天の祭禍、墜ちる

天の祭禍、墜ちる

■Opening/01

GM:では始めます。まずは来栖くんのオープニングを行いましょう。
来栖直:はい!
来栖直:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 9[9]+36 → 45

太平洋上メガフロート“クラウンベースII”

GM:360度を絶海の青に囲まれた、コンクリート製の孤島。
GM:来栖直をはじめとしたUGN職員は、今、この人工の大地に立っていた。
来栖直:「うひょー。絶景ッスねー」 遠くを見渡しながら感嘆の声を上げる。
GM:“クラウンベースII”は近く洋上研究施設として完成する予定だ。主にオペレーター職員の査察の一環とされている。
奥田洋一:「そうでしょうそうでしょう」なぜか自慢気な支部長。
来栖直:「いや、俺、ここ気にいったッスよ。うん」
来栖直:「クラスの女子とか連れてきたいッスねー」
奥田洋一:「何しろ、クラウンベースを浮かせているスタビライザー技術は、今の豪華客船よりも二世代は先の……」
加津知咲:「私じゃ不満なんですか、先輩」
奥田洋一:「……そしてまあ、こういったことも私達の活動内容のうちということでね!来栖くんにも見せてあげたいなと!」
加津知咲:「クラスの女子がいいんですか!」ピョン
来栖直:「不満も何も。ガキは俺の守備範囲外だっつうの」
来栖直:「クラスの女子はそれはもう、まるで天使の群れ。バルキュリアっすから。 ああ、有り難いッス支部長。これ、プライベートで人呼んでも良いッスか?」
奥田洋一:「それはちょっと……あの、加津くんとも仲良くね……?」
奥田洋一:「オペレーター志望の子と仲良しする機会あんまりないんだから」
来栖直:「そうッスね。確かに、オペレーターの子たちとは仲良くしたいッス」
加津知咲:「私!」
来栖直:「オペレーターの年上の人とか紹介して欲しいもんスね
加津知咲:来栖くんの視界に入るように跳ねる。
来栖直:「はいはい。もうちょっと大人の色気を身につけたならな、ッス」 頭をポンポンはたいて跳ねるのを抑える。
加津知咲:「う、うう!」ぐ、ぐ
加津知咲:跳ねようとするが、リズミカルな上下運動をするだけになっている。
来栖直:ククク、と笑いながらタバコに火を点ける。
奥田洋一:「あー!タバコ!なんでまたそういうことするかなあ~~!」
来栖直:「まあまあ。固いこと良いっこ無しッスよ」
来栖直:「ちゃんと携帯灰皿は持ってるんで、ご安心ッス」
奥田洋一:「そういう問題じゃないってわかってるでしょ!もー、建物入れないよ来栖くん!」
来栖直:「そいつぁ困るッス。クラスの女子に色々話しを聞かせてやらなきゃなんで」 
UGNオペレーター:「うわあ、すごーい!ここで勤務することもあるのかなあ」
UGN研究者:「一応企業の施設なんで、どうでしょうかねぇ」
GM:奥田さん達以外にもオペレーターや研究者などの職員が思い思いに見学して回っています。
来栖直:質問ですが
来栖直:オペレーターや研究者さんは、女性ですか?年齢は?
GM:じゃあ、オペレーターさんは20代半ばの女性のようです。
来栖直:じゃあ
来栖直:「ここよりもっと良い職場があるッス。 俺に永久就職してみないッスか?」
来栖直:等とオペレーターさんに話かけたりしたいです
UGNオペレーター:「な、何言ってんのこの子……?」
来栖直:「どうッスか?この後俺と海上のロマンスでも?」 今度は研究者さんに。
来栖直:等と、目に付く年上の女性に声をかけて回っています。
UGNサポートエージェント:「おいコラ」背後から肩を掴まれます。
UGNサポートエージェント:「調子乗ってんじゃねぇーよ嫌がってんだろ」
来栖直:「おおっ!?」 引っ張られる。 
UGNサポートエージェント:「知ってるぞお前。“チキンプレイヤー”だろ」ガタイのいい男だ!
来栖直:「あー……。俺、そんな有名人ッスか?」 
来栖直:「あんまりそう呼ばれるのは好きじゃないんスけどね……」
UGNサポートエージェント:「前線出る度胸がねえからって、こっちに軽々しく来られても迷惑なんだよ」
奥田洋一:「あ!いやあの、そういうアレで連れてきたわけでは……すいません」ペコペコ
加津知咲:「……せ、先輩。行きましょう」小声
加津知咲:袖を引っ張っている。
来栖直:「……」袖を引っ張られ、連れて行かれる。 
加津知咲:「……もう!」研究施設の廊下を(背丈にしては)大股で歩きながら。
加津知咲:「あんな言い方することないのに!大体、どこの誰が先輩のこと、臆病者だなんて……!」
来栖直:「おいおーい。何をプンプンしてるッスか?」
加津知咲:「先輩も!」ピョン
加津知咲:「見境なしに女の子に声かけたり、しないでくださいよね!」
加津知咲:「軽い男の子は嫌われるんですからね!」
来栖直:「そこに女の子が居るからには、声をかけるのが男の責務ッス!と言いたいッスが」
来栖直:「……支部長とか、お前に迷惑かけてるんなら、まあ、自重するッス」 跳ねてる加津さんの頭を抑えながら。
加津知咲:「う」ぐ、ぐ
加津知咲:跳ねられない。
加津知咲:「……先輩は、どう思ってるんですか」
加津知咲:「オペレーターとか、なりたいですか?」
来栖直:「そりゃ、もう」
来栖直:「こう言っちゃ失礼ッスが、安全で、命の危険も無くて。その上女の子も多い。俺にとっちゃ天国のような職場ッス」
来栖直:「ただ、」
来栖直:「どうしようもない俺の能力は、そこ(オペレーター)だと本当に何の役にも立たない能力になっちまうッスからね」
加津知咲:「……でも、危ないですよ。前線エージェントって、ほんとにほんとに」
来栖直:「お?心配してくれてるんスか?」
加津知咲:「なっ!」高く跳ねる。
加津知咲:「先輩が不甲斐ないからですよ!」
加津知咲:「不甲斐ないからすぐ大怪我しちゃいそうだなって!先輩のせい!」
来栖直:「クカカ。言ってろガキ。ッス」
来栖直:等とからかいながら引き続き歩いていきます。
加津知咲:「前線エージェントが死んだらオペレーターの責任でもあるんですからね!」後ろからトコトコついていく。
加津知咲:「私に先輩を守らせるつもりですか!」
加津知咲:「足はやい!」
来栖直:「そうしてくれると助かるッス。ついでに老後の世話とかも任せたッス」 手をヒラヒラさせ、先を歩く。
加津知咲:「もーっ!ひどいよ!」
GM:ズ   ド   ン !
GM:その時、振動が白い廊下を揺らす。
来栖直:「!?」 振り返り、加津さんを見ます。
加津知咲:「え……え」困惑したように周囲を見回している。
加津知咲:「な、何ですかね、今の音」
来栖直:加津さんに近寄り 「分からないッスけど。 とりあえずパーティー開始の合図じゃなさそうッス」
加津知咲:「外……」
加津知咲:「外、見に行きましょう」
来栖直:外の様子って見れますか?
GM:ボゴン!!
GM:              ガカカカカカカカ……
GM:今は研究棟の半ばにいます。一度地上に上がる必要がありますね。
来栖直:「……このまま閉じ込められる恐れも有るッスからね」
加津知咲:「それに、皆、向こうにいて」
来栖直:「……外、見に行くッス」 
加津知咲:「……だ、大丈夫」
加津知咲:「絶対、大丈夫!」
GM:2人は連れ立って廊下を戻り、地上へと出る。
来栖直:出た!
加津知咲:「うぁ!」出たと同時、加津知咲が転倒した。
来栖直:じゃあ、腕を掴みたいです。
来栖直:転倒する直前に。
加津知咲:「先輩……う、」足元を見た。
加津知咲:「これ」
来栖直:「ん?」
GM:加津知咲が躓いたものには、一本の腕が生えている。
GM:千切り飛ばされて、さらに4分の1ほどになった人間の上半身のようにも見える。
GM:そして何より――
GM:ド  ゴ  ン ! !
GM:2人の眼前に、光の雨のようなものが散った。地上部分が炎上している。
来栖直:「ヒィッ!!」
来栖直:加津さんの手を引いて、建物内に逃げることは可能でしょうか。
“ジャコビニズ”:「キャハ!!キャハハハハハハハ!!」遥か上空から、甲高い女の笑い声!
“ジャコビニズ”:「生きてる人はこんにちは~ッ!アタシは“ジャコビニズ”!」
“ジャコビニズ”:――キュイン!
“ジャコビニズ”:ジェット戦闘機の唸りのような音!
“ジャコビニズ”:「逃げたら大変よ~ん?」
“ジャコビニズ”:「蒸し焼きになっちゃうかもし・れ・な・い・からぁーッ!」
来栖直:じゃあ
来栖直:加津さんの口元を押さえて、気づかれないように地面に伏したいです。
加津知咲:「ひ、ひっ……」
GM:この敵は上空から無差別にレーザーを撃ち落としており、建物の入口付近は煙で見えていない可能性が高い。
来栖直:じゃあ、加津さんの口元を抑えたまま伏してます。死んだふり。
加津知咲:「……だ、大丈夫です」小さく囁く。
加津知咲:「大丈夫です。絶対大丈夫ですから、先輩」
来栖直:「黙ってろッス。気づかれる」 小さく震えながら。
来栖直:「ただ」
来栖直:「……安心するから、もう少しだけそう言い続けてほしいッス」 
来栖直:(一体なんなんスか。 一体なにが起きてるんスか) 震えながら思考している
GM:煙をかき分け、入口に殺到する一団がある。
UGN研究者:「てっ、敵!」
UGN研究者:「嫌……敵が、どうして!?なんで、こんなところに!」
GM:3人ほどのエージェントが、来栖達が息を潜めていることにも気づかず、その横を通って廊下に駆けていき……
GM:バヅン!!
GM:   ヂュイン!
UGN研究者:「……」
UGN研究者:ドサリと倒れる。
GM:来栖達が戻ってきた廊下の方角。何か、高速の飛来物が彼女らの頭部を削ぎ飛ばして飛んだ。
“雕大老”:「ンン」痩せこけた老人がゆらりと現れ、筋張った首を鳴らす。
“雕大老”:「まだ精度が甘い。改良できるかな」
来栖直:加津さんの目を塞ぎ、自分も見ないようにしている。
“雕大老”:「的は限られている……」
加津知咲:「あ、新手です。後ろから」震えながら呟く。
加津知咲:「どうしよう、先輩……先輩、どうしよう」
“3rdレート”:「勝負しろ!勝負しろよォ――ッ!!」地上の煙の向こうから、また何かが蠢く気配がある。
“3rdレート”:「1対1だぞ!さっきみたいな真似は駄目だ!」
“3rdレート”:「バラバラだぞ!」
GM:逃げるのならば【肉体】で難易度7。
来栖直:肉体だと!
GM:隠れるならば〈知覚〉で難易度6です。
来栖直:どっちも低い!ならば少しでも可能性の高い知覚で。
来栖直:お願いします!
来栖直:2dx10>=6
DoubleCross : (2R10[10]>=6) → 4[2,4] → 4 → 失敗

来栖直:あっ、、、
来栖直:こ、これ、何かペナルティありますか?
GM:あります。
来栖直:後輩ちゃん死ぬならロイスを切る覚悟もあります。
GM:ほう……ではその覚悟、見せるがいい!
来栖直:すみません。撤回します。ロイスは切りません。
来栖直:切るのは、、、これだ!
来栖直:《妖精の手》
GM:何ィ!
来栖直:ということで成功ですね!
来栖直:先ほどの侵蝕値。45→49
GM:完璧に成功です!
GM:ならば来栖くんは気づく。
GM:空からは爆撃。地上を徘徊する何者か。
GM:……そして、後方からの老人。一見して逃げ場はないように見える。
GM:が、老人の注意の矛先は別のところにあることを見抜いた。
GM:設置型の自律砲台――セントリーガンの亜種だろうか。それを調整している。
GM:先ほど研究者の頭部を吹き飛ばしたのはこれだ。今ならば……戻る方向が正解!
来栖直:(よおく聞くッスよ)加津さんに耳打ち。
来栖直:(今なら行けるッス。あのじいさんが注意を逸らしている今なら)
加津知咲:「……そんな」恐怖が身をすくませている。
“3rdレート”:「ハハハ!どうだ!勇敢な奴はいないか!?」
“3rdレート”:「俺と1対1だぞ!まず右肩から切り離すからな……」
来栖直:(悔しいッスけど)
来栖直:(俺達だけじゃどう転んでもあいつらに勝てっこなんて無いッス。だから)
来栖直:(生存者を。強い味方を探しに行く必要があるッス)
“ジャコビニズ”:「キャハハハハ――ッ!!すっごく楽しいィ~~ッ!!」
加津知咲:「……」その真剣な様子に、息を呑んで頷く。
加津知咲:彼女自身にも、戦闘能力はまったくない。ワーディングやリザレクトの能力も弱い。
来栖直:(それじゃ行くッスけど……悪い、もう一回、大丈夫って言って欲しいッス) 足が震えている。
加津知咲:「すぅー……」
加津知咲:「……大丈夫」
加津知咲:「大丈夫です。先輩。絶対になんとかなります」
来栖直:「……ハッ。 それじゃ、行くッス」 と、気づかれないように元の道を戻りに行きます。
来栖直:すでに足の震えは止まっている。
GM:元の道を辿る。老人に接触しないようにするためには、どこかの部屋に隠れる必要があるだろう。
来栖直:隠れます!隠れたい!隠れさせてください!
GM:了解です!奇跡的に出入りできる部屋が一つあった!

GM:2人が身を潜め、シーン終了です。
来栖直:はーい!
来栖直:凄いヒヤヒヤしたけど楽しかった……
GM:私の完璧な判定に失敗してヒロインぶっ殺し計画が
GM:来栖くん……油断ならぬ男よ……
GM:ロイス取得が可能です。
来栖直:やっぱり後輩ちゃん死ぬところだったんですね……あ、危ない、、、
来栖直:取ります!
来栖直:-後輩/加津知咲/庇護:○/ガキ/ロイス
来栖直:以上です。

■Opening/02

GM:次は、早芝くんと御車さんのオープニングだぞ!
御車涼:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 5[5]+33 → 38

早芝直純:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 9[9]+31 → 40

太平洋上 ???内

GM:暗く閉鎖された空間。昼間にも関わらず、2人の顔を照らすのは僅かな緑のランプだけだ。
GM:当然、彼ら以外の人間はいない。指示を下すのは、通信機の向こうのエージェントだ。
間久部映子:[こちら“ポイントナイン”。聞こえる?]
間久部映子:[状況は事前のブリーフィングの通り。研究施設“クラウンベースII"は今、正体不明の武装集団に完全に占拠されたわ]
間久部映子:[……なんでこんなことに……あたしのキャリアが、ちくしょう……]
間久部映子:“ポイントナイン”間久部映子。まだ年若い少女の声だが、研究施設“クラウンベースII”の責任者であり、UGN支部長相当の権限を持っている。
御車涼:「愚痴は今はよした方がいい、記録に残るぞ」笑う
間久部映子:[わっ笑わないで!]
早芝直純:「ご愁傷様。そいつらの排除は俺のキャリア向上にはつながるのか?」
間久部映子:[あたしの!キャリア向上に!必要なのよ!]
間久部映子:[覚えておきなさいよ!あたしはいずれ本部エージェントになる女なんだから!]
早芝直純:「ははっ、お前の分まで出世してやるよ。本部エージェントになるこの俺が」笑う
間久部映子:[ガキみたいな物真似はよして!作戦行動中なのよ!]
早芝直純:「ガキみたいな事始めたのは、どっちだよ。ま、何するにしてもだ。上の覚えが良くなるなら、なんとでも」薄く嗤う。
御車涼:「ならその時のためにせいぜい二人に恩を売っておこうか」
間久部映子:[敵は全員がオーヴァードと推定!いい?全員よ!]
間久部映子:[情報要員の仕事がおっそくて、まだ全然調査結果出てきてないけど。この占拠で何かを要求しているわ]
御車涼:「了解だ。こちらから質問だが生存者の確認は取れているのか?」
間久部映子:[あなたね!順を追ってよ!生存者!?はぁ!?]
間久部映子:[分かるわけないでしょあたしが!あなた達が確認するのよ!]
間久部映子:[全員非戦闘エージェントだから多分死んでるけど!もし、万が一!運良く生き残ってたらその保護!]
間久部映子:[……はぁ、はぁ]息を切らせている。
御車涼:「了解、了解。あまり期待はするなってことはよく理解した」
間久部映子:[当然。……当ッ然、あたしのことだから、部隊の同時突入は要請してるけど]
間久部映子:[同時突入のためには、先にあなたが着く必要があるわ。“ドラゴンズネスト”]
早芝直純:「ふっ」手を軽く開く。バチバチと青白い火花が掌の上で爆ぜる。
早芝直純:「ご随意に」
間久部映子:[いい?あなたの電流電圧制御で、施設の電源をダウンさせるのよ]
間久部映子:[分電盤に負荷をかけるだけじゃなくて、二重三重の予備電源・絶縁装置も突破しないといけないわ]
間久部映子:[サポートに“ホワイトナイト”!指揮支援一辺倒の指揮官だと作業に掛かれないから、戦闘もできる奴!どう?完璧でしょ!]
早芝直純:「了解だ。施設の対電処理はどうなっている?」
間久部映子:[新鋭設備だから、外側からはきついわ。そもそも落雷で一発停電なんて真似ができるなら、もっと適任がいる]
間久部映子:[見取り図で電気室の位置は覚えたわよね?直接、そこからよ]
御車涼:「フ、この任務はキミにかかっている“ドラゴンズネスト”。責任は重大だな」
早芝直純:「上にアピールするいい機会だ。ただの破壊屋は評価が低いからな」
間久部映子:[あたしの手柄だからね!]
御車涼:「貪欲なのはいいことだ、後は欲をかきすぎないことだ。ま、どちらが手柄を得るにせよ俺も少々点数を稼がせてもらおう」
早芝直純:「ふっ、俺は現場処理で名を上げさせてもらうとするさ」掌の上の青白い火花が歓喜するように跳ね回る。
間久部映子:[UAVの偵察結果だと、テロリストの中には少なくとも1名以上の狙撃手がいる]
間久部映子:[本来なかったはずの対空砲台も多数。誰かが設置している]
間久部映子:[そして、上空を巡航するオーヴァードが1人!光線使いよ。空からは近づけない]
間久部映子:[――普通に近づくなら]
GM:ゴ    ォ   ! !

太平洋上 超音速戦闘機内

間久部映子:[脱出手順はわかってるわね!自動操縦だから、運悪く真正面から敵弾に突っ込んだら最悪死ぬけど]
間久部映子:[相手の電源とレーダーが生きている以上、この手しかないわ!]
早芝直純:「上手くいくとお前の手柄になるのは癪だが、命を賭けられたら上手くやるしかないな」
早芝直純:「なぁ、ホワイトナイト」
早芝直純:何処か楽しそうにほざく。
御車涼:「完璧な作戦だからな、俺達が上手くやることも織り込み済みだろう」楽しそうに
御車涼:「精々期待に応えてやろう」
間久部映子:[……行くわよ!カウント!]
間久部映子:[3!]
早芝直純:「2」
御車涼:「1」
GM:――ガシャバゴ!!
GM:バザッ!
GM:空を横切る超音速の鉄塊から、2つの影が射出される。
GM:青い海に浮かぶ美しい白の人工島であった“クラウンベースII”は、今や禍々しく赤い地獄だ。
GM:彼らが黒煙の中に降り立つと同時……
GM:                         カッ ドバッ
GM:その背後で、撃ち落とされた超音速戦闘機が墜ち、爆散していく。
御車涼:「地獄と化した孤島への片道切符か、帰ることを期待しなければいい手だ」
御車涼:「さて、地獄はどうなっているのかな?鬼は竜よりも大したことないことを祈ろうか」と早芝くんに
早芝直純:「無駄口が過ぎるぜ。ふっ、あんたのそういうところは嫌いじゃないが」こちらも薄く嗤う。
早芝直純:「始めるか。度を過ぎた子供(オーヴァード)を躾けてやるのが大人(UGN)の務めだ」
御車涼:「OK、作戦開始-ミッションスタート-だ」
GM:天はまだ青く、地はまだ赤い。
GM:15時32分、ミッション開始。

GM:ロイス取得のみが可能です。
早芝直純:間久部映子 同僚 有為○/食傷 
早芝直純:以上で。

■トレーラー

親UGN企業体による建設が進められていた新型人工島“クラウンベースII”。
本来ならば戦火とは無縁の研究施設であったはずの島は、
来栖直を含むUGNエージェントの査察中、突如としてテロリストに占拠されてしまう。
主犯は“ハウス・メイヘム”を名乗る、正体不明のオーヴァード犯罪者。
事態を重く見た“クラウンベースII”の管理責任者“ポイント・ナイン”は、
御車涼、早芝直純をはじめとする小規模部隊の多数同時投入によって事態の収束を図る――
“祭り”に導かれ現れる軍勢。実態不明の要求内容“コード・ヴァルチャー”。
絶海の孤島が今、風と雷の暗雲へ沈む。

ダブルクロス3rd『天の祭禍、墜ちる』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

■Preplay

GM:それでは、順番に自己紹介をしてもらいましょう。
GM:PC1は来栖くん、PC2は早芝くん、そしてPC3は御車さんとなります。
来栖直キャラシート(PC1:立川)
来栖直:はい!
来栖直:来栖直です。
来栖直:ヘタレでビビリな軽いノリのヤンキー兼UGNエージェントです。
来栖直:ビビリながらも頑張って勇気出せたらいいな。
GM:勇敢な男!勝負せよ!
来栖直:性能は、《氷壁》と《運命の切り替え》を駆使して味方のロイスを守るマンです。
来栖直:Dロ:時使いをどうにか運用できないかと思って、後出しで効果を発揮するリアクションタイプにしました。
来栖直:攻撃は一切できないので、お二方には負担をかけてしまって申し訳無いと思っています。すみません。
来栖直:いきなりこんな地獄に放り込まれて戦々恐々していますが、精一杯がんばります。後輩ちゃんと一緒に絶対生存してみせる!
GM:この凶悪FH軍団を前にこの先生きのこれるのか……?
来栖直:以上、よろしくお願いします!
GM:存分にドキドキしてもらいましょう!
GM:それでは次、PC2の早芝くんだぞッ
早芝直純キャラシート(PC2:白金)
早芝直純:はい。PC2の早芝直純です。
早芝直純:なんと今回のキャラクター。一発変換が出来ます!
GM:超助かる~~!
早芝直純:上昇志向の強いUGNエージェントであり、任務大好き。
GM:こんな任務に投入されるということは実際上からの期待も高いのであろう!
GM:どんどんハングリーに切り札(ジョーカー)していただきたい
早芝直純:将来の夢は本部エージェント。今回の任務もキャリアアップですよ。ふははは。
早芝直純:HRでの恩恵はストレンジフェイズと《雷の剣》。ようやく同エンに《雷の槍》を使えるようになり申した。
GM:強いぜ~~
早芝直純:ストレンジフェイズは15点でRC攻撃ダイス+3個ですから大分RC組みやすくなりましたね。助かるぅ。
早芝直純:性能は《雷の槍》を打ち込む典型的な攻撃RC、範囲攻撃回数に制限があるので使いどころを見極めるのが大事です。
早芝直純:戦闘用人格なので100%越えると強いですよ、きっと。
早芝直純:間久部さんより先に出世したいです。以上。
GM:だが本部エージェントへの道のりは数限りない死線を越える必要があるぞ……!
GM:果たしてそれまで生き残れるかな!
GM:さあ、そしてPC3の御車さんです!
御車涼キャラシート(PC3:オツカレー)
御車涼:はい!御車涼です、主な仕事はいろんな特務部隊(急造部隊)のリーダーをしたりする。
御車涼:ほどほどにキャリアを積んだエリート組なのでそこそこ頑張っていきたい。
御車涼:性能は《小さな塵》で攻撃して100%になると《力の法則》でサポート、それだけ!
GM:シンプルイズベストだぜ
御車涼:HRのくっそ強いユニークアイテムの一つ、サイドリールを持っているので命中もあるしダメージもある!
GM:あこがれちゃうな~
御車涼:フレーバーで領域内に天体を浮かべたりします!このコードネームは不吉ではない!
御車涼:あ、ついでにエンブレムのサラウンドレポートもあるので情報弱者の二人をカバーします。優しいね!
御車涼:そして搭載されているDロイスの調和者は今回全く役に立たない気がしますが頑張ります!
GM:一人で多彩なサポートとはまさに遊撃指揮官に最適!
GM:今回もその頼もしさがうなりそうだ
御車涼:以上!

■Middle/01

GM:では合流シーンを開始したいと思います。
GM:全員登場です!
来栖直:49+1d10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+6[6] → 55

早芝直純:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 3[3]+40 → 43

御車涼:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 6[6]+38 → 44

“クラウンベースII” 第一研究棟内

GM:炎の黒雲に紛れ、迅速に投下された早芝と御車は、幸いにもこれまで敵と遭遇していない。
GM:……眼前のこの一人を除けば。
“VDT”:「フー、フーッ」勝敗はほぼ決している。既に満身創痍だ。
“VDT”:「……お、お前ぁら、違う……こぉまでのヤ、ヤツらと、違う」
“VDT”:幾度か痛手を受けても、両手にはまだ生首を下げている。頭髪を固く握りしめたままだ。
“VDT”:苦悶の表情を浮かべた女のものと、ひどく損傷した男のもの。犠牲になったエージェントだろう。
早芝直純:「違うらしいぞ?」軽く首を動かしホワイトナイトに言う。
御車涼:「そうかもな、この様子だと随分好き勝手にやっていたようだ」と返す
“VDT”:「おごぼ」スライム状の粘液を吐く。高い導電率で“ドラゴンズネスト”の電気を散らす仕掛けだが……
“VDT”:……“ホワイトナイト”に通用する類の能力ではない。
御車涼:「目的、構成員……まぁ、そいつらのいる場所。能力まで吐けば命だけは助けてやらんでもないが……」
GM:廊下を濡らしながら、“VDT”は後ろの部屋へと退避していく。袋のネズミだ。
間久部映子:[……って、そこが電気室よ!すぐに倒して!]
間久部映子:[そんな奴が今更何かできそうでもないけど!もう一斉突入予定まで100秒切ってるんだから!]
御車涼:「……全く、仕方ない」とスライム状の粘液を吹き飛ばす、威力自体はそこまででもないが“ドラゴンズネスト”の電撃を通すには十分だ
御車涼:吹き飛ばしたのは細かい礫、光り輝く星が寸分違わずその分を吹き飛ばしていく。
“VDT”:「ウオーッ!」電気室に転がり込む!
加津知咲:「……っ!」隅に縮こまっていた小柄な人影が、押し殺した悲鳴を上げる。
早芝直純:「閃夜一雷」右手が鉄砲の形を作る。照星は親指。狙いをつけ
間久部映子:[いい!?ちょっとギリギリの予定になっちゃったけど、仕方ないからね!]
間久部映子:[最大出力で電源を落とすの!“ドラゴンズネスト”!]
“VDT”:「――ゴバッ」
“VDT”:身を守るためか、これまで以上の分量の粘液を吐いた。電気室全体に広がる。
GM:……無論、この程度はUGNの訓練を経たブラックドッグ能力者に対して、気休め程度の防御にしかならない。
GM:早芝や御車にしたところで、この粘液を介した通電の余波で受けるダメージは軽微だろうが……
早芝直純:ヴォンバチバチバチ!指先に十分帯電させる。レーザー光を髣髴とさせる青白い閃光が部屋を染め上げる。
間久部映子:[……20秒前!]
加津知咲:「……先輩!」
加津知咲:何が起こりつつあるかを察した。来栖を庇おうとする。
来栖直:「バッ……何やってんスか!」 庇われる。
御車涼:「……っ!」その声に気付く!エンハイの知覚能力だ!
間久部映子:[……今!撃って!]
GM:早芝の最大出力では……電気室の生存者2人が巻き込まれる状況だ!
御車涼:「待て!早芝、生存者がいる!」 制止の声を上げる!
早芝直純:その言葉を聞いて射出を止める。指を帯電させたままダッシュして間合いをつめる。
間久部映子:[…………!待って、停電は!?]
早芝直純:「相手をしてやる」VDTを挑発。
間久部映子:[ストップ!ストップ!突入まだです!!]無線機の向こうで通信する声が聞こえる。
“VDT”:「ハァーッ、ハァーッ」
“VDT”:「……つ、強いヤツ……き、きらい」
“VDT”:ノシノシと距離を詰めてくる!もはや逃げ場はない……
“VDT”:……早芝が立ち塞がる一つの出入り口を除いては!
早芝直純:「俺は好きだ。俺の株が上がるからな」
“VDT”:「か、ァーッ!!」ジャコン!
“VDT”:喉奥からせり上がったワイヤーウィップで切断にかかる!
早芝直純:ワイヤーウィップを腕で受ける。電撃使いが武器を受けた。
早芝直純:それの意味するところは…
早芝直純:「プレゼントしてやる。返しはいらんよ」そのまま電撃を流し込む。
“VDT”:「……!!」
“VDT”:「!!!!」喉から武器を展開しているため、叫ぶことすらできない。
“VDT”:生首を握りしめたまま、倒れる。
GM:“VDT”だけが死んだ。導電性粘液が広がっているのにも関わらず、この至近距離の一人だけを。
GM:早芝直純は、接触距離での戦闘が可能な電撃使いだ。
早芝直純:「あんたの言葉で面倒なことになった、ホワイトナイト」ワイヤーを腕から抜く。
御車涼:「全くその通り、返す言葉もない。だがこれも任務の内だ」
間久部映子:[ちょっと撤退!?なんで!?対空砲火!?]
間久部映子:[あ……たしの指揮は悪くないわよ!?待ってよ!もう一度突入指示を……]
来栖直:加津さんに庇われたまま、二人の姿を呆けて見ています。
早芝直純:「俺の評価が下がらないことを祈るよ。弁護はしてくれ」VDTを無感情に見下ろし、ため息をつく。
御車涼:「生き残っていたら保護、なのだからな。そうだろ?“ポイント・ナイン”」
間久部映子:無線機の向こうからは、慌ただしい状況に追われる間久部映子の声だけがとめどなく聞こえてくる。
御車涼:「その時は俺に責任を被せればいいさ。大人っていうのはそうやって利用されるためにいるんだからな」
御車涼:「大丈夫か、キミたち」と来栖くん達に言おう、切り替える。
間久部映子:[ふ]
間久部映子:[ふざけないでよ!次の突入、3時間後よ!?]
間久部映子:[あんた達が死んだら、あたしの……キャリアへの道が!]
間久部映子:[おっ……おかしいでしょこんなの!?こんなに優秀で、オーヴァードで、才色兼備なのに、偉くなれないなんて!]
御車涼:「フ、生存者が目の前で死ぬのは評価に障りないか?大したキャリアだ」
間久部映子:[なんであたしの任期中なの!]
来栖直:「……あんた達。一先ず敵ってわけじゃ無さそうッスね」
加津知咲:「……」小さく震えている。
加津知咲:「い、今その人……」死んだ“VDT“をおそるおそる見る。
“VDT”:体内から焼き焦がされ、無残な死骸だ。
来栖直:「……」 加津さんの目を押さえる。
早芝直純:「ああ。俺が止めを刺した」
御車涼:「助けに来たUGNのエージェントだ。キミ達を害するものではないさ」答える
御車涼:「今となっては少し難しいがね」と苦く笑う
来栖直:「……礼は言っておくっス」
間久部映子:[しっ……信じられない!]
間久部映子:[あんた達、もう4人だけよ!しかも2人は非戦闘エージェントじゃない!]
間久部映子:[このおたんこなす!ばか!]
御車涼:「ははは、随分な言われようだ。こうなったら仕方がない」
早芝直純:「通信切っていいか?有用なことを言えないオペレーターの相手は給料に入ってない」
間久部映子:[なっ……な、ナメたこと言わないで!あたしは“ポイントナイン”……本部エージェントになるのよ!]
早芝直純:「こうなったものは仕方がない。時は巻き戻せない。修正プランを用意してくれ」
御車涼:「俺と“ドラゴンズネスト”で精々敵を撹乱、及び遊撃。可能なら撃滅するだけだ」
間久部映子:[こ、この程度……この程度ッ!あんた達が死んだらキャリアに傷がつくのよ!]
御車涼:「だったら、俺達が死なないようにきっちりサポートしてくれ」
御車涼:「優秀なんだろ?」
間久部映子:[情報……情報を集めるわ。まずは、分からないことが多すぎるもの、だって……!]
間久部映子:[この端末はデータの送受信もできる……はずよ]
間久部映子:[だからあなた達が施設内で収集したデータなら、こっちで裏を取れる。危機を凌がないと、まずは]
間久部映子:[……敵の規模も、装備も。正体も!あああ、もう!]
御車涼:「了解だ、……ふむ」何かを考えこむ
御車涼:「そこのキミ達……俺は“ホワイトナイト”御車涼。提案があるんだが聞くか?」 来栖くん達に言おう
早芝直純:「火が入ったか。むこうは放っておいても良さそうだ」こちらも来栖君たちを見る。
来栖直:「聞くだけならタダっすからね」 首を縦に振る。
加津知咲:「ゆ……UGNの人なんですよね」
来栖直:「提案って何スか?」
御車涼:「キミ達に協力して欲しいと思ってね、なに。出来る限りでいい」
加津知咲:「……すーっ」
加津知咲:「……。今、なにが起こっているんですか」
来栖直:「そうッスね。俺達は現状が全く理解出来ていない。 協力するにしても、そこら辺知っておきたいッス」
御車涼:「まずはそこからか、俺達もそこまで知っているわけではないんだが……」と外部からの状況を話します
御車涼:「というわけで、謎の武装勢力がここを占拠した以外はさっぱりでね。キミ達からその辺りの事情を聞きたかったんだが」
加津知咲:「私達も、急に……急に襲われて……」
来栖直:「……カッ。 つくづく運が無いッスね」
加津知咲:「奥田さん、大丈夫かな……い、生きてるかな……」
加津知咲:膝の間に顔をうずめて泣く。
来栖直:ち、ちなみに奥田さんもやっぱり、、、、?
GM:恐らく他のエージェントは全滅です。
来栖直:承知しました。
来栖直:加津さんの言葉に一瞬拳を握りますが、直ぐに解く。
御車涼:「……こんな事を聞くのは酷だが、キミ達以外に生存者は?」
加津知咲:「わかりません!何もわかりません!ううう」
来栖直:「…………チッ」 タバコに火を点ける。  
早芝直純:「ホワイトナイト。こいつら何の情報にもならないみたいだぞ」
御車涼:「そうだな……これは提案も難しそうだな」
早芝直純:「邪魔にならないように隠れてもらったほうがマシだ」
御車涼:「俺達だけで奴らを出し抜くのは難しいが……やるしかないな」
早芝直純:言いながら左手の服の袖をちぎり、ワイヤーを受けた右手に包帯代わりに縛り付ける。
早芝直純:彼ら2人を助ける時にできた傷だ。
御車涼:「“ドラゴンズネスト”負傷の程はどうだ?支障はあるか」
早芝直純:「問題ないね。放電に支障はない」
来栖直:「……なあ」
来栖直:「アンタらの任務を教えて欲しいッス」
来栖直:「敵の殲滅か?それとも」
来栖直:「生存者の保護か?」
来栖直:「優先すべきは、どっちッスか?」
早芝直純:その言葉に軽くイラつく。
御車涼:「それはキミ達が一番分かっていると思うんだがな……改めて言ったほうがいいか?」
早芝直純:「なんで、あんたらが生きてると思う?」
来栖直:「ハッ。違いないッスね」
御車涼:「で、それを聞いたキミはどうするんだ?」
来栖直:「……生存者の保護が目的なら。 俺も力を貸すッスよ」
来栖直:「死ぬのは誰だって怖いッスからね」
御車涼:「俺はこの言葉に甘えようと思うんだが……“ドラゴンズネスト”キミはどう思う?」
早芝直純:「指揮はあんたの領分だ。その代わりあんたが面倒見ろよ」
御車涼:「OK、そのつもりだ。上手くやるさ」
加津知咲:「……」
早芝直純:「なら、それでいい。戦闘は俺が上手くやる」
来栖直:加津さんは付いてきます?それとも待ってます?
加津知咲:まだ動けない状況です。
来栖直:「ああ。よろしくッス。 改めて、来栖直ッス」
御車涼:「俺達はキミのその提案を受けよう、よろしく頼む」
来栖直:じゃあ、加津さんは隠れていてもらおうかなあ
GM:一応、この電気室までのルートは一度御車さん達が確認・掃討しているため
GM:しばらく安全は確保されていると考えて良いでしょう。連絡手段を持たせておいた方がいいかもしれませんが。
御車涼:「“ドラゴンズネスト”、キミも名乗ったほうが。するとしないとでは信頼感が違う」
御車涼:「今の状況では僅かなものでも馬鹿には出来ないからな」
早芝直純:促され不承不承に挨拶をしよう。
早芝直純:「“ドラゴンズネスト”早芝直純。期待はしていない、気楽にやってくれ」
来栖直:「カっ。可愛くない小僧ッス」
加津知咲:「か、加津知咲っていいます……」か細く挨拶する。
来栖直:通信機を1台加津さんに渡し、話します。
来栖直:「この部屋はしばらくは安全だから、ここに隠れてるッス」
加津知咲:こくこくと頷く。
来栖直:「すぅー……」
来栖直:「……大丈夫」
来栖直:「大丈夫ッス。絶対になんとかなるッス」
加津知咲:「……!」
加津知咲:「うん……先輩」
加津知咲:目の端の涙を拭う。
来栖直:「……こんな感じッスかね? 大人しく待ってるッスよ」 くしゃりと頭を撫でて、部屋を出て行こうかな。
GM:3人は電気室を後にする。
GM:白い廊下は血に浸っている。無駄の多い、まったく無益な殺し。
来栖直:「……カッ。随分と好き勝手にまあ」 嘔吐しそうになるのを耐えながら。
間久部映子:[……なんで?]資料をめくる音が混じる。何かを閲覧しながら、独り言のように挟んだのだろう。
間久部映子:[なんでそいつら、好き勝手やってるのかしら]
御車涼:「何かのメッセージかもしれないな、人質として使うのなら殺しては意味がなくなる」
間久部映子:[どっちにしても、まともな作戦行動じゃないわ]
御車涼:「かといってただの異常者の行動にしてはあまりにも段取りが良すぎる」
来栖直:「多分あいつら、楽しんでるんスよ」
来栖直:と、OPで見た光景を伝えます。
間久部映子:[……]沈黙したまま聞いていたが、やがて口を開く。
間久部映子:[……。多分、多分そうね。『殺しを楽しんで』、かつ『組織だった動きが可能』な連中]
早芝直純:「マトモでもイカレでも人が死んだことには変わりない」
来栖直:「そうッスよ。マトモでもイカレでも、人を殺すクソッタレ野郎どもってことに違いないッス」
間久部映子:[ヒントになるかも。はいメモして!エリートのあたしの意見よ!]
早芝直純:「そら、来栖さっそく仕事だ」
来栖直:「チッ。本当、可愛くない小僧ッスよ」 素直にメモする。
御車涼:「少なくともこれでとっかかりは出来たわけだ……これが正解に続くか外れかは分からんが調査しよう」
間久部映子:[悪いけど、装備は現地調達して]
間久部映子:[“ドラゴンズネスト”の雷だけで足りると思ってたんだから。戦闘機も重量乗せられなかったし]
間久部映子:[自分の身は、自分で守って!いくらあたしでも……あなた達の命に、あなた達以上の責任は持てないからね!]
来栖直:「クカカっ。前線が破れるのはオペレーターの責任って最近聞いた記憶があったんスけどね」
御車涼:「ご尤もなアドバイスをありがとう……そういうことだ来栖くん、キミの面倒を俺はみるつもりだが限界がある。その時は判断してくれ」
来栖直:「……問題無いッス。いざとなったら、1人でも逃げさせてもらうかもしれないッスからね」
早芝直純:「ふっ、俺の評価が思ったよりも高かった。と、言うことにしておこうか」
間久部映子:[来栖直。あなた……あなたのせいで、作戦が失敗したのよ!]
来栖直:「人聞きの悪いお姉さんッスね。 今度お茶でもして親睦深めあうッスか?」
間久部映子:[責任感じてよね!手伝わないとあなた、どういう処分するかわかんないわよ!]
来栖直:「……出来る限り、頑張らせてもらうッスよ」
御車涼:「ま、そういう話はここまでにしよう。建設的ではないからな」
間久部映子:[……ふん]
御車涼:「来栖くん、キミはキミの命を一番に考えればいい。俺達は助けるために来たのだからな」
来栖直:「……そうさせてもらうッス。何せ俺は、攻撃に特化した能力を持たないッスからね。ヤバくなったら逃げさせてもらうッスよ」
早芝直純:「行動は早いほうが良い。やつらも仲間がいつまでも戻らないとなると俺達の存在に気付く」
早芝直純:「そろそろやろうぜ、ホワイトナイト」
御車涼:「OK、では行動開始-スタート-だ」

GM:ロイス取得・購入判定が可能です。
御車涼:ロイスを取得します!
-保護対象/間久部映子/執着/食傷:○/ロイス
-部下/早芝直純/信頼:○/不安/ロイス
-保護対象/来栖直/庇護:○/不安/ロイス

早芝直純:御車涼 当面の上司 信用○/食傷
来栖直:-同行者:御車涼/信頼:○/劣等感
-同行者:早芝直純/有為:○/敵愾心

GM:購入は、先ほど間久部さんが言ったとおり現地調達。
GM:とはいえ敵の一人によってセントリーガンが多数仕掛けられているので
GM:判定に成功しさえすれば銃火器にはあんまり困らないはず!
早芝直純:ボディーアーマー
早芝直純:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9

早芝直純:無理 以上
御車涼:シューターズジャケットを狙います!
御車涼:2dx+4>=13
DoubleCross : (2R10+4[10]>=13) → 9[5,9]+4 → 13 → 成功

御車涼:フ……装備!
御車涼:以上です!
来栖直:アルティメイド服
来栖直:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 6[6]+1 → 7

来栖直:無理。以上で。

■Middle/02

GM:次から情報収集です。お好きな人が登場して良い!
GM:登場してない人は加津さんを守っていることにできます。
御車涼:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 8[8]+44 → 52

来栖直:項目見てからでも大丈夫でしょうか
GM:大丈夫です。
早芝直純:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 5[5]+43 → 48

来栖直:じゃあ、一旦項目見させてください。1人重いので、、、。
GM:今回は、複数の敵が存在しています。
GM:このままだとクライマックスにこいつらが同時に出てくるわけですが
GM:情報を開いた敵であれば、一人ずつ奇襲をかけて倒していくことが可能です。
来栖直:ああ、じゃあ出た方がよさそうですね。
GM:敵の行動値次第なので、先に動かれることもあり得ますけどね……!
来栖直:出ます。
GM:奇襲を仕掛けるかどうかは
GM:情報を開いてから決められます。次以降のシーンで戦ってもOK。
GM:もちろんこいつらを動かしている大ボスがおり
GM:そいつを倒せばミッションクリアですが、それはメインの情報項目を通常通り開いていく必要があります。
GM:要は、ボス以外の敵の項目は必要とあれば最後まで放置しても進行できるということです。
来栖直:了解です。
来栖直:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 1[1]+55 → 56

来栖直:やった!低い!
GM:いや、すいません。順序的には個別項目は最初にはできないか……!前提となる項目があります。
▼敵の正体について 〈知識:電気工学〉〈情報:裏社会〉 難易度9
GM:これが必要です。
早芝直純:まず今これを抜く必要があるということですね。
御車涼:精神高い人がやったほうがいいですねw
GM:そうです。誰かがチャレンジしなければ!
早芝直純:財産の使用は?
GM:なかなかシチュエーション的に悩ましいところですが、可としましょう
GM:間久部さんの口座に振り込んでもらい、彼女が使います。
来栖直:じゃあ、やらせていただきます!
来栖直:ハングリーだぜ、間久部さん
来栖直:精神で判定します。
GM:ほめても何にも出ないんだから!
来栖直:7dx>=9
DoubleCross : (7R10[10]>=9) → 9[4,4,4,5,6,7,9] → 9 → 成功

来栖直:成功!
GM:来栖くんが成功したなら、来栖くんが目撃した敵の所業、エージェント達の死に様などから分かったとしましょう。

“クラウンベースII” 第一研究棟内

間久部映子:[……敵の一人が、“ジャコビニズ”って名乗った?]やはり何かの作業と平行しているのだろう。タイプ音が聞こえる。
来栖直:「あー……そんな名前を言ってたッスね」
早芝直純:「そいつは有名なのか?倒せば名が上がるか?」
間久部映子:[“蒸し焼きにする”って言い回し、聞いたことあったの]
間久部映子:[“ジャコビニズ”。……UGNのオーヴァード犯罪者リストに名前があったわ。東欧辺りで活動してた、文句なしの殺人鬼よ]
御車涼:「成る程、殺人鬼。確かに“楽しむ”のならば相応しいだろうな」
間久部映子:[……R事例かどうか、推定の段階だったっていうのもあるけど、UGNの追討から逃れてる]
間久部映子:[そいつは、FHに合流したから。“ヴァルチャー”セル]
間久部映子:[犯罪者が寄り集まってお互いの目的を達成させる、名義上のセル。最っっっ低ね]
間久部映子:[ヴァルチャーセルが来てるなら、少なくとも下っ端は、犯罪や暴力そのものが目的の連中ばっかりよ]
早芝直純:「へぇ、最低で最高だ」打倒が評価に繋がる相手で間違いはなさそうだ。唇の端を上げる。
間久部映子:[最っっっっっ低よ]繰り返す。
来栖直:「カッ。 反吐の出そうなクソ野郎どもッスね」
御車涼:「しかし組織だっているのならば頭がいる。そいつさえ潰せば烏合の衆と変わらないはずだ」
間久部映子:[……で、情報部からの調査結果も来てる。そいつら、UGN相手にはハナから交渉するつもりがないみたいだけど]
間久部映子:[“クラウンベースII"のプロジェクトに関わってる企業のいくつかに、要求が来てるわ。“コード・ヴァルチャー”の譲渡……って]
来栖直:「“コード・ヴァルチャー”?」
間久部映子:[……わからない。少なくともUGNが関知してるものじゃないみたい]
間久部映子:[企業の『いくつか』って言ったけれど、多分、申告してる率が少ないだけで、関連企業全てに脅迫が行ってるんだと……思う』
御車涼:「それに関しても現段階で調査が可能かどうかは難しいが……調べるべきだな」
間久部映子:[“クラウンベースII”はR技術を次の世代に進めるための先端研究設備よ。この事件で打撃を受ける企業や政治家は多いわ]
早芝直純:「そいつらを敵に回しても欲するものとも取れる」
間久部映子:[“頭”ってさっきホワイトナイトが言ったけど。そいつの目的がそうなんでしょうね]
早芝直純:「南の島のお宝か、まったく洒落てるな。海賊気取りの悪党が剥げ鷲って言うのもセンスが良い」
間久部映子:[……って、そういうことを言いたいんじゃなくて]少しため息をつく。
間久部映子:[いい!?敵はFHってこと!装備も練度も、SOGとかギルド連中とは比べ物にならないんだから!]
間久部映子:[生き残るのが最優先!最優先よ!3時間逃げ続ける……のは、難しいかもしれないけど!]
間久部映子:[危険が迫ったら、あなた達の判断で、戦うか逃げるかするの!]
早芝直純:「一つ質問しても良いか?」
間久部映子:[何よ]不機嫌だ。
早芝直純:「ヴァルチャーセルって言うのは規律が堅いセルか?それとも自由度が高いセルどっちだ?」
間久部映子:[そりゃあ……自由度なんて、ゆるゆるでしょ]
間久部映子:[どうして今までセルとしての体裁を保ってるのか、私にも分かんないわ]
間久部映子:[どいつもこいつも、自由に好き勝手やる犯罪者なんだから]
早芝直純:「そうか。いやな。さっき殺った時に思ったんだが」
早芝直純:「それなら、今も各個が好き勝手動いてる可能性が高い。一人づつ潰すのは手だ」
間久部映子:[……ほ、本当?やれるの?]声が少し不安を帯びる。
御車涼:「逃げ続けるよりもマシだろうな」 笑う
間久部映子:[あ、あなた達が死んだらあたし、二度と本部エージェントになれないかも……このあと、40年とか50年、ずっと……]
来栖直:「だったらついでに老後の面倒も見てもらったら良いッスよ」
御車涼:「イニシアチブはこちらで握れる、対処を間違えなければ十分通じるだろう」
間久部映子:[……敵の行動パターンを掴んで、確実に、一人の時を狙って――いい?確実によ]
間久部映子:[確実に一人の時に仕掛られるなら、戦力比は3対1]
間久部映子:[無傷で撃破できる可能性は……十分以上、ある計算になるわ]
早芝直純:「よし。敏腕オペレーターの墨付きが出たな。仕掛けるタイミングはあんたに任せるぜ、ホワイトナイト」
来栖直:「俺も質問あるんスけど」
来栖直:「俺が見たのはあと、痩せこけた老人と、バラバラ言ってる変な奴ッス。そいつらの情報は?」
間久部映子:[痩せた老人と、バラバラ?……?いや、攻撃手段とか……具体的な情報が必要よね]
間久部映子:[調べてもらえる?あなた調査エージェント志望?]
来栖直:「そうッスね。志望はオペレーターッスよ。志望はね」
間久部映子:[何よ。あたしは、キャリア組のオペレーターなんだからね!]
御車涼:「OK任された。その時は頼むぞ“ドラゴンズネスト”」
来栖直:「とりあえず、もうちょっと情報が必要ってコトッスね」
間久部映子:[そうよ。頼むわ]
早芝直純:「本部エージェントの為にな」どっちに向けての言葉か。あるいは両方だろう。
GM:では、来栖くんが見た3人についての情報が調べられるようになります。
来栖直:やった!
▼“ジャコビニズ”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
▼“3rdレート”について 〈情報:FH〉〈情報:警察〉難易度8
▼“雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16
▼“コード・ヴァルチャー”について(1) 〈知識:電子工学〉〈情報:ビジネス〉難易度16
御車涼:サラウンドレポートの効果で<情報:>ダイスが+1だ!
GM:すごーい
御車涼:ということで早芝くんは振る時ダイス+1するといいぞ!
早芝直純:じゃあ3rdレートですよね。
御車涼:そうですねw
早芝直純:要人への貸しを使いましょう。間久部さん経由で借した分を引き出す。
早芝直純:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,4,5,7,10]+1[1] → 11

早芝直純:成功
御車涼:うーん、▼“雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16を調べます
御車涼:情報収集チーム+サラウンドレポート、これは本人にも乗る
御車涼:3dx+2>=16
DoubleCross : (3R10+2[10]>=16) → 3[2,2,3]+2 → 5 → 失敗

御車涼:だめでした~!

GM:それでは、来栖くんの視点では声だけで詳細の掴めなかった“3rdレート”について
GM:早芝くんは映像記録を発見します。UGNの使用も視野に入れてか、記録・監視設備は充実していた。
GM:白バイ警官めいたヘルメットを装着した、狂気的な印象の猫背の男。

UGNオペレーター:「た、助け……助けてっ、助けて!」
“3rdレート”:「ハハ!決闘だァ……!」
“3rdレート”:「いいだろ!1対1!しかも俺は!」
“3rdレート”:「左腕からだ!狙う位置まで教えてるんだからな!」
UGNオペレーター:「やめて!やめあグッ!」
UGNオペレーター:「……!……!」
“3rdレート”:「お、おおお!すごいぜ、ブチブチ千切れて!」
“3rdレート”:「たまらねえなああああ!!」
GM:グシャッ グシャッ! ザギュッ

GM:片腕を爬虫類の手めいた硬質の爪に変異させ
GM:殴るというよりも、関節を引きちぎるような攻撃を行っています。
GM:また、来栖の聞いた言葉を裏付けるように、自分の殺戮を決闘と呼ぶ特徴がある……
GM:間久部さんに送るには十分な情報を得ることができました。
早芝直純:「こいつからにするか」
早芝直純:情報を送る。
早芝直純:その残虐行為に顔色一つ変えないのは訓練と実戦の賜物だろう。
来栖直:対照的に、顔色を青くし、今にも嘔吐しそうになっている。
早芝直純:ただ、その映像を見て、掌を開き、青白い電撃をスパークさせる。
早芝直純:バチバチ
御車涼:「よくやった“ドラゴンズネスト”」画面を注視する
間久部映子:[……出たわ。“3rdレート”]
間久部映子:[元警官だったけれど、勤務中の交通事故で後頭部を損傷してオーヴァードに覚醒……正気も失ったわ]
間久部映子:[……居合わせた関係者を皆殺しにして、行方不明になっていた。“ヴァルチャー”、こんな奴まで飼ってたのね]
来栖直:「……クソッタレ。狂ってやがる」
間久部映子:[映像見たらわかると思うけれど、キュマイラのピュアブリードよ。1対1にこだわるなら、戦闘中の視野は狭いかも]
御車涼:「ピュアブリードのキュマイラか……問題は相手がどのくらい“受けられる”かだな」
間久部映子:[……防御ね。攻撃を受けた映像はあった?]
早芝直純:「一方的な殺戮が延々と続くだけだ」
間久部映子:「でしょうね。非戦闘系エージェントが相手だもの。一方的よ」
早芝直純:「それに、攻撃手が実質俺だけだ。相手の防御能力はあれば厄介くらいに思うしかない」
間久部映子:[……ひとつ、分かっていることはあるわ。気付いてるわよね?]
間久部映子:[絶対に先手が取れるってこと。純粋なキュマイラ能力者は肉体変異から攻撃に移る分]
間久部映子:[不意の攻撃に対する初動が遅いわ]
御車涼:「十分に耐えてくる可能性を考えるなら順番を考える必要がある。コイツは後に回す」
御車涼:「まだ、俺のレネゲイドがそこまでじゃあないからな。十分なサポートが出来ん」
間久部映子:[再生か防御……キュマイラの場合攻撃より、それが一番厄介かしらね]
間久部映子:[どっちにしろ、その行動パターンなら、一人ではぐれた犠牲者を探して屋内を徘徊している可能性大よ……閉所で待ち伏せして倒すの]
御車涼:「対決自体は容易か……こいつの場合はタイミングだな」
GM:敵の一人の情報が分かりましたが、申し訳ありません
GM:未知の敵に対するトリガーとなる情報項目もあるのでした。
▼第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7
▼管理棟の映像 〈回避〉難易度6
▼地上の様子 〈知覚〉難易度7
GM:これらを成功することでも、情報収集できる敵の名前が分かります。
GM:つまり伏せられている敵と戦う場合には二回判定を成功させる必要があるわけですね。
早芝直純:「いざとなれば俺が囮になって、そのまま交戦する。支援があれば問題ない」
御車涼:「その場合はいざ、という状況にはしないさ。ここぞって場面にしよう」
早芝直純:「ふっ、違いない」

GM:ロイス、調達が可能です。
来栖直:じゃあメイド服
来栖直:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 6[6]+1 → 7

来栖直:無理ー
来栖直:以上です。
早芝直純:ボディーアーマー
早芝直純:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9

早芝直純:無理
早芝直純:以上
GM:先輩はまったくダメダメですね!
GM:私がついててあげないと!
来栖直:やったー!!
御車涼:ボディアーマーを買おうか
御車涼:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 10[4,10]+2[2]+4 → 16

GM:御車さんはすごいですね!
GM:やっぱり御車さんは一流だよな~
御車涼:これは買えるんだけどなーということで早芝くんに渡します
早芝直純:受け取って装備!

■Middle/03

GM:では次のシーン。襲撃してもいいし、情報を集めてもいいです。奇襲はいつでもできます。
御車涼:もうちょい情報調べます
早芝直純:情報集めよう
来栖直:出ますー
来栖直:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 9[9]+56 → 65

御車涼:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 6[6]+52 → 58

早芝直純:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 3[3]+48 → 51

▼“ジャコビニズ”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “3rdレート”について 〈情報:FH〉〈情報:警察〉難易度8
▼“雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16
▼“コード・ヴァルチャー”について(1) 〈知識:電子工学〉〈情報:ビジネス〉難易度16

▼第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7
▼管理棟の映像 〈回避〉難易度6
▼地上の様子 〈知覚〉難易度7
早芝直純:ジャコビニズかな。要人二個目。最後とも言う。サラウンドレポートの効果も貰ってよい?
御車涼:これは<情報:>のみなんですね、どうぞどうぞ
早芝直純:では振ります。
早芝直純:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,3,6,6,8] → 8

早芝直純:財産2消費 成功
御車涼:知識振りできるなら来栖くんにコードヴァルチャーは調べてもらったほうがいいな
来栖直:じゃあコードヴァルチャーいきます
来栖直:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,2,5,5,9,9,10,10]+8[2,8] → 18

来栖直:オラァッ!
GM:お、おおお……!すごい
御車涼:じゃあ、地上の様子調べます。
御車涼:7dx+1>=7
DoubleCross : (7R10+1[10]>=7) → 10[1,2,4,8,8,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

来栖直:超知覚!
GM:じゃあ調べた順番で明かしていきましょうか。まずジャコビニズから。

“クラウンベースII” 第一研究棟内

間久部映子:[うぁーっ!もー!なんなのよ!]
間久部映子:ヒステリックに叫ぶ声が早芝くんの無線機越しに聞こえます!
早芝直純:「ふぅ」手を伸ばし少し離す。
間久部映子:[どいつもこいつもお金お金って!]
早芝直純:「世知辛いな」
間久部映子:[外部機関に頼んだのが間違いだったわ!ええ、あたしのミスよ!]
間久部映子:[入金が確認できないと渡せないって!“ジャコビニズ”は一から調べ直しよ……今すぐ必要なんだから!]
早芝直純:「金さえ払えば腕は確かなんだろ。入金したらどうだ?」
間久部映子:[……いの]
間久部映子:口ごもる。
早芝直純:「なに?」
間久部映子:「ないのよ!貯金なんて!この20分で全部溶けちゃったわよ!]
間久部映子:[も、もう別予算に手を付けるしか……でもこんなことが知れたら本部エージェントの道……]
間久部映子:[う、うぐぐ……うう……]
早芝直純:「俺の口座の残金使え」
間久部映子:[はえ?]
早芝直純:「此処をしくじったら困るのは俺も同じだ。経歴に傷がつくのは困る」
間久部映子:[そ、そりゃ……エージェントの現場裁量で私有財産を調査に使ったって扱いなら、問題は何も……]
間久部映子:[でも、いいの……?]
早芝直純:「いいか。今から口座番号と暗証コードを言うぞ」
間久部映子:[……!]
早芝直純:いいの?と言う言葉を流すのはもうこっちも覚悟を決めたと言うことだ。
早芝直純:「足りるか?」
間久部映子:[生意気な奴!]暗証コードを書き写しながら言う。
間久部映子:[本部エージェントになったら……いや、生きて帰ってきたら]
間久部映子:[焼き肉くらいおごってあげるわよ!ちくしょう!]
早芝直純:「奢られてやる。もっとも本部エージェントになるのは俺の方が先だが」
早芝直純:「ふっ、その前にマシな情報引っ張ってこいよ」
間久部映子:[馬鹿者。……送られてきたわ]
間久部映子:[“ジャコビニズ”。精度の低いビーム使いね。こいつの殺人は……、当初は放火と思われていたわ]
間久部映子:[人間どころか、周りの町並みまで焼いちゃうってわけ。そして速い。エンジェルハィロゥと、これはモルフェウスか……]
間久部映子:[荷電粒子を錬成して、エンジェルハィロゥで周期を揃えて、加速して撃つ。文字通りのビームってことになる]
間久部映子:[……来栖の奴、空を飛んでたって言ってた?ジェットエンジンだっけ?]
早芝直純:「おい、どうなんだ?オペレーター志望」来栖君に声を向ける。
来栖直:「……空は飛んでたッスね。言われてみれば、あればジェットエンジンだったような」
来栖直:「ジェット戦闘機みたいな……そんな音が聞こえたッスよ」
間久部映子:[……記録上だとそういう記述はないから、それは外付け装備かもね]
間久部映子:[対空砲台を設置してる奴がいるでしょ?そういう装備も作ってるのかも。個人用の飛行装備でも、連中の技術力なら……戦闘ヘリくらいの装甲は見込んだ方がいいわ]
早芝直純:「なら、奴のテリトリーは外か?」
間久部映子:[ええ。精度の低い拡散ビームでも、上から撃ち下ろすようだと、すごく厄介になる]
間久部映子:[空から狙えば、視界全域が射程内ってことだから。初撃だと防御も難しいんじゃないかしら]
早芝直純:「速いと言うのが非常に厄介だ。俺では初撃の防ぎようがない」
間久部映子:[速くて硬くて攻撃範囲が広い――テリトリーは完全にわかりきってるけど、考えて当たった方がいい相手ね]
早芝直純:「了解だ。どっちにしろ考えるのはホワイトナイトの仕事だ」
早芝直純:「俺はその名のとおり、そいつを流れ星にしてやろう」
間久部映子:[機械で制空権を取って、本当の“流星群(ジャコビニズ)”として使うなんてね。大した発想よ。まったく]不快そうに答える。

GM:――そして、一方。
GM:早芝の隣にいた来栖は何をしていたのか?
GM:電気工学知識によって、施設のデータをサルベージしていた。
来栖直:サルベージ!
GM:研究施設がわざわざ狙われたというなら、そこに敵の目的がある可能性は少なからずある。
GM:……“コード・ヴァルチャー”。そのものを見つけ出すことはできなかったものの、
GM:来栖は自分より前に、同様のアクセスを試みた者がいたことを知りました。
GM:それも、時刻からしてこの襲撃の直後。
GM:何者かが“コード・ヴァルチャー”のサルベージを試み、そして同じく何も得られなかった。
GM:今分かることは以上。
来栖直:タンッ……キーボードを打つ手を止め、考え込む。
来栖直:(いくらなんでもタイミングが合いすぎッスね)
来栖直:(襲撃してからアクセスするまでの時間が早すぎる)
来栖直:(つまり……この襲撃は、こいつ目当てだったってことッスか? “コード・ヴァルチャー”を目当てに……)
間久部映子:[来栖?なにか分かっザザッ]
間久部映子:[ザ――]
来栖直:ゲー
???:[ヨー!兄弟!]
???:[楽しんでるか!?ハハハハハハ――ッ!]
GM:声が聴こえるのは通信機からだ。だが、明らかに間久部の声ではない!
来栖直:「……ヨー。兄弟。おかげさまでって所ッスね」
???:[そいつぁ良かった。俺は“ハウス・メイヘム”]
来栖直:当然、敵からの通信ジャックだと理解する。
“ハウス・メイヘム”:[……気になっただろ?“コード・ヴァルチャー”!そして俺と同じように調べたわけか]
来栖直:「……まあ、そんな所ッス。これでもオペレーター班志望なもんで」
“ハウス・メイヘム”:[ハハハハ!オペレーター!俺と同じだな!]
来栖直:「それで?アンタも、安全なところから指示だけ出して見物ッスか?」
“ハウス・メイヘム”:[……ああそうとも!何しろ俺はこんなだ!って見えねえか!]
“ハウス・メイヘム”:[戦闘はてんで不向きでね!“コード・ヴァルチャー”を探してる!]
来栖直:「……ここには“コード・ヴァルチャー”の情報は無いって、襲撃して直ぐに。アンタなら分かったはずだと思うんスけど」
“ハウス・メイヘム”:[可能性は高かったんだよ!今は次善策ってとこだ]
来栖直:「次善策……ッスか。 企業を脅迫するってーのは、ちょっと大胆すぎると思うッスね」
“ハウス・メイヘム”:[へぇ……そっちも外の情報、分かるってことかい?ヨー!]
“ハウス・メイヘム”:[実のところ、なかなかヒントがなくて困ってる。あんたら、探してくれないか?取引しようぜェ]
来栖直:「取引? となると、当然ギブ&テイクッスけど」
“ハウス・メイヘム”:[“コード・ヴァルチャー”の所在がわかるなら、馬鹿共の乱痴気を止めさせる……ってのはどだい無理だが]
“ハウス・メイヘム”:[ま、あんたらの命くらいは保証してやるよ。ハハハハハーッ!]
来栖直:「…………」 
来栖直:「……ハッ。それは悪くないかもッスね」
“ハウス・メイヘム”:[だろだろ?]
“ハウス・メイヘム”:[俺は超誠実だし、約束は守るぜェー?]
来栖直:魅力的な提案だ、、、、w
来栖直:「…………」
来栖直:「そもそも」
来栖直:「“コード・ヴァルチャー”って何なんスか?」
“ハウス・メイヘム”:[……]
来栖直:「ここまでの事をしてまで……必要なモノってことッスか」
“ハウス・メイヘム”:[“ヴァルチャー”は、犯罪者どもが欲望を満たすためだけに籍を置くセルだ]
来栖直:「……」聞き込んでいる。
“ハウス・メイヘム”:[全員勝手に、バカやってる。勝手にやってるのに『所属してる意味があんのか?』って思うだろうが]
“ハウス・メイヘム”:[それが『ある』んだなァ~~!ハハハハハ――ッ!]
“ハウス・メイヘム”:[あんたはオペレーター志望だろうが、いいか?“ヴァルチャー”のオペレーターはさらに狭き門だ]
“ハウス・メイヘム”:[全世界の構成員のうち、たった一人しかなれない]
“ハウス・メイヘム”:[俺がそれになる]
来栖直:「……カッ。大きな夢なことで」
来栖直:「UGNの本部エージェントになるのと、どっちが大きな夢ッスかね」
“ハウス・メイヘム”:[誰でもバカみたいな夢を持ってるもんさ]
“ハウス・メイヘム”:[そして夢を正しき形で叶える者こそ、我ら神聖なるFHってことだな]ふざけた調子で語る。
来栖直:「……そうッスか。 アンタの言ってることは良くわかんねーし分かりたくもないッスけど」
来栖直:「こいつらみたいな……遊びで命を奪うような、クソッタレな奴らのためになっちまうんならお断りッス」
来栖直:「一昨日きやがれ。小僧……ッス」
“ハウス・メイヘム”:[遊びで命を奪うのは悪いかい?]
“ハウス・メイヘム”:[ま、悪いんだろうな!ハハハハハハ――ッ!]
来栖直:「…………」
“ハウス・メイヘム”:[……“コード・ヴァルチャー”は手に入れる。そのための祭だ]
“ハウス・メイヘム”:[楽しんでってくれよ。楽しむためのイベントなんだからな]
来栖直:「……そうッスね。せっかくならアンタも、こっちに来たら良いッスよ」
来栖直:「祭りは、参加してこそ。 ッス」
“ハウス・メイヘム”:[……フ]通信が切り替わる。
来栖直:どっと汗をかく。
来栖直:さっきまでの鳥肌が消えない。
間久部映子:[……ょっと!バカ!返事してよ!なんなの!]
間久部映子:[あんた達が死んだらあたしが!通信機が壊れただけなんでしょ!?]
間久部映子:[そうだって言って……]
来栖直:「……ククッ。そうそう、その通りッスよ」 椅子にもたれ掛かったまま返事を返す。
間久部映子:[こっ……]
間久部映子:[来栖!!!ふざっ、ふざけないでよ!なんなの!?]
間久部映子:[すっごい怖かったんだから!あたしの将来が真っ暗になる気持ちに!なったんだから!]
間久部映子:[いたずらしないでよね!]
GM:というわけで、状況の分からない間久部ちゃんをよそに
GM:来栖くんは真実の一端に迫りました。“コード・ヴァルチャー”とは何なのか?
来栖直:何なんだぜ!
▼ヴァルチャーセルのリーダーについて 〈情報:FH〉〈情報:UGN〉 難易度8

“クラウンベースII” 地上

GM:それでは、屋内で情報を集めていた2人とは別行動を取り、御車さんは地上偵察に出ていました。
GM:地上戦力は、少なくとも“ジャコビニズ”。よって、早芝くんが収集したばかりの情報も役立つでしょう。
GM:相互通信しながら偵察するといい!
御車涼:「こちらはもうすぐ地上だ、なにかアドヴァイスはあるかい?」
早芝直純:[タイミングが良いな。丁度、今掴んだ。流星群には気をつけろ]
早芝直純:情報をまず共有。
“ジャコビニズ”:「キャハハハハハ!キャハハハハハ!」――ギュオン!!
GM:ジェットエンジン音が真上を通り過ぎ、彼方へ遠ざかっていく。
御車涼:「OK、空にはお星様がせわしないようだ」と頭上、そして周囲を警戒しつつ偵察をする。基本的に遮蔽物に隠れつつ移動。
GM:相手が上から見ていると分かっているなら、隠れて進むことはそう難しくはない。
GM:攻撃を仕掛ける射程に捉えるならば、こう上手くはいかないだろうが。
UAV:『ピーン、ピーン、ピピピ、ピピピピピ……』
GM:“ジャコビニズ”だけではない。ラジコンめいた浮遊体が空を多数飛び交っている。
GM:UGNが多数送り込んだ偵察無人機だ。
UAV:『ピピーン、ピーン……ピバギッ!!』
UAV:ガシャン!
GM:……そして御車の目の前の地面に落ちた。
GM:埠頭から弾丸が飛来し、叩き落としたのだ。
御車涼:「狙撃……か、航空戦力と合わせるとするなら有効だ」 弾丸が飛来した方向を見る
GM:「テロリストの中には少なくとも1名以上の狙撃手がいる」。出撃時に間久部から聞いた情報とも一致しています。
GM:……そして、弾丸の飛来方向には、砲台めいた仰々しいガトリング砲が設置されている。
“サップサッカー”:『……』キュイイ
早芝直純:[今の音、流れ星が落ちたか?だが、天体の専門家のあんたなら問題ないよな、良い旅をもう少し続けてくれ]
GM:――否。ただの砲台ではない。
GM:オーヴァードそのものが、その中に組み込まれるようにして兵器を制御している。
御車涼:「どうやら土産はそれなりにあるようだ。困るくらいにな」
GM:――ガン! ガン! ドガン!
UAV:『バヂッ!』
UAV:『ガギ!』
UAV:『ギガピッ!』
GM:3機のUAVが落ちた。
御車涼:「流れ星は健在、派手な花火が打ち上がって大変に賑やかだ」
GM:あのような無茶な体勢……あるいは改造で、全く疲労を感じている様子はない。
GM:射線が通る地点ならば……空からの接近は、容赦なく狙い撃たれるだろう。
GM:御車達が乗ってきた超音速戦闘機ですら、綱渡りの試みだったことがわかった。
御車涼:「おかげでウチの偵察無人機がドンドン落とされてる、あいつを何とかしないかぎり増援も厳しいだろうな」
御車涼:「幸いに動き回るってことはない、奇襲は仕掛けられそうだが……詳しく調べておく必要があるな」
“ジャコビニズ”:「キャハハハハ!ハハハハハ!」
“ジャコビニズ”:「誰かいないのーッ!?」
“ジャコビニズ”:「次はそれ!緑の建物!」
GM:“ジャコビニズ”が戻ってきた。
GM:地上の偵察は危険な試みだ。長く出てはいられない。
御車涼:「何しろ今回はこちらよりも相手側が戦力的に上だから……っと、どうやら戻ってきたようだ。一旦戻る」程々に偵察して戻ります。
早芝直純:[そのくらいで良いだろ。これ以上耳障りなキーニングが入ってくるのもご免だ]
▼“サップサッカー”について 〈情報:FH〉〈情報:軍事〉 難易度9
 が追加。

GM:ロイス取得と購入が可能です。
早芝直純:ブルーゲイルを狙ってみよう
早芝直純:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

来栖直:購入だけします。
来栖直:メイド服
来栖直:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[4,9]+1 → 10

来栖直:無理ー
御車涼:ボルトアクションライフルを狙おう
御車涼:2dx+4>=15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 5[4,5]+4 → 9 → 失敗

御車涼:失敗!
早芝直純:以上で
御車涼:以上!
来栖直:以上で。

■Middle/04

GM:次も情報収集or奇襲攻撃のシーン。
早芝直純:出るしかあるまい。
御車涼:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 6[6]+58 → 64

早芝直純:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 8[8]+51 → 59

GM:来栖くんは加津さんの護衛に向かいました。
済 “ジャコビニズ”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “3rdレート”について 〈情報:FH〉〈情報:警察〉難易度8
▼“雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16
▼“サップサッカー”について 〈情報:FH〉〈情報:軍事〉 難易度9
済 “コード・ヴァルチャー”について(1) 〈知識:電子工学〉〈情報:ビジネス〉難易度16
▼ヴァルチャーセルのリーダーについて 〈情報:FH〉〈情報:UGN〉 難易度8

▼第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7
▼管理棟の映像 〈回避〉難易度6
済 地上の様子 〈知覚〉難易度7
済地上の様子 〈知覚〉難易度7
早芝直純:じゃあヴァルチャーセルのリーダーについて。サラウンドレポートの効果を貰おう
早芝直純:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[4,9]+2 → 11

早芝直純:成功。
御車涼:サップサッカーについて調べます。
御車涼:情報収集チーム+サラウンドレポート
御車涼:4dx+2>=9
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 10[4,6,8,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

御車涼:うーん、この
GM:やるなあこいつら
GM:サラウンドレポートがそれだけ強いということなのか
御車涼:5点でチームの情報ダイスが+1なのは強い!
GM:では、早芝くんには来栖くんの得た情報を共有したものとしてもらいます。
GM:前回の収集内容を受けての項目ですからね。

“クラウンベースII” 第一研究棟内

間久部映子:[……“ハウス・メイヘム”とかいうバカの言ったことを真に受けるなら]
間久部映子:[聞いてる?]
早芝直純:「聞こえてる」
間久部映子:[あのね、もっと愛想よくしなさいよね!そんなので本部エージェントになれると思ってるのかしら!]
間久部映子:[……とにかく、烏合の衆のヴァルチャーをまとめる『何か』があるってこと!]
早芝直純:「甲高い笑い声に比べれば天使の歌声のようだ。こういう事言ってほしいのか?」
間久部映子:[~~っ!なにそれ!]
間久部映子:[ふざけないでよ!お互いの命がかかってるんだから!真面目にやってよね!]
間久部映子:[何が天使の歌声よ!]
間久部映子:[天使て!]
早芝直純:「愛想良くした。女性である事も考慮したんだけどな」くっくっと笑う。
間久部映子:[あなたみたいな変なのに女性扱いされたくないでーすー!]
早芝直純:「で、そのヴァルチャーをまとめる何かの話はどうなった?」
間久部映子:[それ!あたし、文脈的にそれが“コード・ヴァルチャー”だと思うのだけど。異論があれば言ってよね!]
早芝直純:「特にない。が、あいつらを纏める物って言うのが具体的には思いつかない」
間久部映子:[……ヴァルチャーセルに一人だけ存在する“オペレーター”。これは何のことだと思う?]
早芝直純:「俺ならヴァルチャーに唯一指示を出せる人間と受け取るが」
間久部映子:[烏合の衆の中で、一人だけ例外の立ち位置にいる存在]早芝の言葉を引き継ぐ。
早芝直純:「セルリーダー、セルを維持する為の最低限の命令系統」
間久部映子:[――ヴァルチャーセルの先代セルリーダーの情報は、あるわ]
間久部映子:タイピング音が響く。
間久部映子:[なぜなら、撃破済みだから。“マスターレギオン”。複数人で構成されたマスターエージェントのうちの一人だった]
間久部映子:[それがヴァルチャーセルの先代のリーダー……]
早芝直純:「それは、惜しいことをしたな。俺の手柄がどこかで1人減っていたか」
間久部映子:[本題はここから。その“マスターレギオン”、神城と繋がりがあるのよ]
間久部映子:[今回のヴァルチャーの脅迫対象は企業……だとすれば]
間久部映子:[先代は、レネゲイド企業を通じて何かをやり取りをしていた可能性はない?]
早芝直純:「その説を否定する材料はないな」
間久部映子:[……ふー]深く溜息をつく。
間久部映子:[……………あたしの仕事はここからか]
早芝直純:「そうだな。頼りになるオペレーターで心強い」
間久部映子:[当たり前でしょ。あたし……本部エージェントになるのよ]
早芝直純:「おかげで俺は自分の仕事に専念できる訳だ」
間久部映子:[これから企業に深い恨みを買うかもしれないけれど]
間久部映子:[奴らの腹を抉ってみせるわ。“コード・ヴァルチャー”の正体をこっちが先に掴む]
早芝直純:「それに、そこらへんは本部エージェントになったら全部チャラだ。だろ?」
間久部映子:[そうよ!その程度であたしを邪険にするような奴らなら]
間久部映子:[10年後、片っ端から蹴落としてやるわ!]
間久部映子:[そいつを手に入れて、相手のオペレーター“ハウス・メイヘム”を交渉に引きずり出す……!あたしの動きはそれでいいわね!]
早芝直純:「問題はない。お前の判断が間違ったことが今まで一度でもあったか?」
間久部映子:[ない!]
間久部映子:[絶っ対にない!最初のアレだって、“ホワイトナイト”が勝手にやったのよ!]
間久部映子:[……生き残ってよね!いくらあたしが働いても、あなた達が死んだら台無しなんだから!ね!]
早芝直純:「本部エージェントになるためにな」

GM:直後通信を切り替え、御車に繋がる。
間久部映子:[……ホワイトナイト。今ドラゴンズネストのとこに戻ってる最中よね?]
御車涼:「察しが良くていいね、その通りだ」
間久部映子:[結論から言うけど]
間久部映子:[“サップサッカー”を通常の交戦距離で倒すのは不可能よ]
間久部映子:[必ず、途中で奴の砲撃射程圏内に入る。そういうところに陣取ってる]
間久部映子:[もしも連中と……最悪の。最っっっっ……悪の場合、全面対決になるとしたら]
間久部映子:[そいつは射程外から撃ってくるわ。エンジェルハィロゥには、そういうことができるエフェクトがあるの]
御車涼:「奴の射程に穴はないということだな、すると考えられる手は一つ」
間久部映子:[そうね。手はあるわ。見取り図のコピーは?]
御車涼:持っていると思っていいですか?
GM:もちろん、突入任務である以上基本装備です。
GM:2人共ちゃんとしたエージェントですから……!
御車涼:「ある。続きを」と見取り図を取り出す
間久部映子:[あなたが言おうとしたことくらい……わかってるわ]
間久部映子:[埠頭の真下には、貯水施設用の点検孔が通ってる]
間久部映子:[下に潜り込んで……天井をブチ抜いて、強引に交戦距離に引きずり出す!]
御車涼:「ああ、仕掛けるにはそこしかないだろうな……“ポイント・ナイン”、キミから見て“ジャコビニズ”がこちらに来るまでどのくらいかかると見る?」
間久部映子:[“ジャコビニズ”も気づくかもしれないわね。でも下に沈めれば、奴の攻撃範囲も関係ないわ。あとは相手の巡航ルート次第ね……]
間久部映子:[最大限、遠く離れた時に仕掛けるしかないわ。もう残り少ないけど、UAVの情報を送るわね]
御車涼:「タイミングを合わせれば問題ない……か、ありがたく情報を受け取ろう」
間久部映子:[……。90秒ってとこかしら]
御車涼:確認したいのですがサップサッカーは見た感じ重装甲って感じでしたか?
GM:そうですね。かなり硬いです。
GM:そして御車さんの判断では、90秒はおおよそいつもの2ラウンド相当と分かるでしょう。
御車涼:「……あの重装甲、潰すにはギリギリといったところか」
間久部映子:[“サップサッカー”はオーヴァードのコードネームじゃなくて]
間久部映子:[テンペストの兵器開発コード名だったわ。操作者と適合せずに、ジャーム化してしまった……]
間久部映子:[電力供給される限り目標を殺し続ける殺人マシーンってところね]
御車涼:「予備電源の可能性はあると思うか?」
間久部映子:[それを準備してなきゃ、兵器じゃないでしょ。“ドラゴンズネスト”で何か仕掛けようとか思ってるの?]
間久部映子:[可能性はあるけれど、時間はかかるでしょうね。でも、相手は今動けないわけだから……]
GM:“サップサッカー”については、一度電力切断の判定に成功し、7シーン経過すれば動作を停止します。
御車涼:「ふむ、可能性の一つとして考慮しておこう。……潰せるだけ潰すにしてもやはり選ぶ必要があるな」
間久部映子:[言い忘れてたけれど、シンドロームはブラックドッグとエンジェルハィロゥ]
間久部映子:[そこそこ速いし、そこそこ硬い。まあ……厄介よね]
御車涼:「フ、話を聞くだけでも厄介な奴らばかりだ」
御車涼:「だからこそ……一度には相手は出来ない」
間久部映子:[や]
間久部映子:[やっぱり、潰すつもりなのね。やる気ね]
間久部映子:やや動揺を隠せない。前線の人間以上に、敏感に恐怖している。
御車涼:「生存者の保護も仕事の内……だったら放置することは出来ないだろう?」
御車涼:「キミの命令-オーダー-通りだ。なに、どっしり構えてサポートしてくれ」
間久部映子:[何よ、いい子ちゃんみたいなこと言って!絶望的な状況にいるのは、あなた達の方なんだからね!?]
御車涼:「そうだ、その通りだとも。だからこそ頼りにしている」
間久部映子:[そんな……そんな状況、本当ならあなた達全員、MIA扱いよ!見捨てて次の部隊のサポートした方が効率的だわ!]
御車涼:「だが見捨てていない、つまりキミはこの絶望的な状況の中での数少ない味方ということだ」
間久部映子:[……そうよ。ああ、あたしはなんて優しいのかしら!]
間久部映子:[まるで天使ね!]
御車涼:「こうして話に付き合ってくれているだけでも十分、心強いよ。情報まで持ってきてくれるならなおさらだ」
御車涼:「はははっ、頼むよ天使様」
間久部映子:[てっ]
間久部映子:[もう!……通信切るわ!]
御車涼:「おや、少し突きすぎてしまったかな? 了解した」
GM:情報収集完了。次からは奇襲もできますが、埠頭ケーブルの電力切断も試みることができます。
▼“コード・ヴァルチャー”について(2) 〈情報:ビジネス〉〈情報:UGN〉難易度13

GM:追加情報はこれ。この項目を抜けばいつでもクライマックス戦闘にいけます。

GM:ロイスと情報収集が可能です。
早芝直純:応急手当
早芝直純:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9

早芝直純:買えた。
御車涼:ボルトアクションライフル!
御車涼:3dx+4>=15
DoubleCross : (3R10+4[10]>=15) → 8[5,5,8]+4 → 12 → 失敗

御車涼:ここは情報収集もまだ残ってるのでスルー
御車涼:以上です!
早芝直純:以上

■Middle/05

GM:では次のシーン。基本的には自由登場ですが
GM:電力切断を試みる場合は、シーンプレイヤーは早芝くんになります。
早芝直純:いくしかあるまいて
早芝直純:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 10[10]+59 → 69

御車涼:ここは出ませぬ。
GM:他に希望者がいれば、余った手番で情報収集したりもできます
来栖直:いえ、出ませぬ。シーン数を稼ぐ!w

“クラウンベースII” 埠頭点検坑内

GM:冷たく無機質な打ち放しの壁だけが延々と続く。
GM:下水道のイメージのような狭くジメジメとした空間ではないが、広く長大な分、尚更に不安を煽る静寂だ。
間久部映子:[敵は、埠頭機械設備用の電力供給ケーブルを奪って、レールガンの消費電力を補ってる]
早芝直純:「俺達、黒犬からすれば不便なもんだ」
間久部映子:[ケーブルを狙うなら、次の突き当たり……そこの壁に沿って、コンクリート内に埋め込まれてるけれど]
間久部映子:[配電盤から直接やるより難易度は高いわ。心構えはしてよね]
間久部映子:[失敗しても気づかれるってことはないけど、充電し直す時間が必要でしょ]
早芝直純:「心構えでどうにかなるなら、幾らでも、な」
間久部映子:[生意気な口ばっかり!ほんとにそんな実力があるか、見てやるんだから]
GM:無線機からの少女の声を聞きながら、早芝は突き当たりにたどり着く。
早芝直純:「見た上でちゃんと報告しろよ。ついた」
GM:再び、横に長く点検坑は伸びているが……それを辿る必要はない。
GM:コンクリート及びアース線、多重絶縁加工の施されたケーブル外装。
GM:全てを突破して過剰電力負荷で破壊すれば足りる。
GM:〈RC〉を用いる攻撃判定で達成値20を出せば電力切断が可能です。
早芝直純:掌を開く。その上で青白い火花がバチバチと雄たけびを上げる。
早芝直純:《コンセントレイト:ブラックドック》+《雷の槍》+《紫電一閃》 69→79
早芝直純:8dx6+3
DoubleCross : (8R10+3[6]) → 10[1,2,3,4,5,9,10,10]+10[6,6,7]+10[2,3,10]+10[7]+1[1]+3 → 44

来栖直:めっちゃ回ったw
GM:超絶成功!
早芝直純:中指と久指を立てそこに電撃を収束圧縮しトンと壁に触れる。
早芝直純:物理的破砕力すら伴った電力衝撃は極少のひび割れを作り、内部を蹂躙する。
早芝直純:「1mmでも穴が開けば、そこはもう電気が巣食うに十分だ」
早芝直純:「しっかり見たか?」
GM:――パヂギャ!
GM:まるで、不可視の速度で浸透する毒のように!
GM:カン!
GM:タン!タン!タタタタタタタタタタタタ……
GM:早芝が立つその位置から、一斉に電灯が消え、暗闇に落ちていく。
間久部映子:[……や、やった……の?]
早芝直純:「ご覧の通り。してやった」
“サップサッカー”:『……………………ゴゴゴゴ……ゴン』
間久部映子:[予備電源の駆動音……かしら。これが]
早芝直純:「後は逃げ延びれば良いんだよな?」
間久部映子:[ええ。まずは成功でしょう?これ]
間久部映子:[…………]
間久部映子:[……よくやったわ。“ドラゴンズネスト”]
早芝直純:「どうした?」
間久部映子:[な、何!?]
早芝直純:「よくやったわ?と聞こえたが」
間久部映子:[あたしが褒めたらおかしいわけ!!?]
早芝直純:「俺の反応で察して欲しいな。……それに、これくらいは当然だ」
間久部映子:[……いくら、電撃が強くたって]
間久部映子:[通信機は、壊さないでよね。絶対]
早芝直純:「壊したら、お前の声が聞けなくなるからな」
間久部映子:[あなた達には、これだけが頼りなんだから!そうでしょう!]
早芝直純:くつくつ笑う。
早芝直純:「ま、冗談はこれくらいにして。まったく、その通りだ。そんなヘマはしない」
間久部映子:[本部エージェントになるなら、当然よ]
早芝直純:「で、もう撤退して良いのか?溝鼠の真似事はもう勘弁したいが」
間久部映子:[足元には注意することね]
間久部映子:[暗いでしょうから]
早芝直純:「足元掬われたら本部エージェントへの道が遠ざかる。ナビは頼んだ」
GM:埠頭に続く施設に、電気はもう通らない。物理的に伝達を破壊したからだ。

GM:ロイスと購入が可能。1シーンが経過しました。
早芝直純:購入できる!
GM:できますよー
早芝直純:ボルトアクションライフルだ
早芝直純:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[2,10]+2[2]+1 → 13

早芝直純:惜しい。だが無理 以上
GM:本日の進行は以上。明日14:00から再開です。
GM:お疲れ様でした。
来栖直:はーい。お疲れ様でした。
来栖直:楽しかったー!
御車涼:お疲れ様でした!
早芝直純:お疲れ様でした

■Middle/06

GM:次のシーンです。登場希望の方はどーぞ。
済 “ジャコビニズ”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “3rdレート”について 〈情報:FH〉〈情報:警察〉難易度8
▼“雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16
済 “サップサッカー”について 〈情報:FH〉〈情報:軍事〉 難易度9
済 “コード・ヴァルチャー”について(1) 〈知識:電子工学〉〈情報:ビジネス〉難易度16
済 ヴァルチャーセルのリーダーについて 〈情報:FH〉〈情報:UGN〉 難易度8
▼“コード・ヴァルチャー”について(2) 〈情報:ビジネス〉〈情報:UGN〉難易度13

▼第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7
▼管理棟の映像 〈回避〉難易度6
済 地上の様子 〈知覚〉難易度7
済 電力供給切断 〈RC〉難易度20
御車涼:次は私がいかせていただきます、難易度の高い情報を抜きます。
来栖直:お願いします
御車涼:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 8[8]+64 → 72

御車涼:おやおや
御車涼:▼“コード・ヴァルチャー”について(2) 〈情報:ビジネス〉〈情報:UGN〉難易度13を抜こう
御車涼:サラウンドレポート+最後の情報収集チーム
御車涼:4dx+3>=13 技能はUGN
DoubleCross : (4R10+3[10]>=13) → 9[1,5,5,9]+3 → 12 → 失敗

御車涼:財産を1
GM:おお!
御車涼:財産を1点使用して13にします。成功だ
御車涼:財産8→7
GM:それでは、調査か奇襲準備のために動いていた御車さんの通信機に、
GM:唐突に割り込む声があります。
間久部映子:[ザザ――……]
“ハウス・メイヘム”:[……ザッ、ヨー!兄弟!順調か?]
御車涼:「ま、そこそこにはってところだな。ブラザー」
“ハウス・メイヘム”:[……“コード・ヴァルチャー”は見つかりそうかい?]
“ハウス・メイヘム”:[おっと勘違いするなよ。俺の方も別に、あんたらがわざわざ敵のためにご協力してくれるとは思っちゃいないさ]
“ハウス・メイヘム”:[ただ……なんだ]
“ハウス・メイヘム”:[気概を買ってるってことさ]
御車涼:「気概ね、どういうことだい?」
“ハウス・メイヘム”:[たった4人でこんな地獄に取り残されてよ]
“ハウス・メイヘム”:[本当ならもうちょいとマトモな作戦になる予定だったんだろ?ハハハハハ――ッ!]
“ハウス・メイヘム”:[それでも諦めず頑張ってるところが……なかなかグッとくる]
“ハウス・メイヘム”:[あんたらの潜伏位置が分かるなら、すぐにでも全員でお相手差し上げたいくらいだ]
御車涼:「なるほど、哀れな俺達を見逃してくれる気はないと」笑う
“ハウス・メイヘム”:[勝負しようぜ……勝ち目の見えないテーブルじゃあ、誰も勝負に乗ってくれねえ]
御車涼:(相手はこちらをそれなりに危険と判断しているか……となると逃げ続けるよりも勝負に出たほうがマシだな)
御車涼:(俺と“ドラゴンズネスト”ならまだしもあの二人は難しいか……)
“ハウス・メイヘム”:[“コード・ヴァルチャー”の実態は、情報だ……]
御車涼:「情報……」
“ハウス・メイヘム”:[複数の政府機関や企業体に絡んだ、脅迫内容と要人のコネクション・リスト――]
“ハウス・メイヘム”:[FHで最初にそれを手にした酔狂な奴が、“ヴァルチャー”のシステムを思いついた]
“ハウス・メイヘム”:[他のどんなセルよりも、出鱈目で、好き勝手で、欲望のままに動いても]
“ハウス・メイヘム”:[俺たちだけは法の外でいられる。……犯罪者どもを従える、楽園のシステム!ハハハハハハ――ッ!]
御車涼:「ああ……道理でお前達のような連中を全て捕らえられないわけだ」
GM:ゲーム的には、Dロイス「工作員」のことです。
GM:オーヴァード犯罪者の引き起こした事件を隠蔽できます。セルリーダー限定のDロイスなので、逆説的に入手すればセルリーダーになれるということですね。
御車涼:なるほど!面白いですねw
御車涼:「ずっと疑問に思っていた、“ヴァルチャー”。お前達は他のセルよりもずっと出鱈目な奴らだ」
御車涼:「個々に捕まえる事はあっても、その全てを根絶することはかなわない……確かにそれを握っている限りお前達を潰すことは不可能だな」
“ハウス・メイヘム”:[……握ってる限りはな]
“ハウス・メイヘム”:[“先代”は、そいつをどこかに隠して逝った……。“ヴァルチャー”の他に優先するヤマが、何かあったんだろうなァ]
“ハウス・メイヘム”:[自分が死んでも構わねぇように、セルの中核を成す機能をどこかに移譲か、隠蔽したのさ]
“ハウス・メイヘム”:[そいつを見つけ出さなきゃア、俺らはまだ、バラバラの、無謀な悪党の寄せ集めのままだ……理解したか?]
御車涼:「OK、理解した」「……俺のするべきを事をな」
“ハウス・メイヘム”:[……フフ!]
“ハウス・メイヘム”:[乗ってきてくれて、嬉しいぜ~]
“ハウス・メイヘム”:[気概が!湧いてきただろ!]
御車涼:「ああ、この話を聞いた以上、お前たちのような奴らに“コード・ヴァルチャー”を渡すわけにはいかなくなった」
“ハウス・メイヘム”:[俺が集めたのは、どいつもこいつもクソみたいな、最悪の殺人鬼どもだ!これ以上のメンバーはもう二度と集められねえ!]
御車涼:「全くだ、このレベルはそうそういるまい」
“ハウス・メイヘム”:[UGNの部隊とやりあうのもいいが、その前に、根性の座った野郎と殺し合いがしたい!]
“ハウス・メイヘム”:[勝負なんてもんは、お互いのプレイヤーの顔が見えてこそだからなァ……!ハハハハハ――ッ!]
御車涼:「フ、殺し合いか。舐めた事を言ってくれるな」
御車涼:「お前らが絶対に勝てて、程よく手強い勝負がいいんだろう?」
“ハウス・メイヘム”:[ハハハハハハ――ッ!!]
“ハウス・メイヘム”:[いい図星を突くぜ!だが、勝負師は大体そうだろ?]
“ハウス・メイヘム”:[あんたらは、いい相手だ!]
“ハウス・メイヘム”:[『殺りごたえ』がある!]
御車涼:「『殺りごたえ』か……一つ質問だ」
御車涼:「お前たちが殺した……この施設の人間はどうだった。面白かったか、つまらなかったか?」
“ハウス・メイヘム”:[フッ……おいおい、白けること言うなよ。今更俺らの外道ぶりを確認してどうする]
“ハウス・メイヘム”:[そういうお決まりの文句はいらねえ]
“ハウス・メイヘム”:[そんな前置きなしに『地獄に堕ちろ悪党』ってあんたが言っても]
“ハウス・メイヘム”:[怒らねえよ]
御車涼:「そういうなよ、ブラザー。……俺はこういうお決まりの文句でやる気が上がるタイプなんだ」
御車涼:「もう少しぐらい歯ごたえがあったほうがいいだろ?」
“ハウス・メイヘム”:[ハハハハハ!……そうかい]
“ハウス・メイヘム”:[最ッッッッッ……高に!]
“ハウス・メイヘム”:[楽しかったぜ!見せてやりてぇよ!UGNのクソどもを拷問しながら、大笑いしてやったさ!こんな風に!]
“ハウス・メイヘム”:[ハハハハハハハハハハハ――ッ!!]
御車涼:「OK、上等だ。クソども」
御車涼:「貴様らを全て地に堕とす、俺の空に貴様らの様な鳥は残すまい」
“ハウス・メイヘム”:[楽しみにしてるぜ!ヨー!]
“ハウス・メイヘム”:通信が切れる。
御車涼:「フー……」 ため息をつく
間久部映子:[……イト、ホワイトナイト?ホワイトナイト?]
間久部映子:押し殺した声の点呼が何度か聞こえる。
御車涼:「ああ……なんだい天使くん?」
間久部映子:[天使て!]
御車涼:「きみがそういったんだろう?」と軽口を叩き、声色で己の心中を悟らせない
間久部映子:[違う、そうじゃなくて。今、ノイマン能力者を連れて来て、解析させたの!]
間久部映子:[通信介入は地上施設、中庭付近からの可能性が高いわ]
間久部映子:[敵のオペレーターは、安全圏から指示を出してるわけじゃない]
間久部映子:[そこにいるのよ!やろうと思えば、頭を直接叩ける!]
御車涼:「OKだ、こちらの動きはあちらに捕捉されるとみていいだろうな」
間久部映子:[そりゃ、危険だけど、その]口ごもる。
御車涼:「なんだい? 言いたいことがあるならハッキリ口にしてくれ」
間久部映子:[……ゆ、]
御車涼:「ゆ?」
間久部映子:[許せないじゃない!あたしたちの見てる前で、こんな、やりたい放題、悪いことばかりして!]
間久部映子:[確かに、近づけば捕捉されるわ!危険よ!あたしだってそんなのわかってるもの!]
間久部映子:[でも、連中のせいで職員は沢山死んで、あたしの素晴らしいキャリアもボロボロよ!]
間久部映子:[本当なら、あたしだって、犯人を直接ブッ潰してやりたいわ……]
御車涼:「フッ……ハハハハ!!」
間久部映子:[……笑わないでよ。ごめん。無茶なこと言ったわ]
御車涼:「なに、謝らないでくれ。キミからぶっ潰してくれと言われたのでね、つい嬉しくなってしまったよ」
御車涼:「俺も今は奴らを潰したくてね……言っておくが、これは俺の個人的感情だけではない」
間久部映子:[そんなこと!ば、バカな真似はよしてよね!]
間久部映子:[再突入まで2時間20分……企業が大人しく交渉材料を吐くまで凌ぎきるの!]
御車涼:「ああ、馬鹿な真似はするつもりはないが……“コード・ヴァルチャー”その正体がわかった以上、早期事件解決は絶対だ」
間久部映子:[……正体が分かったの?]
御車涼:「キミの言う、交渉材料……それがでては全てが終わりだ。これはピンチでもありチャンスだ」
間久部映子:[……]
御車涼:「奴らのメンバー……リーダー格と思われる“ハウス・メイヘム”からさっき通信があってね。彼からの話だ、それが確かという保証はない」
御車涼:「とは言っても、奴らもここまで無謀な作戦を行っているんだ。そう、的外れでもない」
御車涼:「“コード・ヴァルチャー”――それは複数の政府機関や企業体に絡んだ、脅迫内容と要人のリストらしい」
間久部映子:[……もし、本当に所持しているなら]
間久部映子:[UGNに実在を明かすこと自体が致命的になるリスト、ってこと……?]
御車涼:「ああ、だから交渉材料としては成立しないし、仮に取引が成立したとして公には明かされない。その場合それはそのまま奴らが闇に紛れることを意味する」
間久部映子:[……っ]悔しげに息を吐く。
御車涼:「まともな企業ならわざわざ乗らないだろう、そこら辺は相手の交渉能力次第だがな」
間久部映子:[でも!だからって!本当に勝負をかける気なの!?こっちは4人で……いえ、2人よ!]
間久部映子:[敵は少なくとも5人いる!オーヴァードが5人以上よ!]
御車涼:「フ、このまま逃げ隠れを続けることも可能だが……それは俺達二人だけの話だ」
御車涼:「あの二人を守るためならば雌雄を決しなければならないだろうな。しかし、それは望むところだよ」
御車涼:「俺達はUGNだ、人類の盾。その為に命を懸ける覚悟はしている」
御車涼:「相手は“ヴァルチャー”他人の弱みを握り、踏みにじる畜生どもだ。盾の相手にはこれ以上ないだろう」
間久部映子:[……バカ。カッコつけてるんじゃないわよ]
間久部映子:[ホワイトナイト。ドラゴンズネストも……怖く……ないの?]
御車涼:「さて、“ドラゴンズネスト”に関しては彼に直接聞いたほうがいいが……俺は」
御車涼:「怖くないと言ったら嘘になるだろう」「恐怖心はある」
御車涼:「だが、それ以上に俺は俺を曲げたくはない。俺の誇りを捻じ曲げて自分に嘘はつきたくないだけさ」
間久部映子:[……突入の指揮は]
間久部映子:[任せていいのね。ホワイトナイト]
御車涼:「ああ、俺は“ホワイトナイト”。闇を許さぬ潔癖なる夜、その名に相応しい指揮を見せよう」
御車涼:「任せてくれ“ポイント・ナイン”。きみのキャリアに傷はつけさせない」
御車涼:と冗談交じりに言う。
間久部映子:[……戦局を、あなた達に任せるわ]
間久部映子:[死んであたしに迷惑をかけないで。以上]
GM:通信は終了する。
GM:ロイス及び調達が可能です。
御車涼:ここは……ロイスを取ろう。
御車涼:-敵/“ハウス・メイヘム”/執着/不快感:○/ロイス!
御車涼:調達はボルトアクションライフル
御車涼:3dx+4>=15
DoubleCross : (3R10+4[10]>=15) → 10[3,6,10]+7[7]+4 → 21 → 成功

GM:やるなあ。
御車涼:成功……装備!
GM:そして、今回メインの判定は以上!これでいつでもクライマックス戦闘を挑めます。
GM:地上に出て中庭に向かうだけだ。

■Middle/07

GM:次のシーンです。以降は、情報収集、奇襲、クライマックスを任意に選択可能。
来栖直:出ます。
来栖直:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 1[1]+65 → 66

来栖直:YES!
済 “ジャコビニズ”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “3rdレート”について 〈情報:FH〉〈情報:警察〉難易度8
▼“雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16
済 “サップサッカー”について 〈情報:FH〉〈情報:軍事〉 難易度9
済 “コード・ヴァルチャー”について(1) 〈知識:電子工学〉〈情報:ビジネス〉難易度16
済 ヴァルチャーセルのリーダーについて 〈情報:FH〉〈情報:UGN〉 難易度8
済 “コード・ヴァルチャー”について(2) 〈情報:ビジネス〉〈情報:UGN〉難易度13

▼第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7
▼管理棟の映像 〈回避〉難易度6
済 地上の様子 〈知覚〉難易度7
済 電力供給切断 〈RC〉難易度20
来栖直:▼管理棟の映像 〈回避〉難易度6 を調べたいと思います。
来栖直:2dx>=6
DoubleCross : (2R10[10]>=6) → 9[8,9] → 9 → 成功

来栖直:良かった成功!
GM:では、敵との接触を回避しながら管理棟に向かいます。
GM:屋内の移動において主に危険なのは、閉所を徘徊していると思われる“3rdレート”。
GM:そして多数設置された自動迎撃用セントリーガン。
GM:さらに……
来栖直:な、なにがあるんだ……

“クラウンベースII” 管理棟 管制室

GM:管制室には、意外にもテロリストの姿はない。
GM:もっとも、新鋭設備の、それも供用前のものを動かすには
GM:リターン以上の手間を要するためでもあるだろう。
GM:だが、殺された職員のID権限だけでも、監視カメラの映像程度ならばここからアクセスできる。
来栖直:(……鉢合わせとか、本当、勘弁して欲しいッスよ……)
来栖直:息を殺し、管制室に侵入。
加津知咲:「……先輩」後ろから、服の裾を掴んでいる。
加津知咲:「ひ、一人だと心配だから、ついてきたんですからね」
来栖直:「……クカカ。そーッスね。俺を心配してついてきてくれたんスね。そういう事で良いッスよ」
加津知咲:「む。な、なんですかその言い方」図星なのであまり強く言えない。
来栖直:(あの腐れ警官野郎の件もあるし……1人にさせてくのも心配だったッスしね)
来栖直:等と言いながら、管制室のPCを起動する。
加津知咲:「……先輩、このID、使えないでしょうか」
来栖直:「お……助かるッス。気の効く後輩を持って幸せ者ッスよ、俺は」
来栖直:IDを入力する。
加津知咲:「そうですかね……そ、そうですかね」
加津知咲:「えへへ」
GM:権限は最低レベルであるものの、記録閲覧だけができます。
来栖直:当然、閲覧します。
加津知咲:「オペレーター志望ですから、操作でわからないことあれば、聞いてくださいね」
加津知咲:「わ、私が分かる範囲のやつで!」ピョン
来栖直:「助かるッス。早速これなんスけど……」と、画面を見せます。
加津知咲:「これ……これは、多分時間をここで指定して……」
加津知咲:たどたどしくも操作を手伝ったりします。

“エウリピデス”:「ああ~」ヨタ ヨタ
“エウリピデス”:「辛い……苦しい……。どうして私だけが、こんな悲しみを……」
“エウリピデス”:レインコートに身を包んだ陰気な男が廊下を歩いているのが見える。
“エウリピデス”:彼が通りすぎた後の道は、冷気に白く凍りついている。
“エウリピデス”:「……見つけた」
奥田洋一:「あっ」
奥田洋一:「わああ!」
“エウリピデス”:「私の苦しみ……味わえ……」

加津知咲:「奥田さん!」
来栖直:「……チッ」思わず目を逸らす。

“エウリピデス”:「――私は……“エウリピデス”!死ね!」
“エウリピデス”:ピキピキピキピキ!!
GM:――ダン!!
“エウリピデス”:「バホッ」
GM:“エウリピデス”と名乗った男は、背後からの衝撃に頭蓋を揺らし、倒れた。
“ツーテンジャック”:「……おっと?」
“ツーテンジャック”:現れたのは、スーツ姿の、目の細い男だ。
“ツーテンジャック”:ごく普通の一般人に見える。片手のリボルバーから硝煙が上がっていなければ。
“エウリピデス”:「な、なぜ」
“エウリピデス”:「どうして。寒い。悲しい」
“ツーテンジャック”:「……ああ、お仲間」手をポンと打ち合わせる。
“ツーテンジャック”:「すいません」「誤射でした」
GM:ダン! ダン! ダン!
GM:倒れた“エウリピデス”の急所にさらに3発撃ちこみ、絶命させる。
奥田洋一:「あ、や、やめ、助け」
“ツーテンジャック”:「助かりませんよ」
“ツーテンジャック”:「さようなら」
GM:ダン! ダン!
GM:チャリン!
GM:ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!

加津知咲:「……そんな」
来栖直:「……」 再びモニターに視線をうつす。
来栖直:「……ちくしょう……ちくしょう……」 吐き捨てるように。
GM:マグナム弾で吹き飛ばされた奥田洋一の死骸だけが、後は延々と写っている。
加津知咲:「……っ、すーっ、はーっ……!」
加津知咲:「こんなこと……う、うう」両目に強く、来栖の服の袖を押し当てる。
加津知咲:「こんなこと、よくないですよ」
加津知咲:「よくないですよ、先輩」
来栖直:「……分かってる。分かってるッスよ」 
来栖直:「……俺は、こいつらをぶっ飛ばしてやりたい。思い切りぶん殴ってやりたい。でも」
来栖直:「……俺には、その力が無い。だから、せめて、俺達が出来ることをやらなきゃならねぇっス」
加津知咲:「映像……キャ、キャプチャーしましたから。これを、オペレーターさんに送って」
加津知咲:「それで……あの人達に……」
加津知咲:「……っ、力が無いとか、言わないでくださいよ!先輩!」
来栖直:「……?」加津さんを見ます。
加津知咲:「先輩はすごいですよ!私はこんなに怖いのに、真っ先に……あの時、立ち上がったじゃないですか!」
加津知咲:「ぶ、ぶん……ぶん殴って!くださいよ!私の分まで!」
加津知咲:「全部終わった後でいいから、あいつらをぶん殴ってくださいよ!」
来栖直:「……カッ。言うッスね」
来栖直:「……決めてやるッスよ。黄金の右ストレートでも何でも」 言いながら、キャプチャ映像を送信する。
▼“ツーテンジャック”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
加津知咲:「絶対……絶対絶対絶対絶対絶対」もう一度映像をあえて直視して、固く目を閉じる。
加津知咲:「……絶対、大丈夫ですから!先輩!」
来栖直:「……クカカっ。舌、噛むッスよ?」 笑い、加津さんの頭をくしゃりとする。
来栖直:(俺が凄い?俺も同じッスよ。怖くて、ただその場から逃げ出したかっただけで)
来栖直:(凄いのは俺じゃなくて)
来栖直:再び加津さんの顔を見、
来栖直:「オマエの方ッスかね」 ぼそりと呟く。
加津知咲:「……ぐすっ」気づくことなく、目を拭っている。
来栖直:「……さて、そろそろ戻るッスよ」
来栖直:「いつクソッタレどもに会うか分からないッスからね」
加津知咲:こくりと頷く。
来栖直:来栖たちが部屋を出た後。 IDを使用されたという記録は消えていた。 まるで、時が戻り、最初から使用されなかったかのように。

GM:シーン終了。ロイスと購入が可能です。
来栖直:購入。メイド服。
来栖直:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[2,10]+1[1]+1 → 12

来栖直:無理。

■Middle/08

GM:それでは次のシーンです。
御車涼:今度は私が出ましょう
御車涼:1d10+72 情報収集を行います
DoubleCross : (1D10+72) → 1[1]+72 → 73

来栖直:お願いします!
GM:ところで、さっきのシーンでシーンカウントは3!
済 “ジャコビニズ”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “3rdレート”について 〈情報:FH〉〈情報:警察〉難易度8
▼“雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16
▼“ツーテンジャック”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “サップサッカー”について 〈情報:FH〉〈情報:軍事〉 難易度9
済 “コード・ヴァルチャー”について(1) 〈知識:電子工学〉〈情報:ビジネス〉難易度16
済 ヴァルチャーセルのリーダーについて 〈情報:FH〉〈情報:UGN〉 難易度8
済 “コード・ヴァルチャー”について(2) 〈情報:ビジネス〉〈情報:UGN〉難易度13

▼第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7
済 管理棟の映像 〈回避〉難易度6
済 地上の様子 〈知覚〉難易度7
済 電力供給切断 〈RC〉難易度20
御車涼:▼“雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16を調べましょう。ツーテンジャックは来栖くんにも成功の目は高いので
御車涼:サラウンドレポートでダイス+1
御車涼:4dx>=16
DoubleCross : (4R10[10]>=16) → 6[1,2,3,6] → 6 → 失敗

御車涼:これはだめ!失敗だ!
GM:ノー!またチャレンジしてくれよな!
御車涼:押忍!了解です!しかしシーン数を稼ぐことに意味がある!
GM:じゃあ特にやってみたいロールがなければ時間が飛びます。
GM:購入ももちろんできますよ
御車涼:購入しておこう、アルティメイド服
御車涼:3dx+4>=20
DoubleCross : (3R10+4[10]>=20) → 8[3,5,8]+4 → 12 → 失敗

御車涼:だめ!登場侵蝕が1で助かった!以上です
GM:シーンカウントは4。サップサッカーの限界が近い……

■Middle/09

GM:では次のシーン。項目提示は省略します。
御車涼:では続けて再チャレンジを行います、よろしいですか?
GM:もちろん!
来栖直:お願いします!
御車涼:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 1[1]+73 → 74

GM:持ってるなー!
御車涼:つづけて調査!▼“雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16だ!
御車涼:4dx>=16 サラウンドレポートでダイス+1
DoubleCross : (4R10[10]>=16) → 9[1,1,4,9] → 9 → 失敗

御車涼:よし、ここで財産を全部使う!倍プッシュだ!
GM:やりやがった!
御車涼:財産7→0 達成値16
GM:では私財を投じて間久部ちゃんに調べてもらう演出になります。

“クラウンベースII” 第一研究棟内

間久部映子:[も、もうこれ以上……だめ。手詰まり……]
間久部映子:椅子に倒れこむような音が聞こえる。
御車涼:「……こいつはやけにガードが固いな」
間久部映子:[はっ!?]
間久部映子:[手詰まりなんて言ってないわよ!]
間久部映子:[こんな……200万くらい消費者金融で借りれば]
御車涼:「ほう、では先程の言葉は空耳としておこう」
間久部映子:[“雕大老”の情報なんてすぐなんだから……]
御車涼:「フー……」溜息
間久部映子:[や、やってやる……!肝臓の1個や2個、売ってやるわ!]
御車涼:「これからいう口座から調査に使い給え、天使に身売りは合わないからな」
間久部映子:[う、うぐぐ……]
間久部映子:[なんなの!?屈辱!なんで何度もあなた達に恵んでもらってるわけ!あたし!]
御車涼:「恵んでいるわけではないさ、投資だと思ってくれ。きみは本部エージェントになるのだろう?」
御車涼:「その時にでも返してくれ」 と笑う、返ってくるものとしては当然考えていない
間久部映子:[……!]歯噛みしながら、迅速に入金の手続きをする。
御車涼:「と、冗談はここまでだ。俺達の命がかかってるんでね、気にしないでくれ」
間久部映子:[……FH技術者……!道理でガードが固かったわけだわ!]
御車涼:「技術者か……“ヴァルチャー”にいるということはマッドサイエンティストか何かか?」
間久部映子:[自律砲台使い、“雕大老”。電解質の血液を持つ、兵器製作者よ]
間久部映子:[セントリーガンはプログラム制御であると同時に、レネゲイドを媒介にして遠隔操作できる。つまり……]
間久部映子:[……機械でできた従者ってこと。こいつを相手取るなら、少なくとも子機が1機か2機いるはず……]
間久部映子:[……“サップサッカー”の調整とか、“ジャコビニズ”の飛行ユニットを作ったのも多分こいつね……!]
間久部映子:[姿を見せずに島に接近するなら、高速潜水艇か何かだから……こいつが今回の作戦の要……?]
間久部映子:[ホワイトナイト。どう?侵蝕危険域から従者使いの手数と当たって、生き残れる自信はある?]
御車涼:「これ以上、危険域から相手取るのは危険だな。“ドラゴンズネスト”をぶつけるのが望ましいところだ」
御車涼:「戦闘力に関して詳細な情報はあるか? 科学者となるとそれなりの防具を用意してそうだが」
間久部映子:[いいえ。データベースから判断する限り、こいつの危険性はむしろ、攻撃精度と装備量産かしら]
間久部映子:[UGN制式採用のボルトアクションライフルを、大量に増産して配備してるわ]
間久部映子:[モルフェウス能力で火力も事前強化してる、って記録もある]
間久部映子:[戦う前からすべての準備を終わらせてるタイプね。絶対、最後に当たらない方がいいわ]
御車涼:「OK、それは俺も同感だ。コイツは早々に潰すしかない」
御車涼:「レネゲイドが俺達を生かそうとする範囲で決着をつける」
間久部映子:[敵の情報は大方わかったわね。早期に仕掛けるべき敵と、限界火力で当たるべき敵]
間久部映子:[その違いを見極めて判断するのよ、ホワイトナイト]
御車涼:「アドヴァイス感謝するよ、天使様-エンジェル-。実に心強い」
間久部映子:[ふざけないでよ!]
間久部映子:[な、なにが……]
間久部映子:[エンジェルよ!]
御車涼:「フ、言い得て妙だと思うんだがね。迷える子羊を導いてくれ」
GM:ではシーン終了。調達のみ可能です。カウントは早くも5!
御車涼:アルティメイド服だ……!
御車涼:3dx+4>=20
DoubleCross : (3R10+4[10]>=20) → 9[1,5,9]+4 → 13 → 失敗

御車涼:だめ!以上!
GM:カネがもうない!

■Middle/10

GM:それでは次のシーン。情報収集か奇襲かクライマックスかをまず選んでくださいな。
来栖直:まず登場します。
来栖直:66+1d10
DoubleCross : (66+1D10) → 66+2[2] → 68

来栖直:低い!
済 “ジャコビニズ”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “3rdレート”について 〈情報:FH〉〈情報:警察〉難易度8
済 “雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16
▼“ツーテンジャック”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “サップサッカー”について 〈情報:FH〉〈情報:軍事〉 難易度9
済 “コード・ヴァルチャー”について(1) 〈知識:電子工学〉〈情報:ビジネス〉難易度16
済 ヴァルチャーセルのリーダーについて 〈情報:FH〉〈情報:UGN〉 難易度8
済 “コード・ヴァルチャー”について(2) 〈情報:ビジネス〉〈情報:UGN〉難易度13

▼第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7
済 管理棟の映像 〈回避〉難易度6
済 地上の様子 〈知覚〉難易度7
済 電力供給切断 〈RC〉難易度20
来栖直:▼第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7 これやります。
来栖直:2dx>=7
DoubleCross : (2R10[10]>=7) → 5[4,5] → 5 → 失敗

来栖直:財産使えましたっけ
GM:いえ、回避判定には使えません。
来栖直:では失敗です。メイド服だけ購入します。
来栖直:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 2[1,2]+1 → 3

来栖直:無理。以上です。
GM:シーンカウントは6。サップサッカーの予備電力が残り少ない……!
GM:次のシーン!お願いだ!クライマック戦闘に突入してくれ!
GM:私の作ったデータが……無駄になってしまう~~ッ
御車涼:戦ったら死んでしまうので勘弁して下さいw

■Middle/11

来栖直:では、もう一回チャレンジします。
来栖直:68+1d10
DoubleCross : (68+1D10) → 68+2[2] → 70

来栖直:▼第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7 
来栖直:2dx>=7
DoubleCross : (2R10[10]>=7) → 8[5,8] → 8 → 成功

来栖直:今度は成功!

“クラウンベースII” 第二研究棟

GM:来栖直と加津知咲は、細い配管の隙間をぬって進んでいた。
GM:地上を覆い尽くしていた黒煙も今は薄いが、稀に空から響く“ジャコビニズ”の哄笑が恐ろしい。
加津知咲:「先輩、この先です……っ、ここからなら、見られずに第二研究棟の裏口に」
“ジャコビニズ”:「キャハハハハハハハ!キャッハハハハハハ!!」ギュオン!
来栖直:「カッ。楽しそうなこって」
加津知咲:「……!」両耳を押さえてブルブルと震えている。
来栖直:「……あー」 タバコに火を点ける。
来栖直:「……俺、今、めちゃくちゃビビってるんスよ。ほら、これ、鳥肌」
加津知咲:「だ、大丈夫です……」
加津知咲:「実は私も怖いんです!先輩だけじゃないです」
加津知咲:「だ、だから先輩は……安心しててくださいよね!」
来栖直:「……ハッ。頼りになる後輩ッス」 タバコの吸殻を携帯灰皿に入れる。
GM:2人は研究棟内に入り、残された少ない記録を閲覧する――

“ハウス・メイヘム”:コツ、コツ ……コツ
“ハウス・メイヘム”:「ヨー!」カメラに背を向けたまま立ち止まる。
“ハウス・メイヘム”:「どうした。俺は一人だぜ」
“ハウス・メイヘム”:「ビビっておうちに帰りたくなったか!ハハハハ――ッ!」
UGNサポートエージェント:「てめぇーっ!」物陰に隠れていたサポートエージェントが、ライフルを手に突進!
UGNサポートエージェント:「うぐっ!」……が、近づけずに倒れる。
“ハウス・メイヘム”:「……気概は悪くなかった、むしろ良かったが」
“ハウス・メイヘム”:「基本スペックがチョイと足りなさすぎたな」振り返る。ミラーシェードサングラスで目元を隠した、軽薄な男だ。
“ハウス・メイヘム”:「よっ……と」
“ハウス・メイヘム”:廊下の手すりを掴んで、足を引きずるように近づく。
“ハウス・メイヘム”:「動けないだろ?ハハハハハハ――ッ!」
UGNサポートエージェント:「ちくしょう……ちくしょうてめえら、許せねえ……」
UGNサポートエージェント:「ぜ、絶対……死んだって殺してやる……」
UGNサポートエージェント:「みんな殺しやがって!俺達の命を何だと思ってやがる!」
“ハウス・メイヘム”:「……」トン
“ハウス・メイヘム”:靴の爪先で、身動きの取れないサポートエージェントに触れた。
“ハウス・メイヘム”:「玩具さ」そのまま踵を返し、足を引きずって歩いて行く。
UGNサポートエージェント:「!」
GM:ド  ガ  ン  ! ! !
GM:UGNサポートエージェントが爆発した。
GM:一度巻き戻さなければ気づかなかっただろう。
GM:わずか1フレームの一瞬で……
GM:“ハウス・メイヘム”の爪先が触れた位置に、爆弾がくくりつけられていた。

加津知咲:「……」口元を抑え、カタカタと震えながら映像を見終わる。
来栖直:「……いつまで経っても慣れないッスね。慣れたくもないッスけど」嘔吐しそうになるのを手で抑えている。
来栖直:「こいつが……。カッ、なかなかユニークな奴じゃないッスか、兄弟」
加津知咲:「ポ、ポイントナインさん。はぁ、はぁ……」
加津知咲:「……敵の……リーダーらしい人、ら、らしき存在……」
間久部映子:[……普通の口調でいいわよ!“ハウス・メイヘム”を見たのね]
間久部映子:[どうだったの、来栖直!]
来栖直:「……見たッス。 なんていうか、アレは……」
来栖直:「今まで見た奴らとは、何かランクが違う気がするッス。他の奴らよりも、数倍気持ち悪ぃ」
加津知咲:「エフェクトじゃない……」
来栖直:腕には鳥肌が立っている。映像越しにプレッシャーを感じている。
来栖直:「……」頷き
加津知咲:「し、資料で、読んだことあります。先輩。ジャームの起こす現象は普通じゃない――」
来栖直:「普通じゃ無いのにも限度ってもんがあると思うんスけど」
加津知咲:「……『相手を近寄らせない』力!『触れた相手を爆発させる』力!」
加津知咲:「どっちも……ぜ、前例があったはずです!確か!」
来栖直:「……調べられるッスか?」
間久部映子:[“エグゾーストロイス”]
間久部映子:[特別に出力が高くて、過程が認識できないから、そう見えるのか。それともジャーム化で性質自体が変化するのか]
間久部映子:[確かな説はどこにもないけど、力の強いジャームはそれを使うわ]
来栖直:「ハッ。それじゃ、少なくとも、ヤツはエグゾーストロイスを2つは持っているってことッスね」
間久部映子:[例えば……オルクスの空間支配作用が極端に作用すれば、相手をそもそも寄せつけなかったり、爆薬をアポートできるかもしれない]
間久部映子:[“ハウス・メイヘム”が本来前線型じゃないとしたら?だからこそ、普通のエフェクトでは戦わない]
来栖直:「…………」 思い当たる節がある。かくいう自分も、オルクスシンドロームを発症しているためだ。
来栖直:「そうッスね。あいつは、自分の事をオペレーターだと言っていたので」
GM:“ハウス・メイヘム”の所有Eロイスは、"悪意の伝染"、"加虐の宴"、そして"砕け散る蒼穹"の3つです。
GM:指定したキャラクター、すなわちPC以外を“クラウンベースII”に近づけず、
GM:キャラクターを爆弾化することができ、そして本人の殺害に失敗した場合、孤島ごと痕跡を破壊する準備ができているということです。
来栖直:な、なんて野郎だ
間久部映子:[……来栖直!]
来栖直:「……!」 通信機を見る。
間久部映子:[あなた、コードネーム登録があったのね]
来栖直:「……ハッ」 ばつが悪そうに視線を外す。
間久部映子:[“チキンプレイヤー”。悪いことは言わないから、ここから先は“ホワイトナイト”と別行動にしなさい!]
間久部映子:[あいつら、本当……本当、バカなんだから!“ハウス・メイヘム”をやるつもりでいるのよ]
間久部映子:[それなりの働きは、まあ、認めてあげるけど!事態はもう、臆病者の出られる幕じゃないわ]
来栖直:「……そうッスね。それも、良いかもッスね」
来栖直:「……俺は、”臆病者”なんで。逃げ足だけは自身あるッスから」
間久部映子:[そうして頂戴。そっちの……なんか、雑魚のオペレーターのお守りも任せたからね!]
加津知咲:「む……む~~っ!!」
加津知咲:怒りでピョンピョン跳ねている。
来栖直:「クカカ。そうッスね。ガキの相手は苦手ッスけど」
来栖直:「そろそろ俺は、ガキのお守りに専念させてもらった方が良い頃合ッスね」 加津さんの頭を抑える。
加津知咲:「むぐぐ」ぐ、ぐ
間久部映子:[……あとはホワイトナイトとドラゴンズネスト次第……せいぜい、祈ってなさい]
間久部映子:[あたしと同じようにね。指示は以上]
来栖直:「……そうさせてもらうッス。……これで、良いんス」 タバコに火を点け、煙を吸う。
加津知咲:「…………。先輩」
来栖直:「……やりたい事が全部叶うと思ってるのは、ガキの考えッス」
GM:“チキンプレイヤー”は戦闘行動には参加しない。
GM:運命が託されたのは残る2人だ。そして――
来栖直:「……俺だって、あいつらをぶん殴ってやりてぇッスけど……これが一番良いんス」

GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
来栖直:メイド服。
来栖直:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 2[2,2]+1 → 3

来栖直:無理! 以上です。

■Middle/12

GM:次のシーン!
済 “ジャコビニズ”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “3rdレート”について 〈情報:FH〉〈情報:警察〉難易度8
済 “雕大老”について 〈情報:FH〉難易度16
▼“ツーテンジャック”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
済 “サップサッカー”について 〈情報:FH〉〈情報:軍事〉 難易度9
済 “コード・ヴァルチャー”について(1) 〈知識:電子工学〉〈情報:ビジネス〉難易度16
済 ヴァルチャーセルのリーダーについて 〈情報:FH〉〈情報:UGN〉 難易度8
済 “コード・ヴァルチャー”について(2) 〈情報:ビジネス〉〈情報:UGN〉難易度13

済 第二研究棟の映像 〈回避〉難易度7
済 管理棟の映像 〈回避〉難易度6
済 地上の様子 〈知覚〉難易度7
済 電力供給切断 〈RC〉難易度20
GM:残る情報項目は“ツーテンジャック”のみ。
GM:もちろん敵に対する奇襲もできます。
GM:……そして!先ほどのシーンで7シーンが経過したので
GM:“サップサッカー”は電池切れです!撃破!
来栖直:登場します。
来栖直:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+9[9] → 79

来栖直:ツーテンジャックについて!
来栖直:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[1,3] → 3

来栖直:ダメ!
来栖直:調達だけやってもう一回チャレンジします
来栖直:メイド服。
来栖直:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[7,10]+6[6]+1 → 17

GM:おお
来栖直:ここは我慢、、、! 情報項目のために金を残す!
GM:えらい

■Middle/13

GM:では続いて登場しますか?
来栖直:はい!
来栖直:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+9[9] → 88

来栖直:ちくしょう!!w
GM:なんという上がり具合
来栖直:でも、ダイスも増えました!
GM:がんばりたまえ!
来栖直:引き続き、 ▼“ツーテンジャック”について 〈情報:FH〉〈情報:裏社会〉難易度10
来栖直:3dx>=10
DoubleCross : (3R10[10]>=10) → 9[1,6,9] → 9 → 失敗

来栖直:財産1使います!
来栖直:4→3
GM:さっきメイド服買えましたねw
来栖直:wwww
来栖直:仕方ないw
GM:では先ほど送信した情報の検索結果が出てくるとしましょう。

“クラウンベースII” 第一研究棟内

間久部映子:[……来栖直!あなたにも共有しとくわ!]
間久部映子:[さっきの拳銃使い、あれは“ツーテンジャック”よ!]
来栖直:「…………」 先ほどの映像を思い出す。無残に撃ち抜かれた姿を。
間久部映子:[こんな奴まで“ヴァルチャー”に合流してるなんて……!]
来栖直:「……どんなクソッタレ野郎なんスか」
間久部映子:[エグザイルの強力な肉体制御で銃撃する、一芸特化の殺し屋ってとこかしら……!]
間久部映子:[制御が効かない殺人癖のせいで、一瞬で業界から姿を消したみたいだけれど]
間久部映子:[……これまでの奴とはかなり違う。姿じゃなく、コードネームだけが知られてる。強いわ]
来栖直:「殺しの腕は確かなんスか?」
間久部映子:[エグザイル能力者には『無理やり当てる』技がある。それを使う……らしいわ]
間久部映子:[確かな事は言えないけど。こっちの攻撃を『無理やり外す』ことだってあるかもしれない]
来栖直:「カッ。無理やりだとか、スマートな殺し屋には思えないッスね」
来栖直:「強引な男は嫌われるッスよ」
間久部映子:[馬鹿言ってないで!絶対遭遇しちゃ駄目って言ってるの!]
来栖直:「ククッ。優しいッスね。俺達の事も心配してくれてるんスね」
間久部映子:[なーにが!勘違いしてるんじゃないわよ!]
間久部映子:[あたしみたいな完ッ璧な美少女が!あなた達みたいな雑魚、気にかけるわけないでしょ!]
間久部映子:[死んだらあたしの経歴に汚点が残るの!]
来栖直:「そりゃ大変だ。俺たちは、隅っこの方でガタガタ震えながら祈ることにするッスよ」
来栖直:「……その情報。2人にはもう伝えてるッスか」
来栖直:情報とは、“ツーテンジャック”の事です。
間久部映子:[もちろんよ。後の判断はあの2人がやるわ]
来栖直:「……それなら問題無いッス。後は、アンタも俺達と一緒に祈るのが仕事ッスね」

GM:シーン終了です。
来栖直:メイド服、、、!
来栖直:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[2,2,7]+1 → 8

来栖直:無理!無理です!以上!

■Middle/14

GM:次のシーン!登場希望者はどうぞ。
御車涼:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 7[7]+74 → 81

GM:もう戦闘を仕掛けるかクライマックスに行くかしかない!他にやりたいことがあればそれも自由ですが……!
早芝直純:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 1[1]+79 → 80

御車涼:戦闘を仕掛けます、相手は“雕大老”
GM:了解です。

“クラウンベースII” 埠頭

“サップサッカー”:『……キュイ』
“サップサッカー”:“サップサッカー”の砲塔が動く。新たに増えたUAVの一機に狙いをつけ――
“サップサッカー”:『……パチ、ギュウ……ゥン』
“サップサッカー”:ガコン!
“サップサッカー”:そのまま停止する。

間久部映子:[……やったあ!狙撃手の予備電源が切れたわ!]
御車涼:「そいつは嬉しい知らせだ、これで随分と楽になる」
間久部映子:[偵察機が動けるようになるから、敵の配置は、今までよりずっと見えやすくなる!]
間久部映子:[逃げるにしても仕掛けるにしても、大きく前進できるわ!]
早芝直純:「部隊の再投入もこれでやりやすくなった」
間久部映子:[……っ。そうね、部隊の投入、も……]言いよどむ。
早芝直純:「どうした?」
間久部映子:[な……なんでもない。あ、あまり楽観視しすぎるのは危険よ!]
間久部映子:[2時間耐える気概で緊張を保たないといけないんだからね!]
早芝直純:「何を言ってる?、むしろ危機感を抱いていた」
御車涼:「OK、とはいっても俺達は精々出来ることをやるだけだ。そうだろ?“ドラゴンズネスト”」
御車涼:「手柄をとられる心配かい?」
早芝直純:「その通りだ。俺は再突入されると俺の功績が減るのが嫌だと言いたかったんだが」
間久部映子:[……な、何よ!最悪!]
御車涼:「フ、心強いね。実に頼もしい」 笑う
間久部映子:[気遣ったあたしが馬鹿みたいじゃない!増援は当面来ないわ!]
早芝直純:「最悪だな。オペレーターは事実を正確に伝えるべきだ。それが絶望的であっても」
間久部映子:[……]
間久部映子:[最初に、部隊が撤退した時。あれは……あたしの作戦のタイミングが外れたせいだ、って思ってたけど]
間久部映子:[実は、現場の判断だったらしいの。今の敵……“ハウス・メイヘム”は、部外者を立ち入らせない、特殊な領域展開を使うわ――]
間久部映子:[強引に突破すれば、侵蝕率や兵器損傷が無視できないレベルになると判断されたのよ]
間久部映子:[……今は、その対策を含めた再突入準備をしてる。だから、再突入までの時間は短縮できないわ]
間久部映子:[2人だけで戦うしかないの!……どう?少しは怖がってみせてよ!]
早芝直純:「とは、言ってもな。泣いて増援がくるのが早くなるわけでもない」
御車涼:「成る程な、了解した。つまりやることは変わらないってことだ」
御車涼:「逆に安心したな、これできみの――そして俺の失策ではなくなった」
間久部映子:[……本当、憎たらしいやつ!]
早芝直純:右手を軽く握る。青白い電光がスパークする。
GM:端末の見取り図の霧が晴れるかのように、索敵結果が復帰していく。
間久部映子:[……“サップサッカー”が停止したなら、予測できる敵の動きがひとつあるわ]
間久部映子:[技術者の“雕大老”がそこに向かう]
御車涼:「“ジャコビニズ”の様子は?確認できるか」
間久部映子:[あいつは一番最初に索敵に引っかかるわ。動きは常に見えてるから、これからは視界をぬって移動できる]
早芝直純:「なら、俺達は先回りしてご老体に竜の息吹をくれてやれるな」
御車涼:「ああ、速やかに一人ずつ撃破。基本-スタンダード-に忠実に行こう」
間久部映子:[……ええ。サポートするわ]

“クラウンベースII” 埠頭

GM:青空にはやや陰りが見えてきた。風が強くなり、舗装された地面を撫でる。
GM:遠くには生命線を絶たれ沈んだ“サップサッカー”の巨体が見える。
GM:そして傍らに、細身の老人が立つ。ややサイズの合わない眼鏡をかけている。
“雕大老”:「ンン」
“雕大老”:咳払いのような声を発し、ネクタイを締める。
“雕大老”:「君達か。そのう……侵入した」
“雕大老”:「的というのは」
御車涼:「侵入した敵ね……襲撃犯に言われたくはないな」 笑う
早芝直純:「それは、そっちだろう?」
早芝直純:「此処はUGNの施設だよな。なぁ?」ホワイトナイトに首を向ける。
“雕大老”:「“敵”?私の兵器に“敵”はいない」
“雕大老”:「“的”に当たるかどうかが重要だ。つまり、ンン」
御車涼:「まったくその通り。ここはこちらの施設だったんだが」
御車涼:「おや、聞き違ってしまったな。風が強い」肩をすくめる
“雕大老”:「すでにここは君らの施設ではない。支配権は私の兵器にある」
“雕大老”:「それを教授しよう」
セントリーガン:ガゴ!
セントリーガン:――ギュイン!
御車涼:「どうやらなにか言っているようだ、“ドラゴンズネスト”。なにか言い返してくれ」
早芝直純:「いいぜ。俺も一つ教授してやる」
GM:固定と見えた埠頭の砲台群が突如旋回し、
GM:下部に隠された無限軌道で“雕大老”の両側に控える。
早芝直純:「敵はいるだろう。お前達にとっての敵 天から落ちてくる文字通り天敵が」
早芝直純:右手を掲げ雷が落ち地面を焦がす。
GM:頭上の天は青空ではない。
GM:――“ドラゴンズネスト”が戦闘を開始するからだ!

■第1ラウンド

      雕大老
セントリーガン1 セントリーガン2

       15m

    御車   早芝
GM:まずはセットアップ。御車さんから!
御車涼:なしです!
GM:早芝くんもありませんか?
早芝直純:なしー
“雕大老”:こちらもなし。イニシアチブに入ります。
“雕大老”:《紅の猟兵》。セントリーガン2体を強化。
“雕大老”:ダイスと火力を向上させます。
“雕大老”:「……どれほど精巧な兵器を作り出しても」
“雕大老”:「実証には何年もの月日が必要だ。私にはそこまで時間がない」
“雕大老”:「効果の程を直接検証する……ターゲットが、ンン」
“雕大老”:「つまり君達のことだが」
間久部映子:[気をつけて、駆動音が変わった!]
御車涼:「確認した、本格的に起動したようだ」
間久部映子:[“雕大老”は……自分自身の電解質の血液を、兵器に循環させているわ!]
間久部映子:[通常の電力と、レネゲイド活性による高出力。二種類のエネルギー供給が切り替えられるってこと……!]
早芝直純:「面白くなってきた。勝ち誇ってる奴を倒すのは好きなんだ」
御車涼:「つまり“雕大老”を撃破しても、セントリーガンは動き続けるということか」
間久部映子:[そうね。でも、操作者のいない自律兵器なんて、物の数じゃないでしょ!]
GM:手番は行動値14、御車さんです!
御車涼:ここは待機することも考えたが、範囲攻撃。そして従者が移動することも考えて戦闘移動してエンゲージします。
御車涼:我が移動距離は19m!問題なく届く故な!
      雕大老
セントリーガン1 セントリーガン2
      御車

       15m

       早芝
セントリーガン:『ガギ!』
セントリーガン:動体に反応して砲塔が素早く動く。
御車涼:「実証ね……その結果を見届けるまでお前が生きていられるかな」速やかに移動
御車涼:左手で腰部分にある、投擲武器を無造作に掴んで投擲する!
御車涼:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》 対象は雕大老
御車涼:妨害がないのなら判定します!
GM:妨害はない!どうぞ。
御車涼:9dx7+3+3-1+2
DoubleCross : (9R10+3+3-1+2[7]) → 10[1,3,3,3,4,5,6,9,9]+10[1,9]+3[3]+7 → 30

GM:つ、強いな……!
セントリーガン:セントリーガン2で行動放棄カバーします。
“雕大老”:いや、まず回避だ。
“雕大老”:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[3,3,6] → 6

“雕大老”:無理!ダメージをお願いします
御車涼:放った礫はいずれも星々を思わせる程に眩く輝き、寸分違わず“雕大老”へと向かう!
御車涼:4d10+1d10+4+2 装甲,ガード有効
DoubleCross : (4D10+1D10+4+2) → 19[4,5,4,6]+4[4]+4+2 → 29

セントリーガン:『ガシュウ!』
セントリーガン:蒸気を噴出して射線に飛び出す!生体めいた瞬発力による、自動防御機構!
セントリーガン:ブッ飛びます!装甲はない!
御車涼:「予想していた行動の一つだ、なに攻撃力を一つ潰した」
御車涼:「結果は上々、後は頼む“ドラゴンズネスト”」
セントリーガン:『バヂヂッ』
御車涼:侵蝕81→85
“雕大老”:「……」首を鳴らす。
      雕大老
    セントリーガン1
      御車

       15m

       早芝
早芝直純:「生きてたらな。どうやら向こうさんの方が速い」
御車涼:「互いに危険域には入っちゃあいない。返す刃で切り落とすだけさ」
セントリーガン:すでに射撃体勢に入っていた。
セントリーガン:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》。早芝くんを狙います。
セントリーガン:マイナーでボルトアクションライフルを起動。達成値+5
セントリーガン:12dx7+5
DoubleCross : (12R10+5[7]) → 10[1,2,3,3,3,5,6,6,7,8,9,10]+10[4,6,8,9]+3[1,3]+5 → 28

早芝直純:ドッジ
早芝直純:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,3,8,9] → 9

セントリーガン:3d10+18 装甲有効
DoubleCross : (3D10+18) → 26[6,10,10]+18 → 44

御車涼:出目が高いw
セントリーガン:――バギャリ!!
セントリーガン:乾いた破裂音が響き、海面を揺らす。
早芝直純:《リザレクト》
早芝直純:80+1d10
DoubleCross : (80+1D10) → 80+6[6] → 86

“雕大老”:「……ンン。まだまだ」
“雕大老”:ガチッ
“雕大老”:先ほど機能停止されたセントリーガンに直接片手を突っ込み、
“雕大老”:砲塔を起動する。本体が《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》。
“雕大老”:マイナーでボルトアクションライフル起動。早芝くんを狙う。
早芝直純:銃弾が腹を抉り、血を吐きながら片膝をつく。
“雕大老”:3dx7+6
DoubleCross : (3R10+6[7]) → 10[2,2,7]+4[4]+6 → 20

早芝直純:「っ、~~♪」
早芝直純:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[2,3,5,7] → 7

早芝直純:ドッジです。
“雕大老”:3d10+14
DoubleCross : (3D10+14) → 17[7,8,2]+14 → 31

“雕大老”:――ガ ン!!
“雕大老”:追い討ちの一撃!
早芝直純:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+1[1] → 87

早芝直純:今度は左肩。もげそうになる。
“雕大老”:「上手く行動不能にした。偉いぞ」
御車涼:「そいつはどうかな?」
“雕大老”:「しかし、この弾速なら素直に頭部に照準をつけるべきだった」
間久部映子:[……っ、大丈夫よね!?リザレクト圏内の内は、痛みに反応しないこと!]
間久部映子:[敵は……“雕大老”は、セントリーガンを防御に使ってくるわ!]
間久部映子:[でも、射撃直後なら……!]
早芝直純:「まったく、有能な味方がいると、俺が馬鹿になるな。自分で考える必要がない」
間久部映子:[やって!ドラゴンズネスト!]
GM:早芝くんの手番!
御車涼:「その程度で竜は殺せんよ」
早芝直純:マイナーで12m前進。
      雕大老
    セントリーガン1
      御車

       3m

       早芝
御車涼:3m足りないんだな……実は
GM:あ、ほんとだw
早芝直純:メジャー:《コンセントレイト:ブラックドック》《雷の槍》《雷神の槌》 御車さん以外を狙う
早芝直純:9dx7+3
DoubleCross : (9R10+3[7]) → 10[1,1,1,4,5,6,6,8,8]+6[1,6]+3 → 19

セントリーガン:9dx ドッジ
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,3,4,6,7,7,8,9,10]+8[8] → 18

御車涼:あ、あぶないw
“雕大老”:3dx ドッジ
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[5,5,7] → 7

GM:ダメージをどうぞ!
早芝直純:五指から電撃が溢れ地面を疾走する。獲物を探す猟犬のように雷が荒れ狂う。
早芝直純:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 9[5,4]+20 → 29

早芝直純:諸々は有効。
“雕大老”:「ンン?」
“雕大老”:「武器では――」電撃の初動に気づく。
“雕大老”:……が、遅い!「カッ!!!?ハ!!!」
セントリーガン:『ガ!バギ!!!ビュヂ』
早芝直純:「~♪はははっははは。戦いの鉄則を知ってるかいご老体?」
“雕大老”:「……は、は、か、」
“雕大老”:「ア」まともに発声すらできない!
早芝直純:「何?知らない?そうか。…戦う相手の感情は逆撫でしないほうが良いぜ」
御車涼:「見事」 こちらには雷はかすりもしない
早芝直純:87→94
“雕大老”:――ドザ!
“雕大老”:言葉が終わると同時に倒れる。HP29。死亡!
早芝直純:右手を振るう。放電が収まる。
間久部映子:[……やったわね。たぶん、こっちを非戦闘員だと舐めてかかってた]
間久部映子:[他の奴らと連携して、手数やカバーリングを使い分けられると厄介な奴だったから]
間久部映子:[いま倒して正解だったわ]
御車涼:「上手いこと事が進んでよかったな」
早芝直純:「これで俺のスコアに一つ追加だ」
早芝直純:「ところで、こういう事は言いたくないが、ホワイトナイト」
御車涼:「なんだい? 聞こう」
早芝直純:「そろそろ本気になれそうだよ」
早芝直純:つまり侵蝕の余裕もなくなってきたという事。
御車涼:「そいつはいい。だが……」
御車涼:「後一回、いけるか?」
御車涼:「次は“3rdレート”を仕留める、俺も本格的なサポート態勢に入るつもりだ」
早芝直純:「後一回なら、問題はないね」
御車涼:「OK、頼りにしてる」
間久部映子:[……ふん。ちょっとは可愛げが出てきたじゃない]
間久部映子:[あたしだけ焦ってたら馬鹿みたいじゃないの。危機感持ってほしいわ!]
間久部映子:[……すぐ建物に退避よ。40秒ほどで“ジャコビニズ”が来るわ]
御車涼:「フ、天使様のお告げは正確だ。素直に従おうじゃないか」
早芝直純:「すぐにテンパる。この天使は」
間久部映子:[何言ってんの!]
間久部映子:[テンパってなんかないわ!]
早芝直純:「はいはい。危機感持って行動するよ」
早芝直純:「じゃあ、直にな」空を見上げる。遠く流星がいる場所に向かって指鉄砲を撃つ。そして退避だ。

GM:購入とロイスが可能。休憩時間に入ります。
御車涼:ジェネシフトしていいですか?
GM:構いませんが、これから大変かもしれないですよ!
御車涼:分かってる……だが《力の法則》にはひつようなのだ……
早芝直純:応急手当を購入します。 後、応急手当を使います。
早芝直純:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[6,6,8]+1 → 9

早芝直純:買えた 2つの応急手当を使用。
早芝直純:4d10+1
DoubleCross : (4D10+1) → 27[7,4,8,8]+1 → 28

御車涼:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+5[5] → 90

御車涼:メイド服に挑戦しよう
御車涼:4dx+4>=20
DoubleCross : (4R10+4[10]>=20) → 10[1,5,7,10]+2[2]+4 → 16 → 失敗

御車涼:金があれば……

■Middle/15

GM:では次なるシーンへ。誰と戦うか決めよう!
GM:ボスも含めて自由に選べるミッションプラン
御車涼:出よう……!奇襲だ!
御車涼:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 10[10]+90 → 100

御車涼:お、おう……まあいいだろう
早芝直純:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 9[9]+94 → 103

早芝直純:くそ。だが、いい。一撃で決めるには好都合だ。
GM:誰を襲いますか?
御車涼:“3rdレート”!貴様を殺す!

“クラウンベースII” 管理棟通路内

GM:“3rdレート”。この男に関しては、建物内を移動する際にも幾度かのニアミスがあった。
GM:基本的に大声で獲物を探しながら歩いてるため、避けることは難しくない手合い。
GM:だが交戦を選ばなかったのは、あくまでもその時の彼らの判断にすぎない――。
“3rdレート”:「どこだよォ……オォ、オォ」
“3rdレート”:「誰もいねェ~~。勇気ある人間はこの世から消えちまったのか……」
“3rdレート”:「俺が……オォ俺がッ、世界で唯一の生き残りになっちまったのか!」
“3rdレート”:両腕をダラリと下げたまま徘徊している。
早芝直純:「ホワイトナイト。今の聞いたか?物凄い世界が駄目になった瞬間だったぞ」相手に気取られぬ場所で言う。
御車涼:「フ、世界なんて個人によって違うさ。奴と俺達じゃあ見ているものが違う」笑って返す
御車涼:「そいつに相応しいようにしか見えんさ」
“3rdレート”:「い、1対1だ……俺はこんなにハンデをつけてやってるのに、俺は」
“3rdレート”:「どいつもこいつも、お、臆病者だ!アアアア!」ボゴォ!
“3rdレート”:「ガアアアア――ッ!アアッ!!アアアアア――ッ!!」
“3rdレート”:バゴ! ギャシャ! ベギ!!
GM:無軌道な破壊活動にふける。屋内のいくつかの通路が破壊されていた理由が今わかった。
早芝直純:「そんなものか?いや、確かにあれは同じ風景は見えないな」
御車涼:「だろう? さて、俺達は奴から見れば臆病者かも知れんが関係ない」
早芝直純:「そうだな。関係はない。さしあたって俺がなりたいのは本部エージェントであって勇者じゃない」
間久部映子:[いい?わかってるわね]
間久部映子:[やるならあいつが獣化を解除した時よ。反応前に決めるの!]
御車涼:「そういうことさ。さて電撃戦だ、俺達に相応しい」
御車涼:「“ドラゴンズネスト”調子のほどは?」
早芝直純:「残念ながら絶好調だ。一撃で決めないとマズイ」
早芝直純:舌打ちをして応える。
“3rdレート”:「……ハ」
“3rdレート”:「ハァー……ッ」
“3rdレート”:イグアナめいた腕の変異が一度解除される。体力を使い果たした。
早芝直純:「タイミングは任せるぞナイン。後、今度は他に人はいないだろうな」
間久部映子:[……そうであることを願うわ!やって!]
間久部映子:[挟撃よ!]
早芝直純:物陰から横滑りするように姿を現す。
御車涼:「よし!出るぞ……一気に片を付ける!」
御車涼:タイミングを合わせて挟撃のカタチをとる!
“3rdレート”:「ああ!お前……!」
“3rdレート”:飛び出した早芝を前に笑みを浮かべかけるが。
“3rdレート”:「お前……お前“ら”……。なんで」
“3rdレート”:「なんで!?」
“3rdレート”:「なんで、なんで、なんで!!!」
“3rdレート”:「1対1じゃねえんだよおおおおおおおおおお!!!!」

■第1ラウンド

      御車

      5m

     3rdレート

      5m

      早芝
GM:セットアップがないなら、3rdレートから。
“3rdレート”:choice[早芝,御車]
DoubleCross : (CHOICE[早芝,御車]) → 御車

“3rdレート”:《ターゲットロック》を御車に!
“3rdレート”:「ああああ!分かったァァァ!!」
“3rdレート”:「1人減らせばいいんだァーッ!」
早芝直純:「正解だ。此処で1人減らす」
GM:手番は御車さん!行動値14!
御車涼:「――勿論、俺らがな」
御車涼:マイナー:ボルトアクションライフル 達成値+5
御車涼:急所に狙い定める。そして――
御車涼:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》 対象は“3rdレート”!
御車涼:ダイス減らしたりとかあります?
GM:ありません!
御車涼:10dx7+3+3-1+5
DoubleCross : (10R10+3+3-1+5[7]) → 10[3,4,4,6,6,8,9,10,10,10]+10[3,4,6,6,7]+10[9]+5[5]+10 → 45

“3rdレート”:ウオオーッ《竜鱗》とかがない!
“3rdレート”:11dx+3 ドッジ!
DoubleCross : (11R10+3[10]) → 10[1,2,3,5,5,6,7,8,8,8,10]+10[10]+10[10]+1[1]+3 → 34

“3rdレート”:おのれェ~~!
御車涼:回りやがるwww
御車涼:5d10+1d10+6+8 装甲,ガード有効
DoubleCross : (5D10+1D10+6+8) → 20[1,8,1,8,2]+7[7]+6+8 → 41

“3rdレート”:ウワッ、めっちゃ強い!一撃で死にました。
“3rdレート”:近づいてきたら《復讐の刃》してやったのに!卑怯な飛び道具野郎!
御車涼:放たれた銃弾は流星の如く、頭蓋を貫く。
“3rdレート”:「ばは!?」
御車涼:侵蝕100→104
“3rdレート”:バランスが崩れ、捻れるように倒れる。
“3rdレート”:最初に現れた早芝に反応し……背後からの御車の奇襲に気づき、攻撃準備。
“3rdレート”:だが、そこまでだった。
早芝直純:「お見事。ちっ、スコア稼ぎそこなったな」台詞とは逆に表情はまんざらでもない。
御車涼:「ふぅ、そいつは申し訳ないことをしたな。相手が受けるタイプじゃなくて助かった」
間久部映子:[……やったわね。不死身のキュマイラじゃなかったわ]
早芝直純:一応その死体に手を合わせる。こいつは事故で覚醒しそのままジャームになった警察官だった。
早芝直純:何か思うところがあったのかもしれない。
御車涼:「互いにもう危険域、決着をつけるならこのタイミングだな」
間久部映子:[ねえ……ほんとに、やる気なのね?]
早芝直純:「勿論だ」
御車涼:「ああ、再突入を待ったとしても自爆して終わりになる」
間久部映子:[……でも]
早芝直純:「やらない理由がない。おそらくあと2時間逃げ延びる事は可能だろうが…」
早芝直純:「ホワイトナイトの言うとおり自爆するか、突入と同時に奴らは逃げるぞ」
間久部映子:[……]
早芝直純:「お前はこんな奴らをこれ以上野放しにするのが正しいことだと思うか?」
間久部映子:[……お、思うわけないじゃない]
間久部映子:[FHにも事情があるとか言う連中が、たまにいるけど。あたしはそんなのに同情したりしない!]
間久部映子:[ましてやこいつらなんて――その事情すらない!クズ、以下よ!]
御車涼:「俺も同感だ、それにここで“コード・ヴァルチャー”が万が一手に入ったらここと同じことが起こる」
早芝直純:「だろ。そして俺は奴らを倒す力を持っている。俺に手を貸してくれる奴らもいる。なら、逃げるなんて……嫌だね」
早芝直純:「勝ち目。作ってくれんだろう?ナイン」
間久部映子:[……あなた達は、本当に凄いわ。もう1時間10分になる。こんな地獄の中、生存者2人を守って生き延びて]
間久部映子:[もう3人もオーヴァードを……それも、FHのオーヴァードを倒した]
御車涼:「フ、凄いか。何を言ってるんだ」
御車涼:「俺達は優秀なきみが選んだ二人だぞ? このくらい訳もない」
早芝直純:「まったくだ」ホワイトナイトの言葉に同調する。
御車涼:「この場合――当然、というべきだろう」
間久部映子:[ば、ばか!]
間久部映子:[あたしのことはいいから!突入準備をしなさいよね!]
御車涼:「調子が戻ってきたな、“ポイント・ナイン”。最後まで頼むぞ」
早芝直純:「問題はない。今の俺は絶好調だ。そっちも、この大一番でヘマするなよ、査定に響くぜ」
早芝直純:軽く笑う。
間久部映子:[……わかってるわよ!]

GM:シーン終了。
GM:残る敵はわずか3人だ!
GM:ロイスと購入が可能。これが最後になるかもだぜ!
御車涼:アルティメイド服……!
御車涼:5dx+4>=20
DoubleCross : (5R10+4[10]>=20) → 9[2,3,5,6,9]+4 → 13 → 失敗

御車涼:ダメ……!全くダメ……!
早芝直純:ブルーゲイルを最後に狙うぞー
早芝直純:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[4,6,6,6,7,8,9,10,10]+5[1,5]+1 → 16

早芝直純:戦闘用人格ダイスパワーを持ってしても駄目
御車涼:以上!
早芝直純:以上

■Climax/01

GM:では次のシーン。他に挑む敵がいなければクライマックスになります。
御車涼:クライマックスいきます……!もう限界だ!
早芝直純:100超えたしね。クライマックスだ。
来栖直:クライマックス行きましょう!
来栖直:ど、どう合流しよう、、、w
GM:ならば2人は中庭に向かう!もう一人は……?
GM:ともかく侵蝕ダイスだ。
御車涼:1d10+104
DoubleCross : (1D10+104) → 7[7]+104 → 111

来栖直:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 1[1]+88 → 89

早芝直純:1d10+103
DoubleCross : (1D10+103) → 9[9]+103 → 112

“クラウンベースII” 管理棟 管制室

加津知咲:「……」
加津知咲:膝を抱えて、管制室の机の下に小さく丸まっている。
GM:今は爆撃や殺戮の音が聞こえてくるわけでもない。
GM:ホワイトナイトとドラゴンズネストの2人が尽力している。事態は収束に向かいつつある――
加津知咲:「……。大丈夫ですよね」
来栖直:「……大丈夫ッス」
加津知咲:「ホワイトナイトさんたちが、なんとかしてくれますよね」
来栖直:「……大丈夫。あの2人に任せておけば良いんス。あの2人なら」
加津知咲:「……」こくりと頷く。
来栖直:そう言いながら、タバコに火を点ける。無意識に苛立ちを抑えるかのように。
来栖直:「……俺たちにはそんな力は無いッスから。あいつらみたいな、強い力なんて」
間久部映子:[……継戦時間はどうなの?]無線機越しに遠く、間久部の声が聞こえる。
来栖直:耳を傾ける。
間久部映子:[ドラゴンズネストが限界侵蝕に達した後、どれだけ……]焦った様子で、どこかと通信している。
間久部映子:[……!……だから……!!]声はさらに遠くなる。
来栖直:「…………」
加津知咲:「……みんな、頑張ってるんだから。きっと……先輩も、私も」
加津知咲:「助かる……」
来栖直:「……なあ」加津さんに。
加津知咲:「……?」
来栖直:「……俺、確か、こう言ったと思うんスよ」
来栖直:「オペレーターっていうのは」
来栖直:「『安全で、命の危険も無くて。その上女の子も多い。俺にとっちゃ天国のような職場ッス』って」
加津知咲:「……うん」
来栖直:「本当に、そうなんスかね。仲間が苦しんでいるのに遠くから見ているだけしか出来ないって、凄い辛い気がするんスよね」
加津知咲:「そう……そう、ですね」
来栖直:「単にあのお姉さんが人一倍テンパってるだけかもしれないッスけどね」
加津知咲:胸の前で、ぎゅっと小さな手を握る。
加津知咲:「そうですね――」
間久部映子:[無事ッ、無事なわけないでしょう!!!]無線機の向こうから、ヒステリックな叫びが聞こえる。
間久部映子:[ずっと!この1時間!戦ってるんです!!ホワイトナイトと、ドラゴンズネストだけで!!]
間久部映子:[偵察支援だけじゃ足りないって言ってるんです!!]
加津知咲:「……」
間久部映子:[そういうエージェントが死ぬかどうかなんですよ!1小隊でも、いや1人でも、突入の手段を考えて……!]
来栖直:「……俺はオペレーター志望ッスけど、どうしようもない俺の能力は、そこ(オペレーター)だと本当に何の役にも立たない能力になっちまうッスからね」
来栖直:「……は、ハハハ。なんて、ちょっとカッコつけすぎッスかね」 足が震えている。
加津知咲:「わ、私……」
加津知咲:「何もできないんでしょうか。ここで震えてることしか……できないんでしょうか」
来栖直:「……有るッスよ」
来栖直:「オペレーターの仕事は、前線部隊を守ることッス。なら、今の俺にはオマエの言葉が一番効くッス」
加津知咲:「前線部隊……」
加津知咲:「わ、私がオペレーターで、先輩が……」
来栖直:「……この震えが止まるくらいの発破をかけて欲しいッスね」
加津知咲:「でも」引き止めようとした手が途中で止まる。
加津知咲:「……」
加津知咲:「せ、先輩。えへへ、実は、実は……ですね、私」
加津知咲:「これまで隠してたんですけど、す、すごいレネゲイド能力があるんですよ……!」
来栖直:「……」 静かに聴いています。
加津知咲:「……絶対、100%当たる未来が、み、見えるんです。本当ですよ?」
来栖直:「……そいつぁ凄いッス。どんな部隊からも引っ張りダコッスね」
加津知咲:「先輩があいつらをボッコボコにして、完全勝利して!」
加津知咲:「学校でもモテモテで、結婚する未来が見えます!だから!」
加津知咲:「だ、だから先輩……!」両手を取る。
加津知咲:「絶対!大丈夫です!!先輩のオペレーターの……私が言うんですから!」
来栖直:「クカカ! なら、絶対に大丈夫ッスね!」 そう言って振り返り
来栖直:「……ちょっとだけ、待ってろ」 そう言って部屋を出て行きたいのですが
来栖直:ここで、加津さんをSロ指定しても良いでしょうか。
GM:OKです!!
来栖直:ありがとうございます!

“クラウンベースII” 中庭

GM:“クラウンベースII"占拠事件。
GM:この世の地獄を生み出したテロの首謀者は、隠れることなく、堂々とそこにいた。
“ハウス・メイヘム”:晴天の下、長椅子に寝転がり、カクテルを呷っている。
“ハウス・メイヘム”:「ハハハハハーッ!まったく、最高の日だ!」
“ハウス・メイヘム”:「そう思うだろ?……あんた達もなァ」
御車涼:「そいつはどうかな……お前にとって最低の日になるかもしれないぞ。なぁ、ブラザー」
早芝直純:「だな。今日だけで撃墜スコアが3つだ。最高で最低だ」
御車涼:「既に数にして半分、まだかろうじてお前らが優勢だが……十分、覆る」
早芝直純:「スコア増やさせてくれるか?後3つは欲しい」
“ハウス・メイヘム”:ミラーシェードのサングラスを僅かに上げて、2人の到来を見る。
“ハウス・メイヘム”:「分かってるさ……。ここらで、お互い手札をオープンといこう」
GM:――z__ギ ォ ン!
“ジャコビニズ”:「アッハハーハハハァーッ!!」
“ジャコビニズ”:上空から、拡声器を通したような哄笑が降る。
“ジャコビニズ”:「見つけたァァ!見つけたァァ!!」
“ツーテンジャック”:カツン、カツン……
“ツーテンジャック”:「ははあ。どうも、2人ですかぁ……」
“ツーテンジャック”:「弾は足りそうだ。」笑みを深くする。
早芝直純:「全弾撃つ前に終わるのは確かだよ」
間久部映子:[能力不明の指揮官“ハウス・メイヘム”]
間久部映子:[“ジャコビニズ”を相手取るなら、一度死ぬことを前提にしないと……いけない]
間久部映子:[そして“ツーテンジャック”はその中で最強よ!でも、それでも……]
間久部映子:[勝てると信じてるから!あたしの、あたしの出世のために、働いてよ!]
早芝直純:右手首を左手で握り首を回す。敵を品定めするように見る。
御車涼:「OKだ、俺達の天使に勝利を捧げようじゃないか。“ドラゴンズネスト”」
早芝直純:「ふっ、俺は俺の出世のために勝つよ」
早芝直純:「それであいつの評価が上がっても許してやろう」
御車涼:「つれないな。だが、それでこそだ」 笑う
“ハウス・メイヘム”:「ハハハハーッ!驚いたぜ?まさかこんなに狩られちまうとはな?“サップサッカー”はどういう仕掛けを使った?“VDT”は強かったか?」
早芝直純:「オペレーターと指揮官が優秀なんでな」
“ハウス・メイヘム”:「俺らは……”ヴァルチャー”は統制が取れない群れだ。そこで差がつく。……集団と、個人の差」
“ハウス・メイヘム”:「……だが、あいつらと戦った体でやれるかなァ?ハハハハハーッ!!」
御車涼:「そいつは竜-ドラゴン-を相手にすれば分かるさ。竜殺しは簡単にはいかんぞ」
早芝直純:「勝てないならわざわざ来るか。馬鹿か、あんたは」
御車涼:「そういうことだ、勝機は十分にある。はじめに言っただろう?」
御車涼:「十分――覆るとな」
早芝直純:「俺達の体を気遣う余裕があるのか?今、追い詰めてるのは俺達の方なんだぜ」
“ハウス・メイヘム”:「あんたらに負けるとは思ってないが、教えてやるよ。例え勝算がなかったとしても……そういう馬鹿が“ヴァルチャー”なのさ」立ち上がる。
“ハウス・メイヘム”:歩行障害を患っているのか、足を引きずりながら2人の射程内へと歩いてくる。
“ハウス・メイヘム”:「大空を飛ぶ、自由の鳥」
“ハウス・メイヘム”:「青い空を見ろ!天は俺らのものだ!」
“ハウス・メイヘム”:「ハッハハ……ハハハハ!ハハハハハハ――ッ!!」
御車涼:「いいや、それは違うな」
早芝直純:空を見上げ雷撃を落とす。
御車涼:「お前たちが相手にするのは天、そのものだ。その中で飛ぶだけのお前らに勝てる道理はない」
早芝直純:「自由に飛びまわれるとも思うな。空は俺達の領域だ」
御車涼:《ワーディング》を展開する、太陽が存在する中、空に光り輝くモノが――星が生まれる。
“ハウス・メイヘム”:「ヨー!いいぜクソども!」舌を見せて笑う。
“ハウス・メイヘム”:「俺達の祭りのクライマックスだ!どちらが天の支配者か、勝負しようじゃねえか!なあ!」
御車涼:「ああ、ここで決着をつける。俺達の空からお前たちを全て消し去る」
早芝直純:ニィと笑い、右手を開く。青白い雷光が鏑矢の様に雄たけびをあげる。

GM:衝動判定です。今この場にいない来栖くんも判定してください。
GM:難易度は9!
早芝直純:13dx+1
DoubleCross : (13R10+1[10]) → 10[1,1,3,3,3,5,5,6,8,8,8,9,10]+9[9]+1 → 20

御車涼:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 9[2,4,7,8,9] → 9 → 成功

御車涼:フゥー……ここで失敗したら意味が無い。
来栖直:9dx+3
DoubleCross : (9R10+3[10]) → 9[2,2,3,4,5,7,9,9,9]+3 → 12

来栖直:成功!
早芝直純:112+2d10
DoubleCross : (112+2D10) → 112+5[2,3] → 117

御車涼:111+2d10
DoubleCross : (111+2D10) → 111+15[6,9] → 126

来栖直:89+2d10
DoubleCross : (89+2D10) → 89+11[8,3] → 100

御車涼:キツイwwww

■第1ラウンド

  ハウス・メイヘム
ジャコビニズ ツーテンジャック

      10m

    早芝 御車
     来栖
GM:セットアップ。
“ツーテンジャック”:なし。
御車涼:なし!
来栖直:なし!
来栖直:ごめん、嘘
来栖直:サーチアイを使います。
GM:おお!
来栖直:対象はジャコビニズさん。
GM:どういう効果だったっけ……
来栖直:相手の攻撃にドッジした場合、ダイス+2
来栖直:で
来栖直:ごめんなさい、“ツーテンジャック”さんを対象にします。
GM:了解です。
“ジャコビニズ”:《戦いの予感》。行動値+40。
GM:早芝くんはありますか
早芝直純:なし!
“ハウス・メイヘム”:《戦術》を敵2人に!
GM:それでは最初のイニシアチブ!
“ハウス・メイヘム”:《加速する刻》。
“ハウス・メイヘム”:「ハハハハハハーッ!それじゃ、ま……」
“ハウス・メイヘム”:「手始めはこいつだ」
“ハウス・メイヘム”:“ジャコビニズ”の背に軽く触れた。
“ジャコビニズ”:「キャハ!キャハハハ――ッ!」
“ジャコビニズ”:「焼き殺すの、超楽しいーィのーッ!!」
“ハウス・メイヘム”:"加虐の宴"を“ジャコビニズ”に仕掛けた!
“ジャコビニズ”:“ジャコビニズ”の手番!行動値50!
“ジャコビニズ”:3人にエンゲージします。
  ハウス・メイヘム
  ツーテンジャック

      10m

   ジャコビニズ
    早芝 御車
     来栖
“ジャコビニズ”:《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の刃》《クリスタライズ》《スターダストレイン》《破滅の天使》。
“ジャコビニズ”:対象はPC3人。
“ジャコビニズ”:14dx8
DoubleCross : (14R10[8]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,7,7,8,8,9]+6[4,5,6] → 16

御車涼:防げねぇw
“ジャコビニズ”:ウッ、思った以上に回らない!
来栖直:ここで使うっきゃない!
“ジャコビニズ”:しかし判定失敗させることは不可能だし、カバーリングも無理なのだぞ(妖精エル)
来栖直:あれ、氷壁不可?
GM:おや、待ってくださいね
GM:できませんね。
来栖直:はーい
GM:「判定は」失敗にできない だと考えたところですが
GM:ちゃんと「エフェクトを組み合わせた攻撃は失敗にできない」となってるので
GM:攻撃を失敗させる《氷壁》でも不可能とします。
御車涼:とりあえずリアクションで回避します!なめやがって!
御車涼:4dx>=16
DoubleCross : (4R10[10]>=16) → 9[7,7,9,9] → 9 → 失敗

早芝直純:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 9[1,5,6,6,7,7,8,9,9,9] → 9

GM:回らないねェ……刃牙君
来栖直:妖精とか運命の切り替えとか必要だったら言って下さい。
御車涼:だめだな!こちらは妖精をもらっても分が悪いので
早芝直純:同じく。
御車涼:早芝くんを《運命の切り替え》してください!
来栖直:とりあえず自分のドッジ
来栖直:《リフレックス:ウロボロス》+《浄瑠璃の鏡》
来栖直:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 10[1,1,1,5,5,7,8,9,10,10]+5[2,5]+4 → 19

来栖直:えーと、まず
来栖直:100→103
来栖直:で、早芝くんに《運命の切り替え》
来栖直:103→106
来栖直:《リフレックス:ウロボロス》+《浄瑠璃の鏡》
来栖直:10dx7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,1,4,5,5,6,6,7,7,9]+10[4,9,10]+10[3,8]+5[5]+4 → 39

来栖直:回避成功!
来栖直:106→109
御車涼:ということで私だけが喰らいます。来やがれ!
GM:くそ、《破滅の天使》まで切って……
“ジャコビニズ”:2d10+23 装甲無視
DoubleCross : (2D10+23) → 17[10,7]+23 → 40

“ジャコビニズ”:――ギャオ!!
“ジャコビニズ”:こちらに迫ったと見えた“ジャコビニズ”が、垂直に上昇した!
“ジャコビニズ”:背に負った推進機械の駆動だ!
“ジャコビニズ”:「キャハ!ハハハハハ!!」
“ジャコビニズ”:「焼けて死ね!!アタシは――“ジャコビニズ”!」
“ジャコビニズ”:「地を、焼く、炎!」
“ジャコビニズ”:機械じみたバイザー越しにマルチロックが為され、
GM:ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴン!!!
“ジャコビニズ”:2人の立つ地そのものを焼きつくすかのような砲撃が降り注ぐ!
御車涼:「避けきれん……ッ!」直撃する
早芝直純:「だが、初撃の被害は折込済みだ」精度は低いものの乱射される砲撃はかわしきれるものでもなく、その攻撃を受け入れようとするが
GM:では、そのビームの射線に
GM:通信機が巻き込まれそうになる。
GM:早芝の肉体への被害ではない。許容できる損傷のうちだ。
早芝直純:「くっ、しまった」わずかに焦りを浮かべる。つまらない約束もある、これは破壊されて良いものではない。
来栖直:では、
来栖直:通信機はビームに巻き込まれ、破壊される。
来栖直:そして、射線上にいた早芝くんもビームに貫かれる。“ジャコビニズ”は、確かに貫いた手応えを感じる。
“ジャコビニズ”:「殺ったァ!アッハーッ!ハイスコア!!」
来栖直:だが、
来栖直:早芝くんに空いたはずの穴はそこには無く。 通信機も、何の損傷も無く地面を転がる。まるで時が戻ったかのように。
早芝直純:「!?」
“ジャコビニズ”:「アハ……ア?」
早芝直純:「ナイン。今、何が起こった?」
“ハウス・メイヘム”:「……」満足そうに片眉を上げる。
間久部映子:[バ……馬鹿……]
間久部映子:[バカじゃないの……ッ!!?]
間久部映子:[何やってるか、分かってるの!あなた!]
御車涼:「フ……どうやら俺達はまだカードが残っていたらしいぞ」
間久部映子:[守られてればいいって言ったでしょう!?]
間久部映子:[――あなたに言ってるのよ!!“チキンプレイヤー”!!]
来栖直:「……クカカ。随分と口の悪い天使も居るもんスね」 煙が晴れると、そこには来栖の姿があった!
早芝直純:「ふっ、まるで期待してなかった物が役に立つと、ふふっ、成程、笑えるな」
御車涼:「来栖くん――ここに来た以上、覚悟は出来ているな?」笑って問う
来栖直:「大丈夫ッス。何せ、俺は」
来栖直:「あいつらをボッコボコにして、完全勝利して、学校でもモテモテになる未来が待ってるらしいッスからね」
御車涼:「ならば、俺も寝ているわけにはいかないな……!」
御車涼:来栖くんのロイスをタイタス昇華、復活します。
“ハウス・メイヘム”:「カッハ!あるよな。そういう気持ちが!自分の役割じゃなくても、愚かなことだと分かっててもだ――」
“ハウス・メイヘム”:「心のままに動く奴らだ!そういう奴らが集まる様を見たかった!」
早芝直純:「来栖。これで腕の分はチャラだ。今から…お前を対等に見てやる。しっかり働け」
来栖直:「ククっ。本当、可愛げの無いガキッスよ」
早芝直純:ロイス取得します 仲間 来栖直 信頼○/嫌悪
間久部映子:[最悪!最悪!最悪!本当に――最悪!]
早芝直純:「ナイン。来栖込みの戦闘プランの修正は任せるぞ。出来るな」
間久部映子:「当っったり前よ!あたしを、誰だと思ってるの!」
間久部映子:「本部……本部エージェントに、なる女なんだから!」
“ツーテンジャック”:そのやり取りの中、誰にも意識されず
早芝直純:「未来の本部エージェント様だろ!」言葉が重なる。
御車涼:「ではサポートを頼む。……手柄を期待して待っててな」
“ツーテンジャック”:静かに拳銃を構えている影がある。
“ツーテンジャック”:《螺旋撃》。リアクションのC値を+1。
“ツーテンジャック”:choice[来栖,早芝,御車]
DoubleCross : (CHOICE[来栖,早芝,御車]) → 早芝

“ツーテンジャック”:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《死神の精度》。
“ツーテンジャック”:16dx7+5
DoubleCross : (16R10+5[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,4,5,6,6,8,10,10,10,10]+10[4,5,5,9,10]+6[3,6]+5 → 31

“ツーテンジャック”:すいません、5つ振り足しでした。
“ツーテンジャック”:5dx7+5
DoubleCross : (5R10+5[7]) → 10[1,2,4,9,10]+10[1,9]+4[4]+5 → 29

“ツーテンジャック”:31で。
早芝直純:どうあがいても上がる。
早芝直純:螺旋撃があるからね。
来栖直:こっからさらに+10も残ってるのか
“ツーテンジャック”:《マルチアタック》も使います。達成値は41。
早芝直純:10dx11
DoubleCross : (10R10[11]) → 9[2,3,5,5,6,7,7,7,7,9] → 9

“ツーテンジャック”:5d10+39
DoubleCross : (5D10+39) → 24[4,6,5,8,1]+39 → 63

御車涼:そういうことです、分が悪いので来栖くんがカバーしてください。
“ツーテンジャック”:あ、そうだw
“ツーテンジャック”:すいません、カバーとかあるならやってOK!
来栖直:氷壁よりもカバーリングの方がいいですね。カバー
御車涼:氷壁のタイミングはこの後あるかどうか微妙なんでw
来栖直:www
来栖直:行動放棄カバーします。
“ツーテンジャック”:ダン! ズダン! ダン!!
“ツーテンジャック”:如何に不死身のオーヴァードといえど、撃ち抜かれれば死に至る致命点は存在する。
来栖直:身体を張って早芝くんを防御!銃弾に撃ち抜かれます!
“ツーテンジャック”:それらを、回避の余地なく撃ち抜いていく。
“ツーテンジャック”:ダン!ダン!ダン!
“ツーテンジャック”:機械のように冷徹に、6発を撃った。
来栖直:銃弾の衝撃音に合わせ、跳ねる身体! 致命傷!
“ツーテンジャック”:「死にました」チャリン
“ツーテンジャック”:薬莢を落とす。増援が現れた直後、早芝からそちらにターゲットを切り替えていた。
来栖直:「……勝手に殺すんじゃねぇよ。クソ野郎」
“ツーテンジャック”:「……」
“ツーテンジャック”:銃弾を込め直しながら、やや不愉快そうな表情を見せる。
“ハウス・メイヘム”:「時間だ。時間を戻してやがる。“ツーテンジャック”」
“ハウス・メイヘム”:「そういう仕掛けでもなきゃ、終わった出来事を元には戻せねェ。面白え!」
来栖直:「カカッ。ご名答」
来栖直:(まあ、今のはちょっと戻し損ねたッスけどね)
来栖直:“ツーテンジャック”にロイス取得。タイタス復活します。
間久部映子:[おッ……驚かせないでよ!!スカポンタン!!]
間久部映子:[し、ししし、死んだと!思ったじゃない!]
早芝直純:「さて、一人増えた。弾は足るのか?」
“ジャコビニズ”:「焼けたのにィ……焼けてなぁーい……?んんー?」
“ジャコビニズ”:“ジャコビニズ”は空中に浮かんだまま、機動を止めている。フリーズだ。
来栖直:以上。
GM:そして、“ツーテンジャック”と“ジャコビニズ”の攻め手の間隙が重なった今!
GM:御車さんの行動です。行動値14!
御車涼:「時間を戻すか……緊急時は有効だが、安定しての運用は難しいだろうな」
御車涼:マイナー:ボルトアクションライフル 達成値+5
御車涼:「さて……これをお前はどうする? “ハウス・メイヘム”」
御車涼:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》 対象は“ハウス・メイヘム”
御車涼:妨害はありますか?
GM:ありません。
御車涼:11dx7+3+3-1+5
DoubleCross : (11R10+3+3-1+5[7]) → 10[1,2,2,5,5,6,6,7,8,8,10]+10[2,4,5,8]+2[2]+10 → 32

“ハウス・メイヘム”:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,3,5,10]+8[8]+1 → 19

“ハウス・メイヘム”:「……いいことを教えてやるよ。“ホワイトナイト”」
“ハウス・メイヘム”:「俺は」
“ハウス・メイヘム”:「足が悪い」
“ハウス・メイヘム”:《領域の盾》。“ツーテンジャック”にカバーさせます。
御車涼:4d10+1d10+4+8 装甲,ガード有効
DoubleCross : (4D10+1D10+4+8) → 29[9,3,8,9]+9[9]+4+8 → 50

“ツーテンジャック”:《がらんどうの肉体》。
御車涼:光り輝く流星が“ツーテンジャック”に直撃する……!
“ツーテンジャック”:50-6d10
DoubleCross : (50-6D10) → 50-38[6,8,4,2,8,10] → 12

“ツーテンジャック”:いい出目だ!生存。
御車涼:キツイw
来栖直:つよいw
御車涼:「……だろうな、お前とは軽く話した程度だが」「お前らしい手だと思うよ」
御車涼:侵蝕126→130
“ツーテンジャック”:「ほう」
“ツーテンジャック”:無防備に全身を撃ち抜かれる。
“ツーテンジャック”:……だが、その体は倒れる途中で停止している。
“ツーテンジャック”:「“ジャコビニズ”と似た様子の攻撃ですが」
“ツーテンジャック”:「実際は違う」グチャグチャと肉が再生する。
御車涼:「エグザイルシンドロームによる適応能力か……だが、ダメージは通った」
“ツーテンジャック”:「……」
間久部映子:[無傷じゃない……はず、だわ]
“ツーテンジャック”:傷口の穴から流れる血を払う。
間久部映子:[強がってるだけよ]
GM:手番は早芝くん。行動値7。
御車涼:「そしてそれは連続して行えるものではないはずだ……今がチャンスだぞ“ドラゴンズネスト”」
早芝直純:「期待されてるね」
早芝直純:「だが、俺も試してみたくなった。何処まで耐えられるかな?俺の雷は六発じゃすまないぜ」
御車涼:「この空は俺達の領域だ、輝く星々がキミに加護を与える」
“ハウス・メイヘム”:「来なよ」舌を出す。
“ハウス・メイヘム”:「勝負したくなったろう!俺のメンバーと!」
早芝直純:メジャー:《コンセントレイト:ブラックドック》《雷の槍》《雷紙の槌》《紫電一閃》 対象は“ハウス・メイヘム”のエンゲージ
早芝直純:15dx6+3
DoubleCross : (15R10+3[6]) → 10[1,2,2,2,3,4,5,5,5,6,6,7,8,8,8]+10[2,2,4,5,8,10]+10[2,8]+10[7]+10[8]+1[1]+3 → 54

早芝直純:117→130
御車涼:回せ!妖精だ!
早芝直純:妖精!
来栖直:《妖精の手》
早芝直純:63+1dx6
早芝直純:1dx6+63
DoubleCross : (1R10+63[6]) → 10[8]+1[1]+63 → 74

来栖直:109→113
“ハウス・メイヘム”:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,6,7,9]+1 → 10

“ツーテンジャック”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,4,6,8,10]+8[8] → 18

“ハウス・メイヘム”:《領域の盾》。やはり庇わせます。
御車涼:《力の法則》だ、ダメージを+4d10したまえ!
御車涼:侵蝕130→134
早芝直純:右手を翳す。上空から落雷が千条の滝の如く舞い落ちる。その全てがまるで意思を持つかのように後方の二人だけを狙って。
早芝直純:「俺は思考する落雷とも呼ばれていてな。…そうさ、自分の意思で落ちる場所を選べるのさ」
“ハウス・メイヘム”:「ヤバイ」
“ハウス・メイヘム”:これまでの態度が一転して、真顔で呟く。
“ハウス・メイヘム”:「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!」
早芝直純:11d10+27
DoubleCross : (11D10+27) → 66[3,3,9,10,8,4,2,5,4,8,10]+27 → 93

御車涼:御車の星々が浮かぶ領域内においてレネゲイドの出力は跳ね上がる。
来栖直:落雷が落ちる瞬間、
来栖直:戦闘前に落とされた、すでに消えたはずの落雷が、再び姿を現す。 落雷の時だけが戻り、合わさる!
“ハウス・メイヘム”:「すげぇなこれ、ハハハハハハ――ッ!!」
“ハウス・メイヘム”:必死に“ツーテンジャック”を盾にする!この場で使い潰すことすら厭わない!
早芝直純:青白い雷の渦が爆音よりも速く2人の身を包み込む。
“ツーテンジャック”:「……」
“ツーテンジャック”:「……!」
御車涼:落雷の全てがいつもよりも遥かに凶悪な死の奔流と化す!
GM:ズ   シ   ! ! !
GM:収束して、直撃する!
GM:その中心点、“ツーテンジャック”は――
“ツーテンジャック”:「……」糸くずのような残骸となって、立ち尽くしたままだ。
“ツーテンジャック”:……しかし。
“ツーテンジャック”:クシャッ
“ツーテンジャック”:棒人間のような糸くずが首を曲げる。
“ツーテンジャック”:「強いですね」
“ツーテンジャック”:「あなたがた」
“ツーテンジャック”:《透過》。ダメージを0!
早芝直純:「耐えたか。楽しくなってきたな」
間久部映子:[意志を……生命を維持する器官しか、残してない……]
間久部映子:[他の全部を犠牲に。“ツーテンジャック”……こいつが一番、厄介だわ――]
御車涼:「フ……だが、やることは変わらん」
来栖直:「……何だこいつ」ゴクリと生唾を飲み込む。
“ハウス・メイヘム”:「……イカした奴らさ」
“ハウス・メイヘム”:「“ヴァルチャー”の野郎どもは、全員そうだ」
来栖直:「……イカレた奴ら の間違いだろうが」
“ハウス・メイヘム”:《アドヴァイス》《導きの華》《要の陣形》。
“ハウス・メイヘム”:全員をささやかに支援。大したレベルではないです。

■第2ラウンド

  ハウス・メイヘム
  ツーテンジャック

      10m

   ジャコビニズ
    早芝 御車
      来栖
GM:セットアップ。
“ツーテンジャック”:なし。
来栖直:サーチアイ。
御車涼:なし!
早芝直純:なし
来栖直:うーん。氷壁使うかもだけど、ジャコビニズにしておこうかな。
“ジャコビニズ”:なし。
“ハウス・メイヘム”:やはり《戦術》。
GM:最初の手番は“ツーテンジャック”。
“ツーテンジャック”:《螺旋撃》。
“ツーテンジャック”:choice[来栖,早芝,御車]
DoubleCross : (CHOICE[来栖,早芝,御車]) → 早芝

“ツーテンジャック”:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》。
“ツーテンジャック”:21dx7+5
DoubleCross : (21R10+5[7]) → 10[3,3,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,1,1,4,5,6,6,6,10]+2[2]+5 → 27

“ツーテンジャック”:違った。すいません。
“ツーテンジャック”:さっきの支援を忘れてた。
“ツーテンジャック”:23dx6+9
DoubleCross : (23R10+9[6]) → 10[1,3,3,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,3,3,4,4,5,6,6,6,7,9,10]+10[1,1,1,2,4,7]+10[6]+5[5]+9 → 54

来栖直:絶対無理
御車涼:むりですね、ここはスルーした方がいいですね。
来栖直:すみません、スルーで。
“ツーテンジャック”:あ、《マルチアタック》も使いまーすw
“ツーテンジャック”:達成値64!死ね!
早芝直純:って、いうか。またっすか?w
御車涼:でしょうね!w
“ツーテンジャック”:7d10+9
DoubleCross : (7D10+9) → 30[6,1,7,1,1,9,5]+9 → 39

“ツーテンジャック”:今度は《死神の精度》はないので安心してください
早芝直純:ドッジ
早芝直純:12dx11
DoubleCross : (12R10[11]) → 10[1,2,2,2,6,6,6,7,8,9,9,10] → 10

早芝直純:はい。そして39ダメージですね。 ジャックさんにとって昇華します
早芝直純:ツーテンジャック 敵 感服/嫌悪 昇華
“ツーテンジャック”:フラ……
“ツーテンジャック”:黒い糸くずが、自立できずに地面に倒れた。
“ツーテンジャック”:ダダダダダダン!!!!
“ツーテンジャック”:その瞬間には、6発の弾丸が早芝を撃ちぬいている!
間久部映子:[ドラゴンズネスト!!]
来栖直:「……チっ!」 驚異的な弾速で時を戻し損ねた。
早芝直純:「ぐっ!?反応できる速さじゃないな」体を穴だらけにされて倒れる。
早芝直純:「ゴフッ」
“ツーテンジャック”:「……」先ほどの一撃で地面に取り落とした――否、『逃がした』銃の位置に倒れこみ、
“ツーテンジャック”:即座に6発を撃った。
“ハウス・メイヘム”:「ハハハハ……ハハハハ!ヨー!さすがだ!」ゆっくりと拍手をする。
“ハウス・メイヘム”:「俺でもドン引きの腕前だ、“ツーテンジャック”!俺が集めた中じゃ、あんたが一番のプレイヤーだよ!」
御車涼:「……まだいけるか?」
早芝直純:「さてね。だが、耳障りな笑い声のおかげで眠れはしないな」何とか立ち上がる。
“ハウス・メイヘム”:「……ハ、やる気だな」
御車涼:「耳障りな笑い声もこういう時は助かるな」
早芝直純:「天使の声で起こしてくれよ。肝心なところで気が利かないな。うちのオペレーターは」
間久部映子:[死なないでよね!ねえ!このバカ!]
間久部映子:[誰が天使よ!!]
早芝直純:「お前だよ。後、こういうときは死なないで。じゃない、勝って。だ」
早芝直純:腕を振るう。青白い電撃が爆ぜる。
GM:御車さんの手番!
御車涼:ふむ……ここは待機して、早芝くんががらんどうを超過して殺し切れる可能性にかけてみようか。
GM:く、クレバーな奴……!
御車涼:ということで、待機。
GM:では来栖くんの手番だ。
御車涼:“ドラゴンズネスト”に視線を送る。
来栖直:当然、待機でw
早芝直純:視線を受け取る。少し嫌な顔するがうなずく。
“ハウス・メイヘム”:「さあ、誰が動く」
間久部映子:(――誰が)
“ジャコビニズ”:「アタシ!!!だ!!」
“ジャコビニズ”:「キャハ!!」
“ジャコビニズ”:すでに膨大な荷電粒子が蓄えられている!
“ジャコビニズ”:「あの街のように、皆焼けろ!!」
“ジャコビニズ”:「焼け死ぬって……すっごく気持ちいい、からァーッ!!!」
“ジャコビニズ”:《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の刃》《クリスタライズ》……そして《ギガノトランス》!
“ジャコビニズ”:11dx7+4 対象は全員!
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,5,8,9,10]+4[3,4,4]+4 → 18

来栖直:今度こそ!
御車涼:よし!氷壁頼むぜ!
来栖直:《原初の紫:氷壁》+《リフレックス:ウロボロス》
来栖直:10dx7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,5,7,8,8]+10[1,4,9]+6[6]+4 → 30

来栖直:オラァ!
“ジャコビニズ”:爆裂する光条が放たれる!
来栖直:「違う……ッスね」
“ジャコビニズ”:それも、今度は目前の至近距離から!
来栖直:至近距離から放たれた光条は確かに周囲を焼き払った。はずだった。
“ジャコビニズ”:「ああ……もう一度、光景が、あの燃える街!」
来栖直:御車さんに僅かに視線を向け、
“ジャコビニズ”:「キャハッ、ハ!」
“ジャコビニズ”:「………………」
来栖直:まるで、何も起きなかったかのように、そのままの地平が続いている。
来栖直:「動くのは、俺。そして……”時”だ」
来栖直:“ジャコビニズ”:を挑発し、ENDだ。
来栖直:113→121
“ジャコビニズ”:「そんな……」
間久部映子:[ドラゴン、ズ!]
間久部映子:[ネスト!!!]
間久部映子:[――今、よ!]
早芝直純:「ふっ、御覧あれだ」その言葉に答えるように動く。
早芝直純:右手に溜めた稲妻を、単純に暴力的にストレートに最大速度でただツーテンジャックに叩きつける。
早芝直純:メジャー:《コンセントレイト:ブラックドック》《雷の槍》対象はツーテンジャック
早芝直純:16dx7+3
DoubleCross : (16R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,5,6,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[2,2,2,2,3,9,10,10]+10[2,6,7]+1[1]+3 → 34

GM:妖精などはありますか?
来栖直:やっておきます?
早芝直純:うん。
御車涼:ここは妖精切ってもらいましょう。
来栖直:《妖精の手》
早芝直純:1dx7+43
DoubleCross : (1R10+43[7]) → 1[1]+43 → 44 → ファンブル

来栖直:121→125
“ツーテンジャック”:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,8,9] → 9

“ツーテンジャック”:《マルチアタック》を使っても無理。
御車涼:《力の法則》……!ダメージ+4d10!
早芝直純:9d10+21
DoubleCross : (9D10+21) → 59[8,10,9,7,10,5,1,1,8]+21 → 80

御車涼:侵蝕134→138
早芝直純:130→134
“ツーテンジャック”:《がらんどうの肉体》。
“ツーテンジャック”:80-6d10
DoubleCross : (80-6D10) → 80-42[8,4,6,9,7,8] → 38

“ツーテンジャック”:まあ、全部10が出ても駄目ですけどね……!復活エフェクトはなし!
御車涼:クソ、なんで平均値以上叩きだすんだw
来栖直:こわいw
早芝直純:右腕は竜の首。掌は竜の顎。そこから繰り出される雷光は竜の吐息。
“ハウス・メイヘム”:「ああ――なんだ、こりゃ」天を見上げ、自嘲気味に笑う。
“ハウス・メイヘム”:「俺達の空が……」
“ハウス・メイヘム”:「真っ暗だ」
御車涼:星々がまた輝き始め、雷光がより力強さを増す……!
来栖直:掻き消えた雷光が、時が戻り、再びその姿を現す。
早芝直純:「俺はドラゴンズネスト、竜の巣穴。足を踏み入れた賊は灼くぜ」
早芝直純:ツーテンジャックだったものを一瞥。
“ツーテンジャック”:「」末期の呼気すらない。
早芝直純:「まずは一人」
“ツーテンジャック”:犠牲にするべき質量もなく、瞬時に蒸発していた。
“ハウス・メイヘム”:「ハハ、なんてこった……こりゃ」
“ハウス・メイヘム”:「お前が流れを変えたな……お前の、」おどけたように、来栖を両手の人差し指で指す。
“ハウス・メイヘム”:「お前の……その、土壇場の。パッションがだ」
来栖直:「ククッ。そりゃどうも」
来栖直:「”時”を撒き戻すなんて。流れを変えるにはピッタリの表現でしょう?」
間久部映子:[“ジャコビニズ”の攻撃が……届いてたら。死んでいた。2人共、間違いなく……]
間久部映子:[……臆病者。“チキンプレイヤー”……]
御車涼:「ああ、確かにその通りだ」
“ジャコビニズ”:「ア、アアァーッ!!」
“ジャコビニズ”:「アタシを舐めるな、ゴミのくせに、楽しくないんだよ!!」
御車涼:「あの時の判断は何も間違ってはいなかったようだ」笑う
早芝直純:「俺と対等なんだそれくらいやってもらわなきゃ困る」
“ハウス・メイヘム”:「さあ……今」両手をダラリと下げる。
“ハウス・メイヘム”:「俺は一人だ。まったく、まさかだよ……なあ?ハハハハハ――ッ!」
“ハウス・メイヘム”:「やってみろよ!なあ!?」
来栖直:「ククっ。将来の本部エージェント様にそこまで言ってもらえるたぁ、光栄ッスね」
“ハウス・メイヘム”:もう一度《アドヴァイス》《導きの華》《要の陣形》。
GM:御車さんの手番。
御車涼:「その言葉を叶えてやる、俺からの手向けだ」
御車涼:マイナー:ボルトアクションライフル 達成値+5
御車涼:「受け取れ」 急所に狙い定める。
御車涼:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》
御車涼:11dx7+3+3-1+5
DoubleCross : (11R10+3+3-1+5[7]) → 10[1,5,6,6,7,8,9,9,10,10,10]+10[2,5,5,6,6,6,9]+10[9]+10[7]+5[5]+10 → 55

御車涼:対象はハウスメイヘムです!ボルトアクションライフルは同エン不可なのでね……ヘヘッ!
“ハウス・メイヘム”:「人間には……目的がある」
“ハウス・メイヘム”:「それを満たすために、出世や……リーダーになろうだとか、あくせく働いてる」
“ハウス・メイヘム”:「だが、人生の土壇場で気づくんだな。『あれあれ?』」
“ハウス・メイヘム”:「『……なんで俺は偉くなろうと思ったんだ?』……俺の、最初の目的」
“ハウス・メイヘム”:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 6[1,4,6,6]+1 → 7

“ハウス・メイヘム”:「お前らみたいな、ちょうど良くて、勝てそうな、そして……」
“ハウス・メイヘム”:「本気の相手と」攻撃が到達する。
御車涼:6d10+1d10+4+8 装甲,ガード有効
DoubleCross : (6D10+1D10+4+8) → 36[8,7,8,8,1,4]+7[7]+4+8 → 55

御車涼:流星が急所を撃ち貫く
“ハウス・メイヘム”:当然死にます。こいつには復活エフェクトすらもない!
御車涼:「お前の望んだ戦いだ、不満はあるまい」
“ハウス・メイヘム”:「ハハハハハハハハ――ッ!!」全身を撃ち抜かれながら笑う。
“ハウス・メイヘム”:「これで俺も、自分に、正直な、“ヴァルチャー”だ!」
“ハウス・メイヘム”:「ハハハハ……ハハッウグァァァァァ――――ッ!!!」
GM:絶叫を残して、ズタズタになる。
御車涼:「――満足して逝ったな、ならば俺が言うことは一つだ」
御車涼:「地獄に堕ちろ、悪党」
早芝直純:「ちっ、一番美味しいの取られた」
間久部映子:[……まだよ]
“ジャコビニズ”:「……」殺気と共に、再び起き上がる。
“ジャコビニズ”:"加虐の宴"は解除された。
間久部映子:[まだ、一人]

■第3ラウンド

   ジャコビニズ
    早芝 御車
     来栖
“ジャコビニズ”:セットアップはなし。
御車涼:なし!
来栖直:サーチアイ。“ジャコビニズ”
早芝直純:なし!
GM:手番は御車さん!
御車涼:侵蝕138→142 さっきの攻撃。
御車涼:ふむ、ここで攻撃してみよう。ここで殺せればいい。
御車涼:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》 使用武器は手裏剣で“ジャコビニズ”を攻撃します
御車涼:11dx7+3+3-1+2
DoubleCross : (11R10+3+3-1+2[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,6,6,7,8,9]+10[5,10,10]+10[7,7]+10[4,9]+5[5]+7 → 52

御車涼:左手で礫を投擲する、光輝く流星雨と化す……!
GM:たっ高いなー
“ジャコビニズ”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,2,8,9] → 9

御車涼:「白夜の星と流星の輝き、競ってみるのも悪くはないだろう?」
“ジャコビニズ”:「お前ッみたいッ、なのにィィ――ッ!!」
“ジャコビニズ”:「ゴミみたいに燃えろ!あたしを、笑わせろォーッ!!」
御車涼:6d10+1d10+4+2 装甲,ガード有効
DoubleCross : (6D10+1D10+4+2) → 40[4,6,10,9,4,7]+6[6]+4+2 → 52

“ジャコビニズ”:ウワッ、なんてダメージだ
“ジャコビニズ”:戦闘ヘリの装甲でも死ぬじゃん!
“ジャコビニズ”:復活エフェクトはなし!
御車涼:「流星は流星らしく燃え尽き、落ちろ」
“ジャコビニズ”:「アアアアアアア――ッ!!」
“ジャコビニズ”:陰る空を染めるほどの盲撃ちのビーム乱射!しかし……!
御車涼:「そちらの方がその名に相応しい。“ジャコビニズ”」
御車涼:侵蝕:142→146
早芝直純:「その名を名乗った時から落ちる宿命にあったって?詩人だな、ホワイトナイト」
御車涼:流星雨がそのビームを掻い潜り全てが命中する!
“ジャコビニズ”:「グァァァァ――ッ!!」心臓、脳、ジェットエンジン機関!
“ジャコビニズ”:極限まで絞られた星の瞬きが、全てを貫いている!
御車涼:「そういうことだ“ドラゴンズネスト”。あいつは少々長すぎだ」
“ジャコビニズ”:「殺、し」
“ジャコビニズ”:ド  ガ   ン  ! !
GM:空中爆発した。燃えて飛散した破片が、チカチカと地上へ落ちる。
御車涼:「空に流れる星としては、な」
GM:戦闘終了。

■Backtrack

GM:バックトラックに入ります。
GM:Eロイスは予告したとおり3つ。
【“ハウス・メイヘム”】
"悪意の伝染"
"砕け散る蒼穹"
"加虐の宴"
GM:振りたい方は振って、それからロイス分だ。
早芝直純:134-3d10
DoubleCross : (134-3D10) → 134-13[7,3,3] → 121

来栖直:いただきます。
来栖直:125-3d10
DoubleCross : (125-3D10) → 125-14[1,7,6] → 111

御車涼:146-3d10
DoubleCross : (146-3D10) → 146-20[8,6,6] → 126

来栖直:1倍。
来栖直:111-5d10
DoubleCross : (111-5D10) → 111-24[4,1,10,1,8] → 87

来栖直:5点です。
早芝直純:3倍にしましょう。戦闘人格ですので
早芝直純:いや2倍。
早芝直純:121-9d10
DoubleCross : (121-9D10) → 121-45[3,3,5,7,5,1,8,10,3] → 76

早芝直純:3点です。
御車涼:126-10d10 二倍ぶり
DoubleCross : (126-10D10) → 126-46[10,1,10,3,1,8,3,1,2,7] → 80

御車涼:3点です!
GM:いつもの4点、シナリオ点10点、Eロイス3点で基本点は17点。
来栖直:22点!
早芝直純:20点です。
御車涼:20点です!
早芝直純:来栖君Sロで+5点
来栖直:あ、そうでした
来栖直:27点です!
GM:フフ……やりよる
【経験点】
立川さん:27点
白金さん:25点
オツカレーさん:20点
(珪素):24点
GM:それではエンディング。

■Ending/01

“クラウンベースII” 中庭

GM:彼らが現れた時の晴天は、夕日に赤い縁を見せる暗雲に取って代わっていた。
GM:恐ろしい青い日差しは落ちて、平穏な夜が訪れつつある。
来栖直:「…………ハァっ」 腰を下ろし呼吸を整える。緊張の糸が切れたのだ。
間久部映子:[……来栖直]
間久部映子:[………………あの]
間久部映子:[………ねえ]
来栖直:「……オッス」
間久部映子:[………。……ん]まだ言い淀む。
間久部映子:[…………悪かったわ。バカとか言って]
来栖直:「……ククッ。そんなの気にしてたんスか」
来栖直:「天使は心優しいッスね」
間久部映子:[な、何よ!お、おおお礼言ってあげようと思ったのよ!?]
間久部映子:[そんな、腹立つ!天使て!]
来栖直:「……ククク」笑みを零す。
来栖直:「ま、ちったぁ役に立てたッスかね?」
間久部映子:[……あなたがいないと勝てなかった。最後の最後に、一人、増援が来なかったら]
間久部映子:[ありがとう。“チキンプレイヤー”]
来栖直:「……ククっ」
来栖直:「……間違ってるッスよ、それ」
間久部映子:[……何よ]
間久部映子:[臆病者だから“チキンプレイヤー”って聞いたわよ]
来栖直:「……俺のコードネーム。」
来栖直:「臆病な心を殺す、”チキンスレイヤー”(勇敢なる者)。それが俺のコードネームッス。今はまだ”臆病者”のまんまッスけど」
来栖直:「アンタが本部エージェントになった時にでも、直しておいてほしいッスね」
間久部映子:[……カッコつけちゃって]
間久部映子:[本当に男の子って、バカな奴ばっかり]
早芝直純:「言われているぞ。ホワイトナイト。あんたも災難だな」
御車涼:「事実だからな、否定はしないさ」 笑う
御車涼:「俺は“ドラゴンズネスト”きみもその一人だと思ってるがね」
早芝直純:「俺が?まさか?」
早芝直純:「俺の行動は全て意味も勝算もある。バカとは真逆だ。なぁ?」
早芝直純:いつもと変わらぬ態度で通信機に向かって言う。
御車涼:「フ、成る程な。天使と竜では世界が違うようだ」
来栖直:「そうッスね。それじゃ」
御車涼:「ああ、行き給え。きみを待つ人の所へ」
来栖直:「俺も、意味も賞賛も無く待ち続けてるヤツを迎えに行ってくるッス」
来栖直:と、後輩ちゃんを迎えに行きたいです。
御車涼:「意味なら……あると思うね。きみがそうして帰る場所、重要だよそれは」と来栖くんの背中に呟く
間久部映子:[……はぁ、まったく]
間久部映子:[言っとくけどね。ドラゴンズネスト]来栖が立ち去った後で呟く。
早芝直純:「ん?」
間久部映子:[あんたが一番バカよ]

■Ending/02

某市 高等学校

GM:授業終了のチャイムが鳴る。空は今日も晴天。
GM:まるであの日の出来事が嘘のように、彼らは日常へと帰還していた。
GM:“ヴァルチャー”の目論見は阻止されたのだろうか?
GM:それとも、また他の誰かが“コード・ヴァルチャー”を狙い、動き出す日が来るのだろうか?
GM:それは、下位エージェントの“チキンプレイヤー”には知る由もないことだ。
GM:ただ今は、ひとつの日常だけを。
来栖直:「ふぁ~っ」 大きく欠伸をして歩いています。
女子生徒:「ねぇーっ、来栖くーん♪」
女子生徒:「放課後、カラオケ行かないー?」
来栖直:「ん?おおっ?」
来栖直:「行くッスか?行っちゃうッスか?カラオケだけで良いッスか?もっと遥か遠い星の果てまで逃避行でも良いッスよ?」
女子生徒:「きゃー!もーっ、来栖くんったらぁーっ」
GM:そんな会話をしていると。
GM:なんだか、後ろから服が引っ張られてる感触があります。
来栖直:「ん?」
来栖直:引っ張られる。
加津知咲:「先輩」小さな少女が、来栖の身長の影に完全に隠れている。
加津知咲:「何やってるんですか。鼻の下伸ばして」
来栖直:「ゲ。 ち、違うッス。決して鼻の下を伸ばしていたつもりは……」
来栖直:あの事件以来。気づかぬくらいの僅かだが、加津さんに対する態度は軟化している。
加津知咲:「もう!」ピョン
加津知咲:「まじめにやってくださいよ!今日は訓練の日だったでしょう!」
来栖直:「あー、もう、分かった分かったッス。行く。訓練行くッスから」
来栖直:頭を押さえつけながら言う。
女子生徒:「ええー?訓練ってなぁに~っ?」髪をくるくる巻きながら聞く。
女子生徒:「もしかして来栖くん。格闘技とかやってるの?超かっこいいーっ」
加津知咲:「そんなんじゃありませんから!」ぐ、ぐ
来栖直:「ま、一流の男になるための修行みたいなもんッス。 悪ぃ、カラオケはまた今度、ッス」
女子生徒:「ざんねーん!またね」
加津知咲:「むー」
加津知咲:不機嫌そうに来栖の手を引いて歩いて行く。
来栖直:「ちょ、とと、何スか」 引っ張られる
加津知咲:「なんで、先輩は、誰にでも、ああなんですか!」
来栖直:「それは勿論、かわいい女性に声をかけるのは男の責務……って、何か前も言った気がするッスね」
加津知咲:「私は!」ピョン
加津知咲:「かわいい女の子じゃないってことですかっ!」
来栖直:「……カッ」
来栖直:「ガキは対象外ッス。 もうちっと大人の色香を身につけろって、ね」
加津知咲:「……」跳ねるのをやめる。
加津知咲:「……前も、そんなこと言われた気がします」
来栖直:「カカッ。そうッスね」
来栖直:「そうッスね。オマエは」
来栖直:「俺の対象外かもしれないッスけど」
来栖直:「オマエは、俺のオペレーターッスからね」
来栖直:「あー……」
来栖直:「……俺はいろんなものから逃げちまうけど。目逸らしちゃいけないものを、見ようともしねぇけど」
来栖直:「オマエは、何でも真っ直ぐ見るし。見なくていいものまで見ようとしてる。そんなオマエには」
来栖直:「……結構、助けられてるッスよ」
加津知咲:「じゃあ……見てください」背伸びをする。
加津知咲:「大人の色香があれば、いいんですよね」正面から顔を近づける。
来栖直:「……」言われて見る。
加津知咲:「先輩に、勇気があるなら――」
加津知咲:両頬に指を添える。大きな目がじっと見つめる。
来栖直:「……」ぷにゅ
加津知咲:「……う」
来栖直:人差し指で、鼻を押す。
加津知咲:「ううーっ」ぐ、ぐ
来栖直:「……は、ハハっ。俺は”臆病者”ッスから」
来栖直:「100%の確率で未来を見通せるようなエースちゃんに手を出すなんてとてもとても」
加津知咲:「も、もーっ!!」
加津知咲:「先輩のばーか!チキン!臆病者!」
加津知咲:ピョンピョン!
加津知咲:いつもより大きく跳ねている。
来栖直:「そういえば、本当に当たってたッスよ!」
来栖直:「あいつらをボッコボコにして、完全勝利して!学校でもモテモテで!」
加津知咲:「も、モテモテなんて」
加津知咲:「言わなきゃよかったです!」
来栖直:「その後は……何だったッスかね。覚えてないッスけど。 多分当たるんスかね」 等と言いながら、跳ねてくる加津さんを避ける。
加津知咲:ピョン!
加津知咲:「ううーっ!」
加津知咲:「先輩!先輩ーっ!」
来栖直:「クカカっ」
GM:そのまま加津さんに追い回されていくことでしょう。
GM:――多くの命が消えた。失ったものは多く、すぐには取り戻せないかもしれない。
GM:けれど、その中で抗った一人の臆病者がいた。それは誰も気に留めない記録かもしれないが。
GM:彼らは少しずつ、日常を取り戻していく。

■Ending/03

都内 焼き肉チェーン店

GM:鉄板からは心地よく弾ける音が響き、香ばしい煙が漂う。
GM:駅前の焼肉屋。その個室テーブルを囲む3人がいた。
間久部映子:「……」腕組みをしている。不機嫌だ。
御車涼:「おや、どうかしたのかい。天使様?」
間久部映子:「なんであたしが……」
間久部映子:「焼き肉おごることになってんのよ!」
早芝直純:「自分で言ったんだぞ」
間久部映子:「言わない!そんなの言った覚え、ないわ!絶対!」
間久部映子:「あんた達みたいな木っ端エージェントと……お金も少ないのに!」
御車涼:「さて、きみのキャリアアップのために頑張った俺達を少しくらいは労ってくれてもいいと思うんだがね」
早芝直純:「骨付きカルビと特上タン、ギアラ、センマイ、ユッケジャンクッパ追加な」
間久部映子:「あ、あーっ!あーっ!」
間久部映子:「もう頼んでる!高いのばっかり!」
間久部映子:身を乗り出して叫ぶ。
御車涼:「俺はこの特上のセットを頼むよ」
早芝直純:「なんだよ。こういう所で贅沢しないでいつするんだ?」
早芝直純:「外食で食べたいもの我慢してグレード落とすのは虚しいだろ」
御車涼:「それには一理あるね、あの時頼めばよかったと後悔するのは建設的じゃない」
間久部映子:「ほ、ほんとはあたしの方が奢ってもらいたいくらいなんだからねっ!」
間久部映子:「心臓に悪いことばっかりするから!あなた達!」指差しながら怒鳴る。
御車涼:「きみを困らせたくてやったわけじゃないがね。実際、あの時あの行動は最善だったと思うよ」
早芝直純:「心臓に悪い事?俺は最初の戦闘機で強行突入が一番無茶があったと思う」
間久部映子:「本当に……間近で顔見ても、憎たらしいやつ!最悪!」
間久部映子:愚痴りながら水に口をつける。
御車涼:「あの後、突入部隊が増援に来なかったのは奴らの能力のせいだしな」
早芝直純:「まあ、でも綱渡りの連続だったよな」
間久部映子:「……ほんとに」
間久部映子:「どうなることかと思ったんだから」
早芝直純:「怒鳴る気持ちはわかる。そこはすまなかったな」
間久部映子:「う」
御車涼:「ああ、ギリギリだったよ。来栖くんが切り札-ジョーカー-でなければ死んでいたかもしれないな」
間久部映子:「い……いいわよ。許してあげるわよ。ふん!」目をそらして、また水を飲む。
早芝直純:「帰れてなかったかもな。そうしたら誰かの出世もおじゃんだ」
間久部映子:「あ、あたしという優秀なエリートの力あってこその生還でもあるんだからね!」
間久部映子:「そこも忘れないでよね!」
早芝直純:「よし。許してくれた。さすが、天使」
御車涼:「フ……今の俺達がこうしているのも彼が生み出した時間というわけだ」
間久部映子:「天使!」
間久部映子:「やめてよ、それ!」
御車涼:「ああ、勿論だ。大変感謝しているよ、天使様」
間久部映子:「天使て!」
御車涼:「きみが言い出したことだろう?」
GM:そこで、通信ではわからなかった事実がわかるだろう。
間久部映子:恥ずかしさと嬉しさがないまぜになったような、満面の笑顔だ。
御車涼:「フ……成る程、見方が変わるとこうも世界が変わるものか」
早芝直純:「まんざらでもないくせに」
早芝直純:その笑顔を見て、しばらく言い続けるかと内心ほくそ笑む。
早芝直純:こちらも水を飲みながらある疑問を口にする。
早芝直純:「ああ、で、ところで、コードヴァルチャーって結局どうなった?」
御車涼:「それは俺も気になっていたところだ、有耶無耶の内に終わった……というところか?」
店員:「骨付きカルビお待たせしゃしたー」
間久部映子:「……あ、どうも、ここ置いてください。……そう、“コード・ヴァルチャー”」
間久部映子:声のトーンを落とす。「結局、見つかってないわ」
早芝直純:肉を網に並べながら耳を傾ける。
御車涼:「……やはりな」
間久部映子:「……まだこの件だけは、サスペンドのまま」背もたれによりかかる。
早芝直純:「あれだけ、大騒ぎして?何もないなんてあるのか?」
間久部映子:「まだどこかにある。……“ヴァルチャー”が先代まで形を保ってたってことは、そういうことになるでしょう?」
間久部映子:「そいつを、FHやUGNの……どこかが手に入れるのか」
間久部映子:「それとも、その前に“ヴァルチャー”の奴らが自然消滅するのか」
間久部映子:「まだまだ、あなたの手柄の種は尽きないわね。早芝くん」笑う。
早芝直純:「確かに俺にとっては幸運と言えるかな」笑みで返そう。任務中とはうって変わって柔らかい。
早芝直純:「だから、お前もしばらく俺と組めよ。出世させてやるぜ」
御車涼:「キミはどうする。“コード・ヴァルチャー”に関わる気はあるのか?」
間久部映子:「……ふふん、バッカじゃないの」
間久部映子:「機会があればね。また」
間久部映子:「……また、お願いするわよ。本部に、出世するためにね」
御車涼:「フ、天使も竜も中々の曲者だな」 笑う
間久部映子:「っ、だから!」
間久部映子:「天使じゃないって!」
御車涼:「ああ、その時はまたよろしく頼む。きみのサポートで随分と助けられた」
早芝直純:「じゃあ、女神か?確かに勝利の天使って言葉はないけど勝利の女神ってのはあるよな」
御車涼:「悪くないな」
早芝直純:「そっちのが良いなら、それでもいいが」
間久部映子:「2人とも、あたしをバカにして!」
間久部映子:「ひどいわ!」
早芝直純:「まあまあ、機嫌直せよ。ほら、焼けたぜ」
御車涼:「ああ、ちょうどいい具合だ」と間久部さんの皿に載せていく
間久部映子:「……おいしい」

『天の祭禍、墜ちる』 おわり