嵐の前に静けさはない

嵐の前に静けさはない

【Preplay】

GM:では皆さんに自己紹介していただきましょう。PC1の煉獄堂さんから。
煉獄堂しょこらhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1375112315/42(PC1:しお)
しお:はーい
煉獄堂しょこら:PC1の煉獄堂しょこらです。民放TV局のお天気お姉さんです。
GM:これは、民放なので
GM:全国放送って認識でいいんですよね?
煉獄堂しょこら:そうですねー(一部地域を除く)
煉獄堂しょこら:某インターネット掲示板にスレが立つ程度の知名度です
煉獄堂しょこら:キャラ性能はドッジダイスを減らして雨粒するマンレディ。妖精もあるでよ!
煉獄堂しょこら:伝承者も持ってるので当てるくらいはナントカ
煉獄堂しょこら:LMだとC値-1なのであんまり期待はできないかも
煉獄堂しょこら:一応このメンバーでは常識人枠になると思いますがよろしくおねがいします!
GM:次はPC2の七咎さんのご紹介です。
七咎ミサキhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1390046696/11(PC2:はくぐい)
七咎ミサキ:七咎ミサキ(ななと-)です。俺様系レネゲイドビーイングです
七咎ミサキ:マイナー妖怪で小市民的なレネゲイドビーイングです。
七咎ミサキ:はくぐいキャラの御多分にもれず、あんまり頭は良くないかもしれないし、実はいいかもしれない
七咎ミサキ:性能としては、HP3桁の雷鳴の申し子です。
七咎ミサキ:カバーリングエフェクトは経験点足りなくてとれなかったけど、行動放棄カバーはやるつもりです。
七咎ミサキ:よろしくお願いします。
GM:それではPC3の初美ちゃん、よろしくどうぞ。
遊佐初美http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328019685/212(PC3:中村)
遊佐初美:遊佐初美です!
遊佐初美:FHチルドレンで強化兵だ!悪くて、強いよ!
遊佐初美:基本的にとても頭が悪いです。自分の所属もよくわかってない程度に頭が悪い
遊佐初美:性能としては腕が伸びて敵を殴る。それだけです。
遊佐初美:よろしくおねがいします!
GM:シンプル!
煉獄堂しょこら:ゆえに強いというわけね

■トレーラー


登水町――そこは二ヶ月もの間、雨が降り続ける町。
移動を続ける、正体不明の元凶“雨師妾”の噂。
七咎ミサキを生んだFHセル・アーバンシアター。
孤立と謎を深める一方の情報。……この地に敵は存在しないのか。
そして真実と虚構が曖昧になる時、妖怪が生まれるのか?

ダブルクロス3rd『嵐の前に静けさはない』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト

・PC1(煉獄堂しょこら)用ハンドアウト
ロイス:登水町 推奨感情P:好奇心/N:猜疑心
あなたは、人々に広く顔を知られた天気予報キャスターである。
その番組の中の視聴者投稿コーナーに、複数の、異様な投稿が寄せられている。
N県の外れ、登水町なる町では――二ヶ月の間、雨が降り止んだことがないという。
最近の予報データとも整合せず、気象的にも極めて不合理な現象。
この投稿に興味を抱いたディレクターの冬田は、現地の直接取材の敢行を決定する。

・PC2(七咎ミサキ)用ハンドアウト
ロイス:一月ともか 推奨感情P:懐旧/N:不快感
あなたは、FHによって作成された、妖怪のレネゲイドビーイングである。
ここ数週間、あなたは交通手段のほとんどを遮断された登水町に足止めを受け続けている。
相手は一月ともか。かつてあなたが所属していたアーバンシアターセルのチルドレン。
……だが、あなたは自らのセルについて、それ以外の情報を殆ど認識していない。
敵は彼女一人なのか?何を目的としているのか?この地に存在するのか?

・PC3(遊佐初美)用ハンドアウト
ロイス:羽生田シン 推奨感情P:有為/N:憤懣
あなたは、とあるFHセルに所属する戦闘用チルドレンである。
セルリーダー・清水汐の古本買い付けについて遠出をしたあなただったが、
帰りの電車の中、ふとしたミスによってリーダーとはぐれてしまい、
登水町なる、聞いたこともない駅へと辿り着いてしまう。
保護者のいないあなたを助けたのは、羽生田シンと名乗る少年だったが……?

【Opening/01】

GM:ではオープニング1。煉獄堂さん、初美ちゃんの登場。
煉獄堂しょこら:29+1d10
DoubleCross : (29+1D10) → 29+1[1] → 30

遊佐初美:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 5[5]+32 → 37

GM:----
GM:山口古書
GM:----
GM:客の存在しない店の奥では、チカチカと反射の光が瞬いている。
煉獄堂しょこら:「はーい、皆さんこんにちわ。『しょこたんのハレノチアメ』の時間ですよ~」
GM:最終処分場から拾ってきたかのような旧型のテレビ。
遊佐初美:今時4:3テレビ…!
GM:その中では陽気な音楽とともに、眼鏡の女性が……いつものように天気予報を述べている。
煉獄堂しょこら:「今週は全国的に晴れ。絶好のおでかけ日和ですね~」
遊佐初美:「ふむ、全国は晴れか」
遊佐初美:「ここの天気はどうなるのかな」
清水汐:「この人」こちらも眼鏡の成人女性だ。
清水汐:「なんで煉獄堂なんて芸名なんでしょうねえ」
清水汐:パック牛乳を飲みながら、カウンターに背を向けてテレビの方へ座っている。
遊佐初美:「汐ちゃんわかんないの?」
遊佐初美:「私はわかるよ!」
清水汐:「ははあ。それは感心ですね、初美ちゃん」
清水汐:「どうしてなんですか」
GM:そしてこの2名は、古書店に訪れた客でもなんでもなく
GM:そもそも清水汐は店長である。接客を行なう者としてあるまじき態度!
遊佐初美:「それはね。この人がれんごくどうだからだよ!」
遊佐初美:「あたしは天才だからわかる」
清水汐:「本名が煉獄堂なんですか?」
遊佐初美:「???」
遊佐初美:「名前は一個だけでしょ?」
清水汐:「ううん」
清水汐:「気になりますね、煉獄堂家」
遊佐初美:「木になるんだ…あの人…」
煉獄堂しょこら:「……月末にかけて、A市・B市は曇り……」
清水汐:「そういえば、初美ちゃん」画面の地方地図が切り替わった辺りで言う。
清水汐:「明日から、このN県に行きますからね」
遊佐初美:「……」
煉獄堂しょこら:「では次のコーナー、『教えて!しょこたん』のコーナーです」
遊佐初美:「え。この隣の太陽のところに行くの!?」
遊佐初美:「あたし違う太陽のところ行くのははじめてだよ!」
清水汐:「初美ちゃんには難しいことかもしれませんけど」
清水汐:「これは実際に太陽が増えているわけじゃないんですよ」
遊佐初美:「あはは。何言ってるの汐ちゃん。だってテレビでもいっつも太陽は増えてるよ」
煉獄堂しょこら:「今日はいっぱいお手紙が届いていますね~」
お手紙:『こんばんは!しょこたん』
お手紙:『ハレノチアメ、いつも楽しく見ています』
清水汐:「そういえばこの番組」初美ちゃんには特に反応せず呟く。
清水汐:「なんでアメノチハレじゃなくて、ハレノチアメなんでしょうね」
遊佐初美:「アメノチハレじゃなくて、ハレノチアメだから!」
お手紙:『知っていましたか?実は、僕の住む市の近くで、不思議なことが起こっているんです』
お手紙:『噂に聞いたところだと、登水町(のぼりみちょう)で、この2ヶ月間』
お手紙:『2月から、ずっと雨が降り続いているんです』
清水汐:「はあ」
煉獄堂しょこら:手紙を読みながら、全国地図を見る。予報は晴れだ。
GM:そうですね。予報的にも晴れ。
GM:煉獄堂さんの記憶にある限りでも、この近くに2ヶ月間ずっと雲が留まっている……というような
GM:異常な気象現象も起こってはいなかったはずです。
煉獄堂しょこら:「(……おかしいわね。N県のあたりは前線も発達していないし、むしろ快晴のはず)」
清水汐:「N県と近いですねえ。見学に行きましょうか」
遊佐初美:「汐ちゃん雨がすきなの?」
清水汐:「嫌いですよ。本が濡れますし」
清水汐:「じゃあやめましょうか」
遊佐初美:「えー、あたしは雨好きだよ。長靴はくの楽しい!」
清水汐:「晴れの日に履いてもいいじゃないですか」
清水汐:「あと、ここだけの話ですけど」
清水汐:「機動空中書架は、雨にとても弱いんですよね」
遊佐初美:「晴れの日には水溜りがないからなー」
お手紙:『不思議だと思いませんか?ぜひ、“ハレアメ”で取り上げてください!』
煉獄堂しょこら:「……お手紙、ありがとうございます~。不思議なこともあるものですね」
AD:(そろそろCMです)カンペ
煉獄堂しょこら:「登水町のみなさん、明日は晴れますように!それでは一旦CMです~」
清水汐:「じゃあ初美ちゃん、天気予報も終わったことですし」
清水汐:「そろそろ寝なさい」夜6時頃だ。
遊佐初美:「今日はもう寝る時間なの?」
清水汐:「初美ちゃんが起きているとうるさいので」正直!
遊佐初美:「うるさくないよ!」
清水汐:「うるさいです」
遊佐初美:「むう…!」
清水汐:ほっぺたをムニムニして
清水汐:頭の上に本を乗せる。
遊佐初美:「む~~~~」
清水汐:「どうしたんですか?」
遊佐初美:「汐ちゃんがムニムニするからー」
遊佐初美:「眠くなってきた…」
清水汐:「それがいいですね」ポンポンと頭の上の本を叩く。
遊佐初美:「おきがえしなくていいー?」
清水汐:「着替えてから寝なさい」
遊佐初美:小菊さんとか今いますかね?
遊佐初美:「む~~~」
遊佐初美:「秋生ー、パンツどこー」
遊佐初美:とか言いながら部屋から出ていきます!
小菊秋生:「……なんで僕が遊佐の世話を?」
清水汐:「小菊くんおねがいします」
清水汐:部屋を隔てた店の方から、辛うじて声が聞こえる。
遊佐初美:「あたしからもお願いしてあげよう」
小菊秋生:「………」 渋々了解する他ない
遊佐初美:「まずはパンツがほしい!」
小菊秋生:「パンツはタンスの下から2番目」
小菊秋生:「僕が出すしかないのこれ?」
小菊秋生:遊佐が動かないなら出してやる。
遊佐初美:眠くて立ちながらうつらうつらしています
小菊秋生:「……」 渋々パンツを用意してやる
遊佐初美:「パンツー……、そのあとパジャマー……」
小菊秋生:「ふざけてんの?」 パンツを遊佐にぶん投げる
遊佐初美:「はぶっ!」
遊佐初美:「むう、レディに向かってパンツを投げつけるとは。秋生が悪い子になった…」
小菊秋生:「パジャマはその辺に脱ぎっぱなしでしょ?」 畳んであるのが部屋の片隅にある。小菊が畳んだ
遊佐初美:「あったー」
GM:グリモアの日常生活……
小菊秋生:「うら若き乙女がパンツの管理も出来ないのは関心しないね。僕のストライクゾーンの広さを警戒すべきだよ」
遊佐初美:パジャマとパンツを持って
遊佐初美:秋生くんの前に行きます。
遊佐初美:そして秋生くんの前にそれを置く
遊佐初美:「じゃあ、はい」
小菊秋生:「はあ……」
遊佐初美:秋生くんの前で腕を挙げて着替えをさせやすい体勢になるよ!
小菊秋生:「………」 渋々着せる
遊佐初美:「うん、ご苦労」
遊佐初美:「じゃあ、最後にお布団までだっこー」
小菊秋生:「……はい」 しゃがんで両手を広げる姿勢
遊佐初美:「うん。素直でよろしい。これでパンツを投げたことはチャラにしてあげる」
遊佐初美:そのまま秋生くんにだっこされて、目を瞑ります
小菊秋生:(ぶん投げたい)
小菊秋生:しかしぶん投げると腹パンが来るので我慢する小菊だった
遊佐初美:「すー…すー…」
GM:ということで、初美ちゃんは安らかな眠りにつき
GM:小菊くんはますます疲れ果てたのでした。オープニング1終了。
GM:ロイス取得のみが可能です。シナリオロイスはまだで結構。
遊佐初美:ともだち/小菊秋生/やさしい○/ダメなヤツ
煉獄堂しょこら:じゃあまだ取らないです!
GM:ダメなヤツはどっちだ!w
GM:----

【Opening/02】

GM:では、次は七咎さんのオープニング。
七咎ミサキ:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+5[5] → 51

GM:----
GM:N県・登水町
GM:----
GM:……僅か数日の滞在のはずが、もう3週間もこの街に留まっている。
GM:最初の頃は、単に用件が伸びただけだった――しかし。
七咎ミサキ:「……くそっ、ビニール傘もタダじゃねえんだぞ!」
GM:何かよく分からない偶然が、この田舎に七咎ミサキを引き止めている。外は雨。
七咎ミサキ:「ここに来て、何日目だぁ……?」
民宿店主:「これで3日め」
民宿店主:「おはようさん。朝食できてるよ」
七咎ミサキ:「あ、おっちゃん。すまねえな」
七咎ミサキ:早速いただきますをして、朝食をかきこみ始める
七咎ミサキ:「レネゲイドビーイングだって、飢えれば苦しいってんだから不自由なモンだよな……」
七咎ミサキ:「それに……俺は元々七人分もの栄養が必要だし……」 腹を押さえながら
民宿店主:「ここに来て、七咎さんも随分長いね」
民宿店主:他の客の食器を片付けつつ。「別に帰る当てがないなら、この辺に腰をおちつけてみるってのも」
民宿店主:「面白いんじゃないのかね」
七咎ミサキ:「ええー……。おっちゃん、俺様はバリバリの都会派なの。ナウでヤングなモダンボーイなの」
七咎ミサキ:「こんなところいたら息が詰まらあ」
民宿店主:「はは。そう言っても、ずっと泊まってるんじゃないかい」
GM:……しかしこの事態、8割は七咎の意思ではないと言ってもいい。
GM:土砂崩れによる国道の通行止め。
GM:数少ないバスの運行のズレ。
GM:七咎が街を離れようと決意した日に限って、不愉快な偶然が出立を阻んでいる。
GM:……だが、無論、本気で出ようと思えば出られないわけではないだろう。
GM:例えば、民宿からはかなり遠いものの、登水町駅からの電車ならば、今も動いている。
GM:電車ならば、運行のタイミングを外すこともない。本気で町を発つときには、この電車を使うことになるだろう。
七咎ミサキ:(……うーん、電車かあ。あんまり気乗りしないけど、使ってみっかなあ……)
GM:当初の用事が何であったかは七咎さんの自由に決めて頂いて結構ですが
GM:既に、最初にこの町を訪れた目的は達成しているはずです。離れようと思えば離れられます。
七咎ミサキ:(元々ここには、俺様の元になった妖怪「七人ミサキ」のルーツを調べに来たんだ。偶然やらなんやらが続いて長く居着いちまってるが、そろそろ潮時かもな……)
七咎ミサキ:「うん。よし、離れよう」 呟き、立ち上がります
民宿店主:「……」
民宿店主:「……行くのかい」片眉を吊り上げるような表情。
七咎ミサキ:「行くよ」
七咎ミサキ:「俺、行く」
民宿店主:「そりゃ残念だね」
民宿店主:「じゃ、宿代は出るときでいいから」
七咎ミサキ:「すまねえな。おっちゃん」
七咎ミサキ:「飯、美味かったぜ」
民宿店主:「はは。そりゃどうも。まあそういう仕事だからね、俺は」
GM:では、そのようなやり取りの後、七咎ミサキは身支度を整えた。
GM:大荷物で30分ほど歩く羽目になるが、駅まで辿り着けば後は楽な旅立ちのはずだ。
GM:----
GM:登水町 駅前通り
GM:----
GM:――空は晴れている。快晴だ。
GM:スーツケースをガラガラと運ぶ音が、朝のシャッター街に響く。
七咎ミサキ:「よいしょっとー」 スーツケースを押している
???:「――街を出るのか?」
GM:背後から声。誰かとすれ違ってはいないはずだが。
???:「やめたほうがいいぞ」
七咎ミサキ:「誰だ!?」
???:「“アミリアス”」声は背後、上方からだ。電柱の上で、屈むように見下ろしている。
七咎ミサキ:「!!」 見上げる!
???:「“アミリアス”。おれの声を覚えてないのか?」
七咎ミサキ:「”アミリアス”……?」
七咎ミサキ:「ま……さか、お前は!」
一月ともか:「……会うのを待ったよ、“壱号”」前髪で片目を隠した少女だ。
一月ともか:コードネーム“アミリアス”。七咎ミサキと同様、何らかの妖怪の能力を“付与”されたチルドレン。
一月ともか:「電車で出るのはやめたほうがいい」
七咎ミサキ:「ひ、久しぶりだな……。お前、何だってこんなところに……」
七咎ミサキ:「そんなこと言ったって、電車ぐらいしか交通手段無いし……」
一月ともか:「……お互い知らないほうがいいんじゃないのか?」
一月ともか:タン!
一月ともか:電柱の上から、片足で降りる。極端に短く切断されたジーンズ姿だ。
七咎ミサキ:「…………」
一月ともか:「おれだって、“壱号”。お前を始末する命令なんて、受けたくないんだ」
一月ともか:「善意の忠告だろ、こういうのは……。おれはお前に会ってなんかいないし」
一月ともか:「お前はふと気が変わって、電車をやめた。それでいいじゃないか」
七咎ミサキ:「し、始末!?」
一月ともか:「始末だよ。裏切り者だからな」ザリ、と靴裏がアスファルトを掻く。
一月ともか:「おれだって、やろうと思えばできるんだぜ。“壱号”……。そうしたくないってだけだ」
七咎ミサキ:「……裏切り者。そうか……」
七咎ミサキ:「ま、まあここは穏便に……な?」
一月ともか:「おれは最初からそう言ってる」
一月ともか:顎で元来た道を示す。「戻れ」
七咎ミサキ:「っと言うとでも思ったか!せいッ!」 いきなり腕から紫電を飛ばして、電車の方へ駆ける! 逃げるつもりだ!
一月ともか:「……チッ!“壱号”!」見事に虚を突かれる!
一月ともか:「“アーバンシアター”が見ている!」
七咎ミサキ:「へっへーんだ。お前ごときが俺様を止められっかよ!」 ダッシュ!
一月ともか:「お前の逃走を……感知したら!」
一月ともか:「何をするか、わからないぞ!」
GM:一月の声は遠く後方に離れていく。……駅だ!
七咎ミサキ:「”アーバンシアター”?そんなところもう辞めてやったんだ。怖くねーよ!」
七咎ミサキ:駅に駆け込みます
GM:では、無事にホームに乗り込むことができた。このまま電車が来れば、脱出成功。
GM:“アミリアス”や“アーバンシアター”といった過去のいざこざに関わらずに済む。
GM:……しかし。
GM:といったところで、オープニング終了としましょうか。ロイスのみ取得可能です。
七咎ミサキ:元同僚/一月ともか/有為/逃げるが勝ち:○
七咎ミサキ:以上で!
GM:OK!では、今度は煉獄堂さんのシーンから。順に初美ちゃん、七咎さんという感じで登場してもらいます。
GM:----

【Middle/01】

GM:煉獄堂さん登場お願いします。
煉獄堂しょこら:30+1d10
DoubleCross : (30+1D10) → 30+10[10] → 40

煉獄堂しょこら:オゴッ
GM:----
GM:「しょこたんのハレノチアメ」放送後スタジオ
GM:----
AD:「はいお疲れ様でーす!!」
煉獄堂しょこら:「お疲れ様です~」
AD:「煉獄堂さん、さっきのお便りですけど……」声を潜めて聞く。
GM:ドン!
冬田権一:「はいはいはい、しょこたんお疲れ~ィ!」ADを突き飛ばして出現!
冬田権一:「今日も良かったよしょこたん!グー!」
煉獄堂しょこら:「あ……お疲れ様です」
GM:この胡散臭い男は、「しょこたんのハレノチアメ」ディレクターの冬田権一。
煉獄堂しょこら:「……大丈夫ですか?お便りが何か?」ADさんに
AD:「いやあそれが、いてて……さっき冬田さんにも言ったんですけど」
冬田権一:「そう!そーなのよ!すぐ、しょこたんの予定聞かなきゃだったからさ!」
冬田権一:「……登水町!取材行くから!Pの許可取ってるからね!」
煉獄堂しょこら:「取材、ですかぁ!?すぐって……今から?」
冬田権一:「まあ、2日後ね!現地ロケ!いいでしょ~!」
冬田権一:「……あー。それともしょこたん、あの投稿内容、信じてない感じカナ?」
煉獄堂しょこら:「……まあ、少し気になりましたが。データ上雨が降り続けてるなんてありえませんからね」
煉獄堂しょこら:「何かのいたずらじゃないんですか?」
AD:「……いやいやー、降ってるらしいんですよー」
AD:「自分の友達に、近くに住んでる子がいて」
AD:「2ヶ月前からずっと降ってるっていうのは、あの辺りで噂になってるって」
冬田権一:「そーゆーこと!お手柄!」ドン、とADの背中をぶっ叩く。
冬田権一:「……それにさ~」
冬田権一:「実はああいう投稿、一通だけじゃないんだよね。しょこたんには見せてないけど!」
煉獄堂しょこら:「本当ですか!?」
冬田権一:「結構、地元の人達の間じゃ噂になってるらしいよ~?振り続ける雨の話!」
冬田権一:「ま、裏取るのはこれからなんだけどねっ!そのための取材なわけだし」
煉獄堂しょこら:「……それは、確かに気になりますね。何より予報が外れてるっていうのが気に入りません」
冬田権一:「でしょでしょ~~!?」
冬田権一:「マジネタだったら、本当、その場でロケ!やるから!取材してから改めてロケとか、日程的にできないからね!」
煉獄堂しょこら:「(2日後か……ううう、せっかくのオフが……でも、気になる……)」苦い顔
冬田権一:「これで本当だったら、いち早く僕らがキャッチした異常気象ってことになるからね!頼りにしてるよ、しょこたん!」
煉獄堂しょこら:「はあ。わかりました……どうせ冬田さんのことだからもういろいろ手配してるんでしょう?」
冬田権一:「いや~、そう言ってくれて助かるよ!ギリギリのスケジュールだったからね、まったく!」
冬田権一:「……ってわけで、2日後!お願いねえ~っ!」
煉獄堂しょこら:「……はーい」「(あのタヌキオヤジめ~~~っ!)」
GM:こうして、煉獄堂しょこらのロケ企画が一方的に決定した。
GM:……2日後!
GM:----
GM:2日後 N県鈍行鉄道内
GM:----
GM:清水汐と遊佐初美は、この電車の座席に座って駅弁を食べていた。
GM:正確には、食べているのは初美だけだ。
遊佐初美:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 8[8]+37 → 45

清水汐:「ほほう、こんな本まで」
遊佐初美:もぐもぐ
清水汐:「すごい収穫でしたねえ。いやあ来てよかった」
遊佐初美:もぐもぐもぐ
清水汐:対面席の店長は買い付けた古本に夢中だ。
遊佐初美:「うん、お弁当も美味しいしね!」
清水汐:「何かの役に立つと思って連れてきてみれば」
清水汐:「今回はお弁当食べるだけでしたね、初美ちゃん」
遊佐初美:「ふふん!ちゃんと迷子になった汐ちゃんを探してあげたりもしたよ!」
清水汐:「探してくれてありがたかったです」
清水汐:「こっちから探すのは面倒でしたし」
遊佐初美:「えへん!あとね。汐ちゃん。あたし、凄いことに気づいたの!聞いて!」
清水汐:「はいなんでしょう」完全に本に集中している。
遊佐初美:右手を店長の前に出します
遊佐初美:「このさ、手の先についてる細いヤツあるでしょ?」
清水汐:「はあ」
遊佐初美:左手で人差し指をさしている
遊佐初美:「これねえ」
遊佐初美:「すっごい便利!」
清水汐:「すごいですね」
遊佐初美:「うん、すごいの!」
清水汐:「初美ちゃんがここまで生きてこれたことが」
遊佐初美:「こう、手をぎゅーってしてると箸もつかめないんだけど」
遊佐初美:「この細いのを使うと箸もうまく使えるの。すごい」
遊佐初美:「すごいから私はこれのことを初美スペシャルと呼んであげることにしたよ!」
清水汐:「ふーん」
清水汐:ズズー
清水汐:牛乳パックを飲んでいる。
清水汐:「あ、牛乳がなくなってしまいました」
遊佐初美:「大発見だ!汐ちゃんもこれからいっぱい初美スペシャルを使っていいよ!」
清水汐:「ではさっそく、その初美スペシャルの性能を駆使して」
清水汐:「牛乳買ってきてくれないでしょうか」
清水汐:「私は本を読むのに大変忙しいので」
遊佐初美:「任せて!初美スペシャルにかかればそのぐらいの任務楽勝だよ!」
GM:電車が駅に到着する。
清水汐:「まあ、車内販売か何かで売ってると思います。お願いします」小銭をわたしておく。
遊佐初美:「はーい!」
遊佐初美:(牛乳と言えば)
遊佐初美:(スーパーだ!)
GM:すごい!まったく話を聞いていない。
GM:ということで、駅のホームの外にスーパーらしき看板を発見出来ました。
遊佐初美:お弁当を持って駆け出します
遊佐初美:「すぐ戻ってくるから待っててねしおちゃん!」
清水汐:「加工乳はダメですよ」
清水汐:全く初美の方を見ていない。保護監督責任!
遊佐初美:「大丈夫!あたしは頭がいいから牛乳を知ってる!」
遊佐初美:トテトテトテトテ
遊佐初美:「いってきまーす!」
遊佐初美:というわけで電車を飛び出して、駅から見えたスーパーに向かいます!
GM:やっぱり!では初美ちゃんは元気に駅の外に飛び出しましたね。
遊佐初美:「ぎゅうにゅーぎゅうにゅー」
GM:そこで、既に電車から降りている煉獄堂さん達のロケ一行の姿が目に入るでしょう。
遊佐初美:じゃあなんとなくオーラがある煉獄堂さんに声をかけてみようかな
GM:というか、冒頭でテレビ見てますから、知ってる顔ですねw
遊佐初美:え?テレビに入っているのは小さい人間ですよ?
遊佐初美:こんなに大きくない
GM:ワーオ……ベタ!
煉獄堂しょこら:「ここが登水町か~」
遊佐初美:「おねーちゃんおねーちゃん!」
煉獄堂しょこら:きょろきょろ「……私?」
遊佐初美:「うん、おねーちゃん」
冬田権一:「はいはいはい、ダメだよお嬢ちゃん~!僕は子供には優しいけど、今は仕事だからね~!」
煉獄堂しょこら:「(ファンの子かしら?)サインくらいだったらいいですけど……」
遊佐初美:「あたしだって仕事だよ!あたしはスーパーにいかなきゃいけないんだ!」
遊佐初美:「だからスーパーへの行き方教えて!」
煉獄堂しょこら:「……スーパー?」
冬田権一:「スーパー?さっき回った時スーパーなんてあったっけ?」
AD:「ないです。多分」
遊佐初美:「スーパー」
遊佐初美:「えー、でもさっき駅からスーパーみたいな看板が見えたよ」
GM:スーパーの看板に見えたのは、魚屋さんの看板か何かだったのかもしれない。
GM:そこがハンドアウトの初美ちゃんのミスだ!
遊佐初美:「あたしはそこで牛乳を買いたいの。汐ちゃんが待ってるの!」
煉獄堂しょこら:「おつかいかしら?小さいのに偉いわねえ」
GM:その背後で電車が発車していく。
遊佐初美:「ふふん!そうだよ、あたしは偉いんだ!」
遊佐初美:しょこらさんの顔をじーっと見ます
煉獄堂しょこら:「きみ、この街の子?どこから来たの?」
遊佐初美:「ここじゃないよ!あたしは隣の太陽から来たの!」
煉獄堂しょこら:「隣の大洋?……そんな街ありました?」
AD:「話になんないっすよーこれ」
七咎ミサキ:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+7[7] → 58

GM:そんなやり取りをする2人に割りこむようにして
GM:スーツケースを引きずって駆けてくる七咎ミサキ!
遊佐初美:「わかんないかな?いっつもしょこらがやってるやつで」
遊佐初美:「変な絵みたいなヤツに太陽がいっぱいあって、それで私の太陽はそこの隣の太陽なんだよ!」
煉獄堂しょこら:「それって私の……あ、ごめんなさい」
七咎ミサキ:「あー」
七咎ミサキ:「ちょっとごめんなさいね。急いでるんで」
冬田権一:「ちょっとちょっと~!みんな端に寄らないと!もっと!道の端!」
遊佐初美:「え?え?」
七咎ミサキ:「あー。もう出ちゃったか……」
GM:電車は目の前で出てしまった。だが反対方面ならば……!
七咎ミサキ:「あ、まだ反対方面が!急げ急げ!」
冬田権一:「すいませんね~!僕らロケやってるんですけどォ」
冬田権一:「知ってます?『しょこたんのハレノチアメ』!できたら、登水町の雨についてお話でも……」
七咎ミサキ:「あっ、はい。無理です。俺忙しいので」
GM:ディレクター冬田の言葉を無視して駆け出した瞬間!
GM:  ド  ン  ! !
GM:ドガガガガガガガガガ!!!
GM:けたたましい爆発音!
冬田権一:「うぎゃあああああああっ!!?」
七咎ミサキ:「!!」
煉獄堂しょこら:「!?」
遊佐初美:耳をおさえる!
遊佐初美:「うるさいなー」
AD:「ひえっ……なんですか今の音!?」
冬田権一:「せ、せ、線路の方向じゃないか!?」
七咎ミサキ:「何っ!俺様が乗るつもりの電車に何かあったら困る!超困る!」
煉獄堂しょこら:「(事故?にしては……ちょっと派手すぎない?)」
遊佐初美:「そんなことよりスーパーはどこにあるの?」
煉獄堂しょこら:「あ、そ、そうね。スーパーはこの街にはないから電車に乗って……」駅の方を見やる
煉獄堂しょこら:「電車、動くかしら」
遊佐初美:「え?電車って動かなくなるの?」
GM:少なくとも、電車が動くことはないでしょう。
GM:線路がふっとばされているからです。上り下り共に、次の電車は、ホームに乗り入れる事はできない。
冬田権一:「ど、どういうことなのこれ!?しょこたん!」
冬田権一:「テロ!?テロじゃない!?」
冬田権一:「報道スタッフの方の仕事でしょ~~!?これ!」
煉獄堂しょこら:「私に聞かないでくださいよ!」
七咎ミサキ:「あ……あ………!」 線路を指さしてその場にへたり込む
煉獄堂しょこら:「ええと、とにかく鉄道会社……警察?に連絡をしないと」
冬田権一:「そうだそうだ!ええと携帯……!」
遊佐初美:「むう、牛乳が買えないと汐ちゃんが困っちゃうのに!」
???:「連絡なら」ホームから小柄な少年が降り立つ。
???:「もうしておきましたよ。事故につながりますから!」
遊佐初美:「む、誰だお前は!」
???:初美と同じくらい背が低い。背中に妙な形状のケースを背負っている。
???:「僕は羽生田シンです!皆さんよろしくお願いします!」きっちり礼をする。
煉獄堂しょこら:「良かった……助かります。この街の方ですか?」
羽生田シン:「いえ!この町には先ほどの電車で来たばかりです!」
羽生田シン:「予想外の事態のために防ぐことができず、申し訳ありません!」
羽生田シン:「僕が未熟なばかりに……くっ!」
遊佐初美:「シンちゃんか!お前も隣の太陽から来たのか?」
羽生田シン:「隣の太陽!?」
羽生田シン:「それは何らかの比喩的表現なのですか!」
遊佐初美:「みんな知らないのか」
遊佐初美:「いっつもしょこらがやってるあれでさ」
遊佐初美:「なんか絵みたいなヤツの上に太陽がいっぱいあって」
羽生田シン:「ショコラ!」
羽生田シン:「犬の名前ですか!」
遊佐初美:「違うよ!しょこらはちっちゃい人だよ!」
煉獄堂しょこら:「……あの、私です」
煉獄堂しょこら:「煉獄堂しょこらです」
遊佐初美:「え?しょこらはちっちゃくて?」しょこらさんのほうをみる
七咎ミサキ:「あ、あれは”アミリアス”のしわざ……じゃないのかな?」 きょろきょろと辺りを見回す
羽生田シン:「……“アミリアス”!」
羽生田シン:「犬の名前ですか!」
煉獄堂しょこら:「……」「頭痛い……」
遊佐初美:「……?しょこらはもっとちっちゃくて痩せてるよ?」
遊佐初美:恐らく書店のテレビは4:3だから16:9の映像が圧縮されているので痩せて見えるのだ!
GM:間違いなく4:3でしょうねw
煉獄堂しょこら:「ええっと……そう、そのしょこらの……何というか」
煉獄堂しょこら:「あれは人形なのよ」とにかくこの場を乗り切ろうという気持ち
七咎ミサキ:「ってああーーー!しょこたんじゃん!テレビの!」
七咎ミサキ:「すっげー、俺様本物初めて見た!」 やいのやいの
遊佐初美:「なるほど!実際より痩せてる人形を使ってるのか!見栄っ張り!」
AD:(行っちゃいましょうよ、煉獄堂さんがこんな変人相手にする必要、ないですから!)
羽生田シン:「……ともかく、皆さん!」
遊佐初美:「なんだいシンちゃん!」
羽生田シン:「これから駐在所へと同行しましょう!しっかり警察にも連絡を入れておきましたから!」
羽生田シン:「あちらから来ていただくより、こちらが行くのが道理というものです!」
七咎ミサキ:「ほげっ……」
羽生田シン:「そこの小さい貴方!」初美ちゃんを見る。
遊佐初美:「なんだいシンちゃん!」
羽生田シン:「保護者の方は、今どちらに?連絡を入れなければ!」
遊佐初美:「保護者?」
七咎ミサキ:「い、いやあ俺様は遠慮しようかな……追われてるところだし……」 ごにょごにょ
羽生田シン:「何を言っているんですか!重要参考人ですよ、僕たちは!」
遊佐初美:「重要!」
遊佐初美:「つまりあたしたちは大事なんだな!」
羽生田シン:「その通りです!」
遊佐初美:「うん。なら大事にされてあげる!」
七咎ミサキ:「うーん、”アミリアス”が来てないんだったら行ってもいいんだけどなあ……」 再度きょろきょろ
GM:ここから見た範囲では、一月の姿も見えませんね。
GM:先ほどの爆破も、ワーディングを伴っているような雰囲気ではありませんでした。
遊佐初美:「お前もせっかく大事にしてくれるっていうんだから大事にされておくといいよ!」
遊佐初美:とミサキさんに声をかけます
七咎ミサキ:「お、おう……」
遊佐初美:「うん、ところであんただれ?」
七咎ミサキ:「お、俺様は……通りすがりの妖怪……じゃなくて、旅人だよ」
遊佐初美:「旅人か!又三郎二号だな!」
七咎ミサキ:「二号じゃねえ!”壱号”だ!」
遊佐初美:「む、じゃああっちが二号か。まあ、よろしくな、又三郎!」
冬田権一:「しょうがないよねえ~~。とにかく、落ち着くまで成り行きに任せようかあ」
煉獄堂しょこら:「……ということみたいですね。まあ、この状況ではロケどころじゃなさそうですし」ADさんに
煉獄堂しょこら:「一応、車の手配とかお願いしますね。明日の仕事とかもありますし」
冬田権一:「はあ……。しかも、この天気なあ」空を見上げる。
冬田権一:「どう見ても、快晴じゃねえか……」
煉獄堂しょこら:「雨雲もなさそうですね。やっぱりいたずらだったのでは?」
GM:では、この辺りでまずシーンを切りましょう。
遊佐初美:うっす!
GM:ロイス取得のみが可能で、購入はまだです。
煉獄堂しょこら:はーい
煉獄堂しょこら:ロケ地/登水町/好奇心/猜疑心○/ロイス
煉獄堂しょこら:以上!
遊佐初美:シンちゃん/ともだち○/へんなこ!
遊佐初美:以上!
GM:次のシーンに入ります。互いの名前や自己紹介などは、シーン間でやっていたことにしてもらいましょう。
GM:初美ちゃんがいると自己紹介がこじれるから……!
煉獄堂しょこら:酷い理由www
GM:----

【Middle/02】

GM:というわけで、登場希望の方は登場可能。よろしくお願いします。
煉獄堂しょこら:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+8[8] → 48

七咎ミサキ:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+8[8] → 66

遊佐初美:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 1[1]+45 → 46

GM:----
GM:登水町 民宿
GM:----
GM:駐在所で一通りの事情聴取を受け、ひとまず事件関与の疑いはないとして開放された3人。
GM:冬田やAD他、局のクルーは各方面への連絡に奔走しているところだ。
遊佐初美:だらーっとしてます
GM:このような状況では煉獄堂はマネージャーへの連絡くらいしかやることがないため、他の被害者と共にこの民宿に待機している。
羽生田シン:「遊佐初美さん!先ほどまでの話を整理させていただきます!」
羽生田シン:「つまり……遊佐初美さんは、ふとしたミスによって保護者の方とあの駅ではぐれてしまい」
羽生田シン:「今は、頼れる人がいないということですね!」
煉獄堂しょこら:連絡後、一息つきながら話を聞いている
遊佐初美:「そういうことだね!」
羽生田シン:「ううっ……なんてかわいそうなんだ!僕がしっかりしていなかったために!」
羽生田シン:「大丈夫です!僕がついています!スーパーも探しましょう!」
煉獄堂しょこら:「(スーパー、本当に隣町にしかないのね)」スマートフォンの地図アプリとかで周辺検索してる
GM:実際、煉獄堂さんが調べた限りだと、町内にスーパーはありませんねw
GM:しかし電波を始めとした通信機能は生きています。復旧も数日内には終わる計算なので
GM:実際のところ、待ちさえすれば解消される程度の閉鎖状況。
遊佐初美:「うん、シンちゃんにはもっとしっかりしてほしかった」
羽生田シン:「まったく不甲斐ない!」
遊佐初美:「けど大丈夫。あたしがついている!」
遊佐初美:「あたしがいればきっとシンちゃんも強い子になれるよ!」
羽生田シン:「釈然としないですけど、お気持ちはありがたいです!」
七咎ミサキ:「うう……”アミリアス”と同じ町で待機なんて……最悪だ……」 ごにょごにょ
羽生田シン:「……時に、七咎ミサキさん!」
七咎ミサキ:「お、おう……」
羽生田シン:「先ほどから呟いておられる“アミリアス”とは一体?」
羽生田シン:「犬の名前ですか!」
七咎ミサキ:「ん、んん~?犬……っぽいかなあ?犬?より猫?……かなあ?」
羽生田シン:「犬っぽい?猫?」
羽生田シン:「どちらなのですか!」
羽生田シン:「ミアキスですか!」
七咎ミサキ:「猫?かなあ……?どちらかと言うと」
羽生田シン:「猫の名前ですね!そのアミリアスを探して見つければいいというわけですか!」
七咎ミサキ:「まあとにかくあれよ。俺様はその”アミリアス”ってやつに追われてるのだ」
羽生田シン:「猫にですか!?」
羽生田シン:「情けない!遊佐初美さんを見習ってください!」
七咎ミサキ:「ま~あ、本気出せばアイツなんてワンパンだけどな!」
羽生田シン:「動物虐待も駄目です!そうでしょう煉獄堂しょこらさん!」
煉獄堂しょこら:「え?あ、そ、そうね」
七咎ミサキ:「う~ん……?なんか根本的な齟齬があるような?」 釈然としない
羽生田シン:「実は、気になっていたのです……。煉獄堂しょこら!失礼ながら、本名なのですか!?」
煉獄堂しょこら:「……本名ではないわね~」
七咎ミサキ:「えっ、しょこたん本名じゃなかったの!?」
遊佐初美:「え?そうなの?」
遊佐初美:「テレビって嘘の名前で出てもいいの!?」
煉獄堂しょこら:「芸名よ。半分本名みたいなものだけど……」
羽生田シン:「アナウンサーをされているということ、恥ずかしながら先ほど初めて存じ上げました!」
羽生田シン:「普段そのようなものに疎い生活を送っているもので!申し訳ありません!」
羽生田シン:「『しょこたんのハレノチアメ』、これより毎日視聴させていただきます!」ビシッと一礼。
煉獄堂しょこら:「あら、ありがとね」
遊佐初美:「へー、そうなんだ…」
遊佐初美:「ねえ、しょこらはなんでそんな名前つけたの?」
遊佐初美:「汐ちゃんが気になってたみたいだから教えて!」
煉獄堂しょこら:「えっ?……それは、その、事務所の社長が」
煉獄堂しょこら:「『君の名前はインパクトがないからもっとこうイカツイ感じにしよう』って……」
七咎ミサキ:「大人の事情ってヤツだよ。多分」 訳知り顔で
羽生田シン:「忠誠心!僕も手本としたいものです!」
遊佐初美:「つまり色々大変ってことだね!」
煉獄堂しょこら:「そう!色々大変なの」
遊佐初美:「わかる。あたしも色々大変だからわかるよ」
煉獄堂しょこら:「(大変そう)」
羽生田シン:「それでは」立ち上がる。
羽生田シン:「僕は、これより見回りに出てまいります!」
七咎ミサキ:「見回り?何の?」
羽生田シン:「敵です!」
羽生田シン:「あのようなテロ事件の後、何が起こるかわかりませんので!皆さんも、くれぐれも宿から離れぬよう!」
七咎ミサキ:「お、おう……」
煉獄堂しょこら:「敵……」
遊佐初美:「じゃああたしも行くよ!シンちゃんだけじゃ心配だからね!」
羽生田シン:「ありがとうございます!」
遊佐初美:「敵はいるよね。あたしはいい女だから敵も多いんだ」
羽生田シン:「では、失礼します!」ビシッと一礼して、駆け足で宿を後にする。
GM:初美ちゃんがついていくなら、宿には七咎さんと煉獄堂さんが残るでしょう。
遊佐初美:ドタドタとシンちゃんについていきます
煉獄堂しょこら:「……大丈夫かしら、あの二人」
七咎ミサキ:「さあ?」
煉獄堂しょこら:「……(敵、か……例の手紙といい、線路の爆発といい、偶然じゃなきゃいいけど)」
七咎ミサキ:(うーむ、しかし本格的に困ったぞ。”アミリアス”。アイツが言ってたアーバンシアター……)
七咎ミサキ:(セルが出てきたってんなら、こっちもしかるべき対応を取らなければならないな……)
煉獄堂しょこら:「明日の天気は……荒れなければいいけれど」
七咎ミサキ:「荒れるかなあ……」 適当ぎみに相槌をうつ
GM:(初美ちゃん以外は)この登水町の状況について疑問に思っている謎があることでしょう。
GM:これらについて情報収集を試みることができます。珪素の即興セッションでいつもやっている通り
GM:PC側から項目を提示してもらえば、難易度を明かします。
煉獄堂しょこら:ふむ
煉獄堂しょこら:というわけで調べたい項目は「雨について」「羽生田シンについて」「"アミリアス"について」
煉獄堂しょこら:ですねとりあえず
GM:そうですね。特に「雨について」は、現状と事前情報があまりに食い違っていることもあり
GM:情報を集めたいところでしょう。
▼雨について 〈情報:噂話〉難易度6 〈知識:気象学〉難易度13
▼羽生田シン 〈情報:UGN〉難易度8
▼一月ともか 〈情報:噂話〉難易度7 〈情報:FH〉難易度11
GM:以上の項目は今から調査が可能です。
煉獄堂しょこら:知識:天候あるけど普通に噂話の方がイケる
煉獄堂しょこら:UGNは固定値ないけどまあ行けるかなー
七咎ミサキ:UGNは固定値1ある!
遊佐初美:じゃあシンちゃんを!
遊佐初美:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2

GM:ひどすぎるwww
煉獄堂しょこら:まあ、そうなるな
GM:初美ちゃんは親切なちっちゃいお兄ちゃんのシンくんについて、何もわかりませんでした。
GM:とっても親切!何も怪しくない!
遊佐初美:シンちゃんってなにやってるのー?って聞いたらはぐらかされたか
遊佐初美:理解できなかった!
GM:ロールしますか、その辺りw
遊佐初美:皆さんがよろしければしたいw
煉獄堂しょこら:やるとよいですぜ
七咎ミサキ:するのだ!
GM:----
GM:登水町・民宿周辺
GM:----
羽生田シン:「どうやら敵はいないようですね」
羽生田シン:「猫もいません!安全です!」
遊佐初美:「ネコがいないのは寂しいけどね!」
遊佐初美:「ネコは可愛いから」
羽生田シン:「しかし、七咎ミサキさんを脅かしている以上、危険存在と考えてよいでしょう!」
羽生田シン:「何か理由があるのかもしれません!」
遊佐初美:「むう。それもそうか。じゃあ、ミサキにはあとであたしからペットボトルを渡してあげよう」
遊佐初美:「ネコはあれが嫌いだからね!」
羽生田シン:「良いアイデアです」
遊佐初美:「ところでさあ、シンちゃん」
羽生田シン:ケースを開いて、中に収められた何らかの機構をチューンしている。
羽生田シン:「なんでしょうか!」機械をいじりながらだが、返事はキビキビとしているぞ。
遊佐初美:「なにそれすごいカッコいい!」
羽生田シン:「玩具ではありません!危険なんですよ!」
羽生田シン:「最低でも6mは離れていてください!遊佐初美さん!」
遊佐初美:「ねえねえ、シンちゃんってなんなの?未来からきたサイボーグみたいなヤツなの!?」
羽生田シン:「僕は現代の人間です!」
遊佐初美:「現代の人間がなんでそんなカッコいいの持っててパトロールなんかしてるの?」
羽生田シン:「それは……僕が、労働厚生省関連組織からの特務を受けているからです!」
羽生田シン:「法的根拠がなければ、このような危険なものは決して使いません!」
遊佐初美:「労働厚生……?」
遊佐初美:「???」
GM:ガキョン! ガチ!
羽生田シン:「チューン完了です!」
遊佐初美:「つまり」
遊佐初美:「シンちゃんはいい人ってこと?」
羽生田シン:「そうでありたいと日々、意識しています!」
遊佐初美:それを聞いて嬉しそうに笑います
遊佐初美:「そっか!シンちゃんは真面目だね!」
遊佐初美:「うちの秋生にも見習って欲しいよ!」
羽生田シン:「秋生さんという方は不真面目な方なのですか」
遊佐初美:「悪いヤツだよ。この前なんてタンスからあたしのパンツを取って投げつけてきたからね。秋生は」
遊佐初美:「多分、不良になってしまったんだと思う。心配だ」
羽生田シン:「女の子の下着を!」
羽生田シン:「許せません!僕がその場にいたら成敗していたのに!」
遊佐初美:「うん、うちにシンちゃんがいたらよかったのに!」
羽生田シン:「遊佐初美さん、不当な扱いを受けた時は、我慢することはありません!」
羽生田シン:「僕や僕の組織に連絡をしてくださいね!僕らは君のような人々を守るための組織です!」
遊佐初美:「ろーどーこーせーしょーだね!わかった憶えておくよ!」
遊佐初美:「シンちゃんはいい子だなあ。頼りになるよ」
羽生田シン:「では、僕はもう一度事件現場の検証に向かいます!」
羽生田シン:「遊佐初美さんはこれから宿で夕ごはんをとってください!お疲れ様でした!」
遊佐初美:「頑張ってね。あたしは眠くなってきたから帰るよ!」
遊佐初美:「おつかれさまー」
GM:というわけで
GM:初美ちゃんはシンくんの所属について
GM:何一つわかりませんでした。
遊佐初美:(ロウドウコウセイショーかー)
遊佐初美:「あんなカッコいいのを使うんだから」
遊佐初美:「きっとすごいショーなんだろうなあ」
遊佐初美:「みてみたいなあ。今度汐ちゃんに連れてってもらおう!」
遊佐初美:ありがとうございました!
GM:----
GM:では、情報収集にさらにチャレンジしたい方はどうぞ。
七咎ミサキ:お願います
煉獄堂しょこら:とりあえず雨を開けておこうか
煉獄堂しょこら:5dx+2 噂話
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[1,4,6,9,10]+1[1]+2 → 13

GM:成功ですね。
GM:----
民宿店主:「雨はまあ、降ってるよ。町のいろいろなところで」
煉獄堂しょこら:「いろいろなところ?局地的に、ということでしょうか」
GM:----
駐在:「昨日は沢の方、今日は駅の方って感じで、動いてはいるけどねえ」
駐在:「だから毎日降ってるっていっても、一見してそう見えないのは仕方ありませんや。はっはっはっは」
GM:----
老婆:「車道の方が、土砂で埋まって復旧してないでしょう……」
老婆:「あれは雨で地盤が緩んで、そうなってしまったもんで……」
GM:----
駅員:「“雨師妾”がいるせいだって、町の皆が噂してますよ」
GM:----
GM:……多くの町民から、「2ヶ月間続く雨」についての証言が得られた。
GM:煉獄堂の行動範囲では、実際に「降っている」場面に遭遇こそしなかったが
GM:彼らの話からするとそれは、極めて局地的な「移動する雨」であるらしい。
GM:そして、雨が「移動する」根拠として仮定される存在が、幾度かこの雨の話と共に挙げられている……。
煉獄堂しょこら:「なるほど……2ヶ月降り続くというのはそういうことだったのね」
煉獄堂しょこら:「(でも、こんなことは通常ありえない……原因は、『雨師妾』……と言っていたかしら)」
煉獄堂しょこら:「うーん、これはお蔵入りだなあ……流石に全国放送じゃ流せないわね……」
GM:次回以降、▼雨師妾 について情報収集が可能です。
GM:それでは、次は七咎さんの情報収集。
七咎ミサキ:羽生田くんをやっておきましょうか
七咎ミサキ:2dx+1 UGNで
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[1,7]+1 → 8

GM:羽生田くんでいいんですねw
GM:じゃあ、七咎さんは別に本人に尋ねるまでもなく
GM:どう見ても立ち振るまいから分かるのですが
GM:羽生田シンは、UGNチルドレンですね。
七咎ミサキ:やはり……!
煉獄堂しょこら:な、なんだってー!
GM:正義感の強さ、一般常識の疎さ、過剰な戦闘意識など
GM:全てがチルドレンの特徴に当てはまっています。あとは本人にでも直接聞けば
GM:正直に答えてくれるでしょう。初美ちゃんは理解できなかっただけです。
GM:……ただし、何故この町にタイミングよくUGNが潜入してきたのか。
GM:そこまでは、今の段階ではわからないことです。
七咎ミサキ:「UGNチルドレンかー。まあ順当だわな」
七咎ミサキ:「うん」
GM:しかし、UGNとFHが揃っており、“雨”の異常も起こっているという噂がある。
GM:電車のテロの他は何も起こっていませんが、この後何かが起こるとしたら、十分な条件です。
GM:何もなければシーン終了。全員、ロイスと購入が可能です。
遊佐初美:ボデマ!
遊佐初美:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

遊佐初美:むり!
煉獄堂しょこら:アルティメイド服を狙う
煉獄堂しょこら:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[4,6,8,8,8] → 8

七咎ミサキ:ボディーアーマー
七咎ミサキ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 4[3,4] → 4

七咎ミサキ:むり
GM:この貧乏人ども!!
GM:閉鎖された村の状況でまともな装備流通など初めから期待できなかった。
GM:何も手に入らなかった。売っているのは魚の干物くらいである。
煉獄堂しょこら:迷子/遊佐初美/微笑ましい/不安○/ロイス
七咎ミサキ:知ってる人/煉獄堂しょこら/傾倒:○/不信
GM:----

【Middle/03】

遊佐初美:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 5[5]+46 → 51

七咎ミサキ:66+1d10 次は休みたい
DoubleCross : (66+1D10) → 66+3[3] → 69

GM:七咎さんはかなり侵蝕上がってきていますね。
七咎ミサキ:大丈夫です……たぶん
煉獄堂しょこら:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+8[8] → 56

GM:とりあえず、現時点ではまだ謎のほとんどがオープンになっていません。
GM:雨師妾や羽生田くんやアーバンシアターなど、可能な項目は色々あるでしょう!とりあえず拠点となる民宿のシーンから。
GM:----
GM:登水町 民宿
GM:----
GM:二日目。
GM:爆破分断された線路は、やはり復旧にかなりの時間がかかりそうだ。
GM:都市付近ならばともかく、登水町駅は辺境近い。テロ事件の疑いは一時持ち上がったものの
GM:今はなぜか『原因不明』とされている。ともかく今は、電車でもバスでも、この町を出ることはできない。
煉獄堂しょこら:「そうそう簡単に復旧するとは思わなかったけど……困ったわ」
冬田権一:「モ~~ッ!」
冬田権一:「困るよ~~ッ!スケジュール余裕ないから予定切り詰めたのにさあ!」
遊佐初美:「困った困った」
七咎ミサキ:「困ったぜえ~」
冬田権一:「『ハレアメ』も、しょこたんがいなきゃコーナーに穴開いちゃうよ~~ッ!」
煉獄堂しょこら:「とりあえずマネージャーには急病ということでごまかしてもらうようお願いしましたけど……そう長くはとどまっていられませんね」
羽生田シン:「まったく!」
羽生田シン:「お気持ち、お察しします!」
遊佐初美:「うん!おさっしするよ!」
遊佐初美:「でも穴が開いたら埋めればいいと思うよ。あたしは頭がいいからわかる」
七咎ミサキ:「いよいよもって閉鎖的状況ってわけか。かなり芳しくないなあ……」
民宿店主:「大変そうだね」
民宿店主:「普段ならバスがあるんだけどね。雨で土砂崩れしてるから」
民宿店主:「なに、いざとなりゃ峠を歩いて越えればいいさね」
民宿店主:「次の駅まで2日かかるけどね」
七咎ミサキ:「2日……」 ガクッ
冬田権一:「そんなの出来るわけないでしょー!モーッ!こっち機材抱えてるんだよ~ッ!」
民宿店主:「山道がうねってるからね。山ん中で夜が来るよ」
羽生田シン:「しかし皆さん、すぐにこの街を出たい様子!」
羽生田シン:「僕はご協力したい!何か、お手伝いできることなどありませんか、煉獄堂しょこらさん!」
羽生田シン:「背は小さいですが、力仕事は得意です!」ドン、と胸を叩く。
煉獄堂しょこら:「……(偶然?にしては……)」
煉獄堂しょこら:「あ、は、はい!そうですね……」
煉獄堂しょこら:「……山道の瓦礫撤去の手伝い、とかはどうでしょう?」
羽生田シン:「……なるほど!」
羽生田シン:「レールの修復は専門の技師殿でなければ不可能ですが!」
羽生田シン:「瓦礫を撤去するなら、重機程度の力と頑張りがあれば可能!」
羽生田シン:「善処しましょう!調査の必要性もあります!」ガタと立ち上がる。
七咎ミサキ:「あ、それなら俺様も手伝いたいな。なるべく早く帰りたいから」
遊佐初美:「シンちゃんはいい子だねえ」
羽生田シン:「ありがとうございますッ!」鋭い礼を返す。
冬田権一:「ねえねえ、重機って~」
冬田権一:「それ本気で言ってんの?そういうのが今町にないから通行止めになってるんじゃ?」
遊佐初美:「違うよおじさん」
遊佐初美:「シンちゃんはじゅうきと同じぐらい頑張るって言ってるんだよ!」
遊佐初美:「シンちゃんは頑張り屋さんだからね!」
羽生田シン:「頑張りだけが取り柄です!」
煉獄堂しょこら:「(頑張ってどうにかなるレベルなのかしら)」
AD:「まあまあ、冬田さん、やらせてやればいいんじゃないですか……」
冬田権一:「まったく、この町に来てから変なことばかり起こるじゃんよ~~」椅子に力なく背を預ける。
冬田権一:「モーッ!最悪の町だよ!」
GM:では、羽生田くんと一緒に行く場合は
▼車道の土砂崩れについて
▼羽生田シンの任務について
GM:の2項目について情報収集ができるとしましょう。
七咎ミサキ:おおー!
GM:例えば雨師妾や一月ともかなど、他の項目を調べておきたい場合は、
GM:一緒に行かずに、独自に探索してもらうことになります。
煉獄堂しょこら:二手に分かれても大丈夫ですか?
GM:もちろん大丈夫です。
遊佐初美:「あたしはシンちゃんと一緒に行こうかなー」
遊佐初美:「しょこらと又三郎はどうするの?」
七咎ミサキ:「俺様はさっき言ったとおり、シンちゃんについて行くぜ!」
煉獄堂しょこら:「私はここでもう少し取材します」
羽生田シン:「決まりですねッ!」
民宿店主:「元気だねえ」
煉獄堂しょこら:というわけでそっちは頑張ってもらう!
GM:では、皆さんまずは情報収集項目を選択してもらいましょう。難易度は調べたい項目に応じて決めます。
GM:あ、いや、土砂崩れ組は
GM:2項目だけなので、もうどちらも出してしまいます。
煉獄堂しょこら:1月さんも雨師妾も気になる
遊佐初美:やったー
▼車道の土砂崩れについて 〈情報:噂話〉難易度2 〈知識:レネゲイド〉難易度9
▼羽生田シンの任務について 〈交渉〉〈情報:UGN〉難易度9
七咎ミサキ:じゃあ羽生田くんの任務についていきます
七咎ミサキ:2dx+1 UGNで
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 3[2,3]+1 → 4

七咎ミサキ:くっ
遊佐初美:同じくシンちゃんの任務
遊佐初美:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[6,7] → 7

GM:なんだこいつら!
遊佐初美:財産を2使う!
煉獄堂しょこら:さすがの脳筋
GM:あっ金で買収しよった!
七咎ミサキ:おお
遊佐初美:シンちゃんに飲み物を奢ってあげよう!
GM:これは好感度アップだ
GM:では煉獄堂さん、他の調査をお願いします
煉獄堂しょこら:迷うなあ
煉獄堂しょこら:じゃあとりあえず雨師妾について!
煉獄堂しょこら:難易度なんぼでしたか
▼雨師妾 〈知識:民俗学〉〈情報:噂話〉難易度6
煉獄堂しょこら:5dx+2 噂話!
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 8[2,4,4,6,8]+2 → 10

GM:こちらも成功!では、まずは土砂崩れの方から。
GM:----
GM:通行止め現場付近
GM:----
GM:3人は国道をさかのぼり、封鎖区域にたどり着く。
GM:確かに崖の地盤が砕け、大量の岩石が道を塞いでいるようだ。
GM:到底人間では動かせない大きさ。
羽生田シン:「よし!取り掛かりましょう!」
七咎ミサキ:「おう!」
遊佐初美:「牛乳のために頑張るよ!」
遊佐初美:「それにしてもすごいことになってるね。あたし道路がこんなになってるのはじめてみたよ!」
羽生田シン:「6m!」巨大なケースを地面に下ろしつつ叫ぶ。
羽生田シン:「最低でも、離れていてください!危険です!」
七咎ミサキ:「はいはい」 離れるぞ
遊佐初美:「はーい」
羽生田シン:ガシャ バチ ガチン!
羽生田シン:「射線方向、安全確認よし!」
羽生田シン:「6m圏内、退避よし!」指差し確認!
羽生田シン:「“タスラム”!発射!」
GM: ――ガ オ ン!!
GM:膨大な電磁力が空気を揺らし、巨大な岩が一個砕け散った!
七咎ミサキ:「うっわーお!」
七咎ミサキ:「こりゃあビックリだ」
GM:別に一発で道が開くとか、そういう大袈裟な威力ではない。
遊佐初美:「わー!シンちゃんすごい!」
羽生田シン:「驚かれましたか!説明した方がよろしかったでしょうか」
七咎ミサキ:「う、うん。出来れば説明してほしぜ……」
遊佐初美:「コーセーロードーショーで使う技なんだよね!カッコいいよシンちゃん!」
羽生田シン:「これはブラ……いえ!特別な高電力に適応した対物兵器でして」
羽生田シン:「僕は法的根拠をもって、この所有を許されています!光栄なことです」
遊佐初美:「ホーテキコンキョ!」
羽生田シン:「無論!皆さんを危険に晒すことはないのでご安心を!あと6~7発を撃ちこめば、おおよそ片付くかと思われます」
七咎ミサキ:「おおー!連発も出来るのね。頼もしいぜ!」
羽生田シン:「3発目で街に戻り、再充電が必要ですが!」
遊佐初美:「じゃああたしも手伝うよ。岩をどければいいんだよね」
羽生田シン:「あっ!いけません遊佐初美さん!」大事そうにケースを抱えて守る!
羽生田シン:「子供が触れてはいけない、危険な兵器なんですよ!」
羽生田シン:「いくら遊佐初美さんでも、決して触らせるわけにはいきません!」
遊佐初美:「大丈夫!あたしはそれがなくてもいけるから!」
遊佐初美:肉体で判定した場合どのくらいあればシンちゃん一発ぶんになりますか?
GM:難易度6くらいでシンちゃんの一発ぶんですね。
遊佐初美:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,1,2,4,6,7,9,9,10]+4[4] → 14

GM:2発以上のパワーですね!好きにぶっ飛ばして結構です。
遊佐初美:「うんしょ!」
遊佐初美:「こらしょ!」
遊佐初美:「どっこいしょ!」
遊佐初美:岩を適当にくだいてからテキパキ道端に捨てます。
遊佐初美:「ふふん!どうだいシンちゃん!又三郎!」
羽生田シン:「な……」
遊佐初美:「あたしが初美スペシャルを使えばざっとこんなもんだよ!」
羽生田シン:「なんだって!!?」
羽生田シン:「遊佐初美さん!それは!その力!」
七咎ミサキ:「凄えすげえ。フフフ、俺様もチビッコたちにばっかり任せてられないな……っと!」
七咎ミサキ:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[2,2,4,4,5,8] → 8

羽生田シン:「あなたはもしや、人間ではないのでは!?」
遊佐初美:「えっへん、なんたってあたしは可愛くて無敵で天才な遊佐初美だからね!」
羽生田シン:「なんということだ……無自覚なオーヴァードだったとは!」
七咎ミサキ:「えいっ!」 人間7人分のパンチ! 岩石が1個ぐらい砕ける!
羽生田シン:「なんという偶然!」
GM:驚くシンちゃんの背後で、七咎さんは岩を一個砕きました。
遊佐初美:「オーバードじゃないよ。遊佐初美だよ」
羽生田シン:「聞いてください、遊佐初美さん。あなたは昨日と同じ今日、今日と同じ明日を信じているかもしれませんが」
羽生田シン:「人々の知らないところで、世界はすでに変貌して云々」
GM:羽生田くんは、UGNが覚醒枠に教えてくれるみたいな、例の一連の流れで説明しました。
煉獄堂しょこら:ルールブックとかに載ってる例のアレ
遊佐初美:「???」
遊佐初美:「よくわからないけど」
遊佐初美:「あたしがあたしなら明日もきっと明日だよ!いっつもそうだったからね!」
七咎ミサキ:「……びみょーだな」 遊佐さんよりも砕いた数が少ないのでがっかり
遊佐初美:「ふふん!又三郎も精進が必要だね!もっとあたしを見習うといいよ!」
七咎ミサキ:「そ、そうね……」
羽生田シン:「……そして、僕がそのUGN――労働厚生省の組織、ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワークの」
羽生田シン:「チルドレンということです!遊佐初美さん!世界の守護者として、あなたを保護したい!」
遊佐初美:「なるほど」
遊佐初美:「あたしは頭がいいからわかる」
羽生田シン:「わかっていただけましたか!」いい笑顔
遊佐初美:「それはプロポーズってヤツだね、シンちゃん!」
羽生田シン:「なんですって!?」驚愕!
七咎ミサキ:「いや、違うと思うよ」
遊佐初美:「でも残念ながらあたしには帰らないといけないところがあるんだ」
遊佐初美:「だからその今はそのプロポーズは受けられないよ、ごめんなシンちゃん!」
羽生田シン:「しかし、オーヴァードに覚醒した者は、訓練なしではジャーム化……周囲の人達も危険に……」
羽生田シン:しどろもどろになりつつ説明する。
遊佐初美:「シンちゃん」
遊佐初美:シンちゃんの肩に手を置く。説明は理解できてない。
遊佐初美:「あたしを信じろ。あたしがそんな変なのになるようなヤツに見えるか!」
羽生田シン:「うう……僕もそう信じたいッ!ですが!」顔を背ける。
羽生田シン:「あっ、岩がいつの間にか一個減ってる!」七咎さんの破壊に今気づく!
遊佐初美:「あたしは大丈夫だよ。あたしの周りには汐ちゃんもいるし秋生だっているし花南もレイちゃんもいる」
遊佐初美:「あたしはみんなを守ってあげないといけないんだ!」
羽生田シン:「僕は誰一人知りませんが!つまりこういうことですね!」
羽生田シン:「多数のロイスを持っているため、ジャーム化の危険は少ないと!」
遊佐初美:「うん、それ以外にもてっちゃんと宝翔とか友達はいっぱいいるよ!」
遊佐初美:「それに」
遊佐初美:「シンちゃんだってあたしの友達だからね!あたしは友達を悲しませたりなんかしないから!」
羽生田シン:「~~~ッ」腕で目元を隠す!
羽生田シン:ガシィッ!
羽生田シン:「ッありがとうございますッ!遊佐初美さん!」
遊佐初美:「うん!思いっきり感謝してくれてかまわないよ!」
羽生田シン:「初対面にも関わらずここまで言ってくれた遊佐初美さんとのロイスを励みに、僕もこの任務、頑張りたいと思います!」
羽生田シン:固い握手!
遊佐初美:「うん、頑張るといいよ!」握手
遊佐初美:「でも頑張ると疲れるからね」
遊佐初美:ポッケをゴソゴソします
遊佐初美:「これあげる!宿のおばちゃんに牛乳頂戴っていったらくれた変なの!」
羽生田シン:「おお!ありがとうございます」正体は分かっていない!
羽生田シン:「いただきます!」判別しないまま飲む豪胆さ!
遊佐初美:「牛乳っていったらパックに入ってるのにね。ビンに入ったのを出してくるなんておばちゃんはわかってない」
遊佐初美:つまり、本物の牛乳だ!
遊佐初美:「それを飲み終わったら、一緒にもう一頑張りしようね、シンちゃん」
羽生田シン:「ぷはーっ!うまい!」
七咎ミサキ:「なんかよく分からんが、友情が育まれた。若いっていいなあ」 ぼんやり
遊佐初美:「又三郎も頑張るんだよ!」
羽生田シン:「遊佐初美さん、七咎ミサキさん、これまで秘密にしており、申し訳ありません!」
羽生田シン:「オーヴァードでない方には理解が得られないと思い、隠していましたが」
羽生田シン:「僕はこの町の、2ヶ月間振り続ける雨の調査のため、こちらに来たのです」
七咎ミサキ:「おう!」
羽生田シン:「なんでも、テレビ番組でこの異常現象が全国報道されたのだとか!」
羽生田シン:「レネゲイド真実の公開を制限するUGNにとって、これは収容違反の疑いがありますので!」
遊佐初美:「テレビでしょこらが言ってたヤツだね」
羽生田シン:「……ハッ、煉獄堂しょこらさん!?だとすれば、僕の伺った『テレビ番組』とはまさか……!?」
遊佐初美:「うん、しょこらのテレビだよ」
羽生田シン:「そういうことだったとは……」
遊佐初美:「しょこらってわかるかな。あたしたちと一緒にとまってる。テレビより太い人」
七咎ミサキ:「太い人……」
羽生田シン:「では気を取り直し、遊佐初美さん、一緒に瓦礫を撤去しましょう」
羽生田シン:「七咎ミサキさんは離れていてください!6m!オーヴァードでない方には危険です!」
遊佐初美:「あたしは大丈夫なんだね!」ブイ!
七咎ミサキ:「俺様も一応オーヴァードだぜ。……岩砕いたの見なかった?……見なかったならいいんだけどさ」 しょんぼり
羽生田シン:「えっ!?オーヴァードなのですか!?」
七咎ミサキ:「うん。何を隠そうオーヴァードだぜ」
羽生田シン:「別にオーヴァードでなくとも仲間はずれにはならないので」
羽生田シン:「無理して話を合わせなくとも結構なのですよ!……ご理解をいただけているというのは、嬉しい限りなのですが!」
遊佐初美:「うん。おーヴぁーどじゃなくても又三郎も私の友達だよ!」
七咎ミサキ:「ええい!これを見ろ!これがオーヴァードの証拠だ!」 7人に分身!
羽生田シン:「うわあああああ――ッ!?」腰を抜かす!
羽生田シン:「こんな能力、初めて見た!!」
遊佐初美:「わーーー!」
遊佐初美:「又三郎が7人になった!又七郎だ!!」
七咎ミサキ:「フフン、俺様は『七人ミサキ』という超メジャー妖怪のRBで、俺様は俺様のルーツを調べるためにこの町に来たのだ!」
羽生田シン:「し、しかし、オーヴァードが偶然にも3人……?」
遊佐初美:「いや、違うな。三郎が7人だから…3+3+3+3+3+3+3で…えっと6で9で…えっと……えっと……又七郎だ!」
羽生田シン:「僕は事件の情報をもとに町に来たからいいとして……」
羽生田シン:「偶然にしては……いえ、考えるのは後にしましょう」
羽生田シン:「調査は後!まずは皆さんの不便を助けます!瓦礫の撤去を共に頑張りましょう」
遊佐初美:「うん、がんばろー!」
遊佐初美:「ところで七人ミサキってジバニャンよりすごいの?」
GM:3人は半日以上の重労働で、瓦礫をひと通り撤去しました。
GM:また、羽生田シンの目的と所属についても判明。攻撃方法もわかったぞ。
GM:----
羽生田シン:「ふー!すっかり夜になってしまいましたね!」
羽生田シン:「しかし、これで一車線くらいは通行可能でしょう!バス会社に連絡も入れましたし」
羽生田シン:「明日にはきっと、帰りのバスがやってくるはずです!」
遊佐初美:「うん、頑張った。みんな頑張った!えらい!」
七咎ミサキ:「ふぃー疲れた疲れた」
GM:3人のオーヴァードの努力によって、陸路が拓かれた。
GM:特に、多数のクルーを擁するTV局の人間達にとって、明日のバス運行は救いになるはずだ。
GM:このまま問題が起こらなければの話だが。
GM:----
GM:登水町 民宿
GM:----
GM:―― 一方、煉獄堂しょこらは、前日の取材を元に気になる情報の調査を進めていた。
煉獄堂しょこら:「へっくしょん!」
煉獄堂しょこら:「……誰か噂してるのかしら」
GM:“雨師妾”。神なのか?妖怪なのか?町には図書館やPCもなく、このような知識の収集も思うように進まない。
煉獄堂しょこら:「また地道に聞き込みしかないか。こういのあたしの仕事じゃないと思うんだけどなー」
一月ともか:「何を探している?」
一月ともか:民宿内、自販機の前に見慣れない少女の姿がある。
一月ともか:短いジーンズに、片目を隠した特徴的な前髪。この町で見かける年代ともそぐわない。
煉獄堂しょこら:「!?……っと、こんにちわ。この町の方ですか?」
一月ともか:「違う、けど。……“雨師妾”の噂なのか?」
煉獄堂しょこら:「ええ。知っていることがあればお話を聞きたいのだけれど……」
一月ともか:「中国の山海経に記述がある、日本の神様だ」
一月ともか:「でも、具体的に何をするか?その辺まではわからないな。書かれてないから」
一月ともか:「名前は雨師妾(うししょう)って読む。……どういう性質か、名前から類推したやつもいたみたいだな」
一月ともか:「つまり、雨の神様で。……女だ」
煉獄堂しょこら:「なるほど」手帳にメモりながら聞いている
煉獄堂しょこら:「雨の神様……やっぱりこの町の雨に関係が?でもこれだけじゃなんとも……」
一月ともか:「そんな代物がこの田舎町にいるなんてお笑いだけど」牛乳の瓶を買って、取り出しつつ。
一月ともか:「……でも、だから逆にいそうな気がしないか?」
一月ともか:「雨を降らす怪物。みんな噂しているだろ?」
煉獄堂しょこら:「……」「怪物」
煉獄堂しょこら:「(例の集中豪雨はその『怪物』の仕業?)」
煉獄堂しょこら:「(そんな怪物がこの町に……二ヶ月も?何のために?)」
一月ともか:「顔、いつもテレビで見てるよ……。教えたお礼にサインしてほしいな」
一月ともか:トントンと靴の踵を直す。
煉獄堂しょこら:「あ、サインですね。ええっと……この手帳でいいかしら」
一月ともか:「ありがとう。色紙持ってくればよかったな……」
一月ともか:「でも、テレビとは随分キャラが違うみたいだ」
一月ともか:「……って当たり前かな。こんな田舎にカンヅメだと、暗くもなるよな」
煉獄堂しょこら:手帳にサインを書く。「宛名は?」
一月ともか:「一月ともか」
一月ともか:「ヒトツキは、一月って書いて……トモカはそのまま平仮名で、ともか」
煉獄堂しょこら:「はい、一月……ともかさんへ、っと」「まあ、大人にはいろいろあるのよ。カメラが向いてないとなかなか……」
一月ともか:「分かるよ。じゃあ、せいぜい気をつけてね」
一月ともか:「天気予報、楽しみにしてるから」
煉獄堂しょこら:「はい、今後もよろしくね~」
煉獄堂しょこら:営業スマイルのサービスだ!
GM:少女は廊下の奥に消えていく。だが、彼女のような顔は宿泊客の中にはいなかったはずだ。
GM:民宿店主は気づいていなかったのか?……ともあれ、怪物の情報の一端を手に入れることができた。
煉獄堂しょこら:「……この街の人間じゃない割に、意外と詳しいのね」
GM:----
GM:シーン終了です。ロイスと購入が可能。
七咎ミサキ:ボディーアーマー
七咎ミサキ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[6,9] → 9

七咎ミサキ:くっ
遊佐初美:ボデマ!
遊佐初美:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8

遊佐初美:無理!
煉獄堂しょこら:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,1,4,8,9] → 9

煉獄堂しょこら:アルティメイド服を!
煉獄堂しょこら:いちたりない
煉獄堂しょこら:ロイス! 宿泊客?/一月ともか/有為/不信感○/ロイス
GM:----

【Middle/04】

GM:では、次のシーンに参りましょう。
遊佐初美:はーい
七咎ミサキ:はい
煉獄堂しょこら:はい
GM:PC間で交流してもいいぞ!脱出準備をしてもいいし、情報収集もできる。
GM:登場は自由です。
煉獄堂しょこら:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+2[2] → 58

遊佐初美:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 6[6]+51 → 57

七咎ミサキ:今回は休みます
GM:では煉獄堂さん、初美ちゃん、何をしていますか?
遊佐初美:しょこらさんどうします?
煉獄堂しょこら:なんか牛乳が売ってそうなところでも探しますか
GM:脱出じゃないんだw
GM:じゃあバスの時間までまだ余裕があるので、牛乳などを買ってあげることにしましょう。
煉獄堂しょこら:あ、でも店とかなさそうだな……
GM:もちろん民宿の中にもビンの牛乳の自販機は(先ほどのシーンで)ありましたが
GM:これでは初美ちゃんが牛乳じゃないと主張して聞きません。
GM:個人商店などで買うしかないでしょう。
遊佐初美:「牛乳といえば紙パックだよね。」
煉獄堂しょこら:「うーん、コンビニも見当たらないし……紙パックが売ってるような自販機もない……」
遊佐初美:「ねー、ダメな街だよここは。」
遊佐初美:遊佐はしょこらさんの手をじーっと見つめている
煉獄堂しょこら:「こういう街はこういう街でいいものよ。もう少し大きくなったらわかるかもしれないけど……どうかした?」
遊佐初美:遊佐が手をつなぎたそうにしょこらさんの手を見ている
遊佐初美:「んー…なんでもない!」
煉獄堂しょこら:「……」「はい」手をつなぎましょう
遊佐初美:「!」
遊佐初美:「ふふ、しょうがないな!しょこらは!甘えん坊め!」
遊佐初美:嬉しそうだ!
煉獄堂しょこら:「しょうがないわね~」
遊佐初美:「うん、しょうがないなしょうがない!」
遊佐初美:「そういえば」
遊佐初美:「しょこらは雨のことなんかわかったの?」
遊佐初美:「テレビで言ってたヤツ」
煉獄堂しょこら:「ええっと、そうね……」
煉獄堂しょこら:「雨を降らせる妖怪さんがこの町にいるみたいなの」
煉獄堂しょこら:完全に子供扱いだ
GM:しかし、これは認識していていいことですが、初美ちゃんも煉獄堂さんも
GM:この町に来てから、一度足りとも『雨』に遭遇したことはありませんね。
遊佐初美:「妖怪かー。スーパーもない田舎だからね。妖怪ぐらいいるよね」
遊佐初美:「その雨がずっと降ってる街ってどこだっけ?」
煉獄堂しょこら:「今私達がいるこの町よ」
遊佐初美:「???」
遊佐初美:「でも今雨降ってないよ?」
煉獄堂しょこら:「……そうね」
煉獄堂しょこら:「(確かに、ここに来てから『雨が降っていない』)」
遊佐初美:「妖怪さんもいなくなっちゃったのかな。田舎すぎて」
煉獄堂しょこら:「だったらいいんだけど……」
煉獄堂しょこら:「町の人達が見間違えたのかもしれないわね」
遊佐初美:「ねーぼけたひーとがーみまちがえーたのさ♪」
遊佐初美:「だけどちょっとだけどちょっとぼーくだって怖いな♪」
遊佐初美:「あたしは怖くないけどしょこらはおばけこわい?」
煉獄堂しょこら:「うーん、ちょっと怖いかなー」
遊佐初美:「ふふーん、大人なのに情けないな!じゃあオバケがでてきたらあたしが退治してあげるね!」
GM:初日に煉獄堂が聞きこみをした結果では、町人の誰もが『雨』を認識していた。
GM:まだバスが来るまで数時間はある。調査の暇もあるかもしれない……。
GM:一月ともかの件、雨の件、土砂崩れの件など
GM:やはり好きに調査してもらって構いません。
煉獄堂しょこら:雨が降っている場所 とか調べられますかね
▼雨について 〈情報:噂話〉難易度6 〈知識:気象学〉難易度13
GM:実はこれ、最初に煉獄堂さんが調べた情報と全く同じです。
GM:……しかし、同じ技能で調べている限り
GM:同じ情報しか明かされません。そういう仕組みです。
煉獄堂しょこら:なるほど……そういうカラクリでござったか
遊佐初美:町の人も今晴れてると思ってるか、とか?
遊佐初美:じゃあ、土砂の原因でも調べようかな
▼車道の土砂崩れについて 〈情報:噂話〉難易度2 〈知識:レネゲイド〉難易度9
煉獄堂しょこら:やるしかあんめえ 〈知識:気象学〉は〈知識:天候〉で代用できますか?
GM:もちろん代用可能です。
煉獄堂しょこら:4dx+2 知識:天候で
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[2,6,7,10]+3[3]+2 → 15

煉獄堂しょこら:オッケイ
GM:……すごい!
遊佐初美:カッコいい!
GM:初美ちゃんもまず判定どうぞ。
遊佐初美:じゃあまずは情報で!
遊佐初美:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2

GM:こんな舐めくさった難易度設定なのに
GM:ギリギリなのかwww
遊佐初美:や、やったー!
煉獄堂しょこら:あぶないところだった
GM:では、初美ちゃんの優秀なコミュニケーション能力・情報収集能力は
GM:町の人達から土砂崩れの原因について情報を獲得した。
GM:元々地盤の弱い崖が、一週間ほど前に降った雨で崩れ
GM:あのように車道を上手いこと塞ぐ形で、崩れた岩盤が通行を阻んでいたらしい。
GM:3日前までは電車もあり、商店の備蓄も問題がなかったのだが……。
GM:……とはいえ、昨日の復旧作業でこの問題はほぼ解決!もはや大丈夫です。
遊佐初美:「そっかー。わかったよおばちゃん!」
遊佐初美:「ありがとね!」
老婆:「牛乳、落とさないようにね……」
遊佐初美:「うん、大丈夫だよ!」
GM:さっそく煉獄堂さんに教えてあげよう!
遊佐初美:おばちゃんに話を聞いてトテトテとしょこらさんのところに戻っていきます
煉獄堂しょこら:「牛乳、買えた?」
遊佐初美:「うん、買えたよ!パックのやつ!」
遊佐初美:「それよりね。やっぱりこの前は土砂は雨のせいだったんだって!」
GM:……では一方、煉獄堂さんは気象予報士として、自らの知識で町を捜査していましたが
GM:初美ちゃんのこの情報は、嘘です。
遊佐初美:「でも昨日あたしたちが頑張ったからもう道も大丈夫だよ!」
GM:雨水溜まりの存在。植物の乾燥具合。実際に彼女が町で見た、全ての情報が示しています。
GM:……『2ヶ月続く雨』などというものは最初からない。全て、煉獄堂が予報してきた通り。土砂崩れの日にも雨はなかった。
煉獄堂しょこら:「……そっか、頑張ったわね」「(……そんな土砂崩れするほどの雨が降った形跡はない、か)」
GM:異常なのは天候などではなく、村の人々が何故か認識を強固に共有する、“噂”の方だった。
GM:データ的にはノイマンのエネミーエフェクト、《アンタッチャブル》に似たエフェクトということで
GM:本来存在する情報の難易度は高くなり、〈情報:噂話〉で獲得したデータの全てはダミーになっていました。
煉獄堂しょこら:許せないぜ
煉獄堂しょこら:「データは嘘をつかない、か」
遊佐初美:「あたしも嘘はつかないよ!」
煉獄堂しょこら:「そうね」「(この子が嘘をつくようには思えないし、この町……なにかおかしい)」
煉獄堂しょこら:遊佐さんの頭を撫でながら思案
GM:とにかくヤバイ。直接攻撃は受けていないものの、確実にレネゲイド絡みの“何か”が発生しています。
遊佐初美:「えへへ」
羽生田シン:「遊佐初美さん!煉獄堂しょこらさん!」そして、向こうから駆けてくる小柄少年!
羽生田シン:「――大変ですッ!」
煉獄堂しょこら:「何か起こったんですか!?」
遊佐初美:「どうしたのシンちゃん?」
羽生田シン:「雨で……!」
羽生田シン:「“突然の豪雨”で、また土砂崩れが起きました!」
羽生田シン:「今日のバスは『運行中止』ですッ!」
GM:----
GM:シーン終了。ロイスと購入をどうぞ。
煉獄堂しょこら:今度こそメイド服
煉獄堂しょこら:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,2,3,10]+7[7] → 17

煉獄堂しょこら:うおっ
煉獄堂しょこら:財産3点使って購入
煉獄堂しょこら:なんかロケ用に用意されてた衣装を手に入れました
GM:天気予報力が向上したような気がしますね。
遊佐初美:煉獄堂しょこら/やさしい○/ふとい
GM:N感情ひどくない!?
煉獄堂しょこら:太くねえし!
遊佐初美:書店のテレビが4;3じゃなかったら…!!
遊佐初美:16:9の映像を無理やり縮ませてるなんてことがなかったらテレビでみるよりふといなんて思うことはなかったんだ…!!
遊佐初美:ボデマ!
遊佐初美:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8

遊佐初美:むり!
GM:初美ちゃんは雑草でも食べてなさい
煉獄堂しょこら:ロイスはなし!以上
遊佐初美:いじょう!
GM:----

【Middle/05】

GM:次なるシーン。出演希望の者はいるか!
GM:いや、ここは全員集合にしますかね。
GM:そろそろ情報共有の機会が必要でしょう。
七咎ミサキ:69+1d10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+10[10] → 79

七咎ミサキ:ひっ
煉獄堂しょこら:これも妖怪ってやつの仕業なんだ
煉獄堂しょこら:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+3[3] → 61

遊佐初美:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 3[3]+57 → 60

GM:----
GM:登水町 民宿
GM:----
冬田権一:「ちょっとお!?運行中止って、そりゃないでしょ~~!」
冬田権一:「聞いてんの!?僕ら、全国放送なの!影響出るんだよ!?」
冬田権一:「バスが動かせないなら、ヘリでもなんでもチャーターして……あっ切りやがった!」
冬田権一:「モーッ!」携帯を放り出し、ソファに寝転がる。
AD:「……」ADも深刻な表情で椅子に座り込んでいる。
遊佐初美:「こらっ!」
遊佐初美:冬田さんを軽く殴ります
冬田権一:「いたッ!」
冬田権一:「なんだこのガキ!」
遊佐初美:「物を投げたりしちゃダメ!秋生みたいになっちゃうよ!」
七咎ミサキ:「そうだぞー……イテテテテ」 筋肉痛で疲労している。この前の岩石撤去のせいだ
冬田権一:「知らないよ~~ッ!モーッ!この子、とっとと親御さんに引き渡してよーッ!」
羽生田シン:「申し訳ありません!僕の監督不行き届きです!」代わりに謝る羽生田くん!
遊佐初美:「シンちゃんは謝らなくてもいいよ!」
煉獄堂しょこら:「……でも、困ったわね……」
煉獄堂しょこら:「(明らかに、この街から出ないようにする何者かの意思を感じるわ)」
遊佐初美:「ねー、せっかくこの前頑張ったのにね」
羽生田シン:「……大丈夫です!」
羽生田シン:「土砂はまた撤去すればいい!僕が頑張ります!」
羽生田シン:「みなさんはゆっくり休養していてください!外は……何が起こるかわかりませんから!」
七咎ミサキ:「ヘイヘイ。言われなくても俺様はゆっくりするぜ……イテテテテテテ」
遊佐初美:「ダメだよ、シンちゃんも危ないよ?」
煉獄堂しょこら:「……羽生田さん、ちょっと待って」
煉獄堂しょこら:「多分無駄よ」
羽生田シン:「……何故、そう思われますか!」
羽生田シン:ケースを背負い、背を向けたまま立ち止まる。
煉獄堂しょこら:「あの崩落、明らかに自然に起きたものじゃないみたいなのよ」
羽生田シン:「……。何らかの巨大な力で」
羽生田シン:「人為的に、崩落を引き起こしたとでも?」
煉獄堂しょこら:「……」《ワーディング》しましょう
煉獄堂しょこら:ディレクターには寝ていてもらう
GM:バシン!
羽生田シン:「こ……」
羽生田シン:「この力はッ!煉獄堂しょこらさん、あなたまでもが!」
七咎ミサキ:「えーッ!しょこたん本名じゃない上にオーヴァードだったの!?」
冬田権一:「オゲーッ!?」意識喪失!
遊佐初美:「!?」
遊佐初美:「あたしのパンチか!?あたしのパンチがあとからきいてきたのか!?」
七咎ミサキ:「いや、それじゃあADも寝てることの説明がつかないでしょ……」
遊佐初美:「あ、そうか、そうか!よかった!」
煉獄堂しょこら:「……このことは内緒にしといてね」
羽生田シン:「……。全国放送とはいえ、民放の一コーナーへの投稿を重視して、チルドレンを送り込むという判断は……正直なところ、不思議に思っていました!」
羽生田シン:「しかし、煉獄堂しょこらさん。あなたがオーヴァードだった……」
羽生田シン:「……メディア露出の多いオーヴァードは、UGN内でも重点監視対象とされています」
煉獄堂しょこら:「私も出来れば隠しておきたかったけど……そうも言ってられなくて」
羽生田シン:「……その通りです。しかし、土砂撤去を止める根拠とは一体!?」
煉獄堂しょこら:「この街。ちょっとヤバいわよ。街全体が何か大きな力の影響下にある」
羽生田シン:「七咎ミサキさんの意見は!僕らよりも長くこの町を知っているはずです!」
七咎ミサキ:「うーん、俺様は特に不思議に思うことはないかなあ」
七咎ミサキ:「あ、でも」
七咎ミサキ:「この町から出ようとしたんだけど、何度も偶然続きで出れなかったことが……」
羽生田シン:「……」
羽生田シン:「レネゲイド攻撃……ですか?」冷や汗
煉獄堂しょこら:「……偶然にしては出来過ぎじゃない?」
七咎ミサキ:「うーん、まあそうかもなあ……」
羽生田シン:「煉獄堂しょこらさん!」
羽生田シン:「ワーディングの解除を。敵が存在する可能性が!」
煉獄堂しょこら:「……!」解除!
冬田権一:「ふあーっ」欠伸。
冬田権一:「ったく……環境が違うと寝不足でいけないねっ!普段の忙しさの方がよっぽどストレスないよ」
冬田権一:冬田達が目覚める。彼ら自身も知覚力を奪われていたことに気づかない、そういう力だ。
羽生田シン:「……ならば、僕はどうすべきですか?このままじっとしてなどいられません」
羽生田シン:「対症療法が無駄だというのなら――やはり、根本原因を探りに打って出ます!」
AD:「なんか突然すごいこと言ってますねこの子」
煉獄堂しょこら:「……お願いします」
羽生田シン:「任せて下さい!僕は!自慢ではないですが!」
羽生田シン:「プロです!人類の盾!皆さんを守る義務があります!」
GM:羽生田シンは、駆け足で民宿を飛び出していく。
遊佐初美:「シンちゃん!」
GM:そして、一拍遅れて電話のベルが遠くで鳴る。
民宿店主:「……七咎さーん?」
民宿店主:「お電話ー」
七咎ミサキ:「む。はいはーい」
七咎ミサキ:出ましょう
GM:では、煉獄堂さんと初美ちゃんは会話があれば続けてどうぞ。
GM:----
遊佐初美:「しょこら、シンちゃんが行っちゃったよ!」
煉獄堂しょこら:「羽生田さんには羽生田さんにしかできないことがあるのよ」
遊佐初美:「じゃあ、あたしがシンちゃんを手伝ったりしちゃあダメなの?」
煉獄堂しょこら:「……いえ、手伝ってあげれることがあったら手伝ってあげましょう」
遊佐初美:「じゃあ手伝ってあげようよ!しょこらもミサキも一緒に!」
煉獄堂しょこら:「そうね。みんなで帰りましょう」遊佐さんに笑いかける。営業ではないスマイル!
GM:----
GM:一方で、七咎ミサキは電話のもとにたどり着く。
GM:さすがに黒電話などではないが、白いプラスチックが黄変した、かなり古い電話だ。
七咎ミサキ:受話器を取るぞ
一月ともか:「……“壱号”」
一月ともか:「電車は危険だっただろ?」
七咎ミサキ:「……その声は……”アミリアス”!?」
一月ともか:「声で分かってくれるもんだな。……嬉しいよ」
七咎ミサキ:「もしかしてあの電車の事故はお前が……!」
GM:薄い板の壁一枚を挟んで、声が二重に聞こえる。
GM:七咎の立つ背の向こう、携帯電話で話しているのだろう。
一月ともか:「アーバンシアターの作戦行動にそれが必要だった。人的被害も出ていない……そうだろ?」
七咎ミサキ:「くっ、そういう問題じゃない!」
一月ともか:「……そんなに町を出たいのか」
一月ともか:「戻ってきてくれよ。“壱号”。……本当に」
七咎ミサキ:「そりゃあ……出たいさ」
七咎ミサキ:「……」
七咎ミサキ:「無理だ。俺は……決別したんだ」
一月ともか:「どうしてだよ。決別するなら……」
一月ともか:「他の六人とも決別しないと、不公平じゃないか……!」
一月ともか:「おれは、“壱号”。お前だけに言ってるんだ。一人の体に戻してやりたい」
七咎ミサキ:「……俺は、俺だ」
七咎ミサキ:「7人そろって初めて、俺が俺なんだ」
七咎ミサキ:「だから、それは無理だ。……すまない」
一月ともか:「……例え、セルの計画に……お前の気持ちに反したことだろうと」
一月ともか:「おれは嫌だ。“壱号”……お前一人だけなんだ」
一月ともか:「く、くすっ……。こんなこと、お前が抜ける前に言っておけばよかったんだ」
七咎ミサキ:「……」
七咎ミサキ:「……”アミリアス”……いや、一月」
七咎ミサキ:壁を優しく撫でます
一月ともか:「……」
七咎ミサキ:「俺も……」
七咎ミサキ:「いや、何でもない……やっぱり忘れてくれ」
一月ともか:「――アーバンシアターは」
一月ともか:「おれたちに新しい“仲間”を増やす。お前のことも取り戻すだろう。……そういう作戦だ」
七咎ミサキ:「……そうか。じゃあ、止めなきゃな」
一月ともか:「おれたちは一人では生きられない。おれも。……お前だってそうだっただろ?」
一月ともか:「必要なことなんだ。……また、一緒にやろうよ」
七咎ミサキ:「……言いたいことはそれだけか」
一月ともか:「そんな!」壁の向こうから叫ぶ。
一月ともか:「そんなわけないだろ!おれが!“壱号”に!」
一月ともか:「……言いたいことがそれだけなわけないだろう!……逃げやがって!ちくしょう!」
七咎ミサキ:「……すまない」 受話器を置きます
GM:部屋には静寂が戻る。隣の部屋にも、もう誰も居ないだろう。
GM:----
GM:情報収集ができます。全員一項目ずつ可能。
煉獄堂しょこら:となると雨師妾も〈知識〉で判定したら違う項目が出るので?
GM:あ、雨師妾に関してはどちらでも変わりませんね。
GM:難易度の違う奴の場合、噂話だとダミー情報が出るということです。すいません。
煉獄堂しょこら:なるへそ
遊佐初美:土砂を知識で!
遊佐初美:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

遊佐初美:成功!
七咎ミサキ:流石やで
GM:では初美ちゃんは、土砂崩れの現場に向かって、その原因を推測することができます。
GM:地面はまったく濡れていません。雨ではなく、直接の破壊。
GM:初美ちゃんと似たような破壊にも見えます。巨大な腕で薙ぎ払ったかのように直感できる。
GM:直接破壊力に優れたエグザイル能力者の“敵”が、存在するということになる。
GM:以上です。
遊佐初美:「濡れてない。ってことは雨じゃない?」
遊佐初美:「雨じゃないってことは……パンチか!」
遊佐初美:「パンチで地面がえぐれるってことはやっぱりシンちゃんが危ないな!」
遊佐初美:というわけでしょこらさんたちと合流してシンちゃんを探したいです!
GM:了解です。次は煉獄堂さんや七咎さんも情報収集が可能だぞ!
GM:しなくてもいい。
煉獄堂しょこら:あと欲しい情報は一月さんおよびアーバンシアターと
七咎ミサキ:ああそれが残ってましたね
煉獄堂しょこら:そうだなあ、「この街について」とか調べられますか
GM:これくらい進んでいれば調べられるでしょう。
▼一月ともか 〈情報:噂話〉難易度7 〈情報:FH〉難易度11
▼アーバンシアター 〈情報:FH〉難易度11
▼この街について 〈情報:FH〉〈知識:郷土史〉難易度9
七咎ミサキ:ふむ。では、この街についてやります!
七咎ミサキ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[6,7] → 7

七咎ミサキ:財産P2使う!
GM:あ、情報か知識かなので
GM:どっちの技能で振ったかは宣言してください
七咎ミサキ:すみません。えーと、情報です!
GM:……では、七咎ミサキは、既にこの町に来た目的があったことを思い出すでしょう。
GM:そして、先ほどの一月の言葉。
GM:――“仲間を作る”。
GM:本来、“七人ミサキ”などという妖怪は、この現代において噂話になれるほどメジャーな妖怪ではありません。
GM:しかし、この町の付近において、ルーツを調べられる程度にその逸話が残っており……
GM:……そして、七咎ミサキがここに来た。
GM:----
GM:民宿の屋根の上。片足で立ち、隠れていない目を夕焼けに細める。
一月ともか:「……“壱号”。お前は戻ってきたんだ」
一月ともか:「伝承(レジェンド)の製造地に」
一月ともか:「……残りの六人のことなんて、忘れ去ったほうが幸せじゃないか……」
一月ともか:「互いに殺し合う……7つの数を合わせるためだけの、敵だったんだから」
GM:----
GM:“七人ミサキ”の伝承は、人為的に作られたものであり
GM:その発生源がこの登水町でした。情報は以上。
煉獄堂しょこら:ではこちらは一月さんをFHで調べよう
煉獄堂しょこら:5dx>=11
DoubleCross : (5R10[10]>=11) → 9[1,2,7,9,9] → 9 → 失敗

煉獄堂しょこら:財産2P使います
GM:やりやがる
GM:どうしましょうか。では、七咎さんから一月さんの話を聞く形で情報を仕入れてもらいましょう。
煉獄堂しょこら:そうですね
GM:これはもちろん七咎さんは知っていることで、
七咎ミサキ:分かりました
GM:一月ともかは“一本踏鞴(いっぽんだたら)”の伝承適合者です。
GM:超高熱の溶鉄を生成、形成する能力を持っており、
GM:失われた右足を補う形で瞬時に戦闘用義足を形成、白兵攻撃を行うことができます。
GM:コードネームは“アミリアス”。理由は不明ですが、七咎ミサキに執着しています。
GM:以上の情報を七咎さんから聞くとよいでしょう。
七咎ミサキ:「――と、言うわけなのだ。しょこたん分かった?」
煉獄堂しょこら:「一月さん、あの人も七咎さんと同じだったんですね」
七咎ミサキ:「ああ……」
煉獄堂しょこら:「……友達だったのですか?」
七咎ミサキ:「俺様の元同僚で、友達だ」
七咎ミサキ:「いや、二人とも友達以上の感情を抱いていたのかもしれないな……」
煉獄堂しょこら:「もし、一月さんがこの事件の元凶だとしたら……」
煉獄堂しょこら:「(彼女は、きっと何かを知っている。邪魔は入る……よね)」
七咎ミサキ:「……それは嫌だ。絶対に……!」
煉獄堂しょこら:「……」
煉獄堂しょこら:「とにかく、今はこの街から脱出することを考えましょう」
七咎ミサキ:「そうだな……」
GM:シーンを終了します。▼アーバンシアター を開ければ、トリガーシーンに進みます。
GM:ロイスと購入が可能。
GM:で、この後は21時まで休憩が入ります。
煉獄堂しょこら:ロイス取ります 協力者/七咎ミサキ/興味/同情○/ロイス
七咎ミサキ:ボディーアーマー!
七咎ミサキ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[5,10]+3[3] → 13

GM:七咎さんの本気だ
七咎ミサキ:以上で!
七咎ミサキ:あっ、PN反転させる!
GM:感情変えてもいいよ!
七咎ミサキ:なんと
七咎ミサキ:-元同僚/一月ともか/好意/悔悟:○/ロイス
煉獄堂しょこら:遊佐さんにぼでーあーまーを買い与えてあげよう
遊佐初美:わーい!
煉獄堂しょこら:6dx>=12
DoubleCross : (6R10[10]>=12) → 8[1,3,3,7,7,8] → 8 → 失敗

煉獄堂しょこら:財産使うか~
煉獄堂しょこら:4点使用して購入
煉獄堂しょこら:遊佐さんにあげる!
煉獄堂しょこら:自分はメイド服相当の衣装を装備
煉獄堂しょこら:以上でヤンス
GM:では、ここから3時間ほど休憩です。お疲れ様!
煉獄堂しょこら:おつかれさまです
七咎ミサキ:お疲れ様でした!
遊佐初美:おつかれっす!
GM:----

【Middle/06】

GM:次のシーンです。
GM:情報的には、▼アーバンシアター  〈情報:FH〉難易度11 さえ開けばミドルはクリア。
GM:それ以前にやっておきたいシーンなどありましたら、今のうちにやってみてください。
煉獄堂しょこら:61+1d10 出ます
DoubleCross : (61+1D10) → 61+4[4] → 65

遊佐初美:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 5[5]+60 → 65

七咎ミサキ:侵蝕がヤバイので休みます
煉獄堂しょこら:とりあえず情報判定振っておきましょう
煉獄堂しょこら:6d10 情報:FH
DoubleCross : (6D10) → 31[5,2,9,4,5,6] → 31

煉獄堂しょこら:違う違う
GM:ちょっとしょこらちゃん!
煉獄堂しょこら:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[2,2,4,5,6,9] → 9

GM:モーッ、頼むよしょこたん~!
遊佐初美:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[4,9] → 9

煉獄堂しょこら:ウゴゴゴ
遊佐初美:むー
GM:金の使いすぎが響いたぜ!
煉獄堂しょこら:仕方ねえ 妖精使います
GM:エッここで一度しかない妖精を!
GM:しかし、止める権利はないです……!やりたいならばどうぞ!
煉獄堂しょこら:ウーン、侵蝕余裕あるしやっぱやめます!
遊佐初美:やめとけやめとけ!
GM:というわけで、ここはロールだけのシーン!なんか会ってみたい人とかいますか
GM:特に会話したい人とかいないならそのまま進みますよ~ッ
GM:初美ちゃんは、ここまで特に言ってませんでしたけど
GM:汐ちゃんに電話してもいいんですからね
遊佐初美:シンちゃんを探したい!
GM:なるほど!ではシンちゃんを探しに出て行ってもらいましょう。
遊佐初美:電話番号を書いてあるメモとかは渡してもらっているだろうケド
遊佐初美:そんなものの存在は憶えていない!
GM:そうですね。電話のかけかたなんて知らないでしょうしね。
GM:アイテム欄の携帯電話は、かかってくる専用のやつなのではないかと
GM:私もうすうす思っていました。
GM:というわけで、シンちゃんを探す局面です!
GM:----
GM:登水町
GM:----
GM:既に夕日も沈み、時刻は夜にさしかかろうとしている。
GM:だが、羽生田シンは調査に飛び出していったきり、戻ってはいない。
GM:夜の田舎は電灯も少ない。無人の道を一人駆けまわる遊佐初美……。
遊佐初美:「むー!」
遊佐初美:「シンちゃーん!どこー!」
遊佐初美:「怒ってないから出ておいでー!」
駐在:「こらこら」自転車のライトが近づいてくる。
駐在:「あっちの宿に泊まってる遊佐ちゃん?でしょ?」
駐在:「夜は暗いから帰ったほうがいいよ」
遊佐初美:「あたしは大丈夫だよ!でもシンちゃんが心配なの!」
駐在:「シンちゃん?」
遊佐初美:「あたしの友達だよ!どいて!」
遊佐初美:駐在さんを振り切って走り出します
駐在:「おっとっと」自転車がよろめく!
GM:というわけで、とっとこ走る初美ちゃん。
GM:駅の方向と、商店街の方向がある。
遊佐初美:「む?」
遊佐初美:なんか木とかそこらへんに生えてないですか?
GM:一本生えてますね。
GM:ちょっとだけ、駅の方向に傾いています。
遊佐初美:それを正面から蹴り倒します!おらー!
GM:ひえー!
GM:ドカーン!
遊佐初美:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,5,5,6,6,7,7,9,9,10]+2[2] → 12

遊佐初美:おらー!たおれろー!
GM:当然、初美ちゃんの圧倒的肉体暴力の前にはなすすべなく倒木しますね。
遊佐初美:木はどっちの方向に倒れますか?
GM:choice[商店街,駅,初美]
DoubleCross : (CHOICE[商店街,駅,初美]) → 駅

GM:駅の方向に倒れたようです。
遊佐初美:駅だ!
GM:ダダダーッ
GM:----
遊佐初美:「駅だ!夢に敗れた若者は駅に行くって誰かが言ってた!」
駅員:「うん?ちっさい男の子?」
駅員:「知らん知らん。見てないねェ」お茶を飲む。
遊佐初美:「あたしとおんなじくらいの背のね」
遊佐初美:「なんかカッコいいの持ってる男の子!」
駅員:「電車事故の時の子だよね?見てないなァ」
駅員:「宿に戻らないで大丈夫なの、君?その子だってもう戻ってるかもしれんし」
遊佐初美:「…むー」
遊佐初美:「むーー!」
駅員:「はっはっは」
遊佐初美:ほっぺを含まらせて自分が不満をもっていることをアピールします
駅員:「どうかしたかい」
遊佐初美:「シンちゃん一人じゃ危ないのに」
遊佐初美:返事をしないでそのまま駆け出します
遊佐初美:「ありがとね、おじちゃん!もう少し探してから帰るよ!」
羽生田シン:――遊佐初美さん!世界の守護者として、あなたを保護したい!
羽生田シン:――人類の盾!皆さんを守る義務があります!
GM:羽生田シンは、とにかく自分が守るという愚直な義務感のチルドレンであった。
GM:そして、この事件で出会ったオーヴァードも、『保護対象』として認識している。
GM:事件の存在が確実になるにあたって、一人で動くのは当然のことであっただろう。
GM:宿に戻っていく中途で、判定が可能です。
GM:〈知覚〉で難易度5。
遊佐初美:「バカだなあ、シンちゃんは秋生よりバカだ」
遊佐初美:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[3,8] → 8

遊佐初美:やった!
GM:では、道の真ん中ですね。
GM:脇道などではなく、普通の住民も行き交うであろう、宿に続く街路。
GM:初美ちゃんはそこに、かすかな血痕が付着していることに気づくでしょう。
遊佐初美:「赤い…?」
GM:色々な人間の足跡がその上を通っています。
遊佐初美:「絵の具…じゃない…のに…赤い…?」
遊佐初美:「シンちゃん…!」
GM:それは遊佐初美にとって、奇跡的な閃きであったかもしれない。
遊佐初美:「ダメだよ。死んじゃあダメだ!」
遊佐初美:「死んじゃったら楽しくないよ、生きてるから楽しいんだよ!」
GM:再び探しに行くならば、ここでシーンを切ります。
遊佐初美:だいじょうぶです!
GM:シーン終了です。購入のみ可能。
煉獄堂しょこら:なにかあるかな
煉獄堂しょこら:なければ応急
煉獄堂しょこら:6dx>=8
DoubleCross : (6R10[10]>=8) → 9[6,7,8,9,9,9] → 9 → 成功

GM:----

【Middle/07】

GM:では次のシーンに。
GM:登場希望の方は再びどうぞ。少なくともセルの実態が分からない限り、何も止められない!
遊佐初美:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 10[10]+65 → 75

遊佐初美:ぎゃー
七咎ミサキ:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+3[3] → 82

煉獄堂しょこら:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+8[8] → 73

遊佐初美:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[3,7] → 7

遊佐初美:無理!
七咎ミサキ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[1,6,7] → 7

煉獄堂しょこら:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,3,3,6,6,9] → 9

七咎ミサキ:無理
煉獄堂しょこら:ギギギ
GM:全員無理w
GM:侵蝕的にも、もはや社会弱者ばかりというわけではないはずなんですがね……!
GM:仕方ないので、ロール希望があればシーンを作るのみです。どなたかご希望ありますか。
遊佐初美:もう少しシンちゃんを探そう!
遊佐初美:商店街だ!
GM:なければ即刻シーンを切り替えるのみ!
GM:わかりました!
GM:他のキャラも駆けずり回る初美ちゃんにいつでも合流してよい。
GM:----
GM:登水町 商店街
GM:----
老婆:「見てないね……」
老婆:「こっちに来たのかい?その子……」
老婆:個人商店のおばあさんも見ていなかった。
遊佐初美:「わかんないけどどこにもいないの!」
老婆:「駅の方は見たのかい……?」
遊佐初美:「言ったけどやっぱり誰も見てなかった」
老婆:「駅にもこっちにも来てないなら、どこだろうね……」
老婆:「誰かが見逃してしまったのかもねえ」
遊佐初美:「おばあちゃんホントにみてないの?あたしの友達なんだよ!」
老婆:「友達かどうかは知ったことじゃないよ……」
遊佐初美:「だけど友達なんだよ、心配なの!」
老婆:「はい、はい」
老婆:「宿に戻って探してみたかい?」
遊佐初美:ハッとした顔をします
遊佐初美:「探してない!」
老婆:「そうかい……」
遊佐初美:「そうだね。もしかしたら寂しくなって戻ってきてるからも!」
遊佐初美:「ありがとうおばあちゃん!長生きできるといいね!」
老婆:「……」不機嫌な顔
GM:----
GM:では、探索の果てに宿に戻ってきた初美ちゃん。
GM:しかし、羽生田シンはやはりそこにもいませんでした。
GM:駅にも、商店街にも、元の宿にも不在。
遊佐初美:ショボンとしよう
GM:商店街を越えて土砂崩れの現場にいる可能性もゼロではありませんが
GM:夜にも土砂撤去作業を続けることは考えにくいでしょう。
煉獄堂しょこら:「……でも、これだけ探していないのはおかしいわね」
遊佐初美:「もー!おばあちゃんに騙された!」
一月ともか:「……何をやってるの、お前は」
一月ともか:屋根の上から声!
遊佐初美:「お前は…!」
遊佐初美:「誰だ!」
煉獄堂しょこら:「一月さん」
一月ともか:「さっきから見ていたら、ウロウロと」
一月ともか:「あいつはUGNなんだろ?気にすることないじゃないか」
遊佐初美:「UGNってなんだ?」
一月ともか:「……」呆れた視線を向ける。
遊佐初美:「シンちゃんはシンちゃんだよ!シンちゃんはシンちゃんだからあたしの友達なんだ!」
一月ともか:「まるで、感情があるみたいな素振りしやがって」屋根の上で屈む。
一月ともか:「その不安定さ。見てるだけで分かるぞ……おれは目がいいんだ」
一月ともか:「FHの強化実験体。お前みたいなのは大失敗作だ」
遊佐初美:「???」
煉獄堂しょこら:「……」
遊佐初美:「何言ってるかわからないぞ!もっとあたしにもわかるようにいえ!}
一月ともか:「そういうのを理解する能力が欠落して生まれてきたってことなんだ」
一月ともか:「お前はお前自身の悲惨さに気づいていないだろう」
一月ともか:「同類だと思って観察したが、会話が通じないんじゃあな……」
遊佐初美:「わかんないよ!何言ってるのかわかんない!」
遊佐初美:「実験体は友達作っちゃいけないのか!?失敗作は友達を心配しちゃあいけないのか!?」
煉獄堂しょこら:「そうね、失敗作なんかじゃないわ」
遊佐初美:「そんなのいやだ!あたしは…!あたしは…!」
煉獄堂しょこら:「あなたはあなたよ。初美ちゃん」抱きしめてあげる
一月ともか:「……煉獄堂。気をつけた方がいい」
遊佐初美:(いやだ…!いやだ…!違う…あたしは…!やだ…捨てないで、いい子にするから…いやだ…いやだ…やだ…やだやだやだやだやだ!)
一月ともか:「善意の忠告だろ?こういうのは……」
一月ともか:「理解の能力が欠如するってことは」
一月ともか:「すぐにジャームってことなんだからな」
遊佐初美:「……しょこら…」
一月ともか:    ダン!
GM:少女は屋根を蹴り、2人の向こう側へと姿を消す。
遊佐初美:しょこらさんの服をぎゅーっとつかむ
煉獄堂しょこら:「……大丈夫。大丈夫よ」
遊佐初美:「…ねえ、しょこら」
煉獄堂しょこら:「なに?」
遊佐初美:「あたしはシンちゃんと友達になってもいいんだよね?」
煉獄堂しょこら:「もちろん。」
遊佐初美:「しょこらとミサキとだって友達になっていいんだよね?」
煉獄堂しょこら:「あたりまえじゃない」
遊佐初美:「……!」
遊佐初美:目の辺りをゴシゴシこする
遊佐初美:「だよね!」
遊佐初美:「変なやつにかまって時間を無駄にした!早くシンちゃんを探してあげないと!」
煉獄堂しょこら:「ええ、そうね。早く見つけてあげないと」
遊佐初美:「行こう!しょこら!」
遊佐初美:いつもどおりに大きな声を出している。いつもみたいに大股で元気よく歩いている。
遊佐初美:だけど、手が震えている。遊佐初美の左の手が何かに怯えるように震えている。
遊佐初美:遊佐初美はそのことに気づけない。それでも一月ともかの言葉は確かに遊佐初美のなにかを刺激した
煉獄堂しょこら:手を握ってあげようじゃないか
遊佐初美:「???」
遊佐初美:「えへへ」
煉獄堂しょこら:「行きましょう」
遊佐初美:しょこらさんの手を握り返します
遊佐初美:「うん!」
GM:シーン終了。
GM:ロイス購入が可能です。
煉獄堂しょこら:遊佐さんのロイスをPN逆転しておこう
煉獄堂しょこら:ついでに感情変更 庇護○/不安
七咎ミサキ:行きずりの幼女/遊佐初美/親近感:○/隔意
遊佐初美:一月ともか/親近感/こわい○
遊佐初美:以上だ!
GM:----

【Middle/08】

GM:次のシーン!そろそろ成功しないとまずいぜ!
煉獄堂しょこら:73+1d10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+1[1] → 74

七咎ミサキ:82+1d10
DoubleCross : (82+1D10) → 82+4[4] → 86

遊佐初美:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 8[8]+75 → 83

遊佐初美:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[5,5,10]+9[9] → 19

遊佐初美:天才じゃったか…!!
七咎ミサキ:わーお
煉獄堂しょこら:やりおる
GM:スゲェーッ
遊佐初美:誰がしっぱいさくだこらー!
GM:煉獄堂さんに励まされた初美ちゃんは、頑張って町中を探し回ります。
GM:住人の証言はほとんど当てにならない。初美ちゃんの直感で探すしかないのだ。
煉獄堂しょこら:せっかくだからなんか適当な事調べとくか
GM:そうですね、何か調べたいことありましたら、空いた手番で判定してみてOKです。
煉獄堂しょこら:まあゲーム的に気になることはないので
煉獄堂しょこら:遊佐初美について とかで
GM:ほほー、面白い。やってもらいましょう。
▼遊佐初美 〈情報:FH〉難易度8
煉獄堂しょこら:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,3,5,5,8,10]+6[6] → 16

煉獄堂しょこら:さっき出ろYO
GM:wwww
遊佐初美:幼女に対して本気を出すなw
GM:まあ、初美ちゃんの過去設定などについては中村さんの領分となりますので
GM:難易度8に見合ったくらいの情報ではありますが、キャラ単位で把握することができます。
GM:遊佐初美は、ファルスハーツの実験体として作成されたチルドレン。
GM:極めて単純かつ強力な白兵攻撃力を誇り、
GM:プラナリアの獣化因子によって『腕を増やす』ことで、際限なく攻撃力を倍加させる特性が期待されていたようです。
GM:しかし精神面の調整がやや失敗しており、これまで煉獄堂さんが見てきた通り
GM:知性は著しく低い女の子となっています。
GM:“グリモア”なる実態不明のセルに所属しているらしいのですが
GM:これは実態不明だけあって、よくわかりません。しかし、時折初美ちゃんが口にする名前の羅列が深く関係するでしょう。
GM:以上のことを、初美ちゃんの極めて分かりにくい話から推量できたとして構いません。
煉獄堂しょこら:ナントカ理解したような気がする
GM:では、初美ちゃんに連れられて藪の中などを歩きながら
GM:過去を踏まえて話してみても大丈夫。
GM:----
遊佐初美:「ねえ、しょこら、ミサキ!わかったよ!」
七咎ミサキ:「んー?」
遊佐初美:「なんか第六感にキュピーンてきた!」
GM:この辺りまでくれば、煉獄堂と七咎は、そうういった曖昧な感覚ではなく分かるはずです。
GM:懐中電灯で照らすと、草や花の上に血が点々と落ちているのが分かる。
煉獄堂しょこら:「……これは」
七咎ミサキ:「……血か?」
羽生田シン:「……、……」
羽生田シン:うつ伏せに倒れている少年の姿が見えます。
遊佐初美:「シンちゃん!」
遊佐初美:「大丈夫か、シンちゃん!しっかりしろ!」
遊佐初美:シンちゃんのところに駆け寄ります
羽生田シン:「遊佐……美さん……」
煉獄堂しょこら:「羽生田さん!しっかり!」応急手当てをシンちゃんに使いましょう
七咎ミサキ:遊佐ちゃんの後から遅れて駆け寄ります
羽生田シン:「ぐう、うううう……僕は……」
羽生田シン:「…………」
遊佐初美:「シンちゃん、しっかりしろ!あたしたちがきたからもう大丈夫だよ!}
羽生田シン:「う、ううう……」土を掴み、泣いている。
羽生田シン:「うううう!」
七咎ミサキ:「どうした!シンちゃん!」
羽生田シン:「僕は……僕はッ!」
羽生田シン:「皆さんを助けられなかったばかりか……心配させて、ハッ、カハッ、こんな……」
羽生田シン:「『大丈夫だよ』なんて言わせて……!そんなこと、僕が言うべきなのに!」
GM:羽生田シンの回りの血溜まりはかなりの量だ。
GM:敵の正体は不明だが、相当に手ひどく敗北している。
煉獄堂しょこら:「……あまり、しゃべらないで」手当を続けます
遊佐初美:「ごめんね、シンちゃん」
羽生田シン:「悔しい……悔しい!」
羽生田シン:「ほ、本当は……僕……!」
遊佐初美:「ねえ、シンちゃん」
羽生田シン:「チルドレンの中でも、どうしようもなく弱くて……だから、こんなゴブッ、噂の真偽確認みたいな任務……」
羽生田シン:「うう、ううううう……!」
七咎ミサキ:「シンちゃんは弱くなんか無いぜ!」
七咎ミサキ:「ここがさ!ちょー強いじゃん!」 自分の胸を叩く
遊佐初美:「シンちゃんはあたしの大事な友達だよ」
遊佐初美:「あたしだって一人じゃできないことは多いよ。この前だって秋生にお着替えだって手伝ってもらった」
遊佐初美:「でも、秋生は友達だからあたしを助けてくれる。あたしも友達だから秋生を助けてやる」
羽生田シン:「友達……僕は……うぐ、ううう」
遊佐初美:「だから、あたしはシンちゃんも助けてあげる!」
羽生田シン:「遊佐初美さんの……!友達!です!」
遊佐初美:「シンちゃんだってあたしたちを助けようとしてくれたんだよね?」
羽生田シン:涙目で頷く。
遊佐初美:「うん…!だからやっぱり友達だよ!UGNとか、そんなん関係ない。あたしたちは友達だ!」
羽生田シン:「……み、みんな、逃げてください……」
羽生田シン:「……。僕はもう駄目です!だからうグッ、」無理をして声を張り上げる。
羽生田シン:「煉獄堂しょこらさん!!」
羽生田シン:「敵の……標的は……あなた…………ッ、です!!」
煉獄堂しょこら:「……!」
羽生田シン:「アーバン……シアター……、正体は……」
GM:                ――ガザザザッ   ザァッ!
羽生田シン:「人工の伝説(レジェンド)の、流布――」
GM:     ガザ!!
羽生田シン:「い、一般人の中に……潜伏、するエージェ」ド     ゴ  ギ ャ!!!!
遊佐初美:「シンちゃ…!!」
煉獄堂しょこら:「羽生田さんッ!」
七咎ミサキ:「!!」
???:「ジューッ……」巨大な柱が、羽生田シンの上空から降ってきて、叩き潰したように見えた。
???:「……ア、デキタ」
???:……そして、それは柱ではない。
???:その巨体だけで森を切り開きながら現れた、想像を絶する巨体。足だ。
一月ともか:「“見越入道”の震儀リドウ」
一月ともか:トン、と片足で降りる音が背後から聞こえる。
七咎ミサキ:「一月……!」
一月ともか:「お前が抜けた後に作られた仲間だ。アーバンシアターは、そういうセルなんだ……」
GM:ガサ ガサガサ
GM:一月ともかだけではない。藪の中を蠢く複数の存在の気配。
駅員:「FHの子には――」
煉獄堂しょこら:「(囲まれてる……!?)」
駅員:「……できれば、穏便に帰ってほしかったもんだけれどね」
老婆:「まぁ、仕方がないことだろう……」
老婆:「どちらにせよ、UGNの子は生かして返せなかった……」
七咎ミサキ:「……あんたら、まさか……!」
老婆:「その子に執着してるなら、殺しておくしかない」
駐在:「はっはっは!申し訳ないね!」
駐在:「――七咎ミサキ。あんたの伝説がどうやって作られたか、不思議に思ったかい?」
七咎ミサキ:「……」 ごくり、と唾を飲む
民宿店主:「こうやって作られたのさ……」
民宿店主:「町に潜み、『普通の人間』としてレジェンドを流布する総体」
民宿店主:「人工レジェンド作成細胞(セル)。それが」
遊佐初美:「…!」
駅員:「アーバンシアター」
老婆:「劇場。アーバンシアター」
駐在:「FHセル、アーバンシアター」
震儀リドウ:「モ、モウ一人、生マレル――」
震儀リドウ:「“雨師妾”!」
煉獄堂しょこら:「……なるほど、そういうことだったのね」
一月ともか:「……そうだよ。煉獄堂しょこら。あんたがやったんだ」
一月ともか:「全国にこの“伝説”を広めてくれた。後ひと押しで仲間を増やせる」
遊佐初美:「…け…!!」
遊佐初美:「……どけよ……!!」
遊佐初美:「シンちゃんから!!離れろォ────ッッッ!!!」
遊佐初美:リドウさんに切りかかるよ!
震儀リドウ:「ウ、ムウ――」
震儀リドウ:顎をかき、攻撃に一歩後ずさる。
震儀リドウ:痛みに怯む感覚はありそうだ。だが、この巨体!
煉獄堂しょこら:「まったく、周りくどいことをしてくれたわね」
駐在:「はっはっは!無駄だよ!」
駐在:「土砂崩れの様を見ただろう!」
駐在:「そいつ一人でやったんだ!」
遊佐初美:「どけよ!どいてよ!!」
遊佐初美:「シンちゃんが!シンちゃんが!!」
遊佐初美:「シンちゃんが死んじゃうじゃないか!」
一月ともか:「……」やや寂しげな表情で、初美を一瞥する。
一月ともか:「……来なよ。煉獄堂しょこら。おれたちのセルは、最初からあんたに用があるんだぜ」
一月ともか:「最後の仕事を果たしてもらおう」
GM:----
GM:シーンを終了します。ロイスのみ可能。
遊佐初美:なし!
煉獄堂しょこら:なし!
七咎ミサキ:無いです!
GM:----

【Climax/01】

GM:では次!クライマックスで全員登場です!
煉獄堂しょこら:74+1d10
DoubleCross : (74+1D10) → 74+4[4] → 78

七咎ミサキ:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+8[8] → 94

遊佐初美:83+1d10
DoubleCross : (83+1D10) → 83+8[8] → 91

GM:----
GM:登水町 郊外
GM:----
震儀リドウ:「ウ、ウウ……“七人ミサキ”」
震儀リドウ:「ナ、仲間」
七咎ミサキ:「……ちっ」
震儀リドウ:夜の闇に浮かぶ巨体は、完全に正体不明のシルエットであり、眼光の他の表情すらもわからない。
七咎ミサキ:「俺様がいつからお前らの仲間になんかなったよ!このド外道どもがッ!」
一月ともか:「分かるさ……今にわかるよ」
一月ともか:「“壱号”。頼む……お願いだ」
一月ともか:「戻ってきてよ」
七咎ミサキ:「……無理だ」
七咎ミサキ:「すまん。お前に言えるのはこれだけだ。一月」
七咎ミサキ:「でもッ!全部終わったら、俺の本当の気持ち伝えるからッ!」
一月ともか:「やめてくれ……やめて……」
煉獄堂しょこら:「……」
一月ともか:「調整体のおれが、こうして上位セクターの……情報の流布にまで関われるようになったんだ……」
一月ともか:「……そうすれば、“壱号”……お前が戻ってきた時、治せるかもしれないじゃないか……なあ」
七咎ミサキ:「……もういいよ」
七咎ミサキ:「さあ、死合おうか。一月ともか」
一月ともか:「……」見えている方の目を隠す。
煉獄堂しょこら:「そこを通してもらうわよ。私を待っている全国の視聴者のために」
煉獄堂しょこら:「最後の仕事?冗談じゃないわ!」
GM:戦闘開始です。
GM:衝動判定は……まだない!
【MAP】

             震儀 一月

            5m

         煉獄堂 七咎
民宿店主  8m    遊佐    10m 駅員


       7m        3m

     老婆            駐在
GM:マップは以上。
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
GM:まずはセットアップです。
煉獄堂しょこら:なし。
七咎ミサキ:なし
遊佐初美:なし!
民宿店主:《戦術》《常勝の天才》。
駅員:《戦術》《常勝の天才》。
老婆:《戦術》。
駐在:《戦術》。
煉獄堂しょこら:ゲェーッ
遊佐初美:どんびきですわ!
七咎ミサキ:おっふ……
GM:全員の攻撃力およびダイスが向上します!重ねがけはないので安心しなさい
一月ともか:一月はなし。
震儀リドウ:震儀もなにもしません。
GM:以上。まずは最初の手番として村人の誰かですが
GM:イニシアチブに何かありませんか
遊佐初美:ない!
煉獄堂しょこら:なさそうです
七咎ミサキ:無いと思います!
GM:では全員行動します!
民宿店主:choice[煉獄堂,七咎,遊佐]
DoubleCross : (CHOICE[煉獄堂,七咎,遊佐]) → 煉獄堂

駅員:choice[煉獄堂,七咎,遊佐]
DoubleCross : (CHOICE[煉獄堂,七咎,遊佐]) → 七咎

老婆:choice[煉獄堂,七咎,遊佐]
DoubleCross : (CHOICE[煉獄堂,七咎,遊佐]) → 煉獄堂

駐在:choice[煉獄堂,七咎,遊佐]
DoubleCross : (CHOICE[煉獄堂,七咎,遊佐]) → 遊佐

民宿店主:煉獄堂を攻撃。《コントロールソート》。
民宿店主:12dx-2
DoubleCross : (12R10-2[10]) → 10[2,3,4,4,5,7,8,8,8,9,9,10]+7[7]-2 → 15

駅員:同じく七咎に《コントロールソート》。
駅員:12dx-2
DoubleCross : (12R10-2[10]) → 9[2,2,3,5,6,6,6,7,7,8,9,9]-2 → 7

老婆:煉獄堂に《コントロールソート》。
老婆:12dx-2
DoubleCross : (12R10-2[10]) → 10[3,4,4,6,6,8,8,8,8,8,10,10]+10[4,10]+8[8]-2 → 26

駐在:遊佐に《コントロールソート》。
駐在:12dx-2
DoubleCross : (12R10-2[10]) → 10[1,3,3,4,4,5,6,7,8,9,10,10]+9[6,9]-2 → 17

遊佐初美:回避!
遊佐初美:11dx
DoubleCross : (11R10[10]) → 10[1,1,1,1,2,3,5,6,8,9,10]+8[8] → 18

GM:初美ちゃんは回避成功!
煉獄堂しょこら:店主の攻撃はドッジしてみよう
煉獄堂しょこら:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[2,6] → 6

七咎ミサキ:7dx ドッヂ!
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,3,4,7,7,8,9] → 9

煉獄堂しょこら:どちらにしろだめ!
GM:あ、煉獄堂さん老婆の方にリアクションしてください。
煉獄堂しょこら:ガードで。
GM:七咎さんは回避成功か。
GM:じゃあ煉獄堂さんの2発だけが命中ってことになりますね。
民宿店主:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 18[9,9]+5 → 23

老婆:3d10+17
DoubleCross : (3D10+17) → 18[10,4,4]+17 → 35

GM:23点→35点の順で受けてください。装甲有効。
煉獄堂しょこら:増えた!装甲抜けて死!
煉獄堂しょこら:《リザレクト》
煉獄堂しょこら:78+1d10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+6[6] → 84

GM:――ズダン! ダン! ダン!ダン!
GM:夜の森に、銃火の光が断続的にまたたく!
GM:一人ひとりは恐らく、相当に低レベルのオーヴァードだが――
GM:彼らは『群』として潜伏し、情報を流布する、正体不明の存在、アーバンシアター。
遊佐初美:「邪魔、しないで!!」
遊佐初美:前に進もうとするけど、弾幕に阻まれて出ることができない!
煉獄堂しょこら:「……ッ!」
GM:煉獄堂が集中的に攻撃を受け、一度倒れる!
震儀リドウ:「ウウ、ウウウ……」鈍重に、はるか足元を蠢く初美の動きを見る。
震儀リドウ:「コイツ、速イ。速イ……」
震儀リドウ:「……小サイ」
煉獄堂しょこら:「……くっ」一度倒れるが、すぐ立ち上がる
七咎ミサキ:「くそっ!」 二人に分裂!その間を銃弾が駆け抜けてゆく!
一月ともか:「……“弐号”……いや“肆号”か……」
一月ともか:「許せ、ない……」
一月ともか:「どうしてお前らみたいなのが、“壱号”の体に!」
七咎ミサキ:「それは」「……僕らにも分からないよ」
七咎ミサキ:「でも」「”壱号”は」「私たちのことを」「大切にして」「クレテル!」
一月ともか:「うるさい!お前らは……お前らなんか」
一月ともか:「人工的に流布された七人ミサキ……殺人鬼で、殺人被害者!それだけだ!」
一月ともか:「おれとは違う!絶対に……!絶対に!」
震儀リドウ:イニシアチブ。震儀リドウの行動。
震儀リドウ:「ウ、ウーム」
震儀リドウ:《異形の転身》。エンゲージします。
【MAP】

             一月

            5m


          震儀
         煉獄堂 七咎
民宿店主  8m    遊佐    10m 駅員


       7m        3m

     老婆            駐在
震儀リドウ:「小サイ。小サイ……」
遊佐初美:リドウさんの下にいたシンちゃんは見えますか?
GM:夜の闇に紛れて、生死は確認できません。相当危険な状態であろうことはわかります。
GM:この戦闘の敗北や、「とどめを刺す」行動の宣言で死亡するでしょう。
震儀リドウ:《コンセントレイト:エグザイル》《ジャイアントグロウス》。
震儀リドウ:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,6,6,7,8,8,9,10,10]+10[4,5,6,6,8,10]+10[6,7]+2[2]+3 → 35

震儀リドウ:対象は同エンゲージのPC全員。
震儀リドウ:あ、すいません!
震儀リドウ:宣言を忘れていました。マイナーで《形状変化:剛》《オリジン:レジェンド》。
遊佐初美:「シンちゃん…!待ってて!」
遊佐初美:「今、こいつら全員ぶっっ倒して!すぐに助けてあげるから!」
煉獄堂しょこら:一応回避を
煉獄堂しょこら:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[7,10]+3[3] → 13

GM:他のお二方もリアクションどうぞ!
遊佐初美:回避!
遊佐初美:11dx
DoubleCross : (11R10[10]) → 10[2,2,3,4,5,7,7,8,8,10,10]+7[6,7] → 17

遊佐初美:むり!
七咎ミサキ:カバーリングしましょうか
七咎ミサキ:HPが減ったほうが強くなる!
煉獄堂しょこら:こちらは余裕があるので大丈夫
七咎ミサキ:じゃあ遊佐さんをカバーリングしましょう!
GM:ではダメージを出します。
遊佐初美:おねがいします!
震儀リドウ:6d10+23
DoubleCross : (6D10+23) → 43[9,2,8,4,10,10]+23 → 66

煉獄堂しょこら:《リザレクト》。
煉獄堂しょこら:84+1d10
DoubleCross : (84+1D10) → 84+9[9] → 93

震儀リドウ:――ド  ズ!!
震儀リドウ:震儀リドウは、何も特別な技を使っていない。ただ拳を握り、打ち下ろしただけだ。
震儀リドウ:だが、“見越入道”!地が沈み、余波だけで遠く、同心円上に木の葉が宙へと舞う!恐るべき破壊力!
遊佐初美:「邪魔、するなああああ!!」
遊佐初美:無理やり跳ね除けようとする、が!明らかに無謀!
七咎ミサキ:「行ったれ”弐号”!」「え、ぼ、僕!?」 ”弐号”を蹴りだしてカバーに使う!
煉獄堂しょこら:衝撃で吹き飛ばされる!
震儀リドウ:「仲間、仲間……探ス、俺……」
震儀リドウ:「……」バリバリと、打ち下ろしたほうとは逆の手で頭を掻く。
震儀リドウ:「“七人ミサキ”……オ前モ、人間ジャナイ、カラ……」
一月ともか:(……そうだ……。そのままだ)
一月ともか:(お膳立ては十分だろう)
七咎ミサキ:「俺様は化け物だ!だがそれがどうした!」
一月ともか:潰された“弐号”を横目に、少し口元を歪めるが、
一月ともか:それを嫌悪するように手で隠す。
老婆:「外の世界に出て……」
老婆:「人様と同じ暮らしができるとでも、思ってるのかね……」
駅員:「体重からして並の人間じゃない。震儀と比べればマシだと思ってるか?」
駅員:「無理だねェ」
七咎ミサキ:「……っ!」
煉獄堂しょこら:「……それを決めるのはあなた達じゃないわ」
駐在:「はっはっは!安心しなさいよ!」
駐在:「七咎。お前は存在自体がアーバンシアターセルの機密漏洩だ……」
駐在:「戻る気がないなら、安心しなよ!どこにも戻さないさ!」
七咎ミサキ:「くそっ!くそっ!また過去だ!」
七咎ミサキ:「どこまで逃げても俺様を追い詰めてきやがる!」
一月ともか:「……どうしてなんだ。戻れば、お前を殺さなくて済むって!」
一月ともか:「言った――じゃねえかッ!!」
GM:一月ともかが地を蹴る!だが、その時!
GM:煉獄堂さんおよび七咎さんの行動が先!どちらが動くか決定してください。
煉獄堂しょこら:先に行きましょう。露払いは任せたまえ
煉獄堂しょこら:マイナーで移動できないので
煉獄堂しょこら:その場でメジャー《雨粒の矢》《惑いの一撃》!
GM:なんということだ
煉獄堂しょこら:ついでに伝承者:RCも乗っける!
GM:判定をどうぞ
GM:あと、対象指定は敵全員で大丈夫ですね
煉獄堂しょこら:6dx9+6
DoubleCross : (6R10+6[9]) → 10[1,1,3,5,7,10]+3[3]+6 → 19

煉獄堂しょこら:敵全員です。ドッジダイス-6。
煉獄堂しょこら:「今日の天気は――」領域を展開。
煉獄堂しょこら:「"ハレノチアメ"]
一月ともか:《リフレックス:サラマンダー》《炎神の怒り》。
一月ともか:13dx7+7
DoubleCross : (13R10+7[7]) → 10[1,2,3,4,5,6,7,7,7,8,9,10,10]+10[1,3,5,8,9,9,10]+10[1,2,3,7]+3[3]+7 → 40

一月ともか:回避成功。HP-3。
煉獄堂しょこら:ひっでえ達成値
震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,4,6,6,10,10,10,10]+6[1,1,4,6] → 16

震儀リドウ:あ、すいません。ドッジダイス-6でしたね。どっちにしろ失敗です。
一月ともか:というかともかちゃんも忘れてました!振り直します。
一月ともか:7dx7+7
DoubleCross : (7R10+7[7]) → 10[3,4,4,6,9,9,9]+5[4,4,5]+7 → 22

GM:そ、そういえばしょこらさん、伝承者の達成値上昇は載せていますか?
煉獄堂しょこら:LM基準で判定したのでC値-1ですね
GM:あーなるほど。LMなし環境ですけどもまあいいか。
GM:今回はこれで大丈夫です。
煉獄堂しょこら:了解です
GM:そして村人4人は《イベイジョン》ですが、どのみちダイス3個しか振れないので
GM:自動命中です。ダメージをどうぞ。
煉獄堂しょこら:その前に《妖精の手》を使用します。2回めの3を10に。
煉獄堂しょこら:1dx9+26
DoubleCross : (1R10+26[9]) → 10[9]+5[5]+26 → 41

GM:うおお、なんということだ……。
煉獄堂しょこら:40行けたやん……
GM:ダメージをお願いします……!
煉獄堂しょこら:5d10+6
DoubleCross : (5D10+6) → 28[8,2,1,9,8]+6 → 34

煉獄堂しょこら:もろもろ有効
GM:村人達は全員これで倒れます。並のオーヴァード並の体力はあったんですけどね。
煉獄堂しょこら:侵蝕93→103 HP9→0
震儀リドウ:そしてすいません、震儀はカバーリングを使います。
震儀リドウ:《崩れずの群れ》《命のカーテン》。一月ともかをカバー。
震儀リドウ:「ナ、仲間……」巨体そのものを壁として雨雲の傘になる。
煉獄堂しょこら:登水町のロイスをタイタスにして昇華復活。
GM:煉獄堂しょこらの攻撃が降り注ぎ、“アーバンシアター”の4人は避ける術がない。社会戦ではない単体ではまったく弱小のオーヴァード群。
民宿店主:「……そいつを待っていたさ」
煉獄堂しょこら:「……『雨師妾』」
煉獄堂しょこら:「私を『そうする』つもりだったのかしら」
民宿店主:「……その通り……」雨に打たれ、倒れていく。
民宿店主:「『しょこたんのハレノチアメ』」
駐在:「この国の誰もが知っている……はっはっは!」
駐在:「雨といえば……連想する女性。そしてそいつはオーヴァードでもある……」倒れる。
老婆:「……」
駅員:「……」
一月ともか:「……なぜ、情報統制要員が、わざわざ数を揃えて」
一月ともか:「前線に出てくる必要がある?」
一月ともか:「――実際に、自らの意思で雨を降らす女という、『証拠』。閉鎖された村で循環した伝説(レジェンド)は」
一月ともか:「これで形になる。ありがとう。煉獄堂しょこら」
GM:雨音が、夜の森に響き続けている。
GM:煉獄堂が攻撃を終えてもずっと。
煉獄堂しょこら:「……まんまとハメられたというわけ、か」
GM:雨と闇に隠れ、その輪郭しか伺えないが
“雨師妾”:「……」
GM:ザァァアア―――アァァ―――
GM:イニシアチブに、Eロイス“さらなる絶望”が発動します。
遊佐初美:ぎゃあああああ!!
GM:衝動判定が発生します。
七咎ミサキ:マジか……
煉獄堂しょこら:仕方なかったんや
【MAP】

    一月

    5m

    震儀
  煉獄堂 七咎
  遊佐


    10m


  “雨師妾”
GM:難易度は9。振ってください!
煉獄堂しょこら:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[2,3,3,4,5,8,9]+1 → 10

七咎ミサキ:4dx+1 ヒューマンズネイバーで+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[3,5,5,7]+1 → 8

遊佐初美:3dx-5
DoubleCross : (3R10-5[10]) → 9[3,7,9]-5 → 4

遊佐初美:無理!
煉獄堂しょこら:103+2d10
DoubleCross : (103+2D10) → 103+5[4,1] → 108

遊佐初美:2d10+91
DoubleCross : (2D10+91) → 7[2,5]+91 → 98

七咎ミサキ:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+12[10,2] → 106

遊佐初美:「嫌いだ…!」
遊佐初美:「お前ら嫌いだ!」
七咎ミサキ:「くそっ……憎い……!人間が……憎い!!」
遊佐初美:「こんなことのためにシンちゃんをいじめて!」
遊佐初美:「こんなことのためにミサキとしょこらを巻き込んで!!」
七咎ミサキ:「俺を貶めたやつらも……!俺を作ったヤツも皆が憎い!」
遊佐初美:「お前らなんて、お前らなんて大っ嫌いだ!!」
一月ともか:「……“壱号”」
一月ともか:「俺達はこうやって作られたんだ。あの“雨師妾”を……見ろ」
一月ともか:「同類はおれたちしかいない……。人工伝説なんて歪な存在は、おれたち3人だけだよ」
七咎ミサキ:「……!」 雨師妾の方を見ます
“雨師妾”:「ふう、ふ、ふふう……」
“雨師妾”:「えふっ、うふっ」不明瞭な笑いと呻きを漏らしながら徘徊している。
“雨師妾”:およそ人間らしい情動や知性を感じることができない。
一月ともか:「妖怪そのものだ。面影島の前は……おれたちだってそうだった」
一月ともか:「今は人間みたいな情動を装っているけれど――おれだってきっと」
遊佐初美:「だからお前はさっきあたしにあんなことをいったのか?」
一月ともか:「……」初美を片方しかない横目で見る。
一月ともか:「そうかもな」
“雨師妾”:「ぐぶ、うふーふー」
“雨師妾”:纏う襤褸の奥は闇に包まれており、雨と夜に隠れて正体は掴めない。
“雨師妾”:“雨師妾”が行動します。
“雨師妾”:《雨粒の矢》《惑いの一撃》。
“雨師妾”:8dx+3 ドッジ-6個
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 8[1,2,3,4,7,7,8,8]+3 → 11

煉獄堂しょこら:ドッジ不可!ガード!
遊佐初美:「あたしは…!」
遊佐初美:同じく暴走中でドッジ不可!
七咎ミサキ:ドッヂ不可でガードします!
GM:おっと、初美ちゃんは変異暴走だったりしませんか?効果どうでしたっけ
GM:通常の効果に加えて行動値-10。
GM:ではリア不ですね。ダメージを出します。
“雨師妾”:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 18[8,10]+8 → 26

“雨師妾”:装甲有効。
遊佐初美:出目が高いけど!まだ死なないよ!
煉獄堂しょこら:死ぬぜ!
“雨師妾”:ド  ウ !!
“雨師妾”:滝が落ちるような轟音!
遊佐初美:「ぐ、ぐうう!」
“雨師妾”:極めて攻撃的な水流が天から落ち、3人の体を打つ!
煉獄堂しょこら:「……!私の……」
煉獄堂しょこら:一月さんのロイスを昇華復活。
遊佐初美:「あたしは…!遊佐初美だ!」
遊佐初美:「お前がなんていおうとあたしは遊佐初美!上から下までどこまでいっても遊佐初美だ!」
七咎ミサキ:妖怪仲間?/”雨師妾”/連帯感/恐怖:○/ロイス ロイスを取得して即昇華!復活!
GM:七咎さんは、リザレクト忘れなどあればまとめてお願いします。
七咎ミサキ:遊佐ロイスを昇華して復活!
遊佐初美:「あたしが頭がいいからそれがわかる!自分のこともわかってないようなヤツに!」
遊佐初美:「負けてあげたりは!しないよ!!」
一月ともか:「……自分のことを……分かってない……だと……!」
一月ともか:「仲間が必要なんだ!自分が、自分でしかないんだったら!」
一月ともか:「誰もわかってくれる奴はいないじゃないか!」
遊佐初美:「友達は!」
遊佐初美:「お前の逃げ道じゃない!」
遊佐初美:「友達は友達だから友達なんだ!」
一月ともか:「……」七咎を見る。
煉獄堂しょこら:「あなたはあなたなのよ、それがわからないうちは」「あなたはこの子たちに勝てない」
GM:七咎は行動済みなので、一月ともかの行動。
七咎ミサキ:「……ああ」
一月ともか:「……。そうなのかよ。“壱号”」
一月ともか:「おれの逃げ道にもなってくれないのか!」
一月ともか:「おれが、おれが……一人だけで!こういう孤独に耐えられるとでも……」ガチン!
一月ともか:右足を起点に、硬質な音が響く!
一月ともか:《氷の回廊》《白熱》《オリジン:レジェンド》!
【MAP】

    一月
    震儀
  煉獄堂 七咎
  遊佐


    10m


  “雨師妾”
七咎ミサキ:「……違う。全然違うよ。一月」
一月ともか:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎神の怒り》《ペネトレイト》《スプリットアタック》。
一月ともか:18dx7+4
DoubleCross : (18R10+4[7]) → 10[2,2,3,3,3,4,5,5,6,7,7,8,8,8,9,9,9,10]+10[2,4,6,7,8,9,9,9,10]+10[5,5,7,8,8,9]+5[1,3,5,5]+4 → 39

一月ともか:対象は3人全員です。
煉獄堂しょこら:ドッジ!つらいぜ!
煉獄堂しょこら:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,5,5,10]+1[1] → 11

遊佐初美:ドッジ不可!
七咎ミサキ:ドッジ不可です!
一月ともか:4d10+20 《常勝の天才》のおかげで強い!
DoubleCross : (4D10+20) → 29[3,10,8,8]+20 → 49

一月ともか:装甲無視です。
煉獄堂しょこら:もちろん死ぬ。番組のロイスを昇華して復活。
七咎ミサキ:煉獄堂ロイスを切って復活!
一月ともか:――ガキャッ!!
一月ともか:タン! 「……」
一月ともか:半回転して、既に着地している。
一月ともか:熱を帯びたブレード状の蹴撃が、3人を一度に薙ぎ払っている!
七咎ミサキ:「!!」
七咎ミサキ:「お前は……俺の大切な人だ。でも、それは逃げ道ってことじゃない!」
煉獄堂しょこら:「……く。キッツイわね」
遊佐初美:死亡!リザレクト!
遊佐初美:1d10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 4[4]+98 → 102

七咎ミサキ:胸を押さえながら苦しそうに 「俺を理由に人を傷つけないでくれ……」
遊佐初美:「ぐ・・・!」
一月ともか:「お前にとっては……」背を向けたまま。
一月ともか:「……おれは、その辺の人間とか。そういうのと同じなのかもしれない。分かってたんだ……」
一月ともか:「おれ、ふふ。目や脚だってこうだし。……そうだろ?」
七咎ミサキ:「だから違うってば!くそっ!伝わらねえ!くそっ!くそっ!」
GM:初美ちゃんの行動!
遊佐初美:リドウさん狙いでいいかな?
煉獄堂しょこら:かなー
七咎ミサキ:いいと思います!
遊佐初美:マイナーで暴走を解除します!
遊佐初美:そしてメジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《命の剣》!
遊佐初美:「よくも!」
遊佐初美:「シンちゃんを!!」
震儀リドウ:「……」倒れたシンとの間に、震儀リドウの巨体が存在している。
遊佐初美:12dx7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[1,1,1,3,4,5,6,6,8,8,9,9]+10[2,6,8,10]+10[4,8]+10[7]+10[9]+1[1]+1 → 52

震儀リドウ:そして巨大故の無関心さで、背後に倒れた存在に気を払っていない。
遊佐初美:怒りの初美パワーだあ!!
震儀リドウ:まったくガードなどはしない!莫大な耐久力だけが巨人の強み!
震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,2,3,4,5,6,7,10]+10[10]+4[4] → 24

震儀リドウ:でも回ったー!
遊佐初美:運の悪いときの初美だったらアウトだった…!
遊佐初美:8d10+19
DoubleCross : (8D10+19) → 46[6,9,3,3,7,7,10,1]+19 → 65

遊佐初美:「ああああああああ!!!」
遊佐初美:剣を上段に構えて
震儀リドウ:「ウー……」緩慢に、手のひらを広げて攻撃を握りつぶそうとする。
遊佐初美:跳躍して思いっきり振り下ろすよ!
遊佐初美:手のひらごとぶったぎってやる!
GM:パ   ン !!
震儀リドウ:「……!」
遊佐初美:「許して、あげないから!」
震儀リドウ:「手……ウゥーム……」人差し指と中指の間から、尺骨にかけて大きく裂けている。
遊佐初美:「あたしの友達をあんな目にあわせたヤツは!」
震儀リドウ:バシャバシャと体液が流れる手を持ち上げ、彼方の顔面にゴシゴシとこすりつける。
遊佐初美:「絶対に許してあげないから!」
震儀リドウ:「友達……仲間……」
震儀リドウ:「“雨師妾”ガ、来タ……。終ワリ……役、割……」
遊佐初美:「こい!いくらでっかくたって怖くなんかないぞ!あたしは可愛くて無敵で天才の遊佐初美だ!」
震儀リドウ:「ユサ」
震儀リドウ:巨大な瞳孔の光が、何度か明滅する。
遊佐初美:「なんだ!」
震儀リドウ:「ユサ」
震儀リドウ:「小サイ。……小サイ」
震儀リドウ:「俺ニ……勝テナイ……ユサ」
遊佐初美:「勝てるよ!これから、背だって大きくなるし!」
震儀リドウ:「ウ、フ、フ、フ」
震儀リドウ:「俺ト同ジニ……大キクナルカ……」
GM:実際、こやつの恐るべき耐久力はまだまだ健在なのだ。ラウンドは終了。
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
【MAP】

    一月
    震儀
  煉獄堂 七咎
  遊佐


    10m


  “雨師妾”
GM:セットアップをどうぞ。NPC勢は何もなし。
煉獄堂しょこら:なし。
七咎ミサキ:無いです
遊佐初美:なっしん!
GM:では最初のイニシアチブをはさみ、“雨師妾”の行動。
“雨師妾”:「……」とある理由で、この位置からは移動しない。
“雨師妾”:「にんげん……」
“雨師妾”:《雨粒の矢》《惑いの一撃》。対象はPC3人。
“雨師妾”:8dx+3 ドッジ-6個
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 9[1,2,2,3,5,5,7,9]+3 → 12

遊佐初美:なんちゅうバケもんを生み出しよったんやしょこらはん・・・!
煉獄堂しょこら:わ、私は悪くない!あやつられていたんだ!
遊佐初美:ドッジ!
遊佐初美:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,2,4,5,8,10]+8[8]+1 → 19

遊佐初美:へーい!
GM:やるじゃない(ニコ…)
七咎ミサキ:リア不!
煉獄堂しょこら:ドッジ不可!ガード
“雨師妾”:2d10+8 装甲有効
DoubleCross : (2D10+8) → 9[5,4]+8 → 17

煉獄堂しょこら:耐える!
七咎ミサキ:これだけはやりたくなかったがしょうがあるまい……
七咎ミサキ:一月ロイスをSロイスに指定して昇華!完全復活!
遊佐初美:攻撃を捨てたッ
七咎ミサキ:もう本当にやばいんでね……申し訳ない
“雨師妾”:ザバァ―――アアアアア――!!!
“雨師妾”:“雨師妾”が意思らしきものを見せるたび、降雨が強くなる。
“雨師妾”:しかも恐らくこの存在には、攻撃しているという自意識もない。レジェンドを再現しているだけなのだ。
煉獄堂しょこら:「一応、予報的中率の高さが売りなんだけどね」
煉獄堂しょこら:「……私の予報を狂わせるなんて。許せない」
一月ともか:「……」
一月ともか:「レジェンドの元になったやつがどうなるか知ってるか?」
七咎ミサキ:「くそっ……!くそっ……!」 本当に辛そうだ!
一月ともか:「おれも七咎も、“それ”が必要だった……伝説がただの伝説ではなく」
一月ともか:「人格を持った存在として生まれるために……」
震儀リドウ:震儀リドウの攻撃が発生する!
震儀リドウ:《コンセントレイト:エグザイル》《ジャイアントグロウス》!とにかくデカい起点エフェクトよ!
震儀リドウ:8dx7+3
DoubleCross : (8R10+3[7]) → 10[2,4,6,7,8,9,9,9]+10[1,4,4,5,9]+10[9]+10[8]+5[5]+3 → 48

震儀リドウ:すごいなこいつ
遊佐初美:ちょっとダメですねこの子w
遊佐初美:だけどそれでも奇跡は起きる!
遊佐初美:ドッジ!
煉獄堂しょこら:つよい
遊佐初美:12dx+1
DoubleCross : (12R10+1[10]) → 10[1,1,2,2,3,3,5,6,7,10,10,10]+4[1,4,4]+1 → 15

遊佐初美:おきなかった
煉獄堂しょこら:4dx ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[4,4,5,10]+9[9] → 19

七咎ミサキ:リア不。ガチでヤバイ!
震儀リドウ:「ウア――――」間延びした咆哮。
震儀リドウ:「仲間」一月ともかを見下ろす。
震儀リドウ:「敵」他の3人を見下ろす。
震儀リドウ:「間違エナイ、気ヲツケル……」
震儀リドウ:7d10+11
DoubleCross : (7D10+11) → 35[8,7,4,6,2,1,7]+11 → 46

震儀リドウ:――ドガガガガガガゴゴゴゴゴ!!
震儀リドウ:地面を削り、手のひらが足元を薙ぐ!
遊佐初美:「そうだよ、あたしはお前の敵で、お前はあたしの敵だ!」
遊佐初美:「ぐ、ぐううう!!」
震儀リドウ:「ユサァー」
遊佐初美:必死に絶えるけど、吹き飛ばされる!
震儀リドウ:「マダ、小サイゾオ」
七咎ミサキ:「!!」 命中!痛い!
震儀リドウ:「ドコイッタ……」吹き飛んだ小さな影を、ギョロギョロと探す。
煉獄堂しょこら:「……ああっ!」吹き飛ばされる!
震儀リドウ:「ユサ……フゥーム」
煉獄堂しょこら:ディレクターのロイスをタイタスに。復活。
遊佐初美:「デカイ…!だけだな!」
遊佐初美:一月ともかのロイスを昇華!復活!
震儀リドウ:「俺。デカイダケ」
遊佐初美:「それだけじゃあ、あたしは!倒せない、よ!!」
震儀リドウ:「デカイ。オ前ラハ小サイ」
震儀リドウ:「デカイ……全員ヨリ強イ。トモカヨリ、ズット強イゾオ」
遊佐初美:「残念だったな、あたしは小さくて、可愛くて」
遊佐初美:「強いんだ!」
煉獄堂しょこら:「……そうね。私も……もう少し、頑張ってみるわ」
GM:煉獄堂さんの手番!
GM:あ、ちがう
GM:七咎さんも動けるので、どちらが先か相談しなさい
七咎ミサキ:煉獄堂さんお願いします!
七咎ミサキ:やったれ!
煉獄堂しょこら:はいな
煉獄堂しょこら:マイナーなし、メジャー《雨粒の矢》《惑いの一撃》
煉獄堂しょこら:7dx+6
DoubleCross : (7R10+6[10]) → 10[1,2,3,8,8,9,10]+1[1]+6 → 17

煉獄堂しょこら:100%なのでもう一発!《妖精の手》
GM:ウオーッ!
煉獄堂しょこら:1dx+26
DoubleCross : (1R10+26[10]) → 8[8]+26 → 34

煉獄堂しょこら:ドッジダイスは-7!
一月ともか:《リフレックス:サラマンダー》《炎神の怒り》。
一月ともか:7dx7+7
DoubleCross : (7R10+7[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,7]+4[4]+7 → 21

一月ともか:HPは-3!
震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,4,4,5,8,8,8,10]+6[6] → 16

“雨師妾”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[6,7,7,9] → 9

“雨師妾”:《妖精の手》を自分に。
“雨師妾”:1dx+10
DoubleCross : (1R10+10[10]) → 6[6]+10 → 16

煉獄堂しょこら:4d10+8 死にさらせーッ
DoubleCross : (4D10+8) → 18[1,5,3,9]+8 → 26

一月ともか:「……!震儀……」
“雨師妾”:「うる、うう、ふふううふ」
震儀リドウ:「……ウゥーッ、仲間」
震儀リドウ:「……」ガシン!
煉獄堂しょこら:「予報は……雨。」
震儀リドウ:《崩れずの群れ》。一月ともかを選択し、カバーします。
“雨師妾”:「……ひふ、ふ。雨……」
遊佐初美:「どうだ!しょこらの天気予報は!」
“雨師妾”:恐るべき雨音の中に、再び溶けて消えていく。
“雨師妾”:理由は分かっていただけると思いますが
“雨師妾”:HPはちょうど26でした。この一撃で倒れ、復活エフェクトはありません。
煉獄堂しょこら:あ、侵蝕108→118
【MAP】

    一月
    震儀
  煉獄堂 七咎
  遊佐
一月ともか:「う、“雨師妾”……」
煉獄堂しょこら:「いいえ、『雨のち晴れ』ね」
一月ともか:「……」
震儀リドウ:「ウウーム……」
七咎ミサキ:「……」 妖怪仲間(?)が倒れたのを見て多少辛そう!
一月ともか:「な、七咎……」
七咎ミサキ:「何だよ。一月」
一月ともか:「……“壱号”。お願いだ。一緒に……」
七咎ミサキ:「だから……ッ!ぐうううう!」 胸を押さえて倒れこむ。まだ衝動が暴走しているのだ
一月ともか:「……震儀がいれば、お前たちに勝てるかもしれない。でも、それじゃあ、駄目なんだ……」
一月ともか:雨水の滴る肩を抱き、俯く。
一月ともか:「怖いんだ……お前がいないと……絆がほしいと思える相手は、同類だけなんだ……」
七咎ミサキ:「……す、まん…………!」 立ち上がる!
一月ともか:「……ねえ。なんで逃げたの?なんで……おれは駄目だったの?」
一月ともか:「逃げたいなら、おれこそ……おれのほうこそ、逃げ道になってやりたかったよ!お前の!」
一月ともか:「くそ……くそ!ジャームになりたくない……!嫌だ!」こちらも膝をつき、暴走をこらえる!
七咎ミサキ:「お前がダメだった訳じゃねえ!俺が……本当は俺が一番ダメだったん、だ…………!」
七咎ミサキ:今にも崩れそうな顔で
一月ともか:拠り所としていた“雨師妾”の消失に伴って、精神が摩耗している!
GM:七咎さんの行動!
七咎ミサキ:はい!
七咎ミサキ:どっちを攻撃したほうがいいかしら
遊佐初美:どっちもヤバイけどリドウさんから削っちゃおう!
七咎ミサキ:まあリドウさんか
煉獄堂しょこら:デスネー
七咎ミサキ:マイナーで暴走解除!
七咎ミサキ:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》
七咎ミサキ:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,7,8]+6[4,6] → 16

七咎ミサキ:ブッ
震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,2,4,6,7,7,8,10]+10[10]+3[3] → 23

煉獄堂しょこら:ええい!《支配の領域》!
七咎ミサキ:すまぬ!
震儀リドウ:ほほー!達成値は11になります。
煉獄堂しょこら:2回めの10を1に
遊佐初美:たよりになる!
煉獄堂しょこら:118→124 重い!
七咎ミサキ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 11[8,3] → 11

七咎ミサキ:くそう……!
七咎ミサキ:侵蝕106→110
震儀リドウ:当然それではびくともしない。
震儀リドウ:「“七人ブン”」すでに真っ二つにされている手のひらでもう一度受けた。
震儀リドウ:「……小サイ」
七咎ミサキ:「……うう」 あまり力が残っていない!無念!
震儀リドウ:「七人ミサキ……動カナイ、ソレデイイ……」
震儀リドウ:「連レテ、カエル」
一月ともか:choice[煉獄堂,七咎,遊佐]
DoubleCross : (CHOICE[煉獄堂,七咎,遊佐]) → 煉獄堂

一月ともか:ガキン!
一月ともか:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎神の怒り》《ペネトレイト》!対象は煉獄堂!
一月ともか:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,5,6,7,7,7,8,9,10]+10[3,4,7,10,10,10]+10[1,6,6,7]+10[8]+6[6]+4 → 50

煉獄堂しょこら:この野郎ーッ
一月ともか:妖怪どもが回りに回る!
遊佐初美:ひでー!
煉獄堂しょこら:支配使っても25か、これはいかん
七咎ミサキ:わ、私も一応妖怪のはずなのに……!
煉獄堂しょこら:ともかくドッジ
煉獄堂しょこら:.4dx
煉獄堂しょこら:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,4,9,9] → 9

煉獄堂しょこら:DEATHよねー
GM:どうしますか?
遊佐初美:カバーとかもってないんだ、ごめん
GM:ではダメージを出しましょう
一月ともか:6d10+8
DoubleCross : (6D10+8) → 34[3,8,9,2,10,2]+8 → 42

煉獄堂しょこら:死にマース 七咎さんのロイスをタイタスに
煉獄堂しょこら:復活!
一月ともか:再びの蹴り!しかし、その脚の先端は歪み、予想外の方向から煉獄道を襲う!
一月ともか:回りこむような自在溶鉄の蹴りなのだ!
一月ともか:「……はっ、あっ……」HPは-3。
煉獄堂しょこら:「うっ……!」
遊佐初美:「しょこら!大丈夫か!?」
煉獄堂しょこら:「だい……じょうぶ!」
遊佐初美:「負けないよね」
遊佐初美:「あたしたち、負けないよね!」
一月ともか:「……“壱号”。こいつが死んだら、おれが死んだ時よりも悲しむのか……」
一月ともか:「お前が死ねば、消えた“雨師妾”ももう一度……現れるかもしれない」
一月ともか:「そういう希望でやるしかないんだ。許してくれよ」
煉獄堂しょこら:「……許してあげないわよ。」
煉獄堂しょこら:「七咎さん、初美ちゃん。みんなで帰りましょう」
煉獄堂しょこら:もう立っているのもやっとだ!
遊佐初美:「うん、そうだね。シンちゃんを助けて」
七咎ミサキ:「ああ……!」 頷く
遊佐初美:「汐ちゃんとみんなのところに!」
一月ともか:「何が……!」歯ぎしりをする。
一月ともか:「お前たちまで……“壱号”を連れて行く気なの!」
震儀リドウ:「……」
一月ともか:「おれの何が悪かったんだ、何が……なんだって直したかった!」
一月ともか:「言っていれば、うう……そう言えていれば……」
GM:初美ちゃんの行動!
遊佐初美:「知らないよ!お前の事情なんて!」
遊佐初美:「天才のあたしでもお前とミサキに何があったかなんてわかんない!」
遊佐初美:「けど、お前がそんなにミサキと一緒に居たいなら」
遊佐初美:「なんでお前がミサキのところに行こうと思わないんだ!」
遊佐初美:「よくわかんないけど、ミサキは決めたぞ!旅に出るって決めたんだ!」
一月ともか:「さっき……から……」
一月ともか:「生意気なんだよッ!!ごちゃごちゃと、何も知らない!バカのくせに!」
一月ともか:「バカのくせに!くっそ……失敗作の……。人間の絆とか心とか、何も分からないだろう、お前は!」
遊佐初美:「何も知らないけど!」
遊佐初美:「けど、お前だって、ミサキのことを全部知ってるわけじゃあないだろ!」
遊佐初美:マイナーなし
遊佐初美:いや、ジェネシフトしよう
遊佐初美:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

遊佐初美:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》+《命の剣》
遊佐初美:こんな問答をしておいて、殴るのはリドウだ!
GM:いいでしょう!判定どうぞ
遊佐初美:「この馬鹿ヤロウ!!」
遊佐初美:12dx7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[2,2,2,3,3,3,3,5,5,7,8,9]+10[3,3,8]+1[1]+1 → 22

遊佐初美:ヤバいな、これは
震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,4,7,7,9,9,9,10]+8[8] → 18

遊佐初美:あぶない!
震儀リドウ:ムゥーッ
遊佐初美:5d10+19
DoubleCross : (5D10+19) → 32[3,7,6,6,10]+19 → 51

遊佐初美:腕がギューンっとともかさんのところにむかっていって
遊佐初美:Uターンしてリドウを殴るよ!
震儀リドウ:ドゴン!
遊佐初美:「あはは!ボーっとしてたな!」
震儀リドウ:「……」後ろ手で、背後からの拳を受けた。鈍重に見えて、反応できていないわけではない。
震儀リドウ:「ユサ」
震儀リドウ:だが、腕を中途まで裂き貫く攻撃の鋭さ!震儀リドウの有り余る体力が明確に削られつつある。
遊佐初美:「なんだ!」
震儀リドウ:「ンン――ム」
遊佐初美:「あたしの強さがわかってきたか!」
震儀リドウ:「小サイ。ケド、強イ……」
震儀リドウ:「ヤル、奴ダ」
遊佐初美:「そうだ、そして頭がよくて、可愛い!」
遊佐初美:刀を構える
震儀リドウ:「ユサハ、頭。ヨクテ、カワイイ」
震儀リドウ:「フゥーム」
遊佐初美:「だから、あたしは、あたしたちはお前たちなんかに負けないよ!」
震儀リドウ:「……」ゴゴゴゴと地響きを立てながら、遊佐を正面に捉えるよう向き直る。
GM:----
GM:第三ラウンド
GM:----
【MAP】

    一月
    震儀
  煉獄堂 七咎
  遊佐
GM:セットアップをどうぞ。敵の2人はありません。
煉獄堂しょこら:ないです
七咎ミサキ:ありません
遊佐初美:なっしん!
震儀リドウ:では、リドウの行動。
震儀リドウ:choice[煉獄堂,七咎,遊佐]
DoubleCross : (CHOICE[煉獄堂,七咎,遊佐]) → 遊佐

震儀リドウ:初美ちゃんを狙います!2ラウンドで終わると思っていたので、《ジャイアントグロウス》はもうないのだ。
震儀リドウ:8dx7+3
DoubleCross : (8R10+3[7]) → 10[3,3,5,6,6,7,9,9]+4[1,2,4]+3 → 17

煉獄堂しょこら:助かったぜ!
遊佐初美:回避!
遊佐初美:12dx+1
DoubleCross : (12R10+1[10]) → 10[1,2,2,4,6,6,8,9,9,9,9,10]+1[1]+1 → 12

震儀リドウ:「ウーゥ……」
遊佐初美:くそう!
煉獄堂しょこら:くっ妖精が残っていれば
震儀リドウ:大きく弧を描くように振るわれた指が、再び初美を直撃する。
震儀リドウ:2d10+11
DoubleCross : (2D10+11) → 10[1,9]+11 → 21

震儀リドウ:ズ シ ン !
遊佐初美:装甲有効ですよね!?
GM:有効です!
遊佐初美:なら、生き残る!残りHP6!
GM:ワオ……!
遊佐初美:「痛い…!」
震儀リドウ:指一本とはいえ、重い!だが先程までのような大質量を乗せた一撃ではない。
遊佐初美:「けど…!シンちゃんは、もっと痛かったんだ!」
震儀リドウ:「ンーンンン……」よろめき、膝がガラガラと地形を削る。
震儀リドウ:遊佐の最初の一撃で、左拳。
震儀リドウ:次の一撃で、右拳。
遊佐初美:「だから、こんなの!全然効かないよ!!」
震儀リドウ:巨体の両腕は彼女の攻撃の衝撃を全て受け止めてしまい、攻撃性能は明らかに低下している……!
震儀リドウ:「……ユサ、倒レ、ナイ……」
震儀リドウ:「小サイ。小サイ……」
GM:次の手番は、煉獄堂さん!
七咎ミサキ:行ったれ煉獄堂さん!
GM:違ったw またミスしました。
煉獄堂しょこら:どうすっかな
GM:七咎さんも同値行動が可能でした。
七咎ミサキ:煉獄堂さんの手番で大丈夫です……よね!?
煉獄堂しょこら:先に行ってもらったほうが良いかもしれない
七咎ミサキ:ふむ。分かりました!
七咎ミサキ:《アームズリンク》《コンセントレイト:ブラックドッグ》
七咎ミサキ:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[2,4,6,6,7,8,10,10,10]+10[1,3,3,7,8]+5[3,5] → 25

GM:あ、対象お願いします。
七咎ミサキ:くそっ!
七咎ミサキ:あ、ごめんなさい。リドウです
震儀リドウ:回避。
震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,5,5,5,8,9,10,10]+7[6,7] → 17

遊佐初美:出目がいいの怖いっ
七咎ミサキ:3d10+4
DoubleCross : (3D10+4) → 8[5,2,1]+4 → 12

GM:それでは全然削れてませんね……。とにかくこいつはHPが多い!
煉獄堂しょこら:つらい
GM:次は煉獄堂さん!ここは考えどころでしょう。
七咎ミサキ:「畜生っ……!」 腕を振り回す
震儀リドウ:「ウゥ」バシン!
七咎ミサキ:が、……ダメ!
震儀リドウ:接触点から、火花めいた雷光が夜闇を照らす。
震儀リドウ:「“七人ミサキ”……戻ル。オ前ハ……」
七咎ミサキ:「俺は戻らねえ!俺は……こいつらと一緒に生きたいんだ!」
七咎ミサキ:侵蝕110→114
煉獄堂しょこら:いきます
煉獄堂しょこら:マイナーなし、メジャー《雨粒の矢》《惑いの一撃》
煉獄堂しょこら:7dx+6
DoubleCross : (7R10+6[10]) → 8[1,1,4,4,6,7,8]+6 → 14

煉獄堂しょこら:あ、対象は全員ですね
震儀リドウ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[3,5] → 5

一月ともか:《リフレックス:サラマンダー》《炎神の怒り》。
一月ともか:7dx7+7
DoubleCross : (7R10+7[7]) → 10[2,2,2,4,6,6,8]+5[5]+7 → 22

遊佐初美:強い!
煉獄堂しょこら:さすがに支配は乗せれない!ダメージ!
煉獄堂しょこら:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 10[6,4]+8 → 18

煉獄堂しょこら:もろもろ有効! 侵蝕124→130
震儀リドウ:「……フゥーム」
煉獄堂しょこら:「……(このままだと、まずいわね……)」
震儀リドウ:頭を振って、降雨を嫌がるような仕草を見せる。
煉獄堂しょこら:「(あの『雨師妾』に、引っ張られている感覚)(本当にわたしが『あれ』になっちゃいそう)」
煉獄堂しょこら:「……そんなの、冗談じゃないわ」
一月ともか:「……大したものだよ……。自分が狙われてるから、必死なのか?……」
煉獄堂しょこら:「私は普通のアナウンサーよ。必死にもなる」
一月ともか:「諦めきれないだろう……お互いに」脚力で、素早く震儀の影に隠れるような位置取りにいる。
一月ともか:choice[煉獄堂,七咎,遊佐]
DoubleCross : (CHOICE[煉獄堂,七咎,遊佐]) → 遊佐

一月ともか:……そして、飛び出す!
遊佐初美:ここにきて人気者…!!
一月ともか:「――実験体ッ!」
一月ともか:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎神の怒り》《ペネトレイト》
一月ともか:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,5,6,8,8,8,9]+5[3,4,5,5]+4 → 19

遊佐初美:ドッジ!
遊佐初美:12dx+1
DoubleCross : (12R10+1[10]) → 8[1,1,2,3,3,3,4,5,5,7,7,8]+1 → 9

遊佐初美:クリティカルすらしない!!
一月ともか:こっちも出目悪かったんですがね。ではダメージです。
一月ともか:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 7[4,3]+8 → 15

一月ともか:ザグッ!!
遊佐初美:それでも死ぬ!!
一月ともか:頭上からの強襲!鉄杭と化した義足が突き刺さる!
一月ともか:「震儀を倒すとしたら……お前だ」
遊佐初美:「…!」
一月ともか:「執着なんて、くだらないことをしたよ……おれも」
一月ともか:「失ったものは戻らないし」
遊佐初美:「ぐ…!ぐぐ…!」
一月ともか:「判断して、優先順位を決めて倒せばいい」
遊佐初美:口から血が出てくる
一月ともか:「……それでいいんだ」ギチッ
一月ともか:さらに、杭の義足をねじ込むように捻る。
遊佐初美:「がっっああーーー!!」
遊佐初美:しょこらさんのロイスを切って復活します!
煉獄堂しょこら:「初美ちゃん……!」
遊佐初美:義足を掴んで、投げ飛ばすよ!
一月ともか:「!」
一月ともか:バキッ! ガサササッ!
一月ともか:茂みの中に投げ込まれ、体勢が崩れる!
遊佐初美:「あたしは…!決めないよ!」
遊佐初美:「あたしは…全部守る!」
遊佐初美:「しょこらもミサキもシンちゃんも!みんな!」
遊佐初美:「あたしの友達は!いなくなったりしないんだ!」
一月ともか:「そうできる力が……あるなら……」
遊佐初美:「あるよ!あたしは、あたしだからね!」
GM:初美ちゃんの手番!
遊佐初美:マイナーで《三頭の魔獣》!
遊佐初美:遊佐の肩からメキメキと腕が生えてくるよ!
遊佐初美:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《命の剣》!
遊佐初美:「でっかいの!」
震儀リドウ:「ウ、オオ……オ……」プレッシャーを感じたのか
震儀リドウ:巨体が異常な変異に反応し、身動ぎする。
遊佐初美:「こっからが!あたしの本気だっ!!」
遊佐初美:12dx7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,3,4,6,8,9]+10[2,10]+10[10]+4[4]+1 → 35

震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[2,2,3,4,6,8,9,9] → 9

遊佐初美:「くらえええええええ!!」
遊佐初美:6d10+28
DoubleCross : (6D10+28) → 32[4,5,5,8,7,3]+28 → 60

震儀リドウ:60も!
震儀リドウ:うおお、今まで余裕だったんですが
煉獄堂しょこら:つよい
遊佐初美:3本の腕で!リドウの脳天をカチわろうとしてやる!
震儀リドウ:これで結構危険域に!無敵の見越し入道が……
震儀リドウ:「ユサ」震儀リドウ自身が見慣れていた遊佐初美の動きとは
震儀リドウ:明確に異なる3本腕の戦闘機動!受け止める反応ができず、眼前に飛び出した影を見上げるしかない!
遊佐初美:「どうだ!でっかいの!」
遊佐初美:「あたしは!強い!」
震儀リドウ:一点に、三撃!
遊佐初美:「だから、早く倒れろーーー!!」
震儀リドウ:「ウオオオオオォ―――ォオ――ッ!!!」
遊佐初美:着地!そして再び刀を構えるよ!
震儀リドウ:絶叫が森をザワザワと揺らす!返り血が高空から滴る!
一月ともか:「震儀……!」
一月ともか:「……」
GM:----
GM:第四ラウンド
GM:----
【MAP】

    一月
    震儀
  煉獄堂 七咎
  遊佐
GM:やはりセットアップは何もなし!PCの皆さんもそうであろう。
煉獄堂しょこら:もちろん
遊佐初美:なっしん!
七咎ミサキ:はい
震儀リドウ:では攻撃します。鈍重に見えるものの、実は今のメンバーの中では一番早いのだ。
震儀リドウ:イニシアチブの行動などはありませんね?
煉獄堂しょこら:メイド服脱いどけばよかった
GM:どうしますか?まだ行動入ってませんけど。
煉獄堂しょこら:まあ脱いだからといって何ができるわけでもなし
煉獄堂しょこら:OKです
遊佐初美:リドウを殺せるかも!
七咎ミサキ:脱いでおこうぜ!
煉獄堂しょこら:そんなに脱がせたいのか、変態め
煉獄堂しょこら:しょうがないにゃあ……
遊佐初美:ひゅーひゅー!
七咎ミサキ:やったぜ
煉獄堂しょこら:というわけで装備外します
GM:では煉獄堂さんの手番!どうするか考えて!
煉獄堂しょこら:行きます!マイナーなしでメジャー《雨粒の矢》
煉獄堂しょこら:対象は一月、リドウ、そして七咎!
七咎ミサキ:殺せー!
煉獄堂しょこら:8dx+3
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 9[1,2,2,5,7,7,9,9]+3 → 12

震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,2,2,4,6,9,10,10]+5[3,5] → 15

煉獄堂しょこら:き、きさまー!
一月ともか:《リフレックス:サラマンダー》《炎神の怒り》。
GM:あ!すいません
GM:ドッジマイナス忘れてた
震儀リドウ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[3,6] → 6

煉獄堂しょこら:いえ
煉獄堂しょこら:惑い入れてないので
GM:よく見たらそうだ。では最初の達成値のままいきます。
一月ともか:13dx7+7
DoubleCross : (13R10+7[7]) → 10[2,2,3,4,4,5,5,5,6,6,9,10,10]+10[3,6,8]+1[1]+7 → 28

七咎ミサキ:こっちはリアクションしません
一月ともか:13個振って4が出ない限り当たらない
煉獄堂しょこら:くらえ七咎!
煉獄堂しょこら:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 9[5,4]+8 → 17

七咎ミサキ:HP85→68
GM:では改めてリドウの手番。
煉獄堂しょこら:「……はあ、はあ……」意識が朦朧としているが、領域は維持。
煉獄堂しょこら:侵蝕130→133
震儀リドウ:choice[煉獄堂,七咎,遊佐]
DoubleCross : (CHOICE[煉獄堂,七咎,遊佐]) → 七咎

七咎ミサキ:よし来い!
震儀リドウ:七咎さんをやる!
震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[3,3,4,4,6,7,8,10]+6[6] → 16

遊佐初美:流れがきてるよ!
七咎ミサキ:ドッジ!
七咎ミサキ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[4,5,7,8,9,10,10]+7[1,7] → 17

七咎ミサキ:ほげっ!?
七咎ミサキ:避けてしまった……
遊佐初美:あれ?コンセ使わないんですか?
煉獄堂しょこら:回避……してしまった!
GM:あ、すいません
GM:こいつ起点が《ジャイアントグロウス》だけなんですよ。
GM:すごい耐久性で、最初に範囲攻撃2発撃ったら終わりというユニットなんです。なので3発目以降はコンセもできない!
遊佐初美:そうだったのか!
煉獄堂しょこら:わかりやすいコンセプトだ
震儀リドウ:――ビュン!
震儀リドウ:振り返りざま、裂けた腕で七咎を払おうとするが――
七咎ミサキ:「”参号”、”肆号”!」 分裂して攻撃を避ける!
震儀リドウ:「ウウ――ウ」
震儀リドウ:「倒レ、ナイ……」足元にまとわりつく3人を見下ろす。
震儀リドウ:「全員……小サイ」
震儀リドウ:「ドウシテ」
七咎ミサキ:「こっちは……九人だ!」
一月ともか:「……“壱号”」
一月ともか:「どうしておれは、“七人ミサキ”の一人なんかを……」片手で顔を押さえる。
一月ともか:「バカだ」
七咎ミサキ:「……」
GM:七咎さんの手番。
七咎ミサキ:マイナーなし、メジャー《アームズリンク》《コンセントレイト:ブラックドッグ》《雷鳴の申し子》
七咎ミサキ:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[3,5,6,6,8,9,10,10,10]+10[1,3,5,10,10]+10[3,10]+10[7]+10[9]+2[2] → 52

GM:対象は!
七咎ミサキ:まただ!リドウです!
震儀リドウ:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[3,3,4,4,4,5,6,10]+6[6] → 16

七咎ミサキ:6d10+79
DoubleCross : (6D10+79) → 39[7,2,2,10,10,8]+79 → 118

遊佐初美:ちねー!
煉獄堂しょこら:この攻撃を食らってはひとたまりもあるまい
七咎ミサキ:フラグ立てないで……
GM:いや、それは本当にひとたまりもないですw
七咎ミサキ:仕事仲間のロイスをタイタスに復活!
震儀リドウ:残りHPは63。《生命増強》を最大レベルで持っていたが……
震儀リドウ:それは倒れるしかない!戦闘不能です!
七咎ミサキ:侵蝕114→123
煉獄堂しょこら:それでも63のこってたのか!こわいなこいつ!
遊佐初美:「よくやった!えらいぞミサキ!」
震儀リドウ:「オオオ―――ォォン!!」
震儀リドウ:雄叫びとともに、地殻ごと七咎ミサキを覆し、潰そうとするが!
七咎ミサキ:「”伍号”!」 分裂した状態からさらに分裂!回避!
七咎ミサキ:「”陸号”!”漆号”!」 さらにさらに七人に分裂して、極大の紫電をぶつける!
七咎ミサキ:七人がかりでだ!
震儀リドウ:「オオ……オオオオオッ」
震儀リドウ:「小サイ……。俺ハ、デカイ」「ダケ」
震儀リドウ:「……ムゥ……」ひどく焼け焦げた腕を持ち上げ、彼方の眼前で見る。
七咎ミサキ:「……俺だって」「多い」「だけ」「かも」「知れん」「けど」「な!」
震儀リドウ:腕だけではない。全方位からの電撃で、全身が“焦土”となっている。
震儀リドウ:「…………」バリバリと頭をかく。
震儀リドウ:「一月……」その鈍感さ故に、ダメージを感じ取ることすらできない。
震儀リドウ:「………………スマナイ」ズ    ド   オ!
GM:山が崩れるような轟音とともに、震儀リドウが倒れる!
【MAP】

    一月
  煉獄堂 七咎
  遊佐
GM:残るは……“一本踏鞴”の一月ともかのみ!
煉獄堂しょこら:「……あとは、あなただけよ。」
遊佐初美:「や、やった!」
一月ともか:「……最後に」片目を隠したまま。
一月ともか:「最後に教えて、“壱号”……」
七咎ミサキ:「……ああ」
一月ともか:「どうして、アーバンシアターから……逃げたいなんて」
七咎ミサキ:「……怖かったんだ」
七咎ミサキ:「俺のお前への気持ちは本当に俺のものなのか、それとも、別の誰かが思っているのか、分からなくて……怖かった」
七咎ミサキ:「……それで」
七咎ミサキ:「……」
一月ともか:「……そう。そうなんだ……よ、良かった……」
一月ともか:「おれや、おれたちのやった事が、嫌われてたわけじゃ……なかったって」
一月ともか:「そう思えて……」ボタッ
一月ともか:バタタッ ビチャッ
一月ともか:指の隙間から溶けた鉄が流れ落ちている。
遊佐初美:「え?なんだ?え?なに!?」
一月ともか:七咎ミサキ、震儀リドウ、“雨師妾”のロイスを失ったため
一月ともか:ジャーム化します。Eロイス"否定の壁"がセットされます。
遊佐初美:ぎゃあああああ!!
一月ともか:一月ともかの行動。
一月ともか:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎神の怒り》《ペネトレイト》《クロスバースト》《ギガノトランス》!
遊佐初美:バ、バーカバーカ!!
一月ともか:10dx7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,2,2,4,6,6,7,8,8,9]+5[1,2,3,5]+4 → 19

一月ともか:低い!
一月ともか:なぜだ!
遊佐初美:ドッジ!
煉獄堂しょこら:やめろォ!
遊佐初美:12dx+1
DoubleCross : (12R10+1[10]) → 10[1,1,1,2,3,4,5,6,8,8,10,10]+4[3,4]+1 → 15

煉獄堂しょこら:5dx ワンチャン
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,1,2,4,8] → 8

煉獄堂しょこら:なかった
七咎ミサキ:ドッジ
七咎ミサキ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,2,3,4,6,7,9] → 9

七咎ミサキ:くお
一月ともか:2d10+20 装甲無視
DoubleCross : (2D10+20) → 12[6,6]+20 → 32

煉獄堂しょこら:死ぬ!
遊佐初美:死ぬ!
七咎ミサキ:死ぬ!ダメ!
一月ともか:「……消、えろ」
一月ともか:その場で空を蹴っただけのように見える。
遊佐初美:「あ…」
一月ともか:――が、その軌道半径が一気に拡大するかのように
一月ともか:地中から溶鉄が噴き出す!全員が熱の波に飲まれる!
煉獄堂しょこら:「……っつ……う……」その場に崩れ落ちる。
一月ともか:「……嫌だ」
七咎ミサキ:「ひぃ、とぉ……つきッ!」
遊佐初美:「シンちゃ…!シンちゃん…!!」
遊佐初美:同じく熱をもろに受けてるはずのシンちゃんのことを心配してるよ!
一月ともか:「嫌だ、嫌だ、嫌だ……」もちろんこちらも、既に瀕死!《炎神の怒り》のフィードバックがおそろしく蓄積しているのだ!
一月ともか:「もう何も……残っていない……」
一月ともか:「思い、出せない……!」
煉獄堂しょこら:「初美……ちゃん、あの子を……止め……」ガクリ
遊佐初美:小菊さんのロイスを切って復活!
遊佐初美:「……!」
遊佐初美:「はあ…!はあ…!」
【MAP】

  一月
  遊佐
一月ともか:「……なんだ?お前……」気だるげに、一人残った初美を見る。
遊佐初美:「あたしは遊佐初美だよ」
一月ともか:「……一本踏鞴は、孤独な神だ」
一月ともか:「人に会うことはない。お前とも会わなかったことになる」
一月ともか:「消えろ」
一月ともか:再び、容赦無い攻撃態勢に入りつつある。
遊佐初美:「……あたしは!」
遊佐初美:「消えたりなんかしない!」
GM:初美ちゃんの手番。
遊佐初美:「なあ」
遊佐初美:「お前、もう何も思い出せないのか?」
一月ともか:「……嫌なんだ。おれを拒絶するもの全てが」
遊佐初美:「あたしはお前のこと嫌いだったけど」
一月ともか:「他の存在は……人間も。レジェンドも。絆を結んで世界を作っているのに」
一月ともか:「おれは入っていけない……。……」
一月ともか:「……違う」
一月ともか:「……そうじゃない。そうじゃなかった……そんなことじゃ……!」
遊佐初美:「ミサキはお前のことそんな風に思ってなかったよ」
遊佐初美:遊佐はともかを見つめている
一月ともか:「え、らそうな事を……言うな」
一月ともか:「バカのくせに」
一月ともか:片足で立つ。攻撃の姿勢だ。
遊佐初美:だけど、その目にうつってるのはともかであってともかじゃない
遊佐初美:そうなっていたかもしれない、自分自身だ
遊佐初美:「バカは、お前だよ」
遊佐初美:「もっと…!もっと仲良くすればよかったんだ!ミサキと一緒に居たいなら、そういえばよかったんだ!」
遊佐初美:「友達が欲しかっただけなのに…!意地張って…!」
遊佐初美:「そんで、友達がほしかったって気持ちまでなくして!」
遊佐初美:マイナーで《三頭の魔獣》!
遊佐初美:さらに腕を生やす!
一月ともか:対するこちらは一本だけの脚!
遊佐初美:「バカなのは!」
遊佐初美:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《命の剣》
GM:単脚に対する、多腕!
遊佐初美:13dx7+1
DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,4,4,5,6,8,10]+6[3,6]+1 → 17

遊佐初美:ぎゃああああ!!
一月ともか:《リフレックス:サラマンダー》《炎神の怒り》
一月ともか:13dx7+7
DoubleCross : (13R10+7[7]) → 10[1,1,5,5,5,6,6,7,7,8,9,9,10]+10[2,3,4,5,8,9]+10[4,9]+10[9]+10[9]+6[6]+7 → 63

煉獄堂しょこら:てめえwwwwwww
遊佐初美:いや、どっちにしろ無理だこれ!」
遊佐初美:「そっちだよ!」
一月ともか:「……お前は!」低い姿勢で、すれ違うように背後へ!
遊佐初美:4つの腕を使って切りかかるよ!
一月ともか:「どうして!どうして……!」
一月ともか:「おれより、失敗しているくせに!」
一月ともか:攻撃は当たらない、だが、フィードバックは容赦なく体を焼いている!
GM:そう、行動のたびに《炎神の怒り》を使ってるので、相当HPきついんですね!
遊佐初美:剣がともかさんの首筋にかかるが、その切っ先がするりとかわされる!
遊佐初美:「ッッ!!」
一月ともか:「ハーッ、ハーッ……!」
一月ともか:「お前……お前もジャームになれよ」
一月ともか:「そうすれば追いつけるだろう」
遊佐初美:刀を振り下ろした体勢のまま顔を下向けている
遊佐初美:「いやだ…!」
遊佐初美:「やだよ…!」
遊佐初美:「よくわかんないけど、お前がそうなったとき、ミサキはすっごい悲しそうな顔してた」
遊佐初美:「あたしは…!そんな風にミサキやしょこらやシンちゃんを悲しくさせるのはいやだ!」
遊佐初美:ポツリ、ポツリと
遊佐初美:地面に雫が落ちる
遊佐初美:その雫は一月さんが発する熱ですぐに蒸発してしまうけど、何度も何度も落ちていく
一月ともか:その背後から、足が振り上げられる!一騎打ちの体勢!
遊佐初美:かかってこい!
GM:----
GM:第五ラウンド
GM:----
【MAP】

  一月
  遊佐
一月ともか:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎神の怒り》《ペネトレイト》……《クロスバースト》!
一月ともか:10dx7+4 初美ちゃんを執拗に狙う!
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,4,4,4,5,8,9]+5[4,5]+4 → 19

遊佐初美:ワ、ワンチャン!
遊佐初美:お得情報によれば32%でかわせるはず…!
遊佐初美:13dx+1
DoubleCross : (13R10+1[10]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,4,6,7,9,10,10]+7[6,7]+1 → 18

遊佐初美:えっと
遊佐初美:ロイス切ります!
遊佐初美:いや、ダメだコイツ否定の壁持ってる
一月ともか:いや、攻撃に対してはどうだったかな
一月ともか:あ、むしろこっちの攻撃に対してだけタイタス使えないんだ
一月ともか:逆だと認識してました。あんまり強みのない力!
一月ともか:ああいや、やっぱりこの表記だと
一月ともか:「あなたへの攻撃にタイタスを使用した時」打ち消すので
一月ともか:こっちからの攻撃には問題なく使えますね
一月ともか:すいません。リアクションで使う分には大丈夫そうです。
遊佐初美:あ、そうかこっちが攻撃にタイタス使ったときに効果を発揮するんですね!
遊佐初美:演出的にかわしたいのでいりまじりのロイスきります!
遊佐初美:18+1d10
DoubleCross : (18+1D10) → 18+3[3] → 21

遊佐初美:回避!
一月ともか:涙を落とし続ける初美――の、後頭部から
一月ともか:ギロチンのように、鉄の切断脚が襲う!
遊佐初美:「あああああああ!!」
一月ともか:ヒュン!
遊佐初美:4本の腕で!足を思いっきりかちあげるよ!
一月ともか:バキン!
遊佐初美:そして自分もそのまま思いっきり跳ね上がる!
一月ともか:硬質な金属音とともに、義足が逆に折れる!
一月ともか:「……熱、い」
一月ともか:「もう……」
遊佐初美:「あたしは!」
遊佐初美:「強くて!」
遊佐初美:「天才で!」
遊佐初美:「可愛くて!」
遊佐初美:「無敵の!」
遊佐初美:「遊佐初美だ!」
一月ともか:「遊佐初美――」
一月ともか:「遊佐初美!遊佐初美!遊佐初美!」
遊佐初美:「だから!」
一月ともか:「なんだ……そんな名前!おれと同じような、お前だって……!」
一月ともか:「くだらない!生まれなんだろう!」
遊佐初美:「くだらなくなんてない!」
一月ともか:全身から噴き上がっていた白煙は、既に黒い煙と化しつつある。蛋白質が燃焼し始めているのだ!
一月ともか:さらにHPが-3。もう、本当にギリギリ!
遊佐初美:「だってあたしは!」
遊佐初美:「すっごく幸せなんだもん!」
一月ともか:「あああああああ――ッ!!」さらに我が身を省みず、脚を再構成する!
GM:初美ちゃんの手番!限界のバトルだぜ!
遊佐初美:「しおちゃんのおかげで!秋生のおかげで!レイちゃんが!花南が!てっちゃんが!しょこらが!ミサキが!シンちゃんが!みんながいるから!」
遊佐初美:「あたしは幸せなんだ!だから!みんなことをくだらないなんていうなああーーー!!」
遊佐初美:マイナーなし
遊佐初美:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《命の剣》!
一月ともか:来い!
遊佐初美:13dx7+1
DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[4,4,5,6,6,7,8,9,9,9,10,10,10]+10[3,3,6,6,9,9,9,9]+5[3,5,5,5]+1 → 26

遊佐初美:ぎゃあああああ!!
一月ともか:《リフレックス:サラマンダー》《炎神の怒り》!
一月ともか:13dx7+7
DoubleCross : (13R10+7[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,5,5,5,6,6,8,8]+5[2,5]+7 → 22

遊佐初美:やったーーー!!
一月ともか:うおああ…!!
一月ともか:ダメージをどうぞ!
遊佐初美:5d10+37
DoubleCross : (5D10+37) → 37[4,9,6,8,10]+37 → 74

一月ともか:当然、ひとたまりもありません!残りHPは4!
遊佐初美:「あああああああ!!」
遊佐初美:(…ごめんね)
一月ともか:「ううう……ああああああ!!」
一月ともか:体を捻るように回転させ、初美の頭部に一撃を叩き込みに行く。
遊佐初美:跳躍した勢いをそのまま利用して!
遊佐初美:全体重をかけて!4本の腕の力を思いっきり!
遊佐初美:ともかさんに叩きつけるよ!
GM:――バ  ン ! !
一月ともか:「……っ」
一月ともか:「どうして」
遊佐初美:「……」
一月ともか:「……。バカのくせに」
一月ともか:「ああ……違う。どうして……」
一月ともか:「本当は……」
一月ともか:熱と衝撃を受け続けた体は、バラバラになる。
一月ともか:「言っておけばよかった……」
一月ともか:一月ともか死亡。戦闘終了です。
遊佐初美:涙がボロボロと流れてくる
遊佐初美:止めようとしても止まらない
遊佐初美:何故流れてくるのかもわからない
遊佐初美:「う……うう……」
遊佐初美:「うわーーーーーーん!!」
遊佐初美:「ひぐっ…えぐっ…ああ……ああ…!」
遊佐初美:「うわーーーーん!!」
遊佐初美:体がボロボロにまで戦った一月ともかのことが
遊佐初美:何故だかわからないけどただただ悲しかった
GM:----

【Backtrack】

GM:バックトラックです。
Eロイス
【アーバンシアター】
"さらなる絶望"

【一月ともか】
"否定の壁"
GM:"否定の壁"が2個分なので、ダイスは3個振れるぞ!
遊佐初美:いただきます!
遊佐初美:143-3d10
DoubleCross : (143-3D10) → 143-14[6,3,5] → 129

煉獄堂しょこら:ありがとうございます!卑しいです!
煉獄堂しょこら:133-3d10
DoubleCross : (133-3D10) → 133-7[5,1,1] → 126

煉獄堂しょこら:!?
七咎ミサキ:振ります!
七咎ミサキ:123-3d10
DoubleCross : (123-3D10) → 123-17[9,2,6] → 106

遊佐初美:2倍ぶり!
遊佐初美:129-4d10
DoubleCross : (129-4D10) → 129-21[4,8,2,7] → 108

遊佐初美:うげえええ!
遊佐初美:108-2d10
DoubleCross : (108-2D10) → 108-14[8,6] → 94

遊佐初美:やったああああああ!!!
GM:うわー!よかった!
七咎ミサキ:倍振り!
七咎ミサキ:106-2d10
DoubleCross : (106-2D10) → 106-10[2,8] → 96

七咎ミサキ:ふう……
GM:しょ、しょこらさんはいかがですか……?
GM:何か信じがたい数字が見えていますが……
煉獄堂しょこら:とにかくまず2個振りますね
煉獄堂しょこら:126-2d10
DoubleCross : (126-2D10) → 126-15[9,6] → 111

煉獄堂しょこら:アウトー!
GM:アーッ!!
GM:終わった……。
煉獄堂しょこら:計画通りとは……
【経験点】
しおさん:15点
はくぐいさん:18点
中村さん:15点
(珪素):16点
GM:----

【Ending/01】

GM:月が真上に浮かんでいる。
GM:炎と破壊と雨が通り過ぎた森は、今は夜の静寂を取り戻していた。
七咎ミサキ:「……」 ゆっくりと立ち上がる
GM:泣き疲れて眠る遊佐初美と、
遊佐初美:「…すー…すー…」
GM:深いダメージを負ったまま動かない、羽生田シンと煉獄堂しょこらも見える。
七咎ミサキ:「……終わった……のか?」
GM:オーヴァードは、絆がある限りは死ぬことがない。だが、死んでいるのかもしれない。
七咎ミサキ:「……」
GM:答える相手はいない。……が。
GM:                 ガサ!
GM:     ザザザザザ!   ザザァ――!
七咎ミサキ:「!!」
GM:無数の木の葉が擦れる音。森が持ち上がる。
震儀リドウ:「……」闇の中に光る2つの目で、七咎を見下ろしている。
七咎ミサキ:「……っ震儀!」
震儀リドウ:「ウゥ」頭を掻く。
震儀リドウ:「……“七人ミサキ”」難儀そうに屈み、地面から何かを拾い上げる。
震儀リドウ:大事そうに、巨大な手の平に包む。
震儀リドウ:「……オ前……小サイ」
震儀リドウ:「一月モ、小サイ……。ミンナ、小サイ」
GM:一月ともかの残骸であろうことが分かる。
七咎ミサキ:「……ああ、俺はちっぽけだ……この中で一番、遊佐よりもちっぽけさ……」
震儀リドウ:「小サイ、奴……スグニ、死ヌ。……俺……マタ一人ダケニ……ナル」
七咎ミサキ:「……」
震儀リドウ:「サラバ、ダ」  ……ズン
震儀リドウ:山のような背中を向け、人里から離れる彼方へ歩んで消えていく。
震儀リドウ:本来、レジェンドが居るべき場所へ。
七咎ミサキ:去って行く震儀を見送ります。正直もう戦う力は残っていない
GM:……そして再び、音を発するものは、何もいなくなった。
GM:だが、七咎は、月光の光を反射する何かを
GM:地面に見つけるかもしれない。
七咎ミサキ:「これは……」
GM:地面に突き立った、一月ともかの刃の義足。
七咎ミサキ:拾い上げます
GM:人の世に残した痕跡はこれだけだった。
七咎ミサキ:「……一月……ごめん……!本当に……!ううッ……!」 義足を持ったまま泣き崩れます
七咎ミサキ:「一月……!俺が、もっと早くお前に気持ちを伝えていればこんなことにはならなかっ、た……!」
七咎ミサキ:「お前に……!くそっ!言葉が足りねえや、はは……」
七咎ミサキ:立ち上がります
七咎ミサキ:「……”弐号”、”参号”、”肆号”、”伍号”、”陸号”、”漆号”」
七咎ミサキ:「……」
七咎ミサキ:「……」 何も起こらない
七咎ミサキ:「……そうか、お前ら。もう、俺と一つに……」
七咎ミサキ:「……」
七咎ミサキ:月を見上げます
GM:----

【Ending/02】

GM:翌日。登水町駅。
GM:レールの破壊は、4日の間に復旧していたようだった。
羽生田シン:「はーっ、はーっ……」震える腕で杖を突いて、駅の階段を上がろうと苦心している。
羽生田シン:ほぼ四肢の全てがギプスで覆われ、オーヴァードでなければ自分の意志で動くことすら不可能であろう。
GM:命からがらといった様相で辿り着いたのは、駅のホーム。
遊佐初美:駅で電車を待っている
羽生田シン:「こんな……ううっ、歩くだけのことに!情けない!」
羽生田シン:「遊佐初美さん!!」
遊佐初美:「!」
遊佐初美:「シンちゃん!」
羽生田シン:「このたびは……このたびは……ッ!」ブルブルと震えながら、体を折り曲げようと苦しんでいる。
羽生田シン:「ありがとう、ございました!!」
羽生田シン:「そして、ふ、ふがいない僕を、お許し下さい!!」
遊佐初美:トテトテとシンちゃんのほうに近づいていきます
羽生田シン:「人類の盾として、役割を果たすことかなわず……!」初美ちゃんの行動がまったく目に入っておらず
羽生田シン:90度のお辞儀を維持することに脂汗を流していますね。
遊佐初美:「シンちゃん…」
遊佐初美:頭を撫でます
遊佐初美:「来てくれてありがとう!」
羽生田シン:「うあーっ!!」
羽生田シン:「痛い!」
羽生田シン:のたうち回る羽生田!
遊佐初美:「ご、ごめん!大丈夫!?死なない!?死なないよね!?」
羽生田シン:「……し、死なないようにありたいと!日々努力しています!」
遊佐初美:「よ、よかった!ごめんね、痛かったよね」
羽生田シン:「全身の骨がバラバラで……あの時……あれほどの攻撃を受けて、」
羽生田シン:「もし、幸運ではなく……僕などが生き残れた、要因を推測するとしたなら!」
羽生田シン:「遊佐初美さん!そして、七咎ミサキさん、煉獄堂しょこらさん、冬田権一さん……!」
羽生田シン:「この町で出会った、様々な人々!」
羽生田シン:「そういった方々との絆が、辛うじて生命をつなぎとめて……いたのだと、考えますッ!」
羽生田シン:「なので、電車が出てしまう前に、せめて!お礼を伝えに来ましたッ!」
遊佐初美:「ありがとう」
遊佐初美:「シンちゃん、いっぱい友達ができてよかったね!」
羽生田シン:「!……は、はいッ!」
羽生田シン:「勉学も、戦闘も、同期のチルドレン以下の僕ですが……!」
羽生田シン:「き、絆を結ぶ力だけは!人並み以上だと、自負しておりますから!!」
遊佐初美:「うん!その意気だよ!シンちゃんならきっともっと強くなれるから!だってこんなにカッコいいんだもん!」
遊佐初美:「それでも辛いときはあたしのことを思い出すといいよ!」
遊佐初美:「きっと元気が出るからね!」
遊佐初美:思いっきり笑顔で言うよ!
羽生田シン:「うう、うううう~~~ッ!!」ボロボロと泣く。
羽生田シン:「ありがとう……ございます……遊佐初美さん……!」
遊佐初美:「あたしも悲しいときはシンちゃんを思い出すから!って、言ってるそばから泣かないでよ!ほらあたしがいるよー!」
遊佐初美:体をかがめて笑顔をシンちゃんにみせるよ!
羽生田シン:「あなたほど強くて、天才で、愛らしく……無敵の人を、僕は見たことがありません!!」
遊佐初美:「ふふ。ホントのこととは言え、そう言われると照れるな…惚れちゃダメだよ!」
羽生田シン:「はい!惚れませんッ!」
遊佐初美:と言ったところで電車さんに来てもらっていいでしょうか?
GM:そうですね。その辺りで、電車が到着します。
GM:元々この駅にいた駅員は、FHの工作員だった。今はいない。どこに消えたのだろうか。
GM:知る者は誰も居ないのだろう。無人の駅には、電車とホームの2人だけだ。
遊佐初美:「あ、電車だ!あれだよね、あれでいいんだよね!?」
羽生田シン:「……はい!お元気で、遊佐初美さん!」
遊佐初美:「うん!シンちゃんも元気でね!」
遊佐初美:と手振って駆け出してから
遊佐初美:ちょっととまります
遊佐初美:「シンちゃん!」
遊佐初美:「これあげるよ!」
羽生田シン:「なんでしょうか!」
遊佐初美:ほいっと優しく紙パックを放る。
遊佐初美:老婆からもらった牛乳だ!
羽生田シン:「……!」
羽生田シン:「牛乳、」
羽生田シン:「じ、実は大好物でして……!覚えていて、くださいましたか!」
遊佐初美:「牛乳は体にいいからね!これ飲んで早く元気になってね!}
羽生田シン:「はい!最後までつくづく……!また、お会いしましょう!」
遊佐初美:「友達だもん!」ぶい!
羽生田シン:深々と礼をして、電車を見送る。
遊佐初美:「うん!またねー!」
遊佐初美:手をぶんぶん振りながら
遊佐初美:シンちゃんとお別れをします!
GM:電車は、何事もなかったかのように去っていく。
GM:降り止まぬ雨が降るという町。
GM:彼女の行く空は快晴だった。これまでも、これからも。
GM:----

【Ending/03】

GM:――線路を、遠く眼下に見下ろす丘の上。
GM:炎や巨人に薙ぎ払われた森は、今は開けて、彼方までを見通すことができる。
煉獄堂しょこら:「……初美ちゃん、もう行っちゃったか」電車を見送る
煉獄堂しょこら:快晴だった空が少しづつ雨雲に覆われていく。
GM:電車は去り、羽生田シンの包帯まみれの姿も、UGNの緊急車両に搬送され、遠くへ消えた。
GM:よって今、この町に残るオーヴァードは……
煉獄堂しょこら:「……私、ひとりになっちゃったな」ぽつり、ぽつりと小雨が降る
煉獄堂しょこら:「"一本蹈鞴"。"見越入道"。……"七人ミサキ"も行ってしまった」少しづつ雨が強くなっていく
煉獄堂しょこら:「残るは"雨師妾"」
GM:町を雨雲が覆っていく。太陽を遮るように。
GM:彼女が来る前、人工的に流布されたレジェンドをなぞるように――
煉獄堂しょこら:「あなたはわたし。わたしはあなた。あの人達の計画は成功していたのね」
煉獄堂しょこら:雨は激しさを増していく。
煉獄堂しょこら:「こんなに雨が降っているのに、私の心はかわいていく」
GM:ガサガサガサ!
冬田権一:「ちょっと、モーッ!」
冬田権一:「探させないでよしょこたんさあ~~!携帯も電源切ってるし!」
煉獄堂しょこら:「……あら」
冬田権一:「電車一本逃しちゃったでしょ!何やってんのさ!」
煉獄堂しょこら:「何……でしょうね。わからないんです」
AD:「早く帰らないと、明日の撮影間に合いませんよ!」
冬田権一:「そうだよ~。それにさあ」
冬田権一:「天気も、なんだか降りそうだし」
煉獄堂しょこら:「……天気は。大雨ですよ。」眼鏡を外して微笑む
煉獄堂しょこら:「私の予報。当たるんです。知ってるでしょう?」
冬田権一:「じゃあなおさらマズイじゃん!モーッ!」
冬田権一:事態の深刻さを理解していない!
煉獄堂しょこら:雨は更に激しくなっていく
煉獄堂しょこら:……人体を突き破るほど。
GM:ド ザ ア――――!
AD:「ちょ、ちょっ……まずいですよ!冬田さん!」
冬田権一:「なにこれ……?」
冬田権一:「なに、これえええええ!?」
冬田権一:「アガッ、ゲボッ!こ、こんな」
AD:「ゲバッ、ハッ!痛ッ……れ、煉獄堂さん……」
煉獄堂しょこら:「わたし。もう帰れないんです」
冬田権一:「い、嫌だ!」
冬田権一:「ウバッ、か、帰ろうよおおおお!」
冬田権一:「しょこたん……し、死ぬ……ウッ、うアッ……」
GM:――ベシャ!
GM:雨の槍に頭蓋を叩き潰され、
GM:濁った液体が地面に散る。
AD:「ひ、ひいいい!ばけ、化物……あァ……」
GM:グチャン!!
GM:彼らだけではない。
煉獄堂しょこら:「まだ、渇く」「もっと、雨を――」
GM:撮影クルーの全てが。町の住人たちの全てが。
GM:圧倒的な豪雨によって、人体の形状を失っていく。
GM:ザアアアアァァ―――
GM:アアアア――――
煉獄堂しょこら:Eロイス《暴食の胃袋》。彼女の心のように、この町には雨が降り続ける
GM:雨音は絶えることなく続く。人の営みが潰え、流れ出た赤い血溜まりでさえも。
GM:清浄な雨に洗い流され、すぐに消える。
煉獄堂しょこら:「初美ちゃん、羽生田さん、そして"七人ミサキ"]
煉獄堂しょこら:「また会いましょう」「でも、次会うときは――」豪雨で声がかき消される。
GM:嵐の前に静けさはない。
GM:嵐の前には――

『嵐の前に静けさはない』 終