Fair lady, Fair behavor

Fair lady, Fair behavor

【Opening/01】

紅華院桜子:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 3[3]+31 → 34

GM:----
GM:都内 某私立高校
GM:----
女生徒:「ごきげんよう」
女生徒:「ごきげんよう」
GM:さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
紅華院桜子:「ごきげんよう」
紅華院桜子:その中でも一際凛と通る声。紅華院桜子の声だ。
女生徒:「あっ……桜子さま……」学年違いの生徒も、彼女の後ろ姿を思わず目で追ってしまう。
紅華院桜子:視線に笑顔を返す。 優雅だ。
女生徒:「桜子さまがいらっしゃったの?」「今日も素敵ね、桜子さま」良家子女らしい、控えめなざわめき声。
紅華院桜子:「ごきげんよう、みなさん。 今日も、素敵な1日でありますように」
GM:良家子女が数多く通う名門校といえど、真に『本物の』上流階級の令嬢は多くはない。
GM:特に、日本有数の財閥――紅華院家に並ぶ家柄の者は。
紅華院桜子:ゆっくりと、しかししっかりとした足取りで、歩いています
GM:遠く桜子を取り巻く少女達の中……
GM:後ろから歩いてきた一人の少女が、桜子の横に。
葉室景子:ややウェーブのかった黒髪を風に抑え、微笑む。「ごきげんよう、紅華院さん」
紅華院桜子:少女に見覚えはありますか?
GM:あります。葉室プラント・エンジニアリング代表取締役の長女、葉室景子だ!
紅華院桜子:了解です。
紅華院桜子:「ごきげんよう、葉室さん」 笑顔で返します。
葉室景子:「紅華院さん、今日も素敵ね。……そちらの、靴」
葉室景子:「新しくなさったのね。とてもお似合いだわ」
紅華院桜子:洗練されたデザインの革靴。シンプルなワンポイントの飾りが女性らしさを引き立てる。
紅華院桜子:「ええ。お父様にいただきましたの。 とても履き心地が良く…… キャッ!」
紅華院桜子:一瞬、風が強く吹く。 艶のある長髪が揺れる。
葉室景子:「ふふ」
紅華院桜子:「ふふ。 今日の風は、少しだけ意地悪ですわね」 
葉室景子:「どうかしら?紅華院さんがあまり綺麗なものだから、風も意地悪したくなってしまったのかもしれないわね」
女生徒:「素敵……」「桜子さま……」
紅華院桜子:他愛の無いお嬢様会話を楽しみつつ、歩を進めます。
GM:では2人は玄関を抜けて、教室に向かう廊下で。
葉室景子:「……」少し目を伏せ、もう一度桜子を見る。
紅華院桜子:「どうしましたの? 葉室さん? 私(わたくし)の顔に、なにかついてまして?」
紅華院桜子:勿論、身だしなみは完璧だ。
紅華院桜子:何か言いたげなのを察しているが、悪戯っぽく聞いてみる。
葉室景子:「……。あの、紅華院さん」
紅華院桜子:「ええ」
葉室景子:「どうかしら、日曜……わたくしの家で、茶会があるのですけれど」
GM:ちなみに、日曜は3日後です。社交パーティーの日付と重なってしまいますね。
紅華院桜子:なるほど。
紅華院桜子:「まあっ……」 手を軽くポンっと合わせて
紅華院桜子:「素敵。なんて素敵なんでしょう。とても楽しい時間を過ごせそう」
紅華院桜子:「……でも。 ……ごめんなさい、その日はパーティーがありますの……」
紅華院桜子:「どうしても外せない大事な日でして……ですので」
葉室景子:「そう……お気になさらないで、私だって、急なお話だったから」
葉室景子:「少し、舞い上がってしまって……」
紅華院桜子:ご相談ですが
紅華院桜子:葉室さんを逆に社交パーティーに連れていっても大丈夫でしょうか
GM:な、なんということを!しかしそれは素晴らしくお嬢様……
GM:もちろん構いません。紅華院家の連れ添いならば、誰も文句は言えません。
紅華院桜子:ありがとうございます!
紅華院桜子:じゃあ、話途中の葉室さんの唇を人差し指で遮ります。触れるか触れないかの距離。
葉室景子:「!」息が止まる。
紅華院桜子:「ですので。 もし宜しければ、ご一緒にパーティーに行かれませんこと。 葉室さんが宜しければですが」
紅華院桜子:「その日は、私も、一人で社交界に降り立たなくてはいけませんの。 大事なお友達と一緒だと、とても心強いのですが」
葉室景子:「そ、そんな……『よろしければ』……なんて」頬が赤く染まっている。
葉室景子:「ええ、もちろん……!紅華院さんと一緒だなんて!」
紅華院桜子:「ふふふ。 日曜日が楽しみですわ」
葉室景子:「ええ……とっても!」
GM:自分の席へと向かう葉室さんの足取りが、心なしか弾んでいるように見えます。
紅華院桜子:ではひとまず、こんなところでしょうか
GM:そうですね……!では、あらためてお屋敷のシーンに入りましょうか。
紅華院桜子:はーい
GM:----
GM:紅華院家 食堂
GM:----
GM:本邸の食卓は、多くの客人を招いても会食ができるよう、
GM:長く広いテーブルを囲む形となっている。もっとも、今席に着くのは、当主の雅臣と、桜子のみだ。
紅華院雅臣:「桜子」穏やかな声。
紅華院桜子:「はい。お父様」 穏やかに。
紅華院桜子:勿論、座る席はテーブルの端と端。 向かい合う形だが長テーブルなので距離がある。
紅華院雅臣:「日曜のパーティーに、友人を招いたようだね」
紅華院桜子:「はい。 私の、とても大切なお友達ですの」
紅華院雅臣:「それでこそ、紅華院の娘だ」
紅華院雅臣:「人と人との繋がりは、どんな資産にも代えがたい……」
紅華院桜子:「はい。 お父様の教育の賜物ですわ」
紅華院桜子:「”優雅”。”繋がり”。 桜子は、お父様の教えを胸に刻んでいますわ」
紅華院桜子:食事を半分ほど残し、お茶を飲み始めている
紅華院雅臣:「既に知っているかもしれないが、明日は、リキシレ社のツェン氏がおいでになる」
紅華院桜子:「はい。 お会いするのが、今から楽しみです」
紅華院雅臣:「我が家とも懇意にして下さっている大事なお客だ。3日後のパーティーの前に、挨拶を済ませておくといい」
紅華院桜子:お茶を静かにテーブルに置いて。
紅華院桜子:「ふふふ。 勿論、そのつもりでしたわ」
紅華院桜子:「この後、お会いする約束を取り付けてありますの」
紅華院雅臣:「……ほう、既に」
紅華院雅臣:「ふふふ。さすがは、私の娘だ」ワインを飲む。
紅華院桜子:「あら、もうこんな時間。」
紅華院桜子:「それではお父様。 行って参ります」 
紅華院雅臣:「……桜子。お前ならばいずれ、お前の母よりも――」
紅華院雅臣:「いや、感傷が過ぎたかな。ふふふ。気をつけて行ってくるといい」
紅華院桜子:「ふふふ。 ありがとうございます」
紅華院桜子:軽く微笑み、ツェンさんのところに行きます
GM:では、その後姿を見送ってから、軽く指を鳴らして、
紅華院雅臣:「――ツヤ、護衛を」
GM:オープニング終了。
紅華院桜子:はい!

【Opening/02】

クラウス=エーゲル:1d10+28
DoubleCross : (1D10+28) → 5[5]+28 → 33

GM:----
GM:アクシオン社 第9ビル
GM:----
GM:応接室に現れた男は、やや神経質そうな、猫背の壮年男性だ。
GM:冷や汗を拭う。目の前の男の『正体』を把握しているためだ……
堀木悠太郎:「……ッ、どうも、忙しい中、ありがとうございます……」
クラウス=エーゲル:相対するは肥満体型の小柄な男、醜悪な顔で微笑んでいる。
堀木悠太郎:「……ミスター・エーゲル。神城有機化学の、堀木です」名刺を差し出す。
クラウス=エーゲル:「ハッハッハッハ、これはこれは堀木氏ご丁寧に」 名刺を受け取る
クラウス=エーゲル:「ではこちらも、……『アクシオン』のクラウス=エーゲル。よろしくお願いしますよ」 名刺を渡す
堀木悠太郎:「あッ、これはどうも」ペコペコ
堀木悠太郎:「そのう……席に着かせていただいても……?」
クラウス=エーゲル:「ええ、構いませんよ。おかけになってください」
堀木悠太郎:「ふう……」ため息とともに、汗を拭う。
堀木悠太郎:「……ミスター・エーゲル。私は、神城会長の身を心より、案じております……」
クラウス=エーゲル:「……ほう」
堀木悠太郎:「――既にお話しいたしました、『テロリストによる会場襲撃』の件。ミスター・エーゲルのお力が必要とあって」
堀木悠太郎:「本日、直接出向かせていただきました……」
堀木悠太郎:「この選択、必ず……最終的に、会長の身を守る助けになると、私は、信じての決断です」
クラウス=エーゲル:「ははぁ……堀木氏の判断は間違ってはおらんですな」
堀木悠太郎:「アクシオンのご協力が……!ここは、必要なのです……!」
クラウス=エーゲル:「ええ、分かっておりますぞ。貴方のお気持ち、私も深く感じ入りました」
クラウス=エーゲル:「その件についてはしっかりと用意しておりますぞ!ブホホホホホホ!!」
堀木悠太郎:「……!すでに手配を……!」
堀木悠太郎:「ありがとうございます。襲撃勢力に関しましては、分かり次第ご報告いたします」
クラウス=エーゲル:「ええ、それはとても重要ですからな……何か分かればすぐに連絡していただきたい」
堀木悠太郎:「……み、3日後。無論それまでには、必ず間に合います」
クラウス=エーゲル:「ええ、心待ちにしておりますよ」
堀木悠太郎:「よろしくお願いします……どうか、アクシオンの……FHのお力で」もう一度深く頭を下げる。
クラウス=エーゲル:「分かっておりますとも、ブホホホホホ!!」
クラウス=エーゲル:「ああ、堀木氏。すこし私のコレクションを見ていかないかね?」
堀木悠太郎:「へ?い、一体……勿論ですとも!」
堀木悠太郎:扉に手をかけようとしていたが、一瞬で向き直り直立不動に!
クラウス=エーゲル:「そうすればキミも私達の素晴らしさをよりわかるだろう」
クラウス=エーゲル:ピッピっと手元の装置をいじると室内に機械音と僅かな振動が起こる。
クラウス=エーゲル:そう、部屋自体が移動しているのだ。このままコレクションルームに向かう!
堀木悠太郎:「? ??」困惑!
堀木悠太郎:神城グループといえど、たかが子会社の営業部長!このような大掛かりな(そして無駄な)ギミックを初めて体験するのだ……!
クラウス=エーゲル:そしてやや時間が経つと、移動が止まる。
堀木悠太郎:「ミスター・エーゲル?そのう……コレクションとは一体……??」
クラウス=エーゲル:「ついてきたまえ」 そのまま部屋を出る
クラウス=エーゲル:すると次の部屋がクラウスのコレクションルームになっているのだ!
堀木悠太郎:「こ、これは……!?」
GM:その部屋に鎮座していた存在とは……!!
クラウス=エーゲル:巨大な蟲!ムカデの如く長い体躯!全長は10mに届かんばかりの大きさ!
クラウス=エーゲル:羽虫のような羽を持ち、獰猛なのか鋭い足で何度も透明な壁を攻撃している!
キャサリンちゃん:「GRRRRUAAAAAAA!!ピゲァシャアアアアア―――ッ!!!」
堀木悠太郎:「アッギャアアアアアアアアアア!!!?」
堀木悠太郎:「ひぎゃああああああ!!!?ああああ―――ッ!!!?」絶叫!極限失禁!!
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホ!驚きましたかな、私のペットのキャサリンですぞ」
堀木悠太郎:「うひいええええアバババ――ッ!!!?」
キャサリンちゃん:「ギョルルルルゥァアアアア――――ッ!!!」
クラウス=エーゲル:「私は博愛主義者でしてね、我が社の失敗作をこうして引き取っておるのですよ」
堀木悠太郎:「そ、そんな事があぎゃああああ!!?」
クラウス=エーゲル:「おやおや、堀木氏いかがなされましたかな?」
キャサリンちゃん:「ピィギェエエエエ――――ッ!!」
堀木悠太郎:(あ、悪魔……!!)
堀木悠太郎:(私は……悪魔の力に手を出してしまったのかもしれない……!!)
クラウス=エーゲル:「堀木氏、顔色が悪いようだ……少し刺激が強すぎましたかな!」
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホホ!!!!」
GM:咆哮と高笑い、そして狂気めいた絶叫はいつまでも続いた……!
GM:これがアクシオン!悪魔の宴!
GM:オープニングを終了します。
クラウス=エーゲル:ロイスとっておきます
GM:早くも!いいでしょう
クラウス=エーゲル:小物/堀木悠太郎/少しは使えるかもしれない:○/下賎な輩/ロイス
クラウス=エーゲル:ペット/キャサリン/かわいい:○/不安/ロイス
GM:キャサリンにww
クラウス=エーゲル:以上です

【Opening/03】

笠森ツヤ:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 5[5]+31 → 36

GM:----
GM:紅華院家 訓練室
GM:----
葵敏子:「紅茶を」凛とした顔立ちの、老年に差し掛かった淑女。
葵敏子:紅華院の家事一切を取り仕切る、ハウスキーパー、葵敏子。
葵敏子:「――もう一杯、入れてもらえるかしら?ツヤ」
GM:その表情は鬼女の如き険しさだ。使用人用のテーブルの上には既にいくつか紅茶の染みがある……!
笠森ツヤ:「は、はい! ただいま」 紅茶のポットを持って走る!
葵敏子:「――走らない!」怒声が響く。
笠森ツヤ:「ひぃ!申し訳ありませ……………あッ」 コケる!ズシャー!
葵敏子:「……。……」ため息とともに、額を抑える。
葵敏子:「……ツヤ。お聞きなさい、ツヤ」
笠森ツヤ:「……ううう、申し訳ありません………」 聞く構え
葵敏子:「この期に及んで……『何故』とは問わないわ。でもね、ツヤ」
葵敏子:「あなたに出来ないはずはないのよ。私達は、紅華院家のメイドとしての全ての技術をあなたに教えたはず」
葵敏子:「そして、あなたはそれに応えてくれもしたわ。情熱もある。それなのに……はぁ」
笠森ツヤ:「申し訳ありません! 申し訳ありません! ごめんなさい!」 ただひたすら頭をさげる
葵敏子:「落ち着きを持って、優雅を忘れず事を進める。他の仕事に気を取られない。足の運びに注意を払う……」
葵敏子:「何度も教えて、あなたも分かっていることなのにね。……私としても、どうにかしてあなたを3日後に間に合わせてあげたいのよ、ツヤ」
笠森ツヤ:「ツヤは桜子お嬢様のお役に立てるのでしょうか……こんな私が………」
葵敏子:「ツヤ……ツヤ。自信を持ちなさいな」
葵敏子:「確かに、あなたは紅華院家の人間で唯一――お嬢様ご自身を除いて、唯一の才能があるわ」
葵敏子:「けれど、最も大事なことはそれではないの。分かるかしら?」
笠森ツヤ:「……は、はい………」 
葵敏子:「お嬢様ご自身が、あなたをお選びになったこと。最も大事なのは、それではないのかしら?」
葵敏子:「ツヤ。お嬢様は晴れの舞台に、あなたと共にいたいと考えていらっしゃるのよ」
笠森ツヤ:「桜子お嬢様が……」 きゅっとエプロンを握る
葵敏子:「その時お嬢様のお側にいるかどうかは、あなた自身が決めることでもあるのよ」背中を撫でる。
葵敏子:「お話を断るのなら、今のうちに、あなたから申し出なさい。そうでないなら――」
葵敏子:「特訓なさい!」
笠森ツヤ:「は、はい!! ツヤはやります!!」
笠森ツヤ:「こんな私でも、お嬢様はお側に置いてくださるんだ……私が頑張らないでどうするんだ……!」 
GM:再び特訓が始まる……!テーブルクロスの交換、掃き掃除、短距離食器運び(5m)……
GM:この一室は、笠森ツヤのために葵が臨時で空き部屋に設えた家事特訓場でもあるのだ!
笠森ツヤ:すげえ
笠森ツヤ:「ま、まずはテーブルクロスですね……!」
笠森ツヤ:「えーと、こうやって、こうして……あッ」 当然テーブルクロスの裾をひっつかんだまま転びます
GM:ボギャーッ!
GM:当然テーブルクロスに引っ張られ一本足テーブルが転倒する!
笠森ツヤ:テーブルの上のものが落ちる!壊れる!
葵敏子:「ツヤ!!」怒声!
笠森ツヤ:「ヒィ!! 申し訳ありません!」
笠森ツヤ:「ど、どうしてだろう……教えられた通りにやってるはずなのに……」
GM:次のチャレンジは掃き掃除!
笠森ツヤ:「あああ、散らかしてしまった……片付けないと……」 倒れたテーブルを元に戻し掃除開始
笠森ツヤ:「………」 順調に掃き掃除をするが
笠森ツヤ:小さな花瓶などを踏んづけてコケる
GM:ズシャーッ!
GM:床に散らばった細かな陶器破片などで出血!痛い!
笠森ツヤ:「ひゃ!?」
葵敏子:「ツ、ツヤ!!」
笠森ツヤ:「い、痛い! これ地味に痛い!」
笠森ツヤ:「何故こんなところに花瓶が……」
GM:ドジを踏むだけではなく、このような小さな不運までも積み重なる……
GM:紅華院家の成功のしわ寄せが、不幸となってツヤを襲っているのだろうか……!?
GM:The Last Mission!短距離食器運び!
笠森ツヤ:「うう、ここで失敗したら後がない……!!」
笠森ツヤ:「ツヤ、行きます……!」 慎重に食器を持つ!歩く!
笠森ツヤ:「………」 
笠森ツヤ:(あ、これはいけそう! ゴールは目の前……)
笠森ツヤ:「きゃ!?」 なにもないところでコケる
笠森ツヤ:が、
笠森ツヤ:すぐさま体制を立て直す。動きはオーヴァードのそれだ。
笠森ツヤ:「ここでしくじったらお嬢様に見捨てられる……!!」
葵敏子:「……ツヤ!」
笠森ツヤ:散らばりかけた皿をすべてキャッチ。
笠森ツヤ:無事にゴールしよう。
葵敏子:「その動きよ、ツヤ」
葵敏子:「あなたが……いざという時で、上手くできない事は仕方がないの。いい?」
葵敏子:「重要なのは、そこで立ち直ること。今のように」
笠森ツヤ:「はい!わかりました!ツヤ、一生懸命やります!」
笠森ツヤ:「桜子お嬢様のために!」
GM:では、ここでツヤさんのハヌマーン聴力が、旦那様が指を鳴らす音を捉える。
GM:冒頭オープニングの最後ですね。
笠森ツヤ:「!?」
笠森ツヤ:「旦那様が……」
葵敏子:「ええ。すぐに向かいなさい、ツヤ」葵さんは非オーヴァードだ。
笠森ツヤ:「わかりました。ツヤはきっと上手くやります。葵さんの教えの通りに……!」
笠森ツヤ:背筋を伸ばして旦那様の元へ向かう
笠森ツヤ:先生/葵敏子/尊敬○/恐怖 ロイスとっときます
GM:了解です!
GM:では、オープニング終了。
GM:桜子お嬢様のハンドアウトはまだですが、トレーラー貼りましょうか。

■トレーラー

多数の企業テナントやオフィスを抱えるべく建設された高層建築物、『ウィーク・ヒル』。
そこは、この世界の表の領域。政治と財を支配する要人達が集う、社交の世界。
紅華院の美しき令嬢が踏み出すべき舞台が、そこに用意されている。
……だが、きらびやかな舞台が常に安全であるとは限らない。
アクシオン。リキシレ社。神城グループ――そして、当の令嬢達すらも、
『裏の世界』……レネゲイドと重なり合って存在する、特異点なのだ。
企業体の影。裏の世界の脅威もまた、彼女らへと手を伸ばす。

ダブルクロス3rd『Fair lady, Fair behavor』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト

・PC1(紅華院桜子)用ハンドアウト
ロイス:曽毅 推奨感情 任意
あなたは、父親と共にではなく、一人で社交界へと足を踏み出す日が近い。
3日後に控える、巨大オフィスビルの竣工記念パーティー。
箱入り娘のあなたは、新たな世界への好奇心に期待を膨らませている。
整えておくべき準備は数多く、主だった参加要人への挨拶もその一つとなる。
紅華院家と取引関係にある企業……リキシレ・メディックの代表取締役、ツェン・イー。
彼は、社交界の裏側の世界について、不穏な一言をあなたに告げる。

・PC2(クラウス=エーゲル)用ハンドアウト
ロイス:堀木悠太郎 推奨感情 任意
都内の高層オフィスビル竣工記念パーティーが、オーヴァード勢力に狙われているという。
堀木悠太郎。神城グループ傘下企業の部長にして、『変貌した世界』を知る男。
神城早月も出席するというそのパーティーのセキュリティについて、
堀木は、神城と表向き提携を結ぶUGNよりも、あなたの戦力を頼みにしている。
……たかが一武装勢力の戦力程度、無数の護衛と最新兵器に守られ、
アクシオンという巨大セルの名を背負うあなたにとって、脅威であるはずがない。
襲撃を仕掛けるのが、どの勢力であるのか。問題はそれだけだ。

・PC3(笠森ツヤ)用ハンドアウト
ロイス:葵敏子 推奨感情 任意
あなたの使命は、自らが主と定めた令嬢、紅華院桜子を護衛することである。
紅華院家における最大のオーヴァード戦力であるあなたは、
来る桜子の社交界デビューのその日、何としても傍に控えていなければならない。
しかし、ハウス・キーパーである葵敏子から日々教育を受けているものの、
あなたが所有する技能に比して考えられない失敗をしでかす悪癖は、今も治せていない。
少なくともその日だけは、あなたは完璧な護衛であるとともに、使用人でなければならない……
主の信頼に報いるべく……他の誰にもこの欠点を見せぬよう、誤魔化す必要がある。

Fair lady, Fair behavor

GM:では、自己紹介をお願いします。PC1の桜子お嬢様から。
紅華院桜子http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1361379331/33(PC1:立川)
紅華院桜子:はい!
紅華院桜子:紅華院桜子と申します。ごきげんよう。
紅華院桜子:おっとりほんわか世間知らずお嬢様のつもりでした。
紅華院桜子:優雅に、華麗に、社交界デビューしたいと思っています。
紅華院桜子:お嬢様らしくない言動をした場合は、本で得た知識として処理するつもりです。
GM:素敵だ……素敵すぎる……
紅華院桜子:性能は、プラズマカノンを撃って氷盾で守って。
紅華院桜子:絶対殺すビームと絶対守るバリアーの、大味な戦い方をします。
GM:ヴァーチェww
紅華院桜子:以上、ごきげんよう!
GM:素晴らしい。次はPC2のクラウスさんです。
クラウス=エーゲルhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328018677/253(PC2:オツカレー)
クラウス=エーゲル:ブホホホホホ!儂の名はクラウス=エーゲル!
クラウス=エーゲル:このセッションの汚点となるべく汚い金持ちっぷりを存分に発揮していきますぞ!
クラウス=エーゲル:勿論、他の参加者が不快にならないレベルで!過去から学ぶ!
GM:なんだかとても親しみが湧いてくる気がします
クラウス=エーゲル:この儂の用意した護衛と超兵器の前に襲撃者など木っ端微塵に粉砕してくれるわァ~~~ッ!!
クラウス=エーゲル:性能は戦闘ヘリ相当の装甲航空機に乗って戦う!申し訳程度のバリクラ!
クラウス=エーゲル:経験点160で戦闘ヘリはキツイですぞ!ブホホホホホ!!
GM:が、頑張れ……!
クラウス=エーゲル:ミドルに関しては数々のエンブレムを駆使する汚いスタイルで乗り切ろうと思っておる!
クラウス=エーゲル:後は不都合なことは工作員でもみ消すぞ!ブホホホホホ!
クラウス=エーゲル:以上!
GM:最後は、PC3の笠森さん!
笠森ツヤhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328020597/157(PC3:鳩子)
笠森ツヤ:はいー笠森ツヤです
笠森ツヤ:ドジっ子メイド!戦闘用人格!ベタ!
笠森ツヤ:そういうキャラです。
笠森ツヤ:お嬢様の前でドジ出来ないので緊張します。
GM:お嬢様なら許してくれるよ……!
紅華院桜子:許す許す
笠森ツヤ:戦闘用人格をどうしようかちょっと迷ってますが、多分どうにかなるでしょう。
笠森ツヤ:性能は白兵射撃RC情報収集全部出来る器用貧乏です。
GM:確かにこれは万能メイドにふさわしい
笠森ツヤ:ひと通りのことは出来るように教えられてきたのだ。
笠森ツヤ:途中で武器調達しないといけないっぽいので頑張ります
笠森ツヤ:以上
GM:----

【Opening/04】

GM:桜子お嬢様のオープニングの続きを始めましょう。ツヤさんもいつでも登場して、見守ったりお側に控えたりできます。
紅華院桜子:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 10[10]+34 → 44

笠森ツヤ:1d10+36 出ましょう
DoubleCross : (1D10+36) → 5[5]+36 → 41

GM:桜子さんはどこでお話をする予定でしたか?
紅華院桜子:そうですね。 ツェン氏の持つプライベートエリア。 湖畔に聳える洋風の屋敷のつもりでした
GM:おお、桜子お嬢様から出向くわけですね。良いでしょう……!
紅華院桜子:ご挨拶に行くので、こちらから赴くつもりでした
GM:----
GM:某別荘地 ツェン邸
GM:----
紅華院桜子:あ、出来れば、テラスでお待ちいただきたいです。
GM:了解です。では、黒塗りの車から降り立つと、テラスに用意された椅子に座る人影が見える。
紅華院桜子:上品に、その人影に向かって歩いていきます。
紅華院桜子:そして、人影の視界に入ったところでご挨拶。
紅華院桜子:「夜分に恐れ入ります。 紅華院桜子と申します。 本日はお招きいただき、誠に光栄ですわ」
曽毅:立ち上がり、にこやかに一礼する。目はサングラスに覆われているが。
曽毅:「ツェン・イーです。本日はご足労、ありがとうございます」
紅華院桜子:自然に両手を開いて見せる。 周囲に控えているであろうSPを安心させるためだ。
曽毅:「歓迎の用意は整っていますが、いかがですか」SPは、一見した限りでは見えない。だが、確実に存在はするだろう。
紅華院桜子:「はい。 それでは、お言葉に甘えさせていただきます」
紅華院桜子:静かに、ツェン氏のもとに。
笠森ツヤ:ツヤはお嬢様の後ろで控えてます。
紅華院桜子:ツェン氏に椅子を引かれ、そのまま腰掛けます。
曽毅:「もちろん、お付きのお嬢さんの分も、ご用意していますよ」口の片端を上げるような笑い方だ。
曽毅:「遠慮せず、お掛けになって。お名前をお聞きしても?」
紅華院桜子:ツヤさんに微笑みかける。 お言葉に甘えるよう促しているのだ。
笠森ツヤ:「私は笠森ツヤと申します」 一礼
笠森ツヤ:「お心遣い感謝いたします。それではお言葉に甘えて」 ちゃんと座れた.
曽毅:「……ワインとチーズ程度でしかもてなせませんが、私なりに、紅華院家に失礼でない品を揃えたつもりです。お話でもいたしましょうか」
紅華院桜子:「お心遣い、感謝いたします。 ええ、とても素敵な品々ですわ」 未成年なのでワインは飲めないけども。
紅華院桜子:「ふふふ。 湖に映る月が綺麗。 素敵なお屋敷ですわね」
曽毅:「実は、明日の訪問では是非……桜子嬢に話を伺いたいと考えていたところで。日本の諺では『渡りに船』と言うのでしょうか、フフ」
紅華院桜子:「私にお話、でしょうか? それは光栄ですわ」
紅華院桜子:「私も、曽毅さまと色々とお話したいと思っておりましたの」
曽毅:「……なるほど。せっかくご足労いただいた身です。私の話は、後回しでも構いません……が」サングラス越しだが油断ない眼差しだ。
笠森ツヤ:「……」曽毅を黙って観察
紅華院桜子:注いでもらったワインの香りだけ楽しむ。 聞く構え。
曽毅:「……よろしいでしょう。桜子嬢。私が耳に挟んだ……ただの噂と笑って頂いても結構ですが、ひとつ」
曽毅:「……。桜子嬢は、常人ではない……それこそ人智を超える力に心当たりがあるのでは、と」
紅華院桜子:「ふふふ。 いかがでしょう。 人はみな可能性有りし生き物。 私の智では及ばないことも多々あるかと存じ上げますが」
紅華院桜子:お嬢様特有のはぐらかし。
紅華院桜子:曽毅がオーヴァードなのか分からないので、とりあえずの様子見なのだ。
曽毅:「確かに、全く……常人ならば一笑に付すゴシップといったところですがね」
曽毅:「それは、良いでしょう。実際にそういった現象を、目になさったことなどは?」足元に置かれていたケースを開く。
紅華院桜子:「一様に笑い飛ばせないような、事情がありまして?」
紅華院桜子:ケースを覗き込む。
曽毅:「――私にはありましてね。これが何の用途に用いるものか。ご存じですか?」
GM:護衛としての知識を叩きこまれたツヤさんは知っています。
GM:通称、『対ワーディングマスク』。
紅華院桜子:「これ……は?」 勿論お嬢様は知らない。
笠森ツヤ:「………!」 知らないふりをするが、顔に出てる。
紅華院桜子:「曽毅さま。申し訳ございません。私ではご満足させられるような回答をご用意できません。が」
紅華院桜子:「こちら。 ツヤさんでしたら、ご満足いただける回答がご用意できますわ」 
紅華院桜子:顔に出てるのを見逃すお嬢様では無い。
曽毅:「……笠森さん?」
紅華院桜子:話を振って、にこにこ笑顔。完全に聞く構え。
紅華院桜子:ワインを一口だけ飲み、場の堅苦しい空気を温和にさせよう。
笠森ツヤ:「え、あ……あの……これは」
笠森ツヤ:「わ、ワーディングの……」
曽毅:「知っているのならば、話は早いのですがね。私は『これ』が必要な人種ですが……」
曽毅:「……『彼ら』の力がどのように作用するかは、よく知っている。少なくとも笠森さんは、ご存知のようですな」
笠森ツヤ:「…………」
紅華院桜子:「まあ。素敵」 ポンっと両手を合わせて。
紅華院桜子:「私たち、こんな共通の話題があったのですね」
曽毅:「桜子嬢。現実にこのような『製品』が存在し、笠森さんが知っているという時点で……私の話が、単なる与太話でないことをご理解いただきたい」
紅華院桜子:「はい。 ツヤさんのお話で私も理解できましたわ」
紅華院桜子:「私も、“これ”に関わる人間ですの」
紅華院桜子:「こういうの、『数奇にして偶然』とでも言えば宜しいのでしょうか。 私、本で読んだことがありましてよ」
曽毅:「フー……まったく、肝が冷えます。フフ」苦笑しつつ椅子に座り直す。
曽毅:「何しろ、私はまったくの常人でしてね……。桜子嬢のような“オーヴァード”と比べれば、劣る人種といえます。能力のあらゆる面において」
紅華院桜子:「ふふふ」 楽しそうに、ワインのグラスを回す。また香りだけ楽しんでいるのだ
曽毅:「桜子嬢から今夜の面会を申し出てくださった事も、何かの縁だと思いましてね」
紅華院桜子:「はい。そして、私がツヤさんをお連れしたのも、縁ではありませんか」
紅華院桜子:「”繋がり”。 紅華院家が大事にしていることですわ」
曽毅:「……この世界の――経済や政治に携わる人間にとって、その力は一つの指標と言っても過言ではありません」
紅華院桜子:「ふふふ」 聞く構え。
曽毅:「仮に貴女がオーヴァードであるという噂が真実であれば、その事について、伝えておく必要があると考えたのです……例のパーティーの前に」
紅華院桜子:「教えていただけますか?」 
曽毅:「……オーヴァードの力。人間単独で現行兵器をも凌駕する戦闘能力を誇り、しかし量産不可能な唯一無二の力」
曽毅:「ある意味で、という域ではありますが……この暴力を最も活用できる『職』は、どのようなものだとお考えになりますか?」
曽毅:「……おっと、兵隊や殺し屋などではありません。失礼のないように、予め」
紅華院桜子:「……」 ワイングラスを置き
紅華院桜子:「私が思うに……政財界……でしょうね」
紅華院桜子:「個の力など知れたもの。 ならば、より多くの人間を。 組織を、世界を動かす。 これが最適かと考えますが」
紅華院桜子:「それを最も効率的に、効果的に行えるのは……政財界の人間だと思います」
曽毅:「……さすがに、聡明であられる。これも噂通り――こちらの噂は、本当です」笑う。
紅華院桜子:「ふふふ。ありがとうございます」 口元に手を当て、微かに笑う。
曽毅:「我々は、望むと望まざるとに関わらず、多くの人を……細胞を動かす、脳と言っても良いでしょう」
曽毅:「オーヴァードであれば、ただの一人の人間と見せて、護衛として十分に戦力を奮うことができる。交渉の場の誰も威圧することなく」
曽毅:笠森を見る。「……あるいは、それらの中枢そのものが……オーヴァードである場合も、同じく」桜子に視線を移す。
曽毅:「この世界で起こっていることは、要はそのような事だと考えていただきたい――」ワインに口をつける。
紅華院桜子:「……つまり」
紅華院桜子:「つまり、政財界も、オーヴァードと密接に”繋がり”を持っている」
曽毅:「その通り」
曽毅:「神城グループ会長、神城早月。いくら尋常ならざる政治手腕を誇る才媛といえど……他の後継がいないとしても」
曽毅:「あの年齢で、世界的規模のコングロマリットを『運営』するその能力。……人智を超えた力」
紅華院桜子:「あの方も、オーヴァードでは無いか、と」
紅華院桜子:「ふふふ。 『あり得ないことなんてあり得ない』。 でしたかしら。 本で読みましたの」
曽毅:「あるいは、鷺乃宮家。『首都空白化』の事件は、あの後報道すらされず……規模にしては、経済損失が不自然なほど存在しない」
曽毅:「……事件の直前。突然の当主襲名を行った鷺乃宮キョウが、その財力で情報操作を行ったのではないかという報告も」
紅華院桜子:「鷺乃宮さまなら、それくらい出来ても不思議ではありませんわね」
曽毅:「あるいは、ヤツメ・ディヴェロップメント。CEOの八ツ目将樹は、一切と言っていいほど露出の少ない人物ですが――」
曽毅:「彼らと同じく……そして桜子嬢と同じく。正体は年端も行かぬ少年である、という情報もあります」
紅華院桜子:「ふふふ。 興味深いお話ですわ」
曽毅:「そして桜子嬢は、次代の紅華院家を担う立場にあります。……紅華院家は、今後より躍進すると私は確信しています」
曽毅:「これまで以上に、協力を惜しみません。……フフ、僭越ながら、こうして『共通の話題』がある間柄でもあります」
紅華院桜子:「ええ。 ご厚意、痛み入ります」
紅華院桜子:「それと、ご忠告、ありがとうございます」
紅華院桜子:「お話いただいたのは、きっと、3日後のパーティーにも関係すること。だからでしょう」
曽毅:「――考えの二手三手先を読まれているかのようですね。フフフ」
曽毅:「しかし、オーヴァードとしての力ではないのでしょう。御当主の教育が行き届いておられる」
紅華院桜子:「ありがとうございます。 ええ。 お父様と、そして」
紅華院桜子:「こちら、ツヤさんのお陰ですわ」
笠森ツヤ:「あ、ありがとうございます……!」ぺこり
曽毅:「……それは、さすが。紅華院財閥に仕えるだけのことはある……」
曽毅:「オーヴァード能力を備えながら、その完璧な立ちふるまい、私の使用人にも見習わせたいところです。フフフ」
GM:ツェンさんはまだ取り繕った笠森さんしか見ていない!
曽毅:「――さて、明察の通り、当社の情報網はひとつの懸念事項をキャッチしています。それが、オーヴァード……『レネゲイド』とも呼ぶ案件ですが」
曽毅:「何らかのオーヴァード勢力による襲撃が、あるかもしれない、と。あくまで可能性の話ですが」
紅華院桜子:瞬間、緊張した面持ちになる。
紅華院桜子:「襲撃……ですこと?」
曽毅:「『ウィーク・ヒル』は今後の日本経済においても大きな存在感を持つでしょう。政財界の要人が集結する場……」
曽毅:「誰が狙われたものか。日本ではここ数十年あり得なかった事件ですが、恐らく、今後は違います」
紅華院桜子:「革命を起こす、ということでしょうか」
曽毅:湖に視線を移す。「『コードウェル博士の警告』という名の大規模ジャック事件の噂はご存じですか?」
紅華院桜子:「概要くらいですが」 知ってていいでしょうか
GM:もちろんです。紅華院の財力で調べられない物事ではありませんし、オーヴァードなら尚更興味がある事柄かもしれません。
紅華院桜子:では知っています!
紅華院桜子:「それ相応の規模になる可能性がある、と?」
曽毅:「例の事件で、ごく一部の人間達は、オーヴァードの力に気付き始めた」
曽毅:「政治家や企業は、自らの権益を守る盾として。あるいは……」
紅華院桜子:「……」 唾を飲み込む。
曽毅:「……その力を以って、既得権益の構造を覆そうとするものが現れるかもしれません。現行の法体制ではそれに対処する事はできない」
曽毅:「……オーヴァード以外は。故に、『企業』もオーヴァードの力を求め続けています。今の世界は」
紅華院桜子:「オーヴァードの力は、守るための盾でもあり、破壊するための矛でもある、、、」
曽毅:「脅かしすぎたかもしれません」手をひらひらと振る。
紅華院桜子:「ふふ。意地悪なお方ですこと」 笑顔に戻って。
曽毅:「……ともかく、そのような事態すらも、妄想や陰謀論ではない、という事です。現状、可能性はごく低いものではありますが」
曽毅:「私の話を踏まえて3日後のパーティーの出席をどうされるかも、判断したほうが良いか……と」
紅華院桜子:「ええ、そうですわね」
紅華院桜子:「政財界に繋がりを持つオーヴァード。その力は、政財界のバランスを崩すには十分すぎるでしょう」
紅華院桜子:「そして、偏ったバランスを正すべく、革命を望む輩も存在する」
紅華院桜子:「でしたら、革命などを望まなくても良いよう。」
紅華院桜子:「政財界のバランスを正す。 それもまた、紅華院家の役目では無いでしょうか」
曽毅:「フフ、フ……それでこそ、です」
曽毅:「私達企業体にも理想がある。正しきスポンサーが導くべきだ、と思う心は……誰にでも」
紅華院桜子:「それに」
紅華院桜子:「襲撃があっても、私、何も心配しておりませんの。 私の傍には、ツヤさんがいますので」
笠森ツヤ:「……お嬢様」 
曽毅:「だからこの場を借りて……世界の裏側について話させていただいた、というわけです」
曽毅:「私ばかりが話し込んでしまいましたな。……勿論、桜子嬢からのお話を聞くための今宵の席でもあります」
紅華院桜子:「ふふふ。 それでしたら、湖までご一緒しませんこと?」
曽毅:「……湖に?」サングラスの奥の目が怪訝な表情を浮かべる。
紅華院桜子:「ほら。 今夜は、こんなにも月が綺麗です――」
GM:シーンを終了します。ロイスや購入判定ありましたらどうぞ。
紅華院桜子:とります
笠森ツヤ:初期ロイスのお嬢様を紅華院桜子お嬢様にします
紅華院桜子:-メイドさん/笠森ツヤ/○:信頼/不安/ロイス
紅華院桜子:-客人/曽毅/○:連帯感/不信感/ロイス
笠森ツヤ:拳銃でも買っとこう
笠森ツヤ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[9,9] → 9

笠森ツヤ:財産1使って購入しちゃえ。
紅華院桜子:アルティメイド服を買います
紅華院桜子:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[6,9] → 9

紅華院桜子:仲良し!
笠森ツヤ:なかよし
GM:仲良し主従!
紅華院桜子:以上でー。
笠森ツヤ:以上
GM:----

【Middle/01】

GM:それでは、次のシーン。無論紅華院本邸。登場どうぞ。
クラウス=エーゲル:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 2[2]+33 → 35

紅華院桜子:勿論登場
紅華院桜子:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 7[7]+44 → 51

笠森ツヤ:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 2[2]+41 → 43

GM:----
GM:紅華院家 自室
GM:----
GM:……金曜日の夕方。紅華院桜子の自室。一人静かに読書を進めるのが、彼女の日課でもある。
紅華院桜子:「……ん」 少し気だるげな、アンニュイ読書
紅華院桜子:窓から差し込む穏やかな風が、純白のカーテンをゆらゆらと揺らし
紅華院桜子:部屋に陳列された陶器、絵画、騎士甲冑を一通り舐めた後
紅華院桜子:部屋の中央に腰掛けた桜子お嬢様の頬を撫でるのだ。
紅華院桜子:暖炉の前に陣取られた安楽椅子。 ここがお嬢様のお気に入り。
紅華院桜子:勿論、暖炉に火は灯してない。 
GM:何気ない日常を切り取っただけでも、芸術品めいた絵になるお嬢様……そして部屋の扉を開けて入ってくるメイドあり。
笠森ツヤ:「お嬢様、失礼致します」
紅華院桜子:「あら。ツヤさん」 本をパタリと閉じ、笑顔を向ける。
笠森ツヤ:ドアを開けた途端転ぼう
笠森ツヤ:「ひゃ!?」 ズシャー!
笠森ツヤ:ちなみになんにも持っていない。セーフ。
紅華院桜子:本から顔を上げると、そこには、地面に突っ伏したツヤさんが!
紅華院桜子:「まあ。 早速掃除してくれているのね。」
笠森ツヤ:「はわわわ……お、お嬢様……」
紅華院桜子:「私も、ツヤさんの仕事熱心な姿を見習わなくちゃですこと」
笠森ツヤ:「い、いえ、ツヤは………あの………」
紅華院桜子:そう、桜子お嬢様は、ツヤさんのドジっこ振りを見ていないのではない。
紅華院桜子:それがドジだと、気づかないのだ!
GM:な、なんだってー!!
笠森ツヤ:なんだと・・・
紅華院桜子:という方向性なら、ツヤさん、思いっきりドジっ子出来ると思ったのですが、へへへ、どうでしょう
笠森ツヤ:お嬢様の格が下がらないのであれば・・・・・・!
紅華院桜子:可能な限り拾ってみせましょう、、、!
笠森ツヤ:ありがてえ
GM:これこそ美しき主従……涙……
紅華院桜子:ということで、「ツヤさん。 ごめんなさい、少し、飲み物をいただけるかしら」
紅華院桜子:「空気が乾燥しているのね」 気づけば外は夕方。 窓の外を見やる。
笠森ツヤ:「はい!紅茶でよろしいですか?」 
紅華院桜子:「ええ。 お願いします」 にこやかに
笠森ツヤ:では完璧に紅茶を入れる。
笠森ツヤ:「お嬢様、今日の紅茶はイギリスから直接取り寄せた………」 トレイに乗せて運ぶが
笠森ツヤ:「きゃ!」 やっぱコケる
紅華院桜子:吹っ飛んだ紅茶のカップは
紅華院桜子:綺麗に暖炉の中に飛び込む。
笠森ツヤ:ミラクル
紅華院桜子:良く見ると、くべられた薪に火種が残っていたのだ。このままでは火事になるかもしれなかったね。
紅華院桜子:「まあ……。」
紅華院桜子: 「ツヤさん、ありがとう。 私の不注意を助けてくれたのね」
笠森ツヤ:「ももも申し訳ありません!お嬢様お怪我は………へ!?」
紅華院桜子:「ふふふ。 まるで、本の中のヒーローみたいね」
笠森ツヤ:「そ、そんなことは……」
笠森ツヤ:(どういうことなんだ……)
紅華院桜子:「私も、ツヤさんを見習わなくちゃ、ですこと」 瞳がキラッキラしてる
笠森ツヤ:「そんな。桜子お嬢様にはご迷惑をお掛けしてばかりで……」
紅華院桜子:人差し指で唇を塞いで
紅華院桜子:「ダメですわ。 謙遜は美徳ですけども」
紅華院桜子:「私は、貴方が最高のメイドさんだって、知っているんですからね」
笠森ツヤ:「桜子お嬢様……そんなお言葉……ツヤには勿体なさ過ぎます……!」 涙ぐむ
紅華院桜子:「ふふふ。 3日後のパーティーは同席いただけるのでしょう? 楽しみですわね」 
笠森ツヤ:「ええ、ツヤも桜子お嬢様とご一緒できるのを楽しみにしております」
GM:では、そこで扉が開く。
葵敏子:「ツヤ、何をやっているの!お嬢様にご迷惑をお掛けしていない?」
笠森ツヤ:「ひぃ!葵さん!」
紅華院桜子:「いいえ。葵さん。 感謝こそすれ、迷惑だなんてとても」
GM:窓を雨粒が叩き始める。どうやら降り出したようだ。
紅華院桜子:「まあ。 雨が降ってきたみたい、、、あら?」 窓から外を見やると、外に見慣れない車があるのが見える
葵敏子:「お嬢様の優しさに甘えてばかりでは、本当に駄目なメイドになってしまいますよ、さあ!」
葵敏子:「今日のお客様はアクシオンの人事部長さまなのですから。しっかり準備なさい!」
笠森ツヤ:「アクシオンの……! 今すぐ準備します!」
笠森ツヤ:部屋から出よう。部屋から出た後コケよう。
葵敏子:「まったくこの子は!」呆れてため息をつく。
紅華院桜子:「アクシオンの人事部長さま。 まあ、もうそんな時間でしたの」
紅華院桜子:お客様をお持て成しする用の服に着替え、お出迎えにあがろう
葵敏子:では、メイド長ならではの完璧なサポートで影のごとく着替えを取り出し、服を畳んでいくぞ。
葵敏子:紅華院家付きのメイド長ともなれば、その道の最高峰と言っても過言ではないのだ。部屋を出るついでに、暖炉のカップすらも目敏く片付ける。
GM:そして3人は階下へ。応接用の一室に、その男が待っている……アクシオンの、クラウス・エーゲル!
GM:----
GM:……この日の応対が主人本人ではないことは、クラウス・エーゲルも承知の上である。
GM:2日後に社交界にデビューする紅華院桜子。勿論、クラウスの側も
GM:この場で、相手の『格』を見極めるつもりである……果たして自分達にとって、有益な存在かどうか?
紅華院桜子:「お待たせした非礼をお許し下さい」
葵敏子:「……」入口近くに静かに控えるのみ。桜子付きのメイドは、あくまでツヤであるからだ。
笠森ツヤ:お嬢様の後ろに控える
紅華院桜子:「紅華院桜子 と申します。 以後、お見知りおき下さいませ」
紅華院桜子:深々とお辞儀。
クラウス=エーゲル:「おお! これはこれはご丁寧に、紅華院のご息女様ですな」
クラウス=エーゲル:「本日のお相手を努めさせて頂きますはこの儂、クラウス=エーゲル。よろしくお願いしますな!」
紅華院桜子:「ふふふ。 クラウスさまのようなご高名な方とお会い出来るだなんて、光栄ですの」
クラウス=エーゲル:(さて、この紅華院の小娘……儂の益になるかどうか見極めさせてもらうぞ)
紅華院桜子:「どうぞ、お掛けになって下さいませ。 慎ましやかではございますが、出来うる限りの最高のお持て成しをさせていただきます」
紅華院桜子:「ツヤさん。 クラウスさまに、お飲み物をお願いできますか?」
クラウス=エーゲル:「ほう、これは期待できますなぁ!バハハハハハハ!!」 椅子に座る
笠森ツヤ:「かしこまりました」
笠森ツヤ:用意するために部屋を出る。
紅華院桜子:「本日は、2日後のパーティーに向けたご挨拶をさせていただきたくご招待させていただきました」
クラウス=エーゲル:「ほうほう、お父上の教育が実に行き届いておりますなぁ。事前の挨拶、これは重要なことですしなぁ」
紅華院桜子:「紅華院家では、”繋がり”を大事にしておりますの。」
クラウス=エーゲル:「それは非常に重要な事ですなぁ。……しかし、一番のところ気になるのは『襲撃』に関してではありませんかな?」
紅華院桜子:「『襲撃』……ですの。 」
クラウス=エーゲル:「紅華院殿もその可能性ついては知っておられるでしょう?」
紅華院桜子:「ふふふ。 クラウスさまも、その情報を既にご存知でしたのね」
クラウス=エーゲル:「私は『アクシオン』の幹部ですぞ?その程度のこと把握しておりますよ!ブホホホホホホ!!」
紅華院桜子:「ふふふ。 ストレートなお方ですこと」
クラウス=エーゲル:「なぁに、儂とてスケジュールの合間をぬってここに来ておるのでな。いらぬ部分は省かねばならんのですよ」
紅華院桜子:「ならば、私も正直にお話いたしますわ。本日ご招待させていただいたのは」
紅華院桜子:「その『襲撃』に対する、防衛手段についてご相談したいと思っていましたの」
紅華院桜子:「勿論、クラウスさまとお近づきになりたいと言うのも本心でしてよ」 
クラウス=エーゲル:「紅華院殿のような若い方にそのように言われると嬉しくなってしまいますなぁ」
紅華院桜子:「ふふふ。クラウスさま。 2日後のパーティーへの参加人数規模はご存知でしょうか」
紅華院桜子:何人くらいの参加者なんでしょうか?>GM
クラウス=エーゲル:私は知ってますよね、これ
GM:あ、すいません席外してました
GM:そうですね、おおよそ100人程度でしょうか。もちろん、その全員が要人というわけではありません。
GM:例えば護衛や、あるいは葉室さんのような付き添いの参加者もいるでしょう。
GM:やっぱり50人にします。要人は少ないほうがレア感が出るかも……!?
紅華院桜子:なるほど
GM:逆に言えばこれは、
GM:10人や20人単位でゾロゾロと護衛を連れる参加者はいないということにもなりますね。
紅華院桜子:了解です
GM:前日のツェンの話していた事が脳裏に浮かぶかもしれません。オーヴァードは、少数で十分な戦力となるのだ。
紅華院桜子:「参加者は50人程度。 このようなパーティーの参加者としては、“少なすぎる”とも言えるでしょう」
クラウス=エーゲル:「普通ならば、ですな」
紅華院桜子:「ええ、その通りです。 この少人数は、要人の中でもトップである証と」
紅華院桜子:「各参加者とも、少ない護衛で十分だと考えているからです」
紅華院桜子:「……クラウスさまは、正直なお方だとお見受けしてお話いたしますが」
紅華院桜子:前日のツェンさんの話が脳裏に浮かぶ。
クラウス=エーゲル:「――護衛が『オーヴァード』ならということですな」
紅華院桜子:「まあ。 やはり、『オーヴァード』についてご存知でしたのね」 ポンと両手を合わせる
紅華院桜子:「でしたら、単刀直入にお伺いしますが」
紅華院桜子:「50人規模の『オーヴァード』への襲撃。 あり得ると思いますか?」
クラウス=エーゲル:「そうですなぁ……可能性という話ならば」
クラウス=エーゲル:「十分にありえる事かと」
クラウス=エーゲル:「なにしろオーヴァードはピンからキリまでまちまちでして」
クラウス=エーゲル:「余程の凄腕相手ならば連携を取らぬ限り烏合と変わりませんからな」
クラウス=エーゲル:「何分、これは儂の担当外の発言なので頭の片隅にでもそう入れてくださればいいでしょう」
紅華院桜子:「つまり、50人規模のオーヴァードを相手にしても、成功させる自信があるということ」
紅華院桜子:「それほどの戦力を有する相手には、一般の警備会社など、何の役にも立たない。そう思いませんこと?」
紅華院桜子:「だから。 私は、あなたにこの話をご相談したかったのです。 アクシオン人事部長、クラウス=エーゲルさま」
クラウス=エーゲル:「そのお話、少々聞かせていただきたいものですなぁ。紅華院殿」
紅華院桜子:「ええ。 お食事をしながら、ごゆっくりと」
紅華院桜子:「そろそろ、お飲み物が参りますわ」
クラウス=エーゲル:「そうですなぁ、喉が渇きましたな」
笠森ツヤ:じゃあ戻ってこよう
葵敏子:ツヤさんの様子を見てすごい心配だが、表情には出さないプロのメイド長だ
クラウス=エーゲル:「そうそう、喫煙してもよろしいでしょうか?」
紅華院桜子:「はい。 ご遠慮など為さらずに」
笠森ツヤ:「大変遅くなりました!」 ワインなどを持って現れる
クラウス=エーゲル:葉巻を咥えて、火をつけ始めます
紅華院桜子:スカートを翻し、後ろの棚にある灰皿に手を伸ばす。
笠森ツヤ:「いろいろ選んでいたらつい熱中してしまって……今お注ぎします」
紅華院桜子:「あら? 灰皿は……ここに有ったはずですのに……」 後ろ向いてガサガサ
紅華院桜子:勿論、ガサガサ音なんて立てませんけども。
クラウス=エーゲル:構わず火をつけようとするが上手くつかない
笠森ツヤ:ワインを注ぐ「……? お嬢様? ……あ、灰皿ですか!」 お嬢様を見る!ワインは当然グラスに注がれない。
GM:ドボボボーッ!
笠森ツヤ:「は!?」
笠森ツヤ:クラウスさんにぶっかけますよこれ
GM:何たることだ……クラウスの顔面に!
クラウス=エーゲル:どうぞ
笠森ツヤ:「ひぃ! も、もうしわけありません!!」
葵敏子:「……!……!!!」卒倒しそうになるが気力で持ちこたえる
クラウス=エーゲル:「おお、ようやく点いた」 一瞬凄い火がライターからでる
紅華院桜子:「??」 灰皿は結局見つからなかった。振り向くぞ。
クラウス=エーゲル:そしてワインがかかり、一瞬で顔面が火達磨になる
GM:ひどいww
紅華院桜子:予想以上に酷いwww
クラウス=エーゲル:「ウギャアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
クラウス=エーゲル:ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!
笠森ツヤ:「あわわわわわ!!」
紅華院桜子:「??? ど、どうされましたの?」
葵敏子:「な、ななななんてことを……!」
クラウス=エーゲル:室内に顔面に火だるま状態のクラウスが転がる
笠森ツヤ:「あああああ………ツヤはなんてことを………」
クラウス=エーゲル:そして、ある一点にクラウスがぶつかると
クラウス=エーゲル:まるで何か運命が働いたかのように
クラウス=エーゲル:ピタゴラスイッチじみた偶然が発生する!
紅華院桜子:ピタゴラww
GM:この人にも有効なのかよピタゴラの呪いww
笠森ツヤ:wwwww
クラウス=エーゲル:そして室内の調度品が一斉に降り注ぎ
クラウス=エーゲル:「グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
クラウス=エーゲル:クラウスは下敷きになる
笠森ツヤ:「……………ど、どうしよう」 顔面蒼白
クラウス=エーゲル:そうだ、ここで《リザレクト》していいですかね?
GM:どうぞw
紅華院桜子:リザwww
笠森ツヤ:なんてことだw
クラウス=エーゲル:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+1[1] → 36

GM:1なので息も絶え絶えで復活しましたね。
クラウス=エーゲル:火も消えてまるで死体のように下敷きになったクラウスの体が動く
GM:頭に落下してきた騎士甲冑のメットが被さっているかもしれません。
クラウス=エーゲル:ビクッ!
クラウス=エーゲル:ビクビクッ!!
笠森ツヤ:wwww
紅華院桜子:wwww
クラウス=エーゲル:「…………オ」
クラウス=エーゲル:「オノレ~~~~~~~~~~ッ!!」 地獄の底を思わせるような怨嗟
笠森ツヤ:「ヒィ!」
クラウス=エーゲル:「貴様らァ――ッ!!この儂を殺そうとしたな!」
紅華院桜子:「?? ?」 何が起きたか良く分かっていない
クラウス=エーゲル:「いや!普通の人間であれば死亡していた!!」
笠森ツヤ:「とんでもございません!決してそのようなことは!!」
クラウス=エーゲル:「これは間違いなく暗殺!この儂に向かって貴様ァ――ッ!!」
葵敏子:「ミ、ミスター・エーゲル!ここはまず救急車を……!」
クラウス=エーゲル:「ヌゥーッ!!!そう言って儂をどこぞに監禁し、その上で殺すつもりだな雌豚がァ~~~~~ッ!!!」 葵さんに向かって
紅華院桜子:「クラウスさま」
紅華院桜子:「状況が把握出来ていないため、差し出がましい発言かもしれませんが」
クラウス=エーゲル:「そうはさせんぞ~~ッ!!」 そのまま足がもつれて転ぶ!
クラウス=エーゲル:「グブッ!!」
クラウス=エーゲル:「クソ!視界が悪い!オーヴァードの仕業か!?」 混乱し甲冑の兜に気づかない
紅華院桜子:「『普通の人間であれば死亡していた』 」
紅華院桜子:「そう。 普通の人間であれば。 では、普通の人間で無ければ?」
紅華院桜子:「そう。オーヴァードを倒せるのは、オーヴァードのみ」
クラウス=エーゲル:「この儂をコケにしおって~~~~ッ!!」
紅華院桜子:「ならば、防衛すべきこちらも、凄腕のオーヴァードを集める必要があります」
紅華院桜子:「剣には盾ではなく、剣を以ってでしか対応できません」
クラウス=エーゲル:「……儂は今、貴様を剣で刺し殺したい!!」
紅華院桜子:ということで、クラウスさんと交渉で対決したいです
GM:いいでしょう。お嬢様パワーがどこまで通じるか……!
GM:PC同士、〈交渉〉で対決してみてください。
紅華院桜子:いきます
GM:アクション側は桜子お嬢様としましょう。
紅華院桜子:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[5,5]+1 → 6

クラウス=エーゲル:あ、コーリングシステムで呼びます
紅華院桜子:や、やばい
GM:そこまで!?
GM:しかしこれは勝った側がロールを通せる勝負!その姿勢やよし
クラウス=エーゲル:1dx+2>=6 このクラウス勝負に負けるわけにはいかん!
DoubleCross : (1R10+2[10]>=6) → 2[2]+2 → 4 → 失敗

GM:なんだこの戦いはwww
紅華院桜子:wwww
笠森ツヤ:wwwww
クラウス=エーゲル:サポートスタッフで同値にしますよ!
GM:えっそこまで!?
クラウス=エーゲル:儂はまけんじゃあ~~~~~~
紅華院桜子:そこまでするんですかw
GM:これぞ汚い金持ちの金の力……!もうロールを通すが良いでしょう!
GM:お嬢様もそれで大丈夫ですかね?
紅華院桜子:要人のコネって使えましたっけ
クラウス=エーゲル:それ情報だけですね
GM:そんなことまでw 〈交渉〉には使えないですね
紅華院桜子:ああ、じゃあダメですね。
クラウス=エーゲル:儂の脳内に語りかけるジグラット簿演算システム
クラウス=エーゲル:ジグラット(惑わされてはいけません……それも甘言……)
GM:ジグラットもポンコツだなこれ……!
クラウス=エーゲル:「オノレ~~~ッ!貴様に言われるまでもなくすでに手配済みよォ~~~~~ッ!!」
クラウス=エーゲル:「この恥辱はいずれ貴様にも払わせてくれよう!!」
クラウス=エーゲル:そのままジグラットがやってきて飛んで去っていきます
紅華院桜子:「……」
紅華院桜子:(……車は良いのでしょうか)
葵敏子:「……ツヤ」
葵敏子:「少し向こうのお部屋でお話をしましょう」
笠森ツヤ:「はい……」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスと購入をどうぞ。本日の進行はこのシーンまでになります。
紅華院桜子:メイド服買います
紅華院桜子:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[7,8] → 8

紅華院桜子:muri
クラウス=エーゲル:応急手当買います
クラウス=エーゲル:1dx+6
DoubleCross : (1R10+6[10]) → 3[3]+6 → 9

GM:今応急手当してもいいんですよw
クラウス=エーゲル:お言葉に甘えて
クラウス=エーゲル:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 19[10,9]+1 → 20

GM:すごい!アクシオン製
笠森ツヤ:じゃあ私も応急手当を・・・
笠森ツヤ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[4,8] → 8

笠森ツヤ:クラウスさんにあげるしかない
GM:では次会うシーンでお詫びとしてプレゼントしましょう
クラウス=エーゲル:PC間ロイスとっておこう
クラウス=エーゲル:奴のメイド/笠森ツヤ/執着/恥辱:○/ロイス
クラウス=エーゲル:いや、関係は原因にしておこう
紅華院桜子:-客人/クラウス=エーゲル/○:有意/隔意/ロイス
笠森ツヤ:アクシオンの方/クラウス=エーゲル/有為/悔悟○
笠森ツヤ:以上
GM:生きてる人間に悔悟取った人初めて見たww
GM:では、本日の行程は以上で終了です。お疲れ様でした。
クラウス=エーゲル:おつかれさまでしたー
紅華院桜子:お疲れ様でしたー
笠森ツヤ:おつかれさまでした

【Middle/02】

GM:ではクラウスさんオンステージをやってみましょう。
クラウス=エーゲル:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 10[10]+36 → 46

GM:----
GM:アクシオン社 第9ビル
GM:----
GM:まずは判定から入っていただきましょう。
GM:紅華院家でひどい目にあったクラウスさんですが、それはそれとして仕事をこなさなければなりません。
▼アクシオン戦力の手配 〈調達〉〈情報:軍事〉〈情報:FH〉 難易度9
GM:もちろん、カネも使えます。成功すれば敵戦力が1体減りますね。
クラウス=エーゲル:(ぐぬぬぬ……紅華院の小娘めぇ~~~~ッ!)
クラウス=エーゲル:包帯の顔の奥から見える瞳は憤怒の形相!
GM:オーヴァードなのでナントカ一命を取り留めたのだ……
クラウス=エーゲル:コーリングシステムでジグラットの演算回路を使用して調達判定でいきます
クラウス=エーゲル:このハイペリオン戦術はつかってもいいでしょうか?
GM:ううむ、生半可な判定はさすがに相手にならんなあ
GM:もちろんOKでございますことよ。
クラウス=エーゲル:1dx+8
DoubleCross : (1R10+8[10]) → 9[9]+8 → 17

GM:ツヨイ
クラウス=エーゲル:ファンブル以外は成功、十分の一で失敗しますが
GM:では、部下をどやしつけて戦力手配を大急ぎで完了させたりしてください。
クラウス=エーゲル:この恥辱を晴らすために己の実力を小娘に見せつけねばなるまい!
クラウス=エーゲル:「ええい!例の件用意はできておるのか!!」
クラウス=エーゲル:「儂の見立てより遅れが出ているぞ!」
クラウス=エーゲル:パシーン!!机を叩く音!
部下:「ヒーッ!し、しかし何分話が急なもので……!」
部下:哀れなオーヴァード部下!
部下:「か、必ず!明日までには戦闘員潜入の手はずを整えますので!」
クラウス=エーゲル:「ヌゥー!!言い訳などどうでも良い!早く進めろ!」
部下:「アヒーッ!」
クラウス=エーゲル:「プヒュー!プヒュー!!」 怒り心頭で息が荒くなっている!
クラウス=エーゲル:このままでは血圧が上昇し倒れかねない危険領域!
クラウス=エーゲル:「目にもの見せてくれるわァー!!!」
秘書:「失礼いたします。神城有機化学の堀木様が面会を希望されていますが?」
クラウス=エーゲル:「フー!フーッ!」
クラウス=エーゲル:「……通せ」
秘書:「目に物を?エーゲル部長、面会はどうされますか?」
秘書:「把握いたしました」ペコリ
GM:----
堀木悠太郎:「どうも、ミスター・エーゲル、本日もまたお忙しいところを……」ペコペコ
クラウス=エーゲル:当然出てくるのは包帯で顔をグルグルに巻いており、腕を吊っていたりする!
クラウス=エーゲル:アヤナミ=ファッション!
堀木悠太郎:「ミスター・エーゲル!?そのお怪我は!?」
堀木悠太郎:「だ、大丈夫ですか!!??」
クラウス=エーゲル:「これはこれは、堀木氏おまたせして申し訳ありませんな」
クラウス=エーゲル:「いやなに、少し転んでしまいましてな……」 そう!無駄に事前に事を荒立てるつもりはない!
クラウス=エーゲル:しかし、その目は怒りに燃えている!追求するのは藪をつつくようなもの!
クラウス=エーゲル:「ええ、業務には支障ありません。滞り無く進んでおります」
堀木悠太郎:「ヒッ……」神城系列とはいえ、たかが一企業の社長が巨大セル・アクシオンの重役に意見できるはずもなし……!
クラウス=エーゲル:「それで何か掴めましたかな?」 一応、確認!
堀木悠太郎:「で、では。日曜のパーティーの襲撃者に関する……情報の手配ですが、ええ、整いまして」
クラウス=エーゲル:「ほう!」
堀木悠太郎:「ま、まず、オーヴァードで構成された数グループの部隊……これに関しましては、御社側の戦力で十分対処可能かと」
堀木悠太郎:「しかし、どうも、最近になって主力となるオーヴァード戦力が組織に戻ったようでして……」
堀木悠太郎:「し、しかし、だからこそ組織も襲撃に踏み切ったともいえるでしょう。中核戦力さえ制圧すれば……」
堀木悠太郎:「残りは烏合の衆かと!……御社の戦力をもってすれば!」冷や汗をハンカチで拭う!
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホ!!いやはや堀木氏も仕事が早くて助かりますな!」
堀木悠太郎:「は、ははは……それほどでは……(機嫌が治って良かった)」
クラウス=エーゲル:「しかし、主力に関しては些か気になりますなぁ~~。そちらの方も詳しく調べてくださるとありがたいものですなぁ~~」
クラウス=エーゲル:「勿論、我社の戦力ならばどのような相手でも打ち倒せる自信はありますがな!ブホホホホホホホ!!」
堀木悠太郎:「は、はい、その件に関しましては必ずや……!」
堀木悠太郎:「で、では私はこれで……ミスター・エーゲルもお忙しいでしょうし……!」
堀木悠太郎:何か起こらない内に帰ろうとしている!
クラウス=エーゲル:「ムゥ~~~~ッ!堀木氏がそうおっしゃられるのなら些か残念ですな」
クラウス=エーゲル:「この間のように我がコレクションを紹介するつもりでしたが」
堀木悠太郎:「ひいっ!?」
クラウス=エーゲル:「これは残念!」
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホホホホ!!」
堀木悠太郎:「ハ、ハハハハ……私もとても残念です……アイエエエ……」
GM:恐怖しながら去っていく堀木……クラウスはちょっと機嫌が良くなったようだ
クラウス=エーゲル:そうですね。何も無ければこのままシーン終了でお願いします。OPと同じオチにするのもなんなので
GM:ロイスは多分ないでしょうが、購入判定したいものがありましたら。
クラウス=エーゲル:1dx+8 ハイペリオン込で応急手当狙います
DoubleCross : (1R10+8[10]) → 3[3]+8 → 11

GM:ほぼ成功確定と言えますね。さすが・・・

【Middle/03】

GM:では、次のシーンプレイヤーは笠森さんにしましょうか。
GM:勿論桜子お嬢様もご希望なされば登場してよろしいですわ
笠森ツヤ:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 8[8]+43 → 51

GM:ところで、パーティーの襲撃の噂についてですが
GM:これは、現在のところ知っている人間は多くはありません。ツェンさんとの会談で得られた情報なので、
GM:実はまだ雅臣様すら関知していない情報です。知っていれば、桜子お嬢様の出席を止めようとするでしょう。
GM:もちろん、これを踏まえて動くのならば、冒頭で招待した葉室さんにどう対処するかも考えどころ……。
GM:それはそうと、笠森さんは敵対勢力に対してお勉強していただきます。
紅華院桜子:なるほど。 となると、すでに襲撃者の件を知っているクラウスさまになんとしてでも協力を仰ぐ必要があるということですね。
GM:どちらにせよ、出席企業で「どの勢力が襲ってきても対処できる」規模の戦力を動かせるのはクラウスさんしかいないでしょう。
GM:黙っていても他のお金持ちがクラウスさんを動かす可能性はありますが、そうすると紅華院家としてもアドバンテージを失ってしまいますよね。
紅華院桜子:了解です。
GM:では、笠森さんがお勉強できる項目はこちら。
▼ファルスハーツ 〈情報:FH〉 難易度14
▼ギルド 〈情報:裏社会〉 難易度11
▼対立企業 〈情報:ビジネス〉 難易度9
▼ステイト・オブ・グレイス 〈情報:裏社会〉 難易度10
▼その他 〈情報:噂話〉 難易度7
GM:当たりの項目を引き当てればトループ人数がさらに減少だ。
GM:もちろん、全部開ける必要は全くありません。
笠森ツヤ:あからさまになんか高いFHがあやしいぞ
GM:ファルスハーツの難易度が高いのは当然の成り行きなのだ……秘密結社だから……!
笠森ツヤ:情報収集エフェクトを持っているとはいえふれるダイスは4つしかない
笠森ツヤ:ここはギルドあたりをやってみます。
笠森ツヤ:あ、やっぱりFHをやる。
GM:どうぞどうぞ
笠森ツヤ:《コンセントレイト:ハヌマーン》+《ベーシックリサーチ》
笠森ツヤ:4dx8 無理そう
DoubleCross : (4R10[8]) → 10[2,3,4,10]+4[4] → 14

GM:いけたじゃないですか!
笠森ツヤ:やった?!
笠森ツヤ:51→54
GM:ただ、情報を開いたからといって、当たりかどうかが出てくるわけではないので
GM:当たりが出るまで判定を続けるというやり方ではなく、上手いこと襲ってきそうな勢力を調べておくのがいいですね。
GM:では情報公開。
▼ファルスハーツ
ファルスハーツは、現在世界で最も力を持つとすら言われる秘密結社。
レネゲイド能力を用いて、個人の欲望のままに活動を行う組織であり、
不合理なテロ活動をしたかと思えば、整然と連携して利益を追求することもある。実体不明の集団だ……
笠森ツヤも、オーヴァード戦力としての訓練を受けた以上、FHを最重要警戒対象と認識している。
彼らは動き出すまで目的が不明であることも多いが、財界に食い込むエージェントも多いとされており、
よほど巨大な全体方針でもない限り、ウィーク・ヒルに手を出すことはないだろう……
とはいえ、仮に襲ってきたとしたなら、アクシオンのセキュリティですら対処可能かどうか怪しい。単純戦力では最も危険といえる。
GM:以上です。
笠森ツヤ:こなそうだけど来たらヤバイのか
紅華院桜子:じゃあ私も出て判定します
紅華院桜子:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 1[1]+51 → 52

GM:お嬢様!お嬢様がおいでになるほどでは!
紅華院桜子:いいえ。 先導を切らずして、何がお嬢様でしょう!
GM:あ、じゃあ判定の前に、
紅華院桜子:あ、はい
GM:笠森さんが今の情報を桜子お嬢様に伝えたりしてください。自分で勉強したことなので、自信を持っていいぞ!
GM:----
GM:紅華院家 自室
GM:----
紅華院桜子:部屋で安楽椅子に座りながら読書をしています。
笠森ツヤ:ドアをノック「桜子お嬢様」
紅華院桜子:「どうぞ」 本をパタっと閉じる。
笠森ツヤ:「失礼します」 転ばずに入室できました。
紅華院桜子:ハラハラするぜ
笠森ツヤ:「お嬢様、パーティの襲撃についてツヤなりに勉強いたしました」
笠森ツヤ:「聞いていただけますでしょうか……?」
紅華院桜子:「ええ。 教えていただけますか?」
笠森ツヤ:「はい。ええっと……まず一番に警戒しなければならないのはFHであると思いまして」
笠森ツヤ:「FHについて調べてみました。」
紅華院桜子:「流石ね。 最大の脅威を調べることこそ、最重要であると私も思いますわ」
笠森ツヤ:「しかしながら、FHが動く可能性は低いと思われます」
紅華院桜子:「そう。 ありがとう、ツヤさん。 これで、最悪の可能性は潰れましたね」
笠森ツヤ:「しかし可能性はゼロではありません。政財界に身を置くエージェントも確実に存在します」
紅華院桜子:「まあ。 やはり、政財界にもFHの手は伸びているのね。」
紅華院桜子:「ありがとう、ツヤさん」
紅華院桜子:(となると、怪しいのは……SOGとギルド。 ……ギルドでしょうか)
笠森ツヤ:「もしFHらが襲撃を行った場合、かなり危険です。お嬢様、気をつけてくださいませ」
紅華院桜子:「大丈夫。 何も心配していませんわ。 だって、ツヤさんが守ってくださるんでしょう?」
紅華院桜子:ツヤさんにお嬢様笑顔を向けて、ギルドを判定。
紅華院桜子:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[2,8] → 8

GM:オーゥ……(会場の声)
紅華院桜子:深いため息をつき、紅茶を一口飲んで終了。
GM:ところで、まだ残り2日ありますので、財界の要人に会いに行ったり、
GM:クラウスさんに謝罪に向かったり、あるいは雅臣お父様や葉室さんと話したりもできます。
紅華院桜子:あ、その前に、購入しても良いでしょうか
GM:いいですよ!
紅華院桜子:メイド服!
紅華院桜子:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

GM:襲撃自体を防ぐことは難しくとも、これらの対処を上手いことやることでお嬢様ポイントが向上するぞ
紅華院桜子:では、次のシーンでクラウスさんに謝罪に行こうかなw
GM:シーン切り替えて大丈夫ですか?折角お嬢様とツヤさんが揃ったので、
GM:同じシーンでやってもいいのですが。
紅華院桜子:ああ、では、このままツヤさんとクラウスさんの屋敷に向かった感じで。
笠森ツヤ:お嬢様!葉室さんが危ないと思います!
紅華院桜子:!?
GM:そうですね。彼女は今のところ何も知らないので……w
笠森ツヤ:このままパーティに連れて行ったら巻き込むことになってしまいますよ。
クラウス=エーゲル:ついてくると死んじゃうかもね!
紅華院桜子:なるほど。では、先に葉室さんところに行きます
GM:夜のアポイントメントの前に、お昼のカフェで葉室さんと会うことにしましょう。
GM:もちろん笠森さんもついてきてOK。
紅華院桜子:いいですね
紅華院桜子:お嬢様力が高まる場所だ
GM:----
GM:高級住宅街 カフェ
GM:----
GM:街の片隅にひっそりと存在する喫茶店。一見小さな店に見えるが伝統があり、一等地に位置しているため客層が良いのだ。
GM:桜子お嬢様は先に到着していますか?後から来ましたか?
紅華院桜子:勿論先に到着しています! 待たせる真似なんてしない
紅華院桜子:カフェのオープン席で、読書をしています。 紅茶は注文してあるけど口をつけていない。
GM:ドアの鈴が鳴り、見知った少女の姿が。
葉室景子:「紅華院さん」
紅華院桜子:「まあ。 葉室さん。 ごきげんよう」
葉室景子:「ごきげんよう。待たせてしまったかしら……お誘いくださって、とても嬉しいわ」恥ずかしそうに髪を撫でる。
紅華院桜子:「いいえ。 私も、今来たばかりですの」 紅茶はすでに冷めている。
紅華院桜子:「急にお呼びしてごめんなさい。 どうぞ、かけてくださるかしら」
葉室景子:「ええ。ありがとう」席に着く。
紅華院桜子:葉室さんの分の紅茶も注文し
紅華院桜子:「困りましたわ。 どうお話すれば良いかしら」 
紅華院桜子:いつもと変わらぬ笑顔で話題を切り出します。
葉室景子:「……なにか、お困りなのかしら?」紅茶を手に、眉をひそめる。
葉室景子:「私がお手伝いできることだといいのだけれど……」
紅華院桜子:「ええ。 そうね……。 やはり、葉室さんには隠し立てをしない方がいいでしょうね」
紅華院桜子:葉室さんの耳に唇を近づけ
葉室景子:「わっ」頬を赤らめる。
紅華院桜子:「2日後のパーティーのことなのだけれど……」
紅華院桜子:小声で話します。 勿論、襲撃される可能性があることについても包み隠さず。
GM:おお、全部話すとは……!
紅華院桜子:お嬢様は嘘なんてつかない!
葉室景子:「そんなことが……」
葉室景子:「……けれど、紅華院さんのお話ならば、本当のことなのでしょうね」
紅華院桜子:「……私からお誘いしたのにごめんなさい。 でも、貴方を。 大切なお友達の貴方を、危険な目に合わせたくないの」
紅華院桜子:暗に、その日は来ない方が良いと伝えます。
葉室景子:「でも、そんな事を考える方がいるなんて……とても遠い世界のお話しすぎて……」
紅華院桜子:「『世界は同じ時を刻み、換わらないように見えた。 だが、世界は既に変貌していた』」
紅華院桜子:「最近読んだ本の一部ですの。 私たちの知らないところで、世界は変わっているんじゃないかしら」
葉室景子:「お誘いを受けて、舞い上がりすぎた私も悪かったわ。紅華院の家は、本当に……」
葉室景子:「世界の違う方達なのね……ごめんなさい」
紅華院桜子:「そんなこと、ありませんわ」
葉室景子:「……いいえ、お気になさらないで」寂しそうに笑う。
紅華院桜子:「私も貴方も、お互いを大切に思う大事なお友達。 何も変わらない。そうでしょう?」
紅華院桜子:「それに……私、本当に貴方とパーティーにご一緒出来るのを楽しみにしていましたの」
葉室景子:「そうね、私も紅華院さんと、お友達でいたいわ。それに今日、正直にお話いただいて……嬉しかったのよ、紅華院さん」
紅華院桜子:「……葉室さん」
紅華院桜子:「……葉室さん。 もし宜しければ、」
紅華院桜子:「また、私からお茶会のお誘いをさせていただけないかしら」
葉室景子:「……!ええ、喜んで」
GM:----
GM:シーンを終了します。ロイスと購入判定が可能であります。
紅華院桜子:葉室さんにとりましょう
紅華院桜子:-友人/葉室景子/○:幸福感/不安/ロイス
紅華院桜子:以上で。
笠森ツヤ:購入しよう。
笠森ツヤ:日本刀そうとうのなんかを買おう
笠森ツヤ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[8,10]+6[6] → 16

笠森ツヤ:買えてしまった。
笠森ツヤ:日本刀相当のメイドパンチだな。
笠森ツヤ:以上
GM:メイドパンチ……明らかに強い

【Middle/04】

GM:では、次は予告通りクラウスさんへの謝罪パートに突入します。
GM:よもや参加せぬメンバーはいないであろう……ここだけはさすがに一回は挟まないといけないシーンですし、全員集合。
紅華院桜子:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+8[8] → 60

笠森ツヤ:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 3[3]+54 → 57

クラウス=エーゲル:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 5[5]+46 → 51

GM:----
GM:アクシオン 第9ビル
GM:----
GM:あ、勝手にロケーション設定してしまいましたが、勿論先方に出向きますよね
紅華院桜子:勿論です
紅華院桜子:謝罪するのに呼びつけるなんてそんなまさか。
クラウス=エーゲル:そうですね、儂からそちらに向かうべくもない
GM:では、応接室に待ち構える肥満巨体……クラウス・エーゲル!
クラウス=エーゲル:勿論、無駄に包帯を巻いており、腕も吊っている!
GM:笠森さんもあの件で危うく葵さんにクビにされるところだった……謝罪が失敗したら本当にクビになるかもしれない。
笠森ツヤ:ひぃ!
紅華院桜子:こ、これは何としても謝らないと、、、!
GM:お嬢様の広いお心で猶予をもらったはずなのだ。頑張ろう
クラウス=エーゲル:あ、事前に購入判定していいですか?成功したら防具を着込んでおきたいw
紅華院桜子:wwwwwww
GM:そうしてください!
クラウス=エーゲル:よし甲冑にしよう非常に頭が悪そうだ
クラウス=エーゲル:コーリングシステム、ハイペリオン込で判定します
クラウス=エーゲル:1dx+8
DoubleCross : (1R10+8[10]) → 8[8]+8 → 16

GM:頭悪い防具が手に入りましたね……
クラウス=エーゲル:目標値は13、購入成功!
クラウス=エーゲル:部屋にはいると甲冑で武装した肥満中年!
クラウス=エーゲル:甲冑を着てもなお腕を吊っており、鎧の継ぎ目から包帯の切れ端が見える!
クラウス=エーゲル:フルアーマーアヤナミスタイル!
GM:背後にはアクシオン医師団が控えており、
クラウス=エーゲル:そして椅子の横には無駄にある心電図を図る奴!
紅華院桜子:「先日は誠に申し訳ございませんでした。 非礼をお許しください」
紅華院桜子:深く頭を下げる。
笠森ツヤ:「も、申し訳ございませんでしたー!」頭を下げる!
クラウス=エーゲル:「コホー……コホー……」
クラウス=エーゲル:ピッピッピッピッピ!無駄に心電図が激しく動く!
医師団:「部長、まだ動いては!」「お体に障ります!」欺瞞!
笠森ツヤ:(ひぃ~~~なんかすごい事になってるぅ!!)
クラウス=エーゲル:「何しに来おったぁ……この儂を殺す算段でもついたかァ……ッ!」
クラウス=エーゲル:疑心暗鬼に陥った汚い金持ち!
紅華院桜子:「まずは、謝罪の言葉を述べさせていただきたく、お伺いさせていただきました」
紅華院桜子:「それと」
紅華院桜子:「こちら、お口に合えば宜しいのですが」
紅華院桜子:「ツヤさん。 例のものをお渡ししていただけますか?」
笠森ツヤ:「京都の老舗から取り寄せました和菓子です。ど、どうぞ……」差し出す
笠森ツヤ:応急手当相当の菓子折りだ。
GM:紅華院家のものだけあってかなりの高級品。
医師団:「おっ、これは……!」医師団の一人も反応。
紅華院桜子:「詰まらないものですが、是非お受け取りください」
笠森ツヤ:「本当に申し訳ございませんでした……」ぺこぺこ
紅華院桜子:(原因が分からないけど、きっと、私のお持て成しがご不満だったのですね……) 深々とお辞儀
クラウス=エーゲル:「なぁにぃ~~~~~ッ!?」
クラウス=エーゲル:「貴様、薬物調査しろ!毒殺かもしれん!」 疑心暗鬼!医師団の一人を呼びつけて薬学調査されます
医師団:「はい、ただいま!」
GM:すごい遠心分離器みたいなのを持ってきて検査!FH脅威のテクノロジー……
医師団:「毒物反応はありません!」「放射性物質も基準値以下です!」
クラウス=エーゲル:頭悪いwwwww
紅華院桜子:www
笠森ツヤ:ひどいwww
クラウス=エーゲル:「ほう……!」
紅華院桜子:にこにこ と見ている。 気に入ってもらえただろうか。
クラウス=エーゲル:「なるほど、安全なもののようだ」
紅華院桜子:「京都の職人手作りの一品となっております。紅華院家の京都分家から手配いたしましたの」
クラウス=エーゲル:「ではこちらは受け取っておこう……儂も甘いモノは好きだからのう。ブホホホホホホ!」
紅華院桜子:「お気に召したようで何よりですわ。 もし宜しければ、個別に御贈りさせていただければと思います」
クラウス=エーゲル:甲冑が振動でカチャカチャいってる
紅華院桜子:「……素敵な甲冑ですわ。 歴史深い一品でしょう」
紅華院桜子:「クラウスさまのお目の高さが伺えるようです」
クラウス=エーゲル:「ほほう!中々分かっておるようだな!ブホホホホホホ!」 上機嫌!
クラウス=エーゲル:甲冑が振動でカチャカチャいってる
笠森ツヤ:(さすがはお嬢様。ツヤにはこの甲冑の価値がさっぱりわかりません!)
紅華院桜子:「ええ。 騎士甲冑だけではありません。 あの絵画も、あの陶器も。 このオフィスにある物、全て、珠玉の一品とお見受けいたします」
クラウス=エーゲル:「ほうほう、見る目があるようですな!では私の秘密のコレクションもご覧になりますかな?」
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホホホホ!!」
医師団:「ぶ、部長、さすがに紅華院家に対してそれは……!」
紅華院桜子:「まあ! よろしいんですの?」 ポン、と両手合わせ
紅華院桜子:「クラウスさまのコレクションとあっては、是非ともご覧になりたいですわ。 ねえ、ツヤさん?」
笠森ツヤ:「え!? お嬢様がそう言われるのでしたら……」
笠森ツヤ:(ツヤは嫌な予感しかしないです……)
医師団:「取引に重大な支障をきたす可能性が!」忠臣の諫言!
クラウス=エーゲル:「なぁにぃ~~~~~ッ!貴様ッ、儂に意見するとは!」
クラウス=エーゲル:「問題ない!この儂の目を疑うつもりなら容赦せんぞ!!」
医師団:「しッ、失礼いたしました~~ッ!」
紅華院桜子:「ふふふ。 楽しみですわね、ツヤさん」
笠森ツヤ:「は、はい……」 (ヤバイ予感です……)
GM:好奇心に輝くお嬢様の瞳!
紅華院桜子:くっ、未知に対する好奇心旺盛設定なんて、盛り込まなきゃ良かった、、、
紅華院桜子:物静かな声だが、足元は普段よりも軽い。
紅華院桜子:明らかにウキウキしています。
クラウス=エーゲル:ということでピッピと無駄移動機能を使ってコレクションの一つに向かいます。
GM:大掛かりな機構により、部屋そのものが動き始めます。
GM:笠森さんは勿論、紅華院家の令嬢すら見たことのない仕掛けだ。これは珍しい!
紅華院桜子:「まあ。 素敵!」 動く部屋に瞳を輝かせている
クラウス=エーゲル:「ほう!この素晴らしさを理解できるか!」 嬉しそう!
紅華院桜子:(ツヤさん。 私のお部屋もこういうお部屋に改造していただけますか?)
紅華院桜子:「ええ。 このようなお部屋、私の屋敷にもございません」
紅華院桜子:「景観を損なわないデザイン性と、機構を考慮した機能性。 素敵です」
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホホホホホ!!」
クラウス=エーゲル:ややあって振動が止まりコレクションのところへ辿り着く、部屋を出ればコレクションが待っているぞ!
クラウス=エーゲル:「ではついてきたまえ」 部屋を出てコレクションに向かう!
紅華院桜子:「参りましょう。ツヤさん」
紅華院桜子:後を着いて行く。
笠森ツヤ:「はい・・・」
クラウス=エーゲル:外見は一見するとゴリラだろう、しかし違う!
クラウス=エーゲル:背中には幾つものコウモリじみた羽を持ち!
クラウス=エーゲル:しっぽは別生物のように蠢いている!よく見れば蛇!
エリザベスちゃん:「ホッキョアアアアアアアアアアア!!!」
紅華院桜子:wwwww
紅華院桜子:「まあ…………!」
笠森ツヤ:「ひ、ヒィィィ!! なんですかあれ!!」
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホホホホホ!!」
クラウス=エーゲル:「いかがかね!我がコレクションのエリザベスだ!」 ご満悦!
紅華院桜子:「エリザベスちゃん、と仰るのですね? ふふふ、可愛いお名前」 
笠森ツヤ:(お嬢様……!さすがです!アレを見てもまったく動じないとは!!)
エリザベスちゃん:「オホホホ、オホホホ!」誇らしげにドラミング
紅華院桜子:「あら? 初めての人だから、恥ずかしがっているのでしょうか?」 ドラミングで透明のガラスが揺れる
エリザベスちゃん:怪生物であることに変わりはないが、キャサリンちゃんに比べれば比較的知性の光……
エリザベスちゃん:「ウホホウホホ」
紅華院桜子:「素敵ですわ。 クラウスさま。 こんな可愛らしいペットがいるだなんて」
紅華院桜子:「ふふふ。 私のエカテリーヌちゃん(フレンチプードル)とお友達になっていただけるかしら」
笠森ツヤ:(か可愛い!? お嬢様が言うのだから本当は可愛いのかも……)
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホホ!!中々分かっておられる!」
紅華院桜子:「そうだわ、ツヤさん。 クラウスさまにお願いして、撫でさせてもらったらいかが?」
笠森ツヤ:「ツヤがですか!? えええええ遠慮しておきます!!!」
紅華院桜子:「エリザベスちゃん、さっきから、ツヤさんの方ばかり見ているみたいですし」 
笠森ツヤ:「ひぃぃいい!」 (無理! 可愛くない!可愛くないってコレ!!)
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホホ!そんな遠慮することはないですぞ!」
クラウス=エーゲル:「こう見えてもエリザベスは気性は穏やか、ご安心めされい」
笠森ツヤ:「………」 エリザベスちゃんを涙目で見つめる
クラウス=エーゲル:「しかし、そこのメイドが恐れる気持ちも分かりますな。どうも下々はこの品性を理解できない」
クラウス=エーゲル:「どれ、儂が安全だと証明してみせましょう」
紅華院桜子:「まあ? そうなんですの? こんなに可愛いのに……」
クラウス=エーゲル:透明な超材質でできた壁の端の人物台の扉へ向かいピッピとロックを解除し中に入る。
クラウス=エーゲル:「ホラ、エリザベス。お客さんが来たぞ、ご挨拶しなさい」
紅華院桜子:ツヤさんを連れて、一緒に中に入る。
エリザベスちゃん:「ウホ!」嬉しそうに巨大な腕でクラウスさんを掴み取りますね。
クラウス=エーゲル:普段はおとなしいエリザベスには一つ、危険な状態があった!それは飢餓状態!
エリザベスちゃん:「ウホホホ!ウッホッホ!!」
紅華院桜子:「まあ」 羨ましそうに見ている
クラウス=エーゲル:「コラコラ、高い高いではないぞ~~~~~」 猫なで声
クラウス=エーゲル:そして、そのまま食べられます
エリザベスちゃん:「ゴックン」
笠森ツヤ:「!?」
紅華院桜子:wwww
エリザベスちゃん:クラウス・エーゲルが丸呑みにされた!!
医師団:「た、大変だ~~!!」
笠森ツヤ:「あわわわわわ……」
医師団:「早く部長を救助するんだ!」「ロープを!下剤を!」
秘書:「紅華院さま、申し訳ありませんが、本日の面会はここまでとさせていただきます」
GM:----
GM:シーン終了。ロイスと購入が可能です。
クラウス=エーゲル:ロイスはなし!以上です!
笠森ツヤ:2dx ぼであま
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[4,6] → 6

笠森ツヤ:買えなかった!以上
紅華院桜子:メイド服
紅華院桜子:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[1,3,6] → 6

紅華院桜子:以上で。
GM:----

【Middle/05】

笠森ツヤ:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 5[5]+57 → 62

クラウス=エーゲル:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 4[4]+51 → 55

紅華院桜子:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+2[2] → 62

GM:----
済 ファルスハーツ 〈情報:FH〉 難易度14
▼ギルド 〈情報:裏社会〉 難易度11
▼対立企業 〈情報:ビジネス〉 難易度9
▼ステイト・オブ・グレイス 〈情報:裏社会〉 難易度10
▼その他 〈情報:噂話〉 難易度7
GM:3人出ているなら3つも判定できますね
クラウス=エーゲル:ギルドでも判定しますか
紅華院桜子:情報収集は苦手なので、その他、かなぁ
紅華院桜子:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,3,9] → 9

クラウス=エーゲル:コーリングシステム、ハイペリオンで達成値+2。要人への貸し一つめ使用、バッドフレンドの効果でダイス+5
クラウス=エーゲル:6dx+2>=11
DoubleCross : (6R10+2[10]>=11) → 10[1,1,2,6,7,10]+3[3]+2 → 15 → 成功

笠森ツヤ:じゃあ対立企業かな?
笠森ツヤ:《ベーシックリサーチ》
笠森ツヤ:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,4,5,8,9] → 9

笠森ツヤ:62→63
GM:では、笠森さん以外は成功でしょうか。
笠森ツヤ:あ、財産使えますか?
笠森ツヤ:あれ?
GM:使えますよ!カネで解決してください
紅華院桜子:ん?成功では?
GM:あれ
GM:本当だ。成功でした
クラウス=エーゲル:対立企業9だから成功ではなかろうか
GM:では笠森さんからですね。
GM:----
GM:紅華院家 書斎
GM:----
葵敏子:「ツヤ、調べ物ですか」
笠森ツヤ:「はい。襲撃の件で……」
葵敏子:「襲撃の件?」
GM:ちなみに、雅臣様は知らないことだぞ……!
笠森ツヤ:あ!
GM:最初の方に言った通り、これを知っている企業トップは少ない。
GM:桜子お嬢様は伝える判断を下していないようだが、もちろん笠森さんがこのことを伝えるのも自由だ。
笠森ツヤ:「あああ!いえ、なんでもないです!お嬢様をどうやってお守りすればいいか考えてただけで!!」
笠森ツヤ:伝えないぞ。余計なことはしない。
葵敏子:「……まあ、企業について調べているの」
葵敏子:「珍しい心がけね、ツヤ」
葵敏子:後ろから資料を覗きこみつつ。
笠森ツヤ:「ツヤにもそういった知識があったほうがいいかと思いまして。お嬢様のお役に立ちたいですし」
葵敏子:「しかもあなたの調べていたこと、共通点があるわね。『ウィーク・ヒル』に反発がありそうな企業かしら」
笠森ツヤ:「さすが葵さんは鋭いです……」
葵敏子:「確かに、お嬢様が明日のパーティーに出席されるのなら、そういった企業の扱いには今後注意を払う必要がありそうね」
葵敏子:「例えば……参加企業だけれど。神城もそうよ、ツヤ」
笠森ツヤ:「神城……ですか?」
葵敏子:無言で頷き、続ける。
葵敏子:「あそこの会長派と改革派の対立は根深くてね。あちらの使用人にも私の友人がいるのだけれど……」
葵敏子:「名前は同じだけれど、実質的に2つの企業と言っても過言ではないわね。神城早月嬢は『ウィーク・ヒル』のパーティーにも出席されるようだけれど」
葵敏子:「彼女が表立って神城の力をアピールすることを、快く思わない社内勢力もいるはずね」
笠森ツヤ:「ふむふむ」 メモを取ってる
葵敏子:「同じ大企業でも、ヤツメや鷺乃宮……は、あなたの心配し過ぎかしら」机の上の資料を分けていく。
葵敏子:「彼らはまだ、そうした勢力争いにさほど興味を持ってはいないと思うわ。ご主人様なら、上手く立ちまわってくださるはず」
葵敏子:「他には……」と、しばらく親身になって教えてくれます。
GM:この勉強を通じてわかったことは、『襲撃を仕掛けてくる』可能性と動機があり、
GM:それだけの財力を持ち得る企業は、今のところ神城の改革派であるだろう、という事です。
GM:本当に彼らがそうする必要があるのならばの話ですが、ファルスハーツより可能性はありそうだ。
笠森ツヤ:(神城……要注意ですねー) 理解した!
GM:では、クラウスさんは一方でギルドの動向についても探らせていました。
GM:ギルドのオーヴァード勢力は企業と比べれば強力。仮に介入してくる可能性があるならば、警戒に越したことはありません。
▼ギルド
ギルドを始めとした裏社会勢力は、FHのような秘密裏の浸透を行わない代わり、
一部の政治家・企業とはやはり何らかの形で不可侵協定を結んでいます。
襲撃の可能性、という意味合いに絞れば、今回そのような行動を取る確率は最も低いといえるでしょう。
仮に襲撃を起こすとすれば、最も性質的にあり得るのは、傭兵による攻撃。
自分自身の勢力はどの道使うことはないと思われます。
もちろん、「ギルドの攻撃がない」点がわかっただけでもクラウスさんとしては収穫ではあります。
クラウス=エーゲル:(ブホホホホホホ……流石にギルドのドブネズミ共は手を出すことはなかろうなぁ)
クラウス=エーゲル:(一歩間違えば破滅……所詮、犯罪組織などその程度のものよ……ッ!)
GM:実際、ギルドはFHに手を出しかねない一線は分かってますからねw そういうリスクを侵す組織ではないのだ。
GM:----
GM:紅華院家
GM:----
紅華院桜子:クラシックを聞きながら物憂げな表情。
GM:またも高貴な趣味……!では、その傍らに執事服を着た能面めいた表情の青年が立ちます。
明石(執事):「国内のオーヴァード勢力について。仰せつかった情報を纏めてまいりました、お嬢様」抑揚のない声だ。
紅華院桜子:「ありがとうございます。明石さん」
紅華院桜子:ボリュームを絞る。薄っすらとバックミュージックで流れるのはカノンだ。
紅華院桜子:「いかがでしたかしら?」
明石(執事):「企業やFHの他となりますと、国内では鴻央会に、近年オーヴァード戦力の編入が進みつつあると」
明石(執事):「また、同様の無法者ではありますが――エスタージなるイタリアの集団が日本国内にて抗争状態にあり、こちらも緊張が高まっております」
紅華院桜子:「まあ。 鴻央会の方は、パーティーの参加者リストにいたでしょうか」
明石(執事):「いえ」無表情で否定する。「今回のような公の場に出てくるような者達では。あるいは、賊なりに身の程を弁えているのでしょう」
明石(執事):「さらに、こちら」資料を出す。「リキシレ・エンタープライズ社のI県支社について不審な点が」
紅華院桜子:「不審な点……ですか?」
明石(執事):「……I県支社は、今月始めより機能を停止しております」
明石(執事):「実質的に、というレベルではありますが……“結社”なるオーヴァード存在の関与を噂する者もおります」
紅華院桜子:「鴻央会。 エスタージ。 “結社”。」
紅華院桜子:「ふふふ。 音に聞く方たちです」
明石(執事):「さすがは、お嬢様」
紅華院桜子:「それぞれ、襲撃を行う可能性・メリット等はいかがでしょう?」
明石(執事):「無法者は、規模が大きい集団であればあるほど、政財界に擦り寄り、安全な汁を啜ろうと考えるものです」
明石(執事):「ギルド等と同様、鴻央会やエスタージと裏で手を結ぶ者も、残念ながらゼロではないでしょう……彼らの利害を動かす尖兵として現れる可能性はあり得ます」
紅華院桜子:「ええ。 ……」
明石(執事):「“結社”につきましては……FH以上に、実体の定かでない存在と考えます。杞憂かと」
紅華院桜子:「……分かりましたわ。 ありがとうございます」
紅華院桜子:気づけば、背後から流れる音楽は停止している。
明石(執事):「なにか」「ご心配事でも」
紅華院桜子:「いえ……。 引き続き、調査を続けていただけますか? くれぐれも無理のないように」
明石(執事):「御意」
GM:では、何もなければ明石さんは引っ込みます。神城の情報を持ってきた笠森さんと入れ違いの形になるでしょう。
紅華院桜子:OKです。
GM:じゃあ、笠森さんと明石さんの会話もちょっと入れよう。
笠森ツヤ:はいー
GM:お嬢様のお部屋の前で、笠森さんは部屋から出てきた明石と遭遇する。
笠森ツヤ:「あ、明石さん」
明石(執事):「……笠森ィ……!お嬢様にご迷惑をかけてないだろうな……」
明石(執事):「……お嬢様と会話するだけで……ハァ、心臓が停止しそうだったぞ……!それを笠森、お前は毎日のようにお傍に……」
笠森ツヤ:「迷惑かけないよう努力はしていますけれど……っていうか心臓止まるんですか……?」
明石(執事):「止まらないのか、お前は……。あの美しい髪、深く澄んだ瞳……!」
GM:お嬢様の前でだけは取り繕っているが、明石は熱狂的なお嬢様ファンなのだ。
笠森ツヤ:「そりゃお嬢様ほどお美しい方を見たことはありませんけれど……そういうのは、その……従者として弁えないと……」
明石(執事):「なにィ……?貴様、この私がお嬢様に対してそういう……下賎な感情を抱いているとでも……?」
笠森ツヤ:「そう見えますが……」
明石(執事):「キリスト教徒の女はイエス・キリストと付き合いたいと考えるか?」
笠森ツヤ:「お嬢様は神だとおっしゃる!?」
明石(執事):「まさか未だに根本的誤解があったとはな……フン、お前はここ最近特訓漬けだったから、語る機会もなかったのかもしれん」
明石(執事):「今度じっくり私の信仰ぶりを聞かせてやろう。……それはともかく」
明石(執事):「明日のパーティー。お嬢様は襲撃を危惧しておられるようだが?」
笠森ツヤ:「そういった情報がありましたから……」
明石(執事):「私は(残念ながら……)お嬢様付きではない。だが、この件に関するお嬢様のご意志は尊重したい」
明石(執事):「雅臣様に報告すべきか?この件は」
笠森ツヤ:「お嬢様が旦那様に報告なさらないのでツヤからは何も言うべきではないと判断しましたが」
笠森ツヤ:「言ったほうがいいのかな……」
明石(執事):「いや……お嬢様がなさらないのであれば、何か考えがあっての事の筈。……それに」
明石(執事):「今後を見据えた『ウィーク・ヒル』の集まりに、紅華院家が出席せぬわけにはいかないだろう。恐らく、報告すれば……」
明石(執事):「雅臣様のこと、お嬢様を危険に晒さぬよう、御自身が出席なさるに違いない」
笠森ツヤ:「そうですね」
笠森ツヤ:「もしお嬢様の身に危険があったのならば、ツヤが守ればいいだけの事」
明石(執事):「だからお前に……改めて!言っておこうと思ったのだ。この際な」
笠森ツヤ:「な、なんでしょう?」
明石(執事):「無論、お嬢様の護衛は大前提、死んでもお守りする事は絶対として……ご迷惑だけはかけるなよ」
明石(執事):「いいなッ!私でさえ心配なんだ!」
笠森ツヤ:「だからそれは死ぬほど努力していることでして……」
笠森ツヤ:「が、がんばります……」
明石(執事):「引き続き、死ぬほど努力しろ……!私は脈を整えるため少し休む」
明石(執事):「はぁお嬢様……美しすぎる……」ヨロヨロ
笠森ツヤ:「はい」
GM:明石は去って行きました。お嬢様に報告をしましょう。
笠森ツヤ:はーい
笠森ツヤ:お嬢様の部屋をノック 「お嬢様、ツヤです」
紅華院桜子:「どうぞ」 
笠森ツヤ:「失礼致します」
紅華院桜子:「ようこそ。 さあ、座って」
紅華院桜子:自分の目の前の椅子に手を差し出す。
笠森ツヤ:「あ、ありがとうございます」座る
笠森ツヤ:「あの、お嬢様。パーティ襲撃の件を旦那様に報告なさったりする予定はございますかね?」
紅華院桜子:「ええ。 勿論、そのつもりです」 真っ直ぐに目を見る。
紅華院桜子:「紅華院家の家長。 お父様には全てお伝えするつもりえす」
笠森ツヤ:「……僭越ながら。旦那様はお嬢様の身の危険を考え、旦那様だけでパーティに出席なさろうとするのではないのでしょうか」
紅華院桜子:「……そうです。 そうかもしれません」
紅華院桜子:「それでも、私はお父様に全てお伝えするでしょう」
紅華院桜子:「嘘偽りないこと。それが紅華院家の誇りだからです」
笠森ツヤ:「ツヤは命に替えてでも桜子お嬢様をお守りいたします。ですが、旦那様までツヤがお守りできるかどうかは……」
紅華院桜子:「ええ。 私も、お父様を危険な目に合わせたくありません」
笠森ツヤ:「何かお考えがあるのですね?」
紅華院桜子:「ええ。 私に良い考えがあります」
紅華院桜子:力強く言い放つ。その芯の通った語感は頼もしく見えるだろう。
笠森ツヤ:「…………」 
紅華院桜子:「ツヤさん。 秘密にしてくださってありがとう。」
紅華院桜子:「私を信用してくれて、ありがとう」
笠森ツヤ:「お嬢様がそう仰るのならば、ツヤは何も言うことはございません」
笠森ツヤ:「ですが、やはりツヤは心配です……」
紅華院桜子:こんな所でしょうかね。
GM:では、この後どちらに会うか決めることができます。
GM:どちらにせよ、クラウスさんは今日また紅華院家にやってくるでしょう。セキュリティ上の相談のために必要です。
GM:お父様に会ってからクラウスさんに会うか、クラウスさんに会ってからお父様に会うかの二択ですね。
紅華院桜子:なるほど。
GM:あ、もうひとつありました。クラウスさんに会って、やっぱりお父様には話さない選択もあります。
紅華院桜子:ちなみに、時間は何時くらいでしょう。 お昼? 夕方? 夜?
GM:ええとですね、実はこの後、今回のシーンで得られた情報を材料として
GM:また、別の要人相手に会談に向かうことができます。
GM:なので、朝~お昼頃と考えてくれて良いでしょう。上流階級のスケジュールはタイトなのだ。
紅華院桜子:了解です。 
紅華院桜子:では、クラウスさん→お父様に話す の順番でお願いします。
GM:では、クラウスさんに登場してもらいましょう。もう登場侵蝕は振ってますけども。
GM:----
GM:紅華院家 応接室
GM:----
GM:クラウスさんにとってはあまりいい思い出のない応接室だが
GM:もちろん紅華院家には別の部屋はいくらでもあるので、甲冑や火の気のない別の応接室を手配してもよい。
紅華院桜子:勿論違う部屋を手配します。 前回の部屋はお気に召さなかったのだろうという考え。
紅華院桜子:シンプルな部屋にしよう。 機能美重視の。
GM:では、その部屋に今クラウスさんは座っております。
クラウス=エーゲル:すごい警戒してます
紅華院桜子:「クラウス様。 ようこそお越しくださいました」 警戒に気づかずニコニコと。
紅華院桜子:「本来ならば私から出向くところ、ご足労おかけして申し訳ございません」
クラウス=エーゲル:「先日はとんだ姿を見せしまいましたな!お恥ずかしい」 笑っていながら汚い金持ち特有の勘を働かせて警戒!
紅華院桜子:「いいえ。 クラウス様とエリザベスちゃんの絆の強さを拝見させていただきましたわ」
紅華院桜子:談笑の最中、明石さんにお茶とお茶請けをもってきていただきたいです。
GM:どのように助かったかはクラウスさんが自由に設定してよい。FH脅威のテクノロジーなのだ
クラウス=エーゲル:じゃあ、原子分解して再構成されて出てきたことにしよう。
GM:す、すごいなそれ……!本当だろうか……!?
紅華院桜子:脅威のテクノロジーにも程があるw
明石(執事):ともあれ明石さんは、能面のような表情を取り繕いつつお茶とお茶請けを持ってくる。今日はワインではない。
明石(執事):「ごゆっくり」感情のゆらぎを一切感じさせない口調だ……
クラウス=エーゲル:執事を警戒!あのメイドの恐ろしさを忘れてはいない!
紅華院桜子:「ありがとうございます。 明石さん」 微笑み。それはまるで、絵画から抜け出たようだ。
明石(執事):(お……お嬢様ァ――ッ!)ズギャーン
明石(執事):「……」スゥ
明石(執事):ロボットの如き無表情で再び引っ込むのだ。
クラウス=エーゲル:「……紅華院殿、あのお付のメイドはいかがなされたかな?」 おそるおそる聞く!
紅華院桜子:「ツヤさん、の事で宜しいでしょうか。 彼女は今、別室で作業中ですが……」
クラウス=エーゲル:「ほう……それは良かった……」 ため息をつく
紅華院桜子:「まあっ! 私としたことがとんだ失礼を。 今、ご挨拶に参らせます」
クラウス=エーゲル:「なんと!彼女の作業を中断させるのは忍びない!」
クラウス=エーゲル:「挨拶は結構!」
クラウス=エーゲル:必死!
紅華院桜子:「明石さ……」 静かに執事を呼ぶ声を遮られ
紅華院桜子:不思議そうに、ツヤさんを呼ばない旨を了承する。
明石(執事):「……」壁際で不動。
明石(執事):(お嬢様が……私の名を……)
明石(執事):(なんという美しい声……ボイスレコーダーを隠し持っていて良かった)
紅華院桜子:などといった明石さんの邪悪さには気づかず
紅華院桜子:「クラウス様。 明日のパーティーのことですが……」
紅華院桜子:本題に切り込むのだ。
紅華院桜子:「私の調べによりますと……」 と、情報開示項目を共有。
クラウス=エーゲル:「そうですなぁ……」 資料を渡す!
クラウス=エーゲル:情報共有!
紅華院桜子:「流石です。 感服いたしますわ」 あのギルドの情報ですら、クラウスさんに掛かれば赤子の手を捻るより容易い。
GM:2人の情報を合わせた感じでは、現状あり得そうな線としては、
GM:その他>神城改革派>FH>ギルド といったところでしょう。
紅華院桜子:なるほど
GM:もちろんSOGが現在伏せられている事も忘れずに……!
紅華院桜子:「可能性はゼロではありませんが……」 と前置きして
紅華院桜子:「調べた中で、襲撃を行いそうな組織は見当たりませんわね」
紅華院桜子:「“襲撃”を行うには、メリットが薄すぎるように見受けられますが……」 
クラウス=エーゲル:「あくまでそのような可能性があるとの噂が流れておるだけの話」
クラウス=エーゲル:「ないことに越したことはないではありませんか。無論、こちらの用意はぬかりなくしておきますがな!」
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホッホ!」
紅華院桜子:「頼もしいお言葉です」
紅華院桜子:「仮に、鴻央会。 エスタージ。 果てには“結社”までが相手だとしても……クラウス様にお任せすれば無用の心配ですわね」
クラウス=エーゲル:「奴らは我々よりも劣っておりますからなぁ」
紅華院桜子:「この度はクラウス様のご協力をいただき、光栄の至り です」
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホホ!!」 機嫌が良くなる!
紅華院桜子:「お力添え、何卒よろしくお願いいたします」
クラウス=エーゲル:「此度の警備は儂の仕事ですからな、その点においてはご安心くだされ」
紅華院桜子:「はい。 ふふふ」 
GM:それでは、上手いこと商談がまとまったので、この後何もなければ
GM:雅臣様との会話パートになります。
紅華院桜子:クラウスさんに、京の和菓子をお土産にお渡しして別れます。
GM:----
GM:それではお父様との会談。場所の希望がなければお父様の自室になりますが、好きなシチュエーションを指定可能。
紅華院桜子:では、夕食中という設定にしても良いでしょうか
GM:了解しました。以前と同じく食堂での会話になります。
紅華院桜子:お父様との会話は食事中の長い机越しなのが、お嬢様の嗜みなのだ。
GM:----
紅華院桜子:手馴れた様子で、並べられたフォーク、ナイフを操る。
紅華院桜子:綺麗に盛られた料理は、僅かばかりが口に運ばれたのみだ。
葵敏子:当然、メイド長の葵が扉前で控える。
笠森ツヤ:葵さんの隣で控えてます。
紅華院桜子:「お父様」
紅華院雅臣:「何の話題かな、桜子」
紅華院桜子:「はい。明日のパーティーのことで……」
紅華院雅臣:「……ほう」
紅華院桜子:ここで、襲撃者について話します。
紅華院雅臣:静かに、ワインを飲む。少しの間が開く。
紅華院桜子:穏やかではあるが、堂々とした口調だ。
紅華院雅臣:「……それで、ここ数日忙しくしていたのだね、桜子」
紅華院桜子:「はい。 家長であるお父様へのご報告が遅れ、大変申し訳ございません」
紅華院雅臣:「その噂」
紅華院雅臣:「真偽の程は、どう考えているのかな。桜子」
紅華院桜子:「まず。 ”噂”が出るという時点で、警戒をする必要があると考えます。 杞憂ならばそれに越したことはないでしょう」
紅華院桜子:「それに」
紅華院桜子:「私は、この”噂”を話してくださった方と、直接お話しました。 信頼に足る人物だと考えます」
紅華院雅臣:「お前自身がそう判断したのなら、それに任せる事も父の努めかもしれない」
紅華院雅臣:「社交の場に出る事を許した以上、一人の人間として扱うことが私の責任だからだ――しかし」
紅華院桜子:「しかし?」
紅華院雅臣:「相手を信ずるべきかどうか」「相談すべき時に、相談しないのは良くないことだ」
紅華院雅臣:「この事態に対し、どう動くべきか。ツヤの意見をしっかりと聞いたかな?葵の意見は?」
紅華院桜子:「仰る通りです。 申し開き出来ません」
紅華院桜子:「お父様。 ツヤさん。 葵さん。 明石さん」
紅華院桜子:「こんなにも信頼できる方が居るのに……私はまだ半人前です」
紅華院雅臣:「いずれは、一人で担っていかなければならない。その重圧と……」
紅華院雅臣:「そして、オーヴァードの力が関わっている事。その事で、余計にそう考えてしまったのかもしれないね」
紅華院雅臣:「……ではツヤ。君の意見が聞きたい」
紅華院雅臣:「決して外すことのできない会合があり、それが襲われるという風評がある。我々はどうすべきだと思う?」
笠森ツヤ:「………桜子お嬢様の仰る通りそういった噂がある以上無視はできません」
笠森ツヤ:「ですが紅華院家が出席しないと言う選択肢はございません……」
笠森ツヤ:「パーティーが始まる前に、問題を解決できればそれが一番でございます。ですが」
笠森ツヤ:「それが出来ない場合、出来る限りの対策を講じた上で、襲撃に備える……」
笠森ツヤ:「お嬢様が出席なさるのならば、ツヤはお嬢様をお守りすることを誓います」
紅華院雅臣:「……。桜子。聞いた通り――ツヤはお前に、全幅の信頼を置いている。それに応える気持ちはあるかな」
紅華院桜子:「はい」
紅華院雅臣:「ツヤの意見を正しいと思うかね?」
紅華院桜子:「……私、こう思っていました。 お父様は絶対に反対するだろう、と」
紅華院桜子:「そのために、色々と手回しをしました。 お父様にご納得いただける準備をしました」
紅華院桜子:「でも……今それを言うのは不躾です。 この言葉だけで十分でしょう」
紅華院桜子:「ツヤさんが私を信頼してくれたように。 私も、ツヤさんを信頼しています」
紅華院雅臣:「わかった」
紅華院雅臣:「パーティーの前に、相手の全貌を捉えるべく、情報を集め……そして、」
紅華院雅臣:「もし事が起こった時のために、対策を取る。お前はお前なりに、この2日間を備えていた事がよくわかった」
紅華院雅臣:「本当ならば、私が手伝うべき事柄だったかもしれない」
紅華院雅臣:「だが、親の助けを借りねば万全に至れない者は、いつまでも一流にはなれない」
紅華院雅臣:「……お前の身を、本当に案じている。オーヴァードの力があると知っていてもなお……。だが、その上で言いつけよう」
紅華院桜子:「はい……」
紅華院雅臣:「この局面。お前自身の手で切り抜け、紅華院を継ぐものとして相応しいと――私だけでなく、多くの人に証明するといい、桜子」
紅華院桜子:「はい。 誓いますわ、お父様――」
紅華院桜子:「――紅華院家の誇りに賭けて」
GM:では、シーンを終了します。
紅華院桜子:はい!
GM:ロイス&購入が可能。本日は時間的にここでおしまいです。
紅華院桜子:じゃあ、メイド服チャレンジ
紅華院桜子:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[3,4,7] → 7

笠森ツヤ:3dx ぼであま
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[4,4,9] → 9

笠森ツヤ:買えない!以上です。
紅華院桜子:以上です。
GM:もちろんクラウスさんも買っていいのじゃよ
クラウス=エーゲル:1dx+8 応急手当,コーリングシステム
DoubleCross : (1R10+8[10]) → 1[1]+8 → 9 → ファンブル

クラウス=エーゲル:失敗!
クラウス=エーゲル:以上です
GM:本日はこれで終了。0時きっちりですね。

【Masterscene/01】

GM:----
GM:紅華院家 リビング
GM:----
GM:深い溜息と共に、男は椅子に身を沈める。
GM:その体躯は決して大柄な方ではないが、その佇まいからも強く漲る生気。紅華院家当主、紅華院雅臣である。
紅華院雅臣:「……」
三宮(メイド):「お疲れ様でございます。お館様」
紅華院雅臣:「……うむ。心配をかけるな。お前たちにも」
紅華院雅臣:「まさか私よりも先に……桜子が巻き込まれることになるとはな……。それも、この年で」
三宮(メイド):「政財界の転覆を狙った、オーヴァードによるテロリズム」
三宮(メイド):「UGNさまがご警告なさったとおりの事態……となってしまいますでしょうか」
三宮(メイド):「レネゲイドウィルス。訓練も投資も要さず、既存社会を転覆し得る力を得られる――」
三宮(メイド):「無法者にとっては、この上なく都合の良い力でありますから」
紅華院雅臣:「……事の真偽はともかく。桜子も、あれなりに危機を感じているのだろう」
紅華院雅臣:「自らがオーヴァードである以上……尚更に」
三宮(メイド):「…………。紅茶のお代わりなどは」
紅華院雅臣:「いや。話を聞いてくれれば良い」
三宮(メイド):「かしこまりました」
紅華院雅臣:「……本邸を移した時の出来事は、お前には話していなかったな。三宮」
三宮(メイド):「確かです。伺った事はございません」
紅華院雅臣:「そのきっかけが……桜子の力が『目覚めた』ことだった」
紅華院雅臣:「あの日は、どうして外出したのだったか……。火事で焼けゆく家を見た。取り残された家族が中にいた」
三宮(メイド):「……」
紅華院雅臣:「政財界に流れる噂……レネゲイドの存在だけは知っていた。だが私は、まだ無知だった……何故桜子が前に出たのか、分からなかった」
紅華院雅臣:「停止する炎の様を、見たことはないだろう。桜子が『止めなさい』と呟いたとき、それが私の目の前で起こった……」
三宮(メイド):「存じております。サラマンダー。世界の熱を制御する力」
紅華院雅臣:「うむ。それも……桜子の力は、桁外れに純粋で、強力なそれだ」
紅華院雅臣:「あの時、桜子は眼前の炎に対して『止まれ』と……そう命じたのだと、しばらくは思っていた。だが、実際は違ったのだろうな」
紅華院雅臣:「桜子は、『止めなさい』と言った――。『止まれ』ではなく」
紅華院雅臣:「その最初の一時。最初の一言のみで、自らの内にあったレネゲイドに対して……支配の命を下したのだと」
三宮(メイド):「確か、私の聞き及ぶところでは。最初の発症とともに5割の感染者がジャームと化すと」
三宮(メイド):「……その時のお嬢様は、幸運でございました。お館様も」
紅華院雅臣:「……そう。私は、幸運だっただけのことにすぎない」
紅華院雅臣:「この立場にいたからこそ、彼女の発症を隠し……レネゲイド制御の手段についての知識を得る事ができた」
紅華院雅臣:「太一郎。UGN。アクシオン……知識を持たぬままであれば、我が娘の心は知らぬ間に失われていたかもしれない」
三宮(メイド):「御薗橋様でございますか。確か、お嬢様と同じ年頃の娘様がいらっしゃると……」
紅華院雅臣:「……察しの通りだ。しかるべき手段を講じられる家であれば、発症しても『生き延びる』事ができる証明とも言える」
紅華院雅臣:「本来ならば――」天井を仰ぐ。
紅華院雅臣:「……市井の全てのものが、そうであるべきなのだ。権力に触れ、世界の裏を見る者達だけの真実などでなく」
三宮(メイド):「……ふっ。悪いお方にございます、お館様」
三宮(メイド):「市井の者にとって……持てる者からの意見など、何の慰めになりましょう」
紅華院雅臣:「……お前の言う通りなのだろう。世界を包み隠す暗幕……UGNの力に逆らえるものはいない。誰も。どこにも」
紅華院雅臣:「そして、私は……娘が可愛いだけの、人の親だ。そのために家の特権を用いたことにも、後悔はない……」
三宮(メイド):「お嬢様を送り出し、お嬢様を生かす家を守るか」
三宮(メイド):「お嬢様を引き止め、お嬢様御自身を守るか――」
三宮(メイド):「お辛い決断であったと存じます。お館様」
紅華院雅臣:「……明日のことならば、私は桜子の身を案じてはいない。ただ……あの火事の日に見た力を、今でも思い出す事がある」
紅華院雅臣:「あの過剰に過ぎる力で、桜子が過ちを犯してしまわぬかどうか」
紅華院雅臣:「それだけが……気がかりなのだ」
GM:----

【Middle/06】

GM:では、桜子様のパーティー直前の会談相手を選ぶことが出来ます。
GM:ツヤさんも勿論ですが、クラウスさんも希望すれば同時に登場できるとします。
GM:この場合、クラウスさんも商談等でその会談相手に会う状況となりますね。
GM:ミドルで開けた情報項目の数に応じて、会える相手が増えています。
GM:上手くすれば戦闘時の敵戦力が減少しますが、単なるおもしろ情報が得られるだけの事もあります。
紅華院桜子:了解です。
▼ファルスハーツ
正体不明の情報型FHエージェントと通信のみができます。直接面会はできません。
▼ギルド
裏社会への何らかのパイプを有すると目される、『ウィーク・ヒル』関連の出資者と接触できます。
VTGインベストメント・パートナーズ専務執行役員、公文孝典。
ただし、彼の所属組織がギルドであるとは限りません。それらの情報は、巧妙な工作で表社会には漏れてこないでしょう。
▼対立企業
神城グループ関係者本人ではありませんが、神城グループと強い関わりを持つ議員と接触できます。
民自党参議院議員、立田充。明日のパーティーにおいて主賓の一人とされる大物です。
元々、今日雅臣が挨拶に向かう予定の相手でした。急なアポイントメントで会える相手ではないため、付き添いの形で向かう事になるでしょう。
▼その他
オーヴァード勢力によるリキシレ社襲撃の前例を調査したことで、
リキシレ・メディック代表取締役、ツェン・イーに再び会うことができます。
明日の襲撃に関する情報でなくとも、彼の企業について、何らかの情報は得られるでしょう。
GM:----
GM:以上です。会いにいけるのは誰か一人だけ。もちろん、登場をパスすればそのままパーティーシーンに直行します。
紅華院桜子:会いに行きます
紅華院桜子:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 8[8]+62 → 70

紅華院桜子:ここは、立田充議員に会うこととします
GM:了解です。では、雅臣さんの付き添いで行きます。
GM:ツヤさんがいないので登場使用人も選んでいいですよ。
GM:・明石さん ・三宮さん ・その他執事 ・その他メイド など
紅華院桜子:では、明石さんでお願いします。
GM:お気に入りですね明石さん……!
紅華院桜子:ちなみに
紅華院桜子:その他執事・その他メイドを選んだ場合は、名無しのモブ執事ではなく、ちゃんとしたキャラが登場するのでしょうか
GM:そうですね。名前ストックは無駄にあるので……w
GM:どういうキャラクター性かは登場が決まってから即興で構築されます。
紅華院桜子:では、申し訳ないのですが、その他執事でお願いします。 せっかくなので色々と出てほしいので。
GM:そんな……明石さん大ショック
GM:じゃあせっかくだから屋敷を発つところからやります。
GM:----
GM:紅華院邸 エントランス前
GM:----
紅華院雅臣:「……そうか。立田議員と話がしたいと」
紅華院雅臣:「お前が我儘を言うのは、本当に珍しいことだ。桜子」
紅華院桜子:「まあ。 私、お父様にはそのように映っているのですね」
紅華院桜子:「今度、ツヤさんに聞いてみてください。 私、思ったよりも我侭です」
紅華院雅臣:「当日になって付き添いが増えることになれば、先方にご迷惑が掛かるかもしれない」
紅華院雅臣:「ましてや、今日お会いするのは参議院の立田議員だ……。それでも、行きたいというのかな」
紅華院桜子:「存じ上げております」
紅華院桜子:「お父様が、私が同席するにふさわしくないと判断された場合、お申し付けください」
紅華院桜子:「元より、私は招かれざる客。 直ぐに踵を返しましょう」
朧(執事):「構いはしないでしょう」桜子の背後を横切りつつ言う。いつの間にかその場に存在している。
朧(執事):「立田議員は、それで臍を曲げるような器の小さい方じゃあありませんでしょうに」
朧(執事):次の瞬間には、車のドアを開けている。何らかの武術めいた、不可解な歩法だ。
紅華院雅臣:「お前も……。立田議員の前では、言葉遣いを正すように。朧」
朧(執事):「了解してます。……さて、桜子様、どーぞ」
紅華院桜子:「ありがとうございます。 朧さん」 お父様が車に乗り込むのを見届けた後、一歩下がって乗り込む。
紅華院桜子:二人で乗るには広すぎる、リムジンの後部シートに腰を落とす。
紅華院雅臣:「襲撃の件は、今はまだ噂にすぎないと言ったな。桜子」
紅華院桜子:「はい」
紅華院桜子:「“今はまだ” と、お伝えいたしました」
紅華院雅臣:「……確かでない情報を、不用意に伝えてはならないことも分かるな。それでは家の信頼が損なわれてしまう」
紅華院雅臣:「話を切り出す機は、お前自身が見極めるのだ……桜子」
紅華院桜子:「存じ上げております」
紅華院桜子:お父様の厳しい眼光に対し、真っ向から瞳を見つめ返す。
紅華院雅臣:「それならば、良い」ただ一言を返すのみ。
紅華院桜子:その瞳には、確かな意思が存在している。
GM:----
GM:立田邸 応接間
GM:----
GM:雅臣と立田充の会談は、恙無く進んだ。『ウィーク・ヒル』の今後の展開について。政治や家の運営に関する相談。
GM:他愛のない世間話にも聞こえるが、その実様々な符丁が飛び交い、互いに油断ないやり取りが交わされているのだと、桜子は知っている。
GM:そして……本題から桜子へと会話が向く、その時が来た。
立田充:「……さて。フッフッフ。若い娘さんを、あまり難しい話で退屈させてもいけないからね」
紅華院桜子:「いいえ。大変興味深いお話でした」
紅華院桜子:「宜しければ、機を改め、私にご教示いただきたく思います」
立田充:「見た目だけでなく、所作まで麗しい。フフフ。君の評判は高いよ。誇りに思っていい」
GM:立田充。頭髪も薄れかかった老人だが、その飄々とした口調と表情の裏には、底知れぬ老獪さがある。
立田充:「桜子くん。何度か紅華院の家には行ったことがあるが、直接言葉をかわすのは初めてだったかな」
紅華院桜子:「はい」
紅華院桜子:「改めましてご挨拶を。 紅華院 桜子 と申します。 お見知りおき下さい」 正座のまま、深く頭を下げる
GM:紛れもなく政界の大物。彼を通し、あるいは神城を動かすことができるか?……
立田充:「これはこれは、フフフ。こんな老人に、そこまで気を使う必要などないだろうに」
紅華院桜子:お言葉ですが 、と前置きして
紅華院桜子:「私は、紅華院家の人間として同席させていただいております。 礼を欠くことは、紅華院将臣の名に泥を塗ることとなります」
紅華院桜子:ゆったりとした口調。
立田充:「光栄だ。ありがとう。……これから、君を通しても紅華院家と付き合う事になるだろう。立田充です」こちらも礼を返す。
立田充:「素晴らしい娘さんをお持ちだ」雅臣に向かって。
紅華院雅臣:「ありがとう存じます」
立田充:「――とはいえ、その、なんだ。見た目で分かるだろうが、フフフ。年頃の娘さんの話題というのは疎くてね」
紅華院桜子:「いいえ。 立田さまはまだご健存です。その武勇伝は私も聞き知っておりますが……それでしたら」
立田充:日本酒に口をつける。とはいえ、酔っている様子は全く見受けられない。
紅華院桜子:「それでしたら。もし宜しければ、神城早月さまについて、お聞かせ願えますか?」 神城さんとは同い年なのだ。
立田充:「神城さんのことか。フフフ……あれは、私が言うのもなんだが、大した娘さんだよ」
紅華院桜子:「ええ。 神城さまも、その武勇は評判です。 そして、その神城さまの最たる支援者が、立田さまだということも」
立田充:「……まさか。私などまだまだだ。フフフ、お世辞を言っておだてようたって、そうはいかんね」
紅華院桜子:「いいえ。本心ですの」  
立田充:「神城さんは、松下幸之助か、本田宗一郎か……とにかく、世界に名を連ねておかしくない経営者だよ、あの年で」
立田充:「支援者は私に限らず、世界中にいると言っていい。……そう」
立田充:「ちっぽけな日本の政治などより、大きな力もある」
紅華院桜子:表情は変わらないが、その心中は感嘆の色を示している。
紅華院桜子:目の前にいる男は、紛れもなく政財界の要人。その男に、こうまで言わせる神城早月という存在に。
紅華院桜子:「立田さまがそこまで仰るだなんて……。 明日のパーティーでお会いするのが楽しみですわ」
紅華院桜子:言ってから思ったけど、神城さん、来るんでしたっけ?
GM:当然、来ます。冒頭の堀木さんもそれでアクシオンに接触したという動きでしたね。
紅華院桜子:そうでした。失礼しました。
立田充:「話の途中でなんだが、フフフ。どう考える?……君と同年代で、あれ程の財を動かし、運営する手腕」
立田充:「彼女の立場が君だったら、可能なことだろうか……人間の持ち得る才覚で」
紅華院桜子:「私と神城さまの立場が逆だったら、でしょうか」
立田充:「……いやいや。答えにくいことならば、構わないよ。ほんの雑談だ」
紅華院桜子:お父様の目を一瞬見、立田さんに向き直る。
紅華院桜子:「困難である、と思われます。 ……“今はまだ” 」
立田充:「フフフ」
立田充:「『同類』ではある……という事かな。その才覚において、という意味だが……」
紅華院桜子:「……立田様にはどう映っているしょうか。 私と神城さまは、『同類』でしょうか?」
紅華院桜子:「人の目にどう映っているか。自分ではなかなか気づけません」
紅華院桜子:「先ほども、父には我侭も言わない素直な女性だと思われていたようですし」
立田充:「『同類』……そう見えるね。世辞ではなく」
紅華院桜子:「……それでは、私からも一つ」
紅華院桜子:「神城さまの才覚。 その本質に、何を見ますか?」 
立田充:「危うさ」
立田充:日本酒を口にする。「……と言ったら大げさかな。フッフッフ」
立田充:「集団から何者かが突出する時、それを妨げる凡愚が足元に纏わり付く」
立田充:「神城さんには敵が多い。今の神城は……巨大な『体制』と癒着しすぎたのだと、批判する勢力もいる」
紅華院桜子:「立田さまは、そのように思われてはいない、ということでしょうか」
立田充:「フフフ。神城の実情は、所詮神城の人間にしかわからないことだ。……私は、いわば門外漢だからね」
立田充:「ともあれ、神城さんは、多くの敵と戦っている。……戦い続けている状況にある」
立田充:「生まれ持った才能……力で対抗できてしまうがために、自らの疲弊を招く。……そういった危うさは、あるのかもしれない」
紅華院桜子:「……」
紅華院桜子:「それでも、」
紅華院桜子:「それでも、神城さまがここまで成長できたのも、人の繋がりがあったからではないでしょうか」
立田充:「フフフ。敵が多いということは、味方が多いということでもある」
紅華院桜子:「はい。 ……私が先ほど、立田さまの問いに“今はまだ”とお答えした理由もそこにあります」
立田充:「……ほう」
紅華院桜子:「私はまだ、神城さまほどの繋がりを持てていません」
紅華院桜子:「繋がりを持って敵が増えるならば、繋がりを以って味方を増やす。 そうあるべきだと考えます」
紅華院桜子:「……立田さま。 お願いがあります」
立田充:「何かな?フフフ。聞くだけならば」
紅華院桜子:「明日のパーティーで、私を神城さまに引き合わせていただけないでしょうか。」
立田充:ニヤリと笑う。「……構わんよ。勿論」
紅華院桜子:「……ありがとうございます」 深々と頭を下げる。
立田充:「人の繋がりは力。そして、私と君も良き友人でありたいと思う」
立田充:「……明日のパーティーにまつわる『噂』を聞いた事はあるかな?」
紅華院桜子:「……!」
紅華院桜子:「はい。 私の知る限りでは……」
紅華院桜子:と、襲撃に関する情報を提供します
立田充:「私はオーヴァードではないが、明日出席する」
紅華院桜子:「立田さまの立場でしたら、そうせざるを得ないでしょう」
立田充:「先の申し出は、君がその情報を知った上で……パーティーに自らが来る、という覚悟と見ていいのかな?」
紅華院桜子:「はい。明日のパーティーは、私自らが出席します」
紅華院桜子:「当日は、特別なセキュリティ体制を取っています。 万が一の際にも、必ずや、立田さまをお守りいたします」
立田充:「ならば、たった今話した神城内情の話題だ。……要人の目の前で、本当に襲撃が起こるのだとしたら」
立田充:「……そしてそれが、オーヴァードの暗殺を前提に置いた戦力で構成されているのだとしたら」
立田充:「その場の出席者はどう思うだろう?……神城の改革派がそうしてもおかしくない状況にある、という話を君も聞いたと思う」
紅華院桜子:「神城グループの『体制』を問うには、絶好の口実となるでしょう」
紅華院桜子:「襲撃で利を得るのは……神城改革派……」
立田充:「……と、思ってしまうかな?フフフ」
立田充:「それは、無理もない。しかし、権謀術数渦巻く場に長く身を浸していて、分かる事もある」
立田充:「この事件にはもう一段二段、陰謀があるのだとね。……本当に起こるのならば、の話だが」
紅華院桜子:「更なる陰謀……」
紅華院桜子:瞬間、一つの考えが頭をよぎったが
紅華院桜子:(……ふふ。まさか) 有り得ない事と気づき、その考えを消し去った。
立田充:「明日、神城会長と君を引き合わせよう。きっといい結果になると、確信してるよ」
紅華院桜子:「はい。 お力添え、ありがとうございます」
立田充:「そして、いざその時には、頼むよ。私にも護衛はいないことはないが……」
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
GM:中庭に影のような何かが横切るが、すぐに消える。
立田充:「……万全を期したい。個人が雇用できるオーヴァードには、限界があるのでね」
紅華院桜子:「朧さん!」
朧(執事):「どうしました」桜子の背後に、ふらりと現れる。
紅華院桜子:視線で影を追うよう指示。
立田充:「フフフフ」含み笑いを浮かべる。
立田充:「心配はない。あれは私の雇ったオーヴァードだ」
立田充:「……私も、丸腰で出席する勇気はさすがにないよ」
朧(執事):「……さすがに。向こうさんがアレだと、俺でも追えませんね」
紅華院桜子:朧さんは人間ではあるが、その身体能力は紅華院家でも有数の実力者だ。
GM:そうですね。無能力の人間の範囲内ではトップクラスだと思ってください。
紅華院桜子:分かる。立田さんの護衛が、並大抵のオーヴァードでは無いことが。
紅華院桜子:「立田さまがご不安になる気持ち、よく分かります」
紅華院桜子:「それでも、私はこう言うでしょう。 ご安心下さい、と」
立田充:「……もちろん。安心していようじゃないか」
立田充:「ただ、こういった『護衛』を付けているのは私一人ではない。ある程度の経済力と権力を持ち得る者であれば、……誰でも」
立田充:「そして、桜子くんが今回、こうして対策に動いてくれている……」
紅華院桜子:「私も、当日は同伴者がおります」 
紅華院桜子:「万が一の際は、私も皆様をお守りします」
紅華院桜子:「それこそ」
紅華院桜子:「神城さまと『同類』の力を以って」
立田充:「……フフフ。頼もしい。これは襲ってくるとしたら、余程の馬鹿者だね」
立田充:「今日は有意義な話ができた。桜子くんはどうだったかな?」
紅華院桜子:「はい。 貴重なお話が出来たこと、嬉しく存じます。」
紅華院桜子:「今後とも、ゆめ、ご教示ください」
立田充:「こちらこそ。それでは、また少し雅臣くんと話させてもらう」
立田充:「自由に屋敷を見て回るといい。フフフ」
紅華院桜子:「はい。それでは、お言葉に甘えまして……」
紅華院桜子:襖を閉め、部屋を後にする。
GM:----
朧(執事):「桜子様」廊下を去る桜子の斜め後ろを歩きつつ。
紅華院桜子:「何でしょう? 朧さん」 ピタっと止まり、背中越しに
朧(執事):「これからの時代、やっぱりアレですかね」
朧(執事):「俺らみたいなのはお払い箱になっていくんでしょうね」
紅華院桜子:「……二度は言いません」
紅華院桜子:「二度と、そのような事は考えないよう。 私には」
紅華院桜子:「私には、貴方たちが必要です」
朧(執事):「……ハハ。そんな深刻な話ってワケでもなかったんですけどね」
朧(執事):「……。でも、俺にはその言葉だけで」
GM:無言で、後に続いて歩き続ける。
GM:以上でシーン終了でよろしいでしょうか。
紅華院桜子:はい
GM:では、購入とロイスが可能。今日はこれで終了です。
紅華院桜子:じゃあ、ボデアマ
紅華院桜子:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[6,7,10]+8[8] → 18

紅華院桜子:変えたー
紅華院桜子:後でツヤさんにパスしよう。
紅華院桜子:以上で。
GM:----

【Middle/07】

GM:----
GM:登場侵蝕をお願いします。
笠森ツヤ:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 1[1]+63 → 64

GM:----
GM:紅華院家 別邸
GM:----
GM:今日笠森がいるのは、普段暮らす本邸ではなく、紅華院が付近に所有する別邸である。
GM:仮に情報が本当だとすれば、屋敷の回線を使うわけにはいかない。……危険な相手だ。
三宮(メイド):「笠森。これを」先輩の三宮が、ひとつの連絡先を渡す。
笠森ツヤ:「これは……」
三宮(メイド):「FHの……もっとも、この連絡先がいつまで使えるかは分からないわ」
三宮(メイド):「私なりに調べてみたけれど、本当かどうかもわからない」
笠森ツヤ:「三宮さんありがとうございます。ツヤやってみます」
三宮(メイド):「頼むわね」三宮は本邸へと帰還する。
GM:ツヤが今日、桜子の護衛につかなかった理由は……あくまで立田議員との会見が『雅臣の付き添い』であったこともあるが、
GM:パーティーを前日に控えた今、襲撃の情報を集める必要があった。それがこの連絡先だ。
GM:ごく普通の、携帯電話の番号……のように見える。通話を行いますか?
笠森ツヤ:「………」 めっちゃ緊張した面持ちで通話を試みる
???:[こんにちは]返答はすぐにある。
笠森ツヤ:「ど、どうもこんにちわ……」 (本当に出た!)
???:[紅華院の、笠森ツヤだっけかァ?要件は大体わかってるぜ]
笠森ツヤ:「何故私の名を……」
???:[オイオイオイオイ、寝ぼけた事言うなよ……アンタがアタシの連絡先を知ってるってことは]
???:[つまり、こっちに知る機会があるってことだろーが……?]
笠森ツヤ:「なるほど……」 (FHこわい)
???:[で?]
???:[アタシだってボランティアじゃあないからさァ。金なり理由なり]
???:[情報を与えるンなら、対価が必要だろ?『窓口』まで辿り着いた努力は認めてやるが]
笠森ツヤ:「まあその……多分ご想像通り明日ウィーク・ヒルで行われるパーティの件です……」
笠森ツヤ:「FHの中になにか企んでいるひとがいると、こちらとしては大変厄介でして」
???:[……その真偽を確かめに来たッてわけだよな?]
笠森ツヤ:「はい」
???:[あッハハハハハ!な~んつーかアンタ、寝ぼけたヤツだねェ]
笠森ツヤ:「よく言われます」
???:[いいか?その情報は、今アタシが持ってると考えてもらっていい。ソイツがいわば『商品』だよなァ?]
???:[で、代金はなンなんだ?口車で動く気にさせるなり、一財産差し出すなり、してくれないか?]
笠森ツヤ:「ああ、そうでした」
笠森ツヤ:「報酬の方は予め用意してあります。紅華院家のほうから」
笠森ツヤ:「言い値でどうぞ。とんでもない額じゃなければですけれど……」
???:[あッハハハハ……それ、まさか演技かい?だとしたら随分と、タイミングの外し方が上手いな]
???:[いーよいーよ。金なんてこっちで必要な分を『持っていく』。アンタらは口座の残高さえ黙認してもらえりゃあね]
笠森ツヤ:「ではお持ちになってくださいませ」
???:[……交渉成立。ま、金ッてところはつまんねェけど……ウチもこーいう商売で成り立ってるわけだし]
笠森ツヤ:(京都の和菓子のほうがよかったのかな……)
???:[まず確実な情報をひとつやるよ。明日の攻撃は、『ある』]
笠森ツヤ:「……」
???:[アンタらがここ数日忙しくしてたのは、無駄な動きじゃあなかッたってことさなァ~?おめでとさん]
笠森ツヤ:「何もかもお見通しなのですね」
???:[まァ、それくらいはチョットな。秘密だぜ?]
???:[ッで、直接の襲撃勢力は『ステイト・オブ・グレイス』。名前くらいは聞いたことあンだろ?]
笠森ツヤ:「はい……」
???:[ンで……あー、分かってる分かってる]一瞬、通信機から声が遠のく。
???:[大丈夫だッつーの。任しとけよ!……悪ィな。話の途中でよ]
笠森ツヤ:「いえ……」
???:[オーヴァードテロリストの連中。何がしたいかッつーと……まあよく分かんねー奴らなんだけどさ]
???:[今回に関しては、国家や政治体制を破壊して、連中の言う『新人類』……オーヴァードに入れ替える……ッてのが、大義名分ってトコかね]
笠森ツヤ:「それは随分壮大なお話ですね……」
笠森ツヤ:「それで、直接の目的は?」
???:[大したアレじゃねェ~さ。SOGのやる事なんざ、いッつも短絡的で近視眼的なモンだよ]
???:[『旧人類』のブルジョア階級の粛清。何人かはふん捕まえて身代金で一儲けして、株価の暴落でまた一儲けッてトコが関の山だろうよ]
笠森ツヤ:「うーん……下衆ですね……」
???:[美人サンなんだろ?アンタらのお嬢サン。そーいう下衆の前に出すのはヤバイよな。あッハハハハ!]
???:[……まッ、少なくともアタシらは『ウィーク・ヒル』を襲うなンて頭の悪い事はしねェよ。アンタらからはもっと甘い汁を吸わせてもらわねェとな]
笠森ツヤ:「よかった……」
???:[オイオイオイオイ、安心してんなよ。本当に寝ぼけたヤツだなアンタ?……敵の手勢やら作戦行動の手順やら、聞かなくていいんだな?]
笠森ツヤ:「え? そこまで教えてくれるんですか!?」
???:[おい]
???:[……演技じゃねーよな?さすがのアタシも怖いぜ]
笠森ツヤ:「はい? 意味がわからないのですが……」
???:[……。石橋は叩いて渡るッて柄じゃねェけど、こっからは真剣に行かせてもらうよ]
???:[SOGはつい最近、囚えられたオーヴァード戦力一人の『救出作戦』とやらに成功してやがる]
???:[“オーバーウェルミング”ってヤツ。で、今回の主力は多分ソイツ]
笠森ツヤ:「……どんなヤツなのでしょう」
???:[兵器と融合するエグザイル。本人は大したヤツじゃねーけど、装備次第じゃあちょっとヤバイかな]
???:[何しろ、そういった類の実験兵器が……また……クソッ、FHの下の連中が流しやがってね。どうしようもねー連中だよッたく]
笠森ツヤ:「……」
???:[兵器ときたら、まず何が厄介だ?装甲だ。あとは人間レベルじゃ運用できねェ火器。アタシならそれを前提に考える]
???:[他にもオーヴァードはいるよ。奴らも、まー足りねェ連中なりに本気だからサ]
???:[ただ、当日の動きなんざしっちゃかめっちゃかだろうからね。アンタらが出会うのはせいぜいその中の一人ってトコか?]
笠森ツヤ:「なんだか想像以上に厄介で下衆です……」
???:[連中の作戦セオリーはマニュアル化して送ッとくよ。アレだ、今回の領収書と一緒に?さすがに口じゃ伝えきれねー]
???:[アンタがそれを頭に叩き込んどけば、ある程度は雑魚どもを避けて通れるだろうサ]
笠森ツヤ:「ありがとうございます! とても助かります!」
GM:ミドル戦闘で発生するトループの数が、また1グループ減少しました。
???:[……こんなトコか?ま、FHには気をつけなよ。アンタのそれ……猫を被ってンなら、忠告するまでもねーかもだけど]
笠森ツヤ:「あの……最後にあなたのお名前を教えていただけますか?」
???:[“ヘルタースケルター”]
“ヘルタースケルター”:[……せいぜい、頑張りなよ]
笠森ツヤ:「……わかりました。どうもありがとう御座います」
GM:通話は切れます。
笠森ツヤ:「はーーーー…… 緊張したああああ!」
笠森ツヤ:「さすがFH。怖い……」
三宮(メイド):扉が開く。「首尾はどうだったの。笠森」
笠森ツヤ:「あ、三宮さん」
笠森ツヤ:「大丈夫でした。重要な情報も教えてくれましたし」
笠森ツヤ:「三宮さんのおかげです。ありがとうございます!」
三宮(メイド):「……。こっちにおいでなさい」
笠森ツヤ:「はい」
三宮(メイド):頭を撫でる。「よくやったわね」
笠森ツヤ:「!!」
笠森ツヤ:「あ、ありがとうございます……」
笠森ツヤ:(ほめられた……)
三宮(メイド):「……さすが、紅華院のメイドよ」
三宮(メイド):「お屋敷に戻りましょう」
笠森ツヤ:「は、はい!」
GM:----
GM:シーンを終了します。ロイスと購入が可能。
笠森ツヤ:メイド服ー
笠森ツヤ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[5,6,6] → 6

笠森ツヤ:無理でした。以上
GM:----

【Middle/08】

GM:ではミドル戦闘シーンです。全員登場。
紅華院 桜子:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 1[1]+70 → 71

笠森ツヤ:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 6[6]+64 → 70

クラウス=エーゲル:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 1[1]+55 → 56

クラウス=エーゲル:汚い金持ちにとっては日常
GM:----
GM:当日 ウィーク・ヒル 第一ホール
GM:----
GM:政財界の要人達が集うパーティーは、恙無く開会セレモニーを終え、立食の席へと移行していた。
GM:各人に席を定めないこの形式は、これが互いの『社交』を目的としたものであるためだ。
GM:その中、肥え太った男……クラウス・エーゲルに近づくタキシード姿のスタッフがいる。
アクシオン警備トループ:「……エーゲル部長。通達通り、部隊配備を完了」
アクシオン警備トループ:スタッフに偽装したアクシオンの兵。彼のような存在が、今のこのビルには多数『配備』されている。
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホ……よしよし、これで抜かりはない」
クラウス=エーゲル:「後は襲撃してくるであろうカスどもを一掃するだけよ」
アクシオン警備トループ:「部長自身の護衛はいかがいたしますか」
クラウス=エーゲル:「無論、この儂にもつけるに決まっておる。儂がいなくなればアクシオンにとって大きな損失だからな!」
アクシオン警備トループ:「了解。しかし優先順はマニュアルに従って行動します」
クラウス=エーゲル:「……仕方あるまい、貴様らはその役目を完全に果たせ」
アクシオン警備トループ:スタッフ偽装した兵は静かに下がる。彼らは単騎で強力なオーヴァードではないが、数が揃えばジャームさえも容易く狩る兵だ。
クラウス=エーゲル:「さてさて、これで準備は万端。万が一などあるはずがなかろう。ブホホホホホホホホ!」
GM:----
GM:一方、紅華院桜子。彼女は……?
GM:ここまで名前が出た要人であれば、大抵の相手に接触できます。誰を優先しますか?
紅華院 桜子:会えるのは一人だけですよね。
紅華院 桜子:であれば、神城お嬢様かなー
GM:了解です。つまり、約束通り
GM:立田議員を介して会うことになりますね。
紅華院 桜子:でしたら、
紅華院 桜子:神城お嬢様と談笑中の立田議員に挨拶にいき、そこで紹介していただく体にしたいです
GM:さすがのムーブです。ここで神城早月に引き合わせる約束を忘れていたら、お嬢様ポイントが減少でした。
GM:では、桜子はツヤを伴って立田議員の下に挨拶に行くのだ。
GM:ツヤもこの大物たちの前ではもう万が一にもドジはできない!大変だ
笠森ツヤ:はわわ
紅華院 桜子:「それでは皆様、ごきげんよう」 モブ要人たちとの挨拶を済ませ、会場内を一瞥します。
笠森ツヤ:お嬢様の後ろに控える
紅華院 桜子:会場内にはさまざまな要人の姿が見えます。 議員、財閥、大企業重役。 
紅華院 桜子:一際煌びやかな一角。牙城院グループ令嬢と、庶民風の付き添い。 その隣に居る、立田議員を見つけます。
立田充:遠く、立田議員が談笑しているのが見える。相手は神城グループのトップ、神城早月だ……
紅華院 桜子:ゆっくりと立田議員に近づき
紅華院 桜子:「立田さま。 ご挨拶に伺いました」
立田充:「フフフ。先日はどうも」
立田充:「約束通り、会えて嬉しいよ。神城さん。こちらが、紅華院家の」
神城早月:「はい」
紅華院 桜子:「紅華院 桜子 と申します。 以後、お見知りおき下さい」 深く下げた頭を追うように、長い黒髪が靡く。
神城早月:「はじめまして。神城の、神城早月です」やや硬い印象だが、緊張のためではない事も分かる。
神城早月:「まずはこちら、名刺を」警戒に近い感情だ。この社交の席においても、常に周囲の状況に気を配っている。
紅華院 桜子:「頂戴いたします」 名詞を受け取る。
立田充:「丁度、桜子くんの話をしていたんだよ。神城さんに劣らず、利発で優秀な……日本の将来を背負っていく人材だろうと」
立田充:「私から紹介させてもらって神城さんに恩を売るつもりだったが、先に挨拶されてしまった。フフフ」議員ジョークだ……!
紅華院 桜子:「神城さまの才覚は、私も聞き知っておりますので」
紅華院 桜子:「このような素敵な場で、神城さまとお会い出来たこと、光栄に存じます」
神城早月:「こちらこそ。紅華院さんの系列とは、いつも良い取り引きをさせていただいています」
紅華院 桜子:「……。 神城さま。」
紅華院 桜子:「失礼かと存じますが、お気分が優れないようにお見受けしますが……」
紅華院 桜子:「スタッフをお呼びいたしましょうか?」
神城早月:「……」神城早月は護衛をつけていない。
神城早月:「……まさか。そのような事」微笑みを浮かべる。
神城早月:「ありがとうございます。しかしご心配には及びませんよ」
紅華院 桜子:神城早月は護衛を付けていない。 それは、真に信頼足る者がいないためか。はたまた、自分一人で窮地を潜り抜けられる自信の表れか。
紅華院 桜子:はたまた、その両方か。 等といったことを考えています。
神城早月:「紅華院さんは、そちら……」後ろに控えるツヤを見る。
神城早月:「ご紹介をいただいても?全員の名前を、覚えておきたいもので」
紅華院 桜子:ツヤさんに微笑みかけて、自己紹介を促す。
GM:通常、護衛や使用人の紹介を求める要人の数は多くない。
GM:紹介を求めるということは、それだけあらゆる要因を意識し続けているのだろう。例えば、護衛であるオーヴァードの存在を。
笠森ツヤ:「紅華院家のメイド、笠森ツヤと申します」 深々とお辞儀
神城早月:「神城早月です」ツヤにも名刺を渡す。律儀だ。
笠森ツヤ:「ありがとうございます」
神城早月:「本日は御当主様でなく、桜子さんがいらっしゃる、という事は聞き及んでいましたが」
神城早月:「やはり、以前からこういった席にご興味を?」
紅華院 桜子:「ええ。」
紅華院 桜子:「幼少より、父の付き添いでこのような場には参列させていただいております」
紅華院 桜子:「そのせいでしょうか」
紅華院 桜子:「こういった席は、私の日常……のようなものとなりました」
神城早月:「紅華院さんの佇まいには余裕があります。……私とは違って」険しい表情で遠くを睨みつつ、水を口にする。
紅華院 桜子:「このような席はお嫌いでいらっしゃいますか?」
紅華院 桜子:神城早月の視線を追う。 Z をなぞるよう、落ち着かない視線だ。
神城早月:「……あまり、広まっては困る苦手ではありますけれど」
神城早月:「自分の“領域”に立ち入られる気がして」
紅華院 桜子:「私は、このような席に参列するのを好んでいます」
神城早月:「……そうすることで」
神城早月:「人と人の繋がりを、より広く得る事ができるから」
神城早月:「……例えば、そのような理由ですか」
紅華院 桜子:「はい。 人との繋がり。 その“熱”を感じられるからです」
紅華院 桜子:「……神城さまも、その“領域”に、“熱”を感じていただければ、と思います」
紅華院 桜子:グラスの水を一口。
神城早月:「紅華院家の教えは変わってはいないのですね」
神城早月:「もちろん、ここにいる誰もと……紅華院さんとも、良い関係を築いていきたいと、私は考えています」
神城早月:「少しの苦手意識があるだけで、今も話していて、とても楽しいのですよ」
紅華院 桜子:「ふふふ。 光栄に存じます」
紅華院 桜子:「例えばの話ですが……」
紅華院 桜子:「お互い、このような立場では無く……それこそ“普通”の人間として」
紅華院 桜子:「例えば、同じ学校のクラスメイトだとしたら……良いお友達になれたと思います」
神城早月:「そうですね。折角、年も近いというのに……こうした席での話しかできないのは、勿体無い事だと思います」
紅華院 桜子:「今度は、市中でお会いしたいものですわね。 お互い、”普通”の18歳の女性として」 社交辞令ジョーク。
神城早月:「……それができたら、本当に嬉しいことでしょうね」
神城早月:「神城の名のために、世間では過大な評価ばかりが流れていますが」
神城早月:「……本当ならば、この世界は」ジュースを口にする。
紅華院 桜子:「世界は……『すでに変貌している』でしょうか?」
神城早月:「私の手には、とても余る。……経済は巨大な怪物ですから」
神城早月:「……その言葉」
神城早月:神城早月の動きが、静かに止まる。恐怖ではなく、強力な警戒だ。
紅華院 桜子:「……神城さま。」
紅華院 桜子:「あなたのお考えの通りです。ですが……」
紅華院 桜子:「“普通”の立場では無い私たちは……お友達になれないでしょうか」
神城早月:「難しいお話ですね」目を閉じる。
神城早月:「例えば私達は、常に……捨てることのできない武器を持っていると言ってもいいでしょう」
紅華院 桜子:「余りにも強大で……自らをも傷つけかねない武器を」
神城早月:「それはグループや財閥を動かす力……あるいは“他”の、天性の力であるかもしれません」
神城早月:「力の存在。それを自らに見出したとしても、他者に見出したとしても――」
神城早月:「相手の持つそれを意識した瞬間から、会話は政治となります。……“友情”、ではなく」
紅華院 桜子:「ええ。 だからこそ私は――貴方とは、”普通”の立場として、お会いしたかったのです」
紅華院 桜子:「政治ではなく、、、」
神城早月:「……紅華院さん。誰かの懐に、迷いなく踏み込めるあなたを、羨ましく思います」
神城早月:「それに好感を抱いてしまいそうな私もいる。それでも、神城を背負う立場として……」
神城早月:「……個としての私は、ひとつの境界線を敷かねばならない。ご理解ください」
紅華院 桜子:「存じております」
神城早月:「紅華院さんとは、今後も取り引きを続けていきたいと考えています」
紅華院 桜子:「はい。 こちらこそ、お付き合いいただきたく存じます」
神城早月:「……それに、一度の会話だけで、相手を踏み込ませてしまうには」
神城早月:「……私には、……が多すぎる……」後半は、かすかな小声で呟く。
紅華院 桜子:こんなところでしょうか?
GM:では、その瞬間。
GM:神城早月が弾かれたように一点に目を向ける。桜子とツヤも、無人の壇上に空間の歪みを感じる。
笠森ツヤ:「……!」
紅華院 桜子:「!」
GM:それは漆黒のゲートだ。明らかにバロール能力!
???:「ハハハハハハハ!!どうも、どうも!堕落した経済支配階級の皆様方!」
???:「よくもくだらん旧人類の分際で、好き勝手に政治遊びに興じてくれたものだ!」
GM:現れたコートの男の背後から、無数の兵士たちも出現!オーヴァード戦力だ!
???:「自己紹介しよう!我が名は“ライシャスフューリー”……ステイト・オブ・グレイスの尖兵となる者だ!」
SOG構成員:「「「打倒!破壊!進歩!革命!」」」
GM:俄にざわめきを増す会場の中――
神城早月:「……まったく。こんなところにまで」横の神城早月が、自嘲的な笑みを浮かべる。
神城早月:「私の“領域”に、土足で踏み込む輩がいるんだから……」
神城早月:一歩を踏み出す。それだけで、魔法陣めいたエフェクトが超広域に展開する。
“ライシャスフューリー”:「貴様ら堕落階級に……我らの崇高目的は理解できぬ!理解させる必要もなし!」
曽毅:「……」会場の対角では、ツェンが対ワーディングマスクを装着するのが見える。
公文孝典:また、名前の出ていた要人の一人、公文孝典はこの時既に姿を消している。
“ライシャスフューリー”:「まずは、疑問の余地なく死ね!」
SOG構成員:「「「革命!行使!」」」
立田充:「……フフフ。やれやれ」立田議員が、桜子の肩に手を置く。
立田充:「やはり、面倒な事になってしまったようだ」
紅華院 桜子:では
紅華院 桜子:立田議員は気づくでしょう。 桜子の肩が、ドレス越しにも分かるくらい熱を帯びているのを。
立田充:「……」眉をひそめる。ちなみに、彼も対ワーディングマスクは装着済みだ。
立田充:「……忠告しておくが、この場は逃げた方が良い、桜子くん。彼らをまともに相手にして、得になることは何もない」
紅華院 桜子:「立田さま。 御身をお守りするという約束を果たさせていただきます。 どうぞ、お下がり下さい。」
立田充:「……言われずとも、私は私の身を守るとも。フフフ」
立田充:踵を返し、会場入口へと去る立田が、一言呟く。
立田充:「“タイドライザー”。停止だ」
GM:前日、桜子が庭に見た影のようなシルエットが、一瞬会場の何処かで揺らぎ、
GM:『ウィーク・ヒル』の建造物全体が時間停止で守られます。立田の護衛が発動した「ブラックダイヤモンド」。
SOG構成員:「まずは数名射殺!」「我らの本気を示すための威圧効果!」
SOG構成員:さらに、SOG構成員の数名が銃を乱射。桜子にもその凶弾が迫るが……!
紅華院 桜子:ちなみに、要人は全員脱出済みでしょうか?
GM:人それぞれですが、やはり彼らは彼らなりの対処を取りつつ撤退を始めていますね。
GM:護衛をつけていない者も、この事態を見越したアクシオン警備トループの迅速なサポートにより会場を脱出しつつあります。
紅華院 桜子:了解です。じゃあ、あまり派手なことはせずに
紅華院 桜子:放たれた凶弾は、桜子の眼前で消え去ります。
紅華院 桜子:桜子の足元には金属の溶けカスがわずかに見えるでしょう。
GM:強い!銃弾を空中で蒸発させることも容易いのだ。
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホ……全くアポイントメントはキチンと取って欲しいですなぁ」
笠森ツヤ:「は! クラウスさま!」
SOG構成員:「アクシオン人事部長クラウス=エーゲル!」「重点射殺対象!」「死すべし!」
クラウス=エーゲル:「おっと、それすらもできぬからその程度の職にしかつけんのだったな!これは失敬!」
SOG構成員:「ウオーッ!許せん!」挑発に血が上った構成員の若い一人がブレードを手に斬りかかります!
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホ!だからこそこのような安い……いや、儂の挑発なら高級ですな!」
クラウス=エーゲル:突然、機銃がSOG構成員を蜂の巣にします。
SOG構成員:「オゴゴゴーッ!!?」
“ライシャスフューリー”:「なッ……何ィ~~ッ!?」
クラウス=エーゲル:「ふぃ~~~~、ご苦労だったよキミ。査定に考慮しよう」 銃撃を放った警備兵をねぎらう
アクシオン警備トループ:「ありがとうございます」冷静!他の警備トループも、SOGの部隊に対しておおよそ優勢だ。
アクシオン警備トループ:「エーゲル部長、紅華院桜子様。我らの部隊が避難誘導します。こちらへ」
クラウス=エーゲル:「儂の一声は万金に匹敵するからのう、あまり安売りはしたくないのだよ。さっさと片付け給え」 と言いながら避難します
クラウス=エーゲル:その足取りは余裕たっぷりだ!
GM:さすがは汚い金持ち!
GM:クラウスの構築したセキュリティには一分の隙もないのだ
笠森ツヤ:「お嬢様、行きましょう!」
紅華院 桜子:「ええ。 ツヤさん。 参りましょう」
紅華院 桜子:ゆっくりと歩いていきます。
GM:では、3人は予定通りの誘導で、広大なウィーク・ヒルを避難してゆきます。
GM:(桜子たちは知らないが)さすがにFHの部隊だけあって練度が高い。これならばまともな戦闘に遭遇することなく脱出できるでしょう。
アクシオン警備トループ:「……」先導していた警備兵が、前方の銃撃音に耳をそばだてる。
アクシオン警備トループ:「下階側からも兵が上がってきているようです。安全を確保してから向かいますので、紅華院様達はこの場に」
紅華院 桜子:従います。
クラウス=エーゲル:「うむ」 すごい余裕
アクシオン警備トループ:「……」当然、護衛の一人は残り、油断なく3人をカバーする体勢。抜かりはない。
GM:……と、思われたその時。
GM:ガコン!
GM:突如、桜子達の立つ床がせり上がる。
GM:エレベーターじみた機構。ただの廊下にこのような仕掛けが設置されているはずがない……!
アクシオン警備トループ:「……!これは!モルフェウス能力者……」
クラウス=エーゲル:「おや?」 未だに余裕を保っている!
笠森ツヤ:「あわわわわわ!」 まったく余裕がない
紅華院 桜子:「まあ。 クラウスさまのオフィスにあるものと同じ機構でしょうか」
アクシオン警備トループ:「お気をつけ下さい部長!」
クラウス=エーゲル:「ああ、分かっておる分かっておる」 まだ余裕だ!
アクシオン警備トループ:「攻撃……グホッ!」3人をカバーするように飛び、倒れた!
アクシオン警備トループ:スパイクじみた太い針が突き刺さっている!地面に縫い止められ、戦闘不能……!
笠森ツヤ:「!!」
紅華院 桜子:「……。」 その表情は見えない。
クラウス=エーゲル:「?」 やや不審になる
クラウス=エーゲル:(…………) 考えこむ
クラウス=エーゲル:顔色が悪くなる
“ブレイキング・ポイント”:「アァー……ハァー……」荒い息遣い。
GM:3人は数フロア上にまで『移動』させられていた。今の移動トラップを仕掛けた敵が一人。
“ブレイキング・ポイント”:「いい匂いがする」
笠森ツヤ:すかさずお嬢様の前に
“ブレイキング・ポイント”:「女……女ァ……が、2人……」
“ブレイキング・ポイント”:「そこのデブは、いらない……串刺し……」
“ブレイキング・ポイント”:ほぼ四足歩行。ボロを纏った、薄汚い浮浪者じみた男。
“ブレイキング・ポイント”:だがその周囲には1m程の金属キューブが複数浮遊しており、ただならぬ脅威を醸し出す。
クラウス=エーゲル:「あ……あー、そこのキミ」
クラウス=エーゲル:「我々を見逃してはくれないかね?」
アクシオン警備トループ:「……」戦闘不能中。
“ブレイキング・ポイント”:「あ?見ノガス?……見?漢字で、どう書くんだァ……??」
“ブレイキング・ポイント”:「ヒハッ!串、串刺しに、決まってるじゃんよォー!お前ら!金持ち!全員!」
“ブレイキング・ポイント”:「お、女は、連れて帰る!」
クラウス=エーゲル:「そうでないのなら我社の社員に取り立ててやってもいい」
“ブレイキング・ポイント”:ベタベタと床に両手を付きながら迫ってくる!恐るべき生理的嫌悪感!
クラウス=エーゲル:「貴様!話を聞いているのか!金なら払ってやると言っているのだ!」
“ブレイキング・ポイント”:「イーヒヒヒ!お前……ぶっ殺す」
“ブレイキング・ポイント”:「社員?知らねェ!アッハハハハハ!」
クラウス=エーゲル:「近寄るな!儂のスーツが汚れる!」
クラウス=エーゲル:「貴様がいくら働いた所で手にすることのできない高級品だぞ!」
クラウス=エーゲル:「雇われたのならその金額以上の金を払おう」
“ブレイキング・ポイント”:周囲に浮遊する金属キューブは、危険な巨大スパイクを複数生やしつつある。攻撃態勢だ……!
クラウス=エーゲル:「ま、待て!いくらだ!いくらほしい!?」
“ブレイキング・ポイント”:「ヒャハー!お前を殺して!全部もらう!」
クラウス=エーゲル:「ヌゥ……物の価値を理解できん愚か者めェ……ッ!」 声が震えている
GM:じゃあ、さらに背後からSOG構成員が上がってきますねw
SOG構成員:「「「打倒!破壊!進歩!革命!」」」
SOG構成員:「重要目標、クラウス=エーゲル発見!」「即刻射殺!」
クラウス=エーゲル:「おお!!どうだ貴様らは、雇った金の倍を払うぞ!」
GM:四面楚歌……!
クラウス=エーゲル:「儂を見逃せば高待遇で社員になれるように見立ててやる!どうだ!?」
SOG構成員:「金だと!?俗悪!!」
クラウス=エーゲル:「なに!?」
SOG構成員:「我らは絶対正義の為に闘争しているのだ!」
クラウス=エーゲル:「ば、馬鹿な……儂の金が通じないだと!?」
クラウス=エーゲル:すごい汗を流している!
クラウス=エーゲル:明らかにビビっている!
GM:では、桜子さま達には
GM:横でクラウスさんがどんどん情けなくなっていく様が見えているでしょうw
クラウス=エーゲル:「ええい……類は友を呼ぶとはこの事かァ……!!愚か者どもめぇ」
クラウス=エーゲル:「落ち着け……落ち着くのだ、クラウス=エーゲル……」
クラウス=エーゲル:「こう考えれば良い」
クラウス=エーゲル:「その程度の判断ができぬからこの程度の……儂の見立てでは生涯賃金5000万未満の仕事ににしか付けぬのだ」
クラウス=エーゲル:「……やはり愚か者イコール貧民は間違っておらぬというということか。ならば儂は賢者」
クラウス=エーゲル:「この程度、いくらでも切り抜けられる……ッ!」
クラウス=エーゲル:この理論により、落ち着きを取り戻す!
SOG構成員:「標的!」「紅華院桜子と断定!」
SOG構成員:「迅速に無力化し捕獲!」「貴様らに逃げ場なし!」
笠森ツヤ:「お嬢様は何に変えても守り通します!」
紅華院 桜子:ツヤさんの後ろに下がる。
GM:----
GM:戦闘を開始します。
ブレイキング

  10m

  桜子
クラウス ツヤ

  10m

SOG1 SOG2
SOG3 SOG4
GM:ミドルで敵勢力減少が発生したのは、
GM:確かクラウスさんの戦力招集と、ツヤさんのFH接触でしたよね、確か。
クラウス=エーゲル:ギルドとその他の勢力、神城がハズレならそうですね
GM:では、4名で大丈夫か。これで戦闘してもらいますが、
GM:護衛の笠森さんは、ここで危機を回避すべく働くことができます。
GM:〈情報:〉で難易度20の判定に成功すれば、下調べしていた『ウィーク・ヒル』内をアクシオンに代わって誘導し、
GM:判定成功するたびに2グループのトループを撒く事が可能。お得です。
笠森ツヤ:わーい
紅華院 桜子:おおー!
笠森ツヤ:微妙なところだな・・・
GM:もちろんメジャーアクションは使用しますがね!それでは戦闘開始。
GM:----
GM:第一ラウンド
GM:-----
GM:まずはセットアップ。敵の手勢は何もありません。
クラウス=エーゲル:儂達範囲攻撃持ってないからやっていいんじゃないですかね
紅華院 桜子:ございませんわ。
クラウス=エーゲル:コーリングシステム、ジグラット(戦闘ヘリ)を呼び出して搭乗
クラウス=エーゲル:これで装甲値が28
GM:今回の戦闘だと建物内なので、ビルの外に召喚した感じですかね。
クラウス=エーゲル:そうですね、無理やり突っ込ませて建物を破壊して呼び出します
GM:それはすごいw 是非演出してください
クラウス=エーゲル:(おのれ……儂をこんな危険に晒したゴミと物の価値を理解できん虫けらがァ……)
クラウス=エーゲル:(儂はこんな所で死ぬわけにはいかん!なんとしてでも生き延びてくれるわァ~~~~~~~ッ!!)
クラウス=エーゲル:クラウスの驚異的な生存本能に作用してジグラットが本来の性能を大幅に超過して建物に突っ込む!
GM:ドゴシャア――z___!!
SOG構成員:「な、なんだこの巨大機械はァ――ッ!」
クラウス=エーゲル:内壁をえぐり邪魔な壁を機関銃で破壊しつつこちらへ向かってくる!
SOG構成員:「さ、作戦行動継続!新人類は狼狽えない!」
GM:ゴガシャア!! バキャバキャバキャバキャ!!
クラウス=エーゲル:(流石、儂の金で作ったこの兵器……やはり頼れるのは金……!)
“ブレイキング・ポイント”:「ヒヒッ!お、面白そうなオモチャ!」
“ブレイキング・ポイント”:「アァー……でも、まず……女!」
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホホ!!折角、儂が金で解決してやろうと思ったのにのう!」
クラウス=エーゲル:「貴様らの命で解決してくれるわァ~~~~~~ッ!!収支マイナスになった事実に絶望しろド貧民共~~~~~~ッ!!!」
GM:凄いセリフww
クラウス=エーゲル:セリフを吐きながら調子乗ってジグラットに乗り込みます!
“ブレイキング・ポイント”:「そこの、女ァー……」四つん這いの状態から、桜子を指差す。
紅華院 桜子:「はい。 いかがいたしましたか?」
“ブレイキング・ポイント”:「へ、へへ……綺麗な女が、好きだ!俺は!」
“ブレイキング・ポイント”:「オーバーウェルミングが、好き勝手やっていいって言った!だから俺が好き勝手やる!」
“ブレイキング・ポイント”:マイナーアクション!《アーマークリエイト》《シールドクリエイト》!
“ブレイキング・ポイント”:浮遊する金属キューブが、ミシミシと変形しつつ男の肉体に結合!
“ブレイキング・ポイント”:「俺の名前は“ブレイキング・ポイント”!」
“ブレイキング・ポイント”:そして……!
“ブレイキング・ポイント”:《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の刃》《パラライズ》《レインフォース》《創造の御手》!対象はPCのエンゲージ全員!
“ブレイキング・ポイント”:9dx7+2
DoubleCross : (9R10+2[7]) → 10[1,2,2,4,5,6,8,9,9]+10[8,9,9]+10[7,10,10]+6[3,6,6]+2 → 38

紅華院 桜子:ガード
クラウス=エーゲル:2d-1 ドッジ
DoubleCross : (2D6-1) → 8[5,3]-1 → 7

GM:リアクションをどうぞ。命中で硬直、ガード値は-5です。
笠森ツヤ:4dx+1 ドッジ
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[2,5,5,9]+1 → 10

GM:桜子お嬢様は、エフェクトとか使わなくて大丈夫ですか?
紅華院 桜子:《氷盾》+《炎陣》 ツヤさんをカバーしておこう
紅華院 桜子:ガード値は25-5
クラウス=エーゲル:2dx-1
DoubleCross : (2R10-1[10]) → 6[5,6]-1 → 5

紅華院 桜子:71→75
“ブレイキング・ポイント”:「ぬ、縫い止めて……拷問!そこのデブも殺す!」
クラウス=エーゲル:「全く、貧民如きが……この美しいプロポーションを理解できぬとはやはり愚かしいと言わざるを得ない」
クラウス=エーゲル:そう、このカネモチ特有の肥満体型こそ自信の現れ……ッ!
GM:ではダメージ。
“ブレイキング・ポイント”:4d10+18 ガード-5
DoubleCross : (4D10+18) → 18[4,6,2,6]+18 → 36

“ブレイキング・ポイント”:装甲有効です。
クラウス=エーゲル:8点ダメージ残りHP12
紅華院 桜子:ガード20の装甲6で、ダメージ2倍だから、20ダメかな。
GM:おお、装甲まであったとは
“ブレイキング・ポイント”:キューブから四角錐型のスパイクが大量に射出!雨のように降り注ぐ……!
紅華院 桜子:残りHP10
GM:あっ、ボディアーマーがあるってことは
GM:装甲8なんじゃないですかお嬢様
紅華院 桜子:あ、8でした。すみません
GM:16ダメですね。
紅華院 桜子:16ダメの、残りHP14
笠森ツヤ:お嬢様ありがとう!
紅華院 桜子:これが絆の力!
クラウス=エーゲル:「貧民風情がこの儂に苦痛を与えるわァ……ッ!!」
“ブレイキング・ポイント”:では、この程度の攻撃は君たちはなんなく防ぐ。
“ブレイキング・ポイント”:所詮乱射する程度しか能のない、単純なモルフェウスだ。
笠森ツヤ:「お嬢様!? 大丈夫ですか!?」
紅華院 桜子:「ツヤさん。 心配してくれてありがとう」
紅華院 桜子:余裕の微笑みだ。
“ブレイキング・ポイント”:「し、死なない……でも、そうだ、これで良かった!」
“ブレイキング・ポイント”:「殺したら拷問できなくなる!俺は知ってる!」
GM:次の手番は行動値6!ツヤさんが先です。
笠森ツヤ:情報収集するかー
GM:一応こんな状況ですけど、コネとか財産は使っていいですよ。
GM:事前のコネが役立ったという演出で。
笠森ツヤ:やったー
笠森ツヤ:マイナーなし 《コンセントレイト:ハヌマーン》《ベーシックリサーチ》
クラウス=エーゲル:まった!
笠森ツヤ:はいはい
クラウス=エーゲル:マイナーで移動するというのは?
笠森ツヤ:あーそうですね。
GM:いえ、硬直を受けてます。
GM:あ、受けてないか
GM:命中してないから、ツヤさんだけは動ける。
ブレイキング

  10m

  桜子
クラウス ツヤ

  10m

SOG1 SOG2
SOG3 SOG4
GM:これ廊下だから、左右には移動できないとしましょうか。
GM:ジグラットが割と破壊してますけどもw
紅華院 桜子:www
クラウス=エーゲル:戦闘には適さない感じになっておるのでしょうw
笠森ツヤ:というかマイナーで使えるエフェクトがあったよ。
笠森ツヤ:やっぱ移動せずマイナーで《バトルビート》を使おう。
GM:了解。
笠森ツヤ:70→72
笠森ツヤ:《コンセントレイト:ハヌマーン》《ベーシックリサーチ》
笠森ツヤ:9dx8
DoubleCross : (9R10[8]) → 10[1,2,4,4,6,8,8,9,10]+7[3,6,7,7] → 17

笠森ツヤ:財産3使う!
GM:ギリギリ成功だw
紅華院 桜子:やったー!
GM:というわけで、ランダムでトループ2体が消滅するわけですが
GM:今は誰もダメージ受けてないので、3と4を撤退させます。同じことですしね。
笠森ツヤ:はーい
GM:ツヤさんは上手いことお2人を誘導しつつ、逃げていってください。
笠森ツヤ:クラウスさんはどうやって逃げるのだ・・・
クラウス=エーゲル:そのまま建物破壊しながらいきますよ
GM:迷惑w
笠森ツヤ:「お二人共! こちらです!」
クラウス=エーゲル:で、適当な襲撃者を崩落で殺す
紅華院 桜子:凄まじい絵だw
SOG構成員:「ウギャー!」「グェー!」
笠森ツヤ:「クラウスさま!?」
SOG構成員:SOG構成員達は瓦礫で圧死!練度が低い!
笠森ツヤ:「なんという方でしょう……」戦慄
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホ!ありがたい!ここでは少し手狭だと思っていたのだよ』 スピーカーから音声が出る
クラウス=エーゲル:めちゃくちゃ破壊しながら移動している。
“ブレイキング・ポイント”:「に、に、逃さねェー」
SOG構成員:「追跡せよ!」「堕落階級を制圧!」
GM:しかし笠森さんの的確な誘導により、かなりの人数を撒くことができました。
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホ……地に這う虫けらがなにか言っておるわい!』
SOG構成員:「おのれ卑怯者!」「金に飽かせたブルジョア階級武器!」
クラウス=エーゲル:『ん~~~~~?これは儂の力で手に入れた儂の力よォ~~~~~ッ!!』
クラウス=エーゲル:『このようなことをする前に儂の百億万分の1程も努力してはどうかね~~~~?』
クラウス=エーゲル:『おっと失敬!できぬことを要求してしまいましたな!ブホホホホホホホホ!!』
SOG構成員:「おのれ!」「突撃!」SOG構成員の手番。
SOG構成員:choice[桜子,クラウス,ツヤ]
DoubleCross : (CHOICE[桜子,クラウス,ツヤ]) → ツヤ

SOG構成員:「まずは護衛!生存価値なし!」
SOG構成員:《イオノクラフト》《雷の加護》。ツヤさんに1番がエンゲージ。
ブレイキング

  10m

  桜子
クラウス ツヤ
SOG1

  10m

  SOG2
SOG構成員:《アームズリンク》で攻撃します!ガード値は-5だ!
SOG構成員:15dx8+3
DoubleCross : (15R10+3[8]) → 10[1,2,3,3,4,4,5,5,5,6,7,7,8,10,10]+10[5,8,9]+10[1,8]+10[8]+10[9]+10[9]+5[5]+3 → 68

SOG構成員:いや、待ったこれ
SOG構成員:すごい値がでましたが、多分違うぞw コンセ抜きですし
クラウス=エーゲル:21ですねこれ
クラウス=エーゲル:22だ
SOG構成員:あ、じゃあ今の出目がコンセ抜きだったと仮定して
SOG構成員:22で処理しましょうか。
GM:ツヤさんが離席中ですので、もう1トループの攻撃も処理してしまいます。
SOG構成員:choice[桜子,クラウス,ツヤ]
DoubleCross : (CHOICE[桜子,クラウス,ツヤ]) → 桜子

SOG構成員:桜子お嬢様か……
SOG構成員:《イオノクラフト》《雷の加護》で接近し、
SOG構成員:《アームズリンク》。死ぬがよい!
SOG構成員:15dx+3
DoubleCross : (15R10+3[10]) → 10[2,2,3,4,4,4,4,5,5,6,6,7,8,9,10]+10[10]+9[9]+3 → 32

SOG構成員:なかなか優秀な奴らだ。
クラウス=エーゲル:汚い金持ちが神に守られている……
GM:まあ飛んでる奴にはブレードはなかなか当てられませんねw
紅華院 桜子:ガード。 《氷盾》
笠森ツヤ:4dx+1 ドッジだー
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[2,4,5,8]+1 → 9

GM:今回はツヤさんをカバーしたりしませんね?
紅華院 桜子:あ、エンゲージ一緒なのか
笠森ツヤ:しなくてもいいですよお嬢様!
紅華院 桜子:では、今回は無しで。
紅華院 桜子:75→77
SOG構成員:ではツヤさんのダメージを出します。
SOG構成員:3d10+9 ガード値-5
DoubleCross : (3D10+9) → 20[8,2,10]+9 → 29

SOG構成員:桜子様のダメージを出します。
SOG構成員:4d10+9 ガード値-5
DoubleCross : (4D10+9) → 35[10,10,8,7]+9 → 44

SOG構成員:うおお、部隊2が強い
SOG構成員:「死ね!」
SOG構成員:「堕落階級共!」「粛清!」
SOG構成員:全員が腕部ブレードを展開し突撃、斬りかかる!
紅華院 桜子:2足りない! リザ!
笠森ツヤ:1d10+75 《リザレクト》
DoubleCross : (1D10+75) → 10[10]+75 → 85

笠森ツヤ:わあー
紅華院 桜子:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 7[7]+77 → 84

SOG構成員:「ヌウ」敵部隊の一人が、自分のブレードを見る。
SOG構成員:桜子に刃は通ったが、その刃は中途から溶解し消失している……
紅華院 桜子:「ふふふ。 ごきげんよう」
紅華院 桜子:どんな時でもお嬢様は平静だ!
“ブレイキング・ポイント”:「な、何やってる!お前たち!早く俺に渡すんだよッ!そいつ!」
SOG構成員:「喚くな!この狂人野郎!」「オーバーウェルミングの金魚の糞!」
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホ……醜いですなぁ低所得者の争いは』
GM:桜子様の手番だ……!行動せよ!
ブレイキング

  10m

  桜子
クラウス ツヤ
 SOG1 SOG2
紅華院 桜子:待機しても良いでしょうか
GM:なんですと!
クラウス=エーゲル:結局攻撃することに成ると思いますが、いいんじゃないですかね
GM:ではクラウスさんの攻撃になります。
GM:ブレイキングポイント、最初の手番でクリエイト系でガチガチに固まったので、結構硬いですよ。
クラウス=エーゲル:そうなんですよね、普通に抜ける気がしない
クラウス=エーゲル:まぁ、同エン攻撃できないし。リザレクトするのも侵蝕上げるのにも都合がいいので
GM:どうするのがベストか!考えてもらいましょう
クラウス=エーゲル:マイナーで硬直解除します
クラウス=エーゲル:とりあえずはこれ、メジャーは全力移動で50m移動します。まぁ、こっち狙ってきたらいいなという感じ
GM:なるほどね。前方と後方、どっちにしますか?
GM:前方というか、
クラウス=エーゲル:SOG構成員がいた方向ですね。
GM:じゃあ50m下がりました。
クラウス=エーゲル:再エンゲージできないのでこっちしかない
GM:どうなんでしょうね、エンゲージを乗り越える場合ってw
ブレイキング

  10m

 桜子 ツヤ
 SOG1 SOG2

  50m

 クラウス
GM:まあともかく、現在の状況はこれです。改めて桜子様の手番に。
紅華院 桜子:はーい
クラウス=エーゲル:『さぁて……ひとまずは離れさせていただきますな』
SOG構成員:「逃すな!」「なんたる卑怯者!」
クラウス=エーゲル:ガリガリガリ!!建物を破壊しながら下がる!
SOG構成員:「生かしておけぬ!奴だけは殺せ!」
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホ!儂は愚か者とは違いますからなぁ』
GM:廊下を右往左往するSOG兵を見下ろしながら、クラウスは離脱!
紅華院 桜子:マイナーなし
紅華院 桜子:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《プラズマカノン》+《結合粉砕》+《リミットブレイク》
紅華院 桜子:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,3,5,7,7,9,10,10,10]+10[2,4,5,10]+3[3]+4 → 27

紅華院 桜子:あ、ブレイキングさん狙いで
“ブレイキング・ポイント”:ガードしましょう。クリエイトしたシールドでガード。
紅華院 桜子:3d10+25
DoubleCross : (3D10+25) → 18[4,7,7]+25 → 43

紅華院 桜子:装甲無視
“ブレイキング・ポイント”:シールドも装甲もかなりの硬さだが、これは結構な危険火力!
紅華院 桜子:ツヤさんの誘導した場所、それは長い廊下だったのだ。
紅華院 桜子:射線上に現れたブレイキングさん目掛け、絶対殺すビームを放ちます
紅華院 桜子:85→99
“ブレイキング・ポイント”:「き、効かねえ!俺に、攻撃は!」肉体に埋め込んだ金属キューブが膨大なプラズマを受けるが……!
“ブレイキング・ポイント”:「オゴ、オゴーッ!!?」
紅華院 桜子:84→98だった
SOG構成員:「ブ、ブレイキングポイントが圧されている……!」
SOG構成員:「化物!」「やはり捕獲対象!」
クラウス=エーゲル:『これが貧民と上流階級の差……』
クラウス=エーゲル:『やはり気品はもとより、その力も比べるもなし……』
“ブレイキング・ポイント”:「アアーッ、ハァーッ」溶解した金属塊のなかで辛うじて生存。
“ブレイキング・ポイント”:「ゆ、許せねえええええ……」バチン!
“ブレイキング・ポイント”:予熱でスパイクがいくつか弾ける。四つん這いの姿勢で桜子を睨む。
紅華院 桜子:「こういう時の台詞、私、存じ上げております」
紅華院 桜子:「ごきげんよう。 マイ・フリークス(化け物)」 その目は真っ直ぐにブレイキングさんを見据える。
GM:1ラウンド目終了!
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
ブレイキング

  10m

 桜子 ツヤ
 SOG1 SOG2

  50m

 クラウス
GM:セットアップはありません。
クラウス=エーゲル:なし
紅華院 桜子:ございません
笠森ツヤ:ない
“ブレイキング・ポイント”:「ァァ……や、焼けるゥ……!さっきまで、いい匂いだったのに……お前……」
“ブレイキング・ポイント”:「焦げた匂いしかしねえッ!ゆ、許せねえ!」
紅華院 桜子:ブレイキング・ポイントの視線を受け流す。
“ブレイキング・ポイント”:choice[桜子,クラウス]
DoubleCross : (CHOICE[桜子,クラウス]) → クラウス

“ブレイキング・ポイント”:「そ、そこの、オモチャも、うるせえ!鼓膜が、焼ける……!」
“ブレイキング・ポイント”:「アアアアアーッ!!」マイナーなし!
“ブレイキング・ポイント”:《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の刃》《パラライズ》《レインフォース》《創造の御手》でクラウスさんを攻撃だ。
“ブレイキング・ポイント”:9dx7+2
DoubleCross : (9R10+2[7]) → 10[1,3,3,4,5,8,9,10,10]+6[1,4,5,6]+2 → 18

“ブレイキング・ポイント”:低い!
クラウス=エーゲル:『これは失礼、なにか言いましたかな?ブホホホホホホホ!』
“ブレイキング・ポイント”:こういう時のために《創造主の業》を使います。精神が1しかないので、これでフォローするのだ。
“ブレイキング・ポイント”:4d10+18
DoubleCross : (4D10+18) → 7[1,3,2,1]+18 → 25

“ブレイキング・ポイント”:ひ、低いw
クラウス=エーゲル:2dx-1 ドッジ
DoubleCross : (2R10-1[10]) → 5[3,5]-1 → 4

“ブレイキング・ポイント”:やはり桜子の一撃を受け、マトモに狙いを定められるはずもないのだ……!
クラウス=エーゲル:しかし、命中です
“ブレイキング・ポイント”:だが、それでもスパイクのいくらかがエーゲルのジグラットを襲う!
“ブレイキング・ポイント”:3d10+18 ガード-5,硬直付与
DoubleCross : (3D10+18) → 16[9,6,1]+18 → 34

“ブレイキング・ポイント”:「シャアアア――ッ!!」ガガガガガン!!
“ブレイキング・ポイント”:爆裂音!体に埋め込まれた金属塊が、ポップコーンのように弾ける!
クラウス=エーゲル:6点受けます
GM:えーっ!硬い!w
クラウス=エーゲル:『全く……そちらの方が耳障りですなぁ』
“ブレイキング・ポイント”:「ふ、ふ、ふざけやがって……俺達を、そーやって見下ろしやがってよオオオオ」
クラウス=エーゲル:『しかし、不愉快。儂の体調に影響があるやもしれん。多少の金(弾代)は使う必要があるな。ブホホホホホホホホホ!』
GM:クソッ、なんて役立たずだ!次!
GM:行動値6。笠森さんの手番。
笠森ツヤ:マイナーで《バトルビート》
笠森ツヤ:85→87
笠森ツヤ:《コンセントレイト:ハヌマーン》《ベーシックリサーチ》
笠森ツヤ:10dx8
DoubleCross : (10R10[8]) → 10[3,3,5,7,7,7,7,8,9,9]+10[3,10,10]+10[10,10]+2[1,2] → 32

GM:これは文句なし!
紅華院 桜子:やった!
笠森ツヤ:87→90
クラウス=エーゲル:よし
SOG構成員:「ヌゥーッ!」「どこだ!」
SOG構成員:「こっちだ!」「逃がすな!」
笠森ツヤ:「こちらです! はやく!」
笠森ツヤ:的確に誘導。コケたりもしない。
紅華院 桜子:「流石ですわ。 ツヤさん」
GM:SOG兵達はゾロゾロと誤認した別ルートに散っていく。
クラウス=エーゲル:『待ってくだされ、ブホホホホホホ!』 そのまま建物を破壊して追う
SOG構成員:「ウギャー!」数少ない正解ルートの兵も瓦礫で圧死!
クラウス=エーゲル:『おおっと、何か潰してしまいましたかな!いやはや、金を持たないものは目にはいらないので!これは失敬!』
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホホホ!!』
笠森ツヤ:「これが……お金持ちの力………」 
SOG構成員:「しまった!あちらか!」「おのれ瓦礫が……!」「許せん!」
GM:これも笠森ツヤの的確な状況判断の賜物だ。SOG兵は追跡不能状態に陥る。
ブレイキング

  10m

 桜子 ツヤ

  50m

 クラウス
GM:では手番は桜子様だ。
紅華院 桜子:うーん、クラウスさまの攻撃で倒せないかな。
紅華院 桜子:また待機したい気持ち。
GM:まあ桜子さま、侵蝕結構危ないですからね。
GM:ブレイキングポイントの攻撃はありますが、慎重に動いたほうがいいかもしれません。
クラウス=エーゲル:待機していいんじゃないですかね
紅華院 桜子:すみません、待機で。
GM:では、クラウスさんの手番に。
クラウス=エーゲル:さて、どうするかな。ジェネシフトして80以上になれば何とかという感じだ
GM:どういたしますかな?ブホホホホホ!
クラウス=エーゲル:マイナーでジェネシフト、ダイス5個
クラウス=エーゲル:5d10+56
DoubleCross : (5D10+56) → 28[9,1,8,9,1]+56 → 84

GM:おっ80超えましたね。
クラウス=エーゲル:『フゥ……少し本気を出しますかな』
クラウス=エーゲル:ジグラットからつながっているコードから一定の信号を出す
クラウス=エーゲル:そう!金持ち特有の優越感!妄想の衝動なのでこの全能感に浸ります
GM:全能感を出すコードw
クラウス=エーゲル:《コンセントレイト:ノイマン》《バリアクラッカー》《コントロールソート》 対象はブレイキング
クラウス=エーゲル:少しハイになる感じですね、脳内麻薬が駆け巡る!
クラウス=エーゲル:10dx8+5
DoubleCross : (10R10+5[8]) → 10[2,2,3,3,4,4,6,8,9,9]+10[3,5,8]+5[5]+5 → 30

クラウス=エーゲル:きっちり桁上りで抑える、さすがは金持ち
“ブレイキング・ポイント”:回避する他なし!
“ブレイキング・ポイント”:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[2,2,2,8,10]+3[3]+1 → 14

クラウス=エーゲル:4d10+15 ガード,装甲値無視!
DoubleCross : (4D10+15) → 24[9,9,2,4]+15 → 39

クラウス=エーゲル:84→92
GM:すごいいい出目だな……!
GM:残りHPは32だったので、結構ギリギリだったんですけど、
GM:ガードも装甲も抜かれるので文句なく死亡です!
クラウス=エーゲル:機銃が引込み、電磁投射砲が現れる。
クラウス=エーゲル:そしてそのまま発射!吹き飛べ金持ちアタック!
“ブレイキング・ポイント”:「ち、ちくしょォォォ……見下しやがって……ふざけやがって……」
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホ!!これは少し貧乏人を殺すには高級な代物ですぞ!!』
“ブレイキング・ポイント”:「てめえ、ウブゴォォォーッ!!」
クラウス=エーゲル:『今度は高等教育を受けられる身分に生まれるといいですなぁ!』
GM:ズギャアア――ッ!!
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホホホホホホホ!!!』
GM:目も眩む電光が廊下を照らし、
“ブレイキング・ポイント”:「グ……グ……!」バチン!バチン!
“ブレイキング・ポイント”:スパイク内の爆裂機構が超高熱で弾ける!
“ブレイキング・ポイント”:「グギャアアアアアアアア――ッ!!」
GM:爆発四散!!!
GM:ブレイキング・ポイントは大量の金属破片と化して飛び散りました。戦闘終了。
紅華院 桜子:「流石はクラウスさま。 感服いたしました」
クラウス=エーゲル:『フゥー……』(愚かな貧民を相手にするのは疲れる。早くここから脱出せねば)
クラウス=エーゲル:『いやはや、紅華院殿も見事なものでしたな』
クラウス=エーゲル:『さすがは紅華院のご息女、あの程度の貧民など全く歯牙にもかけぬ!』
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホホホ!!!』
GM:アクシオンの兵力とははぐれてしまいましたが、今は彼女らの行く手を阻むものなし。
GM:ツヤさんの誘導で、開けた場所に脱出できるでしょう。
笠森ツヤ:「こちらです!」 屋上に出よう。
GM:では、屋上に出る階段の踊場近くで、
GM:身を隠すように座り込む要人の姿を見つけることができるでしょう。リキシレ社のツェン・イー。
曽毅:「……。君は、紅華院家の」
紅華院 桜子:「ツェン様」
曽毅:「そして、桜子嬢もここに来ていたとは。いやまったく、当てが外れてしまいました」
曽毅:当然、対ワーディングマスクを着用している。非オーヴァードでもワーディング内で活動可能な装備だ。
曽毅:「屋上からの脱出は……危険です。恐らく」
紅華院 桜子:「どういう意味でしょうか」
曽毅:「私も、社のヘリを迎えに寄越す手筈になっていましたが――」
曽毅:「どこから調達したのやら、あのテロリスト達は『航空戦力』を所持していたようで」
GM:遠くから微かにジェットエンジンめいた音が聞こえている。屋上……空で何かが動いているのだろうか。
曽毅:「降りるに降りられず、出るに出られず。我ながら中々の窮地ですよ、これは」
紅華院 桜子:「……ツェン様。 御付の方は?」
曽毅:「残念ながら、外の兵器の確認に向かわせた折……ミサイルの破壊に巻き込まれて、転落したと通信が」
曽毅:「オーヴァードならばリザレクトもできますが、私はそういった方法で降りるわけにもいきませんからな……フフ」冷や汗が流れる。
紅華院 桜子:「ご安心下さい。 外の賊を排除すれば、脱出が出来ます」
曽毅:「まさか。いくら桜子嬢らがオーヴァードとはいえ」
曽毅:「……ここは、待つのが賢明です。敵よりも助けが先に来る可能性もある」
曽毅:「トップに立つ我らのようなものは、無用に命を晒すリスクを……考慮しなければ」
紅華院 桜子:ちなみに
紅華院 桜子:他の要人は全て脱出済みでしょうか
GM:それは知りようがありませんが、脱出の時に見た限りでは、
GM:ほとんど被害なしと言っていい状況でしょう。
GM:桜子やツェンに関しては運が悪かっただけと思われます。あのエレベータートラップにかかったのが桜子でなかった可能性もある。
クラウス=エーゲル:使えないゴミどもが……査定を楽しみにしていろ……
GM:アクシオン頑張ってるのに!w
クラウス=エーゲル:儂を危険に晒した時点で大問題じゃあ~~~~~ッ!!
紅華院 桜子:クラウスさまに、要人の避難状況をアクシオン勢に確認いただくことって出来ないでしょうか
GM:じゃあ、クラウスさんは今建物の外で飛んでいるはずですので、
GM:ツェンさんがアクシオン兵からもらっていた通信機に連絡が入った事にしましょうか。
クラウス=エーゲル:了解です
アクシオン警備トループ:[……ザザザ。警護対象者の安否確認フェーズに。現在消息不明が一名]
アクシオン警備トループ:[神城早月。制圧を退けたことで、敵勢力側の大規模攻撃も予想されます]
アクシオン警備トループ:[至急再捜索を行い、安否を明らかにします]
紅華院 桜子:「ツェン様。お聞きの通りです」
GM:桜子は襲撃があった時のことを思い出すかもしれません。神城早月だけは、敵に対して「立ち向かう」形でいた。
GM:敵を滅ぼすためか、それともあの時の言動に反し、他の要人を守るためだったかは分からないが。
曽毅:「……まったく、不運ばかりが重なりますな」
紅華院 桜子:「一刻も早くこの場から脱出せねばなりません」
紅華院 桜子:「そして……所在不明の神城さま」
紅華院 桜子:「あの時。 襲撃の場で私は見ました。 神城さまだけは『立ち向かう』目をしていました」
曽毅:「…………」
紅華院 桜子:「きっと、私の勘は当たっていると思います」
紅華院 桜子:「神城さまも……私たちと同じように。 私たちよりも先に。 この扉の先にいるのだと」
紅華院 桜子:「一度と言わず、何度でも、私は”領域”に踏み入ることといたします」
紅華院 桜子:そう言い残し、屋上へと続く扉を開ける
紅華院 桜子:強風が髪を靡かせる。眼前には――
GM:眼前には、滞空する巨大な黒い機影。
紅華院 桜子:辺りを見回すが、神城早月の姿は無い。
紅華院 桜子:「まあ。 私の勘、外れてしまいました」
紅華院 桜子:「肝心な時にミスをするだなんて……私、まだまだツヤさんのような完璧な女性には遠いですわ」
GM:6基のジェットエンジンが両翼に配置され、VTOLめいて垂直にホバリング姿勢を保っている。
GM:既存の航空機とはかけ離れたシルエットの、巨大な怪物的兵器!
GM:それが今、ジグラットと対峙している!
笠森ツヤ:「クラウスさまが……」
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホ……どうかね、諦めて帰るつもりはないか?』
クラウス=エーゲル:『キミの仲間は既に倒しておる……このようなことは無意味だ。貴様らが予定していることはやめたほうがいいぞ!』
“オーバーウェルミング”:『ハハハハハハハハハハ!』
“オーバーウェルミング”:『諦めるだと!?グハハ!諦めるのは貴様だ!クラウス=エーゲル!』
“オーバーウェルミング”:複数のレーザー照準がジグラットをロックオンする!
クラウス=エーゲル:『ま、待て!撃つな!』
“オーバーウェルミング”:『どうしたぁ!グハハ!自分が撃たれるとなるとビビり上がったかァ!』
“オーバーウェルミング”:『この重武装!重装甲!貴様らのチンケな兵器など相手にならぬ!』
クラウス=エーゲル:『…………』
クラウス=エーゲル:『なぁにぃ~~~~~~~~~ッ!?』
クラウス=エーゲル:『貴様ごときド底辺の貧民如きが!』
クラウス=エーゲル:『この儂の『ジグラット』を愚弄するだとォ~~~~~ッ!?』
クラウス=エーゲル:『ええい!金で手を引くように言ってやろうと思ったがもう許せん!』
“オーバーウェルミング”:『この俺様の“辺獄(リンボ)”は!まさに飛行する要塞よ!』
“オーバーウェルミング”:『そして見よ!この搭載ミサイルは……!』ゴウンゴウンゴウン
“オーバーウェルミング”:“辺獄”の下部コンテナが展開してゆく……!
“オーバーウェルミング”:『この東京すらも火の海にできる!!これも巨大ペイロードの為せる技よ!』
クラウス=エーゲル:『…………』
クラウス=エーゲル:『金なら払おう、見逃して貰えないか!?』 ミサイルを見て態度を変える
“オーバーウェルミング”:『グハハハハハハ!情けない男よのう!クラウス=エーゲル!!』
“オーバーウェルミング”:『もっとも……この“辺獄”購入には俺様の資産の大部分をつぎ込んだのだ!』
“オーバーウェルミング”:『もっと驚け!そうでなければ張り合いがない!』
クラウス=エーゲル:『ヒィ~~~~ッ!』
GM:では、そんなやり取りをしている中に、桜子様達2人が到着します。
GM:ビルの上で睨み合う飛行兵器2つ!
笠森ツヤ:「クラウスさまーーーー大丈夫でございますかーーーー!?」
紅華院 桜子:「まあ。 大層大きな飛空船」
GM:当然、今の会話からこの辺獄に大量破壊兵器が搭載されていることは明らか。
GM:襲撃が失敗となれば、ビル周辺地域ごとこれで焼きつくす心積りでしょう。
紅華院 桜子:「……お話は聞かせていただきました」
“オーバーウェルミング”:『ああ!?なんだチビども!』
クラウス=エーゲル:(辺獄購入で奴の資金はもうない……しかし、儂は未だに多くの資金を持っている……)
“オーバーウェルミング”:『どこかのクソ要人か!?すぐに焼き殺してやる!』
紅華院 桜子:「申し訳ありませんが、この町を火の海になどさせません」
“オーバーウェルミング”:駆動音を発しながら、辺獄のジェットエンジン角度が変わっていく。
紅華院 桜子:「政財界の転覆を図る賊」
クラウス=エーゲル:(そう、総資産であれば儂の方が優っている……すなわち儂の方が優れており、高みの存在……)
紅華院 桜子:「政財界の転覆を図り、世界経済を混乱に導く。これは、世界に対する裏切りと呼ぶべきでしょう」
クラウス=エーゲル:(これから導き出される答えは儂はこの輩に負けるはずがない……そう、奴はド貧民なのだ……)
紅華院 桜子:「紅華院家の誇りに賭けて……止めてみせます」
クラウス=エーゲル:こうして恐怖を押し殺すのだ!
“オーバーウェルミング”:『それがどうした!いいか!?この辺獄の集音機能は……そんなクソ高説を聞くためではなくなあ!』
“オーバーウェルミング”:『貴様らクソの泣き叫ぶ命乞いを聞き取るためにあるのだ!』
紅華院 桜子:「でしたら」
紅華院 桜子:「でしたら、始めましょう。 裏切り者の舞踏会を」
GM:----
GM:シーン終了。応急手当や装備交換をするならこれが最後のチャンスだぞ。
GM:次はクライマックスバトル。
紅華院 桜子:ボデアマ渡しましょうか
笠森ツヤ:2d10+10 応急手当使用します!
DoubleCross : (2D10+10) → 18[9,9]+10 → 28

笠森ツヤ:すごいいい応急手当だった・・・
クラウス=エーゲル:あー……応急手当、使います
クラウス=エーゲル:6+2d10
DoubleCross : (6+2D10) → 6+8[1,7] → 14

笠森ツヤ:ボデアマ頂いていいのでしょうか。ガードできるお嬢様が持ってたほうがいいのでは。
紅華院 桜子:応急手当購入します
紅華院 桜子:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,7,9,9] → 9

笠森ツヤ:あ、購入していいんですか?
クラウス=エーゲル:え、購入できるんですか?
紅華院 桜子:あ、すみません、見間違えた
紅華院 桜子:購入はダメなんですね
GM:そうですね、すいません
笠森ツヤ:敵を前にして購入とか無理のような・・・
GM:状況的に購入はできないです。
紅華院 桜子:じゃあ、ボデアマは自分で持っています。
紅華院 桜子:以上で。
GM:----

【Climax/01】

GM:クライマックスです。全員登場。
クラウス=エーゲル:1d10+92
DoubleCross : (1D10+92) → 4[4]+92 → 96

笠森ツヤ:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 4[4]+90 → 94

紅華院 桜子:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+8[8] → 106

“オーバーウェルミング”:『さあ!泣け!叫べ!俺様の圧倒的な破壊力に!』
“オーバーウェルミング”:『貴様ら支配階級はクズだ!既得権益に胡座をかき、革命を認めぬクズ共!』
“オーバーウェルミング”:『だが、貴様らの支配する時代は終わりだ!ステイト・オブ・グレイスが、新たな世界を作りだすのだからな!!』
GM:衝動判定です。難易度9。
クラウス=エーゲル:8dx+1>=9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 10[2,3,4,5,5,9,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

クラウス=エーゲル:2d10+96
DoubleCross : (2D10+96) → 17[9,8]+96 → 113

笠森ツヤ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[4,4,5,8] → 8

笠森ツヤ:2d10+94
DoubleCross : (2D10+94) → 12[4,8]+94 → 106

紅華院 桜子:5dx+2>=9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 10[6,7,9,10,10]+7[5,7]+2 → 19 → 成功

紅華院 桜子:106+2d10
DoubleCross : (106+2D10) → 106+13[8,5] → 119

GM:----
オーバーウェルミング
   辺獄

   30m

  桜子 ツヤ
  クラウス
クラウス=エーゲル:『ヌゥー!!貴様ら貧民はいつもそうやって』
クラウス=エーゲル:『儂達が努力してこの地位に居ることを見ようともしない!』
“オーバーウェルミング”:『努力だと!?上流階級のクズにそんな概念があるものか!』
クラウス=エーゲル:『貴様らこそゴミ!ゴキブリ!!このパブリックエネミーがァ!!』 怒り狂って侵蝕が荒ぶる!!
GM:セットアップ!
クラウス=エーゲル:コーリングシステム
紅華院 桜子:ございません
笠森ツヤ:なし
クラウス=エーゲル:戦闘ヘリを呼び出します
“オーバーウェルミング”:“オーバーウェルミング”はオートアクションで《融合》!辺獄と一体化し、この巨大構造体を単独で操るのだ。
クラウス=エーゲル:確認しますが勝利条件は敵の全滅ですか?
GM:いえ、オーバーウェルミングが死亡すれば
GM:辺獄を操る者もいないので、勝利ですね。
クラウス=エーゲル:了解です、予想があたってよかった
“オーバーウェルミング”:『グハハハ!この巨体兵器と、俺様の新人類の力!』
“オーバーウェルミング”:『財力や権力など……小賢しい!全て焼き払えば良いのだ!』
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホ!!愚か者はそうやって築くことを知らず破壊に走る』
クラウス=エーゲル:『権力と財力は築くものよォ~~~~~~~ッ!!!』
“オーバーウェルミング”:辺獄が行動します。マイナーアクションで、大型擲弾砲を用意。対象を範囲化。
“オーバーウェルミング”:『くたばれ!!』
“オーバーウェルミング”:オーバウェルミングの《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》で大型擲弾砲を発射します。
“オーバーウェルミング”:17dx7+1
DoubleCross : (17R10+1[7]) → 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,5,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,2,6,7,8,10]+6[5,5,6]+1 → 27

“オーバーウェルミング”:これは低い……!威力が心配だな
クラウス=エーゲル:5dx-1 ドッジ
DoubleCross : (5R10-1[10]) → 10[5,6,8,10,10]+10[6,10]+7[7]-1 → 26

クラウス=エーゲル:アバー!!
笠森ツヤ:リア不
紅華院 桜子:カッキーンできるかな
紅華院 桜子:ガード 《氷盾》
紅華院 桜子:119→121
クラウス=エーゲル:カバーリングはします?
“オーバーウェルミング”:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 17[7,7,3]+15 → 32

“オーバーウェルミング”:あ、しまった!ダメージ出しちゃいました。
クラウス=エーゲル:28弾いて4点受け、HP10で残ります
紅華院 桜子:あ、すみません。 出ちゃったのでカバーリング無しで。
紅華院 桜子:ガード装甲合計して38。無傷
笠森ツヤ:“オーバーウェルミング”にロイスをとろう。 興味/汚らわしい○ 即昇華復活
“オーバーウェルミング”:『グハハハハ!!』辺獄の砲門が展開し、3人に無差別爆撃の嵐を降らせる!
笠森ツヤ:「きゃあ!?」 
笠森ツヤ:まともに食らうぞ
紅華院 桜子:爆撃による煙。 煙が晴れると
紅華院 桜子:屋上に備え付けてあったテーブルに腰掛け、お茶を飲んでいるお嬢様の姿があるのだ。
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホ、その程度か貴様ァ!!我がジグラットは揺るぎもせんわァ!!』
クラウス=エーゲル:『どうやら購入するべきモノを間違えたらしいですなァ!金の使い方もわからぬ貧乏人には仕方のないこと!!』
“オーバーウェルミング”:『……何ィ~~?アクシオンの……クズごときがァ……!』
“オーバーウェルミング”:『ゴミ虫どもめ……!!』怒りを露わにするオーバーウェルミング!
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホホホホ!!』
笠森ツヤ:「い、いたたたた……」 のろのろと起き上がろう。
“オーバーウェルミング”:だが、まだ行動させてもらいます。メインプロセス終了時に、《加速する刻》。
“オーバーウェルミング”:『俺様の辺獄が!この程度で留まるなどと思うな!!』
“オーバーウェルミング”:マイナーアクションで装備変更。「対空ミサイル」「ロケットランチャー」を装備します。
“オーバーウェルミング”:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《異形の祭典》。ロケットランチャーで3人を攻撃。
“オーバーウェルミング”:17dx7-2
DoubleCross : (17R10-2[7]) → 10[1,1,2,2,2,4,4,4,5,6,8,8,8,8,8,9,9]+10[1,1,3,3,7,7,9]+10[4,6,10]+1[1]-2 → 29

“オーバーウェルミング”:――バキャン!
“オーバーウェルミング”:撃ち尽くしたグレネードランチャーを投棄!ずらりと並んだHEAT弾頭が出現する!
笠森ツヤ:リア不だぞ!
クラウス=エーゲル:5dx-1 ドッジ
DoubleCross : (5R10-1[10]) → 4[2,2,2,3,4]-1 → 3

紅華院 桜子:ガード。 《氷盾》+《炎陣》
紅華院 桜子:ツヤさんカバー
紅華院 桜子:121→125
“オーバーウェルミング”:『この火力ならば!どうだァァァァ――アア――ッ!!!』
“オーバーウェルミング”:3d10+12 装甲無視
DoubleCross : (3D10+12) → 8[4,1,3]+12 → 20

“オーバーウェルミング”:うえー!低っ!?
“オーバーウェルミング”:せっかくのシナリオ1回火器なのに
クラウス=エーゲル:装甲値無視なので倒れる
クラウス=エーゲル:“オーバーウェルミング”にロイスを取得、タイタス昇華して復活。親近感/侮蔑:○/昇華
紅華院 桜子:ガード値30なので弾く。
“オーバーウェルミング”:蜘蛛の巣じみた噴射炎の軌跡が広がり、その場全ての人間にマルチロックで直撃するが……!
クラウス=エーゲル:『ぬぉおおおおおおおお!!!!!???』 直撃したジグラットが大きく揺れる!!
紅華院 桜子:その弾幕は、目の前に突如現れた赤い壁に行く手を阻まれる。
紅華院 桜子:足元より噴出すプラズマによる壁だ。
“オーバーウェルミング”:『……なんだ……貴様……!』
笠森ツヤ:「お嬢様ッ!?」
“オーバーウェルミング”:『淘汰されるべきザコ……財力に腑抜けたガキが……』
紅華院 桜子:「怪我は無くて? ツヤさん」
笠森ツヤ:「お嬢様!ありがとうございます!」
“オーバーウェルミング”:『この、俺様の武力を……!』
クラウス=エーゲル:『馬鹿な!ええぃ!!儂の作ったジグラットが沈んでたまるかぁぁぁあああああああああ!!!!』
クラウス=エーゲル:無理やり復帰!!
GM:クラウスのジグラットも、強力なアクシオン製品!オートバランサー機構によってこの程度のダメージはまだ修正可能!
GM:そして、手番は笠森ツヤさんだ!
笠森ツヤ:「お嬢様に守られてばかりじゃダメだ……」
笠森ツヤ:「私がやらないと……! なんのために私がいるんだ!」
“オーバーウェルミング”:『黙れ!クソガキ!』
“オーバーウェルミング”:『貴様は俺様に粛清されるためにいるのだ!』
笠森ツヤ:マイナーで暴走解除しよう
笠森ツヤ:《コンセントレイト:ハヌマーン》《振動球》《さらなる波》
笠森ツヤ:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,1,3,3,4,4,6,7,8]+10[3,9]+10[10]+2[2] → 32

“オーバーウェルミング”:10dx-1 ドッジ
DoubleCross : (10R10-1[10]) → 10[1,3,3,3,5,7,7,8,10,10]+4[1,4]-1 → 13

笠森ツヤ:4d10+20
DoubleCross : (4D10+20) → 16[1,10,2,3]+20 → 36

笠森ツヤ:装甲無視
“オーバーウェルミング”:《振動球》を選んだのはクレバーでしたね……!こいつは見た目通りかなりの装甲値を誇り、並大抵の攻撃では通らない。
笠森ツヤ:「黙れ。粛清されるのはお前だ」
“オーバーウェルミング”:『……何ィ?』
笠森ツヤ:オーヴァード能力での投石。ただの石ころが凶器となる。
GM:――パァン!
GM:音速を突破した瓦礫が、辺獄を貫通する!
“オーバーウェルミング”:『……!!ザザザッ』
“オーバーウェルミング”:『馬鹿な!!』
笠森ツヤ:「こういうのはあまり得意ではありません。私が接近していたらもっと痛い目にあっていたでしょう」
GM:巨体に比してごく小さな貫通穴だが、確実なダメージがあった!6基のエンジン中1基が明確に動作異常を起こしている……!
“オーバーウェルミング”:『クソガァキィィィ……!!』歯ぎしりの音が拡声器増幅される。
GM:オーバーウェルミングは、《融合》中のため行動不能。
笠森ツヤ:106→113
GM:あっ、すいません、今対象指定はありませんでしたが、辺獄を攻撃した事にさせていただきます。
GM:どちらにせよ、《融合》で獲得した《崩れずの群れ》で守るのでw
笠森ツヤ:あ!
笠森ツヤ:了解です。すみません
GM:では桜子お嬢様の手番となります。
紅華院 桜子:はい
紅華院 桜子:「……。一つ、宜しいでしょうか」
紅華院 桜子:「革命を行い。 その先に、何を望むのでしょう」
“オーバーウェルミング”:『望むものだと!?正しき支配だ!!』
“オーバーウェルミング”:『今の世界は腐っている!旧人類の猿がのさばり、真に力を持つ――我々新人類が虐げられる!』
紅華院 桜子:「……。 分かりました。 それでしたら」
紅華院 桜子:「負けるわけには、行きません」
“オーバーウェルミング”:『分からんのか!これは……その解放の戦だ!!!』
紅華院 桜子:マイナーなし
紅華院 桜子:《コンセントレイト:サラマンダー》+《プラズマカノン》+《結合粉砕》
紅華院 桜子:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,4,4,5,6,7,7,9,10,10,10]+10[5,8,8,10,10,10]+10[1,2,4,4,9]+3[3]+4 → 37

“オーバーウェルミング”:10dx-1 ドッジ
DoubleCross : (10R10-1[10]) → 10[1,3,4,6,7,7,8,9,9,10]+9[9]-1 → 18

紅華院 桜子:すみません、オーバーウェルミング狙いで
紅華院 桜子:おっと
GM:あ、了解しましたw というか、カバーの場合ドッジする必要はないですねw
“オーバーウェルミング”:ということで、辺獄に《崩れずの群れ》を使わせ、カバーさせます。
紅華院 桜子:ではダメージを。
紅華院 桜子:4d10+30
DoubleCross : (4D10+30) → 28[6,2,10,10]+30 → 58

紅華院 桜子:バチリ バチリ
GM:58……!これは辛い……
紅華院 桜子:桜子の周囲から聞こえるラップ音。 火花が舞っている。
紅華院 桜子:急速に溶解された熱が、プラズマ状となり襲いかかります。
紅華院 桜子:装甲無視。
GM:レーザーのようにしか認識できない圧倒的プラズマ質量が、辺獄の右翼をごっそりと抉る!
GM:装甲材が沸騰し破裂する音が屋上の2人にも聞こえるのだ!
“オーバーウェルミング”:『そ……その……程度ォォォ!!俺様が!俺様の武力が、負けると思うのかッ!!』
GM:ガシュン!!
GM:切り離された損傷部位が、ビル屋上へ突き刺さる。恐るべき重量!
紅華院 桜子:「でしたら、溶かしつくしてさしあげましょう」
紅華院 桜子:125→135
“オーバーウェルミング”:『ハァ……ハァ!俺様が強者!ノコノコと……目の前に現れよって……!』
“オーバーウェルミング”:『ちっぽけな……クズごときが!!』
GM:クラウスさんの手番となります。
クラウス=エーゲル:マイナーで戦闘移動、後方に7m下がります
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホホ……ゴミがなにか言っておりますなぁ!!』
クラウス=エーゲル:《コンセントレイト:ノイマン》《バリアクラッカー》《コントロールソート》 対象はオーバーウェルミング
オーバーウェルミング
   辺獄

   30m

  桜子 ツヤ

   7m

  クラウス
クラウス=エーゲル:11dx7+5
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,7,7,9,9,10]+10[5,5,6,7,10]+10[6,7]+3[3]+5 → 38

“オーバーウェルミング”:当然、辺獄が《崩れずの群れ》。オーバーウェルミングのリアクションはガードしかない。
クラウス=エーゲル:こういう時サポートスタッフがほしい
クラウス=エーゲル:4d10+15 ガード,装甲値無視
DoubleCross : (4D10+15) → 27[5,9,9,4]+15 → 42

クラウス=エーゲル:113→121
クラウス=エーゲル:電磁投射砲がポップアップして辺獄を貫くぞ!
GM:42……!だが、ナントカ生きてるぞ!
“オーバーウェルミング”:『ぐうっ……!ゴフッ!!』
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホ!!これが真の金の使い方ですぞ!』
“オーバーウェルミング”:電磁投射砲は中央操縦ブロックを撃ち抜いている。オーバーウェルミングが死亡していないのは、彼がオーヴァードであるからだ。
“オーバーウェルミング”:『この、汚らしい金持ちがァァァァ!!』
クラウス=エーゲル:『おやおや、汚らわしい?なんのことやら!』
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホホホホホ!!』
GM:----
GM:第二ラウンド
GM:----
オーバーウェルミング
   辺獄

   30m

  桜子 ツヤ

   7m

  クラウス
GM:セットアップ行動はありませんね?
クラウス=エーゲル:ありません
紅華院 桜子:ございませんわ
“オーバーウェルミング”:こちらはこのラウンドも《融合》を継続。で、辺獄の手番です。
“オーバーウェルミング”:マイナーで対空ミサイルを起動。達成値+5。そしてこの装備は……
“オーバーウェルミング”:汚い金持ち!テメーを攻撃するためのミサイルだよ!死ねェ―ッ!
“オーバーウェルミング”:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》!
“オーバーウェルミング”:17dx7+10
DoubleCross : (17R10+10[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,4,4,5,5,5,5,6,7,7,9]+6[4,5,6]+10 → 26

クラウス=エーゲル:ヒィイイイイイ――ッ!!??
クラウス=エーゲル:5dx-1 ドッジ
DoubleCross : (5R10-1[10]) → 10[2,3,4,7,10]+8[8]-1 → 17

“オーバーウェルミング”:後部コンテナが開き、ミサイルランチャーが大量展開する!
“オーバーウェルミング”:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 18[6,7,5]+15 → 33

クラウス=エーゲル:うーむ、勝利の女神さえあればなぁ
“オーバーウェルミング”:『く!た!ば!れァァ――ッ!!』
クラウス=エーゲル:33?28弾いて5受けます。HP7点残ります
GM:な、なんてことだ!
GM:せっかくの対空ミサイルが……!
“オーバーウェルミング”:では、四方八方から辺獄搭載のミサイルが殺到しますが……!
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホホ!!無駄無駄!』
クラウス=エーゲル:『我が財力で作り上げたジグラットの前には貴様の雀の涙程度の財力!』
クラウス=エーゲル:『全くのゴミカス以下にも等しいわぁあああああああ!!』
“オーバーウェルミング”:『バカな……!?あらゆる航空戦力を迎撃可能な!この辺獄の……!!』
“オーバーウェルミング”:『おのれFHめェェェ!!こんなクズ兵器をォォ……!!』
クラウス=エーゲル:『ブホホホホホホホホホホ!!』
“オーバーウェルミング”:さらに《加速する刻》を使用!
“オーバーウェルミング”:マイナーで「アンチマテリアルライフル」「ライトマシンガン」を装備。今度は桜子お嬢様のエンゲージを狙います。
“オーバーウェルミング”:choice[桜子,ツヤ]
DoubleCross : (CHOICE[桜子,ツヤ]) → ツヤ

“オーバーウェルミング”:ツヤさんに照準。
笠森ツヤ:ひぃー
紅華院 桜子:カバーします?
笠森ツヤ:大丈夫かと。
笠森ツヤ:侵蝕的にお嬢様が危ない。
紅華院 桜子:了解です。
“オーバーウェルミング”:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》。使用するのはアンチマテリアルライフルだぞ!いいのかな……!?
“オーバーウェルミング”:17dx7+3
DoubleCross : (17R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,5,5,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,5,7,9,9]+10[8,9,10]+10[1,7,8]+10[4,10]+1[1]+3 → 54

笠森ツヤ:ぎゃーーー!
紅華院 桜子:回った、、、!
笠森ツヤ:10dx+1 ドッジ
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,2,3,4,5,6,6,10,10,10]+10[4,10,10]+10[1,10]+1[1]+1 → 32

“オーバーウェルミング”:『消し飛べ!ゴミクズ!!』
“オーバーウェルミング”:6d10+20
DoubleCross : (6D10+20) → 19[2,6,1,3,4,3]+20 → 39

“オーバーウェルミング”:また出目低いなあ!
“オーバーウェルミング”:折り畳み式の砲身が展開し、ツヤに精密砲撃!
笠森ツヤ:「ッぐあ……!」 吹っ飛ぶ
紅華院 桜子:「ツヤさん!」
“オーバーウェルミング”:通常の人間ならば血煙と化す威力……無慈悲な対人専用武装だ!
笠森ツヤ:敵/辺獄/興味/邪魔○ ロイスをとって復活
“オーバーウェルミング”:『邪魔をしやがって……!俺様の邪魔を……!!』
GM:手番はツヤさん!
笠森ツヤ:「お嬢様! ツヤの心配は無用です!」
笠森ツヤ:マイナーで《バトルビート》
笠森ツヤ:《コンセントレイト:ハヌマーン》《振動球》《さらなる波》
笠森ツヤ:“オーバーウェルミング”に攻撃
笠森ツヤ:14dx7
DoubleCross : (14R10[7]) → 10[2,3,4,4,4,4,4,5,6,6,7,7,8,9]+10[2,5,10,10]+10[3,9]+10[10]+4[4] → 44

“オーバーウェルミング”:辺獄が《崩れずの群れ》。ダメージをどうぞ。
笠森ツヤ:5d10+20
DoubleCross : (5D10+20) → 39[10,2,8,9,10]+20 → 59

笠森ツヤ:装甲無視
紅華院 桜子:高い!
GM:それは耐えられない!辺獄の残りHPは25。
クラウス=エーゲル:平均7以上は高いなぁ
GM:オーヴァードでもないので、こいつには復活エフェクトもない。その一撃が止めとなって、完全に破壊されます。
笠森ツヤ:122になる。
笠森ツヤ:「手早く倒すこと、それが私ができるお嬢様をお守りする術……」
笠森ツヤ:「“オーバーウェルミング”、お嬢様にひれ伏すなら今のうちだ」
“オーバーウェルミング”:『ひれ伏すのは、そのお嬢様とやらだ!』
“オーバーウェルミング”:『俺様が上!貴様らは……地に這いつくばる、豚だ!!』
笠森ツヤ:「下衆の言葉などいくら大声をあげたって届くものか」
笠森ツヤ:先ほどと同様、投石!
GM:音速を突破!投石相手には自動迎撃機構も働かぬ……!
“オーバーウェルミング”:『バカな!貴様……貴様ァァ――ッ!!』
“オーバーウェルミング”:動力部が貫通、巨大な爆炎を吹き上げる!
“オーバーウェルミング”:次々と内蔵弾薬に引火!辺獄はすべての機能を失うが……!
クラウス=エーゲル:『おやおや、ようやく虫ケラらしくなりましたな』 現実的高さ的にも社会的地位にも圧倒的上から目線!
“オーバーウェルミング”:『まだだ!俺様が……俺様自身が!』
GM:ガシャン!
GM:先ほどクラウスが見た、巨大弾頭が再び露出する!
GM:エグザイルとしての融合能力の最後で、この熱核弾頭を街に放つつもりだ……!
“オーバーウェルミング”:「皆殺しに……ガハッ!」
“オーバーウェルミング”:「皆殺しにしてくれるわァァ――ッ!!」
クラウス=エーゲル:『蝿が蛆虫に……ってブフォ!!』
クラウス=エーゲル:調子に乗っていたがミサイルを見て吹き出す!
オーバーウェルミング

   30m

  桜子 ツヤ

   7m

  クラウス
GM:敵はオーバーウェルミング一人!桜子お嬢様の手番なのだ。
紅華院 桜子:はい
紅華院 桜子:先ほど飲んだ紅茶。 思考がスッキリとする。
紅華院 桜子:思い起こすのはここ数日の出来事。 ツェン氏との邂逅、襲撃の噂、神城早月との出会い、そして、立田氏の言葉。
紅華院 桜子:襲撃前の綿密さとは裏腹に、襲撃自体は雑なものであった。
紅華院 桜子:そのチグハグさに奇妙な違和感を覚えるが……
紅華院 桜子:「……。まずは、市中を守ることが先決ですわ」
紅華院 桜子:マイナーなし。
紅華院 桜子:メジャー
紅華院 桜子:《コンセントレイト:サラマンダー》+《プラズマカノン》+《結合粉砕》
紅華院 桜子:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7]+10[1,10]+5[5]+4 → 29

“オーバーウェルミング”:ガード。
紅華院 桜子:ダメージ。
紅華院 桜子:3d10+30
DoubleCross : (3D10+30) → 21[9,5,7]+30 → 51

紅華院 桜子:装甲無視。
“オーバーウェルミング”:当然、一撃で蒸発します。本体のHPは34。
紅華院 桜子:バチバチと弾ける火花は、先ほどよりも数が多く。
紅華院 桜子:桜子の周りが紅く色づいていく。熱が視認できるほどに上がっている。
“オーバーウェルミング”:街を見下ろす高度から、巨大なミサイルが今発射されんとす。
“オーバーウェルミング”:発射基部に取りついているのはオーバーウェルミング。命と引き換えにでも、より多くの生命を殺す、その執念!
紅華院 桜子:ミサイルが発射される刹那。
“オーバーウェルミング”:「これが……!俺様の!」
“オーバーウェルミング”:「圧倒的武力(オーバーウェルミング)!!」
紅華院 桜子:「ええ。 これが貴方の終幕です」
紅華院 桜子:プラズマ状の光波が、ミサイルの基部を撃ち貫く。
“オーバーウェルミング”:「お……」
“オーバーウェルミング”:「ご」
GM:圧倒的熱量が、飛行する鉄塊……辺獄とともにミサイルの基部を消し飛ばし、
GM:切り離され、機能を喪った弾頭が落ちる。その一拍後。
“オーバーウェルミング”:「新……世、界……」
“オーバーウェルミング”:「ステイト・オブ・グレイスに!栄光あれェェーッ!!」
GM:機内弾薬全てが引火!空中で爆発四散!
GM:大気の震動が地上をも揺らし、長く爆発の光が灯り続け、そして消える。
紅華院 桜子:「ごきげんよう」 爆風の晴れた空に向けて。
GM:戦闘終了。敵は全滅しました。
GM:----

【Backtrack】

GM:バックトラックに入ります。
GM:さて、今回のEロイスは……??
GM:くっノリが悪い。0個ですよ!
GM:さあお振りなさい。
紅華院 桜子:やったー! 振る振る!
紅華院 桜子:0d10
GM:遅いよ!w
紅華院 桜子:す、すみませんw
クラウス=エーゲル:121-5d10 一倍振り
DoubleCross : (121-5D10) → 121-35[1,8,9,10,7] → 86

クラウス=エーゲル:圧倒的日常回帰力、さすが汚い金持ち
クラウス=エーゲル:この程度、日常茶飯事
紅華院 桜子:2倍振り
紅華院 桜子:135-12d10
DoubleCross : (135-12D10) → 135-60[7,9,4,8,1,7,6,2,1,6,1,8] → 75

笠森ツヤ:7d10-122 二倍
DoubleCross : (7D10-122) → 36[10,2,1,10,4,5,4]-122 → -86

GM:さすが。皆さん帰還ですね。しかもクラウスさんは一倍振りか……
クラウス=エーゲル:5点です
GM:そういえば、私がいつも言ってる「いつもの4点」って、場所の手配を抜いた4点なので
GM:今はとんとふを使っている以上、鳩子さんには1点受け取る権利があるんですよね。本当に今さらなんですけど。
GM:ご希望なら鳩子さんは5点配布しますが、どうします?
笠森ツヤ:いやーそういうのやり始めるとめんどいですし、いいと思いますよw
笠森ツヤ:4点で構いませんぜ
GM:分かりました。で、シナリオ経験点ですが
GM:これは完全に桜子お嬢様のお嬢様ポイントによる減点法で採点します。
紅華院 桜子:な、なにー!
紅華院 桜子:思った以上に重要なポイントだった、、、
笠森ツヤ:わーお!
クラウス=エーゲル:低ければ低いほど我々も責任を取らされるwwww
GM:神城早月さんが屋上にいると思っていた:-1点
GM:裏切り者の舞踏会を我慢できなかった:-1点
GM:以上です。
GM:よって、最大点の10点から2点引いて8点になりますね。基本経験点は12点。侵蝕点を足してください。
クラウス=エーゲル:17点です
笠森ツヤ:15点ですわ
紅華院 桜子:15点です
【獲得経験点】
立川さん:15点
オツカレーさん:17点
鳩子さん:15点
わたし:16点
GM:では、エンディングに入りましょう。
GM:----

【Ending/01】

GM:----
GM:紅華院家 使用人室
GM:----
GM:仕事を果たした笠森ツヤは、再び戻るべき家へと戻ってきた。
GM:とはいえ、テロリスト集団の攻撃の激しさは予想外だった。
GM:桜子共々かなりレネゲイドの力を酷使してしまっている。しばらくは休養が必要だろう。
明石(執事):「おい」使用人用のキッチンに立つ明石の、敵意じみた呼びかけ。
明石(執事):「……お嬢様の肌に、1mmでも傷が残っていないだろうな?」
笠森ツヤ:「気にするのはそこですか!?」
明石(執事):「少しでも傷跡の残るような事があったら……お前を生かしておく保証がないぞ」
笠森ツヤ:「ヒィィィ!」
GM:ダン!
GM:必要以上に音を経てて、笠森用のおかゆがテーブルに置かれる。
GM:ちなみにこれは紅華院家のマニュアルにもある療養食だが、レネゲイド侵蝕帰還にも有効なものかどうかは定かではない。
笠森ツヤ:「あ、ありがとうございます」
明石(執事):「無論、お嬢様がどれだけ傷つこうと、私の忠誠は永遠だがな……」
笠森ツヤ:「お嬢様はツヤがお守りしましたよ。もっともお嬢様はツヤがいなくともお強いのですけれど……」
明石(執事):「……オーヴァードは一人では戦えないのだろう」
明石(執事):「一人で戦えば、それだけ早く限界が来るらしい、と。お前のほうが詳しそうだがな」
明石(執事):「……だから、お嬢様お一人で戦われてはならないのだ。決して」
笠森ツヤ:「お嬢様にはとても可愛がっていただきました。本当に、こんな私を……」
笠森ツヤ:「ですから当然ツヤはお嬢様をお一人にはさせませんよ。これからも」
葵敏子:「その心意気ですよ、ツヤ」奥の衣装部屋から現れる。
笠森ツヤ:「あ、葵さん!」 背筋が伸びる
葵敏子:「『自分が傍に立つに相応しいものでありたい』という心こそが、身を正し、どんな躾よりも所作を美しくするのです」
葵敏子:「理解したなら、もっと……その」
葵敏子:「不器用なところを。直すよう、不断の努力を続けましょうね」やや溜息混じりに。
笠森ツヤ:「……こればかりは、本当にどうにも………」
葵敏子:「どうにも?」ギロリと睨む。
笠森ツヤ:「ひぃ! ど、努力はしております!これからもします!」
笠森ツヤ:(でもなんでお嬢様にバレてないんだろう……)
GM:紅華院家最大の不思議なのだ……
三宮(メイド):「はい皆さん。クッキーが焼けましたよ」
三宮(メイド):「一緒に食べましょう」
朧(執事):「おう、食う食う」
葵敏子:「朧……いつもどこから出てくるんだか」溜息。
笠森ツヤ:「わーいやったー!」
明石(執事):「お前は療養中だろう」立ち上がろうとしたところを押さえつけられる。
明石(執事):「粥で我慢しろ」
笠森ツヤ:「なぜ!?」
笠森ツヤ:「明石さんツヤに冷たくないですか!?」
明石(執事):「さーて、クッキーでも食べるか」スタスタと去っていく。
笠森ツヤ:「………」 
笠森ツヤ:「カヤはこれで我慢しますよ! ふん!」 お粥を食べよう
笠森ツヤ:「……あ、美味しいこれ」
GM:ww
GM:では、他になければエンディング終了します。
笠森ツヤ:以上でー
GM:----

【Ending/02】

GM:----
GM:アクシオン社 第9ビル
GM:----
GM:SOGによる、ウィーク・ヒル竣工記念パーティーの襲撃。
GM:事前に兵力を配置していたアクシオン社のセキュリティはおおよそ完璧に働き……
GM:各要人達の抱える専属オーヴァード達の戦力もあり、被害は0。
GM:UGNは事前の強力な『工作』で対応の遅れていたものの、当然この事件を事後隠蔽し、
GM:翌日華々しくオープンしたウィーク・ヒルの裏に、テロ攻撃があったことを知る国民は皆無である……
堀木悠太郎:「……そして」
GM:応接室の向かいに座るのは、神城有機化学営業部長、堀木悠太郎。
GM:神城グループ内においても、生粋の会長派として知られる重役の一人。
堀木悠太郎:「SOGにウィーク・ヒルの情報を流した者。襲撃を『手配』した者は……今のところ、どうにか」
堀木悠太郎:「『神城改革派』のものである、との予想が大勢を占めているようで。……おかげさまで、どうも」冷や汗を拭いながら、頭を下げる。
クラウス=エーゲル:「フムゥ……」
クラウス=エーゲル:堀木さんは神城革新派ですよね?
GM:違います。堀木悠太郎は、本当に神城の会長派です。ただし……
クラウス=エーゲル:「さて、堀木氏……貴方はどうなされたいかな?」
堀木悠太郎:「……UGNは強力な組織力を誇る『体制』ですが……それは、神城会長個人を助けてくれる力ではありません」
堀木悠太郎:「……彼らが求めているのは、グループという巨大資本の力です。決して、神城早月本人ではなく」
堀木悠太郎:「故に、神城会長を守るために、改革派の攻撃を防ぐ盾となるべく。今後は、アクシオンの……『ファルスハーツ』の力を」
GM:改革派と会長派の現状の主な争点は、UGNとの癒着体制問題。
GM:しかし堀木は、会長派にあって、FHと手を結ぶために独断でこの件を持ちかけました。……アクシオン人事部長、クラウス・エーゲルに。
GM:すなわち、SOGを動かしての、襲撃と防衛のマッチポンプを。
クラウス=エーゲル:「そうですなぁ、我々も神城とは良い関係を築きたいものです」
クラウス=エーゲル:「しかし、今、神城は先日の事件で内部分裂の可能性も十分にありますし……難しいですなぁ」
堀木悠太郎:「し、しかし……!」
堀木悠太郎:「今回の件で、アクシオンは他の各社についても強力なプレゼンテーションとなったはず……!」
堀木悠太郎:「神城会長も、あるいは心変わりを……アクシオン社のセキュリティへの信頼を勝ち取れたかと……!
クラウス=エーゲル:「そうですなぁ、確かにある程度の威力はあったでしょうが……些か、『問題』もありましたし」
クラウス=エーゲル:と、なにやら考えこむふりをする。
クラウス=エーゲル:「ふむ、全てを解決する妙案を思いつきましたぞ」
堀木悠太郎:「は、はっ……!?」
クラウス=エーゲル:「神城との協力関係を築いた上でこの事態を収集させる術が」
堀木悠太郎:「そ、その妙案とは一体!?」
クラウス=エーゲル:「いやいや、なぁに簡単な事ですよ」
クラウス=エーゲル:「堀木氏……貴方は『改革派と繋がっていましたな』」
堀木悠太郎:「な……何を馬鹿な!」テーブルを叩き立ち上がる。
堀木悠太郎:「私は、私は、心から会長のためになると信じて……!」
クラウス=エーゲル:「『そしてSOGをあの場に』」
堀木悠太郎:「だからこそ、アクシオン社のプレゼンテーションのためにSOGを……ハッ!?」
堀木悠太郎:言葉が停止する。全てを悟った顔。
クラウス=エーゲル:「いやいや、残念なことです。『あなたがSOGを呼びこむことが解り、我々はあの体制を用意出来た』」
堀木悠太郎:「あ、あなた、あなた方は……まさか」
クラウス=エーゲル:「『私も会長も無事だったことが貴方の想定外でしたな』」
クラウス=エーゲル:「『そうすれば貴方の思惑も全てうまくいき、改革派がすべてを握れる』」
堀木悠太郎:「……!」
クラウス=エーゲル:「そういう『シナリオ』だったのでしょう?堀木氏」 すごく邪悪な笑顔を浮かべる
部下:「部長」会談の途中にも関わらず、部下が入室する。
部下:「情報工作が完了いたしました。たった今、堀木氏の自宅に『証拠情報』を」
部下:堀木をまるでその場にいないものであるかのように。
クラウス=エーゲル:「いやはや、残念でしたな。しかし、これで私達『アクシオン』と神城会長の距離が縮まった」
クラウス=エーゲル:「ちゃあんと当初の思惑通りになりましたよ、堀木氏」
秘書:「神城内部の潜伏エージェントにも、行動を指示いたしました」
秘書:「これで、神城は明確な裏切り者が挙がり、『安定』した業績で我らと提携関係を」
クラウス=エーゲル:「ご苦労」 ニコニコと邪悪な笑みを浮かべている
堀木悠太郎:「き、貴様……エーゲル……クラウス=エーゲル!!!」
堀木悠太郎:「裏切ったなぁぁっ!!」
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホ……さようなら堀木氏、貴方は『いい取引相手』となってくれた」
GM:その言葉を聞きながら、堀木悠太郎は部下に引きずられ、どこかへと連れだされていく。
GM:確実に、社会的に陽の目を見ることのない暗闇に。
“ヘルタースケルター”:[……まったく]部屋の通話機器から、女の声が。
クラウス=エーゲル:「フゥー……全く、あのようなヘマをせずに事を進めれば堕ちることもなかったろうに」
“ヘルタースケルター”:[大したタヌキだよ、アンタ。いや、豚って言ったほうがいいのか?アッハハハハ!]
クラウス=エーゲル:「ブホホホホホホホ!どちらでも構わんよ」
クラウス=エーゲル:「しかし、貴女に手回しせねば儂が危ないところだった。高くついてしまったよ」
“ヘルタースケルター”:[UGNを30分止めるだけでも、相当な手間だっつーの]
“ヘルタースケルター”:[本当ならアタシ、破壊専門なんだぜェ~?滅茶苦茶やるのが信条だっつーのにサ]
???:[ンで……ああ、分かってる分かってる]一瞬、通信機から声が遠のく。
???:[大丈夫だッつーの。任しとけよ!……悪ィな。話の途中でよ]
GM:クラウスさんのDロイス「工作員」はこの時点で使用されていました。これによって、アクシオンの陰謀が明るみに出ることはなかった。
“ヘルタースケルター”:[柄にもないことしちまったよ!アッハハハハ!]
“ヘルタースケルター”:[……まッ、紅華院の金なんざより。アンタらが表の世界に食い込んで……]
“ヘルタースケルター”:[……その方が、後の楽しみが増えるのは分かってるンだけどね]
“ヘルタースケルター”:[全部ブチ壊すたのしみがサ!あッハハハハ!]
クラウス=エーゲル:「フゥ……そう思うのであれば、もう少し協力的であってもいいと思うが」
“ヘルタースケルター”:[アタシが?協力?しねェ――よ!どこにもな!]
“ヘルタースケルター”:[本当に強い奴は、本当に自由って事サ!]
クラウス=エーゲル:「でしょうなぁ、ですから貴女ほどの人物を少しでも縛れるのならば出した金など痛くもない」
“ヘルタースケルター”:[……まッ、だからアンタも、あんまり悪いことすンじゃねーぞ?あッハハハハハハハ!]
“ヘルタースケルター”:[アクシオンの……『人事部長』サンよ]
クラウス=エーゲル:「肝に命じておきますぞ、ブホホホホホホホホ!」
GM:権謀術数渦巻く、政財の世界。
GM:……そしてそこに巣食い、喰らう、怪物達がいる。
GM:その怪物達の名は……
クラウス=エーゲル:電話が切れた後に回線を繋ぎます。
クラウス=エーゲル:名前は出ない、しかし。相手は分かっている。
クラウス=エーゲル:「――『ソースハウンド』。例の件に取り掛かれ」
クラウス=エーゲル:「代わりは用意しておいた」
クラウス=エーゲル:という感じでお願いします。
GM:----
GM:エンディングを終了します。

【Ending/03】

GM:----
GM:紅華院家 自室
GM:----
GM:紅華院桜子は、自室に一人佇む。音はただ、窓を小さく鳴らす風の音のみ。
紅華院 桜子:サイドテーブルに、ティーカップを置きます。
紅華院 桜子:そして、安楽椅子に揺られながら、思考を整理します。
紅華院 桜子:(今回の事件。 やはり、そのちぐはぐさが目に余ります)
紅華院 桜子:(SOG単独の犯行とは思えません)
GM:そうですね。ゲートを通り現れたオーヴァードの使っていたエフェクトは、
GM:明らかに《ディメンジョンゲート》。
GM:「一度訪れた」場所にしか、ゲートを通すことはできません。恐らくは、何者かの手引きによって。そしてそれは、あの場の誰もが気付いているはず。
紅華院 桜子:なるほど。
紅華院 桜子:(やはり……『内通者』が居たと考えるのが自然でしょう。 あの、)
紅華院 桜子:(あの、トップクラスの要人の中にすら、政財界の転覆を図る輩がいる……)
紅華院 桜子:(……政財界も、深い暗闇に覆われているのかもしれませんね)
紅華院 桜子:(……ならば、私は。 その暗闇を照らす灯。 激しい“熱”を持った灯となって)
紅華院 桜子:(この政財界を照らしたい。 そう思います)
紅華院 桜子:瞼を開け、安楽椅子から静かに下ります。
紅華院 桜子:「でも、まずは」
紅華院 桜子:「私自身が、成長しなくてはいけませんわね」
紅華院 桜子:と、部屋の時計を見ると、時刻は14時に迫ろうとしている。
紅華院 桜子:「まあ。 そろそろ葉室さんとの約束の時間ですわ」
紅華院 桜子:という感じで、葉室さんとのお茶会に行きたいです
GM:----
GM:----
GM:葉室邸 客間
GM:----
GM:葉室プラント・エンジニアリングもかなりの大企業ではあるが、その屋敷の佇まいは、紅華院家に比べればささやかなものだ。
GM:紅華院家ほどの名家は、日本にもそうは存在しない。……それほどの希少さが、紅華院桜子には存在する。
葉室景子:「……紅華院さん」
紅華院 桜子:「……葉室さん」
紅華院 桜子:ゆったりとした時間が流れる。
葉室景子:「その、よろしかったのかしら。お付きの人も付けずに……私の家などに」しかし、口元は嬉しそうだ。
紅華院 桜子:「ええ。 今日は、私と葉室さんのお茶会ですもの」
葉室景子:「ウィーク・ヒルのパーティーの件……私、本当に心配でしたのよ」
紅華院 桜子:「ありがとう。 葉室さん。 ご心配かけてしまいましたわね」
葉室景子:「けれど、何事もなかったようで。良かったわ」一般人には、UGNの情報統制により事件の事実は伝わっていない。
紅華院 桜子:「ええ。 何もありませんでした。 “何も” 」
葉室景子:「でも……私、どちらかといえば」
葉室景子:「そんな社交の席より、こうして紅華院さんと2人でお茶を楽しめる方が」
紅華院 桜子:いつもと変わらない表情で、お茶を一口。
葉室景子:「……嬉しい…………かも」
紅華院 桜子:ニコリ、と微笑み
紅華院 桜子:「私も。」
紅華院 桜子:「”繋がり”を作れる社交の席も好きだけれど」
紅華院 桜子:「……こうやって。 繋がって得た”お友達”とのお茶会は」
紅華院 桜子:「……とても、心が安らぎます」
GM:庶民の手には届かぬ、優雅で平和な一時。
GM:しかしその得難い一時を掴み取るためには、暗闇に恐ろしく包まれた、謀略の世界を潜り抜けねばならない。
GM:それでもなお、気高さを忘れる事なく。
GM:それが……お嬢様。

『Fair lady, Fair behavor』 終