獣たちの収穫祭

獣たちの収穫祭

彩生百合子キャラシート(PC1:珪素)
古堂京也キャラシート(PC2:オツカレー)
紅森羽キャラシート(PC3:ぽぽ)
サスィキャラシート(PC4:モヤイ)
ジーン・アルメイダキャラシート(PC5:ぺんさん)
GM:自己紹介などはあとで。トレーラー。

■トレーラー

オーヴァード社会の中でも、さらに混沌とした闇に動く犯罪組織「エスタージ」。
ビッグ・ボス亡き後、激化する抗争は次なる局面を迎えようとしている。

互いに消耗しつつの小競り合いは、大きな激突の機会をもたらす。
日本国内の「エスタージ」にとって、
アジア貿易における重要な拠点である神奈川県・Y港。
その港湾倉庫に見つかった一人の男の死体が、一連の暗闘の引き金となる。

死んだのは、海上取引において功績を示していた派閥、《焼けた鱗》――その長。
そして、相次いでY港の「エスタージ」関係者が襲撃され、殺されていく。
あたかも、それは日本に拠点を持つ「エスタージ」派閥に対する閉塞作戦。

エスタージによる国内犯罪は一時的に停滞し、公安特別調査室もUGNも、
これに対する積極的な動きを見せない。
この破壊作戦、露骨な暴力を伴う襲撃の背後には、間違いなく奴らがいる。
――《雪狼》。

海上の主導権を握るのは、いったい誰か。

ダブルクロス3rd Edition
『獣たちの収穫祭』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト

PC1:彩生百合子
ロイス:“デルタ”ロジーヌ 推奨感情:自由
激化するエスタージの後継者抗争において、きみの果たす役目は大きい。
特に急務とされるのは、クラリーチェ・サネッティを焦点とした国内勢力の掌握だ。
その過程の妨げとなる“大蜘蛛”――そして“雪狼”。
動き出した“雪狼”へ対処の手を打つ前に、きみは交渉の申し出を受ける。
相手は“交渉役”にして“デルタ”のロジーヌ・ブルレク。
あるいはこの接見で、敵を探るチャンスを掴めるかもしれない。

PC2:古堂京也
ロイス:“巨竜”ディーノ 推奨感情:自由
きみは彩生百合子の護衛として、数々の修羅場に身を置いてきた。
その経験が、同じ「暴力を仕事とする者」である“雪狼”を警戒させる。
――その夜、大胆にも“エンセオジェン”が管理・警戒していた施設への襲撃を、
きみは“巨竜”の男、ディーノとともに退けた。
しかし、このまま後手に回れば、抗争のために用意した資金が削られ、
中立から“白い手の男”側へと転向する派閥も出てくるだろう。
この件に関して、“巨竜”は全面的な協力を約束する。

PC3:紅森羽
ロイス:“海蛇”イルウァ 推奨感情:自由
きみはどこの派閥からも遊離した立場の“エスタージ”構成員である。
そんなきみが接見を申し込まれたのは、“海蛇”のイルウァ。
アジア最大派閥の長にして、恐らく現時点での“エスタージ”最強の一角。
彼女はきみに対して、“雪狼”による流通封鎖の打開への協力を依頼する。
何より、“雪狼”は中立という立場に対して無理解であり、
きみのような存在を生かしておくつもりがない――利害は一致するだろう。

PC4:サスィ
ロイス:“ベータ”マッフェオ 推奨感情:自由
“エスタージ”最強の暗殺部門“蠍”として、
いつものように唐突に荒事に巻き込まれた。
相手は“雪狼”の一群。きみを待ち伏せていたような襲撃だった。
襲撃者はすべて同様に身体を狼に変化させる、キュマイラ因子のオーヴァード。
それを率いる者は、“雪狼”の“ベータ”、マッフェオを名乗った。
きみにとって、向かってくるのが敵ならば、叩き潰すだけだろう。

PC5:ジーン・アルメイダ
ロイス:“ハナン・ハドゥ” 推奨感情:自由
港で殺された“焼けた鱗”の長の死体――その現場を調査するべく、
きみは”ジェントルアニー”クラリーチェの護衛を依頼される。
その死体のあった現場から、きみは驚異的な手練が“焼けた鱗”を殺害したことを知る。
クラリーチェは殺害の状況から、ひとつの推測を口にする。
かつて“エスタージ”の客分であった、フリーランスにして伝説的な殺し屋。
“ハナン・ハドゥ”がギルドに雇われ、この殺しを請け負ったのではないか、と。

GM:はい、以上!

■Opening/01

GM:では、登場をお願いいたします!
GM:古堂さん!
古堂京也:古堂京也の侵蝕を+1(1d10->1)した (侵蝕:31->32)
GM:ぐぬぬぬぬ調子がいい
GM:では、古堂さんにはこの事件の発端となった、最初の夜のところをロールしていただきたい!
古堂京也:了解です!どのような様子なんですか!
GM:あなたはある夜、緊急の連絡を受けた。
GM:このところ反クラリーチェ派、ひいては反“海蛇”派との暗闘が激しく、
GM:武闘派の幹部がきみと、“巨竜”のディーノしかいなかったこともある。
GM:報告によれば、死んだのは“焼けた鱗”の派閥の長――ジェルマノ・カプッチ。
GM:きみたちと友好的であり、実質的に配下のような立ち位置だった派閥だ。
GM:もちろん、この情報は警察に伝わるまえに、あなたに伝わった。
GM:あなたと“巨竜”ディーノは、車で現場へ急行することになった――
GM:どちらが運転することにしましょうか?
古堂京也:じゃあ、車を運転します!
古堂京也:目上の人間に運転はさせたくない!
GM:そういえば古堂さんは、これだけ大物ながら、ポジションがとくに長というわけではない立場・・・
GM:では、古堂さんの運転で現場に向かっていることにしましょう。
古堂京也:了解です!
“巨竜”ディーノ:「……いやな雲行きですね」
GM:ディーノさんは窓の外を眺めている。空はたしかに曇っているようで、いまにも雨が降り出しそうだ。
古堂京也:「……ええ、今回の事態はどう見られますか?ディーノ様」
“巨竜”ディーノ:「そうですね。“焼けた鱗”は、優秀でしたよ」 言葉を選んでいる。
“巨竜”ディーノ:「オーヴァードだったし、経験を積んでもいた」
“巨竜”ディーノ:「きみは会ったことはありましたか?」 どちらでもいい!
古堂京也:では、会ったことにしましょう!お嬢様のお付で挨拶とかしたという感じでお願いします!
古堂京也:「ええ、会ったことなら御座います。……あの方がまさか」
GM:ならば、きみは彼がいわゆる”食えない”タイプの男だったことを知っている。臆病なところを自覚している強さだった。
“巨竜”ディーノ:「いま、この危険な局面で、そう簡単に隙を見せるタイプの男ではなかったと思います」
古堂京也:「はい、ジェルマノ様は線引を誤るような方ではない。そう、私も感じておりました」
“巨竜”ディーノ:「つまり、単純な殺しではない。そう判断したからこそ、現場も私たちを呼んだのだと思います。――最悪のケースでは」
“巨竜”ディーノ:「そのまま荒事になるかもしれない、とね。体調はどうですか、“マイノーター”?」
古堂京也:「問題ありません。少し休暇も頂いたので万全かと」
“巨竜”ディーノ:「よかった。さて、そろそろ到着のようですよ。あの倉庫です」 ディーノは指差す。
GM:そこには、下っ端の非オーヴァード構成員たちが、あなたたちを待っている。
古堂京也:「畏まりました」と車を停車させる。無論、ディーノ様の安全を第一にした陣形を下っ端に組ませるぞ。
“巨竜”ディーノ:「ありがとう。失礼するよ……あれは…?」 
GM:ディーノさんは車からふらっと降り立ち、倉庫の壁に寄りかかるように”立っている”死体に近づいていく。
古堂京也:同じく、降り立ちディーノ様についていく。無論、警戒してだ。
古堂京也:いつでも守れる位置に立つ。
“巨竜”ディーノ:「……立ったまま殺されている」 自分自身も、右拳を固めている。
GM:さて、なにかわかるかどうかは、判定ですね。
GM:《知覚》で6です。
古堂京也:「これは一体……」と軽く検分しよう。
古堂京也:3dx+1>=6
DoubleCross : (3R10+1[10]>=6) → 9[4,6,9]+1 → 10 → 成功

GM:ナイス視力
古堂京也:流石エンハイの血筋……おおう、危ない危ない
GM:では、あなたは3発の弾丸が彼を殺したであろうことがわかる。
古堂京也:立った相手に三発の銃弾で絶命させた……
GM:頭部に3発。脳のどの部位に、どれだけ正確な射撃を加えればこうなるのかわからないが――
GM:立ったまま死に、そのまま死後硬直がはじまった。壁に寄りかかるような姿勢になっている。
GM:遠目からは、何かを待っているようにしか見えない。
古堂京也:「……これは、狙って出来るものなのか?」と思わず呟く
“巨竜”ディーノ:「いずれにせよ、暗殺技術者ですね」 ディーノも呟く
古堂京也:そうだと仮定するのならば恐ろしき相手だという事を認識している。
GM:ちなみに、正面から撃たれているはずだが、ほんの5m先にも倉庫の壁がある。
“巨竜”ディーノ:「狙撃されるような立ち位置じゃなさそうです。何かのレネゲイド能力かもしれませんね」
古堂京也:「私の知りうる中で可能とするならば蠍のあの女……」
古堂京也:「……奴の技術ならば可能かも知れませんが」
“巨竜”ディーノ:「ライサ・ヴァロフ。……。……どうでしょうね。ともあれ、これで我々は海上取引の重要な札を失った」
古堂京也:「ええ、派閥の長が死んだとなれば彼らの手を借りるのは難しいでしょう」
古堂京也:「それに、これは“警告”として取ることも出来ましょう。どちらにせよ“焼けた鱗”は私達に協力するのは難しくなる」
“巨竜”ディーノ:「……悪い雲行きですね」
古堂京也:「ええ……思った以上に、酷くなりそうですね。」
GM:きみたちの派閥が、今回の抗争に投入できる資金は、おおざっぱに見積もって50億。
GM:この資金が減少していくと、さまざまな離脱者や、状況の悪化を招くだろう。
古堂京也:これは……トレードかな?
“巨竜”ディーノ:「こちらも早急に手を打つ必要がありそうです」
“巨竜”ディーノ:「しかし――」 ディーノさんは頭上に目をやる。あなたも気づいてもいい。
GM:倉庫の屋根の上から、飛びかかってくる影があることを!
古堂京也:うおおー!影を迎撃するぞ!
襲撃者:「――ジャ!」
GM:牙と爪を生やした、きわめてシンプルな形態の、見るからにわかりやすいキュマイラ・シンドローム!
古堂京也:隙だらけに見せつつもそれは幻!ノーモーションブローを喰らわせてくれる!
古堂京也:「――ええ、まずはこの場を切り抜けましょう」
GM:古堂さんの幻影に飛びかかり、押さえつけた――と思った瞬間には、殴り飛ばされている。
GM:たぶん内臓破裂か、脊椎損傷かな・・・
古堂京也:多分、生きている!大丈夫!
古堂京也:情報を吐かせなければいけない!殺し!よくない!
“巨竜”ディーノ:「なるほど。我々を呼んだのは、好判断でしたね。“焼けた鱗”の協力、返す返すも惜しい」
GM:ディーノさんはディーノさんで、別の襲撃者を地面に叩きつけている。重力波が残って渦を巻いている。
古堂京也:「そうですね、下の者ではこいつらにやられていたでしょう」
“巨竜”ディーノ:「厄介な局面になりそうですが――この件」
GM:さらに襲撃者が2,3,4人! ケモノのように四つん這いの姿勢から飛びかかってくる。
“巨竜”ディーノ:「この戦い方。“雪狼”に間違いないでしょうね」
GM:もちろん、古堂さんも悪名高い“雪狼”のやり方は知っていてもいい。やつらは一般人を気軽にオーヴァード化して、使う!
GM:なぜなら、彼らの仕事は戦闘ではなく、暴力! 痛めつけて弱らせる!殴って恐怖を与える!そういう仕事なのだ!
古堂京也:ひどい!許さぬ!
古堂京也:「成る程、これが“雪狼”。その名に相応しい戦い方ですね」
古堂京也:「ただ――誇りを感じませんが」と隠密を組み合わせて相手の隙を付き、相手を無力化していくぞ!
“巨竜”ディーノ:「しばらく、忙しくなりそうですね。我々“巨竜”も、全面的に協力することを誓いましょう」
古堂京也:「それは頼もしい、きっとお嬢様も喜ばれます」
“巨竜”ディーノ:「なるほど。誇り」 にやりと笑う
“巨竜”ディーノ:「あなたらしい、“マイノーター”」
古堂京也:「誇り無き獣は殺されなければなりませんから、かのミノタウロスがそうであったように」と笑って返す
GM:「切り札:巨竜」を獲得。
GM:【巨竜】シーンに登場しているトループを全滅させる
彩生百合子:強い!
GM:※切り札はシナリオ1回。使用すると行動済みとなり、他の指示を受けられなくなる。
GM:ちなみに彼らは普段はクラリーチェの護衛についている。
古堂京也:ということは使うとジェントルアニー様が無防備に……?
GM:使うと、そのセッション中は護衛任務から離れます。ジェントルアニーの護衛には、他にも蠍のメンバーがついています。
古堂京也:それは今回PCとして出てこない方々と思ってよろしいのでしょうか?
GM:あ、そうですそうです。
GM:ライサとヤンたちです。
古堂京也:了解です!
GM:では、このシーンは提示したいのはこれだけなんですが、古堂さんからなにかありますか?
古堂京也:そうですね、今回はこの辺りにします!
GM:OK。では、このシーンは以上です。ロイスなど取得しますか?
古堂京也:-派閥長/“巨竜”ディーノ/信頼:○/劣等感/ロイス でロイス取ります!
GM:へいっ!
古堂京也:以上でーす!

■Opening/02

GM:では、次のシーン。は、サスィさんになりますね。
GM:登場をどうぞ~。
サスィ:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 8[8]+43 → 51

サスィ:たかし
GM:ウシウシ
GM:じゃあ、高級個室の寿司屋からはじめますか!
GM:ひとりで寿司を食いに来てる感じですか?
サスィ:そうですね
サスィ:1人の食事はこの男にとって唯一の心休まる時と言ってもいい
サスィ:誰にも邪魔されたくない
GM:それじゃあ、あんまり愛想のよくない配膳係のお姉さんが、きみのテーブルの前に寿司の1皿目を置いた。
配膳係のお姉さん:「……それでは、ごゆっくり」
サスィ:「……」
配膳係のお姉さん:「……」 一礼だけして、下がっていきます。
サスィ:上品な白杉の障子が閉まると同時に
サスィ:黙々とスシを食べ始める。
GM:皿の上には、さすが最高水準の腕前による寿司が並ぶ!
サスィ:まずは鯛からだ、白身で舌を馴らすとともに、板前の腕を見る。
サスィ:「………」
GM:包丁の痕を感じさせない舌触りだ。
サスィ:初めての店だが、選択は正解だった。しなやかな触感とくどさのない魚脂の旨み。
サスィ:その場で擦られたわさびと醤油の風味も申し分ない。
サスィ:「………」
サスィ:ゆっくりと、しかし着実なペースでスシを口に運んでいく。
GM:静かな空間だ。物音ひとつ聞こえない。
サスィ:マグロ、イカ、エビ、〆サバ、大トロ、タマゴ、タコ、中トロ……
サスィ:「………」
サスィ:あがりをすすり、一息つく。
GM:聞こえる音はなにもない。ただ、かすかに生臭い匂いだけがする。
サスィ:この時間が、この男にとっては唯一の安息である。
サスィ:「……」
サスィ:匂いに気づく。
GM:魚の匂いとは違う。
サスィ:「…………」
GM:唯一の出入り口となる、障子の向こうからだ。
サスィ:視線も向けずに、座ったまま
GM:先手を打って何かするか、待ち構えるか。行動はきみに委ねられた!
サスィ:湯呑を置く。と同時に
サスィ:逆の手は懐に、掴んだのは…鎖!
???:「――ジャッ」
GM:金属をこすり合わせるような音が聞こえた。次の瞬間!
GM:障子戸が吹き飛び、四つん這いになった男たちが飛びかかってくる!
サスィ:―― グ シャッ
サスィ:戦闘の数人が、抜き放たれた鎖の一撃で
サスィ:個室の壁に打ち付けられ、潰される。
サスィ:ただの細い錆びついた鎖にしか見えないその一撃は
獣のような襲撃者:「ジャッ! ……!」
GM:壁に叩きつけられ、絶命。
サスィ:大質量の棍棒で打ち付けたような威力で闖入者を潰す!
サスィ:ゴシャッ!グシュッ!グチャッ!
獣のような襲撃者:「ガ、ガフッ!」 完全に断末魔が獣のそれだ。
サスィ:そして暫く、部屋の外に
サスィ:肉をひき潰す音だけが響き続ける。
GM:では、そんなきみの攻撃を観察している影あり!
大柄な男:「おーおー。派手にやるもんだな」
サスィ:「……」
GM:大柄な男だ。ドレッドヘアー!タトゥー!凶暴そう!
サスィ:先手を全て叩き潰してから
サスィ:大柄の男をぎろりと睨む
大柄な男:「ん? 食事の邪魔して怒ってるのか? それとも単に趣味か?」 腕を組んで、障子戸の向こうの壁に寄りかかっている。
サスィ:シュオッ
サスィ:当然頭をかち割るべく鎖が伸びる!
大柄な男:「おいおい! ハハ! 返答はそれってか。シンプルでいいねえ」
GM:鎖は弾かれるものの、大男は大きく跳躍して間合いを放す。
サスィ:ぐしゃっ!!
サスィ:障子が破壊され、そのままゆっくり部屋の外に出て
サスィ:大柄の男と相対する。
大柄な男:「挨拶に来たんだけどな。俺は。ロジーヌのやつが警戒していたが、“蠍”ってのはどんなもんだって……」 頭を抑えている。
サスィ:「……どこの派閥だ。」
大柄な男:「お前、“蠍”の誰かなんだろ?」
サスィ:「先に俺の質問に答えろ。」
サスィ:「どこだ、と聞いている。」
大柄な男:「礼儀を知らねえ野郎だ……“雪狼”」 タトゥーを見せる。狼の刺青だ。
大柄な男:「“ベータ”。マッフェオ……だ!」
GM:次の瞬間!
サスィ:「……!」
GM:どこから湧いて出たのか。黒い狼がきみに襲いかかる。
GM:自由に迎撃してくれていい。
サスィ:バヂィッ!!
サスィ:鎖で叩き落とすが
サスィ:奇襲に一瞬、マッフェオから目を離す!
“ベータ”マッフェオ:「反応したか。しかも……強い。いいねぇ~」 マッフェオがなにをしたのかはわからない
“ベータ”マッフェオ:だが、彼の姿は、なぜか何十メートルも隔てた遠くにいるように見える。
サスィ:「………」
“ベータ”マッフェオ:「お前、“蠍”のボスか? “マイナス”のヤン。違うか?」
サスィ:戦闘姿勢は解かず、注意深く観察する。
サスィ:「俺はただの脚の一本にすぎん。」
“ベータ”マッフェオ:「ほーお。謙遜か、ブラフか、……どっちでもいいな。決めたぜ。俺の獲物だ」 きみを指差す
サスィ:「だが、その一本にせよ……毒虫に噛みついた意味は」
サスィ:「分かっているな。“雪狼”。」
“ベータ”マッフェオ:「怖い台詞を言ってくれるぜ! ハッ!」
サスィ:「……」
サスィ:シャッ!!
サスィ:再び攻撃!
“ベータ”マッフェオ:「おおっと! いいねえ……好戦的だ。ま、いい」 さらにマッフェオの姿が遠くに見える。鎖は届かなかった。
サスィ:「……」
“ベータ”マッフェオ:「ほかのやつらに横取りされないようにな。挨拶だ。ほんの挨拶……お前は」
サスィ:(手応えがない…幻覚ではない……オルクスか……)
“ベータ”マッフェオ:「“雪狼”の“ベータ”が追い詰めて狩り殺す」
“ベータ”マッフェオ:「名前くらい言えよ、ミスター?」
サスィ:「………」
サスィ:「“鎖”、“サスィ”だ。」
“ベータ”マッフェオ:「“鎖”のサスィ。覚えたぜ」
GM:マッフェオはさらに後方へ跳ぶ。追撃がなければ
GM:そのまま撤退していきます。
サスィ:「………」
サスィ:口ぶりでここでの本格的な戦闘は無駄と判断し
サスィ:鎖を収めます。
GM:きみは知っていてもいい。“雪狼”の手口は、戦闘ではない。
GM:弱らせて叩く、追い詰めて選択肢を削る。そういう方法で攻撃してくるだろう。
サスィ:「……」
サスィ:表情からは窺い知れないが
サスィ:怒りに煮えたぎっている。
GM:だが――きみには確信がある。あのひとりだけが相手なら、“蠍”の敵ではない。
GM:「切り札:蠍」を獲得しました。
GM:【蠍】指定した人物を死亡させる
GM:戦闘不能ではなく死亡させます。
サスィ:「……堅気に手を出したな。マッフェオ。」
サスィ:「群れごと滅びると思え。」
GM:ただし、“蠍”は護衛任務を離れる。
GM:なお、”殺す”という概念にそぐわない相手を死亡させることはできません。たとえば、
GM:もう死んでるやつとか。サーバにバックアップとってる電子生命体とか。そもそも存在しない相手とか。
GM:そういうことです。
サスィ:それでもとんでもないよぉ……
サスィ:あ、最後に
GM:へい!
サスィ:店を出る前に、その辺に震えてる板前とかの前に
サスィ:血塗れの風体で歩いていく。
GM:それはみんなビビりますねw
サスィ:「……」
サスィ:そして懐から出した装飾のない質素な巾着を出して、
サスィ:カウンターに置いていきます。
サスィ:「……勘定だ。」
GM:板前は、震えてそれを手に取ることもできなかった。
サスィ:中身はびっくりするほどの札束。
サスィ:「………」
サスィ:そのまま店を出ていきます。
GM:ロイスなどあればどうぞ。
サスィ:そしてロイス!
サスィ:昼食/高級鮨屋/美味い/もう来れない○/ロイス
サスィ:敵/“雪狼”マッフェオ/厄介/殺意○/ロイス
サスィ:以上だ!
GM:寿司屋にロイスとは・・・!やりおる!

■Opening/03

GM:では、本日のトリは彩生さんです。
GM:登場ダイスをどうぞ。
彩生百合子:彩生百合子の侵蝕を+9(1D10->9)した (侵蝕:33->42)
GM:ウシウシ
GM:では、状況としては、あなたは会談の現場に赴くことになる。
GM:お店はあなたの指定で構わないし、誰かNPCを護衛につけてもよいし、いつもの黒服たちを連れていてもいい。
彩生百合子:ハンドアウト状況……!古堂さんがおらず不安ですが、向かいます!
彩生百合子:……ライサさんを護衛に付けます!
彩生百合子:同等の暴力がなくば恐らくそのまま殺され得る相手……
GM:OK。
GM:どんな場所がいいですか?
彩生百合子:もしも相手のやり口を知っているならば、レストランやオフィスなど、
彩生百合子:人間の多い場所は決して選ばないでしょう。
彩生百合子:廃トンネル内とかにしましょう。
GM:おお、美しいチョイス! では、そこで。
彩生百合子:ただ、こちらは黒服勢をぞろぞろ引き連れて行くので
彩生百合子:相手もやろうと思えば、無数のトループ兵は連れてこれるはず。現地調達を防ぎ、警戒方向を定めるというだけです。
GM:ベストな選択だ。こちらも、彩生さんの意図は承知しつつ、それに乗ってくる。
彩生百合子:照明の落ちた中を、静かに歩きます。
彩生百合子:周囲の黒服に持たせたランタンが、横から淡く肌を照らす。
ライサ:「……ここ?」 あなたの隣を歩きながら、ライサが尋ねる。
彩生百合子:「ええ。……あちらの意図が、真に交渉であるのならば」
ライサ:「どこかの、レストランかと思った」 期待したとは言わない
彩生百合子:「……」くすりと笑う。勿論、社交辞令としての微笑みだ。
彩生百合子:「あちらにも仕掛ける余裕は与えなかったつもりではございますが――爆発物の気配は、ございますか?」
ライサ:「……」 ライサはぼんやりしている。 「……ないね。そういうので、殺せると思ってないだろうし」
ライサ:「だいいち、爆発するより私の方が早い」
彩生百合子:「……ええ。この暗闇の中ですらも」
彩生百合子:「貴女の狙撃が上回る。それが“蠍”の“オーズィラ”」
彩生百合子:「けほっ……」
ライサ:「……」 咳き込むあなたを横目に、黙っている。 「あ」
GM:あなたはトンネルの暗闇の奥にいる存在を、ライサとともに気づいてもいい。
GM:影は二つと、一つ。
GM:一つ。カンテラをぶら下げた女。“デルタ”の交渉役・ロジーヌ。
彩生百合子:「……」コツ
彩生百合子:足を止める。
彩生百合子:「……ごきげんよう」
彩生百合子:「“海蛇”の“エンセオジェン”――彩生百合子にございます。お待たせいたしましたか?」
彩生百合子:細い声だが、トンネルの中であるため、よく響く。
“デルタ”ロジーヌ:「ごきげんよう。“デルタ”のロジーヌだ。交渉役を担っている」
GM:二つ。上品な身なりの、金髪の女性。微笑んでいる。――名称不明。
金髪の女性:「……」 一礼する。
GM:三つ。その金髪の女性の足元にうずくまる、大型の――おそらくは、狼。名称不明。
大型犬:「……」
“デルタ”ロジーヌ:「いや。呼び出したのはこちらだ。気にすることではない」
“デルタ”ロジーヌ:「そう。気にすることではない」
彩生百合子:嫌な予感を覚える。“雪狼”。無秩序なキュマイラ能力者の群れであると、それだけを知っているが。
彩生百合子:「……ありがとう存じます。お話を、けほっ……」
“デルタ”ロジーヌ:「ああ――一応は、紹介しておこう」
彩生百合子:「……ええ、伺いましょう。そちらのお二方について」
“デルタ”ロジーヌ:「こちらは“アルファ”。派閥の長だ。――おまけが、“オメガ”。護衛だ」
“デルタ”ロジーヌ:「理由あって喋ることができない。だから、私が“交渉役”だ」
彩生百合子:(……“アルファ”が、ここに)
GM:金髪の女性は無言で一礼した。足元の狼は微動だにしない。
彩生百合子:「ありがとう存じます。こちらの護衛は、“オーズィラ”のライサ・ヴァロフ」
ライサ:「……どうも」 視線をあさっての方向に向けているように見える。
“デルタ”ロジーヌ:「本題に入るか? 我々は“エンセオジェン”の明快な態度を求めている」
彩生百合子:「最上位たる“アルファ”の目前に立つものとして」
彩生百合子:「エスタージ、日本レネゲイド統括として。クラリーチェ様の全ての信頼を預かり、この場に立つものと……お約束いたしましょう」
“デルタ”ロジーヌ:「ならば、聞こう。我々はお前たちに敵対的な行動をとっている」
GM:もちろん、彩生さんは先にあった2つの事件――
GM:“焼けた鱗”の死、サスィへの襲撃を知っていてもいい。
彩生百合子:「けほっ、けほっ……存じております」
“デルタ”ロジーヌ:「我々の意図は伝わっていると考えている」
彩生百合子:「ジェルマノ様の件は。とても……悲しむべきことです」
彩生百合子:「……貴女がたにとっても、そうであったはず。あの方の、これまでの組織への忠誠と貢献を思うことができたのなら」
“デルタ”ロジーヌ:「あれは“白い手”が殺した。我々の預かり知るところではない。だが、象徴的な事柄だった」
“デルタ”ロジーヌ:「“エスタージ”は斜陽のときを迎えている。熟れすぎた果実が朽ちるように、だ」
彩生百合子:「……」
彩生百合子:“豹頭”の堂島のことが、脳裏に過ぎる。
彩生百合子:派閥の長であったはずの者が、自らの意志で反旗を翻したのだ。それはこの広大な組織において、果たして。
彩生百合子:日本の島国ひとつだけの問題だっただろうか?……組織は無限に肥大することはできない。分裂する。
“デルタ”ロジーヌ:「収穫の時期だ。“エンセオジェン”。誰かがこの爛熟しすぎた果実を摘み取るべきだ」
彩生百合子:「……それが」
彩生百合子:「貴女がただと?」
“デルタ”ロジーヌ:「我々と”ギルド”だ」
“デルタ”ロジーヌ:「彼らは、コントロールできない犯罪組織の存在に対して否定的だ」
彩生百合子:「……くす。それは。ロジーヌ様。もしも貴女が、“エスタージ”の爛熟を語られるのであれば」
彩生百合子:「“ギルド”においても、それは同じこと……いずれ爛熟し、何者かに摘み取られる。そうでない保証はございますか?」
“デルタ”ロジーヌ:「我々は常に強い。なぜなら、我らの群れは強い側に帰属するからだ」
“デルタ”ロジーヌ:「否定的な回答だな、“エンセオジェン”」
彩生百合子:「……貴女が呼び、私が応えた」
彩生百合子:「それは貴女が、交渉に足る、納得し得るお話を持ってこの場に現れるものと――」
彩生百合子:「信頼してのことでございました」静かに、慇懃に頭を下げる。
“デルタ”ロジーヌ:「納得できるものと考えている。“エンセオジェン”。お前が我々の方針に同意すれば、抗争の解決は大きく前進する」
“デルタ”ロジーヌ:「簡単な理論だ」
彩生百合子:「……エスタージが斜陽のとき、と仰るのならば」上目で、ロジーヌを見る。
彩生百合子:「恐れながら……私には“雪狼”こそが、そのように思えます」
“デルタ”ロジーヌ:「……どうやら交渉は決裂するようだな」
彩生百合子:「――首領暗殺。“白い手”の行いを、ご存知なかったと?」
彩生百合子:「ロジーヌ様。裏切り者は、二度、裏切ることはできない」
彩生百合子:「それよりも先に……」
彩生百合子:「大きなものを失うためです。信頼を。“ギルド”からも、“白い手”からすらも」
“デルタ”ロジーヌ:「……」 しゅるるるるっ、と、喉の奥で奇妙な音が響く
“デルタ”ロジーヌ:「理解しがたい考え方だな。“信頼”か。それは暴力に晒されたとき、どれほどの意味があるか……」 後方に視線を走らせる。
彩生百合子:こちらも、既に戦闘準備を発動している。
彩生百合子:赤く浮かび上がる瞳の光を髪の隙間に覆い隠すために、頭を下げていたからだ。
“デルタ”ロジーヌ:「やれ! “オメガ”」
彩生百合子:ダダダダダダダン!!
GM:同時に、大量の狼の群れが、闇の中から出現!
彩生百合子:同時、マズルフラッシュの嵐が坑内を埋める!既に黒服たちは、拳銃を取り出している!
GM:銃撃にさらされ、ある個体は死に、ある個体は彩生さんのもとにたどり着こうとするも――
彩生百合子:(物量。銃弾の雨――)
ライサ:「……」 ダンッ!
彩生百合子:(その無数の影の中に、真に必殺の銃弾が紛れるとしたら)
彩生百合子:(……“オーズィラ”。この状況ならば……貴女ほどの適任は、いない)
ライサ:「……、……なに?」 ライサは銃の構えを解く。
ライサ:「逃げてる」
ライサ:「20m。射程距離外」
彩生百合子:片目を押さえて、軽く人差し指を舐める。血混じりの唾液。
彩生百合子:「……それが彼らの戦技」
GM:狼どもは、あなたたちに殺到したかと思うと、すぐに消えた。
GM:転がる死体はいくつかある。
彩生百合子:「ある意味において、この私と……相通ずる種の敵であるのかも……」死体の一つの傍に屈む。さほど意味は無い。
彩生百合子:「もっとも、私が操作によって行うものを――」
彩生百合子:「――彼らは教義によって行う。……派閥のすべてが、暴力の一群であること」
GM:死体は、ごく普通のニンゲンだったものに見えた。
彩生百合子:「群れを保全するために、勝てぬ相手からは退く。……貴女のような存在からは」
ライサ:「……そう。でも『殺せ』って言われれば、殺せると思う。“蠍”なら。だけど」
ライサ:「……どっちが、“アルファ”だった?」
彩生百合子:「……!」
ライサ:「わかれば、殺せる」
彩生百合子:金髪の女性と、大型の狼。
彩生百合子:ロジーヌの言葉が真実ならば、どちらかが“アルファ”だった。だが、どちらだったろうか?
彩生百合子:真に群れを統率する意思の中核。
彩生百合子:「……まだ、はっきりとしたことは」
ライサ:「そう」
ライサ:「……帰る? 少し、冷える」
彩生百合子:「どちらにせよ。……宣戦布告は、なされました。私一人であれば、この場にて引き裂かれていたことでしょう」
彩生百合子:「素晴らしい働きに、感謝いたします。“オーズィラ”。……戻りましょう」
彩生百合子:二度ほど、軽く咳き込む。実際寒い。
ライサ:「わかった。……ここは、寒い。まるで、あの原野……」
ライサ:ライサは先に立って、さっさと移動していきます。
彩生百合子:(――ライサ・ヴァロフ)
彩生百合子:(“蠍”において……エスタージのすべてにおいて、最高峰の拳銃使い)
彩生百合子:精確に撃ち落された死体のいくつかを、振り返る。(彼女を超える腕前のものは、いない)
彩生百合子:そして『立ったまま』殺害された男の事を思う。
彩生百合子:(決して)
彩生百合子:寒さに身を縮めるようにして、立ち去ります。
GM:OK!
GM:では、ロイスの取得などあれば、どうぞ!
彩生百合子:ポジティブどうしようかな……!
彩生百合子:敵/ロジーヌ/親近感/敵意:○/ロイス
GM:エネミー

■Opening/04

GM:紅森さんのOPです。登場をどうぞ。
紅森羽:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+5[5] → 46

GM:OK。
GM:では、最初のシーンは、紅森さんと“海蛇”イルウァさんの接見シーンからとなります。
GM:どんなロケーションがいいでしょうか?
紅森羽:接見の前に殺されそうになってるところを助けてもらったりすると嬉しいです
GM:なんてことだw
GM:じゃあ、どこかの路地裏にしましょうか?
紅森羽:お願いします
GM:ではあなたは、思わぬ襲撃を受け、路地裏で追い詰められています。
GM:周囲には四つん這いになった人間が数名。いずれも牙と爪を生やし、あなたに対して唸り声をあげている。
襲撃者:「GHRRRRRR……」
GM:知性は感じられないゾ!
紅森羽:「いやあ、どうも」
紅森羽:「話…聞いてくれないですよね?ハハ、まいったな」
襲撃者:「ジ……」 軋むようなうめき声で応え、さらに一歩ちかづいてくる。
紅森羽:「何か…気に障ることでも?」
紅森羽:ジリジリと後ろに下がる
襲撃者:「ジャッ!」 それには吠えて答える。きみに抵抗手段が残っているかどうか伺っている。
紅森羽:「ここのところ、ね。ホラ、あまり何処との付き合いもなかったと思うんですけれど」
紅森羽:と言いながらポケットに手を入れる。
襲撃者:「ジ……」 警戒する!
襲撃者:きみのポケットからなんらかの武装が出てくるならば、おそらく犠牲になる者を互いに推し量っているのだろう。
襲撃者:逆に言えば、そのポケットから手を出したとき、攻撃が再開されるはずだ。
紅森羽:「いや、ホント。身に覚えが余りないんですよ」
紅森羽:取り出したのはキャンディーの箱である
紅森羽:「だから、見逃してくれませんか」
襲撃者:「――ジャッ!」 その瞬間に、先頭の襲撃者が跳躍。キャンディーの箱を握る、あなたの手首に噛み付こうとする。
GM:適当にあしらっても、何もしなくてもいい!
紅森羽:一粒口に入れる
紅森羽:がそのまま攻撃を受ける
紅森羽:腕は噛みちぎられても構わない
襲撃者:「GHRRRRRR!」 手首に牙を突き立て、破壊!血しぶきが飛ぶだろう。
紅森羽:「あッ…あああ」
紅森羽:「痛い…酷い」
襲撃者:「ジ」 「ジッ」 そして、次なる襲撃者も続々と飛びかかる。
GM:助けに来て欲しいタイミングで「HELP」ボタンをタップしてね☆
紅森羽:「う、うわああッ」
紅森羽:ぐちゃぐちゃに体を引き裂かれ どうみても死んだようなところで「HELP」
“海蛇”イルウァ:「――おや」
GM:では、きみが全身をまんべんなく引き裂かれ、数秒、いや――数十秒が経過しただろうか。
GM:いつの間にか、きみは攻撃が終了していることに気づく。
GM:それと同時に、一人の女性がきみを見下ろしていることも。
紅森羽:「…」
“海蛇”イルウァ:「このようなところで。奇遇ですね? ミスター」
紅森羽:瞳孔は開いていて瞳に輝きはない
紅森羽:「…」
“海蛇”イルウァ:「“ピピストレッロ”。そんなところで眠っていると、朝陽に焼かれてしまいますよ」
“海蛇”イルウァ:笑う
紅森羽:「…ハハ、流石にダメですか?」
紅森羽:リザレクションとはまた違った肉体の再生
紅森羽:そういう能力をこの男は持っているのだ
“海蛇”イルウァ:「ええ。私があなたと出会う意味がなくなってしまいますから」
紅森羽:首をコキコキ動かして何事もなかったかのように立ち上がる
“海蛇”イルウァ:「この”彼ら”のことは、ご存知ですか?」 知っていても、知らなくても構わない。雪狼の下っ端どもだ。
GM:イルウァの足元には、襲撃者どもがグチャグチャになって転がっている。
紅森羽:「これ、私の得意技なんですけれど、ね。いやあ、これはこれは。雪狼っぽいくらいには」
“海蛇”イルウァ:「まさしく。“雪狼”。あなたが狙われていると聞いて、このようなことになっているのではと懸念しておりました」
紅森羽:「狙われるのは毎度の事でして、ね」
紅森羽:とポケットからタバコ?を取り出す
“海蛇”イルウァ:「そのように伺っています」 笑う 「しかし、いささかしつこい連中でしょう?」
GM:あなたはここ数週間、こいつらの追跡・襲撃に悩まされていたと思っていただこう!
紅森羽:「参りましたね。あ、煙はやめたほうが良いかな」
紅森羽:タバコをポケットにしまってチョコレートっぽい箱を取り出す
紅森羽:一つ口に入れる
“海蛇”イルウァ:「いいえ。ご遠慮なく。気にならない性質ですから」 意図は分からないが、彼女は首筋を触る
紅森羽:「ン…。まったく、命がいくつあっても足りません」
紅森羽:目を細め人差し指で額を指し
紅森羽:「私の父もいささかご立腹でして、落ち着いて新聞も読めやしないって愚痴ばかりです」
紅森羽:「気にならないのでしたら、コレなど中々良い味ですが…いかがです?」
紅森羽:とチョコレートっぽいものを差し出しますが
“海蛇”イルウァ:「お父上の心中に平穏がありますように。――せっかくですが、ミスター。私は生来、悪酔いしてしまうもので。遠慮しておきましょう」
紅森羽:「そうですか、“海蛇”のイルウァ様にお出しするには、ちょっと子供っぽすぎましたかね」
紅森羽:「それにしても、貴女ほどの方が、自らお出まし頂くとは」
“海蛇”イルウァ:「いえ。私にも子供じみた楽しみがあるものですよ、“ピピストレッロ”。たとえば、あなたに交渉を持ちかけるとか。ね」
紅森羽:「ハハ、それは…中々怖いことを仰いますねえ」
紅森羽:「交渉などと言わず、命令なさればよろしいのでは?」
“海蛇”イルウァ:「”命令”には”命令”のリスクがありますから。用件は単刀直入に。――“雪狼”に対して、私の妹に協力していただきたいのです」
紅森羽:口元に手を添え
紅森羽:少し考えるポーズをとる
紅森羽:「協力…ですか。しかし何故?」
“海蛇”イルウァ:「あなたは“雪狼”からの追跡を排除することができ、私の妹は日本国内での勢力を強めることができます」
紅森羽:「これ以上、雪狼に目をつけられたくないというのは確かに…」
“海蛇”イルウァ:「彼らは“エスタージ”から逸脱した存在です。そして”中立”という概念を理解しません。どちらかが、消えるしかない」
紅森羽:「ン…ム。そもそも雪狼の連中に恨みを買う覚えはないのですが、もはや話は通じないと」
紅森羽:「やれやれ、物騒なお話ですね。できれば聞きたくはありませんでした。ハハ。」
“海蛇”イルウァ:「彼らは”狼”の群れです。そのロジックでしか他人を理解しない。――むろん、あなたが彼らに忠誠を誓うならば別ですが」
紅森羽:「ハハ、それも困りますね。狼が蝙蝠を飼うなんてありえないでしょう」
“海蛇”イルウァ:「中世ヨーロッパの恐ろしい寓話のようですね。人狼に、吸血鬼のコウモリ」
紅森羽:「本当ならこの一週間ずっと」
紅森羽:「どうやって逃げ切ろうか考えていたんです」
紅森羽:「そして今日、死んだふりしてしばらく息を潜めようと思ったところであなたに目をつけられてしまった」
“海蛇”イルウァ:「おや、それは失礼しました」
“海蛇”イルウァ:笑う
紅森羽:死んだふり、そう紅森にはグレイサクリファイスという死んだふりをできる薬の持ち合わせもあるのだ
紅森羽:「これでは、計画は台無しです、ハハ」
“海蛇”イルウァ:「では、次なる計画は?」
紅森羽:「狼の群れも怖いですが海蛇もいささか恐ろしい、連なるものが多すぎる」
紅森羽:「ですから、貴女の交渉に乗ってみることにしましょうか」
紅森羽:「今回はそちらに寄ってみて様子見です、ハハ」
“海蛇”イルウァ:「恐れ入ります」
“海蛇”イルウァ:「では、私のかわいい妹をよろしくお願いいたします、“ピピストレッロ”。どのような結末になろうとも」
紅森羽:「レディの申し出、謹んでお受けいたしましょう。」
GM:その他、何かロールなどあるでしょうか!
紅森羽:大丈夫です
紅森羽:これでOK
GM:ではロイスのみ取得可能!
GM:シナリオロイスとかとってもいい!
紅森羽:イルウァ様にとりましょう
紅森羽:“海蛇”/イルウァ 敬意○/恐怖
紅森羽:以上で
GM:へい!

■Opening/05

GM:では、最後のOPはジーンさんです。
GM:登場をお願いいたします!
ジーン・アルメイダ:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 7[7]+33 → 40

ジーン・アルメイダ:うーむちょっと高い
GM:では、きみのOPは、時系列的に最後の段階からはじまる。
GM:“焼けた鱗”が殺され、“雪狼”との交渉が決裂したところ。
GM:「現場を調べに行く」クラリーチェの護衛として、きみは彼女に同行しているシーンです。
GM:ジーンさんは車とかバイクとか運転できましたっけ?
ジーン・アルメイダ:技能は持っていませんが、肉体が非常に高いので出来るのではないでしょうか
GM:それじゃあジーンさんの運転かな、あなたたちは港沿いの倉庫群にたどり着く。
クラリーチェ:「……静かだね。船が、ぜんぜん出てない」
ジーン・アルメイダ:「あんな事があった後だからな。……早速はじめるか。“ジェントルアニー”。」
クラリーチェ:「うん。よろしく頼むよ。ちょっと集中が必要だからさ」
クラリーチェ:「その間、守っててくれる?」
ジーン・アルメイダ:「勿論。ここにいるのは蠍の一人だ。何なら夜明けまでかけてもいい。」
クラリーチェ:「ハ、そんなに時間かからないよ! 今夜はラジオ聞かなきゃ……じゃ、始めるよ」 その場にしゃがみこむ
クラリーチェ:「私の能力は、たしかに成長してる……嘘と真実を区別するだけじゃなくて……」
クラリーチェ:「もっと直接に、真実を直接”視”たり、”聴”いたりするっていう……のかな……」
クラリーチェ:「”彼”が死んだところとか――――ああ。銃弾。同時に三発。脳を貫通した。はいこれ、心当たりある?」 ジーンさんは心当たりがあってもなくてもいい。
ジーン・アルメイダ:周りを警戒しつつ、話に応じよう。「視る。“フラウロス”と似た感覚か。」
クラリーチェ:「”フラウロス”みたいに未来は視えない……たぶん。いまのところは」
ジーン・アルメイダ:あります。同時に複数の銃弾。何度も見たことがある。
クラリーチェ:「跳弾。……信じられない。表に護衛がいたのに。気付かれないように、立たせたまま殺した。そして、去った」
GM:もちろん、きみはそういう拳銃術について、”オーズィラ”や“ハナン・ハドゥ”といった名前を思い浮かべることもできる。
GM:“ハナン・ハドゥ”がいた頃の“蠍”できみが働いていたことがあったかは、自由に決めていい。
ジーン・アルメイダ:「同時、跳弾。心当たりがありすぎるな。目の前で何度も見たことがある。ライサ……“オーズィラ”の業。」
クラリーチェ:「……彼女の?」 顔をあげる
ジーン・アルメイダ:「いや、性格には“ハナン・ハドゥ”の業か。あいつはそれを受け継いだと聞いている。ハナンの技は、実際に目にしたことはないが。」
ジーン・アルメイダ:一緒に働いてはいないと思います。ジーンは成り上がりなので、その時期はもう少し下にいた。
クラリーチェ:「聞いたことだけは、あるかな。……特別な拳銃術の使い手だって」
GM:了解です。
クラリーチェ:「その人が、関係してるかも知れない?」
ジーン・アルメイダ:「ライサがやるとは思えない。一番怪しいのはそいつだな。」
クラリーチェ:「……”ノットゥルノ”ルッジェーロと並んで、当時の“蠍”の中核だったって聞いてる」
クラリーチェ:「もしも、敵だったら? ジーン、どう思う?」
ジーン・アルメイダ:「何時も通りだ。俺は俺にやれる事をやる。」
ジーン・アルメイダ:「今の蠍は俺たちだ。全力で、叩き潰す。」
クラリーチェ:「さっすが。”ネロ・クローチェ”」
クラリーチェ:「私も、何があろうと。誰が相手だろうと、譲るつもりは、ないから」
クラリーチェ:「……行こうか?」
ジーン・アルメイダ:「そうだな。手がかりは掴んだ。あいつらも待ってるだろう。」
GM:そのほか、なんかロールとかあるでしょうか!
ジーン・アルメイダ:そうですね、車に戻る前に少しだけ。
クラリーチェ:「ん……」 クラリーチェは歩き出す。
ジーン・アルメイダ:(……成長か。)
ジーン・アルメイダ:(……ルッジェーロをやった時は、蠍が揃っていた。それでも俺は、倒れざるを得なかった。)
ジーン・アルメイダ:(今度は俺とサスィの二人。俺は、どこまで成長できた。今度は、立っていられるか?)
ジーン・アルメイダ:(否、今度こそは……立っていてみせるさ。)
ジーン・アルメイダ:以上で!
GM:じゃあ、ロイス取得とかやってみてください!ありますか?
ジーン・アルメイダ:“ハナン・ハドゥ” に!
ジーン・アルメイダ:敵?/“ハナン・ハドゥ”/P:憧憬/N:敵愾心○/ロイス で!
GM:OK。

■Middle/01

GM:・・・そして、次は!ついに合流シーンだ!
GM:全員の登場をお願いいたします!
GM:どうぞ~
ジーン・アルメイダ:ぬぅん!
ジーン・アルメイダ:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 1[1]+40 → 41

古堂京也:古堂京也の侵蝕を+1(1d10->1)した (侵蝕:32->33)
古堂京也:ひ、ひくい……
サスィ:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 5[5]+51 → 56

紅森羽:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+2[2] → 48

ジーン・アルメイダ:初期侵蝕率の差が!
彩生百合子:彩生百合子の侵蝕を+3(1D10->3)した (侵蝕:42->45)
GM:えーと、じゃあどうしようかな。順番に合流していきましょうか。
GM:古堂さんと彩生さんのところに、まず紅森さんがやってくる感じから行きましょう。
紅森羽:ほい
GM:クラリーチェのセーフハウスの広間に、古堂さん・彩生さんは居ます!そういう感じで!
彩生百合子:YES
GM:紅森さんが入ってきたシーンから始めましょう。
GM:さあ、その手で扉を開けよ、紅森~っ
紅森羽:開けよう

彩生百合子:では、無数の黒服たちの銃口が
彩生百合子:そちらに同時に向くことになりますね。
クラリーチェ:「ん……」 クラリーチェは椅子にだらしなく腰掛けたまま顔をあげ、紅森さんを見る。
紅森羽:「おおっと!!ハハ、これは」
紅森羽:「中々の歓迎ですね」
彩生百合子:「……あなたは」無論、知っている顔に対してこの対応は取らない。
彩生百合子:紅森羽の他は。
彩生百合子:「“ピピストレッロ”。ご無礼を、致しました」
クラリーチェ:「……」 黙ってヘッドホンを外す。
古堂京也:「……貴様は蝙蝠」二人の前に出る
紅森羽:「いや、名前くらいは知っていただけていたようで」
古堂京也:「何しに来た、ここは貴様の様な輩が来る場所ではない」
彩生百合子:苦々しい表情。
紅森羽:「それは、困りましたね」
古堂京也:「ああ、貴様の悪名は“エスタージ”に居るものなら知らぬ者は居ないだろう」
彩生百合子:「……古堂さん。彼は客人です」口先で諫めるが、
彩生百合子:当の彩生百合子の表情にも、嫌悪の色があることを察することができるだろう。
古堂京也:「……お嬢様」諌められたので殺気をいくらばかり和らげるが
紅森羽:「ハハ、えらく嫌われたものですねえ」
クラリーチェ:「……面白いと言えば、まぁ、そりゃ面白いかなァ……」 ぶつぶつ言いながら、天井を眺めている
紅森羽:「仕方ない、ここは引き下がるとしましょう。どうもお呼びではなかったと」
紅森羽:「しかし、困ったな。どう言い訳したものか」
古堂京也:「……何を言っている?」怪訝な表情、目の前の男は読めぬのだ
紅森羽:「“海蛇”イルウァ様に対する言い訳を考えないといけないもので」
古堂京也:「何ッ!?」
彩生百合子:「……!」
紅森羽:「ハハ、参りました」
クラリーチェ:「ああ、“海蛇”の姐さんか!」
彩生百合子:「おばあさまが。……貴方に?」
紅森羽:「そうなのです、実は頼まれごとを引き受けてしまったのですが」
紅森羽:「どうも、それを望まれていない方がいる様子」
クラリーチェ:「面白いこと考えつくなァ」
古堂京也:「グッ……あの御方が貴様を寄越したというのか」
紅森羽:「ハハ、こう見えても私、色々な方に名前は知られているようで」
彩生百合子:「……。けほっ、ま、まずは」
彩生百合子:「お話を伺う必要があるようです。……古堂さん」もう一度諌める。
彩生百合子:「“ピピストレッロ”。貴方も、古堂さんの最初の問いにお答えくださいますよう」
古堂京也:「…………」返答を待つ構え、これ以上は出しゃばるつもりはない
紅森羽:「何をしに来たかと言われれば、そうですね」
紅森羽:「協力して欲しいと、イルウァ様に、頼まれましたので」
紅森羽:「お力添えに参りました」
紅森羽:と一礼しようかな
彩生百合子:「……」呆れたような、怯えるような眼差しで紅森さんを見る。
クラリーチェ:「うん。よろしく、歓迎するよ! “ピピストレッロ”」
紅森羽:顔をあげて
古堂京也:「……お嬢様」と正気に戻るように小さく声をかける
彩生百合子:「……ええ。ご協力を、私からもお願い申し上げます」頭を下げる。
古堂京也:すごい苦虫を潰したような表情をしている。
クラリーチェ:「お茶飲む? ああ――音楽とか、なに聞く?」
古堂京也:お嬢様に合わせる形で頭を下げる。
紅森羽:この程度の嫌悪はいつものことなので気にしない
クラリーチェ:「そろそろ“蠍”の二人も帰ってくる頃だしさ。自己紹介とかしてあげてもいいんじゃないかな?」
GM:☆サスィとジーンはいつでも登場可能です。
紅森羽:「お茶…ですか、そうですね。」
紅森羽:「手持ちのハーブティーなどがありますが…」
紅森羽:「如何ですか?」
古堂京也:「…………」静かに睨みつける
紅森羽:「気持ちを落ち着けるのには丁度良いのですが…ね。」
クラリーチェ:「間に合ってまァす。ただでさえ、ね……頭がイカれそうな暮らししてるからね」
紅森羽:「ハハ、ではこちらはこちらで頂くとしましょう」
彩生百合子:「……ご無礼ながら、“ピピストレッロ”。クラリーチェ様の抱えておられる案件――」
彩生百合子:「――『何に』協力するのか。そのことに関しまして、伺っておりますか?」
サスィ:ではそんな所に
サスィ:ジーンと共に現れましょうか
GM:ババーン!
紅森羽:「協力の話でしたか?おや?」
サスィ:「………」
ジーン・アルメイダ:「おいおい、まだそんなもの勧めてるのか“ピピストレッロ”」
クラリーチェ:「ああ。サスィ、ジーン。お疲れ様」
紅森羽:「そんなもの、とは。これはこれで良い品ですよ。天然物ですからね」
サスィ:「…“蝙蝠”か。この国に来ているとは頭から聞いていたが。」
サスィ:「誰の差し金だ。」
紅森羽:「私が…何処から何処へいくか。それを決めるのは私の意思ですよ」
紅森羽:「そればかりは誰の差金でもありません」
サスィ:「……食えん男だ。聞いていた通りではあるが。」
サスィ:「見た所、既にあちらの判断は付いていらしい。俺たちが口を出すことではない。」
紅森羽:「ハハ、お手柔らかに」
彩生百合子:「……今、クラリーチェ様は“蠍”の4人を雇い入れております」
彩生百合子:「“ノットゥルノ”が欠けたとはいえ、4人。……この上で、貴方にできることがあるのだと」
彩生百合子:「証明していただけますか?……クラリーチェ様への“協力”で」
紅森羽:「そうですねえ、例えば雪狼に対するとして、単純な戦闘力といえば無論」
紅森羽:「蝙蝠が蠍に及ぶ訳もなく」
紅森羽:「マノイーターまで居るとなれば、余計なお世話といったところでしょう」
ジーン・アルメイダ:「嫌でもわかるさ。蠍の毒は弱まっちゃいない。」
紅森羽:「つまりはそういう事なのです、それ以外に関してなら協力できるのではないでしょうか?」
紅森羽:「私としましても、このまま雪狼に命を狙われ続けるのは困りますので」
彩生百合子:「雪狼」
サスィ:「………」
紅森羽:「貴方がたの力に頼りたい所、お互いに利があると」
紅森羽:いつの間にか淹れたハーブティーの香りを楽しみながら
彩生百合子:「……貴方の敵も、同じとみて構わないのですね。“ピピストレッロ”」
紅森羽:「敵…敵に回したくはないのですが、どうも話す余地もなく殺しにかかってこられるので」
紅森羽:「敵と言っても良いのかもしれませんね」
彩生百合子:横目でクラリーチェを見る。“蝙蝠”が虚言を弄しているのであれば、すぐさま分かるはずだ。
クラリーチェ:「……あっは! 面白いね」
クラリーチェ:「いま言ったことは、真実だよ。でも、ほかの人格がどう思ってるか……それはわからない」
紅森羽:「ハハ、いやあ。そこを見られているとは。少なくとも妹は…」
紅森羽:と頭を指差し
紅森羽:「あの知性の欠片もない獣を怖がっている」
クラリーチェ:「ゾクゾクするね……本当。だから歓迎するよ。紅森サン。あなたと話してると、成長できそう」
彩生百合子:「……これ以上の問答は、不毛なことでしょう」
彩生百合子:「イルウァおばあさまが貴方に信頼を与えた以上、妹の私は、従うのみでございます」
彩生百合子:「そして攻撃を行う者は、すべて」たった今加わった紅森と、古堂、“蠍”の2人を見る。
彩生百合子:「――この場に、揃っております。“雪狼”を、討ち滅ぼす」
サスィ:「是非も無い。」
サスィ:「斃すべき敵がそこにあるのなら、俺たちはそれで十分だ。」
彩生百合子:「“ピピストレッロ”の任務は、護衛ではなく攻撃。……この一事のみ、私の意を通させて頂きたく存じます」
紅森羽:「承りましょう」
彩生百合子:「クラリーチェ様。コホッ!……よろしいでしょうか」紅森を絶対に側につけたくない!
クラリーチェ:「もちろん」
クラリーチェ:「私はユリコのそういうところを、けっこう尊敬してたりするんだよね」
クラリーチェ:「任せるよ。そろそろ、反撃開始したかったしね!」
彩生百合子:「そんな。……恐れいります」恐縮して、深々と頭を下げる。
GM:50-1d10
DoubleCross : (50-1D10) → 50-9[9] → 41

クラリーチェ:「残り41億。かなりやられてる。巻き返すとしようか」
彩生百合子:(……。あの“蠍”を抱え続けることができるならば、この世の誰であろうと……無敵でいることが、できる)
彩生百合子:(抱え続けていられるうちは。クラリーチェ様といえど、与えられた時間は限られている……)

GM:さて、こんなところですが、なんかやりたいロールとかありますでしょうか?
GM:ロイスとかとってもいいですよ!
GM:調達もOK。
彩生百合子:当然このシーン、紅森さんに取るしかありません!ロールも考えたい!
彩生百合子:蝙蝠/紅森羽/同情/嫌悪:○/ロイス
サスィ:あ
サスィ:ジーンとちょっとだけ話したいです!
ジーン・アルメイダ:おう!
古堂京也:PC間ロイスはどんなもんでしょう!
GM:PC間ロイスは、彩生→古堂→紅森→サスィ→ジーンを推奨していますが、必ずしも取る必要はありません。
GM:そこはフリーハンドでいきましょう。
古堂京也:了解です!だが、この男に取るしかあるまい。蝙蝠/紅森羽/感服/嫌悪:○/ロイス
紅森羽:そうだ
紅森羽:グリーディを使いたいな
GM:グリーディの使用も可能です。
紅森羽:2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[3,10] → 13

紅森羽:財産13点ゲット フフ モテモテ
サスィ:ではロイス取るついでにお話ししよう
サスィ:ジーン・アルメイダ/信用○/無為/ロイス
ジーン・アルメイダ:あやきんに取るかー。
ジーン・アルメイダ:彩生百合子/尽力○/N:不安/ロイス
紅森羽:ロイスをとっていこうか
紅森羽:護衛/古堂京也/共闘/無関心:○/ロイス
彩生百合子:古堂さんにも取れるうちに取る……!
古堂京也:お嬢様~!(感涙
彩生百合子:護衛/古堂京也/信頼:○/罪悪感/ロイス
GM:じゃあ、まずはサスィさんとジーンさんのお話タイムにいきましょう。ロイスを各位取り終わったら!
ジーン・アルメイダ:よし、こい!
GM:こんなところですね。じゃあ、サスィとジーンさんの会話シーンをどうぞ。

サスィ:「……」
サスィ:「ジーン、ハナン・ハドゥについてだが」
GM:ジーンを、サスィが呼び止めた。
サスィ:話がひと段落ついてから、別の現場に向かおうとする時に
サスィ:「俺たちはプロだ。だが感傷を捨て去りきる事が出来る者など、この世のどこにもいない。」
サスィ:「……ライサの動向には注意しておくべきだ。俺たちの円滑な仕事のために。」
ジーン・アルメイダ:「……ライサが裏切るかもしれない、と?」
サスィ:「……いや」
サスィ:「奴の気性から考えれば、むしろ……」
サスィ:「………それも裏切りとは変わらんかもしれないが。」
ジーン・アルメイダ:「いや、なるほど、そうだな。あいつなら、そっちのほうが濃いか。」
サスィ:「……」
サスィ:「いざとなれば、対応に回る事にもなるだろう。」
ジーン・アルメイダ:「そうなったら、守りが薄くなるだけじゃない。下手をすればあいつ自身を失う事になるかもしれない。」
サスィ:「……ああ」
サスィ:「しかし、俺はそれも選択肢として考えている。」
ジーン・アルメイダ:「これ以上仲間が減るのはごめんだからな。俺も注意しよう。ありがとよ、サスィ。」
サスィ:「これは仕事の為だけじゃない。チームとしての俺たちの在り方次第だ。」
サスィ:「………」
サスィ:「路頭に迷うつもりはない。それだけだ。」
サスィ:ライサ・ヴァロフ/信用○/不信感/ロイス
ジーン・アルメイダ:「そうだな、俺も……覚悟はしておくよ。」
ジーン・アルメイダ:蠍/ライサ・ヴァロフ/信頼○/不安/ロイス
サスィ:「1人で結論を急ぐなよ……奴のように。」
サスィ:思い出すのは、かつて自分たちが最も信じていた男の面影。

サスィ:以上で!
GM:OK。
GM:では、彩生さんは何かありますか?
彩生百合子:いや!やはり……ここは後のシーンに持ち越します
古堂京也:調達しよう、応急手当だ
古堂京也:1dx+5>=8
DoubleCross : (1R10+5[10]>=8) → 8[8]+5 → 13 → 成功

古堂京也:で、ジーンさんにパスするぞ!
GM:素早いパスワーク
ジーン・アルメイダ:ありがとう、ありがとう!
古堂京也:使え!必要じゃろう!
サスィ:ボデアマ!
ジーン・アルメイダ:私もしていいだろうか
ジーン・アルメイダ:購入マン
ジーン・アルメイダ:2dx 応急手当
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[2,7] → 7

ジーン・アルメイダ:財産を一点使おう。応急手当は大事だ。
サスィ:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

GM:サスィーッ!
サスィ:カス!以上!
彩生百合子:どいつもこいつも応急手当などと!医療トランクを買ってやるわいガハハ
彩生百合子:6dx+4>=20
DoubleCross : (6R10+4[10]>=20) → 7[1,3,6,6,7,7]+4 → 11 → 失敗

彩生百合子:ギエーッ
GM:哀れな
古堂京也:お、お嬢様……高望みはしないほうが……
紅森羽:調達そう調達だ
紅森羽:世界制服を狙うべし
紅森羽:手配師を使います
GM:やってみなッ
紅森羽:4dx+5=>35
DoubleCross : (4R10+5[10]>=35) → 9[1,2,9,9]+5 → 14 → 失敗

紅森羽:財産を使っても無理だな
GM:きわどいぜ

■Middle/02

GM:では、ネクストシーンです。
GM:まずは情報収集から、というわけで、項目はこんな感じ。
(1)“焼けた鱗”の死について 《情報:エスタージ》難易度9
(2)“雪狼”の動向 《情報:エスタージ》難易度12
(3)他派閥の動向 《情報:裏社会》難易度14
(4)“ハナン・ハドゥ”について 《情報:裏社会》難易度16
(5)襲撃に警戒する 【肉体】or【感覚】難易度8 ※情報成果なし。資金への被害を軽減。
ジーン・アルメイダ:ほうほう
GM:難易度が高いやつは、調べなくてもセッションの成功に関係ない項目もあるよ!
GM:で、シーンプレイヤーは古堂さん。
GM:登場は自由!
GM:好きに登場せよ!
古堂京也:古堂京也の侵蝕を+4(1d10->4)した (侵蝕:33->37)
古堂京也:うーん、初期侵蝕値の如く
ジーン・アルメイダ:でちゃう!
ジーン・アルメイダ:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 3[3]+41 → 44

紅森羽:出ない理由はありませんね
紅森羽:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+2[2] → 50

サスィ:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 1[1]+56 → 57

サスィ:イエスっ
彩生百合子:彩生百合子の侵蝕を+2(1D10->2)した (侵蝕:45->47)
GM:全員登場しましたね。
GM:調べたい項目を、各自宣言して選んでね!
古堂京也:情報は財産あるので高難易度も可能……
紅森羽:では難易度の高いのを頂いていきましょうかね
紅森羽:全て問題なく開けられます
サスィ:警護って1人いれば十分ですかね
ジーン・アルメイダ:私は割りと裏社会固定値は高い。
サスィ:あ、じゃあジーンさん情報任せた!
GM:警護については、今回のPLのみなさんは気にせずともよい!
GM:切り札を切らなければ変化しません!
紅森羽:何分意思が強いもので
サスィ:なーるほど
サスィ:じゃあ一番低いのいきます!
サスィ:焼けた鱗!
サスィ:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8

サスィ:財産1使用で成功!
GM:がんばりサスィ
サスィ:鮨屋の恨みだ
ジーン・アルメイダ:どうしようかなー。襲撃キャンセラーとしても優秀だからなあ。
ジーン・アルメイダ:皆が情報大丈夫ならぶっ殺しに行くぜ
古堂京也:襲撃キャンセラーでいいのではないでしょうか?
サスィ:そうですね
ジーン・アルメイダ:じゃあ襲撃破壊マンになります。皆頑張って!
紅森羽:こちらは“ハナン・ハドゥ”についてをやっちゃいましょうか
紅森羽:コンボ トロピコネーヴェを使用
紅森羽:4dx+21=>16
DoubleCross : (4R10+21[10]>=16) → 10[2,4,5,10]+5[5]+21 → 36 → 成功

GM:強すぎる
紅森羽:侵蝕は+1される
紅森羽:52に
彩生百合子:じゃあ私は2番めに難しい、他派閥の動向について。
彩生百合子:他派閥の動向を、情報:裏社会で。
彩生百合子:6dx+1>=14
DoubleCross : (6R10+1[10]>=14) → 10[4,4,5,8,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

彩生百合子:イエス
ジーン・アルメイダ:11dx 襲撃警戒
DoubleCross : (11R10[10]) → 10[1,3,3,4,5,5,6,7,9,10,10]+6[5,6] → 16

古堂京也:では“雪狼”の動向 《情報:エスタージ》難易度12やります
古堂京也:4dx>=12 要人への貸し1/3
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 9[2,6,7,9] → 9 → 失敗

GM:古堂・・・動くか・・・?
古堂京也:財産を3点使用して成功。財産9→6
ジーン・アルメイダ:うむ、いい感じだ。
サスィ:いいねえ
GM:OK。危なげなく全員成功ですね。
古堂京也:情報固定値など金でなんとかなる!
彩生百合子:クソ情報(ヤロー)どもをぶち殺しまくった
GM:順番にカイジします!
サスィ:ざわ   ざわ
(1)“焼けた鱗”の死について
“焼けた鱗”ジェルマノ・カプッチは、“枝角”の派閥のほぼ傘下に属する形で活動していた。
取引を控えた最中、護衛がついているところを大胆にも狙われたものと考えられる。
彼の死によって海運事業は大きく滞りを見せており、
この状況でもっとも腹を立てているのは、間違いなく“枝角”の長,その人であろう。
彼は間違いなく激怒しており、最前線に出てきているはずだ。
※[“枝角”と接触する]ことが可能になった。
(2)“雪狼”について
“アルファ”であるジェサニア・モラを長とした、暴力を商売とする派閥。
『パック』と呼ばれる準幹部となった構成員は、例外なく狼のキュマイラ因子を保持している。
その実態は,“一角獣”の派閥から提供される特定シンドローム感染ウィルスであり、
暴力装置としての“雪狼”の仕事に対して大いに貢献している。
このため,例え“アルファ”が殺されても、速やかに人員を補充・強化し、派閥を存続することが可能。
※[“雪狼”について(2)]を調査することが可能になった。
(3)他派閥の動向
この襲撃を受け、最も動揺しているのは“狐の尾”。
その他では旧“赤鼠”派閥や、“枝角”の一部構成員、
“海蛇”派閥の傘下にあったアジアの各派閥も離反しかねない状況にある。
一方で“大蜘蛛”は、人員を日本各地に散らす奇妙な動きを見せている。
何かを探しているように見えるが――
GM:(4)ハナン・ハドゥについて は、ちょっと別口で。ライサが解説します。
GM:(5)襲撃に対する警戒。
GM:41-1d5
DoubleCross : (41-1D5) → 41-2[2] → 39

GM:だいぶ被害を減らせた。ほんの2億ほどの取引が赤字に終わっただけだ。
ジーン・アルメイダ:ヤンが聞いたらぶちギレそうな言葉だ
GM:で、紅森さんにはちょっとイベントです。
GM:あなたはハナン・ハドゥを知る人物、ライサ・ヴァロフと連絡を取った。
紅森羽:取った

ライサ:「……“蝙蝠”」 ライサは、あなたを見るなり、その異名を告げた。
ライサ:「何しに来たの? 例の殺しの件?」 詳細は聞いているはずだが、彼女は意外な程冷静だ。無関心にすら見える。
紅森羽:「ハハ、ま。そういうことろです」
紅森羽:「ヤン君は今回は別件のようですし」
ライサ:「“ハナン・ハドゥ”が殺ったと思ってる?」 拳銃の整備をしている。
紅森羽:「それを確かめようと思ってね、やれる可能性は、あるでしょう?」
ライサ:「……“ハナン・ハドゥ”。“絶壁”。シンドロームはブラックドッグ/ノイマン」
ライサ:「きわめて限定的な、出力微小の電気操作能力。せいぜい、自分の体内の電気信号を操れる程度の……きわめて弱いシンドローム」
ライサ:「気まぐれで、私みたいな孤児とか、戦場帰りの負傷者にその技術を教えこむことがあった……」 銃の整備を終える
ライサ:「でも、死んだ」
紅森羽:「なるほど、ね」
紅森羽:「あ、タバコ吸っても構いませんか?」
ライサ:「吸えば?」
紅森羽:「ありがとう」
ライサ:「……死んだはず」
紅森羽:「死んだ、か。シンドロームの強弱はある種の境界を超えた人間にとって」
紅森羽:「枷にはならない。本人の強さとは関係ない事も多い」
紅森羽:「死因は?」
ライサ:「病気」
ライサ:「記憶が消えていく病気だったって、言ってた」
紅森羽:煙を吸い込んで目を、閉じる。
紅森羽:「記憶が」
紅森羽:「それは本当に死に至る病なのか?」
紅森羽:「死体を見ましたか?」
ライサ:「私がいちばん最初に」
GM:あなたは、“蠍”がいちばん最初に死体を見るという意味を知っていてもいい
GM:殺したという意味だ
紅森羽:「…なるほど」
ライサ:「だから、“ハナン・ハドゥ”を名乗る者がいれば、それは――」
ライサ:「亡霊か、偽物か、なにか。それ以外ありえない」
紅森羽:「その二つの差は、とても大きい」
紅森羽:「この事を他に知られたくはないですか?」
紅森羽:殺したということについて
紅森羽:他人に知られたくないかどうか
ライサ:「……ヤンと、あと……ウォンに話したら殺す」 ほんの少し、正面から見なければわからない程度に笑う
紅森羽:「ハハ、それは怖い」
ライサ:「私が知ってることは、それだけ。どちらにしても、ほんものの“ハナン・ハドゥ”じゃなければ――」
ライサ:「敵じゃないし。こっちに来たら、私が狩る……それだけ」
紅森羽:「…では本物かどうか。わかったら教えますよ」
ライサ:「……うん」
GM:得られる情報は、これ以上はない。
紅森羽:「あと、この話はナイショにしておきます」
紅森羽:「適当に調べておいた事にしましょう」
ライサ:「……助かる、わ」 拳銃を収めた。
紅森羽:「貴方は、強い意思を持っている。そういう人は割と好きですよ」
紅森羽:「貴方がこれからどう動くのか、それも楽しみです。では」
ライサ:「私は、あなたみたいな人は好きじゃない。……じゃあね」
GM:※「“ハナン・ハドゥ”について(2)」を調査することが可能になった。

GM:と、いうわけで!
GM:ここまでの情報を、あなたたちは共有してもいい!
GM:クラリーチェのセーフハウスのひとつで、望むのならば、みんなと会話できるでしょう。
GM:会話したい人ー!
サスィ:はーい!
サスィ:こいつは喋らないけどな!
紅森羽:では出ましょう
彩生百合子:私も情報共有する義務がある!
古堂京也:ギャバァーン!お嬢様が出るなら行くしかない!
GM:では、きみたちは広間で合流していた。
紅森羽:まずは情報源をぼかした感じで調べたことを伝えよう
古堂京也:調査資料を提出!共有!

紅森羽:「…というわけで“ハナン・ハドゥ”は死亡している。」
彩生百合子:「…………」
彩生百合子:「“ハナン・ハドゥ”。かつて伝説と謳われた射手」
彩生百合子:「いつか、その名を聞くことがなくなりました。……この世界では、ままあることでございましたが」
クラリーチェ:「……迎撃に出たジーンさんが“ハナン・ハドゥ”とぶつからないかどうか、不安だったけど……」
サスィ:「………」
古堂京也:「…………」
クラリーチェ:「その心配はなさそうかな……」
紅森羽:「現状“ハナン・ハドゥ”を名乗る者がいるとすれば亡霊か騙りの類ということになるでしょうね」
サスィ:「こちらは言われていたように“枝角”との筋を確保した。」
彩生百合子:「……“枝角”からは、どのようなご返答が?」
彩生百合子:構成員が一部離反しているという動向を知っている。不安だ。
サスィ:「……そちらの見立て通りだ、“枝角”の長は襲撃者に対して憤慨している」
彩生百合子:「“焼けた鱗”は、大きな損失でした」
彩生百合子:「誰よりも……“枝角”のベルナルド様にとって。“雪狼”の行い、それを考慮に入れての行為だったかどうか――」
サスィ:「不得手な俺たちにこれ以上の接触や交渉は出来ない。後はお前の領分だ。“エンセオジェン”」
彩生百合子:少し不安そうに微笑む。顔色は蒼白だ。
サスィ:「………」
サスィ:「こちらからはそれだけだ。」
クラリーチェ:「“雪狼”の動きも気になるけど、“大蜘蛛”も気味が悪いね」
サスィ:“大蜘蛛”…因縁のある相手だ。少しだけ眉根を寄せる。
紅森羽:大蜘蛛には借りがあるな
紅森羽:「気分が優れないようですが、大丈夫ですか?」>彩生さん
彩生百合子:「ええ……少し。けれど、知り得た分のお話は……今、申します」
彩生百合子:「クラリーチェ様にはお話したとおり。今の“大蜘蛛”は、“雪狼”の散発的な襲撃に対し、連携をとっているようには思えません。いえ――」
彩生百合子:「――むしろ、連携しての行いなのかも。“雪狼”の影に潜んで、人員を国内に散らし、潜ませているかのような」
彩生百合子:「“雪狼”の暴力によって、“狐の尾”、“枝角”の人員……」
彩生百合子:「組織の運営になくてはならない力を持つ者達が萎縮し、離反しつつあります」
サスィ:「『恫喝』……それが得手か」
紅森羽:「実に彼ららしい有用な方法ですね」
クラリーチェ:「ボス・クラスだけじゃ組織は回らない。手の指、足の指を壊していく」
クラリーチェ:「それが“雪狼”」
紅森羽:「私のような枝葉のはしっこに位置する立場には辛いことです」
クラリーチェ:「紅森さんはよく言うよ」
サスィ:「どう対処する。虱潰しか。」
古堂京也:「“雪狼”はその特異性から頭を潰したとしても効果は薄いと思われます」
古堂京也:「例え“アルファ”を殺害したとしても速やかに補充される……対処法に関してはまだ調べる必要がありますね」
紅森羽:「雪狼の人員は補充が効くのでしょう?頭以外も同じく」
古堂京也:「ええ……“一角獣”から提供される特殊なウィルスで可能とするらしいです」
クラリーチェ:「……“雪狼”を潰すのなら、ひとつ手がある」
クラリーチェ:「……全員、同時に、まとめて潰す」
クラリーチェ:「それ」
サスィ:「………同時に?」
クラリーチェ:「ま、うまく出来ればだけど。こればっかりは状況次第かな……」
紅森羽:「ハハハ、全くもって」
サスィ:「……」
彩生百合子:「……」“蠍”の2人を見る。
紅森羽:「その方向での手段も考えておくべきかもしれませんね」
クラリーチェ:「そんなところかな。他に、なにかある?」
サスィ:「無い。」
古堂京也:「これ以上はありません」
紅森羽:「今はまだ」
彩生百合子:「クラリーチェ様。いえ……」
彩生百合子:「……まずは派閥の協調で“雪狼”を追い込み、いちどきに全滅させる。異論はございません」
クラリーチェ:「ん……」
クラリーチェ:「じゃあ、私は部屋にもどるよ。荒事は苦手だし、みんなが『動け』って言ったタイミングで動けるようにする……だから」
クラリーチェ:「よろしくね」
GM:というわけでクラリーチェは去る。
サスィ:「理解した。」
彩生百合子:「畏まりました」
古堂京也:「は、畏まりました」
GM:その他ロールなどある方、おられるかーっ
GM:いまがチャンスということもあろう!
サスィ:では部屋を立ち去ろうとした時に
サスィ:今度は紅森さんとちょっとお話ししたい
紅森羽:そばによって声をかけますよ
彩生百合子:私は今度こそクラリーチェ様と話すのだ!
GM:じゃあ、まずはサスィ&紅森さんから!
GM:会話をどうぞ!オープン!

サスィ:「………」
サスィ:ぎろりと話しかけてきた紅森さんを見る。
紅森羽:「先程の話ですが」
紅森羽:「情報元は貴方も知っている方です」
サスィ:「………そういう事か。」
紅森羽:「少し貴方たちの話を立ち聞きしてしまいましてね、いや聞くつもりはなかったのですがね」
サスィ:「………」
紅森羽:「ですから彼女に関しては心配は要りませんよ、が詳しいことはナイショです。約束ですので」
サスィ:「……目敏い奴だ。」
紅森羽:「特にヤン君達には知られたくない様子でしたので、そのあたりはお願いします」
サスィ:「………お前が組織の中で一人生き延びてきた理由が少しは分かる。」
サスィ:「俺たちもこの国で、立場を変えつつある。」
サスィ:「貸しも借りも作るつもりはないが、参考にはなるかもしれん。お前のやり方は。」
紅森羽:「ハハ、君たちのリーダーは」
紅森羽:「君たちにとって悪いようにはしないでしょう」
紅森羽:「大丈夫ですよ、私なんかを参考にしなくたって」
サスィ:「………どう出るかは、誰にも分からん。」
紅森羽:ポケットから紙巻とキャンディーを取り出す
紅森羽:「どうです?一つ」
サスィ:「……必要ない。」
紅森羽:「そうですか。残念」
紅森羽:「では、まだ調べることがありそうなのでこれで」
サスィ:「……」
サスィ:こちらも無言で立ち去っていきます
紅森羽:紙巻に火をつけてくゆらせながら部屋をでる
紅森羽:以上です

GM:じゃあ、このあたりで、ユリコ&クラリーチェのWお嬢様ですね。
GM:彩生さんはすきな感じで声をかけてください!
彩生百合子:そうですね。夜、クラリーチェ様の自室に、ノックして入室しましょう。
彩生百合子:上下関係はあるとはいえ、稀にこうして話すこともあるはず。
クラリーチェ:「どーぞ。……開けてるよ」
彩生百合子:「恐れいります」一礼して入室。
彩生百合子:「……夜分に、コホッ、申し訳ございません。……お邪魔ではございませんか?」
クラリーチェ:「いや、ちょうど休憩しようと思ってたところ」 クラリーチェは高等教育用のテキストを並べていた。
クラリーチェ:ハイスクールを卒業していない以上、一般教養はマフィア稼業の合間を縫って、可能な限り進めておかなくてはいけないのだ。
彩生百合子:「……」すこし、そのテキストに目をやる。羨ましい。
彩生百合子:「“雪狼”のことを、すこし」
クラリーチェ:「ああ。あいつらね。なにか気になる?」
クラリーチェ:ヘッドホンを外した。
彩生百合子:「……“雪狼”の存在、昔から聞き及んでおりました。……けれどこうして敵に回した今……」
彩生百合子:「……彼らの教義を、恐ろしく思います。自分自身が替えの効く、同価値の群体のひとつと信じること」
彩生百合子:「最初から……交渉も説得も通じぬ獣であるように、暴力以外のすべてを持たない事を」
彩生百合子:「……」寝間着の胸を抑える。
クラリーチェ:「そう思わせるのも、必要なことだと思う。いままでの“エスタージ”には、そういうのも必要だった」
クラリーチェ:「ユリコはそういうの、嫌い?」
彩生百合子:「…………ええ。“大蜘蛛”も“雪狼”も、すべてここまでの組織に、必要な部門だった」
彩生百合子:「必要だから、存在していた――」
彩生百合子:「……こほっ、申し訳ございません」弱気を押して、少し笑う。
彩生百合子:「エスタージはあるいは爛熟し、“狐の尾”も、故あれば離れようと……」
彩生百合子:「そのような意志の一つ一つを、ビッグ・ボスは……どのようにして、彼らをまとめあげることができていたのでしょうか」
彩生百合子:「“雪狼”。“灯蛾”。“大蜘蛛”。“蠍”。あるいは……“蝙蝠”のような」
クラリーチェ:「パパは、それもアリだと思っていたと思う。それでも笑い飛ばして、統率していた」
クラリーチェ:「私はそういうタイプじゃないかも知れない。でも、みんなのことは好きだ。こんな状況になっても、“雪狼”のことですら、嫌いになれない」
クラリーチェ:「私は、生まれつき、“エスタージ”の一家の一人っ子だったからね」 笑う
彩生百合子:「……私は……」俯く。
クラリーチェ:「ユリコは?」
彩生百合子:「今の私は、とても、情けない質問を……。弱気になっているのかもしれません」膝の片方を見るように、目をそらす。
彩生百合子:「彼らを再びまとめ上げられる日が来ると、想像……できなくなってしまったのでしょうか」
彩生百合子:「クラリーチェ様が、ビッグ・ボスを継ぐとわかっていながら……」
彩生百合子:「……ただ滅ぼすしか道はないのかと、考え始めております」
クラリーチェ:「ユリコ」 クラリーチェは、あなたの手を掴んだ。震えているのがわかるだろう。
彩生百合子:「……!クラ、けほっ、こほっ!こほっ」
クラリーチェ:「怖がっている。あたしは。いつもそう。いつもそうだよ。……音楽を聞けば、少し強くなれる」
クラリーチェ:「そして、友達や仲間と一緒にいるときも」
彩生百合子:「友達……ええ、クラリーチェ様と私は……友人でいたい」
彩生百合子:「そう願っております。私も、いつも……」
クラリーチェ:「あたしには、みんなのやりたいようにやってもらう。それを信じて助けるぐらいしかできない。だからユリコ。あたしは、ユリコが思ってることを、応援する」
クラリーチェ:「ボスって、強いから、みんなを助けてあげるものでしょ。ユリコたちといれば、こんな震えもすぐ止まるから……」
クラリーチェ:「あたしがいる。ユリコは、やりたいようにやって」
クラリーチェ:あなたはクラリーチェの手の震えが止まることに気づいてもいい。
彩生百合子:「……わ、私は……」言葉に詰まる。
彩生百合子:(私の、思っていること。私がやりたいこと)
彩生百合子:それを真っ直ぐに言ってくれたのは、クラリーチェが初めてだ。だが、それを考えようとするのは、とても恐ろしいことのようにも思う。
クラリーチェ:「ユリコが何を選んでも、あたしが守る」 クラリーチェは手を離した。 「ボスだからね」
彩生百合子:「私は……これまで、ただ目の前の義務を……果たそうと、努力しておりました」
彩生百合子:「襲われれば打ち倒す。裏切られれば誅する。そうせねばならない、当然のこと……」
彩生百合子:「……そして、クラリーチェ様。次のボスたる、貴女を守ることすら」
彩生百合子:「…………」窓ガラス越しに自分の姿を見る。
彩生百合子:まるで、心からの忠誠で、彼女を守っていなかったかのような言葉。
彩生百合子:即座に処罰されたとしてもおかしくない発言だった。なぜ、そんなことを口にしたのか。
彩生百合子:「……私の望みは、何なのでしょうか。私自身の考えること……」
クラリーチェ:「その応え」
クラリーチェ:「楽しみにしてるよ。知りたいな、あたしは」
彩生百合子:「申し訳ございません――」頭を下げてしまってから、
彩生百合子:「……いえ、ありがとうございます。……ありがとう」
彩生百合子:「友人として、心より思います。……クラリーチェ様」
クラリーチェ:「いーよ別に。友達なら、そんなこと。それより」
クラリーチェ:「この問題解くの、手伝ってくれない?」 テキストを指差す。
彩生百合子:「え……ええ、けれど」
彩生百合子:「私も、語学の他はまったく……病気で、学校にも……」
クラリーチェ:「……やっぱり、私たち」 「強くならないとね……」
彩生百合子:「……はい」
GM:こんなところでしょうか!
彩生百合子:YES!
GM:ほかに何かやりたいもの!おられますか!
彩生百合子:こ……これは取るしかない!早くも最後のロイス枠が~~!
彩生百合子:主/クラリーチェ/友情:○/不安/ロイス

GM:ロイスもどうぞ!
古堂京也:ディーノさんとおはなししたいでーす
GM:じゃあ、古堂さんとディーノさんのお話タイムだ。
GM:場所はどこがいいですかね?
古堂京也:そうですね……
古堂京也:基本的にお嬢様と一緒にいるので、お嬢様がジェントルアニー様と話している時は離れて警護しているので
古堂京也:ちょっと通りがかったような感じで話しかけていただけると非常に助かります。
GM:では、きみが警護している廊下を、“巨竜”のディーノが通りかかる。
古堂京也:まず、一礼します。
“巨竜”ディーノ:「……“マイノーター”。きみがいるということは」
“巨竜”ディーノ:「二人のご令嬢がお話中ですか?」
古堂京也:「はい、その通りです。」
“巨竜”ディーノ:「仲良くしていただきたいものですね。あの子たちには、“この先”がある」
古堂京也:「“この先”……ですか」未来の事を不安に思う
古堂京也:「ディーノ様は、この抗争……ディーノ様自身はどうお考えでしょうか」
“巨竜”ディーノ:「私は……きっと、それを考える意味がない」
“巨竜”ディーノ:「親父殿を殺された。その償いをするべき者が、いますからね」
“巨竜”ディーノ:「きみはどうです、“マイノーター”。もしもきみが、何に変えても守るべき存在がいたとして。その存在を、誰かに殺されたとすれば?」
古堂京也:「……確かに、それは考える意味はありませんね」
“巨竜”ディーノ:「私ときみは似ていると思います、“マイノーター”。ともに、何かの長になるべき者ではない」
古堂京也:「そんな……ディーノ様はただの護衛である私と違い、若頭-アンダーボス-でしょう」
“巨竜”ディーノ:「失って、わかったものもあります。私の手はそれほど大きくはない」
“巨竜”ディーノ:「“雪狼”や“大蜘蛛”のような連中を許せない」
古堂京也:「…………」自分も同じ思いだということに気付く
古堂京也:「ええ……私もアレらは許しがたい存在だと思っております」
“巨竜”ディーノ:「その点ですね。我々と、ビッグボス――親父殿との違いは」
“巨竜”ディーノ:「“蟻の目”のゾラなら、『器の違い』とでもいうのでしょうね」
古堂京也:「『器の違い』……」嫌な予感が頭をよぎる
古堂京也:「……もしもの……仮の話になりますが、よろしいでしょうか?」
“巨竜”ディーノ:「どうぞ」
古堂京也:「……“ジェントルアニー”様が……彼らを許し、御することが可能になった場合」
古堂京也:「ディーノ様はどうなされるのでしょうか」そんなことは万が一にも有り得ない、仮定だ
“巨竜”ディーノ:「きみと同じです」 静かに告げる
“巨竜”ディーノ:「終わらせるべき者に、終わりをもたらす」
“巨竜”ディーノ:「もしもそうなれば、私の役目は終わっているでしょうからね」
GM:あなたは察することができる。
GM:“巨竜”ディーノは復讐者だ。
古堂京也:……なんと
GM:少なくとも、“白い手の男”と戦うにあたっては、信頼できる存在だろう。
古堂京也:「……このような世迷い言に答えて下さり、ありがとうございます」
“巨竜”ディーノ:「私こそ礼を言っておきましょう。願わくば、あなたがこちら側に来ないように」
“巨竜”ディーノ:「きっと、きみならば、うまくやれる」
GM:同類として心配しているであろうことが伝わってくる。どういう反応をしても構わない。
古堂京也:「私は…………いえ、そう、ですね」
古堂京也:「……二度も同じ想いはするつもりはありません。一度は堕ちた身ですから」
“巨竜”ディーノ:「……ならば、結構」
古堂京也:「ディーノ様、貴方と話すことが出来てよかった」
“巨竜”ディーノ:「私もです、“マイノーター”古堂。では、また……おやすみなさい」
古堂京也:「はい……ディーノ様。お休み下さい」
GM:こんなところですかね!
古堂京也:はい!ありがとうございます!

■Middle/03

GM:では、前回の続きより再開します。
GM:残り:39億円
GM:残り情報収集項目
GM:■情報収集2
(1)“枝角”と接触する 《交渉》難易度7
(2)“雪狼”について(2) 《情報:裏社会》難易度12
(3)“ハナン・ハドゥ”について(2)」 《情報:ギルド》難易度20
(4)襲撃に警戒する 【肉体】or【感覚】難易度8

GM:以上の4点が可能になっています。
GM:シーンプレイヤーは古堂さん・・・またあなただ!
GM:登場は自由なので、登場モノはダイスを振ってください
彩生百合子:私も出る!なぜなら……
彩生百合子:……生還者だからね!
彩生百合子:彩生百合子の侵蝕を+9(1D10->9)した (侵蝕:47->56)
彩生百合子:ヨアケ!
古堂京也:古堂京也の侵蝕を+1(1d10->1)した (侵蝕:37->38)
古堂京也:お、おかしい……
ジーン・アルメイダ:でる
ジーン・アルメイダ:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 9[9]+44 → 53

ジーン・アルメイダ:うぐあああああ
紅森羽:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+10[10] → 61

紅森羽:オゥ…
サスィ:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 3[3]+56 → 59

GM:全員登場!
GM:では、担当したい項目に挑んでネ!
古堂京也:(2)“雪狼”について(2) 《情報:裏社会》難易度12を調べようかな
紅森羽:“ハナン・ハドゥ”について(2)
彩生百合子:枝角に挑みたい気持ちがあるなあ……!
彩生百合子:交渉ばかりは素の社会値がなくてはチャレンジできまい!
彩生百合子:すなわち!ピュアソラのこのわたくしです
サスィ:こっちはもちろん襲撃対策だ
ジーン・アルメイダ:裏社会か襲撃対策かといった所だが
ジーン・アルメイダ:ここは裏社会に行ったほうがいいのかな、私は。
サスィ:財産のある古堂さんにまかせときましょう
古堂京也:要人への貸し2つ目使用、ダイス+3
古堂京也:4dx+1>=12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 10[1,3,6,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

古堂京也:素で成功
サスィ:いよしっ
GM:古堂さん調子いいなあ
紅森羽:強い意志があれば大丈夫だよ
紅森羽:コンボ:トロピコネーヴェ
紅森羽:5dx+21=>20
DoubleCross : (5R10+21[10]>=20) → 10[4,6,7,9,10]+2[2]+21 → 33 → 成功

ジーン・アルメイダ:じゃあ僕は襲撃をなんとかしてみましょう。
ジーン・アルメイダ:11dx 肉体
DoubleCross : (11R10[10]) → 10[1,2,3,3,4,5,7,9,9,9,10]+2[2] → 12

サスィ:という事で気兼ねなく肉体!
サスィ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,5,7,9] → 9

サスィ:上々ね
GM:2人とも成功か。なるほど。
ジーン・アルメイダ:二人で警戒!
GM:じゃあ、被害はゼロになったことになり、ちょっとイベントですね。それは後ほど。
サスィ:なにい
彩生百合子:6dx+1>=7
DoubleCross : (6R10+1[10]>=7) → 9[3,5,5,7,7,9]+1 → 10 → 成功

GM:彩生さんも成功なら、これもイベント会話です。なので、
GM:ほかの二人分の情報項目だけ先に開示しておきます。
(2)“雪狼”について(2)
日本における“エスタージ”の輸送網に対して,
非常に積極的、かつ露骨な攻撃を仕掛けている。
“雪狼”の組織としての性格から、この襲撃それ自体は短期的な資金欠乏を狙ったものと見て間違いない。
資金が欠乏すれば、離反し、“白い手の男”ニコラ側につく派閥もあるだろう。
だが、基本的に“雪狼”は自発的に企みを仕掛けるタイプではない。この襲撃を“雪狼”が企てたのでないとすれば、別の意図があるのかもしれない。
(3)ハナン・ハドゥについて(2)
本人は間違いなく死亡している。
しかし、オーヴァードの世界には死者を歪んだ形で蘇生させる者、
その存在を模倣する者など、限りなくハナン・ハドゥに近い[何か]を生み出せるケースがある。
特に最近、ギルドは他者のレネゲイドを写し取って使いこなす生体兵器を、
FHの企業から買い上げたらしく、それを使っている可能性が高い。
生体兵器の名を《光の王》と呼ぶ。
GM:というわけで、彩生さんと“枝角”さんの接触シーンをやりましょう!
彩生百合子:打ち震えるぜ・・・

GM:彩生さんはどんな場所で接見しましょうか?
彩生百合子:こればかりは枝角の意向に合わせたいところですが、
彩生百合子:港町の別荘などにしましょう。
彩生百合子:枝角のテリトリー内、海を臨むバルコニーあたりで、接触しようと思えば接触できるようにしています。
GM:じゃあ、港町の別荘。 ――あなたの指定した時刻、ひそかに訪いを入れる者あり。
GM:あなたはバルコニーの下に、あなたを見上げて佇む大型犬の影を見るだろう。
彩生百合子:木造りの柵に軽く手をかけ、夜の海を眺めていました。
GM:狼ではない。その堂々たる体躯は、アイリッシュウルフハウンドだ!
彩生百合子:「……ごきげんよう。こうして、再びお会いできたこと」
彩生百合子:白いつば広帽子を取り、深く一礼する。
彩生百合子:「光栄に存じます。――“枝角”のベルナルド様」
“枝角”ベルナルド:「こちらこそ光栄だ」
“枝角”ベルナルド:「せっかくのお招き。そちらに上がっても構わんかね?」
彩生百合子:「私が降りてもお構いありませんか?……今は、私一人でございますので」
“枝角”ベルナルド:「そうかね。ならば、お待ちしていよう、お嬢さん」 ウルフハウンドは低く頭を下げた。
彩生百合子:「こほ、……くふっ」少し咳き込みながら、湿った砂利道へと下りてくる。
彩生百合子:「改めまして。“海蛇”の妹、彩生百合子でございます」
彩生百合子:「ベルナルド様のお力添えをいただきたく、こうして参上いたしました」
“枝角”ベルナルド:「“枝角”が長。ベルナルドだ。久しいな、“海蛇”の景累よ――少し立て込んでいるようだが」
“枝角”ベルナルド:「お困りのようだな」
彩生百合子:「……ええ、少し」わずかに首を傾ける。
彩生百合子:「ベルナルド様にとっては、如何にございましたか?」
“枝角”ベルナルド:「俺も少し忙しい。無礼者に罰というものを教えてやらねばならんからな」 唸る
“枝角”ベルナルド:「その件だろう?」
彩生百合子:「そう願いたいものです。私とベルナルド様の敵は、共通であると」
彩生百合子:「――“雪狼”。私共を悩ませる者」
“枝角”ベルナルド:「コトが単なる“後継者争い”なら、中立を貫くつもりだったが」
“枝角”ベルナルド:「こいつは少し話が違うぜ。なァ? そう思わんか?」
彩生百合子:「……“焼けた鱗”。ジェルマノ様」瞼を伏せる。
“枝角”ベルナルド:「やつは俺の兄弟分だった。俺が守ってやらなきゃならんかった」
彩生百合子:「幼い頃。クリスマスの日、あの方からパンドーロを頂いたことが」
彩生百合子:「……とても悲しむべきことです」
“枝角”ベルナルド:「“雪狼”は、俺の群れに手を出した。その報いは受けてもらう」
彩生百合子:「ええ。彼らの行いは、とても愚かなことです。ベルナルド様の怒りを、予期できなかったのですから」
彩生百合子:「……今一度、力添えを申し入れたく存じます」
彩生百合子:「“枝角”が、クラリーチェ様に力添えをいただくこと。……そして」
彩生百合子:深く頭を下げる。
彩生百合子:「クラリーチェ様と私達が、“枝角”へと力添えを行うということを」
“枝角”ベルナルド:「喜んで、お嬢さん。……と、言いたいところだが、俺たちの力は、輸送の力だ。いまはそれが封鎖されている状況にある」
“枝角”ベルナルド:「この件を片付けたら。そのときはこの“枝角”、あんたがたの足となり、長い枝角となることを誓おう」
彩生百合子:「……ええ。エスタージの先を導く、貴方がたの枝角が必要です。何をおいても」
彩生百合子:「敵の動向を知らねばなりません」
彩生百合子:「“雪狼”が今、何を行っているのか。“枝角”の何を悩ませているのか。仔細を伺ってもよろしいですか?」
“枝角”ベルナルド:「結構。――“雪狼”が派手に動いている。うちは戦闘が不得手でな。正面からやられるのがいちばん困る。兵站部隊ってのはそういうものさ。――で」
“枝角”ベルナルド:「戦闘部隊のあんたがたが出張ってくるというわけだ。少しでも先が読めるやつなら、そこまでは読むだろう、誰でも」
彩生百合子:無言で首肯する。
“枝角”ベルナルド:「つまり陽動だな。“雪狼”が考えなしの独断で動いているんじゃなければ、何か別に目的がある」
“枝角”ベルナルド:「“大蜘蛛”が何かを探してる。たぶん、それは“誰か”だ。暗殺者を使ってるんだろう?」
彩生百合子:「……“誰か”?クラリーチェ様を、ということではなく?」
“枝角”ベルナルド:「俺かもしれんし、お嬢かもしれん」
“枝角”ベルナルド:「いずれにせよ、護衛をつけてやることだな。誰が狙いにしても、フリーハンドで使えるやつを一部隊は遊ばせておいた方がいい」
彩生百合子:「問題は、それが“誰か”……」
GM:クラリーチェの護衛についている部隊は、未行動である限り、あなたの派閥に対する暗殺行為を無効化することができます。
GM:よろしくね!
彩生百合子:「ならば、彼らの動きが確実となるまで、ベルナルド様は兵を引き、“雪狼”の襲撃に耐える、と」
彩生百合子:「……そのように、お伝えしてよろしいでしょうか」
“枝角”ベルナルド:「そういうことだ。せいぜい食いつかせてやるさ。獣用の餌を用意するのは兵站部隊の役目だからな」
“枝角”ベルナルド:ウルフハウンドの顔で笑う。彼なりの冗談だ。
彩生百合子:「畏まりました。“焼けた鱗”の火と、無念……そしてベルナルド様の憤怒に代わり」
彩生百合子:「“雪狼”に、正しき報いを。約束いたしましょう」
“枝角”ベルナルド:「感謝する。――俺に何かあったら、エツィオの野郎に言え。委細、つつがなくやるだろう」
“枝角”ベルナルド:「また会おう」
GM:引き止めなければ、ベルナルドは駆け去るだろう。
彩生百合子:「こほっ、冗談がお上手にございます」血を吐き、弱々しく笑う。
彩生百合子:「“雪狼”といえど、ベルナルド様のご健在を脅かすことなど」
彩生百合子:「……また、お会いしましょう。お元気で」
GM:彩生さんも駆けさってもいい。
彩生百合子:深く頭を下げ、ウルフハウンドの後ろ姿を見送ってから、
彩生百合子:帽子を被り直し、迎えの車に戻っていく。
彩生百合子:潮風にワンピースが揺れる。以上です。
GM:OK。

GM:では、次は古堂さんと紅森さんの会話シーンを挿入しましょう。
GM:お互いに情報収集の帰りというところかな?
古堂京也:紅森さんから特になければそれで!
GM:どんなシチュエーションで会話したいでしょうか。熟練した男同士の会話にふさわしい場所で会話せよ!
紅森羽:場所はどうしようかな
紅森羽:帰りで良いですね
GM:この港町にはさまざまなスポットがある。特になければ、アジトとかですね。
紅森羽:カフェでお茶でも飲んでるので通りかかってくれればこちらから声かけますが
古堂京也:では通りかかりましょう。
紅森羽:「やあ、今から戻るところですか?」
古堂京也:「…………はい、今戻るところです」
古堂京也:イルウァ様から呼ばれたというので敬語だ。
紅森羽:そんなに流行っていなさそうなカフェでお茶に自前のフレーバーを足して飲んでいる
紅森羽:「お嬢様は、どうやらお話中のようです、どうですか?一息ついていかれては」
紅森羽:と席を勧めます
古堂京也:もちろん、敬語とはいえ嫌悪感を出す。
古堂京也:「……」少し考えて
古堂京也:「良いでしょう、その言葉に甘えさせていただきます」席に座る
紅森羽:「ここの焼き菓子は中々のものでしたよ。コーヒーでも頼みますか?」
古堂京也:「そうさせて頂きます。貴方は気にならないと思いますが、注文をしないのは店に申し訳がありませんから」とコーヒーを頼む
紅森羽:「ハハ、確かに」
紅森羽:とポケットからタバコ?を取り出し火をつける
紅森羽:「一本どうです?」
紅森羽:と勧めます
古堂京也:「結構」断る
紅森羽:「フフ…、味わいの良いものなんですがね」
紅森羽:「ところで、貴方は」
紅森羽:「随分と、私のことを嫌っていらっしゃるようですが」
紅森羽:「それでも、今回は共に行動してくれている。こうして話にも応じて頂いている。」
紅森羽:「何故ですか?」
古堂京也:「…………イルウァ様が貴方を呼んだのなら無碍には出来ない。それだけですよ」
古堂京也:本心を隠さずに言う。イルウァ様が関わらなければ貴様とこのような真似はしないだろうと。
紅森羽:「ハハ、なるほど」
紅森羽:「私は」
紅森羽:「私の立ち位置は、毛嫌いされてしかるべき物だと自覚はしているのです」
紅森羽:「色々とフラフラしていますからね」
紅森羽:「ですから、共に行動する人間との立ち位置というものは知っておきたいのですよ、フフ」
古堂京也:「そのようなものですか」
紅森羽:「貴方は、例えばイルウァ様や百合子様を理由にして、私を嫌うのですか?」
紅森羽:「古堂京也という人間自身は何を持って行動しているのです?」
紅森羽:「人を敬愛し尊敬すること自体は美徳でしょう」
紅森羽:「ですが、貴方自身が他人を言い訳にして行動してしまうようでは」
紅森羽:「そんな人間に嫌われてしまっては」
紅森羽:「私も随分と、軽く見られてしまったものです」
古堂京也: バ キ ン ッ !
古堂京也:カップが割れる。
紅森羽:タバコ?の煙を深く吸い込み
紅森羽:ゆっくりと吐く
紅森羽:「お店に迷惑ですよ」
紅森羽:「貴方は気にならないかもしれませんが」
古堂京也:「ええ……確かに」
古堂京也:「私が貴方を嫌う理由を答えましょうか」
紅森羽:「怒るなら、怒るなりの理由をお持ちでしょう?それを知りたいのです。私はね貴方が信頼に足る人物か見極めたい」
紅森羽:「それだけです
紅森羽:「お聞きしましょう」
古堂京也:「“俺”は貴様みたいな男が気に食わない。それだけの話だ」
古堂京也:「そこにイルウァ様も、お嬢様も関係はない」
紅森羽:「結構。ちなみに、私は貴方のような愚直な生き方ができる人間は割と好きですよ」
古堂京也:「そうか」
古堂京也:「俺は貴様の質問に答えた、ならこちらからも問わせてもらおう」
古堂京也:「貴様は何がしたい?何故、その場所に居続ける」
紅森羽:「いつか、知るためです」
紅森羽:「本当の自分というものを、ね」
紅森羽:タバコ?を咥えて煙を吸う
紅森羽:「ハハ、カッコ悪いでしょう」
古堂京也:「……笑えるか」席を立つ、引き止めなければこのまま去るだろう。
紅森羽:「この仕事中は仲良くやりましょう」
紅森羽:引き止めはしない
GM:古堂さんはきみの言葉を耳にいれた様子もなく、去った。
紅森羽:「…今は“私”や“翼”がまとめ役ですが」
紅森羽:「本当に、色々な人を見ることで埋もれてしまった本当の私がいつか戻ってきてくれると…」
紅森羽:「フフ…」
紅森羽:タバコをくゆらせながら呟きます
紅森羽:以上です
GM:OK!

GM:というわけで、次はサスィさんジーンさんの会話ですね。
ジーン・アルメイダ:ウッス!
サスィ:ヒヒーッ
GM:お二人とも、“雪狼”の襲撃を警戒しながら会話をどうぞ!
ジーン・アルメイダ:夜景を背後に話しましょう
サスィ:じゃあまあとりあえず
サスィ:ハナンハドゥとライサについて紅森から聞いた件をジーンにも伝えておきましょう
ジーン・アルメイダ:「……“ハナン・ハドゥ”は既に死んでいた、か。」
サスィ:「……少なくとも、俺たちの考えているようになりはしないようだ。」
サスィ:「……」
サスィ:「奇妙なものだ。」
サスィ:「考えてみれば、俺たちは互いに知らない事の方が多い。命を預け合う場面も何度も潜り抜けながら。」
ジーン・アルメイダ:「深く知ってることが、絆を強めるわけじゃない。」
サスィ:「……ああ。」
サスィ:「俺たちがお互いを知るべきはこれまでに何をしてきたかではない。」
サスィ:「現場で何が出来るのか。それが全てだ。」
ジーン・アルメイダ:「そうだな。それについちゃ、俺たち以上に信頼できる相手もいないだろう。」
サスィ:「……全くだ。だからここにいる。」
サスィ:「それが絆と呼べる物なのかは分からんが。居心地は悪くはない。」
サスィ:「お前はどうだ。」
ジーン・アルメイダ:「最初は、この立場には大して思い入れもなかった。ボスの助けになるならどこでもいいってな。」
ジーン・アルメイダ:ウォンの死、ルッジェーロの裏切った時の事を思い出す。
サスィ:「……」
ジーン・アルメイダ:「だが今は……随分と入れ込んじまったみてえだよ。」
サスィ:「……そうか。」
サスィ:「この国に来て、俺たちが弱くなったのか」
サスィ:「それとも……別の何かを手に入れられたのか」
サスィ:「………」
サスィ:「感傷的になったな。」
ジーン・アルメイダ:「いいんじゃねえか、そういう時があっても。」
サスィ:「……ああ。」
サスィ:という事で後はいつも通り無言に戻ります。
“ベータ”マッフェオ:「……なるほど、こいつは面白いな!」
GM:きみたちはすでにその気配に気づいていてもいい。
GM:倉庫の屋根の上に、大柄な男の気配あり。
サスィ:「……お前か。」
ジーン・アルメイダ:「……さて、仕事の時間だな。」
“ベータ”マッフェオ:「蠍が二匹か。いいねえ。そっちはリーダーか? ん?」
GM:ジーンを見ている。
ジーン・アルメイダ:「さあな。どちらにせよお前じゃ敵わないことは確かだ。」
“ベータ”マッフェオ:「かもな。だが、じっくりと足を食いちぎり、腕を壊して、目玉と耳を引き裂いた後なら――」
“ベータ”マッフェオ:「話は別だ。いけ!」
GM:というわけで、狼の群れが現れる――

GM:ミドル戦闘になるので、一度シーンを区切りましょう。
ジーン・アルメイダ:ミドル戦闘とは……!
サスィ:げえーっ
GM:ってわけで、ここでは各自調達とロイス取得が可能です。
GM:何かある方はどうぞ!
ジーン・アルメイダ:応急手当をもらっておこう
ジーン・アルメイダ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[7,9] → 9

ジーン・アルメイダ:もらった
古堂京也:応急手当買っておこう
古堂京也:1dx+5>=8
DoubleCross : (1R10+5[10]>=8) → 1[1]+5 → 6 → ファンブル

古堂京也:社会1だとままあること
彩生百合子:ホローポイント弾だなあ
彩生百合子:6dx+4>=10
DoubleCross : (6R10+4[10]>=10) → 10[1,2,3,7,10,10]+9[6,9]+4 → 23 → 成功

サスィ:ボデマしておく
サスィ:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 4[4]+1 → 5

サスィ:ダメ!以上!
紅森羽:世界制服
紅森羽:手配師使用
紅森羽:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 8[1,1,3,7,8]+5 → 13

紅森羽:中々回らないものだなあ
GM:こんなところですかね。
ジーン・アルメイダ:デス!
紅森羽:はい
古堂京也:うす!
彩生百合子:枝角にロイスを取りたいのは山々だが……無理な話!

■Middle/04

GM:では、ミドル戦闘!
サスィ:セイッ
GM:シーンプレイヤーはジーンさん&サスィさんなんだな。
GM:ほか、登場は自由!駆けつけてもいいし、がんばってモードでも構わない!
ジーン・アルメイダ:GOGO!
GM:登場ダイスをどうぞ!
サスィ:ぶっころしてやんぜ!
彩生百合子:当然出るべき!生還者だし。
古堂京也:でようか
紅森羽:いってやる
ジーン・アルメイダ:1d10+53
DoubleCross : (1D10+45) → 2[2]+53 → 55

サスィ:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 6[6]+59 → 65

古堂京也:古堂京也の侵蝕を+9(1d10->9)した (侵蝕:38->47)
彩生百合子:彩生百合子の侵蝕を+5(1D10->5)した (侵蝕:56->61)
紅森羽:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+7[7] → 69

GM:ほう、あがってきたな……よろしい……
GM:では、まず諸君の位置関係を示しておこう!
       【倉庫】
      【PC×5】
        |
       (10m)
        |
    【“雪狼”の群れA×3】
        |
       (5m)
        |
    【“雪狼”の群れB×2】
GM:こんなん!
GM:倉庫がダメージを受けるとカネがなくなります。
彩生百合子:ヤベェー
彩生百合子:物理的な経済攻撃だ
ジーン・アルメイダ:紅森さんにAsをぶっ殺してもらって、後ろの二つを何とかしたい所
GM:ってなわけで、きみたちは倉庫の襲撃に駆けつけた。
“ベータ”マッフェオ:「お……数が多いな。さっさとずらかるとするか?」
“ベータ”マッフェオ:「わかるぜ。“エンセオジェン”。その護衛のイヌ。で……なんだお前?」 紅森さんのことだ。
サスィ:「……」
彩生百合子:コツ コツ
彩生百合子:「……鼻がよろしいのですね。“雪狼”のマッフェオ様?」
紅森羽:「ハハ、名前を知られていない程度の小物ですよ」
“ベータ”マッフェオ:「人一倍……どころじゃないぜ」
彩生百合子:「あなたを待ち受ける多くの死のにおいも、それで感じ取れますか?」
彩生百合子:コンテナの陰からあらわれる。まだ瞳の色は深い赤だ。
“ベータ”マッフェオ:「俺の鼻は効くからな。くせェぞ、てめェは。あ? 死の匂いだと?」
“ベータ”マッフェオ:「そいつはお前たちの方、だろ?」
紅森羽:「お気になさらず、できれば忘れておいてもらえるくらいでいて頂けると」
紅森羽:「嬉しいんですがねえ、ハハハ」
古堂京也:お嬢様に付き従うように現れる。
“ベータ”マッフェオ:「フン……全員、そんな強気をたたけないほど消耗してもらうぜ」
彩生百合子:「……“ピピストレッロ”。手筈通りに、合わせることができますね?」
紅森羽:「仰せのままに“エンセオジェン”」
彩生百合子:「“雪狼”。卑劣は悪ではございません。それが貴方がたの、エスタージのための機能でもあった」
“ベータ”マッフェオ:「そいつはどーも。文句があるなら“アルファ”に言えよ? あいつは見た目の割に性格が最悪だからな! ハハハ!」
彩生百合子:「コホッ……けれど、それは……弱者が強者を食い荒らすための手段――」
彩生百合子:「貴方がたが私たちを消耗させると仰るのであれば」
彩生百合子:「……私たちは強き視点から見下すことが礼儀でしょう?……この群れは、この場にて潰えていただきます」
“ベータ”マッフェオ:「そうかい。……せいぜいがんばってくれよ? じゃあ、な!」
“ベータ”マッフェオ:「お前、“アルファ”に似てるぜ、“エンセオジェン”。できれば食い合ってほしいもんだな」 “ベータ”の姿が、やけに遠く見えたと思ったら、消えている。
雪狼の群れA:「……ジャッ!」
彩生百合子:穏やかに、落ち着いた微笑みを浮かべているように見せていたが
彩生百合子:強く手を握りしめている。侮辱に対する怒りを感じている。
サスィ:「……来るぞ。」
GM:ここで、あなたたちは“ベータ”が言外のヒントを与えていることに気づくだろう。彼にとって“アルファ”はボスでもあるが、邪魔な存在なのだ。
GM:“アルファ”は彩生百合子に似ている。これでどちらの”暗殺”対象が“アルファ”か判明しただろう。以上だ。
GM:というわけで、ミドル戦闘の火蓋が切って落とされる。
GM:戦闘開始。

■第1ラウンド

GM:セットアップ!何かある人!
彩生百合子:イエス
古堂京也:なし
ジーン・アルメイダ:なかった
紅森羽:なし
彩生百合子:《扇動の香り》!ターゲットは群れB1とします。
彩生百合子:こいつをターゲットとするダイスが+6個だーっ
GM:B1ですね。喰らいます!
サスィ:《加速装置》!先手をもらう!
サスィ:行動値+12!
サスィ:すいませんやっぱやめときます!
GM:了解!
彩生百合子:目に燐光が灯り、行動誘発操作が開始される。
彩生百合子:誰が動いているか、何を標的としているか、一見すれば分からないかもしれない……が、
彩生百合子:事前に打ち合わせは済ませている。手筈通りに、合わせる!
彩生百合子:61→66
GM:ならば、初手は紅森さん。
GM:行動をどうぞ。
紅森羽:「では、そのように」
紅森羽:Aチームに接敵します
紅森羽:前傾姿勢でダッシュ
GM:OK。接敵されます。
       【倉庫】
   【彩生 古堂 サスィ ジーン】
        |
       (10m)
        |
   【紅森 “雪狼”の群れA×3】
        |
       (5m)
        |
    【“雪狼”の群れB×2】
紅森羽:「肉体労働はッ、そんなに得意じゃあないんですけれど」
雪狼の群れA:「ジ……!」
紅森羽:「ハハ…よろしく」
紅森羽:エンゲージをして
紅森羽:Bチームに攻撃します
GM:おのれ、来い!
紅森羽:《紅の刃》&《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》&《鮮血の網》
紅森羽:コンボ名はファンゴロッソ
紅森羽:11dx8
DoubleCross : (11R10[8]) → 10[1,2,3,3,4,4,5,6,7,8,9]+7[1,7] → 17

紅森羽:ひっくいなあ
彩生百合子:ダイス足してもこれなんですねw
ジーン・アルメイダ:はわわわ
GM:あ……これ……イベイジョンで避けてしまいました
彩生百合子:なんということだ
ジーン・アルメイダ:なんということだ
古堂京也:やはり蝙蝠……宛にはならぬ……
紅森羽:うーむ
GM:ぎりぎり避けられました
サスィ:ぐぎゃー!
紅森羽:マイナーで薬も使えなかったしなあ
紅森羽:ロイスを
サスィ:いや
紅森羽:切るか ギリギリなら
サスィ:うーむ
サスィ:回避性能もありますし
サスィ:お願いできれば!
紅森羽:では古堂さんと仲良ししたので ロイスをタイタス昇華
GM:く・・・まじか・・・!
紅森羽:達成値を足すよ
紅森羽:17+1d10
DoubleCross : (17+1D10) → 17+3[3] → 20

紅森羽:ハハ
紅森羽:どうだーッ
サスィ:お願いシンデレラ!!!
GM:だめです、当たりました
ジーン・アルメイダ:シンデレラー!
GM:ダメージとかください
紅森羽:良かった
紅森羽:4d10+2
DoubleCross : (4D10+2) → 25[7,10,6,2]+2 → 27

紅森羽:中々良い 硬直もプレゼント
GM:うーむ、痛い!けど、さすがにそのダメージでは落ちない!
彩生百合子:「……っ!」ギン!
彩生百合子:一体一体が微弱な雪狼の軍勢であれば、事前の仕込みがなくとも直接操作可能と踏んでいた……
彩生百合子:「あっ……!」
彩生百合子:……が、出力が足りない!紅森の攻撃範囲にまとめきれないのだ。
紅森羽:手首をナイフで切って
紅森羽:周囲に血をばらまくと
雪狼の群れB:「……ジ、ジャッ!」
紅森羽:その片の小石やガラクタが相手に向かって飛んでゆき絡まっていく
紅森羽:「暗殺とかのプロの前で恥ずかしいんですがね。ま、足止めくらいにはなるでしょう」
ジーン・アルメイダ:「絡め手か。面白いな。」
サスィ:「……十分だ。」
GM:雪狼の群れBは、明らかに足が止まる。
GM:だが……GMの心理を考えていただこう。わざわざエンゲージを離して、A部隊の後方に配置したB部隊……これが意味するものとは……
GM:射撃攻撃だ!
サスィ:くっ
GM:そうでなければ、エンゲージなど離さぬ!くらえッ!
GM:雪狼の群れB-1の攻撃。
GM:1d6 対象選択ダイス
DoubleCross : (1D6) → 4

GM:あっサスィ
雪狼の群れB:マイナーで《完全獣化》
雪狼の群れB:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《雷の槍》+《魔獣の本能》
サスィ:ファック!きやがれ!
雪狼の群れB:14dx8+4 死ヒャ!
DoubleCross : (14R10+4[8]) → 10[1,2,3,3,4,5,5,7,8,8,9,10,10,10]+10[3,5,6,8,8,9]+10[3,3,10]+4[4]+4 → 38

ジーン・アルメイダ:回られた!
サスィ:厳しい!
GM:よくもまあ回るものよ
サスィ:一応回避!《ゲットダウン》!
サスィ:5dx+20
DoubleCross : (5R10+20[10]) → 10[2,4,5,9,10]+1[1]+20 → 31

サスィ:ぐぁ!
GM:いけるっ!ダメージ出します。諸々有効。
GM:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 18[10,4,2,2]+10 → 28

GM:だめだー
GM:殺意が足りない・・・
サスィ:セーフ!
サスィ:HP3で生存!
GM:では、獣の咆哮とともに、雷の槍がきみを撃った。
雪狼の群れB:「ジャゥッ……!」
サスィ:フットワークで躱そうとするが、一瞬遅い!
サスィ:……しかし、大きな負傷は避けている。体勢を即座に立て直す。
サスィ:「……問題はない。」
彩生百合子:(……回避しようとした?)思わず唾を飲み込む。
彩生百合子:(雷の速度を?)
???:『おや。“蠍”らしくもない……』 不意に、どこからか声が聞こえる。
サスィ:「……」
???:『殺せるものなら、ここで殺しても構いませんよ。……私の可愛い友人たち』
サスィ:声の方を睨む
雪狼の群れB:「……ジ……」
GM:群れB-2の行動。
GM:1d6 対象はこれ!
DoubleCross : (1D6) → 2

GM:古堂さんかー!うぬぬ、やるか。
雪狼の群れB:マイナーで《完全獣化》
雪狼の群れB:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《雷の槍》+《魔獣の本能》。対象は古堂さん。
雪狼の群れB:14dx8+4
DoubleCross : (14R10+4[8]) → 10[1,2,3,3,3,5,6,6,8,8,8,9,10,10]+10[2,4,5,7,8,9]+10[2,9]+1[1]+4 → 35

GM:諸々有効!対処せよ!
古堂京也:4dx+8>=35 ドッジ
DoubleCross : (4R10+8[10]>=35) → 8[1,3,6,8]+8 → 16 → 失敗

古堂京也:だめ!
雪狼の群れB:4d10+10 ダメージ。
DoubleCross : (4D10+10) → 25[8,5,3,9]+10 → 35

GM:ya
GM:ヤッタァーッ!
古堂京也:古堂京也の侵蝕を+10(1d10->10)した (侵蝕:47->57)
GM:低侵蝕クソ野郎にダメージを!
雪狼の群れB:「……!」 雷の槍が古堂さんを捉えた。
古堂京也:避けきれない、当たる。
???:『まだ。まだですよ。じっくりといたぶって差し上げるのが礼儀というもの』
古堂京也:「…………」眼鏡を直す。
???:「特に、相手が忠節無比の“マイノーター”であれば」
サスィ:「……賢しいな。連中のやり口か。」
古堂京也:「少々……五月蝿いですね」
GM:次は行動値7メンバーなので、話し合いで順番を決めてください!
ジーン・アルメイダ:ぶっ殺すぜ!
ジーン・アルメイダ:まあ誰から行くのもそう変わらないでしょう。私からAをぶん殴らせてもらいます。
GM:さあ、誰だ~っ!
古堂京也:どうぞどうぞ
サスィ:どうぞ!
GM:きやがれ~っ
ジーン・アルメイダ:マイナーで《縮退機関》HP10点消費。攻撃力+20!
サスィ:出たぜ…奴の18番が!
ジーン・アルメイダ:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《一閃》。対象は群A-1で。
GM:OKです。どうぞ!
ジーン・アルメイダ:11dx7+10
DoubleCross : (11R10+10[7]) → 10[2,2,3,4,5,5,7,9,9,10,10]+10[1,5,5,6,9]+10[10]+6[6]+10 → 46

GM:イベイジョンじゃ無理だ!!!
GM:ダメージください。
ジーン・アルメイダ:5d10+26 ダメージ!装甲無視!
DoubleCross : (5D10+26) → 26[4,6,2,5,9]+26 → 52

サスィ:ヒヒヒーッ
GM:はい、一撃!蒸発!ミンチ細切れ!
彩生百合子:ヤバすぎ!
GM:群れA-1は死にました!
       【倉庫】
   【彩生 古堂 サスィ】
        |
       (10m)
        |
【ジーン 紅森 “雪狼”の群れA×2】
        |
       (5m)
        |
    【“雪狼”の群れB×2】
雪狼の群れA:「ジャッ」 群れはきみの攻撃から、散開して身を守ろうとしたが――
ジーン・アルメイダ:雷光が二つ煌いた直後。黒い風が吹き荒れ、狼の群が一瞬で吹き飛ぶ。
GM:ゴ ボ ン !
ジーン・アルメイダ:「俺たちは蠍。いたぶるのは苦手でな……。すぐ終わらせてやる。」
???:『“蠍”の、“ネロ・クローチェ”。なるほど。お見事……です』
サスィ:では次はこちらが!
サスィ:いいですか!
ジーン・アルメイダ:侵蝕値は合計9上がって64に。
GM:しかし、侵蝕率は上がったに違いあるまい!そして次はサスィか!来やがれ~っ!
サスィ:マイナーでヴィヴロウィップ!メジャーで《アタックプログラム》!対象は群れA2!
GM:こい!
サスィ:4dx+28
DoubleCross : (4R10+28[10]) → 10[4,4,10,10]+8[4,8]+28 → 46

サスィ:yosi
GM:はいダメ!
GM:避けられるはずもなし。ダメージください。
サスィ:7d10+15
DoubleCross : (7D10+15) → 39[3,10,7,2,3,7,7]+15 → 54

GM:潰れた!!!
GM:死!群れA-2死亡です!
サスィ:対抗種バックファイアで《リザレクト》
サスィ:1d10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 3[3]+69 → 72

サスィ:まだまだいけるぜ~ッ
雪狼の群れA:「――ジャ!」 きみが振り回した鎖に対して、何匹かは犠牲になって受け止めようとする。だが!
サスィ:――ビシャッ!!
サスィ:細い影の揺らめきが数頭の群れを捉えたかと思うと
サスィ:既にそこには千切れ飛んだ肉片しか残っていない。
GM:ど ぐ ち ゃ !
       【倉庫】
   【彩生 古堂 サスィ】
        |
       (10m)
        |
【ジーン 紅森 “雪狼”の群れA×1】
        |
       (5m)
        |
    【“雪狼”の群れB×2】
ジーン・アルメイダ:「見事か。俺で言ってちゃあ、直に言い飽きちまうぜ」
サスィ:「………次だ。」
???:『――すばらしい。さすがは在りし日の“エスタージ”の面影』
???:『たいへん面白い“群れ”の形態ですね』 声からは、かすかに笑う気配
彩生百合子:「……在りし日の?」赤い光がさらに強まる。怒りだ。
???:『ごきげんよう、“エンセオジェン”。前の邂逅の際には、お話もできず申し訳ありませんでした』
GM:では、古堂さんの手番です。行動をどうぞ。
古堂京也:《陽炎の衣》《光芒の疾走》《一角鬼》《完全獣化》 古堂京也の侵蝕を+13した (侵蝕:57->70)
古堂京也:めちゃめちゃ上がる
サスィ:はわわ
GM:はわ・・・
紅森羽:ミドルなのに13も
古堂京也:移動先はAから2m先までエンゲージを抜けて移動する
       【倉庫】
   【彩生 サスィ】
        |
       (10m)
        |
【ジーン 紅森 “雪狼”の群れA×1】
        |
       (2m)
        |
       【古堂】
        |
       (3m)
        |
    【“雪狼”の群れB×2】
???:「あなたもお気づきでしょう? “エスタージ”は斜陽のときを迎えております』
彩生百合子:「……。私は」
???:『親近感を覚えます、“エンセオジェン”。私とあなたの能力は、よく似ている』
彩生百合子:「忠誠を尽くさぬ裏切り者を……貴女のような者を、許すことはできない」
???:『忠誠を尽くさぬ裏切り者。私もそれは許すことができません。――私に対して、忠誠を尽くさぬ者を』
GM:了解。移動可能です。
古堂京也:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》 古堂京也の侵蝕を+4した (侵蝕:70->74)
古堂京也:対象はA
GM:ギャーッ!来た!
古堂京也:10dx7+9
DoubleCross : (10R10+9[7]) → 10[1,1,3,5,6,8,8,9,9,9]+10[2,4,4,5,10]+6[6]+9 → 35

GM:イベイジョン無理です。ダメージください・・・
古堂京也:4d10+15 諸々有効
DoubleCross : (4D10+15) → 27[9,5,7,6]+15 → 42

GM:潰れて死にますね、そのダメージは。
古堂京也:古堂の姿が掻き消える。
雪狼の群れA:「ジ」 雪狼の群れは、きみたちに対して攻撃に移ろうとした。だが――
古堂京也:狼が潰れた後に現れるのはミノタウロス。
古堂京也:力任せに潰す!
雪狼の群れA:「ジャッ!?」 ただの肉片と化す!猛攻!
       【倉庫】
   【彩生 サスィ】
        |
       (10m)
        |
   【ジーン 紅森】
        |
       (2m)
        |
       【古堂】
        |
       (3m)
        |
    【“雪狼”の群れB×2】
???:『ああ――恐ろしい。あなたの番犬が奮い立っているようですよ?』
古堂京也:「……狼如きでは迷宮の番人には勝てんぞ」
古堂京也:「頭ならば、届くかも知れんがな」
???:『まさしく。“マイノーター”。あなたのように忠義に篤い者を配下にしたいものです』
彩生百合子:「どうして……私を……」
彩生百合子:「……怒らせるのですか?“アルファ”。本当なら、この戦いすらも」
彩生百合子:「“白い手”に届くまでは……ただの、当然そうすべき、義務にしか過ぎなかった」
サスィ:(戦いへの意識を乱す事を狙っている…戦闘職ではなく、この場で指揮を下すことの出来る“エンセオジェン”をその標的とするのは理が通っているか……)
彩生百合子:「……これほど近い能力。私も同じだと」
彩生百合子:「そう仰りたいのですか?」  ――カチチチチチッ!
彩生百合子:遠く、まばらにスライド音が響く。
???:『私はあなたが好きですよ、“エンセオジェン”』
???:『“ピピストレッロ”が“マイノーター”を好むように』
GM:では、彩生さんの手番だ!
GM:行動をどうぞ!
彩生百合子:当然、《扇動の香り》を付加したB1を狙いましょう。
彩生百合子:《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》。
彩生百合子:8dx7-2
DoubleCross : (8R10-2[7]) → 10[3,6,6,7,8,9,9,10]+10[1,3,8,10,10]+5[5,5,5]-2 → 23

GM:オウッ!避けられない!
GM:ダメージをください。
彩生百合子:3d10+12 装甲-15
DoubleCross : (3D10+12) → 19[6,4,9]+12 → 31

GM:さっきのダメージと合わせて間違いなく死にました。
彩生百合子:――ガ カカカカカカッ!!
彩生百合子:縦横無尽の射線が飛来し、群れを取り囲むように穿つ!
雪狼の群れB:「……、…………!」
彩生百合子:彩生百合子だけが、その嵐の中、無傷で立っている。
彩生百合子:群れの統率者だからだ。
彩生百合子:66→70
GM:回避しきれるはずもない。弾丸を打ち込まれ、みなごろしの目にあう。
       【倉庫】
   【彩生 サスィ】
        |
       (10m)
        |
   【ジーン 紅森】
        |
       (2m)
        |
       【古堂】
        |
       (3m)
        |
    【“雪狼”の群れB×1】
彩生百合子:「……私の力は、確かに、貴女たちのような使い方をすることもできた」
彩生百合子:「だからこそ、その違いは、決定的に……違う」
???:『そうでしょうか? やはり、似ていると思います』
???:『言葉には力が宿る。故に、私は、自らに言葉を禁じた……』
彩生百合子:「天より与えられた力をどのように使うか。何を罪とし、何を美徳と考えるか。……私は――」
彩生百合子:(……私が何を求め、考えるのか)
サスィ:「……」
???:『私は、私が望むすべてを。あなたにとっての“マイノーター”にできる。その力がある』
彩生百合子:(私は“アルファ”以上に、それを持ちあわせているのですか……ビッグ・ボス)
GM:ネクストラウンド。

■第2ラウンド

GM:セットアップ。何かある人!
ジーン・アルメイダ:なし!
古堂京也:なし
彩生百合子:紅森さんを支援しておきましょうか。生還者ですし。
彩生百合子:B2に《扇動の香り》。ダイスは同じく+6個。
サスィ:ふーむ
サスィ:単体攻撃だし紅森さん任せでいいかな
彩生百合子:あ、サスィさんが加速するなら温存しますけど!
GM:OK。
サスィ:いや!大丈夫です!
サスィ:対抗種バックファイアも怖い
彩生百合子:70→75
サスィ:セットアップなし!
GM:こちらもなにもなし。
紅森羽:あたるかなー
GM:というわけで、紅森さんの手番です。
紅森羽:セットアップは無し
GM:どうぞ!
???:『削り、弱らせ、傷つけて、殺す。あなたたちが“雪狼”の恐ろしさを知るのは、まだこれから……』
紅森羽:「やれやれ…」
彩生百合子:一筋の汗が流れる。戦闘では圧倒的にこちらが優勢だ。
彩生百合子:“蠍”の2人がいる。群れは猛攻によって見る間に減り、残すは僅かな一群のみ。
彩生百合子:(けれど、“アルファ”は。……“雪狼”のやり方は)
彩生百合子:(自らに付き従う群れのすべてを、使い捨てる。こんなに……こんなにも、呆気無く)
彩生百合子:(……こんな戦い方を仕掛けてきた敵が)
???:『あなたたちは、短いスパンで何度の戦闘を経験しましたか? 1度? 2度? ……我々は、何度でも。あなたたちを攻撃します』
彩生百合子:(――私と同じような)
彩生百合子:「え、ええ……ゴホッ、ケホッ!」
サスィ:「……ここにいない者の言葉に気を取られるな。“エンセオジェン”。付け入られるぞ。」
彩生百合子:「承知しております。ありがとう……存じます」サスィさんに微笑む。
ジーン・アルメイダ:「……」
紅森羽:《鮮血の網》を抜いたトロピコで攻撃
紅森羽:11dx8
DoubleCross : (11R10[8]) → 10[5,5,6,6,7,9,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,6,9,10]+6[4,6] → 26

GM:うーむ、かわせません!
紅森羽:先程まとわりついた小石などが更に体にめり込む
紅森羽:4d10+2
DoubleCross : (4D10+2) → 19[3,9,5,2]+2 → 21

GM:うーん、死にました!
GM:雪狼の群れB-2死亡、戦闘終了です!

GM:最後の群れは、紅森さんの攻撃に備えるが、末路は悲惨!
紅森羽:「こういう目立ち方はしたくないんですがねえ」
???:『お見事』
古堂京也:「……お嬢様、ご無事ですか」人に戻り、呼吸器を取り出す
古堂京也:「“鎖”が言うように気にしてはなりません。お嬢様はお嬢様です」
彩生百合子:「私は……私」目を伏せる。
彩生百合子:「これまで気にも留めたことがありませんでした。私とは何なのでしょう?」
ジーン・アルメイダ:声は消えましたか
GM:声はまだ、遠くから聞こえてきている。倉庫の片隅の、スピーカーからだとわかってもいい。
???:『また少しだけ、あなたたちの限界が近づきました』
ジーン・アルメイダ:ぶち壊す?
GM:壊してもいいですよ。
ジーン・アルメイダ:じゃあ壊そう。
???:『“マイノーター”。あなたはすばらしい“オメガ”に――』
???:ヅ ヅゾッ
GM:破壊されました。もう声は聞こえませんね。
ジーン・アルメイダ:「ようやく静かになったな。」
サスィ:「……ああ。」
彩生百合子:「“蠍”のお二方。……そして、“ピピストレッロ”も」スカートをつまみ、一礼する。
彩生百合子:「お見事にございました。これでまた一つ、“雪狼”の目論見を、損耗なく、阻止することができました」
紅森羽:「まあ、そのくらいはお気になさらず」
サスィ:「……まだ俺たちの仕事が果たされたわけではない。」
サスィ:「敵の頭を討ち取ってから礼は受ける。」
ジーン・アルメイダ:「奴は何度でも襲う、と言ったが……」
ジーン・アルメイダ:「何度機会があるかな、奴が死ぬ前に。」
彩生百合子:「……では、次の行動に移りましょう。敵の目論見を暴かねばなりません」
彩生百合子:「“蠍”が真に殺すべき者の存在を明らかとし、“雪狼”を全滅させる。……その時と場を、知らなければ」
GM:帰宅する場合は帰宅ボタンを押してくださいね!
GM:そしたら今日は終了です。
彩生百合子:あ!古堂さんと話したいです。
古堂京也:わたしもはなしたいところでした
GM:OK。彩生さんと古堂さんのお話シーンを設けましょう。
彩生百合子:ということで、他の皆さんが去るようであれば、それを見送って倉庫に残りましょう。
サスィ:去るぞい
GM:皆さんしだいだぜ!
サスィ:空気の読める暴力野郎
ジーン・アルメイダ:大丈夫ですよ!
紅森羽:去るよ

彩生百合子:潮風にロングスカートの襞が揺れる。埠頭の端を少し歩き、遠くの灯台などを見ながらぼんやりしている。
彩生百合子:「……」
彩生百合子:「……けほ」
古堂京也:「……お嬢様、ここはお体に障ります」
彩生百合子:「…………。古堂さん」また、一歩、二歩と歩きながら、振り返らず話す。
彩生百合子:「先程の答えを、伺っておりませんでした」
古堂京也:「先の戦闘、ご負担になられたでしょう。休める場所を……」
彩生百合子:「私は、何者なのでしょうね?」
古堂京也:「……難しい事を言われますね」
古堂京也:「私から見たお嬢様で良ければ、それをお答えします」
彩生百合子:体を向き直して、古堂さんを見る。
古堂京也:「私の答えでお嬢様が納得されるかどうかが分かりませんが。それでもよろしければ」
彩生百合子:「……それを、聞きたいのです」
古堂京也:「…………畏まりました」
古堂京也:「私の思う、お嬢様。彩生百合子という少女は……自分の決めたことは貫き通そうとする方です」
古堂京也:「それが如何に困難な道であっても、苦境にあっても……お嬢様は進んでいける方」
彩生百合子:「それは……」唇を噛む。
彩生百合子:「本当は……違うのです。生まれてからずっと、一つの道しか、進む勇気を持てなかった……」
彩生百合子:「そうあるべきことを、そうあるべきように。けれど、本当は……ビッグ・ボスがそうであったように」
彩生百合子:「そして、クラリーチェ様がそうであるように――自分自身の意志で、貫くべき道を決めなければならない」
彩生百合子:「……これからの戦いで、負けるとしても、勝つのだとしても」
彩生百合子:「いずれ、そうなるべきだと……気づいたのです。エスタージとして。彩生の娘として」
古堂京也:「……お嬢様」
彩生百合子:「こほっ、こほっ……けほ!」
彩生百合子:「……ふふ。幻滅されましたか?私に強い意志など――本当には、ないのです」
彩生百合子:手の平を合わせて、はじめて気負いなく笑う。
古堂京也:「…………いえ、そんなことはありません」
古堂京也:「私の思った通り……お嬢様は普通の女の子ですよ」自然に笑う
古堂京也:「悩みがあり、未来を想う気持ちがあり。それに気付いて成長できる」
彩生百合子:古堂さんの言葉を聞きながら、石段を一段降りる。
古堂京也:「そんな貴女だからこそ、私は命を賭けられる」
彩生百合子:「――死んでいった家族の」
彩生百合子:「代わりとしてではなく?」
古堂京也:「………そういった気持ちがない、と言えば嘘になります」
古堂京也:「確かに、はじめは貴女を守ることで生き残った贖罪はありました」
古堂京也:「ですが……」
古堂京也:「貴女が笑い」
古堂京也:「貴女の幸福が」
古堂京也:「私の生きる意味となったのです」
古堂京也:「彩生百合子、貴女に出会えて私は幸福であると胸を張って言えます」
古堂京也:「そこに後ろめたい気持ちはない」
彩生百合子:「……」背を向けたまま、その言葉を受け止めている。
彩生百合子:瞑っていた目を開く。
古堂京也:ここで、私はお嬢様をSロイスにする。
彩生百合子:「古堂さん。その忠義に報いたいと、私は……いつも、心から願っています」
彩生百合子:「ありがとう。いつか――貴方に相応しい主に」
彩生百合子:「私自身が、私自身を。何者であるのか、決められる人間であるように……」
彩生百合子:まだ振り返ることはしない。言葉だけを告げると、先に立って、去っていく。
彩生百合子:古堂さんをSロイスにします。
古堂京也:その背に言葉をかける。
古堂京也:小さく呟くように。
古堂京也:「それに時間がどれだけかかろうとも――私が守りぬいてみせます」
古堂京也:「貴女が後悔せぬ道を――願わくば幸福になれるよう」
古堂京也:「それこそが、私の望みなのですから」

GM:では、本日はここまで。
GM:次回は、いちおう次の月曜日です。無理そうだったら、教えてね!
ジーン・アルメイダ:アイアイサー
GM:お疲れ様でした~。
彩生百合子:はーい
彩生百合子:お疲れ様でした!
古堂京也:お疲れ様でした!
サスィ:お疲れ様でしたー!
ジーン・アルメイダ:でした!

■Middle/05

GM:では、エスタージセッションを再開します。前回までのあらすじ。
GM:“雪狼”の嫌がらせのような襲撃を凌いだところ。
GM:残り資産は39億。
GM:そして、ここで彩生さんに連絡が入る。というわけで、シーンプレイヤーは彩生さん。
GM:その他、登場は自由。
GM:重要な判断をするシーンです。
彩生百合子:再開早々大変だぜ~~!
彩生百合子:彩生百合子の侵蝕を+9(1D10->9)した (侵蝕:75->84)
古堂京也:出よう
古堂京也:古堂京也の侵蝕を+1(1d10->1)した (侵蝕:74->75)
サスィ:出ないぞ!
ジーン・アルメイダ:特に判定とかは出来ない感じでしょうか
GM:ご判断次第です!
GM:みなさんの。
ジーン・アルメイダ:ふーむ。まあ侵蝕値は少し低めだし、出ておこう。
ジーン・アルメイダ:二人きりになりたい感じなら出ないけど。
紅森羽:どうしようかな
彩生百合子:ジーンさんとだって話したいぞ!
ジーン・アルメイダ:じゃあ出てみましょう。
紅森羽:でよう
ジーン・アルメイダ:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 10[10]+64 → 74

紅森羽:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+5[5] → 82

GM:OK。

GM:では、彩生さんにクラリーチェさんからお電話が入ります。
GM:みんなが聞けるようにスピーカーモードにしてもいい。
彩生百合子:そうしましょう……!信頼関係!
GM:いい言葉だ。じゃあ、ちょっと急いだ感じでクラリーチェさんが口火を切る。
クラリーチェ:『……ユリコ! そっちは、無事?』
彩生百合子:「ええ。クラリーチェ様。こちらの群れは十分に、討ち果たしました」
彩生百合子:咳き込みそうな喉を抑えつつ答える。
クラリーチェ:『――だよね。よかった。まずは。でも……問題は、やつらが群れで動いてるってこと』
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

GM:残り資産:33億
ジーン・アルメイダ:はわわわわ
彩生百合子:ウゲーッ
クラリーチェ:『同時多発してる。このままじゃ、あっという間にアシが出そう』
クラリーチェ:『“ベータ”ってやつが群れを指図してるのはわかってる……問題は、それをどう止めるか』
彩生百合子:「……」唇を噛む。
彩生百合子:「……“蠍”を」
彩生百合子:「用いるべきでしょうか?今、ここで」
クラリーチェ:『……どうだろう。群れを潰すか、頭の“ベータ”を潰すか。それとも、ユリコたちが出るか』
クラリーチェ:『現場であいつらとぶつかった感じから、教えてほしい。どの策で行くか』
GM:というわけで、だいたい5つくらいの選択肢があります
彩生百合子:少し押し黙る。それはこちらにとっても、極めて重大な選択だ――
選択肢
(1)襲撃は無視する:資産に大ダメージ、敵部隊生存
(2)《巨竜》で襲撃を止める:資産に小ダメージ、敵指揮官生存
(3)《蠍》で襲撃を止める:資産に中ダメージ、敵部隊生存
(4)《巨竜》、《蠍》で襲撃を止める:資産にダメージなし
(5)自分たちで止める:ミドル戦闘
(6)その他:セルフ判断です
※「自分たちで止める」を選択しない場合、情報収集が可能
GM:考えてね!
ジーン・アルメイダ:俺たちでぶっ殺しにかかって、殺しきれなかったほうを切り札でぶっ潰して全滅というのはどうでしょう
GM:可能ですよ!ミドル戦闘は発生しますが!
紅森羽:しかし情報は重要では
古堂京也:開けていない情報はなんでしたっけ
GM:新しい情報項目、
GM:「敵の狙いについて」を情報収集できます。
紅森羽:全員で戦闘しない場合 出てないキャラは情報収集できるのでしょうか
GM:あー、なるほど。ぜんいんで戦闘しない場合。
GM:それはOKにしましょう。
彩生百合子:な、なんという慧眼……!
GM:全員で戦闘しない場合、情報収集は可能です。
彩生百合子:その場合、裏方で動けそうなのは
彩生百合子:私とか、紅森さんになりますね。
サスィ:戦いなら俺たちに任せておきな~
GM:蛮族の戦士・・・!
GM:オペレーションに移る場合は、シーンプレイヤーでPC1の彩生さんが宣言してね!

彩生百合子:(……私がクラリーチェ様の命に従うだけの、駒のひとつであれば、きっと容易なことだった)
彩生百合子:(……今は、私が責を負い、判断しなければならない。……雪狼とは違う)
彩生百合子:(自らが判断し、クラリーチェ様の信頼を受ける……覚悟があるのだと)
彩生百合子:閉じていた目を開く。
彩生百合子:「……“巨竜”の」集まっている全員に目を向けながら、静かに言う。
彩生百合子:「“巨竜”の力を借ります。オーヴァードにとって最も致命的なものは、軍勢による“消耗戦”」
彩生百合子:「しかしその群れを、ディーノ様の助力で、一時でも押し止められたのなら。……その間隙に」言葉を止め、ジーンを見る。
ジーン・アルメイダ:笑みを浮かべよう。仕事だ!
彩生百合子:「“蠍”のお二方に。そして、私の最も信頼する、古堂さんに――この任を、願います」
彩生百合子:「指揮の中枢。“ベータ”を殺してくださいませ」
ジーン・アルメイダ:「ああ、やってやろうじゃねえか。」
古堂京也:「畏まりました、お嬢様……必ずやご期待に答えてみせましょう」
彩生百合子:「――同時に、“ピピストレッロ”」
彩生百合子:流し目で紅森を見る。
紅森羽:「なんでしょうか?」
彩生百合子:「真に“雪狼を殺す”手筈について、私達は探らねばなりません」
彩生百合子:「“蠍”を前にしてもなお、戦いの他で、役立つ手段があると」
彩生百合子:「……初めに会った時、そう、約束してくださいましたね?――“蝙蝠”」
紅森羽:「ハハ、確かに」
紅森羽:「蠍のような毒もありませんが、私にだけ出来ること、というものも」
紅森羽:「もちろん、いつも通りということです。蝙蝠は便利にお使いになられるのが宜しい」
彩生百合子:「けほっ!……くふ。それは、貴方の意思にございますか?」
紅森羽:「蝙蝠が暗闇の隙を飛ぶのは本能というものですよ」
彩生百合子:「ならば貴方にも、信頼を預けましょう。……私達の務めが、要となります」
紅森羽:「フフ、犬に食われてしまってはたまりません」
紅森羽:「私の出来ることに関しては信を置いていただけるのは、助かります」
彩生百合子:「“蠍”と古堂さんが表の目を引きつける間に、やらねば……なりません」
彩生百合子:「今私達が出せる札は――クラリーチェ様の護衛を除いて――すべて」
彩生百合子:重圧に耐えようとするかのように、胸の前で軽く手を握る。
彩生百合子:「……お願い、いたします。皆様」
紅森羽:「すべて、使うと…」
紅森羽:「全て、そこに隔たりはなく覚悟を持っていると信じても構いませんね?」
彩生百合子:「けほ!けほっ!……ええ」
彩生百合子:「誰も、失敗することの許されない動きでございますので。誰も等しく、一蓮托生です。……そうでしょう?」
紅森羽:楽しそうな笑みを浮かべ、タバコ?に火をつける
古堂京也:紅森さんを睨もう。
ジーン・アルメイダ:「しくじるつもりはねえ。今までもそうだ。全力でやる。」
彩生百合子:「……。“カティーナ”もきっと、同じように断言してくださるのでしょうね」
彩生百合子:「貴方がたは“蠍”。……そう。信じております」
クラリーチェ:「――話、まとまったね」
クラリーチェ:『動くなら、いつでもいいよ。任せてる』
彩生百合子:「ありがたく存じます。エスタージの……名誉にかけて」
彩生百合子:「互いが約束する信頼に、今、応えます」

GM:では、動くなら、先に情報収集チームの方を解決してしまいましょう。はやくできる。
GM:情報収集やる人~
彩生百合子:イエス!やってやるぜ!
紅森羽:ほいさ
サスィ:たのむぜ~
ジーン・アルメイダ:頼んだ!
GM:じゃあ、情報収集項目はひとつ。
“雪狼”と“大蜘蛛”の狙いについて 難易度:彩生さんは30、紅森さんは20
GM:です。
彩生百合子:これは2人が共に判定成功する必要があるでしょうか?
GM:いえ、どちらかでも成功すればOKです。
彩生百合子:では紅森さん、
彩生百合子:《狂戦士》はいりますか?
紅森羽:必要ないですね
紅森羽:確定で成功できるので
彩生百合子:ヒエーッ、かっこいい
紅森羽:意志が強いので《狂戦士》に頼らなくても大丈夫なのですよ
彩生百合子:しかし、紅森さんに任せてよかった!お嬢様らしく、その働きをしかと見届けます。
GM:判定をどうぞ~
紅森羽:ではコンボ トロピコネーヴェを使用
紅森羽:侵蝕はたったの1 お得感
彩生百合子:すごすぎる
紅森羽:6dx+21
DoubleCross : (6R10+21[10]) → 7[1,1,3,6,7,7]+21 → 28

GM:おかしいでしょ
GM:成功です。
GM:では、紅森さんは知っている。なぜ紅森さんだけ露骨に難易度が低かったのか。
紅森さんのOPは、日本国内某所で行われたものです。
なので、“海蛇”イルウァは日本に入国し、潜伏していることになります。
“大蜘蛛”の捜索と、“雪狼”の活発な破壊工作は、その居所を突き止めて暗殺することでしょう。
彩生百合子:そういうことかこの野郎……!
彩生百合子:すっかり盲点だった!騙されたわ!
そして紅森さんはイルウァの居場所を知っている。
また、“大蜘蛛”の情報網は、イルウァの居場所をまもなく探り当てるでしょう。
“蠍”をクラリーチェの周囲から離せない以上、暗殺を止めるとしたら、あなた方しか居ない。
そこには“雪狼”のアルファやオメガ、上位の群れも集まるはずだ。まとめて殺す機会がある。以上です。
紅森さんはこの情報を彩生さんと共有してもいいし、そっと胸の奥にしまってもいい。
紅森羽:「流石に大蜘蛛だ。その糸を掻い潜るのは海蛇でも大変ということになりますねえ」
紅森羽:む。
紅森羽:うーん
GM:居所情報は30億ぐらいで売れる。
紅森羽:大蜘蛛は掴んでいて 雪狼はまだ掴んでいない
紅森羽:両者に連携はない?
GM:いや、連携はしてます。ただ、間もなく捕まるだろうな、という状況です。
紅森羽:大蜘蛛は放っておいてもまもなく情報を掴む
GM:そうです
彩生百合子:その情報を雪狼に伝達すれば
彩生百合子:2つの派閥が合わせて一気に動くということですね
GM:そうです

紅森羽:「ン、ンー」
紅森羽:「先程…隔たりなく覚悟を持つと」
彩生百合子:「……」
紅森羽:「言いましたね」
彩生百合子:「……隔てられることは、お嫌いですか?“ピピストレッロ”」椅子に座り、紅森を見上げている。
紅森羽:「いえいえ、私の話ではありませんよ」
紅森羽:「むしろ、貴女の話をしているのです」
彩生百合子:「……?」少し怪訝に眉をひそめる。
紅森羽:「貴女は、貴女自身は色々な人に慕われ、そして期待を持たれているという事を自覚しておられますか?」
彩生百合子:「……え、ええ。こほっ」
彩生百合子:「……自惚れでなければ、そうであるのかもしれません。クラリーチェ様から。イルウァおばあさまから。……そして、古堂さんから」
紅森羽:「貴方はどうなのです?」
彩生百合子:「……そ、それは……」俯く。
紅森羽:「人望を持ち、実力もあり」
紅森羽:「自身の野心は持たないと?」
彩生百合子:「こほっ、けふっ……まだ、返し切ることができておりません」
彩生百合子:「私は、生まれたその日より……エスタージという組織の上で、辛うじて命を繋ぎ続けている身の上です」
彩生百合子:口元だけで笑うが、目は前髪を伏せて隠す。
紅森羽:「なるほど、では話を戻しましょう。貴方は私達に信を問うた。信に対して命を求めることは同じ、それがエスタージ」
紅森羽:「もちろん貴方は自分の命に隔たりはなく危険に晒すのでしょう」
紅森羽:「では海蛇は…イルウァ様はどうなのです?」
彩生百合子:「イルウァおばあさまの命を」
彩生百合子:「――危険に晒すことを許せるか。そういった意味の問いと、捉えてよいのでしょうか」
紅森羽:「目的というものがあります。今回の優先はクラリーチェ様」
紅森羽:「あなたは切れる札は全て切ると言った」
紅森羽:「隔たりなく全てと」
彩生百合子:「……イルウァおばあさまは、私の札ではございません」
彩生百合子:「クラリーチェ様が、エスタージが……私にとっての札ではないように」
彩生百合子:「“エンセオジェン”が、組織に尽くす札でございます」
紅森羽:「なるほど、なるほど」
彩生百合子:「……それは、貴方の考えでございますか?“ピピストレッロ”」
彩生百合子:「自らの目的のためであれば、主をも手段として使うと」
紅森羽:「主というのとはまた違いますよ“エンセオジェン”」
紅森羽:「イルウァ様は主ではないでしょう、私にとっても貴女にとっても」
紅森羽:「目的のために必要な事をする事ができるかどうかを問うているのですよ」
紅森羽:「クラリーチェ様を守るために、命を賭ける者がいた時、貴方はイルウァ様のためにそれを見殺しにするのかと」
紅森羽:「信頼とは、命を賭けること」
彩生百合子:「それは……」瞳が淡く光を帯びる。攻撃意思の赤。
彩生百合子:「……っ」思わず、目を覆い隠す。呼吸を整える。
紅森羽:「私の命、たかが蝙蝠の命と思っておられるのであればそれはそれで良いでしょう」
紅森羽:「言葉が過ぎましたね…失礼を致しました」
彩生百合子:「……いいえ……申し訳、ございません。“ピピストレッロ”。ならば先程の言葉、真実を申し上げなければなりませんね」
彩生百合子:「隔たりのない覚悟、というのは……。偽りでした」指の隙間から、床を見つめる。
彩生百合子:「けほっ……。本心は、私と他の誰かの命を……隔てず賭ける、などということは」
彩生百合子:「……私にはできない」
彩生百合子:「先の短い、組織に尽くしきれぬこの私を置いて――古堂さんや、イルウァおばあさまや、クラリーチェ様が」
彩生百合子:「組織の未来を担う人々が死ぬ様を……私は見たくない……」
紅森羽:「素晴らしい事です」
彩生百合子:「……例え、クラリーチェ様とイルウァおばあさまの、どちらかの死が避け得ぬとしたなら」
彩生百合子:「それを見る前に、命を使い尽くしていたい。……愚かな考えと、笑うでしょうか」
紅森羽:「いいえ、それは貴女の真実の考えでしょう」
紅森羽:「笑うなどと、滅相もない」
紅森羽:「マフィアにとって信頼という言葉は重い」
紅森羽:「貴女は貴女に信を置く者に対してそれを使っている分には全く問題はありません、偽りなき言葉なのでしょう」
紅森羽:「しかしエスタージはけしてあなたに好意を持つ者だけの組織ではないのです」
紅森羽:「貴女の立場であれば、様々な人々がその言葉を聞いていると常にお考え下さい」
彩生百合子:「……ふふ。だから、誰にも語ったことなどございません」
紅森羽:「信頼はなくとも人は動くのです、私にとっては、今の言葉にこそ信頼を置きましょう」
彩生百合子:「特に、私に信を置く人々の前でだけは、決して、こんな事は……」
紅森羽:「クク…中々良い話でした」
紅森羽:「イルウァ様を狙って大蜘蛛と雪狼が動いています」
彩生百合子:「……!」
紅森羽:「もはや猶予はないとお考えいただきたい」
彩生百合子:「クラリーチェ様ではなく、イルウァおばあさまを」
彩生百合子:(…………)必死で頭を働かせる。散った大蜘蛛の動向。あからさまに陽動とも思える、雪狼の散発的な襲撃。
彩生百合子:手札である“蠍”は、すべてそちらにつぎ込むしかなかった。自分自身も。
紅森羽:「うまくイルウァ様を囮にすれば、策としては上々といった所でしたが…そういう事はなさらないということですね」
彩生百合子:「……イルウァおばあさまを」
彩生百合子:「私は……」膝の間に、黒髪をうずめる。
紅森羽:「ならば、迷う暇はないでしょう、切れる札などほどなくといった所」
彩生百合子:「……愚かでした。大蜘蛛の糸に絡め取られつつあったことに、今の今まで気づけなかった……」
彩生百合子:「……けほっ、こほっ、こほ、こほ!」
彩生百合子:ハンカチを口元に当て、数度喀血する。
紅森羽:「幸いな事に、目の前には使い捨てにしても構わぬ捨て札がありますが、ね。クク…」
紅森羽:「貴女は組織の長には向かぬようだ、ですが止まらず前に向かって歩く意思は持っておいででしょう?」
彩生百合子:「……。“ピピストレッロ”。今の貴方の言葉……私が信じると考えますか?」
彩生百合子:「派閥に属することなく、暗闇を渡り歩いてきた貴方を」
紅森羽:「もちろん信じていただけると思っていますよ」
紅森羽:「貴方が私に話した言葉、それくらいには信じていますとも」
彩生百合子:「……ええ。仰る通りです」
彩生百合子:「“蝙蝠”という札。私はその鬼札に賭けましょう」
彩生百合子:「…………」ゆっくりと立ち上がり、紅森さんに近づく。
彩生百合子:「素晴らしい、働きでした。“ピピストレッロ”」
紅森羽:「それほどでもありませんよ“エンセオジェン”」
紅森羽:「まだ、これからでしょう」
彩生百合子:「……無論です。これから」
彩生百合子:……自分自身の目的がない。他からの評価を受け取る価値を見出だせない。
彩生百合子:紅森と話して気づいた。それは思えば、ただひとつの事に根差している。
彩生百合子:(私自身が――未来を持つことができないから)
彩生百合子:「これからで、ございますから」紅森に微笑みを向けて、
彩生百合子:そして行動を開始する。
GM:了解。
GM:シーンはそのまま。

GM:古堂さん・サスィさん・ジーンさんは、
GM:“雪狼”の襲撃現場に急行した。
GM:そこでは、破壊活動を行っている“群れ”と、“ベータ”――マッフェオと名乗った大男の姿を見つけるだろう。
ジーン・アルメイダ:殺!
“ベータ”マッフェオ:「ははははは! 遅い登場だったな。ん?」
“ベータ”マッフェオ:「お前らだけか?」
ジーン・アルメイダ:「ほう、俺たちだけじゃ満足できないか?」
GM:サスィさんは登場ダイスを振ってからね!
サスィ:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 10[10]+72 → 82

GM:げへへ・・・上がりおったぜ
ジーン・アルメイダ:高くて困るぜ
サスィ:ふぁっく!!
サスィ:「………」
“ベータ”マッフェオ:「いや? もう少し釣れるかと思ったが……お前ら3人で、俺たちを止める気か?」
古堂京也:「……さて、それはどうでしょうか」
GM:と、古堂さんが言うが早いか!
GM:炎のように燃える“魔眼”が、“雪狼”の群れの一部をなぎ払いました。
“巨竜”ディーノ:「ベストなタイミングでしたね。追いつきました」
サスィ:「“巨竜”……」
古堂京也:「ええ、お見事です。ディーノ様」
“巨竜”ディーノ:「“群れ”は我々が一掃します。そちらの始末はお願いできますか? “マイノーター”。“蠍”のお二人」
ジーン・アルメイダ:「ああ、手筈通りに。」
サスィ:「異議はない。」
サスィ:ヒュオッ
サスィ:鎖を振るい、腕をだらりと下ろす
“ベータ”マッフェオ:「くっそッ! こっちに来たかよ!」
古堂京也:「そのためにここに居ますから……さぁ、逃げられると思うなよ。誇りなき狗が」
“ベータ”マッフェオ:「うるせえよ……久しぶりのご馳走だ。食いちぎってやるッ!」

GM:戦闘が開始されます。
ジーン・アルメイダ:行きましょう!
GM:互いの距離は10mとお考え下さい。
      【PC×3】
        |
       (10m)
        |
    【“ベータ”マッフェオ】

■第1ラウンド

GM:まずはセットアップ。何かある方!
古堂京也:ないのだ……
サスィ:加速装置!先手を取る!
“ベータ”マッフェオ:こっちはなし。
ジーン・アルメイダ:ない!
GM:では、初手はサスィくんですね。行動をどうぞ。
サスィ:ぶっころす!
サスィ:マイナーでヴィヴロウィップ使用!メジャーで《アタックプログラム》!
“ベータ”マッフェオ:「“鎖”の野郎か……」
GM:どうぞ!こい!
サスィ:6dx+28
DoubleCross : (6R10+28[10]) → 8[1,1,5,7,7,8]+28 → 36

GM:ガードします。《グラビティガード》!
ジーン・アルメイダ:ガードとは
サスィ:ぐああ!バリクラ所だったか!
サスィ:6d10+15
DoubleCross : (6D10+15) → 38[4,1,10,8,7,8]+15 → 53

サスィ:出目は悪くない!
ジーン・アルメイダ:高いなあ
古堂京也:いや!ここでガードがある事がわかったことをよしとしましょう!
GM:おそらく最初の交錯で予想したとおり……空間を操るオルクスか、さもなくば!斥力を自在に操るバロールだと見切りがついていたものであろう!
GM:53-4d10 ガード
DoubleCross : (53-4D10) → 53-32[8,10,4,10] → 21

GM:おお・・・すごくいい出目・・・
サスィ:こっちも出目がいいぜ…!
GM:生存です。
古堂京也:平均8なんですけど……
GM:最初の交錯と同じように、
GM:マッフェオの姿が遠くに見える!だが、戦闘状態になったきみの鎖もまた、尋常な速度と精度ではない。
サスィ:――バヂィッ!!
サスィ:ベータがこちらに目を移した瞬間、死角から鎖の一撃が襲うが……
GM:斥力を操作しているようだ。きみの一撃はぎりぎり届いた。
サスィ:「細工を使われる…先を取ったつもりだったが…」
サスィ:「……素早いな。」
“ベータ”マッフェオ:「クソが! よくもまあ、この俺に……!」 鼻先を抑えている
サスィ:対抗種バックファイアでリザ!傷は癒えきっていない!
サスィ:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 7[7]+85 → 92

サスィ:グググ
GM:危険域に入ってきたようだなあーっ!
“ベータ”マッフェオ:「……その鎖ごと食ってやる」
サスィ:「……支障はない。」
サスィ:再び腕をだらりと下ろす
GM:次はこちらの手番だ!
ジーン・アルメイダ:流石にここで《時間凍結》を切るべきではなさそうか
ジーン・アルメイダ:そもそも切れなかった
ジーン・アルメイダ:どうぞ
GM:マイナーなし。
古堂京也:そうですねw
GM:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《魔獣の本能》+《魔獣の衝撃》+《黒の鉄槌》+《因果歪曲》+(対抗種)
サスィ:ヒューッ
GM:対象は、そこにいるPC3人のエンゲージ! キサマらだ!
ジーン・アルメイダ:きやがれ!
“ベータ”マッフェオ:17dx7+4 くらえっ
DoubleCross : (17R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,7,7,9,10,10]+10[5,8,9,9,10]+10[5,6,10,10]+4[3,4]+4 → 38

ジーン・アルメイダ:高いなー。回避しよう。
GM:い、いいぞ!そこそこ回った!
古堂京也:4dx+8>=38 ドッジ
DoubleCross : (4R10+8[10]>=38) → 7[2,3,4,7]+8 → 15 → 失敗

ジーン・アルメイダ:12dx+1
DoubleCross : (12R10+1[10]) → 10[1,1,4,5,5,7,8,8,8,9,9,10]+4[4]+1 → 15

ジーン・アルメイダ:うーむ。
サスィ:《ゲットダウン》回避!
サスィ:6dx+20
DoubleCross : (6R10+20[10]) → 10[4,5,5,8,10,10]+6[5,6]+20 → 36

サスィ:うがー!惜しい!!
GM:だ、だよね・・・そう簡単には・・・!
GM:ダメージをくらえっ
“ベータ”マッフェオ:6d10+19 すべて有効。こちらはバックファイアでHP-3
DoubleCross : (6D10+19) → 20[1,4,3,3,6,3]+19 → 39

サスィ:リザッ!
GM:今度は低い
古堂京也:《リザレクト》!
古堂京也:古堂京也の侵蝕を+7(1d10->7)した (侵蝕:75->82)
サスィ:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 3[3]+94 → 97

サスィ:オーケーオーケー
ジーン・アルメイダ:うーむ倒れてしまう。防具をもらっておけばよかったな……
ジーン・アルメイダ:《リザレクト》
ジーン・アルメイダ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

GM:この絶妙なダメージ
ジーン・アルメイダ:おっとまずい
ジーン・アルメイダ:《縮退機関》用のHPがなくなってしまった
GM:黒い狼の群れが突如として出現。きみたちを切り刻んだ。
“ベータ”マッフェオ:「ハハ! 喰らえよッ!」
“ベータ”マッフェオ:「俺の魔眼はレネゲイドも食らう! “アルファ”よりも……強力だぜッ!」
古堂京也:「……グッ! 頭を張るだけはあるか」
サスィ:ビシッ!グシャッ!数頭を潰して払うが…傷は負う!
ジーン・アルメイダ:「チッ!こいつぁ……」
サスィ:「……温くない敵だ。」
GM:あ、宣言しておくと、撤退もありですよ!全員の合意が取れれば。資産にダメージは入りますがね!
GM:次の手番は、古堂さんかジーンさん。
GM:話し合って行動をどうぞ。
ジーン・アルメイダ:古堂さん行けます?
古堂京也:あんまりここはどっちが殴っても変わんないな。先にいきます
古堂京也:大丈夫ですぜ
ジーン・アルメイダ:お願いします。
古堂京也:《陽炎の衣》《一角鬼》《完全獣化》 古堂京也の侵蝕を+12した (侵蝕:82->94)
古堂京也:《光芒の疾走》 古堂京也の侵蝕を+1した (侵蝕:94->95)
古堂京也:「……では、先に行かせてもらいます」 眼鏡を外してその姿が消える
“ベータ”マッフェオ:「ち……消えたか」 タイミングを図るように伸ばしていた右手を、引っ込める
古堂京也:5m程前方に移動、メジャーは《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光速の剣》《ピンポイントレーザー》《見えざる死神》
古堂京也:11dx7+9
DoubleCross : (11R10+9[7]) → 10[1,2,3,3,3,3,4,7,9,10,10]+10[2,2,6,8]+10[7]+10[7]+5[5]+9 → 54

      【ジーン サスィ】
        |
       (5m)
        |
       【古堂】
        |
       (5m)
        |
    【“ベータ”マッフェオ】
GM:うーん、ガードできない。ドッジですね。
“ベータ”マッフェオ:10dx+1 ドッジ。
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 9[1,3,3,4,5,7,7,7,8,9]+1 → 10

GM:ダメージをください!
古堂京也:6d10+16 ガード不能、装甲値無視
DoubleCross : (6D10+16) → 39[8,10,4,6,2,9]+16 → 55

古堂京也:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光速の剣》《ピンポイントレーザー》《見えざる死神》 古堂京也の侵蝕を+7した (侵蝕:95->102)
GM:うっ。かなり深く切り裂かれた。結構な重傷です。
ジーン・アルメイダ:うっ!残りおったか
GM:あなたの攻撃は容易く届くでしょう!
古堂京也:ベータに向かって突撃を仕掛ける、予測不能の攻撃故にガードは出来ないぞ!
“ベータ”マッフェオ:「クソが……! 野郎、どこから……!」
古堂京也:「……まだ、倒れんようだな」迷彩が溶け、怪物が現れる。
“ベータ”マッフェオ:「誰が、倒れるか……バケモノ野郎。噂通りだな」
ジーン・アルメイダ:では次は私が行きましょう。マイナーはない。HPが足りんからな!
GM:どうぞ!
ジーン・アルメイダ:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》 《一閃》 《浸透撃》。マッフェオに近づき、殴る。侵蝕値は8上がって83になる。
GM:だが!
ジーン・アルメイダ:12dx7+10 回ってくれ!
DoubleCross : (12R10+10[7]) → 10[1,1,3,3,3,4,4,5,6,7,9,9]+10[1,4,10]+3[3]+10 → 33

GM:それはインタラプトする。
ジーン・アルメイダ:おっと!
GM:《時の棺》だ、畜生!
ジーン・アルメイダ:ヌゥーッ!小癪な!
GM:侵蝕率だけ上げやがれ~っ
ジーン・アルメイダ:上がった!
“ベータ”マッフェオ:「こっちは――、捕まえたァ!」
GM:きみの攻撃は届かなかった。マッフェオが一瞬にして距離を離したように見える。
ジーン・アルメイダ:判定が失敗になる感じだから、一閃での移動自体は可能ですかね
GM:あ、そうですね・・・
GM:一閃の移動は成功したことにしましょう。
GM:攻撃の成否にかかわらず、らしいですからね!
ジーン・アルメイダ:一瞬で間合いをつめ、その勢いで高速の拳を叩き込む!黒い残像が残るが、既にマッフェオはそこに居ない!
      【サスィ】
        |
       (5m)
        |
       【古堂】
        |
       (5m)
        |
  【ジーン “ベータ”マッフェオ】
“ベータ”マッフェオ:「当たるかよ! 食ってやる……食ってやる!」
ジーン・アルメイダ:「チィーッ!やりやがる!止められたか!」
GM:ラウンド1は終わり。ネクストラウンドになります。
古堂京也:GMに質問なのですが撤退はどのタイミングで行われますか?
GM:手番が回った人が、メジャーで「撤退」を宣言してください。ほかの二人が同意するなら、そのまま全員撤退することができます。
古堂京也:了解です、ありがとうございました!
GM:さすがに敵の攻撃の達成値とかを見てから撤退できないように、という感じです。
サスィ:よし、ここはかけよう
古堂京也:あ、ベータのダメージはクライマックスに引き継がれたりする感じでしょうか
GM:引き継がれます。
古堂京也:成る程、分かりました!
GM:消費したエフェクトなどもそのままです。

■第2ラウンド

GM:では、2ラウンド目!
古堂京也:《フルパワーアタック》 古堂京也の侵蝕を+4した (侵蝕:102->106)
GM:セットアップ!何かあるひと!
“ベータ”マッフェオ:こちらは何もなし。
ジーン・アルメイダ:なし!
サスィ:《加速装置》!全力で潰す!
古堂京也:いや!ここで使わなくてもいいと思います!
サスィ:おっと
サスィ:じゃあやめておきましょう、まだリザれるしね!
古堂京也:多分、こいつ復活エフェクト持っている気がなんとなくするのでサスィさんだけじゃ倒せない気がします!
GM:ならばマッフェオの手番ですね
サスィ:そりゃ美味しくない
GM:対象を選ぶしかない
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

ジーン・アルメイダ:一番侵蝕値が低いのは私ぞ!
GM:あ、ジーンさんか
ジーン・アルメイダ:俺だーッ!
サスィ:よっしゃあ!
GM:仕方ない……やるか
“ベータ”マッフェオ:マイナーなし。
“ベータ”マッフェオ:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《魔獣の本能》+《魔獣の衝撃》+(対抗種)
“ベータ”マッフェオ:17dx7+4
DoubleCross : (17R10+4[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,3,4,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[2,3,3,3,6,7,8,10]+10[4,4,8]+10[10]+5[5]+4 → 49

GM:対処せよ!
ジーン・アルメイダ:これは避けれなさそう
ジーン・アルメイダ:ドッヂ!
ジーン・アルメイダ:HPは1だから恐らく死ぬだろうけどねっ!
GM:で、対処してください!
ジーン・アルメイダ:13dx+1 ウラッ
DoubleCross : (13R10+1[10]) → 9[1,1,1,2,2,2,3,3,4,4,8,8,9]+1 → 10

ジーン・アルメイダ:きやがれっ
“ベータ”マッフェオ:7d10+5 もろもろ有効
DoubleCross : (7D10+5) → 47[5,8,6,8,9,8,3]+5 → 52

“ベータ”マッフェオ:はおっ
ジーン・アルメイダ:たけえ!まあ《リザレクト》だ!
ジーン・アルメイダ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

GM:では、再びきみの肉体を
GM:黒いケモノの群れが食いちぎっていく!
“ベータ”マッフェオ:「捕まえたっつっただろ!」 足元から湧き出す、黒い狼のような“魔眼”!
ジーン・アルメイダ:この至近距離!避けきれるはずもなく体の端々を食いちぎられていくが、高速移動で致命傷をギリギリ回避するぞ。
“ベータ”マッフェオ:「くっそ……! あの野郎!」
GM:さあ、次は誰だ!サスィさんか!? 古堂さんか!? それともジーンさんか!
古堂京也:ジーンさんから動いてくれ!
ジーン・アルメイダ:やってみましょう。
古堂京也:サスィさんが動くとガードの関係でバリクラを考慮せざるを得ない、するとタイタスコースですから
ジーン・アルメイダ:マイナーで《縮退機関》、HPを6点減らして火力を+12点する。
サスィ:100に入ると回避能力が伸びるのでそれはそれでアリでもあるぞ!
ジーン・アルメイダ:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》。合計7点の上昇
ジーン・アルメイダ:行きます
GM:来な~っ!
ジーン・アルメイダ:13dx7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,1,1,1,1,4,8,8,9,9,9,9,10]+10[2,2,3,4,7,8,9]+10[2,4,9]+10[7]+6[6]+10 → 56

サスィ:ヒャァーッ!
GM:ガ…ガード……!
ジーン・アルメイダ:オラーッ!
GM:ダメージください。
ジーン・アルメイダ:6d10+19 装甲無視!
DoubleCross : (6D10+19) → 33[1,6,10,10,2,4]+19 → 52

GM:グラヴィティガード!
GM:52-4d10 祈れ!
DoubleCross : (52-4D10) → 52-17[2,6,2,7] → 35

GM:足りなかったか……
GM:仕方ない。《魔獣の証》を切ります。
彩生百合子:つ、強い……!
サスィ:めちゃくちゃしやがる
古堂京也:やはりな……!
“ベータ”マッフェオ:「お、お……ああぁぁぁぁっ!?」 きみの攻撃は防ぎきれない。 
“ベータ”マッフェオ:斥力による防御を、ジーンさんのバロール出力ならば、たやすく突破してしまうだろう。
ジーン・アルメイダ:「ハァァァァァ……!」
ジーン・アルメイダ:「ジャアアアア!」特殊な呼吸で痛みを消し、噛まれた肉を引きちぎりながらマッフェオに一撃!
“ベータ”マッフェオ:「クソ……無茶苦茶しやがる! こいつ、自分の体をなんだと思ってんだ……!」 吹き飛ばされながら、獣化が始まっている。
“ベータ”マッフェオ:「畜生……! 好きじゃねえんだが……このカタチは……」 いま、その姿はほとんど黒い狼だ。
GM:次は好きな方が行動してください!
ジーン・アルメイダ:「チッ!まだか!サスィ!」
サスィ:「……充分だ。ジーン。」
サスィ:マイナーでジェネシフト!
サスィ:1d10+97
DoubleCross : (1D10+97) → 10[10]+97 → 107

GM:キヒィーーーッ!
サスィ:へへ…いい感じだぜ…!
サスィ:メジャーで《アタックプログラム》+《バリアクラッカー》+《背教者の王》!!絶対に!死ね!
GM:判定をどうぞ!
サスィ:7dx+30
DoubleCross : (7R10+30[10]) → 7[1,2,3,4,5,5,7]+30 → 37

GM:いちおう回避します
“ベータ”マッフェオ:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 9[1,2,3,4,5,6,8,9,9,9]+1 → 10

GM:はい、だめ!ダメージください!
サスィ:6d10+25
DoubleCross : (6D10+25) → 27[6,3,3,3,3,9]+25 → 52

GM:お・・・
GM:ギリ残りましたね
サスィ:くっそー!!
サスィ:だがやれるだけやってやるぜ!
GM:もう8点ばかり高めだったらやばかった
GM:ともかく、あなたの鎖は確実にマッフェオを捉えた。
GM:斥力による防御を、あなたのスペックが突破した。
サスィ:「………!」
サスィ:ガッ
“ベータ”マッフェオ:「ち……! なンだよ、こいつ!」
サスィ:ヒュァッ!
“ベータ”マッフェオ:「”距離”が、……離せねえ」
サスィ:振るった腕とは逆の腕に鎖を絡め
サスィ:湾曲起動!フェイントめいてベータの裏をかき、捉える!
サスィ:そしてそのまま敵の身体を捉え、引きずりまわす!
サスィ:ガガガガガガガッ!!
“ベータ”マッフェオ:「げっ……ぐ!」
サスィ:「……」
GM:肉体をずたずたに破壊される。
“ベータ”マッフェオ:「“鎖”の野郎! テメー、やっぱり“蠍”の頭だろう!」
サスィ:「……もう一手か…」
サスィ:タイタス復活!マッフェオを昇華!
GM:OK。
GM:ラストの手番は古堂さんですね。
GM:どうぞ。
古堂京也:《陽炎の衣》 古堂京也の侵蝕を+3した (侵蝕:106->109)
サスィ:「やれるか、マイノーター。」
古堂京也:「……ああ、奴はここで潰す」
古堂京也:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《ピンポイントレーザー》《光速の剣》
古堂京也:11dx7+9
DoubleCross : (11R10+9[7]) → 10[1,1,2,4,4,5,5,8,8,9,9]+10[3,5,6,7]+2[2]+9 → 31

GM:了解。
GM:ドッジ。
“ベータ”マッフェオ:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 9[2,3,4,5,5,5,6,7,7,9]+1 → 10

GM:さっきから、こいつの回避これしか出ないw
GM:ダメージをください。
古堂京也:4d10+8+25-2 ガー不、装甲値無視
DoubleCross : (4D10+8+25-2) → 15[1,10,2,2]+8+25-2 → 46

古堂京也:109→114
GM:そのダメージは耐えられない。
GM:沈みます。戦闘不能。
古堂京也:サスィの攻撃でこちら側に来た所をジャストミートする。
“ベータ”マッフェオ:「……バケモノ野郎!」
サスィ:グァッ!
サスィ:見えない古堂さんに戦闘勘のみでマッフェオをパス!
古堂京也:全くの死角から豪拳が振るわれる、力任せの一撃だ。
古堂京也: ド ン ッ !
GM:では、叩き込まれて地面にバウンドする。
GM:すでにボロボロだ。
“ベータ”マッフェオ:「くそ……! ここまで……か……!」
サスィ:「……見事だ。」
古堂京也:「バケモノは貴様もだろう……お前たちとの差は誇りの有無だ」
“ベータ”マッフェオ:「俺がバケモノだと!?」
サスィ:「……」
“ベータ”マッフェオ:「俺が! バケモノだって!? ああ!?」
GM:動けない。
サスィ:トドメ刺していいですか!
古堂京也:あ、自分はいいですよ!
GM:いいですよ!
ジーン・アルメイダ:GO!
サスィ:では、倒れたマッフェオの傍に歩いていき
“ベータ”マッフェオ:「俺は! 人間だ! 見ろ……俺を。誰よりも人間らしい。欲望に忠実で、利己的な!」
サスィ:首根っこを掴んで持ち上げる。
サスィ:「……今にわかる」
“ベータ”マッフェオ:「離せ! 糞野郎!」
サスィ:「……」
サスィ:そしてそのまま、首の骨をぐしゃぐしゃに握りつぶして殺しましょう。
“ベータ”マッフェオ:「俺はお前たちなんかより、も…………、……! ……!!! ………………」
GM:マッフェオは死亡しました。
サスィ: ボ ギ ッ 
サスィ:「……お前の言うとおりだったらしい。」
サスィ:地面に転がします。
GM:もはや生命反応はない。
ジーン・アルメイダ:「いや、十分化け物だったぜ……。俺たち相手に、ここまで粘ったんだからな。」
サスィ:「……一理だ。」
サスィ:「…マイノーター、次の手は。」
古堂京也:「ここはもう大丈夫かと……おふた方がよろしければお嬢様たちと合流しましょう」
古堂京也:獣化がとけて人型に戻る、そして眼鏡をかける。

ジーン・アルメイダ:取りあえず僕は応急手当二つを使ってもいいでしょうか
GM:回復はOKです。
ジーン・アルメイダ:2d10+1 回復
DoubleCross : (2D10+1) → 15[8,7]+1 → 16

ジーン・アルメイダ:2d10+16 回復
DoubleCross : (2D10+16) → 11[9,2]+16 → 27

ジーン・アルメイダ:いい感じだ
GM:OK。では、三者ともロールがあればどうぞ!なければ終わり宣言を!
ジーン・アルメイダ:大丈夫です。
ジーン・アルメイダ:あと、シーンの終わりに《リザレクト》します
ジーン・アルメイダ:もう少しHPがほしい。
サスィ:大丈夫です!
古堂京也:あー……そうですね、少し二人に話しかけましょう。
GM:ジーンさんはリザレクトですね。どうぞ。
ジーン・アルメイダ:はいっ!
サスィ:あ、こちらは古堂さんにロイス
サスィ:有為○/無為で

古堂京也:戦いが終わって静寂が戻った頃、話しかけます。
古堂京也:「おふた方は……この抗争の後、どうするかを考えていらっしゃいますか?」
サスィ:「……」
古堂京也:「これは彩生百合子お嬢様とは関係のない事、私だけの質問です」
ジーン・アルメイダ:「抗争の後か。勿論、考えているとも。」
古堂京也:「貴方がよろしければ聞いてもよろしいでしょうか?」
古堂京也:「ジーン様、貴方はどうなされるおつもりなのでしょうか」
ジーン・アルメイダ:「高尚なもんじゃないし、蠍がどうとか関係ない俺個人の考えだ。」
ジーン・アルメイダ:「今まで通り、敵を殺していくさ。ただ、その相手がエスタージの中の奴から、外の奴に変わるかな。」
サスィ:「……毒虫は毒虫の役割を果たす」
サスィ:「それだけの事だ。それ以外に生き方もない。」
古堂京也:「……“蠍”という生き方が染み付いている貴方方らしいというのでしょうか」
古堂京也:「ありがとうございます、問うてみてよかった」
古堂京也:「…………貴方達は」
古堂京也:少し、言い淀む。そして続ける。
古堂京也:「……自分の生き方に疑問を持った事はありますか?」小さな声だ、この問を聞かなかったことにしてもいい
サスィ:「……」
サスィ:「無い。その余地は無かった。」
サスィ:「そして俺は”鎖”として使われる限り、俺を肯定し続ける事が出来るだろう。」
サスィ:「引き千切れ、ただの鉄屑となるまで。それだけが全てだ。」
古堂京也:「…………」
ジーン・アルメイダ:「俺は、どうだったかな。昔はあったかもしれんが……今はここが、一番しっくり来るとしか言えねえな。」
古堂京也:「そう、ですか……少し変な話をしてしまいましたね。申し訳ありません」
古堂京也:「では、戻りましょう。お二人がよろしければ私が運転しますが」
サスィ:「……異議はない。“マイノーター”」
ジーン・アルメイダ:「ああ、頼む。まあ、こんな時だ。不安になる時もあるだろうよ。」
古堂京也:「は、畏まりました」
GM:――そして、3人は去っていく。
ジーン・アルメイダ:「それももうすぐ終わりだ。俺たちが、終わらせる。終わらせよう。」
GM:局面は推移する。状況は煮詰まり、凝縮され、“雪狼”との決戦が近づく。

GM:次回、5/25予定。クライマックス。お疲れ様でした。
彩生百合子:お疲れ様でした!
サスィ:いえい!お疲れ様でした!
ジーン・アルメイダ:お疲れ様でした!
古堂京也:お疲れ様でした!
紅森羽:お疲れ様でした

■Climax/01

GM:では、前回からの続き。
GM:敵の狙いは、“海蛇”イルウァの暗殺。
GM:資産への襲撃を凌いだきみたちが、“海蛇”イルウァのもとへ向かうシーンからになります。
GM:つまり、クライマックス。
GM:ぜんいん登場だ~~~っ!
GM:出ろオラ~~~ッ!
彩生百合子:ひえー!
彩生百合子:彩生百合子の侵蝕を+2(1D10->2)した (侵蝕:84->86)
古堂京也:古堂京也の侵蝕を+5(1d10->5)した (侵蝕:114->119)
サスィ:117+1d10
DoubleCross : (117+1D10) → 117+8[8] → 125

サスィ:ぐげーっ
ジーン・アルメイダ:1d10+97
DoubleCross : (1D10+97) → 2[2]+97 → 99

紅森羽:82+1d10
DoubleCross : (82+1D10) → 82+8[8] → 90

GM:では、たぶん車かな? “海蛇”イルウァのもとへ急行するわけですが、
GM:その前に会話をしたい人はしてもいいゾ!
GM:誰かと会話とかしたい人、いますか?
彩生百合子:ジーンさんと会話したいです
GM:ジーンさんと彩生さんかな。(たぶん)車内での会話をどうぞ。のぞみのシチュエーションがあれば、ご提示ください。
彩生百合子:合流してイルウァおばあさまの元に向かう感じでしょうね
ジーン・アルメイダ:そうですな。
GM:そうです。
彩生百合子:他の人間も同乗していたことにしてもいいし、別の車で向かっていてもよい!

ジーン・アルメイダ:古堂さん辺りに運転してもらってるんでしょうね、たぶん。
古堂京也:じゃあ、運転してるぜ!
サスィ:いつものように腕を組んで目を閉じてます
サスィ:「………」
紅森羽:窓の外を眺めながら煙をふかしている
GM:お嬢様は運転していない限り、自由な体勢で話していいですよ
彩生百合子:運転はさすがにしないですねw 後部座席で緊張と不安に身を縮めているでしょう。
GM:では、そんな感じでw
古堂京也:蠍という危険存在と一緒にするわけにはいかないかないからな!
彩生百合子:「……」やや辛そうに目を瞑り、
彩生百合子:これから起こるであろうあらゆる悪い想像に考えを巡らせている。
ジーン・アルメイダ:では、彩生さんに話しかけようか。不安がっているのを察知してね。
ジーン・アルメイダ:「……不安か、“海蛇”が落とされるかもしれないのが。」
彩生百合子:「……!……え……ええ……」
彩生百合子:「………………恥ずかしながら、仰るとおりでございます」
彩生百合子:「イルウァおばあさまのことを……強く、信じております。私などが案ずる必要がないことも……それでも……」
彩生百合子:「……私はまた、おばあさまの危機に立ち遅れてしまった」豹頭の裏切りの時を思っている。
ジーン・アルメイダ:「そりゃあ、どうだろうな。あの“海蛇”の事だ。こうなる事くらい、織り込み済みなんじゃねえのか?」
彩生百合子:「――ええ、もちろん……もちろん、そうなのでしょう」
ジーン・アルメイダ:「アンタの言ったとおり、彼女は強い。そしてその強さは、こういうときの為にあるんだろう。気に病むことはじゃない。」
彩生百合子:「ジーンさ……“ネロ・クローチェ”。あなたが羨ましい」
彩生百合子:「自分と、相手の中にある“強さ”を信仰することができる。……私はそうではないのかも……しれません」
ジーン・アルメイダ:「……本当に、随分弱気になってるんだな。」
彩生百合子:「……」肩を抱くようにして、顔を下げたままだ。
彩生百合子:(私は、未来を持たない)
彩生百合子:(私だけが希望ではなく、絶望で戦っている)
彩生百合子:紅森との会話の中で、それに気づいてしまった。……なぜ自分がそうであったかに。
ジーン・アルメイダ:「……そうではないのが、どうしたってんだ?俺と同じになることが、正しいってわけでもない。強さは、確かに重要だ。だが、それが全てじゃあない。」
彩生百合子:「……。優しい言葉を、くださるのですね。“ネロ・クローチェ”」
ジーン・アルメイダ:「事実を言ってるだけさ。もしも強さが全てなら、エスタージのトップは、とっくの昔に俺達になってたろうからな。」
彩生百合子:「……ふふ。そんな、ことまで」
紅森羽:ジーンの言葉を聞いて微かに笑う
彩生百合子:「野心を」
彩生百合子:「持ったことはないのか、と問われたことがありました」……つい先程のことだ。
ジーン・アルメイダ:「ああ……それで?」
彩生百合子:「……私達の敵となる者は、それを持っています」
彩生百合子:「彼らも、ある意味で希望を持って……だから、戦っていられるのでしょう」
彩生百合子:「そういった、強い目的を持つ者に……そうでない者は勝つことができるのか、と」
ジーン・アルメイダ:「勝てる」
彩生百合子:「……」
ジーン・アルメイダ:「どんな目的を持っていようが、負ける奴は負ける。勝つ奴は勝つ。勝敗は……何処に向かって進んでいるかで、決まるんじゃない。」
ジーン・アルメイダ:「積み上げてきたもので決まる。目的がなかろうと、それまで積み上げてきたものが、多いなら、勝つのはそいつだ。」
彩生百合子:「……ありがとう存じます」
ジーン・アルメイダ:「……アンタはどうだ、奴らより、積み上げてきた自信はあるか?」
彩生百合子:「“ネロ・クローチェ”。……それが、貴方の積み上げてきた生に、ビッグ・ボスが与えた名でございましたね」
彩生百合子:「……。私は、もしかしたら信念の固さで“雪狼”に劣り」
彩生百合子:「人生を積み上げた老練さで“大蜘蛛”に劣るのかもしれません……だから、もしも私に、誇れる……彼らに勝るものがあるとしたら」
彩生百合子:「それは、生まれてから貸し与えられたものの……大きさなのでしょう」
彩生百合子:「クラリーチェ様の信頼を。今は“蠍”の力を。……そして、イルウァおばあさまを」
彩生百合子:「……だから、失いたくない。……本当に」
ジーン・アルメイダ:「……そういう生き方は、俺には想像しかできないが」
ジーン・アルメイダ:「力を貸してもらえるのも、それを返そうと出来るのも、アンタの積み上げてきた物の一部だと、俺は思う。」
彩生百合子:「……」困ったように微笑んで、ジーンの言葉に返す。
ジーン・アルメイダ:「弱気になるのもいいが、その部分だけは、胸を張ってもいいだろうさ。」
彩生百合子:「……“カティーナ”。あなたは」
彩生百合子:「何かを思うのですか?“雪狼”や、“大蜘蛛”……あるいは、“ハナン・ハドゥ”を相手に」
サスィ:「………」
サスィ:「俺は俺の仕事を妨げる物を殺す。」
サスィ:「その”今”があるだけだ。」
紅森羽:「ハハ…解りやすくてとてもいい」
紅森羽:「ヤン君はいい仲間を持ったね」
彩生百合子:「……やっぱり、“蠍”。貴方がたが羨ましい」
彩生百合子:「自らの人生に、強い哲学が……正義があるということが、本当に」
彩生百合子:「私は、そんな……独りに拠って立つ、正義に」
彩生百合子:「憧れ続けています。……ずっと」
彩生百合子:そこで、無駄話をやめる。
紅森羽:彼らの話を聞いてロイスをとりたいです
GM:どうぞどうぞ!
紅森羽:少女 彩生百合子 弱さ○/弱さ
紅森羽:蠍 ジーン・アルメイダ 強さ○/強さ
紅森羽:蠍 サスィ 強さ○/強さ
紅森羽:(悩みを持ち答えを出せなくとも…前に進み、自分の望みを持つ。それは自らの意思を表に出したという事)
紅森羽:(蠍の ただ真っ直ぐな強さも好ましいが、それもまた良い物ですね)
古堂京也:「……私がお嬢様の守りたいものをお守りします」
古堂京也:「お嬢様がその強さを見つけるまで……私が」
古堂京也:(そう……私を必要としなくなるまで)
彩生百合子:「……古堂さん」
彩生百合子:「ずっと……私を、見捨てないでいてくださいますか?」
古堂京也:「はい、勿論です……この古堂、お嬢様だけのために居るのですから」

GM:では、こんなところで?
彩生百合子:はい!
古堂京也:はい!
ジーン・アルメイダ:大丈夫です!
紅森羽:はい
サスィ:いえー!
GM:では、ふと会話が途切れた……次の瞬間!

サスィ:「!」
GM:狼の遠吠えのような声が聞こえ、きみたちの前に狼――それにしては大柄すぎる者共の群れが飛び出してくる。
GM:この車輌で突破できるか? それともぶつかって止まるか?
GM:それは微妙なところだ。古堂さんは急ブレーキをかけてもいいし、突破を試みてもいい。
古堂京也:突破を試みよう!邪魔者は消え去るがいい……!
GM:では、彼らは自分からぶつかってくる。車輌は彼らの肉体を破壊するが――
GM:その存外に硬い骨と、強く軟質な肉によって車輌は停止を余儀なくされる。
GM:キュマイラの強化肉体、それ自体をバリケードとしたのだ。
古堂京也:「……やはり、突破は難しいようですね」
サスィ:「……行くぞ」
サスィ:ジーンに呼びかけ、車を降りる
紅森羽:「いや、これは乱暴な」
彩生百合子:「ごふっ!ごほ!」激突の衝撃で血を吐いている。
ジーン・アルメイダ:「ああ、仕事だ。」扉を開けて外に出て行こう
“アルファ”:「……」
GM:では、きみたちの前に、一人の少女と、一匹の狼が現れる。
“オメガ”:『――この者の声を借りて、失礼します』
彩生百合子:「アル、ファ……!」前部座席のシートを掴むようにして、身を起こしながら。
古堂京也:「お嬢様……申し訳ありません。ご無理を強いてもらいましたが突破なりませんでした」新しいハンカチを差し出す。
彩生百合子:ハンカチを、静かに取る。「構いません。それよりも……けほっ!敵を」
古堂京也:「はっ……」お嬢様が車を出るのならば、お嬢様をエスコートしよう。SPのような振る舞いだ
“オメガ”:狼の方から、人間のそれに非常によく似た声が発される。
“オメガ”:『なにぶん、生来……声が出しづらいもので。今晩は。“雪狼”の“アルファ”――ジェサニアと申します』
“アルファ”:少女の方が一礼した。きみたちの出方を伺っている。
紅森羽:こちらも車から降りよう
紅森羽:ニヤニヤ笑っている
彩生百合子:「……けほ。こほっ、か……、“アルファ”の、ジェサニア、様」
彩生百合子:「直接名乗りをいただくのは、初めてでございましたか……」
彩生百合子:「“エンセオジェン”の彩生百合子。名乗る者は……貴女がただけにございますか?」
“オメガ”:『“エンセオジェン”。そして“蠍”の皆様――と、“蝙蝠”の方も』
“オメガ”:『この機会に、私たち“雪狼”一同でご挨拶させていただこうかと』
GM:きみたちの周囲を、狼が取り囲んでいる。
紅森羽:「できれば私は遠慮したいところだったんですが、ね」
GM:その中に、一人の無表情な少年の姿もある。髪の毛は砂のように白い。
“オメガ”:『――彼が、現在の“ハナン・ハドゥ”。今世の姿です』
ハナン・ハドゥ:「――――」 特に反応はしない。沈黙したまま、リボルバーを弄んでいる。
彩生百合子:口の中に溢れる血を飲み込む。……これが。
彩生百合子:(“オーズィラ”の師。“焼けた鱗”を、立ったまま……)
サスィ:「……」
紅森羽:「あらら、これはどうしたものですか」
“オメガ”:『なにやらお急ぎのところ、お呼び止めして申し訳ございません』
ジーン・アルメイダ:「挨拶をしてくれるんじゃないのか?黙りこくってるじゃねえか。」
“オメガ”:『言葉での挨拶よりも、ふさわしいものがございますから』
“オメガ”:『いかがでしょうか? 私たちにも目的地がございます。ここはどちらかが道を譲るというのは?』
彩生百合子:「さようで、ございましょうね。……貴女の望みは?――“アルファ”」
“オメガ”:『暴力』
“アルファ”:少女が一礼して答える。
彩生百合子:「それが……………………“雪狼”の役目」
“オメガ”:『はい。我々“雪狼”の望みは、それを執行することのみでございます』
彩生百合子:「……ふふふふ。それは、申し訳ございません」
彩生百合子:「ふふふふふっ……ふふ」笑う。
彩生百合子:「――貴方がたは」
彩生百合子:「私と違うと、考えていました。強い望みがあり、群れ成す信仰に動く者達」
彩生百合子:「しかし、事実は……そうだったのですね。ただ、ひとつ課された役割に忠実である者」
彩生百合子:「こほ!こほっ!」拳銃を取り出す。
“オメガ”:『おや』
彩生百合子:「――ならば私と変わりはなかった。貴女の野心が優るという、私の不安は杞憂だった。ならば……対等に」
彩生百合子:「今、戦うことができます。“アルファ”」
“オメガ”:『あなたが戦うと? “エンセオジェン”?』
彩生百合子:「……はい。この手で。“雪狼”。“大蜘蛛”。“白い手”。貴女がたを――許すことはできない」
彩生百合子:「何故なら、貴女がたは…………人の絆の重みに縛られることなく」
彩生百合子:「誰かへの借りに繋ぎ止められることなく」
彩生百合子:「……自由であるから。」
“オメガ”:『我々は狼ですから』
“オメガ”:『犬や牛とは違いますよ、“エンセオジェン”。――では、参りましょうか』
ハナン・ハドゥ:「……」 依然として無言のまま、リボルバーをだらりと下げて握る。
“アルファ”:「ア」
“アルファ”:「AAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHhhhhhhhhhhhhhhhhh――――――――――――!」
“アルファ”:アルファの喉から、人間の可聴音域を超えた音が響く。それは犬笛を連想させる。
GM:というわけで、衝動判定!
GM:難易度は9! がんばってね!
紅森羽:やれやれ難易度9とは
GM:紅森さんには優しすぎる
古堂京也:1dx>=9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 3[3] → 3 → 失敗

古堂京也:おっと暴走してしまったなぁ……
古堂京也:変異暴走:吸血でなかったら危ないところだった
彩生百合子:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[1,1,4,8] → 8 → 失敗

彩生百合子:おっと暴走してしまったなぁ……
彩生百合子:変異暴走:吸血でなかったら危ないところだった
紅森羽:6dx+21=>9
DoubleCross : (6R10+21[10]>=9) → 9[2,5,8,8,9,9]+21 → 30 → 成功

ジーン・アルメイダ:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 5[1,2,3,4,5]+1 → 6 → 失敗

ジーン・アルメイダ:あら、出目が悪いわ
サスィ:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 9[2,8,9,9,9,9]+5 → 14

サスィ:強い意志!
GM:くっ、サスィも成功しおったか
古堂京也:119+2d10
DoubleCross : (119+2D10) → 119+6[2,4] → 125

紅森羽:90+2d10
DoubleCross : (90+2D10) → 90+12[2,10] → 102

紅森羽:良い感じ
彩生百合子:86+2d10
DoubleCross : (86+2D10) → 86+7[6,1] → 93

ジーン・アルメイダ:2d10+99
DoubleCross : (2D10+99) → 14[9,5]+99 → 113

サスィ:125+2d10
DoubleCross : (125+2D10) → 125+14[7,7] → 139

サスィ:ぐええ
ジーン・アルメイダ:サスィー!
サスィ:ふざけおって~ッ
“オメガ”:『参りましょう。ベータを殺した手並み、拝見させてくださいね?』

GM:戦闘開始です。
GM:位置関係は、
     【アルファ オメガ】
         |
        (5m)
         |
【彩生 古堂 紅森 ジーン サスィ】
         |
         |
       (10m)
         |
         |
     【ハナン・ハドゥ】
GM:こうです。
ジーン・アルメイダ:了解です

■第1ラウンド

GM:で、セットアップ!
GM:なにかあるひと!
古堂京也:《フルパワーアタック》 古堂京也の侵蝕を+4した (侵蝕:125->129)
ジーン・アルメイダ:ないです
紅森羽:あります
紅森羽:なかった
GM:アルファ、ハナン・ハドゥはなにもなし。
サスィ:うーむ
“オメガ”:セットアップで《アクセル》+野獣本能+《完全獣化》+《ハンティングスタイル》+《破壊の爪》+"唯我独尊"+"楔の呪い"
“オメガ”:行動値が15になり、獣化。きみたちにエンゲージする。
サスィ:ジーンさん、初手《時間凍結》ですよね
サスィ:ハナン・ハドゥ殺せないかなあ
彩生百合子:《女王の降臨》《狂戦士》を試みてみましょう。
彩生百合子:侵蝕率は103に。生還者だし問題なし!
“オメガ”:そしてこのターン、きみたちは復活以外の目的でロイスを昇華できない。
ジーン・アルメイダ:なるほど
ジーン・アルメイダ:Sロイスとかは大丈夫なのでしょうか
GM:Sロイスはありとしましょう。スペシャルなロイスなので。
ジーン・アルメイダ:了解です
サスィ:よし、やってみっか
サスィ:《加速装置》!侵蝕は140ですよォ~ッ!
紅森羽:こわー
ジーン・アルメイダ:「さて、見せてもらおうじゃねえか。“ハナン・ハドゥ”.」
ハナン・ハドゥ:「……」 あまり反応はない。ちらっとジーンさんを見ただけだ。
GM:あ、勝利条件は、「アルファ」と「オメガ」の撃破です。ハナン・ハドゥは特に撃破対象ではない。
サスィ:ほむほむ
彩生百合子:強そうだもんなあハナン・ハドゥ
ジーン・アルメイダ:なるほど
ジーン・アルメイダ:しかし倒しておくと……?
GM:もちろん、倒せれば今後の展開的なボーナスはあることにします。
GM:だが、倒せなかったからといって、おばさまや誰かが暗殺されることはない!以上です。
ジーン・アルメイダ:わかりました!
GM:では、最初のイニシアチブですね。
GM:動く人!ちなみにオメガは動きます!
彩生百合子:ギエーッ!
“オメガ”:《加速する刻》だオラァーッ!
古堂京也:ゲェー!
紅森羽:きやがった
サスィ:こんタコが?ッ!
“オメガ”:『オメガの速度をお見せしましょう』
ジーン・アルメイダ:動きたいけど、そちらのほうが先かな。
GM:そうですね。行動します。
“オメガ”:マイナーなし。
GM:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》+《獣の王》+《アドレナリン》+《ポイズンフォッグ》
古堂京也:ジーン!!
GM:妨害はありますか?
ジーン・アルメイダ:棺しまーす
サスィ:やるねェ
ジーン・アルメイダ:《時の棺》!
GM:OK。では好きな演出で攻撃を失敗させてくれ!
ジーン・アルメイダ:あ、では、そのままそっちに何もなければ
ジーン・アルメイダ:《時間凍結》でシームレスに攻撃したいですね
サスィ:うっひょお
GM:OKです!シームレス攻撃をどうぞ。
彩生百合子:(――“雪狼”の、最下位個体)
GM:オメガは、一瞬のうちにきみたちとの距離を詰め――
GM:その姿が霞むように消える。
紅森羽:「ハハ…凄いね」
彩生百合子:(……これが!)神経以上の速度!まったく反応できない!
GM:闇に輝く瞳の残光すら消え、きみたちに迫る。
古堂京也:「……これはッ!!」超スピードについていけていないぞ!
“オメガ”:『オメガには”適性”がなかった。人間の姿すら失くし、ただの獣へと――』
“オメガ”:『ジャームと呼ぶのでしたね、こういった存在を』
ジーン・アルメイダ:では、マイナーで《縮退機関》。
ジーン・アルメイダ:いや、待てよ。
ジーン・アルメイダ:ぶっ殺すか。ごめんなさい、《縮退機関》《ライトスピード》でお願いします
GM:了解。どうぞ。
ジーン・アルメイダ:HPは6点消費。
彩生百合子:ひええ~っ
ジーン・アルメイダ:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《浸透撃》。対象はオメガで。
サスィ:あわわわ
ジーン・アルメイダ:14dx7+10
DoubleCross : (14R10+10[7]) → 10[1,1,2,4,5,6,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,4,6,7,7,7]+10[1,1,7]+10[10]+3[3]+10 → 53

GM:OK。ドッジします。
“オメガ”:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,6,7,8,9,10]+7[7]+1 → 18

GM:無理ですね!ダメージください
ジーン・アルメイダ:6d10+19 ガー不装甲値無視!
DoubleCross : (6D10+19) → 31[7,3,10,1,2,8]+19 → 50

ジーン・アルメイダ:もう一発
GM:そこそこ喰らいました!
GM:もう一発どうぞ!
ジーン・アルメイダ:《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》。対象はオメガ
ジーン・アルメイダ:14dx7+10
DoubleCross : (14R10+10[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,7,7,9]+10[4,6,7]+10[9]+3[3]+10 → 43

GM:yahari
彩生百合子:めっちゃタコ殴りにしてる
GM:やはりドッジ。
“オメガ”:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 6[1,2,2,3,4,6]+1 → 7

GM:mata
ジーン・アルメイダ:5d10+19
DoubleCross : (5D10+19) → 18[1,3,4,6,4]+19 → 37

GM:また無理だった・・・。かなり効きましたね
GM:ダメージが低くて助かった。
ジーン・アルメイダ:うおっ!ダメージ低い!装甲値無視です。
GM:生きていますが、かなりダメージを受けたようだ。生命力の半分以上を持って行かれた感じです。
GM:あ、半分近く。
   【ジーン アルファ オメガ】
         |
        (5m)
         |
  【彩生 古堂 紅森 サスィ】
         |
         |
       (10m)
         |
         |
     【ハナン・ハドゥ】
“オメガ”:「!」
ジーン・アルメイダ:オメガが襲い掛かった先、先ほどまでは存在しなかった何も存在しなかった筈のその場所に、ジーンの拳が置かれている
GM:そいつは、正面からぶつかりますね。回避しきれない。音速に迫る駆動が阻害される。
ジーン・アルメイダ:「ヅェエエエエエヤァアアアアアアアア!」そしてそのまま振りぬかれる!一瞬のうちに、二撃!
“オメガ”:『これは』 アルファの知覚力では、なにが起こったかわからない
彩生百合子:「……!」返り血の余波を浴びた。
“オメガ”:ただ、オメガが強烈に殴り潰されただけだ。
紅森羽:「いやあ、流石は蠍」
“オメガ”:『……”ネロ・クローチェ”が“オメガ”よりも速い? ……それとも、技を?』
ジーン・アルメイダ:恐らくジーンが行ったであろう攻撃の軌道が、一瞬だけ黒い帯のように現れ、消える。通常の物理法則を無視してた、超高速軌道だ!
サスィ:「……」
ジーン・アルメイダ:「どちらもだ。……そして、これで終わりじゃあない。」
古堂京也:「“ネロ・クローチェ”……アレを返すとは」
彩生百合子:「二撃。……誰もが見えぬ刹那に……二撃を、放っているのだと、そんな伝説を」
彩生百合子:「……故に、ただの一文字ではなく」
彩生百合子:「“黒十字(ネロ・クローチェ)”なのだと」少しだけ、震える声で言う。
ジーン・アルメイダ:ということで、やっちまえサスィ!
ジーン・アルメイダ:HPは1に。侵蝕値は結局142?ちょっとまってね。
ジーン・アルメイダ:147だった。
GM:そう、サスィさんの出番だ!
サスィ:ころす!
GM:行動をどうぞ!
サスィ:マイナーでヴィヴロウィップ起動!
サスィ:メジャーで《アタックプログラム》+《バリアクラッカー》+《原初の白:マシラのごとく》+ 《背教者の王》+《原初の黒:オリジナルツール》!
サスィ:対象はオメガ!
GM:OK。
GM:来な!
サスィ:8dx+40
DoubleCross : (8R10+40[10]) → 9[1,5,7,8,8,9,9,9]+40 → 49

GM:おのれ、ドッジしかないわ!
“オメガ”:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[1,2,5,6,8,8]+1 → 9

GM:はいだめ! ダメージください。
サスィ:7d10+69
DoubleCross : (7D10+69) → 50[9,6,8,9,1,10,7]+69 → 119

サスィ:装甲無視!
GM:そのダメージは、さすがに一度死ぬ!戦闘不能!で、復活エフェクト!
サスィ:チッ!
GM:《魔獣の証》! 攻撃を受けながらも蘇生します。
“オメガ”:「――!」 オメガは本能的に距離を取ろうとするが――
サスィ:では、ジーンに弾き飛ばされたオメガの全身に
サスィ:既に『鎖(カティーナ)』は絡みついている
サスィ:「……!」
サスィ:オメガの体を空中で引き寄せ
サスィ:――ゴシャッ!!
サスィ:殴り飛ばす!三撃目!
GM:潰れて、地面に落ちる。
サスィ:「……犬は犬だ。」
サスィ:呟き、ビシャッと拳の血を払って
サスィ:再び腕をだらりと下ろす構えに戻る。
彩生百合子:「……?」一方、こちらの瞬時の交錯の意味を理解することはできなかった。
彩生百合子:単純な暴力に見える。だが、暴力を専門とする“雪狼”を、同じ分野で完全に圧倒することの意味を、
彩生百合子:彩生百合子の経験値では理解できない。
“オメガ”:『なるほど。“蠍”。ベータが執着していた理由がわかります』
GM:だが、その肉体はなんら負傷を感じさせない速度で起き上がり、蠢き、とりあえずの傷口を塞ぐ。
“オメガ”:『しかし、“オメガ”もまた。”通常”の領域を超えた存在ですよ』
サスィ:浸蝕は162だ!!!
“オメガ”:オメガの手番だ。
“オメガ”:マイナーなし。
“オメガ”:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》+《アドレナリン》+《キリングパフューム》+《ポイズンフォッグ》
GM:対象はてめーら全員で、妨害あるかオラー!
古堂京也:またリア不か!なめてんのかオラー!
ジーン・アルメイダ:うーむ、流石に時の棺は2発もないからなあ。
GM:サスィのようなクソ回避野郎対策オラー!
GM:こんなに侵蝕率高いの予想外オラー!
GM:どうなってんオラーーー!
サスィ:あれ!リア不!?
GM:そうなんです
GM:では判定します
サスィ:じゃあなんもねえッコラーッ
紅森羽:リア不はどうしようもねえなチクショー
“オメガ”:17dx7+4
DoubleCross : (17R10+4[7]) → 10[1,1,3,3,3,4,6,7,7,7,7,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,4,5,6,6,6,8,10]+10[3,9]+5[5]+4 → 39

サスィ:クソが?
GM:ダメージいくぜっ
紅森羽:リアクションさえできれば余裕でよけられる数値であるが
サスィ:本当なら固定値だけで躱せる!
“オメガ”:4d10+22 装甲のみ有効
DoubleCross : (4D10+22) → 26[10,2,6,8]+22 → 48

サスィ:死……!
彩生百合子:ロジーヌのロイスを昇華!復活!
古堂京也:オメガにロイスを取る!親近感/殺意:○だ!そして昇華して復活!
紅森羽:ジーンさんのロイスをタイタス昇華
ジーン・アルメイダ:オメガさんにロイスを取って、消化しようか。
ジーン・アルメイダ:敵/“オメガ”/P:同情/N:殺意○/ロイス
ジーン・アルメイダ:これを昇華します
ジーン・アルメイダ:HPは21になってしまった。
GM:今度は、オメガの速度はさきほどのような亜音速ではない。
GM:だが、動けない。そういう揮発性のある毒物が、周囲の空気に散布されていた。
GM:というわけで、オメガの牙と爪が、きみたちを引き裂いた。
古堂京也:「……クッ、思うように体が動かんな」
ジーン・アルメイダ:(絡め手……!単純馬鹿じゃねえって訳か!)
彩生百合子:「……!!血液に、乗って……!」麻痺!
彩生百合子:「っくあ!!」
サスィ:「………」
紅森羽:「イタタ…これはキツイ」
サスィ:「毒か……」
彩生百合子:引き裂かれ、悲鳴とともに倒れる!
“オメガ”:『仕留めきれない。……暴力と、殺人者の差……なるほど。以降の参考にいたしましょう』
紅森羽:「てめえ」「ちょっと勘弁願いたいですね、翼も怒っている」「やってくれたなあ」
彩生百合子:だが、“蠍”の超高速戦闘の間、何もしていなかったわけではない。こちらも「薬」を作用させていた。
サスィ:血に仕込まれた毒の痺れに膝をつく。この戦闘では恐らく回復しない。
サスィ:「……しくじったか…」
彩生百合子:攻撃ではなく、戦闘を継続させるための。そしてその役割ならば、自分以上の適任が存在する。
彩生百合子:サスィに《奇跡の雫》。復活してもらいます。
彩生百合子:103→109
GM:OK。
サスィ:「……!」
GM:では、次の手番はハナン・ハドゥだ
サスィ:「……“エンセオジェン”か…」
サスィ:痺れが消え、立ちあがる。
彩生百合子:「ふふ……」血溜まりに倒れたままで笑う。
サスィ:「……」
サスィ:一瞥するが、再び敵に向き直る
ハナン・ハドゥ:「……」
GM:対象は、これは紅森さんですね。
GM:紅森さんにリボルバーを向ける。
ハナン・ハドゥ:「……一ツ」
紅森羽:こえー
ハナン・ハドゥ:マイナーで《ターゲッティング》+《電撃収束》。
ハナン・ハドゥ:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コンバットシステム》+《エクスマキナ》+《アタックプログラム》+《雷光撃》+《戦闘嗅覚》+《バリアクラッカー》
ハナン・ハドゥ:24dx7+30
DoubleCross : (24R10+30[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,6,7,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,2,3,4,5,6,6,6,7,8,8,9,10,10]+10[1,2,4,4,5,9]+3[3]+30 → 63

紅森羽:回避はできますよね
GM:《勝利の女神》で、達成値は81。回避は可能です!
GM:どうぞ!
紅森羽:81ww
彩生百合子:ヤバすぎww
紅森羽:81かー
古堂京也:クソがwwww
GM:ドッジに使えなくなっちまったぜ
サスィ:ふざけとるぞ!
GM:うるせーっ、なにが《時の棺》だ!《時間凍結》だ!《ライトスピード》だ!
GM:死ぬわ!
紅森羽:コンボ グエッラドルチェ
紅森羽:更にサポートスタッフ 意思も使う
紅森羽:サポートスタッフは判定後に使用だったね
GM:そうですね。
紅森羽:とりあえずドッジだオラ
紅森羽:14dx6+21
DoubleCross : (14R10+21[6]) → 10[2,2,2,2,3,3,3,3,4,5,6,8,8,10]+10[5,7,7,7]+10[4,5,6]+2[2]+21 → 53

紅森羽:むりー
GM:ち・・・さすがに強いな・・・!
紅森羽:使うまでもなかったな グワー
GM:だが、受けてもらおう!正義の銃弾だ!
ハナン・ハドゥ:9d10+35 もろもろ無効
DoubleCross : (9D10+35) → 35[2,2,7,1,1,7,8,6,1]+35 → 70

紅森羽:では撃ち抜かれて倒れる
紅森羽:彩生さんのロイスを切って復活
GM:何が起きたのか、紅森さんの達成値ならば、かろうじて知覚できたかもしれない。
紅森羽:しながら気づく
GM:一瞬で六度、まったく別の方向から跳弾が迫り、きみを撃ち抜いた。ただそれだけだ。
GM:跳弾した場合、弾丸の貫通力は極端に落ちる。だが、それを最小限にとどめる精密さがあった。
紅森羽:ポケットから錠剤を鷲掴みに取り出し
紅森羽:バリバリと噛み砕く
紅森羽:「いや、ハハ。無茶苦茶ですねえ」
紅森羽:ふらりと立ち上がる
ハナン・ハドゥ:「……雫が染み込むように」 再装填。手番は以上。
紅森羽:「勘弁してくださいよ、狙う相手…間違ってません?」
ハナン・ハドゥ:「……“スコア”が」
ハナン・ハドゥ:「高い」 紅森さんを見ている
GM:で、手番は起き上がった紅森さんへ移る。
GM:どうぞ!
紅森羽:ダメージを受けているやつから狙うのが良いか
紅森羽:はたまた アルファさんに硬直を入れてみるのがよいか
古堂京也:正直、60,70削れないと
古堂京也:私が攻撃した方がいいですね、オメガに関しては
紅森羽:アルファさんが接敵してくる可能性も考えると硬直を入れておいて損はないかもしれない
ジーン・アルメイダ:αさんで言いと思います
紅森羽:ま、それはそれとして マイナーでレインボウアビリティ
GM:例のやつだ
紅森羽:注射器を無造作に自分の首筋に撃つ
紅森羽:「ンー…」
紅森羽:液体を注入し捨てる
紅森羽:「さて、まあ蠍などに及ぶべくもありませんがね」
紅森羽:「頭の中がスッキリしたところで攻撃させてもらいましょう」
紅森羽:ファンゴロッソ 《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《鮮血の網》
“オメガ”:『“ピピストレッロ”――その手の内は――』 警戒している
GM:こいっ!
紅森羽:16dx7
DoubleCross : (16R10[7]) → 10[1,1,3,3,3,4,4,4,6,8,8,9,9,10,10,10]+10[2,2,5,7,9,10,10]+10[1,3,10,10]+10[5,7]+10[10]+10[9]+4[4] → 64

紅森羽:当たれば硬直だぁー
ジーン・アルメイダ:ヒューッ!
GM:うーん、ドッジしてみるしかない。
“アルファ”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,4,5,6,9,10]+10[10]+5[5] → 25

GM:回った!けどぜんぜん届かない・・・
GM:ダメージください・・・
紅森羽:8d10+7
DoubleCross : (8D10+7) → 51[9,3,7,4,10,6,4,8]+7 → 58

紅森羽:中々のダメージ
GM:ええい、それにはオメガがありえざる存在+《波紋の方陣》!ダメージを減らすぞ!
GM:58-5d10
DoubleCross : (58-5D10) → 58-23[2,3,5,10,3] → 35

紅森羽:先程から吹っ飛ばされたりして 周囲に撒き散らされた血が
紅森羽:いろいろな瓦礫や石などに付着
紅森羽:それを操って飛ばす
紅森羽:「散々やってくれましたからね、お返しです」
GM:結構なダメージになります。オメガが咆哮で衝撃を緩和するが、防ぎきれない。
“アルファ”:「……! ……、……ア……!」
紅森羽:更にそれらが相手にまとわりつく 硬直も入ります
GM:肉体を直接攻撃されて、よろめく。それなりのダメージだ。
紅森羽:「おっと、動かないでくださいね」
“オメガ”:『ええ。……わかっていますとも、“ピピストレッロ”』
紅森羽:「正直、私達は貴方がたが嫌いでね」
“オメガ”:『そうでしょうか? あなたとは、仲良くできそうでしたけど』
紅森羽:「話も聞いてくれないじゃないですか」
“オメガ”:『あなたが完全な忠誠を誓うのならば、いくらでも話を聞きますよ。いつでも……ね』
紅森羽:「忠誠…ハハ。冗談でしょう」
紅森羽:「そういう直ぐに上下つけたがるところ、正直可愛いと思いますが」
紅森羽:「私は勘弁願いたいですねえ」
“オメガ”:『そうでしょうか? 誰が強く、誰が弱く、誰が死すべきか』
“オメガ”:『それを握るのは、強者のみ……ただ、生き延びた者のみ』
GM:では、ジーンさんの手番です。
ジーン・アルメイダ:オメガを殴るしかないなあ。
ジーン・アルメイダ:一発で殺せるかどうか。
GM:魔獣の証と、ジーンの拳……
GM:どっちが強いか勝負ですよ!
サスィ:コロセーッ!
彩生百合子:……それでは、万全を期してこちらが先手を打ちましょう!
彩生百合子:《帰還の声》!ジーンさんの《ライトスピード》を復活させます。
GM:こいっ!
ジーン・アルメイダ:どうもありがとうございます!ありがたくもらい、使わせてもらいます
ジーン・アルメイダ:《縮退機関》《ライトスピード》侵蝕+7、HPはフルで12点消費し9になる。
GM:さあ、くるがいい~~っ
ハナン・ハドゥ:「……そうか」 不意に、ハナン・ハドゥが顔を上げる。
ハナン・ハドゥ:「荒れるか」
彩生百合子:「……生き延びなければ」
彩生百合子:「正しさも、信念も、貫くことはできない……けほ!」
彩生百合子:「……だから、いつだって戦うしかなかった」
彩生百合子:「私に信念がなかったとしても、いつか、それを手に入れるために」
ジーン・アルメイダ:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》 侵蝕+5、オメガを殴ります!
GM:OK。
GM:どうぞ!
彩生百合子:倒れる瞬間、投薬を行った対象は、サスィ一人ではなかった。
彩生百合子:当然、“蠍”の2人共を強化したのである――純粋ソラリス能力者である彩生百合子にできることは、その一つしかない。
彩生百合子:109→115
サスィ:「……やる。」
ジーン・アルメイダ:15dx7+10
DoubleCross : (15R10+10[7]) → 10[1,3,5,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,1,1,3,4,4,8,10]+10[6,9]+10[8]+10[10]+1[1]+10 → 61

GM:ドッジ
“オメガ”:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,4,7,7,9,10]+1[1]+1 → 12

ジーン・アルメイダ:7d10+31 装甲値無視
DoubleCross : (7D10+31) → 49[9,7,5,8,6,7,7]+31 → 80

GM:ダメージください!
ジーン・アルメイダ:たけえw
GM:それはだめだw
GM:Eロイス"修羅の世界"。
GM:復活します。
彩生百合子:うおおお
ジーン・アルメイダ:HP1点で復活する奴か!
サスィ:まじかこいつ!
古堂京也:まだ生き返りおる
ジーン・アルメイダ:これは少し惜しい事をしてしまったかな
古堂京也:いや、ここでオメガの手番を潰せるとかんがえれば全然OKですよ!
GM:このEロイスはサービスだ!
ジーン・アルメイダ:まあ、やるけどね! メジャーで《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》!オメガ!
ジーン・アルメイダ:15dx7+10
DoubleCross : (15R10+10[7]) → 10[1,2,3,4,4,4,4,5,7,7,8,8,8,9,9]+10[1,4,7,8,9,10,10]+10[1,7,8,9,10]+10[4,4,5,8]+10[9]+4[4]+10 → 64

GM:ドッジ。
“オメガ”:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[2,5,5,6,6,8]+1 → 9

GM:ダメージください。
ジーン・アルメイダ:7d10+31
DoubleCross : (7D10+31) → 33[7,6,3,6,2,4,5]+31 → 64

GM:それは・・・戦闘不能ダメージだ!潰れる!
GM:“オメガ”、戦闘不能です。復活はなし。叩きのめしてください。
彩生百合子:「“ネロ・クローチェ”」
彩生百合子:「……いま一度、それを見せてくださいませ」
ジーン・アルメイダ:「ああ、俺も!」
“オメガ”:「――ギ、ギッ」
“オメガ”:オメガの喉から、おそらく彼自身のものであろう声が漏れる。
ジーン・アルメイダ:その声は誰の耳にも届かない……再び振るわれた二つの拳が、轟音と共にオメガをひき潰したからだ!
“オメガ”:「……ジャッ……、……! ……!!」
ジーン・アルメイダ:「そうしたいと、思ってたところだ。……残り一人。お前もこうなる。」
“アルファ”:『“オメガ”の……肉体を、再生不可能なまでに破壊する』 彼女の周囲の狼が声を発する。
“アルファ”:『いったい何度の拳が? ……いえ。それを見極めることに意味はない……』
“アルファ”:『……やらなければ、いけませんね』
古堂京也:「これが……暴力では届かない、技か」
彩生百合子:「……絶対の死。それが……“蠍”……」
   【ジーン アルファ】
         |
        (5m)
         |
  【彩生 古堂 紅森 サスィ】
         |
         |
       (10m)
         |
         |
     【ハナン・ハドゥ】
GM:アルファの手番。ロシアンルーレットの時間だ!
彩生百合子:アヤーッ!?
サスィ:ひええ
“アルファ”:マイナーで硬直解除!
“アルファ”:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《アニマルアタック》+《魔獣の衝撃》+《縛鎖の空間》+《要の陣形》
GM:なので3人をランダムにチョイス。
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 4

GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 5

GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 3

サスィ:真っ先に出てんじゃねーよ!
GM:よりによって、紅森・サスィ・ジーンか・・・
GM:当たるかな……
ジーン・アルメイダ:ジーンは暴走中ですね。
“アルファ”:13dx7+6 対象は紅森さん、サスィ、ジーンです。
DoubleCross : (13R10+6[7]) → 10[2,2,3,4,4,5,8,8,9,10,10,10,10]+10[1,2,8,9,9,10,10]+10[1,5,9,9,9]+4[4,4,4]+6 → 40

GM:《妖精の手》。
紅森羽:妖精とか
サスィ:タコスケーッ
“アルファ”:46+1dx7
“アルファ”:1dx7+46
DoubleCross : (1R10+46[7]) → 6[6]+46 → 52

GM:達成値52です。
GM:リアクションどうぞ。
サスィ:《ゲットダウン》だクソッ!
サスィ:9dx+34
DoubleCross : (9R10+34[10]) → 6[3,4,4,5,6,6,6,6,6]+34 → 40

サスィ:.
彩生百合子:うおおお
GM:なんてことだ
サスィ:まるでだめ!
サスィ:妖精さえなければ~ッ
紅森羽:んーんー
紅森羽:まず回避
紅森羽:グエッラドルチェ
紅森羽:16dx6+21
DoubleCross : (16R10+21[6]) → 10[2,3,5,5,5,5,6,6,6,6,6,8,8,9,9,9]+10[1,1,2,2,2,3,4,4,4,10]+10[9]+5[5]+21 → 56

GM:ぐああああ!
紅森羽:セェーフ
GM:さすが紅森ーーーーッ!
彩生百合子:すごい奴だぜ 紅森羽
紅森羽:ジーンさんへの攻撃を《チェンジ》で受けよう
古堂京也:単体の攻撃だけですよ、《チェンジ》は
GM:そうなんですよ
紅森羽:単体を三人にしてるんではない?
紅森羽:じゃあダメだな
紅森羽:残念
GM:ここはチェンジ不可で、お願いします。
紅森羽:了解
ジーン・アルメイダ:ダメージをください!
GM:カバーはどうですか?
彩生百合子:ちょっとまった!(ひげじい)
ジーン・アルメイダ:ひげじいー!
彩生百合子:私がサスィさんをカバーするので
彩生百合子:ダメージをくれるなら私にください
彩生百合子:行動放棄!やってやる~ッ!
サスィ:ありがとうございます!
GM:なんという友愛と献身の心・・・
GM:ダメージ出します。
“アルファ”:6d10+16 もろもろ有効、命中するとこのラウンド中は放心、シーン中は重圧付与。
DoubleCross : (6D10+16) → 29[10,10,1,4,3,1]+16 → 45

ジーン・アルメイダ:ウワーッ
“アルファ”:“アルファ”の奇怪な咆哮にあわせ、狼たちの群れが襲いかかる。
ジーン・アルメイダ:彩生さんのロイスを切って、復活します。HPも高い。
“アルファ”:『――“エンセオジェン”。あなたと私の力は似ている』
GM:アルファの放った狼が、連携のとれた攻撃を繰り出す。
彩生百合子:「うぐっ……ああ!あふっ……!」
彩生百合子:血を吐く!集中攻撃を受けているようだが、違う。
彩生百合子:誘引物質で群れのターゲットを自分に引き寄せているのだ。
“アルファ”:『あなたは人間を支配する。私は――より知能の低い、哺乳類を支配する。あなたの方が繊細な能力だけれど』
“アルファ”:『大雑把な方が、効果的なこともあるでしょう? 理解できませんね』
“アルファ”:『支配する相手を庇うことは』
サスィ:「……」
彩生百合子:「……はぁ、はぁ!……かはっ!」
紅森羽:「いやいや」
紅森羽:攻撃はまともに受けるが 気にしていない
紅森羽:「まだまだ、倒れてもらうわけにはいけませんからね」
ジーン・アルメイダ:攻撃を受けるが、強引な軌道でそれを振り払い、致命傷を避ける。他の傷は気合で耐える。
彩生百合子:「……無意味だと、考えますか?」
“アルファ”:『無意味ですよ』
“アルファ”:『完全に』
彩生百合子:「くはっ、けほ!……足りない。まだ、こんなものでは……まだ」
彩生百合子:「まだ足りない。無意味だとしても……血が、足りない――」赤い瞳の光が浮かび上がる。
彩生百合子:「……組織のために、私が流す血は……まだ」
古堂京也:「…………殺す」アルファにロイスを取る
古堂京也:-アルファ/執着/殺意:○/ロイス
GM:OK。
GM:では、手番は古堂さんです。
GM:どうぞ。
古堂京也:《陽炎の衣》《光芒の疾走》《一角鬼》《完全獣化》 古堂京也の侵蝕を+13した (侵蝕:129->142)
古堂京也:移動先はアルファの前方3m
GM:OK。接近されます。
古堂京也:そうつぶやくとその姿が掻き消える、それと同時に地響きが起こる。
古堂京也:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光速の剣》《ピンポイントレーザー》《見えざる死神》《マスヴィジョン》《光奪の天使》 古堂京也の侵蝕を+14した (侵蝕:142->156)
古堂京也:メジャーはこいつだ!対象はアルファ!ブチ殺してくれるわぁ~~~!!
“アルファ”:『……消えた。“マイノーター”……!』
“アルファ”:目を閉じて備える。
GM:こいやーーーっ
古堂京也:12x7+9
古堂京也:12dx7+9
DoubleCross : (12R10+9[7]) → 10[1,1,1,3,4,5,5,7,7,9,9,10]+10[3,5,6,10,10]+10[1,9]+2[2]+9 → 41

GM:ドッジ。
“アルファ”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[3,4,5,6,6,10]+9[9] → 19

GM:ダ、ダメージ・・・ください・・・
古堂京也:5d10+71 ガー不装甲値無視、1点でも通ればエンハイエフェクト組み合わせた判定ダイス+9個
DoubleCross : (5D10+71) → 32[10,2,8,8,4]+71 → 103

GM:そのダメージは戦闘不能。そして、《魔獣の証》による復活です。
サスィ:魔獣野郎がーッ
GM:ぎりぎりで狼たちを盾にしたという演出です。
“アルファ”:『速く……強い。私では防ぎきれず、回避できない』
古堂京也:「ハァー……ッ……殺す……殺してやる」目がギラギラと赤く輝く、攻撃色だ
“アルファ”:『シータ! イオタ! イプシロン!』 狼の群れのうち、数匹が反応
古堂京也:「GURRRRRRR!!」
古堂京也:思いっきり、アルファをぶん殴る。
“アルファ”:古堂さんに殴られて粉々に潰される!
古堂京也:その潰した狼達の血液を飲み込む、そうすると更にミノタウロス本来の力を引き出せるのだ。
古堂京也:ズルッ!ズルル!!
“アルファ”:『おぞましい……獣。まさしく、その通り』
古堂京也:「それで……構わん。……貴様らを殺せるのならな」
彩生百合子:「古堂……さん……」

■第2ラウンド

GM:ネクスト・ラウンド。
GM:セットアップ。
GM:何かある人! こちらは何もなし。
彩生百合子:ここで使う必要があるのは……
彩生百合子:《狂戦士》が欲しい方は?あるいは《扇動の香り》の支援も可能
サスィ:ない!使っても一緒!
古堂京也:フルパは使わなくてもいいだろう……アルファより先に動けるし
ジーン・アルメイダ:なし!
サスィ:あ、いや
ジーン・アルメイダ:大丈夫かなー。
紅森羽:使ってもらえば そこそこダイス多いので有用くらい
サスィ:ここでアルファが死ねがハナンハドゥの攻撃を防げるかもか
サスィ:《加速装置》!
サスィ:行動値は驚異の27
GM:ほう・・・くるか!
彩生百合子:《扇動の香り》を使用します。侵蝕率は……ちょうど120!
彩生百合子:「……アルファ。支配の異能を持つ者は。何者かを操作できる者は」
彩生百合子:「時に、その虚しさへと呑まれそうになるのかもしれません。……私は、そうでした」
彩生百合子:「病んで無力な、価値のない私の前に……それでも傅く者達を前に」
彩生百合子:「罪悪と、負い目が。……貴女は、そうではなかったのですね」
“アルファ”:『虚しい? この力が? 無価値な者とは……私たちに敵する者すべて』
“アルファ”:『命を失ったとき、何か残るものがあると? ビッグ・ボスですら……』
“アルファ”:『何も残らず死ぬ』
彩生百合子:全員を支援する。ターゲットは……
彩生百合子:アルファ!この一匹を殺すための誘発物質操作!
GM:というわけで、手番はサスィですかね。
サスィ:いえい!
GM:来やがれ~っ
サスィ:マイナーで4mアルファに接近
サスィ:メジャーで《原初の黒:オリジナルツール》+《アタックプログラム》!
GM:来るがいい!
サスィ:ダイスいくつプラスですか!
サスィ:アルファ対象です
GM:7個プラスなはず
サスィ:いくぜっ
サスィ:16dx+48
DoubleCross : (16R10+48[10]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,4,6,7,7,8,8,9,10,10]+6[1,6]+48 → 64

サスィ:おっしゃぁ!
GM:ドッジ。
“アルファ”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,3,4,5,8,9] → 9

GM:だめですね。ダメージください。
サスィ:9d10+15
DoubleCross : (9D10+15) → 46[6,6,6,4,10,5,5,1,3]+15 → 61

サスィ:死ヒャァ!
GM:・・・・そのダメージは、だめですね。戦闘不能です。
GM:戦闘終了です。“アルファ”はきみの一撃で始末される。
サスィ:「……ここだ。」
“アルファ”:「……ア、……ッ!」
サスィ:“エンセオジェン”の攻撃誘導、そして“マイノーター”の不可視の奇襲。
サスィ:群れの統率の、僅かな解れ、その一瞬に
サスィ:古堂を飛び越え、微かな風切音だけを残して、鎖の揺らめきがアルファの喉笛を掻き切った。
“アルファ”:「か、……っ」
サスィ:「………“エンセオジェン”の行動には意味がある」
サスィ:「俺たちは、安物ではない。」
ハナン・ハドゥ:「“雪狼”……そして“蠍”、か」
サスィ:グシャッ!
サスィ:アルファの頭を踏み潰します。
“アルファ”:「……!」
GM:アルファには声もない。“雪狼”の幹部メンバーは、ここに滅びた。
ハナン・ハドゥ:「終わりだ」 ハナン・ハドゥはリボルバーを下ろす。
サスィ:「……」
サスィ:ハナン・ハドゥに目を向ける
ハナン・ハドゥ:「いずれ、な」 “ハナン・ハドゥ”の少年は目をそらす。
ジーン・アルメイダ:「……」
ハナン・ハドゥ:《瞬間退場》。信じがたい速度で消えます。
彩生百合子:「……けほ!けほ」二度咳き込み、膝をつく。
紅森羽:「行ってしまいましたか」
彩生百合子:(……アルファ。……そうか)
彩生百合子:(……死んでしまった)恐ろしい敵であったはずだが、ぼんやりとそんな事を思う。
紅森羽:「大丈夫ですか?」
紅森羽:手を差し伸べる
彩生百合子:紅森さんに微笑みかけて、
彩生百合子:手を取らずに、どうにか立ち上がる。
GM:ちなみに、オメガにも止めを刺すことができます。
GM:ほっといてもいい。
ジーン・アルメイダ:放っておくわけにも行かないでしょう。殺しておきますか?
古堂京也:お嬢様が殺すというのならば殺害しましょう……
古堂京也:「フーッ…………」
古堂京也:「…………」人型に戻り、眼鏡を掛ける
古堂京也:オメガの頭を踏み砕きます、殺害する!
GM:では、一撃。死亡します。
GM:あとには、ただ惨憺たる殺戮と戦闘の痕が残るのみ。
GM:収穫祭の痕のように。
紅森羽:「やれやれ、酷い有様ですね」
彩生百合子:「まったく。……ふふ。酷いものでございます」
彩生百合子:「……まったく」
ジーン・アルメイダ:「……海蛇の所へ行こう。車はまだ動くか?」
サスィ:「……どうだろうな。」

■Backtrack

GM:では、バックトラックと行きましょう。
サスィ:いえあ!
GM:今回のEロイスは5個。振りたい者は、どうぞ振ってくれだぜ!
古堂京也:156-5d10 Eロイス
DoubleCross : (156-5D10) → 156-38[8,9,10,5,6] → 118

サスィ:振るよ!!
サスィ:172-5d10
DoubleCross : (172-5D10) → 172-27[5,9,3,9,1] → 145

サスィ:オーケーオーケー
紅森羽:116-5d10
DoubleCross : (116-5D10) → 116-22[9,1,6,5,1] → 94

GM:さすが紅森サン
ジーン・アルメイダ:ふらせていただきましょう
ジーン・アルメイダ:164-5d10
DoubleCross : (164-5D10) → 164-34[7,8,8,4,7] → 130

彩生百合子:私は振らなーい!生還者だし!
GM:彩生さんの生還者パワーは発動するのか・・・?
ジーン・アルメイダ:まあ2倍だね
ジーン・アルメイダ:130-10d10
DoubleCross : (130-10D10) → 130-54[9,9,1,2,5,10,1,2,9,6] → 76

ジーン・アルメイダ:良かったよかった。
サスィ:2倍!
サスィ:145-10d10
DoubleCross : (145-10D10) → 145-58[9,2,4,5,7,5,7,7,4,8] → 87

サスィ:ホッ…
古堂京也:118-5d10 一倍だ
DoubleCross : (118-5D10) → 118-28[7,2,8,4,7] → 90

紅森羽:一倍で
紅森羽:振る 人格あるのでマイナス1
紅森羽:94-2d10
DoubleCross : (94-2D10) → 94-5[4,1] → 89

彩生百合子:8個振れちゃうぜ
彩生百合子:120-8d10
DoubleCross : (120-8D10) → 120-53[7,9,9,7,3,7,2,9] → 67

彩生百合子:やばいぜ
彩生百合子:4点!
GM:余裕ですね
GM:では、今回の経験点は、もろもろ含めて23点!にプラスして、
GM:みなさんの侵蝕率経験点を申告していただきたい!
紅森羽:28点
ジーン・アルメイダ:26点ですね。
彩生百合子:24+Sロイス5点!29点いただきます
彩生百合子:あれ、違うや。
彩生百合子:27点にプラスで、32点です
サスィ:26点!
古堂京也:23+侵蝕:5+Sロイス:5=33点
GM:計算シテイマス
彩生百合子:あっ最新鋭コンピューターだ
今回の経験点
珪素さん 32
オツカレーさん 33
ぽぽさん 28
モヤイさん 26
ぺんさん 26
ロケット商会 48
GM:今回はここまで。と言いたいところですが、ほんのちょっとだけ。
GM:お嬢様にメールが入ります。彩生さんはそれを確認してもいい。
彩生百合子:分かりました。見ましょう!
GM:クラリーチェからのメールだ。
クラリーチェ:『件名:至急』
彩生百合子:(……!)動揺を隠し切れない。中身を開く。
クラリーチェ:『本文:生きてる? お疲れ様。“枝角”の旦那が来てるよ。見たら驚く。それはいいんだけど』
彩生百合子:(……クラリーチェ様。メールの文面を打てる。そして“枝角”。敵の襲撃ではなく……)
クラリーチェ:『“狐の尾”が離反した。今後の“蠍”についての話も含めて、話がしたい。ユリコと。アジトで待ってる』
GM:以上だ。
彩生百合子:(……)手が止まる。
彩生百合子:(…………“狐の尾”)顔を上げ、“蠍”の2人を見る。
彩生百合子:たった今“雪狼”を壊滅せしめた、恐るべき暴力の担い手達を。
彩生百合子:(――誰でも、無敵でいることができる)
彩生百合子:“狐の尾”そのものに戦闘力は皆無だろう。彼らの役割を思うならば。
彩生百合子:……財務部門。
彩生百合子:(“蠍”を抱え続けていられる、そのうちは)流血の混じった冷や汗が、指先から落ちる。

GM:お疲れ様でした。
GM:次回は土曜日、5/30の21:00からお待ちしています。
GM:よろしくどうぞ~。
ジーン・アルメイダ:よろしくお願いします!
サスィ:お願いします!!
古堂京也:よろしくお願いします!
彩生百合子:お疲れ様でした!
紅森羽:お疲れ様でした

■Ending/01

GM:エンディング。
GM:“雪狼”の主要な「頭」は死に絶えた。派閥としての力はほとんど残っていないだろう。
GM:収穫祭のあとに残るのは――
GM:サスィ&ジーンED
GM:では、サスィさんのグルメは、本日どこのお店にしましょうか?
サスィ:おでん屋台ですね
サスィ:がんもどき食ってます

GM:じゃあ、屋台のおでん屋さん!もちろん夜!
おでん屋台のおっちゃん:「……はい、がんも」
サスィ:「………」
おでん屋台のおっちゃん:極端に無愛想なおっちゃんががんもどきをすくい上げた。
サスィ:こちらも黙々と燗とがんもどきを交互に口に運んでいる
おでん屋台のおっちゃん:「……」 おっちゃんは無言で新聞を広げる。
おでん屋台のおっちゃん:ここのところの血なまぐさい一連の事件記事が掲載されている。……そのほとんどがきみたちの関与したものだ
サスィ:「………」
サスィ:なんの反応も、心の内の感慨も無い。
サスィ:終わった仕事。それだけの事だ。
ジーン・アルメイダ:ではここで、隣の席に腰を下ろしてもいいかな
サスィ:「……?」
ジーン・アルメイダ:「……オヤジ、お勧めのを頼む。はじめてなんだ。」
おでん屋台のおっちゃん:「……あいよ」 のっそりとした手つきで、大根からすくい上げていく。
サスィ:「………」
サスィ:くっと熱燗を煽る
おでん屋台のおっちゃん:そしてきみの前にサケとおでんを置いたあとは、だまって椅子に腰を下ろす。
サスィ:「……用件か」
ジーン・アルメイダ:「……少し話がしたくてな。いいか?」
サスィ:「………」
サスィ:返答はない。ただスジを齧っている。
サスィ:拒否する理由はない、という態度だ。
ジーン・アルメイダ:大根を箸で小さく分けながら。
ジーン・アルメイダ:「……ハナンの技。お前の目には、どう映った。」
サスィ:「……鋭い。」
サスィ:「正面から切っ先がぶつかり合えば。無事ではすまないだろう。俺も、お前も。」
サスィ:「……負けるとも思わないが。」
ジーン・アルメイダ:「……それは、お前がか。それとも……俺も含んでるのか?」
ジーン・アルメイダ:「……」大根を口に運ぶ。
サスィ:「……どちらもだ。戦えば、いずれは勝つ。」
サスィ:「技だけでは俺たちは倒せない。違うか。」
ジーン・アルメイダ:「……フッ。違いない。」
ジーン・アルメイダ:「オヤジ、俺にもこいつをくれるか。」スジを注文
ジーン・アルメイダ:「だが……もしも仮に、だが。」
ジーン・アルメイダ:「技に留まらない奴と戦ったら……。」
サスィ:「……」
サスィ:「俺は未だに、ルッジェーロが死んだ理由が分からない。」
ジーン・アルメイダ:「……」
サスィ:「いや、理由は分かっている。それは俺たちを、“蠍”を敵に回したからだ。」
サスィ:「だが、あの時、あの戦いの瞬間では」
サスィ:「俺たちも奴という“蠍”を敵に回していた」
サスィ:「そして奴は頭だった。鋏と爪と毒針の届く先を知っていた。」
サスィ:「……だが死んだ。頭の無い毒虫に食い殺された。」
サスィ:「俺は俺たちと奴の生死を分けた物がなんなのか、知らなければならない気がしている」
サスィ:「……生き延びるために」
ジーン・アルメイダ:「……何が俺達を分けたか、か……。」
サスィ:「……」
サスィ:「その答えには、恐らくだが」
サスィ:「お前が最も近い。あの時、ルッジェーロに拳を撃ちこんだのはお前だけだからだ。」
ジーン・アルメイダ:「お前や、ヤンを差し置いてか?」
サスィ:「………」
サスィ:無言で酒を煽る。
ジーン・アルメイダ:「……自分では、今一わからねえが。お前が言うなら、そうなのかもな。」
サスィ:「……俺はライサと俺とリーダーをお前が生かすと信用している」
サスィ:「そしてそれは、逆もそうだ」
サスィ:「だから…俺たちは一匹の“蠍”なのだろう」
ジーン・アルメイダ:「……ああ、そうだな。俺達は……蠍だ。」
ジーン・アルメイダ:「……」スジを齧って
ジーン・アルメイダ:「……美味いな。」
サスィ:「……」
サスィ:「ああ。」
GM:蠍の夜は、まだ続く。

■Ending/02

GM:古堂ED
GM:どんなシチュエーションがよろしいでしょうか?
古堂京也:そうですね、イルウァ様の下へお嬢様をお送りしたので
古堂京也:その辺り、外で警護しているところで来て欲しい感じです。
GM:了解。
GM:では、“海蛇”イルウァが所有する屋敷にて。
GM:屋敷の外での警護を担っているきみに、はっきりとわかる気配が近づいてくる。
古堂京也:そちらの方へ向こう。
“巨竜”ディーノ:「……こんばんは。お嬢様方は、いまお話中ですか?」
古堂京也:「ええ、その通りです。お嬢様に御用がありましたのなら申し訳ありません」
古堂京也:礼をする。
“巨竜”ディーノ:「いえ。終わるまで待ちましょう。いずれ知ることになるでしょうから」
“巨竜”ディーノ:「局面が徐々に収束しています」
古堂京也:「……“雪狼”との戦いがですか。それとも」
古堂京也:「より大きな……争いが、ですか?」
“巨竜”ディーノ:「そう。もっと大きな視点で、です。例えばチェスの対局として、この一連の騒動を眺めたとき――」
“巨竜”ディーノ:「いままで、白と黒の駒以外に、灰色の駒がいくつも存在していた」
“巨竜”ディーノ:「クラリーチェお嬢と、白い手の男。その二つのいずれかに、どの派閥も別れつつありますね」
古堂京也:頷く
“巨竜”ディーノ:「――今回、“狐の尾”が『白』の側についたのが、端的な例です」
“巨竜”ディーノ:「わかりやすくなった」
古堂京也:「“狐の尾”……やはり“雪狼”が居なくなった事が関係しているのでしょうか」
“巨竜”ディーノ:「というよりも、今回の一連の騒動には、三つの目的があったといえるだろう」
“巨竜”ディーノ:「“海蛇”の暗殺。我々の資産への打撃。そして、“狐の尾”の資産への脅迫……です」
“巨竜”ディーノ:「彼女らが持っている最大にして唯一の強みは、金ですからね」
“巨竜”ディーノ:「我々にしたようなことが、彼女らにもできる。そう思わせて旗色を鮮明にすることを迫ったということです」
古堂京也:「成る程……あの方達は暴力を恐れていたと聞きます」
“巨竜”ディーノ:「ええ。“狐の尾”の長は、自分にできることとできないことを理解していました」
“巨竜”ディーノ:「彼女らは確かに“金”という強い力を手にしていましたが、狂気じみた暴力とは相性が悪い」
古堂京也:「それは…………」仕方のない事だと言おうとして止める、経緯はどうあれ“敵”に与した相手だ
“巨竜”ディーノ:「裏切り者には、制裁を」
古堂京也:「……」目を伏せる、そして
古堂京也:「分かっております。……あの方達は“裏切った”」
古堂京也:「……ならば“制裁”を行わなければならない」
古堂京也:「それが……“我々”の“掟”」
“巨竜”ディーノ:「そうでなければ、組織は成り立たないでしょう」
古堂京也:「はい、ディーノ様。その通りです」
“巨竜”ディーノ:「最後の局面が近づいています。あなたは、私と違って守りたいものを守れるように……願っています」
古堂京也:「ディーノ様……私は……」
古堂京也:「……はい、貴方の願いが成る事を私も願っています」これだけ返す。
“巨竜”ディーノ:「では。出直すとしましょう。また後で……“マイノーター”」
古堂京也:「は、またお越しください。……“巨竜”様」
GM:ディーノは煙草をくわえて離れていきます。
古堂京也:では見送った後、懐から一枚の手紙を取り出す。
GM:こんなところでしょうか?
GM:お、手紙
古堂京也:(ディーノ様が来る前に、使者から受け取ったこの手紙)
古堂京也:(今は灰色……だが、この手紙の主はどちらなのか)
古堂京也:封蝋を見る。そこにある意匠は――蛾。
古堂京也:相手は――“灯蛾”

■Ending/03

GM:紅森ED with 彩生
GM:紅森さんはお好きなシチュエーションの提示をどうぞ!
紅森羽:イルウァ様とちょっと話がしたいので 途中で彩生さんが入ってきたりとか
紅森羽:どうですか
彩生百合子:紅森さん先に入れるの?いやだなあw
彩生百合子:でも、彩生さん達を出し抜いてふらっと入室してくるのも
彩生百合子:なんだか紅森さんっぽいですね
GM:では、それでいきましょうか
彩生百合子:はーい
紅森羽:居場所知ってるの 紅森なので
彩生百合子:なるほどなるほど

GM:ロケーションは、イルウァの屋敷。
GM:静かな応接間へ、紅森さんは案内される。そこにいるのは、護衛もつけないイルウァの姿。
“海蛇”イルウァ:「――こんばんは、“ピピストレッロ”」
紅森羽:「お会いいただけて光栄です」
紅森羽:「しかし…いささか無用心ではありませんかねえ」
“海蛇”イルウァ:「こちらこそ、光栄です。――無用心?」 笑う
“海蛇”イルウァ:「あなたの口から、その言葉を聞く日が来ようとは。素晴らしい一日だったわ」
紅森羽:「そのように護衛もなしで居られると、要らぬ欲をかいてしまいそうになりますよ」
紅森羽:「まったく酷い話でした、ハハ」
“海蛇”イルウァ:「私はあなたを信用していますよ、“ピピストレッロ”。――あなたが私を手にかけるのは、そこそこに面白い展開ですが」
“海蛇”イルウァ:「あなたが好む展開とは少し違う、と思います」
紅森羽:「蜘蛛や狼あたりならいざ知らず、私じゃあそんな大それたことは、ね」
“海蛇”イルウァ:「ええ。蝙蝠というものは、どこに所属しているのか分からないくらいではないと。私を殺せば、はっきりしすぎてしまいます」
紅森羽:「実際、貴女を売り払って何度も逃げ出したい気持ちでいっぱいでしたよ。」
“海蛇”イルウァ:「自由を求めて?」
紅森羽:「自由…?ハハ、どうでしょうねえ。逃げた先に自由があるのならそれを求めるのも良いのですが」
紅森羽:「とにかく怖いのなんの、ハハ。まったく、あのお嬢様を敵に回すのはともかく」
紅森羽:「恨みを買うのは御免こうむりたいですねえ」
“海蛇”イルウァ:「まったく。恨みはいつでも恐ろしいものですからね、“ピピストレッロ”」
“海蛇”イルウァ:「私もあなたから恨まれないように気を付けますわ」
紅森羽:「ハハハ、多少の恨み言を聞いて頂ければ結構ですよ。それに色々と面白い話も聞けたので」
紅森羽:「それはとても良かった。彩生百合子、古堂京也、ジーン・アルメイダ、サスィ」
紅森羽:「今後の彼らとの付き合い方も考えられそうです」
“海蛇”イルウァ:「それは面白いですね」
“海蛇”イルウァ:「……どちらに転んでも」
紅森羽:「まあ、そんなところで終わってみれば、仕事を貰えそうな相手が増えたと言うことで」
紅森羽:「狼の線は元々薄かったですし、蜘蛛の方はまだなんとかなりそうですし」
“海蛇”イルウァ:「それは結構なこと」 笑う
紅森羽:「しかし今回最も良かったことは」
紅森羽:「なんだと思われますか?」
“海蛇”イルウァ:「当ててみましょう。……こうして私の笑顔を見ることができたこと。でしょう?」 笑う
紅森羽:「ハハ、まったくその通り」
紅森羽:「貴女との繋がりを持てたことですかね」
“海蛇”イルウァ:「それは嬉しい評価ですね。誰にでも言う言葉だったら、怒りますよ?」
紅森羽:「ハハ、それは怖い。まあ今回は貴女の命の賭け方がとても見事でしたので」
紅森羽:「素直に感服しているのですよ。何人かには言いますが、誰にでもというわけではありませんので」
紅森羽:「それくらいでご勘弁ねがえませんか?」
“海蛇”イルウァ:「称賛として受け取っておきますわ。では、そろそろ私の妹が来る時間のようです」
彩生百合子:そこで扉が開きます。
彩生百合子:「――イルウァおばあさま!」
“海蛇”イルウァ:「――ああ、ユリコ!」
彩生百合子:「……!」一瞬だけ、横に立つ紅森の姿を認めるが、
彩生百合子:イルウァに駆け寄って、抱きつきます。
彩生百合子:「……っ、よかった……!よかった、無事で……!」
“海蛇”イルウァ:「私の星。またあなたの元気な姿を見ることできて、嬉しいわ」
“海蛇”イルウァ:「不自由だったでしょう? ご飯はちゃんと食べている? お医者様には? お部屋の掃除は?」
彩生百合子:「……ああ、イルウァおばあさま。ぐすっ、お許し下さい……」
彩生百合子:「おばあさまのご無事を、また、信ずることができなかったこと……」
彩生百合子:「……けれど。ええ、どんな不自由も……報われます。これで」
彩生百合子:「……イルウァおばあさまが、生きていてくれたのですから」
“海蛇”イルウァ:「そんなことは些細な問題。心配されるというのは、特権なのだから」
“海蛇”イルウァ:「無事でなによりだったわ。“ピピストレッロ”に感謝するべきかしら?」
彩生百合子:「……ぐすっ、……」
彩生百合子:「……ええ、そうでしょうか……。“蝙蝠”……」
彩生百合子:イルウァの胸の中から涙に濡れた顔を上げて、ちょっと妬みの目で紅森さんを見ます。
紅森羽:「ハハ、微力ながらお役にたてて嬉しい限りですよ」
彩生百合子:「……」
彩生百合子:「………………。ありがとう、存じ、ます……」わずかにお辞儀。
紅森羽:「いえいえ、こちらこそ」
紅森羽:深く頭を下げる
彩生百合子:「……おばあさま」
“海蛇”イルウァ:「なあに、ユリコ?」
彩生百合子:「いつでも、イルウァおばあさまのことを信頼しております。そして今日も、おばあさまは正しき判断をされた……」
彩生百合子:「その結果、恐ろしい“雪狼”からも、私達は生きて残ることができたのですから――けれど」
彩生百合子:「……なぜ、自ら危うい賭けを……」
“海蛇”イルウァ:「賭けるべきときには、賭けるもの」
“海蛇”イルウァ:「特に、可愛い妹のためにはね。……私も、永遠には生きないの。あなたにも強くなってもらいたいから、ね」
彩生百合子:「……わ、私は……」思わず、動揺で口元が震える。
彩生百合子:『永遠には生きない』という言葉を意識してしまった。
紅森羽:「自らの賭けられる物を何の為に賭けるか」
彩生百合子:「…………生きて……生きて、いられるのでしょうか」
“海蛇”イルウァ:「その答えは、あなた自身が知らなければならないの。誰が生き延び、誰が滅びるか……そうでしょう、紅森さん?」
紅森羽:「全くですね」
紅森羽:「自ら成すべきことを知る」
紅森羽:「そういう事ができる人間は自ずと生き残るのでしょう」
彩生百合子:「……それが」
彩生百合子:「意思の力……なのでしょうか」
彩生百合子:(私には、足りなかった力)
紅森羽:「ハハ、意思など。ハハハ」
紅森羽:「意思を強く持つというのは惑わされないという事に過ぎない」
紅森羽:「何かしらの目的を持つのが生き残れる人間ですよ」
紅森羽:「何の為に何を為すか」
紅森羽:「それを知った上で」
紅森羽:「時に欲望が、時に痛みが、時に絶望が」
紅森羽:「目的を塗りつぶそうとするでしょう」
紅森羽:「意思を強く持つとは目的を失わない為の力」
紅森羽:「私はそう考えていますよ」
彩生百合子:「意思を持つよりも前に、目的がある……」
彩生百合子:「……ふふ。やっぱり、むずかしいことです。私には……」少し自嘲気味に笑う。
彩生百合子:「……」不安そうな目で、イルウァを見る。
彩生百合子:「…………私は。目的や信念を持つことを……ずっと、恐れていたのかもしれません」2人に聞かせるように呟く。
彩生百合子:「いくらその想いが強かったとしても、先の短い私の命では……無駄な願いに過ぎないのだと」
彩生百合子:「――生き延びるために戦う他になかった。けれどそれは、それが最も“眼前に”ある目的だった……から」
彩生百合子:「……私の本当の心は……むしろ、生き延びてしまうことのほうが、恐ろしいと……」
彩生百合子:「……イルウァおばあさま……不甲斐ない妹のことを、お叱りになりますでしょうか……」
“海蛇”イルウァ:「いいえ、ユリコ。私は――」
“海蛇”イルウァ:「あなたが、そんなあなたを演じるということを止める日を、待っていましたよ。ずっと」
彩生百合子:「そんな……う、うう」顔を覆って、泣く。
彩生百合子:「けれど、どうすれば……!組織を生かすため、そうでない……私自身の目的を……わ、私が……」
彩生百合子:「……本当は、叱っていただきたかった……!もしかしたら、今……私の命あるうちにおばあさまに会えるのは」
彩生百合子:「最後かもしれない……だから……!」
“海蛇”イルウァ:「それを見つけることは、あなたにしかできない」
“海蛇”イルウァ:「あなたは、もっとも困難な仕事をしなければならない。“雪狼”や“大蜘蛛”や、白い手の男すら問題にならないほどね」
彩生百合子:涙に濡れた目を隠したまま、頷く。
彩生百合子:大声をあげて泣くことはできない。そういう育ち方をしたからだ。
“海蛇”イルウァ:「紅森さま。少し、外していただけないでしょうか?」
“海蛇”イルウァ:「申し訳ありませんが、年頃の娘には、見られたくない姿もあるようなので」
紅森羽:「勿論、構いませんとも」
“海蛇”イルウァ:「感謝を」 一礼する
GM:というわけで、こんなところで紅森さんは立ち去るというのはいかがか!
紅森羽:「では失礼いたします」
紅森羽:退席しましょう
彩生百合子:では紅森さんが立ち去ると、遠く扉の向こうから、彩生百合子の泣き声が聞こえてくる。

■Ending/04

GM:では、ここから彩生さんのEDに移行しましょう。
彩生百合子:そうせざるを得ない……!
GM:彩生さんはどこからはじめましょう?
GM:クラリーチェさんとは会話していただきたいのです!
彩生百合子:数日後、クラリーチェ様とあらためて今後の展開について話しあいましょう。
GM:OK。
彩生百合子:古堂さん辺りが一緒にいてもいいかもしれない!自由にみんな登場していただこう
彩生百合子:ただし蝙蝠てめーはダメだ
GM:では、隠れ家のテラスあたりで。
彩生百合子:了解です。
古堂京也:じゃあ、一緒に出ましょう!へへっ!
彩生百合子:やるぞ!
GM:OK。

GM:それでは、どこかのテラスで。きみたちはクラリーチェとお茶会を行っている。
彩生百合子:雪狼の事件からずっと、少しだけ元気がない。たまに呆けたように考え事をしている。
クラリーチェ:「……こっちもなかなか、ヤバイ状況になってきたね。予想は当たったけどさ」
彩生百合子:「……ええ」
彩生百合子:「そして……“雪狼”は潰えても、今回のことでは、ついに“大蜘蛛”が現れることはございませんでした」
彩生百合子:「“白い手の男”自身も――。自らは傷つくことなく、“狐の尾”という力を……」
クラリーチェ:「“大蜘蛛”は、あんまり表で戦うつもりはないみたいだからね。いまのところまでは」
クラリーチェ:「でも、こっちも切り札をひとつ手に入れた」 鹿の形の駒を、テーブルの上に置く
クラリーチェ:「あと気になるのは、“蠍”……かな」
彩生百合子:「……!“枝角”。ええ。確かに、それは大きな味方でございます」
彩生百合子:「“蠍”は……」かつて、ヤンと交わした会話を思い返す。
彩生百合子:「……私の見立てでは、最後までどちらにも与し得る者であると……そう感じております」
クラリーチェ:「そう。……いいんだ。それなら、それで。少し、盤面を整理したかった」
クラリーチェ:「それは、向こうも同じだと思うけど」 白のキングをテーブルに置き、指差す
彩生百合子:「……彼らは、危険な存在です」
彩生百合子:「もしも……もしも“蠍”の誰かが、いつかクラリーチェ様に牙を剥く、その日が訪れたなら」
彩生百合子:「無事をお守りできる自信は……ございません」
彩生百合子:無礼には当たらない発言と認識している。それほどに力の差のある相手だ。
彩生百合子:(――けれど、弱い。こんなことを)
クラリーチェ:「わかるよ。……私も怖いから。ハハ」
彩生百合子:(組織の義務を……自らの規範にできなくなった時)
彩生百合子:(私は、こんなにも弱い……)
クラリーチェ:「歴代でいちばん弱くて臆病なボスになるね、間違いなく」 震えているのがわかる。
彩生百合子:「ふ……ふふ。私と……私と、一緒なのですね。クラリーチェ様も」
クラリーチェ:「……どうだろ。ユリコは私よりも強いかもよ」
彩生百合子:「……?」
クラリーチェ:「たまに……。自己嫌悪になる。みんなに戦ってもらってばっかりでさ」
彩生百合子:「そんなこと……!」思わず立ち上がる。
彩生百合子:「そんなことは、当然のことで……げほげほっ、かはっ!」
彩生百合子:「――戦う力があることが、ビッグ・ボスの器でしょうか?それは、違います!」
クラリーチェ:「ああ――ええと、そうかな……」
彩生百合子:「あ……」語気を荒らげてしまった事に気づき、少し顔を赤くして、座り直す。
クラリーチェ:「はは。初めて見るかも……」
彩生百合子:「わ、私も……ふ、けほっ」
彩生百合子:「初めてかも……しれません……」
クラリーチェ:「……負けられないな」
クラリーチェ:「これから先の戦いにも。ユリコにも」
彩生百合子:「そんな……そんな、畏れ多いことで……ございます」
彩生百合子:「そんな……」恥ずかしげに目を伏せている。
クラリーチェ:「はは」 クラリーチェは引きつった笑いを浮かべる。
GM:手紙の話をしてもいい!
彩生百合子:「……けほっ、けほっ」
古堂京也:「お嬢様……大丈夫ですか」ハンカチを差し出す
彩生百合子:本当なら、このまま自室に戻って、気持ちを落ち着けたい。
彩生百合子:……しかし。
彩生百合子:「……ええ。それと、手紙を……古堂さん」
古堂京也:「……は、畏まりました」例の手紙をジェントルアニー様の前に出す。
クラリーチェ:「ん……これ?」
古堂京也:事前にお嬢様が読んでいるのなら封は開かれているしそうでないのであれば封はそのままだ。
クラリーチェ:「古堂サン、なに?」 手紙を受け取って、開いてみよう
彩生百合子:「またも、不安の種ばかりを……申し訳ございません」
古堂京也:封蝋は印は――蛾。"灯蛾”の派閥を表している。
彩生百合子:もちろん、事前に目を通している。古堂京也が持ち込んだのなら、直接の『上』である自分が目を通さなければならない。
古堂京也:では開くと以下の内容が書かれている。
古堂京也:"雪狼”派閥打倒の賛辞、"狐の尾”が敵対したことを知っている事、そして協力の打診。
古堂京也:協力は後継者抗争に手を貸す代わりに"灯蛾”がこの国で活動することを支援して欲しいとのことだ。
古堂京也:詳しくは会談を行いたいとも書かれてある。
彩生百合子:「……“灯蛾”が、今になって、クラリーチェ様の傘下に」
彩生百合子:声にはやはり恐怖が滲んでいる。
彩生百合子:父の派閥の、“灯蛾”への行いを恐れているのだ。
クラリーチェ:「――協力。協力、ね」
クラリーチェ:「信じられると思う? ユリコ」
彩生百合子:「――これ、は、クラリーチェ様……」
彩生百合子:「……罠です。“灯蛾”は、わざわざ手紙で……伝えて参りました」
彩生百合子:「電話や、直接の声であれば、真偽を見破ることができると……だから、これを送った……」
クラリーチェ:「でも、状況を打開するには……有効な同盟だと思う。どうかな」
彩生百合子:「……ええ。仮に1%、この言が真実だとしたら。財においても暴においても、“灯蛾”の力は……」
彩生百合子:「……私達には必要なものでございます」
彩生百合子:「私が、赴きます。封書を受けたのは、この“エンセオジェン”なのですから」
クラリーチェ:「……あのさ。もしも、ヤバかったら。私も付き合うからさ」 パンクジャケットの内側の拳銃を示す。相変わらずコンセはゼロ。
クラリーチェ:「ってか、いない方がいい?」
彩生百合子:「……罠の可能性がございます。クラリーチェ様は……」来てはならない、と言おうとした。
彩生百合子:(――)
彩生百合子:(……それは……その言葉は)
彩生百合子:(対等な友人が、そんなことを……言うだろうか……)かつての友人のことを思う。
彩生百合子:心臓の上に手を置き、息を吸い、吐く。
彩生百合子:(……本当の私の心。私の、思っていること)
彩生百合子:(恐ろしい。――灯蛾が。白い手の男が。大蜘蛛が。……敵が)
彩生百合子:(だから、恐ろしいものに一人で立ち向かったなら……私だけが傷つけば、償っていけるかもしれない)
彩生百合子:「……!」控えめに、怯えるように、手を差し出す。
彩生百合子:「……クラリーチェ様、共に、来ていただけますか」
彩生百合子:「……………………一人では、恐ろしいのです」
クラリーチェ:「……あ。あ……と、うん!」
クラリーチェ:「任せて。私が――次期ボスの、私がついてる! ……安心してよ」
彩生百合子:「……っ、ありがとう、存じます。ああ、こんな……」
彩生百合子:「ビッグ・ボスとなるお方に、私みたいな……お、恐ろしくて……」
彩生百合子:「……拒絶されることが、恐ろしくて……とても……言うことなど、できませんでした……」
クラリーチェ:「怖いのはいっしょ。私も……ボスとしての価値がないんじゃないか、とかさ。ハハ……でも、まあ」
クラリーチェ:「家族は信頼するし、裏切らない。それがボスだって思うからさ。よろしく、ユリコ」
彩生百合子:「……はい」
彩生百合子:「……………はい!」
彩生百合子:涙を浮かべて、しかし笑顔で頷く。
GM:――そして
GM:《エスタージ》をめぐる戦いは、新たな局面を迎えていく。

『獣たちの収穫祭』 終わり