WORLD'S END UMBRELLA

WORLD'S END UMBRELLA

■Preplay

GM:それでははじめましょう。珪素さんのハーレムを
三夜沢鋭子:ウィーピピーッ!
GM:というわけで、まずは自己紹介から始めていただきましょう。PC1の緑くんからお願いします
緑恒一キャラシート(PC1:珪素)
緑恒一:緑恒一です。かなり本気で主人公やれる造形を目指しました。
緑恒一:何しろ賢者の石ですからね……!ボスもヒロインも、自分で生み出せばいつでも出せる!
緑恒一:しかもすごいイレギュラーで、追われる身。いついかなる状況でもダブルクロス事件を開始できる体勢です。
緑恒一:正直、作成当初からこんなにガンガン設定を持っていったキャラは初めてなので
緑恒一:ロール的にはどうにか親しみやすい奴でいたいものですね。そんなに邪悪じゃないと思います。
緑恒一:以上です。
GM:珪素さんの主人公、期待!
GM:では、続いてPC2久利須幸帆さんお願いします
久利須 幸帆キャラシート(PC2:銀河忍風)
久利須 幸帆:久利須 幸帆(くりす さほ)です。初めて異性との関係を前提とした女性キャラです。
久利須 幸帆:日常にいそうなヒロインとして主人攻略に臨む所存です。
久利須 幸帆:日常と言えど、自分ではあまり例のない性格のロールでやっていきます。
久利須 幸帆:自分自身との戦いと共に、緑君といい仲になることを目指していきたいと思います。
久利須 幸帆:お腹いっぱい幸せ気分なEDを目指して頑張ります。以上です。
GM:PC2:日常系ヒロイン
GM:では続いてPC3三夜沢鋭子さんお願いします
三夜沢鋭子キャラシート(PC3:ぺんさん)
三夜沢鋭子:ゴゴゴ……ビビ……キュイイイーン……
三夜沢鋭子:わ、ワガハイ……は……三夜沢……鋭子……ビ、ビガーッ……このセッションの……ヒロインとなるべく……ビーッガッガガーッ!
三夜沢鋭子:ヒロイン……ヒロイン……コロ……ピガガガガーッ!
三夜沢鋭子:ということで今晩は、三夜沢鋭子です。またの名を“ハ・スプレンディド”!
三夜沢鋭子:唯一のUGN側のキャラクターであり、古代種をいかした合法ロリヒロインと言えましょう。
三夜沢鋭子:普通の人であるPC2と、狂人であるPC4をなんとか制御し、いい感じに話を纏めれるように心がけたいと思います。
三夜沢鋭子:ヒロインをやるのは2回目ですが、色々私が好きなところを詰め込んだので、何とかできると思います。
三夜沢鋭子:いざとなればUGNを裏切ってでも命を守りたいと思います。
三夜沢鋭子:性能は普通の支援型です。皆を助ける!よろしくお願いします。
GM:PC3:銭形系ヒロイン
GM:では最後にPC4 セル お願いします
瀬尾杏里キャラシート(PC4:中村)
瀬尾杏里:瀬尾 杏里(せお あんり)です。初めて完全体となることを目標にした女性キャラです。
瀬尾杏里:完全体になりそうなヒロインとして主人公攻略に臨む所存です。
瀬尾杏里:不完全体と言えど、自分ではあまり例のない性格のロールでやっていきます。
瀬尾杏里:完全体なるための戦いと共に、緑君といい仲になることを目指していきたいと思います。
瀬尾杏里:完全体いっぱい幸せ気分なEDを目指して頑張ります。以上です。
GM:PC4:完全体系ヒロイン
GM:さて、この4ヒロインのうち緑くんといい感じになるのは誰なのか!
瀬尾杏里:俺だーーー!!
GM:ヒロインの皆様はリバースハンドアウトの存在も忘れずにね

■トレーラー

――日常とはなんだろう

命を狙われ追われ続けることも、彼にとってはそれが日常

――非日常とはなんだろう

すれ違っただけのありきたりな邂逅も、彼女にとってはそれが非日常

欲望が彼を探し出し
正義が彼を追いかける

彼女の欲望は彼を求め
彼女の正義は彼へと叫ぶ

そして、もう一人。彼女の日常は……

彼の日常は彼女を非日常に呼び込むだろう。
彼女の日常は彼を非日常から救えるのか?

ダブルクロス The 3rd Edition「WORLD'S END UMBRELLA」

ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉

■ハンドアウト

・緑恒一ハンドアウト
シナリオロイス:“サンセットラブスーサイド” 推奨感情 関心/憤懣

君は特殊な力を持つためUGNに追われているオーヴァードである。
ゼノスの組織的抵抗により君は一時的な安寧を得ていた。だが、それはFHの介入により崩れ去る。
君の力を知ったFHはゼノスとUGNの隙をついて君を捕獲しようと狙い始める。
ゼノスの戦力はUGNの牽制のため動かせない。都筑京香から「大葉市に向いなさい」と告げられた君は、FHの追手から逃げ出した。
目的地まであと少し、だがFHエージェント“サンセットラブスーサイド”率いる追撃部隊は君の背後まで迫っていた。


・久利須幸帆ハンドアウト
シナリオロイス:緑恒一 推奨感情 任意/任意

君は大葉市に住む高校二年生だ。
大葉市ではここ一週間ずっと雨が降っている。
気分の沈む曇天、降りしきる雨、少しだけ憂鬱な、いつもと同じ日常の風景。
学校から帰って来た君が見たものは、自宅の前に倒れている血だらけの男だった。
救急車でも呼ぼうかと思った君は、ふと気づく。まるで動画を逆再生するかのように、男の体の傷が治っていく。
君はこの現象を知っている。リザレクト。つまりこの男は、君と同じオーヴァードというわけだ。


・三夜沢鋭子ハンドアウト
シナリオロイス:緑恒一 推奨感情 任意/任意

君はUGNから緑恒一の捕獲を任務として受けているエージェントだ。
現在、UGNとゼノスは小康状態にあり、緑恒一に対する対処は進んでいなかった。
だが、FHセル『ルミナス』を中心とした多セル混成部隊が介入してきたことにより状況は一変する。
緑の捕獲に最も近いのはFHとなり、UGNの緑抹殺派は対抗するため戦闘部隊の投入を日本支部長に打診したという。
このままでは緑の捕獲どころか、FHとUGNの大規模な衝突を招きかねない。
そうなればUGN側に出る犠牲も少なくはないだろう。
それを食い止めるため、他勢力と抹殺派に先んじて緑を確保する。それが君に命ぜられた任務であった。


・瀬尾杏里ハンドアウト
シナリオロイス:緑恒一 推奨感情 任意/任意

――思えば、その出会いは運命だったのかもしれない。
或る雨の降る日、事件を解決した帰り道。君は一人の男とすれ違った。
ぼろぼろで、血だらけで、逃げるように走るその男から、君は目が離せなかった。
胸の高まりが止まらない。君はこの出会いを待ち望んでいたのだ

――彼を吸収すればきっと、完全体に、なれる

気がつけば、君は彼をおいかけていた。

■Opening/01

GM:それではセッションを始めていきましょう。よろしくお願いします
GM:あ、そうだ。シナリオロイスは適当なタイミングでとっておいてください
三夜沢鋭子:はいさいー
久利須 幸帆:了解しました
瀬尾杏里:いえっさ!
GM:ではシーン1 三夜沢さんのOP
三夜沢鋭子:私とは!
GM:侵蝕率とかをあれしなさい
三夜沢鋭子:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 4[4]+34 → 38

GM:三夜沢さんのシーンはUGN日本支部で任務を受けるところだね
三夜沢鋭子:なるほどー。
三夜沢鋭子:じゃあ上司の人にある程度事情を聞かされてから
三夜沢鋭子:部屋に飛び込んで口早に文句とか言わせてくれるとうれしいです
三夜沢鋭子:ある程度事情を聞かされている体で、ですね。
GM:OK、ではそれでいこう

GM:UGN日本支部 
GM:緑捕獲派のエージェントの控室だね。君の上司はデスクで難しい顔で書類とにらめっこしている
三夜沢鋭子:では。つかつかと歩いて来て、バン!と勢い良く扉を開こうとして力が足りずに普通に扉を開け、
三夜沢鋭子:上司の顔を見ると口から一気に文句を言い放つよ
三夜沢鋭子「聞きましたよ部長!ちょっと待ってくださいよ!そりゃあ、どういうことですか!?ええ、私だって、緑が危険な能力を持ってるってのは知ってますよ!でも、だからこそ、私が何度も何度も緑に接触して何とか穏便にやろうとしてたんじゃないですか!苦労しましたよ、最初は完全に敵だと思って、一言も喋ってくれないのが、最近ようやくまともに話せるようになってきたのに!私の努力を無為に帰すと?UGNはそう言うんですか?なんてこった!之が正義の味方のやる事ですか!?それに!それにですよ!これは前にも進言しましたが、緑の能力は本人の意思に関わらず働いてます。ですが!もしも今の状況が、緑が精一杯力を抑えている上で発生してるとしたら!?抹殺なんてとんでもない、逆効果だ!それこそ、パンドラの箱と魍魎の箱を、一片に開けることになりかねない!待っているのは、破滅だ!加えて、あいつ自身は何の罪もないただの少年ですよ!ただ、危険な力を持っているというだけの!ゼノスに所属してるのも、生き残る為です!仕方がないことだ!先に手を出し、追い込んだのは、こちらなんですよ!本来、UGNが守るべき人なのに!それが、ああ!何故殺すなんて!共存という理想はどこへ?諦めるとしても、最後まであがいてからにするべきではないのですか!?とにかく、私はどんな状況になろうと反対ですよ、あいつの抹殺なんて!とんでもないですよ!ああ、わかってます、わかってます!支部長にこんな事を言っても仕方がないって!わかってますよ!でもすみません、わたしも、落ち着いていられなくて!すみません、本当に。はあ、本当に、何てこった……なんてこった!ああ!」
三夜沢鋭子:と、ここまで一息に言い切ると息を切らしてぜーぜー言いながら近くにある椅子に腰掛けようとして、背が足りないのに気付き、立ったまま息を整えます。
二階堂聖:部長は途中から耳を塞いでいて、君に『終わった?』みたいな視線を向けて
二階堂聖:「落ち着いた?」
二階堂聖:というよ
三夜沢鋭子:「ハァ……ハァ……いえ、全く!でも、いいです。言っても聞いてくれないでしょう、部長は!」
二階堂聖:「そりゃまあね。私が反対したところで流れは変えられないからね」
二階堂聖:「私が何を言おうと、あんたが何を言おうと、UGNが“ジェネシス”殺害方向に動いていることは変えられない。分かる?」
三夜沢鋭子:「そんな、薄情な!なんとかならないんですか!?いや、もうならないから、私に話が来たのでしょうけど!ああ、なんたって!」
二階堂聖:「ならないこともないけど?」
三夜沢鋭子:「ええ、わかってます、わかってますとも……え?」
三夜沢鋭子:「なるんですか!?なんとか!」二階堂さんのほうに小さな身を乗り出して聞くぞ。
二階堂聖:「もう何を言っても流れは変えられない。じゃあ、そういう時はどうすればいい?」
三夜沢鋭子:「言葉で言っても、変わらないなら……」
三夜沢鋭子:「やってやるしかない、ですか?」
二階堂聖:「そ、実力行使」
二階堂聖:「FHまで緑の争奪に介入してきたから、早く殺害しないとって方向に話が動いた。だったら、それさえなんとかすればまた状況は変わると、私は思う」
二階堂聖:「時間さえあればFHへの対処は私の伝手でなんとかできると思う。必要なのは、緑がFHにも抹殺派にも捕まらずにすむ時間」
二階堂聖:「さて、この状況であんたは何をすればいいでしょう」
三夜沢鋭子:少し考えてから
三夜沢鋭子:「ええ、ええ。大きな声ではいえませんが、ええ、わかっていますよ。ええ!」
二階堂聖:「OK。それじゃ、よろしく」
三夜沢鋭子:「しかし、いいんですか?ばれたら部長もただではすまない……のでは?」
二階堂聖:「余計な心配は要らないって。左遷で済むなら行く宛もあるしね。あんたはやりたいようにやんなさい」
三夜沢鋭子:「……!ありがとうございます!では、存分に!」小さい頭を大きく下げて。部屋を出て行こう。
二階堂聖:手を振って見送ろう
三夜沢鋭子:そして部屋に戻ってきて
三夜沢鋭子:「すみません!それで私は、どこへ向かえばいいでしょう!」
三夜沢鋭子:こんな感じでお願いします

■Opening/02

GM:では続いては緑くんのOPだ。FHに追いかけられているシーンだよ
GM:侵蝕率を挙げ給え
緑恒一:緑恒一の侵蝕率を+1(1D10→1)した (侵蝕率:34→35)

GM:路地裏
GM:どこから情報がバレたのだろう、君はFHエージェント“サンセットラブスーサイド”率いる部隊に追いかけられていた
GM:土砂降りの雨の中、君は逃げ続けている
緑恒一:ザザ …ザッ。バシャ!
緑恒一:「……ポテトだよな。フフ」血に汚れた背中を、室外機の一つに寄りかからせる。
緑恒一:「どうせ逃げてくバイト先なんだから……持ってけばよかったんだ。目の前に何個も……あったんだから」
緑恒一:「そりゃ、腹も減るか……ふざけやがって」
緑恒一:内ポケットから、やや紫を帯びた赤色のアンプルを取り出す。
緑恒一:(……バカだろ。使うわけねーよな。緑恒一)
緑恒一:「……あーあ!まったく!ガハッ」咳き込む。
緑恒一:「バイト先、新しく探さなきゃな!……紹介してくれんのか?あんたらさ」
緑恒一:背後の暗がりへと、可能な限り不敵な笑いで振り返る。
“サンセットラブスーサイド”:「生憎だけど、バイト先は紹介できないねぇ」セーラー服を着た中性的な女性“サンセットラブスーサイド”と、その背後に何人かのFHエージェントが立っています
“サンセットラブスーサイド”:「そもそもそんなこと心配する必要もなくなるんだけど。悪く無いと思わない?」
緑恒一:「フフ!本気でそう思うなら、あんたが自分でそうしたらどうだ?」
緑恒一:壁に寄りかかって立っている事を悟られないようにする。
“サンセットラブスーサイド”:「そうもいかないんだよねぇ。やっぱり道連れは欲しいし、それに……」ゆっくりと緑くんに近寄る
“サンセットラブスーサイド”:「あなたは特別。わかるでしょう?」
緑恒一:「……そうとも。特別自由なのさ」口の片端を吊り上げて笑う。
緑恒一:「この力で、好き勝手に生きてやる。あんたらに――ゴプッ、ウッ」
緑恒一:「絶対に、邪魔はさせねえ」
緑恒一:「その距離から近づいたら、撃つぜ」
“サンセットラブスーサイド”:「ははは!近づいたら撃つ?そのザマで、何が出来るっていうの?」見せつけるようにゆっくりと足をあげ、一歩一歩、緑くんに近づいていこうとする
緑恒一:「……くそ、バカ。俺の寛容さに甘えてんのか?俺が本気を出したら、どうなるか……」
緑恒一:しかし、まったく体は動かない!倒れないようにするだけで精一杯なのだ……!
GM:そしてサンセットラブスーサイドがもう一歩近づいたところで、彼女の後ろにいたエージェントが一人倒れます
GM:同時に、緑くんの携帯に着信がある。発信元は“プランナー”だ
緑恒一:(……おい)
緑恒一:安堵よりも、恐怖が先に走る。
緑恒一:サンセットはまだ近づいてきますか?
“サンセットラブスーサイド”:「……これは?」立ち止まって辺りを警戒していますね
“サンセットラブスーサイド”:まだ君の携帯に着信があったことには気づいていないようですね
“サンセットラブスーサイド”:ちょっと動揺しているよう
緑恒一:無言で、素早く電話を取る。
“プランナー”:「10秒後に北へ、全力で走ってください」
緑恒一:「俺が……頼んだように見えたか?先生」
緑恒一:「それとも、そんなに俺のことが好きか?フフ!」
“プランナー”:「ええ、もちろん。あなたには好意を抱いていますよ“ジェネシス”
“プランナー”:「あなたがこの先何を見せてくれるのか、非常に期待しています。頼まれずとも助ける程度には」
“プランナー”:「さて、あなたは私のプランに乗ってくれますか?」
緑恒一:「フフ!そりゃどうも。そう言われるとますます乗りたくないね」
緑恒一:「……自由っていうのはさ」そう呟きつつ、時刻表示で秒数を測りつつある。
緑恒一:「“プラン”の正反対にあるもんだろ」9秒。
緑恒一:10秒となった同時、
“サンセットラブスーサイド”:そこでやっと”サンセットラブスーサイド”が君が電話を持っていることに気づく
緑恒一:東に走る。“プランナー”の読みを試す行為だ。
“サンセットラブスーサイド”:「お前、何を………!」
緑恒一:「フ!悪いな」
緑恒一:「てっきり、善意で見逃してくれてるもんだと……思っちまって、ね!」
GM:まず落雷、そして続いて君の横を見えない何かがすり抜けて行く。するとFHエージェントたちがバタバタと倒れていく
“サンセットラブスーサイド”:「ッ……待て……!」
緑恒一:「フ、フフフ……くそ」心底悔しそうに、喉の奥で呟く。
緑恒一:「北に逃げりゃあよかった」
“プランナー”:「これでしばらくは時間が稼げるでしょう。そのまま『大葉市に向かってください』」
“プランナー”:そこまで伝えて、プランナーからの通信は途切れるよ
緑恒一:「……こんな怪我で……先生」
緑恒一:「どうやって行くんだ……。本当、無茶ばかり、言ってくれるぜ……」
緑恒一:よろよろと、大通りを歩き出します。
GM:では、こんなところで緑くんのOPを切ろうか
緑恒一:はーい

■Opening/03

GM:では続いて、瀬尾さんのOP 緑くんとすれ違うシーンだ
GM:なんなら今さっきのやりとりを覗いていたことにしてもいいが
GM:とりあえず侵蝕率を上げ給え
瀬尾杏里:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 2[2]+35 → 37

瀬尾杏里:すれ違いたいですね!

GM:大通り
GM:君は事件を解決した帰り道、一人歩いていた。
GM:土砂降りの雨の中、出歩く人は殆ど居ない。
瀬尾杏里:「はー、今日も完全体になる方法はわからなかったなあ」
瀬尾杏里:「けど、私は絶対に完全体になれるはずなんだから」
瀬尾杏里:「今日がダメでも明日がある」
GM:では、君が歩いていると近くからワーディングの気配を感じますね
瀬尾杏里:「がんばるぞー!」
瀬尾杏里:「ん?」
瀬尾杏里:気配がしたほうに視線を向ける
GM:路地裏に入る道を塞ぐように、ガラの悪い男達が数名立っていますね
瀬尾杏里:「お兄ちゃんたち、だあれ?」
瀬尾杏里:小首をかしげるぞ
FHエージェント:「ゼノス……って雰囲気じゃねえな。UGNか」
瀬尾杏里:「何言って」
FHエージェント:「どっちでも同じ、だっ」一人の男が電撃を放つ!
瀬尾杏里:マイナーで右手に剣を生成する
FHエージェント:「ワーディングにホイホイ釣られて来やがって、あいにくこっちは取り込み中だ。痛い目見てもらうぜ!」ファイティングポーズを取ろうとする
瀬尾杏里:そしてハンティングスタイルで一気に距離をつめるよ!
瀬尾杏里:「る」
瀬尾杏里:だがその腕はもうない!
瀬尾杏里:「の?」
FHエージェント:カウンターの右ストレート!そこで初めて腕がないことに気づく
瀬尾杏里:瀬尾杏里の剣で、既に切り落とされている!
瀬尾杏里:「なんかわかんないけど」
瀬尾杏里:「いいタイミングで現れてくれてありがとうね、お兄ちゃんたち」
FHエージェント:「なァ………っ!?」
瀬尾杏里:一気に距離を詰める、そして胴体をかっさばいてやるぜ!
瀬尾杏里:「お兄ちゃんたちのおかげでまた完全体に近づける気がするよ」
FHエージェント:FHエージェント1は腹から内蔵をこぼして倒れる
瀬尾杏里:返り血をもろに浴びる。瀬尾の体が赤く染まる!
FHエージェント:「貴様ぁ……!」バチバチと全身を帯電させて二発目の電撃を放とうとしているよ
瀬尾杏里:「雷か。いいねえ!あたしも完全体になったらそういうの出せるようになろうかな!」
瀬尾杏里:態勢を低くしつつ駆けていくよ!下から切り上げるつもりだ!
FHエージェント:「ほざけ!」さっきよりも出力の高い電撃だ
瀬尾杏里:「ははっ!」
瀬尾杏里:さらに態勢を低くし、そのまま電撃の直撃をさけてそのまま走っていくよ!
瀬尾杏里:トップスピード、膝から下を切り落としてやる!
FHエージェント:「ぐ……」
FHエージェント:「おのれ……我々の邪魔をしおって………!」
瀬尾杏里:言い終わる前に
瀬尾杏里:バランスを崩した隙をついて首を跳ね飛ばします
瀬尾杏里:「あはは…!これでまた完全体に一歩…!」
瀬尾杏里:近づいた
瀬尾杏里:気がしない
GM:では、君がそういったところで、近くに雷が落ちます
GM:辺りが雷光に包まれる中、君の横を、誰かが駆け抜けていく
瀬尾杏里:こんな雑魚をいくら倒したところで完全体に近づいているとは思えない
瀬尾杏里:何かが───欠けて───
瀬尾杏里:ここで緑くんが視界に移ります
瀬尾杏里:BGM:目が合う瞬間
瀬尾杏里https://www.youtube.com/watch?v=Hnf8Bkkjmxs
瀬尾杏里:──目と目が合う瞬間
瀬尾杏里:──餌だと気づいた
瀬尾杏里:──「私は今完全体になれるの?」
瀬尾杏里:──食べれない人間だと
瀬尾杏里:──分かっているけど
瀬尾杏里:──少しだけこのまま瞳 そらさないで
瀬尾杏里:「あの人だ…」
瀬尾杏里:「今、はっきりとわかった」
瀬尾杏里:「私に足りなかったのは、あの人だ──」
瀬尾杏里:雨に打たれたまま立ち尽くす
瀬尾杏里:瀬尾の体を打つ雨がFHエージェントたちの血を洗い流していく
瀬尾杏里:体についた血が全て落ちてしまっても
瀬尾杏里:瀬尾の胸の高鳴りはおさまることはなかった
瀬尾杏里:以上でお願いします!

瀬尾杏里:あ、ロイスとります!
瀬尾杏里:完全体への鍵/緑恒一/期待○/不安
GM:OK
GM:じゃあ今度こそシーンを切ろう

■Opening/04

GM:最後、久利須さんのOPだね。自分ちの前で緑くんが倒れてるシーンだ。
GM:とりあえず倒れてるつもりだったから緑くん登場しなくてもいいつもりだったけど、普通に会話したいならみどりくんは出ても良いし出なくても良い
久利須 幸帆:29+1d10 登場します
DoubleCross : (29+1D10) → 29+10[10] → 39

GM:学校からの帰り道。
GM:大葉市にはここ一週間、ずっと雨が降っている。
久利須 幸帆:桃色の傘を時折くるくると回しながら、自宅へ向かって歩いている
久利須 幸帆:「~♪~♪」街中で聞いた、流行りらしい曲の鼻歌。口の中には、ころころと飴玉
久利須 幸帆:ふと立ち止まり、雨雲が占領する空を見上げる
久利須 幸帆:「やだなあ、雨…おせんべいが湿気っちゃう」
久利須 幸帆:「…しばらくは、ぬれせんべいにしようかな」
久利須 幸帆:そう呟くと、また歩き出す。家はもうすぐだ
GM:いつもと変わらぬ道を通って家の前にたどり着く
GM:だが、いつもと違うことが一つ。君の家の前に、血だらけの男が倒れている
久利須 幸帆:「………?」遠くからでは“何か”よくわからず、目を細めながら近づいていき
久利須 幸帆:「………!」“それ”が人であるとわかる距離まで来たとき、驚きで立ち止まる
久利須 幸帆:ごくん
久利須 幸帆:「………あ」
久利須 幸帆:「飴………呑んじゃった」
久利須 幸帆:「って、そうじゃない!えーっと…え?え?誰?」
久利須 幸帆:おろおろと左右を見渡す
久利須 幸帆:「あ…え…あ…」少し考えてから、しゃがんで男の顔を覗き込む
GM:傷だらけですが、息はあります
久利須 幸帆:「あ…息、してる…」
GM:そしてよく見ると、見る間に傷が治っていくことが確認できますね。
GM:君も知っている現象 リザレクトです
久利須 幸帆:がさごそと腰のウエストポーチに手を入れ、小さな水筒を取り出す
久利須 幸帆:「あ、あの、今日は麦茶なんだけど、あまり飲んでなく、て…?」ウエストポーチから男へ視線を戻すと、傷が治っていく様子を目撃する
久利須 幸帆:((あ…これ…))
久利須 幸帆:「あたし………と、"同じ"、人………?」
久利須 幸帆:「も…もしもし?」改めて声をかけてみる
久利須 幸帆:その後、少しゆするなどしても意識が戻らないので、携帯電話を取り出す
久利須 幸帆:そして1、1…と、そこで指が止まる
久利須 幸帆:「………」もう一度、男の顔を見る
久利須 幸帆:「…同じ…人…」
久利須 幸帆:しばし考えたのち、携帯をしまう。そして先程の水筒を手にし、コップ兼用の蓋を外す
久利須 幸帆:左手でコップを持ち、その上に右手の人差し指を持っていく
久利須 幸帆:「…あ」その指先を慌ててウェットティッシュでぬぐう
久利須 幸帆:「…ん………」そして改めてコップを持ち、目を閉じ、指先に精神を集中する
久利須 幸帆:すると指先から雨とは違う水がコップへと滴り落ち、溜まっていく
久利須 幸帆:イージーエフェクト《元気の水》
久利須 幸帆:「あの…これ、元気、出るから」そう言って、男の口にできる限り含ませる
久利須 幸帆:その後、がま口財布から自宅の鍵を取り出す
久利須 幸帆:((お父さん、お母さん、ごめんなさい…))
久利須 幸帆:((あたしは、二人のいない家に、知らない人を入れます…))
久利須 幸帆:長くなってしまいました!以上でお願いします

■Middle/01

GM:ではそんな感じで二日目を初めて行きましょう。ミドル1 合流すると思われるシーン
GM:全員登場の予定だけど、ひとまず緑くんと久利須さんだけだ。他の人達はタイミングを見て乱入しなさい
三夜沢鋭子:じゃあまずは侵蝕だけ上げるというわけだね。
GM:そういうことだぜ、出る時でもいいけど
緑恒一:緑恒一の侵蝕率を+5(1D10→5)した (侵蝕率:35→40)
三夜沢鋭子:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 2[2]+38 → 40

久利須 幸帆:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+2[2] → 41

瀬尾杏里:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 10[10]+37 → 47

GM:というわけでOPの続き、久利須さんちで緑くんと二人っきりのところだね
緑恒一:意識を失ったまま寝かされています。どこに寝かすかは幸帆チャン次第だぜ
久利須 幸帆:では緑君が目を覚ますと、見るからに女の子の部屋でベッドに寝かされています
緑恒一:「……!」頭を押さえながら起き上がる。
久利須 幸帆:上半身は男物の寝巻に着替えさせられておりますが、下はそのままです。生乾き
緑恒一:「……なんだ、ここ」
緑恒一:「………………」寝間着の胸の辺りに手をやる。
久利須 幸帆:見知らぬ部屋。どうやら女性の個室らしい
緑恒一:「まず、い!」勢い良く立ち上がり、
緑恒一:足がもつれ、床にぶっ倒れます。
久利須 幸帆:ベッドの傍の机の上には、携帯などの所持品が置かれています
久利須 幸帆:では緑君が床に倒れた直後、ドアが勢いよくガチャリと開いて女の子が入ってきます
緑恒一:床に倒れており、どうにか起き上がろうとしている。
緑恒一:いくつかの調度品は巻き込まれて散らかったかもしれない。
久利須 幸帆:「だ、大丈夫ですか!?」制服のブレザーを脱ぎ、白いエプロンをしている
緑恒一:「……ハァ、ハァ……!」
緑恒一:「……」
緑恒一:「…………アンプライザーはどこだ」
久利須 幸帆:足早に緑君に近づき、起こそうとする
久利須 幸帆:「え…なに?アン、プ…?」
緑恒一:「……。ジャケットだ。俺の、ジャケットは?」
緑恒一:「あんたが着せたのか?この寝間着」
久利須 幸帆:「あの、ジャケットなら、そこに」そう言って壁を指さす。ハンガーにかけられている
久利須 幸帆:「あ、うん。お父さんのだけど…サイズが合って、よかった」
緑恒一:よろよろと近づき、
緑恒一:ジャケットの胸内側のジッパー内から、白いプラスチック器具を取り出す。
緑恒一:透明なシリンダー部に、トリガーとグリップがついている。
緑恒一:糖尿病患者の使うアンプル注射器のようにも、塗料用のディスペンサーにも見える。
緑恒一:「……驚かせやがって」器具を握ったまま、引きつった笑いを浮かべる。
久利須 幸帆:「えっと…あの…」
久利須 幸帆:「…そうだ」パン、と両掌を打ち合わせる
緑恒一:「親切心で着替えさせたわけか?……悪いけどな、そういうのを」
久利須 幸帆:部屋の外に出て、すぐに戻ってくる
緑恒一:「ありがた迷惑って……」
緑恒一:「……」
久利須 幸帆:「あの、お腹、空いてませんか?」
緑恒一:タイミングを外され、所在なさげに佇んでいた。
久利須 幸帆:両手でお盆を持っている。載っているのは、一人用の土鍋と、梅干し、たくあん、お塩
緑恒一:「……なぁ、あのな」
緑恒一:「俺が通りすがりの無差別殺人鬼だったらどうするんだ?」
久利須 幸帆:「え?」
久利須 幸帆:あー…と、天井を見上げしばし思案
緑恒一:「お前は親切にしてるつもりだろうが、俺は一切、何も恩返しなんて」
久利須 幸帆:「その時は、その時…かな」
久利須 幸帆:えへへ、と小さく笑う
緑恒一:「……するつもりはねえからな。この服だって寝床だって、タダでそっちからくれてるもんだろ?」
久利須 幸帆:「うん」こくりと頷く
緑恒一:「そういうことで、遠慮なく食うからな。タダで」
久利須 幸帆:「だって、困ってそうだったから」
緑恒一:「そうだな!困ってるよ!明日のバイト先も探してくれるか?」
久利須 幸帆:「…!」ぱぁ、と顔が明るくなる
緑恒一:乱暴に土鍋の前に座り、食事に手を付けようとする。
久利須 幸帆:「どうぞどうぞ!遠慮なく食べて食べて!」お盆をテーブルに置く
久利須 幸帆:中身はシンプルなおかゆだ
久利須 幸帆:「あ、もし普通のごはんの方がよかったら遠慮なく言ってね!たくさん炊いてあるから!」
緑恒一:「……昨日まで、ハンバーガー屋で働いてた」無愛想に食べていく。早食いだ。
緑恒一:「ちょうど……逃げ出す時、目の前にポテトがあったのにな」
緑恒一:「取ってきゃあ良かったんだ」
久利須 幸帆:「えっとね、今日は豚肉とキャベツがあるから回鍋肉なんて…と思って」『明日のバイト~』あたりからよく聞いてない
久利須 幸帆:「…あ、えっと?バイト?」
久利須 幸帆:「バイトか~…あたし、まだバイトはしたことないんだよね~。タイミング逃しちゃって…」
久利須 幸帆:う~ん、と両腕を組んで首をかしげる
緑恒一:「フフ!どうでもいいだろ。……ごちそうさん」カラン
緑恒一:きっちり自分の分だけを食べて、立ち上がる。
久利須 幸帆:「…わ、すごい!もう食べちゃったの?」
緑恒一:大食いではないが、異様な早食いだ。
久利須 幸帆:「おかわり、いる?」
緑恒一:すぐさまジャケットを羽織り、
緑恒一:広げておいてあった私物を一掴みでまとめ、ポケットに捩じ込む。
緑恒一:「礼は言っておくよ。それ以上のことはしないけどな」
久利須 幸帆:「え…も、もう行っちゃうの?」
緑恒一:「当たり前だろ」ドアノブに手をかけていた。
久利須 幸帆:「ちょ、ちょっと待って!」ドアノブにかけている反対の手を掴む
緑恒一:「いるのがおかしいと思わないか?……あんた、女の子の部屋だぜ」
久利須 幸帆:「え…?」ポカンと
久利須 幸帆:「…あ、ううん、そうじゃなくて」
緑恒一:「……」顔をしかめる。
久利須 幸帆:「あの…一つ、聞いてもいい?」
緑恒一:「ああもう……なんだよ?」
久利須 幸帆:「えと…あなたの、からだ、その…」
久利須 幸帆:「…傷、治るの…早い、よね?」
緑恒一:「ああ?不思議だろ?特異体質なんだ」
緑恒一:「体の元になるカロリーがなけりゃ、どうにもならないらしいな」
緑恒一:「明日から学校で話のネタにもできるんじゃないか?良かったな」
久利須 幸帆:「…やっぱり」手を掴んでいた自分の両手を放す
久利須 幸帆:「…“普通”じゃ、ないんだ」
緑恒一:「だから」
緑恒一:「なにが言いたいんだよ!なにがやりたいんだ?」
久利須 幸帆:「あたし」
緑恒一:「……あんたが?」
久利須 幸帆:身体から、しゅうしゅうと煙のようなものが出始める
緑恒一:無意識に、右手をジャケットの内側に入れていた。
緑恒一:(……)
久利須 幸帆:衣服が、汗で少しづつ溶けているのだ
久利須 幸帆:“汗”で
緑恒一:「……んなわけねーよな……。……」
緑恒一:「………おい」
久利須 幸帆:「………」
緑恒一:「ちょっと!服!やめろ!」慌てて目を覆う。
久利須 幸帆:「………え、あ!」身体の前を腕で隠ししゃがみ込む
緑恒一:「何だお前?そういう感じで……アピールとかしてるつもりか?俺が男前すぎるのが悪いのか!?」
久利須 幸帆:「…また、やっちゃった」
緑恒一:「わ、ワケわかんねーぜクソ……!お、俺も困るよ!いきなりだもんな!」
久利須 幸帆:「なんかね、凄く怒ったり、悲しくなったりすると…こうなっちゃうの」
久利須 幸帆:「…やっぱり、“普通じゃない”、よね?」緑君の顔を見上げる
緑恒一:「そうかい。でも何もできないからな!俺は!」目を隠したままだ。
久利須 幸帆:「あの…うん。ごめんなさい」
久利須 幸帆:「多分…“同じ”人に会ったの…は、初めてだったから」
久利須 幸帆:「…引き止めちゃって、ごめんね?」
緑恒一:「……」恐る恐る、顔の前の手をどける。
緑恒一:「っておい!!」
緑恒一:「着て!!」
緑恒一:慌てて自分のジャケットを押し付ける。
久利須 幸帆:「あ…」押し付けられる。そろそろエプロンまで到達しようとしていた
緑恒一:「……あのな。いいか。言っとくけどな」ジャケット越しに肩に手を置き、息を落ち着けながら話す。
緑恒一:「どこが普通じゃないんだ?」
久利須 幸帆:「え?」
緑恒一:「暮らす家があって、通う学校があるんだろ」
久利須 幸帆:「う…うん」
緑恒一:「俺に着せてくれたの、親父の寝間着だって言ってたよな?両親もいる」
緑恒一:「うまい飯だって作れるんだろ」
久利須 幸帆:「うん…その」チラ、と勉強机を見る。視線の先には、読み込んだ小・中の家庭科の教科書
緑恒一:「……なあ。あんた、名前はあるのかよ?」
久利須 幸帆:「練習、したから」
久利須 幸帆:「…名前」
久利須 幸帆:「久利須…久利須、幸帆」
緑恒一:「フフ!……いい名前だな。大切にしろよ」ジャケットを着せたまま、ドアを開ける。
緑恒一:「あんたみたいに幸せなやつは、中々いないぜ」
久利須 幸帆:「あ…えっと」
久利須 幸帆:「…ありがとう」にこりと微笑む
三夜沢鋭子:では、そんなほほえましいやり取りをしてると、ピンポーンピンポーンとインターホンがなるよ。
緑恒一:では、幸帆ちゃんを置いて、自分が先に降りて行ってしまう。
緑恒一:(……さっそく来たか?)アンプライザーを寝間着の内側に構え、
久利須 幸帆:「あ、お客さん…」自分の格好も忘れて後に続く
三夜沢鋭子:受話器を取ったら小さい女の子の声が聞こえてくるだろうし、カメラがついていたらカチューシャを付けた小学生くらいの女の子がたっているのが見れるだろう
三夜沢鋭子:表情はとても不安そうだ。焦っている様にも見える。
緑恒一:この家はどういうインターフォンでしょうか
久利須 幸帆:カメラ付きのにしましょう!なんか単色っぽく映る
緑恒一:「……三夜沢……」苦々しげに呟く。
三夜沢鋭子:辺りを気にしてキョロキョロキョロキョロしてる。FHエージェントが来ないか不安なのだ。
久利須 幸帆:「はい、どちら様ですか?」緑の脇をすり抜け、インターフォンを操作する
緑恒一:「おい、やめろ!そいつと関わるな!俺は窓から出て行く」
久利須 幸帆:「え、知り合いなの?」
緑恒一:「あと、俺にも関わるな。今日は世話になった。忘れろ。いいな!」
久利須 幸帆:「む、無理だよ!忘れるなんて!」
緑恒一:「無理でもやれ!」そういうやり取りが
緑恒一:インターフォン越しにかすかに聞こえてくるだろう。
三夜沢鋭子:「あっ!えーっと、く、クリスさんですよね?すみません私は三夜沢って言うんですけども」
三夜沢鋭子:(あっこれ多分聞いてもらえてない)
久利須 幸帆:あまり耳に入っていない
久利須 幸帆:「あ、じゃあ名前!名前教えてくれたら忘れるから!」
三夜沢鋭子:「あっ!違う誤解だ!いや、誤解じゃないんだけど!えーっと……き、聞いてる?もしもし?」
緑恒一:「待て、受話器取ったままかそれ!」
久利須 幸帆:「え…」見ると、『通話』のよこのランプが赤く光っている
緑恒一:幸帆ちゃんがぼんやりしているようなら、その手の受話器を奪い、叫ぶ!
久利須 幸帆:「えと…うん」
緑恒一:「どこから嗅ぎつけやがった、三夜沢!」
三夜沢鋭子:「どうやってってそりゃおまえ、バレバレだよ!辺りに血痕まだ残ってるぞ!」
緑恒一:(ちくしょう……俺、そんなザマだったのかよ)
緑恒一:(無意識でフラフラしてやがるから、こんな面倒なところに居るハメになる)
緑恒一:「いいか、部隊を動かすようなら……分かってるだろ?」
緑恒一:「こっちには人質がいる。今すぐ一家丸ごと殺すのだって簡単なんだぜ」
緑恒一:負傷を気取られないよう、精一杯脅すぞ!
三夜沢鋭子:「え、ええ!?ひ、人質!?ちょ、ちょっと待て緑!今日はそういうのじゃなくて!こっちに来いとかそうじゃなくてだな!事情が変わったんだよ!」
久利須 幸帆:「ひ、人質ってあたし!?」自分を指さす
緑恒一:(だ・ま・れ)ジェスチャー!
久利須 幸帆:驚くも、こくこくと頷く
緑恒一:「どういう事情だ」
緑恒一:「俺に愛の告白でもしたいのか?」
久利須 幸帆:「あっ…」い、と言いかけて口を紡ぐ
三夜沢鋭子:「告白ってお、お前……!お前なー!!お前ー!冗談言ってる場合じゃないんだよ!とにかくここに居るのはまずいんだよ!」
緑恒一:「知ってるよ!だからさっさと行こうとしたらあんたが……ああもう!」頭をグシャグシャと掻く。
三夜沢鋭子:「私がこれたってことはFHの奴らもすぐに来るだろ!色々あって私も逃げるのに手を貸すことになったんだよ!取りあえずドア開けてくれよ!」
緑恒一:「フ、騙されるかよ!ナメてんのか!」
緑恒一:「ったく……けはっ、あんたと話すと、まったく元気が出るな!ありがたいぜ!」
久利須 幸帆:ドアは施錠されていますね
三夜沢鋭子:(は、早くしてくれ!私一人でFHに囲まれたら流石にどうしようもない!早く!)
緑恒一:「………。やっぱり窓だ」通話部を塞いで言う。
三夜沢鋭子:「ちょ、お前!は、話聞いてなかったのか!?私今一人なんだって!FHの奴らが来たら私一人じゃどうしようも……」
久利須 幸帆:「え…あ、じゃあ裏のリビングから…」リビングの方を指さす
GM:その時
GM:抑え目の破裂音が響き、三夜沢さんに向けて銃弾が打ち込まれますね
三夜沢鋭子:「私一人じゃ戦えないって知ってるだろ!?頼むからあけ……ウワーッ!?」
緑恒一:「……」
三夜沢鋭子:三夜沢は非戦闘型!当然反応すら避けず銃弾を受ける。
緑恒一:「窓から、あんたが出ろ。いいな」
緑恒一:幸帆ちゃんに言い、玄関の方へ向かおうとする。
GM:で、リビングの方からもガラスの割れる音と、何人かの足音が聞こえます
三夜沢鋭子:インターフォンのカメラは血で染まっている。
久利須 幸帆:「え、あ…え」
久利須 幸帆:「な…何?どうなってるの?」
久利須 幸帆:「た、戦う…って」
緑恒一:「……」歯を食いしばり、玄関のドアを乱暴に開ける。
緑恒一:「やっぱり、窓から出るのもなしだ」
緑恒一:「そこを動くなよ」
久利須 幸帆:「…う」
久利須 幸帆:ジャケットを両手で握りしめる
FHエージェント:FHエージェントが三夜沢さんに銃を向けています
久利須 幸帆:「うん」
三夜沢鋭子:「ゲホッ!ゲホッ!ウウーッ!」傷口を押さえて壁か何かに寄りかかっていよう
FHエージェント:「……!こっちだ!居たぞ!」リビングの方から侵入している仲間に向かって叫ぶ!
緑恒一:ガチン!バシュ!
緑恒一:「名前は」
緑恒一:「……アミ」
三夜沢鋭子:「す、すまねえ……ドジッちまった……」
瀬尾杏里:血を流してる三夜沢の横を鼻唄を歌いながら通り過ぎていきます
緑恒一:医療器具めいた銃器を、右手に構えている。シリンダーは空だ。
緑恒一:そして、久利須家の軒先に生えていた雑草が、
緑恒一:死角から、蛇のような生物と化してFHエージェント達に襲いかかる!
緑恒一:もちろん瀬尾杏里にも襲いかかる!
FHエージェント:「なっ……!」
FHエージェント:「っ、怯むな!」
FHエージェント:「相手は手負いだ!数で押せ!」
瀬尾杏里:よけようとするけど、普通にダメージをうけるよ!
瀬尾杏里:「いったいなあ、ひどいことしないでよ」
瀬尾杏里:「今からあんたは私のものになるんだからさ」
緑恒一:ひと通りなぎ払うと、『蛇』は彼方へと飛び消えていく。
緑恒一:「……よし。生きろよ、アミ」呟きながら
緑恒一:三夜沢鋭子の手を引いて、室内に退避しようとする。
FHエージェント:ではFHエージェントたちはそれを追いかけようとするよ
瀬尾杏里:「逃がすか!」
緑恒一:「しつ、こいんだよ!」バタン!
緑恒一:扉を閉める!とにかく、僅かな間であろうと時間を稼ぐのだ。
久利須 幸帆:「…」
久利須 幸帆:「アミ、くん?」
緑恒一:「おかしいか?」
緑恒一:「あんたにだって名前があるだろ?」座り込み、新たなアンプルを装填しつつ。
久利須 幸帆:「うん…でも」
久利須 幸帆:「“アミ”って名前の男の子、聞いたことなかったから」
久利須 幸帆:緑君の名前だと思っているぞ
三夜沢鋭子:「あ、ありがとう緑……。ごめんな、私がもう少し出来るタイプだったら……ウウッ!」
久利須 幸帆:((みどり、アミ?アミ、みどり…かなあ?))
緑恒一:「どうでもいいだろ。……答えるのが面倒くさいんだよ!お前ら!」
瀬尾杏里:「チッ小賢しいマネをっ!」
緑恒一:「フフ……どういう気持ちだ、幸帆?あんたの親切心の結果なんだぜ」
久利須 幸帆:「え、あ、そうなの?」
久利須 幸帆:「…そうなるの、かな」
緑恒一:「……あいつらは」
緑恒一:「俺を追ってる。こいつもな」三夜沢を顎で示す。
三夜沢鋭子:傷口を押さえて痛がりながら喋ろう。「事情が、変わったんだよ……。今は追ってない。」
緑恒一:「まだ、家が壊れただけだから大丈夫とでも思ってるのか?」
緑恒一:「あんたの親父さんが、何十年と働いて買える家なんだぜ」
瀬尾杏里:「あんたたち、さっさとこの扉をなんとかしなさいよっ!」
FHエージェント:「わかっている!ええい、どこの増援だか知らんが偉そうに……!」
瀬尾杏里:「うるさいわね!あたしが完全体にさえなったらあんたなんか口も利けなくなるぐらい偉くなるんだから!」
瀬尾杏里:「いいからさっさとやりなさいよ!」
緑恒一:「……また、新手のイカれた奴を送り込んできたな」
久利須 幸帆:「うん…あの、えっとね」
久利須 幸帆:「ちょっと、よくわかんない」
久利須 幸帆:「色々あって」
緑恒一:「だろうな!一生困惑してるのが幸せだ。……三夜沢、能力は使えんのかよ?」
三夜沢鋭子:「言っておくけど、あれはFHだからな。UGNのメンバーじゃない……」
緑恒一:「ああ確かにあんたの言うとおりだったかもな!悪かったよ」
緑恒一:「でも、俺は何一つ返す気はねえ」
緑恒一:「服も!食事も!善意もな!」
久利須 幸帆:「え?あ、そんなのいいよ」
久利須 幸帆:「おかゆ、美味しく食べてみてくれたみたいだから」
久利須 幸帆:と、三夜沢さんを見て
久利須 幸帆:「あの、お水とか、持ってきますか?」
三夜沢鋭子:「あ、えーと……水は大丈夫だ。……落ち着いてるんだな。ありがとう。そして巻き込んでしまって、すまない。」
FHエージェント:「クソ……頑丈な……!」ドアに手こずっている
瀬尾杏里:「あー、もう役に立たない連中ねっ。いいからもうどいてっ!」
三夜沢鋭子:「ああ、問題ない。行ける……。うん、行ける……」喉に手を当てて、調子を確かめながら
緑恒一:「一緒に仕掛けてくれ。別にあんたが嫌なら、やらなくてもいいんだろうが」
緑恒一:「そうしなきゃ、全員死ぬからな」
緑恒一:ドアの方に、アンプライザーを構える。敵の来る方向は分かっているのだ。
久利須 幸帆:「し…」
三夜沢鋭子:「……本当に、すまないね、こんな事に巻き込んじゃって……。説明もしたいけど、そんな余裕ないみたいだ。終わったら、話すよ、色々と。」
瀬尾杏里:ドンガラガッシャーン!
瀬尾杏里:ドアが蹴破られる!
緑恒一:「名前は」
緑恒一:「ショウ!行けッ!」
瀬尾杏里:そして現れるFHと、瀬尾杏里!
緑恒一:三夜沢の能力発動に合わせ、自身の血液を射出!
FHエージェント:「"ジェネシス”以外の生死は問わん!やれ!」
緑恒一:――ガ ギ ャ!!
緑恒一:斜め上方から、クワガタめいた巨大な存在が降ってくる。
瀬尾杏里:「あはは!いいねえ、強そうだねえ!」
瀬尾杏里:「あたしが完全体になるための餌は、そうじゃなくっちゃ!」
緑恒一:FHエージェントどもを顎でなぎ払い、吹き飛ばすであろう!
FHエージェント:「っ………!」
FHエージェント:FHエージェントたちは吹き飛ばされるよ!
瀬尾杏里:普通に吹き飛ばされる!
瀬尾杏里:「くっ……!!」
緑恒一:「……フフ!三夜沢、やっぱり寝てた方がいいんじゃないのか?」
三夜沢鋭子:「いや、まだだ……本命はそいつらじゃない……。逆側だ。リビングにいる、あいつらの方だ。」
緑恒一:「どうしようもねえな、まったく……そんなに俺のことが好きか」
緑恒一:うんざりした調子で言って、玄関の連中に背を向けて構える。
瀬尾杏里:既にボロ雑巾のようになって、倒れているぞ!
瀬尾杏里:「チ、チクショウ…!」
瀬尾杏里:「完全体に…」
緑恒一:「……」
三夜沢鋭子:「私の力は、そう“持つ”もんじゃない……そっちに集中させてくれ。」
瀬尾杏里:「完全体にさえなれば……あんたなんかに…!」
久利須 幸帆:「か、かんぜんたい…?」
久利須 幸帆:「え?え?」顔が玄関とリビングの方を行ったり来たり
緑恒一:「放っておけ。そいつらは、なんていうか、アレだ」
緑恒一:「悪い組織なんだよ。関われば関わるほど損だ」
緑恒一:「完全体だと?イカれてやがる」
瀬尾杏里:「こんなヤツらと一緒にするな、私は…!私は違う!」
緑恒一:「フフ!……そうかい。あんた、名前はあるのかよ?」
緑恒一:ぶっ倒れた女の子の前にしゃがみこんで、凶悪な笑み!
瀬尾杏里:「私は…私は…あんたを吸収して、特別になるんだ…!」
瀬尾杏里:「瀬尾……」
瀬尾杏里:「瀬尾、杏里だ!」
緑恒一:「よくできました。で、俺を吸収するだって?」
FHエージェント:では、瀬尾さんが名乗るのと同時にリビング側からFHエージェント達が突入してくるよ
緑恒一:「怖すぎるな」頭部にアンプライザーを向ける。
緑恒一:「あんたが特別とやらになる前に殺すことだってできる。それとも……」
緑恒一:「……あいつらへの人質になるか?」
瀬尾杏里:「…どっちも、ごめんだね」

■第1ラウンド

GM:では、FHエージェントが突入してきたところで戦闘開始だ。まずセットアップ!
瀬尾杏里:なっしん!
緑恒一:なし
三夜沢鋭子:待機してくれると言うのなら《ファンアウト》は惜しもうじゃないか。
三夜沢鋭子:なし
久利須 幸帆:無し
GM:では、イニシアチブはないのでまず三夜沢さんの行動
三夜沢鋭子:マイナーなし
三夜沢鋭子:《風の渡し手》《アドヴァイス》《弱点看破》。味方の3人に次に行うメジャーアクションのダイス+3、C値-1、ラウンド中攻撃力+6をプレゼントだ。
緑恒一:ヒュー!
三夜沢鋭子:侵蝕値は10上がって50に。
三夜沢鋭子:大きく息を吸って、小さな少女とは思えないほど大声で、叫ぶ!
三夜沢鋭子:「前を向け!恐れるな!躊躇うな!我々には戦うに足る力がある!故に恐れる必要はない!我々には正義がある!故に躊躇う必要はない!」
三夜沢鋭子:「戦え!戦え!戦え!未来は前にしかなく、前には敵がいる!ならば為すべき事は一つ!戦え!戦え!戦え!だ!」
三夜沢鋭子:「恐れるな、躊躇うな!勝利は、我々の上に輝いている!」
緑恒一:「……相変わらず」
久利須 幸帆:「は、ひゃい!」思わず背筋が伸びる
緑恒一:「口だけはうまく回りやがって」立てるようになっている。
FHエージェント:では、三夜沢さんの演説にFHエージェントたちも一瞬気を取られる
三夜沢鋭子:脳を揺さぶるような衝撃とその内容で意識を戦闘に集中させ、レネゲイドコントロールをより緻密なものにするのだ。
FHエージェント:というわけで待機だ。瀬尾さんの手番!
瀬尾杏里:倒れたまま、鋭子さんの演説を聞いている
瀬尾杏里:(そうだ。勝利は)
瀬尾杏里:(輝かしい未来は)
瀬尾杏里:(私の頭上に輝いている)
瀬尾杏里:倒れたまま久利須さんちの床に強く手を当てる
瀬尾杏里:(そして未来は、希望は)
瀬尾杏里:(私一人の力で)
瀬尾杏里:マイナーで《インフィニティウエポン》
瀬尾杏里:床を分解、再構成して、自分の手になじむ剣に作り変える
瀬尾杏里:「掴んでやる!」
瀬尾杏里:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《咎人の剣》
瀬尾杏里:射撃野郎にアタックだ!
GM:振るが良い!
瀬尾杏里:10dx6+4
DoubleCross : (10R10+4[6]) → 10[1,1,2,2,3,7,7,7,8,10]+10[5,9,9,10,10]+10[4,7,8,10]+10[4,5,8]+4[4]+4 → 48

緑恒一:いきなり強い!
FHエージェント:回避!
FHエージェント:4dx>=48
DoubleCross : (4R10[10]>=48) → 7[2,4,6,7] → 7 → 失敗

FHエージェント:反応すらできません。ダメージをどうぞ
瀬尾杏里:5d10+26
DoubleCross : (5D10+26) → 18[9,2,1,5,1]+26 → 44

瀬尾杏里:まあ、こんなもんだ!
FHエージェント:耐えられませんね。倒れます
瀬尾杏里:「あたしは、人質にもならないし。あんたに殺されもしないよ」
FHエージェント:三夜沢さんの演説に気を取られていたFHエージェントは、瀬尾さんの動きに反応すらできない
瀬尾杏里:「そしてあんたを吸収するのにこいつらの力を借りもしない」
FHエージェント:「な、仲間を……!?何を馬鹿なことを……!貴様!どこの所属だ!」
瀬尾杏里:「いつ私があんたたちの仲間になったよ」
瀬尾杏里:「私は、最初から一人だ」
緑恒一:「ど、どういう……ことだ……!?」武器を構えたまま、困惑!
緑恒一:「お前、瀬尾、どういう……狙いだ!」
久利須 幸帆:「あ……あ…?」
瀬尾杏里:「言ってるでしょ。私はあんたを吸収して、完全体になるの」
三夜沢鋭子:(FHの仲間じゃなかったのか……?いや、今は考えるときじゃない!)
三夜沢鋭子:「緑!クリス!構うな!まずは数を減らせ!」
瀬尾杏里:呼吸を整える。少しずつ余裕が戻ってくる
瀬尾杏里:「そのために、こいつらなんかにあんたがつかまっちゃあ困るのよ」
久利須 幸帆:「そ、そう言われても…」
FHエージェント:「……こいつも敵だ!排除しろ!」
緑恒一:「…………訳の分からない奴からは」
緑恒一:「逃げるのが一番なんだけどな。ッたく、変な借りを作らせやがって!」
GM:では、続いて緑くんのターンだぜ
緑恒一:アンプルを取り出す。中に封入されているのは、薬液ではなく赤黒い血だ。
緑恒一:「ジョン――だと、ありきたりか。前も使った」
緑恒一:「…………リョウコ。これだ」
緑恒一:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》。支援が実際ありがたい!
緑恒一:9dx7+1 射撃エージェント1を狙う!
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[1,1,4,7,7,9,9,10,10]+10[2,3,4,4,7,8]+10[6,8]+2[2]+1 → 33

FHエージェント:ガード値が2ある!のでガード ダメージをどうぞ
緑恒一:4d10+7 装甲無視
DoubleCross : (4D10+7) → 24[2,4,10,8]+7 → 31

緑恒一:いい出目!
瀬尾杏里:馬鹿な…!私の5d10が…!4d10ごときに!!
FHエージェント:げ、ぎりぎり落ちた
緑恒一:ガシュ!!
緑恒一:トリガーを引くが、何も発射されない。ただ、急激な圧力でアンプル内の血液が消え失せただけだ。
緑恒一:「……目覚めろ」
FHエージェント:「……?」怪訝な顔
緑恒一:――ギ ャリャ!!
緑恒一:金属質の音が響く。遅れて、エージェントの胸に斬撃。
緑恒一:ザク!  ギン! ガギン!!
緑恒一:超高速で旋回する、プロペラ状の羽虫!
三夜沢鋭子:「そっちも、相変わらず……どう言う原理で出てきてるのか。不思議だよ、本当に……」
FHエージェント:「ゴ ブ ッ …… あ………が……?」崩れ落ちる!
FHエージェント:「馬鹿な……一瞬で半壊だと……!?」
緑恒一:「フフ!なかなか凶暴なやつだったな。ジャーム化するかもしれねえ」
緑恒一:40→45
三夜沢鋭子:「え?じゃ、ジャームって!冗談だよね?それは不味いぞ、流石に!」
緑恒一:「何がだ?当たり前だろう!」
緑恒一:「ジャームになるやつも、ならないやつもいるんだ!自由なんだよ!」
三夜沢鋭子:「自由!自由って、お前ーっ!始末するのはこっちで……!いや、もう!今はいい!やろう!」
久利須 幸帆:「す、すごい…」圧倒されている
FHエージェント:というわけで白兵エージェントの行動
FHエージェント:マイナー 《完全獣化》+《破壊の爪》+《ハンティングスタイル》 緑くんたちのエンゲージにエンゲージ
FHエージェント:メジャー 《コンセントレイト:キュマイラ》+《深き傷跡》7dx8 攻撃力9 ダメージを与えたら対象の次のダメージ-4
FHエージェント:対象はまだ攻撃してない久利須さんにしよう
FHエージェント:7dx8
DoubleCross : (7R10[8]) → 10[1,1,2,3,5,5,9]+5[5] → 15

FHエージェント:リアクションをどうぞ
久利須 幸帆:ここは…ドッジしましょう
久利須 幸帆:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,2,5,10]+2[2]+1 → 13

久利須 幸帆:ぐぬぬ
三夜沢鋭子:惜しい……!
FHエージェント:2d10+9 諸々有効
DoubleCross : (2D10+9) → 9[8,1]+9 → 18

久利須 幸帆:素通しで11点残ります
FHエージェント:「クソ!本隊に連絡しろ!俺はこいつらを食い止める!」叫びつつ獣化し、そのまま久利須さんに噛み付く
三夜沢鋭子:「ク、クリスーッ!」
久利須 幸帆:「いっ………!」
久利須 幸帆:「い…痛い!やめてよぉ!」振り払おうとめちゃくちゃに暴れる
緑恒一:「……だから言ったんだ。同情しねえぞ」
緑恒一:「自己責任だ。甘いんだよ……!」
FHエージェント:振り払われはするが、傷は深いよ
GM:というわけで久利須さんのターンだね
久利須 幸帆:ではマイナーで《完全獣化》。侵蝕率:41→47
久利須 幸帆:「い…痛い…」
久利須 幸帆:首筋に
久利須 幸帆:「痛い…」
久利須 幸帆:脚に
久利須 幸帆:「…よ」
久利須 幸帆:緑色の…植物の葉が生じていく
久利須 幸帆:「あ……」
緑恒一:「………………おい!」
緑恒一:「気をしっかり持てッ!」
緑恒一:「呑まれたら終わりだ!まず家族のことを考えろ!」
久利須 幸帆:葉の先端は細長く伸びていく…獲物を求めて
久利須 幸帆:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《魔獣の本能》+《アシッドボール》
久利須 幸帆:至近距離の白兵エージェントを対象に攻撃を仕掛けます
久利須 幸帆:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,1,2,4,4,5,5,6,6,8,10]+2[2,2]+4 → 16

久利須 幸帆:soryanaize
瀬尾杏里:おっけーおっけー、クリティカルはしてる!
FHエージェント:では回避
FHエージェント:7dx>=16
DoubleCross : (7R10[10]>=16) → 7[1,1,4,4,6,7,7] → 7 → 失敗

FHエージェント:失敗。ダメージをどうぞ!
久利須 幸帆:2d10+4+6 装甲値をマイナス5してダメージです
DoubleCross : (2D10+4+6) → 11[5,6]+4+6 → 21

FHエージェント:OK,そのダメージだとさすがに倒れない
久利須 幸帆:葉の先端はするすると伸びていき、白兵エージェントの身体に巻き付く
FHエージェント:「この草は……ぐっ!?」
久利須 幸帆:やがてその先端が壺状になり…中から、ごぽりと、液体が溢れ出る
久利須 幸帆:服を、肉を、骨を溶かす、溶解液である
緑恒一:じゃあ、そこで幸帆ちゃんを
緑恒一:ぶん殴ってもいいでしょうか
久利須 幸帆:いいですよ
緑恒一:その液体がFHエージェントを溶かす……前に、
緑恒一:バギャ!
緑恒一:幸帆ちゃんの頬を殴り飛ばす!
久利須 幸帆:無防備状態だったため、勢いよく床に倒れ込む
久利須 幸帆:それにつられ、葉がエージェントの身体から引きはがされる
緑恒一:「落ち……着け、って、言ってんだ!バカ野郎!……ッた……!」手首を捻挫した。
緑恒一:「ぶん殴るぞ!」
久利須 幸帆:溶解液の大半は床に落ち、大きな穴を作った
久利須 幸帆:「い…痛い…」頬に手を当てている
緑恒一:「へえ、痛いか!そりゃよかったな!」
緑恒一:ブラブラと右手を振って痛みをごまかしている。
緑恒一:「痛いうちは化物じゃなくて、人間だってことだからな……!」
久利須 幸帆:「………」噛みつかれた痛みを忘れ、ただただ頬の痛みと緑の言葉を感じている
緑恒一:「……戦うな。雰囲気に呑まれるな。大人しくしてろ」溶解液を多少食っただろうが、
緑恒一:まだ白兵エージェントは健在のはずだ。自分が今、攻撃妨害に入ったからだ。
緑恒一:「そういうのはな……フフ!」
緑恒一:「……悪党に任せときゃあいいんだよ。一生、ぬくぬくしてろ」
三夜沢鋭子:「私を勝手に悪党に入れるんじゃない!」
FHエージェント:唸り声をあげながら、君たちを睨んでいるよ
三夜沢鋭子:「でも、戦うなって言うのには、同感だ。後は任せて!」
GM:では、そんな感じでクリンナップセットアップから三夜沢さんのターンかな
GM:じゃねえや、RCの野郎待機だった
FHエージェント:RCエージェント マイナーなし
FHエージェント:《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《雷神の槌》+《雷の槍》7dx7 攻撃力14 同エン不可
FHエージェント:緑くんたちのエンゲージに攻撃だ!
FHエージェント:7dx7
DoubleCross : (7R10[7]) → 10[2,2,4,5,5,8,9]+10[7,10]+10[1,8]+10[10]+5[5] → 45

三夜沢鋭子:高いよお……
瀬尾杏里:やりおるわ。
三夜沢鋭子:一応ドッジしよう
三夜沢鋭子:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル

久利須 幸帆:8dx+4 ドッジ
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 10[3,5,5,5,6,7,8,10]+6[6]+4 → 20

緑恒一:ドッジ。
緑恒一:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9

FHエージェント:ではダメージ
FHエージェント:5d10+14
DoubleCross : (5D10+14) → 21[5,6,2,7,1]+14 → 35

三夜沢鋭子:「ウウーッ!」全く反応できず、電撃をもろに食らう!リザレクト!
三夜沢鋭子:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

久利須 幸帆:「あ…あッ!?」二人に何か言おうとしたとき、電撃を受ける
久利須 幸帆:リザレクトします
久利須 幸帆:の前に、さっきのメジャー攻撃で侵蝕率が47→53
久利須 幸帆:53+1d10 リザレクト
DoubleCross : (53+1D10) → 53+6[6] → 59

三夜沢鋭子:「うう……。本当は私も、苦手なんだけどな、こういうの……!仕方ない、仕方ない……!」
久利須 幸帆:「う…う…」ぽろぽろと零れ落ちる涙が床を溶かしていく
瀬尾杏里:心配はしない
瀬尾杏里:私が完全体になるための鍵となる男がこのぐらいでくたばるはずがない
FHエージェント:「こんなはずが……敵は緑だけじゃなかったのか……!?」
緑恒一:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 5[5]+45 → 50

緑恒一:「……フフ!お生憎様だなぁ」三夜沢の声の影響か、すぐには痛みを感じない。
緑恒一:よって、今のうちに精一杯強がっている。
緑恒一:「俺が何も備えていないとでも思ったのか?」
緑恒一:「これからまだまだ仲間どもが来る予定ってところだ……死ぬぞ、あんた」
瀬尾杏里:「そういうこと。悪いけどあいつはあんたらとは役者が違うよ」
FHエージェント:「くそっ!」明らかにうろたえている

■第2ラウンド

GM:ではこんどこそクリンナップセットアップ三夜沢さんかな?
三夜沢鋭子:そうかな。
三夜沢鋭子:支援が欲しい人は!
瀬尾杏里:譲ったる!
三夜沢鋭子:OK!
久利須 幸帆:無くても多分大丈夫!
緑恒一:じゃあ僕かな!
緑恒一:ダイスが6個しか振れないのでね
三夜沢鋭子:マイナーなし。メジャーで《アドヴァイス》《弱点看破》。緑に!
三夜沢鋭子:「えーっと……戦い……栄誉……うう、やっぱり、ダメだ!」先ほどのような支援を行いたいが、頭の回転が追いつかないのだ。
緑恒一:「……大丈夫かよ」こちらも顔が蒼白になりつつある。
緑恒一:電撃のダメージが効いているのだ。
三夜沢鋭子:「ううう……!頼む緑!そこにいる奴!思いっきりやってくれ!思いっきりだ!頼むぞ!」
緑恒一:「……そう言われると、ますます乗りたくないね」
緑恒一:「……でも、ま」
緑恒一:「やらなきゃ死ぬしな」
GM:ではRCエージェントの行動かな
瀬尾杏里:かかってこい!
FHエージェント:マイナーなし メジャー《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《雷神の槌》+《雷の槍》7dx7 攻撃力14 同エン不可
FHエージェント:同エン不可だからやっぱり緑くんたちに
FHエージェント:7dx7
DoubleCross : (7R10[7]) → 10[1,2,2,5,6,6,9]+10[8]+5[5] → 25

FHエージェント:リアクションをどうぞ
三夜沢鋭子:ドッヂ!
三夜沢鋭子:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

緑恒一:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 4[4]+1 → 5

久利須 幸帆:8dx+4 ドッジ
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 9[3,5,5,5,7,7,8,9]+4 → 13

FHエージェント:3d10+14 諸々有効
DoubleCross : (3D10+14) → 13[4,8,1]+14 → 27

三夜沢鋭子:1d10 リザレクトッ!
DoubleCross : (1D10) → 9

三夜沢鋭子:高いよ……
久利須 幸帆:59+1d10 リザレクト
DoubleCross : (59+1D10) → 59+2[2] → 61

緑恒一:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 2[2]+50 → 52

GM:そして瀬尾さんの行動だ
FHエージェント:「畜生……任務は確保だが……最悪、撤退さえできれば……!」ブツブツ言いながら雷を発する
三夜沢鋭子:「あううっ……!う、くっ……!」電撃を食らい倒れかけるが、壁にもたれかかって何とか耐え切る。
久利須 幸帆:「………」小さく呻きながら、縮こまっている
瀬尾杏里:マイナーなし
瀬尾杏里:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《咎人の剣》
瀬尾杏里:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[4,5,6,7,8,8,9,9,10]+10[1,4,5,8,9,10]+5[1,3,5]+4 → 29

FHエージェント:ガードしよう ダメージをどうぞ
瀬尾杏里:くらえっ!
瀬尾杏里:3d10+26
DoubleCross : (3D10+26) → 13[4,1,8]+26 → 39

瀬尾杏里:隙だらけだ
FHエージェント:それは落ちるね
FHエージェント:「き、貴様ァ……!!」
瀬尾杏里:こいつは何故かはわからないが自分の至近には攻撃ができないらしい
瀬尾杏里:なら、あいつらに雷撃を放った直後に、こいつの首を切り落とすのは
瀬尾杏里:あまりにも簡単なことだ
瀬尾杏里:足を一歩踏み出す。剣を左から上に跳ね上げる。
瀬尾杏里:それだけで終わる
FHエージェント:憤怒の形相のまま、首が落ちるよ
瀬尾杏里:こいつの首になんて興味はない。そのまま緑くんに視線を移します
GM:そして緑くんの手番
三夜沢鋭子:「頼む、頼むぞ緑……頼む……!うう……!」痛みをこらえながら呟く。
緑恒一:「……ち」三夜沢に強化された能力だが
緑恒一:今の手際。果たして正面戦闘でどれほど……この瀬尾に通じるものだろうか?
緑恒一:「……。フフ」引き金を引く。
緑恒一:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》。白兵エージェントを攻撃。
緑恒一:9dx7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[2,2,5,5,7,7,8,9,10]+10[3,3,6,9,10]+10[8,9]+6[1,6]+1 → 37

FHエージェント:回避!
FHエージェント:7dx>=37
DoubleCross : (7R10[10]>=37) → 10[1,2,3,6,8,9,10]+7[7] → 17 → 失敗

FHエージェント:無理ですね、ダメージをどうぞ
緑恒一:4d10+7 装甲無視
DoubleCross : (4D10+7) → 25[5,7,9,4]+7 → 32

FHエージェント:それは落ちる!
瀬尾杏里:にい、と笑おう
緑恒一:瀬尾を見据えつつ、
緑恒一:横手で白兵エージェントの足元を撃っていた。
緑恒一:半透明の糸めいた虫が発生し、拘束する。
緑恒一:「名前は……セキ」
FHエージェント:「な……き、貴様………!」
緑恒一:52→57
緑恒一:「あとは、あんた一人だ。瀬尾杏里」
瀬尾杏里:「そうみたいだね」
瀬尾杏里:一歩近づく
瀬尾杏里:「やっぱ、私の思った通りあんたは強いね」
瀬尾杏里:剣を下段に構える
三夜沢鋭子:(うっ……!)先ほどまでの戦いぶりを見て、少し恐怖を覚える。
瀬尾杏里:「けど、あんたの力はまだそんなもんじゃないでしょ?」
緑恒一:「……どうかな。正直に言って、信用してくれんのか?」
緑恒一:冷や汗を流す。あるいは、こいつは。
緑恒一:(俺の賢者の石が、どこにあるのか……見抜いている)
三夜沢鋭子:(ううう……!)が、それでもUGNのエージェントだ。クリスさんをかばう様に立ちふさがろう。
久利須 幸帆:身体の痺れが取れていないが、3人の方へかわるがわる首を向けている
瀬尾杏里:「言わなくても、わかるさ」
瀬尾杏里:「私は」
瀬尾杏里:再び一歩緑くんに近づく
瀬尾杏里:「それが欲しいんだ」
瀬尾杏里:そして剣を投げ捨てます
緑恒一:「そいつは困るなあ」
緑恒一:「知ってるんだろ?こいつを取られると、俺が死ぬんだよ」
瀬尾杏里:「大丈夫」
瀬尾杏里:《インフィニティウエポン》+《ハンティングスタイル》!
瀬尾杏里:フローリングを分解、再構成しながら一気に距離を詰める!
緑恒一:まったく反応できない!こいつは白兵戦ではハッタリだけだ!
瀬尾杏里:剣を投げることで少しでも気を逸らそうとかと思ったが無駄だったようだ!
瀬尾杏里:その強かさがますます嬉しい!
瀬尾杏里:「あんたは死なない!私が吸収して!」
瀬尾杏里:剣を振りかざす!
瀬尾杏里:「吸収して……」
瀬尾杏里:剣が止まる
緑恒一:「……ど」
緑恒一:「どうしたんだよ。ビビったのか?」
緑恒一:「フ、フフ……」
瀬尾杏里:「吸収?」
瀬尾杏里:「なあ、あんたどうやったら吸収されてくれるの?」
緑恒一:「………」
緑恒一:「…………知らねえよ!!??」
瀬尾杏里:「えー!なにそれ困るんだけど!」
緑恒一:「え?あんたに吸収能力があるもんだと……?え?」
瀬尾杏里:「ないよ、私、物を分解とはできるけど生き物は分解できないし!」
瀬尾杏里:「私はてっきりあんたがなんか吸収されやすい体質なのかなーって」
瀬尾杏里:「違うの?」
緑恒一:「なに言ってんだ……?信じられねえ」
緑恒一:「バカなのか?」
緑恒一:「それで、どうするんだよ。殺すのか?お家に帰るのか?」
瀬尾杏里:「バ、バカじゃないし!あんたを吸収すれば完全体になれるってことはわかってるし!」
瀬尾杏里:「帰る家なんかないよ…」
瀬尾杏里:「ねえ、あんた本当に吸収できないの?」
緑恒一:「……家に帰れよ」
緑恒一:「あるだろ。そういうところが」
瀬尾杏里:「話逸らさないでよ。キスとかしたらキュポンッて入ってこない?」
緑恒一:「しないね。それに、もしも吸収される能力を持ってるって言って」
緑恒一:「あんたのオツムの程度で、嘘を言ってないかわかるのか?」
瀬尾杏里:「くっ、じゃあいいよ。私が自分から確かめてやる」
緑恒一:「帰れって言ってんのが」
緑恒一:「わからねえのか」
瀬尾杏里:「……」
瀬尾杏里:「帰る家なんて、ないって言ったじゃん」
緑恒一:「……いいか。俺には家がない。仮の家すらないんだ」
緑恒一:「ホームレスってやつだよ。ちょっとした家庭の事情でな」
緑恒一:「バイトだって、何回変わったか覚えてねえ。あんたは違うだろ」
瀬尾杏里:「私だって、同じだよ」
瀬尾杏里:「気がついたら、一人だった。私を知ってる人なんて周りには誰もいなかった」
瀬尾杏里:「言わせないでよ。こんなこと」
瀬尾杏里:少し、俯く
瀬尾杏里:「言葉にしたら、余計つらくなるんだから」
緑恒一:「……名前」アンプライザーを、指で所在なさげに回している。
緑恒一:「名前があるんだろ。……誰がつけた名前だ」
緑恒一:「家族は?……どこだ」
瀬尾杏里:「わからない。顔も知らないし、どこにいるかもわからない」
瀬尾杏里:「だけど、私が完全体になれば」
瀬尾杏里:「きっと私を知ってる人が私を見つけてくれる」
緑恒一:「……フフ!最低だな、その親。名前だけつけて、後は放ったらかしかよ」
瀬尾杏里:「最低だよ。でも逢いたいんだ!そう思って悪いかよ!」
緑恒一:「勝手にすればいいだろ。自分の身内が誰も居ないってことは……」背を向ける。
緑恒一:「……自由ってことだからな」
緑恒一:「幸帆!片付けだけはやってやる。それから、この家を出る」
久利須 幸帆:「………」
久利須 幸帆:「え、あ?」
三夜沢鋭子:「あ、お、終わったのか?……話……。」
瀬尾杏里:「……!」
緑恒一:「ああ、いい。事情を知らないあんたに言っても無駄だったな。三夜沢!」
緑恒一:「片付け、手伝うだろ?それからどこへなりと行ってやる」
緑恒一:「おまけもついてくるかもしれないけどな」
三夜沢鋭子:「あ、ああ!で、でも大丈夫なのか?その子……」
緑恒一:「どっちだよ」幸帆と杏里を、忌々しげに振り返る。
久利須 幸帆:「あの…えと…」
久利須 幸帆:「え、あたしも?」
緑恒一:「あんたは無理して喋ろうとするなよ。何が起こってるか、わからないだろ?」
緑恒一:「台風にでも遭ったと思って、忘れろ。不幸だったな。ご愁傷様だよ」
緑恒一:「――それと」
緑恒一:「さっきの力は、使うなよ」
久利須 幸帆:「…あの」
久利須 幸帆:「緑…?くん、は、使うの?」
久利須 幸帆:「その、力」
緑恒一:「ん?ああ、そうだよ」
久利須 幸帆:「使いたいから?」
緑恒一:「俺は人殺しが大好きなんだ。通りすがりの、連続殺人鬼だからな」
久利須 幸帆:「そう…なんだ」
久利須 幸帆:「じゃあ、ね」立ち上がり、緑の前に立つ
久利須 幸帆:「あたしを殺したら、楽しい?」
緑恒一:「ああ楽しいね」
緑恒一:「そんな程度で捨てていい命ならな。親御さんに別れの挨拶とか、しなくていいか?」
久利須 幸帆:「美味しいご飯を食べてるときより?」
三夜沢鋭子:「あ、あの……あー……」喧嘩に成りそうだ。とめたほうがいいのだろうか。悩む。
緑恒一:「……あのな」呆れた顔で吐き捨てる。
緑恒一:「俺がさっき殴ったことを恨んでんのか?別にいいけどな」
緑恒一:「その……あれだ。こんなところでグダグダしてる時間はないんだよ」
久利須 幸帆:「ううん、それはいいの」
久利須 幸帆:「だって、あたしに、その」
久利須 幸帆:床に倒れている、エージェントたちの死体を見る
久利須 幸帆:「…こういうこと、させるの、止めてくれたんでしょ?」
緑恒一:答えずに、血にまみれた自分のジャケットを着る。
緑恒一:「さっき……自分で言ってたよな?その通りだ。普通じゃない。超能力者だ。他のやつにはできないことができる」
緑恒一:「だけど、人殺しにしか使えない力だ」
緑恒一:「証拠も残さず殺したい奴がいれば、やればいいかもな。……だけど」
緑恒一:「そういう積み重ねで、人間じゃあなくなっていくんだ。ロクなもんじゃない。……これで、最後の忠告だぞ」
緑恒一:「3回言ったからな!俺は」
久利須 幸帆:「………」
久利須 幸帆:てくてくと、キッチンの方へ歩いていき
久利須 幸帆:てくてくと、戻ってくる
久利須 幸帆:「………これ」手に持っているものを、緑の顔の前に持っていく
久利須 幸帆:「包丁」
久利須 幸帆:「人も殺せるけど、美味しい料理だって作れる」
久利須 幸帆:「そういうこと、できないの?」
緑恒一:「……フフ!」ポケットに手を突っ込んだまま笑う。
緑恒一:「良い事言うな、あんた」
緑恒一:「良い事を言った。……まあ、」幸帆の頭に手を置く。
緑恒一:「死体が残ってたら、本当に警察沙汰になりかねない。三夜沢の組織に任せる」
緑恒一:「クソ野郎どもばかりのクソ組織だが、何もしてないあんたには多分、酷い真似はしない。……それでいいか?」
緑恒一:答えをはぐらかしている。
久利須 幸帆:「家の方は、それでいい」
久利須 幸帆:「でもあたしは、緑くんが気になる」
瀬尾杏里:「…!」
瀬尾杏里:「まさか、あんたも完全体になりたいの?」
緑恒一:「……おい」
瀬尾杏里:「言っておくけど、恒一は私が予約済みなんだからね」
三夜沢鋭子:(完全体?)
久利須 幸帆:「ううん、そんなのは知らない」
瀬尾杏里:「そんなの…!完全体を…!そんなの…!」
久利須 幸帆:「あたしは緑くんがどうしてきて、どうなるのかが気になるの」
緑恒一:「フフ、何言ってんだ。そんなに俺のことが好きなのか?」
緑恒一:「……困る。本当に。やめろ」
緑恒一:「一生俺に話しかけるなよ」
久利須 幸帆:「…好き、なのかな?気になったのは、確かだけど」
久利須 幸帆:「でも緑くん、お腹空いてた」
久利須 幸帆:「確か、逃げる時に、食べられなかったって言ってたよね」
久利須 幸帆:「ポテト」
緑恒一:「~~~~ッ!」まったく聞き入れてもらえない!
緑恒一:「三夜沢!なんとかしてくれ!こいつ!」
緑恒一:「なんで俺の方が雑魚の応対担当みたいになってんだよ!」
三夜沢鋭子:「あー……いや、すごいいい雰囲気だったから……ごめん……」死体を片付けながら
三夜沢鋭子:「本当は止めたほうがいいんだろうけど……話を聞いてる限り、止まらなさそうだし……」
久利須 幸帆:「あたし、そういうゆっくり食事もできない人生、どうかと思うな」ノッてきたのか話し続けている
緑恒一:「うるせぇーーよ!!ぶん殴るぞ!」幸帆ちゃんに。
久利須 幸帆:「あ」
久利須 幸帆:「今度は、殴る前に言ってくれた」
久利須 幸帆:「やっぱり、優しいんだ」
GM:あ、じゃあ三夜沢さんは死体の中からFHの使ってた通信端末を見つけてもいいし
GM:>FHエージェント:「クソ!本隊に連絡しろ!俺はこいつらを食い止める!」叫びつつ獣化し、そのまま久利須さんに噛み付く
GM:すでにFHの本隊に君たちについての情報が送られているであろうことに気づいてもいいよ
三夜沢鋭子:では、その端末に気付こう
三夜沢鋭子:「……!ま、不味い!緑!クリス……えーと、クリスさん!あと、瀬尾?さん!」
緑恒一:「なんだなんだ!今度は!」
三夜沢鋭子:「こんな事してる場合じゃない!ここの位置がもう、敵にばれてる!」
瀬尾杏里:「別にいいんじゃない?。また返り討ちにすれば」
久利須 幸帆:「え?」
緑恒一:「……フ、フフ!さっすがプロだな。そういうとこに気づくわけだ」
緑恒一:「もう死体がどうとか、言ってられねえ。どうせ増えるんだからな」
三夜沢鋭子:「今のは先遣隊!次に来るのは本隊だ!返り討ちなんてとんでもない!」
緑恒一:「俺はもう行く。その通信機、貸せ」
三夜沢鋭子:「あ、ああ!」通信機を渡す。
緑恒一:「位置を送ってるだろ、こいつが」ポケットにそのまま捩じ込む。
緑恒一:「じゃあな」
緑恒一:玄関を開けて、駆け出していきたい!
瀬尾杏里:「あ、待ってよ!」
瀬尾杏里:緑くんのあとについていく!
久利須 幸帆:「あっ、緑くん!」
瀬尾杏里:「あんたを吸収して完全体になるのは私なんだから!」
瀬尾杏里:「他のヤツらにとられたら困るのよ!」
三夜沢鋭子:「あっ!み、緑ー!緑お前ー!」
三夜沢鋭子:「私も行くってば……!仕方ねえ、仕方ねえな!……もう!」と、言って追いかける前にクリスさんを見て
久利須 幸帆:こちらを見た三夜沢さんの手を掴む
三夜沢鋭子:「えーっと……クリスさん?もくる……んだよね?早くしないと、おいていかれるよ!あいつ、本気でおいてくつもりだから!」
久利須 幸帆:「あなた、事情、知ってるんでしょ」
久利須 幸帆:「お願い、連れて行って」
久利須 幸帆:じ…っと、見つめて告げる
三夜沢鋭子:「もう、嫌と言うほどね!大丈夫、おいて行ったりしないよ。実際、危ないと思うし、こういうときは、出来るだけ止めるのが、仕事だけど」
久利須 幸帆:「…ありがとう」
三夜沢鋭子:「もう、その気みたいだしね。仕方ない!止めても無駄って時が、あるんだ。今がそれだ、多分。けど、えーっと……」
三夜沢鋭子:「今は追いつかないといけない!だから、事情は走りながら!いい?いいね!じゃあ、早く行こう!本当に、大変なんだよ!こういうときの緑は!」
久利須 幸帆:「うん!…あ」
久利須 幸帆:ダッとリビングの方へ走り、急いで戻ってくる
久利須 幸帆:「…行こう!」制服のブレザーに袖を通し、駆け出す
三夜沢鋭子:「ああ!行こう、行こう!」と言って自分も走りだすぞ!
久利須 幸帆:両足が位置を変える度、腰のウエストポーチが大きく揺れる

GM:さすがに遅いので本日はここまでかな
三夜沢鋭子:あ!ロイス取りたいです!
久利須 幸帆:同じく!
GM:あ、ロイスとか購入とかあればやると良い!
緑恒一:腐れ縁/三夜沢鋭子/感謝/食傷:○/ロイス
緑恒一:恩人/久利須幸帆/親愛/不快感:○/ロイス
三夜沢鋭子:-後輩!/久利須幸帆/P:庇護○/N:嫉妬/ロイス
三夜沢鋭子:-ヤバイ/瀬尾杏里/P:誠意/N:猜疑心○/ロイス
久利須 幸帆:"同じ"人/緑くん/気になる:○/不安/ロイス
久利須 幸帆:事情を知ってる人/三夜沢さん/誠意:○/不安/ロイス
瀬尾杏里:ボデマ!
瀬尾杏里:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 10[2,10]+7[7]+2 → 19

瀬尾杏里:ゲッチュ
緑恒一:強化ビジネススーツ。
緑恒一:6dx+1>=19
DoubleCross : (6R10+1[10]>=19) → 8[1,1,2,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

緑恒一:うーん、財産全部つぎ込めばいいけど、勿体ない!やめます。
三夜沢鋭子:強化ビジネスっていくらでしたっけ
三夜沢鋭子:19か。ワンチャンいけそうだなあ。
三夜沢鋭子:やってみよう。手配師!
三夜沢鋭子:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[1,1,3,6,7,9,10]+7[7]+2 → 19

三夜沢鋭子:グレイト!
三夜沢鋭子:次のシーンになったら渡します。
久利須 幸帆:ふむ…
久利須 幸帆:医療トランク!
久利須 幸帆:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,3,8,10,10]+7[1,7] → 17

久利須 幸帆:3点使って購入します。残り2点
久利須 幸帆:これでシーン1回ウエストポーチから食料が出てくる
久利須 幸帆:以上!
GM:よし、では今日の進行はここまでかな?
三夜沢鋭子:うす!
三夜沢鋭子:お疲れ様でした!
瀬尾杏里:おっす!
久利須 幸帆:お疲れ様でした!
GM:次回は明日が50で日曜だめで月曜エスタージだから明日か火曜かな?皆様ご都合はいかがでしょう?
久利須 幸帆:自分は特に予定はありません
緑恒一:遅れる可能性はありますが、大丈夫です。
三夜沢鋭子:明日行きます
瀬尾杏里:大丈夫です
久利須 幸帆:明日大丈夫です!
瀬尾杏里:月曜のエスタージはダメになったんじゃなかったっけ?
瀬尾杏里:あ、すいません。明日は仕事なんで15分ほど遅れます
GM:あ、本当だ
GM:じゃあ次回は明日の21:30くらいからで、その次月曜の21時からとかいかがでしょう?
緑恒一:あ、明日は早くからでも全く問題無いです。遅れそうなのは月曜とか火曜ですね……!
GM:あ、そっちか。明日はキングが遅れそうですし21:30で
三夜沢鋭子:ウス
久利須 幸帆:了解です
GM:月曜は21時ぐらい集合で揃い次第開始の流れとかでいかがでしょう?
緑恒一:はーい
瀬尾杏里:へーい!
久利須 幸帆:わかりました
GM:ではそういうことでお願いします!お疲れ様でしたー!
久利須 幸帆:改めて、皆様お疲れ様でした!

■Middle/02

GM:それではセッションを開始していきましょう
瀬尾杏里:しゃっす!
久利須 幸帆:お願いします
三夜沢鋭子:はいさい
GM:さて、次は全員登場で現状まとめとかしてもらう予定だったけど
GM:その前にさしで誰かと話したいとかあったら考慮するよ
瀬尾杏里:今のところとくにないかな
三夜沢鋭子:ここは緑君にグイグイ行くべき所なのかもしれませんが
三夜沢鋭子:僕は大丈夫です。まだその時ではない。多分。
久利須 幸帆:私も特にありません
GM:じゃあとりあえず、全員登場で現在の状況まとめとかしてもらおう。君たちの会話が一段落したらプランナーさんからも連絡があるかもしれないシーン
GM:シーンプレイヤーは緑くんで
GM:登場ダイスとか振るが良い
三夜沢鋭子:出ざるをえない
三夜沢鋭子:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 1[1]+68 → 69

三夜沢鋭子:ふう……
瀬尾杏里:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 8[8]+67 → 75

瀬尾杏里:よゆうよゆう
緑恒一:緑恒一の侵蝕率を+1(1d10→1)した (侵蝕率:57→58)
久利須 幸帆:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+4[4] → 65

久利須 幸帆:なかなか

GM:久利須さんの家から脱出した後、追手を撒いて適当な場所で一旦落ち着いた。みたいなところですね
GM:詳しい場所は君らに任せる
三夜沢鋭子:場所、どこにしましょうね。
緑恒一:じゃあ、私は港辺りにまで逃げてきたことにしましょうか。
緑恒一:もしも幸帆ちゃんのおうちが海に近いのならですが。
GM:では港で
GM:相変わらず雨は降っており、海は荒れていますね
緑恒一:「……」
緑恒一:「寒っ」
緑恒一:ジャケットの合わせを寄せるようにして、埠頭の建物の軒下で湖風を凌ぐ。
緑恒一:「まずはバイトだな……金だ……」ぼんやりと呟く。
瀬尾杏里:「はー…はーっ…」
瀬尾杏里:「あー、もう、やっと追いついた!」
緑恒一:「……」横目で杏里を見ますね。
緑恒一:そして、片手で水を切っていた帽子をかぶり直す。
緑恒一:それだけだ。追い払おうとはしない。
瀬尾杏里:「勝手にどっか行かないでよ。私にはあんたが必要なんだから」
緑恒一:「フフ!何言ってんだ?あんた、俺のママにでもなってくれるか?」
緑恒一:「ねえママ、出かけてもいい~?」バカにしたように言う。
緑恒一:「………………」
瀬尾杏里:「もう、全く恒一ったらいつまで経っても甘えん坊なんだから」
瀬尾杏里:「早くおうちに帰って私に吸収されなさい?」
緑恒一:「……なんで分かった?」
緑恒一:「俺を吸収すれば、完全体になれると思った」
緑恒一:「……誰かから聞いたのか?それとも」
緑恒一:懐からアンプルを一本だけ取り出し、街灯に透かして眺める。
瀬尾杏里:恒一くんからちょっと顔を背ける
瀬尾杏里:そして頭に手をやりながら答えるよ
瀬尾杏里:「そんなの私にもわかんないよ」
緑恒一:「わからないことだらけだな、あんた」
瀬尾杏里:「まだ完全体じゃないからね」
瀬尾杏里:「けど、あんたを吸収して完全体になればわからないことなんてなくなるわ」
瀬尾杏里:嬉しそうに笑いながら言うよ!
瀬尾杏里:「それだけははっきりとわかるの。私とあんたが出会うのは運命だったのよ」
緑恒一:「そうすればいいだろ。俺を殺したりしないのか?」
緑恒一:「持ち運びやすくなるぞ」
瀬尾杏里:「あはは、冗談!殺して吸収できるならそうするけどね」
瀬尾杏里:「もしそうじゃなかったら、完全体になれないじゃない」
瀬尾杏里:「だから、あんたは私の許可なく死んだりいなくなったりしちゃあダメなの。わかった?」
緑恒一:ため息をつく。
緑恒一:「なんかさ、あんた」
緑恒一:「話題に発展性がないよな」
緑恒一:「あんまり人間と話してる感じじゃないぜ、今」
緑恒一:「他に目標はないのか?趣味とか、好きな音楽なんかは?」
瀬尾杏里:「ふふ、何そのお見合いみたいな質問」
緑恒一:「ないんだな?」また押し黙る。
久利須 幸帆:ではこのあたりで、二人に近づいてくる足音が聞こえてくる
緑恒一:「……三夜沢か。チッ」帽子を取り、軒下から足音の方向を見る。
瀬尾杏里:「別に趣味ぐらいあるわ……」
瀬尾杏里:足音のするほうに顔を向けよう
久利須 幸帆:「…はっ……はっ……」息を切らしながら、久利須が駆けてくる
緑恒一:「………!!!」ぎょっとする。
緑恒一:「嘘だろ、なんだそりゃ……」
久利須 幸帆:「……はーーーーーっ………」十分に近づいたところで、膝に手を置き、深く息を吸う
久利須 幸帆:「お…追いつけた…」
三夜沢鋭子:「緑お前……お前本当……お前~……」それに一息遅れて、ひぃはー言いながらクリスさんに追いつこう。体が小さい分、体力も低い。顔は真っ赤で汗まみれだ。
緑恒一:「何」バシャバシャと水たまりに踏み込みながら幸帆に近づく。
緑恒一:「やってんだ。あんた」胸ぐらを掴みに行く!
久利須 幸帆:「わっ」胸ぐらを掴まれる
緑恒一:「何しに来た」
三夜沢鋭子:「あっ、あわわわわわわ……ま、待て緑、はぁ……はぁ……これはだな……」あわあわしながら仲裁に入ろうとしよう
久利須 幸帆:「お手伝い」
緑恒一:「ほー、そりゃあ嬉しいな!あんた、自分のことを親切で優しい、素敵な女の子だって思ってるんだろ?」
久利須 幸帆:「思ってないよ」
緑恒一:胸ぐらを掴む手を離す。
三夜沢鋭子:「あわわわわ……」
緑恒一:「勝手にお手伝いしてろ。FHの殺人超能力者の追手を、あんた一人で皆殺しにしてくれたりすりゃ」
緑恒一:「フフ!確かに願ってもない『お手伝い』だぜ」
久利須 幸帆:「わたしがするのは、人殺しじゃないよ」
久利須 幸帆:「緑君の、『お手伝い』」
緑恒一:「……」再び屋根の影に座り、額を押さえて俯いている。
久利須 幸帆:「君がゆっくり、落ち着いて食事ができるような人生のために」
久利須 幸帆:「やること全部ひっくるめて、『お手伝い』」
久利須 幸帆:真っ直ぐに緑を見つめて、告げる
三夜沢鋭子:じゃあ緑君がうつむいたら、クリスさんに話しかけよう
三夜沢鋭子:「あああああ、あの、だ、大丈夫か?クリスさん?えっと、そんな気にするなよ……その、……み、緑は口が悪いだけでさ、根はいい奴だから!多分……」
三夜沢鋭子:「きっとあいつなりにその……クリスさんのことを心配して……だから、その……余りそんな、真剣になりすぎないほうがというか、えっと……」
久利須 幸帆:「…ありがとうございます、三夜沢さん」ゆっくりと顔を三夜沢に向け、礼を言う
三夜沢鋭子:「……うん。大丈夫なら、いいんだけど……気負い過ぎないで、な?実際、心の持ちようは、レネゲイドにとって重要なんだ……な。」
瀬尾杏里:「ねーねー」
瀬尾杏里:「さっきから気になってたんだけどさ」
瀬尾杏里:「あんた達、誰?」
三夜沢鋭子:そういってクリスさんに、安堵したような笑みをうかべて、瀬尾さんの言葉に反応しよう。
三夜沢鋭子:「え?あ、あー……」それはこっちが聞きたいよ!と言うのをこらえて。
三夜沢鋭子:「まあ、なんだろう……。緑の仲間、かな?今は。……緑がどう思ってるのかは、聞いてみないとわからないけど。」
緑恒一:「敵だ!」顔を背けたまま叫ぶ。
緑恒一:「俺は……絶対にUGNのモルモットになんかならねえからな。殺されるなんて、もっと御免だ」
三夜沢鋭子:声にビクッと反応して「うわっ!……ははは、そう思われてるみたいだな……」寂しそうな、困ったような笑みを浮かべながら
瀬尾杏里:緑くんの方を見てから三夜沢さんのほうに顔を向ける
瀬尾杏里:「だってさ」
久利須 幸帆:「そう、なんですか?」
久利須 幸帆:じり、と少し距離を取る
三夜沢鋭子:「えっ!いや!いや!私自身はそんなのはないから!ただ、その……色々あるんだ、事情が!」
緑恒一:「三夜沢。そいつを……幸帆を、連れて行け。そして俺に近づくな」
緑恒一:「まだ、安全じゃない。なんとなく分かるんだよ。……何度も同じような目に遭ってるとな」
久利須 幸帆:「何度も…なんだ、やっぱり」
三夜沢鋭子:「……その何度も、の中でも、一番今が厳しいと思う。」クリスさんに。
久利須 幸帆:「そう…」顔が三夜沢から「なの?」緑に
緑恒一:「……」眉間に皺を寄せて、アンプルの一本を光に透かして眺めている。
緑恒一:血液にしてはやや青味のかった、赤紫の薬液。
瀬尾杏里:「でもさ。それは恒一が一人だった時の話でしょ?」
瀬尾杏里:「今は、私がついてる。私がいる限り、私以外のヤツにあんたに手出しさせたりしないから、安心しなよ」
緑恒一:「……そうだな。瀬尾。あんたは行くところもない。日常もない」
緑恒一:「自由にすりゃあいい。だが幸帆。あんたはダメだ」
久利須 幸帆:「………」
久利須 幸帆:「日常がある、から?」
緑恒一:「ぶん殴って追い払うのが一番楽なんだが、フフ!なぜだか右手を捻挫してるもんでな」
緑恒一:「親切に順を追って教えてやるよ。あんた、両親と仲が悪かったりするのか?」
緑恒一:「美味いメシを作らせてくれる家族は嫌いか?」
久利須 幸帆:ふるふると首を横に振る
緑恒一:「フフフ!いいな。……家族はいい」
緑恒一:「……そういう家族より、俺の方が大事か?」
久利須 幸帆:「“より”…じゃなくて、“も”…じゃダメ?」
緑恒一:「あんたが死んだら、その家族が悲しむことになるんだ。この世の誰よりもな」
緑恒一:「俺みたいな薄情者よりもだ」
緑恒一:「そういう大切な人間のことを考えられないっていうのは――優しさじゃない」再び立ち上がり
久利須 幸帆:「………」何か可笑しいのか、小さく笑っている
緑恒一:こちらから去ろうと試みている。天気を気にしながら、帽子を被る。
久利須 幸帆:「…おかしいんだ、緑くん」
緑恒一:反応を返さず、ポケットに手を突っ込んで歩き始める。
久利須 幸帆:「…こんなに優しい薄情者、わたし初めてよ」
三夜沢鋭子:「……行くのか?」家族の話を聞いて、神妙な面持ちで黙っていたが、緑が去ろうとするのを察して顔を上げよう。
GM:じゃあ緑くんが立ち去ろうとしたところここで、全員の携帯に同時に着信があるね
緑恒一:電話を取る。
三夜沢鋭子:「!」携帯をあわてて取り出す。
緑恒一:「誰だ」
瀬尾杏里:「んー?」
久利須 幸帆:「な、なに?」携帯を手に取る
緑恒一:「……普通じゃないな。全員が、同時にか?」
GM:番号は全部同じ。緑くん以外の人にとっては知らない番号
GM:緑くんにとっては馴染みの、プランナーからの着信ですね
三夜沢鋭子:「……もしもし?」恐る恐る出よう。
瀬尾杏里:知らない番号からの着信は切る
久利須 幸帆:「……もしもし?」こちらは出る
“プランナー”:『"ジェネシス”が薄情である、という点については一考の余地がありますが』出た人の携帯からは、どれも同じ音声が流れます
“プランナー”:『ここで去る、という選択はお互いにとってあまり良い選択肢ではありませんね』
三夜沢鋭子:「だ、誰だ!?」
久利須 幸帆:「…誰、ですか?あなた」
緑恒一:「さっさと結論を言えば済むんだよそういう事は。長電話がしたいか?そんなに俺が好きなのか?」
緑恒一:「プランナー様がそう仰るならプランには従うがな。敵か?こっちの増援か?」
緑恒一:「何を待てばいい」
三夜沢鋭子:「ぷ、プランナー!?ひえっ……!」動揺!
久利須 幸帆:「プラン、ナー?」心当たりはもちろんない
瀬尾杏里:「プランナー?」
“プランナー”:『ええ、私のことは"プランナー”と呼んでください。緑さんの協力者とでも考えていただければ』
緑恒一:「お前なー……三夜沢」少し呆れを見せる。
緑恒一:「ちょっとは慣れろよ。俺を追ってるんだから」
三夜沢鋭子:「ちょ、直接話すのは初めてなんだよ……!仕方ないだろ……」 小さくつぶやきながら話を聞く
“プランナー”:『主に敵ですね。"サンセットラブスーサイド”の能力で大葉市からの脱出は困難です。雨、止まないでしょう?』
“プランナー”:『あと14時間、逃げ切ってください。そこで事態が変わります』
緑恒一:「市外には出られないが、逃げ切れってことか?」
緑恒一:「フ!プランは用意してないのか?当然、市外に出られないことは相手が一番承知してるだろ」
“プランナー”:『プランが必要でしたら、二種類ほど』君たちの端末にメッセージが届く、場所と時刻が羅列してある
“プランナー”:『一つ目、セーフハウス……というほどのものではありませんが、安全性の高い拠点のリストです。長時間留まると敵に発見される危険性がありますが、一時身を隠すには十分でしょう』
三夜沢鋭子:「す、すごい……これ、何時間で作ったんだ……?」
緑恒一:「……なるほど。今日ばかりは、ありがたくいただいとくよ」
緑恒一:「俺一人の力で切り抜けたいところだったしな」幸帆を見る。
“プランナー”:『二つ目、追撃部隊の想定されるルート上で待ちぶせか罠が仕掛けられる場所のリスト。撃破は難しいでしょうが、下手を撃たなければ妨害ぐらいは出来るでしょう』
緑恒一:「……。さすが。ブチ殺すルートもあるってことか。いいもんだな」うんざりしたように言う。
久利須 幸帆:なんとか話を呑み込もうと、黙って聞いている
瀬尾杏里:ポチポチと携帯をいじっていよう
“プランナー”:『それと……これに関しては“ジェネシス”にはあまり関係のないことかもしれませんが』
“プランナー”:『“サンセットラブスーサイド”たちはあなた方の倒した先遣隊からの連絡で、彼女たちの顔も把握しています』
緑恒一:「……へぇ……そりゃあ、結構。フフ」
緑恒一:「なるほどな……関係ない……」
緑恒一:「……………。全然、関係ないね」足元の砂利を踏みにじる。
“プランナー”:『致命傷にはならないでしょうが、“手がかり"を放置しておくのはいささか不用心かもしれませんね』
三夜沢鋭子:「ああー……なるほど。」クリスさんと緑を交互に見て。
緑恒一:「もう一つ聞きたい」
“プランナー”:『なんなりと』
緑恒一:「そうか?じゃああんたの3サイズだ」
久利須 幸帆:「なっ…」
久利須 幸帆:((…に、考えてる、の?))
三夜沢鋭子:「み、緑!お前!ふざけてる場合じゃないだろ!?」
“プランナー”:『少々お待ちください。何分変化の大きい年齢ですので、正確なものを知るには今測る必要があります』
緑恒一:「じゃあ、測りながらでいい。……もしかして、だが」
緑恒一:「……UGNの連中は来ないな?」
“プランナー”:『そう考えた理由を聞かせていただいても?』
“プランナー”:衣擦れの音とメジャーを伸ばすような音も電話口から軽く聞こえてきます
緑恒一:「あの場で最初に到着したのは、戦闘型じゃあない三夜沢一人だ」
久利須 幸帆:「ちょ、ちょ、ちょっと、あの…」
緑恒一:「俺達は死体の片付けにかなり手間取ったが、FHよりずっと組織的に動けるはずのUGNは、結局現場処理には来なかった」
緑恒一:「そして、まだ三夜沢は一人だけで行動している。一人じゃなんにもできないのにな。それは市内が閉鎖されているからだ」
緑恒一:「……だから、外からの増援は来れないか」
緑恒一:「三夜沢自身に、UGNに連絡できない事情があるかだ」
三夜沢鋭子:「あ、うう……」一人じゃ何も出来ないといわれて、その通りだけどすこし凹む
瀬尾杏里:どんまい、って感じで三夜沢さんの肩をたたきます
三夜沢鋭子:「ありがと……。……まあ、うん……正直に言うと……UGNは、緑を、もう、何というか……100%殺すつもりでいるらしくて……」
三夜沢鋭子:「あっ!私は違う!違うからな!……FHの手に渡るくらいなら、そのほうが……他の人たちは、安全だからって事で、そう決まったらしい。」
久利須 幸帆:「そ、そうなんですか!?」
緑恒一:「……正しい判断だろうよ。まったくな」
三夜沢鋭子:「だからまあ……つまり私は、裏切り者……に、なる。ばれればだけど。そう言う訳で、UGNには、連絡できない……んだ。」
緑恒一:「正義のUGN様め。……ったく、おかしいと思ったぜ」
瀬尾杏里:「正しいって認めるんだ」
瀬尾杏里:「じゃあ、あんたはおとなしくそれに従うの?」
“プランナー”:『上から72-55-73ですね。そして”ジェネシス" あなたの推測はほぼ正しい』
“プランナー”:『とはいえ、UGN側の部隊はまだ大葉市には入っていません。さすがに動かす人員が重すぎて手続きに時間がかかったようですね』
“プランナー”:『とはいえ、あまり手間取れば"サンセットラブスーサイド"の能力解除と同時に突入してくることになるでしょうが』
緑恒一:「……。わかった」
緑恒一:(つまり)
緑恒一:(こいつらを任せられる組織は今、どこにもないって事だ)
緑恒一:不機嫌そうな表情のままで、3人を見る。
緑恒一:「助かったよ、プランナー。あんたの3サイズはじっくり想像させてもらうぜ」
“プランナー”:『お役に立てたのなら光栄です。あらためて、確認させていただきますが』
“プランナー”:『あと14時間。それだけ逃げ切っていただければ、事態は変化します。どうか、ご無事で』
緑恒一:「……」電話を切る。
緑恒一:「…………14時間か」
緑恒一:「長すぎる」
三夜沢鋭子:「14時間……14時間、逃げ切れば……。」
瀬尾杏里:「一人じゃあね」
久利須 幸帆:「…でも、4人いるよ」
緑恒一:「足手まといがな。……俺自身も、含めて」
瀬尾杏里:「だからってさ、おとなしくつかまるようなタマじゃないでしょ、あんたは」
緑恒一:「あんたに俺の何が分かるんだよ」靴紐を結びなおしている。
瀬尾杏里:「わかるさ」
瀬尾杏里:「このぐらいで諦めるようなヤツを、私の体が欲しがるはずがない」
三夜沢鋭子:「あー、言い合ってても、仕方ない!どう動くかは、ここにあるんだ!動こう!とにかく!」
緑恒一:「全員で動くのか」
久利須 幸帆:「うん…わかった」
緑恒一:「本…………っ当に、不本意だけどな、俺は……」
三夜沢鋭子:全員、という言葉に少し顔をほころばせて「ああ、全員!全員で!な!」

GM:よし、とりあえずここでシーンを切ろうか
瀬尾杏里:おっす!
久利須 幸帆:承知!
緑恒一:はーい
三夜沢鋭子:あ!まって!
GM:ロイスとか買い物したければするが
三夜沢鋭子:ちょっとだけ!
GM:お?なんだい
三夜沢鋭子:強化ビジネススーツを渡すと共に、一言だけ緑君に何か言いたいです
緑恒一:やったー!血でグシャグシャなスーツから着替えます。装甲値もアップだ
GM:OK,言うがよい

三夜沢鋭子:では、二人から少し離れて。「緑、これ!出てくるときに、UGNからかっぱらってきた奴だ。サイズとか合ってるか?」と言って、強化ビジネススーツを渡します
緑恒一:「……ほんっとに、あんたは」
緑恒一:「なんなんだ?感謝されもしないって、知ってるくせに」自然に受け取って、袖を通す。
三夜沢鋭子:「別にいいだろ!なんでも!実際、助かってるだろ。」
三夜沢鋭子:「…………なあ。」少し黙った後。
緑恒一:「……」
三夜沢鋭子:「クリスに言うような事、私には言わないのか?」
三夜沢鋭子:「……」言った後、顔を少し赤くして
三夜沢鋭子:「やっぱ、なんでもない!じゃあな!急ごう!」と言って、一人で走って先行する。
三夜沢鋭子:終わりで
緑恒一:「……あん、たには……」その背中を見送る。
緑恒一:(……帰る家とか。そういう残酷なこと、言いたくないからだろ)
三夜沢鋭子:ここで、緑君へのロイスを……取る!
三夜沢鋭子:-?/緑恒一/P:……○/N:嫉妬/ロイス

GM:では改めてアイテム使用とか調達とかロイスとかしなさい
久利須 幸帆:ではまず医療トランクを自分に使用します
久利須 幸帆:2+2d10
DoubleCross : (2+2D10) → 2+11[1,10] → 13

瀬尾杏里:応急手当
瀬尾杏里:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 8[1,8,8]+3 → 11

緑恒一:スーツを着て、ボディアーマー
緑恒一:6dx+3>=12
DoubleCross : (6R10+3[10]>=12) → 9[2,5,7,8,9,9]+3 → 12 → 成功

緑恒一:欲しい人がいればあげます
三夜沢鋭子:調達しましょう。何かほしいものはありますか皆さん!
瀬尾杏里:とくにない!
久利須 幸帆:完全獣化するのでアイテムはいりません
緑恒一:じゃあ杏里ちゃんを守れる防具が必要かしら。リアクティブコートとか
緑恒一:あと、三夜沢さん自身のための強化ビジネススーツがあってもいいし
三夜沢鋭子:なるほど。どこまで調達できるかはわかりませんが
三夜沢鋭子:強化ビジネスにチャレンジしてしまおう。今後の調達も有利になる。
三夜沢鋭子:手配師を使い、判定します。
三夜沢鋭子:7dx+2>=19
DoubleCross : (7R10+2[10]>=19) → 9[3,4,5,7,7,8,9]+2 → 11 → 失敗

三夜沢鋭子:クリティカルしなければどうしようもない……以上!
久利須 幸帆:ではこちらも強化ビジネススーツにチャレンジ
久利須 幸帆:5dx>=19
DoubleCross : (5R10[10]>=19) → 10[3,5,8,9,10]+2[2] → 12 → 失敗

久利須 幸帆:金がねえ…以上
久利須 幸帆:食料をもぐもぐ食べて体力回復しただけ
瀬尾杏里:以上!

■Middle/03

GM:では次のシーンに行きますが、その前に次以降のシーンの進行的なのの説明だ
三夜沢鋭子:はい
GM:プランナーさんから2プラン渡されたと思いますが、それらを駆使してFHを撹乱し時間を稼いでもらいます。
三夜沢鋭子:なるほど
GM:ぶっちゃけ上手く説明があれでしたが、基本2プラン同時進行になる予定ですね
GM:とりあえずこれから皆さん全員
・拠点へ移動
・UGNを妨害
GM:のどちらかの行動を選んでもらって、選んだシーンで判定とか求められるのでそれをこなして頂きます。成功するとクライマックスが楽になる。失敗するとちょっと厳しくなる
GM:これを3回繰り返すといつの間にか14時間経つという。そういう感じですね
瀬尾杏里:任せとけ!
三夜沢鋭子:なるほど。
GM:GMの本音を言うと
・緑君と会話する組
・余り物で会話する組
GM:に分かれて一人一回づつ緑くんと会話して残ったシーンはヒロイン同士で牽制したりしてくれると嬉しい
久利須 幸帆:余り物…
瀬尾杏里:ガールズトークしようぜ!
三夜沢鋭子:なるほど。
久利須 幸帆:レッツトーク
GM:まあ、3:1に分かれても4:0でもいいけど、出なかった方は失敗扱いになるので、もぬけの殻の拠点がさぐられて居場所を絞られたりFHの戦力が削りきれなかったりする
三夜沢鋭子:これが終わるとクライマックスなのでしょうか
GM:一応その予定ですが、それ以外に入れたいシーンがあれば主張してくれれば入れます
GM:割と全員3シーンやりゃ侵蝕もいい感じだしね
三夜沢鋭子:ふむ……
三夜沢鋭子:うーむ、つまり緑君と絡む機会はあと一回と少ししかないということか。
GM:とりあえず最初は
・拠点1:河口付近 求められる判定 〈交渉〉
・妨害1:久利須家 求められる判定 〈知識〉
GM:みたいな感じだ。どっちかには出てもらうので、どっちに出るかとか決めなさい
緑恒一:じゃあまず拠点に行きますかね
三夜沢鋭子:どうしようかな。まあ、知識は得意だ。一応。
瀬尾杏里:久利須家に行こう
久利須 幸帆:交渉の方がワンチャンなので拠点に行きたいなあ
GM:じゃあ
・拠点:緑&久利須
・妨害:瀬尾&三夜沢

GM:かな
GM:ちょっとGMの中のアクマが瀬尾&三夜沢の会話見たいって主張してるので、そっちからやりたい
GM:というわけで妨害シーンから演出していこう
瀬尾杏里:かかってこい!
GM:瀬尾さんと三夜沢さんは侵蝕率を上げてくれ
瀬尾杏里:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 4[4]+85 → 89

瀬尾杏里:間違えた。79ね
三夜沢鋭子:1d10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 4[4]+69 → 73

GM:久利須家付近
GM:久利須家の周辺には隠す気も感じられないほど明白に、ワーディングが貼られている
三夜沢鋭子:(ううう……正直、とても不安だ……)
三夜沢鋭子:(妨害って言うのも、そうだ。敵が近くにいるし……!でも、もっと心配なのは)チラリと瀬尾さんを見る
瀬尾杏里:「えーっと、三夜沢ちゃんだっけ?」
瀬尾杏里:「なんか震えてるけど大丈夫?」
三夜沢鋭子:「……ッ!」声が出そうになるのを手で押さえて、答えよう。「あ、ああ、大丈夫、大丈夫!ありがとう、心配してくれて……」
三夜沢鋭子:(この子、この子だよ……!本当に大丈夫なのか?緑の前では、大人しいみたいだけど……正直怖い!)
瀬尾杏里:「私が完全体になればここにいるヤツらなんて一瞬でぶっ殺せるんだけどね」
三夜沢鋭子:「でも、やるしかない……仕方ない、仕方ない……向いてるのは、私なんだ……!がんばろう、やろう……!」ぶつぶつ小声でつぶやく。心の声が漏れているのだ。
瀬尾杏里:(危ないやつだなこいつ…)
三夜沢鋭子:「あっ!で、でも、今は出ないでくださいね!今は、手筈通りに!えーっと……」手順をチェックしよう、携帯で。
GM:・現状、『サンセットラブスーサイド』は久利須家の中で痕跡を探っています。しばらく出てこないでしょう
・追跡されないように撹乱してください
・また、一撃離脱を厳守出来るなら攻撃を仕掛けてもいいでしょう

GM:《知識:レネゲイド》7 に成功で最低限クライマックスペナルティなし。
《白兵》《射撃》《RC》《交渉》いずれかで12 を出せれば敵戦力がさらに少しだけ減らせます

GM:みたいな感じですね
瀬尾杏里:《知識:レネゲイド》に成功から《白兵》《射撃》《RC》《交渉》って感じですか?
GM:そうなります
瀬尾杏里:チェックする様子をちょっと見て
瀬尾杏里:声をかけよう
瀬尾杏里:「ねえ。あんたさ。なんでそんなに必死になってるの?」
瀬尾杏里:「あんたみたいな子供が、なんであいつのためにそこまでしなきゃいけないの?」
三夜沢鋭子:「!え、な、何でって言われても……。あ!後、子供じゃない!こう見えても、24歳!」
瀬尾杏里:「うっそだーだってあんた私より小さいじゃん」
三夜沢鋭子:「……ああ、まあ、そうだよな。だれだってそう思う……仕方ない!」
瀬尾杏里:自分の頭に手をやって身長を比較するようなしぐさをするよ
瀬尾杏里:「うん、実際そうだからね」
三夜沢鋭子:「……そうだな。小さい!だからさ。体じゃ敵わない!じゃあ、どこか、別のところで、がんばるしかない!だから必死なんだ。……多分。」
三夜沢鋭子:「……いや、今必死なのは、怖いからだけど。敵がすぐそこに居るし……。」
三夜沢鋭子:「襲われたら、たまったもんじゃない!早く、上手く済ませて、戻ろう!緑たちの所に!」
瀬尾杏里:「わかんないなあ」
瀬尾杏里:敵のいるであろう方に目をやりながら
三夜沢鋭子:「……ってことで、やっちゃおう。早くね!で、終わったら、私も聞きたいね。その、貴女の言う、完全体って奴に関して。詳しく!」
三夜沢鋭子:とまあ、そんな感じで判定したいですね。
GM:OK,ふりたまえ
三夜沢鋭子:5dx+1>=7 レネゲイド!
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 10[2,4,6,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

三夜沢鋭子:よし、よし。後は任せた。
瀬尾杏里:白兵だ!
瀬尾杏里:9dx+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 10[2,4,4,6,7,7,8,9,10]+5[5]+4 → 19

三夜沢鋭子:強いなー。頼りになるよ!
GM:よし、では君たちは証拠隠滅と一撃食らわせることに成功したね。どんな感じで行く?
瀬尾杏里:三夜沢さんに指示を受けたいな!
三夜沢鋭子:なんだって!?
三夜沢鋭子:そうですね、瀬尾さんが一撃食らわせて騒ぎを起こしているうちに
三夜沢鋭子:私はみどり君が出現させた生物を回収するってのはどうでしょう。
瀬尾杏里:じゃあ、そんな感じで!
瀬尾杏里:三夜沢さんが言い終わるや否や
瀬尾杏里:跳躍し壁を分解、再構成して剣を作り、敵がいるであろう場所に切りかかるよ!
瀬尾杏里:「はっ」
“サンセットラブスーサイド”:「まったく……なんでそうかんたんに逃げられ……!?」
“サンセットラブスーサイド”:「こ、こいつ!?」
三夜沢鋭子:(よし、よし!頼む、頼むよ瀬尾さん……!)部隊の動きの隙を突いて、家の横辺りにある花壇に接近!
瀬尾杏里:動きが遅い。反応が遅い。
瀬尾杏里:こいつらは木偶だ
瀬尾杏里:右手で持った剣を逆袈裟にきりつけてやる!
瀬尾杏里:「悪いけど、あいつには手は出させないよ」
瀬尾杏里:「あいつは、私のもんだ」
三夜沢鋭子:(今までの経験だ!たしか、“アミ”!それと、“セキ”だったか……。ああいうのは、留まり易いんだ……。)
三夜沢鋭子:(見つかったら、そいつを手がかりに、追われるかもしれない……!すまないけど、『自由』にしてやるのは、少し、後だ……)
“サンセットラブスーサイド”:「がぁッ……!?」思いっきり切りつけられる
瀬尾杏里:追撃をしようとするが
瀬尾杏里:三夜沢さんに深追いはしないと言われたことを思い出し、かろうじてとどまります
三夜沢鋭子:思わず大声を出しそうになるが、何とかこらえる三夜沢!
“サンセットラブスーサイド”:「き、さまァ………!」
瀬尾杏里:「あんたら、ダメだ。ダメすぎるよ」
瀬尾杏里:「死にたくなけりゃ、ここで手を引いときな」
瀬尾杏里:と言って一旦ひくぞ
“サンセットラブスーサイド”:「死にたくないわけじゃないから、ねぇ」
“サンセットラブスーサイド”:指示すると同時にFHエージェント達が銃撃する
瀬尾杏里:銃で剣を弾く!
瀬尾杏里:だけど2,3発が体を掠めるよ!
瀬尾杏里:「チッ」
瀬尾杏里:「完全体になりさえすれば」
瀬尾杏里:「こんなかすり傷などすぐに治るのに…いや、そもそも傷すら負うことはなかったのに!」
三夜沢鋭子:「アミ~……セキ~……ど、どこだ~……?居るのはわかってるぞ~……?」と、呟く三夜沢の首に
三夜沢鋭子:「!?……う、うう……ッ!」蛇状RB“アミ”が巻きつく!さらに、糸状虫型RBが上着の隙間から服の中に入り込んだ!
三夜沢鋭子:「ううう……!聞き訳が良くて、たす、かるよ……!ううっ!」不快感に耐えながら、二人?を抱えてこちらも撤退だ!
瀬尾杏里:三夜沢さんのところにいく!
瀬尾杏里:で、ちょっと話をしたいです
GM:OK、では君たちは退却に成功したね
三夜沢鋭子:では、合流場所に行くと蛇のような生き物をまきつけ、服の下で何かがうごめいている三夜沢が待っている事だろう
瀬尾杏里:「へえ、うまいことやってんじゃん。えらいえらい」
三夜沢鋭子:「上手く行った、行ったけどさ……うう……!」必死に堪えていて、酷い顔になっているぞ。
瀬尾杏里:「どうしたの?つわり?」
三夜沢鋭子:「あの、どちらか、持ってもらってもいいかな……?この、首のほう……!」
瀬尾杏里:「えー…ついさっきそいつらに吹っ飛ばされたばっかりだしなあ」
瀬尾杏里:「私」
三夜沢鋭子:「う、うう……」涙目になりながらも強くはいえない。
三夜沢鋭子:やっぱり少し怖いのだ。
瀬尾杏里:ためいきをつこう
瀬尾杏里:「しょうがないなあ」
瀬尾杏里:片手を差し出すよ
三夜沢鋭子:「ありがとう……!ありがとう……!」首からなんとか蛇を引き剥がして、渡す。
瀬尾杏里:ヘビを片手に巻いてみる
瀬尾杏里:「やっぱり、わかんないなあ」
三夜沢鋭子:「た、助かった……!」服をバッサバッサやって糸虫も外に出し、腕で抱えよう。
瀬尾杏里:「なんで、そんなに怯えながら。わざわざあいつを追うわけ?」
瀬尾杏里:「さっきは頑張りたいからって言ってたけど、頑張りたいなら他のところでも出来るんじゃないの?」
三夜沢鋭子:「な、なんでって?なんでって、そりゃあ……」
三夜沢鋭子:「そりゃあ……」 少し黙って考える。
三夜沢鋭子:「………」
瀬尾杏里:「そりゃあ?」
三夜沢鋭子:「……言わないと、ダメか?」 懇願するような目で、ほほを少し赤く染めながら
瀬尾杏里:「ははっ」
三夜沢鋭子:「な、なにさ!」
瀬尾杏里:「いや、別に」
瀬尾杏里:クスクスと笑っている
三夜沢鋭子:「別にって!こっちは真面目なんだぞ!もう!」
三夜沢鋭子:「そういう貴女はどうなんだ?何で追ってるのさ、緑を!完全体とか、訳わからないぞ!」
瀬尾杏里:「だけど、あんたにあいつはやらないよ」
三夜沢鋭子:「や、やらないって!別に、私のものとか、誰のものとかって話じゃ……!もう!」
瀬尾杏里:「あんたにはわかんないさ。私にはわかる。今日あいつと私があったのはきっと私たちの運命だったんだ」
瀬尾杏里:「だから、あいつは私のもんだっ」
瀬尾杏里:全く根拠のない、自信満々の笑顔を三夜沢さんに向ける!
三夜沢鋭子:「運命!?運命ってそれは……」
瀬尾杏里:「あんたぐらいの年の子に合わせて言うなら運命の赤い糸ってやつかな。ははっ」
三夜沢鋭子:「……もう!話してても、しょうがないな、これは!早く行こう、早く!」会話を打ち切って足早に歩き出すぞ。
瀬尾杏里:ついていくのだ
三夜沢鋭子:(運命、運命か!運命なら、仕方ないな!本当に、運命なら!)
三夜沢鋭子:(運命なら……仕方ない……。仕方ない……か。)
三夜沢鋭子:と、まあ僕もこんな所です。

GM:では、本日はここまでにしましょう
三夜沢鋭子:瀬尾さんのロイス感情を表にしておきましょう。この子は本気だ。
三夜沢鋭子:それはわかる。誠意を感じるぞ!ということでね。
瀬尾杏里:同行者/三夜沢鋭子/可愛い○/残念
GM:あっと、そうだ。ロイスとかしなさい
瀬尾杏里:強化ビジネススーツ
瀬尾杏里:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 10[3,4,10]+1[1]+2 → 13

瀬尾杏里:むりだねえ
三夜沢鋭子:ビジネス!
三夜沢鋭子:手配!3回目だ!
三夜沢鋭子:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 6[2,3,4,5,5,6,6]+2 → 8

三夜沢鋭子:クリティカルしないよぉ……
三夜沢鋭子:以上。

■Middle/04

GM:それではセッションを再開していきましょう。
三夜沢鋭子:はーい
GM:次のシーンは緑くんと久利須さんが2人で河口付近にある拠点というかセーフハウス的なのに向かうところだ
久利須 幸帆:はい
GM:まあ、実際はこのシーンが終わった後足止めし終わった瀬尾&三夜沢もセーフハウスにやってきたりするのかもしれないけれどもセッション上は割愛されるのだ。デートが大事
GM:というわけで、緑くんと久利須さんは侵蝕率を上げるが良い
三夜沢鋭子:おうよ!
緑恒一:緑恒一の侵蝕率を+3(1d10→3)した (侵蝕率:58→61)
三夜沢鋭子:準備完了といっておきながら少し席を離れます
久利須 幸帆:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+9[9] → 74

GM:君たちはプランナーに渡された資料を元にセーフハウスに向かっています。
GM:セーフハウスは海の近く、河口付近にあるようです。
GM:ですが、この大雨のせいで川が増水しているらしく人を誘導している警察官があちこちに居ます。呼び止められると面倒ですし、かといってワーディングを貼るのはFHがその辺にいる以上自殺行為です
GM:というわけで、《交渉》難易度10の判定をしてください。失敗しても再挑戦できますが、失敗すればするほどクライマックスで不利益を得ます
緑恒一:その辺の民家から盗んだ、折れたビニール傘をさしています。
緑恒一:「いくら健康が取り柄っつっても、こりゃ」
緑恒一:「さすがに体でも壊しそうだよな。……フフ!それが狙いか?奴ら」
久利須 幸帆:「傘、持ってくればよかったね」ウェストポーチに入れていた、小型の折り畳み傘をさしている
久利須 幸帆:かなり小型なので、結構濡れている。というか港に来るまでさしていなかった
久利須 幸帆:「この雨も…普通じゃ、ないんだよね」
緑恒一:「……誰も気づかない」雨に霞む対岸に、遠く目をやりながら。
緑恒一:「でも、俺達の周りにある出来事や、現象は、本当は」
緑恒一:「あっちの世界からやってきている物事なのかもしれない。……俺は気づいてなかったのさ」
久利須 幸帆:緑の言葉にごくり、と飴玉を呑み込む
久利須 幸帆:((あ…またやっちゃった…))
久利須 幸帆:「わ、わたしだって、はっきり気づいたのは今日だし、その…」
警察官:「ん、ちょっとちょっと、君たち」と、そんなところで警官が君たちを見咎めます
緑恒一:「ああ、なんですか」無愛想に答える。慣れたものだ。
久利須 幸帆:「わ、わっ?」あわあわしていたので驚く
警察官:「今、川のほうには行けないよ。避難警報、聞かなかった?」不審げな目で君たちを見るよ
緑恒一:6dx+3>=10
DoubleCross : (6R10+3[10]>=10) → 10[1,2,5,8,9,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

緑恒一:「川?いや、この先に分岐路があるじゃないですか」
緑恒一:この町に訪れる前に目を通した地図を思い出す。
緑恒一:常に、必要な手順だ。いつでも、迷いなく逃げられるように。
緑恒一:「そっちに俺らの家あるんですよね。細い道なんでそっちも見落としてるかもですけど。川のほうじゃないですよ」
久利須 幸帆:緑のセリフに相槌をうつかのように、こくこくと頷く
警察官:「ん、ああ。なんだ、そうなのか。そりゃ失礼」
警察官:「どうにも今日はこんな天気だってのにふらふらしてる奴が多くてねえ。危ないってのに。ここの川だって、大昔はよく氾濫したらしいしねえ」
緑恒一:「そりゃー危ないですねえ。街のどの辺りでしたか」
緑恒一:ぶっきらぼうな問いかけだが、
緑恒一:(――今、街をウロウロしてる奴は、わかりきってる)
緑恒一:(そうする理由があるやつだ)
警察官:「住宅地の方って聞いたっけな。あとは堤の跡あたりとか……なんなんだかねえ」
警察官:「ま、君らは早く帰りなよ」
緑恒一:「フフ!危ないですね。昔から住んでる人達なら、絶対そういうことはしませんよ」
緑恒一:「爺ちゃんもそう言ってました。……いくぞ、幸帆」
久利須 幸帆:「う、うん…ありがとうございました」
久利須 幸帆:ぺこり、と警官に頭を下げる
警察官:「そうそう、うちの爺さんも川の氾濫がどうの昔は水攻めに使われたとか言い伝えがとか言っててねえ……」
警察官:「はいはい、気をつけなさいよ」
警察官:警官は手を振って去って行くよ
緑恒一:「フフ!」笑う。
緑恒一:ポケットに片手を入れて、歩きながら。「ちょろいな」
久利須 幸帆:「す、凄かったね、緑くん」
久利須 幸帆:「…慣れてるん、だ?」
緑恒一:「まあな」
緑恒一:「そりゃ、そうだろ。こんなガキが、家も持たずにフラフラしてるんだ」
久利須 幸帆:「…いつから?」
緑恒一:「……俺のカウンセリングがしたくてたまらないみたいだな、あんた」
久利須 幸帆:「カウンセリング?」“?”といった表情
緑恒一:「いつだっていいだろ。いつからだろうと――どのみち、今がこうなんだ」
久利須 幸帆:「“今”は…ね、うん」
久利須 幸帆:「じゃ、“これから”のために、頑張らないとね」
緑恒一:「……おい」
久利須 幸帆:傘を持っていない方の手をぐっと握る
久利須 幸帆:「なに?」
緑恒一:「俺をイラつかせたくて言ってんのか?あんた」
緑恒一:「……俺が頑張ってないように見えるのかよ」
緑恒一:「俺が、これからのために」
久利須 幸帆:「あ、ごめんごめん。そうじゃなくて、ね」
久利須 幸帆:「わたしが、頑張るの」
緑恒一:「はぁ!?」予想外の答えに、幸帆の方を向く。
緑恒一:「どういう理屈で、あんたが頑張ることになるんだ」
久利須 幸帆:「どういう理屈で…って」
久利須 幸帆:「だって、わたしももう、とうじ…しゃ?…うん」
久利須 幸帆:「その、“サンセット…”…なんとか、って人に、追われてるんでしょ」
久利須 幸帆:「緑くんといっしょ。だからね」
久利須 幸帆:「わたしと、緑くんの“これから”のために頑張らないと…って」
久利須 幸帆:「そう、思ったんだけどな」
緑恒一:「気持ち……!気持ち悪い言い方、するな!」
久利須 幸帆:「え、わたし、気持ち悪い!?」
久利須 幸帆:ガーン!
緑恒一:「なんだ『わたしと、緑くんの』って!どういうストーリーができあがってんだ?あんた」
緑恒一:「心配すべきなのは……自分だ。そうだろ」
緑恒一:「例えば、俺が今すぐ死ねば、あんたが狙われることだってないだろ……」
緑恒一:「狙われてるのは、俺だ。対等じゃねえんだよ。分かってんのか」
久利須 幸帆:「今は“わたしも”だもの」
久利須 幸帆:「だから、自分の心配もするし」
久利須 幸帆:「緑くんの心配もするの」
緑恒一:「そうかい。そりゃありがたい話だな。あんたの心配のパワーで生き延びられそうだ」
久利須 幸帆:「あ、心配するだけじゃなくて、ちゃんと色々やるよ!えっと…」
久利須 幸帆:「その、さっきは任せっきりだったけど…」
久利須 幸帆:「あ、ガムとか飴とか、いる?」
緑恒一:少し安堵のため息をつく。
緑恒一:「……もらうよ。飴はカロリーになるからな」
久利須 幸帆:パァ、と顔が明るくなる
久利須 幸帆:「えっとね!今日持ってるのは蜂蜜味ののど飴とコーラにミントにえーっと…あ、カ○ロ飴もあるよ!」
久利須 幸帆:ウェストポーチに片手を突っ込み、手いっぱいに飴を取り出す
久利須 幸帆:「好きなの、どーぞ!」
緑恒一:「飴がそんなに好きか?同じ砂糖のくせに。フ!」
緑恒一:「……あんた」コーラ味の飴をガリガリと噛みつつ。
緑恒一:「クラスの全員に対してそんななのか?」
緑恒一:「そういう人生、疲れないか?」
久利須 幸帆:「え、うーん…」蜂蜜ののど飴をころころ転がしながら
久利須 幸帆:「お腹が空いてそうな人には、してるかなあ。クラスのみよちゃんとか、こうくんとか…」
久利須 幸帆:「………でも」
久利須 幸帆:「今みたいなのは、初めて、かも」
緑恒一:「俺は本当に連続殺人鬼だぞ」
緑恒一:「冗談で言ってるんじゃない。あんたがそうやって勝手に苦労して、頑張ったところで」
緑恒一:「……俺が生きてれば人が死ぬんだ。あんた、相手がそういう可能性も分かってて助けてるんだよな?」
久利須 幸帆:「………」飴をなめる口の動きが止まる
久利須 幸帆:「………うん」
久利須 幸帆:こくり、と頷く
緑恒一:「なんでそうする」
久利須 幸帆:「ん………」
久利須 幸帆:「初めて会った“同じ”人だとか、作ったごはんを美味しく食べてくれたとか…色々あると思うけどね」
久利須 幸帆:「緑くんのね、厳しい顔を見てると…なんか、ズキズキしちゃって」
久利須 幸帆:「気になるの。放っておけなくなっちゃったの」
久利須 幸帆:「…また、バカにされちゃうかもしれないけど」
久利須 幸帆:「本当だよ」
緑恒一:「へぇーっ、そんなに俺が好きか!」
久利須 幸帆:「えっ!?」ぼっ、と完熟トマトのように顔が赤く染まる
緑恒一:「信じらんねえな……絶対にあんたからは逃げようって決めたよ」
久利須 幸帆:「え、え、え、ちょ…ちょっと待って!逃げないでよ!」
緑恒一:「……何がいいんだ」忌々しげに、小声でつぶやく。
緑恒一:「幸せな家族がいるのに」
久利須 幸帆:「じゃなくて…え?す、す、す…」気づかないうちに足が止まり、緑に置いて行かれる
久利須 幸帆:「あ、待ってよ緑くん!」追いつこうと駆けていく

緑恒一:リアクティブアーマー買おうかなあ
緑恒一:7dx+4>=24
DoubleCross : (7R10+4[10]>=24) → 9[3,4,4,6,7,8,9]+4 → 13 → 失敗

緑恒一:クリティカルしないとダメだ。以上。
久利須 幸帆:とりあえず自分に医療トランクを
久利須 幸帆:13+2d10
DoubleCross : (13+2D10) → 13+7[1,6] → 20

GM:そうだ、買い物とかロイスとかしたければする良い
久利須 幸帆:5dx>=19 では強化ビジネススーツを
DoubleCross : (5R10[10]>=19) → 9[2,2,5,6,9] → 9 → 失敗

久利須 幸帆:失敗!
久利須 幸帆:あ、ここで緑くんのロイス感情を変更してもよろしいでしょうか
GM:ふむ、良かろうよ!
久利須 幸帆:P感情:気になる→好き…?
久利須 幸帆:以上です

■Middle/05

GM:では次の拠点と妨害のなんちゃら
拠点2:城址 求められる判定《情報:ゼノス》
妨害2:住宅地 求められる判定《情報:噂話》
三夜沢鋭子:うーん、どちらも苦手だ。
緑恒一:じゃあ城址行ってみましょう
瀬尾杏里:妨害だー!
三夜沢鋭子:瀬尾さんとクリスさんが噂話得意なのかな
久利須 幸帆:そうですね、一応固定値あるので
久利須 幸帆:妨害2の方に行ってみようと思いますが
三夜沢鋭子:じゃあ私は上に行きましょう。
瀬尾杏里:噂話はさんあるし財産もあるぜ
三夜沢鋭子:シーン的に出来れば妨害組のシーンを先にやっていただきたいですね。
GM:ふむ、じゃあ妨害組のシーンからいこうかね
GM:侵蝕率とか上げるが良い
久利須 幸帆:74+1d10
DoubleCross : (74+1D10) → 74+1[1] → 75

瀬尾杏里:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 4[4]+79 → 83

GM:住宅地 雨の中、徘徊する不審者がちらほら居る
GM:さきほどのシーンで警官が言っていたとおり、不審者の情報は一般市民の耳にも入っているようだ。うまく情報を集めれば、効果的に先手を取ることができるかもしれない
瀬尾杏里:「ここってさー」
久利須 幸帆:「な、なに?」
瀬尾杏里:「いや、なんか特に面白そうなところもない街だって思って」
久利須 幸帆:「そうかなあ…」
久利須 幸帆:「わたしはこの町、好きだよ」
瀬尾杏里:「そうなの?」
GM:情報:噂話8に成功で最低限ペナルティなし
《白兵》《射撃》《RC》《交渉》いずれかで13 を出せれば敵戦力がさらに少しだけ減らせます

GM:というわけで会話したり判定したりしなさい
久利須 幸帆:先に噂話で振ってみていいですか?
瀬尾杏里:どうぞ!
久利須 幸帆:では振ってみます
久利須 幸帆:5dx+1>=8
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 9[2,4,5,8,9]+1 → 10 → 成功

久利須 幸帆:危ないとこだった
GM:だが成功だ。おそらく知り合いとかに話をきいてFHの動きを把握できたりしたのだろう
瀬尾杏里:じゃあついでに白兵振っていいですか!
GM:君はこの情報をもとに“サンセットラブスーサイド”を殴りに行ってもいいし、瀬尾をけしかけてもいい。モブエージェントを殺しに行ってもいい
GM:いいよ!
瀬尾杏里:けしかけられるぜ!
瀬尾杏里:9dx+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 9[2,3,4,5,7,7,7,8,9]+4 → 13

瀬尾杏里:あぶねー!
久利須 幸帆:やんわりとけしかけてみよう
瀬尾杏里:こい!
久利須 幸帆:「…それで、この住宅街に住んでる友達が、近くで変な人たちを見たって言ってたんだけど」
久利須 幸帆:「えっと、瀬尾…ちゃん?どう思う?」
瀬尾杏里:「えー?決まってるでしょ?」
瀬尾杏里:「敵だよ」
瀬尾杏里:「で、そいつらはどこにいるの?」
久利須 幸帆:((“敵”…))
久利須 幸帆:((「人が死ぬ」…))
久利須 幸帆:しばし俯くも、顔をばんばんと手で叩く
瀬尾杏里:「おーい、どうしたの?」
久利須 幸帆:「あ、ごめんね!えと…」
久利須 幸帆:「この先の…あそこを左に曲がって、その突き当りを右に行ったとこ」
久利須 幸帆:「まだ少し、空き地が残ってるあたりだって」
瀬尾杏里:「ありがと、それだけわかれば十分だ」
瀬尾杏里:そういって歩みを進めます
瀬尾杏里:「10分ぐらいしたらさっきのとこに戻るから、待っててよ」
久利須 幸帆:「うん…気を付けてね」
FHエージェント:「……見つかったか?」
FHエージェント:「いや……」
FHエージェント:みたいな会話をしているエージェント達がいるね
瀬尾杏里:なんでもないようにそのエージェント達の方に向かっていきます
FHエージェント:「……ん?」
瀬尾杏里:「ねーねーおじちゃん」
瀬尾杏里:「私、お父さんにお使い頼まれたんだけど、道に迷っちゃって」
FHエージェント:「あん?今取り込み中なんだ、他所に行け………」そういいながらキミの顔を見て、どこかで見たような顔だとちょっと眉をひそめる
瀬尾杏里:「ここからメッコール打ってるお店ってどうやっていけばいいの」
瀬尾杏里:にいと口角をあげる
瀬尾杏里:「か」
FHエージェント:「っ………!こいつ、例の!」武器を取り出そうとする
瀬尾杏里:その武器に触れ
瀬尾杏里:自分の手にあって剣に作り変える
瀬尾杏里:「なっっ!!」
瀬尾杏里:そのままエージェントの指を切り落してやる!!」
FHエージェント:「あ………?」呆然と武器をつかめなかった自分の指を見ている
瀬尾杏里:「あはは!ちょっとさー、鈍いんじゃないの?あんたち」
FHエージェント:「クソがッ!一人で出てきたこと、後悔させてやる!」腕を獣のものに作り変えて殴りかかる!
瀬尾杏里:「自分たちが追う立場だと思ってた?」
瀬尾杏里:とんっと軽く跳ねる
瀬尾杏里:そしてそのまま心の臓を一突きだ!
瀬尾杏里:「違うよ」
瀬尾杏里:「恒一の、私の敵に回った時点で」
瀬尾杏里:剣を抜く、体から血が噴出す
瀬尾杏里:「あんたたちは狩られる側だよ」
FHエージェント:「ガ……ゴボッ………」
瀬尾杏里:そしてそのまま、離脱をするぜ!
瀬尾杏里:「あんたたちがこのままヤツを狙う限り私は何度でもあんたたちを殺すから」
瀬尾杏里:「あはは!楽しみにしててね!」
FHエージェント:「きさまァ………!」
瀬尾杏里:そしてこのタイミングでワーディングをかけるぜ!パンピーに血だらけの姿をみられたらめんどーだからなー!
瀬尾杏里:そういうわけで久利須さんと合流したいです
GM:するヨロシ
久利須 幸帆:しましょう
瀬尾杏里:「たっだいまー」
久利須 幸帆:「あ、大丈夫だっ…」
久利須 幸帆:血まみれの姿を見て「た」を呑み込む
瀬尾杏里:「ありがとね。ちゃんと待っててくれて」
瀬尾杏里:返り血を大量に浴びたまま平然と挨拶をするのだ
久利須 幸帆:「え…あ、うん…あの」
久利須 幸帆:「…て、手とか顔とか、拭く?」ウェットティッシュを差し出す
瀬尾杏里:「ん、ありがと」
瀬尾杏里:顔についた血を落としながら
瀬尾杏里:久利須さんに目を向ける
瀬尾杏里:「あんた……えーっと、幸帆ちゃんだっけ?」
久利須 幸帆:「あ、うん。そうだよ。くりす、さほ」
瀬尾杏里:「幸帆ちゃんさ。今、私のこと怖がってたでしょ」
久利須 幸帆:「え…あの…」
久利須 幸帆:「…うん。怖くて、驚いた」
瀬尾杏里:少し笑う
瀬尾杏里:「やっぱり」
瀬尾杏里:「幸帆ちゃんってさ、普通だよね」
久利須 幸帆:「…性格、とか?」
瀬尾杏里:「そうじゃなくてさ」
久利須 幸帆:「…完全体じゃない、とか?」
瀬尾杏里:「誰かが、死んだり、誰かを、殺したりとか、そういうところにいないでしょ?」
瀬尾杏里:「私は何でもしてきたよ。自分が完全体になるためになんでもしてきた」
久利須 幸帆:「そう、なんだ」
瀬尾杏里:「多分、恒一もそうさ。いや、完全体になるとかじゃなくてね?完全体になるのは私だけだから」
久利須 幸帆:「あ、はい」
瀬尾杏里:「あいつも、自分になるために。今までムチャを通してきたようなヤツだと思うんだよ」
久利須 幸帆:「…うん」
瀬尾杏里:「さっきの私みたいに、追ってくるヤツを殺したり、ひどいときには味方を見殺しにもしたかもしれないね」
瀬尾杏里:「そんなやつにさ」
瀬尾杏里:「幸帆ちゃんはなんでついていこうとするの?」
瀬尾杏里:「所詮他人じゃん、自分の利益にならないなら、放っておけばいいじゃん。あいつがどこでのたれ死んでも、幸帆ちゃんの生活には関係ないでしょ?」
久利須 幸帆:「…緑くんにも、同じようなこと聞かれたよ」
瀬尾杏里:「へえ」
久利須 幸帆:「その時は…ううん。その時“も”、かな。上手く答えられなかった」
瀬尾杏里:「なんて答えたの?」
久利須 幸帆:「…えと」もじもじと手の指を動かす
久利須 幸帆:「その…緑、くんのね?険しい顔を見たり、とかしてたら」
久利須 幸帆:「その…放っておけなくなっちゃって」
久利須 幸帆:「…やっぱり、変なのかな」
瀬尾杏里:「さっきさ、幸帆ちゃん、この街のことを好きだって言ってたよね?」
久利須 幸帆:こくりと頷く
瀬尾杏里:「あいつは多分、ずっとこの街にいることはないよ」
久利須 幸帆:「………!」
瀬尾杏里:「幸帆ちゃんは、この街よりも、自分の家よりも」
瀬尾杏里:「あいつのことが」
瀬尾杏里:「好きなの?」
久利須 幸帆:「………」
瀬尾杏里:様子を見るのだ
久利須 幸帆:「あのね、瀬尾ちゃん」
瀬尾杏里:「なに?」
久利須 幸帆:「わたしね、今まで、その…男の子が好きになったりとかって、なかったの」
瀬尾杏里:「わかるー」
久利須 幸帆:「だからね、今の気持ちが、“好き”ってことかはね、はっきりとはわからないの」
久利須 幸帆:「でも」
久利須 幸帆:「でもね」
瀬尾杏里:「うん」
久利須 幸帆:「今はね、産んでくれたお母さんよりも、育ててくれたお父さんよりも」
久利須 幸帆:「生まれ育った家よりも、走り回った町よりも」
久利須 幸帆:「大好きな料理や食事のことよりも」
久利須 幸帆:「緑くんがね、気になるの」
久利須 幸帆:その眼は真っ直ぐに、瀬尾の瞳に向けられている
瀬尾杏里:「ふふふ」
瀬尾杏里:その目をみて、面白いものを見たように笑う
瀬尾杏里:「全く、どいつもこいつも、あいつのどこがいいのかなー」
瀬尾杏里:久利須さんに聞こえるが聞こえないぐらいの声で呟く
瀬尾杏里:「けど、まあ」
瀬尾杏里:「気になる、ぐらいじゃあ私の完全体になりたいって気持ちには勝てないけどね」
瀬尾杏里:「そろそろ、戻ろうか。あの二人だけじゃあどうにも心もとないし」
久利須 幸帆:「…うん」
久利須 幸帆:「それじゃ、行こうか」

瀬尾杏里:同行者/久利須 幸帆/好奇心○/恐怖
瀬尾杏里:クリスタルシールドー!
GM:振り給え!
瀬尾杏里:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 9[1,2,3,9]+2 → 11

瀬尾杏里:むりだ
久利須 幸帆:うーん
久利須 幸帆:5dx>=19 最後の強化ビジネススーツ
DoubleCross : (5R10[10]>=19) → 9[1,3,8,8,9] → 9 → 失敗

久利須 幸帆:無理だった
久利須 幸帆:あ、瀬尾さんにロイス取ります!
GM:とりたまえ!
久利須 幸帆:強い人/瀬尾 杏里/誠意:○/恐怖/ロイス
久利須 幸帆:以上です
久利須 幸帆:あ!待って!医療トランク使いたいです
GM:おう!
久利須 幸帆:20+2d10
DoubleCross : (20+2D10) → 20+12[10,2] → 32

久利須 幸帆:最大HP29なので完治!
久利須 幸帆:今度こそ以上です

■Middle/05

GM:では続いて城址の方、緑くんと三夜沢さんのシーンだね。侵蝕などをどうぞ
三夜沢鋭子:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 3[3]+73 → 76

緑恒一:緑恒一の侵蝕率を+2(1d10→2)した (侵蝕率:61→63)

GM:大葉城址 江戸時代には城があったらしいが、今はもう跡が残るばかりだ
GM:街の中心からは外れており、身を隠すにはもってこいだろう
GM:城の跡には申し訳ばかりに城の由来や街に伝わる伝承などを説明した看板がたっており、雨に濡れている
GM:《情報:ゼノス》難易度8 の判定に成功すると、ゼノスの動きの予想がつくかもしれません。
緑恒一:「……分かってたけど」
緑恒一:「避難地点っつっても、ゼノスのエージェント連中と合流できるってわけでもないな」
三夜沢鋭子:「そうだな……。様子を見る限り、追ってきてる奴らと戦ってるわけでもないみたいだし……」
緑恒一:「今頃市外で戦闘でもしてるか?……UGN相手に」大木の幹に寄り掛かるように、雨を凌ぐ。
三夜沢鋭子:「うっ!うう……どうかな……。私の上司は、部隊を動かすには、時間がかかるって言ってたけど……」
緑恒一:「そんなに怖いかよ?……戦うとしても、そりゃ当たり前だろ」
緑恒一:「俺がいるんだからな」
三夜沢鋭子:「怖い、って言うより……なんか、複雑なんだよ!UGNって私の勤め先だし……。いや、当然追うには戦いもするんだろうけど……。」
緑恒一:「……じゃあなんで、自分からややこしい方に首を突っ込むんだ?」
三夜沢鋭子:「それは……色々、あるんだよ、事情が。仕方ないだろ。」
緑恒一:「フ!事情が、色々ね。大人みたいな言い方するんだな」
緑恒一:「……おっと、大人だったか?」わざと言っている!
三夜沢鋭子:「それより、ゼノスの動きはどうなんだ?14時間逃げれば本当に、よくなるのかとか、少しは調べられたりとかしないのか?」
緑恒一:「………………」
緑恒一:「……14時間で逃げ切れなかったら……その時はその時さ」
緑恒一:「140時間逃げてやる」
緑恒一:背後の幹を、所在なさげに指で引っ掻いている。
緑恒一:「……それに」
緑恒一:7dx+3>=8
DoubleCross : (7R10+3[10]>=8) → 9[2,3,5,6,7,8,9]+3 → 12 → 成功

緑恒一:「手はもう打ってる」
三夜沢鋭子:「えっ?」全然気づいてないぞ。策とは?
緑恒一:ガラスのように透き通った、テントウムシめいた発光体が飛来する。
緑恒一:「リカだ。名前は」
緑恒一:ということで、レネゲイドビーイングに情報を教えてもらいます。
三夜沢鋭子:「い、何時の間にやってたんだ!?教えてくれれば……不安だったんだぞ、本当に!」
緑恒一:「フフ!やっぱりビビってるんじゃねえか……」
緑恒一:情報!
・市外ではゼノスによるUGNの妨害が行われている。しかし、本格的な衝突を招かないようあまり大規模な妨害ではない
・プランナーはプランの詳細を君に伝えては居ない。この状況下においても『レネゲイドビーイング発生プロセスの有為な観察対象』として君を扱おうとしているフシがある。
・ただし、君を使い潰す気もない。14時間後に君がこの街から脱出できるようにも計画は進んでいる
GM:だいたいこんなかんじのことがわかりました。他に確認しておきたいこととかあったら答えたりするかもしれないよ
緑恒一:(……町の外にもゼノスはいる。俺を見捨てるつもりはないって事か)
緑恒一:(そして……)
緑恒一:「……UGNとゼノスは、戦ってはいないみたいだな。まだ」
三夜沢鋭子:「まだ、ってことは、やっぱりそのうち衝突しそうなのか……。」
緑恒一:「14時間後にはそうなるかもな。まだ分からないさ」
三夜沢鋭子:「14時間後に何があるのかは、わからないままか?」
緑恒一:「俺を見捨てるつもりなら、他のエージェント共をUGNと睨み合わせとくわけないだろ」
緑恒一:「“プランナー”の先生には、何か算段があるってことだろうさ」
緑恒一:「俺を見限って、他の実験サンプルを見つけたなんてことでもない限りな。あんたがそうかもしれないぜ」
三夜沢鋭子:「ええ!?わ、私!?何で私が!?」
緑恒一:「フフ!珍しいやつじゃないか。あんたも」
三夜沢鋭子:「そ、そうだけどさ……。ううっ!プランナーが何を考えてるかは、わからないままか……。」
緑恒一:「……俺はプランナー先生の考えてることはわからない。あんたはわかるのか?」
緑恒一:「俺があの人の立場なら……俺やあんたみたいな……珍しい奴の行動サンプルを欲しがってるんだろう」
緑恒一:「でも、そんな確証なんてどこにもない。プランナーは俺じゃないからな」
三夜沢鋭子:「そ、そうなのか……。私には全然わからないよ、あの人の考えてる事なんか……」
三夜沢鋭子:「……わからないといえば、緑。正直私は、お前の考えてる事も……今一わからないよ。」
緑恒一:「……」聞き流しつつ、アンプライザーの機構を確認している。
三夜沢鋭子:「結局緑は、その……逃げた後とか、どうするつもりなんだ……?とか……。」
緑恒一:「……決まってるだろ」
緑恒一:「生きるのさ。俺は絶対に死ぬつもりはない。……殺されたくない」
緑恒一:「フフ!そしてレネゲイドビーイングの軍団でも作って、愚かな人間どもをぶっ殺しまくってやる」
緑恒一:「悪の魔王になるのさ!」まったく楽しくなさそうに言う。
三夜沢鋭子:「……」困ったような顔で、それを聞いて。
三夜沢鋭子:「生きるのは、そりゃ、そうだけどさ……。そこから、何かあるんじゃないかって……その、魔王とか、そういうのじゃなくて……」
緑恒一:「フ!魔王って答えは気に食わないか?……ただ生きていたいって思うこともか?」
三夜沢鋭子:「だってそれだけなら、クリスに向かって、あんなこと言わないだろ?黙って利用すればいいわけだし……」
三夜沢鋭子:「私が、撃たれた時だってさ……私を囮にして逃げるくらい、出来たと思うし……えっと、だから、その……」
三夜沢鋭子:「生きるってだけじゃ、緑は満足しないように、その、思うんだけど……私が勝手に思ってるだけ……か?」
緑恒一:「……生きるってのはさ、三夜沢」
三夜沢鋭子:「うん……」
緑恒一:「あんたが思ってるほど、つまんないことじゃないんだよ」
緑恒一:「……俺が」
緑恒一:「俺の心が、考えて、ここにあって、……そして体を動かしているんだ」自分の手を見る。
三夜沢鋭子:「……うん」
緑恒一:「生きてるっていうのは、自由って……そういうことだろ」
緑恒一:「だから、どうすべきだったとか、俺が本当はどう思ってるかとか……俺は、他人に決めつけられたくないね……」
緑恒一:「…………生きてるんだ」自分に言い聞かせるように呟く。
緑恒一:「生きてさえいれば、何かを選択できる。何か、作り出せる。……魔王にだって、なれるかもしれないだろ……」
三夜沢鋭子:「その選択が……すごい、辛いものでも……」
三夜沢鋭子:「生きるのはやっぱり、素晴らしいものなのかな」
緑恒一:「……。あんたはどうなんだ?自分の選択が辛いか?」
緑恒一:「生きてるってことは、大したことないもんだと思うか?」
三夜沢鋭子:「私は……自分で選んだ事なんて、殆どなかったからな。」
三夜沢鋭子:「なんだろうな。こう、こういう風になって」自分の体の事だ
三夜沢鋭子:「ずっと……仕方がないからって、こうするしかないって思って、進んできちゃったんだ。」
緑恒一:「そういう奴、いるよな。……フ!かわいそうだと思うよ」
緑恒一:「でも、本当は……大体のヤツは気づいてないけど、誰だってそうなんだ」
緑恒一:「生きてるってのはすごいことだ」
緑恒一:「あんたみたいな奴や、FHの連中だって……誰だって」
三夜沢鋭子:「……うん。」
緑恒一:「フフ!なんだこれ!まるで俺が説教したいみたいだな?」
緑恒一:「……どうでもいいだろ、こんなこと」
三夜沢鋭子:「……私のほうが、年上なのにな。フフ!」目の周りを、ぬぐいながら。
三夜沢鋭子:「ありがとう、緑。なんか元気でた!」
緑恒一:「説教されて元気が出るわけあるかよ」
三夜沢鋭子:「べ、別に元気が出るかどうかは、私の勝手だろ!決め付けられるのは、嫌いだって言ってただろ、自分で!」
緑恒一:「……そうかもな」少し笑う。
緑恒一:「一つ、頼みたい」
三夜沢鋭子:「ああ、そうさ。……頼み?」
緑恒一:「もしかしたら、俺は14時間生き残れない……かもしれない」
三夜沢鋭子:「お、おい!」
緑恒一:「その時はあんたが、久利須幸帆を家に返してやってくれ」
三夜沢鋭子:「お前……!止めろよ、さっき生きたいって言ったばかりで、それは!」
緑恒一:「……あんたや、瀬尾の奴には、帰りを待つ家族なんていないんだろ。あいつは違う」
緑恒一:「幸せに生きてるんだ。大体の奴は……気づいていないけれど、そいつは」
緑恒一:「……何より価値あることなんだ」
三夜沢鋭子:「……」
三夜沢鋭子:「ああ、わかったよ。仕方ない!絶対に返すさ!」
三夜沢鋭子:「でも、もう、その……生き残れないとか、言うなよな!あんな話聞かせといて、そういうのは……」
緑恒一:「ありがとな、三夜沢。…………」
緑恒一:動きを止める。
緑恒一:「……」
緑恒一:「……ありがとうって言ったか、俺」
緑恒一:不思議そうに呟く。
三夜沢鋭子:「……っ……あ、ああ……」
緑恒一:「……フフ!バカみたいだな。俺があんたにお礼なんて」
三夜沢鋭子:「初めてだ」耳まで真っ赤
緑恒一:「バカみたいだ。……くそ」
緑恒一:その場から逃げるように、先に立って次の避難箇所へと向かう。
三夜沢鋭子:「あっ!ま、待て!待て緑!」慌てて追いかける
三夜沢鋭子:「ま、待てよ、まてったら、緑~!」
三夜沢鋭子:僕もこれで大丈夫です
緑恒一:三夜沢さんのロイスをポジティブに変えます。
緑恒一:腐れ縁/三夜沢鋭子/感謝:○/食傷/ロイス
三夜沢鋭子:じゃあ、私は緑のロイスをSロイスにしたいよ!

GM:ロイスや調達などあればするが良い
緑恒一:じゃあ戦闘用きぐるみかな
緑恒一:7dx+3>=14
DoubleCross : (7R10+3[10]>=14) → 10[4,4,5,7,8,10,10]+9[5,9]+3 → 22 → 成功

緑恒一:やったね!三夜沢さんにあげるよ。
三夜沢鋭子:もらうよ!
三夜沢鋭子:ど、どうすればいいんだ私は。何を買えばいいんだ
緑恒一:クリスタルシールドをくれ
三夜沢鋭子:わかりました!
三夜沢鋭子:手配師3回目を使って、判定しましょう。
三夜沢鋭子:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[1,3,4,6,6,6,10]+8[8]+2 → 20

三夜沢鋭子:あああ……
三夜沢鋭子:一足りない……
緑恒一:残念~~!
三夜沢鋭子:終了で……!
GM:というわけで次回は日曜21時からだ
GM:本日はお疲れ様でしたー
三夜沢鋭子:はい!
緑恒一:はーい

■Middle/06

GM:それではセッションを再開していきた
GM:いきましょう
三夜沢鋭子:はーい
GM:とりあえず3回目のなんかあれだ
瀬尾杏里:おうよう!
・拠点3 求められる判定《情報:ゼノス》
・妨害3 求められる判定《情報:UGN》他
GM:というわけで、残りの組み合わせはなんかあれしているが、分担し給え!
三夜沢鋭子:ここは事前の取り決めどおり、私が妨害ですかね。
緑恒一:私は妨害出来ずじまいですねw
緑恒一:でも、標的が前に出てくるのもおかしいから、ずっと拠点選択は当然のことか。
緑恒一:というわけで拠点でやります。
瀬尾杏里:じゃあ、僕も拠点にいきたい!
三夜沢鋭子:くりっちゃん!
久利須 幸帆:では妨害で
GM:よし、じゃあ今回も先に妨害から行きますかね
GM:というわけで妨害組の2人は侵蝕率をどうこうしたりするがよい
瀬尾杏里:頼むぜおまえらー!
久利須 幸帆:75+1d10 妨害のため登場
DoubleCross : (75+1D10) → 75+9[9] → 84

三夜沢鋭子:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 7[7]+76 → 83

GM:郊外。街の中心区から離れたあたりに、"サンセットラブスーサイド"たちは陣取っているようだ
GM:君たちの足取りをつかめず、また妨害により数を減らした彼らは一度集まって作戦を立てなおしているようだ
“サンセットラブスーサイド”:「くそっ……UGNだっていつまで足止めできるかわからないのに……!」
GM:《情報:UGN》9 に成功すると最低限妨害成功。あとUGNの動向についてサンセットラブスーサイドたちの持っている情報がちょっと手に入ったり
さらに《白兵》《射撃》《RC》《交渉》いずれかで14がでればクライマックス戦力が更に減ります

GM:というわけで、ロールとかどういうシチュエーションで妨害に行くかとかそういうのをしつつ判定とするといい
三夜沢鋭子:「集まってるな、あいつら。プランナーの言ったとおりだ……」小さな声でクリスさんに
久利須 幸帆:「は、はい…でも、どうしましょう?」小声で三夜沢さんに
三夜沢鋭子:「……私が、少し仕掛けをして、あいつらをかく乱してみる。」
久利須 幸帆:「そ、その後は…」
久利須 幸帆:「…わたしが、やるんですね」
三夜沢鋭子:「クリスさんは、隙を突いてすこし、あいつらを攻撃したりとか……。あ!出来そうだったらでいいから!無理とかはしないでね!」
久利須 幸帆:「いえ…やります。これぐらいのこと」
久利須 幸帆:「やらなくちゃ、いけないんです」
三夜沢鋭子:「そう、そうだな……。で、相手がまだ混乱してるうちに、撤収する。真面目にやり合ったら、とんでもないからな!」
久利須 幸帆:こくり、と力強く頷く
三夜沢鋭子:「本当はこんな事させないほうがいいんだろうけどさ……。いや、そういうのは、今は止めよう。うん。」
三夜沢鋭子:「よし、じゃあ、やってくる。無理はしないようにね、無理は!」
三夜沢鋭子:ということで判定したいですね。
GM:OK、振り給え
三夜沢鋭子:コネ的なものを使って判定だ。
三夜沢鋭子:7dx+4 情報:UGN!
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 9[4,4,4,5,6,8,9]+4 → 13

GM:成功ですね
久利須 幸帆:では続いて振りたいと思います
久利須 幸帆:エフェクトの使用は可能でしょうか?
GM:可能です
久利須 幸帆:では《魔獣の本能》と《コンセントレイト:キュマイラ》を使用して、【肉体】で<RC>判定に挑みます
GM:OK、どうぞ
久利須 幸帆:6dx8+4>=14
DoubleCross : (6R10+4[8]>=14) → 10[2,2,5,7,10,10]+5[2,5]+4 → 19 → 成功

GM:OK、こちらも成功です
久利須 幸帆:侵蝕率:84→88
“サンセットラブスーサイド”:「まだしばらくは、UGNの方は無視しても構わない。だが、このままではジリ貧だぞ……」
“サンセットラブスーサイド”:「たとえ奴を確保できたとしても、市外にUGNが展開してたら脱出が……」みたいなことを話していますが
三夜沢鋭子:そうですね、僕はUGNボディーアーマーを沢山吊るして、そこから何発か銃弾を打ち込んだり、ボイスレコーダーでエージェントの声を再生したりして
三夜沢鋭子:まさかUGNの奴らがもう来たのかと誤認させて混乱を誘いたいです
ボイスレコーダー:『諦めたまえFHの諸君!君達に勝ち目はない!』
ボイスレコーダー:『この町の日常は我々UGNが守る!』みたいな音声を延々と流し続ける
“サンセットラブスーサイド”:では、君の策にかかったサンセットラブスーサイドは
“サンセットラブスーサイド”:「馬鹿な!?どうやってここに!?」
“サンセットラブスーサイド”:と動揺していますね
“サンセットラブスーサイド”:「くそっ、ここは引き払うぞ!UGNとぶつかるのは不味い!」
三夜沢鋭子:(よし、よし!上手く行った!雨で視界が悪いのも幸いしてるぞ……!後はクリスさんが何処までやってくれるかだ……。)
久利須 幸帆:では声の方やボディーアーマーの方に気を取られている連中の死角から
久利須 幸帆:特に隙の大きい者の首に、するりするりと細長い葉の先端が迫っていきます
久利須 幸帆:捕虫器が完全な状態になるまでは成長せず、そのまま直接溶解液を噴射する
久利須 幸帆:目と、鼻を潰しにかかる
FHエージェント:「な、おい、上ぇ!
FHエージェント:「な、グァァッ!」反応できなかったエージェントはもろに食らうよ
久利須 幸帆:((もう…一人!))さらにもう一人、狙いを定めていた者に同様の攻撃!
FHエージェント:「し、しまっ……!」
“サンセットラブスーサイド”:「そいつらは見捨てろ!勝負をかけるまえにこれ以上戦力を減らすわけにもいかない!」
“サンセットラブスーサイド”:というわけで無事だった奴らは逃げていくよ
久利須 幸帆:((あ…逃げて、くれた?))
久利須 幸帆:撤退すべく、両腕から伸びた葉を引きちぎっていた
久利須 幸帆:身体と繋がっていた部分からぽたぽたと溶解液が地面に落ちるが、すぐにふさがった
久利須 幸帆:「あの…ハァ…あれで、よかったですか?」三夜沢さんに
三夜沢鋭子:「クリスさん!」駆け寄る
三夜沢鋭子:「いや、うん、なんと言うか……予想以上だよ。……もしかしたら、あいつらも戻ってくるかもしれない。こっちも移動しよう。」
久利須 幸帆:「はい…緑くんたちの方も、気になりますし」
久利須 幸帆:葉は身体から離れたことで、残留していた溶解液で完全に溶けている
三夜沢鋭子:「うん、そうだね……」
三夜沢鋭子:立ち去る前に、見捨てられたFHエージェント達をチラリと見て
三夜沢鋭子:「……」ほんの少しだけ身震いする
久利須 幸帆:「…大丈夫ですか?」顔を覗き込む
三夜沢鋭子:「うえっ!?あ、ああ!大丈夫!全然!」びっくり!
久利須 幸帆:「なら、いいんですけど…」
久利須 幸帆:「あ、ガムでも噛みますか?落ち着きますよ」
三夜沢鋭子:「あ、ありがとう。貰っておくよ。……あー……」ガムを受け取って、口に入れる前に
三夜沢鋭子:「あの……なんていうか……」
久利須 幸帆:?、という顔
三夜沢鋭子:「すごい……その……すごい……決まってるんだな……覚悟?みたいなのが。」
久利須 幸帆:「…覚悟、ですか?」
三夜沢鋭子:「付いてくる、って言われたときから、本気なんだなってのはわかってたけどさ。」
三夜沢鋭子:「躊躇わずになんていうか……あそこまでやれるってのは、すごい覚悟がいるだろうっていうかさ……」目と鼻をつぶされたエージェントを思い出しながら
久利須 幸帆:「…そんなこと、ないです」
三夜沢鋭子:「えっ?」
久利須 幸帆:「緑くんや、三夜沢さん…瀬尾ちゃんみたいな、“覚悟”なんて、まだ、全然です」
久利須 幸帆:「…今でも、少しでも気を抜いたら」
久利須 幸帆:「食べたもの、出ちゃいそうです」
三夜沢鋭子:「あ……。」
久利須 幸帆:「…きっとあの人たちは、もう美味しいご飯を見ることも、匂いをかぐこともできないんでしょうね」
久利須 幸帆:「…そう、食事です。食べることと一緒なんです」
久利須 幸帆:「わたしが、生きるために他の生き物の命を奪うように」
久利須 幸帆:「緑くんは生きるために、時には他の生き物の命を奪ってきたんだと思います」
久利須 幸帆:「…三夜沢さん」
三夜沢鋭子:「あ、ああ……」
久利須 幸帆:「生きるのって…」雨雲しか見えない、空を見上げる
久利須 幸帆:「…難しいですね」
久利須 幸帆:両目からつう…と涙が頬を伝い、肌を少し溶かした
三夜沢鋭子:「そう、だね……。」
三夜沢鋭子:(正直、クリスさんのこともよく……わからなくなってきた……。)
三夜沢鋭子:(巻き込まれたばかりで、こんな風に戦える人なんて、早々いない。無理してるのかもしれない)
三夜沢鋭子:(それなら本当は、私が、声をかけてあげなきゃいけないのに。でも……。)
三夜沢鋭子:(……怖い、この子が……。会ったばかりの……始めて会った、同じオーヴァードに対してでも……ここまで尽くせてしまう、この子が……。)
三夜沢鋭子:「……ダメだな、私……」小さくため息をつく。
三夜沢鋭子:クリスさんを見る。
三夜沢鋭子:(もしかしたら、あるのだろうか。この子には、そこまで尽くす、理由が。私の知らない理由が。)

三夜沢鋭子:以上で。
久利須 幸帆:こちらも以上です
三夜沢鋭子:クリスさんへのロイス感情を変えたりしてもいいでしょうか。具体的には、N感情を恐怖に変えてみたいです。
GM:イイヨー
三夜沢鋭子:-後輩!/久利須幸帆/P:庇護○/N:恐怖/ロイス ではこれに。
三夜沢鋭子:こわいけど、まだ守ってあげなければと思ってるし、そっちのほうが強いです。まだ。
三夜沢鋭子:購入したいですね。
三夜沢鋭子:クリスさんはボディーアーマー持ってましたっけ
GM:よし、やりたまえ!
久利須 幸帆:《完全獣化》するので防具の類は不要です!
久利須 幸帆:こちらは特にないですが、何か欲しいモノとかありますか?
久利須 幸帆:無ければ応急手当てを狙いますが
三夜沢鋭子:ふーむ
三夜沢鋭子:そうですね、応急手当を貰いましょう。私の分のボディーアーマーか追う。
三夜沢鋭子:5dx+2 ボディーアーマー
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 7[3,3,6,7,7]+2 → 9

三夜沢鋭子:財産を三点使って購入しましょう。
久利須 幸帆:6dx 応急手当
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,5,5,8,9,10]+10[10]+9[9] → 29

久利須 幸帆:なんじゃあ…
GM:凄い応急手当キット
三夜沢鋭子:使わせてもらってよろしいでしょうか
GM:使うが良いわー
久利須 幸帆:では医療トランクも合わせてお使いください
三夜沢鋭子:2d10+2
DoubleCross : (2D10+2) → 16[9,7]+2 → 18

三夜沢鋭子:ありがたくいただきます
三夜沢鋭子:2d10+18
DoubleCross : (2D10+18) → 7[5,2]+18 → 25

三夜沢鋭子:ほぼ全快!ありがとうございます。
久利須 幸帆:いえいえ!
三夜沢鋭子:では終わりかな。
久利須 幸帆:こちらはロイスについて特になしなので以上で

■Middle/07

GM:では続いて拠点組だね
瀬尾杏里:ヒャッハー!!
GM:侵蝕率を上げ給え
瀬尾杏里:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 10[10]+83 → 93

瀬尾杏里:出目くさってるなー
緑恒一:緑恒一の侵蝕率を+8(1d10→8)した (侵蝕率:63→71)

GM:大葉市 神社
GM:雨の中、神社は無人である。
GM:水害が多くて街の歴史、
GM:水害が多いためそれを鎮めるために神社が建てられた云々など神社の由来や街の歴史などが書かれた看板が雨に濡れている
GM:今回はちょっとGM側から演出したい何かがあったりするので、2人で話すことがあったら先に話しておいてくれるとありがたい
瀬尾杏里:「へー」
瀬尾杏里:興味深そうに看板をみている
緑恒一:「フフ!――それでこの豪雨か。洒落にならねえ」
緑恒一:「FHのクソ野郎どもなら、本気で街ごと水没させかねないもんな」
瀬尾杏里:「そんな大したことができる連中には見えなかったけど」
緑恒一:「……どーだかな。あいつらを動かしてる頭が、少なくともいるわけだろ」
緑恒一:「この街じゃなくても、どこかに」
瀬尾杏里:「ふーん」
瀬尾杏里:「ってか、あんたは自分にそれだけにそれだけの価値があるっていう自信があるんだ」
緑恒一:「……それに、この封鎖能力。実際大した能力だよ。お陰でこんな無様に逃げまわる羽目になってる」
緑恒一:「……」後ろ手に、木の柵を掴んでいる。
瀬尾杏里:「まあ、それは確かにそうだねえ」
瀬尾杏里:幣殿に向かおう
瀬尾杏里:そしてポケットから小銭を取り出し、賽銭箱にぶん投げてやる
緑恒一:その後に続いて、こちらも屋根の下に向かおう。
瀬尾杏里:その後鈴を鳴らして、パン、パンと手を鳴らして祈るような所作をするぞ
緑恒一:「そんなに完全体になりたいかよ」嫌そうな顔
瀬尾杏里:「あはは、何言ってるの」
瀬尾杏里:「神様にそんなことお願いするわけないじゃん」
瀬尾杏里:「本当に叶えたい願いは自分の力だけで叶えるから意味があるんだよ」
緑恒一:「……じゃあ何を考えたんだ?あんたが、それ以外に」
緑恒一:「完全体しか言えないのかと思ってたぜ」
瀬尾杏里:「あんたが雨のことを心配してるみたいだったからさ」
瀬尾杏里:「天気が晴れますようにって」
緑恒一:「……フ!」
緑恒一:「余計なお世話だ」
瀬尾杏里:「そりゃーわるうござんした……っと」
瀬尾杏里:幣殿の階段からピョンと跳ねる
瀬尾杏里:「あんたも、折角だからなんかお願いしてけば?」
緑恒一:「……その辺りは」ぼんやりと幣殿の奥に視線を向けている。
瀬尾杏里:「別になんかお願いしてもバチなんか当たらないと思うよ」
緑恒一:「俺も、あんたと似てるかもしれないな」
緑恒一:「――俺は、思ってる。願ったらバチが当たるんだろうってな」
瀬尾杏里:「……」
緑恒一:「相手が神様だろうと、叶えてもらうってことは」
緑恒一:「……借りを作るってことだろ。するといずれ、返さなきゃいけなくなる」
緑恒一:「願う望みが大きいほどな」
瀬尾杏里:緑くんの横顔をじっと見つめる
瀬尾杏里:久利須も三夜沢も、この男のどこに惹かれているのだろう
瀬尾杏里:私は、何故この男を吸収すれば完全体になれると思ったのだろう
瀬尾杏里:もしかしたら
瀬尾杏里:「ねえ、恒一」
緑恒一:「なんだよ」面倒くさそうに答える。
瀬尾杏里:私がこいつを吸収すれば完全体になれると思った理由と
瀬尾杏里:「あんたさ、強いってどういうことだと思う?」
瀬尾杏里:あいつらがこの男に惹かれる理由は、近いところにあるのかもしれない
緑恒一:「どうだろうな。強いとか弱いとか、そんなに重要なことじゃないだろ」
瀬尾杏里:「そうかな」
緑恒一:「アフリカゾウだって、ライフルで撃たれたら死ぬよな。それを撃った人間が強いかっていや、普通の風邪でころっと死ぬ」
瀬尾杏里:「けど」
瀬尾杏里:「弱ければ、死んじゃうでしょ」
緑恒一:「フ!生きてることが強いって言いたいのか?」
瀬尾杏里:「弱かったら、どんなになりたい自分があっても、そこに届く前に自分がいなくなっちゃう」
緑恒一:「……」
緑恒一:先ほど、自分が三夜沢に言った言葉を思い出す。
緑恒一:「……そうかもな」
瀬尾杏里:「あんたは、今まで強かった。だから今日まで一人で生きてこられた」
瀬尾杏里:「そうじゃ、ないの?」
緑恒一:「……違う!……何言い出すんだ、バカ」
緑恒一:「そういう、自己肯定みたいな言い方になるのが嫌だから、言わなかったんだよ!」
緑恒一:「生きてるだけで強いとかな!」
瀬尾杏里:「何?意外と照れ屋なの?」
緑恒一:「生きてるってことは……すごいことだ。可能性があるのは、最高だ」
緑恒一:「だとしても……それじゃあ、死んでった奴は、生きてる奴と比べて弱かったのか?偉くないのか?」
緑恒一:「……そういう単純な話じゃねえだろ」
瀬尾杏里:「そう…なのかな」
瀬尾杏里:自分の手をみる
緑恒一:「あんたの完全体ってのはどういう意味なんだ?」
緑恒一:「どんな奴にも勝てて、生き延びられる奴のことか?」
緑恒一:「……完全な価値ってのは、やっぱ一つだけなのか?」
瀬尾杏里:今日も昨日も、その前の日も
瀬尾杏里:完全体になるために色んな人と戦って、殺してきた
瀬尾杏里:「そうだよ。完全体は完璧に強くて、絶対に死んだりしない。そういう存在だ」
瀬尾杏里:「だけど」
瀬尾杏里:手を握る
瀬尾杏里:「それだけじゃあ、ない」
緑恒一:「……」不機嫌そうに手を握られている。
瀬尾杏里:「私がなりたい完全体は…強いだけじゃなくて…もっと…!」
瀬尾杏里:掌から恒一の体温が伝わってくる
瀬尾杏里:緊張しているせいか、雨に打たれたせいかはわからないけど、その手はいやに冷たい
瀬尾杏里:だけど
瀬尾杏里:いやな感触じゃあ、ない
瀬尾杏里:「……ごめん」
瀬尾杏里:手を離します
緑恒一:「……もっと、何なんだ」
瀬尾杏里:「もっと…なんなんだろうね」
緑恒一:「幸帆もそうだけどな、今はあんたの自分探しをしてられるような局面じゃない」
緑恒一:「どうして、あんたはこの街に来た?……記憶を失ってるってのは、本当なのか?」
瀬尾杏里:「この街に来たのは仕事の帰り」
瀬尾杏里:「記憶がないっていうのは、ホントだよ。そんなしょうもない嘘つかないって」
瀬尾杏里:「あとどんな完全体になりたいかっていうのは」
瀬尾杏里:「一つわかったよ。」
緑恒一:「……」
瀬尾杏里:なんであいつらがこの男に惹かれるのか
瀬尾杏里:「多分、あんたについていけば私のなりたいものがわかる」
瀬尾杏里:それがわかれば、私はきっとなりたい私に近づける
瀬尾杏里:「そんな気がする」
緑恒一:「……あんたは、元々生きてた、いつかの暮らしに」
緑恒一:「戻りたいと思ったりしないんだな」
緑恒一:「フフ!……大したもんだよ。確かに俺より強いかもな、あんた」
瀬尾杏里:「何?馬鹿にしてるの?」
緑恒一:「……ねーママ」
緑恒一:「出かけてもいい?」さっきの煽りを、もう一度投げかけてみる。
瀬尾杏里:くすっと笑い
瀬尾杏里:「しょーがないわね。ママと一緒にお出かけちまちょうか」
緑恒一:「………………」
緑恒一:「……あんたは、知ってる」
瀬尾杏里:と言って恒一くんの手をひいて出かけようとするよ
緑恒一:「母親がそう答えるものだって、知ってるんだ」
緑恒一:「自分で……それを覚えているかどうか、ってことじゃなくて」
緑恒一:杏里に手をひかれながら、一歩後ろを、寂しげに歩いて行く。
緑恒一:「…………」
緑恒一:「あんたにだっていつか、そういう時があったんだよ……」
GM:では、ここで《情報:ゼノス》8の判定をしていただきましょう
瀬尾杏里:じゃあ、判定するぜ!
緑恒一:どうぞどうぞ
瀬尾杏里:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[4,5,7,7] → 7

瀬尾杏里:財産1使って成功
瀬尾杏里:お賽銭ありがとう!
緑恒一:ご利益!
では、貴方は気づきますが
今まで緑くんは動植物などにアンプルを打ち込んでレネゲイドビーイングを作成していましたが、レネゲイドビーイングのオリジンとなりうるものはそういう物理的な実態のあるものに限りません
伝承だったり、噂話だったり、自然現象だったり、そういったものが何らかのきっかけでRB化することはままあることです
この街には「水にまつわる言い伝えがあり」「大雨が降っており」「雨の中、街をさまよう『何者か』の噂」が流れています
あと城址のところで看板に注目されなかったので触れそびれましたが「水攻めで、水により街を封鎖された」歴史もあったりします
ある程度の時間緑くんがこの街にとどまっていたことにより、それらを核にしたRBが発生してもおかしくない状況であると気づくことができるでしょう
瀬尾杏里:「名前…」
瀬尾杏里:「そういえば、あんた、自分が作った変なのにいっつも名前つけてるの?」
緑恒一:「フフ!変なのって言ってやるなよ。生きてるんだ」
緑恒一:「……当たり前だろ?この世に生まれたなら、名前が必要なんだ」
瀬尾杏里:「私の杏里って、名前も、あんたの恒一って名前も」
瀬尾杏里:「この世に生まれたっていう証なのかな」
緑恒一:「――あんたは瀬尾って家に生まれた。ずっとご先祖様が、そう決めたんだろうな」
緑恒一:「“瀬”の“尾”だから、例えばこの街みたいな……」
緑恒一:神社の遠くに見える川を眺める。
緑恒一:「川の近く、そういう暮らしをしてた人間だったかもしれない」
瀬尾杏里:「そう、なのかな」
瀬尾杏里:「今まで考えたことなかったけど、そういう考えるのも楽しいかもね」
瀬尾杏里:「ねえ、もし、あんたの知らないとこでああいう変なのが生まれたら、その時はどうするの?」
緑恒一:「……出会って、名前がなかったら、名前をつけるさ」
緑恒一:「けれど、できれば全部に名づけてやりたい」
緑恒一:「例えば、この世に孤独で……誰とも繋がりがないように見えたとしても」
緑恒一:「名前があれば、その絆を思えるだろ。……親が、どこかにいるんだってさ」
瀬尾杏里:「そっか」
瀬尾杏里:自分の名前を頭に思い描く
瀬尾杏里:「じゃあ、いい名前を考えておいてあげてね」
瀬尾杏里:少し、口調が変わる
緑恒一:「……」こちらも、ある程度は察している。
緑恒一:このようなケースは初めてではない。良くない兆候だ。
GM:――川の上流から、強烈なワーディングの気配が漂ってくる
GM:――プランナーの連絡から、すでに14時間は経っている
瀬尾杏里:「あんたの協力者の、プランナーだっけ?」
瀬尾杏里:「どうにもなかなかのくわせものみたいね」
緑恒一:「……ミナ。水生まれだからな」
瀬尾杏里:「うん、可愛い名前だと思うよ」
緑恒一:後ろ手を置いていた木の柵から、
緑恒一:樹脂のように透き通った、燐光を放つ花が生えている。
緑恒一:「……俺の知らないところでも」
緑恒一:「フフ!生まれていくんだ……。最高の力だろ?」
瀬尾杏里:「うん、ホントに」
瀬尾杏里:「私に吸収されるだけの価値はあると思うよ」
瀬尾杏里:冗談めかしたように笑うのだ
瀬尾杏里:「じゃあ、行こう?。ミナちゃんに会いに」
瀬尾杏里:「名前、教えてあげるんでしょ」
緑恒一:「そうしてやるか」
緑恒一:地面で靴のつま先を叩いて、歩き出す。
瀬尾杏里:髪をゴムでまとめながら
瀬尾杏里:前に進むのだ

GM:ロイスとかあるならするが良い
緑恒一:同行者/瀬尾杏里/親近感:○/憐憫/ロイス
瀬尾杏里:変なの/ミナちゃん/親近感○/不安/ロイス
瀬尾杏里:クリスタルシールド
瀬尾杏里:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[2,6,9,10]+5[5]+2 → 17

瀬尾杏里:あー。情報収集で財産消費してなければ買えたな!
瀬尾杏里:以上だ!
緑恒一:私も購入しようかな
緑恒一:クリスタルシールド
緑恒一:7dx+3>=25
DoubleCross : (7R10+3[10]>=25) → 9[1,2,3,4,6,8,9]+3 → 12 → 失敗

緑恒一:ムリ!
GM:では、ちょっと早いですが本日の進行はここまでかな
瀬尾杏里:長くなってしまい申し訳ありませんでした!
緑恒一:すいません、それでお願いしたい!
三夜沢鋭子:ウッス!
GM:次回どうしようかな。土曜やってもいいんだけどちょっと忙しいんだよな。日曜は皆様いかがでしょう?
三夜沢鋭子:多分いけます
瀬尾杏里:大河タイムをもらえればいけます!
久利須 幸帆:日曜ならば大丈夫です
緑恒一:大丈夫です
GM:では日曜の21時からかな。昼はちょっと俺が無理での!
瀬尾杏里:あいよ!
久利須 幸帆:承知しました
GM:では本日はここまで!お疲れ様でした!待て次回!
久利須 幸帆:お疲れ様でした!
瀬尾杏里:お疲れ様でした!

■Climax/01

GM:それではセッションを再開していきましょう。今日はクライマックスからだ!全員登場!
瀬尾杏里:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 1[1]+93 → 94

瀬尾杏里:いよっしゃ!
緑恒一:緑恒一の侵蝕率を+6(1d10→6)した (侵蝕率:71→77)
久利須 幸帆:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+8[8] → 96

三夜沢鋭子:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 6[6]+83 → 89

GM:プランナーの指定した「14時間」経過後 君たちは川の上流から強烈なワーディングの気配を感じた
GM:……状況的に、これは"ジェネシス"の能力によって生まれたRBによるものだろう。君たちはワーディングの発生源までやってきた
GM:久利須さんと三夜沢さんは緑くんたちと合流してやって来てもいいし後から来ても先に来ていてもいい
三夜沢鋭子:一緒がいいかなー
緑恒一:そうしましょう。
久利須 幸帆:ではご一緒に
瀬尾杏里:へやっ!
GM:では、雨の中、君たちは川の上流までやって来ました。
GM:山の中、少し開けた場所に滝があり
GM:そこには倒れているFHエージェントたちと
???:「…………」雨に打たれて呆ける少女が居ますね
緑恒一:「……お前らは来るなよ。三夜沢。わかってるだろ」
三夜沢鋭子:「お、おい緑……」
緑恒一:「こういうことになってるってのは」倒れたエージェント達を見る。
緑恒一:「……」ポケットに両手を突っ込み
緑恒一:無造作に少女へと歩いて行く。
???:「…………?」こてん、と首をかしげる
久利須 幸帆:「あ…あの子、は?」
緑恒一:「名前」
緑恒一:「名前はあるのか?」
???:「なまえ……?」
緑恒一:「ないんだな。今つけてやる。ミナだ」
ミナ?:「……ミ、ナ?」
緑恒一:「漢字でどう書くかも――今、作ってやるか?水那」
緑恒一:ザク!
三夜沢鋭子:声を出さず、ジェスチェーで静かにするようにクリスさんに促す
久利須 幸帆:両手で口をふさぎながら、成り行きをうかがう
緑恒一:そこらの木の枝を折り、地面に書く。
緑恒一:「“那”っていうのは」
緑恒一:「――広く、豊かであることだ」
緑恒一:「命の水が満ちて、出会う誰もに、恵みを与えるような」
緑恒一:「……そういう名前だ。俺が名づけてやるよ」
ミナ?:「………ミナ」自分を指差す
緑恒一:頷く。
ミナ?:「私、ミナ」あどけない笑顔を浮かべる
緑恒一:「……そうだ。それさえ分かっていれば、これから何だってできる」
緑恒一:「善行も。悪行も。……人生は、自由だ。ミナ」優しい声で言い聞かせる。
ミナ:ミナは君の言葉を聞いて頷く
久利須 幸帆:((緑くん…あんなに優しく…))
GM:そこで、君たち全員の携帯に着信があるよ
緑恒一:取る。
“プランナー”:「ごきげんよう。その後、いかがですか?」
瀬尾杏里:取ろう
久利須 幸帆:少し遅れて、電話に出る
三夜沢鋭子:「ぷ、プランナー……」電話を取るよ。
緑恒一:「……あんたのプラン通りかもな。プランナー先生」
緑恒一:「それを果たしたところだ。ここから、どうする?」
“プランナー”:「ええ、私の想定の中では今のところ最良ですね。さすがは“ジェネシス”といったところでしょう」
“プランナー”:「念のため確認しますが、そこに“サンセットラブスーサイド”は居ますか?居るならばまだ息はあるはずですが」
緑恒一:「……」FHエージェント達に視線を送る。
緑恒一:「生きてればまだ、封鎖は解除されてないってことだからな」
“サンセットラブスーサイド”:「………」倒れてるエージェントたちの中にサンセットラブスーサイドが居ますね
三夜沢鋭子:「いる、倒れてる……」遠くからその姿を認めよう。
緑恒一:「よお」杏里の時にしたように、その横にしゃがみ込みますね。
緑恒一:「……あんたらには感謝してるよ」
“サンセットラブスーサイド”:「っ……な、に……?」
緑恒一:「こういう奴らを連れていても逃げ切れるくらい」
緑恒一:「大したことない連中だったことをな」
緑恒一:アンプライザーを取り出す。ミナに話しかけた時とは打って変わって、冷たい口調になっている。
“サンセットラブスーサイド”:「っ………!」
緑恒一:「……能力を解除するか?あんたの自由だ」
緑恒一:「あんたの人生だからな」
三夜沢鋭子:近づいて大丈夫なのか、心配でとてもはらはらしている
久利須 幸帆:どうすべきか、携帯を片手におろおろしている
“プランナー”:「ああ、いえ。ここまでくればその“水那”をつれて逃げていただければ大丈夫ですよ」
緑恒一:「……」
“プランナー”:「それで“プラン”は完了です」
緑恒一:「……最初から、あったのか?プランナー先生」
緑恒一:「封鎖を破る手立てが……」
“プランナー”:「細部に関しては多少の揺らぐ余地はありましたが、大まかには……」
三夜沢鋭子:「……大丈夫なのか?ミナは、その……私達が、近づいても」プランナーさんに質問
GM:――滝壺から、地鳴りのような音が響いてくる
久利須 幸帆:「な、なに!?」滝の方を見る!
三夜沢鋭子:そして音に気付く
緑恒一:「フフ!おい、プランナー先生」
緑恒一:「電話が遠いぞ。……そんなに都合の悪い質問だったか?今のは」
緑恒一:滝壺を見て、精一杯虚勢の笑みを浮かべる。
“プランナー”:「強力な『RB』が発生する地盤のある場所を選び、“ジェネシス”の力で後押しする」
瀬尾杏里:「やっぱ、くわせもんだね。あんた」
“プランナー”:「“それ”が持ちうる力に近いオーヴァードを取り込ませて補強した上で、」
“プランナー”:「“ジェネシス”が逃げる際の目眩ましとする。FHもUGNもあなたの能力は理解しています。“自然発生”したジャームであればUGNも無視することはできないでしょうし、強力であるなら『あなたが死んだ』という可能性を考慮させる理由にもなります」
緑恒一:(――やっぱり、この人には)
緑恒一:(勝てない。ってわけか)
“プランナー”:「荒魂と和魂、とでも言うのでしょうか。2体同時発生にまでいくとは、思っていなかったのですが」
久利須 幸帆:「に…た…」視線が
久利須 幸帆:「…い?」滝壺から、水那へ
GM:――滝壺から水柱が立ち上がる
GM:水柱は空中で渦巻き、形を変え
緑恒一:「……良かったな、水那」
GM:龍のような姿となる
緑恒一:「兄弟までいるじゃないか」
ミナ:「……?」
ミナ:「うん!」
三夜沢鋭子:「……なあ、あれは、なんて名付けるんだ。緑。」半笑いで緑に
緑恒一:「あいつは、静水じゃない。荒魂。流れる水だ」
緑恒一:「ルナ。広い、流れだ。“龍”だしな。ちょうどいいだろ」
ミナ:「ルナ……」
三夜沢鋭子:「ルナか……。ああ、広い流れ。私達だけ避けてくれる、なんてことは、ないよなあ……。」
“プランナー”:「あなたの主義に関してあまり口出しする気はありませんが、あまり長く留まるべきではないでしょうね。敵味方を区別してくれることはあまり期待できません」
緑恒一:「フフ!……じゃあ好きにさせてくれよ。先生」
緑恒一:「ちゃんと、エージェントとしての仕事を、今……果たしただろ」
緑恒一:「報酬が必要だ。いつもと同じ――」
緑恒一:「……自由が」
“プランナー”:「ええ、もちろん。どうぞご自由に。緑恒一さん」
緑恒一:「……ありがたいね」
緑恒一:電話を切る。
“プランナー”:「それでは、御無事で」切られるね
久利須 幸帆:「………」
久利須 幸帆:「“自由”」
瀬尾杏里:「自由ね」
瀬尾杏里:「プランナーさんとやらから自由を得て、あんたはどうするの?」
“ルナ”:龍は無機質な瞳で君たちを睥睨している。
緑恒一:「……さてと」残る3人に振り返る。
緑恒一:「そういうことだ、お前ら!全部、俺達の計画通り――」
緑恒一:「面白いくらいに騙されてくれたな?フフ!あんたらは用済みだ」
久利須 幸帆:「なっ……」
瀬尾杏里:「ふうん」
三夜沢鋭子:「……」切られた電話を持つ手は、少し震えている。
緑恒一:「全部ゼノスが仕組んだ計画ってわけだよ!もう、あんたらの出る幕はない。さっさと……」
緑恒一:「尻尾を巻いて、帰れ」
緑恒一:再び、一人でルナに相対する。
三夜沢鋭子:それを強く握り締めて、無理やりに震えを止めて、泣きそうな顔で叫ぶ。
三夜沢鋭子:「……緑ッ!」
緑恒一:「……」背を向けているが、笑う口元が肩越しに見える。
緑恒一:虚勢の笑みだ。
“ルナ”:“ルナ”は未だ完全ではないようだ。だが、完全になればUGNが無視できない程度には強力だろう。
“ルナ”:もしこのまま放置すれば”ルナ"のもたらす被害やUGNとの戦闘の余波で、街に被害が出ることは確実だろう
“ルナ”:というわけでEロイス《破壊神顕現》 “ルナ”を放置した場合 大葉市は大打撃を受けます
瀬尾杏里:なんでもないように歩みを進め、緑くんの隣に並ぶ
瀬尾杏里:「悪いけど」
瀬尾杏里:「あんたがあいつらを騙してようが、あんたが私を裏切ってようが」
瀬尾杏里:「そんなの、私があんたについていかない理由にはならないよ」
瀬尾杏里:そして緑くんの顔をみるのだ
瀬尾杏里:「それに」
瀬尾杏里:「私と戦った時もそうだったけど、あんたはこういう時にいっつもそんな顔をする」
緑恒一:「……ふざけんな」
緑恒一:「俺が、フフ」帽子のつばに隠れて、目元は見えない。
緑恒一:「どういう顔を……してるってんだ」
緑恒一:「俺が……」
瀬尾杏里:「あんたがさっき自分で言ってたような顔だよ」
瀬尾杏里:「誰かにお願いするとバチがあたるってホントに信じてるような」
瀬尾杏里:「そんな、子供の顔かな」
緑恒一:「………………」
瀬尾杏里:「私にお願いしろなんていわない、頼れとも言わない」
瀬尾杏里:「ただ」
瀬尾杏里:「私があんたの傍にいようとするのを、拒絶しないでよ」
瀬尾杏里:「それなら、バチもあたらないでしょ?」
瀬尾杏里:「私が勝手にやるんだから」
緑恒一:「フ、フフ……バカ。本当に、なんだ、それ」
緑恒一:「本当に、俺のママにでもなったつもりかよ」
緑恒一:「バカが……」
瀬尾杏里:「なってあげてもいいよ。私が完全体になるためならね」
瀬尾杏里:いいながら、笑みを作るのだ
緑恒一:「……三夜沢……」絞りだすような声で呟く。
緑恒一:「約束は守ってくれよ。あんたと、幸帆だけは……」
久利須 幸帆:「やく、そく…?」
久利須 幸帆:「…約束って」顔が、三夜沢の方に
久利須 幸帆:「…なんですか?」向けられる
三夜沢鋭子:「私は……私は……」頭の中を、様々な光景や考えが駆け巡る。FHエージェント達。それを倒したミナ。それより強いルナ。
三夜沢鋭子:「私は……」自由。あれを相手にする?死。自由。生きる素晴らしさ。震える体。迷わず追いかけた瀬尾の背中。撃たれた時の痛み。
三夜沢鋭子:選択する恐怖。自由。父の言葉、小さな自分。置いて行くなと言った、クリスの眼差し。彼の笑う顔。約束。自由。選択。生きる。
三夜沢鋭子:「私は……。……私も、戦う。」
緑恒一:「……三夜沢。あんた……強がるなよ……」
緑恒一:背を向けたまま言う。
緑恒一:「ビビってるくせに。見なくても分かるんだよ。俺は」
緑恒一:「俺みたいな悪党のせいで、怖い思いばかりしてるんだ。いつも」
三夜沢鋭子:止める言葉。心が揺らぐ。それを否定するように叫ぶ。「うるさい!」
三夜沢鋭子:「私は、決めたんだ!」
緑恒一:「死ぬぞ!!」
緑恒一:「それと引き換えにするものかよ!三夜沢ッ!」
三夜沢鋭子:「お前もだろ、緑!お前も死ぬだろ!これじゃあ!」
緑恒一:「し、死ぬかよ……。それに、三夜沢、フフ、何なんだ」
緑恒一:「UGNは……俺を殺そうとしてるんだろ」
緑恒一:「何も問題はないだろ。……そんなこと」
三夜沢鋭子:「UGNなんて知るか!」
三夜沢鋭子:「わた……私は、生きててほしいんだよ!」
三夜沢鋭子:「それに……約束した!家に返すって!家、なくなっちゃうだろ!こんなの、放っておいたら!」
緑恒一:「フ、フフ!……なんだ?」
緑恒一:「そんなに俺の事が…………」途中で口を噤む。
三夜沢鋭子:「ああ、そうだよ!好きだ!大好きだよ!」
三夜沢鋭子:「仕方ないだろ。そんなお前に、始めて言ってもらったんだ。お前に。ありがとうって。破れないだろ、そんな、約束!」
緑恒一:「……恥ずかしいんだよ。三夜沢。……くそ」手で額を覆う。
緑恒一:「子供みたいなこと、言いやがって……」
緑恒一:「……」
三夜沢鋭子:「……。」
三夜沢鋭子:「……まだ、とめるか?」
緑恒一:「ビビってるくせに……」
緑恒一:「……弱さとか強さじゃない」
緑恒一:「本当に、そいつの価値を決めるものは……三夜沢」
緑恒一:(……あんたに、教えてもらったんだ)
緑恒一:それ以上、憎まれ口を叩くことはない。
三夜沢鋭子:「……ビビッてないからな。」言いながら、緑の横に……いや、少し後ろに立つ。震えてるのを、見られたくない。
久利須 幸帆:緑のもとへ向かう三夜沢を、目で追う
瀬尾杏里:三夜沢さんの方をみて
瀬尾杏里:からかうような顔をして親指を立てる
三夜沢鋭子:にっと笑う。強がりの笑顔。誰かに似ているかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
久利須 幸帆:三人の背を見て
久利須 幸帆:一度だけ、大葉市の方を振り返り
久利須 幸帆:ミナの方へ、ルナの方へ、三人の方へ向き直る
久利須 幸帆:奥歯を、ギュッと噛みしめ
久利須 幸帆:一歩、また一歩と
久利須 幸帆:“前”へ、歩き出す
久利須 幸帆:緑との距離が、縮まっていく
三夜沢鋭子:その足音を聞いている。来るだろうと思っていた。きっと、私以上に、止めても無駄だ。
緑恒一:「……もし、あんたにまだ、俺の話を聞くつもりがあるなら」
緑恒一:「教えてやる。……俺達は、“死”が軽い」
緑恒一:「殺したり、殺されたり……そういうのが、簡単にできるってことが、分かるんだ。実際に試してみると」
久利須 幸帆:足を止め、緑の言葉を聞く
緑恒一:「そんなことを覚えた人間が、平和な、普通の暮らしに戻れるかよ?」
緑恒一:「……無理だね。あんたも、こっちに来ればそうなるんだ」
緑恒一:「三夜沢や、瀬尾が、最初からそうだったように。そうなる。例外はない」
久利須 幸帆:「…殺したり、殺されたり…そういうこと」
久利須 幸帆:「さっき、ちょっとわかったよ」
三夜沢鋭子:クリスと二人でした会話を思い出す。彼女は……まだ、あちらにいるのだろうか?それとも……
久利須 幸帆:「でも、それだけじゃない。きっと、かならず、絶対」
久利須 幸帆:「わたしが…わたしたちができることは」足を
久利須 幸帆:「それだけじゃ、ない」踏み出す
緑恒一:「フフ、最後まで、あんたは」
緑恒一:「話を聞いてくれなかったな」滝壺へと歩いて行く。
久利須 幸帆:「ここで、家に帰るのが…“そっち"に行かないのが、いいのかもしれない」
久利須 幸帆:「でも、“あっち”、“こっち”、“そっち”って」歩幅が大きくなる
久利須 幸帆:「それは、他の人から見て」歩幅が、さらに大きくなる
久利須 幸帆:「わたしが、他の人から見て、“どこ"へ行ったって」歩幅が、また大きくなる。走っている。追いつきたくて、置いて行かれたくなくて
久利須 幸帆:パシッと、緑の手を掴む
久利須 幸帆:「"そこ"が、“ここ”が」
久利須 幸帆:「わたしの、いる場所だもの」
久利須 幸帆:「緑くんと会って、話を聞いて、戦って」
久利須 幸帆:「今いる、この場所が」
緑恒一:「……自由に、生きればいいさ」
緑恒一:「この世界に生まれたんだから」
久利須 幸帆:「うん」
久利須 幸帆:「緑くんの“自由”に」
久利須 幸帆:「あたしの“自由”に、付き合うから」
瀬尾杏里:「ま、とりあえず」
瀬尾杏里:「ここをなんとかしてからだけどね」
三夜沢鋭子:「……そうだな。切り抜けよう。生きてな!」
ミナ:君達のやりとりを聞いて、ミナは少し不思議そうに君たちの顔を見回しているよ
緑恒一:「……心配することはないさ」ミナの頭を撫でる。
緑恒一:「後は、俺達に任せろ。」
ミナ:「……ん」頷く
“ルナ”:そして”ルナ"と名付けられた龍が咆哮を上げると同時、君たちの中のレネゲイドが活性化する!
“ルナ”:衝動判定!難易度9
三夜沢鋭子:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[3,5,7,7,7,8]+1 → 9

三夜沢鋭子:成功だね。
瀬尾杏里:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[4,6,6] → 6

久利須 幸帆:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[1,4,9] → 9

久利須 幸帆:成功
緑恒一:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 7[2,2,7] → 7 → 失敗

瀬尾杏里:2d10+94
DoubleCross : (2D10+94) → 3[1,2]+94 → 97

瀬尾杏里:ぱねえ!!
三夜沢鋭子:2d10+89
DoubleCross : (2D10+89) → 9[2,7]+89 → 98

久利須 幸帆:96+2d10
DoubleCross : (96+2D10) → 96+10[4,6] → 106

久利須 幸帆:100越え
緑恒一:2d10+77
DoubleCross : (2D10+77) → 3[2,1]+77 → 80

瀬尾杏里:おそろい!!

■第1ラウンド

PC

10m

ルナ(本体・腕・尾)
GM:FHエージェントが君たちの妨害の結果もあって全滅したので、敵はルナだけです
GM:あと複数体敵を出す口実を思いつかなかったので部位が分割してあるが、まあ、普通に敵が三体いると思ってくれ。さすがに本体以外は本体をカバーしそうな雰囲気があるけど
GM:では、セットアップから
GM:こちらは特に無いぜ
瀬尾杏里:なっしん!
久利須 幸帆:無し
三夜沢鋭子:《ファンアウト》!三人とも全員、戦闘移動をするんだ。侵蝕値は4上がる。
三夜沢鋭子:このまま私の手番になるなら
三夜沢鋭子:シームレスにメジャー演説に移りたいところよ。
瀬尾杏里:じゃあエンゲージします!
久利須 幸帆:ではPCエンゲージからさらに8m後方に移動します
緑恒一:後方に5m移動します!
緑恒一:お、ちょうど80じゃないですか。
緑恒一:いや、でもここは温存しておいた方がいいのかな……
緑恒一:いいや、やっちゃおう。
緑恒一:《女王の降臨》《狂戦士》。《女王の降臨》は残り2回。
緑恒一:80→90
緑恒一:「う、ア、あああッ、あ!!」右腕に青い燐光が灯る。賢者の石の暴走だ。
緑恒一:「くそ……まだ、まだ!」
緑恒一:「そういう時じゃ、ねーよな……!緑恒一……!」
三夜沢鋭子:緑の叫び。だが、気にしている暇はない。私には私の、やるべきことがある!
三夜沢鋭子:「駆けよ!止まるな!ここは戦場!一瞬の遅れ!普段はは見向きもされぬ一瞬!だがそれは、ここでは致命的な一瞬だ!」
三夜沢鋭子:大気を震わす叫びが、君達に力を与える。走る力を、戦う力を!
三夜沢鋭子:「一瞬あればなにができよう!瞬き一つか?否!拳を上げ、振りぬく!剣を抜き、切り付ける!銃を向け、引き金を引く!その全てが、一瞬で行われる!」
瀬尾杏里:「はは!好きって言葉を言うのにあれだけ躊躇してたくせによく言うよ!」
緑恒一:「!!」跳ねるように飛び退く!
緑恒一:自分の頭で考えるよりも、早く。
緑恒一:(……弱くなりやがって、緑恒一)
緑恒一:(他のやつの言葉を……信じて、任せるなんて)
久利須 幸帆:「緑くん…!」今すぐ駆け寄りたい、傍にいてあげたい…だが
久利須 幸帆:((駄目…わたしじゃ、逆に足手まといだ…))自宅での戦い、先の奇襲を思い出す。自分は、まだ戦いなれていない
久利須 幸帆:((…身体、よりも))じりじりと、後ずさる
久利須 幸帆:((…“葉”を、動かすんだ))
三夜沢鋭子:そしてよろしければ私の番だ!演説は続く!
三夜沢鋭子:マイナーは無し。メジャーで《風の渡し手》《アドヴァイス》《弱点看破》!対象は緑、瀬尾、クリスの三人と……私も含めておこう。
久利須

3m



5m

三夜沢

10m

瀬尾・ルナ(本体・腕・尾)
三夜沢鋭子:加速とか無いよね?行くよ!行くよ!
GM:ナイヨー
三夜沢鋭子:皆が次に行うメジャーアクションの判定ダイス+4、C値-1、ラウンド中攻撃力+9。侵蝕値は10上がる。112に。
GM:やっちまってくれい
三夜沢鋭子:「一瞬の遅れ!一瞬の巧妙が、全てを分ける!さあ、走れ!さあ、止まるな!今戸惑う一瞬が、全てを分ける一瞬だ!」
三夜沢鋭子:「その一瞬は、伏した自分が、切望した一瞬だ!」
三夜沢鋭子:演説終了!支援の効果を忘れずにね!
瀬尾杏里:ありがとう!
久利須 幸帆:助かります
GM:では続いてルナ(本体)の手番かな
瀬尾杏里:しょーがないなー
“ルナ”:マイナーなし
“ルナ”:Choice[緑,久利須,三夜沢,瀬尾]
DoubleCross : (CHOICE[緑,久利須,三夜沢,瀬尾]) → 瀬尾

瀬尾杏里:こんにゃろ!
“ルナ”:同エンか。では瀬尾さんにブレス攻撃
“ルナ”:《コンセントレイト:サラマンダー》+《ブリザードブレス》+《クロスバースト》+《結合粉砕》
9dx7+4 攻撃力17 装甲無視

“ルナ”:ルナ本体の攻撃は同エンだと威力が弱いのだ。攻撃
“ルナ”:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,1,3,3,4,7,8,8,9]+10[1,5,9,9]+10[4,7]+4[4]+4 → 38

瀬尾杏里:まわるなー
瀬尾杏里:ドッジ
“ルナ”:リアクションどうぞ
瀬尾杏里:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[2,4,6,6,7,10,10,10,10]+8[1,2,4,8]+1 → 19

瀬尾杏里:むり!
“ルナ”:4d10+17 装甲無視
DoubleCross : (4D10+17) → 19[4,3,2,10]+17 → 36

瀬尾杏里:装甲が有効なら死ななかったのに!
瀬尾杏里:《リザレクト》!
瀬尾杏里:っていうか暴走してた!
GM:そうだった
瀬尾杏里:1d10+97
DoubleCross : (1D10+97) → 7[7]+97 → 104

“ルナ”:咆哮と共に濁流が吐出される
“ルナ”:土砂を含んだ水が瀬尾の体に叩きつけられるね
瀬尾杏里:「…チッ!!」
瀬尾杏里:よけようとするが、よけきれるものではない!
瀬尾杏里:ダメージをうける!
瀬尾杏里:「はは、やるじゃん。ルナ」
瀬尾杏里:傷を負いながらも、立ち上がるよ
瀬尾杏里:「完全体だったら、こんな攻撃くらったりしないんだけどね…!」
GM:そして、続いてルナ(尾)の攻撃
“ルナ”:メジャー 《雨粒の矢》+《惑いの一撃》+《完全なる世界》 9dx 攻撃力24 ドッジダイス-4
“ルナ”:シーン攻撃なので対象は全員だ
“ルナ”:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 9[1,5,5,6,7,8,8,9,9] → 9

“ルナ”:しょっぱい リアクションをどうぞ
久利須 幸帆:7dx+1 ドッジ
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[6,6,6,6,8,9,10]+7[7]+1 → 18

三夜沢鋭子:これは避け……れない!?
三夜沢鋭子:ドッジダイスがたりない……
三夜沢鋭子:ガードも0だ
緑恒一:私も暴走中です
瀬尾杏里:ドッジ-4してます?
久利須 幸帆:はっすいません
久利須 幸帆:3dx+1 改めまして
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 5[2,5,5]+1 → 6

“ルナ”:全員命中だ。ではダメージ
瀬尾杏里:久利須さんのロイスを切って暴走解除
瀬尾杏里:ドッジしてみよう
“ルナ”:おっと、では来たまえ
瀬尾杏里:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[3,4,5,7,10,10]+9[6,9]+1 → 20

瀬尾杏里:よっし!
三夜沢鋭子:かっこいいなあ。
“ルナ”:では瀬尾さん以外か ダメージ
“ルナ”:1d10+24
DoubleCross : (1D10+24) → 4[4]+24 → 28

“ルナ”:28点諸々有効
久利須 幸帆:1点…残った…ッ!
三夜沢鋭子:ボディアーマー!UGNの標準装備が命を救った!
緑恒一:そういえば私回復してなかったな―。落ちます。
三夜沢鋭子:残り5点で生きています!
緑恒一:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 5[5]+90 → 95

“ルナ”:尾で軽く天を薙ぐと、降りしきる雨が刃となって君たちに襲いかかる
久利須 幸帆:「…い……ッ!」雨の刃を、その身に受けてよろける
緑恒一:「……ッ、は!」刃に貫かれ、血を流す。
緑恒一:「そいつが、流那。あんたのやりたいことか?」
緑恒一:「……いいぜ。フ、フフ!楽しいだろ!生きてるってことは!」
“ルナ”:答えるように再び咆哮を上げるよ
瀬尾杏里:「さっきのに比べたら」
瀬尾杏里:「随分とぬるいんじゃない!」
瀬尾杏里:雨の刃を認識する。そして最小の動きでダメージをおさえるのだ
三夜沢鋭子:「うう……ああーっ!」刃に体を切り裂かれる……だが、倒れない。防具に仕込まれた強化繊維が致命傷を防いだのだ。
久利須 幸帆:((い…痛くない…痛くない…痛いけど…))
緑恒一:(……内蔵が、太腿の辺りに)
緑恒一:(腎臓か?腹が破れて、流れてるんだ。……こういう感覚すら、当たり前になる)
久利須 幸帆:傷口からこぼれた体液が、しゅうしゅうと地面を溶かしていく
久利須 幸帆:「痛く…ない…ッ!」その二つの眼は、ルナに向けられている
三夜沢鋭子:「……緑!」
緑恒一:「何を、今さら……フフ、UGNのくせに」
緑恒一:「今が、全てを分ける一瞬なんだろ。……瀬尾」
瀬尾杏里:「そういう…こったな!」
GM:では続いて瀬尾さんの行動かな
瀬尾杏里:マイナーで《インフィニティウエポン》
瀬尾杏里:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《咎人の剣》!
瀬尾杏里:狙いは腕で行くか
瀬尾杏里:行動してないやつを落とす!
瀬尾杏里:16dx6+4
DoubleCross : (16R10+4[6]) → 10[1,2,4,4,4,5,5,5,5,6,7,7,7,8,10,10]+10[2,5,5,6,7,8,10]+10[5,7,8,9]+10[3,8,10]+10[3,9]+10[7]+2[2]+4 → 66

瀬尾杏里:どうだー!
“ルナ”:まだガード値ないんだよな。ドッジ
“ルナ”:10dx>=66
DoubleCross : (10R10[10]>=66) → 10[2,3,3,3,3,5,6,7,8,10]+10[10]+5[5] → 25 → 失敗

“ルナ”:惜しい。ダメージをどうぞ 
瀬尾杏里:回るね君!
瀬尾杏里:7d10+41
DoubleCross : (7D10+41) → 47[5,3,7,9,5,10,8]+41 → 88

瀬尾杏里:オラー!
“ルナ”:ギリギリ落ちてはいない。ギリギリだけど
瀬尾杏里:地面を思いっきり蹴り上げる!
瀬尾杏里:そしてとんでいった土くれが
瀬尾杏里:再構成され剣に姿を変える
瀬尾杏里:まあ、射撃技能なんて持ってないのでそんな攻撃はかわされるけど!
瀬尾杏里:空中でその剣をキャッチして思いっきり斬りつけるのだ!
“ルナ”:斬りつけられた場所から水が溢れ出す。呻くような唸り声から察するに相当のダメージではあるようだ
緑恒一:「……痛いか、流那」
瀬尾杏里:「悪いね」
瀬尾杏里:「あんたは何にも悪くないけどさ」
瀬尾杏里:「止めさせてもらうよ」
緑恒一:「その痛みで、怯む心があるのなら……暴れるのを止められるなら。この町の伝承として、生きればいい」
瀬尾杏里:「子供のはねっかえりを抑えるのも親の仕事なんでしょ?」
瀬尾杏里:「そう、あんたが痛いのがいやになって眠ったら、それで終わりにするからさ」
瀬尾杏里:剣を肩に構えながら言うのだ
緑恒一:「……」
“ルナ”:再び咆哮。引く気配はないね
緑恒一:「……それとも」
緑恒一:「もしも、そんな痛みなんて、意にも介さないほど……それが、お前の意思なら」
緑恒一:「ジャームとして、レネゲイドの強い衝動が、お前を突き動かすなら、流那!!」
緑恒一:アンプライザーを向ける。
緑恒一:「――戦え!!」
緑恒一:「親を乗り越えて!自由に……生きてみろ!!」
“ルナ”:答えるようにまた、咆哮。
GM:ではセッションを再開していきましょう。クライマックス戦闘1ラウンド目。緑くんの行動からかな
緑恒一:待機します。
GM:OK、では続いて久利須さん
久利須 幸帆:ではマイナーで《完全獣化》。侵蝕率:106→112
久利須 幸帆:メジャーで《魔獣の本能》+《アシッドボール》+《エクスプロージョン》+《コンセントレイト:キュマイラ》
久利須 幸帆:ルナがいるエンゲージの、瀬尾さん以外を対象に範囲攻撃を行います
GM:来るが良い
久利須 幸帆:16dx6+4 【肉体】で<RC>判定
DoubleCross : (16R10+4[6]) → 10[1,1,2,2,2,2,4,4,4,4,5,5,5,9,10,10]+10[2,4,8]+4[4]+4 → 28

久利須 幸帆:ぬう…
GM:ううむ、本当は雨粒の矢用だったけどこれは使いどきなのでは?
“ルナ”(尾):《支配の領域》 2回目の8を1にしていただきましょう
久利須 幸帆:グエー
久利須 幸帆:18ですね
“ルナ”(尾):では全員回避してみよう
“ルナ”(尾):5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,3,3,5,9] → 9

“ルナ”(本体):7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,1,5,5,9,9,10]+1[1] → 11

“ルナ”(腕):10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,2,3,4,4,6,6,9,10,10]+10[3,10]+6[6] → 26

GM:尾と本体に命中ですね。ダメージをどうぞ
久利須 幸帆:2d10+22 装甲値を-5してダメージ計算
DoubleCross : (2D10+22) → 7[4,3]+22 → 29

久利須 幸帆:ZA☆KO
GM:まあそれなりのダメージだね。まだ健在
久利須 幸帆:十分に距離を取ったところで、しゃがみ込み、両掌を地面に合わせる
久利須 幸帆:((緑くん…戦ってる、自分で生み出した、あの子と))体中に葉が茂り、その先端が伸びていく
久利須 幸帆:((“自由”に…“生きる”ために…))葉は溶解液で地面を溶かしながら、ルナの巨体に密かに迫る
久利須 幸帆:((…どうしても、戦うんだったら…戦うしか、ないんだったら))ルナの真下に到達した葉が、一気に地上へ、空へと伸びていく
久利須 幸帆:((…緑くんのため、わたしのため…あなたの生命…))それらはルナの尾と身体に巻き付き、先端に靫めいた袋を形作る
久利須 幸帆:地面に向けていた顔を上げ、緑を挟んで、ルナを見つめる
久利須 幸帆:「“いただきます”」
“ルナ”:暴れ
“ルナ”:抵抗を試みる
久利須 幸帆:袋から、大量の溶解液が溢れかえり、ルナの身体を溶かしていく
“ルナ”:苦しげな叫びを上げる
久利須 幸帆:ルナの抵抗で、葉はブチブチとちぎれていく。その身を拘束するまでには至らない
久利須 幸帆:侵蝕率:112→121
瀬尾杏里:「ははっ、えっげつなー!」
緑恒一:(……踏み込んでほしくない、ってのは)
緑恒一:(俺の勝手なエゴだったのかもしれない)
緑恒一:(……それでも……)
GM:そして腕の行動だ
“ルナ”腕:マイナーなし
“ルナ”腕:じゃなかった!
“ルナ”腕:マイナー 《一角鬼》
“ルナ”腕:メジャー 《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》+《吹き飛ばし》10dx7+3 攻撃力15 ダメージを与えたら8m強制移動
三夜沢鋭子:クリスの攻撃にごくりとつばを飲む。が、腕が動くのを見て直に我に変えるぞ。
三夜沢鋭子:吹き飛ばし!
“ルナ”腕:瀬尾さんを同エンゲージから飛ばしたい構え
“ルナ”腕:10dx7+3
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[2,4,5,6,8,8,8,9,9,10]+10[4,7,7,8,8,10]+10[2,3,6,8,9]+5[4,5]+3 → 38

“ルナ”腕:リアクションをどうぞ
瀬尾杏里:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,2,3,4,5,6,6,7,10,10]+10[2,10]+3[3]+1 → 24

“ルナ”腕:4d10+15 色々有効
DoubleCross : (4D10+15) → 23[1,8,8,6]+15 → 38

“ルナ”腕:そして8m後退してもらおう
久利須

3m



5m

三夜沢

2m

瀬尾

8m

ルナ(本体・腕・尾)
“ルナ”腕:腕を薙ぎ払って思いっきり吹き飛ばす!
瀬尾杏里:「くっっっ!!」
瀬尾杏里:ずさああああーっと吹っ飛ばされる!
瀬尾杏里:地面に剣を突き刺し、無理やり勢いをとめるのだ!
瀬尾杏里:三夜沢さんのロイスを消して復活!
瀬尾杏里:「く…そおおおっ!」
瀬尾杏里:「完全体になりさえすれば…!この程度の攻撃…!」
GM:そして待機していた緑くんの行動だね
緑恒一:「……流那。俺は……俺は、何もしてやれない」
緑恒一:「生まれていくお前達に、何か……一つでも、と思っていても」
緑恒一:「名前だけしか与えてやれない……」
緑恒一:マイナーで暴走解除。
緑恒一:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》「百鬼夜香」。C値を5にするぞッ
緑恒一:対象はルナ(尾)。
緑恒一:14dx5+3
DoubleCross : (14R10+3[5]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,4,6,7,8,9,9]+10[6,7,8,9,9]+10[1,3,3,4,6]+10[9]+3[3]+3 → 46

“ルナ”尾:5dx 一応回避
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,3,6,7,10]+4[4] → 14

緑恒一:「――けれど、親らしいことはしてやれる」
緑恒一:「それは、生まれてきたお前の」
緑恒一:アンプライザーを、ルナの巨大な尾へ向ける!
緑恒一:5d10+10 装甲無視
DoubleCross : (5D10+10) → 25[6,2,5,6,6]+10 → 35

緑恒一:「……最初の敵で、あることだ!」――ガシュン!
“ルナ”尾:一際大きな咆哮、苦悶が滲み出ている。尾もギリギリになってきたね
緑恒一:「ミキハル!」
緑恒一:「……それが、名前だッ!!」
緑恒一:賢者の石からの、生命創造の原液が、
緑恒一:ルナの尾に、新たな翼を生む!白い鳥が、その肉体から直接「生まれる」!
緑恒一:新たな生物へと作り変えるのだ。
“ルナ”:低い唸り声を上げながら、作り替えられなかった部位で白い鳥をはたき落とそうとしている
緑恒一:「……、……止まれないか。ルナ」
“ルナ”:答えるように咆哮
緑恒一:「そうだな。そうなのかもしれない……それが些細な理由だって、何も持ちあわせていなくたって」
緑恒一:「人生を、自分で選ぶ権利があっていいよな……」顔を向けることはないが、幸帆のことを考えている。
GM:そしてクリンナップしてセッタップかな

■第2ラウンド

瀬尾杏里:なっしんだぜ!
緑恒一:95→99
三夜沢鋭子:《ファンアウト》!
三夜沢鋭子:対象がいない。侵蝕値だけ4上がる。
GM:そういうことか
緑恒一:あ、侵蝕上げるためだけにやったのか。
緑恒一:じゃあ私はやはり《女王の降臨》《狂戦士》で。またもうちょっとダイスが上がるぞ。
緑恒一:99→109
久利須 幸帆:セットアップ、無しです
久利須

3m



5m

三夜沢

2m

瀬尾

8m

ルナ(本体・腕・尾)
GM:では三夜沢さんの行動からだね
三夜沢鋭子:はいなー
三夜沢鋭子:マイナーでジェネシフトだね。2d10かな。
三夜沢鋭子:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[4,4] → 8

瀬尾杏里:ヒュー!
三夜沢鋭子:よし、これで120%だ。
三夜沢鋭子:メジャーで《風の渡し手》《アドヴァイス》《弱点看破》《神速の鼓動》《フラットシフト》!対象は味方の3人+自分だ!
三夜沢鋭子:あ、風の渡し手はない!
GM:おう
三夜沢鋭子:《アドヴァイス》《弱点看破》《神速の鼓動》《フラットシフト》ですね。
三夜沢鋭子:次に行うメジャーアクションの判定ダイス+4、C値-1、ラウンド中攻撃力+9。侵蝕値は0しか上がらない。お得。
緑恒一:お得ー
三夜沢鋭子:いつもなら一度限りの支援。だが今日は違う!体の奥から絞り出すように、声を紡ぐ!
三夜沢鋭子:「流れ出る血、焼き付くような痛み、敵への同情、恐怖する心、足を止めようとする幾つもの障害!」
三夜沢鋭子:「全て踏み越えろ!それらを生み出す物を見よ!地を踏む足を!握る拳を!前を向く目を!鼓動を打つ心臓を!その叫びを聞け!」
三夜沢鋭子:「目を向け、耳を傾けろ!生きよという叫びに!そして従え!全て振り絞れ!全てをぶつけろ!」
三夜沢鋭子:「これまでを、生きてきた今までの全てを!今、この瞬間を越えるために!」
三夜沢鋭子:終わり
GM:では、ルナ本体の行動
緑恒一:「……また、フフ」
緑恒一:「ビビってるくせに。あんたは……三夜沢」
三夜沢鋭子:「だから、ビビッてない!それより!来るぞ、また!」
緑恒一:(いつも、そうやって)
緑恒一:(自分を強がらせて、進んできたんだよな。……弱いって、分かってるから)
“ルナ”:マイナーなし
“ルナ”:Choice[緑,久利須,三夜沢,瀬尾]
DoubleCross : (CHOICE[緑,久利須,三夜沢,瀬尾]) → 緑

“ルナ”:メジャー 《コンセントレイト:サラマンダー》+《氷の塔》+《クロスバースト》+《結合粉砕》 12dx7+4 攻撃力34 装甲無視
“ルナ”:緑くんに攻撃だ!
“ルナ”:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,6,6,7,8,8,9,10,10]+10[1,1,2,5,7,8]+10[1,9]+10[9]+4[4]+4 → 48

瀬尾杏里:「おいおい、さっきより力入ってるんじゃないの?」
緑恒一:回避
緑恒一:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,4,9,10]+4[4]+1 → 15

“ルナ”:5d10+34 装甲無視
DoubleCross : (5D10+34) → 12[2,2,3,3,2]+34 → 46

緑恒一:プランナーのロイスを切って復活しましょう。
瀬尾杏里:「恒一!」
久利須 幸帆:「緑くん!」
緑恒一:「……避けろ、とか、言いたいのか?」
“ルナ”:緑くんを睨みつけ、濁流を噴きつける
緑恒一:「嫌だね。」
緑恒一:圧力をまともに受け、背後の石段を砕く勢いで叩きつけられる。
緑恒一:(――――)
三夜沢鋭子:「みど……!」名前を呼ぼうとするが、能力の反動で片膝をつく。
緑恒一:(――意識、が……一瞬、なくなるのは……)地を抉って、粘性の泥となった濁流の中に埋もれる。
緑恒一:(頭蓋骨がブチ割れて……破片で、脳がグチャグチャになっているからだ。思考する部分が、実際に死んでいるからだ)
緑恒一:(……それでも、俺が生きたいと思ってる、その限りは)
緑恒一:ソラリスの異常回復力で、その致命傷から想定されるよりも遥かに早く、泥から起き上がる。
緑恒一:(……俺は生きる)
三夜沢鋭子:「緑!」
瀬尾杏里:立ち上がる緑くんをみて、少し安心するのだ。
久利須 幸帆:「…うん」
久利須 幸帆:((ちゃんと、生きてる))
緑恒一:「いいぞ、流那。……そうじゃなくちゃな」
瀬尾杏里:「元気いっぱいのいい子供でよかったね」
瀬尾杏里:「親としてはやっぱはねっかえりでも元気なほうが嬉しいもんなの?」
緑恒一:「当たり前だろ。はねっかえりでも、そうじゃなくても……」
緑恒一:「……元気でも、そうじゃなくても」
緑恒一:「…………いいもんだぞ!杏里!」
緑恒一:「家族は!!」
瀬尾杏里:「…そっか」
瀬尾杏里:「私が完全体になって、父さんや母さんに会えたら」
瀬尾杏里:(二人とも、私のことをなんていうのかな)
GM:続いてルナ(尾)の行動だ
“ルナ”(尾):マイナーなし
“ルナ”(尾):メジャー 《雨粒の矢》+《惑いの一撃》+《完全なる世界》 9dx 攻撃力24 ドッジダイス-4
“ルナ”(尾):シーン攻撃だ
三夜沢鋭子:こいー
“ルナ”(尾):9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 8[1,3,4,5,7,7,7,8,8] → 8

瀬尾杏里:ドッジ!
三夜沢鋭子:ドッヂできないよお……
瀬尾杏里:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 8[2,3,3,4,5,6,6,7,8,8]+1 → 9

瀬尾杏里:ギリギリだが勝利は勝利!!
久利須 幸帆:3dx+1 ドッジ
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[1,9,9]+1 → 10

久利須 幸帆:くっ危うい
緑恒一:ドッジ不可。無意味なガードをします。
“ルナ”(尾):ではダメージを出そう
瀬尾杏里:あ、ドッジマイナス4忘れてた。振りなおしていいですか?
GM:良いよ!
瀬尾杏里:あざっす!
瀬尾杏里:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[2,2,6,9,9,10]+4[4]+1 → 15

瀬尾杏里:お約束!!
久利須 幸帆:すげー
“ルナ”(尾):ではダメージ
“ルナ”(尾):1d10+24 色々有効
DoubleCross : (1D10+24) → 4[4]+24 → 28

“ルナ”(尾):28点
三夜沢鋭子:全然耐えられない。
緑恒一:ロール的にも緑家のロイスを切るしかないかなー。復活。
三夜沢鋭子:「ああ……クソッ!やっぱ……」何とか避けようとするけど、全然体が付いていかない。
三夜沢鋭子:(怖いな、畜生。)強敵/ルナ/P:同情/N:恐怖○/ロイス これを取って、すぐに昇華して復活します
瀬尾杏里:「そいつは、きかないってば!」
瀬尾杏里:雨の刃が少し肌を傷つけるが、致命傷はさけるよ!
久利須 幸帆:攻撃を、すんでのところで回避する
久利須 幸帆:レネゲイドの高まりが、決して高くない身体能力を支えている
三夜沢鋭子:体を切り裂かれ、一度は地面に倒れるが、流されてきた木の棒を支えに、不恰好に立ち上がる。
三夜沢鋭子:「でも……負けないからな……!」
緑恒一:「フ、……フフ!殺しきれるぞ、流那。こいつらがいなかったなら……もう……」
緑恒一:「……だから、絆の力なんて、嫌になるんだ」
緑恒一:「お前は一人なのにな。フフ……」
瀬尾杏里:「一人じゃないでしょ」
瀬尾杏里:「だって、あんたは、こんなにあいつのことを想ってる」
GM:そして瀬尾さんのターンだね
瀬尾杏里:マイナーで8m移動!接敵!
瀬尾杏里:「いく」
瀬尾杏里:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《咎人の剣》
瀬尾杏里:「よ」
瀬尾杏里:16dx6+4
DoubleCross : (16R10+4[6]) → 10[1,2,2,2,2,3,5,5,6,6,8,8,9,9,10,10]+10[2,2,3,3,5,7,9,10]+10[5,6,9]+5[2,5]+4 → 39

瀬尾杏里:どうだー!
“ルナ”(腕):ワンチャン回避かな
“ルナ”(腕):10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 9[1,2,2,3,4,6,6,8,9,9] → 9

瀬尾杏里:4d10+41
DoubleCross : (4D10+41) → 33[9,9,7,8]+41 → 74

瀬尾杏里:でかいぞー!!
“ルナ”(腕):残りHPは4なので、余裕で落ちるね
瀬尾杏里:走り、跳ね上がり!腕に向かって剣を斬りつける
瀬尾杏里:が!
瀬尾杏里:その強靭な鱗に刃がとめられる!
“ルナ”(腕):力任せにそのまま瀬尾さんを弾き飛ばそうとする
瀬尾杏里:「完全体に…なりさえすれば」
瀬尾杏里:剣から手を離す
瀬尾杏里:その弾き飛ばそうする力にあわせて
瀬尾杏里:少し刺さった剣を思いっきり蹴り飛ばし!腕を切り落としてやる!
瀬尾杏里:「もう少し優しくしてあげることも、出来たんだけどね」
“ルナ”(腕):切り飛ばされた腕は空中で水の塊になって消える
瀬尾杏里:剣は回転しつつ上に上がり、
“ルナ”:苦痛の叫びを上げている
瀬尾杏里:そして落ちてきたところを片手でキャッチするのだ!
瀬尾杏里:「ごめんね」
瀬尾杏里:そして再び剣を構える。この子は、この程度じゃまだとまらない。
“ルナ”:ルナの目は戦意を失っていないね
久利須

3m



5m

三夜沢

2m

瀬尾

8m

ルナ(本体・尾)
GM:そして緑くんの手番か
緑恒一:待機します!
GM:では久利須さんの手番!
久利須 幸帆:マイナー無し
久利須 幸帆:メジャーで《魔獣の本能》+《アシッドボール》+《エクスプロージョン》+《コンセントレイト:キュマイラ》
久利須 幸帆:ルナの本体と尾を対象に攻撃を仕掛けます
GM:来るが良い!
久利須 幸帆:16dx6+4 命中判定
DoubleCross : (16R10+4[6]) → 10[1,2,2,4,4,4,4,5,6,8,8,8,9,10,10,10]+10[2,2,2,5,8,9,10,10]+10[2,3,6,9]+10[3,9]+3[3]+4 → 47

“ルナ”:7dx とりあえず本体が回避
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[4,5,6,8,9,9,10]+3[3] → 13

“ルナ”(尾):本体をカバー ダメージをどうぞ
久利須 幸帆:5d10+22 装甲値を-5してダメージ計算
DoubleCross : (5D10+22) → 30[2,10,3,7,8]+22 → 52

“ルナ”(尾):まあ、二倍にしたら余裕で落ちる。尾も消えた
久利須 幸帆:攻撃を回避した直後から忍ばせていた葉が、地面から姿を現す
久利須 幸帆:今度はルナの真下ではなく左右から、その身を縛り、溶かさんと迫る!
“ルナ”:ルナは尾で払おうとする
久利須 幸帆:「…それ…なら…!」
久利須 幸帆:払おうとする尾に、全ての葉を向ける。
久利須 幸帆:その場で袋を成長させ、向かってくる尾に溶解液を噴射する!
“ルナ”:溶解液を浴び、尾は溶けて消えていくよ
久利須

3m



5m

三夜沢

2m

瀬尾

8m

ルナ(本体)
久利須 幸帆:「つ…う…ッ!」力を強めすぎたか、身体と繋がる葉も溶け落ちていく
緑恒一:「……」その横に並んで屈むように、声をかける。
緑恒一:「気分は悪いか?」
久利須 幸帆:「………」痛みに伏せていた顔を、緑に向ける
緑恒一:「……助けてくれてありがとうって、言ってなかったな。だから、もう怒ったりしない」
緑恒一:「自分が戦う道に行ける人間か――どうしてもそれができない人間か」
久利須 幸帆:「え………」
緑恒一:「今、わかったはずだ。その気持ちに嘘をつくな」
久利須 幸帆:「………わたし、は」
緑恒一:「……あんたは」
緑恒一:「自分のために選択しなきゃならない。……生きるために戦うときは、そうでなくちゃいけない……」
久利須 幸帆:「………」
GM:そして残るはルナの本体のみ。緑くんの手番だ
久利須 幸帆:「わたし、は」
緑恒一:幸帆の答えを真剣に待つ。
久利須 幸帆:「…他の生き物の命で、生きてるってこと」
久利須 幸帆:「この1日で、生きてて一番、感じた…ううん、わかった」
久利須 幸帆:「身体を動かすため…それだけじゃない。誰かを守るため、自分を守るため」
久利須 幸帆:「命を守るために」
久利須 幸帆:「他の命を奪わなきゃいけないことも、あるのが…自分で、わかった」
久利須 幸帆:「…正直ね、今凄く気持ちが悪いの。でも」
久利須 幸帆:「それ以上に、“生きてる”、“生きたい”って、感じてる」
緑恒一:「…………。これから先も、戦っていくんだな」
久利須 幸帆:「うん」
久利須 幸帆:「戦って…いけるよ、わたし」
緑恒一:「……そうじゃないだろ。フフ!」
緑恒一:「自分で選んだ道なら」
緑恒一:「『戦いたい』って言え」アンプライザーを取り出す。
久利須 幸帆:「…そっか。そうだよね」
久利須 幸帆:辛そうな表情に、笑みを戻す
久利須 幸帆:「私は、『戦いたい』。『生きたい』」
緑恒一:(……生きる。俺が生きるために、何を殺して)
緑恒一:水那と、流那を見る。
緑恒一:(何を生かすか)
久利須 幸帆:侵蝕率は121から130に
久利須 幸帆:そして緑くんのロイスをSロイスに指定してよろしいでしょうか
ミナ:水那はただじっと流那のことを見ている
緑恒一:ジャケットの耐衝撃ケースの中から、青みを帯びた薬液のアンプルを取り出す。
緑恒一:「それを、決めるのは……」パキッ!
緑恒一:アンプルの口を手で砕き、アンプライザーのもう一つのスロットに、装填する。
緑恒一:「俺だ」
緑恒一:ルナにロイスを取得。 子/ルナ/愛情:○/悔悟/ロイス
緑恒一:「……ルナ!……フッ……フフフ!」
“ルナ”:君の言葉に抗うように一際大きく叫び声を上げる
緑恒一:「もしも、お前が……心を失った化物だったとしても!」
緑恒一:「何かを考えて、何かを感じる力がなかったとしても……!」
緑恒一:――ガギャ!
緑恒一:アンプライザーの内部で、血液が混合される。
緑恒一:生命を生む賢者の石の、起源の血液。
緑恒一:そして、根源たる、最も力の強いレネゲイドビーイングの血液。
緑恒一:「びっくりするほど――」
緑恒一:血の滲む手のひらを開く。
緑恒一:砕けたアンプルの破片は、光る花びらと変わって、水しぶきの風に散っていく。
緑恒一:「綺麗なものを、見せてやる」
緑恒一:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》。
緑恒一:ユニークアイテム:百鬼夜香。
緑恒一:Dロイス:賢者の石。
緑恒一:そして、ルナのロイスを切る!
緑恒一:C値は2!ダイス数は、6+3+4+4で、17個!
緑恒一:17dx2+3
DoubleCross : (17R10+3[2]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,3,4,5,7,7,8,9,9,10,10]+10[1,3,4,4,5,5,5,6,7,7,8,9,9,10]+10[1,1,1,1,2,2,3,3,4,5,6,8,9]+10[1,1,1,3,4,7,7,8,10]+10[3,6,6,7,7,10]+10[1,3,6,7,8,10]+10[1,4,8,10,10]+10[2,5,7,7]+10[2,4,7,9]+10[1,4,7,10]+10[4,5,9]+10[2,6,6]+10[1,8,9]+10[1,5]+10[10]+10[7]+10[5]+10[7]+10[3]+10[2]+10[2]+10[6]+10[3]+10[2]+10[8]+1[1]+3 → 254

GM:さあ、来るが良い
“ルナ”:7dx 回避!
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[1,1,1,2,3,3,8] → 8

“ルナ”:ダメージをよこすが良い
緑恒一:26d10+10 装甲無視
DoubleCross : (26D10+10) → 145[3,2,4,3,9,9,8,5,8,7,6,8,4,1,1,6,8,10,3,10,8,7,1,4,8,2]+10 → 155

GM:それは落ちる……
瀬尾杏里:ヒューッ!
緑恒一:緑恒一の立つ足元から、金色の葉が生える。
緑恒一:そして、青白い光の花が。
緑恒一:その一滴から、波紋が広がるように。
緑恒一:――ザ ア !
緑恒一:地面を埋め尽くす、この世の種ではない、光の花畑が生まれる。
“ルナ”:叫び続けていた“ルナ”の咆哮が止まる
緑恒一:「……ルナ」
緑恒一:「それが、お前の名前だ」
緑恒一:   バ  シャ  ン !
緑恒一:掌ほどの大きさの、玩具めいた拳銃から生まれた光の渦が、一瞬でルナを飲み込みつくす。
緑恒一:羽虫に、鼠に、鳥に、蛇に。……花に。
緑恒一:その肉体のすべてを使って、別の生命を生まれさせた。
GM:もう、君たちの前に荒れ狂う龍は居ない
GM:戦闘終了です
緑恒一:109+4+1d10
DoubleCross : (109+4+1D10) → 109+4+6[6] → 119

瀬尾杏里:その不思議な光景に
瀬尾杏里:少し見蕩れてしまうのだ
久利須 幸帆:ルナから溢れ出る生命に、ただただ圧倒され、見入っている
三夜沢鋭子:「……緑、これは……」振り返って緑を見る
三夜沢鋭子:「……終わったのか?」
久利須 幸帆:咲き誇る花と対照的に、身体に茂った葉が、はらはらと散っていく
瀬尾杏里:「ははっ」
瀬尾杏里:「これだけたくさんいると、名前をつけてあげるのも一苦労だね」
緑恒一:「……」答えずに、
緑恒一:目を閉じたまま笑い、その場を立ち去る。
ミナ:ミナはトテトテとその後をついていくよ
瀬尾杏里:「あ、待てよ!」
瀬尾杏里:同じくついていく
久利須 幸帆:遠ざかっていく背に気づき
久利須 幸帆:立ち上がり、顔を両手でパン、と叩き
久利須 幸帆:しっかりと前を見て、歩き出す
久利須 幸帆:"同じ"人/緑くん/好き…?:○/不安/ロイス→優しい人/緑くん/ありがとう:○/不安/Sロイス
三夜沢鋭子:花畑のほうをチラリと見た後、私も付いていこう。

■Backtrack

GM:では、バックトラックのお時間だ
GM:Eロイスは破壊神顕現 1つ!振りたい人は振り給え
瀬尾杏里:ふるわー!
瀬尾杏里:124-1d10
DoubleCross : (124-1D10) → 124-8[8] → 116

緑恒一:振っちゃうよッ
緑恒一:119-1d10
DoubleCross : (119-1D10) → 119-1[1] → 118

緑恒一:グゲーッ
三夜沢鋭子:振っておこう
三夜沢鋭子:124-1d10
DoubleCross : (124-1D10) → 124-2[2] → 122

三夜沢鋭子:うわっ
久利須 幸帆:130-1d10 振らせていただきます
DoubleCross : (130-1D10) → 130-2[2] → 128

久利須 幸帆:なっ…
瀬尾杏里:一倍ぶり!
瀬尾杏里:116-4d10
DoubleCross : (116-4D10) → 116-28[9,8,8,3] → 88

瀬尾杏里:5点!
緑恒一:118-6d10 というわけで2倍振りです
DoubleCross : (118-6D10) → 118-24[3,6,4,5,3,3] → 94

緑恒一:3点!2倍で正解!
三夜沢鋭子:まあ一倍かな。
三夜沢鋭子:122-5d10
DoubleCross : (122-5D10) → 122-41[10,8,9,6,8] → 81

三夜沢鋭子:1倍ぶりで5点、さらにSロイスも今回はある。
久利須 幸帆:128-10d10 2倍振り!
DoubleCross : (128-10D10) → 128-45[2,5,1,1,6,4,7,9,7,3] → 83

久利須 幸帆:危ないところだったのだ
GM
いつもの 5
シナリオ目的 5
+非常に良いハーレムセッションだった 3
Eロイス 1
に侵蝕率とSロイスだね

GM:EDでSロイス取る予定がある人は今のうちに申告してくれればSロイス分先に足しておこう
三夜沢鋭子:24点です!
久利須 幸帆:倍振りで3点なので、Sロイス合わせ22点です
緑恒一:17点です
瀬尾杏里:19点!
GM:C((24+22+17+19)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 27

珪素 17
銀河 22
ぺん 24
中村 19
GM(ロリバス) 27
GM:経験点はこうなった!
瀬尾杏里:ごっつぁんです!
GM:そして本日の進行はここまで!次回はEDです。誰とEDをやるかとかどんなEDにするかとか考えておくと良い
GM:次回は水曜の21時からとかかな?
GM:皆様ご都合はいかがか!
久利須 幸帆:大丈夫です
三夜沢鋭子:水曜は別のセッションが入っているのでーす
三夜沢鋭子:申し訳……無い!
GM:じゃあ木曜21時とかいかがだ!
瀬尾杏里:いけごわす
三夜沢鋭子:いけます!
久利須 幸帆:いけます
緑恒一:大丈夫です!
GM:では、木曜の21時からで。本日はお疲れ様でした!待て次回!
瀬尾杏里:さっした!
久利須 幸帆:お疲れ様でした!

GM:それではセッションを再開していきましょう
三夜沢鋭子:はーい
GM:待ちに待ったEDだが、さてどうしよう
GM:EDのビジョンが有る奴はおるかい?
三夜沢鋭子:私は緑君と別れてUGNに帰る感じのあれをしたいですね
GM:じゃあ、まずは三夜沢さんのEDからやろうかね
GM:出て欲しいのは誰だい?NPCも必要なら出すよ
緑恒一:私も基本的に要求されればどこのEDにも出る……!
緑恒一:やりたい会話があるならね!
三夜沢鋭子:緑君にはでてほしい
三夜沢鋭子:ただ状況的に、他の二人をのけていいものかというのは……ある……
GM:その辺は好きに理屈をつけてもよいし、みんなでやってもよい
三夜沢鋭子:まあ細かいことは気にしなくていいかー
GM:では2人でやる感じかな
三夜沢鋭子:二人で。
緑恒一:やりましょうやりましょう
GM:了解。では

■Ending/01

緑恒一:「……雨はやんだな」
緑恒一:夜明け前の暗い時間帯、河口のセーフハウスから顔を出す。
三夜沢鋭子:「雲も殆ど見えないな。少し前まで、あんなに降ってたのに。」
緑恒一:「……」
緑恒一:「……いたのか」
緑恒一:他の皆の目から隠れるセーフハウスを選んで、一人で睡眠を取っていた。すぐ街を出る予定だったのだ。
緑恒一:「まあとにかく、よかった。ちょっと歩くにはいい日だ」
緑恒一:僅かな着替えだけが入った荷物を背負う。
緑恒一:「じゃあな、三夜沢」
三夜沢鋭子:「お、おいおい!ちょっと待てよ!そ、それだけか?」
緑恒一:「……フフ、なんだよ?」肩越しに振り返る。
緑恒一:「謝礼の金一封でも期待してたのか?無理だね」
三夜沢鋭子:「いや、だって……大変だったんだぞ、ここ探すの!じゃあな、って、それだけじゃ、ほら。苦労の甲斐がないだろ!」
緑恒一:「苦労するのはあんたの勝手だ。褒めてほしいのかよ?」
三夜沢鋭子:「違う!金とかがほしいんじゃなくって……。褒めてほしいとかでも……もう!」
三夜沢鋭子:急ぎ足で緑君の横まで歩いていく。
緑恒一:「……」視線を下ろして、少し、横の三夜沢を見る。
三夜沢鋭子:「ただ……もう少し位、話してたいっていうか……。まだUGNも来てないし……。町から出るまでくらいはさ。」
緑恒一:「ま……そうだな」
三夜沢鋭子:「……」おずおずと緑君を見上げる
緑恒一:「本当なら俺とあんたって、敵同士だもんな」
緑恒一:「本当、俺らしくない」
三夜沢鋭子:「……いいだろ、少しくらい。今くらい、らしくなくっても。」
三夜沢鋭子:「……少しだけ、付き合ってくれよ。私とさ。」
緑恒一:「……」まだ夜の闇に包まれる対岸に、遠く目をやる。
三夜沢鋭子:つられてそっちを見よう
緑恒一:「……」
緑恒一:「……」
三夜沢鋭子:「……緑?」
緑恒一:「…………無口かよ!おい、フフ!」
緑恒一:「何か話したいから追っかけてきたんじゃないのか」
緑恒一:「まあ、いいけどな。街を出るまでしか付き合わないからな、俺は」
三夜沢鋭子:「なっ!だ、だって今のはそういう雰囲気だったじゃ……!」
緑恒一:「クラス替え直後の気まずい会話か!ったく……フフフ!」
三夜沢鋭子:「なんだよその例え!馬鹿にしてるのか?もう!」
三夜沢鋭子:「……でも、付き合ってくれるんだな。街から出るまでは。」
緑恒一:「他にすることもないだろ」
緑恒一:変わらず、無愛想に答える。
三夜沢鋭子:「……ん。そうか。そうだな……。」
三夜沢鋭子:「………」
三夜沢鋭子:と、そうは言ったものの、三夜沢は特に何も話さず、緑君の隣を歩くだけなのだ。
緑恒一:こちらも、ポケットに手を突っ込んだまま、歩き続ける。
緑恒一:普段より歩幅を小さく、三夜沢の歩みに合わせている。
三夜沢鋭子:三夜沢は一歩一歩、しっかり踏みしめるように、歩いている。その様子は、とても名残惜しそうに見えるかもしれない。
三夜沢鋭子:そして、街のはずれが見えてくる頃、ようやく緑君に話しかける。
三夜沢鋭子:「もうすぐだな。」
緑恒一:「そうだな」
緑恒一:(……あの橋を越えたら、また一人だ)
三夜沢鋭子:「……あそこを超えたら、お別れだな。」
緑恒一:「だから分かってるだろ。……フフ」
緑恒一:「何度も確認するな」
三夜沢鋭子:「フフ……。ああ、ごめん。」
三夜沢鋭子:「……なあ、緑。」
三夜沢鋭子:「街を出る前にさ……。一つ、聞いておきたいことがあるんだ。」
緑恒一:「なんだよ」
三夜沢鋭子:「……あの、怒らないで、ほしいんだけどさ。」
三夜沢鋭子:「……返事がほしいと、思って。」
緑恒一:「……?何か聞かれたことでもあったか?」
三夜沢鋭子:「………」耳まで真っ赤だ
三夜沢鋭子:「ほ、本気か?」
緑恒一:「何が!」
三夜沢鋭子:「……」さっきより真っ赤だ
三夜沢鋭子:「スゥー……ハァー……。」大きな深呼吸。
三夜沢鋭子:「じゃあ、もう一回、言う。」
三夜沢鋭子:「……私は……緑の事が……好きだ。……すごい好きだ。大好きだ。」
三夜沢鋭子:「それで……緑は、私のことは、どうかなって……」
緑恒一:「………………あのな」足を止める。
三夜沢鋭子:「……」私も止める。
緑恒一:「どうしてあんたは、そういう……ああもう!」
三夜沢鋭子:「な、な、な、なんだよ!い、言わせたのは、お、お前だろ!緑!」
緑恒一:「その場のノリの発言だったって、流してやってたのにさ……!」
緑恒一:こちらも顔を背ける。
三夜沢鋭子:「な、流してって……。こ、こっちは真剣だったんだぞ!本当に!」
緑恒一:「だ、大体あんた、いくつだと思ってんだよ」
緑恒一:「中学生の会話か!フフ!」
三夜沢鋭子:「あっ!お、お前、緑!そ、そうやってお前、答えないつもりだろ!緑!」
緑恒一:「……そ」
緑恒一:少し走って逃げる。
三夜沢鋭子:「お前、二回だ!二回だぞ……!こんな、お前、こんな……二回も、私がどんな気持ちでなー!」
緑恒一:「そうだよ!バーカ!俺は悪党だからな!」
三夜沢鋭子:「ああーっ!ああーっ!」 遅れて追う!
三夜沢鋭子:「お前……緑!お前!お前ーッ!こ、今度は絶対、お前ーッ!逃がさないぞ緑!こんな……私だけこんな……緑ーッ!」
緑恒一:「くそ……三夜沢……」走りながら、帽子を強く抑えて表情を隠す。
緑恒一:「あんたの事を、どう思ってるかなんて」小さく呟く。
緑恒一:(俺みたいな奴が、答えるわけないだろ……)
三夜沢鋭子:「ぜ、絶対!答えさせてやるからなー!緑ーッ!それまでずっと……追いかけてやるからなーッ!緑ーッ!」
緑恒一:走って、その声から逃げていく。逃げ続ける宿命だ。
緑恒一:けれど、苦しくはない。誰かが好きでいてくれると思えるだけで。
緑恒一:帽子の下で、少しだけ笑う。

■Ending/02

GM:大葉市外
FHエージェント:「……?“サンセットラブスーサイド”の能力が解除された……?」
FHエージェント:「おかしい、手はず通りなら連絡があるはずだが……なにか起こったのか?」
FHエージェント:「どっちにしろ、UGNの追撃もある。早いこと終わらせねえと……」
GM:サンセットラブスーサイドの能力が解除されて、市外に控えていたFHの部隊はにわかに騒然としながらも“ジェネシス”の探索に移ろうとしているね
瀬尾杏里:そんなことを言ってるFHエージェントさんの後ろに瀬尾が立っているよ
瀬尾杏里:「残念」
瀬尾杏里:「は」
FHエージェント:「なっ……!?」
瀬尾杏里:顔を掴み、足を払い、エージェントの体を倒す
瀬尾杏里:「ず」
瀬尾杏里:地面に手を置き、剣を錬成する
瀬尾杏里:「れ」
瀬尾杏里:地面から錬成された剣は倒れたFHエージェントの顔を貫くように現れる!
FHエージェント:「ガ………」数度痙攣して動かなくなる
瀬尾杏里:そして血に濡れた剣を掴むのだ
FHエージェント:「貴様ッ、何者だッ!」
瀬尾杏里:「憶える必要なんてないんじゃない?」
瀬尾杏里:「あんたちは今から」
瀬尾杏里:演出ハンティングスタイル!まるで消えるような速さでもう一人のやつに近づくぜ!
瀬尾杏里:「私に殺されるんだか」
FHエージェント:手に拳銃を生成して撃ちこむが、すでにそこには瀬尾さんは居ない
FHエージェント:「は………?」
瀬尾杏里:後ろに回りこみ、心の臓を一突きだ!
瀬尾杏里:「ら」
FHエージェント:ゴボゴボと気管から血と泡を溢れさせ、倒れる
瀬尾杏里:「これで、二人」
瀬尾杏里:「逃げるってのはさあ。初動が肝心なんだよ」
瀬尾杏里:「だから、さ」
瀬尾杏里:「今、あんたらに働かれると」
瀬尾杏里:再び演出ハンティングスタイル!そして別のヤツらに近づくのだ!
瀬尾杏里:「困るんだよね」
FHエージェント:「な……!」
瀬尾杏里:演出咎人の剣!エージェントの腕を切り落とす!
瀬尾杏里:「あいつにはしっかり逃げてもらわないと」
瀬尾杏里:「あいつを吸収して、完全体になるのは、私なんだから」
FHエージェント:「クソッ……!ウオオオオ!」仲間ごと巻き込むように瀬尾さんめがけて火炎を放つ
FHエージェント:「この……狂人め……!」
瀬尾杏里:「あんただって似たようなもんだろ」
瀬尾杏里:「なりたい自分になろうって頑張ることの」
瀬尾杏里:炎を気にせず、つっきるのだ!!
瀬尾杏里:「何が、いけないのさ」
瀬尾杏里:そして火炎放射器ごとぶった切る!
FHエージェント:「化け……物………」そうつぶやいて真っ二つにされる
瀬尾杏里:「これで、四人」
瀬尾杏里:剣を振り、血をはらう
瀬尾杏里:「全員、逃がさないから。念仏でも唱えてなよ」
FHエージェント:「ひ………!」
瀬尾杏里:と言って、ここらへん画面がブラックアウトしてほしいんだぜ!

瀬尾杏里:場面転換して、あたりは血まみれだ!
瀬尾杏里:そしてここらで隠れていたミナちゃん出てきて欲しい。つれてきたいたのだ!いたのさ!
ミナ:とことことミナは出てくるよ
瀬尾杏里:「さっきのルナの時もそうだったけど」
瀬尾杏里:「こういうのみても声一つあげたりしないんだ」
瀬尾杏里:「流石恒一の子供だね」
ミナ:「………?」不思議そうな顔で首をかしげるよ
瀬尾杏里:「偉い子だねってほめてるんだよ」
瀬尾杏里:頭を撫でる
ミナ:「ん……偉い」嬉しそうに目を細めるよ
瀬尾杏里:「で、偉いついでにひとつお願いがあるんだけど」
ミナ:「お願い、何?」
瀬尾杏里:「この町の周辺にさ、ちょっと雨を降らせてくれないかな」
ミナ:頷いて空を見上げると、ポツポツと雨が降り出す
ミナ:「雨」
瀬尾杏里:「軽く、足あととかが消える程度にさ」
ミナ:「分かった」
ミナ:雨脚は少しだけ強くなり、地面がぬかるんで足あとが見えなくなっていくよ
瀬尾杏里:「ありがと。これで恒一も少しは逃げやすくなると思うよ」
瀬尾杏里:「ミナは」
瀬尾杏里:「恒一が助かると嬉しい?」
ミナ:頷く
ミナ:「名前くれたから。お礼」
瀬尾杏里:「うん、お礼は大事だね」
瀬尾杏里:「けど、お礼はちゃんと自分の口から言わないと意味がないんだよ」
ミナ:「……」頷く
瀬尾杏里:「私はこれからあいつを追いかけるけど」
瀬尾杏里:「ミナも一緒に来る?」
ミナ:「行く」
瀬尾杏里:「じゃあ、決まりだ」
瀬尾杏里:雨が瀬尾についた返り血を流していく
瀬尾杏里:少し綺麗になった手を、ミナにのばす
ミナ:手を取る
瀬尾杏里:「一緒に行こうか」
ミナ:「……」頷く
瀬尾杏里:恒一を吸収すれば、私は完全体になれる
瀬尾杏里:それはわかっている。
瀬尾杏里:けど、恒一に言われた通りだ。
瀬尾杏里:私は完全体になる方法はわかっても完全体がどういうものなのか。
瀬尾杏里:まだわかっていない。
ミナ:「瀬尾」
瀬尾杏里:「何?」
ミナ:「お礼、言いに行く」自分を指さし
ミナ:「瀬尾は、なんで行く?」瀬尾さんを指さす
瀬尾杏里:「なんでかなー」
瀬尾杏里:恒一が色んなやつと交わって、今の恒一になったように
瀬尾杏里:私も、誰かと歩いていけば、今見えてる完全体とは
瀬尾杏里:別の姿の完全体がみえるかもしれない
瀬尾杏里:「私に、会いにいきたいからかな」
瀬尾杏里:今の私には見えない私に
ミナ:「……ん」頷く
瀬尾杏里:「なんか、変なこと言っちゃったかな」
瀬尾杏里:少し照れたように笑いながら
瀬尾杏里:雨の中を二人で歩いていくのだ
瀬尾杏里:以上だ!

■Ending/03

久利須 幸帆:「ハ……ハ………」
久利須 幸帆:息を切らしながら、足を動かす
久利須 幸帆:この先にいるのかはわからない。もしかしたら、見当違いの方向に走ってるのかもしれない
久利須 幸帆:───でも
久利須 幸帆:「ど………ど、こ……」
久利須 幸帆:───言われた通り、家に帰ることになっても
久利須 幸帆:もう二度と、会えないのだとしても
久利須 幸帆:せめて、せめてもう一度だけ
久利須 幸帆:あの人と───
緑恒一:息が切れ、体力が尽きかけた時、隣町の川沿いを歩く後ろ姿を見つけるでしょう。
緑恒一:三夜沢と別れ、再び別の町へ向かっている。遠くへ。
久利須 幸帆:「……あ」
久利須 幸帆:その背を見た、瞬間に
久利須 幸帆:思いきり、走り出す。この後のことなど、考えずに
久利須 幸帆:「み……ど……」息が苦しい、声が出ない
久利須 幸帆:でも
久利須 幸帆:「………み、どり…くん!」叫ぶ、彼の名を、今出せるだけの声で
緑恒一:「!」反射的に駆け出そうとするが、
緑恒一:一歩二歩歩いたところで踏みとどまり、振り返る。
緑恒一:「……何してる」
久利須 幸帆:「ハァ…ハァ…」緑が立ち止ったので、なんとか、追いつくことができた
久利須 幸帆:「ン……ァ……ハァ……」
久利須 幸帆:「な…何、って…だって」
久利須 幸帆:「き、気づいたら…誰も、いないんだもん…」
緑恒一:「当たり前だろ。人間の傍に、ずっといていい奴じゃない」
緑恒一:「三夜沢も、瀬尾も、俺も」
緑恒一:「それはそれで楽な生き方だと思ってるぜ。……じゃあな」
久利須 幸帆:「…なんで?」
久利須 幸帆:「緑くんが狙われてるから?あんな子を生み出しちゃうから?誰かを危険にするから?」
久利須 幸帆:「だから、誰かの傍にいちゃいけないの?」
緑恒一:「そのとおりだよ。よく理解できたな」
緑恒一:「上出来だ」
久利須 幸帆:「…それが、緑くんの」
久利須 幸帆:「『自由』な、生き方なの?」
緑恒一:「フフ!そうさ」
久利須 幸帆:「………」
久利須 幸帆:「でも、ね」
久利須 幸帆:「緑くんの傍にいたい、って」
久利須 幸帆:「そんな『自由』を持ってる人がいたって」
久利須 幸帆:「それは…その人の、“自由”、だよね?」
緑恒一:「……あの時」
緑恒一:「あんたに『自由にしろ』って言ったのは、……もしかしたら」
緑恒一:「俺の強がりだったのかもしれない――」
緑恒一:「『俺は、そういう自由も認めてやれる奴なんだぜ』って、自分で思い込みたかったのかもな」
緑恒一:「……だから、あんたのそれも自由だ。そこの意見は変えない」
久利須 幸帆:「じゃ、じゃあ…」
緑恒一:「家族は」
久利須 幸帆:「あ………」
緑恒一:「……いいぞ、幸帆」
緑恒一:「“帆”は、船の帆だ」
緑恒一:「多くのものを受け取る……それと、力強く前に進む、って意味がある」
緑恒一:「この世に満ちる幸せを、しっかりと受け止められる人間であるように」
緑恒一:「……そして、それに後押しされて、自分の道を進んでいける人間であるように」
緑恒一:「……そういう、名前だ」
久利須 幸帆:緑の言葉を、聞き逃すまいと、真剣に聞いている
緑恒一:「あんたは、戦いたいって言ったな」
久利須 幸帆:「………」
久利須 幸帆:「うん」
緑恒一:「家族や日常の素晴らしさを忘れて言った馬鹿なら、思いだせの一言で済む話だ」
緑恒一:「あんたは今、沢山の宝物を持ってる。これから先、世界のどこを彷徨っても、きっと手に入れられないものを」
緑恒一:「自分で自分の道を決めるってことは」
緑恒一:「……それを全部、捨てるってことだ」
久利須 幸帆:「ぜん、ぶ…」
緑恒一:「……どうするかなんて、この場じゃ聞かない」
緑恒一:「いつその答えを出してもいい。……けれど、考えるんだ」
久利須 幸帆:「考え…る」
緑恒一:「そうじゃないと、自由の意味なんてないからな。フフ!」
緑恒一:「……話はこれで終わりだ」
久利須 幸帆:「考える…『自由』」
久利須 幸帆:「『自由』、を…考える」
久利須 幸帆:緑の言葉を、反芻する
久利須 幸帆:「…わたし、瀬尾さんみたいに強くない」
久利須 幸帆:「三夜沢さんみたいに、誰かを応援することも、得意じゃ…ない」
久利須 幸帆:「だけど…」
久利須 幸帆:「…緑くんに、教えてもらった、『自由』ってこと」
久利須 幸帆:「ちゃんと、考えるね」
緑恒一:「ああ」
緑恒一:「俺が……あんたに願いがあるとしたら、そのただひとつだ」
緑恒一:「頼んだぞ。久利須幸帆」
久利須 幸帆:「…うん」
久利須 幸帆:「でも…ね」一歩、緑へ踏み出す
久利須 幸帆:「わたしが、緑くんの傍にいて、力になりたい…それは」
久利須 幸帆:「考えて、確かめる必要のない、ことだから」
久利須 幸帆:懐から取り出したものを、緑の手に握らせる
緑恒一:「……」それを見る。
久利須 幸帆:長寿祈願の御守りが、その手に握られている
久利須 幸帆:「今までは、わたしのためだけの、御守りだったけど」
久利須 幸帆:「これからは、緑くんのことも、守ってもらう」
久利須 幸帆:「…わたしが、『自由』の答えを出したとき」
久利須 幸帆:「ちゃんと会って、それを伝えたいから」
緑恒一:「……フフ!わかったよ。こんなものを渡すために、ご苦労なことだな」
緑恒一:「大したことないゴミだけど、その時までは預かっていてやる」
久利須 幸帆:「…うん」
緑恒一:「またな」
久利須 幸帆:「きっと…ううん。必ず、伝えに行くから」
緑恒一:ポケットにお守りをねじ込んで、そのまま立ち去っていく。
久利須 幸帆:「その、時まで…またね」
緑恒一:ポツポツと、雨粒が落ちて
緑恒一:すぐにその姿は、雨の中に霞んで見えなくなる。
緑恒一:久利須幸帆のロイス感情をポジティブにします。
緑恒一:恩人/久利須幸帆/親愛:○/不快感/ロイス
久利須 幸帆:「……………」その背が、見えなくなる直前
久利須 幸帆:「緑くーーーーーん!」
久利須 幸帆:「…わたしに、『自由』を、教えてくれて」
久利須 幸帆:「………ありがとーーーーーーーーーーう!」
久利須 幸帆:その声が、届いたのか、届かなかったのか
久利須 幸帆:わからないまま、空を見上げる
久利須 幸帆:あの人に会った時と同じ、雨雲だけが見える空
久利須 幸帆:「……………ッ」目が、口が、顔が、歪み
久利須 幸帆:「──────────────────────」
久利須 幸帆:堪えていた涙が、叫びが、溢れる
久利須 幸帆:それは、雨の勢いに流され、かき消されていった

ダブルクロス The 3rd Edition「WORLD'S END UMBRELLA」END