらいましょう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「EMPの発生がキモだとすると、敵の防備も手強いだろうね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクに相応しい獲物だと願うよ」
GM:それでは、小プライズ判定が発生します。■EMP機の特定 プライズ0/4 〈知覚〉〈情報:UGN〉難易度9
GM:プライズポイントが溜まったら敵の特定が可能。ミドル戦闘に突入できます。
GM:最大達成値もありません。やさしいぜ
不動一空:ついに知覚が来ましたよ、バーシェスさん!
バーシェス・D・ジェラルディエ:では。まず美しい判定をします。
バーシェス・D・ジェラルディエ:組織の助力を使用。
バーシェス・D・ジェラルディエ:10dx+5
DoubleCross : (10R10+5[10]) → 10[1,2,4,6,7,7,8,9,9,10]+10[10]+3[3]+5 → 28
バーシェス・D・ジェラルディエ:成功。
不動一空:おお、あと2つぎ込めば一発でクリア?
GM:強すぎない?
愛里アサヒ:圧倒的美しい判定
不動一空:<プライズ4
GM:財産2とかあったりします?
バーシェス・D・ジェラルディエ:財産2あります!
不動一空:すばらしい!
バーシェス・D・ジェラルディエ:つぎ込んで良いならつぎ込む!
バーシェス・D・ジェラルディエ:財産2使用。
GM:では達成値30なので一発クリアしちゃいました……最大達成値つけとけばよかった
不動一空:こちらは異存無く。
愛里アサヒ:バーシェスさんが大丈夫ならありがたいです!
N市第七支部 オペレーター室
崔:「電子機器への攻撃から逆を辿って本体位置を探るってのは……特にオーヴァード相手だと、簡単なことじゃないんだけど」
崔:「観測機器だって狂っちゃうわけだしね。でも波長を光学的パターンに変換した映像なら用意できるかもしれない」
崔:「エンジェルハィロゥのバーシェスなら光学パターンを見て発信者の位置を逆算できるかも……ってアイデアね。できそう?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「その光学パターンが秩序だって美しければ可能だろう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「もっとも、どのようなモノであれ、美しいボクには及ばない。なにがしかの美点を見つけ出すという意味では、どんなモノにも大差はないが」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「問題はない。という事だよ」
崔:「じゃあ無駄な修飾つけんな!」ノートで頭を叩く
愛里アサヒ:「意外と他人に優しいんですよねバーシェスさん…」
崔:「できるならほら、この映像で確認しておいて」タブレットを渡す。
愛里アサヒ:(人格者……みたいな振る舞いで……信用を集めて……ムカつきます……)
不動一空:「支部長命令だ。こちらをクリアしなければ、他支部への通信もできん」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「必要な事前情報だ。あぁ、はたかれる姿すら絵になるであろう」タブレットを受け取る。
支部員:「回復した通信リソースを使って敵の解析をしなさいって話でしたよね」
不動一空:「任せる形になるが、やってもらうしかない」
支部員:「ほ、本当にいいんでしょうか……?他の班と合流できたかもしれないのに」
愛里アサヒ:「他の班のイケメンの解析でもしたかったんですかぁ?」じろりとにらむ。
支部員:「え!?な、なんで!?」
崔:「どっちにしろ電波障害が解消されれば通信は全部復旧するでしょ?そっち優先ってことなんじゃないの?」
崔:「こういう搦手をやる奴って、本体の強さは大したことないってイメージもあるのかもね」
不動一空:「通信ができれば安全には近づく。が、この場合は危険を確認する方が最優先との判断だろう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:映像を注視し光波パターンを解析中。せわしなく翡翠色の目が動く。
愛里アサヒ:「問題の根本殴ったほうが早いですから……うちは守るより攻める方が得意ですし……」
不動一空:「愛里の言うとおりだな。守勢に回るのは第七支部(ウチ)には似合わん」
愛里アサヒ:「そ、そういう意味ではぁ……あなたも第七支部職員に向いてるのかもしれないですねぇ、攻め攻めで……ふひ……」エンジニアに不気味な笑みをうかべる。
支部員:「ひっ……」
崔:「まー、こういう作戦って似合う似合わないで決めるもんじゃない、け、ど!」座標入力を終える。
崔:「どう?バーシェス。分かった?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふふ。美しさは罪」
GM:バーシェスはこの攻撃の発生源を感知できる。支部敷地のギリギリ外。北西方向の駐車場だ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「全てを理解した。なんと美しい」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「北西方向の駐車場だね。支部の敷地ギリギリの場所。つまり離脱しやすいともいえる」
愛里アサヒ:「わ、わかったんですかバーシェスさん……」タブレットを覗き込む
バーシェス・D・ジェラルディエ:「電撃戦をするしかないんじゃないのかな」
不動一空:「付かず離れずの距離か──」
崔:「逃さないうちに、か。結局最小の小隊編成で向かうのは最善手かもね。行ける?」
愛里アサヒ:「や、やり方が……姑息ですよね……チマチマ……逃げられるところから……」
不動一空:「同感だな。向こうが『まだ攻めの時間』と思っているうちに仕掛たい」
愛里アサヒ:「は、早く殴りたいので……い、いけます」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふふ。うちのボスならこういう所だよ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「行け」
不動一空:「ああ、攻守の強制交代だ」
GM:シーンを終了します。ロイスと購入が可能。次はミドル戦闘です。
愛里アサヒ:ロイスは保留。相変わらずシルバーハンマー、目標20!
愛里アサヒ:2dx+2>=20
DoubleCross : (2R10+2[10]>=20) → 8[7,8]+2 → 10 → 失敗
愛里アサヒ:以上!
バーシェス・D・ジェラルディエ:崔ちゃんに取ろう 支部の仲間 友情〇/食傷
バーシェス・D・ジェラルディエ:アームドスーツ
バーシェス・D・ジェラルディエ:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 6[4,6]+2 → 8
バーシェス・D・ジェラルディエ:無理。以上
不動一空:ロイス バーシェスくんへのロイスをN辟易からP信頼へと変更しておきます。
不動一空:購入。UGNボデマ! 手配師を使ってしまいましょう。
不動一空:5dx+3>=12
DoubleCross : (5R10+3[10]>=12) → 10[3,5,6,8,10]+8[8]+3 → 21 → 成功
不動一空:購入。装備。以上。
愛里アサヒ:あ、不動さんにもらったボディマ装備します!
不動一空:あ、ですね。戦闘なので装備しておきましょう
■ミドルフェイズ04
GM:ではミドル戦闘。全員登場です。
バーシェス・D・ジェラルディエ:1D10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 7[7]+61 → 68
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+3(1d10->3)増やした(侵蝕率:40->43)
不動一空:不動一空の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:73->74)
第七支部北西 駐車場
GM:第七支部の北西に位置する立体駐車場には、深夜にも多くの一般車両が駐車している。
GM:その四階に当たるフロアには、奇妙な機械が浮遊していた。
GM:黒い樹脂アンテナを幾何学的に伸ばした機体。大きさは“ジオムーバー”の子機よりもさらに小さい。
“キハ682”:「ムカつく」
“キハ682”:「どうしてアタシ達が“プリマギガンテ”みたいなノロマの露払いしなきゃいけないの?」
“キハ682”:「デッドパロットの連中はバカばっかりだし。最悪」
“ジオムーバー”:「でも、今頃あいつら大慌てだヨ」
“ジオムーバー”:「頭。頭、ねじ切りたいネ。僕と同じみたいにしたいネ」
“キハ682”:「それは“ジオムーバー”の事情でしょ」
“キハ682”:「アタシの得はどうなるのよ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「得ならあるよ。そう、この美しいボクの姿を直に見れる事だ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:《スポットライト》
“ジオムーバー”:「キョッ!?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:光源が動き一人の美しい男の姿を照らす。
“キハ682”:「何あの頭おかしい男……」
“キハ682”:「ムカつく」
“キハ682”:その場に滞空したまま、各所が青色LED発光する。
バーシェス・D・ジェラルディエ:空から舞い降りる。3回ほど体を捻っりながら華麗に着地。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「お名前は?ボクほどではないが美しい声のお嬢さん」
“キハ682”:「“キハ682”。知るわけないわよね?」
“キハ682”:「アンタ達にセルを潰された時は、アタシはただのコアユニットだったんだもの」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「キハ682。実に丁寧に応えてくれてありがとう」
“キハ682”:「あのクソッタレのダストライザーセルを潰してくれてありがとう。だけど全員死んでもらうけどね」
“ジオムーバー”:「キョッ、キョッ、ここを見つけるなんて、大したもんだネ」
“ジオムーバー”:「でも一人だけで飛び込んできたのは、良い作戦じゃないヨ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。気が合いそうだよ。美しいボクはバーシェス・D・ジェラルディエ。君たちの敵だ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「とても良い作戦も立てて必勝の準備をして挑ませてもらう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:指を鳴らす《スポットライト》
不動一空:「いや──」再び、上空から声が響く。
不動一空:どおんっ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:不動さんとアサヒちゃんを七色の光が照らす。
不動一空:やや離れたところに、愛里アサヒを抱き抱えるようにして、業炎烈火──不動一空が轟音と共に着地する!
愛里アサヒ:「——ぃぃいいいいいぎゃああああああぁぁぁぁ——!」
不動一空:「こちらは三人」
“キハ682”:「な――」
不動一空:膝をついた姿勢から、そのまま静かに立ち上がり──
不動一空:「攻守交代だ。付き合ってもらうぞ?」
愛里アサヒ:「う、ぅぅう、オエェッ」ぐぽりと口から触手を吐き出す。
“キハ682”:「気持ち悪い!なにその生き物!最悪!」
“キハ682”:LEDが赤く発光する。
愛里アサヒ:『ああ、中身出るかと思いましたよぉ……』脳への通信に切り替える。
不動一空:『すまん。バーシェスが先に『降りた』ものでな』急加速でGを与えてしまったことに脳内で詫びて。
愛里アサヒ:『気持ち悪くて悪かったですね……!最悪ですみませんね……!』
愛里アサヒ:『気持ち悪くて最悪な、名前も知られてない私にボコボコに破壊されてもらいますからぁ……っ!』触手を向ける。
“ジオムーバー”:「“ゴウエンレッカ”だネ」
“ジオムーバー”:「“ウォッチウィッチ”はいないのかナ?臆病だから出てくる勇気がないのかナ」
不動一空:「ウォッチウィッチが出るような幕ではないと言うことだろう」
不動一空:「不服なら、オレたちを倒して直接彼女に告げるんだな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「レディの相手は100年早いよ。美しいボクたちを殺せば時間は短縮できるがね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「100年縮めてみるかね?」
愛里アサヒ:『縮めないと、"ウォッチウィッチ"の相手、アナタじゃ無理ですよ。魔女は待ってくれるでしょうけど、あなたは使用期限がきます』
“キハ682”:「はー……」
“キハ682”:「相変わらず最悪で、気持ち悪くて、どうしようもない連中」
“キハ682”:キュイィィィィ……「やっぱりここで焼き払うのが正解だわ」
“ジオムーバー”:「誰の使用期限が」ガシッ
“ジオムーバー”:「来るだって?」
“ジオムーバー”:近くの車両へと潜り込む。エンジン音。ヘッドライトが点灯。
“ジオムーバー”:それは一般車両に見えるが、そうではない――偽装工作を施されたFH戦闘車両だ!
愛里アサヒ:『"ジオムーバー"、あなたですよ!電動包丁のオモチャはすぐに電池切れです……って、うわあ!』
愛里アサヒ:『なんか物騒なのに乗ってますよぉ~~!』
“ジオムーバー”:「オーヴァード相手なら、こいつで轢き殺すつもりなんだヨ」
不動一空:ゆっくりと”衣蛸”を降ろして。
不動一空:『各自対応だな。頼りにさせてもらうぞ、”衣蛸”』
不動一空:自身も戦闘態勢に──
愛里アサヒ:『ぎゃびっ』ゆっくり降ろされたのに尻もちをつき、触手を起点に体を起こす。
愛里アサヒ:『もちろんです。消耗戦は嫌いなんで』ゆらりと触手に巻き疲れた剣の切っ先を向ける。
GM:ミドル戦闘を開始します。
■ROUND-01
GM:待った
不動一空:(ぴたっ)
“キハ682”[11]
装甲戦闘車両1[10]
装甲戦闘車両2[10]
10m
バーシェス[14]
不動[8] 愛里[5]
GM:これでよし
GM:行動値14、バーシェスさんのセットアップから。
バーシェス・D・ジェラルディエ:なし!
不動一空:ちょいお待ちを
不動一空:そちらも1エンゲージ、こちらも1エンゲージでオッケーでしょうか?<配置
GM:あ、そうです。ちょっと相手のエンゲージの行が離れてたので分かりづらかったですね
不動一空:了解しました、ありがとうございます。
不動一空:ではこちら先陣の火を使用。イニシアチブを+10して18に変更します。
GM:セットアップは行動値順ですが、先に宣言してしまっていいのですか?
不動一空:あ、そうか。
不動一空:すいません。手番まで待機します。失礼しまSチア。
“キハ682”:何故なら行動値11の“キハ682”が《先陣の火》を使用するからです。
愛里アサヒ:な、なるほど…
“キハ682”:《先陣の火》。行動値+10。
不動一空:おお、なるほど!
装甲戦闘車両:装甲戦闘車両は何もなし。
不動一空:では改めましてこちらも先陣の炎。+10して18となります。
不動一空:不動一空の侵蝕率を+2した(侵蝕率:74->76)
愛里アサヒ:こちらはセットアップありません!
GM:ではラウンド開始!
“キハ682”:行動値21、“キハ682”。
“キハ682”:戦闘移動。25m後方に移動します。
“キハ682”[21]
25m
装甲戦闘車両1[10]
装甲戦闘車両2[10]
10m
バーシェス[14]
不動[18] 愛里[5]
“キハ682”:メジャーアクション。《コンセントレイト:ブラックドッグ》《雷の槍》《雷神の槌》《プラズマカノン》《フラッシングプラズマ》。
“キハ682”:シーン攻撃!対象はPC全員です。
“キハ682”:6dx7+5
DoubleCross : (6R10+5[7]) → 10[1,2,3,3,9,10]+5[3,5]+5 → 20
“キハ682”:いまいち
愛里アサヒ:ガード!
バーシェス・D・ジェラルディエ:ドッジ
不動一空:ガード!
バーシェス・D・ジェラルディエ:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[2,6]+1 → 7
“キハ682”:ダメージを出します。
“キハ682”:3d10+44 装甲有効
DoubleCross : (3D10+44) → 7[1,4,2]+44 → 51
バーシェス・D・ジェラルディエ:《リザレクト》
バーシェス・D・ジェラルディエ:68+1D10
DoubleCross : (68+1D10) → 68+7[7] → 75
愛里アサヒ:あ、自動触手の宣言のタイミング逃しましたかね?
GM:いえ、大丈夫です!宣言してしまってください
GM:テンポよくダイス振ったほうが早いなと思っただけ!
愛里アサヒ:なるほどです!
愛里アサヒ:ありがとうございます!<自動触手>宣言します。
“キハ682”:うぎゃ!何点ですか
愛里アサヒ:21点お願いします!
“キハ682”:思いの外強烈なダメージ……!しかし生きてます!
不動一空:おしい、3点足りない。リザレクトします。
不動一空:不動一空の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:76->79)
不動一空:HPが3となりました。
“キハ682”:「アタシのこと――」キィィィ……
“キハ682”:「電波妨害しかできない機械化兵だと思ってるんでしょ?」
“キハ682”:「溶けて弾けろ」
“キハ682”: ボ ッ !
“キハ682”:強烈なマイクロ波の嵐が浴びせられる。鉄が溶け、アスファルトが燃える威力だ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:「勝手に自分で自分をレッテル付けして力に変える。ウチによくいるタイプだ」
愛里アサヒ:17装甲で引いて34点ダメージうけるのですが、がらんどうの肉体使ってもいいですか?すみませんモタついて!
愛里アサヒ:あ、やっぱりやめます!素直にリザします。申し訳ない!
愛里アサヒ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8
愛里アサヒ:HP8!
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+8増加した。(侵蝕率:43->51)
バーシェス・D・ジェラルディエ:両腕で美しい顔をガードする。美しい腕が焼かれて服が灰と化す。焼ける端から再生を開始する。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅ。やるな」
不動一空:「大層な熱だな」焼かれた身体を再生させながら──
“キハ682”:「その美しい顔とやら、骨の形まで見てやるわ」
“キハ682”:「骨が残ればだけどね!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しさで君のセンサーが灼けてしまうだろうね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「骨格ですら芸術だ」
GM:次は行動値18!不動さんの手番!
不動一空:はい
不動一空:おまたせしました、マイナーで戦闘移動。10m先の戦闘車両にエンゲージ。
不動一空:メジャーコンボ烈火(コンセ/災厄の炎/結合粉砕 装甲無視の範囲(選択)至近攻撃を行います!
“キハ682”[21]
25m
装甲戦闘車両1[10]
装甲戦闘車両2[10]
不動[18]
10m
バーシェス[14]
愛里[5]
不動一空:妨害などなければ判定いきます!
GM:何もありませんよッ
不動一空:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,2,4,5,6,6,7,8,8,8,9,10]+10[1,3,3,3,4,10]+5[5]+4 → 29
不動一空:ぐ、おしい。29です。
装甲戦闘車両:一応1は回避を試みますね
装甲戦闘車両:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 7[1,1,2,3,3,7,7,7] → 7
装甲戦闘車両:全然駄目。
装甲戦闘車両:ということで2が1をカバーリングします。《マグネットフォース》。
不動一空:ぐぬぬ、ではダメージいきます。
不動一空:3d10+21 装甲無視
DoubleCross : (3D10+21) → 21[10,5,6]+21 → 42
不動一空:42点の装甲無視です。
装甲戦闘車両:HPは35、装甲はヴィークルで10あるので
装甲戦闘車両:2倍ダメージで吹き飛びます。死亡!
不動一空:「悪いが──」
不動一空:「直線の加速ならばな!」
不動一空:足底だけでなく、両肩、脛からも炎を吹き上げて──
不動一空:ごうっ──
不動一空:離れていた間合いを、瞬時に潰してのける! そして──
不動一空:「遠慮はなしだっ!」
不動一空:全身から手加減なしの炎を放ち、周囲を火炎地獄に叩き込む!
装甲戦闘車両:「真正面から突っ込んでくるとは――」
装甲戦闘車両:「バカなやつメ!」ギャルルル!
装甲戦闘車両:こちらも車両を最大加速。不動を正面から轢殺しようとする!
不動一空:火勢が更に増し、正面から突っ込んできた車両の一台を吹き飛ばす!
装甲戦闘車両:さらに車体前面が展開、砲門が不動に照準するが……
装甲戦闘車両:「キョッ、ギャッ、ガガガガガガガガガガ!?」
不動一空:「遠慮はなしと──言ったぞ!」
装甲戦闘車両:ド ゴ バ ! !
装甲戦闘車両: ――ガシャン!
装甲戦闘車両:絶大な火力に立体駐車場から吹き飛ばされ、遠くの地面へと墜落。内部の“ジオムーバー”ごとバラバラになる。
装甲戦闘車両:「バ、バカな」
不動一空:全身を炎に包んだまま、残った敵を睨み据える。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「攻守交替とも言ったね」
装甲戦闘車両:「き、機械化していないノ?その出力で?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクたちのターンと言う事さ」
装甲戦闘車両:「キョッ、キョッ……」
“キハ682”:「ああ、何やってんのよ全く……」
“キハ682”:「グズ。どいつもこいつも、死んじゃえ」
GM:行動値14。バーシェスさんの手番。
不動一空:不動一空の侵蝕率を+10した(侵蝕率:79->89)
バーシェス・D・ジェラルディエ:戦闘車両にエンゲージして攻撃します。
バーシェス・D・ジェラルディエ:《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》《主の右腕》
バーシェス・D・ジェラルディエ:7dx7+6
DoubleCross : (7R10+6[7]) → 10[1,5,5,7,9,9,10]+10[4,8,9,10]+10[4,6,10]+5[5]+6 → 41
“キハ682”[21]
25m
装甲戦闘車両1[10]
不動[18]
バーシェス[14]
10m
愛里[5]
装甲戦闘車両:ガード値はないので回避を頑張るしかないんだな!頑張れ!
装甲戦闘車両:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,3,4,4,6,7,8,10]+1[1] → 11
装甲戦闘車両:だめでした。ダメージをどうぞ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:5D10+25
DoubleCross : (5D10+25) → 27[3,9,5,8,2]+25 → 52
装甲戦闘車両:装甲10を込みでも余裕で撃破。スクラップになります。
バーシェス・D・ジェラルディエ:よしカウンター殺するので演出で突っ込んできてほしいですw
バーシェス・D・ジェラルディエ:75→81
装甲戦闘車両:「キョッ……こ、こうなったら」
装甲戦闘車両:炎に包まれる魔人と化した不動から逃れるように転進。
装甲戦闘車両:「君からだヨ!」ギャルルルルル!!
装甲戦闘車両:バーシェスに狙いを定めて、強靭なFH偽装装甲車が迫るぞ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「その車。なかなか美しいフォルムだ。ふむ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:突っ込んでくる車両に片手をかざす。
バーシェス・D・ジェラルディエ:音も熱も放電もない光だけの稲妻。風景が白と黒に反転する。
バーシェス・D・ジェラルディエ:その強烈な閃光に一拍遅れ、白銀の突剣が射出された。
装甲戦闘車両:「バカめ!死ぬ直前まで格好つけるつもりか!?」
装甲戦闘車両:「キョ――」
バーシェス・D・ジェラルディエ:洪水のような光の奔流に紛れ撃ち出された、あまりにささやかな光針剣。
バーシェス・D・ジェラルディエ:キュィン————擦れるような破裂音。
バーシェス・D・ジェラルディエ:敵装甲には一点の穴。最小の致命傷。
バーシェス・D・ジェラルディエ:指先程の小さな疵は、フィルムに灼きついた黒点のようだった。
装甲戦闘車両:「う、そ、そんな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「君の美しさに敬意を評そう。その形は保ってあげるよ」
装甲戦闘車両:ジジッ
装甲戦闘車両:電源がショートする音だけが聞こえる。
装甲戦闘車両:装甲車両内で車両を動かしていた“ジオムーバー”のコアユニットだけが
装甲戦闘車両:車両の中でピンポイントに破壊されている。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふっ、美しい。あまりにも」
愛里アサヒ:『バカはそっちですよ。バーシェスさんは、格好つけてるんじゃなく、格好いいんですよ』
装甲戦闘車両:完全に機能停止!この二両の装甲車は“キハ682”の護衛用に特注された専用戦闘車であったが……!
GM:手番は行動値5の愛里さんです。
愛里アサヒ:『……い、いや、見方によってはですけど』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「全方位だと思うのだが」
愛里アサヒ:メジャーで全力移動、20M前進して終!
愛里アサヒ:あと触手の侵蝕あげます、あげわすれたので
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+2増加した。(侵蝕率:51->53)
不動一空:「まだ残ってるぞ」
“キハ682”[21]
15m
愛里[5]
10m
不動[18]
バーシェス[14]
■ROUND-02
GM:ラウンド2。行動値ももとに戻ります。
“キハ682”[11]
15m
愛里[3]
10m
不動[8]
バーシェス[14]
“キハ682”:“キハ682”は何もなし。
バーシェス・D・ジェラルディエ:なしです。
不動一空:こちらもセットアップなにもありません
愛里アサヒ:なしです!
GM:ではバーシェスさんの手番からですね。
バーシェス・D・ジェラルディエ:全力移動でキハ682にエンゲージします。
バーシェス・D・ジェラルディエ:それで手番は終了。
“キハ682”[11]
バーシェス[14]
15m
愛里[5]
10m
不動[8]
“キハ682”:「……!」
“キハ682”:護衛車両に前衛を任せ、撤退する動きを見せていた。だが、その機先を制してバーシェスが動いた。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「顔を見せにやってきたが、燃やせるかな?この距離で」
“キハ682”:「叩き殺してやるわ……!」
“キハ682”:キン!
“キハ682”:反転。アンテナ部を3人に向けるようにして、空中で回転を始める。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「好きな言葉だ。直截的で美しいね」
“キハ682”:マイナーで《氷河の腕甲》。シーン中ガード値を9。
“キハ682”:「集中……」
“キハ682”:「焼却」
“キハ682”:対象は、未行動の不動さん。
不動一空:はい
“キハ682”:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《雷神の槌》《プラズマカノン》《インフェルノ》。
“キハ682”:8dx7+5 ダメージを受けた場合行動終了になります。
DoubleCross : (8R10+5[7]) → 10[1,3,3,3,4,7,8,9]+10[1,8,10]+6[1,6]+5 → 31
バーシェス・D・ジェラルディエ:あ。ここはやります
“キハ682”:あ、しまった
“キハ682”:バーシェスさんが何かやるならもう一度判定ダイス振ります
不動一空:あ、なるほど。そういえば
バーシェス・D・ジェラルディエ:《フラッシュゲイズ》81→85 判定ダイス-10個
“キハ682”:うわ~~!
“キハ682”:この子はダイスの数が全然少ないので
バーシェス・D・ジェラルディエ:だったんですよね、、、。
不動一空:判定できずだ!
“キハ682”:フラッシュゲイズを食らうとなにもできないのだ~~!
“キハ682”:パークの危機なのだ
愛里アサヒ:キハイさん!
“キハ682”:キィイィィィィ――
“キハ682”:アンテナが砲身のごとく揃い、回転。LEDの軌跡が黄金の円を描く。
バーシェス・D・ジェラルディエ:チカチカチカと光が明滅する。レネゲイドを帯びた発光信号。
“キハ682”:「蒸発させてあげる」
“キハ682”:――ボゴ!!!
バーシェス・D・ジェラルディエ:感知した時点で、照準はエラーを吐き出す。感覚汚染。
“キハ682”:渦を巻く大電流の磁気嵐が射出されようとした。電波妨害だけで支部一つを覆うほどの出力であったが……
“キハ682”:「……っ、こ、これ……!!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「お仲間の遺骸をかな?火葬の手間は省けるという事なら無駄がない」
“キハ682”:「何……こ、この顔!エラーが……」
“キハ682”:空中に浮遊していた“キハ682”が制御を失い、地面に墜落しつつある。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「おや、焼かないのかい?」チカチカチカ
“キハ682”:完全に視覚、空間覚を喪失した!
“キハ682”:「さ……最悪……!その、顔……!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「夢にまで見るようになるだろう。悪夢と言うのも美しいものだよ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「この美しいボクの顔をね」
GM:手番は行動値8、不動さん!
不動一空:バーシェスの援護の機を逃さず、炎を吹き上げ全力でキハ682へと肉薄する──
不動一空:マイナー放棄のメジャーで全力移動。キハさんにエンゲージします。
“キハ682”[11]
バーシェス[14]
不動[8]
15m
愛里[5]
GM:最後は愛里さん!行動はどうするんだい
不動一空:「間合いと勝機、潰させてもらったぞ」
“キハ682”:「この……!!生体兵ごときが……!」
愛里アサヒ:全力移動でエンゲージ!
“キハ682”[11]
バーシェス[14]
不動[8]
愛里[3]
GM:変な人達が追いかけてくる
■ROUND-03
GM:なんとミドル戦闘にして戦闘は3ラウンド目に突入。セットアップは全員ないと思いますので、
GM:行動値14のバーシェスさんからどうぞ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:敢えての待機!
“キハ682”:メジャーで攻撃します。
“キハ682”:choice[バーシェス,不動,愛里]
DoubleCross : (CHOICE[バーシェス,不動,愛里]) → バーシェス
“キハ682”:バーシェスさんに攻撃。
愛里アサヒ:崩れずの群れでカバー!
“キハ682”:《プラズマカノン》のみ。
“キハ682”:8dx+5
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 10[1,3,5,5,8,8,10,10]+9[4,9]+5 → 24
“キハ682”:それでも結構回ったぞい
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+2増加した。(侵蝕率:53->55)
愛里アサヒ:<自動触手>!
“キハ682”:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 16[3,7,6]+20 → 36
“キハ682”:36点!死にな!
愛里アサヒ:21点ダメージ受けてください!
“キハ682”:ウワーッ、それはもう耐えられないので
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+2増加した。(侵蝕率:55->57)
“キハ682”:《電磁反応装甲》で減衰します!持っててよかった
“キハ682”:20点軽減して1点ダメージです。
愛里アサヒ:死んでリザレクト!
愛里アサヒ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
愛里アサヒ:HP9!
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+9増加した。(侵蝕率:57->66)
“キハ682”:「こ、この……!死んで、って」
“キハ682”:「言ってるのよ!」バチッ!!
“キハ682”:闇雲にマイクロ波を照射!視覚デバイスへの異常により狙いが定まっていないが
“キハ682”:高出力故に、それでも致死的な攻撃となる。バーシェスの位置を薙ぎ払う。
愛里アサヒ:バーシェスを狙ったそのマイクロ波を触手が遮る!
“キハ682”:バチッ!
“キハ682”:触手が焼かれる。
“キハ682”:「この、ぐ……!タコ焼き女!」
愛里アサヒ:『ぐ、うぇえ……痛い……じゃないですかァッ!』そのまま反動で思い切り、キハへ触手を叩きつける!
愛里アサヒ:『誰がタコ焼きですか!』
“キハ682”:「ッあああ!」
“キハ682”:バチッ!!
“キハ682”:電磁バリアで触手を辛うじて逸らす!
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふぅ、助かった、アサヒ。美しいボクを庇ってくれてありがとう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「まさに美しいチームプレイだ」
愛里アサヒ:『これ以上、バーシェスさんが……傷ついたりして、『可哀相』な感じになって……同情されるようになったら』
愛里アサヒ:『ムカつくんですよォ……』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「成程、タコ焼き器と言うわけだな。“キハ682”は。電気調理器と言うのは実に有用だね」
“キハ682”:これまで第七支部が戦ってきた機体の中でも最も脆弱な部類であろうが
“キハ682”:それでも電磁的なスペックに全てを傾けたその防御は極めて強固だ。
“キハ682”:「余裕ぶって喋って……そういう連中が、全員許せないわ……!」
愛里アサヒ:『私は喋ろうと喋るまいと人間も機械も全部許せないですけどぉ!』
不動一空:「安心しろ。そちらが静止するまで油断なぞしてやらん」
GM:手番は行動値8の不動さん。
不動一空:待機!
GM:行動値3、愛里さん!
愛里アサヒ:マイナーなし メイン コンボ▼紫色 <貪欲なる拳><コンセントレイト>+西洋剣 対象キハ
愛里アサヒ:10dx8+10
DoubleCross : (10R10+10[8]) → 10[2,2,3,4,4,5,6,7,8,9]+10[4,10]+10[10]+2[2]+10 → 42
不動一空:回った! アサヒちゃん怒りの攻撃
“キハ682”:いやーっ!
“キハ682”:ガードします!さらに《鋼の氷》!ガード値+10!
愛里アサヒ:5d10+4
DoubleCross : (5D10+4) → 28[4,1,5,10,8]+4 → 32
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+5増加した。(侵蝕率:66->71)
“キハ682”:ガード値合計19、で、抜けてくるダメージが13だから……やっぱり死ぬ!《電磁反応装甲》!
“キハ682”:もう後がなくヤバい!
愛里アサヒ:し、しぶとい!
愛里アサヒ:『ムカつくんですよねぇ……!機械って……』触手を振り回し、剣を大きく振りかぶる。
愛里アサヒ:『壊れても……人間ほど、哀れな感じがしないから……』そのまま触手は剣を離す。勢いのまま、すっぽ抜けた剣がキハを狙う!
愛里アサヒ:『私より可哀相な感じしないから、満足できないんですよぉ!』
“キハ682”:「生体こそ……気持ち悪くて……潰すと変な液が出てきて……」
“キハ682”:「焼けたらゴミみたいなのが残るし……」
“キハ682”:「ムカつく!!」
“キハ682”:ヂュイ!!
“キハ682”:空を切って襲いかかった剣は、電磁バリアを大きく減衰させたが
“キハ682”:熱量を受けて刃が溶解する。やはり、ギリギリ届かない。
愛里アサヒ:『だ、だからいいんじゃないですかぁ……死んだ生体は、私より気持ち悪くて、好きですよ……』
愛里アサヒ:『くそ、しぶといじゃないですか……壊せないのはもっとムカつきます』
“キハ682”:「アタシを殺すのかしら?第七支部」
愛里アサヒ:『こ、殺しますけど……殺さない理由あります……?』
“キハ682”:「アタシは脳髄だけのユニットでずっと生かされてきて……こうやって、人型ですらない体になって」
“キハ682”:「デッドパロットの陽動作戦にいいように使われてるのよ」
“キハ682”:「何もかもにムカついて、皆殺しにする権利くらいあるって思わない?」
愛里アサヒ:『はぁ……あなたの境遇も、権利も、別に私に関係ないんで……』
愛里アサヒ:『可哀相なのかもわかんないですけど、こっちも命かかってるんで』
愛里アサヒ:『死んでください』
“キハ682”:「最悪……。こんなゴミ虫にアタシのことなんか理解できないわよね」
愛里アサヒ:『ゴミ虫に喧嘩売ったのが悪いんですよぉ……』
“キハ682”:「皆してアタシを差し置いて、見た目がどうこうだとか、楽しみがどうこうだとか」
“キハ682”:「ムカつく。ムカつく。ムカつくことばっかり」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「皆殺しにする権利を選んで、投降する権利を放棄したんだ。打ち合いで果てるのが関の山なのさ」
GM:手番は待機中の不動さん。
不動一空:マイナー放棄
不動一空:メジャーでコンボ烈火 コンセ/災厄の炎/結合粉砕
不動一空:不動一空の侵蝕率を+10した(侵蝕率:89->99)
不動一空:判定行きます!
“キハ682”:ひえーっ
不動一空:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[2,2,2,4,4,4,4,5,5,5,5,6,9,10]+10[6,7]+10[10]+6[6]+4 → 40
“キハ682”:どうやっても回避はムリ!ガードで耐えます
“キハ682”:絶対に負けない!
不動一空:5d10+21 装甲無視 ガード有効
DoubleCross : (5D10+21) → 35[9,6,7,10,3]+21 → 56
“キハ682”:56!?
“キハ682”:まず……最後の《電磁反応装甲》を使います。これで-20。
“キハ682”:そして、ガード値が《鋼の氷》と《氷河の腕甲》で19。これで17点……ですが、
“キハ682”:死にます!残りHPは10。最初の《自動触手》で相当削られてました。
バーシェス・D・ジェラルディエ:コアの残骸だけ下さい!
不動一空:がしっ──
不動一空:キハの首を掴み、そのまま持ち上げる。
“キハ682”:首というよりも、本当に手でつかめるくらいのユニットしかない!
“キハ682”:アンテナの集合体のような小型機なのだ。電磁バリアも減衰しているので、もはや直に掴めてしまう。
不動一空:「オマエの得たその『権利』とやらは──」
不動一空:「リスクと表裏を同じくしたコインだ。恨むなら、それに気づかなかった自分を恨め」
“キハ682”:「そんなのは……くだらない、UGNの理屈でしょう」
“キハ682”:「くだらない……ムカつく!」
不動一空:「………………」その言葉を受けて──
不動一空:掴んだ右手を中心に、極高温の炎を放出します。
“キハ682”:「う」
“キハ682”:バ シュ !
“キハ682”:第七支部全体を機能不全に陥れたEMP機は、ごく僅かな質量しかない。蒸発する。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「同情はするけど、それだけだったね」
不動一空:蒸発したパーツから、からんからんとコアユニットが駐車場の地面に転がり落ちる。
不動一空:皮肉にも、機械の身体であったはずの彼女は、ゴミみたいなものを残して燃え尽きた。
愛里アサヒ:「私をさしおいて……みんなでキラキラした話で盛り上がられて、ムカつく気持ちは私にも覚えがありますよ」触手をしまう。
愛里アサヒ:「でも、同じ気持ちを抱いたからなんなんですかね。むしろキャラかぶって困るんですけど……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクが幾らでもキラキラしているじゃないか」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「さぁ、盛り上がりたまえ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:言いながらコアユニットの残骸を摘まみ上げる。
愛里アサヒ:「そ、そういうことじゃないですよぉ…!それ盛り上がってるのバーシェスさんだけじゃないですかぁ……」
愛里アサヒ:「……ゴミ虫、回収できましたね」
不動一空:「──ともあれ、当面の問題解決だ」
不動一空:「支部に戻って皆に教えてやろう。多少は気が楽になる」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「解剖が終わったら同情だけはしたし、後で墓でも作ってやろう」
GM:ともあれ、これで支部機能は復旧する。
GM:今回の襲撃事件も、彼ら防衛二班の活躍によって終息したと言っていいのかもしれない。
GM:……この時点では。
GM:シーン終了です。ロイスと購入が可能。
バーシェス・D・ジェラルディエ:アームドスーツが欲しい
バーシェス・D・ジェラルディエ:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 10[5,8,10]+3[3]+2 → 15
バーシェス・D・ジェラルディエ:買えた。ウェポンケースにin
不動一空:おお、執念が実りましたね。
不動一空:とりあえず購入、応急手当キット!
不動一空:4dx+3>=8
DoubleCross : (4R10+3[10]>=8) → 9[1,8,8,9]+3 → 12 → 成功
不動一空:ゲット、即座に使用して大丈夫でしょうか?
愛里アサヒ:せっかくだからキハちゃんにとろうかな。 キハ682/ゴミ虫/P:同情/〇N:2Pカラー
愛里アサヒ:購入は応急セットチャレンジ!
愛里アサヒ:2dx+2>=8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 6[2,6]+2 → 8 → 成功
愛里アサヒ:ゲット!即使用が大丈夫なら使いたいです。
GM:いいですよ!
不動一空:では回復。
GM:使っChina
不動一空:2d10+3
DoubleCross : (2D10+3) → 12[10,2]+3 → 15
愛里アサヒ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 15[6,9] → 15
不動一空:HPが15まで回復しました
愛里アサヒ:ありがとうございます!HP24!
愛里アサヒ:愛里アサヒのHPを15回復(HP:9->24)
GM:では今回はここで終了。再開時刻は本日14:00の予定です。
不動一空:お疲れさまでした、明日14時了解です。
愛里アサヒ:了解です!おつかれさまでしたー!
バーシェス・D・ジェラルディエ:はーい!問題ありません!
GM:お疲れさまでした!
■ミドルフェイズ05 [トリガーシーン]
GM:次はトリガーシーン。登場は任意です。
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+7(1d10->7)増やした(侵蝕率:71->78)
バーシェス・D・ジェラルディエ:1D10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 5[5]+85 → 90
GM:不動さんは出ませんか?
不動一空:不動一空の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:99->107)
GM:出た!
N市第七支部 オペレーター室
GM:電波妨害機械化兵、“キハ682”の撃破によって支部機能は復旧した。
GM:しかし、高出力電波妨害が解除されているのにも関わらず、全域に展開されたワーディングが消えていないことに気付いていてもいい。
GM:ともあれ、支部復旧を確認し、今後の方針を報告する必要があった。防衛二班はオペレーター室へと帰還する。
愛里アサヒ:「防衛二班、戻りましたぁ……いえすみません私が代表みたいな感じで口を開いてしまって……」きょろきょろしながらオペレーター室へ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「完璧な仕事と言えよう。凱旋を讃えよ」
崔:「強力なEMPが消えたから、もう大体の通信は回復できると思うけれど」機材をいじっている。
崔:「バーシェスうるさい。で、再起動……と」
不動一空:「どうだ?」<再起動
崔:「……」目を細めて観測結果を見る。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「外線ともかけてみた。美しい言葉遊びといえるだろう。事態は好転したかな?」
支部員:「これって」
崔:「いや」
崔:「相当」
崔:「かなり、ヤバいな」半笑い。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクの美しさよりもヤバイと」
愛里アサヒ:「な、なんですかなんですか。二人で通じ合ってないで教えてくださいよぉ」
愛里アサヒ:「無知な他人をあざ笑っているんですかぁ…?」
不動一空:「ワーディングも依然継続。まだ向こうの手番という訳か……」
崔:「えっとねアサヒちゃん。ここに大出力ジェネレーターの反応があんのね。で、支部を動かす動力がこっち」
崔:「だいたい同じくらいだよね?でもこっちは第七では関知してない高エネルギー反応なわけ」
崔:「……で、これが」
崔:「防衛線の内側にいるんだよね」
愛里アサヒ:「は、はぁ。防衛線の内側に……えっ?」
支部員:「――既に『突破』されているということです!支部機能が落ちている間に!」
愛里アサヒ:「し……侵入されてるじゃないですかぁ!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。それについてだが、倒した機械兵がこう言っていた」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクの耳は捉えていたとも、“プリマギガンテ”みたいなノロマの露払い と」
支部員:「“プリマギガンテ”!?いや、でもあの計画は潰したはず……」
不動一空:「なるほど──」
不動一空:「場所が判っている分、ジオムーバーより対応は容易だ」
成田晴史:ダン! 「再出撃だ」
成田晴史:蹴破らんばかりの勢いで扉を明け、支部長が姿を表す。
愛里アサヒ:「ひっ!成田支部長!?」
成田晴史:「休んでいる暇はない。現存戦力で敵機械化兵を撃破するぞ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクはいけるけど、他の皆は大丈夫かな?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「特に不動卿。リザレクトはまだ効くかい?」
愛里アサヒ:「そりゃ文句言いたいですけど……言ってる場合じゃないじゃないですかぁ、怒られますよぉ……」
不動一空:「もう無理だな」表情ひとつかえず
愛里アサヒ:「だ、大丈夫なんですか不動さん」
不動一空:「まあそれならそれなりにやりようはある、いつものことだ」
愛里アサヒ:「ジャームにならないでくださいよ。倒す手間増えるの嫌なんで……」
不動一空:「この状況下で仕事を増やさせるのは確かにな、留意しよう」当たり前のように愛里さんに応えて。
不動一空:「それにオレほどではないようだが、バーシェスも相当だろう」
成田晴史:「支部がダウンしている間、私も一人拾ってきた。……甲嶋!」
甲嶋丙次:「はいよ。」その場に現れたのは、鬼の面を付けた機械化兵。
成田晴史:「今、対策本部班で支部に残っているのはお前だけだ。……防衛もやれるな?」有無を言わさぬ物言い。
甲嶋丙次:「行けますよ。そりゃあね。」
不動一空:「”護り手”のオマエには負担をかけるな、スマン」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「フォーカードと言うのは、最強に近い手札だよ。問題はないんじゃないかな?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「それに防衛と言っても、侵入者を美しく排除すること。それは美しいボク達の得手と言えるだろう」
愛里アサヒ:「よ、よかった。甲嶋さんが来てくれるなら心強いですよ」
愛里アサヒ:「最悪、ショートさせて置いていって囮にすれば逃げきれそうですし」
成田晴史:「一班と三班はまだ侵蝕的に余裕がある。……連中は支部員の避難と施設防衛に回す。“ジオムーバー”が現にまだ活動しているわけだからな」
成田晴史:「連戦で侵蝕率が高い貴様らのほうが『攻撃向き』だ。速攻で敵戦力を撃破するぞ」
不動一空:「了解です。つまり我々二班は──」
不動一空:「──攻めることのみに専念しろ、と」
愛里アサヒ:「け、結局、攻めたほうが守れるんですよね」
愛里アサヒ:「殴られるのがいやだったら、殴ってくるやつ全員殴って黙らせればいいですからぁ……」
不動一空:「確かにな。慣れないディフェンスよりは、やりやすそうだ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「人狼狩りと同じだね。要は害獣の駆除だよ」
成田晴史:「出撃しろ」
成田晴史:「私も出る」
愛里アサヒ:「は、はいぃ。……えっ、成田支部長も?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ほほう。ファイブカードになった。一番美しい絶対負けない手だ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「さぁ、畑をこれ以上荒らされる前に、ケリをつけてしまおう。みんなが帰ってくる場所でもあるしね。キラマルス出撃するよ」
甲嶋丙次:「それで?ジョーカーは誰だ?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「一番活躍した奴に決まってる!」
不動一空:「札を相手に見せる必要はなかろうよ」
不動一空:「勝手に向こうに想像させた方が、勝負しやすい」
愛里アサヒ:「『マジ』のやつじゃないですか……ま、まあ、誰がいようといまいと……」
愛里アサヒ:「舐めてきたヤツに、明日の朝日はおがませませんけどぉ……」
GM:地響きが鳴っている。
GM:ただの地響きではない――ジェネレーターの振動音かもしれない。
GM:第七支部に迫る未曾有の脅威。再生機械化兵部隊“デッドパロット”本命の復讐作戦。
GM:今、総力でこれを防がなければならない。
GM:シーン終了。ロイスと購入が可能です。
バーシェス・D・ジェラルディエ:応急手当買います。
バーシェス・D・ジェラルディエ:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 8[3,5,8]+2 → 10
バーシェス・D・ジェラルディエ:不動卿使うと良い
バーシェス・D・ジェラルディエ:HP満タンなら1チャンあろう
不動一空:ありがとうございます。
不動一空:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 11[2,9]+15 → 26
愛里アサヒ:そうだなぁ…私も一応応急手当セットで全快狙おうかな。
愛里アサヒ:3dx+2>=8
DoubleCross : (3R10+2[10]>=8) → 8[4,5,8]+2 → 10 → 成功
愛里アサヒ:成功!使います。
愛里アサヒ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 4[3,1] → 4
愛里アサヒ:全快ならず、でも回復!
愛里アサヒ:愛里アサヒのHPを4回復(HP:24->28)
不動一空:ではこちらも応急手当
不動一空:5dx+3>=8
DoubleCross : (5R10+3[10]>=8) → 6[1,1,3,6,6]+3 → 9 → 成功
不動一空:あぶな、でも成功。そして使います。
不動一空:2d10+26
DoubleCross : (2D10+26) → 11[5,6]+26 → 37
不動一空:マックスの34点まで回復しました。これでなんとか……
GM:不動さん、何気にHPがすごく高いんだよなー
GM:ではさっさとクライマックス戦闘に向かいます!もったいぶりなし!
■クライマックス01:『アンデッド・リバース・ライト』
GM:全員登場です。
バーシェス・D・ジェラルディエ:1D10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 2[2]+90 → 92
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+1(1d10->1)増やした(侵蝕率:78->79)
不動一空:不動一空の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:107->117)
愛里アサヒ:ぎゃっ不動さん!
GM:本当に侵蝕ダイスの野郎は
GM:こういうことするんだよ
GM:こればっかりはバランス調整ではどうにもならないので
GM:覚悟の準備をしておいてください
不動一空:はーい
GM:それでは、クライマックス戦闘の説明をいたします。
GM:まずは、成田晴史と甲嶋丙次。
GM:こいつらはNPCカードなどではなくて、本当に200点版のキャラクターを動かすことができるものとします。
成田晴史:このキャラシートと
甲嶋丙次:このキャラシート。
GM:うまく活用してください。
GM:侵蝕率は二人共100%固定。そのためリザレクト復活はできず、
GM:ロイス復活は二回まで可能であるものとします。
GM:三回戦闘不能になったらこの戦闘からは脱落してしまいます。大事にしてあげてね
GM:甲嶋さんは使用エフェクトとかも含めて自分でロールしたり相談しても構いません。
GM:他に質問などはございますか?
GM:あ、忘れてた!NPCはつまりロイス昇華も可能ということです。
バーシェス・D・ジェラルディエ:大丈夫です!
GM:ロイス復活する権利を一回分使って、ダイス+10したり状態異常回復したりもできるということですね。
GM:もちろんこれも復活と合わせて二回しかできないので大事に使ってね
不動一空:なるほど。ロイス2つ保持しており使用用途は自由。戦闘不能はこのシナリオにおける撤退、と。
愛里アサヒ:なるほど…!
N市第七支部前 幹線道路
GM:夜の街は静寂に包まれている。……もちろん、真の意味での静寂ではない。
GM:強烈なワーディングによって生命体の認識と活動が抑制されているということだ。
GM:そして生命の静寂とは正反対の、地響きのような機械振動は今なお続いている。
崔:『バーシェス。今、緑原ちゃんが現着したから』
崔:『オペレートは本来の担当の緑原ちゃんに代わってもらうけど、いいよね?そっちのが嬉しいでしょ』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「誰であっても嬉しさは変わらない。そう自分を卑下することもないよ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクの声を聴きたくなったら、また変わってくれても構わないぞ」
崔:『卑下じゃないんだけど!あたしは大体、戦闘部隊のオペレートは仕事じゃないし!』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。そういうことにしておこう」
緑原:『こんばんは、バーシェス様……。担当代わりました。緑原です』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「よろしく頼む。美しいボクのサポートをする、麗しき小鳥よ。さぁ、心地よく囀っておくれ」
緑原:『う、麗しき……小鳥…………』
緑原:『ああ……』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しく勝利するために、必要なことだ」緩く頭を振るう。
愛里アサヒ:(こ、この人も相変わらず……頭軽い女ですね……)
緑原:『素敵です、バーシェス様…………』
愛里アサヒ:(脳みそピンクのエンジニアよりはマシ……いや、どっちもどっちですかね……)
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ははは。だろう?君は良く世界の真理を解している」
緑原:『愛里さん……通信は問題ございませんか?』
緑原:『決 し て』
緑原:『バーシェス様の戦いの邪魔にならないよう……お願いしますね……』
愛里アサヒ:「ひっ!脳軽強火女!」
緑原:『泥棒粘液女……』
愛里アサヒ:「わ、わかってますよぉ~!むしろバーシェスさんが私の邪魔しないか……」
愛里アサヒ:「い、いえなんでも……はい?泥棒粘液女…!?」
愛里アサヒ:「だれが泥棒ですか!ちゃんと給料分働いてます!」
甲嶋丙次:ジジッ ジッ
不動一空:やりとりを耳にしながらごきりごきりと首を鳴らし、ジャケットを脱いで防火布製のタンクトップとカーゴパンツ姿に。
甲嶋丙次:通信に割り込むような異音。甲嶋が通信回線を開いたのだ。
緑原:『甲嶋さん。前線の状況はいかがですか?』
GM:甲嶋は先行して状況の偵察に動いている。
甲嶋丙次:『あー、すまんな。話し中に。』
GM:だが、彼の見る限りはあからさまに機械化兵が姿を現しているわけではない。
GM:巨大なトレーラーが何台か支部へと接近している……これが反応の元であることは間違いないのだが。
甲嶋丙次:『トレーラーが数台。兵員輸送車か装甲車、あるいは兵器を積んでるな。』
甲嶋丙次:『中に何があるかは…開けてみてのお楽しみ、だな。』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「東洋の昔話のつづらの中身は総じてロクでもないと聞くが、鬼はこちらにいるのだからきっと蛇だ」
愛里アサヒ:「蛇……、皮をサイフにいれるとお金たまるっていいますけど」
愛里アサヒ:「気持ち悪くないですか?死体ですよ?」
緑原:『防衛二班の合流を待って行動をお願いします。支部長も一分以内に追いつくと思いますので』
甲嶋丙次:『了解。一騎当千なんてガラじゃない。』
甲嶋丙次:『確実に勝てる戦いだけしたいもんだね。』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふふふ、ならば美しいボクに挑むのはやめたまえ」
甲嶋丙次:『お前との戦闘はケンカか、あるいは訓練だ。』
不動一空:「同感だが、そうもいかんか──」
不動一空:掌から炎を生じ、自分の状態を確認する。
不動一空:明らかに──火力が強すぎる。
不動一空:これまで以上に加減の必要はなく、またそうする余裕もおそらくは無い。が──
不動一空:戦力としては当初の倍近く、支部長も甲嶋もいる。ならば自分が『いざ』ということとなっても、なんとかはなるだろう。
不動一空:──であれば、敵の殲滅に専念するだけだ。
緑原:『不動さん。侵蝕率が危険域に達したら後方に撤退してください。こちらの防衛ラインにまで下がれば安全に離脱可能です』
不動一空:「了解した」
不動一空:オペレーターの指示に、短く応える。
緑原:『最悪の状況でも支部は放棄して構わないように、現在一班と三班が動いています』
緑原:『――ですが』
緑原:『本来の防衛ラインは既に突破されています。可能であれば、食い止めてください』
不動一空:「そちらも了解した。各種の指示は頼む」
GM:現地に向かう防衛二班の目にも、幹線道路のトレーラーが見える。三台。
GM:そして、トレーラーを先導する装甲車の上に取り付いている機械化兵は……
“ジオムーバー”:「キョッ、キョッ」
“ジオムーバー”:ズ ズズ
“ジオムーバー”:周囲の物陰から転がり出た球体子機が、本体へと集まってくる。
“ジオムーバー”:まるでブドウの房の如き、モノアイの金属球体の集合体。
“ジオムーバー”:「やってきたネ。でも、もう遅いんだヨ」
甲嶋丙次:『………”ジオムーバー”だ!』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「もっとスピードをあげろと言っているぞ。アクセルを踏もうじゃないか」
愛里アサヒ:「防衛ラインを突破したくらいで調子乗らないでくださよねぇ……」
“ジオムーバー”:「“ゴウエンレッカ”。“コロモダコ”。“キラマルス”。“アンダーテイカー”。“ETBキャラクタ”」
“ジオムーバー”:「――子機からの情報も集積できた。全員、殺しちゃうヨ」
愛里アサヒ:「……今度は名前を覚えてる!情報をアップグレードしてますよ」
不動一空:『最悪の状況』と緑原は言った。
不動一空:そこからでも、なるほど確かに第七支部であれば立ち直れるだろう。
不動一空:しかし生じる被害は、そうなることで確実に増えるのだ、であればやはり──
不動一空:「正念場と言うやつだな」
不動一空:迫りくるトレーラーを前に表情は変えず、不退転の覚悟で身構えます。
成田晴史:「EMP影響下では自分の子機とも通信できなかったようだな」
愛里アサヒ:「自分で自分の首絞めてんじゃないですか……」
成田晴史:「もはや遅いということを思い知らせてやる」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「あの葡萄、歯応えがありそうだね」
“ジオムーバー”:「調子に乗っちゃって、大丈夫なのかナ」
“ジオムーバー”:「もうこの距離にまで近づけば――」
GM:バグン!
GM:大型トレーラー三台の荷台が大きく展開する!
GM:二台は回転し、脚と胴体を接続する。
GM:アスファルトを砕きながら脚が立ち上がり、そしてもう一台の二台の中にあった腕を接続する。
“ジオムーバー”:「“プリマギガンテ”」
“プリマギガンテ”:「ハッハッハッハッハッハッハッハッ」
“プリマギガンテ”:「覚醒できたのは久しぶりだなァ?生身の体だった時以来か!」
“プリマギガンテ”:ガシュ!
“プリマギガンテ”:巨大な拳で、手近なオブジェクトを掴んで握る。マンションの上部だ。
“プリマギガンテ”:「なるほど!ハッハッハッ!無敵の体!FHとの契約通りの性能じゃあないか!」
愛里アサヒ:「で、でっか!」
不動一空:「なるほど──」
バーシェス・D・ジェラルディエ:目を丸くして見上げる、
バーシェス・D・ジェラルディエ:「生きてる間に巨人殺しと言うのはやってみたかったんだ。ゴリアテに立ち向かうダビデのように」
GM:――巨体!単体で20m近くの巨体を持つ機械化兵は、第七支部の膨大な戦闘記録の中にも一度もない!
不動一空:「つまりテストも慣らしもしていない、『無敵の体』という訳だな」
不動一空:であるならば、付け入るスキは山程あるだろう。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「しかし、はははは。凄いな。美しいよ、君。無論、美しいボクには及ばないが」
“プリマギガンテ”:「美しい!?ほう、この体の素晴らしさが分かるか、君!」
愛里アサヒ:「に、似た者同士?」
“プリマギガンテ”:「面白い奴だ!“ジオムーバー”!こいつは倒してしまってもいいのか!」
“ジオムーバー”:「全員、殺しちゃうといいヨ」
“プリマギガンテ”:「ハッハッハッハッハッ!」
“プリマギガンテ”:「では殺すとしよう」
愛里アサヒ:「……緑原さん、あなたのタイプのやついますよ。機械に進むのどうですか?」
緑原:『バーシェス様を……殺す、ですって……?』
緑原:『ゆ、ゆゆゆゆゆゆ許せない……でくの棒のガラクタの粗大ゴミ如きが……!バーシェス様の美しい顔を……!』
愛里アサヒ:(うわ、強火スイッチ入っちゃいました……)
甲嶋丙次:『よせ、よせって!俺の回線まだ繋いでるんだからよ!』
愛里アサヒ:(めんどくさ……!)
不動一空:「趣味が合うようだが、燃やしていいんだな?」隣にあるバーシェスさんに確認するように。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「何。この美しいボクが敗北などない」
成田晴史:「バーシェスに許可を求めるな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「鋼の巨体。合身。変形。体を構築したのは間違いなく趣味人だろう。故に惜しいな、今からスクラップにするというのは」
成田晴史:「私が変更しない限り、命令の変更はない」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「第七支部に戦闘を仕掛けた時点で、オーダーはボス成田の言う通りだよ」
不動一空:「了解です、支部長」
甲嶋丙次:『了解。それじゃ命令通り…』
甲嶋丙次:『敵を斬り伏せますか。』
成田晴史:「攻撃開始」
■ROUND-01
“プリマギガンテ”[4]
“プリマギガンテ・アーム”[6]
“プリマギガンテ・レッグ”[6]
5m
“ジオムーバー”[10]
装甲戦闘車両1[10] 5m 甲嶋[3]
装甲戦闘車両2[10]
10m
バーシェス[14] 不動[8]
愛里[5]
成田[6]
25m
---【最終防衛ライン】----
GM:マップは以上の通り。“プリマギガンテ”はひたすらマップ下方、最終防衛ラインに向かって進撃してきます。
GM:これを突破された場合、Eロイス「破壊神顕現」が発動。第七支部は破壊されてしまいます。
GM:これが何を意味するか分かりますか?
不動一空:うわー(汗)<破壊神顕現
愛里アサヒ:歴史がかわっちゃう!
GM:そういうこと!本当~~に困るということです!
GM:だって破壊されてない前提のセッションをもうやっちゃってるから!
不動一空:いかんですね
愛里アサヒ:メタ的にも負けるわけにいかない!
GM:もしも防衛に失敗したら、謎のパラレル時空の住人として平行世界に閉じ込められてもらうことになるかもしれません
GM:でも、こういうギミック入れちゃう……!それがGMという生き物だから……
GM:本当に頑張ってください。
愛里アサヒ:こ、怖っ!ロストより恐ろしい
不動一空:了解しました、がんばります。
愛里アサヒ:がんばります!
バーシェス・D・ジェラルディエ:エンゲージ管理が大事だぜ
GM:そして、エンゲージ管理の上で一つ重要なことを伝えておきます。
GM:今回登場する敵は“プリマギガンテ・レッグ”が《サイバーレッグ》を有しており、
GM:エンゲージを無視して動いてきます。
バーシェス・D・ジェラルディエ:つまりマジで到達する前に倒さなきゃダメ!
不動一空:なるほど。
GM:もちろんEロイスを持ってるのは“プリマギガンテ”なので
GM:最終的にこいつを到達前に倒せればOKです。
不動一空:手と足が到着しても、Eロイスは発動しない、と。
GM:そうです。
不動一空:了解しました、ありがとうございます。
GM:それでは衝動判定に入りましょう。〈意志〉で難易度9。
愛里アサヒ:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[1,1,3,6,10]+4[4]+1 → 15 → 成功
愛里アサヒ:思い出の一品器物化!成功です。
愛里アサヒ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 12[5,7] → 12
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+12増加した。(侵蝕率:79->91)
愛里アサヒ:ま、まあここまでよかったからね…!暴走するよりヨシ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[4,6,7,8] → 8
バーシェス・D・ジェラルディエ:暴走
バーシェス・D・ジェラルディエ:2D10+92
DoubleCross : (2D10+92) → 15[7,8]+92 → 107
不動一空:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 9[1,1,3,3,4,7,8,9,9]+1 → 10
不動一空:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 8[1,2,3,3,6,6,7,7,8]+1 → 9
不動一空:あ、すみません、暴発してしましましたが両方成功と言うことでご容赦頂ければm(_ _)m
不動一空:不動一空の侵蝕率を+4(2d10->3,1)した(侵蝕率:117->121)
GM:分かりました。10を採用ということにしましょう
不動一空:ありがとうございます
甲嶋丙次:こちらも衝動判定をするんですよね?
GM:あー、いや、別にいいですよ
甲嶋丙次:あ、了解です~
GM:NPCだし、侵蝕管理する必要はないので
GM:暴走しない分純粋にお得!
GM:万一成田さんが暴走したら困る人もいるでしょうし
GM:それでは、まずはセットアップから。行動値14のバーシェスさんはありませんか?
バーシェス・D・ジェラルディエ:なし!
“ジオムーバー”:行動値10。“ジオムーバー”もまだなし。
装甲戦闘車両:装甲戦闘車両も同様です。
GM:行動値8、不動さんのセットアップ。
不動一空:先陣の火を使用します。行動値が+15されて23に。
不動一空:不動一空の侵蝕率を+2した(侵蝕率:121->123)
GM:行動値6、成田支部長。
成田晴史:セットアップエフェクトはないので何もしません。
GM:同じく行動値6、アーム&レッグ。
“プリマギガンテ・アーム”:《融合》。対象は“プリマギガンテ”。
“プリマギガンテ・レッグ”:《融合》。対象は“プリマギガンテ”。
GM:これで“プリマギガンテ”はエンゲージ無視で動くことができるようになりました。やったぜ。
GM:次は行動値5、愛里さんの手番。
GM:手番じゃない。セットアップですね
愛里アサヒ:ないです!
GM:最後は行動値3、甲嶋さん。
甲嶋丙次:《加速装置》行動値+16で行動値は19になりました
“プリマギガンテ”[4]
《融合》“プリマギガンテ・アーム”[6]
《融合》“プリマギガンテ・レッグ”[6]
5m
“ジオムーバー”[10]
装甲戦闘車両1[10] 5m 甲嶋[19]
装甲戦闘車両2[10]
10m
バーシェス[14] 不動[23]
愛里[5]
成田[6]
25m
---【最終防衛ライン】----
GM:状況は以上の通り。それではラウンド1を開始します。
GM:まずは行動値23、不動さん……の手番ですが!
“プリマギガンテ・レッグ”:《鼓舞の雷》。“プリマギガンテ”を行動させます。
“プリマギガンテ”:マイナーで13m、第七支部に向かって移動。
“ジオムーバー”[10]
装甲戦闘車両1[10] 5m 甲嶋[19]
装甲戦闘車両2[10]
8m
“プリマギガンテ”[4]
《融合》“プリマギガンテ・アーム”[6]
《融合》“プリマギガンテ・レッグ”[6]
2m
バーシェス[14] 不動[23]
愛里[5]
成田[6]
25m
---【最終防衛ライン】----
“プリマギガンテ”:メジャーアクション。《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《ヴァリアントグロウス》。さらに足のエフェクトである《ジャイアントグロウス》。
“プリマギガンテ”:シーン攻撃です。PC全員を対象。
“プリマギガンテ”:15dx7+1
DoubleCross : (15R10+1[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,5,5,6,6,6,7,8,8,10]+10[3,5,5,9]+5[5]+1 → 26
愛里アサヒ:ガード!
バーシェス・D・ジェラルディエ:ドッジします
バーシェス・D・ジェラルディエ:いや暴走リア不
甲嶋丙次:ドッジ!
不動一空:ガード。出目にかける!
成田晴史:成田支部長のリアクションも決められますよ。
不動一空:すみません、ドッジに変更を。
甲嶋丙次:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[2,4,4,5,7,7,7,9,10]+8[8]+1 → 19
甲嶋丙次:グヘエ~
不動一空:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[2,2,2,2,2,4,8] → 8
不動一空:駄目w
愛里アサヒ:<自動触手>宣言
愛里アサヒ:21点くらってください!
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+2増加した。(侵蝕率:91->93)
“プリマギガンテ”:ウギャ!
GM:成田支部長のリアクションはどうしますか?操作しないとボーッと突っ立ったまま攻撃を受けることになります
愛里アサヒ:ガードをお願いしたいです。
成田晴史:はい……ガードします……
GM:そしてカバーリングのタイミングはここ。どうしますか?
愛里アサヒ:<崩れずの群れ>で不動さんをカバーリング!
不動一空:ありがとうー
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+2増加した。(侵蝕率:93->95)
バーシェス・D・ジェラルディエ:ボス成田 美しいボクをカバーしてくれ
バーシェス・D・ジェラルディエ:マグネットフォースで!
成田晴史:殴りてェ~!
成田晴史:《マグネットフォース》でバーシェスくんをカバーします。
“プリマギガンテ”:ダメージを出します!
バーシェス・D・ジェラルディエ:殴って どけ!でいいですよw
“プリマギガンテ”:「トツカ」の効果を使用。攻撃力を+7。
“プリマギガンテ”:16+7+2D10
DoubleCross : (16+7+2D10) → 16+7+16[6,10] → 39
“プリマギガンテ”:結構なダメージ!装甲ガード有効です。
愛里アサヒ:<がらんどうの肉体>使用。
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+3増加した。(侵蝕率:95->98)
愛里アサヒ:39-17の22,2倍ダメージで44から引きます!
愛里アサヒ:44-10d10
DoubleCross : (44-10D10) → 44-60[8,1,6,2,9,8,1,10,7,8] → -16
愛里アサヒ:ダメージなし!
成田晴史:成田支部長は39の2倍ダメージを食らって
成田晴史:残りHP12!人間離れしたタフネス!
甲嶋丙次:グギャア~~~!死ぬ!ロイス一枚減らして復活!
GM:甲嶋さん……。
“プリマギガンテ”:「ハッ、ハッ、ハッ」ガキ、ギ、ガキッ
“プリマギガンテ”:巨大な脚部で踏みにじった建造物を、体内で『消費』している……
“プリマギガンテ”:「機械化兵の天敵!第七支部!」
“プリマギガンテ”:「まずは、小手調べといこうか!」
“プリマギガンテ”:―― ズ ゴ ! ! !
“プリマギガンテ”:黒い噴流が腕部スリットから吹き出す。建造物の鉄質を分解した超高熱・高圧のメタルジェットだ!
“プリマギガンテ”:「……かあっ!!」 ヂ ュ イ ! !
“プリマギガンテ”:恐るべき気体金属が、市街の町並みを上下に溶断する。巨体の動作が、何もかもまとめて破壊する。
甲嶋丙次:「げっ…このやろ……ッ!」
甲嶋丙次:甲嶋の上っていたビルごと気体金属に溶断され、
甲嶋丙次:瓦礫に圧し潰される。
GM:近くに潜伏し動向を監視していた甲嶋も巻き込まれる。
GM:直撃せずとも、吹き荒れる金属気体は機械化兵にとって深刻な攻撃だ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「おおっ!見るぞ、見るぞ、どのような攻撃をするのか、何処がどう動くのかを」敢えてその身を攻撃に晒して観察をする。自傷衝動が暴走し、死に晒されながら場に留まることを肯定する。
不動一空:「ぐっ──」避けようとするが思ったように身体が動かず、挙動がワンテンポ遅れる。
成田晴史:「邪魔だバカが」ドガァ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:「はぶぁっ!?」
成田晴史:バーシェスの顔面を殴り、攻撃を止めようとします。
バーシェス・D・ジェラルディエ:吹き飛んで横転する。気体金属の直撃は免れる。
成田晴史:ヂヂヂッ
成田晴史:成田の電磁バリアでも食い止めきれるか――恐るべき高出力だ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「む。助かったよボス」折れた鼻を指で戻す。頬を指先で整える。
愛里アサヒ:ぢゅるる!触手が不動と愛里を遮る。
愛里アサヒ:『あの、不動さん、覚悟決まってるみたいで……大変結構なんですけどぉ……』
愛里アサヒ:『こう……やけっぱちっていうか……投げやりみたいなの……、ムカつくんで』
愛里アサヒ:『まともにやってください。ちゃんと帰ってください、それで私に肉じゃがつくってください』
不動一空:「──スマン、助かった」二重の意味で礼を述べて。
愛里アサヒ:『肉じゃがの肉は高級なやつお願いしますよぉ…』
不動一空:「検討しておこう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「クロスワードの景品にあったね。高級和牛とやらが」
不動一空:「それに調理本と圧力鍋だな」
GM:ダメージロールを追加させてもらいます。達成値分のダメージ。
GM:これでやっぱり耐えられなかったかどうか分岐します
“プリマギガンテ”:3d10 どうだ
DoubleCross : (3D10) → 21[8,9,4] → 21
“プリマギガンテ”:すっげー回った!21点!どうですか
成田晴史:成田支部長の90点のHPでも、これを2倍にしたら耐えられない!撃破され、タイタス復活するしかありません。
愛里アサヒ:し、支部長ー!
愛里アサヒ:がらんどうの肉体の余剰分を回していいですか?
GM:もちろんOKですよッ
愛里アサヒ:ありがとうございます!5点ダメージ。
愛里アサヒ:愛里アサヒのHPを-5減少した。(HP:28->23)
GM:強いな~~。
“ジオムーバー”:「キョッ!?」
“ジオムーバー”:「プ、“プリマギガンテ”の一撃を耐えたッ!」
愛里アサヒ:『痛いこと忘れれば、案外耐えられるんですよ』
愛里アサヒ:『でも殴られてるのムカつくんで、すぐ思い出しちゃうんですけど……』
“プリマギガンテ”:「ハァァ……いい気分だァ……。改造を受けるよりも、遥かに、いい気分だ」手近な瓦礫を握りつぶす。
“プリマギガンテ”:「もっと、もっと……どこまで壊れるのかを見てみたいぞ」
愛里アサヒ:成田支部長復活お願いします!
不動一空:成田支部長タイタスを切って復活してください(びびび
成田晴史:じゃーん!
成田晴史:元気に復活!
成田晴史:「……チィッ!」
成田晴史:不可視のバリアが弾けて消失する。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「よし。不動卿、甲嶋くん。反撃開始だ。美しいボクの為に埒を開けるんだ」
甲嶋丙次:『おーい、マジで損傷がデカいぞ。』
不動一空:「了解だ──」
甲嶋丙次:『俺はこの後も仕事があるんだ。次一撃喰らったら離脱するぜ?』
愛里アサヒ:『……成田支部長大丈夫ですかぁ?死なれたら困るんですけど……』
成田晴史:「さすがにあの質量を止めるのは無理だったな……。並の機械化兵とは兵器としての桁が違う」
愛里アサヒ:『ノーヴェさんが支部長とか、絶対無理じゃないですか……』
成田晴史:「貴様に心配される筋合いはない。とっとと不動のフォローに回れ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「死なせないために頑張ります。と言っているようだ、アサヒは」
愛里アサヒ:『そ、そうプレッシャーをかける方向にとられると困るんですけどぉ…!』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「くくくく」
緑原:『バーシェス様、笑い声も素敵……』
GM:では行動値23。不動さんの手番です。
不動一空:マイナーは放棄
不動一空:あ、違う。
不動一空:マイナーで戦闘移動。ブリマギガンテのところへエンゲージ。
不動一空:メジャーでコンボ 業炎烈火 コンセ/災厄の炎/結合粉砕/プラズマカノン を使用します。対象は範囲内のプリマギガンテ全部。
“ジオムーバー”[10]
装甲戦闘車両1[10] 5m 甲嶋[19]
装甲戦闘車両2[10]
8m
“プリマギガンテ”[4]
《融合》“プリマギガンテ・アーム”[6]
《融合》“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[23]
2m
バーシェス[14]
愛里[5]
成田[6]
25m
---【最終防衛ライン】----
不動一空:判定行きます!
GM:どうぞ!
不動一空:15dx7+4 まわってー
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,3,3,5,5,8,8,9,9]+10[1,7,8,8]+10[2,9,10]+10[9,9]+2[2,2]+4 → 46
愛里アサヒ:すごいまわった
不動一空:46です。
不動一空:不動一空の侵蝕率を+14した(侵蝕率:123->137)
“プリマギガンテ・アーム”:ガード。《マグネットフォース》《球電の盾》《磁力結界》《電磁障壁》。
“プリマギガンテ”:腕のエフェクトを使ってガード。《球電の盾》《磁力結界》。
“プリマギガンテ・レッグ”:ガード。
“プリマギガンテ・アーム”:レッグをカバーリングします。
不動一空:ではダメージを
不動一空:ですよね!<カバーリング
不動一空:ダメージ行きます。
不動一空:5d10+54 装甲無視
DoubleCross : (5D10+54) → 32[5,7,9,8,3]+54 → 86
“プリマギガンテ・アーム”:アームのガード値ダイスを回します。
不動一空:そこそこ、86点の装甲無視です。
“プリマギガンテ・アーム”:86-8d10-12
DoubleCross : (86-8D10-12) → 86-34[4,2,4,2,2,6,6,8]-12 → 40
“プリマギガンテ・アーム”:40点!?だいぶ通っちゃった
不動一空:やったー
“プリマギガンテ・アーム”:しかもカバーリングしちゃってるし!80点!
“プリマギガンテ・アーム”:凄いガード値とHPなのに、アームがもう瀕死
“プリマギガンテ・アーム”:お助けあれ
“プリマギガンテ”:本体もだいぶ食らってしまった。これくらい弾けると思ったのだが……
不動一空:ごうっ──
不動一空:全身が炎に包まれ、業火が闇夜を煌々と照らす。
不動一空:「先陣を切る──」
不動一空:告げると同時に急加速!
不動一空:夜のハイウェイを火球が疾走し、プリマギガンテの足元に、業炎烈火が出現する。
“プリマギガンテ”:「ハッハッハッハッ、データで知っているぞ」
“プリマギガンテ”:「“業炎烈火”だな!はたき落としてあげよう!」
不動一空:「はたき落とす?」
不動一空:ごうっ──
不動一空:再度の火炎放出、高速移動。
不動一空:鋭角な動きを足元で繰り返し、的を絞らせない。
“プリマギガンテ”:「ムッ!?」
“プリマギガンテ”:指先からの迎撃熱線で切り裂こうとしていたが
“プリマギガンテ”:瞬時にその内側へと潜り込まれている!
不動一空:とんっ──
不動一空:気づけばプリマギガンテの背後。脹脛に相当するパーツに、その手を軽く押し当てて。
不動一空:「耐火テストは済ませてきたのか?」
不動一空:刹那、その全身を──
不動一空:否、プリマギガンテの巨体をも覆いつくす規模の業火が噴出し、
不動一空:アスファルトでできた地面を、戦闘の緊張で包まれた空気を、
“プリマギガンテ”:「ウオオオオオオオオ!?」
不動一空:そして立ちはだかる敵を蹂躙し、火炎地獄を現出させる。
“ジオムーバー”:「プ、“プリマギガンテ”――ッ!」
不動一空:地面は沸き、空気は灼け、装甲は爆ぜ融け、内部機構は炎に包まれる!
不動一空:故に──コードネーム”業炎烈火”!
“プリマギガンテ”:「ハ……ハハハハ」ベシャ!
“プリマギガンテ”:複層装甲の一部が溶解し、隙間から流れ落ちている。
“プリマギガンテ”:「ハーッハッハッハッハッハッハ!」
“プリマギガンテ”:「素晴らしい!これほどの攻撃を受けても」
“プリマギガンテ”:「生きていられるとは!!」
不動一空:「なるほど、前向きなやつだな。だが──」
“プリマギガンテ”:「機械の体は素晴らしい!強さは素晴らしい!」
不動一空:「終わりでは──ないぞ?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。これで明かりに苦労することはない。よくやった」
GM:手番は行動値19。甲嶋さん。
甲嶋丙次:マイナーで戦闘移動、プリマギガンテのエンゲージまでいけますか?
GM:可能です。
“ジオムーバー”[10]
装甲戦闘車両1[10]
装甲戦闘車両2[10]
8m
“プリマギガンテ”[4]
《融合》“プリマギガンテ・アーム”[6]
《融合》“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[23] 甲嶋[19]
2m
バーシェス[14]
愛里[5]
成田[6]
25m
---【最終防衛ライン】----
甲嶋丙次:ではそちらにエンゲージ。メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》《増腕》
甲嶋丙次:対象はプリマギガンテ、アーム、レッグ!
GM:範囲攻撃が辛い!判定をどうぞ
甲嶋丙次:9dx7+15
DoubleCross : (9R10+15[7]) → 10[1,2,4,6,6,7,7,8,10]+10[3,4,9,10]+10[2,8]+6[6]+15 → 51
甲嶋丙次:回った!
“プリマギガンテ・アーム”:《マグネットフォース》《球電の盾》《磁力結界》《電磁障壁》。レッグをカバーリングします。
“プリマギガンテ”:《球電の盾》《磁力結界》《電磁障壁》。
甲嶋丙次:ではダメージ出します!
甲嶋丙次:6d10+14+24 装甲無視
DoubleCross : (6D10+14+24) → 31[6,2,6,9,7,1]+14+24 → 69
GM:つ、強い……!
“プリマギガンテ”:そういえば《磁力結界》のダイスを本体とアームが一緒に振ってますけど
“プリマギガンテ”:本当は別々に振るべきでしたね。今からそうします。
“プリマギガンテ”:69-4D10-12
DoubleCross : (69-4D10-12) → 69-23[5,6,5,7]-12 → 34
“プリマギガンテ・アーム”:69-4D10-12
DoubleCross : (69-4D10-12) → 69-30[10,6,6,8]-12 → 27
“プリマギガンテ”:さっきカバーしなかった“プリマギガンテ”はギリギリ生きているけど……
“プリマギガンテ・アーム”:アームの方は本当にギリギリ死!残りHPは22。もちろん復活エフェクトなどありません。
甲嶋丙次:『それじゃ──』ザザッ ザ………
甲嶋丙次:気体金属の影響で通信が影響を受ける。甲嶋の回線は閉じられた。
甲嶋丙次:代わりに、
甲嶋丙次:「巨人退治と行こうか。」
甲嶋丙次:鬼の声が戦場にこだまする。
甲嶋丙次:「おばあちゃんが言っていた。お天道様は三回まで過ちを見逃してくれる。」
甲嶋丙次:「一つ、お前は肉体を捨てた。」
甲嶋丙次:「一つ、お前は街を荒らした。」
甲嶋丙次:「一つ、お前は俺たちの前に立ってしまった。」
甲嶋丙次:「これで三回だ。」
甲嶋丙次:崩れたビルから飛び出し、幹線道路に着地する。
甲嶋丙次:狙いは、”プリマギガンテ”の背面。
甲嶋丙次:火球を喰らい、前傾姿勢になった瞬間、
“プリマギガンテ”:“プリマギガンテ”は不動の炎に包まれた状態だ。この状況で、奇襲に対応することはできない!
甲嶋丙次:背面の装甲に出来たわずかな隙間を見逃さず、穿った。
甲嶋丙次:「無敵の肉体?笑わせるぜ。」
甲嶋丙次:「機械ってのはな、痛みに鈍感だ。」
甲嶋丙次:キンッ!
甲嶋丙次:鍔鳴りの音。
甲嶋丙次:「腕、上げてみろよ。」
“プリマギガンテ”:「なんだァ……?お前は」
“プリマギガンテ”:ゴ ゴ ……
“プリマギガンテ”:やはり地鳴りのような振動とともに、“プリマギガンテ”のカメラアイが甲嶋を捉える。
“プリマギガンテ”:「そんなところにいたら、弾き飛ばしてしまうぞ!」
甲嶋丙次:「やってみろって。」
甲嶋丙次:「それとも、お前の乗ってるそれはただのデカいスピーカーか?」
“プリマギガンテ”:恐ろしい速度の拳が甲嶋に迫る。
甲嶋丙次:動かない。その拳が、寸前で崩壊することを知っているからだ。
“プリマギガンテ”:バ ツ ン!
“プリマギガンテ”:巨大な腕部が根本から飛び、甲嶋の横のビルに突っ込んで爆砕する。
“プリマギガンテ”:「ヌ」
“プリマギガンテ”:「ヌゥ~~ッ!」
“ジオムーバー”:「“プリマギガンテ”の腕が……バッ、バラバラにッ!!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。美しいボク程ではないが、この手の仕事は甲嶋君に任せれば外れがない」
甲嶋丙次:「ケーブルと抵抗器じゃどうあがいても神経の代わりにならないのさ。」
甲嶋丙次:「だから、腕部の摩耗と損傷に気づけず──」
甲嶋丙次:「自分のバカ力で自滅する。」
“プリマギガンテ”:「ハッハッハッハッ!そうか、そういうことか!」
“プリマギガンテ”:「一つ賢くなったぞ!だが腕などまたつけ直してもらえばよいのだ!」
“ジオムーバー”:「プ、“プリマギガンテ”!何をやってるんだヨッ!とっとと第七支部を潰しちゃいナ!」
“ジオムーバー”:「もっと急いで!早ク!」
GM:手番は行動値14、バーシェスさん。
バーシェス・D・ジェラルディエ:マイナーでプリマギガンテにエンゲージ
バーシェス・D・ジェラルディエ:プリマギガンテ本体に攻撃します。
“プリマギガンテ”:本体!
バーシェス・D・ジェラルディエ:《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》《主の右腕》《マスヴィジョン》
バーシェス・D・ジェラルディエ:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,7,9,9]+10[7,9,9]+6[1,5,6]+6 → 32
“プリマギガンテ”:もう腕のガードエフェクトはないのでドッジしよう。
“プリマギガンテ”:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 8[3,3,3,4,4,6,7,7,8,8] → 8
“プリマギガンテ”:駄目!
バーシェス・D・ジェラルディエ:オートでウェポンケースからアームドスーツ展開 装備。ダメージいきます。
バーシェス・D・ジェラルディエ:4d10+45
DoubleCross : (4D10+45) → 21[3,2,7,9]+45 → 66
バーシェス・D・ジェラルディエ:諸々は有効。
バーシェス・D・ジェラルディエ:107→117
“プリマギガンテ”:66点は致命的!なので、
“プリマギガンテ”:《透過》を切ります。ダメージを0。
バーシェス・D・ジェラルディエ:プリマギガンテの目の前に立ち、見上げる。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。やはり、そのフォルムは悪くないが、しかし」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクが君達を討つのは、復讐でも憤怒でもない。UGNとしての責務であり、憐憫と慈悲だよ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:タンと靴音を美しく鳴らし、鉄の脚から頭部迄駆け上がる。信じがたい感覚速力。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「最期に見るモノが、この世で一番美しいモノ(ボク)であることは慈悲だ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:刺突と共に放たれるストロボめいた明滅。1秒間に14.7回繰り返される黄金の煌き。
バーシェス・D・ジェラルディエ:指向性を持った閃光は対手の視覚を灼き尽くし、レネゲイドを直接汚染する。
“プリマギガンテ”:「ちょこまかとした動きで、いつまでも逃げ切れると……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクを魅たな……チェックだ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:目も眩み体感が狂う夢幻光の中、哀れに惑う獲物に連べ撃ちにされる銀の突剣。
バーシェス・D・ジェラルディエ:低速に見えるソレは空間に霞むように滲む刺突の残像だった。
“プリマギガンテ”:「グフオォッ!?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:その全てが的確に、装甲などお構いなしに躯体駆動部を貫いている。
“プリマギガンテ”:ドカカカッ!
“プリマギガンテ”:複数搭載された機関部が刺突破壊。少なくない体積の装甲がパージされる。
“プリマギガンテ”:ガコン ガコン ガコン
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふ。やったか?ジョーカーは美しいボクのようだな」
“プリマギガンテ”:頭と肩が一体化したような上半身の殆どをパージし、
“プリマギガンテ”:むしろ細身の人型のような体型となる。ダメージコントロール機能だ。
“プリマギガンテ”:「ハーッ、なかなか、やるじゃあないか……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「君こそ、見事だ」
成田晴史:「攻撃が甘いぞ。バカが」
甲嶋丙次:「でも切り札は斬らせたでしょう。」
甲嶋丙次:「二度は出来ませんよ、ああいう芸当は。」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「敵の方が美しいボクに優しいのは、どうかと思うが、ね」
緑原:『う、美しい……うっ、うおおっ、おうえっ』
愛里アサヒ:『うわっ吐いてる!気持ち悪ッ!』
甲嶋丙次:『回線が戻った途端ヤバい音が!』
愛里アサヒ:『通信越しに吐瀉物がかかる~~~!』
不動一空:「ああ、あとは──」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「残した見せ場だ。上手くやってくれ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「すまない。美しいボクの美しさの罪だ。エチケット袋を使うと良い」
GM:行動値10、“ジオムーバー”の手番です。
“ジオムーバー”:「ちょ、調子に乗るなヨ!」
不動一空:「来るぞ」
“ジオムーバー”:「僕は……本当なら、本体じゃ動きたくなかったんだヨ……!」
“ジオムーバー”:「お前らみたいな奴は……」
“ジオムーバー”:マイナーなし。
“ジオムーバー”:メジャーで《サイレンの魔女》《アースシェイカー》《蝕む赤》《封印の呪》。
バーシェス・D・ジェラルディエ:《フラッシュゲイズ》114→118
“ジオムーバー”:うわ―っ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:ダイス—12個
愛里アサヒ:キャーッバーシェスさん!
“ジオムーバー”:命中すればシーン中ダイス-3個、邪毒LV3、次の判定のC値+1って書いてる途中だったんですけど
“ジオムーバー”:それで完全に失敗します!なぜならダイスが7個しかないから……!
不動一空:頼りになるぜ!
“ジオムーバー”:「――爆弾子機!」
“ジオムーバー”:ザザザザザザザザ!!
“ジオムーバー”:周囲の建造物から飛び出した球体子機が、エージェント達の周囲に墜落する。
“ジオムーバー”:「爆発して死ね!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「当然ながら。美しいボクに魅入られたのはプリマギガンテだけではない」
バーシェス・D・ジェラルディエ:パージされて剥がれ落ちた装甲が光を纏い不定期に明滅している。
バーシェス・D・ジェラルディエ:バーシェスのレネゲイト光が染みついた汚染装甲。カメラアイ越しにそれは感染しエラーを吐き出す。
“ジオムーバー”:ドカン! 「エッ」
“ジオムーバー”:ドガ! ガカッ ガン!
“ジオムーバー”:「エッ、エッ」
GM:炸裂音が連続する。しかし、そのどれもが路地を挟んだどこか、少なくとも狙いを大きく外した位置での爆発だ。
“ジオムーバー”:「な、なんだってェェ――ッ!!」
甲嶋丙次:「流石。味方にすると鬱陶しいが、敵に回すと格別に鬱陶しい男だ。」
“ジオムーバー”:「……クソッ!装甲車両行け!」
装甲戦闘車両:行動値10。装甲戦闘車両の手番。
装甲戦闘車両:こいつの正体なんですが、“ジオムーバー”の《赤色の従者》がFHライトバンに乗っているというデータでした。
装甲戦闘車両:だから装甲値が10あるし、行動値は-5されて10なのだ。
装甲戦闘車両:choice[不動,甲嶋,バーシェス]
DoubleCross : (CHOICE[不動,甲嶋,バーシェス]) → 甲嶋
装甲戦闘車両:甲嶋さんを狙います。
甲嶋丙次:うげえ
装甲戦闘車両:マイナーで甲嶋さんのエンゲージにまで戦闘移動。
“ジオムーバー”[10]
装甲戦闘車両2[10]
8m
装甲戦闘車両1[10]
“プリマギガンテ”[4]
《融合》“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[23] 甲嶋[19]
バーシェス[12]
2m
愛里[5]
成田[6]
25m
---【最終防衛ライン】----
装甲戦闘車両:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《鋼の馬》。轢殺するぜ!
装甲戦闘車両:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[2,3,3,4,5,7,7,8,9]+10[6,7,7,8]+10[4,8,9]+3[3,3] → 33
甲嶋丙次:たかいって!ドッジ!
甲嶋丙次:9dx+1>=33
DoubleCross : (9R10+1[10]>=33) → 10[1,2,3,4,7,10,10,10,10]+5[2,5,5,5]+1 → 16 → 失敗
甲嶋丙次:失敗!
装甲戦闘車両:ヒャッホー!ダメージを出してやるぜ
装甲戦闘車両:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 25[8,5,6,6]+8 → 33
甲嶋丙次:死ぬ!二枚目のロイス昇華!
甲嶋丙次:次やられたら撤退だ!
GM:これでもう甲嶋さんの使えるロイスはありません。
装甲戦闘車両:「千切れて死ね!」
装甲戦闘車両:ギャルルルル!!!
装甲戦闘車両:暴走に等しい勢いで、“プリマギガンテ”を取り囲む支部員のもとに
装甲戦闘車両:戦闘車両が突っ込んでくる!乱戦の中へと割り込む動きだ!
甲嶋丙次:「がっ………!」
装甲戦闘車両:「一体!やったぞ!」
甲嶋丙次:車両に轢かれ、痛手を受けるがすぐに受け身を取る。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「すまない。美しいボクの光は乱発できなくてね。でも、それで死ぬ君じゃあるまい」
甲嶋丙次:「死なねえけどよ。」
不動一空:「まだやれるか?」
甲嶋丙次:「次は無理だ。喰らったら撤退する。」
不動一空:「了解」
甲嶋丙次:「対策班でやることもあるしな。すまんが、承知してくれ。」
不動一空:「十分だ」
緑原:『撤退経路を確保します。他の人員は甲嶋さんが危険侵蝕域に到達しないよう、時間稼ぎを』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「そうだな。後は、任せろ」
愛里アサヒ:『死体運ぶよりは、まあ、いいんで』
愛里アサヒ:『重いし漏電しそうだし……』
愛里アサヒ:『引き際見極めてくださいよ』
装甲戦闘車両:次の車両が動きます。狙うのは甲嶋さん以外の直近エンゲージのキャラ。
装甲戦闘車両:choice[不動,バーシェス]
DoubleCross : (CHOICE[不動,バーシェス]) → バーシェス
装甲戦闘車両:バーシェス!
バーシェス・D・ジェラルディエ:来るが良い
“ジオムーバー”[10]
8m
装甲戦闘車両1[10]
装甲戦闘車両2[10]
“プリマギガンテ”[4]
《融合》“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[23] 甲嶋[19]
バーシェス[12]
2m
愛里[5]
成田[6]
25m
---【最終防衛ライン】----
装甲戦闘車両:死にな!
装甲戦闘車両:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《鋼の馬》
装甲戦闘車両:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,5,9,10]+10[6,10]+2[2] → 22
バーシェス・D・ジェラルディエ:リア不
愛里アサヒ:<崩れずの群れ>でカバー!
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+2増加した。(侵蝕率:98->100)
装甲戦闘車両:うおい!じゃあダメージを出します。
甲嶋丙次:エンゲージが離れてるのでは?
装甲戦闘車両:あ、そうですね
装甲戦闘車両:エンゲージが離れてるので
装甲戦闘車両:このままでは《崩れずの群れ》ではカバーできないのでは~?
愛里アサヒ:<命のカーテン>つかいます!
装甲戦闘車両:何ィーッ!?
バーシェス・D・ジェラルディエ:確か、伸ばしエフェクトがあったハズ!
装甲戦闘車両:離れたエンゲージを……
装甲戦闘車両:カバーできるエフェクトだと!?
甲嶋丙次:便利エフェクト!
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+4増加した。(侵蝕率:100->104)
装甲戦闘車両:そんなものデータにはない……!
愛里アサヒ:今はじめて…使いましたからねぇ!
愛里アサヒ:チュートリアルありがとうございます!
不動一空:意外と勉強してないなぁ、ジオムーバーくんw
装甲戦闘車両:チクショー!ダメージを出します。
装甲戦闘車両:3d10+8
DoubleCross : (3D10+8) → 22[9,3,10]+8 → 30
愛里アサヒ:ガードで!
GM:残りHPはいかがですか?
愛里アサヒ:装甲アリなら17ひいて13くらってHP10!
GM:つ、強い……!まだ生きてるだなんて
愛里アサヒ:愛里アサヒのHPを-13減少した。(HP:23->10)
不動一空:頼れる!
装甲戦闘車両:ギャルルルルルル!
装甲戦闘車両:甲嶋を攻撃した一台で終わりではない。
装甲戦闘車両:ドリフトじみた機動と共に、さらなる車両が突っ込んでくる。
装甲戦闘車両:バーシェスを跳ね飛ばそうとするが……
バーシェス・D・ジェラルディエ:「うぉつ、!そこまで魅せられるんじゃない!」
愛里アサヒ:ぬちゃっ!
装甲戦闘車両:「ヌチャ?」
愛里アサヒ:巨大な触手が車両をせき止める。
装甲戦闘車両:「ぬあーっ!こ、こいつは……!」
装甲戦闘車両:「“コロモダコ”の奴……!」
愛里アサヒ:『頑張れば……触手、伸びるんですよね』
装甲戦闘車両:「そんなの聞いてない!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふぅ。いや、信じていたとも。美しいボクを守護してくれると」
愛里アサヒ:『乗り物ごとひっくり返すのが衣蛸の本懐なんで……』
愛里アサヒ:『データに頼りすぎるのダメですよ……』
愛里アサヒ:『ただでさえ……やたら光る人のせいで、計測エラー起こしてるじゃないですか』
装甲戦闘車両:「調子に乗ってベラベラと――ッ!」
愛里アサヒ:『バーシェスさんの援護ないと、こっちもキツいんで……それだけです』
バーシェス・D・ジェラルディエ:髪をかき上げる。シャランと音が響くような錯覚。黄金の燐光が舞う。
愛里アサヒ:『ほ、本当にやたら鬱陶しいですね……!』
GM:手番は行動値6。成田支部長です。
不動一空:では敬愛する成田支部長の行動におかれましては
不動一空:マイナーでプリマギガンテにエンゲージ頂き
不動一空:メジャーではセレリティを宣言。対象はプリマギガンテとして非常に強い雷>非常に強い雷で二回ぶん殴ってください。
成田晴史:仰せのままに
“ジオムーバー”[10]
8m
装甲戦闘車両1[10]
装甲戦闘車両2[10]
“プリマギガンテ”[4]
《融合》“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[23] 甲嶋[19]
バーシェス[12]
成田[6]
2m
愛里[5]
25m
---【最終防衛ライン】----
成田晴史:《セレリティ》。
成田晴史:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《雷鳴の申し子》。
成田晴史:13dx7-1
DoubleCross : (13R10-1[7]) → 10[2,3,3,3,4,5,6,6,8,9,9,9,10]+10[2,3,7,7,10]+10[6,6,9]+4[4]-1 → 33
“プリマギガンテ”:ヒーッ ガード
装甲戦闘車両:そうはさせない!《マグネットフォース》でカバー!
成田晴史:4d10+21+76 死ね!
DoubleCross : (4D10+21+76) → 27[8,10,6,3]+21+76 → 124
装甲戦闘車両:ウギャアア――ッ!!
“ジオムーバー”[10]
8m
装甲戦闘車両1[10]
“プリマギガンテ”[4]
《融合》“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[23] 甲嶋[19]
バーシェス[12]
成田[6]
2m
愛里[5]
25m
---【最終防衛ライン】----
GM:消し飛びました。
成田晴史:続いて“プリマギガンテ”を攻撃。
成田晴史:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《雷鳴の申し子》。
成田晴史:13dx7-1
DoubleCross : (13R10-1[7]) → 10[2,3,4,4,4,5,7,7,8,8,9,9,10]+10[3,4,5,7,7,8,10]+10[2,5,8,8]+10[4,9]+2[2]-1 → 41
“プリマギガンテ”:装甲車両くん!
“プリマギガンテ”:もう一度ぼくを庇ってくれ!死にそうなんだ!
装甲戦闘車両:駄目だよプリマギガンテくん……
装甲戦闘車両:《赤色の従者》はエフェクト回数制限も共通……
装甲戦闘車両:メインプロセス1回の《マグネットフォース》は……もう使えないんだ……
“プリマギガンテ”:そんな~ッ!
成田晴史:4d10+21+76 死ね!
DoubleCross : (4D10+21+76) → 12[1,1,9,1]+21+76 → 109
GM:本当はガード値の高いアームを殺してもらうためのお助けNPCだったんだけど……
GM:めちゃくちゃ殺しちゃった!“プリマギガンテ”死亡。復活エフェクトはありません。
バーシェス・D・ジェラルディエ:プリマギガンテにロイス取ります。 行為/憐憫〇
不動一空:傍らにそびえ立つ、プリマギガンテの巨体に言葉を投げる。
不動一空:「ぼさっとしてていいのか?」
不動一空:「『破壊』が来るぞ?」
装甲戦闘車両:「なんだと?君達の方こそ……」
装甲戦闘車両: ド バ シュ !!
装甲戦闘車両:言葉の途中で、装甲戦闘車両が一台消し飛ぶ。蒸発した。
成田晴史:「……」
成田晴史:「遊ぶな」
成田晴史:拳を繰り出したような体勢。だが、相手の姿はない。もはやどこにも。
不動一空:ロイス 【敵:プリマギガンテ@執着/◯憐憫】 を取得。
“プリマギガンテ”:「ハッハッハッハッハ!」
“プリマギガンテ”:「パワー勝負がしたいのか!?」
“プリマギガンテ”:「いいだろう!ちょこまかと動くような連中には飽きた!」
“プリマギガンテ”:ガゴッ! ゴゴゴゴゴギャッ!
“プリマギガンテ”:上腕部が変形。メタルジェット放出口が完全に露出し、巨大な溶鉄の拳の如き様相となる。
“プリマギガンテ”:「破壊だ!支部を潰す前に一人一人」ゴ シャ ア
成田晴史:“プリマギガンテ”の上半身に亀裂が走っている。
成田晴史:成田が、その脚部に大電流を載せた拳を叩き込んだのだ。
成田晴史:「『もう飽きた』のは私だ」
成田晴史:「次」
“プリマギガンテ”:「 」 ド ン ! !
“プリマギガンテ”:機関部が炎を噴く。内部構造が完全に焼き切れ、破壊されている。
愛里アサヒ:『あ、相変わらずエグい火力ですねぇ……絶対殴られたくないです』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「結局、ウチの支部で一番持ってるのはボスという事だね」
“ジオムーバー”:「そ、そそ、そ……そ」
“ジオムーバー”:「そんなバカな……!」
甲嶋丙次:「エグっ………。」
愛里アサヒ:ロイス取得 上司/成田支部長/P:尊敬/〇N:恐怖
“ジオムーバー”[10]
8m
装甲戦闘車両1[10]
“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[23] 甲嶋[19]
バーシェス[12]
成田[6]
2m
愛里[5]
25m
---【最終防衛ライン】----
不動一空:「流石──」ただ一言。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「アデュー。プリマギガンテ 嫌いではなかったよ」
GM:“プリマギガンテ・レッグ”(残骸)がエンゲージに残っていますが
GM:こいつは本体と《融合》しない限り行動はまったくしません。
GM:放置したままでもクライマックスの戦闘終了条件を満たします。
GM:しかし、エンゲージの障害物にはなります。出るためには離脱判定は必要。
GM:邪魔だったら壊す必要があるでしょう。
GM:手番は行動値5、愛里さん。
愛里アサヒ:マイナーでエンゲージ接敵
愛里アサヒ:メイン コンボ▼紫色 <貪欲なる拳><コンセントレイト><ブレインハック>+西洋剣 対象車両!
“ジオムーバー”[10]
8m
装甲戦闘車両1[10]
“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[23] 甲嶋[19]
バーシェス[12]
成田[6]
愛里[5]
25m
---【最終防衛ライン】----
装甲戦闘車両:きなさい!
愛里アサヒ:14dx7+10
DoubleCross : (14R10+10[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,6,7,7,9,9,9,10,10]+10[2,3,6,6,8,10,10]+10[1,6,7]+10[10]+10[9]+10[9]+10[9]+4[4]+10 → 84
装甲戦闘車両:ええ~~っ
装甲戦闘車両:そんなんなる?
愛里アサヒ:すごいまわった
装甲戦闘車両:ガードしますけども……
装甲戦闘車両:別にガード値とかもないんだよねこいつ
愛里アサヒ:9d10+4
DoubleCross : (9D10+4) → 60[10,9,9,5,2,6,8,8,3]+4 → 64
装甲戦闘車両:ええ~~っ
装甲戦闘車両:装甲込みでも死んじゃいました。
愛里アサヒ:愛里アサヒの侵蝕率を+15増加した。(侵蝕率:104->119)
装甲戦闘車両:《ブレインハック》……
愛里アサヒ:さようならブレインハック……
愛里アサヒ:成田支部長の猛攻に怯えるように装甲車両へ触手を伸ばす。
装甲戦闘車両:「く、くそっ、こうなったら撤退……」
愛里アサヒ:ギン!触手に加えられた剣が撤退を妨げる。
愛里アサヒ:『に、逃がしませんよ……』
装甲戦闘車両:「キョッ!?」
愛里アサヒ:『私は……す、少しだけ、脳みそもいじれるんです……』
愛里アサヒ:『あなたは脳みそ、ないかもしれないですけど——』剣を突き立てる。
装甲戦闘車両:「ウギャ」
愛里アサヒ:『機械の脳って、コアですよね?そこをいじれば——』
愛里アサヒ:バリバリバリバリバリバリ!
愛里アサヒ:『操ることも……あれ?』
装甲戦闘車両:「ウッギャアアアアアアアア!!!!」
装甲戦闘車両:「ギャアアアアアアアアアアアアアア」
装甲戦闘車両:「アアアアアアアアアアア」
装甲戦闘車両:「…………」
成田晴史:「死んだぞ」
愛里アサヒ:『し、死んでる……』
不動一空:「死んだな」
甲嶋丙次:「死んだ………。」
愛里アサヒ:『……バカにしてるんですか?私が頭いいっぽいことしようとしたのに!』
愛里アサヒ:『何死んでるんですか!』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「Mort de la lumière」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「死んだね」
“ジオムーバー”:「な、な、なんて恐ろしい連中だ」
不動一空:「次に活かせ。まだ残ってるぞ」
“ジオムーバー”:「こんな奴らに構ってられるかッ!」
“ジオムーバー”:「逃げる!」
“ジオムーバー”[10]
8m
装甲戦闘車両1[10]
“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[23] 甲嶋[19]
バーシェス[12]
成田[6]
愛里[5]
25m
---【最終防衛ライン】----
■ROUND-02
GM:第二ラウンド!ギガンテレッグが邪魔!
“ジオムーバー”[10]
8m
“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[8] 甲嶋[3]
バーシェス[12]
成田[6]
愛里[5]
25m
---【最終防衛ライン】----
GM:正しくはこう
GM:バーシェスさんのセットアップ。ありませんか?
バーシェス・D・ジェラルディエ:美しいことになしで−す
“ジオムーバー”:では行動値10“ジオムーバー”!
“ジオムーバー”:《電撃の檻》。PC全員のエンゲージを封鎖状態にします!
甲嶋丙次:このやろ~~~!!
愛里アサヒ:な、なにーっ!
不動一空:むむ
“ジオムーバー”:これ、本当は“プリマギガンテ”の防衛ライン侵攻を補助するためで、手前側への移動を妨害するためのエフェクトだったはずなんですけど
“ジオムーバー”:ぜんぜん違う形の運用になっちゃった。
“ジオムーバー”:あまり関係ないことですが、このラウンド中、
“ジオムーバー”:エンゲージに入るか、離脱するか、またはこのエンゲージでクリンナッププロセスを迎えたキャラクターには
“ジオムーバー”:6D10点ダメージが入ります。これは1回喰らえば解除。
“ジオムーバー”:封鎖を抜ける場合の【肉体】対決は、そこに残っている“プリマギガンテ・レッグ”とやってもらいます。
甲嶋丙次:レッグを爆発四散させれば
甲嶋丙次:対決をやらなくて済むって訳ですね
“ジオムーバー”:封鎖の詳しい処理って実は曖昧な記述なんですけど、そういうことにしましょう。
不動一空:すみません
GM:ということで残りのセットアップ。エフェクト使う方いますか?
不動一空:飛行状態の場合は敵が飛行状態でない場合、戦闘移動で封鎖から離脱できるって記述が基本ルルブにあるようなのですが、この場合どうなりますでしょうか?<P259
GM:そ、そうなんですよね……。
GM:つまりこれ、不動さんだけはこのエフェクトに妨害されずに移動できるっていうつもりで設定したデータだったんですが……
GM:なので、不動さんは離脱できます……。
不動一空:了解しました、ありがとうございます。でもダメージは受ける、と。
GM:それは記述上、そうなります。
甲嶋丙次:あ、こちらセットアップあります!汚い《加速装置》!行動値+16で行動値19!
不動一空:お手間おかけしましたー
GM:はやーい!
不動一空:こちらはセットアップはなしです。
愛里アサヒ:こちらはセットアップ、エフェクトありません!
GM:では行動値19、甲嶋さんの行動からだ。
“ジオムーバー”[10]
8m
“プリマギガンテ・レッグ”[6]
不動[8] 甲嶋[19]
バーシェス[12]
成田[6]
愛里[5]
25m
---【最終防衛ライン】----
甲嶋丙次:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》
甲嶋丙次:対象はレッグ!
“ジオムーバー”:「クソ~~ッ!“プリマギガンテ”のジェネレーター出力を使って……!」
“プリマギガンテ・レッグ”:『ジジ』
“プリマギガンテ・レッグ”:『ジリリリリリ、ガリリッ、ガリ!』
“プリマギガンテ・レッグ”:“プリマギガンテ・レッグ”に潜り込んだ“ジオムーバー”の子機が、電磁フィールドを発生させる。
緑原:『ザ……電磁フィールド発生!ザザッ……ムーバー”、逃走します!』
甲嶋丙次:「やらせるかっての。」
甲嶋丙次:9dx7+15
DoubleCross : (9R10+15[7]) → 10[1,3,3,4,5,5,7,8,10]+10[2,4,7]+4[4]+15 → 39
バーシェス・D・ジェラルディエ:「君の刀が一番相性が良いだろうしな」
甲嶋丙次:いい出目だ!
“プリマギガンテ・レッグ”:こいつはもうリアクションしません。そのまま素のダメージを受けます。
甲嶋丙次:4d10+14+24
DoubleCross : (4D10+14+24) → 31[7,8,6,10]+14+24 → 69
甲嶋丙次:69点!
不動一空:強い!
愛里アサヒ:すごい!
“プリマギガンテ・レッグ”:相当良いダメージ!半分以上やられました。
甲嶋丙次:こ、これで半分!?
“プリマギガンテ・レッグ”:いや、他のパーツもこれくらいHPあったんですよ!?
“プリマギガンテ・レッグ”:それまでのアタッカー共が異常だったの!
甲嶋丙次:そっか、レッグはずっと庇われてたからか!
“プリマギガンテ・レッグ”:カバーリングでダメージ二倍になったりしたし
“プリマギガンテ・レッグ”:そうなんだよね
“プリマギガンテ・レッグ”:本体庇っとけばよかった………
不動一空:あ、初ダメージなのか。
GM:ちなみになんで本体を庇わなかったのかというと
愛里アサヒ:エンゲージ抜けられなくなるからかな?
GM:本体の方は《融合》を受けてたからガードエフェクトが使えたからだよ
愛里アサヒ:な、なるほど!
GM:次の手番は行動値12、バーシェスさん。
バーシェス・D・ジェラルディエ:よし離脱を試みましょう 組織の助力使います。
GM:ここで確認しておきますが
GM:エンゲージのルールでは、離脱した移動で別のエンゲージに入ることはできないとされています。
甲嶋丙次:ああ、そうだった
バーシェス・D・ジェラルディエ:あ。そうなのか。じゃあ、接敵は出来ないんですね
GM:つまり、この移動で“ジオムーバー”に接触することは不可能です。問題ありませんか?
不動一空:なるほど。離脱してジオムーバーにはエンゲージできないと。
バーシェス・D・ジェラルディエ:ならレッグ斬ろう。
GM:よいでしょう
バーシェス・D・ジェラルディエ:《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》《主の右腕》《マスヴィジョン》
バーシェス・D・ジェラルディエ:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,7,8,10]+10[3,5,8]+10[7]+1[1]+6 → 37
“プリマギガンテ・レッグ”:素で食らう!ダメージをどうぞ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:118→128
バーシェス・D・ジェラルディエ:4D10+45
DoubleCross : (4D10+45) → 20[8,2,4,6]+45 → 65
甲嶋丙次:いいダメージ!
“プリマギガンテ・レッグ”:65点!それは……もう駄目!
“プリマギガンテ・レッグ”:残りHPは33。爆発四散します!
甲嶋丙次:「バーシェス。先か後か。」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「いや、どれも違うね」
バーシェス・D・ジェラルディエ:後ろの3人をちらと見る。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「同時だ」
甲嶋丙次:「んじゃついて来いよ!」
甲嶋丙次:ガッ ギャリッ !!
バーシェス・D・ジェラルディエ:シャラン シュキン !!
甲嶋丙次:鉄の脚がコンクリートの道路に足跡を残しながら、電磁フィールドを発生させる残骸に接近。
甲嶋丙次:二色の風が戦場を吹き荒れる。
甲嶋丙次:ガッ ガッ ガッ !!
バーシェス・D・ジェラルディエ:甲嶋さんの肩に飛び乗りそこから跳躍。上空からの重力加速を加え光の流星が残骸に降り注ぐ。
甲嶋丙次:足跡が、残骸の目の前に到達する。と同時、
甲嶋丙次:風が二股に分かれた。
バーシェス・D・ジェラルディエ:キィン キィン キィン !!
甲嶋丙次:低く伏せ、腰を捻り、
甲嶋丙次:刀を抜く。
“プリマギガンテ・レッグ”:同時!幹線道路を封鎖する鉄のバリケードは
バーシェス・D・ジェラルディエ:背中を合わせるように美しく着地。
バーシェス・D・ジェラルディエ:胸元で柄を構える。
甲嶋丙次:バーシェスが剣を構えると同時に、納刀する。
“プリマギガンテ・レッグ”:――バ!
“プリマギガンテ・レッグ”:二人が通り過ぎてから一拍を置いて、バラバラに解体されている。
“プリマギガンテ・レッグ”:ド ガ ッ ! !
“プリマギガンテ・レッグ”:そして、爆発!
GM:“プリマギガンテ”、完全撃破。もはや第七支部を妨げるものは何もない。
“ジオムーバー”:「ヒ、ヒ――ッ!」
“ジオムーバー”:行動値10、“ジオムーバー”。
“ジオムーバー”:マイナーで戦闘移動します。15m後方に下がる!
“ジオムーバー”[10]
23m
不動[8] 甲嶋[19]
バーシェス[12]
成田[6]
愛里[5]
25m
---【最終防衛ライン】----
“ジオムーバー”:《サイレンの魔女》《アースシェイカー》《蝕む赤》《封印の呪》!全員に極悪シーン攻撃!
バーシェス・D・ジェラルディエ:《フラッシュゲイズ》
“ジオムーバー”:「ウギャアア―――ッ!?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:128→132
バーシェス・D・ジェラルディエ:-12個
“ジオムーバー”:「だ……だ、駄目だッ!」
“ジオムーバー”:「攻撃も……通用しないッ!」
“ジオムーバー”:「“プリマギガンテ”も一瞬でやられて……」
“ジオムーバー”:「オーヴァードの……オーヴァード戦闘員が、まだ5体も……」
“ジオムーバー”:「き、機械化兵の……天敵……!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:汚染光撃でセンサーを狂わされた機械ドローンも端末もふらふらと辺りを漂うだけだ。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「逃がしはしないぞ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「第七支部は敵を逃しはしない」
成田晴史:「私達に喧嘩を売った者は、全員」
成田晴史:「地獄の果てまで後悔させてやる」
GM:行動値は8。不動さんの手番。
甲嶋丙次:「不動!」
甲嶋丙次:「火になって移動するのも疲れるだろ。」
甲嶋丙次:「奴らの脚、使えるようなら使って追った方がいいと思うぜ。」
不動一空:「む──」
甲嶋丙次:路肩に止まった、装甲戦闘車両を指さす。
不動一空:示されたモノ──装甲戦闘車両を目に収める。
装甲戦闘車両:成田晴史に消し飛ばされた方はもはや原形を留めていないが
装甲戦闘車両:愛里の触手に蹂躙破壊されたのは“ジオムーバー”の子機だけだ。車両としての機能は残っているはずである。
GM:見学室で提案されたとおり、装甲戦闘車両の《赤色の従者》が乗っていたヴィークル、FHライトバンを拾って使うことができます。
不動一空:「なるほど。『乗ろう』」二つの意味で甲嶋さんに応じます。
GM:ただし、動かすには誰かが〈知識:機械操作〉で難易度13の判定に成功する必要があります。これは手番を消費しません。
GM:FH側も装備を逆用されないようセキュリティをかけているはずなので、それを突破しなければならないということですね。
甲嶋丙次:《セキュリティカット》したいです。難易度を変動できますか!
GM:おあつらえ向きなエフェクトを……!
GM:こういう状況はなかなかないので、難易度2下げられるとしていいでしょう。
不動一空:さすがライトスタッフ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:では《組織の助力》ラスト1回を使って判定します。
甲嶋丙次:ヤッタ~
バーシェス・D・ジェラルディエ:侵蝕率によるダイス修正は受けられるので。14個になる。いきます。
バーシェス・D・ジェラルディエ:14dx+5
DoubleCross : (14R10+5[10]) → 10[1,2,3,4,5,5,5,5,6,8,8,9,9,10]+7[7]+5 → 22
GM:極限成功!FHライトバンのエンジンをかけることができました。
GM:後は乗り込むだけ!
不動一空:やったー!
甲嶋丙次:首の後ろに格納されたケーブルを延ばし、運転席に接続する。
甲嶋丙次:「お邪魔しますよ…っと。」
装甲戦闘車両:敵が運用していたFH車両。この戦闘中に再起動することは本来ならば難しいが……
装甲戦闘車両:厄介な迎撃プログラムなどはない。“ジオムーバー”が運用する関係上、そうしたものはカットしていたのかもしれない。
装甲戦闘車両:単純にセキュリティが侵入を阻んでいるだけだ。
甲嶋丙次:「ちっ、俺一人じゃ手に余るな。」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「光学認証系は美しいボクが解除しよう」
緑原:『わ、私もサポートします。バーシェス様』
バーシェス・D・ジェラルディエ:「緑原くん。コードパターン2875409を頼む」
緑原:『はい。呼び出します』
愛里アサヒ:(腕は確かなんですよね……)
甲嶋丙次:『頼むぜ。』電子空間にダイブする。
緑原:『甲嶋さんに送信すればよろしいですか?』
愛里アサヒ:(まあそうじゃないと困るんですけど……)
愛里アサヒ:(人間としてはますますムカつきますね……)
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ああ、それで良い。かあれならば上手にやるさ」
甲嶋丙次:『そうだ。扉の前まで来てる。』
バーシェス・D・ジェラルディエ:かあれ→彼
GM:オペレーターから受け渡されたキーで、認証を解除できる。
甲嶋丙次:電子空間上の視界には、強固な扉と自分しかいない。
甲嶋丙次:そこに、
甲嶋丙次:『……へっ。マスターキーって訳か。』
甲嶋丙次:手元にレイピア状のハッキングコードが生成される。
甲嶋丙次:レイピアを構え、扉を穿つ。と、同時、
甲嶋丙次:現実空間上で、車のエンジンがかかった。
GM:FHライトバンを入手します!
愛里アサヒ:やった!
GM:あらためて、手番は行動値8の不動さん!
不動一空:ではマイナーアクション消費で同乗状態になります。メジャーはやむを得ないので放棄。成田支部長にも同じ行動をして頂ければ。
成田晴史:分かりました。続く行動値6の成田支部長も同乗状態に。
不動一空:「支部長、愛里!」
不動一空:それだけを、短く。
GM:最後、行動値5の愛里さん!
不動一空:以心伝心とはいかなくとも、なんとか意図は伝わるはずだ。
不動一空:そして自身は、戦闘車両の屋根へと飛び移る。
愛里アサヒ:マイナーで搭乗。
成田晴史:「すぐに出せ。愛里!」
愛里アサヒ:メジャーで全力移動で接敵!
愛里アサヒ:「だ、だしますうう!」
愛里アサヒ:「免許持ってるんで……」
愛里アサヒ:「雨堂さんとはちがうんでぇ……」
愛里アサヒ:「いや盗難車ですけど……」どぅるん!
不動一空:「全開で踏み込め。方向の調整はこちらでやる!」
愛里アサヒ:「二人とも乗っ——あ、出発しちゃった」
愛里アサヒ:「ふ、踏みますよぉ!踏みますからねぇ!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:ハンカチを指でつまみヒラヒラと振って見送る。
愛里アサヒ:「速度出しても怒られませんよねぇ~~!?」
不動一空:左右に広げた両掌から炎を吹き出し、車体の機動を制御する。
愛里アサヒ:ギャギャギャギャ!!右に左に猛スピードで揺れながらジオムーバーに車両が迫る!
GM:逃走する“ジオムーバー”に一瞬にして追いつく!
“ジオムーバー”:「ギャアアアアアア――ッ!!??」
“ジオムーバー”[10]
《搭乗》愛里[5]
《同乗》成田[6] 《同乗》不動[8]
23m
甲嶋[19]
バーシェス[12]
25m
---【最終防衛ライン】----
GM:まるで路面を抉るような動きで、先回りして停車!
“ジオムーバー”:「キョッ、キョォォォ……ッ!」
愛里アサヒ:キキーーーッ、ズギャギャ……!
愛里アサヒ:「に、逃がしませんよぉ……」
不動一空:振り落とされるようにして着地。ジオムーバーの逃走方向へと回り込み──
不動一空:「愛里の言うとおりだ──」
不動一空:「第七支部(ウチ)にケンカを売って──」
不動一空:「生きて帰れるなどと、どうして思った?」
“ジオムーバー”:「僕を倒したところで……!」
“ジオムーバー”:「終わりだと思うなヨ……!」
成田晴史:「私達にとってはそうかもしれんが」
成田晴史:「お前は終わりだ」
愛里アサヒ:「終わらなくったって……あなたを倒さない理由になりませんし……」
愛里アサヒ:「あなたはムカつくので倒します」
GM:“デッドパロット”。第七支部が打倒してきたセルの敗残兵で構成された部隊。
GM:故に、追跡可能な限り、それを逃すことはあり得ない!
■ROUND-03
GM:第3ラウンド!
“ジオムーバー”[10]
《搭乗》愛里[5]
《同乗》成田[6] 《同乗》不動[8]
23m
甲嶋[3]
バーシェス[12]
25m
---【最終防衛ライン】----
“ジオムーバー”:セットアップはなし。《電撃の檻》もシナリオ1回だ。
“ジオムーバー”:あ、そうだった
“ジオムーバー”:全員6D10ダメージを受けてください。
甲嶋丙次:あ、そうだった
バーシェス・D・ジェラルディエ:はーい。
“ジオムーバー”:離脱した3人と、元のエンゲージでクリンナップを迎えた3人ですね。
バーシェス・D・ジェラルディエ:つまり全員だ。
甲嶋丙次:16-6d10
DoubleCross : (16-6D10) → 16-38[9,7,8,5,4,5] → -22
不動一空:了解です。個別でこちらで振る形でしょうか?
甲嶋丙次:オーバーキル!
GM:いや、こっちで振りましょう。
“ジオムーバー”:6d10
DoubleCross : (6D10) → 23[3,10,2,2,2,4] → 23
“ジオムーバー”:23点ダメージ。
不動一空:34-23でHPが11に
バーシェス・D・ジェラルディエ:プリマギガンテのロイス切って昇華します。
愛里アサヒ:死にます!キハちゃんのロイスを昇華して復活します。
GM:成田支部長と甲嶋さんはこれでゲーム的には脱落になりますが、演出的には全然ロールしていて構いません。
GM:不動さん、硬いなあ
不動一空:あ、あとロイス取得。【敵:ジオムーバー@執着/◯憐憫】 7つ目
甲嶋丙次:それでも死にますね。もうこれで無茶は出来ない!
GM:甲嶋さんが脱落すると、セットアップで動く人はいないですね。
“ジオムーバー”[10]
《搭乗》愛里[5]
《同乗》不動[8]
23m
バーシェス[12]
25m
---【最終防衛ライン】----
バーシェス・D・ジェラルディエ:なしでーす。
不動一空:ありません
愛里アサヒ:セットアップなしです!
GM:では行動値12。バーシェスさんから。
バーシェス・D・ジェラルディエ:全力移動でエンゲージします。
バーシェス・D・ジェラルディエ:終わり。
“ジオムーバー”[10]
《搭乗》愛里[5]
《同乗》不動[8]
バーシェス[12]
48m
---【最終防衛ライン】----
GM:続いて行動値10、“ジオムーバー”。
“ジオムーバー”:今度こそ最強コンボの底力の見せ所よ
“ジオムーバー”:《サイレンの魔女》《アースシェイカー》《蝕む赤》《封印の呪》~~ッ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:《フラッシュゲイズ》
“ジオムーバー”:ウワーッ!!
“ジオムーバー”:ダイスは0個!これがラウンド一回なのはおかしいだろ!
愛里アサヒ:美しいキャンセル……
“ジオムーバー”:ハメ技だろ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:ダイス-12個 132→136
“ジオムーバー”:「こうなったら一人でも多く巻き添えにしてやるヨッ!」
“ジオムーバー”:「首!眼球!支部の連中みたいにカッ切って……!」
“ジオムーバー”:バシュ!
“ジオムーバー”:ブドウの房めいた本体が弾け、再び分裂する!接近した不動達を狙った奇襲だ!
バーシェス・D・ジェラルディエ:ジオムーバーの視界が鏡のように輝いている。
“ジオムーバー”:「キョッ!?」
“ジオムーバー”:「眩しい!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:光学センサーの位置は幾たびかの戦闘で完全に特定した。
バーシェス・D・ジェラルディエ:攻撃動作をスィッチに閃光を展開するように予め仕込んでおいただけの事。
“ジオムーバー”:「キ、“キラマルス”~~~ッ!!」
GM:もはや抵抗不能!手番は行動値8、不動さんです!
不動一空:ではエンゲージしてるのでマイナーは放棄
不動一空:メジャー コンボ業炎烈火 コンセ/厄災の炎/結合粉砕/プラズマカノン
不動一空:不動一空の侵蝕率を+14した(侵蝕率:137->151)
不動一空:対象はジオムーバー 判定行きます。
不動一空:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,8,9,9,10]+6[2,2,5,6]+4 → 20
不動一空:くさった(笑)
“ジオムーバー”:これは回避の可能性十分!勝ったーーっ!
“ジオムーバー”:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[1,2,2,3,10]+2[2]+2 → 14
“ジオムーバー”:ウギャーッ!
不動一空:でも当った。ダメージ行きます。
不動一空:2d10+54 装甲無視
DoubleCross : (2D10+54) → 11[2,9]+54 → 65
“ジオムーバー”:65……!
不動一空:平均値 65点
“ジオムーバー”:こいつの防御性能は「拒絶の結界」二枚だけ。
“ジオムーバー”:なのでHPは28しかありませんでした。一発でバリア突破され、爆発四散します!
不動一空:つ、つまり──
不動一空:やったー
愛里アサヒ:やった!
バーシェス・D・ジェラルディエ:かった!
不動一空:バーシェス・D・ジェラルディエに気を取られたスキに。
不動一空:
不動一空:跳躍。
不動一空:真上から飛びかかり、その機械の身体を鷲掴み──
不動一空:がっ!
“ジオムーバー”:「キョア!?」
不動一空:アスファルトへと力任せに押し付ける。そして──
“ジオムーバー”:「キョッ、た、助けてくれたら」
“ジオムーバー”:「第七支部の仲間になる!正義のために戦う!」
“ジオムーバー”:「君達にだって機械化兵はいるだろ!?」
不動一空:「ああ、だが──」
不動一空:「オマエには、無理だ」
不動一空:ごうっ!
不動一空:その身を焼くは業炎烈火。
“ジオムーバー”:「グギャアアアアアア―――ッ!!」
“ジオムーバー”:「だ、ダメだ……」
“ジオムーバー”:「こんな化物……どもには……」
“ジオムーバー”:「勝てるはず……なかった……」
“ジオムーバー”:「……」
GM:跡形もなく焼却される。“ジオムーバー”死亡。
GM:クライマックス戦闘を終了します。
■バックトラック
GM:バックトラック!
GM:麒麟まで1時間しかないから手短に済ませるよ
【“キハ682”】
「妄念の姿」
【“ジオムーバー”】
「拒絶の結界」
「拒絶の結界」
【“プリマギガンテ”】
「破壊神顕現」
GM:今回のEロイスは以上の4つ。振りたい人は振りなさい
バーシェス・D・ジェラルディエ:136-4d10
DoubleCross : (136-4D10) → 136-27[10,9,3,5] → 109
愛里アサヒ:119-4d10
DoubleCross : (119-4D10) → 119-25[7,7,8,3] → 94
不動一空:頂きます!
不動一空:151-4d10
DoubleCross : (151-4D10) → 151-24[9,8,5,2] → 127
バーシェス・D・ジェラルディエ:1倍!
バーシェス・D・ジェラルディエ:109-5d10
DoubleCross : (109-5D10) → 109-23[6,1,5,10,1] → 86
バーシェス・D・ジェラルディエ:5点で帰還です!
愛里アサヒ:等倍!
愛里アサヒ:94-5d10
DoubleCross : (94-5D10) → 94-28[8,3,1,6,10] → 66
GM:アサヒちゃん戻り過ぎだぜ
愛里アサヒ:それでも4点!
愛里アサヒ:出目腐りまくって帰れないよりマシ!
不動一空:怖いので二倍。
不動一空:127-12d10
DoubleCross : (127-12D10) → 127-61[5,4,9,1,2,2,8,7,9,7,5,2] → 66
愛里アサヒ:よ、よかった~~~~!
不動一空:うわ、目が結構バラバラ、怖い(汗 3点で帰還しました。
不動一空:(ほっ
GM:それでは、Eロイス4点、いつもの5点、シナリオ点は短めセッションなので7点くらいにしようかな
GM:16点+侵蝕点。
愛里アサヒ:20点です!
不動一空:19点となります。
バーシェス・D・ジェラルディエ:21点
【経験点】
白金さん:21点
しろいさん:20点
MAOさん:19点
珪素(GM):20点
GM:計算しやすい経験点で助かったな
GM:以上!続きは21時から再開しますね
愛里アサヒ:はい!ありがとうございます!
■エンディング
GM:エンディングも合同です。二日で絶対終わるセッションだから
N市第七支部 ラウンジ
GM:デッドパロット襲来に端を発する激戦の日々は、ようやく終わりを迎えた。
GM:支部機能のダウン。超巨大機械化兵“プリマギガンテ”襲来。その後も立て続けに敵戦力が押し寄せ、しかし第七支部は全てを撃退した。
GM:犠牲もゼロではない。“ジオムーバー”や、生体兵の軍勢に殺されたスタッフもいる。
GM:あの大火災の時と同じように、あるいはN市を今襲っている数々の事件こそが、崩落戦の再来なのではないかという噂もある。
GM:それでも、彼らには常に闘志がある。何かを失ったとしてもそう見せないことが、第七支部に属する者の資質であるかもしれない。
GM:テレビはごく普通の料理番組を映している。先日までラウンジに入り浸っていた監査エージェントも今はもういない。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクは覚えているのだが、確か肉じゃがなる料理を作るという話だったね」
愛里アサヒ:「そ……そうですよ……松坂牛で……」
渋野:「肉じゃがかー……」
渋野:「バーシェスは肉じゃが作ってくれる彼女とかいるの?」
不動一空:「ああ──」何やら大判の本に目を通しながら。
愛里アサヒ:「不動さん……それ料理の本ですか……?」
不動一空:「──目下、準備中だ」タイトルは『簡単に作れる基本の料理』
愛里アサヒ:「もしかして……料理作ったことないんですか?」
不動一空:「肉じゃがは作ったことがない」
愛里アサヒ:「それで……本で勉強を……?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:美しい長い脚を組んでソファに座り料理番組を見ている。右腕はそのプリマギガンテ戦後の戦いで骨折し、まだ包帯で吊っている。
緑原:(バーシェス様……)ラウンジ奥の柱の影から片目を覗かせている。
緑原:(私が肉じゃが作りも……折れた右腕のお世話も……何もかも、してあげたい……)
愛里アサヒ:(うわっ緑原さん見てる……堂々と来ればいいですのに……)
不動一空:「手っ取り早いかと思ってな。マニュアルがあれば」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「不動卿が料理をできるという話は、そう言えば聞いたことがないな」
愛里アサヒ:「えっ……じゃあ今まで私は何を食べて育ってきたんですか?」
愛里アサヒ:「もしかして不動さんって私のお母さんじゃないんですか?」
渋野:「そんなわけないでしょ!?」
不動一空:「そうだな、少なくともオマエを産んだ記憶はオレにはない」
愛里アサヒ:「だ……騙されました……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふむ。不動卿、訴訟されるのではないかな?アサヒの被害妄想ならあり得る話だ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクは良い弁護士(組織の助力)なら紹介できるぞ」
不動一空:「そうか──いや、確かにはっきり否定はしていなかったな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「1日3回までの相談なら無料になるように口をきいてあげよう」
愛里アサヒ:「そ、訴訟なんて……お金かかるし時間かかるししませんよぉ……!」
緑原:(美しいバーシェス様の弁護士……ご紹介されたいっっ……♡)
不動一空:「オレの落ち度かもしれん」ぺこり、と愛里さんに頭を下げる。
愛里アサヒ:「い、いえ……こちらも……悪かったので……」
愛里アサヒ:「私の母親になると……一時期の夢を見せてしまって……すみません……」
渋野:「自己評価高っ!」
愛里アサヒ:「まあ……今からでも遅くないので……精進してください」
愛里アサヒ:「肉じゃが……楽しみにしてますから……ふふふ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「そもそも、美しいボクが思うに君ら同じ年だろう」
不動一空:「ああ、そうだな。出産の有無はともかく、肉じゃがの方は約定したからな」
愛里アサヒ:「ば、バーシェスさんも……ほとんど同じじゃないですか、年……」
愛里アサヒ:「それともなんですか?1歳でも年上だったらうやまってくれるんですか?」
愛里アサヒ:「学年でいえばたぶん私が一番うえですけど」
愛里アサヒ:「それとも……年上はゴメンですか?自分より年上の女はNGですか?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「年下の男を母親にするとは、いささか倒錯した美を感じるが……ふむ」
不動一空:ぺらりと再び本に目を落とし、ページを捲る。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「それは考えたことはなかった。伴侶にするなら美しいボクより美しい存在を最低の条件としているのだが)
バーシェス・D・ジェラルディエ:「年上でも年下でも、ボクよりも美しい女(ひと)はまだ出会えていない」
緑原:(美しいバーシェス様より……美しい!!!??!?)ガーン
愛里アサヒ:「それ一生独身ってことじゃないですか……」
緑原:(そんな……できるはずがない……)ヘナヘナ
不動一空:「意外だな。結婚を考えていたのか、オマエも」
不動一空:本を読む手を止め、バーシェスさんへと。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクもいずれは滅びるからね。美しいボクの美しさを語り継ぎ残したいと思うものさ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「あぁ、それだけではなく、皆は気づいていないかもしれないが」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクは喋る相手がいないと力が出ないのだ」
愛里アサヒ:「い、意外と寂しがり屋なんですねぇ……ふひ」
愛里アサヒ:「……まあ、バーシェスさんが……自分の事しか考えてないようで、他人のこと……なんかこう、生意気にも気にかけてるのはわかってますし——」
不動一空:「なるほどな」これまでの行動と合わせ、納得を。
愛里アサヒ:「……そういうところ」(人格者っぽくて……余裕があって……『いいひと』で……)
愛里アサヒ:「…………結構、好きですよ」(大嫌いですよ)
バーシェス・D・ジェラルディエ:何を言ってるのだ?と言う顔をする。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクが君たち友人に好かれるのは当然だろう」
愛里アサヒ:「…………」
愛里アサヒ:「…………友人?」
愛里アサヒ:「わ、私のことを……」
愛里アサヒ:「友人だと思ってるんですか」
バーシェス・D・ジェラルディエ:どうしたんだ、この女は?と言う顔をする。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「でなければチームなど組まないだろう」
不動一空:「どうかしたのか、愛里?」
愛里アサヒ:「…………そうですか」
愛里アサヒ:「不動さんも、その……私のことを、友人だと?」
愛里アサヒ:「娘ではなく?」
不動一空:「そうだな、改めて問われれば」
不動一空:「少なくとも娘ではないな。友というのも少し違うかもしれん」
不動一空:「強いて言葉にするならば、仲間と言うやつだろうな」
不動一空:真顔で、照れることもなく、淡々と。
愛里アサヒ:「…………そうですか」
愛里アサヒ:「…………ふひひ」
愛里アサヒ:「友人!仲間!私のことを……」
愛里アサヒ:「ふ、ふぐふふふっ」
愛里アサヒ:「し、仕方ないですねぇ!どうしてもっていうなら……そう思うことを許してあげますよぉ……」
愛里アサヒ:「感謝してくださいねぇ……!」ばしばし!折れてるバーシェスさんの腕をはたく。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ぐはぁっ!?美しいボクの美しい腕が今音を立てたぞ!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:うぉぉと悶絶しながら脇へ。
不動一空:「折れると丈夫になると言うぞ?」
加藤凛紗希:す、と手が伸び、リモコンを取る。料理番組から、歌番組へとチャンネルが切り替わる。
渋野:「あ!」
加藤凛紗希:「……誰も見てないよね今?」
第七支部狙撃エージェント
『ジイルコーダー』加藤凛紗希
渋野:「今から分量出るとこだったのに!」
加藤凛紗希:「分量なんて……どうせネットに後から出るでしょう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「それはそれとして、ラウンジに人が増えた。美しいボクの魅力に人がひきつけられるという事だね」
甲嶋丙次:無音で現れた女とは対照的に、べちゃべちゃと足音を鳴らしながら機械化兵が食堂に現れる。
愛里アサヒ:「甲嶋さぁん!友達っていくらまでお金借りていいんですか?」ばたばたと近寄る。
愛里アサヒ:「いや友達なんだから返す必要はない……?」
甲嶋丙次:全身がペイント弾に塗れ、歩くたびにポタポタとピンク色の雫が垂れる。
愛里アサヒ:「うわ汚ッ!汚れた格好で公共のスペース出てこないでくださいよぉ……」
甲嶋丙次:「………バーシェス。俺もお前の事仲間だと思ってるんだがな。」
甲嶋丙次:「タオル貸してくれないか…?」
渋野:「うわ汚い!何なんですか甲嶋さん!」
甲嶋丙次:「加藤が容赦ないんだよ!」
甲嶋丙次:「レンジ外から模擬弾でボコボコにされたわ!!」
加藤凛紗希:「模擬戦してたら、帰るの間に合わない。最悪……」こちらは綺麗なまま。
渋野:「あ!それペイント弾のやつですか!?最悪~~」
渋野:「もー、何のためにシャワー室があるって思ってるんですか」
不動一空:カウンターの方へと移動。引き出しに収まってるタオルを1枚取り出して、甲嶋さんの方へと放り投げる。
甲嶋丙次:「おっ…悪ィ。」
不動一空:「とりあえずそれで拭いておけ」
加藤凛紗希:長髪を垂らした、長身眼鏡の女。まったく周りを無視してTVの前へ。
愛里アサヒ:(加藤さん……協調性がないくせに認められてて……)
愛里アサヒ:(ムカつきます……)
バーシェス・D・ジェラルディエ:「甲嶋くんは脳を電子頭脳に変えてしまったのかい?スナイパーと剣士が戦うなんて馬鹿げているぞ」
甲嶋丙次:「戦わざるを得ない状況もあんの。ガネシュがいて何とかなったけどよ。」
甲嶋丙次:「そういう時のための訓練だ。」
甲嶋丙次:タオルで顔や手、足を拭き終えて一息吐く。
不動一空:「──そうだな、引き撃ちにはこちらも苦労した」
不動一空:「時間ができたらでいい、こちらも同じ内容で一度頼む」と、加藤さんに
加藤凛紗希:「なるなるが出るから……」
加藤凛紗希:「実況しないと……」
愛里アサヒ:「て、テレビの内容の感想を……インターネットに書き込んでるんですか……」
愛里アサヒ:「後から見ると意味不明な文字列の集合体しか残らない……あの行為を……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「まだ、アイドルの追っかけをやってるのか加藤くんは」
加藤凛紗希:「あと45分光らないで」
甲嶋丙次:「ねるねる?駄菓子か?」
加藤凛紗希:「なるなるよ、なるなる……」
渋野:「なんすかなるなるって」
愛里アサヒ:「たぶん……若い女ですよ……」
加藤凛紗希:「……?」
加藤凛紗希:「……いえ、知らないことは罪ではない……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「この美しいボクの輝きを禁じるとは。趣味人と言うのは度し難いね。だが、我慢はしよう。美は人に押し付ける物ではない」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「それが人類史に残る芸術であっても」
愛里アサヒ:「そ、そう思ってる割には問答無用で光ってませんかバーシェスさん……」
加藤凛紗希:「まだ私の支援が足りない……ACODESが出てるときにトレンド10位以内に……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ふっ、銃弾と言うのは、無力化できるものではあるが、あれはあれでなかなか痛いのだ」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「まあ、まったく美しいボクの輝光行為とは関係ない話ではあるが」
甲嶋丙次:「………。」首の後ろからコードを延ばし、食堂の回線に繋げる。「ああ、こういうのか。」
愛里アサヒ:「若いだけで……頭の軽い女のどこがいいんですかね……」
愛里アサヒ:「いや別に私も頭は良くないんですけど……」
不動一空:「趣味は同好の士でなければ奇異な行為に思えるからな」
渋野:「並のアイドルよりは雨堂ちゃんの方がいいなあ」
愛里アサヒ:「うわ相当なモノ好きが」
不動一空:「愛里がそのねるねるねるねとやらを好きにならなければ、判らないのがあたりまえかもしれんな」
加藤凛紗希:「なるなるっ!」
加藤凛紗希:「ねるねるねるねじゃないっ!」
不動一空:「スマン」
不動一空:あまり済まなそうな顔ではない。
加藤凛紗希:「……ごめんなさい。分かればいいの……」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「何時聞いても美しいボクには理解不能なんだけどね。東洋の呪術?」
愛里アサヒ:「ね、ねるねるねるねもなるなるなるなも大して変わんないじゃないですか……」
愛里アサヒ:「どこがいいんですかね……」テレビをじろじろ見ている
甲嶋丙次:「アイドルの語源は偶像だからな。あながち偶像崇拝に似たところもあるだろうさ。」
加藤凛紗希:「はあーっ」溜息をつく。
加藤凛紗希:「私の力が及ばないばかりに……ごめんなさい、なるなる」
加藤凛紗希:「あなたを傷つけるようなことを言わせてしまって……」画面につぶやいている。
加藤凛紗希:まだ本格的に登場していない。ひな壇の隅にちらりと映っている。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「甲嶋くんは崇拝するなら美しいボクにするといいだろう」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「ああなる前にね」親指で加藤さんを示し
甲嶋丙次:「鬼が神に祈るかよ。」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美に祈るのだよ」
愛里アサヒ:「……うわ島津レイだ」テレビに映った他のアイドルを見て露骨に嫌そうな顔をする。
愛里アサヒ:「私コイツ嫌いなんですよねぇ……若いだけで偉そうでうるさくて……」
加藤凛紗希:「は……?」
加藤凛紗希:「みゅみんと※のれいちぇるの何を知ってるの……?」
加藤凛紗希:※アイドルグループ:みゅ~じっく☆みんとのこと。
愛里アサヒ:「いや……何も知らないですけど……見るからに軽そうじゃないですか、色々……」
甲嶋丙次:「…………渋野。訓練室また使うかもしれないな、これ。」
甲嶋丙次:二人の只ならぬ様子を見て小声で
渋野:「ええ~~」
不動一空:「訓練でなら問題ないだろう」甲嶋さんと渋野さんに
愛里アサヒ:「え、な、なんですか」
愛里アサヒ:「加藤さんはなるなる推しですよね?」
加藤凛紗希:「……それは、そうだけど……!」明らかに狼狽する。
加藤凛紗希:「人を悪くいうのは、いけないことだし……!」
バーシェス・D・ジェラルディエ:(小学生の道徳のようなことを言い出したぞ)
愛里アサヒ:「別にいいでしょう、芸能人なんて悪口言われるためにテレビ出てるようなもんじゃないですか」
渋野:「え?結局なるなるって人とれいちぇるって人のどっちが好きなんですか?」
加藤凛紗希:「比べるようなものじゃない!」
渋野:「ひえーっ」
加藤凛紗希:「アイドルを安易に比較しようとする、そういう姿勢が……!」
加藤凛紗希:「そういう姿勢があの子達を苦しめるのよっ!」
不動一空:「ここで始められては。だがな──」
甲嶋丙次:「実弾まで使いそうな勢いだぞ…」
愛里アサヒ:「い、いや加藤さんはアイドルのなんなんですかぁ」
愛里アサヒ:「全然関係ない他人じゃないですかぁ」
C・エイス:「やはり模擬戦しかございませんね」
愛里アサヒ:「うわっエイスさんでた」
加藤凛紗希:「画面の前に立つなっ!!!」
C・エイス:「も」
C・エイス:「申し訳ございません」すごすごと場所を移動する。
愛里アサヒ:(あ、あのエイスさんが怒られてます……ぐふふ)
甲嶋丙次:「エイス、模擬戦は40分後にしたほうがいい…命が惜しければ…。」
C・エイス:「そのようにいたしましょう……」何もせず去っていきます。
加藤凛紗希:「……あっトーク?トーク入る……?」
加藤凛紗希:「CMか……」
不動一空:「支部長補佐」声をかける
C・エイス:「いかがなされましたか不動様」
不動一空:「──20分だ」
不動一空:おそらくは、40分は持たないと判断。
C・エイス:「……」
C・エイス:「……訓練室の予約だけしておきましょう」
甲嶋丙次:「……………エイスが引き下がるの初めて見た………。」
不動一空:「それだけ多様なスタッフが増えてきたということだろうな」
バーシェス・D・ジェラルディエ:暇なのでお茶飲んでる。CM中なので光ってみたりする。
バーシェス・D・ジェラルディエ:中々緊張感がある。後1回は大丈夫だろうか?しかし、CMはここで切れそうな気がする。
愛里アサヒ:「バーシェスさんは芸能界に入ろうとは思わなかったんですか……?」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「芸能界にジャームがいるのなら美しいボクも身を捧げていたかもしれないが」
バーシェス・D・ジェラルディエ:「そのような事態は稀だろう」
加藤凛紗希:「フゥーッ」CM画面の前で深呼吸している。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「絆あるものは美しいボクの事を理解できるが、ジャームはそうではない。許されざる者たちだよ」
愛里アサヒ:「い、意外とクソ真面目ですよねぇ。自分の……美しさ……を広めるとかより、そういうの優先して……」
愛里アサヒ:「バーシェスさんだったらお金持ってそうに見えますし、」テレビに映るアイドルたちを下品な笑いを浮かべながら指す。「こういう女たちたくさん寄ってきますよ……ふふ」
加藤凛紗希:「――今」
加藤凛紗希:「誰を見て言った?」
加藤凛紗希:「誰?」
愛里アサヒ:「え、いや……島津レイを」
加藤凛紗希:「れいちぇるがヘラヘラとこんなのに寄る女だって言った???」バーシェスさんを指差して。
甲嶋丙次:即座に支部内の回線を開く
渋野:無言でラウンジから退避する。
愛里アサヒ:「お、お金になびきそうっていっただけで別に枕やってるともなんとも言ってないじゃないですかぁ!」
加藤凛紗希:「まく――」口をパクパクさせる。
甲嶋丙次:『エイス、やっぱり今すぐ訓練室を開けてくれ。』
愛里アサヒ:「こ、こんなのってなんですか!バーシェスさんも一応…光ってるんですよ!」
不動一空:「10分か。意外と早かったな」壊れ物を持ち、カウンターへと移動。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「これは断じて、美しいボクのせいじゃないぞ」
甲嶋丙次:「バーシェス、愛里さん頼む。俺は加藤で。」
不動一空:喧騒を他所に、割れそうなモノを黙々と退避させる。
バーシェス・D・ジェラルディエ:「美しいボクは無実だ。イノセントだ」ポーズなど取りそそっと退避
加藤凛紗希:「……今すぐ表……!」
愛里アサヒ:「な、なんですかやるんですかぁ?」
愛里アサヒ:「アイドルばっかみて…見比べて…私が触手女だから気持ち悪いってバカにしてるんですかぁ!?」
甲嶋丙次:「おまっ………」
甲嶋丙次:「不動……いねえ!」
加藤凛紗希:「気持ち悪いことは今関係ないでしょ!」
愛里アサヒ:ゲボッ。かっこよく咳をしようとしてむせる。決闘の流儀はしったこっちゃないが、ナメられたら黙ったままにしないのが調和であり礼儀だ。
加藤凛紗希:「私は彼女を傷付けたって話をしているの!関係ない話を持ち込むなっ!」
愛里アサヒ:「や、やっぱり気持ち悪いと思ってんじゃないですか!バカにして……!」
愛里アサヒ:「上等です!」
愛里アサヒ:「表出てください!」
GM:そして、再び新たな闘争が始まる。
甲嶋丙次:「…………。」ほっとした顔でため息を吐き
甲嶋丙次:無言で二人に訓練室の鍵を渡した。
GM:守り、そして戦うということ。その繰り返しは、いつでも変わることはない。
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GM:『アンデッド・リバース・ライト』 終わり