輝けるブラン・ニューデイズ
輝けるブラン・ニューデイズ
■Preplay
GM:というわけでアカデミアセッションを始めていきましょう。
GM:まずはPCの自己紹介からです。
GM:最初にPC1、ロコ・ロコ・ベントゥーラさん。お願いします
ロコロコ:キャラシート(PC1:ぺんさん)
ロコロコ:「やっほー!みんな元気?ちなみに僕はSSランクさ。」
ロコロコ:ということでこんにちは。今回の主人公らしい、SSランクの一人ロコ君です。
GM:自己主張が激しい
ロコロコ:ロコだけだと寂しかったので、ロコが二つ付いてロコロコです。ジョジョみたいなもんです。気軽に読んでくれよな!
ロコロコ:性格はまあ、ちょっと恍けた感じだけど自己主張が激しい感じで行こうと思います。いつもにこにこしてる感じの。
GM:優しそうだぜ
ロコロコ:そういうこと!
ロコロコ:能力はSSランクらしくとても強く、ノイマン頭脳を使ってなんかいろいろやった結果
ロコロコ:皆の攻撃力が上がったり、メジャーダイスが増えたり、1ラウンドに二回目インプロセスが行えたりします
GM:さすがはSSランク
ロコロコ:しかし一人でいるときはゴミのように何もできないので、みんなは私が死なないように気を付けてほしいぜ!
ロコロコ:今回はとわちゃんなる人が私の命を狙っているようですが、そこは何とかします。ノイマンだしね!
ロコロコ:皆とは程よく仲良くしたいと思っています。よろしくお願いします!
GM:自己主張が激しいのかへりくだっているのか分からない。
ロコロコ:以上!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウトも見ておこう!
ロコロコ:ヘイサホイサ!
PC①用ハンドアウト
ロイス:宇賀神とわ(うがじん・とわ) 推奨感情 P:好意/N:敵対心
キミはオーヴァードアカデミアに通う学生で、優秀なオーヴァードである。宇賀神とわは非オーヴァードであるにも関わらず、何かとキミに突っかかってくる少女だ。毎日様々な戦術やトラップを使いあの手この手でキミに勝負を挑んできては軽く返り討ちに遭っており、クラスメートたちからもバカにされている。そんな彼女だが、近頃どうにも思い詰めているようだ。鬱陶しいヤツではあるが、台風も来てるし少し心配してみるべきだろうか。
ロコロコ:戦術は私も得意だ。こう、ほら、あれだよ……ダイスを増やしたり……
GM:宇賀神とわは長い黒髪を後ろで結った少女で、いつも敬語で話しますがキミと同学年。
GM:動きやすいように短いスカートの下にスパッツを着用しており、胸は普通サイズです。
ロコロコ:敬語で話しながらも命を狙ってくるとはアグレッシブだ
GM:そう、アグレッシブなのだ。
ロコロコ:アグレッシブな彼女が落ち込んでいる……それは確かに気になる
GM:運動能力や知能は並の人間よりは高いようですが、所詮は人間なのでキミの敵ではないぞ。
ロコロコ:やったー!超人の特権だぜー!
GM:まあ、仲良くしてあげてください。
ロコロコ:する!とりあえず相合傘から始めよう。台風来てるし。
GM:仲良くのレベルが高い!
GM:では、次にいきましょう。
GM:PC②、滝瑞果さん。お願いします
滝瑞果:キャラシート(PC2:珪素)
滝瑞果:「な、なんだって……!?あたし達の学園でテロ計画……!?」「そこの美少女!緊急事態だ!すぐにスカートを脱いでくれ!」
滝瑞果:生徒会役員の滝瑞果です。
滝瑞果:生徒会役員だけれど、牢獄に幽閉されていました。ふしぎだなあ
滝瑞果:性格はおおよそモスキート師父と思っていただければいいと思います……
GM:キミ、女の子だよね!?
滝瑞果:灰髪ポニーテールで、胸は普通サイズだ!
滝瑞果:生徒会役員レベルの戦闘能力のバックボーンとして、遺産継承者であり
滝瑞果:圧倒的な軌道操作力で敵の攻撃を外したり、カウンターしたりします。
滝瑞果:生徒会役員にふさわしい専守防衛力だ。
GM:生徒会役員らしい戦闘力!
滝瑞果:美少女の下着は……攻めた下着も好きだけどな!
滝瑞果:地味な下着も好きだぜ!
滝瑞果:すごい変態なので、あんまり甘やかさないでください!
滝瑞果:ラッキースケベとかが成功してしまうと逆にいたたまれない!
滝瑞果:遠慮無くボコボコにしてほしい気持ちでいっぱいです。
滝瑞果:以上!よろしくお願いします
GM:そんなことを言われても
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウトを確認しておきましょう!
PC②用ハンドアウト
ロイス:“エニグマ”大和猛流(やまと・たける) 推奨感情 P:信頼/N:不安
キミは生徒会長・雲雀宏一の懐刀的なアレだ。現在オーヴァードアカデミアに超大型の台風が近付きつつあり、生徒会長雲雀宏一の指示でキミはその対応に追われていた。カテゴリー4に属し数十年に一度の規模の台風らしく、直撃すれば孤島にあるアカデミアはかなり危険だ。選りすぐりのノイマンだけが所属する天才倶楽部の元部長で多方面に才能を発揮する大和猛流の力も借り、キミは堤防の補修作業などを進めることになった。このまま何事も無く台風が過ぎ去ってくれるといいのだが。
GM:大和猛流はノイマンのオーヴァードで、運動神経もよく頭も切れる。
GM:言う成れば水嶋ヒロみたいな人です。
滝瑞果:すいません、間違ってたら申し訳ないんですが
滝瑞果:アホの方のノイマンですよね?
GM:天才の方のノイマンだよ!?
滝瑞果:天才倶楽部とか言ってるし……不安……
GM:髪は癖っ毛だし、長身で体格もよくもはや天才要素しかない。
滝瑞果:だが変態だろうが天才だろうが協力するぜ!台風は生徒の一大事ーッ!キヒヒーッ!
GM:何か企んでるな、こいつ!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、次だ!
GM:PC3、夏川ミナさん。お願いします!
夏川ミナ:キャラシート(PC3:クオンタム)
夏川ミナ:「ジェミニ-フィフス。夏川です。風紀委員を務めています。」「風紀を乱す生徒は30秒以内に鎮圧・無力化・抹殺可能です。よろしくお願いします。」
夏川ミナ:風紀委員!UGNチルドレンとして派遣されてきた夏川です!
夏川ミナ:社交性が皆無なので、メンターから三つのごくひ任務を受けてアカデミアに潜入しています。
GM:3つ!
夏川ミナ:ごくひ任務はなんか部活か委員会をやることと、友達を作る事と、恋人を作る事。
GM:青春だぜ。
夏川ミナ:現時点では進捗ダメダメなのですが、幸い今回は社交性がゲロ高なメンバーが多いみたいなので
夏川ミナ:ナカヨシして、色々任務に反映出来ればと思っています。
夏川ミナ:胸は普通サイズですが、美脚です。
GM:脚をアピールしてきた。
夏川ミナ:シンドロームはエンハイ/ハヌマーン。邪法ヒューマンリレーションの力で【感覚】白兵を行う事ができ
夏川ミナ:戦いの予感で行動値56にしたあと、Dロイス音速の担い手を使ってぶん殴ります。
夏川ミナ:あと、ゾディアックウェポンは折角「ジェミニ」なので、両手に装着する巨大手甲型!
夏川ミナ:デカい武器は、かっこいい!
GM:それを使う女の子は可愛い!
夏川ミナ:さいごに、白兵キャラですがスパッツとかははいてないです。普通にスカートです。
夏川ミナ:以上!宜しくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウトだ!
PC③用ハンドアウト
ロイス:“サイレントノイズ”ベアトリス・ハックマン 推奨感情 P:尊敬/N:隔意
キミは学園の風紀と規律を守る風紀委員に所属している。近頃アカデミアではオーヴァード部活やオーヴァードサークルが立て続けに襲撃されるという事件が起きていた。被害者は体の骨が急成長したかのようにねじ曲って大怪我をしており、目撃者によれば犯人は骸骨のような姿をした怪物だったという。これがオーヴァードに何らかの恨みを持つものの犯行ではないかと睨んだ風紀委員長のベアトリス・ハックマンはキミに事件の調査を命じるのだった。
GM:ベアトリス・ハックマンはクールで知的な風紀委員長です。あと可愛い少年や少女に目がない。
夏川ミナ:はい、知っています。しょっちゅう鼻血を出して興奮している。
滝瑞果:そんな人だったかなあ……?
GM:ただ彼女は風紀委員長としての自覚があるので、決して他人を襲わないように自省しています。素晴らしい人物だ。
滝瑞果:まるで誰かさんは自覚がないみたいな言い回し
夏川ミナ:えらい!さすが委員長!
GM:変態行為に及ぶこともなく、ただその情熱を胸の内に秘めている。
夏川ミナ:というか、学園でおおっぴらに変態行為に及んだら駄目ですからね
夏川ミナ:投獄されるし・・・
GM:そう、投獄されるのだ……
ロコロコ:かわいいなハックマンさん
GM:まあ、そんな感じの危ない人ですが、仲良くしてあげてください。
夏川ミナ:イエス!ナカヨシするデース!
GM:ナカヨシ!よろしくお願いします!
GM:では、次だ!
GM:PC4、羽石夏澄さん。お願いします!
羽石夏澄:キャラシート(PC4:優水)
羽石夏澄:「はねいし…かすみ、です。よろしくおねがいします。」「危険人物…?いない…かな?…やっちゃいたい…です……あは」
GM:ヤバイ
羽石夏澄:そんな感じで悪いやつをやっつけることに情熱を燃やす女の子です
羽石夏澄:おとなしめだけど好戦的!問題児だったのでアカデミアでなんとかしてこいと送り込まれました。
GM:みんなアカデミアを更生施設か何かだと思ってるな!?
羽石夏澄:実際こちらに来てから大分丸くなりました
GM:おお、早速効果が出ているとは
羽石夏澄:やっつけるのはあくまで悪いやつだけ!
羽石夏澄:性能は雨粒の矢確実に当てるマンです。
羽石夏澄:塞がれた世界・・・なんだこの雨粒の矢を何とかするためのエフェクトは
GM:これが絆の力……
羽石夏澄:能力的には真空を相手に巻き付かせて息の根を止めます。最近は少し手心が加えられます。
GM:昔が怖い。
羽石夏澄:そしてロコロコくんに片思いしてるらしいぞ。コイバナ相手はリリーちゃんだ
羽石夏澄:何がどうやって好きになったのかとかはおいおい明らかになるでしょう。
GM:そう、今はまだ語られないのだ。
羽石夏澄:そんな恋する乙女です、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウトの確認だ!
PC④用ハンドアウト
ロイス:“クエスチョン” 推奨感情 P:好奇心/N:不快感
キミは弱きを助け強きを挫くアカデミアの自警組織・番長連に所属している。番長連とはつまりBLEACHとか新選組とかそういうすごいやつなのだ。台風が近付きつつあるアカデミアで、キミは総番長の無道ささきとともに学園島内の見回りをしていた。学園の端にある発電所の近くまでやってきた時、キミはそこで怪しげな会話を耳にした。そして、ハテナマークの仮面を付けた“クエスチョン”なる人物と出会ったのだった。何かを企んでいるのだとしたら許すわけにはいかないぜ。
GM:クエスチョン!それが今回の敵だ!
GM:ハテナマークの仮面を付け、スーツを着て、ハテナマーク型のステッキを持っています。
羽石夏澄:ハテナマークの仮面…クイズ王か何かかな…?
羽石夏澄:わるいやつならやっちゃおう!
GM:物騒!
羽石夏澄:ハテナ紳士!
GM:まあ、仲良くしてあげてください。
羽石夏澄:はーいv
GM:では、これでPCの自己紹介は終了。
GM:次にPC間ロイスを結んでいきましょう。
ロコロコ:結んじゃうぞー
GM:PC1から2、2から3、3から4、4から1という順番で。
羽石夏澄:ロコロコくんは固定ロイスだ!
GM:じゃあ、羽石さんはPC間ロイスの枠は空けておいてください!
羽石夏澄:了解!
ロコロコ:つまり私は滝さんか
ロコロコ:P/有為○/N:不安かなー。頼りになるけど、それはそれとしてまた捕まらないか不安だぜ。
滝瑞果:ミナちゃんには、後輩/夏川ミナ/欲情:○/心配/ロイス で取ります。
滝瑞果:任務ばかりで育ってきて、アカデミアの生活に馴染めるかな……心配だな……
滝瑞果:先輩として色々教えてあげないと。生徒会役員のあたしが頑張らなきゃ。
GM:滝さん、表にしてる感情本当にそっちか!?
夏川ミナ:欲情!
滝瑞果:なんですか、皆さん?あたしは何も邪なことは考えていません。
夏川ミナ:羽石さんには 同級生/羽石夏澄/○興味/隔意/ロイス で取ろうかな。そう、実は同じいちねんせいなのだ。
夏川ミナ:恋愛について事情聴取したい・・・しかし、好戦的ということは風紀の乱れ・・・島の平和・・・
GM:悩ましい……
GM:では、これで全員PC間ロイスも取り終わりましたね。
GM:最後にシナリオハンドアウトを読み上げてセッションを始めていきましょう。
■トレーラー
太平洋上に浮かぶ孤島に作られた巨大学園都市――オーヴァードアカデミア。
そこはオーヴァードと人間が共存する世界最先端の“日常”の街だ。
そんなアカデミアに超大型の台風が迫ってきていた。
しかし、荒れ模様の空を前にしても学生たちは大はしゃぎ。
テストは延期。学校は休み。正門前には屋台や出し物が立ち並ぶ。
アカデミアでは台風だってイベント感覚だ。
だが、曇天の下で俯く1人の少女がいた。
「もしオーヴァードが人類の進化した姿なら、私たち人間はいったい何なのだろう?」
その謎(クエスチョン)の答えは――。
ダブルクロスThe 3rd Editionオーヴァードアカデミア・シナリオ『輝けるブラン・ニューデイズ』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
■Opening/01
GM:それではセッションを始めていきましょう!
GM:よろしくお願いします!
夏川ミナ:よろしくお願いしまーす!
滝瑞果:お願いしまーす
ロコロコ:お願いします!
羽石夏澄:おねがします!
GM:まずはオープニングフェイズからです。
GM:最初はロコくんのオープニングから。
ロコロコ:オス!
GM:登場して侵蝕率を上げてください。
ロコロコ:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 7[7]+29 → 36
GM:いい感じ。
ロコロコ:出現
GM:広い階段教室。
GM:キミはオーヴァード生徒や人間生徒たちに混じって授業を受けている。
GM:この日最後のコマである語学の授業だ。
ロコロコ:まじめに受けてますよ、SSランクだから!
GM:さすがはSSランク!
GM:黒板の前に立った麻生麻美子は柔らかな声で講義をする。
麻生麻美子:「今日は疑問文についての話をしましたが、皆さんは世界で最初のハテナマークというのはどういう形をしていたか知っていますか?」
麻生麻美子:「じゃあ、はい。ベントゥーラさん。何でもいいから答えてみてください」
GM:麻美子はキミを指して言う。
麻生麻美子:「ヒントはそうですね……天気に関係あるかな」
ロコロコ:「はてなマーク、天気に関係がある……ちなみに僕はSSランク……うーん……」
麻生麻美子:「あっ、SSランクであることは今は関係ないです」
麻生麻美子:「ふふ、正解は……」
麻生麻美子:「実は8世紀にハテナマークが誕生した時にはこういう稲妻のような形でした」黒板にチョークでギザギザの下に丸があるようなちょっと歪なマークを書く。
ロコロコ:「稲妻かあ。丸いイメージのはてなマークと随分かけ離れてるな……SSランクの僕がわからなかったのも仕方ない……」
麻生麻美子:「むむむ、上手く書けない……」麻美子が頭を悩ませているとそこでチャイムが鳴る。
麻生麻美子:「上手く書けませんでしたが、今日の授業はここまで!疑問文は次のテストにも出しますからしっかり予習しておいてくださいね」
生徒たち:「やったー!授業が終わったぜ!」「ヒルズによって帰らない?」「アカデミアにヒルズはないよ」「マジか……」
GM:生徒たちは騒がしく席を立とうとする。
麻生麻美子:「あ、それから直撃は明日だそうですが、台風も近付いていますのでなるべく早く寮に帰るように!」
GM:と、次の瞬間。
GM:教室のドアが勢い良く開き、1人の少女が乗り込んでくる!
GM:長い黒髪を後ろで結った少女は短いスカートを翻しながらキミに竹刀を突き付ける!
ロコロコ:「……ん?」
宇賀神とわ:「勝負です!ロコ・ロコ・ベントゥーラ!」
GM:そして、その少女はキミの友人の宇賀神とわだ!
ロコロコ:「ワオ!竹刀だ。これはわかるぞ。」
宇賀神とわ:「分かるぞじゃありません!いつも見てるじゃありませんか!」
生徒たち:「あーあ、またやってるよ」「人間がオーヴァードに勝てるはずないのによ」「しかも相手はSSランクだぜ?」
GM:周囲の生徒たちは笑い出す。
ロコロコ:「見れば見るほど竹刀だ……間違いない……そして突きつけられている僕はSSランク。突きつけている君はとわくんだ。」
宇賀神とわ:「今日こそは私が勝ちますからね!」
GM:少女は竹刀を振りかぶり、キミに突っ込んでくる!
宇賀神とわ:「とりゃあーっ!」
ロコロコ:「ええ!?ここでやるのかい!参ったなあ。」あからさまに驚いたように手を挙げる。
GM:では、キミが上げた手が糸に触れる。
GM:そして、ブービートラップが発動!紐で吊られた丸太が落ちてくる!
宇賀神とわ:「今回のトラップは自信作です!人間だって頭を使えばオーヴァードに勝てるはず……!」
宇賀神とわ:「お覚悟です、ロコくん!」
GM:とわが竹刀を打ち込むべく、一歩踏み込もうとした時!
GM:急にその体が宙へ持ち上がる!
宇賀神とわ:「きゃっ!?」
ロコロコ:とわ君の足元の床が、まるで下にばねでも仕掛けてあったかのように彼女の体を空中へ押し出したのだ!
GM:弾みで丸太トラップは軌道が逸れあさっての方向へと飛んで行く!
GM:丸太は通りすがりのアフロ部員に直撃!
GM:とわの体はそのまま落下する。
GM:宇賀神とわは床に横たわったままうなだれている。
宇賀神とわ:「ううう、また私の負けです。これで三百九十九戦三百九十九敗……」
ロコロコ:「参ったなあ。真面目に授業受けてなかったのが麻生先生にばれちゃうよ。怒られはしないだろうけど、落ち込んだりされたら困っちゃうな……。」
生徒たち:「やっぱ負けたかー」「アカデミアにはヒルズはない……」「ダッセえの」「いい加減諦めりゃあいいのに」
ロコロコ:「今度出来るって噂だよ。ちなみに勝った僕はSSランクさ。」
生徒たち:「「「SSランクすげえ!?」」」
宇賀神とわ:「あらかじめ授業中にトラップを仕掛けておくなんて……。私の完敗です……」
宇賀神とわ:「やっぱり人間はどうやってもオーヴァードに勝つことはできないんでしょうか……」
GM:床に横たわったまま宇賀神とわは気落ちしている。
ロコロコ:「まあいっつも来るしね、とわ君。ちょっとは準備しておかないと失礼かと思って。」
ロコロコ:ではとわくんのそばに行って励まそう。
宇賀神とわ:「まあ、SSランクのロコくんに勝つのが私の夢ですから……」
ロコロコ:「まあ、そう気を落とさないでよ。大丈夫、僕も僕と戦って三百九十九回も戦ったことはないからね。僕に挑んだ数なら、間違いなく僕に勝ってるよ。」
宇賀神とわ:「むしろロコくんはどうやって自分と戦っているんですか!?」
ロコロコ:「まあ、SSランクだからね。意外と何とかなるもんさ。」
宇賀神とわ:「SSランクのロコくんに私が勝つことができれば、人間は決してオーヴァードに劣っているわけじゃないって証明できると思って。でも、こんなんじゃ……」
宇賀神とわ:「ううん、勝つ。勝ちます!」
GM:宇賀神とわはすっくと立ち上がる。
宇賀神とわ:「今日のところはここまでにしておいてあげます!次こそは絶対に勝ちますからね、ロコくん!」
GM:宇賀神とわは竹刀をキミに向ける。
ロコロコ:「今日のところは、かあ。今週のところとか、今月のところにはしない?」
宇賀神とわ:「スパンが長すぎです!待ちくたびれますよ!?」
宇賀神とわ:「とにかく!首を洗って待っていてくださいね、ロコくん!」
GM:そう言うと宇賀神とわは綺麗な走行フォームを維持したまま教室から去っていく。
ロコロコ:「一度くらい、待ちくたびれてもいいんだけどなあ。またね~。」手を振ってそれを見送ろう。
GM:では、そんなところでこのシーンを終了しましょう。
ロコロコ:そうしますか!
GM:シナリオロイスはしっかり宇賀神とわちゃんに取っておいてくださいね
ロコロコ:OK!
GM:では、次!
ロコロコ:ちなみに彼女も一年生でよかったんでしたっけ
GM:キミと同学年なので一年生ですね
ロコロコ:SSランクじゃない同級生/宇賀神とわ/P:好奇心○/N:食傷/これで取りましょう
GM:関係性が酷いw
■Opening/02
GM:では、次のシーンにいきましょう
GM:次は滝瑞果さんのオープニング
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+3(1D10->3)した (侵蝕率:35->38)
GM:数ヶ月前。
GM:アカデミア地下監房。
GM:鋼鉄製の重いドアが開き、暗い牢獄に光が差し込む。
GM:看守生徒たちが拘束された1人の少年を引き立ててくる。
GM:嫌味のない黒コートを着た長髪の少年は拘束されながらも憮然とした表情を崩さない。
看守生徒:「大人しく牢に入れ、天秤座の怪人め!」
GM:鉄格子が開き、嫌味のない黒コートを着た長髪の少年がその中に突き飛ばされる。
結貴・ハーウェイ:「……一応、名前があるのだがな」
看守生徒:「黙れ!そこで己の罪を償うがいい!」
GM:警棒を持った看守生徒が吐き捨てるように言う!
結貴・ハーウェイ:「やれやれ。まあ、身から出た錆か」
GM:ガラガラと音を立てて鉄格子が閉じる。
???:「ククク……いいザマじゃねぇか……」斜向かいの独房から、含み笑いが響く。
???:「結貴・ハーウェイ……『元』風紀副委員長サマよォ~~ッ」
結貴・ハーウェイ:「フッ、先客がいたか」
結貴・ハーウェイ:「こんな地の底まで事件の噂が聞こえてきているとはな。驚きだよ」
???:「ここは楽しいぜェ……?陽の光も差さず……美少女の香りすら届かねえ」
???:暗がりの奥、片膝を立てたアグラ姿勢で笑う!(顔は影に隠れて見えない)
結貴・ハーウェイ:「女に餓えているというやつか?凶悪犯らしいことだが」
???:「……。そういうアンタは……どうだったんだ」
???:「感想を聞かせろよ……」
結貴・ハーウェイ:「俺は……良い友人に恵まれた。おかげで最後の一線だけは」
???:「…………揉んでないのか?」
結貴・ハーウェイ:「ん?」
???:「しらばっくれてんじゃね――ッ!!」ガシャーン!!
???:鉄格子を掴み、叫ぶ!
結貴・ハーウェイ:「待て、揉むとか揉まぬとか何の話だ」
???:「一文字命ちゃんだよ!?」
結貴・ハーウェイ:「命!?」
???:「お、幼馴染なら……なぁ!?揉んだんだよな!?」
???:「あの……素晴らしい、アレを!」
???:「ハァ、ハァ……もう、伝聞でもいいんだ……美少女の情報から隔離されて、もう耐えられない……!」
結貴・ハーウェイ:「確かに命は人よりも大きめではあるが……。俺は断じてそういう関係ではない!」
???:「てめぇーッ!」ガシャーン!
???:「関係なくても、揉むのが礼儀!」
???:「命ちゃんが女としての自信を喪失してしまうぞ!」
結貴・ハーウェイ:「そんな礼儀があるか!!」
???:「あれほどの見事なおっぱいを……ダメだろ……親友として……幼馴染として……!」
結貴・ハーウェイ:「だいたい仮にも風紀委員がそんな不埒な真似できるわけないだろうが!!」
???:「お高く止まりやがって……!」
結貴・ハーウェイ:「貴様、いったいどこの不良生徒だ!大方、番長連あたりか!?」
???:「あんたがしでかした学園監視テロの変態一斉摘発で……あたしも、仲間たちも、こんな監獄に!」
結貴・ハーウェイ:「いや、俺は変態を摘発したかったわけでは……。それに仲間だと?」
???:「ああ……!美しく素敵なエロスを!求める同志だ!」
結貴・ハーウェイ:「…………めまいがしてきた」
???:「覚えてないなら……思い出させてやるぜ……!」
???:「あたしは美少女専門だが……これから存分に、あんたが投獄した変態どもがお相手するぜェ~~ゲヘヘヘヘ……」
結貴・ハーウェイ:「ま、まさか……!」
???:「選べ……BL妄想のオカズになるか、女体化妄想のオカズになるかをな!」
変態生徒たち:「「「グヘヘヘヘ……」」」
GM:暗闇の奥で無数の瞳がギラつく!
???:「ヒャハハハハ……!いくらあんたの能力でも」
???:「奴らの脳内妄想だけは防げまい……!」
結貴・ハーウェイ:「や、やめろ!やめてくれ!」
結貴・ハーウェイ:「俺は捏造と隠蔽工作はEXランクだが、それ以外の能力はからっきしなんだ!」
結貴・ハーウェイ:「命!命ーっ!!」
???:「自分をネタにしたエロ漫画やエロSSが製作される様を、なすすべなく眺めること」
???:「天秤座の怪人――それがあんたに対する、本当の罰さ」
結貴・ハーウェイ:「アカデミア生徒会め、それが狙いで俺をこのような監獄に……!」
???:恐るべきは、これほどの変態勢力をまとめ上げる謎の人物!
???:その正体とは……!
結貴・ハーウェイ:「き、貴様はーっ!?」
滝瑞果:「滝瑞果」
滝瑞果:「アカデミア――生徒会役員だ(ド ン !)」
結貴・ハーウェイ:「ま、まさかそんな!生徒会役員だというのか……!?」
GM:第一級校則違反者たちが牢獄の中で邂逅した!
GM:それが数ヶ月前のこと!
GM:そして、現在!
GM:再びアカデミア地下監房の重い扉が開かれようとしていた。
滝瑞果:結貴くんより先に投獄されてるのに
滝瑞果:出所が結貴くんより遅い
GM:結貴はその間に仮釈放で学園祭を満喫したりしています。
滝瑞果:許せないぜ
GM:鋼鉄製の扉が開き、眼鏡をかけた少年が湿った地下に降りてくる。
GM:傍らには女子生徒を伴っている。
雲雀宏一:「すまないね、山縣くん。付き合ってもらって」
山縣亜鷺:「……いえ。会長一人では不安もありますし……」
雲雀宏一:「ああ。それに今回の事件には、どうしても彼女の力が必要そうだ」
雲雀宏一:「彼女の力を借りるためには山縣くんにもいてもらわないとね」
山縣亜鷺:「……私ですか?私がお役に立つのなら……」
GM:そう話しているうちに2人は1つの牢獄の前にたどり着く。
雲雀宏一:「ここだ」
滝瑞果:「ゲッヘヘヘ……お久しぶり、亜鷺ちゃん」床面ギリギリに這いつくばりながら、礼儀正しく挨拶する。
滝瑞果:「相変わらず綺麗な肌……おっと、素敵な瞳ですね」
雲雀宏一:「やあ、滝瑞果」
滝瑞果:この暗がりの中、スカートの中身を限りなく低姿勢で覗こうと試みているのだ。
滝瑞果:「あ、どもっす、会長」
雲雀宏一:「あれ、僕の扱いぞんざいじゃない!?」
山縣亜鷺:「お久しぶりです、瑞果さん」しゃがみこんで挨拶する。
山縣亜鷺:「ここの生活はどうでした?辛くなかったですか?」
滝瑞果:「なぁに……へへへ……何事も貫き通す信念があれば、この程度」
滝瑞果:「とてもつらい」
滝瑞果:ぐったりします。
山縣亜鷺:「もうちょっと、設備の改善ができればいいんですけど。どうしても予算が足りなくて」
滝瑞果:「ううーん、美少女……美少女……女装とかはダメ……」禁断症状だ!
雲雀宏一:「(山縣くんは予算のせいだと思っているのか……。まあ、そういうことにしておこう)」
雲雀宏一:「滝くん。今日は大事な話があって来たんだ」
滝瑞果:「あっ会長だ。なんですかね?」寝転がったまま。
雲雀宏一:「キミに生徒会役員としての仕事を頼みたい。これを受けてくれるなら一時的にキミを釈放してもいい」
滝瑞果:「そうなんですか~~」山縣さんの僅かな胸の膨らみを凝視しながら答える。
雲雀宏一:「釈放するだけじゃない!」
滝瑞果:「なっ!」山縣さんの足を凝視!
雲雀宏一:「この仕事が無事に完了した暁には山縣くんをキミに一日貸し出そうじゃないか!」
山縣亜鷺:「えっ」
滝瑞果:「え……」
山縣亜鷺:「会長、私聞いてないですけど……!?」
雲雀宏一:「まあ、山縣くんは元々そういう他人の仕事を助けるのが仕事だし?いいだろう?」
雲雀宏一:「いつも部活や委員会の手伝いでやってるようなことを滝くんにもしてほしいというだけさ」
滝瑞果:「あ、すいません会長、け、痙攣の発作が」ガタガタ
山縣亜鷺:「まあ、仕事さえ終わればいいんですけど……瑞果さん!?大丈夫ですか!?」
滝瑞果:「あたしの……あたしの大脳辺縁系が、急激な興奮状態に耐えきれない!」
滝瑞果:ガン!ガン!
滝瑞果:頭を鉄格子に打ち付けます。
山縣亜鷺:「武装保健室車両を呼んだほうがいいんじゃないですかこれ……!?」
雲雀宏一:「どうする、滝くん!受けるのか!受けないのか!?」
滝瑞果:「ハァーッ、ハァーッ……亜鷺ちゃんを……朝まで……!?」
雲雀宏一:「そう、朝までだ!」
滝瑞果:「フッ……」両目を閉じて、笑う。
滝瑞果:「会長――あたしには、死ねない理由ができました」
滝瑞果:「今」
滝瑞果:サムズアップで回答する。
雲雀宏一:「そうなの?(無関心)」
滝瑞果:「生徒会役員滝瑞果、全身全霊を以ってミッションの成功をお約束します」
山縣亜鷺:「あれ、元気になってる……本当に大丈夫ですか……?」顔を覗き込む。
雲雀宏一:「いやあ、滝くんが仕事を引き受けてくれてよかった」
滝瑞果:「だ、だめだ亜鷺ちゃん……まだ早いですよデヘヘ……」顔が近いのでにやけます。
山縣亜鷺:「?」
雲雀宏一:「いつものことながら生徒会も人員不足でね。それじゃあ内容を説明させてもらおうか」
雲雀宏一:「キミも聞いているかもしれないが現在アカデミアには超大型の台風が接近している」
雲雀宏一:「カテゴリー4とかなんとかで、よく分からないけどヤバイらしい」
滝瑞果:「相変わらず天使のような美しさ……可憐……クソエリスの野郎もいない……」
滝瑞果:「あ、台風ですか。いやあ今から大変ですな!」
滝瑞果:「まずは行為の候補をリストアップしておかなければ」
雲雀宏一:「だんだん僕の堪忍袋が温まってきたぞ」
滝瑞果:「あ、す、すいませんちゃんと聞きます」
滝瑞果:Dr.ワイリーのごとく平謝りする。
雲雀宏一:「で、滝くんには学園中における台風対策の仕事を頼みたいというわけだ!」
雲雀宏一:「前に奴隷労働によってピラミッドを建設したせいで生徒会の人気はダダ下がりだからね」
滝瑞果:「え……あたしがいない間に何があったの……」引く。
山縣亜鷺:「当たり前です!あんな労働条件で……!」
山縣亜鷺:「ちゃんと残業時間の規定は作ったのに!会長は全部無視して!」
雲雀宏一:「あと全長666メートルのタワーを作って一年分の予算を使い果たしたのもマスコミから叩かれたし」
滝瑞果:「マジで何やってんの?」
雲雀宏一:「いやー、本当に災難だったよ」
山縣亜鷺:「……面目もありません」頭を抱える。
雲雀宏一:「で、ここらへんで一発よさ気な公共事業でもぶち上げて人気を回復しておこうというわけなんだ」
山縣亜鷺:「ちゃんとまともな設備も作ってるんですけどね……生徒会室大浴場とか……」
山縣亜鷺:「うーん、あれも別にまともじゃないような……」
山縣亜鷺:「私は頑張って食い止めてるつもりなんですけど、追いつかないんですよね……」
滝瑞果:「あの、本当」2人を指差す。
滝瑞果:「何やってんの???」
雲雀宏一:「前科持ちが偉そうに言うんじゃない!!」激昂する!
滝瑞果:「ギャアーッ会長様――ッ!」独房電気ショック懲罰システムが作動!
雲雀宏一:「僕に逆らった罰!」
山縣亜鷺:「……会長も一回入れたほうがいいですよねこれ、やっぱ」独り言つ。
滝瑞果:「ハァハァ……すんませんでした……」
雲雀宏一:「で、頼まれてくれるね、滝くん?」
滝瑞果:「アッハイ」
雲雀宏一:「あ、あとさすがにキミ1人だとキツイだろうから技術顧問も雇っておいたよ」
雲雀宏一:「彼と合流して仕事を進めていって欲しい」
滝瑞果:「バストサイズはいくつですか」
雲雀宏一:「男です」
滝瑞果:「ペッ!」床に唾を吐き捨てる。
雲雀宏一:「ああ、もう!とにかく牢屋の鍵を開けるから、滝くんは出たらさっさと合流場所に向かうように」
滝瑞果:「分かりましたよ……しかし、へへ、久々のシャバの空気だ……」
山縣亜鷺:「瑞果さん……?駄目ですよそんな、女の子が」
雲雀宏一:「あと山縣くんは滝くんが牢屋から出る前に生徒会室に逃げるように」
山縣亜鷺:「逃げる……?」
滝瑞果:「ヘヘ……亜鷺ちゃん、靴とか汚れてない?」
滝瑞果:「綺麗にしますよ。今……すぐに!」クラウチングスタートめいた低姿勢!
雲雀宏一:「いいか、開けるぞ!1、2、3……逃げろ!」
滝瑞果:「ウシャアーッ!」飢えた野獣の如き勢いで山縣さんの足を舐めにかかりますね。
山縣亜鷺:「え、ええ?」わけも分からずとりあえず走る。
GM:雲雀宏一は他人事のようにその光景を眺めている。
滝瑞果:「ウギャアーッ!」背後で勢い余って会長の靴に突っ込んだ滝さんの絶叫!
雲雀宏一:「ウワーッ!?他人事だと思ったのに!」
山縣亜鷺:「はあ……大丈夫なんでしょうか」
GM:では、地下監房で大きな物音がしたところでシーン終了。
GM:じゃない!まだシナリオロイスが出てきてない!
GM:何だこのシーンは!
滝瑞果:なんだろう
GM:では、所変わって。
GM:生徒会待合室。
GM:キミは指定されたその場所で会長の雇った技術顧問の男を待っていた。
滝瑞果:「天才倶楽部元部長、大和猛流か……」
滝瑞果:「フッ、どれほどの器の男か、アカデミア生徒会役員のあたしが試してやる」
滝瑞果:足を組んでソファに座っています。
GM:では、そこでドアが開く。
GM:身長が高く体格の良い癖っ毛髪の好青年が、片足を引きずるようにして歩いて現れる。
大和猛流:「はじめまして、滝さん。会長から紹介があったかもしれないが、俺が“エニグマ”大和猛流だ」
滝瑞果:「よう……大和猛流くん。足を悪くしてるのかな?」
滝瑞果:「そんな状態で大変だね……かけるといい」
滝瑞果:向かいのソファには
滝瑞果:学園への登校がてら買ってきたブラジャーが置いてあります。
大和猛流:「鋭いね、キミは。なかなか知性が高いようだ」
大和猛流:「前にちょっとした事件に巻き込まれてね。おかげでご覧のありさまさ」
滝瑞果:(それに対する反応……変態(われわれ)の仲間か否か――これがその試金石となる!)
GM:ちなみに彼は話しながらひたすら知恵の輪を解き続けています。なので足元には解かれた知恵の輪の山がどんどんできていく。
GM:そう、彼は頭が良すぎるあまり常に頭脳を何かに使っていないと熱暴走を起こして死ぬのです。
滝瑞果:「フッフフ……そりゃ災難だったね。ますますかけた方がいい」
GM:彼はブラジャーを見なかったことにしてソファーに座る。
大和猛流:「ああ、それじゃあ失礼するよ」
滝瑞果:「おっと、何をかけるかは猛流くん次第だけどね……」
滝瑞果:「…………」
滝瑞果:「……」カタカタ
滝瑞果:コーヒーカップを持つ手が震える。
大和猛流:「……?」
滝瑞果:(反応……しない……だと……?)
大和猛流:「何かありましたか、滝さん?」
滝瑞果:「い、いやあ?別に~?」
滝瑞果:目が泳ぐ。(性欲がないというのか?この男――!)
滝瑞果:(このあたしですら、未使用のブラジャーであることで辛うじて理性を繋ぎ止めている状態だというのに!)
滝瑞果:「……こ、これからの方針について話しあおうじゃないか……!」
大和猛流:「ええ、そうしましょう」
大和猛流:「それと俺は性欲よりも知識欲の方が強い質でね」
滝瑞果:「それは……そいつは間違ってる。猛流くん」
滝瑞果:「性欲と知識欲は表裏一体。フッ……」
大和猛流:「……ほう?」
滝瑞果:「知りたいからこそ欲情し、欲情するからこそ、より知りたいと欲する……」
滝瑞果:「これはあたしの、ただの持論だけどね……」
滝瑞果:コーヒーを口にする。
大和猛流:「なるほど。一理ある」
滝瑞果:「……本題に入ろうじゃないの」
大和猛流:「ああ。とりあえず会長の言っていた台風対策の事業は一通りリストアップしておいた」
滝瑞果:「さすが、天才倶楽部」
GM:説明が遅れましたが、天才倶楽部とは優秀なノイマンのオーヴァードだけが加入を許される部活です。
GM:現部長は藍級五百太郎(あいきゅう・ごひゃくたろう)という名前の蛮族じみた男で、彼の代になってから質の低下が激しいのだとか。
滝瑞果:許せないぜ
滝瑞果:ノイマン暴力で殴り殺すような部活になってるに違いない
大和猛流:「そう。つまり!この俺に解けない謎など何一つなく、これらの謎は俺に解かれたがっている!」芝居がかった口調で言う。
大和猛流:「というわけで、早速仕事に取り掛かろうじゃないか、滝さん。考えることは歩きながらでもできる」
大和猛流:「むしろ止まっている方が非効率だ!」
滝瑞果:「そうしよっか。あたしも、現場を見ながらのほうが計算はやりやすい」
滝瑞果:「それに女の子が欲しい」
滝瑞果:不敵な笑みでウォームアップをしながら答える。
大和猛流:「計算か。キミの能力には期待して……女の子?」
滝瑞果:「何か?」
大和猛流:「いや、ようやくキミの人となりが分かりかけてきたところだ」
GM:というわけで、キミたちは台風対策の仕事へと向かいます。
滝瑞果:やる気十分!
GM:仕事としては発電所の修繕、牧場・農場の整備、食糧保管庫の確認、堤防の修繕などがありました。
GM:しかし、大和の効率の良い計画と多岐に渡った専門知識による助けを受けてキミの圧倒的な計算能力はものの数時間でこれらの仕事を完了させました。
滝瑞果:土木の仕事は物理の仕事!猛流くんが采配し、滝さんが図面を引いて頑張るのだ!
GM:キミの計算能力がモノを言うところだ!会長もそういうところに目を付けたのでしょう
滝瑞果:(台風が直撃すれば、この区域は――)真剣な表情で考える。
滝瑞果:(美少女の制服が濡れて、下着が透けるのか……最高だ……)
滝瑞果:仕事はちゃんとこなしました。
GM:そして、仕事を終えたキミは堤防の上で大和とともに荒れ模様の海を見下ろしています。
大和猛流:「会長殿から頼まれた仕事は一通り終わりました。これであとは台風さえ乗り切ればキミの役目も全て完了といったところでしょう」
大和猛流:「お疲れ様でした、滝さん」
滝瑞果:「いやあ、働いた働いた」
滝瑞果:「随分頭動かしたなー」8割はエロ妄想だった。
大和猛流:「そうだ、滝さん。ずっとキミに聞いてみたいことがありました」
滝瑞果:「……ん。何?」
大和猛流:「キミとってこのアカデミアとは何だ?」
大和猛流:「オーヴァードと人間が手を取り合って暮らす理想の学園!そう呼ぶ者もいる。……キミの目にはどう映る?」
滝瑞果:「美少女天国」真顔で答える。
大和猛流:「アッハッハッハ!実にキミらしい!」
滝瑞果:「……フフ……君も性欲に忠実になりたまえ、猛流くん」
滝瑞果:「欲望を解放するのだ……」UGN組織としてあるまじき発言である。
大和猛流:「さて、そういうのはここ一番の時に取っておかなければね」
滝瑞果:「なるほど。なかなかの……」指を突きつけ、笑う。
滝瑞果:「マニアック!」
大和猛流:「この辺りで俺は失礼しようじゃないか」
大和猛流:「滝さん、キミの計算能力は素晴らしかった。今度会った時は一緒にゲームでもしよう。それでは」
滝瑞果:「またね、猛流くん」
GM:大和はニヤリと笑うと片足を引きずるようにして歩きながら去る。
GM:では、この辺でシーンを切りましょう。
滝瑞果:協力者/大和猛流/感服:○/なんだ、男か……/ロイス
GM:ネガティブ感情でがっかりしない!
■Opening/03
GM:では、次のオープニング!
GM:夏川さんのオープニングだ。
夏川ミナ:へい!
GM:シーンに登場して侵蝕率を上げるがいい。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:35->39)
GM:放課後。
GM:風紀委員長ベアトリス・ハックマンから襲撃事件の捜査を依頼されたキミは部室棟にある事件現場へと向かっていた。
GM:その途中。突如、路地裏から女子生徒の叫びが響く!
夏川ミナ:そちらに走ります。両腕に装着されているのは真っ白なガントレット。
GM:キミが路地裏の奥にたどり着くとそこには野生の不良生徒たちが取り囲み、1人の女子生徒をイジメている光景が!
ハッキングクラブ女子:「返して……あたしのノートパソコン返してよお……」
ハッキングクラブ女子:「パソコンがないとあたし、何もできない……」
野生の不良生徒:「ヘッヘッヘ、そんなにこいつが大事か?」
GM:ハッキングクラブに所属する女子はコクコクと頷く。
野生の不良生徒:「だったらますます壊したくなったぜーッ!」
GM:野生の不良生徒は地面にノートパソコンを叩き落とそうとする!
夏川ミナ:叩き落とそうとした刹那、
夏川ミナ:―― ゴ シ ャ ァ !
夏川ミナ:その不良生徒が吹っ飛び、背後の壁に激突!
夏川ミナ:脚も変な方向に曲がっている!
野生の不良生徒:「うぎゃーっ!?」
夏川ミナ:「失礼します。風紀委員です。」
野生の不良生徒:「い、痛えー!?俺の脚が!」
夏川ミナ:ノートパソコンを受け止めて、そっとハッキングクラブのナード女子に差し出す。
ハッキングクラブ女子:「あ……ありがとう……?」
野生の不良生徒:「てめえ!よくもやりやがったな!ただじゃ生かしておかねえ!」
夏川ミナ:「風紀の乱れを感知し、かけつけました。あなたは20m以上離れて下さい」
夏川ミナ:「これより正義を実行しますので」
ハッキングクラブ女子:「ええ、わかったわ」ノートパソコンを持ったおかげかキリリとした表情になっている。
GM:不良生徒たちは一斉にキミに襲いかかる!
野生の不良生徒:「やっちまえー!!」
夏川ミナ:襲い来る不良生徒たちに向き直り、ぺこりとおじぎします。
夏川ミナ:「風紀委員、“ジェミニ-5th”です。これよりあなたがたを殲滅します」
夏川ミナ:「よろしくお願いします。」
野生の不良生徒:「俺のオーヴァード能力は火炎!番長連に志願して断られたほどの圧倒的な力を見せてやるぜー!」
夏川ミナ:ならば、正拳突きで火炎生徒のまわりの雑魚ごと粉砕する!
GM:野生の不良生徒は一撃で粉砕される!
野生の不良生徒:「あが……?強すぎる……」
夏川ミナ:ハヌマーン能力による振動波。ゾディアックウェポンによる振動強化!
夏川ミナ:「あなた達には弁護クラブを呼ぶ権利があります。ありがとうございました。」
夏川ミナ:そういうことで、ダウンした不良生徒達を鎖でぐるぐるまきにして
夏川ミナ:ひとりでズリズリ引きずっていきたいです。
GM:オーケーです。
GM:では、キミは不良生徒たちを引きずりながら事件現場へと向かいます。
夏川ミナ:「(……委員会に入り、友達を作り、恋人を作る。メンターから承った、私の極秘任務<シークレットオーダー>)」
夏川ミナ:「(ほんとうにこれで合っているのでしょうか?とても心配です。)」 無表情で事故現場へ向かいます。
GM:部室棟にある事件現場では既にベアトリス・ハックマンが調査を始めているようです。
夏川ミナ:「委員長。“ジェミニ”、到着しました。」
ベアトリス・ハックマン:「遅いぞ、夏川。何をしていた?」
夏川ミナ:「はい。野生の不良生徒が女子生徒の私物を破壊しようとしており、これの殲滅にあたっていました。」
夏川ミナ:「31秒の遅延です。申し訳ありません」
夏川ミナ:ぺこりと頭をさげる。
ベアトリス・ハックマン:「……生徒には怪我はなかったのだろうな?夏川はやりすぎるところがあるからな」
夏川ミナ:後ろを振り向いて、脚が変な方向に曲がっている不良生徒を見る。
夏川ミナ:「たぶん」
ベアトリス・ハックマン:「……武装保健室車両を呼んでおこう」
夏川ミナ:「それで、委員長。調査の方はいかがでしょうか。」
ベアトリス・ハックマン:「ああ、まずはここの調査だ。この部屋が連続した事件の最初の現場になる」
GM:飛行部の部室ではあちこちの床からは細長く白い柱のようなものが生えており、血の痕が点々としている。
夏川ミナ:ひ、飛行部!?
GM:飛行部はオーヴァードたちがあらゆる飛行競技で競い合う部活です。
夏川ミナ:ああ、鳥人間コンテストみたいな・・・違うけど・・・
GM:オーヴァードたちは《鷹の翼》、《氷の回廊》、スカイキッド、ジェットスーツなどを駆使し持ち前の技術で高みを目指す。飛行状態のプロフェッショナルだ。
GM:あと毎年落下死する生徒が後を絶たない。
夏川ミナ:やばすぎる!
ベアトリス・ハックマン:「その柱のようなものは全て骨と同じ成分でできているそうだ。飛行部の部員たちはそれで体を貫かれて負傷していた」
ベアトリス・ハックマン:「ああ、それには触れない方がいいぞ。体に傷が付くとそこから体内の骨が急激に成長して大怪我を負う」
夏川ミナ:「む。」 一歩離れます。
夏川ミナ:「飛行部にそのような能力者は?単なる喧嘩という可能性はないでしょうか。」
ベアトリス・ハックマン:「いや、その線はなさそうだ。何せ事件は同じ手口で二件起きている」
夏川ミナ:「ふむ。“元気もりもり!ぼくのわたしのアカデミアニュース”に気になる情報が掲載されていました」
夏川ミナ:「投獄されていたA級危険人物……生徒会役員の“トラクトリックス”が釈放された、と。」
夏川ミナ:「どのような人物かは知りませんが、それでは?」
ベアトリス・ハックマン:「いや、彼女の犯行のタイプとも違う」
夏川ミナ:「むう。」
ベアトリス・ハックマン:「私はこれがオーヴァード生徒たちに復讐しようとする者の仕業なのではないかと考えている。過去にもそういった事件はあったからな」
ベアトリス・ハックマン:「襲撃されたのが朝方だったため、部室にいた飛行部の部員たちも少なかったのがまだ幸いだったが、何人ものオーヴァード生徒が怪我をしていた」
ベアトリス・ハックマン:「それに備品の飛行道具が破壊されたり奪い去られたりもしていたようだ」
夏川ミナ:「成程。たしかに、スペックの違いを考えればあらゆる分野ではオーヴァード生徒が絶対有利です」
夏川ミナ:「何者かが恨みを持っている可能性は、おおいにありえます。」
夏川ミナ:「あいつがいるせいで優勝できない、とか。いつも銀賞止まりだ、とか。」
ベアトリス・ハックマン:「そう、そういった手合いだな」
夏川ミナ:「恋人ができない、とか。朝早起きできない、とか。」
ベアトリス・ハックマン:「いや、それはちょっと違うのでは……」
夏川ミナ:「むう。」
ベアトリス・ハックマン:「(むうって言った。可愛い……)」
ベアトリス・ハックマン:「と、とにかく。私はしばらくその線で調査を進めてみてはどうかと思う」
ベアトリス・ハックマン:「ああ、それから現場にあった異変としてはこれだな」
夏川ミナ:「?」
GM:ベアトリスはそう言って一脚の椅子を持ってくる。
夏川ミナ:「ごく普通の椅子に見えます。委員長」
ベアトリス・ハックマン:「飛行部の備品ではない。何の変哲もないただの椅子だが、外部から現場に持ち込まれたようだ」
夏川ミナ:「プロレス部のように凶器として使用したのでは?」
ベアトリス・ハックマン:「今のところどういう意味があるのかは全くの不明だ」
夏川ミナ:「椅子で、こう。ばーん、ばーんと殴る映像をみたことがあります。」
夏川ミナ:パイプ椅子でなぐる真似をしてます。
ベアトリス・ハックマン:「いや、この椅子に人間を殴打したような形跡はなかった」
夏川ミナ:「むう。」
ベアトリス・ハックマン:「(天然っぽくて可愛い……)」
ベアトリス・ハックマン:「本当にただの椅子だ」
夏川ミナ:「……本当にただの椅子なのでは?」
ベアトリス・ハックマン:「だからそう言っている」
ベアトリス・ハックマン:「だが、何か謎が隠されているのかもしれん。気には止めておいてくれ」
夏川ミナ:「了解しました。では、ただの椅子ではなく謎が隠されているかもしれないただの椅子として記憶しておきます。」
ベアトリス・ハックマン:「(ほっぺたをつつきたい……)」
ベアトリス・ハックマン:「台風も近付いているというのに、全く厄介な事件が起きたものだ」
夏川ミナ:「ご安心下さい。UGNの施設で、調査、聞きこみ、小粋なトークの訓練は受けています。」
夏川ミナ:「私が迅速に事件を解決し、皆が安心してアカデミアコロッケをかじりながら台風を楽しめるようにします。」
ベアトリス・ハックマン:「ああ。さっきも言った通り、既に第二の事件も起きている。次に被害にあったのは執事風支援部(メイドもいるよ)だ」
夏川ミナ:「メイドもいるよ」
夏川ミナ:首をかしげる。
ベアトリス・ハックマン:「そちらの方の調査も頼んだぞ、夏川」
ベアトリス・ハックマン:「(首を傾げてるポーズかわいい!ありがとう、執事風支援部(メイドもいるよ)!)」
夏川ミナ:「ベアトリス委員長。私が女子制服ではなくメイド服を装着した場合、友人や恋人が出来る可能性は向上するのでしょうか?」
ベアトリス・ハックマン:「上がる!!めっちゃ上がる!!!」
夏川ミナ:「上がりますか」
ベアトリス・ハックマン:「上がりまくるよ!!!!」
夏川ミナ:「そんなに」
ベアトリス・ハックマン:「いかん。想像したら鼻血が」
夏川ミナ:「でしたら、執事風支援部(メイドもいるよ)を襲撃した犯人は私にとっても許せません」
夏川ミナ:「見つけ出し、粉砕します。」
夏川ミナ:ハンカチを差し出してそっと委員長の鼻血をふきとる。
ベアトリス・ハックマン:「あっ、あっ、そんな優しくされたら余計に鼻血が」
夏川ミナ:「では、委員長。“ジェミニ”夏川、いってまいります。」
ベアトリス・ハックマン:「う、うむ。私はここで止血しているから頼んだぞ」
夏川ミナ:「私の私物でよければ、そのハンカチを止血にお役立てください。それでは。」
ベアトリス・ハックマン:「夏川のハンカチ……」
GM:ベアトリス・ハックマンはハンカチをみつめながらキミを見送る。
夏川ミナ:そんな感じに、校則違反ではない長さのスカートを翻してテクテクと歩き去っていきます。
GM:では、ここでシーン終了だ。
GM:シナリオロイスはベアトリス・ハックマンに取るのです。たぶんもうエンディングまで出ないけど。
夏川ミナ:委員長/“サイレントノイズ”ベアトリス・ハックマン/○尊敬/不信感/ロイス
夏川ミナ:委員長の事は尊敬しているのですが
夏川ミナ:私と話しているとよく鼻血を出す為、何か持病を隠しているのではないかと心配です。
ベアトリス・ハックマン:夏川は優しいな!
夏川ミナ:委員長!?
■Opening/04
GM:では、次のシーンだ!
GM:最後は羽石さんのオープニング。
羽石夏澄:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 10[10]+40 → 50
羽石夏澄:ハハッ
GM:早速高い。
GM:放課後。
GM:番長連の詰め所。
GM:台風が接近しつつあるアカデミアで、番長たちはアカデミアの一斉パトロールのために集められていた。
無道ささき:「フッフッフッ、絶好のパトロール日和だ!そうは思わないか、諸君!」
GM:ジャージ姿の小柄な少女は快活に言う。
GM:詰め所には馬面番長、闇医者番長、ダイナマイト番長、ロボット番長Kなど名立たる番長たちが集まっていた。
羽石夏澄:「パトロール……悪いの、いますかね…」小首を傾げながら呟く。
GM:錚々たる面々に無道ささきは的確にパトロールの配置の指示をしていく。
無道ささき:「エリーゼはあっち、風魔はあのへん、それから……」
GM:無道ささきは1人の少年の前で立ち止まる。
無道ささき:「おっ!狼のやつ!」
真北登:「狼の、って…一応僕”餓狼番長”って番長名付けてもらったんですけど!全然浸透しないな!」
無道ささき:「覚えづらい!付けたあたしが言うのもなんだけど、覚えづらいんだ!」
無道ささき:「な、香澄もそう思うだろ?」
羽石夏澄:「がおー番長…覚えやすいですよ、先輩… ねっ」
羽石夏澄:手で握りこぶしを作る
真北登:「夏澄ちゃん、がおー、じゃないよガローだよ…!」
羽石夏澄:「がろー、がろー…がるるるる」
羽石夏澄:難しい顔で唸っている
無道ささき:「むむむ、香澄め。番長連にあるまじき優しさ」
羽石夏澄:「大丈夫です!悪いやつ見つけたらちゃんとやっちゃいますから!」
無道ささき:「じゃあ、狼のやつはこの辺のパトロールな」そう言って地図を指す。
真北登:「了解です。それじゃ!」
無道ささき:「あ、それともエリーゼと一緒の方がよかったか?まだ1人だと不安か?」
GM:無道ささきは心配するように言う。
真北登:「あ、またそういう…半人前扱いしないでくださいよ」
真北登:「僕だってもう立派な番長の一人です!」
無道ささき:「フッフッフッ、そう言うのなら任せたぞ、登!」
羽石夏澄:「そうです!がるー番長先輩ならできます!」
真北登:「夏澄ちゃん、またなんか違う…」
羽石夏澄:「えへへ」
真北登:苦笑しながら首を傾げる。
無道ささき:「で、最後に残った香澄は私とペアだ」
無道ささき:「なぜならば私が眠いから!寝たら担いでくれ!」
羽石夏澄:「えー!私体力ありませんよう……」
無道ささき:「だってぼんやりしてたら体力のありそうなヤツらを指名し忘れたんだもん……」
無道ささき:「諦めろよう……」
羽石夏澄:「ぶーぶー。」
無道ささき:「というわけで皆の者、解散!パトロールに向かうように!」
真北登:「無道先輩、あんまり夏澄ちゃんに無茶ぶりしちゃダメですよー」
真北登:と言いつつ、猛スピードで担当地域へ走り去っていく。
無道ささき:「無茶振りじゃない!これは先輩から後輩への熱い……って、速っ!」
羽石夏澄:「どんな引きずられ方になっても文句言わないで下さいね… じゃあ、行きましょう先輩」
無道ささき:「よーし、行くぞー!」
GM:というわけでキミは番長連総番長の無道ささきとともにアカデミア内のパトロールに向かいます。
GM:空は今にも大粒の雨が降り出しそうな曇天だ。
羽石夏澄:「でてこいでてこいわるいやつー♪あやしいやつやつしめちゃいますー♪」
無道ささき:「あやしいやつーどこだー」
羽石夏澄:「うーんうきうきする天気ですねえ」
無道ささき:「うむ、、全くだ」
無道ささき:「Rファイトやら学園祭やら台風やらこの手のイベントがある時は必ず事件が起きる!あたしは詳しいんだ!」
羽石夏澄:「わかります!すっごく楽しみです!」
羽石夏澄:「出番、でばんん…うずうずしちゃいます」
無道ささき:「私の拳も今から唸りまくっているぞ!」
羽石夏澄:「あっ!負けませんよ先輩!」
無道ささき:「私だって香澄には負けるものか!」
羽石夏澄:「私は…えーと…うなります!真空パンチが!」
無道ささき:「真空!強そう……!」わなわなと震える。
GM:では、そんな話をしながらキミたちが発電所にやってきた時。
GM:ふと気付くと中から怪しげな話し声が聞こえてくる。
羽石夏澄:「!!」
羽石夏澄:(ピーンと来ました!事件の香りです!)
GM:「本当に計画を実行に……」「今更後戻りはできない」
GM:「知恵のある者が生き残り、愚かな者は滅びる」「そう、私たちの望んだ世界が実現する……」
無道ささき:「スヤスヤ……」無道ささきは寝ているようだ。
羽石夏澄:(すっごい悪そう!すっごい悪そうです!やっちゃいたい!やっちゃいたい…ああ先輩寝てる!)
GM:「待て。すぐに裏口から逃げろ」「……!」
羽石夏澄:(ええい、もうやっちゃいます……)
GM:やや間があって、キミの前にハテナマークの仮面のオーヴァードが姿を現す。
羽石夏澄:「ってわあ!びっくりしました!変な仮面です!」
GM:スーツ姿の仮面のオーヴァードはハテナマークのステッキを付いて片足を引きずるようにしながらキミに近付いてくる。
クエスチョン:「やあ。盗み聞きなんていい趣味をしているじゃあないか」
無道ささき:「グースカピー!寝てる!」無道ささきは寝ているようだ。
羽石夏澄:「違いますー!わるいやつの気配を察知して隠れてたんですー!」
クエスチョン:「悪いやつというのは私のことか?」
羽石夏澄:「そうです!なんか、愚かな奴をさつりくしそうなこと言ってました!」びしっ!と指差す
クエスチョン:「残念ながらそれは見当はずれだ」
羽石夏澄:「ぶーぶー!わるいやつはみんなそう言うんですー!」
クエスチョン:「私の名はクエスチョン。私はこのアカデミアを正しい姿に戻してやろうとしているのさ」
羽石夏澄:「あー、わかります!私詳しいです!そういってなんか色んな人の都合無視してなんかするやつ!」
クエスチョン:「キミは適者生存の法則というのを知っているか?」
羽石夏澄:「す…すぺんさー?」
羽石夏澄:何か名前と法則だけ聞いたことある奴だ。
クエスチョン:「ほう、頭がいいな!見どころがあるぞ!」
羽石夏澄:「えへへ、それほどでも」
クエスチョン:「環境に最も適した生物が生き残り、そうでない生物は滅び去る」
クエスチョン:「では、私からのクエスチョンだ」
クエスチョン:「もしこのアカデミアが弱肉強食の世界になった時生き残るのは何だと思う?」
羽石夏澄:「えっ?いきなりクイズですか?」
羽石夏澄:「弱肉強食… つまり、強いものが生き残ると…あっ」
羽石夏澄:「…オーヴァード?」
クエスチョン:「惜しいが、ハズレだ。正解にはかなり近いがね」
クエスチョン:「だが、試してみたいとは思わないか?」
羽石夏澄:「ハズレ…うー、悔しいです。…それで、クエスチョンさんは…」
羽石夏澄:「アカデミアをそうしようとしてる、と考えてよろしいですか?」
クエスチョン:「私の見立てでは、キミも本性はそっち側だと思うのだがね」
羽石夏澄:「…そっち側…」
羽石夏澄:「……えっ、もしかしていっぱい戦えるようになるの…?」
クエスチョン:「そうとも」
羽石夏澄:「…………」考え込んでいる。
クエスチョン:「今ある世界は終わり、新しい世界がやってくる。そこで勝ち残るのは強い生物だ」
羽石夏澄:「うー、うー」髪の三つ編みを落ちつかなげに触っている。
クエスチョン:「まあ、考えておいてくれるといいさ。キミにとっても悪い話じゃないはずだ」
クエスチョン:「キミがどういう答えを出そうが私を止めることはできないがね」
羽石夏澄:「………むう!がおー!止めるときは止められますよ!私、強いから!」
クエスチョン:「そう、そして私は弱い。カメのようにね」
クエスチョン:「だが、歩き出してしまったからには例えキミがアキレスでも私に追いつくことはできない」
羽石夏澄:「えっ」意表をつかれた顔をする。てっきり強さに自信があると思っていたのだ。
クエスチョン:「さっきのクイズの答えだ」
クエスチョン:「生き残る者は誰か。強い者じゃない。知恵を持った者だ」
クエスチョン:「それじゃあ、また会おう」
GM:そう言って、クエスチョンは《瞬間退場》を使用してこのシーンから退場する。
羽石夏澄:「………あっ」
羽石夏澄:「……あー!やりそこねました!」
羽石夏澄:「悪役の定番みたいな台詞回しだったのにー!心動かされちゃった!ばかー!」
無道ささき:「うるさいぞー、香澄ー。寝られないじゃないかー」
GM:無道ささきは寝ぼけまなこを擦っている。
羽石夏澄:「あっ!先輩!なに寝てるんですかおいしいところで!いや寝てたのがおいしいのですか!?」
無道ささき:「んにゃ?何かあったのか?」
羽石夏澄:「そう!何か変なハテナ仮面がいたんですよ!」
無道ささき:「ハテナ仮面……?」
羽石夏澄:「なんかわかんないけど計画がどうのこうのって言ってました!怪しいです!」
無道ささき:「あ、怪しい!怪しすぎる!よく分からんがこりゃあ調査するしかない!」
羽石夏澄:「ですね!なんか大当たり引いちゃいました!」ぐっ!
羽石夏澄:(…でも)
羽石夏澄:(本当に、好きに戦えるような世界とか、作るって言われたら)
羽石夏澄:(……本当にそうなったら、こんな、悪役を捕まえるなんて事もせずに、……)
羽石夏澄:ぶんぶんと首を振ります。
無道ささき:「ん、どうした、香澄?」
羽石夏澄:「い、いえ!ちょっと小虫がいたので!」
羽石夏澄:「それより調査ですよ調査!今回は私の獲物にして下さいね!頑張りますから!」
無道ささき:「おう!それじゃあ香澄に任せたからな!しっかり仕留めろよ!」
羽石夏澄:「はーい!」
羽石夏澄:両手を上げて笑顔
GM:では、ここでシーン終了にします!
羽石夏澄:はい!
GM:シナリオロイスはクエスチョンに取っておいてください。
羽石夏澄:ハテナ仮面/"クエスチョン"/好奇心:○/憤懣/ロイス で取ります!
GM:ハテナ仮面じゃないよ!
GM:では、オープニングフェイズはこれで終了だ。
■Middle/01
GM:ここからはミドルフェイズになります。
GM:ミドル最初のシーン。シーンプレイヤーはロコくんです。
ロコロコ:はーい
ロコロコ:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 10[10]+36 → 46
ロコロコ:おっと高い!
GM:主にロコくんがとわと話をしたり、アカデミアの生徒たちがアホだったりするシーンです。
滝瑞果:人間は愚かだ・・・
ロコロコ:あほさを存分に堪能してやるぜー!
夏川ミナ:アホじゃない生徒だっているのに!たまに!
GM:夏川さん以外のPCは登場も可能だよ。
夏川ミナ:えっ・・・
GM:夏川さんはこのシーンの裏側で事件の調査をしていますのでね。
滝瑞果:じゃあ様子を見計らって登場したいなー
ロコロコ:まあとりあえず最初は私一人に任せてくれていいんだぜ
ロコロコ:うむ!
GM:合流シーンはまた別に用意してありますのでご安心を。
GM:では、まずはシーンの描写から。
GM:オープニングの翌日。
GM:終業のチャイムが鳴る。
麻生麻美子:「はい、それでは今日の授業はここまで」
麻生麻美子:「台風のせいで風や雨がかなり強くなるそうですので、早く帰ってなるべく出歩かないようにしてくださいねー」
GM:次の瞬間。ガラリと教室のドアが開き、1人の少女が飛び込んでくる。
宇賀神とわ:「勝負です!ロコ・ロコ・ベントゥーラ!」竹刀をキミに向ける。
ロコロコ:「ありがとうございましたー」と麻生先生に言ったあと、とわさんのほうを向こう
ロコロコ:「やあ、また来たね。今日はどんな仕掛けを……ん?」
GM:しかし、その竹刀がゆるゆると下がっていく。
宇賀神とわ:「……やっぱり……今日はやめておきます」
ロコロコ:「あらあら。竹刀が下がっていく。」
GM:彼女はどこか浮かない表情だ。
ロコロコ:「どうしたんだろう。新しい戦術なのかな。うーむ……」と口に出しながら彼女を眺めるぞ
宇賀神とわ:「……たまには一緒に寮に帰りませんか、ロコくん」
ロコロコ:「……そうでもなさそうだね。よし、そうしようか。さあ散った散った。今日は勝負はないぞー。」クラスメイト達を追い払おう
生徒たち:「ちぇっ、つまんねえの」「また面白い見世物が見られると思ったのによ」「帰ろ、帰ろ」
ロコロコ:ということで、一緒に帰ることにします。台風もあるし。
宇賀神とわ:「じゃあ、帰りましょうか」
GM:ということでキミととわは帰路に着き、並んで歩いている。
宇賀神とわ:「ねえ、ロコくん。ロコくんは適者生存の法則って知ってますか?」
ロコロコ:「適者生存の法則?ああ、そういえば、昔の授業でやったっけ。自然淘汰だか進化だかの。それがどうかしたのかい?」
ロコロコ:「もしかして、とわ君の元気がないのと関係あったりするのかい。」
宇賀神とわ:「さすがはロコくん。授業の内容はしっかり記憶しているんですね」
宇賀神とわ:「その話、です」
ロコロコ:「うーん……まあ、SSランクだからね。そういうことにしておこう。」
ロコロコ:「ふむ」
宇賀神とわ:「作家のハーバート・スペンサーは環境に最も適応した生物だけが生き残り、適応できなかった生物は滅びるのだと言っていました」
宇賀神とわ:「もしロコくんみたいな優れたオーヴァードが適者なのだとしたら、私みたいな人間は……」
宇賀神とわ:「滅びるしかないのでしょうか」
ロコロコ:「うーん……」
ロコロコ:「スペンサーさんはそれが答えだと思っていたみたいだけど、どうだろうね。」
宇賀神とわ:「……どういうことです?」
ロコロコ:「昔の動物たちはそうして滅んで行ったのかもしれないけど、これから滅びる者たちに、それが当てはまるのかと思ってね。」
宇賀神とわ:「これから……」
ロコロコ:「まあ、それにオーヴァードが適応できる、と決まったわけでもないし。もしかしたらオーヴァード殺すウイルスみたいなのが生まれて、僕たちは明日明後日にでも一人残らず死んでるかもしれない」
宇賀神とわ:「もう、不吉なことを言わないでください」
宇賀神とわ:「でも、おかげでちょっと元気出ました」
ロコロコ:「そうかい?それはよか……よかったのかな。今から勝負とか、そういうことにはならないよね?」
宇賀神とわ:「ふふ、明日になったらまた明るくロコくんにリベンジしてやりますからね!」
宇賀神とわ:「今は……ちょっとお休みです」
宇賀神とわ:「雨天中止ってやつですね」
ロコロコ:「いいね、それ。これから雨ごいを日課にしてみよう。」
宇賀神とわ:「だーめーでーすー!」
GM:とわはキミの体をバンバンと叩く。
ロコロコ:「痛い痛い。でも本当に元気になったみたいだね。よかったよかった。」
宇賀神とわ:「ロコくんのこと、絶対に負かしてみせますからね」
GM:そんな感じで2人が話しながら学校を出ると、校門の前にはなぜか屋台が立ち並んでいたり仮装行列ができていたりします。
宇賀神とわ:「何でしょう、あれ……?」
GM:「アカデミア名物台風焼き!台風焼きだよー!一個300円!」アフロ姿の男が食べ物のようなものを焼きながら言う。
GM:「こんな嵐の日こそ飛行だ!僕たちと一緒に風になろう!」凧を背負った男が言う。
GM:「クリスタル囲碁相撲部でごわす!1取り組み、どうでごわすか!」回しを付けた力士が言う。
ロコロコ:「……だそうだね。みんなも中々面白いことを考えるなあ。」
GM:そう、台風にかこつけた有象無象の生徒たちが列をなしているのだ。
宇賀神とわ:「なんだか……すごいですね」
飛行部部員:「キミもどうだい、一緒にハングライダーでも!?」
ロコロコ:「とにかく騒ぎたいっていう雰囲気を思いっきり感じるねえ。……いや、やめておくよ。僕はSSランクだからね。」
安楽椅子探偵部員:「探偵するよー、安いよー」
ロコロコ:「はっはっは、SSランクだからね。大丈夫、間に合ってるよ。」
アフロ部員:「どうだい、一緒にアフロでも!こんな台風の日こそアフロだろう!」
ロコロコ:「だってさ、とわ君。興味ある?アフロ。」
宇賀神とわ:「あ、ありません!これっぽっちも!」
ロコロコ:「ということでまたの機会にお願いするよ。ちなみに僕はSSランクさ。」
宇賀神とわ:「それにしてもこんな台風の日によくやりますよね。あ、ここはSSランクは関係ないと思います」
GM:その時!
GM:一際大きい突風が吹く!
GM:ここでロコくんには〈回避〉か〈知覚〉で難易度6の判定をしてもらおう!
ロコロコ:へっ!そんなのどっちも持ってないぜ!
GM:失敗すると超大型の台風の被害をもろに浴び、3d10のダメージを受けてもらう。
ロコロコ:回避があったので回避で判定してみます
ロコロコ:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 6[6]+1 → 7
ロコロコ:SS!
GM:普通に避けた!
ロコロコ:とわ君は大丈夫かな
ロコロコ:まあ優秀だし大丈夫だろう
GM:宇賀神とわは所詮は人間なのでオーヴァードには及ばないものの天才的な体捌きで強風によって飛んできた自転車を回避している!
宇賀神とわ:「この軌道、この風の向きなら……!」
ロコロコ:「うわっ。すごいねほんとに。さっきのアフロ部が飛ばされないか心配だ。」落ちてきた凧飛行部を回避だ!
飛行部部員:「ウワーッ!?」
GM:一方、生徒たちの屋台は一斉に倒壊!
生徒たち:「「「ウワーッ!!?」」」
GM:屋台は瞬時に瓦礫の山と化す!
ロコロコ:「あららららららら。」
生徒たち:「もう駄目だ!」「畜生!多額の借金までして屋台を作ったのに!」「人生は虚しい……」
GM:生徒たちはトボトボと帰路についていく。
ロコロコ:「多額の借金はどうしようもないけど、怪我人が心配だなあ。なにもないといいけど。」
宇賀神とわ:「本当に凄い風です。ロコくんは平気ですか?」
ロコロコ:「まあ、SSランクだからね……。とわ君も流石だ。日ごろの鍛錬のおかげってやつかな。」
宇賀神とわ:「鍛錬というか……昔とった杵柄というか……」
宇賀神とわ:「それにしてもこれだけ風が強いと寮が吹き飛ばされたりしないか心配になります」
ロコロコ:「うちの寮、少し頼りなさそうだからねえ。少し急いで様子を見に行こうか。」
GM:と、その時。突然、宇賀神とわが頭を押さえて苦しみ出す。
宇賀神とわ:「あうっ……!?」
ロコロコ:「あら、大丈夫かいとわ君?もしかしてさっき、気づかないうちに何かに当たってたとか……」
宇賀神とわ:「大丈夫です、ちょっと目眩がしただけで」
宇賀神とわ:「……ごめんなさい、ロコくん。先に帰っていてください。私は少し休んでから帰ります」
ロコロコ:「うーん、そうは言ってもね。この風の中放っていくのは、なかなか難しいよ。道徳的に。」
宇賀神とわ:「校舎に戻るだけならすぐですから。それにアカデミアの中ですし、危ないことなんてないですよ」
ロコロコ:「凧飛行部員が落ちてくるのは、危ないうちに入らないのかな」
宇賀神とわ:「うーん、それは……危ない気もしますけど……」
宇賀神とわ:「本当に、ちょっと休めば大丈夫ですから」
ロコロコ:「まあ、でも、君がそこまで言うなら、わかったよ。君としても、うーん……敵?ライバル?SSランク?ラスボス?に、弱いところを見られるのは嫌だろうしね。」
宇賀神とわ:「ラスボスは何か違うような……。と、とにかくそういうことです!」
ロコロコ:「じゃあ、本当に気を付けるんだよ。いざとなったら武装保健室車両も呼ぶようにね。」
宇賀神とわ:「はい。それじゃあ、また明日です」
ロコロコ:「うん。それじゃあ、また明日。」
GM:宇賀神とわはふらつく足取りで校舎に戻る。
ロコロコ:「うーん、やっぱりついていったほうが……うーん……」
GM:とわと別れたキミがそうしていると。
GM:突然、《ワーディング》が発生する。
GM:発生源はここから離れた部室棟の辺りのようだ。
ロコロコ:「……《ワーディング》は、かなり厳しく禁止されてた気がしたけど」とわ君がいるあたりはワーディング範囲内でしょうか
GM:校舎の辺りはワーディング範囲からは外れているようですね。
ロコロコ:「うーむ……」少し悩んだ後
ロコロコ:「……確認するくらいは、やっておくべきかな。僕はSSランクだし……」
ロコロコ:少し目を閉じて
ロコロコ:「うん……そうしよう。そうするべきだろう、きっと。」
ロコロコ:ということでワーディングのほうに向かうとします
GM:では、そこでシーンを切りましょう。
■Middle/02
GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは夏川さん!
GM:滝さんと羽石さんもセクハラしに来たとかパトロールの最中に出くわしたとかそんな名目で登場しても構いません
夏川ミナ:わーいシーンプレイヤー!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:39->45)
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+8(1D10->8)した (侵蝕率:38->46)
羽石夏澄:出る!
羽石夏澄:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 10[10]+50 → 60
羽石夏澄:www
夏川ミナ:ひどいw
滝瑞果:ダイスボーナスヤッター!
GM:オープニングの翌日。放課後。
GM:夏川さんは第二の事件現場を調査するために執事風支援部(メイドもいるよ)の部室へと向かっていました。
GM:そう、その途中で凶悪犯と出くわすまでは。
夏川ミナ:カシュン、カシュン。
夏川ミナ:両腕に装着したガントレットの変形機構が働き、こぶりな篭手に戻る。
滝瑞果:「違う……これは不幸な行き違いがあっただけなんだ」
滝瑞果:頭の後ろで手を組まされ、壁際に立たされています。
滝瑞果:しかし手にはメイドのヘッドドレスが固く握られている。
夏川ミナ:「はい、理解しています。あなたには弁護クラブを呼ぶ権利があります。」
夏川ミナ:「また、メイド生徒1名と私のスカートの中を覗こうとした理由に関して説明を求めます。」
滝瑞果:「太陽がまぶしかったから」
GM:夏川の横ではメイド生徒がおいおいと泣いている。
滝瑞果:「美少女という名の……太陽が……」
夏川ミナ:ギチッ!ギチギチッ!
夏川ミナ:滝さんの腕をしめあげる!
夏川ミナ:「たいへん理解不能です」
滝瑞果:「がああああ」アームロック!
滝瑞果:「す、すいませんでした……」
滝瑞果:「次からは断りを入れてパンツを覗こうと思います。パンツを覗かせてください」
夏川ミナ:「たいへん理解不能です」 アームロック!
羽石夏澄:では、そこに長髪を一束の三つ編みにした少女が現れます。
羽石夏澄:ターン!ってドアを開けて。
羽石夏澄:「失礼します!何かやっちゃって良い気配が来たので来ました!悪者はそこの人ですか!?」
滝瑞果:「がああああ」羽石さんは悶え苦しむ少女の姿を認識できるでしょう。
羽石夏澄:「……あっ!いじめてる!」
滝瑞果:「!」ドアの方向を見る。
滝瑞果:「おっぱい!」
滝瑞果:喜ぶ。
夏川ミナ:「えっ」
羽石夏澄:「……えっ!?」
羽石夏澄:真っ赤になって胸の前で腕を組む。
滝瑞果:「おっぱい!」
滝瑞果:「うわーい!」
夏川ミナ:羽石さんの胸に目をやります。
羽石夏澄:その胸はそこそこ豊満だ。
羽石夏澄:「…やっぱりこれ、やっつけられてるのが悪いやつです!」
夏川ミナ:「良かった。説明の手間が省けました」
夏川ミナ:「理解のはやいおっぱいさんで、何よりです」
羽石夏澄:「おっぱいじゃないです!羽石夏澄です!」
滝瑞果:「控えめな胸も素晴らしい。けれど……その淑やかな美貌と、たおやかな三つ編み」
滝瑞果:「貴女にはおっぱいこそが相応しい。結婚してください……」
羽石夏澄:「…わかりました。これは、ヤ(殺)られたいということですね?」
滝瑞果:「えっ積極的!」
夏川ミナ:「えっ?」
滝瑞果:「ありがとうございます!いてててて」アームロックをまだ極められている。
羽石夏澄:「えーーーい!!」
羽石夏澄:真空がアームロックを極められている少女に纏わり付き締め上げる!
滝瑞果:「ギャアア――――ッ!!」
夏川ミナ:「うわっ」
滝瑞果:「ウギャアーッ!!」
夏川ミナ:「これは、女子生徒があげるべきではない叫び声ではないでしょうか」
羽石夏澄:呼吸腔付近は空気が薄くなる程度に弱められている。
滝瑞果:(これがでっけえおっぱいに埋もれて死ぬ感覚か)
滝瑞果:(フ……悪くない……)死につつある。
羽石夏澄:「……よし!これで少しは大人しくなりましたかね!」
滝瑞果:死ーん
滝瑞果:意識を失い、ぐったりしてます。
羽石夏澄:パン!と手を叩くと締め付けがほどけ、空気が元に戻って行く。
夏川ミナ:「たいへん助かりました。この女子生徒は何らかの形で牢獄から釈放されてしまった魔獣」
羽石夏澄:「なんと!悪いやつです!」
夏川ミナ:「生徒会役員の“トラクトリックス”とのことで。私一人では苦戦を強いられていました。」
滝瑞果:――「ハァ、ハァ……もっとお願いします!」
滝瑞果:――「美脚!踏んで!」
滝瑞果:逮捕に至る苦闘の記憶……油断ならぬ強敵であった。
羽石夏澄:「えっ生徒会役員なんですか」
羽石夏澄:「トラク…とらっく!」
夏川ミナ:「信じがたい事なのですが」
羽石夏澄:「そのとらっくさんが悪いことを早速しでかしたと!そういうことなんですね!」
夏川ミナ:「どうなのでしょう。“トラクトリックス”さん、少々お伺いしたいのですが」
夏川ミナ:「あ、生きていますか?」
滝瑞果:「うーんうーん美少女……」
滝瑞果:「はっ」
夏川ミナ:馬乗りになって、べちんべちんと往復ビンタをします。
滝瑞果:「天使が……2人……」
滝瑞果:「ヴァルハラはここにあり!」
夏川ミナ:「怖い」
滝瑞果:ヤバげな復活を遂げました。
羽石夏澄:「ヴァルハラ」
夏川ミナ:「“トラクトリックス”さん。あと、そこの……駆けつけてくれた方」
夏川ミナ:「そもそも私は調査の為にここにきているのです。」
羽石夏澄:「羽石夏澄です。あ、私も調査中でした!」
滝瑞果:「そう、そしてあたしはその協力を申し出たのだ……」
滝瑞果:「そして……なぜこんなことに……」
羽石夏澄:「そうだったんですか?!」
夏川ミナ:「えっ、そうなんですか」
夏川ミナ:「ただメイド生徒に暴行を加えにきたものだとばかり」
滝瑞果:「事件が起こってるんだから…生徒会役員として協力しないわけにはいかないでしょ?」
滝瑞果:「ついでに風紀委員ちゃんのパンツの色についても質問したけど」
滝瑞果:「些細なことだよね……」
羽石夏澄:「は、破廉恥…!」
GM:先ほどまで泣いていたメイド生徒はようやく泣き止んで、立ち上がる。
メイド生徒:「うう……お見苦しいところをお見せしました……」
滝瑞果:「メイド生徒ちゃん、ごめんなさい」ペコリ
滝瑞果:「次からはちゃんと断りを入れてヘッドドレスを嗅ぎますすみませんヘッドドレス嗅いでいいですか」
夏川ミナ:「ヘッドドレスを、嗅ぐ」
夏川ミナ:「たいへん理解不能です」
メイド生徒:「いえ、こちらこそ。改めていらっしゃいませ、お嬢様がた。執事風支援部(メイドもいるよ)部長の亜鉈尾太助(あなたお・たすけ)と申します」
夏川ミナ:「太助?」
滝瑞果:「いかにも助けてくれそう~~!あたしは生徒会役員の滝瑞果です」
GM:メイド服を着た小柄な細面の少年は弱々しく微笑んで頭を下げる。
羽石夏澄:「あっ、私知ってます!男の娘っていうんですよ!」
滝瑞果:「グエエエーッ女装少年!!」
滝瑞果:ガシャーン!!
滝瑞果:背後の窓ガラスを突き破ってダウンします。
夏川ミナ:「あっ」
亜鉈尾太助:「え、ど、どうしました?」
羽石夏澄:「ってあれ…?もしもーしとらっくさーん」
夏川ミナ:「厳しい現実を知り、死んでしまいましたね」
羽石夏澄:「そんな……命それは儚いもの…そういうことなのですね…」
滝瑞果:「大丈夫、話を続けて……」
滝瑞果:「あたしが走馬灯を見ているうちに早く」
羽石夏澄:「死につつありますね…」
亜鉈尾太助:「えっと、それで、事件の話、だったでしょうか」
羽石夏澄:「事件!」
夏川ミナ:とりあえず、OPで私に説明された飛行部と執事風支援部(メイドもいるよ)部が襲われた件について説明して
夏川ミナ:風紀委員として犯人探ししてることを伝えておきますw
GM:あ、ちなみに執事風支援部(メイドもいるよ)とは他人を支援することを研究する部活です。
GM:礼節を以って他の委員会や部活の手伝いをするのが主な活動内容。
GM:最近は生徒会の山縣亜鷺という生徒をしつこく勧誘していますが、にべもなく断られ続けているそうです。
夏川ミナ:いいメイドになりそうなのに・・・
滝瑞果:「なるほど……謎の襲撃者ね……」
羽石夏澄:「そうだったんですね…!既に事件が起こっていたなんて…」
亜鉈尾太助:「ええ。わたくしどもの部室が襲われたのは昨日の昼頃でございました」
滝瑞果:「あたしがいない間に、そんな犯罪者の跋扈を許しちまってたなんて」
滝瑞果:「情けないぜ……」血まみれでダウンしたまま述べる。
夏川ミナ:(生徒会みたいな事を言っている……) ダウンした滝さんを見ている。
亜鉈尾太助:「数人の部員たちが負傷し、わたくしも手傷を負いました。それに研究中の機材も被害を……」
GM:彼女……いや、彼の手には包帯が巻かれている。
羽石夏澄:「間違いありません…今、この学園では何かが起こりつつあります!私のノイマン部分がそう言ってる!」
羽石夏澄:「それにしても…犯人、許せません…!」
羽石夏澄:「これで思いっきり戦え…いえいえ。なんとか解決しないと」
夏川ミナ:「はい。本件をなんとしても解決し、私は学年の英雄となり、友達100人、恋人も5人くらい作りたいところです」
亜鉈尾太助:「この度、被害を受けたハイパー支援マシーンについてもご説明が必要でしょうか?」
夏川ミナ:「ハイパー支援マシーン」
亜鉈尾太助:「はい、ハイパー支援マシーンでございます」
羽石夏澄:「ハイパー支援マシーン」
夏川ミナ:「それは、通常の支援マシーンよりもハイパーなのですね」
亜鉈尾太助:「そうなのです。こちらをご覧くださいませ」そう言ってメイド服の少年は傍らに置かれている物々しい機械を指し示す。
亜鉈尾太助:「わたくしどもは自分たちのエフェクトで支援するだけでなく、機械を使った支援も研究しておりまして」
滝瑞果:「……なるほどね」
滝瑞果:「純粋な機械の力で、オーヴァード並のサポートを実現するってわけか」
滝瑞果:血の海に沈んだまま。
亜鉈尾太助:「開発中のこのハイパー支援マシーンを使うと!なんと!無機物から有機物まであらゆるご主人様の力を数百倍、数千倍に増幅することができるのです!」
羽石夏澄:「そんなにですか」
滝瑞果:「大したものだぜ……。美少女に使えばエロさも数千倍……?」
亜鉈尾太助:「……まあ、オーヴァードに使うと侵蝕率も数百倍、数千倍になってしまうのが欠点なのですが」
夏川ミナ:「それは、控えめに申し上げると失敗作なのでは?」
羽石夏澄:「こ、怖い…」
滝瑞果:「興奮してきた……」鼻血だ!
夏川ミナ:「あっ鼻血」
亜鉈尾太助:「おかげで生徒会からは使用禁止命令を出されておりました」
亜鉈尾太助:「そして、この子も襲撃者によって破壊の憂き目に……。痛ましいことです」
夏川ミナ:しゃがみこんで、滝さんの鼻血をポケットティッシュで拭きとります。
滝瑞果:「フフ……ありがとう」
夏川ミナ:「極悪人でもないようですので、とりあえずティッシュをどうぞ」
滝瑞果:「鍛え方が足りないから血なんて出るんだ……妄想よりも素晴らしい、風紀委員ちゃんの生足が目の前にあるのにな」
羽石夏澄:「むうむう。さっきはあっさり倒せちゃって詰まらなかったのでまたあとでとらっくさんとは戦いたいです」
滝瑞果:「Welcome!」両手を広げる。
夏川ミナ:「同性に性的興奮を覚えるとは。生徒会は人材の宝箱ですね」
亜鉈尾太助:「あ、それと後から気付いたことなのですがわたくしどもの部室に見慣れない椅子が転がっておりまして」
GM:メイド服の少年は脚が2本切り取られた椅子を示す。
亜鉈尾太助:「……いったい何なのでしょうか、これは?」
夏川ミナ:「あ、椅子。」
羽石夏澄:「えへへ。……ん、椅子です?足がない椅子…」
羽石夏澄:「だいにんぐめっせーじ?」
亜鉈尾太助:「死人は出ておりません。……死にそうな目には遭いましたが」
滝瑞果:「風紀委員ちゃんは、椅子に心当たりが?夏澄ちゃんは話を聞きながらあたしを殴り続けてもいいんだよ。」
夏川ミナ:「はい。話を聞きながら殴る件については理解不能ですが、椅子には心当たりがあります。」
羽石夏澄:「えっ、無抵抗の相手を殴る趣味はないです…」
滝瑞果:「ほう……無理矢理がいいのか」眼光が光る!
羽石夏澄:「無理矢理と言うか…全力をぶつけ合うっていうか…」
滝瑞果:「なかなかの正義(ジャスティス)の持ち主とみた」
夏川ミナ:「ジャスティス……」
亜鉈尾太助:「あの襲撃者……わたくしは覗き見ただけですが……まるで骸骨のような顔をしていました」
夏川ミナ:「がいこつ。オバケですか。」
羽石夏澄:「ガイコツ仮面!」
亜鉈尾太助:「はい。思い出すだけで身の毛がよだちます」メイド服の少年は自らの震える肩を抱く。
亜鉈尾太助:「……と、わたくしがお話できるのはこのくらいでしょうか」
滝瑞果:「……仮面で顔を隠すってことは、つまり」
滝瑞果:「自覚的に悪事を働いてるってことになるね」
夏川ミナ:「そうなります。」
羽石夏澄:「仮面をしていると自覚的に悪事……ということは…」
羽石夏澄:「むむ。しかし、ガイコツ仮面にハテナ仮面…?どういうことでしょう…」考え込んでいる
滝瑞果:「顔を見られるのを恐れてるってことだろ?」
羽石夏澄:「オシャレじゃなかったんですね」
滝瑞果:「特にこの学園でそーいうことをやる奴らって……その傾向が強いみたいだからさ」立ち上がる。
羽石夏澄:「そういえばそうでした!」パン、と手を叩く
夏川ミナ:「“トラクトリックス”。真面目に発言していれば生徒会役員の風格がありますね。素晴らしい」
羽石夏澄:「とらっくさんすごい!」
夏川ミナ:「同意します。すごいです」
滝瑞果:「あたしはいつだって真面目だ!」怒る。
滝瑞果:「脚を舐めさせてほしい!」
夏川ミナ:「やはり同意しかねます」
羽石夏澄:「とにかく今は、仮面マンが少なくとも二人活動してるんですね。ということは…」
羽石夏澄:「がっつり戦えますね!」
夏川ミナ:「戦いがお好きですか」
羽石夏澄:「大好きです…!」うっとり
滝瑞果:「メイド達の淹れた紅茶を味わいながら、風紀委員ちゃんの生脚を舐める」
滝瑞果:「最高のティータイムだと思わないかね……?」太助くんに話を振る。迷惑!
亜鉈尾太助:「いえ、その、わたくしには分かりかねます……」困ったように笑う。
夏川ミナ:「……?風紀委員の脚部を舐めるのは一般的な嗜好だったのですか」 太助君を見る。
夏川ミナ:「私もまだ一般常識に欠けており、申し訳ありません」
羽石夏澄:「あ、生脚を舐めるのは私もよく解らないから大丈夫ですよ」
滝瑞果:「解るさ……じきに解る日が来る……くっくっく」
滝瑞果:黒幕のような笑い方をする。
夏川ミナ:「私にも理解(わか)る日が……」 滝さん、羽石さん、太助君の太腿を見る。
亜鉈尾太助:「あの、こちらのお嬢様は本当に悪い人ではないのでございますか?」
夏川ミナ:「極悪人ではないかと思います」
羽石夏澄:「そうなんですか……?悪いこと企んでませんよね…?戦いますか…?」
滝瑞果:「喜んで……Welcome!」無抵抗で受け入れる姿勢。
夏川ミナ:「変質者ではあると思います」
滝瑞果:「とにかく、あたしを殴りながらでいいからさ、風紀委員ちゃんも夏澄ちゃんもその気なら」
滝瑞果:「相手の手がかりを探しに向かおうよ。それだけ目立つやつなら、他に目撃者だっているかもしれない」
夏川ミナ:「なるほど。たしかに。」
羽石夏澄:「そうですね、手がかり、探しましょう!」
亜鉈尾太助:「それではいってらっしゃいませ、お嬢様がた」礼儀正しく頭を下げる。
滝瑞果:「あ、風紀委員ちゃんは蹴りの方でおねがいね」
羽石夏澄:「それは戦いと呼べるのでしょうか…一方的な暴力よりお互いをぶつけあう方が好きなのですが」
滝瑞果:「お互いを……ぶつけあう……!?」
夏川ミナ:「あっ鼻血」
滝瑞果:「お互いを……?」
滝瑞果:「ねえねえ、お互いをぶつけ合う……?」迷惑!
羽石夏澄:「解りますか」
羽石夏澄:「はい!ぶつけあうんです!」
夏川ミナ:「ぶつけあうと、気持ちが良いのですか」
羽石夏澄:「そう!気持ちいいんです!」
滝瑞果:「ぜ、ぜひ……!どうかな?捜査が終わったら、この後……」
滝瑞果:「5万出そう」
夏川ミナ:「そんなに」
羽石夏澄:「えっ、戦ってくれるんですか!生徒会の方が!」
滝瑞果:「夜の戦いをねグヘヘ……」
羽石夏澄:「やったー!あ、お金はいりませ…」
GM:では、滝さんが鼻血を出したその時!
GM:日が沈み、暗くなっていた周囲に《ワーディング》がこだまする!
羽石夏澄:「!!」
夏川ミナ:「む。」
羽石夏澄:「これは!!」
滝瑞果:「……」
滝瑞果:「ワーディングか~……まずいなあ」
羽石夏澄:「バトルの予感です!」
夏川ミナ:ワーディングの出どころはわかりますか?
GM:向こうにあるのはハッキングクラブの部室だ!
夏川ミナ:ハッキングクラブー!
羽石夏澄:既にそちらへ向けて駆け出している!
滝瑞果:息を荒げながら羽石さんを追いかけます。
夏川ミナ:滝さんに並走しながら声をかけます。
夏川ミナ:「とりあえず一時的に協力しましょう、“トラクトリックス”。あと」
夏川ミナ:「今確認しましたが、下着は支給品の白でした。よろしくお願いします」
滝瑞果:「……グッド!」
滝瑞果:「あたしは滝瑞果。名前は?」
夏川ミナ:「“ジェミニ-5th”。夏川ミナ。高等部1年生、ランクはA。種別はスペシャリストです。風紀委員をつとめています。」
滝瑞果:「ミナちゃん。白はいい。風紀を取り締まる、穢れを知らぬ白だ」
滝瑞果:「その白を……大切にするんだ」
夏川ミナ:「そうなのですか。そういう事ははじめて聞きました」
夏川ミナ:「ありがとう“トラクトリックス”……いえ、滝さん?瑞果さん……?」
滝瑞果:「瑞果さんでいい」
夏川ミナ:「承知しました。よろしくお願いします、瑞果さん」
滝瑞果:「ご主人様とか、メスブタでもいいぞ」
夏川ミナ:「たいへん理解不能です」
滝瑞果:「解らない君がいいのさ……」
夏川ミナ:「……?」 無言で首を傾げる。
GM:では、シーン終了!
GM:ロイスの取得のみ可能だよ!
羽石夏澄:こちらはまだ様子見!
夏川ミナ:考えてみると、羽石さんには興味/隔意で最初にとっていたのでした。
夏川ミナ:生徒会役員/“トラクトリックス”滝瑞果/○誠意/隔意/ロイス
滝瑞果:後輩/羽石夏澄/欲情:○/生命の危険/ロイス
GM:滝くんのネガティブ感情は本当にそれでいいの
滝瑞果:殺されかけたので……
滝瑞果:嬉しいけど危険だ
夏川ミナ:サンズ・リバーを渡るところだった・・・
■Middle/03
GM:では、次のシーンだ!
GM:シーンプレイヤーは羽石さん!
GM:他のPCも全員登場!
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+10(1D10->10)した (侵蝕率:46->56)
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:45->46)
夏川ミナ:あ、あがらん!
ロコロコ:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 7[7]+46 → 53
ロコロコ:高めたかめに偏っておるわい
羽石夏澄:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 10[10]+60 → 70
ロコロコ:羽石さん?!?
夏川ミナ:羽石ー!
羽石夏澄:畜生!
GM:あれ、なんか侵蝕率高いな……。
GM:まあ、いい!そんなものスペリオルミックスとEロイスでなんとでもなる!
GM:では、シーンの描写をしましょう!
GM:さっきのシーンの続きだ!
ロコロコ:こいっ
GM:三人がハッキングクラブの部室の前にたどり着くとドアが大きく開け放たれている!
GM:中からはまるでパソコンが破壊されているかのような大きな物音!
夏川ミナ:「パソコンは高級品です。被害は防ぎたいところですが」 羽石さんの後を追いかけます。
滝瑞果:「はい生徒会でーす!」
夏川ミナ:「はい、風紀委員です」
羽石夏澄:「がおー!番長!です!」
滝瑞果:「喧嘩はやめ!転んだだけだったりしたらごめんね!」
GM:部室内では髑髏の顔をした骸骨のような姿の怪物が骨張った腕で少女を吊り上げている!
夏川ミナ:「えっ番長?」 一瞬羽石さんを見る。
夏川ミナ:視線を戻す。
GM:吊り上げられた金髪の少女はノートパソコンを守るように抱えながら苦しむ!
羽石夏澄:「わー!ガイコツマン!です!」
滝瑞果:「はいやめ!やめ!」
滝瑞果:「何やってんのほら!どこ掴んでる!」
羽石夏澄:「悪いことしてる!やっちゃいましょう!」
ハッキングクラブ女子:「嫌だ……折角、夏川さんが助けてくれたのに……」
髑髏の怪物:「お前も私と同じ痛みを味わうがいい!!」ひび割れた声!
夏川ミナ:「どうも、いじめられ癖のある方のようですね」
夏川ミナ:「瑞果さんの言う通りです、ガイコツマンさん。掴むのをやめてください」
滝瑞果:「そうじゃない……あんた男か?」
滝瑞果:「掴むなら……おっぱいだろ……!」
滝瑞果:消しゴムを取り出す。
夏川ミナ:「瑞果さんの言う通りではないかもしれません」
羽石夏澄:「ガイコツマン!一方的な暴力なんかつまらないですよ!」
羽石夏澄:「私と相手をして下さい!」
髑髏の怪物:「黙れ!お前たちに何が分かる!」
GM:髑髏の怪物は掴んだ腕に力を込める!少女の首が圧迫される!
ハッキングクラブ女子:「あ……息が……!」
滝瑞果:「あんたはおっぱいの柔らかさをわかれ!」
羽石夏澄:「…ッ!言っても聞かないなら…ッ」
髑髏の怪物:「私たちを嘲笑い、見下した者どもに恐怖を与えてやる!!」
滝瑞果:「ごめん、頼む、ミナちゃん夏澄ちゃん!」
羽石夏澄:「え?はいっ!」
滝瑞果:「あいつは落ち着きを欠いてる!まず抑えこむんだ!」
夏川ミナ:「了解しました。風紀を正します」
羽石夏澄:「解りました…!」
滝瑞果:「こんな状況……美少女と2人の密室で、性欲を優先しないなんて」
滝瑞果:「正気じゃないぜ!」
夏川ミナ:「瑞果さんもかなり正気ではないと思いますが、それについては後ほど論議させて頂きます」
ロコロコ:そろそろ入ってもいいかな?
羽石夏澄:おいでませ!
夏川ミナ:「……いや、男性と女性が密室で二人というシチュエーションの場合、瑞果さんの言葉が正しいのでしょうか?」
夏川ミナ:首をかしげる。
羽石夏澄:「時と場合によりけりではないでしょうか…!」
ロコロコ:では、そこらへんで後ろから入ってこよう。
夏川ミナ:「む。」
ロコロコ:「はっはっは、羽石君も滝先輩も、相変わらずだねえ。」
ロコロコ:制服とワイシャツの間にパーカーを着た、少しやせ形の男子生徒だ。
羽石夏澄:「……!」
羽石夏澄:後ろを一瞬振り返り直ぐ元に戻る。
羽石夏澄:「ロロ、ロ、ロコさん…!」
滝瑞果:「……。おいおい、ロコロコじゃーん……」振り返らずに、口の端で笑う。
滝瑞果:「生きてたのかよお前!」
羽石夏澄:「ってえっ!とらっくさん…?滝さん?先輩?と知り合い…?」
滝瑞果:「そいつ」
滝瑞果:「SSランクだから」
ロコロコ:「滝先輩は久しぶり、羽石君は今朝ぶりだね。そちらの子は初めまして。」
羽石夏澄:「あうー…今朝のことは忘れて下さい…」寝ぼけて何かあったらしい
夏川ミナ:その間にスマートフォンをぽちぽち操作して、学園で公開されてるSSランク名簿を閲覧してます。
夏川ミナ:「はじめまして。SSランクの生徒とこうして会話するのははじめてです、“壁の目”ロコ・ロコ・ベントゥーラ。」
夏川ミナ:「風紀委員の夏川ミナです」
滝瑞果:「本気で久しぶりだよね!出所早々大変だ!」
滝瑞果:「助けてくれよ!」
髑髏の怪物:「あくまでも邪魔をするというのならば……」
髑髏の怪物:「まずは貴様たちから相手をしてやる!」
GM:髑髏の怪物は少女の体を投げ捨て、キミたちに向き直る!
ロコロコ:「はじめまして、夏川さん。そして最後にこんにちは。君がワーディングの主だね?」
髑髏の怪物:「貴様……何をしに来た」
ロコロコ:「さっきまでは、様子を見に。今は、先輩の頼みを聞こうかと思ってるよ。ちなみに皆の言う通り」
ロコロコ:「僕はSSランク。学園の頂さ。」
羽石夏澄:「ひえー…(かっこいい…)」
髑髏の怪物:「ほざけ!貴様にも真の恐怖を与えてやる!」
GM:骨がメキメキと変形し、髑髏の怪物はより好戦的な姿へと変わっていく!
ロコロコ:「困ったなあ、こういえば、大体の人は退いてくれるのに」
夏川ミナ:(SSランクとも交友関係があるとは。瑞果さん、やはり生徒会役員として一流の方なのでは)
夏川ミナ:「正義を実行します。ガイコツマンさん、よろしくお願いします」
羽石夏澄:「よーし」
羽石夏澄:「やっちゃいます!」
滝瑞果:「……はは」
滝瑞果:「あたし達の負けでいいから、これで終わりってわけには?」
羽石夏澄:「とらっくさん!だめですよ!まだ戦ってないんですから!」
羽石夏澄:「不戦敗なんてつまらなすぎますっ」
髑髏の怪物:「戦う気がないなら、去るがいい。私はそれからこの部室を破壊し、取るに足りんそのオーヴァードを叩き潰す」
GM:床に投げ捨てられたハッキングクラブ女子は動くこともできずにただ震えている。
滝瑞果:「そんなこと言って、ヘっヘヘ……」
滝瑞果:「ほんとは、あたし達が行ってから……2人きりでエロいことするつもりなんだろ?」
夏川ミナ:「そうなのですか」
滝瑞果:「あんただけ楽しませるわけにはいかないなあ」
滝瑞果:戦闘態勢に入る。
羽石夏澄:「そうですよ!私だって楽しみたいです!」
羽石夏澄:ぴょんぴょん、と跳ねている
髑髏の怪物:「ならば、楽しませてもらうとしよう!お前たちの命でな!」
GM:では、戦闘開始だ!
ロコロコ:OK!
■第1ラウンド
GM:エネミーは髑髏の怪物1体!行動値は13!キミたちのエンゲージからは5メートル離れている。
GM:敵が少ないので、説明は以上だ!
ロコロコ:応!
GM:早速ラウンド進行に入ろう!
GM:1ラウンド目!
GM:まずはセットアッププロセスから!
滝瑞果:ありません。
羽石夏澄:なし!
GM:髑髏の怪物は何もなし。
ロコロコ:コンボ「君にならできるさ」《常勝の天才》《戦術》!攻撃力+28メジャーダイス+5!味方全員にやるぜ!侵蝕率は12も上がっちまうがなあ!
夏川ミナ:げえー!?
羽石夏澄:いきなり!
GM:ちょ、ちょっと待って。これ強い。
ロコロコ:シーン一回だしね!
夏川ミナ:《スピードスター》。侵蝕+5で行動値の分を攻撃力に上乗せします。
夏川ミナ:行動値が16なので+16しかのりませんのだ。
GM:それでも十分速いよ!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+5した(侵蝕率:46->51)
GM:では、セットアップは終了。
GM:イニシアチブプロセスに移りましょう。
夏川ミナ:「“ジェミニ”起動しま……」
夏川ミナ:「……なにかしましたか?“壁の目”ロコ・ロコ・ベントゥーラ。」
ロコロコ:「さて、じゃあみんな頑張ろうじゃない。そこで振るえる彼女のためにも、この学園のためにも。」
夏川ミナ:「出力の違いを感じます。良い方向に」
ロコロコ:「……さあ、どうだろう。でもこれだけは確かだよ。今は躊躇うべき時じゃない。」
ロコロコ:「そこにいる仮面君を倒して、平和な学園を取り戻そうじゃないか。」
滝瑞果:「へへー。調子良さそうじゃん、ロコロコ!」
ロコロコ:「先輩のほうもね。これはブランクの心配はしなくてよさそうだ。」
羽石夏澄:「がん……がんばります!」
GM:では、まずは行動値16の夏川さんから!
夏川ミナ:よしきた!
夏川ミナ:ウェポンケースからゾディアックウェポンを装備して、
夏川ミナ:マイナーで戦闘移動して《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の舞踏》。骸骨さんを殴ります。
夏川ミナ:12dx8+1
DoubleCross : (12R10+1[8]) → 10[1,1,1,4,5,6,6,6,6,7,9,10]+6[1,6]+1 → 17
夏川ミナ:ひくっ!がんばれ!
GM:その攻撃は素手でガードする。
ロコロコ:でめのわるさはSSランクでもどうしようもないぜ
夏川ミナ:素手で・・・ならばダメージ。
GM:ダメージをどうぞ
夏川ミナ:2d10+1d10+11+28 ゾディアックウェポンの効果で+1d、侵蝕は+2。
DoubleCross : (2D10+1D10+11+28) → 3[1,2]+4[4]+11+28 → 46
夏川ミナ:装甲とかは有効!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+6した(侵蝕率:51->57)
GM:ダメージ高いな!ここが使い所か!
夏川ミナ:あっすみません。46に+16!
夏川ミナ:62だ!
GM:死ぬわ、そんなもん!
GM:《がらんどうの肉体》を使用!
ロコロコ:強いなー
GM:62-5d10
DoubleCross : (62-5D10) → 62-23[2,7,5,6,3] → 39
GM:あ、危なかった
夏川ミナ:ガショガションと両手のガントレットが変形して、大盾か何かのような巨大手甲に。
夏川ミナ:「“ジェミニ”起動。」
夏川ミナ:「目標を破壊します。」
夏川ミナ:一瞬で距離を詰めて、重機のような重さの正拳突きを叩きこむ!
夏川ミナ:「せい」
GM:攻撃を受けた箇所から骨がメキメキと盛り上がっていく!ある程度は防いだものの、かなりのダメージを受けたようだ!
髑髏の怪物:「あああああああッ!!」苦痛に耐えるような呻き声!
夏川ミナ:「あ、硬い。」
夏川ミナ:「申し訳ありません、皆さん。仕留められませんでした」
滝瑞果:「おいおいおい」
滝瑞果:「真面目すぎ。本気すぎだぞ……」小さく呟く。
羽石夏澄:「…凄い。夏川さん」
ロコロコ:「硬いか、それはいい。相手を思いやる必要はないってことだ。」
羽石夏澄:「えへへー、まだまだ楽しめるってことですね!」
GM:では、次は行動値13の髑髏の怪物の番!
GM:まずはマイナーで《生命の黄金率》+《形状変化:速》+《形状変化:柔》+《形状変化:柔》+《骨の剣》を使用
ロコロコ:黄金律……!かっこいい
GM:あ、《形状変化:柔》は片方は《形状変化:剛》だ!
GM:これによりシーン中、肉体の判定のダイス3個、攻撃力+10、ガード値+10、行動値+15!
GM:髑髏の怪物の体のあちこちの骨が盛り上がり、それぞれ異なった形へと変形していく!異形!
GM:そして、メジャーで《伸縮腕》+《コンセントレイト:エグザイル》を使用して滝さんに攻撃!
滝瑞果:「ねぇねぇロコロコ。……どっちがいいと思う?」
滝瑞果:「夏澄ちゃんは凄くおっぱいが柔らかそうで、ミナちゃんは小柄だけど脚がグンバツなんだよなぁ」
髑髏の怪物:「まずはふざけたことばかり口にする貴様からだ!恐怖と痛みを教えてやる!」
GM:命中判定いくぞ!
GM:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[2,2,3,3,4,5,6,7,7,8,8,9,9,9]+10[3,4,5,6,7,9,10]+10[8,9,10]+10[4,5,10]+2[2]+4 → 46
GM:うわっ、高い
夏川ミナ:えっつよい
滝瑞果:カモン!
滝瑞果:何もできず喰らいます!
滝瑞果:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9
GM:ダメージ!
GM:5d10+20
DoubleCross : (5D10+20) → 28[1,5,9,7,6]+20 → 48
滝瑞果:グワァ強い死んだよ
GM:48点!装甲は有効!
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+6(1D10->6)した (侵蝕率:56->62)
ロコロコ:「難しい質問だね。出来れば本人たちのいないところで質問してほしかったかな。」
滝瑞果:「どっちも美少女なんだぜ……エロにも興味津々な節がある!」
滝瑞果:「最高だと思わないかロコロコ!?なあ、あたしはどっちをペロペロしたら――」
滝瑞果:この辺で攻撃が到達する!
GM:髑髏の怪物の骨めいた腕が地面をえぐりながら伸び、滝さんの体を貫く!
滝瑞果:「ギャバァーッ!!?」
ロコロコ:「そして今じゃなければよりよかった。」
髑髏の怪物:「無駄口を叩けるのもそこまでだな」
夏川ミナ:「はい。そういった事柄に対しても知識を深めていく必要があると感じていますが、それはそれとして」
夏川ミナ:「ご無事ですか、瑞果さん。」
羽石夏澄:「いや、実際それよりは戦いのほうが…ってと、とらっくさーーん!?」
滝瑞果:「グハァッ!…… ハァッ……ハァッ……ハァッ……お、お前、おま……」
滝瑞果:「ま、待った。マジで、あたしこういうの向いてないからさ……」ヨロヨロと下がりながら血を吐く。
GM:さらに髑髏の怪物の骨に接触したキミ自身の骨は体内から急成長して内側からも体を突き破る!強烈な攻撃だ!
滝瑞果:「ギャアアーッ!」さらに二段構えで悶え苦しむ!
夏川ミナ:「これは、女子生徒があげるべきではない叫び声ではないでしょうか」
ロコロコ:「……食らいたくないなあ、あれ。」
羽石夏澄:「え、えげつないです…!」
滝瑞果:「え、Aランクだから死ななーい……!嘘……ちょっと嘘気味!死にそう!」
髑髏の怪物:「ふざけた女め!これで思い知ったろう!自らの無力さを!」
滝瑞果:「思い知りました!これからはふざけない……真剣にエロスを追求したい」
髑髏の怪物:「死ね!消え失せろ!」
滝瑞果:「そんなに嫌わなくてもいいじゃないか……」
GM:では、次は行動値8のロコくんの番!
ロコロコ:うーん、よし。コンボ「自分を信じて」《弱点看破》攻撃力+15。対象は滝さん。
ロコロコ:侵蝕は3上がって68に。
GM:次は行動値8の滝さんの番!
滝瑞果:「なあ、ドクロマンくん。君がなぜそこまで怒っているのか、何が不満なのか?」
滝瑞果:「生徒会役員のあたしに、話してみてもいいんじゃあないか」
滝瑞果:「それに……君がもしも男だったら、あたしには多くのアカデミア美少女ブロマイドコレクションがある」
滝瑞果:「取引できると思うんだ」
夏川ミナ:(ブロマイドコレクション……どんなものだろう……?)
髑髏の怪物:「私が気に入らないのは、この世界だよ!」
髑髏の怪物:「そんなもので、私の痛みが癒えるものか!」
滝瑞果:「辛いことがあったんだな。けど、そういうのは意外と、世界全体じゃなかったり……」
滝瑞果:「痛みの大きさも、気持ち次第だとわかったりするんだなこれが」
滝瑞果:ポケットに入れていた左手を抜いた。
滝瑞果:コンボ名「(x^2+y^2-1)^3=x^2*y^2」。《スキルフォーカス》で髑髏の怪物を撃つ!
髑髏の怪物:「戯れ言を!」
滝瑞果:7dx+29
DoubleCross : (7R10+29[10]) → 8[2,3,4,4,5,7,8]+29 → 37
GM:た、高いよ!
GM:だが、ここは骨の剣でガードだ!
GM:《形状変化:柔》によりガード値は10も上がっている!
ロコロコ:攻撃力は合計+43だぜ
滝瑞果:4d10+11+28+15
DoubleCross : (4D10+11+28+15) → 21[5,1,9,6]+11+28+15 → 75
GM:耐えられるかーっ!?
夏川ミナ:やばすぎるw
羽石夏澄:このパーティ…やばいぞ
GM:髑髏の怪物は戦闘不能!
滝瑞果:――z__パギャ!!
滝瑞果:髑髏の怪物の死角、背後から何かが飛来し、頭部を強く打ったように見えた。
滝瑞果:「例えば、こういう、ごく軽い痛みでも」
滝瑞果:「あんたの場合は、正中線後方から左斜め下17°。意識を失う“当たりどころ”があったりするんだ」
ロコロコ:「……」既にロコの能力は発動済みだ。特に、それをよく知っている滝瑞果には、ほかの二人より強く。
ロコロコ:「じゃあ、よろしく。滝先輩。いや……もうやってるのかな、これは。」
滝瑞果:何かを弾いた後のように、左手が開かれている。
滝瑞果:そして左腕に巻き付くようにチラチラと明滅するホログラム状の同心円。これが――
滝瑞果:「“周転円”」
滝瑞果:「もう、当てたぞ」
髑髏の怪物:「あああがあああああッ!?」悲痛な呻き声!
GM:何気ない一撃を受けたはずの髑髏の怪物は地面に倒れ伏す!
滝瑞果:トン!
滝瑞果:遅れて、一個の消しゴムが床に落ちる。
羽石夏澄:「……わあ」
髑髏の怪物:「これ……は……!」
滝瑞果:「……へっへー。なーんちゃってね……!びっくりしただろ?」
羽石夏澄:「な―― んだ。とらっくさん。ううん、滝先輩?強いじゃないですか」
羽石夏澄:「もう。獲物とられちゃいましたよー」ぴょんぴょんとは寝ながら嬉しそうである。
滝瑞果:「こりゃSSランクのパワーだよ。とにかく、聞きたいことはいくつかある」
髑髏の怪物:「クソ……でも、これでいい……!目的は達した……!」
滝瑞果:「おっ、やる気か?へへ……あたしの正体を教えてやろうか?」
滝瑞果:「生徒会役員にして遺産保有者の……」
滝瑞果:口上を述べようとする。
GM:直撃を受けた頭部の骨がメキメキと醜い角のように膨れ上がっていく。
GM:髑髏の怪物は《蘇生復活》を使用。
滝瑞果:「待て!本当にすごいんだぞ!Aランクで強い!つまりあんたには勝ち目がないってことでさ、ここらで手打ちに……!」
夏川ミナ:「戦闘不能ではないと分かると態度が一変しましたね、瑞果さん」
GM:そして、《神出鬼没》を使用してシーンから退場する!
髑髏の怪物:「お前たちには止められない!アカデミアは生まれ変わる!その骨格から!全て!」
夏川ミナ:「あ」 髑髏の怪人を掴もうと手を伸ばすが、とりのがす。
GM:骨がドリルめいて壁を突き破り、髑髏の怪物は姿を消す!
羽石夏澄:「あ……!ハテナ仮面と同じようなことを…!」
滝瑞果:「逃がしちゃったな、あははは……」手をぷらぷらと振りながら笑う。
ロコロコ:「やる気じゃなかったね。賢い判断だ。」
ロコロコ:「追うこともできなさそうだな……あの骨の自由さは真似できない。」
夏川ミナ:「お二人もすさまじい力でした。あれが生徒会役員で、あれがSSランク。さすがです。」
滝瑞果:「違う違う」ひらひらと振る。
滝瑞果:「さっきのはロコロコだってば」
羽石夏澄:「はい、凄かったです…」
滝瑞果:「でも、お礼をしてくれるっていうならあたしもやぶさかじゃないんだぜ……?ゲヘヘ」
夏川ミナ:「ロコロコパワーですか」
羽石夏澄:「ロコさん、やっぱりすごい」
ロコロコ:「まあ、僕はSSランクだから、そう思うのも無理はないけど……」
滝瑞果:「お、おい、ロコロコ!早くも彼女ゲットのチャンスだぜ!」
滝瑞果:肘で突く。
羽石夏澄:「えっ!な、なに言ってるんですか滝先輩!」慌てる。
滝瑞果:「おま……お前、こんな美少女とお付き合いしたらどうなるよ……!?」
滝瑞果:「あのおっぱいを毎日好きにできるなんて……歴代の権力者でも成し得なかった偉業だぜ……!」
ロコロコ:「ははは、困ったな。それはどうにかなっちゃいそうだ。」
夏川ミナ:「むう。私の任務の一つに、恋人を作る事というのがあるのですが」
夏川ミナ:「SSランクならばこうも容易に任務を遂行可能なのですね。驚きです」
羽石夏澄:頬を両手で押さえて蹲る。
滝瑞果:「……お、おい、大丈夫?いやそんな気にするほどのことでもないっていうかさ」羽石さんを心配する。
滝瑞果:「あの……そういうのがガチで嫌なら、言ってもらえば妄想に留めるから……!」
羽石夏澄:「だ、大丈夫です…その、あの…あうあう」
羽石夏澄:「い、嫌とか、そう言うのではなくてですね…ああっ、やっぱり恥ずかしい…!」
滝瑞果:「なん……だと……?」
ロコロコ:「ううーん、もっと困ったな。そういうわけでもないんだけどな。」
滝瑞果:「とにかく、花も恥じらうその表情」
滝瑞果:サムズアップする。「ジャスティス!!」
夏川ミナ:真似して、ハッキングクラブ女子に
夏川ミナ:サムズアップします。
ハッキングクラブ女子:「み、みなさん。ありがとうございました。おかげで……」ノートパソコンをつかむ。
ハッキングクラブ女子:「おかげでこの子を守ることができたわ」パソコンを持った瞬間キリッとした表情になる。
ハッキングクラブ女子:「あなたたちには色々とお礼もしたいところだけど」
滝瑞果:「いえいえどういたしまして。二、三質問してもいいかな」
ハッキングクラブ女子:「ええ、何かしら?」
滝瑞果:「お風呂では……ど、どこから洗うタイプかな?」
ハッキングクラブ女子:「脚……かしら。でも、どうしてそんな質問を?」
滝瑞果:「知(ソフィア)の……追求のため」遠い目をする。
ロコロコ:「はっはっは。本当に変わってないな、滝先輩は。」
夏川ミナ:つられて、自分がどこから洗うかを思い出している。
夏川ミナ:「私からも質問をよろしいでしょうか」
ハッキングクラブ女子:「あら、あなたも知性の探求者なのね」
ハッキングクラブ女子:「何かしら、夏川さん?」
滝瑞果:脚をジロジロと眺めている。
夏川ミナ:「おなか」
夏川ミナ:「ではなく、先程の髑髏の方に見覚えはありますか?」
滝瑞果:「!!!」
滝瑞果:夏川さんのおなかを凝視!
ハッキングクラブ女子:「見た覚えはないわね。正直言えば恨まれるような覚えも」
夏川ミナ:「知っている声だとか。あと、ああいう能力に覚えがあるだとか。」
夏川ミナ:思いだしながら、無意識におなかをさする。
夏川ミナ:「むう。」
滝瑞果:「ワーオ……オーイエース……」小声。
ハッキングクラブ女子:「脚が気になるのかしら?」わずかにスカートを持ち上げてスラリとした脚を見せる。
滝瑞果:「ジャ、ジャスティファイズ……!」
滝瑞果:「僕らはどこに行くのだろう……」
滝瑞果:もちろん自分自身は、床を這いずってハッキングクラブ女子の足元にまとわりつきつつある。
ハッキングクラブ女子:「そう言われても困るのだけれど……」
滝瑞果:「……マジで、心当たりとかないの?グヘヘ……」
GM:あ、じゃあ全員ここで〈知覚〉で判定してみてください。難易度は7。
羽石夏澄:ほう
羽石夏澄:2dx>=7
DoubleCross : (2R10[10]>=7) → 2[1,2] → 2 → 失敗
滝瑞果:2dx>=7
DoubleCross : (2R10[10]>=7) → 6[3,6] → 6 → 失敗
ロコロコ:知覚!やってみようじゃないか
ロコロコ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[7,10]+4[4] → 14
ロコロコ:SSランク!
夏川ミナ:7dx+1=>7 知覚!超得意!
DoubleCross : (7R10+1[10]>=7) → 10[1,1,4,5,5,8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功
滝瑞果:「この脚が素晴らしい」
ロコロコ:「はっはっは。いや、本当に。相変わらずだなあ滝先輩。退屈しないよ、この人といると。」
夏川ミナ:「えい。」
夏川ミナ:とりあえず、瑞果さんを踏みつけて動きを封じておきます。
滝瑞果:「グギュウ」潰れたヒキガエルのような声を上げ、無力化される。
夏川ミナ:瑞果さんがハッキングクラブ女子にまとわりついているのを見ると、何か腹が立つ。自分でも理解不能なのだ。
GM:では、ロコくんと夏川さんは気が付く。
GM:いつの間にか、室内に脚が一本切り取られた椅子が置かれている。
GM:この部屋に入って来た時にはなかったものだ。
滝瑞果:踏みつけられてるので当然気づけない。
GM:当然じゃないw
羽石夏澄:まだ顔をおさえている。
羽石夏澄:「そんな…洗う所なんて…破廉恥です…うう…」
滝瑞果:「……ハッ!?『アカデミアこの脚がすごい!2015』を刊行するというのはどうだろうか」
滝瑞果:「さっそく取材行為として全女子生徒の脚に踏まれなければ」
ロコロコ:「……あれ?こんなところに、椅子なんてあったかな。」
ハッキングクラブ女子:「その椅子、うちの備品じゃないわね。誰かが持ち込んだのかしら」
夏川ミナ:首をひねっている間に椅子に気付くのがちょっと遅れる。
夏川ミナ:「む。」
夏川ミナ:「あ、椅子。」
滝瑞果:「おお、椅子がほしいのかいミナちゃん」
滝瑞果:「ちょうどいい!」
滝瑞果:ギゴゴゴゴ
滝瑞果:足マットから椅子にトランスフォームしつつある。
夏川ミナ:「……」 踏む力を強めようとするが、
夏川ミナ:「わ」
夏川ミナ:トランスフォームの力に負ける。
ロコロコ:「脚が足りないね、一つ。」
夏川ミナ:「飛行部にも。執事風支援部(メイドもいるよ)にも、同じものがありました」
夏川ミナ:スカートの裾を抑え、瑞果さんにゆっくり腰掛ける。
ハッキングクラブ女子:「三本しか脚のない椅子。まるで謎かけね」
羽石夏澄:「……にんげん?」
羽石夏澄:謎掛けと聞いて首を傾げながら呟く。
ハッキングクラブ女子:「人間?」
羽石夏澄:「あ、いや、聞いたことあるなぞなぞみたいだなーと思って。三本の脚っていうのが」
滝瑞果:「さ、三本脚で!?それはまたマニアックなプレイで……」
滝瑞果:片足だけを浮かせて、プルプルと夏川さんに座られています。
羽石夏澄:「四本脚から二本脚になって、最後には三本脚になるのはなにかーって奴なんですけど」
ロコロコ:「僕も同じものを思い浮かべたよ。三本足でなぞかけと言われると、スフィンクスの問いが有名だ。」
羽石夏澄:「そう、それです!」
夏川ミナ:「お言葉ですが、人間は三本脚にはならないのではないでしょうか?」
夏川ミナ:「人間の脚は最大で二本です。一般的には。」
滝瑞果:「ハァハァ……三本目の脚がほしいのかいミナちゃん」色々とギリギリな状態だ!
夏川ミナ:「今のところ、二本で間に合っています。三本目が欲しくなる日が来るかもしれませんが……」
ロコロコ:「ミナ君、それについてはあとで詳しく話すよ。出来ればお礼の話もしたいところだ。」
夏川ミナ:「承知しました、ロコロコ。」
ロコロコ:「四本と二本の椅子も、何処かにあったのかい?」
羽石夏澄:「二本の椅子…さっきの執事さんのところで…確か」
羽石夏澄:「なんでしたっけ…執事型…支援部?メイドもあるよ?」
滝瑞果:「執事風支援部(メイドもいるよ)だ」
滝瑞果:「メイド美少女も最高だが、執事美少女も大好きさ……」
羽石夏澄:「それです!そこに二本脚の椅子がありました!」
羽石夏澄:「四本脚の同じ椅子について覚えはありませんか、夏川さん」
夏川ミナ:「あります。最初に襲われた飛行部の部室に、なんのへんてつもない四本脚の……飛行部の備品でもない椅子が」
夏川ミナ:「確認の結果、殴打に使われたような形跡もありませんでした。ここと同じですね。」
羽石夏澄:「ということは…!やっぱり人間…!」
羽石夏澄:「…でも、何が人間なんでしょう?」
羽石夏澄:首を傾げる。
滝瑞果:「どちらにせよ、そこまで露骨にやってる以上、意図的なメッセージということになるね……」
滝瑞果:手足をプルプルと震わせている。
滝瑞果:「意図的ってことはあえてミスリードを誘ってるってこともあり得る」
滝瑞果:「要は、メッセージそのものじゃなくて――」
滝瑞果:「犯人が『何を狙って』それを残してるのかの方が重要なところだな、そいつは」
羽石夏澄:「ところで滝さんは大丈夫ですか?かっこいいのかかっこわるいのかわからないです」
夏川ミナ:「今はかっこいいモードではないでしょうか?」
羽石夏澄:「なるほど、これはかっこいいのですね…」
滝瑞果:「本当は自分を追跡してもらいたい罪悪感からか?遊びの一環なのか?他の誰かを犯人に仕立てあげる算段なのか?」
滝瑞果:人間椅子状態のままだ。
羽石夏澄:「謎掛け…やっぱりハテナ怪人と関係があるのでしょうか…」
ロコロコ:「ふむ、なるほど。はてな怪人と骸骨怪人が学園に出現し、いくつかの部活が襲われて、椅子が残されてる。」
羽石夏澄:「なんて解りやすいまとめ…!」
羽石夏澄:「さすがロコさんです!」
ハッキングクラブ女子:「犯人が何を意図しているかは分からないけれど……」
GM:ちらりと外を見る。いつの間にか外は土砂降りの大雨だ。
ハッキングクラブ女子:「あなたたち一度寮にでも戻ってから話をしてもいいんじゃないかしら?」
滝瑞果:「おっと……その通りだよゲッヘッヘッヘ」
滝瑞果:「外は台風真っ只中だが……し、しかたねえよなァ~~~!!」
羽石夏澄:「あ…」外を見る
ロコロコ:「そしてもうすぐ台風が来る。なかなか大変な事になりそうだ。」
滝瑞果:「いいじゃあないか!仲良く!4人で!」
滝瑞果:露骨に夏澄ちゃんおよびミナちゃんの白いブラウスを凝視しています。
滝瑞果:「あたし達、仲良し4人組だろう!?」
夏川ミナ:「そうですね。女子寮・男子寮のどちらかに集合となるでしょうが、この際しかたないでしょう。」
羽石夏澄:「風紀委員の夏川さんがそういうなら、そうしましょうか」
ロコロコ:「うん。仲良し四人組、いい響きだ。」
夏川ミナ:「なかよし。なるほど、これが友達というものなのですね。」
羽石夏澄:「ふふ…なんだか、素敵ですね。こういうの」
滝瑞果:「そうさ……皆、やたらと規制したり隠したがったりするけれど」
滝瑞果:「本当は、とっても素敵なことなんだ……」
ロコロコ:「そして僕に詳しい事情を話してくれると、よりいいかな。」
羽石夏澄:「そうですね、改めて情報交換しましょう!それが必要だと感じます」
夏川ミナ:「はい。まずは退避先を決め、そして情報交換。賛同します」
滝瑞果:「ロコロコ……こいつ、この機会だぞ!」ヒソヒソ
滝瑞果:「いいか、今日はあたしとお前のコンビネーションだ!」
ロコロコ:「はっはっは。相変わらず強引だなあ、滝先輩は。」
滝瑞果:「想像力だ。このままお前の部屋にあの2人を連れて行ったらどうなる……?」
滝瑞果:「台風で……し、下着が透けて……ビショビショなんだぞ!?お前!?」
滝瑞果:「その時に自室の床に滴った水滴だけで一週間はしのげる計算になる」
ロコロコ:「どういう計算をしたのか聞きたいような、聞きたくないような」
羽石夏澄:「女の子3人ですし…やはり女子寮が良いでしょうか」
滝瑞果:「じょ、女子寮!?いいのかい!?」
滝瑞果:自分も女子だということを忘れつつある発言
羽石夏澄:「えっ」
羽石夏澄:「滝先輩も女子じゃないですか…」
羽石夏澄:「男性ばかりの寮に行くのは少し…かなり、緊張しますし…」
羽石夏澄:「ただ、ロコさんには少し不便を強いてしまうかもしれませんが」
夏川ミナ:「とのことです。ロコロコさんは多少居心地が悪いかもしれませんが、女子寮でもよろしいでしょうか。」
ロコロコ:「んー、まあ皆が嫌じゃなければ、それでいいよ。僕の部屋じゃお茶も出せないしね。」
滝瑞果:「――そうしよう。」
滝瑞果:冷徹な戦術判断を下す指揮官のような面持ち。
滝瑞果:「そうすべきだ。他に道はない……」
夏川ミナ:(瑞果さん。なぜ急に深刻な顔に……)
夏川ミナ:「では、行きましょう。これ以上雨足が強くなると傘も役に立たないかもしれません」
滝瑞果:「フフ……」腕を組んで笑う。
羽石夏澄:「そうですね。行きましょう!」
羽石夏澄:ぱたぱたと手を動かす。
羽石夏澄:ちょっと雨ではしゃいでいる。
滝瑞果:(とっくに横殴りの風で傘どころか衣服もじきに役立たずになることも知らず)
滝瑞果:(可愛い奴らよ……)
滝瑞果:(猛流くんの天候計算に間違いはない。君たちは確実に、下着が透け……ビショビショの姿を我々の前に晒し……)
滝瑞果:(冷えた魅惑的肢体をお風呂で温め、パジャマ姿に……フィーヒヒヒヒヒ!)
夏川ミナ:「瑞果さん、行きますよ?」
ロコロコ:「よし、じゃあ行こうか。お邪魔して悪いね、羽石さん。」ごついレインコートを一人だけ着込んで歩き出すぞ。
滝瑞果:「フィーヒヒヒヒ……ああ女子高生行くかロコロコ」
滝瑞果:脳内を満たしていたいかがわしい思考が言語に挿入されることになったが、非常に自然な流れであり気づかれることはないだろう。
ロコロコ:「はっはっは、声が漏れてるよ滝先輩」
羽石夏澄:「あっ、えっと、よよよ、よろしければどうぞ…!」しどろもどろしながら雨の中にかけだして行く。
夏川ミナ:白いビニール傘を持ってその後に続く。
羽石夏澄:傘を持っているが、横に回転させたりして遊びながら進んで行く。
滝瑞果:「お邪魔するよ夏澄ちゃん……ゲッヘッヘッヘ……」
滝瑞果:背を丸めた怪しい動きで彼女らに追随する。
GM:では、ここでシーン終了!
夏川ミナ:購入とかは!
GM:ロイスのみ可!購入は次シーンだ!
夏川ミナ:ギャワー
GM:そんなに欲しいものあったの
夏川ミナ:そこらへんの自販機で羽石さんにスペリオルミックスを買ってこようかなってちょっと思っただけですw
羽石夏澄:先輩/滝瑞果/じつはつよい:○/変態/ロイス
ロコロコ:ミナちゃんと羽石さんにロイスを取ったらもう埋まってしまうのか
ロコロコ:困ったなあ
ロコロコ:羽石さんにはぜひとも取りたいところだが、しかし……
夏川ミナ:そうなんですよね、こちらももう6枠。ちょっと様子見しよう。
滝瑞果:私もロコくんに取ったら埋まってしまうなあ
滝瑞果:でもこれだけ友情を育んで取らないのは嘘だろう。
滝瑞果:友達/ロコロコ/友情:○/劣等感/ロイス
夏川ミナ:でもどうせロコ君にはとるしな・・・!
夏川ミナ:“壁の目”ロコ・ロコ・ベントゥーラ/○感服/脅威/ロイス
ロコロコ:感情を決めかねる……ここは待機よ!
羽石夏澄:夏川さんには後でとるだろう!いじょう!
GM:では、改めてシーンは終了!
ロコロコ:オス!お疲れさまでした!楽しかったです!
■Masterscene/01
GM:次のシーンはマスターシーンです。
GM:少女は幼い頃から才能に恵まれていた。
GM:勉強は教えられればすぐに理解できたし、スポーツだって少し体を動かすだけであっという間にコツをつかめた。
GM:自分に向けられる期待に応えようと努力し続けているうちに、周りからは優等生や秀才などと呼ばれるようになっていた。
GM:教師からの評判もよく、両親はそんな彼女のことを誇りに思っていた。
GM:そんな折りだった。少女がオーヴァードアカデミアの存在を知ったのは。
GM:人間を超える力を持った超人たち。自分ならば、そんな存在と肩を並べてもきっと優秀な結果を出すことができるはずだ。
GM:その学園都市では今までよりもさらに充実した、輝ける未来(ブランニューデイズ)が待っているに違いない――。
GM:――少女はオーヴァードアカデミアの校庭にいた。軽く柔軟をしてコースのスタート地点に立つ。
GM:隣のレーンに並ぶのは同じクラスのオーヴァードたち。
GM:運動は得意だ。自分がどれだけ超人たちに近付けるかやっと試すことができる。胸が高鳴った。
GM:腰を下ろし、クラウチングスタートの姿勢を取る。
GM:「位置について、よういドン!」
GM:スタートの合図が鳴った。少女は勢い良く走り出す。
GM:しかし。
GM:「あれ――?」
GM:駈け出したばかりだというのに、気が付くと同級生たちは既にゴールラインの手前にいた。
GM:「何だ、これ」
GM:視界の遙か先にいる生徒たちを見ながら、少女の走る速度は落ちていく。
GM:動悸が激しい。胸の奥から熱いものが込み上げてくるようだ。
GM:少女の動かす足は少しずつ緩やかになり、そして止まった。
GM:マスターシーン終了。
■Middle/04
GM:では、次のシーン!
GM:確か前回の流れだと情報共有のシーンでしたね。
ロコロコ:おうよ!
羽石夏澄:夏澄ちゃんの部屋に集合だい
GM:羽石さんの寮室ということだったので、シーンプレイヤーは羽石さん。
GM:他の人たちも登場したい人は登場してください。
滝瑞果:やるぞ~グヘヘヘヘ……
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+2(1D10->2)した (侵蝕率:62->64)
滝瑞果:侵蝕率も我を祝福しておるわ
羽石夏澄:1d10+70 こんどこそ
DoubleCross : (1D10+70) → 6[6]+70 → 76
羽石夏澄:よし!10じゃない!
夏川ミナ:よかったw
ロコロコ:10じゃなかったけど高めだなあ、羽石さん
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:57->64)
夏川ミナ:でるぜ~
ロコロコ:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 3[3]+68 → 71
GM:では、全員登場で場所は羽石さんの部屋だ。
GM:部屋の中にいても大粒の雨が屋根を叩く音が聞こえ、強い風によって窓は軋んでいる。
羽石夏澄:羽石さんの部屋は全体的にファンシーな感じだ。
羽石夏澄:机の上にはかぎ針と編みかけのモチーフが置いてある。
羽石夏澄:いっぱい縫い合わせて刺繍で可愛らしく装飾されたぬいぐるみもあるぞ
GM:女の子らしい部屋だ。
夏川ミナ:「……」 スカートの裾を両手でもって
夏川ミナ:ぎゅーっ
夏川ミナ:パチャパチャパチャ!
夏川ミナ:絞ってます。
滝瑞果:「へぇへへへェェ……」
滝瑞果:「いやぁ~大変だなぁ~。台風で服がグショグショだァ~~」
滝瑞果:その背後で妖怪のように笑っています。
羽石夏澄:「…えーと…暖房付けた方が良いかな…風邪引いちゃいますよねこのままじゃ」
羽石夏澄:やや緊張した面持ちだ。
ロコロコ:「いやーほんとすごい雨だったねえ。」一人だけ着込んでたレインコートを脱ぎながら言うぞ。
夏川ミナ:「はい、30秒で傘が粉砕されてしまいました。残念です。」
羽石夏澄:「凄い雨でしたね…!でもちょっと冒険みたいで楽しかったです!」
羽石夏澄:服はびしょぬれだ。
滝瑞果:「それは良かった……あたしの妄想も大冒険だよ……」
夏川ミナ:「雨にぬれるのがお好きですか。羽石さん」
夏川ミナ:「全身ずぶ濡れですが」 言ってるこちらも大差ない状態。
羽石夏澄:「雨に…っていうか非日常が大好きです!」
滝瑞果:当然、ボタボタと水が滴るのも意に介さず、2人の透けた下着をガン見しています。
羽石夏澄:「あっ!本当だ…ちょっと着替えようかな…でもみなさんも濡れてるのに…」
夏川ミナ:ブレザーもベストも脱いでいるので当然下着が透けているものの、全然気にしていない。
羽石夏澄:「あの、ジャージで良かったらお貸ししますけど!」
羽石夏澄:「濡れてる皆さんそれで着替えましょう!シャワールームもありますし!」
滝瑞果:「ハァハァ……アッ、シャワー!?」
ロコロコ:「しまった、僕も濡れておけばよかったかな。」
羽石夏澄:「?!」
夏川ミナ:「? ロコロコさんも濡れるのがお好きですか」
ロコロコ:「はっはっは!SSランクジョークさ!」
羽石夏澄:「じょ、ジョークですか…びっくりしました…」瞬きが多い
ロコロコ:「濡れるのは好きじゃないけど、まあこういうのも悪くないね。」
滝瑞果:「悪くないどころじゃないぜ、最高だろ……」
滝瑞果:「オラッ、女の子のお部屋だぞロコロコ!」肘で突く。
滝瑞果:「こう……2人がいなくなったところを見計らって、存分に布団の香りをだな……」
ロコロコ:「滝先輩と違って、僕には世間体があるからね。」
夏川ミナ:「私はこの場で着替えても問題ありませんが」 ロコロコさんを見る。
夏川ミナ:「男性を不快な気分にさせるかもしれません。提案に従い、シャワールームをお借りします」
滝瑞果:「あたしは大歓迎だよッッッッ!!」叫ぶ。
滝瑞果:「ここで着替えても!!!」
滝瑞果:「あたしは!!」
滝瑞果:「一向に構わんッッッッ!!!」
夏川ミナ:「よろしいのですか」 脱ごうとする。
羽石夏澄:「だめーっ!!」
羽石夏澄:「ここで着替えるなんて…そんな」
羽石夏澄:「だめ!!です!!」
夏川ミナ:「だめですか」 脱ぐのを止める。
羽石夏澄:「なんていうか…はしたない!です!」
滝瑞果:「ハァハァ……夏澄ちゃんとあたしのどちらを信じるというのかね、ミナちゃん」
滝瑞果:「あたしは学園の支配者!生徒会役員だぞ!」
夏川ミナ:「役員……」
羽石夏澄:「わっ私だって!番長連!です!」
夏川ミナ:「番長連……」
羽石夏澄:「よわきをたすけつよきをくじくとかなんとか!」
滝瑞果:「その生徒会が……君に許可を与えているのだよ!」
滝瑞果:「君の行為は……正義!このあたしが保証しよう!」
夏川ミナ:「ロコロコさん。この場合、どちらに従えば良いのでしょうか?」
ロコロコ:「はっはっは。面白いなあ、夏川さんも。」
夏川ミナ:「つまり、この場で着替えるべきか、着替えないべきかという問題なのですが」
夏川ミナ:「生徒会裁定によると、正義……番長連裁定によると、はしたない……」
夏川ミナ:シャツに手をかけたままフリーズしている。
ロコロコ:「中々悩ましい問いだね。ま、ここは羽石さんの部屋だし、羽石さんに従ったほうがいいんじゃないかな。」
羽石夏澄:「…っくしゅん」
夏川ミナ:「成程。では、SSランクからの助言も考慮し番長連の判断に従うものとします」
羽石夏澄:「あ、あの、はい!ありがとうございます!」
滝瑞果:「てってめぇ――ッロコロコォォ――ッ!!」胸ぐらを掴む!
ロコロコ:「うわあ」
滝瑞果:「お前……お前、ホモか!?」2人をよそにグダグダした会話がはじまる!
ロコロコ:「とてもヘテロ」
滝瑞果:「ならば何ゆえ女子の着替えを見ぬのだ」
滝瑞果:「天の嘆きが聞こえぬのか……」
ロコロコ:「滝の嘆きなら聞こえるかも……」
羽石夏澄:「というわけで、夏川さん!シャワールームは……」ごにょごにょ
夏川ミナ:「はい、承知しました。」
羽石夏澄:こっそり行くべきシャワールームの場所を教えます。
羽石夏澄:「そ、それじゃあちょっと…行って…きま……」声をかけようとするが雰囲気に呑まれる
GM:では、滝さんとロコがグダグダしている間に羽石さんと夏川さんはシャワールームに向かったことにしましょうか。
羽石夏澄:そんなかんじ!で!
夏川ミナ:向かおう!
GM:所変わってシャワールーム。
夏川ミナ:ぴとぴとスカートから水滴をたらしながらついていきます。
夏川ミナ:目の前にいるのは本日会ったばかりの羽石さんだが、
夏川ミナ:何のためらいもなくポイポイッと服を脱いでいきます。
夏川ミナ:「すみません。こちらのカゴをお借りします、羽石さん」
羽石夏澄:こちらは張り付く服に難儀しながら、
羽石夏澄:やはり躊躇なく脱ぎます。
羽石夏澄:「はーい。じゃあ私はこちらに置きますね」
羽石夏澄:「脱水機はあっちだから、後で絞っときましょう」
羽石夏澄:「…ッくしゃん!」
夏川ミナ:アカデミア内の規格は統一されているので、手慣れた感じでお湯を出してます。
羽石夏澄:長めにシャワーを浴びてます。
羽石夏澄:「あー…温かいです…」
夏川ミナ:「はい。あのままですと体温が低下し、調査パフォーマンスにも影響を及ぼすところでした」
羽石夏澄:「ですね、風邪引いちゃったら調査も何も出来ませんもん」
羽石夏澄:そう言いながら泡立てネットでボディーソープを泡立てて首筋から洗います
夏川ミナ:「はい。羽石さんの素早い提案、お見事でした。さすがは番長連です」
夏川ミナ:そなえつけの石鹸でおなかを洗っている。
羽石夏澄:「えへへ…そんな、私どんくさいですよ…」
羽石夏澄:解いたウェーブがかった髪が濡れている。
夏川ミナ:「そうですね。第一印象では番長とは思えませんでした」
羽石夏澄:「よく言われるんですよ…それで手加減されるといやなんですけどね」
夏川ミナ:「それと、先程から気になっていたのですが」
羽石夏澄:「はい?なんでしょう」
夏川ミナ:ばしゃばしゃと無造作にシャワーを顔にあてながら質問する。
羽石夏澄:ふわふわの泡だらけになっている。
羽石夏澄:もこもこ
夏川ミナ:「ロコ・ロコ・ベントゥーラと会話する時のみ、羽石さんの心拍数に若干の増加が認められました」
夏川ミナ:《ウサギの耳》。羽石さんの異常を感知している。
羽石夏澄:「っ!!?」泡が一部弾け飛ぶ
夏川ミナ:「彼の事が苦手なのでしょうか?もしそうであれば、僭越ながら私が仲介役に入りますが」
羽石夏澄:尚ミナさんの頭で隠れており安心だ
羽石夏澄:「ちちち、違います!苦手とかじゃなくって…その…!」
羽石夏澄:顔が真っ赤になっている。
夏川ミナ:「現在も心拍数の増加が認められます」
羽石夏澄:「…その。……内緒にしてて下さいよ?」
夏川ミナ:「はい、なんでしょうか」 はじけとんだ泡から生まれたシャボン玉を追っている。
羽石夏澄:「……ええと。その。嫌いじゃなくて…寧ろ逆なんです」
夏川ミナ:「嫌いではない」
羽石夏澄:「私、彼のこと……その。好きで」
羽石夏澄:言ってから顔を覆う
夏川ミナ:「理解しました。恋愛対象ということですね」
羽石夏澄:「あ、あうあああ」ずばり言われて更に赤くなる
羽石夏澄:「はい、そう…です…」
羽石夏澄:「ひゃーっ」
夏川ミナ:ばしゃーっとシャワーで羽石さんにお湯をかけます。 「俄然あなたに興味がわいてきました」
羽石夏澄:「きゃふっ!…ふ、ふええ?」
羽石夏澄:目をきゅっと瞑ってあわあわしている
羽石夏澄:身体は泡泡している
夏川ミナ:「私も、任務遂行のために恋愛をする必要があります」 全身の泡をどんどん流していく。
夏川ミナ:「しかしどのような手順を踏めば良いのか、どのようなスキルが必要なのか。まるでわかりません」 どんどん流していく。
羽石夏澄:「あわ、あわが…じゃなくて…に、にんむ」
羽石夏澄:「…そう…なんですね」
羽石夏澄:「手順…は、私も解らないですけど、」
羽石夏澄:「協力出来ることがあったらしますよ、夏川さん!」
夏川ミナ:目をぱちくりさせる。
羽石夏澄:ぐっと拳を握って夏川さんを見つめる。
羽石夏澄:「はい、その、お話きいたりとか…!相談乗ります、はい!」
羽石夏澄:「恋は…恋は、戦いです!」
羽石夏澄:「でも…私はこう言う戦いはまるでまだ弱くって…だから…」
羽石夏澄:「一緒に強くなりましょう、夏川さん!」
夏川ミナ:「……」 ぱちくりさせながら、シャワーのホースを指先でいじいじしてます。
夏川ミナ:全身の泡は流されきっているが、シャワーノズルやホースで巧妙に隠れている。
夏川ミナ:「そういう事を言われたのは、学園島に来てからはじめてです」
羽石夏澄:「そ、そうなんですか」
夏川ミナ:「ありがとうございます。……その、えっと」
羽石夏澄:「夏澄でいいですよ、ミナさん!」
夏川ミナ:「強く、なりましょう。いっしょ……に。」
羽石夏澄:「はい!」
夏川ミナ:「はい。ありがとう、夏澄さん」 ぎこちなく笑う。
羽石夏澄:夏川さんにロイスを取得します。
羽石夏澄:友達/夏川ミナ/友情:○/不安/ロイス
羽石夏澄:にっこり微笑み返す。
夏川ミナ:同級生/“息止まり”羽石夏澄/○興味/隔意/ロイス → 夏澄さん/“息止まり”羽石夏澄/○友情/劣等感/ロイス
夏川ミナ:最後にもう一度、熱いお湯で全身を流しながらふと気付く。
夏川ミナ:「そういえば、瑞果さんも全身びしょぬれだったように思いますが」
羽石夏澄:「あー…」
夏川ミナ:「……来ませんね。」
羽石夏澄:「そうですね……大丈夫でしょうか」
GM:では、場面は変わってシャワールーム前の更衣室。
滝瑞果:「ハァーッ、ハァーッ」
滝瑞果:「ハァーッ……フヒヒーッ……」
滝瑞果:荒い息遣いとともに
滝瑞果:サーモグラフィーめいた主観視点がシャワールームに迫る……!
GM:そこには滝瑞果がいた。
GM:更衣室の籠には衣服が入れられ、シャワールームからは現在進行形で水音が聞こえてくる。
滝瑞果:(ロコロコに正義のありようを説き、夏澄ちゃんの部屋のありとあらゆる物品に顔を埋めていたら)
滝瑞果:(すっかりタイミングを逃してしまった……しかし、ゲヘヘ……間に合ったぜェェ~~)
滝瑞果:「ここからがメインディッシュだ……ハァーッ、ハァーツ」
滝瑞果:ボタボタと雨水と涎を垂らしつつ
滝瑞果:魔獣めいた体勢で素早く進む!
滝瑞果:「待っていろよ、ミナちゃん、夏澄ちゃん!」脳裏に映るのは、2人の美少女の鮮明な裸体!
滝瑞果:「フヒヒ……質素なボクサーパンツですか……」
滝瑞果:「ミナちゃん、いい趣味してますねェ~~。君はそうでなくてはいけない……これも後で堪能しよう」
GM:シャワールームの半透明の扉越しに離れたところで水を浴びる肢体がうっすらと見えている。
滝瑞果:「ハァ、ハァ……もう我慢できない!」
滝瑞果:一瞬で服を脱ぎ去り、扉を盛大に開けてルパンダイブします。
滝瑞果: 「淑女的に入室」
GM:広いシャワールームは湯気に覆われており、その向こう側にいるのは……。
ロコロコ:その影は勢い良く開けられた扉のほうを驚いたように振り返ります。いつもは固められている髪が下り、耳を覆っている。
ロコロコ:「淑女的に、それは素晴らしいことだね。問題があるとすれば」
滝瑞果:「アッ、アアアアアア――――ッ!!!?」
滝瑞果:「アアアア――ッ!!?アアアアアッバ――ッ!!?」
ロコロコ:「ここは男子のシャワールームで、僕がSSランクだってことくらいかな」
滝瑞果:「ゴボボーッ!ア、アアアア!?アアア――――ッ!!?」
GM:滝瑞果が目にしたのはロコ・ロコ・ベントゥーラの肉体!
滝瑞果:すみません、GM
GM:はい、なんでしょう
滝瑞果:《リザレクト》していいでしょうか。
GM:衝動判定でもさせようかと思いましたが、リザレクトで代用してもいいでしょう!
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+4(1D10->4)した (侵蝕率:64->68)
ロコロコ:「すごいな、女の子が死ぬところを始めて見た。」
滝瑞果:「グアアアア――ッ!!アバ――ッ!!?」
滝瑞果:血を吐きながら、床でゴロゴロと転げまわる!一度死んだ!
ロコロコ:「あ、生きてた。」 その隙にタオルくらいは巻いておくか。
滝瑞果:衝動判定もやります。
GM:やるの!?
ロコロコ:大丈夫!?情報収集まだだよ!?
GM:では、衝動判定は〈意志〉で難易度9です。
滝瑞果:6dx+3>=30
DoubleCross : (6R10+3[10]>=30) → 10[4,5,6,8,10,10]+10[5,10]+5[5]+3 → 28 → 失敗
GM:なんで自分で難易度を設定してるんだよ!
滝瑞果:72+2d10
DoubleCross : (72+2D10) → 72+16[6,10] → 88
GM:別に暴走したいならいいですけど!
滝瑞果:「ア……ア……」
滝瑞果:「大きな光が……彗星かな……?」
ロコロコ:妄想の世界にダイブしている間に他の二人を呼んできたいかなあw
GM:では、ロコが去り、シャワールームでのたうち回る滝だけが残された。
滝瑞果:打ち上げられた魚のように
滝瑞果:瀕死で痙攣しています。
ロコロコ:「さて、流石に僕が服を着せるのは滝先輩の今後を考えてもまずいかな。二人を呼んでこよう」
ロコロコ:「武装保健室車両も……いや、そのまま牢屋に連れてかれそうだ。それはよしておこう。」
ロコロコ:ということで呼んできます。ちゃんと服を着て。
GM:そして、命からがらシャワーを浴び終えたキミたちはジャージに着替えて再び羽石さんの部屋に集まっていた。
滝瑞果:「……」
滝瑞果:目からはハイライトが失せ
滝瑞果:タオルを被せられて両手でココアとか持ってます。
夏川ミナ:瑞果さんの前でひらひらと手をふってます。
滝瑞果:「……」
羽石夏澄:くまちゃんの描かれたマグカップで紅茶を啜ります。
夏川ミナ:湯上りでほこほこした身体には貸して貰ったジャージをまとっている。
夏川ミナ:「瑞果さん、死んでしまったのでしょうか」
夏川ミナ:瑞果さんの頬をつついたりしている。
滝瑞果:「ビショウジョ……シャワー……」
羽石夏澄:「生きてるみたいではありますが、…再起は出来るのでしょうか…」
ロコロコ:「はっはっは。大人しい滝先輩を見るのは初めてだ。どうなんだろうね。」
GM:ちなみに滝さんはいまだに、バッドステータスの暴走状態です。
滝瑞果:突入前に、放置されていた下着を頬張らなかったことが不幸中の幸いであった!
滝瑞果:もしそうなっていれば、確実に死……あるいはジャーム化していたであろう。
羽石夏澄:(なんか部屋の中の小物が心なしか湿ってる気がするけど)
羽石夏澄:(湿気のせいだよね、うん)
夏川ミナ:「そもそも、全裸で男子シャワールームに倒れていた事が理解できません」
羽石夏澄:「最近配置換えしたせいかも…」
夏川ミナ:「先程服を着せた際に確認した限りでは、瑞果さんは肉体的に女性で間違いないはずなのですが……」
滝瑞果:「ビショウジョ……」
夏川ミナ:「配置換え。なるほど」
滝瑞果:長く収監されていた滝瑞果には知る由もなかったのだ……
ロコロコ:「まあ、そう言うことにしておこう。滝先輩の名誉もあ……無いかもしれないけど、一応。」
夏川ミナ:瑞果さんの再起動の助けになるよう、ぽむぽむと頭を撫でてます。
羽石夏澄:「それで、ええと…一先ず落ち着いたことですし、今学園で起きていることを整理しませんか…?」
ロコロコ:「そうだね。滝先輩も静かだし、今のうちに進めておこうか。」
滝瑞果:「……」
夏川ミナ:「その意見に賛成します。先程のハッキングクラブもふくめ、既に襲撃事件は三回発生していますし」
夏川ミナ:ぽむぽむ。
ロコロコ:「ちなみに僕はSSランクだけど、断片的な情報しか知らないから、わかりやすく頼むよ。」
羽石夏澄:「ミナさん、よろしくお願いします。」
夏川ミナ:「はい。そもそも、事のおこりは……」
GM:では、滝さんが沈黙しているのをいいことにキミたちは着々と情報の共有を進めたことにしましょう。
夏川ミナ:ということで、全員(瑞果さんはまだ死んでいる)に自分の持ってる情報を共有しておきます。
羽石夏澄:では、ハテナ仮面についても話して行こう。
羽石夏澄:「…それで、ハテナ仮面…クエスチョンマンとか言う人が、言ってたんです」
羽石夏澄:「弱肉強食とか、適者生存とか…」
夏川ミナ:「ふむ。主にオーヴァードが所属する部活が次々と襲われ」
夏川ミナ:「先のホネホネさんや、弱肉強食を掲げるハテナ仮面さんが暗躍している。なるほど。」
夏川ミナ:滝さんの横でココアを飲んでいる。
ロコロコ:「骨仮面が部活を襲っている犯人ってことでよさそうだけど、ふむ。クエスチョンの言っていることが少し気になるな。」
夏川ミナ:「適者生存。弱肉強食、ですか。」
ロコロコ:「適者生存。同じような話を、まさに今日聞いたばかりだ。」
羽石夏澄:「ふえっ。」
羽石夏澄:「ロコさんも同じような話を…?」
ロコロコ:「クエスチョンからじゃなく、クラスメイトからだけどね。……」
羽石夏澄:「……偶然……と片付けるには引っかかりますね……」
ロコロコ:「……彼女、少しいつもと様子が違ったんだ。僕はSSランクだけど、心配になってきたよ。」
羽石夏澄:「そのクラスメイトさんのことも、気をつけておいた方が良いかもしれませんね…」
羽石夏澄:いつもよりそわそわした様子で、早口気味に喋っている。
夏川ミナ:「はい。私はSSランクではない風紀委員ですが、心配です。」
夏川ミナ:「アカデミアでの強者といえばやはりオーヴァード」
夏川ミナ:「オーヴァードだけが生き残る世界に変えるつもりでしょうか。」
羽石夏澄:「………それは……」
羽石夏澄:クエスチョンマンの言っていた言葉が脳裏をよぎる。
羽石夏澄:生き残るのは、――
ロコロコ:「……オーヴァードが強者、か。それは……」
GM:では、その時。
GM:あ、羽石さんの部屋にはテレビってありますかね?
羽石夏澄:何かファンシーなデザインの奴があります
GM:ファンシーな
GM:それと四人とも携帯電話は持っているのかな?
ロコロコ:イエアー!
羽石夏澄:技術を持った生徒に作ってもらった特別性だ
夏川ミナ:持ってます。支給品のスマートフォン!
羽石夏澄:携帯はあるってことで!お願いします!
ロコロコ:もってねえ!常備化!忘れた!
滝瑞果:持ってます
ロコロコ:時空が曲がってあったことにしてもいいでしょうか
GM:常備化してなくても持ってることにしてもいいですよw
ロコロコ:ありがとー!
GM:では、テレビが、スマートフォンの画面が、そして町中の街頭モニターが一斉に切り替わる。
GM:画面にはハテナマークの仮面の背広姿が映る!《イージーフェイカー:タッピング&オンエア》の効果だ!
夏川ミナ:「む。」
羽石夏澄:「!!ハテナ仮面さん!!」
クエスチョン:「やあ、学生諸君!私の名はクエスチョン!」
クエスチョン:「これからお前たちを賢くしてやろう。それこそが私の使命だ!」
夏川ミナ:一応、瑞果さんにも見えるようにスマートフォンの画面を差し出してます。
滝瑞果:「……」ぼんやり眺めている。ハイライトはない。
夏川ミナ:「ほら、瑞果さん。クエスチョンさんですよ。」
ロコロコ:「これはびっくりだ。写ってるのははてななのに。」
夏川ミナ:「あまり賢そうには見えませんね。」
クエスチョン:「私の出した謎は楽しんでくれているかな?それじゃあそろそろ第二問といこうじゃないか」
羽石夏澄:「第二問… やっぱりあの椅子は…」
クエスチョン:「わたしたちは姉妹。姉が妹を生み、妹が姉を生む。姉は明るく、妹は暗い。さあ、姉妹の名は?」
ロコロコ:少し真面目な顔になって画面を見よう。
クエスチョン:「さあ、誰でもいい。答えを言ってみろ」
羽石夏澄:「えーと、えーと…あうー、あうー」
夏川ミナ:「妹が姉を産むのは父親が誰であっても不可能だと思いますが」
クエスチョン:「……時間切れだ、学生諸君。罰として光なき『夜』を贈ろう!」
滝瑞果:「昼と夜」
ロコロコ:「朝と夜とかかな。」
滝瑞果:「『二人の姉妹で一方が他方を生み、また反対に他方がいま一つの方を生むものは何か。』」「第一問の『人間』と同じ――スフィンクスの問いのひとつだ」
夏川ミナ:「朝?昼?夜?」
羽石夏澄:「あっ、スフィンクスの!」
GM:次の瞬間、遠くの方で爆発音が聞こえる。続けて、アカデミアのあちこちで一斉に停電が始まる!
羽石夏澄:「って、時間制限早い!」
ロコロコ:「おっと、早押しは苦手なんだ。困ったな。」
夏川ミナ:「三本足の人間といい、スフィンクスさんの問題は不適切なものが多いですね。」
GM:校舎!モノレール!部活棟!病院!寮!一斉に灯りが落ちる!電力が断たれたのだ!
夏川ミナ:「あ。」 スマートフォンの明かりだけになる。
ロコロコ:「しかしこれは、不味いな。停電。いつもなら困るくらいだけど。」
ロコロコ:「今は特に不味い。とても困る……。どうしたものかな。」
羽石夏澄:「この風雨の中で…停電…!」
クエスチョン:「少しは頭の回るものもいたようだが、まだ知恵が足りないようだ」
クエスチョン:「さあ、ゲームの始まりだぞ!」
羽石夏澄:「もう!こんなのテロじゃないですか!テロ!やっぱり悪いやつでした!」
羽石夏澄:「絶対にやっつけます…ハテナ仮面!!」
滝瑞果:「……」
滝瑞果:「……ビショウジョ……ゼンラ」
クエスチョン:「挑戦者がいれば私に会いに来い!私は『出題者のいる場所』で待っている!」
クエスチョン:「次はもっと頭を使えよ、学生諸君!」
クエスチョン:「さもなきゃアカデミアが死ぬぞ」
GM:愉快そうな高笑いを残して全てのモニターは消える。
羽石夏澄:「『出題者のいる場所!』行かなきゃ!」
羽石夏澄:「アカデミアが…許せません!」
GM:辺りには漆黒の闇だけが残された。窓の外からはいまだに強い風と土砂降りの雨の音が聞こえる。
夏川ミナ:「出題者のいる場所。」
夏川ミナ:「出題者のいる場所?」
夏川ミナ:二度呟いてから首をひねる。
羽石夏澄:「…みなさん、心当たりは?」
ロコロコ:「これも何かの問いかもね。でも残念ながら思い浮かばないな。」
ロコロコ:「何処かわかり次第行くことにしよう。滝先輩、生徒会と連絡は取れるかい?」
滝瑞果:「……おっぱい……」
ロコロコ:「困ったな。僕が女の子だったら滝先輩もまともな……いや、最初からまともじゃなかった。」
夏川ミナ:瑞果さんの呟きをきいて、瑞果さんの胸をさすっています。
羽石夏澄:「んんん……」
GM:では、そこで寮室の扉がノックされる。
羽石夏澄:「あ、はーい!」
雲雀宏一:「すまないね、こんな時に。生徒会長の雲雀宏一だ。その辺に滝くんはいないかい?」
滝瑞果:「……」まるで、大人しく儚い美少女のようになった滝さんが
滝瑞果:体育座りで座っています。
羽石夏澄:「あ、はい。います…」
羽石夏澄:「けど……」
羽石夏澄:滝さんを見ながら
雲雀宏一:「ああ、滝くん、そんなところに!探したよ」
夏川ミナ:「だめですね。呟きに従い胸に刺激を与えましたが、不正解のようです」
滝瑞果:「おっぱい……?」小動物のように小首をかしげる。
雲雀宏一:「それにしてもどうしてそんな無惨な姿に」
羽石夏澄:「これには浅い訳があるんです、会長」
雲雀宏一:「浅いんだ」
ロコロコ:「すみません会長、SSランクの僕がいたせいでこんな……」
雲雀宏一:「さっきの放送、キミたちも聞いていたかい?」
羽石夏澄:「はい。『出題者のいる場所』に来いとか…」
ロコロコ:「ええ、聞いていました。どうやら大変な事になっているみたいですね、とても。」
夏川ミナ:「ただのテロリストにしては、どうも手段が迂遠すぎるように思います。」
雲雀宏一:「今はもう大丈夫だが、どうやらエフェクトの効果で一時的に電波が乗っ取られていたようだ。……クエスチョン、いったい何が目的なのだろうね」
羽石夏澄:「それを…調べようとしていた所でした。」
羽石夏澄:「そうですね。謎掛け…停電…」
雲雀宏一:「ああ、そうしてくれると助かるよ。悪いけど、キミたちは犯人の狙いを探ってもらえるかな」
雲雀宏一:「先ほどの爆発で発電所や各地の電力装置がやられたらしくてね。そちらの復旧には山縣くんたちを向かわせようと思う」
夏川ミナ:今度は瑞果さんの頭を掴んで、自分の胸に押し付けてます。
夏川ミナ:そして羽石さんの胸を見る。これで起きなかったら羽石さんの胸に押し付けるつもりだ。
滝瑞果:「はっ!?おっぱい!!!」
滝瑞果:「これだ!!」
滝瑞果:「この感触だ!」
夏川ミナ:「あっ、起きた」
滝瑞果:目に生気が戻る!四肢に力がみなぎる!
夏川ミナ:「おはようございます。瑞果さん。」
雲雀宏一:「滝くん、キミ急に元気になったね」
羽石夏澄:「た、滝先輩」
滝瑞果:「おお……薄くも尊い発育途上のおっぱい!!!」
滝瑞果:強くミナちゃんの胸に顔を押し付けつつ叫ぶ!
ロコロコ:「はっはっは。これは聞いてていいのかな。」
夏川ミナ:「駄目もとでしたが、瑞果さんが元気になってなによりです」 無表情だ。
羽石夏澄:「は、破廉恥…」
滝瑞果:「会長、この状況では先日施した台風への対策は万全とはいえません」
滝瑞果:「対応はどのようにいたしますか」ミナちゃんの胸に顔面を押し付けたまま尋ねる。
滝瑞果:「はーっ、すーっ」
夏川ミナ:ぽむぽむと瑞果さんの頭を撫でている。
滝瑞果:「バブみ……」
ロコロコ:「引きはがしてあげたほうがいいのかな。でもまた死なれると困っちゃうな。」
夏川ミナ:「はい。会長がいらっしゃる間は起きていて頂かないと困ります」 頭を撫でている。
雲雀宏一:「ひとまずは電力の復旧が優先だね。電気が使えなければ作業もできないだろう」
雲雀宏一:「それと並行してキミたちにはあのクエスチョンの目的を探ってもらおうというわけだ」
夏川ミナ:「生徒達への聞きこみ。あるいは各地を巡っての怪しいポイントの発見。そういった事ですね」
羽石夏澄:「今出来る範囲でしたらそうなりますね」
ロコロコ:「わかりました、やってみましょう。SSランクの僕と、ここにいる皆で。」
ロコロコ:「……ということでいいのかな。」
雲雀宏一:「そういうことだね。彼がこの停電を利用して何か企んでいるのだとすれば放っておくわけにはいかない」
羽石夏澄:「もちろん!頑張ります!」
羽石夏澄:「わ、私お役に…お役に立ちますから!」
羽石夏澄:「Aランク!番長連!頑張ります!」
雲雀宏一:「ははは、できる範囲でいいからね、羽石くん」
夏川ミナ:「承知しました。私はAランクの風紀委員ですが、最善を尽くします。」
滝瑞果:「ゲヘヘ……つ、尽くしてくれるのかい?ミナちゃん……」
夏川ミナ:「はい。最善を尽くします」
夏川ミナ:「私の推測によれば、本ミッションを完遂する事で友達が増え、恋人もたくさん出来る想定です」
雲雀宏一:「それじゃあ、僕はコロッケを買いに行くからあとは任せたよ、滝くん」
羽石夏澄:「コロッケ」
滝瑞果:「あっ会長!一人でサボっちゃ駄目ですよ!」
滝瑞果:「くっこの胸のせいで会長を止めにいけない」
滝瑞果:「私の無力……!」
滝瑞果:ミナちゃんの胸に顔面を押し付けまくっている。
雲雀宏一:「滝くん、キミすっかり本調子だな。それ、そろそろ引き剥がしていいよ、夏川くん」
夏川ミナ:「かしこまりました」 ベリベリと瑞果さんを引きはがす!
滝瑞果:「ギャー!」
ロコロコ:「会長、ついでに緊箍児も買ってくれるといいかもしれません」
羽石夏澄:「やることやってるのかやってないのか解らないです会長」
雲雀宏一:「台風といえばコロッケだからね。ハッハッハ」
GM:そう言って雲雀宏一は去っていく。
羽石夏澄:「それじゃあ早速聞き込みとか…しましょう!クエスチョンをやっちゃうために!」
羽石夏澄:「さっきはやりそこねましたからねー、溜まってますよ今の私は!」
羽石夏澄:ハムストリングストレッチ!
夏川ミナ:真似して一緒にストレッチしてます。
ロコロコ:「それは頼もしい。破裂する前に見つけたいね。クエスチョンを。」
滝瑞果:「おお……」そのストレッチを床ギリギリのローアングルから眺めています
夏川ミナ:「しましょう。暗い中での調査は困難を極めるでしょうが、がんばります。」
羽石夏澄:「頼りにしてて下さい!」にぱっと笑う。
GM:では、ここで一旦シーン終了だ!
GM:購入判定とロイスの取得が可能だよ!
羽石夏澄:購入判定!
ロコロコ:折角だから何か買おうかな。防具とかほしい人は!
夏川ミナ:どうしようかなー
滝瑞果:照準器がほしいな~
夏川ミナ:侵蝕が上がりまくってる羽石さんになんちゃらミックスを購入しようと思っていたのですが
夏川ミナ:もっと侵蝕がヤバい人がいますねw
羽石夏澄:ですねー
羽石夏澄:何ちゃらミックスどうしたもんかな
滝瑞果:なんちゃらミックスもくれれば欲しいですが
ロコロコ:じゃあスペリオルを狙ってみるか。クリティカルさえすれば結構目はあるはずだ。
滝瑞果:まあ多分大丈夫でしょう……!
滝瑞果:私、攻撃の方では全然侵蝕少なくて済みますし。
ロコロコ:能力訓練社会を使用。スペリオルな感じのをもらうぞー。
ロコロコ:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 8[2,4,8]+3 → 11
ロコロコ:うーむダメ。
ロコロコ:残念。
夏川ミナ:あ、なるほど。じゃあ羽石さんのスペリオルミックスを狙おうかな。
夏川ミナ:2dx+1=>15 スペリオルミックスを売店に買いにいく。
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 9[1,9]+1 → 10 → 失敗
夏川ミナ:売り切れてたよ!
ロコロコ:売店がもうやってない可能性
羽石夏澄:私もスペリオル狙います
羽石夏澄:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 10[5,8,9,10]+7[7] → 17 → 成功
羽石夏澄:成功した!
GM:おっ、成功。
滝瑞果:私もスペリオルだ
滝瑞果:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 10[1,2,7,10]+7[7] → 17 → 成功
GM:高い!
ロコロコ:グッドだ
羽石夏澄:飲むぜー
夏川ミナ:ナカヨシ!
滝瑞果:飲んじゃいましょう!
羽石夏澄:ごっくんごっくん
滝瑞果:むぐむぐ
ロコロコ:皆は社会性はどうなんだろう
ロコロコ:もうあまり出ない感じならあえて出る人に回してその人に頑張ってもらう手もある
夏川ミナ:安心の社会1!
滝瑞果:社会は2しかないけど
滝瑞果:学園通の友人がいて、あと侵蝕率も高いからそれなりに振れるぞ!
羽石夏澄:社会3!
羽石夏澄:結構振れる!
ロコロコ:じゃあ飲んで頑張ってもらおう!頼んだぜ!
GM:じゃあ、あとはロイスとかがなければシーンを切るよー。
ロコロコ:大丈夫!
羽石夏澄:ロイスはPC間に開けた奴以外埋まったのだ
滝瑞果:もうとれない(ロイスが)
夏川ミナ:いいぜ~
GM:では、次にいこう!
■Middle/05
GM:次のシーンは情報収集のシーンです。
GM:シーンプレイヤーはミナちゃん。
夏川ミナ:はーい
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:64->73)
GM:他にも情報収集したい人は登場してください。
ロコロコ:GO!
ロコロコ:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 1[1]+72 → 73
羽石夏澄:1d10+76-1
DoubleCross : (1D10+76-1) → 2[2]+76-1 → 77
羽石夏澄:いえい
滝瑞果:1シーンくらいはさすがに休んでおくかなw
夏川ミナ:さっき死にかけましたからねw
ロコロコ:グッド
GM:では、今のところ調べることが可能な項目は次の通り。
・宇賀神とわについて〈情報:アカデミア〉〈情報:噂話〉難易度6
・“エニグマ”大和猛流について〈情報:アカデミア〉〈情報:噂話〉難易度7
・オーヴァード連続襲撃事件について〈情報:アカデミア〉〈情報:UGN〉難易度8
・クエスチョンについて〈情報:アカデミア〉〈情報:FH〉難易度8
・髑髏の怪物について〈情報:アカデミア〉〈情報:UGN〉難易度7
GM:好きに調べたりキャッキャウフフしたりするとよいでしょう。
ロコロコ:宇賀神ちゃんを調べたいが
ロコロコ:難易度的には他のを調べてもOKだな。みんなはどうだい!どれがいいとかあるかい!
羽石夏澄:クエッチョン行きたい
夏川ミナ:技能的にUGNしか振れないので、連続襲撃事件にいきたいな!
ロコロコ:OK!じゃあ宇賀神ちゃんを調べちゃおう
GM:どうぞどうぞ。
ロコロコ:能力訓練!GO!
ロコロコ:5dx+6
DoubleCross : (5R10+6[10]) → 5[1,1,3,4,5]+6 → 11
夏川ミナ:固定値だけで成功してるw
GM:おお、高い。
ロコロコ:出目は悪いけど成功だ。
GM:では、さくっと情報を出してしまおうかな。
夏川ミナ:連続襲撃事件をUGNで調べます。コネ:UGN幹部を使ってダイスを+2。
夏川ミナ:4dx+1=>8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 10[1,2,5,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
GM:あ、成功してる。
GM:では、全員が振ってからまとめて情報を出しましょう。
羽石夏澄:OK!
夏川ミナ:しつれい!
羽石夏澄:学園通の友人使ってクエスチョンをアカデミアで調べるぜ!
羽石夏澄:6dx+1>=8
DoubleCross : (6R10+1[10]>=8) → 8[1,4,5,7,8,8]+1 → 9 → 成功
羽石夏澄:へいへい
GM:さすがだ。
GM:それでは順番に情報を公開していきましょう。
・宇賀神とわについて
オーヴァードアカデミアに通う非オーヴァード生徒で、ロコ・ロコ・ベントゥーラのクラスメート。以前は勉学もスポーツも万能な秀才だったが、アカデミアに来てからは一気に成績が落ち込んでおり、ロコ・ロコ・ベントゥーラに勝負を挑むことが心の拠り所になっているようだ。また、彼女が仮面を手にしているところを見たものがいるらしい。
GM:以上です。
ロコロコ:なんとまあ
羽石夏澄:仮面…
夏川ミナ:おぎゃー
GM:次!
・オーヴァード連続襲撃事件について
髑髏の怪物によって飛行部、執事風支援部、ハッキングクラブが襲撃された事件。部員たちが負傷して部室が破壊された以外にも、飛行部からは飛行船(空に浮くだけなので役に立たない)が奪われ、執事風支援部からはハイパー支援マシーン(あまり役に立たない)、ハッキングクラブからは自動ハッキング装置(範囲が狭すぎるし対象となる機械を起動するタイミングで使わないと効果がなく役に立たない)のデータが盗まれている。
GM:また、現場にはそれぞれ脚の数が違う椅子が残されていた。
GM:さらにこの情報を調べたことによって新たな情報収集項目がオープンします。
・オーヴァード連続襲撃事件の目的について〈情報:アカデミア〉〈情報:UGN〉難易度13
GM:以上です。
夏川ミナ:あっ高い
羽石夏澄:ひゃー
ロコロコ:なるほどまん
GM:次!
・クエスチョンについて
ハテナマークの仮面を付けた人物。マスターブレイドから仮面を渡された。アカデミアを人間もオーヴァードも関係なく知性の高い者だけが生き残る争いの世界へと変えるために暗躍している。また、自身の潜伏先には侵入者を足止めするための謎を仕掛けているようだ。
GM:この情報でも新たな情報収集項目がオープンする!
・クエスチョンの謎と潜伏先について〈情報:アカデミア〉〈芸術:謎〉〈意志〉難易度11
GM:以上です。
羽石夏澄:意志かー
ロコロコ:芸術!
夏川ミナ:芸術!?
GM:〈意志〉で頑張って考え抜いて謎を解くというようなイメージ。
ロコロコ:なるほdふぉnあ
夏川ミナ:さっき意志で28出したすごい人がいたので、任せたいところではありますね
ロコロコ:心配だぜ
GM:謎を解くのは芸術的だから芸術の技能です。
羽石夏澄:芸術的だ
GM:あとは演出とかがあればしてもいいし、コネの演出で出したいNPCがいたら出したりもするよ!
ロコロコ:アフロ部太郎とかに出てきてほしい気もするけど、多分そういうのではないはずだ
GM:アフロでもいいですけどw
ロコロコ:そこそこ仲がいいクラスメイト達にSSランクスマイルで話を聞いて回って、事前に決めてた集合場所に集まるぞ、僕は。NPCは大丈夫だ!
羽石夏澄:お友達に聞き込みしますね。怪しいハテナマンについて。
GM:クラスのお友達が親しげに教えてくれたりする。
夏川ミナ:いっしょに頑張ろうと約束したので、夏澄さんについていきました。
羽石夏澄:すごい情報集めるのが出来る友達がいたりするんだ
夏川ミナ:襲撃された部活にも再度寄って情報を集めたものの、こちらに関しては首をかしげている。
羽石夏澄:「うーん…謎解きはそんなに得意じゃないんですよねえ」と唸っている
夏川ミナ:「恥ずかしながら、私も得意ではありません。三本足の人間についても先程ようやく理解しました」
ロコロコ:「……」二人の話に反応せず、少し悲しげな顔をしていよう。
羽石夏澄:「うん…さっきの昼と夜、とっさにわかんなかったんだよね、悔しいなあ… …ロコさん?」
羽石夏澄:心配そうに顔を少し見よう。覗き込む程の準備はできていない。
夏川ミナ:「心拍数の増加を認めました」
ロコロコ:「……ん?ああ。そうだね、羽石君。」
夏川ミナ:真似してロコさんの顔を見る。
羽石夏澄:「……なにか、ありましたか?」
夏川ミナ:「そういえば、クラスメイトさんに関する情報を集めにいかれたはずですが」
ロコロコ:「いや……少しショッキングなことを聞いてね。個人的なことだよ。」
夏川ミナ:「何かあったのでしょうか。停電で怪我をされたとか」
羽石夏澄:「………そう、ですか……」
ロコロコ:「いや、もう少し悪いかな。彼女が仮面を手にしていたらしくてね。」
羽石夏澄:「仮面…それは」
夏川ミナ:「仮面。なるほど」
羽石夏澄:「……ごめんなさい、何て言ったら良いのか、わからないです、けど」
羽石夏澄:「でも、きっと…友達なら。わかりあう道はあるはずです」
羽石夏澄:「たとえ戦うことになっても… ううん、戦うことで、伝わることもあるかも知れない」
ロコロコ:「いや、大丈夫。ショックだったのはその事じゃないんだ。」
羽石夏澄:「?」
羽石夏澄:目をぱちくりさせる
ロコロコ:「大丈夫。でも、ありがとう羽石君。そうだね、友人なら分かり合えるかもしれない。その通りだ。やってみるよ、ありがとう。」と言って、羽石さんに微笑もう。
羽石夏澄:「あっ」
羽石夏澄:微笑みに顔を赤くして少し俯く
夏川ミナ:二人のやりとりを無表情で眺めている。
羽石夏澄:「…はい。…うん。そうですよ。ロコさんは、SSランクなんですから」
ロコロコ:「それだ。何か忘れてると思ったよ。そう、僕はSSランクなんだ。やってみせるさ。」
羽石夏澄:「……はい!」
夏川ミナ:「友人とは仲良くする。それが学園での一般常識と入学パンフレットに記載されていましたが」
夏川ミナ:「友人とあえて戦う事で、伝わるような事があるのでしょうか?」
夏川ミナ:「戦うと深まる。友情とはそういうモノなのでしょうか?」
ロコロコ:「うーん……どうだろうね。そう単純なものでもないけど。」
羽石夏澄:「戦いは…謂わば、思いのぶつかり合いですから!」
羽石夏澄:「戦うから深まるんじゃなくて、思いがあるから深まるんです」
夏川ミナ:「お互いをぶつけあうと気持ちいい。」
夏川ミナ:「先程もおっしゃっていましたね。成程、そういうものですか」
羽石夏澄:「私は、そう思ってます。そういうものなのかは、わからないですけど」
ロコロコ:「そうだね。戦って伝わるものも、伝えるために戦うこともある。僕もそう思うよ。」
夏川ミナ:「ふむ」
夏川ミナ:「……よかった。やはり、皆さんといるのはとても勉強になります。」 満足げに少しだけ口元を緩める。
ロコロコ:「それはよかった。もうすこし言い方を変えてくれると、よりいいかもしれない。いや、今が悪いってことじゃないんだけどね。」
GM:では、シーン終了!
GM:購入判定とロイスの取得が可能だよ!
ロコロコ:もう一度だけスペリオルチャレンジしよう。
ロコロコ:能力訓練!
ロコロコ:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 8[2,2,8]+3 → 11
ロコロコ:うーんダメ!
ロコロコ:シーン一回だった。まあ失敗だけど。
羽石夏澄:安定のボディアーマーをとろう
羽石夏澄:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 10[2,4,7,10]+3[3] → 13 → 成功
羽石夏澄:安定。
夏川ミナ:成功してる!
羽石夏澄:装備っ
夏川ミナ:どうしようかな。ボディアーマーを狙ってみよう。
夏川ミナ:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 5[2,5]+1 → 6 → 失敗
夏川ミナ:全然駄目!
ロコロコ:ロイスはミナちゃんに取るか羽石さんに取るか……
ロコロコ:ミナちゃんだな、ここは。羽石さんはもう少し後!
夏川ミナ:わあい!
ロコロコ:同級生/P:慈愛○/N:不安/ロイス これで行こう
ロコロコ:いや、まてよ
ロコロコ:そこそこSSじゃない同級生/夏川ミナ/P:慈愛○/N:不安/ロイス アイデンティティを保つのを忘れていた
ロコロコ:こっちで
GM:では、問題なければ次にいきましょう。
ロコロコ:OK!
■Middle/06
GM:次のシーン!
GM:引き続き情報収集シーンだよ。
GM:シーンプレイヤーはロコくんにしようかな。
ロコロコ:OK!
GM:情報収集をしたい人は登場するとよいでしょう。
ロコロコ:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 2[2]+72 → 74
ロコロコ:グッド
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+5(1D10-1->6-1)した (侵蝕率:84->89)
夏川ミナ:私はAランクだけど、もちろん出ます。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:73->76)
羽石夏澄:1d10+77-1
DoubleCross : (1D10+77-1) → 3[3]+77-1 → 79
羽石夏澄:調子いい!
GM:では、残る項目は4つだ。好きに調べたりセクハラしたりするとよいでしょう。
滝瑞果:セクハラしていいんですかーっ!?
滝瑞果:やったー!
夏川ミナ:最狂死刑囚が!
GM:紙面に掲載できる範囲でね!
ロコロコ:特に理由はありませんが、オーヴァード連続襲撃事件の目的を少し知りたい気持ちです
滝瑞果:クエスチョンの謎と潜伏先についてをやりたいです
夏川ミナ:私はUGNしか役に立てないので、髑髏さんについていこうかな。
羽石夏澄:ではエニグマさんについて
夏川ミナ:ハッキングクラブの女子も襲われてたし・・・
ロコロコ:オラ~ッ!
ロコロコ:能力訓練社会!出番だ!
ロコロコ:5dx+6
DoubleCross : (5R10+6[10]) → 7[2,3,3,5,7]+6 → 13
夏川ミナ:安定して強い!
ロコロコ:ギリギリ成功!
GM:ちょうど!やる!
夏川ミナ:髑髏の怪物についてをUGNで。コネを使ってダイスを+2して、
夏川ミナ:4dx+1=>7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 10[2,5,5,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
GM:高い!
夏川ミナ:私はAランクの風紀委員なので、これくらいは楽勝です。
滝瑞果:潜伏先を意志で判定。
滝瑞果:7dx+3>=11
DoubleCross : (7R10+3[10]>=11) → 10[2,3,4,6,9,9,10]+1[1]+3 → 14 → 成功
羽石夏澄:“エニグマ”大和猛流についてをアカデミアで。コネ使用。
羽石夏澄:6dx+1>=7
DoubleCross : (6R10+1[10]>=7) → 9[1,1,2,5,8,9]+1 → 10 → 成功
GM:みんな情報戦に強いな!
GM:では、あえて難易度の低いものから公開していこうかな。
ロコロコ:GOGO!
・髑髏の怪物について
オーヴァード連続襲撃事件の犯人。オーヴァードに対して複雑な感情を抱いているようだ。髑髏の形をした仮面を付けており、肉体を変貌させ自身の骨によって相手を攻撃する。また擬態能力や自爆能力なども仕込まれている。
GM:以上です。
夏川ミナ:自爆するの!?
羽石夏澄:自爆…やばい
GM:するかもしれないし、しないかもしれない。
ロコロコ:自爆強そう
GM:次!
・“エニグマ”大和猛流について
元天才倶楽部部長。ノイマンのSランクスペシャリスト。あらゆる方面に才能を発揮する天才だったが、少し前にあったクラウン事件の被害者になり重傷を負って引退。それ以来、寮室にこもり思索にふけることが多くなった。趣味はドローン製作。
ロコロコ:ああ!
ロコロコ:あの!
羽石夏澄:あの時の!
GM:これによりクラウン事件を記録したビデオテープが手に入る。特に意味は無いが再生して見ることが可能だ。
滝瑞果:そうか……
滝瑞果:君も私と同じ、革命シリーズの事件の被害者だったんだね
GM:君は被害者……いや、被害者か。
夏川ミナ:く、クラウン事件だとお!
ロコロコ:なるほdふぉなあ
GM:では、次!
・クエスチョンの謎と潜伏先について
襲撃事件の現場に残されていた椅子は「人間」を意味する謎であり、放送をジャックした際にクエスチョンが出した謎の答えは「昼と夜」。どちらもエジプトの伝説にあるスフィンクスが出した謎である。
アカデミアの郊外にはピラミッド群が存在し、そこには当然ながらスフィンクス像がある。クエスチョンはそこに潜伏している可能性が高い。
GM:以上です。
ロコロコ:なるほどー!あそこか!
羽石夏澄:出題者!
滝瑞果:なんで学園にピラミッドがあるんですかね・・・
夏川ミナ:しかも「群」
GM:次!
・オーヴァード連続襲撃事件の目的について
クエスチョンは襲撃事件の際に盗んだ飛行船によってアカデミアの上空に自動ハッキング装置を敷設。電力が復旧するタイミングでハイパー支援マシーンによって増幅したハッキング装置を起動することにより、アカデミア中の電力とコンピューターを全て乗っ取るつもりである。
同時に、事前に仕掛けた爆弾によって水辺の堤防を破壊。洪水を起こして学園都市を荒廃させ、電力と情報網を掌握した自らが荒廃したアカデミアの支配者となる計画である。
ロコロコ:用意周到?!
羽石夏澄:電力の復旧…ヤバい
夏川ミナ:アカデミアが、マッドマックスの世界みたいになっちゃう
滝瑞果:なんだって……!
滝瑞果:堤防付近は私達が入念なチェックを行ったはず
滝瑞果:爆弾を仕掛けられる者なんているはずがない……!
夏川ミナ:そ、そうだぜ!それこそチェックを行った本人くらいしか・・・!
滝瑞果:はっ!?
GM:そう、堤防に爆弾を仕掛けられたものは滝さんか大和くらいしかいるはずがないのだ!
滝瑞果:あ、あたしは違うぜ!無実なんだぜ!
滝瑞果:信じてくれぇーっ!!
羽石夏澄:では大和さんはどうだ!
ロコロコ:大和さんと滝さんなら……うーん……
滝瑞果:まさか大和部長がそんなことをするはずがない……
夏川ミナ:うーん・・・
滝瑞果:すると……私……?
羽石夏澄:そ…そんな
羽石夏澄:滝先輩がハテナ仮面だったなんて
夏川ミナ:これがリバースハンドアウトというやつですか
ロコロコ:そういえばクイズの答えもなんか知ってたし、出題者の事も知ってた・……
GM:驚愕の事実……
滝瑞果:まあロールを始めましょうw
ロコロコ:じゃあそろそろ進めますか!
GM:あ、ちなみにデータ的に言えば堕落の仮面の効果によって取得した「Eロイス:虚実崩壊」が発動することになります。
ロコロコ:オッスオッス!
羽石夏澄:ひゃー
GM:電力の乗っ取りを防ぐためにはアカデミア上空の飛行船にあるハッキング装置を破壊し、また洪水を防ぐためにはアカデミアのどこかに潜伏しているクエスチョンの持つ爆破装置を止める必要がある。
GM:と、だいたいそんなところですね。
ロコロコ:わかった!
GM:さあ、ロールを進めましょう。
ロコロコ:目的を調べたのは私だし、それを聞いて滝先輩のところにすっ飛んでいこう。
ロコロコ:ノイマンだし、多分場所もわかる
滝瑞果:「……」特に情報収集に動く様子はない。
滝瑞果:ソファに座って、脚を組んで沈思黙考している。
ロコロコ:では、そこで部屋に戻ってくる。レイコートを着るのも忘れてびしょびしょだ。
滝瑞果:「……よう、ロコロコ」
ロコロコ:「よかった、やっぱりここにいた。滝先輩、すぐに生徒会に連絡してもらえるかい。今電力を復帰させるのはまずい。」
滝瑞果:羽石さんのブラジャーを口に当てて呼吸している。
滝瑞果:「何か分かったみたいだね」
ロコロコ:「部活を襲っていた理由がわかったよ。それと、もう一つ気になる噂も。」
羽石夏澄:そこで私も戻って来よう。
夏川ミナ:同じく、夏澄さんと一緒に部屋に戻ってきます。
羽石夏澄:「滝先輩、言われてた天才倶楽部の元部長について調べてきま……」
滝瑞果:「やあ、夏澄ちゃん」
滝瑞果:爽やかな笑顔で出迎えます。
夏川ミナ:「あっ、下着。」
羽石夏澄:「……って私の!!下着!!なにして!!うあああああ!」
ロコロコ:「ごめんね羽石君、来た時には手遅れだったよ。」
羽石夏澄:顔を真っ赤にして手を伸ばす
羽石夏澄:「うっ、うわああああん!みられっ、あうあああ!!」
滝瑞果:「ハハハハ!いいぞ!その恥じらいの表情が見たかった!」悪役のように笑う!
羽石夏澄:その場に崩れ落ちて床を掻いている
夏川ミナ:「女性らしい、可愛らしい下着だと思います。」
羽石夏澄:「い、言わないでくださあい…!」
夏川ミナ:胸元をこっそり広げて自分のものと比較する。
滝瑞果:と同時に、会長に連絡を入れている。
滝瑞果:「電力供給については伝えておくから、同時でいい」
滝瑞果:「ロコロコ、分かったことを教えて」
ロコロコ:「堤防の近くを通った生徒が、たまたま不審なものを見つけてね。詳しく調べてはいないけど、どうやら爆薬の類らしいよ。」
滝瑞果:「……堤防?」
滝瑞果:「すーっ、はーっ……確かなんだな?」
ロコロコ:「うん。確か。後それしまって。」
滝瑞果:「うむ」自分のポケットに仕舞う。
羽石夏澄:「さらっと盗まないで下さい!」
滝瑞果:「はい……」観念して返す。
羽石夏澄:「ふう…それでいいんですよ……」
夏川ミナ:「可愛らしい下着だと思います。」
滝瑞果:「……そう、復旧を遅らせてほしいんだ。事情は今聞いてる――」スケベも交えた並行作業だ!
滝瑞果:電話を一旦離す。「で」
滝瑞果:「それが電力の話とどう繋がってくんの?」
夏川ミナ:「そうですね。電力……ひいては光源……が復旧した方が爆弾解除はやりやすいはずです」
ロコロコ:「クエスチョンは今、盗んだ飛行船で上空で待機してる。支援マシーンでハッキング装置を強化して、電力とコンピューター制御を奪うために。」
滝瑞果:「支援マシーンとハッキング装置……」
滝瑞果:「……なーるほどね。機械相手なら支援のリスクも関係ないわけか。ここまでの襲撃で流れは整ってたわけだな」
羽石夏澄:「電力とコンピュータ制御…?それ、奪われたら… …ええっと?」
ロコロコ:「堤防の破壊と制御系の奪還が同時に行われたら、大変だね。アカデミアが彼らの思うがまま、って可能性もある。」
夏川ミナ:「思うがまま。つまり、弱肉強食・適者生存の世界になりますか。」
ロコロコ:「かもしれない。僕からはこれくらいだね。皆はどうだい。これを防げそうな情報はあったかな。」
羽石夏澄:「わわ…支配下に…」
滝瑞果:「……思い切ったことを考えたな」
滝瑞果:「……やるじゃないか」
羽石夏澄:「防げそうな情報…ってわけじゃないですけど」
羽石夏澄:「天才倶楽部元部長の大和さんについてですね」
滝瑞果:「……堤防に爆弾が仕掛けられてたんだって。夏澄ちゃん、どう思う?」
滝瑞果:四つん這いで羽石さんのスカートの下に潜り込もうとしつつ。
羽石夏澄:「…堤防って、滝先輩が大和さんと一緒に見て回ったんですよね?」スカートを押さえつつ
滝瑞果:「ここ一週間のうちにアカデミア中の堤防をチェックしたのは、あたしと、猛流くんだけだ」
夏川ミナ:むぎゅっと滝さんを踏みつけておきます。
滝瑞果:「ぐへぇ」ヒキガエルのように潰れる。
夏川ミナ:「真面目にしていればかっこいいのですが、真面目モードが持続しませんね」
羽石夏澄:「あの、大和さんについて、一つ気になることがあるんです」
羽石夏澄:「…あのクラウン事件のときに重傷を負ったと。…それだけなら私も気にしなかったんですが…」
羽石夏澄:「負傷した箇所が問題です。」
羽石夏澄:「…クエスチョン。彼は脚を…引きずっていたんです」
ロコロコ:「なるほど、爆弾を仕掛けられるのは滝先輩と大和先輩だけか。」
羽石夏澄:「この、ビデオにも…」そっとビデオテープを机に置く。
羽石夏澄:クラウン事件のビデオテープだ。
滝瑞果:「……見せてくれる?」羽石さんのスカートを覗き込もうとしつつ。
滝瑞果:「あたし、獄中にいた間の事件についてはよく知らないんだ」
羽石夏澄:「はい。スカートの中でなくてビデオを。」
羽石夏澄:「特製ポータブルビデオプレイヤーを借りて来ました」
滝瑞果:「うん。スカートの中でなくビデオをね……あくまでね……ウヘヘ」
夏川ミナ:ぐりぐりと滝さんを踏みつけています。 「本当にわかっていますか。ビデオの方ですよ、瑞果さん」
夏川ミナ:「夏澄さんの下着ではなく」
ロコロコ:「はっはっは、ミナ君、逆効果だよたぶん。」
滝瑞果:「あっアア!もっと!」
夏川ミナ:「あっ、本当だ。」
滝瑞果:「この小さな足がたまらない……!」
羽石夏澄:「…いいですか。再生しますよ」
滝瑞果:「あ、はい」
ロコロコ:「ま、滝先輩は置いておいて。しっかり見ておかないとね。」
羽石夏澄:ポチッ
GM:不鮮明な記録映像に映っているのは賭博場のようだ。
GM:仮面を付けた身なりのいい生徒たちと、ピエロのような姿のオーヴァード。そして、大和猛流がいる。
GM:“クラウン”「皆様、もっとゲームを樂しんでください!退屈な学園生活に鬱憤を晴らすまたとない機会です!これこそが至上のエンターテイメント!こんなに安全でスリリングなゲームは他にありません!さあ、もっと賭けて!」
GM:「ヤッター!」「ワー!スゴーイ!」「もっと賭けるぞー!」「早く流血が見たい!」
GM:学生たちもどんどんヒートアップしていく!
GM:幸泉光希「(この人がいなくなれば……!)」周りの狂った熱気に浮かされて、いつしか自分も声が出る。「この人さえいなくなれば……!」
GM:やがて、殺人パズルゲームはクライマックスに近付いていく。
ロコロコ:「……」難しい問いに挑むような顔をして、それを見ている
GM:大型モニターに映っているのは頭上から落下する巨大パズルピースを見上げる天才倶楽部部長、大和猛流の姿だ。
GM:逃げ場は既にどこにもない。
GM:ゲームの熱狂に合わせて違法アカデミア紙幣が飛び交い、歓声や罵声が上がる
夏川ミナ:「風紀委員会にもこの事件の記録は残っています。が、ここまで詳細なものははじめてですね。」 淡々と映像を追う。
GM:天才倶楽部部長『バカな……この俺に解けない問題など……!』いよいよ天才倶楽部の部長の最後が近い。
GM:幸泉光希「そうよ、あなたはそこでおしまいなの!」もうためらいなく声が出るようになっていた。
羽石夏澄:じっと映像を見ている。
GM:巨大パズルピースが重々しい音とともに落下し、その下から血液が流れ出した。
滝瑞果:「おいおい……」冷や汗を流す。
GM:巨大なパズルピースの隙間からは少年のねじ曲がった片脚が覗いている。
GM:テープに記録されている映像はそこまでだ。
滝瑞果:「酷すぎるだろ」
ロコロコ:「気が合うね、滝先輩。僕もそう思うよ。」
ロコロコ:いつも通りの表情に戻っている。
羽石夏澄:「………こんな一方的な……」
滝瑞果:「バカなことやってやがる……学生らしいな」
夏川ミナ:「幸い、この部長は一命を取り留めたと聞いていますが」
夏川ミナ:「成程。これは助かったのが不思議なくらいですね。」
羽石夏澄:「…この事件は終わりました。でも…」
羽石夏澄:「彼は…部長は今も…」
羽石夏澄:「失った脚は戻らない…そして」
羽石夏澄:「もしかしたら………」
羽石夏澄:滝先輩を見る。
滝瑞果:「……。クエスチョンが」
夏川ミナ:「どう思われますか。瑞果さん。」
滝瑞果:「あいつなりに楽しんでるならいいのさ」
滝瑞果:「だけど、どっちにしろ止めなきゃいけない。場所は分かってるでしょ?」
GM:では、そこで。
雲雀宏一:「滝くん、さっき電話でした話は本当かい!?」コロッケを持った雲雀宏一が慌てた様子でやってくる。
夏川ミナ:「あ、コロッケ。」
滝瑞果:「あ、会長だ」
雲雀宏一:「僕もちょうどここに向かっている途中だったから直接キミに話を聞いた方が早いと思ってね」
羽石夏澄:「良いにおいが」
夏川ミナ:そちらを見ます。くうとお腹が鳴る。
ロコロコ:「かわいい音だ。」
滝瑞果:会長の手からコロッケを強奪し
滝瑞果:ミナちゃんの口に押し込みます。「確かに、今情報が集まってきたところです」
夏川ミナ:「はふ、おいひい……もぐ」
雲雀宏一:「エリスくんを使い走りにやらせて手に入れたコロッケのことなんて今はどうでもいいんだよ!」
滝瑞果:「エリス今そんなことやらされてんの!?」
雲雀宏一:「しかし、マズイな。今、山縣くんを発電所の復旧に向かわせている。山縣くんは僕と違って真面目だから今頃着々と作業を進めているはずだ」
ロコロコ:「なんとまあ」
滝瑞果:「連絡はつかないんですか?」
雲雀宏一:「そうだ!その手があった!」
GM:雲雀宏一は懐から携帯電話を取り出す!
雲雀宏一:「今すぐ電力を復旧させるのを止めろ!この色ボケ尽力馬鹿!!」雲雀宏一が携帯電話に向かって叫ぶ!
滝瑞果:「こいつひどくない?」他3人に問う。
ロコロコ:「ひどい」
夏川ミナ:「山縣亜鷺は優秀な人材だと聞いていますが、酷い言われようですね」
雲雀宏一:「駄目だ、繋がらない……!」
滝瑞果:「まーそうでしょうね」
滝瑞果:「敵が大規模干渉可能なブラックドッグなら」
滝瑞果:「発電所への通信電波は最初に妨害するのが普通だ」
雲雀宏一:「発電所の辺りは電波が通じてないのか、それとも妨害されているのか。何にせよ山縣くんに聞かれなくてよかった……」
滝瑞果:「他が通じても、多分そこだけ駄目なんでしょうね」
ロコロコ:「仕方ない。じゃあ行こうか。」レインコートを着込む
羽石夏澄:「直接行くしかありませんか…」
雲雀宏一:「こうなったら僕が直接行って押し倒してでも止めてやる!!」
羽石夏澄:「押し倒すのはやめましょう?!」
滝瑞果:「やめろ!」
滝瑞果:「いくら会長でも許さないぞ!」掴みかかる!
雲雀宏一:「うわっ!?何をする!」
滝瑞果:「亜鷺ちゃんはあたしの天使なんだーッ!」
羽石夏澄:「って争っている場合じゃないですよ!」
雲雀宏一:「滝くんの分際で!ダメだ、力ではオーヴァードには敵わない!」
滝瑞果:「あっ……」押し倒した拍子にいけないことに!
滝瑞果:「この感触は……!?」
雲雀宏一:「滝くん、そんなところは……」頬を赤らめる。
滝瑞果:「バカ……会長ったら……」
雲雀宏一:「滝くん……」
滝瑞果:「会長……」
羽石夏澄:「……」
夏川ミナ:「ロコロコさん、夏澄さん。このお二人は本当に生徒会なのでしょうか?」
羽石夏澄:「…そのはず…なんですけど…」
羽石夏澄:セットで呼ばれたのでちょっと顔が赤い
ロコロコ:「再選挙も考慮してほしいね。ま、とにかく」
ロコロコ:「あの優秀な副会長より、早く終わらせなきゃいけない。急がなきゃいけないのは確かだ」
羽石夏澄:「自信がなくなって来ました。生徒会。」
ロコロコ:と言って滝先輩を引きずっていきたいぞ
夏川ミナ:会長を押し倒した瑞果さん。そのすらりと伸びた脚を無感情に眺めている。
滝瑞果:「じゃあ行ってまいります、会長」引きずられながら敬礼します。
夏川ミナ:ずりずり引きずられていく瑞果さんを目で追う。
羽石夏澄:では二人についていこう。
雲雀宏一:「なぜ辱めを受けた上にボロクソ言われなければいけないのだろう」
夏川ミナ:「では行ってまいります。私はAランクで、風紀委員です。」
夏川ミナ:てくてく後を追います。
ロコロコ:「重い……SSランクの僕を手伝ってくれないか、ミナ君。」
雲雀宏一:「ああ、待ちたまえ、キミたち」
羽石夏澄:「なんでしょうか」振り返る。
夏川ミナ:「む。」
雲雀宏一:「行く前に持って行ってほしいものがある。飛行船に乗り込むのならそれ相応の手段は要るだろう?」
ロコロコ:「あるとうれしいですね、とても。」
雲雀宏一:「ついてきたまえ。とっておきが用意してある」
夏川ミナ:ロコロコさんに密着して、瑞果さんをいっしょにずりずり引きずっていきます。
滝瑞果:「面白そうだ」引きずられながら後に続く。らくちん!
羽石夏澄:「あ……」密着してるミナの方を見る
ロコロコ:「心配だな……あとミナ君、もう少し離れてくれるとよりいいかな。」
羽石夏澄:「……むう」
ロコロコ:「いや、今が悪いわけではないんだけどね。色々とね。」
GM:では、シーン終了!
GM:アイテムの購入とロイスの取得が可能だ。
羽石夏澄:ブルーゲイル狙ってみましょう
羽石夏澄:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 5[1,4,4,5] → 5 → 失敗
羽石夏澄:ぜんぜんだめ
滝瑞果:照準器を買います。
滝瑞果:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 8[2,3,7,8] → 8 → 失敗
滝瑞果:うむ。
ロコロコ:ここに至ってはスペリオルの効果も期待できぬ。滝さんのために標準器を狙ってみよう。
ロコロコ:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 9[1,6,9]+2 → 11
ロコロコ:うーんダメ。
ロコロコ:以上!ロイスはなし!
夏川ミナ:ならば私が照準器を狙います。コロッケの!お礼!
夏川ミナ:2dx+1=>15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 9[8,9]+1 → 10 → 失敗
夏川ミナ:ダメ!
夏川ミナ:感情変更は無しで、以上です。
GM:では、改めてシーン終了です。
■Middle/07
GM:次シーンは全員登場!シーンプレイヤーは滝さんだ!
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+4(1D10-1->5-1)した (侵蝕率:89->93)
羽石夏澄:79+1d10-1
DoubleCross : (79+1D10-1) → 79+8[8]-1 → 86
ロコロコ:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 6[6]+74 → 80
ロコロコ:ナルベク!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:76->82)
GM:生徒会室倉庫。
雲雀宏一:「さあ、ここだ」
滝瑞果:「こっ……これは!?」
GM:雲雀宏一がガラガラと扉を開く。
滝瑞果:「あ、まだ開いてなかった」
雲雀宏一:「でも、もう開けた」
滝瑞果:「そして、私は見る」
GM:埃っぽい倉庫の中にあったのは……!
GM:巨大な気球だ。
羽石夏澄:「わああ」
滝瑞果:「気球だ~」
羽石夏澄:「すごい…」
ロコロコ:「気球だね。」変なペイントとかされてないかな
GM:しかも生徒会長雲雀宏一の顔が風船部分にプリントされている。
ロコロコ:されてた
羽石夏澄:「けど……」
羽石夏澄:「……うん」
滝瑞果:「会長……あたしとのハネムーンのためにこんなものまで……瑞果、とっても嬉しい……♡」
滝瑞果:会長に寄りかかります。
夏川ミナ:「……」 瑞果さんにじとーっと視線をやります。
ロコロコ:「この無駄な予算のかけ方は間違いなく生徒会だね。」
雲雀宏一:「何かで使う機会があるかと思って生徒会の予算で作ったんだけど、これがもうビックリするくらい役に立たなくてね」
滝瑞果:「そぉーだよコンチクショォォォ!!!」激昂!会長を突き飛ばします!
雲雀宏一:「ウワーッ!?」
滝瑞果:「テメェーこの予算どっから出たんだよ、用途は何で出したんだよ!!?」
滝瑞果:「あたしがいない間に好き勝手やりやがって!」
滝瑞果:「ピラミッドまで建てて!」
雲雀宏一:「急に生徒会らしくなるな、キミ!」
羽石夏澄:「ええー…と」
滝瑞果:「はぁ、はぁ……あまりあたしを美少女以外で興奮させないでもらいたい!」
夏川ミナ:ぽんぽんと滝さんの背中を撫でている。
ロコロコ:「そういえば会計だったっけ、滝先輩。」
羽石夏澄:「そうだったんですね…」
雲雀宏一:「役立たずだったこいつが役に立つ時が来たんだからいいじゃないか」
羽石夏澄:「とにかく今は予算が無駄にならないようこれを役に立てましょう」
夏川ミナ:「そうですね。見た目や予算に関しては後ほど追及するとして、これは使えそうです。」
滝瑞果:「そうだね……まあ、今は事件解決が先だ」
雲雀宏一:「幸いにもこいつは〈運転:気球〉以外にも〈RC〉でも動かせるようになっている」
雲雀宏一:「キミたちでも十分操縦できるはずだ」
羽石夏澄:「あっ、レネゲイドコントロールなら私がやります!」
羽石夏澄:「がんばる!」
ロコロコ:「一度きりの活躍になるかもね」空を見て
雲雀宏一:「それから今後の方針についてなんだが」
雲雀宏一:「飛行船、スフィンクスを順に攻略してもいいんだがそれでは間に合わないのではないかと僕は考えている」
夏川ミナ:「ふむ。同意見です、が。そうなると……」
羽石夏澄:「ってことは…手分け…?」
滝瑞果:「戦力分散か」
滝瑞果:「悪手だけれど、それしか手はないかな……」
雲雀宏一:「そう、やるのであれば二面作戦がいいんじゃないかな」
羽石夏澄:「そっか…じゃあ気球運転したらクエスチョンやっちゃえないのか…」
滝瑞果:「ああ、スフィンクスは――敵の居場所は、ピラミッドだよ」ここでさっきの情報を共有しましょう。
滝瑞果:「クエスチョンは自分の頭脳によっぽど自信があるんだろうね。自分をスフィンクスになぞらえてる節がある。だろ?」
雲雀宏一:「それで僕がクエスチョンならば計画の要であるハッキング装置の方に戦力を集中するだろうね。こちらも火力の高いメンバーを向かわせた方がいいんじゃないかな」
夏川ミナ:「むう。火力ですか。」
羽石夏澄:「……なるほど。クエスチョンの方が手薄…」
羽石夏澄:「戦力が集中しているなら、…それは私の出番ですね」
雲雀宏一:「ああ。クエスチョンの方は仕掛けを解くだけであれば優秀なオーヴァードならもしかすると1人でもいけるかもしれないが……」
ロコロコ:「生徒会長。急に会長らしくなりましたね。」
夏川ミナ:「もう一つ気になる事があります。部活を襲撃していた髑髏の怪人について」
夏川ミナ:「あれも共犯者であれば、もう片方で待ち受けている可能性がありますね。」
滝瑞果:「……あっちは今のとこ、さらに正体不明だけど」
滝瑞果:「何か分かった?ミナちゃん」
ロコロコ:「……」
夏川ミナ:「いえ。分かったのは戦闘能力に関するものが大半でした。あとは、そう」
夏川ミナ:「オーヴァードに対して、好意とも劣等感とも取れる不思議な感情を抱いているらしい……被害者の方々の証言から、そう読み取れる程度です。」
夏川ミナ:「正体は依然不明のままです。申し訳ありません」
夏川ミナ:頭をぺこりと下げる。
ロコロコ:「……謝ることじゃないよ。ミナ君ががんばってるのは知ってるしね。」
滝瑞果:「……………………」沈黙したまま、ロコを見ていたが
滝瑞果:「おい」
ロコロコ:「……なんだい、滝先輩。」
滝瑞果:「……お前。ふざけてんのか……」
夏川ミナ:「瑞果さん?」
羽石夏澄:「滝先輩…?」
滝瑞果:「今初めて知ったぞ……犯人に心当たりでもあんのか?重要なことだろうが……!」
滝瑞果:胸倉を掴む。
滝瑞果:「――言えよ。ロコロコ」
ロコロコ:「うわあ」
滝瑞果:「そいつは……女なのか!?」
夏川ミナ:「そうなのですか?ロコロコさん」
夏川ミナ:「何か心当たりが?」
ロコロコ:「……出来れば二人きりの時に聞いてほしかったかな……」
雲雀宏一:「女かどうかはあまり関係ないんじゃないかな、滝くん?」
滝瑞果:「重要だろうが……」
滝瑞果:「あたしたちは……仲間だろうがッ!!」
滝瑞果:「言え!!女なんだな!?」
ロコロコ:「……女の子じゃないかな……。女の子のような気がする。SSランクの勘が……」
ロコロコ:ふざけている様な口ぶりだが、声や表情はこわばっているぞ。
滝瑞果:「美少女だろうな!?」問い詰める!顔が近い!
滝瑞果:「いや美少女だ……間違いない。今そう決めた」
ロコロコ:「顔が近い」
羽石夏澄:「顔が近いですよ滝先輩!」
羽石夏澄:「いい加減…離れて…!」
ロコロコ:「美少女でいいので、SSランクの僕を放してくれるとうれしい」
夏川ミナ:滝先輩を後ろからはがいじめにして、ぐいっと引きはがします。
滝瑞果:「ギャア」
ロコロコ:「ふう、苦しかった。」
羽石夏澄:「大丈夫ですかロコさん!」
ロコロコ:「大丈夫だよ羽石君。肉体的には。」
滝瑞果:「……つまり、クエスチョンは残念ながら野郎で確定だが」
滝瑞果:「髑髏は……シュレーディンガー的量子確率で」
滝瑞果:「女……それも美少女である可能性が高い」
滝瑞果:ミナに羽交い締めにされながら、極めて天才的な推測を呟く。
滝瑞果:「道理でハッキング女子にエロいことを試みなかったわけだ……繋がった」
雲雀宏一:「繋がってるかなぁ」
夏川ミナ:「むう。」 計算する瑞果さんを複雑な目で見る。
雲雀宏一:「敵が女の子だったら何か問題があるのかい、滝くん?」
滝瑞果:「問題?」
滝瑞果:「その逆ですよ……ヘヘ……美少女……犯罪……合法的お仕置き行為……」
滝瑞果:「フィーヒヒヒ!」
羽石夏澄:「もう……滝先輩、後で顔貸して下さいね」
羽石夏澄:「流石にやっちゃいたくなって来ました」
滝瑞果:「ええっ、貸す貸す!ヤッてください!」条件反射なので意味を考えられていない。
ロコロコ:「……困ったなあ。」
雲雀宏一:「滝くんのモチベーションはこれでいいのかなぁ。まあ、あとで羽石くんに任せるとしよう」
羽石夏澄:「言いましたね。楽しみにしてますから」にっこり
羽石夏澄:目は笑っていない
滝瑞果:「あたしも楽しみ~~」
夏川ミナ:「……むう。瑞果さん、わかっていますか。まったく。」
雲雀宏一:「それじゃあどちらに向かうかはキミたちに任せるとしよう。戦闘になることも予想されるから気を付けて行くといい」
ロコロコ:「……さて、滝先輩も納得してくれたみたいだし。動くとしようか。皆が良ければ、僕はピラミッドに行こうと思う。」
ロコロコ:「強力なオーヴァードと言えば、SSランクの僕だろうからね。皆は飛行船を頼むよ。」
羽石夏澄:「戦闘なら私に任せて下さい。特に多人数戦が予測されるのであれば」
羽石夏澄:「本当はクエスチョンをやっちゃいたい気持ちもあるんですが……適材適所、ですよね」
夏川ミナ:「ロコロコさん単独で大丈夫でしょうか?必要であれば、私が護衛につきますが」
ロコロコ:「はっはっは!心配いらないよ。ほら、SSランクだし、とっても強い。へっちゃらさ。」
羽石夏澄:「そう。ロコさんは…強いんです」
羽石夏澄:「だから、大丈夫です」
夏川ミナ:「了解しました。へっちゃらであれば、お任せいたします。」
滝瑞果:「じゃ、気球の起動準備だけやっちゃっといてよ。あたし、トイレ行ってくるわ」
羽石夏澄:「了解です。動かし方も見ておきましょう」
夏川ミナ:「……ロコロコさん」
夏川ミナ:「無理はしないでください。なにかあれば、夏澄さんが悲しみますので。」
雲雀宏一:「ああ。任せてくれたまえ。僕は生徒会の仕事の中でも気球を膨らますのだけは得意だからね」
ロコロコ:「大丈夫、無理なんてない。それがSSランクってことだよ、ミナ君。」
ロコロコ:「それじゃあ行ってくるよ。髑髏仮面がいたら、よろしく言っておいてくれ。」と言って、倉庫から去ります。
夏川ミナ:こくんと頷いてロコロコさんの背中に手を振ります。
羽石夏澄:その後ろ姿をじっと見つめています。
滝瑞果:では、2人の視線から離れ、倉庫の扉を出た辺りで
滝瑞果:「……ロコロコ」声をかけます。
滝瑞果:扉の横の壁に寄りかかっている。
ロコロコ:「トイレが満員だったの?滝先輩。」
滝瑞果:「そうそう、台風なのにね。おかしなこともあるもんだ」
滝瑞果:「……」
滝瑞果:「お前、一人でやろうとしただろ」笑う。
ロコロコ:「……かもしれないね、滝先輩の予想が当たってれば、そういうことになる。」
滝瑞果:「誰にも事情を知られずに、一人で解決して、何もなかったことにする……ってのは」
滝瑞果:「上手く行けば、一番いいやり方なんだけどね」
滝瑞果:「でもお前、もったいないぜ。そーいうのは」
ロコロコ:「そうだね。いつもそうできたらと思ってるよ。」
ロコロコ:「いや、違うな。そうできたらと思い始めたよ。いつからかね。」
滝瑞果:「SSランクだから……」
滝瑞果:「一人でもやりたいってことか?」
ロコロコ:「そうできたらいいと思ってる。」
滝瑞果:「まあね。実際、今回の事件はそうできるかもしれないな。あたしも確証があるわけじゃない」
滝瑞果:「でも今は、たまたま事情が一致して、一緒に行動してる仲間が3人いるんだ」
滝瑞果:「……もし真実が明らかになった時、味方にいてくれる奴が多いほうがいいでしょ」
ロコロコ:「滝先輩って、本当に。真面目な時はかっこいいよね。」
ロコロコ:「だから不思議な人望があるのかもね、あんなに滅茶苦茶でも。」
滝瑞果:「フフ……ようやく気づいたか」
ロコロコ:「SSランクだからね。何時かは気づくさ。」
滝瑞果:「頼りにしてるぜ。その分頼られなきゃ気持ち悪いからさ」
ロコロコ:「……髑髏仮面の正体は、とわ君だと思う。宇賀神とわ君。いつも僕に勝負を挑んできてね。楽しい日々を過ごさせてもらった。」
滝瑞果:「SSランクのロコロコに勝負ね……」
滝瑞果:「ふふ。無謀なやつだな」
ロコロコ:「そう、本当にいつもだ。SSランクの僕にね。言い方を変えれば、この学園に来て、彼女と過ごした時間が一番長いかもしれない。」
滝瑞果:「そんな……あたしよりも!?」
滝瑞果:「ロコロコくん……信じてたのにバカ……!」
ロコロコ:「牢獄にいたからね、滝先輩。」
滝瑞果:「そうだったぜ」
ロコロコ:「まあ、でも、僕は気づけなかったんだ。彼女がとても追い詰められてることに。そういう訳で、僕は彼女にとても負い目を感じている。」
滝瑞果:「追いつめられすぎた人間は、仮面の力に手を出してしまう……か」
滝瑞果:「あたしら生徒会がどう頑張っても、そういう歪みをゼロにはできないんだ。参っちゃうよな」
ロコロコ:「レネゲイドはとても強い力だ。僕のは特に。それでも、当然できないことははある。」
ロコロコ:「それでも……今回の事には、気付くべきだったと思う。」
滝瑞果:「……」
滝瑞果:「……助けてやりたいかい?」
ロコロコ:「勿論。目を覚まさせてやりたい。罰を受けさせたくない。僕の我儘だ。」
滝瑞果:「その子は、助けてもらうことを望まないかもしれない」
滝瑞果:「……何度も挑戦してきた、ロコロコに最後まで敵わなかったって」
滝瑞果:「認めることになっちゃうからね」
ロコロコ:「そうかな、そうかもしれない。」
ロコロコ:「そうだとしたら、悪いね。今回までは負けてもらう。」
滝瑞果:「…………へへへ、そこまで情けはかけないか」
ロコロコ:「うん。そしてまた立ち上がってもらうよ。なに、400も401も、大差ないさ。」
滝瑞果:「事情は分かった。力になってやるよ、ロコロコ」
滝瑞果:「他の役員はどう言うか分かんないけど、まあ……あたしは、こんなだからさ」
ロコロコ:「ありがとう、心強い味方ができた。」
ロコロコ:「SSランクが味方に付くより、心強いかもしれない。」
滝瑞果:「……ふ」口元で笑って、歩き出す。
滝瑞果:「ああ、もう一つ質問がある」背を向けたまま声をかける。
ロコロコ:「……なんだい?」
滝瑞果:「その子……」
滝瑞果:「美少女なの?」
ロコロコ:「超美少女」
滝瑞果:「いいね」
滝瑞果:「……超ジャスティスじゃん」
ロコロコ:「しかもスパッツだ。」
滝瑞果:笑って、倉庫の中に戻りましょう。
ロコロコ:こちらもピラミッドへ向かおう
夏川ミナ:「……。」 二人が戻ったところを見計らって、そっと扉の影から出てきます。
夏川ミナ:《ウサギの耳》。軽く1kmは離れた場所の音も聞き取れる、チルドレン時代に仕込まれた技能の一つ。数10mの距離など距離としてカウントしない。
夏川ミナ:「“力になってやるよ、ロコロコ”。」
夏川ミナ:「“彼女と過ごした時間が一番長い”。」
夏川ミナ:ひとりで呟いた後、頬を膨らませる。
夏川ミナ:「……ずるい。」
夏川ミナ:「瑞果さんもロコロコさんも夏澄さんも。そうするのが当たり前みたいに友情を育んで、恋愛に勤しむなんて。」
夏川ミナ:「私なんて、友達も恋愛も、どのような手順を踏めばいいのかすら、よくわからないのに。」
夏川ミナ:「……いいなあ」 ぽつんと呟いて倉庫に戻る。
ロコロコ:滝先輩のロイス感情を変更したい!友情!
GM:オーケーです!
ロコロコ:先輩/滝瑞果/P/有為○/N:不安/ロイス → 先輩/滝瑞果/P/友情○/N:不安/ロイス
ロコロコ:これで!
GM:攻略戦前に最後の購入判定を行うことも可能だ!
ロコロコ:ボルトアクションライフルを狙います。護身!
ロコロコ:能力訓練?!
夏川ミナ:果たして護身は完成するのか
ロコロコ:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 7[1,4,5,7]+3 → 10
ロコロコ:ダメ……!
ロコロコ:ロコパンチをお見舞いしてやる
ロコロコ:ロコキックとロコサバオリもだ
滝瑞果:あまり望みはないが照準器を頑張ろう
滝瑞果:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 7[7,7,7,7] → 7 → 失敗
滝瑞果:それより応急手当キットのほうがよかったかな……
滝瑞果:わたし、何故かHP4しかないし
羽石夏澄:照準器狙いましょう
羽石夏澄:5dx>=15
DoubleCross : (5R10[10]>=15) → 10[1,2,5,8,10]+9[9] → 19 → 成功
羽石夏澄:滝先輩!照準器よ!
ロコロコ:すごい!
滝瑞果:す、すげえ……!
滝瑞果:夏澄ちゃん、なぜそんなに購入が成功するんだい!?
滝瑞果:ソラリスでもキメてるのかな?
羽石夏澄:これが社会3…
羽石夏澄:くく…これはオルクスの力…
滝瑞果:バカな……
滝瑞果:ソラリスこそが唯一の真理であるはず
夏川ミナ:あ!じゃあ先輩の為にRメンを狙います。
夏川ミナ:2dx+1=>5
DoubleCross : (2R10+1[10]>=5) → 6[6,6]+1 → 7 → 成功
夏川ミナ:Rメン!醤油、しお、とんこつ味があるカップラーメン!HPを回復するッ!
滝瑞果:わーい
夏川ミナ:これを瑞果さんに渡したいと思います。1d10回復!
滝瑞果:4+1d10
DoubleCross : (4+1D10) → 4+3[3] → 7
滝瑞果:「もぐもぐ!うまい!」
夏川ミナ:「……はい。おいしいです。」 さっきの会話を思い出して、複雑そうな顔で瑞果さんを見ている。
滝瑞果:「ミナちゃん知ってる?エッチな行為の前には温かいものを食べるといいらしいですよ……?」
夏川ミナ:「そのような行為はした事がありませんが、覚えておきます。」
夏川ミナ:「……瑞果さんは物知りですね。クイズにしても、何にしてもそうでした。」
滝瑞果:「……」少し眉根が下がる。物足りなさそうな顔。
夏川ミナ:「憧れます。少し。」
滝瑞果:「……踏まないの……?」
夏川ミナ:「えっ」
滝瑞果:「これは滝家に代々伝わる家訓なんだけれど」
滝瑞果:流れるように匍匐体勢に入る。
滝瑞果:「『美少女を見たらまずは踏まれよ』と教えこまれているんだ……家の教えだからしかたがないんだ」
夏川ミナ:「……それは、私は、自分では美少女かどうかというのは、判断しかねるのですが」
滝瑞果:「美少女だよ~~!何をためらうことがある!」
夏川ミナ:「その、瑞果さんのお役に立てるのでしたら」
夏川ミナ:先程と違って、おずおずと頭を踏みつける。
夏川ミナ:「あの……その。これで一般的な“お友達”の関係に、少しでも近付けているでしょうか」
滝瑞果:「ああーッありがとうございます!……そうそう、さっきのことだけどさ」
夏川ミナ:「先程の?」
滝瑞果:「……性欲と知識欲っていうのは表裏一体ってね、誰かが言ってたよ」
夏川ミナ:「そうなのですか?性欲と知識欲は全く別の物だと思っていましたが」
滝瑞果:「まあ、性欲に限らず……ミナちゃんのそれも……おお、この絶妙な力加減……」
滝瑞果:「……友達が欲しいって心も、人や何かに興味を持つってことだからさ」
滝瑞果:「関係性を求めれば、自然と色々なことが頭に入ってくるってことだと思うんだよね……」
夏川ミナ:「……むう。」
滝瑞果:「……ミナちゃんは」
滝瑞果:「ここに入って、どれくらいだっけ。まだUGNの任務のつもりでいるわけ?」
夏川ミナ:「1ヶ月と少し、です。例の……クラウン事件の際に転入しましたので」
夏川ミナ:「……その、メンターから、友人と恋人を作って学園生活をエンジョイせよと。そういう任務を、受けて……いますから……」
夏川ミナ:「たぶん、任務なのではないでしょうか」
滝瑞果:「無理してやらなくてもいいんだぜ」
夏川ミナ:「え?」
滝瑞果:「誰かから見張られてるわけじゃなし……アーイイ……ズルしてもいいんだ。友達とか恋人とか作らなくても、バレないっしょ」
夏川ミナ:「……ばれない。それは、そうです。多分ばれません……けど……」
夏川ミナ:「その……自分でも、明確に言語化するのが難しいのですが……」
夏川ミナ:「友達は、たぶん、欲しいと思います」
滝瑞果:「……そっか。ふ。ふふ」
夏川ミナ:何時の間にか足に力を入れるのをやめて、力なく肩を落としている。
滝瑞果:「それなら、良かったよ。ここはアカデミアだからさ……」
滝瑞果:「任務を忘れて、やりたいようにふざけていいんだ」
夏川ミナ:「瑞果さんみたいに、ですか?いえ、瑞果さんはいつも本気だと伺いましたが」
夏川ミナ:「瑞果さんはいつもキラキラしてます。そうなりたいと願ってもいいのでしょうか?」
滝瑞果:「もちろんさ……もっとエロくなっていいんだ!」
滝瑞果:「今すぐに!さあ!」
滝瑞果:「Welcome!」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「はい!」 ぐっと踏む足に力を込める。
滝瑞果:「アギャアーッ!イイーッ!!」
夏川ミナ:「なにか、少しだけですけど、前に進めた気がします」
夏川ミナ:「……ありがとう、瑞果さん!」
滝瑞果:「どういたしまして!アアーッ!」
夏川ミナ:その後もしばらく、心からの笑みを浮かべながら瑞果さんを踏み続けました。
滝瑞果:夏川さんに踏まれたことで、HPが3点回復しました。
GM:では、場面を切り替えてまずはスフィンクス側に向かったロコくんの方から描写しよう。
ロコロコ:シーンを変えなくてもいいのかいハニー!
GM:シーンは変えない!なぜならみんなの侵蝕率が高めだから!
ロコロコ:わかった!配慮がうれしい!
滝瑞果:なんとありがたいGMぜ・・・
GM:ロコはピラミッド内に足を踏み入れる。
GM:暗い空間。目の前にあるのはスフィンクス像だ。
ロコロコ:(初めて入るな。ほんとにピラミッドだ。)
ロコロコ:(なんで学園にこんなものがあるんだろう)
GM:そして、拍手をしながらキミの前に現れたのはハテナマークの仮面をかぶった人物!
クエスチョン:「お見事。よくここが分かったな」
ロコロコ:「はっはっは、お褒めの言葉ありがとう。ちなみに僕はSSランクです。」
ロコロコ:ここに来たのは滝さんに聞いたからだが、そんな事わざわざ言わないぞ。SSランクだからな!
クエスチョン:「そう、だからこそ私が倒すに相応しい」
GM:ここでロコくんには〈知覚〉で難易度8の判定をしてもらおう。
ロコロコ:苦手だ。だが頑張ってみよう
ロコロコ:3dx SS!
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[2,7,10]+9[9] → 19
ロコロコ:すごい気付いた
夏川ミナ:すごい!SS!
GM:クエスチョンは足を引きずっていない。
クエスチョン:「さあ、勝負をしよう、SSランク」クエスチョンは大きく腕を広げて言う。
クエスチョン:「400回目の勝負だ」
ロコロコ:「景品がもらえるかと思ったのに、また勝負か。困ったな。」
GM:その瞬間、キミの体の周りに無数のレーザー光が張り巡らされる!
GM:レーザー光によって浮かび上がるのは周囲に配備されたドローンだ!銃火器で武装している!
ロコロコ:「これは、してやられたってやつかい、もしかして。」
ロコロコ:「滝先輩にどやされるな……やれやれ」
クエスチョン:「この間の七人の裏番長事件、あれにちなんでキミに七つの謎を出そう」
クエスチョン:「私が出す謎にキミが答えられれば目の前のレーザーが一つ無害化して、私に一歩近付くことができる」
クエスチョン:「ただし、もし間違えばドローンたちが発砲。倒れてレーザーに触れでもしたらその瞬間、堤防の爆弾は爆発する」
クエスチョン:「どうだい?オーヴァードも人間も関係ない、純粋な知恵と知恵のぶつかり合いさ!極めてフェアな戦いだよ!」
ロコロコ:「……知恵と知恵のぶつかりあいか。ふむ、それはいいけど」
ロコロコ:「フェアってのには同意できないな。」
GM:というわけで、これからロコくんには毎ラウンド、謎を解くための判定をしてもらいます。
ロコロコ:いいでしょう……SSランク力を見せてやる!
GM:〈情報:アカデミア〉〈芸術:謎〉〈意志〉による判定で難易度は7。さらに1ラウンドごとに2ずつ難易度は上がっていく。
GM:判定に失敗するとドローンからの攻撃により5d10のダメージを受けてもらいます。
GM:そして、もしクリンナッププロセスの際に戦闘不能だった場合にはその時点で堤防の爆弾が爆発することになる。
夏川ミナ:なんてこと・・・こんな厳しい条件、いくらSSランクと言っても・・・
GM:また、一度判定を放棄することによりそのラウンドの間、飛行船側のPCたちに支援を飛ばすことも可能とします。その場合、当然自動でダメージは受けてもらう。
ロコロコ:なるほど……平行して進めていくわけか
GM:勝利条件は7回判定に成功するか、飛行船側のPCたちが勝利条件を達成するかのどちらか!
GM:ルールについて何か質問はありますか?
ロコロコ:大丈夫なはずです!
ロコロコ:「……かかってる物が大きすぎて、負けれるわけないじゃないか。随分なハンディだよ、これは。」
クエスチョン:「随分と大きい口を叩くじゃないか、SSランク!そのすました顔が絶望に変わらないように祈っているぞ!」
ロコロコ:「ああ、僕もだ。気が合うね。」
クエスチョン:「それじゃあ、ゲーム開始だ!」
ロコロコ:「……さて、それじゃあ頑張ってみようか。」
GM:ここで飛行船側のPCたちに視点を移そう!
GM:嵐の中、宙に浮かんだ生徒会製の気球は空を進んでいく。
夏川ミナ:「予想、できていた、事ですが」
夏川ミナ:ずぶ濡れになっている。
夏川ミナ:「ロコロコさんから合羽をお借りするべきでした。」
滝瑞果:「実際これ、夏澄ちゃんの真空制御がないと落ちるよね」
夏川ミナ:「150%の確率で落ちますね。」
夏川ミナ:「1度落ちて、何かしらの奇跡で持ち直しても50%の確率で落ちます。」
羽石夏澄:「……」集中して真空の壁を作ったりしている
羽石夏澄:「嵐と本当に戦うことになるなんて…フフッ」
滝瑞果:「……だけど、奴らの視点からすれば」
滝瑞果:「会長のでかい顔が突如出現し、飛行船に迫り来るように見えるわけだ」
滝瑞果:「こいつは焦るぞ……クックック」
夏川ミナ:「……二人とも、楽しそうでなによりです」 自分も気付かれないくらい小さく笑う。
GM:では、やがて前方に見えてきたのはハテナマーク柄の飛行船だ。
滝瑞果:「あっちもデザイン凄いね!?」
GM:そう、恐るべきハッキング装置はあの中に積まれている!
羽石夏澄:「自己主張が皆さん激しいです」
夏川ミナ:「接弦して頂ければ、あとは乗り込むだけですが」
夏川ミナ:「大丈夫でしょうか?夏澄さん」
羽石夏澄:「大丈夫です、やってみます!」
滝瑞果:「緊張してきた」2人の透けブラをガン見している。
GM:と、ここからは判定が必要だ。
GM:気球と飛行船の距離は現在10メートル。
GM:もし飛び移るための判定を行う場合には、【肉体】か【感覚】で難易度9の判定に成功する必要がある。
GM:ただしこの判定は気球が飛行船に5メートル近付くごとに難易度が3ずつ低下していく。
GM:〈運転:気球〉か〈RC〉で難易度7の判定に成功すれば気球は5メートル近付くことが可能だ。
夏川ミナ:つまり同エンゲージなら難易度3!
滝瑞果:どっちも苦手な判定なのだ……近づかなければ話にならない!
羽石夏澄:そのために…運転手がいるのさ…
滝瑞果:頑張るしかないぜ
羽石夏澄:やってやるぜ!RCは固定値がある
GM:飛び移るための判定じゃ成功すれば飛行船に乗ることができるが、失敗すればそのまま落下する。
羽石夏澄:落下!
ロコロコ:死んでしまう
GM:その場合は次ラウンドのセットアッププロセスには戻ってくることができるが、4d10のダメージだ。
夏川ミナ:オーヴァードすげえ!
羽石夏澄:がんじょう
滝瑞果:私がそんなダメージを食らったら死んでしまう
ロコロコ:命綱とかあるのかも
GM:そして肝心のハッキング装置は飛行船に飛び乗ってから10メートルの位置にある。
GM:気球じゃない!飛行船!
GM:攻撃して一定のダメージを与えれば装置を壊すことが可能だ。
滝瑞果:やはり飛行船に飛び乗ってからでないと、ハッキング装置を視界には入れられませんか
GM:あ、こちらの気球の上から飛行船の上にある装置を狙撃するということですか。
滝瑞果:いや、多分できないとは思いますけども
滝瑞果:念のため……
GM:それはちょっと面白いですね。
GM:では、気球の上から狙撃することは可能ですが、悪天候と足場の悪さのせいで大きくペナルティがかかることにしましょうか。
滝瑞果:ほほう……!
GM:気球の上に乗ったままだと攻撃の判定にマイナス3Dのペナルティが入るという辺りでどうかな。
滝瑞果:無理だコレ
滝瑞果:分かりました……w やはり接舷が王道だ!
羽石夏澄:よし、接舷なら任せろーバリバリ
夏川ミナ:かすみちゃん!あなたならできるわ!
滝瑞果:頼んだぜ……こっちにロコロコを連れてくれば当てられたな
GM:勝利条件は3ラウンド以内にハッキング装置を破壊すること!
GM:3ラウンド時のクリンナッププロセスになると山縣さんが電力を復旧させてしまうため、ハッキング装置が作動しアカデミア全土の電力が乗っ取られることになる!
羽石夏澄:急がねば
滝瑞果:おのれ山縣さん
滝瑞果:もはや上空からの狙撃で彼女を暗殺する他ない
GM:あの女め
夏川ミナ:瑞果さんのOPでしっかり調教しておくべきだった・・・
GM:それまでに装置を破壊するのだ!
滝瑞果:応!
GM:キミたちの眼前にあるのは巨大な飛行船!嵐の中、戦いが始まる!
GM:では、判定を始めていこう!
夏川ミナ:しゃあ!
GM:まずはスフィンクス側のロコくんから!
ロコロコ:あっ!一つ質問が出てきました。今。
GM:何でしょう!
ロコロコ:コネって使えるんでしょうか。
GM:コネか……。
ロコロコ:使えないならそれでよし……どちらにせよ全力で打ち砕くのみ!
GM:閉鎖された場所での戦いだから今回の判定では使えないことにしましょう。すまぬな!
ロコロコ:OK!では〈情報:アカデミア〉で判定させてもらおう!
クエスチョン:「さあ、一問目だ!」
GM:というわけで、〈情報:アカデミア〉〈芸術:謎〉〈意志〉による判定で難易度は7だ!
ロコロコ:4dx+5>=7
DoubleCross : (4R10+5[10]>=7) → 10[1,4,7,10]+4[4]+5 → 19 → 成功
ロコロコ:ウオシャバーッ!無駄な出目!だが幸先よし!
GM:余裕で成功!
クエスチョン:「……一問目は正解だ。前に進むといい」
クエスチョン:「まあ、これくらいはクリアしてもらわなければな」
ロコロコ:「SSランクだからね。これくらい朝飯前さ。」
ロコロコ:「では、お言葉に甘えて。」一歩踏み出す!
ロコロコ:しかしロコも感じている。今のはボクシングで例えるなら、開戦直後にグローブを打ち付ける、いわば儀式のようなもの。
ロコロコ:ここで倒れるようなものはそもリングに上がる資格などない。本格的な攻防はここから始まるのだ!
クエスチョン:「SSランクだから、ね。キミが私の邪魔をする理由もそれなのか?」
ロコロコ:「それが二問目かい?また随分と楽な問いだ。」
クエスチョン:「チッ、今のは単なる質問だ。そんなに早く二問目を出してほしいのか?」
ロコロコ:「その分君に触れるのも早くなる。悪くないかな。」
クエスチョン:「……癪に障る態度だ。なら、次の謎だ!今度のは難問だぞ!」
GM:再び飛行船側に視線を戻そう。
GM:こちらはPCが3人いるので、戦闘と同じようにラウンド進行で管理しよう。
GM:というわけで1ラウンド目。
■第1ラウンド
GM:念の為まずはセットアップからだ。
羽石夏澄:何もなし!
夏川ミナ:うーむ、まだ殴れないでしょうね。なしです。
滝瑞果:ありません。
GM:セットアップは終了。
GM:イニシアチブプロセス。
GM:まずは行動値16のミナちゃんから。
夏川ミナ:待機してもいいのですが、これ、夏澄ちゃんに支援判定とかはできますか?
夏川ミナ:あ、いや!自分で運転した方が早いか・・・?
GM:支援判定か。FSと同じように扱ってもいいのですが、そう複雑な判定でもないですからね。今回はなしにしましょう。
夏川ミナ:なんか運転は夏澄ちゃんしかできないと思いこんでいました
ロコロコ:とびのっちゃいなYO !
滝瑞果:もうミナちゃんなら飛び移れると思いますね
GM:メジャーアクションで先に飛行船に飛び移ってもいいし、気球を操作してもいいのだ。
夏川ミナ:ええっ、落ちそう!
滝瑞果:ダイジョブダッテ!
羽石夏澄:いけるいけるー
滝瑞果:でも不安なら、どうせこのターンは私と羽石さんは気球動かすでしょうし
滝瑞果:こっちが先に動きましょうか?
羽石夏澄:ですね
ロコロコ:落ちても死なないし、ここで移らないとミナちゃんは攻撃できるのが3R目になっちまうぜ!
ロコロコ:たしかに~
夏川ミナ:じゃあ飛び移ろう!さっそうと!
GM:今だと難易度は、【肉体】か【感覚】で難易度9ですね。
夏川ミナ:10mの距離など軽く飛び越えてくれるぜ~っ!
滝瑞果:じゃあ待機してもらって、私がRCで動かす!OKですかね
夏川ミナ:ほい、待機!
GM:では、次は行動値7の滝さんの番!
滝瑞果:技能はないが精神は高いぜ!ノイマンだから!
滝瑞果:7dx>=7
DoubleCross : (7R10[10]>=7) → 9[1,4,6,6,6,9,9] → 9 → 成功
GM:成功!
GM:気球は5メートル前に進む!飛び移るための判定の難易度も3低下して6に!
滝瑞果:「気流の計算は難しいんだよね……!」
滝瑞果:「固体が飛んでくるのとは違うからさ……夏澄ちゃん、12秒後に5m前進できる?」
羽石夏澄:「はい!行けます!」
羽石夏澄:返事と同時にタイミングを計り始める!
滝瑞果:暴風が止む一瞬の隙間を狙いすまして気球を近づけよう。
夏川ミナ:ゴンドラのへりに片脚をかけて、飛び移るタイミングをはかっている。
滝瑞果:「はいここで止めて!無理せず行こう」
羽石夏澄:「はい!」
羽石夏澄:(こういう時の滝先輩は本当頼りになるなあ)
滝瑞果:羽石さんの太腿に張り付いたスカートを凝視する作業に戻ります。
GM:では、次は行動値6の羽石さんの番!
羽石夏澄:RCで動かします。
羽石夏澄:6dx+5>=7
DoubleCross : (6R10+5[10]>=7) → 10[4,5,8,8,8,10]+7[7]+5 → 22 → 成功
夏川ミナ:す、すごっ
羽石夏澄:ははは
GM:余裕で成功だ。
滝瑞果:ひえーっ
GM:気球は再び5メートル前進して飛行船に接舷。飛び乗り判定の難易度は3まで低下する。
滝瑞果:これは楽勝だぜーッ
羽石夏澄:「…うん、行ける!」
羽石夏澄:風が吹くのに合わせ、道を作るように真空を操る!
羽石夏澄:気球は滑り込むように接舷する。
滝瑞果:「おおお、来たぜ来たぜ~!」
夏川ミナ:「はい。来たぜ来たぜ」 無表情で喜ぶ。
羽石夏澄:「動かしやすい気球でした!さて、行きましょう」
GM:では、最後に待機していたミナさんの番。
夏川ミナ:二人のお陰で随分難易度が下がった!感覚で飛び移ります。
夏川ミナ:9dx=>3
DoubleCross : (9R10[10]>=3) → 9[1,3,3,3,5,6,7,9,9] → 9 → 成功
GM:成功!
夏川ミナ:ゴンドラにかけていた片脚に力を入れ、嵐の中を舞う。
夏川ミナ:空中で二回転して体操選手のように着地。
滝瑞果:「……」
滝瑞果:ゴンドラの上で台形に手を組み、それを見守る。
滝瑞果:「……夏澄ちゃん」
滝瑞果:「白って……すばらしいね」
夏川ミナ:当然飛行船の上でもスカートがばたばたとはためいているが、特に気にする様子は無い。羞恥心などチルドレンには無い!
羽石夏澄:「…はい?」
滝瑞果:「白だよ!あたしは今、あらゆる色彩の中で白が好きな気分なんだ」
羽石夏澄:「はあ。」
GM:では、飛行船に飛び乗った瞬間。
GM:船のヘリに潜んでいた何者かの白刃がミナを襲う。
GM:ミナは〈回避〉か〈知覚〉で難易度15の判定を!失敗すると20+2d10のダメージだ!
夏川ミナ:「……む。」
夏川ミナ:9dx+1=>15 知覚
DoubleCross : (9R10+1[10]>=15) → 10[2,2,3,3,3,9,9,10,10]+9[1,9]+1 → 20 → 成功
GM:せ、成功してる!
GM:ミナの眼前を鋭い刃が通り過ぎる。
滝瑞果:「つまり、原罪の穢れ無き……ッあぶねえ!!」
滝瑞果:不意打ちを認識した。立ち上がって叫ぶ。
GM:ミナの頬に赤い切っ先の線が生じる。あと少しでも前に出ていたら切り裂かれていただろう。
羽石夏澄:「…!!」
羽石夏澄:「危なかった…ミナさん…!」
夏川ミナ:「予想はしていました。していましたが」
夏川ミナ:「危ないですよ。あなた」 お手本のようなバク転で回避して、そちらを見る。
GM:日本刀を構えた学生服姿の鬼面の少年が幽鬼めいて立ち上がる。
滝瑞果:「おいおい、そういうところはガチでやるなよな……!」
マスターブレイド:「今の一撃、予想していたからといってそうそう避けられるものではない。大した腕だ」
夏川ミナ:「その、私の身体の問題ではなく。殺し合いとなればこちらが圧倒的に有利という、そういう話です。」
夏川ミナ:「こちらは三人ですので。」
夏川ミナ:ガシュン、ガシュン!
夏川ミナ:巨大ガントレットを展開しながら暗闇に浮かぶ鬼面をみとめる。
羽石夏澄:「……おっと。いかにもバトルしてやるって感じですね!!ワクワクして来ました」
羽石夏澄:「私がそっち行くまで倒れないで下さいよ…!」
マスターブレイド:「見たところAランクオーヴァードが3人といったところか。刀の錆にするには少々物足りんがまあよかろう」
滝瑞果:「ミナちゃん!」嵐の中で叫ぶ。
滝瑞果:「任務じゃないからな!!」
滝瑞果:「真面目に相手してやるな、そんなやつ!」
夏川ミナ:「……む。そうでした。」
夏川ミナ:「えっと、えっと……そうです。これは任務ではない。ので」
夏川ミナ:「あ、遊んでやるぜ。ベイビー」
羽石夏澄:「そうですよー、私にください!そっちは!」
夏川ミナ:「そうです。あっちの人が遊んでくれます。ベイビー」
マスターブレイド:「俺の刀を甘く見ているな、小娘。この間合いで逃げられるほどヤワな太刀筋ではない!」
GM:ちなみにマスターブレイドは「Eロイス:さらなる絶望」が事前に使用されていたという扱いだ。
夏川ミナ:やったーEロイス!
GM:さっきの不意打ちでメジャーアクションを使用したこととするため、このラウンドは行動済みとなる。
GM:では、これで全員行動済みとなるため、次のラウンドに移ろう!
ロコロコ:おうよ!
夏川ミナ:ほいさ!
■第2ラウンド
GM:まずはスフィンクス側のロコくんの判定から!
ロコロコ:こいっ!
GM:ちなみにロコくんは判定を放棄することで、支援を飛ばすことも可能ですがどうします?
ロコロコ:今はまだその時ではない……
GM:オーケー!
GM:では、判定だ!
クエスチョン:「さあ、第二問目だ!こいつはどうかな?」
GM:〈情報:アカデミア〉〈芸術:謎〉〈意志〉による判定で難易度は2上がって9となる!
ロコロコ:私にできることは一つしかないぜ。〈情報:アカデミア〉で判定だ!ラッキーメダルよ、私に力を!
ロコロコ:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 10[2,3,7,10]+6[6]+5 → 21
ロコロコ:なんだこいつは
GM:また余裕でクリアか!
羽石夏澄:SS!SS!
ロコロコ:吹いてるぜ、風が
ロコロコ:「ふう、運がいいね。ついこの間、梅里君が同じクイズを出していたよ。」
クエスチョン:「やるじゃないか、二問目も正解だ。さあ、一歩前へ」
ロコロコ:「これでまた一歩近づいたね。あと5回か、長いような短いような。」
GM:クエスチョンはその姿をじっと見る。
クエスチョン:「なぜ命を賭けてまで、そんなことをする」
クエスチョン:「キミは今のアカデミアが正しいとでも思っているのか?こんなものが理想の社会だとでも?」
ロコロコ:「さあ、どうだろう。実の処、僕もよくわからない。悩んでいる。迷っているよ、今でも。」
クエスチョン:「そう、当たり前だ!」
クエスチョン:「人間はどうやってもオーヴァードに勝つことはできない。頭脳はノイマンが上回り、運動能力はキュマイラの足元にも及ばない」
クエスチョン:「人間はただオーヴァードたちにお目こぼしをもらっているだけだ。オーヴァードたちがその気になれば人間はあっという間に蹂躙されるだろう」
クエスチョン:「惨めすぎて笑えてくるじゃないか!」
ロコロコ:「羽石君が見せてくれたビデオには酷いものが写っていたし、クラスメイトにも、ムカつくやつはいるし。」
ロコロコ:「君の言う通り、人の事を惨めだと笑う人達も見てきた。目の前でね。」
クエスチョン:「ならばなぜ!」
ロコロコ:「そうだね、それは僕からのクエスチョンにしておこう。僕も答えるばかりじゃ飽きちゃうからね。」
クエスチョン:「……ッ!」
クエスチョン:「三問目だ!頭を働かせる用意をしろ、SSランク!」
GM:では、次は飛行船側に移ろう!
GM:2ラウンド目!
GM:まずはセットアップから!
GM:マスターブレイドは《サポートデバイス》を使用。肉体の判定のダイスを+6個する。
羽石夏澄:なし!
滝瑞果:ありません。
夏川ミナ:げー!
夏川ミナ:なし!
GM:では、イニシアチブプロセス!
GM:まずは行動値21のマスターブレイドから。
夏川ミナ:私より早い・・・そんなばかな・・・
マスターブレイド:「いざ尋常に勝負……!」
GM:マイナーはなし。
GM:メジャーで《ライトウェイトモード》《疾風剣》《コンセントレイト:ハヌマーン》を使用して、妖刀でミナちゃんに攻撃します。
GM:エフェクトの効果によりリアクションのダイスは-10!
夏川ミナ:-10!?
滝瑞果:なんたることだ
GM:刀捌きが早すぎて視認することすらできないのだ。
GM:では、命中判定いきます。
GM:16dx7+19
DoubleCross : (16R10+19[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,5,6,7,7,8,9,10,10]+10[1,1,2,3,6,7]+10[9]+6[6]+19 → 55
滝瑞果:つ、強すぎる……!
GM:達成値は55。
夏川ミナ:この夏川、《光の舞踏》によって感覚ドッジができるのですが
夏川ミナ:これはダイスマイナス無しでも避けられなかったな・・・w
GM:おお、強い。
夏川ミナ:リア不です。ダメージどうぞ!
GM:では
GM:6d10+10
DoubleCross : (6D10+10) → 39[7,5,10,6,2,9]+10 → 49
GM:49点。装甲は有効。
夏川ミナ:2回死ねるダメージ!《リザレクト》します。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:82->87)
GM:裂帛の気合とともに放たれた斬撃がキミの体を斬り裂く!
GM:鮮血がほとばしる!
夏川ミナ:ベストとスカートの一部を犠牲にしてなんとか飛びのく、が
夏川ミナ:足元があっというまに赤く染まっていく。
滝瑞果:「ミナちゃん!おい!!」
滝瑞果:ゴンドラから身を乗り出さんばかりに焦る!
夏川ミナ:「大丈夫です。もう2回は受けられます。が」
羽石夏澄:「あ…ミナさん、しっかり…!!」
夏川ミナ:「えっと、えー」
夏川ミナ:「やばいです」
マスターブレイド:「貴様たちを屠った後にハッキング装置がアカデミアを掌握。そして、自動操縦により動くこの飛行船はクエスチョンと合流する」
マスターブレイド:「そういう筋書きよ。俺の望む闘争の世界が訪れる」
滝瑞果:「野郎マスターブレイド……!」
滝瑞果:「そんなにミナちゃんのパンツが見たいかよ!」
マスターブレイド:「見たか?貴様たちでは俺に勝つことはできん」
滝瑞果:「見た!見えた!」
マスターブレイド:「パンツなどどうでもいい!俺が望むのは闘争だけだ!」
羽石夏澄:「闘争の世界…」ちょっと喉を鳴らす
夏川ミナ:「それは困ります。まだいっぱい遊びたいので」
夏川ミナ:「羽石さんの下着で手打ちにして頂けないでしょうか?」
羽石夏澄:「ってダメダメ!皆のためにm…」
羽石夏澄:「ってパンツはダメー!!下着!!だめ!」
夏川ミナ:「パンツがお嫌いでしたら、ブラジャーでも」
マスターブレイド:「ブラジャーもどうでもいい!俺が望むのは闘争のみだと言っているだろうが!」
羽石夏澄:「もう!!あとでミナさんもやっちゃいますから顔貸して下さい!」
夏川ミナ:「むう。瑞果さんの真似をしたら敵が増えてしまいました」
羽石夏澄:「しかし流石にそこまでストイックだと逆に変態的ですね」
滝瑞果:「そのすましたツラを……」
滝瑞果:「夏澄ちゃんのおっぱいで引き剥がしてやるぜ!」
滝瑞果:「見てろよ!マスターブレイド!」
マスターブレイド:「くだらん!全員まとめて斬り捨ててくれる!」
滝瑞果:(……とは言っても、ヤバいぞ)
滝瑞果:(マスターエージェントじゃねぇーか……!最低でも、あたしがミナちゃんをサポートしないと……)
GM:では、次は行動値16のミナちゃん!
夏川ミナ:戦闘移動が21メートルあるのですが、ハッキング装置まで駆け抜ける事は可能でしょうか?
GM:マスターブレイドのエンゲージから離脱することができるなら可能だ!
夏川ミナ:ほう!
GM:ええっと、離脱のルールは
夏川ミナ:移動系のエフェクトは残念ながら持ってないので、全力移動で出る感じかな・・・
GM:メジャーアクションで、エンゲージから離脱して行動値は+5mまで移動できる。
GM:待機してもいいし、マスターブレイドを攻撃したっていい。
夏川ミナ:あ、でも離脱→ハッキング装置のエンゲージに再突入はエフェクト持ってないからできないや。
GM:あ、ハッキング装置はキャラクターではないのでエンゲージとしては扱いません。
GM:なので、再突入することも可能とします。
夏川ミナ:やった!
夏川ミナ:じゃあ、メジャー消費で離脱します。行動値+5で21メートルは移動できるのでハッキング装置のもとへ。
GM:そこで行動値7の滝さんの番!
滝瑞果:「……夏澄ちゃん」飛び移るタイミングを図る。
滝瑞果:「夏澄ちゃんはどうして戦いたいの?」
羽石夏澄:「……どうして、ですか」
滝瑞果:両手は死角からゆっくりと羽石さんの胸に伸びている。
滝瑞果:「いやごめんね。マスターブレイドがああ言ってるから、ついさ」
羽石夏澄:「…楽しいんです。全部。戦うと、いっぱい、気持ちも何もかも、外に出せるような」
羽石夏澄:「それに、怖いから」
滝瑞果:「……怖い?」
滝瑞果:「そいつはよくないな。何が怖いって?」
羽石夏澄:「自分がここにいるってことが解らなくなるのが」
羽石夏澄:「目立たなくて、誰からも忘れられて」
滝瑞果:「じゃあじゃあ」
滝瑞果:「夏澄ちゃんの中だと、どっちが大きいわけ?怖いのと楽しいのと」
滝瑞果:「ごめんね。こうやって話してるのも、タイミング図ってる間の、ながら作業だけどさ」
羽石夏澄:「……最初は、怖さを塗りつぶしたかった。でも今は、楽しいんです」
羽石夏澄:「きっと…私にとって、自己表現の一つになってるんです、戦うのが」
滝瑞果:「……いいじゃないか」
滝瑞果:「弱い者いじめもしないし、怒ったり悲しいとかで戦ってるわけじゃない。誰かから強制もされてない……」
滝瑞果:「それなら良かった。他の奴の目からはもしかしたら、危なっかしく見えるかもしれないけど――」
羽石夏澄:「ん……」
滝瑞果:「それなら夏澄ちゃんは、アカデミアでそういう自分を見つけたわけだ……安心したよ。ふふ」
羽石夏澄:「見つけた……私が」
夏川ミナ:迷わずにマスターブレイドの横を駆け抜ける。
夏川ミナ:防御も回避も考えていない。普通ならばあっさりと斬られて終わりだが・・・
マスターブレイド:「チッ、逃がすものか……!」刀を構え、追おうとする!
羽石夏澄:(昔はずっと何かに追われるように戦ってた)
羽石夏澄:(でも…今みたいに純粋に楽しいって思えたのは…)
羽石夏澄:番長連の仲間達の顔が浮かぶ。
羽石夏澄:そして、友人達。
羽石夏澄:「……そうですね」
夏川ミナ:「こちらは」
夏川ミナ:「3人です。“マスターブレイド”」
滝瑞果:「強いやつだぜ。夏澄ちゃんは、」微笑みを向ける……
滝瑞果:その刹那。
滝瑞果:「……ッシャアーッ隙ありィィィ――ッ!!」胸を鷲掴みにする!!
羽石夏澄:「っきゃああああああああ!!!?」
滝瑞果:「どうだァァァ――ッ!!マスターブレイド!!!」ミナちゃんを追撃しつつあったマスターブレイドの注意をそらす!
滝瑞果:「こいつがおっぱいだ!!」
羽石夏澄:「やーっ!!!やー!!お嫁に行けなくなっちゃう!!」
滝瑞果:「ガハハハハハ――ッ!!ヨイデワ・ナイカ!!」
マスターブレイド:「……くだらん。くだらなさすぎて反吐が出る」
羽石夏澄:「ごごご、ごめんなさーい!!くだらないものをお見せしてごめんなさい!」
夏川ミナ:「でも、案外そのくだらないのが面白いんですよ。マスターブレイド」
マスターブレイド:「とんだ思い違いだな。その女も本質は俺と同じよ。戦うことを、血を流すことを楽しむ化物に過ぎん!」
滝瑞果:「そう言いつつよォ~~!」
滝瑞果:ダン!!
マスターブレイド:「……!」
滝瑞果:軌道計算を完了していた!ゴンドラの縁を蹴り!
滝瑞果:滝の身体能力でもギリギリ到達する間合いで飛び移る!
滝瑞果:3dx>=3
DoubleCross : (3R10[10]>=3) → 9[4,8,9] → 9 → 成功
滝瑞果:「……お留守になってるぜ!得意の不意打ちがさ!!」
マスターブレイド:「俺の懐に……!この女ァ!」
羽石夏澄:「…あなたの!言う通りかも知れないけど!」
羽石夏澄:「化物だって良い!!居場所を、皆が与えてくれるから!」
羽石夏澄:「私を、必要としてくれるから!」
羽石夏澄:「でも滝先輩は後で顔を貸して下さいね!!」
マスターブレイド:「居場所だと!?必要とされるだと!?そんな雑念があるから貴様らは弱いのだ!真に純粋な闘争にそのようなものは不要!」
滝瑞果:「……雑念だと?上等だ!」飛行船に手を突いた状態から、左腕だけを向ける!遺産“周転円”!
滝瑞果:「最後までふざけ倒してやる!覚悟しろよ!」
夏川ミナ:「いいえ。夏澄さんは恋愛という過酷ないくさ場で輝く女性です。」
夏川ミナ:「あなたより、ずっと強い」
マスターブレイド:「ナメた口を……!」
羽石夏澄:「弱いですって?言いましたね!」
羽石夏澄:脚を気球の淵にかける!
GM:次は行動値6の羽石さんの番!
羽石夏澄:「雑念を力としないありかたもいいでしょう。でも、雑念は…」
羽石夏澄:「確かに、私に力を与えてくれるっ!」
羽石夏澄:3dx>=3 肉体
DoubleCross : (3R10[10]>=3) → 4[1,4,4] → 4 → 成功
GM:あ、危ねえ!
羽石夏澄:危ない!だが飛び移った!
羽石夏澄:胸の前で手を交差し、真空を操作して飛び移る!
マスターブレイド:「チッ、これでは……あの女を追えん……!」
羽石夏澄:「弱い奴に…ブチのめされて這いつくばりなさい、マスターブレイド!」
マスターブレイド:「邪魔をするな、女ァ!」
羽石夏澄:「お断り、致します」たおやかに笑う。
GM:では、2ラウンド目は終了!
GM:再び、スフィンクス側に移ろう!
ロコロコ:おうよ
■第3ラウンド
クエスチョン:「三問目」
GM:ポツリとつぶやくように言う。
クエスチョン:「もし……」
ロコロコ:「……」
クエスチョン:「もしオーヴァードが人類の進化した姿で、あらゆる面で人間より優れているのだとしたら」
クエスチョン:「私たち人間はいったい何なんですか?」
クエスチョン:「ただ惨めなだけじゃないですか」
クエスチョン:「答えてくださいよ、ロコくん」
GM:判定をするのならば難易度はさらに上昇して11。
GM:判定を放棄して攻撃を受け、代わりに支援を飛ばすことも可能だ。
ロコロコ:「……問いを授けるってことは、正答を知っていると思っていいのかな。」
クエスチョン:「それは……」
GM:クエスチョンは口ごもる。
ロコロコ:「歯切れが悪いね。問いに不備があるかもしれないとなれば、僕も答えるのをためらってしまうな。」
クエスチョン:「答えは……知りません。だから、ロコくんが教えてくれるなら」
クエスチョン:「……知りたいです」
ロコロコ:「……そういえば、君は僕がSSランクだと知ってはいるけど。」
ロコロコ:「どういう能力かは教えてなかったね。」
クエスチョン:「ロコくんの能力……?」
ロコロコ:「レネゲイドは雷を操り、炎を生み出し、果ては時間まで止めてみせる。その頂点にいる僕の能力が一体何なのか。答えを得るうえで、知っておいて損はないだろう。」
クエスチョン:「……」
クエスチョン:「早く、答えを。でないと時間切れとみなしてドローンたちが攻撃を」
ロコロコ:「人は誰しも悩み、躊躇い、迷いながら生きている。全ての人に例外はない。それが有るからこそ社会は成り立っているし、それが有るからこそ、人は人たり得ると僕は思う。」
クエスチョン:「いきなり何を……」
ロコロコ:「でも、それは時に人を邪魔することもある。問題を解くとき、悪人を裁くとき、そして戦う時。」
「絶対に『これで本当にいいのだろうか』『私は正解をつかんでいるんだろうか?』……という疑念が必ず生まれる。それは、行動の上では邪魔でしかない。」
クエスチョン:「早く答えを!もう時間がありません!」
ロコロコ:「さて、ここで質問だけど。399戦目。君が僕に斬りかかった時。君は少しでも思ったかい?」
クエスチョン:「え」
ロコロコ:「『もしかしたらロコ君はこの罠も見抜いているんじゃないか』『前にもこんな風にやられたことはなかったか?『その時と同じじゃあないか?』」
クエスチョン:「あの時は余計なことは何も……」
ロコロコ:「思わなかったはずだ。だから君はいつもの君より大胆に踏み込んできたし、だから床下の罠は、他の生徒を避けて君だけに反応した。」
クエスチョン:「じゃあ、あの時から、ロコくんは能力を……?」
ロコロコ:「それが僕の能力だ。人の迷いを断ち切る。それがこの学園で、最強の一つに数えられる能力だ」
クエスチョン:「それがロコくんの……」
ロコロコ:「そしてもう一ついうなら、今僕はそれを使っている。君にじゃあない。誰にだと思う?」
ロコロコ:「答えはすぐにわかる。」
ロコロコ:判定をしない代わりに、セットアップで《常勝の天才》を使用して皆を支援したいのですが、大丈夫でしょうか
GM:構いません!使うならメジャーも使っていいですよ!
ロコロコ:じゃあお言葉に甘えて、《常勝の天才》を皆に、《弱点看破》を
GM:誰に使う!
ロコロコ:羽石君に使おう。証明してくれ、雑念の力を
羽石夏澄:任せな!
夏川ミナ:ひゅう!
GM:では、その瞬間。
ロコロコ:侵蝕は9点上がって89になった。そして全員の攻撃力を+28、羽石さんはさらに+15だ!
GM:ドローンたちが発砲。ロコの体を撃ち抜く。
GM:5d10
DoubleCross : (5D10) → 28[6,6,2,5,9] → 28
GM:装甲は有効!28点ダメージ!
クエスチョン:「ロコくん!」
ロコロコ:「しかし……まったく困ったことに、これは僕には全然効かないわけで」
ロコロコ:「クソ……やっぱりやめればよかったかな……すごく、痛そうだぞ、これは……!」
ロコロコ:というわけでぼこぼこに撃たれましょう。顔をかばったりしてるけど焼け石に水!
ロコロコ:あ、HPが0になったのでリザレクトしておきます
ロコロコ:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 6[6]+89 → 95
GM:どうぞ!
ロコロコ:OK
GM:場面は飛行船側へと切り替わる!
GM:飛行船側!
GM:3ラウンド目!
GM:まずはセットアップから!
夏川ミナ:なし!
羽石夏澄:こちらはなし!
滝瑞果:ありません。
GM:マスターブレイドは再び《サポートデバイス》を使用。肉体の判定のダイス+6個
GM:では、イニシアチブだ!
GM:まずは行動値21のマスターブレイドから!
GM:マイナーはなし
GM:メジャーはさっきと同じ組み合わせで羽石さんに攻撃!
羽石夏澄:コォイ!
夏川ミナ:かすみちゃん!
滝瑞果:危険だぜ!
滝瑞果:(でも範囲攻撃じゃなくてよかった)
GM:リアクションは-10dされるのだ!
GM:行くぞ、命中判定!
GM:16dx7+19
DoubleCross : (16R10+19[7]) → 10[1,1,2,4,4,4,5,5,5,6,7,7,8,8,8,10]+10[1,1,4,7,9,9]+10[6,7,8]+4[1,4]+19 → 53
羽石夏澄:うむ!振れぬ!
GM:達成値は53!
羽石夏澄:意味のないガード!
GM:ダメージを喰らえ!
GM:6d10+10
DoubleCross : (6D10+10) → 29[5,3,3,8,9,1]+10 → 39
羽石夏澄:はい死ぬ!リザレクト!
GM:39点!装甲は有効!
羽石夏澄:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 1[1]+86 → 87
マスターブレイド:「思い出せ、血のたぎりを!何もかも忘れ去り、闘いにのみ興じるのだ!」
GM:マスターブレイドの鋭い刃が羽石を襲う!
羽石夏澄:「………あは」
羽石夏澄:制服が一気にぼろぼろになる!あちらこちらから血が噴き出し凄惨な有様!
滝瑞果:「……!」低い姿勢の頭上を剣閃が通りすぎたことを、その後で知覚する。
羽石夏澄:「あはは、いいですね、わくわくします。戦いはこうでないと」
羽石夏澄:ぴょんぴょんと飛び跳ねる。
羽石夏澄:「でも、ま。やっぱりアカデミアは渡せません」
羽石夏澄:「こういう楽しいことがあるんですから!」
マスターブレイド:「これで分かったはずだ!貴様も俺の同類だということが!」
滝瑞果:「……やるじゃん。そんなに夏澄ちゃんのおっぱいが魅力的か?」
滝瑞果:「気持ちはわかるけどな」
マスターブレイド:「違う!闘争こそが愉悦!おっぱいは愉悦ではない!」
滝瑞果:「愉悦だ!!」くわっ
羽石夏澄:「くすくす。」
夏川ミナ:「むう。まったく女性の身体に興味を示さないとは、硬派な方ですね。」
マスターブレイド:「チッ、話の分からんヤツらめ……!」
GM:次は行動値16の夏川さんの番!
夏川ミナ:ハッキング装置を!ぶん殴ります!
滝瑞果:「……分からんついでに、問題を出してやろうか。マスターブレイド」
マスターブレイド:「問題だと?」
滝瑞果:「スフィンクスだけが出題者じゃあフェアじゃない」
滝瑞果:「……あんたは近接戦で最強だ。アカデミアの中でも……間違いないんだろうな。“マスターブレイド”なんだから」
マスターブレイド:「それがどうした。命乞いでもするつもりか?」
夏川ミナ:マイナーは無し。メジャーで《コンセントレイト:エンジェルハィロウ》《光の舞踏》。
夏川ミナ:ハッキング装置に攻撃します。
GM:来い!ファンブルしなければ攻撃は命中する!
夏川ミナ:9dx8+1
DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[1,2,3,6,6,8,9,10,10]+10[7,8,8,10]+7[2,2,7]+1 → 28
滝瑞果:「――違うって。逆、逆。……おかしいだろ?」
マスターブレイド:「逆だと?」
滝瑞果:「近接戦最強のあんたが、こうして待ち構えていて」ミナの初動を横目で見た。
夏川ミナ:「――ジェミニ。起動します」 ガシュ、ガシュン。
滝瑞果:「飛び移れば絶対にその射程に入ると分かっていて……」
夏川ミナ:手甲が唸る。適合者、ハヌマーンの超振動を増幅する。
滝瑞果:「……どうしてあたし達は、“迷いなく”」
滝瑞果:「この飛行船に攻め込んでこれたのでしょー……か?」
マスターブレイド:「(弁舌で俺を惑わすつもりか?いや、これは……)」
夏川ミナ:4d10+11+28
DoubleCross : (4D10+11+28) → 25[8,7,9,1]+11+28 → 64
夏川ミナ:ゾディポンで1dプラスして、侵蝕値は+2。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+6した(侵蝕率:87->93)
夏川ミナ:瑞果さんがマスターブレイドの注意を引いている間に、ゆっくりと腰を落とし
マスターブレイド:「……抜かった!」
夏川ミナ:「せい。」
夏川ミナ:装置をぶん殴る!
GM:ハッキング装置は装甲が10!HPが50あった!
GM:だが、これは一撃で破壊される!
夏川ミナ:ガッ!ガン! ――ゴシャァ!
夏川ミナ:ジャブ、アッパー、そしてストレートの三連コンボを叩きこむ。
夏川ミナ:「これがなかよし四人チームです。マスターブレイド」
夏川ミナ:自慢げに胸を張る。
マスターブレイド:「一撃で装置を……!」
滝瑞果:「あたしらの勝ちだ」
羽石夏澄:「はい、これであなた達の計画の要はおしまいです」
羽石夏澄:「もうちょっと遊びたかったですけど、まだやることが残ってますので」
マスターブレイド:「だが、クエスチョンが落ちぬ限り、我らの戦は終わりではない」
羽石夏澄:「ふむ。じゃあ、まだ遊べますかね。」
GM:攻撃を受けた装置は爆発し、煙が上がる。
マスターブレイド:「俺の役目は終わった。ここで退くとしよう」
羽石夏澄:「なんだ。じゃあ、またの機会に遊びましょう」
滝瑞果:「……そ。出直しなよ。まだまだ楽しめるだろ?」
マスターブレイド:「……次こそは必ずや一刀のもとに斬り捨ててくれる」
羽石夏澄:「ふふ。楽しみにしていますよー」
マスターブレイド:「ム、っというかヤバイ。これ。今の爆発で飛行船の自動操縦プログラムが……」
滝瑞果:手番なので攻撃します。素の達成値で射撃。
滝瑞果:3dx+20
DoubleCross : (3R10+20[10]) → 4[1,4,4]+20 → 24
GM:ドッジ!
GM:16dx+12
DoubleCross : (16R10+12[10]) → 10[1,3,3,3,4,5,5,6,6,7,8,9,9,9,10,10]+7[5,7]+12 → 29
滝瑞果:――パン!!
GM:マスターブレイドはその一撃を難なく斬り捨てる。
滝瑞果:「……ふ」意識の間隙を突く奇襲だった。
滝瑞果:左手は指鉄砲の形。黒い同心円が砲身のように連なっている。
マスターブレイド:「遺産か。次はそれの本領も見てみたいものだ」
滝瑞果:「さっすが、マスターブレイド」笑って、右手も使って指差す。
羽石夏澄:「ああー。わくわくしますね今の。」
夏川ミナ:「……さすがに、マスターエージェントですね」
マスターブレイド:「では、さらば」
滝瑞果:「じゃあね」
羽石夏澄:「またお会いしましょう」
GM:《ワールウインド》を使用してマスターブレイドはシーンから退場する。
GM:そして。
GM:コントーロールを失った飛行船はゆっくりと墜落していく。
GM:高度が下がり、少しずつ地面が近付く。
夏川ミナ:「真面目さを欠いた形で申し上げると、マジヤベエ相手でしたね」
羽石夏澄:「ふっふっふ。やり合えなかったのが残念ですよー」
夏川ミナ:「死人が出なかったのは僥倖……なの、です、が……」
滝瑞果:「いやー、どうしようねこれ」
滝瑞果:「あっははは」
夏川ミナ:「どうしましょう?」
羽石夏澄:「取り敢えず落ちてから考えましょうか」
羽石夏澄:ほわわん
GM:落ちていく先にあるのは――。
GM:ピラミッドだ。
夏川ミナ:「あ、ピラミッド。」
羽石夏澄:「ほら。目的地ですよ」
滝瑞果:「あっ突然だけどあたし急に遺産の力が暴走!」
滝瑞果:「死ぬ前にミナちゃんの脚線美をなめたい!」
夏川ミナ:「えっ」
羽石夏澄:「なに言ってるんですかこの滝先輩は」
滝瑞果:【かいせつ】滝さんは攻撃を外すと妄想の衝動が暴走し欲情を抑えられなくなるぞ!
滝瑞果:「こんな状況だけど、遺産のデメリットだから仕方がないんだ!!」
GM:もうちょいマシな衝動はなかったのか!
羽石夏澄:状態異常欲情だコレ
夏川ミナ:「率直に申し上げていつもと同じにしか見えないのですが、ふむ。」
夏川ミナ:「夏澄さん」
羽石夏澄:「はい」
夏川ミナ:「踏みましょう」
羽石夏澄:「……そうしますか」
夏川ミナ:ぎゅむっ ぎゅむっ
羽石夏澄:ぐい、ぐいい
滝瑞果:「ウッウワ――ッ!!」
滝瑞果:「幸せ!でもヤバいヤバいって!!」
滝瑞果:「墜落してるんだぜ!!!?」
羽石夏澄:「え、だって滝先輩が…」
GM:では、その瞬間。
GM:3人を乗せた飛行船がピラミッドの石壁に衝突する。
夏川ミナ:「そうでし、うわ」
羽石夏澄:「きゃ……!」
滝瑞果:「ギャアアアアアアアァァ――――ッ!!」
夏川ミナ:放りだされるよ!
GM:場面は再びスフィンクス側へと移る!
クエスチョン:「ロコくん!」
クエスチョン:「攻撃、中止!」
GM:ドローンたちの砲火が止む。レーザー光が消える。
クエスチョン:「…………何を」
クエスチョン:「何でこんなバカなことを」
ロコロコ:「ゴホッ!ゴホゴホッ!……ヴうんっ!」血を流しながらも、倒れてはいない。傷も、致命的なものはふさがっている。リザレクトだ。
ロコロコ:「……言ったじゃないか。それが僕の問いだって。それとも降参するかい。」
ロコロコ:「僕はまだやれるよ。とても痛いし、血も出てる。眩暈がしてきた。でも僕はまだ……」
クエスチョン:「降参……」
クエスチョン:「私の、負けです」
GM:クエスチョンはその場にへたり込む。
クエスチョン:「これで私の400戦400敗」
ロコロコ:「……」
クエスチョン:「さっきの問い。ロコくんは答えを知っているんですか?」
ロコロコ:「実を言うと、知ってる。僕はSSランクだからね。」
クエスチョン:「教えてくれる気はないんですか?」
ロコロコ:「"もし”オーヴァードが人類の進化した姿で、あらゆる面で人間より優れているのだとしたら」
ロコロコ:「君の言う通り、人は進化に取り残された、惨めなだけの存在だろうね。」
クエスチョン:「……」
ロコロコ:「だが、僕はそうじゃないことを知っている。」
クエスチョン:「そうじゃない?」
ロコロコ:「君は僕に400回負けた。」
クエスチョン:「……はい」
ロコロコ:「もしも僕が君の立場なら、絶対に真似できない。オーヴァードの、超人達の頂点にいる奴に、400回も挑もうなんて、いや、一度だって挑もうなんて思わないだろう。」
宇賀神とわ:「私は……」
GM:仮面の奥からすすり泣く声が聞こえる。
ロコロコ:「それは君の強さだ。僕にはない。オーヴァードになっても、その強さを手に入れることは、僕にはできない。」
宇賀神とわ:「そんなのウソです。だってロコくんはSSランクのオーヴァードですよ」
宇賀神とわ:「私にできて、ロコくんにできないことなんてあるはずない……」
ロコロコ:「僕の能力は、嘘をつく能力じゃないよ。君はこの世の誰よりも強い。……だから見惚れた。だから見逃してしまった。君の苦しみを。あれほど近くにいたのに……」
宇賀神とわ:「……ロコくん」
宇賀神とわ:「私は」
宇賀神とわ:「私はここにいていいんですね?」
ロコロコ:「すまなかった、とわ君。そして、出来ることなら」 とわ君の近くまで歩いて、手を差し出したい
ロコロコ:「ここにいてくれ。そして……僕にまた、君の強さを見せてくれないか。」
GM:宇賀神とわは何度も頷く。
宇賀神とわ:「ロコくん……」
GM:宇賀神とわはその手を握ろうと、手を伸ばす。
ロコロコ:とわ君のロイス感情をここで変えたい
GM:どうぞ!
ロコロコ:SSランクじゃない同級生/宇賀神とわ/P:好奇心○/N:食傷/ロイス→SSランクじゃない同級生/宇賀神とわ/P:尊敬○/N:食傷/ロイス
ロコロコ:これで行く!
GM:では、その時。
GM:ハテナマークの仮面を付けた背広姿のオーヴァードが現れる。
GM:足を引きずって歩くその男は、ステッキを掲げる。
GM:そして「Eロイス:ありえざる存在」で取得したエネミーエフェクト《ブレインジャック》を宇賀神とわに使用。
宇賀神とわ:「あれは……」
ロコロコ:「……もう少し待ってもらうわけにはいかないかい。今、とても重要なところなんだ」
ロコロコ:「僕の人生においてね」
ロコロコ:手を取ろうとした状態で、顔を振り向けずに話しかける。
クエスチョン:「ダメだね、SSランク」
クエスチョン:「このゲームは」
クエスチョン:「お前の負けだ」
GM:ブレインジャックは対象の〈意志〉と対決して、勝利すれば行動を操ることができる。
GM:クエスチョンの判定を。
GM:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,5,6,6,6,8,8,9,10]+5[1,2,5,5]+4 → 19
ロコロコ:とわ君!
GM:とわの判定!
GM:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,8,8,9] → 9
GM:失敗。
GM:操られた宇賀神とわは《ウルトラボンバー》を使用。対象はロコ。
GM:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[4,5,7,9,9,9,10,10]+9[6,9] → 19
ロコロコ:なんということだ
GM:《ウルトラボンバー》の効果によりリアクションは不能だ。
GM:30+2d10
DoubleCross : (30+2D10) → 30+6[2,4] → 36
ロコロコ:何かできることはないのか……
ロコロコ:ない……
GM:36点のダメージ。
ロコロコ:残りHPは6。リザレクトします。
ロコロコ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5
ロコロコ:ちょうど100
GM:宇賀神とわのかぶっているクエスチョンの仮面が光り出す。
宇賀神とわ:「え!?え!?何これ!?嫌だ!嫌だーッ!!」仮面を押さえ、外そうともがく。
GM:だが、次の瞬間。
GM:その体が炸裂する。
GM:宇賀神とわは戦闘不能になり、《擬態の仮面》の効果が解除される。
ロコロコ:手を差し伸べた姿勢のまま、爆風に巻き込まれます。
GM:骨が縮むようにしてクエスチョンの姿が消え、現れたのは黒い長髪を後ろで結った少女だ。
GM:少女は体のあちこちから骨が突き出し、皮膚は内側から裂けてどくどくと血が流れている。
宇賀神とわ:「きっと……自分勝手なことばかりしてロコくんにいっぱい迷惑かけたからバチが当たったんですね……」弱々しく微笑みながら言う。
ロコロコ:「……」爆風が晴れた後も、しばらく手を差し出したまま宇賀神とわを見つめ
ロコロコ:「とわ君、しゃべらないほうがいい。無理はよくない。特に今は。」
GM:宇賀神とわはゆっくりと頷き、意識を失う。
GM:キミの近くに本物のクエスチョンが降り立つ。
クエスチョン:「酷いザマだな、SSランク!ヒントは出していたろう?ここに来るまで気が付かなかったのか?」
クエスチョン:「そいつの中身。答えは『人間』だ」
ロコロコ:「なるほど、まったく気付かなかった。」
クエスチョン:「足止めご苦労様。いい働きだったぞ、宇賀神とわ君」
クエスチョン:「さあ、勝負を続けようじゃないか、SSランク!」
クエスチョン:「と言っても、もうほとんど時間は残されていないがね。助けもない!お前は孤立無援さ!」
ロコロコ:「とわ君が関わってる。それだけを気にして、それ以上を見れなかった。」
クエスチョン:「そう、それ故にお前は負けた!次のゲームもお前の負けだがね!お前の能力は自分には効果がないんだろう?知っているとも!」
GM:クエスチョンの周りのドローンたちが再びキミに銃口を向ける!
ロコロコ:「……そうだな、続けよう。このままだと負け越しだ。取り返すためには続けないといけない。」
クエスチョン:「続けるだって?さっきも言ったろう?お前には時間もなければ力もない。この状態で何をどう続ける?」
ロコロコ:「知りたいかい。」
ロコロコ:「すぐにわかるさ。」
クエスチョン:「……聞く必要はないね」
ロコロコ:「時間も力も、もう使った後だ。」
ロコロコ:「残ってないのは当然だ。」
ロコロコ:「知っているかい、クエスチョン。今来ているのもそうだけど、全ての台風には中心がある。」
ロコロコ:「荒れ狂う風の中で、その中心だけは凪いでいる。台風の目という奴だが、日本では別の名前で呼ばれることもあるらしい。」
クエスチョン:「何を……何を言っている……!」
ロコロコ:「とても似ていると思わないか、誰かの能力に。」
ロコロコ:「光、輝き。君がそれを望むなら。その全てを遮ろう。雲と雨と、荒れ狂う風達で。」
クエスチョン:「お前が……それだというのか」
ロコロコ:「凪いだ風の中で、ただ一人取り残されようと」
ロコロコ:「僕が"壁の目”だ。SSランク。"壁の目”のロコだ」
クエスチョン:「もう間もなくだ!アカデミアの電力が復旧すると同時に、光も!酸素も!骨格も!それを形作る数式も!その全てが俺のものとなる!」
クエスチョン:「賢く知性ある者だけが生き残る新世界!そう、輝けるブランニューデイズだ!」
クエスチョン:「来るぞ、来るぞ!3、2、1……さあ、電力が!」
GM:その瞬間。
GM:ピラミッドの壁を突き破り、巨大な飛行船が現れる。
滝瑞果:「ギャアアアアアアアア!!ブゲェ!!」
滝瑞果:絶叫とともに投げ出され、ベシャリと地面に叩きつけられる。
夏川ミナ:すとん、すとんと瓦礫を蹴って
夏川ミナ:スカートがめくれないようにくるくると縦回転しながら落下。着地する。
羽石夏澄:「いたたたた。流石に傷だらけだと応えますね」
羽石夏澄:そう言いながらスカートを両手でつまんで瓦礫を降りて来る。
夏川ミナ:「でも、丁度よいショートカットになったようです。」
夏川ミナ:「敵が目の前に」 ガツンガツンと手甲を打ちあわせる。
羽石夏澄:「あ、クエスチョン。まだ無事でしたか…これは、やれますねえ。たのしみです。」
クエスチョン:「こんな……こんなことが……!」
滝瑞果:「……これ、本家の飛行部にも何度も注意してるんだけどさぁ」
滝瑞果:「オーヴァードの連中って、不死身だからって軽率に死にすぎだと思うんだよね」
滝瑞果:瞬間的な計算で落下負傷を最小限に抑えている。
夏川ミナ:「はい。瑞果さんの意見には大いに同意します」
夏川ミナ:「いのちは、だいじに。です。」
羽石夏澄:「えへへ。軽率に死んじゃってます。」
羽石夏澄:頭こつん
滝瑞果:「……ま。たまには悪くないか……」
滝瑞果:片目の血を押さえながら歩き出す。
滝瑞果:「……クエスチョン。あんたみたいなやつを」
滝瑞果:「驚かせたりできるからな」
ロコロコ:「すまない、負けてしまった。」下りてきた皆に、静かに告げる。傍らには気を失った宇賀神さんも居るだろう。
羽石夏澄:「…ロコさん」
羽石夏澄:「まだ、負けじゃありません。まだ」
羽石夏澄:「これからですよ」
夏川ミナ:「そういうことです。ロコ・ロコ・ベントゥーラ」
夏川ミナ:「なかよし四人組の力を見せてあげましょう。」 無表情に、少し嬉しそうに言い放つ。
ロコロコ:「……そうか、これからか。じゃあ、やってみよう。」
羽石夏澄:「…さて。戦いましょう!クエスチョン!」
クエスチョン:「俺は……勝っていた!勝っていたはずだ!」
クエスチョン:「これが……これがお前の力だというのか!"壁の目”!ロコ・ロコ・ベントゥーラ!!」
ロコロコ:「僕のじゃない。僕達の力だ。僕達は負けてない。」
ロコロコ:「そしてもう負けない。」
ロコロコ:「僕たちは、SSランクだからね。」
クエスチョン:「ほざけ!最後に勝つのは俺だ!俺の頭脳だ!!」
GM:シーン終了!次はいよいよクライマックスだ!
ロコロコ:オッス!
■Climax/01
GM:前回までのあらすじ!
GM:台風が接近しつつあったアカデミアで発生したオーヴァード部活連続襲撃事件。
GM:それらは全てアカデミアの乗っ取りを目論むクエスチョンが裏で糸を引いていたものだった。
GM:滝、夏川、羽石の活躍によりハッキング装置の破壊に成功し、ロコは宇賀神とわを救い出す。
GM:しかし、クエスチョンは宇賀神とわを囮にすることでロコを爆破に巻き込む。
GM:窮地に陥ったかと思われたが、そこになんかすごい方法で駆け付けたのは滝、夏川、羽石の3人だった。
GM:今、サツバツとしたイクサの火蓋が切って落とされようとしていた!
GM:クライマックスフェイズ!
GM:シーンプレイヤーはロコ!他の3人も自動登場です。
ロコロコ:侵蝕率ー
ロコロコ:1d10+100
DoubleCross : (1D10+100) → 1[1]+100 → 101
ロコロコ:ムムーン
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:93->95)
羽石夏澄:87+1d10-1
DoubleCross : (87+1D10-1) → 87+5[5]-1 → 91
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+0(1D10-1->1-1)した (侵蝕率:93->93)
夏川ミナ:みんなひくいw
滝瑞果:0!
滝瑞果:スペリオルミックスって0になるんでしたっけ?
羽石夏澄:最低1だったはず
滝瑞果:じゃあ1上げときますね
GM:キミたちはピラミッド内でハテナマークの仮面の男と対峙している!
GM:その頭上ではピラミッドの壁に突き刺さった飛行船が大破し、船体に描かれたクエスチョンマークごと炎上している。
クエスチョン:「ハ、四対一なら俺に勝てるとでも思ったか?そいつはとんだ思い違いだ!」
夏川ミナ:「いえ。四対一ではありません」
夏川ミナ:「アカデミア住人、1万と2000人を守る為の戦いです。1万2000と4対1です」
夏川ミナ:「投降を提案します。“クエスチョン”。」
クエスチョン:「ハッ、そんな感情論はキミらしくもないな、夏川ミナくん!」
クエスチョン:「お前たちの相手をするのは俺じゃあない。ドローンだ。こいつらで十分とも言うね」
GM:先ほどまでロコを取り囲んでいたドローンたちが一斉に展開する!
羽石夏澄:「あらら…舐められてますねえ。」
羽石夏澄:「舐めプレイはいやですよ?。来るなら全力で!出ないと戦いがいがありませんっ」
滝瑞果:「舐めプレイはいや!?」
夏川ミナ:「舐めプレイ」 首を傾げる。
GM:さらにその後ろで起動するのは数メートルはあろうかという巨大なドローン!言うなればマザードローンだ!
クエスチョン:「このドローンたちはコンピューターの精密な動きを持ちながら、人間と同じように呼吸し、人間と同じように思考する」
クエスチョン:「ドローンを超えたドローン!言わばドローンジャームだ!」
GM:マザードローンが洗練された動きで武器を構え、いかにも人間的な音声を発する!
マザードローン:「人類ハ愚カダ」
マザードローン:「人類ハ我々コンピューターニヨッテ管理運営サレルベキ」
滝瑞果:「なんて賢そうなAIだ」
羽石夏澄:「すごい」
クエスチョン:「どうだ、驚いたろう?見るがいい、この高度な知性を!」
羽石夏澄:「ええ、ほんとう、こうどで」
ロコロコ:「ああ、すぐ壊れるのが惜しくなるね。」
羽石夏澄:「……うん。やっちゃいましょう」
滝瑞果:「……。正直な話さ、クエスチョン」
滝瑞果:「……あんたは上手い計画をやったよ。ここで失敗したのはただの、偶然のアクシデントだ。……だろ?」
滝瑞果:後ろの宇賀神とわを見る。「ケチがついたと思わないか?また後日出直すって手は?」
クエスチョン:「そう、俺の計画は完璧だった。俺1人で計画し、全て上手くいっていた」
クエスチョン:「だからこそここでキミたちを殺し、それからもう一度アカデミアを作り直すとしようじゃないか!」
夏川ミナ:「提案が却下されたようです。瑞果さん。」
羽石夏澄:「あっという間ですよ。私達がそろってるんですから。」
滝瑞果:「落ち着いて考える時間があったらな……って」靴の爪先をトントンと叩く。
滝瑞果:「思わないか?クエスチョン………………やるなら相手になるぜ」
クエスチョン:「俺には考える時間はいくらでもあったとも。病院のベッドの上でね。そして出した結論だ。答えは変わらない」
クエスチョン:「さあ、始めよう!ここからは第3問目だ!」
GM:クエスチョンが放つ圧倒的なレネゲイド圧はキミたちの衝動すらも揺るがしていく!
GM:衝動判定だ!〈意志〉で難易度は9!
ロコロコ:やってやるデス
ロコロコ:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[1,3,3,5,6,8,8,9,10]+9[9]+1 → 20
ロコロコ:平気
ロコロコ:2d10+101
DoubleCross : (2D10+101) → 16[7,9]+101 → 117
羽石夏澄:6dx>=9 いっけええ
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 10[1,4,4,8,9,10]+3[3] → 13 → 成功
羽石夏澄:91+2d10
DoubleCross : (91+2D10) → 91+16[8,8] → 107
夏川ミナ:風紀委員の力を見よ!
夏川ミナ:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 6[1,5,6,6] → 6 → 失敗
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+15(2d10->5,10)した(侵蝕率:95->110)
夏川ミナ:だめみたいですね
夏川ミナ:こちらは暴走!
滝瑞果:7dx+3>=9
DoubleCross : (7R10+3[10]>=9) → 8[2,3,4,4,7,7,8]+3 → 11 → 成功
滝瑞果:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+16[7,9] → 110
GM:衝動のロールがある人は今のうちにどうぞ!
ロコロコ:私はないぞ!
GM:なければサクサク戦闘に移るよ!
夏川ミナ:「ふー」 無言でガシガシとガントレット同士を叩きつける。
夏川ミナ:「皆さん、申し訳ありません。自制が効きそうにありません。」
夏川ミナ:「出来る限り努力しますが、はしたない真似をしてしまったら……その、抑えて頂けると幸いです。多少手荒でも結構ですので。」
滝瑞果:「ハァハァ……レネゲイドの衝動が抑えきれない!」
滝瑞果:「ごめん夏澄ちゃん!」胸を揉みにいく!
羽石夏澄:「きゃあっ!!目を醒まして下さい、滝先輩!」
夏川ミナ:「自制が効かないと言いましたが、瑞果さんよりはマシかもしれません。」
滝瑞果:「なんというレネゲイド衝動だ……!あたしの意志に反して……!」
羽石夏澄:ぺちぺち!滝さんの手を叩く!
滝瑞果:「ゲヘヘ~~ッ!減るもんじゃねえだろぉ~~?」
羽石夏澄:「やー!!私の精神力が減るんですーー!!」
マザードローン:「ガガピー!ヤハリ人類ハ愚カダ!」
羽石夏澄:「すみませんごめんなさい!愚かなところお見せしてごめんなさい!!」
夏川ミナ:「申し訳ありません。」 ドローンに頭を下げる。
マザードローン:「抹殺!抹殺!ピガー!」
ロコロコ:「抑えるか、それは難しいね。」
ロコロコ:「これから僕がするのは、それとは全く逆の事だからな。」
クエスチョン:「決着をつけるとしようじゃないか、SSランク!」
ロコロコ:「焦らなくても、すぐに付くよクエスチョン。」
GM:クエスチョンは大きく腕を広げる!
GM:では、戦闘の前にルールの説明をしておきましょう。
GM:PCたちは全員が1エンゲージ。
ロコロコ:はい
GM:エネミーはドローンのトループが4つ。距離はキミたちのエンゲージから5メートル。
GM:さらに5メートル離れたところにクエスチョンとマザードローンのエンゲージだ。
GM:行動値はマザードローンが22、ドローンが18、クエスチョンが13です。
GM:そして、この戦闘は制限時間付きになる。
ロコロコ:早い
夏川ミナ:制限時間!
GM:クエスチョンを倒し、2ラウンド目のクリンナッププロセスまでに彼の持つ爆破装置を解除できない場合、アカデミアは洪水に飲み込まれることになる!
滝瑞果:たいへんだ
羽石夏澄:ひええ
GM:まあ、PCたちが強すぎてそこまで保たないような気がするけど……。
GM:説明はだいたいこんなところですかね。
GM:それでは、戦闘を始めていきましょう!
■第1ラウンド
GM:1ラウンド目!
GM:まずはセットアッププロセスから!
羽石夏澄:なし!
滝瑞果:ありません
夏川ミナ:ひゃあ!
夏川ミナ:《戦いの予感》《スピードスター》。行動値を+40して56に。
夏川ミナ:このラウンド間は行動値を攻撃力に上乗せするかわり、リアクション不能!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7した(侵蝕率:110->117)
GM:早っ!?
ロコロコ:《常勝の天才》《戦術》。攻撃力+32、ダイス+6を味方の全員に。
滝瑞果:こいつら危険よ
ロコロコ:侵蝕値は129に。
滝瑞果:アワワ……
GM:ドローン群は無し。
GM:クエスチョンは《戦術》《鬼謀の策士》《バタフライエフェクト》をトループ全てとマザードローンに使用。
GM:メジャーアクションのダイス+6個、さらに一度だけ判定の達成値+5することが可能になる。
ロコロコ:「何も……躊躇うことはない。戦おうとするのも、力を使おうとするのも。自分の為だけじゃない。」
夏川ミナ:ロコの声を聞きながら両脚を開き、深く腰を落とす。
夏川ミナ:左手はまっすぐ地面を突き、右手は弓を引き絞るように後ろへ。一撃必殺の予備動作。
ロコロコ:「ここにいない誰かの為に、そしてここにいる誰かの為に戦うんだ。それは……きっと間違いじゃない。」
羽石夏澄:「……」深呼吸をしながらロコの声を聞く。
夏川ミナ:「間違いじゃない」
ロコロコ:「この学園を守るんだ。君にならできるさ。」
羽石夏澄:気持ちがクリアになって行くのを感じる。迷いはない。だから。恐怖もない。
ロコロコ:「自分を信じて。」
夏川ミナ:「はい。その言葉を信じます。」
羽石夏澄:「…ありがとうございます」小さく、呟く
夏川ミナ:「ロコロコさんを信じて、自分を信じます。」
滝瑞果:(断迷。そいつは一番恐ろしくて、危険な能力だ)
滝瑞果:(でも、だからこそ……今はそいつに頼らせてもらうぜ、ロコロコ)左手を構える。
ロコロコ:「さあ、行こう。」
GM:その様子を見たクエスチョンは苛立たしげにドローンたちに指示を飛ばす!
クエスチョン:「俺の指示通りに動け、ドローンたち!知恵のある者が勝ち上がる世界がやってくるぞ!」
クエスチョン:「他者を蹴落とし自分だけが生き残る!そのためにこそ頭脳を磨け!それが全てだ!」
滝瑞果:「……クエスチョン、あんたさ」苦笑する。
滝瑞果:「負けず嫌いだよな」
クエスチョン:「もちろんだとも。負けるのは大嫌いだよ」
クエスチョン:「特にこの手のゲームではね」
マザードローン:「ガガピー!抹殺!抹殺!」
GM:ドローンたちが一斉に銃を構える!
クエスチョン:「さあ、来るがいい!」
滝瑞果:「はっ、どうかな。こうして直接戦い始めた時点で、あんたの得意なゲームとは違ってきてるんじゃないかなあ」
クエスチョン:「くっ、黙れ!すぐにそのよく回る舌を撃ち抜いてやる!」
夏川ミナ:「舌を撃ち抜くのは非常に難しいので、狙うならば頭部か心臓ではないでしょうか」
GM:というわけで、セットアッププロセスは終了!
GM:イニシアチブプロセスに移ります。
GM:何もなければまずは行動値56のミナちゃんからです。
滝瑞果:56
ロコロコ:ありまーす
GM:ある……
夏川ミナ:あった!
ロコロコ:《ブリッツクリーク》そして同時にSSランク。対象は味方全員。
ロコロコ:全員メインプロセスを行っていいぞ!
GM:ゲーッ!?
夏川ミナ:やばいなあこれw
ロコロコ:能力を使う。キュマイラやエグザイルのように、見た目が変わることも、サラマンダーのように炎がでたりもしない。傍目から見たら、何も変わったようには見えない。しかし最も恐ろしい力を。
ロコロコ:「心苦しいよ。」
ロコロコ:「あのビデオに写っていた物を見た時、とても似ていると思った。僕の力に。だからとても辛いよ。」
ロコロコ:「あれよりもっと酷い状況を、君に味わわせるのが。」
ロコロコ:4d10はもう上げたほうがいいですかね。
GM:そうですね。このタイミングでお願いします。
ロコロコ:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 15[1,4,6,4]+10 → 25
夏川ミナ:4d10にしては控えめ!
ロコロコ:侵蝕値は154になりました。
GM:やばいな!
夏川ミナ:ヤバイ
ロコロコ:安いもんだ、その横っ面を張れるなら!
ロコロコ:このメインプロセスはどうしましょう。ここも行動値順ですか?
GM:ブリッツクリークを複数人に使った場合のルールとかって特に書かれてないんですよね。
ロコロコ:そうですね、そんな想定多分されてないので……
GM:ですが、自由に決めても混雑しそうなのでここは行動値順にしましょうか。
夏川ミナ:GM裁定の時!
夏川ミナ:じゃあ、私から行動かな。
GM:行動順を変えたい時はブリツクリークの中で待機するといい!
GM:というわけで、ミナちゃんの再行動から!
夏川ミナ:ブリッツクリークの後に通常手番らしいので、作戦会議の結果待機しようとおもいます。
GM:了解です。
夏川ミナ:腰を落としたまま、動かない。自分が動くべきはここではないと分かる。
GM:では、ロコの再行動メインプロセス!
ロコロコ:うーん、どうしようかな。弱点看破だけだと侵蝕値3点なんだよな。
ロコロコ:よし、マイナーで一個だけジェネシフトします。
ロコロコ:1d10+154
DoubleCross : (1D10+154) → 3[3]+154 → 157
ロコロコ:グッド
滝瑞果:そういうことか……!
GM:な、何をする気だ!?
ロコロコ:《弱点看破》!羽石さんに!侵蝕値は160に!
夏川ミナ:SSランク!
羽石夏澄:ヒュウ!
ロコロコ:エフェクトレベルが上がるので、《常勝の天才》の攻撃力上昇が36に、《弱点看破》の攻撃力上昇が21になります。
滝瑞果:悪魔
GM:嘘だろ!?
羽石夏澄:やばい
ロコロコ:「羽石君。」
羽石夏澄:「は!はいっ!」
ロコロコ:「本当は僕がどうにかしたいけど。その力は僕にはないから。」
ロコロコ:「僕の分まで、やっちゃってくれるかい?」
羽石夏澄:「…!もちろんです。」
羽石夏澄:「ロコさんの分、どーんとぶつけて!やっちゃいますよー!」
羽石夏澄:手を上げてぐっと拳を握る。
GM:では、次は滝さんの再行動メインプロセス!
滝瑞果:まず待機!羽石さん攻撃たのむ!
GM:では、羽石さんの番!
羽石夏澄:はい!いきます!
ロコロコ:頼んだ……ぜ!
羽石夏澄:マイナーなし。メジャー、《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《完全なる世界》+《スキルフォーカス》+《確定予測》を敵全員に! そして判定前に能力訓練:精神!
夏川ミナ:いけえー!
GM:くっ、来やがれ!
羽石夏澄:12dx+16 リアクションC値+2!
DoubleCross : (12R10+16[10]) → 7[1,1,1,1,2,3,4,5,6,6,7,7]+16 → 23
GM:り、リアクションC値+2!?そんなものまであるの!?
羽石夏澄:確定予測だ!
GM:まずドローンのトループなのですが、こいつらは《イベイジョン》持ちでして。
羽石夏澄:はい
GM:回避の達成値は19で固定!なので全員命中!
羽石夏澄:よっしゃ!
GM:ドローンマザーとクエスチョンは普通にリアクションをします。
GM:まずドローンマザーのドッジ。
GM:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 10[1,1,1,5,6,7,8,8,9,10]+3[3]+4 → 17
GM:ああ、クソ!
GM:攻撃は命中。
夏川ミナ:ロイス切ろう!
GM:ねえよ!ドローンジャームだって言ったでしょ!
ロコロコ:C値+2を忘れてるぜ多分!
ロコロコ:まあ当たりか!
羽石夏澄:どっちでもあたりですね!
GM:あっ、そもそもクリティカルしてなかった。
GM:じゃあ、次はクエスチョンのドッジ!
GM:6dx11+3
DoubleCross : (6R10+3[11]) → 10[4,6,6,7,8,10]+3 → 13
GM:その達成値なら、ここで切ろう。
羽石夏澄:なにっ
GM:Dロイス天才で取得したエフェクト《天才》 を使用。
夏川ミナ:TENSAI!
滝瑞果:本当に天才だw
ロコロコ:ジーニアス!
GM:判定の達成値を+【精神】する。
夏川ミナ:そうだ、このひと天才倶楽部だった
滝瑞果:わかりきっていた事だったのに、くっ……
GM:達成値+11!
羽石夏澄:くっ!
夏川ミナ:IQすごい!
GM:合計で24!攻撃は回避だ!
GM:ああ、怖かった。
羽石夏澄:ならばしかたあるまい!それ以外のドローンどもに命中だ!
羽石夏澄:3d10+1d10+93 諸々有効!
DoubleCross : (3D10+1D10+93) → 11[1,1,9]+3[3]+93 → 107
GM:んん!?
滝瑞果:出目は悪いのに強い
夏川ミナ:出目は14なのに・・・
羽石夏澄:常勝と弱点看破の力…
羽石夏澄:後固定値
GM:えーと、ですね。
羽石夏澄:侵蝕は17UP
GM:まずドローンのトループは全滅!
GM:こいつらトループにしては強かったはずなのに……。
滝瑞果:これでシンプルになったな
GM:ドローンマザーもこの一撃でほとんどのHPを持っていかれた!
GM:では、羽石さんは演出をどうぞ
羽石夏澄:両腕を広げる。三つ編みがふわりと途中に浮く。
羽石夏澄:「機械相手だとちょっとやりづらいんだけど…でも、今は平気」
羽石夏澄:「どうやればいいかもわかる。そうだなあ…今回は、」
羽石夏澄:きゅっと。夏澄を囲む空気が変わる。
羽石夏澄:「真空弾の雨、とかいっちゃいましょう」
羽石夏澄:そして、手を開くと。
羽石夏澄:突然、ドローン数体に穴があく。
羽石夏澄:どす。どすどすどす。
マザードローン:「ナ、何ダ、コノ力ハ……!?」
羽石夏澄:沢山のドローンに無数の穴が空いて行く。
羽石夏澄:「うん。いい調子。やっぱりロコさんはすごいです」
羽石夏澄:「そしてここが…」
羽石夏澄:「"終点"ですよっ!」
羽石夏澄:その声とともに、ひときわ大きい穴が、マザードローンに空いた。
マザードローン:「ガガピー!?理解不能!理解不能!」
GM:ドローンたちは全て陥没して破壊!
羽石夏澄:「…うんうん!やっぱり楽しい!」
GM:マザードローンにも大きな穴が空き、煙が吹き出す!
クエスチョン:「何が起きている!?エフェクトか!?そうか、空気を操って……!」
羽石夏澄:「クエスチョンさんもー、あぶないですよー!」
羽石夏澄:「えいっ」
クエスチョン:「……!」
GM:クエスチョンは咄嗟に破壊されたドローンの陰に潜り込み、攻撃を防ぐ!
羽石夏澄:「…あー。ちょっと当たり難い所ですね、それ。」
羽石夏澄:「でも、まあ。これだけやっちゃえたし、いいかな」
クエスチョン:「だからここに隠れたのさ」
クエスチョン:「やはり惜しいな、その力!」
滝瑞果:「……っはは、マジかよ」
羽石夏澄:「えへへ。ありがとうございます」
羽石夏澄:「ロコさんの分も!」
GM:では、次は待機していた滝さんの再行動!
夏川ミナ:「SSランクと、天才倶楽部と、番長。なるほど。」
夏川ミナ:「どれも伊達ではないという事ですね。」
夏川ミナ:弓を引き絞るような正拳突きの予備モーションから動かない。
滝瑞果:視線を向けずに、ミナを気にする。
滝瑞果:右足をトントンと鳴らして、タイミングを図る……ことを、ミナに知らせる。
夏川ミナ:《ウサギの耳》で、その僅かな音をしっかりとキャッチしている。
夏川ミナ:微かに腰を振り、右足のリズムにスカートの揺れを合わせる。
滝瑞果:コンボ名「(x^2+y^2-1)^3=x^2*y^2」。マザードローンを狙います。
滝瑞果:《スキルフォーカス》。
GM:来い!
滝瑞果:15dx+31
DoubleCross : (15R10+31[10]) → 10[1,1,2,2,4,6,6,7,8,9,9,10,10,10,10]+8[3,5,7,8]+31 → 49
滝瑞果:技能10+必中の弓10+スキルフォーカス8+スペシャリスト3だ!
GM:あ、あれ!?高くない!?
GM:マザードローンはドッジ!
ロコロコ:あ、しまった
GM:お?
ロコロコ:攻撃力に気を取られていたけどダイス数も+6から+7になってたんだ
滝瑞果:そうです
滝瑞果:ちゃんとそれは入れてますからね!
GM:ああ、戦術の分ですね。
GM:さすがは滝さん。
夏川ミナ:さっすがー
GM:では、マザードローンのドッジ。
GM:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 10[1,1,2,3,3,5,6,7,8,10]+5[5]+4 → 19
GM:攻撃は……命中です。
滝瑞果:「よーし、マザー……」右手をまっすぐ差し出し、消しゴムを指の中に構える。
滝瑞果:「賢いその頭脳で、しっかり計算してもらおうか」
滝瑞果:「今から撃つぞ」
滝瑞果:「避けろよ」
マザードローン:「アナタハ人類ノ中デモ特ニ愚カデス」
滝瑞果:5d10+47
DoubleCross : (5D10+47) → 39[9,6,4,10,10]+47 → 86
滝瑞果:パ ン ! !
滝瑞果:黒い円を通過して、消しゴムが一瞬で消える!……消えたかのように、軌道が曲がる!
マザードローン:「私ノAIヲ持ッテスレバ回避ナド……」
滝瑞果:――z___キュ! ――ヒュッ
滝瑞果:キュオッ
マザードローン:「ガガピー!?」
滝瑞果:その軌道が、Uターンする。宙で旋回する。
滝瑞果:直角に曲がる。重力に逆らい反転する。
マザードローン:「ケ、計算ガ追イ付カナイ……!?」
マザードローン:「物理法則ニ反シテイル!?」
滝瑞果:空中に、細かい“魔眼”が複数配置されている……既に。
滝瑞果:その重力の周天を、スイングバイするかのように……否、それを差し引いても異常な軌道!
滝瑞果:消しゴム一個でマザードローンの装甲を破壊することはできない。
滝瑞果:……だが、この極めて異常な軌道で計算負荷をオーバーフローさせ、機能停止させることは可能だ!
マザードローン:「アリエナイ!アリエナイ!」
GM:マザードローンから煙が吹き上がり、爆発する!
滝瑞果:「――正解」
滝瑞果:「“あり得ない”軌道を演算する」
滝瑞果:「そいつがあたしの遺産だ」
滝瑞果:……トン。
滝瑞果:爆発したマザードローンの頭部に、消しゴムが軽く当たって、落ちる。
滝瑞果:110→112
GM:マザードローンは軽い衝撃を受けただけで、ガラガラと崩れ落ちる。
GM:マザードローンはこれで一旦戦闘不能。
クエスチョン:「チッ、再起動しろ。ドローン」
滝瑞果:「あはははーっ!どうよクエスチョン!かっこよかったか?惚れなおしただろ、あたしに!」
クエスチョン:「バカめ。多少の予想外など計算のうちだ」
GM:《魂の錬成》を使用。
GM:マザードローンは自分のエフェクトの効果により、戦闘不能から復活する。
GM:壊れたドローンのパーツが寄り集まり、再び巨大な機械の姿を形成していく!
滝瑞果:「……ふん、さすが」
マザードローン:「ガガピー!生キテルッテ素晴ラシイ!」
滝瑞果:(マジで優秀なAIだなこれ……)
クエスチョン:「お前の遺産の力は分かった。だが、いかんせん非力すぎるな!」
クエスチョン:「そいつでは何度やってもこのドローンを破壊し尽くすことなどできはしないだろう!」
滝瑞果:「そいつも……正解かな」
滝瑞果:トン、……トン
滝瑞果:右足のリズムを止める。その時!
GM:最後にミナちゃんの番!
夏川ミナ:その瞬間、全員の前から消える。
夏川ミナ:「攻撃を」 既に地面を蹴っている。
夏川ミナ:「開始します」 ドローンとクエスチョンの真横に現れる。
夏川ミナ:マイナーで戦闘移動してクエスチョンのエンゲージへ!
夏川ミナ:私は風紀委員なので、なんと戦闘移動で61メートルも移動できるのです。
GM:風紀委員すごい。
夏川ミナ:コンボ『迅速に粉砕します』。 《コンセントレイト:エンジェルハィロウ》《光の舞踏》《獅子奮迅》《マスヴィジョン》。対象はマザーとクエスチョン。
夏川ミナ:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[2,2,3,3,3,4,6,6,7,8,8]+10[2,8,9]+10[5,7]+10[8]+10[10]+10[9]+3[3]+4 → 67
夏川ミナ:すげえまわった!
GM:た、高い!?
滝瑞果:ダイス目が凄ェ!
ロコロコ:ダイス+7は入ってるかい!
ロコロコ:まあ要らなさそうだけど!
夏川ミナ:あっ入って無い!
夏川ミナ:ロコロコ君に悪いので、振り直します。
夏川ミナ:18dx7+4
DoubleCross : (18R10+4[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,5,7,8,9,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,4,4,6,6,6,7,8,10]+10[2,6,8]+1[1]+4 → 35
夏川ミナ:まあ、そうよな
滝瑞果:めっちゃ下がった……
GM:なんでそれで下がるの
ロコロコ:ダイスってそんなもん
夏川ミナ:しかしいい出目だぞ!避けられるか!
GM:では、リアクション!
GM:マザードローンは……ガードだな!
GM:クエスチョンはドッジを行う!
GM:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 10[1,3,4,5,10,10]+10[4,10]+5[5]+3 → 28
ロコロコ:頑張りすぎだ!
夏川ミナ:あ、あぶね!
GM:もう一発だな。
GM:《天才》を使用。判定の達成値+11。
夏川ミナ:や、やめたまえ!そんな・・・君のIQがなくなるぞー!
滝瑞果:シナリオLV回だからね……!
ロコロコ:天才倶楽部部長が本当に天才ですごい……
羽石夏澄:こ、この天才…!
ロコロコ:元々こんな天才だったのか……
GM:達成値は39!その攻撃は回避だ!
GM:だが、これで天才はもう一発分しか残っていないがね!
GM:何もなければダメージを出すがいい!
夏川ミナ:だすよ!
夏川ミナ:ロコロコ君のロイスを切って達成値をプラスします。
夏川ミナ:私の達成値が35。クエスチョンの達成値が39なので、40以上ならヒット。
GM:そうなります。
滝瑞果:6割の賭けだ……
夏川ミナ:「(SSランク。番長)」
夏川ミナ:「(天才倶楽部。生徒会。)」
夏川ミナ:「(私だって)」
夏川ミナ:「――私だって、出来るんだッ!」
夏川ミナ:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+3[3] → 38
夏川ミナ:ダメージを出します!
夏川ミナ:4d10+1d10+11+56+36+20
DoubleCross : (4D10+1D10+11+56+36+20) → 18[5,6,2,5]+9[9]+11+56+36+20 → 150
GM:いやいやいや
ロコロコ:ひっどいw
GM:よ、避けててよかった……
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+14した(侵蝕率:117->131)
夏川ミナ:「“ジェミニ”、オーバードライブ――」 ゾディアックウェポンの強化機構を全解放。
夏川ミナ:「――リリース!」
夏川ミナ:極限まで増幅された超振動波を解放。ドローンとクエスチョンに放つ!
クエスチョン:「無理だね。お前にはできない」
滝瑞果:「あたしにはな」
夏川ミナ:超大型機械手甲による――超振動!正拳突き!
GM:マザードローンは一瞬で消し飛ぶ!
クエスチョン:「リミッターを解除する。振動波を取り込み、さらなる強化を」
GM:吹き飛んだはずのマザードローンはミナの攻撃による衝撃を吸収し、さらに強大な姿となって復活する!
滝瑞果:「……っへへ、引っかかんないか、さすがに!」夏川の衝撃余波から飛び退りながら。
夏川ミナ:「……!」
GM:戦闘不能となってマザードローンはアージエフェクト《メカニカルハート》を使用して復活だ!攻撃力も+5される!
滝瑞果:(だとしても……)
滝瑞果:(タイムラグのない“断迷”に追いつかせた。それだけこいつの回転が、一瞬、早かったわけか)
夏川ミナ:「……みなさん、申し訳ありません。」 衝撃で破れたベストを脱ぎ捨てる。
夏川ミナ:「皆さんが作りだした好機を一手、無駄にしました」
滝瑞果:(それとも……ミナちゃんにまだ迷いがウヒョー!ミナちゃんが脱いだ!!)
滝瑞果:ガッツポーズを決める!
クエスチョン:「残念だったな、先輩の期待に応えられなくて。だが、そんなものだ、お前は」
GM:クエスチョンはマザードローンが復活の際に発したフィールドに守られ、無傷!
クエスチョン:「そして、そのせいでお前たちは死ぬのさ」
夏川ミナ:「……残念です」 目から熱い液体が一筋溢れ出る。良く分からないそれを無心に拭う。
羽石夏澄:「…ミナさんの攻撃は確実に効いてます」
羽石夏澄:「大丈夫。戦いはまだ、これからです」
GM:では、これでブリッツクリークの手番は終了!
GM:通常の手番に戻ります!
夏川ミナ:通常!
滝瑞果:時間の流れが普通に戻ったぜ
ロコロコ:「クエスチョンも、ミナ君も。……何か勘違いしてないかい、二人とも。」
ロコロコ:「まだ何も終わってないぞ。」
GM:まずは改めて行動値56のミナちゃんの番ですが、その前に!
GM:マザードローンが《鼓舞の雷》を使用!
GM:割り込んで再行動する!
GM:マイナーで《ハンドレッドガンズ》+《ジャイアントウェポン》を使用
GM:両手持ちになる代わりに攻撃力が強化されたハンドレッドガンズを作り出すことすら可能!
滝瑞果:デカくて太くて黒いハンドレットガンズだ
夏川ミナ:表現
GM:メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《ミカズチ》+《ギガンティックモード》+《ギガノトランス》を使用
GM:シーン選択で四人全員に攻撃する!
滝瑞果:分かったぜ……《時の棺》だ。
GM:なn
滝瑞果:《時の棺》だ
GM:なん……だと……
GM:はい……
GM:では、マザードローンの命中判定は失敗!
GM:マザードローンは巨大な砲口を展開し、キミたちに向ける!
滝瑞果:「おいおい……」
滝瑞果:「そこまでマジになることないだろ~~」
滝瑞果:冷や汗を流す。
クエスチョン:「もう一度言おうか。お前が失敗したせいで、お前たちは全員ここでゲームオーバーさ。夏川くん」
クエスチョン:「チェックメイトというやつだ。……やれ」
夏川ミナ:「……申し訳ありません」 ロコの諌めも聞こえていない。
夏川ミナ:「私のせいです。私が……冷静さを欠いたから」
滝瑞果:「た、助けてくれーっ!」ブザマ!
GM:マザードローンの砲口から圧倒的な質量のエネルギーが放たれる!
羽石夏澄:「……!」
夏川ミナ:「……ごめんなさい」 どのみち、全開機動の直後は強制冷却で動けない。棒立ちでそれを受けるしかない。
滝瑞果:では、そのエネルギーが
滝瑞果:あらぬ方向に曲がり、拡散し、飛び散る。
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「え」
クエスチョン:「ハハハハハハハハ!……何?」
滝瑞果:ガガガガガガガガガン!!!
滝瑞果:その場の全員の立ち位置を全て避ける“軌道”で、エネルギーがにわか雨のように着弾した。
マザードローン:「抹殺失敗!抹殺失敗!」
クエスチョン:「どうした、ドローン!?」
羽石夏澄:「今…」
滝瑞果:「……おおっと?あれあれ?どういうことかな?」
滝瑞果:「全然直ってねーじゃん!クエスチョンよ~~!!」
羽石夏澄:「………滝先輩?」
羽石夏澄:問うように滝さんを見る
滝瑞果:「ぶっ壊れたまんまだったな!ミナちゃんのパワーを……防ぎきれなかったってわけだ!つまり!」
クエスチョン:「何を……何をした!滝瑞果!」
滝瑞果:「あたしー?何のことやら?」アメリカ人のように肩をすくめる!
夏川ミナ:まだ涙でうるんだ目で瑞果さんを見ている。
マザードローン:「ガガピー!計算機能ニ損傷アリ!早ク直シテ!」
滝瑞果:「おバカなもんで、答えられなくて悪いな。代わりに、『これから何をされるか』を教えてやるよ」
滝瑞果:「……そいつが」――キュン!
滝瑞果:周囲に展開していた魔眼が、星図のように配置を変えた。
滝瑞果:「ミナちゃんに、ぶっ飛ばされるのさ!!」
滝瑞果:112→122
クエスチョン:「バカな……こいつは完璧な戦闘兵器だ!そんな、機械にも人間にもなりきれない半端なオーヴァードごときに!」
GM:では、次は行動値56のミナちゃんの番!
夏川ミナ:「……ありがとうございます、瑞果さん」
夏川ミナ:涙を拭って笑う。
夏川ミナ:「行きます。」
夏川ミナ:マイナーは無し。コンボ『迅速に粉砕します』 《コンセントレイト:エンジェルハィロウ》《光の舞踏》《獅子奮迅》《マスヴィジョン》。
夏川ミナ:対象はドローンとクエスチョン。
夏川ミナ:18dx7+4
DoubleCross : (18R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,5,6,6,7,7,8,8,8,8,10]+10[2,2,3,5,8,8,10]+10[2,9,9]+10[1,7]+6[6]+4 → 50
滝瑞果:よ、よしこの達成値なら……!
GM:た、高え!?
夏川ミナ:あた、れ!
ロコロコ:ぶっ殺せ?ッ!
GM:マザードローンはガード。
GM:クエスチョンはドッジを。
GM:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 10[1,1,3,6,7,10]+4[4]+3 → 17
GM:ダメだな。失敗です。
夏川ミナ:じゃあダメージを出します。装甲は有効!
夏川ミナ:6d10+1d10+11+56+36+20
DoubleCross : (6D10+1D10+11+56+36+20) → 39[6,5,9,8,5,6]+10[10]+11+56+36+20 → 172
滝瑞果:デビル……
羽石夏澄:ワオ…
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+14した(侵蝕率:131->145)
GM:マザードローンは《電磁障壁》を使用……
GM:ガード値を+4Dします……
滝瑞果:頑張って欲しい
GM:残りHP10なので、これで162点以上削れれば生きてる!
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 21[2,8,7,4] → 21
GM:だめ!140点以上足りない!
夏川ミナ:やったー!
GM:マザードローンは戦闘不能!
ロコロコ:ヒューッ!
GM:で、こんなダメージを喰らうと
GM:当然クエスチョンも戦闘不能になるんですよ
GM:《原初の虚:魔獣の証》を使用して戦闘不能から復活だな。
滝瑞果:しぶといやつめ
GM:マザードローンは完全に破壊!クエスチョンも吹き飛ばされて地面に倒れるぞ!
夏川ミナ:……友達を作るとか、恋人を作るとか。
夏川ミナ:入学前にメンターに言われた事は未だに良く分からない。
夏川ミナ:そもそも、誰かと友達になりたいとか、繋がりたいとか、仲良くなりたいとか、そういう感情も良く分からない。
夏川ミナ:ただ、今は――
夏川ミナ:「(ロコロコさん。瑞果さん。羽石さん。)」
夏川ミナ:「(この人たちと同じステージに)」
夏川ミナ:「――立ち、たい!」
夏川ミナ:“ジェミニ”を再起動し、超振動正拳突きを!
夏川ミナ:叩きこむ!
夏川ミナ:「あああああああっ!」
マザードローン:「ガ、ッガピー!?計算以上ノ出力デス!再生不能!」
クエスチョン:「バカな……!?こんな出来損ないに……!」
GM:マザードローンは粉々に分解され、パーツの破片が散らばる!
GM:衝撃で吹き飛ばさたクエスチョンは地面に倒れるが、フラフラとした足取りで立ち上がる。
夏川ミナ:「出来そこないでも……はっ、はあっ」 膝を突く。
夏川ミナ:「意地が、あると……いうことです」
クエスチョン:「意地だと……それならば……俺にも意地はあるとも」
夏川ミナ:瑞果の予言をしっかりと叶えられた。理解不可能な嬉しさで口元が緩むのを引き締める。
滝瑞果:「あんたは何がしたい」
滝瑞果:「何か楽しい予定でもあるのか?ここから先」
クエスチョン:「あるとも」
クエスチョン:「まもなく知恵のある者が勝ち残る世界が俺のものになる」
クエスチョン:「今の人間とオーヴァードが馴れ合うだけの歪みきったアカデミアは消えてなくなる」
滝瑞果:「……今の学園でふんわかやる方が気楽だと思わない?」
クエスチョン:「俺や、そこの少女は気楽には思っていなかったようだがね」
GM:倒れている宇賀神とわを指して言う。
滝瑞果:「まったく、そうだな」自嘲気味に笑う。
クエスチョン:「お喋りはここまでだ。今度はこちらの番だぞ」
滝瑞果:「……そうかい」
GM:次は行動値13のクエスチョンの番です。
GM:マイナーはなし
GM:《言葉の刃》+《コンセントレイト:ノイマン》+《原初の赤:錯覚の香り》+《原初の黒:クリスタライズ》を使用して羽石さんに攻撃します
羽石夏澄:ひえっ
滝瑞果:なんということだー。判定を見なければ
GM:判定いくぜ
GM:14dx7+10
DoubleCross : (14R10+10[7]) → 10[2,2,3,3,3,4,5,5,7,8,8,9,10,10]+10[1,4,6,6,7,9]+10[4,10]+10[8]+2[2]+10 → 52
滝瑞果:《チェンジ》!愚か者めが!!
GM:よし、いい感じ
GM:何!?
滝瑞果:122→125
滝瑞果:そして……コンボ名「r=1/cos((arccos(sin(5*θ))-2*π)/5)」!《カウンター》《スキルフォーカス》で勝負だ!!
GM:では、攻撃の対象は滝さんに変更!
羽石夏澄:滝さーん!
GM:この達成値がそう簡単に破れるものか!
ロコロコ:滝殿!
夏川ミナ:瑞果さん・・・あなたならきっと・・・
滝瑞果:技能10+必中の弓10+スキルフォーカス8+スペシャリスト3!あと、忘れてたけど照準器で+1だった!+32!
滝瑞果:メジャーアクションではないから……《戦術》のダイスは使えない!8個で振る!
滝瑞果:8dx+32
DoubleCross : (8R10+32[10]) → 10[2,3,4,6,7,8,9,10]+2[2]+32 → 44
GM:よし!やはりそう簡単にはやぶれま
滝瑞果:……そしてッ!《勝利の女神》だ!!+18!
GM:何!?
夏川ミナ:すげェ!?
滝瑞果:これでクエスチョン!お前を上回る……
羽石夏澄:おおお?!
滝瑞果:達成値62パワーだ~~ッ!!
滝瑞果:(でも《天才》使われてたら危なかった!)
GM:では、《カウンター》は成功!
滝瑞果:7d10+47
DoubleCross : (7D10+47) → 34[8,2,4,10,2,7,1]+47 → 81
GM:嘘だろ。
GM:えーっと、ではまず演出を。
クエスチョン:「羽石くん、お前だって本当は今のアカデミアを疎ましく思っているはずだ」
クエスチョン:「お前が望むのは争いの世界。その世界でこそお前は安寧を得ることができる」
羽石夏澄:「疎ましいって…なに言ってるんですか、」
GM:クエスチョンの言葉が羽石の心を幻惑する。
羽石夏澄:「……それは、…だけど、でも」
クエスチョン:「さっき相手を壊した時、気持ちよかったろう?」
クエスチョン:「あれが望むだけ、好きなようにできるのさ」
滝瑞果:「そうさ……」ヒソヒソ
羽石夏澄:「あう。それは。そうですけど、でも…私は、」
滝瑞果:「好きなように気持よくできるんだぜ……」
羽石夏澄:「……?」
GM:その言葉に触れ、羽石の体が結晶化し、砕けていく。
滝瑞果:「舐められるプレイは苦手でも……ハァ、ハァ」耳元で囁く!
GM:そのはずだった。
滝瑞果:「舐めるプレイはど、どうかな……?」
羽石夏澄:「……!?ひゃうううう!?」叫んで身を仰け反らせる!
羽石夏澄:「滝先輩!いつの間に…!」
滝瑞果:……だが、心を侵蝕する言葉に、割り込む意志あり!
滝瑞果:それは雑念!滝瑞果の圧倒的な雑念!!
クエスチョン:「……心理学を応用した高度な催眠の一種だ」
滝瑞果:「ゲヘヘヘ……」
クエスチョン:「どう計算すればここに割り込める」
羽石夏澄:「…はっ!あ、わ、私」
羽石夏澄:言葉に幻惑されていたことに気付き、顔を俯ける。
滝瑞果:「クエスチョン。学園を変えなくたって、あんたはすごい奴だよ」
滝瑞果:「そこの元ドクロマスクちゃんだってそうさ。……ロコロコが褒めてるくらいなんだから、本当にそうなんだよ」
クエスチョン:「今さら命ごいか?死ぬのが惜しくなったかな?」
滝瑞果:「賭博倶楽部はもう潰れた。もうバカにする奴なんていないさ。……それでいいじゃないか」
GM:結晶が地面を這いながら滝の足元へと向かっていく!
滝瑞果:「あんたを褒めてくれる奴はいくらでも――」……キュン
滝瑞果:そこでクエスチョンは気づくだろう。
滝瑞果:滝瑞果の左腕を取り巻いていた黒い同心円が収縮した。
滝瑞果:これまで『展開』していたということになる。――いつ撃ったのか?
クエスチョン:「……遺産か!どこに!」
滝瑞果:「――これからいくらでも見つかる」
滝瑞果:バ ゴ ン ! !
滝瑞果:全く死角の背後から、ゴム弾めいた衝撃がクエスチョンの延髄を襲う!
クエスチョン:「ガア……ッ!?」
GM:頭部に衝撃!クエスチョンの仮面にヒビが入り、倒れる!
ロコロコ:「……滝先輩は本当に、頼りになるな。僕じゃ言えないことを言ってくれる。」
滝瑞果:「……あと」
滝瑞果:「次会うときは、エロの魅力も分かるようになりなよ。猛流くん」
滝瑞果:125→135
GM:クエスチョンはこれで一旦戦闘不能!
GM:ハテナマークの仮面がビキビキとヒビ割れながら、クエスチョンは起き上がる。
夏川ミナ:「やった……いえ……」
夏川ミナ:「……もう、一押し。」
滝瑞果:「おいおい……次が早すぎないか?」
クエスチョン:「褒める?認める?勘違いも甚だしい」
クエスチョン:「俺は気付いただけさ。人間とオーヴァードの融和。そんなものは誤りだということに」
クエスチョン:「利用させてもらうぞ、ディオゲネスクラブ」
GM:クエスチョンはエネミーアイテム勇気の仮面を使用!
GM:戦闘不能状態から復活!
GM:ヒビ割れた仮面が再生していく。ハテナマークをしていた仮面は、いつの間にか稲妻めいたジグザグの下に点がある形へと変わっている。
滝瑞果:「……まいったな。ほんと」
クエスチョン:「さあ、ゲームを続けよう」
クエスチョン:「アカデミアも謎も。全てはゼロへと戻る!」
ロコロコ:「……」
GM:次のイニシアチブでクエスチョンはノイマンのエネミーエフェクト《分割思考》を使用。
GM:未行動になり、行動値-10だ。
GM:では、次は行動値8のロコくんの番!
ロコロコ:「……大和さん。僕は貴方が受けたような仕打ちを、受けたことはない。その分、僕に知識はないし、僕がどう思おうと、貴方の言っていることは、本当に正しいのかもしれない。」
クエスチョン:「それがどうした」
GM:会話をしながらクエスチョンの頭脳は高速で思考を続けている。最適な手段で四人に攻撃を仕掛ける方法を割り出すためだ。
ロコロコ:「人間とオーヴァードの融和なんてのは、誰かが描いた夢物語であって、実現しようとするのは間違っているのかもしれない。」
クエスチョン:「そうとも。その被害者が俺であり、彼女だ」
ロコロコ:「僕たちが間違っていて、貴方が正しいのかもしれない。負けるべきなのは僕たちのほうかもしれない。」
クエスチョン:「そうだ。このゲームはお前たちの敗北で、終わりを迎える」
ロコロコ:「皆にはああ言ったけど、僕はずっと迷っていて……。だけど、貴方を勝たせるわけにはいかない。」
ロコロコ:「なぜだかわかるかい。」
クエスチョン:「さてね。そんなにアカデミアに入れ込んでいるのか?それともそこの女がそれほど大事かな?」
ロコロコ:「どちらも捨てがたい選択肢だ。だけどそうじゃない。」
ロコロコ:大和先輩にロイスを取るぞ。
ロコロコ:ぶん殴りたい/大和猛流/P:同情/N:憤懣○/ロイス
クエスチョン:「別に答えなんか求めちゃあいないぞ」苛立った口調で言う。
クエスチョン:「同情も求めちゃいない」
ロコロコ:「とてもムカついてるからだ、この野郎。こんな騒ぎを起こしやがって、こんな痛い目に合わせやがって。……被害者面して、宇賀神君を唆しやがって。」
クエスチョン:「……な、何だと」
ロコロコ:「同情もしてるし、理解もしてる。だが、お前と違って、彼女は前に進もうとしてた。それを……こんな形で巻き込みやがって。」
ロコロコ:マイナーでクエスチョンにエンゲージして、メジャーで素手で殴ります!
ロコロコ:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,2,4,5,10]+6[6] → 16
GM:クエスチョンはドッジを選択!
GM:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 9[2,2,4,5,7,9]+3 → 12
GM:最後の一発だ。
GM:《天才》を使用。
GM:達成値+11で、合計23。
GM:攻撃を回避する。
GM:ロコの拳が目の前に迫り、クエスチョンはその回避のために分割思考を割く!
ロコロコ:拳を握り、クエスチョンに殴りかかる。
ロコロコ:2d10-5
DoubleCross : (2D10-5) → 17[9,8]-5 → 12
クエスチョン:「バカが!お前の能力は自分には効果を及ぼさないんだろうが!そんな攻撃が当たるものか!」
GM:クエスチョンは息を切らせながら叫ぶ。
GM:ロコの拳を見切り、容易く回避する。
ロコロコ:「ぶん殴ってやりたい気分だ、すごく。……でも」盛大に空振り、勢いを殺しきれずそのまま膝をつく。
滝瑞果:「……」
クエスチョン:「計算の……やり直しだ!」
ロコロコ:「知ってるよ。こんなのが当たるわけがない。……SSランクなのにな。全く、ますます、腹が立ってくるよ」
羽石夏澄:膝をついたロコをじっと見ている。
GM:次は行動値6の羽石さんの番!
滝瑞果:「……あたしは甘すぎたな」独り言のように呟く。
滝瑞果:「お前の気持ちの分まで、考えてやれてなかった。……悪かった」
夏川ミナ:「……ロコロコさん……」
羽石夏澄:「…ん。」一人、頷いて。
羽石夏澄:「大丈夫ですよ、ロコさん」
羽石夏澄:「きっと、自分の手で、殴れないのはとてもとても悔しいけど」
羽石夏澄:「でも…それだって。あなたの強さだと思うんです」
羽石夏澄:「私は…それをとても尊いと思う。」
羽石夏澄:「……これは。私がこれから使うのは、あなたがくれた力」
羽石夏澄:「もう、恐くない」
ロコロコ:「ああ……。頼むよ、羽石君。」
ロコロコ:「僕の分まで、思いっきりね。」
羽石夏澄:マイナーなし。メジャーで《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《完全なる世界》+《スキルフォーカス》+《確定予測》。対象はクエスチョン。
GM:そこでオートアクションだ。
GM:《万象の虹》で羽石さんの《雨粒の矢》をコピー。
GM:《原初の白:異世界の因子》で羽石さんの《塞がれた世界》をコピー。
羽石夏澄:そんなものを持っていたか…
GM:もし攻撃を当てられなければ同じコンボが飛ぶぞ!
羽石夏澄:19dx+12 リアクションのクリティカル値は+2だ…!!行けっ!
DoubleCross : (19R10+12[10]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,5,5,6,6,6,7,8,8,8,9,9,10]+8[8]+12 → 30
GM:ドッジ!
GM:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 10[1,3,4,5,8,10]+3[3]+3 → 16
ロコロコ:高いぞー!
GM:ダメだな。これ以上達成値を引き上げる手段はない。
GM:攻撃は命中だ。
羽石夏澄:そして支援の効果はまだ残っている…
羽石夏澄:4d10+1d10+93
DoubleCross : (4D10+1D10+93) → 20[4,5,2,9]+5[5]+93 → 118
クエスチョン:「その攻撃は一度見たぞ」
GM:羽石の様子を見てクエスチョンは笑う。
クエスチョン:「だから俺にも同じことはできるのさ」
羽石夏澄:「……でも。あなたはもう、いきどまりです。」クエスチョンの周りに真空弾が着弾する。が。
GM:クエスチョンはキミの目の前で同じように真空を作り出し、その攻撃を相殺しようとする。
羽石夏澄:直後。クエスチョンの身体を真空が取り巻き、
クエスチョン:「ははは!面白い能力だ!使い甲斐がある!」
羽石夏澄:呼吸する空気を、なくす。
クエスチョン:「な、何だ?これ………は……ッ!」
GM:クエスチョンが空気の中でもがく。
羽石夏澄:「…本当はこっちの方が得意なんです。やりすぎて怒られましたけど…」
羽石夏澄:「今のあなたは、やりすぎないと、きっと止まらない」
羽石夏澄:「ぶん殴られたつもりで、頭を冷やしてきてください」
クエスチョン:「(真空の中では、空気の操作ができない……!)」
クエスチョン:「(ああああああああああッ!!!)」
羽石夏澄:じっと、注意深く瞬間を見極める。
羽石夏澄:彼が戦闘不能になり、かつ、後遺症を遺さない瞬間を。
GM:クエスチョンは言葉を発することもできずに崩れ落ち、その場に倒れる。
羽石夏澄:そして、能力を解く。
GM:倒れた衝撃で仮面は砕ける。
GM:クエスチョンは戦闘不能!
羽石夏澄:「……おつかれさまでした」
ロコロコ:「……ありがとう、羽石さん。少しは……マシな気分になった……かな。」
GM:そこで滝さんの携帯に連絡が入る。雲雀宏一からだ。
滝瑞果:「はいもしもし」
雲雀宏一:「滝くん、そちらはどうなった!?」
滝瑞果:「終わった。ハッキング装置も破壊したし、主犯もやっつけたよ」
雲雀宏一:「そうか。よくやってくれた。こっちはちょっとマズイことになったよ」
滝瑞果:「……マジで?」
雲雀宏一:「堤防の一箇所が破壊された。水が流れ込み始めている」
滝瑞果:「……ったく、最後まで困らせてくれちゃってまあ」
滝瑞果:「すぐに向かった方がいいですか」
雲雀宏一:「キミたちもすぐにこちらに来て救援を……いや、待ってくれ。こっちは大丈夫そうだ」
滝瑞果:「?」
雲雀宏一:「キミたちは引き続きそちらで爆破装置の解除を頼む!他の爆弾が全て起動したら今度こそオシマイだからね」
雲雀宏一:「ん、滝くんには上手く伝わらなかったかな」
雲雀宏一:「アカデミアを守るために戦っているのはキミたちだけじゃないってことさ」
GM:ここで一旦場面が移り変わります!
どどんとふ:「ななしさん」がログインしました。
どどんとふ:「フォース=ライブラリ」がログインしました。
どどんとふ:「山縣亜鷺」がログインしました。
GM:アカデミア堤防前。
GM:堤防には大きな穴が空けられ、そこから大量の水が流れ込もうとしている。
GM:そこから少し離れた位置に立つのは数人の学生たちだ。
若槻かずさ:「うっわー!すっごいなー!私、あんな量の水、初めて見ました!」
GM:姫カットで片目を隠した少女が楽しそうに言う。
若槻かずさ:「と、いうわけで皆さん!ここは私たちの出番らしいです!会長さんからの言伝!」
GM:少女は豊かな胸を揺らしながらくるりとオーヴァード学生たちを振り向く。
不良生徒会役員A:「あァんの……クソ会長野郎ォォォォォ…………!」
若槻かずさ:「こんな時こそアウトサイダーズ(仮)の出番!ですよね、エリス先輩!」
不良生徒会役員A:「クソ! 俺の能力が何だか分かっててこの状況に連れてきやがったのかテメエ!」
不良生徒会役員A:「台風と! 洪水相手に! 霧が何しろってんだ! 帰って良いか!」
不良生徒会役員A:と言いながら、霧状態で持ってきた土嚢を片っ端から置いて行きます。
若槻かずさ:「そう言わずに。風魔先輩やユウキくんだって今頑張ってくれてますから」
若槻かずさ:「それにー、ほら、山縣さんだって力を貸してくれますから」
山縣亜鷺:「はあ、……はあ……ええ」少女が微笑む。
山縣亜鷺:「発電所、片付けたばかりでちょっと大変ですけど。精一杯お手伝いしますから」
若槻かずさ:「他のオーヴァードたちも大勢ここに向かってますから。とりあえずそれまで持ちこたえろ!だそうです」
皐月原真琴:会話そっちのけで、ゆさゆさと揺れる豊かな胸を凝視している。
皐月原真琴:「(す、すげえ……!どういう事だ……!?)」
皐月原真琴:「(写真部の奴から聞いてたが、若槻かずさ!)」
皐月原真琴:「(こんなにデカい!)」
皐月原真琴:深刻な顔つきで黙りこんでいる。
フォース=ライブラリ:「……」 もぐもぐと台風焼きを平らげつつ、横目で真琴さんをジト目で見ている。
若槻かずさ:「お、真琴せんぱーい!気合入れて洪水、やっつけちゃってください!」
皐月原真琴:「……え?あ?洪水?」
皐月原真琴:「おう、任せろ任せろ。どうせまた“アカデミア危機一髪!”なんだろ?」
皐月原真琴:「いい加減慣れたよな。……よな?フォー?」
フォース=ライブラリ:「いつも通りの調子で心強い限りですね。」 わざとらしくため息をつきながら、真琴さんに
山縣亜鷺:「みなさんは全力で!」
馬面番長:「ヒヒーン!」馬がいななく!
不良生徒会役員A:「サボってんじゃねえ、ジャラジャラした奴!あと図書館のガキ!」
不良生徒会役員A:「馬のがまだやってんぞ! 見習え!」 馬が持ってきた土嚢を再び投げ込む!
皐月原真琴:「皐月原真琴だ!このギザっ歯野郎!」
若槻かずさ:「山縣さん、この人たち喧嘩し始めましたー」
山縣亜鷺:「こらっ。駄目ですよ、いま喧嘩しちゃ」
フォース=ライブラリ:「フォーは真琴さんと違って真面目なので。」 座っているが、開いた本から光る文字が出て土嚢を積み上げている
山縣亜鷺:「あとでなら見ててあげますから、今は協力して下さいね」
皐月原真琴:「はい……」 不良生徒会役員と同じく、土嚢をせっせと積み上げる。
GM:その時、堤防から水が溢れ鉄砲水が押し寄せる!
皐月原真琴:「……おいおい!」
若槻かずさ:「おっと、これは本当に遊んでる場合じゃないかも!」
山縣亜鷺:「あれは……!皆さん、注意して下さい!」
不良生徒会役員A:「クソッ……!」説明しよう。生徒会役員Aリス・トリオン(本人希望により本名は伏せる)は、全身を霧化させる能力を持つ防御能力者だが、より強い水と風がじゃくてんだ!
フォース=ライブラリ:「……」 さっと宙に浮いていた本を手元に引き寄せてそちらを見ている。
若槻かずさ:「それじゃ皆さん、フルバーストで!」
若槻かずさ:「ん?違うかな……フルチャージ……フル……」
若槻かずさ:「とにかくそんな感じで!」
山縣亜鷺:「ふふ。フルスロットルですね」
不良生徒会役員A:「細かいこと考えてる場合かボケッ!!」霧と土嚢を操って水の流れを分断する!
馬面番長:「ヒヒーン!」
若槻かずさ:洪水に向かって大きなハサミを構える。
GM:少女は同時に光の粒子を放ち、他の人たちのレネゲイドを躍起させる。
若槻かずさ:「さあ、行きましょう!」
皐月原真琴:「結局力押しかよ。脳筋にも程があんだろ!」 自分の影を編み、凄まじく巨大な影の爪を生み出す。
不良生徒会役員A:ついでに、全域に散った霧が、山縣さんやかずさちゃんをに飛んでいった木々や土砂からこっそり弾く。
山縣亜鷺:祈るように構える。無数の影の手が、全員の背中を押して支える。
皐月原真琴:「まあ、アカデミアらしいか。らしいのか……?」
皐月原真琴:「どうでもいいや。フォー、いけるよな?」
フォース=ライブラリ:「つまらない質問ですね。」 本から溢れる光る文字が、既に真琴さんの前に橋を作りだしている。
不良生徒会役員A:「コロッケ一ダースじゃ割に合わねえぞ……!」影と光によって上がったレネゲイド出力で、鉄砲水と暴風を巻き込んで直接抑えつけに行く!
不良生徒会役員A:「図書館のガキ! 今の内に穴ァ塞げ!」
フォース=ライブラリ:「いえ。フォーでは鉄砲水を抑えられそうにないので。」
フォース=ライブラリ:光る橋は鉄砲水の方に向かって伸びる。
フォース=ライブラリ:「真琴さん、いけますか?」
皐月原真琴:フォーが作った橋を、先輩の作った影の手を足場にして駆けぬけている。《イージーフェイカー:軽巧》。
フォース=ライブラリ:「おっと、フォーとしたことがつまらない質問をしてしまったのです。」
フォース=ライブラリ:その背中を見送る。
皐月原真琴:「任せときな、フォー」
皐月原真琴:「お前の相棒が――かっこよく――」
皐月原真琴:「その目に焼きつけろ!穴を塞ぐ姿をッ!」
GM:影の刃を振り上げた皐月原真琴が高く跳躍する!
GM:ここで場面は再びピラミッド内に戻る!
GM:滝さんと雲雀宏一の通話を聞いたクエスチョンは不敵に笑い出す。
クエスチョン:「お前たちでは爆弾は止められない」
クエスチョン:「俺が負けても、答えは同じだ。アカデミアは荒廃し、弱肉強食の世界が訪れる」
クエスチョン:「ただ、支配者が変わるだけさ」
夏川ミナ:「……大丈夫でしょうか」
夏川ミナ:「山縣亜鷺。エリス=トリオン……生徒会の……それは分かりますが」
夏川ミナ:「皐月原真琴。フォース=ライブラリ。“クラウン”事件で校内をひっかきまわした不良生徒など……かえって邪魔に……」
クエスチョン:「そう、ヤツらも無駄な努力だよ」
滝瑞果:「……どうだかね。あたしでも、会長の考えがはっきり分かることは少ないけど」
滝瑞果:「こういう采配が不思議とうまくいくんだな」
クエスチョン:「いいや、上手くいきっこないね」
クエスチョン:「これが最後の問題だ」
GM:クエスチョンはボロボロになったスーツの胸元をはだける。
GM:彼の心臓の辺りに取り付けられているのが停止させるべき爆破装置だ。
GM:装置にはジグザグとした稲妻のような形の下に点があるマークが刻まれている。
クエスチョン:「この装置は俺の心臓と繋がっている。新しい心臓に繋ぎ直すことで、爆弾の起動を止めることができる」
夏川ミナ:「――なんて事を」
クエスチョン:「だが、装置の再起動の際に発する電圧は一万ボルトを超える。例えオーヴァードでも心臓が停止するレベルだ」
クエスチョン:「それでも運が良ければ心臓が耐えられるかもしれんがね」
ロコロコ:「……」
ロコロコ:どういうことだよ!
GM:ということで判定の説明をしましょう。
GM:爆破装置を止めるため誰かが自分の心臓に装置をつなげて再起動する必要があります。
GM:その判定には〈意志〉で難易度25の判定に成功する必要があります。
ロコロコ:つええ
GM:判定に挑戦できるのは一度だけ。失敗すればそのPCは死亡し、アカデミアに洪水が押し寄せることになる。
夏川ミナ:ヤバイ
ロコロコ:GM!
GM:また他のPCはメジャーアクションで支援判定を行うことが可能です。〈意志〉で難易度7の判定に成功すれば判定を行うPCの達成値に+3の修正値を与えることができます。
GM:質問どうぞ!
ロコロコ:《戦術》って使えますか!
GM:《戦術》は可能ですね。ただし、ロコくんが判定をするならもちろん自分には使えません。
ロコロコ:そりゃそうだ
ロコロコ:あともう一つなんですけど、宇賀神ちゃんって大丈夫ですかね。
ロコロコ:出血とかあかんかったりしないですかね。
GM:ああ、彼女ですか。では、演出をしましょう。
クエスチョン:「質問が要るか?単純な謎だと思うがね」
滝瑞果:「……クエスチョン」
滝瑞果:「そこまで……マジになることかよ」
クエスチョン:「なるとも。俺は……俺の存在意義を否定されたのさ」
滝瑞果:「本当……頼む。今日は『命乞いか?』って何度か聞かれたけどさ……そのとおりだ」
滝瑞果:「命乞いしてるんだよ!死んだり殺されたりとか……そういう、マジなことは、やめろよ!」
羽石夏澄:「……」青い顔で口元を押さえている。
夏川ミナ:「私……私がやります。もし死亡したら、私のメンターの祁答院さゆりに伝言を。学園生活は楽しかったと、」
宇賀神とわ:「わ、私が……」
宇賀神とわ:「私がやります」
GM:キミたちのもとに、宇賀神とわが傷だらけの体を引きずりながら歩み寄ってくる。
夏川ミナ:「!」 そちらを見る。
羽石夏澄:「あなたは……」
宇賀神とわ:「アカデミアがこんな風になってしまったのは、私のせいだから……。責任を取ります」
滝瑞果:「……っ」宇賀神とわを見る。
羽石夏澄:「そんな。無茶です。オーヴァードでも死ぬかも知れないんですよ…!」
ロコロコ:「……」
夏川ミナ:「羽石さんの言う通りです。非オーヴァードが耐えられる確率はほぼ0%です、宇賀神とわさん」
宇賀神とわ:「ううん、私が一番向いているはずです。まだ少しくらいは仮面の力が残っているかもしれないですし……」
滝瑞果:「クエスチョン。存在意義を否定されたって言ったな」
滝瑞果:「やっぱり……あたしの言ったとおりだったじゃねーか。確かに難問だ。お手上げだよ。降参だ!」
滝瑞果:「こういう……こういうことになるだけで、何もできなくなるんだ。あんたの方が頭がいいよ!だから頼む、助けてやってくれ!」
GM:クエスチョンは何も答えない。ただ歪んだ笑みを浮かべている。
ロコロコ:「……いや、いいアイデアだと思うよ。僕は。」
夏川ミナ:「……!?」
羽石夏澄:「…え、」
夏川ミナ:「何を……ロコロコさん?正気ですか?」
滝瑞果:「ロコロコ……」
ロコロコ:「宇賀神君のその傷、今から手当てしても間に合わないかもしれない。もしもそうなら、彼女の意を汲んで、せめて最後に罪滅ぼしをさせようというのも、悪い考えじゃない。」
ロコロコ:「だが、それはしない。」
ロコロコ:「もっといいアイデアがある。」
宇賀神とわ:「え、どうして、ですか」
ロコロコ:「滝さん。飛行船で壊したのは、ハッキング装置で間違いないんだね。」
滝瑞果:「……間違いない」
ロコロコ:「じゃあ、飛行船の中にはまだ支援装置が残っているわけだ。」
滝瑞果:「……ハハ。そういう、事かよ」
滝瑞果:「オーヴァードが使えば、数千倍の侵蝕負荷でジャーム化する。……だけど、もしも」
ロコロコ:「使う相手が人間だったらどうだろう。そして宇賀神君は人間だ。ここにいる中で唯一。」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「オーヴァードではなく。人間にしかできない事が、ある――。」
夏川ミナ:「そういうこと、でしょうか」
羽石夏澄:「……」自分の手を見つめている。握ったり、開いたりしている。
宇賀神とわ:「ロコくん。……私に、できることがあるのでしたら」
ロコロコ:「もしかしたら墜落の時に壊れているかもしれない。思ったような効果はないかもしれない。けど、僕は試してみたい。」
GM:いつの間にかクエスチョンの笑いは消えている。
羽石夏澄:「…やりましょう。私も、試してみたいです」
ロコロコ:「……結局、君に爆破装置を付けるのには変わらない。それでも僕の考えに賭けてくれるかい。」宇賀神君に向かって。
宇賀神とわ:「当たり前じゃないですか。ロコくんは私を救ってくれたんですから」
宇賀神とわ:「何度だってロコくんに賭けますよ」
GM:宇賀神とわは微笑んで言う。
羽石夏澄:とわさんにロイスをとりたい!
羽石夏澄:「人間であること。…その力だって、間違いなく、あります」
GM:どうぞ!
羽石夏澄:人間の学友/宇賀神とわ/憧憬:○/嫉妬/ロイス
GM:宇賀神とわの設定してある【精神】の値は3。
GM:これをハイパー支援装置の効果で10倍に増幅したとして、振れるダイスは30Dとしましょう。
ロコロコ:支援装置は見つかるんですか!
夏川ミナ:30d!すごい!
羽石夏澄:「だから…賭けてみたい」
GM:じゃあ、支援装置を見つけるための判定をしてもらおうかな。
夏川ミナ:見つければ・・・見つけさえすれば・・・
ロコロコ:やってやるデス!
GM:〈知覚〉で難易度は10というところですかね。
ロコロコ:ミナ殿ぉー!ミナ殿ぉー!
滝瑞果:ミナちゃん!たのむ!
羽石夏澄:ミナちゃーん!
夏川ミナ:知覚!
ロコロコ:あ、これも戦術乗りますか!
GM:じゃあ、ここからはラウンド進行で処理しよう!
ロコロコ:OK!
夏川ミナ:ほうほう!
■第2ラウンド
GM:2ラウンド目!
GM:セットアップで戦術を使うなら使うといい!
ロコロコ:《戦術》。メジャーダイスを+7!皆!
ロコロコ:私以外だ!
夏川ミナ:こちらはもう何もかも使いきってしまったので、無し。
GM:あ、それ宇賀神とわも対象にしますか?
ロコロコ:勿論!
GM:オーケー!
羽石夏澄:戦術を受け取る!他は無し!
滝瑞果:私もなし。
GM:では、行動値順に処理していきましょう。
GM:行動値が16になったミナちゃんから。
夏川ミナ:うおーっ、やってやる!
夏川ミナ:侵蝕145なので、ダイスは11個も振れます。知覚で判定。
GM:支援装置を探しに行くなら〈知覚〉で10です。
夏川ミナ:11dx+1=>10
DoubleCross : (11R10+1[10]>=10) → 9[2,4,5,6,6,7,7,8,8,8,9]+1 → 10 → 成功
夏川ミナ:あっぶねえ。
GM:あっぶな!
羽石夏澄:あぶなかった!
GM:では、キミはギリギリのところでそれらしき装置を見つけ出す!
GM:装置は傷が付いてはいるが、まだ稼働はするようだ。
夏川ミナ:胸のうちがザワザワしている。
夏川ミナ:アカデミアがなくなるかもしれない。それがこんなに苦しい事だなんて知らなかった。
夏川ミナ:冷静さを欠きながら、ギリギリのところでそれを発見する。
夏川ミナ:「……ありました。稼働に支障は無し」
夏川ミナ:「ロコロコさん、宇賀神とわさん。いけるはずです!」
宇賀神とわ:「ありがとう、ミナちゃん」涙ぐみながら言う。
ロコロコ:「……ありがとう、ミナ君。」
GM:次は行動値8のロコくんの番!
ロコロコ:支援するぞ!
ロコロコ:とはいえ戦術はかかってないし、えーっとダイスは何個だ
GM:では、〈意志〉で難易度は7だ。
ロコロコ:10個しかない!結構あるな。とにかく振ります!
ロコロコ:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 8[1,2,2,3,4,5,5,7,8,8]+1 → 9
ロコロコ:よかった
GM:成功!宇賀神とわの判定に+3!
GM:演出があるなら入れてもいいし、宇賀神とわの判定の時に取っておいてもいいよ!
ロコロコ:まだ滝先輩が残ってるし、取っておくとするぜ!
GM:では、次は行動値7の滝さん!
滝瑞果:では私も判定をキメてしまいますか……!
滝瑞果:15dx+3>=7
DoubleCross : (15R10+3[10]>=7) → 10[1,1,1,4,5,6,6,7,8,8,9,9,9,10,10]+7[7,7]+3 → 20 → 成功
滝瑞果:余裕!どうだ!
GM:成功!では、判定の達成値はさらに+3!
GM:滝さんも演出があるならどうぞ!
滝瑞果:「……」奥歯を噛む。まだ迷っている。
滝瑞果:“断迷”があれば必要のない迷いだ。だが……
滝瑞果:「……クエスチョン。なあ……爆弾を止めてよ。命を張るのは、もう沢山だから……」
クエスチョン:「何がそんなに恐ろしい?命一つ賭ければ済むことだ」
滝瑞果:「怖いに決まってるだろ!!怖くねーのかてめーは!!」
滝瑞果:「……ちくしょう……!とわちゃんは、覚悟を決めて立ち上がってくれてる。そういう気持ちを、無駄にすることかもしれないけどさ!」
滝瑞果:クエスチョンの胸ぐらを掴む!
クエスチョン:「臆病者め」
滝瑞果:「死んだらおしまいだろ!分かってんのかよ!!」
クエスチョン:「俺は死ぬような思いは一度してしまったからなぁ。今度はお前たちの番というわけだ」
クエスチョン:「もちろん。分かっているとも」
滝瑞果:「分かってないね」
滝瑞果:「“おしまい”ってのは、マジにおしまいなんだぞ」
滝瑞果:「今のあんたみたいに、次があるわけじゃない……」
クエスチョン:「それが当たり前なんだよ!!」力のこもらない腕で滝の胸ぐらをつかみ返す。
滝瑞果:「当たり前になって……」
滝瑞果:とわの方を見る。「いいわけ、ないだろ……」
クエスチョン:「さあ、どうするか決めろ。時間がないぞ」
ロコロコ:「滝さん、やめよう。今の彼に何を言っても、時間が無駄に経つだけだ。」滝さんの肩に手を置く。
ロコロコ:「大丈夫、とわ君は強い。僕が保証する。彼女は絶対に、こんなことで負けたりしない。それにさ、滝先輩。」スッ……と滝さんの耳元に口を近づけて
夏川ミナ:「……時間がありません。瑞果さん」
夏川ミナ:「……?」 ロコロコさんを不思議そうに見る。
ロコロコ:「心臓に装置をつけるってことは……おっぱいが見れるぜ、とわ君の。」他の人には聞こえないように、小さな声で囁く。
滝瑞果:「……ロコロコ。てめえ」
滝瑞果:「……ふざけんなよ」
ロコロコ:そしてすぐに離れる「……」
滝瑞果:胸ぐらを掴んでいたクエスチョンを突き飛ばす!!
滝瑞果:「最高じゃねえか……!!!!」
ロコロコ:「……納得してくれたみたいでよかったよ。」
滝瑞果:「とわちゃん頑張れ――――!!!」
宇賀神とわ:「大丈夫。きっと大丈夫です。ロコさんを信じてくださ……あ、え?はい、がんばります……」滝に言う。
夏川ミナ:「?」
夏川ミナ:豹変に首を傾げる。
滝瑞果:「おっぱいバンザーイ!」全力でとわちゃんを応援しはじめます!
夏川ミナ:「あ、なるほど。」
羽石夏澄:滝さんの言葉に顔を俯けていたが、突然の豹変にガクッとなる。
羽石夏澄:「………なんですかね。もー。」
羽石夏澄:「私も真剣に考えてたのに」少し頬を膨らませる
GM:では、最後に行動値6の羽石さんの番!
羽石夏澄:判定!
羽石夏澄:15dx>=7
DoubleCross : (15R10[10]>=7) → 10[1,2,3,3,3,4,4,5,5,6,7,7,8,9,10]+3[3] → 13 → 成功
夏川ミナ:やる!
GM:成功!これで宇賀神とわの判定に+9だ!
羽石夏澄:「私に出来ること、そんなにないですけど」
羽石夏澄:「とわさんが集中出来るようにしますから」
宇賀神とわ:「そんなことありません。すごく嬉しいです」何度も頷く。
羽石夏澄:「大丈夫です。私も、そんなに知ってる訳じゃないけれど」
羽石夏澄:「あなたにはあなたの力が、強さがあります。それは、間違い、ないです」
宇賀神とわ:「私の、強さ……」
羽石夏澄:「はい」微笑む。
宇賀神とわ:「実はさっきロコくんにも言われました」微笑んで言う。
羽石夏澄:「えっ」ちょっと目を丸くして少し赤くなる。
宇賀神とわ:「名前……羽石さん、でしたっけ。これが終わったらお友達になりませんか?」
夏川ミナ:「!」
羽石夏澄:「はい、羽石です。羽石夏澄。…こちらこそ。よろしくお願いします」
羽石夏澄:「お友達に、なりましょう」
羽石夏澄:「…いえ」
夏川ミナ:「……」 羨望の眼差しを二人を向けている。
羽石夏澄:「もう、友達、なんて、思っちゃってますからね、私」
羽石夏澄:「そして、友達を応援するのは…当たり前です」
宇賀神とわ:ちょっと驚いた顔をしてから嬉しそうに笑う。
宇賀神とわ:「うん。そうですね。友達」
宇賀神とわ:「友達のためにもアカデミアを救ってきます」
GM:では、全ての行動が終わったので、宇賀神とわの判定です。
GM:これは代わりにロコくんに振ってもらおうと思います。
ロコロコ:責任重大じゃん!
ロコロコ:じゃあその前にちょっとだけ。
GM:もちろん失敗したら死にます。
GM:判定のダイス数は戦術も含めると37個。修正値は+9。
夏川ミナ:あわわ・・・
GM:難易度は25です。
ロコロコ:では、心臓に装置をつなぐ前に、とわ君のそばに腰を下ろして。
ロコロコ:「……すまないね、とわ君。君がここまで傷ついたのは、僕のせいだ。それなのに、これからまた痛い目に、危ない目にあってもらわなきゃいけない。」
宇賀神とわ:「いえ、私が望んだことですから。」
宇賀神とわ:「それにロコくんにはそれ以上にいっぱいいっぱい助けてもらいました」
ロコロコ:「……本当は支援装置だけ君に使って、僕が爆破装置をどうにかする事もできるのに。その言葉に甘えて、僕は君に頼ろうとしている。」
ロコロコ:「無理をしているなら、止めてくれてもいい。僕はSSランクさ。多分繋いでも死なないと思うし、代わってもいい。」
宇賀神とわ:「……正直言えばすごく怖いです」
宇賀神とわ:「でも、ここからはきっと前に進むのをやめちゃった私がもう一度自分の足で歩き出す番なんです」
宇賀神とわ:「だから、ロコくんはもっと自信を持ってください。ロコくんは私にチャンスをくれたんですから!」
ロコロコ:「……そうか。やっぱり強いな、とわ君は。」
宇賀神とわ:「はい!私は強いんですよ!」
宇賀神とわ:「……ロコくんがそう教えてくれたんです」
ロコロコ:「ああ、そうさ。君は強いんだ。何せ僕の、SSランクのライバルになれる位なんだからね。」
ロコロコ:「……君にならできるさ。自分を、信じて。」
宇賀神とわ:「ううん。私は、私にそう言ってくれるロコくんを信じます」
GM:宇賀神とわは床に寝そべり、ブラウスのボタンを外して前をはだけ、胸元に装置を付ける。
GM:横になったまま、ロコを見上げる。
宇賀神とわ:「ロコくん。一緒にスイッチを押してくれませんか」
ロコロコ:「……」一瞬、体をびくりと硬直させるが。
ロコロコ:「わかった。それが君の力になるのなら。」
GM:ロコの手に自分の手を重ね、宇賀神とわは再起動スイッチを握る。
ロコロコ:「そうだ……。僕たちになら、出来る。自分を、僕を信じて。」スイッチに指を伸ばし、
宇賀神とわ:「はい。私たちになら」
ロコロコ:「さあ、行こう。僕らの、輝ける未来(ブランニューデイズ)へ……!」ゆっくりと、スイッチを押し込む。
GM:では、判定をどうぞ。
宇賀神とわ:37dx+9
DoubleCross : (37R10+9[10]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,5,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10]+10[10]+8[8]+9 → 37
GM:稲妻が閃く。
GM:宇賀神とわの意識は途切れ、暗闇が広がる。
GM:そして――。
GM:では、クライマックスフェイズはこれで終了!
■Backtrack
GM:では、お待ちかねのバックトラックだ!
GM:今回のEロイスは5つ!
夏川ミナ:いえーい!
ロコロコ:ウオーッ
羽石夏澄:ワオワオ
滝瑞果:ヒャー
GM:先に5D10侵蝕値を引き下げるかどうかを決めてください!
夏川ミナ:さげるます!
ロコロコ:下げる!
滝瑞果:やるやる~!
ロコロコ:166-5d10
DoubleCross : (166-5D10) → 166-20[10,1,1,1,7] → 146
ロコロコ:うーん低め!
滝瑞果:135-5d10
DoubleCross : (135-5D10) → 135-28[8,3,6,3,8] → 107
夏川ミナ:145-5d10
DoubleCross : (145-5D10) → 145-33[7,8,1,10,7] → 112
羽石夏澄:141-5d10
DoubleCross : (141-5D10) → 141-32[6,9,1,6,10] → 109
GM:では、あとは通常のロイス分になります。
夏川ミナ:ロイスはあと5個。1倍かな・・・っていうかロコロコ君、大丈夫?
ロコロコ:うぬぬぬ……!想定はしていたが……やはりこいつの侵蝕値はやばいな……!
ロコロコ:二倍ぶりだ!
ロコロコ:146-12d10
DoubleCross : (146-12D10) → 146-63[3,7,2,4,7,9,6,2,2,7,9,5] → 83
ロコロコ:どじゃ~ん
夏川ミナ:これがSSランクだ!
羽石夏澄:109-7d10 一倍!
DoubleCross : (109-7D10) → 109-40[4,9,4,4,5,7,7] → 69
羽石夏澄:戻り過ぎた!
滝瑞果:1倍!ロイスも完璧に残ってるぜ
滝瑞果:107-6d10
DoubleCross : (107-6D10) → 107-29[2,9,1,8,6,3] → 78
夏川ミナ:112-5d10
DoubleCross : (112-5D10) → 112-26[1,4,7,9,5] → 86
夏川ミナ:戻りました。5点!
滝瑞果:5点だ!
羽石夏澄:4点!
ロコロコ:3点マン!
GM:皆さん、無事に帰ってくることができたようですね。おめでとうございます!
GM:では、バックトラックはこれで終了。
■Ending/01
GM:ここからはエンディングフェイズとなります。
GM:まずは羽石さんのエンディングから。
羽石夏澄:はい!
ロコロコ:GOGO!
GM:キミは総番長の無道ささきへの報告のために番長連の詰め所へとやってきていた。
羽石夏澄:お茶とお菓子を前に編み物をしています。
無道ささき:「今回の事件、あたしが思ってたよりもずっと大がかりなものだったみたいだな」
GM:無道ささきはそんなキミの前で腕を組みながら言う。
羽石夏澄:「そうなんですよー。いろんなことがあってすごいことになりそうでした」
羽石夏澄:手を止めてささきさんを見て言う。
無道ささき:「クッソー!羨ましいな!あたしももっと拳を振るいたかったぜ!」
GM:話しながらシュッシュと拳を虚空に突き出す。
羽石夏澄:「ふふふ。今回はいただいちゃいました」
羽石夏澄:「いいですよね、やっぱり戦いは」
無道ささき:「ああ、いいよな!」
羽石夏澄:微笑み返して、暫し視線を落とし、沈黙する。
無道ささき:「……夏澄、それにしてはなんか浮かない顔してないか?」
羽石夏澄:「…あは。バレちゃってますねー」
無道ささき:「腹が減ってる?それとも眠いのか?」
羽石夏澄:「あはは、それはだいじょうぶです」
羽石夏澄:「……なんだか。楽しいことに自信が持てなくなるときってありませんか?」
無道ささき:「うーん、あたしにはよくわかんないな」眉根を寄せて考え込む。
羽石夏澄:「今回のことで私、色々考えちゃったんですよね。こんなことでいいのかな、って」
無道ささき:「考えたって何をだ?」
羽石夏澄:「戦いが好きで良いのかな、とか、戦いが好きなら他の好きなものも犠牲にしなくちゃいけないのかな、とか」
無道ささき:「うーん……なんか難しいこと考えてるんだな、夏澄は。けど、私は!」
無道ささき:「好きなものは好きでいていいと思うし、好きなものを好きでいるための努力は惜しまないぞ!」
羽石夏澄:「……そっか。そういってもらえると、なんだか元気が出ます」
無道ささき:「へへ、元気が出たならよかった」
羽石夏澄:「ふふ。いいんですよね。好きなものは好きで」
無道ささき:「……なあ、夏澄。本当に楽しくないなら少し番長連の活動休んでもいいんだぞ」
GM:無道ささきは心配そうに言う。
羽石夏澄:「…ふえ」
無道ささき:「人助けなんて嫌々やるようなものでもないしな」
羽石夏澄:「んん…だいじょうぶですよ!やっぱり私、この活動好きですし。それに」
無道ささき:「それに?」
羽石夏澄:「やっぱりこういうことしてると、私の力が役に立ってるんだ、って思えて嬉しいんです」
無道ささき:「ふふ、そうか」
無道ささき:「だったらまた何かあったらよろしく頼むぞ、夏澄。頼りにしてるぞ!」
羽石夏澄:「えへへ」
羽石夏澄:「はい、こちらこそ、よろしくお願いします!」
無道ささき:「それじゃあ今日のところはひとまずゆっくり休んで……グースカピー!!」
羽石夏澄:「はい。おやすみなさい。先輩」毛布をかけながら
無道ささき:「スヤスヤ!スヤスヤ!寝てる!」
GM:無道ささきは寝ているようだ。
羽石夏澄:「……」しばらく、肘をついてぼんやりしている。
羽石夏澄:やがて、編み物を片付けて、詰め所を後にする。
GM:では、番長連の集まり場所を出たキミが歩いていると見知った少女が声をかけてきます。
GM:ツインテールの愛らしい少女は華やかな笑顔だ。
此花リリー:「あ、夏澄ちゃーん!」
羽石夏澄:「……あ!リリーちゃん!」ぼんやりしていたのでワンテンポ遅れて反応する。
此花リリー:「んー?ふふふ、もしかしてまた何か悩んでたなー?」
GM:指でキミの頬を小突く。
羽石夏澄:「あー…はは。やっぱり隠し事出来ないなー… みゅん」
此花リリー:「恋の悩み?」
羽石夏澄:「それもある、かな」
此花リリー:「それも?」
此花リリー:「あ、どっかその辺のカフェでも入ろっか」
羽石夏澄:「うん」
GM:では、キミはリリーに連れられて学生街のオシャレなカフェへとやってくる。
羽石夏澄:オシャレなカフェでかぷちーのとかそこらへんたのむよ!
GM:リリーもキャラメルフラペチーノとかを頼むよ。
此花リリー:「それで?何があったの?」
羽石夏澄:「なんだろ、今回色んな人に色んなこと言われたりしたから…悩んじゃって」冷ましながら飲む。
GM:落ち着いて一息ついたところでリリーは話し出す。
此花リリー:「そっか、悩んじゃったかぁ」
羽石夏澄:「うん。私、あんまり自分に自信ないでしょ?戦い以外。」
羽石夏澄:「わーってなっちゃって」
此花リリー:「あー、わかる。そうしたら余計に自信なくなっちゃうよね」
此花リリー:「あたしは夏澄ちゃんのこと可愛いっていつも思ってるけどなー。……それで?」
羽石夏澄:「もー そんな可愛いとか…恥ずかしいんだから…」
此花リリー:「ふふ、いいじゃん。本当のことだし」
羽石夏澄:「うん。戦うのも、良くないような気が、またして来ちゃって」
此花リリー:「またって、昔みたいにってこと?あ、その話、前も聞かせてもらったっけ」
羽石夏澄:「そうそう。あの、自分の能力が恐くて仕方なかったって話」
此花リリー:「そう。怖かったんだ。自分の力が」
羽石夏澄:「うん。色んな人を傷つけたし、今も意識不明の人だっている」
羽石夏澄:「だから、あの頃は随分泣いたっけ。人間に戻りたいって」
此花リリー:「今でもまだ人間に戻りたいと思う?」
羽石夏澄:「んん…それはわかんないんだけど。でも、やっぱり輝いてる人間の子を見ると羨ましいって思うな…」
此花リリー:「羨ましいか。見ちゃったんだ、そんな人。しかも人間?」
羽石夏澄:「うん。素敵な子がいたの。えっと…もしかしなくても…ライバル?かな?」
此花リリー:「ああ。それでわーってなっちゃったんだ」
羽石夏澄:「ん……そうだね、結構ショック大きかった。」
此花リリー:「ショックだよねえ、それは」
羽石夏澄:「羨ましかったし……でも、しょうがないかなって…」
羽石夏澄:「私は…好きな人のために、その代わりに何か出来るなら、それでいいかなって」
此花リリー:「しょうがなくないよ!そこで諦めちゃダメ!」
羽石夏澄:「ふえ」
此花リリー:「夏澄ちゃんだって自分でも言ってたでしょ?恋は闘いなんだって!」
羽石夏澄:「……!」
此花リリー:「それでね、解決策としてはいくつかあるんだけど」
羽石夏澄:「かいけつさく」
此花リリー:「まず一つ目としては」
此花リリー:「やっちゃう、とか」リリーはキミの耳元で囁く。
羽石夏澄:「…!!えっ、でもでもっ…!」
GM:リリーはキミの様子をじっと見つめている。
羽石夏澄:「だって、そんな、あうあう」慌てて顔が赤くなっている。
此花リリー:「……あれ、夏澄ちゃん、なんでそんなに照れてるの?」
羽石夏澄:「いきなりだと向こうも戸惑うと思うし…!」
此花リリー:「あ、これ誤解されてるやつ……」
羽石夏澄:「えっ…えっ…?」
此花リリー:「でも、この方向でもいけそうだし、いいか。よし」見えないところでガッツポーズを作る。
此花リリー:「ううん、なんでもない!」
此花リリー:「夏澄ちゃんにはそれぐらい積極さが必要だってことだよ!」
羽石夏澄:「せ、せっきょくさ!」
羽石夏澄:「が…、がんばる!」両手を握ってぶんぶん頷く
此花リリー:「例えば、いつもよりちょっとだけオシャレしてみるとか。少しだけスカートの丈を短くしてみるとか」
羽石夏澄:「おしゃれ!」
羽石夏澄:「じゃあじゃあ、アクセサリーとか…!あと、小物とか!」
此花リリー:「そうそう、そういうの!イヤリングとか、ブローチとか、仮面とか!」
此花リリー:「あ、もしこの後空いてるんだったら一緒に選びに行かない?」
羽石夏澄:「うんうん……いいね、イヤリングとかブローチとか、見に行こう!」
羽石夏澄:「あと、仮面はちょっと派手すぎないかな…!?」
羽石夏澄:「舞踏会にはいいかもしれないけどっ」
此花リリー:「よおし、そうと決まったらあたし気合入れちゃうぞ!……チッ、騙されなかったか」
羽石夏澄:「わーい!ありがとうリリーちゃん!……あれ、何か言った?」小首を傾げる。
此花リリー:「な~んにも!それじゃあ行きましょう、夏澄ちゃん!」
羽石夏澄:「うん!行こう!行きましょう!」明るい笑顔でリリーの手を取る。
GM:リリーもその手を握り返す。
此花リリー:「命短し恋せよ乙女、ってやつだね。頑張ってね、夏澄ちゃん!」
GM:リリーは明るく笑う。
羽石夏澄:「頑張る!命の限りやっちゃいます!」
此花リリー:「うんうん。好きなだけやっちゃえ、夏澄ちゃん!」
GM:では、羽石さんが決意を新しくしたところでエンディングは終了!
■Ending/02
GM:次は滝さんのエンディングです。
GM:生徒会室。
GM:生徒会長席には雲雀宏一が座り、その脇に少女が立っている。
GM:雲雀宏一は穏やかそうに言う。
雲雀宏一:「やあ、今回はご苦労だったね、滝くん」
滝瑞果:「いいえ。生徒会長殿の命とあらば当然のことです」礼儀正しく一礼する。
滝瑞果:神妙な表情だ。
滝瑞果:「今後もますます偉大なる生徒会のために力を尽くします」
雲雀宏一:「報告も一通り聞かせてもらったよ。まさかこんなアカデミアを揺るがす事件にまで発展するとはね」
滝瑞果:「あ、そうっすね。大変でしたね~」
山縣亜鷺:「お疲れ様です、瑞果さん」傍らの少女が微笑む。
滝瑞果:「ゲヘヘ……」涎が垂れる。
雲雀宏一:「大人しいと思ったら……」
滝瑞果:「いかがいたしましたか会長?話を先に進めていただきたい」真顔に戻る。
山縣亜鷺:「私が発電所を直すことが、危機を招いていたなんて……少し、冷や汗をかきました」
滝瑞果:「冷や汗を!?」
雲雀宏一:「まあ、山縣くんに責任のあることではないからそれは仕方がないさ。無事に解決したんだからよしとしようじゃないか」
滝瑞果:「ま、まさか……冷や汗が下着の……内側を伝い……?」
山縣亜鷺:「?瑞果さん?」
雲雀宏一:「それじゃあ、滝くん。今回は改めてご苦労さま」
滝瑞果:「当然のことをしたまででございます」
雲雀宏一:「もう戻っていいよ」
滝瑞果:「はあああああ!!?」
滝瑞果:「おいコラこのボケ糸目クソ会長」
雲雀宏一:「忘れてなかったか……」
滝瑞果:「報酬!くれよ!!報酬!」
滝瑞果:「何のためにあたしが今回馬車馬のごとく働いたと思ってんだ!」
雲雀宏一:「(ど、どうしよう。気軽な口約束だったのにこうも大規模な事件になって、それを見事に解決されてしまうとは)」
雲雀宏一:「(山縣くんを一日貸し出すなんて約束しちゃったけど、それで山縣くんに深いトラウマが刻み込まれてでもして使い物にならなくなったら生徒会の仕事が立ち行かなくなるぞ)」
山縣亜鷺:「会長……?いつもならありえない神妙な顔つきして、お加減でも?」
雲雀宏一:「その辺はだね、うん。まあ、僕も諦めるしかないのかな」
滝瑞果:「会長……諦めたら試合開始だぜェ~ッヘッヘッヘ……」
滝瑞果:両手を半開きにして頭の横で構える。
滝瑞果:前傾姿勢!照準は山縣亜鷺だ!
雲雀宏一:「山縣くん!というわけで約束していた通り、キミを滝くんに一日貸し出そうと思うから」
雲雀宏一:「頑張ってきてね」
山縣亜鷺:「はい、分かりました。でも瑞果さん、部活とかもされていませんし……」
山縣亜鷺:「私でなにかお役に立てること、ありますかね?」
滝瑞果:「部活よりもステキなことさ……」
雲雀宏一:「まあ、その辺はほら、日常の細やかなことのお手伝いとかがあるんじゃないかな」
滝瑞果:「ハァハァ……そう、細やかなことをね……」
滝瑞果:ほとんどビーストモード!涎が床に滴り落ちる!
山縣亜鷺:「まあ、お役に立てるならいいんですけど……」
滝瑞果:(あたし達の学園天使に……あんなことも!こんなことも!)
滝瑞果:ノイマン特有の高速思考により、
滝瑞果:山縣さんの裸体をイメージ画像としてコマ背景に投影したりします
雲雀宏一:「うーん、滝くんをもう一度牢にブチ込むためにはどういう手続きをすればいいんだろうな。今度調べておこう」
山縣亜鷺:「でも、瑞果さんは同じ生徒会の一員なんですから、報酬とかどうこうとかでなく、普段から気軽におっしゃっていただいていいのに」
滝瑞果:「そうですか~~!ヘヘヘヘ……では!さっそく!!」
雲雀宏一:「それじゃあ、僕はちょっと席を外すからゆっくりしていてくれよ」
滝瑞果:「フィーヒヒヒヒ!!」野獣の如く飛びかかります!!!
雲雀宏一:「それにしてもハロウィンのお菓子を買いに行かせたエリスくん、遅いなぁ」
GM:そう言って雲雀宏一は生徒会室から出て行く。
山縣亜鷺:「お疲れ様です、かいちょ……ちょっ、瑞果さん!?」
山縣亜鷺:「どうされたんですか!?」
???:では、滝さんの魔手というか全体が、山縣さんの肢体に触れる寸前で、止まる!
滝瑞果:「おお亜鷺ちゃん……!」目を閉じて感触を堪能します。
滝瑞果:「思ったより柔らかな肢体……というか、まるで雲に包まれているような……」
???:空中にて、わきわきとピアノ奏者めいて動く指先!
滝瑞果:「この空気嫁……じゃなく、空気のような手応えは一体……?はっ!!?」カッと目を見開く!
???:「オーーーーーーーイオイオイオイオイオイオイ、会長殿ォ」
???:ずばっと中空から脚が現れ、滝さんの頭部を踏みつけにする。そのまま床へ!
滝瑞果:「グエーッ!!」
山縣亜鷺:ぺたん、と尻餅をついてその場に座り込んでいる。
滝瑞果:「エ、エ……この野郎!」
滝瑞果:「テメェェェ――――ッ!!エリスゥゥゥ――――ッ!!!」
エリス・トリオン:「ゴミが落ちてんじゃねえか。掃除くらいちゃんとしろや」
山縣亜鷺:「エリス君!?何してるんですか!?」
山縣亜鷺:「瑞果さん大丈夫ですか!?」
エリス・トリオン:「あァ? ――ゴミにしちゃ随分でけェなァ?」 嗜虐的な笑みを浮かべながら登場!
エリス・トリオン:「ご無沙汰じゃァァァアアアねえか! どうやって脱獄してきたんだ? 異常変態性癖嗜好人類逆無形遺産女!」
滝瑞果:「はぁ~~?会長さ――ん!この場に無関係な知らない誰かさんがなんか独り言ほざいてますけど~~?」
滝瑞果:「ああ~~!思い出したわ――!!」
山縣亜鷺:「異常……?無形遺産……?」
エリス・トリオン:「おい副会長殿。今すぐアカデミア監獄に連絡を取れ。脱走者が一人いる」
山縣亜鷺:「いや、違いますってば!瑞果さんは正規の手続きに則って仮釈放を……」
山縣亜鷺:「というか脚!降ろしてあげてくださいよ!瑞果さん本当に大丈夫ですか!?」
滝瑞果:「誰かと思ったら超弩級史上最低劣等クソ野郎“ザ・コロッケパシリ”渉外担当のエリス・クソッタレ・トリオンさんじゃないかしら~~~~???」
滝瑞果:「お久しぶり~~~!!」
山縣亜鷺:「コロッケ……?」
エリス・トリオン:「だあああーーーーれがコロッケパシリだ! あれは俺が9割貰ってんだよ!」
エリス・トリオン:「生徒会予算でタダ飯が食えっからなァ~~~~~!!」
山縣亜鷺:「あ、あれ、エリスくんが買ってきてくれたんですか?ありがとうございます。美味しかったですよ」
エリス・トリオン:「チッ」 山縣さんに言われて脚はどける。
滝瑞果:「やだ意地汚~~い!やあねえ山縣さんの奥サン、どう思います?」
滝瑞果:「こんな野良犬・オブ・クソみたいな存在、生徒会で飼える予算あるかしら?」
エリス・トリオン:「良いから立て。分かっただろ、この脳髄プラナリアは隙を見せると襲ってくる」山縣さんの前に油断なく立つ。
山縣亜鷺:「男の子はそれくらい食欲旺盛な方がいいと思いますけど……というか、」
山縣亜鷺:「お二人、もしかして、仲悪いんですか……?」首を傾げる。
エリス・トリオン:「…………、まだ分かってねえのかよこの天使殿…………!!!」
滝瑞果:「いえいえ~~?あたし達、な・か・よ・しだよねェ――ッ」握手!
エリス・トリオン:「仲が悪いィ? 違いますよォ、しかるべき対応してるだけだぜ~~~~~!」
エリス・トリオン:逆の手を返す。
山縣亜鷺:「ああ、そうならよかった。ちょっと心配になっちゃって」自分の胸を押さえる。
滝瑞果:ギチギチと力を込めながら、エリスの額に額を押し付けて睨む!
滝瑞果:(てめーエリス……!なんであたしが投獄されててめーは野放しなんだよ)
滝瑞果:(とっくに退学処分になってるもんだと思ったんですけど~~?心優しい亜鷺ちゃんがせめてもの名残でエリスって犬でも飼ってるのかな?とか)
滝瑞果:(そう思ってたんですけど~~?そんなに未練があるんですかァ~~?)
エリス・トリオン:(テメーと違って俺ァ要領が良いんでなァ! てか一緒にすんじゃねえこのザ変態オブザキラートマト野郎)
エリス・トリオン:(てっきり遺産の影響でジャーム化してると思ったぜ~~~今すぐにもそう報告してや誰が未練だァ!」
山縣亜鷺:「あ、思ったより仲良さそう……ただの私の勘違いですね」
滝瑞果:「そうだよ亜鷺ちゃん!あたしたち仲良し!トモダチ!」ギリギリギリギリ
滝瑞果:「何も心配いらないからね~~」
エリス・トリオン:「あーあー。そうだな、てめえは大人しく休んでてくれて構わないぜ副会長~~~~~こいつの視界にゃ間違っても入らない場所でなァ~~~~~」
GM:滝さんとエリスさんが諍い合っていると、不意に山縣さんの携帯電話が鳴り出す。
滝瑞果:「ところで生徒会サボり職の穀潰しエリスくんは今日もお休みですかねェ――ェ?大人しくはしてないみたいですけど~~!」
エリス・トリオン:「テメーこそ、そろそろカウンセリングのお時間じゃねえのかァ?」
山縣亜鷺:「はい、山縣です。あ、会長ですか?」
山縣亜鷺:「事件?ええ、その話でしたら以前私が担当しましたが……今ですか?」
滝瑞果:「いいえ、わたくしこれから大~事な生徒会の業務がございますの!あなたとは違ってー!」
滝瑞果:「存在を意識するだけで反吐で窒息死しそうになるので、今すぐにでもミサイルか何かでカンボジア辺りまでご帰還くださいませんこと?」
山縣亜鷺:「今は瑞果さんの……え、そんなことに!?」
エリス・トリオン:「業務ゥ? あーあー、学生に、痴漢の撃退法でも教えるのか!」
エリス・トリオン:「身を以て! 犯人役で! ブタ箱にブチ込まれるまで、精密に教えてくれると!」
エリス・トリオン:「ハハハハハ! そりゃーテメーにしかできねー仕事だ!」
山縣亜鷺:「どうして会長は、そんなになるまで放っておいたんですか!もうっ……!」
山縣亜鷺:「ええ、すぐに向かいますから!会長はなにもしないで下さい!」
滝瑞果:「亜鷺ちゃんに纏わりついてばかりがライフワークのエクストリームムッツリクソ野郎には言われたくないですなァ~~!!」
エリス・トリオン:「副会長は関係ねーーーーだろうが! おいこら会長いんのか! 許可出せ許可! 今すぐこいつに邪毒レベル5を――」
山縣亜鷺:「すみません瑞果さん、エリス君……私今から現場に向かいますから!」
山縣亜鷺:「あっ、これ聞いてないですね二人共!?」
山縣亜鷺:「……」
山縣亜鷺:「……失礼しまーす」そそくさと退出。
滝瑞果:「こっちはてめーとは違ってちゃんと会長の許可の上で亜鷺ちゃん貸し出してもらってるんですゥーッ」
滝瑞果:「『許可』って日本語の意味わかる?邪魔しないでもらえます~~?」
エリス・トリオン:「ハッアァァアア? 冗談も休み休み言えよ、ンな羨……素敵な権限をテメーにやる馬鹿がどこに……」
滝瑞果:「おい本音」
エリス・トリオン:(……………………あの会長なら口約束でやりかねねえ。そしてあの天使様はまるで天使なことにコイツの危険性に今だ気付いてねえ……)
エリス・トリオン:一瞬拘束が緩む!
滝瑞果:「はい隙あり――!!馬鹿――!拘束できない無能ハロウィンパシリ拘束能力者ァ~~ッ!!」
滝瑞果:四足獣のような体勢で山縣さんを追いかけにいく!
エリス・トリオン:「ガア――――!? 畜生! 逃した!」
エリス・トリオン:(クソが! 奴も俺も肉体は1だが、アイツにゃ邪念パワーと、あとついでにいえば熟練レーサーのコーナリング並みに最短速度を選び出す遺産の力がある!)
滝瑞果:「ゲヒャヒャヒャヒャ~~ッ!!とっととパシリ本業にでも戻りたまえパシリス・パシリオンくん!」
滝瑞果:角を曲がった向こうで捨て台詞を吐いていく!
エリス・トリオン:「このままじゃ追い付けねえーーーーー」
エリス・トリオン:《鍵いらずの歩み》で建物をすり抜け、滝さんの足元の隙間から鳩尾を蹴りあげながら登場します。
滝瑞果:「ゲベ――ッ!!?」女の子があげてはならない悲鳴!
エリス・トリオン:「とでも言うと思ったか馬――ー鹿この人生トラストリップ劇場女ーーーーーー!」
滝瑞果:「チクショウ~~!!大天使の裸体~~ッ!!」悲痛な叫び!
エリス・トリオン:「ぶっちゃけ会長が許しても俺が許すかそんなんここを通りたかったら俺を倒そうとして敵わず死ね――ー――ッ!!!」 満面の笑み!
滝瑞果:「ギャアアアアア……!!!」
GM:滝さんの悲痛な叫び声がアカデミアの廊下に虚しく響き渡った。
GM:というわけで滝さんのエンディングはこれで終了!
滝瑞果:楽しかったぜー!
エリス・トリオン:楽しかった!ありがとう!
■Ending/03
GM:では、次はミナちゃんのエンディングだ!
夏川ミナ:わーい!
GM:では、風紀委員長室。
GM:落ち着いた知的な女生徒、ベアトリス・ハックマンは報告のためにやってきたキミを出迎える。
夏川ミナ:「お疲れ様です、委員長。」
夏川ミナ:ボロボロになったベストやスカートもそのままで報告に来ている。
ベアトリス・ハックマン:「ああ。夏川も今回の事件の捜査、ご苦労だった」
夏川ミナ:「いえ。こちらこそ、お見苦しい格好で申し訳ありません。」
ベアトリス・ハックマン:「オーヴァードに恨みを持ったものの犯行ではないかと踏んでいたが、まさかアカデミア転覆まで目論んでいたとはな。私の目も曇ったものだ」
ベアトリス・ハックマン:「(うわっ、その格好際どすぎ……!?)」興奮のあまり口元を押さえる。
夏川ミナ:「“エニグマ”大和猛流への処分は、後日アカデミア運営機関<カウンシル>が決定するとのことですが」
夏川ミナ:「アカデミア転覆。処分も相当なものと……委員長?」
夏川ミナ:「あ、鼻血。」
ベアトリス・ハックマン:「ああ、そうなるだろう」
ベアトリス・ハックマン:「あ、この鼻血は大丈夫なやつだから」
夏川ミナ:「承知しました。念の為、ティッシュを置いておきます」
ベアトリス・ハックマン:「このアカデミアにいられなくなるか、そうでなければ長い監獄生活が待っていることだろう」
夏川ミナ:「……刑を軽くすることはできないのでしょうか?」
夏川ミナ:「彼も、ある意味では被害者だと。調査した限りではそう思います。」
ベアトリス・ハックマン:「驚いたな。夏川はそれを望むのか?」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「アカデミアに、いられなく、なるのは」
夏川ミナ:「寂しい、と…………思うので。」
夏川ミナ:彼がああなった原因。“クラウン”事件を思い出す。
ベアトリス・ハックマン:「上に掛け合えば不可能なことではない。交渉材料さえあればの話だが」
夏川ミナ:「委員長。」
ベアトリス・ハックマン:「何だ、夏川」
夏川ミナ:「オーヴァードアカデミアは、本当に在って良い場所なのでしょうか。」
ベアトリス・ハックマン:「どういう意味だ?」
夏川ミナ:「一般人とオーヴァードの共生といえば聞こえは良いですが、この二つはあらゆる能力に差がありすぎます。」
夏川ミナ:「だから“クラウン”事件や今回のような事件が起こる。いつかこの軋轢が……決定的なものとして表面化するかもしれません。」
夏川ミナ:「……大丈夫なのでしょうか?」
夏川ミナ:「アカデミアが唐突になくなってしまうような日が、きたりしないでしょうか?」
夏川ミナ:「もしなくなったら。そう考えると、胸がドキドキして。苦しいのです。」
ベアトリス・ハックマン:「なくなるかもしれないな」
夏川ミナ:「……!」
ベアトリス・ハックマン:「だが、なくならないかもしれない」
夏川ミナ:「なくならないかもしれない」
ベアトリス・ハックマン:「夏川。私はこう思う。アカデミアとは可能性なのだと」
ベアトリス・ハックマン:「今回の事件。ベントゥーラと宇賀神を見て夏川はどう思った?」
夏川ミナ:「え」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「きらきら、していて。生き生きしていて」
夏川ミナ:「私も、彼らのようになりたいと思いました」
夏川ミナ:思ったままを伝える。
ベアトリス・ハックマン:「そう。それが可能性だ」
ベアトリス・ハックマン:「確かにオーヴァードと人間はあらゆる面で違いすぎる」
夏川ミナ:「はい。故に、オーヴァードは超人と呼ばれます。」
ベアトリス・ハックマン:「問題だって山ほど起きるだろう。だが、それだけじゃない」
ベアトリス・ハックマン:「あの二人のように手を取り合うことだってできる」
夏川ミナ:「……」
ベアトリス・ハックマン:「アカデミアがこれからどうなっていくかは全て今、アカデミアで生きる学生たち次第だ」
ベアトリス・ハックマン:「素晴らしい場所になるかもしれないし、消えてなくなってしまうかもしれない」
ベアトリス・ハックマン:「だが、それは全て私たちがどうしていくかにかかっているんだ。このオーヴァードアカデミアを作った人もきっとそういう思いを抱いていたのだと思う」
夏川ミナ:「なくなるかもしれないし、なくならないかもしれない。」
ベアトリス・ハックマン:「そして、お前もその可能性の一つだ、夏川」
夏川ミナ:「私が、ですか」
夏川ミナ:「私が」
ベアトリス・ハックマン:「そうだ。お前がだ」
夏川ミナ:「私、今日、はじめて友達ができました。アカデミアに入って、ようやく。はじめての友達です。」
夏川ミナ:「こんな私でも、可能性になっていいのでしょうか。委員長」
夏川ミナ:「友達も、恋人も、手ほどき無しでは作れないようなチルドレンが……」
ベアトリス・ハックマン:「当たり前だとも。できたんだろう、友達が。なら、それこそが夏川の持つ可能性だ」
夏川ミナ:「……」
ベアトリス・ハックマン:「これからどういう未来を作っていくかはお前次第なんだ」
夏川ミナ:ベアトリス委員長がこれまで見た事のない、やわらかい微笑を見せる。
夏川ミナ:「はい。了解です、委員長」
夏川ミナ:「可能性として。これからも精進します」
ベアトリス・ハックマン:「ああ。期待している」
ベアトリス・ハックマン:「あ、夏川。もしよかったら着替えを用意するが、ここで着替えていくか?」
夏川ミナ:「はい。着替――」
夏川ミナ:「……」
ベアトリス・ハックマン:「その服だと何かと不便なのではないかと思……どうした、夏川?」
夏川ミナ:人前で着替える事など、とくになんとも思わなかったはずなのだけど。
夏川ミナ:なんでだろう。なんだか少し、恥ずかしい事のような気がする。
夏川ミナ:「申し訳ありません。やはり、自室で着替えさせて頂きます」
夏川ミナ:「あの」
ベアトリス・ハックマン:「む、そうか。残ね……いや、了解した」
ベアトリス・ハックマン:「どうした、夏川」
夏川ミナ:「これからも、よろしくお願いしますね。ベアトリスさん」
夏川ミナ:ぺっこりとお辞儀して出て行きます。
GM:一瞬虚を突かれたような表情になってから、微かに笑う。
ベアトリス・ハックマン:「ああ。もちろんだとも」
GM:場所は代わり、夏川ミナの寮室。
夏川ミナ:ボロボロになった制服を律儀にハンガーにかけ、ノートパソコンを起動する。
:『20**/**/** 風紀委員として活動開始。不良生徒を2名確保』
:『生徒の負傷に関して指摘あり。反省点をまとめレポートを提出』
夏川ミナ:自室のノートパソコンに収められている過去の日記。
夏川ミナ:日記というよりは報告書。ただ自分の行動をまとめただけ。
夏川ミナ:いつも通り、今日の分の日記作成にとりかかる。
:『――主な協力者は“壁の目”ロコ・ロコ・ベントゥーラ。“息止まり”羽石夏澄。“トラクトリックス”滝瑞果。』
:『ロコロコさんはSSランクにふさわしい人格と実力を兼ね備えており、アカデミアのランク査定が正しい事を再確認。』
:『風紀委員の仕事とは関係なく、今後も定期的なコンタクトを取りたい人物だと感じる。』
夏川ミナ:だんだん、文章に静かな熱がこもっていく。
:『羽石さんは恋に一生懸命な人で、私を友達だと言ってくれました。もっと“恋”についてお話してみたい。』
:『してくれるだろうか?私はロコロコさんのように小粋なトークもできないし、瑞果さんのようにキラキラしてもいない。』
夏川ミナ:静かに伸びをする。思えば、羽石さんの部屋と違ってこの部屋も随分殺風景な気がする。
夏川ミナ:ぬいぐるみや観賞植物を買いにいくのもいいかもしれない。
:『瑞果さんは不真面目な人だと思ったけど、そんな事はなかったかな?すごくいい人。』
:『私もアカデミアでがんばれば、あんな素敵な女性になれるのかな?』
:『あの人ともっと一緒にいたい。もっと色々な事を教えてほしい。多分、これが友情なんだと思う。』
夏川ミナ:「――アカデミアに来て、良かったと思う。そんな一日でした。」
夏川ミナ:“友達”という感覚はまだ良く分からないけど、買い物に行く時はあの三人を誘ってみよう。
夏川ミナ:ロコロコさんと、瑞果さんと、羽石さんと、また一緒におしゃべりしたい。
夏川ミナ:この不思議な感覚を大事にしよう。
GM:日の落ちた暗い寮室で、夏川の座る勉強机とノートパソコンの灯りだけが静かに光っていた。
GM:シーン終了。
■Ending/04
GM:というわけで、最後はロコくんのエンディングだ!
GM:台風は過ぎ去った。
ロコロコ:任せよ!
GM:事件も終わりを迎え、アカデミアには気持ちのいい青空が戻っていた。
GM:朝の通学路にもいつものように学生たちが行き交っている。
GM:キミはそんな通学路を1人で歩いていた。
ロコロコ:学生らしいかばんをもって校舎に向かっているぞ、いつも通り!
GM:歩道の向こう側では生徒がカメラを回しており、放送部の少女が取材を行って、時折周りからヤジが飛んだりしているようだ。
赤手みあ:「朝のニュース!『突撃!アカデミア』のお時間です。司会は私、赤手みあ!」
ロコロコ:「うーん、今日はいい天気だな。そして今日も僕はSSランク……」日差しの強さに目を細めたりしつつ
赤手みあ:「続けて読むとアカデミア!」
赤手みあ:「…………」
ロコロコ:「おや、あれは放送部。何かあったのかなこの辺で。」
滝瑞果:それでは、その後ろから小走りに走ってきて、
滝瑞果:トンと背中を叩いて横につく。「よっす!ロコロコ!」
ロコロコ:「おはよう滝先輩。その様子だと再逮捕はされてないみたいだね。」
赤手みあ:「アカデミアを襲った台風はその勢力を弱めて消滅しました」
赤手みあ:「生徒たちは既に次のハロウィンイベントの準備に取り掛かっているようです。いやー、たくましいですね」
滝瑞果:「まあね~~。でもさー、聞いてくれよロコロコ~~」
滝瑞果:歩きながら、ぐったりとロコロコの肩によりかかる。
赤手みあ:「生徒会や風紀委員、番長連の活躍もあり、今のところ確認されている台風の被害はごくわずかです」
滝瑞果:「この前の仕事の正当なる報酬をもらおうと思ったら、またあの生ける二酸化炭素製造機のクソッタレエリス野郎がさ~~」
ロコロコ:「二酸化炭素製造機」
赤手みあ:「決壊した堤防の近くにたまたまあった我々放送部の部室が濁流に押し流された程度であり……なんでだ!!!!!?」
赤手みあ:「それどう考えても実況してる場合じゃないだろ!!!!!!」
GM:赤手みあはマイクを地面に叩き付け、その場で崩れ落ちる。
赤手みあ:「おかしいだろ!作為的なものを感じるよ!ハロウィンだけにお菓子い!!」
赤手みあ:「あ、今のちょっと上手かったな。えへへ」
GM:赤手みあはそのまま画面からフェードアウトしていく。
滝瑞果:「しかも復帰早々あいつと組まされてんのあたし!どーなってんのこれ!ヤローさっさとクビになれっての!」
ロコロコ:「酷い言われよう」
滝瑞果:「ひどくないよーもー。慰めてよーん」
滝瑞果:肩に寄りかかったままダルそうに呟く。
ロコロコ:「まあ、確かに報酬がもらえなかったのは可愛そうだ。ちなみに報酬は何だったんだい?」
滝瑞果:「亜鷺ちゃん一日好き放題権」
ロコロコ:「ああ、うん……」
ロコロコ:「ドンマイ」
滝瑞果:「はぁー。今日はどうするよロコロコ。女の子の好感度とか知りたくない?」
ロコロコ:「いや、止めとくよ。知りたい気持ちはあるけど、知ったらなんだか引けなくなる気がするからね。」
滝瑞果:「あたしも知れる方法あるなら知りたいぜ~~」教えられるとは言っていない!
ロコロコ:「しかしなんだ、あれだね滝先輩。」
ロコロコ:「ずっと肩に寄りかかられてるとあれだね。周りの視線が気になってくるね。」
ロコロコ:「ただでさえ僕はSSランクなのに。」
滝瑞果:「ウヘヘ……いいじゃねぇか」
滝瑞果:「見せつけてやろうぜ~~?」
滝瑞果:「今日も綺麗だよ……ロコロコ」
ロコロコ:「君に比べれば劣るさ先輩」
滝瑞果:「俺はそんな君の奥ゆかしさに惚れたのさ……指輪……受け取ってくれるかい」
滝瑞果:なんかポテコみたいなのをはめようとします。
夏川ミナ:と、そこで
夏川ミナ:瑞果さんの首根っこがひっつかまれて、ぐいっと引き離されます。
ロコロコ:「先輩……あ。」
滝瑞果:「ぐええ」
ロコロコ:両手を合わせてキラキラオーラを出していたが、引きはがされてしまった
夏川ミナ:「風紀の乱れを感知しました。」
夏川ミナ:「おはようございます、瑞果さん。ロコロコさん。」
滝瑞果:「首が苦しい」
夏川ミナ:「あ、死にそう」
夏川ミナ:ぱっと手を離す。
滝瑞果:「……はっ!ミナちゃんおはよう。今日も脚が美しいね」
ロコロコ:「やあ、おはようミナ君。今日も元気そうで何よりだ。」
夏川ミナ:「はい、体調に問題はありませんが……その、瑞果さん」
滝瑞果:「うん?」ポテコをパリパリと食べる。
ロコロコ:「僕がもらう筈だったポテコ……」
夏川ミナ:「その……スカートを下から覗くのを……やめて頂けないでしょうか。」
夏川ミナ:「……恥ずかしい、ので……」
夏川ミナ:スカートを抑えている。
滝瑞果:「あ、ごめんね~~」
滝瑞果:「パブロフ的なあれで染み付いちゃってさ……。……恥ずかしい!?」
滝瑞果:「恥ずかしい!?」
ロコロコ:「ほう」
夏川ミナ:「えっ」
滝瑞果:「ねえねえ、恥ずかしいって言った?」迷惑!
夏川ミナ:「顔が近……は、はい。良く分からないのですが」
滝瑞果:「……へへ……」
夏川ミナ:「下着を他人に見られたりすると、胸がドキドキするので……恐らくこれが、恥ずかしいと呼ばれる感情なのではないかと」
夏川ミナ:先日の帰りは大変だった。ボロボロのベストとスカート。周囲の視線が気になって、しかたがなかった。
滝瑞果:「……正(ジャス)」右手を強く握る。
滝瑞果:「義(ティス)」天に掲げる。
夏川ミナ:「……ロコロコさん。私、何か変な事を言ってしまったのでしょうか」
ロコロコ:「いや、滝さんが変なだけさ。」
滝瑞果:「君は成長したのさ、ミナちゃん」
ロコロコ:「でもまあ、そうだね。中々喜ばしいことだと思うよ。」
夏川ミナ:「そうですか。ほっとしました。」
夏川ミナ:「?」
夏川ミナ:「そうなのですか?」
ロコロコ:「少し寂しい気もするけど、まあ、些細な事さ。」
滝瑞果:「そうだね。無知シチュも素晴ら……げふんげふん」
滝瑞果:「……楽しいことを、楽しいって思えるようになってくるってことさ」
羽石夏澄:そのとき、
夏川ミナ:「……もし成長できたのだとしたら、それは」
夏川ミナ:「皆さんのおかげだと思います。ロコロコさんと、瑞果さんと……」
羽石夏澄:「おはよーございまーす!」と元気な声とともに駆け足の音!
夏川ミナ:「そう、夏澄さん。」
滝瑞果:「おっぱい!」
夏川ミナ:「おっぱい?」
羽石夏澄:「ちがいます!羽石夏澄です!…みなさんおそろいだったんですね」
羽石夏澄:髪を下ろし、髪飾りを付け、イヤリングやらブローチやらも付けた羽石夏澄だ。
羽石夏澄:いつもより華やかな印象!
滝瑞果:「やあ今日は一段とイメチェンして素敵だね!髪型変えた?」ロコロコより先にグイグイ聞いてくる台無し存在!
夏川ミナ:「……かわいい。」 アクセサリに見入っている。
滝瑞果:「おっぱい……」おっぱいに見入っている。
羽石夏澄:「えっ、あっ……」グイグイ来る滝さんに、困ったようにロコの方を見る
ロコロコ:「やあ、おはよう羽石君。ついさっき揃ったよ。」
羽石夏澄:「お、おはようございます!」
羽石夏澄:慌てて再び挨拶をしてしまう。
羽石夏澄:(積極的に…積極的に…!)
ロコロコ:「はっはっは。おはよう。滝さんの言う通り、なんだかいつもと違うね今日は。」
羽石夏澄:「!」ぱあっと笑顔が咲く。
羽石夏澄:「ちょっと…ちょっとおしゃれ…してみたんです!その!えっと!ロコさんにも見てもらいたくって!」
滝瑞果:(見て……?もらいたい……?)邪魔してはならない場面だと理解しているので
滝瑞果:口パクで復唱する。
夏川ミナ:会話そっちのけでアクセサリの一個一個をじーっと凝視しています。
夏川ミナ:「かわいい……」
ロコロコ:「ワオ、僕に?なるほど、それはうれしいね。うん。素敵だよ。似合ってる。」
羽石夏澄:「!!」ぼんっ
羽石夏澄:耳まで赤くなって顔を押さえる。
羽石夏澄:「わわ、わわわ。う、うれ、嬉しいです…」
羽石夏澄:「そ、そそそその!こ、こんど一緒にお茶とか…しませんか!」しどろもどろ
羽石夏澄:目もぐるぐるだ!
夏川ミナ:「夏澄さん、大丈夫ですか。耳が赤く……熱があるのでは」
滝瑞果:「ゲヘヘ……か、看病とか……ひ、ひ、必要かな?」変態!
羽石夏澄:「だだだ、らいじょぶ、です、うん!」
羽石夏澄:「滝先輩のお手を煩わせるとかありませんから!」
ロコロコ:「お茶か。とても心惹かれる誘いだね。」
ロコロコ:「ちなみにそれは、皆も一緒にということでいいのかな?」
羽石夏澄:「え、あ、えと」
羽石夏澄:「…み、みんなで行きましょう!」
羽石夏澄:(……一瞬意識が遠くなりかけた…)
夏川ミナ:「はい。私で良ければご一緒します。」
夏川ミナ:「ぬいぐるみや新しい家具を購入したいので、皆様のアドバイスも頂戴したく……」
滝瑞果:「ちぇー」
滝瑞果:「2人きりでエロエロだと思ったのに」
羽石夏澄:「え、え、えるえる?!」
夏川ミナ:「エロエロ」
羽石夏澄:「ぅゃぁあああ!!」真っ赤になって両手をぶんぶん滝さんの前で振る!
滝瑞果:「素晴らしい……ジャスティス」
ロコロコ:「ハッハッハ。過激だなあ滝先輩は。」
滝瑞果:「……へっ、へへ」
滝瑞果:「……やっぱさ」
滝瑞果:「こういうのがいいよね」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「はい。こういうのがいいです。」
羽石夏澄:「ふあ」
ロコロコ:「ふふ……。確かに。」
羽石夏澄:「…ふ。ふふっ。…そうですね」
羽石夏澄:「もう。本当に。…たのしい」
滝瑞果:「あー……いや、あれだよ?性癖的な意味でね?」
滝瑞果:少し照れる。
GM:では、そこで授業開始の予鈴が鳴る。あと5分以内に席に着かなければ遅刻となってしまう。
羽石夏澄:「もー。いいところなんですからそこは…あ、予鈴」
ロコロコ:「ハッハッハ、照れちゃってまあ。」
夏川ミナ:「む。いけませんね」
ロコロコ:「うん。おしゃべりに花を咲かせ過ぎたね。急ごうか。」
羽石夏澄:「そうですね、行かないと。…じゃあ、皆さん、また。」
羽石夏澄:「お茶、楽しみにしてますね」
夏川ミナ:「……あの、私も」
夏川ミナ:「本当に楽しみにしていますので。お茶。よろしくおねがいします。」
羽石夏澄:「はい」にっこり笑う。ミナの言葉を聞いて、誘って良かったな、と思う。
羽石夏澄:そうして、一つお辞儀をすると自分の教室へ。
夏川ミナ:まだ少しぎこちない笑顔を返して、自分の教室に向かう。
滝瑞果:「ああ!ミナちゃん!いけませんよ!」
滝瑞果:「そんなスカートで走っては、後ろからの眺めがいけませんよ!」
夏川ミナ:「……~~~っ!」
滝瑞果:「いけませんよォォ――ッ!ヒヒーッ!!」素早い四足歩行でその後ろを追いかけていきます。
夏川ミナ:「ひ、やああ!?」 素っ頓狂な悲鳴をあげて滝さんから逃げて行きます。
ロコロコ:「ああ、僕も楽しみにしてるよ。」二人を見送って
ロコロコ:「あ、羽石さん。」教室に行こうとする羽石さんを呼び止めるぞ。少しだけ。
羽石夏澄:「…は、はい!」
ロコロコ:「さっきはああ言っちゃったけど」
ロコロコ:「お茶、もしも二人で行くつもりだったなら、別の日に付き合うからさ。遠慮なく言ってね。僕はSSランクだから。」
羽石夏澄:「………!…!!……!!!」暫く目がすごい勢いで色んな記号に変わるが、
羽石夏澄:「…はい!…ありがとうございます……!」
羽石夏澄:ほんの少し眉尻が下がった笑顔で言うと、もう一度お辞儀をして去って行く。
ロコロコ:「それと出来れば、二人の居ないところでね。ミナちゃんがむくれるのを見るのも、滝さんに追いかけられるのも、まあ、出来れば避けたいからね。」
ロコロコ:「うん、それじゃ。また後で。」
GM:それでは、羽石さんと別れてロコは自分の教室へと入る。
ロコロコ:分かれて自分の教室に入った!
ロコロコ:「やあ皆おはよう。ちなみに僕はSSランクさ。」恒例のあいさつ
GM:ロコが教室に入り、席に座るのとほぼ同時に麻生麻美子がやってくる。
麻生麻美子:「はい、席についてください」
ロコロコ:「おっと、本当にギリギリだった。危ない危ない。」
GM:しかし、教室に宇賀神とわの姿はない。
麻生麻美子:「それじゃあ、出席を取りますね」
GM:麻美子は順々に生徒たちの名前を呼んでいく。
GM:そして、宇賀神とわの番になる。
麻生麻美子:「宇賀神さん……宇賀神とわさんはお休みですね」
ロコロコ:「まあ、昨日の今日だし。一日くらい休みも……」
GM:全員の出欠確認が終わり、麻美子は出欠簿をパタンと閉じる。
麻生麻美子:「はい、それじゃあ今日も授業を始めていきましょう」
麻生麻美子:「今日は前回やった疑問文の続きからですね。教科書を開いてください」
GM:授業は淡々と進んでいく。
ロコロコ:「……」少しだけもやもやしたものを抱えながら授業を受けるぞ。
GM:二時限目、三時限目も終わり、あっという間に最後の授業が終わる。
麻生麻美子:「帰りのホームルームは以上です」
GM:宇賀神とわは最後まで教室にやってくることはなかった。
麻生麻美子:「皆さん、台風が行ってしまったからって浮かれないようにしてくださいねー」
ロコロコ:「ご心配なく、僕はSSランクなので。」
ロコロコ:ホームルームが終わった後、教室の扉を見てみたりするが、多分そこから入ってくる人はいないのだ。
麻生麻美子:「SSランクはあんまり関係ないと思いますけど。それでは皆さん、明日もまた教室で会いましょう」
ロコロコ:「ふう、今日は静かに帰れそう……」
GM:と、次の瞬間。教室のドアが勢い良く開く。
GM:そして、そこから1人の少女が乗り込んでくる。
ロコロコ:「……でも、なかったかな。」
GM:長い黒髪を後ろで結った少女は短いスカートを翻しながらキミに竹刀を突き付ける。
宇賀神とわ:「勝負です!ロコ・ロコ・ベントゥーラ!」
GM:少女の顔や手足にはまだ絆創膏が貼ってあるなど傷は残っているようだが、あの大きな怪我は既に治癒した様子である。
GM:彼女に効果を及ぼした支援マシーンの影響かもしれない。
ロコロコ:「……ハッハッハ。今日はずいぶん遅かったじゃないか、とわ君。」
宇賀神とわ:「あ、その、勝負というのは口実で……」
ロコロコ:「雨天休止かと思ったよ。雨も降ってないのに。」
宇賀神とわ:「先生からようやく、出歩いていいという許可が下りたので」
ロコロコ:「……ん。」
宇賀神とわ:「来ました」
GM:宇賀神とわはなぜか赤くなっている。
宇賀神とわ:「あ、でも、ロコくんが勝負をしたいというならやぶさかではありませんよ!」
ロコロコ:「ハハハ。魅力的な申し出だ。でも、止めておくよ。病み上がりを相手にするのは気分が良くないし、とわ君、顔が赤いしね。もしかして無理してきたんじゃないかい?」
宇賀神とわ:「調子はまあ、そうですけど」
宇賀神とわ:「でも、私今度から関口先生に手ほどきを受けることになりましたので、完全に無策というわけでもありませんよ!」
ロコロコ:「な、なんだって?」
GM:宇賀神とわはそう言いながら中途半端に腰の入ったパンチを繰り出して見せる。
ロコロコ:「あっ痛そう」
宇賀神とわ:「ロコくんのおかげです。前に進むためにできることは何でもしてみようって思えるようになったんです」
GM:とわは微笑みながらキミの体に軽く拳を当てる。
ロコロコ:「ハハハ。僕はSSランクだけど、それは過大評価だよ。」
宇賀神とわ:「過大評価なんかじゃ、ありません」
ロコロコ:「その力は、最初からとわ君の中にあったんだ。僕は少し、背中を押しただけさ。」
宇賀神とわ:「それでも、立ち止まっていた私の背中を押してくれたのはロコくんなんです」
宇賀神とわ:「だから、ロコくんのおかげです」
ロコロコ:「うーん……なんだかむず痒いな。」
宇賀神とわ:「そうだ、ロコくん。一つだけ私のお願いを聞いてくれますか」
ロコロコ:「なんだい、とわ君。どんなお願いかによるけど、出来るだけ力になるよ。」
宇賀神とわ:「私の体がすっかりよくなったら、して欲しい勝負があって」
GM:宇賀神とわは教室の広い窓から見えるグラウンドに視線をやる。
宇賀神とわ:「徒競走、一緒にして欲しいんです」
宇賀神とわ:「今度は絶対負けませんから」
ロコロコ:「徒競走か……いいとも。でも、僕も早いよ。中学の時はクラスで8番目だったからね。」
宇賀神とわ:「ふふ。負けませんよ。ロコくんがいくら早くても、SSランクのオーヴァードでも」
宇賀神とわ:「一緒ならきっと負けません」
ロコロコ:「……ふふ。それじゃ、すっかり治るのを楽しみにしてるよ。」
宇賀神とわ:「はい、楽しみにしててください!」
宇賀神とわ:「じゃあ、今日のところは……えっと……」
宇賀神とわ:「い、一緒に帰りますか?」
ロコロコ:「そうしようか。今度は送っていくよ、寮まで。」
宇賀神とわ:「あ、お願いします。何かあったらいけませんしね」
ロコロコ:「うん、あの日みたいにね。」
宇賀神とわ:「あ、それと人通りの少ない通りだけでもいいんですが」
宇賀神とわ:「手を繋いでもらえませんか」
宇賀神とわ:「その……あの時に握ったロコくんの手、すごく暖かくて……」
GM:頬を赤くした宇賀神とわは視線を彷徨わせながら言う。
ロコロコ:「とわ君。」
宇賀神とわ:「はいっ!」
ロコロコ:「改めて言われると、なんだか照れるね。」
宇賀神とわ:「え、その、それは……どういう……」
ロコロコ:「いや、なんでもない。わすれて。」
宇賀神とわ:「は、はい!忘れます!」
ロコロコ:「そう、そうだね、それで君が安心できるなら、そうしよう。なに、僕はSSランクだからね。手を繋ぐくらいなんてことはないさ。」
宇賀神とわ:「その言い方だとロコくんにとって手を繋ぐにが大変なことみたいに聞こえますけど?」少し頬を膨らませる。
ロコロコ:「とても気のせい……たぶん……」
宇賀神とわ:「別にロコくんが嫌なら私は全然……」
宇賀神とわ:「や、やっぱりよくないです」
宇賀神とわ:「お願いします……」
ロコロコ:「そうだ、楽しみと言えばねとわ君」話を変えに行くスタイル!
宇賀神とわ:「楽しみ、ですか?」
ロコロコ:「うん。こんどミナ君や滝先輩、羽石さんたちとお茶会をすることになってね。」
宇賀神とわ:「お茶会、ですか?楽しそうですね!」
ロコロコ:「そう、楽しそうでしょ。それで、よかったらとわ君も来ないかと思ってさ。」
宇賀神とわ:「え、いいいんですか。私が行っても」
ロコロコ:「いいに決まってるじゃない。ほら、羽石君も言ってたしね。もう友達だって。」
ロコロコ:「友達が増えてダメなことはないよ。きっと。」
宇賀神とわ:「そうですね。羽石さんとも約束しちゃいましたからね」
GM:とわは嬉しそうに顔をほころばせる。
宇賀神とわ:「私、一つ目標があるんです」
宇賀神とわ:「羽石さんのこと夏澄ちゃんって呼んでみたいなって思っていて」
宇賀神とわ:「……できるでしょうか?」
ロコロコ:「できるとも。君は僕を倒そうとしているんだから。それに比べれば何ともないさ。」
宇賀神とわ:「そうですね。確かにロコくんの言う通りです」
宇賀神とわ:「お茶会、楽しみにしてますから。必ず呼んでくださいね」
ロコロコ:「うん。必ず呼ぶよ。」
宇賀神とわ:「必ずですよー、ロコくん」
GM:そう言いながら、とわはキミの肩を小突く。
ロコロコ:「ハッハッハ。わかったわかったって。……それじゃ、そろそろ帰ろうか。」
宇賀神とわ:「はいっ。行きましょうか」
ロコロコ:「ちなみにとわ君。」
宇賀神とわ:「はい?」
ロコロコ:「手を繋ぐのは嫌じゃないし、今ここらに人はいないけど、どうする?」
宇賀神とわ:「さ」
宇賀神とわ:「させてください……」
GM:恥ずかしそうにおずおずと手を差し出す。
ロコロコ:「うん。それじゃあ、今度こそ行こう。」その手を引いて歩きだす。
GM:とわはまだ絆創膏の残る柔らかい手でぎこちなく握り返す。
宇賀神とわ:「ロコくん」
宇賀神とわ:「ありがとうございます」
ロコロコ:「なんてことはないよ。」
ロコロコ:「僕はSSランクだからね。」
宇賀神とわ:「SSランクはあんまり関係ないです」
宇賀神とわ:「今のはロコくんへのありがとうですよ」
宇賀神とわ:「さあ、行きましょう、ロコくん」
ロコロコ:「……参ったな。いや、本当に。」顔が赤くなりそうなのを、もう片方の手で隠す
GM:二人は寮へと向かう道を並んで歩き出す。
GM:アカデミアの未来は全て今を生きる彼らが作り上げていくのだ。
GM:これから先、どうなっていくか。その答えは――。
GM:まだまだ未知数だ。
■ダブルクロスThe 3rd Editionオーヴァードアカデミア・シナリオ『輝けるブラン・ニューデイズ』
GM:これでシナリオは全て終了となります!
ロコロコ:お疲れ様でしたー!
夏川ミナ:ひゃあー!おつかれさまでしたー!
夏川ミナ:超たのしかったー!
羽石夏澄:お疲れさまでした!
GM:長い間お付き合いいただき大変ありがとうございました!お疲れ様でした!
滝瑞果:お疲れ様でした!
GM:もうこんな時間ですし、最後に一瞬で経験点の配布だけ済ませてしまおうと思います!
ロコロコ:こちらこそ素晴らしいセッションをありがとうございました!
羽石夏澄:はーい!
羽石夏澄:いや本当に素敵な時間をありがとうございました!
GM:というわけで、経験点の配布です。
GM:1つずつ項目を読み上げていきますね。
・セッションに最後まで参加した
GM:皆さん、1人の死者も出ることなく最後までセッションにご参加いただきありがとうございました!1点です!
ロコロコ:オッスオッス!
夏川ミナ:ロコロコ君の侵蝕が爆上げされた時はどうなるかと思いましたが、どうにかなるものですね
ロコロコ:その分強いから……
滝瑞果:お前は強くなりすぎた
GM:やばかったね。
GM:次!
・シナリオの目的を達成した
GM:まずシナリオをクリアしたことで5点
GM:Dロイスはクエスチョンの天才とマザードローンの雷帝の2つで2点
夏川ミナ:マザードローン、かわいかったな・・・
滝瑞果:マザードローン、また登場してほしい
GM:再登場の機会はたぶんないよ!?
ロコロコ:ネオマザードローン……
夏川ミナ:人類は愚かだ…
GM:Eロイスは虚実崩壊、妄念の姿、ありえざる存在、修羅の世界、定まりし殺意の5つで5点。
GM:実は結構抱え落ちしてます。
羽石夏澄:いっぱい!
GM:マスターブレイドはやられたら修羅の世界で復活する予定だったんですが、誰も攻撃してくれなかった。
羽石夏澄:そうだったとは
滝瑞果:マスターエージェントと戦って噂されたら恥ずかしいし……
GM:女子か!
夏川ミナ:あの人切り払いして朧の旋風とかやってきそうだったから・・・
GM:というわけで、合計で12点です。
GM:次!
・最終侵蝕率による経験点
ロコロコ:ドウドウ!
GM:これはおのおので申告するがいいよ
羽石夏澄:4点!
ロコロコ:3!
夏川ミナ:5!
滝瑞果:555
GM:では、それらがキミたちの経験点だ!
GM:555点はあげないよ。
滝瑞果:STANDING BY……
GM:次!
・よいロールプレイをした
GM:これは自薦か他薦でいきましょう。お互いに褒め合うことで経験点を得られるハイテックなシステムです
滝瑞果:ハイソな遊びですわ
ロコロコ:いやー、ロコロコって奴のロールはすごかったよ!
羽石夏澄:ロコくんかっこ良かったですねー
滝瑞果:あたくし、ロコロコさんというお方のことをお褒めしたいわ
ロコロコ:すごいかっこよかった!
GM:キミ、自薦に一切ためらいがないね
夏川ミナ:酷い流れだw
羽石夏澄:決める所は決め、抜く所は抜く…SSランク…素晴らしい…
滝瑞果:とってもお上品で、クライマックス前の口上がかっこよくいらして
滝瑞果:オホホ!素晴らしいわ!美しい男をちょうだい!
GM:誰なんだあんたは
夏川ミナ:見学室の方でどこが良かったかとかは散々書いているので、羽石さん・滝さん・ロコロコを推すよ!
夏川ミナ:ミナって子も、うん・・・がんばったんじゃないかな?
羽石夏澄:滝さんもかっこいいやら頼れるやら悩み聞いてくれるやら素敵なお姉さんだった
羽石夏澄:えっと…変態? ? ?
ロコロコ:滝さんもミナちゃんも羽石さんもみんなよかったよ!
滝瑞果:あたくしも他の3人を推薦したいわ
滝瑞果:美少年も素晴らしいけど、やっぱり美少女もいいわ!もっと寄越しなさい!
滝瑞果:金ならいくらでも出す!
GM:何なんだ、そのノリは!
ロコロコ:滝さんは本当、最初はやべえだろって思ってたけどどんどんかっこいいところが出てすごかった
羽石夏澄:ミナちゃんはもうね、攻撃外した所とその次当てるまでとか、最後の日記とか、時間経過で変わる所とか素晴らしかった
滝瑞果:羽石さんは造形がとにかく完璧でしたね……。この見た目で脳筋、そして趣味はファンシーという……
滝瑞果:恥じらいロールも大変ツボを押さえており、すごくヒットしたヒロインです
滝瑞果:ミナちゃんは、セッションを通じた変化と、エンディングの日記の素晴らしさが重点!
滝瑞果:滝さんとの絡みでなんかやたらと変態的な行いを強要してしまい申し訳ない!
夏川ミナ:へへー!
夏川ミナ:無知な子が変態に絡まれるのはとても美味しかったです。滝さんありがとう・・・
ロコロコ:ミナちゃんはなぁ~!感情が薄い頃のロールもいいし、それがだんだん変わっていくのがスゲーいいんだよねやっぱり……!
ロコロコ:あと感情を爆発させたところが劣等感からくるところっていうのもとても好みで……
滝瑞果:戦闘能力の無限めいた強さと、それを支えきることのできないメンタルの弱さが魅力!
ロコロコ:羽石さんはもう珪素さんが言ってるけど、そのギャップが素晴らしくて……
GM:みなさんとにかく素晴らしかったと思います!というわけで1点ずつもらってください!
夏川ミナ:バクバク!
羽石夏澄:プオープオー!
滝瑞果:若いオーラに溢れて……オホホ、素敵なセッションだったわ!
GM:次!
・他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
GM:引き続きこれも自薦か他薦でいきましょう!そのような最先端を採用し、当社は急成長です。
ロコロコ:あと個人的な事を言うとちょいちょいロコを機にかけて貰えてとても次
夏川ミナ:とても次w
滝瑞果:ミナちゃんですねw
滝瑞果:変態的な言動にリアクション取ってもらえて助かりすぎた……
羽石夏澄:滝さん…なんかすごく助かった…
羽石夏澄:こう、話の流れとかそう言う所を押さえてくれると言うか…
夏川ミナ:滝さん、頭の回転が速いモードの時は推理をガンガン進めてくれてありがたかったですね。
夏川ミナ:もちろん、その後羽石さんのブラジャーを装備していたので差し引きゼロなんですけど、助かったw
羽石夏澄:あと、やっぱり話きいてくれたりしたのが嬉しかったですね
羽石夏澄:色々弄ってもらえたのも嬉しかった。
ロコロコ:滝さんには助けられた感じしますね!出撃前のあのやり取りとか……。あれのお陰で色々な面を見せれた気がします
ロコロコ:あとさっき言いかけたけど羽石さんもススッとこっちに光を当てて貰えて助かった
羽石夏澄:そしてロコくん、存在自体が夏澄のキャラの支柱のひとつにもなってたんですけど、ああこれは惚れるなあという感じで…ほんとそれが…助かったと言うか嬉しかったと言うか
GM:恋する乙女だ。
GM:そんなわけで皆さんの協力なくしてこのセッションはなかった!1点ずつもらってください!
夏川ミナ:いえーい!
ロコロコ:すまねえ……兄妹!
羽石夏澄:いぇー!
滝瑞果:美しい男が見たいわ
GM:次!
・セッションの進行を助けた
GM:途中でPCだけに放り投げたりしたシーンもあったのに皆さん円滑なセッション進行にご協力いただきありがとうございました!
滝瑞果:やっぱりこれはロコロコじゃないの……!
夏川ミナ:僕らのSSランク!
ロコロコ:いやあ、わるいねへへへ
GM:GMとしては感謝しかないよ!
滝瑞果:ストーリー進行面でもそうですけど、こう、じわじわと進む動機が見えてくるのが
滝瑞果:すごくPC1で、助けがいがありました
ロコロコ:へっへっへ
GM:みんな1点ずつもらってね!
GM:次!
ロコロコ:ありが滝!
・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:3回のセッションでスパっと終わらせられたのは皆さんのご協力のおかげです。1点!
GM:これで経験点項目は全て終わり。
ロコロコ:3回だったのか……!
GM:三回じゃありませんでしたっけ……
GM:記憶が……
夏川ミナ:なんか、それくらいだった気がしますね
羽石夏澄:たしかそのぐらい!
夏川ミナ:密度・・・
滝瑞果:3回です
ロコロコ:そんな気がしてきた……
ロコロコ:一日にがっつりやるスタイル!
GM:さて、合計点数は何点でしょう
羽石夏澄:21点のはず
GM:GMは演算機能が壊れたので計算はお任せします
[1] セッションに最後まで参加した
[1+5=6] シナリオをクリアした
[6+2=8] Dロイス
[8+5=13] Eロイス
[13+1=14] よいロールプレイをした
[14+1=15] 他の人を助けるとか
[15+1=16] セッションの進行を助けた
[16+1=17] 場所とかスケジュール
[n] 侵蝕点
夏川ミナ:17+5で22点!
ロコロコ:20!
ロコロコ:キャラクターシートに目盛ろう。忘れないうちに。
滝瑞果:いただいたぜ!
滝瑞果:22点だ
GM:では、皆さんその分の経験点をもらってください!
夏川ミナ:わーい
GM:これで経験点の配布は終了!
夏川ミナ:Sランク昇格も夢ではない!
滝瑞果:そんなシステムはないはず……!?
GM:そういう仕組でしたっけ。
夏川ミナ:なかった・・・
GM:改めてセッションの全日程は終了となります。
GM:皆さん、大変お疲れ様でした!
ロコロコ:フフフ……ありがとうございました……
滝瑞果:お疲れ様でした!
ロコロコ:お疲れさまでした!
夏川ミナ:たのしかったー。GM、本当にありがとうございました!
夏川ミナ:このメンバーでよかった!
羽石夏澄:お疲れさまでした!ありがとうございました!