STORY
“本物の魔王”は死んだ。
しかし脅威が“去る”ことはない。
そこにあるのは、“訪れる”脅威だ。
―その現象は、前触れなく始まった。
地平線に極光の如き異界の色が輝く時、
その地平線から「敵」は現れる。
それはこの世界の修羅と似て非なる者のこともあり、
命持たぬ魔具や兵器のこともあった。
全てに共通しているのは、
滅びを招く逸脱を果たした脅威であること。
“彼方”から。この世界の異なる分岐から……
誰一人見たことのない、未知なる世界から。
世界を越えた存在を呼び寄せる、詞神の機能不全。
異界からの「敵」を、人々は“境魔”と名付けた。
不可解なる“境魔”の解明及び対処。
地上最後の国家である黄都は、
空位であった第二十九卿を責任者として任命。
世界延命の大事業へと着手した。
この世界に残された修羅達も今や、
一つの例外もなく滅亡へと抗う必要がある。
虚か、実か。
此方か、彼方か。
修羅か、それ以外か。
これは境界を踏破する物語である。
原作PV
既刊案内
異 修 羅
- 虚 実 侵 界 線 -
20200. 4.1 RELEASE
当サイトは異修羅のエイプリルフール企画です。