『カエリワコハイ』(GM:森田)


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“サミダレヘヴン”小野町(おのまち) 涼芽(すずめ)キャラシート(PC1:がんとす)
“フラウトロフィア”ナエダさんキャラシート(PC2:珪素)
“スモールステップ”恋咲(こざき)アキキャラシート(PC3:冥王星)
“ネザー”恋咲(こざき)ツバキキャラシート(PC4:そごう)
“フィランドラー”逍遥道人(しょうようどうじん)フランシスコ安国寺(あんこくじ)永鳳(えいほう)キャラシート(PC5:猫口@)

【Index】

オープニング:小野町 涼芽&ナエダさん
オープニング:恋咲 アキ&恋咲 ツバキ&安国寺 永鳳
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
クライマックス
エンディング:恋咲 アキ&恋咲 ツバキ
エンディング:ナエダさん&安国寺 永鳳
エンディング:小野町 涼芽

【プリプレイ】

GM:ジャスティス!
GM:ゆで卵トッピングカレーメシを食べて元気いっぱいのGMが送る
GM:ワイワイ女子中学生突発卓!やっていこうと思いまーす!
GM:よろしくお願いします!
恋咲ツバキ:ワオワオ~
小野町涼芽:ワ~~~イ!!
恋咲アキ:よろしくお願いします!
ナエダさん:やるぞ!
安国寺永鳳:よろしくお願いします!
■トレーラー とあるUGNエージェントの作戦行動中行方不明。
それは新たな惨劇の幕開けだった。

ジャームの作り出した迷宮に囚われた君たちは、脱出することが出来るのか。

ダブルクロス3rd『カエリワコハイ』
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。
■ハンドアウト PC1:小野町涼芽
シナリオロイス:迷子の少女
君はごく普通の日常を送る女子中学生だ。
ある日の帰り道、君は1人の少女と出会う。
少女はいなくなった姉を探す内に自らも迷子になってしまったという。
彼女に付き添う内に、君は非日常の風景へと迷い込んでいく。

PC2:ナエダさん
シナリオロイス:小野町涼芽
君は正体不明の浮遊霊だ。
手頃な女子中学生を見つけたので取り憑くことにした。

PC3/4:恋咲姉妹
シナリオロイス:谷川美保
君たちは近頃能力に覚醒した中学生の姉妹だ。
RC教導を担当するエージェントの谷川がジャーム追跡任務中に失踪し、その捜索を引き継ぐこととなる。

PC5:安国寺永鳳
シナリオロイス:ナエダさん
作戦中行方不明となったエージェントの任務引継ぎにあたり、君はUGNからイリーガルの補佐を依頼された。
現場に足を踏み入れた君は思わぬ人物と遭遇する。それは過去に対峙し、取り逃がした浮遊霊の少女だった。


【オープニング1:小野町 涼芽&ナエダさん】

GM:まずはPC1と2のOPからいきましょう
GM:ここは1d5で登場することも出来ます
GM:小野町さんナエダさんどうぞ!
小野町涼芽:あっ!わたしたちも1d5ですかね!
GM:そうだぜ!
小野町涼芽:やった~~!
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を1d5(→ 3)増加 (36 → 39)
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を1d5(→ 1)増加 (40 → 41)

某市・市立中学校

GM:きーんこーんかーんこーん
GM:茜色の夕日が差す校舎に、予鈴の音が鳴り響く。
GM:そろそろ最終下校時刻だ。
GM:君……小野町涼芽は生徒会の友人の書類整理を手伝っており
GM:いつもより下校が遅れてしまった。
同級生:「いやー、助かったよ」
同級生:「ありがと涼芽!今度マックおごるから!それじゃね!」
小野町涼芽:「困った時はお互いさまっ! ナゲットもつけてね~!」
小野町涼芽:くああ、と大あくびをしながら。
GM:担任への報告に向かった友人と別れ
GM:君は正門の方へと歩き出す。
生徒:「……それでさ」
生徒:「例の3組の家出した子、結局見つかってないんだって」
生徒:「えー、それってヤバくない?」
小野町涼芽:とぼとぼと歩みながらおや?と耳を傾ける。
生徒:「警察がいうには、他にもあの辺りで蒸発した人間がいるって」
生徒:「こわいって!やめてよ~」
GM:……廊下では、部活終わりの生徒たちが益体もない噂話に花を咲かせている。
小野町涼芽:ぞくりと体を震わせて下駄箱へと向かう足を早める。ホラーはちょっぴりニガテなのだ。
GM:君は自分のクラス、いつもの教室の前を通りかかる。
GM:そこで奇妙なことに気付く。
GM:まだ生徒が残っている……しかも
GM:クラスの人間ではない。見覚えのない顔。見覚えのない制服。
小野町涼芽:おや?と頭を捻る。クラスメイトの顔は全員知っているはずだ。
GM:その少女は窓の外を向いて、ただ静かに佇んでいる。
小野町涼芽:「(もしや……転校生とか?)」
GM:クラスメイトの友人か、下見に来た転入生
GM:あるいは不審者の可能性もある。
GM:放っておいてもいいし、声をかけてもいい。
小野町涼芽:しかしこの小野町涼芽!持ち前の好奇心を抑えられずに教室へと足を運び声をかけてしまう!
小野町涼芽:「もしも~し」
-:教室に入った時には、その少女の姿はなかった。
小野町涼芽:「こんにちは……もうこんばんは?あたし小野町すず……あれ?」
小野町涼芽:きょろきょろと辺りを見回して。ややあってから机の下など覗いてみる。
-:誰もいない。夕暮れの光だけが照らす教室で、窓からの風にカーテンがなびいている。
小野町涼芽:暫しの後。先程の子たちが話していた噂話とか、思い出したりして。
小野町涼芽:「まっ、まさかね……」
-:「ナエダさんを」掃除用具のロッカーがわずかに開いている。
-:「ナエダさんのことを知っていますか?」
小野町涼芽:「!!」ぎょっとして尻もちをつく。
ナエダさん:片目がその中から覗いている。人が入れるスペースなどはないはずだが。
小野町涼芽:「なっ……な、ななナエダさん?」
小野町涼芽:「あの、えと」
小野町涼芽:「せっ狭くないですかそこ……」
ナエダさん:きい、と扉が開いて、黒いセーラー服の少女が現れる。上履きを履いていない。裸足だ。
ナエダさん:尻もちをついた小野町の前でしゃがみ込んで、
ナエダさん:「……知りませんか?」にっこりと笑う。
小野町涼芽:生気というものを感じさせない、という言葉の意味を初めて知った気がする。
小野町涼芽:爛々と怪しげに光る瞳をじい、と、視線を交わしたあと。ぺこりと頭を下げて。
小野町涼芽:「ごっ、ごめんなさい。うち、その人のこと。知りません」
小野町涼芽:「良かったら、あの」
小野町涼芽:「どういう人か、教えてもらえますか?」
ナエダさん:「ん。そうなんだ……」
ナエダさん:両手の指を合わせる。「どういう人か教えてほしいのが、願い事なの?」
ナエダさん:「わたしが、どういう人なのか探せばいいんだね?」
小野町涼芽:「願い事、といいますかあ……」
小野町涼芽:なんだかおっかない気がするが。
小野町涼芽:「まるで、自分のこと。どういう人かわからないみたいな言い方、するんですね」
ナエダさん:「そうなのかな?ねえ、仲良くしようよ」
ナエダさん:突然、床にぱたりと倒れる。そのまま話し続ける。
ナエダさん:「名前はあるの?どういうふうに呼べばいいの?」
小野町涼芽:「え?それなら全然……わわ! だ、大丈夫?」
小野町涼芽:「え、はい! うち、小野町涼芽ですけど……」
ナエダさん:「涼芽。ふふふふ。ふふ、ふふふふふふ」
ナエダさん:笑い転げる。
ナエダさん:「ふふふふふふ」
小野町涼芽:「お友達からはすずめ~とか、すずちゅんとか、野鳥とかあだ名つけられたり……」
ナエダさん:「小鳥の名前みたい」
小野町涼芽:「そうなんです。そこは結構気に入っています!」
小野町涼芽:「鳥、好きなので!」へへ、と胸を張って。
小野町涼芽:「えと。……うちは」
小野町涼芽:「あなたのこと。なんてお呼びすれば?」
ナエダさん:「……」
ナエダさん:「…………ナエダさんのことを知っていますか?」
ナエダさん:また同じ質問が来る。
ナエダさん:「ナエダさんなんですよ」
小野町涼芽:「ふむ……」顎に手をつけて思考する。またこの質問。つまりこのお人は……!
小野町涼芽:「………」
小野町涼芽:「(わからん!)」
小野町涼芽:ふるふると頭を振って。
小野町涼芽:「では」
小野町涼芽:「取り急ぎ!うちは、あなたのこと」
小野町涼芽:「“ナエダさん”とお呼びします!」
ナエダさん:「ん」
ナエダさん:体を起こす。にこにこしている。「涼芽ちゃんは、困ってることはないんだ」
小野町涼芽:「えーと、そうですねえ」
小野町涼芽:「この前、ちょっとよい性能の双眼鏡を買ったので、お小遣いが厳しいとか」
小野町涼芽:「みんなみたいに夜更かしぜんぜん、出来ないなとか」
小野町涼芽:「些細なことはあるけど~……」
小野町涼芽:「お友達にお願いしてまで何とかしたいってほどのものでもないと言いますか」
ナエダさん:「夜更かし、できないよね」
小野町涼芽:「そうなんです! うち、22時にはグースカピーなので!」
GM:がらり!
GM:そんな話をしていると、急に背後の扉が開く。
教師:「こらー小野町」
教師:「一人で何突っ立ってんだ、みんな帰ったぞー」
GM:担任の教師があきれ顔で立っている。
小野町涼芽:「わわっ!先生? すいません、ついお喋りを……」
-:黒いセーラー服の少女の姿は消えている。掃除用ロッカーだけが開いたままだ。
小野町涼芽:「……ひとり?」
小野町涼芽:振り返れば、つい今の今までお話に花を咲かせていた黒髪の美人さんは姿かたちもなく消えている。
教師:「……ったく」
教師:「毎度のことながらぼーっとしやがって、来年受験だぞ」
小野町涼芽:「えと、はい、あの。せんせ……」
小野町涼芽:「なっ」
小野町涼芽:「“ナエダさん”って知ってます?」
教師:「ナエダ……?ああ」
教師:君の隣で鍵を閉じて顔を上げる
教師:「なんか女子どもがそんな話してたな」
教師:「学校に取り憑いた幽霊だってよ、見つけたら呪われて」
教師:「酷い目にあうとかって……なんだ信じてんのか?あんなアホらしい話」
小野町涼芽:「──────────」
教師:「そんじゃまっすぐ帰れよ」
教師:「失踪の話とか物騒だしな、警察指導のお陰でこっちも残業だぜ」
小野町涼芽:はい、と上げようとした声は喉から出ず。青ざめた顔のまま下駄箱へ猛ダッシュしていく。
教師:「……いきなり急加速しやがった」
教師:「なんだあいつ」

GM:シーン終了。
GM:ロイス取得が可能です。
ナエダさん:優しい人/小野町涼芽/友情:○/不思議/ロイス
小野町涼芽:ナエダさん P綺麗なひと/N○もしや……?


【オープニング2:恋咲 アキ&恋咲 ツバキ&安国寺 永鳳】

GM:では次のシーン
GM:恋咲さん姉妹と安国寺さんのOPです
GM:全員浸蝕どうぞ!
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を1d10(→ 10)増加 (33 → 43)
恋咲ツバキ:うぎゅー
安国寺永鳳:ここは1d10?
GM:1d10!
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を1d10(→ 2)増加 (34 → 36)
恋咲アキ:恋咲ツバキの侵蝕を1d10(→ 9)増加 (43 → 52)
恋咲アキ:あ、間違えちゃった
GM:妹が高ぶっている
恋咲ツバキ:もー。今度からは間違えないでよね。
恋咲アキ:ごめん~
GM:いちゃついとる

某市・UGN訓練施設

GM:数日前。
GM:オーヴァードに覚醒して日の浅い君たちは、いつものようにUGNからレネゲイドコントロールについての訓練を受けていた。
谷川美保:「じゃあ行くよー」
谷川美保:「3.2.1……スタート!」
谷川美保:ぴぴーっ!
谷川美保:教導担当の支部エージェント、谷川がホイッスルを鳴らすと同時
GM:ぶいーーーん
GM:レーザーマーカーを装備した訓練用のドローンが離陸し、君たち二人を取り囲む。
GM:いかにヒットを記録されず全てのドローンを打ち落とせるかというテスト課題だ。
恋咲ツバキ:「やるぞー」
恋咲アキ:「うん、平常心平常心」
恋咲ツバキ:けだるげでのんびりとした調子でこぶしを振り上げる。
恋咲ツバキ:レーザーに射抜かれまくりながらパンチ!
恋咲アキ:影を飛ばして、ドローンを攻撃。
恋咲ツバキ:大気が陽炎のようにゆらめき、どかん! という音が鳴って周囲のドローンを叩き落とす。
恋咲アキ:「あ、ツバキちゃん。普通にあたってる」
恋咲ツバキ:「うーん、4回くらい死んでたなあ」
GM:ドローンは次々に撃墜されていき……最後の一機が向かってくる!
恋咲ツバキ:「お姉ちゃんお願い~」
恋咲アキ:「もう」
恋咲アキ:「横着はだめだよ」いいながら、影を増幅させ、射出。
GM:ばきゃん!
GM:最後の一機が沈む。
谷川美保:「いやー……すごいすごい」
谷川美保:「すごいタイムだよ、二人ともお疲れ様」
谷川美保:冷たいドリンクを差し出す
恋咲アキ:「ありがとうございます」
恋咲ツバキ:おずおずとドリンクを受け取ります。
恋咲ツバキ:「じまんのおねえです」
谷川美保:「ただ……ツバキちゃん!」
恋咲ツバキ:「うぅ」
谷川美保:「いつも言ってるでしょ!また守備がおろそかになってたよ!」
谷川美保:「いくらツバキちゃんが痛いの我慢できる、先に倒した方が早いって思ってても」
恋咲ツバキ:「違うの……なんだか、力を使おうとすると、気が大きくなっちゃって…………」
谷川美保:「それで辛いのはお姉ちゃんなんだからね」
恋咲アキ:「そうだぞー」
谷川美保:「……大丈夫」
谷川美保:「それをコントロールするために二人一緒に訓練してるんだから」
恋咲ツバキ:「ごめんなさいお姉ちゃん。私がかわいく手のかかる妹であるばかりに……」
谷川美保:「大事な人のことを強く思えば、レネゲイドはそれに応えてくれる……」
谷川美保:「って」
谷川美保:「説明してる時は二人の世界に入らない!もー!」
恋咲アキ:「そう、かわいく手のかかる妹だからね……かわいいのは自覚的なんだ?」
恋咲ツバキ:「スン…」
谷川美保:「まあ、そのロイスがあれば大丈夫……なのかなあ」
恋咲ツバキ:「真面目にいつか大変なことになるとはおもってるんだけど……せんせの言うこともちゃんと覚えてるんだけどなあ」
谷川美保:「とにかくスコアはいいけどまだまだ心配だから」
谷川美保:「訓練は続けていきますからね、二人とも」
恋咲アキ:「はい、がんばります」
恋咲ツバキ:「がんばります。努力で善処」
恋咲ツバキ:ぐ、と腰のあたりでこぶしを握る。
谷川美保:「よろしい!」
恋咲ツバキ:「なぜなにデーモンみたいに、ムダ知識を話すと帰ってくれる相手ばっかりならいいのになぁ」
恋咲ツバキ:※なぜなにデーモン:ツバキが毎日録画している教育番組『なぜなにノウレッジ』のキャラクターだぞ。
恋咲ツバキ:人に親切にされると爆散して魔界に帰ってしまうのだ。
谷川美保:「儚い種族だ……」
恋咲アキ:「そういう相手じゃないから、私たちとかUGNの皆さんが頑張るんじゃないの」
谷川美保:「そういうこと、本当なら」
谷川美保:「2人みたいな子供がそういう相手と出くわさないように済ませるのが私たちの仕事なんだけどね」
恋咲ツバキ:「せちがらいよね。私達、ビョーニンなのに……」
谷川美保:「身を守れる術は身に着けておいて損はないから」
恋咲ツバキ:「せんせもビョーニンなのに頑張っててえらいなぁ」
谷川美保:「あはは、ありがとツバキちゃん」
恋咲ツバキ:背伸びしてよしよししてあげる。甘やかされるためには時に甘やかすことも必要なのだ。
谷川美保:「よ~し、それじゃ今日は帰りにホメダコーヒーおごってあげる」
谷川美保:「褒めてもらったお礼と高得点祝いでね」
恋咲アキ:「あーっ、今日まだ私よしよしされてないよっ!?」
恋咲ツバキ:「わほぉ~」
谷川美保:「歩きながらよしよししてあげて」
谷川美保:「お店がしまっちゃう!」
谷川美保:「これも訓練だよ」
恋咲ツバキ:「ありがとう。せんせがそう言うなら、やるよ……!」
恋咲アキ:「そうね!」
GM:歩きながら隣の相手をよしよししつつ
GM:君たちは訓練施設を後にする。
GM:喫茶店でボリュームたっぷりのメニューを味わい、話に花を咲かせ。
GM:その翌日、谷川美保は任務中行方不明となった。

某市・住宅街

GM:現在。
GM:夕暮れ時の閑静な住宅街に君たちは立っている。
GM:この地点での報告を最後に、谷川は消息を絶った。
GM:UGNによれば、この付近で頻発する行方不明事件と確認されたレネゲイド反応の関係を調べる任務の途中だったという。
恋咲ツバキ:「高まっています…………」
恋咲ツバキ:すぅぅぅ、と深呼吸しながら油断なく周囲を探っている。
恋咲アキ:「ここらへんで、先生が……」
恋咲アキ:万が一にも妹が行方不明になってはこまるため、妹の手をしっかり握っている。
GM:その引継ぎが、君たちのイリーガルとしての初任務となった。
恋咲ツバキ:ぽかぽかと高い体温が伝わってくるでしょう。恋咲ツバキのレネゲイドは、何もしていなくても常にエネルギーを蓄積し続けている。
恋咲ツバキ:「私の力が、先生を救えと叫んでいるよ、おねいちゃん」
恋咲アキ:「うん、助けなきゃね」
GM:任務にはもう一人、補佐監督役としてのイリーガルが同行する手筈になっている。
GM:合流時刻はそろそろだ。
恋咲アキ:こちらからは僅かな緊張が伝わってくるでしょう。妹を守る責任と生来の真面目さからくる強張り。
安国寺永鳳:静寂に包まれた住宅街の角、夕闇の向こうから何かが近づいて来る。
恋咲ツバキ:「私がぐずらず頑張れるかはお姉ちゃんにかかってるから、がんばってください……」
恋咲ツバキ:「おぅ?」
恋咲アキ:「ぐずらないでね~。あ、あの人かな?」
安国寺永鳳:人間大のミノムシのようなシルエットのその手には、
安国寺永鳳:数珠が下げられている。
恋咲アキ:「人?」
恋咲ツバキ:微妙に人見知りするので、姉から一歩引いた位置に立っています。
安国寺永鳳:「オン バラバラ・サンバラ サンバラ・インジリヤ・ビシュダニ」
安国寺永鳳:「ウンウン・ロロシャレイ ソワカ」
恋咲ツバキ:微妙に人見知りしなくても一歩引きそうな風体ではある。予め奇怪な風体だと知らされていなければ危なかった。
恋咲ツバキ:「じゅ、じゅもん!」
恋咲ツバキ:ずず、姉の手を握る力が強まる。
安国寺永鳳:真言を唱えながら君たちの前までやってくる。
安国寺永鳳:見れば、道士服にびっしりと札を張り付けた小柄な男である。
恋咲ツバキ:「あなたがあんこくの……デーモンさんですか……?」
安国寺永鳳:「デーモンを相手にするのが仕事よ。」
安国寺永鳳:からからと笑いながら応える。
恋咲アキ:「こんにちは」
安国寺永鳳:「善哉善哉。時間通りだ。」
恋咲アキ:「デーモン実在するんですね……」
恋咲ツバキ:「なんと…………」
恋咲アキ:風体から想像するよりは話やすそうで少しホッとする。
安国寺永鳳:「小生、牧師兼神父兼修験者兼坊主兼道士の逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳と申す者。」
恋咲ツバキ:「???」
安国寺永鳳:「ま、何でも屋という訳だな。」
恋咲ツバキ:「その肩書……本当になんでもが含有されていることがあるとは……」
恋咲アキ:「へぇ!何でも屋。頼りになりそう!」
安国寺永鳳:「さて、谷川殿がいなくなったと聞いたが…お主らはその教え子か?」
恋咲アキ:「はい、そうです」
恋咲ツバキ:気持ち姉の背から顔を出す。
恋咲ツバキ:「そ、そうです」
恋咲アキ:頼りになりそうなのはありがたい。妹の身を守れることに繋がるからだ。
恋咲アキ:「私、恋咲アキといいます」
恋咲アキ:「こちらは妹の……ほら、挨拶」
恋咲ツバキ:「ツバキです……あっ、恋咲ツバキです。ええと、よろしくおねがいします」
恋咲ツバキ:「……あの、谷川先生、大丈夫だと思いますか……?」
安国寺永鳳:「……最善は尽くす。」
安国寺永鳳:「だが…よいか、無理はさせぬぞ。」
恋咲ツバキ:「よく言われてました」
安国寺永鳳:「お主らを失うことは谷川殿の本意ではあるまい。」
恋咲ツバキ:コクリ、と頷いて空を仰ぐ。
恋咲アキ:「たしかに……そうですね。ありがとうございます」
恋咲ツバキ:「せんせも…………無理してないといいなぁ」
安国寺永鳳:「………では参ろう。」
安国寺永鳳:《偏差把握》で奇襲を警戒しつつ調査に乗り出す。
恋咲アキ:「はい。行こう、ツバキちゃん」
恋咲ツバキ:「はい、えっと……」
恋咲ツバキ:どう呼ぶべきか少し悩んで。
安国寺永鳳:「安国寺でよい。」
恋咲ツバキ:「……はい、お姉ちゃん、安国寺さん」
恋咲ツバキ:二人について、歩き出した。

GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
安国寺永鳳:「なに、永鳳も洗礼名も道人の号も”何でも屋”の肩書故。」からからと笑って歩き出す。
安国寺永鳳:ロイス取りましょう
恋咲アキ:監督役 安国寺永鳳/○信頼/不安/ロイス で取得! 頼れそうだけど、まだちょっとどこか不安がないわけではない感じ。
恋咲ツバキ
谷川美保/尊敬/心配○
逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳/強そう○/奇怪

恋咲ツバキ:以上です。
安国寺永鳳:恋咲ツバキ/〇庇護/心配、恋咲アキ/〇連帯感/不安
安国寺永鳳:以上!
恋咲アキ:谷川美保/○尊敬/心配
恋咲アキ:以上です


【ミドルフェイズ1】

GM:では次のシーン!
GM:小野町さんナエダさんのOP2!
GM:1d5でも出られます
小野町涼芽:わ~い!
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を1d5(→ 3)増加 (39 → 42)
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を1d5(→ 1)増加 (41 → 42)

某市・住宅街

GM:奇妙な少女と話し込んでしまったせいか
GM:すでに日はすっかり暮れている。
GM:君はうすぼんやりとした街灯の頼りない光の下を
GM:家族の待つ自宅へとひとり歩いている。
小野町涼芽:「げほっげほっ!……おえっぷ」教室から個々まで一気に駆け抜けてきたせいで息が荒い。
小野町涼芽:体力には自信がある方だけど。さすがに全力疾走が長すぎた。ゆっくりと深呼吸をして、ゆっくりと歩みだす。
小野町涼芽:いつもならなんてことのない、僅かな暗闇も。
小野町涼芽:なんだか少し、おっかなかった。
小野町涼芽:「晩ごはん……今日の晩ごはん、なんだろな」
小野町涼芽:「シチューだったらいいなあ……」
GM:ようやく俄かに平静を取り戻し
GM:少し進んだところで。
GM:バヂッ バヂバヂッ
GM:電灯が火花をあげて、激しく明滅しだす。
小野町涼芽:「おひょほっ!」
小野町涼芽:初めて出した声で後ずさる。「なっ……なに!?」
GM:ぱき ぱきぱきぱきぱき
GM:そして足元の地面が急速に変形し
GM:その姿を変えていく。景色が歪んでいく。
GM:気が付いた時には
GM:君は薄暗い、茨の藪で形作られた小道に立っていた。
小野町涼芽:「はっ……?」
小野町涼芽:訳の分からないうちに、景色が一変している。
小野町涼芽:ぼ~っとした後、こつこつ、とつま先で。地面だったところを叩いてみる。柔らかな感触。
小野町涼芽:「……あっ!もしや」
小野町涼芽:ちょうど一年前。奇妙な力に目覚めたとき。同じちからをたまたま持っていた友人のすすめで、“登録”を行った先で。
小野町涼芽:たしか講習を受けたはずだ。すなわち。
小野町涼芽:「レネゲイドが……関係していると見た!」
小野町涼芽:「となれば……早速、助けを呼ぼう。うちひとりじゃ高が知れてるし。あはは」
GM:スマホを取り出す。圏外。
小野町涼芽:「終わった………」
GM:そのほか一切の方法でも、外界と連絡を取ることは難しそうだ。
迷子の少女:「あああん、あああん」
迷子の少女:そんな時、どこかから声が聞こえてくる。
小野町涼芽:崩れ落ちめそめそと泣く寸前で、その声を耳にする。
小野町涼芽:「おや?」
迷子の少女:見ると、小道の先で
迷子の少女:小学校低学年くらいだろうか、幼い少女が蹲って泣いている。
小野町涼芽:すぐさま立ち上がって、ゆっくりと少女に向かって歩み寄る。
小野町涼芽:「たいへんだ、たいへんだ」
小野町涼芽:「こんばんは。どしたの?」
迷子の少女:「……ぐす……誰」
小野町涼芽:「どこかケガした?」
迷子の少女:顔を上げて、泣きはらした瞳で見つめる。
小野町涼芽:「おっといけない! 自己紹介が遅れました」
小野町涼芽:「あたしは涼芽って言います!」
小野町涼芽:「きみのお名前は?」
迷子の少女:「すずめ……」
迷子の少女:「……あたし、あたしね」
迷子の少女:「おねえちゃんをさがしてるの」
迷子の少女:「おねえ……ちゃん……うう」
迷子の少女:「びえーー!!」
小野町涼芽:「おねえちゃん! なるほど……はぐれちゃったのだねえ」
迷子の少女:人とあえた安心のためか、少女はまた泣き出してしまう。
小野町涼芽:正直、自分も迷子には違いないのだが。この小野町涼芽、泣きはらす少女の前で不安を見せるわけにはいかぬ。
小野町涼芽:「お~~! 大丈夫、大丈夫!」
ナエダさん:「困っている」
ナエダさん:背後から声がある。
小野町涼芽:「あたしも、手伝───────」
ナエダさん:「困りますか?」
ナエダさん:小野町の肩越しに、少女を覗き込んでいた。
ナエダさん:黒く長い髪が、小野町の頬にかかっている。
小野町涼芽:ばっ、と振り返って。
ナエダさん:「こんにちは」
小野町涼芽:「あっ! あなたは……」
小野町涼芽:「ナエダさん……!」
ナエダさん:「涼芽ちゃん」
ナエダさん:にこにこと笑う。
小野町涼芽:かすれた声で、こんばんは……と挨拶を返して。「はい……?」
ナエダさん:「困っているの?」
小野町涼芽:「え~~~っとお……」
ナエダさん:「帰りたい?帰りたくない?」
小野町涼芽:学校に取り憑いた幽霊、見つけたら呪われる、酷い目にあう─────
小野町涼芽:先程の言葉が脳裏で再生されて、ややあってから、いまだ泣き止まない女の子の方に顔を向けて。
小野町涼芽:「えっと……」
小野町涼芽:「それなら、あの」
小野町涼芽:「この子のおねえちゃん、探すの。一緒に手伝ってくれませんか?」
ナエダさん:「この子のお姉ちゃんを探せばいいんだね?」く、と首を傾ける。
小野町涼芽:「帰るのも、だいじだけど……」
小野町涼芽:「うん」
ナエダさん:「わかった。助けてあげるね」
ナエダさん:「涼芽ちゃんは優しいね」
ナエダさん:「優しい子は好き」
小野町涼芽:「でへへ……そんなこと無いっすよ……」
ナエダさん:「探してみよう。ここはどこなのかな。ね」
小野町涼芽:「よかったね! このお姉ちゃんも手伝ってくれるって!」
迷子の少女:「ぐす……」
小野町涼芽:「ひゃくにんりきだ! アメ食べる?」
迷子の少女:「ありがと……ございます……」
ナエダさん:「大丈夫だよ」頭を撫でてあげる。
小野町涼芽:ポケットから取り出してアメを握らせる。
ナエダさん:「傘はほしい?」ビニール傘を差し出してあげます。
迷子の少女:「あむ……あむ……」
迷子の少女:「?」
迷子の少女:飴をほおばりながら傘を差し出されて不思議そうな顔をしている
ナエダさん:骨組みが錆びかけた、ボロボロのビニール傘だった。
小野町涼芽:「(年代物だ……)」
ナエダさん:「……? 雨が降るかもしれないのに」
小野町涼芽:ボロボロだなあ、とは思ったが。お気に入りのものなのかもしれないので、心の中で呟いておく。
小野町涼芽:「でも、そうだね。ナエダさんの言う通り」
小野町涼芽:「ここ……どこなんだろ?」
GM:――ばさっ ばさっ
GM:その時、頭上から羽音が聞こえてくる。
ナエダさん:「……」羽音のほうを指差す。
大烏:「ぎぎょっ」
大烏:「ぎゃああああああッ!!」
ナエダさん:「カラスだ……」
小野町涼芽:「ややっ!」
大烏:胴体だけで成人の体躯ほどもある巨大なカラスが
大烏:君たちへと向けて高度を落としている。
小野町涼芽:「で……でかっ!」
小野町涼芽:「何あれ! み、見たこと無い! 新種?」
ナエダさん:「あぶないよ」
大烏:その頭部からは赤く粘ついた無数の肉腫が飛び出しており
大烏:「ぎぃいいいいいいいいいい!!」
ナエダさん:「あれは、あぶないよ」
大烏:がざしゅっ!!
大烏:小野町と迷子の少女がいた場所を
大烏:一瞬後に分厚いナイフのような蹴爪が抉った。
ナエダさん:「追い出したほうがいいかも……」
小野町涼芽:ひ、と声が漏れそうになる。
ナエダさん:「……涼芽ちゃんはどう思う?」
迷子の少女:「ううう」
迷子の少女:「やだ……やだぁ……」
ナエダさん:ずっと大烏を指差し続けたまま言う。人差し指が空を旋回する影を追っている。
迷子の少女:少女は君にしがみつくように怯えている。
小野町涼芽:「異議ありません! この子の教育にもよろしくない!」
ナエダさん:「ん」
小野町涼芽:「ちょっと疲れるからあまりやりたくはないけど……追っ払っちゃいます!」
大烏:「ぎぎゃっ!!」
大烏:空中を旋回し
大烏:再び急降下!
小野町涼芽:こんな場所でも。僅かに光はある。それに照らされて、薄く伸びた己の影がぺりぺりと剥がれ、形を成す。
小野町涼芽:掌に乗る程度の小さな影と、レネゲイドが混ざり合って生まれるのは。嘴から尾まで真っ黒の雀。
小野町涼芽:ばさり、とした羽音のあと。弾丸のような速度で大烏に向かって突進していく!
大烏:ばづん!!
大烏:小さな影に、大きな影が貫かれた
大烏:「ぎぎゃあああああッ!?」
ナエダさん:空から叩き落された烏は、失速して地面に落ちるだろう。
大烏:片翼を大きくえぐられて墜落する。
ナエダさん:衝突音は、バチン、とか、ビタン、とかいう音ではない。
ナエダさん:ぐじゅり、という、水気のある、気味の悪い音があった。
ナエダさん:「……」
ナエダさん:地面に半ば埋まっていたビニール傘の先端が、大烏の胴体から口を刺し貫いている。
大烏:「ぎ……ご」
大烏:絶命し、動かなくなる
ナエダさん:何の変哲もない錆びた骨組みは、激突の衝撃で歪んで、内側から肉を引き裂いている。
ナエダさん:「助かったね。ふふふふ」笑う。
小野町涼芽:さっと、女の子の眼を手で覆って。
ナエダさん:「大丈夫だった?」
小野町涼芽:「おっ……お見事です!ナエダさん!」
小野町涼芽:「はいっ! うちもこの子も、ケガひとつありません!」
ナエダさん:「よかったねえ」
ナエダさん:「よかった、よかった」
小野町涼芽:「もしや、というか。やっぱり、というか」
小野町涼芽:「やっぱり、ナエダさんも。オーヴァードだったんですねえ」
ナエダさん:「オーヴァード?」
小野町涼芽:「!」
ナエダさん:「知ってるよ。オーヴァードって」
ナエダさん:「教えてもらったから。わたしはオーヴァードなの。ふふふふふ」
ナエダさん:「涼芽ちゃんも仲間なんだ」
小野町涼芽:「えっへん。実はそうなのです」
ナエダさん:「友達になれる?」両手を差し出します。
小野町涼芽:これで全て合点がいく。奇妙なウワサがあったのも。ナエダさんが全部オーヴァードだったから! そうだったんだ! あっはは!
小野町涼芽:「もちろん! というか」
小野町涼芽:「うちはもうとっくにお友達のつもりでしたとも! ええ!」
小野町涼芽:差し出された両手をぎゅうと握ってぶんぶんと振り回す。
迷子の少女:「おねえちゃん……」
ナエダさん:「うれしいな、うれしいな」
ナエダさん:両手を取ってへんてこな踊りを踊ります
迷子の少女:その間にも既に
迷子の少女:フラフラと小道の奥へと進んでいこうとしている
ナエダさん:「! あぶないよ」
ナエダさん:小野町さんの両手をぎゅうと掴んだまま、駆け寄ろうとします。
小野町涼芽:合わせてステップを踏もうとした直後に。「わわわ!」
GM:そうして君たちも、小道の奥へ。
GM:光源の見当たらない濁った空だけが、頭上から見下ろしている。

GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
ナエダさん:かわいそうな人/迷子の少女/庇護:○/不安/ロイス
小野町涼芽:迷子の少女 P○心配/N悔悟 で取得します!


【ミドルフェイズ2】

GM:では次のシーン!
GM:合流です!全員登場!
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を1d10(→ 8)増加 (42 → 50)
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を1d10(→ 1)増加 (41 → 42)
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を1d10(→ 10)増加 (42 → 52)
小野町涼芽:あとナエダさんのロイスを以下に変更させてください!すみません
小野町涼芽:ナエダさん  P○友情/Nちょっと変わってる
GM:いい子すぎんだろ
ナエダさん:いい子だな~
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を1d10(→ 8)増加 (36 → 44)
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を0(→ 0)増加 (43 → 43)
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を1d10(→ 2)増加 (43 → 45)

???・茨の小道

GM:まずはUGNサイドから。
GM:谷川の行方を捜していた君たちは
GM:奇妙な空間へと巻き込まれていた。
GM:足元には君たちが撃退した異形の大烏の死体が2つ転がっている。
安国寺永鳳:「…………」《偏差把握》
安国寺永鳳:「もうおらんようだ。」
恋咲ツバキ:「安国寺さんの数珠、すごい……」全く被弾せずに戦闘が終わった。
恋咲ツバキ:「実力者だよ、お姉ちゃん」
恋咲アキ:「危なげなくおわったけど、鳥はちょっと怖かったね……」
恋咲ツバキ:「病気の鳥なのかなあ……おお」
恋咲アキ:「索敵もしてくれてありがとうございます」
安国寺永鳳:「なに。前に出て戦えぬ分は働くさ。」
GM:周囲に敵の気配はない
GM:しかし正面から、小さな子供を連れた人影が近づいてくる。
安国寺永鳳:「!」
GM:……学生服を着た少女のようだ。
安国寺永鳳:じゃら、と数珠が鳴る。
安国寺永鳳:「人だ。二人…」
恋咲ツバキ:姉の背に軽くしがみつきます。
恋咲ツバキ:「なにやつ」
恋咲アキ:「危ない人じゃないといいけど……」
恋咲アキ:背後の妹をかばいつつ、前方を見る
安国寺永鳳:じゃらじゃらと数珠を掻き鳴らす。
安国寺永鳳:「いや、”三人”。」
ナエダさん:遠目から見た時には影か何かのようだったが、
ナエダさん:意識してしまえば、それが少女だと分かる。黒いセーラー服の、裸足の少女だった。
ナエダさん:「永鳳さん?」
安国寺永鳳:「“ナエダさん”か。」“ナエダ殿”とは呼ばない。
小野町涼芽:訝しげに3人の姿を見たあと。
小野町涼芽:「あっ。アキ先輩にツバキちゃんだ」
恋咲ツバキ:「およ?」
恋咲アキ:「小野町ちゃん……かな?」少し不安そうに。なにせ合う場所が会う場所なので。
恋咲ツバキ:「小野町さんじゃん……どうしてこんなところに」
恋咲ツバキ:「もとい、小野町さんも巻き込まれてたんだ」
恋咲ツバキ:うむうむ。とうなずく。
小野町涼芽:「よかった~! いやよくはないけど」
安国寺永鳳:同級生同士親交を深める三人を横目に、ナエダさんを見る。
安国寺永鳳:「新しい止まり木か?」
ナエダさん:にこにこと笑って、静かに立っているだけだ。
小野町涼芽:「みんなも気づいたらここに?そっちの人は……」
恋咲ツバキ:「コミュ強の小野町さんがいればあんしん。この怪しい人は安国寺さんです。UGNの助っ人だよ」
安国寺永鳳:軽く頭を下げる。
恋咲ツバキ:「子供なのにすごく強くて落ち着いているのです。それでえっと、そっちの人たちは……」
恋咲ツバキ:女子高生風の方に関しては、安国寺さんは知っている風だが。
小野町涼芽:UGNの人かあ~、と胸をなでおろして。
小野町涼芽:「えっと。こっちの子は……結局名前聞けなかったな?」
小野町涼芽:「迷子の子です。おねえちゃんとはぐれちゃったみたいで」
迷子の少女:「……おねえちゃん……」
迷子の少女:「おねえちゃんを……さがしてます」
迷子の少女:おずおずと小野町の後ろから出てきた少女に
迷子の少女:安国寺と姉妹は気付くかもしれない
迷子の少女:はっきりとわかるほどに、谷川の面影がある。
恋咲アキ:「そっかぁ……さぞ寂しいでしょう……」そしてその子を見て。
恋咲アキ:「ん? ツバキちゃん気づいた?」
恋咲ツバキ:「……! そうだね、お姉ちゃん」
恋咲ツバキ:「先生がちびっ子になっちゃったんだ……!」
迷子の少女:「?」
迷子の少女:首をかしげている。
小野町涼芽:「ちびっ子に???」
恋咲ツバキ:「記憶まで…………」
恋咲ツバキ:痛ましい視線とともに顔を俯ける。
恋咲アキ:「んー、どうしてかはわからないけどそんな感じ……?」
恋咲ツバキ:「あ、普通にせんせの妹か」周回遅れでぽん、と掌にこぶしを置く。
小野町涼芽:「えと、それで……この子の探し人のお手伝いをしてくれているのが……」
小野町涼芽:「今日知り合って、お友達になった」
小野町涼芽:「ナエダさんです!」
安国寺永鳳:紹介されるまでもなくそちらに視線をやっている。
ナエダさん:「こんにちは」首をかくっと曲げる。
ナエダさん:「涼芽ちゃんのお友達なの」
小野町涼芽:「ちょっと変わっているところはありますが……いいひとです!」
恋咲ツバキ:「ほよえ~。親切な人なんだねえ」
ナエダさん:「あなたは、アキせんぱい」じっと見る。「あなたは、ツバキちゃん」
ナエダさん:「永鳳さん」
安国寺永鳳:「………。」
恋咲アキ:「はい、そうです。こんにちは」
恋咲ツバキ:美人に凝視されてたじろぐ。
恋咲ツバキ:「こ、こんにちは」
安国寺永鳳:「……いいや。だが目的は同じのようだ。」
安国寺永鳳:数珠をしまう。
ナエダさん:「迷子の子のお姉ちゃんを探しているの」
恋咲ツバキ:「その人、ええと。多分私達が探してる人と……じゃないや」
ナエダさん:「どうしてかというと、迷子になったから」
ナエダさん:「この子のお姉ちゃんを知りませんか?」
恋咲ツバキ:迷子の子に視線を合わせる。
恋咲ツバキ:「確認だけど、お姉ちゃんって、谷川美保さん?」
迷子の少女:「!」
恋咲アキ:「お、好感触」
迷子の少女:「たに……がわ……」
迷子の少女:こくりと頷く
迷子の少女:「おねえちゃん……しってますか……?」
小野町涼芽:「! やったね!一歩前進だ!」
ナエダさん:「谷川美穂さん。ふふふふふ。谷川美穂さんを知りませんか」
小野町涼芽:「そうそう、たしか……センセ?って言ってたよね?」
恋咲ツバキ:「日常的にクロノワールを融通していただく仲です」
迷子の少女:「くろのわ……」
小野町涼芽:「え~っ、いいなあ~っ」
ナエダさん:「いいものなの?」
小野町涼芽:「ホメダの看板商品! とっても甘くておいしいんだよ~」
恋咲アキ:「先生というか教官というか……」妹の前で言ってもいいのかな……と少し濁す
ナエダさん:「甘くておいしい。いいなあ。嬉しいなあ」
恋咲ツバキ:「嬉しい……そう、嬉しいスイーツなの」
恋咲ツバキ:微妙に表現に引っかかりを覚えるが、単に変わった人なのだろう。
恋咲ツバキ:小野町さんが仲良くしているなら怖がる必要もあるまい……
恋咲ツバキ:(いや、やっぱりなんかこわいな……)
小野町涼芽:「えいほーさん? は目的が同じ、とおっしゃいましたが!」
小野町涼芽:「つまり、うちらは……運命共同体? 以心伝心?」
小野町涼芽:「ともあれ、谷川美保さんの捜索のお手伝いを! うちらもご一緒させていただけますでしょうか!」
安国寺永鳳:「無論。小生らが断る謂れは無い。ただ…無理だけはしないようにな?」
小野町涼芽:きょとんとした顔で頭に?を浮かべたあと、よかったねえ、と少女を元気づける。
迷子の少女:「……」
迷子の少女:小野町にしがみついて恥ずかしそうに俯いている
恋咲ツバキ:「みなまで言う必要はありません。おねいちゃんが居ない苦痛、動悸、あかぎれ、将来への不安……筆舌に尽くしがたいものでしょう」
恋咲アキ:「ツバキちゃん……」自分がいなくなっちゃったときのことを想像してくれてるのかな、ととってもニコニコ。
恋咲ツバキ:「ぜひ一緒に……やろう」
迷子の少女:「は……い」
迷子の少女:「おねえちゃん……あいたい……」
迷子の少女:「ううぅ……」
迷子の少女:瞳が潤みだす
小野町涼芽:よしよし、と頭を撫でつつぎゅうと抱き返す。
ナエダさん:そうしたやり取りが交わされる中、安国寺の背後に立っている。攻撃意思がないことは分かるし、知っていることだろう。
ナエダさん:「…………永鳳さーん」
安国寺永鳳:「どうした?」
ナエダさん:「ふふふ。答えてくれた」
安国寺永鳳:「呼び掛けられれば応えるさ。」
安国寺永鳳:「それが死を生業とする者だ。」
ナエダさん:小さな背中に体を預けるように密着する。「今度はひどいことしない?」
ナエダさん:「谷川美保さんをね、探したいの」
安国寺永鳳:「探したいか。」
ナエダさん:体温は冷たい。人間のものではない。
ナエダさん:「ん」
安国寺永鳳:「約束を…いや、小生の願いを言おう。」
安国寺永鳳:「決してこの子らを傷つけてくれるな。」
ナエダさん:「いいよ」
ナエダさん:「それがお願いなら、きいてあげる」
安国寺永鳳:「……ナエダさん。」
ナエダさん:「なあに?」
安国寺永鳳:「お主自身の願いは出来たか?」
ナエダさん:「……………」
ナエダさん:「……」
ナエダさん:「……ナエダさんを見たことがありますか?」
ナエダさん:「ナエダさんの写真を見つけたら、電話してください」
安国寺永鳳:「…………変わらずか。」
ナエダさん:静かに微笑んでいる。
安国寺永鳳:「小生が見つけよう。」
安国寺永鳳:「それが死を生業とする者だから。」
ナエダさん:するり、と安国寺の背中から離れる。
ナエダさん:そして今までの会話を忘れたかのように、ふらふらと歩いていく。
安国寺永鳳:ナエダさんが離れたのを見計らって四人の元へ。
安国寺永鳳:「ナエダさんのことだが。」
恋咲ツバキ:「…………あ」特定の相手以外へのパーソナルスペースの広い妹がめざとく察知する。「はい。知ってる人みたいだったけど……」
安国寺永鳳:「人の願いを聞くが、やりすぎる場合がある。」
安国寺永鳳:「それを念頭に置いて、接して欲しい。」
恋咲アキ:「頑張り過ぎちゃうみたいな……?」
小野町涼芽:「………」心当たりが無いわけではない。大烏だったものの姿が脳裏に浮かぶ。
迷子の少女:「?」
安国寺永鳳:「なに、不安であれば小生の札や数珠を貸すが…いかがかね?」
恋咲ツバキ:「無理はしないでほしいなぁ」
小野町涼芽:ごくり、と生唾を飲み込んで。いっぱい貼ってある御札をちらちらと覗き見るも。
小野町涼芽:「う、うちは……大丈夫です!」
恋咲ツバキ:「……かわいいお数珠ある?」
安国寺永鳳:「おお、丁度このエメラルドグリーンの数珠など…」
小野町涼芽:「それなら、あの。やりすぎないように……しっかり、うちも見届けます!」
小野町涼芽:「(あ。でも綺麗だなその色……)」
恋咲ツバキ:「おお、クール……」
恋咲ツバキ:「お借りします」
恋咲アキ:「お借りするんだ」
恋咲ツバキ:おずおずと受け取って腕に巻く。
小野町涼芽:「けっ、結構かわいい」
恋咲アキ:「かわいい~(ツバキちゃんが)」
恋咲ツバキ:「……体に物を巻き付けてると落ち着くんだ。ひんやりしてるとなおよい……それに」
恋咲ツバキ:ナエダさんの居るであろう方を見たが、そこには誰もいない。
恋咲ツバキ:「ちょっと怖いけど……ちゃんと一緒にやらなきゃだから」

GM:シーン終了。ロイスのみ可能です。
GM:あ、ここは購入もだった!
恋咲アキ:やった~
安国寺永鳳:ヤッター!
GM:くさったおおがらすからドロップアイテムを回収しな!
小野町涼芽:やった~~~!
ナエダさん:やるぞ!
小野町涼芽:くさそう
安国寺永鳳:クロスボウ買います。
安国寺永鳳:2dx+1>=7
DoubleCross : (2DX10+1>=7) → 10[10,10]+10[8,10]+2[2]+1 → 23 → 成功

安国寺永鳳:高級すぎる
小野町涼芽:すご!
恋咲アキ:すごい
GM:めっちゃ回しとる!
安国寺永鳳:ナイフを外して装備
小野町涼芽:ワンチャンボデマねらっちゃお~
GM:豪運型かァ~
小野町涼芽:1dx>=12
DoubleCross : (1DX10>=12) → 4[4] → 4 → 失敗

小野町涼芽:え~ん
ナエダさん:じゃあ私が買う!ボディアーマーを
恋咲ツバキ:迷子の少女/尽力○/隔意 私はお姉ちゃんの庇護を離れたことはないので……
ナエダさん:5dx>=12
DoubleCross : (5DX10>=12) → 9[6,6,7,7,9] → 9 → 失敗

ナエダさん:え~ん
安国寺永鳳:あ、どうしても欲しいものがあったら
小野町涼芽:おそろい
安国寺永鳳:支援射撃あるよ
小野町涼芽:なんと
ナエダさん:まあそこまで欲しいわけではないかも まだチャンスは有るし
恋咲アキ:ワンちゃんボデマ~
恋咲アキ:1dx>=12
DoubleCross : (1DX10>=12) → 1[1] → 0 (ファンブル) → 失敗

恋咲ツバキ:2dx+4>=15 アームドスーツ
DoubleCross : (2DX10+4>=15) → 9[7,9]+4 → 13 → 失敗

小野町涼芽:アキッッッ
恋咲アキ:わお
ナエダさん:アキちゃん……!
恋咲ツバキ:財産1足りない 以上です
安国寺永鳳:アキちゃんがファンブルしてツバキちゃんに覆いかぶさっちゃった
小野町涼芽:素敵だね。
ナエダさん:本当か?
GM:敵だね。
GM:ではそんなとこで
安国寺永鳳:ロイスはナエダさん/親近感/〇悔悟
恋咲アキ:ロイスは
安国寺永鳳:以上!
恋咲アキ:小野町涼芽/○連帯感/心配/ロイス
ナエダさん/○協力できそう/恐怖/ロイス

恋咲アキ:以上で!
小野町涼芽:ロイホで!(ロイス保留の意)
GM:お昼の部は以上!
GM:おつかれさまー!
恋咲ツバキ:お疲れ様でした~
安国寺永鳳:お疲れさまでした!
恋咲アキ:はーい!お疲れ様です~~~
小野町涼芽:おつかれさまでした~!
ナエダさん:はーい!お疲れ様でした~
GM:ご飯とか食べて21時に再開だッ!


【ミドルフェイズ3】

GM:ではいくぜいくぜ
GM:再開していくぜ
GM:進行判定のシーン!シーンプレイヤーはアキお姉ちゃん!
GM:他全員登場可能!
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を1d10(→ 8)増加 (45 → 53)
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を1d10(→ 4)増加 (52 → 56)
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を1d10(→ 8)増加 (42 → 50)
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を1d10(→ 8)増加 (50 → 58)
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を1d10(→ 6)増加 (44 → 50)

GM:では判定内容のご説明
GM:情報:UGN、知覚、RCでの判定。難易度は合計で40。
GM:手番が余った場合は購入に回すことが出来ます。また、60を超えた場合、弱点看破ボーナスによりこのシナリオ中全員の攻撃力が+1d10されます。
小野町涼芽:すごい!
GM:Let,s GO!!
GM:(例の曲)
安国寺永鳳:社会強い人に支援射撃します!
安国寺永鳳:ナエダさんかな?
小野町涼芽:つよそう!
ナエダさん:社会なら私ですね
安国寺永鳳:あ、知覚やRCでもいいのか
GM:お前社会だったのか
ナエダさん:幽霊なのにね
GM:ソウルソサエティ…
恋咲ツバキ:コネ込4dx固定値なしです
恋咲ツバキ:私は肉体だけの女
小野町涼芽:あたし5dxと3固定値あります!RC
GM:体だけが目当て
恋咲アキ:RCでダイス4固定値2あります
安国寺永鳳:じゃあ小野町さんかな
小野町涼芽:わ~~~~~い!!
安国寺永鳳:小野町さんの判定に《支援射撃》します。ダイス+5
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を2(→ 2)増加 (50 → 52)
小野町涼芽:そんなに!
小野町涼芽:うおお!振らせていただきます!
小野町涼芽:10dx+3
DoubleCross : (10DX10+3) → 9[1,2,3,5,5,5,7,8,8,9]+3 → 12

小野町涼芽:ウッソだろお前!
安国寺永鳳:ウーム
GM:残り28!
安国寺永鳳:ダイス多いからRCで判定しちゃおう
安国寺永鳳:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 9[2,2,4,5,9] → 9

安国寺永鳳:ヒエ~~~
小野町涼芽:あっじゃあ
小野町涼芽:手いります?
小野町涼芽:マイ妖精ハンドを
安国寺永鳳:モラッチャオー
安国寺永鳳:ください!
小野町涼芽:あげます!妖精の手!
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を5(→ 5)増加 (56 → 61)
安国寺永鳳:1dx+10
DoubleCross : (1DX10+10) → 7[7]+10 → 17

安国寺永鳳:17!いいんじゃないかな!
小野町涼芽:いいぞ~!
恋咲アキ:ひゅ~
GM:残り11!
恋咲ツバキ:固定値ある人が振ったらクリアできそう
恋咲アキ:私やろっかな
恋咲ツバキ:いけ~
安国寺永鳳:GOGO
恋咲アキ:RCで判定!
恋咲アキ:4dx+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 10[2,5,8,10]+10[10]+6[6]+2 → 28

恋咲アキ:???
小野町涼芽:アキ姉…!
安国寺永鳳:ヤバ…
GM:マジで言ってんのか
GM:57?
安国寺永鳳:あと3?
ナエダさん:アキ姉ちゃんの本性が露になりつつある
恋咲ツバキ:お姉ちゃん……!(キラキラ目)
小野町涼芽:ボーナスはいただいたぜ~!
GM:判定自体はクリアですね
GM:そして購入に残すかダメージボーナス狙うか
ナエダさん:もちろんダメージボーナス狙いたいですけど
ナエダさん:社会が高めの私が購入のために残ったほうがいいですかね
恋咲ツバキ:じゃやりまーす
恋咲アキ:そうかもですね
小野町涼芽:姉妹コンボだ!
恋咲ツバキ:4dx えい
DoubleCross : (4DX10) → 9[1,4,6,9] → 9

ナエダさん:えらーい
恋咲ツバキ:足りたぜ
恋咲アキ:えらいぞー
小野町涼芽:よっしゃ~~!
GM:やりおるわ
ナエダさん:購入は何狙おうかしら?
恋咲ツバキ:達成3以上出したら褒めてもらえるのこいつ甘やかされすぎでしょ
ナエダさん:武器欲しい人います?
GM:ではナエダさんが購入権を残しつつダメージボーナスもゲット!
恋咲ツバキ:さっきはアームドスーツ狙ったけど敵の攻撃で死にそびれると困るビルドをしているので私は欲しい物特にないです
GM:今やるならこのままお買い物してもいいぜ
小野町涼芽:あたしもサイレンウィッチなので大丈夫!
GM:シーン最後にロイスと一緒でもいい
恋咲アキ:私も大丈夫かなー
ナエダさん:なるほど、シーン最後に回そう
安国寺永鳳:ナエダさん用の武器でいいと思います
ナエダさん:じゃあフルオートショットガン買おうかな。他の人の判定見てからでもいいけど
GM:おっけ!
GM:では情報開示ー
【情報メモα】
空間内部にはどこまでも黒い茨の藪が続いており、視界が不明瞭なこともあり上空から全体の広さを確認することは不可能だった。
茨は接触するとレネゲイドごと相手の肉体を剥がし食らう性質を持ち、これを突っ切り移動することも難しそうだ。
これらはオルクスシンドロームの特質を獲得したウロボロス能力者によるものと考えられる。
一方、侵入者を攻撃する怪生物からはエグザイル能力者によるものと思われる細胞浸蝕の痕跡が確認できた。
よって、この空間を発生させた能力者のシンドロームはエグザイル/ウロボロスのクロスブリードである可能性が高い。
狂犬:「グァア……グルル」
狂犬:昆虫のような節足が脇腹から飛び出した獣が
狂犬:牙を剝きだして君たちへとびかかる!
恋咲ツバキ:「ひえっ、キモ痛ましい……」
恋咲ツバキ:その姿に怯まされながらも、とん、と舞うように前に出る。
恋咲ツバキ:「でも、踏み込んだね」
狂犬:「!」
恋咲ツバキ:ぐにゃり、と狂獣の体感視野認識が歪む。単なる高熱によって発生した熱衝撃風によって。
恋咲ツバキ:「台風の目」
恋咲ツバキ:「って、小さければ小さいほど、端っこの風が強いの、知ってた?」
恋咲ツバキ:てのひらが突き出される。
恋咲ツバキ:獣の四肢が奇妙にねじれて、潰れ焼き付きながら吹き飛んだ。
狂犬:「ぐぎゃっ!……グワォ……」
狂犬:動かなくなる。
恋咲ツバキ:「……まあ、実はいま起きたこととはあんまり関係ないんだけど……」
恋咲ツバキ:豆知識を言いながら戦うと、ちょっと勇気が出る。なぜなにノウレッジの主人公、ノウ博士を心に宿しているのだ。
恋咲アキ:「ナイスだよ~ツバキちゃん」その間に、影を練り、追撃または援護の態勢に入っていた。
安国寺永鳳:「オン・カカカビ・サンマエイ・ソワカ」
安国寺永鳳:アキやツバキに飛び掛かろうとする狂犬たちを数珠が拘束する。
恋咲ツバキ:「じゅもん……! やっちゃって、お姉ちゃん!」
安国寺永鳳:狂犬たちは抗おうとするも、
安国寺永鳳:高重力に押しつぶされて動くことは叶わない。
安国寺永鳳:「オン・カカカビ・サンマエイ・ソワカ…オン・カカカビ・サンマエイ・ソワカ…」
恋咲アキ:影を弾として飛ばし、幾体かを撃ち落とす。
狂犬:「ギャワワ!」
狂犬:「グワオ…………」
狂犬:獣たちは全滅する。
小野町涼芽:おっかなびっくりその様子を後方で伺って。ぴょんぴょんと飛び跳ねる。
小野町涼芽:「す」
小野町涼芽:「すごいっ!」
安国寺永鳳:「ノウマク・サンマンダ・ボダナン・バク……」
安国寺永鳳:狂犬たちを弔うように手を合わせる。
恋咲ツバキ:「なむなむ……」借りた数珠を右手に通して念仏を唱えています。
迷子の少女:「うう……」
小野町涼芽:はっとするように同じく手を合わせつつ。
迷子の少女:小野町さんにしがみついている
安国寺永鳳:その後、狂犬たちの身体に手を当て、傷口から体の中を見やる。
小野町涼芽:「よしよし。もう怖い犬さんたちも、大丈夫だからっ」
ナエダさん:「大丈夫だよ~」少女をあやしている。
ナエダさん:「しりとりする?飴おいしいよね」
迷子の少女:「……」
迷子の少女:ナエダさんにも警戒心をあらわ。
安国寺永鳳:「蛭子か」
小野町涼芽:「ひるこ?」
ナエダさん:「どういう意味なの?」
安国寺永鳳:「古事記におけるイザナミとイザナギの不具の子。」
安国寺永鳳:「その影響が見える。いや、UGNの子らに分かりやすく言えば」
安国寺永鳳:「エグザイル・シンドロームだな。」
恋咲ツバキ:「うーん」
恋咲ツバキ:地面をぶっ叩いて飛び上がる。
恋咲ツバキ:上空でとんぼ返りを打って周辺の様子を確認するが、茨と闇が続くばかりで、杳として見渡せない。
恋咲ツバキ:「あっ」無計画な落下。
ナエダさん:ツバキちゃんを受け止める。「あぶないよ」
恋咲ツバキ:すぽん「おお」
恋咲ツバキ:「おお…………? あ、ありがとう……」
恋咲アキ:「そうだよ、あぶないよーもう」
ナエダさん:「ふふふふ」無意味に抱きしめて頭を撫でている。
恋咲ツバキ:「ひええ……!」
安国寺永鳳:「茨の中に堕ちたらどうする。あまり危ないことはしてくれるな。」
小野町涼芽:「そうだよう、ツバキちゃん」
恋咲ツバキ:触れ合ってみるといかにも体温が低く、なおこの世のものとは思えない。
恋咲ツバキ:(やっぱりお化けなのかな……でも助けてくれたし……)
ナエダさん:「あぶないよ。あぶないよ。ふふふふふふ」
恋咲ツバキ:「……きをつけます」いそいそと離れる。
恋咲アキ:「む……」ツバキちゃんが撫でられている様子をむすっとした様子でみつつ、
恋咲アキ:それでもお姉ちゃんは比較的大人なので話を戻す。
小野町涼芽:「そうそう、この茨もなんか……ヘンですよね」
安国寺永鳳:「触れぬ方がいい。」狂犬の肉の一部を呪具の刃物で切り取り、
安国寺永鳳:茨に投げ込む。
GM:じゅわじゅわじゅわ
GM:茨がそれに群がるように蠢き
GM:肉を分解してまた元に戻る
小野町涼芽:「ぎゃあっ!」
安国寺永鳳:「これは奪う性質。」
ナエダさん:「……だから、あぶないって言ったでしょ?」恐らく、本人も分かって言ってるわけではない。
恋咲ツバキ:「え、えええ…………。トゲ植物なりのあぶなさだと思うじゃん……」
恋咲ツバキ:ぞっとする。
恋咲アキ:「トゲでも高所から刺さったら危ないでしょー」
恋咲ツバキ:「そうかも……」
恋咲アキ:「そうだぞー」ツバキちゃんの頬をツンツンして注意する。
恋咲ツバキ:「んむーー」甘んじてツンツンされています。
恋咲アキ:「それで、これはエグザイルシンドロームのちからでは無理ですよね、この茨」
安国寺永鳳:「天目一箇神や蛇の神…と小生らは解釈している。そちらの言葉でいえばウロボロス。」
ナエダさん:「ヒルコと、へびのかみ」
小野町涼芽:「あっ! あたしもそれです!ウロボロス!」以前習ったのだ。
小野町涼芽:「影……も操れるでしたっけ。アキ先輩もそうだったんだねえ」
恋咲ツバキ:「ふふん。そうだよ」
恋咲ツバキ:なぜかこっちが自慢げ
安国寺永鳳:「分かりやすく言えば…この空間を生み出した者はエグザイルとウロボロスのクロスブリードだ。」
小野町涼芽:「いや~~~、自慢のお姉ちゃんだねえ」にこにこ。
恋咲ツバキ:「はえー。なんだか、安国寺さんはファンタジーな格好をしてるけど」
恋咲ツバキ:「もしかして、ファンタジー……って言うとちょっと言い回しが違うかな……とレネゲイドって同じなの?」
ナエダさん:「永鳳さんはすごいんだよ。ね」
安国寺永鳳:「見方によればな。」
小野町涼芽:「なるほどお……」
恋咲アキ:「見方次第かぁ」
安国寺永鳳:「古来より人に信じられた超常の現象に、現代の人間が名を付けたのがレネゲイドであろう。」
恋咲ツバキ:「そうだったんだ……」
恋咲ツバキ:じゃあなぜなにデーモンもどこかにいるのかな……。
安国寺永鳳:「地蔵菩薩に祈れば子を守ってくれるというのも、レネゲイドをコントロールすれば人を守れるというのも」
安国寺永鳳:「小生からすればそう違いは無い。」
恋咲ツバキ:「……」
安国寺永鳳:「相容れぬかね?現代人からすれば。」
恋咲ツバキ:「そういうわけじゃないです」
恋咲ツバキ:「ただ、不思議な格好をしてたりとか、呪文を唱えたりだとか。うーん……」
恋咲ツバキ:(……多分、これまでのナエダさんとの会話にも)
恋咲ツバキ:「ぜんぶ意味があるんだなあって、この世のおもしろさに思いを馳せていたところ……」
小野町涼芽:「そうそう。うちもさっきから」
小野町涼芽:「台風の目はなんで小さければ小さいほど端っこの風が強いのかを」
小野町涼芽:「考えてしきりなので……」
小野町涼芽:「もしかしてあれも……レネゲイドのしわざ?」
安国寺永鳳:「ははは!さてどうであろうな!」
安国寺永鳳:「科学で説明はついていたが、10年20年すれば結論も変わるやもしれぬ。」
恋咲ツバキ:「うふふ、その話は落ち着いたらね…………」なぜなに欲を発散できる気配で嬉しそう。
GM:ではそんな時
GM:君たちは斃れた獣の足元に、あるものを見つける。
GM:ただの薄汚れた布切れのように見えるが……ボロボロに引き裂かれた学生服だ。
GM:血痕が夥しい、損傷の度合いから考えても
GM:持ち主は生きてはいないだろう。
GM:小野町さんや恋咲姉妹は、近辺で噂になっていたいくつかの失踪事件に思い当たるかもしれない。
恋咲ツバキ:「……っ、これ……」
安国寺永鳳:顔を覆う呪符の下で苦い表情を浮かべる。
恋咲アキ:「これ……は……」
小野町涼芽:「うう………」
小野町涼芽:「………あの。最近、この辺りで」
ナエダさん:学生服の隣に横たわる。「人が死んでる」
小野町涼芽:「失踪した子たちがいたって……」
恋咲ツバキ:酸鼻なにおいが鼻をつく。嫌が応にも谷川美保のことを想像してしまう。
恋咲ツバキ:(大丈夫……先生はオーヴァードだから……強いから……)
ナエダさん:血まみれの学生服を胸に抱いて、ニコニコと笑う。
ナエダさん:「これで谷川美保さんも見つかるかな?」
安国寺永鳳:「分からぬ。だが手がかりにはなるはずだ。」
恋咲アキ:ツバキちゃんの様子に気づき、そっとツバキちゃんの側に寄る。
ナエダさん:「はやく見つかるといいね」
GM:引き裂かれた制服の断片と乾いたどす黒い血痕は
GM:小道の奥へ奥へと続いている……。
安国寺永鳳:別の断片を拾い上げて、歩き出す。
恋咲ツバキ:「お姉ちゃん……」軽く姉の服の裾を摘んだ。
恋咲アキ:「血が先に続いてるね……まるで誘われているみたい」
小野町涼芽:ややぞっとした表情で、ナエダさんが抱く学生服から目を反らして。
ナエダさん:「大丈夫だよ。谷川美保さんは見つかるからね」
ナエダさん:「きっと見つかるよ」
安国寺永鳳:「ゆこう。谷川殿ならそうやすやすとやられるはずもない。」
小野町涼芽:「うん……どの道、進むしか、ないもんね」

安国寺永鳳:ナエダさんと一瞥して、小道の奥の闇を見る。
GM:シーン終了。ロイスのみ可能です。
GM:ナエダさんは購入もできるぜ
ナエダさん:フルオートショットガンを買おう
ナエダさん:5dx+4>=20
DoubleCross : (5DX10+4>=20) → 6[2,2,5,6,6]+4 → 10 → 失敗

ナエダさん:ムッ出目が悪い…財産使っても買えないな
小野町涼芽:手入ります?
ナエダさん:いえ、大丈夫です
恋咲ツバキ:ナエダさん/不思議○/恐怖 これで7
小野町涼芽:承知!
恋咲ツバキ:以上です
安国寺永鳳:ロイスは小野町涼芽/〇庇護/食傷/ロイス
安国寺永鳳:以上!
小野町涼芽:安国寺永鳳 P○尊敬/N脅威で!
恋咲アキ:ロイスは満杯!
ナエダさん:ロイスはまだ待つかな


【ミドルフェイズ4】

GM:では次~
GM:ミドル戦闘シーンだ!全員登場!
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を1d10(→ 6)増加 (58 → 64)
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を1d10(→ 10)増加 (61 → 71)
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を1d10(→ 9)増加 (50 → 59)
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を1d10(→ 2)増加 (53 → 55)
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を1d10(→ 4)増加 (52 → 56)

???・茨の小道

GM:進むにつれて、ひどい腐臭が君たちの鼻を突く。
GM:進んだ先に待っていたのは、少し開けた原のような場所で
GM:黒い泥の上に、人間の骨と衣服や装飾品の欠片が散乱している。
ナエダさん:「たくさん人がいるね!」
ナエダさん:両手を広げる。
恋咲ツバキ:「……ナエダさんには、そう見えるの……?」
小野町涼芽:こみ上げてくるものを必死で抑えている。
恋咲アキ:「これは……ひどいね」
恋咲ツバキ:ぎゅう、と姉の手を握りしめる。
GM:……その中には、UGNから支給される正式のインナーと
GM:谷川がいつも身に着けていた安物の腕時計も混じっていた。
GM:ここは『廃棄場』だ。
恋咲ツバキ:もう一方の手は、血の気が引くほど強く数珠を握りしめている。
安国寺永鳳:「オン アミリタ テイセイ カラ ウン」手を合わせる。
迷子の少女:「……」
迷子の少女:ぼんやりと泥の上に立っている
ナエダさん:「谷川美保さんは見つかりましたか?」
迷子の少女:「わたし」
迷子の少女:「おねえちゃんをさがしてるの」
ナエダさん:「ん」
迷子の少女:「おねえちゃんはどこにいるの……?」
ナエダさん:「まだ見つからない?」
安国寺永鳳:「手がかりはあるがな。」
迷子の少女:「……うん」
小野町涼芽:「えっ、えと」
小野町涼芽:「手がかりって、あの」
小野町涼芽:「つまり……?」
恋咲ツバキ:「…………」
迷子の少女:状況を理解できていないように
迷子の少女:小首をかしげている
恋咲ツバキ:「えっ、と…………」
恋咲アキ:「……そう、ね。ある。手がかりは……」言葉をうまく紡げない。
恋咲アキ:姉だからしっかりしようという気概は、折れかけていた。
恋咲ツバキ:少女と鈴芽の間を視線が往復する。
安国寺永鳳:少女と視線を合わせるようにしゃがみ込む。
安国寺永鳳:「きっと見つける。あのお姉さんも探してくれると言っているだろう?」
安国寺永鳳:ナエダさんを見やる。
ナエダさん:泥の中から一つずつ骨を拾い上げて、尋ねている。
ナエダさん:「谷川美保さんのことを知っていますか?」「谷川美保さんのことを知っていますか?」「……」
迷子の少女:「……う、ん」
迷子の少女:戸惑った表情のまま頷く。
恋咲ツバキ:「や、やめてナエダさん。」
安国寺永鳳:「ではもう少し歩いてみよう。帰るためにもな。」
恋咲ツバキ:「知らないよ、骨が答えるわけない!」
ナエダさん:「……………………」動きを止める。
安国寺永鳳:ツバキの叫びで言葉を噤む。
小野町涼芽:ふう、ふう、と息を大きく吸って。むせ返る悪臭にげほ、と息を吐き出しながら。
恋咲アキ:かろうじて、繋いだ手の温かみだけが姉である矜持、理性をとどめている。
ナエダさん:「………」
ナエダさん:「そうだね」バシャ、と骨を落とす。
恋咲ツバキ:「っ……」
恋咲ツバキ:境界を見逃すほどの一瞬で、彼女の中で「人」が「もの」になった。そのことに身震いする。
GM:がさ
GM:がさがさがさ
GM:周囲の闇の中から音がする。
GM:既に包囲は始まっている。
恋咲ツバキ:「……うう、なんなの…………」
安国寺永鳳:「呆けるなツバキ殿、来るぞ。」
GM:君たちを新たにこの場所の贄とするために
GM:いくつもの殺意が、向かってくる。
恋咲アキ:「うん、来るよ。構えて」自分に言い聞かせるように。
恋咲ツバキ:「ううう…………」目元を拭って、構える。
小野町涼芽:「危ないから、下がっててね」少女に向かって努めて優しく語りかける。
ナエダさん:「アキせんぱいは――」
ナエダさん:「落ち着いていて、偉いね」
恋咲ツバキ:「そうだよ、お姉ちゃんはえらいよ。子供なのに」
恋咲アキ:「……落ち着いてないよ」
恋咲ツバキ:「でも、子供なのに!」ごっ、と熱風が吹き荒れる。
恋咲ツバキ:ぶつけ先のわからない憤りとともに、闇を睨みつけた。
安国寺永鳳:「またお願いだ。手伝って欲しい、ナエダさん。」
ナエダさん:「――なにを手伝うの?」
安国寺永鳳:「全員無事に、ここを切り抜ける。」
ナエダさん:「ん」
ナエダさん:「いいよ」
恋咲アキ:「この場で落ち着けられるのがいいことなのかもわかんない」
恋咲アキ:「とりあえず、この事件を解決してから」
恋咲アキ:「いっぱい考える」
恋咲アキ:「妹を、ひどい目に合わせられない。それだけは確かだから」

GM:ミドル戦闘に入ります
GM:マップは以下
浸蝕個体:大烏×2[11]

   10m

 小野町[9/71] ナエダ[5/64]
アキ[10/59] ツバキ[3/55] 安国寺[7/56]

   10m

浸蝕個体:狂犬×2[6]
GM:セットアップから!
恋咲ツバキ:ありません
小野町涼芽:なし!
安国寺永鳳:なし!
ナエダさん:《ソードマスター》はかけないほうがいいかもしれないな
ナエダさん:《タブレット》《多重生成》。
ナエダさん:そして《活性の霧》。対象は小野町と恋咲姉妹。
ナエダさん:攻撃力+15になります
小野町涼芽:うおおお~~っ!いただきます!
恋咲アキ:あ、いただきます
恋咲ツバキ:絶対に強い! 頂きます
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を8(→ 8)に変更 (64 → 8)
ナエダさん:違う!
GM:めちゃくちゃ落ち着いた
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を8(→ 8)増加 (64 → 72)
恋咲アキ:《尾を食らう蛇》HP1d点失います。
恋咲アキ:28-1d10
DoubleCross : (28-1D10) → 28-9[9] → 19

恋咲アキ:《背徳の理》で
恋咲アキ:ウロボロスエフェクトを使った判定ダイス+10個します
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を7(→ 7)増加 (59 → 66)
恋咲アキ:すみません以上です!
GM:つよすぎ
GM:エネミーはなし!
GM:大烏どもの手番から行きます
大烏:マイナーで無形の爪牙!
大烏:メジャーでコンセ+原初の赤:一閃+爪剣
大烏:対象は~
大烏:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3

大烏:まちがい
大烏:1d5
DoubleCross : (1D5) → 3

大烏:1d5
DoubleCross : (1D5) → 4

大烏:姉妹に一発ずつ!
大烏:8dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[1,2,3,4,7,7,7,10]+10[4,5,10,10]+5[1,5]+2 → 27

大烏:8dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[1,2,2,4,5,6,9,10]+3[2,3]+2 → 15

大烏:アキちゃん27、ツバキちゃん15!
恋咲ツバキ:肉体に秀でているのでワンチャンドッジを狙ってみます 活性の霧でダイス-2
恋咲ツバキ:3dx>=15 えい~
DoubleCross : (3DX10>=15) → 5[1,2,5] → 5 → 失敗

恋咲ツバキ:えーん
恋咲アキ:ドッジかなぁ、ワンチャン
恋咲アキ:1dx>=15
DoubleCross : (1DX10>=15) → 1[1] → 0 (ファンブル) → 失敗

恋咲アキ:ひえーん
GM:姉上-ッ
GM:カバー等なければダメージいくぜ~
恋咲ツバキ:どうぞ!
恋咲アキ:ないですー
大烏:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 17[5,3,9]+21 → 38

大烏:2d10+21
DoubleCross : (2D10+21) → 8[5,3]+21 → 29

大烏:姉38の妹29!
恋咲ツバキ:肉体に秀でているので生き残りました HP2
恋咲アキ:リザレクト!
恋咲アキ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

恋咲アキ:HP2で復活!
恋咲ツバキ:リザレクトがうまい さすがおねえ!
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を2(→ 2)増加 (66 → 68)
GM:では続いてアキちゃん!
GM:手番どうぞ!
恋咲アキ:はーい!
恋咲アキ:マイナーなし
恋咲アキ:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《飢えし影》 対象は狂犬の1体!
狂犬:きやがれ~
恋咲アキ:15dx7+2
DoubleCross : (15DX7+2) → 10[1,2,3,4,4,6,6,6,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,2,4,6,9,9,10]+10[2,5,8]+1[1]+2 → 33

恋咲アキ:やった~
狂犬:まわった!
狂犬:イベイジョンは18!命中だ!
狂犬:ダメージどうぞ!
恋咲アキ:4d10+15+3+1d10
DoubleCross : (4D10+15+3+1D10) → 29[2,8,9,10]+15+3+3[3] → 50

狂犬:でっけえなオイ!
狂犬:一応40近くあるんだけど飛んだ!
恋咲アキ:わーい!
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を4(→ 4)増加 (68 → 72)
GM:狂犬Aが消えます
浸蝕個体:大烏×2[11]

   10m

 小野町[9/71] ナエダ[5/72]
アキ[10/72] ツバキ[3/55] 安国寺[7/56]

   10m

浸蝕個体:狂犬[6]
GM:続いて小野町ちゃん!
小野町涼芽:は~い!
小野町涼芽:全力でいくか!
小野町涼芽:マイナー無し!
小野町涼芽:メジャー、コンボ・ウィーク・エンド 《原初の赤:サイレンの魔女》+《混沌なる主》
小野町涼芽:達成値が10上がるぜ~
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を8(→ 8)増加 (71 → 79)
小野町涼芽:5dx+13
DoubleCross : (5DX10+13) → 8[1,4,5,7,8]+13 → 21

小野町涼芽:あっすみません
GM:なにっ
小野町涼芽:対象は大烏・狂犬の3体で!
GM:はいよ!
GM:全員イベ18!ダメージが通ります!
GM:かかってこい!
小野町涼芽:よっしゃ~!
恋咲ツバキ:やった~
小野町涼芽:3d10+21+15
DoubleCross : (3D10+21+15) → 14[6,2,6]+21+15 → 50

小野町涼芽:装甲無視!
GM:あ、違う
安国寺永鳳:強いな~
小野町涼芽:なにっ
GM:大烏AがBに崩れずの群れを使います
小野町涼芽:こしゃくな~~~!
GM:それだけ!
小野町涼芽:手番以上です!
GM:二匹死んで大烏Bだけ残る!
浸蝕個体:大烏[11]

   10m

 小野町[9/79] ナエダ[5/72]
アキ[10/72] ツバキ[3/55] 安国寺[7/56]
GM:でもって安国寺さんの手番!
安国寺永鳳:《プレディクション》《死神の瞳》を残った大烏くんに
安国寺永鳳:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 6[2,4,5,6,6] → 6

安国寺永鳳:ドッジ不可!
GM:ひえーつよ
GM:なすすべもなく受けます
GM:でもってそのままナエダさん!
安国寺永鳳:命中で次受けるダメージが+7Dです
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を8(→ 8)増加 (56 → 64)
ナエダさん:私は多分そのまま殴ってもろくに当たらないので
ナエダさん:ツバキちゃんに手番回したほうがいいかもしれない。待機します。
GM:ではラストバッターツバキちゃん!
GM:どうぞ!
恋咲ツバキ:は~い
恋咲ツバキ:マイナーなし。《コンセントレイト》《炎の刃》 対象大烏
恋咲ツバキ:7dx7 命中
DoubleCross : (7DX7) → 10[2,4,6,7,9,10,10]+10[1,2,3,7]+4[4] → 24

恋咲ツバキ:ふー……
GM:イベイジョン突破!
GM:ダメージ!
恋咲ツバキ:3d10+18+1d10+15 装甲有効
DoubleCross : (3D10+18+1D10+15) → 15[5,1,9]+18+4[4]+15 → 52

GM:こいつらミドルから50ダメージ連発しすぎじゃろ
安国寺永鳳:あ、それに+7Dかな
恋咲ツバキ:そうじゃん!
GM:折角だし振るといいぜ
恋咲ツバキ:7d10+52 道人ハンマー!
DoubleCross : (7D10+52) → 29[1,1,1,8,10,1,7]+52 → 81

GM:つえ~~
GM:綺麗に全滅!
恋咲ツバキ:景気がいいぜ

大烏:「ギャアッ!ギャアッ!」
大烏:「ギギャアーッ!」
大烏:屍の匂いに興奮した大烏が
大烏:二匹同時に突っ込んでくる!
大烏:その鋭い爪はやすやすと君たちの体を切り裂くだろう。
大烏:ざぐしゅ!
恋咲ツバキ:「うぎゃっ……痛っ────!!」
恋咲アキ:「痛っ……!?」
恋咲ツバキ:風に乗って躱そうとするも、翼在る相手だ。薄い体を切り裂かれ、もんどり打って吹き飛ぶ。
ナエダさん:「大丈夫?」よれよれのビニール傘を開いている。
ナエダさん:「無事?傘はいる?」
恋咲ツバキ:「いらない!」
恋咲ツバキ:吐き捨てるように叫ぶ。
ナエダさん:「……」困惑するように視線をさまよわせる。
恋咲アキ:致命傷を負って復活し、即座に状況を見る。
恋咲アキ:(次に攻撃をしかけてきそうなのは……あっちの犬のほう!)
ナエダさん:笑う。「無事なら、いいの」
恋咲ツバキ:「あ────」
恋咲ツバキ:何か、とてつもなく間違った返事をしてしまったような気分になる。頭がぐちゃぐちゃのまま顔を起こした、そこには、いつものように姉の背中が在る。
恋咲アキ:影を掬い上げるように塊にし、増幅させ練り上げる。
恋咲アキ:そして、今にも襲いかかってきそうな狂犬に向かって、塊を放つ!
狂犬:「ぐぎゃ!」
狂犬:背後から飛びかかっていた狂犬がその勢いのまますれ違うように地面に転がる
小野町涼芽:ナエダさんやツバキちゃんのやり取り、アキちゃんの手腕を横目に。集中を続ける。
小野町涼芽:難しいことは、よくわからないが。今は、一刻もはやく。
小野町涼芽:“おねえちゃん”を見つけ出してみせること。
小野町涼芽:影から生まれ出たのは、大烏どころか。掌に乗る程度の小さな烏。
小野町涼芽:凪のように静かで、穏やかに内在する己のレネゲイドを。
小野町涼芽:思いのまま、目の前に影烏に注ぎ込む。
小野町涼芽:「ゆけーっ! ちゅんたろう!」
ちゅんたろう:ぶわわっ、と瞬きの間に増えた、数多の烏の大群が。竜巻のように狂犬と大烏を巻き込んでいく。
大烏:「ぎゃああッ!」
狂犬:「ぎッ!」
ナエダさん:それは黒い竜巻の中に紛れるようなゴミに見えるかもしれない。
ナエダさん:だが、何本ものビニール傘の断片が時折紛れて、光を反射している。突き刺さり、砕ける。
ナエダさん:小野町涼芽は未だナエダさんに取り憑かれており、彼女は願いを叶えるために動く。
大烏:黒い嵐に切り裂かれて
大烏:殆どの個体は動きを止めるが、別の大烏が風を突っ切り飛び込んでくる
安国寺永鳳:「一石二鳥の二虎競食。」被害を逃れた大烏の周囲を長大な数珠が囲う。
安国寺永鳳:「朝三暮四の五虎将軍」
大烏:偶然にも、別の一匹が盾となって攻撃を防いだのだ。
安国寺永鳳:「六壬神課・天干・地干・八門・九星」数珠は大烏の羽に纏わりついて、絡め取り
安国寺永鳳:「周易上経下経六十四卦」
大烏:そのまま降下していく、未だ呆然としている少女の方へと――
安国寺永鳳:「三千世界の鴉を殺し」
大烏:「ぐぎっ!」
安国寺永鳳:「御霊を送るは」
大烏:絡めとられ、空中で静止する。
安国寺永鳳:  ギ  チ ッ
安国寺永鳳:「万数珠よろずじゅず
安国寺永鳳:「ツバキ殿。後はご随意に。」
恋咲ツバキ:ばしゅう、と。迸る熱がぬるい腐臭を弾き飛ばす。
恋咲ツバキ:「……うん」少女を庇うように、立っている。
恋咲ツバキ:体の末端から吹き出す、高熱を伴う衝撃波とともに跳躍する。
恋咲ツバキ:「知ってるかな。蜂蜜の蓋が開かない時は──」
恋咲ツバキ:烏の嘴をつかんで、力を込める。
恋咲ツバキ:「温めると、中の空気が膨らんで、開けやすくなる。関係ないけどね」
恋咲ツバキ:血液が沸騰し、頭部の肉腫が弾け飛ぶ。
大烏:「ぎゃば……!」
大烏:ずしゃり
大烏:拘束を解かれて墜落する。
GM:目に見える獣は全て撃破したようだ。
恋咲ツバキ:ぼふ、と弾ける気流をクッションに墜落して、清潔とはいえない地面に転がった。
安国寺永鳳:「……オン アミリタ テイセイ カラ ウン」
ナエダさん:「ツバキちゃん……」
恋咲ツバキ:「…………」途方にくれたように声のする方を見る。
ナエダさん:「怪我はない?これからも無事?」
恋咲ツバキ:「……心配してくれてるんですか?」
恋咲ツバキ:「でも今は……先生のほうが……」
ナエダさん:「全員無事にするって、お願いされたから」ツバキの背中を撫でる。特に意味はない。
ナエダさん:「傷つけないってお願いされたから」
恋咲ツバキ:抑揚のうすい声が耳に流れ込んでくる。
ナエダさん:「大丈夫?みんな、無事でいるの?」心配そうに覗き込んでいる。
恋咲ツバキ:背を擦るリズムが奇妙に心地よかった。
恋咲ツバキ:「……ナエダさん」
ナエダさん:「ん」
恋咲ツバキ:「みんな無事だったら、嬉しい?」
ナエダさん:「……嬉しい」
恋咲ツバキ:どうしてそんな質問をしてしまったのかわからない。
ナエダさん:「嬉しいな。みんな無事だったら……」
恋咲ツバキ:「……そうだよね」
ナエダさん:「どうして、みんな無事でいられないの?」
ナエダさん:「……」
恋咲ツバキ:「……」
恋咲ツバキ:「じゃあ、約束するよ」
ナエダさん:まばたきだけをする。
恋咲ツバキ:「安国寺さんは、無責任なことは言えないみたいだから」
恋咲ツバキ:「子供の私が」
恋咲ツバキ:「……みんな無事に帰れる」
恋咲ツバキ:「安心して」
ナエダさん:「よかった」ツバキの両手を取る。
ナエダさん:「よかった。よかった。よかったねえ」
恋咲ツバキ:「…………」
ナエダさん:ふらふらとした、奇妙な踊りを踊る。
恋咲ツバキ:成すがままにされていた。
迷子の少女:「……」
恋咲ツバキ:(安国寺さんも、ナエダさんも、諦めてないのかなあ)
恋咲ツバキ:考えているのは谷川美保のことだ。
恋咲ツバキ:決定的なものを見たと思ったけれど。そうじゃないのだろうか。まだ、頑張っていていいのだろうか。
恋咲ツバキ:結論を出すのを諦めて。目を閉じて揺られる。
迷子の少女:くいくい、と
迷子の少女:それを遠巻きに見ていた小野町さんの袖をひく
小野町涼芽:もはや動かなくなった、獣たちの姿と。撒き散らされた衣服のあとと、骨のあたりをじっと見ていた。
小野町涼芽:「……ん」
小野町涼芽:「だいじょうぶ? ケガしてない?」
迷子の少女:「おねえちゃん」
迷子の少女:「おねえちゃんがいたよ」
小野町涼芽:「………」
迷子の少女:じっと、小野町の顔を見つめている
小野町涼芽:「えっ?」
迷子の少女:「来て」
迷子の少女:「一緒に来て」
迷子の少女:小野町の手を掴み、歩き出す
小野町涼芽:「わわわっ」
安国寺永鳳:「手を握ってやってくれ。小生もついていく。」
迷子の少女:「……」
小野町涼芽:「はっ、はいっ! もちろんです!」
迷子の少女:安国寺の方を見る
迷子の少女:そしてゆっくりと
迷子の少女:首を横に振った。
迷子の少女:《瞬間退場》
迷子の少女:《瞬間退場Ⅱ》
安国寺永鳳:「なにっ」
迷子の少女:ざざざざざっ
迷子の少女:小野町ごと押し寄せてくる茨に包まれ、見えなくなる。
小野町涼芽:へ。と間の抜けた声だけがその場に響き、やがて消える。
安国寺永鳳:咄嗟に投げた呪符が茨に呑まれて粉々に砕け散った
恋咲ツバキ:「えっ、何か──」
恋咲ツバキ:ナエダさんと手を取り合った状態のまま、振り向いて唖然とする。
ナエダさん:ふと、踊りをやめてそちらの方を見る。表情が消えている。
大烏:「ギャアッギャアッ」
大烏:獣たちが次々に、君たちを遮るように茨を飛び出してくる。
狂犬:「グアァッ!!」
恋咲ツバキ:「っ、行かなきゃ──!」
狂犬:新たに表れた獣が、ツバキへと爪を振るう。
安国寺永鳳:「しまった……!」
ナエダさん:ゴヂュッ
ナエダさん:ツバキに襲いかかった犬の首筋を、いつの間にか傘が貫いている。
ナエダさん:強度的にあり得ないことだが、そうなっていた。知恵の輪のように血管と、骨に絡みついている。
狂犬:「ぎゃぐ!」
ナエダさん:「行こう。ツバキちゃん」
ナエダさん:「行こう。行こう。行こう」
恋咲ツバキ:熱い風とともに飛び出そうとする。「傘……これ、ナエダさんが?」
ナエダさん:「ナエダさんを知ってる?」曖昧な笑い。
ナエダさん:「大丈夫」
恋咲ツバキ:「…………約束」
恋咲ツバキ:「したもんね」
ナエダさん:小さく頷く。人間的な反応であったように見える。
恋咲ツバキ:ぱちくりとまばたきをする。
恋咲アキ:「ナエダさん、妹をありがとう!」
安国寺永鳳:呪符で襲い来る狂犬を祓いつつアキの方へと駆け寄る。
恋咲ツバキ:「取り戻す」
恋咲ツバキ:すう、と息を吸う。
恋咲ツバキ:「小野町さん、も」
恋咲ツバキ:それから、もう少しだけ勇気を出して、その先を口にする。
恋咲ツバキ:「先生も」
恋咲ツバキ:ぐんぐんと上昇していた熱感が不意に凪いだ。
ナエダさん:バチチチッ
ナエダさん:殺到する大烏が何羽も落ちた。
ナエダさん:空に、ボロボロの傘がいくつも揃って咲き、大烏を防いでいる。
大烏:ぐじゅりぐじゅりと
大烏:傘の壁に張り付くように
狂犬:自分たちがつぶれることも厭わずに、突き進もうとしている。
狂犬:「グ……ブギャ……」
ナエダさん:――ザザザザザン!!
ナエダさん:空から、細い鉄骨が何本も降り注いで、串刺しにする。
ナエダさん:大烏の衝突でばらばらになった傘の骨組みのようだが、それも判別ができない。
恋咲ツバキ:こぶしを振る。大砲のような音が響いた。
恋咲ツバキ:「高まって来ました……!」
ナエダさん:「ツバキちゃんは」
ナエダさん:「アキせんぱいと、永鳳さんのほうにいって」
恋咲ツバキ:「はい……はい。私たちは大丈夫です」
恋咲ツバキ:「だから、あなたも」
恋咲ツバキ:意を決したように、自分から抱きつく。
ナエダさん:「ん」
恋咲ツバキ:そこには、やはり人間らしい体温は感じられない。
恋咲ツバキ:「大丈夫でいて」
恋咲ツバキ:駆け出す。
ナエダさん:「……」
安国寺永鳳:「ナエダさん。」
ナエダさん:「わたしは……」
ナエダさん:それ以上は言葉を続けることがない。沈黙して、曖昧に笑う。
安国寺永鳳:呪符が5枚ナエダさんを中心に散らばり、五芒星を浮かび上がらせる。
安国寺永鳳:「小生の願いだ。必ず小生らを追いかけよ。」
安国寺永鳳:数珠を引き千切り、珠の一つを足元に落とす。
ナエダさん:「追いかけてもいい?」
安国寺永鳳:「いいとも。道しるべはこうして置いておく。」
ナエダさん:大烏が、肌を食いちぎる。血ではない、幻像のような何かが散る。
ナエダさん:「ん」
ナエダさん:「……ん」
ナエダさん:「永鳳さん」
ナエダさん:「わたしのこと、怒ってない?」
安国寺永鳳:「人を助けようとするものを、どうして怒れようか。」
ナエダさん:「――よかった」
安国寺永鳳:「さぁ、ゆこう。」
ナエダさん:また微笑む。それ以外の表情を浮かべることはほとんどなかった。
恋咲アキ:「ナエダさーん、妹に向き合ってくれてありがとう!」
恋咲アキ:激しい戦闘音の中、聞こえるかはわからないけど、それだけ伝える。
ナエダさん:安国寺に背を向けて、異形の大群に向かっていく。
安国寺永鳳:ナエダさんに背を向けて、消えた二人を追いかける。
ナエダさん:「あなた達は」
ナエダさん:「ナエダさんと会ったことがありますか?」
ナエダさん:「ナエダさんの話を聞いたことがありますか?」
ナエダさん:「あなたたちは、ナエダさんの……」
安国寺永鳳:「ノウマク・サンマンダ・バザラダン・センダマカロシャダ・」
安国寺永鳳:「ソワタヤ・ウン・タラタ・カン・マン」
GM:2人を覆った茨のトンネルは続いている
GM:それ自体が追跡可能な道しるべでもある。
恋咲ツバキ:「……私だけじゃないよ、みんなのこと見てた」
恋咲ツバキ:自分が一番弱っていて、頼りなく見えていたのだろう。
恋咲アキ:「うん、そうだね」
恋咲ツバキ:「ねえ、お姉ちゃん。私、やばいかも」
恋咲アキ:「うん?」
恋咲ツバキ:「いつも、侵蝕が増して体が熱くなると、ちょっと前に出がちになって、気が大きくなっちゃうけれど」
恋咲ツバキ:「いつもよりひどい予感がする。ねえ、死にたくないな」
恋咲ツバキ:「ずっと見てて。私のことを心配して。目を離さないで」
恋咲アキ:「うん、いつも見てるよ」
恋咲アキ:「大丈夫、ちゃんと見てるから」
恋咲ツバキ:小さく微笑む。
恋咲アキ:「でも──そっかぁ」
恋咲アキ:「いつもより気が大きくなるほど、気持ちが湧いてきたんだね」
恋咲ツバキ:「……なに。そうだけど」気恥ずかしげに返す。
恋咲アキ:「ちょっと寂しくて、でも嬉しくて」
恋咲アキ:「私も気持ちが溢れてきちゃってる」
恋咲ツバキ:「……」意外な答えだったのか、やや目を見開いた。
恋咲ツバキ:「そっか、ありがと」
恋咲ツバキ:「じゃあ、百人力だ」

GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
安国寺永鳳:ロイスいっぱい!
安国寺永鳳:以上!
ナエダさん:辛そうな人/恋咲ツバキ/優しさ:○/罪悪感/ロイス
小野町涼芽:う~んとりあえず待機かな!
ナエダさん:安国寺さんのロイスをP表にします。YE:危ない人/逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳/友情:○/脅威/ロイス
恋咲アキ:ロイスは満杯なので以上~
恋咲ツバキ:迷子の少女/心配○/疑念 に変更
GM:では今日はここまで!
恋咲ツバキ:ナエダさん/好意○/不安 に変更
GM:次回ッ!明日14時から!
GM:トリガーシーンとなります!よろしくなぁ!
恋咲アキ:はーい!
GM:みなさん最高のロールをありがとう!お疲れ様ー!
恋咲ツバキ:よろしくお願いします。お疲れ様でした。
小野町涼芽:承知!明日もよろしくおねがいします!
安国寺永鳳:よろしくお願いします!お疲れさまでした!


【クライマックス】

GM:では続いてのシーン、クライマックスです
GM:まずは小野町さんのみの登場
小野町涼芽:はいっ
GM:浸蝕どうぞ
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を1d10(→ 9)増加 (79 → 88)

茨の小道・最奥部

GM:……茨に覆われていた視界が晴れる。
GM:周囲にナエダさんや恋咲姉妹の姿はなく。
迷子の少女:「……」
迷子の少女:迷子の少女が、変わらない怯えた表情で佇んでいる。
小野町涼芽:ぱちぱち、と何度かの瞬きのあと。きょろきょろと辺りを伺って。
小野町涼芽:「………」屈みこんで、少女と視線を合わせる。
小野町涼芽:「ええと……」
迷子の少女:「なに……?」
迷子の少女:首をかしげている
小野町涼芽:「うちは、みんなみたいに頭が回るほうではないけれど」
小野町涼芽:「さすがに、気づいちゃったかもだから、聞いてもいいかなあ?」
迷子の少女:「?」
小野町涼芽:「きみが、みんなを……うちをこの場所に連れてきたの?」
迷子の少女:「……」
小野町涼芽:「びっくりしちゃった」
小野町涼芽:「きみも、不思議なちからが使えるんだねえ」
迷子の少女:「わたし」
迷子の少女:「おねえちゃんをさがしてるの」
迷子の少女:「おねえちゃんをさがしてるの……」
迷子の少女:「おねえ……ちゃん……を……」
迷子の少女:「さが、し」
迷子の少女:ずるり
迷子の少女:――ごとん
迷子の少女:君の目の前で、少女の首が落ちる
小野町涼芽:「えっ─────」
迷子の少女:地面に落ちた表情のない頭部が、その見た目を変えていく。
小野町涼芽:呆けた顔でただその光景を目にして。
迷子の少女:年を取っていく。少女のものから、若い女性のものに。
迷子の少女:恋咲たちから画像で見せられた、谷川美保の容姿へ。
迷子の少女:バランスを崩して倒れ伏した胴体は、ぐじゅぐじゅとした肉片になってほどけ、溶けていく。
小野町涼芽:背筋が凍りつくよう。額から湧き出るじとりとした汗も拭わないままに、震える声でその名前を呼ぶ。
小野町涼芽:「あ、あなた」
小野町涼芽:「谷川美保さん?」
GM:がさ がさ
GM:ざわざわざわ
GM:音が聞こえてくる。無数の脚が地面の上を這いまわるような、生理的な嫌悪感を催す気配。
???:「いひ……きひひ」
???:「お嬢ちゃん、どうしたんだい」
???:「そんな顔して」
???:闇の中から、ボロ切れを纏った男の上体が現れる。
???:その腰から下は、棘に覆われた巨大な蚰蜒虫の腹部に繋がれている。
ジャーム:「お化けにでも、会ったのかな」
ジャーム:「いひ!いひゃひゃひゃひゃ!!」
小野町涼芽:「ひっ」異形の容貌と、醜悪な雰囲気を纏う男の圧に一歩後退って。
ジャーム:近くにいるだけで禍々しいレネゲイドの気配を感じる。
ジャーム:恐らく目の前にいるのが、この空間の主であるジャームだ。
ジャーム:「お友達とはぐれちゃって寂しいねえ」
ジャーム:「あんたは特に肉が柔らかそうだったからなあ」
ジャーム:「おれが自分で食っちまうことにしたのさ、いひひ」
小野町涼芽:ジャームに正気は無く。話など到底通じるものではない。
小野町涼芽:話は聞いていたし、そんなことは見れば一目瞭然だ。でも。
小野町涼芽:地に転がる、生気の無い瞳でこちらを見ているような、彼女の頭部をちら、と見つめて。
小野町涼芽:「あっ、……あの人も」
小野町涼芽:「そうやって……」
小野町涼芽:「食べちゃったんですか」
ジャーム:「ああ、そうだよお」
ジャーム:「オーヴァード?っていうのか」
ジャーム:「食いでがあって精力がついて、うまいんだぜ」
ジャーム:「その女は肺のところがフワフワで柔らかくて」
ジャーム:「うぅまかったなァアアアアアア」
ジャーム:ぼたぼたと、涎が地面に落ちる
ジャーム:「あんたはその前にちょっと楽しませてもらおうと思ってるがね」
小野町涼芽:両手を口で抑える。喉元までこみ上げてくる胃液を必死で止めながら。
ジャーム:「腕をもいだり、足をもいだり」
ジャーム:「生きたまま頭から皮を剥がしたり……いひっ」
ジャーム:「簡単に死ねなくて苦しい思いをするかもしれんが堪えてくれよぉ」
ジャーム:「散々ひとの可愛いペットをダメにしてくれやがって」
ジャーム:「その鬱憤も晴らしたいからなあぁあ」
小野町涼芽:こわい。悪意あるレネゲイドに飲まれそうになって。眼の前が霞みそうになるけれど。
小野町涼芽:不思議と、自分の中にある、彼と同じそれは。不気味なほどに落ち着いていて。
小野町涼芽:そのおかげで。ちょっとは、言い返してやろうかな、という気にもなった。
小野町涼芽:「ペットや、生き物」
小野町涼芽:「自分より弱いものをいじめて、喜ぶなんて趣味」
小野町涼芽:「あたしの周りでも、もうそんなことをしているひとたちはいません」
小野町涼芽:「とっくの昔に卒業してます」
小野町涼芽:「あなたは、大人なのに子供ですっ!」
ジャーム:「……いひ!」
ジャーム:「アンタわかってんのか」
ジャーム:「目の前にいるのはこの世界の神様なんだぜ」
ジャーム:腕を鷹揚に広げる
ジャーム:「神様に喧嘩を売ったら」
ジャーム:「もっとひどい死に方になるぜ」
小野町涼芽:「うちは……神様よりも」
小野町涼芽:「お友達を信じます」
小野町涼芽:「絶対に」
小野町涼芽:「全員、無事に帰るの!」
ジャーム:「ああ~~~」
ジャーム:「ヤバい、ヤバいヤバい」
ジャーム:「遊ぼうと思ってたのに、我慢きかねえ~~~」
ジャーム:がさがさがさがさがさ!!
ジャーム:耳障りな虫の足音が激しくなる。
ジャーム:「殺るよ?殺るよ?殺るよ?」
ジャーム:ざざざざざざッ!!
ジャーム:小野町に向けて突進する!
GM:その時。
GM:恋咲姉妹&安国寺さん、シーン登場可能です。
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を1d10(→ 7)増加 (64 → 71)
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を1d10(→ 4)増加 (55 → 59)
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を1d10(→ 6)増加 (72 → 78)
安国寺永鳳:「オン・アロリキャ・ソワカ」
安国寺永鳳:数珠がジャームの身体に巻き付き、動きを鈍らせる。
ジャーム:「んだこりゃ……」
ジャーム:うっとおしげにそれを引きちぎるが
ジャーム:動きは鈍る
恋咲ツバキ:一瞬、何かが光った。
安国寺永鳳:懐から取り出した鈴を鳴らしながら一心に真言を唱える。
恋咲ツバキ:高温による気体膨張によって破裂するように押しのけられ、その後真空に近くなった爆心に再度引き寄せられる。
ジャーム:「おお?」
恋咲ツバキ:そこには既に光はなく、濃い影だけがある。
恋咲アキ:影を操るのは得意だ。
恋咲アキ:妹が作った影を大きく伸ばす
恋咲アキ:棘のようになった影が牽制し、小野町ちゃんとジャームとの距離を強制的に開かせる
ジャーム:「ちぃッ……」
ジャーム:がぎん!
ジャーム:影にはじかれてブレーキをかける
小野町涼芽:「みっ」
小野町涼芽:「みんなぁ……」へろへろとその場に崩れ落ちる。
ジャーム:「使えね~~~ゴミカスどもだな」
恋咲ツバキ:「……だいじょぶ?」
安国寺永鳳:「無事か、小野町殿。」
小野町涼芽:「マジでヤバかったよう……限界でしたぁ」
恋咲アキ:「とりあえず間に合って良かった……」
ジャーム:「減ったのは1人だけかよ……まあいいや」
ジャーム:「今日はごちそうだ」
恋咲ツバキ:減った、という言葉に対して眉をひそめる。
小野町涼芽:「……あっ」
小野町涼芽:「あのっ」
小野町涼芽:「ナエダさんは……?」
安国寺永鳳:「あとで追いつく。」
恋咲ツバキ:「すぐ来るよ」
小野町涼芽:「………はいっ」
小野町涼芽:「わかりました!」
小野町涼芽:すくっと立ち上がって、腹の中から力をむんと込める。
恋咲ツバキ:「それで、小野町さん、あの子は──」
ジャーム:「よお、『アキ先輩』に『ツバキちゃん』」
恋咲ツバキ:「…………そう」
安国寺永鳳:「………。」
ジャーム:「そこに転がってる食べ滓が」
ジャーム:「キミらのお友達だよぉ~~」
安国寺永鳳:じゃりじゃりじゃり、と数珠を擦り合わせる。
恋咲ツバキ:「そう…………なんだ……」
小野町涼芽:「ううっ……」
ジャーム:「なあ」
恋咲アキ:「そっか……」
ジャーム:「その女がどうやって死んだのか教えてやろうか」
ジャーム:「本当に笑える話でなあ。いひっ、いひひっ」
恋咲ツバキ:「っ……」
ジャーム:「ペットどもから逃げる間、ずっと俺の作った肉人形を庇って」
ジャーム:「『大丈夫』だの『心配ない』だの『子供を死なせないためにここにいる』だの」
ジャーム:「ひひひひひひっ!!」
ジャーム:「そこには誰もいねえ~~~~ってんだよ!バー----カ!!」
ジャーム:「いひひひひ!!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
ジャーム:「あんまり笑えたからよお」
ジャーム:「後ろから人形で刺してやったよ」
恋咲ツバキ:耳を塞ぎたかった、逃げ出したかった。本当に知識を伝え聞かせるだけで、ここまで人を踏みにじることができる。
ジャーム:「真っ青になってガタガタ震えだしてよお……間抜けだったなぁ……いひっ!」
ジャーム:「我慢できなくてそのまま食っちまったけど、多分もっと楽しめたなあ」
ジャーム:「あんたらも『先生』を見習って、楽しませてくれよ」
恋咲ツバキ:ぎゅう、と目を瞑る。生きて、動いていた頃の先生の姿がフラッシュバックする。
恋咲ツバキ:表れて消えて行く刹那の幻像の最後に、見ていないはずの、ジャームとの戦いの光景が想起された気がして。
恋咲ツバキ:それが、はるか後方に残してきた不思議な女学生の姿と重なった。
恋咲ツバキ:「バカに、させない」
ジャーム:「ああ?」
恋咲ツバキ:瞼を上げる。ぬるい風が渦巻く。
恋咲ツバキ:「ぶっ飛ばす!」
恋咲アキ:「……先生は、変わらず先生だったんだね」
恋咲アキ:「うん、悲しい事実だけど、その点だけは良かったかな」
恋咲アキ:「先生、教えはツバキちゃんと継いでいくから」
恋咲アキ:「あとは私たちに任せてね。ツバキちゃんと頑張るよ」
ジャーム:「継ぐ、だあ?」
ジャーム:「いひゃひゃひゃ!!」
ジャーム:「ここで俺のクソになるてめーらに」
ジャーム:「何が残るってえんだよぉ!」
安国寺永鳳:「残るさ。ここから生きて出るのだからな。」
安国寺永鳳:「無論、貴様には何も残してやらん。」
安国寺永鳳:「友をここまでコケにされて黙っていられるほど小生は悟っておらぬ。」
安国寺永鳳:「悪鬼に仏の慈悲など無用。」
ジャーム:「……楽しませてくれとは言ったけどよお」
ジャーム:「エサにぴーちゃか喚かれると、やっぱムカつくなあ」
ジャーム:「てめーらに許されてるのは」
ジャーム:「泣き言と叫び声だけなんだよ!!」
ジャーム:「死ねや!!」
GM:ずぁあああああああッ
GM:濃密な悪意を含んだワーディングが空間を満たしていく。
GM:衝動判定、難易度は9
恋咲ツバキ:ギリギリDBないから不安
ジャーム:そして原初の恐怖!
小野町涼芽:ああっ!?
恋咲ツバキ:ギャー!
ジャーム:上昇浸蝕は1d+覚醒だッ!
恋咲ツバキ:1dx+2>=9 うう 助けて……
DoubleCross : (1DX10+2>=9) → 8[8]+2 → 10 → 成功

恋咲ツバキ:やった
恋咲アキ:5dx+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 10[3,3,4,10,10]+6[2,6]+1 → 17 → 成功

安国寺永鳳:6dx>=9
DoubleCross : (6DX10>=9) → 6[1,2,3,3,6,6] → 6 → 失敗

安国寺永鳳:ゲッ
小野町涼芽:7dx+1>=9
DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 10[4,4,5,6,6,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

恋咲ツバキ:1d10+15+59
DoubleCross : (1D10+15+59) → 7[7]+15+59 → 81

小野町涼芽:1d10+14
DoubleCross : (1D10+14) → 10[10]+14 → 24

安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を1d10(→ 8)増加 (71 → 79)
安国寺永鳳:これに+14で93!
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を1d10(→ 9)増加 (78 → 87)
小野町涼芽:ぎゃ~~!侵蝕112!
恋咲アキ:87+15で102!
GM:それでは参ります、クライマックス戦闘!
GM:エネミーの行動値は16
GM:相対距離は10m!
   "ソーンロード"[16]

      10m

     小野町[9/112]
アキ[10/102] ツバキ[3/81] 安国寺[7/93]
小野町涼芽:はやっ
GM:セットアップから!
小野町涼芽:なし!
恋咲ツバキ:なし
恋咲アキ:《尾を食らう蛇》《原初の白:サポートデバイス》
恋咲アキ:1d点HPを失います
安国寺永鳳:なし!
恋咲アキ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

恋咲アキ:やった!
小野町涼芽:プロか?
安国寺永鳳:つよい
恋咲アキ:HP1で残ります
恋咲アキ:《背徳の理》を使います
恋咲ツバキ:リザレクトがうまいやつは尾を食らう蛇もうまい
恋咲アキ:ダイス22個増加!
小野町涼芽:うおでっか…
GM:やりおるわ
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を15(→ 15)増加 (102 → 117)
恋咲アキ:以上です!
"ソーンロード":エネミーはセットアップに原初の黄:得意領域
"ソーンロード":そのまま手番!
"ソーンロード":マイナーなし、メジャーでコンセ+無機なる四肢+細胞浸蝕+背教者の王+異形の祭典
"ソーンロード":対象全員!
"ソーンロード":17dx7+4
DoubleCross : (17DX7+4) → 10[2,2,4,5,5,5,5,6,6,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[3,4,5,6,6,8,8]+3[2,3]+4 → 27

"ソーンロード":対応せよ!
小野町涼芽:重圧と邪毒じゃねえか!
恋咲ツバキ:さ、細胞侵蝕! 最悪……!
安国寺永鳳:ギャー!暴走につき対応不可!
小野町涼芽:ドッジするしかねえ~~~
恋咲ツバキ:7dx 装甲が虚無なのでドッジ!
DoubleCross : (7DX10) → 9[1,3,4,5,6,7,9] → 9

恋咲ツバキ:無理!
小野町涼芽:5dx+1>=27
DoubleCross : (5DX10+1>=27) → 9[2,4,4,5,9]+1 → 10 → 失敗

小野町涼芽:無理ぴょん…
恋咲ツバキ:《崩れずの群れ》対象は……
恋咲アキ:ドッジ!
安国寺永鳳:侵蝕高い人庇ってあげて!
恋咲アキ:5dx>=27
DoubleCross : (5DX10>=27) → 8[1,5,6,7,8] → 8 → 失敗

恋咲ツバキ:妖精使うかもしれない小野町さんにしようかな
小野町涼芽:アッ理解! ありがたすぎ~~
"ソーンロード":いくぜダメージ!
"ソーンロード":3d10+31
DoubleCross : (3D10+31) → 16[10,2,4]+31 → 47

恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を2(→ 2)増加 (81 → 83)
"ソーンロード":諸々有効、重圧と邪毒ランク4を付与します
恋咲ツバキ:《リザレクト》
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を1d10(→ 2)増加 (83 → 85)
恋咲ツバキ:九生足でさらに侵蝕+1、HP+10して復活
"ソーンロード":オート封じとクリンナップに12ダメージ!
恋咲ツバキ:痛い~~
小野町涼芽:絶妙すぎ
安国寺永鳳:《リザレクト》
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を1d10(→ 1)増加 (93 → 94)
安国寺永鳳:ヨシッ
安国寺永鳳:あとロイス切って重圧暴走邪毒回復しておきます。
恋咲アキ:谷川美保/○尊敬/心配/ロイス→タイタスにして復活!HP12点で復活~
"ソーンロード":続く恋咲さんの手番イニシアチブに
"ソーンロード":《さらなる絶望》×5
"ソーンロード":同エンゲージにエネミーを増やします
小野町涼芽:????
恋咲ツバキ:マジ?
安国寺永鳳:師匠のロイス切っておこう…げええ!
GM:マップはこうなります
   "ソーンロード"[16]
    浸蝕個体:人間[8]
浸蝕個体:大烏×2[11] 浸蝕個体:狂犬×2[6]

      10m

     小野町[9/112]
アキ[10/117] ツバキ[3/85] 安国寺[7/94]
"ソーンロード":ざわざわざわ
"ソーンロード":ジャームの周囲の茨が波打つように蠢く。
"ソーンロード":「いひひひ」
"ソーンロード":「すっごく痛ぇからよお」
"ソーンロード":「がんばってかわせよなぁ!!」
"ソーンロード":ドシュウウウウッ!!
"ソーンロード":黒い茨が矢のように君たちを襲う!
"ソーンロード":触れたものはレネゲイドごと肉を抉り剥がされ
"ソーンロード":焼けつくような痛みを味わうだろう。
安国寺永鳳:「ちぃっ………!」痛みに思考がかえって冷やされる。冷静でないからこそすんなりと攻撃を許した。
恋咲アキ:「痛っ……」
小野町涼芽:目まぐるしく動く茨に目が追いつかない。気づけば眼前に迫ったそれを。
小野町涼芽:「っ……!」ぎゅうと目を閉じて痛みに備える。
恋咲ツバキ:小野町さんの前に出る。
恋咲ツバキ:襲い来る茨に貫かれながら、それを両手で掴んだ。発火。
安国寺永鳳:「……臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在……」
安国寺永鳳:九字を切る。悪鬼や霊を退散させるためでなく、自らのテンションの調整のためだ。
安国寺永鳳:「……前」
"ソーンロード":「ひゃは!」
"ソーンロード":「マジかよ!自分で飛び込みやがった!」
"ソーンロード":「オードブルがご希望ならよう」
"ソーンロード":「叶えてやらねえとなあ~!」
"ソーンロード":ぶづっ!ばづっ!
小野町涼芽:「つっ、ツバキちゃん……!」
"ソーンロード":茨は四方八方からツバキの小さな体を襲う。
恋咲ツバキ:「……ランプの芯」
恋咲ツバキ:……よく見れば、茨が燃えているのではなかった
恋咲ツバキ:「知ってるかな、布なのに、燃えちゃわないのは」
恋咲ツバキ:両の手が閃熱の輝きを放ち、めらめらと火勢を上げている。
恋咲ツバキ:「気化熱っていうのがあって、油が温められて蒸発する時、芯は逆に冷やされてる、だから燃えないんだ」
恋咲ツバキ:激痛の中で、半ば無意識に唱えることば。
恋咲ツバキ:「火は、本当は芯から少し離れたところで燃えてて……」
恋咲ツバキ:削剥し腐食させる荊が、浄火とともに消し炭に変わる。
恋咲ツバキ:「私の力とは関係ないけど、今の私の気持ちは」
恋咲ツバキ:「そんなかんじなんだ」
恋咲ツバキ:迷子の少女のロイスをタイタス昇華。バッドステータスを解除。
"ソーンロード":「……へえ」
"ソーンロード":「ムカつく目つきだなぁ」
"ソーンロード":「あー、あー、そうだ、思い出した」
"ソーンロード":「肉は柔らかくていいけど」
"ソーンロード":「俺はガキが嫌いなんだった、確かそうだった」
"ソーンロード":「……いひ!」
"ソーンロード":「じゃあもっといいもの見せてやるよ、ツバキちゃん」
恋咲ツバキ:「──!」
大烏:「ギャアッ!ギャアッ!」
狂犬:「ウウウウウ……」
狂犬:茨の藪から獣たちが這い出して来る。
迷子の少女:同時に
迷子の少女:べき めき
浸蝕個体:茨を骨組みにして持ち上げられた谷川美保の首が
恋咲ツバキ:「な、何するの……やめて…………!」
浸蝕個体:粘土細工のように、肉腫によって胴体を形作っていく
浸蝕個体:「か……かー……」
浸蝕個体:「ツバキちゃん」
浸蝕個体:「アキちゃん」
浸蝕個体:「ツバキちゃん、アキちゃん」
浸蝕個体:瞳に光はない。死体の目だ。
恋咲アキ:「……っ!」
浸蝕個体:しかしその喉元の声帯だけが
浸蝕個体:聞き覚えのある声だけを繰り返している。
"ソーンロード":「いひ!いひひひ!」
"ソーンロード":「ガキをあやす特製のおもちゃだよぉ~~ん」
恋咲ツバキ:心臓につららを当てられたような悲しみが、頭を真っ赤に染めるような怒りを押し留める。
恋咲ツバキ:直ぐ側で火は燃え続けている。どくどくと溢れ出して、止まらない。
安国寺永鳳:「……どこまで人を貶めれば気が済む。」唸るように呟く
恋咲アキ:全身が冷水に浸かり続けたみたいに急速に冷えていくような感覚。
小野町涼芽:震える手で、己を庇ってくれた目の前の少女の背を支える。
小野町涼芽:「ツバキちゃん、アキ先輩」
恋咲ツバキ:「…………小野町さん」
小野町涼芽:「うちも。うちも、おんなじ気持ちです」
恋咲アキ:「小野町さん……」
小野町涼芽:「燃えるようにあつい、この気持ち」
小野町涼芽:「うち……あの人を許せません!」
恋咲ツバキ:「……うん」
恋咲アキ:「そうだね」

GM:続いての手番、割り込みにより大烏たち!
大烏:マイナー:無形の爪牙
大烏:メジャー:コンセ+原初の赤:一閃+爪剣
GM:PCたちにエンゲージしつつ攻撃します
小野町涼芽:くんな!
GM:対象はまずツバキちゃん!
恋咲ツバキ:きな!
大烏:8dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[1,3,3,4,5,5,7,9]+10[5,9]+3[3]+2 → 25

大烏:対処せよ!
恋咲ツバキ:7dx ドッジ
DoubleCross : (7DX10) → 10[1,2,2,4,4,6,10]+6[6] → 16

恋咲ツバキ:受けます
大烏:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 24[7,9,8]+21 → 45

大烏:諸々有効!
恋咲ツバキ:リザレクト
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を1d10(→ 7)増加 (86 → 93)
大烏:ではもういっちょツバキちゃん!
大烏:8dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 6[1,2,2,2,5,5,6,6]+2 → 8

大烏:は?
小野町涼芽:ワハハ
恋咲ツバキ:なんだその命中値は~!
恋咲ツバキ:7dx うおおーっドッジ
DoubleCross : (7DX10) → 10[1,3,3,3,3,10,10]+4[3,4] → 14

恋咲ツバキ:避けました
小野町涼芽:さすツバ
恋咲アキ:ないす~
GM:やろぉ~~!
   "ソーンロード"[16]
    浸蝕個体:人間[8]
   浸蝕個体:狂犬×2[6]

      10m

   浸蝕個体:大烏×2[11] 
     小野町[9/112]
アキ[10/117] ツバキ[3/93] 安国寺[7/94]
GM:では続いて恋咲姉!
恋咲アキ:あい!
恋咲アキ:マイナーなし
恋咲アキ:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《飢えし影》Rコントローラー使用! 対象は"ソーンロード"!
恋咲アキ:34dx7+2
DoubleCross : (34DX7+2) → 10[1,1,1,1,1,1,1,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,9,10,10,10,10,10]+10[1,2,4,5,5,6,6,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,5,9]+10[9]+10[7]+10[7]+10[9]+10[9]+6[6]+2 → 88

恋咲アキ:わぁ
小野町涼芽:うおっ…
"ソーンロード":マジで
恋咲ツバキ:すげえ~
狂犬:崩れずカバー!
恋咲ツバキ:さすおね
狂犬:ダメージどうぞ!
恋咲アキ:9d10+1d10+3
DoubleCross : (9D10+1D10+3) → 34[4,5,3,4,3,3,2,4,6]+10[10]+3 → 47

"ソーンロード":んんん~~
"ソーンロード":切るか……!
"ソーンロード":原初の紫:隆起する大地!
"ソーンロード":47-18-1d10
DoubleCross : (47-18-1D10) → 47-18-7[7] → 22

狂犬:22ダメージで生き延びます
小野町涼芽:やめろ~~!
恋咲ツバキ:こしゃくな~~
恋咲アキ:ひえー
GM:では続いて小野町ちゃんの手番!
小野町涼芽:はい!
小野町涼芽:マイナーなし!
小野町涼芽:メジャー、コンボ・ウィーク・エンド 《原初の赤:サイレンの魔女》+《混沌なる主》
小野町涼芽:対象はエネミー全員!
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を8(→ 8)増加 (112 → 120)
GM:ひえーッ
GM:どうぞ!
小野町涼芽:8dx+15
DoubleCross : (8DX10+15) → 10[1,1,3,4,8,9,9,10]+3[3]+15 → 28

小野町涼芽:どうしよっかな~
小野町涼芽:使っとくか……
安国寺永鳳:やっちゃえ!
小野町涼芽:《妖精の手》!
恋咲アキ:あ、攻撃侵食増やしときます。自分の。忘れてた
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を4(→ 4)増加 (125 → 129)
小野町涼芽:1dx+20+15
DoubleCross : (1DX10+35) → 7[7]+35 → 42

安国寺永鳳:さらに
安国寺永鳳:《リバーサルショット》達成値+10します。
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を6(→ 6)増加 (94 → 100)
小野町涼芽:やった~~~~!ありがと~~~!!
"ソーンロード":何ィ~~
小野町涼芽:52だ!
"ソーンロード":雑魚のイベイジョンは突破!回避を試みる!
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を5(→ 5)増加 (120 → 125)
"ソーンロード":10dx
DoubleCross : (10DX10) → 8[1,1,2,2,3,4,5,5,6,8] → 8

"ソーンロード":無理!
小野町涼芽:しにさらせ~!
浸蝕個体:崩れず+スプリングシールド
GM:ダメージどうぞ!
小野町涼芽:げえっ
小野町涼芽:6d10+24
DoubleCross : (6D10+24) → 37[8,7,1,7,7,7]+24 → 61

小野町涼芽:装甲無視!
大烏:あ、こっちも崩れず!AがBをカバーで
"ソーンロード":うげええマジかよ
"ソーンロード":ふざけた火力!
"ソーンロード":完全に油断していた……!犬のカバーを使わない選択が裏目!
小野町涼芽:やったか!?
GM:狂犬ABと大烏Aが落ちる!
   "ソーンロード"[16]
    浸蝕個体:人間[8]

      10m

   浸蝕個体:大烏[11] 
     小野町[9/125]
アキ[10/117] ツバキ[3/93] 安国寺[7/94]
GM:浸蝕個体は耐えます
小野町涼芽:ちい
小野町涼芽:ではてばんいじょ!
GM:でもってそのままにんげんさんの手番!
恋咲ツバキ:生き残りおった
浸蝕個体:マイナー:形状変化/速+無形の爪牙+抉り穿つもの+バトルビート
浸蝕個体:メジャー:コンセ+シャドーテンタクルス+音速攻撃
浸蝕個体:対象はツバキちゃん!
恋咲ツバキ:きやがれー!
浸蝕個体:24dx7+6
DoubleCross : (24DX7+6) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,3,3,3,3,4,7,7,7,7,7,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,2,4,6,6,6,7,8,8,10]+10[1,2,6,10]+10[9]+10[9]+2[2]+6 → 58

浸蝕個体:オラァッ
恋咲ツバキ:一回ダウンしたいのでガードします
恋咲ツバキ:ドッジしたら避けれたかもしれないけどな~ ダウンしたいからな~
浸蝕個体:ほんとにござるかぁ~?
浸蝕個体:6d10+24
DoubleCross : (6D10+24) → 39[9,10,1,10,3,6]+24 → 63

恋咲ツバキ:リザレクト!
浸蝕個体:出目いいなこいつ
恋咲ツバキ:さらに九生足
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を2(→ 2)増加 (93 → 95)
恋咲ツバキ:HP12 侵蝕96
GM:では続いて安国寺さん!
安国寺永鳳:はい!
安国寺永鳳:マイナーなし、メジャーで《プレディクション》《死神の瞳》、対象はソーンロード
小野町涼芽:アッ思ったんですけど
安国寺永鳳:はいはい
小野町涼芽:浸蝕個体くんって崩れずしてくるかも?
安国寺永鳳:あー…
小野町涼芽:でもどうなんでしょうね 瀕死かもだし……
浸蝕個体:ギクッ
恋咲ツバキ:待機する?
安国寺永鳳:待機しようかな
GM:オーケイ
安国寺永鳳:ツバキさんに倒してもらおう
GM:では続いてツバキちゃん!
恋咲ツバキ
"ソーンロード"(16)、浸蝕個体:人間(8)、浸蝕個体:大烏(11)
10m
PC
今こうですか

GM:いや
GM:大烏は一閃で接敵してるから
恋咲ツバキ:あっそうだった
GM:PCと同エンかな
恋咲ツバキ
"ソーンロード"(16)、浸蝕個体:人間(8)
10m
PC、浸蝕個体:大烏(11)

恋咲ツバキ:まいります
GM:まいられい
恋咲ツバキ:マイナー《終末の炎》HP10消費 攻撃力+10
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を2(→ 2)増加 (96 → 98)
恋咲ツバキ:《コンセントレイト》《炎の刃》対象は侵蝕個体:人間!
浸蝕個体:キャーッ!
恋咲ツバキ:9dx7 命中~!
DoubleCross : (9DX7) → 10[2,3,3,5,5,7,9,10,10]+10[1,7,8,9]+10[5,8,8]+3[3,3] → 33

恋咲ツバキ:ナイス
浸蝕個体:ガード!スプリングシールド!
浸蝕個体:ダメージを!
恋咲ツバキ:4d10+1d10+26 装甲ガード有効
DoubleCross : (4D10+1D10+26) → 15[1,2,2,10]+6[6]+26 → 47

"ソーンロード":ラウンド1回!使いどころはここしかあるまい!
"ソーンロード":雲散霧消!
恋咲ツバキ:????
小野町涼芽:この野郎~~~~~!!!
"ソーンロード":ダメージを-25します
浸蝕個体:12点食らって耐える!
恋咲ツバキ:ゆるせない……!
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を4(→ 4)増加 (98 → 102)
恋咲ツバキ:安国寺さんの手番は?
GM:あ、そうじゃんそうじゃん
GM:うっかりボーイ
GM:安国寺さんの待機手番だぜ
GM:どうぞ!
安国寺永鳳:そうそうそうだった
安国寺永鳳:マイナーなし、メジャーで《プレディクション》《死神の瞳》、対象はソーンロード
安国寺永鳳:通るかな~
安国寺永鳳:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 9[4,5,5,7,7,8,9,9] → 9

恋咲ツバキ:こんな命中で当たるわけ……ハッ まさか!
安国寺永鳳:ドッジ不可だぜ!
浸蝕個体:だが崩れずカバー!
浸蝕個体:ブロックは通る!
安国寺永鳳:クソ~、では侵蝕個体くんの次のダメージは+7Dされる!
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を8(→ 8)増加 (100 → 108)
GM:演出!

大烏:「ギャアアアッ!!」
狂犬:「うぎぃいいいいっ!」
狂犬:肉体に食い込んだ肉腫の痛みに追い立てられるように
大烏:ツバキへと牙を剥き、爪を振るう。
"ソーンロード":「泣け!喚け!」
"ソーンロード":「真っ先に殺してほしくて出てきたんだよなあ!!」
恋咲ツバキ:「うぐっ……あああ……!」
恋咲ツバキ:「っ──────」歯を食いしばる。火炎が迸る。
恋咲ツバキ:熱衝撃波は散発的で、群れの攻撃に対応できているとはいえない。
恋咲ツバキ:(──でも、それでいい)
恋咲ツバキ:今の私は、派手な音や光に比して溜め込んだエネルギーを吐き出しているだけだ。この中で特別に強いオーヴァードではないし、侵蝕負担も大きくはない
恋咲アキ:──影が腕の動きに沿って、動く。影は泡立ち、蠢いている。
恋咲アキ:猛る影に自身の手の甲を一部喰わせる。
恋咲アキ:途端、ボコボコと音を立てて増幅する影。それらを束ね、弾として放つ。
恋咲アキ:目標に到達するまでの間も影は増幅し続け、獣の群れのように、波濤のように押し寄せて狂犬を穿ち抜く!
恋咲ツバキ:(私が耐えればまけない、なんとかしてくれる────)
恋咲ツバキ:(で、いいんだよね、みんな)
狂犬:「ギャウッ!」
狂犬:ツバキの小さな体に牙を食い込ませていた獣たちが
狂犬:次々に吹き飛ばされる。
恋咲ツバキ:「すてき、お姉ちゃん」
恋咲アキ:「ふふん」
恋咲ツバキ:溶岩が冷えて固まるように、赤熱した傷口がふさがってゆく。
小野町涼芽:(アキ先輩は、うちと同じような能力だけど)
小野町涼芽:(うちより、ずっとそれを扱うのが上手い。)
小野町涼芽:自分は、この中で。きっと、一番足手まといだから。
小野町涼芽:「一番、頑張らなきゃ、いけないのっ!」
小野町涼芽:ごおっ!
小野町涼芽:爆発的に励起するレネゲイド。それに呼応して生まれた数多の影烏が、ばさりと羽ばたきながら、敵勢を囲う。
小野町涼芽:目にも留まらぬ速さで渦を巻いて。黒い台風のような形を成したそれが、徐々に縮んでいく。
小野町涼芽:「うちは、今日も。お友達から教わりました」
小野町涼芽:「台風の目は!小さければ小さいほど─────つよい!」
小野町涼芽:恋咲姉妹 P○友情/N悔悟 でロイスを獲得します。
小野町涼芽:吹き荒れるレネゲイドの暴風が、鋭い刃のように異形の肉を切り裂いていく。
恋咲ツバキ:「おお…………」
大烏:「ぐぎゃぶ……!」
大烏:嵐の中、次々に怪鳥が墜落していく。
"ソーンロード":「バカガキどもが」
"ソーンロード":「図に乗ってるとこ悪いけどよお」
"ソーンロード":「本命がまだなんだよなぁ!ひゃは!」
浸蝕個体: ど す ッ !
浸蝕個体:谷川美保の顔をした死体人形が
浸蝕個体:小野町の攻撃に目を見開いた恋咲ツバキの胸を
浸蝕個体:背後から深々と、硬質化した黒い爪で貫いている。
浸蝕個体:「ツバキちゃん」
恋咲ツバキ:「かふっ……」
浸蝕個体:「アキちゃん」
浸蝕個体:「ツバキちゃん」
浸蝕個体:ずるりと、出血と共に爪が抜き取られる
浸蝕個体:抑揚のない声だけが繰り返される
恋咲ツバキ:「教えて……」
恋咲ツバキ:ぼとり、と崩れ落ちる。
恋咲ツバキ:「……やろうかって言ったよね。どうやって死んだのか教えてやろうかって」
"ソーンロード":「そうだよお」
恋咲ツバキ:うまく手に力が入らない。立ち上がれない。
恋咲ツバキ:だから、今だけは泣いても良い。誰にも見つからない。
"ソーンロード":「悲しまなくてもいいぜえ!てめえも腹の中で再会させてやるからよ!ひゃはは!」
恋咲ツバキ:……だけど。寝ている場合じゃない。
恋咲ツバキ:「知ってる?」
恋咲ツバキ:だから唱える。
"ソーンロード":「あ?」
恋咲ツバキ:「谷川美保さんのことを知ってる?」
"ソーンロード":「……?」
恋咲ツバキ:ずるりと身を起こす。涙の熱で消え去るのは、オイルランプの油よりも早い。
恋咲ツバキ:「背はこんなに高くなかったよ。それに優しい人だった。辛抱強くて、のんびりした危機感のないこどもによく付き合ってくれた」
"ソーンロード":「……ああ、そう」
"ソーンロード":「だからなんなんだよ」
"ソーンロード":「俺に食われて、何にもならずに死んでいったなあ」
"ソーンロード":「え!それだけだろうが!ひゃはは!」
恋咲ツバキ:「こどものお小遣いではちょっと手を出しづらいデザートを奢ってくれたりもした。怒ると結構怖かった。友達が結婚するのを、嬉しそうななんだか恨みがましそうな調子で喋ってたりした」
"ソーンロード":「いつまでペラペラと……」
"ソーンロード":「おい!やれ!」
浸蝕個体:ざしゅっ!ばしゅっ!
浸蝕個体:立ち上がったツバキを、爪で切りつける
浸蝕個体:「   」無感情に、機械的に。攻撃を繰り返す。
恋咲ツバキ:「……大事にしてくれてたんだ」
恋咲ツバキ:その爪のいくつかが、半ばから絶ち折れる。
"ソーンロード":「!」
恋咲ツバキ:「ねえ、ちょっと声と顔を真似して、私達の名前を呼ばせて。だから何?」
恋咲ツバキ:「程度が低いよ。悲しんでるし、怒ってる。それは先生の面影にこぶしが鈍るからじゃない」
恋咲ツバキ:「私達の先生が死んだこと……」
恋咲ツバキ:「それをやったあなたが、心底どうしようもないひとだってこと」
恋咲ツバキ:「やるせないんだ。くだらない相手だから」
恋咲ツバキ:掌が赤熱する。
恋咲ツバキ:高く。もっと高く。肉体が耐えられる限界よりも、高く。
恋咲ツバキ:上昇気流が渦巻く。
恋咲ツバキ:「燃えて」
"ソーンロード":「何が……」
"ソーンロード":「!」
"ソーンロード":「離れろッ!!」
恋咲ツバキ:穴だらけの半身が業火に変わる。
浸蝕個体:ツバキの間合いから飛びのく
浸蝕個体:しかし僅かに遅い。退避は間に合わない。
恋咲ツバキ:白くたなびく火そのものが化物を焼き滅ぼそうと巻き付いて、弾けた。
浸蝕個体: ご ばん  !!
浸蝕個体:炎が爆ぜる。
恋咲ツバキ:「ふー……ふー…………」
浸蝕個体:爆煙が少しずつ晴れていく
浸蝕個体:「ツバキちゃん、アキちゃん」
浸蝕個体:壁となって攻撃を塞いだ茨が解けていく
浸蝕個体:ダメージは少ない。
安国寺永鳳:茨が解けた瞬間、
"ソーンロード":「ガキが……脅かしやがって」
安国寺永鳳:その喉に数珠が巻き付く。
恋咲ツバキ:肉体が火から人のそれへと戻ってゆく。エグザイルの変態。「駄目……」
"ソーンロード":「効きゃあしねえんだよ!てめえらの浅知恵なんぞよお!!」
安国寺永鳳:「一石二鳥の二虎競食。」
安国寺永鳳:「朝三暮四の五虎将軍」
安国寺永鳳:数珠が徐々に拘束を強めていく。
安国寺永鳳:「六壬神課・天干・地干・八門・九星」
安国寺永鳳:「周易上経下経六十四卦」
浸蝕個体:「ツバ キ」
安国寺永鳳:「悪鬼を苛む百三十六地獄」
安国寺永鳳:「罰を下すは」
安国寺永鳳:「万数珠(よろずじゅず)」
安国寺永鳳:もはや、一文節も声を出すことは叶わないだろう。
浸蝕個体:「  」
安国寺永鳳:「悪鬼の分際でイタコの真似事とは片腹痛し。」
浸蝕個体:声が止まる。
恋咲ツバキ:「……わお、クール」
安国寺永鳳:「死者を敬わず死者を知らぬ身で、死者の言葉を語る権利などないわ。」
"ソーンロード":「てめえ坊主のつもりか、そんなナリしてよお」
"ソーンロード":「説教聞かなくても死者のことはよおく知ってるぜぇえ」
"ソーンロード":「女子供の肉が一番美味いんだ、いひゃひゃ!!」
安国寺永鳳:「笑うな、外道。」
安国寺永鳳:「葬送は厳かでなければならぬ。」
安国寺永鳳:「特に、今は貴様が死ぬ番だ。」
安国寺永鳳:「少しは神妙な心地になった方がよいぞ。」

GM:ではクリンナップ!!
恋咲ツバキ:なし
安国寺永鳳:デバフは全て解除してあるぜ
GM:邪毒入ってる人は12ダメージ!
GM:お姉ちゃんだけかな
恋咲アキ:お姉ちゃんはくらいます
小野町涼芽:ツバキちゃんのおかげでたすかりました!
恋咲ツバキ:ふへへ
恋咲アキ:死んで、安国寺永鳳/○信頼/不安/ロイスをタイタスにして復活!
恋咲アキ:HP12点!
GM:では2R目セットアップ!というところで
GM:お昼の部はここまで!
恋咲アキ:はーい! お疲れ様です~
小野町涼芽:おつかれさまでした!
恋咲ツバキ:お疲れ様でした!
安国寺永鳳:お疲れさまでした!
GM:再開は21時から!
GM:では2R目に入ります、が
GM:セットアップ前に乱入者が!
GM:ナエダさん登場が可能です
GM:まず浸蝕ダイスを振って
GM:その後原初の恐怖入りの衝動判定をどうぞ
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を1d10(→ 1)増加 (72 → 73)
GM:更にその後5d10の装甲有効ダメージが2回入ります
ナエダさん:73+2d10+17
DoubleCross : (73+2D10+17) → 73+11[1,10]+17 → 101

ナエダさん:二回受けた場合、別々に復活する必要がありますか?
GM:そうですね
ナエダさん:いいでしょう……!
GM:そのための分割ダメージだ
GM:ふるがいいぜ
安国寺永鳳:あ、原初の恐怖は
安国寺永鳳:1d10+覚醒だから
GM:あ、そうですね
ナエダさん:そうでしたっけ
GM:ダイス1個多い
ナエダさん:でもこれ、1と10だからどちらを無視するにしても極端だなw
ナエダさん:振り直していいですか
GM:振りなおしますかw
GM:どぞどぞー
ナエダさん:73+1d10+17
DoubleCross : (73+1D10+17) → 73+9[9]+17 → 99

ナエダさん:おお!
安国寺永鳳:凄いぜ
GM:やるじゃねえかよ…!
ナエダさん:では最初の一回のダメージは《リザレクト》
安国寺永鳳:まずダメージも振らないと!
ナエダさん:そうだった すっかり死ぬつもりでいました
安国寺永鳳:5d10で5の可能性もあるし
GM:霊はせっかち
ナエダさん:ナエダさんのHPを5D10(→ 26)減少 (23 → -3)
ナエダさん:死んだぜ
小野町涼芽:おしい!
GM:しんだ!
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を1d10(→ 4)増加 (99 → 103)
ナエダさん:自動的に次のダメージでもくたばります。
GM:全部1出ても死ぬからね
ナエダさん:都築京香さんのロイスを切ろう。誰だろう
GM:誰デショウ・・・
安国寺永鳳:よくコスプレしてる人だ
   "ソーンロード"[16]
    浸蝕個体:人間[8]

      10m

   浸蝕個体:大烏[11] 
  小野町[9/125] ナエダ[5/103]
アキ[10/117] ツバキ[3/102] 安国寺[7/108]
ナエダさん:これで完璧!ズタズタにされながらも到着した。
GM:現在のマップはこちらで
GM:PCたちと同エンゲージに配置されることになります
GM:では改めて、セットアップから!
小野町涼芽:ありません!
恋咲ツバキ:なしです
"ソーンロード":原初の黄:得意領域!
恋咲アキ:サポートデバイスは今回ケチります!なし!
ナエダさん:「繧ク繧ー縲√ず繧ー縲√ず繧ー」に続いて「豁サ逾槭?雕翫k縲∫悄螟應クュ縺ォ繝エ繧。繧、繧ェ繝ェ繝ウ縺ォ荵励○縺ヲ」。
ナエダさん:《活性の霧》《ソードマスター》を《タブレット》《多重生成》で四人に配布します。
ナエダさん:対象は小野町、恋咲姉妹、ナエダ自身。
GM:ナエダさんコンボ名怖ッ
恋咲ツバキ:ひええ バフを受けます
恋咲アキ:うけます!
小野町涼芽:うわわわ!いただきます!
ナエダさん:武器を使用する人は指定してください。ラウンド中該当武器使用時の達成値に+12。
ナエダさん:攻撃力については全員が+18。
ナエダさん:ドッジダイスは-2個。
恋咲ツバキ:すごすぎる
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を11(→ 11)増加 (103 → 114)
GM:効果も怖ッ
GM:ではまず超絶加速した人間ちゃんの手番から
ナエダさん:ナエダは槍を指定
恋咲ツバキ:ワイヤーウィップ指定
GM:イニシアチブなければ動くぜ
恋咲アキ:ないです!
ナエダさん:ありません
小野町涼芽:なし!
安国寺永鳳:なし!
恋咲ツバキ:ないです
"ソーンロード":マイナーでバトルビート
"ソーンロード":メジャー:コンセ+シャドーテンタクルス+音速攻撃
"ソーンロード":いけっパンチだ人間
浸蝕個体:にんげー
浸蝕個体:対象は
浸蝕個体:1d5
DoubleCross : (1D5) → 1

浸蝕個体:小野町ちゃん!
小野町涼芽:うちぎゃ~!
浸蝕個体:21dx7+6
DoubleCross : (21DX7+6) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,6,7,7,7,8,10,10,10]+10[2,2,3,5,5,8,10]+4[1,4]+6 → 30

浸蝕個体:リアクションせよ!
小野町涼芽:ドッジするよ!
小野町涼芽:-2されます!ダイスが!
小野町涼芽:3dx>=30
DoubleCross : (3DX10>=30) → 7[2,3,7] → 7 → 失敗

小野町涼芽:むり~
恋咲ツバキ:《崩れずの群れ》
浸蝕個体:カバーなければダメージいくぜ~
小野町涼芽:あっ大丈夫!?
浸蝕個体:きたわに
小野町涼芽:追加効果ないならロイスフルだから受けようかなとも思ったけども
恋咲ツバキ:ここで死んで終末の炎回復したい
浸蝕個体:これはプレーン打撃です
浸蝕個体:なるほどね
小野町涼芽:理解!
恋咲ツバキ:では使います!
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を2(→ 2)増加 (102 → 104)
小野町涼芽:ありがと~!
浸蝕個体:4d10+24
DoubleCross : (4D10+24) → 22[2,7,3,10]+24 → 46

浸蝕個体:諸々有効!
恋咲ツバキ:レネゲイドへのロイスを切って復活します。九生足適用。HP25、侵蝕105まで
GM:だがバトルフェイズは終了してないぜ!
GM:そのままソーンロード!
小野町涼芽:ウッギャ~!
"ソーンロード":マイナーなし、オートでアナザーセルフ
"ソーンロード":異形の祭典の回数を回復し、コンボ!
恋咲ツバキ:げーっ
"ソーンロード":コンセ+無機なる四肢+背教者の王+異形の祭典
小野町涼芽:たちゅけて~!
安国寺永鳳:《時の棺》判定失敗してくれ!
恋咲ツバキ:道人!
"ソーンロード":ぐぉああああ
ナエダさん:最高
小野町涼芽:えいほさ~~~~ん♡
恋咲アキ:おぉー
GM:だがまだよ!
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を10(→ 10)増加 (108 → 118)
大烏:俺が相手をしてやるってんだーっ!
小野町涼芽:ギャハハハハ!貴様に何ができる!
大烏:メジャー:コンセ+原初の赤:一閃+爪剣
大烏:1d5
DoubleCross : (1D5) → 2

大烏:幽霊!
大烏:8dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[5,5,5,6,6,7,8,10]+6[3,4,6]+2 → 18

大烏:伸びないが…くらえっ!
ナエダさん:私か!
大烏:オマエジャイ!
ナエダさん:ドッジは2個しか触れないんだな、活性の霧状態だから
ナエダさん:2dx>=18
DoubleCross : (2DX10>=18) → 3[1,3] → 3 → 失敗

ナエダさん:ダメでした
大烏:ギャハハハハーッ!
小野町涼芽:これは……我々のコンボを見せる時か!
大烏:ダニィ!?
安国寺永鳳:おうとも!
ナエダさん:どういうことなんだい
小野町涼芽:うおお~っ!原初の紫:妖精の手!
ナエダさん:う、うわああ……!この力は一体……!?
小野町涼芽:ダイス目を10にできるよナエダさん!
ナエダさん:1dx+10
DoubleCross : (1DX10+10) → 5[5]+10 → 15

小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を5(→ 5)増加 (125 → 130)
GM:知らん…何それこわ…
ナエダさん:ダメだあ~3足りないや
安国寺永鳳:《リバーサルショット》達成値+10!
ナエダさん:なんだって
ナエダさん:わ、私は何もしてないのに……
ナエダさん:攻撃を避けてる~~~!!?
大烏:こ、これが友情パワーか
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を6(→ 6)増加 (118 → 124)
恋咲ツバキ:すごーい!
小野町涼芽:絆の力だ!
ナエダさん:なんか分からないけど
ナエダさん:ラッキー!
ナエダさん:ブイ
GM:図に乗りおって~~~
GM:では続いてアキお姉ちゃんの手番デース
GM:どうぞデース
恋咲アキ:はーい
ナエダさん:アキ坊デロ
恋咲アキ:マイナーなし!
GM:アキって言葉はお姉ちゃんのためにある
恋咲アキ:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《飢えし影》Rコントローラー使用! 対象は侵蝕個体!
恋咲アキ:24dx7+2
DoubleCross : (24DX7+2) → 10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,6,6,6,7,7,7,8,8,8,9]+10[1,1,2,2,5,5,8]+2[2]+2 → 24

恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を4(→ 4)増加 (129 → 133)
浸蝕個体:ファイナルスプリングシールド!
浸蝕個体:ダメージどうぞ!
恋咲アキ:えーと、安国寺さんのダメージ上昇があるんでしたっけ?
浸蝕個体:そうデース
安国寺永鳳:+7D!
恋咲アキ:3d10+7d10+4+18+1d10
DoubleCross : (3D10+7D10+4+18+1D10) → 14[2,8,4]+41[10,3,6,9,3,3,7]+4+18+2[2] → 79

小野町涼芽:ひえっ
浸蝕個体:でっけえなオイ!
恋咲アキ:バフが多いから……w
"ソーンロード":う~~む…!切りたくはないがここはこれが最善…!
"ソーンロード":隆起する大地!ダメージを減らす!
"ソーンロード":69-18-1d10
DoubleCross : (69-18-1D10) → 69-18-10[10] → 41

浸蝕個体:41食らって踏みとどまります
恋咲アキ:くそ~
小野町涼芽:マジ!?
安国寺永鳳:固い!
ナエダさん:殴りがいがあるということだぜ
GM:だがもうかなりの虫の息だ!
GM:そのまま小野町さん!
小野町涼芽:は~い!
小野町涼芽:マイナーなし!
小野町涼芽:メジャー、コンボ・ウィーク・エンド 《原初の赤:サイレンの魔女》+《混沌なる主》
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を8(→ 8)増加 (130 → 138)
小野町涼芽:9dx+15
DoubleCross : (9DX10+15) → 10[2,4,5,6,6,7,9,10,10]+6[2,6]+15 → 31

小野町涼芽:やった!
小野町涼芽:え~い手も乗せるか!
恋咲ツバキ:やっちゃえやっちゃえ
小野町涼芽:《原初の紫:妖精の手》!
小野町涼芽:1dx+20+15
DoubleCross : (1DX10+35) → 9[9]+35 → 44

小野町涼芽:ちょっと伸びた!
"ソーンロード":雑魚のイベイジョンは突破!回避ッ!
"ソーンロード":10dx
DoubleCross : (10DX10) → 10[1,3,3,5,6,7,9,9,9,10]+9[9] → 19

"ソーンロード":くそ~ッ
浸蝕個体:崩れずカバー!
小野町涼芽:ダメージうおお~!
GM:ダメージどうぞ!
小野町涼芽:5d10+24+18
DoubleCross : (5D10+24+18) → 34[10,1,6,7,10]+24+18 → 76

小野町涼芽:装甲無視!
"ソーンロード":めちゃくちゃなダメージ!
小野町涼芽:あっ対象指定また忘れてた!エネミー全員だぜ!
"ソーンロード":生き延びる目はない!ここで切り捨てる!
"ソーンロード":雲散霧消なし!
小野町涼芽:さとい!
浸蝕個体:最後の大烏と共に倒れます
小野町涼芽:小野町涼芽の侵蝕を5(→ 5)増加 (138 → 143)
   "ソーンロード"[16]

      10m

  小野町[9/143] ナエダ[5/103]
アキ[10/133] ツバキ[3/106] 安国寺[7/124]
GM:やっぱりサイレンの盤面整理力はヤバいな
小野町涼芽:(^_^)v
GM:続いて安国寺さん
GM:そのイニシアチブに
"ソーンロード":裏切りの真名
恋咲ツバキ:何ィ!
"ソーンロード":PCのエンゲージにリアクション不能の純ダメージをぶち込みます
小野町涼芽:にゃあ~~!!
"ソーンロード":7d10
DoubleCross : (7D10) → 43[1,10,6,7,1,9,9] → 43

恋咲ツバキ:カバーは可能?
"ソーンロード":無闇に出目もいい!ふっとべ!!
GM:どうなんだろ
ナエダさん:やっぱりエージェント倒してるだけあって強いジャームだ
GM:多分これは出来ないんじゃないか
恋咲ツバキ:理解!
小野町涼芽:ちぬ!
恋咲ツバキ:倒れます。
ナエダさん:死にもいた
安国寺永鳳:死にます!
恋咲ツバキ:谷川美保のロイスを切って復活。九生足適用。HP25 侵蝕106
恋咲アキ:死にます
安国寺永鳳:小野町さんのロイスを切って復活。
恋咲アキ:小野町涼芽/○連帯感/心配/ロイスをタイタスにして復活!
小野町涼芽:迷子の少女のロイスをタイタス昇華して復活します。
ナエダさん:"ソーンロード"にロイスを取り、タイタス化して復活します。 怖い人/"ソーンロード"/友情/敵愾心:○/タイタス
GM:友情???
GM:では改めて安国寺さん!
安国寺永鳳:マイナーなし、メジャーで《プレディクション》《死神の瞳》
安国寺永鳳:対象はソーンロード
安国寺永鳳:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 10[1,2,5,6,7,8,9,10]+7[7] → 17

安国寺永鳳:ドッジ不可だがいい目だな!
"ソーンロード":さすがに食らう…!
GM:では続いてナエダさん
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を8(→ 8)増加 (124 → 132)
ナエダさん:素殴りしかできないがやってみるか
ナエダさん:マイナーは特になし。傘(槍)で射撃攻撃。
ナエダさん:5dx+10
DoubleCross : (5DX10+10) → 10[1,6,9,9,10]+3[3]+10 → 23

小野町涼芽:すご!
恋咲ツバキ:いい出目!
ナエダさん:よく回ったね!
"ソーンロード":ナエダさん固定値高ッ
ナエダさん:《ソードマスター》の力じゃ
"ソーンロード":うーん迷う…!
"ソーンロード":いや無理だな、スプリングシールド1枚目!
"ソーンロード":ガードだッ!ダメージこい!
ナエダさん:ガードに対してはどうしようもない。
ナエダさん:《死神の瞳》は7d10でいいんでしょうか?
GM:多分そう
GM:部分的にそう
GM:いや、今は8d10かな
安国寺永鳳:あ、忘れてた!
安国寺永鳳:8d10だ今!
小野町涼芽:やったぜ!
恋咲ツバキ:珍しい係数してますからね
ナエダさん:3d10+5+18+8d10 本体の攻撃力は本当に大したことはないが……
DoubleCross : (3D10+5+18+8D10) → 17[3,6,8]+5+18+45[9,2,4,6,3,6,9,6] → 85

小野町涼芽:うおっ…
"ソーンロード":ぐげぇ~~!
恋咲アキ:すご
ナエダさん:やっぱりこの死神の瞳が強い!
ナエダさん:45も出ている
"ソーンロード":こ、こんな素殴りに切らされるなんて……!
"ソーンロード":悔しい…でも雲散霧消…!
"ソーンロード":50まで減らして受ける!
ナエダさん:軽減が豊富!だが相当食らったはずだ
GM:でもってラストはツバキちゃん!
ナエダさん:侵蝕は増えない!なぜなら完全に素殴りだったから
GM:素殴りで85とか出すな
恋咲ツバキ:マイナー。《終末の炎》。HP20消費
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を2(→ 2)増加 (106 → 108)
恋咲ツバキ:恋咲ツバキのHPを20(→ 20)減少 (25 → 5)
恋咲ツバキ:《コンセントレイト》《炎の刃》ソーンロードを攻撃
恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を4(→ 4)増加 (108 → 112)
安国寺永鳳:《支援射撃》ダイス+6です。
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を2(→ 2)増加 (132 → 134)
恋咲ツバキ:道人!!!
恋咲ツバキ:16dx7+12 ありがたくいただきます 命中
DoubleCross : (16DX7+12) → 10[1,1,3,4,5,5,6,6,6,6,7,9,9,9,10,10]+10[1,3,4,6,7,9]+10[2,10]+4[4]+12 → 46

小野町涼芽:つよい!
"ソーンロード":これも無理だ!
"ソーンロード":2枚目スプリングシールド!
恋咲ツバキ:5d10+18+20+1d10+18 装甲ガード有効
DoubleCross : (5D10+18+20+1D10+18) → 25[2,6,8,6,3]+18+20+3[3]+18 → 84

"ソーンロード":なんだこいつら~ッ
"ソーンロード":74食らう!
"ソーンロード":まだまだ元気だ!
小野町涼芽:タフという言葉はソンロのためにある
ナエダさん:アッ
ナエダさん:この後イニシアチブってありますか?
GM:そうですね
GM:ラウンド終わりのイニシアチブがあります
ナエダさん:これ解釈次第ではない可能性もあったから焦ったんですが
ナエダさん:もうここで切るべき!なぞの100%エフェクト《万象の虹》を実行します。
ナエダさん:対象は《原初の紫:妖精の手》。
ナエダさん:侵蝕率は10上昇します。
小野町涼芽:!!
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を10(→ 10)増加 (114 → 124)
小野町涼芽:ナエダさん!!これは!!
ナエダさん:なっちまったなァ~~120に!
GM:なったからなんだというのだ
ナエダさん:「繧ク繧ー縲√ず繧ー縲√ず繧ー」。《タブレット》《多重生成》!
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を5(→ 5)増加 (124 → 129)
GM:もう手番は終わってんだぞ!
GM:コンボ名怖ッ
ナエダさん:「雕翫k鬪ィ縺ョ縺九■繧?°縺。繧?>縺?浹縺瑚◇縺薙∴繧」。《覚醒の秘薬》!これは直前に使用した《多重生成》の効果により
ナエダさん:対象がLV+1体!4人に対する再行動エフェクトになる!
ナエダさん:(※卓の裁定により異なります)
恋咲ツバキ:ワッ……ワァッ……!
小野町涼芽:ちからがわいてくる~~!
GM:ダブルクロス壊れちゃった
恋咲アキ:わぁーお
安国寺永鳳:や、ヤバスギ~
ナエダさん:対象は小野町さん、恋咲姉妹、安国寺さん。自分は対象にできないので。
小野町涼芽:イタダキャス…
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を2D10(→ 6)増加 (129 → 135)
安国寺永鳳:いただきます!
恋咲アキ:いただきます~
恋咲ツバキ:すごく動く!
ナエダさん:行動済みのキャラクターは全員未行動になります!
小野町涼芽:イェ~イ!
GM:やばすぎ
   "ソーンロード"[16]

      10m

  小野町[9/143] ナエダ[5/135]
アキ[10/133] ツバキ[3/112] 安国寺[7/132]
GM:ではまずここまでの演出

浸蝕個体: ヒュ ガガガガガッ
浸蝕個体:動きは加速している
浸蝕個体:急造された肉体が固定化され、馴染みつつあるのだ
浸蝕個体:無機質な連撃で、小野町たちを背に立ち塞がる恋咲ツバキへと
浸蝕個体:何度も、何度も鋭い爪が振り下ろされる。
小野町涼芽:「ツバキちゃんっ!」悲鳴に似た声が喉から漏れ出る。
恋咲ツバキ:命中に反応するように、爪の擦過した部分が火に変わり、人に戻る。
恋咲ツバキ:「ふー、ふぅ…………」
恋咲ツバキ:しゅうしゅうと煙が漏れる、煙幕の代わりにもならない。再生限界を越えている以上に……蓄積されていたエネルギーの枯渇が近い。
"ソーンロード":「ええ!おい!」
"ソーンロード":「程度の低くてくだらない人形遊びに」
"ソーンロード":「殺されかけてる気分はどうだよ!ガキ!いひゃひゃひゃ!!」
"ソーンロード":「お前が必死こいてるモンも」
"ソーンロード":「まとめて潰してやるよお!!」
恋咲ツバキ:「……まと、めて?」
"ソーンロード":ずずずずず
恋咲ツバキ:「まだ私以外、誰も殺されかけてないのに」
"ソーンロード":ごごごごごごご
"ソーンロード":空間が揺れる、地面そのものが
恋咲ツバキ:焦点の怪しい瞳でにらみつける。体は軽く、思考はクリアで、どこまでが虚勢なのか自分でもわからなかった。
"ソーンロード":絡みあった茨へと変換され
"ソーンロード":津波のようにツバキへと押し寄せる。
恋咲ツバキ:思考の片隅で、警鐘が鳴っている。
恋咲ツバキ:衝動が先走っているのがわかる。
恋咲ツバキ:(必死なのは……)
恋咲ツバキ:こんなにも全力で執拗に、私を叩いて、叩いて、叩いて、叩いて。
恋咲ツバキ:「あなたの方でしょ」
"ソーンロード":「いひっ」
"ソーンロード":「それが遺言か?」
安国寺永鳳:「百八煩悩 滅して達する 三十三天」
恋咲ツバキ:そうして、他から注意を逸らせていることに、小さな万能感を覚えている。
"ソーンロード":ツバキの殺害を確信し、目を細める
安国寺永鳳:「一寸の虫にも五分の御霊あれど」
安国寺永鳳:「現世の営みは模糊として須臾のごとし」
安国寺永鳳:「皆等しく清浄し」
安国寺永鳳:津波のように迫ろうとした茨が
安国寺永鳳:ぎぎ、と動きを止める。
安国寺永鳳:「涅槃寂静に至る」
"ソーンロード":「……ッ!」
安国寺永鳳:「零数珠(ぜろのじゅず)
恋咲ツバキ:「…………」穏やかに見開いた目の数センチ先に、致死の棘が静止して。
安国寺永鳳:  パ ァ ン
安国寺永鳳:黒い茨が、霧散した。
"ソーンロード":「て……めえ……ッ……!」
恋咲ツバキ:手首に巻いた紐が切れて、エメラルド色の数珠が落下して音を立てる。
恋咲ツバキ:「……ごりやく」
"ソーンロード":「あ~~、ああ~~~」
"ソーンロード":「イライラしてきたなああああ」
"ソーンロード":ガシガシと頭をかき、睨めつける
"ソーンロード":「生きたままだ」
"ソーンロード":「生きたまま何日も何日も何日も」
"ソーンロード":「齧り殺してやる」
-:……ぽつ、ぽつ、と、肌に何かが当たる感覚があるかもしれない。その場の全員がそう認識する――
"ソーンロード":「……?」
"ソーンロード":手の甲を見つめる。
-:それは日常でも大抵の場合、視認することはできず、肌で感じることで認識する。
-:『小雨が降っている』。
"ソーンロード":雨など降るわけがない。
恋咲ツバキ:「つめたっ」不快ではない。心地よく体が冷えてゆく感触。
-:「つれていって」
-:「くれますか」
安国寺永鳳:「頼もしい。」
"ソーンロード":ここは自分の支配域。そんな『設定』はしていない。
"ソーンロード":覚えのない不愉快な感覚に、眉をひそめる。
小野町涼芽:彼にはわからない。
小野町涼芽:でも、あたしたちは。
小野町涼芽:この冷たさを知っている!
小野町涼芽:「ナエダさん!!」
ナエダさん:藪の中から、ふらふらと、裸足の少女が現れる。
安国寺永鳳:「今はこの冷ややかな雨が、頼もしい。」
ナエダさん:「ふふふ。涼芽ちゃん」
恋咲ツバキ:「………………は」
恋咲アキ:「ナエダさん……よかった」
恋咲ツバキ:「ははは……」
安国寺永鳳:「数珠一つ捨てた価値はあったか。」
ナエダさん:「だから言ったでしょう?」雨など降っていない。誰でもそれを経験したことがあるように
ナエダさん:ごく細かい雨は、肌で感じるだけの錯覚と区別がつかないのだ。
ナエダさん:「傘を差しておいたほうがよかったんだよ――」
"ソーンロード":「ンだと……」
"ソーンロード":「てめえ、どっから湧いて出やがった」
"ソーンロード":「どうやってあの数の犬どもを」
"ソーンロード":「違う、違うな」
ナエダさん:全身は痛々しく引き裂かれていて、群れとの激闘の痕がありありと分かる。だが、
"ソーンロード":「なんだ……てめえは……」
"ソーンロード":警戒心が強まる、恐怖心と言い換えてもいい。
恋咲ツバキ:「……知ってるかな」
恋咲ツバキ:小さく、つぶやく。そうして、彼女を見る。
ナエダさん:すでに死んでいる者には関係のないことだ。願いを叶えるためだけに来る。
ナエダさん:「谷川美穂さんを知っていますか?」
"ソーンロード":「は、へはは」
"ソーンロード":「ひはははは!!」
ナエダさん:「ふふふふふふ」
"ソーンロード":「知りゃあしねえよ!!そんな奴のことは!!」
"ソーンロード":「てめえらはみんな同じだ!」
ナエダさん:「ふふふふふふふふ。そうなんだ。ふふふふふふ」
"ソーンロード":「誰が何人来ようがよお!」
"ソーンロード":「俺の餌にしかならねえんだからなああああああ!!」
ナエダさん:「笑ってて、うれしいねえ。ふふふふ」
"ソーンロード":「殺せ!そいつら全員纏めて!捏ねてミンチにして」
"ソーンロード":「なかよしこよしのハンバーグが出来上がりだ!!いひひひひひ!!」
ナエダさん:藪に引っかかるように立てかけられていた傘を取る。まるで最初からそこに置き忘れられていたかのようなビニール傘だった。
浸蝕個体:「  」
浸蝕個体:無表情に直進する。
ナエダさん:くるりとその場で回る。靴を履いていない裸足は白く、汚れ一つないままだ。
恋咲ツバキ:(ねらいを変えた。空気が変わったから)
ナエダさん:――ガ!!
ナエダさん:浸蝕個体は転倒するかもしれない。もしくは単に、一歩たたらを踏む。
ナエダさん:地面に半分埋まったような傘に躓くからだ。
浸蝕個体:「 」
浸蝕個体:バランスを崩し、前のめる
ナエダさん:複製なのか幻覚なのか、幽霊の手にしているものとよく似ている。
恋咲アキ:ダダダダダッ
恋咲アキ:その合間をぬうように影を連射して、削る。
ナエダさん:「6月9日。市内の通学路で、12歳の女の子が」
恋咲アキ:ナエダさんのおかげで、攻撃のチャンスができた
ナエダさん:「行方不明になりました。シャツの色は黄色。スカートの色は黒……」
恋咲アキ:安国寺さんの力が相手に掛かっているためだろうか、攻撃の通りが良いような気がする。
ナエダさん:「目撃情報をお願いします……」
恋咲アキ:ツバキちゃんが前に立ってくれたおかげで、まだ戦えている。
恋咲アキ:そして私は削ることしかできないけど、まだ後続が──
恋咲アキ:「小野町さん!」頼れる仲間が、いる
浸蝕個体:体勢が、ぐらつく
浸蝕個体:固まり切った体に、ぴしりと
浸蝕個体:僅かなヒビが入る
小野町涼芽:影弾の雨の中。涼芽の影から羽ばたいて。天高く飛翔するは数多の鳥。
小野町涼芽:ぎぎぎ、とその形状が。鋭利なものへと変化していく。
小野町涼芽:急降下という一点において、この地上で最も早い鳥類。ハヤブサのかたちへと!
小野町涼芽:五月雨のように降り注ぐ影が。彼女を貫く寸前で。
小野町涼芽:ぼそりと呟く。
小野町涼芽:「ごめんなさい。美保さん」
小野町涼芽:あの子は彼が生み出したまがいもの。意のままに動く人形に過ぎないとしても。
小野町涼芽:「あなたを見つけられなくて、ごめんなさい」
浸蝕個体:バ キャッ !!
浸蝕個体:「  」
浸蝕個体:黒い破壊の風に、全身を貫かれる。
浸蝕個体:膝をつき、崩れ落ちていく。
浸蝕個体:同時に
浸蝕個体:安国寺の施した喉元の封が解かれ、地に落ちる
浸蝕個体:「アキちゃん」
浸蝕個体:「ツバキちゃん」
浸蝕個体:「よく……できたね……」
浸蝕個体:最後の瞬間、唇の端を精一杯につりあげて
浸蝕個体:その表情は、笑いかけたように見えた。
恋咲ツバキ:「……ぇぁっ」嗚咽のような呼気が漏れる。
浸蝕個体:ずしゃり
浸蝕個体:そのまま倒れて、動かなくなる。
恋咲アキ:「……っ」
恋咲ツバキ:「…………はい、がんばり……ました。でも、まだ……」
恋咲ツバキ:姉の手を握る。強く。
恋咲ツバキ:「まだ、残ってます……!」
恋咲アキ:「…………うん」
恋咲アキ:手を握り返して、小さく頷いた。
"ソーンロード":「クソが!!」
"ソーンロード":「クソ!クソ!クソ!!」
"ソーンロード":「何動かなくなってんだボケが!!使えねえなぁあああああああ!!」
安国寺永鳳:ソーンロードの言葉を遮るように
安国寺永鳳:呪具を投擲する。叩き落とすにしろ、触れてしまえば最後。
安国寺永鳳:全身を黒い痣が苛んでいく。
"ソーンロード":「ああ……?!」
"ソーンロード":「次から次に」
安国寺永鳳:「バガビ ラカ バガビ」
"ソーンロード":「効きやしね~~よ!小細工坊主が!!」
安国寺永鳳:「ラマク カヒ アカバベ」
安国寺永鳳:「カルレリアス ラマク ラメク バカリアス……」
"ソーンロード":「ぶつぶつぶつぶつ」
安国寺永鳳:先ほどのような真言ではない。これは、
"ソーンロード":「その気色悪ィのをやめろ!」
安国寺永鳳:悪霊や悪魔に力を授ける西洋の呪文。
"ソーンロード":ガッ ブヂブヂ
"ソーンロード":足元の茨を引きちぎり
"ソーンロード":ぎゅおん!!
"ソーンロード":鞭のように振るい、安国寺を薙ぎ払う!
安国寺永鳳:茨が折れたように途切れる。
安国寺永鳳:いつの間にか安国寺の足元に魔法陣がある。
安国寺永鳳:「小生、牧師兼神父兼修験者兼坊主兼道士…」
安国寺永鳳:「兼魔術師ゆえ。」
安国寺永鳳:「必ずしも綺麗な手ばかり使うわけではない。」
安国寺永鳳:「人を呪いもするさ。」
安国寺永鳳:すっと一歩下がる。代わりに前に出るのは…
ナエダさん:片足の爪先で立つように、安国寺の前に降りて来ている。
ナエダさん:頭から被った黒い布が、風もなくはらはらと揺れる。
ナエダさん:「永鳳さん」
ナエダさん:「追いかけてきたよ……」
安国寺永鳳:「忝い。」
ナエダさん:バラバラになった数珠の球を、いくつか大事そうに持っているが
ナエダさん:戦闘の中で砕けてしまったのか、役に立ちそうにはない。
安国寺永鳳:「あやつが谷川どのを喰らった。」
ナエダさん:「?」
安国寺永鳳:「せめて、魂だけでも連れ帰りたい。」
ナエダさん:「あのね。わたしって」
ナエダさん:「死んだほうがいいのかな?」
安国寺永鳳:「……………」
ナエダさん:にこにこと笑いながら尋ねる。
ナエダさん:「烏も、犬も、わたしを死なせようとするから」
安国寺永鳳:「役目を終えてからでも遅くはなかろう。」
ナエダさん:「わたしの役目ってなんだろう?ふふふふふふ……」
安国寺永鳳:「さて、何かな。小生と共に探そう。」
ナエダさん:「生きていてもいい?」
安国寺永鳳:その問いには否と言うべきだろう。安国寺の立場なら。
安国寺永鳳:しかし、
安国寺永鳳:「ああ。」
ナエダさん:「そっかあ――ふふふ。それなら、ねえ」
安国寺永鳳:安国寺は牧師兼神父兼修験者兼坊主兼道士でありながら、
安国寺永鳳教えに背くもの(フィランドラー) でもあるのだ。
ナエダさん:髪の隙間から、前に立つ"ソーンロード"を見る。口元は笑っている。
ナエダさん:「じゃあ」
ナエダさん:「あっちを殺せばいいんだ」
ナエダさん:ジャギギギギギギギギギギギギギギッ!!!
ナエダさん:多量の傘の残骸が、ゴミ山のように展開する。
"ソーンロード":また。
"ソーンロード":『許可』していないものが現れた。なんの前触れもなく。
"ソーンロード":動揺と戸惑いが表情に浮かぶ。
ナエダさん:"フラウトロフィア"のレネゲイド能力は、現実性の低下にあるとされている。
ナエダさん:幻覚であるべきものが、実際に生成されている。
ナエダさん:実体であるべきものが、錯覚でしかない。
ナエダさん:"ソーンロード"の茨をまるで真似るかのように、
ナエダさん:傘の残骸がうねり、彼を逆に巻き込もうとする光景も、幽霊の見せる見間違いに過ぎないのかもしれない。
"ソーンロード":「あああああッ!がぁああああッ!!?」
"ソーンロード":めきめきとうねる無数の傘の残骸に
"ソーンロード":食らいつかれ、片腕を引きちぎられる。
"ソーンロード":「てめえ、てめえはッ」
"ソーンロード":「どこから来た」
"ソーンロード":「なんだこの能力は」
"ソーンロード":「なんなんだ!てめぇえええええええ―――ッ!!」
ナエダさん:「――ナエダさんが」表情が消える。
ナエダさん:「どこから来たのかを知っていますか?」
"ソーンロード":「あ、ああ?」
"ソーンロード":「誰だそいつ、どこのクソだ」
安国寺永鳳:もう片方の腕に無数の呪札を張り付け、呪いを流し込む
安国寺永鳳:「彼女の願いを、貶めるな。」
"ソーンロード":「う、ぐぁあああああッ!!」
"ソーンロード":呪いに焼かれ、身を捩る
"ソーンロード":「ああああ……!」
"ソーンロード":「知るか、知るか、知ったことか」
"ソーンロード":「腹に収まっちまえば同じなんだ」
"ソーンロード":ガサガサと無数の脚で後退し
"ソーンロード":ずりゅっ!!
"ソーンロード":新たな腕が生え変わる
"ソーンロード":無数の茨が肩口から伸び、蠢いている。
恋咲ツバキ:後退した先、茨の藪。
恋咲ツバキ:それが徐ろに発火し、煌々と辺りを照らし出した。
恋咲ツバキ:「ユーカリの木は、たくさん油を含んだ葉から、燃えるガスを漂わせる。知ってるかな」
恋咲ツバキ:ほとんど力も熱も使い果たした少女が、燃え殻のように希薄な存在感で、気づけばそこにいる。
"ソーンロード":「!」
恋咲ツバキ:その手にたなびく炎はない。掌の温度はどれだけ力を振り絞っても200度ほどがせいぜいで、彼女のレネゲイドが放出する物質の発火点には届かない。
恋咲ツバキ:「木の葉が擦れて起きる静電気から燃え広がって、火事になるんだよ。種を燃えないように守りながら、そうやって敵を倒す」
恋咲ツバキ:炎が、ソーンロードの肩から伸びる茨に、燃え移る。
恋咲ツバキ:「あなたの力は、私達を削り取って、食べようとするけれど……」
恋咲ツバキ:「今は火がつくみたい」
恋咲ツバキ:「ナエダさんのおかげかな」
"ソーンロード":「あああああッ!」
"ソーンロード":「ガキがッガキがッ!」
"ソーンロード":人間部分の肉体を炎に包まれ
"ソーンロード":やがてそれは燃え落ちていく
"ソーンロード":「クソボケがぁあああああああッ!!」
"ソーンロード":「……ご……あ」
"ソーンロード":ばさり
"ソーンロード":灰となって燃え落ちる。しかし
"ソーンロード":ヒュパッ!!
"ソーンロード":前脚の一つが、ツバキの頬をかすめて
"ソーンロード":血を滲ませる。
"ソーンロード":「ギ」
"ソーンロード":「ギュチ」
"ソーンロード":人間の肉体があった接合部の断面から
恋咲ツバキ:(やば。もう、普通に血が出る)
"ソーンロード":虫の頭部が再生し、覗いている。
"ソーンロード":「ヂュヂィイイイイイイッッッ!!」
"ソーンロード":もはや完全に人とのしての在り方を捨てた咆哮と共に
"ソーンロード":茨の渦が立ち上り、周囲の全員を引き裂く!
恋咲ツバキ:「がぶ」後退する間もなく、真っ先に巻き込まれる。
恋咲アキ:「……うッ!?」
安国寺永鳳:「ぐあっ……!」
ナエダさん:「んっ……」
小野町涼芽:「いっ、ぎ──────!」反応する間も無く。肉を裂かれ、臓腑を貫く茨の痛みで崩れ落ちる。
安国寺永鳳:結界すら破る一撃。耐えられずそのまま地面を転がる。
"ソーンロード":「ギィッ!ギィイイッ!」
ナエダさん:腹を貫かれ、錆びた鉄くずのようなものをバラバラと傷口から流す。
恋咲ツバキ:(あ、まず、これ────)
"ソーンロード":ガチガチと牙を鳴らす。
"ソーンロード":本能に基づく殺意と食欲。純粋な衝動に突き動かされた存在として、攻撃を繰り返す。
"ソーンロード":目の前の敵が動かなくなるまで、何度でも、何度でも。

GM:というわけで!長くなったが2ラウンド目再行動手番!
GM:どういう順序になるんだっけ
GM:行動値逆順?
ナエダさん:基本的にはイニシアチブが高い順に処理されるはずなので
ナエダさん:行動値順のはず。もちろん待機もできるはず
GM:なるほどね
GM:ではアキちゃんどうぞ!
ナエダさん:イニシアチブプロセスで、その時点で未行動のキャラクターの中から
恋咲アキ:はーい!
ナエダさん:一番行動値が高いキャラが行動権を得る
恋咲アキ:マイナーなし
GM:そんな処理だったなそういえば…
ナエダさん:で、今は行動値3まで終わってるけど4人未行動の状態
恋咲アキ:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《飢えし影》Rコントローラー使用! 対象は"ソーンロード"!
恋咲アキ:24dx7+2
DoubleCross : (24DX7+2) → 10[1,2,3,4,4,4,4,4,5,5,5,5,6,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[2,3,3,3,5,5,7,7,8,9,10]+5[1,1,2,5,5]+2 → 27

"ソーンロード":スプリングシールド3枚目!
"ソーンロード":ダメージどうぞ!
恋咲アキ:3d10+1d10+4+18
DoubleCross : (3D10+1D10+4+18) → 4[1,2,1]+1[1]+4+18 → 27

恋咲アキ:ひくめ!
GM:17入ってまだ元気!
恋咲アキ:恋咲アキの侵蝕を4(→ 4)増加 (133 → 137)
GM:生き延びてやる…!生き延びてやるぞ…!!
恋咲ツバキ:お姉ちゃんのダメージダイスが!
GM:では続いて小野町さん!
小野町涼芽:おのれ……!
小野町涼芽:どうしようかな~待機もありか
ナエダさん:ダメージダイスが4個振って5しか出ないの、恐ろしすぎ
安国寺永鳳:待機もあり!
小野町涼芽:うし!では待機!
GM:では安国寺さん!
安国寺永鳳:マイナーなし、メジャーで《プレディクション》《死神の瞳》!
安国寺永鳳:対象はソーンロード!
"ソーンロード":それはなすすべもない!
安国寺永鳳:9dx
DoubleCross : (9DX10) → 10[2,2,5,5,5,6,7,9,10]+5[5] → 15

"ソーンロード":食らいます!ぐえええ
安国寺永鳳:ドッジ不可、命中時ダメージダイス+8D!
GM:では続いてツバキちゃん!
恋咲ツバキ:マイナーなしで《コンセントレイト》《炎の刃》
恋咲ツバキ:10dx7+12
DoubleCross : (10DX7+12) → 10[3,5,6,7,7,8,10,10,10,10]+10[3,4,6,7,9,10,10]+10[1,3,8,9]+2[2,2]+12 → 44

恋咲ツバキ:恋咲ツバキの侵蝕を4(→ 4)増加 (112 → 116)
安国寺永鳳:安国寺永鳳の侵蝕を8(→ 8)増加 (134 → 142)
"ソーンロード":ここしかないッ
"ソーンロード":スプリングシールド+ジャンピンジャック!!
"ソーンロード":なんとしてでも次のラウンドを迎えてやるッ!!
恋咲ツバキ:初めて使われてるとこみるエフェクト出てきた!
小野町涼芽:ジャンピンはじめてみた
"ソーンロード":10+4d10
DoubleCross : (10+4D10) → 10+25[5,10,3,7] → 35

"ソーンロード":オラアアア
恋咲ツバキ:生かして返すかァーーーッ!!!
"ソーンロード":ダメージどうぞおおおお
恋咲ツバキ:5d10+18+1d10+18+8d10 死神の瞳適用
DoubleCross : (5D10+18+1D10+18+8D10) → 23[3,6,10,3,1]+18+8[8]+18+44[6,9,6,3,10,5,1,4] → 111

小野町涼芽:ヤバ
恋咲アキ:つよ
安国寺永鳳:ヤベー!
恋咲ツバキ:諸々有効です
ナエダさん:バカ威力!
"ソーンロード":えー、計算中
"ソーンロード":……ダメだ!!
"ソーンロード":HPは188でした。19足りている……!
安国寺永鳳:ヤッター!
小野町涼芽:やった~~~!!!
"ソーンロード":戦闘不能!復活もない!
恋咲ツバキ:しゃー!
恋咲アキ:やった~~
"ソーンロード":君たちの勝利だ!
ナエダさん:勝った!ばんざーい!

ナエダさん:ざあざあと、茂みが風で鳴る音が響いている。
ナエダさん:「わたしは、みんなを探している……」茨の海による攻撃の中で、最初に立ち上がった。
ナエダさん:だが、挙動は戦闘訓練を受けたオーヴァードとは程遠いものだった。武装もせず、無防備に、ふらふらと"ソーンロード"に近づく。
ナエダさん:「誰か、わたしを探してくれませんか」
恋咲ツバキ:「な、えだ……さん……」
恋咲ツバキ:明るくて、楽しそうで、空虚で、不気味で。
ナエダさん:続けざまに茨を受け、貫通する。他の誰かに対するカバーにすらなっていない。
恋咲ツバキ:なのに、立ち尽くすあの人は、どうしてこんなに物悲しいのだろう。
ナエダさん:「ふふふ」
ナエダさん:ザク、ザク、ザク、ザク
ナエダさん:普通はとうに戦闘不能になっていてもおかしくはないダメージだった。だが、それも幻かもしれない。
ナエダさん:実体と実体が干渉しないことがある。通り抜けている――幽霊だからだ。
ナエダさん:暴走する"ソーンロード"に、ひたりと触れて、抱きつく。
ナエダさん:囁く。
ナエダさん:「大丈夫」
ナエダさん:理性を失った"ソーンロード"の暴走が、その僅かな間だけ停止した。少なくとも、そのような幻が見える。
"ソーンロード":「ギ……」
"ソーンロード":「カ……ッ」
恋咲アキ:「ありがとう……ナエダさん!」
安国寺永鳳:「……!」よろりと立ち上がる
恋咲アキ:影を練り上げる。
恋咲アキ:いい加減限界が近いが、それでも自分ばかり弱音を吐いてもいられない。だってさ。
恋咲アキ:「私は──お姉ちゃんだから!」
恋咲アキ:「そう簡単に挫けてられないの!」
恋咲アキ:影を射出し、敵を打ち砕こうとする!
恋咲ツバキ:何かが起きている。疲労のせいか、風景が一瞬、二重に歪んだような気がする。
恋咲ツバキ:「おねえ、ちゃん…………」
恋咲ツバキ:安国寺さんたちと一緒に、この化物に対峙したときも。
恋咲ツバキ:敵の群れを小野町ちゃんが吹き飛ばした時も。
恋咲ツバキ:ナエダさんがやってきてくれた時も。
恋咲ツバキ:やつを追い詰めたときだって。
恋咲ツバキ:負けるかもって思ってる、死にたくないって思ってる。痛いって、苦しいって、もうやめたい、休みたい。でも──。
恋咲ツバキ:それを知っているのは私以外ただ一人。この世界に唯一人でいい。
安国寺永鳳:「オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ」
安国寺永鳳:「マニ・ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン」
恋咲ツバキ:気づけば立ち上がっていた。平衡感覚が怪しい。これも錯覚かもしれない。
恋咲ツバキ:「安国寺さん、いいかな」呪文を唱え続けている彼に囁く。
恋咲ツバキ:「私が決めちゃって」
安国寺永鳳:「行って、連れ帰るがいい。」
安国寺永鳳:呪文と共に前方に手をかざすと
安国寺永鳳:ソーンロードめがけ道が開くように
安国寺永鳳:茨の渦が切り開かれる。
恋咲ツバキ:「ありがと」
恋咲ツバキ:茨のアーチに触れる。
恋咲ツバキ:キャンプファイヤーの薪だとか、スチールウールと電池だとか。そういうものを思い浮かべた。全周360度が炎の渦に変わる。その中に、一筋、影でできた道がある。
恋咲ツバキ:歩き出す。
恋咲ツバキ:駆け出す。
恋咲ツバキ:渦と混じり合い、溶け合いながら、駆け抜ける。
恋咲ツバキ:炎の帯が、ばけものを貫いた。
恋咲ツバキ:それと抱き合っていたように見えたナエダさんは、気づけば少し離れた場所に居た。
恋咲ツバキ:錯覚だったのかもしれない。
ナエダさん:「ツバキちゃん」
恋咲ツバキ:「ナエダさん」
恋咲ツバキ:「よかった。また会えて」
ナエダさん:「わたしも」
ナエダさん:「嬉しいなあ」
恋咲ツバキ:「ふふ」
恋咲ツバキ:明るくて、楽しくて、悲しくて、寂しい。
恋咲ツバキ:なんだか、また泣きそうになった時、背後で爆音が弾けた。
恋咲ツバキ:「……頑張った」
恋咲ツバキ:風に逆らわず倒れて、仰向けに転がる。
恋咲ツバキ:「頑張ったよ。みんな。おねいちゃん。せんせ」
恋咲ツバキ:「……」
恋咲ツバキ:「……ナエダさんも、頑張ったね」
ナエダさん:しとしとと雨粒が降って、ツバキの顔に当たった。
恋咲ツバキ:「…………ん」
ナエダさん:全てを覆い尽くす茨も崩れて、雨霧に溶けていくようだった。
GM:――"ソーンロード"撃破、死亡。
GM:エージェント谷川美保、殉職。
GM:恋咲アキ、および恋咲ツバキ
GM:訓練課程修了。

GM:クライマックス戦闘クリアー-!
GM:バックトラックへ!!
GM:Eロイスは~~
悪夢の鏡像
原初の恐怖
さらなる絶望×5
安国寺永鳳:けっこうある!
安国寺永鳳:7つ、振るぜ~
GM:以上7枚!振りたい奴は振りな!
恋咲ツバキ:ふります
小野町涼芽:振るしかねえヅラ
恋咲アキ:ふりまーす
ナエダさん:やるッ
恋咲ツバキ:116-7d10
DoubleCross : (116-7D10) → 116-51[7,8,5,9,5,10,7] → 65

恋咲ツバキ:65-8d10 倍
DoubleCross : (65-8D10) → 65-50[9,6,6,5,5,1,9,9] → 15

恋咲ツバキ:3点
恋咲アキ:137-7d10
DoubleCross : (137-7D10) → 137-44[6,1,9,1,8,9,10] → 93

恋咲アキ:93-4d10
DoubleCross : (93-4D10) → 93-22[1,5,6,10] → 71

ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を7d10(→ 39)減少 (135 → 96)
ナエダさん:これならもちろん1倍
ナエダさん:ナエダさんの侵蝕を4d10(→ 18)減少 (96 → 78)
安国寺永鳳:142-7d10
DoubleCross : (142-7D10) → 142-24[1,4,3,4,4,3,5] → 118

安国寺永鳳:出目がひどすぎる
安国寺永鳳:んー、2倍
安国寺永鳳:118-8d10
DoubleCross : (118-8D10) → 118-49[3,6,9,1,9,6,6,9] → 69

安国寺永鳳:帰還!
小野町涼芽:143-7d10
DoubleCross : (143-7D10) → 143-30[2,3,10,5,3,3,4] → 113

小野町涼芽:等倍で!何故ならうちは安定体だから
ナエダさん:お、小野町さん……
小野町涼芽:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-20[1,4,10,2,3] → 93

安国寺永鳳:安定体!
恋咲ツバキ:さすが安定体だぜ
ナエダさん:やったー安定体の効果なしで帰還だ
安国寺永鳳:すごいぜ
ナエダさん:これこそ安定体の力
小野町涼芽:最高!さすがのDロイスなんだよな
GM:ついに火を噴いたな
ナエダさん:大活躍でしたね
小野町涼芽:安定体最高!と言いなさい
GM:最強Dロイスの実力が……!!
GM:安定体最高!!
安国寺永鳳:3点です
恋咲アキ:5点
小野町涼芽:5点です!
GM:ではではーいつもの5点にシナリオ10点!
GM:Eロイスの7点も入って
GM:安国寺さんツバキちゃん25点!
GM:アキちゃんナエダさん小野町さん27点!
GM:以上!贈呈します!
ナエダさん:わーい
小野町涼芽:わ~い!いただきます!
恋咲アキ:やった~
安国寺永鳳:いただきま~す
恋咲ツバキ:いただきます!
GM:ではEDへ!


【エンディング:恋咲 アキ&恋咲 ツバキ】

GM:まずは恋咲アキちゃんツバキちゃん!
GM:よござんすか!
恋咲ツバキ:ワオワオ
恋咲アキ:はーい!

某市・UGN共同埋葬施設

GM:君たちは白い簡素な墓碑の立ち並ぶ、郊外の一区画に立っている。
GM:レネゲイドの二次汚染を防ぐため、任務中に死亡が確認されたあらゆるオーヴァードはこの場所に埋葬される。
GM:骸になれば敵も味方もない。それがこの町の支部の習わしだった。
恋咲ツバキ:「なむなむ……」念仏を唱えて、数珠をしまう。
GM:君たちの足元には、教官である谷川美保が埋葬されている。
GM:遺体は一部分しかない。
GM:……一部分は、取り戻すことが出来た。
恋咲アキ:「……」瞑目し、手を合わせていた。
恋咲ツバキ:「先祖代々のお墓に入れないんだねえ」
恋咲アキ:「そうだね。それはちょっと寂しいかもしれないね」
恋咲ツバキ:「んー。そうかも」
恋咲ツバキ:「せんせ、私たちみたいにお墓参りに来てくれる教え子がいてよかったね」
恋咲ツバキ:ひしゃくで花に水をやっている。
恋咲ツバキ:「…………ね」
恋咲アキ:「うん?」
恋咲ツバキ:「……私は。お姉ちゃんのお陰でがんばれたけど」
恋咲ツバキ:「もしかして……」
恋咲ツバキ:少し逡巡して。
恋咲ツバキ:「お姉ちゃんはこれから、ああいう時に甘える先がいなくなっちゃったのかな」
恋咲アキ:「……んー」少し考えて。
恋咲アキ:「そうともいえるし」
恋咲アキ:「そうでないともいえる」
恋咲ツバキ:「何じゃそりゃ」
恋咲アキ:「おおっぴらに甘える相手はいないかもだけど」
恋咲アキ:「精神的にはとってもツバキちゃんに寄りかかってるからね」
恋咲ツバキ:「え~」
恋咲ツバキ:うっそだぁ。と呟きながら。姉の首に手を回す。
恋咲ツバキ:力を使いすぎた後遺症か、常人より体温が低くなっている。
恋咲ツバキ:数日間は戦闘員として使いものにならないだろう。今の恋咲ツバキは、あらゆる意味で君に守られている立場ということになる。
恋咲アキ:「ホントだよぉ」少しひんやりした腕の体温を感じながら
恋咲ツバキ:「私のほうが寄りかかってるよ~」
恋咲アキ:「寄りかかられている事実にほっとして、それだけで立っているんだ、こっちは」
恋咲ツバキ:「何だってできるでしょ、お姉ちゃんは」
恋咲ツバキ:「はーたよりないたよりない」
恋咲ツバキ:「墓前でたよりながってたら、せんせも化けて出てきてくれたりしないかな」
恋咲ツバキ:そう言いながら思い出す。あの不可思議なナエダさんのこと。
恋咲アキ:「ほんとに何でもできるなら、せんせんを化けて出させることもできたんだけどなぁ」
恋咲アキ:「あ、そうだ」
恋咲アキ:「なんでもできるとしたらさ」
恋咲ツバキ:「ほむ?」
恋咲ツバキ:首にぶら下がったまま聞き返す。
恋咲アキ:「法律とか色々超えられたりしないかな」
恋咲ツバキ:「えっ。犯罪はだめだよ」
恋咲アキ:「ツバキちゃんと結婚できたりとか、そういうミラクルおこしたい」
恋咲アキ:「とかいってみたりね~」相手の反応をうかがいつつ、冗談めかす
恋咲ツバキ:「もー、まだそんな話覚えてたの?」
恋咲ツバキ:頬を膨らませて離れる。
恋咲ツバキ:「ちっちゃい頃言ったけどさ。忘れてよ……」
恋咲アキ:「忘れませーん」
恋咲アキ:「まぁそれにさ」
恋咲アキ:「こうやってふざけあってる姿見せるのも」
恋咲アキ:「先生喜ぶかなってさ」
恋咲アキ:「そう思うわけですよ」
恋咲ツバキ:「いまさら何が知られて恥ずかしい相手でもないかぁ」
恋咲ツバキ:「せんせー。おばけもおばけで大変そうだから、戻ってくるのは盆だけでいいよぉ」
恋咲ツバキ:ぎごちなく笑って、墓石に手を振る。
恋咲ツバキ:「知ってるかな。精霊馬がキュウリで牛がナスなのは────」

GM:ED終了!お疲れ様でしたー!


【エンディング:ナエダさん&安国寺 永鳳】

GM:では続いて安国寺さん&ナエダさん!
GM:あーゆーれでぃ!
ナエダさん:スン…
安国寺永鳳:いけるぜ~
GM:オラッ!いくぞっ!

某市・住宅街

GM:オルクスシンドローム能力者による『領域』が開かれていた場所は
GM:本体であるジャームの死後も空間的異常を来す場合があることが知られている。
GM:君……安国寺永鳳は
GM:引き続きUGNからの依頼で、現場の予後観察を行っていた。
安国寺永鳳:「オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・マニ」
安国寺永鳳:「ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン……」
安国寺永鳳:犠牲者を弔うため、またこの地の災厄を祓うため
安国寺永鳳:人気のない場所で手を合わせ、祈っている。
ナエダさん:いつの間にか、その隣に立ってじっと見下ろしている。
ナエダさん:「傘」
ナエダさん:「忘れていますよ」片手にボロボロの傘を握って、血が滲んでいる。
安国寺永鳳:「ありがとう。」
ナエダさん:「谷川美保さんが見つかってよかったね」
安国寺永鳳:「ああ。」
ナエダさん:「……」
安国寺永鳳:「ツバキ殿とアキ殿が連れ帰ってくれたよ。」
ナエダさん:く、と首を曲げる。
ナエダさん:制服の袖で、ぎゅうぎゅうと目の辺りを拭う。
ナエダさん:「谷川美保さんが見つかってよかった、よかった」
ナエダさん:「よかったと思います」
安国寺永鳳:「………。」
安国寺永鳳:ハンカチを差し出す。呪具ではない普通のものだ。
安国寺永鳳:「使うといい。」
ナエダさん:目元から袖を離すと、ぽろぽろと涙がこぼれる。
ナエダさん:「ん」
ナエダさん:アスファルトの地面に落ちた自分の涙の雫を、ハンカチで拭きはじめる。
ナエダさん:「ふふふふ。ねえ、永鳳さん……」
ナエダさん:「……みんな幸せになれる。無事でいてくれますか」
ナエダさん:「願いを叶えたから。願いを叶えたから」
安国寺永鳳:しゃがみ込んだナエダさんに視線を合わせる。
安国寺永鳳:「分からない。」
ナエダさん:潤んだ、夕陽のようなオレンジの目が札に隠れた視線と合う。
ナエダさん:「どうして」
安国寺永鳳:「そんな先のことが分かるのはお釈迦様くらいなのだ。」
安国寺永鳳:「だが目の前の人くらいは無事でいてくれる。」
ナエダさん:「でも、どうして」
ナエダさん:「悲しいの」
安国寺永鳳:「悲しいのは失ったからだ」
ナエダさん:「ふふ。ふふふふふふふ」
安国寺永鳳:「己の内や、己と繋がっていた何かが失われた時、人は悲しいと思うのだ。」
ナエダさん:笑って、涙を落としている。それを拭いている。
安国寺永鳳:「………。」
安国寺永鳳:ナエダさんの顔を覗き込むように見上げ、
安国寺永鳳:目尻を拭いてやる。
ナエダさん:まばたきをする。
安国寺永鳳:「失った何かを埋めることは難しい。一生埋まらぬかもしれない。」
安国寺永鳳:「だがその空白に何かを詰め込んで、ようやく人はまた立てるのだ。」
安国寺永鳳:半ば自分に言い聞かせるように言葉を紡いでいく。
ナエダさん:「だけど私は」
ナエダさん:「からっぽなの」
安国寺永鳳:「からっぽではない。少なくとも──」手を握る
安国寺永鳳:「ここに繋がりはある。」
ナエダさん:「永鳳さんは、わたしのことを覚えてくれる?」
ナエダさん:「ナエダさんのことを探していますか」
安国寺永鳳:「ああ、覚えているとも。探しているとも。」
ナエダさん:寂しげに笑う。
ナエダさん:「ありがとう」
ナエダさん:「わたしは行かなくちゃ」
安国寺永鳳:「………そうか。」
ナエダさん:「たくさんの人の願いを、叶えてね」
安国寺永鳳:「また、会いたければ呼ぶがいい。」
ナエダさん:両手を差し出す。
安国寺永鳳:手を差し出す。
ナエダさん:安国寺の手を取って、ふらふらと、おぼつかない踊りのようなものを踊る。
ナエダさん:意味があるわけではない。本人も覚えてはいないだろう。
ナエダさん:夕陽が差し込むと、その体は幻像のようにいなくなっていて、何も残らない。
安国寺永鳳:「…………。」虚空で手を彷徨わせた後、降ろす。
安国寺永鳳:「悲しいな。」
安国寺永鳳:悟りとは程遠い言葉をつぶやいて、
安国寺永鳳:「オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・マニ」
安国寺永鳳:「ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン……」
安国寺永鳳:再び真言を唱え始める

GM:ED終了!
GM:お疲れ様でしたー!!


【エンディング:小野町 涼芽】

GM:ED終了!
GM:お疲れ様でしたー!!
GM:では続いてラスト!
GM:グランドエンディング!小野町ちゃんだ!
GM:よろしいかな!
小野町涼芽:ちゅちゅんがちゅん!
GM:ちゅーん!!

某市・市立中学校

GM:きーんこーんかーんこーん
GM:茜色の夕日が差す校舎に、予鈴の音が鳴り響く。
GM:そろそろ最終下校時刻だ。
GM:君は有閑文化部の友人たちと話し込んでいて、気づけばこんな時間まで学校に残ってしまっていた。
GM:いや、もしかすれば
GM:何かを期待して、待っていたのかもしれない。
生徒:「聞いた?例の3組の子」
生徒:「あー、転校だってね。急でびっくりしちゃった」
生徒:「あたし今度遊びにいこーって言ってたんだけどなー」
生徒:「元気でやってればいいけど」
小野町涼芽:ぐでーっ、と椅子に持たれかかりながら。噂話に耳を傾ける。
GM:廊下の方から、世間話に花を咲かせる生徒たちの声が聞こえてくる。
GM:君が立ち向かった事件のことを知る人間は、この日常の世界にはどこにもいない。
GM:……そこに関わった人々のことも。知っている者はいない。
小野町涼芽:UGNの事後処理というやつだろうか。失踪者が多発していたという噂も影に潜み、転校してしまったという事実ばかりだけが校内をめぐっている。
小野町涼芽:先日までこの身に降り掛かっていた出来事は、本当だったのだろうかと。
小野町涼芽:あの冷たい温度も、気づけばすっかり忘れてしまいそうになっていて。
小野町涼芽:「あっ」
小野町涼芽:「日誌出さなきゃ」
GM:君が席を立ちあがると
GM:背後でふわりと、カーテンが揺れた
小野町涼芽:振り返って。誰もいないことを確認して。
小野町涼芽:おもむろに、掃除用具のロッカーに視線を移す。
小野町涼芽:そこには誰もいない。
小野町涼芽:けれど。
小野町涼芽:「うちは知っています」
小野町涼芽:とっても美人で、人のお願いを懸命に叶えてくれて。
小野町涼芽:見ていて、ちょっと心配になるところもあるけれど。
小野町涼芽:自分だけじゃない。とっても頼りになる子たちや、とっても頼りになる大人の人も。
小野町涼芽:あなたのことを気にかけてくれています。
小野町涼芽:また会えるかどうかは、わからない。
小野町涼芽:こつこつ、とローファーの音が教室に響いて。
小野町涼芽:人一人も入る隙間もないような、狭いロッカーをゆっくりと開けて。
小野町涼芽:「けど、また会えたら」
小野町涼芽:「ありがとう、って。伝えなきゃな」
小野町涼芽:うちの自慢の。
小野町涼芽:お友達だから。
教師:「なーにを」
教師:「たそがれとんじゃ」
小野町涼芽:「おぎゃっ!」
小野町涼芽:がたんっ!と箒を倒しながらこける。
教師:ごつ、とファイルの角で頭のてっぺんを小突く。
教師:「小野町てめー、いつまで経っても日誌がこねーと思ったら」
教師:「掃除用具入れとおしゃべりとはいい御身分だなあコラ」
小野町涼芽:「いや、ちゃうんすよ……」
小野町涼芽:「田中くんが掃除の時間、箒でふざけてたから……」
教師:「何がちゃうんじゃ~い」
小野町涼芽:「壊れてないかなって……チェックしてたのです、そう。そういうことです」
教師:「そうなの?」
教師:「じゃあ田中もしばいとくか」
教師:とんとん、とファイルで自分の肩を叩きつつ
教師:「あ、そうだ小野町」
教師:「お前アレ忘れてねーだろうな」
小野町涼芽:心中で無実の罪を被ってしまったクラスメイトの男子に謝罪の言葉をつぶやきながら。
小野町涼芽:「へ?」
小野町涼芽:「アレ?」
教師:「このバータレ!」
教師:ごつんごつん
小野町涼芽:「いて~っ!」
教師:「進路希望用紙に決まってんだろ―が!」
小野町涼芽:「うちじゃなかったら来ますよ!モンペが……あっ」
教師:「2年の半ばだぞ、いつまで入学生気分やってんだ!ッコラ!」
小野町涼芽:すっかり記憶の彼方だった。
小野町涼芽:「えと。いつまでに出せばいいすか?」
教師:「ん、月末」
教師:「まだ全然先だけど」
教師:「ぼんやりといえば小野町だからな、先手打っといた」
小野町涼芽:「ひどい」まあ事実だからしょうがないけど。
教師:「親とかと相談してもいいけど、最後に書く内容はちゃんと自分で考えろよ」
教師:「自分で決めて納得してなきゃ意味ねーんだから」
小野町涼芽:「含蓄があるお言葉、痛み入りますです。オス」
教師:「……ま、ぼんやりしてるけど」
教師:「そういうところは心配いらねーか、小野町は」
小野町涼芽:「そうですね~」
小野町涼芽:「何になりたいかは、まだわからないですけど」
小野町涼芽:「何がしたいかは、わかってるつもりなので」
小野町涼芽:「大丈夫っすよ!たぶん」
教師:「……」
教師:ごす
小野町涼芽:「ぐええーっ!」
教師:「ごめん、いやなんか」
教師:「小野町にしてはいっちょ前だなーと思って」
小野町涼芽:「じゃあ撫でなさいよ!小鳥を愛でるように」
教師:「すずめだけに?」
小野町涼芽:「へへ……」照れる。
教師:「どういう照れだよ」
教師:「まあいいや……」
教師:「まっすぐ帰れよー」
小野町涼芽:は~い、と手を振って帰り支度を整える。
小野町涼芽:「バードウォッチャーとか書いたら、怒られるかな」
小野町涼芽:ぼそりと呟いて、そのままスクールバッグを背負って、帰路につく。
小野町涼芽:お家に帰って。晩ごはんのシチューをお腹いっぱい食べたら。
小野町涼芽:すっごく眠くなってしまったので。そのままベッドで寝てしまった。
小野町涼芽:久々に昔の夢を見た。
小野町涼芽:学校からの帰り道に、翼を怪我している烏を手当てしてあげたことがあった。
小野町涼芽:初めてじゃなかった。でも、前はお父さんとお母さんに見つかってもの凄く怒られたので、バレないようにこっそり家に連れて帰った。
小野町涼芽:すくすくと元気に育つその子を見ていると、うちも笑顔になって。
小野町涼芽:ある日、目が覚めたら、消えていた。閉めたはずの窓は空いていた。
小野町涼芽:まだ涼しい風が吹く、春の出来事。
小野町涼芽:あたしは、ずっと探している。
小野町涼芽:今も、探している。




『カエリワコハイ』 終


本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
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