焼け落ちるクワージフィッション
焼け落ちるクワージフィッション
【Preplay】
鮭:ごんばんち
それじゃない方のヒロ:こんばんはー
GM:よろしくお願いします。
それじゃない方のヒロ:初めてなので不手際あるかもしれませんが、よろしくお願いします
モヤイ:おねがいしまーす!
GM:あ、鮭さんのキャラクターコマですが
鮭:よろしくお願いします~
GM:今、行動値が0になっていますね。
GM:これは、わざわざコマを編集せずとも
鮭:oh
GM:後ろのイニシアチブ表を操作すれば、正しい値にする事ができます。
GM:イニシアチブの「0」の欄をクリックしてみてください。
鮭:おっし
GM:13は移動力ですねw
GM:神さんのキャラクターは、感覚2×2+
GM:精神4なので、行動値は「8」となります。移動力は行動値+5mなので、
GM:戦闘中には基本的に13m動くことができるというわけです。
鮭:ふむー
GM:せっかくなので、練習も兼ねて、名前もフルネームにしてみましょう。「神」→「神竜太」みたいに。
鮭:おーけーおけー
GM:行動値は修正できましたか?
鮭:大丈夫っす
どどんとふ:「」がログインしました。
GM:えっと、さっき書いたように、「13」は戦闘移動の距離なんですね(行動値依存ですが、行動値とは別です)
白夢:氷泉白夢です、こんばんわですー
鮭:ああ、観る値を間違えてました。申し訳ない
モヤイ:フフフ…どどんとふも最初は分かり辛いもの…
GM:では、セッションを早速はじめたいと思います。
GM:PC1の茅ヶ崎珠姫ちゃんから、
GM:キャラクター設定や性能などのご紹介をしていただきましょう。よろしくどうぞ。
茅ヶ崎 珠姫:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYrIfaBAw (PC1:氷泉白夢)
茅ヶ崎 珠姫:茅ヶ崎 珠姫、9歳、シンドロームはノイマンとモルフェウスです
茅ヶ崎 珠姫:まだ幼いながらも死んだ両親の遺した何でも屋・ジーニアスを一人で受け継ぎました
GM:9歳でもノイマンならあんしんですね
茅ヶ崎 珠姫:はい!w
茅ヶ崎 珠姫:性格コンセプトはひねくれたクソガキなので注意してくださいw
GM:存分にクソガキしていただく前提のシナリオです。頑張って!
茅ヶ崎 珠姫:やったぜ!
茅ヶ崎 珠姫:えー、戦闘性能としてはモルフェウスで銃を作ってノイマンの力で撃つ、という感じですかね
茅ヶ崎 珠姫:大体こんな感じでしょうか?ほかに何か言ったほうがいいことありますかね?
GM:いいえ、十分です!ありがとうございます。
GM:このような感じで、簡単に紹介していただく感じの形になります。
久留米宮古丞:イエーフー!
GM:次はPC2の、丹斑咲介さんにお願いしましょう。
丹斑咲介:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY5O_mBAw (PC2:ヒロ)
丹斑咲介:えーと、丹斑咲介、25歳。シンドロームはモルフェウスとブラム=ストーカー。
丹斑咲介:コーヒーと煙草を愛する不良刑事だ。
丹斑咲介:毎日ダラダラ過ごしたいんだから、面倒ごとは起きないでくれよ……
GM:なんてヤロウだ、刑事の風上にもおけねえぜ!
丹斑咲介:なんで刑事になったのか自分でもよくわからない!
丹斑咲介:まあ、困ってる人間は放っておけないんだけどな……
丹斑咲介:という感じで、戦闘性能は「銃で撃って殺す!」以上。
GM:丹斑さん、なかなかガチ組みの世界に踏み込んだ性能で非常によろしいですね
GM:能力値に1点も振らない
【肉体】【感覚】等の能力値の上昇には、1上昇につき10点という、かなりの経験点が必要となります。
フルスクラッチ作成の場合、コンストラクションにおける「能力フリーポイント3点」の30点ぶんを、
エフェクトLVの上昇等に回す事で、初期作成でも効率のよいダイス・攻撃力の確保が可能とされます。
もちろん、素の能力値が弱い分侵蝕効率は悪くなります。強くなるとは限りません。
丹斑咲介:肉体低いから血が足りなくなりそうでどきどき。
効果の中に「HPを失う」または「HPを消費する」と記述されたエフェクトがあります。
ブラム=ストーカー等にこのデメリットは顕著で、特に「HPを消費する」と書かれている場合は、
HPが0以下になる状況ではそのエフェクトの使用自体ができません。
「HPを失う」記述ならば「死にながら撃つ」事も可能ですが、これも危険を伴います。
GM:そこがブラム=ストーカーの問題点ですね……!では、次に参りましょうか。
GM:PC3の神竜太さん。よろしくおねがいします。
神 竜太:http://charasheet.vampire-blood.net/93007 (PC3:鮭)
神 竜太:神 竜太.
神 竜太:年齢25歳、シンドロームはサラマンダーとノイマン
神 竜太:地元消防隊に務めて3年目の消防隊員。
神 竜太:厳密には特別救助隊所属なのでレンジャー技能も備わっている。
神 竜太:性格は冷静であり熱血漢でもあるよくわからない感じ
GM:上手いこと落差を表現していただきたいですね……!
神 竜太:戦闘スタイルは「二本の警棒(トンファー)でブン殴る」
相当品ルールで、ルルブ1記載の「伸縮性警棒」を「トンファー」として扱っています。
相当品はよほど無茶な設定でなければ問題ないので、キャラに合わせた工夫を楽しんでみましょう。
神 竜太:余談だけど元ネタは某勇者ロボなんでうまくそこら辺ネタを絡めていきたい野望があったりなかったり
神 竜太:こんな感じですかね~?
GM:ありがとうございました。同級生達を上手く取りまとめていただきたい……!
神 竜太:うまく・・・まとめればいいな(遠い目)
GM:では、最後の25歳。PC4の久留米宮古丞さんどうぞ。
久留米宮古丞:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYm8TqBAw (PC4:モヤイ)
久留米宮古丞:ハイサーイ
久留米宮古丞:くるめ・みやこのじょう デス
久留米宮古丞:今回の参加PCではただ一人のUGN関係者です。
久留米宮古丞:頼りにならない先輩ロールを心がけて行きたいと思います。
GM:新たなる先輩アーツの使い手だと……
GM:(負けられない)
久留米宮古丞:能力は支援型!こいつ1人ではクソの役にも立たないぞ!
久留米宮古丞:しかし態度は無駄に偉そうだぞ!
久留米宮古丞:がんばります!以上です。
GM:いいですね!今回のシナリオ、そんな感じのロールでやっていただけると想定に近いです。
久留米宮古丞:予測されていた…のか…!
GM:では、さっそく始めましょうか。
GM:ハンドアウトの事件を起こす前に、普段PCの暮らしている生活ロールをやっていただくことにします。個別OPですね。
GM:というわけで、まずは珠姫ちゃんから。
GM:ジーニアスの事務所からのスタートとなります。よろしいですか?
茅ヶ崎 珠姫:了解しました!
GM:事務所はどんな感じでしょうか?イカしたモダン風なのか、マッポー感溢れる感じなのか
茅ヶ崎 珠姫:モダン風ですかねー
GM:おお。結構稼いでるんですね……!でははじめましょう。
【Opening/01】
GM:----
GM:何でも屋『ジーニアス』
GM:----
GM:市内で発生する様々なトラブルを引き受ける、知る人ぞ知る『何でも屋』。
GM:だが、KS市内に構えられたこの事務所に、所長は存在しない事を知る者は少ない。
GM:黒檀製の机。やや薄暗く、しかし客に不信を抱かせるほどでもない柔らかな間接照明。
GM:この部屋の主は……誰もが想像し得ないだろう。9歳の少女――茅ヶ崎珠姫なのだ。
■登場侵蝕率ダイスについて
1.どどんとふには、ダイスロール機能があらかじめ備わっています。
2.ダイスを振る際には「1d6」のように、「個数・d・●面ダイス」の記述のみで発言を送信。
3.侵蝕率は「1個」の「10面ダイス」で振るため、「1d10」となります。
4.さらに、現在の侵蝕率を「1d10+32」のようにして末尾にプラスすると、上昇後の侵蝕率も自動で計算され便利です。
5.上昇した侵蝕率は、忘れずに後ろのイニシアチブ表を操作して反映させましょう。こまめな記録と侵蝕率管理が肝心です。
GM:----
GM:では、登場をおねがいします。
茅ヶ崎 珠姫:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 2[2]+32 → 34
GM:珠姫ちゃんは今、事務所で何をしていますか?
茅ヶ崎 珠姫:椅子に座ってますかね、ちなみに所長机にはあまり座りません、所長机の隣の小さな机と椅子が彼女の物です
GM:では、インターホンも鳴らずに扉が開きます。
城樫翠:「よーっす、今帰ったよー」
GM:城樫翠!まるで自宅のような顔をしているが
GM:当然ここは彼女の家ではない!
茅ヶ崎 珠姫:「お帰りください☆」
城樫翠:「いいじゃん、うちCS引いてないんだよね……。あ、発泡酒飲む?」
GM:ウェーブのかかった金髪に、視線を隠す大きなサングラス。
GM:ゴテゴテとした装飾は、まさに裏社会の人間だ。情報屋――城樫翠。
城樫翠:「くあーっ、うめー!」我が物顔でソファに身を沈め、発泡酒を飲む!
茅ヶ崎 珠姫:「いらない、苦いし……何わざわざテレビ見るために発泡酒持ってこんなところに来るの?脳みそお酒で発酵してるんじゃないの?」
城樫翠:「いいじゃんかよ~。タマキにはいつも仕事持ってきてるでしょ?」柿ピーを食べながらディスカバリー・チャンネルを見ている。
城樫翠:「この事務所エアコンもきいてるし、タマキ一人で使うのは勿体ないよね」
茅ヶ崎 珠姫:「勿体ないかどうかとか城樫に決められたくないし、仕事持ってきてほしいと頼んだ覚えもないし、柿ピー勝手に食うな」
城樫翠:「えっへっへ、強がっちゃって~。タマキの年頃じゃあ、一人じゃ寂しいんじゃないの?」
城樫翠:「たまにはアタシをお母さんって呼んでもいいんだぜー?」
茅ヶ崎 珠姫:「冗談でもやめて、あたしのお母さんはお母さんだけだよ……ていうか本当にディスカバリー・チャンネル見るためだけに来たの?」
城樫翠:「うん」もぐもぐと食べながら。
茅ヶ崎 珠姫:「チッ」
城樫翠:「……例の事件は、進捗は殆ど無いからね」テレビの方を見たまま呟く。
茅ヶ崎 珠姫:「……」
城樫翠:「手がかりは『FH』の二文字。組織のことだっていうけど……」
城樫翠:「アタシの情報力じゃあ、まだ、分かんないね」
茅ヶ崎 珠姫:「いいよ、もともと期待してないし」
茅ヶ崎 珠姫:「……FH、か…」
城樫翠:「……。そろそろさ、諦めてもいいんじゃないかな」ソファに寝転がりながら。
城樫翠:「他のガキみたいに、学校行ったりしてもいいでしょ……。その頭なら、すぐ大学だよ」持ってきた文庫本を開いて読む。
茅ヶ崎 珠姫:「……発酵が通り過ぎて脳みそ腐ったみたいだね、冗談じゃないよ」
城樫翠:「……」
茅ヶ崎 珠姫:「……大学なんて行ってどうするのさ、それに、諦めるなんていうのは……覚悟のない奴の考えだよ」
城樫翠:「……。ま、いいさ。勝手にすれば……」
城樫翠:「アタシだって、いつまでも面倒見る気は……ないし。眠……」
城樫翠:「毛布とかない?」
茅ヶ崎 珠姫:「帰って寝なよ、全く」そういいつつ奥の部屋を指さす
城樫翠:「ん。ありがと」「…………」
GM:眠ってしまったようだ。テレビもつけっぱなしだ。
茅ヶ崎 珠姫:「……チッ」テレビ消して
茅ヶ崎 珠姫:「脳みそ酒になって死んでしまえ」毛布かけて座りなおす
GM:優しい……!
GM:では、他にロールがなければ、ここでシーンを終了します。よろしいでしょうか。
茅ヶ崎 珠姫:大丈夫です!
GM:----
GM:では、順番通りにPC2、丹斑さん。
GM:喫茶店でサボっている状況からはじめましょう。よろしいでしょうか。
丹斑咲介:らじゃー
丹斑咲介:OKでーす
【Opening/02】
GM:----
GM:喫茶店『スターダストバスターバックス』
GM:----
GM:商店街の片隅にあるこの喫茶店は、丹斑の憩いの地だ。
GM:コーヒーはそこそこ安いし、クッキーがうまい。
GM:そして馴染みのウェイトレスもいる……丹斑への印象は良くはないようだが。
GM:登場侵蝕率上昇をお願いします。
丹斑咲介:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 10[10]+32 → 42
ウェイトレス:「……」冷たい目で丹斑を見て。
ウェイトレス:「こだわりブレンドコーヒーと、チョコチップクッキーのセットになります。ご注文、以上でしょうか」
丹斑咲介:「ん、どーも…… あと、笑顔もくれると嬉しいんだけどな?」
ウェイトレス:「丹斑さんが売上にもう少し貢献して、勤務時間外に来ていただけるなら、そうしますけど」
GM:店内には他に客はいない。丹斑がサボっている時間帯はだいたいこのような状態だ。
丹斑咲介:「うっへ、次から気をつけるよ」大げさに肩をすくめる。
ウェイトレス:「前もそう言ってました」灰皿を回収しつつ。
ウェイトレス:「昼から吸い過ぎですよ。早死にしますね、丹斑さん」
丹斑咲介:「それはそれでいいじゃない、松田優作みたいでさ」
丹斑咲介:「それとも、長生きして欲しい? 俺みたいな奴に」
ウェイトレス:「どっちかというと、死んでほしいですね」とはいえ、雑談は続けている。ウェイトレスも暇を持て余しているのだ。
ウェイトレス:「丹斑さん、二日前の倉庫全焼事件とか、担当してます?」
ウェイトレス:「警察は何やってんだって噂になってますよ、もう」
丹斑咲介:「ずいぶん騒ぎになったしね、あれ…… 全力で捜査してるさ、俺以外は」コーヒーをすすって
丹斑咲介:「アチッ」
ウェイトレス:「最低……」
GM:二日前の倉庫全焼は、警察でも放火の疑いはかかっていた。
GM:だが……事件現場を捜査した限りでは、
GM:……ここから先を丹斑さんが覚えているかどうかは、判定で確かめてみましょう。
GM:〈情報:警察〉の技能を使った判定システムを説明します。
丹斑咲介:捜査情報を忘れてるかもしれない刑事!
■判定システムについて
1.判定の際の出目(達成値)の出し方は、登場侵蝕率ダイスや、ダメージダイスなどとは異なる方法が使われます。
2.GMが必要だと判断した場合、GMの選んだ〈技能〉による判定が求められる事があり、その成否で成果が得られたかどうかが分かります。
3.〈技能〉は状況に則したものが選出されます。
大岩を破壊する…〈白兵〉
相手に見つからないよう移動する…〈知識〉
レネゲイド衝動に抗う…〈意志〉
工学の文献を調査する…〈情報:学問〉〈知識:工学〉など
4.指定された〈技能〉が属する【能力値】で、振れるダイスの数は決定します。〈白兵〉ならば【肉体】、〈情報:警察〉なら【社会】です。
5.また、最初に説明した通り、ダイスを振る方法もやや異なります。1個振る場合は「1d10」ではなく「1dx」で判定を行います。
6.「1dx10」と書くこともあります。このときの「10」は、「10面ダイス」ではなく「クリティカル値:10」の意味であることに注意しましょう。
7.クリティカル値以上が出れば「クリティカル」。クリティカルが出る度、クリティカル値を超えた分のダイスは振り直しできます。
8.クリティカル回数×10+「最後に出た最も高い目」に「選んだ〈技能〉の技能値を足した」ものが、判定の達成値です。
9.説明は複雑ですが、どどんとふでは「●dx●+●」を記入すれば、これらの処理は自動的に行われます。
GM:----
GM:では、振ってみましょう。難易度はそう難しくない判定として、「難易度5」とします。
丹斑咲介:<情報:警察>は持っていないので、能力値分のダイスですね
丹斑咲介:それでは、とうっ
丹斑咲介:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7
GM:成功しましたね。「5以上」を出したので、捜査情報を思い出すことができました。
▼郊外倉庫全焼事件
・KS市の外れに存在する倉庫が、前触れもなく炎上した、不審な事件。
・当時倉庫周囲に人気はなく、放火の痕跡もないことから、何らかの事故であるとされているが、
・倉庫を所有する業者はこの季節倉庫を使用しておらず、発火要因となる貨物は当時置かれていなかったとされているため、
・警察の捜査力をもってしても、未だ原因不明である。
・また、同じく発火原因の判然としない、6日前の民家全焼事件との関連も疑われており、
・消防署では火災に対する警戒の呼びかけを強めている。
GM:以上です。
丹斑咲介:GM、質問です
丹斑咲介:民家全焼事件での人的被害はありますか?
GM:倉庫全焼では1人もいませんでしたが、民家の方では、あります。
GM:夫婦と、同居していたその親1人が死亡。逃げる余裕も無いほど急速に燃え広がったと見られています。
丹斑咲介:なるほど、では丹斑くんはそっち関連で気にしていることにしましょう。
丹斑咲介:「(どうにも、いやな感じがするんだよな…… ただの事故ならまだいいが)」
ウェイトレス:「どうしたんですか。そんなにコーヒー熱かったですか」
GM:灰皿などは、いつの間にか新しいものに取り替えられている。客が少ない分仕事が速い。
丹斑咲介:「いやいや、ウェイトレスさんの視線が痛くってね。ちょっと他所でサボることにするよ」
丹斑咲介:クッキーを適当に包んで、ポケットから小銭を取り出す。
ウェイトレス:「ま、いいですけど」
丹斑咲介:「はいよ、お会計」いつも同じものを頼むからピッタリの小銭を用意してあるのだ!
ウェイトレス:「ありがとうございました。またのお越しを……」
ウェイトレス:「……」
ウェイトレス:「……まあ、お待ちしております」
丹斑咲介:ひらひらっと手を振って店を出ます。
GM:外には、変わらず静かな街の日常が広がっている。
GM:だが、最初に火災の起こった民家……
GM:あの家は、この大通りを曲がってすぐの所だったはずだ。
丹斑咲介:それでは、その現場に向かいます。
GM:では、独自調査に向かうことを決めた辺りで、シーン終了としましょうか。
丹斑咲介:了解ですー
GM:----
【Opening/03】
GM:次は、PC3の神さんのオープニングとしましょう。
神 竜太:了解っす(茶番に乗れなかった人)
GM:時系列をやや遡って、倉庫全焼事件の現場に当たっているという想定としますが、
GM:もちろん、他に提案がございましたら、別のシチュエーションでも構いません。どうしますか?
神 竜太:いや、それで大丈夫ですよ。ロングコートの男との関連も簡単そうですし
GM:----
GM:郊外 倉庫
GM:----
GM:防火服越しでも伝わりそうな程の熱気。
GM:真昼のように空を照らす炎が、暗闇に灯っている。
GM:通報はわずか7分前……だが、この分だと既に鉄骨まで溶解しているようだ。火の回りが速い。
神 竜太:GM、質問です。
神 竜太:倉庫の周辺に建物とかはありますか?
GM:倉庫がいくつか並んでいるため、別の貸し倉庫などが存在しています。対処と風向き次第では延焼の可能性はあるでしょう。
神 竜太:了解です。
GM:では、登場侵蝕率ダイスを振っていただきましょう。
神 竜太:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 1[1]+33 → 34
神 竜太:「火の勢いが早い!風向きが東のうちに急いで消火するんだ!」
龍田激:「のんびりしてらんないぞ。この勢いだと」
GM:同僚の龍田激。彼も消防士だ。
神 竜太:「幸いにもここは無人の倉庫らしい。各員は消火に全力を尽くせ!」
龍田激:「この勢いだと、裏にももう回っている。機械注水で間に合うとは思うが、俺達で行くか?」
神 竜太:「いや、もうじき救援のポンプ車が来る。」
神 竜太:「俺達に出来るのは救援が来るまでの間、火をこれ以上広がらせないことだ」
神 竜太:その後、救援が到着。先行した神達の活躍もあってか火災は燃え広がらずに鎮火された。
GM:----
龍田激:「妙だな」消火の済んだ現場を歩きながら。
龍田激:「やっぱり放火って感じじゃあない」
神 竜太:「たしかに。この間の民家の火災事故といいどうにも妙だ」
龍田激:「発生の瞬間は見てないから何とも言えんが」カロリー補給用の飲料を口にしつつ。
神 竜太:「火災調査の結果を待ってみなきゃはっきりとはいえないが…、自然に起きたとは思えない」
龍田激:「外壁全部が、同時に燃える必要があるか?……燃え方が均一過ぎる」
神 竜太:GM、質問です。
神 竜太:民家のほうの火災の出火元は判明していますか?
GM:こちらも判明していません。しかし、警察の調査でも『放火』の可能性は無し。
神 竜太:了解です
神 竜太:「4日前に起きた民家の火元も判明していない。」
神 竜太:「もしかすると…」
龍田激:「もしかすると、何だ?フリーメーソンかどこかの新兵器か?」
神 竜太:「あー、いやなんでもない」
龍田激:「警察が放火じゃないって言ってるなら、そうなんだろうな」
神 竜太:普通の人間である龍田を巻き込むわけには行かない。
龍田激:「……まあ」飲料の袋を握りつぶし、ポケットにねじ込む。 「案件が起こる度に対処していくしかないさ」
神 竜太:「そうだな」
神 竜太:ふと、上を見上げる。特別な意味があったわけではない。
龍田激:「そろそろ、他の連中に任せて戻るか。寒いよな」
神 竜太:「ああ、そうしようか。」
GM:では、ここでオープニングを終了しましょう。
GM:----
神 竜太:了解です。
【Opening/04】
GM:最後は久留米さん。
久留米宮古丞:イエース
久留米宮古丞:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 3[3]+33 → 36
GM:本来の支部長から任務を受領するシーンとします。
GM:支部長の設定・名前などの指定はありますか?
久留米宮古丞:はいさい
久留米宮古丞:特に無いです!
GM:----
GM:某市 UGN支部
GM:----
GM:郊外の廃屋……に偽装した入口から繋がる、小綺麗なオフィス。
GM:“カルバンクル”久留米宮古丞は、新たな任務を受領するべく、支部長室に呼び出されている。
久留米宮古丞:「久留米宮古丞。参じました」
久留米宮古丞:ピシっと分けられた黒髪、片目にモノクル。
久留米宮古丞:手には黒い楽器ケースのような物を提げた黒髪の若い女だ。
支部長:「来ましたか。“カルバンクル”」冷たい雰囲気の、15歳ほどの少年。
支部長:「“サバス”というFHセルについて、まずは通達しておきます」
支部長:「念の為ですが、任務外で“サバス”について聞き及んだことなどは?」
久留米宮古丞:「”サバス”……」
久留米宮古丞:「いえ、記憶にありませんが」
支部長:「“サバス”はオーヴァード人材を『スカウト』する役割を担っていたセルです」書類から目を外さずに。
支部長:「彼らが見出した人材は、それが任意のものであったかどうかに関わらず、教育・訓練を経て――他のセルに回されます」
支部長:「UGNは残念ながら彼らの対応について後手に回り……かなりの数の人材がFHに流出しています」
久留米宮古丞:「担っていた…というのは」
支部長:「……流出してい『ました』、と言ったほうが正しいでしょうか」
支部長:「ご推察の通り、彼らは本拠の市を既に離れました。散った人材の再捕捉にはかなりの時間と労力を要するでしょう」
久留米宮古丞:「なるほど……」
支部長:「今回“カルバンクル”にお願いしたいのは、彼らの活動痕跡の事後調査となります」
久留米宮古丞:「事後調査…了解しました」
支部長:「拠点の市は『KS市』。“カルバンクル”ならば土地勘もあり、動きやすいと判断されたようです」
久留米宮古丞:「……確かに、まあ、知っている土地ではあります」
支部長:「とは言いましても、」書類を久留米の方に見せるように、指で持ち上げる。
支部長:「こちらの任務は、上からの通達ですので。ご希望に関わらず、赴いていただくことになりますね」
久留米宮古丞:書類に目を通す
久留米宮古丞:「はっ!無論です。支部長のお達しとあらば」
久留米宮古丞:「この久留米、粉骨砕身の気概で取り組ませていただきます!」
支部長:「良い答えです」
支部長:「では、早速出撃していただきます。UGNの名を落とさぬよう、おねがいしますよ」
支部長:「彼らを逃した時点で……失態ではありますがね。要項は、こちらの指令書の通りです」
久留米宮古丞:「了解しました。只今より任務、承ります」
GM:----
GM:では、意気揚々と出撃したところで、久留米さんのオープニング終了でいいでしょうか
GM:かっこいい出撃シークエンスがあるならロールしてくださってもいいんですよ
久留米宮古丞:はーい
久留米宮古丞:いや、ふっつうにのこのこバスから電車に乗り継いで現地に向かうだけです。
GM:では、バスから電車に乗り継いで……出撃です!
GM:GMがレスポンスが遅れる重大なバッドステータス状態ですが、
GM:ようやく本題の事件に進みましょう。
GM:----
■トレーラー
地方都市、KS市。かつてこの市にはFHセル“サバス”が存在し、
オーヴァードの力が跋扈する街の裏側で、暗躍を続けていた。
……だが、彼らの活動は誰にも知られる事なく、既に作戦を終えた後であるという。
既に終わった事件。にも関わらず、それと時を同じく首をもたげる無数の脅威。
街の表と裏に関わるオーヴァード達。事後処理のために訪れたエージェント。
日常の世界を混沌に引きずり込む火の粉は、等しく彼らにも振りかかる。
謎めいた脅威存在、“クワージフィッション”とは何者なのか。
白い炎が市を覆い尽くす。街を守るために、戦わなければならない。
ダブルクロス3rd『焼け落ちるクワージフィッション』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
■ハンドアウト
・PC1(茅ヶ崎)用ハンドアウト
ロイス:“コンフェティ” 推奨感情P:興味/N:恐怖
あなたは、何でも屋を営む、フリーランスのオーヴァードである。
その能力と、後見人である城樫翠のサポートもあって業務を続けているあなただが、
彼女がもたらすのは、あなたにとって有益なことばかりとは限らない。
ある日あなたは、翠のトラブルに巻き込まれ、警官にも目をつけられてしまう。
そしてそれとタイミングを同じくして出現する、凶悪な切断殺人鬼“コンフェティ”。
無差別に市民を襲う刃。そして気づいた事がある。敵は……自分と同じような力を持っている。
・PC2(丹斑)用ハンドアウト
ロイス:城樫翠 推奨感情P:感服/N:敵愾心
あなたは、KS署に所属する不良刑事であり、世に隠れたオーヴァードである。
あなたには、普段の勤務態度の不真面目さ故に、長く解決できていない案件が一つある。
KS市の裏で暗躍する非合法の情報屋、城樫翠の逮捕。
取引現場で待ち伏せを仕掛けたあなたは、すんでのところで翠を取り逃がしてしまう。
残された手がかりは、その場に捨て置かれたわずか9歳の少女一人。
ここからどうすべきか……迷う間もなく、あなた達2人を更なるトラブルが襲う。
・PC3(神)用ハンドアウト
ロイス:ロングコートの青年 推奨感情P:義務/N:猜疑心
あなたは、消防隊に勤め、街の治安維持のために力を奮うオーヴァードである。
ここ数日という短期間の内に、2連続で起こった市内の火災事故。
その両方の現場に当たったあなただが、これらの事件には何か妙な違和感がある。
尋常の放火では不可能な『事故』である事は確実なのだが……。
……そしてその日、3件目の火災事故が発生してしまった。
突入した雑居ビルの屋上に、平然と佇む青年。彼はあなたに奇怪な警告を告げる。
・PC4(久留米)用ハンドアウト
ロイス:“サバス” 推奨感情P:執着/N:脅威
あなたは、UGN日本支部よりここKS市に派遣された、調査エージェントである。
調査目標は、この市内を拠点としていたFHの人材収集セル、“サバス”。
……だが、それも既に過去形でしかない。彼らは何らかの理由でこの市を撤退し、
支援要因であるあなたが派遣されたのは、その事後調査を行うためにすぎない。
しかし、市への到着直後、あなたは予期せず、不審な火災発生の現場に遭遇する。
警察、消防隊……各方面の怠慢がFHを逃した原因であると、あなたは認識している。
GM:----
【Opening/05】
GM:それでは、PC1と、PC2のハンドアウト・オープニングに入りましょう。
GM:丹斑さんのシーンから始めるのがいいかな?
丹斑咲介:ラジャー!
丹斑咲介:あ、GM
GM:はいはいなんでしょう
丹斑咲介:購入判定を行いたいんですが、いいでしょうか?
GM:いえ、オープニングでは、まだ購入はできないものとしましょう。
丹斑咲介:了解ですー。では別の機会に。
GM:まだ事件は発生していないためです。このシーンで行なうのならば、構いません。
GM:----
GM:KS署
GM:----
GM:珍しく署内のデスクについていた丹斑に声がかかる。
上司:「丹斑。例の“情報屋”の目撃があったそうだ」上司の中田だ。
上司:「向かえ」
丹斑咲介:「情報屋…… 城樫の奴ですか。了ぉ解」
GM:……『目撃』という言い回しからして、彼女が具体的に事件を起こしたという様子でもないようだ。
GM:恐らく、警察と通じているどこかのチンピラからのタレコミ。
GM:しかし、緊急性の低い案件だからといって、丹斑が向かわないわけにもいかない……彼女はいつからか、『丹斑の担当』という成り行きになっている。
丹斑咲介:「そろそろ捕まえないと、デスクで休憩もできやしない…… で、奴さん一体どこで見つかったんです? また生ごみの中で寝てたとか?」
上司:「商店街だ。容疑は前準備した通りのやつでいい。まずは捕まえてこい」詳細な住所を告げる。
GM:城樫には窃盗、家屋侵入などの様々な微罪がある。『情報屋』としての被害は表に出にくいが、
GM:捕えれば、その捜査も容易になる――とはいえ、その部分が上手くいかないのだが。
GM:----
GM:商店街
GM:----
GM:では、ここでお2人は登場侵蝕率を上昇してもらいましょう。
丹斑咲介:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 2[2]+42 → 44
茅ヶ崎 珠姫:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 6[6]+34 → 40
城樫翠:「おっ」珠姫の横を並んで歩きながら、城樫が呟く。
城樫翠:「屋台がある。タマキ、クレープおごってくんない?」
茅ヶ崎 珠姫:「逆になんでおごってもらえると思っているのかが聞きたいんだけど」
城樫翠:「タマキお金持ってんじゃーん!奢ってくれるじゃーん!」
茅ヶ崎 珠姫:「なんの論法にもなってないんだけど!買ってあげるからその代わりに一生黙っててくれないかな!」
城樫翠:「えー、いいじゃんよ~~。500円くらいさ~~」
城樫翠:「アタシがどれだけ助けてやってると思ってんのさー、このタマキめ」
茅ヶ崎 珠姫:「500円くらいなら自分で払えばいいし、助けてもらった覚えはないし、タマキは悪口じゃないんだよ金呑み虫」
城樫翠:「ケーチー。タマキのケーチー」
茅ヶ崎 珠姫:「あーうるさいなもう……わかったからみっともない姿を公衆の面前にさらすのをやめたほうがいいよ、あたしまで馬鹿だと思われるし!」
城樫翠:「やったー!」
城樫翠:「今日はあのクソうざい警察連中もいないし、最高だね!タマキちゃん可愛いな~!よっ美少女!」
丹斑咲介:「やれやれ…… 往来でクソうるさくしてるのはお前じゃないか? 城樫翠、だな」
城樫翠:「…………」
城樫翠:「……」
城樫翠:「ヤッベ……(小声)」
丹斑咲介:にっこり。
城樫翠:精一杯身を屈めて、珠姫の後ろに隠れます。
丹斑咲介:「お前は子どもか!城樫翠!器物損壊、窃盗、えーとその他もろもろの容疑で逮捕する!」
城樫翠:「こ、コノヤロー……!!こいつばっかりは苦手なんだよな、ワーディング効かねーし」
城樫翠:「タマキ!なんかこういう時こそ、アタシのために時間稼いだりとか……だめ!?」
茅ヶ崎 珠姫:「(人を盾にしたやつの言うこと……?)」
茅ヶ崎 珠姫:「……お、おじさん……その……あ、あたし、何か悪いことしましたか……?(ぐすっ……)」
丹斑咲介:「うっ……!城樫、お前っ……!こんなチビっ子巻き込むなよ!」
城樫翠:「ッしゃオラー!タマキナイス!」隙を突いて《縮地》!一瞬で数十m先にいる。
丹斑咲介:「あー、よしよし。おじょうちゃんは悪くないんだけどな、後ろにいる性格悪そうなキンパツ女が……」
丹斑咲介:「って逃げんな!待てー!逮捕だ城樫ー!」がに股で追いかけます
茅ヶ崎 珠姫:「(なんで名前呼ぶのさ、他人の振り出来なくなるじゃん……まあ、気づかれなかったからいいけどさ……さて、どうしよ)」
城樫翠:「あははははは!引っかかりやがったなー!」城樫は精一杯バカにしつつ退場します。
GM:そして、名前を呼ぶ凡ミスによって、珠姫と城樫に何らかの繋がりがあることも分かったが……?
丹斑咲介:「ぜーっ、ぜーっ、畜生……」息を切らしながら戻ってきて、珠姫と目が合う。
茅ヶ崎 珠姫:「(げっ……戻ってきた……あたしが逃げる時間くらい稼いでよ、本当にクソだあいつ……)」
丹斑咲介:「そういやお嬢ちゃん…… タマキだっけ? さっきの奴に名前呼ばれてたけど、知り合いかな?」精一杯猫なで声で。
茅ヶ崎 珠姫:「えっ……し、知らない……です……あ、あたし、ああしないと……殴るって……ぐすっ……」
丹斑咲介:「え、ちょ、ちょっと待て泣くな、いや、泣かないでねー!そうだ、クレープ買ってやるから!」
茅ヶ崎 珠姫:「……ほんと?」
丹斑咲介:「ほんと、ほんと。お兄さんこう見えても警察だからさ、嘘なんかつかないよー」
茅ヶ崎 珠姫:「……ぐすっ、え、えへへ、ありがと……」
茅ヶ崎 珠姫:「(ま、せいぜいこれくらいのいいことはないとねー♪)」
丹斑咲介:「よしよし、クレープ食って落ち着いたら、ちょっとだけお話聞かせてもらうからな」頭をなでてやりながら。
GM:クレープ屋台に向かいますか?
丹斑咲介:珠姫の手を引きながら向かいます。
GM:では、注文しようとしたその時、独り言のような声が聞こえる。
???:「……なぜ」
GM:屋台の影からだ。店主の声ではない。
???:「人を殺してはいけないと思いますか?」
丹斑咲介:屋台の前から覗き込める位置ですか?
GM:影になっていて見えない。しかし、少し回り込めば見に行くことはできます。
GM:もちろん、嫌な予感を感じたならば無視してもいい。
茅ヶ崎 珠姫:珠姫にも聞こえてますよね?
GM:聞こえています。
丹斑咲介:「今の声……」丹斑は動くか否かためらっています。
GM:――ザ シャ ギャ ! !
GM:その躊躇った一瞬で、屋台はバラバラになりました。店主と、最前列に並んでいた客ごと。
茅ヶ崎 珠姫:「(うっ……なんで今日はこう関わり合いになりたくないのにばっかり絡まれるの……もう3回目だよ……?)」
???:「……」その後ろから、ゆらりと現れる青年の姿がある。18歳程、学生服。
丹斑咲介:「何ッ……だ!?」とっさに珠姫をかばいつつ、人影を睨み据える。
???:「なぜ、殺してはいけないんでしょうね」刃渡り10cmにも満たないクナイだ。尋常の技ではない。
丹斑咲介:「今の、てめぇがやったのか」
茅ヶ崎 珠姫:「……!?」
???:「逃げないんですね」ゆっくりと空気が変容していく。
???:展開速度は遅いものの、これはワーディングだ。既に張りはじめている。
丹斑咲介:「おい、逃げろ!」とりあえず周囲の人に叫ぶ!
GM:あまりにも一瞬の出来事のため、気づいている市民は少ない!ワーディングが広がり、次々と意識を失っていく……!
???:「倒れないんですね」
???:「つまり」「オーヴァードですか?あなた達」身を低く沈めるように、構える。
茅ヶ崎 珠姫:「……チッ、あんたもね」あどけない表情が一転、クールな表情になる
丹斑咲介:「おい、お嬢ちゃん?」戸惑いながらも盾になるような立ち位置で。
茅ヶ崎 珠姫:「何?」
丹斑咲介:「あんた雰囲気が…… いいや、とりあえず逃げろ。走って」
茅ヶ崎 珠姫:「状況判断出来てないの?この状況で意識を失わないのはオーヴァードだからだよ、そんな観察力だから城樫にも逃げられるんだよ」
???:「名前」2人を無視して、切り刻まれた死体の側に屈んでいる。
???:「オーヴァードとしての名前がありますよね。僕は“コンフェティ”といいます」
丹斑咲介:「状況? これは警察の仕事だろ、特に子どもなんか…… あン?」
“コンフェティ”:「気に入ってるんですよね。“コンフェティ”。“コンフェティ”……」 ザ シュ!!
GM:死体が千切りに寸断される。野菜を切るような、均一な細さだ。
“コンフェティ”:「……ふう。誰だって名前はある。あなた達のも聞きたいかな。いや」「聞きたくないかな?」
“コンフェティ”:「どちらでも同じかもしれない。かかってきますか?
茅ヶ崎 珠姫:「……っ……(目の前で刻まれていく死体に動揺は隠しきれない)」
丹斑咲介:「ああ、えーっと……俺は"曼珠沙華"だったか……」
GM:〈回避〉で判定してください。難易度は12。
GM:失敗すれば4d10のダメージを受けます。なお、屋台の影を覗いていたらその時点でこの攻撃判定が発生していました。
■リアクションについて
1.今回のようなケースは、相手の攻撃に対応するリアクションの判定となります。
2.基本的には通常の判定と変わらないルールが適用されますが、大きな違いもあります。
3.エフェクトで判定する場合、通常使っている「メジャーアクション」のエフェクトが使えない点です。
4.大きく影響する例を挙げれば、《コンセントレイト》の代わりに、《リフレックス》が必要となります。
5.また、判定値同士を比べる場合、「リアクション優先」の法則が働きます。両者が同値を出した場合、リアクション側を成功とするルールです。
GM:----
GM:リアクションの簡単な説明は以上。では、判定をどうぞ。
丹斑咲介:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[6,9] → 9
茅ヶ崎 珠姫:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[6,9]+1 → 10
GM:両者失敗ですね。かばわれた珠姫ちゃんも関係なく刻まれました。4d10のダメージをどうぞ。
GM:なお、このようなHP消耗の計算の際も、
GM:「25-4d10」のように入力すれば、どどんとふが自動的に計算結果を出してくれます。
GM:ダメージロールは「判定」ではないので、「dx」ではなく「d10」を使うことに注意!
丹斑咲介:なるほど、では
丹斑咲介:25-4d10
DoubleCross : (25-4D10) → 25-25[4,7,8,6] → 0
茅ヶ崎 珠姫:27-4d10
DoubleCross : (27-4D10) → 27-19[9,5,3,2] → 8
GM:丹斑さん、残りHP0……!
丹斑咲介:ぴったり死んだー!
GM:このような場合、「戦闘不能」となります。そのシーン中行動が不可能になり、
GM:さらに、誰かが「とどめを刺す」宣言を行なって攻撃した場合、「死亡」、キャラロストとなってしまいます。
GM:しかし、オーヴァードはそう簡単には死にません。
■《リザレクト》について
1.誰でも持っているエフェクト《リザレクト》は、簡単にいえば「侵蝕率100未満では死なない」エフェクト。
2.戦闘不能と同時に「《リザレクト》します」と宣言し、使用侵蝕率を上昇させることで、致命的状態異常「戦闘不能」から復帰します。
3.使用侵蝕率は、他のエフェクトのように決まった値が上昇するわけではありません。「1d10」、即ち運の絡む上昇値となります。
4.登場侵蝕率と同じ処理で上昇が可能なので、「1d10+44」などのダイスロールを行なえば、他PLにも分かりやすいでしょう。
5.復帰時のHPは、「1d10」で出てきた出目と同様です。高い侵蝕値が出てしまっても、悪いことばかりではないということですね。
6.なお不慮の事故による「戦闘不能」はシーン終了による復帰(この場合、HP1で復帰します)を待つ手もありますが、
6-2.今回のような危機的状況、特に戦闘中にHPが0になった場合は、余程の事がない限り、《リザレクト》を狙うのが安全です。死んだら終わりです…
GM:----
GM:以上の説明を踏まえて、丹斑さんに《リザレクト》の有無を決定してもらいます。
丹斑咲介:もちろん《リザレクト》します。
丹斑咲介:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 1[1]+44 → 45
GM:では、再びシーンを進めます。
GM:----
GM:丹斑が、うろ覚えのコードネームを記憶から探りだした瞬間。
GM: ザ ギ ュ !
GM:無音で振るわれた刃が、丹斑と茅ヶ崎をズタズタに引き裂く!
GM:特に丹斑は致命傷だ。そのまま地面へとくずおれる。
茅ヶ崎 珠姫:「う……ッ……くぅっ……!!」
丹斑咲介:「がは……ッ」
GM:----
GM:----
GM:----
GM:……一瞬の意識の断絶。しかし丹斑は目覚める。
GM:人間とは違う、オーヴァードという生命体。彼は『死』から蘇ったのだ。
茅ヶ崎 珠姫:「……起きなさいよ、これくらいで死んだりしてないでしょう……?」丹斑を乱暴に揺する
丹斑咲介:「ッ……!痛ぇ…… お嬢ちゃん……? 血だらけじゃねぇか……」
茅ヶ崎 珠姫:「そっちほどじゃないけどね……おじさん、警察だっていうんならもうちょっと物事を瞬時に判断できるようにしたほうがいいよ」
GM:“コンフェティ”を名乗る青年の姿はない。一撃で倒れた2人を見て興味を失ったか、あるいは意図的なのか。
GM:とにかく、この凄惨な現場に残されたのは2人だけだ。ワーディングも既に解除されている。
丹斑咲介:「ハハ、みっともない…… ニコチン切れてると、どうにもな」ポケットの煙草を取り出すが、ズタズタで血まみれ。
茅ヶ崎 珠姫:「かばわれてたおかげであたしはおじさんとは違って"死ぬ"までは行かなかったよ、おじさんがいなかったら」
茅ヶ崎 珠姫:「攻撃をかわしきれてたかもしれないけどね」
丹斑咲介:「俺だってお嬢ちゃんを庇ってなけりゃ、ここまで酷いことにはならなかったさ。それと……」
丹斑咲介:「おじさんじゃなくてお兄さんだ。ガキの目にはそんなに老けて見えるか?」文句を言いながら立ち上がる。
茅ヶ崎 珠姫:「別に?ただおじさん20代くらいでしょ?そんな年齢をおじさんと言えるのは今のあたしくらいの年齢の特権だからね、言えるうちに言っとかないと」
丹斑咲介:「そりゃ確かにな…… そんじゃこっちも、お前をチビ助扱いしてやるか。オジサンの特権だ」
GM:……では、ここで丹斑さんの携帯が鳴る。上司からの連絡だ。
丹斑咲介:「はいもしもし、丹斑です。ちょうど連絡しようと思ってたんですがね……」
上司:「すぐ帰れ。……城樫は逮捕したか?」
丹斑咲介:「それどころじゃありませんでしたよ。ちょっと死にかけてたんで」事件について簡潔に伝えます。
上司:「…………」
茅ヶ崎 珠姫:「死んでたけどねー」独り言のようにつぶやく
上司:「……。とにかく、それはこちらで処理する。署には戻れるか?入院が必要か?」
丹斑咲介:「いや、平気ですよ。病院でナースに看病されるのも悪くないですけどね」
上司:「それなら構わないがな。こちらの事情も、お前の負傷以上に重要だ」
上司:「……『上』の指示だ。お前を指名して、会わせるように言ってきている。丹斑」
上司:「それと、その場にいた子供は、城樫の件でも殺人の件でも、重要参考人だ。連れて来い」
茅ヶ崎 珠姫:「……あっ、しまった、ぼーっとしてる場合じゃないや、余計な事聞かれる前に逃げなきゃ……」そろーっと
丹斑咲介:「……それはそれは。やっぱり入院したくなってきましたよ。ま、お姫様のエスコートは頑張りますがね」
丹斑咲介:「というわけだ、チビ助。署まで来てもらうからな」
茅ヶ崎 珠姫:「……」
茅ヶ崎 珠姫:「……お、おじさん……その……あ、あたし、何か悪いことしましたか……?(ぐすっ……)」
丹斑咲介:「うーん、お兄さんが思うにな、お前は…… 性格が悪い」
GM:では、ここでシーンを切りましょうかw
GM:----
■ロイスの取得について
1.ダブルクロスのルールにもあるように、ロイスは「誰かへの感情を抱いた時」にはいつでも取ることができます。
2.しかし、そう毎回上手いタイミングで「○○にロイスを取ります」の発言を差し挟む事もできないもので、シーン中に取り忘れる事も多いでしょう。
3.そのような場合は、「このシーンのロールを踏まえて、こういう感情でロイスを取ります」と、シーンの合間で宣言してもらっても大丈夫。
4.なお、これはローカルルールです。他の卓でも通用するとは限らないので、あしからず。
GM:----
GM:今回はちょうどシナリオロイスにも遭遇したシーンで、タイミングもちょうどいいため、
GM:お二方には「シナリオロイス」と「PC間ロイス」の2つをそれぞれ取っていただきましょうか。
GM:もちろんそれ以外のキャラクターにも、ロイスを取って頂いてOK。
丹斑咲介:了解です
GM:「シナリオロイス」はハンドアウトに提示されたロイス対象への感情。
GM:「PC間ロイス」は、今回の場合、PC1→PC2→PC3→PC4→PC1の番号順に取っていただくロイスとなります。
茅ヶ崎 珠姫:了解しましたー
GM:PC間ロイスは「会ってから取る」という選択肢もありますね。もともと知り合い設定でもなければ、相手に対する感情を会う前から決めるのは難しいものです。
丹斑咲介:城樫翠/確保対象/感服/敵愾心○
茅ヶ崎珠姫/手がかり/○庇護/憤懣
丹斑咲介:神さんへのロイスは会ってから取りたいと思います。
GM:了解しました。ロールしながら感情を手探りしていくのは、むしろ常套手段。
GM:最初に取らせる卓も多いとは思いますが、「会ってからロイス」は珪素卓では選択肢のひとつとして、アリです。
茅ヶ崎 珠姫:殺人鬼/“コンフェティ”/興味/恐怖:○/
警察/丹斑咲介/連帯感/厭気:○/
GM:これで、このシーンで獲得した感情はロイス化されました。
GM:初期ロイスの3つと合わせて、左のロイスメモに書き加えておきましょう。
GM:ロイスの枠は「7つ」。つまり、珠姫ちゃんと丹斑さんがセッション中に新たに取得できるロイスはあと2つまでということになります。
GM:PCの感情の赴くままに取っていくのが一番ですが、「セッションのボスに感情を取りたい!」みたいなコダワリがある方は
GM:残りロイス枠を視野に入れながらロールしていくのも、ひとつの手段。
【Opening/06】
GM:では、視点を変えて、今度は神さんと久留米さんのシーンを見て行きましょうか……。
久留米宮古丞:はーい
久留米宮古丞:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 3[3]+36 → 39
神 竜太:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 6[6]+34 → 40
神 竜太:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 5[5]+34 → 39
GM:おっと、神さん、侵蝕率ダイスを2つ振ってしまいましたね?大丈夫、よくある事故です。
神 竜太:一回目の方でいいですかね?
GM:このような場合は、原則「最初の方」を採用するのがこちらでの取り決めです。しかし恐らく、これはどこの卓も同じルールとなっている筈です。
GM:一回目を採用し、侵蝕率は40としてはじめることにしましょう。
神 竜太:了解しました。
GM:最初は神さんの視点から。繁華街の火災に急行している……というところでいいでしょうか?
神 竜太:もう現場に着いてるあたりから始めてもらえると
GM:了解です。ではそうしましょう。
GM:----
GM:繁華街 雑居ビル前
GM:----
GM:恐ろしい勢いで燃え上がる雑居ビル。昼間でありながら、目も眩むほど明るい。
GM:既にポンプ車を含めた消防隊員は展開を終えている。中に取り残された被救助者がいる。猶予はない。
龍田激:「ああ!?何言ってんだボケッ!!!」隣では、龍田が無線相手に怒鳴っている。
龍田激:「できるわけねェーだろ!突入前なんだよ!ふッざけんなよ!」
GM:無線を切った龍田が、苛ついた様子で話しかける。
龍田激:「神。署から呼び出しだとよ。上の方からどうだって……行けるわけねェって言っといたわ」栄養ゼリーを口に咥える。
神 竜太:「まだ建物内には要救助者が取り残されている。人命救助が最優先だ。」
龍田激:「当然だ……」グシャリとパックを潰す。
龍田激:「打ち合わせ通り、こっちは非常階段から回る。頼むぞ」
神 竜太:「了解。14時15分、特救建物内部に突入する。」
GM:弾かれたように、隊員が走り出す。そして、神も。
GM:ポンプ車による消火活動が続いてはいるが、一歩踏み込めばそこは、炎と煙に覆われた、地獄の只中だ……
神 竜太:「(視界が悪いな…)」ガスマスク越しに周囲を見渡しながら
???:「ウーッ、ウワーッ」かすかな呻き声。
神 竜太:「…!?大丈夫ですか!?」
神 竜太:声の元に駆け寄る神
中年男性:「ウウーッ……助けて……助けて……」
神 竜太:「待っててください!今助け出します!」
中年男性:「ワシが何をした……もう対抗する気力もないわい……」ぐったりと寝そべっている。
神 竜太:「しっかりしてください!」中年男性を担ぐ
中年男性:「うう……ありがとう、ありがとう……」涙を流す中年男性。
GM:服はほとんど焼け焦げ、素肌が晒された状態だった。
GM:少しでも救助が遅れていれば、熱気で全身に火傷を負い、命も危なかったに違いない。
神 竜太:「こちら特救隊、要救助者一名確保。」
中年男性:「……ハッ、そういえば」
中年男性:「ワシの他にも、もう一人いたんじゃ……ビルが燃えているのに、階段を上がって……」
神 竜太:「!?」
GM:----
GM:----
GM:救助者達が、救急車で次々と運ばれていく。
龍田激:「ッハァ……ッ、クソッ!これで全員か!?」龍田がザブザブと水を浴びながら叫ぶ。
神 竜太:「いや、まだ上の階に一名いるかもしれない」
龍田激:「ビルの状況的にも、あんまり余裕ないぞ……・!倉庫の時みたいに、倒壊の可能性がある……!」
龍田激:「……マジか、クソッ……」既に限界近く見えた龍田だが、水を飲んで、再び防火装備を着込もうとする。
神 竜太:「俺が一人で行く、外のみんなは消火活動の救援を頼む。」
龍田激:「…………」
龍田激:「……全員消火に回れ!神が行く!」大声で叫ぶ。敢えて問い直すことはしない。
神 竜太:「大丈夫だ、すぐに帰ってくる。」
GM:----
GM:----
GM:正面玄関から突入し、階段を登って屋上へ。
GM:屋上以外の階は、既に他の隊員が回っているはず。可能性が残るのは屋上だ。
神 竜太:「(かなりの熱さだ…。それに煙も)」
GM:屋上以下の階を調べないのは、この火の回りの速さも要因として大きい。
GM:それ以外に逃げ遅れた人間がいれば、既に手遅れである可能性は高い――外気に触れる屋上のみ、唯一煙に巻かれず、生存の可能性がある。
神 竜太:「(おそらく普通の人間ならこれ以上は無理だろうな)」
神 竜太:火と煙の中突き進む神。防火装備はところどころ焦げている。
GM:だが、それでも神が『死ぬ』事はないだろう。それは彼自身が一番良くわかっている。
GM:故に、ここで突入するのは『一人』が最善。
GM:屋上に出る。上昇気流で立ち上る煙はカーテンのように視界を遮るが、その先に佇む影が見える。生存者。
神 竜太:「…!君、大丈夫か!助けに来たぞ!」
ロングコートの青年:「……。まずいな……ゆっくりしすぎたね……」振り返る。煙に隠れて、顔の造形はよく見えない。
ロングコートの青年:「……いや。『火の手に撒かれても』大丈夫な自信があったとすれば、そうか……来るよな」
ロングコートの青年:手を突き出す。「取りあえず君、その場を動かないでくれたまえ」
神 竜太:「なにを言ってるんだ。早く避難を!」
ロングコートの青年:「落ちたら騒ぎになる。危ないから……」
ロングコートの青年:場の空気が変わる。一瞬、限定的な展開だが――ワーディングだ。
神 竜太:「…?!」
ロングコートの青年:「うわッ……本当にオーヴァードじゃん……!?」
神 竜太:「お前は一体…。」
ロングコートの青年:「『まさかそんな?』『ちょっと面白いかな』って……」頭を抱える。 「思っただけなのに」
ロングコートの青年:「…………忠告する」
ロングコートの青年:「この火災は、ジャームの……攻撃によるものだ。マトモな人間の手に負えるものじゃあない」
神 竜太:「この火災は…?もしやここ最近連発している火元不明の火災もすべてソイツが行ったのか?!」
ロングコートの青年:「そうだ。“クワージフィッション”。そいつを捕らえなければ、まだまだ続くぞ。この現象は――」
神 竜太:「…くわしいことは後で聞こう。今はここから脱出することが最優先だ。」
ロングコートの青年:「……君がな」 ――ジャ カン!
GM:次の瞬間、青年は隣のビルの屋上に立っている。手はポケットに入れたまま。
GM:だが、その足元からは冷気の煙が立ち上っている。
神 竜太:「…!?いつの間に!」
ロングコートの青年:「『道』は作っておいた。そこから脱出するかどうかは自由だけど」《氷の回廊》。氷結した橋がビルの間に形成されている。
ロングコートの青年:「長くは持たないかもね……じゃあ、さようならだ」青年は姿を消す。
神 竜太:「まて!…遅かったか。」
GM:----
GM:----
GM:火災は、無事延焼前に消し止められた。建物の密集する繁華街においては、奇跡的な手際と言っていいだろう。
GM:人命救助をも伴う、過酷な現場。そして事件現場で目撃した『オーヴァード』。
GM:様々な事件が積み重なったが故に、まったく意識の外に追い出されていた出来事だが……
GM:……それは向こうから神に会いに来た。
GM:つまり、消防署に『上』から圧力をかけ、現場に向かった隊員すら引き返させる『権限』を持つ者。
神 竜太:「(あの青年の目的は一体…。それにこの火災はなんのために起こされたんだ…?)」
久留米宮古丞:では、ビルから降りて一息ついてる神さんの所に
久留米宮古丞:かつかつと近づく影!
久留米宮古丞:ピシっと整えられた前髪、スーツにタイトスカート。顔には片眼鏡。
神 竜太:10秒チャージしながら振り向きます。
久留米宮古丞:「……お前が公務員、しかも消防員とは、なんというか、さもありなんだな」
久留米宮古丞:「高校の卒業以来になるか?フフフ……」
久留米宮古丞:覚えていても良いし、覚えて無くてもいい。
神 竜太:「ああ久しぶりだな。こんな現場で会うとは思わなかったぞ」
久留米宮古丞:「ハンッ、相変わらずつまらない奴だな。そう思うならもう少し驚いてみせたらどうだ?」
久留米宮古丞:「私もこんな所でお前と会うとは思っていなかったぞ」
神 竜太:「ここはまだ危ない。何の用で来たんだ?」
久留米宮古丞:「……なら単刀直入に聞こう」
久留米宮古丞:「神、お前は『オーヴァード』か?」
久留米宮古丞:「いや、『人間か』、と聞いた方が手っ取り早いな」
久留米宮古丞:「どうなんだ。」
神 竜太:「…オーヴァードと言ったら?」
久留米宮古丞:「フーッ……言葉の意味を理解しているという事は、少なくとも話を聞く必要が出来たな。この火災について、先ほどの『ワーディング』について……」
久留米宮古丞:「私は”UGNエージェント”久留米宮古丞だ。」
久留米宮古丞:「オーヴァード犯罪組織FHについてのこの街での捜査任務を与えられている。」
GM:UGN――例えば警察の周囲では、そのような存在が噂に上ることがあると、神は知っている。
神 竜太:「放火事件の犯人か?それともあの青年を捕まえに?」
GM:不可解な事件にどこからともなく現れ、強権をもってその事件に誰も立ち入らせる事なく、解決して去っていくという。
久留米宮古丞:「……青年だと?やはりお前は何かを見たんだな?」
神 竜太:「俺に放火事件の犯人を教えてどこかに消えて行ったよ。ご丁寧に脱出経路まで作ってくれてな」
久留米宮古丞:「……」
久留米宮古丞:「犯人とは」
神 竜太:「『この火災は、ジャームの手によるもの』だそうだ」
久留米宮古丞:「くっ…ジャームか……!ええい!面倒な……」
久留米宮古丞:「俄然私一人ではどうしようも無くなってきたぞ……」
久留米宮古丞:「……よし!丁度いい!」
久留米宮古丞:「神、お前はこれから私の任務に協力しろ」
神 竜太:「…放火魔の確保なら付きあおう」ため息をつきながら
久留米宮古丞:「フッフッフ……お前は昔からぐだぐだ言わない所が本当にいい所だ…丹斑みたいな奴と違って。まあ、いちいちリアクションが薄いのがつまらんが」
神 竜太:「そうだな、善処しよう。」
久留米宮古丞:「よし!神竜太はこれよりUGNとの協力体制下に入る!」
久留米宮古丞:「ぶっちゃけた話をすると、結構町の建物とかも変わってて色々不安だったし、本当に丁度よかったぞ」
神 竜太:「そうか、それは何よりだ。(この分だと丹斑も巻き込まれるな)」
久留米宮古丞:「フーム、そうだな…」
久留米宮古丞:「まずは警察署に向かうぞ。UGNの権限で捜査記録を引き出させる。お前に対する状況の説明は道中で行う。いいな?」
久留米宮古丞:予感的中!
神 竜太:「いや、まだ現場の火災調査があるんだが…」
久留米宮古丞:「すでに現在のお前はUGNの傘下だ!任務は上書きされたと考えろ!」
久留米宮古丞:「ほら!いくぞ!」
神 竜太:「ああ、わかった。(こうなるだろうなとは思ったさ。今度龍田になにか奢ってやらなきゃな)」
久留米宮古丞:「心配するな。職場の連中には話を通しておいてやる。UGN権限と言うヤツだ」
久留米宮古丞:「ところで2丁目の中華料理屋って潰れたのか?」
神 竜太:「ちょっと前に店主が変わってな。味が変わったせいか潰れちまったよ。」
久留米宮古丞:「そうか…悲しい物語だ…」
神 竜太:「(俺は前のより後のほうが好きだったんだがな)」
GM:では、ここでシーンを終了しましょうか。
久留米宮古丞:はーい
神 竜太:了解しましたー。
GM:----
GM:ここでも、シナリオロイス/PC間ロイスを取得していただきます。
GM:ただし、久留米さんに関しては現在どう頑張っても珠姫ちゃんとは知り合えないので
GM:久留米さんのPC間ロイスは、やはり保留ということになりますね。
GM:シナリオロイスに関しては、ここで両者取ってくださいませ。
神 竜太:了解っす
久留米宮古丞:調査対象/”サバス”/好奇心/敵愾心○/ロイス
久留米宮古丞:旧友/神竜太/ものわかりのいいヤツ〇/つまらないヤツ/ロイス
久留米宮古丞:以上!
神 竜太:ロングコートの青年/謎の人物/○好奇心/猜疑心
神 竜太:久留米 宮古丞/旧友/○腐れ縁/心が弱いやつ
GM:では、本日の行程はこれで終了。皆さん、お疲れ様でした。
GM:明日20:00に、またお会いしましょう。
神 竜太:はいはいー
久留米宮古丞:お疲れ様でしたー!
丹斑咲介:お疲れ様でしたー
神 竜太:お疲れ様でしたー
【Middle/01】
GM:では、今回はさっそく、みなさんの侵蝕率上昇から始めていただきましょう。
GM:侵蝕率ロールの方法については覚えていますね。
神 竜太:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 5[5]+40 → 45
茅ヶ崎 珠姫:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 2[2]+40 → 42
丹斑咲介:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 5[5]+45 → 50
久留米宮古丞:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 8[8]+39 → 47
GM:すばらしい!
GM:----
GM:KS署
GM:----
GM:“コンフェティ”を名乗る殺人鬼による無差別切断事件。
GM:繁華街における不審なビル炎上と、そこに現れたオーヴァードの青年。
GM:……そして、UGNエージェントの到着。
GM:オーヴァード達が別々の場所で、事件を起こしつつある。
GM:――少なくとも、丹斑や神、そして珠姫がこの街で手がけてきた事件としては……『異例』だ。
GM:支部長から預かった強力なUGN権限を用い、署内に借り受けた会議室。そこに4人は集まっていた。
GM:この事件に対しどう動くべきか。身の振り方を決めるためにも、まずは互いの情報を共有する必要がある……。
久留米宮古丞:「フン…揃ったようだな」
久留米宮古丞:「しかし…オーヴァードの署員がいるというので連れて来いと言ってはみたが……」
久留米宮古丞:「まさか貴様だとはな。丹斑」
神 竜太:「(やっぱり丹斑も巻き込まれたのか。)」
丹斑咲介:「こっちも予想外だよ、久留米。お前がUGNエージェントだなんてな……」
丹斑咲介:「昔は水ぶっかけられた柴犬みたいだったくせに」
久留米宮古丞:「どんな形容だ!そもそも私にそんな情けない過去は無い!」
久留米宮古丞:「……神の奴は極端に自分の事を話さんからな。どんな秘密があってもおかしくはないと思っていたが」
久留米宮古丞:「まさかお前までとは…これも因果という奴か」
丹斑咲介:「ただの偶然だろ。それっぽいこと言って巻き込もうとするなよ」
神 竜太:「少なくともコレに関してはおいそれと話せることじゃない。」
神 竜太:「…ところで、そちらの彼女は?」
久留米宮古丞:「そうだな。誰だその子供は」
久留米宮古丞:「も、もしかして…お前の趣味か!?」
丹斑咲介:「ああ、えーと…… 今回の事件の参考人だ。自己紹介、頼む」
丹斑咲介:久留米はスルー。
茅ヶ崎 珠姫:「……茅ヶ崎 珠姫です、どうぞよろしく、あ、自己紹介とは関係ないんだけどー、大人の無駄な昔話に付き合わされた子供ほど不幸な存在はないと思うんだよねー」
丹斑咲介:「と、ご覧の通りのクソガキ様だ」
久留米宮古丞:「……ハァーン……?」
久留米宮古丞:「いっておくがクソガキィ!」
久留米宮古丞:「私は子供に舐められるのが大っ嫌いなのだ!口の利き方を覚えないと張り倒すぞ!」
久留米宮古丞:「へぇんじをしろーッ!」
茅ヶ崎 珠姫:「……はーい、わかりましたぁー」
丹斑咲介:「同レベル…… いや、チビ助の方がマシかな」
久留米宮古丞:「あァん!?何か言ったか丹斑!」
丹斑咲介:「さあて? 風の音だろ」
神 竜太:「茅ヶ崎…どこかで聞いたような」
丹斑咲介:「(茅ヶ崎って苗字、どっかで見たような……)」
茅ヶ崎 珠姫:「昔話に付き合わされるためだけに呼ばれたんならあたし帰りたいんだけどー?あたしも暇じゃないんだよー」
GM:では、珠姫ちゃんについて、2人が記憶に引っかかりを感じたため、
GM:彼女と、街で噂される何でも屋『ジーニアス』との関係について、ここで思い出せるかどうか判定を行なうことができます。
GM:技能は〈情報:裏社会〉または〈知識:KS市〉。難易度は6とします。
GM:複数の技能が指定されている判定の場合は、自分の得意な分野の方を選んで判定することが可能。
丹斑咲介:では<情報:裏社会>で振ります。
GM:この場合、『【社会】dx+〈情報:裏社会〉』、『【精神】dx+〈知識:KS市〉』の、どちらでも選択できるという事です。
神 竜太:情報:裏社会持ってないんですが、普通に社会で振って大丈夫ですか?
GM:そうですね!技能がない場合の判定についてですが、これも問題なく振ることができます。
GM:〈技能〉の部分のプラス値を0、即ち『【社会】dx』のみで振ればいいわけです。
神 竜太:了解しました。
神 竜太:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 2[1,2] → 2
丹斑咲介:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 9[9]+1 → 10
GM:では、神さんはダメダメだったものの、記憶力のいい丹斑さんは思い出しました。
神 竜太:「(駄目だ、覚え出せない)」
丹斑咲介:「ほー…… 暇じゃないってのは、何でも屋の仕事か何かか?」
久留米宮古丞:「どうした丹斑?」
茅ヶ崎 珠姫:「……チッ、なんでそういうことにはすぐ勘付くかな……(小声)」
久留米宮古丞:「何でも屋…?」
丹斑咲介:「茅ヶ崎っていやぁ、界隈じゃちょっと名の知れた何でも屋だ……」
丹斑咲介:「変わった苗字なんでもしかして、と思ったが、ビンゴとはな」
神 竜太:GM,丹斑の言葉で再度判定するってありですか?もしくは思い出すとか
GM:連想して思い出すのは全然問題ないですw
神 竜太:了解しました。
GM:例えば、自分が失敗した判定でも、他の仲間が成功すれば
GM:それを教えてもらえれば『思い出せる』事はありえるでしょう。自分が関わりあった経験があるならば尚更です。
神 竜太:「ああ、あの何でも屋か。うちの親父がレポートが素晴しいって言ってた」
茅ヶ崎 珠姫:「……ほんと?」レポートが素晴らしい、という言葉を聞いて不貞腐れ顔が一転、輝く
久留米宮古丞:「フゥーン。私は聞いた事が無いが」
神 竜太:「君なのか?親父が作ったジェットエンジン付きローラーシューズのレポートを書いたのは」
茅ヶ崎 珠姫:「最近の仕事ならね」
久留米宮古丞:「ともかく、何やらキナ臭いこのガキも今回の件と関わりがあるなら同行させる他ないな」
久留米宮古丞:「本題に入るとしよう」
茅ヶ崎 珠姫:「……あっ……」我に返り、さらにめんどくさくなった現状に頭を抱える
久留米宮古丞:「私はUGNエージェントとしてオーヴァード反社会組織FHの支部、通称”サバス”の情報を集めにこの街にやってきた」
久留米宮古丞:「そこでバッタリと火災現場に出くわし、さらにその現場からワーディングを感知したので、消火作業に当たっていた消防員から話を聞いていたところ……」
久留米宮古丞:「神の奴に出くわしたというワケだ」
久留米宮古丞:「神、現場で見た事を説明してやれ」
神 竜太:「俺は、火災現場の屋上で謎の青年に会った。」
神 竜太:「彼は、『今回の放火はジャームの仕業』と言って僕の前から消え去ってしまった。」
神 竜太:「彼自身もオーヴァードではあるようだが…。」
神 竜太:「まあ、だいたい俺の見聞きしたことはこんなところだ」
久留米宮古丞:「正体不明のオーヴァードが現場に現れ、火災に関係するジャームの存在を示唆した……」
久留米宮古丞:「その青年、あるいはジャームが何か”サバス”と関わりがあるかもしれん。UGNとしては捨て置けない」
茅ヶ崎 珠姫:「サバス?それって……?」
久留米宮古丞:「言ったろう。FHの支局、セルの一つだ」
久留米宮古丞:「ガキにも分かりやすく言えば、とにかく悪い奴だ」
茅ヶ崎 珠姫:「……F……H……」
久留米宮古丞:「少し前までこの街を拠点にしていたらしいが…」
GM:『FH』という文字列。
GM:珠姫ちゃんは、それに見覚えがあったはずです。
久留米宮古丞:「ん?どうしたガキ。」
久留米宮古丞:「ビビる事は無いぞ。プロのエージェントである私がついているからな!」
丹斑咲介:「そういうの、よくないと思うぞ…… UGNエージェント全体の質が疑われる」
茅ヶ崎 珠姫:「……」
久留米宮古丞:「な、何ィ!?私が頼りにならんとでもいうのか!?」
茅ヶ崎 珠姫:「そんなことないです……!お姉さんは、すごく頼りになると思います!」きらきら
久留米宮古丞:「ほほう……ふふふ…随分と素直になったな」
丹斑咲介:「ぐっ…… このチビ、大人の扱い方をわかってやがる……!」
久留米宮古丞:「見ろ丹斑。純粋な子供には分かってしまうんだよ。あふれ出るユーノーさというヤツが。」
茅ヶ崎 珠姫:「うん……あたし……いきなりこんなところに来て、すごく、不安で……さっきまで、ごめんなさい……でも、プロのエージェントのお姉さんがいるなら安心です!」
久留米宮古丞:「ああ、安心しろ。なにせ私がプロのエージェントだからな!」
神 竜太:「(相変わらず単純な奴だ)」
久留米宮古丞:「さて、翻って丹斑」
丹斑咲介:「ああ、状況説明だな」
久留米宮古丞:「この街では最近、今回以外にも不審火があったな」
久留米宮古丞:「それについては、警察はどう対処している?」
丹斑咲介:「空き倉庫で1件、その前に民家で1件。民家の方は人的被害も出てるが……」
神 竜太:「その調査は事件性がはっきりしないため、うち(消防)と警察で合同で行ってる」
神 竜太:「どちらも火元は不明。だが、あの青年は二件ともジャームのせいだとも言っていた」
丹斑咲介:「……うちの内部じゃ"放火の可能性はきわめて低い。何らかの事故による出火"って見込みだったが」
丹斑咲介:「神の話を聞くと、疑わしいどころじゃないな」
久留米宮古丞:「その青年とやらの話を信じるなら、線は繋がるが……」
神 竜太:「思い出した。あの青年は放火の犯人を『クワージフィッション』と呼んでいた。」
久留米宮古丞:「『クワージフィッション』……」
久留米宮古丞:「……ともかく、その男やジャームに繋がる具体的な手がかりが欲しい所だな」
久留米宮古丞:「何かないか?丹斑」
丹斑咲介:「ジャームの可能性なら大アリだ。タイミングのいいことにな」
丹斑咲介:「といってもこっちのは放火じゃなく切り裂き魔―― "コンフェティ"って名乗ってたか、奴は」
茅ヶ崎 珠姫:「……実際にそいつに切られたからね、警察のおじさんは一瞬死ぬはめになるくらいにはね」
久留米宮古丞:「別のジャームだと!?」
丹斑咲介:「ああ。ケチなオーヴァードを追ってる最中だった――」
茅ヶ崎 珠姫:「(ケチ程度じゃ物足りないけどね)」
丹斑咲介:商店街での一件を簡単に説明します。犯人の容姿も含めて。
久留米宮古丞:「……」
久留米宮古丞:「ううーん……」
神 竜太:「つまりこの事件には1人のオーヴァードと2人のジャームが絡んでいるということか」
久留米宮古丞:「……俄然弱気になってきたぞ…」
久留米宮古丞:「神、丹斑。ハッキリ言っておくぞ」
丹斑咲介:「どうした、優秀で有能なエージェント様」
久留米宮古丞:「私の能力は直接戦闘には全く向いていない。荒事に巻き込まれた場合、お前達が全ての頼みだ」
久留米宮古丞:「頼んだ!!」
神 竜太:「そうか。なら正面切っての戦いは任せてもらおう。」
神 竜太:「だが、そう弱気になるなプロのエージェント。彼女が不安になるぞ」
丹斑咲介:「……いやいやいやいや!頼んだ!じゃないし神も安請け合いすんなよ!バカかお前は!」
久留米宮古丞:「やはり物分かりがいいな神は!ハハハハ!」
丹斑咲介:「俺は一回死にかけた、っつーか多分死んだんだぞ!話聞いてなかったのかよ!」
久留米宮古丞:「なんだ小さい奴だな貴様は」
久留米宮古丞:「一度死ぬも二度死ぬも一緒だ。か弱い女子と児童を守れ!」
丹斑咲介:「小さいとか大きいとかじゃねえよ!あーもう……」
茅ヶ崎 珠姫:「あたしは大丈夫だよ!」
久留米宮古丞:「ほら見ろ!健気な事じゃないか!」
茅ヶ崎 珠姫:「……この事件、あたしも徹底的に関わらせてもらうことに決めたからね!」
久留米宮古丞:「……ン?なんだって?」
茅ヶ崎 珠姫:「だから、徹底的に関わらせてもらうよ、どんな理由がいい?事件の関係者?何でも屋ジーニアスとしての仕事?オーヴァードとしての使命ってのでもいいよ」
丹斑咲介:「くっそ…… 頭冷やすか? 冷蔵庫か? お前、またあのネジ飛んだ野郎に切り刻まれるかもしれないんだぞ……」
丹斑咲介:「こういうのは大人の、警察の仕事だ」
久留米宮古丞:「お前はただの参考人だろう!しかも子供だ。子供のくせに体を張る必要は無い」
久留米宮古丞:「それこそアレだ。UGNのコケンというヤツに関わる」
神 竜太:「いや、彼女にも協力してもらうとしよう」
丹斑咲介:「はァ!?」
久留米宮古丞:「何ィ!?」
久留米宮古丞:「ま、まさか神…!お前の趣味か!?」
神 竜太:「殴るぞ」
茅ヶ崎 珠姫:「……!」彼女にとっても予想外の言葉だったようだ
神 竜太:「彼女はどうやら、俺達より優秀な知能を持っているようだ」
久留米宮古丞:「優秀な…知能…?……?」
神 竜太:「彼女の知能は必ず必要になる時が来る。俺は、そう思う」
丹斑咲介:「そうだとしても、こんな子どもに……」珠姫の方を見やる。
茅ヶ崎 珠姫:「……神……お兄ちゃん……」
丹斑咲介:「(こいつ、俺のことはおじさん呼ばわりしたのに……!)」
神 竜太:「大丈夫だろう。もしもの時は俺と丹斑が盾になればいい」
久留米宮古丞:「おいおい。ちょっと待て何をすんなり受け入れてるんだ丹斑も」
茅ヶ崎 珠姫:「……FH……その名前を聞いちゃった以上……あたしはどうしても、引くわけにはいかないんだ」
久留米宮古丞:「こんなガキの頭脳がどうたらって…ノイマン・シンドロームでもあるまいし」
久留米宮古丞:「何…?」
久留米宮古丞:「FHという名前を知っているのか…?」
茅ヶ崎 珠姫:「…………」
久留米宮古丞:「お前…ただの胡散臭いガキというワケじゃないな」
久留米宮古丞:「丹斑、お前も私たちにまだ話して無い事があるらしいな」
久留米宮古丞:「このガキ……『人間』か?」
丹斑咲介:「……ああ、"うっかり"説明し忘れてたな」
神 竜太:「(うっかり?意図的の間違いだろ)」
丹斑咲介:「切り裂き野郎のワーディングの中でけろっとしてたよ、そのチビ助は」
久留米宮古丞:「やはりか……フン」
久留米宮古丞:「言っておくが、私は神の奴よりも真っ先に気付いていたんだからな!切りだすタイミングを見失っていただけだ!」
神 竜太:「(さっきはっきりと『オーヴァードとしての使命』って言ってたんだがな…)」
丹斑咲介:「ああ、クソ…… それでチビ助、なんだってFHにこだわるんだ?」
茅ヶ崎 珠姫:「……それは言わない、でも、あたしは……そのために、オーヴァードとして目覚めた、そう確信してる……圧倒的な知識を持つノイマン、そして、その知識を最大限に生かすためのモルフェウス」
茅ヶ崎 珠姫:「……それに、まだ憶測にしか過ぎないけど、"同じ"だよ」
丹斑咲介:「"同じ"?」
茅ヶ崎 珠姫:「切り裂き魔"コンフェティ"の力は……あたしと同じ力だ」
茅ヶ崎 珠姫:「……敵と似た力を持つ者〈オーヴァード〉が味方にいれば……きっと役に立てるはずだよ?」
丹斑咲介:「その場の勢いで言ってるわけじゃ、なさそうだな……」
久留米宮古丞:「……よし」
久留米宮古丞:「同行は認めてやる。ただし、出しゃばるなよ!」
茅ヶ崎 珠姫:「うん!お姉さんがかっこいいところ見せてくれるって信じてるよ!」
久留米宮古丞:「無茶言うな!私には実動力は無いと言ったろ!」
久留米宮古丞:「……キラキラした目をされても、出来んものは出来ん。個人の能力にはそれぞれ限界が、ある」
神 竜太:「(おそらくあの青年も『クワージフィッション』も同じサラマンダー…。これは偶然なのか?)」
丹斑咲介:「……珠姫、お前がオーヴァードとして戦おうとするなら、子ども扱いはナシだ」
丹斑咲介:「相手は子どもだとか女だとか関係なしなんだからな」
久留米宮古丞:「そういう事だ。」
久留米宮古丞:「ヤバいと思ったら、自分の脚で逃げろ」
茅ヶ崎 珠姫:「……わかったよ、ま、そのほうがあたしもやりやすいしね」そういう彼女は、一瞬だけだが、寂しそうな表情をする、だがその表情はすぐに不遜なものとなった
茅ヶ崎 珠姫:「じゃ、とりあえずよろしくね、神お兄ちゃん、宮古丞お姉さん、おじさん」
丹斑咲介:「てめッ…… 俺だけおじさんかよ!」
神 竜太:「まあ、日頃の行いだな。」
GM:では、シーンを終了しましょう。
GM:----
GM:話がまとまったところで、まずはPC間ロイスを取っていない人は、取っていただきましょう。
GM:丹斑→神 久留米→珠姫 のロイスをお願いします。
丹斑咲介:神竜太/友人/友情○/劣等感/ロイス
こんな感じにしましょう。
久留米宮古丞:
同行者/茅ヶ崎/庇護○/クソガキ/ロイス
旧友/丹斑/やる時はやるヤツ〇/やらない時はやらないヤツ/ロイス
久留米宮古丞:以上!
GM:クソガキw
GM:では、皆さんはこの合流シーンで、
GM:街に迫る脅威を認識し、戦闘もあり得ると考えたことと思います。
GM:PCがそう認識している限り、希望すれば1シーンに1度、装備を整えることによって準備をすすめる事ができます。
■購入判定について
1.購入判定の機会は1シーンに1度が、こちらの卓での基本となります。もちろん例外もあります。
2.例えば、PCが『事件を認識していない』場合、携帯電話やカジュアルといった日用品はともかく、武器を購入するのは考えにくいので、
2-2.今回のような「脅威の共有」があり、「物品の購入が可能である状況」以外では、購入判定はできません。
3.購入判定の判定技能は〈調達〉。各々、欲しい物品を『【社会】dx+〈調達〉』で判定し、成功すれば獲得することができます。
4.ルールブックでのアイテム掲載は、ルルブ1のP176以降/ルルブ2のP184以降。
5.セッション中の購入難易度は、『購入/常備化』で区切られている値の、『購入』の側を使います。バックラーならば、「難易度8」です。
6.基本的に、購入可能なシチュエーションならデメリットはなし。登場侵蝕率も上げていることですし、1シーンに1度、遠慮なく購入しましょう。
7.購入判定には、『財産ポイント』も使用できます。達成値が目標の値に足りなかった場合、その差分を『財産』から消費して、購入が可能です。
7-2.これもセッション終了後には元に戻るポイントなので、使いどころでは使うのが吉。
GM:以上です。
GM:----
GM:では、これを踏まえて皆さん、お買い物タイムです。
久留米宮古丞:では早速挑戦ダーッ!
久留米宮古丞:ルルブ1.2掲載最優秀防具との呼び声高いUGNボディーアーマー!(難易度12)
久留米宮古丞:社会の能力値は3、調達は1なので
久留米宮古丞:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[1,3,7]+1 → 8
久留米宮古丞:足りない!が!
久留米宮古丞:財産点を8所持しているので、4使用して成功に!
久留米宮古丞:UGNボディーアーマー(装甲8)を獲得!残り財産点は4に!
久留米宮古丞:以上!
丹斑咲介:分かりやすい実例解説!
茅ヶ崎 珠姫:なるほど・・・わかりやすいぜ
丹斑咲介:拳銃を購入します!
丹斑咲介:社会1の調達1なので
丹斑咲介:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 3[3]+1 → 4
丹斑咲介:あ、財産点使っても届かない……
GM:なら、それは「失敗」ですねw
GM:まあ失敗したところで何かまずいことが起こるわけでもないので
GM:安心してしょげかえっていてください
丹斑咲介:おぉう…… ジーザス……
神 竜太:じゃあ、防刃ジャケットを購入します
神 竜太:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[3,8,9] → 9
神 竜太:1足りない!
GM:やはり失敗!同級生同士、仲良くしょんぼりしていてください。
GM:茅ヶ崎さんは、購入アイテムは決まりましたか?
GM:特に武器を使う必要のないキャラクターにとっては、先ほどの久留米さんが購入した、高効率で防御力を上げられるUGNボディアーマーや、
GM:HPが減った時に補充できる、ポーション的な扱いの応急手当キット(難易度8)などがオススメです。
GM:この2つが「とりあえず購入」の二大巨頭と言ってよろしいでしょう。
茅ヶ崎 珠姫:ならば応急手当キットを狙うとします
茅ヶ崎 珠姫:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[7,9,10]+5[5]+1 → 16
GM:素晴らしい。
茅ヶ崎 珠姫:くっこの出目ならUGNボディーアーマー行けたのでは・・・物欲センサー・・・
GM:ハハハこういう事もよくあるのだ
久留米宮古丞:ハハハ洗礼
GM:では、UGNの久留米さんがボディアーマーを獲得、珠姫ちゃんも抜け目なく応急手当キットをゲット。
茅ヶ崎 珠姫:だが無事に応急手当キットは入手なのだ・・・
GM:次からはフィールドに出て調査フェイズとなります。
久留米宮古丞:イエス!
GM:----
神 竜太:あ、そういえば神→丹斑のロイスを取ってなかったので、今とっていいですか?
GM:もちろんOKです!
神 竜太:丹斑 咲介/旧友/○腐れ縁/いいかげんなやつ
神 竜太:以上
【Middle/02】
GM:さて、ここからは情報を収集していくことになります。
GM:敵の正体が不明なままでは、対策も取れず、ジャームへの接触もままならぬまま終わってしまうでしょう。
GM:そのために必要なのが、情報収集。ここでは主に【社会】に属する、各種〈情報:〉技能で敵の存在を調査していくことになります。
GM:勿論、提案次第で任意の〈知識:〉による解析や、〈知覚〉によって探りを入れるなど、他のアプローチも可能でしょう。
GM:TRPGで大事なのは発想力。GMの提示した判定だけに縛られず、「こういう事は可能でしょうか?」などと提案していくのも面白い遊び方です。
GM:とはいえ、シーンに登場すれば先ほどのように〈調達〉で購入判定を行なったりする機会も増えるので、
GM:基本的には、「【社会】型はミドルシーンに強い」と言う事ができるかもしれませんね。
GM:これを踏まえて、登場希望の方には登場していただきます。
GM:勿論、判定に役立つかどうかを考えずとも、出れば他PCやNPCとの会話ロールもでき、単純に楽しいので、
GM:侵蝕率余裕があるうちはどんどん登場していくことをおすすめします。
神 竜太:侵蝕率に余裕があるし、神は出ます。
茅ヶ崎 珠姫:もちろん登場しましょう!
丹斑咲介:颯爽登場!
久留米宮古丞:我も出づるぞよ
久留米宮古丞:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 2[2]+47 → 49
茅ヶ崎 珠姫:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43
丹斑咲介:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 6[6]+50 → 56
神 竜太:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 6[6]+45 → 51
茅ヶ崎 珠姫:なんだか登場による侵蝕率上昇が毎回低いが・・・?
GM:それは運がいいということですw
GM:登場侵蝕率が毎回高すぎると、シーンに出たくても出られないという事になってしまう可能性があるため
GM:神に幸運を感謝しておきましょう。
茅ヶ崎 珠姫:ダイスの神様ありがとうございます!
GM:では、4人登場ということで、特にシチュエーション限定はないですね。
GM:しかし、現在4人には2つの方針があるはずです。
GM:・殺人 ・火災 のどちらを調べに行くか。これだけオーヴァードがいれば、現場に向かえば手がかりが掴めるはず。
GM:皆さんのご希望を聞きましょう。同数の場合は、侵蝕率が一番高い丹斑さんを優先。
久留米宮古丞:火災だ!比較的響きが物騒では無いから。比較的。
神 竜太:放火犯のほうかな。厳密にはコートの青年が気になる
丹斑咲介:し、死ぬ確率が低そうな火災の方が……
茅ヶ崎 珠姫:珠姫ちゃん、一人、殺人のほうへ行きたかった模様
GM:残念でしたね……w では、火災現場に向かいます。直近の事件である、ビルの現場から。
GM:----
GM:歓楽街 雑居ビル跡
GM:----
GM:生々しい焼け跡だが、瓦礫の撤去などは最低限しかされていない。もっとも、囲われて人の目からは隠されているが。
GM:コートの青年の言葉が正しいのであれば、“クワージフィッション”が関わっているとされる事件だ。
久留米宮古丞:「ごほっ…ごほっ…やっぱり煤っぽいな」
丹斑咲介:「あー…… しんどい」
久留米宮古丞:「何か手掛かりでも見つかればいいが……」
久留米宮古丞:「お前達!ちゃきちゃき探せよ!」
神 竜太:GM、この現場は火災から何時間経ってますか?
GM:あの事件後から一日たった、と考えてもらっていいです。皆さん、事件後ですし一休みする必要はあったでしょう。
神 竜太:了解しました。
茅ヶ崎 珠姫:「……ま、調べるんならさっさと調べよ、何があるのか知らないけど」軽く不貞腐れている
GM:調査にとりかかる方は、 ▼雑居ビルの出火原因 〈情報:警察〉〈知識:レネゲイド〉 難易度10
GM:全員、一回ずつ判定が可能です。失敗した場合、基本的には同一人物が同じシーン中での再挑戦は不可能。
神 竜太:じゃあ、情報:警察で回します
神 竜太:3d10+1
DoubleCross : (3D10+1) → 8[1,6,1]+1 → 9
神 竜太:また一足りない!
久留米宮古丞:情報:警察!
久留米宮古丞:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[1,2,6] → 6
久留米宮古丞:こっちもダメ!
久留米宮古丞:ここは警察に頼るほかあるまい!
丹斑咲介:情報:警察!といっても技能なしだ!
丹斑咲介:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8
丹斑咲介:残念
茅ヶ崎 珠姫:ならば気分を変えて〈知識:レネゲイド〉で挑戦しましょう
GM:気分!
茅ヶ崎 珠姫:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[4,4,6] → 6
GM:あ、あんた達……!
久留米宮古丞:ええい!
久留米宮古丞:ここはあの手を使う!!
神 竜太:お?
茅ヶ崎 珠姫:おお・・・?
GM:フフフ……怖い
久留米宮古丞:財産4消費!
久留米宮古丞:無理矢理成功だ!
丹斑咲介:なんと!
神 竜太:買収の時間だー!
GM:そう、先ほど『購入判定』での財産の使用方法についてお伝えしましたね。
GM:もしも一般的な調査など、金や人手の動員でナントカなる『情報判定』ならば、
GM:こちらにも財産点を投入して、達成値の不足分を補うことができます。
GM:今回は、警察やUGNのサポートが得られれば、当然調査は捗る状況ですので
GM:財産点の使用は、可能です。もちろん、財産を使えない判定も稀にありますので、微妙な時は確認を取ったほうがよいでしょう。
久留米宮古丞:「これが…U!G!N!権限だーッ!!うおおおお!」
久留米宮古丞:経費で鑑識の警官たちを買収!
久留米宮古丞:詳細なデータを手に入れる。
GM:了解です。情報を開示。
▼雑居ビルの出火原因
鑑識の警官たちには認識できなかったのも無理からぬ事だが、
出火地点の付近では、レネゲイド能力による構造材変質の兆候が見られた。これは久留米の経験からしても、確実な事だ。
構造材そのものの内部から急速に反応を起こし、膨大な熱を発生させる。
いわば、建物そのものを『発火剤』に変えてしまう。これが――この事件を起こしたオーヴァードの、レネゲイド能力だ。
事件の特徴からしても、他2件の火災も原因は同じと考えて良いだろう。これは神を通じて確認を取れば、すぐに分かるはずだ。
GM:以上です。
久留米宮古丞:「なるほどなるほど……」
久留米宮古丞:「こいつ、随分まどろっこしいやり方をしているな。サラマンダーシンドロームでは無い…?」
茅ヶ崎 珠姫:「建造材変質……モルフェウスなら……?」
神 竜太:「建物そのものの構造が変わったということか」
久留米宮古丞:「ありえるかもしれん」
久留米宮古丞:「ともかく、敵の能力の一端が見えたな。次に向かうとするか」
久留米宮古丞:「……」
久留米宮古丞:「お前達。もっと私を誉めてもいいんだぞ?」
神 竜太:「茅ヶ崎、流石だな。久留米も」
茅ヶ崎 珠姫:「えへへへ」
丹斑咲介:「ああ…… 久留米は本当にUGNエージェントだったんだな」
久留米宮古丞:「なんだその意外そうな態度は!しかも今更か!」
丹斑咲介:「いやいや、心の底から感心してるさ、ほんとほんと」
茅ヶ崎 珠姫:「うんうん、なんだかんだ言ってやっぱりかっこいいところ見せてくれたよお姉さんは!」
久留米宮古丞:「フフフ…そうだろうそうだろう」
久留米宮古丞:「いいか、定期的に私を誉めろよ!」
久留米宮古丞:「誉められて伸びるタイプだからな」
茅ヶ崎 珠姫:「(すごい、自分でちょろいって言ったようなもんだよそれ……)」
神 竜太:「(わざわざ買収せずとも、警察署か消防署に行って火災調査を確認すれば済んだと思うんだが…まあいいか)」
丹斑咲介:「(……今の警察じゃ、絶対に解決できない事件だな)」
久留米宮古丞:「フフーン♪」
丹斑咲介:「その調子で次も頼むぜ、有能美人エージェント」
GM:他に会話などありますか?次の判定に進みたい場合は終了となります。
神 竜太:大丈夫です
茅ヶ崎 珠姫:問題ないですー
丹斑咲介:大丈夫でーす
GM:せっかく侵蝕率を上げているので、絡みたいキャラとは交流を深めておくのもアリです。現在GMはレスポンス遅延状況にありますし
GM:では、次の判定に進みましょうか。
GM:----
GM:このシーンでも、ロイスと購入判定が可能です。
丹斑咲介:今度こそ、拳銃を買いたい!
GM:ハハハ、買うがよい
丹斑咲介:手配師を使ってダイス増やして挑みます!
丹斑咲介:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 6[1,4,4,6]+1 → 7
丹斑咲介:達成値7に全財産3点をつぎ込んで、ぴったり成功!
久留米宮古丞:応急手当!
久留米宮古丞:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[2,6,7]+1 → 8
久留米宮古丞:ジャスト成功!
神 竜太:じゃあ、僕も応急手当を
神 竜太:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[5,8,10]+5[5] → 15
神 竜太:おーけーおけー
茅ヶ崎 珠姫:だめもとでUGNボディアーマーを狙うぜ
茅ヶ崎 珠姫:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[1,5,6]+1 → 7
茅ヶ崎 珠姫:だめだったぜ
GM:物欲センサー・・・
久留米宮古丞:許せないぜ
丹斑咲介:悲しい物語なのだ・・・
茅ヶ崎 珠姫:応急手当すらなのだ・・・悲しみに打ち震え次の世界へ・・・
【Middle/03】
GM:では、次のシーンに行きましょう。
GM:今回は、神さんに関わる現場として火災を調べに行きましたが、
GM:他にも調査可能なことはあるはずです。具体的には、商店街の殺人と、
GM:本来の久留米さんの調査案件であった、“サバス”の調査。
GM:また、珠姫ちゃんも気になる事はなにかあるかもしれませんね。
GM:今回もまた、登場希望の方には登場していただき、どの情報を調べていくかチョイスしていただく形にしましょう。
久留米宮古丞:出る!
久留米宮古丞:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 5[5]+49 → 54
神 竜太:出ます。
神 竜太:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 10[10]+51 → 61
茅ヶ崎 珠姫:行きます!
茅ヶ崎 珠姫:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 2[2]+43 → 45
丹斑咲介:出ます…… まだ大丈夫だよね?
丹斑咲介:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 6[6]+56 → 62
GM:・殺人 ・サバス調査 ・その他
GM:再び選んでいきましょう。まだ丹斑さんが侵蝕一位なので、決定権は丹斑さんですね。
神 竜太:僕は殺人がいいんじゃないかなとー。サバス関連は情報ないし
久留米宮古丞:では殺人行きましょうか。順を追ってきましょう。
茅ヶ崎 珠姫:そうですね、殺人で
丹斑咲介:順当に殺人ですね
GM:----
GM:商店街
GM:-----
GM:殺人現場は当然、警察によって封鎖されている。
GM:とはいえ、このメンバーならば警察関係者と、UGNの強権も活きる状況だ。
GM:独自に調査を進める分には問題はないだろう。
GM:先ほどの火災現場もそうですが、この2件の事件は、
GM:火災なら神さん、殺人なら丹斑さんがいない場合、〈交渉〉などの判定で現場に通してもらう必要がありました。
▼殺人事件の手がかり 〈情報:警察〉 難易度8
GM:今回判定できるのは、この一項目。
丹斑咲介:ふっ、ここは刑事の腕の見せ所
久留米宮古丞:おおっと
丹斑咲介:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル
久留米宮古丞:www
丹斑咲介:ひどいwww
久留米宮古丞:あんまりだwww
茅ヶ崎 珠姫:ファンブルダー!w
神 竜太:ファッ!?
神 竜太:じゃあ、僕が降るかー
神 竜太:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[4,7,8]+1 → 9
久留米宮古丞:成功だーッ!
茅ヶ崎 珠姫:やったーっ!
神 竜太:あ、難易度8か
丹斑咲介:ウィーピピー!
■ファンブルについて
1.ダブルクロスは他の残虐無情TRPGとは異なり、ファンブルに対してダメージやアイテムロストなどの極悪ペナルティは、特に規定されていません。
2.しかも、ファンブルはダブルクロスのシステム上、とてもめずらしい事態ではあります。
3.ファンブルの際のペナルティは「絶対失敗」のみ。技能がいくらあろうと、タイタス昇華などによる達成値上昇を行なっても、失敗です。
4.ですが、先に述べた通り、結構珍しいことではありますので、GMやキャラの判断でなんらかの面白い失敗とかを演出してみることもあります。
GM:----
▼殺人事件の手がかり
“コンフェティ”による殺人事件の状況は、火災現場とはまた違った奇妙さが見られる。
レネゲイド事件と思われる痕跡が、見た限りほとんど残っていない……。丹斑と珠姫の目撃からも、それが明らかであるにも関わらず。
“コンフェティ”が何らかの隠蔽・欺瞞能力を用いていた可能性はある。
しかし、そもそも白昼堂々と犯罪を犯すジャームである。
珠姫達が目撃した“コンフェティ”の振る舞いからは、自分の犯罪を隠滅するタイプでもないように見える……
GM:以上です。
久留米宮古丞:「なるほどなるほど」
久留米宮古丞:「ご苦労だったな神」
久留米宮古丞:「……それに引き替え貴様ときたらなんだ丹斑!」
久留米宮古丞:「たるんでいる!ぶったるんでいる!」
丹斑咲介:「いやぁ、適材適所ってもんがあるだろ。俺ってなぜか署内で人望ないし……」新しい煙草を片手に言い訳。
神 竜太:「だろうな。」
茅ヶ崎 珠姫:「本来の適材適所はどう考えてもおじさんのはずなんだけど?どう考えてもサボりすぎだよ」
久留米宮古丞:「よし!今回の任務でその根性を私が叩きなおしてやる!」
丹斑咲介:「な、なんでサボってるってばれた……!っていうか、今はそんな話してる場合じゃないだろ!ほら!」
茅ヶ崎 珠姫:「見てれば大体わかるし それに引き換え神お兄ちゃんは流石だよね!」
久留米宮古丞:「フン……次こそはチャキチャキ動くんだぞ!いいな!」
久留米宮古丞:「行くぞ!次なる手掛かりを求めて!」
茅ヶ崎 珠姫:「(……仲間、もしくは後ろ盾、"コンフェティ"を隠そうとする者の存在……可能性はいくらでも考えられる、か……)」
GM:交流・ロールがなければ、シーン終了。
丹斑咲介:OKですー
久留米宮古丞:イエース
神 竜太:オッケーでーす
茅ヶ崎 珠姫:問題なしですー
GM:----
GM:では、購入・ロイスをどうぞ。今日はここまでです。
久留米宮古丞:UGNボデーアーマー
久留米宮古丞:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[2,4,9]+1 → 10
久留米宮古丞:くっ惜しい
丹斑咲介:応急手当を
丹斑咲介:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル
丹斑咲介:2連続ファンブル……だと?
茅ヶ崎 珠姫:まさかの・・・!
GM:丹斑くん……?
久留米宮古丞:ダメ警官!
茅ヶ崎 珠姫:UGNボディアーマー!
茅ヶ崎 珠姫:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[3,4,8]+1 → 9
GM:これは3流オーヴァードからさらに降格ですね
GM:丹斑さんは、これからそっくりさんとして扱います
丹斑咲介:格付けチェックとは……
GM:名札も段ボールに書いてもらいますね
神 竜太:じゃあもう一個応急手当を
神 竜太:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[1,6,6] → 6
神 竜太:お、二つ目
GM:おっと神さん、応急手当は購入難易度8なので(左側の数値がセッション中購入の難易度)
GM:達成値6ではやや足りません。
神 竜太:了解しましたー。
GM:では、本日の行程はここまで。お疲れ様でした。
久留米宮古丞:お疲れ様でしたー!
神 竜太:お疲れ様でしたー
丹斑咲介:お疲れ様でしたー!
茅ヶ崎 珠姫:お疲れ様でした!
【Middle/04】
茅ヶ崎 珠姫:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 8[8]+45 → 53
久留米宮古丞:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 5[5]+54 → 59
久留米宮古丞:.
神 竜太:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 10[10]+61 → 71
丹斑咲介:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 5[5]+62 → 67
GM:……ところで。
GM:全員侵蝕率を上昇させたことで、前回伝え忘れたチュートリアルをひとつお伝えします。
■侵蝕率によるダイスボーナスについて
1.侵蝕率上昇はできるだけ避けたいものですが、オーヴァードはレネゲイド侵蝕が高まれば高まるほど強くなります。
2.それを表現するためのルールが、「侵蝕率ボーナス」。侵蝕率が上がってくると、なんと「すべての判定」にボーナスが加わります。
3.例えば、60%を突破したら、どの能力値で判定にチャレンジしても、本来の「能力値+エフェクトの個数」に「ダイスを+1個」できるのです。
4.この効果は、80%で「+2個」、100%で「+3個」……というように、侵蝕率が上がれば上がるほど強力になってきます。
5.とにかく初心者の内は忘れやすい効果なので、侵蝕率が高くなってきたら、損をしないように注意しましょう。
6.【簡単な覚え方】 100%未満の範囲では「20%ごとに+1個」と覚え、60%(1個)→80%(2個)→100%(3個)と意識しましょう。
GM:以上です。そして、それを踏まえて。
■判定・裁定の巻き戻しについて
1.前回の丹斑さんは、侵蝕60を越えていたのにも関わらず、ダイス1個でファンブルになってしまいました。
2.これはGM、ヒロさんの双方が侵蝕ボーナスについて気付かなかったため起こってしまったミスです。
3.もしも2個以上振っていれば、判定に成功したかもしれない……しかしこのような時、通常は『判定の巻き戻し』はありません。
4.ゴールデンルールにあるように、「過去に遡ってのやり直し」は際限なく行なうことができ、進行に支障をきたす可能性があるためです。
5.ただし、GMに十割近い過失があるミスで、プレイヤーに重大な不利益を起こすミスなどの場合には、
5-2.GMの判断で、そのミスに限っては修正される可能性はあり得ます。
GM:以上です。ダイスボーナスの件は本当に忘れやすいので、
GM:解説し忘れたことは申し訳ないです!
GM:では、今回のシーンで調べる項目について話し合ってもらいましょう。
久留米宮古丞:そろそろお仕事をしなければ
丹斑咲介:やはり順当にFHセル"サバス"についてですか
GM:そうですね、サバスについては調べる必要があるでしょう。
久留米宮古丞:”サバス”について調べても?
神 竜太:どうやって調べればいいんだろうか
GM:久留米さんにアイデアがあるのでしたら、そちらを採用しますが、
GM:久留米さんの支部の支部長から、構成員と思われるエージェントのデータが送られている事にしてもいいです。判定に成功すれば。
久留米宮古丞:ではそれでいきます!
久留米宮古丞:そして私には秘策があるのだ……
GM:ヌゥーッ 秘策とはイッタイ
久留米宮古丞:GM!メジャーアクションにてエフェクト、《導きの華》の使用は可能ですか!
GM:ほほう……!ここでこんなとは
久留米宮古丞:そう
久留米宮古丞:エフェクトは戦闘時に使うばかりの物では無いと…
久留米宮古丞:教えてやるぜェーッ!ヒャァーッ!
茅ヶ崎 珠姫:導きの華・・・!
GM:ヌゥーッ、確かに《導きの華》は対象の次のメジャー判定達成値を「+LV×2」するという強力なエフェクトと聞き及んではいたが
GM:まさか攻撃の判定を強化して命中しやすくするのみならず、
GM:情報判定まで強化する使い方があったとは……。なんということだ
GM:オーヴァードはどんな自由な発想で作ってもいいというのか~~ッ
久留米宮古丞:勿論、使用すれば侵蝕値は上昇する。
久留米宮古丞:便利だとはいえ、支援キャラに無理ばかりさせてはいけないぞ!
GM:しかし、前回「【社会】型がミドルに強い」と述べたのと同じく、いやそれ以上に
GM:ミドルにも戦闘にも貢献してくれるのが、久留米さんのような「支援型PC」です。
GM:メジャー支援エフェクトは、戦闘でのダメージこそ与えられませんが、使いどころを選ばないのが強みですね。
久留米さんの「達成値+10」という数値は、大抵の判定において、誰が判定しても絶対成功に等しい威力です。
つまり、情報判定が不得手なPCであっても情報を収集できるようになり、その分ミドルを手早く進行する事ができるのです。
また、戦闘支援におけるダメージ上昇量ではアタッカーに劣りますが、
それでも複数を同時に支援するなどの方法で、貢献度を高める事ができるでしょう。
GM:では、情報項目を公開するので、それを見てから《導きの華》を使うかどうかは決めてもらいましょう。
久留米宮古丞:イエッサー!
▼“サバス”の活動について 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉〈情報:噂話〉 難易度6
▼“サバス”の構成員について 〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉〈情報:警察〉 難易度11
▼“クワージフィッション”と“サバス”の関係 〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉 難易度12
GM:調べられるのは、以上3項目。
久留米宮古丞:ドザッときやがったぜ…!
茅ヶ崎 珠姫:たくさんあるぜ・・・!
久留米宮古丞:いかがしましょう
丹斑咲介:こいつぁ<情報:裏社会>持ちの出番かな……!
久留米宮古丞:導きの華の上昇値は達成値+10。
■情報判定の難易度について
1.判定の難易度のイメージについては、ルルブ1にも記載されています。
2.「3~5:簡単な行為」「6~9:普通は成功する行為」「10~13:難しい行為」「14~:極めて難しい行為」
3.なぜ10を境として「難しい行為」なのかというと、「クリティカルをした判定」は通常「10以上」の達成値になるからです。
4.つまりここを境に、常人では「とんでもない幸運」がなければ成功しない行為という事になりますね。
5.10以上の判定は実際難しく、14以上の難易度は、一般的イメージからすれば人間離れした芸当と考えてよろしいでしょう。
GM:以上です。
GM:----
久留米宮古丞:社会の低い丹斑さんに《導きの華》、クワージフィッションに挑戦していただき、
久留米宮古丞:活動と構成員についてそれぞれ茅ヶ崎さんと神さんに振る感じとしようと思いますが
久留米宮古丞:大丈夫でしょうか!
丹斑咲介:なるほど、OKだと思います!
茅ヶ崎 珠姫:了解いたしました!
久留米宮古丞:アンゼンサク!
GM:さて、現在後ろのイニシアチブ表の侵蝕欄を見ていただくと、丹斑さんと神さんが「侵蝕60」をオーバーしていますね。
GM:侵蝕率によるボーナスは、このような情報判定でもつねにかかることになります。ダイスを1個プラスして振るのをお忘れなく。
神 竜太:コネ:警察官あるからさらにダイスは+2!(忘れてた)
神 竜太:あれ、コネって使いきりでしたっけ?
GM:もちろん、コネもプラスできます!
GM:特に〈コネ:警察官〉などは〈コネ:要人への貸し〉と違い、使ってもなくならないので、どんどん使いましょう
茅ヶ崎 珠姫:〈情報:裏話〉のコネならあるぜ!
久留米宮古丞:友情は不滅…
GM:ゆゆうじょうパパワー
神 竜太:ユウジョウ!
丹斑咲介:ユウジョウ!
茅ヶ崎 珠姫:ユウジョウ!
久留米宮古丞:ではまず《導きの華》!を丹斑さんに使用!ユウジョウ!
GM:pop michibiki 1
久留米宮古丞:侵蝕を3上昇!そして丹斑さんの次のメジャーアクション達成値は…
久留米宮古丞:+10だ!!
丹斑咲介:それでは"クワージフィッション"と"サバス"の関係について、ドン!
丹斑咲介:2dx+10
DoubleCross : (2R10+10[10]) → 8[5,8]+10 → 18
GM:スゲェーッ
久留米宮古丞:ヒャハーッ!
丹斑咲介:久留米さんのサポートのおかげです、ユウジョウ!
久留米宮古丞:「丹斑、貴様に『きつけ』をくれてやる!」
久留米宮古丞:バイオリンを取り出し、激しい曲調の独奏曲を奏でる。
久留米宮古丞:「”大虎狩り”!」
丹斑咲介:「いきなり何を……? おお?」
久留米宮古丞:音色によって体内のレネゲイドが活性化し、
久留米宮古丞:動かずにはいられないのだ!
丹斑咲介:「やりたくないのにやる気が出てきた……!うおおおお!?」
久留米宮古丞:「働け働けーッ!」
丹斑咲介:「ヒィー!悪魔め!」
久留米宮古丞:「性根を叩きなおしてやるといったろう!ハハハハハ!」
茅ヶ崎 珠姫:「まあ、そのくらいがちょうどいいんじゃないの?おじさんは」
久留米宮古丞:と、丹斑さんの超人的労働により
久留米宮古丞:資料を一括整理!目当ての情報をゲットだ!
GM:では、情報を公開しましょうか。
▼“クワージフィッション”と“サバス”の関係
その強大なレネゲイド出力と、オーヴァードの暴走にも似た無差別な犯行から考えても、
“クワージフィッション”がジャームであることは間違いない。
だが、これ程のジャームが事件も起こさず、KS市のどこかに潜み……今になって暴走を開始したという事も、また考えにくい。
火災現場の調査結果から得られた構造変質は、何らかのレネゲイド訓練によるものと思しき規則性があった。
よって“クワージフィッション”は、“サバス”の収集したレネゲイド人材が「ジャーム化したもの」に他ならない、と丹斑は結論付ける事ができる。
一軒家。倉庫。そしてビル一棟。“クワージフィッション”の出力は、事件を経るごとに上昇している。
“サバス”は暴走したジャームをKS市に放置し、セル機能を『移転』するつもりだ。
GM:以上です。
GM:----
丹斑咲介:「――というわけで、俺はしっかり働いた。もう休む……」
久留米宮古丞:「しかし、とんでもない連中だな……」
久留米宮古丞:「全く!立つ鳥跡を濁さずという言葉を知らんのかアホどもめ!常識が無いぞ!」
丹斑咲介:「ジャームまで使うテロリスト連中に常識レベルの話が通じるかよ……」
久留米宮古丞:「……うるさいっ!」
茅ヶ崎 珠姫:「……(奴らに常識がないおかげで、あたしは今……手掛かりを得ようとしてる……喜ぶべきなのかな、これは)」
神 竜太:「しかし、ジャームを操ってるオーヴァードが必ずこの街にいるはずだ。」
神 竜太:「大元を叩かない限りジャームによる被害が繰り返される可能性がある。」
久留米宮古丞:「奴らに良心を期待するならそうだろうが…」
久留米宮古丞:「FHの事だ。何の目的も、アフターケアも無くただ野放しにしている可能性も大いにありうる」
久留米宮古丞:「ジャームに目的が無い場合、被害の際限も無い」
茅ヶ崎 珠姫:「……ほんと、ろくでもないやつらなんだね」
神 竜太:「ともかく、“サバス”そのものに関して調べる必要性があるな。」
久留米宮古丞:「うむ…早く止めなければ」
GM:では、次の判定に進みましょう。
GM:残り2つの情報にチャレンジが可能。ちなみに、久留米さんと丹斑さんは今の判定で行動済みですね。
GM:支援キャラの弱点は、支援を撒いたターンは「自分では判定できない」という事。支援もメジャーアクションが必要なためです。
神 竜太:じゃあ、“サバス”の構成員について情報:警察で振ります
GM:了解です。
久留米宮古丞:フレーフレー!
神 竜太:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,2,7,7,8,10]+7[7]+1 → 18
久留米宮古丞:ヒューッ!
茅ヶ崎 珠姫:やったぜ!
丹斑咲介:クール!
神 竜太:(ダイス6個で失敗したらどうしようかと)
GM:やりますねぇ!
GM:では、まずは情報を公開しましょう
▼“サバス”の構成員について
警察関係のコネクションなども活用し、神さんが調査を進めた結果、
久留米さんのUGN支部の支部長が送付してきたリストの構成員は、現在ほとんど撤退している事が分かりましたが、
不確定の情報ながら、その内の少数が現在もKS市で活動している可能性が出てきました。
コードネームは以下の通り。
・“レッド・フック”
・“ノーティス”
・“D.P.I.Z”
・“コンフェティ”
エージェントは4人。全員にオーヴァードの疑いがあります。
さらに、“レッド・フック”はリスト作成段階でセルリーダーの地位にあったエージェント。
今後はこれらの情報も元にして、調査を進めていくことができます。
GM:以上です。
GM:----
神 竜太:「知人経由で入った情報はコレが全てだ」
久留米宮古丞:「ふーむ……」
久留米宮古丞:「少なくとも通り名が分かった以上、UGNのデ?タベース、裏通りのヤクザものやチンピラへの聞きこみからこいつらを洗う事は可能だな」
茅ヶ崎 珠姫:「4人……か……まだ私たちが出会っていない存在がいる、っていうのは確実か……」
丹斑咲介:「例の"コンフェティ"って奴もエージェントか…… まともに活動できるオツムには見えなかったがね」
久留米宮古丞:「ジャームについて何か知っていればいいが」
丹斑咲介:「神が会ったって男、UGNも知らなかったジャームの関与について仄めかしてきたってのは……」
神 竜太:「このどれかうちの一人である可能性は高い。」
久留米宮古丞:「……確かにな」
茅ヶ崎 珠姫:「その例の"青年"が言うには放火の犯人は『クワージフィッション』……その犯人はサバスの構成員じゃないのかな……」
丹斑咲介:「どうにもまだ判然としないな…… "サバス"について、もっと調べてみる必要があるか」
GM:次の情報収集に参りましょう。
GM:未行動は珠姫ちゃんのみ。残る情報も一つですね。
茅ヶ崎 珠姫:さて、最後ですね!ここで一つ問題が 珠姫ちゃんは〈情報:噂話〉の技能を1、〈情報:裏社会〉のコネを一つ持っているのです、どちらのほうが当たりやすいでしょうかね・・・?
久留米宮古丞:難しい質問だぜ
神 竜太:ダイスの数を増やしてクリティカル狙える裏社会のほうがいいんでは?
久留米宮古丞:この場合だとコネを使った方がいいかもですね
GM:ダイスの数と固定値については、なかなか難しい問題です。
茅ヶ崎 珠姫:難易度:6とはいえ侮ってはいけない!とはいえクリティカルする必要はないわけですしダイスの数のほうがいいですかねえ
GM:技能はもちろん高いほうがよく、特に難易度10の判定などを狙うときには、技能があるもので狙ってみたほうが成功確率は高いでしょう
GM:これはクリティカルせずとも、「達成値9」が出れば「9+1」で成功にできるからですね。
GM:しかし、振れるダイスが1個や2個の場合、達成値は極端に不安定になるため、そのような状況ではコネを使うべきと私は考えています。
GM:今回の場合は、「難易度6」で、珠姫ちゃんの振れるダイスは「3つ」なので、この2つの例のどちらにも当てはまりません。
茅ヶ崎 珠姫:よし、ならば今回はダイスを増やすために〈情報:裏社会〉で振りましょうかね
久留米宮古丞:ウェーピピ!
茅ヶ崎 珠姫:ちょっとドキドキしてきた!
茅ヶ崎 珠姫:いくぞ!
茅ヶ崎 珠姫:5d10
DoubleCross : (5D10) → 23[4,2,9,6,2] → 23
GM:www
茅ヶ崎 珠姫:あっ
茅ヶ崎 珠姫:まちがえた
GM:たまに、こういう事もあります……経験者でもよくあるミス
久留米宮古丞:ま、多少はね?
GM:「dx」と「d」を間違えた時は、珪素セッションでは基本的に振り直しを認めてますので
GM:「5dx」で振りなおしてもらいましょう。
茅ヶ崎 珠姫:申し訳ねえ!了解しましたっ
茅ヶ崎 珠姫:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,4,9,9,10]+3[3] → 13
GM:おお……!クリティカル!
神 竜太:まわったー!
茅ヶ崎 珠姫:特に必要のないクリティカルが珠姫を襲う!
丹斑咲介:いよっ天才少女!
久留米宮古丞:ヒャハー!
▼“サバス”の活動について
既にUGNの調査でも分かっているとおり、“サバス”はKS市内でのオーヴァード勧誘の活動を担っていた。
しかし、FHの組織力は非常に強大である。情報を隠し通そうとしても、そのプロテクトを破るレネゲイド能力すら考えられる。
『市内で活動するオーヴァード』に、茅ヶ崎と丹斑、そして神が含まれていなかった……とは、思いがたい。
特に茅ヶ崎は、レネゲイド能力を用いた稼業を行なってすらいる。
丹斑や神といった、公務に携わる人間に対しても、何らかの監視があった可能性はある……。
GM:以上です。
GM:----
茅ヶ崎 珠姫:「城……ごほっごほっ、まあ、私のちょっとしたコネから調べた情報はこんなとこ」
丹斑咲介:「チビ助は随分優秀な"情報屋"が知り合いにいるみたいだなぁ?」
久留米宮古丞:「考えてみれば、それもそうか……。お前達も奴らからオーヴァードとして目を付けられていてもおかしくはない」
神 竜太:「敵の目はどうやら俺たちの想定以上に広いらしい。」
神 竜太:「だが、これで別の疑問が出てきた。」
丹斑咲介:「別の疑問?」
神 竜太:「俺が火災現場で会った青年は、俺がオーヴァードだと”知らなかった”ことだ。」
神 竜太:「もし”サバス”の一員なら知らないはずがない。」
久留米宮古丞:「なるほど」
久留米宮古丞:「そうなれば、我々の思惑とは違って、奴はFHとは無関係か」
久留米宮古丞:「あるいは、情報もいきわたらない末端構成員か、といったところだな」
茅ヶ崎 珠姫:「"サバス"、『クワージフィッション』、ロングコートの青年……全てが別の存在なのか、もしくはそう装っているのか……想像以上に面倒な案件だね」
久留米宮古丞:「ええい!私は頭を使うのは苦手だというのに…どうしてこんな仕事ばかり回ってくるんだ!」
神 竜太:「(彼は見ず知らずのオーヴァードをわざわざ助けようとした…。一体何の目的だ?)」
神 竜太:「ともかく、敵か味方かはさておき青年がなんらかの鍵を握ってることはたしかだ。」
丹斑咲介:「FHのリーダー"レッド・フック"、切り裂き魔"コンフェティ"、謎の青年、そしてジャームと思しき"クワージフィッション"……」
丹斑咲介:「ちっ…… 繋がりそうで繋がらんな」
茅ヶ崎 珠姫:「全部を相手にしなきゃいけない、ってのだけはやめてほしいもんだよね」
GM:――まだ情報が足りない。
GM:これを紐解くには、さらに焦点を絞って調べに向かう必要がある……。
GM:ここで名前が上がったNPCの何人かについては、実際に探りに向かうことができます。
GM:しかし、現時点では無駄足になる対象も、当然存在します。できるだけこちらが実態を掴んでいる相手を選ぶのが良いでしょう。
GM:方針を決めたのならば、シーンを切り替え、判定次第で接触を図りに向かうことができます。
久留米宮古丞:まずはコンフェティ行きますか。
久留米宮古丞:現状唯一顔が割れてるので、接触も簡単なはず。
丹斑咲介:一番手がかりありそうですね。
神 竜太:いずれ戦わなきゃならないでしょうしねー
茅ヶ崎 珠姫:なるほど・・・
GM:残り時間的には、本日のシーンはここまでですね。残りはそれらの方針を会議で決定し、
GM:そして、誰が向かうか(=次のシーンで登場するか)なども決めてみましょう。
丹斑咲介:あっGM、シーン終了の前に
丹斑咲介:持っている拳銃に《水晶の剣》を使ってもいいでしょうか
GM:もちろんOKです!
GM:《水晶の剣》はシーンをまたいでも持続する武器強化エフェクト
GM:自分の攻撃力を強化するのみならず、パーティー全体の火力上昇にも貢献する
GM:モルフェウスならではの強力エフェクトといえます。
丹斑咲介:侵蝕率を4上げて拳銃を強化!
久留米宮古丞:水晶の剣のいい所は、事前に強化しておく事で戦闘中にも作用するので、クライマックスで侵蝕をあげなくていい所。
久留米宮古丞:ザ・優良エフェ。
茅ヶ崎 珠姫:モルフェウスは武器を強くするエフェクトがいっぱいで楽しいですねー
GM:経験者も自信を持ってオススメする、ザ・優良エフェクトです
丹斑咲介:話の腰を折ってしまいましたが!
久留米宮古丞:オウイエス!
久留米宮古丞:とりあえず久留米は会いに行けます!
久留米宮古丞:UGNエージェントのネゴシエーションというのを見せてやる!
久留米宮古丞:しかし戦闘になったら何も出来ないので誰か保護者が欲しいです!
茅ヶ崎 珠姫:私も会いに行くでしょうね!侵蝕値一番低いですし!
神 竜太:侵蝕値やばいけど"コンフェティ"相手はどうにも戦闘になりそうだし行かざるをえない
丹斑咲介:丹斑もここはいっときます!そしてそれ以外は出来るだけ休みたいですw
久留米宮古丞:なかよしチームだ!
GM:では、方針が決まったところで、本日はここまでとしましょう。
久留米宮古丞:イエース
久留米宮古丞:おつかれさまでしたー!
GM:丹斑さんは、《水晶の剣》の侵蝕率は上げましたね?
神 竜太:お疲れ様でしたー
丹斑咲介:上げました!イエス!
GM:おっと、まだまだですよ。購入とロイスは、このシーンでも可能です。
GM:最後に購入判定をして、シーンを終わりましょう。
久留米宮古丞:ふへへうっかり
茅ヶ崎 珠姫:よーし、UGNボディースーツにめげずにチャレンジだー
茅ヶ崎 珠姫:スーツじゃない、アーマー
茅ヶ崎 珠姫:難易度12!いきます!
茅ヶ崎 珠姫:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[5,7,9]+1 → 10
茅ヶ崎 珠姫:しょぼん
久留米宮古丞:くっ茅ヶ崎ちゃんの仇を撃つ!
久留米宮古丞:ボディーアーマー!
久留米宮古丞:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[5,7,9,9]+1 → 10
久留米宮古丞:しょぼん
丹斑咲介:あ、購入判定では
丹斑咲介:侵蝕率でダイス増えますか?
GM:いい質問ですねぇ!
GM:もちろん増加します。すべての判定に恩恵があるのです。
GM:オーヴァードはすごいのだ
丹斑咲介:なるほど、ありがたい……!
丹斑咲介:それではまた応急手当狙います!
丹斑咲介:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[3,10]+1[1]+1 → 12
丹斑咲介:やたっ!
神 竜太:じゃあ便乗して応急手当を狙うぜ!
神 竜太:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,4,7,9] → 9
神 竜太:GM、他PCへのアイテムの受け渡しってありですか?
茅ヶ崎 珠姫:見事なまでにUGNボディーアーマー狙いのときだけクリティカルが出ないのだ・・・物欲センサー・・・
久留米宮古丞:くっGMが判定の途中エクスとはゆるせない
久留米宮古丞:入手したアイテムの受け渡しは、基本的には可能です。
神 竜太:じゃあ、茅ヶ崎ちゃんに応急手当を譲ります。
久留米宮古丞:戦闘中ではまた複雑なルールが絡んでたような気がしないでもないですが、
久留米宮古丞:少なくとも平時は同じシーンに登場していれば受け渡しは可能です。
GM:そうですね、ミドルシーンであれば、アイテムの受け渡しに手間はかからないとします。
茅ヶ崎 珠姫:おお、私にですか、あ、その他のとこに書いておけばよかったんですね、一応キットは一個持ってるのですが
GM:戦闘中に渡す場合はわざわざマイナーアクションやメジャーアクションを使ったり色々しなければならず大変
神 竜太:というか、茅ヶ崎ちゃんと丹斑の体力ががが
久留米宮古丞:ハッ本当だ
茅ヶ崎 珠姫:確かに体力が・・・
久留米宮古丞:戦闘に備えて私のも使うがいい!
久留米宮古丞:というわけで手持ちの応急は丹斑さんに差し上げましょう。
丹斑咲介:ありがたく受け取っておきます!ただでさえ血をダバダバするシンドロームなので……
茅ヶ崎 珠姫:ありがたく受け取りさっそく使いましょう!
久留米宮古丞:「勘違いするなよ!たまたま私が応急手当を持っていて、たまたまお前が怪我をしていたというだけの事だ!受け取れ!」
丹斑咲介:「あー…… 勘違いする要素はどこにもないな」
久留米宮古丞:「なっ、なんだそのリアクションの薄さは!それはそれで腹立たしいぞ!」
丹斑咲介:「いや、感謝してるさ。……さっきのバイオリンも助かったしな」
久留米宮古丞:「フフー、分かればいい。さ、手を出せ。手当てしてやる。」
久留米宮古丞:2d10回復をどうぞ!
丹斑咲介:ありがたや!
丹斑咲介:2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[4,9] → 13
丹斑咲介:いやされや~
久留米宮古丞:フートンで眠っておれ!
神 竜太:「茅ヶ崎、ちょうど携帯用の救急箱があるからこれを渡そう。」
茅ヶ崎 珠姫:「神お兄ちゃん……いいの?……ありがとう、えへへ」
茅ヶ崎 珠姫:ではこちらも
茅ヶ崎 珠姫:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 5[1,4]+8 → 13
茅ヶ崎 珠姫:はい!ロイスの追加をしたいです!
GM:どうぞ!
茅ヶ崎 珠姫:消防士のお兄ちゃん/神 竜太/優しいお兄ちゃん:○/騙しやすそう/ロイス
GM:なんたるクソガキ・・・!
GM:では、今日はここまで。また木曜に、よろしくお願いしますね。
【Middle/05】
久留米宮古丞:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 6[6]+62 → 68
丹斑咲介:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 4[4]+71 → 75
茅ヶ崎 珠姫:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 8[8]+53 → 61
神 竜太:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 9[9]+71 → 80
丹斑咲介:神さんがダイスボーナス2つの領域に
神 竜太:oh・・・
GM:神さんは、すべての判定に+2個できます。
GM:また、説明した通り《リザレクト》の使える範囲は100%まで。
茅ヶ崎 珠姫:くっとうとう全員+1以上とは
GM:100%を突破した状態で戦闘不能になった場合、この手段で復活はできないので
神 竜太:10→10→9ってこのダイスは侵蝕率を高めに来てる
GM:戦闘においても、基本的には100%は超えないほうが望ましいとされます。
GM:判定強化や制限エフェクトの開放など、生存性が低下する一方で攻撃力も上昇するため、一概には言えませんけれどね。
GM:----
GM:商店街
GM:----
GM:殺人鬼“コンフェティ”。彼によって殺害された一般市民は、果たしてあの後――遺族にどのような説明がされたのだろうか。
GM:少なくとも、見せることのできる『姿』でなかったのは事実だ……
GM:……そして、この人通りの多い商店街を、“コンフェティ”が再び狙うとすれば。
GM:珠姫ちゃんの仕事関係のコネ(城樫さんではない)を通じて、目撃情報があったとしましょう。
茅ヶ崎 珠姫:「……この商店街だよ、目撃情報があったのは」
GM:4人は、商店街の路地のひとつに集結する。人通りも多い。
久留米宮古丞:「……ささっ…さっ…」
丹斑咲介:「チビ助、大丈夫か?」
久留米宮古丞:「……奴はどこだ?」
茅ヶ崎 珠姫:「……あたしは平気だよ、それより……何してんのお姉さん」
久留米宮古丞:「おんみつ行動だ!見て分からんのか!」
久留米宮古丞:柱の陰に隠れつつ周囲を見渡している。
久留米宮古丞:「お前達も私に習えっ!」
丹斑咲介:「……それ、こっち側からだと丸見えだぞ」
久留米宮古丞:「何っ!?」
神 竜太:「不審者だな」
GM:全員、〈知覚〉で判定してもらいましょう。難易度は7。
丹斑咲介:6dx+1>=7
DoubleCross : (6R10+1[10]>=7) → 10[2,3,5,5,5,10]+10[10]+6[6]+1 → 27 → 成功
久留米宮古丞:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,5,7,9]+1 → 10
神 竜太:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[4,8,8,8] → 8
GM:ああ!?
久留米宮古丞:貧弱貧弱ゥ!
GM:どーなってんだ……!?
茅ヶ崎 珠姫:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[4,5,5,7]+1 → 8
GM:では、丹斑さんが凄まじい知覚力で敵を先に捉えました!
久留米宮古丞:丹斑さんの超知覚力
神 竜太:情報以外では凄い丹斑さん
茅ヶ崎 珠姫:カッコイイー!
丹斑咲介:ふっ…… 天才刑事と呼んでくれ
GM:達成値が高いので、演出奇襲で多大なダメージを与える事も可能ですが、エフェクト使用はしないでください。勿体ないので。
GM:----
GM:索敵を続ける4人。だが、その時……丹斑は、捉えた!あの学生服、背格好、間違いない!
丹斑咲介:「ッ……! いたぞ!」
久留米宮古丞:「!!」
久留米宮古丞:「ごくり……」
神 竜太:「こいつが…!」
茅ヶ崎 珠姫:「……」
“コンフェティ”:相手がこちらに気づく様子はない。丹斑が先立って発見できたのが功を奏している。
丹斑咲介:「奴さん、どこ行くつもりだ……」 柱の影に身を隠します。
神 竜太:「このまま追跡するか?」丹斑とは別の柱の陰に隠れます。
久留米宮古丞:「おい!そこのおま……!」
久留米宮古丞:ずいずいと声をかけようとする!
丹斑咲介:「ばっ馬鹿!」久留米さんの襟首引っつかんで止めますw
久留米宮古丞:「ほぎっ!」
久留米宮古丞:「なっ!なにをするお前?っ!」
茅ヶ崎 珠姫:「こんなとこで声かけて周りが巻き込まれたらどうするのさ!あたし達は顔割れてるし即攻撃でもおかしくないんだよ!(小声)」
“コンフェティ”:「……?」その気配にふと足を止めるが。
“コンフェティ”:間一髪、気付かれずに済んだ。あと一息タイミングがずれていれば危険なところであった。
久留米宮古丞:「……ま、まあ…そうだな…そうだった。わ、分かっていたがな!」
久留米宮古丞:「……子供に叱られてしまった」しょげー
GM:では、この調子で隠密を続けつつ、追跡するとしましょう。
GM:----
GM:“コンフェティ”がたどり着いたのは、町外れの古アパート。
GM:ここまで気付かれずに尾行できたのは、警察として高い尾行技術を持つ丹斑あってこそである……
GM:1階の3号室が自室だろうか?“コンフェティ”が扉に手を掛ける。
久留米宮古丞:「……ここが奴のハウスか」
“コンフェティ”:「……鍵が」
“コンフェティ”:「………………」
GM:ズォン!
GM:―― 一瞬にして空気が変わる。ワーディング!!
久留米宮古丞:「!?」
丹斑咲介:「何のつもりだ!?」
久留米宮古丞:「わ、私は何もしていないぞ!?」
神 竜太:「…バレたのか!?」
茅ヶ崎 珠姫:「……気付かれた……?」
“コンフェティ”:“コンフェティ”は室内を見据えている。
“コンフェティ”:「……今更来たんですか?」
GM: ガギン !
久留米宮古丞:「なんだっなんだっ…!?」
GM:遠く、アパートを揺るがす斬撃音!
GM:この音は、間違いない……“コンフェティ”が攻撃を仕掛けている!
GM:室内の『何者か』に向かって!
丹斑咲介:「野郎やりやがった……」
久留米宮古丞:「!!」
GM:そして……
ロングコートの青年:部屋ごと刻まれる寸前、灰色の影がひとつ、飛び出してくる。
ロングコートの青年:「……随分と、ご挨拶じゃあないか。“コンフェティ”」
ロングコートの青年:「セルリーダーに向かって」
神 竜太:「あの男は!?」
“コンフェティ”:「……何故、人を殺してはいけないと思いますか?」ジャキッ
茅ヶ崎 珠姫:「……核心に少し近づけた、ってとこかな……?」
“コンフェティ”:「何故、リーダーに歯向かってはいけないと思います?」
“コンフェティ”:「“レッド・フック”さん。あなた達がこの市を棄てることは知っていますよ」
丹斑咲介:「……って、言ってる場合じゃねえだろ!」拳銃片手に飛び出そうとします
神 竜太:「待て、丹斑!」丹斑を止めます
GM:いいでしょう。ここで、選択肢を選ぶことができます。
GM:・飛び出す ・まだ様子を見る
茅ヶ崎 珠姫:「ここで出て行ってどうするのさ!今飛び込んだら、得られる情報が減るよ?」
丹斑咲介:「……人が殺されるかも知れないんだぞ」
神 竜太:「あの男はオーヴァードだ。そう簡単に死にはしない。」
丹斑咲介:「ああ…… そうだったか」
丹斑咲介:「だが、実際殺し合いが始まったら止めに入るぜ」
久留米宮古丞:「……」
久留米宮古丞:「そうだな。丹斑。私もそうする」
茅ヶ崎 珠姫:「……仕方ないな」
丹斑咲介:引き下がって様子を見ます。
GM:ニア様子を見る
GM:----
“コンフェティ”:「だから、僕も管理の目から離れて、好きにやらせて貰うことにしたわけです。“クワージフィッション”と同じように」
“コンフェティ”:「……」
“コンフェティ”:「“レッド・フック”さんの方こそ。何故この場に?」
“コンフェティ”:「まさか、始末。できるとでも……?まさか、この僕を?」クナイを弄びつつ。
“レッド・フック”:「まあ、うん」
“レッド・フック”:「そうだよ」
GM:コートの青年の方は構えていない。“コンフェティ”と違い、何をするつもりなのか全く分からない――
“レッド・フック”:「“クワージフィッション”は、あれはどうしようもない。まあ、悪いけど、放棄するしかない代物だよ……」
“レッド・フック”:「でも、なんだ。君くらいなら……別に、俺一人でもいけるかなぁー……って」「思ったんだけど」
GM:バキャン!
GM:衝突するかのような硬質な音が響く。コート男の前方にいた“コンフェティ”が後ろに回っている!
GM:すれ違いざまに攻撃したのだ!オーヴァード同士の戦闘が起こっている!
GM:----
茅ヶ崎 珠姫:「……さて、どうする?サバスの仲間割れってとこだけど?」
丹斑咲介:「冷静なもんだな…… お嬢ちゃん」
久留米宮古丞:「あの男が”レッドフック”…そしてなんの理由か”コンフェティ”と戦闘を始めた……」
茅ヶ崎 珠姫:「あたしは何でも屋だよ?むしろ小学生らしく取り乱したほうがいい?この場で?」
神 竜太:「いや、そのままでいい」
丹斑咲介:「すまねぇ。俺が取り乱しそうなもんで、ついな」
久留米宮古丞:「ええっと…?こういう場合はUGNの教本には…??」
丹斑咲介:「言ってる場合か!」
神 竜太:「俺が先陣を切る。丹斑、援護しろ」
丹斑咲介:「狙うのは、どっちだ」
神 竜太:「“コンフェティ”だ。レッド・フックにはいろいろと聞きたいこともあるしな。」
丹斑咲介:「オーケイ。久留米、お嬢ちゃん、いいな?」
久留米宮古丞:「わっわっ!待て!私も行くぞ!」
久留米宮古丞:よたよたつんのめりつつついて行きます。
茅ヶ崎 珠姫:「問題ないよ、レッド・フックのほうがまだ日本語通じそうだしね」
神 竜太:そんなわけで、戦闘に介入します。
GM:ニア飛び出す
GM:----
GM:目にも留まらぬスピードで駆けまわりつつ、周囲のオブジェクトを巻き込んで切断する“コンフェティ”。
GM:凍結能力による盾だろうか、その殆どを的確に捌きながら、やはり何らかの有効打を与え続けている“レッド・フック”。
GM:両者の戦闘に、4人のオーヴァードが介入する!各々演出的に奇襲を加えてください。
久留米宮古丞:「待ていっ!!」
久留米宮古丞:「貴様たちの悪事!天は見逃しても!」
神 竜太:トンファーを持ってコンフィティに突撃します。
久留米宮古丞:「UGNは見逃さないっ!」
久留米宮古丞:「神妙にお縄に付けいーっ!!」
久留米宮古丞:バァーンとちょっと高い所でポーズ。
神 竜太:「…(無視して突撃)」
丹斑咲介:「クソ度胸だな……!」神の援護!コンフェティに発砲!
茅ヶ崎 珠姫:「……ねえ、仕事が向いてないなあって思ったこと、ない?」
久留米宮古丞:「無視するなーッ!」バイオリンを構える!
久留米宮古丞:神の突進をブースト!
“コンフェティ”:「……!!!」トンファーと銃撃を続けざまに喰らい、高速運動の惰性で茂みに叩き込まれる!
久留米宮古丞:「……やったか?」
“コンフェティ”:「ゲハッ……!なんです…か……!あなた達……!」血まみれだ。
“レッド・フック”:「チィッ、新手か……!」こちらも飛びのき、距離を取る。
神 竜太:「この間の仮りを返しにきたぜ。“レッド・フック”…。」
久留米宮古丞:「我々はUGN傘下の者だ」
久留米宮古丞:「FHセル、”サバス”の関係者だな」
“レッド・フック”:「……」
茅ヶ崎 珠姫:「……ばーん、ばーん(指で銃の形を作って"コンフェティ""レッド・フック"にそれぞれ撃つふり)……まあ、こっちもいろいろ聞きたいことがあるってことだよ」
久留米宮古丞:「わっ私のセリフ!」
“レッド・フック”:「……この前は顔が一致しないで悪かったね、神竜太。そしてそっちは、丹斑咲介かな……」
丹斑咲介:「ま、そういうわけで…… 平和的にお話を伺えませんかね、"レッド・フック"さん?」
“レッド・フック”:「嫌だね。そういう義理が俺にあると思うかい?」
“レッド・フック”:じりじりと下がりつつ、腰を低く構えている。先の防御に徹した構えとはまた別の動作だ。
久留米宮古丞:「ならば、ふんじばっても話してもらうしかないな……」
久留米宮古丞:「者共!かかれっ!」
“レッド・フック”:「そこの女はUGN」
“レッド・フック”:「そして……」
“レッド・フック”:「………………………」茅ヶ崎を見て、あからさまに表情を変える。 「……なんでここにいる?」
久留米宮古丞:「ん……?」
茅ヶ崎 珠姫:「……なんで……?(指で作った銃を向けたまま)」
久留米宮古丞:「おい、茅ヶ崎、知りあいかこいつは」
GM:もちろん、珠姫と“レッド・フック”の間に、面識はありません。
茅ヶ崎 珠姫:「あたし、記憶力はそれなりにあるほうだけど」
“レッド・フック”:「まさか、茅ヶ崎珠姫……。君が、神……丹斑……そういうオーヴァードと同列で、前線にいる……」
茅ヶ崎 珠姫:「……知らないよ」
“レッド・フック”:「…………」「……『戦えるのか?』」
GM:“レッド・フック”の言葉は全く意味を掴み取れない。
久留米宮古丞:「ワケの分からない事を……」
神 竜太:「その話も含めて詳しく聞きたいが、まずは…」“コンフェティ”に向かって構えます。
GM:だが、分かることがある。彼はフルネームで珠姫の名を呼んだ。珠姫の存在を認識していたということだ。
“レッド・フック”:「無駄だ。そいつは消えた」
GM:“レッド・フック”の言葉通り、“コンフェティ”の姿はない。
“レッド・フック”:「深手のようだがね。ジャームとはいえ、あれではずいぶん生命力も削れたかな」
神 竜太:「そうだな。今から追えば止めを刺せるかもしれない。」
神 竜太:「でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。 重要なことじゃない。」
茅ヶ崎 珠姫:「……日本語が通じると思ってたのは間違いだったかな?……あたしの名前をどこで知ったの?異星人〈サバス〉さん?」
“レッド・フック”:「…………」珠姫を見る。
“レッド・フック”:「……『どこから』知れたと思う?君の情報を秘匿していた人間がいた、ということだ」
茅ヶ崎 珠姫:「……!」
久留米宮古丞:「続きは警察署で聞く!」
“レッド・フック”:「さて。話はここまでだ。俺を追うか?それとも“コンフェティ”を追うか?」
久留米宮古丞:「まずは貴様だ!ひっとらえろーッ!」
“レッド・フック”:「逃げるなら俺も、全力で逃げる。君らじゃあ、追いつけない」ニヤリと笑う。
“レッド・フック”:「どっちでも、俺は……構わない!」
丹斑咲介:「あー……じゃあ、一つ訊いていいか?」
丹斑咲介:「あんた、これから何するつもりだ? 具体的には、この町の人間に危害を加えるか、ってことだが」
“レッド・フック”:「……何も?俺が残ってるのは、ただの」
久留米宮古丞:「なぁにを悠長な事を……」
“レッド・フック”: ――シャリ ン!
GM:氷の削れるような音と共に、“レッド・フック”の姿はかき消える。
久留米宮古丞:「!」
“レッド・フック”: 「『後始末』だ」
GM:《瞬間退場》。彼の立っていた場所には、低音に凍りついた土だけが、輝く軌跡を残している。
丹斑咲介:「……逃げたのか」
久留米宮古丞:「くっ……!」
神 竜太:「『後始末』…ね。」
久留米宮古丞:「ええい、”コンフェティ”の方を追うぞ!」
茅ヶ崎 珠姫:「……くっ……」
丹斑咲介:「はぁ……すっげー怖かった……!」
神 竜太:「茅ヶ崎、やつは”クワージフィッション”を追えば必ず再び現れる。その時こそ事実を聞き出すんだ。」
茅ヶ崎 珠姫:「……情報を……秘匿していた……人間……」
久留米宮古丞:”コンフェティ”を追えるような痕跡はありますでしょうか
GM:いえ、痕跡はないとします。
茅ヶ崎 珠姫:"レッド・フック"も?
GM:“レッド・フック”を逃した一行は“コンフェティ”を追うものの、二度尻尾を掴ませてくれるほど甘い相手ではなかった。
GM:一手の遅れが、かなりの致命打となった……。だが、引き換えに得られたのは『情報』。
GM:敵はこのKS市内にまだいる。セルリーダー以外の役職が撤退後も残されているとすれば、
GM:かなり重要性の高い役割であるのは間違いない。“クワージフィッション”や“レッド・フック”に繋がる情報は、少しでもかき集めねばならない。
GM:----
GM:シーンはここで終了です。しかし会話・ロイス・購入があればどうぞ。
久留米宮古丞:購入!
久留米宮古丞:ボディアーマー行ってみよう
久留米宮古丞:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,4,10,10]+10[7,10]+2[2]+1 → 23
茅ヶ崎 珠姫:おおお!
久留米宮古丞:ヒエーッ!
丹斑咲介:なんたる出目
久留米宮古丞:無駄クリで成功!
GM:戦力にさらなる力!
久留米宮古丞:防具の無い丹斑さんに差し上げます。
丹斑咲介:あ、ありがてぇ……!
茅ヶ崎 珠姫:負けるものかとばかりにボディアーマー狙いなのだ
茅ヶ崎 珠姫:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[5,7,8,10]+1[1]+1 → 12
茅ヶ崎 珠姫:おお、成功した!
久留米宮古丞:ヒューッ
丹斑咲介:今日はよく回る日だ
GM:神さんと丹斑さんは購入ないかな?
丹斑咲介:あ、応急手当いっときます
GM:GMの立場から《アドヴァイス》させてもらうと、丹斑さんなんかはショットガン辺りが実際装備としてオススメですね
丹斑咲介:な、なるほど!じゃあやっぱりそっちで……
GM:ショットガンは同エンゲージ攻撃可能・購入難易度も11とまあ低めなので。
GM:警察が使っていても全く不自然じゃないですね。西部警察!
丹斑咲介:2dx+1>=11
DoubleCross : (2R10+1[10]>=11) → 10[8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功
丹斑咲介:またしてもクリ!
GM:ワーオ
神 竜太:今日回りすぎじゃろ本当
神 竜太:鎖帷子狙います。
神 竜太:5dx<=10
DoubleCross : (5R10[10]<=10) → 9[4,6,7,8,9] → 9 → 成功
神 竜太:あ、逆だ。
GM:財産は……ないですね。残念!
GM:では、次のシーンに進んでいきましょうか……?時間的にギリギリかな
久留米宮古丞:オゴーッ
神 竜太:次は着ぐるみを狙おう。(謎狙い)
GM:着ぐるみは装甲性能最強ですからね。購入も非現実的でない難易度なので、
丹斑咲介:きぐるみファイアファイター
GM:防御を固めたいなら悪くない選択であります。
久留米宮古丞:カワイイヤッター!
茅ヶ崎 珠姫:きぐるみ何でも屋・茅ヶ崎 珠姫
神 竜太:着ぐるみ着てトンファー二本持ったやつが襲いかかります。
丹斑咲介:今回購入したのはショットガン相当の大口径拳銃、ということで……
GM:オーケーです。
GM:相当品ルールは、自分の気に入ったテクスチャはどんどんGMに提案してください。
久留米宮古丞:デザートイーグルだ!
GM:よっぽどじゃない限り、だいたいOKになると思います。
丹斑咲介:はっ!あと《水晶の剣》かけておきたいです!
茅ヶ崎 珠姫:ボディアーマーの形をモルフェウスの力で少しいじってカワイイな感じに……!
GM:OK!OK!(ズギュン!ズギュン!)
GM:というわけで、対象を宣言して《水晶の剣》どうぞ。
GM:あと何回かは記録してくださいね。
丹斑咲介:それではショットガンに《水晶の剣》をかけて、残り1回。
丹斑咲介:侵蝕値+4します。
GM:了解です。セッションは取りあえずここまでにしておきましょうか。
久留米宮古丞:はいさーい
神 竜太:了解しましたー
茅ヶ崎 珠姫:了解ですー
丹斑咲介:了解でーす
GM:では、次回開催日程を決めましょう。恐らく土日のいずれかになると思うんですけど(名推理)、
GM:皆さん、ご予定はどちらか開いていらっしゃいますか?
GM:これまでのような進行ではなく、がっつり進めようと思います。ちなみに、金曜は確かどなたか不可能でしたね。
神 竜太:土曜の昼以外ならいつでも大丈夫です。
丹斑咲介:あ、僕は日曜夜が不可です
茅ヶ崎 珠姫:金曜不可は私ですねw 両方昼は無理ですねー
久留米宮古丞:土曜日晩ならば!
茅ヶ崎 珠姫:夜は大丈夫、の、はずです
丹斑咲介:土曜の晩はOKです!
GM:了解です。土曜の夜からにしましょう。
GM:20:00ぐらいから待機しています。
丹斑咲介:ラジャー!
茅ヶ崎 珠姫:了解でーす!
神 竜太:了解しましたー
久留米宮古丞:イエサー
【Middle/06】
GM:では、ややシーンを切り詰める感じで調整して
GM:次のシーンで判定に成功すれば、ミドル戦闘に入れる可能性がある……としましょう。
GM:しかし、調査する情報については考えてください。ヒントは前のシーンで出ているはずです。
GM:場所は珠姫ちゃんの事務所でいいでしょうか。珠姫ちゃんにシーンプレイヤーになってもらいましょう。
茅ヶ崎 珠姫:了解しました!
GM:その他、登場希望のプレイヤーは登場してくださいませ。
茅ヶ崎 珠姫:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 2[2]+61 → 63
久留米宮古丞:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 5[5]+68 → 73
神 竜太:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 10[10]+80 → 90
丹斑咲介:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 8[8]+79 → 87
GM:----
GM:何でも屋『ジーニアス』
GM:----
GM:サバスセルの構成員の2人――“レッド・フック”、“コンフェティ”と交戦した一行。
GM:得られたのは断片的な情報だけだ。……だが、この少ない材料から敵を追い詰める他ない。
GM:UGNのデータから洗い出されたエージェント名は4人。“レッド・フック”。“コンフェティ”。“ノーティス”。“D.P.I.Z”。
GM:敵は他にもまだ存在する……
茅ヶ崎 珠姫:「……」自分の椅子に座り、黙っている
久留米宮古丞:「”クワージフィッション”…か…」
久留米宮古丞:「奴らはどうやら、セルの破棄について意見が一致していなかったようだな」
丹斑咲介:「”レッド・フック”は『俺一人でも』って言ってたな。他の連中はもう逃げたか、死んだか……」
久留米宮古丞:「あの口ぶりからすれば、“ノーティス”“D.P.I.Z”とやらも」
久留米宮古丞:「少なくとも”レッド・フック”側とは考えづらいな」
神 竜太:「”レッド・フック”は最後に『後始末』と言ってたな。」
神 竜太:「先程の一件から考えるとこの街に残ってるエージェントを始末することだと思うが…。」
久留米宮古丞:「そういう事だろう」
久留米宮古丞:「奴は力づくでセルの移転を強行しようとしている。」
丹斑咲介:「それで”コンフェティ”は始末して…… ”クワージフィッション”は、放棄って言ってたが」
久留米宮古丞:「最も、なぜそんな事をするのかという理由については見当もつかないがな」
神 竜太:「移転先の足が付かないようにするためかもしれない。理由に関しては推測以上はわからないな」
茅ヶ崎 珠姫:「……うん……」あまり話が頭に入っている様子ではない
久留米宮古丞:「何か、この街を離れたい理由でもあるのか…?」
丹斑咲介:「……チビ助、大丈夫か?」
茅ヶ崎 珠姫:「……え……あ、うん……も、もちろんだよ……今ちゃんと考えてたとこだし……」
神 竜太:「俺や丹斑の情報すら筒抜けだった"サバス"から、茅ヶ崎の情報を秘匿していた人物がいる。」
神 竜太:「茅ヶ崎、心当たりは?」
茅ヶ崎 珠姫:「……心……当たり……」
茅ヶ崎 珠姫:「…………(ちらりと丹斑を見る)」
丹斑咲介:「あー…… ちょっとタバコ吸ってくるわ。俺は頭使うの苦手なんだ」
丹斑咲介:「なんか見当がついたら呼んでくれ」
茅ヶ崎 珠姫:「おじさん……そ、その…………い、いや、せいぜいゆっくり吸ってきなよ……」
丹斑咲介:「ん…… 決めるのはお前だからな」珠姫のオフィスから退出します。
GM:----
GM:調べたい情報があれば、提案していただければ、
GM:その難易度を提示します。
丹斑咲介:”レッド・フック”の行動について調査したいです
GM:あの後の足取りということですか?
丹斑咲介:あ、過去の行動です。
久留米宮古丞:久留米は難易度の高そうな方について行くぞ。
GM:過去の行動に関して調べても、成果はあまりありません。
GM:最初の合流シーンからの流れで得られた情報には、嘘はないということですね。
丹斑咲介:む、しまった。じゃあ、あの後の足取りを……
GM:“レッド・フック”はFHの人材収集セルのリーダーであり、長くKS市に根を張っていた、ということです。
GM:……では、それについて調べられるとしましょう。
GM:そして、残念ながらこれは、ミドル戦闘のトリガーとはならない情報です。
GM:しかしハズレではありません。こちらはこちらで、後々収穫があります。
▼“レッド・フック”の足取りについて 〈情報:警察〉 難易度8。
久留米宮古丞:うーむ
久留米宮古丞:こっちで”コンフェティ”を追ってみるのもいいかもしれない
GM:フフ……モヤイさんはまだ気づいてないようですね
久留米宮古丞:何ィ!?
GM:とにかく、これは丹斑さんの単独シーン。調べたい項目があれば、各自調べてもらいましょう。
GM:単独シーンじゃあなく、単独行動ですねw 「シーン」だとシステム用語だから言い回しが難しいのだ
丹斑咲介:それでは難易度8で判定!
丹斑咲介:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 10[9,10,10]+8[5,8] → 18 → 成功
GM:す、すごい!
久留米宮古丞:ヒューッ!
茅ヶ崎 珠姫:やったぜ!
丹斑咲介:ニコチンが入ればこんなもんよ!
GM:……しかし、この情報はまだすぐには開かせません。トリガーを引き当ててから、まとめて公開します。
神 竜太:たばこってすごいね!
GM:丹斑さんは、“レッド・フック”に盗聴器を仕掛けていた事にしたり、警察の全無線連絡を傍受したり、好きな演出で追跡できたことにして構いません。
GM:では、視点は事務所に戻り、丹斑さんが抜けた3人の会議となります。
GM:----
久留米宮古丞:「……で」
久留米宮古丞:「あるのか?心当たりが」
茅ヶ崎 珠姫:「……まあ……そう、だね」どうにも歯切れが悪い
久留米宮古丞:「フン……いつものようにクソガキらしくはっきり言え。今の状況では押すも引くも出来ん」
神 竜太:「…親しい人間か。」
久留米宮古丞:「首を突っ込むと決めたのはお前だろう」
久留米宮古丞:「カバーは大人がする。安心しておけ」
茅ヶ崎 珠姫:「…………うん、わかった」
GM:では、調べたい情報を提示してください。
茅ヶ崎 珠姫:城樫 翠の情報を
GM:了解です。〈情報:裏社会〉で難易度6。
久留米宮古丞:キヒィーッ!
GM:事務所のPCなど、彼女が使用した痕跡のあるものは、UGNを通してデータ復元等の捜査ができます。
GM:これは3人全員挑戦できます。判定をお願いします。
茅ヶ崎 珠姫:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,3,6,8,9,10]+1[1] → 11
GM:成功ですね。
GM:もちろん、UGNの手を借りず、自分で推測できたとしてもいいです。ノイマンの推理力ならばわかる。
▼城樫翠について
“サバス”のFHエージェント、“D.P.I.Z”である。
市内のオーヴァードを発見し、スカウト・捕獲する“サバス”の性質上、
茅ヶ崎珠姫にも、早い段階から『監視の目』はついていた。それが城樫翠である。
現在も彼女は“サバス”の『目』として市内を監視しており、
“サバス”の収集した人員の状況や、現在の“サバス”の行動について探るものがいないかどうかを見張っている。
不用意に近づくものがいれば、彼女自ら始末に向かうだろう。それが彼女が市内に残っている事の『役割』である。
GM:----
久留米宮古丞:「……しんがり役という訳か」
茅ヶ崎 珠姫:「……城樫 翠……あいつが……サバス……だったんだ」
茅ヶ崎 珠姫:「……ずっと……ずっと、あたしを騙してきたんだ……」
神 竜太:「だが、悲観的なことでもない。彼女がサバスであると同時に、彼女は君のことを秘匿していた。」
神 竜太:「つまり、君を守ろうとしていた。」
茅ヶ崎 珠姫:「……あいつは……でもあいつは……ッ……!!何が……何が……ッ!」
茅ヶ崎 珠姫:「お母さんと呼べだって!?学校へ行けだって!?……諦めろ……だって……!?……あいつ……あいつは……心の中では、ずっと、ずっと……!!」ぼろぼろと涙がこぼれる
久留米宮古丞:「……」
久留米宮古丞:「辛いだろうな。」
久留米宮古丞:「だが、はっきり言っておくぞ。茅ヶ崎。お前がこれから先に立ち入るなら、もっと辛い現実を見る事にもなるかもしれない」
茅ヶ崎 珠姫:「……ッ……くッ……!」
久留米宮古丞:「FHは世間一般から見れば…いや、どこまで行っても社会的な悪だ」
久留米宮古丞:「……正直言って、私たち大人が片を付けるのが筋だ」
久留米宮古丞:「そうだろう、神」
神 竜太:「…。」無言で考え込む
久留米宮古丞:「お前とこの女の問題だって、お前が大人になってから整理をつければいい」
茅ヶ崎 珠姫:「……」
久留米宮古丞:「私は、今傷つく必要は無いと思う」
茅ヶ崎 珠姫:「……悟が……」
茅ヶ崎 珠姫:「……覚悟が、ないやつの言うことだよ……そんなのは……」
久留米宮古丞:「……」
茅ヶ崎 珠姫:「……あいつは……あいつは、あたしの……もしかしたら、最悪の結末が待ってるのかもしれない」
神 竜太:「…。」
茅ヶ崎 珠姫:「……でも……あたしは、あたしは、自分で……自分で、真実を見たかったから……この力を、手に入れたんだ……」
茅ヶ崎 珠姫:「……それにさ、お姉さん達の頭に任せてたら、事件が迷宮入りになりかねないしね」
神 竜太:「ああ、そうだ。やはり君は優秀な知能の持ち主であり、このチームに必要だ。」
久留米宮古丞:「……クソ生意気な上にこらえ性まで無いと来たか」
久留米宮古丞:「全く、どこまでもクソガキだな。お前というヤツは」
久留米宮古丞:「……だが、そんなガキのわがままに付き合わねばならんのも、大人の辛い所だな」
神 竜太:「なんせ、『大人』だからな。」
茅ヶ崎 珠姫:「…………………りがと」
久留米宮古丞:「フン、気にするな」
久留米宮古丞:「それが私たちの仕事だ」
茅ヶ崎 珠姫:「…………んんっ、あとで、おじさんにも教えないとね……わざわざ、出て……いやっ、こんなときにタバコ吸いに行くしね!仕方ないおじさんだよ」
久留米宮古丞:「あいつなら、察しがついているのかもしれんがな」
久留米宮古丞:「昔からそういう奴さ」
GM:----
GM:では、ここで視点をザッピングします。先ほど保留した、丹斑さんの情報を
GM:公開します。
GM:あ、情報の獲得手段については何かご希望はありますでしょうか
丹斑咲介:あんまりハイテックな感じだとそぐわないかな、というぐらいです
GM:では、事前に警察署内の人員に根回しを行なっていた、くらいにしておきましょうか。
丹斑咲介:了解です!
▼“レッド・フック”の足取りについて
……丹斑が、タバコ数箱や、その他諸々の貸しで『手配』していた署内の人間から、連絡が入った。
“レッド・フック”――無論その名前は出していないが、特徴やタイミングからして、彼と同一人物と思われる者の連絡が
……『KS署内』に入っていた可能性がある。
また、ここで丹斑は神の推測を思い出してもいい。
「“レッド・フック”がセルリーダーであれば、自分の存在を知らなかったはずはない」……
確かに、最初の遭遇の時、“レッド・フック”は神について把握していなかった。
だが次に出会った時には、既に神や丹斑についても、その本名まで把握していた。
――即ち、セルとしての人材収集活動の核。『データ管理』を行うエージェントが他に存在すると考えられる。
そしてそのデータ管理者は、明らかに“コンフェティ”とは別の存在。これまでの情報と照らし合わせれば、“ノーティス”、“D.P.I.Z”のどちらか。
丹斑や神に対しても、サバスの監視はついていたはず。そして“レッド・フック”の通信痕跡。表の世界の、公的機関側の人間であったとしたら……
GM:----
GM:以上です。
久留米宮古丞:ならば次に調べるべきは1つッ!
久留米宮古丞:ノーティス行きますか。
GM:いえ、トリガーは既に起こっているので、情報収集はここまで!
久留米宮古丞:なんと
GM:丹斑さんはこの情報を元に、何か行動しようとしてもいい。現在単独行動です。
丹斑咲介:「やばいかな…… やばいよな、どう考えても……」
GM:夜の住宅街。人気はない。
丹斑咲介:”レッド・フック”と連絡を取っていた相手について探れますか?
GM:それは、これから実際に調べてみないとわからない事でしょう。
丹斑咲介:それでは、実際にやってみます。
GM:なんと……!警察署に向かいますね?
丹斑咲介:「……危なかったらすぐ逃げればいいんだ、くそっ!」
丹斑咲介:向かいます。
GM:では、その行く手に、一台のバイクが立ち塞がる。
GM:ヘルメットを被っているが、相手には見覚えがある……。丹斑には。
城樫翠:「……丹斑咲介。いけないねぇ……」
城樫翠:「知らない内はいい。アタシも無害な情報屋でいられる。でも、そーいう情報は……」ヘルメットを外す。
城樫翠:「――アタシの『情報網』にかからないとでも思ってんのか、ポリ公」
丹斑咲介:「ほんとに無害なら、俺が追い掛け回す必要もないんだが……」
丹斑咲介:「――そういう話でもないみたいだな?」
城樫翠:「アンタを始末させてもらう」バイクから降り、無造作に踏み出す。
GM:警察から逃げまわるだけの、セコい情報屋……だが、今は何かが違う。ワーディングが展開される。
城樫翠:「UGNが最初に接触するのは『警察の人間』」カツ、カツ
丹斑咲介:「……お前もあいつらの関係者ってことかよ。くそっ……!」
城樫翠:「そいつ一人に『目』を置いておけば、UGNの動向はすぐに掴める」
城樫翠:「……だけど、知りすぎた奴は生かしておく必要もないね」
丹斑咲介:「勘弁してくれ、俺はまだ死ぬ理由なんてないんでな」
丹斑咲介:できるだけ距離をとるように動きます
神 竜太:GM、丹斑に電話をかけます。
GM:電話は省略して構いません。直接駆けつけてください。
久留米宮古丞:イエース!
丹斑咲介:プリーズ!
茅ヶ崎 珠姫:りょうかーい!
神 竜太:特に捻りも思いつかなかったので普通に駆けつけます
神 竜太:「どうやら間に合ったようだな。」
久留米宮古丞:「丹斑、相変わらず連帯行動のとれん奴め」
茅ヶ崎 珠姫:「……どこまでタバコ吸いに行ってるのさ、全く」
久留米宮古丞:「だが、この状況……話が早いのは助かるな」
城樫翠:「……一手遅かったか」踏みだそうとした足を止める。
久留米宮古丞:丹斑の背後に三人並んで立つ!
城樫翠:「3人……いや、4人、揃っちゃったみたいだね~」
茅ヶ崎 珠姫:「……城樫」
城樫翠:「……」珠姫をちらりと見る。だが、特に感情のゆらぎは見せない。
神 竜太:「”サバス”の“D.P.I.Z”だな。」
久留米宮古丞:「そして、本名、城樫翠」
城樫翠:「……その通り。アタシが“サバス”の目」
丹斑咲介:「……訊きたいことが山ほどある。城樫翠、お前を逮捕する」
久留米宮古丞:「出来る事なら」
久留米宮古丞:「手荒な手段を取るつもりは無い。暴力で解決するのはUGNのやり方ではないし、それに……」
久留米宮古丞:「少なくとも私には、それに踏み切れない要因が一つ、ある」
茅ヶ崎 珠姫:「……」
久留米宮古丞:「投降しろ。してくれ」
城樫翠:「4人いれば」
城樫翠:「勝った気でいるのか?」
神 竜太:「あくまでも“D.P.I.Z”として戦うということか。」
城樫翠:手をかざす。アスファルトの道路や、塀。電柱の上……城樫の領域操作による空間の穴――無数の『目』が開く。
城樫翠:「アタシ一人でも、全員相手をしてやる。来い」
久留米宮古丞:「……ちっ…」
久留米宮古丞:「このバカめ……!」
久留米宮古丞:「やるしかないらしい。いいな。神、丹斑……茅ヶ崎」
神 竜太:「君を力づくで『説得』する。」トンファーを構えます
丹斑咲介:「……クソッ」銃を構えます。
茅ヶ崎 珠姫:「……そうだね、何か一つ言うことがあるとするなら」
茅ヶ崎 珠姫:「……仕事の時のあたしは、優しくないよ」
茅ヶ崎 珠姫:「……知ってるでしょう?」
GM:----
GM:ミドル戦闘を開始します。
城樫
5m
珠姫 丹斑
神 久留米
■エンゲージについて
1.上の図は、戦闘の際の敵味方ユニットの配置の模式図となります。
2.ここでは、距離が離れているキャラ間は『5m』のように表記されていますが、同じ位置にひとかたまりに『珠姫 丹斑 神 久留米』と書かれているのは
2-2.何を表しているでしょうか?この[ひとかたまり]が『エンゲージ』です。
3.エンゲージの概念は、簡単にいえば「互いの距離が『0m』のキャラクター同士」をひとつの地点に表したもの。
4.上の図で言えば、城樫との珠姫の距離も、城樫と久留米の距離も、同じ『5m』です。
5.「射程:至近」の攻撃は、同じエンゲージにのみ可能となります。白兵攻撃の際には、この5mの距離を詰める必要があるでしょう。
6.特殊なシチュエーションでない場合、原則的にプレイヤーキャラクターは『同じエンゲージ』にいるものとして戦闘は開始されます。
7.敵と味方の距離は、シチュエーションにより様々です。今回は住宅街で、最初に城樫が距離を詰めているため、5m。
8.射程距離・移動距離の問題は、距離を詰めて戦う『白兵型』にとって特に重要。移動力含めた射程距離は、10m近くを確保しておきましょう。
GM:----
■戦闘の流れについて
1.戦闘の手番は敵味方合わせて、行動値が高い順で処理されていきます。
2.行動値が高いキャラから順に1、2、3……と番号を振ると、戦闘中に発生するプロセスは、
2-2.「セットアッププロセス」→「イニシアチブプロセス」→「1番のメインプロセス」→「イニシアチブプロセス」→「2番のメインプロセス」→……
2-3.のように続き、未行動のキャラがいなくなった時点で(全員が行動を完了した時点で)、「クリンナッププロセス」となり、次のラウンドに入ります。
3.「セットアッププロセス」は、全員が行動する前にエフェクト、アイテム等の使用を宣言できる、戦闘準備段階のプロセス。
4.「イニシアチブプロセス」は、次に誰にメインプロセスを与えるかを決定する、「行動の合間」のプロセス。
4-2.《時間凍結》《加速する刻》は、このプロセスに割り込んで行動するため、実質的に「誰よりも先んじて」行動することが可能なエフェクトです。
5.「メインプロセス」が、マイナーアクション・メジャーアクション等が行なえる、通常イメージされる「キャラごとの行動」のプロセス。
6.セットアップ・イニシアチブ等も、基本的にキャラの行動値順に処理されていきます。
7.待機などのルールも存在しますが、それは必要な時が来たら解説しましょう。
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
GM:というわけで、まずは上で説明した「セットアッププロセス」が入ります。
GM:ここでは、「タイミング:セットアップ」のエフェクトが使用可能。そういったエフェクトを持っている方はいらっしゃいますでしょうか。
久留米宮古丞:ありません!
丹斑咲介:ありません
神 竜太:ないです
茅ヶ崎 珠姫:ないですね!
城樫翠:では、このタイミングで動くのは城樫だけですね。
城樫翠:《力場の形成》を使用。セットアップタイミングながら、ラウンド中の攻撃力を[+LV×2]する、非常に強力なエフェクトです。
城樫翠:自分以外を対象に使用することもできるので、サポートにも転用可能。応用性の高いオルクスを象徴する能力といっていいでしょう。
GM:そして、セットアップが終了したため、イニシアチブ。
GM:ここで、「現在未行動」のキャラクターの行動値を比較します。現在は全員未行動ですので、
GM:最も行動値の高い城樫のメインプロセスに入ります。
GM:なお、ここで敵と味方の「行動値が同じ」場合、『味方』が優先されます。これも覚えておいて損はないでしょう。
城樫翠:《コンセントレイト:オルクス》《大地の牙》《要の陣形》。
城樫翠:あ、すみません。マイナーで《絶対の空間》を使用します。
GM:オルクスの基本的なRC攻撃である《大地の牙》に、攻撃対象を3体に拡大する《要の陣形》を組み合わせました。
GM:攻撃対象を選びます。1d4で振り、PC番号が当たったキャラ「以外」の3人を攻撃。
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4
GM:対象は久留米さん以外の3人。
城樫翠:14dx7+4 ドッジダイス-1個
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,5,6,9,9,9,10,10,10]+10[2,3,5,6,7,10]+4[3,4]+4 → 28
■攻撃へのリアクションについて
1.攻撃に対してのリアクションは、2種類あります。「ガード」と「ドッジ」。
2.「ガード」は、装備している武器のガード値(主に白兵武器に存在)の分、確定でダメージを軽減できます。
3.「ドッジ」は、敵の命中判定に対して〈回避〉で判定し、これが相手の達成値以上である場合、攻撃自体を受けなかった事にできます。
4.ガードまたはドッジを禁止してくる相手、あるいは今回のように「避けにくい」攻撃を仕掛けてくる敵もいるため、注意してください。
GM:----
GM:珠姫ちゃん、丹斑さん、神さんは、この「達成値28」の攻撃に対して、ガードするかドッジするかをそれぞれ選んでもらいます。
茅ヶ崎 珠姫:ガードするすべがないのでドッジを試みるほかないですな
神 竜太:ドッチしかない!
丹斑咲介:同じく、ドッジします
GM:ドッジの判定は、「【肉体】dx+〈回避〉」。侵蝕率によるダイスボーナスも忘れずに。
神 竜太:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[4,4,5,7,9]+1 → 10
神 竜太:oh
茅ヶ崎 珠姫:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 5[3,3,5]+1 → 6
茅ヶ崎 珠姫:ですよね
丹斑咲介:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[2,3,8] → 8
GM:では、全員ダメージを受けました。こちらでダメージダイスを振ります。
城樫翠:3d10+17
DoubleCross : (3D10+17) → 22[8,7,7]+17 → 39
GM:ガードを選択しなくても、装甲値だけは常に自動で有効になります。装備の装甲値を軽減した分のダメージを受けてください。
神 竜太:残りHP-8です!
丹斑咲介:8引いて31、余裕で死にます
茅ヶ崎 珠姫:余裕でオーバーキルですね!
GM:では、死亡したキャラクターは戦闘不能か《リザレクト》かを選ぶこと!
GM:《リザレクト》した場合は当然侵蝕率を上昇させてください。
茅ヶ崎 珠姫:当然《リザレクト》じゃ!
茅ヶ崎 珠姫:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2
丹斑咲介:《リザレクト》!
丹斑咲介:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
神 竜太:《リザレクト》だー!
神 竜太:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
城樫翠:「……くたばりな!」後ろ手に投げた『何か』が、空間の目を通って3人の背後に落下する!
城樫翠:……手榴弾だ!爆発!
久留米宮古丞:「!!みんな!」
丹斑咲介:「ぐあッ……!」致命傷!
神 竜太:「グハァ…!」血を吐く!
茅ヶ崎 珠姫:「……ぎ……ッ!!」倒れる
GM:イニシアチブプロセス。次の手番を決定します。城樫は「行動済み」状態。
GM:よって行動値が「11」の、丹斑、珠姫、久留米のいずれかとなります。これはパーティー内の相談で、任意に順番を決定することが可能。
GM:この3人のうち、誰のメインプロセスでも構いません。
久留米宮古丞:ヒョッヒョッヒョ…ここは支援型のわたくしめから行かせていただきましょう…
久留米宮古丞:「おい!しっかりしろ!」
茅ヶ崎 珠姫:「……う……くぅ……へ、平気、このくらい……ッ」
城樫翠:「……タマキ。あんたは大したことのないオーヴァードだった」爆風で倒れたバイクに足をかけつつ。
城樫翠:「情報収集エージェントのアタシに倒される程度に。……そう『記録』される」
茅ヶ崎 珠姫:「……らしくないこと言って、おとなしく頭の脳みそでも醸造させてなよ」
丹斑咲介:「意外と…… 死なない体だって、分かってきたぜ……」
久留米宮古丞:お二人ともそれで大丈夫ですか
丹斑咲介:支援よろしくお願いしやす!
茅ヶ崎 珠姫:おねがいしまーす!
GM:そうですね、支援は「受けた後」でないと効果を発揮しないため、当然先に動くほうが有利
GM:武器は装備しないと意味がないのと同じですね
久留米宮古丞:では行きましょう!
久留米宮古丞:「手加減なしか……なら、こちらも遠慮は不要だな」
久留米宮古丞:マイナーなし!
久留米宮古丞:「……“調律”!」
久留米宮古丞:ケースからバイオリンを取り出すと同時に、半透明ドーム状のオルクス領域が展開!
久留米宮古丞:メジャーで《要の陣形》+《導きの華》+《ハードビート》!
久留米宮古丞:「“剣の風”!」
久留米宮古丞:レネゲイドを静かに高揚させる、落ち着いた曲が響く。
久留米宮古丞:茅ヶ崎、神、丹斑の次の攻撃の達成値、攻撃力が+10!
久留米宮古丞:侵蝕値は7上昇して80に。
GM:了解。これで久留米さんの手番は終わり。
GM:再びイニシアチブで、未行動の「行動値11」2人のどちらかに動いてもらいます。珠姫ちゃんか丹斑さん。
城樫
5m
珠姫 丹斑
神 久留米
久留米宮古丞:「貴様はすでに『ホール』の中だ。たっぷりと私の能力を味わってもらうぞ」
城樫翠:「前線支援型……さすがUGNだね、小賢しいよ……」
久留米宮古丞:「さあ行けーッ!攻めろ攻めろーッ!」
丹斑咲介:珠姫ちゃん先に動いてもらっていいでしょうか
茅ヶ崎 珠姫:おぅっ!了解しました
丹斑咲介:お願いしますっ!
久留米宮古丞:イエア!
GM:カモン!
茅ヶ崎 珠姫:移動とかどうなんでしょうかね?
■移動について
1.敵が同じエンゲージに存在せず、バッドステータス「硬直」を受けていない限りは誰でも、マイナーアクションで「戦闘移動」する事ができます。
2.その際の距離は、キャラシートにある「戦闘移動」の距離と同様。距離を離したい場合、距離を詰めたい場合、どちらでも有効なアクションです。
3.同じマイナーアクションで、エフェクトの使用と戦闘移動を同時に行なう事はできない点にも注意。これを可能にするエフェクトもあります。
4.メジャーアクションを消費する代わりに長距離を移動できる「全力移動」も存在しますが、これは攻撃手番と引き換えのリスキーな手段。
4-2.いざという時以外は、戦闘移動だけで済むようなキャラクター構築を心がけましょう。
GM:----
茅ヶ崎 珠姫:なるほど、ならばとりあえず移動はなしでー
茅ヶ崎 珠姫:マイナーアクションで《ハンドレッドガンズ》!メジャーアクションで《コンセントレイト:ノイマン》+《コンバットシステム(射撃)》+《カスタマイズ》です!
GM:おお!
GM:ちなみに《ハンドレッドガンズ》のような武器作成エフェクトは、マイナーの「戦闘移動」と併用できないので
GM:このような武器作成タイプのキャラも、マイナーアクションは非常に重要です。
GM:判定は〈射撃〉ですね。〈射撃〉は【感覚】に属する技能なので、他の判定と同様
GM:この攻撃判定も、「【感覚】+〈射撃〉」で振ってもらう事になります。どうぞ。
久留米宮古丞:そして支援の+10をお忘れなく!
GM:そうでした。恐るべき命中率となるはず!さあどうぞ
茅ヶ崎 珠姫:ええと、達成値+10っていうのは射撃のレベルに足す感じですよね?
久留米宮古丞:左様!
GM:そうですね。「【感覚】dx+〈射撃〉+10」といった感じでしょうか。
GM:もちろん判定の時には〈射撃〉の技能数値と合計してしまって構いません。
久留米宮古丞:更に当たれば攻撃も+10だ!ヒャッハーッ!
茅ヶ崎 珠姫:「おいで、風舞姫〈シルフ〉」その声に呼応するかの如く、手で作った銃に収まるような、かわいらしい銃が現れる
茅ヶ崎 珠姫:9dx+2+10
DoubleCross : (9R10+2+10[10]) → 10[1,1,2,3,5,6,9,10,10]+7[6,7]+12 → 29
久留米宮古丞:おっと
GM:待った!これは私の書き方も悪かったですが
GM:《コンセントレイト:ノイマン》を組み合わせている以上、「クリティカル値」が減少します。これはどういう事かというと……
茅ヶ崎 珠姫:ああ、そういえばそうだった・・・!くっ忘れてた
GM:珠姫ちゃんの場合、「【感覚】dx8+〈射撃〉+10」のように振ることになりますね。
GM:このdxの後の「8」がとても重要。
GM:ここはクリティカル値を挿入する欄。《コンセントレイト》のレベルが2なので、通常のクリティカル値「10」から「2」を引いて、8なのだ。
特に戦闘中の判定において、クリティカル値は凄まじい重要性を持ちます。
少なくとも1度クリティカルしなければ、どんな強力な攻撃だろうが命中する見込みはありません。
また、クリティカル値8の場合、10の場合と比べてクリティカル確率は3倍にもなります。
このクリティカル値を最大で3も下げてしまうのが、最強エフェクト《コンセントレイト》。
他の類似エフェクトと比べても、この効果で侵蝕率2という高効率ぶりは圧倒的です。
初心者でも上級者でも、このエフェクトをレベル2以上で取得するのが基本構成となります。
茅ヶ崎 珠姫:なるほど・・・振りなおしです?
GM:振りなおしてください!
茅ヶ崎 珠姫:9dx8+2+10
DoubleCross : (9R10+2+10[8]) → 10[1,1,4,4,5,6,8,10,10]+6[2,4,6]+12 → 28
久留米宮古丞:下がった!w
城樫翠:……ドッジします。エフェクトを使用。《幸運の守護》。
城樫翠:これは通常の〈回避〉技能ではなく、〈RC〉技能で回避するエフェクト。よって使用能力値も【精神】での判定となります。
城樫翠:11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 10[1,3,4,5,6,7,8,8,8,9,10]+2[2]+4 → 16
GM:ところで、この 10[1,3,4,5,6,7,8,8,8,9,10]と並んだ数字は、振ったダイスの出目を示しています。
GM:今回はこのうち1個が10を出しているため、これを振りなおして、出目が[2]、達成値16となった、ということですね。
城樫翠:そしてこの振り直したダイスに、エフェクトを使用します。《妖精の手》。
GM:これは、既に出目が確定したダイスひとつを指定し、「10が出たもの」として扱うエフェクト。
GM:当然、クリティカル値が上昇していない限り、そのダイスは「クリティカルしたもの」としてさらに振り直されます。
久留米宮古丞:何ィ!?
茅ヶ崎 珠姫:なんと!
神 竜太:つまり…どうなるんだってばよ?
GM:強力な達成値操作エフェクトであり、この類のエフェクトはオルクスにしか存在しません。
GM:10[1,3,4,5,6,7,8,8,8,9,10]+2[『10』]+4
GM:先ほどの出目は、このように事実変更されます。この「10」がさらに「クリティカル」として振り直されるため、
GM:10+10+4に,1dx(振り直したダイス)を足した数が達成値となるのですね。
城樫翠:1dx+24
DoubleCross : (1R10+24[10]) → 3[3]+24 → 27
GM:ム……!
GM:結構ガチで回避しに行くつもりでしたが、城樫さんに甘さが残っていたようですね。
GM:達成値が惜しくも1足りませんでした。珠姫ちゃんの攻撃を受ける事になります。ダメージロールをどうぞ。
茅ヶ崎 珠姫:おおう・・・!なんたる・・・!
久留米宮古丞:支援のダメージ+10もどうぞ!
茅ヶ崎 珠姫:ええと・・・4D+攻撃力でいいんですかね?
GM:いえ、「3d」ですね。
■ダメージロールについて
1.命中達成値の1の位を(0でも)繰り上げてみてください。先ほどの28ならば、「30」のようになります。
2.この時の繰り上がった10の位が、ダメージロールの個数。「3d10」のようにロールします。
3.さらにここに、武器+エフェクトの攻撃力の値(+支援で上昇した攻撃力)を加えて、ダメージロールは完成。
4.「3dx」ではなく「3d10」のように、10面ダイスの出目の合計を出すことに注意してください。
GM:----
茅ヶ崎 珠姫:なるほど、では気を取り直して・・・
茅ヶ崎 珠姫:3d10+6+10
DoubleCross : (3D10+6+10) → 9[4,4,1]+6+10 → 25
城樫翠:ウッ……危ない!
GM:あっ、おい、待てい(江戸っ子)
GM:「武器の攻撃力」は足しましたか?
GM:《ハンドレッドガンズ》で作成した武器の威力が、久留米さんの支援に加わっているはずです。
茅ヶ崎 珠姫:武器の攻撃力6+追加の攻撃力10で16、では・・・?
GM:グワァすみません
久留米宮古丞:そうだよ(便乗)
GM:10の前の+6を見落としてました……こういうミスもあるのだ
GM:しかし、それならば少々ダイスの出目が悪かったですね。
茅ヶ崎 珠姫:ですねえ、というか侵蝕値増加含めて全体的に数が低め・・・うごごご
城樫翠:倒れかねないダメージを受けましたが、まだHPは残っています。
城樫翠:「……うぐっ」「やる、じゃないか……タマキ」
城樫翠:「当てるつもりは……なかったのに」 空間の歪みが配置されているが、傷の軌道はそれを逸れている。
茅ヶ崎 珠姫:「(このくらいの攻撃、普段だったらかわせてたはず……でも、あたしもちゃんと狙ったところに当たれば一撃で仕留められたはず……まあ、おあいこ、かな)」
城樫翠:「……」
GM:イニシアチブ。未行動キャラで一番高い行動値は「11」。丹斑さんの手番ですね。
丹斑咲介:武器はマイナーで装備しないといけませんよね
GM:いえ、GMによりますが、この場合は既に装備していても構わないでしょう。マイナーアクションを他に行なっても構いません。
丹斑咲介:それではマイナーで城樫さんと同じエンゲージに入ります
久留米宮古丞:至近射撃!
城樫
丹斑
5m
珠姫 神
久留米
丹斑咲介:メジャーアクションで《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《滅びの一矢》《カスタマイズ》、城樫さん撃ちます!
GM:これも【感覚】と〈射撃〉!判定をお願いします!C値低下を忘れずに。
久留米宮古丞:そして達成値+10だ!
丹斑咲介:16dx8+11
DoubleCross : (16R10+11[8]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,5,5,6,6,7,7,8,8,9]+7[1,3,7]+11 → 28
GM:オーウ、クレイジーガイ
城樫翠:では先ほどと同じ手順で避けます。《幸運の守護》。
城樫翠:11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 10[2,4,4,5,6,7,7,9,10,10,10]+7[1,5,7]+4 → 21
城樫翠:これはいける!《妖精の手》。最後の出目の「1」を10に。
城樫翠:クリティカル確定分+技能の「10+10+4」に、振り足し分の1dx。先ほどと同じですね。
城樫翠:1dx+24
DoubleCross : (1R10+24[10]) → 3[3]+24 → 27
GM:ああっ、また……!
GM:城樫さん、なんということだ
GM:命中です。先ほどの珠姫ちゃんと同じように、ダメージダイス処理をしてくださいね。
久留米宮古丞:これが導き力よォーッ!
丹斑咲介:武器がショットガン相当なので至近で+2ですよね
GM:その通りです。そういえばショットガンだった!
丹斑咲介:へっへっへ
丹斑咲介:「悪いが……当てるぞ!」至近距離でバラ撒かれた赤い弾丸が、空中で軌道を歪め城樫に襲い掛かる!
丹斑咲介:3d10+13+10
DoubleCross : (3D10+13+10) → 25[7,10,8]+13+10 → 48
城樫翠:「! これは……!」そのダメージは耐えられない!
城樫翠:寸前、縮地を駆使してその場から転移しようとするが……
城樫翠:「うあ!」直撃!アスファルトをごろごろと転がる。
GM:城樫翠撃破!戦闘終了です。
久留米宮古丞:「……終わったか」
久留米宮古丞:演奏を止める。
茅ヶ崎 珠姫:「……チッ」いろいろと複雑な感情が渦巻く
丹斑咲介:「……まだ、生きてるよな?」城樫の様子を確認。
城樫翠:「……」まだ息はある。
神 竜太:「ともかく、彼女を安全な場所に連れていこう。”レッド・フック”が来るとも限らない」
城樫翠:「……タマキ」
茅ヶ崎 珠姫:「……!」
城樫翠:「ずっと嘘ついてたけどさ……」片手で目元を覆っている。血が流れている。
城樫翠:「……タマキの……親を殺したFHが……分からないってのは……。ホントなんだ。嘘じゃない…………」
城樫翠:「……それだけ。この事件とも……サバスとも、関係ない……」
茅ヶ崎 珠姫:「…………そう」
茅ヶ崎 珠姫:「……ま……期待は、してなかったよ……」今にも泣きそうな声、だがそれは怒りや落胆というよりは……
茅ヶ崎 珠姫:……安堵、だった
久留米宮古丞:「何故、この子の情報をレッド・フックに隠していた?」
城樫翠:「…………。なんでだろうな……」
城樫翠:「ホント、タマキ……アタシが、いっつも」
城樫翠:「どれだけ助けてやってたと、思って……。ははっ」
久留米宮古丞:「……私には、なんとなく分かるぞ」
城樫翠:「だからクレープくらいさ…………いいじゃんかよ……」
久留米宮古丞:「多分お前は……悪党に向いてない」
久留米宮古丞:「私も無理してやっているからな……なんとなく、分かるよ」
茅ヶ崎 珠姫:「……あたしだって……あんたのこと、何度助けたと……こないだだって…………」
茅ヶ崎 珠姫:「……まだ、いろいろ聞きたいことはあるんだから……ちゃんと……生きなよ……クレープぐらい、奢ってあげるから……」
城樫翠:「……………………」
城樫翠:「……そうだね、タマキ」目を閉じる。
GM:----
GM:ミドル戦闘シーンを終了します。次はトリガーイベント。
GM:購入は不可とします。ロイス取得のみ可能。
久留米宮古丞:取得なし!
神 竜太:珠姫ちゃんにロイス取ります。
神 竜太:茅ヶ崎 珠姫/協力者/○関心/小賢しい娘
丹斑咲介:よし、久留米さんに取得します
丹斑咲介:久留米宮古丞/友人/信頼○/やかましい/ロイス
茅ヶ崎 珠姫:同じく久留米さんにー
茅ヶ崎 珠姫:久留米宮古丞/UGNのお姉さん/それなりに頼れる○/エージェントの仕事はあんまり向いてないんじゃないかな/ロイス
GM:N感情がものすごく長いww
丹斑咲介:長いw
久留米宮古丞:まわりくどいw
茅ヶ崎 珠姫:思わず長くしてしまったのだ・・・w
GM:しかし、ダブルクロスのロイス感情はおおむね自由!こういう取得ももちろんOKだ
【Middle/07】
GM:では、次のシーンに入ります。シーンプレイヤーは、先ほど『データ管理者』に通ずる情報を掴んだ、丹斑さん。
GM:その他は登場自由です。侵蝕率に不安のある方はこのシーンは見送り、到着を遅らせてもいいでしょう。
丹斑咲介:(侵蝕率に一番不安があります……!)
GM:残念ながら、諦めてくださいw
GM:もちろんこのシーンでも判定は存在するので、失敗するとクライマックス条件を満たさず、少々ヤバイでしょう。
久留米宮古丞:久留米さんは出れるぞ!
久留米宮古丞:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 6[6]+80 → 86
丹斑咲介:1d10+102
DoubleCross : (1D10+102) → 5[5]+102 → 107
茅ヶ崎 珠姫:一番低いしもちろん行くぜ!
茅ヶ崎 珠姫:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 7[7]+72 → 79
神 竜太:今回はお休みします。
神 竜太:ロール的には城樫翠を病院に連れて行ったってことで
GM:そうですね、それを担う役も必要でしょう。
GM:----
GM:KS署
GM:----
GM:KS署――見慣れた丹斑の職場。
GM:しかし他でもないこの署内から、“レッド・フック”との通信があったという。
GM:一体、何が起こっているのか?
GM:そして、先ほど調べかけた情報がありましたね。それを調査することが可能です。
▼“ノーティス”について 〈情報:警察〉〈情報:FH〉 難易度10
久留米宮古丞:ケヒャーッ!
久留米宮古丞:もう我慢できねえ!導きだ!
丹斑咲介:ケヒャった!?
久留米宮古丞:丹斑さんの達成値+10!
久留米宮古丞:侵蝕は89に!
茅ヶ崎 珠姫:ワオオーッ!
GM:あっ、そうだ(唐突)
GM:丹斑さんは、現在侵蝕率「100」をオーバーしていますね?
丹斑咲介:アッハイ、しています
GM:以前説明した通り、侵蝕率ボーナスは60→80→100の順に1個ずつ増えていきます。
GM:現在の丹斑さんの判定にかかるボーナスは「+3個」という事です。なかなかの強化ですね。
GM:そして、100%を突破したという事は、あと一つ強力な特典があります。
■エフェクトレベルの上昇について
1.100%を突破した場合、エフェクトのレベルが「+1」されます。タイミング:常時以外の殆どのエフェクトはこの恩恵を受けることができます。
2.特に恩恵が大きいのは、《コンセントレイト》をレベル2で取得している場合。「クリティカル値8」と「クリティカル値7」は、中々大きな差があります。
3.判定ボーナスも合わせ、100%突破状態は攻撃力が大幅に上昇する状態と言えます。反面《リザレクト》はもうできないので注意!
GM:----
丹斑咲介:はい、質問です!
GM:なんでしょうか?
丹斑咲介:《水晶の剣》がすでに掛かっている武器は、エフェクトレベルの上昇分で攻撃力が上がったりしませんか?
GM:いい質問ですねえ!
GM:そう、「継続して効果がかかり続ける」エフェクトに関してですが……これは、久留米さんの《導きの華》も同じですね(次のメジャーアクションまで持続)
GM:これは「上昇効果を受けます」。つまり、そのショットガンはさらに攻撃力が2プラスされるわけです。
久留米宮古丞:ヤッター!
GM:ただし、久留米さんの《導きの華》は、使用者の久留米さんが100%を突破していないため、エフェクトレベルは上がりません。
GM:エフェクトのレベルが上がるかどうかは、あくまで「エフェクト使用者の侵蝕率」を見るわけですね。
GM:というわけで、ダイスボーナスに注意しつつ、“ノーティス”について情報判定を振ってもらいましょう。支援の+10も忘れずに。
丹斑咲介:いきまーす!
丹斑咲介:4dx+10
DoubleCross : (4R10+10[10]) → 9[7,8,9,9]+10 → 19
久留米宮古丞:ケヒャーッ
丹斑咲介:へっへっへ
GM:SUGOI!
茅ヶ崎 珠姫:くししししし
GM:では、署内をひっくり返して捜査したことにしましょう!
同僚:「おいおい、突然何してんだ丹斑!こんな夜中に来て!」
久留米宮古丞:「やかましい!こちらはUGNだ!急務である!」
同僚:「あんたは誰よ!?」
久留米宮古丞:「U・G・Nだッ!」
丹斑咲介:「まぁまぁまぁ久留米、そんな怒鳴りつけないでくれよ。丁度いいタイミングなんだしさ――」
丹斑咲介:同僚に対して 「俺だってこんな深夜に仕事したくないんだけどさ、こちらさんがなんか急務だって言うし、職権で警察に介入できるとかわめくし……」
茅ヶ崎 珠姫:「伝わらないでしょそんなこと言っても……」
久留米宮古丞:「フーン」
久留米宮古丞:腕を組んでふんぞり返っている。
同僚:「いや、待て待て……その書類とか、勝手に取って行っていいのか……?」
久留米宮古丞:「いいのだ!」
茅ヶ崎 珠姫:「まあ、おじさんが同僚だったことを不運に思いつつも見て見ぬふりをすればいいんじゃないかな」
同僚:「そいつは次長のぐぶッ」
同僚:「……」体がぐらりと揺れ、机に倒れこむ。
久留米宮古丞:「……?」
丹斑咲介:「……あ? おい」
茅ヶ崎 珠姫:「……ッ!?」
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
GM:同僚の背には、一筋の切り傷がある。この鋭利な切り口。これは――
“コンフェティ”:「……なぜ」机の下から、一つの影が這い出てくる。
“コンフェティ”:「はーっ、はーっ……ゴホッ」
“コンフェティ”:「なぜ、人を殺してはいけないと思いますか……」血に塗れたクナイ。“コンフェティ”!
久留米宮古丞:「貴様は…!」
GM:先ほど3人がかりで与えた打撃のダメージは大きい。ジャームといえど、傷を回復しきれてはいない。
丹斑咲介:「どっから出てくんだよッ……!」 銃を構える
GM:だが、それでも全く衰えない凶悪な好戦性!やはり、この敵は危険だ!
“コンフェティ”:「……あなた達も皆、切り刻んで『証明』してやる」
茅ヶ崎 珠姫:「……なぜ?ならこっちの台詞だよ……全く」
“コンフェティ”:「殺戮。それこそが僕の証明。その自由は誰にも……邪魔でき、ない」こちらも攻撃を構える!もはや猶予なし!
久留米宮古丞:「撃てッ!丹斑!」
丹斑咲介:「俺が、邪魔してやるよ!」発砲!
GM:――ダ ン !
“コンフェティ”:「!?」“コンフェティ”が仰け反った。正面から撃った丹斑に対して後方ではなく、『横』に。
GM:ダン!! ダン! ダ ン ! !
“コンフェティ”:「ゲブッ、ガハッ、ウッ……」
久留米宮古丞:「うわっ!?な、なんだ!?」
久留米宮古丞:「何が起きてる…!?」
上司:「……遊びすぎたな、“コンフェティ”」戸口に男が立っている。
丹斑咲介:「何……だと?」
上司:丹斑の上司。中田次長。「だが、終わった」
上司:拳銃からは煙が立ち上っている。
GM:……丹斑の手元には、署内を漁って探しだした資料がある。それは久留米の能力でブーストされた『勘』でつかみとった、正解だ。
茅ヶ崎 珠姫:「……邪魔するのはおじさんだけじゃなかったみたいだね……」
丹斑咲介:「おいおい……おいおいおい」
▼“ノーティス”について
サバスにおけるデータ管理エージェントは複数存在するが、最後に残った“ノーティス”の役割は、データを元にした『情報統制』。
警察機構を担う彼が、市内で発生するオーヴァード案件をUGNにまで『回らない』ように工作することで、
サバスの行動はUGNの追求を逃れていた。
そして丹斑や神、利用価値の高い『公的機関のオーヴァード』を監視するのも、彼“ノーティス”の役割であり――
彼らがサバスにスカウトされず『残された』のは、“クワージフィッション”の『後始末』をさせるため。
状況がそのように動いた事を確認次第、サバスは撤退する予定であった。
GM:----
“ノーティス“ :「……そういう事だ。丹斑。お前とはあまり話したことがなかったか?」
“ノーティス“ :「だがこちらは、お前のことをよく知っているぞ……全てのデータをな」
久留米宮古丞:「FHの…スパイか!」
丹斑咲介:「城樫を捕まえさせようとしたのは、なんなんです?」
“ノーティス“ :「お前が今手にしている資料が正解だ。もはや隠し通せん」
“ノーティス“ :「丹斑。お前には、この街で実際に起こっている『オーヴァードの事件』に関わらせるわけにはいかなかった」
“ノーティス“ :「城樫というデコイを追い続ける事。……『安全な仕事』だっただろう?」
“ノーティス“ :「それでいい。お前には『利用価値がある』からな……。自分でも、それは気づいているはずだ。何のためにここに居るのか」
茅ヶ崎 珠姫:「……なるほど、それが“コンフェティ”によって邪魔された、というわけか……」
丹斑咲介:「それで、ずいぶんサボらせてもらってたってワケですか。そして……」
丹斑咲介:「その分きっちり働かなきゃいけない。”クワージフィッション”も、”レッド・フック”も……あんたも」
“レッド・フック”:「そう簡単に行くかな」窓から声。
久留米宮古丞:「!」
“レッド・フック”:「あの時言った、『後始末』の意味合いはな……もはや変わった。駒だったはずのお前らは、立派に俺の“サバス”にとって脅威になった」
“レッド・フック”:「悪いが全員、“コンフェティ”の後を追ってもらうかな。あの神とかいう男も……“D.P.I.Z”も同じだ」
“レッド・フック”:「それで、初めて『撤退完了』。任務は終了する」
久留米宮古丞:「ふ…ざけるなよ……」
久留米宮古丞:「貴様……!この大馬鹿が!」
丹斑咲介:「悪いことは言わないから、今すぐ撤退したほうがいいぜ……」
丹斑咲介:「こっちの久留米はUGNのエージェント、神は火事場に突っ込むクソ度胸」
丹斑咲介:「お嬢ちゃん……珠姫はあんたらよりずっと優秀な頭をしてる。あんたらに勝ち目はないさ」
茅ヶ崎 珠姫:「……駒になった覚えはないし、こんな奴と心中なんてごめんだし、そもそもこの年で死ぬ気もないし……それに」
茅ヶ崎 珠姫:「……クレープ、おごんなきゃいけないやつがいるしね」
“レッド・フック”:「…………。今回、俺は多くのミスを犯した。善かれと思っての決断がそうだったんだ」
“レッド・フック”:「もし、君らが俺ならなぁ」
“レッド・フック”:「そういうミスを……!許しておけると思うか!?」
“ノーティス“ :「……!」その時、“ノーティス”がふと顔を上げる。
“ノーティス“ :「“レッド・フック”!」警察署次長としての声色ではない、動揺の叫び。
GM: ボ シ ュ!!
GM:直後、警察署の天井が蒸発する。上階に存在していた構造物ごと。
久留米宮古丞:「――ッ!今度は何だ!?」
茅ヶ崎 珠姫:「何……これは……!」
丹斑咲介:「なッ……!?」
GM:炎の塊のような人型が夜空にくっきりと浮いている。
GM:ワンピース姿に長い髪を靡かせ、人外の熱を纏う少女の姿。
“クワージフィッション”:「――こんばんは。」
GM:----
GM:シーンを終了します。次はクライマックス戦闘!
GM:今回も購入は不可能です。
丹斑咲介:GM、応急手当は使えませんか……?
GM:アイテムを使用する分にはまったく構いません。《水晶の剣》だって使っていいですよ。
神 竜太:GM、病院に行ったということで何らかのHP回復とか無理ですかね?
GM:いえ、シーン外に登場しているキャラクターは行動は一切できません。
GM:これはルール上しかたのないことです。しかし、次のシーンに登場する際
GM:「病院で治療を受けた」という演出で、応急手当キットを使ってくる、というのはありでしょう。
神 竜太:了解しましたー
丹斑咲介:まずは応急手当、使います!
丹斑咲介:2d10
DoubleCross : (2D10) → 15[5,10] → 15
茅ヶ崎 珠姫:私も使います!
茅ヶ崎 珠姫:2d10
DoubleCross : (2D10) → 12[2,10] → 12
丹斑咲介:これで出血大サービスできる
GM:なんたる出血
GM:では、シーンをすぐさま切り替えましょう。クライマックス戦闘!当然全員強制登場です。
神 竜太:ちょっと応急手当使ってしまいます。
神 竜太:2d10
DoubleCross : (2D10) → 7[1,6] → 7
GM:順番は前後しますが、これは次のシーンの冒頭で使ったという事になりますね。
【Climax/01】
GM:では、登場侵蝕率を皆さん上昇させてください。
丹斑咲介:とーじょーしんしょくー!(ペンギン帽子)
丹斑咲介:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2
神 竜太:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 4[4]+94 → 98
神 竜太:ぎ、ぎりぎり
茅ヶ崎 珠姫:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 10[10]+79 → 89
茅ヶ崎 珠姫:ここに来て最大値とは!
久留米宮古丞:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 2[2]+89 → 91
GM:----
GM:KS署
GM:----
“レッド・フック”:「クソッ……なんてことだ……」熱気に顔をしかめながら、広く抜けた夜空を見上げる。
“レッド・フック”:「一番厄介な奴が来た……。ここを……、いや俺達を、狙っていたのか……」
“クワージフィッション”:「……」にっこりと微笑む。
久留米宮古丞:「奴は…まさか…!」
“ノーティス“ :「……“クワージフィッション”」
茅ヶ崎 珠姫:「……"クワージフィッション"……!」
久留米宮古丞:「3対3…か…?」
丹斑咲介:「あんな女の子かよ……」
“ノーティス“ :「逃げ続けて逃げられるものは、たかが知れている」
“ノーティス“ :「ツケを払う時が来たみたいだな……私も、お前たちも」丹斑たちに向き直る。
丹斑咲介:「サボりのツケにしちゃ、ちょっとでかすぎるだろ…… あんたの連帯保証人になったつもりもないしな」
茅ヶ崎 珠姫:「……3対2対1、かな……今のところは……ま、あたし達にとっては3対3で問題なさそうだけど」
“レッド・フック”:「……まず」
“レッド・フック”:「君ら3人は、“クワージフィッション”の攻撃から逃れる事はできないだろう。君らの始末はそれで完了する」
“レッド・フック”:「問題は、俺達が逃げきれるかどうか……だ」
久留米宮古丞:「どこまでもどこまでも……偉そうに」
久留米宮古丞:「貴様、何様のつもりだ?何も知らない他人を一方的に利用して、それで偉くなったつもりか!」
“レッド・フック”:「この生死の境で説教とは……君こそ、相当の根性をしているじゃあないか……!」
久留米宮古丞:「やかましい!黙れアホが!」
久留米宮古丞:「私はようやく、ただなんとなく続けてきたこの仕事のやりがいを見つけたぞ……」
丹斑咲介:「(なんとなくであんなに威張り散らしてたのかよ)」
久留米宮古丞:「お前達みたいな勘違いで思い上がった連中に、普通に暮らしている人間の人生を好き勝手にさせてたまるか!」
久留米宮古丞:「そんな事を認めるのは…最悪に気分が悪い!」
“レッド・フック”:「責任も何もない……前線の、クズが!」“レッド・フック”の周囲だけ、明らかに気温が低下する!
“レッド・フック”:「……今決めたぞ。君……お前はこの場で、潰してやる」
久留米宮古丞:「こっちのセリフだ!かかってこい!」
久留米宮古丞:「私は戦えないが、こいつらはお前達になんか、絶対絶対、負けないんだからな!」
茅ヶ崎 珠姫:「あれだけ言っておいて丸投げって本当にいい根性してるよね……」
“ノーティス“ :「こちらも、勝負だ。丹斑。――それとも」
“ノーティス“ :「何か待つ事でもあるのか?何故構えない?」
丹斑咲介:「いや、俺はできれば殺し合いなんてしたくないんですがね、次長……」
丹斑咲介:「あの”クワージフィッション”をなんとか止めて、あんたたちはおとなしく捕まっておしまい、ってわけにはいきませんかね?」
“ノーティス“ :「それは呑めないな。私は警察官である以前に、FHエージェントなものでね」
“ノーティス“ :「君にもこの街にも、何ら思うことはない。その訓練は受けている」
丹斑咲介:「それで毎日警察官やってたんですか。大した男だ……」
神 竜太:廊下の窓からのエントリーします。
“ノーティス“ :「……その男が」「切り札かね」
神 竜太:「お前らが戸の前にいて進入口を捜すのに苦労したぞ。」
丹斑咲介:「それで窓から突入か!さすが消防士だな、オイ」
茅ヶ崎 珠姫:「……ん、4対2対1……」嬉しそう
“レッド・フック”:「馬鹿が……“クワージフィッション”のところに、わざわざ来るか……?」
“レッド・フック”:「死にに来たようなものだな」
丹斑咲介:「さっき言わなかったか? こいつのこと――」
丹斑咲介:「火事場に飛び込むクソ度胸の、消防士だ。むしろ来ないはずがないだろう」
神 竜太:「お前か、“クワージフィッション”は。」“クワージフィッション”を見据えます。
“クワージフィッション”:「はい。私の名は“クワージフィッション”といいます」
“クワージフィッション”:「ファルスハーツのために作成された。素晴らしい、強力な、改善された。戦闘用エージェントです」
神 竜太:「お前が起こした火災で何人人が死んだと思ってる!」
“クワージフィッション”:「攻撃規模データの管理は私の機能に含まれていません」
神 竜太:「『人の命は地球の未来』という名言を知らないのか?人数じゃないんだこういうのは。」
“クワージフィッション”:「素晴らしい!」
“クワージフィッション”:「私の命が、地球の未来となるのですね!」
“クワージフィッション”:「ファルスハーツのために、さらに向上します!私は、“クワージフィッション”は!」
茅ヶ崎 珠姫:「……話すだけ無駄って感じだけど、一応聞いとくよ、あなたは今この場で何をするつもりでいる?」
“クワージフィッション”:「破壊します。目標テストターゲットは6名」
“クワージフィッション”:「ご協力を願います」
“クワージフィッション”:「こんばんは。さようなら」
GM:----
GM:戦闘を開始します。
“クワージフィッション”
10m
珠姫 丹斑
神 久留米
5m
“ノーティス” “レッド・フック”
GM:今回の戦闘は、全員が全滅しない限り終了しません。“サバス”は“クワージフィッション”の撃破は不可能と考えているため、
GM:PCを全滅させた後、撤退を狙うという行動パターンで動きます。
久留米宮古丞:殲滅戦だ!
GM:そして、クライマックスの戦闘ラウンドに入ります……が、その前に。
■衝動判定について
1.ダブルクロスにおいて、クライマックス戦闘がミドル戦闘と大きく違うところは、『衝動判定』の有無です。
2.『衝動判定』は強力なジャームが発するワーディングなどで、PCのレネゲイドが異常活性することを表現しています。
3.具体的には、【精神】に属する技能〈意志〉で指定難易度の判定を行います(通常は9)。失敗した場合、バッドステータス「暴走」を受けます。
4.「暴走」は、敵の攻撃に対してガード、ドッジ等のリアクションを行えなくなり、カバーリングも不可能になる、厄介なステータス異常。
5.また、それ以上に厄介な点があります。『衝動判定』を行なった後は、全員の侵蝕率が「2d10」上昇します。これは判定の正否に関わらず起きます。
6.レネゲイド暴走による「防御能力の低下」と、侵蝕率が引き上げられる事による「生命の危険」。ジャームの衝動の危険性を表したシステムといえます。
GM:----
GM:では、さっそく“クワージフィッション”のワーディングが全員のレネゲイドを励起させます。
GM:難易度は9。〈意志〉で判定し、暴走するかどうか、抗ってもらいましょう。
丹斑咲介:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[1,3,5,9] → 9 → 成功
丹斑咲介:セーフ!
GM:やりますねえ!
茅ヶ崎 珠姫:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[1,3,4,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功
久留米宮古丞:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[5,8,8,8] → 8
神 竜太:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,4,8,8,9,10]+9[9] → 19
GM:ヘイヘイヘイ……
久留米宮古丞:見事に1人失敗!
GM:一人情けねえ奴がいるなァ~~?
GM:どうだい皆?俺達ジョック高校にこういう意志の弱い奴は必要だと思うかい?
久留米宮古丞:ノゥ!違うんだジャスティン…これは…アゥチ!
丹斑咲介:BOOO!!(心無い罵声)
GM:まあ、それはともかく、侵蝕上昇の方を処理していきましょうw
GM:ここで100%を突破してしまったら、クライマックスで《リザレクト》ができないのは確定。
久留米宮古丞:恐怖の2d10だ
神 竜太:なに出しても100%突破じゃないですかやだー!
GM:神さんはふたつ1が出ても100%は超えちゃいますねw
久留米宮古丞:気合!入れて!振ります!
久留米宮古丞:2d10+91
DoubleCross : (2D10+91) → 12[8,4]+91 → 103
久留米宮古丞:.
神 竜太:2d10+98
DoubleCross : (2D10+98) → 7[5,2]+98 → 105
茅ヶ崎 珠姫:2d10+89
DoubleCross : (2D10+89) → 6[3,3]+89 → 95
茅ヶ崎 珠姫:せーふ!!
丹斑咲介:僕はもとから100%超えてる!不思議!
丹斑咲介:2d10+109
DoubleCross : (2D10+109) → 8[6,2]+109 → 117
GM:丹斑さんはたいへんだ
GM:では、改めてマップを貼って……
“クワージフィッション”
10m
珠姫 丹斑
神 久留米
5m
“ノーティス” “レッド・フック”
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:----
GM:セットアッププロセスです。このタイミングで行動する方はいますか?
丹斑咲介:ないデース!
茅ヶ崎 珠姫:なにもありませぬ
神 竜太:ないです
久留米宮古丞:なし!
GM:実はこちらの陣営にもいません。しかし、セットアップで複数のキャラが行動する場合も
GM:その処理は「行動値順」となるので、もし機会があれば、それも意識してみましょう。
GM:第一手番。“クワージフィッション”の行動です。
“クワージフィッション”:「……」微笑みを浮かべ、指を空中にすべらせる。
“クワージフィッション”:《コンセントレイト:サラマンダー》《砂の刃》《灼熱の砦》《プラズマカノン》……そして《ギガノトランス》。
久留米宮古丞:ヒーッ
“クワージフィッション”:《ギガノトランス》は、攻撃に組み合わせて、その対象をシーン(選択)/視界に変更するエフェクト。
茅ヶ崎 珠姫:コワイ!
“クワージフィッション”:120%を突破してからしか使えない上、侵蝕率が20も上がるので、まずジャーム専用といっていいエフェクトでしょうね。
“クワージフィッション”:当然、標的は“レッド・フック”、“ノーティス”も含めたその場6人全員です。
“クワージフィッション”:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[2,3,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10]+10[1,4,6,6,7,8,9]+5[2,2,5]+4 → 29
久留米宮古丞:無差別!
GM:少々回らなかったかな?皆さんはリアクションをどうぞ。
久留米宮古丞:くっ
GM:ちなみに、久留米さんはリアクション不可能ですね。暴走してるから!
久留米宮古丞:衝動判定で受けたバステ、暴走によりリアクション不可!
“レッド・フック”:ガード。ガード時に宣言できるエフェクト、《氷盾》を使用。
“ノーティス“ :ドッジ。
“ノーティス“ :5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,4,6,10]+6[6] → 16
“ノーティス“ :回避失敗。
丹斑咲介:ドッジ!
丹斑咲介:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,5,7,10,10]+10[9,10]+9[9] → 29
GM:ええっ!!?
GM:丹斑さん、なんかこのセッション色々とすごいぞ……!
神 竜太:ドッジ!ドッジをつかう!
神 竜太:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[1,2,2,4,5,8]+1 → 9
茅ヶ崎 珠姫:はーいドッジでーす
茅ヶ崎 珠姫:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[2,2,9,9]+1 → 10
神 竜太:あばばば
茅ヶ崎 珠姫:oh
GM:丹斑さんのみ回避成功。
GM:最初のほうで言いましたね。リアクション判定は、「同値」の場合は成功になります。
GM:避けるほうが有利なわけですね。
久留米宮古丞:スーパークールポリス
丹斑咲介:怠惰力の加護だ
“クワージフィッション”:では、ダメージを出していきます。
“クワージフィッション”:3d10+36 ガード値-5
DoubleCross : (3D10+36) → 23[6,8,9]+36 → 59
神 竜太:変なところでつまずいて偶然避けた感ある
GM:《砂の刃》は、攻撃をガードしたとしてもそのガード値を削って減少させてくる厄介な攻撃です。
GM:PCの皆さんはドッジなので関係無いですが、
“レッド・フック”:“レッド・フック”は《氷盾》のガード15を10に減らされてダメージを喰らい、一撃でHP0になります。
“レッド・フック”:「クソッ……!“クワージフィッション”……!」
“ノーティス“ :「!!」
“ノーティス“ :“ノーティス”は、ダメージに対応して《電磁反応装甲》を3回使います。
GM:《電磁反応装甲》は、やはり120%制限の重エフェクトで、一回の使用につきダメージを20点軽減可能。しかも複数回『重ねて』使用できる、珍しいエフェクトです。
GM:通常の処理では、エフェクトは「重ねがけ」はできないということですね。
GM:では、PCの皆さんも59点のダメージを受けてください。装甲は有効です。
久留米宮古丞:グワーッ!HPが0に!
茅ヶ崎 珠姫:当然のごとくHP0ですね
久留米宮古丞:そして侵蝕が100を超えているので《リザレクト》出来ない…
久留米宮古丞:くっどうすればいいぜ
茅ヶ崎 珠姫:た、珠姫はまだ《リザレクト》可能・・・!
神 竜太:HP0になるわけですが、その前に”ロングコートの青年”のロイスをタイタスにすることは出来ませんかね?
GM:はい、可能です。
■《リザレクト》できない場合の復活について
1.侵蝕率が100%を超えてしまえば、もはや《リザレクト》はできません。戦闘不能、座して死を待つのみです。
2.しかし、100%を超えても、身を削って復活することはできます。それが「ロイスのタイタス化」。
3.7つの枠のロイスの1つをタイタスと変えて「昇華」することで、「【肉体】+10点」のHPを得て、復活することができます。
4.もちろん、ロイスはバックトラックにも影響する、非常に重大なリソース。
5.決して額面通り「7回復活できる」という容易いシステムではありません。何度も復活すると、死にはしませんが、ジャーム化します。
6.当然、戦闘不能が確定してからもタイタス化と昇華の決定は可能。戦闘不能に対応して取ったロイスを昇華もできます。
GM:----
GM:以上です。久留米さんと神さんは、まだ活躍する気持ちがあるならの話ですが、この処理で復活をしてもらいましょうか。
神 竜太:無論、ロングコートの青年のタイタスを使うぜ!
神 竜太:13で復活!さっきより多いぞ!
久留米宮古丞:では、『支部員』の初期ロイスを昇華!こんな所でやられてはいられない!
久留米宮古丞:HP11で復活!
茅ヶ崎 珠姫:そして私は《リザレクト》で復活!
GM:そうですね、こちらもどうぞ!
茅ヶ崎 珠姫:1d10+95
DoubleCross : (1D10+95) → 10[10]+95 → 105
茅ヶ崎 珠姫:くっここで10とは
GM:丹斑さんはすごい出目で復活したので、超かっこいい回避演出を入れてくださって構わないです。
“クワージフィッション”:「――さあ」神達の周囲の壁面が、突如赤熱する。
“クワージフィッション”:「はじけて!」
GM:ドドドドドドドドドドン!!!
久留米宮古丞:「ガルルルルルル…」(暴走中)
久留米宮古丞:「ウギャーッ!」
久留米宮古丞:吹き飛ぶ!
神 竜太:「グハァ」壁に叩きつけられる
“ノーティス“ :「……ちぃっ!」“ノーティス”も瞬間的に複層電磁バリアを展開するが、全て貫かれる!
“ノーティス“ :「“レッド・フック”!……駄目か!?」
茅ヶ崎 珠姫:「あぁっ……ッ!!」軽い体がいとも簡単に吹き飛ばされる
丹斑咲介:「無茶苦茶だなッ……!」普通に伏せて回避!
“レッド・フック”:「……この程度!」戦闘不能になるが《燃える魂》を使用!
GM:《燃える魂》:これも120%エフェクト。なんとタイタスを使わなくても「復活」できる。PCが使うとまず赤字なので、手は出さないように。
“レッド・フック”:「なんという事もない!暴走した……失敗作め!」無理矢理体を凍結させ、冷却している!
GM:では、イニシアチブ。“クワージフィッション”が行動終了したため、“ノーティス”の手番となります。
“ノーティス“ :マイナーアクションでPC4人に接近。
“ノーティス“ :あ、これは戦闘移動ですね。
“クワージフィッション”
10m
珠姫 丹斑
神 久留米
“ノーティス”
5m
“レッド・フック”
“ノーティス“ :攻撃します。《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
“ノーティス“ :これは単体攻撃なので、対象もダイスで決定。PC番号で決めます。
“ノーティス“ :1d4
DoubleCross : (1D4) → 4
“ノーティス“ :久留米さんに決めた!
久留米宮古丞:「ウシャーッ!」ノーティスに飛びかかっていく!
久留米宮古丞:(暴走中)
“ノーティス“ :《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》で指定する武器は、「アームブレード」「アームブレード」「アームブレード」「アームブレード」です。
“ノーティス“ :12dx7-4
DoubleCross : (12R10-4[7]) → 10[2,2,3,3,4,6,7,7,8,9,10,10]+10[4,8,8,9,10,10]+10[1,3,4,4,9]+5[5]-4 → 31
GM:リアクション不可なので、命中確定。タイタスを昇華して暴走回復しますか?
久留米宮古丞:いいえ、攻撃を受けます。
“ノーティス“ :4d10+36 ガード値-20
DoubleCross : (4D10+36) → 32[8,9,7,8]+36 → 68
久留米宮古丞:即死!
久留米宮古丞:ロイス”サバス”を昇華し復活!
“ノーティス“ :「UGN……少なくとも」
“ノーティス“ :「君には、死んでもらわなければな」ポケットに手を突っ込んだままだが、
“ノーティス“ :スーツの肩口を突き破って、4本の刃が生える!ブラックドッグのインプラント武器だ!串刺し!
久留米宮古丞:「ガッ…ハッ……」
久留米宮古丞:「……」
久留米宮古丞:「目が…覚めたぞ…お陰でな……」
久留米宮古丞:「しかし、順番を間違ったな……!お前は」
“ノーティス“ :「……どういう事だ」
久留米宮古丞:「今…分からせてやる!」
GM:イニシアチブ。行動値「11」の3人が行動可能。
GM:珠姫、丹斑、久留米のいずれかの手番です。
久留米宮古丞:それではあっしから!
茅ヶ崎 珠姫:どうぞ!
丹斑咲介:どうぞどうぞ
久留米宮古丞:マイナーで暴走解除!
久留米宮古丞:ノーティスの足元から飛びのきつつ、オルクス領域を展開!
久留米宮古丞:メジャーで《要の陣形》+
《ハードビート》+《導きの華》!
久留米宮古丞:「“調律”!“曇天”!」
久留米宮古丞:レネゲイドを振るわせる低音のメロディが響く!
久留米宮古丞:茅ヶ崎、神、丹斑の達成値に+12、攻撃にも+12だ!
久留米宮古丞:「貴様たちの悲鳴で…交響曲を奏でてやる!」
GM:超COOL!
茅ヶ崎 珠姫:さすが!
丹斑咲介:素敵!
神 竜太:かっこいいぞー!
GM:すぐに次の手番に行きましょう。イニシアチブを通過し、再び行動値「11」のターン。
GM:珠姫ちゃんか、丹斑さんのいずれかです。
茅ヶ崎 珠姫:どうしますかね?
丹斑咲介:じゃあ先に行っていいですか?
久留米宮古丞:ゴーゴー!
茅ヶ崎 珠姫:どうぞ!
丹斑咲介:マイナーアクションはなし!メジャーで“ノーティス”に攻撃、《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《ブラッドバーン》《滅びの一矢》《カスタマイズ》!
GM:野郎ーッ!来い!
丹斑咲介:19dx7+1+12
DoubleCross : (19R10+1+12[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,4,5,6,6,6,8,9,9,9,10,10,10]+10[3,4,4,5,5,5,7]+3[3]+13 → 36
“ノーティス“ :ガードします。アームブレードのガード値で防ぐ。
久留米宮古丞:ククク…
丹斑咲介:4d10+15+18+12
DoubleCross : (4D10+15+18+12) → 35[7,10,9,9]+15+18+12 → 80
久留米宮古丞:ここで我が奥の手だ!
久留米宮古丞:あっ…大丈夫です
GM:なんだったんだwww
丹斑咲介:えっ?
久留米宮古丞:なんだこのダメージ……
神 竜太:80www
GM:そして……そして、丹斑さん、ちょっとなんだこのダメージは
“ノーティス“ :さすがに死ぬよ!!復活エフェクトなし!“ノーティス”撃破されました!
茅ヶ崎 珠姫:なにこれこわい!
丹斑咲介:え、演出させて!
GM:もちろんこの後やりますw
GM:ただ、演出の関係上でも、先に「撃破した」か「してない」かが分かっているのは大きいところなので、
GM:私の場合はキャンペーンの、本当にいざという時みたいな場合でもない限り、撃破か否かを演出の先に知らせる方針です。
丹斑咲介:なるほど!
GM:というわけで、攻撃演出をどうぞ!
GM:----
“ノーティス“ :「丹斑」
丹斑咲介:「次長、あんたのおかげで随分サボらせてもらったみたいで、それは感謝してますけど」拳銃から弾倉が外れる。銃身が長く、口径が大きく変化していく。
“ノーティス“ :ガシャ、ガシャガシャッ
“ノーティス“ :「戦う気か?エージェントでもない、お前が」展開していたブレードが一度収納される。また串刺しの攻撃が来る。
丹斑咲介:「“D.P.I.Z”、“コンフェティ”、“クワージフィッション”…… これを見逃すにはちょっと…… 全然、割に合わない」銃身に血液が染みこんでいく。
“ノーティス“ :「上司として、アドバイスをやろう」
“ノーティス“ :「身を守ろうとしないことだ。一瞬で――」「苦しませず、意識を刈り取ってやる」
“ノーティス“ :ポケットに両手を入れたまま、ゆらりと接近する。
丹斑咲介:「一瞬で終わるのは、アンタだ」躊躇なく引き金を引く。銃口から血液の弾丸が撃ち出される。
“ノーティス“ :ニヤリと笑う。4枚のブレードが同時に飛び出し――
丹斑咲介:更に連射する。連射。連射。連射。次々と弾丸が撒き散らされる。
“ノーティス“ :天井に何かが刺さる。
“ノーティス“ :途中で折れ飛んだ、“ノーティス”の刃だ。 さらに1枚、2枚……!
丹斑咲介:「――その刃じゃ遅すぎる」引き金を引く指は止まらない。血を流しながら、更に弾丸を叩き込む。
GM:マズルフラッシュが“ノーティス”を埋め尽くす!背後のデスクまでもが削り取られ、圧倒的に破壊される!
“ノーティス“ :「な、なる……ほど…」
“ノーティス“ :「この、速さ…………」弾丸の雨の中で崩れ落ちる。
久留米宮古丞:「フン……昔からそうさ」
“ノーティス“ :「…………普段は……“サボっていた”……か………」
丹斑咲介:「……すみませんね、次長」最後の一発を撃ちこみ、腕を下ろす。
久留米宮古丞:「……やる時は、やる奴だ」
GM:“ノーティス”撃破。“サバス”中核を担うデータ管理者は丹斑の銃弾の前に倒れた。
“クワージフィッション”
10m
珠姫 丹斑
神 久留米
5m
“レッド・フック”
GM:丹斑さんは使用エフェクト分の侵蝕率上昇、HP減少も忘れずに。
丹斑咲介:OKです。
GM:では、行動値最後の11。珠姫ちゃんに動いてもらいます。
茅ヶ崎 珠姫:よしっ
久留米宮古丞:コロセーッ!
久留米宮古丞:レッド・フックが安定ですね。攻撃が来ない内に倒せるかもしれないので。
神 竜太:ヤッチマエーッ!
GM:そうですね、ダブルクロスでボスを狙う場合、「遅いやつから狙う」というのはかなり定石として安定であります。
GM:ふつうのRPGでもそうですね。まだ動いていない敵から倒していけば、ダメージを低く抑えられるわけです。
茅ヶ崎 珠姫:ですね、レッド・フックを狙いましょう!マイナーで《ハンドレッドガンズ》、そしてメジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コンバットシステム(射撃)》+《カスタマイズ》!
GM:ダヴァイッ
茅ヶ崎 珠姫:13dx7+2+12
DoubleCross : (13R10+2+12[7]) → 10[1,2,3,5,8,8,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,4,4,9,10,10,10,10]+10[2,3,4,7,9]+10[7,9]+10[4,7]+10[7]+5[5]+14 → 79
久留米宮古丞:ヒャハーッ!
神 竜太:なんだこの卓www
GM:ええー……
丹斑咲介:なんちゅう達成値!
茅ヶ崎 珠姫:なんだかたいへんなことに
“レッド・フック”:リアクションは決まっています。ガード。《氷盾》を使用します。
久留米宮古丞:よし
久留米宮古丞:ここで奥の手!《力の法則》を使用!
久留米宮古丞:確実に仕留める!
久留米宮古丞:茅ヶ崎さんのダメージダイスに+5d10!
久留米宮古丞:侵蝕は4上昇して114!
GM:おお、素晴らしい!
GM:珠姫ちゃんは、この達成値の出目によるダメージダイス……えーと8d10ですね……に、加えて
久留米宮古丞:「“転調”……」
久留米宮古丞:「“逢魔刻”!」
GM:さらに5個、ダメージを振り足せるというわけです。13d10のダメージロールになりますね。これに攻撃力が加わります。
茅ヶ崎 珠姫:おおう・・・
久留米宮古丞:急激に曲調が激しく変化する!それに伴って茅ヶ崎のレネゲイドも、一瞬ジャーム寸前まで急活性化!
“レッド・フック”:「君たち!程度に!!」
“レッド・フック”:「負けて……たまるか……!!」
“レッド・フック”:分厚い氷が、何層にも体の周囲を覆う!攻撃を受けきり、カウンターを狙う気だ!
茅ヶ崎 珠姫:13d10+7+12
DoubleCross : (13D10+7+12) → 69[9,6,9,6,2,1,5,6,3,9,1,6,6]+7+12 → 88
“レッド・フック”:このダメージは……耐えられない!こちらも落ちます。
茅ヶ崎 珠姫:「……そう、あたしも、思うよ」〈風舞姫〉は強き力を得て……巨大な銃へと姿を変える
茅ヶ崎 珠姫:「……駒だって?……そんな風に、簡単に人は動かせないんだよ、勝手に自滅したんだ、あんたは……だから」まるで、自分にも言っているかのように聞こえる
久留米宮古丞:「ぶち抜け!茅ヶ崎!」
“レッド・フック”:避ける素振りはない。相手は絶対の自信を持っている。……今の珠姫と同じように。
“レッド・フック”:「さ、せ……る、か!!」
茅ヶ崎 珠姫:「……あんた程度に、負けてたまるか」その巨大な銃は、強い"風"を生み出した……!
GM: ―――z___ガ ン !
GM:“レッド・フック”を通り抜けて、警察署の壁面が円形にくり抜かれる。
“レッド・フック”:「……この、程度」バキバキと音を立てて、氷壁が砕けていく。
“レッド・フック”:「大した威力じゃあ、ない……。こんな、攻撃……」
“レッド・フック”:「……効いてなんか…………」壁の穴からよろけ、仰向けに落下していく。
茅ヶ崎 珠姫:「……あんたには、もっと友達がいればよかったんじゃないかな、利用する駒じゃなくてさ」
“クワージフィッション”
10m
珠姫 丹斑
神 久留米
GM:手番は行動値8。神さんのメインプロセスとなります。
神 竜太:出番だな!
丹斑咲介:ヒュー!
GM:やっちまってください!
茅ヶ崎 珠姫:やっちゃってくださーい!
久留米宮古丞:イエーッ!
神 竜太:とりあえずマイナーで“クワージフィッション”に接近!
“クワージフィッション”
神
10m
珠姫 丹斑
久留米
神 竜太:メジャーでエフェクト:《マルチウェポン》、《コンセントレイト:サラマンダー》、《冷気の鎌》、《炎の刃》使用
GM:判定をどうぞ!
神 竜太:6dx7+1+12
DoubleCross : (6R10+1+12[7]) → 10[1,2,3,4,5,7]+2[2]+13 → 25
“クワージフィッション”:回避を試みましょう。
“クワージフィッション”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,2,4,8,10,10]+4[2,4] → 14
“クワージフィッション”:回ったが、惜しい!ダメージを受けます。
神 竜太:3dx10+4+6+12
DoubleCross : (3R10+4+6+12[10]) → 10[1,4,10]+6[6]+22 → 38
GM:おっと、ダメージロールを間違えてしまいましたね。
GM:3「dx」ではなく、「3d10」で振りなおしてください。
神 竜太:3d10+4+6+12
DoubleCross : (3D10+4+6+12) → 14[10,1,3]+4+6+12 → 36
神 竜太:ちょっとおちた!
GM:ちょっと減ったけど、出目としては平均値やや下くらいか……!ともかくこれはかなりの威力!
“クワージフィッション”:しかし、“クワージフィッション”を削り切るには足りない!まだまだ戦闘不能にはなりません。
茅ヶ崎 珠姫:「……」
“クワージフィッション”:「……」神の繰り出したトンファーの打撃を正面から受けるが、表情は崩さない。
久留米宮古丞:「やはり…強い!」
神 竜太:「この程度ではまだまだか。さすが”サバス”が放棄しただけはあるな」
“クワージフィッション”:「大丈夫ですよ」
GM:全員の行動が終了しました。クリンナッププロセスに発生するイベントはないので、次のラウンドへ移行。
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
“クワージフィッション”
神
10m
珠姫 丹斑
久留米
GM:セットアッププロセスは省略しましょう。ここで行動するキャラはいません。
GM:では、イニシアチブ。行動値14の“クワージフィッション”から動きます。
“クワージフィッション”:ダイスで標的を決定。
“クワージフィッション”:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1
“クワージフィッション”:対象は珠姫ちゃんになりました。
“クワージフィッション”:《コンセントレイト:サラマンダー》《砂の刃》《プラズマカノン》《灼熱の砦》。
茅ヶ崎 珠姫:くっ!
“クワージフィッション”:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,5,5,6,9]+3[3]+4 → 17
“クワージフィッション”:あれっ低い!?
GM:ま、まあいいや……!リアクションをどうぞ
久留米宮古丞:躱せーッ!
茅ヶ崎 珠姫:ドッジ!
茅ヶ崎 珠姫:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[4,4,5,5,7]+1 → 8
茅ヶ崎 珠姫:oh・・・
GM:やったぜ。
GM:ではダメージを出させてもらいます。
“クワージフィッション”:2d10+36 ガード値-5
DoubleCross : (2D10+36) → 15[10,5]+36 → 51
茅ヶ崎 珠姫:当然のごとく死ぬので"コンフェティ"のロイスをタイタス化したいです!
GM:了解!復活時のHPは、「【肉体】+10」という事に注意。
GM:《リザレクト》とは違って、固定値のHPで復活になります。
茅ヶ崎 珠姫:事実上2の回復だぜ・・・
“クワージフィッション”:「さあ」「もえて」
GM:ドドドドドガガガガガッ!!!
GM:珠姫の周囲の構造材が爆風とともに吹き上がる!何らかの反応で直接発火させているのだ。
久留米宮古丞:「茅ヶ崎!」
茅ヶ崎 珠姫:「ひっ……があぁっ……!!」吹き飛び、燃え上がり、地面に叩きつけられる!
丹斑咲介:「ッ!! 珠姫!」
“クワージフィッション”:「“クワージフィッション”は、優秀なオーヴァードです」
“クワージフィッション”:「ご協力に、感謝します」宙に浮きながら、深く一礼する。
久留米宮古丞:「……ッ!」
久留米宮古丞:「連中め、こんな…おぞましい事を……!」
GM:手番は行動値11組。誰が先に動くかを決定しましょう。
茅ヶ崎 珠姫:「……くっ……何が……優秀ってのは、破壊すること以外も出来るものだよ……!」立ち上がる
久留米宮古丞:あっしから行きます!ぜ!
丹斑咲介:よろしくお願いします!ぜ!
久留米宮古丞:マイナーなしぜ!
久留米宮古丞:メジャーで《要の陣形》+《導きの華》+《ハードビート》!
久留米宮古丞:またも全員に攻撃、達成値+12!
久留米宮古丞:侵蝕は121に!
GM:フフフ、中々危険域ですね……!
戦闘における危険域は状況によって様々ですが、
一般に、バックトラックの侵蝕率低下はダイス数1つにつき5程度を見込めば良いと言われています。
最大でも追加振りによって手持ちロイスの3倍のダイス数の侵蝕率を下げる事ができますが、
逆に言えば、バックトラックで下がる侵蝕率は(ロイス数×3倍×5)がほぼ限界ギリギリの数値。
100%地点からこの数値を大幅に超過してしまえば、まずジャーム化一直線です。
こうした非常事態に対応するためにも、ロイスは出来る限り温存し、
1倍振りや2倍振りによって高い経験点を得られるよう、安全なプレイを心がけましょう。
GM:オーヴァードの継戦時間は短い!このラウンドで決めることができなければ、死が見えてくるでしょう。
久留米宮古丞:「お前には同情するが…容赦はしない」
久留米宮古丞:「それがせめてもの情けだ……」
久留米宮古丞:「“転調”!“大嵐”!」
久留米宮古丞:ハイテンポの速弾きに曲調が変わる!
久留米宮古丞:「幕引きだ!……頼む!」
GM:手番は同じく行動値11組!どちらが先に動くかを決めましょう。
丹斑咲介:侵蝕厳しいので茅ヶ崎さん先にお願いしていいですか……!
茅ヶ崎 珠姫:ですね!
丹斑咲介:ありがてえ!
久留米宮古丞:ヤレーッ!
茅ヶ崎 珠姫:マイナーなしでメジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コンバットシステム(射撃)》+《カスタマイズ》です!
GM:了解。この場合、ダイス数は先ほどと同じですね。
茅ヶ崎 珠姫:侵蝕は7増加ですねー
GM:では、判定してもらいましょう。
茅ヶ崎 珠姫:13dx7+2+12
DoubleCross : (13R10+2+12[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,8,8,9,9,10]+6[3,4,4,6,6]+14 → 30
“クワージフィッション”:同じくリアクションは回避。
“クワージフィッション”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,1,4,8,9,10]+9[9] → 19
“クワージフィッション”:結構回るけど、やはり失敗……!ダメージをどうぞ。
久留米宮古丞:そして当然、《力の法則》!
久留米宮古丞:ダメージ+5d10だ!
久留米宮古丞:侵蝕は125に!
久留米宮古丞:「畳み……掛けろ!“逢魔刻”!」
茅ヶ崎 珠姫:えーっと・・・9dでいいんでしたっけ?
GM:そうですね。さっきは「切り上げ」と言いましたが
GM:これは30ちょうどの時でも、ダメージダイスは4つになります。
久留米宮古丞:イエスイエス!
茅ヶ崎 珠姫:やったぜ
茅ヶ崎 珠姫:9d10+7+12
DoubleCross : (9D10+7+12) → 54[5,8,8,10,2,3,8,5,5]+7+12 → 73
GM:うわー!
久留米宮古丞:ヒャッハーッ!!
“クワージフィッション”:「破壊しましょう。より大きな、より多くのターゲットのために」
“クワージフィッション”:「私の性能を評価してもらわなければ」
茅ヶ崎 珠姫:「……その性能の評価……あたしがしてあげるわ」再び、〈風舞姫〉を構える
茅ヶ崎 珠姫:「……あんたはさ……クレープ、好き?」
“クワージフィッション”:「必要なものですか?」
“クワージフィッション”:「“クワージフィッション”は、必要なもの以外を、必要としません」穏やかに微笑む。
茅ヶ崎 珠姫:「……甘くて美味しい食べ物だよ……必要かどうかは……少なくとも破壊には関係ないと思うよ」
“クワージフィッション”:「甘い。美味しい。……」
丹斑咲介:「……」
“クワージフィッション”:「………そのような事を、知っていたような気もします。けれど」
“クワージフィッション”:「――何も、関係ありません。ファルスハーツのために」
茅ヶ崎 珠姫:「……そっか……」一瞬だけ寂しそうな顔をする……が、すぐに切り替えて、言う
茅ヶ崎 珠姫:「……じゃあ、不合格だね」〈風舞姫〉が……再び風を運ぶ……
GM: バ ズッ!
“クワージフィッション”:「……」“クワージフィッション”が落ちる。
“クワージフィッション”:腹に巨大な穴が空いている。〈風舞姫〉の風の弾丸で貫かれたものだ。
久留米宮古丞:「……もう、お前を査定する人間も、利用する人間もいない」
久留米宮古丞:「……ゆっくり眠れ」
“クワージフィッション”:「わ」「私は」
“クワージフィッション”:「私は、戦闘する戦闘する戦闘する戦闘する」痙攣するような動きで立ち上がる。
“クワージフィッション”:《魂の錬成》。戦闘不能になりましたが、復活します。
GM:《魂の錬成》:《燃える魂》と同じような復活エフェクト。一回の高火力で仕留めたと思っても、ボスは1~2回は復活を搭載している事が多い。
“クワージフィッション”:「破壊しますターゲットターゲット……」
“クワージフィッション”:「優秀、優秀です。私は……だから」
丹斑咲介:「もう、やめろ……」
久留米宮古丞:「丹斑……」
“クワージフィッション”:「たくさんのターゲットを燃やし、破壊しました。それが……優秀と」
“クワージフィッション”:「それなのに……」
GM:イニシアチブプロセス。今行動値が最も高いのが丹斑さんですが、
GM:ここで“クワージフィッション”がイニシアチブタイミングのエフェクトを使用します。
“クワージフィッション”:《加速する刻》。イニシアチブに使用し、強引にメインプロセスで割り込むエフェクト。行動済でも割り込めるため、複数回行動が可能になる。
久留米宮古丞:来たー!
“クワージフィッション”:マイナーアクションで《アーマークリエイト》。少女の姿を覆い隠すように、怪物じみた装甲を形成する!
丹斑咲介:なんと!
“クワージフィッション”:《コンセントレイト:サラマンダー》《砂の刃》《プラズマカノン》《灼熱の砦》!攻撃します!
“クワージフィッション”:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2
“クワージフィッション”:対象は、丹斑さん!
“クワージフィッション”:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,4,6,7,8,9,9,9]+10[2,3,3,7,8]+10[2,9]+10[10]+3[3]+4 → 47
久留米宮古丞:ヒィーッ
丹斑咲介:一応ドッジを試みます!
丹斑咲介:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,3,5,8,10]+9[9] → 19
丹斑咲介:が……ダメ!
“クワージフィッション”:ダメージを出します!
“クワージフィッション”:5d10+36 ガード値-5
DoubleCross : (5D10+36) → 32[7,4,5,9,7]+36 → 68
“クワージフィッション”:「ああああああ!」自身の肉体を発火、直接炎を吹き出し、丹斑を焼き殺そうとする!
神 竜太:「丹斑!」
丹斑咲介:「ぐあああ……ッ!」一瞬にして炎に包まれ膝をつく。
久留米宮古丞:「おい!しっかりしろ…!」
“クワージフィッション”:「発火、発火、発火、発火、発火」
茅ヶ崎 珠姫:「おじさんッ……!」
“クワージフィッション”:「“クワージフィッション”は、攻撃しています!」
丹斑咲介:谷修成のロイスをタイタス化して復活します
GM:割り込み行動終了。本来のイニシアチブに戻り、今度こそ丹斑さんの手番になります!
丹斑咲介:よーしガンバッチャウゾー
丹斑咲介:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト》《ブラッドバーン》《滅びの一矢》《カスタマイズ》!
丹斑咲介:19dx7+1+12
DoubleCross : (19R10+1+12[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,4,5,6,6,6,6,7,8,9,9,9,9]+10[2,2,3,3,8,9]+10[7,8]+10[8,9]+4[1,4]+13 → 57
GM:ま、またこんな達成値……
GM:まあ、19個も振っているなら当然といえば当然ですが
“クワージフィッション”:回避します。
“クワージフィッション”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,6,6,6,8,9] → 9
GM:やはり無理!ダメージをどうぞ
久留米宮古丞:トドメヲサセー!
丹斑咲介:6d10+15+18+12
DoubleCross : (6D10+15+18+12) → 33[9,10,6,4,1,3]+15+18+12 → 78
“クワージフィッション”:「とどめを……刺、刺刺刺刺刺」
“クワージフィッション”:炎に包まれた丹斑に、震えながら歩みを進める。
丹斑咲介:「ああ…… とどめを、刺してやる……!」炎の中から拳銃を突き出す。
丹斑咲介:「あんたは…… ただの子どもかもしれない。何も悪くないかもしれない」
丹斑咲介:「あいつらに利用されて、引っ掻き回された被害者で…… それでも」
“クワージフィッション”:「“クワージフィッション”は、優秀で、悪く、悪くありません」
丹斑咲介:「それでも、この町に、町の人間に危害を加えるんなら…… こうしなくちゃいけない」
丹斑咲介:「すまない」引き金を引く。先ほどよりも激しく、連射する。
“クワージフィッション”:「あなたは……」炎を突っ切って、丹斑の首をはねようとする……瞬間、
GM:炎の中から立て続けに連射される弾丸に貫かれる。
丹斑咲介:「あんたも、この町の、市民だ」弾丸を浴びせ続けながら、呟く
“クワージフィッション”:装甲に穴が空き、炎が吹き出す!
“クワージフィッション”:「……ウウウ……」
“クワージフィッション”:「…………………」四肢の形が崩れ、溶けていく。
“クワージフィッション”:自分自身の火力で燃え尽きていく……
丹斑咲介:「だから、本当に……」
丹斑咲介:「守れなくて、すまない」
“クワージフィッション”:“クワージフィッション”死亡。復活エフェクトはもうありません。
GM:戦闘終了。
久留米宮古丞:演奏を止める。
丹斑咲介:「俺は…… サボりすぎたな」
神 竜太:「今度こそ…安らかに眠れ。」
久留米宮古丞:「……丹斑」
茅ヶ崎 珠姫:「……あとは、きっと、妖精が連れて行ってくれるよ……次に会ったときは、クレープの美味しさ、思い出せるといいね……そしたら、きっと……友達になれるから」
久留米宮古丞:「悪かったな。こんな役を…させてしまって」
丹斑咲介:「お前のせいじゃないさ、これは」
丹斑咲介:「結局、ツケを払わなくちゃいけない、それだけだ」
GM:----
【Backtrack】
■バックトラックについて
1.ゲーム本編となる全てのシーンが終了した後挿入されるのが「バックトラック」です。
2.現在、プレイヤーキャラは全員、ジャーム化の敷居である「100%」をオーバーしており、そのままではジャーム化してしまいます。
3.「バックトラック」では、現在の侵蝕率から「(保有ロイスの個数)d10」だけ、侵蝕率を減少させることができます。
3-2.この結果、「戻る」事ができた侵蝕率によって、経験点がゲットできます。これを俗に「1倍振り」といいます。
4.保有ロイスだけではダイスの個数が足りない人は、「(保有ロイスの個数×2)d10」侵蝕率を減少させる事も可能です。
4-2.これは獲得できる経験点が3点で固定になる代わり、より戻りやすくなります。リスクは非常に軽いので、おすすめの方法です。
5.3で運悪く、または4を選んでもなお「100%」を下回らなかった場合は……? この場合も追加で「(保有ロイスの個数)d10」振ることができます。
5-2.まさしく最後の手段。通称「追加振り」「3倍振り」。獲得できる経験点は、0です。
6.ここまでやっても100%以下になれなかった場合、PCはジャーム化してしまいます。PCとして使うことは、二度とできません。
7.ちなみに、10面ダイスで戻ることのできる期待値は、ダイス1個につき少なめに見積もって「5」くらいとされています。
8.例えば侵蝕率が120の場合、1倍振りなら4個、2倍振りなら2個は、最低でもロイスを残しておきたいところです。
GM:----
GM:以上です。これを踏まえて、さっそくバックトラックにチャレンジしてもらいましょう。
GM:最初に選択するのは、「1倍振り」か「2倍振り」かの選択のみです。
GM:1倍振りでは、3点~5点の経験点が得られます。確実に戻ってこれるならば、こちらが経験点的にお得です。
久留米宮古丞:ではいきます!
久留米宮古丞:残りロイスは5!侵蝕は125!
久留米宮古丞:ちょっと怪しいけど、5d10なら26は狙える範囲!1倍振りします!
久留米宮古丞:125-5d10
DoubleCross : (125-5D10) → 125-29[10,2,8,7,2] → 96
GM:チッ、戻りやがった
久留米宮古丞:セーフ!一倍振り帰還成功!
丹斑咲介:おおー
茅ヶ崎 珠姫:おおっ
久留米宮古丞:追加振りのインストラクションは他の方に任せますフォヒョヒョ
GM:帰還成功時の経験点は、「100%に近いほど高い」と覚えていただければよいでしょう。
GM:久留米さんは70~100%の範囲に戻ってきたため、獲得経験点は5です。
茅ヶ崎 珠姫:残りロイスは6、侵蝕は122か・・・!1倍振りかな!
茅ヶ崎 珠姫:122-6d10
DoubleCross : (122-6D10) → 122-43[8,8,5,6,9,7] → 79
茅ヶ崎 珠姫:おうけい!
GM:珠姫ちゃんも問題なく帰還できましたね。こちらも獲得点は5点です。
神 竜太:じゃあ僕も1倍振りでいきます。ロイスは6。侵蝕は114
GM:神さんは余裕でいけそうですね
神 竜太:114-6d10
DoubleCross : (114-6D10) → 114-29[2,4,9,8,4,2] → 85
GM:成功ですね。経験点は同じく5点。いい感じです!
久留米宮古丞:さあ問題は…
GM:丹斑ァー!1倍振りか!2倍振りか!はっきり口に出して答えてもらおうッ!
神 竜太:果たして2倍で戻ってこれるのか
丹斑咲介:2倍!2倍振りだ!
丹斑咲介:ロイスは6つ、侵蝕率は137
丹斑咲介:137-12d10
DoubleCross : (137-12D10) → 137-64[10,7,6,3,2,3,4,7,9,7,3,3] → 73
久留米宮古丞:ウォオーッ!
GM:よくやった!感動した!
茅ヶ崎 珠姫:やったぜ!
神 竜太:帰ってきた!
丹斑咲介:助かった!
GM:しかし経験点は3です。
GM:さて、経験点計算についてですが、
GM:私は良いロールプレイをした云々の評価はよっぽどの事がない限りチェックを入れるので、
GM:「セッションの場所手配をした」分の1点は、このどどんとふを提供してくださっているオツカレーさんのものとして、
GM:「セッションに最後まで参加した」「よいロールプレイをした」「他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行なった」「セッションの進行を助けた」
GM:これらを合わせて「いつもの4点」としています。
GM:そして、それにシナリオ経験点を足します。これは1点~10点でGMが自由に決定できます。
GM:今回は長めのセッションで、皆さん初心者にも関わらず素晴らしいロールでしたので、9点にしましょう。
久留米宮古丞:イエーフー!
GM:よって、GMからの経験点は13点となります。
神 竜太:いえーい!
丹斑咲介:やったぜ!
茅ヶ崎 珠姫:ウィーピピー!
GM:これに先ほどの侵蝕経験点を足したものが、各々このバックトラックでゲットできた経験点となります。何点になりましたか?
神 竜太:18点かー
茅ヶ崎 珠姫:18点ですね!
久留米宮古丞:18点!
丹斑咲介:16点です!
GM:経験点は、キャラクターではなく、それを動かした皆さん、プレイヤーの方に蓄積されます。
GM:今回のキャラクターを今後成長させたり、あるいは他のキャラを最初から高経験点で作ったりと、
GM:様々な用途で使える経験点ですので、大切に記録しておいてくださいね。
GM:GMの経験点は、皆さんの経験点の合計を3で割ったものになります。
【獲得経験点】
氷泉白夢さん:18点
ヒロさん:16点
鮭さん:18点
モヤイさん:18点
(珪素):23点
GM:これで、バックトラック終了。本日の行程は完了となります。
GM:皆様、お疲れ様でした。
神 竜太:お疲れ様でしたー。
丹斑咲介:お疲れ様でした!
茅ヶ崎 珠姫:おつかれさまでしたー
久留米宮古丞:お疲れ様でしたー!
久留米宮古丞:楽しかったです!
茅ヶ崎 珠姫:とても楽しかったです!ありがとうございました!
【Ending/01】
GM:----
GM:KS大橋
GM:----
GM:市の外れにかかる橋。ここを越えれば、すぐに街を出る長距離バス乗り場だ。
GM:――“クワージフィッション”の事件は終わった。サバスは活動停止し、残ったエージェントの処理も、UGNが決めるだろう。
GM:街が炎のような夕陽に沈む。だが、“クワージフィッション”のそれと違って、街が燃え落ちることはもはやない。
久留米宮古丞:「……」
久留米宮古丞:「こうして、改めて景色を眺めると」
久留米宮古丞:「存外、綺麗な町だったんだな、ここは」
久留米宮古丞:橋の欄干にもたれつつ街の方を眺めている。
久留米宮古丞:「今回の件、ご苦労だったな丹斑」
丹斑咲介:「俺は、仕事をしただけさ」タバコをくわえながら。
丹斑咲介:「例を言いたいのはこっちの方だ」
久留米宮古丞:「礼?」
丹斑咲介:「警察だけじゃ、今回の事件はどうしようもなかった。久留米や神、あのお嬢ちゃんがいなけりゃ――」
丹斑咲介:「俺はいいように踊らされていて、ここでこうして町を眺めるなんてできなかったからな」
久留米宮古丞:「……お前らしくも無い殊勝な態度だな。フフ…まあ、受け取っておいてやろう」
久留米宮古丞:「……な、なあ、丹斑」
丹斑咲介:「ん…… どうした?トイレならあっちに」
久留米宮古丞:「そうじゃない!」
久留米宮古丞:「お前……UGNに来る、つもりはないか?」
丹斑咲介:「UGNに、俺が?」
久留米宮古丞:「わ、私が言っても説得力無いかもしれないが!」
久留米宮古丞:「お前はオーヴァードだし、この仕事はお前には向いていると思う」
久留米宮古丞:「それに……その……」
久留米宮古丞:「……いや!なんでもない!」
久留米宮古丞:「……で、どうだ。少し考えてみてくれ」
丹斑咲介:「……オーヴァードの力、ってのがさ。正直今まで実感湧かなかったんだ」
丹斑咲介:「まあ、仕事で便利に使っちゃいたが、実際何が出来て何が起こるのか……」
丹斑咲介:「今回、身に染みて分かった。俺に出来ることも、俺たちに起こりうることも」
丹斑咲介:「UGNなら、この力を使って…… ああいうことをもう起こさないように、できるんだろ?」
久留米宮古丞:「……それが務めだ」
丹斑咲介:「……いや、やめとく」
久留米宮古丞:「何故だ?」
丹斑咲介:「俺はちょっとサボりすぎたんだよ。この町にまだでっかいツケが残ってるし――」
丹斑咲介:「それに、もうしばらく、この夕日を眺めていたい……なんてな」
久留米宮古丞:「そうか……」
久留米宮古丞:「フン、お前なら断るだろうなと思っていたぞ」
久留米宮古丞:「ではな。私は次の任務がある」
丹斑咲介:「ああ、そろそろバスの時間だな」
丹斑咲介:「次にこの町に来て―― 俺が、ツケを払い終えてたら」
丹斑咲介:「また、誘ってくれ」
久留米宮古丞:「勝手なヤツめ……まあ、考えておいてやろう」
丹斑咲介:「へへ、身勝手で悪い…… じゃあ、またな」
久留米宮古丞:「……茅ヶ崎と城樫翠の事、見守ってやってくれ」
久留米宮古丞:「よろしく頼む」
丹斑咲介:「ああ。俺の仕事だ」
久留米宮古丞:「……」
久留米宮古丞:踵を返して橋の向こうに歩いて行きます。
久留米宮古丞:「……ぐすっ…ううっ…」
丹斑咲介:「……」何か言いかけて、言葉を飲み込みます。
久留米宮古丞:時々少し肩を震わせつつ、夕日の中遠ざかり退場!
丹斑咲介:くわえタバコで久留米の背中を見送り、そのままぼんやり夕日を眺めましょう。
GM:----
GM:では、エンディングを終了します。
久留米宮古丞:おつかれさまでしたー!
丹斑咲介:お疲れ様でしたー!
【Ending/02】
GM:----
GM:消防署
GM:----
GM:――KS市を騒がせた謎の放火事件は、公式には『原因不明』のままとされている。
GM:しかし、もはや原因は消し止めた。次の事件が起こることもない……神はそれを知っている。
GM:警察にすら潜入し、自分達KS市のオーヴァードの動向を『管理』していた“サバス”……
GM:……彼らの目は消失した。しかし、ここからは真の意味で、彼らが街を守っていかなければならない。
龍田激:「はあ……」コーヒーカップを置く。
龍田激:「平和だな」
神 竜太:「最近は火災も少ないしな(事件で非番潰れたが)」
龍田激:「まったくだ。出動がないに越したことはない。以前の連続火災で、市民も注意するようになったんだろう」
神 竜太:「…そうだと思いたいな。」マックスコーヒーを啜る
龍田激:「……冬は空気が乾燥する。少しの火種が、大惨事に繋がりかねない」
龍田激:「特に、放置された新聞紙……洗濯物……そういったものを狙う放火魔も存在する」
龍田激:「冬の火災を予防するためには……市民一人ひとりの目で、気をつけていかなければいけないんだ……」
神 竜太:「最近はタバコの不始末とかが原因の場合も多いからな。」
神 竜太:「(丹斑のやつに今度携帯灰皿でもプレゼントするか)」
GM:火災の発生件数は、12月~翌年3月までの4ヶ月間に集中し、
GM:年間の火災による死者数の48.1%がこの「冬場の火災」で犠牲になるという。
GM:人に対処できぬ、オーヴァードのような災害も、確かにその中に存在するのかもしれない。
GM:だが、こんろ、タバコ、ストーブ――そういった「ありふれた」原因による失火は、私達の想像する以上に、身近な出来事だ。
GM:多くの悲劇を防ぐことができるのは、他でもない私達市民の、注意と防災なのである……
GM:----
GM:エンディングを終了します。
神 竜太:お疲れ様でしたー
【Ending/03】
GM:----
GM:商店街
GM:----
GM:“コンフェティ”による惨劇の痕跡は、UGNによって抹消された。
GM:この商店街も、事件が終わった今は、いつも通りの光景だ。――しかし。
GM:今、ここにクレープ屋台はない。“サバス”による傷は表に見えずとも、確実に刻まれていた。
茅ヶ崎 珠姫:「……」
茅ヶ崎 珠姫:「……ちぇ、ないか」
茅ヶ崎 珠姫:「……全く、おごれって言ったくせにいなくなるバカがこの世にいるなんて思ってもなかったよ」
GM:城樫翠は、事件後、病院から姿を消していた。
GM:あれだけの事件を引き起こした“サバス”のエージェントである。偽装が解かれた今、これまでのように、街に留まってはいられないはずだ。
茅ヶ崎 珠姫:「……バカ、ほんとバカだよ……肝心なところで頼らないんだからさ」
茅ヶ崎 珠姫:「……帰ろうかな………………あ」誰かを見つける
丹斑咲介:なじみの喫茶店からひょっこりと出てきます。
丹斑咲介:「あ…… お前!」
茅ヶ崎 珠姫:「……チッ」露骨な舌打ち
丹斑咲介:「ハッハッハ、こんな所で会うとはなぁ…… 丁度訊きたいことがあったんだ」
茅ヶ崎 珠姫:「……」
丹斑咲介:「城樫翠。あいつ、怪我も治りきってないのに病院から脱走して姿くらましやがってな――」
茅ヶ崎 珠姫:「知らない」
丹斑咲介:「……そうかい。あのクソ女」
茅ヶ崎 珠姫:「……全くだよ」
丹斑咲介:タバコに火をつけて、一服。
丹斑咲介:「……つまり、チビ助。お前は置いてけぼり食らったってわけか。よく知らないが、ずいぶん迷惑かけられたのに」
茅ヶ崎 珠姫:「……まあ、ね……」
茅ヶ崎 珠姫:「(いつまでも面倒見る気はないし……か……)」
丹斑咲介:「それで、今は? やることもなくお散歩か」
茅ヶ崎 珠姫:「……ふん、おじさんじゃないんだから…………そうだ」
茅ヶ崎 珠姫:「おじさん、あたしまだおじさんに約束守ってもらってないよ」
丹斑咲介:「ん……約束? えーっと…… 何かしてたか?」
茅ヶ崎 珠姫:「クレープ、買ってくれるって言ったじゃん」
丹斑咲介:「……ああ、そういや確かに。”コンフェティ”にやられたときの」
茅ヶ崎 珠姫:「そ、警察は嘘つかないんでしょ?」
丹斑咲介:「って、あのクレープ屋、なくなっちまってるんだが……」
GM:では、クレープ屋の跡地を見ると、
GM:そこに、伏せられたハンカチのようなものが置かれているのが見えます。
GM:注意しなければ気づかないでしょう。
茅ヶ崎 珠姫:「……?……これは……?」
丹斑咲介:「ん、どうした?」
茅ヶ崎 珠姫:「……ハンカチ?」調べる
GM:ハンカチの下に、小さな紙片が伏せられている。
GM:クレープの形の折り紙。
茅ヶ崎 珠姫:「……これは……」
GM:『クレープは、出世払いにしてやってもいいよ』
GM:『じゃあね』
GM:サインペンで、メッセージが書かれている……
丹斑咲介:「……城樫か」
茅ヶ崎 珠姫:「……ばか」
茅ヶ崎 珠姫:「……おじさん!あたしは出世払いなんて甘いこと言わないからね!どれだけ安月給でもちゃんと買ってもらうよ!クレープ屋がないなら探す!警察でしょ!」
丹斑咲介:「おいおいおい、警察は観光案内じゃないぜ…… だが、まあ」
丹斑咲介:「約束は約束だ。クレープ屋ぐらいいくらでも探してやるよ。ちょっとした話もあるしな」
茅ヶ崎 珠姫:「……仕方ないな、話をするってのも約束だったしね」
丹斑咲介:「ま、悪い話じゃないと思うぜ、何でも屋”ジーニアス”だって、警察とコネがあると便利だろ? それに……」話しながら歩き始めます。
丹斑咲介:「人探しの依頼をしたいんだ。どうしても腹が立つ奴がいるんでな」
茅ヶ崎 珠姫:「……!……そう、依頼の話なら……悪くないな」珠姫も歩き出した
茅ヶ崎 珠姫:「……それじゃあ……何でも屋ジーニアスに何のご用でしょうか!」
GM:----
『焼け落ちるクワージフィッション』 おわり